したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

4828チバQ:2014/06/02(月) 20:16:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140601-00000548-san-bus_all
「ミニスカCAで浮かれてる場合か」の声も…スカイマーク新型機、度重なる就航延期
産経新聞 6月2日(月)12時0分配信

エアバスA330のモデルを手にする西久保慎一社長(中央)と“ミニスカCA”たち(写真:産経新聞)
 「ミニスカCA(キャビンアテンダント)」の投入で話題を集めた航空会社スカイマーク(東京都大田区)の新型機の運航開始が難航している。準備不足で国土交通省の事業認可が下りず、運航開始日を3度も延期しているためだ。航空ファンや業界からは「お粗末」「本当に運航できるのか」といった批判や疑問の声も噴出し、度重なる延期が会社の信用失墜につながりかねない事態にも。スカイマークは認可を前提に就航日を6月14日に設定し直したが、果たして“3度目の正直”となるのか−。

■客席ゆったり、航空業界生き残りの「切り札」

 「また先送りか」「ミニスカCAで浮かれている場合じゃない」。スカイマークが欧州エアバス社の旅客機「A330」の3度目となる国内線運航延期を発表した5月16日以降、航空ニュース専門サイトなどの書き込み欄には、ユーザーから怒りのコメントが相次いで寄せられている。

 A330の導入は、国内の航空会社では初めてとなる。世界では登場からすでに20年近くたった中型旅客機だが、スカイマークが現在使用している米ボーイング社のB737型機(全席エコノミーで177席)に比べて一回り大きく、ゆったりとした空間設計が特徴だ。本来なら最大440席収容できるが、271席に収め、「グリーンシート」と呼ぶ大きめのシートを全席に導入。前後の座席との間隔は国内のエコノミー席の標準より約20センチ広くとっている。乱立状態の航空業界の中で、特別仕様のA330がスカイマークの「生き残りの切り札」(航空アナリスト)とも言われるゆえんだ。

 また、就航から半年間は膝上約15センチのミニスカート着用のCAが搭乗するとあって話題を呼び、予約状況も好調だった。それだけに、度重なる運航延期には批判のトーンも強まったようだ。

 同業他社の幹部もスカイマークの運航管理のずさんさをこう批判する。「悪天候による突然の欠航ならまだしも、あらかじめ決めていた運航開始日を何度も変更し、そのたびに運賃の払い戻しをするのは、エアラインとして恥ずかしい限りだ」

4829チバQ:2014/06/02(月) 20:16:47
■「まず運航開始日ありきの印象」と同業他社も批判的

 A330は当初、3月25日にビジネスマンや観光客の需要が高い“ドル箱”の羽田−福岡線で運航を開始する予定だったが、4月18日、5月31日、そして6月14日とズルズルと先延ばしとなった。その理由は、運航開始に必要な国土交通省の事業認可が得られていないためだ。スカイマーク広報担当者は「整備関係の規定マニュアルの作成やパイロットの訓練に時間がかかったため」としている。

 航空機メーカーごとに整備方式が異なるため、これまで米ボーイング社製の機材しか扱っていないスカイマークにとって、エアバス社製の整備マニュアルの作成はゼロからのスタートになり、時間がかかるのはやむを得ない。パイロットの訓練にしても、福岡空港に自社整備士を置かないため、パイロットに別途、機材点検の特殊な訓練を施す必要があり、それなりの時間が必要であることも事実だろう。

 こうした事情を踏まえれば、国交省航空局の「厳しい認可基準」(航空大手幹部)をクリアするための準備時間をしっかりと確保し、認可の見通しが立ってから運航開始日を設定するのが本来の手順であるはずだ。しかし、スカイマークはそうではないらしい。

 同業他社の幹部は「『まず運航開始日ありき』の印象が否めない」と指摘する。「運航開始を急いでいるのはわかるが、開始日を先に決めて認可が下りるのを待つのは、航空局への“圧力”ととられかねず、あまり得策ではない」と話す。一方の航空局は「運航開始日を決めていても、認可基準をクリアしない限り、延期は何度でもありうる」(幹部)と厳格審査の方針を変える気はない。

■業界の「革命児」もLCCとの競争で戦国時代に

 格安運賃を武器に新規参入し、顧客を確実に開拓してきたスカイマークにとって、快適さを兼ね備えたA330の運航は、同社が描く今後のサバイバル戦略の成否を占う試金石ともなる。総2階建ての超大型旅客機エアバスA380を使い、今年度中に国際線への参入を目指しているからだ。航空業界関係者はスカイマークの戦略をこう読み解く。「だんご状態の低価格競争から抜け出すには、いかにクオリティーの高いサービスを提供できるかが勝負の分かれ目になる。スカイマークはA330の運航をそのシンボルとして期待しており、成功の流れをA380の運航に引き継ぎたいところだろう」

 一方、ネット上には相次ぐ運航延期を懸念する書き込みの中に「こんな状態でA380を本当に使いこなせるのか」と早くも不安視する意見も書き込まれている。

 スカイマークの広報担当者は、「認可が得られるとの想定で6月14日を運航開始日と決めた。度重なる運航延期で、お客さまには大変迷惑をかけ、おわびします」としている。

 かつて航空業界に運賃の価格破壊をもたらし、「革命児」の異名をとったこともあるスカイマークの西久保慎一社長だが、今やLCC(格安航空会社)勢の激しい追い上げで苦しい立場に置かれている。利用者の信頼を回復する上でA330の早期運航は不可欠だが、認可の行方を見極めるには、なお時間がかかりそうだ。

4830チバQ:2014/06/02(月) 21:25:32
おととし使ったけど普通の空港だったけどなあ、第1ターミナルで
http://vpoint.jp/world/asia/18727.html
最悪の空港さらに悪化
 編集局  2014/6/02  アジア・オセアニア|コラム [地球だより]

 ある旅行関係のウェブサイトが行った調査で、2年連続で「世界最悪の空港」に選ばれ有名になったマニラ(ニノイ・アキノ)国際空港の第1ターミナルが、さらに最悪の状況に陥っている。

 第1ターミナルの問題は、建物が既に30年以上経過しており、利用者の増加に全く追い付いていないことにある。施設の全てが老朽化しており、天井の崩落事故やトイレが少ないなど、利用客の不満は増えるばかり。これに対応するため、大規模な改修工事が行われているが、ここでまた思わぬ問題が発生した。

 何と真夏の真っただ中に、工事の影響で空調が利かなくなったのだ。サウナ状態となったターミナル内では、既に何人かの利用客が暑さに耐えられず卒倒しており、空港の悪評に拍車を掛けている。

 さらに、このところ苦情が集まっているのが空港タクシー。空港ではマニラ名物の悪徳タクシーを排除する目的で、一部の許可を得た業者だけがタクシーを運行できるようになっている。ところがこの通称イエロータクシーが、メーターを使わず高額な運賃を客に吹っ掛けるなど、本末転倒の結果となっているのだ。

 これらのありがたくない「洗礼」は、この国に足を踏み入れる観光客の警戒心を呼び覚ますという意味では、少しは役に立っているのかもしれない。しかし、このままでは世界最悪の汚名返上は遠のく一方だ。

(F)

4833チバQ:2014/06/05(木) 00:05:49
https://www.youtube.com/watch?v=LQy3AmhYzsM
春秋航空日本の高松−成田便 就航遅れる可能性
2014/06/04 に公開

期待のLCC成田便の就航が遅れる可能性です。中国の格安航空会社、春秋航空の日本法­人が、6月27日から高松ー成田便を定期運航する計画でしたが、遅れる可能性が出てき­ました。
春秋航空日本では、6月27日から高松と成田の間を1日に2往復する予定でした。高松­と成田間を約1時間20分で結び運賃は片道5630円から設定されています。高松のほ­かに佐賀、広島でも成田便を定期運航する計画で2014年1月から訓練飛行を行ってい­ます。運航を認可する国土交通省から指導を受けていますが、関係者によりますとその改­善などに時間がかかり6月27日の就航が厳しくなったということです。また現在、LC­C業界ではパイロット不足が深刻で春秋航空日本でもパイロットの確保に追われていると­いうことです。春秋航空日本では当初、5月末に就航する計画でしたが、認可の関係で遅­れていました。さらに6月27日の就航を延期するかどうかを近く判断し、関係自治体に­連絡する方針です。

4834チバQ:2014/06/05(木) 21:53:30
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140605-OYT1T50126.html?from=ycont_top_photo
日航で重量計算システム不具合、174便が欠航
2014年06月05日 20時58分
システム障害で欠航が相次ぎ、混雑するJALの出発カウンター(5日夕、羽田空港で)=高橋はるか撮影 5日午前9時過ぎ、日本航空のコンピューターシステムにトラブルが発生し、羽田など全国の空港で欠航や遅れが相次いだ。

 約8時間後の午後5時頃に復旧したが、国内線174便が欠航、約1万4000人に影響が出たほか、国際線でも遅れが発生した。

 搭載貨物の重量を計算するシステムの不具合で、職員が手作業で計算したため出発準備に時間がかかった。システムは独ルフトハンザ航空のグループ会社との共同開発で今年1月から使用しているが、データの一部に問題があったとみられ、データを削除したところ正常に作動するようになった。

 羽田空港の国内線出発ロビーは、チケットのキャンセル手続きをする人たちなどであふれた。新婚旅行帰りという堺市の会社員(30)は「疲れているのに帰れるかどうかもわからない。泊まる場所もない」と困惑していた。

4836とはずがたり:2014/06/06(金) 08:13:49
>>4834
色んなシステムがあるんですなぁ。。復旧前の記事。

欠航100便に拡大=システム復旧めど立たず―日航
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-140605X808.html
時事通信2014年6月5日(木)16:26

 日本航空のシステム不具合による国内線の運航トラブルは5日午後も続き、羽田発着便を中心に計100便が欠航、約7800人に影響が出た。最大約2時間15分の遅れが生じ、国際線も遅れた。同社が原因を調査しているが復旧のめどは立たず、影響はさらに拡大する見通し。

 日航によると、不具合が生じたのは、機体のバランスを保つため、積み込む荷物の重量や重心を自動計算するシステム。トラブルを受け、同社では社員が手作業で計算しながら荷物を積み込んだ。

4837チバQ:2014/06/08(日) 18:59:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000565-san-bus_all
中国系LCCの「春秋航空日本」も就航延期 パイロット不足で8月まで
産経新聞 6月6日(金)17時33分配信

 中国系格安航空会社(LCC)の日本法人「春秋航空日本」(千葉県成田市)は6日、今月27日に予定していた国内線3路線の就航を減便したうえで8月1日からに延期すると発表した。パイロットなど乗員の養成が遅れて想定した人数が確保できなかった。LCCをめぐってはピーチ・アビエーションなど国内3社が相次いで運航を縮小、問題が広がっている。

 春秋航空日本は当初は成田空港と佐賀、広島、高松間を1日で2往復ずつ計6往復で運航する計画だったが、高松は1往復に減らし、他は2往復で8月まで就航を延期する。これにより合計で296往復、592便が運航できなくなり、予約済みの約1万席に影響が生じる。

 春秋航空日本は中国の春秋航空の関係会社として平成24年10月に発足。主に日本航空を退職した中高年層のパイロットを採用して、就航準備を続けてきた。計画では機長と副操縦士、計24人体制で運航を開始する予定だったが、現時点で業務に当たれるのは20人にとどまる。

 20人でも1日3往復の運航は可能というが「安全運航を優先したい」(鵜飼博社長)として、就航延期と一部運休を決めた。運休した高松行きの開始は未定。すでにウェブサイトや旅行代理店経由で約1万席が予約済みで、無償で同一路線への振り替えか払い戻しを行う。
.

4838チバQ:2014/06/08(日) 19:25:24
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140607/mca1406070500001-n1.htm
羽田・成田発着1割増に 国交省、都心の飛行制限緩和協議へ (1/2ページ)2014.6.7 07:00

 国土交通省の有識者会議は6日、羽田、成田両空港の発着枠拡大策の中間取りまとめを発表した。両空港合計の年間発着枠は2014年度中に約75万回に増える予定だが、羽田発着便の東京都心上空の飛行制限を緩和するなどすれば、20年開催の東京五輪までに両空港の発着枠を最大約1割増の約82万6000回まで増やせるとした。

 国交省は有識者会議の案を基に、地元自治体や航空会社も参加した場で協議に入る。

 羽田では現在、周辺の騒音問題に配慮して都心上空を通って離着陸することが原則認められていない。

 中間取りまとめでは東京都心上空の飛行を午後3〜7時の4時間だけ緩和すると最大約2万6000回増え、他の手法も組み合わせることで最大約3万9000回の増加が見込めるとした。

 成田では管制機能の高度化に加え、着陸した航空機を速やかに移動させ、滑走路を空けるための誘導路の整備により発着枠を約4万回増やせるとした。

 さらに、東京五輪以降の航空需要の増大に備えるため羽田、成田でそれぞれ滑走路を増設することも考えられるとした。

 会合終了後に会見した有識者会議の家田仁委員長(東京大学大学院教授)は「国際線は需要増大が見込まれており、(発着枠の増加分は)相当程度を国際線に充てると考えるのが妥当だ」などと語った。

4839チバQ:2014/06/09(月) 20:04:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140609-00000013-reut-bus_all
「旅行収支」が44年ぶり黒字、外国人旅行者の増加で=4月国際収支
ロイター 6月9日(月)9時40分配信

[東京 9日 ロイター] - 外国人旅行者の増加で今年4月の「旅行収支」が44年ぶりに黒字となった。財務省が9日発表した国際収支状況によると、同月の黒字は177億円と過去最大だったという。市場が注目する経常収支そのものは予想より黒字の額が小さかったが、新たな黒字確保の源泉として注目されそうだ。

旅行収支はサービス収支に分類され、訪日する外国人旅行者が出国する邦人の数を上回れば黒字になる。日本政府観光局によると、4月の訪日外国人旅行者数は前年より33.4%多い123万1500人だったのに対し、日本からの出国者は4.4%少ない119万人となったことが寄与した。

経常収支そのものは前年より76.1%少ない1874億円で、ロイターの事前予測3225億円に届かなかった。季節調整済は1305億円の黒字と4カ月ぶりに黒字を確保した。

(山口貴也 編集:山川薫)
.

4840チバQ:2014/06/09(月) 20:06:35
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140609-00039600-toyo-nb
まもなく羽田に降り立つ、第2の「中東の翼」
東洋経済オンライン 2014/6/9 08:00 鳥海 高太朗

6月18日に羽田―ドーハ線を就航するカタール航空

[拡大]
 6月2日に開催されたIATA(国際航空運送協会)の年次総会を取材するため、カタールの首都ドーハを訪れたときのことだ。5月27日にオープンしたばかりの新空港、ドーハ・ハマド国際空港の威容に思わず目を見張った。

 ターミナルの面積は60万平方メートル。年間3000万人の利用者に対応し、数年後には5000万人対応となる予定だ。カフェとレストランが合わせて30店、免税店をはじめとした物販店も70店以上が入っており、発着時間帯の多い深夜時間帯には多国籍の人で賑わっていた。免税店の中には、エルメスやブルガリなどの高級ブランドも軒を連ねる。

 無料で使えるパソコンが設置されたインターネットスペース(無線LANはターミナル内のほぼすべての場所において無料で使える)や子供が遊べるスペースも充実しており、乗り継ぎ時間を退屈させないターミナルビルが誕生した。年内にはターミナル内にトランジットホテルとプールがオープンする予定だ。

■ 急成長のワケ

 この新空港を拠点とするのが、カタール航空である。1994年に地域航空会社としてスタートした同社は、1997年に経営陣を一新。アクバ・アル・バクルCEOの就任後、積極的にネットワークを拡大し、現在では141都市へネットワークを構築している。

 カタール航空に、エミレーツ航空(拠点:UAE・ドバイ)、エティハド航空(拠点:UAE・アブダビ)を加えた中東系航空会社は「ガルフ3社」と呼ばれる。いずれも世界中にネットワークを拡大しており、拠点とするハブ空港を拠点に5大陸すべてに路線網を展開している。

【詳細画像または表】

. その中で今年、台風の目になりそうなのがカタール航空である。強みは新空港だけではない。

 現在、132機の航空機を保有しているが、エアバスA320を81機、ボーイング787を47機など、241機が今後納入される予定になっている。

 ライバルのエミレーツ航空がすべて大型機であるのに対し、カタール航空は大型機であるボーイング777型機を主力としつつ、中型機の787、小型機のA320も保有するなど、路線の需要に応じて飛行機を使い分けている。

 こうした機動的な航空機の運用が、運航コストの効率化に結びついている。実際、日本発の中東経由欧州行きではエミレーツ航空よりも安く販売されていることが多く、欧州への最安値料金がカタール航空という場合も珍しくない。

 それでいて、英スカイトラックス社が実施しているエアラインの格付けにおいて、ANAを含めて世界で7社しか獲得していない5つ星を手にしている。筆者も実際に利用した際、客室乗務員は笑顔を絶やさず、細かい気配りがされており、日系航空会社に近い「おもてなし」が実践されていた。

 航空会社によっては、客室乗務員のサービスレベルが高いと評判でも地上係員(グランドスタッフ)の対応がよくないケースもあるが、日本の航空会社と同様に機内と変わらない接客レベルであり、ターミナル内でも困っているとすぐに声をかけてくれる対応にも好感を持った。

 質の高いサービスと、その割にリーズナブルな料金設定は、日本人の間でも着実に浸透しているようだ。

 成田と関西からドーハへ毎日運航しており、6月18日からは羽田―ドーハ線をボーイング787型機で新規就航するなど、着実に便数を増やしている。ドーハ経由の欧州路線は、日本からのリーズナブルなルートとして定着しつつある。

4841チバQ:2014/06/09(月) 20:07:06
■ 日本の航空会社は様子見

 それでは、日本の大手航空会社は中東路線に対して、どう対処しようとしているのか。

 IATA年次総会後に取材に応じた日本航空(JAL)の大西賢会長は「われわれのデータでは、中東を最終目的地にするお客様はドバイで20%くらい。ドーハはまだ7%程度であり、それ以外は乗り継ぎのお客様。自社便で運航するのはまだ先の話だ」と語った。

 従来からのエミレーツ航空とのコードシェア便(共同運航便)に加え、カタール航空が2013年10月に航空連合ワンワールドに加盟したことで、新たにJALのコードシェア便となった。当面は、この2社とのコードシェアで需要に対応していく構えだ。

 全日本空輸(ANA)の篠辺修社長も、中東路線について「エティハド航空とのコードシェア便を今後も継続していく。自社運航便については候補地には入っているが、早急に飛ばすという議論までは至っていない」とした。

 ただし、国土交通省が5月16日に羽田空港の深夜早朝時間帯に日本・トルコ双方の航空会社が1日1便ずつの運航を可能とすることで合意したと発表したことについて、「自社運航便としての就航を検討している段階。要件が整い次第、飛ばしたいと考えている。イスタンブールは観光を含め、中東に比べると需要があり、ビジネス需要を含めた相乗的な効果が見込まれる都市だ」と話した。今のところ、ANAの視線は日本人と訪日旅行者(インバウンド)が見込める都市へ向いているようだ。

■ 中東路線に飽和の懸念

 なぜJAL、ANAとも中東路線に尻込みしているのか。エミレーツ航空は2013年6月から羽田への乗り入れを果たしており、カタール航空が今回新たに羽田便を就航することで、中東3社だけで日本路線が8路線体制(8便)となる。これはさすがに供給量が多いといわざるをえない状況だ。

 今後も、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空という中東航空会社同士の利用者争奪戦はさらなる激化が予想される。価格、ターミナル施設、乗り継ぎの利便性、機内エンターテイメントを含めた機内サービスなど、中東系航空会社の進化はまだまだ続いていきそうだ。

.

4842チバQ:2014/06/09(月) 20:44:31
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20140606-OYTNT50428.html
羽田騒音 富津沖ルート運用率 想定下回る
2014年06月07日

羽田騒音問題で協議 羽田空港が再拡張したことに伴う航空機の騒音問題を巡り、国土交通省は6日、千葉市で開かれた県と関係市町の連絡協議会で、北風の好天時に騒音軽減策として有効とされる富津沖の海上ルートの運用率が23・6%だったことを明らかにした。国が第4滑走路建設の際に示していた想定比率の25%をやや下回った。

 県空港地域振興課によると、国が富津沖ルートの運用率を示したのは初めて。協議会では、県と市町側が今後25%を達成するよう求めたが、国交省は「気象条件があえば運用したい」と回答するにとどめた。

 協議会では昨年度の騒音に関する県と市への苦情件数も報告された。南風好天時の千葉市での件数は297件と前年度(557件)の半数程度となったが、南風悪天時の市川市では128件と前年度(100件)から増えた。同課は「年度ごとの気象条件の違いによるもの」と説明している。

4843チバQ:2014/06/09(月) 22:29:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140609-00000537-san-soci
システム障害による欠航と整備ミスで日航社長が謝罪 「顧客サービス向上に努める」
産経新聞 6月9日(月)17時14分配信

 日本航空の植木義晴社長は9日の定例会見で、システム故障による大量の欠航や機材の整備ミスが相次いで発生したことについて「真摯(しんし)に反省し、顧客サービスの向上に努めたい」と謝罪した。

 植木社長は5日に発生した重量管理システムの障害で計178便が欠航したと説明。不要なデータがシステム内に滞留したことが原因とみられるという。

 5月下旬に表面化した整備ミスをめぐっては、昨年10月以降の半年で部品の取り付け忘れなど計16件発生。赤坂祐二整備本部長は「(整備士同士の)コミュニケーション不足が背景にあった」と話し、今後は定期的に職場での意思疎通を促す機会を設けて再発防止を図る方針。植木社長は「運航の安全には直結していないが、連続して起きたことを重く受け止めている」と述べた。

4844チバQ:2014/06/10(火) 21:36:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/544563.html
「東北海道」への改称浮上 「たんちょう釧路空港」ではアジアに響かない 釧路市近く効果検討(06/10 16:00)

愛称の変更が検討されているたんちょう釧路空港
 【釧路】釧路空港の愛称として親しまれている「たんちょう釧路空港」を「東北海道空港」などに改める案が、釧路管内の自治体や経済団体の間で浮上している。道内観光客の多いアジア地域では「釧路」の知名度が低い一方、「北海道」ブランドが浸透しているためで、釧路市などは近く、変更した場合の効果や費用、今後の進め方などの検討に入る。

 釧路の観光関係者が台湾や韓国などで宣伝活動を行った時、「北海道は分かるが釧路は知らない」との声が少なくなかった。札幌、函館、旭川などはある程度知名度があるのに比べ、釧路という地名や道東に位置することはほとんど知られていないという。

 このため、ブランドが定着している「北海道」を空港名に入れてはどうかとの意見が上がっている。釧路町村会や観光関係団体で構成する釧路空港利用整備促進期成会(会長・蝦名大也釧路市長)では「東北海道空港」のほか「道東」の響きもいいといった意見が聞かれる。棚野孝夫白糠町長は「空港を観光の拠点として位置付け、東北海道の拠点空港だとアピールしていった方がいい」と話し、釧路商工会議所も「東北海道の方が広がりを感じさせ、自然や食も連想させる」と賛同する。

 空港の愛称は、運航に必要な正式名称とは別に、地方自治体などが広報宣伝のために付ける名称。現在の「たんちょう釧路空港」は2006年7月の同期成会で決定した。釧路市と釧路観光コンベンション協会などが作成している観光パンフレット十数種類やホームページ(HP)で使われている。

 全国では「高知竜馬空港」「コウノトリ但馬空港」「富山きときと空港」などその土地の文化や歴史、動物を由来とした愛称の事例がある。道内では「オホーツク紋別空港」「とかち帯広空港」など地域名を冠したものが多い。

 今後、愛称から「釧路」を外す場合、運航上は正式名称の「釧路空港」がそのまま残るため、利用客が混乱しないようにすることも課題となる。

 国土交通省は「自治体から相談があった際は、個人や企業名はふさわしくない」などと助言しているが「特に届け出の必要はない」(航空ネットワーク企画課)としている。

 ひがし北海道観光事業開発協議会の野竹鉄蔵事務局長は「せっかくあるタンチョウのブランドをしっかり押し上げていくべきだ」としたうえで「東北海道と付けるなら、圧倒的な知名度のある知床を含めた道東全体で連携して誘客を考えていく方が経済効果につながる」と話している。(小野孝子)

4845チバQ:2014/06/10(火) 21:38:50
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000028526.html
政府専用機整備の委託先を 日本航空から全日空へ(06/10 11:54)


>>利用規約
ブログの反響| 使い方は? 政府専用機の整備の委託先を、現在の日本航空から全日空に変える方向で検討していることが分かりました。

 現在の政府専用機2機は、民間ではすでに運航を取りやめているボーイング747型機で、2018年度をもって引退する予定です。後継機の選定が続けられ、政府は、ボーイング社の777型機を採用する方針を固めたほか、機体の整備については、これまでの日本航空から全日空に委託先を変える方向で検討していることが分かりました。日本航空が2019年度から順次、777型機の運用をやめる一方、全日空が発注数を増やしたことなどから、整備体制が充実していると判断したためとみられます。

4846チバQ:2014/06/12(木) 20:50:44
http://www.asahi.com/articles/ASG6B5H4TG6BUTIL02B.html
LCC航空券ネット転売、後絶たず 売り主名のまま搭乗
大西史晃、工藤隆治
2014年6月12日11時48分
6日のオークションサイトで、16日の成田発福岡着の航空券が売り出されていた。「20代男性名義」との説明がある
 国内の格安航空会社(LCC)の「航空券」が、インターネットのオークションサイトを通じ、転売される例が目立っている。事故時の身元確認やテロ対策が難しくなるとして、各社とも転売は禁じている。しかし格安な分、キャンセルしても払い戻しができなかったり、利ざやが大きかったりするせいで、出品は後を絶たない。

 「予定がキャンセルになったので、格安で出品致します」。11日、大手のオークションサイトにピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)の航空券が出品されていた。7月18日夕の関西空港発仙台行き。「現在の価格」は6千円で、基本運賃のほぼ半額だった。

 今月6日には、ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)の16日の成田発福岡行き航空券が「即決価格」7千円で出品されていた。「いわゆる替え玉で搭乗することになり、航空会社への権利主張はできないものとお考えください」。そんな注意書きもあった。

4847チバQ:2014/06/12(木) 20:51:09
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140611-OYT1T50150.html?from=ytop_main5
円安に沈没事故…利用客低迷で大韓航空が運休へ
2014年06月11日 19時45分
 大韓航空は11日、ソウル・仁川(インチョン)空港と秋田空港、大分空港とを結ぶ国際定期便を、7月から10月まで運休すると発表した。

 同社は「需要動向の展望から判断した」と理由を説明しているが、円安による日本人利用客の低迷に加え、秋田県内では4月の旅客船「セウォル号」沈没事故を受け、修学旅行先を国内に変更する学校が相次いだことなどが影響したとみられる。

 現在、秋田便は週3日、大分便は週2日、それぞれ1往復ずつ運航している。運休期間は、秋田便が7月26日〜10月25日、大分便は7月4日〜10月24日。その後については、今後の動向をみて判断する。

4848チバQ:2014/06/12(木) 20:52:46
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140612/mcb1406120500020-n1.htm
インド航空業界の価格競争激化 「最安」エアアジア進出が口火 (1/3ページ)2014.6.12 08:00

 インド航空市場の競争が激しさを増している。格安航空会社(LCC)アジア最大手、エアアジア(マレーシア)の進出が引き金だ。同社のインド現地法人エアアジア・インディアの就航が決定し、「最安」を掲げる同社と地場各社との料金をめぐる競争が一気に加速した。現地紙タイムズ・オブ・インディアなどが報じた。

 エアアジア・インディアが就航するのはバンガロール−ゴア間の往復路線など。この路線は従来の往路の平均価格が5000ルピー(約8650円)だったが、同社の就航を受けて地場LCCスパイスジェットが特別料金の税抜き価格1499ルピーを提示し、価格競争の口火を切った。これに対し、エアアジアはすぐさま税込み価格990ルピアを提示した。

 また、就航記念の特別価格としてエアアジアが限定5ルピーを打ち出したところ、地場LCC最大手のインディゴ・エアも即座に1ルピーの特別座席を設定するなど、強力な競争相手の出現に早くも地場各社がライバル意識をむき出しにしている。

 エアアジア・インディアは、エアアジアと地場財閥系の持ち株会社タタ・サンズ、地場テルストラ・トレードプレイスの3社による合弁企業で、出資比率はエアアジアが49%、タタ・サンズが30%、テルストラが21%。今年度(2014年4月〜15年3月)は運航機10機、就航都市10都市を目指す方向だ。

 同社のミトゥ・チャンディリヤ最高経営責任者(CEO)は先月初めに「現在、インドの航空各社が提示している料金より30〜35%引き下げる」と明言し、同国でも「最安」を堅持しつつ就航から4カ月で利益を出す方針を示していた。

 さらに、エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOも先月、ソーシャルメディアを通じて「インド各社はエアアジアを怖がっている」と挑発的なメッセージを発信するなど、競争意識は高まるばかりだ。

 一方、激しさを増す価格競争に疑問を呈する声も上がっている。豪航空コンサルタントのアジア太平洋航空センター(CAPA)は、インド航空各社の直近7年間の合計赤字額が101億ドル(約1兆335億円)に達していると指摘。インド各社は損失覚悟での値下げ競争に慣れているほか、通常便各社もLCCに歩調を合わせる傾向があると分析し、エアアジアがインド各社の料金設定に対する姿勢を過小評価しているのではないかと疑問を呈した。

 CAPAのカピル・カウルCEOは、インド市場の価格競争が持続可能とは思えないとの見解を表明。「エアアジアが4カ月で利益を出せたら驚きだ」と述べ、過当競争に警鐘を鳴らした。(ニューデリー支局)

4850チバQ:2014/06/13(金) 21:23:33
http://www.asahi.com/articles/ASG6F3RX6G6FTIPE00L.html


スターフライヤー減便へ 羽田―福岡線2〜3往復程度に

2014年6月13日12時58分



印刷



メール






 北九州市の航空会社スターフライヤーが、1日10往復している羽田―福岡線を、10月から2〜3往復程度減便する方針であることがわかった。代わりに羽田―山口宇部線を3往復ほど、全日本空輸(ANA)との共同運航(コードシェア)で就航する。

 経営再建中のスタフラの路線変更は、筆頭株主のANAホールディングスの意向で検討が進められている。羽田―福岡線は競争が激しく、利用が伸び悩んでいたが、山口宇部線では座席の一部をANAが好条件で買い取るため、安定収入を確保できる見通しだ。

4851チバQ:2014/06/14(土) 20:10:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20140610/CK2014061002000128.html

騒音、川崎市内に不安の声 羽田空港増便で新ルート案














2014年6月10日




写真


 羽田空港の発着便を増やすため川崎市方面へ離陸する新しい飛行ルート案が示されたことに、市内で騒音への不安の声が上がっている。市は九日に国土交通省航空局から説明を受け、福田紀彦市長は「周辺自治体と連携して国と議論していきたい」とコメントを出した。 (山本哲正)


 川崎市によると、現在は北風時、午前七時からの一時間に出発便三便だけが川崎区上空を飛んでいる。多摩川沿いを西へ飛行していくルートもあるが、それは高度を約千八百メートル以上に上げた後だ。


 国交省の有識者委員会は六日の中間取りまとめで、東京五輪に向けた羽田空港の機能強化として、ピークで一時間当たり八十便の発着便を、最大で九十便に十便増やす案を示した。最大増便案では、南風時の午後の三時間、出発便が一時間当たり二十四便、川崎区殿町上空を飛ぶことになる。高度も東京タワー並みの約三百メートルの可能性があり、委員会の示した騒音想定で、殿町付近は「学校、病院等の防音工事」が必要なエリアに入る。


 このエリアにはライフイノベーション国際戦略総合特区があり、福田市長は「騒音問題など、どんな環境影響が生じるのか懸念している。国に確認していく」という。


 市臨海部国際戦略室によると、整備済みの実験動物中央研究所などでは、通常でも静穏な実験環境を整えるために騒音対策がとられているが、飛行機の離陸を想定したものではない。「情報が少なく、新たに防音工事が必要になるのか、まだ分からない」と同室。研究者が屋外公園でリフレッシュして着想につなげる場合は、直接的に騒音の影響を受ける可能性がある。


 特区の西側には住宅地も広がる。殿町二・三丁目町内会の相沢弘保会長は「まだ説明がない。エンジンブレーキなのか、到着便の騒音で今でもうるさいのに、離陸が増えるとなると余計にうるさくなる。地元だけでなく、区全体の取り組みで陳情などしていきたい」と語る。


 中間取りまとめでは、都心部を縦断して着陸する新ルート案も示された。増便という公共目的と、生活環境をどう考えるのか、川崎市だけでなく都内でも広く問われることになりそうだ。

4852チバQ:2014/06/18(水) 23:58:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140618-00040482-toyo-bus_all
株主2名が強制退場、波立つJALの株主総会
東洋経済オンライン 6月18日(水)16時30分配信

日本武道館で開催されたJALの株主総会には、1135人の株主が訪れた

 「皆さまの総会です。十分にご意見はいただきました。議長の指示に従っていただけない場合は退場していただきますのでご注意ください……。私は退場していただくべきと思いますが、皆さま、いかがでしょうか? 」

【詳細画像または表】

 議長を務める植木義晴社長の呼びかけに、1000人を超える来場者の多くが拍手で賛同した。

 「では、ご退場ください……。退場させてください」。3分以上にわたって質問や意見を述べ、最後は声を荒らげて経営陣を批判していた40〜50代と見られる男性株主が強制退場させられた。

■ 来場者は前年比3割減

6月18日、東京・九段下の日本武道館で日本航空 <9201> (JAL)の定時株主総会が開かれた。開始時間は10時。12時26分の終了までに1135人の株主が会場に訪れ、書面を含め3万2075人の株主が出席した。ちなみに、昨年の1627人に比べると、今年の来場者数は3割減だった。 総議決権個数は89万8255個。事業内容や対処すべき課題などの報告、決議事案の上程や質疑応答を経て、「剰余金の処分」「定款一部変更」「取締役9名選任」という3つの議案は、賛成多数で可決された。

 ただ、質問の途中で会場を追われた男性株主のほかにも、議長が「対処すべき課題報告」を読み上げている途中で席を立ち、大声で騒いだ別の株主も議長の指示に従わず、強制退場させられるなど、ちょっとした混乱もあった。報道陣は会場の様子を別室のモニターから見ていたため、詳しい様子まではわからなかったが、議長の植木社長は冷静な対応に努めていた。
 10時50分ごろからの質疑応答は約1時間半に及んだ。質問に立った株主は13人。航空事故2件、重大インシデント3件が国土交通省の安全委員会で調査中になっていることや、整備ミスが相次いでいることなどから、安全面での姿勢を問う声があった。

 ほかにも、航空業界全体で指摘されるパイロット不足への対応、エアバスから航空機の大量購入を決めた理由、日本でも浸透してきたLCC(格安航空会社)に対するスタンス、政府との関係などについての質問が出た。

 JALが2010年1月に経営破綻した際にも株主だったという男性株主が、「ある日突然、紙切れになったが、どう思っているのか」と強く問いかける場面もあった。

■ 強制退場の一部始終

 質問の途中で強制退場させられた男性株主は、JALが破綻の際に一部の従業員を整理解雇したことが裁判に発展していることに触れ、「私はJAL株を買うことで夢を買っている。労働争議があるのはおかしい。都合の悪いことは隠蔽している」などと、興奮した口調でまくし立てていた。最後は議長の制止を振り切って、大声で騒いだことから議事進行の妨げになるという理由で、会場の係員などによって強制的に退場させられた。

 JALは会社更生法の適用を申請して破綻した際に、公的支援を受け、その後、V字回復を果たし、今では営業利益率が2ケタ以上という高収益企業に生まれ変わった。その再生過程が異例であるために、さまざまな方面で波紋を呼んできた。株主総会で強制退場者が続出したのは、JALを取り巻く批判や怨嗟、嫉妬などが渦巻いていることを象徴しているようだった。

 株主とJAL経営陣の主な質疑応答のやり取りは次ページのとおり。JAL経営陣は議長の植木社長をはじめ、各分野担当の役員が入れ替わり立ち替わり回答したため、回答者を特に記載していない。

4853チバQ:2014/06/18(水) 23:58:24
――整備ミスがあったようだが、体制に問題があるのか。

 要因はコミュニケーション不足にある。高度にシステム化、急激にIT化された中でシステムへの依存度が高まり、人間的なフェイス・トゥ・フェイス、双方向のやり取りが崩れた。ここを重視していく。終わりのない取り組みだが、万全な整備体制を確保していきたい。

 ――パイロット不足にどう対応するか。

 航空業界には、いわゆる2030年問題がある。バブル期に大量入社した現在45歳前後の人たちが退役するタイミング。(パイロット調達の)ソースの見直しなどを含め、いろいろと研究して対応していきたい。

■ 機材発注にキナ臭さはない

 ――欧州のエアバスから機材を大量購入する方針を決めたが、なぜ米ボーイングではないのか。日本の航空産業にとって問題はないのか。キナ臭い印象を持っている。

 安全性やメーカーからの購入後サポートなど、総合的に考えてエアバスのA350を大量に発注した。航空機はJALの中で最も大きい資産であり、株主様にとっても重要な資産。公平にボーイングとエアバスを比べて決めた。キナ臭いようなことは何もない。

 ――LCCに対するスタンスは。

 東南アジアでLCCは約4割のシェアを持っている。注視しているが、2016年度を最終とする5カ年の中期経営計画では、あくまでフルサービスキャリアとしての基盤をしっかり固めることを重視している。しかしながら、2016年度以降、LCCがどうなっていくか。東南アジアの事例も含めて、継続的に研究を重ねたい。

 ――羽田国際線の発着枠が傾斜配分されたことに象徴されるように、政府との関係がギクシャクしていると感じる。今後、政府や国交省との関係は改善していけるのか。

 自立した民間企業として政治に過度に依存しないようにする一方で、航空事業を通じて日本の発展に貢献していくことは重要だと認識している。ともに成長していけるような適切な関係を築いていくことが、わが社(JAL)のあるべき姿と認識している。
武政 秀明

4854チバQ:2014/06/19(木) 00:09:34
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140618/mcb1406180500025-n1.htm
生き残りの道探るヒースロー空港 中東の豪華ハブ空港に対抗 (1/3ページ)2014.6.18 10:04

 ロンドン・ヒースロー空港で、25億ポンド(約4327億円)をかけて改修したターミナル2がオープンした。1950年代に建設されたターミナルを新しくすることで主要ハブ空港として生き残る道を探る。

 スタッフたちは4日のオープンに向け、準備に万全を期した。前回2008年にターミナル5がオープンしたときのような混乱を避けるため、しばらく離着陸はキャパシティーの10%に抑えられる。空港運営会社の次期最高経営責任者(CEO)のジョン・ホランドケイ氏によると、これまで、乗客役のボランティアの協力を得て、4000個(ピーク時の予想は2400個)の手荷物の処理も含めて、180回を超えるリハーサルを行ってきたという。

 同氏はまた、波打つ天井と広場のような雰囲気の出発エリアが印象的な新ターミナル2のオープンで、湾岸アラブ諸国の豪華なハブ空港への対抗を目指す、と意気込む。新たな試みとして目を見張るのは、同ターミナルを利用するスターアライアンス加盟の航空会社23社のチェックインをどのカウンターでも行えるようにしたことだ。

 スターアライアンスの担当者、ジャスティン・アーバッチ氏は「これだけ多くの航空会社が使う空港での共通チェックインは初めての試みだ」と述べた。また、システムが予定通り機能すれば、3つのターミナルに分散されていた同アライアンスの航空会社を1つのターミナルに集めることで、乗り換え時間をこれまでの半分に短縮することができる。

 チェックインと荷物検査のスピードアップで、搭乗前に買い物や食事に使える時間が増えることを見込み、さまざまな店舗がヒースロー空港に初出店している。百貨店チェーンのジョン・ルイス・パートナーシップやパブのフラー・スミス・アンド・ターナーもその一つ。ミシュランシェフのヘストン・ブルメンタール氏による「ザ・パーフェクショニスツ・カフェ」では、まきストーブがある優雅な空間で液体窒素を利用して作ったアイスクリームが楽しめる。

ターミナル2は今回の改修で、まずは年間2000万人の利用者数を、ターミナル1との統合が完了したあとは年間3000万人の利用者数を見込む。広々としたターミナルは階段やエレベーターをできるだけ使わなくてよいように設計されている。運がよければ、到着後に税関や手荷物受取所を含めて平坦(へいたん)な通路を200メートルほど歩くだけで、空港を後にすることができる。(ブルームバーグ Kari Lundgren)

4855チバQ:2014/06/21(土) 12:21:39
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140620/szk14062002050001-n1.htm
静岡空港の接続対策を協議 連絡バス、有料駐車場など意見

2014.6.20 02:05


 静岡空港の利用者拡大に向けて空港発着バスなど空港へのアクセスの課題を話し合う「富士山静岡空港二次交通検討会議」が19日、県庁で開かれた。飛行機が遅れた場合、空港を出発するバスとの連絡が悪くなる「遅延対策」などを協議。「飛行機便と連絡させたバス運航をすべきだ」とする意見に「コストがかかりすぎる」と反論が出るなど、議論は平行線をたどった。一方、運営コストを下げるため、開港前からの“売り”である無料駐車場の有料化を主張する意見も出た。

 会議の冒頭では、5月に空港の利用者や県内企業に、利用実態や遅延対策、県西部からの利用拡大に向けた西部対策などについて聞いたアンケートや聞き取りの結果を公表。利用者へのアンケートでは、出発便利用者の85%近くが自宅から空港まで自家用車を使っていた。一方、到着便利用者のほぼ半数が、空港から目的地に向かうため、静岡駅や島田駅までのバスを利用していた。また、企業へのメールアンケートでは、路線の拡大や増便への要望が相次ぐとともに、「空港利用拡大に必要な提案」として寄せられた25件のうち「新幹線新駅の設置」が11件を占めた。

 会議では、主に遅延対策や西部対策などについて協議が行われた。航空会社などからは、バス増便の要望が出たが、バス事業者からは「1台あたりの利用者が減るので困る」などの切実な声が聞かれた。西部対策については、「西部からのビジネス需要は中部国際空港(愛知県)に集中している。社会実験的に西部利用取り込みの対策を考えるべきだ」などの意見が出た。有識者からは、「駐車場の有料化で、バス路線への補助金をまかなうべきだ」との意見もあったが、航空会社などからは慎重な意見が相次いでいた。

 県は同会議を9月まで数回行い、まとまった提言を基に、来年度の二次交通対策をまとめていく考えだ。

4856チバQ:2014/06/21(土) 16:05:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/546429.html
北海道・新千歳空港200億円かけ改装 国内線ビル、混雑緩和へ(06/20 07:40)
手荷物検査機の配置見直しなど大規模改装が計画されている新千歳空港国内線ターミナルビル 手荷物検査機の配置見直しなど大規模改装が計画されている新千歳空港国内線ターミナルビル
写真ニュースへ

 【千歳】新千歳空港ターミナルビルを管理・運営する北海道空港(千歳、山本邦彦社長)が、国内線ターミナルビルを大規模改装することが19日、分かった。200億円程度を投じ、航空各社のカウンターなどの配置を大幅に見直し、旅客の混雑解消を目指す。年内にも着工する見込みで、5年以内に予想される空港民営化までに再整備を終え、利便性を高める。

 国内線の運航関連施設の大規模改装は、1992年のビル開業以来初めて。

 関係者によると、航空各社のカウンターの配置を見直し、2階に全社を集約する計画だ。開業当時は国内線の航空会社は大手3社だったが、現在は8社に増えた。各社のカウンターは2階の出発ロビーだけでなく、格安航空会社(LCC)2社が1階到着ロビーに配置されている。利用者にとって位置が分かりにくく、一部の航空会社は増便により手狭になっていた。<北海道新聞6月20日朝刊掲載>

4857荷主研究者:2014/06/21(土) 18:23:09

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20140513/CK2014051302000038.html
2014年5月13日 中日新聞
昨年度の利用者97万人 富山空港 東京線の輸送力増効果

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/PK2014051202100229_size0.jpg

 県は十二日、富山空港の二〇一三年度の利用者数が前年度比3・1%増の九十七万四千二百五十八人だったと発表した。二年続けて前年度を上回り、ここ五年で最高と復調傾向を見せた。利用者全体の八割を占める東京線(一日六便)のビジネス利用が堅調で、昨年六月、同線に従来主力機より輸送能力が高い米ボーイング社の新型旅客機787が導入されたことが主な要因。(川田篤志)

 富山空港の年間利用者数は〇四年度の約百三十九万人をピークに減少し、〇八年九月のリーマン・ショック以降、百万人を割っている。

 東京線の一三年度の搭乗率は前年度比1・1ポイント減の66・9%だったが、利用者数は三万一千人増の約八十二万八千人。従来主力機より座席数が六十五席多い三百三十五席の機種もある787型機の投入が押し上げた。

 国際線の利用者は、前年度比6・5%増の八万五千二百八十二人。台北線の夏ダイヤが前年度の週三便から四便に増え、搭乗率も73・1%(前年度比7・5ポイント増)と好調だった。一方、ソウル線は51・3%、北京・大連線は49・3%、上海線は49・5%といずれも搭乗率は六割を下回り、明暗が分かれた。

 十二日には、県や経済団体などでつくる「富山空港国際路線利用促進協議会」の定例総会が富山市内であった。石井隆一知事は台北線の今年四月の利用者が、月初めは週五便、中旬から七便と増え「前年度同期より83%増だと聞いている」と好調をアピール。その他の国際線の低迷では、日中韓の国際関係の緊張を理由に挙げ、地方政府レベルの交流促進などに意欲を見せた。

 協議会の新木富士雄会長は、北陸新幹線開業を機に長野県などとの連携強化で「(利用者全体の)パイの拡大に取り組みたい」と述べた。高木繁雄副会長は新幹線開業で、「国際路線の活用の仕方次第でじり貧になる」と危機感を強調。協議会に加盟する旅行、経済関係など百七団体・企業のうちの一部で「評論家みたいな意見が出るようでは駄目だ」と指摘、それぞれが利用促進の具体策を出すよう求め、了承された。

4858とはずがたり:2014/06/23(月) 17:10:41
その後なんか動き無いんでしょうかねぇ・・。
地球上で最も過酷な環境下にあり最も隔絶した海域ということで全てが困難であろうけど。。

マレーシア航空370便は「インド洋の小島」に極秘着陸した!?
http://taishu.jp/7826.php
2014-05-29 [週刊大衆06月02日号]

3月8日に、北京を目指しクアラルンプールを離陸、消息を絶ったマレーシア航空370便。失踪からすでに2か月以上が経つが、その行方は依然不明だ。

「現在もオーストラリア、中国を中心とした国々による捜索が行われているが、規模は縮小されている。うち(海自)もP3−C哨戒機を出していたが、先月末に捜索を打ち切った。はっきり言って万策尽きた感がある」(防衛省関係者)

事故発生以降、衛星、巡視船、海軍艦艇、潜水艦、各種航空機を用いた合同捜索が行われたが、成果は"機体残骸らしきもの"を衛星がとらえた程度。
つまり、まったくの成果なしなのだ。

「あれだけ大規模な捜索が行われて何も発見されないということは、通常考えられない。事故とは別の"何か"があったと考えるほうが合理的だ」(前同)

事故から3週間が経過した3月末に、ロシアの国営ラジオ放送『ロシアの声(旧モスクワ放送)』が、興味深い報道をしている。

〈マレーシア航空のボーイング機は米国に捕まえられ、ディエゴ・ガルシアの米軍基地に着陸させられたとの浮説が流れている〉

ディエゴ・ガルシア島とは、インド洋上に浮かぶ米軍の軍事基地。
民間人は住んでおらず、島全体が巨大な滑走路という軍事要塞である。

「ここに370便を着陸させても、衛星で調べればすぐにバレてしまいます。ただ、同基地には巨大な戦略爆撃機を収納できる施設がある。ここに格納すればわからないでしょう」(軍事ライター・黒鉦英夫氏)

「ロシアの声」によれば、米国は、370便に搭乗していた研究者のチームに目を付けたという。

〈彼らは中国の研究者だった。最近彼らは飛行機を100%見えなくする技術で特許を取っていた〉

ディエゴ・ガルシア島の北にあるモルディブ諸島の住民の多くが、370便が失踪した当日、「超低空飛行で南に飛び去る旅客機」を目撃している。

機長の自宅にあるフライトシミュレーターからは、同島の滑走路のデータも発見された。
239人の乗員・乗客は、人知れずインド洋上に隔離されているのか!?

4859チバQ:2014/06/26(木) 00:37:40
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140625/k10015507301000.html
旅客機不明のマレーシア航空 再建策求める声
6月25日 22時59分ことし3月から旅客機の行方が分からなくなっているマレーシア航空の株主総会が開かれ、株主からは、安全性への懸念から株価が大幅に下落しているとして、抜本的な経営再建策を求める声が相次ぎました。

ことし3月、乗客乗員239人を乗せたまま行方が分からなくなったマレーシア航空機は、インド洋で捜索が続けられていますが、3か月余りがたった今も機体の一部すら見つかっていません。
こうしたなかマレーシア航空の株主総会が25日、首都クアラルンプールの近郊で開かれ、100人余りの株主が参加しました。
マレーシア航空は政府系の投資会社が株式の70%近くを保有し、残りを一般の投資家が持っていますが、利用者の間で安全性への懸念が広がったことから、株価はことし初めに比べて3分の2程度にまで下落しています。
株主総会では、3年連続の赤字を計上し厳しい経営が続くなか、会社側は「収益の改善に向けて大胆な変革を行っていく」としたものの、株主からは、政府系の投資会社が民間に株式を売却するなど、抜本的な再建策を求める声が相次ぎました。
出席した株主の男性は「株主はお金を失い続けているような状態で、立て直しのために民営化が必要だ」と話していました。
マレーシア政府は会社とともに、今後半年から1年をかけて再建策をまとめるとしていますが、利用者の信頼を回復するうえで不可欠な原因究明が進む見通しは立っておらず、経営の立て直しは難航が予想されます。

4860チバQ:2014/06/26(木) 00:38:31
http://www.cnn.co.jp/fringe/35049919.html
グラナダと思いきやグレナダ島に 英航空で手違い相次ぐ
2014.06.25 Wed posted at 14:50 JST

(CNN) 英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)でロンドンからスペインのグラナダに行こうとした乗客が、手違いでカリブ海のグレナダ島に向かってしまうハプニングが相次いだ。

英紙インディペンデントによると、米国の歯科医師エドワード・ガムソンさんは自分とパートナーのために、ブリティッシュ・エアウェイズの予約代理店からスペインのグラナダ行きの航空券を買ったはずだった。しかし搭乗してから初めて、同機がスペインではなく、カリブ海のグレナダに向かっていることに気付いたという。

電子チケットに印刷されていたのは行き先の都市名のみで、国名や飛行時間は印刷されていなかった。

購入したのはファーストクラスの航空券。ブリティッシュ・エアウェイズは払い戻しに応じず、グレナダからグラナダへの便も手配してくれなかったとして、同航空に対しスペイン旅行の代金も含めた損害賠償を求めている。

同航空の広報は、裁判が係争中であることを理由にコメントを避けた。

ブリティッシュ・エアウェイズではこの1週間前にも、グラナダ行きの便を予約したはずの乗客が、手違いでグレナダ行きの便に搭乗するハプニングが起きていた。

しかしこの乗客の場合、経由地で間違いに気付いた乗員がファーストクラスに案内し、ロンドンに戻る便を手配してくれたという。

4861チバQ:2014/06/26(木) 00:38:59
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20140624-OYTNT50379.html
春秋航空、成田線就航延期を陳謝
2014年06月25日
古川知事(右)に成田線就航への意気込みを語る王会長 佐賀空港の成田線の就航を8月に延期した格安航空会社「春秋航空日本」(千葉県成田市)の王●(おうい)会長が24日、県庁で古川知事を訪ね、就航が遅れたことを陳謝した上で、「佐賀は春秋グループにとって、九州で初めての就航都市。九州や佐賀をPRし、中国内陸や関東の人々を呼び込みたい」と意気込みを伝えた。

 成田線の就航を巡っては、6月27日の就航を発表してチケット予約まで行っていたが、従業員への教育不足などを理由に8月1日に延期していた。

 同社によると、成田線の機体はボーイング737型機(189席)で、両空港間を1日2往復。料金は「5700円〜」と低価格で、学生らの観光などプライベート向けの利用を見込んでいるという。

 王会長と面談した古川知事は「介護などの問題を抱えながら、離れて暮らす親子など、様々な事情を持つ人に使ってもらいたい」と話していた。

 面談後、王会長は報道陣の取材に、延期の理由を「バードストライクやハイジャックへの対応を含め従業員に再教育し、乗客の安全を確保した」と語った。

 王会長は今月26日まで、県内の大学や商業施設などを回って、同線の就航をPRするという。

 ●は火ヘンに偉のツクリ

4862とはずがたり:2014/06/26(木) 14:42:14
楽天、航空事業参入へ エアアジアと合弁 中部空港拠点
http://www.asahi.com/articles/ASG6V36SVG6VULFA007.html
篠健一郎、土居新平2014年6月26日12時35分

 ネット通販大手の楽天がマレーシアの格安航空会社(LCC)「エアアジア」と組み、航空事業に本格参入することが、26日わかった。エアアジアは昨年10月に全日本空輸との合弁会社「エアアジア・ジャパン」から出資を引き揚げ、来年の日本再参入に向けて新たな提携先を探していた。中部空港を主な拠点とする計画だ。

 7月1日にも発表する。エアアジアはすでに新会社「エアー・イノベーション」を東京都港区に設立。代表取締役に全日空との合弁会社で社長だった小田切義憲氏が就いた。事業開始に向け、エアアジアと楽天が最大3分の1ずつ出資する方向で調整している。

 エアアジアは、機内サービスを省いたり、有料にしたりするかわりに低運賃を売りにする戦略だ。今回は楽天の子会社「楽天トラベル」のシステムをチケット販売に活用したり、使用料が比較的安い地方空港を拠点に使ったりして、国内のLCCをさらに下回る料金を目指すとみられる。

 定期便の就航は来年夏〜秋の見通し。3月には中部空港内に関連会社を設立した。成田、茨城、仙台空港などの活用も検討している模様だ。(篠健一郎、土居新平)

4863チバQ:2014/06/26(木) 20:09:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000126-jij-soci
「羽田より高い」駐車料見直しへ=まずは早朝深夜割引―成田空港
時事通信 6月26日(木)17時41分配信

 成田国際空港会社は26日、駐車場に深夜、早朝時間帯に出入庫した場合、普通車で最大2060円安くなる料金の割引制度を7月11日から開始すると発表した。成田空港の駐車料金は「羽田より高い」と指摘されており、同社は、24時間を1分でも超えると1日分の料金が加算される現在の料金体系の抜本的見直しも検討している。
 割引制度は、午前0〜8時に入庫するか、午後10時〜翌日午前2時に出庫した場合が対象で、4カ所ある駐車場全てで全車種に適用。6時間以上24時間以内の駐車では料金の半額を割り引き、24時間を超えると、普通車で最大2060円を割り引く。
 航空機搭乗者を想定した制度のため、6時間未満の利用に割引はなく、大型連休中の5月2〜6日など年3回の繁忙期ピークは対象外となる。

4864チバQ:2014/06/26(木) 20:10:13
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140626-00041135-toyo-bus_all
スクープ! 楽天が航空事業に参入へ
東洋経済オンライン 6月26日(木)2時0分配信

写真を拡大

写真を縮小

三木谷浩史社長が率いる楽天。新事業の舞台は日本の「空」だ(撮影:尾形文繁)

楽天 <4755> が7月にも航空会社の経営に参画する準備を進めていることが、東洋経済の取材で明らかになった。パートナーとなるのは、マレーシアを本拠とする東南アジア最大級のLCC(格安航空会社)、エアアジアだ。 赤いカラーリングの機体や客室乗務員の制服を特徴とするエアアジアは一時、日本の国内線から撤退したが、2015年をメドに再参入するとすでに表明している。今春には、新会社「エアアジア・ジャパン」(現在「バニラ・エア」に社名変更している、旧「エアアジア・ジャパン」とは別会社)を日本で立ち上げており、楽天が同社に大株主として資本参加する方向で交渉が進んでいる。

【詳細画像または表】

■ 7月上旬にも正式発表か

 楽天のほかに日本企業が2〜3社程度、出資する可能性があり、関係者間で最終調整に入っている。楽天以外の上場企業も候補に挙がっている。7月上旬にもエアアジアのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)が来日し、会見を開くもようだ。

 日本の航空法は第4条で、国内の航空会社に対し、外資の出資比率の上限を発行済み株式総数の3分の1(33.3%)まで、と定めている。
 旧エアアジア・ジャパンの場合は、議決権ベースでエアアジアが33%、ANAホールディングス(HD)が67%を出資。無議決権株式を含めると、エアアジア49%、ANAHD51%という株主構成だった。ジェットスター・ジャパンも、日本航空(JAL)と豪カンタス航空がそれぞれ33.3%ずつ、三菱商事や東京センチュリーリースが、残りを出資している。

 最終的な株主構成は現時点で明らかになっていないが、法令や前例などを踏まえると、国土交通省に航空会社としての許認可を申請する段階では、楽天とエアアジアが直接出資で最大3分の1ずつ、残りを複数の日本企業で持ち合うというのが有力案の一つといえそうだ。

■ 拠点はセントレアに

 新生エアアジア・ジャパンは、登記上の本社を愛知県常滑市セントレア、つまり中部国際空港に置いている。同空港を拠点に日本の主要地を結ぶ路線を張り、「2015年中の就航開始を目指しているようだ」と、国土交通省航空局の幹部は明かす。

 楽天の資本参加が実現すれば、同社は役員を派遣し、関連システムの運営などの面で具体的に事業へかかわるとみられる。楽天は通販のほかに、銀行、証券、旅行などの事業でネットを駆使しており、ユーザーインターフェースや決済など、EC(電子商取引)を知り尽くしている。

 一方、LCCはコストを極小化できるネット販売をどれだけ拡大できるかが、経営の肝。そうした面で、ITやネットに関する楽天のノウハウが生かせる。旅行事業を展開する楽天トラベルとの連携も図れそうだ。

詳しくは「週刊東洋経済」2014年7月5日号(6月30日発売)「核心リポート01」をご覧ください。 →楽天の詳細は「四季報オンライン」で

4865チバQ:2014/06/26(木) 22:09:08
http://mainichi.jp/select/news/20140627k0000m020063000c.html
楽天LCC参入:需要急増にらみ
毎日新聞 2014年06月26日 21時42分(最終更新 06月26日 22時00分)


楽天の三木谷浩史社長=森田剛史撮影
拡大写真 楽天がマレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアと組んで、航空事業に参入する方針を固めた。中部国際空港を拠点に、2015年にも国内路線を設ける。景気回復で国内の旅客需要は持ち直しており、両社はLCCの拡大余地が大きいと判断した。ただ、8月には中国のLCC春秋航空も参入する予定で、競争激化も予想される。【永井大介、横山三加子】

 ◇エアアジアと共同出資、15年就航目標
 エアアジアは全日本空輸と共同で12年に国内線事業に参入。東京(成田)と那覇、札幌路線を運航したが、搭乗率が6割程度にとどまるなど業績が低迷し、13年に撤退した。自前の予約システムが使いにくかった上、出資比率67%の全日空が経営の主導権を握り、路線拡大などのペースがエアアジアの想定より遅かったためとされる。

 今回は、楽天と組んで予約システムを強化する。エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)と楽天の三木谷浩史社長は以前からの知り合いといい、フェルナンデス氏は今年4月、三木谷氏が代表理事を務める「新経済連盟」の講演で「デジタル面で技術力のある企業と組みたい」と話していた。ただ、外資は航空会社への出資を3分の1未満に規制されている。このため、楽天の出資比率も3分の1未満に抑え、他社の出資を募る。出資を分散させてエアアジアの発言力を確保する。

 楽天はインターネット旅行予約サイト「楽天トラベル」を運営しており、エアアジアと組むことで、LCCと宿泊などを組み合わせた格安パッケージツアーなどの商品を開発できる。既に、関西国際空港を拠点とするLCCのピーチ・アビエーションとも提携しており、ピーチの顧客にホテルやレンタカーの予約サービスを提供している。

 国内では、ピーチとジェットスター・ジャパン、バニラ・エアのLCC3社が12年から運航。LCCの国内線シェアは12年3月に0.9%だったが、大手の半値以下という低価格や、路線拡大で集客を図り、今年3月には7.5%に伸びた。ピーチとジェットの搭乗率は8割超で推移し、ピーチは14年3月期決算で黒字に転じた。国内の航空旅客は、東日本大震災などで11年に7759万人まで減少したが、12年には8494万人まで回復。今後も増加が見込まれる。

.ただ、エアアジアと春秋の参入でLCC5社体制になれば、一段の値下げ競争が起こるのは必至だ。国内LCC3社では、急拡大する需要に対応できず、パイロット不足などで大規模な欠航が相次いだ。エアアジアが必要なパイロットを確保できるかも問われる。

 パイロットの確保には、養成や自衛隊出身者採用などに関する規制の壁もあってすぐには対応しにくい。出資規制もエアアジアの経営をしばる。エアアジアが楽天をパートナーに選んだことには、「産業競争力会議の民間議員も務める三木谷氏と組むことで、規制緩和を促したいのでは」(大手航空会社幹部)との指摘もある。

.

4866チバQ:2014/06/26(木) 22:25:49
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140625-OYT1T50152.html
成田開業以来のJR・京成「二重改札」解消へ
2014年06月26日 09時17分
JR利用客は手前のJR出口改札を出た後、奥の京成電鉄の出口改札を通る必要がある(空港第2ビル駅で) 成田空港第2旅客ターミナル地下の空港第2ビル駅で、JRの利用客がJRと京成電鉄の両方の改札を通らなければ駅外に出られない「二重改札」が、解消に向けて動き出すことが分かった。

 1992年のビル開業以来続いているが、空港の運営会社などが2020年までの改修を目指し、検討会を設置して本格的な協議に入ることになった。

 JRを使って空港第2ビル駅に到着した利用客は、JRの出口専用の改札機に切符を入れるか、「スイカ」などのIC乗車券をタッチして運賃を支払った上で、10メートルほど離れた京成の出口改札に進み、再び同じ動作をする必要がある。駅では切符の取り忘れなどに注意を呼びかけているが、初めての利用客らがとまどう姿が見られ、改善を求める声が上がっているという。

 駅施設を管理する成田空港高速鉄道によると、空港内に入る際に身分証の提示を求める「検問」のエリアが、京成の出口改札の先に設定されていることや、JR側の通路が手狭なため、入り口改札機を出口兼用とするのが難しいことが二重改札となっている原因という。

 JR東日本によると、12年度の1日平均の同駅乗車数は3925人(うち定期837人)。東京五輪・パラリンピックが行われる20年に向けては、訪日外国人の増加が見込まれ、ビジネスマンや旅行客がスムーズに移動できる動線の確保は不可欠だ。

 過激派の侵入阻止を目的に78年の開港以来続いている検問は、今年度末までになくなり、監視カメラによるチェックなどに切り替わる。このため、成田国際空港会社が管理する検問エリアを有効に活用できるかなど、施設改修に向けた検討が行われる予定だ。

 成田空港高速鉄道の須ノ内和雅・審議役は「施設を改修するとなれば、協議も含めて3〜4年はかかる。20年に間に合わせるためにも、出来るだけ早く協議を始めたい」としている。


2014年06月26日 09時17分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

4867チバQ:2014/06/26(木) 22:44:28
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=74213
石垣空港が黒字 経常利益1億3588万円
2014年6月25日 06:50

 【石垣】石垣空港ターミナル社の株主総会が24日、石垣市商工会館で開かれ、2013年度の年間事業報告で売上高が当初見込みより約1億3700万円多い8億5777万円で、同社初の黒字となった。

 石垣空港の同年度乗降客数は217万人で、175万人とした見込みより24%増。物販や飲食、サービスの売り上げが伸びている。格安航空会社(LCC)の参入や国内路線の増便などが主な要因。

 販売費・一般管理費は6億4238万円で、営業利益は2億1538万円。営業外損益を加えた経常利益は1億3588万円。

 手狭な国際線ターミナルの拡充計画は本年度で実施設計まで進め、次年度の着工を目指す。

 総会では石垣市長選を前に退任した中山義隆石垣市長を社長職に再任する人事案も承認。取締役に高嶺良晴氏(市観光交流協会長)、内間康貴氏(日本トランスオーシャン航空取締役)、監査役には宮国勝浩氏が就任した。

4868チバQ:2014/06/28(土) 15:57:07
354 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/06/28(土) 15:11:44.39 ID:bJE/KBGy0
5月 出入国統計 速報値 前年同月比
ttp://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html

出国日本人数 1,280,835人 +1.2%
入国外国人数 1,162,592人 +22.8%

港別出国日本人数

新千歳 9,210人 -6.0%
成田 504,754人 -11.6%
羽田 282,946人 +45.0%
中部 108,769人 -2.1%
関西 242,111人 -1.6%
福岡 65,959人 +4.7%
那覇 5,225人 +21.3%

港別入国外国人数

新千歳 45,219人 +40.1%
成田 401,591人 +15.8%
羽田 148,162人 +33.9%
中部 72,336人 +30.2%
関西 254,925人 +34.7%
福岡 67,041人 +13.0%
那覇 52,957人 +64.9%

4869チバQ:2014/06/28(土) 16:17:58
やっぱり羽田って日本人のための空港なんだなあ

4870チバQ:2014/06/29(日) 21:10:01
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20140628-OYTNT50386.html?from=ycont_top_txt
ANAが青森空港再就航 空の競合、利用増期待
2014年06月29日
ANA社員らが再就航をPRしたイベント(21日、青森市の「サンロード青森」で)
 全日本空輸(ANA)が7月1日、11年ぶりに青森空港に就航する。大阪(伊丹)線、札幌(新千歳)線は日本航空(JAL)と競合路線になる。県は青森空港の利用者が増えるきっかけにと期待するが、2社体制が相乗効果を生むかは見通せない。(野口季瑛)

■就航PR

 「7月から青森にANAが来ます」

 青森市緑の商業施設「サンロード青森」で21、22日に開かれた就航PRイベントで、にこやかな客室乗務員の声が響いた。のぼりには「ダブルトラック化でますます便利に!」とJALとの2社体制で需要を喚起する文字。パイロットや乗務員の制服試着コーナー、大道芸やりんご娘ミニライブなども催され、親子連れなどでにぎわった。

 ANAセールス仙台支店の武田義人マネジャーは「反応はまずまず」と手応えを語った。

 イベントの主催者はANAではない。青森空港の乗降客数の低迷に悩む県と関係市町村などだ。2003年度、国際線を含む青森空港の利用客は約141万人だったが、この年にANAが撤退。その後、減少傾向となり、10年の東北新幹線全線開業、11年の東日本大震災を経て、11年度は約80万人にまで落ち込んだ。その後はやや持ち直し、13年度は約85万人。

 ANAが青森線に再び就航する背景には、国内線利用が頭打ちとなる中で需要を掘り起こす狙いがあるとみられる。

■相乗効果

 1日あたり運航本数は、大阪線はJALの3往復にANAの3往復が加わり6往復に。札幌線は3往復に2往復が加わり5往復になる。県は「利便性が高まり空港利用者が増える」(交通政策課)と期待する。

 お隣秋田県の秋田空港では11年、大阪線にANAが参入しJALと2社体制に。大阪線利用者は11年度の約10万人が、13年度は約17万人に増えた。「増便で大阪線の認知度が上がり、旅行客などの需要も増えたとみられる」と秋田県交通政策課。

 一方、山口宇部空港(山口県)では、02年度にJALが参入しANAと2社体制となり、空港利用者は03年度の約96万人が、13年度は約85万人に減った。山口県交通政策課は「景気低迷などで伸び悩んだ」と声を落とす。

 競合路線で価格競争が起き、利用客に料金値下げのメリットが生まれるか。客数が伸び悩み、「2社とも撤退もあり得る」(県関係者)のか。

 JAL青森支店の福田豊支店長は「潜在需要はあるだろうが、2社となり、いきなりお客が増えるわけではない。増やす努力が必要だ」と気を引き締める。

■カギはビジネス客

 ANAの大阪、札幌線が軌道に乗れば、経済効果の大きい羽田線の復活にも「ANAが前向きになってくれるのでは」と県幹部は期待する。カギは季節を問わず安定した利用を見込めるビジネス客を増やすことだ。県は市場規模の大きい海産物や農産物について、県内企業による関西方面への販路開拓を通じ、経済交流を活発にしていきたい考えだ。

4871チバQ:2014/06/30(月) 22:38:39
2011年の記事
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/ritou/2011/04/03150355.shtml
離島はいま 振興法期限切れを前に/離島問題取材班 宮本宗幸 上五島、小値賀空港の定期便廃止5年

上五島空港の滑走路。定期便廃止以降、あまり使われることはない=新上五島町友住郷(写真上)
小値賀空港のターミナルビル=小値賀町前方郷(写真下)


施設の"欠陥"障壁に 活用の道なお模索

 2006年に上五島空港(新上五島町)、小値賀空港(北松小値賀町)と本土を結ぶ定期便が廃止されて、3月末で5年となった。この間、県や両町は空港活用策を模索してきたが、具体策は見いだせていない。なぜ、活用策が見いだせないのか−。原因を探りながら、二つの離島空港の将来を考える。

 ◇消えた人影

 「航空機の利用は月に数回しかない。この空港は風が強く、特に冬場は、毎日のように強い風が海から吹くんです」。新上五島町北東部の小島、頭ケ島山頂にある上五島空港。空港管理事務所の職員はそうつぶやいて滑走路を眺めた。カトリック教会を思わせるターミナルビルに人影はなく、滑走路に航空機の姿はない。一帯は日中にもかかわらず静まりかえり、滑走路に吹き付ける強い風だけが、騒がしく音を立てていた。

 上五島、小値賀両空港は、オリエンタルエアブリッジ(大村市、ORC)運航の長崎、福岡の4路線が06年3月末で廃止されて以降、実質的に"休港"状態が続いている。県港湾課によると、09年度の両空港の利用は、自衛隊ヘリの急患搬送訓練や民間機の離着陸などが上五島で50回、小値賀で106回あったにすぎない。

4872チバQ:2014/06/30(月) 22:39:03
 ◇悲願の開港

 上五島空港は1981年、小値賀空港は85年、島と本土を結ぶ新たな交通手段として開港した。それまで本土との行き来は船に頼らざるを得ず、開港は島民の"悲願"だった。いずれも9人乗りの小型機が就航し、フェリーで2時間半以上かかっていた移動時間は、一気に30分程度に短縮された。開港以降、両空港の利用者数は増え続け、上五島は89年度に約3万4千人、小値賀は92年度に約1万人のピークに達した。

 「東京まで乗り継いで3時間程度しかかからない」「福岡まで直接行けるのが便利」「船酔いを心配する必要がなくなった」−。かつて空の便を利用していた島民は、特に東京や福岡といった大都市圏までの移動時間の少なさや快適性などのメリットを挙げる。

 だが、開港当初から就航率が低く、島民の足は次第に遠のいていった。福江、壱岐、対馬の3空港の就航率は96%以上(09年度、長崎路線)なのに対し、上五島、小値賀両空港は平均して80%程度。「飛行機は当てにならず、大事な出張のときは船を利用していた」。月に1、2回、飛行機を利用していた新上五島町の男性(39)は振り返る。

 さらに90年代には本土と島を1時間半程度で結ぶジェットフォイルや高速船が就航。島の人口減も重なり、05年度の利用者数は上五島約4700人、小値賀約3100人にまで落ち込んだ。

 定期便廃止後、県や両町は有識者を交えた検討委を設置するなどして活用策を探った。議論が進む中、06年12月に北陸航空(福井県)が両空港を活用しパイロットスクールを運営することを提案。しかし08年5月、パイロットスクールの運営予定会社が資金繰りの悪化などを理由に突如、開校を断念した。新上五島町幹部の一人は「訓練生が来ることによる地元への経済効果の期待もあり落胆した」と振り返る。計画断念後は「具体的な活用の見通しは立っていない」(両町)のが現状だ。

 ◇気象に左右

 空港施設としての活用の障壁として、関係者が口をそろえるのが、空港施設そのものが抱える"欠陥"。両空港の滑走路はともに800メートルと短い。以前、就航していた小型機程度しか離着陸ができない。加えて上五島空港は立地上、風や乱気流が激しく、離着陸の難しさで「日本有数の空港」ともいわれる。小値賀空港は、比較的気象条件の制約を受けにくい「計器飛行方式」に必要な無線設備をそなえておらず、「有視界飛行方式」で運航するしかない。これらの悪条件は、運航が気象条件に左右されやすい環境を生みだし、定期便の就航率の低さの大きな要因にもつながっていた。

 両町はこれまで、遊覧飛行やモニターツアー、チャーター便利用者への運賃補助などを実施し、空港の活用策を模索。新上五島町では08、09年夏に遊覧飛行を計画。しかし、荒天や申込者数が定員に満たず、いずれも中止に追い込まれた。小値賀町は昨年末から年始にかけての4日間、小値賀−福岡間のチャーター便利用者に対し、1人1万5千円で利用できるよう運賃を補助。だが、利用希望者は想定の24人よりも大幅に少ない8人。さらに4日間のうち3日間は悪天候で運航できず、実際に利用したのはたった1人にとどまった。需要の低さに加え、気象条件に運航が左右されやすい空港施設そのものが、活用策の障害となっている。

 滑走路延長など空港施設の改善・充実といった対策について、県や両町はいずれも「費用対効果の面で難しい」と消極的だ。

 ◇廃止すれば

 両町は、空港の維持管理費として県と合わせ上五島約1400万円、小値賀約1100万円(いずれも09年度)を投入しながら、空港施設としての活用を模索している。ともに交流人口の拡大に力を入れており、船より1時間ほど短い本土からの移動時間や県外からのアクセスのよさは、観光客にとって利便性が高いとみている。事実上、両空港への定期便就航は難しいものの、将来的に不定期便の就航も視野に入れている。

 特に小値賀町の場合、町内にヘリポートがなく、「急患など緊急輸送のための航空機の発着場としての役割を担っており、あくまで空港施設として存続する必要がある」(産業振興課)という。

4873チバQ:2014/06/30(月) 22:39:21
 一方、新上五島町では、「活用策に明るい展望がなければ廃止にしたほうがまし」「太陽光発電施設など別の活用法を考えるべき」「空港に税金をつぎ込むぐらいなら、船の運賃補助などに使ってほしい」−など、空港施設以外の活用策を探るべきだという住民の声も一部にはある。

 これに対し、町まちづくり推進課は、災害への対応や観光面での利用を挙げながら、「一度廃止してしまうと空港の復活はありえない。維持経費の縮減に努めながら、活用策を探りたい」と理解を求める。

 離島空港の問題に詳しい県立大の松本勇名誉教授(交通経済学)は、中国が領有権を主張する尖閣諸島(沖縄)周辺で起きた中国漁船衝突事件などに触れながら、「今後、国防上の理由による利用の可能性なども考えられる上、災害時の救急搬送などの役にも立つ。空港施設として残しながら、(両空港を活用したいという)時代の要請を待つ必要がある」と指摘。その上で、「町はどんな活用策を模索しているのか、住民側にしっかり伝える必要がある」と話す。

◎記者ノート/住民ぐるみで議論を

 離島を取り巻く環境は厳しい。公共事業は減り、若者は職を求めて島外に流出。農漁業者は後継者不足に悩み、燃油高にあえぐ。そんな島に、年間各1千万円以上の税金をつぎこみながらも、ほとんど使われていないこの二つの空港はある。

 両町が主張するように、空港は、将来的な交流人口増加への"切り札"となり、島の活性化につながるのか。それとも、空港を廃止して有効な別の活用策を見いだすことが、島の振興につながるのか。

 「どうせ空の便は使わないから、空港がどうなろうと興味がない」。定期便廃止から5年がたつ中、島民の間では、こんな声も漏れ始めている。しかし、空港のあり方を考えることは、利用するかしないかの問題だけでなく、島の将来像をどう描くのかということにつながっている。定期便がない空港をどう活用するのか−。行政だけでなく、住民ぐるみの真剣な議論が求められている。

4874チバQ:2014/06/30(月) 22:42:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140630/CK2014063002000133.html
成田空港内の駐車場 早朝・深夜割り引き 羽田に対抗も24時間超なら?
2014年6月30日

 成田空港は、空港内駐車場に早朝(午前零時〜同八時)入庫するか、深夜(午後十時〜翌午前二時)出庫する場合、六時間以上駐車した利用者を対象に、料金を割り引くサービスを七月十一日から導入する。格安航空会社(LCC)便の増便や羽田空港よりも割高と指摘されてきた料金体系を是正する狙いがあるが、利用時間によってはやはり羽田よりも高くなってしまう。

 新たな割引サービスは普通、大型、自動二輪の全車種が対象で、六時間以上一日以内で半額、二日目からは一日分を割り引く。ゴールデンウイークと、お盆休み、正月休みの期間中は対象外。

 普通車は、旅客ターミナルビルに近いP1、P2駐車場が一日千三十円(通常二千六十円)、やや遠いP3、P5駐車場が一日七百七十円(通常千五百四十円)になる。

 ただ、二十四時間をわずかでも超えたら丸一日分の追加料金が発生する。二十五時間の場合、羽田は二十四時間分(千五百円)プラス超過料金(一時間三百円)で千八百円だが、成田は二千六十円かかる。

 駐車場を管理する成田国際空港会社の夏目誠社長は「私自身もいかがなものかと思っている。よりきめ細かい料金体系を導入したい」と話した。 (小沢伸介)

4875チバQ:2014/06/30(月) 22:54:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140630_53020.html
山形空港開港50年 震災時の代替機能再評価

震災後、存在価値が見直された山形空港の50周年記念式典 山形空港が開港50年を迎え地元の東根市で29日、記念式典があった。東日本大震災の発生直後、津波被災した仙台空港の代替機能を担い、存在価値を高めた山形空港の活性化を誓った。
 吉村美栄子知事は「震災時は開港以来初の24時間運用に踏み切り、災害救助の拠点として役割を発揮した」と振り返り、「あの時、山形空港の質的転換が図られた」と重要性を強調した。
 土田正剛東根市長は「羽田線が増え、名古屋線が復活し、空港が久しぶりににぎやかだ。利用拡大に努め、何とか路線を維持したい」と語った。
 出羽桜酒造(天童市)の仲野益美社長らによるパネル討論もあり、山形空港の上手な活用方法について意見を交わした。
 山形空港は1964年6月8日に神町空港として開港。羽田線を中心に利用客を伸ばしたが、92年の山形新幹線開業で減少に転じ、路線休止が相次いだ。ことし3月、羽田線が朝夕2往復に増え、名古屋線も復活。利用拡大に期待が掛かる。

4877チバQ:2014/06/30(月) 23:39:25
http://toyokeizai.net/articles/-/41460
ワンピースに当て込む、スカイマークの企図
狙うは「ポケモンジェット」の再来
武政 秀明 :週刊東洋経済編集部 記者
武政 秀明たけまさ ひであき週刊東洋経済編集部 記者 <国産大手自動車系ディーラーのセールスマン、産経新聞グループの日本工業新聞社(フジサンケイ ビジネスアイ)記者を経て、2005年東洋経済新報社に入社。第一編集局(現編集局)記者として、マクロ・マーケット、証券、化学業界などを担当。東洋経済オンラインの2012年11月リニューアルに携わり、主に企業系ニュースの編集を担当。みずからも「半沢直樹もたまげる、究極の『出向先』」などのオンライン書き下ろし記事を執筆。2013年10月から週刊東洋経済編集部。主に大型特集記事の編集を担当。
2014年06月30日

ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ――。子供から大人まで幅広い世代に絶大な人気を博しているアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」のキャラクターが、空へと飛び立つ。

スカイマークは6月30日、ワンピースのキャラクターである「麦わらの一味」を機体にあしらった「ワンピースジェット」を、7月19日から10月19日までの3カ月期間限定で就航すると発表した。同社が保有するボーイング「737-800」のうち5機に特別塗装を施すとともに、そのほかの機体にも乗降ドア付近にワンピースの主人公である「モンキー・D・ルフィ」のイラストを塗装する。

同時に展開するのは、子供向けのスタンプラリーだ。原則、小学生以下の客を対象として、スカイマーク全路線が対象となり、集めたスタンプの数に応じてオリジナルグッズをプレゼントする。一部の機内では、ルフィのトレードマークである麦わら帽子をかぶった客室乗務員(キャビンアテンダント=CA)による機内サービスも実施する。

両者にとって初の試み
ワンピースジェットが就航する路線は、特に固定していないという。「逆に駐機していたり、日本中を飛び回るワンピースジェットを探してもらいたい」(スカイマーク経営企画室)。ただ、7月19日の就航初便については、東京・羽田空港を午前中に出発する便となる予定だ。

ワンピースは、海賊になった少年モンキー・D・ルフィを主人公とする冒険コミック。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1997年に連載が始まり、1999年10月からテレビアニメも放映されている。

日本のみならず、30カ国以上で翻訳版が販売されており、世界的に人気の高いコンテンツだ。さまざまなグッズに版権が使われているワンピースだが、航空機にペイントされるのは初めてとなる。

実はスカイマークにとっても、特定のキャラクターを自社の機体にペイントするのは初の試みとなる。「新しいスカイマークのチャレンジの一環として企画した。家族連れ、特に今後10〜20年後にお客さんになってもらう子供のお客さんに、スカイマークに親しんでもらいたい」。6月30日に東京・羽田空港のスカイマーク本社で会見した有森正和常務はそう強調した。

子供はワンピース、大人はミニスカ

有森常務は、子供の頃からスカイマークに慣れ親しんでもらうことを狙う(撮影:大澤誠)同社が手本にしたのは、全日本空輸(ANA)の特別塗装機「ポケモンジェット」のようだ。ANAは子供に絶大な人気を誇る「ポケットモンスター」をあしらった特別塗装機を就航。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏によれば、「ポケモンジェットは子供連れ客で、いつもかなり盛況」だという。

スカイマークは6月14日、CAのミニスカートワンピース制服で話題となったエアバス「A330」を羽田―福岡線の一部で導入。広い空間でゆったり座れる「グリーンシート」と併せて、ビジネス客の取り込みに動いている。A330就航に合わせても、一部メディアへの広告宣伝など、これまでになかったマーケティング戦略に動いている。

ワンピース人気に当て込むスカイマーク。狙いどおり、子どものハートをつかめるか。

4878チバQ:2014/07/01(火) 21:38:30
http://www.asahi.com/articles/ASG714GQ1G71ULFA01K.html
将来は国際線進出も 楽天・エアアジアの新会社
土居新平、篠健一郎
2014年7月1日18時14分
 マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアと、ネット通販大手の楽天は1日、新しいLCC「エアアジア・ジャパン」を設立し、来年夏から国内線を運航すると正式に発表した。2機でスタートし、2016年からは毎年5機ずつ増やす計画で、将来は国際線にも進出する。

 「日本の航空業界を変えていく素晴らしいパートナーを紹介する」。この日都内であった記者会見。真っ赤なシャツに身を包んだエアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者と、笑顔で登場した楽天の三木谷浩史会長兼社長はステージで抱き合った。2人は3年前からしばしば夜の街に繰り出す友人同士だ。

 新会社にはエアアジアが議決権ベースで33%、楽天が18%を出資。三木谷氏が役員に就く。ほかに投資ファンドのオクターヴ(東京)が28・2%、化粧品のノエビアホールディングス(HD、神戸市)が13・4%、スポーツ用品のアルペン(名古屋市)が7・4%を出資する。

4879チバQ:2014/07/01(火) 21:39:17
http://toyokeizai.net/articles/-/41590
エアアジア、「捲土重来」に懸ける真の狙い
平成の"黒船"は真っ赤な機体でやってきた
武政 秀明、長谷川 愛 :東洋経済 編集局記者
武政 秀明、長谷川 愛たけまさひであき、はせがわあい東洋経済 編集局記者2014年07月01日

本当の狙いは羽田の“開港”にあった――。

6月26日午前2時配信の東洋経済オンラインで報じたとおり、東南アジア最大級の格安航空会社(LCC)であるエアアジアが7月1日、楽天など4社とタッグを組んで日本市場に再参入することを正式発表した。東京・港区を本社とするエアアジア・ジャパンを設立しており、今後は2015年夏をメドに日本国内の空港を拠点として国内線、国際線の就航を目指していく。

新会社の資本金は70億円の予定。社長には全日本空輸(ANA)出身で、旧エアアジア・ジャパン(現バニラ・エア)の社長も務めていた小田切義憲氏が就任した。エアアジア本体の出資比率は49%(議決権ベースでは33%)で、楽天が18%(同18%)となったことも、併せて公表された。そのほかの大株主は、プライベートエクイティファンドのオクターヴ・ジャパン インフラストラクチャーファンド合同会社が19%(同28.2%)、ノエビアホールディングス9%(同13.4%)、アルペン5%(同7.4%)と、異色の企業が並ぶ格好となった。

日本の空をオープンにする

エアアジアはかつてANAホールディングス(HD)との合弁会社(当時の社名もエアアジア・ジャパン)を2011年8月に設立。成田国際空港を拠点として、12年8月に国内線を就航した。

ところが、軌道に乗る前に両社が対立。合弁関係が解消され、旧エアアジア・ジャパンはANAHDが完全子会社化して、社名をバニラ・エアに変え、2013年12月に再出発した経緯がある。

7月1日の会見では小田切社長のプレゼンに続き、エアアジアのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)が登壇。「パートナーで大切な友人」との紹介を受けて、楽天の三木谷浩史会長兼社長が登場すると、報道陣、関係者を合わせて200人以上が詰めかけた会場はドッと沸いた。

4880チバQ:2014/07/01(火) 21:39:47
三木谷氏は「政府は(2013年に初めて1000万人を突破した)訪日外国人旅行客を2020年に2000万人へ倍増する目標を掲げているが、それにはLCCが欠かせない。日本の航空産業は、高い空港使用料や空港の24時間利用が進んでいないことなど課題が山積み。日本の空を本当にオープンにしていく。エアアジア・ジャパンの一株主ではあるが、発展に少しでも貢献したい」と抱負を語った。

グループに旅行事業を展開する楽天トラベルを持ち、EC(電子商取引)における連携など、エアアジアが楽天と組むメリットはある。何より、安倍晋三首相と個人的な関係があり、規制緩和論者でもある三木谷氏の持つ政治力を得ることはもっと大きい。エアアジアの狙いはずばり、羽田空港を拠点にした国内線の就航だ。


新生エアアジア・ジャパンは登記上の本社を中部国際空港(セントレア)のある愛知県常滑市に置いた。旧エアアジア・ジャパン時代の反省から、着陸料が高く、発着時間に制限のある成田を外し、15年の就航当初はセントレアを拠点に国内線のネットワークを張っていくとみられる。

ただし、会見における報道陣との質疑応答で、小田切社長は「マーケットの大きさや、インバウンド需要を考えると東京は外せない。発着枠の問題があり、現状は空きスロットがないが(いずれは)羽田空港を拠点に就航したい」と語った。

背景に都心上空の飛行解禁議論
現状、羽田空港の国内線発着枠は日本航空(JAL)、ANA、スカイマーク、スターフライヤー、スカイネットアジア航空、AIRDOに限定されている。混雑する羽田の発着枠に空きはないが、アテはある。これまで騒音を理由に認めてこなかった都心上空の飛行解禁の議論が始まったからだ。

国土交通省の有識者会議は今年6月、羽田、成田両空港の発着枠拡大案をまとめた。2020年の東京五輪を控えて、訪日外国人旅行客を拡大するために必要な措置という位置づけで、滑走路の処理能力を再検証し、運用や飛行経路の見直しなどで、年間約2.3万〜2.6万回の発着枠を増やせると試算している。


実現すれば、国内外の航空会社に羽田の発着枠が新たに割り当てられることになる。新生エアアジア・ジャパンはこれを狙いに行く。現状、日本には3社のLCCが就航しているが、羽田を拠点にした例はない。

三木谷氏は経団連や経済同友会など既存の経済団体に対抗する格好で、新経済連盟を立ち上げている。持論は「規制緩和」。エアアジアという外圧を得て、日本の航空業界に市場開放を迫っていく構図が想定できるが、その目玉は羽田の“開港”にある。実現性はともかくとして、日本の航空業界に波紋を呼ぶことは確実だ。

4881チバQ:2014/07/01(火) 21:40:18
報道陣との主なやり取りは以下のとおり。

――新生エアアジア・ジャパンは、旧エアアジア・ジャパン(現バニラエア)と何が違うのか。


写真を拡大
エアアジアのフェルナンデスCEOフェルナンデスCEO 人が違う。私たちと同じような考えを持った3人のすばらしい企業家(楽天の三木谷浩史会長兼社長、ノエビアホールディングスの大倉俊社長、アルペンの水野泰三社長)に参画してもらった。彼ら自身がすばらしいビジネスをつくった人たち。私たちは短い時間で意思決定ができる。

――新生エアアジア・ジャパンは登記上の本社を中部国際空港に置いているが、首都圏空港への展開は考えているか。

小田切社長 ハブ空港についての詰めは最終段階にあり、後日、正式に発表する。まずは東京以外で事業を展開して、幹線を張って収益体制をしっかりつくりたい。日本の各地方には、文化や歴史的な建造物、名産品や特産品があり、航空の潜在的な需要があると思っている。

一方、東京のマーケットの大きさやインバウンド(訪日外国人)需要を考えると、東京は外せない。発着枠の問題があり、現状は空きスロットがないが、(いずれは)羽田空港を拠点に就航したい。国土交通省の有識者会議で、羽田の発着枠を広げるという議論が始まっている。少しでも早くそうなることを望んでいる。

フェルナンデス 発着枠の問題は東京(羽田空港)に限定されているが、日本は東京がすべてではない。東京以外にもチャンスがある。

――楽天の役割は?

三木谷会長兼社長 LCC(格安航空会社)は情報産業。チケット販売だけでなく、さまざまなエンターテインメントや事前のオーダーなど、技術が生んだ新しいビジネスだ。既存の情報ネットワークでは難しかっただろう。予約をはじめ、いろいろなサービスで(エアアジア・ジャパンに)お手伝いできると思っている。

フェルナンデス 三木谷さん(楽天)は、いろんな事業に投資してきた。エアアジアグループで使えるプロダクトがたくさんあり、相乗効果がある。

就航は2015年の夏
――就航はいつか?当初の機体数は?

小田切 来年(2015年)夏を考えている。まずは2機体制で運航する。いずれも新造機を予定しており、2015年中に4機まで増やすつもりだ。

――日本の航空業界は規制が強く、首都圏空港では発着枠の制限があるが、どのように挑んでいくか。

フェルナンデス 日本(の航空行政)はオープンになってきている。小田切さんは当局と話をしているが、日本も変わってきている。エアアジアは機体もかっこいいが、ビジネスの強みはお値打ち価格にあり、「ナウ・エブリワン・キャン・フライ」というテーマは大事にしたい。

三木谷 日本政府が2020年の東京五輪開催に向けて、訪日外国人を増やすという戦略に対してかなり本気だと感じている。今までよりも前向きな姿勢を私個人としては感じている。

4882チバQ:2014/07/01(火) 21:40:53
――三木谷さんはフェルナンデス氏と3年前から友人関係にあるということだが、今回、何が決め手で一緒に事業をやっていくことになったのか。


写真を拡大
楽天の三木谷会長兼社長三木谷 エアアジア・ジャパンだけでなく、エアアジアグループとして、楽天との補完関係は非常に大きいことを強調したい。エアアジアはマレーシアから始まり、アジア全般に向けて展開するLCCとして、世界で最も高い評価を受けている。フェルナンデス氏のことは、アントレプレナーとして尊敬している。

――折しも日本ではパイロット不足が顕在化している。

小田切 国内で日本人のパイロットを確保するのは大きな問題になる。1年で準備するが、対象は(機材に使う)A320のライセンスを持っているパイロットになる。他社で乗っている人を中心にリクルートする。ただ、それだけでは機材計画に追いつかないので、自社でも養成に取り組む。一時的に日本人パイロットだけでは対応できないかもしれないので、エアアジアグループの中でのパイロットのやり繰りも併せて検討している。

フェルナンデス パイロットの確保はそんなに心配していない。優秀な人がいるし、なりたい人がたくさんいる。

――今回、日本の国内線への再参入となるが、フェルナンデスさんが日本にここまでこだわるワケを教えてほしい。

フェルナンデス 日本はすばらしい。私は日本の製品ばかり使ってきた。ウルトラマンにも親しんでいる。もっと多くの人たちに日本に来てほしい。日本からアジアに飛ぶのはエキサイティングで、決して簡単なことではないが、やってみなければわからない。

三木谷 補足すると、日本は観光資源がアジアで最も豊富。日本食だけでなく、名所があり、四季があり、何より安全。訪日外国人の目標も2000万人と言わず、3000万人、4000万人、5000万人という目標を掲げてもいい。そのために、安いエアラインを使って日本に来てもらうことは重要だと考えている。

――フェルナンデスさんは今年4月に来日した際に、三木谷氏とは「友人関係のままがいいかもしれない」と話していたが、今回はビジネスパートナーに選んだ。

フェルナンデス 3カ月前の段階では話せなかった。嘘をついていた。申し訳なかった。

枠が取れしだい、羽田に就航する
――羽田空港からの就航を狙っていくということだが、来年夏にそうなるのか。段階を踏んでからか。

小田切 初便就航時にスロットが確保できれば入りたいが、段階とか調整を経て、となるだろう。枠が取れしだい、就航する。東京に入るのは非常に大きいことだ。

――楽天にとって具体的なシナジー効果は。

三木谷 エアラインのビジネスというのは、人を単純に移動させるだけでなく、そこにはエンターテインメントや物販なども伴う。これはITとのシナジーがある。楽天トラベルや電子書籍のコボやeコマースなど(連携は)無限の可能性がある。ネット企業でエアラインに出資したのは、世界で楽天が初となる。空港や飛行機で長い時間を過ごすことを考えると、いろいろな連携が考えられる。

小田切 補足すると、ネットを通じて、いろいろと物品を販売するのも課題だと思っている。機内での販売とか。免税品の販売とか。

4883チバQ:2014/07/01(火) 21:41:21
――収益イメージは。

三木谷 来年から始め、徐々に上がっていくとみている。何年後にどのくらいの収益というイメージはあるが、ボスの了承がないとしゃべれない。

フェルナンデス 金額は、両方とも上場企業なのであまりハッキリは言えない。ただ、うまくいけば、エアアジア・ジャパンはエアアジアグループで一番大きい会社になる。それには政府のサポートもいるし、日本でいろいろな変革を起こしてきた三木谷氏のような強力なパートナーも必要だ。

日本は1億人の人口を抱え、立派な空港も多い。日本よりも人口の少ないマレーシアに2500万人の外国人旅行者が来ていることから考えても、日本が目指している「訪日外国人2000万人」の目標は十分実現可能。日本の可能性は巨大だ。

日本政府は東京のソリューションを見つけなければいけない。五輪開催を控えていることもあり、東京はもっとキャパシティを増やす必要がある。地方空港を開拓することもできるが、東京こそがミッシングリンク。日本政府がそのことに目を向けることを願っている。

――役員として入る予定は。

三木谷 役員として入ることにはなると思う。ボスしだいだが。

――日本でLCCは皆、苦戦している。黒字化できなくても、5、6年日本で頑張り続けるつもりか。

フェルナンデス 問題はLCCの多くが成田を拠点としていることだ。だからわれわれは楽天、ノエビア、アルペンというパートナーを得て、違った形でやろうと考えているし、今のところエアアジア・ジャパンの将来を非常に楽観している。特に日本とアジアを結ぶ国際線には期待している。

「楽天航空」は目指さない
――エアアジア・ジャパンで増資が必要になったら追加で出資するか。

三木谷 それは仮の話なので状況を見ながら判断していく。あくまで短期的な投資ではなく、長期的視野に立った投資。現在、日本のアジア諸国に対するビザの発行が非常に緩和しており、この傾向は今後も続くだろう。訪日旅客数は非常に増えてくると思う。だから、エアアジアのように、アジアに基盤のある企業の日本向けビジネスにはとても可能性があると思う。

――18%の出資比率について。

三木谷 LCCは重要産業だが、われわれの中核事業ではないので、出資比率は20%付近が目安だと考えていた。あくまでサイドからのサポートに徹する。経営は航空業界で経験のある人たちが中心となって行い、われわれは「楽天トラベル」を通じた送客やeコマース、機内エンターテインメント、日本政府との調整などでお手伝いをしていく。航空の運航などは専門ではないので、エアアジア側がやっていく。

――中核事業ではないということは、楽天航空は目指さない?

三木谷 目指さないですね(笑)。餅は餅屋なので。ただトニーと一緒に、さまざまな機内のサービスを開発できたら楽しいだろうなと思う。たとえば決済の「Edy」など、日本で進んでいるものをアジアに持って行く。楽天が昨年買収した「Viki」を使い、多言語で映像を配信する機内エンターテインメントを提供することもできる。今までにない奇想天外な発想でいろいろやっていきたい。

(撮影:尾形文繁)

4884チバQ:2014/07/02(水) 21:45:20
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140702/biz14070213040008-n1.htm
需要創出、パイロット確保… 国内LCC5社乱戦模様
2014.7.2 13:04

 アジア最大のLCCのエアアジアの再参入で、国内線を運航するLCCは5社に増える。低運賃が売りのLCCは国内でも定着しつつあるが、最近はパイロット不足による大量欠航など運航面の課題も浮上。2度目の挑戦で利用客の支持を獲得できるか、注目される。

 「お値打ち価格のチケットで、(新会社の)エアアジア・ジャパンは世界を日本に呼び込む努力をしたい」。1日の記者会見でエアアジアのトニー・フェルナンデスCEOはこう言葉に力を込めた。

 新生エアアジア・ジャパンの拠点空港は未定だが、中部空港が有力視されている。実現すれば国内LCCでは唯一となる。野村証券の広兼賢治アナリストは「どれだけ新たなLCC需要を生み出せるかが鍵になる。特にエアアジアが得意とするアジアと結ぶ国際線で、魅力的な運賃の路線をどれだけ展開できるかが重要だ」と指摘する。

 一方、LCCをめぐっては最近、トラブルが相次いでいる。ピーチ・アビエーションやバニラ・エアは機長不足、ジェットスター・ジャパンは関西空港での機体整備の体制づくりの遅れで、それぞれ大量欠航を余儀なくされた。春秋航空日本も当初は5月末が予定の就航時期を2度も延期した。

 パイロットの確保は、国内LCCに共通の課題だ。新生エアアジア・ジャパンの社長に就任した小田切義憲氏は、「パイロットの養成に取り組むとともに、グループ会社でのやりくりも検討している」と説明した。

 「エアアジア・ジャパンの『パート3』はない」。フェルナンデスCEOは会見でこう言い切り、不退転の決意を示した。その言葉通りに事業を軌道に乗せられるか手腕が試される。(森田晶宏)

.

4885荷主研究者:2014/07/05(土) 16:10:11

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20140611/news20140611624.html
2014年06月11日(水)愛媛新聞
13年度松山空港利用者11.4%増 LCC効果

 愛媛県が10日発表した松山空港の2013年度利用状況は、格安航空会社(LCC)2社が新規2路線を開設した効果で、前年度比11.4%増の262万2138人だった。全体の利用者数が260万人を超えたのはリーマン・ショック前の07年度以来。

 国内線全体は258万3511人(12.3%増)。13年6月に就航したジェットスター・ジャパンの成田線18万9186人と、14年2月就航のピーチ・アビエーションの関空線3万1901人が全体を押し上げた。

 LCCの影響が心配される羽田線は151万809人(0.3%減)と微減にとどまっており、県交通対策課は「金額を重視する利用者など、新規需要を掘り起こしたようだ」と分析。日本航空が13年3月末に再開し、全日本空輸との2社体制となった伊丹線は53万3141人(7.7%増)に増えた。

4886チバQ:2014/07/10(木) 07:31:59
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140709-00042217-toyo-bus_all
ANAはこうして"国際線トップ"に飛躍した
東洋経済オンライン 7月9日(水)6時0分配信

写真を拡大

写真を縮小

JAL(奥)の牙城だった国際線で、ANA(手前)がトップに躍り出た(撮影:尾形文繁)

 全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)。日本を代表する2大エアラインは長らく、「国内線に強いANA」「国際線に強いJAL」という位置づけだった。だが、その均衡がついに崩れた。

【詳細画像または表】

 ANAが7月8日に発表した今年5月の運航実績によると、国際線の旅客輸送量で初めてJALを上回った。実際に運賃を支払って利用した旅客の輸送量を示す「有償旅客キロ」(RPK、有償旅客数×飛行距離で算出)という指標で、ANAの5月実績は29億5294万旅客キロと前年同月比25%増だった。一方のJALは同7.8%増の29億1163万旅客キロで、僅差ながらもANAが上回った。

 確かに5月の旅客数で見ると、JALの61万9478人に対し、ANAが57万9616人と、JALがリードしている。ただ今年4月、RPKと並んで航空会社の規模感を示す指標とされる「有効座席キロ」(ASK、座席数×飛行距離で算出)で、ANAは初めてJALを抜いた。航空業界における2つの代表的な指標で逆転を果たしたことは、航空会社の“実力”という点でANAが事実上の「国際線首位」に躍り出たという見方もできる。

■ 羽田発着枠の傾斜配分が影響

 背景にあるのは、ANAの羽田空港発着路線の大幅な拡充だ。昨秋、国土交通省はJALが経営破綻した経緯を踏まえ、これまで2社に均等に配分してきた羽田の発着枠をANA11、JAL5と傾斜配分した。これを受けてANAは今春、羽田発着の国際線を従来の10路線13便から17路線23便へと増やした。

 羽田における路線網の急激な拡大は、旅客数が伴わず供給過剰になるリスクもあった。だがこれまでのところ、都心に近い羽田の利便性を武器に、搭乗率も堅調に推移している。加えて、成田空港ではアジアと北米を結ぶ乗り継ぎ需要を安定的に獲得している。
. 国際線でJALを逆転するという悲願を果たしたANA。両社の間には、かつて途方もない差があった。

 ANAはもともと国内線専業の航空会社で、初めて国際線に進出したのは1986年。1978年に開港した成田空港は当時、滑走路が1本しかなく、世界でも有数の混雑空港だった。

 後発のANAは、発着枠や有利な運航ダイヤの獲得がままならず、週2便しか飛ばせない路線もあったという。1994年に開港した関西国際空港では欧州路線の就航などに取り組んだが、実績が伴わず、国際線は赤字が続いた。

 一方のJALは1983〜84年に国際線輸送量で世界最大を誇っていた。1985年の御巣鷹山事故を契機に勢いは弱まるものの、2000年ごろまで国際線ネットワークの拡大は続き、年間ASKが1000億座席キロに迫ったこともあった。

 転機が訪れたのは、ANAがスターアライアンスに加盟した1999年。同社は複数の海外エアラインと協力関係を結ぶことで、国際線のノウハウを取り込んでいった。同時に、赤字の関空発着路線からの撤退、中国路線の積極展開などネットワークの見直しや機材の適正化などを進め、2004年度に国際線がようやく黒字化した。その後、羽田空港の国際化が進んだことも、ANAにとって追い風になった。

4887チバQ:2014/07/10(木) 07:32:17
■ “敵失”の影響も見逃せない

 もっとも、両社の逆転には、JALの経営破綻に伴う路線の縮小が大きく影響している。JALの“敵失”がなければ、今もANAはJALの後塵を拝していたかもしれない。

 今後、ANAは2016年度に国際線収入を5485億円と、3年間で45%も引き上げる計画を組んでいる。懸念は、イベントリスクだ。パンデミック(世界的な伝染病の流行)、9・11やリーマンショックのような事態がひとたび起これば、需要は一気に縮む可能性はある。

 また、国交省では、東京都心上空の飛行を解禁することで、羽田と成田の発着枠をさらに拡大する議論が本格化している。RPK逆転の余勢を駆ってANAが引き離しにかかるのか、それともJALが巻き返しを果たすのか。政・官を巻き込んだ両社の“空中戦”は、これまで以上に激しさを増しそうだ。

※ 当初の原稿では、「確かに5月の旅客数で見ると、JALの61万9478人に対し、ANAが57万9616人と、JALがリードしている。ただ、この数字にはマイレージサービスの利用者などが含まれる」としていましたが、事実と異なっておりました。お詫びのうえ、訂正いたします。
→ANAの詳細、JALの詳細は「四季報オンライン」で
.武政 秀明

4888チバQ:2014/07/10(木) 07:33:05
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140708-00000004-biz_fsi-nb
羽田発着の海外パック強化 旅行大手、シニアや地方客取り込み
SankeiBiz 2014/7/9 08:15

羽田空港の国際線旅客数

[拡大]
 旅行大手各社が、今春に国際線が拡充された羽田空港発着の海外パック旅行の展開に注力している。JTBが60歳以上のシニアを対象に羽田発着専用ツアーを6月に発売するなど、お金や時間に余裕のあるシニアの取り込みを強化する動きが目立つ。また地方からの乗り継ぎが便利になったことも追い風に、新たな顧客層の掘り起こしにつなげようとの期待がふくらむ。

. JTBは、60歳以上を対象とした海外パック旅行「旅彩彩」シリーズで、羽田発着専用ツアーを6月17日に発売した。欧州や南米、東南アジアなど9コースがあり、趣味などで多忙なシニアでも参加しやすいよう日程も6〜8日間と短めにした。出発は9〜12月で、「羽田の国際線拡充への関心が高いせいか、問い合わせや申し込みは事前の想定よりも多い」(同社)という。

. ANAホールディングス傘下のANAセールスは、4〜9月出発の海外パック旅行で、羽田発着のコース数を前年同期比約3倍の132に増強。中でもシニア向けに新たに発売した欧州方面のツアーは29コースのうち28コースが羽田発着で、「申込者の9割が50歳以上」(担当者)という。JR西日本傘下の日本旅行も3〜10月出発で、欧州方面の添乗員付きのツアー数を前年の1コースから6コースに増やした。

. また、国際線拡充によって羽田での国内線と国際線の乗り継ぎが便利になったのを受け、各社とも羽田発着のツアーでは地方からの集客を強化。JTBの「ルックJTB」シリーズでは欧州方面のコースの中に、地方から乗り継ぐ場合に国内線の運賃がゼロになるケースもあり、羽田での4〜9月出発の予約は前年同期比約1割増という。ANAセールスが発売したシニア向けの欧州方面のツアーも申込者の約半分が地方在住者だ。

. 羽田の国際線拡充により「利用客の海外旅行の選択肢が増えて、新たな顧客層の取り込みにつながる」(日本旅行)ことから、各社ともビジネスチャンスととらえて品ぞろえを強化している。

.

4889チバQ:2014/07/14(月) 21:42:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140714/trd14071419520016-n1.htm
成田国際線旅客数5%減、夏休み予測 過去5年で震災発生年に次ぐ少なさ
2014.7.14 19:52
 成田国際空港会社(NAA)は14日、夏休み期間(7月18日〜8月31日)に成田空港を利用する国際線旅客数が、前年同期比5%減の約339万4千人になるとの予測を発表した。

 過去5年間では、東日本大震災が起きた平成23年に次ぐ少なさで「羽田空港の国際線発着枠の拡大に伴うアジア、欧州路線の減便の影響が大きい」と分析している。

 NAAによると、期間中の出国客は約172万8千人で、ピークは8月9日の4万6千人。入国客は約166万6千人で、ピークは8月17日の4万8千人となる見込み。

 円安などの影響で、日本人旅行客全体も減少傾向だが、ハワイなどのリゾート路線は好調。中国や韓国との関係が冷え込む中、「親日的で観光客が行きやすい」として台湾も人気という。

4890チバQ:2014/07/15(火) 21:11:17
http://news.livedoor.com/article/detail/9043385/
予約殺到!ANA夏休み深夜限定便のカラクリ 羽田―沖縄、片道9700円はこうして実現した


ANAの期間限定深夜便が思わぬ人気に。その理由は破格の運賃にあった(撮影:尾形文繁)
日本有数のリゾート地、沖縄。その観光需要が1年のうちで最も高まる夏休みを狙って全日本空輸(ANA)が期間限定で運航する深夜便に、予約が殺到している。

ANAは7月18日から8月31日まで、東京・羽田空港と沖縄・那覇空港をそれぞれ深夜早朝時間帯の発着で結ぶ便を新たに運航する(原則月曜日を除く)。

羽田発は深夜0時ちょうど、那覇着は2時30分の「NH999便」、那覇発は4時40分、羽田着は7時ちょうどの「NH1000便」と設定した。999の便名を「銀河鉄道999(スリーナイン)」になぞらえて「ANAギャラクシーフライト」と名付けた。

■8割以上が予約で埋まった
夏休みの羽田-那覇便は、航空会社にとってまさに“ドル箱”。ANAはこの時期、ギャラクシーフライトも含めて1日12往復を運航し、通常期よりも1日2便増便する。

スカイマークも夏休み期間中(7月18日〜8月30日、日曜除く)に限って、羽田発22時55分→那覇着1時40分、那覇発22時ちょうど→羽田着0時25分という便を設定。通常から1往復増やして、1日7往復に増やす。日本航空(JAL)は定期便の増便こそしないものの、夏休み期間中は1日13往復を飛ばす。さらに需要の大きい時期については臨時便を追加する計画だ。

ANAはギャラクシーフライトの予約を4月25日に開始したが、7月中旬までに総席数の8割以上がすでに予約で埋まっている。激戦区、かつ、那覇空港の発着時間が公共交通機関の動いていない不便な時間にもかかわらず、である。

「事前の想定を上回る好調ぶりで、18〜30歳ぐらいの若いお客が通常便よりも1割程度多いという特性もある」(ANAの鬼久保大輔レベニューマネジメント主席部員)

人気の理由は運賃の安さにある。最安は片道9700円。通常の昼輭便における最安運賃と比べても半額程度の割安な設定となる。これは大手に比べて安い運賃を特徴とするスカイマークと同等程度だ。

成田国際空港発着のため単純な比較はできないが、成田―那覇便を運航する格安航空会社(LCC)であるバニラ・エア、ジェットスター・ジャパンの運賃とも大差がない。ANAのマイルも通常どおりに積算される。

4891チバQ:2014/07/15(火) 21:11:32
■期間限定便の意外な正体
もちろん、うまい話ばかりではない。ペットの預かりや他空港からの乗り継ぎチェックイン、ラウンジの利用、プレミアムクラスの販売などといった通常便で可能な一部のサービスは制限される。

また、便によって座席数は200前後で変動し、一部の座席は手荷物を預けられない。

こうした各種の制約が、低運賃と表裏の関係にある。実はギャラクシーフライトの正体は貨物便なのだ。ANAは那覇に航空貨物のハブ拠点を持っており、深夜のうちに全国の空港から貨物便が到着する。そこで集めた荷物を国内外に中継し、朝までに各地の空港へと戻っていくというモデルを確立している。ミソは羽田―沖縄の貨物便が貨物専用機ではなく、旅客機を使ってきたことにある。

通常の旅客機は乗客だけを乗せるのではなく、ベリーと呼ばれるお腹の部分に航空貨物を併載して運ぶ。今回のギャラクシーフライトに使う旅客機は、これまで羽田―那覇間の荷物だけを運んできた。

そこで、空いている「座席」の部分に乗客を乗せて一緒に運ぶという逆転の発想によって、コストを大きくかけずに旅客便を飛ばすという奥の手を編み出した。そのため、各便の乗客数は荷物の多寡に左右され、手荷物が預けられるのは1便あたり原則150席となる。

日本国内の人口が減少に転じ、国内線の需要が中長期的に落ち込んでいくと見込まれる中、ANAやJALは国内線の機材を小型化して効率よく飛ばすという戦略を進めている。ANAは今年、「ジャンボ」の愛称で親しまれてきたボーイング製の超大型機「747」を退役させた。

この流れの中で、羽田―那覇便は夏休みシーズンの需要に対して、提供する座席の数(供給)が物理的に足りなくなった。こうした事情も、ギャラクシーフライト導入の背景にある。

■ 空港からの“足”も確保
ANAはギャラクシーフライトの運航にあたって、沖縄のタクシー会社やレンタカー会社、ホテルなどと調整。関係方面からの協力を得ている。たとえば、ニッポンレンタカーはこの期間中、那覇空港における店頭窓口の24時間対応に踏み切り、ホテルも早い時間のチェックインに対応する。

宣伝手法も独特で、テレビや新聞などに大掛かりな広告はほとんど出さず、ネット広告やソーシャルネットワークなどを通じた情報発信が中心になっているという。「実際に運航して収支が取れるかを確認したうえで、商機があれば積極的に広げたい」(鬼久保氏)。今回の夏休み便が好調だった場合は、年末年始やゴールデンウイーク、3連休などに応用していくこともありえそうだ。

4892チバQ:2014/07/15(火) 22:32:08
http://www.jiji.com/jc/movie?p=mov195-movie03&amp;rel=y
羽田空港に定期船が就航=航空機の離着陸を眺めながら横浜、お台場へ
2014年7月15日
 羽田空港と横浜みなとみらい地区、東京・お台場を結ぶ定期船が20日から運航を開始する。羽田空港船着場では14日、記念式典が開催され、横浜に向けクルージングを実施。乗船者は、間近で離陸する航空機や美しい横浜の景観を船上から堪能した。
 多摩川河口付近の左岸に位置する羽田空港船着場。国際線旅客ターミナルから徒歩で10分ほどの場所にある。運用の開始は2011年7月。以前は三愛石油がジェット機の燃料を運ぶ船舶ための桟橋として使用されていたが、空港の移設に伴い利用されなくなり、羽田空港国内線ターミナルなどを運営する日本空港ビルディングが譲り受け、観光や防災対策に活用できる施設として整備した。
 今まで不定期便の使用認可となっていたが、今回、バリアフリー化や車イス用のリフト設置などを行い、定期航路の開設にこぎ着けた。
 船の運航は週に1度、日曜日。横浜ぷかり桟橋を出航し、羽田空港船着場を経由して、お台場海浜公園に到着する。帰路は再び羽田に戻り、横浜まで航行する経路となっている。各区間の所要時間は90分で、料金は大人2500円、子ども1250円。船を運航するケーエムシーコーポレーションではこの航路に3隻のクルーズ船を用意している。
 ケーエムシーコーポレーションの熊沢喜一郎社長は、「東京五輪、パラリンピックが開かれる2020年までには、毎日運航できる体制をつくりたい」と意気込みを話した。【時事ドットコム編集部撮影】

4893荷主研究者:2014/07/17(木) 23:18:43

http://kumanichi.com/news/local/main/20140624002.xhtml
2014年06月24日 熊本日日新聞
熊本空港、旅客300万人回復 5年ぶり

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/20140624002_DAT.jpg

 県は23日、熊本空港の2013年度旅客数が前年度比5・7%増の301万6900人に達し、5年ぶりに300万人台を回復したことを明らかにした。国内線、国際線(チャーター便含む)とも前年度を上回り、全国の空港で10位の実績だった。

 国内線6路線(1日36便)の旅客数は、5・4%増の297万1100人。“ドル箱”の東京線(羽田)が、堅調なビジネス・観光需要を背景に6・8%増の215万6800人に伸びた。

 名古屋線(中部国際・小牧)は10・4%増、沖縄線は11・6%増、天草線は7・2%増。大阪線は神戸発着のスカイマークが運休し伊丹のみになったため2・1%減だった。

 国際線は、定期便とチャーター便を合わせて30・6%増の4万5700人。唯一の定期便であるアシアナ航空のソウル線(週3便)は15・0%増の3万1300人で、円安・ウォン高などの影響で外国人利用者が増えた。チャーター便は、台湾線を中心に運航数が2・4倍の127便、旅客数はほぼ倍増の1万4300人となった。

 14年度はアジア戦略の重点施策として、ソウル線の週5便化と台湾・高雄線の定期便就航を目指している。(蔵原博康)

4894チバQ:2014/07/20(日) 18:54:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3020966
マレーシア機墜落、国際社会に衝撃と怒り

2014年07月18日 20:56 発信地:グラボベ/ウクライナ
【7月18日 AFP】ウクライナ東部で乗客乗員298人を乗せたまま撃墜されたとみられるマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便をめぐり、国際社会に衝撃と怒りの声が広がるとともに、この惨事を引き起こしたのは誰なのかという問いが渦巻いている。

 冷戦終結以来最悪の東西陣営の対立に油を注ぎかねない今回の墜落に衝撃を受けた欧米諸国の首脳らが、徹底した調査を求める中、ウクライナ政府は分離独立主義を掲げ同国東部を掌握している親ロシア派の武装勢力による「テロ行為」だと非難している。

 米国は「妨害を受けない」国際調査を要求し、親ロシア派に対するウクライナ政府の弾圧が緊張を引き起こし墜落につながったとするロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の主張を退けた。

 マレーシア航空によると、ロシア国境に近いグラボベ(Grabove)村に墜落したMH17便の乗客283人、乗員15人にはオランダ人154人、マレーシア人43人、オーストラリア人28人、インドネシア人12人が含まれている。またオーストラリアのメディアによると、乗客のうち約100人は同国で開かれる国際エイズ会議(International AIDS Conference)に出席する予定の研究者などだった。オーストラリアのトニー・アボット(Tony Abbott)首相は同便の墜落について「事故ではなく、犯罪だ」と述べ、ロシアの反応は「まったく満足できるものでない」と怒りを噴出させた。

 AFPの取材に応じた親ロシア派の仲介者は、国際調査団が安全に現地入りできることを武装勢力が保証していると述べている。しかし、早急な調査の開始を要求している米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は、墜落現場の証拠隠滅に警戒感を示している。

 国連安全保障理事会(UN Security Council)は18日、MH17便の墜落に関する緊急会議を招集し、英国のデービッド・キャメロン(David Cameron)首相は各国政府高官による危機対策会議を呼び掛けた。

■非難の応酬、録音公開の情報も

 親ロシア派の指導者の1人は、部下の戦闘員がウクライナ軍の輸送機と誤認してマレーシア航空機を撃墜した可能性があると示唆する発言をしたという。一方、ウクライナ側は、親ロシア派の司令官とロシアの工作員が撃墜したのが民間機だと気付いた際の通信を傍受したとする録音音声を公開した。

 しかし、親ロシア派はウクライナ軍による撃墜だと主張し、プーチン大統領もウクライナ領内での墜落に全責任があるのはウクライナ政府だと非難している。プーチン氏はオランダのマルク・ルッテ(Mark Rutte)首相との会談の中で「ウクライナ国内の重篤な危機を至急、平和的に解決する必要性が浮き彫りとなった」と述べた。

 マレーシア航空にとっては、今年3月にインド洋(Indian Ocean)で239人を乗せたMH370便が失踪してまもない間に2度目の惨事となった。マレーシアのナジブ・ラザク(Najib Razak)首相は18日朝、今回のMH17便の墜落について「すでに悲劇的な年だったが、さらに悲劇的な日だ」と述べ、ウクライナに専門家を派遣し「即刻調査を行う」と発表した。(c)AFP/Stephane ORJOLLET with Max DELANY in Kiev

4895チバQ:2014/07/20(日) 19:31:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140719/asi14071900440001-n1.htm
3月に行方不明、今度は撃墜…マレーシア航空、再建計画中の惨事

2014.7.19 00:44 (1/2ページ)[航空事故・トラブル]

18日、クアラルンプール国際空港に駐機するマレーシア機(ロイター)
18日、クアラルンプール国際空港に駐機するマレーシア機(ロイター)


 【クアラルンプール=吉村英輝】構造改革に着手し経営再建中のマレーシア航空に、再び危機が突きつけられた。18日のクアラルンプール株式市場では、撃墜事件が嫌気されて同航空の株価は取引の開始直後に急落し、一時は18%安まで下落した。市場関係者からは「4カ月ほどの間に2度の墜落を切り抜けることを強いられた航空会社は、かつて存在しない」と危ぶむ声も漏れる。

 マレーシアを代表する「ナショナル・フラッグ・キャリアー」は近年、国有企業としての弊害から赤字体質が定着していた。そこに、中国行き旅客機の行方不明で業績がさらに圧迫された。

 3月の旅客機失踪を受けて株価は一時、年初来で約3割も値を下げた。ただ、7月に入り民営化による再建策の報道が好感され急反発するなど、明るい兆しもあった。

 マレーシア航空は、昨年5月時点で80機以上を保有し、アジアや欧米など国内外の約70都市に就航するなど、東南アジアで最大規模の路線網を持つ。前身のマラヤ航空の初就航が1947年と歴史も古い。

 一方、国営投資会社が69%を出資。不採算事業の維持や、強い組合が足かせとなって赤字が続き、旅客機失踪が業績悪化に追い打ちをかけた。ナジブ首相は、破産申請の可能性にも言及していた。

 このため、外部機関の助言を受けながら、人員削減や不採算路線からの撤退などのリストラによる経営体質改善計画を1年がかりで策定し、上場維持を模索している最中だった。

 しかし、立て続けの惨事で、旅客離れの加速は避けられそうにない。

 ナジブ氏は18日の会見で、「マレーシアにとって今年は既に悲劇的な年だが、今日は悲劇的な日となった」と述べ、厳しい表情を見せた。

4896チバQ:2014/07/21(月) 10:57:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140721/asi14072101120003-n1.htm
全予約解除と返金応じる マレーシア航空、異例措置

2014.7.21 01:12


 マレーシア航空は19日、ウクライナ東部で自社の旅客機が撃墜されたことを受け、年末までのすべての予約のキャンセルと返金に応じると発表した。希望者は今月24日までに申し出る必要がある。

 マレーシア航空の広報担当者によると、3月に同社機が消息を絶った際には同様の発表はしていなかった。今回は短期間に二つの事案が重なったことを受けた異例の対応となる。

 返金のほか、利用の延期もできる。対象は日本路線を含む世界の全便で、通常は返金や予約変更ができない格安航空券も含まれる。(共同)

4897とはずがたり:2014/07/22(火) 11:43:22


マレー機撃墜 危険なルートなぜ…航空会社の深刻事情
2014.07.19
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140719/frn1407191528006-n1.htm

 マレーシア航空機の撃墜をめぐり、危険なウクライナ東部上空を飛行した航空会社の対応に疑問が噴出している。専門家は「経営上の問題で、あえて危険なコースを選択せざるをえなかったのではないか」と指摘する。

 撃墜現場は、ウクライナ軍と親ロシア派の軍事衝突が頻発しており、高度1万メートルのすぐ下は飛行禁止になっていた。なぜそんなリスクの高いルートを選んだのか。

 航空ジャーナリストの伊藤弘輝氏は「危険な空域だという認識はマレーシア航空側もしていたはずだ。たとえ飛行禁止区域に設定されていなくても、安全を期すならば迂回(うかい)ルートを選ぶべきだった。それができなかったのは、経営上の問題を抱えていたからではないか」とみる。

 同社は格安航空会社(LCC)などとの競争で収益が悪化。2013年通期決算は11億7000万リンギット(約370億円)の最終赤字となった。

 さらに今年3月にもボーイング777機がインド洋南部で消息を絶ち、乗員・乗客239人の安否はいまだ不明で、国際的な信用を失ったままだ。その影響が尾を引いているという。

 「マレーシア航空は、以前から経営不振がささやかれていた。そこに追い打ちを掛けたのがあの事件だった。3月以降、経営状況は最悪で、賃金削減やリストラを断行。コスト削減のために燃料代もカットしていたようだ。厳しい経営状況から、(燃料コスト削減のため)あえて危険なコースを選択せざるを得なかったのだろう」(伊藤氏)

 14年は1〜3月期だけで4億4000万リンギットの赤字を計上、消息不明機の影響で激減した中国人観光客の大口需要も取り戻せず、身売りや分社化の観測も浮上する同社だが、撃墜事件が経営にさらなる打撃となる。

 先の伊藤氏は「搭乗する前には、自分が乗る飛行機の会社の経営状況は見極めておいたほうがいい」と警告している。

4898チバQ:2014/07/22(火) 20:19:03
↑ 典型的なミスリードさせる文章ですね。あたかも、マレーシア航空「だけ」が「危険な」ウクライナ東部を飛行していたかと思わせる文章。
自分が検証した訳じゃないけど、実際には他社もウクライナ東部を飛行してるんですよね。



368 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2014/07/21(月) 14:04:37.48 ID:WsQHeF4P0
事故があった先週・・・
ウクライナ東部飛行:9W/AI/BR/EK/EY/KL/LH/LX/MH/OS/QR/SQ/TG/TK/VN/VS
ウクライナ東部回避:AF/BA/CI/CX/DY/GA/PR/QF/(日中韓の航空会社)
国やアライアンスはおろかAF-KLのように同族でさえ対応が真っ二つ。
チャイナ、フィリピン、ガルーダが回避してたのは皮肉としか・・・。

4899チバQ:2014/07/23(水) 22:30:01
http://mainichi.jp/select/news/20140723k0000e030223000c.html
ガザ:欧米、テルアビブ便運休…戦闘激化、空港近くに着弾
毎日新聞 2014年07月23日 11時42分(最終更新 07月23日 13時05分)

 【ワシントン西田進一郎、カイロ秋山信一】パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスなどとの戦闘激化に伴い、米連邦航空局(FAA)は22日、米航空各社に対し、イスラエル中部テルアビブ近郊のベングリオン国際空港への離着陸を禁止する通達を出した。また、欧州の航空会社も相次いで運休を発表した。FAAによると、22日朝、空港からわずか約1.6キロの地点にロケット弾が着弾したためという。ハマスによるガザからのロケット弾攻撃とみられる。

 米航空各社向けの運航禁止は、米東部時間22日午後0時15分(日本時間23日午前1時15分)から最長24時間。FAAは声明で「状況を監視し、見極め続ける」とし、禁止措置開始後24時間以内に新たな指示をするとしている。

 これに関連し、米国務省のサキ報道官は22日の声明で、中東を訪問しているケリー国務長官が同日夕にイスラエルのネタニヤフ首相と会談した際、首相がこの措置について取り上げたことを明らかにした。主要空港への運航禁止の影響は大きく、首相は禁止措置の解除を求めたという。

4900チバQ:2014/07/23(水) 22:30:49
http://mainichi.jp/select/news/20140724k0000m030103000c.html
台湾:旅客機が着陸失敗、51人死亡 高雄発澎湖行き
毎日新聞 2014年07月23日 22時24分

 【台北・鈴木玲子】台湾南西部の澎湖島で23日午後、高雄発澎湖行き復興航空の旅客機が着陸に失敗し、墜落した。台湾中央通信によると、民用航空局は乗客54人、乗員4人の計58人が搭乗しており、地元消防当局によると、このうち51人が死亡し、7人が負傷した。原因などを調べている。

4901チバQ:2014/07/23(水) 22:34:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140723-35051236-cnn-int
旅客機のルート、紛争地帯の上空に設定多数
CNN.co.jp 7月23日(水)15時37分配信

(CNN) マレーシア航空の旅客機がウクライナ上空で撃墜された事件に続き、イスラエルの空港近くにロケット弾が着弾したことを受けて航空各社がテルアビブ便の運航を停止した。相次ぐ事態は旅客機が紛争地帯の上空を頻繁に飛行している現実を浮き彫りにした。

米連邦航空局(FAA)は米国の航空会社による紛争地帯上空の飛行に制限をかけている。

イラク上空では2万フィート(約6000メートル)以上の高度に限って飛行できる。この高度を飛行すればほとんどのミサイルの射程は外れる。

だがマレーシア機の場合、ウクライナ当局が定めた最低高度は3万2000フィート(約1万メートル)。この高度なら安全なはずだった。

ほかにもシリアやアフガニスタンなど8地域についてミサイルや小火器の発射に関する警告が出されているが、飛行は禁止されていない。最低条件を定めた政府の規制に従うか、それ以上の安全措置を取るかは航空会社の判断による。

イスラム教武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と政府軍の戦闘が続くイラクの上空は、交通量の多いハイウェイのような状態だ。

アメリカン航空のドバイ発アトランタ行きの便は毎日イラク上空を飛行する。ユナイテッド航空はアフガニスタン上空を通って米ニューアーク空港からインドのデリーに向かう便を毎日運航している。飛行時間を増やすことなくこうした便のルートを変更するのは難しい。

撃墜されたマレーシア航空のアムステルダム発クアラルンプール行きの便がたどったルートは、事件前まで週に800便以上が利用していた。「欧州の航空当局が認めていて、他社の便も多数がこのルートを通過しており、安全だと信じていた」とマレーシア航空の幹部は話す。

パイロットや運行管理者の経験をもつ航空アナリストのレス・アベンド氏は、ウクライナ東部上空を飛行していたマレーシア航空に過失はなかったとする論説を寄稿し、「危険情報の有効性は、航空管制官や協力関係にある政府機関が提供する情報の範囲内に限られる」と指摘した。

撃墜事件を受けて米航空各社は、クリミア半島、北朝鮮、エチオピア北部、リビア、ソマリアに加えてウクライナ東部上空の飛行を中止した。

4902チバQ:2014/07/24(木) 22:14:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140724-00000119-jij-m_est
アルジェリア機消息絶つ=搭乗者110人か―マリ上空
時事通信 7月24日(木)18時19分配信

 【アルジェAFP=時事】国営アルジェリア通信によると、アフリカ西部ブルキナファソの首都ワガドゥグからアルジェに向かっていたアルジェリア航空機が24日、消息を絶った。同機には搭乗者として約110人が登録されているという。
 国営通信が報じたアルジェリア航空の声明では、交信が途絶えたのは離陸後約50分だった。機体はDC9との情報がある。関係筋によれば、同機は隣国マリからアルジェリア上空に差し掛かる直前、視界不良のため迂回(うかい)を指示され、進路を変更した後に消息を絶った。
 アルジェリアでは2月、軍のC130輸送機が悪天候の中、北西部の山岳地帯に墜落し70人以上が死亡した。
 日本の外務省によれば、日本人が同機に搭乗していたとの情報は入っていない。

4903チバQ:2014/07/24(木) 23:14:59
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=77705
那覇空港拡充 国際線駐機場増設など
2014年7月24日 09:24


那覇空港 増設予定の固定スポットと連結ターミナル施設

 急増する外国人観光客に対応するため、那覇空港ビルディング(NABCO、花城順孝社長)が新国際線ターミナル北側に固定駐機スポットを2基増設するなどの拡充計画の策定を進めていることが23日、分かった。年間乗降客数を、現施設の3倍に当たる300万人規模に想定。国際線と国内線をつなぐ連結ターミナル施設の2019年度供用開始などで国土交通省と調整を進めている。(座安あきの)

 現施設はことし2月に開業したが、すでに想定の年間乗降客を超える勢いで外国客が急増している。国による用地整備や予算確保などを考慮すると、14年度中に基本計画を策定し17年度着工、供用開始は19年度となる見込み。NABCOは那覇空港第2滑走路の供用開始や観光客数1千万人の誘客計画などを見据えて、可能な限り計画を前倒しして供用できるよう国側と交渉を進める方針だ。

 施設の拡充には、国によるCIQ(税関、出入国管理、検疫)体制強化に向けた要員確保と施設増設が課題となる。新たな整備に対応するには国や航空会社側の資金捻出も必要となり、NABCOは関係機関との調整を急いでいる。

 国内線と国際線の連結ターミナル整備に合わせて、国は旧国際線ターミナルの施設を今秋にも取り壊す計画。連結ターミナル前方のエプロン部分には大型の排水溝が横たわっており、3年がかりでその埋設工事などの整備に着手する。

 国際線を運航する航空会社などの将来的な運航計画などを調査した上で、連結ターミナル内における国際線枠を決定、残る一部は国内線にも振り分ける計画だ。一方、不足している駐車場については、600台収容の立体駐車場2基を新たに建設し、16年度末以降の供用開始を予定している。花城社長は「大幅に増え続ける外国客に対応するよう1年でも早く計画を前倒ししたい。県や国と連携して計画策定を急ぎたい」と話した。

4904チバQ:2014/07/27(日) 20:37:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/553525.html
徳島、出雲…夏の直行便好調 日航の道内発着5路線 予約率60〜80%、本州客続々(07/27 06:50)
 日本航空が8月末まで今夏限定で運航する道内発着5路線の予約が好調だ。23日現在の予約率は本州各地から道内への観光客を中心に60〜80%台。旅行会社は道内から本州への観光客を掘り起こそうと、徳島の阿波踊りや出雲(島根県)の縁結びをテーマにした道内発の直行便ツアーも企画する。

 日航北海道地区総務部によると、8月1〜2日に運航を始める4路線のうち、新千歳―出雲の予約率は60%、新千歳―徳島が70%、帯広―中部が75%、釧路―中部が82%。今月19日から運航している女満別―伊丹は63%となっている。

 同社の大西賢(まさる)会長は道民の利用が多ければ、来年度から通年運航に拡大する可能性を示している。ただ今のところ5路線の予約は本州発の乗客が多く、道内発の乗客増が鍵となりそうだ。<北海道新聞7月27日朝刊掲載>

4905チバQ:2014/07/29(火) 20:20:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140729-00000119-jij-bus_all
エアバス、大型機の納入契約解除=スカイマークに違約金請求へ
時事通信 7月29日(火)19時2分配信

 欧州航空機大手エアバスは29日、スカイマークに大型旅客機A380型機を6機納入する契約の解除を通告したと発表した。スカイマークが予定通りに代金を支払えないため納入延期を求めたが、交渉が不調となった。エアバスは「契約に基づくあらゆる権利を行使する」と、違約金の支払いを求める考えだ。
 スカイマークは2011年、エアバスとの間でA380の購入契約を締結した。しかし、14年3月期決算が5期ぶりの赤字となり資金調達力が悪化したため、4機の購入を無期延期し、残る2機も半年から1年程度先送りすることを提案。スカイマークによると、両社は31日を期限に交渉していたが、27日にエアバスから契約解除の通知が届いたという。
 違約金は数百億円に上るとみられる。スカイマークの西久保慎一社長は29日記者会見し、支払いに応じる構えを示したが、エアバス側の要求額については「ちょっと多すぎる」と述べ、交渉によって減額を求める考えだ。交渉が難航すれば、訴訟に発展する可能性がある。エアバス側に前渡し金として支払った265億円は「戻る可能性が薄い」という。

4906名無しさん:2014/07/29(火) 20:22:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140729-00000020-asahi-bus_all
エアバス社、スカイマークに身売り要求 A380購入で
朝日新聞デジタル 7月29日(火)11時23分配信

スカイマークが購入予定のエアバスA380=仏トゥールーズ、エアバス提供
 航空機大手エアバスの大型機「A380」の購入契約をめぐり、エアバス側が国内航空3位のスカイマークに対し、大手航空会社の傘下に入るよう要求していることがわかった。スカイマークの経営が悪化しており、支払い能力を疑問視しているためだ。契約をキャンセルする場合は巨額の違約金を求めるとしている。

 スカイマークの西久保慎一社長が文書で明らかにした。同社は来年にも国際線に参入するため、1900億円強をかけてA380を6機買う契約を結んでいた。だが、円安による燃料費負担の増加などで経営が厳しいことから、エアバスに購入の先送りを申し入れたところ、大手の傘下に入って財務体質を改善するよう求められたという。

 西久保社長は「経営の主体性を揺るがすような要求は受け入れられない」として、身売りの要求は拒否する意向だ。スカイマークは、6機の納入の一部を先送りし、残りをキャンセルすることで購入資金を確保したい考えで、国際線への参入時期などは大幅に見直すという。
.

4907とはずがたり:2014/07/30(水) 19:49:57
エアバスって其処迄要求できるのか。為替差損とか言い出すのはスカイマークが間抜けだって自ら吐露する様なもんだけど。

エアバス社、スカイマークに身売り要求 A380購入で
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASG7Y3479G7YULFA004.html?fr=rk
朝日新聞2014年7月29日(火)11:23

 航空機大手エアバスの大型機「A380」の購入契約をめぐり、エアバス側が国内航空3位のスカイマークに対し、大手航空会社の傘下に入るよう要求していることがわかった。スカイマークの経営が悪化しており、支払い能力を疑問視しているためだ。契約をキャンセルする場合は巨額の違約金を求めるとしている。

 スカイマークの西久保慎一社長が文書で明らかにした。同社は来年にも国際線に参入するため、1900億円強をかけてA380を6機買う契約を結んでいた。だが、円安による燃料費負担の増加などで経営が厳しいことから、エアバスに購入の先送りを申し入れたところ、大手の傘下に入って財務体質を改善するよう求められたという。

 西久保社長は「経営の主体性を揺るがすような要求は受け入れられない」として、身売りの要求は拒否する意向だ。スカイマークは、6機の納入の一部を先送りし、残りをキャンセルすることで購入資金を確保したい考えで、国際線への参入時期などは大幅に見直すという。

4908とはずがたり:2014/07/30(水) 19:52:09
エアバス購入契約解除 スカイマーク、前払い金は「戻る可能性薄い」
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140729003.html
フジサンケイビジネスアイ2014年7月30日(水)08:21

 欧州の航空機大手エアバスは29日、国内第3位の航空会社スカイマークから受注していた超大型旅客機「A380」6機について購入契約を解除する意向を伝えたと発表した。スカイマークの業績悪化を受け、購入代金の支払い能力に懸念があると判断したとみられる。これに対し、スカイマークは十分な話し合いが持たれていないとしており、購入契約見直しの協議を継続するよう求めていく。

 スカイマークは、6機のA380を約1915億円で購入する予定だった。だが、円安に伴う燃料費高騰や格安航空会社(LCC)の相次ぐ参入による競争激化が響き収益力は悪化、2014年3月期決算は5年ぶりに最終赤字に転落し、A380の購入代金の調達が厳しくなった。このためエアバスとの間で今年4月から、キャンセルを含む購入契約の見直しを協議してきた。29日に東京都内で記者会見したスカイマークの西久保慎一社長は「条件の折り合いがうまくいかなかった」などと経緯を説明した。

 スカイマークは、購入予定だった6機のうち2機は受け取り時期をずらし、残る4機は無期延期にしたいとの考えを伝えていたという。だが、西久保社長によると、エアバスは契約見直しの条件として大手航空会社の傘下に入ることを要求。それを拒否してキャンセルした場合には「常識を逸脱した法外な違約金を提示してきた」という。

 A380は総2階建てで標準タイプの座席数は525席と、旅客機としては世界最大。スカイマークが導入すれば国内航空会社で初めてのはずだった。

 スカイマークは国際線参入の大幅見直しを迫られる。当初はA380の初号機を10月に受け取り、12月にも成田−ニューヨーク線に就航させる計画だった。

 今後はエアバスとの関係修復を急ぐとしているが、先行きは厳しそうだ。スカイマークは6機の購入代金の前払いとしてすでに265億円をエアバスに納めたが「(手元に)戻る可能性はかなり薄い」(西久保社長)といい、特別損失として計上される公算が大きい。さらに今後はエアバスから違約金の支払いを求めて損害賠償訴訟を起こされることも想定される。違約金は数百億円に上るとの見方もある。

 エアバスは29日、「契約に基づくあらゆる権利および救済手段を行使する予定」とコメントした。

 29日の東京株式市場でスカイマーク株は一時、前日終値比で15%安い245円と年初来安値を更新する場面もあった。

4909とはずがたり:2014/07/30(水) 19:52:47

<スカイマーク>A380購入見直し エアバスと交渉泥沼化
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20140730k0000m020064000c.html
毎日新聞2014年7月29日(火)20:31

 ◇エアバスは契約解除通知済み、違約金求める賠償請求も視野

 国内第3位の航空会社スカイマークが国際線向けに欧州航空機大手エアバスから購入予定だった超大型機「A380」について、両社間で契約変更を巡る交渉が泥沼化していることが29日、明らかになった。業績悪化で国際線参入とA380の購入計画を抜本的に見直したいスカイマークだが、エアバスは契約解除を通知済みで、違約金の支払いを求める損害賠償請求も視野に入れている。

 スカイマークは2011年に約1915億円を投資し、A380を6機購入する契約をエアバスと締結。今年度中にも2機が納入され、成田−ニューヨーク間に就航させる計画だった。ところが円安による燃料費高騰や格安航空会社(LCC)の参入による競争激化を受けて14年3月期に5年ぶりに最終(当期)赤字に転落するなど経営環境の厳しさが増したため、4月に契約内容の変更をエアバスに打診。2機の納入を遅らせることと残る4機を無期限で延期することを求めたが、エアバスは6機の契約解除を通知してきたという。

 エアバスは「契約に基づくあらゆる権利と手段を行使する予定だ」とコメントし、支払い能力に疑問があるスカイマークとの協議を継続せず、損害賠償請求で違約金の支払いを求める見通しだ。違約金は700億円程度との見方もあり、既に支払い済みの前払い金265億円が損失になる恐れもあるという。

 東京都内で記者会見した西久保慎一社長は、経営への打撃が大きいとして今月末までの交渉期限を延長して協議を継続したい考えを示した。国際線への参入については既に導入している中型のA330を使って、シンガポールやハワイ、バンコクなどへの就航を検討するという。

 また、スカイマークは支払い能力を不安視したエアバスから大手航空会社の傘下入りを求められたと主張しているが、エアバス日本法人は「本社はそのようなことは求めていないと明瞭に否定している」としている。

 A380は総2階建てで、標準タイプで座席数は525席で世界最大。07年にシンガポール航空向けに初めて納入して以降、ルフトハンザドイツ航空やエールフランスなど計11社に135機を引き渡している。日本ではスカイマークが初導入する予定だった。

 スカイマークは大手2強よりも割安な料金で風穴を開けようとしたものの、サービスを有料化するなどして一層の安値を打ち出した後発のLCCに太刀打ちできずにいる。さらに、円安でかさむ燃料費負担の増加が追い打ちを掛けており、経営戦略の見直しが急務となっている。【横山三加子】

 ◇スカイマーク

 旅行業界の風雲児と呼ばれたエイチ・アイ・エス(HIS)の澤田秀雄社長(当時)などの出資で1996年に設立された新規参入航空会社。機内サービスを簡素化するなどして航空運賃を大手の半額程度に抑え、98年に羽田−福岡線の第1便を就航させた。一時は平均搭乗率80%以上を達成し、2000年5月に東証マザーズに上場、13年11月には1部に上場した。

 大手航空会社は競合便に割引運賃を適用して対抗。その後の規制緩和でLCCの国内参入が相次いだこともあり、業績は徐々に悪化した。03年10月、インターネット関連企業「ゼロ」の西久保慎一会長が第三者割当増資を引き受け社長に就任。HISグループからも離脱した。

4910チバQ:2014/07/31(木) 21:41:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140731-00000042-asahi-bus_all
スカイマーク継続「重要な疑義」 55億円の赤字
朝日新聞デジタル 7月31日(木)19時33分配信

 スカイマークは31日、2014年4〜6月期決算を発表し、営業損益は55億円の赤字だった。14年3月期から赤字基調が続いているため、企業として経営を継続していけるかどうかについて「重要な疑義が生じている」と表明した。不採算路線の廃止や金融機関からの借り入れで財務基盤を強化するとしている。

 4〜6月の売上高は前年同期比1・5%減の181億円、純損益は57億円の赤字だった。格安航空会社(LCC)との競争や円安による燃料費負担の増加が原因だ。通期の予想は営業損益、純損益とも3億円の黒字のまま据え置いた。

 エアバスから大型機「A380」の解約を通知された影響は「合理的な算定が可能になり次第開示する」として、決算に織り込まなかった。ただ、すでに前払い金として払い込んだ265億円は「返済されない可能性がある」とした。(土居新平)

4911チバQ:2014/08/04(月) 21:01:59
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1408/04/news033.html
甘い経営判断:
スカイマーク苦境、存続の危機 「反省している……少し甘く見ていた」 (1/3)国内航空3位、スカイマークが苦境に立たされている。超大型旅客機の代金支払いのめどが立たなくなり、製造元は売買契約解除を通告。巨額の違約金支払いを求めている。
[SankeiBiz]

国内航空3位、スカイマークが苦境に立たされている。西久保慎一社長の悲願だった国際線参入に向け発注していた超大型旅客機「A380」6機の代金支払いのめどが立たなくなり、製造元の欧州航空機大手エアバスは売買契約解除を通告。巨額の違約金支払いを求めている。現実に巨額の支払い義務が生じれば経営への打撃は避けられず業界再編に発展する可能性もある。

甘い経営判断
 「反省している。環境変化があることに対して少し甘く見ていた」。7月29日、A380の売買契約見直し交渉の経過について都内で記者会見した西久保社長は自らの経営判断の誤りを認めざるを得なかった。売買契約を結んだ2011年当時は業績が拡大傾向だったことも大型投資への背中を押した。だが、その後の円安による燃料費高騰や相次ぎ参入した格安航空会社(LCC)との競争激化など逆風への備えは十分ではなかった。

 スカイマークは今年4月からエアバスと売買契約見直しの交渉を開始。6機のうち2機は受け取り時期を遅らせ、残る4機は無期延期にするよう求めたが、エアバスは難色を示し契約解除の通告に踏み切った。

 エアバスが求めている違約金支払額は7億ドル(約700億円)と、スカイマークの企業価値を示す株式時価総額(1日終値で約170億円)の4倍余りに上る。

 スカイマークは、巨額の違約金請求には「合理性がない」と反発しながらも、エアバスとの関係修復を図り減額を求める方針だ。しかし、エアバスは「契約に基づくあらゆる権利と救済手段を行使する」と、けんもほろろで、交渉は容易ではない。

 SMBC日興証券の長谷川浩史アナリストは「今後は、違約金の支払額がいくらで決着するかが焦点となる」と指摘する。スカイマークが発注していた6機のA380のうち、1機はほぼ完成していた。長谷川氏は「機材がほぼ完成した段階で解約した場合の違約金の支払額が契約書に細かく書かれていなければ(減額の)交渉の余地はあるのでは」との見方を示す。

 それでも、A380の購入代金の前払い金として納付済みの約260億円は返金される可能性が低く、特別損失として計上される見通し。この結果、6月末で384億円の自己資本は大幅に減少し、財務体質が一段と弱まる。そこに巨額の違約金の支払いが追い打ちをかけることになればダメージは大きい。

 西久保社長は「当面は運転資金があり、危機的な状況ではない」とするが、6月末の手元資金は72億円と、潤沢とはいえない。無借金経営を掲げ、深い付き合いのある銀行がないとされ、「業績が赤字の中では新たに多額の借り入れをするのは難しいのでは」(金融関係者)など金融機関からの資金調達には不安が残る。7月31日発表の14年4〜6月期決算(単体)で最終損益が57億円の赤字に拡大し、事業継続に「重要な疑義」があると注記するなど不透明感が強まる中ではなおさらだ。

 エアバスとの交渉の決着には数カ月はかかる見通しだ。その間、スカイマークは不採算路線の休止などの収益改善策に取り組む方針で、ただちに経営難に陥る可能性は小さいとみられる。監督官庁の国土交通省も当面は状況を見守る考えだ。

4912チバQ:2014/08/04(月) 21:02:36
 一方、以前から関係者の間では、日米の大手航空会社がスカイマークへの出資に関心を持っているとの噂が取り沙汰されていた。今回のエアバスとの関係悪化を機に業界再編の標的になる可能性も否定できない。

 航空会社にとってうまみがあるとされる羽田空港の発着枠は現在空きがないが、スカイマークは国内線で1日36往復の枠を持つ。大手が同社を傘下に収めれば、規模拡大が見込める。

 西久保社長は「どんなに会社を縮小しようが、独立した形で今後も第3の航空会社として営んでいきたい」と経営の自主性確保に強い執念を見せる。

 1996年設立のスカイマークは割安な運賃で日本の航空業界に価格競争の旋風を巻き起こした。

 西久保社長は「ウチがなくなれば、航空業界は10年前に戻ることになってしまう。それだけは何としても避けたい」と訴えるが、生き残りへの正念場を迎えている。(森田晶宏)

4913チバQ:2014/08/04(月) 21:27:56
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140804-00000031-nnn-pol
政府専用機の整備 日航から全日空へ
日本テレビ系(NNN) 8月4日(月)14時26分配信

 皇族や首相らが使用する政府専用機の整備委託先について、政府はこれまでの日本航空から全日本空輸に変更する方針を固めたことが分かった。

 政府は現在の専用機の老朽化に伴い、新たにアメリカ・ボーイング社の「777−300ER」型機を導入する方針を決めているが、機体整備やタラップ、機内食を手配する委託先を巡っては日本航空と全日空が受注を争っていた。政府が両社の提案書などを検討した結果、次期政府専用機と同じ機体をより多く保有し、整備体制が充実していることやコスト面などから、これまで20年以上整備を行ってきた日本航空から全日空に委託先を変更することにしたもの。

 政府は今週にも正式決定し、2019年度から新たな政府専用機を運航する予定。

4914チバQ:2014/08/04(月) 21:55:31
http://mainichi.jp/select/news/20140805k0000m040038000c.html
顔認証:自動化ゲート実証実験 成田、羽田空港で
毎日新聞 2014年08月04日 19時14分(最終更新 08月04日 19時38分)


 法務省入国管理局は4日、「顔認証」技術を使った自動化ゲートの実証実験を成田、羽田両空港で始めた。2020年東京五輪・パラリンピックに向けて出入国の効率化を図るのが狙いで、9月5日までほぼ毎日実施される。

 顔認証はIC(集積回路)付きパスポートから読み込んだ顔写真と、審査場で撮影した顔写真を照合し、同一人物かどうかを判断するシステム。12年にも同様の実験を行ったが、認識ミスが17%にも上り、導入が見送られていた。だが、東京五輪の開催決定や顔認証技術が向上したことを受け、再実験を決めた。

 この日、成田空港第2旅客ターミナルビルの出国審査場では、実験に同意した日本人旅行者が、正面写真や歩きながらの撮影と照合(ウオークスルー)に応じていた。友人と欧州旅行に向かう仙台市の会社員、佐々木万里子さん(25)は「パスポートを(機器に)置くだけで簡単だったので、導入されたら使いたい。ただ、(従来は審査後にパスポートに押される)出国スタンプは記念になるので残してほしい」と話していた。【渡辺暢】

4915チバQ:2014/08/04(月) 22:05:16
>>4820
http://mainichi.jp/select/news/20140805k0000m030070000c.html
ロシア:LCCドブロリョートが運航全面停止
毎日新聞 2014年08月04日 20時17分

 【モスクワ田中洋之】ロシアの国営航空大手「アエロフロート」が100%出資する格安航空会社(LCC)「ドブロリョート」は、ウクライナ危機で欧州連合(EU)が発動した追加制裁の影響で4日から運航を全面停止した。

 ロシア初の本格的LCCとして設立されたドブロリョートは初路線として6月からモスクワとウクライナ南部クリミア半島の中心都市シンフェロポリ間で運航を始めた。これに対し、EUは7月30日、「ロシアが不法に編入したクリミアに定期便を飛ばし、ウクライナの領土保全を損なっている」として制裁リストに同社を追加。同社はアイルランドの会社との旅客機リース契約が無効になったことなどから、クリミア線と、8月1日に就航したモスクワ−ボルゴグラード(ロシア南部)線の運航を停止した。2路線は当面、アエロフロートの別の子会社が代行で運航するという。

 ドブロリョートは夏休みシーズンの今月、国内でさらに6路線を開設する予定だっただけに、今回の制裁は経営面で大きな打撃となりそうだ。

.

4916チバQ:2014/08/06(水) 21:44:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140806-00000031-mai-bus_all
<スカイマーク>成田撤退へ…国際線参入計画見直し
毎日新聞 8月6日(水)11時33分配信

 旅客機購入契約の見直しを巡って多額の違約金を求められている国内第3位の航空会社スカイマークは、国内線を運航している成田空港から撤退する。不採算路線からの撤退で経営の立て直しを目指す。

 スカイマークは現在、札幌(新千歳)、那覇、米子との間の1日6往復12便を運航している。しかし、6月の搭乗率は札幌67.9%、那覇64.5%、米子28.1%といずれも羽田発着の便を下回っている。今後も改善の見通しが立たないことから、10月末にも運休することにした。成田空港内の事務所も閉鎖する。成田を拠点にした国際線への参入計画も抜本的に見直す。

 スカイマークは欧州航空機大手エアバスの超大型機「A380」6機を購入して国際線への参入を目指していたが、格安航空会社(LCC)との競争激化や円安による燃料費負担増で経営が悪化した。スカイマークの支払い能力を疑問視したエアバスは、契約解除を通知するとともに、約700億円に上る違約金を請求。7月31日にスカイマークが発表した2014年4〜6月期決算で、「事業継続に重要な疑義がある」と情報開示する事態に陥った。【横山三加子】

4917とはずがたり:2014/08/07(木) 08:55:56

ちょいとやばそうだけど,なんか手はあるのかな??

スカイマーク:黄信号 成田撤退、経営先行き不透明
http://mainichi.jp/select/news/20140807k0000m020125000c.html
毎日新聞 2014年08月06日 22時03分(最終更新 08月07日 07時43分)

 国内第3位の航空会社スカイマークが、国内路線を運航する成田空港から早ければ10月末にも撤退する方向になった。欧州航空機大手エアバスが旅客機購入契約を解除して違約金を求める方針を示しており、不採算路線の廃止で経営改善を進める必要があるためだ。エアバスとの協議の行方次第では違約金などをめぐる想定外の資金負担が発生しかねず、経営の先行きに不透明感が高まっている。

 スカイマークは現在、札幌(新千歳)、那覇、米子との間の1日6往復12便を運航しているが、搭乗率はいずれも羽田発着の便を下回っている。空港内事務所も閉鎖し、国際線への参入計画も見直す。

 同社は、格安航空会社(LCC)との競争激化や円安による燃料費高騰を受け業績が悪化。エアバスと契約した超大型機「A380」の購入時期などの見直しを打診したところ、契約解除と違約金の支払いを求められた。違約金は約700億円との見方もある。

 7月31日に発表した2014年4〜6月期決算(単体)では最終(当期)損益が57億円の赤字で、事業継続に「重要な疑義」があると明記。「不採算路線の休止」を発表した。

 今後も他の地方路線など不採算路線の見直しを進めるとみられるが、収益力の先細りは避けられない。エアバスに支払い済みの前払い金約260億円が損失となる恐れもある。

 今後のネックとなるのが運転資金の問題だ。同社は増資で運転資金を確保する無借金経営を続けてきたが、経営の先行きに不透明感が高まる中で「銀行などによる大きな支援は難しい」(金融関係者)状況。大株主の旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)がエアバスとの契約トラブル発覚前にスカイマーク株の一部を売却したことも判明し、同社株は6日、前日比5%安まで値を下げた。

 西久保慎一社長は「他社の傘下に入ることなど考えられない」とするが、エアバスとの協議がうまくいかなければ業界再編の標的になる可能性もある。【松倉佑輔】

4918とはずがたり:2014/08/07(木) 17:10:19
>これらの航空会社から上空通過料を受けているアエロフロート
なんで航空会社のエアロフロートが上空通過料を受け取ってるんだ??

ロシアがシベリア上空通過便を制限か、EU航空各社対象=現地紙
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0G50KL20140805/
2014年 08月 5日 16:53 JST

[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアは、ウクライナ情勢をめぐり欧州連合(EU)が同国に科す制裁に対抗し、欧州の航空各社にシベリア上空を通過する路線の使用を制限あるいは禁止する可能性がある。

ロシアの日刊経済紙ベドモスチが伝えた。

欧州各社にとってアジア路線の運航コスト増加につながる可能性がある。

ロシアの航空大手アエロフロート(AFLT.MM: 株価, 企業情報, レポート)傘下の格安航空会社ドブロリョートは先週、EU制裁の影響で航空機リース契約が無効になったことから、全ての運航停止を余儀なくされた。ドブロリョートはロシアが併合したクリミア行きの便を運航していたことから、制裁の対象となった。

ベドモスチが関係筋の話として伝えたところによると、ロシアの外務省と運輸省はロシア領土を通過する便について、路線使用の制限を検討している。影響を受けるのは独ルフトハンザ(LHAG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)や仏エールフランス(AIRF.PA: 株価, 企業情報, レポート)などの欧州航空各社に加え、これらの航空会社から上空通過料を受けているアエロフロートにとっても打撃となる可能性があるという。

4919とはずがたり:2014/08/07(木) 17:15:14
>>4905-4912に続いてエアバス機キャンセル。

エミレーツ航空、エアバス「A350」全70機の発注取り消し
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0EM0VN20140611?rpc=223
2014年 06月 11日 19:12 JST

[パリ 11日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空[EMIRA.UL]は、欧州エアバス(AIR.PA: 株価, 企業情報, レポート)の航空機「A350」70機の発注をすべて取り消した。

エアバスと、エンジンメーカーのロールス・ロイス(RR.L: 株価, 企業情報, レポート)には予想外の痛手。キャンセルを受けて、「A350」の全体の受注数は10%程度減る。「A350」は米ボーイング(BA.N: 株価, 企業情報, レポート)の787ドリームライナーの対抗機種であり、およそ6カ月後の運用開始が見込まれている。

エミレーツは2007年、「A350─900」50機と「A350─1000」20機を発注。当時の表示価格で計160億ドル、現在の価格では約220億ドル。2019年に引き渡し開始の予定だった。

エミレーツは、発注取り消しについて「2007年の『A350』70機の契約は失効した。航空機ニーズを見直している」と説明した。

一方のエアバスは「A350プログラムには強い自信を持っている。受注は今年拡大すると見込んでいる」とする内容の声明を発表した。

4921チバQ:2014/08/10(日) 20:49:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140809-00000515-san-bus_all
スカイマーク、エアバス大型機の全機購入断念へ 今期大幅赤字の可能性
産経新聞 8月9日(土)11時53分配信

スカイマーク向けに塗装が一部施された「A380」=仏トゥールーズ(エアバス提供)(写真:産経新聞)
 国内第3位の航空会社スカイマークが、欧州航空機大手エアバスに発注していた超大型旅客機「A380」6機すべての購入を断念する見通しとなったことが9日までに分かった。代金支払いのめどが立たなくなり、7月下旬にエアバスから購入契約の解除を通告され、当初は交渉を続ける方針だったが、業績悪化の中で資金繰りをさらに圧迫しかねないと判断した。

 同社関係者によると、西久保慎一社長がこのほど、社内向けのウェブサイトで「A380の導入は見送ることにしました」などと書いた。同社は国際線参入に向け平成23年、6機のA380を約1915億円で購入する契約を結んでいた。

 同社の平成26年4〜6月期決算(単体)は格安航空会社(LCC)との競争激化などを背景に最終損益が57億円の赤字に拡大し、事業継続に「重要な疑義」があると注記。A380の前払い金として納付済みの約260億円は「全額が返還されない可能性がある」としており、損失計上されれば27年3月期通期は大幅赤字となる可能性がある。

 またエアバスからは違約金として約700億円の支払いを求められているが、減額を要請する考えだ。

4922チバQ:2014/08/10(日) 21:48:13
http://www.cnn.co.jp/business/35052097.html
マレーシア航空、上場廃止へ
2014.08.08 Fri posted at 13:09 JST

香港(CNNMoney) マレーシアの政府系ファンドは8日、経営が悪化しているマレーシア航空の再建を目指し、上場を廃止する計画を発表した。

同航空株の約70%を保有するマレーシア国営投資会社カザナ・ナショナルは、取締役会に上場廃止を提案したことを明らかにした。

計画では、7日の終値に12.5%上乗せした1株当たり0.27リンギで少数株主が保有する株式を買い入れる。8日の取引は停止された。

上場廃止はマレーシア航空の再建に向けた第一歩になるとカザナは説明する。詳細は8月末までに発表する予定。

上場廃止後に傘下の格安航空会社ファイアフライなどの資産は売却される可能性がある。

マレーシア航空は3月に370便が行方を絶ち、7月にはウクライナ上空で17便が撃墜されて、計537人が死亡した。以前から赤字続きで格安航空会社への対抗策も成果が上がらず、政府の新たな救済措置が必要になるとの見方が強まっていた。

4923名無しさん:2014/08/11(月) 19:28:08
日航機墜落事故から29年…ボイスレコーダーの詳細な解析で「新事実」が判明

昭和60年の日航機墜落事故から29年目となる8月12日、
フジテレビは機内の再現ドラマや当時の映像、墜落現場での中継などを
交えた特番「8.12日航機墜落 30回目の夏 生存者が
今明かす“32分間の闘い” ボイスレコーダーの“新たな声”」
(午後6時半)を生放送する。フジは今回、コックピットのやりとりを
記録したボイスレコーダーの詳細な解析を実施。衝撃音の回数や、
これまで判読不能とされてきた会話の一部など「新事実」が判明したという。

*+*+ 産経ニュース +*+*
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140810/dst14081012000001-n1.htm

4924チバQ:2014/08/12(火) 19:18:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140812-00045197-toyo-bus_all
何が"新興エアライン"の明暗を分けたのか
東洋経済オンライン 8月12日(火)6時0分配信

業績低迷にA380の解約騒動が重なり、スカイマークは創業以来最大の苦境に陥っている(撮影:尾形文繁)

 スカイマークとスターフライヤー。1990年代後半の規制緩和をきっかけに生まれた“新興エアライン”の明暗が分かれようとしている。

【詳細画像または表】

 両社は前2013年度、そろって大幅な赤字に転落した。本業の儲けを示す営業損益は、スカイマークが25億円の赤字、スターフライヤーが30億円の赤字。LCC(格安航空会社)の台頭によって競争が激化する中、急速な円安進行によって燃油費が増大したことなどが追い打ちをかけた。

 こうした流れを受けた2014年度第1四半期(4〜6月期)も、両社は営業赤字が続いた。ただし、その内実は違ってきている。スカイマークは55億円の赤字となり、前年同期(24億円の赤字)に比べて赤字幅が拡大。一方、スターフライヤーは4億円の赤字となったものの、前年同期(11億円の赤字)からは改善した。

■ 継続前提をめぐる明暗

 違いが生じたのは、業績面だけではない。スカイマークの第1四半期決算短信には「継続企業の前提に関する注記」(疑義注記)が新たに記載されたのに対し、スターフライヤーは前年度の決算短信にあった「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を、今第1四半期で解消した。

 決算短信は、企業が将来にわたって無期限に事業を継続することを前提に作成されている。その前提(ゴーイングコンサーン)が崩れかねない場合、たとえば業績悪化で資金繰りが厳しくなってきたり、今後の営業に重大な支障が出かねない状態にあったりすると、企業は決算短信や有価証券報告書に疑義注記や重要事象を記載しなければならない。
 重要事象よりも疑義注記のほうがより深刻な状況にあるが、突き詰めると、どちらも当該企業が経営面で苦境にあることを意味している。つまり、同じ営業赤字でありながら、新たに疑義注記を記載したスカイマークは苦境が一段と深まっているのに対し、重要事象の記載を解消したスターフライヤーは苦境から脱しつつあることを示している。

■ 共通する苦戦の原因

 実は、両社が苦境に陥った原因は共通している。積極的な事業拡大が裏目に出てしまったことだ。

 スカイマークは、欧州の航空機メーカー、エアバス製の超大型機「A380」の購入解約をめぐり、創業以来最大ともいえる窮地に追い込まれている。

 2014年内の国際線参入を狙って、6機合計で約1900億円、1機当たり300億円超の機材を導入しようとしたが、業績低迷によって資金繰りが悪化。4月には前払い金の支払いが滞り、エアバスから購入契約の解除を通告された。

 スカイマークは交渉の継続を求めているようだが、エアバスが態度を変えなければ、支払い済みの265億円が戻ってくる可能性は低い。それどころか、数百億円規模の違約金支払いを求める損害賠償訴訟を起こされる可能性すらある。

 疑義注記の解消を目指して、スカイマークは広めの座席で差別化した「A330」導入による輸送力の強化や不採算路線の休止、金融機関からの借り入れなどの策を講じている。ただし、6月末時点の現預金は72億円にとどまる。運転資金をショートさせずにキャッシュを回していかねばならない緊張状態にある。

 一方、スターフライヤーもほんの数カ月前まで、重要事象を記載する抜き差しならない状況にあった。同社は北九州を地盤に、革張りシートや広めの座席間隔などサービス重視の戦略で生き残りを図ってきた。が、国際線(北九州―韓国・釜山線)への進出や羽田―福岡線の大幅増便といった、身の丈に合わない拡大路線が裏目に出て、業績は急速に悪化した。

4925チバQ:2014/08/12(火) 19:19:04
 では、なぜスターフライヤーは重要事象の記載を解消できたのか。不採算路線からの撤退や希望退職の実施など、リストラ策を進めたことで業績が持ち直した面もある。だが、それ以上に、同社の株式18%を保有するANAホールディングスによる後ろ盾が大きく影響している。

 スターフライヤーでは、米原愼一前社長が2014年3月末で退任。全日本空輸から転じてきた松石禎己氏が新社長に就任した。ANAは財務や企画などの部門にも人員を送り込むとともに、スターフライヤーの運航路線で共同運航(コードシェア)を拡大するなど、実質的な支援に入っている。

 効果は、スターフライヤーの今第1四半期決算にも現れている。旅客数は33.1万人と前年同期比10.6%減だったにもかかわらず、売上高は80億円と同12.5%増となった。この逆転現象にはカラクリがある。「決算短信の旅客数には(卸売り扱いとなる)ANAのコードシェア分が含まれていない」(スターフライヤーのIR担当者)のだ。

 7月23日には、ANAとのさらなる連係強化策を打ち出している。1日10便の運航で供給過剰ぎみにある羽田―福岡線を同7便に減らす一方、空いた発着枠を羽田―山口宇部という新路線に充て10月下旬から運航を始める。さらに、同路線を縮小するANAとコードシェアを実施。戦略的な連携関係を深めることで、一層の収益基盤強化を狙う。

 逆に、独立を貫いてきたスカイマークには大手の後ろ盾がない。その分、信用力やネットワークなどの面で不利な立場にある。これが両社の明暗を分けた理由にほかならない。

■ 規制緩和の“あだ花”? 

 もっとも、窮地を脱した反面、スターフライヤーはANAへの依存を一段と強めることになった。同じく規制緩和によって誕生した宮崎のソラシドエア(スカイネットアジア航空)、北海道のAIRDO(エアドゥ)に対しても、ANAは2割未満を出資し、コードシェアの関係を築いている。これは、新興エアラインが自前で座席を売り切る営業力を構築できていないことの裏返しでもある。

 そして今、独立系の新興エアラインとして最後の牙城だったスカイマークまでもが窮地に追い込まれている。1990年代後半の規制緩和とは何だったのか。その意味を問い直す時期が来ているのかもしれない。

→スカイマークの詳細、スターフライヤーの詳細は「四季報オンライン」で

4926チバQ:2014/08/13(水) 18:29:29
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140813-00045286-toyo-bus_all
スカイマーク、手元現金確保に”奥の手”
東洋経済オンライン 8月13日(水)6時0分配信

業況が厳しくスカイマークは機材の拡大計画を見直す方向で動いている(撮影:尾形文繁)

 エアバスの超大型旅客機「A380」の解約騒動に揺れるスカイマークが、A380以外に保有する航空機でも、従来の計画を見直す方向で検討していることが東洋経済の取材でわかった。

【詳細画像または表】

 スカイマークはリース契約によりボーイングの小型機「737」を30機、エアバスの中型機「A330」を2機と、合わせて全32機を保有している(2014年7月末時点)。6月13日の決算説明会では、15年8月までの順次導入によって、広い座席で差別化を図るA330を10機まで増やし、保有機材を38機まで拡大する機材計画を示していた。だがこれを見直し、当面、32機前後のままで抑制する方向で考えているようだ。

■ 部品や装置類も現金化

 具体的には、A330の導入計画は維持すると見られ、その分、737を従来計画よりも早期に償還する可能性が高い。この方策は直近、西久保愼一社長ら経営陣の間で議論されたようだ。また、LCC(格安航空会社)との競争が激化し、着陸料や賃料負担が重く赤字が続いている成田空港の3路線(札幌、米子、那覇)については、8月中にも撤退の方針を正式決定する。

 航空機導入の計画変更は、不採算路線の縮小に伴って機材が余るのを防ぐ意味もある。同時に、保有する機材を増やさないことで今後のリース料支払いが抑制できる効果も大きい。さらにこれ以外にも、資産として保有する予備エンジンをはじめとする部品や装置、運搬具などを外部に売却し、代わりにそれらをリースで調達する方式に改める。部品類の売却で、数十億円単位の現金確保をもくろんでいるとみられる。
 不採算路線からの撤退や機材計画変更、部品類の売却に至るまで、ここまでスカイマークが慌ただしく動くのには理由がある。この秋以降に迎える”ヤマ場”を前にできるだけ潤沢な現金を確保をしておくためだろう。

 改めて同社の苦境が鮮明になったのは、7月31日に発表した2014年第1四半期(4〜6月期)決算だった。売上高は前年同期比1.5%減の181億円。提供座席数の増加で旅客数は増えたものの、競合激化による単価下落で減収を強いられた。6月から運航を始めたA330の導入に伴って、機材費や運航乗務員の訓練費が増加。原油価格が高水準で推移したため、燃油費も膨らんだ。その結果、本業の儲けを示す営業利益段階で55億円の赤字(前年同期は24億円の営業赤字)となった。

■ エアバスが契約解除を通告

 また、4月にA380に対する前払い金の支払いが未納となったことを受けて、7月末にエアバスからA380の購入契約の解除を通告された。スカイマークは交渉継続を求めているが、エアバスが態度を変えなければ支払い済みの前払い金265億円が戻ってこないうえ、数百億円規模の違約金の支払いを求める損害賠償訴訟を起こされる可能性すらある。

 これらを受けて、スカイマークの第1四半期決算短信には「継続企業の前提に関する注記」が新たに記載された。決算短信は、企業が将来にわたって無期限に事業を継続することを前提に作成されている。だが、業績悪化で資金繰りが厳しくなったり、今後の営業に重大な支障が出かねないなど、その前提に疑義が生じた場合、決算短信や有価証券報告書にその事実と解消策を記載しなければならない。

 スカイマークはこうした状況を解消するため、A330導入による輸送力強化や不採算路線の休止、金融機関からの借入など、4つの方策を挙げている。だが、それらを進めるうえでも何より重要なのが運転資金の確保だ。企業は損益計算書上の数字が赤字であろうと黒字であろうと、実際の運転資金が尽きると業務自体が継続できなくなってしまう。

4927チバQ:2014/08/13(水) 18:29:46
■  投資ファンドがスカイに訪問

 第1四半期は最終損益も約58億円の赤字だったが、6月末の現預金は72億円と3カ月前(70億円)と同程度の水準を保っている。ただし、これは繁忙期の夏休みを控えて事前に予約を入れていたユーザーからの前受金があってこそ。7〜8月は搭乗率が高水準で推移し、キャンセルが目立つようなこともない。だが、この繁忙期を過ぎて旅客数が減る秋以降に”ヤマ場”がやってくる。客足が予想以上に落ち込むようだと業況はいっそう厳しくなる。そうした状況を乗り切るためにも、十分な資金を手当しておく必要があるわけだ。

 エアバスとの一件が明るみに出て以降、スカイマーク株は8月12日終値で155円と1月10日の年初来高値465円の3割程度まで下落した。直近の時価総額は141億円まで下落している。これを見た複数の投資ファンドが、羽田空港近くのスカイマーク本社に足を運んでいるとの話もある。業況悪化とエアバスからの解除通告という苦境に追い込まれた西久保社長はこの状況をどう乗り切るのか。

 →スカイマークの詳細は「四季報オンライン」で


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板