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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

670チバQ:2009/12/19(土) 19:55:38
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/osaka_h/20091218kf02.htm
平松考 民間大阪市長の中間決算<上>…自公と壁 独自色出せず


初めての政治資金パーティーであいさつする平松市長。再選の意欲表明はお預けとなった(11月6日、大阪市内のホテルで) 「門をたたいても、開けていただけなかった」

 9日、大阪市役所で開かれた緊急記者会見。民間人を副市長に起用する人事案の断念を表明した市長の平松邦夫は、こわばった表情に無念さをにじませた。

 民主党推薦で当選した平松はこの2年、市議会では与野党ともに「等距離外交」を貫き、多数を占める自民、公明両党との関係構築に心を砕いてきた。しかし、「任命は市長の責任」と訴えた人事案も、自公が「財政難で、3人目の副市長は不要」などと反発して頓挫。その距離を見せつけた。

 「是々非々で対応する」という自公を納得させられず、思うように独自カラーを出せない平松が、民間副市長の起用に動き始めたのは、8月末の総選挙で民主党が圧勝した直後だった。

 「政権交代もしたし、私も2期8年に向けて布石を打っていきたい」

 9月19日、前市長時代からの副市長で、任期満了が近づく柏木孝と面談。再任しないと通告し、そう話した。市幹部は「民主政権誕生を、自分の色を出すタイミングと考えたのだろう」と解説する。

 後任の人選は、大阪商工会議所会頭の野村明雄に依頼。経済界との連携強化のためだったが、それ以上に、「財界人を迎え、2期目に向けて関西財界の支持を取り込もうとしたのではないか」(経済団体幹部)と見る向きも多い。


 自公政権時代、国会議員らを訪ねた平松の上京は、1年9か月でわずか2度。それが総選挙後は3か月余りで6度を数える。上京のたび、首相の鳩山由紀夫や官房長官の平野博文と会食し、蜜月ぶりが際立つ。

 政権交代で勢いづく平松の行動が、一方で自公を刺激した。10月5日に民主党幹事長の小沢一郎と面会し、再選への意欲を示したことが報道で表面化すると、「完全に自公を敵に回した」と憤る市議も現れ、平松は打ち消しに躍起になった。

 実は11月6日に開いた平松の政治資金パーティーは当初、「力の続く限り、粉骨砕身頑張る」と意欲をにじませ、「2期目」に踏み出す舞台と見られていた。しかし、自公が態度を硬化させ、表明できないまま。後援会幹部は「追い風のはずの政権交代が、逆風になった」と嘆く。

 大阪市で戦後初の民間出身市長となった平松。硬直した組織の改革を期待されたが、議会との膠着状態で刷新にはほど遠く、政権交代で注目された中央とのパイプもはっきりした成果を上げられないでいる。

 市内部からは「コップの中の争いをしている場合ではない。生活不安が広がる中で、市政の停滞は市民にとっても損失だ」との声が上がる。市財政の健全化のためにと打ち出した市営交通の「敬老優待乗車証」の有料化案も、議会の反発で暗礁に乗り上げたままだ。

 副市長候補を紹介した野村は注文をつける。

 「地方行政を政党色で考えるべきではない。市長も、議会も、市民目線で対応してほしい」(敬称略)


 平松市長が就任し、19日で2年の折り返し点を迎える。民間出身市長の足跡を2回にわたり報告する。

(2009年12月18日 読売新聞)


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