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宇宙

1とはずがたり:2005/01/10(月) 11:33
全人類の叡智を以て宇宙開発を推進せよ!

TERの過去レス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/?KEYWORD=%B1%A7%C3%E8

スタートレック
http://www.google.com/search?q=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

カウボーイビバップ
http://www.google.com/search?q=%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%97&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

NASA
http://www.nasa.gov/externalflash/Anniversary_VisMar/index_noaccess.html

1119とはずがたり:2018/09/03(月) 18:17:07

博士・弁護士ときて気象予報士もか。

気象予報士は食えない? 試験50回目前に受験者半減
https://www.asahi.com/articles/ASL8W4F1YL8WUTIL00Z.html
山岸玲2018年9月3日13時23分

 西日本豪雨や災害級の猛暑、逆走台風など、異常気象に見舞われたこの夏。天気予報や防災情報を伝えるのに欠かせない「気象予報士」を目指す人が最近減っている。8月末に50回目を迎えた予報士の試験だが、受験者は年々減り、前回はピークだった12年前のほぼ半分。資格を生かせる仕事が少ないのが理由のようだが、「気象ビジネス」など、活躍の場が広がる可能性も秘める。

 気象予報士の制度が始まったのは1994年。天気予報を発表できるのは気象庁だけだったが、規制緩和もあり、同庁の許可を得た気象予報士による天気予報であれば、企業や個人も広く発表できるようになった。年2回ある気象予報士試験は合格率4〜6%ほどの難関で、いまでは約1万人が資格を持つ。

 94年以降、受験者は年々増え続け、2006年の第26回は最多の5074人に。だがこれを境に少しずつ減っていき、今年1月に行われた前回は、半数余りの2788人だった。8月26日に行われた今回、申請者数でみると、前回の微増にとどまった。

 「日本気象予報士会」専務理事の岩田修さん(58)は「資格を取っても働き口が少ない」と減少の理由を分析する。民間気象会社での予報業務やキャスターなどが専らで、気象庁の5年前の調査では、試験に合格した約7割が気象と関係のない仕事をしていたという。

■知識生かせる気象ビジ…

1120とはずがたり:2018/09/03(月) 19:45:53
2018.8.31 10:30
「月に水がある証拠」は10年前のデータにあった 新事実を“発掘”した研究チームの挑戦
https://www.sankei.com/wired/news/180831/wir1808310001-n1.html
WIRED

 月の地表近くに水が氷のかたちで存在する直接的な証拠を、米研究チームが発見した。これまでも月面に水が存在する可能性は指摘されてきたが、直接観測されたのは今回が初めてだ。その証拠は、実は10年も前に観測されたデータのなかに“潜んでいた”のだという。研究チームは、いかに過去のデータから画期的な証拠を見つけ出したのか。

月に水がある--。こう題された記事を過去に見かけたことがあるかもしれない。これまでに多くの研究が、月に水が存在する可能性を指摘してきた。しかし、それらはあくまでも「高い可能性」だった。つまり、多くは分析結果に基づく間接的な推測や、水以外の水素系成分、例えばヒドロシ基(OH)なども含まれた結果を示していた。

しかし、米ハワイ大学やブラウン大学の研究者たちが2018年8月20日付で米科学アカデミー紀要に発表した論文が示すのは、月面の極域に水が氷の状態で存在する証拠が直接観測されたこと、そして氷は地表数ミリメートルの深さにあるという新事実だ。

水は将来月に降り立つ宇宙飛行士の生活用水になるだけでなく、水素と酸素に分解することでロケットや探査機などの燃料としても活用できる。このため、宇宙の貴重な資源として注目度が高まっている。

今回の論文から導き出された結果は、2008年から2009年の間に運用されていたインドの月周回機「チャンドラヤーン1号」に搭載されたNASAのレーダー「Moon Mineralogy Mapper(M3)」が取得した観測データの分析に基づいている。氷が観測されたのは、極域のクレーター内にある「永久影」と呼ばれる常に日陰となる領域だ。

この領域の内部は常にマイナス約170℃で保たれており、真空でも水が蒸発しない「コールド・トラップ」と呼ばれる。その中に氷が存在する可能性は、以前から指摘されていた。なお、水星や小惑星ケレスの極域のコールド・トラップでも、すでに水の存在が確認されている。

「見ようとしなければ、何も見えない」

研究チームはどのようにして、すでに手広く分析されてきたM3のデータから水の存在を確認できたのだろうか。

M3は月面の太陽光の反射を分析する機器だ。つまり、これまでの研究の多くは、太陽光が当たっている月面を対象としてきた。ところが今回のチームが挑んだのは、太陽光が届かない真っ暗な永久影である。つまり、通常の研究の真逆をいくもので、ある意味では無謀ともいえるものだった。

なかでも研究チームが着目したのは、永久影の周囲の地形だった。「アポロ計画の観察記録から、月面は細かい砂やゴツゴツした地形による反射光が散乱していることがわかっています」と、論文の主執筆者であり、米ブラウン大学とハワイ大学の研究者であるシュワイ・リー博士は語る。

永久影があるクレーターの壁や淵、そして周囲の高い地形が反射する太陽光によって永久影はごく微量ながら照らされている--。リー博士は、そのように考えた。もちろん、間接的に照らされているため、レーダーが検知できるシグナルは非常に弱い。このため多くの研究者は、M3のデータセットから水の痕跡を探し出すことを諦めていた。

「今回のような信号をデータとして扱うには、その信号が月面から来ているのか、それとも単なる機器のノイズなのかを慎重に見極める必要があります」と、ブラウン大学の地球・環境・惑星科学科の助教授であり、論文の共同執筆者でもあるラルフ・ミリケン博士は言う。

初期の分析結果は確かに水の痕跡を示していたが、それは機器のエラーシグナルである可能性は十分にあった。「シュワイの最初のデータを見たとき、興味深い結果だと思いましたが、100パーセント信じ切れていませんでした」

それでもリー博士は、根気よくさまざまな統計モデルを使って何度もデータを検証した。結果、機器のノイズが水の痕跡を再現することはほぼ不可能に近いことが判明した。その後も、ほかの探査機のデータも取り入れた解析や検証モデルを通して、永久影内の水の観測に成功したのである。

1121とはずがたり:2018/09/03(月) 19:46:21
>>1120
「過去10年間、データは存在していたんです」とリー博士は話す。しかし、暗闇に包まれた永久影から太陽光の反射データが得られるとは、誰も予想しなかった。「見ようとしなければ、何も見えないのは当たり前です。でも、好奇心に任せてとりあえず見てみることで、最悪何も見えないし、何かあるかもしれない。だからサイエンスは面白いんです」

水資源の謎は続く

今回の発表によると、水氷は極域に複数ある永久影のクレーターのうち約3.5パーセントで存在が確認された。この少量でまばらな分布は、水の供給スピードが一定ではないこと、そして数十億年前に起こったとされる極移動が原因と考えられる。

極移動とは、北極と南極の位置が変動し、自転軸が移動する現象だ。大規模な火山活動や天体衝突などによって引き起こされるという。極移動に伴って氷が集まる永久影の場所も変わったことで、水の分布がまばらになったと研究チームは推測する。

また、水が存在する場所は極域のみとは限らない。リー博士とミリケン博士が昨年発表した別の論文では、水が極域以外にも広範囲で存在する可能性が指摘されている。ふたりは、アポロ計画中に地球に持ち帰られた月のサンプルとM3のデータを分析し、月面に広範囲に広がる火山性のガラス粒子内に水の存在を示す痕跡を検出した。

「個々の粒子に含まれる水の量は微小ですが、月面にはガラス粒子からなる堆積物が何トンも広がっています」とミリケン博士は説明する。もしこれらの地域で水が見つかれば、暗く地形が荒い極域に行かずとも水を採取できるかもしれない。しかし一度に見つかる水量は少ないだろう。

全体でどれくらいの量が眠っているのか、そして水がどこから来たのか、いまだに解明されていない。水分を含む隕石の衝突が原因かもしれないし、月の形成時に何らかのかたちで水分が混じり、それが火山活動によって地表に出てきた可能性もある。水を調べることは、月の歴史を解明することにもつながるのだ。

今後も極域を対象とした新たな観測ミッションを実行するか、センサーを積んだ探査車を月面に送り込む必要があるだろう。

月面のどこから調査すべきか?

そもそも月面の水氷はどうすれば採掘できるのだろうか。

「採掘方法は大きく分けて2通りあります」と、セントラルフロリダ大学の惑星科学者フィリップ・メッツガー博士は説明する。ひとつは、地中にある氷をそのまま溶かした気体を採取し、コンテナ内で液状化させる方法。この場合、大型の機械は必要ないものの、月面の環境下でどう土を熱するか、そして気化した氷が砂粒の間を通り抜けることができるかが疑問だ。

もうひとつの方法は、土壌ごと採取し、コンテナの中で蒸留させる方法だ。こちらは蒸留プロセスをある程度コントロールしやすいものの、大型な採掘機械が必要となる。現在どちらの技術も開発中だと言う。

「宇宙の経済を支える燃料として水を活用するには、一度に大量の水を採掘できる場所に向かうほうがいいでしょう」とメッツガー博士は言う。「つまり、月の南極か北極を探査するほうが効率的だと思います」

実際、すでに世界中で月を目指す動きが活発になっている。

東京に拠点をもつ民間月面探査企業ispaceは、シリーズAで累計103.5億円を調達した。ルクセンブルクと米カリフォルニア州に支社を置き、月までの輸送手段である着陸船と、月面を走行できる小型探査車の開発に取り組んでいる。同社は最初のミッションを2020年と2021年に予定している。

「今回の発見は、ispace含め宇宙産業にとって非常にプラスです。月の水資源への関心が高まりますし、将来のミッションにおける着陸地点の参考になります」と、ファウンダー兼代表取締役の袴田武史は言う。「このデータをベースに近い将来、わたしたちが月面で詳細な探査を行い、氷を見つけたいですね」

さらに、国家レヴェルでも再び月を目標とした動きが活発になりつつある。米国のペンス副大統領は今月23日、NASAは2024年までに月の周回軌道に宇宙ステーションを建設し、アメリカの宇宙飛行士を送り込むという野心的な目標を掲げた。NASAが開発を進める大型ロケット「Space Launch System」と有人宇宙船「Orion」を用いて、アメリカの有人宇宙プログラムを加速させることが目的だ。

同時に、スペースXやボーイングといった民間宇宙企業との連携も強化してくという。火星や小惑星などの深宇宙探査を行うにあたって、月の中継基地は重要な役割を果たすとペンス副大統領は主張している。

月に水の存在が確認されたいま、これらの動きはさらに加速するだろう。まずは水の性質と量を理解することが重要だ。これからも、官民提携による月探査に注目していきたい。

1122とはずがたり:2018/09/04(火) 19:08:15
神戸市では甚大な浸水被害 台風21号の記録的高潮で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00005284-weather-soci
9/4(火) 16:04配信 ウェザーニュース

 非常に強い勢力の台風21号は徳島県南部に上陸したのち、4日(火)14時頃には神戸市付近に再上陸しました。中心気圧が950hPa台と非常に低いため、吸い上げ効果が大きく、近畿や四国を中心に潮位が非常に高くなっています。
 この影響で、神戸市の海沿いでは甚大な被害が発生。水位が腰が浸かるほどの高さまで到達しており、人々は荷物を持ち上げながら避難している状況です。

神戸の潮位は過去最高に
 神戸の潮位は平常時を2m近く、大阪も平常時を2.5mも上回り、いずれも1961年に第2室戸台風が上陸した時の過去最高潮位を上回りました。

夜に満潮を迎える場所も
 すでに満潮時刻が過ぎている場所もありますが、これから満潮を迎える場所があります。
 高潮のピークは過ぎたものの、潮位の高い状況が続いているため、しばらくは警戒が必要です。

吹き寄せ効果と吸い寄せ効果
 台風が接近する際、「吸い上げ効果」と「吹き寄せ効果」により、高潮被害が発生する恐れがあります。

【吸い上げ効果】
 台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がる現象。外洋では気圧が1hPa低いと海面が約1cm上昇するといわれています。

【吹き寄せ効果】
 海水が風によって海岸に吹き寄せられて海面が上昇すること。特にV字形の湾では、奥へ狭まる地形によって海面上昇が助長させるため、特に海面が高くなります。

ウェザーニュース

1123とはずがたり:2018/09/06(木) 14:42:04

見渡す限りの山崩れ。

https://twitter.com/nhk_news/status/1037501145315528705
NHKニュース
認証済みアカウント
@nhk_news

北海道 震度6強以上だった可能性も 余震相次ぐ 十分注意を
NHKのヘリコプターから撮影した厚真町のようす
#nhk_news #地震 #震度6強 #厚真町
0:14
17:42 - 2018年9月5日

https://twitter.com/nied_inok/status/1037495991123865600
T.INOKUCHI / 井口 隆
@nied_inok

その他 T.INOKUCHI / 井口 隆さんが読売新聞写真部をリツイートしました
この写真にはさらに驚いた。全面崩れが広がっている。最初は信じられなかったが、表層付近をマントルベッディング状に覆う火山砕屑層が滑り面となれば起きても不思議ではない。T.INOKUCHI / 井口 隆さんが追加

読売新聞写真部
認証済みアカウント

@tshashin
#地震情報 はこちら→https://www.yomiuri.co.jp/matome/20180906-OYT8T50000.html … #北海道 で #震度6強。震源に近い #厚真町 では大規模な #土砂崩れ が見られました。倒壊した家屋も(9月6日午前6時28分、北海道厚真町で、本社チャーターヘリから 鷹見安浩撮影) #空撮 …
17:21 - 2018年9月5日

1124とはずがたり:2018/09/07(金) 16:25:03
鳥取はしらんかったな。それ以外もごっちゃになってる。

戦中戦後の歴史に埋もれた「昭和の4連続超巨大地震」
https://matome.naver.jp/odai/2137775333953640001

敗戦をまたぎ、1943年から1946年にかけて、4年連続で日本列島を襲った巨大地震を知っていますか?。「戦中戦後の4大地震」とも呼ばれるこれら地震は、終戦間際から戦後間もなくという時代背景から、震災そのものが十分に伝えられていないのも事実です。そんな「4大地震」について、簡単にまとめています。 更新日: 2013年09月03日

1125とはずがたり:2018/09/10(月) 16:09:08
>今回の地震は「数十万年前まで動いていた断層が原因」と指摘
これが証明されたら断層が古いからOKとなった原発全部ストップやろ。

北海道で震度7 「断層帯とは無関係」の衝撃 “古い断層”は山形県内にも
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180907-00010004-sakuranbo-l06
9/7(金) 20:49配信 さくらんぼテレビ

政府の地震調査委員会は6日、北海道で震度7を観測した今回の地震は、震源の深さが37キロと深いことから、震源近くを走る活断層「石狩低地東縁断層帯」とは関係なく、この活断層よりも深い別の場所で発生したとの見解を示した。この「別の場所」とは何なのか。地形学の専門家は、今回の地震は「数十万年前まで動いていた断層が原因」と指摘し、同じような「古い断層」は山形県内にも存在しているという。

地形学が専門で山形大学地域教育文化学部の八木教授は、今回の地震を引き起こした「別の場所」についてこう指摘する。

(山形大学地域教育文化学部・八木浩司教授)
「あまり強くマークされていないが近くには断層があるとの見解もある。日高山脈の発達を見ると古い断層がかなりありそれが動いたと考える」

八木教授が指摘した断層の地図には、今回無関係とされた「石狩低地東縁断層帯」の他に、震源のすぐそばに赤い線が引かれている。これは数十万年前までは動いていた断層で、八木教授はこの断層が今回の地震を引き起こしたと見ている。

一方、県内には主に山形盆地断層帯など4つの断層帯があるが、八木教授によると、それ以外にも今回のような地震を引き起こす恐れがある、同じような隠れた古い断層が、山形盆地の村山市から山形市にかけて存在しているという。

(山形大学地域教育文化学部・八木浩司教授)
「山形盆地は細長い盆地だとほとんどの人は分かっていない。細長い盆地は断層運動でできた盆地。そういった場所に住んでいるということは常にどこでも起こりうることを認識して欲しい」

八木教授は「山形では大きな地震が起こらないという安全神話を捨て、備えて欲しい」と話している。

1126とはずがたり:2018/09/12(水) 00:17:50
<北海道地震>主要活断層動いた可能性を否定できず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180912k0000m040098000c.html
09月11日 21:29毎日新聞

 政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大教授)は11日、北海道厚真町で震度7を観測した地震について、震源近くの主要活断層帯「石狩低地東縁断層帯」の一部が動いた可能性を否定できないとの見解を明らかにした。6日の臨時会合では断層帯と別の断層で発生したとの見方を示していた。

 一方、国土地理院は調査委に地震を起こした断層の推定結果を報告。それによると断層は長さが南北約15キロで、1.2メートル程度、上下方向にずれ動いていた。また地球観測衛星「だいち2号」の画像を解析したところ、震源から南東の厚真町やむかわ町の一部では最大で約7センチ隆起していた地域があったとしている。

 地震調査委によると、石狩低地東縁断層帯は地下約25キロまでしか延びておらず、震源は深さ約37キロだったことから、「この活断層帯が動いた地震ではない」としていた。しかしその後、地震が浅い領域でも続いたり、国土地理院の分析で動いた断層の上端が深さ約15キロと推定されたりしたことで、これまで知られていなかった断層帯の一部が地下深くでずれ動いた可能性も否定できなくなったという。

 地震調査委は、今回の地震との関係を否定できない石狩低地東縁断層帯(南部)によって引き起こされる地震の最大マグニチュード(M)を7・7と想定。今後30年の発生確率を「やや高い」グループに分類している。

 調査委は今後、まだ動いていない部分の同断層帯が活動する可能性もあるとして、引き続き警戒を呼びかけている。

【池田知広】

1127とはずがたり:2018/09/12(水) 22:17:24
主要活断層が動いたなら学会の断層帯の選択は間違ってなくてその拡がりの推定をミスってた事になるってことか?

<北海道地震>主要活断層動いた可能性を否定できず
09月11日 21:29毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180912k0000m040098000c.html

 政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大教授)は11日、北海道厚真町で震度7を観測した地震について、震源近くの主要活断層帯「石狩低地東縁断層帯」の一部が動いた可能性を否定できないとの見解を明らかにした。6日の臨時会合では断層帯と別の断層で発生したとの見方を示していた。

 一方、国土地理院は調査委に地震を起こした断層の推定結果を報告。それによると断層は長さが南北約15キロで、1.2メートル程度、上下方向にずれ動いていた。また地球観測衛星「だいち2号」の画像を解析したところ、震源から南東の厚真町やむかわ町の一部では最大で約7センチ隆起していた地域があったとしている。

 地震調査委によると、石狩低地東縁断層帯は地下約25キロまでしか延びておらず、震源は深さ約37キロだったことから、「この活断層帯が動いた地震ではない」としていた。しかしその後、地震が浅い領域でも続いたり、国土地理院の分析で動いた断層の上端が深さ約15キロと推定されたりしたことで、これまで知られていなかった断層帯の一部が地下深くでずれ動いた可能性も否定できなくなったという。

 地震調査委は、今回の地震との関係を否定できない石狩低地東縁断層帯(南部)によって引き起こされる地震の最大マグニチュード(M)を7・7と想定。今後30年の発生確率を「やや高い」グループに分類している。

 調査委は今後、まだ動いていない部分の同断層帯が活動する可能性もあるとして、引き続き警戒を呼びかけている。

【池田知広】

主要活断層帯
https://www.jishin.go.jp/resource/terms/tm_major_active_fault_zone/

我が国の陸域には約2000の活断層があるとされています。甚大な被害をもたらした1995年の兵庫県南部地震は六甲・淡路島断層帯の一部が活動して発生したものでした。この地震を契機に、政府の地震調査研究を一元的に推進するための機関として地震調査研究推進本部(以下、地震本部)が発足し、地震本部の下、様々な調査研究が推進されることとなりました。兵庫県南部地震を引き起こしたような活断層の調査も推進されることになりましたが、全国に多数分布する活断層の調査を効率的に実施するため、活動度や活動した際の社会への影響度等を考慮し、基盤的な調査対象として98断層帯を選定しました※。これが「主要活断層帯」と呼ばれるものです(後に見直され、現在は114断層帯となっています)。

これら114断層帯のほとんどは、これまでに一通り調査と評価が行われましたが、評価の信頼度が低い断層帯については、「補完調査」として引き続き調査が行われています。また、現在は、主要活断層帯の海への延長部分や、地表に現れている長さが短い活断層などの調査も行われています。これらの調査結果をもとに、地震本部の地震調査委員会によって、活断層の評価が行われHPでもその結果が公表されています(詳しくはHPの「地震に関する評価」をご覧ください)。

※主要活断層の選定条件 活断層研究会編『新編日本の活断層』(東京大学出版会、1991年)において、原則として、確実度ⅠまたはⅡ、かつ活動度AまたはB、かつ以下の基準のどれかを満たすものの中から選択するものとする。

1128とはずがたり:2018/09/13(木) 16:13:07

北海道地震 「スリバー」衝突エリアで地震発生
2018年9月13日 15時56分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180913/k10011628411000.html

今月6日の北海道の地震について、地殻変動の専門家が分析したところ、地震は、陸側のプレートの内部にある「スリバー」と呼ばれる地下の岩盤が衝突し、ひずみがたまり続けているエリアで起きていたことがわかりました。専門家は、西日本などにも同じような地下の岩盤があり、地震に備える必要があると指摘しています。

地殻変動に詳しい京都大学防災研究所の西村卓也准教授は、GPSの観測データを使って北海道の地盤の動きを分析しました。それによりますと、北海道の太平洋に面した地域のうち、東側にあたる根室地方や釧路地方、十勝地方などの地盤は、年間におよそ2センチから3センチほど西向きに動いていました。

西村准教授によりますと、これは、西向きに動く「スリバー」と呼ばれる陸側のプレート内部の岩盤が影響していて、北海道の沖合にある海側のプレートが陸側のプレートに沈み込む際に西向きの力がかかることで、観測されるということです。

一方で、今回の地震があった北海道の西側にあたる胆振地方の地盤はほとんど動いておらず、西村准教授は、このエリアでは、西向きに動く「スリバー」が衝突して押しとどめられているためひずみがたまりやすく、今回の地震を引き起こしたとしています。

西村准教授によりますと、今回と同じように西向きに動く「スリバー」の影響でひずみがたまっているエリアは、山陰や四国、九州など西日本の各地にあり、おととしの「熊本地震」のほか、平成12年の「鳥取県西部地震」などが起きていたということです。

西村准教授は、「陸側のプレートの中では岩盤が細かく分かれていて、それが動き合って内陸地震を発生させている。そういう所を中心に地震に対する備えを進めていく必要がある」と話しています。

「スリバー」は日本各地にも
西村准教授によりますと、「スリバー」は陸側のプレートの中で分かれている岩盤のことで、海側のプレートが沈み込みむ力によって西向きに動いているということです。

「スリバー」は北海道だけでなく西日本を中心に複数存在し、九州の熊本県や大分県、それに福岡県などには、北海道の胆振地方のように、西向きに動いてきた岩盤と衝突し、ひずみがたまりやすくなっているエリアがあるということです。

実際に、このエリアではおととし4月に、震度7の激しい揺れを相次いで観測した「熊本地震」が起きました。また、13年前の平成17年には、福岡県西方沖で地震があり、最大で震度6弱を観測しました。

一方、中国地方や四国などでは、「スリバー」が西向きに動くことで横にずれるようなひずみがたまっていて、18年前の平成12年には、最大で震度6強を観測する「鳥取県西部地震」が発生しています。

また、中国地方と四国の、「スリバー」の境目にあたるエリアには、日本最大級の活断層「中央構造線断層帯」があり、最大でマグニチュード8以上の巨大地震が想定されています。西村准教授は、「スリバーがぶつかるところや、横方向にスライドしてずれ動くところは日本列島の各地にあり、地震への注意が必要だ」と話しています。

1129とはずがたり:2018/09/16(日) 18:17:46
化学じゃ無くて物理だよね?これ。

2018年9月16日
https://univ-journal.jp/22725/
水の持つ特別な性質について、東京大学が従来の通説を覆す発見 大学ジャーナルオンライン編集部
物理学東京大学

 東京大学生産技術研究所の田中肇教授らの研究グループは、これまで特異なガラス転移現象として説明されてきた水の動的異常性が、実はガラス転移と無関係であり、液体の正四面体構造形成に起因していることを初めて突き止めた。

 水が、4℃で最大密度を示す、結晶化の際に体積が膨張するなど、他の液体にない極めて特異な性質を持つことは広く知られている。また、通常の液体は、フラジャイルな液体(ガラスにならない液体)とストロングな液体(ガラスになる液体)に分類されるが、水は高温ではフラジャイル、低温ではストロングのような特異なふるまいを示す。このような異常な挙動は、特殊なガラス転移現象としてこれまで理解されてきたが、今回、同研究グループは、高温の水が正四面体構造をもたない乱れた構造から、低温のほとんど正四面体構造からなる水へ移り変わることを分子レベルで明確な形で示すことに初めて成功した。

 この成果は、従来のガラス転移に基づく水の動的異常性に関する定説を覆しただけでなく、水の熱力学的異常と動的異常が、ともに正四面体構造形成という共通の起源に基づくこと明らかにした点にも大きなインパクトがある。

 水は、人類にとって最も重要な液体であり、本研究成果は、水の特異な性質そのもの理解に留まらず、生命活動、気象現象などとのかかわりの理解にも大きく貢献するものと期待される。

論文:【Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America】Origin of the emergent fragile-to-strong transition in supercooled water

1130とはずがたり:2018/09/17(月) 19:00:32
すげえ

【希少映像】カメラを溶岩の近くに置き忘れる!→なんとSDカードが無事で溶岩に飲み込まれる映像が撮れたらしい!
https://edmm.jp/46023/?utm_source=Twitter&utm_medium=display

1131とはずがたり:2018/09/18(火) 18:58:03
Simon_Sin
?@Simon_Sin
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その他
『月旅行、ZOZO前沢氏が契約 米宇宙ベンチャーが発表』
「どうしてZOZOの社員があんなに喜んでいるんだい?」
「社長が月に行くから、らしいよ」
「…さっきまで喜んでたZOZOの社員がみんな落ち込んでるんだけど」
「帰ってくる予定だと知ったらしい」

ZOZO前沢社長、月周辺旅行へ「芸術家招く」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180918-OYT1T50042.html?r=3
2018年09月18日 18時16分

 【ロサンゼルス=三井誠、久保庭総一郎】米宇宙企業スペースX社は17日、月周辺への有人飛行の乗客として、衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ社の前沢友作社長(42)と契約したと発表した。月へ向かう初の民間人旅行客は日本人になる可能性が出てきた。

 契約発表の記者会見に同席した前沢氏は「2023年に、画家や音楽家など6〜8人の芸術家を招き、月に行く」と話した。費用は明らかにしなかった。月面には着陸せず、月を回って地球に戻る予定で、飛行期間は5日程度を想定している。月への有人飛行は、米航空宇宙局(NASA)が行った1972年のアポロ17号以来になる。

 スペースX社は、50億ドル(5600億円)をかけて開発中の大型ロケット「ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)」を、月旅行に使う。今後、無人での打ち上げを重ね、有人での月飛行に備えるという。

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2018年09月18日 18時16分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1132とはずがたり:2018/09/20(木) 17:28:45

傾斜ではなく土質なんじゃないの??

“比較的緩やかな斜面でも崩壊” 北海道地震で専門家調査
2018年9月20日 17時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180920/k10011637901000.html

北海道で震度7の揺れを観測した地震によって発生した土砂災害は、比較的傾斜が緩やかな斜面でも多く発生していたことが専門家の調査や衛星画像の解析でわかりました。専門家は「地震の激しい揺れに襲われれば、緩やかな斜面でも土砂災害のリスクがあると認識する必要がある」と指摘しています。

北海道大学の小山内信智特任教授などの研究グループは、震度7の揺れを観測した厚真町の土砂災害の現場を調査しました。

その結果、斜面の角度が30度に満たない比較的緩やかな場所でも崩れているケースが目立ち、厚真町の東和地区では、およそ12度の斜面で土砂が崩れているのが確認されたということです。

小山内特任教授などによりますと、大雨で崩れやすいのは30度以上の斜面とされていますが、今回は、地震の激しい揺れに見舞われたことで緩やかな斜面も崩壊したとみられるということです。

また、人工衛星で撮影した厚真町付近の画像を、民間の測量会社「パスコ」が分析した結果でも、崩れた斜面の中には角度が30度に満たない場所が多く含まれ、特に震源に近い場所ほどより緩やかな斜面が崩れているということです。

小山内特任教授は、「雨による土砂災害はある程度危険な場所が想定できるが、今回、それに当てはまらない場所でも崩壊が起きている。全国のほかの地域でも、地震の激しい揺れによって緩やかな斜面で土砂災害が起きるリスクがあることを認識する必要がある」と指摘しています。

1134とはずがたり:2018/09/26(水) 22:09:07
宇宙は1400億年続くと発表
東大と国立天文台の研究チーム
https://this.kiji.is/417508204163253345
2018/9/26 11:309/26 11:32updated
c一般社団法人共同通信社


米ハワイ島にある「すばる望遠鏡」(国立天文台提供)
 宇宙がこのまま膨張し続けたとしても、物質を構成する原子がばらばらになって世界が終わりを迎えるのは、少なくとも1400億年先だとする分析結果を、東京大と国立天文台の研究チームが26日発表した。

 138億年前にビッグバンで始まった宇宙がどのように終わるかを巡っては、再び一点に収縮する「ビッグクランチ」や、無限大に膨張して物理法則が成り立たなくなる「ビッグリップ」などさまざまな説がある。

 チームはすばる望遠鏡の観測から宇宙の質量は膨張を止めるほど大きくないと判断。ただ「無限大になるまで長い時間がかかり、宇宙はしばらく安泰だ」としている。

1135とはずがたり:2018/09/28(金) 16:03:35
星の死後にできた中性子星の謎とは? ? 雷雲プロジェクトの立役者、京大・榎戸輝揚特定准教授に聞く柴藤 亮介 2017年11月24日
https://academist-cf.com/journal/?p=6527

星の死後にできた中性子星の謎とは? ? 雷雲プロジェクトの立役者、京大・榎戸輝揚特定准教授に聞く柴藤 亮介 2017年11月24日 星の死後にできた中性子星の謎とは? ? 雷雲プロジェクトの立役者、京大・榎戸輝揚特定准教授に聞く2018-07-29T17:39:10+00:00インタビュー クラウドファンディング, 天文学, 宇宙, 物理学, 雷



雷はなにをきっかけに発生するのだろうか??このような疑問に挑戦する「雷雲プロジェクト」は、2015年10月からacademistで研究資金の募集を開始し、目標金額を大きく上回る160万円を獲得した。2016年には科研費を獲得し、研究を軌道に乗せることに成功。そして先日、プロジェクトの成果がNature誌で発表された。本プロジェクトを主導している京都大学白眉センター榎戸輝揚特定准教授は、自身の実現したいサイエンスを追求するべく、国内外を飛びまわり活躍する若手研究者だ。今回、若手研究者チームで達成した雷雲プロジェクトの研究成果と、NASAで進めている中性子星の研究、これから10年間で成し遂げたい野望について、詳しくお話を伺った。

1136とはずがたり:2018/09/29(土) 17:28:12

津波で被害拡大、死者384人に…インドネシア
https://news.goo.ne.jp/topstories/world/35/1a4bd36a51abadaca8e24f2779005cad.html
(読売新聞) 16:31

 【ジャカルタ=一言剛之】インドネシア国家防災庁は29日午後、同国中部スラウェシ島で28日夕に発生した地震と津波による死者が384人となったと公表した。津波による犠牲者が報告されたことで、被害が大幅に拡大した。同国気象庁は、最大で3メートルの津波が観測されたとしている。

1137とはずがたり:2018/10/03(水) 21:38:46

この進路だから今回は東海の停電被害が大きかったのか。

台風第24号、大阪湾で懸念された「台風第21号の再来」にならなかった理由
片平敦 | 気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属
10/1(月) 14:44
https://news.yahoo.co.jp/byline/katahiraatsushi/20181001-00098930/

 今回、列島を縦断した台風第24号も、西日本接近前から「台風第21号に匹敵する勢力で、近畿にかなり接近・上陸するおそれ」(大阪管区気象台)と予想され、近畿各地では過去最大規模と言っても良いほどの事前対策が講じられた。JRをはじめとする鉄道の事前予告の上での運休、大型百貨店の臨時休業など、通勤・通学で多くの人が移動する平日ではなく日曜日だったということもあるだろうが、事前から相当な規模で計画的に都市機能を停止させたと思う。また、台風第21号で浸水被害の出た関西国際空港は、今回は滑走路の閉鎖を事前に決め、土のうを積むなどして万全の対策をとるなど、極めて異例の態勢で台風第24号の襲来に備えたと言えるだろう。

 しかし、大阪湾付近に限って言えば、吹き返しの風こそ強かったものの、台風第21号の再来のような暴風雨や高潮には至らなかった。最悪の事態は免れることとなり良かったとも言えるが、一方で、厳重に備えていたのにこの程度で、「空振りだった」「予報が外れた」と思われた人もいたかもしれない。

 なぜ、大阪湾付近では前回・台風第21号襲来時のような暴風・高潮にはならなかったのか。台風の進路や勢力の予報が外れていたのだろうか。(以下、台風の中心気圧や上陸地点などは、気象庁の速報解析に基づく。今後の精査により、修正される可能性があることに留意。)

■ 2つ続いた「非常に強い」勢力での台風上陸
 台風第24号は、非常に強い勢力を保ったまま西日本に接近し、9月30日(日)20時頃、和歌山県田辺市付近に上陸した。上陸時の中心気圧は950hPa、勢力は「非常に強い」だった。前回・台風第21号は9月4日(火)12時頃に徳島県南部に上陸したが、その際も950hPa・「非常に強い」勢力で、今回の台風第24号と同じ勢力だったと言える(なお、台風第21号は9月4日(火)14時頃に兵庫県神戸市付近に再上陸している。この際の中心気圧は955hPaになったが、勢力は引き続き「非常に強い」だった)。

 台風が「非常に強い」勢力で九州・四国・本州・北海道に上陸するのは、前回・台風第21号が25年ぶりのことであったが、その次に襲来した今回の台風第24号も「非常に強い」勢力での上陸となり、2つ続けてという異例の事態となった。

 勢力の強さについて見てみれば、台風第21号に匹敵する勢力で近畿に襲来するという見通しは適切だったと言える。それでも、大阪湾付近では影響がまったく違うという状況になったのは、台風の通過したコースの違いが大きな要因と考えられる。

1138とはずがたり:2018/10/03(水) 21:38:56
>>1136
■ 台風第21号と台風第24号のコースの差
 大阪湾と台風の中心との位置関係に注目してみていく。

2つの台風の経路。(気象庁資料をもとに筆者作成)
 前回の台風第21号の中心は、淡路島付近を通過し、神戸市付近に上陸、北上した。台風の進行方向右側に大阪湾が位置している。

 一方、今回の台風第24号の中心は四国沖・紀伊水道の南を進み、紀伊半島を北東へ進んだ。台風の進行方向左側に大阪湾が位置している。

 どちらも「近畿地方に上陸」とは言え、詳細に見れば中心の通過したコースが100km程度離れており、大阪湾の湾奥部との最短距離はザッと見て、台風第21号は30km程度西〜北、台風第24号は大阪湾の60km程度東〜南、ということになると考えられる。

 台風の進行方向を見て右側に入るか、左側に入るかというのは、非常に重要な意味を持つ。一般に、台風周辺で特に風が強いのは、進行方向に向かって左側よりも右側の地域なのだ。

台風周囲の風。2つが同じ方向で合成される、台風の進行方向右側で風が強まりやすい。(筆者作成)
 台風は低気圧の一種であり、周辺の風は反時計回りに中心へ吹き込む。台風が同じ場所に静止していれば右でも左でも同じような風の強さになるはずだが、台風が動いているとなると話は別だ。台風が移動する速度ぶん(=台風を流す周囲の風)が重なるため、反時計回りの風と同じ方向となり風が強まるのが右側、相殺されて弱まるのが左側となるのである。速度が速い台風ほどこの傾向が大きい(速度ぶんが加味されるため)。

 日本付近を北〜北東へ進む多くの台風の場合、台風の進行方向右側では、南〜南西からの風が強化されることになる。

 さらに、西〜東日本の太平洋側は南に向いた湾が多く、強い南〜南西風が吹くと、暴風により大量の海水が沿岸に押し寄せられるうえ、台風接近による気圧低下(=海面の吸い上げ)も加わって、台風の勢力やコース次第では暴風に加えて大規模な高潮が発生するおそれがある地形的な特性も大きい。かつて、大阪湾では室戸台風、ジェーン台風、第二室戸台風により暴風・高潮の甚大な災害が発生したが、いずれも大阪湾のすぐ西を勢力の強い台風が北上したことが原因だった。台風第21号は第二室戸台風と類似したコースを通り、やはり同様に暴風・高潮による大きな被害をもたらしたのである。

1139とはずがたり:2018/10/09(火) 16:17:51
取材受けたらまともに見えるけどツイッター上ではなんであんななっちゃうんだ!?それともこの取材から6年とか経って壊れちゃったんか??

科学から見た反原発の問題点 菊池 誠「“御用”のレッテルで科学を殺すな」
週プレNews 2012年7月3日 06時00分
https://www.excite.co.jp/News/column_g/20120703/Shueishapn_20120703_12292.html

福島第一原発事故以降、「御用学者」と罵声を浴びせられたこともある菊池 誠教授。それでも彼が発言を続けた理由とは?

あらゆる情報が錯綜し、安全なのか危険なのか、それどころか何が起こっているのかさえよくわからなかった福島第一原発事故の直後、「直ちに健康に影響はありません」という“大本営発表”に心から安心できた人はどれほどいただろうか。そんななか、ツイッターでより正確な情報発信を試みた何人かの科学者がいた。

そのひとりが、大阪大学サイバーメディアセンター教授の菊池誠氏だ。特にインターネット上や週刊誌上で飛び交う、科学的根拠やソースの怪しい危険情報について、彼は「それはおかしい」「真実ではない」と注文をつけ続けた。そんな姿勢に“御用学者”と罵声を浴びせる人たちもいたが、それでもなお発信をやめなかったのは科学者としての責務か、それとも人としての正義感だったのか―。

***

■とんでもないことを言う“専門家”もいた

―菊池先生の原発事故関連のツイートは、かなり大きな反響があったと思います。

菊池 “ニセ科学”の問題点を批判するようなことを何年もやっていて、今回の震災以前からブログなどで発表していました。ですから、ツイッターでの反響には面食らった部分もあります。内容も僕としては特別なつもりはありませんでした。

科学的に見てあまりにもあり得ない話があったら「それはない」と言ったり、当初から科学的な考察をしておられた東京大学の早野龍五(はやのりゅうご)先生とか、KEK(高エネルギー加速器研究機構)の野尻(のじり)美保子先生のツイッターを読むことを勧めたり。

―事故の影響に関して、専門家がもっと自発的に情報発信すべきだったと思いますか?

菊池 本当の意味での原子力の専門家がほとんど表に出てこなかったのは残念でした。もちろん、一部の専門家は事故直後からテレビにも出ていましたが、ご存じのように彼らの安全寄りの予想は外れ、事故は拡大していった。それで彼らが信用をなくしてしまったことが、その後に大きく影響したと思います。

また、容赦なく“御用学者”というレッテルが貼られるようになったことも、彼らが口をつぐんでしまった理由かもしれません。いずれにせよ、初期のつまずきで彼らの意見があまり表に出なくなったのは、われわれにとって大きな損失だったと思います。一番の専門家による専門知識を得られなくなったわけですから。

1140とはずがたり:2018/10/09(火) 16:18:02

― 一部には、原子力業界と関係のない科学者についても、少しでも安全寄りな話をするとすぐに“御用”と呼ぶような風潮もありました。

菊池 御用学者という言葉を好んで広範囲に使った人たちやメディアもありました。週プレにも怪しい記事はありましたが、ほかの週刊誌ではもっとひどい記事があった。意見の中身を見ず、その人の社会的立場や結論だけから御用学者と決めつけてしまう。一方で、ものすごくセンセーショナルなことを言う“専門家”をもてはやす。科学者の肩書でも、とんでもないことを言う人がいました。

―同じ“科学者”なのに、言うことが全然違う。一般の人たちは当然混乱してしまいます。

菊池 ひどくおかしなことを言っているなぁとすぐにわかるはずのことも信じられてしまいました。例えば、水素爆発を「核爆発だ」とおっしゃる科学者もいた。でも、原子炉の核反応と核爆弾の核爆発がまったく違うのは科学者なら常識です。そういうでたらめなことを言っている、専門家ともいえない国内外の人たちが混乱を助長した面はあると思います。さすがに今は、ああいう極端な話をする人間は信用しなくていいと気づいた方も多いでしょうが、そういった話をいまだに真に受けている方もおられます。

―一般人にも“科学的思考”が必要ということでしょうか。

菊池 知識は力になります。難しいことはいらないので、基本的なところを少し勉強してみてほしい。放射能のリスクについても、危険か安全かの話の前に、まず放射線とはどういうものかを少し知る。遠回りに感じるかもしれませんが、それが役に立つと思います。自分の感覚的な価値観だけで結論を決めて、「とにかく危険」という話しか耳に入れない人も少なくない。でも、基本的なところを理解すれば、怪しい話かどうかは見分けられるはずです。

それとメディアの報道。両論併記さえすれば、それでバランスが取れると考えるのかもしれませんが、科学的な重みの違いもあわせて書いてほしい。さっきの核爆発にしても、そういう意見を言う自称“専門家”もいるにはいますが、科学的な重みでいえば「99対1」くらいで無意味です。でも、その差を言わなければ「50対50」に見えてしまい、実態とかけ離れた印象を与えてしまう。

中途半端な両論併記は、かえって読者の適切な判断を妨げると思います。

―今の福島の状況についても、本当にいろいろな説が出回っています。

菊池 あれだけの放射能汚染があったわけですからリスクはあります。例えば福島市や郡山(こおりやま)市に住むなら、小さいとはいえ、明らかに放射能によるリスクが増している。ただ、事故から1年以上が経過し、綿密な調査によって、例えば子供たちの内部被曝が当初心配されていたほどではないことなどがわかってきました。

ところが、一方で福島の被害を大きく見せようとする人たちもいる。一部の先鋭化した人たちは今も「子供が住むべき所ではない」と声高に叫んでいます。彼らは正義感でやっているわけですが、だからといって事実ではないことを吹聴するのが許されるとは思えない。危険を強調したほうが人々のためになると言う人もいますが、小さいリスクを「大きい」と叫ぶことの弊害も決して小さくありません。住むか住まないかは各個人の判断を尊重すべきです。

1141とはずがたり:2018/10/09(火) 16:18:17
>>1139-1141
―彼らは、放射線量について行政側の発表を信じていません。

菊池 側溝など放射性物質がたまりやすいとわかっている場所を測定すれば、極端に高い数値も出ます。でも、そこをわざわざ測って「こんなに高い!」と言っても意味がないんです。そこに住んでいる人にとって本当に必要なのは、側溝ではなく現実の生活空間そのものに即した情報です。動機は正義感かもしれないけど、放射能の危険を強調するために使えそうな情報を選んでいるだけでは、あまりにも無責任です。

正義の目的があり、その達成のためなら福島に住んでいる人がより不幸になっても構わないと考えているようにさえ見える。震災がれきの受け入れ問題でも、被災地の現状に目を向けているようには思えない。彼らは否定するだろうけど、結果として被災地をさらに不幸にしてしまっている。脱原発運動はいいのだけど、そういうおかしな正義感に基づいた運動では、決して被災地のためにも誰のためにもならないと思います。

―一部、先鋭化した反原発派から“御用学者”となじられても発言を続けてきた理由は?

菊池 責任感とか正義感ではないですね……。大したことも言っていないと思います。ただ単に、変な話が流布(るふ)するのが嫌なんです。それによって傷つく人や差別される人がいるのが悲しい。昨年の3月11日に津波の映像を見て以来、1年以上ずっと気持ちは晴れません。原発や放射能のことしか考えていない人たちに、こう問いたい。震災と津波で多くの犠牲者が出たことを、本当に覚えていますか?

(取材・文/コバタカヒト 撮影/高橋定敬)

■菊池 誠(きくち・まこと)
1958年生まれ。東北大学理学研究科物理学専攻修了(理学博士)。大阪大学サイバーメディアセンター教授。「ニセ科学フォーラム」実行委員。著書に『科学と神秘のあいだ』(筑摩書房)、『信じぬ者は救われる』(香山リカ氏との共著・かもがわ出版)、『もうダマされないための「科学」講義』(計5名の共著・光文社新書)などがある

1142とはずがたり:2018/10/09(火) 16:25:00
前から原発ウヨではなかったようだ。。
何か騒ぎを起こしてないと死んでしまう人なんだな。

どんな経緯かはメモ程度なのでよく判らなかった。。

2017-03-31
■菊池誠はどうしてこうなった
https://anond.hatelabo.jp/20170331130851

菊池誠という人がいて、一時はてな論壇においてそれなりの存在感を放っていた。

現在では一山いくらのネトウヨおじさん程度にしか認識していない人もいる。もはや過去の人であると断ずる向きもあるだろう。

しかしながら、彼について再考することで、論壇で今も跋扈する科学対非科学という対立軸を新たに捉え直す機会を持てる気がする。

というわけで彼の言説とその評価の変遷を追っていきたい。

菊池誠とは何をしていた人なのか。
2000年代後半。ニセ科学批判という社会運動が産声を上げた。

これは、自然科学に関する嘘をエビデンス棍棒で殴打するというシンプルかつ大変に社会的意義のある運動で、その倫理的な正しさからはてな市井で好評を博した。

この運動には様々な人が加わり、皆それぞれの専門分野に関する多種多様な嘘デタラメを殴り倒していた。

また専門分野のない人は、非専門分野に関する言説の妥当性をいかに評価すべきかということについて学んでいった。

よくわからんという人はid:NATROM先生がたくさんいたと考えてください。

当時その運動の中心にいたのが菊池誠である。

ニセ科学とニセ科学批判
ニセ科学とはなにか。誰が、なぜ吹聴するのか。このあたりは先人の素晴らしいテキストが山程あるのでそちらを参照するのがよい。私も一応書く。

ニセ科学とは自然科学に関する嘘である。

ニセ科学批判の対象となったニセ科学は多岐にわたる。多岐にわたるがざっくり2つに分ける。

証明されていないことを証明されたと言うか、証明されたことを証明されていないと言うか、である。

科学的知見というものは往々にしてひっくり返るので、この宇宙を縛る法則から演繹していった時に実はニセ科学が正しかったということは有り得る話である。

しかしながら個人が霊感で獲得した宇宙の真理よりも、定められた手続きを踏んで得られた結論(宇宙的には間違っていたとしても)の方を評価するというのがニセ科学批判のスタンスだ。

ニセ科学の主体も様々である。

営利企業や大学教授や特定の肩書のない個人的なブログ、政党や国そのものである場合もある。

彼らは何故嘘をつくのか。その動機を大きく4つに分ける。経済的利益(金銭)・社会的利益(名誉)・思想的利益(党派性)・倫理的利益(善意の施し)である。

どのニセ科学もこのいずれか、もしくはそれらの組み合わせから生み出されていると分類できるだろう。

例えば近藤誠や武田邦彦の動機は金と売名だし、安倍晋三や下村博文や共和党の言動は党派性の発露であり、有象無象のブログが代替医療で他人の癌を根治しようと試みるのは無知に基づく善意による。

ニセ科学批判はこれらの動機や背景を問わずに殴りつける。

1143とはずがたり:2018/10/09(火) 16:25:17
>>1142
ニセ科学批判は党派性から最も遠いところにいるとは菊池誠の言葉であるが、定義上これは正しい。

また、個々人のレベルで見ればその批判対象の選択において党派性が働くこともあるだろうが、運動を総体として捉えればそれは働かない。

組織を持たない草の根運動であるため、一貫した思想により運動員を抑えつけるということが原理的に不可能だからである。

運動自体に対して外部から党派性を見出す人は多々いるが、それは往々にして自身の党派性を表明しているに過ぎない。

例えばid:finalventにはニセ科学批判が左翼的活動に見えるそうだし、反原発派の中の放射能デマを吹聴するクラスタからは当局におもねった保守的な運動であると批判されている。

ニセ科学は大きくデマという概念に内包される。デマの分野を自然科学に絞り、真実性の判定に科学的手続きの有無を利用している場合それをニセ科学と呼称すると言い換えても良い。

ここからニセ科学批判の方法論を他分野のデマの払拭に利用できるのではないかと考えられる。特に人文科学系や社会科学系等の他分野の学問においてはその応用が容易いだろう。

例えば歴史学における歴史修正主義である。

ニセ科学と人文科学や社会科学系のデマとは地続きの問題であり、ニセ科学批判がニセ科学だけを取り扱うのは、単にそれが自らの領分だからというだけである。

ニセ科学批判の参加者が自然科学系以外の言説に対して取るべき態度は、専門分野外の自然科学系の言説に対して取るべき態度と同一でなければならない。

そうでない時、その価値判断には先の4つの動機のいずれかが作用しているのである。

「えー、じゃあさじゃあさ、なんで菊池さんはネトウヨおじさんなんて扱いを受けるの?…」

そうだね、たかし君。じゃあ次の章では菊池誠の言説とその捉えられ方の変遷を時系列に沿って見ていこうか。それから菊池誠の言動が本当にいわゆるネトウヨ的な物なのかということもちゃんと検証してみよう。

kikulogとtwitterから見た菊池誠史
さて、ここから菊池誠とその周囲の言説を掘り返し、断片的な事実を拾い上げ、時系列を整理し、推論を検証し、STS辺りも総括し、ニセ科学批判史とも絡め、最初のテーマに関して結論を出さなければならない。…

よく考えたら私は菊池誠の親族でも知人でも生徒でも何でもないわけで…ここは潔く挫折する。

でもこのテーマ自体は割と意義があると思うので誰か調べてまとめて書いといて欲しい…

(4/2追記)
どうやらこの記事の続きは執筆されないことが確定したため、以下に執筆時の構想諸々を記しあとがきに代えるものとする。

・7年ぶりくらいに菊池先生の名前を目にしたら、なんか凄い扱いになっていたので驚いて、矢も盾もたまらなかった。

・菊池誠に対する周囲の評価の変化点は2つくらいありそうだと思ってる。震災とそれから1年以上後。

・2009年から現在に至るまで菊池誠はネトウヨおじさんではない。ただ看過できない発言は多々あるし、愛想を尽かす人もいるだろう。これは年を追う毎に悪化しているように見える。…

・2009年頃と現在で、周囲から投擲される評価は明らかに変質しているわけだけど、それは菊池誠と周囲のどちらかあるいはその両方が変わった/変わっていない結果なのかという大枠の問いがあって、これは菊池誠が変わったというよりは、周囲に今までいなかった(少なかった)人種が現れたからだと思う。

・逆に言うと震災以前にもある種の題材を絡めてその手の人種と邂逅する機会があったら、今よりもっと早くこうなっていたと思う。今の状況はなるべくしてなったと言える。

・どうしてこうなったかは意思疎通が上手く行かなかったから。…

1144とはずがたり:2018/10/09(火) 16:26:17
2017-07-28
■菊池誠のトンデモっぷりについて(放射能編)
https://anond.hatelabo.jp/20170728114257

菊池誠周辺のニセ科学批判がネトウヨ化するのは彼らのご都合主義と権威主義の妥当な結末だと思う

現にこの増田も陥っているが、放射能関係ですら菊池誠のデマはひどい水準だよ

列挙してみるが、

・メルトダウンじゃないだす→ウソ。メルトダウンでした

・炉心溶融とメルトダウンは違う→ウソ。同じです

・β 線はからだに当たっても皮膚で止まるから心配しなくてもいい→ウソ。数ミリは進んで熱傷他の障害を起こす

・広島・長崎で被爆した 9 万 4 千人と被爆しなかった 2 万 7 千人を追跡調査している→ウソ。被爆しなかった 2 万 7 千人は LSS 解析対象から除外されている

・妊娠中に 100 ミリシーベルト以上被ばくしなければリスクは上がらない→ウソ。オックスフォード調査で上がることが確認されている

・セシウムパーティクルはない→ウソ。ありました

・閾値なしモデルは予防的なもの→ウソ。データから最も科学的に妥当なモデル

・排気塔の倒壊リスクはデマ→ウソ。東電や規制委員会もリスクを認める

・甲状腺がんは増えない→ウソ。すでに多発している

etcetc...

1145とはずがたり:2018/10/09(火) 16:30:03
菊池誠氏の言説について
http://interdisciplinary.hateblo.jp/entry/2017/04/02/193034
anond.hatelabo.jp

菊池誠という人がいて、一時はてな論壇においてそれなりの存在感を放っていた。

はてな論壇とは?

論壇で今も跋扈する科学対非科学という対立軸

科学対非科学という対立軸なる見方は、よく解りません。ニセ科学を批判する論者に対しての、科学主義であるとか、そういう指摘などを非科学の立場に置いて見ている、のかも知れませんが。

2000年代後半。ニセ科学批判という社会運動が産声を上げた。

社会運動をいかなる意味合いで用いるか、にもよります。注目を集めたのは、ニセ科学シンポジウムや、菊池さんのNHK出演の辺り、でしょうか。

これは、自然科学に関する嘘をエビデンス棍棒で殴打するというシンプルかつ大変に社会的意義のある運動

私はこういう文脈で棍棒なる比喩を用いる意義も意味もよく解りませんが、それはともかくとして、自然科学に関する嘘という表現。これが、主に批判されていたものの特徴のような意味合いであれば、そういう言い方は出来るでしょうが、もしこれが、ニセ科学概念の説明を企図したものであれば、それは不足しています。ニセ科学は、自然科学のみならず、広く実証科学一般に関する概念なので*1。たとえば、血液型性格判断は心理学に(心理学を自然科学に含めるかは、学的立場にまつわる難しい議論です)、いわゆる 水からの伝言 は、水の結晶という物理学的観点と、言語の構造という言語学的観点の両方から見る事が出来ます。

1146とはずがたり:2018/10/09(火) 16:30:52
『栄枯盛衰は世の常だが、菊池誠の栄光と挫折(転落)の落差はすごすぎる』
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/784f6ca5684da033eae9b87ebbbf14a2

2011年3月11日のフクシマ以前では、菊池誠は国立大阪大学物理学教授の看板で多くの善良だが注意力不足の護憲左派を騙すことに成功し、大勢の支持者が存在していたのである。
なにしろ菊池誠が主催するブログ(kikulog)には1日当たり数百ものコメントがあり、このすべてに菊池誠本人が返事を書いていた。それだけでは無くて何んと、賛成者のブログにも登場してコメントを繰り返すので熱狂的な賛同者は増える一方。当時は解同の糾弾会もどきをネット空間で繰り返すkojitakenグループとも連携して向かうところ敵なし、まさにわが世の春である。(何しろ、執念深いしカルトそのものだったのですから怖ろしい)
もっと驚いたのは反対派のブログにも堂々と自ら乗り込んで議論を吹っ掛けて論破するなど、驚異のこまめ振り。人間ワザとは到底思えない八面六臂どころか、百面百臂の大活躍。睡眠時間はゼロどころか、たぶん一人では不可能なので何人もの菊池誠クローンが存在していたと思われる。
ところが、2011年3月11日のフクシマ以後には順風満帆だった菊池誠の全てが暗転。今では誰でも菊池誠は大阪大学のサイバーメディアセンター長であり、エアー御用学者の筆頭の何かのお馬鹿工作員だと知っているのである。(菊池誠ですが、ネット空間を使って邪まな何かの実験を行っていると思われる)

1147とはずがたり:2018/10/23(火) 22:54:52
火星に生命維持可能な量の酸素、地下塩水に溶解か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181023-00000008-jij_afp-sctch
10/23(火) 10:31配信 AFP=時事

【AFP=時事】火星の地表のすぐ下にある塩水には、数十億年前の地球上で出現・繁栄したものと同種の微生物の生命を維持するのに十分な量の酸素が溶け込んでいる可能性があるとの研究論文が22日、発表された。

 英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された論文によると、場所によっては海綿動物などの原始的な微生物を生存させることができる量の酸素が存在する可能性があるという。

 論文の筆頭著者で、米ジェット推進研究所(JPL)の理論物理学者ブラダ・スタメンコビッチ(Vlada Stamenkovic)氏は、高濃度の塩分を含む「火星上の塩水には、微生物が呼吸するのに十分な量の酸素が含まれている可能性があることを、今回の研究で発見した」と話す。

「この結果により、現在および過去の火星の生命存在の可能性に関するわれわれの理解が根本的に変わることになる」と同氏はAFPの取材に語った。

 これまでは、火星に存在する酸素は微量で、微生物の生命でさえも維持するのに不十分だと考えられていた。「火星の大気中の酸素濃度は約0.14%とごくわずかなため、火星上の生命に酸素が関与する可能性があるとは誰も考えたことがなかった」と、スタメンコビッチ氏は指摘する。それに比べて人間が呼吸している酸素は、地球上の大気の21%を構成する。

 地球上の好気性の(酸素呼吸する)生命体は、二酸化炭素(CO2)を酸素(O2)に変換する光合成とともに進化した。酸素は、約23.5億年前の「大酸化イベント(GOE)」の後に起きた複雑な生物の出現において、特筆すべき重要な役割を演じた。

 だが地球には、海底や熱水噴出孔内といった酸欠状態の環境に生息する微生物もいる。「そのため、火星の生命について考える時には常に嫌気性生物の存在可能性が研究されてきた」とスタメンコビッチ氏は言う。

■キュリオシティーの発見がきっかけ
 今回の最新研究のきっかけは、米航空宇宙局(NASA)の火星無人探査車「キュリオシティー(Curiosity)」による酸化マンガンの発見だった。酸化マンガンは大量の酸素によってしか生成されない化合物だ。

さらに、キュリオシティーは火星周回探査機とともに、複数の塩水貯水層の存在を確認した。各貯水層に含まれる元素には顕著なばらつきがみられた。

 塩類含有量が高いと、水が液体の状態を維持できるため、通常よりはるかに低い温度で酸素が溶解するのに必要な条件が保たれる。これにより、塩水が微生物の生存に適した場所となる。地域、季節、時刻によって、火星の気温はマイナス195度〜20度の範囲で変化する可能性がある。

 研究チームは、氷点下で酸素が塩水にどのくらい溶解するかを説明する第1のモデルを考案した。また第2のモデルでは、過去2000万年と今後1000万年の火星上の気候変動を推定した。

 これらのモデルに基づいて推算を行った結果、塩水に溶け込んだ酸素が生成される可能性が最も高いのは火星のどの地域かが明らかになった。このデータは、将来の探査機の配置を決定する助けになる可能性がある。

「(火星上の)酸素濃度は、好気性微生物が必要とする濃度よりも数桁大きい(数百倍の)値となっている」と、論文は結論付けている。

 スタメンコビッチ氏は「今回の結果は、火星上に生命が存在することを意味するものではない」と注意を促しつつ、「だが、溶存酸素が存在する可能性によって、火星の生命存在可能性が影響を受けることを、今回の結果は示している」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

1148とはずがたり:2018/10/31(水) 12:13:36
中ノ鳥島もあったんちゃうの?!

道北の猿払沖、島が消えた? 日本の領海狭まる可能性も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00010000-doshin-hok
10/31(水) 6:06配信

北海道新聞
道北の猿払沖、島が消えた? 日本の領海狭まる可能性も

エサンベ鼻北小島のある海域
第1管区海上保安本部が調査へ

 【猿払】測量などで宗谷管内猿払村沖にあることが確認されていた「エサンベ鼻北小島(はなきたこじま)」が最近、確認できなくなっているという情報が、地元住民らから第1管区海上保安本部(小樽)に寄せられていたことが明らかになった。1管本部は「波や流氷による浸食で消失した可能性がある」とみて、調査を行う予定だ。国連海洋法条約では、島は高潮時にも水没しないと定義されており、島が消滅していた場合は、日本の領海が狭まることになる。

 同島は、猿払村沖約500メートルに位置するとされていた。領海の範囲を決める基点となる離島について、日本への帰属を明確にしようと、2014年に国が名前を付けた158の無人島の一つだ。

 1管本部によると、同島は1987年に測量され、当時、高さは平均海面から1・4メートルあった。これを基に海図や国土地理院の地図にも記されているという。

エサンベ鼻北小島があるとされる場所
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20181030003567.html

1149とはずがたり:2018/11/05(月) 22:48:27
宇宙の膨張を説明「ハッブルの法則」改称へ
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181105-OYT1T50064.html
2018年11月05日 16時54分

 世界の天文学者らでつくる国際天文学連合は、宇宙の膨張を説明する「ハッブルの法則」を「ハッブル・ルメートルの法則」に改称すべきだとする決議案を採択したと発表した。今後、教科書などが書きかわる可能性がある。

 米国の天文学者エドウィン・ハッブル(1889〜1953年)に加え、ハッブルより先に宇宙の膨張を提唱していたベルギーの天文学者ジョルジュ・ルメートル(1894〜1966年)の功績をたたえるためという。

 ハッブルは、地球から遠く離れた銀河の観測結果から、天体の距離と速度は比例関係にあり、遠い銀河ほど速く遠ざかっていることを明らかにし、1929年に論文で発表した。この成果から、ハッブルの名を冠した法則として世に広まった。
(ここまで312文字 / 残り107文字)
2018年11月05日 16時54分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1150名無しさん:2018/11/06(火) 13:32:16
https://techable.jp/archives/85935

TECHABLE

Tech ホーキング博士、遺作でゲノム編集を選択した裕福な人類が生存競争の覇者になると予測!
2018/10/24 Tech
ホーキング博士、遺作でゲノム編集を選択した裕福な人類が生存競争の覇者になると予測!

今年の3月に亡くなった理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士だが、死してなお我々に影響を与える存在となっている。 博士は、最近出版されたエッセイ集『Brief Answers to the Big Questions...

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・富裕層から遺伝子編集を選択する人が表れる
・「超人類」と旧人類の間のギャップが社会問題に
今年の3月に亡くなった理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士だが、死してなお我々に影響を与える存在となっている。

博士は、最近出版されたエッセイ集『Brief Answers to the Big Questions』のなかで「超人類」の登場を予言。彼らは遺伝子編集を選択して競争優位性を獲得するとしている。

この予言は、同書に含まれる、ブラックホール、AI、神…など、Big Questionに対する博士のAnswerのひとつだ。
・富裕層から遺伝子編集を選択する人が表れる
人類は2012年に、酵素による分子バサミでターゲットとなるDNAの鎖を切り貼りできる技術「CRISPR/Cas9」を発明した。

これにより有害な遺伝子を改変したり、新たな遺伝子を追加することが可能となったのだ。

今も研究が進められるCRISPR/Cas9だが、すでに白血病やHIVの治療がおこなわれるなど、実用への期待が高まっている。

ただ、ホーキング博士が指摘するように、記憶の改善や病気の抗体の獲得、寿命の延長など、人間の特性を改変する目的での遺伝子編集には規制が働くと考えられる。つまり遺伝子編集が即、一般的な自己改善ツールになるとは考えづらい。

それでも博士は、一部の人が欲望に抗えず遺伝子編集に踏み切ると指摘。遺伝子編集を選択できる裕福な人から超人類が発展するとの見通しを立てている
・「超人類」と旧人類の間のギャップが社会問題に
また博士は、ひとたび人間の不完全さを補うブレイクスルーが起これば、旧人類とのあいだにギャップが生まれ、これが大きな社会問題に発展するとも述べている。

知性や超人的な肉体を得た「超人類」は能力に差のある旧人類を淘汰する存在となるほか、彼らにとっては子孫を残すことや死すらも重要なものではなくなるという。

その替わりに、遺伝子編集による自己設計の改善に焦点が当てられ、新たなルールのもとで人類の競争が始まるのだ。

類似した指摘は、『ホモ・デウス』の著者ユヴァル・ハラリ氏からも出ており、寿命を編集することに対する人類の欲望が、生命倫理を超えるか超えないかの時期に差し掛かっていることは間違いなさそうだ。

参照元:Essays reveal Stephen Hawking predicted race of 'superhumans'/The

1151荷主研究者:2018/11/06(火) 21:42:48

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00492737?isReadConfirmed=true
2018/10/22 05:00 日刊工業新聞
スペースデブリ、無電極プラズマ推進機で除去 東北大が成功

宇宙ゴミ除去の室内実験。推進機の外側へプラズマを噴射している(東北大提供)

 東北大学大学院工学研究科の高橋和貴准教授らは、人工衛星やロケットなどのスペースデブリ(宇宙ゴミ)を取り除くための実証実験に成功した。高周波電力で推進剤をプラズマ化した後、プラズマを噴射し推力を得る「無電極プラズマ推進機」を使用。衛星の加速や減速、宇宙ゴミ除去に関わる動作を1台の推進機で実現できることを室内実験で実証した。宇宙ゴミ除去技術の開発につながる。

 実際の宇宙ゴミ除去は、衛星の推進機からプラズマを宇宙ゴミに照射し減速させて高度を下げ、大気圏に突入させることで宇宙ゴミを燃焼処分する。

 今回実証した推進機は、両面から外側に向かってプラズマを噴射し、さらに噴射するプラズマの量を磁場で制御できる。推進機が宇宙ゴミとの距離を一定に保ったまま、プラズマを照射し、減速させられることを示した。豪州国立大学との共同研究。

(2018/10/22 05:00)

1152名無しさん:2018/11/22(木) 21:13:53
https://gigazine.net/news/20180822-universe-end-possibility/


2018年08月22日 07時00分 サイエンス
「宇宙の終わり」について現代の物理学から予想される4つの可能性とは?

by Kees Scherer

宇宙はおよそ140億年前に無から生まれ、超高温の火の玉の状態から今に至るまで膨張し続けていますが、永遠の存在ではなく、いずれ終わりがくるといわれています。現代の物理学の観点から考えられる「宇宙の終わり」の4つの可能性について海外メディアのcuriosityが説明しています。

How Will the Universe End? Here Are 4 Possibilities
https://curiosity.com/topics/how-will-the-universe-end-here-are-4-possibilities-curiosity/

宇宙の膨張を主張する「ビッグバン仮説」は1920年代に唱えられました。その後、銀河の波長に見られる赤方偏移や宇宙背景放射など、宇宙が膨張している証拠が発見されたことで、ビッグバン仮説は定説として受け入れられました。


しかし、宇宙が変化し続けているという考えは「宇宙にも終わりがあるのではないか」という疑問を生み、多くの天文学者・物理学者を悩ませることになりました。2018年現在、宇宙の終わりについては4つの可能性が示唆されています。

◆1:宇宙の熱的死
宇宙の温度は均一ではなく、高い温度の場所もあれば、低い温度の場所も存在します。「熱は高い温度から低い温度へ移動し、その逆は成立しない」という熱力学第二法則に基づいて考えた場合、長い目で見ると宇宙全体のエネルギーは均一に近づいていくといえます。宇宙全体のエネルギーが均一になるということは「何も現象が起こらない」という「宇宙の熱的死」を意味します。


この説は「宇宙全体のエネルギーが有限である」「宇宙が永遠に膨張し続ける」という考えが前提になっています。ただし、宇宙の有限性は証明されていないため、必ずしも宇宙が熱的死を迎えるとはいえません。

1153名無しさん:2018/11/22(木) 21:14:29
>>1152


◆2:ビッグクランチ
膨張を続けている宇宙が、ある時点で膨張から収縮に転じ、まるでぱんぱんに膨らんだ風船から空気が抜けるようにしぼみ、最終的に無次元の特異点に収縮してしまうという考え方が「ビッグクランチ」です。この特異点は宇宙の終わりだけではなく、新しい宇宙の始まりに繋がるのではないかと考える科学者も存在します。


◆3:ビッグリップ
宇宙の全エネルギーの約68%を占めているといわれているのが、「ダークエネルギー」と呼ばれる仮説上のエネルギーです。ダークエネルギーは宇宙の膨張を加速させている原因と考えられていて、エネルギー密度が時間と共に増加していると仮定した場合、いずれ自然界を構成する4つの力すら上回り、宇宙全体が素粒子レベルでバラバラになってしまうという「ビッグリップ」という現象で宇宙が終わってしまうと予想されています。

ビッグリップ仮説は2003年に提唱された、比較的新しい仮説です。しかし、ダークエネルギーの密度が増加を示すような兆候が観測されていないことから、多くの科学者はビッグリップ仮説に対して否定的です。宇宙理論物理学者であるケイティー・マック氏は、2018年7月に行われた講演で「仮にビッグリップが訪れるとしても、少なくとも1200億年はかかると考えられるので、安心してお待ちください」と述べています。

◆4:真空崩壊
宇宙物理学や量子力学の世界では、「物質が一切存在しないが、最低限のエネルギーを固有している場の状態」を「真空」と呼びます。また、真空に近い準安定状態であり、真空よりも大きなエネルギーを固有している場の状態を「偽の真空」と呼びます。非常に難しい話ですが、例えるなら、真空とは「波一つなく穏やかな湖」、偽の真空とは「波一つなく穏やかな『山上』の湖」です。私たちが生きている宇宙を満たしている真空が真の真空なのか偽の真空なのかは、未だに判明していません。

by imagingsfun

もし宇宙を満たしている真空が偽の真空であった場合、ふとしたはずみで真の真空へ相転移してしまう可能性があります。「真の真空への相転移」とはいわば「何かのきっかけで山上の湖が決壊して一気に山の麓へ水が流れ出てしまう状態」で、これを「真空の崩壊」と呼びます。ある空間で真空崩壊が起こると、触れた構造は一瞬にして崩壊してしまうという、極めて高エネルギーの「真の真空の泡」が発生します。「真の真空の泡」は光速で広がっていき、人間が観測することは不可能であるため、私たちが気づかないうちに宇宙全体が崩壊してしまうといわれています。

熱的死・ビッグクランチ・ビッグリップが起こるのは数十億〜数百億年も先のことですが、真空崩壊はいつでも起こり得るといえます。私たちが住む地球にまで真空の泡が広がっていないだけで、広大な宇宙のどこかで真空の泡が既に発生している可能性すらあります。ただし、「真空崩壊」はあくまでも場の量子論から提唱される仮説であり、現代の物理学でもはっきりしない点が多く、真空崩壊が実際に起こりうるものなのかどうかは物理学者の間でも意見が大きく割れているとのことです。

1154とはずがたり:2019/01/18(金) 17:28:32
ロケット打ち上げで森林に引火か 発射場周辺で山火事
12:42朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASM1L3SVDM1LTLTB00H.html

 18日午前10時20分ごろ、鹿児島県肝付町南方にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「内之浦宇宙空間観測所付近で、山火事が起きている」と大隅肝属地区消防組合に通報があった。通報の約30分前、同観測所から固体燃料ロケット「イプシロン」が打ち上げられており、JAXA広報部は火災を把握した上で「打ち上げにともなうものとみて情報収集中」としている。組合によると、火は間もなく鎮火し、けが人は出ていない。

 同組合によれば、ロケット発射場周辺の森林の一部が焼けたという。

 JAXAによれば、同観測所は、海に面した発射場があり、森林に囲まれた周辺には、一部民家が点在している。発射場から半径約2キロの住民に対しては、打ち上げの3時間前までに約2キロ圏外への退避を呼び掛けているという。

 この日、ロケット打ち上げの観測を見学する人たちの車で、周辺道路が一時、渋滞した。(小瀬康太郎、加藤美帆、寿柳聡)

1155とはずがたり:2019/01/18(金) 20:48:29
【特集】大阪湾に眠る“謎の活断層” 沿岸部に深刻な津波被害の可能性も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-10000001-mbsnews-l27
1/18(金) 14:14配信 MBSニュース

大阪湾の海底を通っている大きな活断層「大阪湾断層」。淡路島の東側の沖合に南北に延びる断層で、いまこの断層が動けば、阪神・淡路大震災以上の大きな被害が出る可能性があることが最新の研究でわかってきました。

動くとM7.5程度の地震の可能性
去年9月、神戸大学の海底探査船が大阪湾に出航した。目的は学生たちに最新の海底調査の方法を身につけてもらうこと。さらに、大阪湾の海底に伸びる活断層を詳細に調べるためだ。大阪湾の海底には淡路島の洲本沖から神戸の六甲アイランド付近まで、長さ約39キロにも及ぶ「大阪湾断層」が横たわっている。

大阪湾断層については、1995年の阪神・淡路大震災の後、政府の地震調査研究推進本部によって本格的な調査が行われている。その結果、平均活動周期は約3000〜7000年で、最後に動いたのは9世紀以降と推定されたが、まだわからないことが多い“謎の活断層”だ。ただ、約40キロ近い長さから、もしこの断層が動けば阪神・淡路大震災を起こしたマグニチュード(M)7.3の地震を超えるM7.5程度の地震を起こす可能性があることがわかった。これは、阪神間を含む周囲の沿岸部に震度5強〜7の強い揺れをもたらす恐れがある巨大な地震だ。

【特集】大阪湾に眠る“謎の活断層” 沿岸部に深刻な津波被害の可能性も
MBSニュース
神戸大学の研究グループは、最新の機器を使って大阪湾の海底に眠るこの「謎の活断層」の全容解明に挑んでいる。調査の方法のひとつは「反射法地震探査」と呼ばれるもので、海中で人工の地震波を発生させ海底の地層から跳ね返ってくる波を分析してその構造を調べるというものだ。入手したデータはすぐにデジタル画像化され、船の上でも見ることができる。

「海底に堆積している層が見えるのが最初で、それがあるところに沈んでいるように見えているところが断層。数十メートルくらいの段差がある。これがいわゆる大阪湾断層」(神戸大学・海洋底探査センター 島伸和教授)

1156とはずがたり:2019/01/18(金) 20:49:29
>>1155

“活断層による地震”で津波 海底で何が…
去年、インドネシア中部にあるスラウェシ島で、大阪湾断層による被害を予測するような事態が起きた。現地時間の去年9月28日午後6時過ぎ、スラウェシ島のパル湾近郊で大阪湾断層の想定と同じM7.5の大地震が発生した。強い揺れとともにパル湾周辺に津波が襲い、2000人を超える住民らが命を落とした。現地で調査を行ってきた東北大学の今村文彦教授は、その被害の大きさに驚きを隠せない。


10メートルを超える大津波はふつう、東日本大震災のような海洋プレート型の地震で起きるもので、活断層による地震で発生することはない。では、いったいなぜ大津波が起きたのだろうか?今村教授は今回、地震と同時に海底で起きた「ある現象」に注目しているという。

「地滑りという地盤の変化が、局所的な津波を起こした可能性が高い」(今村文彦教授)

そして、これと「同じ現象」が大阪湾断層でも十分起こる可能性があるという。

「残念ながら津波が発生する可能性はある。スラウェシのように地滑りが起きると、かなり(津波の)規模が大きくなる」(今村文彦教授)

しかも、ひとたびこの津波が起これば想定以上の人的被害が増える可能性があるという。その理由は津波の到達時間だ。南海トラフ地震では、大阪には発生後約2時間で最大4メートルの津波が押し寄せると想定されているが、大阪湾断層が動けば、わずか数分後に最大10メートルの津波が阪神間の沿岸部を襲うことになる。つまり、沿岸部の住民には津波への準備や避難するための時間がほとんどないのだ。

1157とはずがたり:2019/01/18(金) 23:11:41

イプシロン、4回連続で成功 小型衛星7基搭載
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40160330Y9A110C1000000/
2019/1/18 9:34 (2019/1/18 13:22更新)

1158とはずがたり:2019/01/27(日) 19:46:25
元准教授、東日本大震災も不正か
熊本地震で捏造指摘
https://this.kiji.is/461825346292778081
2019/1/26 19:29
c一般社団法人共同通信社

2014年2月、復旧工事中の藤沼ダム=福島県須賀川市
 2016年の熊本地震で、現地で観測したとしていた震度7の記録を捏造と指摘された後に退職した元大阪大准教授が、11年の東日本大震災などでも不正をしていた疑いがあることが26日、関係者への取材で分かった。

 新たに不正の疑いが強いとされるのは東日本大震災での藤沼ダム(福島県須賀川市)や、熊本地震での阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)の揺れの記録。大地震後の余震を元准教授らが観測し、共同執筆の論文に引用された。

 観測できなかった大地震の揺れを、その後の余震の記録から推定する内容。


This story is produced by 共同通信

1159とはずがたり:2019/01/29(火) 16:30:53
土星の1日の長さが判明、太陽系で唯一謎だった
土星と環との「共鳴」から自転の周期を計算、最新研究
2019.01.28
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/012800062/

1160荷主研究者:2019/02/09(土) 21:19:54

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00500774?isReadConfirmed=true
2018/12/26 05:00 日刊工業新聞
PDエアロ、無人機を宇宙へ JAXA・東北大と連携

 【名古屋】PDエアロスペース(名古屋市緑区、緒川修治社長、052・621・6996)は25日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東北大学と連携すると発表した。2019年末の無人機(イメージ)での宇宙空間到達に向け、JAXAから助言を受けるほか、東北大と機体開発で共同研究する。

 ベンチャーキャピタル2社など計5者から2億2000万円を調達したことも同日発表。開発、資金両面で事業化へ前進する。

 JAXAが5月に始めた民間との研究開発プログラム「宇宙イノベーションパートナーシップ(J―SPARC)」で連携する。JAXAの知見やノウハウを無人機開発に生かす。

 東北大とは、無人機が宇宙空間へ到達して帰還するまでのさまざまな飛行速度ごとに、数値流体解析を実施して設計の妥当性を確認する。大林茂流体科学研究所所長ら2教授と共同研究する。

 2億2000万円は、東北大学ベンチャーパートナーズ(仙台市青葉区)、フューチャーベンチャーキャピタルズ、中部日本放送、個人投資家2人から調達した。

 PDエアロは19年末に無人機を高度100キロメートルの宇宙空間に到達する飛行実験を実施する計画。有人機は23年に飛行実験を実施し、24年の宇宙旅行事業開始を目指す。

(2018/12/26 05:00)

1161荷主研究者:2019/03/03(日) 22:41:15

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190205_12001.html
2019年02月05日火曜日 河北新報
<はやぶさ2>磁気回路はトーキン製 イオンエンジンに使用 初代でも実績、品質に評価

はやぶさの模型でサマリウムコバルト磁石の役割などを説明する片岡さん

 小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載された電気推進方式のイオンエンジンに、トーキン(宮城県白石市)製の磁気回路が使われている。宇宙空間の過酷な状況に耐え得る品質が評価され、初代のはやぶさに続き採用された。はやぶさ2は今月18日以降、小惑星りゅうぐうへの着陸に挑む。開発に関わった同社のエンジニア片岡淳さん(49)は「任務を成功して無事に戻ってきてほしい」と願う。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)などによると、イオンエンジンは電離したイオンを噴射して推進力を得る仕組み。化学エンジンと比べ推進力は小さいが、燃費は約10倍。長時間の加速が可能になる。

 トーキンの磁気回路は磁場を発生させて電子を封じ込める役割があり、イオンエンジンに欠かせない。素材のレアアース磁石には、同社が1969年に日本で初めて製品化したサマリウムコバルト磁石が使われている。

 サマリウムコバルト磁石の市場で同社のシェアは約2割を占め、主に車載向けに供給している。磁力が強く、高温でも特性を保つ。腐食や放射線の耐性にも優れ、宇宙での活用に適している。

 同社への磁気回路の開発要請は96年、はやぶさの設計などを担ったNEC(東京)から寄せられた。当時の片岡さんは20代後半の若手技術者で、磁石の加工や組み立てで試行錯誤を重ねた。

 完成した磁気回路を積んだ初代のはやぶさは2003年に地球を飛び立ち、小惑星イトカワの微粒子の回収に成功。イオンエンジンのトラブルなどに見舞われたが、10年に帰還した。

 片岡さんは「4基あるエンジンのうち、何基かが故障していると聞いて心配だった。何とか動いてくれと祈っていた」と当時を振り返る。

 14年に打ち上げられたはやぶさ2には改良を加えた磁気回路を納入した。18年6月、地球から約3億キロ離れたりゅうぐうに到着。現在は着陸に備え、約20キロ上空で待機している。

 サマリウムコバルト磁石など磁性材料の開発は、東北帝大(現東北大)発ベンチャーとして創業したトーキンの祖業と言える。「大きな期待が掛かるプロジェクトに参加し、役に立てたことがうれしい」と片岡さんは語る。

1162とはずがたり:2019/03/30(土) 19:42:55

長崎市、海面の「副振動」で冠水
https://this.kiji.is/481643936969770081
満潮重なり、注意呼び掛け
2019/3/22 11:00

c一般社団法人共同通信社

 長崎地方気象台は22日、JR長崎駅周辺など長崎市中心部で21日午後8時40分ごろ、道路が冠水するなどの被害が発生したと発表した。大潮で水位が高かったのと、海面が短い周期で上下に変動する「副振動(あびき)」と呼ばれる現象が重なったのが原因とみられる。22日午前9時も満潮となり、気象台は注意を呼び掛けた。

 気象台は22日午前、振動の規模や特徴、被害状況などを調査するため、現地に職員を派遣した。21日夜の冠水によるけが人はいなかった。

1163とはずがたり:2019/05/09(木) 20:46:42
2019年02月19日 17時00分 サイエンス
「ブドウを電子レンジでチンするとプラズマが発生する」という現象の原因がついに明らかに
https://gigazine.net/news/20190219-plasma-formation-in-grapes/

1164とはずがたり:2019/06/16(日) 19:39:30
地中深くに1000兆トン超のダイヤモンド、音波で検出 米研究
https://www.afpbb.com/articles/-/3182968
2018年7月19日 10:00 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【7月19日 AFP】地球にはキラキラ光る宝石が大量に埋まっている。正確に言えば、それは1000兆トン以上のダイヤモンドだ。米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが今週、研究報告を発表した。

 だが、新鉱脈発見による「ダイヤモンドラッシュ」は期待できない。自然界で生成されるこれらの貴重な鉱物は、地球の表面下約145〜240キロに位置しており、過去の掘削調査における最深部よりもはるかに地中深くにあるからだ。

 MIT地球大気惑星科学部のリサーチサイエンティスト、ウルリッヒ・フォール(Ulrich Faul)氏は「われわれが手にすることはできないが、これまで考えられていたよりはるかに大量のダイヤモンドがそこに存在する」と話す。

「今回の研究結果が示しているのは、ダイヤモンドがそれほど珍しい鉱物ではなく、物質の規模で見れば比較的ありふれた鉱物であるということなのかもしれない」

 研究チームは今回、地中での音波の伝わり方を分析する地震探査技術を用いて、「クラトン(剛塊)の根」と呼ばれる岩石の内部にダイヤモンドの存在を検出した。クラトンの根は、地殻からマントルの中に向かって延びる上下逆さまの山脈のような形状をしている。

 ダイヤモンドが見つかった場所について、MITは「大半の大陸構造プレートの中心部下部に位置する岩石の最も古くて動きの少ない部分」と説明している。

 地球深部のダイヤモンドの存在を明らかにする研究プロジェクトが始まったきっかけは、音波が古代クラトン根部を通過する際に、著しく加速するという観測結果に科学者らが困惑したからだった。

 そこで研究チームは、音波が岩石内を通過する速度を推計するために、鉱物のさまざまな組み合わせからなる仮想の岩石を作成した。

「ダイヤモンドはいろいろな意味で特別だ」と、フォール氏は述べ、「ダイヤモンドの特異的な性質の一つは、ダイヤモンド中の音速が、上部マントル岩石の主要鉱物であるかんらん石中の2倍以上に達することだ」と続けた。

 実験の結果、クラトン中で検出されていた音速と一致するのは、ダイヤモンドを1〜2%含む種類の岩石だけであることが分かった。研究チームは、地球の古代の地下岩石圏には、これまで予想されていたより1000倍以上も多くのダイヤモンドが含まれていると考えられるとしている。

 それでもやはり、これらのダイヤモンドが宝石店に並ぶ見込みはほとんどない。

 炭素でできているダイヤモンドは、地下深くの極度の高温と高圧の条件下で形成され、発生頻度が数千万年に1度という非常にまれな火山噴火によってのみ、地表近くに現れる。(c)AFP

1165とはずがたり:2019/06/18(火) 14:02:35

噴火すれば人類滅亡の危機!イエローストーンに起こる異変
https://matome.naver.jp/odai/2139678505293993001

衝撃波が地球7周!史上最悪の火山噴火「クラカタウの大噴火」
https://matome.naver.jp/odai/2141226238315687501

1166とはずがたり:2019/06/18(火) 17:16:12
米イエローストーン公園 地震続発 1週間で464回を観測 ユタ大学
http://gazou.2chblog.jp/archives/16662184.html

90: 名無しさん@涙目です。(東京都)@\(^o^)/ [US] 2017/06/21(水) 10:40:41.12 ID:2+qPOvpR0

富士山              1
北海道駒ヶ岳          3
浅間山              4
燧ヶ岳               7
ピナツボ              10 ※フィリピン
桜島                12
箱根山              14 ※横浜まで火砕流に飲み込まれた
摩周湖              19
十和田湖             56 ※青森県の大半を火砕流が焼き尽くす
屈斜路湖            150
支笏湖(樽前山の本体)   225 ※火砕流が札幌を飲み込んで日本海に到達
姶良カルデラ(桜島の本体) 450
阿蘇山              600 ※火砕流が九州の4分の3と山口県を焼き尽くす
イエローストーン       2500 ※アメリカ

95: 名無しさん@涙目です。(空)@\(^o^)/ [US] 2017/06/21(水) 11:01:06.69 ID:XH36U32u0

ヤバい火山はそもそも山の形をしてない

1167とはずがたり:2019/06/29(土) 18:43:35
庭に突然熱い泥が噴き出しプールに、住民避難 NZ
2019.06.29 Sat posted at 14:54 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35139226.html?ref=rss

(CNN) ニュージーランドでこのほど、民家の庭に泡立つ熱い泥のプールが出現し、一家が避難を余儀なくされる出来事があった。

ニュージーランド北島ロトルアに住むスーザン・ギディさんは25日未明、地震かと思って目を覚ました。地元ラジオの取材に「午前2時ごろに目が覚めて『巨大地震だ』と思った。何度も揺れがあった」と振り返る。



地熱関連の検査官を務めるピーター・ブラウンブリッジ氏は、ふちから蒸気が放出される様子が見え、続けて沸騰や泥の噴出も確認できた説明。「現時点では事態の推移を見守るしかない」と語った。

ロトルアは地熱活動が活発なことで有名。当局者によると一帯には断層が走っており、2016年にも同様の出来事があったという。

1168とはずがたり:2019/06/30(日) 22:59:27

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190624/k10011967091000.html
「チバニアン」 研究のための自由な立ち入り定める条例制定へ
2019年6月24日 18時33分

「千葉時代」を意味する「チバニアン」として、地球の歴史の一時代を代表する「国際標準地」への登録を目指している千葉県市原市の地層をめぐり、申請に反対する研究者が土地の賃借権を得ている問題で、市は研究のための立ち入りを正当な理由なく妨げてはならないことを定める条例を制定し、登録が進むよう取り組むことになりました。

1169とはずがたり:2019/07/12(金) 20:22:21
私たちは、もはや昔とは違う地球に住んでいる : 西暦1900年と現在とを比較すると「地震の増加率は約2000パーセント」にも達していることがアメリカ地質調査所のデータで判明
https://indeep.jp/major-earthquakes-2000-percent-increase-since-1900/
投稿日:2018年11月8日

1170とはずがたり:2019/09/10(火) 16:53:24

台風15号 市民の声「水がない。千葉の実情伝わっていない」
2019年9月10日 16時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190910/k10012073801000.html

台風15号で大きな被害を受けた千葉県館山市に暮らす20代の女性が今、一番つらいのは水がないことだと話しています。

女性は、自宅に水を備蓄していましたが9日の昼頃には底をついてしまったといいます。

近くのスーパーやコンビニに行きましたが、店舗のガラスが散乱し、閉店していました。車で足をのばし、コンビニなどを探しましたが、水や食料はほとんど売り切れて、購入できなかったといいます。

9日夜は、自宅で食べられるものを調理し、タオルを残った水を浸して涼をとり暑い夜をしのぎました。

10日、気温が30度を超える中、女性はSNSにメッセージを書きました。「コンビニも今日はみんなやってないので、食料もないです」「いま出先で飲み水がなくなったので熱中症になりそう」この投稿のあと、自分が勤める隣の市の会社に出向き、同僚から炭酸入りの飲料水を分けてもらったと言います。

女性は今、千葉県の被害の実情が伝わっていないのでないかと、不安を感じています。

「避難所は台風が過ぎ去った後に閉鎖してしましました。お年寄りは、ご自宅に帰ったと思いますが停電、断水してるため暑い部屋で水も浴びれず、使えない冷蔵庫に入った食料を食べるしかないと思います。千葉県南部で誰か倒れても、誰も気づいてくれないんじゃないか。被害の実情が伝わらなければ支援も届きません。ほんとに助けてほしいです」

1171とはずがたり:2019/09/10(火) 23:28:01

そのうちガニメデ辺りで微生物が発見されても可怪しく無いよな〜

2019年09月10日 08時00分サイエンス
外界と隔絶された地下2.4kmの水たまりに微生物が生息していることが判明
https://gigazine.net/news/20190910-strange-life-found-deep-mine/
by StockSnap

科学者らによる調査が進行するにつれて、火山の噴火口や深海の熱水噴出孔などの極限環境で生息する微生物が、地球上には数多く存在することが明らかになっています。トロント大学の地質学者らの研究チームはカナダのキッドクリーク鉱山を調査し、なんと地下2.4kmの地点にたまっていた水から多くの微生物を発見したと報告しました。

1172とはずがたり:2019/09/11(水) 23:26:50

ちょっ。。

台風16号が発生し、週末にかけて日本の南へ北上か
杉江勇次 | 気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20190911-00142168/
9/11(水) 11:09

1173とはずがたり:2019/09/13(金) 12:24:02
台風16号のたまご フィリピン東方沖に熱帯低気圧発生!モンスーン型か?
2019/09/11 10:20ハザードラボ
https://news.goo.ne.jp/article/hazardlab/nation/hazardlab-31081.html?from=popin

 気象庁によると、11日午前6時、フィリピンの東方沖に新たな熱帯低気圧が発生した。等圧線の範囲が非常に広いことから、比較的珍しい「モンスーン型低気圧」の可能性が高い。

 熱帯低気圧の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速15メートル、最大瞬間風速は23メートルで、今後次第に発達しながら、24時間以内に台風16号「ペイパー(マカオ語で魚の名前)」になると予想される。
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1174とはずがたり:2019/09/15(日) 22:29:50
災害スレの此処へ

https://twitter.com/SixaxiZ/status/1172497412016898048
???????????????4ever
@SixaxiZ

9月13日
すごいな
倒木の伐採撤去作業が、

電柱や電線に引っかかってる倒木
→電気会社しか伐採できない法がある。電気会社は伐採に不慣れなので時間がかかる

県道の倒木
→県が伐採除去ときまってる

市道の倒木
→市が伐採除去ときまってる

って区分がめんどくさすぎて、そりゃ進まないわすぎる

1175荷主研究者:2019/09/15(日) 23:11:02

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48751430Q9A820C1TCN000/
2019/8/21 7:03 日本経済新聞 電子版 中国・四国
愛媛大宇宙進化研究センター 持たざる研究、謎迫る

1176とはずがたり:2019/09/23(月) 22:42:44


9月23日は「海王星の日」 太陽系で「最遠」の惑星は今も謎が多い
2019/9/23 07:00
https://www.j-cast.com/2019/09/23368104.html

摂氏マイナス220度の極寒の惑星
海王星は、直径4万9244kmと、地球(1万2742km)の約4倍の大きさを誇る。

太陽から約45億kmも離れていることから、表面温度が約摂氏マイナス220度と、想像を絶する寒さだ。

天王星と同じく、外側から水素を主成分としたガス層、その下に水やメタン、アンモニアなどの氷でできたマントルの層、中心に岩石や氷、鉄とニッケルなどの合金でできた核があるといった構造だと考えられている。

外見は天王星よりも青みが強いコバルトブルーに見える。その原因は、未知の物質によるものだという説もあるという。

「考えられている」「説もある」という表現が気になる方もいるかもしれないが、海王星は断定できるほど、判明していないことが多く、謎のヴェールに包まれている惑星なのだ。

海王星
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E7%8E%8B%E6%98%9F

水やメタン、アンモニアなどの「氷」の割合は大きいものの、木星や土星と同様に海王星の大気は主に水素やヘリウム、そして微量の炭化水素と窒素で構成されている。しかし、天王星と同様にその内部は氷と岩石で構成されている[14]。そのため通常は、天王星と海王星は木星、土星との違いを強調して天王星型惑星(巨大氷惑星)とみなされる[15]。海王星の青い外観は、最も外側の領域に存在している微量のメタンによって作り出されているとされている[16]。

霞んだ、比較的特徴を欠いている天王星の大気とは対照的に、海王星の大気は活発で、明確な変化が見られる気候を持つ。例えば、1989年にボイジャー2号がフライバイを行った時点では、南半球に木星の大赤斑に類似した大暗斑と呼ばれる模様が存在していた。これらの気象パターンは、太陽系のどの惑星よりも強い持続的な風によって引き起こされ、観測された風速は2,100 km/h(580 m/s)にもなる[17]。太陽からの距離が遠いため、海王星の外側の大気は太陽系で最も温度の低い場所の1つで、雲頂での温度は55K(-218℃)に近いのに対して、惑星の中心部の温度は約5,400K(約5,100℃)になっていると考えられている[18][19]。海王星は微かで断片的な環を持っている。この環は1984年に発見され、後にボイジャー2号の観測でも確認された[20]。

1177とはずがたり:2019/10/01(火) 17:38:40

太陽系外から来た彗星発見 高速で移動、12月に最接近
https://www.sankei.com/life/news/190929/lif1909290007-n1.html
2019.9.29 07:11ライフ科学

 8月に発見された彗星(すいせい)が太陽系外から飛来した天体だと分かったと、国際天文学連合が発表した。太陽系外から来た天体は、2017年に続き史上2つ目の発見となった。

 この彗星は発見した天文愛好家の名前から「ボリソフ彗星」と呼ばれる。米航空宇宙局(NASA)などによると、本体の直径は2〜16キロ。

 現在は太陽から4億キロほどの場所にあり、時速約15万キロの猛烈なスピードで移動している。12月に太陽に約3億キロまで接近した後、再び離れていく双曲線の軌道から、太陽系外から来たことが分かった。

 太陽系の彗星は氷とちりの塊で、「汚れた雪玉」といわれる。無数の塊が太陽系を取り囲み、一部が軌道を変えて彗星になったらしい。ボリソフ彗星も雪玉のような天体で、太陽系の彗星と似たような過程でできた可能性があるという。

1178とはずがたり:2019/10/03(木) 17:32:58
震源の断層、海底で長さ20キロ
1964年新潟地震に隣接
https://this.kiji.is/514058651461993569?c=39546741839462401
2019/6/19 21:46 (JST)
c一般社団法人共同通信社

政府の地震調査委員会の臨時会合後、記者会見する平田直委員長(中央)=19日午後、文科省
 新潟県で18日夜に震度6強を観測した地震を受け、政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大教授)は19日、臨時の会合を開き、震源断層は長さ約20キロで、1964年の新潟地震の震源域に隣接した場所にあるとの見解をまとめた。

 終了後に記者会見した平田氏は「海底の下で断層が動いたことは間違いないが、知られている活断層が活動したことによって、この地震が起きたという証拠は今のところない」と述べた。

 調査委によると、地震は山形県沖の深さ約15キロで発生。新潟県村上市では北西に5センチの地殻変動が確認された。

1179とはずがたり:2019/10/27(日) 20:06:34
警戒区域外の3カ所で土砂崩れ
共同通信
https://jp.reuters.com/article/idJP2019102701001728

 福島、千葉で25日に降った記録的大雨で、計4人が死亡した千葉県内の土砂崩れ現場3カ所について、千葉県が「土砂災害警戒区域」に指定していなかったことが27日、県への取材で分かった。2カ所は指定準備中だったが、1カ所は斜面の角度や高さなどが国が定めた基準以下だったため、県は指定するかどうかを判断する現地調査もしていなかった。

 台風19号による豪雨の際も、群馬県富岡市で、未指定区域で土砂崩れが発生し3人が死亡した。自治体の防災対応の難しさが改めて浮かび上がった。国の基準の在り方も課題になりそうだ。

1180とはずがたり:2019/10/30(水) 14:15:13
理論的に崩壊するかしないかは解らないの??
>ビスマス209はアルファ崩壊
どうやって示したんやろ

>その半減期は約1.9×1019年であり、これは現在推測されている宇宙の年齢より10億倍以上も長い。
すげえなw

それにしても
>天然にはビスマスの同位体は5つの同位体が存在するが、このビスマス209を除いた他の4つの同位体は、いずれも半減期が非常に短い。このため、天然の全てのビスマスはこの同位体のみ存在するとみなしてもよい
蒼鉛は全部不安定ってことになったのか??

ビスマス209
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9209
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ビスマス209(Bismuth-209)は、最も長い半減期を持つビスマスの同位体である。83個の陽子と126個の中性子からなり、原子量は208.9803987 uである。天然にはビスマスの同位体は5つの同位体が存在するが、このビスマス209を除いた他の4つの同位体は、いずれも半減期が非常に短い。このため、天然の全てのビスマスはこの同位体のみ存在するとみなしてもよい。ビスマスの同位体はいずれも、壊変系列の崩壊過程によって発生する物で、ビスマス209も、鉛209がベータ崩壊した際の産物として生成する。

ビスマス209は長い間、全ての元素で最も重い安定原子核であると考えられてきたが、2003年にオルセーのInstitut d’Astrophysique Spatialeで研究を行うノエル・コロンらが、ビスマス209はアルファ崩壊することを示した。崩壊により、3.14MeVのアルファ粒子が生成され、原子はタリウム205に変換する[1][2]。その半減期は約1.9×1019年であり、これは現在推測されている宇宙の年齢より10億倍以上も長い。

非常に長い半減期を持つため、ビスマス209の使用に際しては、安定な非放射性同位体であるかのように扱われる。ビスマス209が崩壊した記録はあるが、実験的に観測された最も長い半減期の元素は、ビスマスではなく、2.2 x 1024年と推定される半減期で二重ベータ崩壊を起こすテルル128である[3]。

漸近巨星分枝の赤色巨星ではs過程が進行し、ビスマス209は中性子捕獲で形成される最も重い元素である。これより重い全ての元素は、超新星爆発から15分以内のr過程で形成される[4]。

1181とはずがたり:2019/10/30(水) 14:20:33

https://www.kagakudojin.co.jp/special/qanda/index04.html

Q.  たいていの化学の本だと,「原子番号82の鉛までが安定な原子核をもっていて,それより大きな原子番号の元素は放射性の核種しかない」と記載されているのに,別の所では「ビスマスの原子核Bi-209は安定核種である」と書いてあります.ビスマスの原子番号は83ですから,これだと矛盾していませんか?

A.  おっしゃるとおりの記載のあるテキスト類はきわめて多いのですが,これはBi-209のα壊変の半減期がきわめて長く,以前の方法ではほとんど測定不可能に近かったためだろうと思われます.現在でもきわめて長寿命の核種の壊変を正確に計測するの難しいのです.手元にある何冊かの便覧や辞典類を繰ってみましたが,この核種が放射性であると記してあるものは,(三十年以上前の刊行ですが)共立出版からの十冊本の「化学大辞典」くらいでした.これには半減期の値は200京年以上としか記されていません.
 これだと現在の宇宙の年齢(大きいほうのデータだと200億年)の一億倍ということになります.最近のNature誌上にフランスの科学者チームが報告している新しいデータによると,この半減期はもっと長く,1900京年という値ですから,宇宙年齢の百億倍近くという計算になります.こんな長い寿命だと,現在の宇宙が生成してからほとんど減少していないことになりますから「事実上安定な核種」ということになりますね.

1182とはずがたり:2019/10/30(水) 14:21:42

見れないけど実験的に絞り出せるのかな??

天然ビスマスの放射性崩壊から生ずるアルファ粒子の実験的検出 ...
https://www.natureasia.com ? Nature Japan ? Nature ? v422 n6934
物理:天然ビスマスの放射性崩壊から生ずるアルファ粒子の実験的検出. 2003年4月24日 Nature 422, 6934 doi: 10.1038/nature01541. ビスマスの天然に存在する唯一の同位体209Bi は、一般に、最も重い安定な同位体とみなされている。しかし、自然界に ...

1183とはずがたり:2019/10/30(水) 14:41:16

なんで鉛が安定同位体なのか調べてたら安定同位体じゃ無い可能性もあるんだと解ったw

安定同位体かどうかは未だあんまわかってないんだな?!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%9B%E3%81%AE%E5%90%8C%E4%BD%8D%E4%BD%93
鉛に安定同位体が1つも存在しない可能性

鉛よりも1つ陽子の数が多いビスマスの同位体のうち209Biは、長い間安定核種だと考えられていたものの、実際には半減期1.9×1019年の長い寿命を持つ放射性核種であったことが確認され、これによってビスマスは1つも安定核種を持たない元素であることが明らかとなった。それと同様に、まだ一般には安定核種であると説明されることの多い、204Pb、206Pb、207Pb、208Pbの4つも、実は全て長い寿命を持った放射性核種ではないかという可能性が指摘されている。まず、204Pbは、1.4×1017年以上の半減期を持った放射性核種だと見られていて、α崩壊を起こして200Hgになって安定すると考えられてきている。さらに、206Pbは、実はウラン系列(ラジウム系列)の最終生成物ではなく、あくまでウラン系列に属する途中の生成物であって、実際はα崩壊して202Hgになって初めて安定するのではないかとの指摘がある。同様に、207Pbはアクチニウム系列の最終生成物ではなく、あくまでアクチニウム系列に属する途中の生成物であって、実際はα崩壊して半減期約46日強の203Hgとなり、これがβ崩壊して203Tlとなって初めて安定するのではないかとの指摘がある。同じく、208Pbはトリウム系列の最終生成物ではなく、あくまでトリウム系列に属する途中の生成物であって、実際は2×1019年以上の半減期を持った放射性核種だと見られていて、これはα崩壊して204Hgになって初めて安定すると考えられてきている。これらが全て正しいとすると、実は鉛も1つも安定同位体を持たない元素だということになり、既知の元素の中で最も陽子の数の多い安定な元素の座を譲ることとなる。ここまでの内容については、今後の研究が待たれる部分である。

なお、この他の鉛の同位体は一般にも全て放射性同位体であると認識されている。比較的半減期の長い(寿命の長い)核種としては、次のような核種がある。

1184とはずがたり:2019/10/30(水) 14:46:11
鉛が安定の理由をめっけた!

マジックナンバーかっ!!

「日々の理科・田中」(第137号)2014 (H26),11,-4「崖っぷちのビスマス」
http://www.kitakaruizawa.net/rika/2014_1104-137-bithmus.pdf

原子核中の「陽子の数」または「中性子の数」が2個・8個・20個・28個・50個・82個・126個の時、その核種は非常に安定することが知られています。これを「マジックナンバー」といいます。陽子数でいうと、ヘリウム2He、酸素8O、カルシウム20Ca、ニッケル28Ni、錫50Sn、鉛82Pbの順になります。たとえば錫50Snには、中性子数が62個から74個まで、10種類もの安定同位体が存在します(最多は70個)。鉛208Pbは、中性子の数も126個ですから、陽子数・中性子数どちらでも安定で、「不動の座」というわけです。ビスマス209Biは、陽子数が83個なので、鉛に比べると原子核の安定度は低くなります。しかし、中性子数は126個で「マジックナンバー」なので、安定元素の仲間入りをしているというわけです。

しかしそのビスマスも、以前から「あいつ、実は放射性元素なんじゃね?」と疑われ続けてきました。周期表上でこんな崖っぷちにいれば、当然のことでしょう。しかし、ビスマス本人は、「いいえ、わたくしは安定元素びすザマス。そんなこと疑われたら、迷惑びすザマス。」と、発見以来250年以上もシラを切り通してきました。

ところが、ついにビスマスの化けの皮がはがれました。非常に精密な測定の結果、209Biが極めて長い半減期を持つ放射性同位体であることがばれてしまいました。2003年のことです。しかしその半減期は、何と1.9×1019年(約1900京年)!!宇宙年齢の10億倍近くも長いのです。10グラムのビスマスが、α崩壊してタリウムに化け、5グラムになるのに1900京年かかるのですから、ほぼ完全な安定元素・・・むしろ「ビスマスは安全です」と宣言してもらったようなものです。

鉛はビスマスに文句を言っていましたが、最も重い安定元素(同位体)の座をビスマスから奪い取ったことになります。ところがその鉛も、最近の研究で、安定同位体はないのでは・・・?と疑われ始めています。そう考えていくと、すべての元素に安定同位体は存在しない・・・かも?

(お茶の水女子大学附属小学校田中千尋)

1185とはずがたり:2019/10/31(木) 09:46:00

「鉛の星」発見される 寿命末期の恒星は重元素を生成
【2001年9月3日 ESO Press Release 19/01 (2001.08.22)】
https://www.astroarts.co.jp/news/2001/09/03lead_star/index-j.shtml

ベルギー、フランスの共同研究チームにより、重元素である鉛 (原子番号82) を多量に含む恒星――いわば「鉛の星」――が3つ発見された。このような恒星が見つかったのは今回がはじめて。研究チームによると、この発見は、鉄 (原子番号26) よりも大きな原子番号を持つ重元素の約半分が、寿命末期の通常の恒星の内部で生成されたとする説を裏付ける重要な証拠であるという。

1186荷主研究者:2019/12/01(日) 10:39:41

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201911/20191107_13025.html
2019年11月07日木曜日 河北新報
長町-利府断層を調査 都市直下地震に備え 地質調査大手の「応用地質」、東北大災害研に寄付講座

講座開設を祝う成田社長(左)や今村所長(右)ら

 仙台市中心部を走る「長町-利府断層」を震源とする地震に備えようと、東北大災害科学国際研究所と地質調査大手の応用地質(東京)による寄付講座の開所式が6日、仙台市青葉区の研究所であった。地震動や被害を推定して事前防災や危機管理に役立てる。

 開所式で今村文彦所長が「被害を事前評価することで効果的な防災を進めたい」とあいさつ。応用地質の成田賢社長も「都市直下型地震の被害は一様ではない。データを集めて解析したい」と話した。

 寄付講座の期間は3年。過去の都市直下型地震の被害をデータベース化した上で、長町-利府断層の地盤や活動性を調べて詳細な被害予測につなげる。遠田晋次教授(地震地質学)が担当し、応用地質は地震観測などで協力する。

 研究所によると、計13市の政令指定都市と県庁所在地が活断層上にあり、都市直下型地震への対策が急務になっている。

1187荷主研究者:2019/12/11(水) 22:47:09

https://www.agara.co.jp/article/33553
2019年11月16日 14時30分 紀伊民報
ロケット発射場着工 串本、21年夏完成へ

発射場完成後のロケット打ち上げのイメージ(スペースワン社提供)

起工式で玉串をささげ手を合わせるスペースワンの太田信一郎社長(16日、和歌山県串本町田原で)

 日本初の民間小型ロケット発射場の起工式が16日、建設地の和歌山県串本町田原であった。事業主体のロケット会社「スペースワン」(東京都)や国、県、町の関係者、国会議員ら約100人が参加し、着工を祝うとともに工事の安全を祈った。2021年夏に完成させ、21年度中の第1号発射を目指す。

 起工式では、地元の木葉神社の井谷正守宮司により神事を執り行い、スペースワンの太田信一郎社長や出資企業であるキヤノン電子の親会社・キヤノンの御手洗冨士夫会長、工事を担当する清水建設の井上和幸社長、仁坂吉伸知事、二階俊博衆院議員らが玉串をささげた。

 太田社長が「完成すれば宇宙へのゲートウェイとして国内外の多くの衛星事業者に利用してもらい、地元の人に誇りを持ってもらえる射場にしたい」、井上社長が「国内外からの期待を背負っており、全力を尽くしたい」とロケット発射に向けて意欲を見せた。

 午後には町内のホテルで祝賀会があった。

 スペースワンは、小型衛星を専門に地球周回軌道へ打ち上げる「商業宇宙輸送サービス」事業を展開していく。出資企業は、キヤノン電子とIHIエアロスペース、清水建設、日本政策投資銀行の4社。

 発射場の建設地は田原の荒船海岸近くの山林。周囲に関連施設以外の建物がなく、射点から南方や東方に陸地や島がないことなどから選ばれた。敷地約15ヘクタールに射点、国内(本州)で製造したロケットを組み立てる建物、人工衛星を組み立てる建物などを造る。

 国道42号から発射場までのアクセス道路は今春に着工した。多くの見物客が見込まれることから、串本町や隣接する那智勝浦町では見物するための施設を近くに整備することを検討している。県も交通の利便性向上や宿泊施設の充実などに取り組みたいという。地元では観光客増加や雇用の創出など、経済波及効果への期待が高まっている。

1188荷主研究者:2020/01/12(日) 13:05:26

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201912/20191229_13003.html
2019年12月29日日曜日 河北新報
仙台・長町-利府線断層帯構造を既設光ケーブルで解析 東北大グループ来月開始

 東北大大学院の西村太志教授(地震学)らの研究グループが来年1月、仙台市中心部を走る「長町-利府線断層帯」の解析に、通信用に敷設された光ファイバーケーブルを使う新たな手法を導入する。周辺の地形や断層構造の詳しい解析が期待される。

 新手法は光パルスを光ファイバーケーブルに送り、ケーブル内で反射したパルス(後方散乱)の変化を分析することで地震活動や地形を把握する。最近、欧米で地震観測に活用が始まった最新技術という。

 研究は、国土交通省が国道4号沿い(仙台バイパスを含む)に敷設する光ファイバーケーブルを活用。「分散型音響センシング(DAS)」という計測装置を古川国道維持出張所に置き、約50キロ先の仙台市太白区郡山まで光パルスを送って約1カ月間観測する。

 研究グループは7月、山形、福島両県にまたがる吾妻山(吾妻連峰)に敷設されたケーブルを使い、新手法による観測を実施した。データから微小な火山性震動を計測し、火山構造も解析中という。

 地震観測には高価な地震計が使われるが、新手法は既設のケーブルを利用して、長距離にわたるデータを収集できる利点がある。

 西村教授は「新しい手法のため、まず解析技術や評価を確立させたい。国内の幹線道路沿いに張り巡らされた光ファイバーを活用できれば、断層調査が進展する可能性がある」と話す。

[長町-利府線断層帯]仙台平野の西縁に位置する活断層帯。長さは宮城県利府町から村田町までの21〜40キロで、西側が隆起する逆断層。県の想定によると仙台市で最大震度6強の地震が発生し、最悪の場合、死者は620人に達するとされている。

1189荷主研究者:2020/02/27(木) 21:52:12

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200212_13010.html
2020年02月12日水曜日 河北新報
温暖化で海水の密度差拡大 生態系基盤、漁業に影響も

 東北大大学院理学研究科の須賀利雄教授(海洋物理学)の研究グループは、温暖化に伴い、東北沖を含む世界の海洋の8割以上で表層部と深層部の密度差が拡大し、植物プランクトンの成長など海洋生態系の基盤に深刻な影響を及ぼしている可能性を明らかにした。漁獲量減少につながる恐れがあり「継続的な予測と対策が急務だ」としている。

 全世界の研究機関のデータベースを基に、地球上の全海域で1960年代以降の密度の変化を初めて系統的に解析した。

 その結果、温暖化による海水温の上昇に伴い、海洋の8割以上で海面から100メートル未満の海水の密度が低下して軽くなり、200メートルまでの深層部との重さの差が拡大。部分的な解析にとどまっていた従来のデータと比較し、密度差は最大1.5倍に及んだ。

 海洋生態系は、海水が適度な密度差を保つことで、深層部から表層部に栄養が供給され、植物プランクトンが光合成を行う循環があった。バランスが崩れることで、魚介類の成育が難しくなる恐れがある。

 須賀教授は「海水温の上昇による魚の分布変化や不漁は指摘されてきたが、全世界の海域で水産資源の生育基盤が弱まっている可能性が裏付けられた」と解説。漁業など地域産業への影響は大きく、「予測に基づく対策と温暖化の緩和策が求められる」と指摘している。

1190荷主研究者:2020/03/14(土) 20:35:29

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00549281?isReadConfirmed=true
2020/2/26 05:00 日刊工業新聞
ALEと東北大、人工衛星の軌道降下を確認 人工流れ星、今年めど実現

ALE-1衛星に搭載され、軌道上で展開した膜〈1辺2.5m〉(東北大の発表資料から)

 宇宙ベンチャーのALE(エール、東京都港区、岡島礼奈社長、03・6441・3312)と東北大学の研究グループは、運用に最適な高度に人工衛星を合わせるための降下実験を実施した。人工衛星に搭載した離脱装置を使い、大気抵抗を利用して少しずつ高度を下げる。約1カ月の観測から降下速度が加速したことを確認した。

 エールは2020年の人工流れ星の実現を目指している。人工衛星から流れ星の“素”となる粒子を放出し、大気圏に突入させることで実現する計画だ。

 打ち上げた人工衛星が地球からの高度約500キロメートル地点に到達。高度400キロメートルで人工衛星を運用するため、高度を100キロメートル下げる必要がある。

 中島田鉄工所(福岡県広川町)と東北大が開発した膜展開式の軌道離脱装置を人工衛星に搭載した。膜が宇宙空間で展開し、微小な大気抵抗を利用して少しずつ高度を下げる。約1年で高度400キロメートルに到達する。技術検証後、人工流れ星の放出運用を開始する。

 実験を実施したのは人工衛星の初号機で、19年1月に打ち上げられ、19年12月に膜を展開して軌道降下を開始した。その後、約1カ月間の軌道推移を観測し、人工衛星の軌道降下速度が加速したことを確認した。19年12月に打ち上げた2号機で流れ星の実証実験をする予定。

(2020/2/26 05:00)

1191荷主研究者:2020/03/29(日) 14:40:45

https://www.sakigake.jp/news/article/20200311AK0010/
2020年3月11日 11時11分 秋田魁新報
名大教授「これはすごい」 世界的に貴重、鵜ノ崎の小豆岩

http://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/20200311akita01.JPG
鵜ノ崎海岸に点在する球状コンクリーション。地元では「小豆岩」と呼ばれる

 秋田県男鹿市の鵜ノ崎海岸で9日、名古屋大学(名古屋市)の吉田英一教授(環境地質学)らが球状の岩石「球状コンクリーション」の調査を行った。鵜ノ崎海岸のコンクリーションは地元で「小豆(あずき)岩」と呼ばれ、100個以上が点在するとされる。吉田教授は「大きさと数、形状のどれもが日本一で、世界的にも貴重だ」と評価した。

 球状コンクリーションは、海底で生物の死骸が腐敗する際に染み出す成分が海水中のカルシウムと反応して炭酸カルシウムとなり、周囲の泥などを巻き込んで形成されると考えられている。鵜ノ崎海岸は海面すれすれの平らな地形が沖まで数百メートルにわたって延び、冬から春にかけての干潮時には丸みを帯びた小豆岩の全体を観察できる。

 2015年から毎冬、小豆岩の観察を続けている男鹿半島・大潟ジオパークガイドの会顧問の渡部晟(あきら)さん(75)=秋田地学教育学会会員、潟上市=が、コンクリーションについてまとめた吉田教授の著書を読み、連絡したことが今回の調査のきっかけ。渡部さんは「直径約3メートルが世界最大級とされているが、鵜ノ崎海岸には約5メートルのものがある。ぜひ見てもらいたいと思った」と話す。

 9日は吉田教授と名古屋市科学館の西本昌司・主任学芸員が鵜ノ崎海岸を訪れ、渡部さんらの案内で点在する小豆岩を観察した。2人は岩石の種類や周囲の地層とのつながりを確認。クジラの骨化石が含まれているものもあり、「これはすごい」と感心した様子で写真を撮っていた。

 吉田教授は「形成された場所にそのまま残っている点や、化石が確認できる点は非常に貴重。今後さらに科学的分析が充実すれば研究面で大きな成果になる」と述べた。

 渡部さんは「小豆岩が評価されてうれしい。専門の研究者にぜひ分析を進めてもらい、ジオパークの学術的価値を高めていきたい」と話した。

1192とはずがたり:2020/04/15(水) 17:20:01
ここかなあ。。

それにしても10万年もすると全く違う世界になるようである。この早すぎる世界経済の中,人類は何処へ行ってしまうのであろうか。。

ネアンデルタール人の子ども、巨大な鳥に食べられていた ポーランド
2018.10.11 Thu posted at 11:12 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35126831.html?ref=yj

(CNN) ポーランドで数年前に発見された同国最古の人骨は、巨大な鳥の餌にされたネアンデルタール人の子どもの骨だったことが、人類学研究チームの調査で明らかになった。ポーランド科学・高等教育省が発表した。

見つかったのは長さ1センチほどの手の指の骨2本で、5〜7歳のネアンデルタール人の子どもの骨だったと推定される。発見時は動物の骨と一緒になっていたことから、人骨と判明したのは今年に入ってからだった。

年代は11万5000年前と特定された。それまでポーランドで見つかった人骨の中では、約5万2000年前のものが最古とされていた。

指の骨の表面は、多数の穴で覆われていた。研究者はこれについて、「大きな鳥の消化器官を通過した結果だった」と解説する。子どもは鳥に襲われて身体の一部を食べられた可能性も、死後に鳥の餌になった可能性もあるという。保存状態が悪かったため、DNA鑑定はできなかった。

骨は数十年にわたって発掘作業が続けられているキエムナ洞窟で、深さ約2.7メートルの地層から発見された。ネアンデルタール人が使っていた石器も一緒に出土しているが、ネアンデルタール人がこの洞窟に住んでいたのか、季節に応じて使っていたのかは分かっていない。

今回の発見は、年内に考古学会誌に発表される。

1193とはずがたり:2020/04/20(月) 16:05:27
石川県能登で震度5強
2020/03/13 02:20お天気ナビゲータ
https://news.goo.ne.jp/article/n_kishou/nation/n_kishou-snd-20200313021849-20200313-022045.html
石川県能登で震度5強

震度速報マップ

(お天気ナビゲータ)

気象庁によると、13日2時18分頃、石川県能登で震度5強の強い地震を観測しました。

■主な各地の震度
【震度5強】
石川県能登

【震度4】
富山県東部、富山県西部

今後の情報に注意してください。

1194とはずがたり:2020/04/20(月) 16:59:45
1700人が犠牲になった「ニオス湖の悲劇」とは【地球の履歴書】
国内 社会 「波」2015年10月号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2015/09251616/?all=1

大河内直彦『地球の履歴書』

 著者の大河内直彦さんは海洋研究開発機構生物地球化学部門のリーダーであり、この分野では日本を代表する科学者の一人だ。そのかたわら気候変動や地球科学に関するポピュラーサイエンス、すなわち科学読み物の作家としても出版界では注目が集まっていた。気候変動の謎に迫った『チェンジング・ブルー』が硬派な大部であるにもかかわらず、非常に評価が高かったからだ。



 本書はタイトルのまま、地球の履歴書である。全八章にわたって地球の誕生から、いま日本人がもっとも気にかけている地震の予知などまで、縦横無尽に語り尽くしている。著者にとってはエッセイを書いたつもりなのだろうが、一般の読み手にとっては最良の地球科学の入門書でもある。

 ところで、入門書を書く極意とは読者の関心をかきたて続けることにある。モチベーションのある読者にとっても、論文調の文章ではやがて飽きてしまう。映画のように場面をタイミングよく転換しながら、ときにはモンタージュの技法も入れて、謎ときのための伏線も張って、大団円に導いていくことが必要だ。そのためには、読者が思いもよらない薀蓄も放り込まなければならない。

 本書からその一例を見てみよう。「地下からの手紙」と見出しが付けられた第八章の冒頭は「有馬温泉の不思議」というセクションだ。有馬温泉に不思議なんてあるのか? と逆に不思議に思う読者も多いだろう。しかし、本書ではその何が不思議かを説明する前に、なんと『日本書紀』から舒明天皇と孝徳天皇が有馬温泉を訪れたこと、さらに豊臣秀吉が有馬温泉で茶会を開いたという話が登場するのだ。

 第八章まで読み進めてきた読者は、ここで「ははーん」と思うはずだ。この話題はこの先どこかにリンクするはずなのだ。しかし、この段階では仕掛けがぜんぜん判らない。先に進もう。じつは有馬温泉は泉温が九〇度を超える、非常に高温な温泉だということ。しかも周囲には火山がないこと、しかも千年以上にわたってこの状態が保たれているという稀有な存在なのだということが説明される。ここでやっと冒頭の日本書紀が再登場することになる。

 もちろんこの何が不思議かという説明だけでセクションが終わるわけはない。ここからがその理由であるウラン238の崩壊からはじまる連鎖的な放射壊変、その過程の産物であるラジウムとラドンなどについて語られる。なるほど、全国にちらばるラドン温泉というのはそういう意味だったのかと膝を叩く向きもいよう。

ニオス湖の悲劇
 さらに第八章では「地震の前兆と予知」「玉川毒水」「ニオス湖の悲劇」と続いていく。その過程では、地震の前兆とラドン濃度の異常、田沢湖の人為的な栄枯盛衰、そしてなんとさかなクンが発見したクニマスにまで話題がおよぶ。しかし、そのすべては有機的につながっていて、読者はけっして飽きることはない。

 それにしても最後の話題である「ニオス湖の悲劇」はまったく知らなかった。一九八六年カメルーンで発生した、きわめて珍しいが反復して発生する自然現象のことだ。この時には一七〇〇人もの人が亡くなっている。この驚くべき現象は「湖水爆発」というらしい。日、米、仏、カメルーン共同の科学者チームが特殊な装置を設置したので、これからは安心らしい。どんな激烈な現象で、なぜどのように発生するかについては本書を読まれたい。193ページから200ページまでなので、立ち読みでも大丈夫だ。しかし、立ち読みをしたら最後、間違いなくレジに持っていくであろうから、ムダな抵抗だと断言しておこう。

 大河内作品に共通するのは多くの科学者による、長年にわたる研究の積み重ねへのリスペクトだ。本物の知はそこにある。

【書評】「本物の知がここにある」
 評者/成毛眞(なるけ・まこと 書評サイト〈HONZ〉代表)

もっと関西 有馬の湯、火山ないのに高温で湧出(とことんサーチ)
太古の海水、地下もぐる
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO20494170Z20C17A8AA2P00/
2017/8/29 17:00

有馬?高槻断層帯
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_katsudanso/f076_arima_takatsuki/
地図
https://www.static.jishin.go.jp/resource/regional_seismicity/katsudanso/f076_ichi.jpg

1195とはずがたり:2020/04/20(月) 17:05:57
マグマってCO2が解けてるんか??

湖水が突然爆発!32年前、1800人近い死者を出した大自然の脅威
https://www.dplay.jp/article/0000031555
2018.08.21
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アフリカ・カメルーンの北西、標高1,091mに位置する湖「ニオス湖」。1986年8月21日、この湖は突如爆発を起こし、周辺の村に住む1,746人と家畜3,500頭は窒息などで死亡した。大自然の脅威によって引き起こされたこの痛ましい事件は、どのような原因で発生したのだろうか。
火口湖だったニオス湖
活火山であるオク山の頂上にあるニオス湖は火口湖だった。火口湖とは、火山の噴火口などに水が溜まってできた湖のことだ。
ニオス湖の湖底には、高濃度の二酸化炭素が溶け込んだ水があったと見られている。その水が地滑りなどの要因によって、まるで振られた炭酸水のペットボトルのフタを開けたかのように、二酸化炭素ガスが噴出する「湖水爆発」を起こしたのだ。そのガスは、ふもとの村へと流れていき、1,746人を窒息死または二酸化炭素中毒によって死に至らしめた。
最初に二酸化炭素による湖水爆発を確認したのは、同じカメルーンのモーネ湖だった。37人の死亡者を出したその災害は、ニオス湖の湖水爆発の2年前のことである。
人口的な脱ガス
ニオス湖の湖水爆発は、10年から15年の周期で再度発生する可能性があった。そこで欧米日の共同チームがその対策として、脱ガスパイプから二酸化炭素を含んだ湖底の水を噴出させる人工的に脱ガスを起こす方法を考案した。
これには、ポリエチレン製の直径15センチ、長さ約200mのパイプを使う。パイプを湖底まで下ろし、ポンプで汲み上げることで、人口的に水中の二酸化炭素の発砲を促して大気へと放出させるというものだ。そうすることで、湖底の二酸化炭素を湖水爆発の起こらないレベルまで下げようという試みである。
2015年の定期観測によると、人工的な脱ガスは成功し、着実に効果をあげているようだ。
Text by Daisuke Sato

SATREPS科学技術振興機構
湖で静かに成長する災害の種
https://www.jst.go.jp/global/case/disaster_prevention_2.html

 カメルーン共和国には全長1600kmに渡り火山が並ぶ地帯(カメルーン火山列)があります。この火山列で1980年代に2度の災害が発生しました。火口湖(火山の火口にできた湖)であるマヌン湖とニオス湖から突然噴き出した大量の二酸化炭素が、谷を伝ってふもとの村に流れ込み、多くの住民を酸欠死に追いやったのです。
 マヌン湖とニオス湖では、二酸化炭素を含む水が湖底から湧き出しています。二酸化炭素は湖水に溶け込み蓄積します。そして何らかのきっかけで急激にガス化し、湖水とともに噴き出すのです。この現象はそのすさまじさから「湖水爆発」とよばれています。本課題の目的は二酸化炭素による災害から尊い人命を守ることです。そのために、湖水爆発が起こる条件を調べたり、二酸化炭素を多く含む水を湖底から汲み上げる設備を造るといった取り組みを行っています。

湖水爆発は日本でも起こる可能性があるんですか?

大場先生─日本の湖で湖水爆発が起きる可能性はありません。まず、日本には四季があります。秋から冬にかけて、寒くなると湖の表面近くの水が冷やされて重くなり、底に沈んでゆきます。これにより湖水はかき混ぜられます。仮に湖底にCO2が一時的に溜まっても湖水の循環で表面に持ち上げられ蓄積は解消します。また、ニオス湖での湖水爆発の後に日本中の湖が調査されCO2が溜まっている湖がないことが確認されています。

ニオス・マヌン湖から放出させている二酸化炭素の量は年間どのくらい?
地球温暖化が進んだりしませんか?

大場先生─ニオス湖やマヌン湖から放出されているCO2の量は一年当たり、5万トンです。とても多いように思えますが、人類が化石燃料を燃やして出しているCO2は一年当たり、60億トン以上あります。これに比べると10万分の1しかなく、温暖化を進めるほどの量は出ていません。

そもそも、どうして湖底から二酸化炭素を含む水が湧いてくるんですか?
供給源はどこ?

大場先生─ニオス湖とマヌン湖の地下にはマグマがあります。深さは良くわかりませんが、およそ30km以上深いところに潜んでいると思います。このマグマはじっとしているのですが、CO2ガスを常に放出しています。マグマというのはそのようなものです。マグマから出てきたCO2ガスは地下の亀裂を伝わって上昇し、地下水に溶け込みます。この地下水がニオス湖やマヌン湖の湖底で湧いているのです。

1196とはずがたり:2020/04/26(日) 01:35:56
なんと。。>我々は土星の環が見られる時代に存在していて幸運だった
じゃあどうやって輪が出来たかはどうなってんだ??

土星の環、1億年足らずで消滅か NASA研究
2018.12.19 Wed posted at 10:36 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35130347.html

土星の環、1億年後に消滅?

(CNN) 土星を取り巻く大きな環は、あと1億年もたたないうちに消滅してしまうかもしれない――。米航空宇宙局(NASA)の研究チームがこのほど、探査機「カッシーニ」の観測などをもとに、そんな説を発表した。

土星の環は主に水と氷でできている。NASAの観測によると、この環は土星の重力によって分解されつつあり、「環の雨」となって土星の表面に降り注いでいるという。

土星の環から降り注ぐ雨は、オリンピック用のプールが30分でいっぱいになるほどの量に相当すると研究チームは推測。それだけでもあと3億年で環が消滅する計算だが、それに加えてカッシーニが環から土星の赤道に降り注ぐ物質を測定した結果、環に残された寿命は1億年に満たないと思われることが分かった。

土星の環については、土星や太陽系が誕生したのと同じ40億年前ごろに形成されたという説もある。

だが今回の研究では、環が形成されてからまだ1億年も経っていないという説を取り、現在は「中年期」にあると推測。NASA研究者のジェームズ・オードノヒュー氏は「我々は土星の環が見られる時代に存在していて幸運だった」と指摘する。

「もしも環が一時的な現象だとすると、今は小さな環しかもたない木星や天王星や海王星にも、かつては巨大な環があったのかもしれない」と同氏は話している。

1197とはずがたり:2020/04/26(日) 18:29:51
長野県中部を震源とする地震続く 5日間で50回に… 26日未明には震度3を観測
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200426-00000001-nbstv-l20
4/26(日) 12:30配信NBS長野放送

26日午前2時過ぎに県中部を震源とする地震があり、長野市や松本市で震度3を観測しました。その後も震度1以上の地震が続いています。

午前2時22分ごろ、県中部を震源とする地震がありました。震源の深さは10キロ、マグニチュードは4.9と推定されます。
震度3を観測したのは長野市信州新町、長野市中条、松本市安曇、松本市奈川、木曽町新開、木曽町開田高原、朝日村、岐阜県高山市です。また震度2や1を広い範囲で観測しました。

26日正午までに同じ震源と見られる震度1以上の地震は11回観測されました。県によりますと被害は報告されていません。

県中部の岐阜県境近くを震源とする地震は今月22日以降、50回に達し、活発な状態が続いています。

上高地付近では1998年にも群発地震が起きていて、信州大学の大塚勉教授(構造地質学)は「しばらく続く可能性がある」と注意を呼びかけています。

長野放送

最終更新:4/26(日) 18:11

1198とはずがたり:2020/04/28(火) 15:37:13
・・よく判らんが。。

地球に吹きつける太陽風が奇妙なほど高温である理由がついに判明か
https://vaience.com/space/20200426-solar-winds-hitting-earth-are-hotter-than-they-should-be/

私たちの惑星、地球は、太陽系の中心にある猛烈に熱い球体から発生する風を絶えず浴びています。太陽自体がとんでもなく熱いとしても、太陽風が地球に達したときに不可解なほど温度が高いのはなぜか、その答えがついに見つかったのかもしれません。

太陽圏のプラズマを構成する粒子が拡散して行くにつれて冷えるということはわかっています。問題は、粒子が冷えるのに非常に時間がかかり、数理モデルが予測するよりはるかにゆっくりと温度が下がるようであることです。

「1959年に太陽風が発見されて以来、太陽風は研究されてきたのですが、このプラズマには依然としてよく理解できない重要な特性が多数あります」と米ウィスコンシン大学マディソン校の物理学者スタース・ボールディレフ氏は言っています。

「当初、研究者たちは、太陽風は太陽から拡がって行く時に冷えていくと考えていたのですが、太陽風が地球に達した時の温度が推測の10倍高いことが衛星による計測でわかっています」

研究チームが実験装置を使い、移動するプラズマを研究しているときに電子は太陽の支配からどうしても逃れることができずに電子の海に捕らえられているようだと気づき、電子の海に太陽風の謎の答えがあると考えました。

膨張のプロセス自体が断熱変化の法則(エネルギー保存の法則)の影響下にあると長い間考えられていました。この法則が意味するのは、熱エネルギーは系に加えられることも取り除かれることもないということです。この法則のおかげで数が複雑にならずに済むのですが、エネルギーが粒子の流れに入り込んだり、抜け出たりする場所はないと思い込む理由になっていました。

残念ながら、電子の旅は単純極まるものであり、地獄のローラーコースターに乗っているかのように電子は広大な磁界のなすがままに小突き回されます。この混沌によって熱が前方や後方へ伝えられる機会が無数に発生します。

さらに厄介なことに、電子は質量が小さいおかげで、太陽の大気から飛び出る際にもっと重いイオンより先にスタートを切ることができるのです。電子の放たれた跡には大部分がプラスの電気を帯びた粒子の雲が残されます。

最終的にはふたつの相対する荷電粒子の間で引き合う力が強まって、飛んで行く電子の慣性を上回るほどになります。すると、粒子はスタートラインに引き戻され、そこで再び、磁界に進路を大混乱させられるのです。

「そのようにして戻って来た電子は反射されるので太陽から離れて行くのですが、太陽の電気的な引力によって、またもや、逃げることができなくなります」とボールディレフ氏は述べています。

「したがって、それらの粒子は行ったり来たりする運命にあるのです。そうして、いわゆる捕捉電子が多数集まっていきます」

1199とはずがたり:2020/04/28(火) 15:37:28
>>1198
ボールディレフ氏が率いる研究チームは自分たちの実験室で電子ピンポンの試合といったものが展開していることに気づきました。この現象を確認したのはミラー装置という、プラズマを研究するのに一般的に使われる装置です。

実はミラー装置には鏡は使われていません。少なくとも家庭用のピカピカ光る種類の鏡は利用していません。また、磁気ミラー装置や磁気トラップ装置として知られている、これらの直線型核融合装置は両端が瓶の首のように細くなっている長い管以上のものでもないのです。

端の細くなっている部分をプラズマ光線が通るときに装置の反射する性質が生成され、プラズマ光線内の粒子が内部で再び反射し返すという形で周囲の磁界を変化させます。

「と言っても、粒子は逃げ出すことがあります。逃げる際には、瓶の首状の部分の外で拡がる磁力線に沿って進みます」とボールディレフ氏。

「物理学者はこのプラズマが非常に高温であるという説を守りたいので、装置から逃げ出す電子の温度がどのようにこの出口の外で下がっていくのかを解明したがるのです」

あなたがそのような研究者というよりは、むしろ、ボールディレフ氏や仲間の研究者のような学者だったら、私たち自身が浴びている太陽風に何が起きているのかをより良く理解するという目的のために漏れ出る電子を調べることができることでしょう。

電子が熱エネルギーを分配するパターンには、往復運動をする捕捉電子の集まりが重要な役割を果たしているとボールディレフ氏の研究チームは示唆しています。このたくさんの電子の動きが、粒子の速度と温度の標準的な分配を予測可能なやり方で変えるというのが研究チームの推測です。

「我々の実験結果は太陽風の温度プロファイル測定とぴったりと一致し、電子が移動するときに温度がなぜこんなにゆっくりとしか下がらないのかということを説明するものとなるかもしれません」とボールディレフ氏は語っています。

ミラー装置で得たデータと宇宙で見られるものがこのように明白に一致するのならば、こういった方法で研究する価値のある太陽現象がほかにもあるのかもしれません。

当該研究はPNASに掲載されています。

1200とはずがたり:2020/05/06(水) 19:05:32

ちんぷんかんぷんだぞ。ネコ頭良いなw

ネコひねり問題
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%81%B2%E3%81%AD%E3%82%8A%E5%95%8F%E9%A1%8C
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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落下するネコのモデル。2つの独立した部位が回転することにより全体としての角運動量をゼロに保っている。
ネコひねり問題(ネコひねりもんだい、英: falling cat problem)とは、ネコの立ち直り反射(正向反射)を物理学的に説明する問題である。持ち上げたネコの背中を下にして手を離すと、ネコの体にかかる重心まわりのトルクはゼロである(よって角運動量は変化しない)にも関わらず、ネコは体を回転させて足から着地することができる。これは一見すると角運動量保存の法則に反する現象である[1]。

そのため「猫は人間が手を離した瞬間にその手を蹴っている」[1]、「落下中に尻尾をふって、その反作用を利用している」[1]といった説明もされてきた。

問いとしては面白く、またトリヴィアルにも映るが、その解は問題から連想されるほどには単純ではない。角運動量保存の法則との矛盾はネコが剛体でないことから解消される。しかしその代わりにネコの落下中の変形(これはネコの柔軟な脊椎と鎖骨の退化の賜物である)を考えなくてはならない。ネコのこのような振る舞いは変形体の力学の典型例である。



エティエンヌ=ジュール・マレーは写真銃を用いてネコの落下をフィルムに捉える(クロノフォトグラフィ(英語版))ことでこの問題のより厳密な研究を行った。この銃は1秒間に12フレームの撮影が可能だったが、それによってマレーはネコが落下開始時点では自転しておらず、従って放り主の手をてこに使うという「ずる」はしていないと推論した。これはそれ自体、物体が落下中に角運動量を獲得できることを示唆するものとして問題の提起となった。マレーはまた、空気抵抗がネコの姿勢制御に何ら寄与していないことも示した。

解決
この問題は、ネコを、相対位置を変化させることのできる円柱のペア(前半身と後半身)とみなすモデルによって解決された(Kane & Scher 1969)。Kane?Scherモデルは後に、ネコを構成する円柱ペアの物理的に許される相対運動を記述する配置空間上の接続(多様体)を用いて記述された(Montgomery 1993)。この枠組みにおいてネコひねり問題の力学は非ホロノミック系の典型例となり(Batterman 2003)、その研究は制御理論の中心的課題となった。ネコひねり問題の解は、配置空間において始点と終点が定められたときの主束に水平な曲線(つまり物理的に可能な運動)として与えられる。この最適解を求めることは、最適動作計画(英語版)の決定(Arbyan & Tsai 1998; Ge & Chen 2007)の一例である。

1201とはずがたり:2020/05/06(水) 19:06:36
火星の人面岩
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%98%9F%E3%81%AE%E4%BA%BA%E9%9D%A2%E5%B2%A9
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

パレイドリア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2

1202とはずがたり:2020/05/06(水) 19:08:16
>>1200

バター猫のパラドックス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%8C%AB%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

起こりうる事態について描かれた漫画
バター猫のパラドックス(バターねこのパラドックス)は、2つの言い伝えを皮肉った組み合わせに基づいた逆説である。

猫は常に足を下にして着地する(参照:ネコひねり問題)
バターを塗ったトーストは常にバターを塗った面を下にして着地する(参照:選択的重力の法則)
もしバターを塗ったトーストを(バターを塗った面を上にして)猫の背中へくくり付けて、ある高さから猫を落としたらどうなるかを考えた場合、この逆説が発生する。

動物愛護団体から来るであろう抗議にもかかわらず、もし実際に猫を落とすならば、2つの最終結果のうちのどちらか一方は決して起こらないことになる。もし猫が足を下にして着地すれば、トーストはバターが塗られた面が上になったままだし、逆にバターが塗られた面が下になって着地するならば、猫は背中から着地することになるはずだ。

1203とはずがたり:2020/05/13(水) 01:35:26
中国の研究者、太陽物理学の新たな現象を発見
https://www.afpbb.com/articles/-/3271561
2020年3月4日 20:18 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
新華社

【3月4日 Xinhua News】中国科学院紫金山天文台は2日、同天文台の研究者が中国の研究者と協力し、米国の太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー」の観測データに基づき、太陽フレアと呼ばれる爆発が大気の変化を引き起こす現象を新たに発見したことを明らかにした。

 太陽フレアが起こった時、フレア発生領域では大きな明るさの変化はないが、十数万キロ先の太陽大気が非常に暗くなる。この現象の発見は、フレアと太陽大気の関係の研究や、正確な宇宙天気予報を行う上で、重要な意味を持つ。


 太陽大気の一部で発生する太陽フレアは、太陽が短時間で大量のエネルギーを放出して部分的な瞬間加熱を引き起こし、さまざまな電磁放射線を外部に放出するとともに、粒子放射線を伴って突然増強する。

 従来の研究でフレア領域の明るさが変化する現象は見つかっていたが、フレアによって遠方の太陽大気の明るさが変化することは発見されていなかった。

 研究チームは今回、2015年10月16日に発生したリングフレアを詳しく分析。その結果、フレアのあった領域で著しい明るさの変化は見られなかったが、フレアから18万キロ離れた地点で太陽大気の最も外側にあるコロナが非常に暗くなったことを発見した。研究チームはその後、フレア領域の明るさが変わらず、遠方のコロナが暗くなる同様のケースを複数発見し、このような現象が個別の事象でないことを明らかにした。研究成果はこのほど、天文学誌「Astronomy and Astrophysics」に掲載された。(c)Xinhua News/AFPBB News

1204とはずがたり:2020/05/21(木) 22:34:45
最新の画像解析でわかった木星の大気の様子…大赤斑には穴が空いている
Morgan McFall-Johnsen
May. 19, 2020, 03:30 PM TECH INSIDER
https://www.businessinsider.jp/post-212627

1205とはずがたり:2020/05/23(土) 10:02:09
宇宙の終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E7%B5%82%E7%84%89

ブラックホールの成長
質量が太陽の8倍程度よりも重い恒星は超新星爆発を起こす。太陽の20倍程度よりも重い恒星では超新星爆発の後にブラックホールが生まれると考えられている。一つの銀河の中で起こる超新星爆発はおよそ100年に1回程度の割合であるため、ごく大雑把な見積もりでは一つの銀河の中に現在約108個程度の恒星質量クラスのブラックホールが存在することになる。また、1990年代以降の観測によって、多くの銀河の中心には106-8太陽質量という大質量ブラックホールも存在することが明らかになっている。

ブラックホールは周囲の物質を呑み込んで成長していく。また、銀河のような自己重力多体系の中では動力学的摩擦と呼ばれる過程で質量の大きな天体が系の中心に沈んでいく傾向にある。このようにしてブラックホールは成長しながら銀河中心に向かって集まり、互いに合体してさらに成長するといった過程が考えられる。このようにして、やがては銀河中心の大質量ブラックホールが銀河全体の質量を全て呑み込むことになる。このような状態に至るまでの時間はおよそ1030年程度と見積もられている。

物質を呑み込んで成長しているブラックホールは周囲に降着円盤を形成する。降着円盤はX線やγ線を放射するため、この時代の宇宙にはこのようなX線源・γ線源のみが見えるようになる。

宇宙全体には銀河同士が集まった銀河団や、銀河団同士がさらに重力的に引き合ってフィラメント状に連なった大規模構造と呼ばれる構造も存在する。この階層的構造のうち、宇宙膨張から切り離されて力学的平衡状態に達しているのは銀河団までである。従って、銀河質量クラスの超巨大ブラックホール同士が自己重力でさらに集合したとしても、1個に合体できるのは銀河団質量までであり、それより大きな構造についてはブラックホールが合体するより宇宙膨張によって離れる速度の方が速いと考えられる。よって、このようなブラックホールの成長過程はブラックホールが銀河?銀河団程度の質量になった時点で止まり、これ以降はこのような超巨大ブラックホールが宇宙に散在した状態で、互いに宇宙膨張で離れていくことになる。(やがてその速度は光速を超え、お互いを見ることができなくなる。)

ブラックホールの蒸発
ブラックホールは物質や光を吸い込むと同時に、その質量に応じた温度で熱放射を行って蒸発する。これをホーキング放射と呼ぶ。ブラックホールの温度が外界よりも低い場合には外界の放射を吸収して成長し、ブラックホールの温度が外界よりも高い場合には放射を出して蒸発する。現在の宇宙の温度(宇宙マイクロ波背景放射の温度)は約2.7Kであり、この温度で蒸発できるブラックホールは月の質量程度より軽いブラックホールに限られるが、宇宙が膨張して宇宙背景放射の温度が60nKまで下がると恒星質量程度のブラックホールも蒸発するようになる。さらに10-19K程度にまで宇宙の温度が下がると、銀河質量クラスの大質量ブラックホールも蒸発を始める。宇宙背景放射の絶対温度は宇宙のスケール因子に反比例するので、宇宙がこの温度に達するのは宇宙が現在の 1019 倍の大きさまで膨張した時点である。

1206とはずがたり:2020/05/23(土) 10:02:22
>>1205
このような巨大ブラックホールの蒸発が始まる時刻は、以下のように推定されている。現在最も有力な宇宙モデルでは、現在の宇宙は宇宙定数が優勢な加速膨張期にあると考えられている。このような加速膨張時代には、時刻 t での宇宙のスケール因子 {\displaystyle a(t)}a(t) は以下の式に従う。

{\displaystyle a(t)\propto e^{{\sqrt {\Omega _{\Lambda }}}H_{0}t}}a(t) \propto e^{\sqrt{\Omega_{\Lambda}} H_{0} t}

ここで {\displaystyle \Omega _{\Lambda }}\Omega_{\Lambda}:宇宙定数の密度パラメータ ({\displaystyle \simeq 0.7}\simeq 0.7)、{\displaystyle H_{0}}H_{0}:ハッブル定数 ({\displaystyle \simeq 71{\rm {km}}{\rm {s}}^{-1}{\rm {Mpc}}^{-1}}\simeq 71 {\rm km} {\rm s}^{-1} {\rm Mpc}^{-1})。

この式より、宇宙のサイズが今の1019倍になるのは約7300億年後と見積もることができる。従って銀河質量クラスの巨大ブラックホールが形成される頃には、宇宙はこのような巨大ブラックホールでも蒸発できるほど十分低温になっている。

ブラックホールの蒸発が始まってから全て蒸発し尽されるまでには長い時間がかかる。太陽質量程度のブラックホールの蒸発時間は約1067年である。蒸発時間はブラックホールの質量の3乗に比例するため、銀河質量クラスのブラックホールが蒸発し尽くされるには約10100年かかる。

放射のみの宇宙
ブラックホールが全て蒸発した後には、宇宙背景放射の光子とブラックホールの蒸発で生まれた光子だけが宇宙を満たした状態になる。この時代の宇宙は絶対零度に限りなく近いため、光子のエネルギーは非常に低い。よってこれらの光子から再び物質粒子が生成されることはあり得ず、放射のみが存在する宇宙が指数関数的に膨張していき、絶対零度に向かって永遠に冷却し続けることになる。

この極低温の状態はビッグフリーズ (Big Freeze) やビッグチル (Big Chill) などと呼ばれている。これは19世紀に考えられていたエントロピー増大の過程とは別の物理過程の結果生じるものであり、いわゆる熱的死とは別の状態である。

1207とはずがたり:2020/06/04(木) 10:17:34

メキシコ マヤ文明最古の巨大建造物を発見 日米などの調査団
2020年6月4日 4時33分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200604/k10012457091000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

かつてマヤ文明があったメキシコで、紀元前1000年ごろに造られたと考えられる巨大な建造物が見つかり、調査にあたった国際調査団は、マヤ文明の建造物としてはこれまでで最も古く、文明の起源や社会の在り方を考えるうえで重要な発見だとしています。

この建造物は、アリゾナ大学の猪俣健教授を団長としたアメリカや日本などの調査団が、かつてマヤ文明があったメキシコのタバスコ州で発見しました。

航空機によるレーダー測量と地上探査を行ったところ、南北1413メートル、東西399メートルに及ぶ、高さ15メートルの巨大な建造物が確認されたほか、周囲に舗装された道や人工の貯水池が造られていたことがわかりました。

調査団によりますと、出土した木片などの年代から、紀元前1000年ごろから造られ始めて、紀元前800年ごろにかけて増改築されていたとみられ、マヤ文明の建造物としてはこれまでで最も古く、かつ最大と考えられるということです。

マヤ文明は、紀元前1000年ごろから紀元前350年ごろに小さな村々が徐々に発展していったと考えられてきたということで、調査団は、今回の発見はこの考えの見直しを後押しするものだとしています。

調査団のメンバーで、茨城大学の青山和夫教授は「この建造物は共同体の祭しの場だったと考えられ、紀元前1000年くらいから造られていたことは驚嘆に値する。マヤ文明の起源や社会の在り方を考えるうえでも重要で、人類の文明を考えるうえでも大変重要な発見であると考えています」と指摘しています。

この研究成果は、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に掲載されます。

1208荷主研究者:2020/06/21(日) 00:32:54

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57662580T00C20A4L60000/
2020/4/6 17:00 日本経済新聞 電子版 茨城
宇宙産業に参入 茨城で相次ぐスタートアップ
北関東フォーカス

1209とはずがたり:2020/06/27(土) 19:30:34
金星の自転ひっくり返ってる上に243d超と殆ど年単位で1日w

地球と姉妹とか云われてんのに・・。


熱いのは太陽に近いせいではなく(分厚い硫酸の雲で反射してしまうらしい),炭酸の温室効果みたい。

地球は(植物発生前に)海が炭酸ガス吸収したのも大きいみたいだけど金星は海が吸収する前に蒸発してしまったみたいだ。

ということで金星の温度下げても120日昼で120日夜ではなかなか住むの難しいなあ,と一寸明後日の方向的にがっかりw

https://twitter.com/ogugeo/status/1276798516090662912
Oguchi T/小口 高
@ogugeo
太陽系の8つの惑星と準惑星のケレスと冥王星の相対的な大きさ、自転の速度、地軸の傾き、扁平率を正確に表現したアニメーション。金星は自転が非常に遅く方向が逆であるなど、興味深い点が多数。英国人で日本のJAXAに勤務している James O'Donoghue 博士が制作。via
@physicsJ

1210とはずがたり:2020/07/02(木) 14:22:17
関東上空に火球、強い光と爆発音…SNSに「地鳴りか」「窓が振動」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200702-OYT1T50120/
2020/07/02 11:12

 2日未明、東京都など関東地方を中心に、強い光を放ちながら上空を移動する火球が目撃された。火球は流星の一種で、目撃者らによると、直後には爆発音も聞こえ、SNS上では「地鳴りかと思った」「家の窓が振動した」との声も寄せられた。


 神奈川県平塚市の自宅で動画を撮影した、同市博物館で天文を担当する学芸員の藤井大地さん(34)によると、目撃されたのは、同日午前2時半頃。音が聞こえるのは非常に珍しく、火球は西から東に向かって進んでいったという。藤井さんは「満月よりも明るい大火球で、燃え尽きずに落下した可能性もある」と話した。

1211とはずがたり:2020/08/17(月) 17:17:31
午後の掛川はけっこう風が強くてそれはそれでクーラーで冷えた身体には気持ちよい暑さであった。

【速報】静岡県浜松市で日本歴代最高に並ぶ41.1℃を観測
8/17(月) 12:18配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/073ac9e884d3be12949ba834a9d9c2051e524b51
ウェザーニュース
17日(月)12時の実況気温

17日(月)、静岡県浜松市で国内の史上最高気温に2年ぶりに並びました。

11時26分に2日連続の40℃到達となった後もさらに気温が上昇し、12時10分に41.1℃を観測しています。2018年7月23日に埼玉県熊谷で観測された41.1℃に並ぶ、歴代最高気温となりました。

過去の歴代最高気温は?
長らく日本の歴代最高気温として君臨していた1933年に観測された山形の40.8℃を74年ぶりに更新したのが、2007年8月16日の埼玉県熊谷市、岐阜県多治見市で40.9℃を記録しました。

ただ、その記録はわずか6年後の2013年8月12日に高知県四万十市・江川崎が41.0℃を観測して塗り替えられ、さらに5年後の2018年7月23日に埼玉県熊谷市で41.1℃の新たな歴代最高気温を観測しています。

地球温暖化や都市化など、様々な要因で近年は40℃を超える暑さが増加しています。暑さもひとつの災害と考え、対応していく必要がありそうです。

1212とはずがたり:2020/08/19(水) 13:18:41
風力発電影響か、気象庁レーダー「大雨」の誤観測 秋田沿岸
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202008/20200818_43024.html
誤って観測されたデータ画面。紫や赤が強い降雨を示す(気象庁のホームページより)
拡大写真
 秋田県沿岸部で今月、気象庁のレーダーが晴天時、誤って強い雨が降っていると観測していたことが分かった。風力発電の風車の動きを降水と判断したためとみられ、関係者の間から「防災上問題がある」と指摘する声が上がっている。

 同庁や秋田地方気象台によると、新潟市内にあるレーダーが4日正午〜午後2時半、秋田、潟上両市の周辺で、解析雨量最大28ミリの降水を計測した。同じ時間帯に、地域気象観測システム(アメダス)で降水は測定されず、気象衛星でも雨雲は確認されなかった。
 レーダーは、電波が跳ね返る時間や強さから、雨や雪の降る場所や量を調べる。今回の事態について同庁は、大気中で電波が屈折し、雨雲ではなく地上で動く風車を捉えたとみている。
 同庁の担当者は「大気の状況によって起きる時がある」と説明。同様の事態が過去にどれだけあったかは確認できず、他の地域でも起きる可能性があるという。
 気象レーダーの観測データは自然災害の危険度を測る指標やスマートフォンの防災アプリに活用される。
 元秋田地方気象台長の気象予報士和田幸一郎さん(62)=秋田市=は「誤った観測が相次げば、災害時の避難判断に影響が出る恐れがある。観測技術の向上などで改善されることを期待したい」と話す。
 気象庁は対策として、世界気象機関の指針に基づき、風車を設置する事業者に事前通知を求め、影響の少ない配置となるよう求めている。


関連ページ:秋田社会
2020年08月18日火曜日

1213とはずがたり:2020/08/23(日) 20:44:30
大地震大丈夫やろねえ。。

横須賀市東部、異臭通報50件 6、7月に続き3度目異臭
https://www.kanaloco.jp/article/entry-449054.html
事件事故 神奈川新聞  2020年08月21日 20:52

 21日午前8時35分ごろから9時15分ごろにかけて、横須賀市の東部を中心に「ガスのような異臭がする」と浦賀署と同市消防局に合わせて約50件の通報があった。同局などが調査したが、6、7月に三浦半島であった異臭騒ぎと同様、原因は不明という。

 同局によると、同市野比、長沢からの通報が多く、横須賀海上保安部によると、同市久里浜付近を同時間帯に航行中のフェリーやタグボートでも異臭を感じたという。

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1214とはずがたり:2020/08/27(木) 00:57:41
すげえな

“宇宙空間で細菌が3年間生き抜く” 東京薬科大などが確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200826/k10012584261000.html
2020年8月26日 13時11分

国際宇宙ステーションの船外の宇宙空間に、特殊な細菌を3年間放置しても生き抜いたことを、東京薬科大学などの研究グループが確認し、一部の生物は宇宙空間を生きたまま移動できる可能性を秘めているとしています。

地球から高度およそ400キロの国際宇宙ステーションの船外実験装置を使って、東京薬科大学とJAXA=宇宙航空研究開発機構などの研究グループは、大気圏を漂うちりに付着していて放射線に強いことが知られている特殊な細菌を、宇宙空間で3年間、放置しました。

その後、地球に戻して培養したところ再び増殖を開始し、生き抜いたことが確認されたということです。

この細菌が置かれた環境は空気がない真空のうえ、強い紫外線が降り注ぎ、温度は29度からマイナス42度まで、大きく変化する厳しいものでしたが、細菌の数%程度が生き残ったということです。

地球の生命の起源をめぐっては、深海や地下深くで誕生したなどの説がありますが、決定的な証拠が乏しく、近年は別の星からきたという説の研究も進められています。

研究グループの代表で東京薬科大学の山岸明彦名誉教授は「一部の生物は宇宙空間を生きたまま移動できる可能性を秘めていることが示された。生命が別の星からきたとする仮説についても、さらに検討を進める余地があると考えられる」と話しています。

1215とはずがたり:2020/09/05(土) 10:14:30

強さ「伊勢湾並み」 海水温の高さ原因 大災害強く懸念 台風10号
https://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/nishinippon-1000641888.html
2020/09/04 21:20西日本新聞

 九州に接近、上陸する恐れがある台風10号について気象庁は、1959年に大きな被害を出した伊勢湾台風並みの勢力として危機感を強めている。勢力が強まったのは、水温の高い海からエネルギー源となる水蒸気を大量に取り込んだため。大雨、暴風による大災害が強く懸念される。

 気象庁によると、10号の中心気圧は沖縄地方に近づく5日夜には915ヘクトパスカルまで下がり、九州南部に接近する時点で930ヘクトパスカル、九州北部に接近する時点で940ヘクトパスカルと予想される。

 予想される中心気圧の低さは、死者・行方不明者を5千人以上出した伊勢湾台風(上陸時929ヘクトパスカル)や、鹿児島県や大分県で死者・行方不明者48人を出した93年の台風13号(同930ヘクトパスカル)に並ぶ水準。「中心気圧930ヘクトパスカル以下」か「最大風速50メートル以上」という九州の特別警報の基準を超える見込みだ。

 日本の南の海は、8月の海面水温の月平均値が30度前後に達し、観測史上で最高だった。8月の台風のほとんどが南シナ海やフィリピン沿岸で発生したことから「海水がかき混ぜられず、水温が下がらなかった」(横浜国立大の筆保弘徳教授)と考えられている。

 筆保教授によると、九州付近の大気は偏西風や気圧配置の影響で、上層(地上10キロ付近)と下層(同2キロ付近)で風の強さや向きの差が小さく、台風が勢力を維持しやすい状況になっているという。(鶴加寿子)

1216とはずがたり:2020/09/15(火) 10:30:26
金星に生命の痕跡か 大気からホスフィン検出
AFPBB News / 2020年9月15日 5時26分
https://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3304593/
写真写真を拡大する
金星を捉えた紫外線写真(1974年2月10日撮影)。(c)AMichael Benson / NASA/JPL / AFP

【AFP=時事】金星の大気から、地球では生命体によって生み出されるガスであるホスフィン(リン化水素)の痕跡を検出したとする研究論文が14日、英科学誌ネイチャー・アストロノミー(Nature Astronomy)に掲載された。米航空宇宙局(NASA)のジム・ブライデンスタイン(Jim Bridenstine)長官は、地球外生命体探査史上「最大」の発見だとしている。


 金星は地球に最も近い惑星だが、日中の気温は鉛が溶けるほど高く、大気はほぼすべてが二酸化炭素で構成されていることから、しばしば地獄のような環境だと表現される。


 論文を発表した研究チームは米ハワイとチリのアタカマ砂漠(Atacama Desert)にある望遠鏡を使い、金星の表面から約6万メートル上空にある雲の上層部を観測し、ホスフィンの痕跡を検出した。


 ホスフィンは地球上では有機物の分解により発生することの多い可燃性ガス。論文の主執筆者であるカーディフ大学(Cardiff University)宇宙物理学部のジェーン・グリーブズ(Jane Greaves)氏はAFPの取材に対し、ホスフィンが地球以外の岩石惑星で検出されたのは初めてだと説明した。


 研究チームは、ホスフィンの存在が金星上の生命の存在を証明するものでないと強調しているが、灼熱(しゃくねつ)の金星表面を渦巻く雲は強酸性でホスフィンを即座に破壊することから、金星にはホスフィンを生み出しているものが存在することが示されたとも指摘。観測結果は、金星に「変則的かつ未解明の化学現象」が存在する証拠となったと結論付けた。


 NASAのブライデンスタイン長官はツイッター(Twitter)に「金星に生命? 嫌気性生物が生み出すホスフィンの発見は、地球外生命体の存在を示す上でこれまでで最大の進展だ。NASAは約10年前、地球の上空12万フィート(約3万6600メートル)の高層大気で微生物を発見した。金星を優先させる時がきた」と投稿した。

1217とはずがたり:2020/09/20(日) 16:25:39
水力発電開発を妄想してて,中国道が縦走する舂(うすづく)峠に安志峠が妙に低い鞍部を形成して導水管の高度確保を邪魔するなあと思ってけど,山崎断層帯なのっ?!

山崎断層帯
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_katsudanso/yamasaki/

1218とはずがたり:2020/09/20(日) 19:57:35
関東大震災とも元禄関東地震とも違う「新タイプM8級」の可能性

添田孝史2016.9.2 11:30AERA#地震
https://dot.asahi.com/aera/2016083100234.html?page=1


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