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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

2190穏健保守系無党派:2014/01/06(月) 17:05:54
<地方公務員>精神疾患急増 10年で長期病休者2.4倍

毎日新聞 1月6日(月)7時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140106-00000006-mai-soci
http://megalodon.jp/2014-0106-1704-31/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140106-00000006-mai-soci

2191とはずがたり:2014/01/09(木) 14:02:42
徹底的にやって欲しい所。

ノバルティス社を東京地検に刑事告発 論文不正で厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140109-00000012-asahi-soci
朝日新聞デジタル 1月9日(木)10時46分配信
 高血圧治療薬ディオバンの論文不正問題で、厚生労働省は9日、販売元の製薬大手ノバルティス社に対する薬事法違反の疑い(誇大広告の禁止)での告発状を東京地検に提出した。同省によると、誇大広告での刑事告発は例がないという。

 現時点では、不正に関与した人物が判明していないため、個人については「被疑者不詳」として特定しなかった。

 薬事法は、医薬品や医療機器の効果について、うそや大げさな広告を禁止している。

 厚労省は、同社が医師向け広告などで、改ざんされたデータに基づき「脳卒中を予防する効果もある」などとする論文を活用したことが誇大広告にあたる疑いがあると判断した。

朝日新聞社

2192穏健保守系無党派:2014/01/09(木) 14:27:09
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=90719
妊婦2人の子宮頸がん手術成功

 新潟大医歯学総合病院は8日、妊娠中に早期の子宮頸(けい)がんが見つかった2人の女性の子宮から、胎児を残したまま子宮頸部を切り取る手術に成功した、と発表した。

 2010年の大阪大病院以来の成功となり、担当した新大医学部の榎本隆之教授(57)は「新たな治療の選択肢となる可能性がある」と話している。

 手術を受けたのは、いずれも30歳代のカナダ在住の日本人女性と大阪府の女性。カナダの女性は妊娠9週でがんが見つかり、15週の昨年11月27日に手術を受けた。大阪の女性は妊娠15週でがんが発見され、17週の12月27日に手術を受けた。6日現在、いずれも女性と胎児の経過は順調で、37週目に帝王切開で出産する予定。

 榎本教授によると、初婚年齢の高齢化に伴い、30歳代の女性が妊娠を機に検査を受け、子宮頸がんが見つかる例が増えている。妊娠中に早期の子宮頸がんが見つかった場合、通常は赤ちゃんを諦めて子宮を全摘出する。胎児を残したまま子宮頸部だけを切り取る手術は、世界でもこれまで8例しか報告がなく、榎本教授が大阪大准教授だった10年に国内で初めて成功した。手術を受けた女性は無事に女児を出産した。

 榎本教授は「女性が赤ちゃんを諦めることがなくなるように研究を進めていきたい」と話している。

(2014年1月9日 読売新聞)

2193穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 03:33:04
http://www.cabrain.net/news/regist.do;jsessionid=95B79A3CE14714BE4257FF1D5BA3A2A7
「うがい薬のみ処方は保険外」に撤回要請

(2014年01月10日 18:30)

 うがい薬のみの処方を保険適用除外することが2014年度予算案に盛り込まれたことを受け、全国保険医団体連合会(保団連)は10日、この撤回を求める緊急要請をした。要請は安倍晋三首相、麻生太郎財務相、田村憲久厚生労働相、中央社会保険医療協議会(中医協)の各委員あて。保団連は要請で、特定の薬剤の特定の処方方法を制限することは「裁量権の侵害と言わざるを得ない」とした上で、「経済優先で保険給付範囲を縮小させる予算案には反対」と強調した。【丸山紀一朗】

2194穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 04:12:11
地域連携、認知症を支援 手帳で情報共有…広島
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=90837
http://megalodon.jp/2014-0111-0410-46/www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=90837

2195穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 09:49:43
http://www.asahi.com/articles/ASG1B4W9LG1BPITB00R.html
広島)台風被害の比支援 福山市の医師らが帰国報告
2014年1月11日03時00分

フィリピンの災害支援で昨年末、福山市医師会から派遣された脳神経センター大田記念病院(沖野上町3丁目)救急医の石根周治さん(45)と看護師の村上悠也さん(30)が9日夜、市医師会館で活動報告会を開いた。2人は現地の医療の問題を指摘し、幅広い支援の必要性を訴えた。

 2人は、国際医療NGO「AMDA(アムダ)」(本部・岡山市)の医療チームの一員として昨年12月19日に出発、25日に帰国した。福山市の親善友好都市・タクロバン市を拠点にして、レイテ島やサマール島の臨時診療所や戸別訪問で600〜700人を診療したという。

 石根医師は「飲料水で洗浄しながら処置することもあった。十分とは言えなかったが、喜んでもらえたことは実感できた」と報告。「短期間で解決する問題ではない。現状を広く伝え、様々なレベルで支援していく必要がある」と語った。村上看護師は「薬が手に入らず症状が悪化する人が多く、今後も医療派遣が必要」と話した。(東裕二)

2196穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 21:04:42
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20140115150160001.html
企画特集 2【迫る2025ショック】
24時間対応 訪問医、重い負担

 朝日新聞横浜総局と横浜内科学会が共同で実施した「在宅医療と看取(み・と)り」に関するアンケート。調査に回答した55カ所の病院・診療所のうち、訪問診療を行っているのは6割にあたる33カ所だった。


 訪問診療とは、緊急時に患者の求めで行く「往診」とは異なり、通院が難しい患者の自宅や施設に、医師が定期的に出向くことを指す。今後、高齢者がさらに増加していくと、訪問診療の重要性も増していく。


 訪問診療の対象としている患者数は、1人だけの医療機関が4カ所ある一方、50人以上も5カ所。「今は取り組んでいないが、今後取り組みたい」と回答した医療機関も4カ所あった。


 訪問診療をしている診療所が近くにないと、在宅医療を希望していても、施設や入院に選択肢が限られてしまう。訪問診療をしている診療所に、困っている点を複数回答で尋ねてみた。


 「24時間対応しなければならない」が21カ所で最多。「医師の肉体的・精神的負担」が17カ所で続いた。病院に比べて小規模な診療所は、医師や看護師の負担増を課題に挙げた。


 国は入院医療費の抑制などを目的に、在宅医療の充実を目指しているが、現場からは「今の制度では、1人の医師では対応不可能。かといって複数の医師がいる診療所は現実的には少ない」(横浜市保土ケ谷区の診療所)、「在宅医療は家族の介護がないとできない」(同旭区の診療所)などと、現実とのミスマッチを指摘する声が相次いだ。


 訪問診療を実施している医療機関のうち、「在宅療養支援診療所」を届け出ているのは半数以上の18カ所。届け出を出すと、一般の診療所に比べて、診療報酬が高くなる。だが、原則として24時間体制の往診や、急変時の入院先の確保などの厳しい基準が求められる。


 届け出ていない医療機関にその理由(複数回答)を尋ねたところ、やはり「24時間の往診が難しい」(16カ所)が最多だった。うち13カ所が在宅医療にかかわる医師が1人のみで、夜間や休日の負担が重くなることが、二の足を踏む理由のようだ。


 次いで「患者の費用負担が増えるから」が6カ所。診療報酬が高くなると、患者の自己負担が上がるためだ。届け出をするには後方支援をしてくれる病院との連携が必要なため、「受け入れ病院の確保が難しい」との回答も4カ所あった。

2197穏健保守系無党派:2014/01/17(金) 22:32:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140117-00000147-jij-soci

生理痛処方薬、投与後3人死亡=厚労省が注意喚起

時事通信 1月17日(金)18時37分配信

 厚生労働省は17日、重い生理痛である月経困難症の治療薬「ヤーズ配合錠」について、服薬との関連が否定できない死亡例が3例報告されたとして、医療機関に注意喚起した。
 同省によると、昨年2〜12月、服薬中の10〜40代の女性3人に血栓ができ、死亡した。 
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最終更新:1月17日(金)18時37分

2198とはずがたり:2014/01/19(日) 12:34:51
胃腸炎で数日寝込んでました。偉い目に遭った。。orz

下痢と37度台の発熱があって2日ほどで治ったからノロだったのかねぇ。。
潜伏期間が1〜2日とのことなんで火曜日か水曜日にどっかで貰ってきたか?

感染性胃腸炎(ノロウイルスを中心に) Infectious gastroenteritis
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/gastro/

2199穏健保守系無党派:2014/01/20(月) 17:39:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140120-00000602-yom-soci

「角膜削りすぎ」も…レーシック被害、129件

読売新聞 1月20日(月)14時32分配信



 レーザー照射で視力を矯正するレーシック手術を巡り健康被害の訴えが相次いでいる問題で、昨年12月、被害相談ホットラインを開設した医療問題弁護団への相談が129件に上ったことがわかった。

 ドライアイや目の痛みなど通常の手術でも起こりうる合併症が多かったが、日本眼科学会の指針に違反する可能性がある「過矯正」の苦情も3割近く(35件)に上り、弁護団で調査を進めている。

 「過矯正」は、角膜を削りすぎて近視を必要以上に矯正すること。遠視や疲労感などの弊害につながり、学会指針では矯正の限度基準を定めているが、それを超えた手術が行われた可能性がある。相談者の受診先は特定の医療機関に集中しており、ほぼ半数が同じ医療機関で手術を受けていた。
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最終更新:1月20日(月)14時51分

2200穏健保守系無党派:2014/01/20(月) 19:28:47
http://apital.asahi.com/article/sakai/2014012000002.html
《131》 風邪で病院に受診する目安
酒井健司 (さかい・けんじ)

薬は風邪の症状を緩和するだけで、風邪を早く治すわけではありません。症状緩和の薬なら病院に行かなくてもドラッグストアで売っています。ただの風邪なら抗生物質や点滴も不要で、寝ていればそのうち自然に治ります。
だったら、風邪で病院に受診する必要はあるのでしょうか?「風邪ぐらいで来るな。家で寝ていれば治る」と医師に叱られた経験のある読者もいらっしゃるかもしれません。混んでいる救急外来では、そういう医師に遭遇する可能性が高くなります。
風邪は寝てれば治ると言っても、風邪なのかそうでないのか、患者さん自身で判断するのは難しいでしょう。風邪のように見えて実は風邪ではない病気はたくさんあります。インフルエンザ、肺炎、肺結核、溶連菌感染症、急性肝炎、副鼻腔炎、急性喉頭蓋炎などなど。風邪症状の患者さんは、もしかしたら単なる風邪ではないかもしれませんので、「風邪ぐらいで病院に来るな」とは一概には言えません。
ただ、風邪症状でみんなが病院にかかると外来がパンクします。そもそも、症状が軽ければ医師にとっても風邪と他の病気との区別は難しいです。かと言って風邪症状の患者さん全員に胸部レントゲン、心電図、採血検査を行っていたら、患者さんの負担になります。じゃあ、どうすればいいのでしょうか。
ケースバイケースですが、風邪で受診する目安として、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、「38度を超える発熱がある」「10日間以上症状が続く」「一般用医薬品で症状が楽にならない」を挙げています。これはもともと健康な成人の目安ですので、基礎疾患を持つ方はもっと早めに受診したほうがよいでしょう。他に、激しい咳、食事を摂れないぐらいの喉の痛み、痰が多い、ひどい頭痛、症状が悪化しつつある場合などは、受診したほうが良いと思います。
よくあるのが、職場から「病院へ行って早く治してこい」と言われた患者さんのケースです。病院に受診しても風邪を早く治すことはできません。上司の方は、部下が風邪を引いたら「ゆっくり休め」と言ってあげてください。
病院の待合室には、他の患者さんもいらっしゃいます。待合室で他の感染症をうつされることもないとは言えません。軽い風邪で病院を受診するメリットは小さいと思います。

2203穏健保守系無党派:2014/01/22(水) 14:40:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140122-00000036-mai-soci

<ノロウイルス>高齢の入院患者4人死亡 京都の病院

毎日新聞 1月22日(水)12時30分配信


 京都市伏見区下鳥羽広長町の蘇生会総合病院で昨年12月上旬以降、ノロウイルスの集団感染が発生し、入院患者67人と職員34人の計101人に下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出て、うち80〜90代の入院患者の男性3人と女性1人が死亡したことが分かった。病院から報告を受けた市が12月16日に立ち入り調査した。市によると、病院は「直接の死因は別の病気」と説明しているという。

 同病院のホームページによると、内科、外科など19の診療科があり、介護療養やICUの病棟も備えた350床の総合病院。従業員数は約660人。【岡崎英遠】

2205穏健保守系無党派:2014/01/24(金) 01:59:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140123-00000092-mai-soci

<健康茶>効果あり過ぎも 下剤並み成分に注意を

毎日新聞 1月23日(木)19時52分配信

 「おなかがスッキリする」という健康茶を飲んでみたら、効果があり過ぎる−−。国民生活センターは23日、便秘やダイエットに効くとされる健康茶の中に、医薬品の下剤並みの作用がある成分が含まれているとして、飲み過ぎへの注意を呼び掛けた。

 健康茶で下痢や腹痛を起こしたとの事例は、2008年4月から昨年末までに、全国の消費生活センターに21件あった。

 国民生活センターによると、これらの健康茶には、原材料に「キャンドルブッシュ」というマメ科の植物が使われている。キャンドルブッシュは茎や花に下剤成分「センノシド」が含まれているが、薬事法上の医薬品ではなく、食品に使うことが可能。同センターによると、最近は健康食品としてキャンドルブッシュ入りのティーバッグなどが、大手ドラッグストアやインターネットで販売されているという。

 同センターがキャンドルブッシュ入りのティーバッグ15銘柄について、商品の説明通りに茶を抽出して成分を調べた結果、カップ1杯(150〜250ミリリットル)で2〜10ミリグラムのセンノシドを検出。医薬品の下剤の最低服用量1回分に含まれるセンノシドの量も調べたところ12ミリグラムあり、ティーバッグの銘柄によっては、下剤に匹敵する量のセンノシドが含まれていると分かった。

 同センターは「人によっては激しい下痢を起こす。キャンドルブッシュの有無を表示で確認してほしい」と呼び掛けている。別名の「ゴールデンキャンドル」「ハネセンナ」、学名の「カッシア・アラタ」と表示されていることもあり、注意が必要だという。【大迫麻記子】

2207穏健保守系無党派:2014/01/24(金) 02:08:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140124-00000004-asahi-soci

「おなかスッキリ」しすぎる…健康茶に下剤と同じ成分

朝日新聞デジタル 1月24日(金)0時33分配信

 国民生活センターは23日、便秘やダイエットによいと言われる「キャンドルブッシュ」を茶葉に含む健康茶を調べたところ、下剤と同じ医薬品成分が含まれていたと発表した。「飲み過ぎると下痢を起こす可能性がある」と注意を呼びかけている。

 キャンドルブッシュはゴールデンキャンドル、ハネセンナとも呼ばれる。南米原産のマメ科の植物で、学名はカッシア・アラタ。葉や茎などに下剤の成分であるセンノシドが含まれていることが報告されている。

 同センターは「おなかがスッキリするという健康茶の効果がありすぎる」との相談を受け、この植物を含む15銘柄のお茶の成分を調べた。各商品に記載された方法に従い、カップ1杯分(150〜250ミリリットル)を作ったところ、すべての銘柄から下剤成分のセンノシド2〜10ミリグラムが検出された。一般的な下剤1錠の含有量は12ミリグラムで、お茶2、3杯で同じ量になる可能性がある。
.
朝日新聞社

2208穏健保守系無党派:2014/01/24(金) 05:26:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20140123-OYT8T01248.htm
県央基幹病院500床規模…基本構想知事に提出

 県央医療圏の救命救急センター併設病院(県央基幹病院)の基本構想がまとまり、構想策定委員会の鈴木幸雄委員長(燕労災病院長)が23日、泉田知事に提出した。県央医療圏の中核病院として救急医療と高度医療の提供を目指す内容で、県は今後、構想に沿って病院の建設地や開設時期などを検討する。(清水綾)


泉田知事(右)と基本構想について話す鈴木委員長(23日、県庁で)

 燕労災病院(燕市)と三条総合病院(三条市)を再編して発足させる県央基幹病院は、医師80人体制、500床規模とし、19の診療科で構成することにした。

 三条、燕など5市町村(人口約23万人)を抱える同医療圏には200〜300床規模の病院が10か所あるが、拠点となる病院がなかった。救急患者を圏外へ搬送する割合は17・4%(2012年)と県内7医療圏の中で最も高く、搬送時間が県平均より10分ほど余計にかかる地域もあった。

 基幹病院発足により、圏外搬送をなくし、ほかの医療圏よりも短時間で救急患者を受け入れられるようにする。既存病院や診療所とも連携し、症状の具合によって患者を振り分け、基幹病院は重症患者らを専門的に受け入れることで、救急ネットワークも形成する。

 その一環として県は、既存病院の一つである県立加茂病院(加茂市)を全面改築した上で、基幹病院と連携・役割分担することを盛り込んだ整備基本計画をまとめている。

 基本構想では、2年以上の臨床研修ができる病院として研修医を積極的に受け入れる方針も盛り込まれ、若手医師や看護師ら医療関係者の育成機関になることも期待されている。

 知事と鈴木委員長はこの日、今後の課題となる医師確保などについて意見交換した。知事は、基幹病院に県内の医師を集めても偏在が起きるだけだと指摘した上で、「他県から医師が来てもらえるようにしたい」と約束した。

 鈴木委員長は、「新潟はいい医療をやっていると思ってもらうことが大事。基幹病院の完成より前にできることは今からでもやっていきたい」と応じていた。

 基幹病院を巡っては、2009年度から関連議論が始まり、今回の構想提出で一段落した格好。構想では、病院建設地の選定や、運営形態を「公設民営」にすることなどを県に求めており、県は、「円滑に開設できるよう取り組む」(知事)考えだ。

(2014年1月24日 読売新聞)

2209とはずがたり:2014/01/28(火) 12:16:11
【第963回】 2014年1月27日
贈収賄まで検討された!?
ノバルティスの刑事告発
http://diamond.jp/articles/-/47604

「まさか誇大広告で刑事告発とは……」。ある大手製薬会社の幹部は意外な顔をする。

 ノバルティス ファーマの関係者が降圧剤「ディオバン」の不正な論文データに関与していた問題で、厚生労働省は、広告宣伝に用いたことが薬事法の禁止する虚偽・誇大広告に当たる疑いがあるとして、会社と当時の広告担当者を東京地検に刑事告発した。


ディオバンは慈恵医大や京都府立医大の論文データを用いた宣伝によって〝ドル箱〞的存在となったといわれる
Photo by Takeshi Yamamoto
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 業界内では、厚労省の“奇策”に驚きの声が広がっている。というのも、過去、国が誇大広告で企業を刑事告発した例はない。しかも、「薬事法違反で、天下の検察が捜査というのも非常に違和感がある」(前出の製薬会社幹部)。

 厚労省は、この問題の真相究明のため調査委員会を設置、ノバルティスや論文を作成した大学を調査してきた。だが、委員会には強制力がなく、データ操作を行った人物の特定などには至っていない。

 そもそも現在の日本には臨床研究を規制する法律がない。そこで、薬事法違反という“苦肉の策”を繰り出して、最強の捜査機関である検察にバトンを託したといえる。

 実は、当初は、「内々に贈収賄での事件化を検討していた」とある捜査関係者は声を潜める。ノバルティスは、論文作成した大学の教授らに多額の奨学寄付金などの資金提供を行っていたため、立件可能ではないかと踏んでいたのだ。

 贈収賄ならインパクトが大きい上に、ノバルティスだけでなく、資金を受け取った大学側も告発対象となる。しかし、これには重大な欠陥があった。贈収賄は、みなし公務員である京都府立医科大学や千葉大学など国公立大学ならば適用できる可能性があるが、東京慈恵会医科大学をはじめ私立大学への適用はまず不可能だからだ。

 今回の不正論文問題では、最も影響力が大きかったのが慈恵医大のデータだ。肝心の慈恵医大が抜けては意味がない。結局、薬事法違反の容疑に落ち着いた格好だ。

与党内から事件化の要請

 では、これで真相が解明されるかというとそう簡単ではない。

 ノバルティスは、「捜査に全面的に協力する」との姿勢を示しているが、大学の臨床研究に関与した元社員を含め、データの改ざんについては一貫して否定、「実際の臨床データが手元になく内部調査も限界。ここまで来れば、まな板のコイ」(ノバルティス幹部)と半ば諦めの境地にある。

 事実、政府与党内からは「何が何でも事件化しろとの意向が強い」(厚労省関係者)。「日本国民と医師をうその宣伝でだまし、貴重な医療保険から莫大な利益を得ていたノバルティスを絶対に許してはならない」(自民党関係者)というものだ。

 折しも、刑事告発のあった翌日、アルツハイマー病の早期発見と根本的な治療法開発を目指し、東京大学など全国38医療機関が参加した国の大規模な臨床研究「J-ADNI」で、条件に合わない患者が多数登録されるなど、ずさんな管理が明らかになった。データ改ざんの疑いも生じ、厚労省が調査を開始した。

 捜査機関のメスが入る一方で、日本の臨床研究自体に対する疑いの目は、むしろ広がりそうな気配である。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 山本猛嗣)

2210穏健保守系無党派:2014/01/30(木) 08:40:36
<万能細胞>祖母のかっぽう着姿で実験 主導の小保方さん

毎日新聞 1月29日(水)21時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000100-mai-sctch
http://megalodon.jp/2014-0130-0838-50/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000100-mai-sctch

2211穏健保守系無党派:2014/01/30(木) 10:36:28

<万能細胞>世界で初の作製 簡単、がん化せず 理研など

毎日新聞 1月29日(水)20時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000092-mai-sctch
http://megalodon.jp/2014-0130-1034-49/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000092-mai-sctch

2212穏健保守系無党派:2014/01/30(木) 15:33:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000092-san-soci
【Q&A】新型万能細胞「STAP」とは 再生医療・創薬応用に期待
産経新聞 1月30日(木)7時55分配信

 理化学研究所が作製に成功した「STAP細胞」は、動物細胞では不可能とされていた外部からの刺激で作られた新型の万能細胞だ。再生医療などへの応用を目指して研究が活発化している万能細胞とは何か。

 Q 細胞の万能性とは

 A 皮膚や神経、筋肉、血液など体のあらゆる組織の細胞に変わる能力のこと。受精卵がこの能力を持っているが、人工的な万能細胞が動物や人で作製されている。皮膚などの細胞を、受精卵に近い状態にリセットする初期化と呼ばれる技術が使われる。

 Q 万能細胞にはどんなものがあるのか

 A ノーベル賞を受賞した山中伸弥京都大教授が平成18年に開発した人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)がある。iPS細胞は皮膚などの体細胞に遺伝子を導入して作製するが、ES細胞は受精卵を壊して作るため、倫理的な問題が大きい。

 Q 幹細胞とは

 A 体の細胞に分化する能力があり、その能力を維持しながら増殖できる細胞のこと。万能細胞のほか、神経や血液、筋肉などさまざまな細胞の大本になる幹細胞が体内にある。

 Q 初期化のとき、細胞内では何が起きているのか

 A メカニズムの全容はまだ分かっておらず、今後の課題だ。世界中で研究競争が行われている。

 Q 万能細胞は、どんなことに役立つのか

 A 病気やけがなどで機能を失った細胞や組織を移植で元通りにする再生医療や、創薬への応用が期待されている。iPS細胞の再生医療では、理研の高橋政代プロジェクトリーダーらが加齢黄斑変性という目の病気治療を目指し、昨年から臨床研究を始めた。今夏にも世界初の人への移植が実現する。海外ではES細胞の臨床応用が進んでいるが、倫理上の問題に加え、他人由来の細胞を移植するため、拒絶反応を抑える薬が必要になる。

 Q 創薬の動向は

 A 患者の細胞からiPS細胞を作製し、病気のメカニズムを解明する研究や、薬の有効性や安全性の試験に応用する動きが加速している。

2213とはずがたり:2014/01/30(木) 22:21:33
俺なんかが言わなくても本人が一番判ってることだけど一番のハードルは赤ちゃんマウスでだけ可能で大人マウスでは出来なかった点ですねー。何が違うのかその辺のメカニズムに一番興味関心がある。
もし大人は絶対無理ならまあ応用性は下がるのかもしれないけど知的好奇心としては何が違うのか知りたい。

【快挙】STAP細胞作製 世界を驚かす
http://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20140130005.html
ABC NEWS 関西ニュース2014年1月30日(木)14:37

マウスの細胞を外から刺激するだけで、短期間で効率よく「万能細胞」を作ることに神戸の研究チームが成功しました。

「STAP細胞」と名付けられた「万能細胞」の作製に成功したのは、理化学研究所の小保方晴子さん(30)がリーダーを務める研究グループです。実験では、マウスの体細胞に外から酸性の刺激を与えることで、今の細胞としての記憶を消去させ、再び「多能性」を持った受精卵に近い状態に戻せることを初めて証明しました。遺伝子を導入して作るiPS細胞よりも短期間で容易に作り出せ、がん化の可能性も低いということです。神戸大・青井教授は、「衝撃的なものです。まず、こんなことがあるはずがないという、第一感を抱く内容だと思う」と話します。これまで専門家の間では、「動物の細胞は、外からの刺激だけで『万能細胞』にならない」とみられてきました。小保方さんは、「周りの人に言っても『きっとそれは間違いだ』という反応だったので。あす失敗したらこの実験はやめようかなと、きょう1日だけは、がんばろうかなと思っていたら5年経ってしまったという感じです」と振り返ります。博士号を取ってわずか3年という研究者の成果が、世界中の専門家を驚かす快挙となりました。

万能細胞、作製簡単な新型 理研「STAP」 酸刺激のみ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140130090.html
産経新聞2014年1月30日(木)08:05

 弱酸性の刺激を与えるだけの簡単な方法で、あらゆる細胞に分化できる万能細胞を作製することに理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)のチームがマウスで成功した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)とは異なる新型の万能細胞で、再生医療の研究に役立つと期待される。29日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 体の細胞を万能細胞に作り替えるには、初期化という作業で受精卵の状態に細胞を逆戻りさせる必要がある。iPS細胞は遺伝子を使って初期化するが、今回の方法は酸性の溶液に浸すだけで簡単なのが特徴。開発した小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーらは、全く新しい万能細胞として「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(STAP(スタップ))細胞」と命名した。

 研究チームは生後1週間以内のマウスの脾臓(ひぞう)から、血液細胞の一種であるリンパ球を採取し、水素イオン指数(pH)5・7の希塩酸溶液に約30分浸して刺激。これを培養すると数日で初期化が始まり、STAP細胞に変わった。

 作製したSTAP細胞は神経や筋肉の細胞に分化する能力があることを確認。実際に別のマウスの受精卵に注入し、仮親に移植して子を産ませると、STAP細胞は全身に広がり、あらゆる細胞に変わることができる万能性を持っていた。

 iPS細胞は遺伝子操作に伴うがん化のリスクがあり、初期化の成功率も0・2%未満と低い。これに対しSTAP細胞は、外的な刺激を与えるだけなのでがん化のリスクが低く、初期化成功率も7〜9%。成功率が高いのは生後1週間以内のマウスの細胞を使った場合に限定されることなどが課題だが、研究チームはメカニズムを解明し再生医療への応用を目指す。

2214とはずがたり:2014/01/30(木) 22:22:47
(後輩が理研を凄い所だと云っててそんなもんかと思ってたけど)やはり理研は凄かったんだな。。

新型万能細胞 iPSより「安全」 遺伝子操作せず がん化リスク低い
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140130094.html
産経新聞2014年1月30日(木)08:05

 STAP細胞は、万能細胞の作製には高度な技術が必要という従来の常識を打ち破った。再生医療への応用を目指し、世界中で研究競争が始まるのは必至だが、実用化に向けて解決すべき課題も多い。

 外部からの刺激による細胞の初期化は、植物ではよく知られている。ニンジンを切ると、切断が刺激となって切り口に初期化状態の新たな細胞が作られ、再び根や葉に分化していく現象が一例だ。だが、哺乳類の細胞では、外的刺激で初期化は起きないとされてきた。

 ところが、マウス由来のSTAP細胞は、弱酸性溶液に浸すという簡単な刺激で初期化に成功した。小保方晴子リーダーによると、細いガラス管に数回通したり、弱い毒素で処理する方法でも初期化できたという。さまざまな外的刺激が細胞の初期化に有効とみられる。

 STAP細胞は、万能細胞の代表格である人工多能性幹細胞(iPS細胞)では数週間かかる作製期間が数日で済み、初期化の成功率も数十倍高い。

 また、遺伝子を操作せずに作製できるため、がん化のリスクも低い。これらの点については、現時点ではSTAP細胞の方がiPS細胞より優れているといえそうだ。

 ただ、すぐに再生医療に応用できるわけではない。今回、細胞の初期化に成功したマウスは、すべて生後1週間以内の若い個体。大人のマウスでは成功率は極端に落ちる。細胞の老化が原因とみられ、作製条件の制限は大量生産の壁にもなっている。

 今後の研究は、人の細胞も同じ方法で初期化できるかが鍵を握る。実用化には安全性の確認や作製条件の緩和など、多くの課題を克服する必要がある。(伊藤壽一郎)

新万能細胞「すごい」 神戸の理研にメールなど殺到
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/world/kobe-20140130005.html
神戸新聞2014年1月30日(木)12:26

 新たな万能細胞「刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)」を開発した理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)には30日朝、報道で成果を知った市民らから、驚きの声や医療応用を期待するメールなどが相次いで寄せられた。追加の取材を求める報道陣も殺到し、広報担当者らは対応に追われた。

 同センターへのメールは「すごい発見」「再生医療につながることを期待している」との内容が目立ったという。「これだけ大きな発見なので、当分は高い関心が続くのではないか」と広報担当者。

 担当者は通常より早めに出勤。国内外から取材依頼も続き、「電話が鳴りっぱなしで、他の仕事ができない」という状態が続いた。

 とりわけ、開発を主導した小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の若さと、その経歴に注目が集まっている。

 小保方リーダーは千葉県松戸市出身。早稲田大では生物学ではなく化学を専攻し、2006年に同大大学院進学。その後、東京女子医大先端生命研究所の研修生として再生医療と組織工学についての共同研究に取り組み、ハーバード大医学部で幹細胞と再生の関係性を学んだ。

 広報担当者は「われわれも(今後が)楽しみなので、小保方さんが研究に専念でき、裾野が広がるようサポートしたい」と話した。(金井恒幸)

2215穏健保守系無党派:2014/01/31(金) 18:39:20
http://apital.asahi.com/article/sakai/2014012400013.html
《132》 「風邪かどうかはわしが決める」
酒井健司 (さかい・けんじ)

患者さんが自己診断すると、気分を害する医師の話をときに聞きます。典型的にはこのような感じです。

患者 「風邪をひいたのですが」
医師 「勝手に判断するな。風邪かどうかは医師である私が決める」

風邪かどうかは医師が判断するというのは正しいですが、あまり良い診療態度とは言えないですね。
「自分は風邪だ」と言って受診する患者さんのほとんどが患者さんの言う通り風邪なのですが、まれに風邪ではない病気が混じっています。薬を使おうと使うまいと風邪はそのうちに治ってしまいますので、風邪症状の患者さんを診る医師の仕事の大半は普通の風邪かどうかを判断することです。
「患者さんが風邪だと言っているのだからたぶん風邪だろう」と決めつけてしまう医師よりは、「風邪かどうかは医師が決める」と考えている医師のほうが、風邪に似た重篤な疾患を見落とす可能性が低いでしょう。ただ、わざわざ「風邪かどうかは医師が決める」などと患者さんに言う必要はありません。
患者さんが「風邪である」と自己診断したとして、医師の方で対応すればいいだけです。たいていの医師は患者さんが「風邪だ」と仰ったら、「発熱や鼻汁や咽頭痛や咳嗽などの症状があるのだろう」と心の中で変換します。そして「具体的に、いつごろから、どのような症状がありますか?」などと尋ねます。
ちなみに「胃が痛い」という患者さんの訴えは「胃に限らず上腹部痛、あるいは胸痛」と変換します。胃痛を訴える患者さんの胃はどうもなく、実は急性膵炎や急性虫垂炎や心筋梗塞だったりすることがあるからです。
患者さんの立場から言えば、目の前の医師が「患者が自己診断すると気分を害するタイプ」であるかもしれませんので、「風邪をひいた」などと言うよりも、どのような症状がいつごろからあるのかを具体的に伝えた方が無難でしょう。
また、同じ風邪でも、症状によって処方される薬が変わってきます。具体的な症状を教えていただければ助かります。

2216穏健保守系無党派:2014/01/31(金) 19:03:25
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/46493/Default.aspx
日本高血圧学会 滋賀医大の臨床研究「SMART」 高血圧GL2009から削除
公開日時 2014/01/30 03:52

高血圧治療薬でARBのディオバン(一般名・バルサルタン)に関する滋賀医科大学の臨床研究「SMART」(主任研究者:柏木厚典・同大学理事兼副学長兼附属病院長)の論文を米国糖尿病学会誌「Diabetes Care」が1月17日付で撤回したことを受け、日本高血圧学会(理事長:堀内正嗣・愛媛大学大学院医学系研究科分子心血管生物・薬理学教授)の理事会は「高血圧治療ガイドライン2009」内で同研究論文に言及した項目を削除することを決定した。


今回の削除はアメリカ糖尿病学会誌からの撤回通知が論文著者から学会側に連絡があったことを受けたもので、決定は1月24日付。同学会では既に同様にガイドラインに引用されていたディオバンに関する東京慈恵会医科大学のJikei Heart Studyについても、データ操作の疑いが高いとした同大学の中間報告と論文撤回宣言を受け、昨年8月6日付で同様にガイドライン内のJikei Heart Studyに関する項目を削除しており、今回はこれに続く措置となる。


削除はガイドライン冒頭の略語一覧、第6章の「臓器障害を合併する高血圧」の「3、腎疾患」の「3)糖尿病性腎症状」の項目内、第7章の「他疾患を合併する高血圧」の「1.糖尿病」の項目内、引用文献一覧、主要高血圧治療薬一覧の「バルサルタン」の説明内の全部で5か所。同ガイドラインの英文論文が掲載された2009年の英文学会誌「Hypertension Research」についても同様に措置をとる。


また、「SMART」に関しては日本腎臓学会(理事長:松尾清一・名古屋大学大学院医学系研究科腎臓内科学教授)が4年振りに改訂し、昨年8月に公表した「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013」の第4章「CKDと高血圧・心血管合併症」のクリニカルクエスチョン4「CKD における高血圧治療の第一選択薬は何が推奨されるか?」の解説でも「ARBは、蛋白尿の減少や腎機能障害の進行抑制に優れていることが示されている」との記述の根拠の1つとして例示されているが、これについても近く削除される見通しと伝えられている。


SMART研究は、高血圧を合併した2型糖尿病患者150例で微量アルブミン尿の改善作用をARBのバルサルタンとCCBのアムロジピンで比較した無作為オープンラベル多施設共同比較試験。論文発表された結果では微量アルブミン尿(アルブミン/クレアチニン比)の変化率がバルサルタン群で有意に改善したとしていた。


なお、今回の事態を受け、主任研究者だった柏木氏は既に大学に対して責任の重要性に鑑み辞任の意向を表明しているが、同大学総務課は「まだ現時点では本人から正式な辞表は提出されておらず、正式な辞任時期は不明」としている。

2217穏健保守系無党派:2014/01/31(金) 19:10:34
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/46503/Default.aspx
バイエルの抗凝固薬イグザレルトで間質性肺炎 死亡例も 注意呼びかけ
公開日時 2014/01/31 03:52

バイエル薬品は1月30日、抗凝固薬イグザレルト錠(一般名:リバーロキサバン)の服用中に間質性肺炎を発症し、死亡に至ったケースも報告されたため、医師ら医療従事者向けの文書を作成し、注意の呼びかけを始めた。間質性肺炎は現在の添付文書に注意記載がなく、2月上旬にも添付文書に副作用として記載する。



同社によると、2013年の推計使用者数は約20万人(13年12月のデータに基づく推計)。間質性肺炎は、発売した2012年4月から14年1月までに13例を確認し、その中には症例数は開示していないが死亡に至った症例もある。発症したのは70代前半から80代後半という。



医療従事者向けの文書「適正使用についてのお願い」では、せきや息切れ、呼吸困難、発熱、肺音の異常が認められた場合には、速やかに胸部X線などの検査を行い、間質性肺炎が疑われる場合には、投与を中止するよう呼びかけた。また、投与患者には、せき、呼吸困難、発熱などが現れた場合には速やかに連絡するよう説明することを求めた。



同剤は、バイエルが主力品への成長を期待する製品。

2218とはずがたり:2014/01/31(金) 19:39:34

小保方さん、理研を頼ったきっかけは東日本大震災… 影響で米国に戻れず
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140131/cpc1401311623001-n1.htm
2014.1.31 16:19

 「STAP」細胞発見の中心となった小保方晴子さん(30)を、所属先の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と結びつけたのは、東日本大震災だった−。留学先の米ハーバード大に戻る予定が、東日本大震災の影響で米国での就労ビザがいつ手に入るか分からなかったためだ。

 当時、同センターには現在山梨大教授の若山照彦さん(46)がいた。以前、共同で研究したことがあり、震災直前に会ったときの「困ったことがあったらうちにおいで」という言葉が頭に浮かんだ。思い切って「明日から行ってもいいですか」と連絡を取った。

 これがきっかけとなり、短期間の滞在のつもりが、昨年3月には、センターの研究ユニットリーダーに抜てきされた。

 センターは平成12年設立。動物の発生メカニズムの解明と再生医療などの応用基盤を築くための研究機関で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究を進める高橋政代プロジェクトリーダーも所属している。

2219とはずがたり:2014/01/31(金) 20:07:49

ホップエキスでアルツハイマー予防 京大チームが解明
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140131/cpc1401311159000-n1.htm
2014.1.31 11:57

 ホップのエキスが、アルツハイマー病の発症や進行を抑えるとの研究結果を京都大チームがマウスの実験で明らかにし、米オンライン科学誌プロスワンに30日発表した。

 エキスは漢方の生薬「●(=口へんに卑)酒花」として知られ、ホップの球形の花から抽出され、中国では健胃薬や鎮痛薬に使われる。ただ、ビールにはほとんど含まれないという。垣塚彰教授(難病治療)は「生薬は安全なものが多く、予防のために普段から摂取できる」と話す。

 チームは、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質「アミロイドベータ(Aβ)」の産生を促す酵素の働きを抑える物質を特定するため、約1600種類の植物エキスを調べ、●(=口へんに卑)酒花を見つけた。

 遺伝子操作でアルツハイマー病を発症するようにしたマウスに、エキスをまぜた水を飲ませ、水槽の中のゴールにたどり着く時間を繰り返し測定。すると9カ月後には平均14秒で到達するようになった。一方、普通の水を飲んだマウスは約40秒かかり、場所をあまり覚えていなかった。

 エキスを飲んだマウスの脳内に蓄積したAβの量は、普通の水を飲んだマウスの3分の1以下だった。

 サッポロビールは、京大とライセンス契約を結び、ホップを使った商品開発を進める予定だ。

2220とはずがたり:2014/01/31(金) 21:48:37

SARSウイルス コウモリ起源だった
http://www.sankeibiz.jp/express/news/131101/exh1311011230001-n1.htm
2013.11.1 12:30

 2002〜03年に中国などで大流行した新型肺炎(SARS)のウイルスの起源がコウモリだったことを中国科学院などのチームが突き止め、10月30日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 中国雲南省のキクガシラコウモリから、遺伝子の塩基配列がSARSウイルスとほとんど同じコロナウイルスを分離。コウモリから直接人へと感染する能力があることも確認。ウイルスがSARSの直接の祖先だと結論づけた。(SANKEI EXPRESS)

2221とはずがたり:2014/02/04(火) 00:07:09
恐ろしくバカバカしい規制だと思ってたけど20年は云い過ぎにせよ15年以上前の規制だったんだな。。
次の緊急課題は公共交通機関の優先座席での規制撤廃であるな。社会的弱者に携帯使うなといわんばっかりの無責任な過剰責任回避の姿勢は撤廃すべきであるヽ(`Д´)ノ

病室・診察室、携帯OKに…誤作動の恐れ低く
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140203-567-OYT1T00668.html?fr=rk
読売新聞2014年2月3日(月)16:02

 病院などで携帯電話を使うことを認める新たなルール作りが産学官で始まった。

 電波環境協議会(会長= 上 かみ芳夫・電気通信大名誉教授)が6月をめどに新たな指針を医療機関に周知する。現在、病院内では携帯電話の電源を切ることが求められる場合が多い。新ルールでは、医療機器から離れた病室や診察室などでの携帯電話の使用は認める方向だ。

 協議会には総務省や厚生労働省、有識者、通信・医療機器業界が参加し、携帯電話の電波が与える影響などを検討している。1997年には「携帯電話の電波が医療機器の誤作動を招くおそれがある」として、手術室などに限らず、診察室や廊下など病院内では電源を切るべきだとの指針をまとめた。指針に従う義務はないものの、現在も多くの医療機関は当時の指針に基づいてルールを作って運用している。

 協議会がルールを見直すのは、携帯電話の電波は以前より弱くても、遠くまで届くようになったほか、人工呼吸器や、人工透析などに使う医療機器も、電波の影響を受けにくくする対策が進み、誤作動が起きる恐れが低くなったためだ。

2222穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/05(水) 15:46:08
http://www.m3.com/open/iryoIshin/article/190801/?category=report

初診12点・再診3点増で決定、「苦渋の決断」と会長
診療側の意見採用、「全くもって不満」と支払側

2014年2月5日 橋本佳子(m3.com編集長)

中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)は2月5日、消費増税に伴う対応として、医科の初診料12点、再診料3点、入院料は2%程度、それぞれ引き上げることを決定した。前回1月29日の会議では、2つの案が出ており、今回決定した案を支持する診療側に対し、支払側からは異論が出て、意見がまとまらず、公益裁定に委ねられていた(『「初診12点増、再診3点増」に支払側から異論』を参照)。診療側の意見が採用された形で、支払側からは、「1号側(支払側)の意見は全く無視という結論になっている。

2223穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/05(水) 15:49:24
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/41990.html
高知DMATの救急医らオスプレイ搭乗へ- 日米防災訓練の患者搬送で

 高知DMAT(災害派遣医療チーム)は、7日に行われる日米共同統合防災訓練に参加する。訓練は、南海トラフ地震で高知県が被災したとの想定で行われ、DMATの隊員が、洋上の広域医療搬送拠点や臨時医療施設に見立てた海上自衛隊の護衛艦に乗艦し、トリアージなどの医療活動を行うほか、米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイや自衛隊のヘリに搭乗し、陸上の医療機関に患者を搬送するという。【新井哉】

 訓練は、高知県などの4県とその周辺海・空域で行われるもので、自衛隊の航空機や艦艇、在日米軍のオスプレイなどが参加。DMATの救急医や看護師らが、ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」や高知駐屯地などで、トリアージや応急処置などの医療活動を展開するという。

 高知県によると、「ひゅうが」には、高知医療センターなどのDMATが乗艦。高知医療センターのチームが米軍のオスプレイ、県立幡多けんみん病院のチームが自衛隊のCH47ヘリに乗り込み、航空自衛隊の基地までの患者搬送訓練に加わるほか、高知駐屯地に待機した県立あき総合病院のチームも、土佐清水分屯基地までのヘリ搬送訓練に参加するという。

 ほかの医療機関のDMATや、福岡県から参加する新行橋病院(行橋市)の医療チームも応急医療活動などを行う予定。

 高知県は昨年公表した南海トラフ地震の被害想定で、最大約7万8000人の死傷者が発生すると試算。地震発生直後、被災地内の医療機関では、建物被害やライフライン機能に支障が出るなどして対応力が低下する中、重傷者や軽傷者などの膨大な数の医療需要が発生すると予測している。

2224穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/05(水) 16:00:43
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/41974.html
「レーシックは危ない?」に眼科医ら異議- 「不具合4割」発表に「安全性は確立」

 消費者庁が昨年12月、「レーシック手術を受けた人の4割以上に不具合があった」とするアンケート結果を発表したのを受け、大学病院などの眼科医らでつくる「安心LASIKネットワーク」は3日、東京都内で記者会見を開き、「眼科医が受けるほど、安全性については確立している」と強調。消費者庁の調査を、「科学的裏付けの評価を得られないデータだ」と批判した。【烏美紀子】



写真ニュース
レーシック手術の安全性を訴える坪田氏

 自身の家族や知人もレーシック手術を受けているというネットワーク代表の坪田一男慶大医学部教授は、「ジャンボジェットも月には行けないし、台風のときは飛べない。ある安全(な条件)の中で、初めて技術は生かされる」とし、レーシック手術は、最新の機器と熟練した専門医の技術、しっかりした適応の判断の下で行われることが大切だと説明。さらに、論文データなどを引用しながら、「選択的手術として全世界で最も多く行われており、安全で満足度も高い。NASA(米航空宇宙局)も宇宙飛行士に認めているほどだ」と話した。

 一方で、集団感染が起きた銀座眼科事件のように、一部施設で治療の質に問題があることも指摘。手術前の説明と検査がしっかり行われ、それを患者自身もきちんと理解する必要性を強調し、「万が一、問題が起きたときでも、最後まで面倒を見てくれる施設を選ぶことが重要だ」と述べた。

2225穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/05(水) 16:16:46
また「非医学科卒」か

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00262428.html
無免許で自分が製造したがんの未承認薬を患者に投与の疑い 逮捕

東京・八王子市に住む74歳の医学博士の男が、医師免許がないのに、自分が製造したがんの未承認薬を患者に投与した疑いで、妻とともに警視庁に逮捕された。
医師法や薬事法違反の疑いで逮捕された、獣医師で医学博士の高山精次容疑者(74)は、医師免許がないのに、妻の諒子容疑者(73)とともに、がん患者など7人に、自分が製造したがんの免疫治療薬「カルチノン」を、未承認のまま販売したり、注射で投与した疑いが持たれている。
2013年7月、高山容疑者は「わたしは科学者で、違法だということはわかっているんです。はいつくばって、涙ボロボロ流して、おでこが床につくような状態で頼まれたら、助けてあげたいっていう気持ちになる」と話していた。
調べに対し、高山容疑者は「無許可で薬を販売したが、悪いことはしていない」と話していて、4年前からカルチノンをがん患者56人に販売し、さらに30人のがん患者に注射していたという。(02/04 06:41)

2226穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/05(水) 16:18:42
>>2225
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140203/crm14020318590015-n1.htm
無資格でがん未承認薬投与 容疑の杏林大元助教授ら逮捕

2014.2.3 18:55

 医師免許を持たずにがん患者に未承認薬を投与していた事件で、警視庁生活環境課は3日、医師法違反(無資格医業)と薬事法違反(未承認医薬品製造・販売)などの疑いで、杏林大医学部元助教授で医薬品会社社長、高山精次容疑者(74)=東京都八王子市片倉町=ら2人を逮捕した。同課によると、いずれも容疑を認めている。

 高山容疑者は平成22年以降、自ら開発したがんの未承認薬「カルチノン」1772本を56人に販売し、約3千万円を売り上げていたとみられる。カルチノンは製薬会社の検査で効能がないと判定されていた。

 逮捕容疑は23年4月〜25年7月、医師免許がないのに都内の男性=当時(79)=ら3人にカルチノンを52回にわたって注射したほか、愛知県の男性(73)ら5人に27本を販売したとしている。

 都内の男性が25年5月、「抗がん剤をカルチノンに替えたらがんが進んだ」と南大沢署に相談して不正が発覚。男性はその後、病状が悪化し、死亡した。

2227穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/06(木) 22:00:53
http://apital.asahi.com/article/story/2014020600006.html
かかりつけ医は東京駅前
朝日新聞 (本紙記事より)

大手医療機関の分院、次々 働く女性や外資系社員に人気イラスト:ALTタグ

東京駅周辺のオフィス街を映す「東京クリニック」の表示=東京・大手町

 【鈴木逸弘】 高層ビルが立ち並び、大手企業のオフィスが集まる東京駅周辺でここ数年、サラリーマンを主なターゲットに、大手医療機関が次々に分院を出している。従来は高い賃料に阻まれてきたが、利益率が高い企業の健康診断に力を入れて軌道に乗せた診療所もあれば、国の規制緩和を利用して進出を果たした例もあるという。
 「体外受精の施術をしても会社を休まずにすむので、助かります」
 東京駅丸の内北口に近い新丸の内センタービルに入る「杉山産婦人科丸の内」。金融機関で働く30代の女性会社員は出勤前の午前7時半すぎ、不妊治療の診察のために来院する。
 杉山産婦人科は世田谷区に出産を扱う本院がある。2011年5月に開設した丸の内の分院は人工授精や体外受精などの生殖医療に特化し、入院施設はない診療所だ。周辺で働く女性を意識し、早朝や昼休みも受診でき、担当医制ではなく空いている医師を自由に選べるようにした。

2228穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/07(金) 14:15:04
>>2199>>2224

眼科医が「レーシック手術は安全」と反論

消費者庁が昨年12月、「レーシック手術を受けた人の4割以上に不具合があった」
とするアンケート結果を発表したのを受け、大学病院などの眼科医らでつくる
「安心LASIKネットワーク」は3日、東京都内で記者会見を開き、
「眼科医が受けるほど、安全性については確立している」と強調。消費者庁の調査を、
「科学的裏付けの評価を得られないデータだ」と批判した。
レーシック手術の安全性を訴える坪田氏  自身の家族や知人もレーシック手術を受けているという
ネットワーク代表の坪田一男慶大医学部教授は、「ジャンボジェットも月には行けないし、
台風のときは飛べない。ある安全(な条件)の中で、初めて技術は生かされる」とし、
レーシック手術は、最新の機器と熟練した専門医の技術、しっかりした適応の判断の下で行われることが大切だと説明。
さらに、論文データなどを引用しながら、「選択的手術として全世界で最も多く行われており、
安全で満足度も高い。NASA(米航空宇宙局)も宇宙飛行士に認めているほどだ」と話した。
一方で、集団感染が起きた銀座眼科事件のように、一部施設で治療の質に問題があることも指摘。
手術前の説明と検査がしっかり行われ、それを患者自身もきちんと理解する必要性を強調し、
「万が一、問題が起きたときでも、最後まで面倒を見てくれる施設を選ぶことが重要だ」と述べた。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/41974.html

2229とはずがたり:2014/02/15(土) 12:41:24

山中教授:「iPS細胞にがん化リスクなど三つ誤解ある」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140211k0000m040077000c.html
毎日新聞2014年2月10日(月)21:14

 ◇STAP細胞の開発に絡み、会見

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授は10日、京都市内で記者会見し、理化学研究所などの研究チームによるSTAP細胞(刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得細胞)の開発に絡み、「一般の人や報道は、iPS細胞の方ががん化のリスクが高く、作製が難しいなどと三つの誤解をしている」と指摘した。

 山中教授が誤解だと指摘したのは▽iPS細胞はSTAP細胞よりがん化のリスクが高い▽iPS細胞の作製効率は0.1%、STAP細胞は30%▽iPS細胞の作製はSTAP細胞より難しい−−の3点。

 がん化については、マウスのiPS細胞作製を発表した2006年当初は染色体に遺伝子を取り込ませる方法やがん遺伝子を使い、がん化の頻度は高かったが、現在はいずれも使っていないと説明。

 効率についても、当初は約0.1%だったが、09年に20%に上昇させることに成功したと話し、STAP細胞は、酸に浸した後に生き残った細胞が約30%の確率で多能性を獲得するため、約10%とするのが正しく、このうち増殖する細胞になるのは1〜2割程度だと指摘した。

 作製の難しさは「iPS細胞は世界中の誰でもどこでもできる簡単な技術で、(別の万能細胞の)ES細胞(胚性幹細胞)の培養法などが応用できたため世界中で急速に普及した」と説明。STAP細胞について「ES細胞やiPS細胞との互換性がないと、積み重ねられた研究成果が利用できない」と指摘した。【根本毅、堀智行】

2230とはずがたり:2014/02/15(土) 12:43:20
「STAP細胞」共同研究者の若山照彦・山梨大教授 家畜クローン生産応用も
産経新聞2014年2月9日(日)08:05
「STAP細胞」共同研究者の若山照彦・山梨大教授 家畜クローン生産応用も
(産経新聞)
 常識を覆す発見となった新型の万能細胞「STAP(スタップ)細胞」。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)と共同研究した山梨大の若山照彦教授(46)は「彼女の並外れた粘り強さが生んだ偉業だった」と振り返った。

 若山さんは、体細胞の核移植でクローンマウスを世界で初めて作製した発生生物学の第一人者。平成22年7月、研究に行き詰まっていた小保方さんの依頼を受け、マウスの細胞を刺激して作ったSTAP細胞が、あらゆる細胞に分化できる万能性を持つかを確かめる研究を共同で始めた。

 動物細胞を外部から刺激して万能細胞を作るのは不可能とされていた。「実験は失敗の連続で、私も無理だと思っていた。でも、若い小保方さんには失敗の経験も大切と思って実験に付き合った」

 小保方さんは諦めなかった。何日も徹夜をして実験を重ね、試行錯誤の末に23年11月、万能性の証明に成功した。若山さんは「絶対に諦めず、徹底的に取り組む粘り強さは普通の研究者とは明らかに異なる。別次元の姿勢だった」と語る。

 小保方さんはなぜそこまでできたのか。若山さんは「桁違いの勉強量による幅広い知識に奇抜な発想を加えることで、次から次へと新たな実験アイデアを出せるのだろう」と分析する。

 STAP細胞を再生医療に応用するには、ヒトの細胞で作ることが次の課題だ。だが、若山さんは心配していない。「彼女は粘り強い上に科学的センスに優れているので、独創的手法ですぐに作製してしまうのではないか」と笑った。

 若山さん自身は、STAP細胞が他の万能細胞と違って、母体から胎児へ栄養分を送る胎盤に分化できる点に注目している。胎盤を形成できれば、元の細胞と同じ遺伝子のクローン生物を作れる可能性があるからだ。

 若山さんは「優良家畜のクローン生産にも応用できそうだ。品評会で優勝したような牛や豚をクローンで大量生産したい」と意欲を燃やしている。

 ■若山 照彦(わかやま・てるひこ) 昭和42年4月、神奈川県横須賀市生まれ。茨城大農学部卒、東京大大学院博士課程修了。米ハワイ大助教授などを経て平成13年、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターチームリーダー。24年から山梨大生命環境学部教授。

2231とはずがたり:2014/02/15(土) 12:43:47
>>2230-2231
url忘れた
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140209084.html

2232とはずがたり:2014/02/15(土) 12:47:19

別に画像データが古い研究の使い回しでも良いとは思うけど,もっと大筋の部分で大丈夫?!
小保方さんも非医学科卒>>2225か!?

STAP細胞:「不自然な画像」指摘受け理研が論文を調査
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140215k0000m040163000c.html
毎日新聞2014年2月15日(土)04:30

 新しい万能細胞「STAP細胞(刺激惹起=じゃっき=性多能性獲得細胞)」を作ったと発表した小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーら日米の研究チームの論文について、インターネット上で「不自然な画像データが使われている」と指摘があり、理研広報室は14日、外部の専門家も加えて調査を始めたと明らかにした。理研は「研究成果そのものに問題はないと考えている」と説明する。

 調査対象は、1月30日付の英科学誌ネイチャーに掲載された論文2本。マウスのリンパ球に刺激を与えるだけで、体のあらゆる細胞になる多能性を獲得するという内容だ。

 しかし、ネット上のさまざまなサイトで、▽論文の画像データの一部が過去の論文の画像を流用した可能性がある▽STAP細胞から作ったとする胎盤の写真が使い回しされている−−などと指摘された。このため、理研は複数の専門家による調査を13日に開始した。結果はまとまり次第、公表する方針。

 理研は13〜14日、小保方さんらに聞き取り調査も実施し、「現時点では研究成果は揺るぎないと判断しているが、外部から指摘があったため調査を始めた」と述べた。【須田桃子】

2233とはずがたり:2014/02/16(日) 00:12:00

世界初カイコ利用ワクチン 根路銘氏ら開発
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-23975787.html
沖縄タイムス2014年2月14日(金)07:30

 【名護】生物資源研究所(名護市)の根路銘国昭所長らがこのほど、人工ウイルスとカイコを利用してインフルエンザワクチンを作る技術を開発した。世界で初めての技術で、従来の鶏卵を使ったワクチンよりも、安全で早く安く大量に生産できるほか、卵アレルギーの人への接種も可能という。14日から県内で開かれる感染症の国際会議で発表する。
 新技術は、ワクチンのもととなるHA(ヘマグルチニン)タンパクを作るインフルエンザウイルスのDNA70%とカイコのDNA30%を合成し、人工DNAを作製。人工DNAを組み込んだ人工ウイルスをカイコに感染させ、HAタンパクを大量に生産し、ワクチンを精製する。
 現在はニワトリで治験中で、効果が証明されれば人間での治験に進む予定という。
 根路銘所長によると、鶏卵3個で1人分のワクチンが生産できた従来の方法に比べ、カイコ1匹で100人分が生産でき、コストが100分の1以下。
 生産期間も半年から半分の3カ月へ短縮し、大流行への対応も可能になるという。
 根路銘所長とその教え子らとの共同研究。根路銘所長は「数百円でワクチン接種が可能になる。発展途上国にも安全で安いワクチンを提供できるようになる」と述べ、さらに研究開発を進め、沖縄が医療品開発拠点となることに期待した。

2234とはずがたり:2014/02/16(日) 22:23:07

製薬会社と医学部の癒着 現役国立大学教授が実名で現状告発
NEWSポストセブン 2014年2月10日 07時00分 (2014年2月10日 07時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140210/Postseven_240621.html

 日本の医薬業界が、製薬大手「ノバルティスファーマ」の薬に関わるデータ改竄事件で揺れている。同社は、血圧を下げる降圧剤「バルサルタン(商品名・ディオバン)」を販売する際、改竄したデータに基づき、「血圧だけでなく脳卒中、狭心症にも効果がある」として販売した事件だ。
 
 こうした事件が発生する背景には、製薬会社が大学医学部の教授を“籠絡”すれば、いとも簡単に現場の医師と患者を騙せ、巨額の利益を得られるという構図がある。今回、現役の国立大学教授が実名で、あまりに生々しい「製薬会社と医学部」の癒着の現場を告発した──。
 
●レポート/伊藤博敏(ジャーナリスト)
 * * *
「大学の研究者が製薬会社にとって都合がいいように研究データを改竄し、それを根拠に執筆された不正論文は、この大学にもヤマのようにあります」
 不正の証拠となる写真や論文を示しながら、岡山大学の森山芳則・薬学部長はこう言い切った。
 岡山大の森山氏と榎本秀一・副薬学部長が本誌に告発した内容は、昨春から医薬業界を揺るがせているノバルティス事件が、日本の医学部において氷山の一角でしかないことを示す重大な証言である。
 昨年12月10日、森山氏は岡山大学長宛てに「告発書」を提出した。大学の規則「研究活動に係る不正行為への対応に関する規定第4条」に基づく、公式の内部告発である。内容は、大学執行部を含む医学部の5人の有力教授と准教授、そしてその研究室スタッフの不正行為を暴くものだ。
「発端は、大学院生の博士論文の不正に気づいたことでした。ある教授の研究室で、実際に実験を行なっていないのに、研究論文を提出している院生が数人いた。論文内容を質問しても、ろくに答えられず、あまりに低レベル。おかしいと思い調べると、他人の論文をコピーして繋ぎ合わせただけだった。そして問題は、不正論文の手引きをしたのはその担当教授だったということです。すぐに私たちはその実態を学長に訴えた。
 しかし、学長は、『この件については騒がないでほしい』という。さらには『こんなこと(不正の暴露)をやったら、ウチの大学はたいへんなことになる』とも話しました。そこで、不正が横行する容易ならざる事態に、大学が陥っていることに気づきました」(森山氏)
 森山氏は榎本氏らとともに、岡山大学医学部が発表してきた論文の精査にとりかかった。学生の論文から有名教授の研究発表までその数は200本以上にのぼる。

そこで、とんでもない事態になっていることが判明する。榎本氏が続ける。
「この数年の論文を調べただけで、出るわ出るわ……あまりの多さに声を失いました。当たり前のように研究データの改竄が行なわれ、それをもとに論文が作成されていた。学生の論文というレベルではなく、医学部を代表する著名教授の研究室でも、当然のように不正が行なわれていた。不正論文の数は、現在、判明しているものだけで28本にのぼります」

2235とはずがたり:2014/02/16(日) 22:23:47
>>2234-2235
 その著名教授とは、腎臓病や高血圧など最も薬の需要が高い分野で、学会・製薬業界で知らぬ者はいないというX教授や、泌尿器や先駆的遺伝子治療の権威であるY教授らだ。まずX教授について。
「複数の論文で“細胞映像の使い回し”が確認されました。実験を繰り返すうちに、理想的な結果を示す細胞の状態が現われることがある。偶然に過ぎないのですが、その細胞の映像を光の露出も微妙に変えるなど細工をして何度も使い回すことによって、理想の研究結果が得られたかのように見せかけていた。完全に不正な手法です。
 また、基礎研究、臨床研究を通じて、統計データが非常に杜撰。何度も同じ数値が現われるはずがないような研究にもかかわらず、不自然に数値が一致することも多数確認できました。データの扱い方に、深刻な問題がある」(榎本氏)
 次にY教授である。
「臨床研究につながる複数の論文において、実験結果の画像を不正に操作した疑いが強い。また、複数の学術雑誌に掲載された類似論文を比較すると、同一患者のデータが食い違っていることがある。どちらかのデータが捏造であるのは明らかです」(同前)
 いずれも告発された研究者は、医学部をリードする看板教授とその弟子たちだ。榎本氏らは科学者の立場から「データ改竄などあってはならない」と憤慨するが、薬学の専門家として、その背景は熟知している。
「科学のデータは、思うように取れないのが自然なんです。だから、みんな試行錯誤を繰り返す。ただ、研究者によっては、そんな時間がもったいないと、都合のいいようにデータを改竄したり、あるいは他のデータを流用する人がいる。自分の組み立てたストーリーに、実験結果を当てはめるわけです」
 なぜデータ改竄を止められないのか。榎本氏が続ける。
「論文は、ばらつきのあるデータより、ストーリーに沿った整合性がある美しいデータの方が、高い評価を受け、それによって掲載雑誌のランクが上がります。

論文の高評価が、学内の地位にも反映され、研究費や人事面でも優位となる。
 しかも、それに伴い製薬会社がアプローチしてくるようになる。そうすると、寄付講座(製薬会社からの奨学寄付金で行なう研究プロジェクトのこと)など“支援”を受けられるようになります。つまり、データ改竄によって、地位が上がり、カネに恵まれるわけで、科学者の良心を売り渡す人がいてもおかしくない構造があるのです」
 その結果、国内外の有力製薬会社から支援を受け、総額で年間数億円の寄付講座を持つ教授が現われるのである。
※週刊ポスト2014年2月21日号

2236とはずがたり:2014/02/18(火) 12:54:46

どこまで広がるのか STAP細胞「小保方論文」の画像疑惑
http://gendai.net/articles/view/life/148025
2014年2月17日 掲載

 ノーベル賞「確実」といわれた世紀の大発見が一転、グラついてきた。「STAP細胞」を作った――と発表した小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーらの論文データに“加工疑惑”が出てきて、理化学研究所が先週13日から調査を始めたのだ。

 小保方論文は「マウスの血液細胞に外部刺激を与えることで多能性が生まれる」という内容だ。1月30日付の英科学誌ネイチャーに掲載されたが、直後から、国内外で論文中の画像データの加工や不自然さを指摘する声が続出。理研も重い腰を上げざるを得なくなったのである。

「リケジョの星」「割烹着ドクター」とメディアで一躍、脚光を浴びた小保方さん。“疑惑”は成果に対する「やっかみ」「イチャモン」かとも思えたが、もともと「STAP細胞」にはこんな声が出ていたのも事実だ。

「細胞がストレスにさらされたり、傷害を受けると休眠状態の組織幹細胞が活性化することは既に判明している。東北大の出沢真理教授らはES細胞(万能細胞)に似た細胞の塊『Muse細胞』ができることを発見しています。小保方さんの論文は<外部刺激で多能性細胞をつくる>という根幹は変わらないため、<パテント(特許)は難しいだろう>とみられていました」(科学ジャーナリスト)

 小保方さんの“新”発見は、特殊な細胞ではなく、ごく普通の「リンパ球」でこうした働きを見つけたことだ。だが、「論文からはその根拠がハッキリしない」と言うのは、理化学研究所やワシントン大で免疫学を研究したことのある明石市立市民病院研修担当部長の金川修身氏である。

「細胞がリンパ球に分化すると『遺伝子再構成』という現象が起きる。ということは初期化(別の細胞に変化)した『STAP細胞』でできたマウスのリンパ球にも『遺伝子再構成』が必ず見られるはずです。しかし、論文ではそこが分かりません。さらに(第三者も同様の研究結果を得る)『再現性』の報告も今のところ見当たらず、失敗報告ばかりです。断定的なことは言えませんが、もう一度(実証実験の)やり直しという可能性もあるでしょう」

「iPS細胞」の臨床試験でデタラメが発覚した「森口尚史事件」のようなインチキではなさそうだが、新聞が勇み足で騒いだところは似ている。

「iPS細胞」で山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したことで、一種の“再生医療バブル”の状況にある日本。疑惑を完全に払拭するには冷静な検証や説得力のあるデータが必要だ。

2237穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/18(火) 13:43:53
>報道班からの問い合わせに小保方リーダーからの回答はないという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140218-00000015-asahi-sci

STAP論文、ネイチャーも調査 「不自然な画像」問題

朝日新聞デジタル 2月18日(火)11時36分配信



 英科学誌ネイチャーに載った理化学研究所の新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」を発見したとする論文に不自然な点があるとインターネットなどで指摘された問題で、同誌のニュースサイトは、調査を始めたことを17日付で報じた。

 論文は、マウスの体の細胞を酸性の液体に浸しただけで、どんな細胞にも変化できるSTAP細胞をつくった、とするもの。理研の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーらの研究で、1月末にネイチャーで発表した。

 指摘は、異なる状況で撮影された2枚の写真に酷似した点があるというもの。ニュースサイトによると、ネイチャーの広報担当者は「問題はネイチャーにも伝わっており、調査している」とコメントした。共同研究者の若山照彦・山梨大教授は同誌の報道班の取材に、二つの写真が似ていることを認めたが、単純な取り違えではないかと答えた。報道班からの問い合わせに小保方リーダーからの回答はないという。
.
朝日新聞社

2238旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/02/18(火) 22:14:12
STAP論文の画像は「単純ミス」 共著者の山梨大教授
http://www.asahi.com/articles/ASG2L53TJG2LPLBJ002.html?iref=comtop_6_03
 STAP細胞の論文で、小保方ユニットリーダーの共著者の若山照彦山梨大教授は18日、2枚のマウス胎盤写真が酷似していると指摘された点について、朝日新聞の取材に「同じマウスで角度が違う写真を2回使ってしまい、一方の削除を忘れた単純ミス」と説明した。
 若山教授はSTAP細胞を使いマウスを作製し撮影した。一つの胎児に対し向きを変えたりひっくり返したりして何枚も撮影。複数の胎児で計数百枚撮ったという。その結果、小保方さんが勘違いし同じ胎児の写真を使ってしまった。1人で追加実験をしながら図を作製するなど、忙しすぎたことも勘違いの要因の一つという。
 加えて「論文を何度も書き直し、最終的に2枚目の写真は本文と関係がなくなっているが、削除を忘れた」と話している。(中村通子)

2239穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/25(火) 14:56:53
http://www.j-cast.com/2014/02/25197597.html

STAP論文「単純ミスがあった」 共著者が説明と産経報じる

2014/2/25 12:13

STAP細胞の論文に不自然な画像があるとされた問題で、共著者の若山照彦山梨大教授が、単純ミスで誤って画像を載せたと取材に説明したと、産経新聞が2014年2月25日報じた。

記事によると、若山教授は取材に対し、論文を修正すべきだとしたものの、研究自体に問題はないと述べたとしている。筆頭著者の小保方(おぼかた)晴子理研研究ユニットリーダーは「研究そのものを疑われるのは悔しい」と話しているという。

2240とはずがたり:2014/02/25(火) 17:09:51
>>2232>>2236
画像ぐらいどってことないと思うけどデータ自体がやばかったらアウトやろう。。

STAP細胞論文「データに不自然な点ある」外部指摘、理研が調査
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140217/scn14021714170003-n1.htm
2014.2.17 14:16

 新しい万能細胞「STAP細胞」作製を発表した理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらの論文に対し、外部から「データに不自然な点がある」との指摘が寄せられ、理研は17日までに、確認のための調査を始めた。

 理研は「研究成果自体は揺るがないと考えている」としており、調査結果がまとまり次第公表する方針。

 理研によると、13日に外部の研究者から指摘があり、同日のうちに理研以外の専門家も加えて調査を開始。研究参加者らに聞き取るなどの調査を進める。

 論文は、1月30日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。マウスの細胞を弱酸性の溶液に入れて刺激を与え、さまざまな組織や細胞になる能力を持つSTAP細胞を作ったとしている。

2241とはずがたり:2014/02/25(火) 17:30:04
再現性は科学の命だからなぁ。
若山教授の発言がなんだか胡散臭く思えてしまう。。
>(若山)教授は「再現を成功させるために学ばなければならないノウハウがある。言葉で表現するのが難しい技術だが、経験を積んで獲得する必要がある」と話した。

小保方晴子STAP細胞論文捏造疑惑、海外の反応「非常に疑わしい」
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-4704.html
2014-02-21 記事(ニュース)

 本当は昨日出そうかと思っていたんですが、あまりにも短かったので他が出てくるのを待っていました。ネイチャーに理研の小保方晴子リーダーらのSTAP細胞論文が載りましたが、その論文に疑惑が生じていることに関する海外メディアの反応についてです。
(一般人はSTAP論文捏造疑惑への海外の反応 小保方晴子が「女性だからか?」で)
STAP細胞、画像使い回し疑惑に世界も注目 海外はどう報じたか? | NewSphere(ニュースフィア) 更新日:2014年2月19日

 STAP細胞の研究成果がネイチャーのオンライン版に発表された1週間後の1月29日、科学論文議論サイト『PubPeer』では、匿名ユーザーが、論文で使用された写真が不自然だと指摘した。米学術雑誌サイエンスが報じている。さらに2月13日にも同サイトで、STAP細胞から分化したとされる胎盤細胞の同じ写真が、何度も使い回されているとの投稿が寄せられた。
http://newsphere.jp/national/20140219-1/

 1月29日にも話が出ていたんですね。ただ、本格的に火がついたのは2月13日です。私が写真がおかしいという話を知ったのも同じ2月13日で、2ちゃんねるの不正追及スレでした。だから、ネタ元が海外だったのかな?と今確認してみると、スレで最初にSTAP論文疑惑が提示されたのは2月12日の夜遅くですね。別ルートかも。

 13日には日本で別論文の方にも飛び火。以下は、ウォール・ストリート・ジャーナルの記述だろうと思います。
日本では13日、2011年の米再生医療専門誌ティッシュエンジニアリングに掲載された小保方氏らの研究報告の画像が加工されたものである可能性がある、とネット上で疑いを提起された。

 このせいで論文の共著者であるハーバード大学医学部のチャールズ・バカンティ教授に話が行き、「単なる手違いではないか」とウォール・ストリート・ジャーナルに答えたようです。

 もう一つ載っていたのはちょっとわかりづらいですが、ネイチャーの記述っぽいです。肯定・否定両方載せています。
 ある研究者は、「高度な実験環境で行われた研究は、他の研究所で再現することは難しい」として、追試がうまくいかないのは当然だとしている。また他の研究者は、「ノーベル賞級の発見にいちゃもんをつけるつもりはないが、慎重に検討を重ねるべきだ」小保方氏の研究結果は「非常に疑わしい」としている。

 以上のようにあまり詳しいものではなく、しかも情報が少ないです。これだけじゃ短いということで、待っていたらウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記事が出てきてくれました。たまに海外の見方なのかな?と見ると、記者が日本人ということもあります。今回は外国人っぽいお名前ですので、「海外の反応」扱いとします。

2014年 2月 20日 12:06 JST 幹細胞研究成果の再現、科学者らが苦闘
By GAUTAM NAIK AND ALEXANDER MARTIN ウォール・ストリート・ジャーナル
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304775004579393873565129530.html

 あまり海外と比べて日本は…としたくないのですが、こちらは良い記事でした。日本では今毎日新聞・朝日新聞あたりは頑張っているのですが、ちょっと内容的に物足りません。この2紙は不正疑惑前も結構書いていた印象なので、科学ネタは強い方なのかも。一方、読売新聞は不正疑惑が出てからは全然ですね。
(小保方晴子報道で「リケジョ」を避けた新聞はどこ? 理由は?で最後にちょろっと書きましたが、読売新聞には理研理事長の息子さんがいるからかもしれません)

 まあ、それは良いとしてWSJの内容です。日本の人なのに日本紙が報じていなかった関由行専任講師の話が載っていました。
 関西学院大学理工学部生命科学科の関由行専任講師は、新方法の再現は単純だと考えていた。しかし、同氏はマウスの細胞でこれを実現することはできなかった。同氏は、さまざまな条件が完全に満たされた時だけうまくいくのかもしれない、と指摘。さらに、あるいは論文では触れられていない何らかのプロセスがあるのかもしれない、との見方を示した。

 他にスクリプス研究所(米カリフォルニア州)の再生医療センターのディレクター、ジーン・ローリング博士も「ヒトの細胞で試したが、これまでのところうまくいかない」とのこと。

2242とはずがたり:2014/02/25(火) 17:30:40
>>2241-2242
 こういった追試報告の載っているウェブに関しては、日本でも報道があったと思います。ただ、さらっとした扱いでした。一方、WSJでは、"カリフォルニア大学の幹細胞研究者ポール・クレプラー博士は、これを再現しようとしているさまざまな研究所の努力を記録したブログ"と所属や名前などまでしっかり書いています。

 さらに"少なくとも9研究所は再現が実現できなかったとしている。加えて、半ダースほどの一流の研究所はこれがうまくいかなかったことを非公式に同博士に伝えてきた"という話も載せていました。
(関連:小保方晴子論文STAP細胞、追試で再現性取れず 世界各地で検証中)

 日本人では若山照彦教授もこの後登場。関由行専任講師と異なり、こちらは日本のメディアでも出ています。というか、日本の報道では若山教授しか出ていないといった勢いです。

 にも関わらず、「あれ、そんなこと言っていたっけ?」という話がWSJに載っていました。"若山教授は、まだ理研にいた時に一度再現に成功したが、山梨大に移ってからはできていないとしている"という記述です。じゃあ、雲行き怪しいんじゃないの?と思わせる発言なのですが、実際の若山教授は今目一杯論文の正当性を主張している真っ最中です。

 この若山教授でもう一つ気になったのは、「再現を成功させるために学ばなければならないノウハウがある。言葉で表現するのが難しい技術だが、経験を積んで獲得する必要がある」という発言。これも胡散臭く思われそうな言い方。というか、このWSJの発言のチョイスからすると、「かなり怪しい」と暗に言いたいのでしょう。

 ここでは反応を紹介するだけなので広げませんが、ネイチャーが最初に調査したときに、理研や小保方晴子さんがきちんとした対応をしていなかったことが、海外での信用度にかなり響いた感じがします。

 WSJでは、そのネイチャーの件にも触れていました。こちらも日本の報道より詳しく、そうだったのか!というのがありました。

 ネイチャーも失敗した。同誌には、このような研究結果を実証する大量のゲノムデータを誰でもアクセスできるサイトに置くことを要求するという政策がある。これによって他の科学者たちは研究結果の有効性を測ることができる。しかし、今回の二つの論文についてのゲノム情報はサイトに載せられていなかった。ネイチャーの広報担当者は「管理上のミスだ」とし、「生データが早期に公表できるようにする」と述べた。

 データ要求の件は早稲田大も小保方晴子の博士論文を調査 広報は「影響しない」と先手http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-4699.htmlで使った記事にもありました。しかし、ネイチャーが本来用意しておくデータをもらっていなかったという話は出ていませんでした。

 もともと必要だったデータという情報がありませんでしたので、私はネイチャーが通常以上のデータを論文著者に要求している、つまりかなり疑っているという可能性を考えていました。でも、ネイチャー側のミスで単に遅れて要求という話でしたら、そうとは限りませんね。

(2/25追記:ここらへんについてメールをいただきました。私の書き方が悪かったんだろうと思いますが、「データが届いているのにネイチャーがアップしなかった」と書いたつもりはありませんでした。メールくださった方の書き方に従えば、「投稿者はデータ提出を怠り、ネイチャーは投稿者に提出させることを怠った」という理解です。
 私がネイチャーも悪いと感じたのは、不備のある状態でも論文掲載を優先したのでは?という疑いのためです。本当はまだ載せてはいけない論文だったんじゃないでしょうか?)

 うーん、それにしても早稲田大も小保方晴子の博士論文を調査 広報は「影響しない」と先手で書いたように、ネイチャーも悪いですよ。まず、全く無関係と主張されるような図の差し替えもしくは削除が、雑誌掲載後に必要となっていること自体がチェック不足だったことを示しています。

 さらに上記のデータ提出の件。「管理上のミスだ」と言っているそうですけど、私はインパクトある論文を早く載せたくてわざと手抜きしたんじゃないかと疑っています。

 ローリング博士という方が、STAP細胞論文はずさんであり、疑わざるを得ないといった厳しいことを言っていました。「このことはある種のずさんさを示唆しており、なぜ論文のすべての点を信じるべきなのかと尋ねたい」という発言です。

 たぶんこれもネイチャーで載せていたものなのですが、今回はネイチャー自身のずさんさも目立ちました。「炎上商法」とも揶揄されていたように、ネイチャーのインパクト優先の編集方針にも反省と改善が必要でしょう

2243とはずがたり:2014/02/25(火) 19:00:41

兎角閉鎖的に思える医学系ではあるけれど其れとは別に小保方さん批判をアンチ勢力と陰謀論的に片付けてしまうのもあれやね。。多分ピペドと云う単語が出来るぐらいの競争の厳しい分野だから陽の目見ずに燻っている研究者の卵も多いだろうし,そういう事への誘惑も強いのであろうけど。。

小保方晴子さんの「STAP細胞論文捏造疑惑」 アンチ勢力の陰
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140225-00000013-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 2月25日(火)11時6分配信

「ノーベル賞級の大発見」と賞賛された小保方晴子さんの「STAP細胞論文」が急転直下、非難に晒されている。論文を掲載した英科学誌『ネイチャー』が17日、“捏造疑惑”について調査中であることを表明したことから、鬼の首を取ったような小保方バッシングが巻き起こっている。だが、冷静に論文を精査すれば、ごく些細な問題でしかないことがわかる。批判の大合唱の背後には何があるのか。全国紙科学部記者がいう。

「論文に対する異議はよくあること。より良い研究に発展させるために外部の人間が意見をするのは科学研究の常です。だから小保方さんの杜撰な画像管理は、批判されて然るべきです。

 しかし、そうした批判は実名だからこそ意味がある。ネット上で匿名の自称科学者が跋扈し、鬼の首を取ったかのように彼女を責めているが、彼らはロクに論文も読まずに批判を拡散している。この流れを、不見識なメディアも後押ししてしまっている」

 もっとも、これだけの騒動に発展した背景には、一定の“アンチ小保方勢力”の存在が見え隠れする。再生医療の分野には、出身学部を異にするグループが存在する。大きく分けると「医学部出身の研究者」と「それ以外(理学部、農学部、工学部出身など)」だ。ある医療関係者の話。

「医学部出身者の中には、遺伝子や細胞の分野とはいえ、人体を扱う医療分野で医学部出身者以外が実績を上げることを面白くないと感じている人は少なくない」

 ちなみに小保方さんは早稲田大理工学部出身で、共同研究者の山梨大学教授、若山照彦氏は茨城大農学部出身だ。

 しかもこのところ、医学部出身のグループは肩身の狭い思いをしている。昨年から医薬業界を揺るがせている、いわゆる「ノバルティス問題」である。


 世界有数の製薬会社『ノバルティスファーマ』(以下、ノバルティス)が販売していた降圧剤は、複数の大学医学部の論文結果を用いて「脳卒中や狭心症にも効果がある」と謳っていたのだが、それが虚偽だった。ノバルティスに都合のいい研究結果をデッチ上げた研究室には、ノバルティスから累計11億円あまりの金銭的支援が流れ込んでいた。

「そのような状況なので、とくに医学部系の論文は怪しい目で見られている。そんな彼らにとって、小保方さんの“疑惑”は好材料だったんでしょう。“論文の捏造は医学部系だけではない”と意趣返しのように小保方批判に火をつけている人たちがいるのではないか」(前出の医療関係者)

 いま、再生医療分野においては、医薬品や新技術の土台となる論文は「カネに直結する」といわれている。アベノミクスの成長戦略の中核に医療があるが、その中で最注目されているのが再生医療なのだ。

 政府は2013年度から10年間で、再生医療に対し約1100億円もの支援を決めている。今、この支援金を巡って、各研究機関で争奪戦が行なわれているという。

「早速、2014年度、iPS細胞研究に政府から150億円の支援が下りることが決まっています。そのほとんどが山中伸弥教授のいる京大の研究所に払われる。再生医療で結果を出せば、莫大な研究費が入るわけです。もし、STAP細胞が認められれば、理研や小保方さんグループに大量の研究費が投入されることになり、その分他の研究機関に回らなくなる。それを阻止する動きがあってもおかしくない」(同前)

 小保方さんの論文にケチがつくことによって得をする勢力があるとしたら、実に生臭い話である。

※週刊ポスト2014年3月7日号

2244名無しさん:2014/02/25(火) 21:14:49
早稲田時代からの全業績でファーストオーサーがたった2つ。

この業績で理研に入れたのも不思議だしユニットリーダーはもっと不思議。

2245名無しさん:2014/02/25(火) 21:39:21
★小保方晴子「万能細胞」に捏造疑惑!?画像使い回し…「研究の基本は間違いありません」
2014/2/20 17:16

◆追試でうまく再現できない「STAP細胞」理化学研の秘密主義が不信拡大
<「STAP細胞は、二〜七日で簡単に作成できるという触れ込み。が、各研究機関が追試を試みても
いまだ再現できていない。iPS細胞の山中伸弥教授もうまくいかなかったらしく、小保方さんに
問い合わせたとの話まで出ています」(科学ジャーナリスト)>

第2の佐村河内事件か。昨夜19日(2014年2月)の友人たちとの酒席では、割烹着の『リケジョ』美人
・小保方晴子さん(理化学研究所のユニットリーダー)が発表したSTAP細胞の話題で持ちきりだった。

普通の細胞を酸性の液に漬けるだけで、どんな臓器にもできる万能細胞が生まれるという「世紀の大発見」は、
彼女がカワイイこともあってメディアが飛びつき、世界的な話題になった。科学誌『ネイチャー』に掲載され、
世界から賞賛を浴びていたが、ネットでは早くから、実験条件が異なるにもかかわらず酷似した画像が何度か
出てくる「画像使い回し疑惑」が指摘され、捏造ではないかという噂まで出ているのだ。やっかみ半分の
中傷かと思っていたら、どうもそうとばかりはいえないと『週刊文春』が取り上げている。

小保方さんの共同研究者・若山照彦教授(山梨大)によると、本人は画像の使い回しを認めているという。
<「十四日に本人が泣きながら、『ご迷惑をおかけすることになるかもしれません』と電話をしてきました。
ただ、『こんなことで研究そのものまで疑われるのは悔しい』とも話していた。

もちろん改ざんが事実ならよくないことです。ただし、指摘を受けた箇所は、研究の本質とは離れた些末な
部分であり、研究そのものの成果には影響しません。彼女も、ネイチャーから細かい指摘を受けて時間に
追われていたのでしょう。既に彼女はネイチャーに修正版を提出し、認めてもらう方向で進んでいます」>


http://www.j-cast.com/tv/2014/02/20197292.html?p=2

2246名無しさん:2014/02/25(火) 21:40:30
>>2245

また、万能細胞が簡単にできるというのは誤解だといい、小保方さんも5年かかったのだから、どこかが
再現してくれるまでの辛抱だと彼女を励ましているという。

この通りなら心配はないのかもしれないが、専門家の中には厳しい意見もあるようだ。
<「どのような事情があろうと、論文のデータの画像の差し替えなどあってはならないこと。事実ならば、
なぜこのような大事な論文の中でしてしまったのか、理解に苦しみます。日本の科学技術そのものの信頼が
損なわれる可能性もあります」(東京大学医科学研究所・北村俊雄教授)>

理研側の広報体制にも批判の声が募り始めているようだ。
<「報道規制を敷くから逆に疑惑が深まった面もある。調査の開始も報道側の指摘を受けて認めただけで、
自ら公表していません。研究が税金でまかなわれているという意識が希薄です」(科学部記者)>

世紀の大発見か捏造か。小保方さんの愛くるしい笑顔を見ていると捏造などとは思えないが、
早く黒白をつけてほしいものである。

2247とはずがたり:2014/02/25(火) 23:00:34
>>2245
てっきり森口さん扱いと思いきやもう皆あの事は忘れてて時代は佐村河内かw
>第2の佐村河内

2248名無しさん:2014/02/26(水) 00:05:48
小保方関連疑惑まとめ
http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_20.html

2249名無しさん:2014/02/26(水) 00:36:45
早稲田AO入試からノーベル賞級?の発見?(ただし疑惑あり)。

太閤記レベルの出世だなぁ。

2250名無しさん:2014/02/26(水) 01:01:49
【STAP細胞】早稲田大学が小保方さんの博士論文の調査を開始

 新しい万能細胞「STAP細胞(刺激惹起<じゃっき>性多能性獲得細胞)」の作製を発表した
小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーら日米研究チームの論文に不自然な画像があるなどの指摘が出ている問題に関連し、
早稲田大は19日、小保方さんの博士論文の調査を始めたことを明らかにした。

 英科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP細胞に関する論文の一部の画像について、理研とネイチャーが調査に着手している。
また、小保方さんらが2011年に米専門誌に発表した論文の一部画像についても同様の指摘が出ている。
博士論文には米専門誌と同じ画像が引用されており、早大は「調査を始めた」と説明している。

 一方、ネイチャーの広報担当者は毎日新聞の取材に、研究チームに対して、論文の根拠となった元データの提出を求めることを明らかにした。

2014年02月19日 19時06分
http://mainichi.jp/select/news/20140220k0000m040002000c.html

2251名無しさん:2014/02/26(水) 01:53:16
理研のホームページから小保方さんに関するものが消えている。

2252名無しさん:2014/02/26(水) 23:16:00
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1393388541/
【悲報】 小保方さん完全終了か?! 論文をコピペで作った可能性が浮上

引用無しでの文章拝借疑惑 小保方晴子氏らのNature Article論文や特許のKaryotype analysisの
実験方法に関する文章の大半は、ドイツの研究者らが2005年に発表した論文の文章から引用
もせずに拝借したものです。 http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_7834.html
From: JuuichiJigen
なお、文章の拝借元における塩化カリウムを意味する"KCl"という正しい表記が、小保方論文や特許で
は"KC1"という無意味な言葉になっています。なぜ、このような初歩的ミスが起こったかは不明ですが、
自分で文章を作成せず、他者論文の文章を拝借したことが一因であるかもしれません。
From: JuuichiJigen
さらに、小保方晴子氏のNature Article論文では、EDTA (EDTA) と、
ethylenediaminetetraacetic acidの略者であるEDTAを誤って連続して記載しています
これも、自分の力で文章を作成しなかったことが原因でしょうね。
From: JuuichiJigen

2253とはずがたり:2014/02/27(木) 00:45:32

・・・(;´Д`)
う〜ん。。そろそろアウト??

2254とはずがたり:2014/02/27(木) 15:35:25

再現性が無いのが問題と思ったけどそもそもそういう分野なのか!?(;´Д`)
再現出来なくても面白いストーリー作れればいいとこ載るとなると文系的やねw

生命科学系論文の低再現性問題
http://blog.goo.ne.jp/netsuzou/c/4dd7b35ca50bfd8dd54bba2e121b9d91

NIH mulls rules for validating key results
US biomedical agency could enlist independent labs for verification.
http://www.nature.com/news/nih-mulls-rules-for-validating-key-results-1.13469
Meredith Wadman
31 July 2013

In biomedical science, at least one thing is apparently reproducible: a steady stream of studies that show the irreproducibility of many important experiments.…

2255とはずがたり:2014/02/27(木) 15:44:18
こんな意見も。

http://rikeinews.ldblog.jp/archives/36458937.html

40: 名無しさん@13周年 2014/02/17(月) 10:08:49.50 ID:mdeKJd4e0
真相はこうだ。

胎児のマウスには、分化した細胞に、2%ほど未分化の細胞が含まれている。
胎児の細胞に酢酸をかけると、ほとんどの細胞は死ぬが、未分化の細胞はわずかに生き残る。
その生き残った細胞を、分化した細胞が未分化細胞に変化したと誤認。

したがって、単なる誤認であって、悪質な捏造ではない。
科学論文では良くあること。
STAPは否定されるが、悪質ではない。

2256名無しさん:2014/02/27(木) 18:16:29
>関係者の危機感は強い。

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1393471637/
小保方一派「単純ミス単純ミス♪」英ネイチャー「単純ミスで済むかボケ!」

STAP論文 いよいよ掲載の科学誌ネイチャーが「深刻視」

真相はいつ明らかになるのか。

小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーらが英科学誌ネイチャーに発表した新型万能細胞「STAP細胞」の論文データをめぐる“欠陥疑惑”。
大新聞・テレビは公表時にハシャギ過ぎたせいか、疑惑について静観の構えだ。

日本のメディアは「画像の誤掲載による単純ミス」と報じているが、コトはそう単純ではないらしい。
〈ネイチャーはこの問題を極めて深刻に受け止めている。科学雑誌としての尊厳が問われていることを編集部は熟知している〉――。
カリフォルニア大学のクノップラー教授が23日付のブログにこう書き込んだように「STAP細胞」の論文疑惑は世界の医学・科学者の間でも注目されている。
論文を掲載したネイチャーも「権威」にかかわるとして、ロンドン本社が調査に乗り出すなど、関係者の危機感は強い。
http://gendai.net/articles/view/newsx/148280

2257名無しさん:2014/02/27(木) 18:30:22
引用無しでの文章拝借疑惑 小保方晴子氏らのNature Article論文や特許のKaryotype analysisの実験方法に
関する文章の大半は、ドイツの研究者らが2005年に発表した論文の文章から引用もせずに拝借したものです。
なお、文章の拝借元における塩化カリウムを意味する"KCl"という正しい表記が、小保方論文や特許では"KC1"という
無意味な言葉になっています。なぜ、このような初歩的ミスが起こったかは不明ですが、自分で文章を作成せず、
他者論文の文章を拝借したことが一因であるかもしれません。
さらに、小保方晴子氏のNature Article論文では、EDTA (EDTA) と、
ethylenediaminetetraacetic acidの
略者であるEDTAを誤って連続して記載していますこれも、自分の力で文章を作成しなかったことが原因でしょうね。
http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_7834.html

国際特許
[00290] Karyotype analysis. Karyotype analysis was performed by Multicolor FISH analysis (M-FISH). Subconfluent STAPS cells were arrested in metaphase by colcemid (final concentration 0.270 μg/ml) to the culture medium for 2.5 h at 37°C in 5% 【C02】.
Cells were washed with PBS, treated with trypsin/ethylenediaminetetraacetic acid (EDTA), resuspended into cell medium and centrifuged for 5 min at 1200 rpm.
To the cell pellet in 3 ml of PBS, 7 ml of a prewarmed hypotonic 0.0375 M 【KC 1】 solution was added.
Cells were incubated for 20 min at 37°C. Cells were centrifuged for 5 min at 1200 rpm and the pellet was resuspended in 3-5 ml of 0.0375 M 【KC1】 solution.
The cells were fixed with methanol/acetic acid (3: 1; vol/vol) by gently pipetting. Fixation was performed four times prior to spreading the cells on glass slides.
http://patentscope.wipo.int/search/en/WO2013163296

2258とはずがたり:2014/02/27(木) 18:58:49
>>2256の続きも転載。。
ゲンダイが云う「決定的に不自然な箇所が少なくとも3つ」ってどれだ?

STAP論文 いよいよ掲載の科学誌ネイチャーが「深刻視」
http://gendai.net/articles/view/newsx/148280
2014年2月26日 掲載

専門家の間では、決定的に不自然な箇所が少なくとも3つあるという見方が出ているという。

姿を消した小保方さんと沈黙する理研


(理化学研究所のHPから)
 臆測を強めているのは、小保方さん本人がメディアの前に一切出てこないことだ。安倍首相と同席するはずだった14日の国の総合科学技術会議もドタキャンしている。理研も
 「いずれは会見を開くが、時期は未定」(広報室)と沈黙を続けたままだ。
「理研は今回の問題にかなり頭を抱えているでしょう。というのも、小保方さんが所属する研究センター(理研CDB)は、国が進めてきた科学技術基本計画の中で設立された経緯がある。仮に『STAP細胞』に“欠陥”が見つかれば、国の威信が傷付くだけでなく、100億円ともいわれた研究の補助金もパー。理研は論文の追試も含め、あらゆる善後策を検討していると思います」(科学ジャーナリスト)

 理化学研究所やワシントン大で免疫学を研究したことのある明石市立市民病院の金川修身氏はこう言う。

「米国では不正論文などに対してFBI(連邦捜査局)が調査することもあります。それほど学術論文は厳しい。仮に不正が判明すれば担当者はクビです。(理研を所管する)日本の文科省は理研やネイチャーに調査を丸投げするのではなく、主体的に乗り出すべきだと思います」

 一部報道では、小保方さんは「指摘されて初めて(ミスが)分かった。全く気付かなかった。研究そのものを疑われるのは悔しい」と話しているらしい。これ以上、臆測を強めないためにも、一刻も早く会見を開いた方がいい。

2259とはずがたり:2014/02/27(木) 19:42:15

STAP 細胞に関する難波紘二先生の辛辣なコメント
http://blog.fujioizumi.verse.jp/?eid=247

2260名無しさん:2014/02/27(木) 20:03:16
.
http://blog.goo.ne.jp/lemon-stoism/e/008ac025ee1ccf4c694869f09b053ee7
小保方晴子が筆頭著者の論文の不適切さについて

2261とはずがたり:2014/02/27(木) 20:22:04
>>2259

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/11a2a2dd083e3749d31549a4dcc411f7


疑惑の内容は3つある。
 第1は、三つの論文に使用されている写真が「使い回し」されているという問題。
 独立した研究であり、手法に再現性があるなら、同じ写真を回転させたり、トリミングさせて何度も使う必要はないはずなのに、彼女の論文にはこれが複数箇所ある。これは総説論文ならともかく、原著論文にあってはならないことだ。
 第2は、今の科学論文は本紙には要点だけを書き、詳しい具体的データ(手技・方法、実験データの経時的変動など)は電子版にリンクを貼り、それを公開するようになっている。しかし彼女の論文ではそれが行われていない、という問題。
 第3は、「論文の内的一貫性」に関わる問題だ。実験が本当に行われ、その結果を客観的に記述した論文であるなら、「自然はウソをつかない」から論文内部に矛盾点はない。しかし仮に内部矛盾が論文に沢山認められるようだと、論文が実験の記述でない疑いが浮上する。

 後述のクノッペラー博士はその一部を指摘しているし、私も2/14のメルマガでDNA電気泳動写真に示されている「培養STAP細胞のT細胞受容体遺伝子が再構成型」であることの不自然さを指摘した。今後、この第3点についての検討が必要だろう。

 私は2/3及び2/7のメルマガで新聞等が報じた小保方論文の内容と、その後、実際に2本の論文を読んで、その不審点について問題提起をし、一日もはやく追試実験が行われ、小保方報告の通りにSTAP細胞が作成できるかどうか、確認が必要だと述べた。このことは英語のブログでも同じように議論されていて、
http://www.ipscell.com/2014/01/review-of-obokata-stress-reprogramming-nature-papers/
 「幹細胞リサーチ」研究所のクノッペラー博士が6つの疑問点を挙げている、
1) これは他の研究室によって再現できるか?
2) これは(マウスだけでなく)ヒトの細胞にも適用できるか?
3) これは(幼若マウスだけでなく)成熟した細胞にも適用できるか?
4) この現象の、分子的機構はどうなっているか?
5) これらの細胞は有意に高い突然変異ないしエピ突然変異を伴っているか?後者はエピゲノム(核外遺伝子)の異常である。
6) これらの細胞は、奇形腫を作る以外にも、腫瘍原性であるか?
 博士もいうように、1,2,3に対する答えが「ノー」なら、STAP細胞にはほとんど価値がないことになるだろう。本当なら、日本のメディアは「30歳、女性研究者」で大騒ぎする前に、この3つに焦点を絞って、理研広報部や小保方本人に問いただすべきであった。ま、横並び意識が強くてそれができないから「マスゴミ」と言われるのだけれど。
 ざっと見たかぎりでは、まだ誰もクノッペラー博士の最初の「三つの質問」にイエスと答えた人はいないようだ。
 http://togetter.com/li/630003
 このブログに投稿されている再現実験は8件くらいあるが、すべて「不成功」としている。但しみな、出発点の細胞が「培養繊維芽細胞」のような株化されたもので、小保方論文にいうように「生後1ヶ月のマウス脾臓から取り出したCD45+のT細胞」ではない。…

2262とはずがたり:2014/02/27(木) 20:30:26
>>2259
>>2252-2253
>論文を引用して「Guoらの方法によった」と書けばすむこと
>こういう証拠があるのなら、それ以外の証拠を探しても意味がない。

剽窃あかんよと大学1回生の時に習い,その後も出典を明らかにせぇ,不正行為でカンニングだとある毎に云われる筈なんじゃがのぉ。

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/00f0c35b5abd548bd3098066400c1a9f

… しかし、今回の事件の場合、理研の笹井芳樹氏の名前は全然出て来ず、もっぱら山梨大に移った、実験担当者の一人に過ぎないはずの若山照彦教授が表に立っているのはどういうわけだろう。

 実験を担当したのは、小保方、若山照彦、笹井芳樹、移植実験は小島が行った、と論文には明記してある。
 一般には、実験を行ったら、手順と結果を「実験ノート」(英語ではログ・ブックという。航海日誌の意味である)に記載し、蛍光など結果が一過性で保存がきかないものや計器の読み取り数値などは、画像として保存する。
 これは各実験者が管理しており、上司や同僚は不審点があればいつでもログ・ブックをチェックできる体制になっているはずだ。また画像や計測値などのデータは、各実験者が保存しており、論文としてまとめる段階で、執筆者が最適の画像やグラフなどの論文用資料の提出を求めるのが普通である。…

【こりゃダメだ】ここまで書いてきて、ふとネットを見たら興味あるブログ「小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑」に接した。

 画像の食い違いは1枚か2枚だから「単純ミス」という言い逃れがきくが、このような10行にもわたる文章が偶然に一致することなどありえない。論文コピーを手元に置き、写し取ったものと結論できる。これは明らかに剽窃であり、犯罪行為である。まったく同じ手順を用いたのなら、論文を引用して「Guoらの方法によった」と書けばすむことである。それをしないで文章のみをコピーしたのは悪質であり、悪意の存在を示すと考えて良い。
 この行為だけでネイチャーから論文取り下げに値する。実際他の雑誌で剽窃のため論文取り下げになったり、大学を辞職した研究者はたくさんいる。

 こういう証拠があるのなら、それ以外の証拠を探しても意味がない。
 理化研やネイチャーやハーヴァード大や早稲田大がどういう調査結果を出すか分からないが、私自身に関してはもう結論が出た。「この論文は完全な食わせ物である」と。

2263はだしのゲン:2014/02/28(金) 02:34:22
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※「密室の喫煙禁止!」「屋外喫煙!」を厳重法制化!!
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※煙草1箱¥1000で十分!! 愛煙家は、値上がり無関係に買うだろう!
即刻!、煙草1箱¥1000!!

※「密室の喫煙禁止!」「屋外喫煙!」を厳重法制化!!
※屋内喫煙場所の撤去!、喫煙は屋外の野天のみ!!
※喫煙者へ、後始末の義務化!

2264とはずがたり:2014/03/01(土) 21:47:47
こんな意見も。
てか追試が巧く行かない位重要な箇所伏せた書き方でもネイチャーには載ってしまうのか??

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 09:51:21.11 ID:ObeS0FL6P
特許の関係で詳細が出せないから追試がうまく行くはずもなく
これもまた特許のせいで論文の修正を出せない
要するに現段階では反撃ができないというお前らが叩くには最高の環境

2265名無しさん:2014/03/02(日) 12:30:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140302-00000012-yom-sci

STAP細胞論文に他論文と酷似箇所…実験手順

読売新聞 3月2日(日)10時8分配信

 新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」について、理化学研究所などが1月に英科学誌ネイチャーで発表した2本の論文のうちの1本で、実験方法を記した文章の一部が、2005年に発表された別の論文とほぼ同じであることが1日、わかった。

 理研は「似ているという指摘は、把握している」と話している。

 小保方晴子・理研ユニットリーダー(30)が筆頭著者の2本の論文では、他にも取り違えや加工が疑われる画像が見つかっており、理研が調査を進めている。

 問題の文章は、STAP細胞から作った幹細胞が正常に増殖するかを調べた実験に関する、17行分の英文。ドイツの研究者らが専門誌で発表した論文の、胚性幹細胞(ES細胞)で実験をした時の手順の記述と、ほぼ同一だった。温度などの数字や、実験で使ったとする顕微鏡、カメラの種類も同じで、他の論文からの引用を示す記載もなかった。
.
最終更新:3月2日(日)10時8分

読売新聞

2266名無しさん:2014/03/02(日) 12:34:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140302-00000015-mai-sctch
<STAP細胞>発表1カ月再現失敗相次ぎ 理研手順公開へ

毎日新聞 3月2日(日)11時45分配信

 あらゆる細胞に変化できる万能細胞、STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)の作製に成功したと、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)が発表し、1カ月がたった。作製方法が「簡単」とされた点も注目を集めたが、国内外の研究者からは「実験が再現できない」との報告が上がり、論文の不備も指摘されている。理研は、詳細な作製手順を公開する準備を進め、論文の不備についても調査を始めた。

【写真】小保方さん、かっぽう着姿で実験作業を再現

 論文は1月30日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。発表した同センターの小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)によると、マウスのリンパ球を弱い酸性の溶液に30分浸すだけで作製に成功した。細胞を細い管に無理やり通したり、毒素をかけたりしても作製できたという。

 「簡単」との発表に、世界各国の研究者がSTAP細胞の再現実験に取り組んだ。米国の研究者のホームページには2月19日までに、各国から10件の実験報告が寄せられた。小保方さんの論文とは条件が異なる実験が大半だが、成功例はない。実験報告を寄せた関西学院大の関由行専任講師は、マウスの胎児の皮膚細胞で2回実験したが、再現できなかったという。「論文と違う細胞を使ったためだろうか。論文に書かれていないコツがあるのだろうか」と話す。

 論文の共著者で元理研チームリーダーの若山照彦・山梨大教授は毎日新聞の取材に「論文の価値を高めようと、簡単と強調しすぎたかもしれない。作製は難しいことは難しい」と明かした。若山教授自身も、小保方さんと一緒に実験した時は作製できたが、山梨大に移ってからはあと一歩のところで作製できていないという。「細胞を溶液に浸す時など、見落としていたところにコツがあるのかもしれない。もう一度習えば再現できると思う」と話す。

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した山中伸弥・京都大教授は「iPS細胞が世界で急速に普及したのは、再現性が高く、どの研究室でも作製できたことが大きい。STAP細胞が広く使われるようになるには、再現性の高さがポイントになる」と指摘する。

 こうした状況から理研は、詳細な作製手順の公開時期や方法を検討している。【斎藤広子】

    ◇

 論文については、STAP細胞からできたとされるマウスの胎盤の写真が、別の条件下での実験の画像としても掲載されている▽実験データの画像が切り張りされたように見える−−などと指摘された。理研とネイチャーがそれぞれ調査を進めている。理研は「成果そのものに問題はない」と強調、問題の写真について若山教授は「単純ミスだ。多くの写真を小保方さんに送った。論文を何度も書き直しているうちに、どれがどの写真か分からなくなったのではないか」と説明している。

 ◇ことば【STAP細胞】

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)と同じように、体のあらゆる部分に変化できる多能性を持つ細胞。理化学研究所などがマウスでの作製成功を報告した。「STAP」は「刺激がきっかけで、多能性を手に入れた」という意味の英語「Stimulus−Triggered Acquisition of Pluripotency」の略。

2267とはずがたり:2014/03/02(日) 16:24:13

カリフォルニアでポリオ様麻痺を確認
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140228006&n_gadget=0000
Diane Cole
for National Geographic News
February 28, 2014

 アメリカ、カリフォルニア州で、ポリオに似た麻痺(まひ)症状が手足に生じる珍しい「ポリオ様症候群」が子ども5人に確認された。ポリオウイルスは検出されていないが、大きく報道され家庭に不安と混乱が広がっている。発症した子どもの年齢は2〜16歳。いずれも過去にポリオの予防接種を受けていたという。症状は突然現れており、治癒の目処は立っていない。

 さらに20件の症例が報告され、カリフォルニア州公衆衛生局(CDPH)が調査中。「現時点では、症例に関連性を示す共通原因は未特定」との声明が今週前半に発表されている。

 これは偶発的な悲劇にすぎないのか、それとも、公衆衛生に忍び寄る脅威の前兆なのか。米国疾病予防管理センター(CDC)のウイルス性疾患部門副部長ジェーン・スワード(Jane Seward)氏は、「アウトブレイク(感染症の流行)とは考えていない」と話す。毎年各地で急性弛緩性麻痺(AFP)の症例がわずかに確認されており、「現在の数は予想される範囲内だ」と説明する。

「われわれは関心を寄せながらも、発症した子どもと家族への配慮が第一と考えている。CDPHとも緊密に連絡を取っており、現時点では社会的不安を招く状況には至っていない」。

◆ポリオの歴史、今回の症例の位置付け

 ポリオの再発ではないと専門家は言うが、まだ疑問は残る。広い視野から見て、今回の症例をどのようにとらえたらよいのだろうか。確かに、「ポリオ」という言葉がニュースに登場すると、一瞬ドキッとする。1940〜50年代までアメリカ全土で流行し、毎年約3万5千人に障害を負わせたが、その大部分は子どもだった。1950年代に開発されたポリオワクチンの接種が普及し、アメリカや世界中の国々で根絶が宣言されたはずだ。

 しかし、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンはポリオの常在国から抜け出せず、大流行が再び起きる可能性もある。「何よりAFPの症例を確認したら、原因ウイルスを特定し、ポリオかどうかを確認しなければならない」と、メリーランド州ボルティモアにあるジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生大学院のダイアン・グリフィン(Diane Griffin)氏は注意を促す。

 エンテロウイルス属のウイルスは、ポリオウイルスとノンポリオエンテロウイルスに大きく分かれる。後者も、夏風邪から始まって髄膜炎やこの種の麻痺など、多彩な病気や症状を引き起こす。しかし、「麻痺に至る頻度はポリオウイルスより低い」。つまり、カリフォルニア州では、ごくまれで非常に残念なケースが発生したことになる。「麻痺の発症数が異常に増える場合、特定のウイルスが原因なのか。専門家は注視している」という。 カリフォルニアの症例は、麻痺症状が通常より頻繁に起きているという証拠なのだろうか。また、原因ウイルスは1つだけなのか。

 スタンフォード大学ルシール・パッカード小児病院の神経科医キース・バン・ハーレン(Keith Van Haren)氏によると、「通常、この種の症例にお目にかかるのは5年に一度ぐらいだ。今回は非常に珍しい疾患がわずかに増えたことになる」。同氏は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)メディカルセンターのエマニュエル・ウォーバント(Emmanuelle Waubant)氏と共に、1年間に5件のAFP症例を診断した当事者だ。

◆原因はエンテロウイルス68か?

 ウォーバント氏は、5件の症例は特定の地域に偏っているわけではなく、半径約160キロの範囲で発生したと強調。また、症状や麻痺以外に共通の要因はないという。ただし、5人のうち2人はエンテロウイルス68(EV68)の検査で陽性反応を示した。

 ポリオウイルスもEV68も、200種以上のRNAウイルスの1つだ。ポリオと同様、EV68も人同士の接触で感染するが、通常は夏風邪程度の症状で済む。しかし、ごくまれに、髄膜炎や脳炎のほか、麻痺症状が起きる場合がある。実際、アジアやヨーロッパ、アメリカでは過去10年間、少数のAFP症例にEV68が関わっていた。

 それでは、EV68が原因なのだろうか。「結論を出すにはまだ早すぎる」とウォーバント氏。残り3人の患者が両氏の診断を受けたのは、麻痺の発症から数週間後だった。バン・ハーレン氏は、「診断時には、原因ウイルスが既に体内から排出されていたようだ」と語る。陽性反応が出た2人についても、偶然の可能性が否定できない。「複数の異なるウイルスが原因というケースも大いにあり得るだろう」。

2268とはずがたり:2014/03/02(日) 16:27:42
脳を食べる病原性アメーバ、鼻から侵入
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130801001
Andrew Fazekas
for National Geographic News
August 1, 2013

 アーカンソー州に住む12歳の少女が寄生虫に感染し、入院して1週間以上が経つ。鼻から体内に侵入し、脳の組織を食べるこの寄生虫に感染すると、高い確率で死に至るという。

 アーカンソー州保健局は米国時間7月26日、同州リトルロックのウィロースプリングス親水公園にある砂底の湖が感染源とみられるとの声明を発表した。同公園は、2010年に発生した感染例との関連も指摘されている。

 このめずらしい寄生虫性の髄膜炎は、原発性アメーバ性髄膜脳炎(PAM)と呼ばれるもので、「フォーラーネグレリア」(Naegleria fowleri)というアメーバによって引き起こされる。この微小なアメーバは自然発生する原生動物の一種であり、通常は温かい湖や池の堆積層でバクテリアを食べて生きている。

 フォーラーネグレリアについて詳しく知るため、ナショナル ジオグラフィックでは、この微小なアメーバのデータを採取、分析している米国疾病予防管理センター(CDC)の疫学者ジョナサン・ヨーダー(Jonathan Yoder)氏に話を聞いた。

◆このフォーラーネグレリアというアメーバはどのように人間に感染するのですか?

 フォーラーネグレリアは、特定の状況下で鞭毛(べんもう)を発達させます。鞭毛は糸のような構造で、これがあると素早く動き回り、より好ましい環境を探しにいくことが可能になります。夏場、人間が温かい淡水に入って泳いでいると、この動き回るアメーバに汚染された水が鼻から入って脳に達することがあります。

 その結果、頭痛、首の凝り、嘔吐などが起こり、そこからさらに深刻な症状に発展します。アメーバに曝露して発症すると、通常は昏睡状態に陥って5日ほどで死に至ります。

◆どんなところに生息していますか?

 温かい淡水中や、塩素処理があまり施されていない場所です。温暖な気候の州で採取した淡水からは、このアメーバが見つかることがめずらしくありません。

◆水泳プールでも生きられますか?

 米国では、管理の行き届いた、適切に処理された水泳プールに汚染が見つかった例は今のところありません。ろ過や塩素処理、その他の消毒を実施すれば、汚染リスクを低減または除去できるはずです。

 しかし、少々厄介なケースもあります。10年ほど前にアリゾナ州で、処理前の地熱温水の入ったプールで泳いだ子どもが発症し、残念ながらその子は亡くなりました。

◆人間への感染例は増えつつあるのでしょうか?

 フォーラーネグレリアの感染例が増加していることを示すデータはありません。(米国での感染件数は)ここ数年は年間4〜5件で推移しています。

 ただ最近の変化として、ミネソタ州やインディアナ州、カンザス州など、それまで感染例がなかった土地でも発生するようになっています。これはフォーラーネグレリアが北上していることを示しています。以前は気候の温暖な州でしか見つかりませんでした。

◆フォーラーネグレリアが鼻の中に入る人と、入らない人がいるのはなぜですか?

 たいへんいい質問ですが、われわれにも答えはまだわかっていません。毎年、汚染された水域で泳いでも感染しない人は大勢います。したがって、ある人は感染し、他の人々は同じ場所で泳ぎ、同じ活動をしても感染しない理由を説明することは困難です。誰にも感染する可能性があることは確かですが。

◆助かる可能性はどのくらいありますか?

 1962年以降、フォーラーネグレリアの(感染)例は128件あり、そのうち助かったのは今回のケースを除きたった1人です。1978年に、抗生物質による治療で助かった患者の例があります。他の患者にも同じ治療法が用いられていますが、誰も助かっていません。

◆身を守るにはどうすればいいですか?

 感染すること自体がまれなのですが、感染のリスクを低減したいなら、水温が高く、消毒していない淡水の中で泳ぐときには、鼻をつまんでいるかノーズクリップをつけておくことです。温泉その他の温水域に入るときは頭を水の上に出しておき、ウォータースポーツやダイビングなど鼻に水が入るような活動をする際も注意が必要です。

 感染リスクを低減するもう1つの方法は、湖や池にたまっている堆積物をかき回さないようにすることです。そこにアメーバがいるかもしれません。

 感染した人とその家族にとって、これは悲劇的な出来事です。毎年多くの人が感染するわけではないにせよ、この問題に取り組むことが重要だと思います。

2269名無しさん:2014/03/02(日) 21:56:14
 新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」について、理化学研究所などが1月に英科学誌ネイチャーで発表した2本の論文のうちの1本で、実験方法を記した文章の一部が、2005年に発表された別の論文とほぼ同じであることが1日、わかった。

 理研は「似ているという指摘は、把握している」と話している。

 小保方晴子・理研ユニットリーダー(30)が筆頭著者の2本の論文では、他にも取り違えや加工が疑われる画像が見つかっており、理研が調査を進めている。

2270とはずがたり:2014/03/05(水) 00:30:11
難波先生の記事によるとhttp://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/b3c84398793dd11554e8076eca49b9a9,Guo論文が引用している元論文を引用しているそうな。

まあ文章書くの面倒くさかったってのはあるのかも知れないけどこの部分は無能ではあっても悪質では無いのでは?

2271穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/03/06(木) 01:41:33
http://www.j-cast.com/2014/03/04198300.html?p=all

「コピペ疑惑」、いまだ「再現実験成功せず」… 「STAP論文」に疑問噴出、分子生物学会も憂慮

2014/3/ 4 17:02

理化学研究所の発生・再生科学総合センター(神戸市)が新たな万能細胞、STAP細胞(刺激惹起性多機能獲得細胞)の存在を発表してから1か月。このところ論文をめぐって様々な疑問が噴出している。画像を使いまわしているように見えるとか、文章の一部がほかの論文と酷似している、など。中でも深刻なのはその後一度もSTAP細胞を作製する再現実験が成功していないことだ。

小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の発表のあと、「iPS細胞(人工多能性幹細胞)よりも作成が簡単」と受け止められていたただけに、このままでは研究の信ぴょう性すら疑われかねない事態だ。理研では詳細な作製手順を公開する準備を進めるなど対応に追われている。

塩化カリウムを意味する「KCl」が「KC1」に化ける

論文で疑惑が指摘されているのは、「核型分析」と呼ばれる染色体の分析手法について触れた200単語程度の記述だ。この記述が、ドイツの研究者らが05年に米国の学会誌に発表した論文と酷似していた。それだけであれば、「たまたま分析手法が同じだった。よくある手法を採用しただけだ」といった主張が成り立つ可能性もある。だが、大きく2つの点で、さらに疑惑の目が向けられている。

ひとつが、表記ミスだ。05年の論文では塩化カリウムを意味する「KCl」という記述が、14年の理研の論文では「KC1」。単語の最後が「l」(エル)から「1」(イチ)に変わり、意味のない単語になっている。また、05年の論文では「トリプシン-エチレンジアミン四酢酸」を表す「trypsin-ethylenediaminetetraacetic acid(EDTA)」という記述が、理研の論文ではethylenediaminetetraacetic acidが消えて「trypsin and EDTA (EDTA)」という記述になっている。これらの表記ミスをめぐっては、「コピペをしそこなったのでは」との指摘も出ている。

実験で使った機材は90年代後半〜00年代前半に販売

ふたつ目が、この部分の論文に用いた機材だ。いずれの論文でも、ライカ社の「DM RXA RF8」という機種の落射蛍光顕微鏡に、フォトメトリクス社の「Sensys」(センシス)と呼ばれる型のCCDカメラを接続して実験したと記されている。ところが、これらの顕微鏡やカメラは90年代後半〜00年代前半に販売されていたもので、今では入手困難。フォトメトリクス社のウェブサイトには故障時の対応方法を記したページが残っているが、前提とされているOS(基本ソフト)はウィンドウズの「98/2000/ME/XP」というありさまだ。この中で一番新しいXPでも01年発売で、14年4月にはサポートを終了する。05年発表の論文執筆のための環境ならば妥当だとみられるが、「最先端の設備がそろっているはずの理研で、10年以上前の古い機器を使っているのはおかしい。本当に実験したのか」といった指摘まで出ている。

もっとも、これらの記述は論文の根幹部分に関係する部分ではなく、業績に深刻な影響はないとみられている。それよりも深刻なのは、いまだに再現実験が成功していないことだ。理研の論文の共著者で、小保方さんの会見に同席していた若山照彦山梨大教授も、理研から山梨大に移籍してからはSTAP細胞を作製できていないという。

山中教授「広く普及するには再現性や互換性の検証が重要な課題」

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した京都大学の山中伸弥教授は、2月12日付けで再現性の重要性を強調する文書をiPS細胞研究所のウェブサイトで公表している。その内容は

「iPS細胞に高い再現性と互換性があることは、この技術が世界中で急速に普及した原動力となりました」
「STAP幹細胞についても、広く普及するには再現性や互換性の検証が重要な課題になります」

といったもので、再現実験が成功しないことには、業績そのものの意義も問われかねない。

すでに理研に対して速やかな対応を求める声があがっている。例えば日本分子生物学会は3月3日、大隅典子理事長名で声明を発表し、論文をめぐる様々な問題点が指摘されていることについて「大変憂慮しています」と表明。理研に対して「可能な限り迅速に状況の正確な報告について公表されるとともに、今後の規範となるような適切な対応を取って下さること」を要望した。

理研はいま詳細な作製手順の公表に向けて作業を進めている。

2272穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/03/06(木) 01:41:54
http://www.j-cast.com/2014/03/04198300.html?p=all

「コピペ疑惑」、いまだ「再現実験成功せず」… 「STAP論文」に疑問噴出、分子生物学会も憂慮

2014/3/ 4 17:02

理化学研究所の発生・再生科学総合センター(神戸市)が新たな万能細胞、STAP細胞(刺激惹起性多機能獲得細胞)の存在を発表してから1か月。このところ論文をめぐって様々な疑問が噴出している。画像を使いまわしているように見えるとか、文章の一部がほかの論文と酷似している、など。中でも深刻なのはその後一度もSTAP細胞を作製する再現実験が成功していないことだ。

小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の発表のあと、「iPS細胞(人工多能性幹細胞)よりも作成が簡単」と受け止められていたただけに、このままでは研究の信ぴょう性すら疑われかねない事態だ。理研では詳細な作製手順を公開する準備を進めるなど対応に追われている。

塩化カリウムを意味する「KCl」が「KC1」に化ける

論文で疑惑が指摘されているのは、「核型分析」と呼ばれる染色体の分析手法について触れた200単語程度の記述だ。この記述が、ドイツの研究者らが05年に米国の学会誌に発表した論文と酷似していた。それだけであれば、「たまたま分析手法が同じだった。よくある手法を採用しただけだ」といった主張が成り立つ可能性もある。だが、大きく2つの点で、さらに疑惑の目が向けられている。

ひとつが、表記ミスだ。05年の論文では塩化カリウムを意味する「KCl」という記述が、14年の理研の論文では「KC1」。単語の最後が「l」(エル)から「1」(イチ)に変わり、意味のない単語になっている。また、05年の論文では「トリプシン-エチレンジアミン四酢酸」を表す「trypsin-ethylenediaminetetraacetic acid(EDTA)」という記述が、理研の論文ではethylenediaminetetraacetic acidが消えて「trypsin and EDTA (EDTA)」という記述になっている。これらの表記ミスをめぐっては、「コピペをしそこなったのでは」との指摘も出ている。

実験で使った機材は90年代後半〜00年代前半に販売

ふたつ目が、この部分の論文に用いた機材だ。いずれの論文でも、ライカ社の「DM RXA RF8」という機種の落射蛍光顕微鏡に、フォトメトリクス社の「Sensys」(センシス)と呼ばれる型のCCDカメラを接続して実験したと記されている。ところが、これらの顕微鏡やカメラは90年代後半〜00年代前半に販売されていたもので、今では入手困難。フォトメトリクス社のウェブサイトには故障時の対応方法を記したページが残っているが、前提とされているOS(基本ソフト)はウィンドウズの「98/2000/ME/XP」というありさまだ。この中で一番新しいXPでも01年発売で、14年4月にはサポートを終了する。05年発表の論文執筆のための環境ならば妥当だとみられるが、「最先端の設備がそろっているはずの理研で、10年以上前の古い機器を使っているのはおかしい。本当に実験したのか」といった指摘まで出ている。

もっとも、これらの記述は論文の根幹部分に関係する部分ではなく、業績に深刻な影響はないとみられている。それよりも深刻なのは、いまだに再現実験が成功していないことだ。理研の論文の共著者で、小保方さんの会見に同席していた若山照彦山梨大教授も、理研から山梨大に移籍してからはSTAP細胞を作製できていないという。

山中教授「広く普及するには再現性や互換性の検証が重要な課題」

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した京都大学の山中伸弥教授は、2月12日付けで再現性の重要性を強調する文書をiPS細胞研究所のウェブサイトで公表している。その内容は

「iPS細胞に高い再現性と互換性があることは、この技術が世界中で急速に普及した原動力となりました」
「STAP幹細胞についても、広く普及するには再現性や互換性の検証が重要な課題になります」

といったもので、再現実験が成功しないことには、業績そのものの意義も問われかねない。

すでに理研に対して速やかな対応を求める声があがっている。例えば日本分子生物学会は3月3日、大隅典子理事長名で声明を発表し、論文をめぐる様々な問題点が指摘されていることについて「大変憂慮しています」と表明。理研に対して「可能な限り迅速に状況の正確な報告について公表されるとともに、今後の規範となるような適切な対応を取って下さること」を要望した。

理研はいま詳細な作製手順の公表に向けて作業を進めている。

2273穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/03/06(木) 01:43:04
二重投稿になっていました。すみません。

2274穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/03/06(木) 02:13:52
理研は「様々な指摘を真摯(しんし)に受け止め、調査結果が出れば速やかに公表する」と話している。

http://www.asahi.com/articles/ASG355HWPG35PLBJ001.html
STAP細胞の作製手順を公表 理研、国内外の要望受け
2014年3月5日20時09分

 新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」について、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)は5日、詳しい作製手順をまとめた文書をウェブサイトで公表した。国内外の研究者から「論文の情報だけでは細胞を作れない」などとして、より詳しい手順の公開を求める声が出ていた。

 理研の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーらのグループは1月末に英科学誌ネイチャーに発表した論文でSTAP細胞の作り方を公表した。マウスの赤ちゃんから採った細胞を弱い酸性の液体に浸すという方法だった。

 今回は、この細胞の作り始めから終わりまでを8段階に分けたマニュアルを公表した。STAP細胞に変えたい細胞は事前に酵素などでバラバラにしておくことや、オスの細胞のほうがメスよりつくりやすいなど、細かな注意点も記した。

 この細胞作製に成功したことを明らかにしたのは今のところ、論文を書いた理研と米ハーバード大の研究グループだけで、国内外の研究者がより詳細な作製手順の公開を要望していた。

 一方、論文の画像や他の論文の引用表記などに不自然な点があるとの指摘があり、理研とネイチャー誌が調べている。理研は「様々な指摘を真摯(しんし)に受け止め、調査結果が出れば速やかに公表する」と話している。(小宮山亮磨)

2275とはずがたり:2014/03/06(木) 22:48:25
先ずは目出度い♪ただ小保方ちゃん専門教育に関して可成りぬるそうな所あるから,ちゃんとした人が基礎的な部分サポートしてあげる必要がありそうだ。。

STAP細胞 小保方さん、再現実験に成功 論文発表後初めて
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140306/scn14030609000001-n1.htm
2014.3.6 08:59

 理研は5日、小保方晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表後、初めてSTAP細胞の再現実験に成功したことを明らかにした。実験の客観的な証明には第三者による再現が必要だが、成果の正しさを一定程度裏付けた形だ。

 理研によると、小保方氏は理研発生・再生科学総合研究センターで先月、再現実験を開始。論文通りの手法でマウスの体細胞を弱酸性溶液で刺激し、あらゆる細胞に分化できるSTAP細胞を作製することに成功した。細かい実験手順も含め同センターとして正しさを再確認したとしている。

2276とはずがたり:2014/03/07(金) 07:57:38
日本人は特攻とかそういう精神論的なのが本質的に大好きなんかもね。。

知らず知らず第2次大戦と同じ過ちを犯しつつある日本
被災地に赴任した内科医が見た、それでも歴史は繰り返す現実
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40110
2014.03.06(木) 越智 小枝

東日本大震災から3年が経とうとする今、改めて被災地の声を記録にとめよう、という試みが各地でなされています。人々が過去に学ぶためには、記録を残すことは「必要条件」です。しかし記録は学びのための「十分条件」ではありません。

 「・・・ある現実的な体験は、体験として固執する限り、どのような普遍性ももたないし、どのような歴史的教訓も含まない。ただ、かれの『個』にとって必然的な意味をもつだけである。この体験の即自性を、一つの対自性に転化できない思想は、ただおれは『戦争は嫌いだ』とか『平和が好きだ』という情念を語っているだけで、どんな力をももちえないものである・・・」

 これは第2次世界大戦の体験について吉本隆明が述べた言葉ですが、「戦争」を「災害」に置き換えれば、そのまま東日本大震災の体験に当てはまります。

 では東日本大震災の体験が「対自性」を持つために、私たちはどのようなことができるのでしょうか。私はこの手がかりの1つが、他の歴史との比較にあると考えます。

 以前、福島のリスクコミュニケーションと狂牛病事件を比較させていただきました*1が、今回は被災地医療と第2次世界大戦の比較をしてみようと思います。

ある学会発表にて

 先日、ある病院の災害直後の病院スタッフの勤務状況について、アンケートの結果を拝見させていただく機会がありました。スタッフがどのような時に人員不足と感じたか、ということをお聞きしたものです。

 スタッフのストレスや労働環境は、立場によって大きな違いが見られました。例えば普段は定時の勤務をされている事務職の方々などにとっては、震災後の長期にわたる夜間業務は大変なストレスでした。

 また、家族構成などでも勤務体制が異なった可能性があります。例えば一人暮らしの方は同居家族のいる方に比べて超過勤務が多かった、などという結果があります。

 一方、ご家庭を持たれている方は、保育園や介護・療養のための施設が閉園になってしまったことによる負担や、家族の食料調達ができなかった、などの問題もあったようです。今後の大規模災害へ向け、このような不安や不公平感を少しでも減らさなくてはいけない、と学ぶところの多いアンケートでした。

 この結果を学会で発表をさせていただいたのですが、その時に受けた質問に驚きました。

 「この病院は沿岸部でもないし、電気も水道も通っていたんですよね? そんな病院でスタッフが大変なんて、甘いんじゃないでしょうか」

 このご質問をされた方はご自身も医療従事者で、阪神・淡路大震災でご自身の勤務された病院が壊滅状態となった経験があるそうです。恐らくこの方は苦難を気力で乗り切り、ご家族も不平を言わず耐えられた、その体験をもってこのようにおっしゃったのでしょう。

 しかしご自身が英雄的であることと、英雄的行動を他人に強要することには大きな違いがあります。特に今回の被災地医療を担ったのは、偶然被災地に居合わせてしまった、ごく普通の方々です。元々災害医療を専門とする方とはメンタリティが異なります。

 また、ご家族と共に被災地で生活される病院スタッフの方々は、被災者を助けようと外から短期的に乗り込むDMAT(Disaster Medical Assistance Team=災害時派遣医療チーム)のような方々とは環境が全く異なる、ということも忘れてはいけないと思います。

2277とはずがたり:2014/03/07(金) 07:58:03

東日本大震災と特攻精神

 以前英国から日本を訪ねた友人に、「大石内蔵助はあれだけの部下を死なせたコマンダーなのに何で英雄なのだ」と尋ねられ、返答に困ったことがあります。

 「高邁な」志のために自身の命を捨てる、自爆テロなどの例は世界にも数多くあります。しかし志のために自分だけでなく他人の命をも軽く扱い、それが讃えられる、そのような文化はあまり見受けられません。

 この文化が結晶化したものが、先の第2次世界大戦でした。栄誉と命を等価と偽る世間の風潮が特攻精神をいたずらに煽り、弱者の声を暴力的に封じてしまいました。その結果、多くの「防ぎ得る死」を防げなかった。

 災害の面でも軍事の面でも反省することの多い歴史だと思います。しかし私たちはそこから学ぶことをしたのでしょうか。

 例えば東日本大震災の後、被災地の医療スタッフの大半は、過酷な労働条件に対して何の報酬も得ていません。震災5カ月後に取られたアンケートでは、

「通勤の為のガソリンや食事の支給を考えてほしかった」
「超過勤務の給与体制を明らかにしてほしかった」
「子供がいる人は多めに休暇をもらったが、自分は親の介護をしていたのに・・・」

 などという記載も見られました。これは無記名式のアンケートであったからこそ聞けた意見であったと考えます。

「自分1人で休ませてもらって本当に申しわけなかった」
「もっと辛い人がいるのに、休みたいとは言い出せなかった」

 そのような記載も見受けられるからです。

 病院は、食事を作ってくれる厨房がなければ成り立ちません。掃除や患者さんのシーツ交換も必要です。また、24時間門戸を開けている病院という施設は、防犯・警備がなければ安全が保てません。

 病院機能を保つためのこれらの貴重なスタッフ全員に、善意のみで長期に働くことを要求することは果たして「よき日本人」の姿でしょうか。

 過去に一億玉砕を唱えて兵士たちを使い捨てた日本の文化が今、被災地の病院スタッフを英雄ともてはやしながら使い捨てているのではないか。そのように懸念します。

技術への過信

 もう1つ、災害と第2次世界大戦のメンタリティが似ている、と感じる点があります。それは「日本の技術力」に対する過信です。これは建築技術・医療技術の2点に特に如実に表れていると思います。

 日本の建築技術が優れている、とされる根拠は、東日本大震災は未曾有の規模の地震であったにもかかわらず、地震のみで倒壊した建物がほとんどなかった、ということです。日本が高い技術を持っていることは論を俟ちませんが、今回の建物被害が少なかった理由は本当に耐震設計のためでしょうか。

 例えば、東北地方はこれまで何回も震度6以上の地震を経験しています。宮城県では2003年にも震度6の地震を経験しており、この時の建物被害は宮城県内だけで全半壊21棟、一部破損2342棟でした*2。

 うがった見方をすれば、脆い建物は今回の震災前に倒壊してしまっていた、つまり生き残りバイアスがかかっている可能性もあります。東日本大震災においても耐震補強を施し十分な耐震性能を有すると判断されていた建物でも壊滅的な被害を受けた建物も存在します*3。

 つまり、現在の技術や対策が将来起こり得る、例えば都市の直下型地震に対して十分な技術である、という論拠はありません。これは南海トラフ地震の想定で最悪ケースにおける死者は23万人、各種防災対策を徹底しても6万人、という被害推定を見ても分かります*4。

 今の日本は江戸のハザードマップの真っただ中へ超高層ビルを建設し、オリンピック会場を企画し、災害経験のない何万人もの人々を呼び寄せています。

 私は詳しい建築技術に関する知識はありません。分からないからこそ、過去の歴史を振り返ります。そのうえで「安全神話」は果たして原発だけのことだろうか、という疑問が湧きます。そしてその疑問を唱える人が少ないことに一抹の不安をも覚えます。

2278とはずがたり:2014/03/07(金) 07:58:26
>>2276-2278
「日本の医療は世界一」の危険

 もう1つ、日本の医療水準に対する過信も問題です。日本の医療が世界一、と言われるゆえんは、2000年の世界保健報告(World Health Report)*5で、日本が総合評価(overall attainment)で第1位にランクされたことによります。

 この1つのりポートを根拠に、その後10年以上経った今でも「日本の医療は世界一」と言い続けている人が大勢いらっしゃるのです。しかし、改善努力もしないまま10年以上も世界一で居続けることが本当に可能なのでしょうか?

 もしかしたら、今でも日本の医療が世界一であるのかもしれません。しかしその水準を支えるのは、過労死ラインを遥かに超えた医療スタッフの労働です*6。様々な医療従事者の切実な訴えにもかかわらず、この過酷な労働環境は改善の気配もありません。

 今回の災害は、既に過労死ラインを超えた労働環境の病院を直撃しました。患者数が激増し物流の途絶える中で、すべてのスタッフが必死で頑張られた結果、東日本大震災の2次災害は世界でも称賛されるほど少ないものとなりました。

 その結果のみをして「日本人はすごいから次の災害でも頑張れる」という神話を作り上げているのではないか、そのようにも感じます。

 『永遠の0』という小説が流行っているようですが、この小説ではゼロ戦を「世界一」ともてはやし、1回だけの栄光を根拠にその後のシステム改善の努力を怠ったことが辛辣に描かれています。

 日本の医療を世界一と称して医療ミスを個人の努力不足と片づける、今の医療現場と大変似ていると感じるのは、私だけではないでしょう。

「戦争の歴史」は「災害の歴史」

 なぜ、被災地では第2次世界大戦と同じ愚を犯そうとしているのでしょうか。それは歴史からの学び方に問題があるのではないか、というのが私の考えです。例えば第2次世界大戦の歴史を振り返る時、「戦争を繰り返さない」ことだけが歴史に学ぶことだと考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 しかし災害という視点から見れば、「人災」も「天災」も同じ「有事」です。災害医療の世界でも、戦争と自然災害は同じ問題を抱えており*7、共有すべきものである、という意見が主流を占めてきています。

 例えば先のコソボ紛争の際、避難民が内服薬や検査値のリストを失ったことによる慢性疾患の悪化が問題となりました*8。また、PTSD(心的外傷後ストレス障害)や妊産婦の健康も問題となります。

 逆に、昨年フィリピンを襲った台風の後、物資の不足により治安が悪化し、人災による死傷者も増えました。健康問題という意味で見れば、人災も天災も、規模の差こそあれ非常に似ているのです。

 戦争がない限り歴史は繰り返さない、のではなく、天災が起こればいつでも戦時と同じ状況が起こり得る、そういう視点で日本の戦争の歴史を見直してみることが大切ではないでしょうか。

歴史は繰り返す

 また、各国の有事における問題解決のプロセスには、国民性が非常に表れると思います。中国の大陸思想、英国の帝国主義、ドイツの民族主義・・・もちろん十把一絡げにはできませんが、他の国を見る限り国のメンタリティというものはそれほど簡単には変わりません。歴史が繰り返す理由の1つはこのプロセスの類似なのかもしれません。

2279名無しさん:2014/03/07(金) 21:08:58
>>2275
ソースが産経しかない怪

2280とはずがたり:2014/03/10(月) 16:23:51
この藤田先生の出身学部はどこだ?!

「プロポリス、がんに効く」 藤田名誉教授を書類送検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140310-00000011-asahi-soci
朝日新聞デジタル 3月10日(月)14時4分配信

 薬効をうたって健康食品「プロポリス」の販売を手助けしたとして、神奈川県警は10日、東京医科歯科大学の藤田紘一郎・名誉教授(74)=東京都杉並区=を薬事法違反(無許可医薬品販売)の幇助(ほうじょ)の疑いで書類送検し、発表した。

 県警によると、藤田名誉教授は2009年6月〜13年10月、「副作用なくがん細胞が自滅」などとプロポリスの効能を書いた原稿を作り、健康食品販売会社のシャブロンに送付。同社が薬事法に違反してプロポリスを販売するのを手助けした疑いがある。09年から4年間で1千万円以上の顧問料を受け取っていたという。

 調べに藤田名誉教授は「効能は自分では裏付けていないが、他人の研究を読んで原稿を書いた」と話しているという。この事件ではシャブロン社長の荻野珠理容疑者(48)が同法違反容疑で逮捕されている。

 藤田名誉教授は、寄生虫学、感染免疫学の専門。カイチュウ先生として知られ、「笑うカイチュウ」「清潔はビョーキだ」などの著書がある。

朝日新聞社

2281とはずがたり:2014/03/10(月) 16:27:45

別研究の画像と酷似か=STAP論文に新たな指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140310-00000040-jij-sctch
時事通信 3月10日(月)12時44分配信

 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)らが発表した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文に使われた画像に不自然な点があると指摘された問題で、論文の画像が小保方氏が以前に執筆した別の研究の論文の画像と酷似しているとの新たな指摘がインターネット上などで相次いでいる。論文を調査している理研の広報担当者は10日、「指摘は把握しているが、調査内容は結果が出るまで答えられない」と述べた。
 指摘は、STAP細胞がさまざまな細胞になる能力(多能性)を持つことを示す重要な画像が、小保方氏が2011年に早稲田大大学院在学中に書いた論文の画像と酷似しているというもの。 
 英科学誌ネイチャーに1月に掲載されたSTAP細胞の論文については画像の使い回しや、実験方法の記述が他論文の無断引用との指摘があり、理研が調査チームをつくって調べている。STAP細胞は他の研究機関では作製に成功しておらず、理研はより詳しい手順を5日に公開した。

2282穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/03/10(月) 17:25:35
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140310064205490
(2014年3月10日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】

研究の核心部分 転用の可能性も

 理化学研究所(理研)の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)らによる新たな万能細胞「STAP細胞」の論文に、小保方氏が3年前に書いた博士論文中の画像と酷似しているものがあることが9日、判明した。博士論文は、英科学誌ネイチャーに発表したSTAP細胞とは別の研究を扱っており、画像を転用した可能性も指摘されている。

【関連記事】 STAP細胞 画像に不審点?
【関連記事】 STAP論文に疑念の指摘 理研、確認調査開始


 酷似しているのは、ある細胞がいろいろな組織に分かれていく能力(多能性)を持つことを示す画像。研究の核心部分の一つだ。ネイチャー論文では、これらの組織がSTAP細胞からできたことになっているが、博士論文では、骨髄から採取した細胞からできたと説明していた。


 博士論文は、小保方氏が早稲田大大学院に在学中の2011年に執筆した。インターネット上で専門家の指摘が相次ぎ、本紙が入手した博士論文で、4点の画像が酷似していることを確認した。


 STAP細胞をめぐっては、発表後1カ月たっても、理研以外の実験室では再現実験が成功していない。このほか、画像の加工や重複、実験手法の部分で別論文から複写した疑いなどが指摘されている。


 理研の広報担当者は「調査中であり、具体的な内容については答えられない」と述べた。



流用なら信頼性疑問

 中内啓光(ひろみつ)・東京大医科学研究所教授(幹細胞生物学)の話 ネイチャーは最先端の研究を取り上げる雑誌で、実験がなかなか再現できない論文はこれまでもあった。だが仮に過去の画像を流用していることがあれば科学者の信頼性にかかわる。理研はしっかり調査をすべきだ。

2283穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/03/10(月) 19:41:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140310/t10015868081000.html
STAP細胞 確信なくなった
3月10日 19時06分

理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、共同研究者の山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答え「研究データに重大な問題が見つかり、STAP細胞が存在するのか確信がなくなった」として論文の取り下げに同意するようほかの著者に呼びかけたことを明らかにしました。

「STAP細胞」は、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功したと科学雑誌「ネイチャー」に発表し、新たな万能細胞として注目を集めました。
しかし、そのあと論文に不自然な画像やデータがあると研究者からの指摘が相次ぎ、理化学研究所などが調査を進めています。
これについて、論文の共同著者の1人でSTAP細胞の万能性を調べる重要な実験を担当した若山照彦山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答えました。
この中で若山教授は「信じていた研究のデータに重大な問題が見つかり、STAP細胞が本当に出来たのかどうか確信がなくなった。論文はいったん取り下げたうえで、外部の人に検証してもらうべきだ」と述べたうえで、小保方さんを含む共同著者に論文の取り下げに同意するよう呼びかけたことを明らかにしました。
若山教授によりますと、STAP細胞が出来た重要な証拠の1つである特定の遺伝子の変化について、論文発表前、研究チーム内では「変化がある」と報告され、信じていましたが、先週、理化学研究所が発表した文書の中では、変化はなかったと変わっていたということです。
さらに、研究チーム内の会議に提出された過去のSTAP細胞関連の実験データを検証したところ、論文と同様に不自然な画像が見つかるなど重大な問題が複数見つかったということです。
若山教授は、論文を取り下げたうえで、外部の専門家に検証を依頼したいとしていて、保管している細胞のサンプルや当時の詳細な実験データなどを提供する用意があるとしています。
若山教授は「自分が担当した実験については正しいと信じているが、前提となるデータの信頼性に確信が持てなくなった。一体、何が起こったのか科学的に検証することが論文の著者としての責任だと考えている。何より私自身、真実が知りたい」と話しています。
これについて理化学研究所は「研究の本質部分については揺るぎないものと考えているが、調査中のため現時点ではコメントできない」としています。

2284穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/03/10(月) 21:14:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140310-00000068-mai-sctch

<STAP細胞>論文の取り下げ提案…「データ再検証必要」

毎日新聞 3月10日(月)20時46分配信

<STAP細胞>論文の取り下げ提案…「データ再検証必要」

STAP細胞について取材に応じる若山輝彦教授=山梨県甲府市で2014年3月10日午後7時58分、片平知宏撮影

 新たな万能細胞「STAP細胞(刺激惹起<じゃっき>性多能性獲得細胞)」の作製を英科学誌ネイチャーで発表した日米研究チームの一人、若山照彦・山梨大教授が10日、日本人共著者らに対し、論文の取り下げを呼びかけたことを明らかにした。若山教授は毎日新聞の取材に「研究が信用できなくなってきた。データを再検証して再投稿すべきだ」と説明した。

【発表直後から疑問点…論文取り下げ提案】

 ◇日米研究チームの一人、若山・山梨大教授

 STAP細胞は、理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーらが1月末に作製に成功したと発表したが、2月中旬ごろから、インターネット上で論文の画像や表記が不適切ではないかとの指摘が相次いだ。さらに、今月9日には論文中にあるSTAP細胞の多能性を示す根拠の一つとなった画像と小保方さんが2011年の博士論文(早稲田大)で使った画像が酷似しているとの指摘が出た。

 若山教授は、主にSTAP細胞の万能性を証明するマウス実験を担当し、「博士論文に関する指摘に衝撃を受けた。私自身が研究の正当性を信じるためにも、一度論文を取り下げるべきだと考えた」と話した。

 STAP細胞は、マウスのリンパ球を弱酸性の溶液に浸すと、体内のあらゆる細胞になれる能力を持つとして、手法の目新しさなどが世界の注目を集めた。一方、国内外の研究者から「実験を再現できない」との報告が続き、理研は先月、調査に乗り出し、今月5日にはSTAP細胞の作製方法を公開していた。理研広報室は毎日新聞の取材に「調査内容に関わることなのでコメントできない」と話した。【須田桃子、八田浩輔】

2285穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/03/10(月) 21:22:17
>>2283要旨

理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、共同研究者の山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答え「研究データに重大な問題が見つかり、STAP細胞が存在するのか確信がなくなった」として論文の取り下げに同意するようほかの著者に呼びかけたことを明らかにしました。

2286名無しさん:2014/03/10(月) 22:48:33
インチキ論文を査読するのは全く無駄なので、査読した人たちのリソース(時間)が無駄になる。
上手に文章を書くところまでは許容範囲だけれど、データ自体が捏造であるのは、許容されません。

二つ目の理由は、インチキな論文が通ると、不当にそこに資金が流れることと、
さらにそれを信用した人たちがその先の実験を行って、膨大な経費と時間を無駄にするからです。
ほとんどテロ行為に等しい。だから忌み嫌われます。

2287とはずがたり:2014/03/11(火) 08:02:19
最早研究の根幹が揺るがないってことはあり得ないけど,せめて結果的になんかが示される契機となるといいんだけど。。

2288名無しさん:2014/03/11(火) 12:35:49
鍵 裕之東京大学教授
https://twitter.com/hirokagi
これから査読を引き受ける際に、捏造や剽窃まで念頭に入れて論文を読まないといけないとしたら、やってられない。

2289とはずがたり:2014/03/11(火) 12:54:16

>小保方氏も論文を固持していると述べた

疑義払拭し、再度発表を」=STAP論文問題で文科相―理研、14日にも調査結果
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-140311X286.html
時事通信2014年3月11日(火)12:27

 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文に不自然な点が指摘される問題で、下村博文文部科学相は11日の閣議後記者会見で、共同研究者の若山照彦山梨大教授の提言を踏まえ、「論文をいったん撤回して、疑義を払拭(ふっしょく)するため新たな客観的事実を積み重ねてもう一度発表することをぜひしていただきたい」と述べた。

 ただ、論文の撤回には通常、共同研究者全員の同意が必要。下村文科相は「共同研究者が国内だけでなくハーバード大にもいる。全員が納得して取り下げられるか分かりません」と指摘した。

 一方、菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で、この問題に関し、文科省を通じて理研に早期の事実解明を求めたことを明らかにした。 

「論文撤回の理由ない」=STAP細胞共同執筆者−米紙
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201403/2014031100251&rel=m&g=soc

 【ニューヨーク時事】新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文の共同執筆者でハーバード大医学大学院のチャールズ・バカンティ教授は10日、共同研究者の若山照彦山梨大教授が論文取り下げを求めたことについて、「私の持つ情報に基づけば、取り下げるべき理由はない。ミスはあったが、結論に影響するものではない」と反対した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに語った。

 同紙電子版によると、バカンティ教授は「あのように重要な論文が仲間の圧力で撤回されるとしたら、とても悲しいことだ」と指摘した。バカンティ教授は、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーと10日に電話で話したが、小保方氏も論文を固持していると述べた。(2014/03/11-11:12)


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