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Tohazugatali Medical Review

2261とはずがたり:2014/02/27(木) 20:22:04
>>2259

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/11a2a2dd083e3749d31549a4dcc411f7


疑惑の内容は3つある。
 第1は、三つの論文に使用されている写真が「使い回し」されているという問題。
 独立した研究であり、手法に再現性があるなら、同じ写真を回転させたり、トリミングさせて何度も使う必要はないはずなのに、彼女の論文にはこれが複数箇所ある。これは総説論文ならともかく、原著論文にあってはならないことだ。
 第2は、今の科学論文は本紙には要点だけを書き、詳しい具体的データ(手技・方法、実験データの経時的変動など)は電子版にリンクを貼り、それを公開するようになっている。しかし彼女の論文ではそれが行われていない、という問題。
 第3は、「論文の内的一貫性」に関わる問題だ。実験が本当に行われ、その結果を客観的に記述した論文であるなら、「自然はウソをつかない」から論文内部に矛盾点はない。しかし仮に内部矛盾が論文に沢山認められるようだと、論文が実験の記述でない疑いが浮上する。

 後述のクノッペラー博士はその一部を指摘しているし、私も2/14のメルマガでDNA電気泳動写真に示されている「培養STAP細胞のT細胞受容体遺伝子が再構成型」であることの不自然さを指摘した。今後、この第3点についての検討が必要だろう。

 私は2/3及び2/7のメルマガで新聞等が報じた小保方論文の内容と、その後、実際に2本の論文を読んで、その不審点について問題提起をし、一日もはやく追試実験が行われ、小保方報告の通りにSTAP細胞が作成できるかどうか、確認が必要だと述べた。このことは英語のブログでも同じように議論されていて、
http://www.ipscell.com/2014/01/review-of-obokata-stress-reprogramming-nature-papers/
 「幹細胞リサーチ」研究所のクノッペラー博士が6つの疑問点を挙げている、
1) これは他の研究室によって再現できるか?
2) これは(マウスだけでなく)ヒトの細胞にも適用できるか?
3) これは(幼若マウスだけでなく)成熟した細胞にも適用できるか?
4) この現象の、分子的機構はどうなっているか?
5) これらの細胞は有意に高い突然変異ないしエピ突然変異を伴っているか?後者はエピゲノム(核外遺伝子)の異常である。
6) これらの細胞は、奇形腫を作る以外にも、腫瘍原性であるか?
 博士もいうように、1,2,3に対する答えが「ノー」なら、STAP細胞にはほとんど価値がないことになるだろう。本当なら、日本のメディアは「30歳、女性研究者」で大騒ぎする前に、この3つに焦点を絞って、理研広報部や小保方本人に問いただすべきであった。ま、横並び意識が強くてそれができないから「マスゴミ」と言われるのだけれど。
 ざっと見たかぎりでは、まだ誰もクノッペラー博士の最初の「三つの質問」にイエスと答えた人はいないようだ。
 http://togetter.com/li/630003
 このブログに投稿されている再現実験は8件くらいあるが、すべて「不成功」としている。但しみな、出発点の細胞が「培養繊維芽細胞」のような株化されたもので、小保方論文にいうように「生後1ヶ月のマウス脾臓から取り出したCD45+のT細胞」ではない。…


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