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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

1780名無しさん:2012/08/28(火) 19:28:42
http://www.oita-press.co.jp/worldSociety/2012/08/2012082801001973.html
警視庁、重大事件に医師派遣へ
[2012年08月28日 16:35]

 警視庁と日本医科大病院(東京都文京区)は28日、人質を取った立てこもり事件などの現場に医師をあらかじめ派遣し、負傷者の応急処置に当たる「事件現場医療派遣チーム」(IMAT)の運用協定を結んだ。こうした取り組みは全国の警察で初めて。9月1日から運用を始める。

 警視庁によると、バス、船舶などの乗っ取りや凶器を使った人質立てこもり、突発的な重要事件で被害者や容疑者、警察官らが負傷する可能性のある場合、警視庁が日本医大病院高度救命救急センターに出動を要請する。

 センターは医師1人、看護師2人を1チームとして現場に派遣する。

1781チバQ:2012/08/29(水) 22:00:05
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001208290005
基幹病院 調整が難航
2012年08月29日

 三条、燕、加茂市など県央地域に救命救急センターを備え、がんなどの高度医療もできる「基幹病院」をつくる構想が難航している。重篤な患者や負傷者の命を救える態勢を、との声は強いが、場所をめぐる自治体間の綱引きが続き、他の病院のベッド数や診療科目など調整課題は多い。


     ◇


 県は、県内を七つの「医療圏」にわけて、急病を手当てする救急病院(2次救急)、重症患者に対応する基幹病院(3次救急)を整備する計画をまとめているが、3市に田上町と弥彦村を加えた県央と、魚沼の二つの医療圏には、まだ基幹病院がない。


 県医務薬事課によると、県央の人口10万人当たりの医師数は133・9人(2010年)で、県内では魚沼の次に少ない。08年の調べでは、救急搬送では19%が域外の病院に向かう。特に小児科では、この割合が34%に上っている。


 新潟市民病院や長岡赤十字病院といった基幹病院に行くには、救急車でも40〜50分かかることもある。このため、県央の市町村は08年ごろから基幹病院をつくる話し合いを始めた。だが、建設場所をめぐり、加茂市が「県立加茂病院の移転・新築に合わせて併設を」と主張。他の4市町村が「JR燕三条駅近く」を求め、合意できなかった。


 09年度から県が間に入り、建設場所を棚上げして調整した結果、今年2月、500床規模の基幹病院をつくり、他の病院との役割分担を再構築することで一致した。


 この地域の総合病院のうち、県は三条総合、燕労災、県立吉田、県立加茂の4病院を再編する考えだ。三条総合か、燕労災のいずれかを基幹病院とし、ベッド数を増やして、高度な医療機器を導入する一方、他の3病院のベッド数や診療科目は減らす方向で検討している。


 北島智子副知事らは6月、三条総合、燕労災の両病院側と面会し、基幹病院の運営を引き受けてくれるか、打診を行った。三条総合病院を経営する県厚生農業協同組合連合会(県厚生連)、燕労災病院の経営母体・労働者健康福祉機構(本部・川崎市)とも「どんな病院をつくりたいのかを聴いた。検討の前の段階」と慎重だが、この動きに対して、県立加茂病院の基幹病院化を求める加茂市は反発を見せている。


 基幹病院がいつできるか、時期ははっきりしない。栗山三衛・県医務薬事課長は「地元病院が縮小されても、基幹病院との連携で、今より良い医療が受けられることを納得してもらうことが大事。期限を切るべきではない」と話している。(三木一哉)

1782チバQ:2012/08/29(水) 22:04:04
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2897745/9424855?ctm_campaign=txt_topics
米FDA、抗HIV薬「Stribild」を認可 1日1回の服用で効果
2012年08月28日 12:03 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月28日 AFP】米食品医薬品局(US Food and Drug Administration、FDA)は27日、1日1回の服用で効果がある抗HIV薬の新薬「Stribild」を承認したと発表した。

 Stribildはカリフォルニア(California)州に本社を置くギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)が開発した薬剤で、すでに承認されている抗HIV薬2種と新薬2種を調合したもの。

 1400人以上が参加した治験で二重盲検試験を2度実施したところ、Stribildは既存のHIV治療薬2種を組み合わせた時と同等かそれ以上の効果があることが分かったという。また、48週の試験期間後10人中9人でウイルス値が検出不能なレベルまで低下した。

「継続した研究と医薬品開発の結果、HIV感染者の治療は複数の薬剤を使う方法から1種の薬剤を使うものに進化した」と、FDA医薬品評価研究センター(Center for Drug Evaluation and Research、CDER)のエドワード・コックス(Edward Cox)抗菌製品室長は語る。「数種の薬剤を組み合わせたStribildのような新薬は、HIV治療の簡略化に役立つ」

 ギリアド・サイエンシズは、オーストラリア、カナダ、EUでもStribildの承認を申請する計画だという。(c)AFP/Naomi Seck


http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2012/08/81023.php
訂正:JTの新規抗HIV薬、鳥居薬が日本で独占販売へ
2012年08月28日(火)17時06分
[東京 28日 ロイター] JT<2914.T>は28日、2012年度中に日本で製造販売承認申請を予定している抗HIV薬(インテグラーゼ阻害剤)「JTK―303」を含む配合錠について、承認取得後に、鳥居薬品<4551.T>が独占販売する契約を締結したと発表した。鳥居薬はJTに契約一時金として27億円を支払う。

鳥居薬はすでにJTの抗HIV薬として「ツルバダ配合錠」、「エムトリバカプセル」(訂正)、「ビリアード錠」などを販売している。

JTは同日、「JTK―303」の導出先である米国ギリアド・サイエンシズ社が同配合錠について米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したと発表している。

*抗HIV薬の名称を訂正します。

1783名無しさん:2012/08/30(木) 12:24:17
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=64078
医師不足診療分担も…鳥取市立病院

鳥取市立病院(鳥取市的場)の循環器内科の休止状態が1年以上続いている。

 市立病院はこれまで、岡山大学から医師の派遣を受けてきたが、同大学が医師の引き上げ方針を打ち出したため、昨年4月から休止を余儀なくされた。鳥取大学からの支援を求めるなどして再開にこぎ着けようとしてきたが、交渉は進まず、好転の兆しは見えていない。2000年から始まった新人医師の臨床研修制度の影響も受け、各地の医師不足が深刻化するなか、鳥取などの地方の地域医療をどう守るか、課題は大きい。

 医師引き上げ方針が明らかになったのは、昨年3月。それまで岡山大から2人の派遣があり、心疾患などを抱える約500人の入院・通院患者を診療してきたが、岡山県北部にある同大学関連病院の医師を充足させるとの方針変更で、市立病院への派遣が打ち切られた。市立病院では小児科が08年9月から2年間、鳥取大からの医師引き上げの影響で休止となり、粘り強い交渉の末、何とか派遣再開にこぎ着けたところだっただけに、循環器内科の休止の衝撃は大きかった。

 「何とか常勤の医師派遣をお願いできませんか」。今年2月、鳥取大との意見交換会で鳥取市立病院の坂本雄司事務局長は、能勢隆之学長に直訴した。しかし、能勢学長は「市立病院の循環器内科は岡山大から派遣を受けてきた経緯がある。すぐに鳥取大から派遣するのは難しい」と難色を示した。鳥取大の関連病院は県内だけでなく、島根県や兵庫県北部など88か所に上る。同大学広報は「自分たちの診療圏を守る必要があるため、派遣する医師の余裕はない」と説明する。

 循環器内科医は心疾患の患者だけを担当するのではなく、様々な病気の手術前に、心臓が手術に耐えられるかなどを診断するなど、重要な役割を担い、どの病院でも欠かすことができない専門医だ。

 昨年7月から鳥取大から週1回半日だけ、非常勤医師の派遣が実現し、何とか急場をしのいでいるというが、市立病院の担当者は「患者の容体の急変などを考えると、常勤医師がどうしてもほしい」と訴える。

 厚生労働省が10年に行ったアンケートによると、県内では合計で約170人の医師が不足しているという。県は06年度に、医学部卒業後に県内の病院に勤務すれば返済を免除する奨学金制度を創設。他の奨学金制度も活用して、20年までに約100人の医師を養成するとしている。

 一方で、診療科の休止なども相次いでいる。県済生会境港総合病院(境港市)は07年4月に産科診療を休止。4月には岡山大学病院三朝医療センター(三朝町)の入院患者の受け入れが打ち切られた。臨床研修制度で、大学の医局の医師が減り、地方病院への派遣人数が減少しており、県内で唯一、医学部を持つ鳥取大も02年に322人いた医師が今では308人になった。

 高齢社会を迎え、医療サービスを受ける人口が増えるなか、医師不足の解消は自治体にとって緊急性の高い課題でもある。

 筑波大学の前野哲博教授(地域医療教育学)は「少ない医師を取り合うこと自体の発想を変えなければ解決しない。医師の数は決まっており、全ての病院の診療科を維持することには無理がある。人材確保以外にも打つ手はあり、病院ごとに専門分野を分散させるなど、様々な角度から打開策を検討することが必要」と指摘する。(伊藤晋一郎)

 臨床研修制度 2004年度に、医師が将来専門とする分野にかかわらず、基本的な診療能力を身につけるため、大学卒業間もない医師は2年間以上、内科や小児科など7診療科で臨床経験をすることを必修化した。研修先を自由に選べるため、都市部の有力病院を選ぶ新人医師が増え、地方で医師不足が深刻になった。

(2012年8月30日 読売新聞)

1784名無しさん:2012/08/30(木) 12:52:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120828-OYT8T01673.htm
埼玉病院への小児科医派遣、県が慶大に要請

 志木市立市民病院の小児入院患者の受け入れ休止を受け、県は、同病院と共に小児2次救急医療圏の朝霞地区(志木、新座、朝霞、和光市)の拠点を担う国立病院機構埼玉病院(和光市)への小児科医派遣について、慶大医学部に要請していることを28日明らかにした。

 志木市立市民病院は非常勤医師の退職に伴い、8月から小児入院患者の受け入れを休止。インフルエンザが流行する冬などに、埼玉病院に入院患者が集中し、小児科医の負担が増すことが懸念され、埼玉病院と県が、医師を派遣できる機関を探していた。

 派遣を受けるにあたっては、埼玉病院に特定のテーマを研究する寄付講座を設置する。講座に必要な費用、年3000万円のうち、県が半分、残り半分を4市が負担する。4市は近く議会に補正予算案を上程する。現在、埼玉病院の小児科医は常勤が8人、非常勤が9人の態勢だ。派遣する医師の数は調整中という。

 新座市の須田健治市長は28日、「小児救急医療の整備は、待ったなしだ。埼玉病院が新たな対応をしてくれることで、安心している」と話した。

(2012年8月29日 読売新聞)

1785名無しさん:2012/08/30(木) 19:28:21
TPP反対で決議 超党派国会議員約190人2012.8.30 19:18

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対する超党派の国会議員約190人が30日、東京・永田町の憲政記念館で集会を開き、野田佳彦首相に対し、来月上旬のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や中旬の国連総会で交渉参加表明を行わないよう求める決議を採択した。

 集会には、みんなの党を除く民主、自民、公明、国民の生活が第一、社民、共産などの主要政党が軒並み参加した。民主党の山田正彦元農林水産相はあいさつで、「政府がかなり着実に交渉参加に向けた準備をしている。どんなことがあっても交渉参加を断固阻止したい」と述べた。

 集会の後、山田氏ら国会議員有志約30人は首相官邸を訪れ、藤村修官房長官に交渉への参加表明反対を申し入れた。藤村氏は29日の記者会見でAPEC首脳会議での表明を見送る方針を明らかにしていた。

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120830/mca1208301919011-n1.htm

1786名無しさん:2012/08/31(金) 15:34:59
三木市民病院脳神経外科 入院・救急受け入れ再開 

 三木市民病院(兵庫県三木市加佐)の脳神経外科の入院や救急の患者受け入れが、10月から4年ぶりに再開されることになった。医師不足のため、現在は非常勤医による外来診療のみとなっており、神戸大脳神経外科助教の三宅茂医師(44)を脳神経外科部長として招く。9、10月には外科、耳鼻咽喉科の医師も増員となり、来年10月の三木、小野統合病院の開業を見据え、診療態勢がさらに充実する。(斉藤正志)

 脳神経外科は、かつて三木市民病院の“強み”とされていた分野で、2005年まで3人の常勤医が在籍した。しかし退職が相次ぎ、08年10月には常勤医がいなくなり、入院や救急の受け入れを休止。病院経営が悪化する要因の一つになった。

 三宅医師は、公立豊岡病院や神戸大医学部付属病院などで勤務経験がある。10月1日付で着任し、1人態勢となるため、入院診療や昼間の救急受け入れが中心になる。手術は当面、緊急性の高い患者のみとなるが、看護師教育や医療機器の整備をした後、来年1月から手術数を増やす。来年4月にはさらに専門医1人が就任予定という。

 また9月1日付で、神戸大食道胃腸外科准教授の黒田大介医師(54)が副院長兼外科部長に、神戸赤十字病院耳鼻咽喉科部長の山本一宏医師(45)が耳鼻咽喉科部長に就任。外科と耳鼻咽喉科にはさらに1人ずつ医師が着任し、10月には常勤医が計44人となる。

 薮本吉秀市長は「脳神経外科の入院・救急の再開は悲願だった。病院経営への影響も大きい。ようやく実現することになり、感無量だ」と話した。

(2012/08/31 09:15)
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0005342281.shtml

1787名無しさん:2012/09/01(土) 11:40:51
甲府病院・過剰被曝発覚から1年
2012年09月01日


被害者の会は街頭での署名活動も始めた=8月16日、富士河口湖町船津

   ■不安・不信残る被害者 信頼回復努める病院

 市立甲府病院での過剰被曝(ひばく)が発覚して1日で1年。診療放射線技師らが医師法違反容疑で書類送検されたが、甲府地検の刑事処分の判断はまだ出ていない。患者や家族の不安は消えず、甲府市や病院への不信も残る。一方、信頼が失墜した病院は安全管理態勢の立て直しに努めている。

   ◇真相究明、署名活動続く

 「できるだけ忘れるようにしているけど、ときどき思い出して、不安な気持ちになる」

 4歳の長女が過剰被曝した30代の女性は、1年経っても忘れることはできない。女性はこの間、子どもへの影響について病院外の医師4人に相談。どの医師からも「子どもの将来への影響はない」と言われた。だが、「専門的なことはわからないので、本当に大丈夫なのか。不安な気持ちは残る」と漏らす。今後も長女に過剰被曝の事実を伝えるつもりはないという。

 患者の有志とその家族でつくる被害者の会は真相究明ための第三者委員会の設置を求め、友人、知人からの署名に加え、8月からは街頭での署名活動を始めている。市が第三者委員会を設けたが、それとは別組織の設置を求める。

 0歳の長男が過剰被曝した女性は「1年経ち、市や病院と冷静に議論できるようにな
った。でも、真摯(しんし)に向き合ってくれているとは思えない。市の設置した第三者は、本当に第三者なのか疑問。まったく病院と関係のない人に、真相を究明してもらいたい」。

 これまでに9千人を超える署名が集まった。署名簿は9月、市長と市議会に提出する予定だ。

 一方、病院側は7月に2回目となる患者説明会を開き、医療安全態勢への取り組みについて報告。患者らへの無料の年2回の健康診断や心の相談も続ける。だが、被害者の会が求めている真相究明のための第三者委については「検察の捜査の行方を見守っている段階」として、設置のめどはたっていない。

   ◇検査 指さしチェック

 「111(メガベクレル)、74……」。8月28日朝、市立甲府病院のRI(核医学)検査室で、診療放射線技師がメーカーから届いたばかりの薬剤ラベルを「指さし」でチェックしていた。薬剤師が立ち会い、薬剤の種類や放射線量を帳簿に記入してゆく。

 病院は、過剰被曝の発覚後、検査に関わる手順やルールを「RI検査マニュアル」にまとめた。患者に薬剤を打つ前に、技師が改めて薬剤の放射線量を計測。正しい数値かどうか医師か看護師が確認し、投与量をカルテに記録、記録簿に投与した医師の名前を記入することなどを定めた。さらに診療放射線技師が薬剤の投与量を変えられる「ジェネレーター」をやめ、検査ごとに決まった量だけが届く「シリンジ製剤」に限定し、事故が起こりにくい態勢を整えた。

 「本来、どれも当たり前のことなんです」。今春、放射線部の立て直しのため山梨大医学部付属病院から移ってきた佐野芳知(よしとも)技師長(61)はそう指摘する。この5カ月、その「当たり前のこと」を技師に覚え直してもらうよう、「他の病院より厳格なルールを適用して指導してきた」という。

 病院は、問題の遠因になっていた人員不足の解消にも取り組んだ。本来、投与量をチェックする立場にあった放射線診断医は、問題発覚当時1人だけ。その医師も「時間が足りず、現場任せにしてしまった」と認めていたため、今春、放射線診断医を1人増員した。

 小沢克良院長は「問題があった検査以外にも、職員に心のゆるみがあった。1年間、職員の意識改革に努め、成果は出てきたように思う。失った信頼はひとつひとつの努力で回復していくしかない」と話す。(板垣麻衣子、真海喬生)

 市立甲府病院での過剰被曝 放射性物質を使って腎臓の機能を調べる検査で、1999〜2011年に少なくとも子ども84人が、日本核医学会の定める基準の2倍以上の放射性テクネチウムを投与されていた。県警は、医師が決めるべき放射性物質の投与量を診療放射線技師が独断で決めていたとして、医師法違反(無資格医業)の疑いで捜査。今年3月に自殺した診療放射線技師長補佐の男性(当時54)と、40代の診療放射線技師の男性を5月に同法違反容疑で甲府地検に書類送検し、地検が捜査をしている。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001209010002

1788名無しさん:2012/09/01(土) 14:40:15
医師確保へ研修・就労支援 滋賀医大に「県キャリアセンター」

 滋賀県は31日、滋賀医科大(大津市)と連携し、若手医師向けの臨床研修プログラムの開発や女性医師の継続就労を支援する「県医師キャリアサポートセンター」を滋賀医大病院に開設した。厚生労働省が昨年度から始めた「地域医療支援センター運営事業」の一環で、医師にとって魅力的な研修を提供し、医師確保につなげる。

■県内基幹病院と連携  出産後の女医復帰プログラムも

 同センターは、医師不足の状況を調査し、県内の基幹病院に臨床研修医を増やすための対策を検討する。具体的には県内の基幹病院と連携し、専門的な知識や技術を学べる研修内容を考案するほか、近年増加している女性医師を対象に就労相談に乗り、出産後の復帰プログラムなどを提供する。センター長には県健康福祉部の苗村光廣理事が就任し、滋賀医大は専任医師を置いた。県や滋賀医大、県病院協会、県医師会の担当者で構成する運営委員会も立ち上げる。

 県によると、県内59病院(20床以上)の常勤医は今年6月末現在約1600人で、人口10万人当たりの医師数は約200人と近畿で最も少ない。過去10年で約200人増えたが、湖東、湖北、湖西は逆に減少するなど地域偏在も目立つ。滋賀医大の卒業生の3割が他府県の病院に勤務するほか、県内の病院で研修を受けた医師が県外に流出するケースも少なくなく、同センターの運営で県内病院への定着率を高める。

 滋賀医大病院で開設式があり、嘉田由紀子知事と馬場忠雄学長が看板を設置した。嘉田知事は「未来に対して種を埋め、育てる仕組み。医師のキャリアアップの支援を通じて地域偏在などを解消したい」と述べた。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120901000018

1789名無しさん:2012/09/02(日) 22:29:16
市立秋田総合病院、小児救急スタート 平日は24時間体制

 市立秋田総合病院(秋田市川元松丘町)の小児科に1日、救急部門が開設され、平日24時間の診察体制がスタートした。平日24時間体制の小児科救急外来の開設は、県内で初めて。

 小児科医の常駐により、救急救命や入院への移行、重症患者の他病院への搬送などがスムーズになることが期待される。土日・祝日も午前9時半〜午後10時半、小児科医が診察する。

 常駐するのは小児科医1人と看護師2人。ただし、祝日翌日と月曜日の午前0時〜8時半は、一般の救急外来で対応する。救急部門は同病院のほか、市内の開業医と秋田大医学部付属病院の医師計35人が輪番で担当。症状が重い患者を優先して診察する「トリアージ」を採用している。

(2012/09/02 13:53 更新)
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20120902g

1790名無しさん:2012/09/02(日) 22:32:15
『統合失調症の回復とはどういうことか』 「本気」の医師の日常2012年9月2日

『統合失調症の回復とはどういうことか』横田泉著 日本評論社・2000円

 私は今から4年半前、60歳で外科から精神科に転向した。研修医として就職した先が著者・横田医師の勤務するオリブ山病院であったが、1カ月もしないうちに驚くべき光景に遭遇した。
 診察室から男の罵声が聞こえる。開けっ放しのドアからのぞき見すると、背を壁にもたれて座った中年の男が、両足を左右に投げ出している。男の前に白衣姿の著者が正座し、「お願いします」と頭を下げ、なにやら懇願している。まるでヤクザに脅されているように見えた。怒鳴っていた男(患者)の方があきらめたのか「(薬を)飲めばいいんだろう!飲めば!」と悪態をつく。瞬間、著者は「ありがとうございます」と一言発し、「それではこちらの椅子にどうぞ」と患者用椅子を指示した。10秒後には元の医師と患者の立ち位置に戻っていた。カルチャーショックであった。
 著者は30年も統合失調症を中心に精神科をやってきた。“患者に寄り添って聴く”患者の何気ない言葉や態度での発信(表現)が何を意味するか、その原点はどこかを探る、精神科医が常に保つべき姿勢を声高でなくつづる。「(患者の)怒りの標的になりつつもこれに“報復しないこと”や、不信・拒絶が続いても患者と向き合い関係を修復しようとする治療者の意欲を維持することが必要とされる」。内科や外科の医師と違う精神科医の根本的な資質である。私はまだ獲得できてない。
 彼は言う「統合失調症の症状は、外科手術のように切り取って治すべき悪いものだけではない。時には症状の中に、その人の深い思いや切実さ、理想、希望などが読み取れる」。具体的な症例で提示してくれてもいる。昼食もほとんど毎日患者と共に取り、歓談でひと時を過ごす。
 患者は“医師の本気度を見透かす鋭い観察者”であるので、短い時間でも“本気度が試される”。一般の人には“外科医物語”と比べ理解しにくいかもしれない。しかし精神科医師および関連施設で働く人にはぜひ読んでほしい一冊である。
 (仲里尚実・精神科医師)
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よこた・みつる 1957年兵庫県生まれ。光愛病院、済生会泉尾病院を経て現在、那覇市のオリブ山病院副院長。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196426-storytopic-6.html

1791名無しさん:2012/09/02(日) 22:34:49
平日24時間小児救急を開始

 秋田市立秋田総合病院(秋田市川元松丘町)は1日、県内初となる平日24時間態勢の小児救急外来を開設した。平日は24時間、土日祝日は午前9時半から午後10時半まで小児科医が常駐し、入院などが必要な「2次救急」まで対応する。

 市内ではこれまで、市立夜間休日応急診療所(同市千秋久保田町)が午後7時半〜同10時半に開業していたが、勤務する医師は小児科医に限らず、軽症の患者が対象の「1次救急」にのみ対応していた。このため、小児患者でも市内4総合病院の一般救急外来を利用するケースが多かったという。

 開設した小児救急外来は、市内の開業医、大学病院の小児科医ら計35人の協力を仰いで、交代制で小児科医1人と看護師2人が診察にあたる。土日祝日の午後10時半〜翌午前9時半は、一般の救急外来で各科の当直医師が対応し、必要に応じて小児科医を呼び出す態勢をとる。

 市立夜間休日応急診療所は小児救急外来の開設に伴い、8月31日で廃止された。

(2012年9月2日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120901-OYT8T00955.htm

1792名無しさん:2012/09/10(月) 12:36:24
http://www.asahi.com/national/update/0909/TKY201209080607.html
北杜夫さんは窒息死? 医師の説明不適切、解剖行われず

北杜夫さん(右)と娘の斎藤由香さん=2008年、東京都世田谷区

 昨年10月に84歳で亡くなった作家の北杜夫(本名・斎藤宗吉)さんは、死亡診断書で死因を「腸閉塞(へいそく)」とされたが、吐いたものを気道に詰まらせた窒息死だった可能性があることがわかった。当時、医師が不適切な説明をしたため病理解剖は行われず、入院先の病院は死因を確定できなかったことなどについて遺族に謝罪した。

 北さんは昨年10月23日午後、脱力感と吐き気を訴え、救急車で東京都目黒区の独立行政法人国立病院機構・東京医療センター(松本純夫院長、780床)に運ばれた。その際は普通に会話ができ、救急外来の医師は「緊急性はない」と話したため、家族は午後8時ごろ病院を出た。ところが翌朝に容体が急変、午前6時過ぎ、死亡が確認された。

 長女の斎藤由香さん(50)によると、死亡を確認した30歳代の内科の男性当直医は「死因は腸閉塞による敗血症性ショック」と説明。病理解剖に応じるかどうかの意思を確認する際、「解剖すると(すぐには)自宅に帰れなくなる。(体を)ガッと開けるので見栄えのこともある」などと言ったという。

1793名無しさん:2012/09/10(月) 19:19:17
医師不足解消狙い定員増へ

 文部科学省は10日、医師不足や地域による偏在を解消するため、1校当たり125人が上限の医学部の入学定員を一部の大学に限り、来年度から増やす方針を固めた。

 対象は東北地方などで定員が120〜125人の国公私大で、増加人員は全体で数十人程度。10月末ごろまでに対象校や人数を決める。今春、国公私大79校で8991人だった医学部定員は、増員によって今後、9千人以上になる見込み。

 65歳以上が日本の人口に占める高齢化率は2060年に約40%に達し、医療ニーズが広がる見通しだが、東北地方を中心に医学部定員が上限に達し、医師確保策を望む声が高まっていた。

共同ニュース2012年9月10日
http://www.niigata-nippo.co.jp/world/main/2012091001001523.html

1794名無しさん:2012/09/10(月) 19:35:03
医師なりすまし男が健診 板橋区が相談窓口

 板橋区の高島平中央総合病院で行われた区民健康診断で、実在する医師になりすました男が問診などをしていた問題で、区は10日から区内5か所に相談窓口を開設することを決めた。

 同病院での受診者数が多数に上ることなどから、区としても区民の相談を受けるなどの対応をする必要があると判断した。区内5か所の健康福祉センターすべてに相談窓口を設置、区の保健師が直接相談に応じる。10日以降の平日午前8時半〜午後5時に受け付ける。

 また、区は区内の全医療機関に対し、注意喚起の文書を配布することを決めた。医師や看護師など医療従事者を派遣会社の紹介で雇う場合、医師免許の実物を確かめるなどして、確認を徹底するよう求める考えだ。

 この問題は、同病院が2010、11年度に区の委託で実施した区民健康診断で、実在する医師になりすました男が問診などを担当したもので、健診は区民2363人が受けた。同病院は男の関与した健診を点検し、これまでに治療歴の書類への記入漏れなどで111人の健診結果を訂正し、受診者に伝えたが、「命に関わるような見落としはない」としている。

 男は、10年5月に医療人材派遣会社の紹介で非常勤医師として採用された。週に1、2日、健診で胸部レントゲン診断や問診を担当し、44回の勤務で計312万円を受け取ったという。

 同病院などによると、今年6月、外部からの指摘をきっかけに厚生労働省に照会するなどした結果、医師免許に記載通りの医師は存在しなかった。実在する眼科医の名前が記載されていたが、医籍番号が異なっていた。男は調査開始直後、連絡が取れなくなったという。

(2012年9月9日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20120909-OYT8T00103.htm

1795チバQ:2012/09/11(火) 23:06:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000079-mai-soci
<甲状腺がん>検査で子ども1人確認 原発事故と関係否定
毎日新聞 9月11日(火)20時33分配信

 福島県の子どもの甲状腺検査で初めて1人が甲状腺がんと診断されたことが11日、県民健康管理調査の検討委員会(座長=山下俊一・福島県立医大副学長)で報告された。同大で担当の鈴木真一教授は「チェルノブイリ事故後の発症増加は最短で4年」などとして、福島第1原発事故との因果関係を否定した。

 昨年度受診した原発周辺13市町村の3万8114人のうち、一定以上の大きさのしこりが見つかった2次検査対象者186人の中の1人。性別や年齢は公表していない。細胞検査でがんと分かった。甲状腺検査は同管理調査の一環で、事故時18歳以下だった約36万人全員が対象。これまでに約8万人が終えた。

 検討委では、40歳以上の特に男性で、肥満や肝機能異常のある人の割合が震災前より増えたことも報告された。避難生活のストレスなどが原因と考えられるという。【乾達、泉谷由梨子】

1796チバQ:2012/09/11(火) 23:08:12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201209110206.html
'12/9/11
18歳以下1人が甲状腺がん 福島健康調査で8万人分析

 東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会(座長・山下俊一やました・しゅんいち福島県立医大副学長)が11日開かれ、事故発生当時18歳以下を対象とした甲状腺検査について、1人が甲状腺がんと報告された。

 甲状腺検査の対象は約36万人で、これまで結果が判明したのは約8万人。

 調査主体の福島県立医大の鈴木真一すずき・しんいち教授は検討委で「チェルノブイリ原発事故でも甲状腺がんが見つかったのは最短4年。福島では広島、長崎のような外部被ばくや、チェルノブイリのような内部被ばくも起きていない」と述べ、放射線の影響を否定した。

 鈴木教授は終了後、記者会見。小児甲状腺がんは100万人に1人〜2人の頻度といわれていたが、自覚症状が出てから診察する場合がほとんどで、今回のように全ての子どもを対象とした検査の前例がないため「比較できない」と述べた。

 年齢や性別、外部被ばく線量などについては「たった1人しかいないので、個人のプライバシーに関わる」として、一切明らかにしなかった。

 山下副学長は「いろいろなデータが出てきた。検診から次の医療行為に移っていく。プライバシーの配慮に努める」と話した。

 これまでの調査で425人が、5・1ミリ以上の結節(しこり)や、20・1ミリ以上の袋状の嚢胞のうほうが見つかり「2次検査が必要」とされた。60人が2次検査を受け、うち38人の結果が判明。この中の1人ががんと判断された。

1797名無しさん:2012/09/16(日) 13:52:54
「脳波判断 小児医少ない」
2012年09月12日

臓器移植 連絡会議で課題指摘

 脳死からの臓器移植に関わる県内の病院、警察、消防などが意見交換する連絡会議が11日、富山市内であった。国内初となった6歳未満の男児の脳死判定に携わった富山大病院の小児科医は、脳波測定のストレスや負担に触れ、「準備しておかないといざというとき対応できない」と述べた。

 県移植推進財団の主催で、10回目。約70人が参加した。

 富山大病院の宮一志医師は、脳波が失われていることを確認する際、電磁波の影響を避けるため、脳波計から呼吸器を遠ざける▽電極コードをアルミホイルで包む▽蛍光灯を消す――などの工夫を紹介。「それでも揺らぎはあり、平坦(へい・たん)と言っていいのか、法的脳死の判断には精神的ストレスが大きい」と振り返った。また、「成人と小児で測定に技術的な差はない」としつつ、「県内に脳波の判断をできる小児科医は少ない」と指摘した。

 拘束時間なども負担に挙げ、「ほぼ1週間、ほかの業務ができなかった。主治医のチームは、さらにかかりっきりだった。負担は大きいと覚悟しないといけない」と話した。

 富山大病院の事例では、男児への虐待の有無を確かめる際、児童相談所への問い合わせに時間がかかったことが課題になった。富山児童相談所の担当者は「情報提供の決まったルールはない」として、県個人情報保護条例を踏まえて対応するとした。(三島庸孝)
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001209120001

1798名無しさん:2012/09/16(日) 17:26:49
年重ねても 患者いる限り
2012年09月16日

ユーモアを交え飄々と診察する河合常雄さん=日光市石屋町

 日光市石屋町で医院を開く河合常雄さん(87)は現役の外科・内科医だ。「私はね、マリリン・モンロー(1926〜1962)と同世代」と患者をユーモアのけむに巻きながら飄々(ひょうひょう)と治療を続ける。「医療は、患者のいやがることは極力避けるのが基本。痛みは少なく、傷痕は小さく。その一念で町医者を続けてきた」と60年余に渡って医療に携わった人生を振り返る。17日は敬老の日。

 祖父は鯖江(さばえ)藩(福井県)の士族。そのいとこは御殿医だった。父も医者となって上京し、医師募集の求めに応じて日光に移り、大正初期に医院を開業する。

 跡を継ぐはずだった次兄がパラオで戦死。1949(昭和24)年に医者となった河合さんが、慶応大医局から日光に戻り、父の跡を継いだのは60年のことだ。

 父とともに、前身も合わせて日光高校(現日光明峰高)の校医を83年間担った。日光での休日診療の先駆けともなった。救急指定は2009年に外れるまで、47年間に及んだ。「休みはほぼなかったですね」と淡々と話す。

 実は、記者は患者のひとり。今夏、親指の根本を切ってしまい、突然駆け込んだ。高齢の医師を前にいぶかる記者に、河合さんはこう言い放った。「大学を出たばかりのインターンが縫うより、ベテランの私の方がうまい」。さっと2針縫い上げ、見立て通り2週間で完治した。

 いま医院は、日曜・祭日を除き午前中だけの診察。「年を重ねて満身創痍(そうい)だが、患者さんがいる限りやめられない。地域医療は、おもいやりで成り立ってきた」と話す。訪れる患者は高齢の方が多く「長年診ていただいてるので、ここが安心」と口々に語る。治療を終えた患者が「お先に失礼」と言い残して去る医院には、信頼の空気が流れている。(服部肇)

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001209160003

1799荷主研究者:2012/09/22(土) 18:34:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120901t15020.htm
2012年09月01日土曜日 河北新報
パーキンソン病に抗うつ剤が効果 東北大・長谷川助教ら発見

 東北大大学院医学系研究科の長谷川隆文助教(神経内科学)らの研究グループは、抗うつ剤の一種「セルトラリン」が、パーキンソン病と、同病に似た疾患の進行を抑えることを発見した。

 手足の震えや筋肉のこわばりが起きるパーキンソン病は、脳内の神経系細胞に、毒性を持つ異常なタンパク質がたまることで起きる。異常なタンパク質は神経細胞を死滅させ、隣接する細胞に広がって症状が広がる。

 研究グループは「ダイナミン」と呼ばれるタンパク質に注目した。神経細胞が、異常なタンパク質を取り込む際に働く性質を持っている。

 培養した神経細胞でダイナミンの活動を阻害すると、神経細胞が毒性タンパク質を取り込みにくくなることを確認した。

 抗うつ剤「セルトラリン」はダイナミンの働きを強く抑える作用がある。神経細胞に投与したところ、異常タンパク質の取り込みを抑制できた。

 パーキンソン病のほかに、これまで治療法がないとされてきた「多系統萎縮症」も発症のメカニズムが似ているため、新たな治療法につながる可能性があるという。

 長谷川助教は「早期に病気を発見し、セルトラリンの服用を始めることで、症状進行を抑えられる」と話している。

1800名無しさん:2012/09/24(月) 11:59:22
来月からの休止濃厚に 西条・中川診療所
2012年09月24日(月)

【写真】徒歩や電動車いすのお年寄りが多数通う西条市立中川診療所=22日午前、同市丹原町来見

 医師不足で休止が検討されていた西条市西部の地域医療拠点・市立中川診療所(同市丹原町来見)。市は常勤医確保に努めてきたが、23日までにめどが立たず、10月1日の休止が濃厚だ。市は約160人の患者が別の病院に通うための具体的な支援策を明示しておらず、車に乗れない高齢の患者らは「気軽に通院できなくなる」と悲鳴を上げている。

 診療所は1975年、旧丹原町が横山闡(あきら)医師(74)に運営を委託し設立。近隣に医療機関がないため山間地の住民らが頼り、昨年度は延べ約1800人が受診した。だが昨年、横山病院(同市小松町新屋敷)の医師減少で横山医師が診療所の常勤管理者を務められなくなり、県西条保健所が医療法に触れる恐れを指摘した。市は市内外の医師に打診し後任探しに努めたが、承諾には至っていないという。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120924/news20120924879.html

1801チバQ:2012/09/25(火) 22:44:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20120924-OYT8T01437.htm
峡南北部 2病院連携に前進



24日開かれた「地域医療を守る特別委員会」(富士川町役場で)  峡南北部地域の病院連携を巡り、富士川町の医療体制を検討している同町議会の「地域医療を守る特別委員会」が24日開かれ、同町の社会保険鰍沢病院と市川三郷町立病院との医療連携について、来月に結論を出すことを確認した。県が示した2病院の医療連携案の大枠に賛成し、国の補助金を使って鰍沢病院を買い取る結論を出すとみられる。

 県は2病院の経営について、富士川、市川三郷両町が一部事務組合か地方独立行政法人を設置する「経営統合案」と、指定管理者が経営を行う「共同管理案」を提示している。24日の委員会では、志村学・富士川町長が「県の案を大枠で受け入れ、今後の議論につなげるべきだ」と意見を述べ、「経営統合案」か「共同管理案」に限定せずに、県の提案を受け入れる案を示した。

 一方で一部の委員は、県の案が一つに絞られていない点を指摘し、「経営形態を決めてから議論を進めるべきだ」と慎重な意見を述べた。

 同委員会は結論を10月第1週までに決定し、10月15日に開かれる両町長や3病院院長らによる「北部地域医療連携部会」で、医療連携の最終決定に備える方針。市川三郷町の特別委員会も近日中の開催が予定されている。

(2012年9月25日 読売新聞)

1802名無しさん:2012/09/28(金) 04:32:35
保険医取り消しの東京医大 5年の処分を1か月にして! 2012年9月26日 20:00
http://www.tax-hoken.com/news_ajMLlaSYgO.html

1803チバQ:2012/09/30(日) 21:38:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120930-00000541-san-soci
双葉病院が責任否定、原発避難で50人死亡 調査結果公表
産経新聞 9月30日(日)20時4分配信

患者ら50人が死亡した双葉病院の説明会に向かう遺族や家族=福島県いわき市(写真:産経新聞)

 東京電力福島第1原発事故の避難中に患者ら50人が死亡した双葉病院(福島県大熊町、鈴木市郎院長)が30日、独自に避難経過を調べた調査結果を遺族らに公表した。同病院は政府の事故調査委員会と同様に病院側の責任を否定し、県、国、自衛隊や町の連絡不足を指摘。原子力損害賠償法に基づいて遺族が東電に請求する支援をしていく考えを示した。

 会見した担当弁護士は「国や県、自衛隊などの大きなシステムの問題で、個別の病院には限界がある」とし、県が当初、「院長らが患者を置いて逃げた」と発表した点には、「県から虚報だとする謝罪があった」とした。避難指示が出た昨年3月12日、双葉病院と系列の介護施設「ドーヴィル双葉」には患者ら約440人がいたが、満足な設備のないまま避難が続き、50人が死亡した。

1804チバQ:2012/09/30(日) 21:39:23
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20111222_01.htm
証言/福島・双葉病院の真相/「置き去り」誤解広まる
 福島県大熊町の双葉病院は福島第1原発事故直後、「患者を置き去りにした病院」と批判を受けた。自衛隊による救出時、病院に医師や看護師がおらず、患者だけが残されていたからだ。病院関係者は本当に患者を見捨てたのか。関係者の証言を基に真相を探ると、伝わっている話と違う事実が浮かび上がってくる。(勅使河原奨治、橋本俊)

<暗転>
 東日本震災当日の3月11日夜、双葉病院は暗闇に包まれていた。午後に起きた大地震で停電。非常用電源も夕方すぎに使えなくなった。看護師らは懐中電灯の明かりを頼りに、患者のたんを注射器で吸引したり、点滴を交換したりした。
 病院は第1原発から南西4.5キロに位置する。精神科と内科が診療対象で、寝たきりの重症患者を含む337人が入院していた。
 12日、夜明けとともに事態は暗転した。町の防災広報が原発の危機を知らせ、役場前からバスで避難することを呼び掛けていた。
 午後2時ごろ、症状の軽い患者209人が第1陣として町の手配したバス5台に乗り込み、病院を出発した。
 院内には楽観ムードが漂っていた。すぐに次のバスが来ると信じていたからだ。残留組を除く第1陣の病院関係者は水や非常食、薬、おむつを車に積み込み、バスの後を追った。

<報告>
 杉山健志医師(49)もその一人だ。「院長も乗ってくださいと声を掛けたが、『最後まで見届ける』と言われた。すぐに合流できると思い、気に留めなかった」
 しかし、この日、後続のバスは来なかった。
 大熊町は12日午後3時すぎに役場を撤退し、県に避難完了を報告した。渡辺利綱町長は「双葉病院も避難を終えたと思っていた」と振り返る。
 病院には重症患者ら128人と鈴木市郎院長(77)ら医師2人、事務員2人が残された。
 午後8時ごろ、警察と自衛隊が双葉病院を訪れた。「頼みの綱にいなくなられては困る」と鈴木院長は必死に警察官の服をつかんだが、「救出は明日になる」と告げられた。

<限界>
 翌13日、救助は来なかった。十分な食料や水、医療器具がなく、患者は極限状態に追い込まれた。残った職員4人は夜を徹して看病したが、それも限界を迎えた。
 14日午前5時すぎ、鈴木院長が仮眠から目を覚まして院内を巡回すると、患者3人が死亡していた。
 「名前と死因を書いた紙を患者のポケットに入れることしかできなかった」

1805チバQ:2012/09/30(日) 21:39:37
◎無援、極限の苦闘/混乱・不備、悲劇に拍車

 第1陣の患者と共に、いわき市に避難した双葉病院(福島県大熊町)の杉山健志医師(49)は3月14日夜、第2陣の患者34人を乗せて、いわき光洋高に到着した自衛隊のバスを迎えた。
 車内に入り込むなり、顔をしかめた。「死臭が漂っていた」。車内で3人が亡くなっていた。生き残った患者も意識がもうろうとし、座席の下に転げ落ちたり、失禁したりする人もいた。
 光洋高では炊き出しのおにぎりが用意されたが、杉山医師は支給を断った。「脱水症状を起こして衰弱している。食べさせたら窒息死する」
 光洋高に到着後、第2陣の患者のうち、さらに7人が死亡した。その後も患者全体の中で28人が転院先の病院などで亡くなった。

<到着に10時間>
 第2陣のバスは14日午前10時半ごろ、双葉病院の患者のほか、隣接する系列の介護老人保健施設の入所者らを乗せて病院を出発した。
 いわき市は双葉病院から直線で南に30キロ足らずで普段なら車で1時間程度で着く。バスは出発後、北上して南相馬市の相双保健所を経由し、福島市から東北道、常磐道を通っていわき市に入った。移動距離は200キロに及び、到着まで10時間近くかかった。
 相双保健所の江尻一夫主査(60)は道案内のため、南相馬市でバスに乗り込んだ。「患者は誰も動ける状態でなく、うめき声のような小さな声を上げていた」と振り返る。
 第2陣のバスは鈴木市郎院長(77)が乗車対象患者を運びだそうとしているさなかに出発した。
 「また置いていかれたと思った」。患者91人と鈴木院長ら病院関係者4人が取り残された。
 第2陣の救助に携わった県警双葉署の新田晃正副署長(当時)は自衛隊から「搬送後に戻る」と言われた。だが、直後の14日午前11時1分、福島第1原発3号機が水素爆発。バスは戻って来なかった。
 14日午後10時すぎ、新田副署長が双葉病院に飛び込んだ。「原発が危険な状態だ。いったん避難して救助を待とう」。残留を望む鈴木院長を説得して3人の病院関係者と共にパトカーに乗せ、患者を残して病院を後にした。
 パトカーは原発から約20キロ先の川内村の県道のトンネルに着き、自衛隊の救助隊と合流するのを待った。だが、郡山市を出発した救助隊は県道の北側の国道を通り、院長らと合流することはなかった。

<情報独り歩き>
 救助隊は15日午前9時40分、双葉病院に到着した。病院関係者の姿はなく、患者だけがいた。既に死亡していた1人を除く90人を助け出した。
 県災害対策本部は17日、双葉病院での出来事を発表した。「自衛隊到着時、病院に関係者は誰もおらず、重篤患者だけが残された」「第2陣の搬送に関係者が付き添わなかった」。背景が分からないまま、断片情報が独り歩きした。
 県警幹部は「極限状態の中で病院関係者は必死に対応した。院長らは『逃げた』『置き去りにした』と非難されたが、本気で逃げるなら、もっと遠くに行くはずだ」と擁護する。
 原発事故の想定、対応の不備が、双葉病院の悲劇に重くのしかかった。


2011年12月22日木曜日

1806名無しさん:2012/10/01(月) 13:07:40
診療所とネット連携 刈谷豊田総合病院…愛知
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=65695

 刈谷豊田総合病院(刈谷市)は、衣浦定住自立圏の刈谷、知立、高浜市と東浦町の3市1町の診療所などによる地域医療ネットワークを構築し、1日から運用を始める。

 同病院と各診療所とを順次インターネットで結び、スムーズな診療に役立てる。

 定住自立圏は、地方都市が、広域で公共施設や交通機関などの都市機能を整備し、住民の定住化を図る国(総務省)の施策。衣浦定住自立圏は3市1町が、昨年3月に協定を結んでいる。

 刈谷豊田総合病院は、入院ベッド数635床、外来患者1日2139人(昨年度)で、患者の約4分の3が同圏内の住民。ネットワークは、急性期の治療にかかわる同病院と、地域の「かかりつけ医」である診療所が連携して質の高い医療を目指そうと、医師会を交えて発足させた。

 同病院と圏内の診療所など110施設をインターネットで結び、同病院での診察や検査のオンライン予約ができるほか、患者の同意を得たうえで同病院の電子カルテの診療記録や検査、画像データなどを診療所の医師が利用できる。

 これまでのように書類やCD―Rでやり取りするのに比べて、時間や保管スペースが大幅に省略できる。開発費用は約7000万円。

 試験運用をした大杉医院(刈谷市)の大杉順一院長は「患者の症状や治療内容が即座に分かり、診療に役立つだろう」と話した。

(2012年10月1日 読売新聞)

1807名無しさん:2012/10/03(水) 16:29:09
腎臓取り違えで略式起訴 手術執刀医ら2人、正常な左の腎臓摘出
2012.10.3 12:07

 栃木県小山市の小山市民病院で2010年2月、左右の腎臓を手術で取り違えて摘出したとして、小山区検は3日までに、業務上過失傷害罪で執刀医を務めた同県下野市の男性医師(50)と補助した下野市の男性医師(42)を略式起訴した。9月28日付。

 起訴状によると、10年2月10日、右腎臓がんで入院していた当時69歳の男性患者の手術で、腎臓が撮影されたエックス線フィルム写真の裏表を逆に見たことで、誤って正常な左の腎臓を摘出したとしている。

 病院によると、約3時間半後に体内に戻したが、機能しなかったため同月18日に再度摘出した。

 病院は男性に賠償金4200万円を支払うことで和解。男性は別の病院で右腎臓のがんの治療を続けている。小山市民病院は「大変申し訳なく深くおわびする。再発防止に努めたい」としている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121003/crm12100312080010-n1.htm

1808名無しさん:2012/10/04(木) 09:06:09
情報通信で健康サポート・・・岩見沢の無医地区

 情報通信技術(ICT)を活用して地域住民の日々の活動量を把握し、健康作りにつなげる取り組みが年内にも岩見沢市北村地区で始まる。同地区は現在、医師不在の無医地区で、医療体制が十分でない地域への健康サポートの手段として注目を集めそうだ。

 北村地区は高齢化率が約30%と高く、2008年3月に診療所が閉鎖されて以降は医療機関がない状態が続いている。市は医師確保に向けた努力を進めているが、医師不足を背景に確保が難しいのが実情だ。

 そのため、市は今年度から北村支所にテレビ会議システムを備えた健康相談コーナーを設置し、電話相談などの健康サポート事業を始めた。さらに支援を推し進めようと、北大大学院保健科学研究院などと協力し、総務省の研究開発費を活用して新事業に取り組む。新事業には健康機器メーカーやドラッグストアなども参加する。

 具体的には、健康機器メーカーが開発した日々のエネルギー消費量などのデータを蓄積できる小さな活動量計が住民30〜50人に配布される。蓄積したデータを基に、保健師が運動を促すなど生活サポートや健康相談に応じる。

 来年度には高機能の家庭用ゲーム機を試験配布して、ゲーム機と自宅のテレビを通じて簡単にデータをやり取りしたり、保健師らからテレビ会議でアドバイスを受けられるようにしたりする。独り暮らしの高齢者の安否確認にもつなげたい考えだ。

 岩見沢市は「高齢化が進んだ豪雪地域だけに、在宅で自分の体の状況をチェックできるシステムの構築が必要だ」としている。

(2012年10月4日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20121003-OYT8T01721.htm

1809名無しさん:2012/10/05(金) 17:49:15
2012年10月5日15時35分
熊本大、研究医養成へ 「柴三郎プログラム」 目指すは北里柴三郎!

 熊本大が基礎研究医の養成に力を入れる。高校生に医学研究を体験させたり、大学で大学院の単位取得を可能にしたりして、大学院での研究者を増やすのが狙いだ。破傷風菌の純粋培養法を確立したことなどで知られる小国町出身の北里柴三郎のような人材を育てようと、「柴三郎プログラム」と名付けた。

 熊大医学部などによると、大学卒業後に医療機関での臨床研修(2年以上)が2004年から義務化されたが、研修後に大学院に進んで研究を続ける人は全国的に減少しているという。

 このプログラムの実施にあたり、熊大医学部は同学部に入学実績のある県内の高校に呼びかけ、8月に説明会を開いたところ46人が参加した。高校生はネズミの手術やIPS細胞にふれるなどの体験をし、このうち8人が放課後や週末に大学で研究を続けているという。同大は「研究の機会や設備の提供で研究心を植え付けたい」という。

 同プログラムでは、医学部で大学院の単位を取得する飛び級を可能にしたり、選考の上、大学院の入学料と2年間の授業料計130万円を免除したりする。こうした環境作りで高校、大学、大学院で研究を継続しやすくし、研究医の育成につなげるという。

 医学部の入試では14年から面接も導入し、人物面も評価対象にする方針だ。医学部の富沢一仁教授は「北里柴三郎博士のように人類に恩恵を与え、世界で活躍する研究医師の育成を目指したい」と話す。

 問い合わせは事務局(096・373・5051)。
http://www.asahi.com/edu/news/SEB201210050016.html

1810名無しさん:2012/10/06(土) 12:56:56
DNA一致なら殺人容疑で警察医を再逮捕。4人惨殺立証へ
05/10/2012

警察医のスパット容疑者が所有するペチャブリ県の果樹園で使用人を少なくとも4人惨殺したとされる事件で、警察の担当者はこのほど、「これまでに果樹園で見つかった白骨化遺体の身元がDNA鑑定で明らかになりしだい、容疑者を殺人容疑で再逮捕する」と述べた。

果樹園で地中から見つかった白骨化遺体は3体。そのうち1体は、関係者の証言から、ミャンマー人の男性とみられているが、DNA鑑定のために親族がミャンマーからタイに来ている。この鑑定で被害者が特定できれば、殺人容疑で逮捕できるという。

なお、警察はタイ人の使用人夫婦も容疑者に殺害されたとみているが、先のDNA鑑定では、白骨化遺体のいずれにも合致しなかった。このため、再度の鑑定が現在行われている。

http://www.bangkokshuho.com/article_detail.php?id=702

1811とはずがたり:2012/10/08(月) 22:28:01

ジョン・ガードンは何した人?

山中・京大教授にノーベル賞…iPS細胞作製
2012年10月8日(月)20:38
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20121008-567-OYT1T00570.html
(読売新聞)

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル生理学・医学賞を、様々な種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製した京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(50)と英国のジョン・ガードン博士(79)に贈ると発表した。

 体の細胞を人為的な操作で受精卵のような発生初期の状態に戻すことができることを実証し、再生医療や難病の研究に新たな可能性を開いた点が高く評価された。山中教授は、マウスのiPS細胞作製を報告した2006年8月の論文発表からわずか6年での受賞となった。

 日本のノーベル賞受賞者は、10年の根岸英一・米パデュー大学特別教授、鈴木章・北海道大学名誉教授(化学賞)に続いて19人目。生理学・医学賞は1987年の利根川進博士以来、25年ぶり2人目。

 授賞式は同賞の創設者アルフレッド・ノーベルの命日にあたる12月10日、ストックホルムで開かれる。賞金の800万クローナ(約9500万円)は2人の受賞者で分ける。

 ◆山中伸弥(やまなか・しんや)=1962年9月4日生まれ。大阪府出身。神戸大医学部卒。大阪市立大助手、奈良先端科学技術大学院大助教授、教授を経て、2004年10月から京都大教授。10年4月から同大iPS細胞研究所長。07年から米グラッドストーン研究所上席研究員も務める。

1812とはずがたり:2012/10/08(月) 22:29:14
なるほど。そういう人か。

山中氏にノーベル賞=iPS細胞開発―医学・生理学賞、日本人25年ぶり
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-121008X846.html
2012年10月8日(月)21:46

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル医学・生理学賞を、体のあらゆる細胞に変わる能力を持つ万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を世界で初めて開発した山中伸弥京都大教授(50)と、約50年前に万能細胞の実現可能性を初めて実験で示した英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士(79)に授与すると発表した。

 皮膚などの細胞に3〜4種類の遺伝子を導入して「初期化」したiPS細胞は、さまざまな種類の細胞に変化することができ、ほぼ無限に増殖する。難病患者からiPS細胞を作れば原因解明や新薬開発に役立つほか、将来は脊髄損傷患者にiPS細胞から作った神経細胞を移植して再び歩けるようにするなど、再生医療の実現が期待されている。

 日本人のノーベル賞受賞は、10年の鈴木章北海道大名誉教授(82)と根岸英一米パデュー大特別教授(77)の化学賞以来。米国籍の南部陽一郎米シカゴ大名誉教授(91)を含め、計19人となった。医学・生理学賞は、利根川進米マサチューセッツ工科大教授(73)が1987年に受賞して以来、25年ぶり2人目。 

[時事通信社]

1813とはずがたり:2012/10/08(月) 22:30:32

「本当の貢献、これから」=山中さん、笑顔で会見―京大
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-121008X868.html
2012年10月8日(月)21:23

 iPS細胞の開発でノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大教授山中伸弥さん(50)は午後8時から京大で記者会見し、「iPS細胞は新しい技術。仕事は終わっておらず、本当の医学への貢献をこれから実現させなければいけない」と笑顔で決意を語った。

 iPS細胞を使った新薬の開発や治療は実用化に至っていない。山中さんは「まだ受賞はないと思っていた」と振り返り、「これからの発展への期待の意味が大きいと思う。速やかに現場に戻り、研究に取り組みたい」と意気込んだ。

 また国の研究費支援に感謝し、「私は無名の研究者だった。国の支援がなければ受賞できなかった。日本という国が受賞した」と話した。

 ノーベル財団からの受賞決定の知らせは、大阪市内の自宅で受けた。「洗濯機が音を立てており、直そうと思って座り込んでいた時に携帯電話が鳴った。受賞がピンと来ず、ぼうぜんとした」と笑った。

 山中さんは午後7時20分すぎ、タクシーで京大キャンパスに到着。記者団から「おめでとうございます」と声を掛けられると軽く黙礼し、やや緊張した面持ちで会見場に向かった。 

[時事通信社]

1814名無しさん:2012/10/08(月) 22:37:15
「また京大か」と嘆く鉄門をはじめとする東京大学

1815名無しさん:2012/10/08(月) 22:42:03
>>1811
>ジョン・ガードンは何した人?

私が調べれば分かるけど、私的に興味なし

1816名無しさん:2012/10/08(月) 22:46:03
ジョン・B・ガードン (John Bertrand Gurdon, 1933 – ) - イギリスの生物学者。ケンブリッジ大教授。2012年に山中伸弥と共にノーベル生理学・医学賞を受賞。

1817とはずがたり:2012/10/08(月) 22:58:02
東大はノーベル賞輩出している(特に文学と平和は独壇場)けど阪大が未だで焦ってるみたいな話しは聞きました。

>>1812のなるほどは>>1812の↓に対してのものです,
>約50年前に万能細胞の実現可能性を初めて実験で示した英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士(79)

1818チバQ:2012/10/09(火) 23:18:17
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121009-OYT1T01125.htm
救急車出動せず大学生死亡…市側は争う姿勢

119番通報をしたにもかかわらず救急車を出動させず、山形大2年の大久保祐映(ゆうは)さん(当時19歳)が死亡したとして、大久保さんの母親が山形市に約1000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、山形地裁(石垣陽介裁判長)であった。市側は請求棄却を求める答弁書を提出し、「業務は適正だった」と争う姿勢を示した。救急車を出動させなかった市消防本部の判断の是非が争点となる見通しだ。

 大久保さんは埼玉県の実家を離れて市内で一人暮らしをしており、訴状などによると昨年10月31日、自宅で吐き気などを感じ、119番した。しかし、消防職員は「タクシーとかで(医療機関に)行きますか」などと応対し、救急車を出動させなかった。大久保さんは11月9日、自宅で遺体で見つかった。病死の疑いがあり、原告側は「救急車を出動させなかった判断は誤り」と主張している。

 一方、市側は答弁書で、嘔吐(おうと)したかや自分で歩けるかなど6項目からなる「受理票」を用いて、総合的に出動を判断するシステムになっていると主張。その上で、通報時の大久保さんについては「弱々しい声ではなく、生命に危険が迫っている可能性は認識できなかった」などと反論した。

(2012年10月9日19時36分 読売新聞)

1819名無しさん:2012/10/11(木) 14:38:19
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121010/crm12101011580005-n1.htm
腎臓取り違えの医師に罰金 栃木
2012.10.10 11:58
 栃木県小山市の小山簡裁は10日までに、小山市民病院で2010年2月、手術で左右の腎臓を取り違えて摘出したとして、業務上過失傷害罪で略式起訴された執刀医だった男性医師(50)=同県下野市=と執刀補助の男性医師(42)=下野市=に、それぞれ罰金100万円と同30万円の略式命令を出した。2日付。

 小山区検は、罰金が納付されたかどうか明らかにしていない。

1820とはずがたり:2012/10/12(金) 12:33:00
どうなってんのかね?!

朝日新聞デジタル
2012年10月12日11時27分
「初のiPS臨床応用」 読売新聞報道、大学は関与否定
http://www.asahi.com/science/update/1012/TKY201210120122.html?tr=pc

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った臨床応用を、米ハーバード大の日本人研究者らが世界で初めて行ったと、読売新聞が11日付朝刊で報じた。ハーバード大学や関連病院の4施設は11日夜、この人物とは現在、関係はなく、「彼に関係するいかなる研究も承認していない」とする声明を発表した。

 読売新聞の11日付朝刊1面によると、東京大学客員研究員の森口尚史・米ハーバード大客員講師らが今年2月、iPS細胞から心筋細胞を作って、重症の心不全患者6人に移植する世界初の臨床応用を行ったとしていた。この臨床応用は、ハーバード大の倫理委員会から「暫定承認」を得たもので、米国の国際会議で発表するほか、英科学誌ネイチャー・プロトコルズ電子版で近く論文発表するとしていた。

 これに対し、ハーバード大は11日の声明で「森口氏は1999年から2000年まで(1カ月間)は研究員だったが、それ以降、関係していない。大学や病院の倫理委員会は、彼に関係するいかなる臨床研究も承認していない」と説明した。大学の関連病院のマサチューセッツ総合病院の広報担当者も朝日新聞の取材に「ニューヨークの国際会議で報告したとされる彼の研究は当病院でなされたものではない。彼の仕事について話せることは何もない」と話した。

 また、森口氏がこの臨床応用を発表するとしていた国際会議の会場に、森口氏は研究成果のポスターを掲示していたが、国際会議を主催する「ニューヨーク幹細胞財団」の広報担当者は11日、「ポスターは取り外した。森口氏はここにはいない」と朝日新聞の取材に語った。

 理由について同財団は「森口氏のポスター掲示にハーバード大学から合理的な疑義が寄せられたため」としている。広報担当者によると、ウェブで参加登録をした研究者は誰でも、ポスターを示して研究成果を説明することができるといい、審査などはないという。

 森口氏は11日、朝日新聞の取材に応じ「マサチューセッツ総合病院で、iPS細胞を使った臨床応用に世界で初めて成功したのは事実」としながら、心筋細胞の移植はだれが行ったのかなど、具体的な説明は一切しなかった。

 また、森口氏が「論文を投稿する」と説明したネイチャー・プロトコルズの編集部は「該当する論文は受理されていない」としている。

■読売新聞、事実を確認中

 読売新聞は12日付朝刊1面(一部地域)で「iPS移植 発表中止」の見出しで、森口氏が発表する予定だった学会会場に現れなかったことや、ハーバード大が森口氏と協力関係にないと表明したことを報じた。

 読売新聞広報部は朝日新聞の取材に対し、関係者に事実関係を確認中としている。

 11日に「iPS細胞を使った移植手術を実施」などとする記事を配信した共同通信は「森口氏の学会でのポスター発表について本人に取材したうえで出稿した。国内研究者から疑義が出ていることや検証が必要であることなどをあわせて報道している」(総務局)と取材にコメントした。

1821名無しさん:2012/10/12(金) 15:31:33
>森口氏は(中略)医師の免許は持っていないという。

'12/10/12
iPSの臨床応用を否定 「治療実施」の病院

 体を構成するさまざまな細胞になる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った初の臨床応用をしたとの森口尚史もりぐち・ひさし氏の説明に対し、米マサチューセッツ総合病院とハーバード大は11日深夜、「森口氏に関連した治験が承認されたことはない。現在、両機関とも森口氏と関係はない」との声明を発表、正規の手続きを経た臨床応用が行われたことを否定した。

 森口氏はハーバード大客員講師を名乗り、総合病院で臨床応用を実施したとしていた。

 森口氏は同日までにロックフェラー大で開かれているトランスレーショナル幹細胞学会で治療の内容をポスターで発表した。だが、学会は「内容に疑義がある」として、ポスターを撤去した。12日は森口氏本人がポスターの前で、参加者らに治療内容を説明する機会も設けられていたが、予定の時間を過ぎても会場に姿を現さなかった。

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった山中伸弥やまなか・しんや京都大教授のiPS細胞をめぐり混乱する異例の事態となった。

 森口氏は共同通信の取材に、心筋細胞をつくり患者に移植したとし、「大学の倫理委員会を通すなど、きちんと手続きを経て研究を進めている。iPS細胞を作る手法が山中教授と違うと言われるが、私は私のやり方でやっていて、移植後も問題は生じていない」と説明していた。

 学会を主催する「ニューヨーク幹細胞財団」は声明で、研究について必要な承認を得るのは発表者の責任であり、財団は発表に疑問が生じた場合は(ポスターを)撤去する権利があると、撤去理由を説明した。

 森口氏は東京大病院特任研究員。東京医科歯科大で看護学を学び卒業、医師の免許は持っていないという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210120086.html

1822とはずがたり:2012/10/12(金) 18:08:59

森口尚史
MORIGUCHI, Hisashi
http://kaken.nii.ac.jp/d/r/10334351.ja.html
http://www.ip.rcast.u-tokyo.ac.jp/member/moriguchi/moriguchi_01.htm

http://blog.livedoor.jp/nyussoku/archives/52057874.html
東大先端科学技術研究センター グーグルに残っていた1日前のキャッシュの魚拓
http://www.peeep.us/e8427805
現在
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/people/staff-moriguchi_hisashi.html

1823名無しさん:2012/10/12(金) 18:16:13
>>1822のリンク先より

>東京医科歯科大学大学院医学系研究科卒業後、

医科歯科(東京医科歯科大学、東医歯大)と言うより、日本国内の全大学の医学部の大学院には医学科卒(医師)でなくても入れるので、なんともコメントし難い経歴

1824名無しさん:2012/10/12(金) 18:22:26
医者の世界の経歴は「○○大学医学部医学科卒」から始まるもの。
その「○○大学医学部医学科卒」が、どのURLにも出ていないという不思議。

1825名無しさん:2012/10/12(金) 18:25:45
2012年10月12日18時2分
読売新聞のiPS報道、東京医科歯科大が否定

 東京医科歯科大は12日記者会見を開き、日本人研究者が同大と、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使ってC型肝炎の新しい治療法を開発したとする読売新聞の2010年の報道について、「同大で研究実験を行った事実はない」と発表した。

 この研究者は、東京大病院の森口尚史特任研究員。11日付読売新聞は森口氏が、iPS細胞を重い心臓病の患者に移植する治療に成功したと報じたが、森口氏が客員講師を務めていると自称する米ハーバード大などは11日、「彼に関するいかなる研究も承認していない」との声明を発表している。

http://www.asahi.com/science/update/1012/TKY201210120336.html

1826名無しさん:2012/10/12(金) 18:27:47
iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(1)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012010.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(2)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012022.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(3)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012023.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(4)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012024.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(5)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012025.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(6)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012026.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(7)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012027.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(8)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012028.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(9)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012029.html

1827名無しさん:2012/10/12(金) 18:32:12
マスコミは「どこの医学部医学科を卒業しましたか?」と聞けばいいのに。
氏が「云々大学院修了」と答えてきたら、「大学院の以前の経歴をお聞かせください」とでも言えばいい。

1828名無しさん:2012/10/12(金) 19:07:14
>>1826
しどろもどろなインタビュー

Q「手術をしたってことは間違いないですか?」
A「それはそうなんですけど」

1829名無しさん:2012/10/12(金) 19:09:39
>>1826
Q「どういった資格をもったうえで手術をされたのか?」
A「(沈黙)」

1830名無しさん:2012/10/12(金) 19:13:53
>>1826続き

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(10)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012030.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(11)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012031.html

1831名無しさん:2012/10/12(金) 19:32:30
>>1826

Q 「Physician Assistant の資格をお持ちなんですよね」 「おっしゃってましたよね」
  「どちらの州発行ですか」 「それだけでも教えていただけませんか」


A「………………………(沈黙)………………………………」

1832名無しさん:2012/10/12(金) 19:41:59
“iPS細胞疑義”別の研究でも
10月12日 17時53分

日本人研究者が、iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植を世界で初めて実施したとする発表について、アメリカの国際学会が信ぴょう性に疑いがあるとしている問題で、東京医科歯科大学は、12日午後5時から記者会見を開きました。
この中でこの研究者が、おととし大学のグループと共に、iPS細胞を使ってC型肝炎の治療薬の効果的な組み合わせを見つけたと報道されたことについて、大学ではこうした実験や研究を行った事実はないと発表しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121012/k10015704031000.html

1833名無しさん:2012/10/12(金) 19:58:00
記事の研究「事実ない」=iPS細胞で東京医科歯科大

 iPS細胞の心筋移植問題で、東京医科歯科大学は12日、日本人研究者森口尚史氏がiPS細胞を使って、C型肝炎の薬の効果的な組み合わせを発見したとする2010年5月の読売新聞の報道について、同大で研究を行った事実はないと発表した。(2012/10/12-18:11)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2012101200746

1834名無しさん:2012/10/12(金) 20:09:10
http://www.youtube.com/watch?v=hGMXE3AEt48 TBS News-i チャンネル

せめてそのときにアメリカにいた証拠としてパスポートの入国記録を見せてもらえないかと報道陣が再三聞いてみましたが森口研究員はこれを拒んでいます。

1835名無しさん:2012/10/12(金) 20:18:34
>>1830続き

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(12)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012032.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(13)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012033.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(14)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012034.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(15)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012035.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(16)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012036.html

1836名無しさん:2012/10/12(金) 20:38:32
森口氏“医師免許はない”と説明変更
10月12日 18時7分
iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植を世界で初めて実施したと発表した日本人研究員、森口尚史氏は、当初、NHKの取材に、「自分は医師で、アメリカの医師の資格も持っている」と説明していました。
しかし、11日夜に改めて確認したところ、説明を変更し、「医師免許はないが看護師の免許は持っている」などと話しました。

アメリカのハーバード大学などによりますと、森口氏は、1999年から翌年にかけての一時期、ハーバード大学の関連病院、マサチューセッツ総合病院に在籍していました。
また、東京大学によりますと、森口氏は、平成14年から21年にかけて先端科学技術センターの特任助教授や特任教授、そして平成22年からは付属病院の特任研究員として在籍しています。
一方、森口氏は当初、NHKの取材に対し、「東京大学の特任教授で、ハーバード大学の客員研究員も兼任している」と述べていました。
さらに、「自分は医師で、アメリカの医師の資格も持っている」としたうえで、実際に「マサチューセッツ総合病院で重い心臓病の34歳の男性患者にiPS細胞から作った心筋細胞を『私が』心臓に注射して移植を行った」と説明していました。
しかし、日本時間の11日夜遅く、改めて確認したところ、説明を変更し、「医師免許はないが、看護師の免許は持っている。アメリカでは、医師の指示の下で医療行為を行う助手の資格はあり、実際に細胞を移植する注射を行った」と話していました。
.取材に“なぜ大学や病院は否定するのか”
森口氏は現地時間の11日、滞在先のニューヨークのホテルでNHKの取材に応じました。
森口氏は、アメリカの国際学会から研究内容について疑義が示されたことについて、「なぜハーバード大学や手術を行った病院が、臨床研究の申請を受け付けていないと否定しているのか、全く分からない。移植に関するデータなど証拠はすべて日本にあるため、今は移植の実施を証明することはできないが、落ち着いた段階で一緒に研究を続けてきたアメリカの研究者とも連絡を取り、説明をできるようにしたい」と述べました。
そのうえで森口氏は「iPS細胞から変化させた細胞をヒトに移植したことは間違いない」と述べ、実際にiPS細胞を使った治療を実施したと改めて主張しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121012/k10015705051000.html

1837とはずがたり:2012/10/12(金) 20:56:46
何処迄がホントでどこからが嘘なんですかねぇ?!
確定的に嘘で塗り固めたっぽいですが,企業からカネとって東大の特任教授になれたとかの経歴は本当でしょうし(科研費のデータベースだし)

1838名無しさん:2012/10/12(金) 20:56:49
“移植実施”報道の2社が見解
10月12日 20時16分

日本人研究者が、iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植を世界で初めて実施したとする発表にアメリカの国際学会が疑義を示している問題で、移植が実施されたと報じた読売新聞と共同通信は、記事などで今回の問題についての見解を明らかにしました。

このうち読売新聞は、12日の夕刊で、「報道した内容に間違いがあれば正さなければならない」として、取材経過を詳しく見直すとともに事実関係の調査を行い、結果を公表するとしています。

この中で取材経過については、記者が事前に森口尚史氏から論文の草稿や移植手術の動画とされる資料などの提供を受け、数時間に及ぶ直接取材を行ったうえで記事にしたと説明しています。

また、共同通信は、事実無根の可能性が高いと判断したとして検証記事を配信することにしています。

共同通信の吉田文和編集局長は「研究データの点検など裏付け取材を十分尽くさず、誤った情報を読者にお伝えしたことをおわびします。今回の取材を検証し、今後は正確な報道に努めます」という談話を発表しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121012/k10015709441000.html

1839名無しさん:2012/10/12(金) 21:04:01
ニュースのポイント

>>1836
>森口氏“医師免許はない”と説明変更

>森口尚史氏は、当初、NHKの取材に、「自分は医師で、アメリカの医師の資格も持っている」と説明していました。しかし、11日夜に改めて確認したところ、説明を変更し、「医師免許はないが看護師の免許は持っている」などと話しました。

1840名無しさん:2012/10/12(金) 21:19:08
>>1835続き

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(16)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012036.html

1841名無しさん:2012/10/12(金) 21:23:27
共同通信がおわび=iPS臨床「裏付け不十分」

 iPS細胞の心筋移植問題で、米国で森口尚史氏が初の臨床応用を実施したとする記事を配信した共同通信社は12日、「誤った情報を読者にお伝えしたことをおわびします」とする吉田文和編集局長のコメントを発表した。

 コメントは「研究データ点検など裏付け取材を十分尽くさず、臨床研究が行われたとの誤った情報を読者にお伝えしたことをおわびします。今回の取材を検証し、今後は正確な報道に努めます」などとしている。

 同社は11日、「内容の検証が不可欠」と指摘した上で、森口氏の「成果」を報道。配信記事は複数の地方紙に掲載された。(2012/10/12-20:18)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2012101200914

1842名無しさん:2012/10/12(金) 21:55:12
【iPS細胞移植】
東京医科歯科大、平成22年の読売新聞報道を否定
2012.10.12 20:47

iPS細胞の心筋移植問題で険しい表情で会見する東京医科歯科大学の佐藤千史教授(左)=12日午後、東京都文京区の東京医科歯科大(矢島康弘撮影)

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の臨床応用問題で、東京医科歯科大学は12日記者会見し、森口尚史氏と同大がiPS細胞を使ってC型肝炎の治療法を見つけたとする読売新聞の平成22年の記事について、「このような実験及び研究が行われた事実はない」と発表した。

 この記事は、同年5月1日付朝刊(大阪版)の「iPS活用 初の創薬」という記事。ヒトのiPS細胞などを使って、C型肝炎を治療する効果的で副作用も少ない薬の組み合わせを見つけ出すことに、森口氏と同大が成功したと伝えた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121012/crm12101220480030-n1.htm

1843名無しさん:2012/10/12(金) 22:09:59
●1995年に東京医科歯科大修了 (看護学。 修士?)
  ↓

●大学出たばかりなのに、 1996年に 医療経済研究機構 「調査部長」
    (厚生労働省の天下りが指摘されてる団体)
  ↓

●1999年 東京大学先端研で 客員教授
  なぜか 「第一製薬」 の寄付による研究に従事
  ↓

● 2007年、東大で博士号。
    しかし、博士論文の審査責任者(主査)がなぜか 論文の共同執筆者 w



こんなの、まったく、ありえない。

なんかバックがあるよ、この人。 たぶん、官僚と企業の利権がらみ。
親が官僚とか製薬会社とかそんなだと思う。

1844名無しさん:2012/10/12(金) 22:18:42
(国立大学・旧二期校)東京医科歯科大学(通称:医科歯科)は医学部医学科だけは東大理Ⅲに匹敵する難関校なのに、たった一人の看護師(“非”医学科卒)が評判を落としてしまった。

1845名無しさん:2012/10/12(金) 22:53:56
「人への臨床研究」は事実無根 / 米大学がiPS移植主張を否定

 【ニューヨーク共同】米ハーバード大や関連病院は11日、「同大学に在籍し、大学などの審査を受けた上で人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋にして移植した」とする森口尚史氏の主張を全面的に否定し、世界初とされたiPS細胞の人への臨床研究は事実無根だったことが分かった。

 倫理委員会による承認や、詳細な手順書作りが必要な最先端医療を、大学が審査、承認せずに在籍もしていない研究者が実施するのはほとんど不可能。治療行為も実施していない可能性が濃厚となった。

 森口氏は、これまでの共同通信の取材に対し「iPS細胞を心筋細胞に成長させて移植する治療を6人の患者に実施した」などと説明。

2012年10月12日 20時31分
http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.2309504.article.html

1846名無しさん:2012/10/12(金) 23:00:47
某自称研究者に関する纏め
>>1820-1845

1847名無しさん:2012/10/12(金) 23:09:38
東京医科歯科大学は素早く記者会見。
東京大学も早めに記者会見したほうがいい。

1848名無しさん:2012/10/12(金) 23:17:24
これに尽きるんだよなぁ。
どうして嘘をついたのか?

>>1836
>森口氏“医師免許はない”と説明変更

森口尚史氏は、当初、NHKの取材に、「自分は医師で、アメリカの医師の資格も持っている」と説明していました。しかし、11日夜に改めて確認したところ、説明を変更し、「医師免許はないが看護師の免許は持っている」などと話しました。

1849名無しさん:2012/10/13(土) 09:38:23
「森口氏説明は虚偽、誤報」=読売新聞がおわび−iPS細胞「初の臨床応用」

 米ハーバード大客員講師を名乗る森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋細胞に変え、6人の患者に移植する治療を行ったと最初に報道した読売新聞は13日付朝刊で、「同氏の説明は虚偽で、一連の記事は誤報」とするおわび記事と取材経過を明らかにした検証記事を掲載した。

 同紙が森口氏の「iPS細胞初の臨床応用」を報じたのは、11日付の朝刊と夕刊の各1面トップ、12日付朝刊早版など。検証記事によると、森口氏が9月19日に読売新聞記者にこの話を持ち掛けた後、論文草稿と手術の動画を提供し、記者が10月4日に森口氏が特任研究員を務める東京大医学部付属病院の会議室で約6時間取材した。

 同紙は森口氏が名乗る「ハーバード大客員講師」や「東京大医学部iPS細胞バンク研究室長」という肩書を報道前に各大学に確認しなかったことを明らかにした。ハーバード大関連のマサチューセッツ総合病院の広報担当者が「臨床研究に関する申請自体がない。手術は一切行われていない」と述べたことや、「論文」の共同執筆者4人のうち森口氏が師事する東京医科歯科大の佐藤千史教授以外の3人が関与を否定したことなどから、虚偽、誤報と結論付けた。(2012/10/13-08:57)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2012101300107

1850名無しさん:2012/10/13(土) 09:44:32
ページ更新時間:2012年10月13日(土) 06時50分
■ “iPS移植”森口氏への疑惑深まる

 アメリカのハーバード大学の客員講師を自称する日本人研究員が、iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植に成功したと発表したことに疑いが生じている問題で、ハーバード大学の関係者は「森口氏が手術をした記録はない」と、改めて全面的に否定しました。

 この問題で、アメリカのハーバード大学の客員講師を自称する森口尚史氏は「ハーバード大学の関連病院で6人の患者に対して移植治療を行った」と主張しています。

 これについて、ハーバード大学の関係者は12日、「森口氏が最初の移植を行ったと主張する今年の2月14日をはじめ、いずれの日も彼が手術をした記録はない」と、改めて全面的に否定しました。

 さらに、イギリスの科学雑誌「ネーチャー」のインターネット版が12日、「森口氏がノーベル賞の受賞が決まった山中伸弥教授の論文の一部を、かつて盗用していた疑いがある」との記事を掲載しました。

 「研究をやった事に関しては事実ですし、全部。ちゃんとやったんですけども」(森口尚史氏)

 一方、森口氏は12日、改めて自らの正当性を主張しましたが、疑惑はさらに深まっています。(13日06:01)
http://www.mbs.jp/news/jnn_5155209_zen.shtml

1851名無しさん:2012/10/13(土) 10:26:44
森口氏、医師資格なし…米大関連病院在籍1か月

 森口尚史(ひさし)氏(48)は、東京医科歯科大大学院修了。

 1993年に看護師資格を取得したが、日本の医師国家資格は持っていなかった。しかし読売新聞の取材に対しては、iPS細胞から心筋の細胞を作り、自身が注射を用いるなどの医療行為を行い、患者の心臓に移植したかのような説明をしていた。

 また森口氏は今回の取材に対し、ハーバード大の「客員講師」だと名乗ったが、同大関連のマサチューセッツ総合病院によると、森口氏が病院に在籍したのは99年11月末〜翌年1月の1か月余りで、胃腸科で研究員をしていた。同大によると、それ以降は病院とも大学とも何の関係もなくなったという。

 森口氏は今年7月にも、本紙記者にがん患者への体外受精法を開発したと伝えてきたが、この時は「東京大学医学部iPS細胞バンク研究室室長」とメールに記載していた。今回の事態を受け改めて調べたところ、東大にはその組織自体が存在しないことも分かった。

 森口氏を巡っては、今回問題となった以外にも、研究実態が不明な論文が見つかった。

 10年に米国肝臓病学会誌で発表した論文は、森口氏と東京医科歯科大のグループが、iPS細胞を使いC型肝炎の効果的な治療法を発見したとして、読売新聞が報じた。しかし、東京医科歯科大は12日、「(同大で)このような実験や研究が行われた事実はない」とするコメントを発表した。

 東大先端科学技術研究センター(先端研)や東大病院によると、森口氏は99年8月から10年まで先端研で客員助教授や特任教授などを務め、知的財産や医療経済などの研究に従事、10年3月から東大病院に移り、現在も同病院の特任研究員を務めている。細胞や臓器の凍結保存技術の開発補助の担当だという。

 事態を重く見た東大病院や東京医科歯科大は、森口氏が関係する共著も含む論文や研究そのものの再検証に乗り出した。

(2012年10月13日07時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121013-OYT1T00141.htm

1852名無しさん:2012/10/13(土) 11:04:30
2012年10月13日1時14分
「iPS臨床」の森口氏、資格は看護師 職を転々

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った日本人研究者らによる「世界初の成果」に疑義が生じた。

 日本時間の12日午前。森口尚史氏は滞在先のニューヨークのホテルで、テレビ局など報道各社に囲まれていた。

 「(移植手術に)立ち会いました」「(移植を)証明する書類は、日本に帰ったら家にありますので」

 臨床研究の「成果」を強調する一方、移植手術時に米国にいたことを確認するために旅券を見せてほしいと問われ、言葉を詰まらせる姿がテレビで何度も放映された。

 森口氏は1993年に東京医科歯科大を卒業し、看護師の資格を取得。同大学院で保健学修士を取得した後、医療系の財団法人や、東大先端科学技術研究センター、東大病院を転々とした。医師ではなく、肩書は常勤・非常勤、客員・特任などとめまぐるしく変わった。

 センターにいた99〜2010年のうち、常勤だったのは知的財産法が専門の特任助教授の4年間だけ。最後の1年間は雇用関係がない無給の交流研究員だった。当時の同僚は「森口さんは医療統計の専門家。実験している姿は見たことがない」。

 今回、臨床研究の共同研究者として名前を使われていたのも、センターの同僚だった。井原茂男特任教授は「森口氏は一生懸命でいつも新しいことを追求するタイプ。彼の口から何も聞いていないので、早く説明してほしい」と苦笑いを浮かべた。

 東大病院では、形成・美容外科の実験を手伝う非常勤の技術補佐員から、現在は常勤の「特任研究員」。特定の研究のために雇われる研究員で、研究代表者の権限だけで決められる。森口氏の場合は形成・美容外科の助教が決め、同科の上司たちは「森口氏の存在を知らない」としていた。東大病院広報は「現在、特任研究員が何人いるか不明」という。

 千葉県市川市の住宅街にあるアパート。森口氏は家賃6万円あまり、築数十年の1Kに十数年来、1人で暮らしているという。大家の70代女性は「もしウソをついていたなら、なぜすぐ分かるようなことをしたんだろう」といぶかった。

 数年前には「東大教授になりました」と聞いていた。えらい先生でもこんなところに住むんだ、と不思議に思った。そして、今回の騒動。「何かウソをつく必要があったのか。いろいろ考えると心が痛みます」

http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY201210120674.html

1853名無しさん:2012/10/13(土) 11:14:07
iPS移植、山中教授「あり得ないのでは」
TBS系(JNN) 10月12日(金)19時25分配信

 「iPS細胞を患者に移植することに世界で初めて成功した」と、日本人研究者が主張していることについて、手術を行ったとするアメリカの病院が「研究者とは関係ない」と発表しました。山中教授も「私たちの考えからはあり得ないんじゃないか」と述べています。

(Q.手術するにあたって必要な免許、資格、IDは何をお持ちですか?)
 「・・・・・」(森口尚史氏)

(Q.無免許というか何の資格もなく手術を?)
 「いやいやそんなことはないです」(森口尚史氏)

 「iPS細胞を患者に移植する世界初の臨床応用を行った」
 一部メディアで報じられた東京大学医学部の特任研究員、森口尚史氏の研究発表が物議を醸しています。

(Q.どういう肩書、立場で移植に臨んだのか?)
 「ハーバード大学で客員講師ということで・・・」(森口尚史氏)

 森口氏は、ハーバード大学の客員講師として、大学の倫理委員会から暫定許可をとり、系列のマサチューセッツ総合病院で移植治療を実施。今年2月にアメリカ人男性への手術を行い、その後5人、合わせて6人の患者に移植手術を行ったとしています。

 しかし、森口氏の発表に対し、ハーバード大学と手術を行ったとされるマサチューセッツ総合病院は・・・

 「ヒサシ・モリグチは1999年から2000年にかけて、マサチューセッツ総合病院の客員研究員でしたが、それ以降は関わりを持っておりません。モリグチ氏の臨床試験はハーバード大学や病院が承認したものではありません」(ハーバード大学とマサチューセッツ総合病院の共同声明)

 このハーバード大学と病院側の声明に森口氏は・・・

(Q.ハーバード大学側の説明は間違っている?)
 「そうですね。説明が間違っているというか不十分。誤解されているところもあるのかなとは思うんですけれども」(森口尚史氏)

(Q.今も有効な資格を持っている?)
 「そうです。ただ何というかですね・・・証拠書類とかうんぬんについては日本に置いてきているので、すぐお見せすることはできないですし、それで困っているわけなんですけれども」(森口尚史氏)

 森口氏は、11日からロックフェラー大学で行われている学会で、研究成果の発表を行う予定でしたが・・・

 「この場所に、研究の発表のために現れるはずだったんですけれども、急きょ、来なくなりました」(記者)

 研究発表は、急きょ中止され、会場に貼られていたポスターも「内容に疑義がある」として撤去されました。

 そもそもiPS細胞の臨床応用については「細胞がガン化する可能性を完全には排除できていない」として、山中教授の研究所でも実現できていません。山中教授のiPS細胞は、皮膚や血液の細胞に特定の4つの遺伝子を入れて作製されます。

 一方、森口氏は、患者の肝臓から採取した細胞に、遺伝子を制御する化合物とタンパク質を増殖させる化合物を入れてiPS細胞を作製。これを心筋細胞に成長させ、今年2月にマサチューセッツ総合病院で、医師とともに移植手術を行ったとしていますが・・・

 「この(移植治療の)話は全然知らない。モリグチ氏とは何年も話していない」(マサチューセッツ総合病院・チャン医師)

(Q.パスポートは持っている?)
「はい」
(Q.今年2月にアメリカに滞在していたか、今証明できるか?)
「あまり今・・・お見せできないというか」(森口尚史氏)

 森口氏は、2010年にも出身大学である東京医科歯科大学と共同で「iPS細胞を使ったC型肝炎の新薬を開発した」としていましたが・・・

 「東京医科歯科大学ではこのような実験・研究が行われた事実はない」(東京医科歯科大学の会見)

 「大学院で学んでいた森口氏が迷惑かけていること、深くおわび申し上げます」(東京医科歯科大学・佐藤千史教授)

 また、12日野田総理大臣に表敬訪問を行った京都大学の山中伸弥教授は・・・

 「 私自身の考えでは(臨床応用は)今はまだ早いのではないか。国内でも慎重にiPS細胞の安全性・有効性を動物実験で検討して、来年ぐらいから患者にお願いして、臨床研究が始まるかという段階。この段階で十分な動物実験なしでいきなり人間というのは、私たちの今の考えではあり得ないのではと思っている」(京都大学・山中伸弥教授)
(12日17:59)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20121012-00000053-jnn-int

1854とはずがたり:2012/10/13(土) 11:36:48
>>1843
主査と共同論文書くのは普通のことなんではないでしょうかね?

>>1852

>センターにいた99〜2010年のうち、常勤だったのは知的財産法が専門の特任助教授の4年間だけ。最後の1年間は雇用関係がない無給の交流研究員だった。当時の同僚は「森口さんは医療統計の専門家。実験している姿は見たことがない」。

>今回、臨床研究の共同研究者として名前を使われていたのも、センターの同僚だった。井原茂男特任教授は「森口氏は一生懸命でいつも新しいことを追求するタイプ。

>東大病院では、形成・美容外科の実験を手伝う非常勤の技術補佐員から、現在は常勤の「特任研究員」。特定の研究のために雇われる研究員で、研究代表者の権限だけで決められる。森口氏の場合は形成・美容外科の助教が決め、同科の上司たちは「森口氏の存在を知らない」としていた。

途中迄上手に新しいことやってなんとな巧く行ったんで勘違いしちゃったか高望みしちゃった感じはあるんでしょうかねぇ。

1855名無しさん:2012/10/13(土) 12:07:42
iPS臨床問題:「勝手に名前使われた」…杏林大講師
毎日新聞 2012年10月13日 11時54分

 森口尚史氏がiPS細胞の臨床応用をしたと発表したことへの信ぴょう性が疑われている問題で、森口氏が発表するとしていた論文の共著者に名前が挙げられた杏林大学の講師は「勝手に名前を使われた」と関与を否定した。同大が13日、毎日新聞の電話取材に明らかにした。

 杏林大によると、関与を否定しているのは公衆衛生学が専門の上村隆元(うえむら・たかもと)講師(51)。森口氏とは97年に米ハーバード大で開かれた1週間の短期講座で知り合い、帰国後の02〜06年に公衆衛生に関する研究を共同で行ったが、最近3年以上は連絡をとっていなかったという。上村講師は、共著者として名前が挙げられていたことを今回の問題後に知ったといい、同大に「森口氏から事前連絡はなく、勝手に名前を使われた」と話しているという。【岡田英】

http://mainichi.jp/select/news/20121013k0000e040192000c.html

1856名無しさん:2012/10/13(土) 12:12:10
英米科学誌も疑惑報道=森口氏「iPS移植」

 英科学誌ネイチャーと米科学誌サイエンスは12日付の電子版ニュースで、米ハーバード大客員講師を名乗る森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)から心筋細胞を作り患者に移植したと学会発表したが、虚偽と疑われていると報じた。

 ネイチャー誌はこの「iPS細胞初の臨床応用」を最初に報じた読売新聞記事を引用した上で、著名な幹細胞研究者の中内啓光東京大医科学研究所教授が森口氏の発表内容を科学的に疑問視していることを紹介した。

 サイエンス誌は、森口氏が特任研究員を務める東大医学部付属病院が、森口氏が今年発表した別の論文2本についても調査していると報じた。肝臓がん治療技術と卵巣組織の凍結保存技術の論文で、ネイチャーの関連誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。(2012/10/13-11:41)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2012101300150

1857名無しさん:2012/10/13(土) 12:15:35
“別の論文にも許可なく教授の名前”
10月13日 11時30分
アメリカで開かれた国際学会で日本人研究者がiPS細胞の移植に世界で初めて成功したとの発表について信ぴょう性が強く疑われていることに関して、アメリカの医療機関は12日、この日本人研究者が去年発表した論文にも、共同研究者として医療機関の教授の名前が許可なく使われていたことを明らかにしました。

この問題は、ニューヨークで開かれた国際学会で研究者の森口尚史氏がiPS細胞から変化させた細胞を世界で初めてヒトに移植したと発表したことに対し、学会側が疑義を示すなど信ぴょう性が強く疑われる事態になっているものです。

これについて、ハーバード大学の関連医療機関、マサチューセッツ総合病院は12日、森口氏が共同研究者としてレイモンド・チャン教授の名前を挙げていることについて、「教授は森口氏が主張する臨床研究のことは全く知らない」などと、全面的に否定する声明を発表しました。

マサチューセッツ総合病院は、さらにNHKに対して、森口氏が去年、インターネット上の学術論文サイトに発表したiPS細胞に関する論文でもチャン教授が共同研究者とされているものの、「教授は論文の存在を今日(こんにち)まで知らず、名前を使うことを許可したこともない」と主張しました。

森口氏は、ニューヨークでNHKのインタビューに答え、細胞移植を行ったと改めて主張していますが、アメリカでは森口氏のこれまでの学術的成果についても疑義がさらに強まっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121013/t10015717181000.html

1858名無しさん:2012/10/13(土) 12:17:50
【iPS細胞移植】
森口氏、治療実施の主張やめる
2012.10.13 11:02

報道陣の質問を受けた後、立ち去る森口尚史氏=12日、ニューヨーク(共同)

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床治療をしたと主張していた森口尚史氏は12日、報道陣の質問に対し、治療の有無や経緯について「わからない」などとあいまいな発言を繰り返し、治療をしたとの主張を事実上やめた。事実関係を後で説明するとも述べた。

 滞在しているニューヨークのホテル近くの路上で質問に答えた。

 一度だけ「(自分がこれまで)言っていたことは自分では正しいと思っているので…」としたものの、治療や経歴について説明することはなかった。「(別の機会に)真相をきちっと話したい」とも述べた。

 森口氏が治療を実施したとしている米マサチューセッツ総合病院が、治療の形跡もなく承認申請も提出されていないと声明を出していることについては「確かめてみないと分からない」「どうして病院がこんなことを言っているのか」などと述べた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121013/amr12101311050000-n1.htm

1859名無しさん:2012/10/13(土) 12:59:09
厚労省、森口氏関与の研究を調査 
2012年10月13日 11時55分

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)で臨床応用をしたと主張する森口尚史氏が1998〜2006年度に関わった厚生労働省の研究3件に問題がないか、同省が調査を始めたことが13日、分かった。

 厚労省によると、3件は、自立して健康に生活できる期間を示す「健康寿命」を延ばす対策が有効だったかの検証や、高血圧治療薬の効果に関する複数の論文の分析など。同省の科学研究費補助金を受けた研究で、補助金は総額約4900万円だった。

 いずれの研究も実際の手術や実験は伴っておらず、森口氏は、取りまとめ役の主任研究者に協力する分担研究者だった。

(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012101301001260.html

1860名無しさん:2012/10/13(土) 13:32:56
2012年10月13日13時15分
森口氏、山中教授の論文を盗用か iPS細胞作成巡り

 英科学誌ネイチャーのニュース(電子版)は12日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用を行ったと読売新聞などで報じられた森口尚史氏が、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった山中伸弥・京都大教授の論文などを盗用した疑いがあると報じた。

 ネイチャーによると、2011年に無料でダウンロードできる再生医療の本の中で、2種類の薬剤を使って肝臓の細胞からiPS細胞を作ったとする森口氏の総説は、他人の論文の一部をほぼそのままコピーした疑いがあるという。山中教授が07年に初めて人の皮膚細胞からiPS細胞を作ったと発表した科学誌「セル」の論文と酷似しているものもあるという。

http://www.asahi.com/health/news/TKY201210130160.html

1861名無しさん:2012/10/13(土) 13:54:18
【iPS細胞移植】
山中論文と同じ表現 英科学誌指摘
2012.10.13 13:34 [病気・医療]

報道陣の質問を受けた後、立ち去る森口尚史氏=12日、ニューヨーク(共同)

 英科学誌ネイチャーは13日までに、人工多能性幹細胞(iPS細胞)に関する本で森口尚史氏が執筆を担当した部分に、ノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥・京都大教授の論文と同じ表現があることが分かったとの記事を電子版に掲載した。

 同誌に対し森口氏は「われわれは皆、同じようなことをやっていて、似たような表現になるのはおかしなことではない」と説明する一方、さまざまな論文を参考にしたことは認めたという。

 記事によると、森口氏が幹細胞研究の進展について書いた部分に、山中教授らが平成19年に専門誌に発表した論文と同じ記述が含まれるという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121013/crm12101313350024-n1.htm

1862名無しさん:2012/10/13(土) 14:26:40
*********************************************************
森口尚史氏の 不思議な経歴 (本人談ではなく、確認とれてる経歴)
*********************************************************

●25歳で 東京医科歯科大 看護学科に入学 【それまで何やってたの?? 一切不明w】
  ↓
●26才〜27才のとき 刑事制度に関する懸賞論文で読売新聞から二年連続で受賞、論文は国会図書館入り   【看護学なのに刑事制度??】
  ↓
●1995年に東京医科歯科大修了  修士
  ↓
●大学出たばかりなのに、 財団法人 医療経済研究機構 「調査部長」  【なんで、いきなり部長になれるの?w】
    (厚生労働省の天下りが指摘されてる団体)
   ファイザー財団の助成による研究に従事
  ↓
●1999年 東京大学先端研で 客員助教授  【博士号もってないんじゃない? なんでいきなり「助教授」?w】
    「第一製薬」 の寄付による研究に従事
  ↓
● 2007年、東大で博士号。

1863名無しさん:2012/10/13(土) 14:32:29
iPS治療「分からない」 森口氏、主張あいまいに
2012年10月13日 夕刊

12日、ニューヨークで報道陣の質問に「ちゃんとした形で話したい」と述べた森口尚史氏=青柳知敏撮影

 【ニューヨーク=青柳知敏】米ハーバード大客員講師を名乗る森口尚史氏(48)の研究発表に虚偽があることが分かった問題で、ニューヨーク滞在中の森口氏は十二日、本紙などに「真相をきちんと話したいが、頭が混乱している。あとで説明する」と述べた。経歴や研究実績の事実確認に対しては、あいまいな答えに終始し、「共同研究者と話す時間がほしい」などとして、十三日午前(日本時間同日深夜)にあらためて質問に応じるとした。

 一方、森口氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床治療を実施したと主張した米マサチューセッツ総合病院は十二日、「iPS細胞を使った治療が行われた形跡は一切ない」と、森口氏の主張を全面否定する声明を発表した。

 声明によると、森口氏とiPS細胞に関する論文の共著があるレイモンド・チャン医師からの聞き取り調査の結果として「チャン医師は森口氏が今回発表した臨床治療の経緯について何も知らない」と言明し、名義が勝手に使われた可能性を示唆。ハーバード大の倫理委員会が森口氏の臨床治療を承認したとの主張も「いかなる研究も承認された記録がない」と否定した。

 森口氏は自身の研究やハーバード大客員講師などの経歴について「今まで言っていたことは自分では正しいと思っている」と答えた。ただ、実際に臨床治療を行ったかどうかには「分からない」とし、滞在ホテルの屋外で質問した報道陣に「こういうふうな感じではなく、ちゃんとした形で話したい」と繰り返した。

 病院の声明については「間違いがないかどうか確かめてみないと分からない」と話した後、「(病院は)どうしてこういうことを言うのか。間違っている」と落ち着かない表情で述べた。

 現時点で真相を明らかにできない理由について「状況とかのみ込めないところがある」と述べ、二十分あまりで応答を打ち切った。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012101302000231.html

1864名無しさん:2012/10/13(土) 14:35:21
“iPS治療”共同執筆者全員が関与否定(東京都)

 アメリカで研究者・森口尚史氏がiPS細胞(=人工多能性幹細胞)の移植治療を行ったと発表した問題で、論文の共同執筆者とされた杏林大学医学部講師の上村隆元氏が13日朝、日本テレビの取材に対し、論文の作成や治療には関与していないとコメントした。これで共同執筆者全員が直接の関与を否定したことになる。 上村氏は13日、大学を通じて日本テレビの取材に答え、「自分は公衆衛生が専門で、iPS細胞とは関係なく、論文の共同執筆者になっていることも知らなかった」などとコメントした。上村氏は、森口氏とはここ3年、会っておらず、なぜ名前を使われたのかわからないとしている。 森口氏の論文で共同執筆者とされたのは、上村氏、東京医科歯科大学の佐藤千史教授、東京大学の井原茂男特任教授ら2人の計4人で、これで全員がiPS細胞の作成や移植手術への関与を否定したことになる。

[ 10/13 12:19 NEWS24]
http://news24.jp/nnn/news89045784.html

1865名無しさん:2012/10/13(土) 14:56:01
近所の女性(54)によると、自らを「東大の医師」と説明。「人の命を救いたくて医者になった」と話していた。1年ほど前には「ノーベル賞候補のリストに入ったので(スウェーデンの)ストックホルムに行って来た」とも話していた。(共同)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20121013-1031981.html

森口氏、自らを「ノーベル賞候補」

 森口尚史氏は、自ら実施したと主張する臨床研究の内容を早口の関西弁で長時間語り、積極的な性格を印象づける人物だ。一方、近所の人には自らを「ノーベル賞候補」と話すこともあったという。

 学会発表の滞在先である米ニューヨークでの取材にはネクタイなしのジャケット姿などで応じ「共同記者会見にしてもらえればいいのだが」と持ち掛けるなど、物おじしない様子。この間、現地や日本からの国際電話で頻繁に取材に応じた。

 共同通信の国際電話取材にも「夜中まで取材に対応して大変だ」と言いながら、約1時間半にわたり研究の意義などをアピールした。

 森口氏の恩師で、論文共著者でもある佐藤千史・東京医科歯科大教授は、森口氏について「研究はすごく熱心。今でも1〜2時間の議論はざら。メールで送ってきた(研究内容の)図表を見て、やり合う」と話す。

 正規の手続きを経た臨床研究が事実無根と判明した後は、現地記者の厳しい質問に「もうちょっとしてから(答える)」などと繰り返し、テレビカメラの撮影に「回さないで」といら立つ場面もあった。

 日本では、千葉県市川市の住宅街にあるアパートに居住。大家の女性は「あいさつする程度だったが、以前『東大の教授になった』と話していたのに」と話す。

 近くのコンビニ店員の女性(62)は「何年か前に自分の研究の話をして『どう思いますか』と聞かれた。一度話し始めると長くなる人だった」。

 近所の女性(54)によると、自らを「東大の医師」と説明。「人の命を救いたくて医者になった」と話していた。1年ほど前には「ノーベル賞候補のリストに入ったので(スウェーデンの)ストックホルムに行って来た」とも話していた。(共同)

 [2012年10月13日12時40分]

1866名無しさん:2012/10/13(土) 16:20:09
快挙が一転ペテンに? iPS森口氏「虚偽」の罪は…最悪刑事罰も2012.10.13

ダンマリを決め込む森口尚史氏。真実が語られる日はくるのか=12日、ニューヨーク(共同)【拡大】

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床研究に疑義が生じた問題は、一報を報じた読売新聞や共同通信が13日、当初の報道内容を「誤報」と認めた。研究を行ったとされる森口尚史氏(48)には、経歴詐称の疑いも浮上。法律の専門家は「意図的に嘘をついていれば、法的責任を問われることもある」と指摘している。

 世界的快挙が一転、とんだペテンだった疑いが濃厚になってきた。

 騒動の発端は、読売新聞のが11日朝刊。森口氏の研究を取り上げて「iPS細胞を使った世界初の臨床応用を行った」と1面トップで報じた。共同通信も同日午前、「iPS細胞を使った移植手術を実施」との記事を配信し、夕刊フジも11日の最終版で共同の記事を掲載した。「世界で初めてiPS細胞を応用して心筋細胞の移植手術を成功させた」という内容に、日本中がわいたが、期待はすぐに疑惑に変わった。

 研究に関わり、客員講師で在籍するとされた米ハーバード大は翌12日に「関与はない」「森口氏は客員講師ではない」とする声明を発表。その後も、森口氏の研究の信憑性が疑われる疑惑が次々と持ち上がり、報道の扱いも二転三転した。

 読売新聞は12日夕刊で「事実関係を調査します」とする記事を掲載し、翌13日朝刊では一転して「誤報」と認めた。共同も12日夜から「『臨床研究』は事実無根」という記事を配信した。

 森口氏は1990年代半ばから、全国紙に研究者として登場していたが、どんな人物なのか。

 93年に東京医科歯科大を卒業し、看護師免許を取得。同大学院で保健学修士を取得した後、医療系の財団法人や東大先端科学技術研究センターなどを渡り歩いた。

 肩書も「非常勤」や「客員・特任研究員」など、めまぐるしく変遷させているが、「いずれも研究を統括する教授職ではなく、末端の研究員」(関係者)という。2010年3月からは東大病院の形成・美容外科で特任研究員を務めるが、仕事はiPS細胞の研究とはまったく無縁だった。

 同病院の広報は「iPS細胞の研究を行っているとは聞いていない」とコメント。同僚も「こんなことをやっているなんて新聞で初めて知った」と驚く。朝日新聞によると、千葉県市川市の家賃6万円の1Kアパートに居住しているという。

 数々の疑惑に対し、途中から沈黙を続けている森口氏だが、もしすべてが嘘であれば、最悪の場合には刑事罰に問われる可能性もある。

 元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏は「意図的にマスメディアに嘘の情報を伝え、信用失墜させたことが証明されれば、偽計業務妨害に問われる可能性がある。実刑になれば、3年以下の懲役、50万円以下の罰金。公的な学術機関から取得した学位などの経歴を偽っていれば、軽犯罪法違反(称号詐称)に当たり、罰金科料や30日未満の拘留が科される。ただ、単にパフォーマンスが目的だったとすれば、法的な責任を問うのは難しい」と指摘している。

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20121013/dms1210131439006-n1.htm

1867名無しさん:2012/10/13(土) 17:07:32
山中論文と同じ表現

 英科学誌ネイチャーは13日までに、人工多能性幹細胞(iPS細胞)に関する本で森口尚史氏が執筆を担当した部分に、ノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥・京都大教授の論文と同じ表現があることが分かったとの記事を電子版に掲載した。

 同誌に対し森口氏は「われわれは皆、同じようなことをやっていて、似たような表現になるのはおかしなことではない」と説明する一方、さまざまな論文を参考にしたことは認めたという。

 記事によると、森口氏が幹細胞研究の進展について書いた部分に、山中教授らが2007年に専門誌に発表した論文と同じ記述が含まれるという。(共同)

[2012年10月13日16時36分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20121013-1032037.html

1868名無しさん:2012/10/13(土) 17:36:47
森口尚史 研究・発表まとめ

1990 平成の刑事政策に何を望むか
2006 抗がん剤イレッサの研究発表 
2009 山中教授への一極集中投資を疑問視 
2010 iPS細胞でがん治療発表??? 
2012 卵巣凍結から妊娠成功を発表??? 
2012 iPS細胞の心筋移植成功を発表???

1869名無しさん:2012/10/13(土) 17:43:09
iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(1)(12/10/12)
http://www.youtube.com/watch?v=hyDdZu9XAMw
iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(2)(12/10/12)
http://www.youtube.com/watch?v=W5vr1atj670

1870名無しさん:2012/10/13(土) 18:22:15
森口氏の過去の論文に山中教授の論文と同じ表現 英科学誌が指摘

iPS細胞を使った臨床応用に成功したと主張する森口尚史氏の過去の論文の中に、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授の論文と同じ表現があると、イギリスの科学誌が指摘した。

ネイチャー誌は、電子版の最新のトップページに森口氏の写真を掲載し、「過去の論文の中に、山中教授が2007年に発表した論文と同じ記述がある」と指摘した。

ネイチャー誌の取材に対して森口氏は、「皆、同じようなことをやっているので、似た表現になるのはおかしなことではない」と説明したとしている。

こうした中、森口氏が移植手術を行ったと主張するマサチューセッツ総合病院が、日本時間13日朝、新たな声明を出し、「手術が行われた記録はないし、共同研究者と名指しされた医師も全く関知していない」と、全面的に否定した。

また、森口氏の主張を最初に報じた読売新聞が、「誤報だった」と「おわび」記事を掲載したことについて、森口氏本人は、事実関係の確認を拒否している。

森口氏は「(記事に反論はありますか?)はい、いろいろと、えーっと、ちょっとありませんが、これまとめて、あの、やりますので。あの、あした(会見を)」、「(今読まれた中で...)まだ、全部読んでないんですけど。駄目なので、これは」などと話した。

森口氏は、日本時間13日深夜、滞在先のニューヨークであらためて会見を行う予定。
(10/13 18:10)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00233410.html

1871名無しさん:2012/10/13(土) 19:57:06
ページ更新時間:2012年10月13日(土) 19時14分
■ 「iPS移植」問題、米大学側が全面否定

 アメリカのハーバード大学の客員講師を自称する森口尚史氏が、iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植に成功したと主張している問題で、ハーバード大学の関係者は、12日、「彼が手術を行った記録はない」と全面的に否定しました。

 これに対し、渦中の森口氏はJNNの取材に対し、自らの正当性を主張しています。

 「自分のやったことや成果に関しては自信がございます」(森口尚史氏)

 こうした中、森口氏が過去に共同研究を行ったことがあるというマサチューセッツ総合病院のレイモンド・チャン医師は、次のように語りました。

 「(森口氏の移植について)知りません」(チャン医師)

 病院側もチャン医師から聞き取り調査を行うとともに、移植が病院で実施された証拠はないと改めて否定しました。

 また、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」も森口氏について、ノーベル賞受賞が決まった山中教授の論文の一部をかつて盗用していた疑いがあると指摘。森口氏の研究に相次いで疑問が投げかけられています。

 Q.何か証拠を示さないと終わらないのでは?
 「データとか発表しているものとか、きちんと出す。研究をやったことに関しては事実ですし、ちゃんとやったんですけど」(森口尚史氏)

 今回の問題をめぐり、読売新聞は、「一連の記事は誤報と判断した」とする見解を明らかにし、お詫びとともに検証記事を掲載しました。また、共同通信も12日夜、森口氏の研究は事実無根だったとする記事を配信しました。(13日17:30)

http://www.mbs.jp/news/jnn_5155505_zen.shtml

1872名無しさん:2012/10/13(土) 20:12:53
iPS臨床問題:森口氏の論文に虚偽 米病院「手術なし」
毎日新聞 2012年10月13日 20時04分(最終更新 10月13日 20時06分)

 日本人研究者の森口尚史氏が主張する「人工多能性幹細胞(iPS細胞)の世界初の臨床応用」は、実施が不可能だったことが分かった。論文の草稿に列挙していた日本人共著者4人全員が関与を否定していることに加え、森口氏が論文の草稿などで実施場所としたハーバード大系列のマサチューセッツ総合病院(MGH)が「手術はなかった」との調査結果を公表したことで、森口氏の主張は破綻した。

 今回の臨床研究に関する森口氏の論文の草稿には、共著者として4人の名前が列挙されていた。このうち、東京医科歯科大の佐藤千史教授、東京大の井原茂男特任教授と大田佳宏特任助教は、12日にそれぞれ記者会見して臨床研究への関与を否定した。

 このうち佐藤教授は、整合性の確認という役割で草稿に関与したことは認めたが、ほとんどが電子メールでのやりとりで、「臨床研究にはタッチしていない」とした。また、井原特任教授と大田特任助教は、細胞の遺伝子データの解析を依頼されて応じたものの、森口氏が臨床研究を行ったことは11日以降の報道で「初めて知った」という。

 さらに、杏林大の上村隆元講師は13日、毎日新聞の取材に対し森口氏とは3年以上連絡を取っていないとして、今回の研究への関与そのものを否定。「勝手に名前を使われた。非常に迷惑している」と憤っている。

 森口氏自身は医師ではなく、他の4人が臨床研究への関与を否定しているため、共著者の中には、「心臓に注射をした」とする研究を実際に行うことができた人はいないことになる。MGHや、森口氏が所属し「倫理委員会の暫定承認を得た」とするハーバード大でも、これまでに協力者は見つかっていない。

 また、MGHは12日「臨床研究が当病院で行われたとの証拠は一切、見つけることができない」と断言する声明を毎日新聞に寄せた。森口氏の主張は根幹部分が破綻しているうえ、論文草稿には虚偽が含まれることも明確になった。

http://mainichi.jp/select/news/20121014k0000m040042000c.html

1873名無しさん:2012/10/13(土) 20:20:14
灰色高官ならぬ灰色研究者の森口尚史氏は俗に言う「あとづけ学歴」なんだなー。
東大であれ、京大であれ、何大であれ、大学院に入るときに競争原理が皆無に等しい。

1874名無しさん:2012/10/13(土) 20:26:33
“共著者”「研究関与せず」 iPS森口氏論文2012年10月13日

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を臨床応用したと主張する森口尚史氏の研究について、論文の共著者とされる杏林大講師の上村隆元氏は13日、大学を通じて今回の研究への関与を否定した。 杏林大広報室によると、上村氏は1997年、米ハーバード大の講座で森口氏と知り合った。その後、2003年ごろと06年の2回にわたり、iPS細胞とは別のテーマで共同研究した。

 しかし、ここ3年ほどは話をしたこともなく、上村氏は「(今回の研究について)一切連絡はなく、どうして自分の名前が出たのか分からない。iPS細胞の研究をしていることすら知らなかった」と話しているという。

(共同通信)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-198009-storytopic-1.html

1875名無しさん:2012/10/13(土) 20:31:33
森口氏関与の補助金による研究を調査

 iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植に成功したと主張している森口尚史氏について、厚生労働省は、厚労省の補助金による研究に問題がなかったかどうか調査を始めました。

 森口氏が関わった厚生科学研究費の補助金による研究は1998年から2006年度に3件あり、健康寿命を延ばす対策が有効だったのかどうかの検証や高血圧治療薬の効果に関する複数の論文の分析などです。

 補助金の総額はおよそ4900万円ですが、いずれの研究も手術や実験が伴わない研究で、主任研究者に協力する分担研究者として研究班に参加していました。

 厚労省は主任研究者に、森口氏が関わった部分について問題がないか確認して報告するよう求めています。(13日18:06)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5155524.html

1876名無しさん:2012/10/13(土) 20:47:00
日本と米国の研究費の差

時は昭和時代。
某大医学部医学科の一薬理(第一薬理学教室)の主任教授(医師免許有り)はこう言った。
「アメリカに留学していた頃は研究費が有り余るほどあった。『教授にしてやる』と言われて本学(母校)に戻ったら研究費が足りない」と。

1877名無しさん:2012/10/13(土) 21:04:37
【iPS細胞移植】
存在せぬ研究室や科学誌投稿事実なし 虚偽説明ぞろぞろ
2012.10.13 20:36

12日、ニューヨークで取材に応じる森口尚史氏(黒沢潤撮影)
 森口尚史氏が過去に発表したiPS細胞関連の論文で、東大医学部の「iPS細胞バンク研究室」所属と称していたことが13日、分かった。しかし、東大は同研究室の存在を否定した。ハーバード大客員講師を名乗り、同大側に否定された森口氏に、身分詐称の可能性が新たに浮上した。

 森口氏は昨年3月と今年7月、肝臓がん細胞とiPS細胞の関連を内容とする論文を発表。所属先をいずれも東大医学部の「iPS細胞バンク研究室」と記載していた。また、ハーバード大医学部、マサチューセッツ総合病院所属とも記していた。

 東大によると、森口氏は当時、東大病院の特任研究員を務めていたが、このような名称の研究室はないという。マサチューセッツ総合病院はすでに2000(平成12)年以降、森口氏が同病院やハーバード大に在籍していないことを明らかにしている。

 一方、森口氏は今回問題となった論文が近く科学誌「ネイチャー・プロトコルズ」に掲載される予定としていたが、同誌編集部は産経新聞の取材に「そのような論文はこれまでに受理したことはないし、現在もその予定はない」と答えた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121013/crm12101320370028-n1.htm

1878名無しさん:2012/10/13(土) 21:07:01
【iPS細胞移植】
「迷惑かけた」と森口氏 “共同研究者”の教授に
2012.10.13 20:27

取材に応じる森口尚史氏=12日、米ニューヨーク(黒沢潤撮影)

 森口尚史氏が今回の「成果」を記した論文の共同研究者とした東京医科歯科大の佐藤千史(ちふみ)教授は13日、問題発覚以降、連絡が取れなくなっていた森口氏から電話で「ご迷惑をおかけしました」と連絡してきたことを明かした。

 佐藤教授によると、森口氏から佐藤教授の研究室に電話があったのは同日午後3時すぎ。「数時間後に記者会見をする」と伝えた。続けて「困ったことになった」と話したが、問題の真偽については触れなかったという。佐藤教授が「会見で正しいことを言うように」と強くたしなめると、口ごもっていたという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121013/crm12101320290027-n1.htm

1879とはずがたり:2012/10/13(土) 21:36:51
>>1862 >>1873
最初ニュースで聞いたときは生物系にはピペドという言葉もあるように皆酷い境遇で頑張っているので,こいつはそういうのに耐えられずに嘘ついちゃったのかと思いましたが,もっと巧いこと狡猾にやってきて自分で自分の虚像に騙されてストップ利かなくなってきてしまったような感じがありますねぇ。。

バックに誰かついての経歴なら騙されたマスコミは奮起してちゃんと暴いてやって欲しいところ。


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