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Tohazugatali Medical Review

1872名無しさん:2012/10/13(土) 20:12:53
iPS臨床問題:森口氏の論文に虚偽 米病院「手術なし」
毎日新聞 2012年10月13日 20時04分(最終更新 10月13日 20時06分)

 日本人研究者の森口尚史氏が主張する「人工多能性幹細胞(iPS細胞)の世界初の臨床応用」は、実施が不可能だったことが分かった。論文の草稿に列挙していた日本人共著者4人全員が関与を否定していることに加え、森口氏が論文の草稿などで実施場所としたハーバード大系列のマサチューセッツ総合病院(MGH)が「手術はなかった」との調査結果を公表したことで、森口氏の主張は破綻した。

 今回の臨床研究に関する森口氏の論文の草稿には、共著者として4人の名前が列挙されていた。このうち、東京医科歯科大の佐藤千史教授、東京大の井原茂男特任教授と大田佳宏特任助教は、12日にそれぞれ記者会見して臨床研究への関与を否定した。

 このうち佐藤教授は、整合性の確認という役割で草稿に関与したことは認めたが、ほとんどが電子メールでのやりとりで、「臨床研究にはタッチしていない」とした。また、井原特任教授と大田特任助教は、細胞の遺伝子データの解析を依頼されて応じたものの、森口氏が臨床研究を行ったことは11日以降の報道で「初めて知った」という。

 さらに、杏林大の上村隆元講師は13日、毎日新聞の取材に対し森口氏とは3年以上連絡を取っていないとして、今回の研究への関与そのものを否定。「勝手に名前を使われた。非常に迷惑している」と憤っている。

 森口氏自身は医師ではなく、他の4人が臨床研究への関与を否定しているため、共著者の中には、「心臓に注射をした」とする研究を実際に行うことができた人はいないことになる。MGHや、森口氏が所属し「倫理委員会の暫定承認を得た」とするハーバード大でも、これまでに協力者は見つかっていない。

 また、MGHは12日「臨床研究が当病院で行われたとの証拠は一切、見つけることができない」と断言する声明を毎日新聞に寄せた。森口氏の主張は根幹部分が破綻しているうえ、論文草稿には虚偽が含まれることも明確になった。

http://mainichi.jp/select/news/20121014k0000m040042000c.html


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