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Tohazugatali Medical Review
1851
:
名無しさん
:2012/10/13(土) 10:26:44
森口氏、医師資格なし…米大関連病院在籍1か月
森口尚史(ひさし)氏(48)は、東京医科歯科大大学院修了。
1993年に看護師資格を取得したが、日本の医師国家資格は持っていなかった。しかし読売新聞の取材に対しては、iPS細胞から心筋の細胞を作り、自身が注射を用いるなどの医療行為を行い、患者の心臓に移植したかのような説明をしていた。
また森口氏は今回の取材に対し、ハーバード大の「客員講師」だと名乗ったが、同大関連のマサチューセッツ総合病院によると、森口氏が病院に在籍したのは99年11月末〜翌年1月の1か月余りで、胃腸科で研究員をしていた。同大によると、それ以降は病院とも大学とも何の関係もなくなったという。
森口氏は今年7月にも、本紙記者にがん患者への体外受精法を開発したと伝えてきたが、この時は「東京大学医学部iPS細胞バンク研究室室長」とメールに記載していた。今回の事態を受け改めて調べたところ、東大にはその組織自体が存在しないことも分かった。
森口氏を巡っては、今回問題となった以外にも、研究実態が不明な論文が見つかった。
10年に米国肝臓病学会誌で発表した論文は、森口氏と東京医科歯科大のグループが、iPS細胞を使いC型肝炎の効果的な治療法を発見したとして、読売新聞が報じた。しかし、東京医科歯科大は12日、「(同大で)このような実験や研究が行われた事実はない」とするコメントを発表した。
東大先端科学技術研究センター(先端研)や東大病院によると、森口氏は99年8月から10年まで先端研で客員助教授や特任教授などを務め、知的財産や医療経済などの研究に従事、10年3月から東大病院に移り、現在も同病院の特任研究員を務めている。細胞や臓器の凍結保存技術の開発補助の担当だという。
事態を重く見た東大病院や東京医科歯科大は、森口氏が関係する共著も含む論文や研究そのものの再検証に乗り出した。
(2012年10月13日07時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121013-OYT1T00141.htm
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