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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

1802チバQ:2013/07/25(木) 20:28:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130725/amr13072508020000-n1.htm
駐日米大使にケネディ氏 故大統領の長女、女性で初 秋にも着任
2013.7.25 08:00

上院議員当時のオバマ氏に肩を抱かれるキャロライン・ケネディ氏=2008年4月20日(AP)
 米ホワイトハウスは24日、オバマ大統領がルース駐日米大使の後任に故ケネディ大統領の長女キャロライン・ケネディ氏(55)を指名すると正式発表した。上院で承認されれば初の女性駐日米大使となり、秋口にも着任する見通し。

 ケネディ氏は過去2回の大統領選でオバマ氏を強く支持した有力支援者の一人。現在はケネディ大統領記念図書館の支援財団理事長を務める傍ら、執筆や出版活動を続けている。オバマ大統領は同日、ケネディ氏について「深い経験と献身ぶりで仕事に取り組むだろう」と期待感を示した。

 ケネディ氏は就任後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などの懸案解決に当たる。同氏は一時、ニューヨーク州選出の上院議員候補に浮上したこともあるが、行政経験はなく手腕は未知数だ。

 一方で、米社会で常に注目を集める「ケネディ家」からの起用に関心が高まるのは必至で、日本側には日米関係強化につながるとの期待もある。(共同)

1803チバQ:2013/07/26(金) 22:19:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130726/amr13072609400005-n1.htm
お飾り?前評判を覆せるか 駐日大使に正式指名、ケネディ元大統領の愛娘
2013.7.26 09:36 (1/2ページ)[米国]

上院議員時代のオバマ大統領とキャロライン・ケネディ氏。駐日大使起用は支持の論功行賞と言われているが=2008年4月(AP)
 バラク・オバマ米大統領(51)は24日、新しい駐日大使に、ジョン・F・ケネディ元大統領(1917〜1963年)の長女キャロライン・ケネディ氏(55)を正式に指名した。現職のジョン・ルース大使(58)の後任で、秋口にも着任する見通し。女性の駐日大使は初めて。絶大な知名度を誇る米国随一の名家の“直系セレブ”が来日すれば、大きな注目を集め、日米の絆が一段と強まると期待されている。政治経験に乏しく、過去2回の大統領選でオバマ氏を支持した「論功行賞」ともいわれる前評判を、その手腕で覆せるか。(SANKEI EXPRESS)

 「深い経験と素晴らしい献身ぶりで仕事に取り組むだろう。一緒に働くのを楽しみにしている」

 オバマ氏は24日の声明で、キャロライン氏を高く評価し、期待感を示した。

 ルース氏の後任候補として早くから名前が挙がっていたが、オバマ政権は内定後も、その巨額の資産内容やスキャンダルについて慎重に調査を進めていたという。

 キャロライン氏は1957年、ニューヨークで生まれ、3歳の時に父が大統領となり、幼少期をホワイトハウスで暮らした。父は63年にテキサス州ダラスで遊説中に暗殺され、99年には一家の長男で最愛の弟、ジョン氏が自ら操縦していた飛行機の墜落事故で死亡するなど、数々の身内の悲劇を経験した。

 母親のジャクリーン夫人(94年死去)は、世間の好奇の目から娘を守ろうと、厳格に育てたという。ハーバード大を卒業した後、ニューヨークのメトロポリタン美術館に就職し、そこで出会ったデザイナーの夫と結婚し1男2女の母親となった。コロンビア大法科大学院でも学び、弁護士資格を取得。現在はケネディ大統領記念図書館の支援財団理事長を務める傍ら、執筆活動などを行っている。

 これまで駐日大使には、モンデール元副大統領といった大物や現在のルース氏のような大統領の側近が起用されてきた。今も高い人気を誇るケネディ元大統領の愛娘は、米国にとって「特別な存在」であり、歴代大使と比べても出色だ。米有力紙は、「米国から日本への強いメッセージ」であり、「米国に改めて日本の重要さを思い起こさせる」と指摘した。

 ただ、オバマ氏との近さは批判の的にもなっている。キャロライン氏は2008年に、大統領予備選を戦っていたオバマ氏について、「私の父のような大統領」と題したコラムをニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し、いち早く支持を表明した。12年の選挙では、支持だけでなく、資金集めにも奔走したとされる。

 2期目に入ったオバマ氏は今年、外交・政治経験に乏しい資金調達の貢献者や大口献金者を英国、ドイツ、イタリアなどの大使に次々に起用。「大使ポストは金で買える」との批判が噴出している。

 キャロライン氏はかつてニューヨーク州の上院議員候補に浮上したことがある程度で、外交手腕はまったく未知数。もっとも、その知名度とオバマ氏とのホットラインが、経験不足を補って余りある強力な武器となるのは間違いない。

1804チバQ:2013/07/29(月) 22:10:07
http://www.cnn.co.jp/usa/35034654.html?tag=mcol;relStories
レイプ被害の裸の女性、民家に助け乞うも中に入れず 米国
2013.07.13 Sat posted at 16:01 JST

(CNN) 米南部フロリダ州でレイプ被害を受けたほぼ全裸の女性が深夜民家に助けを求めたものの、居住する夫婦が犯罪に巻き込まれることなどを恐れ、女性を家内に入れることを拒む出来事がこのほどあった。

夫婦は代わりに、警察へ緊急通報し、早急に駆け付けてくれるよう求めていた。緊急通報電話には、助けを乞う女性の声も入り交じっていたという。

夫婦の家は隔絶した地域にあった。緊急通報を受けた警官は約11分後に現場に到着、その後の捜査でレイプ容疑者の29歳男が車内で「売春婦」と一緒にいるところを逮捕した。

同州デランドの警察の報道担当者は、他の犯罪に巻き込まれかねないとの不安が今回、不幸な結果を生んだと指摘。その上で、災難に遭った人を助ける度合いは個人によって異なるとしながらも、今回の出来事や今後類似の事例が起きる可能性を踏まえ、「落ち着け。今、警察に電話している」などと言い聞かせる対処の方法もあると説明。

「助けを求める人にドアから離れるよう促し、安心出来る距離を取った後に外に出て毛布などを与え、家内に戻る方法もある」と続けた。家内に2人いた場合、1人が「今、助けが来る」と安心させ、残りの1人が警察などへの連絡を維持する対応も紹介した。

捜査調書によると、レイプの容疑者はデランドで8日深夜、刃物で脅かして女性を車内に連れ込んだ。この後、夫婦の民家近くまで走行し、繰り返し暴行していた。

女性はその後、隙を見て容疑者を押しのけて車外に逃げ、夫婦の自宅にたどり着いていた。ドアをたたき、「さっきレイプされた」などと叫んでいたという。

1805チバQ:2013/07/30(火) 23:11:54
http://mainichi.jp/select/news/20130730k0000e030151000c.html
オバマ米大統領:ヒラリー氏と会談 「懇親」も臆測呼ぶ
毎日新聞 2013年07月30日 09時53分(最終更新 07月30日 10時36分)

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は29日、ホワイトハウスにヒラリー・クリントン前米国務長官を招き、昼食をとりながら会談した。ホワイトハウスは「主目的は懇親」(アーネスト大統領副報道官)とし、内容を明らかにしていない。しかし、2016年の次期大統領選に向け、クリントン氏の擁立を目指す声が早くも民主党内から相次いでいることもあり、会談は臆測を呼んでいる。

 アーネスト氏は会談について、第1期オバマ政権4年間で「強固な仕事上の協力関係だけでなく、真の友情も築いた」2人が、「主として友情を議題に昼食をとった」と説明。米メディアによると、4月に行われたブッシュ大統領図書館の開館式で顔を合わせた際、昼食を共にしようと話し合ったという。

 クリントン氏は退任後、執筆活動や講演などをしている。大統領選への対応は明らかにしていないが、6月に短文投稿サイト「ツイッター」を始めた際、自己紹介欄の最後に「TBD(未定)……」と記し、話題となった。擁立を目指す政治団体「レディー・フォー・ヒラリー」は既に動き出し、民主党の上下両院議員らが次々と支持を表明している。

1806チバQ:2013/07/31(水) 21:26:01
http://mainichi.jp/select/news/20130731k0000e030154000c.html
次期米大統領選:クリントン氏待望 支持表明相次ぐ
毎日新聞 2013年07月31日 11時01分(最終更新 07月31日 13時00分)

 【ワシントン西田進一郎】2016年の次期米大統領選挙に向け、米民主党の連邦議会議員らからヒラリー・クリントン前米国務長官(65)の擁立を目指す支持表明が相次いでいる。クリントン氏は立候補について明言していないが、擁立を目指した政治団体が動き出すなど周辺の期待が高まっている。

 「立候補しなければ、国家の損失だ。彼女は準備ができており、偉大な大統領になる」

 ルイス・グティエレス下院議員(イリノイ州)は今月、クリントン氏の擁立を目指す政治団体「レディー・フォー・ヒラリー」のホームページに支持表明のコメントを掲載した。上下両院議員の支持表明は今月に入って4人。6月にはクレア・マカスキル上院議員(ミズーリ州)が、現職上院議員としては初めて支持表明した。同団体のホームページには、議員や女優、知事経験者らの支持表明のコメントや写真が並んでいる。

 支持表明が相次ぐ背景には、クリントン氏の人気の高さがある。米キニピアック大が12日に発表した世論調査では、クリントン氏の好感度は5月末より3ポイント上昇し55%で、バイデン副大統領の38%を大きく上回った。民主党からは、州知事らの名前も挙がるが、クリントン氏は別格との見方が一般的だ。オバマ大統領の好感度はクリントン氏を下回る47%だった。

 クリントン氏は国務長官退任後、執筆活動や講演などを行っている。大統領選への対応は明らかにしていない。

1807チバQ:2013/08/04(日) 12:10:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130803/amr13080318010007-n1.htm
動き出すヒラリー待望論 人気に便乗の動きも
2013.8.3 17:57 (1/2ページ)
ヒラリー・クリントン氏(AP)
ヒラリー・クリントン氏(AP)
 【ワシントン=小雲規生】2016年の米大統領選に向け、民主党内で圧倒的な人気を誇るヒラリー・クリントン前国務長官の周辺が早くも騒がしくなってきた。民主党の有力議員らからはヒラリー氏の手腕を評価する発言が相次ぎ、大統領選出馬を待ち望む支持者による政治団体はすでに巨額の資金集めに奔走している。一方、大手テレビ局はヒラリー氏をテーマにした長編番組の制作を相次いで発表。「米国初の女性大統領」への期待の下、ヒラリー待望論は政界以外にも広がっている。

 「おそらく夫の(ビル・クリントン)元大統領よりもいい仕事をするのではないか」。民主党のリード上院院内総務は7月25日、ヒラリー氏の手腕を手放しで褒めた。ペロシ下院院内総務も「ヒラリー氏の大統領選出馬を願っている」と話すなど、ヒラリー待望論が高まっている。

 背景にあるのはヒラリー氏の圧倒的な国民からの人気だ。24日に発表された世論調査ではヒラリー氏は民主党の大統領候補として63%から支持を受け、2位のバイデン副大統領の13%を大きく引き離した。大統領選まで3年以上あり、ヒラリー氏自身は出馬の意思を明確にしていないとはいえ、高い知名度で民主党に勝利をもたらすとの期待が強まる。

 こうした人気を支える支持者たちも動きを加速させている。1月に設立されたヒラリー氏を自主的に支援する特別政治活動委員会(スーパーPAC)の一つは7月末、これまでに全米50州に住む1万人から寄付を受け、金額は6月だけでも約100万ドル(1億円)に上ったと発表した。オバマ大統領の選挙活動に関わったコンサルティング会社と契約を結ぶなど、体制づくりも進む。

 またNBCテレビは7月27日、女優のダイアン・レインさんを起用してファースト・レディー時代から現在までのヒラリー氏を描く4時間のドラマシリーズを制作すると発表。ヒラリー氏の人気に便乗するかたちで、「夫の元大統領は誰が演じるのか」などと話題を呼んでいる。CNNも29日、ヒラリー氏の長編ドキュメンタリーの制作を発表した。

 ヒラリー氏は大統領選時には69歳と高齢になっていることや、国務長官時代にリビアの米領事館が襲撃された際の対応が問題視されたことなどが弱みとされるが、当分の間、盛り上がりが続きそうだ。

1808チバQ:2013/08/05(月) 23:08:23
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/130805/cpd1308050502005-n1.htm
米共和党、若さで圧倒 16年大統領選 40代候補で巻き返し (1/3ページ)2013.8.5 05:00
 オバマ米大統領が2期目を務めるなか、政権与党の民主党では同大統領の後継者をめぐる議論が早くも取り沙汰されている。

 2016年の次回選挙に向けた懸念は、後継候補に挙げられる党幹部たちの年齢だ。存在感のある若手が党内に不足し、長老クラスにばかり注目が集まる現状は、若い有権者を主要な支持基盤とする民主党にとって大きな不安材料。一方の野党、共和党は、昨年の大統領選での敗北を受け有力メンバーの若返りが着々と進んでおり、今後の巻き返しに期待が持てる状況だ。

 ◆民主党は60〜70代

 これまでのところ、オバマ大統領の後継者として特に話題に上る人物は、国務長官を務めたヒラリー・クリントン氏とバイデン副大統領だが、それぞれ65歳、70歳と、51歳のオバマ大統領よりもかなり年上だ。また上院院内総務を務めるハリー・リード氏(ネバダ州)、副院内総務のディック・ダービン氏(イリノイ州)、下院院内総務のナンシー・ペロシ氏(カリフォルニア州)ら有力議員の平均年齢も70歳を超える。

 各州に目を転じれば、20人いる民主党州知事の平均年齢は60歳超。モンタナ州のバロック知事の47歳が最年少だ。国内上位10都市の市長はいずれも民主党で占められているが、その平均年齢も50歳を上回っている。

 政治家がその地位を飛躍的に高めるきっかけとして、若さがものをいうケースは少なくない。

 1960年と92年に民主党の候補者として大統領選を制した故ケネディ氏とビル・クリントン氏は、当時ともに40代。現職のオバマ大統領も、2008年に初当選を決めたときは47歳だった。

 オバマ大統領が再選を果たした12年選挙の出口調査によると、18〜29歳の有権者からの得票率は、同大統領が60対37で共和党のロムニー候補を大きく上回っている。

 しかし次回の大統領選では、候補者の年齢をめぐる優位性が逆転しそうだ。共和党が次期大統領候補に立てる可能性のあるマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)、テッド・クルス上院議員(テキサス州)、ポール・ライアン下院議員(ウィスコンシン州)の3人の年齢はいずれも42〜43歳と若い。

 12年の大統領選で副大統領候補だったライアン氏は10年、同じく共和党下院議員のケビン・マッカーシー氏(カリフォルニア州)、エリック・カンター氏(バージニア州)と共同で、1980年代の米西部劇映画と同名の「ヤングガン」という書籍を執筆。次世代の政治家としての存在感をアピールした。マッカーシー、カンター両氏の現在の年齢はそれぞれ48歳、50歳だ。

 ◆州知事選でも躍進

 加えて州知事の顔触れでも、共和党の若手政治家による台頭が目立つ。10年に国内37州で行われた知事選挙を経て、共和党知事の数は6人増の29人となった。このうちルイジアナ州のジンダル知事は42歳。サウスカロライナ州のヘイリー知事は41歳。ウィスコンシン州のウォーカー知事は45歳。

 歴代の米大統領は1976年以降、4人を知事出身者が占める。一方、連邦議会議員から直接大統領に就任したのは、ケネディ氏より最近では現職のオバマ氏しかいない。共和党のレーガン政権が高い支持率を誇っていた80年代には、アーカンソー州知事だったクリントン氏やインディアナ州知事だったエバン・バイ氏など、当時30〜40代の若手知事が民主党から選出されていた。

 2012年の大統領選でロムニー陣営の選挙戦略担当を務めたスチュアート・スティーブンス氏は「古い世代の人間を大統領に選ぶ有権者はほとんどいない。奇妙なことだが大統領選では、最も経験の浅い候補者が当選するケースも多いのが実情だ。米国民の気質として、過去の実績より将来性に期待を寄せる傾向が強いためだ」と分析する。

 対照的に、有権者が次期大統領を選ぶ条件として、候補者の年齢はそれほど重要ではないとする見方もある。1992年の大統領選でクリントン氏の当選に尽力したポール・ベガラ氏は、オバマ現大統領が昨年再選を果たした要因として、年齢よりも移民制度や同性婚、環境問題などに関する政策に若い有権者が共感したことが大きかったと主張した。(ブルームバーグ Michael Tackett)

1809チバQ:2013/08/08(木) 20:08:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130807/amr13080721120010-n1.htm
オバマ政権 最後の大型人事、FRB議長の後任は?三つどもえの様相
2013.8.7 21:10 (1/2ページ)
 【ワシントン=柿内公輔】任期が半年を切った米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の後任人事が加速してきた。イエレン副議長とサマーズ元財務長官の一騎打ちとみられたが、ダークホースも急浮上するなどメディアの観測もかまびすしい。オバマ政権に残された最後の大型人事だけに政権運営や金融政策へも影響を及ぼしそうだ。

 議長人事が一気に熱を帯び始めたのは、7月28日付のニューヨーク・タイムズ紙のオバマ大統領のインタビューからだ。大統領は具体名こそ挙げなかったものの「最適任の候補を数人絞り込んだ」と明言した。

 現議長のバーナンキ氏は2006年2月に就任。現在2期目で、来年1月末の退任が確実視されている。ホワイトハウスと財務省が後任の人選を進めているが、2人の有力候補をめぐり報道が過熱している。

 筆頭はイエレン副議長で、就任すれば初の女性議長。バーナンキ氏の信頼も厚く、元FRB副議長のブラインダー・プリンストン大教授は「彼女は準備ができている」と推す。

 対抗馬はハーバード大のサマーズ教授。クリントン政権の財務長官で、オバマ政権1期目の経済スタッフも務め、抜群の知名度を誇る。ハーバード大学長時代には「自然科学分野で男女には生まれつきの能力差がある」と発言、女性差別と批判されたこともある。

 有力米メディアでいち早くイエレン氏支持を表明したのがニューヨーク・タイムズ紙で、社説で「識見も経験もある」と称賛。一方、ワシントン・ポスト紙は、政府筋の情報として「サマーズ氏が最有力候補に浮上した」と伝えた。

 議会も騒がしくなってきた。FRB議長は大統領が指名するが、上院の承認も必要。与党民主党は、イエレン氏の指名を大統領に求める嘆願書に3分の1以上の議員が署名した。一方、野党共和党にはサマーズ氏を支持する声が多い。民主党とイエレン氏はともに金融規制に積極的で、逆に金融規制に慎重な共和党はサマーズ氏と考えが近い。

 さらに、「第3の候補」としてコーン元FRB副議長の名も急浮上。FRB一筋40年のたたき上げで、職員に人気がある。大統領と先日会合したマロニー下院議員(民主)は、イエレン氏とサマーズ氏の一騎打ちとの観測は「的確ではない」と指摘し、コーン氏支持をほのめかした。

 オバマ大統領はルー財務長官やケリー国務長官など2期目の主要人事をほぼ終えた。残る「大物」はFRB議長だけで、結果次第では与野党の亀裂を広げ、政権運営が不安定になりかねない。議会手続きを考えると今秋の指名が必要で、大統領は難しい決断を迫られている。

1810チバQ:2013/08/11(日) 13:14:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130810-00000067-mai-n_ame

<米連邦準備制度理事会>次期議長 手腕に関心

毎日新聞 8月10日(土)20時52分配信





<米連邦準備制度理事会>次期議長 手腕に関心

米FRBのバーナンキ議長=代表撮影

 ◇初の女性VS経験と人脈

 【ワシントン平地修】来年1月の退任が有力視される米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の後任人事を巡り、イエレン副議長と並ぶ有力候補として、サマーズ元財務長官が浮上、両者を軸に調整が進む見通しとなった。就任すればFRB初の女性議長となるイエレン氏と、豊富な実務経験や人脈を誇るサマーズ氏。オバマ大統領は今秋に決断する方針で、両者の手腕や政策などに関心が高まっている。

【ラピュタ放映と米雇用統計発表が重なり…】ジブリの法則 真偽のほどは?

 オバマ大統領は9日の記者会見でイエレン、サマーズ両氏について「すばらしい候補」と認めた。議長人事は当初イエレン氏が最有力視されていた。同氏は積極的な金融緩和を主張する「ハト派」の代表格で、バーナンキ議長の下、景気と雇用下支えのための量的緩和策の推進を強く支持した。一方で、女性であることを理由にした慎重論も一部メディアなどで登場。7月下旬になると後継レースにサマーズ氏が急浮上した。

 サマーズ氏は、クリントン政権で財務長官を務めたほか、2009年のオバマ政権発足時に国家経済会議(NEC)委員長に就任し、金融危機対応を担った。大統領の信頼も厚く、10年末のNEC委員長退任後もたびたび経済政策などで助言をしているという。大統領とイエレン氏との接点は多くない。

 ただ、サマーズ氏は女性蔑視とされた発言により、06年に米ハーバード大学長を辞任したほか、「攻撃的」な性格が物議を醸すこともあり、与党・民主党に異議を唱える声も強い。米下院の民主党女性議員37人は7月31日、イエレン氏を次期議長に指名するよう求める書簡を大統領に提出。同党上院議員からも同様の書簡が出ている。

 民主党内からは「サマーズ氏は財務長官時に金融規制緩和を主導した」として、金融危機を引き起こした一因を作ったとの批判もある。ただ、大統領は7月31日の民主党議員団との会合で、サマーズ氏への批判に対し「公平ではない」と不満を示した。

 イエレン氏が後継なら、バーナンキ路線を引き継ぎ、緩和策からの「出口」は慎重に探るとみられる。一方、英フィナンシャル・タイムズ紙はサマーズ氏がFRBの量的緩和策について「多くの人が考えるよりも実体経済への効果は少ない」と発言していたことを明かした。市場では、サマーズ氏が議長になった場合、より引き締め方向の政策をとるとの観測が出ている。

 大統領は9日の記者会見で「(候補は)ほかに2人いる」とも発言した。両氏以外に、コーン前FRB副議長らも取りざたされている。

 ◇ローレンス・サマーズ氏

 1982年米ハーバード大博士。米財務長官、ハーバード大学長、米国家経済会議委員長を経て2011年から同大教授。58歳。

 ◇ジャネット・イエレン氏

 1971年米エール大経済学博士。クリントン政権下の経済諮問委員会委員長、サンフランシスコ連銀総裁を歴任し、2010年10月から現職。66歳。

1811チバQ:2013/08/13(火) 19:53:53
http://mainichi.jp/select/news/20130813k0000e030179000c.html
NY市警:所持品検査、違憲…黒人・ヒスパニックへの差別
毎日新聞 2013年08月13日 11時08分(最終更新 08月13日 11時50分)


ニューヨーク市警に対する違憲判決を受けて記者会見する「憲法権利センター」のビンス・ウォーレン事務局長(前列中央)と原告ら=米ニューヨーク市で12日、草野和彦撮影
拡大写真 【ニューヨーク草野和彦】米ニューヨークの連邦地裁は12日、ニューヨーク市警察が黒人やヒスパニックを不審者とみなして呼び止めたり所持品検査をするのは人種差別的で、不合理な捜索・押収を禁じた憲法修正4条に違反すると判断した。判決後の記者会見でブルームバーグ市長は控訴する意向を表明。今後、治安と人種問題を巡る議論に発展する可能性がある。

 訴訟は2008年に黒人男性らが起こし、集団訴訟となった。支援団体「憲法権利センター」のビンス・ウォーレン事務局長は記者会見で「画期的な判決だ」と称賛した。

 ブルームバーグ市長は02年の就任後、犯罪防止を理由に積極的な警察活動を推進。04〜12年の市警による呼び止めは約440万件にのぼり、うち8割以上で黒人とヒスパニックが対象だ。公判で市側は、呼び止めの割合が高いのは居住地域での犯罪発生率が高いためで、人種差別ではないと反論していた。

 だが、呼び止め対象者のうち9割近くは犯罪行為が確認されていない。こうした事実を踏まえ、判決は「黒人やヒスパニックの差別的な呼び止めにつながっている」として、法の下の平等を定めた修正14条違反も指摘した。

 また判決は、呼び止めなどが最高裁で認められた警察活動であると再確認しつつ、「市民の権利と自由を保護して行う必要がある」と述べ、市警を監督する外部の法律家を選任。警察官に装着式カメラを持たせ、呼び止めなどの活動を記録することも求めた。

1812チバQ:2013/08/15(木) 17:40:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130815/amr13081500220000-n1.htm
オバマ米大統領 移民制度改革で支持率挽回狙う
2013.8.15 00:20 (1/2ページ)
 【ワシントン=小雲規生】オバマ米大統領が移民制度改革法成立に強い意欲をみせている。6月下旬に上院を通過した法案は、全米に約1100万人いるとされる不法移民の市民権取得に道を開く内容。支持率低迷が続くオバマ大統領は長年の懸案である移民問題を前進させ、支持率回復を狙っている。法案に反対する議員が多い共和党が多数の下院では、法案の審議すらできない状況が続くが、オバマ大統領は共和党の消極姿勢を攻撃し、9月の議会再開をにらんだ論戦に弾みをつけたい考えだ。

 「上院の法案は全ての問題を解決できる。共和党は下院での審議のために行動すべきだ」。大統領は9日、上院の法案を評価し、共和党の対応を促した。

 法案は共和党のマケイン上院議員ら「8人のギャング」と称される超党派の議員団が練り上げた。重大犯罪歴がないことを条件に、罰金を払うなどすれば就労資格を得られる新制度を作ることなどが柱だ。国境警備強化なども盛り込まれ、6月27日、上院で68の賛成票を得て可決された。

 オバマ政権は内国歳入庁(IRS)が保守系団体の免税審査を不当に厳しくしていた問題や、政府による個人情報収集問題などで、支持率が昨年末の約54%から約43%に低下。「大きな実績をあげなければ、来年の中間選挙で勝つ可能性が下がる」との見方が強い。大統領の制度改革への意欲には、再選の基盤となったマイノリティー(少数派)重視の政策を支持率回復につなげたいとの思惑があるともみられている。

 しかし、下院で多数を占める共和党は移民への市民権付与に反対する支持者が多く、制度改革には消極的だ。ただし、全面的な反対はもろ刃の剣でもある。「共和党指導部には制度改革に強硬に反対すれば、マイノリティーからの支持を失いかねないとの懸念がある」(ワシントン・ポスト紙)ためだ。ベイナー下院議長やカンター下院院内総務は不法移民を「麻薬の運び屋」と表現した共和党議員を批判したこともある。

 現在夏季休暇中の米議会は9月上旬に再開される。大統領は下院で法案が審議されれば「通過する可能性がある」と述べ、上院同様に超党派の支持を得られる可能性を指摘している。

1813チバQ:2013/08/18(日) 22:45:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130818/amr13081821400002-n1.htm
ボーイスカウトに大企業 同性愛者への寛容な姿勢広がる 米社会
2013.8.18 21:39 (1/2ページ)
 【ニューヨーク=黒沢潤】同性婚を事実上容認する最高裁判決が出た米国で、同性愛者に寛容な風潮が強まりつつある。米ボーイスカウト連盟が同性愛者の少年の入隊を認める方針を決めたほか、大手企業も同性愛者への権利付与を支持する姿勢を次々と打ち出している。

 英国が発祥のボーイスカウト連盟は米国でも百年以上の歴史を持ち、約370万人(うち青少年約270万人)の会員を抱える。連盟は最近開催した総会で、同性愛者の少年の入隊を認めることを約6割の賛成多数で決定、来年1月から正式に受け入れる方針だ。

 総会では、米北部や東部の参加者に賛成者が多かったものの、南部の“伝統重視”のキリスト教保守派メンバーらが反対を表明した。フロリダ州の会員(弁護士)は、「連盟の新方針は(同性愛者以外の)子供たちへの影響を全く考慮していない。私は今日限りで、ボーイスカウトの服を脱ぐ」と宣言した。

 連盟が方針を転換したのは、米社会で同性愛者への理解が深まっていることに加え、連盟の会員数が最盛期(1972年)に比べて半数程度に落ち込み、組織の立て直しを迫られたからでもある。昨年の米大統領選の際、オバマ、ロムニー両候補も連盟に方針転換を促していた。

 大手企業でも姿勢に変化がみられる。6月の時点で、同性カップルへの権利付与禁止に異議を唱える企業は200社を超えた。

 金融大手ゴールドマン・サックス幹部は「社員がゲイやレズビアンという理由だけで解雇されることがあってはならない」と強調。大手コーヒーチェーン・スターバックス幹部も「『平等』はわが社が大切にする価値観だ」と述べている。

 一方、西部カリフォルニア州では今月12日、心と体の性が一致しない性同一性障害を抱える小中学生を対象に、学校施設を自分の心の性別通り使わせるよう学校側に義務付ける州法が全米で初めて成立した。外見上は女性に見えても、自分が男性であると認識していれば男性用ロッカールームを使用でき、野球やサッカーなどの男性チームに所属できるようになる。

 東部マサチューセッツ、コネティカット両州は州法での規定はないものの、同様の施策を行っている。カリフォルニア州での州法成立により、性差の問題に悩む人々への寛容な姿勢は米国内でさらに強まるとみられる。

1814チバQ:2013/08/18(日) 22:46:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130818/amr13081814500001-n1.htm
米共和党、CNNの討論会拒否 クリントン氏宣伝?に報復措置
2013.8.18 14:49
 米共和党全国委員会は16日、2016年の次期大統領選の予備選に際し、CNNとNBCの両テレビ局が手掛ける候補者討論会をボイコットする方針を決めた。民主党のクリントン前国務長官を取り上げる特別番組を、両局が計画していることへの報復措置。ボストンでの会合で、全会一致で決めた。

 08年大統領選の民主党候補指名争いでオバマ氏に敗れたクリントン氏だが、米国初の女性大統領誕生への期待は今でも高い。共和党は、出馬濃厚との見方があるクリントン氏をテレビが宣伝するのは許さないとして、両局に最後通告を突きつけた形だ。

 全国委の決定にどれほどの拘束力があるのかは不明だが、番組制作が見直されない限り、一定の影響が出そうだ。(共同)

1815チバQ:2013/08/18(日) 23:38:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130818-00000061-san-n_ame
デトロイト市、再生へ3つの関門 リストラ、法廷闘争、活性化策
産経新聞 8月18日(日)7時55分配信



デトロイト市の財政破綻をめぐる動き(写真:産経新聞)
 【ワシントン=柿内公輔】米中西部ミシガン州デトロイト市が財政破綻してから18日で1カ月。再建に踏み出した同市には、リストラ、破産手続きをめぐる法廷闘争、イメージ回復の活性化策の3つの関門が立ちはだかる。いずれもハードルが高く、再生はいばらの道をたどりそうだ。

 デトロイト市は、職員に支払う年金と医療保険の積み立て不足額が市の負債185億ドル(約1兆8千億円)の半分を占め、年金カットは不可避と主張する。これに対し、退職した職員らは「市の見積もりは過大だ」と反発している。

 市の緊急事態財政管理者のケビン・オア氏は「私が第一に責任を負うのは70万人の市民に対してで、退職者にではない」と強硬だ。ただ、退職した公務員も大半は今も市民。現役職員も年金削減の行方を固唾をのんで見つめ、“身内”ゆえのリストラの難しさに市執行部は直面している。

 市は処分可能な資産の洗い出しも急いでいる。空港や駐車場などの公共施設も対象で、行政サービス低下への不安が広がる。デトロイト美術館が誇る全米屈指の所蔵品も放出の危機にあり、反対運動が起きているが、市は「聖域はない」(オア氏)と強気だ。

 年金カットを阻止すべく、元公務員らは訴訟も起こした。州地裁は先月、破産申請を承認する権限を知事に認めた州法は州憲法違反として、申請の取り下げを命令。州側が控訴し、連邦破産裁判所は元公務員らの訴訟の一時凍結を命じて、市はひとまず破綻手続きを進められることになった。ただ、裁判所は破産申請の是非をめぐる最終的な判断を10月23日に下すとし、火種は残ったまま。破産申請が認められなければ破綻処理は根底から覆る。

 財政破綻の負のイメージを払拭し、どう市を活性化するかも重要な問題だ。かつての自動車に替わる産業を育てようと、市は破綻前から地元大学と連携して起業家誘致に取り組んでいる。オア氏は「ベンチャー支援で活気を取り戻したアトランタ市がお手本」とするが、成果を得るには時間がかかる。

 北米プロアイスホッケーの強豪チーム、デトロイト・レッドウイングズの新スタジアム建設計画も物議を醸す。計画は破綻前に州議会に承認され、ミシガン州のスナイダー知事は「デトロイトの未来への投資」と集客効果を強調するが、約4億4400万ドルの財政資金を投入することへの批判は強い。

 デトロイト市は今年末までに再建計画を裁判所に示す方針で「世界中がデトロイトに注目している」とオア氏。破綻処理に手間取れば企業や人口の流出が加速し、一層再建が困難になる。デトロイト再生は時間との闘いでもある。

1816チバQ:2013/08/22(木) 22:22:17
http://mainichi.jp/select/news/20130823k0000m030060000c.html
米移民法案:下院で未審議2カ月 見通したたず「漂流」
毎日新聞 2013年08月22日 20時24分(最終更新 08月22日 20時47分)

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領が2期目の重要課題に掲げる移民制度改革に関する法案が、上院を通過したものの下院で審議入りできず2カ月近く「漂流」している。下院多数派の共和党は反対論が強く、上院案をそのままでは扱わない方針を表明。夏季休会明けの9月以降の予定も立たない状態だ。

 大統領は繰り返し法案の早期成立を要請。上院通過後の週末恒例ラジオ演説でも、「米国は常に移民の国であり続けてきた。それが米国経済を世界最強にしてきた」と訴え、移民制度改革で経済を活性化させる必要性を強調。「下院は今こそ行動すべきだ」と早期可決を呼びかけた。

 米国には1100万人の不法移民がいるとされる。法案は、罰金支払いなど一定条件を満たした不法移民に暫定的な法的地位を与え、13年かけ市民権を獲得できる道を開く▽新規不法移民の流入を防ぐためメキシコとの国境警備を強化▽高技能労働者などへのビザ発給枠の拡大−−が柱。国境警備の強化は、共和党の支持を増やすため上院で法案を修正して大幅に拡充した。

 上院本会議採決では共和党(46人)から14人が賛成に回ったが、下院は強硬姿勢を維持。特に不法移民は「法を犯した」と見る保守派の間では市民権付与に拒否感が強い。

 各議員とも来年の中間選挙が徐々に視野に入る中、保守層の支持をつなぎ留めるため上院案に簡単に賛成できないという事情がある。

 これらを背景に、ベイナー下院議長(共和党)は「我々は多数の意思、米国人の意思を反映した独自の法案を前に進める」と表明している。

 下院では5月に国境警備強化法案が委員会を通過、ビザ改革を巡る動きなどはあるが、上院案はたなざらしのままだ。共和党内では取り扱いは早くて10月との声がある程度で、見通しはまったく立っていない。

1817チバQ:2013/08/25(日) 21:44:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130824/amr13082412550003-n1.htm
就任8カ月、セクハラ疑惑市長が辞意 米サンディエゴ、女性職員18人が告発
2013.8.24 12:52

23日、米西部サンディエゴの市議会で話をするボブ・フィルナー市長(ロイター)
 米西部サンディエゴのボブ・フィルナー市長(70)は23日、辞意を表明した。今年6月以降、フィルナー氏にセクハラを受けたという告発が同市の女性職員らから相次ぎ、市民のほか、同氏が所属する民主党の連邦議員らからも辞任を求める声が強まっていた。

 米メディアによると、「キスを迫られた」「下着を着けずに働くよう指示された」などの被害を訴えた女性は18人に上った。

 フィルナー氏は昨年11月の市長選で初当選し、12月に就任したばかりだった。(共同)

1818チバQ:2013/08/27(火) 20:47:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130827/amr13082714030007-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】
大統領選へ本命・ヒラリー始動 共和党は対抗馬探し
2013.8.27 14:03 (1/2ページ)

8月にサンフランシスコで開かれた米国法曹協会の会合で演台に向かうクリントン氏(中央)。次期米大統領選の民主党本命候補との呼び声が高い(AP)
 2016年の米大統領選の候補者予想への関心が高まっている。来秋の中間選挙が終われば一気に大統領選モードになるため、出馬の可否を探る有力者は水面下で資金や組織面での支援を広げる必要に迫られる。目下の民主党の大本命は、ヒラリー・クリントン前国務長官。その高い人気には共和党側も神経をとがらせており、現時点での候補者予想は「打倒ヒラリー」の対抗馬探しの様相をみせている。

 クリントン氏は今年6月、若者や女性の支持拡大に欠かせない短文投稿サイト「ツイッター」にアカウントを開設した。自己紹介欄では上院議員、国務長官の経歴に加え、女性などが直面する「見えない差別」を打ち破ってきた「打破者」と呼び、リストの最後を「TBD(今後に決定される)…」と思わせぶりな言葉で締めくくった。

 当選すれば史上初の女性大統領が誕生する。オバマ大統領のミシェル夫人も今月に公開された雑誌インタビューで、一般論として「この国は(女性大統領を受け入れる)準備が整っている」と述べ、現政権による援護射撃かと注目を集めた。

 当のクリントン氏は講演活動も本格化。米紙ニューヨーク・タイムズが、クリントン家を担当する専属記者を配置するなど、米メディアの「ヒラリーシフト」も強まっている。

 政敵を蹴散らさんばかりの言動で反ヒラリー勢力も多いクリントン氏だが、米外交に献身した国務長官時代の精力的な活動と外交の場でみせた柔和な笑顔で新たな支持者を開拓し、支持率は6割を超えている。

 選挙情勢分析に定評があるバージニア大のラリー・サバト教授らのグループも、現時点でクリントン氏が劣勢に陥るのは「外形的には不可能」と指摘。10日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)もクリントン氏が「圧倒的に優位」と分析する。

 一方、共和党ではニュージャージー州のクリス・クリスティ知事、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事の評判が高いが、現時点で本命はなく、対ヒラリーでも苦戦が予想される。

 モンマウス大が5日に公表した世論調査によると、クリントン氏の支持率43%に対し、最も善戦しそうなのは穏健派のクリスティ知事で39%。その他の候補では差が一気に10ポイント以上にまで広がる。

 共和党を悩ませるのは、草の根保守運動「茶会」の支持者などに多い保守層の“右傾化”だ。厳しい財政規律や中絶禁止の尊重などを求めるが、都市部のヒスパニック系や女性に敬遠され、支持を拡大できていない。プリンストン大のジュリアン・ゼリザー教授は米CNN(電子版)への寄稿で、「共和党があまりに右傾化し、民主党左派がずっと穏健にみえるようになった」と悪影響を指摘する。党内基盤が弱いクリスティ知事が右派にすり寄れば、中間層の離反を招きかねず、序盤で早くも八方ふさがりに陥る可能性もある。

1819チバQ:2013/08/31(土) 22:46:10
http://mainichi.jp/select/news/20130829ddm007030163000c.html

米国社会の半世紀:第1部・黒人差別は消えたか/上 過剰な防犯に「違憲」

毎日新聞 2013年08月29日 東京朝刊



3年前、壁に手をついて警官から身体検査を受けた場所を示すニコラス・パートさん。スポーツジムから自宅へ歩いて帰る途中だったという=米ニューヨーク市で8月13日、草野和彦撮影
3年前、壁に手をついて警官から身体検査を受けた場所を示すニコラス・パートさん。スポーツジムから自宅へ歩いて帰る途中だったという=米ニューヨーク市で8月13日、草野和彦撮影

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 ◇法の下の人種不均衡、指弾

 「動くな。手を見せろ」。警官が銃口を向けて叫んだ。

 米ニューヨーク・マンハッタンの街角で友人ら2人と談笑していた黒人青年、ニコラス・パートさん(25)の身に起きた出来事だ。2006年8月、ちょうど18歳の誕生日のことだった。複数のパトカーから飛び降りた警官に、地面に腹ばいになるよう命じられた。拳銃を持った黒人3人組がいるとの通報があり、見た目が似ているというだけの理由で身体検査をされた。

 「自分の身に起きていることが信じられなかった」と、パートさんは当時を振り返り、語気を強めた。「全ての黒人が犯罪者というわけではないんだ」

 パートさんが受けた呼び止めと身体検査はニューヨーク市警が不審者とみなした人物に積極的に実施。04〜12年に行った440万件中、83%が黒人・ヒスパニック(中南米系移民)を対象にしていた。市警は黒人居住地域での犯罪率の高さを理由にするが、実際はその9割がパートさんと同様に、何の問題もなかった。

 ニューヨークの連邦地裁は今月12日、市警の手法を、法の下の平等を定めた憲法修正14条に違反すると断じた。判決は、犯罪抑止に有効と信じ込み「人種差別的」な手法に「意図的な無関心」を決め込んでいた市上層部を批判した。

 人種隔離を制度化した「ジム・クロウ法」はマーチン・ルーサー・キング牧師らによる公民権運動で1964年に廃止された。一方で米政府は80年代から厳しい犯罪取り締まりを始め、警官による呼び止めと身体検査も積極的に導入された。そして多くの黒人がその標的となった。オハイオ州立大学のミシェル・アレグザンダー教授は著書「新たなジム・クロウ」で「米国は刑事司法制度を通じて人種カースト制度を再構築しただけだ」と指摘した。

 数字がそれを物語る。黒人の人口比は14%だが、収監者は37%。しかし76年以降、黒人を殺した白人に対する死刑執行件数は20件、逆に白人を殺害した黒人は262件と13倍以上だ。殺人など重罪判決を受けると投票権を失うが、その割合は全黒人有権者の8%で、他の人種の4倍に達する。

 今年7月、ある評決を巡り黒人の抗議デモが全国に広がった。南部フロリダ州の住宅街で昨年、黒人少年(17)が自警団のヒスパニック系白人男性ともみ合いになり射殺された。殺人罪で起訴された男性の正当防衛が認められ無罪となったためだ。

 「消えることのない歴史を通じて今回の事件を見ている」。オバマ大統領は黒人社会の気持ちを代弁した。米史上初の黒人大統領は「刑法の適用で人種的な不均衡の歴史がある」とも強調した。

 ニューヨーク市警に対する違憲判決は「人種と犯罪」への議論が高まる中で出された。裁判に証人として出廷したパートさんは判決後の記者会見で「我々の声が届いた」と話し、涙をぬぐった。

 「米国はこの40年間、(犯罪)防止より、(黒人の)苦しみを生み出していたとの共通認識がようやくできつつある」。アレグザンダー教授も米紙ニューヨーク・タイムズに希望の兆しを語った。【ニューヨーク草野和彦】

   ◇   ◇

 西部開拓精神を受け継ぐ「ニューフロンティア」(新開拓)を掲げ、より自由で豊かな国家を目指したケネディ米大統領が暗殺されてから、11月で50年を迎える。半世紀を経てケネディ氏の「夢」はどう実現し、頓挫したのか。アメリカ社会の半世紀の変容を検証する。第1部は、黒人差別・人種格差の実態を探った。

1820チバQ:2013/08/31(土) 22:46:53
http://mainichi.jp/select/news/20130830ddm007030145000c.html

米国社会の半世紀:第1部・黒人差別は消えたか/中 復活した投票制限

毎日新聞 2013年08月30日 東京朝刊



米ワシントンで「PROTECT VOTING RIGHTS(投票権を守れ)」と書かれたパネルを持って行進する黒人女性ら=2013年8月24日午後2時半、西田進一郎撮影
米ワシントンで「PROTECT VOTING RIGHTS(投票権を守れ)」と書かれたパネルを持って行進する黒人女性ら=2013年8月24日午後2時半、西田進一郎撮影

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 ◇「妨害監視は違憲」判決直後

 「今でも、民主主義の過程へ多くの人たちが参加することを難しくしようとする巧妙で組織的なたくらみが行われている」。黒人差別撤廃に向けて運動してきたジョン・ルイス下院議員が7月17日、上院司法委員会の公聴会でこう証言した。

 証言の約3週間前、米連邦最高裁は黒人の投票権を保障する「投票権法」の一部規定を違憲とする判決を下した。公民権運動の結果1965年に成立した同法は、黒人の有権者登録を妨害していた南部の州などに、差別が復活しないように政府が監視する規定を盛り込んでいた。判決は地域を特定する規定を違憲とした。ロバーツ最高裁長官は判決で「米国はもはや(人種で)分断されていない」と指摘した。

 判決直後に、差別復活ととられる動きが起きた。かつて黒人差別が強かったテキサス州は判決当日、連邦政府に施行を止められていた投票時に写真付き身分証の提示を義務付ける州法を施行した。ノースカロライナ州も同様の州法を制定し、8月に施行した。なりすまし投票などを防ぐ目的だが、黒人らは経済的な事情などから自動車運転免許などの写真付き身分証明の取得が進んでいない。そのため、事実上、黒人らの投票を制限することになる。

 ルイス氏の矛先は、この動向に向かう。黒人でもあるホルダー司法長官は「最高裁判決で終わりではない」と戦う姿勢を表明し、州法の施行の停止を求めて提訴した。

 最高裁長官が判決で指摘したように「分断」はすでになくなったのか。今月24日、ワシントン大行進から50年を記念する行事の参加者は口々に「格差による分断」の存在を訴えた。ジョセフ・ウォルソンさん(64)は「経済、雇用などいまだに溝は深い」と語った。

 統計数字もそれを示す。米国勢調査局などによると、2011年の年間平均世帯所得は白人の約7万ドルに比べ黒人は約4万ドル。住宅保有率も7割を超える白人に対し、黒人は5割に満たない。

 スタンフォード大のマーク・クレン教授は昨年、70歳まで生きる確率を人種別で比較した結果を発表した。男性は白人71%、黒人54%。女性も白人82%、黒人70%と、いずれも黒人が10ポイント以上低い。クレン教授は「原因は、長期に及ぶ社会的な権利の剥奪の結果による教育、収入、雇用水準の低さ」と分析する。

 人種間の融合と格差の解消を目指す黒人初のオバマ大統領の政策への評価からも、「分断」が読み取れる。キニピアック大の世論調査では、政策への賛成47%、反対46%と拮抗(きっこう)する。しかし、賛成は黒人で78%だったが白人では41%。民主党支持者の80%が賛成する一方、共和党支持者は18%と、割れる。

 分断の解消について、プリンストン大のエディ・グロード教授は、公的教育への投資、都市住民への職業訓練を含む経済援助などの必要性を指摘し、「教育、職、司法の正義で平等になった時、私たちは真の意味で『我々の国』を手に入れられる」と語った。【ワシントン西田進一郎】

1821チバQ:2013/08/31(土) 22:47:39
http://mainichi.jp/select/news/20130831ddm007030161000c.html

米国社会の半世紀:第1部・黒人差別は消えたか/下 最貧層救済手探り

毎日新聞 2013年08月31日 東京朝刊


 ◇暴力絶えぬ街 牧師、労組が奮闘

 米国で人種隔離を制度化した「ジム・クロウ法」が撤廃された翌年の1965年8月11日、全米有数の黒人貧民街とされる南ロサンゼルスのワッツ地区で白人警察官に対する黒人住民の不満が爆発し、大暴動が起きた。死者34人、逮捕者は4000人、放火や襲撃は1週間続いた。

 公民権運動指導者、マーチン・ルーサー・キング牧師は非暴力を訴えるため現地入りしたが、牧師に不満をぶつける群衆に囲まれた。「人権運動より仕事の確保が先だ」。牧師は予定していた遊説を中止し、3日後、貧困撲滅に取り組むと声明を出した。

 ワッツ地区はギャングの拠点が集まり、殺人事件による青年の死亡率は全国平均の4倍にのぼる。92年には、死者53人を出したロス暴動の発火点になり、2005年にはラップ歌手を招いた夏祭りがギャング抗争に発展した。公民権運動を担う主流派の黒人系教会は、暴力が絶えない街から距離を置き、小規模の教会があるだけだ。

 主流派の教会に代わって貧困層を支えてきたのが、労働組合を基盤に65年に創立された「ワッツ地域活動労働委員会」だ。地道に活動を続け、職がない若者のための職業訓練所が軌道に乗り始めたとき、92年のロス暴動で焼き打ちに遭った。

 「人は自暴自棄になった時、暴力を爆発させる。ギャングは我々の敵ではない。絶望の結果だ」。創立者の亡父から委員会を受け継いだティモシー・ワトキンズ委員長(60)は、焼き打ちした隣人を非難せず、社会の構造改革を訴える。一般社会から排除された人たちに職を与え、社会の一員としての意識を持ってもらうことが、この地区では重要な課題だという。

 公民権運動をリードした黒人系教会は今も、最貧困地区では十分な活動ができていない。生理中の女性に教会への出入りを禁じ、エイズが流行した80〜90年代には、感染は同性愛が原因として葬儀を拒否した。キング牧師がいた黒人系教会も同性婚反対の立場だ。伝統的な規制を嫌う若者層の教会離れが進む。

 ワッツ地区近くに今年6月、同性愛者の権利とエイズ患者救済を唱える黒人系教会「キリスト共同連盟」が引っ越してきた。ゲイ(男性同性愛者)の牧師がロサンゼルスに82年に創設した教会で、現在は全米17カ所に拠点を持つ。

 「神の愛は分け隔てなく、同性愛者にも黒人にも貧しい人にも注がれます。そのままのあなたで大丈夫」。看護師として多くのエイズ患者を看病した末に牧師に転じたレスリー・バークさん(61)は8月の日曜礼拝で、信者を励まし続けた。

 バークさんは「50年前と違って公民権の概念は広がった。価値観を押しつけず、時代に合わせて教会を変革したい」と話す。キング牧師も成し遂げられなかった貧困層救済に新たな希望がひらけるのか、試行錯誤が続く。【ロサンゼルス堀山明子】

1822とはずがたり:2013/09/02(月) 14:16:24

米国で相次ぐ“腰パン”禁止条例 賛否両輪「比重間違ってない?」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20130901530.html?fr=rk
産経新聞2013年9月1日(日)18:36

 「クール」なのか、それとも「だらしなく、みっともない」のか−。米国でここ数年、ズボンをずり下げるファッション“腰パン”(SAGGY PANTS)を条例で禁止する自治体が相次いでいる。腰パンが「風紀を乱す」とみなしたためだが、異論も噴出しており、議会に提出された条例案が否決されたケースもある。(米東部ニュージャージー州ワイルドウッド 黒沢潤)

 白砂の美しいビーチが数キロにもわたって続く街、ワイルドウッド。米東部でも歴史の古い有数の観光地として知られ、年間約900万人の観光客が訪れるこの街で7月上旬、腰パン禁止条例が施行された。

 条例によれば、ビーチに隣接する遊歩道でズボンを腰より3インチ(約8センチ)下げ、下着を露出しながら歩くと、最大で200ドル(約2万円)の罰金と40時間の社会奉仕が科される。

 「下着が清潔か汚いかは別として、市民はそんなものは見たくない。ビーチは家族連れも訪れる場所だ。若者らには小さな子供たちに良い手本を見せてほしい」。ビーチに隣接する派出所で勤務する警察官(21)はこう強調した。

 アーネスト・トロイアーノ市長も「お尻を出して歩く傍若無人の若者への市民からの苦情を聞くのに疲れた」と、条例成立に至るまでの背景を説明した。

 条例に賛同する市民は多い。遊歩道に設けられたビーチパラソルの下で涼んでいたムハ・アミーさん(71)は、「私が子供だった1950年代にズボンをずり下げて歩いたら、親から間違いなく殴られた。帽子は斜めや後ろ向きにかぶってはならず、シャツの裾もズボンにきちんと入れるべきだと今でも思っている。16人の孫にもそのように教育している」と強調。その上で、「孫娘のボーイフレンドが腰パン姿で現れたら、これだ」と右手で首をかき切るしぐさを見せた。

 一方で、「自分がしたい格好を遊歩道でできないのは、ちょっと不満だよ…」とこぼす若者(20)もいた。遊歩道以外では腰パン姿で歩いているという。

 米国内で今年に入り、腰パンの禁止を打ち出す自治体が相次いでいる。

 南部ジョージア州モートリーでは6月に禁止条例が成立した。違反者には最大で400ドル(約4万円)の罰金が科される。南部ルイジアナ州テルボンパリッシュでも、4月に条例が成立した。1回目の違反には50ドル(約5千円)、2回目は100ドル(約1万円)、3回目は100ドルの罰金と16時間の社会奉仕が科されるという。

 腰パンは、刑務所内で囚人が凶器や自殺用具にもなるベルトを取り上げられ、囚人服をだぶだぶの状態で着たことが発祥とされる。90年代にヒップホップ系ミュージシャンを通じて黒人の若者層を中心に流行。今では人種を問わず、人気のファッションの1つとなっている。

 ニューヨークのメトロポリタン美術館コスチューム研究所の職員、アンドリュー・ボルトン氏(47)は腰パン文化の隆盛について、「米社会の保守的な倫理観への挑戦」とみる。

1823とはずがたり:2013/09/02(月) 14:16:43
>>1822-1823
 腰パンをめぐっては、批判ではなく、単に「目のやり場に困る」と口にする人もいる。ニューヨーク在住の男性(45)は最近、地下鉄の車内にいた20代後半の腰パン姿の男性が降車しようとした際、ズボンが床にするりと落下するのを目撃した。「青年は赤面していたが、こちらだって、吹き出すのを懸命にこらえたよ」と振り返る。

 米国ではここ数年、若者の就職事情が厳しいが、「身だしなみがしっかりした生徒と、腰パン姿をすることが多い生徒のどちらが就職に有利か?」と、腰パンをやめるよう生徒たちに呼び掛ける学校もある。

 腰パンが逆風にさらされる中、禁止条例の相次ぐ成立に異論を唱える声も少なくない。

 ルイジアナ州の米自由人権協会(ACLU)所属の女性弁護士、マージョリー・エズマン氏(58)は「私はミニスカートの丈が短すぎるとして、怒られた世代の人間だ。また、弁護士を始めたころ、(保守的な風潮のため)女性の私は法廷でズボンをはくのを許されず、通常のスカートをはいた。だが今はそんな時代ではない。自治体は市民が何を着るべきか決めるべきではない」と話す。

 米国では、ベトナム戦争時の60〜70年代、反体制の若者らが髪を肩まで伸ばし、年配層から眉をひそめられた時代もあった。30〜40年代にさかのぼれば、だぶだぶのズボンと長めの上着を組み合わせ、ダンス会や誕生日など特別な日に着る「ズート・スーツ」も批判の対象となった。しかし、今では大きな批判は起こらない。

 ルイジアナ州の週刊紙、ルイジアナ・ウイークリーは、警察が腰パンを取り締まる余裕があるなら犯罪を摘発すべきだとし、「比重のかけ方が間違ってはいないか?」と疑問を呈する。

 「『ファッション・ポリス』はいらない」=ワイルドウッドの衣料店店員、ルイス・ゴンザレスさん(22)=といった声も上がる中、北部ウィスコンシン州グリーンベイの議会では7月下旬、禁止条例案が否決されるという事態も起きた。「条例成立後、今度は破れたジーンズも取り締まるのか、といった厳しい批判もあった」(関係者)ためだ。

 腰パン禁止条例に賛否両論が渦巻く米国で腰パン論争に“参戦”した政治家がいる。オバマ大統領だ。

 大統領は基本的に条例を制定することには否定的だ。しかし、2008年大統領選時のテレビのインタビューでこう答えている。

 「“兄弟たち”よ、ズボンを上げろ。あなたたちは母や祖母と歩きながら、下着を他人に見せるのか。一体どうしたというのか? あなたたちの下着など見たくない人は多い。私もその1人だ」

 ■米国の腰パン禁止条例 これまでにルイジアナ州やジョージア州、ミシシッピ州、イリノイ州などの少なくとも16自治体で条例が成立している。ジョージア州オールバニでは2011年、違反者のべ187人から計3916ドル(約39万円)の罰金が徴収された。ルイジアナ州ボガルーサでは今年7月下旬、“腰パン”姿の男(25)が、極度に酔っ払っていたこともあり逮捕された。フロリダ州やアーカンソー州の公立校では腰パンが禁止されており、違反者は数日間の通学停止処分となる。ニューヨーク州では10年、州議員が腰パン・撲滅キャンペーンで「ズボンを上げろ。あなたのイメージも高めよ」などと訴え、話題となった。

1824チバQ:2013/09/11(水) 21:45:51
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201309110103.html
米NY市長予備選で民主デブラシオ氏首位、共和党はロタ氏選出へ
9月11日、米ニューヨーク市長選の予備選が実施され、民主党はビル・デブラシオ市政監督官(写真)が得票率で1位となり、共和党はジュリアーニ市長時代に副市長を務めたジョー・ロタ氏の選出が確実な情勢となった。同市で10日撮影(2013年 ロイター/Shannon Stapleton)

 [ニューヨーク 11日 ロイター] - 11月5日の米ニューヨーク市長選の予備選が10日実施され、民主党はビル・デブラシオ市政監督官が得票率で1位となり、共和党はジュリアーニ市長時代に副市長を務めたジョー・ロタ氏の選出が確実な情勢となった。

 3期目のブルームバーグ現市長は、規定により現在の任期満了をもって退任する。

 NY1テレビによると、民主党の予備選は開票率約90%の段階で、デブラシオ氏の得票率が40%、元市会計監査官のビル・トンプソン氏が26%、クリスティン・クイン市議会議長は15%。

 党候補となるのは40%以上の得票が条件。現段階では、10月1日の決選投票に持ち込まれる可能性は残っている。

 選管は、不在者投票と軍人の投票約1万9000票の開票開始が17日のため、決選投票が必要になるかどうかは分からないとしている。

 デブラシオ氏は、若い黒人が受けることが多い警察の職務質問に反対しているほか、幼稚園入園前の子供のための施設を整備する財源確保のため、高所得者の税率を引き上げることなどを提唱している。

1825チバQ:2013/09/12(木) 21:49:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130912/amr13091200410000-n1.htm
米「復興の象徴」試練 WTC、入居予定まだ半分 中枢同時テロ12年
2013.9.12 00:39 [米国]

来年前半の完成を目指すWTC1号棟(黒沢潤撮影)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センター(WTC)跡地で建設されているWTC1号棟が来年の完成を控え、早くも試練に立たされている。未曾有のテロに見舞われた米国の“復興の象徴”として注目されながら、2008年のリーマン・ショック以降の経済停滞やテロ再来の懸念から、入居契約数が約半分にとどまっているからだ。

 WTC1号棟は今年5月、テレビ放送用のアンテナを兼ねた塔が最上部に取り付けられたことで、高さ541メートルに到達した。来年前半には全104階が完成する予定だ。

 ところが、6月時点で約半分のスペースがガラ空きの状態だ。背景には、リーマン・ショック以降の景気停滞がある。大企業はここ数年、職場スペースを縮小したり、安価な場所に移転する傾向にある。特に、豪華な高級物件を借りていた金融企業にその傾向が強いという。

 関係者によれば、賃料は1平方フィート(約0.09平方メートル)につき約70ドル(約7千円)と高めで、デベロッパー側は借り手が増え次第、80ドルに引き上げたい意向だ。しかし、現状では魅力的な額ではない。

 ニューヨークは、多額の法人税を落とす金融企業に過度に依存してきた歴史を持つ。ニューヨーク大学のローレンス・ロンガ准教授(経済学)は英紙フィナンシャル・タイムズに対し、「そのツケが今、回ってきたのだ」と指摘する。

 新ビルが再び、国際テロ組織アルカーイダなど過激派組織の標的になるとの懸念も入居契約が伸びない理由だ。廃墟から蘇ったWTC1号棟を“目障り”とみるイスラム過激派は少なくないといわれる。「上空を毎日かすめ飛ぶ飛行機を仰ぎつつ、仕事しろといわれても無理だ」(33歳の金融マン)といった声は少なくない。

1826チバQ:2013/09/12(木) 21:50:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130912/amr13091213550008-n1.htm
1%の最富裕層が国民収入の19% 米の格差、歴史的水準に
2013.9.12 13:51
 貧富の格差が拡大する米国で、上位1%の最富裕層の収入が2012年、国民全体の19%を超し、大恐慌前年の1928年以来最大の割合となったことが11日までに判明した。上位10%の収入は全体の48・2%を占めた。AP通信が米カリフォルニア大バークリー校などの分析として報じた。

 投資による利得に課税する資本利得税の増税を前に、最富裕層が駆け込みで株式などを売却したことが一因。12年は最富裕層の収入が20%増加したのに対し、国民の99%は収入が1%しか増えず、格差が一層鮮明になった。

 同年に上位1%を占めた最富裕層の年収は39万4千ドル(約3900万円)超で、上位10%の富裕層は年収11万4千ドル超。

 最富裕層は、07年から09年までの金融危機と株価下落の直撃を受け、収入が約36%減少したが、09年6月以降は景気回復の恩恵をほぼ独占的に享受し、収入増加分の約95%を手にした。(共同)

1827チバQ:2013/09/12(木) 22:05:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000130-mai-n_ame
<米同時多発テロ>12年、各地で追悼…えん戦ムードの中
毎日新聞 9月11日(水)22時41分配信



米同時多発テロから12年を迎え、現場となった世界貿易センタービル跡地の広場に遺影などを手に集まった犠牲者の遺族や友人たち=ニューヨークで2013年9月11日、AP
 【ニューヨーク草野和彦、ワシントン西田進一郎】シリアに対する軍事攻撃を巡り国内にえん戦ムードが高まる中、2001年9月11日の米同時多発テロから12年となる11日午前(日本時間同日夜)、全米各地で犠牲者の追悼式典が行われた。

【暗視国家アメリカ】/1 迫る「サイバー戦争」 極秘作戦、「最大の標的」は中国

 ニューヨークでは、国際テロ組織アルカイダに乗っ取られた旅客機が激突して崩落した世界貿易センタービル跡地の記念広場で式典が行われた。同ビルでは93年にも爆弾テロがあり、二つのテロの犠牲者計2983人の名前が読み上げられた。

 一方、オバマ米大統領は、ワシントン郊外の米国防総省で開かれた追悼式典に出席。「我々市民を攻撃しようという者たちがいる限り、我々は警戒を続け、国を守る」とテロに対する決意を強調。一方で、「力は時として必要だが、力だけでは我々の探し求める世界を築くことはできないと認識する知恵を持とう」と話した。シリア問題には直接言及しなかった。

 ギャラップ社の世論調査では、同時多発テロ後の「対テロ戦争」への開戦前の支持率は、アフガニスタン戦争(開戦01年10月)が82%、イラク戦争(同03年3月)が59%に上った。だが、この二つの戦争で米国は疲弊し、6日発表の調査結果でシリア攻撃への賛成は36%にとどまった。

1828とはずがたり:2013/09/13(金) 16:20:42

シリア:プーチン氏のNYタイムズ寄稿 米側から批判噴出
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20130913k0000e030144000c.html
毎日新聞2013年9月13日(金)10:16

 【ワシントン及川正也】シリアでの化学兵器使用問題の平和的解決を求め、超大国を自称する米国を批判したプーチン露大統領の米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿に対し、12日、米政府や議会から反発の声が一斉に噴き上がった。ジュネーブでは事態打開に向けた米露交渉が始まったが、場外では激しい非難合戦に発展した。

 プーチン氏は国連安全保障理事会での決議なしの武力行使は「国際法を崩壊させる」と批判。「世界の多くの人が米国を民主主義の模範ではなく、野蛮な武力のみに頼る」とみなしていると指摘し、外交的解決を求めた。

 これに対し、ベイナー下院議長は記者会見で「侮辱だ。私がロシアとシリアの真意を疑うゆえんだ」と指摘し、ペロシ前下院議長も会見で「国連が機能しないのは拒否権をちらつかせるロシアのせいだ」と批判した。カーニー大統領報道官も「ロシアと違って米国は世界の民主的価値観や人権の擁護者だ」と反論した。

 米メディアの多くは、ロシアを平和主義、米国を主戦主義と印象付ける狙いがあると伝えたが、ロシアは2008年に国連安保理決議なしにグルジアに侵攻、米国などが批判した経緯がある。メネンデス上院外交委員長は米テレビで「一読して吐きそうになった」と不快感を表明。プーチン氏がKGB(旧ソ連国家保安委員会)出身なのに触れ「そういう人間に(米国の)国益とは何かと言われても困る」と語った。

1829チバQ:2013/09/16(月) 10:11:11
http://www.cnn.co.jp/usa/35037250.html
民主候補はデブラシオ氏か、共和ロータ氏 NY市長選予備選

2013.09.15 Sun posted at 15:35 JST

ニューヨーク(CNN) 今年11月に実施される米ニューヨーク市長選の候補者を選ぶ民主党の予備選が15日までに行われ、同市の選挙管理委員会によると、市政監督官のビル・デブラシオ氏が40%を若干超える支持率を得て首位に立った。

40%の得票率を獲得すれば2位との決戦投票は不要となるが、1万9000票を超える不在投票や軍人投票などの集計が残っており、当選者確定とはなっていない。選管は、未集計の投票数が増える可能性にも言及した。

開票作業の終了は今週中になる見通し。

選管によると、2位はアフリカ系(黒人)の元市監査役のウィリアム・トンプソン氏。ブルームバーグ現市長寄りで有力候補と目されていた女性の市議会議長のクリスティーン・クイン氏は3位に沈んだ。

4位は現監査役のジョン・リウ氏、5位はインターネット上で女性とのみだらな会話が暴露された元下院議員のアンソニー・ウィーナー氏だった。

一方、共和党では元副市長のジョセフ・ロータ氏がスーパー経営などで財を成したジョン・カツィマティーディズ氏を破り、候補に決まった。

共和党に所属し、現在3期目のブルームバーグ氏は任期制限があり、立候補出来ない。

ニューヨーク・タイムズ紙による投票所の出口調査によると、民主党支持の有権者の49%がブルームバーグ氏の市政運営を支持、反対は48%だった。約4分の3は市政は新たな方向に進むべきだと考えていた。

1830チバQ:2013/09/16(月) 10:46:19
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130916-OYT1T00221.htm?from=ylist
サマーズ元財務長官、FRB次期議長選考を辞退

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 【ワシントン=安江邦彦】米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長として有力候補だったローレンス・サマーズ元財務長官は15日、オバマ大統領に次期議長の選考からの辞退を申し入れ、オバマ大統領は受諾した。




 米ウォール・ストリート・ジャーナル電子版によると、サマーズ氏は大統領に宛てた手紙で「不本意だが、私の承認過程は手厳しく、FRB、政権、最終的には現在の景気回復にとっても利益にならないだろうとの結論に至った」と辞退の理由を述べた。

 オバマ大統領はFRBの次期議長を今秋にも指名する予定で、サマーズ氏のほか、ジャネット・イエレンFRB副議長などが候補として浮上していた。サマーズ氏はオバマ政権下で2009〜10年、国家経済会議(NEC)議長を務めて金融危機対応や経済対策の司令塔を担った。大統領との関係が深く、最近では最有力と見られていた。しかし、FRBの議長就任には米上院の承認が必要だが、過半数を占める与党の民主党議員の間にもサマーズ氏の指名に公然と反対する動きが広がっていた。

 大統領は同日出した声明で、サマーズ氏について「経済を成長過程に戻せたのは、彼の専門知識や知恵、指導力に負うところが大きい」とたたえ、今後も助言を求める意向を示した。

(2013年9月16日10時28分 読売新聞)

1831チバQ:2013/09/16(月) 10:54:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130916-00000011-jij-n_ame

サマーズ氏、FRB議長辞退=「承認過程で厳しい批判招く」―米大統領も受け入れ

時事通信 9月16日(月)6時34分配信



 【ワシントン時事】オバマ米大統領は15日声明を出し、サマーズ元財務長官から連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長候補から除外するよう要請され、受け入れたことを明らかにした。有力候補とみられていたサマーズ氏は選考辞退の理由について、指名されても上院の承認手続きで厳しい批判を受けるためなどと説明した。
 2014年1月末で2期目の任期が切れるバーナンキ議長の後任人事をめぐっては、サマーズ氏とイエレンFRB副議長が有力とされていた。サマーズ氏が辞退したことで、イエレン氏を軸に選考が進むとみられる。
 米メディアによると、サマーズ氏は15日、大統領に電話で辞退を伝えた。短い書簡も送り、指名されても「不本意ながら、私の承認過程ではいずれにせよ手厳しい批判を招き、FRBや政権、最終的には経済回復のためにならないという結論に達した」と述べた。
 サマーズ氏は、オバマ政権1期目で国家経済会議(NEC)委員長を務め、金融危機への対応に尽力。大統領の信頼は厚く、FRB議長への指名の可能性が最も高いとの見方も出ていた。
 ただ、サマーズ氏をめぐっては、クリントン政権時代に財務省で金融規制緩和を推進したことが、その後の危機につながったとの批判も根強い。女性差別ともとれる発言でハーバード大学長を引責辞任。自らの主張を強引に押し通すスタイルも問題視され、与党民主党議員の中からも同氏の承認に否定的な見解が示されていた。
 オバマ大統領は声明で、サマーズ氏について「大恐慌以来の最悪の経済危機に直面した際の私のチームの重要な一員だった。彼の経験や知恵、リーダーシップによって、経済は成長を取り戻した」と称賛。今後も助言を求めていく考えを明らかにした。

1832チバQ:2013/09/16(月) 22:40:14
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130916/fnc13091621000010-n1.htm
FRB議長人事 サマーズ氏、“抗議”の辞退 オバマ氏の求心力低下
2013.9.16 20:59 (1/2ページ)

米議会の反発で、FRB議長候補の辞退を余儀なくされたサマーズ氏(ロイター)
 【ワシントン=柿内公輔】サマーズ元財務長官が米連邦準備制度理事会(FRB)の議長レースから辞退したのは、議会対策に苦慮するオバマ米大統領への“抗議”とみられる。化学兵器の使用をめぐるシリア対応の迷走が指摘されているオバマ氏は、経済の最重要人事でも指導力が発揮できず、求心力が低下しそうだ。

 「サマーズ氏のキャリアを飾る最後のピース」(米財務省関係者)。米国を代表する経済学者で、ハーバード大学長や財務長官など華麗な経歴を積み重ねてきたサマーズ氏が集大成として望んだポストが、世界経済に多大な影響力を持つFRBの議長職だった。

 実際、サマーズ氏も水面下で活発に動き、財務省時代の上司であるルービン元財務長官や部下だったガイトナー前財務長官に接触し、ホワイトハウスに働きかけていた。オバマ政権の1期目には、国家経済会議委員長として金融危機からの脱却を支えた。

 そのかいもあって大統領もサマーズ氏指名に傾き、大願成就は目前とみられたが、逆風は想像以上だった。

 上院民主党はイエレンFRB副議長を推す議員が署名活動を展開し、支持が3分の1を超えた。過去の女性蔑視発言などへの批判に対し、大統領はサマーズ氏を弁護したが、先週末に一部メディアが「サマーズ氏を指名する方向で最終調整」と報じたことで、反サマーズ陣営の反発が一層強まった。人事を承認する上院銀行委で、民主党議員がサマーズ氏の不支持を相次いで表明。大統領が指名したとしても、承認が危ぶまれる情勢になっていた。

 サマーズ氏がオバマ氏に宛てた書簡には「不本意ながら辞退する」と記され、無念さがにじんでいた。

 サマーズ氏の辞退について、女性の権利擁護団体ウルトラ・バイオレットの幹部は「米社会には性差別が存在する余地がない」と歓迎するコメントを発表した。一部メディアは「見せ物のような醜い政権内の対立に終止符が打たれる」(米紙ニューヨーク・タイムズ)と指摘するなど、迷走したFRB議長人事は収拾に向かいそうだ。

 ただ、オバマ政権は財政やシリア情勢で議会と調整が必要な懸案を多く抱えている。昨年12月の国務長官人事で当時のライス国連大使の起用を断念したことも合わせ、今後の政権運営には不安が残りそうだ。

1833チバQ:2013/09/20(金) 00:47:19
http://www.cnn.co.jp/usa/35037434.html
スタバCEO、店への「銃持参」の自粛要請 「禁止」は否定
2013.09.19 Thu posted at 19:21 JST


銃の店内持ち込みについて自粛を求めるシュルツCEO




「銃を持ち込まないで」 スターバックスCEOにインタビューニューヨーク(CNNMoney) 米大手コーヒーチェーン、スターバックスのハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は19日までに、顧客に対し店内に銃を持参しないよう求める考えを明らかにした。CNNとの会見で述べた。

同CEOは「これは禁止ではなく、礼儀作法などを考慮したお願いである」と表明した。同社は、ニューヨーク・タイムズやウォールストリート・ジャーナルを含めた多数の米紙にシュルツCEOの要請の手紙を掲載する予定。

CEOはただ、銃を身につけた客にもサービスを提供するし、退去を求める考えはないと述べた。銃の問題に関する自らの見解が同社の政策に反映することはないとも指摘。氏自身が銃を保持しているかどうかの質問については回答を避けた。

スターバックス社をめぐっては銃所持の権利を主張するグループが先月、州法で銃保持が承認された場所で店内への持ち込みを認める同社に謝意を示すインターネット上の運動を提案。

これに対し米東部コネティカット州ニュータウンの小学校で昨年発生、生徒を含む多数が殺害された銃乱射事件を受けて発足した銃規制要求の団体は公開書簡を発表し、シュルツ氏に全店での銃持ち込み禁止の実施を促していた。

この書簡の署名者には、同事件で殺害された代理教師の父親で近くのスターバックス店で働く男性も連なっていた。

シュルツCEOは、スターバックスの店を舞台に銃所持の支持、反対両派が議論を交わす有様を見届けたと指摘。全従業員らへの影響は極めて大きいが、同社は「政策立案者でもなければ、銃反対もしくは支持に肩入れするものでもない」と主張。

「銃の目撃はスターバックス店の雰囲気などを味わう体験の1つになるべきではないと信じる。店内に銃を持ち込む客は、他の客の居心地を悪くさせる」と述べた。ただ、今回の要請はニュータウンでの事件に触発されたものではないとも付け加えた。

銃所持の認可を得た場合、公の場でも小火器の公然の携帯を許す州法は現在、米国の43州で認められている。小売り大手ウォルマート、同ターゲットやホームセンター大手のホーム・デポなどは銃保持を認める州の店で持ち込みを許している。

一方で、映画館チェーンのAMCシアターズやディズニーなどはこれを認めていない。

1834チバQ:2013/09/20(金) 18:37:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130920/amr13092008190003-n1.htm
「銃お断り」スタバの決断 賛成派と反対派が店内対立で混乱、店舗閉鎖も
2013.9.20 08:15 (1/3ページ)[事件・トラブル]

ワシントンの海軍施設での銃撃事件を受け、一時的に閉鎖されたスーターバックスの店舗の前にたたずむ市民。スタバは店内への銃の持ち込みお断りを表明した=17日(ロイター)
 米コーヒーチェーンのスターバックスが19日までに、お客に銃器を店内に持ち込まないよう要請する声明を出した。これまで銃を公然と見せて持ち歩ける「オープンキャリー法」がある州では持ち込みを認めてきたが、方針を転換した。銃規制強化をめぐり賛成派と反対派の対立が激化するなか、スタバへの持ち込みがその象徴的存在となり、両派がそれぞれ店内で活動を行うなど混乱に巻き込まれたためだ。「賛成派でも反対派でもない」と中立を強調するが、反対派の来店拒否や抗議活動にさらされるのは避けられず、苦渋の決断だった。(SANKEI EXPRESS)


店舗閉鎖も


 「これはお願いであって、禁止ではありません。責任ある銃器の所有者にわれわれの要望を尊重してほしいのです」

 スタバのハワード・シュルツCEOは、AP通信など米メディアの取材に応じ、自粛要請への理解を求めた。スタバは18日に自社サイトで書簡を公開し、19日付の米主要紙にも全面広告を出した。

 全米で約7000店舗を展開するスタバは、オープンキャリー法がある州では、「法に準ずる対応に努めてきた」。この法律は全米50州のうちアリゾナやバージニアなど12州で成立し、ほぼ同じ法律が16州にある。

 相次ぐ銃乱射事件を受けた規制強化をめぐり国論が二分するなか、一部の規制反対派が銃を腰にぶら下げてスタバ店内に集まり、銃所持の権利擁護を求めるイベント「スターバックスに感謝をささげる日」を開催。これに対し、規制賛成派が店内で抗議活動を行うなど、混乱が出ていた。イベントが企画されていた店舗の閉鎖も余儀なくされたという。


中立を強調


 シュルツ氏は「店内がプロの銃規制反対活動家によるPR集会の舞台と化しており、店員や顧客が不利益を被っている」と批判。「店舗はすべての利用者が快適に一息つけるために存在している」と訴えた。

 一方で、「銃規制論争は政治の場で行うべきで、われわれの店内で行うべきものではない」と、中立を強調し対立から一線を画す姿勢も示した。

 スタバの決断に対し、インディアナ州で母親の立場から規制強化を訴えてきた市民団体のシャノン・ワッツさんはワシントン・ポスト紙に、「米国ビジネスの象徴であるスタバの自粛措置は、銃に寛大な米国文化を変えるきっかけになるだろう」と語り、歓迎した。

 だが、反対派も黙ってはいない。スタバに集まる銃愛好家でバージニア州在住のエド・レビーンさんはポスト紙で、「スタバは反対派と賛成派の闘いの場としての役割を担っていた。個人的には今回の決定は尊重するが、私も他の拳銃マニアもスタバに行かなくなるだろう」と、うそぶいた。

相次ぐ乱射事件


 米国では16日にも首都ワシントンの海軍施設で13人が死亡する乱射事件が起きたばかり。今年4月に議会上院で否決された銃規制強化法案の再審議を求める声も出ているが、成立のメドはまったく立っていない。

 シュルツ氏は、自粛要請と今回の事件は関係ないとする一方で、こう語った。

 「多くの顧客を失うことになるだろうが、これが最善の決断だと思っている」

1835チバQ:2013/09/21(土) 00:20:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013092000814
「王朝」存在感まざまざ=うるさ型議員も遠慮−ケネディ氏・重要政策対応、なお課題

19日、米上院外交委員会の公聴会で笑顔をみせるキャロライン・ケネディ次期駐日大使(AFP=時事) 【ワシントン時事】キャロライン・ケネディ氏の次期駐日米大使起用をめぐる19日の上院外交委員会公聴会は、うるさ型の野党共和党議員まで厳しい質問を控えるなど、圧倒的な知名度と根強い人気を誇る「ケネディ王朝」の存在感をまざまざと見せつける場となった。ケネディ氏が日本だけでなく米国内に向けても強い発信力を持つことを改めて証明した形だが、個別の重要政策では理解不足を露呈した。
 「近い将来、国民の税金を使って日本を訪れ、あなたに会えるのを楽しみにしている」。公聴会の終盤、質問に立った共和党の重鎮マケイン議員が軽口をたたきながら発言を締めくくると、委員会室は爆笑に包まれた。
 人事案に関する米議会の公聴会は法廷のような緊張感が広がるのが通例。特にマケイン氏はオバマ大統領の人事に反発し、候補者をつるし上げたケースがたびたびある。
 公聴会でケネディ氏は政権の対日政策に沿った無難な答弁を繰り返すと同時に、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立や沖縄の米軍基地問題など微妙なテーマで追加の質問を受けると「さらに勉強したい」を連発。それでもマケイン氏は苦笑するばかりで、中には1回も質問を発せず、ケネディ氏を激励しただけの共和党議員すらいた。
 大統領や上下両院議員を輩出したケネディ家は、王室のない米国で「ロイヤル・ファミリー」に例えられる特別な存在。大使人事の公聴会はほとんど記事にしない米メディアもこの日は一斉に報道し、関心の高さを見せた。
 ケネディ氏は駐日大使起用が表に出た今年春ごろから米政府当局者らの説明を受け、準備を重ねてきた。それだけに今回の答弁ぶりは「外交の素人」とやゆされるケネディ氏に課題が残っていることを示したと言える。ある日本政府関係者は「日本の立場を好意的に理解してもらう取り組みが重要になる」と語った。(2013/09/20-14:25)

1836チバQ:2013/09/21(土) 12:38:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013092102000147.html
「ケネディ王朝」存在感 次期駐日大使米上院公聴会 共和党もエール
2013年9月21日 朝刊

19日、米ワシントンで、上院公聴会に出席したキャロライン・ケネディ氏(左手前)と、2列目右端から夫のエドウィン・シュロスバーグ氏、娘のタチアナさん、息子のジョンさん=ロイター・共同


 【ワシントン=竹内洋一】オバマ米大統領に次期駐日大使に指名されたキャロライン・ケネディ氏(55)の承認人事に関する十九日の上院外交委員会公聴会では、議員は厳しい質問を控え、激励する場面が目立った。米国で「王朝」と呼ばれるケネディ家の存在感が際立った形だ。

 ケネディ氏は外交経験がなく、日米間の懸案に関する証言は、すべて国務省の見解をなぞった。在日米軍再編や東シナ海での日中対立といった微妙な問題では「今後さらに勉強したい」と連発した。

 だが、議員側が専門知識の不足を追及することはなく、質問は助言の色彩を帯びた。励ますだけで答弁を求めない議員もいた。野党共和党の重鎮マケイン氏は在沖縄海兵隊のグアム移転について見解をただしたが、ケネディ氏は「議員と協力して前進させたい」と述べるにとどまった。それでもマケイン氏は「日本での再会を楽しみにしている」と矛を収めた。

 ケネディ氏が鮮明に打ち出したのは日本に対する思い入れだ。

 父親の故ケネディ大統領が在任中に訪日を望んでいたことや自身の訪日経験に言及。「日本はかけがえのないパートナー」「他に勤務する国は思いつかない」と繰り返し訴えた。

1837チバQ:2013/09/23(月) 12:32:47
http://www.afpbb.com/article/entertainment/entertainment-others/2968605/11358916
史上初インド系のミス・アメリカ誕生、ネット上では中傷も
2013年09月17日 09:32 発信地:ニューヨーク/米国
【9月17日 AFP】2014年のミス・アメリカ(Miss America)コンテストで、史上初めてインド系の女性が頂点に立った。ニューヨーク(New York)州出身で医師を目指すニーナ・ダブラリ(Nina Davuluri)さん(24)だ。だがネット上では、ダブラリさんを「アラブのテロリスト」などと中傷するコメントも多数寄せられている。

 ニュージャージー(New Jersey)州アトランティックシティー(Atlantic City)で15日に開かれた決勝大会で、伝統的なボリウッドスタイルのダンスを披露して栄冠を手にしたダブラリさんは、翌16日に出演したABCテレビで、「ミス・アメリカの舞台にボリウッドが登場したのは初めてで、私にとっても、私のコミュニティーにとっても名誉なことです」と語り、自らの優勝を多様性の勝利と表現した。

■「多様性の勝利」、中傷にも「乗り越えねば」と笑顔

 しかしダブラリさんに対してはこれまで、人種差別的な発言も数多く寄せられている。中には短文投稿サイトのツイッター(Twitter)で、ヒンズー教徒とされるダブラリさんを「アラブ系のテロリスト」と呼ぶ人まで現れた。ある利用者は、「これはミス・アメリカ。NYから出て行って。テロリストみたい」とつぶやき、またカンザス(Kansas)州からとみられるツイートには、「マジ?!あのアラブ系が優勝?!これはミス・アメリカ!ミス・アラビアじゃない!ミス・カンザスは軍所属のカントリーガールなんだぞ!」と書かれている。

 一方、このようなコメントを非難して「ミス・アメリカが白人じゃないから人種差別しているんだ」という声や、「この世界は何も分かっていない。インド系だろうとなかろうと、ミス・アメリカのタイトルを手にする権利はある。これだからアメリカなんて出て行きたい!」というツイートも聞かれた。

 15日夜の記者会見でダブラリさんは中傷をものともせず、「これを乗り越えなくてはなりません。私は常に、自分自身を何よりもまず米国人だと認識してきたのですから」と、笑顔を輝かせて語った。さらに、このコンテストで「多様性が尊重されたことを本当にうれしく思います。これを見ている子どもたちが、やっと共感できる新しいミス・アメリカに出会えたと思ってくれるなら幸いです」と話した。

 ダブラリさんにはミス・アメリカの称号に加え、5万ドル(約500万円)の奨学金が授与された。(c)AFP

1838旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/09/29(日) 11:23:50
米下院共和党、上院予算案を拒否=保険改革の延期主張−政府閉鎖の公算大
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013092900024
 【ワシントン時事】米下院の野党共和党は28日、上院が27日に可決した2014会計年度(13年10月〜14年9月)暫定予算案の受け入れを拒否し、オバマ政権が重要政策に掲げる医療保険改革法の1年延期を盛り込んだ暫定予算案を提出した。28日中に採決の見通し。
 ただ、下院で可決されても、民主党が多数を占める上院を通過する可能性は低く、30日までに予算が成立せず、10月1日から政府機関が閉鎖される公算が大きくなった。
 政府機関が閉鎖されれば1996年以来、17年ぶり。共和党の動きを受けて、カーニー大統領報道官は声明を出し「共和党はこれまで40回以上、医療保険改革の延期などの試みに失敗しており、この要求がいかに無謀か分かっているはずだ」と批判。政府閉鎖を回避するよう要請した。(2013/09/29-08:35)

1839チバQ:2013/10/01(火) 22:11:19
http://mainichi.jp/select/news/20131002k0000m030062000c.html
米政府機関閉鎖:財政問題で上下院対立 分断を象徴
毎日新聞 2013年10月01日 20時40分

 【ワシントン西田進一郎】米暫定予算案を巡る上下両院の対立は1日、米連邦政府一部機関の閉鎖という異常事態を17年ぶりに招いた。社会保障の充実など歳出増大とそれをまかなう増税をいとわない与党・民主党に対し、歳出削減と富裕層などの減税を主張する野党・共和党。上院は民主党、下院は共和党が多数を占め、両党はこれまでも財政問題で鋭く対立してきた。政府機関の閉鎖は、双方の主張で分断される米国の今を象徴している。

 政府機関の閉鎖が始まった後、共和党のベイナー下院議長は「(暫定予算の成立に向け)両院協議会で協議するという我々の提案を上院が受け入れることを望む」と語った。

 しかし、上院は「銃を頭に突きつけられた状態で協議会に出ることはできない」(民主党のリード院内総務)として拒否し、事態打開の道は見えない。来年秋の中間選挙が視野に入る両党はより妥協しにくい状況にある。

 財政運営を巡る溝は深い。政府の介入を抑える「小さな政府」を志向する共和党は、オバマ政権下の景気対策などによる財政悪化や社会保障による歳出拡大を批判している。

 共和党の強硬路線を主導するのは「ティーパーティー(茶会運動)」系議員だ。オバマ政権による大型景気対策、自動車・金融産業の公的資金による救済などを批判し、2010年中間選挙で躍進。下院には約50人の議員がおり、党指導部や穏健派も批判する先鋭的な姿勢で影響力を持つ。

 オバマ大統領は9月30日、「下院共和党は今、政府の予算とイデオロギー的な要求を結びつけ続けている」と不快感を表明。「議会が正しく行動すること、特に下院議員らが正しく行動することを望み、期待する」とけん制した。

 一方、共和党は暫定予算案に絡め医療保険改革(オバマケア)の修正を要求。だが、オバマケアは大統領が1期目に成立させた内政の目玉施策の一つであり、社会保障の充実を志向する民主党には、到底受け入れることのできないものだ。

1840とはずがたり:2013/10/02(水) 07:56:26

「自由の女神」も閉鎖=観光客ら肩落とす―NY
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-131002X628.html
時事通信2013年10月2日(水)00:32

 【ニューヨーク時事】米政府の一部機関の閉鎖を受けて、米国を代表するニューヨークの観光名所「自由の女神」の一般公開が1日、中止された。女神像が立つリバティー島行きのフェリー乗り場があるマンハッタン南端のバッテリー公園では、閉鎖を知らずに訪れた観光客らがフェリー会社の係員から説明を受け、がっくりと肩を落としていた。

 乗り場では、係員が「政府が閉鎖されたため、自由の女神像には行けません」とメガホンで呼び掛けた。恋人と訪れたスイス人のパスカル・タマラさん(31)は「楽しみにしていたので残念だ。あすは再開されるかもしれないと聞いたので出直したい」と語った。

 前日ニューヨークに到着したばかりという横浜市の竹内慈さん(30)は「旅行会社からは観光には影響が出ないと聞いたのに」と残念がった。ただ「せっかく来たので」と、島の周辺を1時間で航行するコースに切り替えて運航されたフェリーに乗り込んだ。

1841とはずがたり:2013/10/02(水) 07:57:15

米国:政府機関の職員80万人一時帰休へ…401カ所閉鎖
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20131002k0000m030121000c.html
毎日新聞2013年10月2日(水)00:47

 【ワシントン平地修】米政府は1日、10月からの新会計年度予算の不成立に伴い、一部の米連邦政府機関の閉鎖を始めた。閉鎖は1996年以来17年ぶりで、80万人を超える政府職員が同日中に一時帰休(レイオフ)を命じられる見込み。与野党間に予算成立に向けた歩み寄りは依然みられず、いつ閉鎖が解除されるかは不透明な状況だ。

 1日朝(日本時間同日夜)から閉鎖されたのは、全米の401カ所の国立公園や博物館などで、ニューヨークの「自由の女神」など著名な観光施設も含まれる。退役軍人向けの相談業務や税の監査、米国立衛生研究所(NIH)の新規患者受け入れなども休止した。

 米行政管理予算局(OMB)によると、各政府機関は1日の午前中に一部職員が登庁し、4時間以内に書類整理や備品の返還、業務停止の通知作業などを行う。一方、国境警備や海外の軍事活動、空港での航空管制業務や社会保障給付は通常通り継続している。

 国防総省は文民職員の約半数に当たる約40万人を一時帰休とするほか、米航空宇宙局(NASA)や米環境保護局(EPA)は職員の9割以上が対象となる。

 野党共和党が多数を占める下院は、オバマ大統領が推進する医療保険改革法の延期や見直しを予算成立の条件としており、民主党は無条件での予算案可決を求め、対立している。上下院で予算案が成立しない限り、政府機関の閉鎖は継続する。

 95〜96年に政府機関が閉鎖された際は、2回にわたり閉鎖期間は計26日間に及んだ。

1842とはずがたり:2013/10/02(水) 07:57:37

米国:一部政府機関での閉鎖始まる 解除時期は不透明
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20131002k0000m030040000c.html
毎日新聞2013年10月1日(火)19:49

 【ワシントン平地修】米議会は、新会計年度の予算を成立させられず、1日午前0時(日本時間同日午後1時)から一部の米連邦政府機関の閉鎖が始まった。閉鎖は1996年以来17年ぶりで、80万人を超える政府職員が同日中に一時帰休(レイオフ)を命じられる見込み。与野党間に予算成立に向けた歩み寄りは依然みられず、いつ閉鎖が解除されるかは不透明な状況だ。

 1日から全米各地の国立公園や動物園、ワシントンのスミソニアン博物館やニューヨークの「自由の女神」などが閉鎖されるほか、退役軍人向けの相談業務や税の監査、米国立衛生研究所(NIH)の新規患者受け入れなどが休止する。一方、国境警備や海外の軍事活動、空港での航空管制業務や社会保障給付は通常通り継続する。

 米行政管理予算局は9月30日深夜、各政府機関に閉鎖計画実施の準備に入るよう指示。米メディアによると、閉鎖される機関の職員は1日朝から半日間、閉鎖を告知する看板を掲げたり、留守番電話を設定したりするなどの準備を進め、完了後に一時帰休となって自宅に戻る。国防総省は文民職員の約半数に当たる約40万人を一時帰休とするほか、米航空宇宙局(NASA)や米環境保護局(EPA)は職員の9割以上が対象となる。

 野党共和党が多数を占める下院は、オバマ大統領が推進する医療保険改革法の延期や見直しを予算成立の条件としており、民主党は無条件での予算案可決を求め、対立している。上下院で予算案が成立しない限り、政府機関の閉鎖は継続する。95〜96年に政府機関が閉鎖された際は、2回にわたり閉鎖期間は計26日間に及んだ。

1843チバQ:2013/10/02(水) 18:33:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131002/amr13100201000001-n1.htm
ヒラリー氏の番組断念、共和党の圧力か
2013.10.2 00:59
 1日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官を取り上げる特別番組を計画していたCNNとNBCの両テレビ局が制作を断念したと伝えた。番組の構想に共和党が反発していたほか、クリントン氏の周辺からも懸念する声が出ていた。制作担当者の辞退などが断念の理由とされるが、政治的な圧力が影響した可能性もありそうだ。

 次期大統領選を2016年に控え、クリントン氏は民主党内で圧倒的な支持を保っている。このため、共和党側は番組制作に強く反発、同党全国委員会はテレビがクリントン氏を宣伝するのは許さないとして次期大統領選の予備選に際し、両テレビ局が手掛ける候補者討論会をボイコットする方針を決めていた。

 民主党側からもクリントン氏の政治活動にマイナスとなり得る私生活上の「通俗的側面に焦点が当てられるのではないか」と危ぶむ声が出ていた。(共同)

1844チバQ:2013/10/02(水) 18:34:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131002/amr13100210110003-n1.htm
米政府機関一部閉鎖でNY「自由の女神」公開中止 観光客は落胆、激高…
2013.10.2 10:08 [米国]

1日、米ニューヨークで、自由の女神の閉鎖を告げる看板と観光客ら(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米政府機関の一部が1日、閉鎖に追い込まれたことを受け、米ニューヨークの観光名所「自由の女神」の一般公開も中止された。

 女神像が立つリバティー島へのボート乗り場があるマンハッタン南端では、公開中止に落胆の色を見せる観光客の姿が目立った。

 中には、観光が島周辺の航行に切り替えられたことに「カネを返せ」などと激高する人の姿もあった。

 カリフォルニア州から観光に来ていたチェリル・ストラールさんは米メディアに「こんなこと(政府機関の閉鎖)をしなくても、他にやり方はあったはずだ」と、米政界に不満をぶちまけた。

1845チバQ:2013/10/02(水) 20:11:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013100202000139.html
政府機関 一部が閉鎖 米社会の分断象徴 
2013年10月2日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】米政府機関の一部が一日、閉鎖に追い込まれた。ねじれ議会の下、与党民主党と野党共和党の路線対立が極まった結果だ。接点を見いだせない反目は、オバマ政権がリベラルな政策を進めようとするほど、反オバマを掲げる保守層が先鋭化していく米社会の分断を映している。

 オバマ大統領は九月三十日、ホワイトハウスで記者団に「ある党の一派が選挙の結果を覆そうとして政府を閉鎖することは許されない」と述べ、共和党保守派を非難した。

 オバマ氏は二〇一二年秋の大統領選で、医療保険改革法(オバマケア)の着実な実施を訴え、撤廃を主張した共和党のロムニー候補を破って再選された。オバマケアは民主党が上下両院で多数派だった一〇年三月に成立。無保険者に民間保険への加入を義務づける中核部分は今月から順次実施に移される。

 共和党の保守派は今回、オバマケアの実施に必要な予算の支出阻止に動いた。政府予算全体を「人質」に取ってまで妨害するのは、政府による保険加入義務化は商行為の自由に対する侵害だと確信しているからだ。

 背後にはオバマ政権に対抗して〇九年に登場した保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の存在がある。

 茶会は個人の自由や小さな政府を旗印に、オバマ政権を「社会主義」と非難。過去二回の下院選で、共和党が過半数を獲得する原動力になった。

 茶会が全面支援する上院議員は数人、下院でも五十人程度にとどまるが、上下両院選の共和党予備選には決定的な影響力がある。強い信念を持つ茶会メンバーは確実に予備選の投票に出かけ、結束して党員への働きかけを行う。オバマ政権に融和的な姿勢を示した現職議員が予備選で茶会系の新人候補に敗れたケースも珍しくない。

 共和党議員の多くは南部や中西部の保守的な州を地盤にする。民主党候補と争う本選よりも予備選の方が死活的だ。特に来年十一月の中間選挙で全員が改選となる下院議員は茶会の意向を無視できない。党内には茶会系議員の行動に批判もあるが、党指導部は茶会の力を恐れて抑え込むことができなかった。

 ホワイトハウスと民主党からは、共和党保守派を「自爆テロ犯」「無政府主義者」と、ののしる声が漏れた。予算や財政に限らず、オバマ氏が目指す銃規制強化や移民制度改革はいずれも保守派の抵抗で進展の見通しが立たないままだ。

1846チバQ:2013/10/04(金) 21:54:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013100202000139.html?ref=rank

政府機関 一部が閉鎖 米社会の分断象徴 














2013年10月2日 朝刊





 【ワシントン=竹内洋一】米政府機関の一部が一日、閉鎖に追い込まれた。ねじれ議会の下、与党民主党と野党共和党の路線対立が極まった結果だ。接点を見いだせない反目は、オバマ政権がリベラルな政策を進めようとするほど、反オバマを掲げる保守層が先鋭化していく米社会の分断を映している。


 オバマ大統領は九月三十日、ホワイトハウスで記者団に「ある党の一派が選挙の結果を覆そうとして政府を閉鎖することは許されない」と述べ、共和党保守派を非難した。


 オバマ氏は二〇一二年秋の大統領選で、医療保険改革法(オバマケア)の着実な実施を訴え、撤廃を主張した共和党のロムニー候補を破って再選された。オバマケアは民主党が上下両院で多数派だった一〇年三月に成立。無保険者に民間保険への加入を義務づける中核部分は今月から順次実施に移される。


 共和党の保守派は今回、オバマケアの実施に必要な予算の支出阻止に動いた。政府予算全体を「人質」に取ってまで妨害するのは、政府による保険加入義務化は商行為の自由に対する侵害だと確信しているからだ。


 背後にはオバマ政権に対抗して〇九年に登場した保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の存在がある。


 茶会は個人の自由や小さな政府を旗印に、オバマ政権を「社会主義」と非難。過去二回の下院選で、共和党が過半数を獲得する原動力になった。


 茶会が全面支援する上院議員は数人、下院でも五十人程度にとどまるが、上下両院選の共和党予備選には決定的な影響力がある。強い信念を持つ茶会メンバーは確実に予備選の投票に出かけ、結束して党員への働きかけを行う。オバマ政権に融和的な姿勢を示した現職議員が予備選で茶会系の新人候補に敗れたケースも珍しくない。


 共和党議員の多くは南部や中西部の保守的な州を地盤にする。民主党候補と争う本選よりも予備選の方が死活的だ。特に来年十一月の中間選挙で全員が改選となる下院議員は茶会の意向を無視できない。党内には茶会系議員の行動に批判もあるが、党指導部は茶会の力を恐れて抑え込むことができなかった。


 ホワイトハウスと民主党からは、共和党保守派を「自爆テロ犯」「無政府主義者」と、ののしる声が漏れた。予算や財政に限らず、オバマ氏が目指す銃規制強化や移民制度改革はいずれも保守派の抵抗で進展の見通しが立たないままだ。

1847とはずがたり:2013/10/07(月) 15:47:13

大統領が条件交渉に応じなければデフォルトへ=米下院議長
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYE99501H20131007
2013年 10月 7日 09:26 JST

[ワシントン 6日 ロイター] - 米共和党のベイナー下院議長は6日、オバマ大統領が財政協議で条件交渉に応じなければ、債務上限を引き上げないと明言した。米放送局ABCの番組「This Week」の中で述べた。

下院議長は「この国の信用は、政権が席に着いて交渉を持つことを拒否しているため危機にさらされている」と指摘。何らかの条件が付与されない限り、債務上限を引き上げる法案を通過させるのに十分な票は下院にないと付け加えた。

オバマ大統領が10月17日の債務上限引き上げ期限前に条件交渉に応じなければ米国はデフォルト(債務不履行)に向かうことを意味するのかとの問いに対し、下院議長は「それはわれわれがたどっている道だ」と述べた。

ベイナー下院議長は、たとえ民主党に頼ってでもデフォルト回避に向けて努力すると共和党内で語っていると報じられていたが、態度を硬化させたもようだ。

既に1週間近くに及んでいる政府機関の一部閉鎖問題は、共和、民主両党が非難合戦を繰り広げており、終わりが見えていない。

下院議長は「私は米国のデフォルトを望んでいない」と指摘。「しかし、債務を増やしている問題の解決について真剣な話し合いをすることなく債務上限を引き上げることはない。そんなことをすれば私は無責任だということになる」と述べた。

<財務長官「議会は行動起こす必要」>

一方、ルー財務長官はFOXニュースに対し、「考えられないこと」が起きれば、深刻な結果を招くと警告。「そうした危険を冒すことは無責任かつ無謀であり、議会は行動を起こす必要がある」と述べた。

財務長官はCNNに対し、「17日にわれわれの借り入れ能力は尽きる。議会は火遊びをしている」と語った。

また、オバマ政権には独自に債務上限を引き上げる権限があるとする一部民主党議員の主張について、法的にこうした権限を持たないとする政権の立場を財務長官は説明。「何らかの魔法のような解決策があるだろうとの期待があるが、容易な解決法がある。それは、政府機関閉鎖を解除する法案が採決にかけられれば議会の過半は正しい判断を下すだろうし、債務上限を引き上げる法案が採決にかけられれば議会の大半は正しい判断を下すだろう、ということだ」と述べた。

オバマ米大統領、議会は期限前に債務上限を引き上げると想定
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE99501B20131006?rpc=188
2013年 10月 7日 07:45

[ワシントン 5日 ロイター] - オバマ米大統領は、10月17日の期限前に議会が債務上限を引き上げると信じているとして、米国のデフォルト(債務不履行)回避に向けたいかなる異例措置の発動も想定していないと述べた。インタビュー記事をAP通信が5日に報じた。

大統領は「そこ(デフォルト)に至るとは想定していない」と指摘。「ベイナー(下院)議長はデフォルトに至らないことを望んでいるとする少なくともいくつかの発言が昨日あった」と述べた。

大統領はまた、「米国が借金を踏み倒すことはないと確認する下院の票が現時点で十分にあると強く確信したい」と語った。

1848チバQ:2013/10/07(月) 23:30:50
http://mainichi.jp/select/news/20131008k0000m030066000c.html
米政府機関閉鎖:強硬な共和党「茶会」派に民主党「異様」
毎日新聞 2013年10月07日 21時28分

 【ワシントン及川正也】オバマ米政権・与党民主党と野党共和党の対立による政府機関閉鎖問題で、共和党の対決路線を後押しする保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」系の存在が際立っている。「小さな政府」を目指す共和党の中でも財政規律を重視する姿勢は強固で、オバマ大統領や民主党はいら立ちを隠さない。上下両院で約60人の勢力だが、2014年議会選挙や16年大統領選でも保守結集の要石となるとみられている。

 「異様な集団だ」。政府の閉鎖回避へぎりぎりの攻防を続けていた9月27日、上院民主党トップのリード院内総務は記者会見で茶会系議員に強い不快感を示した。茶会系が主導権を握る共和党を「正気を失っている」と酷評。閉鎖後の今月4日には、下院民主党のペロシ院内総務が「共和党は自分の党を取り戻せ」と呼び掛けた。

 茶会系は下院約50人、上院5人で全員共和党。オバマ政権発足後の10年中間選挙で、下院の多数派奪還の原動力となった。12年大統領選共和党予備選で医療保険改革を徹底批判したバックマン下院議員が率いる。

 「茶会」は1773年の英国による茶税課税に反発して起きたボストン茶会事件に由来する。

 リーマン・ショックの直撃を受けた金融機関や自動車大手への公的資金投入によるブッシュ前政権の救済策に反発。そして、オバマ政権による大規模景気対策や原則国民皆保険の医療保険改革を批判し、共和党の「小さな政府」回帰・保守純化路線をけん引している。

 しかし、妥協を拒む姿勢には批判もある。政府閉鎖は「オバマ大統領の医療保険改革が原因」との態度を譲らず、政府・与党は猛反発。茶会系への世論の支持率は2割程度で、共和党穏健派からも不満が強い。

 17日が期限の連邦債務上限引き上げ問題は、引き上げないと米国債がデフォルト(債務不履行)に陥り金融パニックを誘発するとの見方が強い。だが、茶会系のクルーズ上院議員は6日、「債務上限は行政監視のテコだ」と譲らない。保守強硬派の別の議員も米紙に「債務削減への決意を示し、金融市場は安定する」と語った。

 共和党は1980年代のレーガン革命、90年代のギングリッチ下院議長の保守革命、2000年代のブッシュ政権による宗教右派結集など、保守派が強力なエンジン役を果たしてきた。茶会系はオバマ大統領のシリア空爆にも反対し、武力行使路線の転換を促すなど外交的な影響力も持っている。

.◇ティーパーティー系の主な理念◇

・不法移民は違法な存在

・国内雇用は不可欠

・強力な軍は必須

・銃の所有権は尊い

・政府は小型化されるべきだ(小さな政府)

・連邦予算は歳出入の均衡が必要

・個人、事業者の所得税削減は必須

・伝統的な家族の価値観の奨励

1849とはずがたり:2013/10/08(火) 18:28:36
多国籍で連合軍組んでテロリストの共和党茶会系議員を逮捕拘引しよう♪

債務上限引き上げを=米財務長官、議会に要求
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-131007X343.html
時事通信2013年10月7日(月)00:26

 【ワシントン時事】ルー米財務長官は6日、CNNテレビの番組で、引き上げ期限が迫る連邦債務上限問題について、17日にデフォルト(債務不履行)回避の緊急措置が限界に達した後は、わずかな手元資金しか残っていないとして、議会に迅速な債務上限引き上げを改めて要求した。

 ルー長官は「議会にも伝えたように、最後の緊急措置を実施しており、これ以上の手段は残っていない」と強調。また、オバマ大統領が債務上限問題で野党共和党との交渉を拒否している理由を問われ、「議会は極端な(共和党保守系の)議員に支配されている。大統領は政府機能の再開と債務上限引き上げは議会の仕事だとしている」と応じた。

1850チバQ:2013/10/10(木) 01:43:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131009/amr13100900390000-n1.htm
【米政府機関閉鎖】
ベイナー下院議長の指導力に疑問符 茶会議員押さえ込めず
2013.10.9 00:36 [米国]

7日、米連邦議会議事堂に到着した共和党のベイナー下院議長(中央)。事態打開のめどは立たず、指導力を疑問視する声も出ている(AP)
 【ワシントン=小雲規生】米国の政府機関閉鎖から1週間がたつなか、オバマ大統領との対決姿勢を維持する野党共和党のベイナー下院議長の指導力を疑問視する声が上がっている。ベイナー氏はかつて医療保険改革(オバマケア)に柔軟な姿勢を示したこともあり、政府機関閉鎖の影響に無関心なわけでもない。しかし中間選挙を来年に控え、「小さな政府」を訴える保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の反発を懸念する議員らを押さえ込めないのが現状だ。

 ベイナー氏は昨年11月のオバマ氏再選後、「オバマケアは国法だ」と述べ、政府機関閉鎖をテコにオバマケア先送りを迫ることを否定していた。先月末にも党内で「柔軟性をもってほしい」と訴え、政府機関閉鎖回避への協力を要請。政府機関閉鎖が国民生活や安全保障に及ぼす影響を配慮したとみられる。

 そのベイナー氏が現在、妥協を拒む姿勢を取り続ける背景には、2014年秋の中間選挙がある。一部の共和党議員の間では、オバマケアを容認すれば茶会の反発を受け、中間選挙の候補者を選ぶ予備選を勝ち抜けないとの不安が大きい。

 政治アナリストのロバート・コスタ氏は、10、12年の下院選挙で当選した茶会系の共和党議員は「ベイナー氏に忠誠心を抱いていない」と指摘する。

 実際、ベイナー氏は昨年末の「財政の崖」をめぐる与野党協議で、富裕層への増税を認める妥協策を提案して党内から批判を受け、年明けの下院議長選で共和党から12人の造反を出した。 

 今回の強硬姿勢には、来年の中間選挙後の議長続投を確実にしたいベイナー氏の思惑があるともされる。

 ベイナー氏はまた、「民主党とのパイプが細い」として、議会交渉に必要な手腕を備えていないと批判されることもある。

 下院議長は「もう一人の大統領」とも称される重職だが、ベイナー氏は事態打開への道を探りかねているようだ。

1851チバQ:2013/10/10(木) 20:01:20
http://mainichi.jp/select/news/20131010k0000e020175000c.html
FRB議長:イエレン副議長を指名 初の女性
毎日新聞 2013年10月10日 10時41分(最終更新 10月10日 12時37分)


FRBのバーナンキ議長(右)の後任に指名されたイエレン副議長(中央)。左はオバマ大統領=米ホワイトハウスで9日、AP
拡大写真 【ワシントン平地修】オバマ米大統領は9日、来年1月末に任期が切れる米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の後任に、副議長のジャネット・イエレン氏(67)を指名した。同日、ホワイトハウスで、バーナンキ議長とイエレン副議長とともに発表した。イエレン氏は「あまりにも多くの国民が職を見つけられずにいる」と述べ、議長として雇用改善に全力を挙げる姿勢を示した。イエレン氏は上院の承認を経て、女性として初の議長に就任する。

 オバマ大統領は、イエレン氏がFRBの理事やサンフランシスコ連銀総裁を含め計10年以上にわたり指導的役割を果たした実績を指名の理由の一つに挙げた。また、「この3年は副議長として、経済回復を促進するための政策の推進力となった」と述べ、FRBの積極的な金融緩和を後押ししたイエレン氏を高く評価。「非常に優れた議長になると確信している」として、米上院に速やかな承認を要請した。

 一方、2006年2月の就任から2期8年で退任することになるバーナンキ議長について、オバマ大統領は、「景気後退からの回復を支える強いパートナーになってくれたことを非常に感謝している」と、その労をねぎらった。

 バーナンキ議長は声明を発表し、「ジャネットは輝かしい学位とリーダーとしての実績を持ち、議長の職に最もふさわしい」と大統領の決断を歓迎した。

1852旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/10(木) 20:06:32
これ,なにげに深刻やね。

「共和党に好意的」92年以来最低=先月から10ポイント減−米世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013101000377
 【ワシントン時事】米ギャラップ社が9日公表した世論調査結果によると、予算案をめぐるオバマ政権と下院共和党の対立で1日から政府機関の一部閉鎖が続く中、共和党を好意的に見ている人の割合は9月から10ポイント下がって28%となり、共和、民主両党を通じて1992年のこの調査開始以来最低となった。
調査は3〜6日に実施された。民主党に好意を持つ人も9月時点に比べて4ポイント低い43%だった。共和党を好ましくないと思っている人は62%(民主党は49%)に上った。(2013/10/10-11:54)

1853チバQ:2013/10/10(木) 20:11:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131010/amr13101010200003-n1.htm
共和党好感度、過去最低の28% 米政府閉鎖で戦術失敗か 民主も落ちる
2013.10.10 10:17
 米ギャラップ社は9日、米政府機関の一部閉鎖後に実施した世論調査結果を発表、共和党に好感を持つ国民は28%と1カ月で10ポイントモ急落、調査を開始した1992年以来最低となった。

 下院多数派の共和党は、オバマ大統領が推進する医療保険改革の延期を求め暫定予算案を承認せず、政府機関閉鎖に至った。同社はその戦術が「奏功していない」と分析している。

 ただ、民主党に好感を持つ人の割合も4ポイント減の43%に低下、危機を打開できない政権側にも不満が強まっていることを示した。

 共和党にどんな印象を持っているかとの問いに、好印象と答えた人は28%で、これまでの最低だった98年12月の31%を下回った。良くない印象があるとの回答は先月から4ポイント上昇の62%と過去最高になった。

 共和党支持者の間でも、共和党に良くない印象を持つ人の割合が先月から8ポイント増え27%となった。予算協議などの対応をめぐり、党内の亀裂が深まったことをうかがわせている。(共同)

1854チバQ:2013/10/13(日) 10:04:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131012/amr13101221110016-n1.htm
支援欲しいが世論怖い? 茶会との距離悩む大統領候補ら 米共和党
2013.10.12 21:10 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=小雲規生】米国の政府機関閉鎖を招いた2014会計年度の予算協議に関連し、共和党の次期大統領候補と目される有力議員らが、医療保険改革(オバマケア)に反発する草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」との距離感を探っている。茶会の支持は党内での候補者選びを勝ち抜くために不可欠である半面、茶会の強硬路線に対する世論の反発は根強い。茶会に接近し過ぎれば支持基盤拡大が妨げられる懸念もあり、対応に苦慮しているようだ。

 「オバマケアより危険なものはない」。クルーズ上院議員は11日、ワシントンでの保守系政治団体の会合でオバマケア批判を展開した。

 来年1月から個人の保険加入義務化が始まるオバマケアの扱いは、予算協議の焦点のひとつだ。小さな政府を志向する茶会は義務化を「自由の侵害」ととらえており、クルーズ氏は茶会の立場に寄り添ったかたちだ。

 ルビオ上院議員も茶会との共同歩調を探る。クルーズ氏が9月に上院でオバマケアに反対する21時間超の演説を行った際には「オバマケアがどれだけ危険かを知らせようとしている」と、支持を表明。党内に影響力を持つ茶会への配慮を鮮明にした。

 しかし茶会寄りの姿勢には“副作用”も伴う。10日に公表された世論調査では、茶会の主張を支持する回答者の割合は過去最低の21%を記録した。あまりに茶会寄りになれば、大統領選の本番で足をすくわれる懸念もある。

 昨年の大統領選で共和党の副大統領候補だったライアン下院予算委員長は、茶会の主張と距離を置いて現実路線を訴える。9日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル紙への寄稿では、高齢者向け医療保険(メディケア)の保険料引き上げなど、「穏当な改革」を提案するにとどめ、オバマ大統領との妥協を訴えた。

 茶会からの強い支持を受けるポール上院議員はオバマケアを「無意味だ」と批判する一方で、「政府機関閉鎖は許されない」とも強調する。こうした姿勢について米紙ニューヨーク・タイムズ(10日付)は、「ポール氏は主張を茶会以外にも浸透させようとしているようだ」と評している。

     




■ティーパーティー(茶会) 医療保険改革(オバマケア)をはじめ、オバマ米大統領の経済・社会保障政策に反発し、政府支出の削減や減税を訴える保守系市民団体の連合体。独立前の1773年、英本国が押しつけた課税への反発から起きた「ボストン茶会事件」にちなむ。2009年以降、インターネットなどを通じて急速に運動が拡大、10年の中間選挙で共和党躍進の推進力となったとされる。

1855とはずがたり:2013/10/15(火) 08:33:04
順調だった癖に20人も解雇しなけりゃならない程負担重いのか?!
>これまで順調だった経営に大きな影を落としているといいます。
>オバマケアでは、従業員50人以上を抱える雇用主に対して従業員を保険に加入させる義務が生じ
>70人の従業員を抱えていたジャックさんは、保険料を支払わなくて済むよう、スタッフの一部を解雇することを余儀なくされました。

最終更新:2013年10月15日(火) 5時42分
「デフォルトも辞さず」 世界経済揺さぶるティーパーティー
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2029988.html

 ニューヨークの自由の女神、アメリカの予算が通らず閉鎖されていましたが、ようやく再開されました。しかし、国の借金=債務の上限引き上げ問題はまだ決着していません。原因は、保守的な活動家「ティーパーティー」が支持する議員が反対しているからです。彼らは下院議員の15%と少数派なのですが、今や世界経済の命運を握るほどの力を持っています。その実態を取材しました。

 中西部オハイオ州南部。人口およそ6000人の小さな町にある飲食店は、ランチのかきいれ時でした。この店の名物は、1971年の創業時から提供してきたピザ。しかし、1つの法律が、これまで順調だった経営に大きな影を落としているといいます。

 「オバマケアだよ。あれのせいでうちの経営は苦境に立たされている」(店主 ジャック・アトキンスさん)

 2010年に成立した医療保険改革法、通称「オバマケア」。6人に1人という保険を持たない人を救済し、国民皆保険制度を目指すオバマ大統領が打ち出した看板政策です。しかし、オバマケアでは、従業員50人以上を抱える雇用主に対して従業員を保険に加入させる義務が生じ、違反すればペナルティーもあります。70人の従業員を抱えていたジャックさんは、保険料を支払わなくて済むよう、スタッフの一部を解雇することを余儀なくされました。そして、オバマケアの撤廃を主張する“あるグループ”に共感を覚えたと語ります。

 「『ティーパーティー』の主張を見るかぎり、自分はその支持者だと思う」(店主 ジャック・アトキンスさん)

 草の根の保守系運動「ティーパーティー」は“政府や議会は予算がありすぎると無駄遣いをする”と反発、徹底的な政府支出の削減を求めています。そして、“オバマケアは政府の無駄遣いの象徴”だとするスローガンは保守層の一定の支持を集め、3年前の議会選挙の際、野党・共和党が大きく議席を伸ばす原動力となりました。今回のオバマ政権と野党・共和党との攻防でも、ティーパーティーから支援を受ける議員が「オバマケアの実施先延ばし」にこだわったことが対立の発端となっています。

 この日、ワシントン郊外にあるサービスエリアに現れたのは、何千ともいわれるティーパーティー団体の1つで全米から集まった長距離トラックの運転手たちです。彼らは保険加入を義務付けたオバマ大統領を“個人の自由を侵害する「独裁者」”だと憤ります。

 「(オバマ大統領は)皇帝でも国王でもない。そして我々は彼の家来でもない。我々は国民なのです」(トラック運転手 アーネスト・リーさん)

 「たとえ、政府機関の閉鎖が長引いたとしても、議会はオバマケアに関し一切妥協すべきでない」、そう言って彼らはトラックに乗り込み、ワシントンへ向かいました。荷台に荷物を積まずに何時間もワシントンの周りを走ることで、仕事を放棄し、ワシントンの政治にNOを突きつける抗議の意味を込めたといいます。

 連邦議事堂近くにオフィスを持つこのティーパーティー系の団体は、インターネットを通じ、全米600万人の活動家と随時連絡を取り合っています。“政治家同士が密室で落としどころを探る”、そうしたワシントンのやり方がティーパーティーの盛り上がりによって通用しなくなったといいます。

 「もし、議員が(オバマケアに関し)ここで妥協したら、反発を買い、ティーパーティーの活動家たちが次の選挙で落選するよう動くでしょう」(NGOフリーダムワーク パトリック・ヘドガー氏)

 アメリカは、17日までに議会が債務上限を上げないと、政府が借金を返せなくなる債務不履行(デフォルト)の危機に陥ります。未曾有の事態が目前に迫る中、ティーパーティーの妥協なしの姿勢には批判も高まっていて、50人以上のティーパーティー系議員を抱える共和党の支持率も急降下しています。

 「いっそ、デフォルトになればいい。17兆ドルの借金があるのに、これ以上どうするの?」(抗議の参加者)

 オバマケアの実施を阻止するためなら史上初のデフォルトも辞さないというティーパーティーのプレッシャーに、ワシントンはどう答えを出すのか・・・Xデーまであと3日です。(14日16:02)

1856とはずがたり:2013/10/16(水) 13:37:59

米上院、合意へ最終局面=デフォルト回避へ情勢緊迫−下院受け入れは不透明
http://www.jiji.com/jc/c?g=int

 【ワシントン時事】米上院の与野党幹部は15日、債務上限引き上げと政府機関再開に向け最終的な協議に入った。報道によると、16日朝(日本時間16日夜)にも合意が発表される可能性がある。デフォルト(債務不履行)回避策が限界に達する17日を目前に、事態打開へ大きな節目を迎えた。
 上院与野党は、下院の野党共和党が15日中の独自案採決を断念したことを受けて、一時中断した協議を再開した。与野党幹部の広報担当者は「合意を楽観している」とのコメントを出した。ただ、上院が関連案を可決しても、下院がこれを受け入れるかは不透明で、期限ぎりぎりまで緊迫した情勢が続きそうだ。(2013/10/16-12:24)

1857とはずがたり:2013/10/16(水) 22:14:32

2013年 10月 16日 21:54 JST
ベイナー米下院議長の懇願、下院共和党の保守派が拒否
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579139210422808256.html
By PATRICK O'CONNOR

 ベイナー米下院議長は15日朝、反抗的な下院共和党議員たちを集め、政府のデフォルト(債務不履行)を回避するための法案に彼らが足跡を刻むことのできる最後のチャンスとなり得るものを披露した。

 2012年の大統領選で共和党の副大統領候補だったポール・ライアン氏は、この計画が不完全ながらも、手元に残された悪い選択肢の中では最善のものになり得るとの考えを示した。この会合に出席していた複数の議員が明らかにした。ライアン氏はこれまでの提案を拒否してきた約30人の保守派議員に対し、「現状を直視してほしい」と訴え、「反対票には結果が伴う」と挑んだという。同会合に出席した2人の議員が明らかにした。

 しかし、過去の多くの対立の再現のごとく、共和党幹部の中でより保守的な議員が反発。党幹部は15日夜、共和党案を本会議で採決する計画を見送った。ベイナー下院議長が議員たちをなだめるため、同案を調整した後にも関わらずだ。

 トーマス・マッシー下院議員(共和、ケンタッキー州)はエリック・カンター院内総務(共和、バージニア州)とケビン・マッカーシー下院多数党院内幹事(共和、カリフォルニア州)との会談後、「私は1票を有しており、それは反対票だ」と語った。

 11年の債務上限引き上げ協議や12年の「財政の崖」といった、予算をめぐる過去の対立の場合と同様に、下院共和党議員と、彼らが何を可決したがっているかに全注目が集まっている。債務上限引き上げ期限を目前にして、共和党幹部の最新案を拒否することにより、下院は近く、上院指導部からの提案をめぐって決議を迫られる可能性がある。

 共和党内で数カ月にわたり、米債務不履行を回避する方法をめぐって協議が続けられてきたが、15日朝の米連邦議事堂の地下での会合で危機に陥った。下院共和党のより多くの保守派議員がベイナー下院議長の提案と、自分たちの弱体化した交渉上の立場に不満を表明した。また、ベテラン議員たちはヤジを飛ばして話をさえぎったりした。提出法案をいかにして改善するかの方法をめぐって議論が起きた。

 下院の予算をめぐる争いは、2つの陣営の長年の亀裂を深まっている。つまり、連邦歳出の拡大ペースを抑え、10年に成立した医療保険改革法を廃止するために従来のやり方をひっくり返すことに積極的な保守派議員と、こうした行為が党に打撃になるとみるもっとベテラン議員たちとの間の亀裂だ。

 下院共和党幹部はこれまでも何度も、民主党の票なしに共和党路線の法案を通すのに必要な217票の確保に苦労してきた。

 この対立はまた、共和議員から何度も下院議長職としての疑義をとなえられてきたベイナー氏にとっては、個人的な戦いとなってきた。ベイナー下院議長はハリー・リード上院院内総務(民主、ネバダ州)からも攻撃されている。リンゼー・グラム上院議員(共和、サウスカロライナ州)は15日、下院提案を可決できなければ、ベイナー下院議長は「危うい立場に」追い込まれるとの見方を示した。

1858とはずがたり:2013/10/16(水) 22:14:54
>>1857-1858
 同時に、保守派議員は予想外にもここ数週間、党の優先事項のためにあえて危険を冒しているとしてベイナー下院議長を称賛している。特に、予算案に医療保険改革法の修正を盛り込もうとする努力に対してだ。マット・サルモン下院議員(共和、アリゾナ州)は「この厳しい試練全般を通して、下院議長に非常に感銘を受けた」と述べた。

 ベイナー下院議長は15日の会合を始めるに当たり、自身の提案の概要を示した。出席した複数の議員によると、議長は単刀直入に、この案は上院指導部が提出しようとしている別案の「うわべを飾る」ものにすぎないと述べた。

 この案は債務上限を引き上げ、政府機関の閉鎖を解除する一方で、医療機器メーカーに対する課税の2年先送りと、大統領と閣僚、連邦議員に対する医療保険購入の場合の補助金を禁止する内容だ。

 ベイナー下院議長は、同僚の議員たちに対し、ホワイトハウスと上院民主党議員との対立のあらゆる場面で、指導部が彼らの懸念に耳を傾けたことを念押しした。共和党議員は、今後数日間必要とみられる上院の動きを待つ可能性もある。あるいは、独自案を可決することによって、上院にそうした動きを強要することもできるだろう。複数の出席者によると、ベイナー下院議長は同僚の議員に対し、「時間切れに向かいつつある」と語った。

 カンター氏もベイナー議長の要請に同調した。同氏は共和党議員には「2つの選択肢があった」と述べた。下院案を承認するか、リード氏とミッチ・マコネル共和党上院院内総務の案を受け入れるかだ。

 15日の2時間に及ぶこの会合は絆と反目が入り交じった格好となった。共和党議員の多くは、医療保険購入の際の補助金受給を禁止する範囲を、議員や政権幹部だけでなくスタッフにまで広げることで共和党案を強化すべきだと主張した。

 一部のより強硬な保守派の議員は、共和党案に不満を漏らすとともに、オバマ米大統領が先の共和党案を拒否した先週後半以来、大筋において脇に追いやられていることをめぐって不平をぶつけた。

 時折はこうした共和党議員に対するいら立ちが頂点に達した。保守派が長い間話しすぎると、ベテラン議員の一団は自粛を求めて叫んだ。また、指導部が新案をまとめない場合を望む一部議員がいたが、その場合には、保守派の下院共和党議員に責任をかぶせることを彼らは計画していた。

 この日の会合を開始したスティーブ・サザーランド共和党議員(フロリダ州)は同僚の共和党議員に対し、幹部が医療保険購入の際の補助金の制限を強化する場合には、ベイナー議長の案を支持するかどうか率直に問いかけた。これに対し、複数の議員がそうすると答えた。

 この会合の後、共和党指導部は、スタッフに対する医療保険購入の補助金削減にまで範囲を広げ、上院案よりも1カ月早い12月15日までの政府資金の提供へと、提案の内容を修正することで、保守派の要求をのんだ。しかし、それでも最終的には十分ではなかった。

 チャーリー・デント共和党下院議員(ペンシルベニア州)は「政府機関の一部閉鎖により、下院共和党の交渉の立場は以前に増して弱まっている」と言い、「現時点では、状況が良くないことは明らかだ。しかし、長期的に状況は回復するだろうか。今の時点では分からない」と述べた。

 農業委員会のフランク・ルーカス委員長(共和、オクラホマ州)は「困難な時期だ」と述べるにとどまった。

1859旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/17(木) 00:33:04
米財政協議、上院で合意 政府機関正常化へ前進
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101601001798.html
 【ワシントン共同】米上院の与野党は16日、連邦債務の上限引き上げで来年2月まで必要な借り入れができるようにし、政府機関を再開させることで合意に達した。既に法案をまとめており同日中に上下両院での可決を目指す。米財政協議は期限とされる今月17日を目前に、米国債のデフォルト(債務不履行)回避と政府機関の正常化へ大きく前進した。
 野党共和党が過半数を握り保守派の影響力が強い下院では、独自案を模索する動きがくすぶり、保守派の抵抗で審議が遅れる懸念も残る。ただ、17日までに対応できなくてもすぐには国債のデフォルトにならない見通しだ。

1860旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/17(木) 21:45:38
米上院、政府機関再開と債務上限引き上げの暫定案を可決
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140230687796224.html
【ワシントン】米議会上院は16日、連邦政府の借り入れ上限引き上げと、政府機関の完全再開に向けた暫定案を賛成81対反対18で可決した。数週間に及ぶ予算協議の超党派による解決に向け、最後の一歩を踏み出した形だ。

米下院、債務上限引き上げに関する法案可決−政府機関も再開へ
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140372442998760.html
【ワシントン】米議会下院は16日、連邦債務の上限を引き上げ、16日間閉鎖された政府機関を再開させる法案を可決した。
 賛成285、反対144で可決された同法案により、連邦政府には来年1月15日までの予算が与えられ、借り入れ上限は2月7日まで引き上げられる。上院は同日これに先立ち、この法案を可決していた。
 オバマ大統領は法案への署名を「直ちに」行うと表明した。

1861旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/17(木) 21:46:24
米上院、政府機関再開と債務上限引き上げの暫定案を可決
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140230687796224.html
【ワシントン】米議会上院は16日、連邦政府の借り入れ上限引き上げと、政府機関の完全再開に向けた暫定案を賛成81対反対18で可決した。数週間に及ぶ予算協議の超党派による解決に向け、最後の一歩を踏み出した形だ。

米下院、債務上限引き上げに関する法案可決−政府機関も再開へ
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140372442998760.html
【ワシントン】米議会下院は16日、連邦債務の上限を引き上げ、16日間閉鎖された政府機関を再開させる法案を可決した。
 賛成285、反対144で可決された同法案により、連邦政府には来年1月15日までの予算が与えられ、借り入れ上限は2月7日まで引き上げられる。上院は同日これに先立ち、この法案を可決していた。
 オバマ大統領は法案への署名を「直ちに」行うと表明した。

ポール・ライアン氏、共和党指導部の意向に背いて反対票
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140902772915872.html
 米政府機関の再開と債務上限引き上げを可能にする妥協案に、約87人の共和党下院議員が賛成票を投じた。その中には、共和党指導部上層のベイナー下院議長やカンター下院院内総務、マッカーシー下院多数党院内幹事も含まれた。
 しかし、それら指導部上層の動きに反して、反対票を投じた共和党主要メンバーが1人いた。下院予算委員会のポール・ライアン委員長だ。
 ライアン氏は、結局のところ、法律に基づいて創設された予算委員会を指揮し、10月1日開始の本年度の予算作りを手助けすることになるはずだ。また、上下予算委員会は恐らく、社会保障や医療制度の受給資格の変更や歳出強制削減策の見直しなど、他の問題にも取り組まなければならないだろう。
 では、なぜ反対票を投じたのか。
 ライアン氏は採決後に「現在の法案は急増する債務の削減に役立たない」と述べ、「私の判断では、これは突破口にはならない。問題を先送りすることになるだけだ」と話した。

1862チバQ:2013/10/18(金) 22:26:35
http://mainichi.jp/select/news/20131018ddm007030180000c.html
米国:債務不履行回避 共和、進む「分裂」 茶会、強まる影響力 中間選挙控え、穏健派も迎合
毎日新聞 2013年10月18日 東京朝刊

 【ワシントン西田進一郎】米連邦政府のデフォルト(債務不履行)危機は16日夜(日本時間17日昼)、回避され政府機関の再開も決まった。抵抗を続けた野党・共和党は支持率が低下し、党内の「分裂状態」もあらわとなった。保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」系議員に引きずられた結果だが、共和党議員には、来年の中間選挙を見据えれば、強硬姿勢を貫いた方がいいとの発想がある。

 「我々はいい戦いをした。勝てなかっただけだ」。下院共和党を束ねるベイナー議長は16日、地元オハイオ州のラジオ番組で「敗北宣言」した。

 上院共和党は、与党・民主党と事態打開に向けた法案作りを進めたが、茶会系議員の発言力が強い下院は、医療保険改革(オバマケア)の修正にこだわり、意見集約に失敗。上院の穏健派を中心に「無駄足だ」(マケイン上院議員)などと、異論が噴出していた。

 下院は、オバマ政権1期目の2010年中間選挙で、オバマケア反対や大型景気対策への反対を訴えた茶会が大きなうねりとなり、共和党が歴史的な勝利をおさめた。

 その後に実施された10年に1度の下院の選挙区割り見直しでは、共和党が主導し、同党に有利となるよう調整。支持率が悪化しても影響を受けにくい。

 米選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートは、来秋の中間選挙で共和党が既に過半数の218議席までわずか7議席に迫っていると予測。共和党地盤の議員にとって、重要なのは中間選挙より年明けごろに本格化する同党候補者を決める予備選となっている。

 そこで恐れられているのが茶会だ。民主党と対決せず妥協的だと見なされれば、資金力豊富な茶会に別の候補者を立てられかねない。昨年は、共和党穏健派のルーガー上院議員(当時)が、予備選で茶会の全面支援を受けた新人に負けた。穏健派議員の動きが鈍いのは、このためだ。

 ベイナー議長ら指導部も茶会系議員の意向を無視できない。共和党について、ニューヨーク大のダニエル・アルトマン教授は7日の米外交専門紙フォーリンポリシー(電子版)で「共和党は今や二つの党の連立だ。(茶会系という)約50人の下院議員と数人の上院議員しかいない少数派が、第1党と同じような権力をふるっている」と解説した。

1863とはずがたり:2013/10/19(土) 15:07:22

オバマ大統領の署名で財政法案が成立、デフォルト回避決まる
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20131017554.html
産経新聞2013年10月17日(木)14:56

 【ワシントン=柿内公輔】米上下院は16日夜(日本時間17日午前)、連邦債務上限の引き上げと政府機関再開のための法案を賛成多数で可決した。法案はオバマ大統領の署名を経て成立した。

 深刻な金融危機を招くと懸念されたデフォルト(債務不履行)は瀬戸際で回避され、一部閉鎖された政府機関も17日から再開される。

 法律は、デフォルトを当面回避するため債務上限を来年2月7日まで引き上げ、一部閉鎖された政府機関は1月15日までの支出を予算で手当てするもの。医療保険改革(オバマケア)の大きな修正は含まれない。また、財政赤字削減など抜本的な財政改革を超党派で協議するための委員会も設置し、12月13日までに結論を得ることを目指す。

1864とはずがたり:2013/10/20(日) 17:03:09
米国は歴史的に内向きの国だと20年も前に大学の時の指導教官が云ってたし今更国際的な信用を失った云々の批評には与しない。内向きににも係わらず今の地位を戦略的に維持し続けているのを日本を見倣わねばならんのかもしれないし,そんなもん(≒米帝国主義!?)見倣う必要なんか無いのかもしれぬ。

経済損失は240億ドル…米政府機能の一部停止
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20131017-567-OYT1T00849.html
読売新聞2013年10月17日(木)22:38

 【ワシントン=安江邦彦】米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、米政府機能が一部停止した10月1日から16日間の経済損失が240億ドル(約2兆3600億円)に及ぶとの推計を発表した。

 影響が深刻だったのは観光産業だ。国立公園や博物館など連邦政府が管理する施設が軒並み閉鎖されたことで、業界団体によると、全米の観光客は1日あたり最大で75万人減った。

 政府の機能停止は、防衛産業などで政府関連の事業の遅れも招いた。民間派遣の要員が政府施設で整備や点検作業ができなくなったほか、政府への納品が滞ったことが原因だ。米防衛大手ロッキード・マーチンは1日約2400人の従業員を一時帰休させた。

 政府職員の自宅待機で、首都ワシントンなど政府関連の人口が多い地域では消費の減少も目立った。今後も、短期間の暫定予算が期限を迎えるたび、政府機能の停止が取りざたされるようなら、国民の間に「消費を手控える空気が広がりかねない」(S&P)との指摘もあり、米景気への悪影響が懸念されている。

1865とはずがたり:2013/10/20(日) 17:03:58

米国:国防総省の損失590億円
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20131018k0000e030213000c.html
毎日新聞2013年10月18日(金)11:40

 【ワシントン西田進一郎】米国防総省のヘイル次官(財務担当)は17日の記者会見で、1日から16日まで続いた政府機関の一部閉鎖により、同省で少なくとも6億ドル(約590億円)相当の損失が出たことを明らかにした。業者への支払いの遅れや、文民職員約40万人の一時帰休に伴う損失という。

 同省の一時帰休は、文民職員約40万人が対象で、兵士は関係がない。1日から一時帰休に入ったが、同省は政府閉鎖中でも兵士や兵士を支援する文民職員に対して給与の支払いを可能にする法を適用し、大半の職員を週明けの7日から復帰させ、文民職員の一時帰休は実質1日から4日までだった。一時帰休に伴う損失のほか、いったん帰宅を命じた職員の再派遣などに伴う費用が発生した。

 また、会見に同席したヘーゲル国防長官は、オバマ大統領が政府機関の一時閉鎖や債務上限引き上げ問題への対処のためアジア歴訪を中止したことについて「同盟国から、米国との協力関係を信頼していいのか、同盟上の約束を十分にはたしてくれるのか、という質問が出ている」と指摘。安全保障や米国と同盟国との協力関係、世界における米国の立場に悪影響を及ぼしかねないと警告した。

1866チバQ:2013/10/20(日) 17:28:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013102002000107.html
茶会 現職に刺客続々 米共和党上院予備選
2013年10月20日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】米財政をめぐる政治混乱の余波で、野党共和党が内戦状態に突入した。保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」は来年11月の中間選挙に向けた党内予備選で、現職上院議員に対する対抗馬を次々に擁立。混乱収拾のために民主党と打開策を練った上院共和党トップのマコネル院内総務(南部ケンタッキー州選出)も「裏切り者」として標的になっている。

 保守派の政治資金団体「上院保守基金」は18日、ケンタッキー州の上院予備選で茶会系の新人を支援すると声明で表明。「マコネル氏は今回の裏切りだけではなく、民主党に味方し、リベラルな政策を支持してきた経歴がある」と述べた。

 この団体は保守系の有力シンクタンク「ヘリテージ財団」所長のデミント前上院議員が設立。茶会とも密接な関係にある。対抗馬支援の表明はケンタッキー州の保守層に「マコネル氏を落とせ」と号令をかけたに等しい。

 上院議員(定数100)は任期6年で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。来年の中間選挙で改選される共和党の議席は14。茶会は「オバマ政権に妥協的だ」として、6人の現職議員に対立候補を擁立している。

 この6州はケンタッキーのほか、南部サウスカロライナ、テネシー、ミシシッピ、中西部カンザス、ワイオミングの各州。いずれも強固な保守地盤で、共和党候補に選ばれさえすれば、本選でも勝利する可能性が高い。

 茶会はこうした州の予備選での決定力を背景に、下院共和党の指導部に暫定予算案への徹底抗戦を働きかけ、政府機関の一部を閉鎖に追い込んだ。だが、医療保険改革法(オバマケア)を廃止に追い込めず、来年に順次行われる党内予備選に活動の重点を移した。

 保守層に影響力を持つ政治サイトの編集長はツイッターで「血の予備選」を呼び掛け。茶会は下院でも、オバマ政権に妥協的だとみた現職議員に「刺客」擁立を進めている。

1867チバQ:2013/10/25(金) 23:08:48
http://mainichi.jp/select/news/20131025k0000e030145000c.html

NSA盗聴:「世界の指導者35人から」英紙報道

毎日新聞 2013年10月25日 10時12分(最終更新 10月25日 12時12分)


 【ロンドン小倉孝保】英紙ガーディアン(電子版)は24日、米国家安全保障局(NSA)が2006年ごろ、世界の指導者35人の電話を盗聴していたと報じた。オバマ政権がメルケル独首相の電話を盗聴していた疑惑が浮上したばかり。米情報機関は以前から、世界の指導者をターゲットにして電話を盗聴していた可能性がある。

 NSAによる広範な個人情報収集活動を暴露しスパイ活動などの罪で米司法当局に訴追され、ロシアに亡命した元中央情報局(CIA)職員のエドワード・スノーデン容疑者(30)が所持している資料(メモ)で判明した。

 このメモは06年10月27日付で、大統領府や国務省、国防総省など米政府からNSAに対し、世界の指導者35人のものを含む200の電話番号が提供されたことが示されている。

 この電話番号にはファクス、携帯電話、自宅電話などがあり、NSAがこの番号を基に世界の政治指導者や軍事指導者の電話を継続的に傍受していたとみられる。メモには指導者の具体的な名前は記載されていない。

 メモが作成された時期はブッシュ前政権の2期目。

1868チバQ:2013/10/27(日) 21:18:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131027/amr13102720580003-n1.htm
盗聴問題で内憂外患、オバマ政権 欧州では腐心拡大 市民数百人抗議デモ
2013.10.27 20:52 (1/2ページ)

 26日、米首都ワシントンで、個人情報収集に抗議してデモ行進する人々(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行】米国家安全保障局(NSA)が、ドイツのメルケル首相らの通話を盗聴、監視していたとされる問題は、オバマ米政権の外交、安全保障政策に深刻な打撃を与えようとしている。国内では、NSAによる個人情報収集に対する市民の反発が再び喚起され、オバマ政権は「内憂外患」の状況に置かれている。

 欧州における対米不信感の広がりは、米政府機関の一部閉鎖のあおりで、オバマ大統領が東南アジア外遊を見送った際に誘発された信頼低下に続くものだ。

 このときにオバマ政権に与えた打撃は主に、対中国戦略の観点から強調された。今回、欧州側の反発がさらに拡大すれば、米国が欧州と進めるイランの核開発、シリア、アフガニスタン問題の対応、テロ対策に微妙な影響を与えかねないと懸念されている。

 一方、国内では米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者による米機密資料の暴露が、「政府の政策に打撃を与える」(オルブライト元国務長官)と懸念する声が、再び高まっている。

 機密情報の暴露がもたらす危険性は「米国が実際に何を、なぜやっているのか」をつまびらかにしてしまい、「米国の敵対国に、自己を正当化する根拠を与える。例えばハッカー攻撃を繰り返す中国がそれだ」と指摘するのは、米ジョージ・ワシントン大学のヘンリー・ファレル准教授だ。

 諜報の世界に携る関係者の間には「同盟・友好国は常に友だとは限らず、互いに諜報活動をし合っている。目新しいことではない」との冷めた声がある。

 市民の方は対照的だ。ワシントンでは26日、NSAによる個人情報収集に反発する市民数百人が、「われわれを監視するな」などと書かれたプラカードを掲げ、抗議デモを行った。非営利団体「ジャーナリスト保護委員会」も、「記者の通話記録や電子メールが調べられている」と批判する報告書を発表している。

 米政府は2001年の米中枢同時テロ以降、「愛国者法」を根拠に、テロ対策として諜報活動を強化してきた。オバマ大統領は今、テロ対策と、「プライバシー侵害」という批判のはざまで苦慮し、外部の専門家による諜報活動の監視体制構築などに取り組むと表明している。

 こうした安全保障とプライバシー保護をめぐる葛藤の構図は、欧米間にも存在してきた。米国はこれまで、プライバシー保護に重心が傾く欧州の振り子を、押し戻してきた経緯がある。それが今回の盗聴疑惑により、再び振り子が戻る力学が働けば、この点でもオバマ政権は新たな対応を迫られることになる。

1869チバQ:2013/10/27(日) 23:58:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131023/amr13102315300007-n1.htm
【オバマの課題】
デフォルト回避に次ぐ「移民制度改革」、次期大統領選にも影響
2013.10.23 15:30 [米国]
 「下院は今年末までに、移民制度改革法を成立させるべきだ」

 オバマ大統領はデフォルトを回避した直後から次の最優先課題に移民制度改革を挙げ、意気込んでいる。

 不法移民は1100万人以上にのぼり、政府は実態を掌握しきれておらず、長らく“放置状態”にある。

 大統領と法案の狙いは、いわば「地下に潜っている不法移民」を合法化し、一方でメキシコなどとの国境の取り締まりを強化して、増え続ける不法移民の入りを押さえ込むというものだ。国境における不法移民の阻止率は、40%ともされる。

 法案の柱は(1)2011年12月31日以前に入国した不法移民に、一定の条件に基づき「暫定的な登録移民」の地位を与える(2)罰金500ドル(約4万9000円)を支払えば、重犯罪歴などがない不法移民は強制退去の対象としない(3)一定の年数定職に就いていれば市民権を与える−などだ。

 大統領は、不法移民の人権保護や、労働力が不足している産業部門などへの労働力供給といった観点からも、合法化を推進しようとしている。

 しかし、共和党の保守強硬派は「犯罪者への特赦だ」「不法移民の労働者は米国人の雇用を横取りし、公共の安全を脅かす」と反対している。このため共和党が多数派の下院では法案の採決に至っておらず、大統領は「投票を妨げているのは、共和党のベイナー下院議長だ」と批判する。

 合法化の行方は、来年の中間選挙と16年の大統領選挙にも影響を与えるとみられている。不法移民の大半はヒスパニック系。市民権をもつヒスパニック系の77%が合法化を支持しており、12年の大統領選挙でオバマ大統領は、ヒスパニック票の実に71%を集めた。国民全体でも65%が、合法化に理解を示している。

 下院共和党内で反対論が強まれば共和党は、前回大統領選で27%だったヒスパニック票のさらなる離反を招く恐れもある。ただ、下院共和党内にも合法化に対する温度差があるなど、増大するヒスパニック系にどう対処するかは、党派を超えた問題となっている。(青木伸行)

1870とはずがたり:2013/10/31(木) 13:12:53

米財政赤字がピーク時から半減 5年ぶり1兆ドル割れ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20131031517.html
産経新聞2013年10月31日(木)10:17

 【ワシントン=柿内公輔】米財務省は30日、2013会計年度(12年10月〜13年9月)の財政収支が6802億7600万ドル(約67兆円)の赤字になったと発表した。財政赤字が1兆ドルを下回るのは08年度以来5年ぶり。税収増や歳出強制削減により赤字幅が圧縮された。

 財政赤字は依然高水準だが、金融危機の影響で過去最悪だったピーク時の09年の約1兆4千億ドルから半減以下にまで減った。実質国内総生産(GDP)に占める割合も13年度は4・1%となり、12年度の6・8%から大幅に改善された。

 富裕層向け増税や緩やかな景気回復を背景に歳入が13・3%増の2兆7739億7800万ドルと増加。一方、財政赤字削減を目的とした歳出強制削減が3月に発動され、歳出は2・4%減の3兆4542億5300万ドルと抑えられた。

1871チバQ:2013/11/02(土) 15:23:40
http://mainichi.jp/select/news/20131101k0000e030193000c.html

NY市長選:20年ぶり民主政権確実視 デブラシオ氏優勢

毎日新聞 2013年11月01日 10時22分


 【ニューヨーク草野和彦】任期満了に伴う米ニューヨーク市長選が5日に行われる。「世界一の金持ち市長」として知名度と実績を誇るブルームバーグ市長の後任を巡る争いは、民主党の市政監督官ビル・デブラシオ氏(52)が圧倒的に優勢で、元左翼活動家が率いる20年ぶりの民主党政権の誕生が確実視されている。

 市長選は、デブラシオ氏と共和党の元副市長ジョー・ロータ氏(59)との事実上の一騎打ちだ。各世論調査の支持率でデブラシオ氏はロータ氏に40ポイント以上先行。大企業寄りの政策で「富裕層と貧困層の格差が拡大した」との現市長批判や、年収50万ドル(約4900万円)以上の市民に増税して幼児教育を拡充する公約が支持を集める。10月の連邦政府機関一時閉鎖で「戦犯」視された共和党の不人気も追い風だ。

 共和党候補として2001年に初当選したブルームバーグ市長は、3期12年の市政で01年米同時多発テロ後の復興や08年秋以降の金融危機の克服に尽力。経費節減のため報酬は「年1ドル」とし犯罪減少を実現するなど一定の評価を得た。だが、その恩恵がロータ氏に及ぶ気配はない。

 デブラシオ氏に共感する市民感情について、マリスト・カレッジ世論研究所のミリンゴフ所長は「変化が必要な時と感じている」(ウォールストリート・ジャーナル紙)と分析。同研究所などが10月11日発表した世論調査では、7割近くが「これまでと方向が異なる市政」を望むと回答した。

 人口動態もデブラシオ氏を後押しする。ブルームバーグ市長や前任のジュリアーニ市長(共和党、在任94〜01年)の支持率は白人層が高かった。だが、白人比率は90年の43%から10年には33%に減少。一方、この20年間でヒスパニック系が24%から29%に増加、黒人、アジア系を加えると計64%だ。こうした非白人層は民主党支持者が目立ち、デブラシオ氏が「救済」を訴える貧困世帯も多い。

 デブラシオ氏は01年にニューヨーク市議に初当選し、10年に市ナンバー2の市政監督官に就任した。高校時代から反核運動などに取り組み、90年代初頭まで、中米ニカラグアの左派サンディニスタ民族解放戦線を募金活動などで支援していたことで知られている。

1872チバQ:2013/11/03(日) 01:34:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131101/amr13110109170003-n1.htm
オバマ氏支持率、過去最低の42% 医療保険改革のつまづき響く
2013.11.1 09:16 [オバマ米大統領]
ロシア・サンクトペテルブルクでのG20首脳会合で議論を聞くオバマ米大統領=9月(AP)
ロシア・サンクトペテルブルクでのG20首脳会合で議論を聞くオバマ米大統領=9月(AP)
 【ワシントン=小雲規生】米紙ウォールストリート・ジャーナルは10月31日、オバマ大統領の支持率が過去最低の42%に落ち込んだとする世論調査結果を発表した。政府機関が閉鎖中だった10月上旬調査では47%だったが、閉鎖の解消後に注目が集まった医療保険改革(オバマケア)のつまづきで支持率が下がったようだ。

 調査は10月25−28日に実施された。支持率は再選直後の昨年12月の調査では53%あったが、約10カ月で11ポイント低下したかたちだ。一方、オバマケアへの批判を強める共和党に好感を持っているとの回答は22%で、こちらも2009年1月のオバマ政権発足後で最低となっている。

1873チバQ:2013/11/03(日) 16:22:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131006/amr13100618000003-n1.htm
【世界おもしろ法律事典】
キリスト教の儀式実施を認める州法、米南部州で相次ぎ成立
2013.10.6 18:00 [世界おもしろ法律事典]
 キリスト教の儀式を学校内で行うのを認める州法が米南部州で相次いで成立している。「政教分離」の原則に基づき訴訟に向けた動きも出る中、敬虔(けいけん)な信者でもある南部州の知事や議員らは“州法防衛”に躍起だ。

 南部ミシシッピ州では3月、学校のスポーツ行事などの際に、生徒たちが簡素な礼拝を行うのを認めた州法にブライアント知事が署名した。同法成立は知事の長年の“夢”で、署名が行われた机には、ブライアント知事が祖母からもらったボロボロの聖書が置かれていたという。

 南部フロリダ州でも昨年、同様の州法が成立。南部サウスカロライナ州でも今年、キリスト教式の黙祷(もくとう)を始業式の際に義務付ける州法が議会に提出された。

 すでに成立した州法の中には、公立校に対してだけでなく、私立校にも宗教関連予算の拠出を認めたものもある。

 「暴力が学校でなぜ起きるのか、と人々が問い掛ける一方で、学校側は神を組織的に排除してきた」。聖職者でもあるハッカビー元アーカンソー州知事は昨年、東部コネティカット州の小学校で児童ら26人が射殺された後にこう指摘。キリスト教的価値観に基づく教育が「人格形成」に大いに寄与すると強調した。

 すでに成立した州法や議会で討議中の法案には非キリスト教徒への配慮がなされている。サウスカロライナ州法は非キリスト教徒の儀式への不参加を認め、ミシシッピ州法も「生徒の宗教的自由を保護」(ブライアント知事)している。

 ただ、同州の自由人権協会は州法が「政教分離違反だ」として、法廷で闘い抜く方針だ。

 これに対し、ブライアント知事も「キリスト教的価値観を防衛するのは名誉」と徹底抗戦の構えだ。

(ニューヨーク 黒沢潤)

1874とはずがたり:2013/11/04(月) 08:47:08

混乱続くオバマケア システム障害でつまずき
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20131103551.html
産経新聞2013年11月3日(日)20:36

 バラク・オバマ大統領(52)の看板政策である医療保険制度改革(オバマケア)をめぐる混乱が広がっている。オバマ政権は来年1月から始まる個人に対する保険加入義務化を前に、今月1日、各種医療保険を比較したうえで申し込みできるポータルサイトを開設。ところがこのサイトでシステム障害が起き、約1カ月たった今も問題は解決しないままだ。野党共和党はキャスリーン・セベリウス厚生長官(65)=写真=の辞任を求めるほか、個人に対する保険加入義務化の先送りにも狙いを定める。オバマ政権は共和党の要求を払いのけてはいるが、今後の状況次第ではオバマケアで提供される保険の骨格が揺らぐ恐れも指摘されており、厳しい立場に立たされる可能性もある。

 ■システム障害でつまずき

 2010年に関連法案が成立したオバマケアは米国内に約4800万人いる無保険者の解消を目指し、政府主導で低価格の保険を提供するとともに、14年1月から個人に保険加入を義務づけることが柱だ。今月1日の医療保険ポータルサイト開設で、無保険者の解消が進み始めるはずだった。

 しかしサイトの運営開始直後から、利用者からは「利用者登録を試みても『しばらくお待ちください』というメッセージが出るだけ」「作るのに3日かかったパスワードでログインしたらエラーになった」といった不満が噴出。オバマ政権はトラブル解消に向けて技術者を大量動員するなどしているが、現在でも問題は解消されていない。

 オバマ政権は、20日までの加入申請は独自のサイトを運営する14州分も含めて約50万件だったとしている。しかし米CNNテレビは「政府が想定していた3月末までに700万件というペースに達していない」と指摘。オバマケアの本格導入はいきなりのつまずきをみせた形だ。

 ■厚生長官に辞任要求

 1日から16日間続いた政府機関閉鎖などをめぐる協議でもオバマケア批判を展開した共和党からは、セベリウス氏に対して「3年半も準備を重ねて失敗した」(ロバーツ上院議員)として辞任を求める声があがる。オバマケア批判の急先鋒であるテッド・クルーズ上院議員(42)も、オバマ政権がサイト運用開始直前になって仕様変更を指示したとの指摘を踏まえ、「こうした指示が障害の原因の一つだ」と主張し、政権の責任を追及する。

 またオバマケアでは保険加入義務付けの観点から、来年3月末までに保険に入らなければ「罰金」が科される決まりだが、サイトの障害で保険にスムーズに加入できない状況を踏まえれば、保険加入義務化を事実上先送りし、罰金を科すべきではないとの声も上がっている。共和党のラマー・アレクサンダー上院議員(73)は23日、保険加入義務化を「少なくとも1年は先送りすべきだ」と主張。民主党のジーン・シャヒーン上院議員(65)も「個人がサイトの障害の結果として保険を購入できないのであれば、保険未加入を理由に罰金を科すべきではない」と主張する。

 ■先送りの可能性を否定

 こうした批判に対してジェイ・カーニー大統領報道官(48)は21日の時点では、「何らかの理由」で低料金の保険を見つけられない場合は罰金を科さないと表明。サイトの障害の影響が重大と判断されれば、事実上の保険加入義務化先送りもありうるとの見方を示唆した。しかし23日には、インターネットサイト以外でも電話、郵便、病院窓口などを通じて「低料金の保険を購入することは可能だ」と繰り返して強調し、保険加入義務化先送りの可能性を否定している。

 オバマケアの問題はサイトの障害だけにとどまらない。オバマケアで提供される保険は病歴のせいで保険に入れない個人でも比較的低料金で加入できるのが売り物だが、「若くて健康な人にとっては保険料が割高になる」(マサチューセッツ工科大学のグルバー教授)との分析もある。この結果、健康な若年層がオバマケアで提供される保険を敬遠し、病歴がある個人や高齢者ばかりが加入することになれば、全体として保険料収入に対して保険金支払いが高くなりすぎる懸念もふくらむ。

 オバマケアをめぐってはこれまでも、企業に従業員への保険提供を義務づける制度の実施が15年1月まで1年間先送りされるなど、理想と現実のギャップが目立っていた。無保険者の解消という歴史的な業績の実現を目指すオバマ氏だが、自身の想像を超える困難に直面しているようだ。(ワシントン支局 小雲規生)

1875チバQ:2013/11/04(月) 21:41:51
http://mainichi.jp/select/news/20131104k0000e030135000c.html
米バージニア州知事選:大統領選にらみ火花 5日投開票
毎日新聞 2013年11月04日 13時29分(最終更新 11月04日 14時29分)

 【ワシントン西田進一郎】5日投開票の米南部バージニア州知事選が全米の注目を集めている。民主、共和両党に色分けされない激戦州で、共和党は保守強硬派ティーパーティー(茶会)系が推すケン・クチネリ州司法長官、民主党はクリントン元大統領夫妻の腹心、テリー・マコーリフ元民主党全国委員長を擁立。2014年中間選挙、16年次期大統領選につながる前哨戦として、クリントン前国務長官や共和党のランド・ポール上院議員ら両党の「看板」が乗り込み、火花を散らしている。

 ◇共和党はティーパーティー系が推す強硬派、
 ◇民主党はクリントン元大統領夫妻の腹心
 「高圧的な連邦政府に対抗する州知事が必要で、クチネリ氏はその人物だ。オバマケア(医療保険改革)に対する訴訟を起こした最初の州司法長官だ」

 ポール上院議員が10月28日、クチネリ候補の集会で訴えると、約400人の支持者であふれた会場が大歓声に包まれた。ポール氏は政府の社会や経済への関与を厳しく制限すべきだとする茶会系のリーダー議員の一人で、次期大統領選の共和党の有力候補の一人と目されている。

 クチネリ氏は、10年にオバマケアは憲法違反だとして訴訟を起こして注目されたほか、減税を掲げてオバマ政権の財政政策を批判し、人工妊娠中絶や同性愛に反対するなど共和党の中でも強硬保守派で知られる。

 一方、同じ28日にマコーリフ候補の選挙活動に付き添ったのはクリントン元大統領だ。マコーリフ氏は元大統領が再選を果たした1996年大統領選の選対共同責任者の一人であり、2008年大統領選では同党内の候補指名争いをしたクリントン前国務長官の選対責任者。いわば夫妻の腹心で、前国務長官は08年以来初めて公に選挙活動をする場として、同月19日に開かれたマコーリフ氏の集会を選んだ。

 前国務長官は「最近私たちは、政治家がイデオロギーで他の全てを踏みつぶすような間違った種類の指導力の例を見てきた」と語り、暫定予算案などを「人質」にオバマケアの修正を迫った共和党を批判した。国民的な支持が高く、次期大統領選の有力候補とみられる前国務長官の言動を全米のメディアが大きく伝えた。

 両党の大物が選挙区入りして注目が集まる同州知事選は、次期大統領選を占う選挙でもある。かつて共和党が強かった同州だが、首都ワシントンに隣接する北部で民主党支持層が増えたことで、現在では大統領選でカギを握る全米で10前後ある両党伯仲の激戦州の一つだ。08年大統領選ではオバマ大統領が44年ぶりに民主党候補として勝ち、12年も接戦で勝った。

 1977年以降の過去9回、いずれも前年の大統領選で負けた政党が勝っており、大統領への不満が示される選挙と評されてきた。しかし、10月中下旬に実施された報道機関などの七つの世論調査結果の平均値は、マコーリフ氏の47.1%に対し、クチネリ氏は39.7%と低迷している。

 政府機関の一部閉鎖につながった保守強硬派主導の財政協議での共和党の姿勢への批判に加え、クチネリ氏の保守性への拒否感が女性支持率の低迷につながり、全体の支持率を押し下げているとみられる。共和党は敗れれば、保守強硬派を前面に出した選挙の難しさが浮き彫りになり、今後の選挙戦略に影響を与える可能性がある。

 ◇ティーパーティー(茶会運動)
 2009年ごろから米国で広まった保守系市民運動。オバマ大統領による医療制度改革や景気対策を批判し、財政歳出削減による「小さな政府」を目指す。10年の米中間選挙では共和党躍進の原動力となり、来年の中間選挙でも影響力が注目されている。

1876チバQ:2013/11/05(火) 22:08:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131105/amr13110510260003-n1.htm
元共和党知事、民主に移籍し再出馬 フロリダ州
2013.11.5 10:22 [米国]

4日、米フロリダ州セントピーターズバーグで開いた集会で話すチャーリー・クリスト前フロリダ州知事(AP)
 米共和党穏健派の有力者だったチャーリー・クリスト前フロリダ州知事(57)は4日、来年11月の同州知事選に民主党から再挑戦する考えを表明した。米メディアが伝えた。

 知名度が高いクリスト氏は、共和党が過度に保守化したとして離党した経緯があり、支持率が低迷する共和党の現職スコット知事を脅かすことになる。フロリダは大統領選の激戦州で大票田。来年の州知事選の中で、最も注目される選挙の一つとなりそうだ。

 同州セントピーターズバーグで開いた集会でクリスト氏は「民主党員として立候補することに誇りを持っている」と強調。富裕層や大企業を優遇しているとスコット氏の政策を批判した。

 クリスト氏は2008年の大統領選で、共和党副大統領候補として名前が挙がったベテラン政治家。(共同)

1877チバQ:2013/11/05(火) 22:11:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131105/amr13110500390000-n1.htm
米中間選挙占う州知事選 バージニア民主優勢 ニュージャージーは共和党穏健派リード
2013.11.5 00:35 (1/3ページ)[米国]
 【ワシントン=小雲規生】来年11月の米中間選挙まで1年となるなか、米国で5日、2つの州知事選挙が投開票される。大統領選の激戦州(スイング・ステート)でもある南部バージニア州で、民主党は、クリントン元大統領らと近いマコーリフ元同党全国委員長、共和党は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」も推すクチネリ同州司法長官を擁立した。双方とも政府機関閉鎖など国政をめぐる混乱の原因は相手側にあるとし、舌戦を展開しているが、クチネリ氏側が劣勢だ。一方、北東部ニュージャージー州では穏健派の共和党現職が優勢。2州の選挙情勢は党派対立に閉口する国民感情を映し出しており、選挙後に共和党内で強硬路線の修正を求める声が強まる可能性もある。

 「共和党の過激な勢力が米国を乗っ取ろうとしている」。オバマ氏は3日、バージニア州のマコーリフ氏の集会で、共和党の強硬路線を批判した。

 オバマ氏がやり玉に挙げたのは10月の政府機関閉鎖。共和党のクチネリ氏は、政府機関閉鎖の一因とされる茶会からも支持されていることを踏まえた戦略だ。演説会場の州北部は政府機関閉鎖の影響を受けた連邦政府職員も多く住む土地柄で、「バージニアほど痛みを感じた場所は少ない」と訴えた。

 マコーリフ氏は2008年の大統領選に名乗りを上げたクリントン前国務長官の選対責任者。今回の選挙戦ではクリントン氏や夫の元大統領からの応援も受け、勢いに乗る。

 しかしマコーリフ氏への支持が盤石というわけではない。オバマ氏の演説会場周辺でクチネリ氏支持を訴えていた自営業の女性は「オバマ政権で良くなったことは何もない。医療保険制度改革(オバマケア)は最悪の政策だ」と怒りを込めた。

 オバマケアでは保険料の値上がりや、従業員への医療保険提供の義務付けが企業負担を大きくすることへの懸念があり、小さな政府を志向する共和党の最大の標的だ。政府が開設したウェブサイトで続く障害も共和党には攻撃材料となる。

 クチネリ氏は3日、「私はオバマケア関連法が成立した30分後には反対を表明した」と強調し、民主党との対立姿勢を鮮明にした。

 バージニア州は08、12年の大統領選ではオバマ氏が勝利したが、00年、04年の大統領選ではブッシュ前大統領が勝利した「スイング・ステート」だ。ただし米政治専門サイト、リアル・クリア・ポリティクスによると、マコーリフ氏はクチネリ氏に5ポイントの差をつけており、共和党の強硬路線への反発の強さも浮き彫りになっている。

 一方、民主党の牙城とされるニュージャージー州では、共和党の現職クリスティー知事が世論調査で民主党候補のブオノ氏を約25ポイントの大差でリードする。

 クリスティー氏は16年大統領選の共和党の有力候補の一人。昨年の大統領選直前にハリケーンが同州を襲った際にはオバマ氏の対応を称賛し、共和党側から「裏切り者」と批判された。しかしこれが民主、共和両党の対立による「決められない政治」を打破できる穏健派としての存在感を印象づける結果となった。

 クリスティー氏は、政府機関閉鎖中も共和党に「仕事をすべきだ」と妥協を呼びかけ、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は「共和党は(同氏から)学ぶべきことがある」と指摘した。

1878旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/11/06(水) 18:37:52
バージニアは約90%の開票で6万票(約3%差)民主がリードし,当選確実に。

NY市長にデブラシオ氏当選確実 24年ぶり民主党勝利
http://www.asahi.com/articles/TKY201311060105.html
 【ニューヨーク=中井大助】ニューヨーク市長選が5日に投票され、ニューヨーク・タイムズなどは出口調査の結果、民主党のビル・デブラシオ氏(52)が共和党のジョセフ・ロータ氏(59)らを破り、当選を確実にしたと伝えた。民主党の候補が同市長選で勝利するのは1989年以来、24年ぶり。
 この日はニュージャージー、バージニア両州でも知事選が行われた。CNNなどによると、ニュージャージー州では共和党現職のクリス・クリスティー氏(51)が民主党の候補者を破り再選が確実。また、バージニア州では接戦の末、民主党新顔のテリー・マコーリフ氏(56)が共和党新顔のケン・クッチネリ氏(45)に勝利した。
 ニューヨーク市長選では、3期12年を務めたマイケル・ブルームバーグ氏(71)の後任が争われた。デブラシオ氏は、格差の拡大を指摘。低所得者向けの住宅の拡充や、高所得者を対象にした増税などリベラル色が強い政策を打ち出して幅広い支持を集めた。一方、ロータ氏は「デブラシオ氏の政策では、市内の治安が再び悪化する」などと主張したが、連邦政府閉鎖などをめぐる共和党のマイナスイメージも強く、苦戦を強いられた。

1879チバQ:2013/11/06(水) 23:10:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131106/amr13110622340009-n1.htm
バージニアで民主が茶会に競り勝つ ニュージャージーは共和穏健派が勝利 米国州知事選
2013.11.6 22:25
バージニア州知事選を制したマコーリフ氏(中)=ロイター
バージニア州知事選を制したマコーリフ氏(中)=ロイター
 【ワシントン=小雲規生】来年11月の米中間選挙の前哨戦として注目される米南部バージニア州と北東部ニュージャージー州の知事選が5日、実施された。大統領選の激戦州であるバージニア州では、民主党のマコーリフ元同党全国委員長(56)が接戦の末、草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」の強い支持を受ける共和党のクチネリ州司法長官(45)を下した。ニュージャージー州では共和党穏健派のクリスティー知事(51)が大差で再選を決めた。

 バージニア州では、開票率98・9%段階の得票率はマコーリフ氏が47・4%、クチネリ氏が45・6%(選管発表)。事前の世論調査ではマコーリフ氏が7ポイントのリードとされていたが、選挙戦終盤でオバマ米大統領と民主党が推進する医療保険改革(オバマケア)をめぐる混乱が注目され、予想外の僅差となった。

 クチネリ氏は茶会の支持で州南部を中心に浸透したが、保守色が強すぎことで首都ワシントン近郊の北部の支持が伸びなかった。

 ニュージャージー州では、茶会と一線を画しているクリスティー氏が再選を果たした。同氏は共和党の有力大統領候補の一人。

1880チバQ:2013/11/06(水) 23:11:06
http://www.afpbb.com/articles/-/3002751
米NJ州知事選、現職が勝利宣言 共和党大統領候補の最有力に

2013年11月06日 15:58 発信地:ニューヨーク/米国
【11月6日 AFP】米ニュージャージー(New Jersey)州知事選挙の投開票が5日に行われ、共和党で現職のクリス・クリスティー(Chris Christie)氏(51)が大差による勝利を宣言した。これにより、2016年米大統領選挙の共和党候補として、クリスティー氏が最有力となった。

 一般的に共和党候補が弱いとされる、女性、黒人、中南米系の有権者からも支持を集めたクリスティー氏は、対立候補のバーバラ・ブオノ(Barbara Buono)氏を上回る得票を獲得した。

 クリスティー氏による超党派からの支持獲得は、最右翼のティーパーティー(Tea Party、茶会)の強硬姿勢に端を発した債務上限問題で、党内に亀裂が走り、支持率が低下した共和党の弱体化が危惧された矢先の出来事だった。

 選挙活動中、クリスティー氏は共和党中枢で起きている思想論争への遠回しな言及として、連帯と職務の全うを呼び掛けた。

「ニュージャージー州(の州都の)トレントン(Trenton)でこれを実現できるのなら、首都ワシントン(Washington D.C.)の連中は今すぐテレビをつけて、これがいかにして実現されたのかをよく見るべきだ」と、クリスティー氏は語った。

 州知事選を勝利したクリスティー氏は、現実主義的でカリスマ的、そして党派を超えた支持を獲得する力が評価され、2016年米大統領選の共和党候補として最有力の立場を確実にした。(c)AFP/Brigitte DUSSEAU

1881チバQ:2013/11/06(水) 23:33:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131106/amr13110623210010-n1.htm
茶会への対応見直し迫られる共和党 穏健派知事は大統領選に足がかり
2013.11.6 23:19 (1/2ページ)
敗戦に浮かぬ顔を見せるクチネリ州司法長官(AP)
敗戦に浮かぬ顔を見せるクチネリ州司法長官(AP)
 【ワシントン=小雲規生】バージニア、ニュージャージー両州の知事選は、共和党に草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」への対応の見直しという難題を突きつけた。バージニアで敗北したクチネリ州司法長官は、茶会からの支持が有権者の反発を招いたとの見方は強い。逆にニュージャージーで圧勝した穏健派のクリスティー知事は大統領選に足がかりを築いたが、穏健路線の追求は支持層の離反を招くリスクもあり、共和党の苦悩は解消されそうにない。

 クチネリ氏は昨年の出馬表明以降、医療保険改革(オバマケア)や妊娠中絶、同性婚などを批判してきた「茶会の英雄」(米メディア)。しかし米CNNテレビの出口調査では、茶会の立場に否定的な投票者は全体の42%を占め、そのうち84%が民主党のマコーリフ元同党全国委員長に投票した。バージニア大学のラリー・サバト教授は共和党の敗因に「茶会への反発」を挙げている。

 反発の背景には、茶会がオバマケアの見直しを強硬に主張したことが10月の政府機関閉鎖につながったとの有権者の見方がある。共和党内には、茶会への配慮を続けることは「民主党を利するだけだ」(グラム上院議員)とし、戦略の見直しを求める声も強い。

 ニューヨークで20年ぶりに民主党市長を誕生させたのも、やはり政府機関閉鎖への反発だった。大敗を喫した共和党内では茶会との関わりについて再考を促す声が強まるとみられる。

 一方、民主党の牙城であるニュージャージーで、共和党は穏健派のクリスティー知事の圧勝という果実を得た。民主党優位の議会との妥協を探る政治手法が共和党のイメージを良くしたほか、民主党の支持基盤のマイノリティー層にも人気があることから、「共和党大統領候補の最有力候補の一人になった」(米ニューヨーク・タイムズ紙)とされる。

 しかし、クリスティー氏にも不安は残る。全米50州で9番目に高い失業率が攻撃材料にされる可能性があるほか、同性婚を容認する姿勢に茶会や共和党保守層が反発することも確実だ。共和党には、昨年の大統領選で穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事を擁立して敗れた苦い経験もある。

 両知事選の結果は穏健路線に光を当てたが、共和党を一つにまとめることの難しさという根本的な問題の解は見いだせていない。

1882チバQ:2013/11/08(金) 23:26:53
http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/columnworld/20131107-OYT8T00790.htm?from=navlk
ティーパーティー運動の衰退


調査研究本部主任研究員 飯山雅史
 2010年の米中間選挙で突然の旋風を巻き起こし、アメリカ政界に異様な保守主義の嵐を巻き起こしたティーパーティー(茶会)運動に衰退の兆しが露わになってきた。

 連邦政府を一時閉鎖に追い込み、アメリカをデフォルト寸前にまで追い込んだ過激な保守主義の高まりに、国民が強い嫌悪感を抱き始めた結果であろう。旋風に乗って同年選挙に大勝した共和党も、このまま来年の中間選挙に突入すれば茶会運動との無理心中が必至なだけに、同運動に距離を置く保守本流の穏健派から強い懸念が広がり始めている。


過激な保守系候補が敗北したオフ・イヤー選挙
 日本では意外と知られていないが、アメリカでは11月の第一月曜日の次の火曜日は、毎年「選挙日」だ。市会議員や市長、州知事や大統領まで、その年に改選になる公職の選挙は、すべてこの日にまとめて実施される。4年に一度は大統領の改選年なので大統領選挙として大きく報道され、2年に一度行われる連邦上下両院議員選挙も中間選挙と言われて注目を集めるが、それ以外の年(オフ・イヤー選挙と呼ばれる)にも、この日には必ず何らかの選挙がある。大統領選挙翌年のオフ・イヤーで注目されるのは、バージニアとニュージャージーの州知事、ニューヨーク市の市長選挙などだ。

 今年は、そのどの選挙でも、茶会系などの過激な保守系候補が敗北した。首都ワシントンの隣で人口も多く影響力の強いバージニア州では、4年前の州知事選挙で共和党が圧勝したが、今年は茶会の支持を受ける過激な右派候補、ケン・クッチネリ氏が民主党候補にあえなく敗北。同氏は人工妊娠中絶に反対するなどして宗教保守層にラブコールを送り、ランド・ポール上院議員や連邦政府を機能停止に追い込んだ立役者の1人テッド・クルーズ上院議員などを動員したが、茶会系政治家の華々しい応援団は旋風を巻き起こすどころか、逆風を生み出したようだ。


穏健な実務派、生粋のリベラル左派が当選
 一方、ニュージャージー州で圧勝した現職、クリス・クリスティー知事は共和党だが、同知事は過激な保守派ではなくて、穏健な実務派知事として、茶会運動から意識的に距離を置いたところが評価された。支持層は、共和党の伝統的支持層であるビジネス界に加えて、民主党支持層や無党派も幅広く含んでいる。さらに、ニューヨークは久しぶりに民主党が市長ポストを共和党から奪還した。しかも、当選したビル・デブラシオ氏はニカラグアの社会主義革命政権支援のボランティアまでしていた生粋のリベラル左派である。

 もはや、共和党にとって茶会運動は勝利の女神ではない。同党の保守本流であるビジネス・ウィングから見れば、同党を泥沼に引きずり込む疫病神とさえ見えるだろう。茶会運動の支持率は現在、もっとも高かった2010年中間選挙直前の32%から22%と最低に落ち込み、反対派は40%から47%に拡大している。来年の中間選挙で、再び茶会運動が活発化すれば、共和党には不利に働く可能性が高い。


本質は反エリートのポピュリズム
 こうした形勢を見て、共和党内部でも大企業や商工会議所などの保守本流が、同党予備選での茶会系候補擁立を避け、より穏健で、よりビジネスに理解のある候補を支援する動きが目立ち始めた。保守的なアラバマ州でもビジネス・エリートによる反ティーパーティー運動が広がり始めている。

 もっとも、茶会運動の本質は反エリートのポピュリズムにある。そして、イデオロギーは過激であるほど、支持者の熱烈な支援を受けやすい。国民意識から遊離し始めた過激な茶会運動をどのように扱うか、共和党は大変な難題を抱えている。

(2013年11月7日 読売新聞)

1883チバQ:2013/11/10(日) 12:36:19
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20131110-00000010-ann-int
米ABCの中国人侮辱発言問題 全米各地で抗議デモ

テレビ朝日系(ANN) 11月10日(日)7時30分配信
 アメリカの人気コメディアン、ジミー・キンメル氏のテレビ番組で、「中国人を皆殺しにすれば良い」という発言があったことを受けて、全米各地で抗議活動が行われました。

 デモ参加者:「大量虐殺を促す発言で、すべての中国人と人類の感情を傷つけた」
 キンメル氏はすでに謝罪していますが、アメリカに住む中国人らの怒りは収まらず、放送したABCの拠点があるニューヨークなど、全米20都市以上でさらなる謝罪を求める抗議の声が上がりました。

1884チバQ:2013/11/13(水) 21:44:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2013111302000166.html
【私説・論説室から】
始まっている米大統領選
2013年11月13日

 三年先の次期大統領選挙はもう始まっているのか…。米地方選挙を報じる米メディアを見ているとそんな錯覚に陥る。

 バージニア州知事選では、民主党候補が共和党茶会系の候補者の追い上げをかわして当選した。候補者以上に注目されたのが民主党候補を支持し応援演説も行ったクリントン前国務長官だ。大統領選に関しては沈黙を守っていただけに、出馬に向けた政治活動再開と受け止められている。

 ニュージャージー州では、共和党クリスティー知事が圧倒的支持で再選された。保守論客として早くから大統領候補に名を連ねながら、昨年のハリケーン被災の折にはオバマ大統領の支援対策に協力し、茶会とは一線を画した柔軟な政治手腕も見せた。

 先の政府機能一部閉鎖という異常事態に際して露(あら)わになった共和党茶会系の強引な議会戦術に対する世論の逆風が選挙結果に影響したのは明らかだ。

 茶会肝いりの大統領候補とされるクルーズ上院議員は意気軒高だ。先週のアイオワ州の集会では「政府閉鎖は、医療保険改革法(オバマケア)のデタラメさを論じる好機となり成功だった」と自賛している。

 大統領選では、左右を問わず中道派支持層を獲得しなければならない。茶会が身内の小政党化した感のある共和党に、オバマ政権をレームダック化に追い込む以外の戦略はたてられるだろうか。 (安藤徹)

1885チバQ:2013/11/13(水) 21:46:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131113/amr13111313200002-n1.htm
ハワイも同性婚認める 州法可決、成立へ
2013.11.13 13:19

同性婚容認の法案可決を祝う人たち=12日、ホノルル(ロイター)
 【ロサンゼルス=中村将】米ハワイ州議会上院は12日、同性婚を認める州法案を賛成多数で可決した。アバクロンビー知事は州法案に署名するとしており、12月2日に発効する。

 AP通信によると、賛成は19で反対は4と大差がついた。米国ではすでに14州とワシントンDCが同性婚を認めている。ハワイ州生まれのオバマ大統領は「自由と平等の肯定は国を強くする」と州法案の可決を歓迎しているという。

 ハワイ州は2012年1月、同性のカップルに、結婚とほぼ同様の意味を持つ「シビル・ユニオン(合同生活)」を認める州法改正に踏み切っていた。

 ハワイ大学の研究者の調査によれば、同性婚が合法化されれば、同性カップルの結婚式や新婚旅行などで、今後3年間で2億1700万ドル(約216億円)の経済効果が州にもたらされるとの試算もあり、観光産業への影響は大きいとされる。

1886チバQ:2013/11/17(日) 12:40:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131117/amr13111707000000-n1.htm
【アメリカを読む】
2知事選が明示 共和、民主、双方の課題
2013.11.17 07:00 (1/3ページ)
14日、英連邦首脳会議(CHOGM)の開幕を翌日に控え、記者会見するスリランカのマヒンダ・ラジャパクサ大統領。スリランカでのタミル人への人権侵害を主な理由に、インドなどの首相が会議を欠席する=コロンボ(AP)
14日、英連邦首脳会議(CHOGM)の開幕を翌日に控え、記者会見するスリランカのマヒンダ・ラジャパクサ大統領。スリランカでのタミル人への人権侵害を主な理由に、インドなどの首相が会議を欠席する=コロンボ(AP)
 米国で5日に行われたバージニア州知事選は1年後の中間選挙に向け、共和、民主の双方に課題を突きつけた。共和党は草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を受ける候補が破れたことで、10月の政府機関閉鎖で批判される茶会への逆風の強さを痛感させられたかたち。一方、民主党は勝利を収めたものの、医療保険制度改革(オバマケア)への反発の影響で予想外の接戦を強いられ、不安をもたらす結果だったといえる。また同じ日に行われたニュージャージー州知事選では、共和党穏健派で茶会とは一線を画してきた現職、クリス・クリスティー知事(51)=写真=が圧勝。クリスティー氏は2016年大統領選挙の有力候補に名乗りを挙げることになったが、全国レベルで強さを発揮できるかには疑問も残る。


「茶会」強硬路線の犠牲者


 「茶会の強硬路線が招いた最初の犠牲者は、皮肉にも、茶会が支持する候補者だった」。バージニア大学のラリー・サバト教授(61)は6日の米CNNテレビで、バージニア州知事選での共和党敗北の原因を指摘した。

 共和党から立候補したケン・クチネリ州司法長官(45)は妊娠中絶や同性婚などに批判的な立場をとり、米メディアからは「茶会の英雄」「茶会のお気に入り」と評されてきた。しかし選挙戦では民主党側から「女性や同性愛者の人権を尊重しない過激な主張をしている」などと攻撃された。CNNの出口調査によると、茶会の立場に否定的な投票者は全体の42%を占め、そのうち84%は民主党の対立候補、テリー・マコーリフ元民主党全国委員長(56)に投票した。

 また共和党は連邦政府職員が多く住む大票田の州北部で民主党に圧倒された。茶会がオバマケアの見直しを強硬に求めて政府機関閉鎖の一因を作ったとの評価が定着していることも一因とみられ、茶会への配慮を重ねた共和党の戦術が裏目に出たかたちだ。

1887チバQ:2013/11/17(日) 12:41:09
オバマケアに反発


 ただし民主党もバージニアでの勝利を手放しで喜べるわけではない。事前の世論調査では民主党が共和党に7ポイントの差をつけていたが、実際には2.5ポイントしか差がない僅差での勝利だったからだ。

 民主党が共和党に追い上げを許した原因はオバマケアでの混乱だ。10月1日に政府が開設したウェブサイトのシステム障害は現在でも完全には解消されていないうえ、バラク・オバマ大統領(52)が繰り返し断言してきたオバマケアが実施された後でも「今の保険が好みならその契約を維持できる」との説明が不正確だったとの批判も噴出している。CNNの出口調査では、オバマケアに反対する投票者は全体の53%。このうち81%が共和党に投票した。

 バージニア州知事選の結果は共和党には茶会との関係の見直しの必要性という課題を突きつける一方、民主党にはオバマケアの評判の悪さという不安を示す結果だったといえる。


至難の党内一致


 一方、ニュージャージーでは共和党穏健派のクリスティー氏が得票率60%で、民主党のバーバラ・ブオノ州上院議員(60)に22ポイントの大差を付けて当選した。クリスティー氏は1年前のハリケーン被害の際の対応が評価されたほか、同性婚を容認するなど民主党などのリベラルな主張にも歩み寄る穏健な姿勢が好感され、共和党候補でありながら民主党の牙城であるニュージャージーで大勝を収めたかたちだ。

 クリスティー氏はこれまでも大統領選への出馬が期待されてきたが、今回の勝利で「大統領選候補のフロントランナーの一人になった」とみなされるようになった。自身はまだ出馬を明言していないが、今後も「大統領選で勝てる候補」として注目が高まることは間違いない。

 しかしクリスティー氏のような穏健派に対しては、茶会や保守派から「主張を曲げて当選することにどれほどの意味があるのか」との批判もある。また共和党の大統領候補になるには党内の予備選を勝ち抜くことが必要で、クリスティー氏は党内の支持を受けるためには保守寄りのスタンスを取らざるをえなくなることが想定される。しかしそのことが大統領選本番で「主張がぶれている」との批判を招く可能性もある。

 共和党は12年の大統領選挙で、民主党の牙城であるマサチューセッツ州で共和党穏健派として知事を務め、経済運営の手腕が期待されたミット・ロムニー氏(66)を擁立したものの、オバマ氏に投票人数で大差をつけられて破れた経験もある。共和党にとっては茶会や保守派、穏健派が一致して支持できる候補者が理想的だが、有力な該当者は見つけられていないのが現実だ。

 (ワシントン支局 小雲規生)

1888チバQ:2013/11/18(月) 09:00:36
http://www.cnn.co.jp/world/35039991.html

トロント市長に疑惑続々 議会総スカン、報道陣も唖然

2013.11.15 Fri posted at 12:04 JST


CNN) カナダ最大都市トロントのロブ・フォード市長がコカインや薬物の使用を認め、飲酒運転や暴言などの疑惑も次々に浮上してやり玉に挙げられている。市議会では総スカンを食らい、14日には生中継のテレビカメラの前で性的に露骨な単語を使って報道陣を唖然(あぜん)とさせた。

フォード市長はこれまでに、コカインの一種のクラックを1年ほど前に吸引したことや、2年前から禁止薬物を購入していたことを認めている。14日の露骨発言は、女性職員が同市長から性的な誘いを受けたと訴えたことに対して反論する中で飛び出した。

この発言については同日午後に妻と共に改めて報道陣の前に姿を見せて謝罪。ただ女性職員の訴えは「100%うそ」だと主張し、自分は「とてつもないストレス」にさらされて専門家の治療を受けていると強調した。

トロント市議会は13日、37対5の多数決でフォード市長の休職を求める決議を可決し、14日に市長が演説した際にはほとんどの議員が背を向けた。

それでもフォード市長は一貫して辞任を拒み、自分の進退は2014年の市長選で有権者が決めるべきだと主張している。

同市長の身辺については警察も捜査に乗り出している。13日には警察が関係者の捜索令状を取得した際に裁判所に提出した書面から、警察が市長の元側近からの事情聴取や防犯カメラの情報収集、市長が捨てたごみの内容チェックまで行っていたことが明らかになった。

元側近は、フォード市長が執務室に女性を連れ込んだり、飲酒運転をしていたりしたなどと証言。車を運転していた市長が途中で停車してウオツカを飲み、それから運転を続けたと証言した元側近もいる。

ただ、いずれの証言についてもまだ十分な裏付けはなく、立件には至っていない。市長はこうした疑惑についてすべて「真っ赤なうそ」だと主張し、証言を行った元職員らに対し法的措置を起こす構えを見せた。

トロント警察のビル・ブレア署長は14日、CNNの取材に対し、捜査についてのコメントは控えるとしながらも、「トロント市と市民にとって困難な状況だが、我々はこの状況を切り抜ける」と語った。

トロントがあるオンタリオ州のキャスリーン・ワイン知事も同日、もし必要があればトロント市議会に新たな手立てを提供すると表明した。

1889チバQ:2013/11/18(月) 09:01:15
http://mainichi.jp/select/news/20131118k0000m030043000c.html

カナダ:トロント市長がコカイン吸引 市民が辞職要求デモ

毎日新聞 2013年11月17日 20時18分(最終更新 11月17日 23時03分)



カナダ・トロントのロブ・フォード市長=2013年11月15日、AP
カナダ・トロントのロブ・フォード市長=2013年11月15日、AP

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 【ニューヨーク草野和彦】カナダ最大の都市トロントのロブ・フォード市長(44)がコカインの吸引や違法ドラッグの購入を認め、市民から辞職を求める声が高まっている。市長は辞職を拒否しているが、飲酒運転などの新たな疑惑も浮上。市議会からは「市の評判を落としている」との批判が出ている。

 市長のコカインを巡る疑惑は今年5月、カナダメディアが報道。コカインの一種の「クラック」を吸引しているビデオが存在するとの内容だったが、市長は否定し続けた。

 だが今月に入り、警察がビデオの存在を認め、市長も5日、「泥酔し、もうろうとした状態で吸った」と認めた。13日の市議会では、この2年間に違法ドラッグを購入したことがあるかと問われ、「ある」と語った。

 市議会は同日、市長に休職を求める動議を採択し、市庁舎前では多数の市民が辞職を求めてデモを実施。だが、市長は「(薬物)中毒ではない」として、辞職や休職を拒否し、来年の市長選で再出馬の姿勢を見せている。

 一方、裁判所が13日に公開した資料によると、市長が飲酒運転をしたり、売春婦とみられる女性を市庁舎に連れ込んでいたりしたことなどを市の元職員らが警察に証言。この資料は、市長の友人が薬物密売で訴追された事件に関するもので、警察が市長を捜査対象にしていることをうかがわせている。

 フォード氏は2000年に市議に初当選し、10年の市長選で初当選した。

1890チバQ:2013/11/18(月) 22:46:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131118/amr13111810140002-n1.htm
米財政協議の超党派委、暗礁 地方選勝利で勢いづく民主、低迷の共和は抵抗姿勢
2013.11.18 10:12 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=柿内公輔】米議会の財政問題を協議する「超党派委員会」が暗礁に乗り上げている。与党民主党が地方選挙の勝利を追い風に増税をもくろむ一方、党勢低迷に危機感を抱く野党共和党が抵抗している。審議期間は残り1カ月を切ったが決裂が危ぶまれ、再燃する財政危機の回避も見通せない状況だ。

 「与野党の相違点を話し合うため多くの時間を費やしたが、合意は難しい」

 13日の会合も進展がないまま終わり、共同委員長を務めるライアン下院予算委員長(共和)は嘆いた。

 政府機関閉鎖やデフォルト(債務不履行)騒ぎに揺れた先月、米議会は暫定的な予算と債務上限の引き上げで合意する代わり、超党派委で抜本的な財政協議を続けることで合意した。

 だが、ひとまず危機を回避した与野党は党派色を再びむき出しにし、とくに来秋の中間選挙の前哨戦とされたバージニア州知事選を制した民主党の鼻息は荒い。先般の財政協議では増税を封印したが、共同委員長のマリー上院予算委員長は「(企業や富裕層の)税制優遇の見直しに共和党は応じるべきだ」と訴える。

 共和党は、医療保険制度改革(オバマケア)縮小に固執し政府機関閉鎖を招いたとの批判が選挙戦でも響いた。

 このため、民主党に押し込まれるとの危機感が強く、ジョンソン上院議員は「増税は許さない」と徹底抗戦の構えをみせる。

 先般の財政協議では2014会計年度(13年10月〜14年9月)のうち1月15日までしか予算を手当てできなかった。超党派委は残る予算と中期の財政運営を協議するが、ライアン氏は「壮大な取引は虫が良い」と悲観的。このため1月中旬に発動される歳出強制削減の回避に的を絞り始めたが協議は難航している。

 議会への勧告期限は12月13日に迫るが、ロイター通信は「合意できない懸念が高まっている」と危ぶむ。 協議決裂に備え、上院共和党トップのマコネル院内総務が善後策を検討する議員グループを立ち上げるなど悲観的な空気が漂っている。

1891チバQ:2013/11/18(月) 22:47:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131118/amr13111822130008-n1.htm
支給減に不満噴出 米貧困層 「フードスタンプ制度」見直し
2013.11.18 22:11 (1/2ページ)
米中西部シカゴで、フードスタンプ制度の支給額削減の影響を考慮して準備された無償の食料を提供する人々=1日(ロイター)
米中西部シカゴで、フードスタンプ制度の支給額削減の影響を考慮して準備された無償の食料を提供する人々=1日(ロイター)
 米政府が貧困層を対象に食料購入費を支給してきた「補完的栄養支援プログラム」(通称・フードスタンプ制度)が今月1日、約5年ぶりに見直され、支給額が減額された。財政難の中、野党・共和党の反対で延長が困難となったためだ。来年以降もさらなる減額が見込まれており、感謝祭やクリスマスといった「ホリデーシーズン」を前に、貧しい人々から不満が噴出している。

 「安くて冷たいサンドイッチしか買えないのはつらい」。寒風吹きすさぶニューヨーク市ブルックリン地区。無職の黒人女性、カーラ・フランスさん(27)は力なく語った。食料費の月額200ドルが1日から約6%減額された。

 オバマ政権は2008年のリーマン・ショック後、打撃を受けた貧困層の生活立て直しのため、歴代政権が支給してきた食料費を増額した。年間総支給額は約750億ドル(約7兆4千億円)で、先月末時点の対象者は米人口の7人に1人の約4700万人に上る。

 民主党は1年延長を目指したが、共和党の反対に遭い断念。この結果、月額668ドル支給されていた標準的な4人家族で、5%ほど減額されることになった。

 米経済は08年に比べ株価は持ち直し失業率も改善してはいる。それでも、「たかがコーヒー数杯分」(白人男性)の減額が貧困層に与える影響は小さくない。

 生後9カ月の双子の女児を持ち、パートタイムで4つの仕事を早朝から深夜までこなす黒人女性、レトイカ・ジョンソンさん(24)は「子供の食事代を確保するのは容易ではない」と嘆く。慈善団体関係者は「50キロの荷物を背負ってマラソンする人が、もう50キロ背負って走るようなもの。とてもつらいだろう」と話す。

 支給減が貧困層の支援団体に与える影響も大きい。

 NGO「フード・バンク」を束ねる統括団体「米国人に食べ物を」によれば、食料を無償提供してきた人は10年だけで約3700万人に上った。ニューヨーク市ハーレム地区の人権活動家、ジーナ・クワトロッチさん(60)は「支給減で無償の食料を求める人がさらに増えたら、大変なことになる」と話す。

 経済専門家によれば、支給された1ドルが街で使われると1・74ドル相当の経済効果がある。支給減で小売店の売り上げや採用、流通に影響が出るとみられる。ブルックリン地区の支給事務所近くにある食料店の店主ガオ・メンデスさん(50)は、「貧困者が商品購入を控えており、今月に入り売り上げが3割も減った」と表情を曇らせた。

 米議会では今後の支給額をめぐって対立が続く。「小さな政府」を目指す共和党は、10年間で現状のおよそ半額の約390億ドルを削減したい意向だ。民主党は「世界史上、最も裕福な国家である米国で5千万人が毎日、食べ物を得ようと苦闘する現実には胸が痛む」(ジム・マクガバン下院議員)とし、減額するとしても共和党の10分の1程度にとどめるべきだとの考えを示している。(ニューヨーク 黒沢潤)

     ◇

■フードスタンプ制度

 政府がかつて貧困層の人々にクーポン券を配っていたことから、今もこの名が残る。貧困層は現在、政府から支給されたデビットカードを使って店のレジで電子決済する。大半の店で食料品を購入できるが、タバコやアルコールなどの嗜好品は対象外。

1892名無しさん:2013/11/19(火) 21:36:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131119/amr13111920230008-n1.htm
ケネディ新駐日米国大使「母国を代表でき大変光栄」 皇居で信任状捧呈式 
2013.11.19 20:20 [日米関係]

天皇陛下に信任状を手渡す、アメリカ合衆国のキャロライン・ケネディ新駐日大使 =19日午後、宮殿・松の間(宮内庁提供)
 キャロライン・ケネディ駐日米大使(55)が19日、皇居・宮殿「松の間」で天皇陛下にオバマ大統領からの信任状を手渡す「信任状捧呈式」に臨み、正式に大使としての活動を始めた。捧呈式を終えたケネディ大使は「この儀式をもってわたしの大使としての仕事が始まる。母国を代表することができて大変光栄に思う」と語った。

 午後3時すぎ、東京・丸の内の明治生命館前で、宮内庁が差し回した2頭立て儀装馬車に乗り込んだケネディ大使は、沿道の人々ににこやかな表情で手を振りながら、皇居前広場を経由する約1キロのコースを通って正門から皇居に入り、宮殿の表玄関「南車寄(みなみくるまよせ)」に到着。約15分間の捧呈式に臨んだ。

 大使の送迎馬車の発着場所は、東京駅の改修工事に伴って、平成19年から明治生命館に変更されている。

1893チバQ:2013/11/19(火) 23:19:28
>>1888-1889
トロントをUSAを素ボケしてました
ごめんなさい

1894チバQ:2013/11/21(木) 23:20:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131121/chn13112111530004-n1.htm
辞任の原因は北京の大気汚染? 米大使、本人否定もサイトは大反響
2013.11.21 11:51 [中国]
 来年初めに辞任する意向を表明した米国のロック駐中国大使について、北京の大気汚染が原因ではないかとの見方が浮上、21日の中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」上で大きな話題となった。

 ロック氏自身は米ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)に対し、辞任は「個人的理由」と説明し、大気汚染については「懸念している」としたものの関連は否定した。

 微博には、北京を離れるのは「肺を洗うため」「毒ガスに耐えられなかった」などの書き込みが相次ぎ、大気汚染問題に関する市民の関心の高さを示した。(共同)

1895チバQ:2013/11/21(木) 23:21:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131121/chn13112120160010-n1.htm
米駐中国大使の突然の辞意表明に波紋
2013.11.21 20:11 (1/2ページ)[アジア・オセアニア]

米国のロック駐中国大使(ロイター)
 【北京=矢板明夫】米国のロック(中国名・駱家輝)駐中国大使=写真=が20日、辞任する考えを表明したことが、中国国内で波紋を広げている。初の中国系(華僑)大使として2011年8月に赴任して以来、人権活動家の陳光誠氏の亡命を受け入れたり、北京の大気汚染状況を公表し続けたりするなど、中国の人権、環境問題改善のため実績を残した。改革派学者の間で辞任を惜しむ声が出ているほか、インターネットでは「次の米大統領になってほしい」との声も上がっている。

 ロック氏は米メディアに対し、「子供たちに米国の教育を受けさせたい」と辞意の理由を説明した。しかし、インターネットでは「中国当局の圧力で辞任した」「北京の空気の悪さに耐えられなくなった」「次期米大統領選出馬への準備」などとさまざまな臆測が飛び交っている。

 ロック大使の着任後の最初の大きな仕事は、重慶市の王立軍副市長(当時)が四川省成都市の米総領事館へ駆け込んだ事件の処理だった。王氏の亡命要求を受け入れず、短時間でその身柄を中国当局側に引き渡したことに対して当時は強い批判もあった。

 しかし、その後、盲目の人権活動家、陳光誠氏を米大使館に受け入れ、米国に出国させたことは、中国の改革派学者の間で高く評価された。香港のシンクタンクに所属する国際問題研究者、李風氏は中国メディアに対し「陳光誠事件でのロック氏の対応は、北京政府の不満を募らせたに違いない」と指摘する。

 また、ロック氏の大使在任中、米大使館は北京在住の米国人への情報提供として毎日、微小粒子状物質「PM2・5」の数値を独自測定し、大使館のホームページで公表し始めた。中国当局の発表する数値と大きく違うため、中国政府は「国際法違反だ」として何度も強く中止を求めたが、ロック氏は受け入れなかった。米大使館が発表する空気汚染指数は、現在も北京市民が外出する際の重要な参考指標となっている。

 また、ロック氏の前任のハンツマン氏が中国大使を辞任した後、米大統領選の共和党予備選に出馬したことから、辞任は大統領選出馬準備のためとの見方も出ている。

 ネットには、「ロック氏が米大統領になれば、中米首脳会談は中国人同士の話し合いになるので、わくわくする」との書き込みもあった。

1896旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/11/22(金) 12:24:53
地味にこれ大ニュースでは?

米上院、大統領指名人事承認60→51に 議事進行妨害阻止へ規則改正
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131122/amr13112210040004-n1.htm
 【ワシントン=小雲規生】米連邦上院(定数100)は21日、大統領が指名する人事の承認に必要な賛成票数について、従来の「60票以上」から、実質的に「51票以上」に引き下げるよう規則を改正した。野党共和党の人事承認への妨害に業を煮やした民主党が主導した改正で、米メディアは「歴史的」と報じた。
 民主党のリード上院院内総務が同日、規則の改正案を提出し、賛成52、反対48で可決された。大統領が指名する人事に限り、審議を終了させる動議の可決に必要な票数を51以上に引き下げる内容だが、連邦最高裁判所判事の人事については従来通り60票以上の賛成が必要としている。
 現在、上院では民主党が55議席をもつ一方、共和党が45議席を確保している。このため、共和党が「議事進行妨害(フィリバスター)」を宣言して審議終了を拒めば、民主党は60票以上を集められず、審議を打ち切って採決に進むことができなかった。
 リード氏によると、共和党はオバマ政権発足後、人事承認に関する議事進行妨害を約80回も繰り返してきた。
 今回の改正で連邦準備制度理事会(FRB)議長にイエレン副議長をあてる人事などがスムーズに承認される見通しとなった。米紙ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は21日、規則改正を「この数十年で最も抜本的な変更」と評価した。
 一方、共和党のマコネル上院院内総務は規則改正で多数派と少数派の協調が損なわれることは「悲しむべきことだ」と表明。民主党が支持してきた医療保険制度改革(オバマケア)の混乱が続いていることに触れ、「民主党は必死に話題を変えようとしている」と批判した。

1897とはずがたり:2013/11/29(金) 21:09:50

11月上旬の記事だけど。。

米国の方向性に悲観的見方強まる、共和党に厳しい評価−調査
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVROX96K50Z501.html?cmpid=yjp

  11月4日(ブルームバーグ):米国民の間で同国の方向性について悲観的な見方が強まっていることが、ジョージ・ワシントン大学の調査で明らかになった。
4日公表された調査結果によると、有権者の73%が米国は悪い方向に進んでいると回答。正しい方向に進んでいるとの回答は19%にとどまった。米国は1年後に中間選挙を控えている。
今回の調査は共和党側にとってより厳しい結果となった。下院議員を選ぶ投票が今日行われた場合、共和党と民主党のどちらの候補を選ぶかとの質問で、共和党との回答は41%と、民主党の44%を下回った。
また、共和党はマイナスの評価とプラスの評価の割合で民主党よりも開きが大きく、党のイメージが打撃を受けていることも示された。共和党議員については、有権者の65%がマイナスの評価を下す一方、プラスの評価は27%にとどまった。民主党議員はマイナス評価が53%、プラス評価は41%だった。
調査は10月27−31日に登録有権者1000人を対象に実施された。誤差率はプラス・マイナス3.1ポイント。
原題:Poll Shows Sour Mood Among Voters With Republicans FaringWorse(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Julie Hirschfeld Davis jdavis159@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Jeanne Cummings jcummings21@bloomberg.net
更新日時: 2013/11/05 11:55 JST

1898とはずがたり:2013/12/04(水) 12:21:42
>>1790-1793>>1796>>1799>>1801>>1815

デトロイトに破産法適用 裁判所決定、財政再建へ
共同通信 2013年12月4日 01時50分 (2013年12月4日 09時11分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20131204/Kyodo_BR_MN2013120301003223.html

 【ニューヨーク共同】米デトロイト市(ミシガン州)の連邦破産裁判所は3日、同市が申請していた連邦破産法9条の適用を認める決定を下した。債務削減などの詳細を定めた再建計画を来年3月1日までに提出する必要があり、米メディアによると、市は年内に当初案をまとめる方針だ。
 世界を代表する自動車工業都市の一つで、米自治体最大の総額180億ドル(約1兆8400億円)超の負債を抱えて破綻したデトロイト市は、今回の決定で再建に向けて大きく動きだす。

1899チバQ:2013/12/11(水) 19:57:22
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/131211/mca1312110501001-n1.htm
TPP年内妥結断念 通商政策でも“失点” オバマ政権、中間選挙控え痛手2013.12.11 06:18

 目標だった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の年内妥結が事実上断念されたことで、旗振り役の米国には大きな痛手となりそうだ。来年に中間選挙も控え、景気回復に向けた通商戦略の柱にTPPを位置付けるオバマ政権も求心力の低下が懸念される。

 交渉参加国でも米国がTPPの年内大筋合意にことさらこだわってきたのは、景気回復の足取りが依然重い中で、オバマ政権が公約に掲げた「輸出倍増計画」の実現に向け、TPPが輸出拡大の推進力として欠かせないからだ。度重なる財政危機や外交の停滞で失点を重ねる中、TPP交渉の進展を実績として国民にアピールし、政権浮揚に結びつけたいとの思いも強い。

 だが、政権2期目の審判を受ける議会上下両院の中間選挙まで1年を切り、年が明ければ選挙戦は本格化する。議会には、「日本の自動車や保険など非関税障壁の撤廃努力と市場開放が不十分」との声が強い。産業界を支持基盤とする議員はTPP交渉の行方に神経をとがらせる。難航分野の知的財産権で米国が強硬な主張を続けるのも、ハリウッドなどの映画・娯楽産業や製薬業界が権利保護を訴え牽制(けんせい)しているためだ。

 「交渉加速の切り札」と期待された「大統領貿易促進権限(TPA)」の導入も暗礁に乗り上げている。大統領が議会に通商協定の修正を許さず批准の賛否だけを問えるTPAは、与党民主党にも反対論が強い。TPA抜きで協定を締結しても議会が骨抜きにする懸念があり、日本など各国は気をもんでいる。

 長引くほど米国にとって懸念材料が積み上がり柔軟な対応が難しくなる。日本が参加し、韓国も関心を表明して複雑さを増すTPP交渉。米国がひそかに恐れていた泥沼にはまりつつある。(ワシントン 柿内公輔)

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1900チバQ:2013/12/13(金) 20:38:02
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131212/waf13121207000000-n1.htm
政治利用される「同性婚」、引き裂かれる「人生」…保守の前副大統領一家は崩壊の危機に陥った
2013.12.12 07:00 (1/5ページ)[westセレクト]

2012年に同姓結婚したチェイニー米前大統領の次女メアリー・チェイニーさん(左)とヘザー・ポーさん=2006年12月(AP)
 保守的な政権だったブッシュ政権で、保守強硬派として鳴らしたチェイニー前米副大統領(72)=共和党=の2人の娘が、同性婚をめぐって対立している。上院議員選出馬を目指し、反対を表明した長女リズさん(47)に対し、次女メアリーさん(44)は同性婚者だ。米国でも賛否を二分する社会問題は、家族の絆の強さで知られたチェイニー家に家庭崩壊の危機をもたらしている。

(坂本英彰)



同意できぬ姉と、「歴史の間違った側にいる姉」を批判する妹


 11月なかば、リズさんはFOXテレビの情報番組に招かれ、オバマ政権批判などを饒舌(じょうぜつ)に語った。ところが質問が同性婚に及ぶと急に歯切れが悪くなった。

 「私は伝統的な結婚の定義を信じている」と述べ、急いでこう付け加えた。「メアリーや家族をとても愛しているが、ただこれだけは同意できない」

 番組を見たメアリーさんのパートナーのヘザー・ポーさんは立腹し、交流サイト「フェイスブック」にこう書いた。

 「私たちが結婚した時には幸せだと言ってくれたのに、今になって権利を認めないなんて。控えめに言っても失礼よ」

 メアリーさんも書く。「リズ、あなたは間違っている。そして、歴史の間違った側にいるの」

 ワシントン・ポストなどによると、リズさんは7月、かつて父が連邦下院議員に出た中西部ワイオミング州で上院議員選の共和党予備選に立候補を表明した。父とも親しかった3期目の現職マイク・エンジ氏(69)を敵に回し、予想以上の苦戦だ。

 前年に引っ越したばかりの落下傘候補との批判が降ってきた。「(首都ワシントンに近い)バージニア州の家は売ってないから選挙後にとんぼ返りするつもりだ」といった中傷もある。

 さらにきついのが妹にまつわる攻撃だ。保守系団体は「同性婚についての立場が保守として不十分」と批判広告を出し、リズさんが同性婚の推進者だと印象づける世論調査を装った怪電話も飛び交った。

 土着性や同性婚への反対は保守性のバロメーター。父を5回も当選させた強い保守風土が皮肉にも、娘には逆風となっている。

1901チバQ:2013/12/13(金) 20:39:11
“家族の絆”強いチェイニー家


 フォード政権で34歳という史上最年少の大統領首席補佐官になったチェイニー氏は、政権が下野した後に下院議員に転身した。最初の選挙で12歳と9歳だった姉妹は州内を駆け巡る運動で、「パパに投票を」と呼びかけて回った。

 「活発で愛らしい子供たちはチェイニー家の大きな財産だった」と、家族の古い友人が政治専門サイト、ポリティコで話している。大統領家族に象徴されるように、米国の政治家はファミリービジネスだ。そんななかでもチェイニー家の結束ぶりは有名だった。

 2000年の大統領選で副大統領候補になったときも、姉妹は陣営で働いた。とりわけ弁護士になっていたリズさんは討論対策チームを担当し、当選後は国務省に入って中東外交の立案にかかわった。09年にチェイニー氏が政権を去った後には、父を説き伏せて共著で回顧録も出版した。長女は政治家チェイニーの分身ともいえる。


保守一家に生まれた「同性愛者」


 一見、理想的に見えるセレブ家庭には難しい問題があった。次女の性的志向だ。一緒に釣りに行くなど「パパっ子」だったメアリーさんは06年の著書で、自身を語っている。

 思春期のはじめに周囲との違いに気づいたという。高校のときにガールフレンドとの別れで動揺して自動車事故を起こし、家族に告白する決心をした。はじめは事故を取り繕う言い訳と思った母だが、真実だとわかると「大変な人生になるわね」と、涙を流して娘を抱きしめたという。父も「おまえは私の娘だ。愛しているし、幸せを願っている」と言うのが精いっぱいだった。

 大統領選でメアリーさんは、ブッシュ氏のリーダーとしての資質に好感抱いていた。しかも「思いやりのある保守主義」をキャンペーンで掲げ、自分の居場所もあると感じた。しかし再選を目指した04年、ブッシュ氏は演説で「結婚の神聖さは守られるべきだ」と同性婚を否定。すでにポーさんとパートナー関係にあったメアリーさんは強く反発し、「全く手をたたく気になれなかった」という。

 この年マサチューセッツ州で初めて同性婚が合法化され、国を二分する社会問題に発展していった。民主党は選挙で「副大統領のレズビアンの娘」を共和党の攻撃材料に使った。父の立場もあるメアリーさんが黙っていると、同性婚を推進する側から「沈黙は偽善だ」と批判された。

 民間企業に勤めるメアリーさんは04年の選挙では以前ほどの深入りを避けた。そして07年に男児を産み、09年には女児を出産。同性婚が合法化された首都ワシントンで12年、ポーさんと結婚した。


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