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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

355荷主研究者:2007/11/25(日) 03:07:44

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/51679.html?_nva=112
2007年09/27 07:50 北海道新聞
十勝港に道内最大級飼料基地 丸紅など 製造・保管一体

 大手商社の丸紅、日本甜菜製糖など五社は二十六日、十勝管内広尾町の十勝港に、サイロと製造工場が一体となった配合飼料製造のコンビナートを建設すると発表した。事業費は百四十億円。来春までに事業会社を設立し、二○一一年四月から道内の年間総需要約三百二十万トンの13%に相当する約四十万トンの飼料を道東地域向けに生産する。完成すれば、道内最大級の規模となる。

 配合飼料の原料となる穀物の価格は世界的に上昇している。

 丸紅など五社は輸入穀物の保管から加工まで一貫処理するコンビナートの建設で低価格の配合飼料が供給できるとしている。道内需要の半分を占める道東を主要な販売地域とする。

 丸紅と港湾運送大手の上組、穀物倉庫業のパシフィックグレーンセンターの三社は来年四月にも、北米など海外から輸入したトウモロコシや大豆などの穀物の荷役と保管を行うサイロ会社「広尾グレーンセンター」(仮称)を設立。最大保管量四万トンのサイロを一○年十月から本格稼働させる。

 一方、日本甜菜製糖と日清丸紅飼料は今年十一月にも、飼料製造会社「とかち飼料」(仮称)を設立、一一年四月から鶏・豚・牛用配合飼料を月産三万五千トン製造する。老朽化した日本甜菜製糖の帯広飼料工場は休止する。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200709270030a.nwc
丸紅、北海道広尾町にコンビナート 配合飼料用を建設
FujiSankei Business i. 2007/9/27

 丸紅は26日、日清丸紅飼料など4社と共同で北海道広尾町の十勝港に隣接する形で輸入穀物を保管するサイロと配合飼料コンビナートを建設すると発表した。総事業費は140億円。飼料原料となるトウモロコシや大豆粕(かす)などは、バイオ燃料へのシフトによる需給逼迫(ひっぱく)や一部地域での干魃(かんばつ)などの影響で高騰しており、北海道の酪農家向けに安定供給を図るのが狙い。

 来春をめどに2つの新会社を設立する。サイロ、荷役会社「広尾グレーンセンター」(仮称)の資本金は4億6000万円。丸紅と倉庫会社の上組がそれぞれ35%、穀物倉庫のパシフィックグレーンセンターが30%を出資し、2010年10月から本格稼働する。

 配合飼料の製造会社は「とかち飼料」(仮称)の資本金は4億5000万円。日清丸紅飼料が70%、日本甜菜製糖が30%を出資する。生産規模は年間40万トンで11年4月から本格稼働する予定だ。

 国内の配合飼料の総需要は2400万トンで、うち北海道での需要は約14%、320万トン。北海道では、苫小牧や釧路などに配合飼料コンビナートなどがあるが、丸紅などは、十勝には北海道の総需要の約4分の1の80万トンの需要があり、今後も成長が見込まれると判断、拠点を新設することを決めた。

 最近、飼料原料や輸送費が高騰しているが、丸紅などは需要地に工場を建設することで物流コストを削減、酪農家のコスト競争力向上につないでいく考えだ。

356荷主研究者:2007/11/25(日) 03:10:09

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/50638.html?_nva=112
2007年09/21 08:05 北海道新聞
サッポロビール 道本社を大幅強化 商品開発部門を新設

 サッポロビールが十月一日付の機構改革で北海道本社(札幌)の機能を大幅に強化することが二十日分かった。東京本社以外では初めて商品開発担当の専門部署を設け、「北海道発のビール」などを開発するほか、道内に貢献する経営戦略を策定する組織も設置する。発祥の地として北海道を重視する姿勢を鮮明にする。

 サッポロは北海道本社と東京本社の二本社制だが、人員は東京に集中。道本社の人員の大半は、営業部門である北海道本部の社員が兼務する体制だった。機構改革で、道本社は十五人程度の専従者からなる組織にする。

 農産物が豊富な道内に専任の開発担当者を置くことで、新たな発想の商品開発を目指す。道内限定商品や道内で開発した商品を全国展開することも視野に入れる。

 併せて、道本部の企画部門を道本社に移管する。中長期的な視点で北海道に貢献する取り組みを企画するほか、地域のイベントへの協力など地域密着のネットワークづくりを担当する部署も設ける。

 これとは別に、上川管内上富良野町のバイオ研究開発部「ホップ育種センター」を改組。従来のビール原料のホップや大麦の研究に加え、ソバなど道産食材を使った商品開発の可能性も探るなど研究の幅を広げる。

 サッポロの主力商品「黒ラベル」は最初は道内で販売し、人気の高まりで全国展開した経緯があるほか、道内限定のビール「サッポロ クラシック」も販売数量が毎年6%程度伸びるなど、同社の北海道発商品には実績がある。

 サッポロは組織強化で道内での存在感を向上させる一方、「北海道ブランド」を生かした戦略を進め、企業価値向上につなげる考えだ。

358とはずがたり:2007/11/30(金) 10:35:14
中国も国内から安全な色を喰わせろと云う声が挙がっても良い経済発展段階にあるよな。都市部に限っては。

「安全」卵、中国で生産 三井物産とイセ食品
http://www.asahi.com/business/update/1130/TKY200711290382.html
2007年11月30日08時23分

 三井物産と国内養鶏最大手のイセ食品(本社・埼玉県鴻巣市)は合弁で、中国で鶏卵を生産・販売する新会社を設立する。数年以内に同国最大規模に拡大することを目指す。世界最大の鶏卵消費国として成長を続ける中国市場で、先進技術を用いた安全性の高い卵への需要が今後、増えると見込んでいる。

 イセ食品は「森のたまご」などのブランドで知られ、07年1月期の売上高は304億円。同社米国法人が55%、三井物産が45%を出資する「伊勢農業有限公司」を12月、香港に設立する。資本金は約40億円。来年には北京で200万羽規模の鶏卵農場を新設し、イセグループが中国内に持つ既存の農場と合わせて280万羽態勢とする。さらに4年後をメドに約1000万羽、年間の鶏卵生産量約15万トンと、現地資本の最大手並みに拡大する計画だ。

 新会社は優良品種の親鳥を導入するため中国の一般的な生産費用よりも高くつくが、高級卵として日系資本の百貨店などを中心に販売する。

 中国の鶏卵生産量は約2500万トンで世界全体の4割以上を占め、今後も毎年5%程度の伸びが見込まれる。三井物産は中国の経済成長による食料消費の急伸を見込んだ投資に注力しており、鶏卵の生産事業も長期的な収益の柱に育てることをねらう。

359小説吉田学校読者:2007/12/11(火) 07:07:25
船場吉兆、崩壊。大量生産にマンパワーが追いついていない。

船場吉兆、組織的偽装認める 物販部門「当面撤退」
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200712100025.html

 高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区、湯木正徳社長)による牛肉商品や菓子、総菜の不正表示問題で、同社は10日、会社の責任を全面的に認める改善報告書を農林水産省近畿農政局に提出した。同省によると、問題の商品は41になる。発端となった福岡市の店舗での賞味・消費期限改ざんについては、正徳社長の次男の尚治取締役が「指示したと言わざるを得ない」と認めた。牛肉偽装は長男の喜久郎取締役の主導を認め、提出後の会見で、社内からの偽装の指摘を無視するなど不正が会社ぐるみだったことも明かした。
 報告書によると、賞味・消費期限の改ざんは約10年前から続いていた。正徳社長と尚治氏に加え、喜久郎氏も取締役を辞任し、社外取締役を招くことを検討するという。
 改善報告書によると、福岡市の店舗での期限改ざん問題では、九州地区統括取締役の尚治氏が「欠品、破棄に対して現場担当者に厳しい態度を取り、(期限改ざんを)せざるを得ない状況に陥らせた」と明記。改ざんが実質的に尚治氏の指示だったことを認めた。
 「パート従業員の独断」としたこれまでの主張を一転させ、尚治氏の関与・責任を認めた。会見では、偽った賞味・消費期限ラベルの張り方などを記したマニュアルが存在することも明かした。
 「但馬牛」「三田牛」と銘打った商品に九州産の牛肉を使っていた産地偽装では、「03年から大量の肉が必要になり、九州産を使用することになった」と説明。今年3月以降は但馬牛を一切使用していなかった。
 同社は偽装の原因について、「社員が仕切っていた」と主張していたが、報告書では正徳社長と喜久郎氏らが「法令違反になるとの十分な認識を持たず放置した」とし、仕入れ担当の喜久郎氏がラベル張り替えを主導していたことを認めた。会見で喜久郎氏は、従業員から偽装について指摘を複数回受けたが、「聞き流していた」と無視していたことも明かした。
 国産ブロイラーを使った商品に「地鶏」と表示していた品種偽装については、正徳社長と喜久郎氏が、地鶏とブロイラーの違いについて認識を欠いていたと釈明した。
 このほか、「高砂 穴子山椒(さんしょう)煮」と記載したつくだ煮の穴子は、名産地の兵庫県高砂市産ではなく他地域産▽「風流 吉兆明太子(めんたいこ)」や瓶詰など、冷凍保存やつくり置きのほぼ全商品で、製造日・解凍日を起点とすべき賞味期限を、出荷日や販売日を起点として表示していた――など、農水省から指摘された以外にも不正・不適切な表示があった。同社で日本農林規格(JAS)法の対象となる約60商品のうち、不正表示は41商品にのぼる。
 問題を起こした物販部門からは「当面撤退」し、洋菓子は廃止する。すでに辞意を表明している正徳社長、尚治氏とあわせ現取締役4人中3人が退任、正徳社長の妻の佐知子氏は留任する。

船場吉兆、希望退職募る 給与1カ月分を補償
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200712100082.html

 牛肉産地偽装や菓子、総菜の不正表示問題で営業自粛中の高級料亭「船場吉兆」(大阪市)は10日、約200人の全従業員を対象に希望退職を募ることを明らかにした。休業の長期化に伴う経営悪化によるもので、退職日は今月15日付。応じた人には給与1カ月分を補償するという。
 船場吉兆には大阪市の本店と心斎橋店、福岡市の博多店と天神店があるが、先月から通常営業を停止。同社は10日の記者会見で、本店については営業再開させる方針を明らかにしたが、テナント契約解除が濃厚な天神店は存続は難しいとの見方を示した。博多店と心斎橋店については、めどは立っていない。
 同社の弁護士によると希望退職の募集は11日から開始する。従業員の3割がパートの同社は、先月29日に湯木喜久郎取締役が心斎橋店のパート約20人に解雇を打診したが、労組との団体交渉でいったん撤回していた。弁護士は「希望退職に応じる人数などをみて、次の方針を考えたい」としている。

360とはずがたり:2007/12/15(土) 01:34:46

飼料子会社が合併、来年4月に新会社2社がスタート −JA全農
http://www.jacom.or.jp/news/news07/nous101s07121204.html

 JA全農の飼料子会社6社のうち、JA東日本くみあい飼料(株)(群馬県太田市)とジェイエイ東海くみあい飼料(株)(愛知県知多市)、ジェイエイ西日本くみあい飼料(株)(兵庫県神戸市)とジェイエイ四国くみあい飼料(株)(香川県坂出市)のそれぞれの合併協議がこのほど整い、来年4月1日に合併し2つの新会社としてスタートすることが決まった。
 東日本くみあい飼料と東海くみあい飼料の合併では、東日本くみあい飼料を存続会社とし、16県域(関東・甲信越・東海・北陸)が供給エリアで、20年度取扱い量250万トンの計画。また、西日本くみあい飼料と四国くみあい飼料の合併では、西日本くみあい飼料を存続会社とし、15県域(近畿・中国・四国、)が供給エリアで、20年度取扱い量119万トンの計画。来年1月にそれぞれの会社で臨時株主総会を開き、合併承認を受けることになっている。
 新会社は広域的な供給体制の整備により物流の合理化を図り、農家に対するサービスを充実させると同時に、消費者・生産者の安全・安心に対するニーズにも対応し、系統生産基盤の維持拡大をめざす。合併により、飼料子会社は来年4月以降、合併しない北日本くみあい飼料(株)、ジェイエイ北九州くみあい飼料(株)と合わせ4社となる。

(2007.12.12)

362とはずがたり:2007/12/20(木) 11:21:52
サッポロビールも値上げ 来年4月から3-5%
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0000776850.shtml

 サッポロビールは20日、ビール類の出荷価格を来年4月1日から3-5%引き上げると発表した。麦芽など原材料価格が軒並み値上がりしているため。既にキリンビール、アサヒビールが値上げを決め、サントリーも検討に入っており、値上げの動きはビール業界全体に広がった。

 酒税の増税分上乗せを除くと、値上げは1990年3月以来、約18年ぶり。ビールの主力製品である「黒ラベル」「ヱビス」をはじめ、発泡酒や「第3のビール」を幅広く対象にする。

 缶の材料となるアルミや運搬用の段ボールなどの価格も高騰しており、2008年の原材料費は今年より約30億円増える見込み。サッポロは「企業努力によるコスト削減だけで対応するのが難しくなった」と説明している。

 キリンは来年2月から、アサヒは来年3月から、それぞれ3-5%値上げする。

(12/20 11:06)

363荷主研究者:2007/12/27(木) 22:33:48

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200710040028a.nwc
東洋水産、群馬に即席めん工場…埼玉も増築、総投資185億円
FujiSankei Business i. 2007/10/4

 東洋水産は3日、群馬県館林市に即席めん工場を新設すると発表した。既存の埼玉県日高市の生めん工場も増改築し、生産だけでなく温度管理などを徹底したチルド配送センターも増設し、生産から物流までの一貫体制を構築する。投資額は即席めんが約100億円で、生めん、スープ工場、チルド配送センターは約85億円。

 即席麺や生めんは、原料の小麦価格が高騰しており、工場新設で生産効率を高め、コスト削減につなげる。2010年度をめどに、即席めん工場を現在の10工場から7工場に集約し、生産コストの削減を図る。

 即席めん新工場は08年夏に着工、09年夏から生産を開始する。環境に配慮した最新設備で、カップめん、袋めん、ワンタン製品の製造ラインを設置する。また、埼玉の生めん工場は、生めん、スープ工場の建設に加えてチルド配送センターを増設する。07年7月に着工し、10年5月の完成を目指す。

364荷主研究者:2007/12/27(木) 22:34:52

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200709220022a.nwc
日清オイリオ、ピエトロ資本・業務提携…商品共同開発
FujiSankei Business i. 2007/9/22

 食用油最大手の日清オイリオグループとドレッシング大手のピエトロは21日、資本・業務提携すると発表した。日清オイリオが10月17日付でピエトロの発行済み株式19・71%を取得し、保有する既存株式と合わせて20・02%を持つ第2位の株主となる。ドレッシングやパスタ用ソースなどの開発を共同で進め、コスト競争力の強化やブランド力の向上を目指す。取得金額は約11億円とみられる。

 ピエトロの村田邦彦社長と、同社長の資産管理会社「ムラタ」が持つ、ピエトロ株式110万2500株を日清オイリオが取得。ピエトロは、持分法適用関連会社になり、日清側は取締役2人を送り込む。

 製油事業以外で収益力の強化を目指す日清オイリオは、ドレッシングや調味料などの加工食品分野をコア事業の一つに据えている。ピエトロとの共同開発やノウハウの共有化で事業の拡大を図りたい考えだ。

 同日、記者会見した日清オイリオの大込一男社長は「ピエトロの商品は当社にはないタイプが多い。ドレッシング以外にも共同開発商品を拡大したい」との考えを示した。

 両社はドレッシングの原料油で取引関係にある。原料価格が高騰するなか、協力関係を強化することで厳しい環境を乗り切る。今月9日には、不二製油とJ−オイルミルズも原料価格の高騰を受けて、資本・業務提携した。

365荷主研究者:2007/12/27(木) 22:35:30

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200709210038a.nwc
JT、加ト吉と提携強化…冷凍食品向けの調味料を供給
FujiSankei Business i. 2007/9/21

 JTは20日、冷凍食品分野で提携している加ト吉に対し、調味料の供給を開始したことを明らかにした。JTは2000年に加ト吉に5%出資し、業務提携した。これまでJTが加ト吉から冷凍食品をOEM(相手先ブランドによる生産)調達してきたが、新たにJTが加ト吉の家庭用冷凍うどん向けなどのたれ用調味料を供給することで、提携関係を強化する。

 JTの冷凍食品事業の売上高は約400億円。このうち8分の1の50億円分の冷凍食品は加ト吉に製造委託している。加ト吉は、主に中国内の工場でJT向けの冷凍食品を製造している。一方、JTの酵母エキスや鰹、ポーク、昆布などのエキスを配合した業務用調味料事業の売上高は約100億円。売上高の約6割が天然調味料で、さまざまな加工食品メーカーの個別ニーズに合わせた調味料を配合して供給している。

 提携先の加ト吉には1年半前から業務用冷凍食品の調味料の供給を試験的に開始し、加ト吉が秋冬新商品として発売する家庭用冷凍うどんのたれに採用が決まった。

 食品事業本部長の岩井睦雄取締役は、「冷凍食品を仕入れるだけでなく、調味料のノウハウを加ト吉に提案してきた。トップブランドである加ト吉の家庭用冷凍うどんにようやく採用され始めた」と加ト吉との業務提携が拡大したことで、調味料事業に本腰を入れる考えだ。

 JTの飲料・食品事業の売上高は08年3月期で2980億円、営業利益は80億円を見込んでいる。

 「全体の規模はそこそこになったが、飲料、冷凍食品、調味料などカテゴリーごとに見ると業界内での地位は低い。今後はそれぞれのカテゴリーごとに強化していく」(岩井取締役)方針。加ト吉に対する調味料供給も、調味料分野強化の一環になる。

366とはずがたり:2007/12/28(金) 22:21:43

飼料子会社が合併、来年4月に新会社2社がスタート −JA全農
http://www.jacom.or.jp/news/news07/nous101s07121204.html

 JA全農の飼料子会社6社のうち、JA東日本くみあい飼料(株)(群馬県太田市)とジェイエイ東海くみあい飼料(株)(愛知県知多市)、ジェイエイ西日本くみあい飼料(株)(兵庫県神戸市)とジェイエイ四国くみあい飼料(株)(香川県坂出市)のそれぞれの合併協議がこのほど整い、来年4月1日に合併し2つの新会社としてスタートすることが決まった。
 東日本くみあい飼料と東海くみあい飼料の合併では、東日本くみあい飼料を存続会社とし、16県域(関東・甲信越・東海・北陸)が供給エリアで、20年度取扱い量250万トンの計画。また、西日本くみあい飼料と四国くみあい飼料の合併では、西日本くみあい飼料を存続会社とし、15県域(近畿・中国・四国、)が供給エリアで、20年度取扱い量119万トンの計画。来年1月にそれぞれの会社で臨時株主総会を開き、合併承認を受けることになっている。
 新会社は広域的な供給体制の整備により物流の合理化を図り、農家に対するサービスを充実させると同時に、消費者・生産者の安全・安心に対するニーズにも対応し、系統生産基盤の維持拡大をめざす。合併により、飼料子会社は来年4月以降、合併しない北日本くみあい飼料(株)、ジェイエイ北九州くみあい飼料(株)と合わせ4社となる。

(2007.12.12)

367荷主研究者:2007/12/30(日) 16:47:43

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/58066.html?_nva=158
2007年10/31 13:51 北海道新聞
雪印 中標津に国内最大級のチーズ新工場

国内最大規模の生産能力を誇る雪印乳業中標津工場のチーズ新工場

 【中標津】雪印乳業中標津工場(根室管内中標津町)のチーズの生産能力を現行の二・五倍、国内最大の年間二万トンとする新工場が完成し三十一日、しゅん工式が行われた。十一月から本格稼働する。

 新工場の延べ床面積は、旧工場よりも六千平方メートル拡大し一万七千五百平方メートルで、投資額は約百億円。本州の工場などで最終完成品とするゴーダやチェダーなどナチュラルチーズ原料を造る。

 この日は午前中に地元関係者や道内外の業界関係者向けに工場見学会が開かれ、午後から高野瀬忠明社長や西沢雄一中標津町長らが出席してしゅん工式が行われた。

 国内の酪農製品市場は、飲用乳の消費減から生産過剰が慢性化し昨年、十三年ぶりに生産調整が行われた。打開策として農水省、乳業各社は需要の伸びが見込めるチーズの増産を決定。いずれも来春までに、森永乳業(東京)は同管内別海町の工場を二倍の年間一万五千トンに増設、明治乳業(東京)も十勝管内芽室町に二万トンの新工場を開設し、道内のチーズ生産量は約七万トンに倍増する。

368荷主研究者:2007/12/30(日) 16:51:27

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=441085006
'07/09/08 山陰中央新報
コカ・コーラウエストが新ライン始動

ミネラルウオーターが生産される新ラインを見学する末吉紀雄CEO(左)=鳥取県伯耆町金屋谷、コカ・コーラウエスト大山プロダクツ

 コカ・コーラウエストホールディングス(福岡市)のグループ会社、コカ・コーラウエスト大山プロダクツ(鳥取県伯耆町金屋谷)が約三十億円を投資し、敷地内の工場に新型製造ラインを導入。関係者が出席して七日、現地で起動式があった。

 今後予想されるミネラルウオーター市場の需要拡大に対応するため、工場建物の拡充と新型の高性能ラインを入れた。

 旧ラインは二リットルペットボトルのみの生産だったが、新ラインは五百ミリリットルも生産可能。製造能力は年間一千万ケース(一ケース二リットル入り六本)と、旧ラインの約二倍になる。

 起動式で、同ホールディングスの末吉紀雄最高経営責任者(CEO)がスイッチを押すと、五百ミリリットルペットボトルが次々とライン上を流れ、関係者がテープカットして祝った。

 米子市内であった記念式典で、末吉CEOは五百ミリリットルペットボトルのミネラルウオーターが市場で急伸しているとし、「(新ラインで)伸びをまかなうことができる。西日本の拠点として全国にミネラルウオーターを提供したい」と意欲を話した。

369荷主研究者:2008/01/03(木) 01:02:05

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200712070043a.nwc
10分で肉や魚などの鮮度測定…東北大がチェッカーを開発
FujiSankei Business i. 2007/12/7

東北大の佐藤実教授と鮮度チェッカー

 肉や魚の鮮度が短時間で分かります−。東北大学の佐藤実教授(水産化学)が鮮度を約10分で解析する装置「鮮度チェッカー」を開発した。生物が死んで鮮度が低下した際に生じる物質を測定。食の安全をめぐって消費者の関心が高まる中、食品加工業者らを念頭に、企業と協力して年内に販売を始める。

 測定できる対象は鮮魚や精肉、その冷凍品、加工品などで、装置の重さは約6キロ。

 方法は(1)魚や肉の破片を採取して酸性溶液に入れ、中和液で中和させる(2)上澄み液をろ紙に垂らし電気を通す(3)紫外線を照射してデジタルカメラで撮影(4)コンピューター処理して数値化する−の手順。

 鮮度が低下した際に出る「イノシン」や「ヒポキサンチン」という物質を測定。全体に占める両物質の割合(K値=%)が高ければ鮮度が悪く、低ければ鮮度が良いことを示す。

 カワハギで実験した際、室温では24時間でK値が100%に達したが、冷蔵庫に置いた場合(4度)は24時間で23%、48時間でも35%にとどまった。氷点下20度では48時間まで0%で、72時間後でも8%だった。

 仙台市の魚市場で売られていたイワシで試してみたところ、K値は15%と新鮮さを示した。市場関係者からは「短時間で鮮度が分かるのは素晴らしい」との声が寄せられたという。

 佐藤教授は「食の安全のために役立ててほしい」とし、販売価格は60万円程度を想定している。

370とはずがたり:2008/01/10(木) 03:03:24
納豆業界が「奇手」 逆風克服に“脱納豆”
2008.1.9 21:36
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080109/trd0801092136017-n1.htm

 原材料である大豆の高騰や、原油高の影響などで納豆に逆風が吹いている。事態を打開しようと、業界は黒酢やカレー、キムチ味など個性的な味付けの納豆を相次いで発売。ご飯と変わらない柔らかい触感が特徴のものや、美容効果を狙ったコラーゲン入り商品など、新たな層を取り込む動きも活発だ。業界の新たな動きを追った。

 ●納豆に吹く逆風

 総務省の家計調査によると、1世帯あたりの納豆消費金額は戦後右肩上がりで増え続けていたが、平成14年の4172円(近畿は2977円)をピークに頭打ち。18年度は1世帯あたり3847円(同2674円)にまで落ち込んだ。

 要因として「ねばねばした食感は売れにくい」とされる猛暑が続いたことや、昨年発覚した関西テレビ放送の情報番組「発掘!あるある大事典II」での納豆ダイエットデータ捏造(ねつぞう)問題も少なからず影響したとみられる。業界関係者は「捏造問題以降、納豆の健康への良さをマスコミが取り上げることが減った」と嘆く。

 ●原材料の高騰

 さらに、近年のバイオ燃料ブームが影響し大豆の価格が高騰。関係者は「一昨年の3〜5割増しになった」と話す。また、原油高により容器に使うポリスチレンの価格も上昇。仕入れ価格が5〜10%増になり、極めて厳しい状況だという。だが、安易な値上げには踏み切れないと業界関係者は明かす。

 全国納豆協同組合連合会によると、同じ値上げでもカップ麺やマヨネーズなどは価格に転嫁できているが、納豆はほぼ現状維持。同連合会は「生活になじんだ簡便性や安さが受け入れられていることや、原価率が低いことが要因」と話す。大阪に本社を置く旭松食品も「国民食といわれる納豆だけに、低価格は守りたい。限界に近い中、メーカーがぎりぎりの競争で知恵を絞っている」と話す。

 ●斬新な商品開発

 逆風が吹く中、シェア2位のミツカン(愛知県)は昨年、ご飯並みの柔らかい食感が特徴の「とろっ豆」を発売。関西でも予想の120%以上の伸びといい、同社は「差別化する意味でも、付加価値をつけた新商品の開発は必須」と意気込む。

 他にも辛いもの好きな若者を対象にした「キムチ納豆」や「カレー納豆」、女性の声から生まれた「コラーゲン入り納豆」などがこぞって発売。「ここ1〜2年で種類も数え切れないほどになった」(スーパー関係者)といい、業界では“フレーバー系”という新たなジャンルが確立されつつある。

 他社に先駆けて、フレーバー系納豆を製造してきた茨城県の「くめ・クオリティ・プロダクツ」は「付加価値をつけることで価格は約2割増しだが、ニーズは高い」と話す。

 特に、納豆が敬遠されがちという関西での人気は意外に高く、同社は今月堺市に自社工場を設置。関西人が好むタレの味付けを施した商品開発を独自に進めていくという。

 同連合会は「においなどで納豆を敬遠していた層も、フレーバー系をきっかけに納豆への抵抗感をなくして、おいしさを知ってほしい」とアピールしており、新たな層を取り込むきっかけとして、期待を寄せている。

371小説吉田学校読者:2008/01/13(日) 10:43:04
黒幕めいたことよりマシだとは思いますが、謹慎期間というのも必要じゃないのか。名女将の評判も地に堕ちますぞ。

船場吉兆:食品偽装 女将が社長就任へ
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080113ddm041040078000c.html

 食品の表示偽装で昨年11月から休業中の高級料亭「船場吉兆」(本店・大阪市中央区)の経営陣刷新で、創業者、故湯木貞一氏の三女で女将(おかみ)の湯木佐知子取締役(70)が新社長に就任する見通しになった。一連の不祥事で、従業員や取引先に責任転嫁するなど、創業者一族による経営の甘さと高慢さが露呈した経緯があり、佐知子取締役の新社長就任は反発も予想される。
 船場吉兆は、食品の産地偽装や賞味・消費期限の改ざんが次々に明らかになり、休業による経営悪化により、民事再生法の適用申請を検討。湯木正徳・現社長(74)と長男喜久郎取締役(45)、次男尚治取締役(38)は引責辞任する。

372名無しさん:2008/01/13(日) 17:20:44
白鶴酒造と月桂冠は日本酒を値下げ

373とはずがたり:2008/01/17(木) 00:16:54
ポッカには頑張って欲しいところっす。
美味いのはコーヒー会社の缶コーヒー♪
あれ,あれはUCCのだっけ?w

明治製菓とポッカが資本業務提携 商品開発や販売網で
http://www.asahi.com/business/update/0115/TKY200801150326.html
2008年01月15日18時49分

 大手菓子メーカーの明治製菓と飲料中堅のポッカコーポレーションは15日、資本・業務面で提携すると発表した。今月31日付で、明治製菓がポッカの株式の約22%を取得し、持ち分法適用会社とする。両社のブランドを生かした新商品開発や、生産・販売面での協力を通じて、提携の効果を出すという。

 明治製菓は、ポッカの大株主の投資ファンド、アドバンテッジパートナーズ(AP)などから株式を取得する。取得金額は非公開。ポッカに取締役も1人派遣する。

 明治は「マカの元気」「ザバスアクア」などのブランドで、健康に着目した飲料を手がける。ポッカが保有する約9万台の自動販売機で、こうしたブランドの飲料を販売するほか、共同で新商品の開発に取り組む。生産面でも互いの拠点を活用するなど、効率化を進めるという。

 ポッカは05年、経営陣と従業員らによる自社株買収(MEBO)で非上場企業となった。その後、APの支援を受けて、経営の効率化を進めてきた。

 ポッカによると、08年3月期には増収に転じるなど再建にめどが立ったという。新たな成長戦略のために提携先を探しており、明治製菓とは昨年夏から交渉を進めていたという。

 ポッカは「自社の独立性を尊重してくれること、お互いの事業に補完関係があることの2点を重視した」(広報)と話し、将来の経営統合などは前提としていないという。ポッカが近い将来に再上場を目指す方針も、変えないという。

375とはずがたり:2008/01/29(火) 00:38:53
北日本(東北・北海道)と九州は今回の統合に不参加?
それにしても業界紙は予想外にいっぱいあるものであるが凄い名前であるねぇ。

鶏鳴新聞
2008年01月29日(火)
東西の4くみあい飼料 2社に統合合併へ
http://www.keimei.ne.jp/article/20080125n1.html
2008.01.25発行
 JA全農は、東西4つのくみあい飼料を、4月1日に2つの会社に合併統合し、競争力の強化と生産者・消費者の安全・安心に対するニーズに対応する。広域供給体制を整備することによって、合理化・農家対応力の強化・物流の合理化・資本力の強化を図る。
 1つ目は、JA東日本くみあい飼料(株)(五味渕明社長―本社・群馬県太田市)とジェイエイ東海くみあい飼料(株)(北村守社長―本社・愛知県知多市)。
 合併新会社はJA東日本くみあい飼料(株)(本社・群馬県太田市東新町818、資本金は32億2964万円)で、年間飼料取扱量は250万トン。供給エリアは関東・甲信越・東海・北陸地区の16県域の広域飼料会社となる。
 2つ目はジェイエイ西日本くみあい飼料(株)(服部隆一社長―本社・兵庫県神戸市)とジェイエイ四国くみあい飼料(株)(藤城泰博社長―本社・香川県坂出市)。
 合併新会社はJA西日本くみあい飼料(株)(本社・兵庫県神戸市東灘区住吉浜町18、資本金は21億4000万円)で、年間飼料取扱量は119万トン。供給エリアは、近畿、中国、四国地区の15県域の広域飼料会社となる。

376とはずがたり:2008/02/06(水) 22:14:24
JTと日清食品、冷凍食品事業の経営統合を白紙撤回
2008年 02月 6日 12:13 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30183320080206

 [東京 6日 ロイター] JT(日本たばこ産業)(2914.T: 株価, ニュース, レポート)と日清食品(2897.T: 株価, ニュース, レポート)は6日、4月に予定していた冷凍食品事業の統合を解消すると発表した。JTの子会社であるジェイティフーズ(東京都品川区)が輸入・販売していた中国製冷凍ギョーザに農薬が混入、健康被害が出ている。

 この事件を受けてJTが対応に追われるなか、加ト吉(2873.T: 株価, ニュース, レポート)への出資比率などで意見が合わず、計画を白紙に戻すこととなった。

 JTは株式公開買い付け(TOB)で加ト吉(2873.T: 株価, ニュース, レポート)を完全子会社化した後、日清食品に加ト吉株の49%を譲渡し、3社の冷凍食品事業を統合する計画だった。

 JTは早い段階で加ト吉を完全子会社にする予定としており、JTの木村宏社長は「加ト吉との冷凍食品事業の統合は可能な限り早く成し遂げることに変わりはない。統合時期は柔軟に考える」と述べた。

 <日清食品の出資比率引き上げめぐり意見対立>

 今回の事業統合計画の撤回の引き金となったのは、5日午後に開かれた3社の社長会談だった。この席上、日清食品の安藤宏基社長は、加ト吉への出資比率引き上げを提案した。しかし、JTはこの申し出を拒否、統合を白紙撤回することとなった。

 日清食品の安藤社長は会見で「加ト吉への出資比率を引き上げることも含め、安全性に対する提案をJTに断られたことが理由」と説明した。

 一方、JTの木村社長も、日清食品から加ト吉への過半数の出資を含む提案を受けたことを明らかにした上で「51%を持ったほうが大きな責任を負うことになる。申し出は感謝しているが、私共の責任を却下することはできない。経営責任を希薄化させる方策はとりたくない」とし、自社で責任を負うべきとの判断から申し出を断ったとした。

 3社で事業統合計画を再度検討する可能性については「ないとは言わないが、冷凍食品事業に再生のめどが立たないなかで、すぐに、いろいろ話ができる状況になるとは思わない」(木村社長)とし、否定的な見解を示した。

 <JT社長、引責辞任を否定>

 中国製ギョーザの問題が発生して以降、JTの木村社長が会見を行うのは初めて。木村社長は会見の冒頭「生活の基本である食の安全について、多大なご心配をおかけし衷心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 自らの経営責任については「果たすべき責任は早期解決に向け陣頭指揮を取ること」と述べ、引責辞任を否定した。

 JTの冷凍食品の売上高は500億円、加ト吉は1000億円弱の規模だが、今回の事件によって「冷凍食品事業は極めて危機的な状況で、事業見通しが大変不透明になっている。何らかの影響を受けることは避けがたい」とした。ただ、冷凍食品を含む食品事業をたばこ事業の次の柱に育てる決意に変わりはないと述べた。

 また、商品の自主回収発表前に株価が急落したとの一部報道に対しては「関係当局からの質問や調査はない」とし、「(自主回収を)知っている人間は極めて限定されていた。インサイダー取引があったとは考えづらい」と語った。

  (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)

377荷主研究者:2008/02/29(金) 00:04:19

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2008/01/20080111t42044.htm
2008年01月11日金曜日 河北新報
スティック型納豆22日発売 秋田・ヤマダフーズ

3種類のスティック型納豆

 納豆メーカー「ヤマダフーズ」(秋田県美郷町)は22日、東北と関東のコンビニエンスストアで、味付けしたスティック型納豆を発売する。弁当用に携帯できるのが特徴で、従来の発泡スチロール製容器に比べ、包装資材が少なく環境に優しい。一般消費者向けのスティック型納豆の販売は全国初で、同社は「納豆の常識を覆したい」と意気込む。

 しょうゆだれとネギで味付けした「納豆1本」、白菜キムチ味の「男のキムチ納豆」、ナメタケ入りの「なめ茸納豆」の3種類を発売する。いずれも、小袋に納豆をまぜ合わせた状態で販売し、袋から出せばすぐに食べられる。35グラム入りで、価格は63円(税込み)。

 スティック型納豆は、他メーカーも含め学校給食やイベント時などの業務用として販売されてきた。ヤマダフーズは、一般向けに容器を小袋に変え、納豆菌が増殖しすぎて袋が破裂しないよう、製造工程を工夫した。商品ラインアップも一新した。

 納豆は、4角い発泡スチロール容器に、たれとからしを入れて2、3個のセットで売られるのが一般的だが、最近は消費者の環境意識が高まり、「包装資材が多い」と批判が出ていた。また、通常の1個50グラムは量が多過ぎるとの声もあった。

 同社の鶴岡由紀子企画室長は「納豆は、もっと気軽に食べられる商品にするべきだ。環境に配慮して、発泡スチロール製容器からの脱却も考慮した」と話している。
 連絡先は同社0182(37)2246。

378とはずがたり:2008/03/12(水) 14:51:47
日清食品不買運動を展開するぞーヽ(`Д´)ノ
もう二度とくわねヽ(`Д´)ノ
農水省の方ばっか向いて仕事してんっじゃねーよヽ(`Д´)ノ

東京移転「仕方なかった」・・・日清食品社長
大阪の良さは認める
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20080306ke03.htm

 財務、経営戦略などの中枢機能の大半を2008年7月をめどに東京・新宿に移すことを決めた日清食品の安藤宏基社長は5日、大阪市内で記者会見した。安藤社長は「商品作りには、楽しさや笑いなど、大阪的な発想が重要だ」と大阪の“良さ”を認め、「道州制などで大阪に魅力が出てくれば、戻ってきたい」と話した。

 安藤社長は東京への本社機能の移転を「1年半程前から考えていた」といい、「農水省など行政関係の会合に出席する機会が多いほか、東京には国際部門があり、組織の効率化を図る上で仕方がなかった」と説明した。創業者で07年1月に亡くなった父の安藤百福・前会長は大阪を本拠としていたが、「会長も『よかろう』と賛成してくれると思う」と話した。

 大阪は「発祥の地」として今後も重視する方針で、株主総会や取締役会、入社式、記念事業などは大阪で行う。「大阪企業の誇りは大事にしていきたい」と強調した。

 また、安藤社長が会長を務める世界ラーメン協会は、「チキンラーメン」の発売50周年に合わせた「第6回 世界ラーメンサミット」を4月8、9日に大阪市で開く。世界の即席めんメーカーのトップら約400人が参加し、「50年後の未来に即席めんはどうあるべきか」をテーマに、小麦などの原材料価格の高騰や、食の安全などについて話し合う。
(2008年3月6日 読売新聞)

379杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/03/12(水) 20:58:02
             /| /|  /|
           , '|/  レ'   |/  レ1
        /                |, 1
          /                |
       /,.. -‐'''"~ヽ.            7 
.     /ニニ    ヽ          /
.    <   ,. -──  /        7 ペッパーランチの店長になる連中の
     \,, ===。=  .|:r‐、        /  本音は三つしかねえんだ・・・
     / ニ二´    |:|r 、i     /   
.   / _-,ー- 、ヽ.  |:!ト;シ     /   稼ぐか
   ` <.___, ヽ   ||ー'      /      
       L.._    /ヽ.      /       犯すか 
          /   ./;;  ヽ ,,.. -─┐     
       /  ∠''-‐ '''"~~       |     ぶん殴る……!
       ヽ._∠.. --─────┬┴-   
   -‐'''"~             |

ペッパーランチ店長、取引相手を殴り逮捕 担当が女性から男性に代わり
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/129361/
19:26更新

 ステーキチェーン店「ペッパーランチ」巣鴨店=東京都豊島区=で取引相手の男性社員の顔を殴りつけてけがを負わせたとして、警視庁巣鴨署が傷害の疑いで、同店オーナー兼店長、貝塚雅彦容疑者(39)を逮捕していたことが12日、分かった。取引相手の担当者が、好意を寄せていた女性から、この男性に代わったことに腹を立て、暴行したという。
 調べでは、昨年12月18日、アルバイト募集などを行う求人広告会社の男性社員(26)を殴り、1週間の軽傷を負わせた疑い。今月4日に逮捕された。
 求人広告会社は貝塚容疑者が女性担当者に「付き合ってくれ」などと言い寄ったりしたため、担当を男性に代えていた。
 ペッパーランチでは昨年5月、大阪・心斎橋店の店長らが女性客を拉致して暴行する事件が発生している。

380やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/03/15(土) 16:42:52
伊藤園が「エビアン」の国内独占販売権を取得、伊藤忠と合弁設立へ
2008年 03月 14日 19:41 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-30840420080314

 [東京 14日 ロイター] 伊藤園(2593.T: 株価, ニュース, レポート)は14日、仏ダノングループとミネラルウオーター「エビアン」の日本国内での独占販売権を取得することで基本合意したと発表した。また、エビアンの販売力を強化するため、伊藤忠商事(8001.T: 株価, ニュース, レポート)と共同出資し、4月14日に合弁会社を設立する。出資比率などは詰めている段階だが、伊藤園が50%超となる見通し。

 伊藤園は、緑茶や野菜飲料で強力なブランドを有しており、知名度の高い「エビアン」の販売権を取得することで、ミネラルウォーターも柱のひとつとしたい考え。

 これまで独占販売権を持っていたカルピス(東京都渋谷区)との契約は、4月13日で解除される。

 エビアンは世界130カ国で販売されており、日本では、1987年からカルピス(東京都渋谷区)が独占販売を行ってきた。伊藤園は、2005年2月から、カルピスとエビアンの販売契約を結び、一部商品の販売を行っていた。

 伊藤園によると、エビアンの日本国内での販売数量は730万ケースで、このうち約30%を伊藤園が販売していた。

381とはずがたり:2008/03/15(土) 21:55:21
>>380
へぇ,面白いですな。
味の素と伊藤園の間でのガチだったのでしょうかな。此迄も30%売ってたという事はそうでもないのか。

>>378
云ってる側からチキン焼きそば衝動買いしちまった...orz

382とはずがたり:2008/03/24(月) 22:15:24
可怪しいやろヽ(`Д´)ノ >管理者になるには、東京だけで開かれる登録講習会を受けなければならず
東京での開催を中止して福岡と大阪と仙台だけで隔年開講にせいヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ

十島のにがりピンチ 来月から出荷停止も
(03/24 07:26)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=9842

 十島村の特産品の一つ、海水からとれるにがりが窮地に立たされている。食品添加物の規格基準が改正され、4月1日からにがり作りに食品衛生管理者を置くことが義務づけられるためだ。管理者になるには、東京だけで開かれる登録講習会を受けなければならず、多額の費用が必要。海水を煮詰める際に使う重油も高騰しており、製塩業者はダブルパンチに頭を抱えている。

 にがりは海水から塩を作る際、副産物としてできる。豆腐作りの凝固剤のほか、健康食品として全国的に人気がある。同村経済課によると、村の製塩業者は5軒で、うちにがりを取り扱っているのは3軒。
 食品添加物の規格基準は「海水から塩を取り除いた残留物のにがりはヒ素、鉛など健康被害をもたらす重金属が濃縮されやすい」(厚生労働省)として、食品衛生管理者設置を義務付けるよう改正した。
 管理者になれるのは医師などの資格保有者や大学の特定学部卒業者などに限られる。それ以外は、日本食品衛生協会(東京都)の講習会を受けるのが条件で、昨年秋ごろ全国約150のにがり業者に受講申込用紙を郵送した。
 講習は約30日間で、費用約35万円。業者によると、十島村からなら東京での宿泊費を含め100万円ほどが必要という。村の製塩はほとんどが家族による零細業者で、講習費用は重くのしかかる。講習で長く島を離れると、自分たちの塩作りも滞る。
 十島村でにがりを製品化している3軒のうち、豆腐用が中心の1軒は継続を検討しているが、2軒は出荷を取りやめる。同課は「村の貴重な特産品がなくなるのは残念」とする。
 小宝島で塩とにがりを作る小林実樹さん(58)は、3月いっぱいでにがり出荷を見合わせる。重油高騰で、月300キロ生産する塩作りは自転車操業状態。年2、30万円あるにがりの収益は赤字穴埋めに一役買っていた。宝島の牧口光彦さん(46)も「鹿児島市で1週間程度の受講なら多少の無理はするかもしれないが、東京での受講は非現実的。メーンの塩作りに専念せざるを得ない」と話した。

384荷主研究者:2008/03/31(月) 00:16:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080216t22016.htm
2008年02月15日金曜日 河北新報
冷凍食品の新工場建設 八戸のハチカン、東北最大級

 水産加工のハチカン(青森県八戸市)は、業務用冷凍食品などを生産する東北最大規模の新工場を本社敷地内に建設する。生産能力は年2万3000トン。投資額は約60億円で、近く着工し今年9月に稼働させる予定。

 同社は、水産加工の八戸缶詰(八戸市)と水産大手の日本水産(東京)の共同出資会社で、原材料のイカやサバなどを水揚げする港に近い優位性から、新工場建設が決まった。生産能力は現在の年4000トン台強を大幅に上回り、日水グループでも最大級の工場となる。

 新工場は鉄骨3階建て、延べ床面積1万6500平方メートル。床面をドライ化するなど衛生管理を徹底し、運搬距離を短縮する装置配置やさまざまな省人化で高い生産性を実現する。

 魚のフライ類、水産物の焼き・蒸し製品、グラタン、コロッケなど、主に業務用冷凍食品を生産する。新工場での売上高は年間約80億円を見込む。現行の従業員120人(パートなど含む)に加え、数十人程度を新たに雇用する見通し。

 日水グループは生産拠点の集約化も狙い、今年6月末で生産を停止する日水子会社の北海道定温食品(北海道函館市)の生産を移管する。

385荷主研究者:2008/03/31(月) 00:44:33

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200802140023a.nwc
滝沢ハム、生産拠点再編…仙台、栃木の加工工場を閉鎖
FujiSankei Business i. 2008/2/14

 ハム・ソーセージや総菜などの食品加工業を展開する滝沢ハム(栃木県栃木市)は、生産拠点の再編に乗り出す。ソーセージの主力生産工場の「仙台工場」(仙台市太白区)と総菜などの製造を手掛ける「いわい総菜加工センター」(栃木県栃木市)の二つの食品加工工場を2008年度中に閉鎖することを決めた。

 工場や生産設備の老朽化による生産効率が低下してきたため。両工場の生産機能は07年4月に新設した西方工場(栃木県上都賀郡西方町)や泉川工場(栃木県栃木市)などの主力製造拠点に移転させることで、生産効率を向上させ、利益率アップを目指す。

 仙台工場は約44年前の1964年に稼働を開始し、主にソーセージや総菜などを月間246トンを製造している。設備の老朽化問題に加え、工場の近隣に住宅地が増えてきた立地問題に直面し、敷地面積が狭く増設工事が難しいことから今月15日に閉鎖することにした。

 現在、正社員23人、パート58人の計81人の従業員のうち、正社員14人、パート56人が退職する予定で、残りの従業員は他工場に異動させる。

 いわい総菜加工センターの西方工場への移管はすでに始まっており、2008年度中にも完全に移管させ、その後閉鎖する。20人の従業員は泉川工場など他工場にシフトする。

 2工場の閉鎖に伴い、退職者への特別退職金や生産設備の廃棄などにより特別損失が発生する見込みだが、損失額については確定していない。両工場の跡地利用は売却もしくは賃貸を予定している。

386荷主研究者:2008/04/03(木) 23:53:55

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/77754.html?_nva=164
2008年02/23 13:42 北海道新聞
明治乳業、芽室に新工場完成 チーズ生産で国内最大級

関係者に23日公開された明治乳業新十勝工場のチーズ製造ライン

 【芽室】明治乳業(東京)は二十三日、十勝管内芽室町東芽室北一線で建設を進めていたナチュラルチーズなどの新工場「十勝工場」のしゅん工式を行った。国内最大規模のチーズ生産能力(年間約二万トン)を持ち、三月から順次稼働する。

 関係者の見学会や式典に続き、浅野茂太郎社長が帯広市内のホテルで記者会見し「日本人に合った商品開発をしていく。チーズ市場は拡大が期待できる」と述べた。

 新工場は鉄筋鉄骨造り二階建てで延べ床面積約三万四千平方メートル。総工費は約百二十億円。従業員は道内での新規採用三十人を含む約百十人体制でチェダー、ゴーダ、モッツァレラなどのチーズを製造する。五月には製造工程を見学できる「十勝チーズ館」を開設する。

 雪印乳業(東京)も昨年十一月、生産能力が同規模のチーズ工場を根室管内中標津町に開設している。

387荷主研究者:2008/04/04(金) 00:10:49
>2004年に秋田、郡山の工場を閉鎖
道理で磐城守山駅に行っても何も無いわけだ・・・。でも閉鎖になったのはそんなに昔というわけではないが。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080228t52013.htm
2008年02月28日木曜日 河北新報
北日本くみあい飼料 酒田・山形2工場廃止

本社・石巻工場に集約される北日本くみあい飼料の酒田工場

 北日本くみあい飼料(宮城県石巻市)の酒田工場(山形県酒田市)と山形工場(山形市)が、今年9月と12月をめどに本社工場に統合される見通しであることが27日、分かった。飼料需要が落ち込む中、経営の効率化を図る。1997年に東北の農協系7社が合併し、7つあった工場は3つに集約される。

 同社によると、酒田工場は鳥・豚用、山形工場は牛用の飼料をそれぞれ年間6万―7万トン生産し、地元畜産農家に販売している。酒田は9月末、山形は12月末までに生産を中止し、跡地は中継基地として倉庫に利用する予定。

 本社がある石巻工場はBSE(牛海綿状脳症)対策を機に改装され、鳥・豚用と牛用の製造ラインを持つ。酒田、山形工場の機能を集約し、それぞれ16人いる従業員を配転させる。

 酒田工場では山形県遊佐町などで増産を図る飼料用米を混ぜた養豚飼料も生産しており、搬入先が地元からなくなることに一部懸念の声も出ている。本社企画管理部は「経営改善につなげ、顧客に不利益にならないよう努める」と話している。

 北日本くみあい飼料は97年、全農や東北6県の旧経済連の飼料事業を引き継ぎ、7社が合併して発足した。2004年に秋田、郡山の工場を閉鎖しており、今回の再編で石巻、八戸、花巻の3工場態勢となる。

388とはずがたり:2008/04/04(金) 14:31:10

スティール 日清に明星との統合提案 3月期決算企業に相次ぎ圧力
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200804030020a.nwc
FujiSankei Business i. 2008/4/3

 米系投資ファンドのスティールパートナーズ・ジャパンは2日、筆頭株主である日清食品に対し、同社の完全子会社である明星食品との経営統合などを求める経営改善の提言書を送付したと発表した。生産や販売、研究開発などの事業統合を通じて経営の効率化を図り、企業価値を向上させることを要求。日清の安藤宏基社長との面談を申し入れている。

 スティールは6月に開かれる3月期決算企業の株主総会に向け、日清以外にも江崎グリコなど投資先企業への提案を活発化している。株主としての圧力を強め、低迷している各社の株価を引き上げるのが狙いとみられる。スティールは、完全子会社の明星と事業分野が重なり互いに競争していることを問題視し、早期の統合を提案。このほか、(1)明星のレストラン事業や日清のゴルフ場の売却(2)自社株取得や増配−を求めている。

 スティールはこれまでも小麦などの原材料の高騰を販売価格に転嫁せず、利益率の低下を招いていると指摘してきた。しかし、日清が申し入れに応じなかったため、書面を送付すると同時に内容を公表することで日清に新たな対応を促すことにした。

 これに対し、日清は「一株主の提案とし受け取ったが、対応は未定」としている。

 スティールは2007年に筆頭株主だった明星に対し敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛け、日清が「ホワイトナイト」として、友好的TOBで傘下に収めた経緯がある。スティールは日清に明星株を売却し利益を得た後、日清の株式を買い増し、筆頭株主となった。

 スティールは、これまで株式の買い増しによる資本の圧力で株主利益の最大化を強く求めてきた。ただ、昨年のブルドックソースに対する敵対的買収をめぐり、東京高裁から「乱用的買収者」と認定されたことなどから戦略を転換。株の買い増しや総会での株主提案といった強硬措置から、経営改善などを提案し一般株主の賛同を求める柔軟路線を進めている。

 ただ、投資先企業の株価が低迷し、投資回収も困難になっており、路線変更は大きな成果は上がっていない。アデランスホールディングスに対しては、初めて経営陣の退陣を求める強硬手段に出ており、再び路線を変更する可能性もありそうだ。

389とはずがたり:2008/04/11(金) 11:41:39
稲庭うどん:100均の商品 「品質悪い」と地元怒る
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080411k0000m040145000c.html

 大手コンビニエンスストア「ローソン」の子会社が運営する100円ショップが、自社ブランドの「稲庭平打饂飩(うどん)」を販売したことに、秋田県稲庭うどん協同組合(秋田県湯沢市)が「品質が悪く、ブランドイメージが落ちる」と反発している。「平打饂飩」の製造業者は「本来の稲庭うどんより味が落ちる」と認めるが、ローソンは「『稲庭うどん』は商標化されておらず、法的に問題ない」と反論。組合側はローソンと業者に対して抗議を検討している。

 稲庭うどんは湯沢市稲庭町で300年前から作られている。「日本三銘うどん」の一つとされ、滑らかなのどごしが特徴だ。

 200グラム300〜500円で販売され、「日本一高級な乾めん」とも言われるが、類似品が出回り、01年に地元業者が組合を設立。19社が加盟し、製造方法と味を守っている。

 ローソンの子会社「バリューローソン」は昨年5月、東京都、神奈川県など1都3県に86店舗を展開する「ローソンストア100」で、「稲庭平打饂飩」(150グラム100円)の販売を始めた。製造業者は明記していないが、組合未加盟の湯沢市稲庭町の業者に製造を委託している。

 組合の佐藤信光専務理事は「めんが幅広で薄く、のどごしが悪い。『稲庭うどん』とはとても呼べない」と批判。ローソンはギフトカタログに組合のうどんも掲載しており、「ローソンは稲庭うどんのことをよく知っているはずなのに残念。首都圏の人が『稲庭うどん』を誤解してしまう」と悔しがる。

 業者は「ローソンに頼まれ、営業戦略の一環で製造した」と説明。ローソンは「流通の工夫や量、包装を少なくするなどの努力で、良いものを安く提供しお客さまには好評。『稲庭うどん』の認知度アップにもつながり、ブランドイメージを損ねるとは考えていない」と話している。【三木幸治】

390とはずがたり:2008/04/11(金) 11:43:36
こう云うのを防ぐのは都道府県の義務だろ。さっさと訴訟を起こせや香川県ヽ(`Д´)ノ

掘り出しニュース:「さぬき」うどん使えない 日本の地名を台湾企業が商標登録
http://mainichi.jp/life/food/news/20080302mog00m100020000c.html

 【香川】台湾の台北市に進出した日本の讃岐うどん店が、「さぬき」を商標登録している現地企業から抗議を受け「さぬきうどん」を名乗れなくなった。「佐賀」や「青森」も中国や台湾で登録申請されたことが分かっており、日本の自治体や、地名に絡んだブランドを持つ企業は、中国や台湾で「地名」の商標登録に対して防衛を迫られるケースが出てきそうだ。【柳原美砂子】

 看板の変更を余儀なくされたのは、佐賀県出身の樺島泰貴さん(35)が、高松市発祥のうどんチェーンから独立して06年6月に開業した「土三寒六(どさんかんろく)さぬきうどん」。香川県から県の観光PRに協力する「さぬき大使館」にも認定され、店内に民芸品や観光ポスターを飾って「讃岐」を宣伝してきた。

 ところが昨年11月、台湾の冷凍うどんメーカーから「『さぬき』の看板を変えなければ、刑事告訴する」と抗議を受けた。このメーカーは台湾で冷凍うどんの高いシェアを持ち、9年前に「さぬき」を台湾の知的財産局で商標登録していた。

 樺島さんは「地名は登録になじまない」と反論。無効審判を起こすことも検討したが、費用がかかることなどから結局、看板の「さぬき」を外すことにした。

 樺島さんは「香川県の認定も受けて讃岐をPRしてきたのに理不尽。日本の地名を商標登録されることは、企業進出や産品の輸出に影響する。行政も対策を講じてほしい」と話す。一方、香川県は「事実関係を調査中」としている。

 海外での商標登録を巡っては、中国で現地企業が「青森」を登録申請。青森県が中国政府に異議を申し立てたところ認められ、申請は昨年12月に却下された。佐賀県も06年、県産イチゴを輸出しようとした際、中国、台湾で「佐賀」が登録されていることが判明。その後、県は台湾でイチゴ品種名の「さがほのか」「佐賀穂香」を申請し、登録されたが、県は「『佐賀』は台湾で登録されたまま。現地で使うと抗議を受ける可能性はある」としている。

 外務省と経済産業省の認可団体、交流協会台北事務所は「日本の製品は質が高いイメージがあるため、日本の地名が商標登録される。台湾の法律では著名な外国地名は登録できないが、台湾でなじみが薄いと判断されれば登録されることがある」という。

 生越(おごせ)由美・東京理科大学大学院教授(知財政策)の話 中国の富裕層などに向けて日本の食品の輸出が増える中、同じような事例が今後、多発するだろう。自治体は地名をブランドと認識し、海外での商標登録の状況を監視する必要がある。

2008年3月2日

392とはずがたり:2008/05/27(火) 09:52:57
四国に工場が多すぎるのでは?

合併披露式典開く JA西日本くみあい飼料
http://www.keimei.ne.jp/article/20080525n3.html
2008.05.25発行

 ジェイエイ西日本くみあい飼料(株)とジェイエイ四国くみあい飼料(株)が4月1日付で合併して発足した新生「JA西日本くみあい飼料株式会社」(藤城泰博社長―本社・兵庫県神戸市東灘区住吉浜町18)の合併披露式典が5月9日、大阪市梅田のホテルグランヴィア大阪で開かれ、JA関係者ら多数が出席した。
 系統農協の配合飼料の競争力の強化と、生産者・消費者の安全・安心に対するニーズに対応するために合併したもので、資本金は29億4000万円(全農81.57%、香川県農協13.79%、奈良県農協1.69%、和歌山県農協1.51%、福井県経済連1.44%)。
 新会社は3支店、4部、10営業所、5工場となっており、支店は四国支店(徳島、愛媛、高知営業所)、中国支店(広島、岡山、島根、鳥取営業所)、近畿支店(兵庫、京都、滋賀営業所)。4部は営業部、業務部、管理部、品質管理部。5工場は神戸工場、水島工場、坂出工場、小松島工場、宇和島工場。
 20年度の年間販売計画は配合飼料が96万8700トン、単味飼料が22万500トンとなっている。

393とはずがたり:2008/06/07(土) 22:58:25
2008年06月06日
日本製粉/小麦高騰、前田産業と物流などで提携
http://jp.youtube.com/watch?v=BX9NzfSynxg&amp;feature=related

日本製粉は6月6日、前田産業と5月30日付で製粉事業に関する業務提携基本契約を締結したと発表した。

製粉業界では、2007年4月に55年振りの改正となる新たな麦制度が導入され、外国産小麦の政府売渡価格の相場連動制と一部銘柄のSBS(売買同時契約)方式が導入された。その後も穀物相場は高値圏を推移し、国内の小麦粉需要が伸び悩む中で経営環境が厳しさを増している。

日本製粉と前田産業はこうした事業環境に対応するため、小麦の製粉事業に関する製造、開発、原材料など調達、販売、物流の各業務で両社事業の発展を促進するために広い範囲で提携を検討することで基本合意したもの。

提携範囲は、新商品の開発、原材料などの調達、製品の製造・販売、物流の各業務で、両社による業務提携検討委員会を設置し、定期的に会議を開催して効果的な連携策を検討する。

394丸紅:2008/06/16(月) 22:56:38
またかロッキード

395とはずがたり:2008/06/18(水) 07:27:25
mediスレ・行革スレ・農業スレと何時も迷うが此処へ。
煙草が食品スレとはなんだとつっこみが入りそうだが一応煙草はのみもんだしねw

たばこ1箱10ドル 税金上がりNY愛煙家受難
2008年6月17日(火)15:55
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/e20080617009.html

 米ニューヨーク州が今月初めに、たばこの税金を1箱あたり2・75ドルまで引き上げ、全米で最も高額なたばこ税を設定したことで、州内で最も物価の高いニューヨーク市では、たばこ1箱の値段が10ドル(約1080円)近くまで跳ね上がった。オフィスやレストランなど公共の場での喫煙が禁止されているニューヨーク市は喫煙者にとってますます煙たい街になっている。

 増税がスタートしたのは3日で、同州保険当局による「禁煙相談室」には、この1週間で1万件の問い合わせが寄せられた。前年同期は2300件にとどまっており、増税が大きな反響を引き起こしたことが示された。禁煙補助剤の申し込みも約7900件と前年同期(1722件)の4倍以上になったという。

 同州保険当局者は16日までに、増税は「望ましい効果をあげている」とし、約14万人の喫煙者が新たに禁煙すると予測した。

 AP通信によると、ニューヨーク州に次いで、たばこ税が高いのはニュージャージー州で1箱あたり2・58ドル、最も安いのはミズーリ州で1箱あたり17セント。これに郡などが1箱あたり4〜7セント上乗せすることができる。(ニューヨーク 長戸雅子)

396とはずがたり:2008/06/18(水) 07:48:05
おやじさんが中堅ゼネコンに勤める後輩がビルの給水は結構やばいと云う話しをしてくれたので最近ミネラルウォーターに凝ってる俺であるが。。

「六甲のおいしい水」に不当表示 ハウス食品に排除命令
http://www.asahi.com/national/update/0617/OSK200806170017.html?ref=goo
2008年6月17日20時18分

 ハウス食品(大阪府東大阪市)が製造・販売する「六甲のおいしい水」のうち、2リットルボトルの商品に不当な表示があったとして、公正取引委員会は17日、景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。2リットルボトルの売上高は今年1月までの2年10カ月で367億3600万円にのぼり、公取委によると同法違反を指摘した商品で過去最高額。

 業界団体の統計によるとミネラルウオーターの消費は急伸し、昨年の年間消費量は20年前の28倍の1人あたり19.6リットル。主に成分や産地が消費者の選択を左右する商品であることを踏まえ、公取委が適切な表示を強く促した形だ。

 公取委によると、同社は83年から神戸市灘区の「六甲採水場」で採取した水を500ミリリットル、1.5リットル、2リットルの容器に詰めて販売してきた。このうち2リットルボトルについては05年1月以降、神戸市西区井吹台東町に新設した「六甲工場」の、深さ約150メートルの井戸を使った生産に切り替えた。

 各商品のラベルには「花崗岩(かこうがん)に磨かれたおいしい水」「六甲山系は花崗岩質で、そこに降った雨は(中略)花崗岩内のミネラル分を溶かし込み(中略)良質の水になります」との記載があった。しかし、2リットルボトルを生産する六甲工場は六甲山系の花崗岩質の地層から約7キロ離れた「大阪層群」と呼ばれる堆積(たいせき)層の上にあり、花崗岩質の地層との間には粘土層や断層があるため、花崗岩のミネラル分を含む水質とは異なるという。花崗岩に由来する地層がある「六甲採水場」の2商品と比べ、2リットルボトルは花崗岩質に多く含まれるカルシウムが約4分の1(100ミリリットル中0.65ミリグラム)しか含まれていなかった。

 「六甲のおいしい水」の05年の売り上げは国内のミネラルウオーターで第3位で、シェアは10.4%。昨秋始まった公取委の調査に、同社は「六甲山地の花崗岩層から工場まで地下水が流れており、表示に違反はない」と反論していたが、今年1月から問題の表示を削除して販売している。ハウス食品広報・IR室は「処分を真摯(しんし)に受け止め、表示の適正化にはより厳格に対応していく」と話している。(中島耕太郎)

400荷主研究者:2008/06/20(金) 00:51:49

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805310027a.nwc
サッポロとキリンの共同配送 サントリーも合流
FujiSankei Business i. 2008/5/31

 ■北海道 アサヒ包囲網加速へ

 サントリーは30日、サッポロビールとキリンビールが5月から北海道で始めた商品の共同配送に合流する方向で検討に入ったことを明らかにした。物流効率化によるコスト圧縮と二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。すでに3社はアルミ缶の一部を共通化しており、業界2強の一角を担うキリンを軸に物流・資材調達で3社連合の動きがさらに加速する可能性もある。単独路線を歩むアサヒビールへの包囲網にも発展しそうだ。

 サントリーは、サッポロとキリンの共同配送事業について「一緒にそのうちやりたいと考えている。(担当部署が)話をしていると思う」(首脳)とし、2社に合流する意向を示した。時期や共同化する配送ルートなど具体的な内容については言及しなかったが、今後、合流の方向で具体策を詰めていく見通しだ。

 サッポロとキリンの共同配送は26日に開始。ビールメーカーが物流分野で協力するのは初めてで、ほかのメーカーも含めた道内での配送ルートの拡大や道外への展開などに関心が集まっていた。

 ビール各社は原材料価格の上昇が収益圧迫要因になっている。キリンが導入しているアルミ使用量を13%以上削減した缶ぶたを、サントリーも昨秋に採用を決めた。サッポロも昨年11月に同一規格の缶ぶたを導入。3社は缶ぶたでの歩み寄りを機に、物流分野に協力を拡大しつつあり、3社連合を視野に入れた提携拡大に進む可能性もある。

401荷主研究者:2008/06/20(金) 00:52:58

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805310028a.nwc
味の素と伊藤ハムが業務提携 商品開発や市場開拓
FujiSankei Business i. 2008/5/31

 味の素と伊藤ハムは30日、商品開発や市場開拓などで業務提携すると発表した。ギフト商品の展開や両社の技術を生かした家畜用飼料の開発、海外市場の開拓などに共同で取り組む方針。今後、具体策を専門チームで詰めていく。今後4年間に、両社で営業利益換算で40億円の提携効果を見込む。資本提携には踏み込まない意向だ。

 両社は6月以降、(1)安全で安心な畜産原料の調達(2)発酵副製品の利用(3)国内外拠点の有効活用−など5項目について、具体策を協議する。提携を通じて、食に対する安心・安全意識の高まりを受けて、原材料のトレーサビリティ(生産履歴)の明確化にもつなげたい考えだ。

 食の安全に関しては「単独ではなく共同で解決する問題」(伊藤ハム河西力社長)と判断。味の素の飼料用アミノ酸を使って伊藤ハムが畜肉を製造することで、餌から飼育過程を通して安全性を確保する。

 また、味の素は伊藤ハムとの共同研究で、アミノ酸を抽出した後に残る副製品の飼料としての製品化を目指す。伊藤ハムも海外での販売拡大を目指しており、味の素の海外23カ国の拠点を足がかりに自社製品の海外展開を加速する狙いもある。

 両社はこれまでも、調味料や畜肉製品を相互購入してきた。記者会見した味の素の山口範雄社長は「より幅広い分野で協力するには、総合的に取り組んだ方がいいと判断した」と、提携に至る経緯を説明した。

402荷主研究者:2008/06/20(金) 01:17:58
そうだったのか・・・。
>同社は一九五五年、当時のライオン油脂北海道工場を引き継ぎ発足

また日本化学飼料(株)と言えば同社所有のボロ〜いタンクコンテナ(UT1形式)があまりにも有名。製造から30年以上も使用されていることになる。もちろんそれだけでなくJOT所有のUT5E形式も利用していた。目撃例:UT5E-3及び7(液体調味料専用)魚油:五稜郭→松山(2003.1.3松山)
http://container.pro.tok2.com/htm/ut1-109.htm

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/96104.html?_nva=156
2008年05/31 09:47 北海道新聞
日本化学飼料 大幅債権放棄要請へ RCC再生枠組み活用

 飼料製造販売道内大手の日本化学飼料(函館、高本幹也社長)が自主再建を断念し、取引先金融機関に大幅な債権放棄を求める方針を固めたことが三十日分かった。整理回収機構(RCC)の再生スキームを活用、スポンサー企業を選定し、金融機関の理解を求めて再建を目指す。

 東京商工リサーチ北海道支社によると、同社の昨年六月末の負債総額は約五十七億円。債権を持つ金融機関は北洋銀行、商工中金など十三機関。RCCが行司役として透明性や公平性を確保しながら各金融機関との調整を進め、債権放棄額の割合などを含めて再建計画をまとめる。

 同社は一九五五年、当時のライオン油脂北海道工場を引き継ぎ発足。油脂や各種飼料の製造販売が中心で、九八年六月期には七十億円以上を売り上げた。

 しかし、水産資源の減少で魚油や油脂の売り上げが減少。二〇〇七年三月に不採算のイカゴロ処理事業から撤退するなどで経営立て直しを急いだが、工場の設備投資や原材料価格の高騰が経営を圧迫。〇七年六月期の売上高は三十九億円に低迷、七千五百万円の純損失を計上していた。

403とはずがたり:2008/06/24(火) 13:53:16
ロイヤルダッチシェルが英蘭系企業と規定されてるようにロッテも日韓系企業と認識されてるんでしょうか?

ロッテ ベルギー高級チョコ「ギリアン」を買収
6月24日8時26分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000018-fsi-ind

 ロッテは23日、ベルギーの高級チョコレートメーカーのギリアンを買収すると発表した。買収額は約1億1000万ユーロ(約180億円)。ギリアンの販路とブランド力を生かし欧州市場を開拓する。原料価格高騰が続いていることから、コスト削減に向け共同調達の可能性も検討する。

 日本のロッテと韓国ロッテ製菓(ソウル市)が共同で、ギリアンの創業家一族から発行済み株式の100%を年内にも取得する。ロッテと韓国ロッテの出資比率の割合は今後詰める。ロッテ側から役員を派遣するがギリアンの現経営陣は続投する。

 ギリアンは贈答用に強く、スイスのリンツなどと並び世界3大高級チョコと称されている。タツノオトシゴや貝の形状をした独特の高級チョコで知られる。

最終更新:6月24日8時26分

404小説吉田学校読者:2008/06/24(火) 22:29:04
飛騨牛って寡聞にして聞かないんで、中部限定ブランドなんだろうか。
今朝のテレ朝のワイドショーをたまたま見ていたんだが、この社長「美味しい飛騨牛を皆に食べさせたい」「実家の近所では、『あの社長が』と驚く人もいる」ということなので、どこかで自分の歯車が狂ったんだろう。ワンマンで同族経営だと、一番自分がしっかりしていないといけないんですが。
それにしても「緑色に変色」はものすごいインパクト。生肉食えないな、これは。

変色した肉削り混入の疑い ミンチ用、飛騨牛偽装問題
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062401000948.html

 岐阜県養老町の食肉卸販売業「丸明」(吉田明一社長)が等級の低い肉を同県のブランド和牛「飛騨牛」として販売したとされる問題で、同社がミンチ用の肉に消費期限切れの肉を混ぜており、緑色に変色した表面を削り、古い肉であることが分からないようにしていたと元工場長が24日までに証言した。
 農林水産省や県も既にこうした証言を得ており、同日も立ち入り調査を続け詳しく調べている。
 元工場長の説明によると、同社では小売店などがミンチ肉に加工するため、ホルスタイン種のすね肉を5センチ四方のサイコロ状に加工し、10キロの箱詰にして出荷していた。消費期限ぎりぎりだったり、数日過ぎたりした肉について、吉田社長は「今日のに混ぜておけ」と指示したという。
 古い肉は「表面が緑色に変色していた」(元工場長)ため、従業員が表面を削り、1箱に数百グラムほど混入して出荷していたという。

405とはずがたり:2008/06/24(火) 23:10:07
>>404
きしょい…。日本の食品産業も信用ならんなぁ・・。

407荷主研究者:2008/06/30(月) 01:00:01

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080614302.htm
2008年6月14日03時08分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎新精米工場で米粉製造 米心石川 今秋から、コメ消費拡大へ

 米心石川(金沢市)は今秋、コメの消費拡大を図るため、米粉の製造に乗り出す。十六日に完成予定の同市松島一丁目の精米工場に、小型の米粉製粉機を国内で初導入する。同工場で精米した石川県産米を100%使用し、パンなどの原料として卸売りする。設備費は二千五百万円。

 米粉はパンやケーキ、めんなどに加工できるが、細かな粒子が必要とされ、特殊な製粉機を持つ業者に委託するのが一般的。導入する製粉機は少量製造が可能で、一時間当たり三十キロを作れる。製粉コストは従来の半分程度となり、安価で提供できる。既に県内JAから引き合いがあるという。

 米心石川会長の安田舜一郎JA石川県連会長は「安全、安心、安価で卸し、将来はどのパン屋でも米粉パンが並ぶようにしたい」としている。

 米心石川は新精米工場で、コメをタンクごとクレーンで運ぶ多用途搬送システムを全国で初めて導入する。従来の工場では昇降機やコンベヤーでコメを搬送していたため、品質低下を招く事があったが、ダメージを最小限に抑えられる。年間生産量は三万トンを見込む。DNA品種判定・残留農薬測定室も設置する。

408とはずがたり:2008/07/02(水) 15:04:33
>これまで甲子園球場のビール販売がアサヒの牙城だったのは、球場の親会社である阪神電気鉄道とアサヒのメーンバンクがともに三井住友銀行であるという理由が大きかった。
西宮にアサヒの工場もあったよね。今はなくなったんだっけ?

アサヒの牙城にキリン“殴り込み” 甲子園ビール戦争
2008.7.2 14:30
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080702/trd0807021430006-n1.htm

 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)の生ビールの売り子販売に来年からキリンビールが参入を検討していることが2日、分かった。今春、系列レストランを球場内に開設してビール販売量を伸ばすキリンに対して、生ビールの売り子販売権はアサヒビールが死守していた。キリンの“新規参戦”が実現すれば、ビール市場のトップ争いが甲子園球場でも展開されそうだ。

 これまで甲子園球場のビール販売がアサヒの牙城だったのは、球場の親会社である阪神電気鉄道とアサヒのメーンバンクがともに三井住友銀行であるという理由が大きかった。

 その関係に変化が訪れたのは、今年3月、球場の改装にあわせてキリン系の飲食店「ライブレストラン ファイア」がオープンしたことがきっかけ。同時に売店のビール販売を始めたところ、計50店の売店の90%がアサヒ限定だったのに対し、キリンの取扱店が半数近くまで増えた。

 これに伴って、球場におけるキリンのビール販売は3カ月間で昨年の約10倍に急増。シーズン終了時には球場全体の年間販売目標の10万リットルを上回りそうな勢いをみせている。

 キリン参入後、アサヒは球場内に点在していたビールの補給場所を3カ所に集約し、約250人の売り子を投入するなど、対抗する構えを示している。

 ただ、キリンは球場のビール販売量を平成21年度に倍増させる計画を立てており、「売り子販売が不可欠だ」と水面下で関係者と交渉を重ねていた。

410とはずがたり:2008/07/10(木) 17:32:13
ビール類出荷量:サントリー初の3位…サッポロを抜く
http://mainichi.jp/select/today/archive/news/2008/07/10/20080710k0000e020019000c.html

ビール主要4社のシェア
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/20080710k0000e010031000p_size5

 ビール大手各社が10日発表した08年上半期(1〜6月)のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)出荷量によると、サントリーがシェアを13.0%に伸ばし、サッポロビールを抜いて初の3位になった。原材料の高騰で各社が今年2月以降、相次いで値上げに踏み切る中、サントリーは缶入り製品の価格を8月末まで据え置き、販売を大きく伸ばした。

 サントリーの出荷量は、前年同期比10.8%増の2814万ケース(1ケースは大瓶20本換算)。高級ビールの「ザ・プレミアム・モルツ」と、昨年発売の第3のビール「金麦」のヒットで、今年1〜3月のシェアを過去最高の12.8%とし、サッポロに0.5ポイント差まで迫っていた。今春に入ってからも、食品値上げラッシュで消費者の節約志向が高まる中、1〜6月の「第3のビール」の販売を前年同期比37.4%増に伸ばし、ビール事業に参入した1963年以来続いていた「大手4社中最下位」から抜け出した。

 一方、サッポロは今年2月発売の低糖質ビールや4月発売の発泡酒が振るわず、同12.4%減の2616万ケースで、シェアを12.1%に落とした。6月に発売した第3のビール「麦とホップ」は善戦したものの、予想以上の需要に生産が追いつかないなど対応が後手に回った。

 首位争いも激しく、アサヒビールの37.5%を、2位のキリンビールが0.8ポイント差で追っている。

 出荷量の合計は2億1673万ケースで同4.2%減。各社の値上げと、若者のビール離れの影響で、現行方式の統計が始まった92年以降の最低を記録した。【望月麻紀】

411荷主研究者:2008/07/13(日) 23:17:57

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=502804005
'08/05/10 山陰中央新報
江府・サントリー水工場で完成式

テープカットして工場完成を祝うサントリーの鳥井信吾副社長(左から4人目)や鳥取県の平井伸治知事(同3人目)=鳥取県江府町御机

 大手飲料メーカー、サントリー(大阪市)のミネラルウオーター製造拠点「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場」(鳥取県江府町御机)の完成式が九日、同工場であった。四月下旬から中四国と近畿十五府県で発売した新商品の売り上げが好調で、関係者は今後の販売増や地域活性化に期待を寄せた。

 同工場は「南アルプス」「阿蘇」に次ぐブランド「サントリー天然水 奥大山」を生産している。

 式では同社の鳥井信吾副社長や鳥取県の平井伸治知事、江府町の竹内敏朗町長などがテープカットして、完成を祝った。

 鳥井副社長は「社の悲願だった国内三番目のブランドができた。品質管理を徹底し、大山の自然ではぐくまれた安心、安全な水を届けたい」と決意を話した。続いて平井知事は「大山を全国発信し、集客する契機にしたい」と期待を表明。江府町とともに商品PRなどに積極的に取り組むとした。

 「奥大山」は発売日の四月二十二日から三十日までで六十万ケース(一ケース=二リットル六本入り換算)を販売。「南アルプス」を販売した昨年に比べて一・五倍増と、順調なスタートを切っている。

412とはずがたり:2008/07/21(月) 18:17:12
広がるちくわの穴 食料・日用品、価格据え置きに苦慮
http://www.asahi.com/national/update/0720/TKY200807200189.html
2008年7月21日10時13分

 物価の上昇が止まらない。とりわけ暮らしに影響が大きいのは、食料品や日用品の値上げだ。消費者の買い控えを避けたい企業側は、割高感を与えまいとパッケージを変えたり商品を改良したり。工夫をこらしたあの手この手の商戦が続く。

 水産加工大手の日本水産(東京都)は06年9月から、主力商品「活(いき)ちくわ」の穴を大きくしている。原料のスケトウダラのすり身の価格が、世界的な魚肉需要の高まりで高騰したため、1本30グラムから25グラムへ減量したという。穴の直径は公表していないが、同社は「長さを短く、身も少し薄くしました」と明かす。

 急激な原料高にはそれでも追いつかず、昨年11月、今年6月と、練り物各種の値上げに踏み切った。

 価格は据え置き、内容量を減らす実質的な値上げは数多く見受けられる。

 かまぼこ大手の紀文食品(同)は14日から、「そのまま便利 ごぼう巻」の6個入りを5個入りに変更した。値段はそのままで事実上の値上げだが、「価格改定よりも消費者のご理解をいただけるとの判断で決めた」。

 減量と改良を組み合わせる努力も。

 人気駄菓子の「うまい棒」シリーズの一部商品は、昨年9月から1個10円のまま内容量が8グラムから6グラムに。原料のトウモロコシの価格が急騰しているが、販売元のやおきん(同)は「歯ごたえを軽くするなど食感と味を改良した結果として量が減った。値上げではない」とする。

 食品ばかりではない。花王(同)は幼児用紙おむつ「メリーズ」の一部商品を5月から、実質値上げした。Mサイズ46枚入りは、出荷価格据え置きのまま42枚に減量。通気性や吸水性を高める改良をしたといい、同社は「お客様には中身の違いを分かっていただいている」。

 原料を変えた商品もある。

 盛岡市の老舗(しにせ)「福田パン」は、一番人気のパン「あんバター」を6月から「あんマーガリン」に変更した。バターの価格が高騰しているためという。

 コッペパンの間にあんとバターを挟むレシピを35年以上守ってきた。だが、バターの仕入れ先から4割近い値上げを告げられ、「どこまで上がるか先が見えない」(同社専務)と、マーガリンへの切り替えに踏み切った。

 東京・吉祥寺などでチェーン展開するスーパー「三浦屋」は6月から、小麦粉でなく米粉を使ったパンやケーキの販売を始めた。6枚切り340円で特に安いわけではないが、「小麦はなお値上げが見込まれる」と自社開発したという。

 価格の引き上げは企業側が記者発表やホームページで公表することも多いが、包装量や原料の変更は公表しないのがほとんど。消費者が買った後で気づく例も少なくない。

 ある食品会社の営業担当は「売る側にとって怖いのは買い控え。減量や素材変更だと、お客様が割高感を感じずに済む。商品の満足度を高める努力もしており、だましているわけではない」と話す。

 日本消費者連盟の水原博子事務局長は「(減量は)消費者をごまかすような行為。原料高騰という事情は消費者も理解している。信頼を大切に思うなら、なぜ説明を尽くさないのか」と苦言を述べる。

413荷主研究者:2008/07/27(日) 23:13:26

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806250017.html
'08/6/25 中国新聞
天野実業とアサヒビール提携
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 フリーズドライ食品大手の天野実業(福山市)は24日開いた取締役会で、発行済み株式の80%をアサヒビール(東京)に譲渡し、連結子会社となる資本・業務提携を決めた。7月1日付でアサヒビールから副社長を受け入れる。天野実業の社名、雇用、役員、生産拠点は継続する。

 アサヒビールは7月1日をめどに天野実業の創業家や関係者が保有する株式を約60億円で買い取る。創業家の天野肇社長に次ぐ副社長にアサヒビールの吉岡信一常務執行役員研究開発本部長が就任する予定。

 アサヒビールの食品製造子会社などとノウハウを共有し、天野実業が得意とするみそ汁やスープを固形にする成型加工品をはじめフリーズドライ事業の拡充を図る。アサヒビールは天野実業の営業、生産、企画管理部門に社員を派遣。研究開発や原材料の調達、生産、物流、販売、海外展開に共同で取り組む。

 少子高齢化や個食化など食生活の多様化を背景に、食品事業に力を入れるアサヒビールが天野実業の技術力を評価。07年11月ごろから提携に向け検討に入っていた。

 天野実業は1947年設立。資本金6750万円で、07年9月期の売上高約140億円。従業員約440人。

414荷主研究者:2008/07/27(日) 23:35:15

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=2140
2008年7月4日 新潟日報
小麦高騰で米粉生産を倍増へ

 米穀加工・販売の藤井商店(弥彦村)は今月から米粉の製造ラインを増設、パンなどの原料に使う米粉の製造を始めた。小麦の輸入価格高騰が続き、小麦粉の代替品として注目を集める米粉の需要拡大に向け、生産量を月380トンから760トンに倍増させる。
 新しい製造ラインは「気流粉砕方式」を採用し、渦巻き状のジェット気流を利用し原料米を粉砕する。パンやめん、お菓子の製造に適した平均粒径30−40ミクロンと、小麦粉に近い超微粒子の米粉を作ることができる。生産能力は1時間当たり1トン。生産量は月間約380トンを予定している。
 同社は既に同規模・方式の製造ラインが一系列あり、これまで主に米菓用の米粉を製造、フル稼働の状態が続いている。
 小麦の輸入価格高騰が始まった昨年来、県内外の食品メーカーや商社、学校給食業者などから米粉への問い合わせが多くなり、一系列増設に踏み切った。
 同社は新しい製造ラインを使用して、食品メーカーなどと製品化に向けた品質の調整を行っていく。米粉の原料米は国産うるち米を中心に使用する。
 国産米を使った米粉は食料自給率の向上対策としても注目を集めており、政府が増産支援策を検討している。
 藤井順一社長は「米粉は今、普及への好機を迎えている。ブームで終わらせず、この追い風に乗って需要を伸ばしていきたい」と話している。

416とはずがたり:2008/08/03(日) 21:52:05

「営業自粛徹底できず」 丸明側、事実認め謝罪
2008年08月01日09:31
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20080801/200808010931_5410.shtml

 養老郡養老町の食肉卸小売業「丸明」による飛騨牛偽装問題で、県から営業自粛の指導を受けた翌日の7月30日に、同社が取引先の3業者に商品を渡していたことが31日、明らかになった。高木晋吾飲食部統括部長は同日、報道陣の取材に対し事実を認め「販売責任者が自らの一存で、商品の製造から配送までを本部を通さずに行ってしまった。指揮命令系統がばらばらなこの古い体制は問題で、今後改善すべき最大の項目」と語り、謝罪した。

 同社はこの日、吉田明一社長の退任と新社長就任を発表した。

 会見には吉田明一前社長も同席。同社の説明によると、営業自粛の指導を受けた29日午後6時から、幹部らが本社で今後の対応を協議し、配送の全面禁止を決定。配送責任者ら2人で同日夜から翌30日午前にかけ10数社の取引業者に電話で営業自粛を連絡した。

 商品を渡した3業者については連絡がつかなかったという。渡した商品の一部は代金を決済済みだったといい、販売責任者は社内の調査に対し「長年の付き合いがある業者だったこともあり、むげに断ることもできず商品を渡した」と説明しているという。

 高木部長によると、販売責任者は吉田前社長の妹(55)で、「配送禁止を徹底できなかったことを申し訳なく思う。(吉田前社長の妹に対し)社内での処分について調整している」と述べた。

 また、新社長に就任した山田哲也氏(33)について、「社内に人望のある人物。吉田前社長と親族関係になく、社内を一新できる最適の人物」と就任に当たっての理由を挙げた。

 会見に同席した吉田前社長は、冒頭で「関係の皆さまに多大なご迷惑をお掛けし、心からおわび申し上げます」と高木部長とともに謝罪したが、数分後、報道陣の質問に答えることなく立ち去った。

417とはずがたり:2008/08/04(月) 15:52:40
中国の食料最大手と提携 伊藤忠、買い付け強化へ(08/04 11:08)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/109063.html

 伊藤忠商事が中国最大の国有食料企業グループ、中糧集団(北京)と、農産品の共同買い付けなどで包括提携をしたことが4日、分かった。穀物や乳製品といった農産品を世界各国で共同で買い付け、調達交渉を有利に進める。日本の食品メーカーの中国進出を支援することも狙い。

 新興国の経済成長などで世界的に食料の需給が逼迫。食料輸出国だった中国でも輸入が急増している。伊藤忠は日本向けの食料を安定的に調達する。中糧集団は伊藤忠の世界的な取引先ネットワークを利用したい考えだ。

 中糧集団は中国国務院直属の企業で、穀物の輸出入や食用油の生産などを手がけている。伊藤忠は7月初旬に中糧集団と提携。食料の貯蔵管理や集荷など物流分野のほか、コメなど農産品の日本から中国への輸出面でも提携を進める考えで、現在は具体的な内容を協議している。

418とはずがたり:2008/08/04(月) 15:55:40
>>417-418
伊藤忠って食品強かったんでしたっけ?

伊藤忠、中国最大の国有食料企業グループと提携
2008年 08月 4日 09:41 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33050720080804

 [東京 4日 ロイター] 伊藤忠商事(8001.T: 株価, ニュース, レポート)は4日、中国最大の国有食料企業グループ、中糧集団(COFCO)と、7月初旬に食料分野で包括提携した。伊藤忠の広報担当者がロイターに明らかにした。

 同担当者によると、今後、各分野で具体的な提携案件を詰めるが、世界市場からの食料の共同購入を柱に、日本から中国へ輸出する食材の販売拡大、中国に進出する日本の食品メーカーの支援などが上がっている。

 資本面での提携については、現在のところ議論に上がってきてはいないという。

419荷主研究者:2008/08/15(金) 00:08:08

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080711200002&amp;cid=main
2008年7月11日 06:30 熊本日日新聞
ビール類出荷最高へ サントリー熊本工場

夏場に入り、サントリー九州熊本工場ではビール類がフル生産されている=嘉島町

 サントリー九州熊本工場(嘉島町)が本格操業を始めて丸五年。同工場のビール出荷量は、国内市場が縮小傾向にある中で好調に推移している。今年上半期(一〜六月)も前年同期を7%上回り、通年でも過去最高を更新する見通しだ。

 清涼飲料分野では、約三十億円を投じて拡張しているペットボトル製品の生産施設が八月末に完成。試運転を経て来年春に本格稼働させ、新たに茶飲料の「伊右衛門」をつくるなど生産を強化する。

 熊本工場は二〇〇三年七月十一日に完成。これに先立つ同年四月に一部操業を始めた。発泡酒や「第三のビール」を含むビール類と清涼飲料の計二十六品種五十五品目を生産。業界初の本格的ハイブリッド(複合)工場として、中国地方の一部を含む九州・沖縄へ製品を供給している。

 初の通年生産となった〇四年のビール類出荷量は三百五十万ケース(一ケースは大瓶二十本換算)。高価格帯ビール「ザ・プレミアム・モルツ」や第三のビール「金麦」の人気で生産を伸ばし、〇七年は初の四百万ケースとなった。

 今年も二〜四月に他の大手三社がビール類を値上げしたのに対し、サントリーは缶商品の価格を九月末まで据え置いたことで販売量が増加。同工場をはじめ、国内四工場で高操業が続いている。

 一方、九州熊本工場の清涼飲料出荷量は今年、過去最高だった〇五年に次ぐ一千百万ケース(一ケースは十二リットル相当)を予定。ペットボトル製品の生産施設を増強する来年はさらに二百万ケース増やす計画だ。(蔵原博康)

420荷主研究者:2008/08/15(金) 00:18:02

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080713/biz0807131408000-n1.htm
【ドラマ・企業攻防】サントリーVSサッポロ 勝負の分かれ目はどこに? (1/3ページ)
2008.7.13 14:05

サントリー本社ビル。ビール事業発足から45年で、初の業界第3位のビール出荷量となった=7月10日午前、大阪市北区 大手4社の寡占状態で、滅多に順位が変動しないビール業界。過去にアサヒビールがキリンビールから首位を奪う歴史的な逆転劇が話題になり、今も2強のデッドヒートが続く。だが、今年はもうひとつの争いも熾烈を究めた。

 「うちも値上げしなければよかったんだ」。サッポロビール関係者は悔し紛れにつぶやいた。

 オリオンビールを含むビール5社が10日発表した平成20年上半期(1〜6月)のビール類出荷数量で、サントリーの市場シェアは13%となり、サッポロビールに0・9ポイントの差をつけて3位に躍り出た。

 サントリーにとっては半期とはいえ、昭和38年のビール事業参入以来、初めて万年4位から脱却する快挙。一方のサッポロは屈辱の“最下位”(オリオンを除く)という現実を前に、「業界の秩序を乱す“安売り”にやられた」との思いは抑えきれない。それほどサントリーの価格攻勢は激しかった。だが、今回の逆転劇は、単純な価格競争の結果だけではない。両社の勝負の分かれ目は、もっと深いところにあった。

黒字化はお預け?

 「サッポロさんも手をこまねいてはいない。これからが勝負。通年3位の獲得まで気が抜けない」。

 サントリーがもろ手を挙げて喜べない理由は僅差だからではない。

 キリン、アサヒ、サッポロは2〜4月に相次いで、原料の麦や輸送費の高騰を理由にビール類の価格を一斉に引き上げた。サントリーも4月に業務用は値上げしたが、一般向け缶商品は9月まで値上げを先延ばしした。サントリーの出荷数量を伸ばした最大の要因だが、本当の悲願である「黒字化」とは矛盾する。手放しで喜べないはずだ。

 サントリー創業者鳥井信治郎の孫で、「中興の祖」の2代目佐治敬三の息子である佐治信忠社長は、社員にこう説き続けた。「うちのブランドを育てろ」。

 ビール事業参入から45年も赤字を出し続けられたのは、サントリーが未上場会社で、オーナー経営が盤石だからだ。総合飲料メーカーに転身し、清涼飲料や健康食品での成長も、赤字の補てんを可能にした。

 その赤字事業の汚名も好調な販売量の伸びで、年内返上の可能性が出てきた。ただそれも、9月に予定されている缶商品値上げで売り上げを落とさなければ、の話。下半期にサッポロに逆転されれば、黒字はおろか、「安売りによる瞬間風速の3位」と言われかねない。

421荷主研究者:2008/08/15(金) 00:18:33

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080713/biz0807131408000-n2.htm
【ドラマ・企業攻防】サントリーVSサッポロ 勝負の分かれ目はどこに? (2/3ページ)
2008.7.13 14:05

サントリー本社ビル。ビール事業発足から45年で、初の業界第3位のビール出荷量となった=7月10日午前、大阪市北区

プレミアムを武器に

 ビール事業部も、洋酒や清涼飲料に甘えていたわけではない。平成元年に登場した「ザ・プレミアム・モルツ」は、「醸造会社ならではの世界一のビールをつくろう」との方針で開発が始まったもの。ドライ全盛の世に逆行し、あえてビールらしい味を強調したことが、「特別な日のぜいたく」を受け入れる今日の消費の二極化にマッチした。プレミアム・モルツこそ、3位躍進のもうひとつの原動力となったのだ。

 サントリーの戦略も大胆だった。プレミアム・モルツの販売攻勢をかける際、飲食店には従来の主力ブランド「モルツ」からの入れ替えを申し出た。新商品を投入して販売数を上乗せする常識と逆行する手法に、他社は首をかしげた。だが、サントリーは受け流す。販促費をプレミアム・モルツに集中投下し、ブランドの確立を優先する。これが相乗効果を生んだ。

 飲食店攻勢で販売量が増えるにつれ、営業活動をしていない飲食店からも「プレミアム・モルツを入れたい」との声があがる。さらに、中元商戦でも長い間「もらった方が『なんだ、サントリービールか』とがっかりされた」といわれたが、プレミアム・モルツの登場で一変。6月までの中元商戦でサントリーのギフト売り上げは前年比2割増という(関西地区)。

 結果、高級ビールでも同分野の代名詞だったサッポロ「ヱビス」を抜き、販売数量トップに躍進。苦節45年を堪えた“弱者の戦略”が、ついに実を結んだ。

 ただ、戦略はともかく、ビール事業の赤字を続けるサントリーに、業界他社の視線は冷ややかだ。例年、ビール事業の黒字化を宣言しながら、終わってみれば赤字の繰り返し。

 だが、今年のサントリーは違った。佐治社長は、年初の事業方針説明会で「今期は赤字」と明言。赤字覚悟でシェアを取りに行く。今年にかけるサントリーの強い決意があった。「適正な利益が出るのはシェア25%以上」という佐治社長には、3位浮上の勢いに乗ってシェアを拡大、その後に黒字化を達成するという明確な青写真があるようだ。

422荷主研究者:2008/08/15(金) 00:19:35

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080713/biz0807131408000-n3.htm
【ドラマ・企業攻防】サントリーVSサッポロ 勝負の分かれ目はどこに? (3/3ページ)
2008.7.13 14:05

サントリー本社ビル。ビール事業発足から45年で、初の業界第3位のビール出荷量となった=7月10日午前、大阪市北区

あるか再逆転

 一方、本気で攻めてきたサントリーに対し、サッポロはどう迎え撃ったのか。最下位転落は、サントリーの価格攻勢以上に、「サッポロの危機感のなさが決め手となった」と指摘する声もあるほどだ。

 昭和25年、麒麟(現キリン)、朝日(現アサヒ)、日本(現サッポロ)というビール3社の争いでシェアトップを獲得したのを最後に、サッポロは右肩下がりの歴史を歩む。29年にキリンに首位の座を譲り、63年には「スーパードライ」で急成長を遂げたアサヒにも抜かれて3位に後退。そして今回、3位の座もサントリーに奪われた。

 シェア奪還のチャンスがなかったわけではない。

 業界初の第3のビール「ドラフトワン」の発売や「ヱビス」での高級ビールブームの創出など、商品開発には定評があった。先行者メリットを生かし、一気に反転攻勢に打って出るチャンスは何度もあった。

 だが、手広く商品を展開するあまり、主力商品に効率的に販促費を投入する、サントリー方式に踏み切れなかった。シェア20%以下の下位に転落後も、上位と対等のフルライン勝負を挑んだサッポロからは、名門意識を捨てる必死さが感じられなかった。

 サッポロの親会社サッポロホールディングスは、米系投資ファンドから買収攻勢を受けている。本業に集中したくてもできない経営環境にあったのは事実だ。だが、4位転落後も利益体質が改善できなければ、ファンドの圧力はさらに勢いを増す。

 「年間順位は3位を死守する」。サッポロは息巻くが、状況は厳しい。

 「他社にかまっている場合ではない」。経営の多角化や国際化に注力するキリンやアサヒは、国内のシェア争いに距離を置き始めた。今年上半期のビール類の総出荷量は、上期では平成4年の統計開始以来、過去最低だった。ビール離れの加速や人口の減少と、国内は明確に頭打ちなのだ。縮み行く市場を奪い合っているだけでは、企業の明日は見えてこない。

 各社がそれぞれの思惑を抱えつつ、ビールの一番おいしい夏が、やってきた。

423名無しさん:2008/08/30(土) 20:22:55
なんだよこのスレ

424とはずがたり:2008/09/06(土) 18:43:48

事故米:食用に転売…一部にメタミドホス 大阪の卸業者
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080906k0000m040115000c.html

 コメの卸売加工業者「三笠フーズ」(大阪市北区、冬木三男社長)が国から購入した非食用の事故米を食用などとして転売していたことが分かった。03年度以降に購入した約1800トンのうち、残留基準値を超える有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が混入した中国産など少なくとも約300トンの転売が確認された。福岡県内の工場で加工され、一部は焼酎などで販売されているとみられる。

 ◇流通状況を調査…農水省

 健康被害は確認されていない。農水省から5日に回収を指示された三笠フーズは自主回収する。また、同省は近く食品衛生法違反容疑で同社を大阪府警と福岡県警に告発する。

 農水省によると、同社は03年度から今年度まで、事故米を粉にして工業用のりなどの原料に加工するとして国から非食用の事故米計約1779トンを購入。実際は、佐賀県や鹿児島県の仲介業者や焼酎メーカーなどに転売していた。転売が確認された米は、メタミドホス混入の中国産約295トンのほか、発がん性のカビ毒「アフラトキシンB1」に汚染されたベトナム産などの約3トン。いずれも国が世界貿易機関(WTO)の協定に基づくミニマム・アクセス(最低輸入義務)枠で輸入した。

 8月末、事故米の不正流通をしているとの匿名の通報が同省にあり、同省が立ち入り調査を実施。メタミドホス0.05ppm(残留基準は0.01ppm)が検出された中国産の事故米を、06年度と07年度に同社が計約800トン購入。そのうち、約295トンが食用として転売されていたことを確認した。

 さらに、アフラトキシンB1が0.02ppm検出されたベトナム産の事故米を04年度に同社が約3トン購入。鹿児島県などの焼酎メーカー3社に販売されていた。仲介業者に転売された事故米がさらに転売され、一部が別の鹿児島県などの焼酎メーカーに渡っていた。焼酎以外どのような加工会社に流通したか、農水省が調査中だ。

 メタミドホスは中国製冷凍ギョーザ事件でも混入が確認され、同事件では最高で基準値の10万倍超が検出されている。アフラトキシンB1は、コウジカビの一種から生まれ、自然界で最強の発がん物質とされる。

 農水省の聴取に対し三笠フーズは「メタミドホス混入米は転売前に検査をして問題ないと判断した。カビの米は表面を削って転売した」と説明している。同省は「今のところ安全性に問題はないと考えており、転売先などについては、混乱を招く恐れがあり公表できない」としている。【奥山智己、夫彰子】

 ◇事故米

 国が買い取って保管、販売する政府米(外国産を含む)のうち、水にぬれたりカビや基準値を超える残留農薬が検出されて食用に回せない米。工業用のりなど用途を限定して販売される。農水省によると03年度〜08年7月に計約7400トンを販売し、三笠フーズを含む計17社が購入した。価格は1キロ当たり10円前後で、せんべいや酒の原料として売られる食品加工用米の5分の1ほど。

425とはずがたり:2008/09/06(土) 18:44:04

事故米転売:業界「最悪の事態」、消費者団体は行政批判
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080906k0000m040160000c.html

 コメを使う加工食品の業界団体に驚きと困惑が広がった。また、消費者団体からは食品業界や行政への不信をあらわにする声が上がった。

 「食の安全が叫ばれている時に論外の出来事。何てことをしてくれたのか」。日本酒造組合中央会(東京都港区)の小野博通理事は怒った。同会は、清酒や焼酎の蔵元など約2000業者で構成され、今回転売先となった焼酎メーカーも属している可能性がある。

 せんべいやおかきなどのメーカー約500社で組織する全国米菓工業組合(同区)は、幹部が急きょ農林水産省に出向いて情報収集。今井教夫顧問は「米菓に使われているのかどうか……」と不安を隠さない。

 全国各地でコメのブランド化事業を手掛ける米穀店「スズノブ」(東京都目黒区)の西島豊造社長(45)は「最悪の事態だ。今年は食への不信感が高まる中でお米が見直され、米屋も元気が出始めていた。米業界も菓子、焼酎業界も停滞しかねない。どうやって信用を取り戻したらいいのか」と語気を強めた。

 また、日本消費者連盟(東京都新宿区)の富山洋子・代表運営委員は「業者はもちろん許せないが、さらにそれを見逃していた行政の手ぬるさにも怒りを覚える。食品偽装が続いて農水省は取り締まりを強化しているというが、形ばかりなのか」と批判した。

毎日新聞 2008年9月6日 1時02分

426とはずがたり:2008/09/06(土) 18:45:25
>>424-426

事故米転売:三笠フーズ社長「私が指示」 二重帳簿認める
http://mainichi.jp/select/today/news/20080906k0000e040040000c.html

事故米転売問題で会見、謝罪し頭を下げる冬木三男・三笠フーズ社長(左)ら=大阪市北区梅田で2008年9月6日午前10時57分、三村政司撮影 米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が殺虫剤やカビに汚染された米を食用として転売していた問題で、同社の冬木三男社長(73)が6日午前、同区内で、問題発覚後初めて会見した。冬木社長は「私から指示した。利益が出るということで私が決裁した」と述べ、転売を指示していたことを認めた。また同社が、不正を隠すため二重帳簿を作っていたことも明らかにした。

 冬木社長は会見の冒頭、「このたびは皆様に多大なるご迷惑と心配をおかけしました」と話し、深々と頭を下げた。そのうえで「現在、農水省の指導で製品の回収をしています」と語った。

 動機については「経営が苦しくてやってしまった」と弁明。「10年くらい前に買収した会社が(不正を)やっていた。5、6年前に(現場から)提案があり、私が『やれ』と言った」と不正のきっかけを説明した。

 流通経路に関しては「焼酎メーカー数社や製粉関係に売った」「菓子と焼酎、ブタの餌以外にはない」としたが、「調査を受けている段階なので」と具体的な転売先は明らかにしなかった。

 今回の米は、有機リン系殺虫剤のメタミドホスや発がん性カビ毒アフラトキシンB1に汚染されていたとされる。冬木社長は「(危険性の認識は)基本的には持っていた。深く反省している」と陳謝した。【根本毅、稲垣淳】

毎日新聞 2008年9月6日 11時45分(最終更新 9月6日 13時07分)

427とはずがたり:2008/09/06(土) 18:48:09
こええなぁ。。
ナッツとかピスタチオ好きだけどちょいと喰うの減らす努力するかねぇ。。

アフラトキシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3

基準超過検出事例
1997年−2000年 イランから輸入されたピスタチオから検出
2002年 ペルーから輸入されたナッツから検出
2004年 ベトナムから輸入された米(政府保管米)から検出
2005年 中国から輸入されたそば粉から検出
2008年 中国製品による食中毒が社会問題となった時期、主に中国から輸入されたピーナッツ類から二ヶ月で8件も検出
ピスタチオ、ピーナッツ等のナッツ類や干しイチジク、トウモロコシ、ナツメグなどの香辛料からは、基準値以下のアフラトキシンがしばしば検出される。

428とはずがたり:2008/09/06(土) 21:35:31

事故米転売:10年以上前から? 買収企業の手法引き継ぐ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080907k0000m040064000c.html

 米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が殺虫剤やカビに汚染された米を食用として転売していた問題で、同社九州工場の宮崎雄三前所長(49)は6日、97年に同社が買収した米穀・飼料販売会社が以前から転売を繰り返し、三笠フーズがその手法を引き継いでいたことを明らかにした。10年以上前から事故米が食用に出回っていた疑いが浮上し、大阪府警と福岡県警は食品衛生法違反の疑いもあるとみて、情報収集を始めた。

 宮崎前所長によると、買収した会社は福岡県大刀洗(たちあらい)町の宮崎商店で、宮崎前所長の父親(76)が創業した。父親は同商店が買収されて以降、三笠フーズ九州工場所長に就任し、同社に事故米の転売を提案したという。三笠フーズの冬木三男社長(73)も転売に同意し、社内に指示した。

 その後、三笠フーズは主体的に転売を進め、常態化していったという。事故米と正規米を混ぜて販売していたが、100%事故米だったこともあった。

 今回、三笠フーズが不正を隠すために二重帳簿を作成していたことも発覚した。農林水産省に提出する帳簿は事故米を工業用に出荷したように伝票を偽造する方法だった。

 一方、冬木社長も6日の会見で「(事故米の取り扱いは)10年前ごろに別会社を買い取ってから始めた。その会社側の人間から、買い取って数年後に転用について教えられた。私から(転売を)指示していた」と同様の事実関係を認めた。その上で「経営が厳しくてついやってしまった」と利ざやを稼ぐことが目的だったと謝罪した。両府県警は、農水省からの告発を受け次第、事故米転売をめぐる不正の実態解明に乗り出すとみられる。【松尾雅也、山田宏太郎】

毎日新聞 2008年9月6日 21時11分

429とはずがたり:2008/09/09(火) 04:35:50
議員板で見かけた

69 名前:無党派さん[] 投稿日:2008/09/09(火) 04:33:42 ID:TFQBZ9bz
三笠フーズの猛毒汚染米 大半が消費され回収困難…15年以上前から食用に
155 :名無しさん@九周年:2008/09/08(月) 17:11:08 ID:9c/v1c0UO
この国で告発する事ってリスクばかりが高いからな
訴えた先の農水省に揉み消されるなんて日常茶飯事だから
で、農水省からはお宅の社員の○○がこんな事言ってんのやけど、とチクリが入る
もうね、ホント最悪だこの国

158 :名無しさん@九周年:2008/09/08(月) 17:12:21 ID:QuREfD7z0
九州の工場長は世襲だってさ
やっぱ秘密の保持には世襲が一番だよな。
公務員も世襲多いし、世襲のあるところ
悪事ありってみるのは間違いじゃないねえ。

自民党と農政族の皆さん本当に有難うございました
米余らせて腐らせて毒発生させて国民殺すとか
西日本では肝ガンは右肩上がりですね 経済は右肩下がりですが

430とはずがたり:2008/09/09(火) 21:06:24
同じく議員板でみっけ。

117 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2008/09/09(火) 20:35:37 ID:Rbkbrjzj
こちらにもどうぞ

913 名無しさん@九周年 New! 2008/09/08(月) 19:36:37 ID:0LTtY+Sj0
アフラトキシン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3
アフラトキシンは地上最強の天然発癌物質であり、肝細胞癌を引き起こす原因物質。毒性はB1が最も強い。今回入ってたのはB1。遅効毒性ですぐには死なない猛毒。『即死しないだけで確実に死ぬ。』


肝臓がん患者は事故米が流通し始めた10年前から西日本を中心に爆発的に増加中です。

肝臓がん患者の死亡率の推移図
ttp://ganjoho.ncc.go.jp/resources/graph_database/images/OSV1015_08_1958-2005.jpg
ttp://ganjoho.ncc.go.jp/resources/graph_database/images/OSV1016_08_1958-2005.jpg
ttp://ganjoho.ncc.go.jp/resources/graph_database/images/OSV1098_08_2005.jpg
ttp://ganjoho.ncc.go.jp/resources/graph_database/images/OSV1099_08_2005.jpg

自然界における 「最強の発がん性物質」 アフラトキシンB1(0.0015ppm = 10億グラム中に1.5グラムの濃度で、100%発癌 )に汚染された毒米が *10年以上に渡って* 食用として転売されていました。


92 無党派さん 2008/09/09(火) 14:43:58 ID:1lpmvdMZ
【事故米不正転売】農水省が三笠フーズを売却先として住友商事に紹介
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080909/crm0809090103002-n1.htm
事故米145トンを国から買い戻した住友商事(東京都中央区)に対し、『農水省が売却先として三笠フーズを紹介』していたことが8日、わかった。

431とはずがたり:2008/09/10(水) 08:33:57
議員板より
名無しの呑んべぇさんはどの板ですかね。。

115 名前:無党派さん[] 投稿日:2008/09/10(水) 05:10:34 ID:7aeOKu77
54 名前: 呑んべぇさん Mail: 投稿日: 2008/09/10(水) 02:24:36
私はとある酒造メーカーですが、三笠フーズの件は実は業界内ではみんな知っている事でした。
当然扱っているメーカーも知っていて扱っていました。
我々は自分達が扱う原料はかなり気を使って選びます。
いい加減な物は使いません。なぜこれだけのメーカーが扱っていたのかという理由は
品質に問題が出ないと判断したからです。
それを「知らなかった!」「騙された!」というのは甚だ白々しいと思います。

これだけは言っておきます。我々は自分達が扱う原料はとことん吟味します。
それを「知らなかった!」「騙された!」というメーカーは本当に信頼できません。
業界内では実際に、三笠さんが「事故米であるが問題無い!」と言って販売していた
ことは誰もが知っていることです。知らないで扱っていたところは一社たりとも無い
というのが事実です。

ただこの部分は闇に消えるでしょうがね。(笑)
55 名前: 呑んべぇさん Mail: 投稿日: 2008/09/10(水) 04:29:25
>>806
だと思ったよ。
俺はニュース速報+のスレにも、西酒造や美少年酒造が「知らなかった」と言うのは嘘と書き続けている。

432とはずがたり:2008/09/12(金) 11:34:37

>この事故米は九州工場で約1年間保管され、農薬の残留濃度が低下した後
これ時間が経つと濃度って低下するんですかね。拡散?蒸発?分解?
濃度が低下したなら安全って事になるし問題ないのでは?

其れは兎も角調べれば判りそうな事を放置してた感じですね。自公の食品安全行政の酷さが浮き彫りになったと云えるかも。

メタミドホス米「あるだけ全部買いたい」と社長
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/177460/
09/11 07:30更新

 大阪市の米粉加工販売会社「三笠フーズ」による事故米の不正転売問題で、平成18年11月に農薬のメタミドホスに汚染された事故米を政府が初めて売却することを知った冬木三男社長(73)が「いい米だ。全部買いたい。少なくとも3分の1はほしい」と周囲に話していたことが10日、分かった。入札には冬木社長自らが出向き、工業用のり原料の相場の2−3倍の高値で落札したという。

 この事故米は九州工場で約1年間保管され、農薬の残留濃度が低下した後、宮崎一雄・非常勤顧問らが偽装工作をしたうえで食用として売却しており、冬木社長が当初から食用転売を目的に購入し、宮崎顧問と結託して売却していた構図が浮かび上がった。

 三笠フーズによると、落札された事故米は基準値を超えるメタミドホスが検出された中国産のもち米の一部。18年5月に食品の残留農薬などの規制が強化されたことに伴い、これまでは流通していた大量の米が事故米になった。

 冬木社長はこの米が売却されることを知った際、「普通に食べられた米が安く買える。あればあるだけ買いたい」と意欲をみせていたという。

 11月に東京で行われた入札では5−6業者に競り勝って約500トンの落札に成功。落札価格は相場の1キロ当たり5−6円を大幅に上回る9−14円で、輸送費などの約30円を上乗せすると、工業用のり原料の相場を上回る恐れがある採算性の低い取引だった。競合した業者からは「なんでそんなに高く買えるんだ」と疑問の声が上がったという。

433とはずがたり:2008/09/13(土) 22:52:47

<事故米食用転売>県が井之上製粉を調査 食品衛生法違反の疑い /宮崎
2008年9月13日(土)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk45040683000c.html?fr=rk

 「三笠フーズ」(大阪市)による事故米転売問題で、県は12日、事故米を加工せずに横流ししていたとされる井之上製粉(都城市)を、食品衛生法違反の疑いがあるとして調査を始めた。今後、行政指導や処分の検討をする

 同法は、国が指定する基準以上の有害物質を含む食品の販売を禁止している。同社が熊本県内の米卸業者から仕入れた事故米は、農薬メタミドホスに汚染されている疑いがあり、同法に抵触する。

 これまでの同社の説明では、事故米を国産米と混ぜて製粉していることになっていた。このため、粉全体の中にどの程度メタミドホスが含まれているのかが不明で、ただちにこの条項違反には問えなかった。

 ただ、11日になって同社が「粉に加工せずに、そのまま宮崎市内の餅屋に転売した」と説明を一転。同法違反の疑いが強くなった。県は、転売先の餅屋がある宮崎市とともに、業者の聞き取りや流通ルートの調査を進める。【種市房子】

434とはずがたり:2008/09/13(土) 22:58:23
ひでぇな。自民党行政は業者保護至上主義で消費者は毒で死んでも仕方がないという姿勢が貫徹しておるヽ(`Д´)ノ
>悪質な偽装工作だが、農水省側にも落ち度があった。検査は抜き打ちでなく、1日前の通告制。昨年1月には三笠フーズの不正を告発する封書も届いたが、だまされ続けた。

商社の汚染米も転売 三笠フーズ 焼酎5社を公表
2008年9月9日(火)08:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/m20080909021.html?C=S

 米加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)の事故米不正転売問題で、同社が、政府から購入した事故米とは別に、大手商社から基準値を超える農薬やカビのため工業用とされた事故米743トンを購入し、一部を食用として転売していたことが8日、農林水産省の調べで分かった。農水省は同日、事故米の転売・流通先となっていた5焼酎メーカーの名前を公表した。

 また、政府から購入した事故米1779トンのうち、カビなどの事故米数百トンについても不正転売していたことも新たに判明。殺虫剤メタミドホスが検出された中国米など434トンの転売とともに、同省が全容解明を進めている。

 同省によると、三笠フーズは、平成17年度に住友商事がタイから輸入したミニマムアクセス米のうち、カビのため政府に引き渡しできなかった145トンを購入。18年度には基準値を超えた殺虫剤アセタミプリドが検出されたベトナム米598トンを、同様に双日から業者を通じて入手した。

 このうち、双日が輸入したベトナム米の一部が焼酎の原料として、熊本県の「抜群酒造」「六調子酒造」と鹿児島県の「喜界島酒造」、非公表の1社に売却され、仲介業者を通じて福岡県の「光酒造」と鹿児島県の「西酒造」にも売却された。喜界島酒造と西酒造は、カビ毒「アフラトキシンB1」が検出された政府の事故米も、三笠フーズから転売を受けていた。

 西酒造は事故米が有名銘柄「薩摩宝山」に混入した可能性が高いとして自主回収を開始、抜群酒造も回収を始めた。六調子酒造と喜界島酒造、光酒造は「出荷前」などとしているが、安全が確認されるまで販売を自粛した。
                   ◇
 農水省は8日、三笠フーズの九州工場(福岡県)を改めて立ち入り調査。また、事故米を購入している住友商事、双日の両社と16業者の一斉点検を始めた。
                   ◇
 ■農水省「監視不十分だった」

 虚偽の加工計画書、工場の偽装作業、二重帳簿…。三笠フーズは悪質な隠蔽(いんぺい)工作を重ね、農水省の検査をだまし続けた。一方、不正を見抜けない甘い検査態勢にも批判が集まり、農水省は8日、「監視体制が不十分だった」と認めた。

 三笠フーズは事故米を加工する虚偽の日程などを盛り込んだ計画書を農水省に提出していた。同省の担当官が検査に来ると、急遽(きゅうきょ)加工機械を稼働させ、工業用糊(のり)を作っているように見せたという。

 コメ粉を糊用の袋に詰め虚偽の台帳を見せる。しかし、担当官が帰ると機械はストップ。工業用の袋に詰められたコメ粉は、食用の袋に詰め替えられた。

 悪質な偽装工作だが、農水省側にも落ち度があった。検査は抜き打ちでなく、1日前の通告制。昨年1月には三笠フーズの不正を告発する封書も届いたが、だまされ続けた。

 野田聖子消費者行政担当相が「チェックが甘かった」と述べるなど批判を浴びた農水省。白須敏朗農水事務次官は検査の不備を認め、「確実に(事故米を工業用に)加工する業者を探せないなら(事故米の)廃棄も検討する」と述べた。

435とはずがたり:2008/09/13(土) 23:01:23

<事故米食用転売>農水省、転売先5社公表
2008年9月8日(月)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20080908dde001040044000c.html?C=S

 米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)の事故米転売問題で、大手商社の双日と住友商事が国から購入した輸入米のうち、殺虫剤「アセタミプリド」などに汚染された事故米743トンが、三笠フーズに販売されていたことが、農林水産省の調べで分かった。これらの事故米は、喜界島酒造(鹿児島県)や西酒造(同)など酒造会社6社に販売されており、同省は三笠フーズが商社からの事故米も食用に転売していたとみて調査を始めた。

 また、農水省はカビ毒「アフラトキシンB1」に汚染された事故米の転売先の酒造会社2社を含め、同意が得られた転売先の計5社の企業名を公表した。

 農水省によると、住友商事が05年度に国から購入したタイ産米のうち、145トンにカビが生えて事故米となった。また、双日が06年度に購入したベトナム産米のうち、598トンに基準値(0・01ppm)の3倍のアセタミプリドが検出され事故米となった。

 三笠フーズは、これらの事故米を購入。仲介業者を通じるなどして、喜界島酒造(鹿児島県)▽西酒造(同)▽六調子酒造(熊本県)▽抜群酒造(同)▽光酒造(福岡県)と鹿児島県の酒造会社に販売していた。

 農水省はアセタミプリドに汚染された米について「大人が相当量食べても1日摂取量をオーバーしないので健康に影響はない」としている。一方、農水省はカビ毒「アフラトキシンB1」に汚染された事故米の転売先の酒造会社は、喜界島酒造と西酒造だったと発表した。【奥山智己】

 ◇事故米購入16社、転売有無を点検

 米卸売加工会社「三笠フーズ」の事故米転売問題で農林水産省は8日、16社についても、不正転売をしていないか緊急点検を始めた。

 調査対象は、ライスボーイ(青森市)▽ライフクリエート・ケイ(岩手県金ケ崎町)▽横手運送(秋田県横手市)▽コーユ(山形県酒田市)▽宝澱粉化学(東京都港区)▽島田化学工業(新潟県長岡市)▽アグリフューチャー・じょうえつ(新潟県上越市)▽沼田製粉(富山県小矢部市)▽浅井(名古屋市瑞穂区)▽太田産業(愛知県小坂井町)▽東伸製糊(奈良県御所市)▽三喜精麦(奈良県大和高田市)▽高畑精麦(香川県善通寺市)▽南海物産(松山市)▽石垣農産(福岡県筑後市)▽勝尾商店(鹿児島市)。【奥山智己】

436とはずがたり:2008/09/14(日) 00:52:18

なんと。。基準そのものの決定も政治的・恣意的・ええ加減なんすかねぇ。。

【コラム】 コーヒー豆の輸入騒動で考える日本は食に神経質すぎる?
2008年9月13日(土)15:00
http://news.goo.ne.jp/article/r25/nation/r25-1112008091107.html

コーヒーの定番“モカ”。実はいま、“モカ”が喫茶店のメニューから姿を消すかも…といわれている。

発端は、7月にエチオピアが輸出したコーヒー生豆から、基準値を超えた殺虫剤成分が検出されたことだ。全日本コーヒー協会によれば、日本に出回る“モカ”の99%はエチオピア産。だがそれ以降、輸入量は従来の10分の1に減っているという。ただし、日本以外の国では変わらず輸入が続いているのだそう。つまり、輸入量が大幅に減少しているのは日本だけなのだ。

ん? それって、日本が神経質すぎるってこと? 輸入食品の安全性確保について、厚生労働省・輸入食品安全対策室に聞いた。

「国内での販売等が目的の輸入食品は、食品衛生法との適合を確認します。海空港の検疫所に輸入届出が義務付けられ、審査後、必要に応じて残留農薬等の検査を行います。エチオピア産コーヒー生豆の場合、違反が続いたので輸入のつど検査をしています」

でも、今回のような事態が起こるというのは、モカに限らず各国で残留農薬の制度に違いがあるんですよね?

「はい。食品衛生法では、残留農薬について2006年に『ポジティブリスト制度』を導入。これは、欧米諸国でも実施されていますが、基準値は必ずしも一致しません」(同)

一方、「問題は、輸入食品に頼らざるを得ない日本の現状」と指摘するのは、東京大学大学院総合文化研究科の井上健教授だ。

「70年代以降、公害問題などをきっかけに、わが国にも食の安全性を強く意識する層が生まれました。国が輸入食品の安全性確保に本腰を入れるようになったのは、そうした少数派の根強い運動の成果でもあります。しかし、今回の“モカ”が“小麦”だったら、報道されず黙認されていたかもしれません」

つまり、需要の高い食品ほど安全性の基準が低めに設定されかねない、と井上教授はいうのだ。今後も、食料自給率が心配な日本。その国で生きる私たちとしては、未来の食事情に相当な覚悟をしなくちゃいけないのでしょうか?
(R25編集部)

437とはずがたり:2008/09/14(日) 00:55:19
日本の流通は未だこんなもんなんか?今回はロンダしなきゃあかんから特殊ケース?

汚染米、11業者経て価格40倍 「米国産」と偽装も
http://www.asahi.com/national/update/0913/OSK200809130081.html
2008年9月13日15時0分

 大阪市の米販売会社「三笠フーズ」が農薬などに汚染された事故米を食用と偽って販売していた問題で、京都市内の介護施設などに保管され、基準値を超える有機リン系農薬成分・メタミドホスが検出された中国産もち米が「米国産」として流通していたことが13日、わかった。同社から施設まで11業者を経由し、1キロあたりの単価は約9円から370円にはね上がっていた。

 朝日新聞の調べや三笠フーズなどによれば、三笠フーズは06年11月〜昨年5月にかけて、メタミドホスの基準値(0.01ppm)を超えて事故米となった中国産もち米約800トンを、国から4回にわけて計711万9千円で購入。1キロ当たりの単価は8.9円だった。同社はその米を佐賀県の仲介業者に単価約40円で売っていたという。

 この後、中国産もち米は佐賀の仲介業者から、福岡県内の3業者と別の1業者を介し、大阪府内などの4業者を経て最終的に京都市内の給食会社「日清医療食品」近畿支店に単価370円で売られた。同支店は近畿2府4県の病院や老人保健施設など計119カ所に給食として納入していた。

 事故米の産地は、こうした流通ルートの過程で中国産から米国産に切り替わっていた。流通ルートで8番目にあたる大阪府泉佐野市内の業者は朝日新聞の取材に対し「中国産として購入し、中国産として販売した」と回答。日清医療食品に売った10番目の大和商会(堺市)は、「日清医療食品から米国産が欲しいと注文を受けたので米国産を発注した」と答えた。買った米の袋にも米国産を示すシールがはられていたという。

 大和商会から「米国産」の注文を受けたとされる9番目の神戸市内の穀類仲介業者は朝日新聞の取材に「大阪市の支店にすべてまかせていた」と話している。(藤田さつき)

438naho:2008/09/14(日) 15:21:39
グラビアアイドルもガンガン突きまくります!!
http://pop33.jp/match/

439とはずがたり:2008/09/15(月) 21:49:38

【事故米不正転売】三笠フーズ 農政事務所元課長を接待 不正転売の監視役
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080915-00000917-san-soci
9月15日12時26分配信 産経新聞

 米加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)が汚染された事故米を不正転売していた問題で、不正転売を監視する農林水産省近畿農政局大阪農政事務所の元消費流通課長(62)が、現職時に冬木三男社長らから飲食店で接待を受けていたことが15日、同省の調査で分かった。この元課長は、調査に対して、接待を受けたことを認めているという。
 同課は大阪府内の米の流通を管轄。汚染米の販売管理や業者の監督・指導、不正チェックも担当しており、飲食接待は不正転売の時期に行われていた。元課長は「接待の見返りに三笠フーズに便宜を図ったことはない」と、便宜提供は否定しているという。
 農水省によると、元課長は平成17〜18年に、同社が経営する大阪市北区の居酒屋で、2度にわたって冬木社長や同社関係者ら数人から、焼き鳥やビールなどの飲食接待を受けた。飲食料金は1人数千円程度で、全額、三笠フーズ側が負担した。
 飲食接待について、「仕事の込み入った話はしなかった」などと弁解しているという。農水省の調査では金銭授受などは確認されていない。元課長は、すでに退官している。
 こうした接待は、利害関係者との無許可での飲食などを禁じた国家公務員倫理規程に違反する疑いもあり、農水省は「大変遺憾」としている。また、ほかに同規程違反がないか、全職員を対象にした確認作業も始めた。

最終更新:9月15日14時15分

440とはずがたり:2008/09/15(月) 21:51:12
自然に分解して基準値以下になるなら食用価値ゼロとは云えないのでは?まぁ気持ち悪いわけだが生産国の側で出荷するの1年遅らせれば同じ事ですよねぇ

【疑惑の濁流】汚染米不正転売“禁断ビジネス”の背景 数年前に「自殺も考えた」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/178192/
09/13 11:52更新

 疑惑の顧問は、納得いかない様子だった。「いいですか、他の業者も買っているんです。そこの調査もせんとおかしいでしょう」

 米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が発端となった汚染米の転売問題は「発案者」として批判の渦中にある宮崎一雄・非常勤顧問(76)が示唆した通り、新たに愛知県の2社でも不正が発覚するなど、影響は全国に拡大している。

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 中国製ギョーザの中毒事件で話題になった農薬メタミドホスに、天然由来では「地上最強」とされる発がん性カビ毒・アフラトキシンB1…。三笠フーズが手を染めたのは、食用価値ゼロのコメを食べさせる、いわば禁断のビジネス。宮崎顧問は取材に「(転売を)提案していない」と否定したが、農薬の汚染米については「事故米と『ちゃんぽん』したら困る」と“安全性”を訴えた。

 ≪目利きのプロ≫

 宮崎顧問が今の役職に就いたのは平成14年ごろ。九州工場の責任者だったとされるが、本人の発言が二転三転し、仕事の内容ははっきりしない。

 ただ、事故米から工業用のりの原料を製造していた個人商店時代の経験を買われ、三笠フーズの冬木三男社長に「入札があればコメを見てきてほしい」と要請されたことは認めている。

 「事故米というのはまず下見があり、その翌日に値段をつけるんです。これがなかなか難しい」

 カビの生えたコメにも、優劣はある。下見で状態を見極め、適正な価格で競り落とす。宮崎顧問は「人に教えられるもんじゃない」と自負心すらのぞかせた。

 ≪多額の借金≫

 三笠フーズで働く前は、福岡県で米穀飼料販売の「宮崎商店」を経営。佐賀県の業者からのり作りの手法を学び、カビの生えた事故米を加工して出荷していた。

 だが同商店は平成9年、資金繰りが極度に悪化し、倒産状態に陥る。息子の雄三氏(49)は近くに工場があった三笠フーズに入社する一方、宮崎顧問は債務の弁済に追われた。

 倒産の原因は、仕入れたはずの冷凍食品が届かず、多額の負債をつかまされたからだ、という。つまり詐欺に遭ったという説明だが詳細は不明。

 とにかく、宮崎顧問には2億円の借金が残った。資産は銀行に差し押さえられ、熊本県内の実家も競売にかけられた。福岡市の自宅も失いかけたといい、宮崎商店は14年、正式に自己破産した。

 「あのころは自殺を考えたこともある」。今、思いだしても苦しそうに、宮崎顧問は顔をしかめた。ちょうどそのとき、救いの手を差し伸べたのが三笠フーズの冬木社長だった。事故米のプロに支払う顧問料は、月15万円だった。

 ≪安全宣言?≫

 三笠フーズが転売したメタミドホス検出米は18、19年度に政府から落札。残留農薬の規制を強化する「ポジティブリスト制度」が18年5月に施行され、これまで食用に流通していたはずの米が工業用などに限定して入札にかけられた。

 「残留農薬ってのはね、これは初めてですよ」

 長年、事故米にかかわってきた宮崎顧問も、農薬規制ではじかれた米を扱ったことがなかったという。「(従来の)事故米は臭いから食べる人はいない。だがメタミドホスは日にちがたつと消えると聞いた」

 実際、三笠フーズは倉庫内に少なくとも1年にわたって汚染米を保管。農薬の自然分解で毒性を薄めるのが目的だったとみられる。宮崎顧問は専門の分析機関に依頼した検査で、メタミドホスが基準値(0.01ppm)と一致したことを強調。「人体に害はなかった」としている。

 冬木社長は6日の会見で「経営が苦しく、ついやってしまった」と利ざや目的だったことを認めている。一方の宮崎顧問は「提案もしていないし、その権限もない。メタミドホスの入札に参加したのは冬木社長」と全面否定しているが、一般論としてこう語った。

 「のりの販売だけで、もうかるわけないだろう」

441荷主研究者:2008/09/15(月) 23:47:48

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807100049.html
'08/7/10 中国新聞
天野実業、里庄の工場増強へ
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 アサヒビール(東京)と資本・業務提携したフリーズドライ(FD)食品大手の天野実業(福山市)は、里庄第一工場(岡山県里庄町)の増強に着手する。食品事業の拡大を急ぐグループの経営計画に沿い、2007年9月期に140億円だった売上高を13年までに200億円とする態勢づくりを急ぐ。

 工場敷地内の空き地約6000平方メートルに新たな工場棟を設ける。1967年操業の第1工場は老朽化した設備もあり、既存設備も段階的に更新する。着工時期や投資額は今後詰める。

 89年完成の里庄第2工場を含めた2つの生産拠点をフル稼働した場合、売上高は150億円が上限と試算。設備投資で生産能力の引き上げを図る。

【写真説明】増産に向け、設備投資を計画している天野実業の里庄第1工場

442とはずがたり:2008/09/18(木) 09:10:45
>07年のペットフード問題では、使用した粉末たんぱくのメーカーが、たんぱく質純度を高くみせかけるためにメラミンを混入したとされている。
こんな理由で赤ちゃん殺されては敵わんな。。

2008.09.17 Web posted at: 12:50 JST Updated - AP
ビジネス
メラミン入り粉ミルク、死者3人に 中国
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200809170009.html

北京(AP) 中国の陳竺衛生相は17日、有害物質メラミンに汚染された粉ミルクで腎臓結石を発症した乳児が浙江省で新たに1人死亡し、死者が3人に増えたと発表した。

汚染粉ミルクで腎臓結石になった子どもは全国で6244人に増え、うち158人は重症。これまでの死者2人は甘粛省で報告されていた。

中国の国家質検総局が16日にウェブサイトで発表したところによると、同局が109社の製品サンプルを検査したところ、22社の粉ミルクからメラミンが検出された。

広東省の1社は、粉ミルクをバングラデシュやイエメン、ミャンマーに輸出していた。ただしこれまでの検査では、同社の輸出向け商品にメラミンの痕跡はなかったという。

こうしたなか香港の食品当局は、この企業が製造したアイスクリームからメラミンが検出されたことを受け、自主回収を命令した。当局はウェブサイトで、通常の消費でアイスが人体に大きな影響を与える可能性はないものの、小さい子どもが食べるべきではないとの見解を示した。

ミルク製造元がメラミン混入認める―乳児の腎臓結石
2008/09/12(金) 09:43
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&amp;d=0912&amp;f=national_0912_005.shtml

  新華社電によると、石家荘三鹿集団股フェン有限公司は11日夜、8月6日以前に出荷した同社製の乳幼児用粉ミルクにメラミンが混入していたとして、該当製品700トンをすべて回収することを決めたと発表した。

  これまで、同社製の粉ミルクを使っていた乳児に腎臓結石が多発してたことが明らかになっていた。症例は甘粛省、湖南省、湖北省、山東省、安徽省、江西省、江蘇省など、多くの地域に広がっている。

  甘粛省衛生庁は、2008年になり同省内の乳幼児で、腎臓結石による死亡例があることを確認した。同庁は、06年、07年に省内に発症例はなく、08年になってから59の発症例があったとした。

  中国衛生部の専門家によると、メラミンは泌尿器の結石をもたらす可能性があるという。

  07年春には、中国から米国に輸出されたペットフードにメラミンが含まれていたことで、ペットが死亡する事件があった。

  メラミンは窒素を多く含む有機化合物で、食品に混入していると、たんぱく質含有量の測定で、実際よりも高い数値が得られる場合がある。07年のペットフード問題では、使用した粉末たんぱくのメーカーが、たんぱく質純度を高くみせかけるためにメラミンを混入したとされている。(編集担当:如月隼人)

443とはずがたり:2008/09/18(木) 18:04:41

何処迄拡がるのか。

【事故米不正転売】コンビニおにぎりにも混入
2008.9.18 14:36
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080918/crm0809181445021-n1.htm

 汚染された事故米の不正転売問題で、「三笠フーズ」(大阪市)と「浅井」(名古屋市)が転売したもち米が、食品加工会社「シノブフーズ」(大阪市)に販売されて赤飯のおにぎりに加工され、東海地方のコンビニやスーパーで売られていたことが18日分かった。

 シノブフーズによると、今年2〜8月に京都市の米穀販売業者から仕入れたもち米の一部に汚染米が混入していた。シノブフーズは「国産のもち米として仕入れた。仕入れ先も知らなかったが、消費者らに迷惑かけた」と話している。

444とはずがたり:2008/09/18(木) 18:17:04

あのぬるぬるの検査態勢は事故米の不正販売を鼓舞していたとしか思えない。一般国民は業者の儲けの犠牲の為に死ねと云うのが自民党政府の基本姿勢であるヽ(`Д´)ノ
我々は自民党に死ねと選挙で表明しなければ殺されてまうど〜。

【事故米不正転売】太田農水相、国会初答弁は謝罪に終始
2008.9.18 10:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080918/plc0809181110004-n1.htm

 「責任を痛感している」「おわびを申し上げたい」…。汚染された事故米不正転売問題をめぐる衆院農林水産委員会の審議に臨んだ太田誠一農水相。委員から不正転売を見抜けなかった農水省の責任を追及され、何度も謝罪の言葉を繰り返した。農水相就任後初めての国会答弁。ときに発言が問題となる太田農水相だが、この日は官僚が用意したペーパーを読み上げながらの弁解に終始。防戦一方の展開となった。

 厳しい表情で委員会室に入ってきた太田農水相は、審議の冒頭に、自ら不正転売について説明したうえで、農水省の対応について「国民に迷惑をかけ深くおわびします」と頭を下げた。その後も、委員からは「見逃した責任は重大」などと追及されるたびに、謝罪の言葉を繰り返した。

 しかし、ほとんどは、下を向いて官僚が準備したペーパーを読みながらの答弁。「“結果的に”消費者の不安を招いた」と、責任逃れともとれるような言葉も。続いて答弁に立った農水省幹部も、同じ言葉を繰り返した。

 「人体に影響はない。じたばた騒いでいない」と発言したことについて、自民党の岩永峯一衆院議員から真意を問われると「食品の安全リスクは(内閣府の)食品安全委員会が評価する。農水省はリスクの管理をしている」と、正面からの答えを避けた。

 野党の委員から「答えになってない」とやじが飛ぶと、「おっ…」と小さく声を上げて、数秒間、言葉を失う場面も。質問した与党委員からも「もっと率直に答えてほしかった」と不満が漏れた。

 白須敏朗農水事務次官が今月11日に「責任があるとは今の段階では考えていない」と発言したことについては、自ら注意したことを明かし、事故米流通先の業者名を明かす際に、何度も訂正を繰り返したことについても、農水省の不手際を認めた。

445とはずがたり:2008/09/18(木) 19:30:55
飽く迄業者の側に立つ自民と徹頭徹尾生活者・消費者の立場に立つ民主で政権選択すべぇ。

【事故米不正転売】焦る自民党 総選挙への影響懸念
2008.9.18 00:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080918/plc0809180036002-n1.htm

 大阪市の米粉加工会社「三笠フーズ」による事故米の不正転売事件も、自民党を大きく揺さぶっている。17日の関係合同部会では、不正を見抜けなかった農水省への不満が噴出し、原因解明や再発防止を求める緊急の決議を採択した。そこには、総選挙を視野に国民の不信の矛先が与党に向かうことへの焦りの色がにじむ。

 自民党本部で開かれた農林、厚生労働などの関係合同部会には総裁選の最中にもかかわらず、国会議員50人以上が出席し、党内で事故米問題が注視され、深刻に受け止められていることをうかがわせた。

 園田博之政調会長代理はあいさつで「最終消費者だけでなく(事故米流通先として)公表された業者の中には善意の被害者もいる。この被害者も含めた対応を考えるのが責任政党・自民党の責任だ」と述べ、与党としての存在感を強調してみせた。

 ただ、合同部会では「なぜ不正を把握できなかったのか」といった農水省への批判が相次いだ。吉田六左エ門衆院議員は「半端な対応では国民の気持ちは収まらない。次の選挙で、とんでもない反応が起こる」として、総選挙への悪影響を露骨に指摘した。

 党内には、農水省の白須敏朗事務次官が11日に「(同省に)責任があるとは今の段階では考えていない」と発言したことに対し「罷免すべきだ」(農水相経験者)との声もある。同省をスケープゴートに仕立て上げ、総選挙前に自民党に降りかかる火の粉を払う思惑も透けてみえる。

 合同部会では、16日に流通先の業者名を公表した政府の対応に関して最も意見が出された。風評被害への懸念を含め「事故米と知らずに購入した業者は踏んだりけったりだ。補償は出るのか」という批判が出た。

446とはずがたり:2008/09/19(金) 01:01:54
蜥蜴の尻尾切りだヽ(`Д´)ノ
農水省の責任にしようとしてるけど業者保護しか考えない自民党政権の問題である事をきちんと暴いて行かねば成らんヽ(`Д´)ノ

白須農水次官が辞意=事故米問題で引責
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&amp;k=2008091900014

 農水省の白須敏朗事務次官が辞任する意向を太田農水相に伝えたことが18日明らかになった。事故米の不正転売問題で、同省が不正を見抜けず社会を混乱させた責任を取るためとみられる。後任には井出道雄林野庁長官が有力視される。(2008/09/19-00:38)

447とはずがたり:2008/09/19(金) 02:00:13

事故米の検査方法に自民党から圧力掛かってないかきちんと徹底的にしらべよヽ(`Д´)ノ

【事故米不正転売】三笠グループ会社が自民支部に献金 4年間で112万円
2008.9.18 13:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080918/plc0809181332009-n1.htm

 三笠フーズ(大阪市)による事故米の不正転売問題で、同社のグループ会社2社が、平成15〜19年の5年間に、大阪市内の自民党支部に計112万円の政治献金をしていたことが18日、分かった。支部側は「正当な献金」として、返還しない意向を示している。

 政治資金収支報告書などによると、献金したのは、三笠フーズの冬木三男社長(73)が社長を兼務する米穀卸会社「辰之巳」と小売会社「辰之巳米穀」。両社とも自民党大阪市鶴見区第3支部に、15年は各8万円、16〜19年には各12万円を献金していた。

 同支部の代表は、元参議院議員、坪井一宇氏の妻、まき氏。15年に大阪市議選(鶴見区)に立候補したが落選している。

 妻の代理として一宇氏が産経新聞の取材に応じ、「20年以上前から冬木社長と知り合いで献金を受けた。三笠フーズと辰之巳が同じだったとは報道があるまで知らなかった。事故米の転売には憤っている。議員時代を含め、米に関する仕事を頼まれたこともない」としている。

 辰之巳は昭和53年設立。信用調査会社によると、もとは三笠フーズと辰之巳米穀の資産管理会社だったが、今年5月、辰之巳米穀と合併した。不正転売問題では、三笠フーズとともに不正競争防止法違反罪で熊本県警に告発されている。

448とはずがたり:2008/09/19(金) 02:04:22
>>446
撤回後引責辞意か

“無責任発言”を撤回 農水相や官房長官に叱られた農水次官
2008.9.18 20:45
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080918/biz0809182050015-n1.htm

 米加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)の事故米不正転売問題で「(農水省に)責任があるとは考えていない」と発言したことについて、白須敏朗農水事務次官は18日の定例会見で、「不適切だったと反省している」と謝罪し、発言を撤回した。

 今月11日の会見で、同省が長期にわたって不正転売を見抜けなかったことなどについて「(農水省に)責任があるとは考えていない」と発言していた。

 白須次官は、撤回の理由として「国民の皆様に不快感を与えた」ことを挙げ、「太田誠一農水相と町村信孝官房長官に注意を受けた」と説明した。

449名無しさん:2008/09/19(金) 08:03:16
議員板からのコピペ

654:無党派さん
2008/09/19(金) 02:50:27 ID:gD+JiQFH
◆食べた人、全員肝臓ガンで死にます 〜 三笠フーズ 汚染米事件 〜
・「アフラトキシン」は地上最強の天然発ガン物質
・発症までに10〜20年かかるが、極微量でも摂取すれば肝臓ガンになる可能性は100%
・調理では分解されず食品中に残る
・西日本で肝臓ガン死亡率が高く偏っており、原因不明とされていたが・・・
 (資料)国立がんセンター
 http://ganjoho.ncc.go.jp/pro/statistics/gdball.html?7%9%1

医師板からのコピペ 
40:逃亡者:2008/09/13(土) 01:26:17 ID:23fUP1Pf0
 2年前から大阪で勤務しているが、以前の勤務地と比較して大阪は本当に肝臓癌の患者が多いと感じた。
消化器内科からTAE(肝動脈塞栓)の依頼が次から次へとくる。 で、ずっと疑問に感じていたことがある。
大阪では患者の殆どが男性なのだ。おまけにウイルスフリーもちらほらいる。
それでHCV・HBV以外にも肝臓癌の原因はきっとあるに違いないと、大阪に来てからずっと思っていた。
 今回この事件を知って二度驚いた。ひとつは不謹慎だけど、「あー、やっぱり」っていう驚き。
実際には因果関係を証明するのは無理でしょう。でも治療している実感としてはピッタリだったて事なんですよね。
もうひとつは、自分も肝臓癌になる可能性があるっていう驚き。というより、恐怖だろうか。
肝臓癌の治療すればするほど思うのだが、本当に治らない。今では絶対に治らないという確信さえ持っている。
最期が悲惨なだけに考えてもみなかったことだ。
肝臓癌になるかどうかは別にしても、今はこんな情けない国に生まれてきたことが悔まれて仕方がない。

450とはずがたり:2008/09/19(金) 09:12:39
むう,怖いですねぇ。。
しかし
>・発症までに10〜20年かかるが、極微量でも摂取すれば肝臓ガンになる可能性は100%
ってのは100%の部分は不正確なんではないでしょうかね。

>実際には因果関係を証明するのは無理でしょう。でも治療している実感としてはピッタリだったて事なんですよね。
事故米の流通は10〜20年前から起きてたんでしょうかね?

451とはずがたり:2008/09/19(金) 09:33:48
>>448>>446
自分も辞職せざる得なくなるのを恐れてるんか?
>太田農相は辞任を認めない意向を示しており

白須農水次官が辞意 太田農相は認めない意向
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008091801001079.html

 農林水産省の白須敏朗事務次官が太田誠一農相に辞意を伝えていたことが18日、分かった。関係筋によると、太田農相は辞任を認めない意向を示しており、ただちに辞任するかどうかは流動的だ。

 米粉加工販売会社の「三笠フーズ」(大阪市)などによるカビ毒や農薬に汚染された事故米の不正転売問題で、白須次官は11日の記者会見で「一義的には(不正転売した)企業に責任があると考えている。私どもに責任があるというふうに考えているわけではない」と発言していた。

 しかし、無責任との批判が高まり、18日の記者会見で「発言は不適切だったと反省しており、撤回した上であらためて謝罪したい」と陳謝していた。

 この問題で、農水省は三笠フーズなど業者に対する立ち入り調査で、事前に業者側に検査時間を通告したことなどで、不正転売を見抜けず、監視態勢の不備を認めている。

 白須次官は昨年9月、農相が不祥事で相次いで辞任したため、人心一新を図るとして突然辞任した小林芳雄前事務次官の後任として就任した。
2008/09/19 01:27 【共同通信】

452とはずがたり:2008/09/19(金) 23:32:29

農水省は公表しないと…汚染米流通先の自殺した社長「公表恐れていた」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/179466/
配信元:
09/18 15:56更新

 政府が事故米流通先の1つとして公表した広陵町の米穀販売会社「ナカガワ」の男性社長(54)が、16日深夜に自殺していたことが17日、分かった。社長は16日昼にも自殺を図っていたといい、家族は突然の悲報に憔悴(しょうすい)しきった様子。一方、同社の取引先関係者は「社長は公表を恐れていた」と話し、事故米問題が巻き起こした悲劇に憤りをみせた。

 香芝署によると、社長は最近になって家族に「死にたい」「病院に行きたい」などと漏らしていたという。16日午後1時半ごろには農薬を飲んで自殺を図ろうとし、臭気でもうろうとしているところを家族が見つけ、病院に搬送。社長は署員に「自殺しようと思い、4日前に作業所にある農薬のビンを1本持ち出した」と話していた。ただ、その後は落ち着きを取り戻し、家族とともにいったん帰宅。午後11時ごろに1人で寝室に行ったという。

 社長の長男(28)は「急なことで事実関係も詳しく把握できない状態。今はそっとしておいてほしい」と言葉少なに話した。

 一方、ナカガワからもち米を仕入れていた広陵町の製菓業の男性(54)は、16日朝に社長から謝罪の電話を受けた。男性は、社長について「事故米問題が発覚してからは謝ってばかりいた。かなり動転していた様子だったので、早まったことをするなよと言っていたのに…」と話し、「公表されて仕入れ先に迷惑をかけることを一番恐れていた。自殺は、公表が引き金になったのでは」。

 同様にナカガワからもち米を仕入れ、社名が公表された天理市の米菓製造業の男性(52)は「死にたくなる気持ちは一緒。農水省は公表しないと言っていたのに」と憤りをみせた。

 また、ナカガワの近くに住む60歳代の主婦は「事故米問題といっても、ナカガワは直接関係ないのに、気の毒で仕方ない。昨日のテレビで会社名を見たが、まさか自殺するとは」と話していた。

453とはずがたり:2008/09/20(土) 10:42:42
業界保護至上主義消費者死ねの自民党政権を顕示してる行政ですな。
三笠フーズの行動を保護監督してたんだな。

問題発覚前に三笠フーズに農水省職員が電話「行動慎め」
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200809190106.html
2008年9月20日

 三笠フーズの元社員が19日、農林水産省近畿農政局大阪農政事務所・消費流通課の職員から、今年6月ごろに電話で「本省が関心を持っている。行動を慎んだ方がいい」と言われたと明かした。元社員は「今となっては(不正転用への)警告だったかもしれない」と話している。

 元社員によると、電話は、当時、三笠フーズ本社で入札などを担当していた元社員に直接かかってきたという。消費流通課の職員は、ウルグアイ・ラウンド合意で輸入が義務づけられている「ミニマムアクセス米(MA米)」を、三笠フーズが購入していることに言及。「三笠さんは大量に買い付けているから本省が関心を持っている。行動を慎んだ方がいい」と話したという。同社は、MA米から発生した事故米計1779トンを国から購入していた。

 また07年秋には事故米の購入を控えるよう促す内容の、今年4月には入札日のファクス案内をしないことを伝える内容の電話がそれぞれ同課職員からあったという。電話を受けた元社員は冬木三男社長に伝えたが、冬木社長は「買うものは買う」と答え、事故米の購入を続けたという。

 近畿農政局大阪農政事務所の田中正雄・消費流通課長は6月の電話について「本省から『三笠フーズがMA米を大量購入しているので用途を確認してほしい』と指示され、担当係長が電話をかけた。ただ、行動を慎重に、とは言っていない」と話した。

454とはずがたり:2008/09/20(土) 10:49:10
事故米混ざったおにぎり、滋賀などで10万個販売
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200809190002.html?ref=recc
2008年9月19日

 愛知県は18日、食品加工会社「シノブフーズ」(大阪市)が、基準値を超える農薬成分メタミドホスを検出した事故米を含む米を仕入れて赤飯おにぎりを製造、8月までに愛知、滋賀など8県のスーパーやコンビニエンスストアで販売されたと発表した。

 愛知県とシノブフーズによると、同社の名古屋工場(愛知県弥富市)は今年2月13日〜8月5日、米販売会社「三笠フーズ」(大阪市)と接着剤製造販売会社「浅井」(名古屋市)が出荷した事故米を含む中国産もち米6864キロを、京都市の米穀販売会社「京山」から購入。「おむすび赤飯」「おにぎり&いなり」の商品名で計10万2053個を製造し、愛知、岐阜、三重、福井、石川、静岡、長野、滋賀各県のスーパーやコンビニエンスストア計数百店舗で販売されたという。

 事故米が混じった米が最後におにぎりに加工されたのは8月8日で、消費期限は最長42時間のため現在は事故米が混入した商品が流通している可能性はなく、健康被害の報告もないという。

 シノブフーズが使用したもち米は、京山が2〜7月に複数の業者を経由して仕入れた事故米を、他の米と混ぜて作った約100トンの一部とみられる。両社は事故米との認識はなかったと説明している。
京都市立中47校で汚染米 給食の赤飯、「浅井」出荷か
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200809180082.html
2008年9月18日

 京都市教育委員会は18日、同市立中学校の給食の一部に、農薬で汚染された事故米が使われていたと発表した。接着剤製造販売会社「浅井」(名古屋市)が出荷し、基準値を超すメタミドホスが検出された中国産もち米の一部とみられる。学校給食で事故米の使用が判明したのは初めて。使われたのは1日分のみで混入量も少ないため、健康への影響はないという。

 市教委によると、事故米が使われたのは、4月16日に「入学祝いメニュー」として市立中学校47校に提供された5254食分の赤飯。給食は希望制で、市内の中学生4528人と教職員726人が食べた。赤飯は別のうるち米などと混ぜて作られ、1食分(110グラム)に含まれる事故米は2・3グラムだという。

 「浅井」が出荷した事故米は米穀仲介業「ノノガキ穀販」(三重県四日市市)が仕入れ、「岐阜米穀卸」(岐阜市)から「幸池商店」(福井県小浜市)や「京山」(京都市)などを経由し、京都市教委が学校給食業務を委託している給食会社「ファーストフーズ」(同市)に納入されていた。

 幸池商店と京山、ファーストフーズはいずれも「事故米との認識はなかった」と説明しており、ファーストフーズが今春、市教委へ提出した「原材料配合割合表」にも「国内産もち精米100%」と記載されていた。


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