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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
785
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/03/11(金) 16:16:14
>>781-784
ク ヵ ア ァ゛ アー…
でかい欠伸一つ鳴らし。 斜視の片目で全員を一瞥しつつ呟く。
「一つ あンた方に聞きたいンだ力゛ね」
「すッかりと全員、その教会の中に乗り込める気でいル見たいダが。
『権力者の子供の挙式場』って処二、あんた方はリストに載ってない
のを承知で出入りする気なのカね? まず出会い頭に『元』大統領の
娘の護衛に、あの喧しい鉄砲で蜂の巣にされるのが関の山だと思う力゛」
『アルメニアン教会』の中に入るまでの過程での部分の問題を指摘する。
「ノレンクスって奴の……スタンドの名前が解らん、が。そのオテガの
スタンドの『体液で僕にする能力』……ッてだけが、本当に下僕にする
『だけ』で終わルのかも疑問なモんでね。こうまで団体で襲撃する手筈
になるって事ノ\、だ。そこまで毛嫌いされる奴の能力が、たかが兵隊
にするだけで終わるとも思えねェんだヨな……」
「 『ウィル』 てめェは、奴の能力の奥底まで
実は知ってンじゃねェ力? まだ、喋っていねェ事が ヨぉ…」
>>762
で『簡単に説明すると』って言われたしな。
『ウィル』がまだ奴の霊の力、その細部を把握してても不思議じゃネぇ。
マンティコア以外、もう知っテる事なノかも知れンけどナ。
全員に教会の内部に入るまでの方針を聞く。
(PLとしては:『婚約期間』 ─5日目─↓
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1421852015/
の情報を共有したい)
786
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/03/11(金) 22:08:13
>>785
(ロンパリ)
「ああ、特に方法がない場合私が『爆破テロリスト』になって
『善意の有志』とここの皆に追ってもらおうかと考えていたよ」
しれっと言いはしたが『もう少し考慮された潜入手段』が
あるに越した事はないだろうとは思う。
反面贅沢を言える余裕が無いのも事実なので最悪この手法でいく気でもいる。
787
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/03/11(金) 22:56:31
>>785
(ロンパリ)
「あら・・・せっかちなのね ミスター・マンティコア」
「今はそうならないために各々の能力を確認しているところよ?」
とはいえ、彼を知り己を知ればというチャイニーズのことわざがある。
先に敵の能力を知ってから、各面々の能力を聞くのも良いだろう。
「では先に わたしの知っている限りでお話ししましょう」
「ルンクスのスタンド 『エンジェルズ・ラダー』は『本体の体液に触れた生物を僕にする能力』」
「恐らくは『近距離パワー型』ね・・・かなりの威圧感を覚えたわ
本体と同じく 『一部分』が肥大化しているのが特徴かしら」
「質感は『黒曜石』に似ていたわ・・・頑丈なのかもしれないわね」
「そしてここからが『重要』」
「『僕(しもべ)』となった生物には 特長的な『才能』や『スタンド』に目覚めることがある」
「・・・わたしが先日病院で戦った女性は『神速』の動きを可能にしていたわ
幸い彼女には『才能』だけでスタンドは見えていなかったようだけれど」
「あとこれは推測だけれど・・・『無尽蔵』に僕にできるわけではないようね」
「それならヤツは『ヨハネスブルグ』で今より上の位置に立っているはずだから」
788
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/03/12(土) 00:10:12
>>787
(ウィル)
「過大評価も良くないが楽観もできない。直接見た訳ではないが
昼にルンクス調査に協力してくれた『スタンド』使いの青田君が
『花嫁』にされた『モナ・リザ』に襲撃された。生物ならともかく
『絵画』だよ?『ヨハネスブルグ』もおそらく総がかり前提で
相対している事で均衡がとれていたのだと思う。ちなみに『モナ・リザ』
にも『魅了』に近い能力があったらしい」
ウィルの話に昼の体験を補足する。
789
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/03/12(土) 21:33:22
>>786-788
>特に方法がない場合私が『爆破テロリスト』になって
>『善意の有志』とここの皆に追ってもらおうかと考えていたよ
「そリャ、ちょィと無茶力゛あるナ。お若いノ」
『エイノー』に対し、ギシッと背もたれを軋ませながら腰を深く座らせ告げる。
「奴。ルンクスって奴にして見りゃ、誰かが襲い掛かって来ようと襲撃しようと
事前に対処出来る『確信』がある。だからニュースなンぞで隠さず堂々とやってンだ。
わざわざ外道な真似して炙り出そうとしてモ、こちラが火傷すルだけヨ」
「おレなら……『ヨハネスブルグ』の面子を騙り、ちょいと反応を確かめて
シンガポールに居るだろう子鼠共をおびき出すがネぇ。まァ、さっき居た
スヴァルトって奴の筆跡なり、何かしら奴の能力ヲ知ってりゃア出来るんだが」
才れは、けんもほろろに話も碌にさレねぇからな。と、淡々と呟く。
そして続く『ウィル』と『エイノー』の言葉に、幾つかの節で上下に軽く頷いてから
軽く唸り、航空機の天井を仰ぎ睨みつつ、そして表情を無に戻して顔の位置を正す。
「天使達の梯子(エンジェルズ・ラダー)……ネぇ。それに『絵画』……
予想はしてたが、シャーマン(スタンド使い)の群れが待ち構えてるのは当然……。
ンで、その何人かに。こちらが奴の領域に入った瞬間に発動する能力を持ってる奴が
数人いれば教会に辿り着く事も出来ねェって事かィ。やれやれだネぇ……」
やる事は変わらん。ただ、もう少し綿密に計画を立てざるをえないと言うにが
現状だろう。無作為に突っ込んで死んだ大馬鹿(ロンパリ)が良い実例だ。
「……ンで。これ等の意見を聞いての、プロフェッショナルの
アんた方の意見も聞いて見たい処なンだがねェ」
そう、【護り屋】【殺し屋】合同チーム。井上以外(眠ってるので)の
面子を一瞥しつつ聞いて見る。もっとも期待なゾしてねェが。
790
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/03/13(日) 10:11:55
>>781
「俺からは …特にない。
俺の『スタンド』が出てきたら、近くには来ないでくれ。
ただパワーがあるだけの『スタンド』だが、気難しい、八つ当たりの責任は取れない」
飛行機上からの景色はどうか?
791
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/03/15(火) 03:19:30
>>782
(エイノー)
菊川:
「──『ザ・ユーズド』があれば、状況判断は何処でも出来るよ。
僕自身が矢面に立っても、多分足手まといだし。
護ってくれさえすれば、ぼくは別行動の全員に、
それぞれの状況を伝えられる。
【護り屋】と【殺し屋】にそうしてたみたいにね」
菊川は突入組に加わるつもりはないようだ。
>>783
(ウィル)
ウィルは手の中の端末を操作する。
問題なく、アルメニアン教会の情報が検索出来た。
英語圏の情報を含めば、歴史、外観、地図などは
一通り調べられるようだ。
ただし、内部の見取り図だけは見つからなかった。
結婚式当日の詳細な情報も、特に公表されていない。
菊川:
「──美人さんに褒められると嬉しくなるね。
いや、これはセクハラなのかな?だったらゴメンよ」
「──戦場に出るメリットはないんじゃないかな?
護り手の余裕がないなら、隠れ潜んだ方がマシだし。
ただ、実は『ザ・ユーズド』の守りも完璧じゃないんだ。
石の床や壁、それに窓ガラスみたいな
『外との境界』は『破壊不能』にできるけど、
屋内の壁や扉は『超硬い』ってぐらいにしかならない。
浜岡さんや『ナツメグ』のスタンドでも、ちょっと手こずるくらいだね」
「──ぼくは建物に触れていないといけないから、
箪笥の中とかに隠れるのはムリだ。
密室に潜むのは有効だけど、
もし相手に居場所を知られて、十分なパワーがあれば、
ぼくが引き摺り出されるのは時間の問題だってことは明言しておくよ」
>>784
(高遠)
初めて【殺し屋】と集団戦をした時、
当時は謎の声だった菊川は、「【殺し屋】が外壁を壊して来ることはない」と説明した。
それはルールではなく、彼のスタンド能力によるものだったのだ。
浜岡:
「菊川が倒れされたら、ルンクスは野放しになる。
あたしは護衛に回るよ。【護り屋】だしね。
もっとも、今は、まずどうやって教会に潜り込むか。
それを先に相談すべきだろうね」
「出たとこ勝負には違いないだろうけど、
幾つかパターンを想定しておけば、混乱は減るしね」
>>790
(井上)
作戦会議のさ中、
改めて自身のスタンドの脅威を説明する。
窓の外の景色からは、すでに地上の灯は失われている。
洋上か、或いは暗い雲の上を飛んでいるのだろう。
傍らの満月だけが、
離陸時から変わることなく、旅客機についてきている。
792
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/03/15(火) 03:19:49
>>787-789
(エイノー、ウィル、ロンパリ、全員)
ルンクスのスタンド能力の詳細が、
ウィルとエイノーの体験談を交えて話され、全員に共有された。
浜岡はもちろん、明後日の方向を見ている『ナツメグ』さえ、
耳をそばだてているのが感じられた。
浜岡:
「・・・・先に自己紹介しとこうか。
あたしは浜岡 頼子。
スタンドは『ウィンター・ブランケット』。
近距離パワー型で、あらゆる『寝具』を生み出す。
こいつは、あたし以外には誰にも『破壊できない』性質を持つ。
もちろん寝る時に使っても一級品さ。毛布が足りなけりゃ言っとくれ」
「さて、ロンパリさん。いや、マンティコアさん?
これだけの人数のスタンド使いがいれば、
拳銃を持ったSPくらいは造作もなくあしらえると思うよ。
シンガポールはアフガンじゃないし、武装は知れてる。
スタンドが見えない相手なら、機先を制すれば苦労はしないよ」
「で・・・・あんたが言うように、
もしスタンド使いが護衛にいたら、だが。
こいつは確かに問題だけど、こればっかりは考えてもしょうがない。
誰かが確かめなけりゃ、戦力はわからない。
自分たちの力を信じて、やるしかないさ」
「ただ、ウチらには有利な点もある。
ウィル・・・・あんたののスタンドは、
遠距離からスタンド使いを感知できるって聞いた。
それが本当なら、少なくとも人数と居場所はわかるわけさ」
「その次にあたしらが考えるべきは、
菊川のスタンドで教会の内外を完全分断し、ルンクスを閉じ込めること。
その際、一緒に閉じ込める人間を、どれだけ減らせるか、だろうね。
ルンクスにせよ花嫁にしろ、警察や応援を呼ばれたら収拾がつかない。
教会内でルンクスを倒して、包囲を突破して逃げる。
概ねの計画は、そんなトコじゃないかい?」
菊川:
「──教会の関係者を除けば、
新郎新婦は一番早く教会を訪れるものさ。準備があるし。
もちろんSPなり護衛を連れてくるだろうけど、
一般の参加者がいない時間帯を狙うのが、面倒ないんじゃないかな。
この飛行機、朝方にはシンガポールに着きそうだし」
『ナツメグ』:
「注意を引く・・・・どっちのやり方でも構わねぇがよ〜。
かえってそれが警戒を呼ぶ可能性を考えとけよ」
「余計なことをしなけりゃあ〜〜、
これはただの上流階級の結婚式で、
テロリスト対策なんざ考えてないハズだからなぁ」
「後、自分のケツは自分で拭けよ」
793
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/03/15(火) 20:20:01
>>791-792
「――――菊川氏が後衛である必要性と
浜岡嬢が護衛にあたる事に疑問はないし
大いに有難い。その前提で目的が
『ルンクス氏の撃破』である以上襲撃班は
必要だろう、私はそちらにいた方が
有益だと思う。『カートリッジ』の付与自体は
5分間私からどれほど離れようが有効だが
私自身の『スタンド』は『近距離パワー型』なので
闇雲に突貫する気もないが活用しないのは
勿体無い。ナツメグ氏の提言も了承した。
式については最速で正午少し前くらいだろうと
推測する。『晴れの舞台』とも言うしこの件については
スヴァルト氏が『間に合わせる』と言った事を信じる。
それなりバツは悪いが最悪披露宴の直前に間に合えば
まだ折り合いは付く」
前衛への志願と一応の当日予定の見解を示す。
反対がありそちらに理があればまだ修正できる、
時間のあるうちに詰めておこう。
794
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/03/15(火) 22:29:24
>>791-792
「いいえ わたしも同じ気持ちよ」
菊川の謝罪に対し、微笑んで首を振る。
「なるほど・・・『ザ・ユーズド』」
「極めて高いパワーを持つ『スタンド使い』を相手にしては『無敵』ではない」
「そういうことなのね」
せいぜい拳銃程度しか持っていないであろう一般人SPには極めて有効であろう。
仮に強力な銃器を持っていたとしても、ドアなどを破壊する為に起きるであろう、狭い室内での跳弾は危険だ。
だが、ヤツらの中に何人『スタンド使い』がいるかは分からない。
その中にいる『近距離パワー型』が、菊川の居場所を突き止めたら、後は時間の問題のようだ。
「先に『教会』に進入して待ち構えるのが確実そうね・・・」
「あまりにもルンクスらの護衛の人数が多ければ 『直接襲撃班』『援護とその護衛班』
そこにさらに『陽動班』に分けるのもありかもしれないわ」
先に待ち構えて、建物の中にて待機。目標が中に入ったのを確認次第、
『遠距離型スタンド』や仕込みのできるスタンドがいれば、仕掛けを作動して外で騒ぎを起こす。
そして何人か周囲の人数が様子を見に教会の外へ赴いたところで、完全に締め切るなど。
「さて ミス・ハマオカの言葉にもあった通り わたしは『スタンド使い』の存在を認識できるわ」
「改めて自己紹介を」「わたしの名前は台場ウィリアム」
「名前の通り 本来は違う性別なのだけれど・・・既に『エンジェルズ・ラダー』の能力を受けて この状況というわけね」
「そしてわたしのスタンドは『ヴェノム&ファイア』」
「蜂型のスタンド『ヴェノム』で触れたものから『アレルゲン』を摂取
それを銃型のスタンド『ファイア』で針弾として生物に打ち込み・・・対象が『アレルゲン』に
触れた際に『アレルギー反応』を起こさせるスタンド」
『ヴェノム&ファイア』を発現し、掌中でくるりと拳銃を回す。
「そしてわたし自身を『アレルギー』にすることもできる」
「そうすることで わたしはその『アレルゲン』を『半径20m以内』なら探知できるのよ」
「つまり『スタンドアレルギー』になれば 射程内の『スタンド』も『スタンド使い』も把握できるわ」
「・・・ただ対象が『2m』以内に近付くと探知が不能になりわたしも視界が利かなくなるわ」
「『探知』をしている間は防御が甘くなるというわけね」
795
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/03/15(火) 23:02:37
>>791-792
ウィルの体験、上司ら二人の弁を受けて少し考えこむ。
「教会への潜り込み……」
SPや護衛が一般人のみなら問題なく包囲出来る。
菊川さんの能力で閉じ込め、相手が菊川さんの能力に
感づいて無効化される前に、ルンクスを倒す。
しかるのちに、方位を突破して脱出か。
「問題は、最初に潜入し包囲する段で敵のスタンド使いが居る、
あるいはルンクスの能力対象である『僕』の存在が分かった時……」
ん? ちょっとまって
「ルンクスの能力対象、その中でスタンドでない『才能』持ちは、
『スタンド使い』へのアレルギーで検知できるの?」
今から行く場所では、スタンドに目覚めていないのは、
『幸い』ではなく『ステルスされた非常に危険』な敵ということになる。
多くないかもというウィルさんの言葉を信じるとしても
スタンド使いの数は検知して有無を作戦に反映できるが、
『才能』もちは『居るかもしれない』と想定しておかねばならない。
「……攻撃手が足りないでもなければ私は護衛につく方向、変わらずで」
796
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/03/16(水) 00:49:34
>>791-792
「…」
今更だが、俺はなんて場違いなんだろうな…口を挟みづらい。
あいつはなぜか黙っており、俺になにもしてこない。
「俺は、みんなについていくよ、できることはないし…」
797
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/03/16(水) 10:07:13
>>791-796
踊る会議を、耳に傾けつつ。才レの目の中に旅客機の窓辺に映る
『満月』が覗き込んでいた。
月は、やっノ\゜り嫌ィだ。色んナ事が、走馬燈のように頭にちらつく。
『ウロボロステイル』『耳の弱い犬』『帰りを待つ女』『千切れた半魂』
まだまだ、それに関連したものが幾つも浮かぶ。例えばアの霧の魔物……。
「・・・霧」
「 『コフィン・ネイル』 」
満月に異常が無ければ、窓に向けてた斜視を全員の会話が
一段落ついた時に口を挟む。
「……一ツ 考工 が 浮かんダ」
「『賭け』になノレ が……乗れば、かなり俺達の有利二はナる」
考えは、こうだ。
オテガ、曰くルンクスは『アルメニアン教会』での挙式に向かう。
式参列者が来るまでの下見があるかは運試しになるが。高い確率で
奴自身の、トランプで言えばストレートフラッシュに近い札のハーレム達を
連れて来るとしてだ。その時に『ある事』を行う事をマンティコアは提案する。
「奴にも、弱点とも言えないが当然ながら把握してない事柄がある」
「第一に、奴は俺達の何人、そしてどう言う相手が此処に向かうか。まァ当たり前ダな」
「第二に、『語り部』『フロイス』『アーント』『フストゥル』
『アイエル』『チャクラ』『チャプチャプ』『ナグサ』
簡単な事実であるが、肝心な要である。こいつ等全員
『ルンクス』に対し好意的でない事。さっき旅客機を降りてた
『スヴァルト』と同じ程度には『黄金町の奴らと一時結託しても始末する』
と思える程度にノ\ だ」
「そして、最後二。『コフィン・ネイル』
もう、ウィルから消え失せてると俺は聞いてる力゛……よゥ。
『ルンクスはコフィン・ネイルがこの世に既に存在しない』事ヲ、だ。
奴等の仲間が、そして俺達と同じく奴二敵視する存在が教える力、だ。
才レは、これにNOを、賭ける。そして……」
ロンリー・ギャザリング、もとい小枝で軽く教会の図を宙に描きながら続ける。
「……教会に『濃霧』を作ノレ。
方法は、おレ一匹じゃア手厳しい力゛。あんた等の言葉を借りるなら
『>これだけの人数のスタンド使いがいれば』 サ。
おレが考える二、だ。
『ルンクス』って野郎モ馬鹿じゃねェ。『コフィン・ネイル』についての情報を
聞き齧るなり何なりした筈だ。死を恐れて紛い物の天使なんゾ囲ってる
玉無しなんだからナ。絶対に、実体こそ掴んでないものの情報は耳にしてる。
一般人なラば、例え結婚式場全体で霧が突然起きても首を傾げるだけに留まる。
だが、奴等の中でも一番スタンドに関わってきた、関わりあいある人物なラば
『コフィン・ネイル』を知るならば直ぐに教会内部に立て込むか逃走するかの
選択に入る。……そして、逃走すノレ事が死に繋がる事を暗示するものを
俺達ノ誰かが披露してやれば。奴は必ず精鋭だけを含め教会の中に立て籠もる。
太陽が明日昇る程度の確率でナ」
『コフィン・ネイル』
『死・殺を連想した者を憑き殺す』、魔のスタンド。全てを滅ぼす事だけに
長けし悪霊。例え全盛期のマンティコアだっタとしても手古摺るであろう存在。
『ルンクス』には把握出来ない。『コフィン・ネイル』が完全に消滅したかどうかの
認識など出来ないと知る。何せ、アレは『夢の中』で関わった俺達だけが結末を知る。
(正確に言えば、俺は途中離脱で結末は話半分だけなのだが)
『ルンクス』が、組織内で粛清に遭わないのは、生き延びる為の情報網が高い事が知りえる。
ならば『コフィン・ネイル』の存在を知っていて不思議でないのだ。
だから、ダ。繰り返すが教会周辺で濃霧を発生し、誰かが死亡する
実際に死亡せずとも、そう見える出来事が発生すれば、いやでも思う。
『組織の誰かが、あの手に負えないスタンドを使い、この俺を抹殺しに来やがった』と。
あのスタンドは。慣れない用語だと『自立型』。
『殺し合いをもする』スタンドであると知れば、奴を『孤独』にさせる事も出来るのだ。
「……まァ、これモ途中過程でかナり色々試行錯誤がいるシ
霧を作る過程でばれタラ、おじゃンだ。
そっちノ旦那曰く、爆破して気を逸らすのもいィんじゃねェか?」
付け加えて話を締めくくる。反論される事も承知だ
色々と難点があるし、オテガ野郎(ルンクス)が看破しない保証もねェ
798
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/03/16(水) 22:43:21
>>795
>「ルンクスの能力対象、その中でスタンドでない『才能』持ちは、
> 『スタンド使い』へのアレルギーで検知できるの?」
「できるわ」「ただ やはり『才能』持ちを探知している時は 他の『スタンド』などは探知できないけれど」
そう高遠に告げ、そして皆に見えるように胸ポケットから一つの『弾丸』を取り出す。
恐らく『殺し屋』『守り屋』の人間は見たことがあるだろう、『アナル・キティ』が省いた『弾丸』だ。
「これは先ほど言った 病院での襲撃者が持っていた『才能使い』を無力化させた後に
彼女からミスター・エルガマルが『才能』を省いたもの」
「これから『才能』アレルゲンを抽出すれば・・・恐らくは問題ないはずよ」
ただし、探知対象の切り替えには数秒の時間がかかる為、ある程度余裕のある時でなければならない。
>>797
「ミスター・マンティコア・・・それは多分無理かもしれないわ」
「既に『コフィン・ネイル』は ミス・オヅノがその謎を解き明かした際に 彼女の中に封印されてしまったのよ」
「それをもう一度取り出して扱う術は・・・・・少なくともわたしには心当たりはないわ」
799
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/03/17(木) 07:00:10
>>798
「言ッたろ? 『見せ力け』るだけッてョ……」
肩を竦め、guuu…と唸りつつ機嫌悪そうに(何時も通りに)言い返す。
「別二本当ノ『コフィン・ネイル』を取り出セなンぞ。なンて
ンな途方もねェ面倒デ厄介な事言わネぇヨ。
単純に教会ノ周辺に『濃霧』を人工的に作レれノ\゛。あ卜は
誰かガ教会の出入り口で仕掛けられる前に演技して死ぬ真似デも
披露すレば。やっコさんが勝手に勘違いシて一先ずは教会内部ヘと
一般人等、他の奴ラを巻き込まず籠城すノレだろゥって話ダ。
これ以外で有力デ且つ、安全デ乗り込む面子のリスクがねェ作戦が
あルなら喜んでおリャあ、そッちへ飛びつくヨ。
あくまデも、一つノ意見だ」
「因みに、そノ『弾丸』の『才能』っテのは何ダ?」
と、興味の片鱗なくウィルが取り出した弾丸を指しつつ告げる。
800
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/03/18(金) 23:53:02
>>799
「確かに『賭け』ね」
「なかなか面白い案ではあるのだけれど・・・少し希望的観測が多いように思えるわ」
「ヤツらが『コフィン・ネイル』を知っている前提でなければ 無駄足に終わる可能性は高い」
「知らないはずはない その根拠となるものが少な過ぎる」
そして知っていたとして。
濃霧を『コフィン・ネイル』だと思わせる為に、結婚式に呼ばれてすらいない完全なる
部外者が、目の前で死んでいる(正確にはフリだが)状況を見て、『ルンクス』は上手く騙されるか。
バレれば最悪、その演技を担当した人間はその場で殺される可能性もあるだろう。
奇策としては興味があるが、リスクと成功率に難がある。
「彼女の才能は 『神速』」
「わたしの『ファイア』は通常の銃弾よりも更に速いけれど・・・それと同等の速度を人の身で叩き出せるわ」
「打ち込んだり 意思を持って握ればこの『才能』はその人間が使えるのよ」
「もっとも元は他人のものだから長続きはしないでしょうけれどね・・・」
そう説明した後に弾丸を胸ポケットにしまい、『殺し屋』『護り屋』の面々を見る。
「大雑把にで構わないわ」
「早朝に式場に向かって そのままここにいるメンバーが中に忍び込める可能性はどれくらいあると思う?」
まずは、最もシンプルな案を検討する。
人気の少ない教会に忍び込む為に、外部に気付かれないよう『スタンド』を使って
鍵を破壊する、そこにいる人間を気絶させる、など手段は可能な限り全てを考慮して。
こういった荒事の経験はない、まずはそういったものに慣れているであろう彼らの意見を訊く。
それで望みが薄ければ、少しずつ策を講じれば良い。
801
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/03/20(日) 03:49:09
>>793
(エイノー)
浜岡:
「いいんじゃないかね」
菊川:
「──いいと思うよ」
襲撃、援護、陽動の三班に分かれるという意見に、
二人は賛同する。
菊川:
「到着時間次第だけど、
もしルンクスや護衛が全く到着していなければ、
教会の警備だけが相手だから、あらかじめ忍び込めるかもね。
これが一番楽なんだけど・・・・
ま、護衛がいる前提でプランを考える方が賢明だね」
浜岡:
「『20m』かい。
便利な能力だけど、教会から『20m』ってのは際どいねえ。
ま、あんたはあたしが護衛するとして、
やるべきはまず、
『外の護衛にスタンド使いが含まれるか』
『中に護衛とスタンド使い』が何人いるか』
この二つの情報は重要だよ。必ず見ておく必要がある」
「でもって、『20m』ってことは、
教会内を調べるには、教会に触れるくらい近づかないといけない」
>>795
(高遠)
『嫁』は感知できるかという問いに、ウィルが応えた。
浜岡:
「そうそう、それも重要な調査さね」
>>796
(井上)
外人部隊に紛れ込んだ一般人の気分になる井上。
場違いにも程がある・・・・なぜ、自分はこんな場所に座っているのか。
『ナツメグ』:
「こいつは、襲撃班でもらってくぜェ?
『ハピオル』と、それに『ロンパリ』もだ。
どうせ護衛班じゃあ役にも立たねえだろうからな。
『鉄砲玉』として使わせてもらうわ」
>>797-800
(ロンパリ、ウィル)
『コフィン・ネイル』の情報を元に、
ルンクス側を陽動させるというロンパリの提案。
ウィルは難色を示したが、浜岡、菊川も同じ意見だった。
浜岡:
「あたしゃ『コフィン・ネイル』についてはあまり知らないけど。
豪華客船で乗客を皆殺しにしたのがそうだって聞いたね。
その話には霧なんて出てこなかったから、
ルンクスも霧とそいつを関連付けたりしないんじゃないかい?」
菊川:
「──教会の外に異常が生じたら、
護衛が揃って建物に逃げ込む可能性があるね。
そうなったら、ぼくは、とても困っちゃうな」
>>800
(ウィル)
浜岡:
「やだねえ、この子は。
警備が誰もいないなら、どうとでもなるさね」
ズギュン!
浜岡の手にスタンドが重なって発現し、
シートに設けられた金属トレイを摘み上げる。
中年女性の見かけにそぐわぬその『剛腕』は、
両手の二本の指だけでトレイを無造作に縦に引き裂き、
それを重ねたものを、さらに四つにしてのけた。
「鍵も扉も、あたしらには関係ないよ。
あたしの『ウィンター・ブランケット』なら、
音一つ立てずに扉を外してのけるさ」
「・・・・ババァの怪力自慢は聞き飽きたぜ。
オレなら、もっとうまくやれる」
『ナツメグ』がスナックの袋をテーブルに置き、
スタンドの腕をそれに伸ばした。
ズギュ! ズギュン!
ゴ ゴ ゴ
ブク ブクン!
未開封の袋が見る間に膨張し、パンパンになる。
それは見えざるポンプが働いているようにも、
内部で小動物が暴れているようにも見えた。そして──
「──『フランキー・アヴァロン』」
ピン! ピピピピン!!
膨れた袋の底部から突き出される、四つの突起。
袋の中で生まれたように見えるそのちっぽけな『足』は、
ビニールを破ることなく、それ越しによちよちと動き、
スナック袋は子犬のように、テーブル上を跳ね歩き始めた。
「オレのスタンド能力は・・・・『肉詰め』。
鍵に『肉』を詰め込めば、勝手に開くって寸法だァ」
802
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/03/20(日) 23:36:56
>>801
「まァ、全員気乗リしネぇなら良ィさ。天の恵みより踏みしめる土に信を置け。
الوعد سحاب و الفعل مطر
(アルワァドゥ サハーブン ワ アルフィアル マタル
『果たされてこそ意味があるが実現はまれである』)』ッてナ」
と、締めくくり。チーム分けに対して耳を傾ける。
>こいつは、襲撃班でもらってくぜェ?『ハピオル』と、それに『ロンパリ』もだ。
>どうせ護衛班じゃあ役にも立たねえだろうからな。『鉄砲玉』として使わせてもらうわ
ブ ノ\ノ\ノ\ッ!
「『鉄砲玉』ァ? 『泥団子』の間違ィだろゥ力゛」
嗤う。こいつは何も解っちゃいネぇ
「『ロンパリ』の肉塊で、鉄砲とは哂わせラぁ。そりゃ上等過ぎるって言葉だゼ、若いノ。
ソれ卜……『ハピオル』っテ奴の主人……『井上』っテ餓鬼」
斜視の片目で、若造を一瞥しつつ告げる。
「そいツは『陽動』の方が良いンじゃねぇか?
万が一、乗り込んだ瞬間にオテガと鉢合わせて『花嫁』になルほうが面倒くセぇよ」
どう言うスタンドかは話半分、乗り込む前にちらっと見ただけだが。
本体の制御下にない自分勝手に動くスタンド……つまり昔のロンパリの中に
住んでる俺がスタンドとして飛び出したとしたら、多分そんな妄想が現実になったら
そんな感じなんだろうと思いつつ話を続ける。
「――言われずとも、才レは『一番手で乗り込む』
別に感情ノまま……いや、元より憎悪だけで動いてルようなもんだが思考は冷静ダ。
単純に、『ロンパリ』の肉体を。あっチが操る事にメリットもねェし。
そもそも……おメぇ等、こいつが敵に回った所で。ふーんとしか思わねェだロ?」
と、自分『ロンパリ』を指す。
当たり前だが、今日出会ったばかりの連中だ。気心知れたチームメイトでないし
ウィルとも特段に仲が良い訳でもない。自慢にもならんが一番切り捨てるのに
上等なのは『ロンパリ』だ。卑下とかじゃなく現実的に一番そう言う『立場』なのだ。
スタンドは使えない。アイテムなんぞ玩具同然。
『井上』のほうは『ハッピーオルガン』の主人である手前。『花嫁』になっ際に、そっちの
スタンドの主導権が取られる危険を踏まえ、余り突っ込まれたくないが
ロンパリが敵になった所で特に痛手は無い。
「役割は十分務めてやノレよ。おめおめと直ぐクタバろうナんゾ思ってねェ。
こちらはこちらで『ルンクス』を、この手で直に葬らんといけないンでな。
護衛の幾らか倒したら、ウィルん所に戻って奴さんに一発は見舞いしてやノレよ」
獰猛に笑いつつ告げる。
803
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/03/21(月) 22:44:02
>>801
「ええ」「まずはわたしが先頭で『探知』を行うわ」
「戦闘の際はある程度後衛に下がるつもりだけれど」
必然的に、自分は『援護班』に含まれるだろう。
とはいえ『菊川』が隠れ、『浜岡』がそれを護衛する状況に持ち込んだなら
自分はルンクスと直接対峙する『襲撃班』に移動するつもりだが。
「既に教会に『ルンクス』がいるパターンは最悪ね・・・護衛と戦闘している時に
気付かれでもしたら あのwussに逃げられてしまうもの」
「最有力なのはやはり『護衛』がいるパターン・・・それらをなるべく早めに撃破して待ち構えたいものね」
「戦闘中にルンクスが現れたら 『はさみ打ち』の可能性もあるもの」
そして浜岡のスタンドの怪力と、『ナツメグ』のスタンドの能力を知る。
やや目を開きながら、小さく拍手を送った。やはり他人の能力というものは好奇心をそそられる。
「素晴らしいわ」
「静かに潜入するという点に関して心配はいらないわけね」
流石は『護り屋』『殺し屋』といったところか。
なるべく機先を制して、護衛の数を減らしていきたいものだ。
804
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/03/21(月) 23:45:22
>>801
「であればまず『外の護衛』の数もだけど、その中に
『スタンド使い』とその……『嫁』? 能力対象の有無の確認ね。
居なければ行幸、そのまま襲撃班先行で排除して、
『中側』にそれら二種の障害が居ないか見ればいいわね」
『ウィル』のアレルギーによる検知を使うものとして、話を進める。
「外の護衛にそういった困難な相手がいる場合は……」
『陽動が外側を抑え、その間に中側の情報を探っておく』か
『襲撃で外側を速やかに排除し、その後で中側を探る』か
『外側に気づかれない様に出来るのなら中側を探ってから考える』の3つ位?
とはいえ、異常が生じたら中側の敵も警戒してしまう。
「無関係を装って『外の護衛』を足止めするのも無理や限界があるでしょうし、
速やかに排除できそうになければ気づかせないのが一番良さそうね……」
外と内のつながりを断てれば一番良いのだが
それに役に立ちそうな能力は…少なくとも自分は持っていない。
『ナツメグ』の能力……そういえば明確に説明されるのは初めてだ。
当人とやりあったことがあったかどうかは覚えていないが
「気を引かせるのには使えるかも……」
本人が嫌うだろうか?
805
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/03/22(火) 01:12:58
>>800
「では私は『陽動』から襲撃の流れで良いね。重ねて聞くが要望はないかね?
『ロンパリ』氏あるいはウィル君の護衛、あるいは2人から目をそらすための
『撹乱役』も出来るが」
連携まで期待しないにせよお互いの障害にならないよう行動規範は
明確にしておくべきだろう。
806
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/03/22(火) 22:11:10
>>803-805
『ウィル』
>護衛と戦闘している時に気付かれでもしたら あのwussに逃げられてしまうもの
「少なクとモ、そリャ大丈夫じゃネぇか? ヤッこさんは、おめェさんを
出来るならば自分のモノにしてェんだ。欲力゛ありゃァ逃げノレ前に
お前二接触して完全に自分ノものにしようとスるだろうサ」
「あ卜、ちょィとでも奴に直接ぶつかロぅとか考えてンなら止めトけ。
良くも悪くも、テメぇは『要』だ。後ろデ泥まみれで突っ込む才レらを
見てくレりゃァ良いヨ。其処の建物を操るガキ『菊川』のお守りをしてナ」
『ウィル』にそれとなく忠告しておく。
『エンジェルズ・ラダー』の脅威性は、話でしか解らないが。
これ以上直接的な接触は……ダメ押しになルだろうナ、とマンティコアは思う。
『高遠』
「気付力れなィように仕留めつつ教会を探ル……っテのは、ロンパリも
ロンパリ以外の、あんタ達も、その力ジャ厳しィだろ。
精々、派手に襲撃組デ入口から襲撃して意識を逸らさせて、それでも
警戒深い奴らを、陽動が釣る。んで護衛が教会へ潜入する。ソレが妥当だナ」
このメンバーに、姿を景色と溶け込み且つ、特殊な才能のある花嫁等の
意識内を掻い潜るような御都合ある力があると言うなら別だが、そんナ風な
展開は神話化伝説程度だ。この世界で、そんな糞見たいな神ノ手はない。
『エイノー』
「頼ミって程でモねェが。襲撃する直前には二つぐらい
持ってるスタンドアイテムに『性質付与』をお願いすノレよ。
どうセ失敗も成功するモ、五分も経たずに結果は出るだろうシな。
アンタは『ウィル』の出来る限り傍にいてくレ。繰り返すが
ロンパリなんぞに無駄な労力を起こすナ。何の足しにもなラねェって」
エイノーの助けは必須だが。自身の攻防の為にも能力を使用するとして
『性質付与』は一回、最高で二回。教会で能力を掛けて貰える限度だ。
ソレが過ぎれば、いま在る限りの力。全てをぶつけノレのみだ。全てヲ
807
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/03/23(水) 19:50:37
>>806
(ロンパリ)
「了解した。状況から『最適』と思われる機能を装填して
お返ししよう」
ロンパリに応える。
808
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/03/24(木) 11:24:56
>>801
「好きにしてくれ…」
飛行機内を物色する。
食料、飲料、鋭利な金属(ボールペンでも構わない)等はないか。
809
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/03/25(金) 08:17:10
>>802
(ロンパリ)
『ナツメグ』:
「・・・・若いの?
いいやぁ・・・・おまえは『肉団子』が正解だ。
オレから離れず働く限りは、だがよ」
スナックの袋は動きを変え、
テーブル上でごろごろと横転を始めた。
「もっとも、誰だって死に方は選べる。
ゴミみてぇに死ぬのが望みなら、止めやしねぇがな」
「あと、そいつは『ハピオル』の武器になる。
バラして使う意味はねぇ。
陽動に手助けがいるなら、他を選ぶべきだろ」
>>803
(ウィル)
菊川:
「──潜入までの間は、
ぼくとウィルくんは一緒に行動した方がいい。
護衛は浜岡さんと高遠さん。
気取られないように接近して、
護衛の人数と種類、配置を確認してから、
陽動役が適宜動いて攪乱、その間に教会に潜入してから、
陽動役を回収して、教会と外を遮断する」
「──ルンクスは中にいてもらった方がいいとぼくは思う。
この作戦の肝は、外部から応援とルンクスの退路を断つことだからね。
ルンクスって男の『逃げ足』については、社長から耳タコで聞かされたから」
「──大雑把だけど、そんな感じかな。
護衛と襲撃役は、教会に入るまでは分けなくていいんじゃないかな」
>>804
(高遠)
ウィルと菊川のやりとりに参加し、持論を述べる。
浜岡:
「あんたは陽動に回ってもいいかもしれないね。
わかってるだろうが、『踊り子』はスタンド以外には『完全無敵』さ。
『RPG』を持ってこようが、踊るあんたは誰も傷つけられない。
銃口を引き寄せるにはうってつけだろ?」
>>805
(エイノー)
浜岡:
「いいんじゃないかね」
菊川:
「──護衛を片付けたら、教会に来て、壁に触れてね。
『ジ・ユーズド』を使ってるなら、それでわかるから。
君が入れるよう、扉なり窓なり開放するよ」
>>806
(ロンパリ)
『ナツメグ』:
「要は、ルンクスが逃げる前に教会に閉じ込めればいいのさ。
護衛を『10秒』で片付けりゃ、どうとでもなる」
>>803
(井上)
弱弱しくつぶやいた。
飛行機内はちょっとした事務所を思わせる。
傍らに置かれた冷蔵庫を確認すると、
ワイン、ペットボトル飲料、チーズ、サラミ、その他軽食が入っていた。
傍の棚にはテーブルナイフとフォークもある。
筆記用具の類も見つかった。こちらも武器として使えなくもない。
>ALL
菊川:
「──さて、こんなもんかな?
他に知りたいこと、決めたいことがなければ終わろうよ。
ルンクスの前で居眠りしたくないからね」
810
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/03/26(土) 22:52:07
>>806
(ロンパリ)
「どうかしら・・・あの男がそこまでわたしに執着しているとは考えにくいわ」
「何よりもあの男の臆病さは計り知れないもの」
「ミスター・キクカワがいなければ ヤツを逃さずに倒すのはかなり難しくなると思うわ」
「・・・・・・・・・・」「分かったわ」
マンティコアに本音を言い当てられ、押し黙る。
実際『ルンクス』をこの手で倒したいと思っているのは事実だ。
あの男の額に針弾を撃ち込んで、『再起不能』にまで叩き込んでやりたいとも。
だが、彼の言う通り既に能力が進行している自分が直接遭遇することが危険なのだ。
『敵に回った味方ほど厄介なものはない』、エルガマルの言葉の通りだ。
>>809
(菊川)
「Roger that(了解よ)」
「少なくとも『ルンクス』が到着する頃には 既に教会の中に入っていたいわね」
頷く。他に質問はない。全員から質問がなければ、菊川の言う通り睡眠を取るべきだろう。
811
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/03/27(日) 00:43:44
>>809
ペットボトルの500mlミネラルウォーターを1本懐にしまい
比較的消化の良さそうな軽食とワインを自分の分もらう。
「別に付き合わなくても良いが『明日の成功』を願って、乾杯」
『無事』とはお世辞にも言わない、『あり得ない願い事』で
幸運が目減りするのもつまらない。
ともあれそう言いグラスを軽く掲げ昼消費したエネルギーを補給し
寝る体勢に入る。
後は『到着後』の話だ。
812
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/03/27(日) 08:11:28
>>809-811
「決めたィ事ねェ」
Guluuu……
「一応行く前に『レインコート』あと、服がボロボロなもんでナ。
旅客機に置いてるもんで良いから着替えてェ。奴等の返り血
それ以外でも道中余計なもん被るのは御免デな」
『エンジェルズ・ラダー』の能力を聞いてるなら、ある程度
最低限の装備は必要だろう。例え無駄かも知れずともマシではある
個人的な要望だが着替えだけ望む。小さな飛行機でも替えの
服やレインコートぐらい置いてるだろう。
「ア卜は……『ストッキング』と『釣り糸』力な
まァ、これは別に買う暇がなケりゃ別に良ィよ。あとで代用するナり
別の闘い方を編み出すサ」
正直な所、ダ。余り周囲の空気や士気を落とすのは御免なノで言わないでいノレが……。
(――この今の道中も、奴の『物語』の掌……そんな予感がする)
目を瞑ると鮮明に浮かぶ 『ロンパリ』の魂が彼方へ向かった情景。
思えば、あの『月の夜』からして、全てが『奇妙』に准(なぞら)えた筋書きだったよゥな。
(……いや これは馬鹿げた感情ダ。
才レは『化け物』だ。マンティコアだ。。
例え全知全能が書いた道のりであろうと引き裂き喰らうまデ。
今も、ただこれからも……あいつはもういない、いないんだ)
ならノ\゛ 何故俺は未だに……何を想ってル? 『俺』は……。
>『明日の成功』を願って、乾杯
「……ン 乾杯」
適当なペットボトルの飲料水を軽く口に告げ、共に倣う。
あァ、そうだ迷う必要も躊躇する事もない。在るがままにただ足を踏み出せ
813
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/03/27(日) 15:42:11
>>809
「引きつけ役……そうですね
動く時には決めておかないと」
途中で切り替えるのもリスクがあるだろうし。
到着してからはスピード勝負だが、とは言え配分ミスになるかならないかの不安もあり。
護衛を主眼に起きたいが、
陽動=要の菊川・ウィル両名の防備を薄くしてもいいかどうかは敵側の警備次第だ。
確認できたときに、行動に移るとしよう。
「休んで、おきますか」
>>811
水と食料を『到着後』に万全で動ける程度の量で摂って、休息に入る。
「……乾杯」
(『成功』しますように……)
814
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/03/28(月) 02:18:51
>>809
「お、おお…すげえ…なんでもあるぜ…ふへ、へへへへへ」
手当たり次第に口に詰め込み、飢えを満たす。
人間らしい食事は久しぶりだ。
テーブルナイフとボールペンを一本ずつ、ポケットに突っ込む。
815
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/03/28(月) 23:51:28
>>811-813
「『Cheers(乾杯)』」
「勝利の後の『祝杯』は是非ともわたしの家でやりましょうね」
眠る前に、グラスを鳴らす。粋な計らいだ。
816
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/01(金) 06:26:54
>>810
>>815
(ウィル)
ロンパリと菊川、双方に首肯する。
およそ、会議は結論を得たようだ。
これ以上の細部は詰めようがない。
後は現場判断、状況次第の臨機応変となるだろう。
エイノーの言葉に応じ、乾杯を済ませ、床に就いた。
>>811
(エイノー)
ミレラルウォーターの小瓶を懐に入れ、
軽食とワインで腹ごしらえした。
「もちろん、つきあうともさ」
浜岡が杯を掲げる。
「乾杯・・・・ウィルが元の姿を取り戻す為に」
菊川:
「──じゃあぼくは、全員の生還を願って」
ナツメグは並んだ杯を鼻で笑うと、
上等そうな瓶を傾け、無言で酒杯を干した。
>>812
(ロンパリ)
着替えを探すが、男性用の下着程度しか見当たらない。
流石に着替えを要求するのは難しいようだ。
当然、レインコ-トも存在しないが、
毛布やシーツなどを拝借すれば、見栄えはともかく同様の効果が見込めるかもしれない。
ストッキングは見つかったが、釣り糸は存在しない。現地で探す他ないだろう。
ロンパリという男の中のマンティコアは、
エイノーの掲げた杯に倣い、掲げた杯を飲み干した。
後は──夢の中で到着を待つばかり。
これが『悪夢の物語』の続きなのか、それは確かめなければわからない。
>>813
(高遠)
浜岡:
「おまえさんは『物理』においちゃ『無敵』だ。
スタンド使いが相手でなけりゃ、単独の方が使えるくらいさ。
侵入までに『踊り』を使うタイミングはきっとあるさね」
「ただ・・・・先に言っておくがね、高遠。
おまえさんは、きっと敵さんに能力を知られてる。
『クレモンティーヌ』の弱点・・・・よく知ってるだろう?
だから、ルンクス相手に戦う時は、過信はおよし。
誰かと組んでもいい。弱点を前提にして勝負するんだ。
それが出来なけりゃ・・・・あたしらは、誰も勝てなくなるよ」
杯を干した浜岡は、いつになく神妙な面持ちで
高遠に警告した。
>>814
(井上)
量こそ多くはないが、
決して安くはない食事を摂り、腹を満たす。
周囲が乾杯を済ませる中、
井上はナイフとボールペンを取り、ポケットに入れておいた。
菊川:
「──それじゃ、消灯しよう。おやすみ」
菊川の囁くような声を合図に、
機内の灯は落とされ、乗客は静かに眠りについた。
ゴ ォ ォ ォ オ
音のない世界を乗せた旅客機は、
まっしぐらに南西へと飛翔し、そして──
ド ド
ド ド ド ド ド ド ド ド
817
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/02(土) 01:06:27
>>816
一眠りした後の行動といえば定番だ、
『用を足して顔を洗う』。
とりあえず『お先に失礼』だ。
さてその上で異変があるなら『把握して対応』
しなくてはならないし、『ない』場合でかつ
ロンパリが起きているのであれば質問がある。
つまり打ち合わせの通りならロンパリと自分は
程なく別行動になる訳だがそれに先んじて
「五分全力で振り回せる『硬さ』が欲しいか
おそらく制御できるのは一瞬だが絶大な威力の
『熱』が欲しいか」の選択を聞かなくてはならない。
まあ『異変』もなく到着するなら焦る必要もない質問だ。
818
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/02(土) 16:23:45
>>816-817
「おゥ、お目覚メか?」
『ハピオル』が船上で乗ってる限りは、そうそう襲撃は
無いだろうが、まァ どっちにしろ才りャあ早め二起きてルよ
下着は新しいのに着替エる。
『シーツ』を飛行機に置いてあるハサミを拝借して適当に両の二の腕
そして太腿周辺を包帯のように縛り露出してる箇所は幾らか保護する。
そして『ワイン瓶』を砕いて二重にした『ビニール袋』に入れる。
『ストッキング』は降りてから砂利なり敷き詰めてのボーラにすれば良い。
「二つ卜も欲しい、ッてのは まァ欲張リだな。
しいて言えば『プロペラヘッド』こいつに、近づく頃合いになったら
ネクタイにした『硬度』を掛けて貰いたいんだがネ」
非実体化の風車見たいな物体を差し出し、告げておく。
「一応、その『熱』っテ言うもんの仕組みを聞かせて貰おう力」
819
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/03(日) 03:32:37
>>818
「おはよう。ちょっと考え直した、『両方』渡して問題ないよ。
『硬さ』についてだが『使い捨てエルドラド』にスロットを設置して
ここの食器のステンレスの『硬度』カートリッジを差せる用に
しておく。ついででその食器を持っていくなら5分たてば
『硬さ』は戻るので足しにはなるだろう。『熱』については簡単だ、
『スタンドDVD』にスロットを設置するので私のライターの『発熱』
カートリッジを差してカートリッジを持って敵に投げつけたまえ。
最初こちらを『使い捨てエルドラド』に差して発熱武器にとも
思ったが多分『持ち手』の設定は私本人くらいしか出来ないと思う。
『シート』や『より大きな器物』がよければスロットの設置はそちらに
しても構わない。『即時性』優先でそういう意見だが、Mr.マンティコア、
で良かったかね?貴方が思いつく『器具』と『特質』があれば
変更は受け付けるよ。『ガム』と『シート』でもあれば『粘着する領域』
も作れるだろう。『硬度』を『プロペラヘッド』に欲しいならギリギリもう一つ
『硬度』カートリッジとスロットの設置も応じよう」
「考慮したところのロンパリに有用な『付与』について意見を述べる。
相談できたのは幸いだ、『できない事』『時間制限』はあるが彼自身が
『期すべき用途と使い方』を考慮するなら全力で応える。
820
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/03(日) 19:27:47
>>819
「成ノレ程 なルほ卜゛……中々面白い手でノ\ぁ あるナ」
返答しつつ『スタンドDVD』、持ってる三つに旅客機に置かれてる
『テーブルナイフ』を上下左右にナイフを少し円形の外側に出すようにして
貼り付ける。不格好だが、フリスビーのように投げて命中すればテーブルナイフが
当たれば多少ダメージが与えられる寸法だ。
「色々考えてくれて有り難ィ。然しな力゛ら使うのは
『携帯型プロペラヘッド』『使い捨てエルドラド』に対しての『硬度付与』ヲ
お願いしたい。色々技巧を駆使して、結果的に単純に『硬い』ってだけの
分かり易いのが、時には役立つ」
そう告げておく。鉄板程度に硬化すれば言ゥ事は無い。
「――夢を見た」
着陸するまで暇だ。作業を続けながら時間潰しに喋る。
「俺……いや『ロンパリ』が、何処だか知らないが殺風景な場所に佇んでた。
才レはてっきり、恨み言が何か、とりあえず明るい顔つきは決してしてないと
思ってたが。意外にも何故かそう言う顔つきじゃねェ。
何処力……不思議ナ、落ち着い夕 目をしてたナ。
アリャぁ何だったろゥな」
そゥ 夢を見た。
魂を引き裂かレ 天国にも地獄にも決して辿り着けないだろう そう確信する
あいつが立って、才レを見てた。
本当に……化け物の自分には余り上手く言えないが『澄んだ』瞳をしてたナ……。
「わりィな、下らない喋りに突き合わせて。
それと、もし襲撃の際に『ルンクス』の奴だと思える男が出てくるような
事が発生するなら『ホイッスル』があるんでナ。それで襲撃組だけジャ
手に余る事だと判断したら、それを使って長く一度だけ吹く。
入口の敵を上手く片付けたら短く一度だけ強く吹く事にする。どっちも無ければ
まぁこちらの担当が余り上手くいかなかったと判断してくりゃア良い。
そっチからは、この提案に不服っテ言うか意見ハあるか?」
何かしら遠くにも解る合図で多少は連携が取れるようにしときたいが……
敵にもこちらの動きが読まれる可能性もある。他の面子に余り有益でないと
判断するなら、『ホイッスル』は別の有事で使おう。
821
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/03(日) 20:32:15
>>820
「堅実な判断だと思う、『携帯型プロペラヘッド』を
渡してもらえるだろうか?『機能』カートリッジと
『スロット』は分かれる直前に制作・設置してお返しする。
不便で申し訳ないが『使用開始』ではなく制作・設置
してからのタイムリミットが5分なので了承して欲しい。
それとこちらは今のうちにお返しする」
『ロンリー・ギャザリング』と『スタンドDVD』2枚を
ロンパリに先に返却する。
「あと『ホイッスル』について私には異存はない。
それと『夢』の話も無駄という事はないだろう、
少なくとも貴方にとって『意味』があるから
『そういう物』が見えるのだろうしおよそ益体の
あるなしなぞ日本――――私にとっての
『外国』の文化歴史の研究に人生を費やそうと
考えた人間に論評できるものではないからね」
ロンパリに好意的な笑みを返す。
急造チームとして割り切った関係を心がけるのは
必須として価値観の在り方に親しみを持てる
相手がいるというのは良い。
822
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/03(日) 20:45:57
>>821
「おゥ、そんじゃ頼ん夕゛」
『携帯型プロペラヘッド』を渡す。それとトレードするように
『スタンドDVD』と『ロンリー・ギャザリング』を戻す……何かしら
後で使用する可能性もある。
>『夢』の話も無駄という事はないだろう
「……マ そうかも知れねェな。
それ卜、『高遠』と『浜岡』だったか。気をつけて、あんたが見ておきな」
グラスの破片を入れたビニール、疑似カッターDVDをポーチから何時でも
取れる調整をしつつ告げておく。
「本人等に、才レから今更告げておくよゥなもんじゃねェが。
奴の能力の基点は『女』への干渉力が異様に高いってノは、話の流れ的に解る。
オれには余り良く分からん感情だが、女を守るのは男の役目なんだろ?
ならば任せられるのは、あんたダ エイノー」
言いたい事はあらかた喋りつくした。
戦地に赴こう。この『マンティコア』の 『答え』の為にも
823
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/04/04(月) 11:40:18
>>816
椅子に身を委ね、休息をとる。
(しかし…おかしいな、あいつがなにもやってこないし、なにも言わない、不気味だ…)
到着したら、『ハッピー・オルガン』は機上から周囲を見渡す。
824
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/05(火) 07:25:04
>>823
(井上)
安眠の中でも、かすかな悪夢にうなされる井上。
一方、海上を飛ぶ旅客機上に陣取った『ハッピー・オルガン』は、
一夜の仕事を終えた闇の帳が、音もなく駆逐される様を楽しんだ。
機の左手、東方向の水平線に現れ出た朝日は、
燎原に火を放ったように、一帯を赤く、静かに燃やし始める。
それは、毎朝繰り返される自然現象でありながら、
どこか超自然的な神秘性を、人ならぬ『ハッピー・オルガン』にすら感じさせた。
視線を右に向ければ、
南北に伸びた海岸線に縁どられたマレー半島が、
その南端に位置するシンガポールへと一行を導いているのが見て取れる。
緑あふれる半島に比して、シンガポール島は異常な都市化が進み、
林立する高層ビルと工業地帯が特徴的だ。
夜ともなれば燦然たる夜景を提供するこれらビル群も、
夜明けを迎えるこの時間には色褪せ、都市の目覚めを待つ。
未公認の旅客機がシンガポール湾に滑り降りたのは、
シンガポールがもっとも深く眠る、そんな時刻だった。
目的地は種々ある人工島の一つ。
殺風景な工業用道路に偽装された滑走路だ。
シンガポール本島を『20km』圏内に控えながら、
この島は公式に認められることはなく、地図上にも存在しない。
一党独裁の続くシンガポールの政治的な濁りを象徴する島──
『ヨハネスブルグ』は、その闇の一角に寄生しているようだ。
>>817-821
(エイノー、ロンパリ)
フライトは順調に進んだが、
当然来るべき『異変』に、エイノーは揺り起こされた。
窓のカーテンの隙間から漏れる光──暁の輝きだ。
トイレに立った後、やはり目覚めていたロンパリと言葉を交わす。
相談の末、ロンパリの持つ『携帯型プロペラヘッド』『使い捨てエルドラド』に
対して、『硬度付与』する算段となった。
(ロンパリはDVDにナイフを固定する手段の提示を。
ほぐした下着は糸くずで、一本の糸にはならない)
825
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/05(火) 16:50:52
>>824
DVDの上下左右にナイフを置き、そのナイフの中間地点に
ガムテープで何重か貼り付け固定させる。
糸に関しては旅客機の中の事務所ら辺で、巻き糸など
見つかるのであれば、それを入手する。
826
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/05(火) 23:23:13
>>824
「さて、使い捨てるつもりでレインコートくらい
着ておくべきだったかな?」
機内で手頃な『携帯型プロペラヘッド』『使い捨てエルドラド』
より小型のステンレスもしくは金属製品を2個物色しつつ
一人ごちる。
本当まで行けるまともな車があればそれで良いがどうも
『非公式』の空港らしい、トラックの荷台で構いはしないが
陽動するにしても出来れば傍目に『不審者』と見える
汚れた格好になるのは避けたいところだ。
まあいっそ徹底して『後日弁償』という事で今回
罪もない見物人相手に『追いはぎ』する手もなくはないが。
827
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/05(火) 23:33:06
>>824
(内容が詳細不足だったと思ったので、追記)
旅客機は
>>809
で事務所めいた感じと書かれていたので
筆記用具の類で『ガムテープ』や『巻き糸』も見つかると仮定した上で
DVDへの工作を行う。また、テープが入手不可能であれば
旅客機を降りた周辺で、飛行機を整備する人間なりに工具箱を少し
拝借して頼み、前述の行動を行いたい。
また、糸の入手も旅客機内で入手が不可能ならば
現地での代用の入手を考える。
828
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/04/06(水) 13:00:47
>>824
【…】
着陸した機体から音もなく飛び降り、生き物の気配を探る。
気配というのは、わずかな音のことだ。生命活動を行うものは、無音で存在することはできない。
「…」
着陸の衝撃で目覚め、ポケットの中の武器を確かめる。
在常戦場、脆弱な自分が生き残るためには、小動物の如く怯える必要がある。
着陸してすぐ外に出られるわけではない、それまでは最後の休息を楽しもう。
829
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/04/06(水) 23:09:24
>>824
目を覚ます。
視界に移る機内の風景に何処で何をするのかを把握すると
次に思い出すのは寝る前に言われた言葉。
……弱点については、確かに敵も知っているだろう。
何せ『あの夜』でも表舞台に顔を出しているのだ、敵も気づくことは想像に難くない。
そしてスタンド能力の弱点は便利なツールを持ってきて補強完了、というわけには行かない。
有ること、突かれることを前提にしておくしかない。
つまり、スタンド使い相手に単独は無謀ってこと。
……ところで今は現地の何時だろう。
830
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/04/08(金) 20:51:20
>>824
「うぅん・・・」「・・・・・・・・・・」
窓から差し込む朝日に、目を覚ます。
アウレア含め、家族のいない空間に、幾許かの寂しさを覚える。
彼女らと再会したければ、ルンクスとの戦いに勝つ他はない。
「Good morning(おはよう)」
飛行機の中にいる面々に挨拶を交わしつつ、顔を洗って歯を磨こう。
ついでに時計を見て、時間も確認したい。時差に合わせてずらしておこう。
831
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/09(土) 22:52:43
>>830
(ウィル)
「おはよう。コーヒーはいるかね?他の皆も」
おそらくはあるだろうサーバー前で挨拶に答えて聞く。
軽く一杯自分で飲もうと思っていたついでだ、
『臨時スチュアート』を勤めるのも良いだろう。
832
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/10(日) 22:35:16
>>829-831
「ン 貰ぅ」
『エイノー』から所持品の『ペットボトル』に注いで貰い、他の者が
口にした後に、自分も少し口に含んで一定の量はそのまま蓋をして
ポーチの中にでも携行しておく。
「それ卜 おめェ等 一応これ持っテおくなら持っておケ。
『スタンド会話』出来る奴等は、大丈夫かも知れん力゛ な」
そう告げ、小さくも旅客機なら備えてるだろう『筆談ボード』
障害者用の奴を『エイノー』『ウィル』 護衛班と陽動班になる人物に
一人ずつ手渡せるなら渡しておく。
「ウィルの奴が話してた『才能』の野郎ノ話で 起きた時にちょう卜゛
思い出したケどヨ。『足』の才能があるなら『目』か『耳』の才能の類も
居ても可笑しくねェ。俺が奴の立場なら 据え置いてるだ口ぅぜ」
『神速』の才能があるなら『千里眼』や『異常聴覚』があっても
可笑しくない。故の小細工だ。
「別に聞く耳もたなくて良い力゛。こっから先、どんな小さくても
重要な情報を共有する時は『スタンド会話』か、筆談で済ませな。
才レは、この機内を出たら、もゥ。このボードで書くもん以外では
まともな話はしネぇ。言うノは全部下らない戯言か、相手を釣らす
発言だっテ覚えてナ。言いたい事はそれ夕゛けだ んジャぁな」
『筆談ボード』を各班に手渡し、外に出たら大事な事は全てスタンド会話で
共有するように提案しておく。
833
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/11(月) 20:07:49
>>832
「貰っておこう。私の『スタンド』はそういう『意思疎通』には
使えないのでね」
ロンパリのペットボトルに軽く冷ましたコーヒーを入れ
『筆談ボード』を受け取る。
ついでに近くからマジックペンも一本貰っておこう。
834
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/04/11(月) 21:25:30
>>831
>>832
「Thanks(ありがとう) ミスター・ニョルズ」
「目覚めのコーヒーも良いものね」
エイノーからコーヒーを受け取り、そしてロンパリの言葉に耳を傾ける。
「なるほど・・・一理あるわ」
「そんな『警戒』に向いた才能が発現していれば 間違いなくヤツは配置しているでしょう」
「わたしの『ヴェノム』は『スタンド会話』もできるけど
もしも『異常聴覚』のスタンド使いがいた時のために持っておくわね」
「もちろん『視聴覚』もあるから・・・ミスター・マンティコア」
「緊急で かつ静かにみんなに伝えたいことがあればわたしを呼んで」
「半径『18m』以内ならヴェノムを飛ばすことができるから」
ボードを受け取り、ついでにペンも頂いておこう。
835
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/13(水) 04:07:54
>>825
>>827
(ロンパリ)
固定方法は了解。
機内では巻き糸は見つからず、
島で何かを借りられる空気ではなかった。
>>826
(エイノー)
ステンレス製のテーブルナイフが、
金属製品として強度、サイズともに手ごろそうだ。
着陸した道の周囲は塀で覆われ、島の外は内外から隠されている。
だが、およそ想像はつく──
ここは人工島であり、本島まで陸路は存在しない。
ここからは船か、車以外の別の移動方法が必要だろう。
>>8281
(井上)
────ジャッ
コンクリートの地面に降り立った『ハッピー・オルガン』だが、
人の気配は周囲に全くない。生物も植物も存在しない場所だ。
温かみを感じるのは、唯一昇り始めた暁陽だけだ。
いや、一人──
『50m』ばかり先に見える大型の倉庫らしき建物から、
一人の黒人が近づいてきた。
男は旅客機に到達するも、『ハッピー・オルガン』には気付かぬまま、
機を降りた一行を出迎える。
>>829
(高遠)
浜岡に言われた言葉を、寝起きに思い出し、胸に刻む。
時計は現地時刻で『5時45分』だった。
>>830
(ウィル)
残した家族の夢を見た気がする。
胸を締め付けるような、一抹の感情を洗顔で流すと、
朝の用意を済ませた。
殺し屋、護り屋の面々も同様に準備を始める。
洗面所の狭さに悪態をつく『ナツメグ』と、
それを横目に自席した用具のみで顔の手入れを済ませる
浜岡が印象的だ。同じ洗面所を使いたくないのだろうか?
時刻は現地時間で『5時45分』。持参した時計を合わせた。
>>831-833
(エイノー、ロンパリ、ウィル)
エイノーの入れたコーヒーで、起き抜けの眠気を払う三人。
ロンパリの提案で、厚紙製の筆談ボードとマジックペンを取るが、
サイズ的にバッグに収まらず、携帯には向かない。
浜岡は断り、『ナツメグ』は鼻で笑い、
菊川は「『ジ・ユーズド』を利用すれば、壁伝いに連絡できるよ」と言われた。
>ALL
時を置かず、機長のアナウンスに従って旅客機を降りた。
強い潮の香りの充ちた人工島は、
高い塀で一帯を囲まれており、旅客機の姿を海から隠している。
だが、その塀を持っても隠しきれぬものが、北の空にそびえていた。
高層ビルだ──摩天楼と呼ぶに相応しいビル群は、
海の向こう、シンガポール本島までのおよその距離を彼らに教えてくれる。
少なくとも、徒歩で向かえる距離ではない。
「ここからは、ボートで移動だ。
『アルメニアン教会』までは責任を持って届ける」
一行を出迎えた黒人男性が、胡散臭そうに面々を見回すと、
念を押すようにそうつぶやき、歩き始めた。
途中、他の人間に会うことはなく、
塀を潜るようにして到着した簡易港に舫われたタグボートに乗せられる。
朝日を吸い込んでなお、未だ黒々としている海面を裂いて、
ボートはシンガポール島へと向かっていく。
途中、さしたる障害もなく、
古代の神話のように、闇が光に駆逐されるさまを眺めている内に、
ボートはあのビル群の麓に到達した。
幾つもの橋の下を潜った末に上陸し、そこからは徒歩。
立派だが車通りの少ない『ヒル・ストリート』を北東に進み、
『アルメニアン教会』の白い尖塔を確認できた頃には、
シンガポールは早朝の空気に包まれていた。
町は目覚めたばかり。
町を行く車も人も少ないが──決して『ゼロ』ではない。
836
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
837
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/04/13(水) 21:16:00
>>835
「ミスター・キクカワ」
「あなたの『ザ・ユーズド』は壁に近付いた人間だけに伝わるように
あるいはその中にいる特定の対象だけに声を伝えたりできる?」
それが可能であれば、マジックボードを持ち歩く必要はないかもしれない。
情報伝達は壁を用い菊川を経由すれば、こちらに有利な通信網が出来上がる。
兎にも角にも、到着したならば最初に降りる。
先導を務めるのは『探知能力』に長けている自分が務めると、昨夜の作戦会議でも決定した通りだ。
「この辺りの海も美しいわね・・・今度来た時は『セントーサ島』にも行ってみたいわ」
怪しまれない程度に周囲をチラリと見渡し、教会に近付く人間を
見張っているような人物がいないか確認する。何も問題がなければ、進むとしようか。
838
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/13(水) 22:30:16
>>835
>『ジ・ユーズド』を利用すれば、壁伝いに連絡できるよ
ク ククッ…… 力゛タン
「本当 てめェ等は川で泳ぐ魚達よりメでてぇ頭をしてノレよ」
ギラギラとマンティコアは牙を向かせ嗤う。
「『アルメニアン教会』で奴は式を挙ゲる。そう既に決まってンのが
理解してる前提デだ。式場付近に耳の『才能』のある花嫁が一人でも
いて、それが広範囲に渡る代物だとすりゃァ
才れ達の誰かが突入する事を少しでも仄めかセば全てご破算ダ。
それを 理解した上でてめェ等はこのマンティコアに
意見してル。そう言う訳だよナぁ あァ゛!!」
そうして マンティコアは其の多くの人間を屠った手を上げ・・・
―――――――――――――――――――――――――
「……と言う具合にヤれりゃぁ、才レも大分らくなんだ力゛なァ」
ボードで移動しながら、むっつりと片手で看板の中間を握り
もう片方で顎に手を乗せながら誰ともなしに、そう呟く。
上記のは全部妄想だよ、クソったレ。言いたい事は本心ダがナ。
(だガ、まァ……耳やソレ等の才能が居た前提ならノ\゛。足音で
人数がばれるのは承知。ハッピーオルガンとかは関知の外だかラ
それガ切り札になルか?
……意見シたし、教会までの道中スタンド会話なドで情報の共有は
してクれる、と考えてテ、ダ。今までの事を整理しよう)
菊川『ジ・ユーズド』 建物の操作をする。壁伝いに内部の人間に
連絡する事も出来る 援護。
ナツメグ『フランキー・アヴァロン』 肉詰め操作 襲撃組と言う事も
考えるとスタンドも近接型?
浜岡『ウィンター・ブランケット』近接パワー型 破壊不能の寝具を
発現する事が出来る。 護衛。
(この内……懸念は『ナツメグ』と『浜岡』 こいつ等力゛ どゥもナ)
『護り屋』と『殺し屋』 人間の職なんて興味の気もなィが、つまり
ハブとマングース見たいな関係なンだ口ぅ。
(この『足並みを意地でも揃えようとしねぇ』感じ力゛……らしくねぇ言い方だが
『不安』夕゛。どうもここゾって時に乱れさす要因になる。そんな気配がする)
然しながらマンティコア……『ロンパリ』が窘めた所で解消するようなモノでなし。
何よりする気もこちらに無いし、何より少しでも分別があるならルンクスを倒すまで
は、そこまで足を引っ張る事は無い そう思いたイ。
(高遠、井上、エイノー、ウィル……ウィル、エイノー、高遠は
干渉せず卜も自分で自分の回りの世話はやレる。井上っテ奴は……
どうにもイマイチ底が解らん。言い方が悪いがスタンド頼みで自分自身を
軽んじてるよゥにも見えるガ……余計な世話だナ)
俺、か?
自分の力量と頼りなさは、マンティコア自身が死ぬ程に理解してル。
教会までの道中は、藁のように頼りなく見えるのは承知の上デ、だ。
出来る事をするのみだ。このちっぽけな『ロンパリ』の体で『マンティコア』の魂のまま
839
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/13(水) 22:42:36
>>835-837
上陸して『ヒル・ストリート』を進む道中だ。多少大きな拳大の石やらは
あっても不思議じゃない。それを幾つか『ストッキング』の両方の先に入れて
ボーラの完成だ。腰に結ぶなりして、何時でも解いて投げれるようにしておく。
不格好だが、元々の恰好からして今更お世辞にも、まともじゃない。
GluUuuu…
『何時もの通りのままノ心で進め ウィル』
口だけ、そう動かし『プリントメディアスタンド看板』を右手で支柱を
持ちつつギョロっと斜視を動かし同じくウィルに倣い目につく限りの
人影で怪しい挙動をしてるものが居ないか確認する。
尚、『ウィル』の左隣を立ち位置として平行し歩く。
何かが向かってたとしても 先に才れが庇えば良い。
840
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/04/13(水) 22:57:14
>>835
>>837
ウィルにつづいて降りる。
人は……居るのか。
「そうなれば出来るだけ早めに着いときたいわね」
ところでロンパリの提案だが……『クレモンティーヌ』の場合、発現させている間
ボードのようなものは書けないというか、そもそも持ち運ぶのに難儀する。
結局、疎通をするなら解除して菊川の能力を借りるか、
ジェスチャーなどを使うことになるだろう。
一応、顔や動作があからさまにならない程度に人通りを見渡すが、
何か奇妙な事が起きていなければ、教会までは送るという男性の案内についていく。
841
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/14(木) 19:18:41
>>835
「菊川氏の提言に従おう」
ロンパリには悪いがかさばらないに越した事はない。
ステンレス製のテーブルナイフを2本借りるだけにして
ボートに乗り込む。
本島上陸前に『ナツメグ』に質問。
「教えて欲しいが襲撃班は速やかに教会に潜入する予定だろうか?
そうであれば上陸した時点でMr.マンティコアに渡す物があるので
用意したい。若干余裕を見るならその間同道させてほしい。
『陽動』については心配ない。ごく短時間で『さほど物理被害を出さず』に
『元凶が私と特定しにくい』方法を思いついた。軽い『通信障害』の
ようなものだが」
それなりに成算はあるので『ロンパリの武器の耐用時間』を優先すべく希望。
842
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/04/15(金) 03:17:19
>>835
「初めての海外がこんな形か…観光名所なんて、行ってるヒマないんだろうな」
さっき驚かないとは言ったが、これは感覚が麻痺しているだけだな。
みんなの後ろをノソノソついて歩く。
【〜♪】
ヒュゴッ
『ハッピー・オルガン』は適当な建物に飛び乗り、上から一行を俯瞰する。
電柱や電線なんかでもいい、『スタンド』に重量はないし、バランス感覚も精密動作性に含まれるだろう。
ちょっと退屈だ。
843
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/19(火) 02:12:17
>>837
(ウィル)
菊川:
「──むしろ、そっちしか出来ないんだ。ごめんね」
両掌をゆっくりと合わせて、ウィルに頭を下げる。
「ぼくの『伝言』は床や壁、後は大きな家具越しにしか伝わらない。
盗み聞きされる可能性はないけど、耳を寄せる必要があるんだ。
その条件さえ満たせるなら、
全員に伝えたり、誰かにだけ伝えたりも出来るよ」
菊川の説明を聞きながら、ウィルは教会側に目を凝らす。
現在位置である『ヒル・ストリート』は、片道四車線、計八車線という大型道路だ。
道を行く車の数はまだ限られているが、本格的に夜が明ければ、
交通量は目に見えて増えてくることは想像に難くない。
その大通りを右手に、もう一方の左手側に現れたのは、
赤と白のレンガ模様が目にも鮮やかな、城風の建造物。
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』だ。
消防署に併設された館内ではクラシックな消防車や設備を見学できるが、
現時刻では門は閉ざされ、人気もない。
『アルメニアン教会』はこのギャラリーの前を通過し、大きな交差点を渡った先にある。
と──ウィルは早速、その交差点の一角に、不審な人物を見出す。
平凡なスーツ姿の男性だが、
信号の変化を気にすることなく、教会側の交差点に佇んでいる・・・・『見張り』だろうか?
>>838-839
(ロンパリ)
海上を行く道中、一行の考察で時間を潰す。
不安の種と睨む浜岡と『ナツメグ』は、確かに天敵の感がある。
互いに言葉は交わせど、『ナツメグ』のそれはその名の通り辛辣さを隠さず、
浜岡もまた、大人な対応の中に皮肉を込めてやり返す。
この短い道中ですら、何度も見かけた光景だ。
どちらもこの道のプロとは聞くが、この関係が現場で回復するものだろうか?
『ナツメグ』はことあるごとに、「浜岡を殺すのは自分」と豪語するほどだ。
『コールマン・ブリッジ』から上陸し、北東へ『ヒル・ストリート』を進むが、
何処を見ても驚くほどの大都会だ。石はおろか、ゴミ一つ落ちていない。
日本より清潔な国があるとすれば、おそらくはシンガポールぐらいだろう。
もっとも、ストリートの北側には、広大なパークが広がっている。
寄り道することになるが、そこなら石なり何なり手に入れられるだろう。
ウィルに進言するが、彼女の足は立ち止まったまま動かない。
マンティコアもまた、ウィルの視線を追った先に、不審人物を見た。
こちらにはまだ気付いていないが、この集団だ。
怪しむかどうかは別にして、このまま進めば気付かれるのは時間の問題だろう。
844
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/19(火) 02:12:28
>>840
(高遠)
八車線もの広大な『ヒル・ストリート』と、
その左右に聳え立つ異国風の建物、ホテル群に思わず目を奪われる。
こんな状況でなければ、海外情緒に浮かれたくなるところだ。
周囲の人影は主に仕入れの業者やジョガーのもので、
数も少なく、異常と言えるほどではない。
だが、先頭を歩いていたウィルが、教会傍の交差点で何か見つけたようだ。
案内人は『ヒル・ストリート』にある教会の位置を教えた後、
ボートに戻っていった。
「正午まではここで待つ」と言い置いて。
>>841
(エイノー)
ナイフのみ取得し、ボートに乗船した。
『ナツメグ』:
「時は金成、のろまに稼ぎなしってな〜。
だが、まず状況の確認だ。
まずは教会周辺の配置を探る。その上で強襲だ。
つまり、安全に情報を集められる場所の確保が最優先よ」
呑気な観光客を装い、
ポップコーンをまき散らしながら歩いていく『ナツメグ』が、
豚のように細めた目の奥で研ぎ澄ます殺気を、エイノーは感じ取った。
「渡すもんがあんなら、それまでに準備しとけ」
>>842
(井上)
橋から上陸し、ストリート一本を歩いてきただけだが、
それでも異国情緒はたっぷりだった。
川の両岸を埋め尽くす、色とりどりの飲食店街。
朝の空気の中で佇む、高層ホテルの群れ。
ちょっとした建物一つ見ても、日本では見られない特徴がある。
もっとも人が少ない時刻だけに閑散としているが、
昼、そして夜ともなれば、華やかに賑わうだろうことが想像できる。
ヒュ!
バ バ !!
『ハッピー・オルガン』は電灯や建物の庇を踏み、空中を移動していく。
シンガポールには電柱はない。電線は埋められているようだ。
色鮮やかな『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』に飛び乗ると、
道のその先には目的地である教会の白い尖塔が見えた。
教会はたいした大きさではない。むしろ小さい部類だろう。
路上には片手で数えられる程度に人間がいるが、見回す限り、
自分に気付いた者はいないようだ。
845
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/19(火) 02:52:52
>>844
「有難う、どうも『わかりやすい指針』が来たようだ」
『交差点の男』を見て、『ステンレスナイフ』から
『硬度』カートリッジを作り『携帯型プロペラヘッド』
『使い捨てエルドラド』のも『スロット』作成、ロンパリに渡す。
「この短時間で使う機会もないかもしれないが
『掛け捨て保険』と思って持っていって欲しい(ナイフも)。
私は『交差点の男』の所で様子を見て『陽動』を始める
タイミングを図る。こちらもできる事はやるが基本『調査』はお任せする
特に異議がないならこれで単独ゆっくり交差点に近づく行動に移る。
846
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/19(火) 22:53:50
>>843-845
石が手に入らないのは、少し肩透かしだが悪い情報でもない。
敵が地面に利用するような、こちらに対し不利な条件も道中にはないと
解っただけで石ころより価値がある。パークまでわざわざ行くメリットはない。
それと全員が全員、物騒に強襲なり何なり。解る奴が聞けば特定する話をしてるのを
聞くと顔を覆いたくなるが……まァ良い、聞かれて対策されても打ち破る自信があると
前向きに考えてやろう。
『たス力ル』
唇だけ、そう動かし軽く首を上下に動かし『エイノー』から
『使い捨てエルドラド』『携帯型プロペラヘッド』を受けり、プロペラヘッド及び
ナイフはポーチに差し込み、エルドラドはシャツを捲りズボンに挟むようにして入れる。
硬度があるなら、これで道中、不意打ちで攻撃された時に腹部であるなら
気休めだが防げる可能性がある。
(……男、ね)
クアァ アー……。
欠伸一つ吹かし、判断する。
(見張り……としても、『使い手』 である可能性は薄い、この場合はナ
能力があるものだとして、あァも周辺から観察出来る立ち位置で突っ立ってるのは
明らかに『妙』だ。敵の配下であるとしても、精々『花嫁』の護衛の一般人、て言うのが
考えとしては一番しっくり来る)
チラっと『ナツメグ』の様子を観察する。立ち昇らせる殺気は、かつて元の自身の姿の頃に
襲い掛かってきたモノ達に比べれば微風だが、その殺意がルンクスのみに向けてるのか。
はたまた己の心の中に、この条理の流れを反らす刃を秘めてるのかは判断つかない。
とは言うものの『ロンパリ』ではどうこう意見する事など無い。
ただ、告げた通りするべき事をするのみ。それだけ
>教会周辺の配置を探る。その上で強襲だ。つまり、安全に情報を集められる場所の確保が最優先よ
(不思議な事を言う奴だ…)
安全に情報を集められる。そんな日和見な事が本当に出来るのだろうか?
既に此処は『敵地』だと才レは考えている。と言うより目を瞑って協力してるだけで
極端に言えば、この旅路に立つ時点から己以外で信じられるものなんて無い。
(百歩譲り、その作戦に従うとして
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』を菊川がナツメグの能力で扉を開き
其処から教会に……いや、何処に耳や目かあるか解らん。閉店してる場所に
入り込む光景を見られたら、敵ですって教えてるようなもんだ。
……ウィルの能力も、便利だが失敗すれば代替えがつかん)
「何なら」
「『ロンパリ』を使う力? 『浮浪者』の姿成りだ。周辺を残飯漁りするように
して敵の位置をそれとなく把握する事は可能だ。スタンドにも、これを外せば
無反応だから刺激される事もねぇしな」
まぁ、バレれば終わりだが。と締めくくりつつ軽く被ってるスタンド眼鏡(ゴーグル形)を触れつつ
全員に告げる。もっとも、それより安全な策は考えられるだろうが……
847
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/04/19(火) 23:20:15
>>843
「早速調べるわね」
その場で足を止め、観光客のようにスマホを取り出して、画面を見る。
一応周囲の人間からは距離を開ける。
同時に自身に『スタンドアレルギー』、反応がなければ『才能アレルギー』にして男の反応があるか調べる。
射程内(20m)にいない場合、単独で範囲に収まるまで近付こう。
848
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/04/20(水) 12:55:01
>>844
「『ハッピー・オルガン』が先行してる…が、チームプレイとかそういうことをするヤツじゃあない、
楽しそうなモノを見つけたら、俺たちに構わず遊びだすよ…多分」
【…】
『ハッピー・オルガン』は冷静だ。
未知の『スタンド』は自分の手に余ることもスデに学習している。
欲しいものは苦戦の末の勝利ではなく、心地よい蹂躙だ。
今の距離を保ちつつ、教会周辺を回る。スA
849
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/04/20(水) 21:36:15
>>844
なにか見つけたのか。
何かしらのアクションにとりかかるであろうウィルの動きと
その先にあるであろう『発見したらしい何か』をそれとなく見る。
出来れば、木の影などに行きたいところだが、
その箇所がウィルを見れなくなる場合、ウィルを視認できる位置にいることを優先する。
>>845
「ウィルさんが『探知』をするみたい。留意してください」
接近を始めるであろうエイノーに軽く言っておく。
範囲内にとどまって誤反応させないような位置どりになってくれればいいが。
850
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/21(木) 00:57:46
>>847
>>848
(ウィル、高遠)
「了解した」
高遠の呼びかけでウィルの行動に気づき
射線を迂回する。
何であれば今現在物陰に入る結果になっても構わない。
851
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/21(木) 23:57:02
>>847-850
(『エイノー』が男へ接近
『ウィル』は能力の発動…『ハッピーオルガン』は一足先に機動力を
活かして教会に。才レは、護り屋と殺し屋組の傍で極力邪魔せぬように
動くか、いや…それは只の足手まといと主張してるようなもノか)
この中で一番不穏分子に近い、と問われれば。それは『ナツメグ』だ。
もっとも元から女性と言うのも相まって『浜岡』もルンクスの手に掛かる
事を踏まえればどちらも危険である事に変わりはないんだが。
(この場所で、一番遠距離からの攻撃が優位になる方角となると、何処だ…?)
ウィル、エイノーの行動は邪魔せず傍観。ナツメグの傍につきつつ
周囲の光景を更に観察する。人並みの視点からでも、何かこちらに対して
不審な動きをしているものが起きる可能性があるかもしれない。
852
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
853
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/23(土) 04:17:40
>>845
>>850
(エイノー)
ズギュ! ジャコ!
『交差点の男』の様子を見ながら、『フィストフル』を発現するエイノー。
スタンドに気付いた動きがないと確認した後、
『硬度』カートリッジを抜き取り、
ロンパリの持つ『扇』『プロペラ』にセットした。
脆くなってしまっているが、ナイフも手渡す。
その間に、ウィルと浜岡の二人は、交差点まで前進している。
横断歩道の長さは『15m』ばかり。
ウィルは『アレルギー反応』で男を調べ、浜岡はその護衛だ。
二人までの距離は『30m』ばかり。
二人を追おうと踏み出したエイノーの脇から、
菊川と『ナツメグ』の二人が道を引き返すのが見えた。
『ナツメグ』:
「ん〜〜じゃあ、陽動は任せた。
オレらは北側の公園からぐるっと回って、教会の側面を突く。
おまえらが手薄に出来りゃあよし・・・・でなくても『強行突破』だ」
菊川:
「──無事侵入できたら合図するから。
その時は教会内に入ってきてよ。
扉はこのメンバーにだけ、開くようにするからさ」
(まだ移動はしていない)
>>846
>>851
(ロンパリ)
エイノーの『スロット』を設置した『エルドラド』を腹に隠し、
ナイフとプロペラはポーチに差し込んでおく。
荷物が多いが、浮浪者の身なりならそうおかしくもない。
見れば、メンバーの各々は、すでに動き始めている。
ウィルと浜岡は交差点まで進み、探知を。
エイノーは前進し、陽動を。
『ハッピー・オルガン』は、
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の屋根伝いに
風のように突進し、教会の方向へと姿を消した。
そして『ナツメグ』と菊川は、一旦引き返し、
北の公園を通って、教会を目指すようだ。
飛行機ではロンパリに同行するよう指示していた『ナツメグ』だが、
こちらに一瞥をくれたのみで、特に誘うような素振りはない。
あくまで選択は自由意志ということだろうか。
『自由』を旨とする【殺し屋】の流儀かもしれない。
今すぐ追いかければ十分に追いつけるが、決めるのはロンパリ自身だ。
少なくとも現在の状況、
『早朝のヒルストリート』に異常は見当たらない。
854
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/23(土) 04:17:51
>>847
(ウィル)
一言断り、ヒルストリートを前進。
派手な『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の端まで歩くと、
対岸に教会を臨む、交差点の一角に到達した。
挟んだ道路は三車線で、男までの距離は『15m』ばかり。
教会の入り口は『ヒルストリート』に面しており、
四辻を左に折れる道に沿う教会のぐるりは、
背丈ほどもある生垣で囲まれ、敷地内の様子は伺えない。
そして──ウィルは改めて気付く。
最初に見た男から『15m』ばかり離れた生垣の傍に、
同様の背広男が立っている。
教会の入り口にも二人。こちらは最初の男の後方『10m』。
けっして数は多くないが、おそらくは教会の外を警備している。
そのどれも、武器の類は携帯しておらず──徒手だ。
ズギュ!
『ヴェノム&ファイヤ』を発現する。
背後を確認すると、『5m』の距離を取って、浜岡がついて来てくれている。
まずは、『スタンドアレルギー』を自身に与える──と。
ビュ バッ!!
弾丸の如き速度で、左手の頭上に『反応』が追いついてきた。
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の屋根上で停止したそれは、
敵ではない──おそらくは『ハッピー・オルガン』だ。
『アレルギー』のサイズから見て、間違いない。
肝心の男については、『スタンド反応』はゼロだ。
ただし、男の視線が自分に向いているのは感じる。
浜岡のメイド服も目立ちそうなものだが、
一応、シンガポールは『メイド大国』だ。見慣れているのかもしれない。
(反応は、どうだい?)
浜岡が『スタンド』の声で尋ねてきた。
男には聞こえない程度の音量だ。
>>843
(井上)
井上は突風と化した自身のスタンドを見送り、
一応、仲間に解説をしておく。
ビュバ! バ!!
一方の『ハピオル』は、煉瓦造りの屋根を一気に突き進み、
教会まで『25m』ばかりの距離を置いて、屋根上で足を止めた。
ここからなら、教会の南側をほぼ一望できる。
まずは交差点に不自然に立つ背広男。
生垣に囲まれた教会南側に、『20m』ばかり離れて、もう一人。
さらに向う、生垣が北へと折れる角にも男が立っている。
──つまり、教会南側の見張りは『3人』だけだ。
これ以上先を調べるなら、道路沿いに左へ回り込み、
教会西側へ向かう必要がある。
>>849
(高遠)
ウィルの視線の先には、交差点の向かいに立っている背広の男。
一見違和感がないが、信号が青に変わっても動かない。
男の背後すぐに教会だ・・・・見張りだ、とピンと来た。
電柱や街路樹の類はないが、
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の外壁には、
壁に背をつければ、ちょうど隠れられる程度の凹凸が並ぶ。
交差点に移動するウィルを視界に入れながら、高遠は身を隠した。
一方、ウィルは姿を隠すことなく、交差点に到達する。
その後ろに、こちらも平然と後を追う浜岡の姿。
朝のメイド服姿はいかにも奇妙だが、果たして考えはあるのか・・・・?
ウィルの邪魔にならないよう、距離を置いてはいるが、
その目的が『護衛』なのは間違いない。
戦いはすでに始まりつつある──面々は動き始めている。
『打ち合わせ』をする余裕は、すでにないのかもしれない。
855
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/23(土) 04:36:02
現在の状況:
ttps://www.google.com/maps/@1.292623,103.84955,19z
アルメニアン教会(チャペル) ヒル・ストリート
↓ ↓
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□◆◆◆◆□□□□門■■■■■■歩□□□□□
◆◆◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
◆◆◆◆◆◆□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□□□□歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□木木木歩■■■■■■歩□□□□□
垣垣垣垣男垣垣垣垣垣男■■■■■■歩歩歩歩歩歩
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
歩歩歩歩歩歩歩歩歩歩ウ■■■■■■歩歩歩歩歩歩
□□□□□□□ハ◇◇歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□◇◇◇歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□◇◇◇歩■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□◇◇◇エ■■■■■■歩□□□□□
□□□□□□□◇◇◇歩■■■■■■歩□□□□□
↑
シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー
←公園へ
歩:歩道 ■:道路 垣:生垣
ウ:ウィル&浜岡 ハ:『ハッピー・オルガン』
エ:エイノー、高遠、ロンパリ
856
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/23(土) 23:06:17
>>854-855
菊川に片手をあげて「承知した」と身振りで伝え
周辺を警戒しつつゆるりと交差点界隈を遠回りに
散策、『交差点の男』より自分の周囲を警戒する、
まずはウィルのあぶり出しの結果を待とう。
『ハッピー・オルガン』については井上を信じて
静観するしかない、この局面で井上を疑う理由はない、
ならば見ればわかる、アレは『ルンクス側に命中する事を
祈るしかない天災』だ、
857
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/04/24(日) 22:38:33
>>854-856
(朝早くから、ご苦労なことね)
背広服の男───その正体は教会の護衛たち───を見て思う。早速『スタンド』の力を借りる必要性が出てきたわけだ。
浜岡に対しては同じく、『ヴェノム』を用いた『スタンド会話』で答える。
『スタンド使いではないわ』『女性には見えないし・・・恐らく才能持ちでもないでしょうね』
同様に他のメンバーにも、『ヴェノム』を×の形に動かして、スタンド使いではないことを伝える。
ロンパリにも、恐らく周囲の人間の応対で伝わるだろう。
一応自分を『才能アレルギー』にして、そのセンも当たってはみるが、杞憂に終わるだろう。
スタンドを用いれば、気付かれずに迅速に倒すことも可能だろう。
だが人通りが少ないとはいえ、人目はあるこの場所で急に護衛の人間が倒れたなら、小さな騒ぎにはなるだろう。
できれば護衛のいない、他の侵入口を探したいところだ。
スマホを片手に振り返り、教会の付近を一周してみようかと、手振りでみんなに訊ねる。
858
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/04/25(月) 12:20:57
>>854
「あ、あ、や、やるぞ、殺すぞ、あいつはやる、離れろ、目立つ、隠れるんだ」
ダ ン ッ
『ハッピー・オルガン』は建物から交差点へ向けて跳躍する、着地後一人目の背広男に接近し首を掴み、教会南側の背広男に投げつける。パス精AAA。
投擲後、残りの一人へ向けて疾走し、思い切りブン殴る。複数の行動だが、ほんのわずかな時間の間に行われる。
例えばスピード自慢のスタンドのパンチ、それが『ハッピー・オルガン』の行動速度だ。
ついでに井上を呼び寄せる。ダッシュだ。
859
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/04/25(月) 18:45:48
>>854-855
(今のところ、見はり連中の感じている事は
『見張っていたら誰か居るような』位の認識……だと思う)
動き出すのは、事が起きてきた時だが
>>858
(……いきなりやるつもりかしら)
だとしたら打ち合わせるヒマは無い。
これから『ハッピー・オルガン』の起こす騒ぎで出てくる数がいかほどか……
想定されることは『ハッピー・オルガン』が護衛をある程度まで減らす、というモノ。
しかしそのうち『スタンド使い』のような『ハピオル』でも手間取る奴らが中から出てこないとも限らない。
『ナツメグ』らは引き返したばかり、侵入には時間がかかりそうだ。
ひとまず陽動に加わるつもりで決め、しかし見つかるまでは身を隠し気味に行く。
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の
『隠れられそうなくぼみで、今居る所より交差点に近い箇所』があるか探し、あれば移動。
上記地点から交差点までの距離や生け垣の高さはどれぐらいかを見ておきたい。
860
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/26(火) 00:25:35
>>854-855
此処が 『分かれ道』だ。
遠ざかる『殺し屋』の『ナツメグ』、そして『菊川』が公園へと行く。
そして『陽動』の為に教会へ接近しあう一同。
教会周辺は全部『一般人』と断定した上で、やはり教会内部が城として
強固に守りが固められている。
ソレを視野に入れつつ選択肢を脳裏に。
この中で大まかに簡単な二つの選択。このまま尻尾を巻いて引き返すとか言う
クソにすら劣る考工抜きにしての工程。
この中で要は、やはり才レの中では『ウィル』だ。いま起きている時空の潮流
その引力の中心とも言える、この出来事の発端であり一番重要なのは『ウィル』だ。
(『ウィル』を目に入れられる範囲で共に向かう……。
簡単に言えば浜岡やらとの『陽動』の任に加担する事。
戦力的なもの抜きに考えればウィルと似たタイプのスタンド使いが
こちらへ迎撃してきた時、自身が死点となって攻撃する等のメリットもある。
だがデメリットとして言えば、そんな簡単に事が進む事がないと共に
『ナツメグ』の行動を見るものがいなくなる事…)
(二つ目…これは飛行機でも打ち合わせた通り『強襲』へと参じノレ。
『ウィル』等から一時的に離脱するが、それでも一番早くに教会内部の
情報が取得出来る…危険は言わずもがな、だが)
どちらを選ぶ力…。
「下らない考え夕゛」
「ただ すべき事 出来る事のみをする。…そうだろロンパリ?
…そうだろ マンティコア」
初動が遅れたが、引き返し『ナツメグ』『菊川』と共に公園へと向かう。
(いま、『教会』付近で動いても、それで転がる賽の揺らぎが
変わる程に 力はこちらにねェ)
『ロンパリ』の力では、『陽動』や『護衛』には至らない。
当たり前な事実を呑み込んだ上で、『襲撃』に向かう。
(何も変わりはしない。この心の儘に、進むのみだ)
861
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
862
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/29(金) 03:47:44
>>856
(エイノー)
『アレルギー体質』中であろう、ウィルに接近しすぎないよう、
エイノーは慎重に前進し、交差点の周囲を伺う。
浜岡がウィルの真後ろにいるので、エイノーは道路側に沿って進む。
交差点で信号を待つ者は、現時点では存在しない。
背広の男のような見張りと思われる人間も、
はっきりとわかる形では見つからない・・・・
トラック横で搬入作業中の若者や、
タオルを首に巻いた年配のジョガーがそうでない限り、
見張りであろう者は、
交差点に一人、生垣南に一人、門の前に一人、だ。
それ以外にもいるかもしれないが、エイノーからは見えない。
一方、ウィルは男に『花嫁の才能』もないことを確認。
空中で『ヴェノム』に『×』の形を描かせ、仲間に伝える──が、
次の瞬間、その情報の価値は『失われた』。
───ゴ ォ !!
エイノー曰く──『天災』が命中したのだ──交差点の男に。
悪魔の手で地面と水平に加速させられた男は、
悲鳴を上げるより早く、生垣の見張りと激突── 一つの『肉塊』と化した。
ド グッシャァァ !!
肉が肉を潰す音が、閑静なストリートに響き渡る。
門の二人がいっせいに南に振り向き、交差点の男の不在に気付いた。
「──ま、こうなるんじゃないかと思ってたよ」
浜岡のつぶやきを、ウィル、エイノー、高遠は聞く。
そして、悪魔に憑依されたかの如く走り出す井上。
狂人の速度と跳躍力で交差点を渡ると、
生垣の左、『ハッピー・オルガン』を猛然と追いかけていく。
「一秒でも遅れれば命がない」と脅されでもしたかのように。
同時に、ウィルの目前の信号が『青』に変わった。
エイノーのすぐ右横の道路で、一台のトラックがエンジンを唸らせ、
ヒル・ストリートを進まんとする──
>>859
(高遠)
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』の柱に身を隠しながら、
高遠は可能な限り前進する。ウィルまで『10m』、浜岡まで『5m』が限界だ。
井上のつぶやきから、およその展開は想像がついていたが──
───ゴ ォ !!
ド グッシャァァ !!
人目など一切気にせぬ『ハッピー・オルガン』の襲撃ぶりに、
隠密を意識して動いている自分が馬鹿馬鹿しくなる。
そして、高遠も見た。門番の二人は、すでに異常を察知している。
この位置から交差点までは『10m』。
生垣の高さは『2m』というところか。
863
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/04/29(金) 04:16:53
>>858
(井上)
傍に残った仲間に警告を発した瞬間、
『ハッピー・オルガン』は消防記念館の屋根から宙に飛んだ。
───ゴ ォ !!
交差点の男の真横に着地し、
無造作にその首を掴んで、生垣の男へと投げ飛ばす──
男には何も見えていないようだ。そして生垣の男にも。
ド グッシャァァ !!
肉が肉と出会う、地味だが景気のいい音が朝の空気を震わせた。
血と脳漿が生垣を彩る中、すでに『ハッピー・オルガン』は
次なる獲物に跳びかかっていた。教会西端の見張りだ。
突如、『肉花火』と化した同僚に、口を『O』の字に開けたまま、
三人目の男は見えざる拳に深々と胸を抉られ、一瞬で絶命した。
カララ……
その耳から、小さな器具が落ち、歩道に転がる。
イヤホンとマイクが一体化したような、何かの道具だ・・・・
南方向から、命令通り、
井上が交差点を飛び越え、こちらに向かってくるのが感じられた。
>>860
(ロンパリ)
身の処遇を考慮した上で、
ロンパリは陽動組ではなく、ナツメグら『突入組』を追うことに決めた。
『シヴィル・ディフェンス・ヘリテージ・ギャラリー』を引き返し、
最初の路地を西に曲がると、すぐに二人の背中が見えた。
急ぐ様子は感じられないが、
それはロンパリを待っていたからだと、すぐに気が付く。
『ナツメグ』:
「フン・・・・ちったぁ己を知ってるじゃあねぇか。
こっちに来たのは『正解』だぁ。
もっとも、一番ハードなルートになるだろうがよ、おまえにゃあな」
『ナツメグ』が肉の隙間で目を細め、ロンパリを嗤う。
ド グッシャァァ !!
「・・・・さっそく、はじめやがったな。
見張りにスタンド使いがいなけりゃ、『アレ』一人でもおつりが来るだろ〜が」
「──ルンクスに連絡がいくと、問題ありだね」
「ま〜、そういうこった。
早速だが、ちと『急ぐ』とするかよ・・・・」
──ズギュン!
『ナツメグ』の巨体の傍らに聳え立つ、
同程度に大きな人型のヴィジョン。
顔の下半分を覆うマスク状の布と『前掛け』。
圧倒的な筋肉を縛る、無数の『鎖』。
人というより『巨人』を彷彿とさせる『獰猛さ』は、
けして秘めきれず、瞳の奥から漏れ出し、ロンパリに向けられている。
ド ド ド ド ド ド ド ド
「・・・・『フランキー・アヴァロン』」
ガシィ! ガシィ!!
その腕がおもむろに伸び、
ロンパリと菊川の肩を掴んだ。
体が微動だにしないのはその膂力故か、それとも未知の恐怖故か。
隣の菊川の顔も、心なしか蒼白になっている。
「・・・・『2秒』・・・・動くなよォ」
──ズギュン!!
ロンパリの体内で、別の生き物が暴れ始めた。
皮膚下を食い破り、肩から全身へと『異質』な何かが広がっていく──!
──ズギュン!
864
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/04/29(金) 18:41:49
>>863
>こっちに来たのは『正解』だぁ もっとも、一番ハードなルートになるだろうがよ
本当に…コイツの言う事ノ\さっぱりダ。
「ハー ド…」
そんなモノは 常に知っている。何よりも この場にいる誰よりモ
才レも 『ロンパリ』も。
『斜視』の瞳を、『ナツメグ』に返し 淡々と言い切る。
「――御託はいい 行クぞ」
正しい道筋など 無い。ただ最果てに転がる屍だけが結末を表すノみだ
血で染まる鋼の藪の中を進むが如く ただ我武者羅に憤怒を秘めて無の咆哮を昇らせよう
夜空に輝く星と星の如く 奴と俺の関係は近いようでかけ離れているかも知れない。
だが、この中に燻る『憎悪』は 『あいつ』のモノだ。
才れは、果たさねばならない。結果がどうであれ 成し遂げなければなラない。
>ド グッシャァァ !!
遠方から音がする。『ハッピーオルガン』 其の奔放の破壊の唸りを耳にしつつ呟く。
「翅の起こす風は、さざ波にしか為り得ずとも果てで津波となる」
「ならば地を揺らす巨象の一歩は 海を分かつか…
我らは稚魚となりて波に流るるが儘に渦の螺旋に鰭(ひれ)を動かすのみ」
アレ『ハッピーオルガン』の行動が、連なる道沿いで大いなる脅威を産むか
または幸運を注ぐかは、マンティコアにも知りえない。
だが自分は知りえている。どうであろうと、突き進むのみだ。
>『2秒』 動くなよォ
応えはせず、ただじっと目を閉じ体に感ずる感触の広がりを意識する。
『フランキー・アヴァロン』による能力である肉の謂わば鎧
いや装甲と言うべきか。その形成が言葉通り二秒経ってから完成したと
思えたら軽く腕を動かし自分でも操作が出来るか確認してみる。
「そっチの坊主をしっかり御守りしてな…不審ナ
特に雌が出てきたら才レを投げつけるつもりで進め」
『菊川』を特に防衛する事を『ナツメグ』に示唆する。
これから『教会』までの道中は…『ナツメグ』の肉操作でこちらは
勝手に動けなくなる。となれば少し疎ましい事になるな
865
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/04/30(土) 22:34:55
>>862-863
まず当初の交差点に『ヴェノム&ファイア』のアレルギー反応を
確認できなかった事を認識した上でウィルの方を見る。
ウィルが別方向に『ヴェノム&ファイア』の確認射撃をするなら
その効果範囲外ギリギリに次の確認領域の『スタンド』使いの
存在を確かめに移動し近づく。
『ヴェノム&ファイア』の射撃が今回見送られるなら
『ハッピー・オルガン』の着地地点10m圏内までなるべく目立たず
接近する。
あるいはこの騒動でルンクス側の動きが何か見えるかも知れないし
今近づいて来ている井上に対し護衛とは言わなくても弾除けを
つとめればこの場の混乱を長引かせられる、こちらも危険だが
いかにルンクスでもこの事態の継続を『対岸の火事』とまで
楽観しないだろうと思う。
866
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/04/30(土) 23:14:31
>>862
「─────なるほどね」「アレは確かに『天災』だわ」
実際にその挙動を見て感じる。
『ハッピー・オルガン』、それは『嵐』だ。それも、とびきり巨大な。
敵味方どちらにも非常に厄介なものだが、しかしその嵐を『追い風』として掴まなければ、こちらに勝ち目がないのも事実。
間違っても『向かい風』にはならないよう、ある程度はその作り出す『流れ』に乗る必要がありそうだ。
「行きましょう」
自身にスタンドアレルギー化を施しながら、道を渡り進んでいく。
周囲の様子を伺いつつだ。この異変はどこまで伝わっているのか?
まだ気付いていないならば、どうやって誤魔化すか。
いざという時は、即座に『ファイア』で気絶させる。
そのために、『ヴェノム』は『ファイア』に接続させておく。
867
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/05/01(日) 03:12:56
>>863
【ンン〜〜〜♪】
小気味よい感触に目を細める。
退屈がチョッピリ紛れたので冷静になれる、武器を取りにいかないとな。
落ちた小さな道具は拾い上げて持っておこう。
井上はその場で停止、急な飛び出しは事故のもとだ。
もし交差点を半ば渡ってるならそのまま渡り切ってしまおう。
くれぐれも車には気を付けような。
868
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/05/01(日) 14:19:54
>>862
「……」
呻くような、呆れるような声にならない声がもれる。
隠密のお時間は(予想しておくべきだったが)短かった。
となれば遅れを取り戻すべく『クレモンティーヌ』を発現して滑り出すように交差点へ続く。
ウィルへの接近のし過ぎには注意しながら
門番らの挙動を確認したい。ヒルストリート脇ギリギリよりに通るのが良いか。
懐から銃を出すなどするか、別の挙動かで『スタンド使い』かそうでないかを推測してみる。
多分、外のは一般人、内部にスタンド使いを控えていると思う。
銃等を出してきたなら『クレモンティーヌ』が矢面に立つ番だが……
869
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/05/03(火) 23:18:35
>>864
(ロンパリ)
──ズギュン!
公園の向うから聞こえる襲撃音に、
戦いの鬨の声を重ねながら、ロンパリは『2秒』を待つ。
ミチ!
──ズギュン!!
ミチ! ミチ!
『フランキー・アヴァロン』に触れられた個所から流し込まれた何か──
おそらくは『肉』が、自身の皮の下ではち切れ、膨れ上がる。
さながら『ソーセージ』の生成場面のように、
体格が許す限りの筋肉が搭載されていく・・・・腕も脚も胸も。
「よーし」
・・・・グ
スタンドの手が離れ、ロンパリはパンプアップされた腕を曲げてみる。
動く──自分の意思で。
派手な音とともに裂けた袖を見て、『ナツメグ』が笑う。
「詰め込んだ『肉』は、おまえの意思でも動かせる。
人間なんぞの『肉』じゃねぇ、『特上品』だ。
肉食獣くらいには動けるが、消耗もハンパねぇ。
無駄に動くとすぐに『ガス切れ』を起こす・・・・考えて動けよ」
その隣では菊川の肉体も『肉詰め』を終えている。
細身の分、明らかにロンパリより膨張率は下だが、
それでも『細マッチョ』と呼べる程度には変貌した。
「・・・・護るぅ?
そういうのは、『護り屋』に言え。
オレの仕事は、ルンクスの首を取ることだけだ。
その為に利用できるものは利用するし、邪魔者は『片付ける』。
そんなに気がかりなら、おまえが護ればいいだろぉ〜?
そのマッチョな『肉体』を使ってよぉ」
モリ! ゴリィ!!
『ナツメグ』が両腕を曲げ、力こぶを作るように構える。
その巨体──山のような『三角形』のシルエットが、
下から持ち上げられ、みるみる『逆三角形』と化した。
全身の『ぜい肉』、その全てを『筋肉』に変えたのだ──
その筋量は、ロンパリの倍以上はあるだろう。
ロンパリがライオンなら、『ナツメグ』は象だ。
「──さあ、行くぜ」
── ガドッ!!
公園の地面が抉れ、土塊を飛ばすと同時に『ナツメグ』が加速した。
方向は教会。見る間に遠ざかるその背中に、菊川が続く。
人外のパワー、そしてスピードだが、
ロンパリもすでに、『人外』の肉体を手に入れている──!
>>867
(井上)
解放のカタルシスに目を細めながら、
『ハッピー・オルガン』はささやかな戦利品を拾い上げる。
それまでの人生において触れた機会があったなら、
それが小型の通信機であることがわかるだろう。
現時点では、そのコインほどのサイズの機械が、
電話の親戚であることを代弁する、声や反応の類は現れていない。
ビ ュ ア ッ
『ハッピー・オルガン』ほどの飛距離ではないものの、
人間離れした跳躍力を持って、井上がすぐそばに着地した。
信号は青になっており、車の心配はない。
いずれにせよ、車影はまばらだ。
870
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/05/03(火) 23:49:11
>>865
(エイノー)
ウィルの『蜂』は『×』を描いた後、
彼女の持つ銃身──『ヴェノム』へと舞い降りる。
察するに、『アレルギー反応』は『蜂』でなく、
彼女自身の肉体を持って感知するものらしい。
前進しつつ交差点付近の動きを追えば、
ウィルと浜岡は信号を渡り始め、高遠もそれに追従するようだ。
スタンドを発現したことで、静かな『伴奏』すら聞こえてくる。
『ハッピー・オルガン』は教会西端の角で立ち止まり、
猿のように跳躍してくる井上を待っている。
そして見張りはと言えば──
門の前にいた二人は、明らかにウィルたちに視線を向けながら、
小走りでこちらに近づいてくる──その右手を懐に入れて、だ。
このまま進めば、信号を渡り切る前に、
ウィルらと背広二人は、戦いの間合いに入るだろう。
現在、エイノーは交差点に到達。
井上をも追えるよう、歩道の西端に寄っている。
ウィルらまでは『8m』。高遠は歩道右横で『4m』。
井上までは『40m』。
>>866
(ウィル)
『ハッピー・オルガン』を御せるか否か。
それがこの襲撃、ひいてはルンクス打倒の鍵の一つだろう。
ヴヴ ヴヴ・・・・ピタ
自身に『スタンドアレルギー』を装填し、
『ヴェノム』は『ファイア』に戻しながら、青になった信号を渡り始める。
鼻孔にチクチクと刺す感覚が現れ、
周囲の仲間の位置が、およそ見ずとも感じ取れるようになった。
後方『8m』、やや左寄りにエイノー。同距離、右の道路側に高遠。
浜岡はやや歩を早め、ウィルの左真横に、『4m』の距離で並んでくれる。
その手にいつのまにか、『スタンド物質』のシーツが発現し、
闘牛士のケープのように無造作に構えられている。
そして見張りはと言えば──
門の前にいた二人は小走りでこちらに近づいてくる──その右手を懐に入れて、だ。
このまま進めば、信号を渡り切る前に、お互いの手が届く位置に達する。
この二人からは、スタンド使いの反応はない。
「『才能』の方が怖いねえ。
スタンドよりそっちを気をつけとくれ」
浜岡のつぶやきは、感知の事実を聞くまでもなく察しているようだ。
「にしても、あのコときたら。
まあいいさね。『陽動』って意味じゃ間違ってないしねえ」
一人ごちる言葉の意味を、ウィルもすぐに悟った。
男たちの視線が、ウィルからその背後、道路側に向いたのだ。
言うまでもない──スタンドと『踊る』、高遠の方向へと。
男たちとの距離は『10m』。信号はあと『7m』。
>>888
(高遠)
ズギュ!
♪〜〜〜〜〜〜〜?
『クレモンティーヌ』の手を取り、踊りながら前進する高遠。
同じく二人を追うエイノーと左右を入れ替える形で、
交差点、トラックの通過するヒル・ストリート傍に移動した。
並び歩くウィルと浜岡は信号を渡り始め、現在その半ば。
信号は『15m』、二人までは『8m』ほど。
男は二人とも、スーツの懐に手を入れ、小走りだ。
視線から見て、その狙いはウィルかと思われたが──
スタンドを出したことで、その目は高遠に吸い寄せられた。
スタンド使いか否かを問わず、『踊る』高遠は誰の目にも明らかだ。
男たちはやや歩を緩めつつ、さらに信号に迫る──
ウィルと男までの距離は『10m』。高遠とは『18m』。
本当に飛び道具を持っているなら、数秒で殺傷圏内に入る・・・・!
871
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/05/04(水) 21:03:46
>>869
> ──ズギュン!! ミチ! ミチ!
「……」
膨れ上がる胸筋、大腿と上腕が内から盛り上がり曲げた腕は
元のロンパリでは到底お目にかかれない瘤を腕に作る。
それを観察するマンティコアの目は、この事態に対し喜んだり
驚愕するなどのリアクションせず…冷たい。
無表情で曲げた腕を戻し指を折り曲げて平常の動きと大差ないか確認する。
>肉食獣くらいには動けるが、消耗もハンパねぇ。
>無駄に動くとすぐに『ガス切れ』を起こす・・・・考えて動けよ
言われながらも、マンティコアは考えていた。この先に置ける出来事を
(…肉体の、このスペックは。
疑似的に凄い力【パBスB精C?持ナツメグに近い距離か?】を使えるのは
確定として。『少々面倒』だな…)
筋肉の鎧。普通の人間ならノ\゛心強さに奮い立つだろゥ。普通の人間なラ な。
(この『肉』……仮に『エンジェルズ・ラダー』の『液体』に触れた場合が起きたと
仮になるとすればだ……その干渉は先に『ナツメグ』の奴に起きるのか?
いや、『特上品』とか宣っている以上、液体の干渉に対しても耐性ある……と
考えるべき、か? ……何にしろ、『目立つ』な、この姿は……。それに
使い慣れてない力は、過信するのは『毒』以外の何物でもない)
元の浮浪者のような見た目も十分に怪しいが、この筋肉で覆われた姿は
完全に異様な代物だろう。直ぐに教会に向かい敵としか遭遇しない手前
見た目に対して何も言う気ないし、どうでもいい。
ただ、この普段ない力が才レを、『マンティコア』を振り回す事になるのが御免だ。
それに何故か知らんが、体を『弄られた』事に対し無性にムカムカすノレ。
こんな事は、ロンパリの体を動かしては初めての筈…だが?
>「──さあ、行くぜ」── ガドッ!!
そんな事をぼんやり考えれば、返事もそこそこの猪猛突進だ。
慌てて追いかける菊川も後目に、思考を続ける。
(――『範囲』の確認、ダナ。
これで距離が幾らかあいて『鎧筋肉』が解除されるようなら
『ナツメグ』と幾らか距離が離れれば消失しちまう、その程度の使い様が
不便な代物だと解る。何より、も……)
此処は『パーク』だ。適当な『石』を3、4個拾い上げ腰に巻いてる
『ストッキング』の両の足先部分に入れる。これで一先ずポーラが完成となる。
ヴゥン…。
一度持ってる『看板』を振るい、この状態での握り心地を確かめた上で
肩に構えつつ走り出す。通常の人間並みの速度だ。パークを抜けるがてら
一度立ち止まって周囲の人影を確認も怠らない。『筋肉鎧』の燃費もどの
程度保つか知れないが。緊急時に差し掛かるまで、その獣並みのパワーと
スピードを使うのは控えておく。
(何よりも…奴ら二人、『目立つ』。
先ほど、おメェが言った『利用できるものは利用する』精神で言うナらば…
お前も数に入るだろ ナツメグ)
タッ。
『ナツメグ』『菊川』が走る最中に石を入手。それが終わった後に
二人を追いかけるように自分の『筋肉鎧』の運動能力を確認するのも含め
平常の人間が走る速度を保ちつつ周囲を警戒して突入する二人に何かしら
前方で反応する異常がないか確認しつつ、追う。
872
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/05/05(木) 03:49:08
>>869
井上の肉体はまだ人間以上の力は発揮させない、ふつうの人間並みの脚力で、死ぬ気で走ってこさせるだけだ。
【つけとけェ】
「なんだこれ、こんなのテレビでしか見たことないぞ、ホントにあるんだな」
井上は耳に通信機を装着する。
【〜♪】
ダンッ!
井上を掴み、その場で全力の跳躍、上方から標的の位置を把握する。
873
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/05/05(木) 22:35:40
>>870
「Roger(了解)」
「ちなみにあの二人は『スタンド使い』ではないようね・・・あの男の性格上
自分の近くに 力を持つ同性を置くことはないのかもしれないわ」
そして彼女の言う通り、仲間のスタンド使いと連携を取るのであれば、自分のスタンドアレルギーは少々邪魔となりやすい。
浜岡の要請に頷き、自身を『才能アレルギー』にしながら、同時に『ファイア』に『才能アレルゲン』を装填。
高遠に目線が集まった今が仕掛時だ。針弾の届く『8m』まで接近し、頭部に狙いを付ける。
そしてすぐさま、まずは一人に3連射。即座に意識を奪いたい。
874
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/05/06(金) 13:32:47
>>869-870
『ルンクスの打倒』は絶対条件として『ウィルの生還』が
成されないなえあ自分としてはこの戦いは敗北に等しい。
とりあえず『一般人に見える光景』として『変事に慌てた
外人観光客が逃げ出しつつペットボトルから水を飲もうと
して足をもつれさせペットボトルを落として盛大に転倒』。
『スタンド』使いの見る情景には以下が付与される。
『エイノーが転がって後ろに視線が行った瞬間『F・O・Q』発現、
ペットボトルを拾い上げエイノーの視線が前に回りこんだ瞬間
ロックされる『手前の見張り相手にパス精BBC(パワー手加減)で
ペットボトルをダンクスロー』。
ミネラルウォーター用によくある潰せる薄手の容器だ、せいぜい
『放水』や『ゴム弾スタンガン』程度の威力に収まるだろう。
ついでに後ろの見張りに飛ばされて2人とも射撃姿勢を崩して
くれれば最高の展開だ。
そして手前の見張りを外しても『この晴天に突然の水しぶきで
注意がそれる』くらいの効果は期待したい。
まだ距離がある、最悪無意味に終わってもウィルと高遠の対応の
邪魔はしないですむだろう。
875
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/05/07(土) 07:23:31
>>870
すぐに銃器などの攻撃が確実に当たる射程に至る。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
するべき事は相手の目をひきつけること。
そして、護衛2人の他に至近の敵がいないか見る事。
残りは、護衛2人の武器に踊りが阻害されるような仕掛けがついていないかの想定だ。
テンポはスロウに、だが『突然踊りだす不審者』と確実に目を引く様に
優雅というよりは派手目の振り付けとともに更に接近する。
ウィルらを自分を狙う射線の間に挟まないよう、変わらずヒルストリート寄りで。
余力があれば護衛の武装の動き、
周囲の敵対的なモノが居ないか、それからトラックの動きに妙な点はないか、の目視を行っておきたい。
876
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
877
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/05/11(水) 00:56:42
>>871
(ロンパリ)
『ナツメグ』の手で強引に与えられた『筋肉の鎧』だが、
それは『マンティコア』にとっては初めてといってよい、
『不愉快』を催した。
自分のものではなかった体に、
自分のものではない『筋肉』が流れ込む現実が、
二重の違和感を醸して、男の足を止める。
感情的な反抗だけではない。
能力の概要と『射程距離』を確かめる必要を兼ねる。
外見に関しては、確かにはちきれんばかりの筋量ではあるが、
まだしも『ボディビルダー』の範疇に収まる程度だ。
目立つという意味では大差がないが、人間の範疇ではある。
ただし『ナツメグ』だけは別格──
肥満体を利しての『筋量操作』は、人間の体格を捻じ曲げた、
悪魔のような『人体改造』をもたらしている。
メギ ミチィ・・・・
手にした看板の柱を握りしめる。
木製に等しいそれは、全力を込めればへし折れそうだ。
重さもまるで感じない──
片手で振り回すには難のあった看板が、
今なら片手でも軽々と扱えるだろう。器用さに変化はない。
(パス精BBCでよい)
そして──その変化は、
ロンパリを待つことなく遠ざかって行く二人の背中が、
『50m』ほど先に到達した時、終了した。
風船から空気が抜けるような脱力とともに、
看板の重みが右手にずしりと蘇る──
小さくなる二人の背中を尻目に、
ロンパリは適当な石を四つ拾い上げた。
その間に二人の背中は、公園の彼方に消え去った。
二人を目で追う公園の人間は散見されるが、
その数は多くはなく、反応する頃には二人の姿はない──
ひとまず、敵や見張りはいないようだ。
>>872
(井上)
井上には全力でのみ走らせ、『全力以上』は引き出さない。
それでも無茶に近い全力疾走をさせた為、
井上の息は途切れ、今にも泡を吹かんばかりだ。
その首根っこを引っ掴むと、
『ハッピー・オルガン』は井上に通信機を装着させる。
バッッ!
同時に跳躍──
『10m』近くの高みに到達し、教会の周囲を睥睨する。
まず教会の周辺──
教会を囲う一辺、三人目の男が立っていた西端から
北に延びる歩道に、各自『40m』ばかりの距離を置いて、男が三名。
教会西側の見張りはこれで全員。服装はこれまでと同じ。
三人目の変化にはまだ気付いていないのか、動きはない。
そして教会の敷地内──
アルメニアン教会は中央に『チャペル』、
その南西に『居住棟』の二つの建物からなるが、
チャペルの入り口から、東にある門に向かって走る男たちが二人。
門には今、見張りが立っていない。
彼らは信号まで移動し、今しもウィルらと交戦に入ったからだ。
──Pi!
唐突に、通信機が井上の耳に囁いた。
『──こちら『ヘリンボーン』。
応答せよ。何があった?』
878
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/05/11(水) 01:02:54
>>877
(井上)
訂正。
北に延びる歩道に、各自『40m』ばかりの距離を置いて、男が三名。
↓
北に延びる歩道に、各自『20m』ばかりの距離を置いて、男が三名。
879
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/05/11(水) 01:22:21
>>873-875
(ウィル、エイノー、高遠)
彼我の距離がみるみる縮まる中、
最初に『違和感』を察知したのは、背広の男たちだった。
・ ・ ・ ・ ・
浅黒い肌の美女、メイド服の中年女、学者然とした白人、一人で踊り始めた帽子の女性──
早朝のシンガポールにおいて、平凡とは言い難い人間が、
揃って信号を渡って来ている──その『異常』に、だ。
或いは、明らかに丸腰という状況から、
仮に敵対勢力であれ、拳銃の間合いで御せると考えたのかもしれない。
バッ!
バッ!
横断歩道に到達した男たちは、
示し合わせたように懐から拳銃を抜き、
まだ歩行中の高遠とウィルに、その銃口を向ける。
──だがそれは、
スタンド使いにとっては、あまりにも『鈍すぎる』反応だった。
パシュ!パパシュ!
──ビュバ!!
抜き撃ちで狙いを定めたウィルの『ニードル弾』が、
精確に三本──額の中心に突き刺さり、その中身を麻痺させた。
同時に、エイノーが転びながら放った『ダンクスロー』が、
ミネラルウォーター入りのペットボトルを手放し、
もう一人の男の顔面を捉える。
派手に飛び散る飛沫とともに、男の意識も霧散した。
転んだアクションが必要だったかはわからないが、
少なくとも視線を下に向けさせた意味はあったはずだ。
そして、囮を演じた高遠は、
回転しながら周囲の警戒を忘れない。
トラックはすでに信号を過ぎ去り、異常はないようだ。
他に車が来る気配も、歩行者がこちらに気付いた様子もない──今はまだ。
ドザァ ア
崩れ落ちた二人の男を見下ろし、
浜岡がちらりとエイノー、高遠を振り返った。
「さあて、急ごうじゃないか。
アフリカからお越しの『花婿』が、
あたしらの『歓迎』に気付いて、裸足で逃げ出す前にさ」
880
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/05/11(水) 02:27:40
>>877
井上は独り言のようにブツブツ呟く。
「あ、あ、あんた達に恨みはないんだ、多分、誰も悪くないかもしれない、許してくれ、俺にはなにもできないんだ」
着地後、教会入り口の門へ向けて疾走する。井上はそのまま持っていく。
【次は『スタンド使い』かなァ〜♪】
881
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/05/11(水) 07:31:14
>>879
「先行してくれても構わないが少し待ってもらえるだろうか?
『無線』か『携帯電話』もしくは『予定表』を持っていないか調べたい」
昏倒した二人の護衛を物色する。
あと念のため『F・O・Q』で使われなかった拳銃の銃口をつまみ潰す。
多少のリスクはあっても『内部情報』もしくは『情報源』は
確保する価値がある。
あと物色が済んで少し暇があれば二人の足首をネクタイで、
腕を後ろ手に引きおろした背広の袖で縛っておこう。
882
:
ロンパリ『落伍人』
:2016/05/11(水) 18:18:06
>>877
萎んでいく筋肉。重量が馴染み深いものに変わっていく看板の握り手の
感覚を受けつつ、ストッキングの両端に石を二つずつ入れた疑似ポーラを
看板を握る右手と逆の手に構えて、周囲を一瞥しつつ道路に出る。
(獣並みの力を出せノレと言うのは過言でなシ
そして、約『50m』。それが限界……か)
再び、『ナツメグ』が自分に能力を上書きしてくれるかどうかなんて
日和見な考えはしない。するチャンスがあれば受け入れるし、自分の
言う事を聞かなかったが故に機嫌を損ねようが、それはそれで良い。
そんな些細な物事で一喜一憂するようなマンティコアでない。気になるのは……
(あいつ……『フランキー・アヴァロン』と『ナツメグ』。
どうにも、この先……)
『危うい』 そう言葉に直すとすれば、そう表現せざるを得ない予感が
あの男の影にちらつく。
(『菊川』と一緒に長く置くノは少々面倒二なりそゥだナ)
タッ。
菊川とナツメグを駆けて追う。人並みの速さでも、奴らの頭に脳みそが
あるなら教会手前の周辺で警戒し一旦止まる程度の行動はするだろう。
もし襲撃を受けるようならば、こちらが死角から攻撃する事も出来る。
因みに時間は『フィストフル・オブ・クォーターズ』のカードリッジ作成後から
五分は経っただろうか?
見張りやそれらしき人影はいない。全て陽動組に注視して集まってるか
若しくは『教会』内部こそが魔窟と化してるか。まぁ、後者が一番可能性が高い。
一番深き闇を想い、歩み赴け。
883
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/05/11(水) 22:40:38
>>879
>>881
「 Aye, sir(了解よ)」
「それと『一丁』・・・もらっても構わないかしら?」
エイノーに訊ね、特に停止が入らなければ、倒れている黒服の銃を奪う。
味方も敵も、誰一人として殺すつもりはないが、単純な破壊力が必要な場面もあるかもしれない。
もしもの時のために、携帯しておきたい。『ファイア』と違い、反動があることは頭に入れておく。
その後、やはりエイノー達とは距離を置いて先行し、探知をしながら進む。何か情報があれば、『スタンド会話』で受け取れる。
884
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2016/05/11(水) 23:51:30
>>883
「ウィル君の場合『スタンド』の節約になるだろう、
使えそうなら持っていくといいよ」
ウィルに頷き銃口を潰すのをやめ拳銃を渡す。
自分で手を出さないのは「行動の自由の確保の為の
『言い訳』」のためであって『標的(ターゲット)』
であるウィルが気にしても仕方ない話だ。
見つかったようであれば予備弾奏もウィルに渡す。
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