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今のブーン系にはエロが足りないようです
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前から少ないけど今はもっと少ないよな
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今日はわたしの誕生日、そして素敵なソドムの日。
この日のために食事制限をしたけれどもあと三十分もすればわたしは天国へ行っちゃうのだ。
ζ(゚ー゚*ζ(楽しみだなー)
と、頭がゆるふわしているわたしは呑気にホテル街へと向かうのでした。
ζ(゚ー゚*ζ(あ、)
っという間に見慣れた人影を発見!
パタパタとかわいらしく(自分でかわいいって言っちゃうよ!)駆け寄りながらわたしは叫ぶ。
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオさ〜ん!」
('A`)「お、早いなー」
ドクオさんは引きつったような笑みを浮かべて振り返った。
正直言って不細工な笑顔だ、トラックに轢き潰されたカエルみたいな顔になっちゃうんだから。
でもわたしは酷いことを言わない。
それがドクオさんなりに素晴らしい笑みをたたえているのだってことを知っているからだ。
それにこんな風に笑いかけてくれるのもわたしだけだということも知っているのだ、えへん。
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオさんこそ早いですねえ」
('A`)「あー楽しみでついな」
そう言ってドクオさんは、猫背気味の背をさらに丸めた。
あ、分かっちゃった。
('A`)「今日はもう部屋の予約を取って」
ζ(゚ー゚*ζ「えいっ」
('A`)「あっこら触んな」
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股間を触ってみれば大当たり!
ドクオさんのおちんちんはもうかちかちに硬くなっていました。
これが後々わたしの身体を嬲るんだと思ったら、背筋がぞくりとしたけどそれはまだ先の話。
('A`)「部屋に着く前から出たらどうすんだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「あれー? 早漏さんでしたっけ?」
('A`)「いや違うけど」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあいいじゃーん」
股間から手を離し、そのままドクオさんの腕へ絡みつく。
それだけでドクオさんはゴクリと喉を鳴らした。
ζ(゚ー゚*ζ「えっちー」
('A`)「どっちがだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「ふふん」
答えず、わたしは歩みを進めた。
行き先はいつだって同じだ。
防音加工もばっちりでお掃除も行き届いている綺麗な綺麗なラブホテル。
道具もたくさんあるし、ベッドだって拘っている。
わたしの大好きな、きっとドクオさんも大好きな場所。
ホテルに着くまでのことは覚えていない。
とにかくこれから始まることを考えてしまって、ふわふわとした気分になってしまっていたからだ。
ζ(゚ー゚*ζ「あ、今日は地下なんだ」
('A`)「おう」
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古いエレベーター特有の、埃と油が混じった匂いが鼻をつく。
ベルと共にガタガタとドアが開き、廊下に出るとそこはとても薄暗かった。
部屋数はとても少ないようだった。
('A`)「大変だったんだぜ、予約取るの」
ζ(゚ー゚*ζ「ふうん」
がちゃりとドアを開けると、もう一枚扉があった。
そしてその先にある部屋はとても異質な造りをしていた。
まずその部屋はとても広かった。
きっと普通のホテルの部屋二つ分の広さはあるだろう。
それから白いタイルが一面に敷かれていた。
床は僅かに傾斜が出来ていて、水はけが良いように作られているらしかった。
入ってすぐ右手には浴槽とゴムホースが、部屋の四隅には随分大きな排水口が待ち構えていた。
あとX型の磔台と、壁に収納出来る簡易ベッドも備え付けられていた。
それらの他に部屋はなかった。
これが、この部屋の全てであるらしかった。
ζ(゚ー゚*ζ「すごぉい……」
なんて倒錯した部屋なのだろう。
これは快楽を追求して作られた無菌室なのだ。
わたしみたいなどうしようもない変態のための……。
ζ(゚ー゚*ζ「きゃっ」
突然背後から蹴飛ばされ、わたしは床に倒れ伏した。
('A`)「時間が勿体無いだろ」
そう言って、彼は背負っていたリュックを壁に掛けた。
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('A`)「な?」
ζ(゚ー゚*ζ「……はい」
始まりの合図は至極単純なものだった。
だけどスイッチはとっくに入っていた。
わたしは床に座り込んだまま服を脱ぎ始めた。
まずブラウスのボタンをプチプチと、そして袖から腕を引き抜きブラジャーを晒した。
それからスカートのチャックを下ろし、ほんの少し下肢を浮かせて取っ払った。
冷えたタイルの感触にぞわぞわしながらわたしは床に座った。
ブラジャーも外してしまう。
お尻から伝わる冷たさのせいか、それとも期待していたせいか、わたしの乳首はやんわりと主張を始めていた。
パンツに手をかけたところで、彼は言葉を漏らした。
('A`)「それ、脱いだら貸して」
ζ(゚ー゚*ζ「パンツ、ですか?」
('A`)「うん」
と、彼の手にはカッターが握り締められていた。
次に何が行われるのか、わたしには分かってしまった。
が、今更やめることはできない。
わざとわたしはゆっくり、パンツを脱ぎ始めた。
腰に指をあてがい、お尻へとずり下ろす。
太もも、膝、踝。
あ、ねちって音が聞こえた。
糸を引くそれは、太ももに張り付いた。
冷たいような、温いような、液体の温度。
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ζ(゚ー゚*ζ「……はい」
真っ赤なパンツを差し出すと、彼はこう言った。
('A`)「初めて見たんだけど、いつ買ったの?」
ζ(゚ー゚*ζ「先週です、通販で頼みました」
('A`)「なんだ、通販かよ」
ζ(゚ー゚*ζ「はい」
('A`)「なんでこれ買ったの?」
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオさんに会うのが楽しみで、嬉しくて、喜んでもらいたくて」
('A`)「あっそう」
口端を吊り上げて彼は笑った。
キチキチと刃が伸びる音。
それが鳴り止み、一拍置いて、彼はわたしの下着を切り裂いた。
ヂギヂギ、ジヂジヂ、と布は無残に引き裂かれていく。
ζ(゚ー゚*ζ「ああ……」
彼のために買ったのに。
新しく下ろしたものなのに。
履いて半日もしないうちに、ゴミと化すわたしのパンツ。
めちゃくちゃに、跡形もなく、破壊されていって。
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ζ(゚ー゚*ζ「あ、あっ、ぁ」
不意に体が仰け反った。
じっとりと濡れたわたしの性器が脈打っている気がした。
('A`)「おい、まだ何にもしてねえぞ」
ζ(゚ー゚*ζ「ご、ごめんな、さ」
('A`)「いやいいけどさ、そんなんで持つのかなーと」
カッターの刃がしまわれていく。
白いタイルの上に、千々の赤が広がっていた。
('A`)「さてと」
と、彼はわたしのお腹に目を向けた。
('A`)「今日何食べてきた?」
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオさんの言う通りにしました」
('A`)「なんて言ったっけ?」
ζ(゚ー゚*ζ「ええっと、レトルトのおかゆと栄養ドリンクです」
('A`)「それを食べたのはいつ?」
ζ(゚ー゚*ζ「んーと、会う三十分前です」
('A`)「よしよし」
と、ドクオさんはわたしの頭を撫でた。
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('A`)「じゃあ頑張ろうな」
笑顔でそう言って、彼はズボンのベルトを緩めた。
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、下ろすよ!」
ベルトが外れたところでわたしは半立ちになって手を伸ばした。
彼のズボンと下着を脱がせると勢いよくおちんちんが飛び出して、わたしは少し笑ってしまった。
('A`)「なんだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「元気いいなー、と」
('A`)「はいはい」
どうでもよさそうに彼は受け流す。
わたしは改めて、おちんちんと向き合った。
ドクオさんのおちんちんはとっても大きい。
きっと全部を頬張ろうとしたら、嘔吐いてしまうだろう。
しかも、今おちんちんにはたっぷり白い汚れがくっついていた。
これがまた臭くって、普通だったら嫌がれるに違いなかった。
だけどわたしには全部ご褒美だ。
ちゅ、と先っちょにキスをして、わたしはいっぺんにそれを頬張った。
ζ(゚ー゚*ζ「ぅ、ぐ、ぐ、」
苦しい。
臭い。
その二つの単語が頭の中で明滅する。
だけど吐き出さない。
少しずつ喉奥にそれを追いやってしまう。
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ζ(゚ー゚*ζ「っげ、ぁ、」
どゅるん、と、おちんちんの汚れが、喉に擦り付いた気がした。
('A`)「歯、気をつけろよ」
ζ(゚ー゚*ζ「ん、ぅ」
視線で謝りながら、更に口を開ける。
もう少し。
もう少しで鼻先が、ドクオさんの下腹部に届いてしまう。
おちんちんを全部飲み込んでしまう。
それがどうしようもなく興奮した。
ζ(゚ー゚*ζ「ぁ、お……っ!」
鼻先が下腹部にくっついた。
それが嬉しくて、できる限りわたしは鼻を擦り付けた。
それにつられ、おちんちんが喉奥でぐりぐりと揺れていた。
('A`)「おー、入った入った」
ポンポンと頭が撫でられる。
微笑みそうになって、慌てて思いとどまった。
歯を立ててしまったらどうにもならないからだ。
わたしはそのままずっと口を開け続けた。
('A`)「よし、動くからな」
その言葉にわたしはぎゅっと目を瞑った。
ここからが更に大変なのだ。
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ζ(゚ー゚*ζ「ぁっ、がっ、ぎゃっ!」
ずちゃんずちゃんと彼はリズミカルに腰を打ち付けた。
喉を、口内を、おちんちんが何度も行き来する。
ζ(゚ー゚*ζ(気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い!)
精神的な嫌悪感ではない。
喉を強く打ちのめされているせいで、胃から食べ物がせり上がってくるのがよくわかった。
だけどそんなことをドクオさんは知らないし、考えもしないだろう。
ζ(゚ー゚*ζ「ゔ、ゔ、ぐっ、ぅ……!」
口の中に酸っぱい味が広がった。
なのにおちんちんの汚れ特有の、苦しょっぱい味やまた違った酸味も感じ取っていた。
訳が分からなくなりながら、わたしは無意識にドクオさんの太ももを引っ掻いた。
('A`)「はっ、あっ、ぁ、」
ドクオさんは何も言わない。
そりゃそうだ、だって彼は彼のことしか考えていないのだから。
わたしは取るに足らない存在なのだ。
ζ(゚ー゚*ζ(とるに、たらない)
ただの、にくにんぎょう。
ζ(゚ー゚*ζ「ゔぅ、ぷが、ぁっ!」
づるづると粘度のある水が、太ももを伝った。
まただ。
また、羞恥心がぼやけていく。
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('A`)「あっ出る、出る……!」
ずばん!と頭の中に音が響いた気がした。
背を丸めたドクオさんは、わたしの頭を完全に抱え込んでしまっていた。
白濁液がびゅるびゅると食道を殴っていき、わたしは本格的に気分が悪くなった。
('A`)「いいぞ、出せ!」
そう言って、おちんちんが口から飛び出した瞬間だった。
ζ( ー *ζ「お゛、っげええぇぅぇええっ!!!!」
精液が床に落ちた。
胃液が喉を焼いた。
ほぼ糊になったおかゆが鼻から飛び出していった。
栄養ドリンク特有の薬臭さが吐き気に拍車をかけて、わたしは延々と吐き続けた。
ζ( ー *ζ「げえっ、え゛っ、えぁっ……!」
('A`)「おお、すげえ」
遠くでそんな声がした。
ζ( ー *ζ「っ、は、ぁ、うぶっ……えっ、ぉ……」
びちゃびちゃと音が聞こえる。
真っ白だった床は、蛍光に近い黄色で汚れていた。
ζ( ー *ζ「あー、ぁ、う……」
('A`)「大丈夫か?」
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はっきりと聞こえたドクオさんの声に、わたしはようやく頷いた。
勢いよく鼻をかむと、そこからおかゆの残りらしきものがねちょりと出てきた。
鼻が痛い。
喉も痛い。
半泣きになりながら、わたしは顔を上げた。
ドクオさんは浴槽の近くにいた。
ゴムホースを取り出し、なにやら器具を取り付けているようだった。
('A`)「顔洗う?」
ζ(゚ー゚*ζ「できれば」
('A`)「はいよ」
蛇口をひねった途端、冷水がわたしを襲った。
わたしの体からも、床からも吐瀉物を取り去った水の勢いは衰えない。
ζ(゚ー゚*ζ「ド、ドクオさん」
('A`)「んー?」
ζ(゚ー゚*ζ「さ、はむい……、さむいです」
('A`)「ああ、わりい」
きゅ、と水が止む。
それにほっとするのもつかの間であった。
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('A`)「ケツ」
ζ(゚ー゚*ζ「……はあい」
短く言われた言葉に反応し、わたしは四つんばいになった。
心なしかお尻を高くあげ、彼を挑発するようにする。
ζ(゚ー゚*ζ「あいたっ」
ぺちりとお尻が叩かれ、わざとらしくわたしは悲鳴をあげた。
('A`)「変態」
ζ(゚ー゚*ζ「どっちが?」
('A`)「……どっちも」
にゅる、とお尻の穴に細い器具が挿入された。
先ほど付けていた道具は、このためのものだったらしい。
('A`)「すっかり緩くなっちまったな」
ζ(゚ー゚*ζ「誰のせいだと思ってるの?」
('A`)「ははは」
笑って誤魔化し、彼は再び蛇口をひねった。
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ζ(゚ー゚*ζ「んっ……」
ぬるめのお湯が、ゆっくりと腸内に入っていく。
今までの食事がおかゆや栄養ドリンクばっかりだったので、中はほとんど空に近いだろう。
('A`)「今日はいくつ入るかなー」
ζ(゚ー゚*ζ「さ、ぁ……?」
('A`)「この間はいくつだっけ」
ζ(゚ー゚*ζ「へっ?」
唐突に問われたそれに、わたしは慌てた。
いくつだったっけ?
キンキンに冷えた牛乳とグリセリンで割ったものを突っ込まれて散々な目にあったのは覚えているが、どれくらい入ったのかまでは覚えていなかった。
というよりそんなことを気にする余裕なんてなかったのだ。
('A`)「ニリットル」
ζ(゚ー゚*ζ「え……?」
('A`)「ニリットル入ったんだよ、忘れちゃったんだね」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、ああーたしかに……」
冷や汗がにじみ出た。
そろそろお腹が苦しくなってきたからか、それともこの後起きることが恐ろしいからか……。
両方なのかもしれなかった。
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('A`)「よし、三リットル入れよう」
ζ(゚ー゚*ζ「へっ!?」
('A`)「今日はただのお湯だから大丈夫だって」
無邪気にそう言って、ドクオさんはお湯の勢いを早めた。
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、う、ふぅ……!」
じょぼじょぼとぬるま湯が注がれていく。
空っぽのお腹がどんどんそれを飲み込んでいく。
だけどそれにも限界はあった。
ζ( ー *ζ「あ、あ、く、ぅ……!」
('A`)「がんばれー、目盛りによるとあと一リットルだってよ」
ζ( ー *ζ「うぅうう……!」
('A`)「あと漏らしたらお仕置きだからな」
ζ( ー *ζ「う、ぅ……そん、なの、」
('A`)「大丈夫だって、アナルストッパーつけてやるからさ」
ζ( ー *ζ「ふぅう……!」
お腹が、重い。
少しでも体勢を崩すと、液体が蠕動するのがわかった。
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ζ( ー *ζ「はっ、はっ、は、あっ」
('A`)「あと少し」
あと少しってどれくらいなのだろう。
わからない。
だけどその言葉だけを頼りにする他にはなかった。
ζ( ー *ζ「はー、あ、うっ、ぁ」
('A`)「がんばれ」
ζ( ー *ζ「ひぁ、あ」
('A`)「あと五秒」
ζ( ー *ζ「う、ぐう……」
('A`)「四」
ζ( ー *ζ「ふ、ふ、……」
('A`)「三」
ζ( ー *ζ(終わる、終わる、終わる……!)
('A`)「ニ」
ζ( ー *ζ「ひっ……!」
何故かお湯の量が増え、床へと崩れ落ちた。
辛うじて尻だけが掲げられ、中身が溢れることはなかった。
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('A`)「…………」
ζ( ー *ζ「あー、あ、あー……!」
('A`)「…………」
ζ( ー *ζ(なんで、なんで、一は、早く一いって、一、一……!)
('A`)「……まんこからいやらしい汁垂れまくってるぞ」
ζ( ー *ζ「……!」
その瞬間、わたしは絶頂した。
今までの抽象的な熱とは全く違う、明確なアクメ。
ζ( ー *ζ「〜〜〜〜っ!!!!」
声にならず、とにかく体を痙攣させることでしかその快楽を逃すことが出来なかった。
おまんこから発せられる快楽は、浣腸の痛みを一時的に麻痺させてくれた。
そのおかげか大分楽になったわたしは、無様によだれを垂らしていた。
('A`)「一」
ζ( ー *ζ「……ぅ、あ」
('A`)「はいゼロ、これでおしまいな」
ずりゅんと器具が抜け、わたしは慌ててお尻の穴に力を込めた。
きゅ、と締まったそこに水が殺到し、危うく漏らしてしまうところだった。
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ζ( ー *ζ「うう、あー……」
('A`)「ストッパー、入れるぞ」
ζ( ー *ζ「は、い……」
するするとすんなりそれを受け入れたわたしは、立つように指示を受けた。
ζ( ー *ζ「ぁ、はぁ……きつ、い……」
('A`)「ゆっくりでいいぞ」
差し出された手にしがみつき、わたしはゆっくりと膝立ちになった。
それから右足に力を入れて、膝に思い切り負担をかけて立ち上がり、倒れないように左足にも力を込めた。
ζ(゚ー゚*ζ「あ、は、……たて、た、よ」
('A`)「えらいな。もっと頑張れるか?」
その言葉に頷いて、わたしは磔台へと誘導されていった。
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どれくらい時間が掛かったのかは定かではない。
とにかく、足が動かなかったことだけは確かであった。
ζ(゚ー゚*ζ「…………」
わたしは黙って右腕をあげた。
ドクオさんもまた、無言でそれに手錠をはめた。
左腕も同様に拘束した。
一番手間取ったのは、やっぱり足であった。
なんせ力を込めていないと足を開いただけでストッパーが降りてきてしまうのだ。
なんだか色々とドクオさんは話しかけてきたけれども、それを聞き取る余裕も返す余裕もなかった。
わたしはただめちゃくちゃに首を縦に振ったり横に振ったりして、お尻の穴に力を込め続けた。
でもそれはすぐに後悔することとなった。
('A`)「じゃあ、デレが希望した通りにこれ使うからね」
にこりと笑って彼は医療用の手袋をはめた。
それを見た途端、彼が何をするのかを察してしまった。
ζ(゚ー゚*ζ「あ、あの、ほんとに……?」
('A`)「俺だって念入りに聞いたけど、いいよいいよって首振ったからさ」
ζ(゚ー゚*ζ「……鬼畜」
('A`)「今更だろ」
そう言って、ドクオさんはわたしの右乳首に細い針を突き刺した。
ζ(゚ー゚*ζ「っ……!!」
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ちくり、なんて可愛らしい擬音は似合わない。
とにかく痛いだけなのだ。
痛くて痛くて仕方がなくて、わたしはお湯を漏らしそうになった。
それでも口の中を噛むことで、それはどうにか回避することが出来た。
('A`)「おー、すごいすごい」
感嘆しながらドクオさんは床を眺めていた。
('A`)「漏らすかと思ってた」
そう微笑みながら、今度は左乳首に針を突き刺した。
ζ(゚ー゚*ζ「うぅゔ……!」
低く唸り声をあげながらも、なんとか耐えきる。
ζ(゚ー゚*ζ「はっ、はっ、はっ……」
('A`)「はは、乳首がかわいいことになってる」
ぴん、と乳首を弾きながらドクオさんは呟いた。
ζ(゚ー゚*ζ「ば、ばか……」
('A`)「バカっていうなよー」
ζ( ー *ζ「ひぐっ……!」
急に針を引っ張られ、乳首がジンジンと痛んだ。
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('A`)「デレの乳首はちっせえなー」
ζ( ー *ζ「あ、あ、やめて、」
('A`)「今度錘でもつけてみようか」
ζ( ー *ζ「ひっぱるのや、」
('A`)「もちろん針刺してさ」
ζ( ー *ζ「や、やだ、やめて、やめてください」
('A`)「乳首長くなったら俺以外の人とセックスする時に大変だぞー、根掘り葉堀り聞かれるだろうな」
ζ( ー *ζ「ひ、い、ぃ……!」
('A`)「なぁ、そいつらに自分がどんな扱いされてたか、言える?」
べろり、と、ドクオさんの舌が、首を這いずった。
体ががくんと揺れる。
制止しようにも手が動かない。
手錠を外そうとする音が虚しく鳴り響く。
('A`)「答えろよ」
ζ( ー *ζ「ひ、ひえない……」
('A`)「んー?」
ζ( ー *ζ「あああいえはいです! いえない!」
さらに強く乳首が引っ張られ、わたしは半狂乱になってそう叫んだ。
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ζ( ー *ζ「ドクオさんだけ! ドクオさんだけだから!」
('A`)「お! 嬉しいなぁ」
つつ、と針が抜ける感触。
ゴム手袋越しに乳首を触られ、わたしは静かに喘ぐ。
さっきとは全然違う、優しい愛撫。
だけど少し物足りなかった。
ζ( ー *ζ「あ、ふぅ、あっ、あっ、きもちい……」
('A`)「ふーん」
ζ( ー *ζ「ほんと、ほんとにきもちいいから、あっ……」
('A`)「でもまだイってないんだよなぁ」
そう言って、彼はわたしの乳首を咥え込み、犬歯を立てた。
ζ( ー *ζ「っ!!!!」
途端に、胸で燻っていた熱が燃焼した。
一瞬にして燃え上がったそれは脳髄を焼き、四肢の力を奪い去った。
いや、四肢だけではなかった。
ζ( ー *ζ「あ、あ、だめっ……!」
言葉にした時にはもう遅かった。
アナルストッパーは床へ落ちていき、その後を追うように透明な水が溢れ出してきたのだ。
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ζ( ー *ζ「いやぁあぁあああぁぁぁああ!!!!!!」
長く、長く絶叫した。
それでも水音は止まず、お尻の穴を撫で散らかしていった。
ζ( ー *ζ「あひっ、やだっ、おしり、おしりぃ……!」
ひくつくその穴は、水を止めようとしているのか、それともその勢いに嬲られて気持ちよくなっているのか、判断がつかなくなっていた。
ζ( ー *ζ「う、ぅう、あっ、やっ……!」
そしてどうやら後者らしかった。
背筋がびんと伸び、わたしは再び絶叫した。
ζ( ー *ζ「う、う、うぅ……」
ぴしゃ、ぴちゃ、と弱々しい水音が聞こえてきた。
閉じていた目を開けると、ドクオさんが無表情でわたしを見ていた。
('A`)「我慢できなかったな」
ζ( ー *ζ「ご、ごめ、なさ」
('A`)「お仕置き、するからね」
そう言って彼は新しく針を取り出した。
ζ( ー *ζ「ひ、あ、ぁ……」
('A`)「それにしてもいつ見てもデレのここはでかいなぁ」
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指でクリトリスを弄りながら、ドクオさんはそう言った。
ζ( ー *ζ「だ、だって吸引機なんか使うから……」
('A`)「そうしたかったからな。皮も被れなくなるくらいデカくして、ずっと下着と擦れるようになったらしょっちゅうムラムラしちゃうんじゃないかなーって思ってたんだよ」
そう、彼と出会って間もなくわたしのクリトリスはそうなるように開発されてしまったのだ。
とはいえそれも最初のうちだけで、段々刺激に慣れていってムラムラすることも少なくなってしまったのだけれども……。
('A`)「今日はそんな倦怠気味のクリちゃんに刺激を与えてみようかなーと」
せせら笑いながら、彼はクリトリスに針先を添えた。
わたしはなにも言わず、歯を食いしばることにした。
ζ( ー *ζ(痛くない、痛くない、こんなの全然痛くない。大丈夫、痛くない……)
無駄なこととわかっていながらも、自分にそう言い聞かせた。
そして。
ζ( ー *ζ「ぃっ……ぎぃああぎゃぁぁぁぁあああ!!!!!!!!」
痛かった。
乳首の痛みなんか些細だったと思ってしまうくらいに痛かった。
とにかくめちゃくちゃに暴れまわり、叫んだ。
叫んで、叫んで、叫び続けて。
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('A`)「……デレ」
ζ(゚ー゚*ζ「…………?」
気付くと、わたしは簡易ベッドの上に寝かされていた。
('A`)「ごめん、やりすぎた」
どうやらあまりの激痛に、気絶してしまったらしかった。
('A`)「ごめんな」
ζ(゚ー゚*ζ「ううん、いいの」
痛む体を叱咤し、なんとか起き上がってわたしはドクオさんを抱きしめた。
ζ(゚ー゚*ζ「好きだからいいの」
('A`)「俺が? それとも痛いことが?」
ζ(゚ー゚*ζ「どっちも」
('A`)「そうか」
そう言って、ドクオさんはベッドに座った。
ζ(゚ー゚*ζ「……今日はもうしないの?」
('A`)「考えてる」
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そんな答えが来るもんだから、わたしは黙ってドクオさんの耳に口付けた。
('A`)「うおっ、びっくりした」
ζ(゚ー゚*ζ「ふふ」
小さく笑いながら、もう一度耳にキスをする。
それから舌で耳たぶを舐めあげ、甘噛みをした。
('A`)「こら、」
と、言いながらもドクオさんは微かに喘ぎ声を漏らしていた。
ζ(゚ー゚*ζ「いやなの?」
('A`)「べつに」
ζ(゚ー゚*ζ「えっち」
そう言って、わたしはかぷりと軟骨に噛み付いた。
('A`)「っ……」
息があがった。
あともう一押し。
そう考えて、わたしは耳にもう一度口付けた。
そして、今度は首筋に舌を這わせた。
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('A`)「あーもう、わかったよ。やろう」
呆れたように笑って、ドクオさんはわたしの体を押し倒した。
('A`)「今日一日頑張ってくれたんだからな。最後はお前の好きなことしてやるよ」
ζ(゚ー゚*ζ「ほんと?」
('A`)「ほんとほんと」
勃起したおちんちんをわたしのお腹に擦り付けながら、ドクオさんはため息をついた。
('A`)「なんでお前は」
ζ(゚ー゚*ζ「んー?」
('A`)「こんなに綺麗なのに、こんな変態の相手してんだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「んー……」
と、わたしは少し考えて、それからドクオさんのおちんちんに手を伸ばした。
ζ(゚ー゚*ζ「肉便器だからかなー」
そして、おちんちんをわたしの中へと誘導してあげた。
('A`)「自分で、肉便器とか、いうなっての」
腰を振りながら、ドクオさんは怒る。
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('A`)「ほんと、バカだよ、お前は」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、はっ、ばか、だよ」
('A`)「ほんとにな」
ぱちゅん、ぱちゅん、と出し入れする音が響く。
時折恥骨同士がぶつかって、その痛みすらもわたしには愛おしく思えた。
('A`)「あ、あっ、デレ、デレ……!」
ζ(゚ー゚*ζ「ん、ぅ、うっ、な、に、」
('A`)「すき、すきだから……!」
ζ(゚ー゚*ζ「……ふふ、ひゃっ、あっ、あっ、だめそこ、よわい、から、」
ぐりぐりと擦りつけるように奥を刺激され、思わず身悶えする。
気持ち良い。
頭がぼんやりとして、幸せだった。
ζ(゚ー゚*ζ「は、あっ、んぅ……」
('A`)「デレ……」
小さく呟いたドクオさんは、わたしの首に手を伸ばした。
ζ(゚ー゚*ζ「ぁっ……!」
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ぎちぎちと首が絞まる。
絞められる。
絞めあげられて、わたしはさらにあえいだ。
酸素がうすくなる。
目の前がかすんでいく。
いきをしているのに、脳にとどかない。
気持ち良い。
気持ちいい。
きもちいい。
('A`)「殺したくなるくらい好きだ」
ζ( ー *ζ(ドクオになら、いいよ)
きもち、いい。
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部屋の片隅に設置されている浴槽は、二人で入るには少し狭すぎるな、とわたしは思っていた。
足を少しでも動かせばドクオさんのおちんちんを蹴り上げてしまうし。
かといってこれ以上近付いてしまうとなし崩しにセックスしてしまいそうであった。
ζ(゚ー゚*ζ(ま、別にそれでもいいんだけどねー)
と、幸せそうな顔でこの狭い浴槽に浸かるドクオさんの顔を見てわたしはそう思ったのでした。
ζ(゚ー゚*ζ(かっこよくはないんだけどなぁ)
でも、わたしがいいよって言ったら、喜んでくれるだろうか。
ζ(゚ー゚*ζ(もう誰ともセックスしないし、セックス以外のこともしてみようよ、って)
あなたになら、殺されてもいいって思えたんだよ、って。
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投下終了です
長々と失礼いたしました
-
ふぅ……どの作品も素晴らしかったです
個別の感想はまた後で
-
乙
みんなエロいな
-
投下します、多分30レス前後
【作品タイトル】 (´・_ゝ・`)( ゚∀゚)シェアするようです('、`*川
【作品ジャンル】あっさりめエロ
【投下前に一言】AAの中でペニサスが一番エロいと思っている
-
(´・_ゝ・`)「ただいまー。……あれ?」
帰宅したデミタスに返されたのは、沈黙のみだった。
廊下も、その先のリビングも真っ暗。
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( ゚∀゚)「あー? ペニサスは?」
デミタスの後ろから部屋を覗き込んで、友人、ジョルジュが首を傾げる。
平素ならば、彼らより先に帰っている同居人が律儀に顔を出して
「おかえり」と言ってくれるのだが。
まして今日は、実に10日ぶりの帰宅だというのに。
-
(´・_ゝ・`)「出掛けてるんじゃない」
_
( ゚∀゚)「でも靴あるぞ」
(´・_ゝ・`)「あ、ほんとだ。じゃあ寝てるのかな」
_
( ゚∀゚)「今日帰るから、夕飯用意して待ってろっつったのによー」
舌打ちして、ジョルジュが玄関から部屋へと上がり込む。
あるマンションの角部屋、315号室。
1人2人では些か持てあます程度には広いその部屋を、
盛岡デミタス、長岡ジョルジュ、伊藤ペニサスの3名が共有している。
(´・_ゝ・`)「亭主関白って感じの台詞だなあ今の」
_
( ゚∀゚)「愛妻家になる自信あるぞ?」
(´・_ゝ・`)「奥さんの候補いるの?」
_
( ゚∀゚)「いたらこんな部屋で女と同居してねえわ」
(´・_ゝ・`)「だよね」
-
──元々はデミタスとジョルジュがこの部屋でルームシェアをしていて、
ペニサスは向かいの部屋の住人でしかなかった。
彼女もまた友人と同居していたのだが、その友人が恋人のもとへ引っ越していってしまったのが半年前。
扱いきれぬスペースと家賃に辟易したペニサスは、
以前からの交流で仲が良くなっていたデミタス達の部屋に転がり込んだ。
(´・_ゝ・`)『男2人の部屋に女の子が1人だよ。危ないよ。やめなよ』
('、`*川『童貞丸出しのオス2匹、恐るるに足らず』
_
(;゚∀゚)『どどどど童貞ちゃうわ』
実に危機感の無い人間である。
まあデミタスとジョルジュも軽率に引き受けたわけで。お互い様。
家賃と家事の負担が減るのに加えて、
使いきれずに埃が溜まっていく一方だった一室が埋まるのは歓迎だったのだ。
-
_
( ゚∀゚)「ペニサスめ、土産買ってきてやったのに」
(´・_ゝ・`)「コンビニのアイスね。とりあえず荷物しまおう」
一旦それぞれの自室に引っ込み、手荷物を整理する。
大学が夏休みに入り、デミタスとジョルジュは共に地元へ帰った。
いわゆる幼馴染みというやつで、2人の実家は大変近い。
出来れば一ヵ月はゆっくりしたかったが、バイトがあるため10日の滞在で精一杯だった。
それで本日夜8時、久しぶりにマンションへ戻ってきたというわけだ。
実家とはまた違った安心感。だが帰ってきてみれば、ご覧の通りペニサスがいない。
_
( ゚∀゚)「はー、飯どうしよ。作るの面倒くせえし、外で食うか……」
デミタスが自室からリビングへ移ると、
ほぼ同時にリビングへ入ってきたジョルジュが、ぐうぐう鳴る腹を摩りながら呟いた。
3人の自室はこのリビングを囲むようにして配置されている。
リビングから南方がデミタス、西方がジョルジュ、東方がペニサスの部屋だ。
-
(´・_ゝ・`)「実家のご飯を食べられたのは良かったけど、
逆に伊藤さんの料理が恋しくなったよね」
_
(#゚∀゚)「本当だよ! ったく、ペニサス起こすか?」
(´・_ゝ・`)「そこまでしなくても」
と言いながらも、ペニサスの様子を見た方がいいかもしれないなとデミタスは考えた。
寝ているだけならばいいが、倒れていたら大変だ。
結局、デミタスはジョルジュと共に東側のドアへ向かった。
ノック。反応なし。名前を呼ぶ。反応なし。
(´・_ゝ・`)「……伊藤さーん。開けるよー」
言って、数秒待ってから、返事がないのを確認してドアを開ける。
鍵が掛かっていないのは知っている。この部屋の鍵は一月ほど前に外した。
����果たして同居人、ペニサスは、ベッドの上に横たわっていた。
(-、-*川 グゥ
_
( ゚∀゚)「……」
(´・_ゝ・`)「……」
ジョルジュとデミタスは顔を見合わせ、そして再びペニサスへ目をやる。
-
_
( ゚∀゚)「……何してたんだ、こいつ」
(´・_ゝ・`)「ナニでしょう」
布団を被っていないので、彼女の格好は正確に把握できた。
上半身はセンスの悪いTシャツを着ているが、下半身には何も着けていない。
ハーフパンツと下着が膝辺りまで下げられている。
代わりに、本人の右手が股間を隠すようにして太ももに挟まれていた。
呆れたように眺める2人の気も知らず、ペニサスはすやすやと穏やかに眠っている。
枕元に携帯電話があったので拾い上げ、勝手に画面を見てみた。
卑猥な漫画の1ページが表示されている。
ネットを楽しんでいたらたまたま猥褻な画像を見付けてむらむらしたのか、
むらむらしたから猥褻な画像を検索したのか、どちらだろう。
果てしなくどうでもいいことを考えつつ、デミタスはペニサスを見下ろした。
いつの間にかジョルジュも近付いてきて、のみならずベッドにまで上がると、
ペニサスの頬を軽く叩いて名を呼んだ。
-
_
( ゚∀゚)「ペーニサースちゃーん」
(-、-*川「うう……」
_
( ゚∀゚)「ペーニちゃん」
ジョルジュのごつごつした手は、ペニサスの頬を離れるなり胸を鷲掴みにした。
彼の大きな手でも掴みきれない肉が、指の隙間から溢れるように盛り上がる。
下着やTシャツ越しでもその柔らかさは損なわれないようだ。
ジョルジュの手に力が加わると、ペニサスの瞼が小さく震えた。
('、`*川「……んー……?」
寝ぼけた目がジョルジュを見つめる。
おはようとデミタスが言えば、ペニサスは目を合わせてきた。
それからまたジョルジュを見て、
('、`;川「ぎゃっ」
可愛いげのない悲鳴をあげるなり、勢いよく頭突きを喰らわせた。
-
_
(;゚∀゚)「いって!!」
('、`;川「……わー!! ぎゃあ!! 違う違う! マッサージ中に居眠りしちゃってね!!」
(´・_ゝ・`)「無理がある」
デミタスが携帯電話を見ていたことが駄目押しだった。
ペニサスはジョルジュを蹴飛ばし、下半身丸出しのまま正座して粛々と頭を下げる。
('、`;川「……そうです、私は盛岡くんと長岡くんに黙ってオナニーをしていました……。
おねショタ物のエロ漫画でオナニーをしていました……許可もとらずに……」
(´・_ゝ・`)「いや別に許可いらないけどさ」
許可を求められても困る。
ペニサスは頭を上げるとくしゃみを一つして、下着とショートパンツを穿いた。
同時に、蹴飛ばされたまま転がっていたジョルジュが身を起こす。
_
( ゚∀゚)「腹減った」
('、`*川「んー。いま作る」
既に先程の件など無かったかのように、ペニサスが平常通りの態度でドアに手をかけた。
こういうところが面白い人だと感じる一方で、物凄く残念な人だとも感じる。
-
その態度を憎らしく思ったのか、彼女の手を背後から押さえ、
ジョルジュがにやりと意地悪く笑った。
_
( ゚∀゚)「飯食い終わったら、2人で『相手』してやるからな。
──たったの10日も我慢できなかったペニサスのために」
('、`*川「……」
(´・_ゝ・`)(あーあ)
こういうとき、いつもデミタスは溜め息をつきたくなる。
だから同居を始めるときに言ったのだ。
男2人の部屋に女1人など、良くないと。
初めに手を出したのはジョルジュだった。酔った勢いとか何とか。
気付けばデミタスも、いつの間にやら。
ジョルジュとは昔から仲が良かったが、まさか部屋のみならず、女まで共有することになろうとは。
良くないなあとは思いつつ、何だかんだ引きずられている。
-
当のペニサスはといえば、ジョルジュに振り返り、は、と鼻で笑った。
('、`*川「ご親切にどうも。でもオナニーで満足したから結構ですわ」
_
(;゚∀゚)「はー!? 何だよ可愛げのねえ! オナニーとセックスは別だろうがよ!」
('、`*川「オナニーだって体力使うのよ、オナニーした後であんたらの相手まで出来るかっつの」
_
(;゚∀゚)「つーか俺ら帰ってくるの分かってただろ、ならオナニーしないで待ってろって!
何でオナニーしたんだよ!!」
('、`*川「オナニーしたくなったからオナニーしたのよ、何が悪いの」
(´・_ゝ・`)「こんなオナニー密度の高い会話聞いたことない」
聞いているだけでIQの下がりそうな会話を打ち切らせ、3人でリビングに入る。
_
(#゚∀゚)「ぜってー飯の後にセックスするからな!」
キッチンへ消えるペニサスに向かってそう怒鳴る友人を見て、
心の底から馬鹿みたいだなと思った。無論、本物の馬鹿なのである。
#####
-
結論から言うと、馬鹿の宣言は果たされた。
食後にそのままリビングでおっ始め、前戯もそこそこに突っ込んだ馬鹿に対し、
馬鹿というか猿に近いなとデミタスは内心考える。
馬とか鹿とか猿とか。1人動物園だ。
まあ下着を絞れば液体が滴るくらいには
前戯無用の状態になっていたペニサスにも非はある。ということにする。
-
('、`*;川「ふあ、あっ、ん、ん、」
全裸で四つん這いになっているペニサス、
そこに覆い被さり、胸をぐにぐに揉みしだいているジョルジュ。
ソファに座るデミタスは、手持ち無沙汰に2人を眺めた。
ジョルジュが腰を打ち付ける度、ぬぷぬぷというか、ぐぽぐぽというか、
何にせよ粘度の高い音が響いた。
ペニサスは焦点の定まらぬ目でぼんやりと宙を見て、
だらしなく開いた口から涎と喘ぎをたらたら垂れ流すばかり。
彼女の目の前には、デミタスの陰茎が1人虚しくそそり立っている。
(´・_ゝ・`)「伊藤さん、せめて手は動かしてほしいな……」
('、`*;川「はぅ、んっ、ごめ、あううっ!」
ペニサスの腰が大きく跳ねた。ジョルジュが角度を変えて抉ったらしい。
そうすると、ますますペニサスの表情がとろけて、体からも力が抜けてしまう。
デミタスは溜め息をつき、ペニサスが倒れないようにと
彼女の腕をデミタスの腰へ回させた。
-
_
(;゚∀゚)「はは……そっちに構ってやる余裕もねえんだな」
先程までデミタスに奉仕していた手も口も止め、ひたすら感じ入るペニサスの姿に、
ジョルジュが勝ち誇ったように笑う。何に勝ったというのか。
汗だくで必死に腰を振り、乳房をいじくり回している彼の方こそ、余裕が無いのではと思うのだが。
(//、//*;川「待っ、ながおかくんっ、そんなにっ、しないで、」
デミタスにしがみつくような体勢なので、ペニサスが声をあげる度に唇と吐息が陰茎に触れる。
こちらに与えられる刺激はそれだけ。
これだから、3人でするのがあまり好きではないのだ。
自分のペースが乱されるし、ジョルジュが目に入ると微妙に気分が萎えるし。
正直、ペニサスと2人きりの方が勝手が利くから楽だ。
色々と癪なので、デミタスは陰茎に手を添えると、ペニサスの口に押し当てた。
(//、//*;川「ぁん、う……んむ」
焦点の覚束ない目付きのまま、ペニサスが先端をくわえ込む。ほとんど反射だろう。
肉厚の舌が亀頭を撫で回し、雁首を舌先で何度もなぞる。
溢れた先走りを舌に纏わせ、広げるように亀頭を一周。
まだ足りないとばかりに強く吸われ、陰茎がびくりと跳ねた。
それを宥めるように口の奥へと包まれていく。ぬるりと温かい口内が心地いい。
-
(//、//*;川「はぷ……んー、んっ、んんっあ!」
緩やかな愛撫は、ジョルジュが一際強くねじ込んだ瞬間に乱れた。
大きく開かれた口から陰茎が抜けてしまう。
しかし鈴口に強く舌を押しつけられたのは気持ち良かった。
(//、//*;川「ながおかく、ひんっ! んっ、あっあっあっ!
それやだっ、きもちぃっ、きもちいいっ」
_
(;゚∀゚)「やだとか気持ちいいとか……」
(//、//*;川「きもちいいからやだあっ」
ジョルジュは名残惜しげに胸から手を離すと、上半身を起こし、
代わりとばかりにペニサスの尻を鷲掴みにした。
持ち上げるように力を入れ、力強く腰を押しつける。
ぱんぱんと肌を打つ音が響く。ひたすらに最奥を突く動きだ。
溢れる愛液とカウパーで中はもう洪水なようで、
陰茎を引けば幹を伝い汁が垂れ、押し込めば接合部から汁が飛び散る。
そのせいでジョルジュの下腹やペニサスの尻まで濡れそぼち、
ぱんぱんという音はぱちゃぱちゃと湿り気を帯びたものへ変化した。
(//、//*;川「はうんっ! んふっ、あっあっ、あ〜〜──っ」
随分と気持ち良さそうに鳴くものだ。
こちらはまた放り出されてしまったというのに。
-
ふと、ジョルジュが身を引いた。
ペニサスが振り向きねだるように腰を揺らす。
('、`*;川「な、ながおかく……」
_
( ゚∀゚)「……何か、ペニサス、漏らしたみてえになってるな」
デミタスが少し体を傾けて覗き込んでみれば、
たしかにカーペットはしとどに濡れ、ペニサスの股から内腿、膝へかけて愛液がぬらぬら光っていた。
その様にペニサスも気付いたらしく、ますます頬を赤らめ顔を伏せた。
カーペットなど洗えばいい話だが、あまりぐしょぐしょにすると床にまで染み込んでしまう。
デミタスは取り急ぎ脱いだシャツをペニサスの下に敷かせ、
それでも彼女(とジョルジュ)の乱れ具合を見ると心許なかったので、
ジョルジュに指示してテレビ横のカラーボックスからタオルを取り出させた。
シャツと重ねさせ、よし、と頷く。
ますますもって羞恥を煽られたか、ペニサスは怒りすら感じられる目をこちらに向けてきた。
(´・_ゝ・`)「恥ずかしいならもうちょっと抑えてよ」
('、`*;川「無茶言う、っひぐっ!」
彼女からの文句は途中で切れた。
ペニサスの腰をジョルジュが引き寄せ、一気に突き入れたからだ。
唐突に戻ってきた質量に、ごぷりと結構な塊となって飛び出た愛液が、ぼたぼた零れてタオルで弾けた。
-
(//、//*;川「あ、あっ!」
_
( ゚∀゚)「……ペニサスの中、ほんとにぐちょぐちょだなー」
(//、//*;川「ひっ、やっ、やああっ」
わざとらしい卑猥な呟き。
羞恥は彼女の理性を飛ばそうとしながらも、同時に留めようとするらしい。
そのせいで常にじりじりと熱が頭に溜まり続け、彼女の性感を高める。
ジョルジュが、いかにも良からぬことを考えついたような笑みを浮かべた。勿論ペニサスには見えていない。
(//、//*;川「あううう……! ひんっ、ひっ」
_
(;*゚∀゚)「あー……中がぷりぷりしてて、きゅうきゅう締めてきて、すげえ気持ちいい……」
(//、//*;川「あっ、やだっ、やめてっ、言わないでっ」
_
(;*゚∀゚)「……俺らの精液全部塗り込むまでずーっと犯してやるからな」
(//、//*;川「ひっ……!」
恐らくジョルジュが思っている以上に、ペニサスは言葉による責めに弱い。
暇だったときにデミタスが色々試したので、予想はつく。
こんな状態で少し囁かれれば腰も抜けるし快感の度合いもぐんと上がる。
案の定、ペニサスは背を弓なりに反らせて達した。
ぶわっと全身が赤くなり、汗が滲んで、背中、腰、足が順に跳ねる。
デミタスの腰に回した手が爪を立ててきて、少し痛い。
ぱたぱた、タオルを叩く音がしたので、吹き出した汁が汚したのだろう。
-
(//、//*;川「あひっ、あ……──っ……!」
_
(;*゚∀゚)「おっ……!」
思わず漏れたらしいジョルジュの声は快感に震えており、
ペニサスをきつく抱きしめたかと思うと、彼もまた腰を震わせた。
(´・_ゝ・`)(中に出したかー……)
今から自分もそこに入れるんだけど、と思ってしまう己に、
もしかして潔癖症なのかなと不安を抱き、それはないなと続けざまに一蹴した。
潔癖症な人間は浴室でペニサスの尻に指を突っ込んで遊ぶことはなかろう、多分。
硬さをなくした陰茎がぬるりと抜け出る。
既に足腰が立たないようで、ペニサスの尻が下がった。
('、`*;川「っひゃあ!?」
途端、跳ね上がった声に、デミタスも思わず驚いてしまった。
見れば、ジョルジュの手がペニサスの性器を押さえ──
いや、指を突き立てたのか。
潮を垂らすそこへ、右手の指を3本ほど。
ぐりぐり擦りつけながら、左手でペニサスの腰を支えて彼女を仰向けに転がす。
咄嗟に彼女の頭の下にクッションを差し入れたデミタスは、気遣い選手権があったら参加したいと思った。
-
('、`*;川「や……っ、なに……」
_
( ゚∀゚)「精液塗り込むって言ったろ」
('、`*;川「うあっ! ちょっ、やめ、ぇっ」
腹側を何度も撫で擦り、ぐるりと指を回して今度は逆側に。
ジョルジュが手を動かす度にペニサスは脚をびくびく跳ねさせ、
鼻にかかった甘ったるい声をあげた。
('、`*;川「んぅ、んんんっ、……〜〜っ」
しばらく経って、もういいかと呟きながらようやく指を抜くジョルジュ。
指先に残っていた白っぽい液体は、ぴんと自己主張しているクリトリスに摩り込んだ。
ペニサスの声が泣いているような色になる。というか、本当に泣いた。
ぼろぼろ零れた涙は、過ぎた快感によるものだろう。やだやだという声は相変わらず甘い。
ジョルジュも本気の拒絶でないと判断したか、ぷくりと勃ち上がっている豆を執拗に嬲った。
片手だけでなく、左手の指先で先端をぐりぐり刺激しながら
右手の人差し指と中指で挟み込み、前後に擦る。
ペニサスの口からは、尾を引く喘ぎ声が漏れるばかりとなった。
(;、;*川「あーっ、ひぃっ、ああ──っ……!」
_
( ゚∀゚)「今日はペニサスのまんこ、休ませてやんねえぞ」
その宣言にペニサスはますます涙を零す。目尻からも、ひくつく穴からも。
そろそろ頃合いかと、デミタスはソファから下りてジョルジュを足で押しやった。
-
(´・_ゝ・`)「交代」
_
( ゚∀゚)「おう……お前の存在忘れてたわ」
(´・_ゝ・`)「ふざけんな」
_
( ゚∀゚)「おまえ影薄いんだもんよ……」
(´・_ゝ・`)「ふざけんな」
仰向けのまま体を震わせるペニサスに、デミタスがのし掛かる。
下に敷いていたタオルをデミタスが調節している間に、
ジョルジュはペニサスの真横に移動した。
(;、;*川「待、って、盛岡くん……」
(´・_ゝ・`)「ごめんね伊藤さん。休んじゃいけないらしいよ」
肩を押されたが、構わず唇を合わせてやれば抵抗が弱まった。ちょろいと思う。
ぬちぬちと舌を擦り合わせる。こちらに応えようと、
ペニサスも躍起になって舌を動かしたり唇を食んだりと忙しない。
そっちに夢中になってもらっている隙に、腰を合わせて一気に突き入れた。
(;、;*川「──〜〜ぷあっ、ああっ!」
-
ペニサスが首をのけ反らせる。唇が離れた。
デミタスの口から零れた唾液がペニサスの首に垂れ、汗と混じってどろりと流れる。
その感触までもが気持ちいいのか、彼女は喉を震わせた。
(;´・_ゝ・`)「……あつ……」
己を包む熱に、デミタスも呻く。10日ぶりだ。
ジョルジュに散々責め立てられた内部は、それでも尚、新鮮に締めつけてくる。
引けば絡み、押し込めば蠢き震えて。
とっくに下りてきている子宮に先端を押し当て小刻みに揺すれば、ペニサスが泣き声をあげて首を振った。
突かれるごとに揺れる乳房を見下ろす。
膨れた乳首は真っ赤だ。ジョルジュがいじくり回したせいだろう。
そんなことを思っていると、横から伸びてきた手がまたペニサスの胸を掴んだ。
(;、;*川「あふ、あ、や、もぉ、ちくびっ」
_
( *゚∀゚)「ここもぷりぷりしてて美味そうなんだよなあ」
(;、;*川「ふやあっ」
呟いたかと思えば、顔を下ろして乳首に吸い付いた。
あぐあぐとジョルジュが口元を動かす度に、ペニサスが震える手で彼の肩を掴む。
軽く噛みついているのだろう。きっと、また一層腫れていやらしくなる。
(//、//*;川「あひっ! ん、んん〜……っ! は、はふ、ふああ……」
とろとろに濡れるペニサスの瞳と声。
言葉が文字として見えたなら、きっと語尾にハートマークが乱れ飛んでいるに違いない。
-
(´・_ゝ・`)「伊藤さんはオナニーとセックスと、どっちが好きなの」
(//、//*;川「せ、せっくす、しゅきっ、だいすきぃっ」
(´・_ゝ・`)「……だよね。早く突っ込まれたくて、ご飯食べながら本気汁垂らしてたくらいだもんね」
(//、//*;川「んっんっ、んあっ、だってぇ……」
先程。食事を終えて早々ペニサスの下着を脱がし、
待ち侘びるように涎を零してひくつくそこを見た時点でデミタスとジョルジュはキレた。理性などかなぐり捨てた。
ずっと期待していたのはお互い様だったが。
結局のところ、デミタスもペニサスも馬で鹿で猿だ。
(´・_ゝ・`)「オナニーしてたとき、僕らのこと欲しいとか思わなかった?」
(//、//*;川「お、思ってたっ、ふたりのちんちん、すぼずぼって、あっ、してほしくてえっ!
あっ、うあんっ! 2人のこと、いっぱい呼んだのに来てくんないから、さ、さみしっ、ひあっ」
(´・_ゝ・`)「……そっか。ごめんね」
ジョルジュが間抜けな顔でペニサスを見ている。
それから、先程より優しくねっとりと乳首を舐め上げた。こっちもこっちで、結構ちょろい。
ただ、こういう点でもやっぱり、デミタスも人のことは言えないので。
ペニサスの弱いところを突き上げながら、陰核をつまんだ。
-
(//、//*;川「ひううっ! だめ、だっ、やらあっ! だめっそれだめぇっ、すぐいっちゃうからっ」
ペニサスの手がデミタスの腕を掴む。だが力が入っていない。
掴むというより、添えると言った方が近いか。
デミタスはそれを制止とは思わない。
遠慮なく陰核を指先でこねてやると、中が一層締まった。
(//、//*;川「ふあああああっ!」
あまりにもぬるぬるしているので、時おり指が滑る。
少し力を入れて、こねこねと押し潰したり撫で摩ったりしてみれば、
膣内はみっちりと隙間なく詰まった陰茎に絡みつき、射精を促そうとしてくる。
腰が溶けそうだと思った。背中から内腿から、じくじくと熱が集まり腰に留まる。
気持ちがいい。自分の方こそ、よくもこれを10日も我慢できたものだ。
伊藤さん、と名前を呼ぶ。もう、それで精一杯だった。先のように喋る余裕もない。
射精したい。突く度にちゅうちゅう吸い付いてくる子宮にぶち撒けてやりたい。
-
(//、//*;川「ひゃっ、ぅんっ、んくぅううっ! もりおかくんっ、にゃがおか、く、んふ、ああっ!」
ぐねぐね、ペニサスが腰を揺らす。彼女も限界らしい。
デミタスは浅いところまで引くと、子宮めがけて思いきり叩き込んだ。
同時にジョルジュが乳首に歯を立てる。
(//、//*;川「はっあ、ああ〜〜っ!!」
(;´・_ゝ・`)「あ、くっ! ……っ!」
熱い精液が尿道を通り抜けていく。腰から下が震える。
びくびくと跳ねる陰茎が子宮を擦り、
びゅくびゅくと漏れる精液で更に叩いていく。
きもちいい。きもちいい。変になる。頭が溶ける。
まるでそれらの感覚が、ペニサスの悦楽までをも終わらせまいとしているようで。
ペニサスは何度も達しているのか、全身を断続的に跳ねさせた。
その上、膣内がデミタスの精液を尚も搾り取ろうとするように蠢くものだから、
尿道に残る分までちゅるりと零れ、その感触にデミタスはまた呻いた。
-
(//、//*;川「……は、あふ……ふ……」
(;´・_ゝ・`)「はー……」
息を整えつつ、余韻に浸る。
タオルに目をやると、もはや意味を為していないくらいにびしょびしょだった。取り替えねば。
が、その前に。
_
( ゚∀゚)「おい、つぎ俺の番」
(´・_ゝ・`)「うん……ちょっと待って」
(//、//*;川「んひぃっ!?」
萎んだ陰茎を抜き取り、すぐに指を突っ込む。
驚嘆混じりの声をあげるペニサスに、デミタスは微笑みかけた。
(´・_ゝ・`)「精液塗り込まないと」
_
( ゚∀゚)「……お前、真面目な顔してノリノリだよなー」
(//、//*;川「し、死ぬ、ほんと死っ、あっあっあ──……」
#####
-
('、`*川「一発かましたらお腹空いた」
_
( ゚∀゚)「一発かましてる最中の可愛げはどこ行ったんだお前」
(´・_ゝ・`)「まずそもそも一発どころじゃなかったでしょ……。
ねえ、ちょっと。これ僕が洗濯するの?」
換気のために開け放した窓。
ベランダに出て夏の夜風を浴びるペニサスとジョルジュに、
室内で諸々の後始末をしながらデミタスが苛立ち混じりの声をかける。
彼の前には、ぐずぐずに濡れたタオルと衣類が積み重なっていた。
-
(´・_ゝ・`)「伊藤さんが洗濯してよ」
('、`*川「私ご飯つくったもーん」
(´・_ゝ・`)「汚したの、ほとんど伊藤さんじゃないか。
どうすんのこれ、あーもう、僕のシャツまでさあ……」
('、`*川「汚すようなことさせたの、あんたらでしょ」
_
( ゚∀゚)「それを言われますと……」
3人ともシャワーを浴びてしまったので、汚れ物の始末を嫌がっている。
衣類を洗濯機に放り込むだけならまだしも、
洗濯機不可のクッションやカーペットは風呂場で手間を掛けねばならないので面倒臭いのだ。
-
('、`*川「もー。いいから。面倒臭いことは後で考えよう。
盛岡くんもおいでよ、今夜は風が涼しくて気持ちいいよ」
(´・_ゝ・`)「……堕落していく……」
_
( ゚∀゚)「今更」
悪魔の囁きに耐えられなかったデミタスは、洗濯物から目を逸らし、
ベランダにいる2人のもとへ向かった。
手すりに凭れながら夜景を眺める2人に倣い、デミタスも手すりに寄り掛かる。
('、`*川「食べる?」
(´・_ゝ・`)「いつの間に」
ペニサスが袋入りのアイスを差し出した。
可愛らしい球状のアイスだ。ジョルジュが土産と言い張っていた、コンビニの。
ありがたく一粒もらう。ぶどう味。爽やかな甘みと冷たさが口を癒やす。
-
ジョルジュにも一粒与えたペニサスは、アイスを口に放り込み、
ころころと転がしながら気怠げに言った。
('、`*川「分け合って食べるのが一番美味しいし楽しいね」
(´・_ゝ・`)「そうかなあ……」
('、`*川「そうだよ……あ、言い忘れてた」
ぱん。ペニサスが手を叩く。
間にアイスの袋があったのだが、いくつか割れていないだろうか。
-
('ー`*川「2人とも、おかえりなさい」
風に揺れる髪を押さえ、微笑むペニサス。
先程まで自分を散々いいように扱ってきた男達に向けるには、あまりに優しい顔。
デミタスとジョルジュは視線を交わした。
互いに、このタイミングでか、と呆れた表情。
しかしすぐに苦笑いして、
_
( ゚∀゚)(´・_ゝ・`)「ただいま」
2人一緒に、そう答えた。
終わり
-
やっとストレートなエロが来てくれた
-
以上ですん。爽やかっぽく終わらせれば色々誤魔化せるんじゃないかと思った
ありがとうございました
-
乙!
間に合いそうにないから諦めていたけれど、せっかくだから今できてる分だけでも投下させてください
-
よっしゃこいや。俺も出来次第投下するぜ
-
【作品タイトル】 (´・ω・`) は世界を救って廻るようです あなたのタマキンに安らぎあれ編
【作品ジャンル】電子的TS乱交、他(予定)
【投下前に一言】 未完閲覧注意。
-
※※※
電子技術、とくにVR技術の発達が急速に進んだ世界の歓楽街で腕を組みつつ歩くのは、もう数え飽きるくらいには転生を繰り返す男性ショボンと。
彼に忠誠を誓う、本来の姿と切り換え自在な女性の肉体を持つハインリッヒ。
2人はこの世界で密かに人気の娯楽を試そうと、街で一等のホテルへ入った。
中にはシンプルな内装には不釣り合いなほど、ありとあらゆる卑猥な道具や淫靡な薬物や多種多様なコスチュームの画像が浮かべられ、選択すればいつでも実物を使うことができる。
下着姿になった2人は暫し眼を輝かせた。
(´・ω・`) いいね、ここ
从 ゚∀从 新鮮な玩具ばかりだな、雰囲気も悪くない
(´・ω・`) だが今回はコレ
それは頭部に装着する、仮想現実に没入するための装置。
ただし違法。
-
(´・ω・`) えーっと、まずは全裸になって…
从 ゚∀从 ほら
(´・ω・`) ん
ハインは馴れた手つきで無駄なくショボンの下着をとり、きれいにまとめた。
(´・ω・`) んで、ハードプレイ規格のアダルトベッドに…これそうだよね?
ショボンは念のため、2人で腰掛けている大きな円形ベッドの規格を確認した。
(´・ω・`) よしよし、そんで横になってーヘッドギアを…へえ、強制勃起機能なんて付いてるんだ
从 ゚∀从 そんな機能は不要だな
ショボンが仰向けになると、すぐさまハインは舌と手を使い、起たせた。
(´・ω・`) あっ、別売のオート・オナホールの使用を推奨か
从 ゚∀从 んっ…
当たり前のように、ハインは下着姿のままショボンの股ぐらに腰を落とした。
ちなみに彼女の下着は着用したままでのプレイを想定している。
从*゚∀从 フフン!私の穴は主様のための専用品だぞ?わざわざ性能の劣る品を、買うまでもないだろう
満面の笑みで、得意げに唇を寄せるハイン。
ショボンは満足げに彼女の頭を撫でた。
(´・ω・`) ふふふ、いいコだ
-
从 ゚∀从 中の具合はどうする、そのシステムとリンクさせるか?
(´・ω・`) いや、勃起維持モードの強で頼むよ。なにせ、女の身体で乱交、しかも脳にダイレクトな快楽だ。
刺激が強すぎて枯れてしまうかも、しれないからね
从 ゚∀从 ハッ、ハハッ、ハハハッ!よく言う…主様よ、私と出逢ってからこの世界に至るまで、どれだけの数を愛したと思ってる
(´・ω・`) 君は今までに食べたパンの数を、数えているのかい?
从 ゚∀从 数えているぞ
(´・ω・`) ほう?
从 ゚∀从 パン、というのは主様から教わった、初めての食べ物だった。私が記録しないわけがない
(´・ω・`) フムン、そうか…
从 ゚∀从 それよりも、だ。
私と出逢ってから今までだけで、80の世界でハーレムを構築し、64の世界で親族を妊娠させ、56の世界で生殖機能が未成熟な所謂ロリに快楽を教え込み、37の世界で同性と性交渉した男が。
枯れる、だなどと
(´・ω・`) いやいや、僕だって人間だからね。可能性はゼロじゃない
从 ゚∀从 フムン。まあ、あなたが枯れたその時は、私に任せればいいさ
(´・ω・`) 頼りにしてるよ、ハイン
ショボンがハインの下腹部を撫でると、彼女は実に嬉しそうに微笑んだ。
(´・ω・`) さて、それじゃあね
从 ゚∀从 ああ、コッチの事は任せて、良い夢視てこい
-
※※※
ミセ*゚ー゚)リ へぇ…本当、よくできてる
古い劇場のような造りをした広いスペースに、テーブルでなくベッドを囲むソファ席が、いくつも配置され。
入り口と正反対の…今、私を含めた「女性達」が立つ壇上を照らす光はおとなしめで、席の近くなどは間接照明の淡い光となっている。
各所の配色は適度に刺激的かつ高級感があり、壇上を含め床には朱色のカーペットが敷かれていたり、突起物や角は弾性のあるカバーで覆われているなど、細部まで考慮されていた。
これならば何処で押し倒されても、安心して股を開けるだろう。
ミセ*゚ー゚)リ (無難にと思って初心者用ステージにしたけど、正解かな
もっとも、私と同じように立つ人達は、とても初心者には見えない。
学生服を半裸に着こなし、三つ編み眼鏡のいかにも真面目な生娘然とした顔立ちと、フェチズム全開の格好とのギャップで誘惑していたり。
どうみても年齢がひと桁代な、汚れをしらぬ幼気な姿で背徳感を掻き立てる者や。
鎖と拘束具とボンテージで己を縛り、既に内股が濡れているオトナのオンナなどなど。
股間にファスナーのついている、ありふれたバニーガール姿の自分が浮いてしまっているように感じる。
ミセ*゚ー゚)リ (お、きたきた
そうこうするうち、私達の相手が続々やってきて、あっというまに満席だ。うむ、皆男らしいイケメンである。
ねっとりとした視線に緊張し、顔が熱い。
唐突に、アナウンスが響き渡る。
ミセ*゚ー゚)リ (いよいよ、か
-
私達は、自らに割り当てられた席へ。
本当に良くできたもので「何の気なしに」朱色の上をハイヒールで進める。
ミセ*^ー^)リ えっと、宜しくお願い致しします、オジサマ方!
私の相手は5人。
皆、優しく笑いかけてくれた。
※※※
-
从 ゚∀从 あ…ふふっ
ショボンが仮想現実空間に没入してから一時間。
今し方、私の膣内で2度目の射精が行われた。
現実ペニスへの刺激は、現状維持のための限定的なものだというのに。
夢精を考えれば不思議ではないが、普段の彼にしてみればハイペースだ。
从 ゚∀从 楽しんでいるようだな、主様…それにしても
こんなにも静かに、そしてじっくりと、彼との結合部を観察するのは新鮮だ。
時とシュチュエーションによっては、この肉体の記憶が飛ぶくらい激しいし…まあ航宙母艦の方に記録されているから後で解るが…スローセックスの時はショボンと愛し合うのに夢中で、結合部を見せつけたり見せつけられたりはあっても、プレイの一部だ。
ところが今は、ショボンは知らない男達…男達?に夢中でマグロのキワミ。
私も、今は脳と生殖器とのギャップを危険領域に至らせないための肉オナホだし、あまり動いてはならない。
横たわるショボンを眺めるのは良いが、眺めていると触れたくなるのが理というもの。
从 ^∀从 ウフフ…ショボン〜
つつ、と彼の汗ばんだ胸をなぞる。
逞しく、しなやかな筋肉は時折脈打つように動き、彼の生命を感じさせてくれる。
-
つい、彼の首をなめてしまった。
ついでに乳首同士が擦れて心地良いのだが、ショボンも私も生殖器に次いで感じやすい部位なので、自重する。
私の唾液が糸を引いて、名残惜しさもあるのだが、彼の期待を裏切ることに比べれば天秤にかけるまでもない。
从 ゚∀从 なんだか、初めての放置プレイを思い出すな
アナルと尿道がうずく。
从 ゚∀从 そうだ、起きた後に備えておくか
彼のことだ、これしきではダウンしないだろう。
腸内をクリーンにし、括約筋を標準アナルセックスモードへ。
それからVRセックスに依存しないためと、滋養強壮のための成分を配合した高濃度の、母乳を生成しておく。
ついでに乳房も、私の乳頭を彼が両方同時にしゃぶれるように大きさと柔らかさを調整。
从 ゚∀从 …くふふ
いかん、ついアナルと乳首を撫でていたら涎がたれた。
しかも危うく勃起維持モードから御奉仕モードへ切り替わってしまうところだった。
-
从 ゚∀从 ん、まてよ?
そういえば、今更気付く。
これって、寝取られプレイに含まれるのだろうか?
从 ゚∀从 …まあ、何にせよ問題ないか
私は彼を独占し続けようとは、思わない。
彼が誰と恋に落ちようが、彼が誰を愛そうが関係はない。
私が彼のために存在することに変わりはない。
…可愛いは正義と、人は言う、それもひとつの真実だ。
しかし最後に勝つのが性技であるのも、また事実。
けれども彼が飢えているのは無償の愛。
私はその事を、理解している。
※※※
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おい
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以上、ありがとうございました
ちょい早いけどおやすみなさい
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乱交シーンはよ
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よくよく考えると超有料という言葉が謎すぎてワロタ
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>>755
エロスはいつだってカーニバルだから、後日投下でも何ら問題ないじゃないか( ^ω^)ニコヤカ
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超有料でやられたわwwwww
乙
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優良とかけてんのかwwwwwww
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あーダメだ0時までに書き終わんねぇ!!
主催者権限ってことで半分だけ投下させてもらうわ……
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('A`)
本日二月十四日は、世間で言うところのバレンタインである。
これから告白する予定の男女は元より、独り身で寂しい思いを
している学生にとっても、特別な日であることは言うまでもない。
すでにカップルとなっている人間はあからさまにピンク色のオーラを放ち、非モテ男子は
やっかんだり溜め息をついたり茶化したりと、まことに枚挙に暇がない。
寒い時期にも関わらず、校内は熱気と怨念でどこかしら暑苦しくもあり、
自分だけ他人事のようには振る舞えない空気が漂っている。
かくいう俺も表面上は非モテグループに属し、やれお菓子業界の陰謀がどうだとか、
チョコの採り過ぎは体に悪いだとか、愚にもつかない世迷い言ばかりを宣っている。
もちろんそれは恋人がいることを他人に悟らせまいとしているだけで、本心を述べるなら、
産まれて初めての恋人持ちのバレンタインに、期待しないはずがないのである。
.
-
.
誤解のないよう、ここで一応の説明をしておこうと思う。
俺こと五十嵐ドクオの恋人とは、血の繋がった実の姉、五十嵐クールを指している。
成績優秀で厳しくも凛とした、校内で知らぬ人のいない生徒会長である姉ちゃんだが、
その実態は実の弟と恋仲になり、場所も時間も問わず性行為に耽る、とんでもないド変態なのだ。
初めこそ流されてそういう関係になってしまった俺だったが、今では姉ちゃんに
真剣に惚れてしまい、爛れきった関係を直そうとも思わなくなっている。
姉ちゃんにしても、自重だとか自制だとかとは無縁の生き方をしているようで、
今日も唯我独尊、大好きな俺のちんこを愛でるために、日々精進しているようである。
俺が恋人のいないフリをしている理由も、分かってもらえただろう。
実姉とそんな関係になっていることが知れたら、どんな仕打ちを受けるか、分かったものじゃない。
もっとも姉ちゃんの方は、外面を装うのが上手いこともあってか、実に堂々と俺との関係を謳歌している。
世間体を気にしない姉ちゃんを時々羨ましく思えるのは、ここだけの秘密である。
そんな姉ちゃんと迎える、初めてのバレンタインなのだ。
一体姉ちゃんが何を用意しているのか、前日から全く想像がつかないでいる。
全身にチョコレートを塗布してさぁ舐めろと言われても、多分俺は驚かない。
それくらい、姉ちゃんの性的な探求心はいつも突拍子がないからだ。
なんだかんだ言って俺も楽しむ気満々なのだから、
この姉にしてこの弟有りということなのだろう。
背徳的な関係にある割には、実に因果なものである。
.
-
.
そんなこんなで浮わついた気分のまま過ごしていると、あっという間に放課後は訪れた。
非モテ男子は今年も何も起こらなかったことを嘆き、怨念をさらに募らせて帰宅していった。
自分でも馬鹿馬鹿しいとは思うのだが、そんな彼らに対して若干の
優越感を覚えてしまう俺がいた。我ながらとんだ阿呆である。
しかし俺も、まだ現実のチョコを見ていない以上、彼らと立場は同じなのだ。
学校にいる間、姉ちゃんと顔を合わせはしたものの、チョコの話題は一言足りとも口にはしていない。
もっと正確に言うと、俺がそのことを話題に出そうとしたとたん、姉ちゃんにはぐらかされたのである。
川 ゚ -゚)『学校では規律を守らなければならない立場だからな。チョコは家に帰るまで待っていてくれ』
川 ゚ -゚)『心配しなくても、ちゃんとお前の期待に沿う物は出来ているぞ』
そんな風に諭され、それ以上追及することもできず、結局何の
情報も得られないまま家路に着くことになってしまった。
とはいえ、姉ちゃんのやることだから期待外れということはあるまい。
最悪でも家に帰ればチョコの用意はしてあるのだから、待つのもまた一興といったところだろうか。
川 ゚ -゚)「待たせたな、ドクオ」
そうこうしているうちに姉ちゃんがやってきたため、上履きを外履きに履き替える。
特に用事のない日は、靴箱の前で待ち合わせてから帰るのが、俺たち姉弟の間の日課になっていた。
.
-
.
('A`)「今日は生徒会の仕事なかったんだ?」
川 ゚ -゚)「ああ。特別することもなかったし、バレンタインくらいはお前と一緒に帰りたかったしな」
そう言って姉ちゃんは、鞄をバンバンと叩く。
川 ゚ -゚)「それに私も、お前に渡さなければいけないものがあることだし?」
('A`)「なんだよ、ちゃんとチョコ持って来てんじゃんか。家に帰るまでお預けじゃなかったのか?」
川 ゚ -゚)「だから、今ちょうど家に帰ってるじゃないか」
どうやら姉ちゃんの言う家に帰るまでとは、帰る途中の道程まで含むらしい。
('A`)「あぁ、家で渡す訳じゃないのね……別にどこで渡してもいいと思うけどなぁ」
川 ゚ -゚)「何を言う。受け取る側はそうでも、渡す側からすれば重要なことなんだぞ」
俺が違和感に気づいたのは、その時だった。
('A`)「……あれ?姉ちゃん、なんか鞄おかしくねぇ?」
チョコが入っているのは分かるが、それを差し引いても鞄がパンパンである。
('A`)「鞄になんかすげぇ詰め込んでるみたいに見えるんだけど」
川 ゚ -゚)「ふふふ、気づいたか。まぁ待っていろ、何が入っているのかはすぐに分かる」
そうして姉ちゃんは、怪しげにニヤリと笑った。
.
-
.
それからしばらくは、何の代わり映えもしない、いつもの帰り道が続いた。
話すことも他愛のないことばかりで、今日が特別な日だとはとても思えない。
最初こそいつ渡すのか気になってそわそわしていたものの、姉ちゃんがあまりにもいつも通りに
振る舞っているため、自分だけ平常心を失っているのが馬鹿馬鹿しくなってくる。
けれど、姉ちゃんと過ごすそんな時間も、案外に悪くないものだ。
外の空気は身震いするほどに冷たかったけれど、俺にはそれさえも些細なこととしか感じられなかった。
やがて、俺たちの通う高校から程近い駅のホームに立ったところで、姉ちゃんがいつもとは違う行動を取った。
川 ゚ -゚)「悪いが、ここで少し待っていてくれないか?トイレに行っておきたいんでな」
('A`)「別にいいけど……鞄、俺が預かっとこうか?」
川 ゚ -゚)「おっと、そうはいかない。勝手に中を見られては元も子もないからな」
('A`)「そんなことしねーよ。信用ないな俺……」
川 ゚ -゚)「そう腐るな。こんな時だからこそ、お前にサプライズをプレゼントしたいんだ」
そして俺は、トテトテとトイレへ向かう姉ちゃんの背中を見送った。
この時俺はまだ、姉ちゃんの言うサプライズの意味を、正確には理解していなかったのである。
.
-
.
数分後、トイレにしては長いなと俺が思い始めた頃、ようやく姉ちゃんはその姿を現した。
川 ゚ -゚)「待たせたな、ドクオ」
(;'A`)「あぁ、遅かったな姉ちゃ……えっ?」
トイレから出てきた姉ちゃんは、何故か着ている物を私服へと変えて、俺の前へと立っていた。
(;'A`)「ど……どうしたんだ、その格好!?」
川 ゚ -゚)「ん?ふふふ、これか?これは今日のために新しく卸した新作のコートだぞ?似合うか?」
そういうことを聞いているのではなかったが、確かにそれは姉ちゃんにとても似合っていた。
明るめの茶色いコートにギンガムチェックのマフラーを合わせ、
膝を隠す長さだったスカートは太ももが露出する程の長さへと変貌していた。
ご丁寧にも靴下まで黒のロングタイツへと変え、視覚の暴力に怠りない仕上がりとなっている。
開いた口が塞がらない俺へ向けて、さらに姉ちゃんは驚くようなことを言ってのける。
川 ゚ -゚)「今日はせっかくのバレンタインデーだからな。お前と放課後デートという物をやってみたかったんだ」
(;'A`)「ほ、放課後デート……っすか?」
確かにこれまでは、人にバレてはいけない関係上、おおっぴらにデートなんてほとんどしたことがなかった。
だからといって、俺に断りもなくそんな大胆な計画を立てていいものなのだろうか?
川 ゚ -゚)「ほら、お前も上着くらい着ろ。制服のままではロクにイチャイチャも出来まい?」
そう言って姉ちゃんは、俺に男物のパーカーを渡した。
('A`)「あ。鞄がパンパンだったのってもしかしてそのせい……」
川 ゚ -゚)「うむ。別の手提げを持ち歩いたらお前が勘づきそうだったからな」
川 ゚ -゚)「おかげで鞄は型崩れしてしまったが、ここまでバレずに事を運べたよ」
呆れる用意周到さで準備をしてのけた姉ちゃんは、颯爽と俺の腕を取り歩こうとする。
川 ゚ -゚)「さぁ、行こうかドクオ。少し遠出になるが、そんなものはさほど苦でもないだろう?」
すでに姉ちゃんは、俺とのカップルモードに入り込んでいるらしい。
脳内で状況整理も出来ないままに、俺は姉ちゃんに腕を引かれ、
よろめきながら歩き始めたのだった。
.
-
*****
そうして半ば強引に始まった俺たちのデートだったが、
いざスタートすれば、困惑はすぐに至福へと取って変わった。
近場では学校の人間に見つかる可能性があるため、二つ隣の
駅まで足を運び、姉ちゃんと俺は腕を絡ませあって闊歩した。
川 ゚ -゚)「まずはウィンドウショッピングでもしたいな。適当にブラブラ歩いて行くか」
そう言っている間にも、姉ちゃんは俺の腕にひしと取りついて離れようとしない。
歩調を合わせて歩くのがいかにもカップルらしくて、ついついにやけ顔が止まらなくなる。
川 ゚ -゚)「何をにやけているんだ、ドクオ?」
(*'A`)「いや、うん……なんかこう、姉ちゃんと普通に歩くの、いいなって思ってさ」
川*゚ -゚)「……そうだな。こういった感じは、久しぶりだものな」
頬を赤らめてはにかむ姉ちゃんは、とてつもなく可愛らしい。
いつも性的なことが先行してしまうため、こんなに女の子している姉ちゃんを見るのは珍しかった。
それがここまで自分の琴線に触れるとは、感無量である。
(*'A`)(あぁ、なんか……なんか、すげぇいいなぁ……)
まだデートが始まって幾ばくも経っていないというのに、
背筋に走る歓喜は早くも最高潮を迎えていた。
.
-
.
まず最初に俺たちが向かったのは、駅から徒歩圏内にあるアクセサリーショップだった。
高級指向ではないが、それなりに値の張るものを取り揃えた店だ。
途中、姉ちゃんがイヤリングの性的な使用法について真顔で考察したり、
俺が内緒でとある買い物をした以外は、そこでの時間はごく普通に過ぎていった。
川 ゚ -゚)「うぅむ……やはりこの手のブランド物は高いな。まだディルドでも買った方が安くつく」
(;'A`)「おいっ、店員に聞こえるって……!!」
川 ゚ -゚)「安心しろ。どれだけ性玩具に傾倒しても、お前のオチンチンほど相性の良い物はないぞ」
(;'A`)「そういう問題じゃねぇ……頼むから黙っててくれよ」
時にこうした爆弾発言を織り込んでくるものの、瞳を輝かせて
アクセサリーを見詰める姉ちゃんは、やはり新鮮だった。
('A`)(……こうして見ると、姉ちゃんも普通の女なのになぁ)
セックスに積極的な事が嫌な訳ではないが、いざこうして
女としての一面を見させられると、不思議な思いがするものだ。
それだけ、普段の姉ちゃんが常軌を逸しているのだとも言えるが。
('A`)(ま、せっかく姉ちゃんが恋人として振る舞ってくれてるんだし、今のうちに堪能しとかないとな)
家へ帰れば、姉ちゃんはバレンタインにかこつけて、再び性獣の顔を覗かせるに違いない。
だからこそ俺は今この時間を、目一杯楽しんでおかなければならないのである。
.
-
.
その後、俺と姉ちゃんは雑貨屋や服屋などを数軒冷やかして歩き、思う様デートを楽しんだ。
放課後デートというだけあって、特にコースを練り込んでいたりはしなかったものの、
繁華街の街並みを好きな異性と歩くだけで、人間はこんなにも充実した時間を過ごせるものらしい。
姉ちゃんも終始笑顔を絶やさず、俺もそんな姉ちゃんを見て頬を緩ませる。
たったそれだけの単純なことで、俺は十分に幸せだった。
そして今、デートの最後の締めくくりとして、俺と姉ちゃんは雑踏の中を二人並んで歩いていた。
辺りはすでに夕日も暮れかけ、冷たい風が時折服の隙間から入り込んでくる。
川 ゚ -゚)「やはり二月にもなると寒さが堪えるな……今夜は鍋にでもするか」
('A`)「そだな。確か有り合わせの野菜があったから買い物はいっか」
急に所帯じみた話になっても対応できるのは、家族という間柄ならではである。
川 ゚ -゚)「だが、果たして夕飯が入るかな?私のチョコもなかなかのボリュームだぞ」
('A`)「そういやデートしてて忘れてたけど、チョコっていつくれんのさ?」
川 ゚ -゚)「そうだな……そろそろ良い頃合いか」
含み笑いをしながら姉ちゃんは、俺の瞳を真っ直ぐに見詰める。
川 ゚ -゚)「ちょっと私についてきてくれないか?ドクオ」
(;'A`)「えっ……な、何だよ?」
困惑する俺に何も応じず、姉ちゃんは俺の袖をぐいぐいと強引に引っ張って歩いた。
.
-
.
請われるままに歩いて回り、着いた先は店と店の間の薄暗い路地裏だった。
人の吐息も、雑踏の喧騒もない分、そこは大通りより遥かに寒々しい。
指先はみるみるうちに熱を失い、姉ちゃんと繋がれた右手だけが、暖を取る唯一の手段となった。
川 ゚ -゚)「よし、ここでいいだろう」
(;'A`)「あの……姉ちゃん。こんなとこで何するつもり?」
川 ゚ -゚)「おや、意外と察しが悪いな。お前なら私の意図をすぐに解すると思ったが?」
言うと姉ちゃんは、鞄からごそごそと何かを取り出す。
そこから現れたのは、俺の顔よりデカいハート型のチョコレートだった。
川 ゚ -゚)「これを恋人としてお前にやる。異論はないだろう?」
(;'A`)「……どうせそれだけじゃないんだろ?」
放課後デート。恋人として初めてのバレンタイン。そして、人気の極端に少ない路地。
これだけの条件を揃えて、姉ちゃんが何もせずに引き下がるはずがない。
川 ゚ -゚)「ふふふ、さすがは私のドクオだ。なかなか理解が早い」
すると姉ちゃんは、光に透かすようにしてチョコレートを掲げ、そのパッケージをくるりと裏返しにした。
透明なビニールでラッピングされたチョコの表面が、暗い路地裏でも不思議とはっきり読み取れた。
そこには、茶地に映えるような白いデコペンで、でかでかとこう、書かれていた。
.
-
.
『帰るまでにキスだけで10回イカせてくれたらやる』
.
-
.
(;'A`)「やっぱりね!どうせそんなこったろうと思ってたよ!」
姉ちゃんが普通のデートで一日を終えるはずがない。
そう思ってはいた、思ってはいたけれど。
結局のところ、チョコを山車にして性行為に漕ぎ着けたいだけのように
思えてしまうのは、俺が姉ちゃんを不当に評価しているからだろうか。
川 ゚ -゚)「お前だって、私がこのまま家まで何もせずに帰るとは思っていなかったろう?」
(;'A`)「……まぁ」
川 ゚ -゚)「だったらそれが想像通りになっただけじゃないか。何を躊躇う必要がある?」
いや、やはりそれは違う。俺が姉ちゃんを性獣扱いするのは、
姉ちゃんのこの本性を、知っていればこそなのだ。
(;'A`)「……結局最後はこうなるのかよ。せっかくデート楽しかったのに……」
川 ゚ -゚)「人生にマンネリは不要だが、パターン化は必定だ。そんなことも知らなかったのか?」
そのパターンが普通でないことに、早く気付いて欲しいものだ。
川 ゚ -゚)「それに……お前はこの発情しきった私の口を、弄らずに帰るつもりなのか?」
そう呟いて姉ちゃんは、ぺろりと舌なめずりして唇を濡らす。
(;'A`)「……ッ!!」
唾液で濡れた唇は、薄暗い路地の明かりと相まって、いつも以上に扇情的なように見えた。
.
-
.
そうなのだ。俺が姉ちゃんとの関係を絶てずにいるのも、全てはこのエロい口に原因があるのだ。
姉ちゃんは重度の口淫フェチであり、学校だろうと出先だろうと、
TPOを一切わきまえず俺のモノをしゃぶろうとする悪癖を持っていた。
そしてそれと同時に、姉ちゃんは口が一番の性感帯でもあり、
キスでもフェラでもイラマでも、容易く絶頂を迎えてしまうのだ。
その淫靡さたるや、大した性癖を持ち合わせていなかった俺さえも口フェチにしてしまう、まさに魔性の口だっま。
常々思ってはいたのだが、 姉ちゃんの口は絶対に普通人とは作りが違っている。
唾液以外の、雄を誘うフェロモンに似た何かを分泌し続けているに違いない。
でなければ、こんなにとろとろで俺好みの口に、なるはずがないのだ。
川 ゚ -゚)「それともお前は、帰るまでの長い道のりの間に、たった10回程度も私をイカすことが出来ないと?」
ついにはそんな挑発まで口にして、俺の関心を誘おうとする。
そこまで言われたら、俺も男を見せるしかないではないか。
(;'A`)「分かっちゃいたけど……姉ちゃんも相当なスキモノだよなぁ」
川 ゚ -゚)「自覚があるのは良いことじゃないか。さぁ……早くドクオの舌で、私の口を温めてくれないか?」
(*'A`)「……お、おう」
甘い罠に誘われるようにして、俺は優しく姉ちゃんの肩を掴み、その唇にそっと口付けをした。
.
-
*****
川*゚ -゚)「んっ……んぅ……」
(;*'A`)(やべっ……外なのに姉ちゃんのキス、めちゃくちゃエロい……)
姉ちゃんは今、両の腕を俺の背中に回し、決して離すまいと力をこめていた。
口の中は待ちわびていたかのようにすでにとろとろに蕩け、俺の口内と混ざりあっている。
自ら温めろと言っておきながら、全身は湯気を上げんばかりに熱を持ち、
身体を密着させている俺の方がのぼせてしまいそうだった。
姉ちゃんの柔らかい唇に触れる度、俺の理性が音を立てて失せてゆくのが分かる。
ぷつり、またぷつりと、脳の奥底で冷静な判断力が一粒ずつ潰されてゆく。
川*゚ -゚)「んぅぅっ……ぷはぁっ……!」
(*'A`)「がっつき過ぎだろ姉ちゃん……こういう時本当にエロいよな」
川*゚ -゚)「……お前こそ、こんなペースでは10回イカすのなんて到底無理だぞ……」
唾液の糸を口から引かせて、姉ちゃんが下から俺の目を覗いてくる。
姉ちゃんの要望を叶えるため、俺は喉の奥を探るように、
自分の舌を姉ちゃんの口腔深くまで差し込む。
生暖かい口内をまさぐり、果実のような姉ちゃんの舌を探り当て、上唇と舌で挟み込む。
そのまま大きく息を吸って、姉ちゃんの舌を俺の口で強く扱き上げた。
川* - )「ふうぅぅぅぅんっ……!!」
背筋を震わし、膝を痙攣させ、姉ちゃんが達したのが服越しに伝わって来た。
口が性感である姉ちゃんは、舌をこそぐだけで簡単に絶頂まで至ってしまうのだ。
(*'A`)「これであと9回、だな……」
川* - )「ふ……ふっ……」
俺の言葉が届いているのかいないのか、ベロフェラで達した姉ちゃんは、恍惚とした表情で俺の顔に見入っていた。
.
-
.
手を変え品を変え、俺は姉ちゃんをキスだけでイカすべく試行錯誤する。
とはいえ、一番感じる部分を刺激している訳だから、さほど困難なことでもない。
川* - )「くふぅっ……はっ、はっ……あんっ……」
一度でも達すると、あとは積み木を崩すが如く連鎖的に絶頂に襲われるらしい。
そういう意味でも、姉ちゃんはイキやすい特殊な身体をしていると言えた。
(*'A`)(身体、びくんびくん跳ねてんな……そんなに気持ちいいのか)
まるで他人事のようにそう思うものの、俺とて姉ちゃんの口が気持ち良くないはずがない。
姉ちゃんほどではないにしろ、俺もすでに下半身が反応する程度には興奮していた。
川* - )「ドクオ……ドクオぉ……」
姉ちゃんに名前を呼ばれるだけで、心臓の動悸が激しくなる。
返事をする代わりに、姉ちゃんの口の中を舌で浚い、唾液を直飲みする。
川* - )「ドクオとのキス……気持ひいい……もっとちょうらい……」
無味無臭の、ほんの少し粘りけのある液体を嚥下すると、姉ちゃんが再び全身をぶるりと震わした。
.
-
.
姉ちゃんとの口付けは、チョコのように甘いなんていう生ぬるいものではなく、
ほとんど劇薬のような刺激を伴って俺の脳を直撃していた。
背筋の総毛立つような快感に、ここが屋外だということも忘れて没頭してしまう。
帰るまでにイカせる、という縛りはすでに何の意味もなさず、
二人して棒立ちになり、夢中で互いの唇を貪りあっていた。
川* - )「んくぅ……んんっ、んぅぅっ……!!」
姉ちゃんが口を開いた拍子に、唇の端から涎が一筋垂れて落ちた。
それを舐め取るついでに、俺は姉ちゃんの頬に自然な流れでキスをする。
川* - )「ひゃっ……!?」
(*;'A`)「えっ?」
川* - )「やっ……恥ずかひっ……ふあぁぁぁ!!」
俺が口付けたところを手で押さえ、真っ赤な顔をさらに赤くしながら、
姉ちゃんは路地の壁を背にしてくずおれてしまった。
屋外でのディープキスは平気なクセに、頬へのキスには何故か羞恥を覚えるらしい。
(;*'A`)「おいおい……こんなとこで腰抜かさないでくれよ?大丈夫かよ、姉ちゃん」
俺の心配する声が聞こえているのかいないのか、姉ちゃんはふるふると小刻みに震えている。
その様はまるで子犬のようで、俺はいま自分たちがしている行為も忘れて、素直に可愛いと思ってしまった。
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