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今のブーン系にはエロが足りないようです
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その後、俺と姉ちゃんは雑貨屋や服屋などを数軒冷やかして歩き、思う様デートを楽しんだ。
放課後デートというだけあって、特にコースを練り込んでいたりはしなかったものの、
繁華街の街並みを好きな異性と歩くだけで、人間はこんなにも充実した時間を過ごせるものらしい。
姉ちゃんも終始笑顔を絶やさず、俺もそんな姉ちゃんを見て頬を緩ませる。
たったそれだけの単純なことで、俺は十分に幸せだった。
そして今、デートの最後の締めくくりとして、俺と姉ちゃんは雑踏の中を二人並んで歩いていた。
辺りはすでに夕日も暮れかけ、冷たい風が時折服の隙間から入り込んでくる。
川 ゚ -゚)「やはり二月にもなると寒さが堪えるな……今夜は鍋にでもするか」
('A`)「そだな。確か有り合わせの野菜があったから買い物はいっか」
急に所帯じみた話になっても対応できるのは、家族という間柄ならではである。
川 ゚ -゚)「だが、果たして夕飯が入るかな?私のチョコもなかなかのボリュームだぞ」
('A`)「そういやデートしてて忘れてたけど、チョコっていつくれんのさ?」
川 ゚ -゚)「そうだな……そろそろ良い頃合いか」
含み笑いをしながら姉ちゃんは、俺の瞳を真っ直ぐに見詰める。
川 ゚ -゚)「ちょっと私についてきてくれないか?ドクオ」
(;'A`)「えっ……な、何だよ?」
困惑する俺に何も応じず、姉ちゃんは俺の袖をぐいぐいと強引に引っ張って歩いた。
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