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戦場スレpart1
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ロボットの戦闘シチュや、イベントの際にお使い下さい。
イベント告知テンプレ↓
【イベント名】
【予定日時】
【予定人数】
【内容】
【備考】
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>>634
「さすがだな、ラッキーボーイの、名は伊達じゃないな。」
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>>634
「ふふ……ははっははははははは!
ざまぁ見ろ!これが俺の実力だぜ。卜伝もかくやってところだぜ!」
周囲に不気味な笑い声が響き渡る
>>633
「うん……そういうことか!」
元鳳の意図を汲み取り、ジャイアントマグナムをうち
青鬼丸を牽制、ナイトウルフとを一直線に並ぶように誘導する
>>636
「今回ばかりは俺の実力だぜ!じ・つ・りょ・く!」
すっかり調子に乗っている
増援がきたら死んでしまうだろう
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>>637
「はいはい、分かったから。」
元春のどや顔を、あしらい。ほっとく
「あれは、青鬼丸。理解した。」
背後からの攻撃を耐え、全力で、回避行動をする。
「>>635のモーションはなし。ここは、奴の策に乗るか。」
ライフルをバルカンで打ちまくり、その位置で固定する。
「あとは、任せるぞ。毛利の奴。」
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>>638
発砲の直前にASSSの腕を引き捻り上げ、背後を向けさせて組み付き
掃射される銃口を雷切へ向ける
「海賊をなめて貰っちゃ困るな」
>>637
雷切の放った銃弾がASSSに迫る
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>>639
「しまった、脱出しろ。元春。」
そうさけんだ瞬間。弾丸が、向かってくる。
「しまった。」
その、弾丸を食らい足を半分破壊される。【残り55%】
「仕返しさせてもらう。」
ファングを射出し、押さえてる奴に、一つを突き刺す。そして、押さえてるものを、強引に、破壊する。
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その頃、大蛇型超機人は、
『……』
武人型の左腕を口にくわえ、その戦いを検分していた。
その瞳に映るは果たして誰なのか……
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>>639
「はは……へ!?」
元春が間抜けな声を出す
ASSSがナイトウルフに向けていた銃口をこちらに向けたからだ
ユウセイが裏切ったわけではない
ナイトウルフがASSSの腕を巧みに絡め、雷切へと向けたのだ
「突っ込んでそれかよ!」
ASSSに自らが放った弾丸が命中したのを目にしたところで視界が砂嵐で遮られた
コクピットに周りに命中した衝撃でモニタが乱れたからだ
慌てて盾を構えるが前面装甲にはいくつものへこみが出来ていた
【HP:70%】
「馬鹿野郎!!撃つのをやめやがれ!!このアホッ!」
たまらなくなり、斜面を盾にするように駆け下りながら当てずっぽうにジャイアントマグナムを放つ
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「牙」の矢が強大さを増し、弓の弦も震えを増す。
今ならば・・・いけるっ!!
レミーから貰った通信機の音量を最大にすると同時に、矢を放つ体勢をより低くした。
「お二方、お下がりくだされっ!!」
その言葉と共に、矢が放たれた。
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>>443
「りょっ、了解」
毛利に、命じられて、慌てて、離れる。
すると、衝撃波のような、攻撃が、こっちに、来た。
「これが、彼奴の策か。この短時間で、よくあそこまで。」
ユウセイはただ、毛利の力を感心していた。
「もし、逃げたら。」
そう思った。ので、ストライクライフルを構える。
「元春は、地に落ちろ。それなら、回避できる。」
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>>640
射出されたファングはナイトウルフの左腕を狙うがこれをあっさりと握りつぶす
「こんな玩具で何をするつもりだったんだ?」
>>642
まだ拘束され盾とされている味方に構わず、リボルバーを乱射している!
「正気か!?…なに!?」
元春の放った銃弾はASSSから僅かに覗く頭部と左肘に着弾
その衝撃でASSSを解放してしまう
「チッ…だが、この距離なら!」
ライフルを向けて尚仕掛けようとするASSS
ストライクライフルの銃身を掴もうと手を伸ばすが
何かに気づいたかの様に逃走する
「なんだ………!?」
>>643
衝撃波を伴い木々薙ぎ、地を喰らい、山を吹き飛ばしながらナイトウルフに超高速で迫る…異形の『光の矢』はナイトウルフが気付いた頃には既に眼前に在った
「こんなもの…!」
両手で矢を掴み止めようと足を地に着けて踏みとどまろうと試みるも
「う、うおおおおおおお!!!」
そのまま大地を抉りながら勢いは衰えず、ナイトウルフごと山にぶつかりながら更に爆進、背後には民家が見える。そのまま進めば激突、粉砕は必至
「グッ止まれ!!クソ!覚えていろよ!!」
…だが、矢の軌道は上空へと逸れる。障害を失った事により更に加速しナイトウルフは空高くまで浚われ戦場から遠ざかっていく…
民家は何を逃れたのだ(ナイトウルフ撃破)
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>>645
「がっ、玩具だと、上等だ。潰す。」
逃げた、奴を打ち落とそうとしたが、叶わず。すでに、離脱していた。
「野郎、覚えてろ。ったく、死ぬかと思ったぜ。」
先ほどの、弾丸で、負傷【のこり40%】
「まぁ、これで何とかなったか。帰還しましょう。あの子たちつれて。」
毛利の人にも、オープンチャンネルで
「そこの、超人機戻りますよ。」
と呼びかける。
【レディマーチが弥生、覚悟はしてたが、いつか、けりをつけなきゃな。もっと頑張んないと。】
今回の戦闘で、改めて、そう思った。
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>>643
「いいところを見してくれよ。元鳳」
予測通り、遠距離からの必殺の一撃
「矢」がナイトウルフを戦場から強制退場させた
「こいつはすげぇや!」
その圧倒的パワーに元春は歓声をあげる
>>646
「おう、少佐!生きてたか!いや〜牽制のつもりがちょっと当たっちまったか?」
戦闘は一段落した
そう思った元春、ヘルメットのバイザーを上げ額にたまる汗を拭った
「おう、助かったぜ!」
ユウセイに続いて元鳳に話しかける
「さ〜て、とっとのさっきの女の子のところに戻ろうぜ!」
元鳳も連れてメグのところに戻れば完全に無視されるであろうことは目に見えている
>>641
「で、……元鳳さんよ。あいつはあんたの親戚かなんかか?」
不気味に佇む別の超機人
動きはなく、害はなさそうだと元春はなんとなく考える
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>>647
「とぼけるな。ただの乱射だろ。全く、新型をボロボロにしやがって。」
元春に軽くキレている。その後、研究所に連絡を入れる。
「あっ、もしもし、プランBでこのまま、乗り換えます。収納のスタンバイしといてください。」
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途中からは戦闘に参加せず、ただ見ていた。
そして、最後まで残った巨神たちが味方同士なのだろう、戦闘は終わったろう。
そう判断し出てきた穴に戻ろうとした時、
メグ『待って!お話、聞かせて!?』
拡声器を借りたメグが声をかける。
少し考えるように首を傾げ、ずりっずりっとゆっくり彼女たちのいる方に近寄り、
声をかけたメグ、予知能力者のレイナ、無線機を持ったイクリプスを順に舌で撫で回し、スキャンする。
『……これで良かろう。何が聞きたい?異国の娘たちよ』
その声はイクリプスの無線機から聞こえてきた。
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>>649
「ちょっと待って、危ないよ。」
超人機に話しかけてる。メグらを追って、
超人機に近づく、先ほどの戦闘で、こちらを、敵と、見ているのではと、気になって、心配していた。
だが、予想は大きく、はすれていた。
こちらに友好的だった。とりあえず、安心して、超人機に話しかける。
「大丈夫、俺もあの子たちの、仲間です。いきなりですが、質問です。貴殿は、何のためにこの地に、降臨した?先ほどの奴らを、葬るため?それとも、勝手に?」
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メグが無線機を通して自己紹介している。
その程度の情報はスキャンした時に読みとっているが、礼儀として傾聴する。
>>650
『仲間……か?あの娘たちはお主を知らぬようだが?』
三人の表層記憶を触った感触から、ちょっと意地悪な事を言ってみた。
『まあ、まず、儂が何者かから語るのが良かろう。
儂は、こうしてお前たちと言葉を交わす“儂”は、厳密に言えばお前たちの言う超機人では、無い』
メグが、失神した。
『お前たちの言葉で言えば、超機人というハードウェアにインストールされたソフトウェア……で良いのかな?使い慣れぬ言葉だから……ああ、操者と言ったが良いか。
で、何をしに来たか、だな?
それは、相方が……破れて連れ去られたが、あの大国魂の入った巨神がこの山を“妖機人”から守るために目覚めたからよ。
あれは山を守ることだけしか無いが、儂はいささか違った事も考えられるでの……』
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退場したナイトウルフを見て、元鳳もホッと息を吐いた。
本来が剣士である故に弓は不慣れだったのだが、2人の適切な行動の御陰で何とかなった。
傍から見れば超絶な達人技にでも見えたかも知れないが、かなり薄氷の上を踏んだような行為だったのだ。
それに、そもそも「牙」とて実在する矢ではない。
あくまであの2機とその操縦者達が居ればこそ成しえた策、自らが撃った矢の威力は最後の一押しに過ぎないと思っていた。
(主よ・・・あの「牙」と言う矢は?見た事ない形だったが・・・。)
「ああ・・・そりゃそうだろう。友達から借りた我○乱と言う漫画の矢なんだから。」
元々が実在しない矢、空想の産物である。
あらゆる形に姿を変える「気」の特性なくば実現出来ない攻撃だったし、前述の通りほとんど賭けのような攻撃だ。
「・・・まぁおいおい詰めて行くとするか。」
そう溢した時、通信が入った。
>>「そこの超機人、戻りますよ。」
>>「おう、助かったぜ!」
冷静な声と興奮気味の声に苦笑する。
どうやらこの2人、何だかんだと面白い関係らしいと判断した。
>>「・・・・・で、元鳳さんよ。あれはあんたの親戚か何かか?」
1体のパイロットに指摘され、その方向に首を向けると。
超機人が、そこにいた。
(主よ。丁度良い・・・もう少し近寄って話だけでも聞きたい)
「・・・好きにして良い。」
火流羅はその言葉を聞き、話を聞く為にゆっくり歩を進めた
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>>651
「申し訳ない。それがしは、ハヤミユウセイと言う。まぁ、一様念動力者だ」
挨拶をするのを忘れていた。ことを気づいた。
>>「超人機ではない。」
メグが失神した。
ユウセイは冷静に
「おい、普通だろ。だって普通の、超人機は唸り声に対し、この方は人の声を真似できるんだぞ。少なくとも、超人機以上の奴だろう。」
そう言い終え、さらに、質問する。
「もう少し、質問させてくれ。一つはあの山について、そして、おまえの人格いわばAIはなぜ作れたのか。お前の作られた。時代は、ソフトウェアの用なのは、作れないはずだ。」
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>>651
「違ったこと? そいつはもしかして世界の危機とか名伏しがたい邪神がくるとか
宇宙の侵略者とか、そんな突拍子もないことだったりはしないよ?」
突如聞こえてきた声に驚く、それでも恐る恐る質問を返す
>>653
「お前はもてないだろ?
女の子の機敏もわからんまいようじゃだめだろ?
戦闘の緊張感から解放されて、さらに自分の研究目標?
なんだっていいや、それ自体から否定されたら精神も強制終了してしまうだろ?
再起動は王子様のキスだけどな」
自分とメグとがするところを想像してだらしなく鼻の下がのびる
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>>654
「もてないだと?、落としてやろうかその機体。つーかメグちゃんには、ほっとくのが一番だよ。キスしたら一撃必殺だよ。」
ユウセイは、にこにこえげつない発言をした。
「俺は日本史好きだからな。こういうのは、ゾクゾクするんだよ。」
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>>652
『ほう……土師の同胞(はらから)か』
懐かしいものを見た、と言う風に。
>>653
『ハヤミ……ふむぅ?顔を見せてみよ』
何か、心当たりがあったらしい。
『おお、儂も名乗るべきか。
何、ただの武雷神(たけみかづち)じゃよ』
この神様、様々な漢字表記や別名を持っているが、今回はこの表記で。
『はっはっは、そこはそれ、お前たちの言うパイロットの有無とか何とかに当たると思え。
それに、儂等は“超機人”ではなく“巨神”と呼んでおったしな』
ユダヤで言うゴーレムとかネフィリムとか、似たようなケースは幾らでも。
『……この山については、“禁則事項”としか言えんな。
儂等の生まれ方も、どのようにしてかなどは知識として与えられておらぬし……
だが、お前たちのソフトウェアの概念は儂等のやり方を真似たかにも見えるぞ?』
結局、何も答えていないような。
>>654
『なかなか突拍子もない事を言うの。
何、お前たちに聞かれて答えたり、という事よ』
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>>655
「少佐さんが怒ってやがるぜ。俺のことを撃つってよ、怖い怖い
怖すぎてMPさんに告げ口しちまいそうだぜ」
こんなくだらないことをいわれても憲兵のひとはさぞかしどうでもいいだろう
>>656
「ということはあんたって言っていのかわかんないけど、あんたは人間となにかしら
意思疎通しなければならない使命でもあるってことなのか?
ただ便利だからしゃべれるとかそんなわけでもないんだろ?
最初に考えたことがことごとく外れてよかったと内心胸をなでおろす
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>>657
『ふ、儂は曲がりなりにも“神”だからな、時として人の子に言葉をかけねばならぬ。
それがお前たちのような“兵(つわもの)”ならば特にな』
そして一通り見回し、
『見ればお前たちの前には戦場が待っている。
強くなれ。
そして儂を満足させるまで強くなれ。
そしてまだ力が足りぬなら、足りぬ分を補う手伝いをしてやってもよい』
まあ、“神様”だけに上から目線で。
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>>658
「よくわかんないけどな、そんときはせいぜい神頼みさせてもらうさ
いまの俺があんたに頼みたいのはあの気絶してる眼鏡の女の子にあんたの体を
調べさせてほしいってぐらいだぜ」
元春はそっとメグのほうに視線を向けた
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>>651
>『お前たちの言葉で言えば、超機人というハードウェアにインストールされたソフトウェア……で良いのかな?使い慣れぬ言葉だから……ああ、操者と言ったが良いか。
「ちょっとよく分からないんだが・・・つまりオペレーティングシステムって事か?」
ソフトウェアとハードウェアという例えからヒツギなりに導き出した答えだ。
AIを搭載したOSとなると現在でも珍しいものだが、まさか大昔から存在しているものに搭載されているとは思えない
残された超機人の左腕を脇に抱えた赤い悪魔が語りかけてくる
見た目だけならば敵と間違えてもおかしくは無いが、話し方や先ほどの行動から見て味方なのだろう
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>>659
『ならば、他の“タケミカヅチ”にも詣でるがよい。
さすれば儂とまた違った考え方でお前たちに接し、力にもなろう……』
メグ、このタイミングで目を覚ます。
『ハタハッハッハ、調べたいとな?
断る。
いや、そんな事をさせたら何やら名状し難い目に合わされそうと言うか……ほれ、色々と“禁則事項”とかそういうの?』
なんか、急に逃げ腰になった。
>>660
『お、おぺ……おっぺけぺ?』
どうやら、言葉が難しくて上手く発音出来なかったようだ。
『……お前たちのソフトウェアの概念もなかなか面白いものだな、知ってか知らずか儂等のありように似ておる。
分祀で増やし、合祀し、併せて奉って更なる加護を得て……』
彼は、彼なりに自分に分かる言い回しで伝えようとしているのだが、上手く伝えられない。
見かねたメグがメイドたちの手も借りて、オペレーティングシステムの概念やコンピュータ用語を説明し始めた。
『……ふむぅ、言っておくが儂は儂自身を逆アセンブリ出来んし、自分自身のフローチャートも持たぬ、いわば“タケミカヅチ”の下位コピー、あるいは機能制限版だな』
言葉を覚えたらざっくり切り捨てた。
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>>661続き
『まあ、オペレーティングシステム?それにも似た概念だな。
お前たちが自分の肉体を動かすのにいちいち考えるか?と言うのと同じように儂も儂自身を考えた事など無かったが……』
その後つらつら語るのを聞くに、彼は現在の自分を“タケミカヅチ”のコピーだと認識しており、おそらくオリジナル、或いは最初のコピーがあるのが鹿島神宮であろうとの事。
はっきりしないのは、タケミカヅチを含む“神”と超機人或いは巨神のどちらが先にあったのか等の問いかけに対する答えを持たないから。
つまり、既にあった神の名を巨神に付けたのか、巨神の名を神の名としたのかの順序が分からないから。
『……儂に言えるのは、そうさな……
総てを知りたくば武人の道を極め、高天原に至れ。
このくらいか。
儂も武神(ぶじん)、お前たちも武人(ぶじん)だからな。同じ道の果てにあるものが答えよ』
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>>649
毛利の超機人こと火流羅の放った巨神弓の矢にて海賊達の機体を討ち取ったのを確認し、レイナとメグは危険も省みず足早に大蛇の超機人の前へと訪れる。
もちろん使用人でありボディーガードを兼ねるイクリプスもお嬢様二名を護衛しなければならない。主とその友人のすぐ後ろへしっかりと追従している。
大穴へ引き返しそうになっていた大蛇の超機人を拡声器を使ったメグが呼び止め、現在はなんと、その大蛇の舌により三人は舐めまわされている。
「……くっくっく。あら、私の悪魔のオーラを警戒しての威嚇かしら?」
普通なら、大蛇に舐められるこんな状況は恐怖を感じるだろう。だが、この場の女子は誰一人普通では無いキワモノ。むしろレイナは不気味に笑っていた。
イクリプスも大蛇がこちらを喰らうつもりでは無いと早々に理解し、特に身構えたりはしなかった様だ。
【『……これで良かろう。何が聞きたい?異国の娘たちよ』】
なんと、大蛇の超機人の声かと思われる声がイクリプスの拡声器から響き始めた。もちろんイタズラ等では無い。
どうやら、思っていたより友好的である。レイナ達と会話をする様だ。
>>650
【「大丈夫、俺もあの子たちの、仲間です。いきなりですが、質問です。貴殿は、何のためにこの地に、降臨した?先ほどの奴らを、葬るため?それとも、勝手に?」 】
「…なんだ、さっきの泣き虫君か」
とレイナはちらっとユウセイ少佐のASを見た。
無粋な奴だな。私達に先に会話させろ。レディファーストと言うのを知らないのか?と、言いたかったがあえて口には出さずに、少佐殿を放っておいた。
>>651
【『まあ、まず、儂が何者かから語るのが良かろう。
儂は、こうしてお前たちと言葉を交わす“儂”は、厳密に言えばお前たちの言う超機人では、無い』】
大蛇からは衝撃の事実が告げられた。
あまりにショックだったのだろう。メグが失神し、隣のレイナにもたれかかって来た。
「…ぅん?ちょっと、メグ?」
自分より身体が小さめだった為、レイナは体勢を崩しかけているメグを割と手慣れた感じで抱き抱えていた。
こういう時、イクリプスは手を貸さずにあえてスルーしていた。大蛇を繋ぐ拡声器を持っているのだから仕方がないか。
>>653
【「おい、普通だろ。だって普通の、超人機は唸り声に対し、この方は人の声を真似できるんだぞ。少なくとも、超人機以上の奴だろう。」】
「ちなみに超機人ね」
ノータイムでドライなツッコミが炸裂。
>>654
【「お前はもてないだろ?
女の子の機敏もわからんまいようじゃだめだろ?
戦闘の緊張感から解放されて、さらに自分の研究目標?
なんだっていいや、それ自体から否定されたら精神も強制終了してしまうだろ?
再起動は王子様のキスだけどな」】
「へぇ。あなた、この子の事が…ねぇ」
今までの話の流れで黒い機動兵器雷切のパイロット元春がメグに一目惚れしてしまった事をなんとなく理解したレイナはほんの少し、彼をからかってみたくなった。
>>658
【『見ればお前たちの前には戦場が待っている。
強くなれ。
そして儂を満足させるまで強くなれ。
そしてまだ力が足りぬなら、足りぬ分を補う手伝いをしてやってもよい』】
「黙って聞いていたけれど、どこまで上から目線よ超機人。……あああ、確かあなた超機人じゃなかったわね。蛇龍ウロボロス!」
武雷神です。ウロボロスなんて一言も出てきていません。
とにかく神様だから仕方がないだろうが、武雷神の尊大な態度が気にいらなかった。自分の尊大さは棚に上げてそれはもう絶対に。
いずれ協力してやっても良いと言ってくれている武雷神に対してレイナは一人、場を氷りつかせる様な発言を返した。
……普通なら誰もが『こいつ何してるの?』みたいな扱いをとるだろう。
少なくともイクリプスは苦笑いを浮かべ、やっちゃった……。と言うような感じで呆れている。
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>>663
『……迂路簿炉巣?』
別段今更怒り狂ったりはしないが、何を言っているのか分からなくてキョトンとする。
ちなみに、もしヨルムンガルドとか言ってたらまた別の反応があったのだが、神ならぬレイナにそこまで分かったであろうか……あ、ヤマタノオロチはまた別の話だが色々また話が長くなる。
『……ならば、強くなれ。
この儂よりも、いや、総ての“タケミカヅチ”よりも強く、な。
そうなれば、少なくとも“タケミカヅチ”はお前たちに屈するであろう』
悔しかったら、強くなれ、そして勝て。
その単純明快な論理を、堂々と語れるだけのポテンシャルを秘めたが故の発言である。
メタな事を言えば“儂のレベルはお前より上”であり、そして、戦闘データを持たないメグはこれについて何とも言えないでいた……と、思ったが。
「……つまり、“タケミカヅチ”の超機人、いえ、巨神が他にも?」
『有無、既に目覚めた上で戦いに破れ失われていなければな。
巨神の武具たる布都御霊に宿った“タケミカヅチ”も多かったし、人間用のも、な』
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>>664
【『……ならば、強くなれ。
この儂よりも、いや、総ての“タケミカヅチ”よりも強く、な。
そうなれば、少なくとも“タケミカヅチ”はお前たちに屈するであろう』】
「……ふん。言ってくれるじゃないか。なら、お前を従えた暁にはその名前を無限蛇龍ウロボロスに変えて我が宝具とするわ」
レイナは一歩もたじろかず上等だ。と鼻で笑って見せた。確かに今は彼の方が強いのだろうが、気持ちまで萎縮する必要は無い。
ビシッと大蛇を指差し、自分のモノにすると宣言した。
「よく覚えておいてね」
意外と愛嬌のある悪魔的ウインクを武雷神にし向ける。
覚えていろ。とは敗走した悪役の捨て台詞として有名である。とりあえず今のレイナの魅力では彼を従える事は出来ない様だ。収穫も無く、引き返すしか無いが目標。もとい野望は出来た。
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「強くなる。か。分かっていますよ。巨神どの。」
先ほどの戦闘で、自分には強さが必要だと、知った。
そして、太古の時代、から、AIがあった。ってことか。
「ゾクゾクするねぇ。」
ユウセイは、鳥肌をせずにはいられなかった。
>>655
「どこの、神話だ。」
レイナには直球で、突っ込みを入れる。
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>>665
『哥哥哥、そのう、虚滅ぼす?が何だか知らぬが、当てにせず待っておるぞ、未来の戦女神よ』
スピーカーから笑い声が聞こえるだけではなく、本体も笑っているように身を捩ってみせる。
古来より、武神になる最も確実な方法は、武神を倒す事である。
故に武神足るもの、挑戦者を拒んではいけない、ただ未熟と言うのみである。
ちなみに、大国魂は単に武神と言うだけでは無く色々な神格を持っているので簡単に挑戦を受け付けるわけにはいかない。
しかし、経緯はどうあれ打ち負かしたリガシンもまた現代の武神の資格を持つ者かもしれない……
>>666
『さて、強念者よ。
お前の事がもう少し知りたい。顔を見せい』
そう言いながら、ASSSに鎌首を向ける。
『大国魂を倒した者の連れもお前のような強念者だった。
あの者とは因縁があるようだが?』
チロチロと舌を揺らしながら。
コクピットが開いたらレイナたちのようにスキャンをかけるつもりでいる。
そうすると、念動力者であるが故にユウセイの過去の記憶を掘り起こす事になるのだが……
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「なにを、するつもりだ。」
怪しすぎて、よく分からない。だが、
レイナが、死んでいない以上、恐らく、何もないだろう。
「分かった。顔を見せよう。」
ASSSのハッチを開け、顔を見せる。
実は、ユウセイは邪魔だと言い、ヘルメットを、付けない。【宇宙では、さすがに、付けるが。】
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>>668
『ふむぅ……』
顔を見せたユウセイに舌を伸ばし、なめるようにスキャンする。
『ほぅ……む?』
ユウセイの表層記憶を流し読みしていた武雷神の感覚が、とある深層の記憶に引っかかり、呼び起こす。
そう、それは、ユウセイが弥生と初めて出会った日の事。
おもむろに斬り掛かられ、それを凌いだ、あの思い出……忘れられない、あの太刀筋……
『……すまん、少々立ち入り過ぎた……
だが、とても大事な事が判った。
彼の娘のその太刀筋、紛れもなく我等“タケミカヅチ”の秘剣だ。
……お前は言うなれば、儂と戦ったようなものよ……』
頭を垂れ、詫びると共に大事な事を伝える。
『お前がかの娘を取り返そうとするなら、更なる苦難となろう。
つまり、お前が過去に出会ったよりもなお強い“タケミカヅチ”を改めて破らねばならぬのだから……』
それは、レイナが自らに課したほどでは無いにせよ過酷な試練。
俗に“神は乗り越えられない試練は与えない”と言うが、ユウセイにとっては乗り越えなければならない試練……
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>>661
「あんたは人のことをいろいろ調べてあんたは調べられたくないと……勝手だぜ」
元春は口を尖らせて抗議する
「それに俺が調べようってわけじゃない、可愛い女の子が調べようってしてるんだぜ?神様なら聞いてあげるべきだろ?乙女の願いってやつおな」
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>699
『なぜ、途中で止める?』
ユウセイは、この際良い機会なので、過去が知りたいと思っていた。
そう、封印された過去を、
『俺は、もっと、過去を知りたい。教えてくれ。』
ユウセイは、どんな事があっても、それを受け止めるつもりだった。
>>670
『神様に対して、それは失礼だ。』
すぐに、元春にたまたま持っていたハリセンで一撃お見舞いする。
『すみません。後で、きつく言っておきます。』
-
>>670
『お前がそれを喜ぶのは分かった。
だが、儂は、どうもな……その、何だ?』
「……何ですか?」
『……』
彼が感じているモノを、別の言い回しで表現するとこうなる。
ドク○ー中○「はぁい、診察するから口を開けてぇ?」
……おおよそ言葉に出来ない事が理解出来るだろうか?
>>671
『……お前の過去が失われている事も分かった。
だが、神にも出来る事と出来ない事、得手と不得手がある。
残念だが、この国の神は人の心の奥深くに入るのは苦手でな』
だからこそ、不用意に奥底を視てしまった事を詫びたのだ。
『異国の神の力を借りるか、己の力で扉を開くか、二つに一つであろう……
……いや、百邪の力を利用する手もあろうが、これはとても危険だからな……』
「百邪!古代の邪悪な侵略者であり、一部の超機人を悪に染めて妖機人にした勢力ですね?」
『有無、彼奴等なら人の心に入り込むなど容易いだろうが、そのまま心を奪い取るだろうからな……』
メグが口をはさみ、それを受けて危険を説く。
「……そうよね、記憶喪失を治そうと言うんだから、奪われそうなほど心を開かないといけない……」
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『はっ、はぁ理解しました。』
それほど、危険だということか。
やはり、自分の手で、取り戻すしか、
『そうか、ありがとう。何とかやってみるさ。』
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>>673
『有無、男ならやってやれ、だ』
先生、訳がわかりません。
『おお、それと、秘剣破りの為のその一、二つの目に頼るな、だ。
後は自分で考え、感じろ』
何処の秘剣も結局、これに尽きるようである。
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「・・・武雷神殿、一つよろしいか?」
先程の盾を見せる。
「この盾・・・否、弓と言うべきか?これは元々、そちらのものではないかと思うが・・・。」
つまりは「本来の所有者たる貴殿に返すべきか」と言う質問であった。
確かに武器は必要だ、それは疑う余地もない。
されど、そのまま持って行きますなどと言うのは自分の誇りにも関わるし相手にも失礼に当たる。
持って行くにしろ本人?の許可を取るのが筋であると考えたのであった
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「その教え、胸に刻みます。」
二つの目に頼るな。己を信じろ。
目に頼るな。感じろって、事か。
後は、自分を信じて突き進めか。
なるほど、答え、見つけられたな。
そう、理解していると、無線が入った。
「もしもーし、アストでーす。」
「小学生みたいな話しかたですね。で、用件は?」
「小学生っていうな。でね用件は、お客さんが来てるって事と、ゲシュちゃんできたよ。」
「おい、まだそれ使うって言ってないし、つーかいくらだそれ。」
「えっとねー¥¥¥¥¥万円」
「おい!まだ俺少佐だよ。そんなに金を」
「大丈夫、どっかの財団から、寄付して貰ったから。」
「何処だよ。」
「えっとねー知らなーい。伝えることは以上じゃあね。」
全く、いかにも小学生のお喋りにしか思えんよ。
早く帰らないとな、お客に迷惑だな。
-
>>676
「あー…アスト君の冗談は真に受けんように…後でなハヤミ少佐」
-
「じょっ、冗談だと。そうですか。」
聞き覚えのある。いかにも男という声だが俺は気にしない。
それよりも、あの巨神ばらしてーそして、あの、ソフトウェア、あの毛利の奴につけてー、超改造してー
-
>>675
『……構わぬ。
武器は使い手有っての物だ。存分にするが良い、土師の同胞よ』
と言っても、身内同然だから、という訳ではない。
『しかし、なかなかに面白い使い方を編み出したものだな。
これだから武神は辞められぬわ』
その創意工夫に敬意を表しての事である。
『かつて“タケミカヅチ”の手にあったその弓もまた、“タケミカヅチ”だ。
おそらく、お前たちはこれから先、各所の“神”と出会うだろう。
そして、お前たちの巨神に“神を降ろす”機会が多々訪れよう。
言祝ぐか祟られるか、それは儂にも分からんて……』
そして、もう良かろうとばかりに向きを変え、最初の穴に潜ろうとする……
-
>>679
「そうか。……くっくっく。さらばだ武雷神よ、また来世でね」
大蛇は深い深い眠りにつくのだろう。
先程、威勢良く再開の約束はしたものの、それが叶わないと言う事がレイナには何となく解っていた。
レイナは、この偉大で雄大な蛇の戦士が穴蔵に戻り、永い眠りに入るまでをずっとその朱の瞳で見つめていた。
「……メグ。ちょっと残念だったわね?超機人」
横に立つ悪友メグは何を思っていたのだろうか。眼鏡の小動物の様な少女の華奢な背にぽんぽんと手を置く。
同じく悪巧みをしてこの山を訪れた仲だ。落ち込んでいないかレイナは気にかけていた。
だから、柄にも無く励ましてやるのも悪くは無いと思っている。
-
>>679
「そうか、眠るのか。俺、あなたの言葉忘れませんから。」
自分を信じる。か守ってみせる。
【一万二千年後にまた会おうな。何らかの形で。】
そう、思った。
「さて、帰りますか。全てのことが終わりましたし。」
そう、みんなに呼びかける。
-
>>680
最後に、ちらりと彼女らを振り返る。
(また会おう)
レイナは、そう言われた気がした。
なんだかんだ言って気に入られたのかもしれない。
一方、この偉大で雄大で尊大な“神”をずっと見ていたメグは、
「……そう言えば、人型でないのに超機人も変よね?
少なくとも彼は“巨神”と呼んだ方が適切なんだわ」
……相変わらずだった……
「それに、この国には、いえ、他の国にも超機人や巨神、あるいはそれらに類する古代の兵器や人工知能があるって事よね!
まずはタケミカヅチつながりで鹿島神宮かしら!!」
落ち込んでなんかいられない、と、燃えていたのである。
-
>>682
「……ふふっ。“また会おう”と言ったのかしら?なら、私は永遠の時を生きる高貴なる不死の王よ。お前が眠り飽きるまで気長に待ってあげるわね♪」
他の者にはまだ聞こえていただろうか。レイナには確かに聞こえた。眠りにつく直前の武雷神の念話の様なものが。
気長に待ってやるとは言っているが、恐らく、レイナというワガママ人間によれば彼の目覚めを待たずして、無理矢理叩き起こすぐらいやってしまうに違いない。
彼女が、真に彼の神力を欲した時にもう一度必ずここに来るだろう。
【「それに、この国には、いえ、他の国にも超機人や巨神、あるいはそれらに類する古代の兵器や人工知能があるって事よね!
まずはタケミカヅチつながりで鹿島神宮かしら!!」】
「まったく。…心配して損をしたじゃないか。研究者ってみんなこんなのかしら?うちの眠り姫もタマに火が点けば似たような感じになるけれども」
レイナは結構心配していたのだが。メグと言えば全然、落ち込んでなどいなかった。
しっかり次の目的地まで決めており、その探求心は何処までも止まる事を知らないと言った感じである。
>>681
【「さて、帰りますか。全てのことが終わりましたし。」】
「あなたも勝手に幕を締め無いでよ。では、とりあえず超機人探索は切り上げてアスト研究所へ引き上げるわよ。紅茶飲みたいし、武神の左腕の解析もあるでしょ?」
それは主人の役目だとユウセイ少佐に代わって最後の指示を出すレイナ。
厚かましくもアスト研究所にあがりこんで、休憩するつもりらしい。
春の人やレイナのジェネラルが少佐殿に凄く何か言いたそうにしていたが、まぁ後でなんとかするのだろう。
-
>>683
『えっ、まだいんの?』
超人機のことは、知っていたが、多くいるのは、中国とかだと思っていたので、これは、ただ驚くばかりだった。
だが、少し恐れていることがあった。
それは、減俸、階級下げ、今回の戦闘でDCに超人機を破壊され、海賊まで来た。
市街までの、被害は、免れたが、森林を荒らしてしまった。
-
――アスト研究所、受付――
黒の袴に白い胴着の男が受付嬢に指示を伝えている
「――では、皆が期間後は夕食後、休憩を取らせたら訓練用の道場へ向かわせるよう頼む。特にハヤミ少佐は必ず来るように伝えておいてくれ」
指示を伝えた後に受付嬢に頭を下げ待合室へと向かう。
――待合室――
トントントン…ドアを小気味良く叩きノブを回して
「…待たせたな。アスト博士に…河嶋大佐」
応接室に設けられたソファーに腰を掛けて二人の顔を見る
「…さて、早速で申し訳ないが…大佐
超機人を奪われた…この件については適当に騒がせておくとして…」
女性がテーブルにお茶を置いている。その間も河嶋大佐から目を離そうとしない
「元DCのリガシンが現れた事も問題であるが…敵方のパイロットに彼女、弥生君が居たらしい、との知らせが来ている事と…」
アスト博士には鋭い視線を送る
「特にここ最近の彼の振る舞いは、目に余るものがある…と方々から殺到してきている訳だが…処分については私に任せて貰って構わないか?」
と二人に問いかける
-
>685
「閣下、お久しぶりです」
立ち上がって出迎える。
しばらくは議員の仕事が多かったが、伊豆の事件を受けて軍籍に戻った途端にこれなので何とも言い難い。
「……超機人絡みはすでに動いている一派があるからね……事前情報も無かったしこちらとしてはどうしようもないが……
……リガシンと弥生か……」
うなだれた彼の頭頂部は、先日より白いものが増えた気がする。
「……閣下にお任せしますよ。
議員の座もこれから進退伺いを出そうかと思っているところです。
いやはや、甘やかしすぎましたな……」
-
>>686
「いや、我々はほんの少し道が違っただけのこと。畏まらないで頂きたい」
>「……閣下にお任せしますよ。――
そう聞いてスッと立ち上がると
「これから道場へ出向き、今回の労いと…ちょっとしたレクリエーションを行おうと思う。河嶋大佐も、どうですかな?」
少々、意地悪そうな笑みを浮かべて河嶋大佐を見る
-
>>687
「ほんの少し、でしょうね……」
あの日以来、河嶋の心の片隅にはいつもビアン・ゾルダークがいて道を問い続けている。
途中の道は違えども、目指したものは同じだった筈の、もはや永遠となった求道者が……
「道場、ですか……仕方がないですな、お付き合いしましょう。
ま、お手柔らかに願いますよ」
削り終えたばかりの木刀を取り出した。
-
――道場――
集まった全員に(女性は任意)胴着に着替えさせて整列
「今回の件、思う所は多々あると思われるが…まずは礼を言わせて貰いたい
良くやってくれた。」
威風はそのままに頭を下げてゆっくりと顔をあげる
「さて、腹ごなしの稽古の後は祝勝会なのだが…まずはやらなければならない事がある…」
ひと呼吸の後に一声する
「ハヤミ少佐、前へ!」
-
>>689
「はい、お願いします。」
心中では、ちゃんとした剣道したことないが、ルールぐらいは、理解している。
「稽古付け、感謝します。イサム大佐。」
とにかく、気を抜くな。気を抜いたら、死ぬ。
「やれるだけやってみる。」
そして、木刀を構える。
-
>>690
木刀は持たすにユウセイの前に出る、
(ちなみに大佐ではなく大将)
「ハヤミ・ユウセイ。私に打ち込んで見ろ。間合いは任せる」
-
>>689-691
それを道場の片隅(インターホンのそば)で見ている。
竹刀ではなく木刀を持たせるあたりに、本気度の高さを見ていた……わざわざ削った人が何か言えたものでもないが。
-
「了解です。大将、行きます!」
打ち込むだけなら、やってやるぜ。
ユウセイは、木刀を構え、一気に間合いを、つめて、
「せいやー!」
イサム大将の首元をねらい、打つ。
-
>>693
首元を狙うユウセイ。僅かに木刀が上がるその瞬間、腰を落とし両腕は既に腰の辺りまで落とし拳を作っている
>「せいやー!」
木刀が首元に届くより先の事だった
道場全体が轟音と共に揺るがされユウセイの鳩尾に右腕がめり込んでいる
「チェェストォォォオオオ!!!!!」
そのまま拳を突ききり、メリメリと軋むような感覚と共にユウセイを体ごと壁の向こうまで吹き飛ばすと
遅れて乾いた炸裂音がこだまする
「ハヤミ・ユウセイ…君は本日付で曹長だ。理由は解るな?」
胴着を手早く直して向き直る
「とんだ前座となったな…実は紹介しておきたい人物がいる。来なさい」
-
寸前に、見事にやられてしまった。
「本日づけで、曹長だ。」
「理由は、わかってます。DCの件と超人機のことですね。新型のASは、返納でよろしいでしょうか?」
DC残党、リガシンを、取り逃がしたのは、大きい。
そして、弥生。
あと少しで、救えたのに。
悔しさが、滲んでくる。
だが、
これで良かったのかもしれない。また、鍛え直すことができるのだから。
最後に、イサム大将に、
「ありがとうございました。」
そういった。
-
>>694
「はっ! 失礼いたします!」
声を張り上げて立ち上がったのは、列の最後列に居た、薄茶色の髪の女性。
緊張しているのが手に取る様にわかる表情をしているが、足は辛うじて動いているようだ。
そのままややぎこちない動作で、イサム大将の横に立つ。
「皆さん、初めまして。アカリ・クレマチ伍長です。所属は東北方面軍、PTパイロットです」
そこまで言って、一礼する。
普通ならばここで「よろしくお願いします」等の言葉が入るのだろうが、
今回のアスト研への招聘がどういう意図によって行われたのかがわからないアカリには、
その言葉を継ぐことはできなかった。
ここに招かれたときも何の説明も無かったため、目の前に整列している面々が何の集団なのかもわかっていなかった。
-
「こちらこそ、初めまして、ハヤミ、ユウセイ曹長です。よろしく。」
この人、俺より二階級下、俺の部下?
まさか、こんな年で、部下など。
でも、
同じ所で、働いてみてぇな。
-
>>694-695
「……」
これはもう、ユウセイの技量がどうこうでは無い。
イサムが圧倒的に強すぎるだけである。
ちなみに河嶋がやると、その場で激痛に苦しみながらうずくまったりになる。
(ユウセイ、お前にはもう三回りは大きくなって貰わんとな……閣下はそのために、立ちはだかってくれたのだ)
>>696
そして今一人。
彼女もまた、海の物とも山の物ともつかないが……
-
>>696
「し、しつれいしま〜す」
アカリの挨拶の後に室内入ってきたのは黒いロングの髪を後ろで束ねた気弱そうな女性だ
「わ、私はた、武田姫といいます
階級は中佐です。試験艦 甲斐の艦長です!み、みなさんとはこれからいろいろとご縁があるとおもいます!よろしくお願いします!」
深々とお辞儀する
階級は中佐というがその声からは階級に見合った威厳などはかけらも感じなかった
-
「あっ、自分はハヤミユウセイ曹長です。乗船することがあったら。よろしくお願いします。」
もう一人来た。威厳は、感じられない。
ユウセイにとってはとても、好印象だ。
-
>>696
怪訝そうな表情のアカリと実情を知っている姫
「今回、彼女達を紹介したのは他でもない。DCの残党達が勢力の巻き返しを図っているらしいと言うことが先の戦闘で解った。
本来ならば正規軍全軍でもって連携する必要があるが欧州支部は宇宙海賊の対応に追われている事と、
頑なにDCは既に存在しないの一点張りと来ている」
実際は欧州支部のハラなど解っていた
リガシンはSKとの確執があるとは言え賢い男…
あくまでも水面下で、暗黙の上でさえあるのだが
仮に彼等が遭遇しても、のらりくらりとやり過ごし、公には宇宙海賊のせいであると主張すれば今の連邦では通ってしまうのだ
この対応が火に油を注いでいるに過ぎないと言うのに
「しかし先立って彼等がDCであると証明され、あまつさえ出し抜かれたと言う事実は看過する訳にも行かない
…しかし、彼等を追い掛ける有効な手段に欠けていると言う事もまた事実…」
レイナの方に視線を向け
「我々は、そこに居る民間人であるレイナ・カーマイン嬢と提携し、相談役にも成って貰っている訳だが…」
レイナの前にすっ…と歩み寄り、前に出る
「恥ずかしながら申し上げる。DC調査部隊編成に置ける中核として協力を願い出たい。
本来なら君も彼女達と…そこの河嶋大佐には正式な書類を送った上しかる後に同意を得るべきであるが…
口もはばかる理由があり、直前での依頼になった事をお詫びする。
どうか、この儀、賛同して貰えないだろうか?」
-
>>701
彼の話をかみ砕くと、つまりは自分は、ここにいる人たちと共にDC残党軍を追うことになる、ということ。
正規軍全体で当たれないとなると、前大戦でもそうしたように、少数精鋭で事に当たるということになるのだろうが……。
(えっ、もしかしてここに居る人たち、みんなその少数精鋭ってこと?
そこに連れてこられたってことは、つまり、えっ、私がこの中に?)
事は思った以上に重大らしい。
無論、そんな精鋭部隊に、自分の様なパンピーに毛の生えた程度のPTパイロットが配属されるとは思えない。
と、すれば、これは一体何なのだろうか? とりあえずの頭数揃え? 新技術のためのモルモット?
ここに来る前に受けた、あの奇妙な身体検査も意味不明のままだし……。
(だ、誰か説明して〜!)
クエスチョンマークで埋め尽くされる頭に、アカリはいっぱいいっぱいだった。
>>697
そんな感じで混乱している今のアカリには、彼の言葉は耳に入らなかったようだった。
-
>>699
【「わ、私はた、武田姫といいます
階級は中佐です。試験艦 甲斐の艦長です!み、みなさんとはこれからいろいろとご縁があるとおもいます!よろしくお願いします!」】
「へぇ。あなたが艦長なのね?」
どことなくというか、かなりガチガチで弱気な武田中佐。それはもう先に紹介があったアカリ伍長よりも場馴れしていない様に見えた。
信じられない。と言いたげな風に、真逆の存在。自信に溢れた強気っ娘の最先端の様な赤ツインテールの少女は声を掛けた。
ちなみに、黒のドレス姿。剣道具の着用は当然に断ってやった。
「あなた。もっと威厳を持った方が良いわ。そんな気持ちじゃシモジモの士気が上がらないものよ?」
ビシッと武田中佐を指差した。
気の弱そうな彼女ならそれだけで悲鳴を上げてしまうのでは無いかと少々心配になってくる。
初対面のしかも女性相手にすら、相変わらずズケズケと言いたい事をはっきり言うレイナであった。
>>701
【「我々は、そこに居る民間人であるレイナ・カーマイン嬢と提携し、相談役にも成って貰っている訳だが…」
「ただの気紛れよ。それにイサム。あなたと言う人間は信用に値するからね」
大変偉そうに腕を組んでいる。
しかも先程、ユウセイ元少佐殿を場外に吹き飛ばしたとんでも体術をやってのけた恐怖の極東司令官を当然の様に呼び捨て。
不遜ここに極めり。といった感じであろうか。
【「恥ずかしながら申し上げる。DC調査部隊編成に置ける中核として協力を願い出たい。
本来なら君も彼女達と…そこの河嶋大佐には正式な書類を送った上しかる後に同意を得るべきであるが…
口もはばかる理由があり、直前での依頼になった事をお詫びする。
どうか、この儀、賛同して貰えないだろうか?」】
「……あなたがそう言って来るのは私には解っていたわ。あの残党共は私も個人的に気に入らなくてね。……うん、良いわよ。レイナ・カーマインとその雄大な闇の眷属はしばらくの間、イサム。あくまでも盟友であるあなたの頼みという事で協力を誓うわ」
それを聞いたレイナはほぼノータイムで答えを決めていた。すぐに、イサム司令の願いを聞き入れた。
だが、あくまで軍に完全に隷属する訳では無い。これだけは絶対に譲らないつもりでは有るし、そうはさせない。
-
>>701
「へ〜そんな部隊の話は聞いたことあるけどな〜
そんなのの隊員になれるなんてまた1歩出世の道が開けたぜ!」
元春は嬉しそうな表情を浮かべた
彼が嬉しそうなのはもちろん……
>>697
「ふふふ、ユウセイ曹長く〜ん
これからも仲良くしようぜ
曹長く〜ん」
ことさら曹長を強調している
>>696
「俺は小早川元春っていうんだ
階級は少尉だけど、細かいことは気にすんな
仲良く楽しくいこうぜ!」
アカリににこやかに挨拶
-
>>703
「その真摯さにはいつも頭が下がるな、恩に着る。そして私からも約束しよう
決着が着き次第、軍には指一本触れさせんと。この剣にかけてな」
腰に差してある日本刀を取り出して鞘の部分を持ち水平を保ちレイナに見せる
>>702
「すまない。急な話なのは承知している故、今すぐに、とは言えない
断ったとして、この研究所に配属される事については決まっている事だ。安心して欲しい」
-
>>700
「は、はい!
曹長さんなんですね。
これからよろしくお願いしますね」
ユウセイにはにこりと挨拶を返す
>>703
「い、威厳ですかっ!」
いきなりの指摘に驚いている
「これから徐々にできるだけ見つけれるように頑張ります!」
彼女はレイナに対して敬礼を返した
-
>>705
【「その真摯さにはいつも頭が下がるな、恩に着る。そして私からも約束しよう
決着が着き次第、軍には指一本触れさせんと。この剣にかけてな」】
「くくく。この剣にかけてか。その歳で騎士道……んいや、武士道…?を語るなんて。あまり無理をしない様にね」
と、周りの者が思わずヒヤヒヤする様な無礼な話を繰り広げるレイナとイサム司令。
-
>>699,703
対象的な二人の女性を見比べる。
ここにいるメンバーで実働部隊を編成するなら、艦長である武田中佐がリーダーでなければならないのが建て前。
ただし、実質的にはレイナ嬢が圧倒的なカリスマと押しの強さで実権を握るのは明白。
河嶋個人としてはそれはそれで面白いのだが、参謀官としては民間人に勝手されても困る。
>>701
名前があがったところで壁から離れる。
「連邦軍極東支部参謀官、河嶋籐十郎大佐だ。
諸君等は私の管轄下に入る、という事になるだろう。
正式な辞令が発布されるのは後日になるが、諸君等はこれから一つのチームとして戦って行く事になる」
ここで言葉を切り、
「まあ、私が艦に乗り込んで直接命令を下す事はまず無いがな。
それと、もう一名」
指を鳴らすと入ってきたのはエレミーラ・タイデグリー中尉。
「何人かは既に知っているはずだが、彼女が他の部隊との折衝や事務レベルの補佐をしてくれる」
「エレミーラ・タイデグリーです。皆さん、よろしく」
紹介されたレミーが皆に敬礼する。
ちなみに、レイナの後ろでメグは目を丸くしっぱなし。
-
>>704
楽しそうにしている元春を見る
「君は…吉川元春…少尉だったかな?前に出たまえ」
今度は自身も木刀を持ち蜻蛉に構える
「好きに打ち込んで構わん。それとも、こちらから参ろうか?」
-
>>705
「へっ? あっ、えっと」
いきなりのイサム大将の言葉に、アカリは完全に虚を突かれる。
彼の言葉は、断っても良い、というふうに聞こえた。
おかしな話だ。軍のお偉方ならば、頼む様な真似はしないで、辞令を出せば済むことではないか。
そうすれば、一介の下士官である自分は否応なくその部隊へと配属される。
しかし、彼はそれをしなかった。不可思議きわまりないが、そうすることが出来ない事情がある、とも考えられる。
そういえば、彼は先ほど欧州支部に不穏な動きがあるようなことをほのめかしていた。その関係とすれば、一応の辻褄は合う。
大将というとんでもなく上の人物に、そうまでさせる「何か」……問題は根深いのかもしれない。
「……わかり、ました。部隊への配属、微力ながら引き受けさせていただきます」
自分の考えに自信はないが……これも何かの縁だろう。
バッと敬礼しながら、アカリはそんなことを考えていた。
>>704
「はっ、小早川少尉殿! これからお世話になります!」
大将に了承の意を伝えた後、アカリは元春に対してそんな返礼をしていた。
やってから、向こうがフレンドリーにしてきたのに……やってしまったか? という不安が押し寄せてきていた。
-
(なんで俺までここにいるんだ・・・)
ヒツギは正規軍人ではない、立場もレイナのように高いわけでもない、あくまでも民間企業受けのテストパイロットどまりの立場だ。
つまりヒツギは超場違い、大将直々の御前で立っているというこの状況に異常性を感じても仕方が無いだろう
先ほどイサム局長がユウセイに対して放ったのは剛拳だったが、拳の突きの威力だけで吹き飛ばしたのではない。
あれはユウセイが一撃を入れるために行った「体を前に出す踏み込み」によって起こる重心のズレに重ねたのだ
そのタイミングで間合いの深いところへと半歩踏み入れ、浮いた体の中心へと腕に捻りを加えず叩き付けた
捻りを加えたら拳に貫通力が生まれてしまいユウセイの体に致命的なダメージを与えてしまう、そこで捻りを加えないシンプルな叩くという動作で吹き飛ばしたのだろう。
パワーも去ることながら間合いの中に入り込む瞬発力と木刀の太刀筋を見切った慧眼
恐らくは達人、ヒツギの中にある最強の人物・・・祖父の拳とも十分に渡り合える技術だった
(滅茶苦茶なくらい強い・・・!!)
そしてそれと同じくらいレイナの言動にも驚いていた。
お嬢様とは言ったがこれは勝気で済むような領域ではない、交渉術の一つと見るべき口回しだ
こういったものは舐められることそのものが負けに近い、そこである程度高圧的な言動を取ったのだろう。
局長もそういった物になれているのか対応が涼しい、なんともいえない大人の世界(?)だった
-
>>711
そんな少年に声を掛ける。
「ヒツギ・ハヤセ君だね。
どうだい、一つ君も打ち込んできたまえ」
ハヤセと言う拳士に聞き覚えがあった。
彼に縁のある若者なら、叩けば伸びるように叩いてやらねばならない。
それに、ユウセイには秘剣を今一度見せ、今後弥生が彼に振るうであろうこれを破って貰わねばならない。
-
>>711
やはり怪訝そうな表情のヒツギ、まあ当然か
「ヒツギ、レイナがああ言う以上は無関係じゃなくなってるぜ?」
どうも反応が鈍い。その視線はイサム局長を見て固唾を飲んでいる
「お前も手合わせしたらどうだ?獲物は好きにしても良いだろうし」
そう言ってヒツギの背中をはたく
-
>>710
「しっかり頼むぜ。伍長
ここにはやっかいな少佐もとい曹長がいるからな
貧乏くじはもう勘弁だ」
>>709
「ほんっとその間違いにはあきあきだぜ…………いえ、あきあきです。大将」
さすがに大将相手には言い直す
「自分がですか……?自分はあまり剣術の心得というものはありませんよ?せいぜい訓練でかじった程度ですよ?」
疑問を口にしながらも構える構えは大上段
素人にしては様になっている
「自分は小早川元春です
けっして吉川元春でも小早川隆景でもありません」
やれやれといった様子で踏み込み、上段から竹刀を降る
-
>>714
少佐もとい曹長とは、さきほど殴り飛ばされた男のことだろう。
アン○ニオ猪木のやる闘魂注入のようなものに見えたが……一体何のヘマをやらかしたのやら。
それはともかく、この小早川という少尉もこの部隊の一員なのであれば、当然平凡以上の何かを持つ士官だということになる。
機体か、経歴か、技術か……今はまだ、それを読み取れる何かはない。
「自分も自分を貧乏くじだとは思いたくありません。
少尉殿のお助けになれるよう、努力を欠かさぬ様にします」
一般兵の自分と量産型ゲシュペンストで一体何ができると言うのだ……という本音は伏せて、
アカリはそんな、どこか事務的な返答をした。
-
>>714
その訓練で見せた剣筋こそ、実はこの研究所に呼ばれた理由なのだが
元春の踏み込みに合わせて半歩下がり紙一重でイサムの額を通り過ぎると
いつの間にか元春の首元には既に木刀が添えられていた。
(…ふむぅ筋は確かに悪くない…しかし『あの時』の一撃には随分と…)
「小早川少尉。私とは流儀は異なるが近々、剣匠を君に付ける事になる
ある機体のテストを行って貰いたい」
>>710
元春の会話の直ぐ後
「決断が早いな。戦場に置いては大事な事だ。その決断に礼を言わせて貰う有り難う
疑問に思うかも知れないが…その件はアスト博士にお願いしようか」
小学生と見間違えるような白衣に着られている少女がアカリを見上げる
アスト「はーい。貴方はインパルス…神経伝達の認識速度の高さ、つまり確認から反応の時間が物凄く短く済むのね。
そこで将来的に腕利きのPT乗りに…と言うか別にPTに限らず、運動や操縦に関わる物への適性が高いの
本当は平和維持法に乗っ取って相応とされる機体で武装したテロリストなどに対応するんだけど、火力以外で他に出来ることはより早い火気管制が必要なのね」
つらつらとしゃべりアカリの目をのぞき込む
「そこで、貴女の操縦データを解析させて貰う事で優秀なOSを作りたかったの」
-
>>716
つまりは自分の反射速度が異常に速く、そのデータはOSの開発に有用だから、データ採取のための被研体になれ、ということらしい。
確かに時折、ひどく機体の挙動が重く感じることがあったが……それはパイロットならば誰にでもなる現象だったのではないのか?
少なくとも今までアカリはそう思っていたが、この幼女に片足突っ込んでいるような博士の言動からすると、それは違うらしい。
「えっと、博士? それって本気で言っているんですか?
確かに機体がすごく重く感じるときがあったりしますけど、それってパイロットなら誰にだってある経験だとばっかり……。
い、いやでも、私の機体、量産型ゲシュペンストですよ? もう旧式も良いところの機体なんですよ?
重く感じて当然なんじゃないですか?」
嘘か真か、いまだ判別の付かないアカリは、半ば詰め寄るようにアスト博士に質問攻めを仕掛ける。
-
>>716
当てるつもりで振り抜いた
この人からは雲の上の上官だろうとも手を抜いてはいけないという雰囲気が感じられた
「嘘……だろ」
木刀がイサム大将をすり抜けた
いや、正しくはすり抜けたように感じらた
紙一重でよけたことで打ち込んだ本人にだけの錯覚だ
反撃がくる、そう思ったときには元春は負けていた
首に感じる嫌な木刀の気配がいやがおうにもそれを感じさせていた
「了解であります……
いまとは別の機体、その適正をみるための審査というわけですか」
なんとなく納得がいったという顔をみせる
「俺に目をつけるとはいい審美眼ですね。大将」
大将への言い方が完全に飲み屋の大将と同列になっている
すぐに調子に乗る
>>715
「言い方が硬いぜ、アカリはよぉ
これからは仲間なんだしさぁ
もっとフランクにいこうぜ、な!」
元春は初対面なのに慣れなれしすぎる
-
一方、姫は……
ユウセイがぶっ飛ばされていたあたりから隅で固くなり震えていた
元春は大爆笑していたが……
(え、え、なんであの人
殴られたうえに少佐から曹長に落ちちゃったのぉ)
心の中で悲鳴をあげる
(ああ、ジュネーブのオフィスが懐かしい
どうして、私がこんなところに……いいえ、こんなことで怯えちゃダメ!私も艦長さんなんだからしっかりしないとダメ!)
怖がったり、落ち込んだり、奮起したりと心の中の葛藤が全部顔に出ている
元春「この人が艦長で大丈夫かホント」
わざと聞こえるようにいう
その声を聞いた姫がより縮こまってしまったのは言うまでもない
-
>>713
>「ヒツギ、レイナがああ言う以上は無関係じゃなくなってるぜ?」
「DCや海賊と戦う為に協力するっていうのには俺も賛成だぜ。
それをレイナが決めたっていうのなら勿論手を貸す、そーいう契約済みだしな」
確かにヒツギがテストパイロットをやっていくことに対しカーマインからの言葉が後押ししたのは事実だ。
しかしヒツギは感づいているかもしれないがその事実を知っているとは思えない
つまりこの言葉はそれらの事情を抜きにしたものとみて間違いないだろう
>「お前も手合わせしたらどうだ?獲物は好きにしても良いだろうし」
「稽古を付けていただく・・・か、是非お願いしたいかも」
流れる血か性格か、強者との組み手と聞いて何か疼くものがあったらしい。
「獲物?拳士の武器は四肢五体だぜ」
ぐっと右の手を握ってこぶしを作る、幼少から鍛えられた拳は程よく殴打ための形に変形していた。
だが筆頭すべきはそこではなく、力を込めた際に見えた指1本1本の力強さだろうか
>>712
>「ヒツギ・ハヤセ君だね。どうだい、一つ君も打ち込んできたまえ」
「え、俺ですか?」
突如横から語りかけてきたのは局長と同じく背広姿の男。
確か今は予備役で政治家をしており、階級は大佐だというお話だが・・・
拳を学んだことがあるヒツギにはその立ち姿からすぐに実力が分かった。
まず直立の状態でぶれないという点、そして脇が締まっていながらも肩に力がかかっていない
脇を締めるという動作を一般人がやると肩があがりやすい、文字通り肩と脇で締めてしまうからだ。
修練を積んだものは脇を締める場合もっと下で締める
つまりこの人もかなりの実力者ということになる・・・が、注意深くみていたからこそヒツギにはすぐに分かった
「稽古のお誘いありがとうございます。ですが・・・俺なんなよりもふさわしい相手が居ると思います」
心ここにあらず、その目も心もユウセイへと向かっている、最初から相手が決まっているような物だ
深く礼をしてから自らが感じたことを素直に伝えた
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>>706
【「これから徐々にできるだけ見つけれるように頑張ります!」】
「それなら、なるべく早く頼むわよ。なんたって艦長というものは皆の命を預かるのだからね」
レイナも決して嫌がらせ目的で武田中佐をイビりに来た訳では無いのだ。
真剣にこういう事を言うとレイナらしく無いので恥ずかしくて言わないが、ヒツギやレオンハルト、いや皆に無事で生き抜いて欲しいだけなのだ。
「この私、レイナ・カーマインもしばらくはあなた達の艦に厄介になるわ。実戦であなたの真の指揮能力をしっかり見させて貰うわ、ヒメ?」
まぁ全ては武田中佐の仕事ぶりを見てからだ。全くそう見えないが、実は士官学校を主席で出た凄い女性なのかもしれない。ひそかにレイナは期待していた。
そして、艦長だろうともやはり名前を呼び捨てにする様だ。一応、名字では無く下の名前を呼ぶのはレイナなりの友愛の証という事で受け取って貰いたい。
>>716
【アスト「はーい。貴方はインパルス…神経伝達の認識速度の高さ、つまり確認から反応の時間が物凄く短く済むのね。】
「……!?」
アスト博士と新人パイロットのアカリが会話している内容に、何か気になったところが有ったのだろうかあのレイナが珍しく驚いて目をぱちくりさせている。
「ねぇアスト叔母様、ソレは本当?あの娘がそうなの?」
なんか……顔馴染みらしい。
どうやらレイナお嬢様はアカリの持つと言う所謂、超反射に興味を惹かれたらしい。
理由としては、彼女の予知能力との相性だった。
レイナは戦闘中でも未来を読み回避や攻撃にも利用するのだが、いかんせん超極近未来の危険を回避するには感知から動くまでがスムーズに行かない事が有る。
見えているのだが、反応出来ない状態。
もしアカリの超速度の反射能力を持ち合わせたなら……と、考えてしまった様だ。
>>717
【「えっと、博士? それって本気で言っているんですか?
確かに機体がすごく重く感じるときがあったりしますけど、それってパイロットなら誰にだってある経験だとばっかり……。
い、いやでも、私の機体、量産型ゲシュペンストですよ? もう旧式も良いところの機体なんですよ?
重く感じて当然なんじゃないですか?」】
「…くっくっく。あなたが4444年前に神の怒りにより二つに裂かれてしまった私の愛しき半身だったのね?……さぁダークフュージョンしましょう、アカリ!」
当然、お互いに全くの初対面。であるはずなのに何が愛しいか。
突然、この場違いな赤いツインテールのお嬢様が乱入して来てそれまた容姿に相応しく無い不気味な事を言い出すのだ。警戒心を持たれても仕方がない。
しかしいつもこうなんですアカリさん。彼女はいたって平常運転です。
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>>705「イサム大将、俺もやります。借りを返したいんです。」
DC残党に借りはいくつもある
>>719
「その点については、もう触れないでくれ。武田中佐。」
自分は、いきなり、少佐に持ってこられて、よく分からず、戦い。
挙げ句の果てには
投げ飛ばされて、デッド エンド
「俺の人生は。どうなんだよ。」
ユウセイの心は、揺らいでいた。
「そして、元春少尉。あんまり、勘弁してください。男には触れられたくない事があるのです。」
元春は、おちょくる事があるが、何とかやるしかないな。
「あの女、ゲシュちゃんは、ポンコツだとな?正しいが。」
実際、ユウセイは、ゲシュちゃんに何も改造しなければ、ポンコツだと思っている、しかし、
ジェットアバカーだけは、惚れ惚れしていた。
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【ある小さな孤島の浜辺】
周りには目立つものは何もなく、人の気配はなかった。
いや、一応一人いた。
砂浜の岩に腰掛けて空を見上げる目の濁った男が一人。
「…、これが地球の空かぁ〜。
空と言う物は、始めてみるなぁ〜。」
そう呟くと、立ち上がり、すぐ近くの洞窟に入る。
コッコッコッと、足音が響く。
しばらく歩くと、大きな宇宙船が泊まっていた。
「お〜い、まだか〜い?」
コックピットを開き、誰もいない筈の場所に声を掛ける。
「…、まだ修理し終わってないか。
速く終わんねぇかねぇ〜、一人じゃ心細いんすよぉ〜、シュートさんは案外
小心者ですからねぇ〜。」
そう言うと、コックピットから降りる。
「ハァ〜あ、いくら俺の生い立ち聞かれたくなかったからって
やっぱりあの時に一緒に行くべきだったかな〜。」
後悔したように呟く。
「ま、いっか、何れあの道化師の同類が俺を追ってくればまた会えるだろうし。(あくまで勘です)
それに次に会ったらぶっ殺すし。」
バシッと腕を叩く。
「ま、その内またあの道化師と同類が追ってくるだろ。
もうあんな奴らと同じ所に戻りたくねぇけどな。」
そう言って、洞窟から出る。
「ん〜、風が気持ちいいねぇ。」
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>>717>>721
アカリへの説明に混ざったのはレイナだった
「あれ?レイナちゃん?大きくなったね〜…積もる話もあるけど
説明をしちゃうね」
二人に挟まれながら続ける
「こほん…確かにアナタに支給されているゲシュペンストは既に一線を退きつつあるけど、それでも機体の方のレスポンスが遅れる程になるには、それこそトップエースと呼ばれる程の極一部にしか見られないわね。
ハガネ・ヒリュウ隊でもブランシュタインのあの二人と、あとはラトちゃんくらいじゃないかしら?」
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>>720
普通に見れば何の変哲もない中段の構えだが、少しでも心得のある者が相対すればその隙の無さや威圧感などから彼の手並みが分かるというものである。
「彼は一度受けているからね。
岡目八目とも言うし、第三者の目で見る事でも破り方を編み出して貰いたいんだ。
だいたいだね、これ以上彼を死にそうな目に遭わせるのはさすがに遣りすぎだろう」
つまり、殺す気でかかるのかい。
「それに、ハヤセの血族なら相手にとって不足はない。
我が八島神道流は鹿島神宮から剣訣を授かり「カシマってタケミカヅチのっ!?」って何だね君はっ!?」
不意をメグに詰め寄られ、達人と言えどもビックリ。
見かねたレミーが引き剥がすまでエラい勢いでまくしたてられた。
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道場に他の方々と共に集まった元鳳は周囲の人間達を軽く観察していた。
中でもひときわ眼を引いたのはやはりレイナ・カーマインだった。
「安芸の民を照らす光」を目指す毛利と異なり「闇」を好んでいると聞いてはいたが、どうもそれだけで推し量れるような裁量ではない。
むしろ何かこちらにも通ずるものを持っている、と感じた。
他の方々も文字通り即戦力になるような猛者揃い・・・己を鍛えるのにこれ程、好都合な場所もない。
そう思っていると、男性がゆっくり姿を現したる
>>689
入って来た男性に対して抱いた印象は強い・・・と言う事であった。
鋼・・・とでも言うべきだろうか、強い信念を感じられる佇まいは、剣士たる元鳳には好印象だった。
「今回の件、思うところは多々あると思われるが・・・まずは礼を言わせて貰いたい。
よくやってくれた」
(剣士としての礼も忘れない・・・成程、武人だ)
元鳳は元より剣に精通している身の上である。眼の前の男が恐らく、今の自分より格上である事は容易に見て取れた。
「さて、腹ごなしの稽古の後は祝勝会なのだが・・・まずはやらなければならない事がある・・・。」
呼び出されたのは、ユウセイ・・・先の戦いで敵将に一撃を与える為の活路を開いてくれた1人だ。
結果は・・・イサムの勝利に終わった。
(やはり、強い・・・それも技術的な面のみでなく、精神面も)
見事な後の先・・・と言うべきか。その技量は素直に称賛してもおかしくないものだった。
その当の本人は佇まいを直すと向き直った。
「とんだ前座となったな・・・実は紹介しておきたい人物がいる、来なさい。」
>>696
「皆さん、初めまして。アカリ・クレマチ伍長です。所属は東北方面軍・PTパイロットです。」
その名乗りに対し、元鳳は佇まいを直す。
「毛利元鳳・・・初対面ではあるがこれから背を預け合うのだから元鳳で良い。以後よろしくお頼み申す、クレマチ殿。」
そう言って元鳳は右手を前に出した。
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>>705
「是非もないな。よろしく頼み申す。」
端的に、だが手早く答える。
事実、あんな連中を野放しにしていたら安芸の民の悲鳴がまた別の場所で数多く繰り返される事になるだろう。
「あのような悲鳴を繰り返してなるものか・・・。」
何の咎もなく、罪もなく・・・ただ理不尽に奪われる。
元鳳は聞いたのだ。安芸の民のすすり泣く声を、その涙を。
だから思う。繰り返させてなるものか、と・・・!!
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>>727
「直接挨拶はまだだったな
さっきは手伝ってくれてありがとう
改めて自己紹介だ
俺は小早川元春。よろしくな!毛利元鳳!」
元春は元鳳に何気なくあいさつする
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>>725
>「彼は一度受けているからね。
> 岡目八目とも言うし、第三者の目で見る事でも破り方を編み出して貰いたいんだ。
> だいたいだね、これ以上彼を死にそうな目に遭わせるのはさすがに遣りすぎだろう」
>「それに、ハヤセの血族なら相手にとって不足はない。
> 我が八島神道流は鹿島神宮から剣訣を授かり「カシマってタケミカヅチのっ!?」って何だね君はっ!?」
「・・・分かりました、そこまで仰って頂いた手前無碍には出来ません、宜しくお願いします」
顔には出してこそ居ないがヒツギは不機嫌になった。
淡々と礼をこなすと道場の真ん中に向かい、間合いをあけて立つ
リスペクトの概念は当然持つが、纏う気の主成分は威だ
・・・河嶋大佐はヒツギ・ハヤセの"何か"に火をつけてしまったのだ
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>>726-727
そんな元鳳の決意を余所に、話しかける少女が一人。
「あ、あのっ、毛利元鳳さんですね?“火流羅”って超機人のパイロットの……
わたし、マーガレット・ウィリアム=ウィルマースと言います。京都大学で超機人を研究してるんで、是非お話を聞かせて下さい!」
それはもうキラキラとした瞳で、身長差の分若干上目使いで。
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>>729
(少し、遣りすぎたか)
何か知っているようだが表には出さず、一礼してから改めて中段に構える。
切っ先が多少揺れるが、そんな誘いには乗らぬと見たか、ピタと止まり、
その切っ先が視界から消えた。
種を明かせば河嶋がその場で時計回りに回転し、一瞬背中を見せる、それだけの事である。
だが、背中と言う絶対の隙を見せられた側もまた反射的に攻めに移行しようとし、やはり隙を生じる、そしてその隙を突くと言う、武芸の本道から外れた邪剣である。
そして、その一瞬に視界から消えた木刀は、再びヒツギの視界に現れた時、彼の目線と同じかやや上の高さにあった。
手加減無く、愛娘が彼らに向けるであろう殺意を込めた渾身の一撃。
今すぐは破れずとも、何時かは破られねばならない、邪道とは言え悲しき秘剣であった……
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>>724
ブランシュタインの二人とはライディース・F・ブランシュタインとエルザム・V・ブランシュタイン、
ラトちゃんというのは、「スクール」のラトゥーニ・スゥボータのことか。どれもDC戦争及びL5戦役で活躍したエースパイロットではないか。
正直、話を盛りすぎではないかとも思ったが、大将から信を得ている研究機関の博士が、デタラメを言うとも思えない。
では本当に……?
「そ、そうなんですか……」
大きな驚きと不安と、ほんのちょっとの誇らしさが、アカリの胸に宿った。
>>718 >>726
アスト博士の話を聞き終えたアカリは、元鳳と元春の二人に向き直り、
「はい。新米ゆえ、至らぬ所が多々あるとは思いますが、これからよろしくお願いします。
元鳳さん、元春さん」
バッと敬礼をし、元鳳からさしのべられた右手をしっかりと握る。
元鳳は物静かで深い知性を感じる人物、対し、元春はムードメーカー的な明るさを持っている。
前の職場には居なかったタイプの人たちだ。他の人たちもそうなんだろうか?
そう考えると、何か、学校などで新しいクラスに配属された時の様な、期待感に満ちあふれた気分になった。
>>721
と、新しいタイプの人に会うのに期待感を持ったアカリであったが、いきなり話しかけてきたレイナの容姿と言動に、
その期待感は石を投げつけられたガラスのように粉砕されてしまった。
「え、ええ……? 4444年前……?」
4444年前とはいつのことだ? 紀元前2400年あたりのことか? 何があった時代だっただろうか……?
……いや、少し待とう。このお嬢様の服装や言動を見るに、おそらく彼女は、いわゆるところの「厨二病患者」というやつではないのか?
だとすると、この突飛な言動にも説明がつく。
しかも、4444年前とは、また特徴的な数字の並びだ。見た目は外国人のようでも、中身は日本人的な厨二病患者らしい。
「ざ、残念ですけど、それはできません。私は最後まで、私という〝個〟で居たいのです」
彼女の「病気」に合わせて、アドリブでこんなことを言ったが、これで大丈夫なのだろうか……?
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「河嶋大佐、相変わらず、大人げ、いや全力だな。」
この人も、イサム大将と、同じく、武道派である。
「見ているだけで、怖い。可哀想、ヒツギさん」
まぁ、ヒツギさんも武道派だから、大丈夫か。
「完全に、毛利家にもってかれたな。話すタイミング。」
だが、あの二人、どっちが、ぶっ飛ぶかな?
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>>731
一報のヒツギは腰を低く落として親指を内側に他四指を真っ直ぐに伸ばした中段の手刀受けに近い形。
左側に背を向けて右側を前面とする横向きの立ち姿だが、少し違うところといえば足を肩幅よりも少し大きく開いて居るということか
足を大きく開くという行為は機動力を重視した足捌き、相手が刀だと分かっている以上懐に入り込む速さを取るのは至極当然の形だった
この時点でヒツギの実力と勝負にかける真剣さが受け取れるはずだ。
だが彼は何も語らない、河嶋がその瞳に必殺の気を出しているのと同様にヒツギもまた必殺の意志を見せている。
河嶋の回転するという異形の剣技。
その目論見どおりヒツギは前に出した左の足で、大きく河嶋の右側に踏み込む。
刀の間合いと拳の間合いはほぼ同じと言われ、徒手空拳が刀に勝ることそれは腕を振る必要が無いという一点に尽きた
必殺の間合いが異なるのだ、腕から先に生える刃がそうであるか手足そのものかの違いだけ・・・しかしそれこそが決定的な差である
大きく右にずれられると相手の右側を打つ、つまりは左側から刃を伸ばす純の形では自身の右腕そのものが邪魔になるのだ
時計回りに回るという攻撃は即ちヒツギからしてみたら右から刀が飛んで来る、通常の胴もしくは横なぎと同じだ。
大きく右側に踏み込んだヒツギは刀ベストポイントである中心からずれる
ヒツギ自身も河嶋の基点となる右腕をふさぐように前腕を置いた、刀への対処を完全に学んでいるものの動きだ、そこに淀みは一切無い
「――― セイッ!!」
そして相手の動きと踏み込み足とは逆の腕で突く逆突き、カウンター攻撃によく使用される拳の出し方
握りは正拳でも逆拳でもなく、人差し指だけを真っ直ぐに伸ばした『一本貫手』
喉や目、脇腹や脇の下などの脆い部位に突き刺すことを前提としたものであり、自分にも相手にも危険性が高く今では教える場所は殆ど存在しない。
何よりも驚くべきはその突き出しの切れ味
ヒツギの祖父『コウゼン・ハヤセ』の貫手は突き出しと引き戻しの速度から驚異的な切れ味を生み出していた。
体のこなし、踏み込みの速さ、拳の出し
その全ては祖父そっくりであったが・・・絶対的な『実力』こそが欠けていた。
河嶋の喉を下から狙った右の『一本貫手』は思いもよらない方法で外した
回転によって河嶋の位置が少しずれたのだ、これによりヒツギの右側への踏み込みも効果を無くす。
押さえに回っていたはずの左腕が間に合わず寸前のところで頭部に直撃を食らってしまったのだ
体を頭から吹き飛ばされそうになる一撃に対し、ギリギリ踏みとどまるヒツギだったがこの勝負は誰が見ても負け。
素人目では分からないこの電光石火の攻防は、文字通り一瞬で決着がついた
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>>728
不運にも、“それ”に気付いてしまった女がここに一人。
表には出さないが一瞬吹き出しそうになっていた。
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