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31歳女性が硫化水素自殺か、近隣住民ら9人避難…別府 (読売新聞)
26日午後1時15分ごろ、大分県別府市山家の男性(52)から「自宅2階のトイレから異臭がする」と110番通報があった。
駆けつけた救急隊員らがトイレで男性の長女(31)が死亡しているのを見つけた。床に入浴剤と洗剤の空き容器6本があり、硫化水素の反応が出たことから、県警別府署は長女が硫化水素ガスを発生させて自殺したとみている。
発表によると、トイレの扉に「警察と消防に連絡して。近寄るな」と書いた紙が張られていた。遺書は見つかっていない。近隣の6世帯9人が一時、公民館などに避難した。
[ 2008年4月26日21時38分 ]
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硫化水素自殺、1か月で21人死亡…消防機関に救助法通知 (読売新聞)
市販の家庭用洗剤などから硫化水素ガスを発生させて自殺するケースが3月27日から4月25日夕までの間、東京や岩手など14都府県で少なくとも23件あり、21人が死亡、128人がガスを吸って負傷していたことが25日、総務省消防庁などのまとめで分かった。
死亡したのは14〜54歳の男女21人で、未遂は3件。負傷者は自殺現場の近くにいて、呼吸障害やめまいなどの症状が出た。4人が重症。
高知県香南市で今月23日に女子中学生(14)が市営住宅で自殺したケースでは、住民約100人が避難。東京都や徳島県などでも、付近住民の避難が相次いでいる。
同庁は25日、全国の消防機関に、風上などへの住民の避難や、負傷者に高濃度の酸素吸入をすることなど救助法を盛り込んだ文書を通知した。
[ 2008年4月26日0時47分 ]
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<硫化水素>17歳が自殺、50人避難 横浜のマンション (毎日新聞)
26日午後5時ごろ横浜市青葉区新石川3のマンション「コスモたまプラーザグリーンガーデン」(7階建て)4階の一室で、洗面所のドアに「硫化水素発生中」などと書かれた張り紙があるのを帰宅した中学3年の男子生徒(14)が発見。警備会社を通じて横浜市安全管理局に通報した。消防隊員が浴室で倒れている高校3年の兄(17)を発見したが、既に死亡していた。洗面所から高濃度の硫化水素が検出されたことから、神奈川県警青葉署は自殺とみて調べている。
この影響で、マンションの住民約50人が近くの国学院大学に一時避難した。
調べでは、張り紙にはサインペンで「危険 硫化水素発生中(毒ガス)絶対に開けないでください」と書かれ、浴室のドアにはガムテープで目張りがしてあった。兄弟は両親との4人暮らし。同署が動機などを調べている。【中島和哉、高橋直純】
[毎日新聞4月27日]
2008年4月26日21時40分
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聖火ソウルへ出発、妨害などの逮捕者6人に (読売新聞)
記事写真
タラップを上って飛行機に乗り込み、日本を離れる聖火リレー関係者ら(26日夜、東京・羽田空港で)
長野市で26日に行われた北京五輪聖火リレーで、長野県警は、沿道などに延べ8万5600人が詰めかけたと発表した。
リレーの妨害などでの逮捕者は6人に増えた。
また、市消防局によると、けがをした4人はいずれも中国人男性という。
聖火は同日午後10時38分、羽田空港から北京五輪組織委員会の一行を乗せた特別機で次のリレー地のソウルに向かった。27日未明に到着する。
長野市若里の到着式会場近くでは、沿道からトマトを投げて警察官に当てた愛知県の男性自営業者(63)を、暴行容疑で現行犯逮捕。ほかの5件は、沿道から飛び出すなどの威力業務妨害容疑や暴行容疑などだった。
[ 2008年4月27日0時5分 ]
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<聖火リレー>日本を離れ韓国へ 逮捕6人…大きな混乱なく (毎日新聞)
長野市で26日開催された北京五輪の聖火リレーで、中国当局のチベット人権問題への対応などを巡る妨害行為で、台湾籍の1人を含む男6人が威力業務妨害容疑などで逮捕され、中国人4人が小競り合いで軽傷を負った。だが、リレーは大きな混乱もなく終了。聖火は長野新幹線で東京に運ばれ、26日午後10時40分ごろ、羽田空港から次のリレー開催地の韓国ソウルに向かった。
長野県警の調べでは、沿道などの観客は約8万5600人。うち、ゴールの若里公園は5000人、出発式が開かれた県勤労者福祉センター跡地と休憩地点の長野五輪競技施設「エムウェーブ」は各300人だった。
午前9時前、タレントの萩本欽一さん(66)が通過する際に火がついていない発炎筒を投げ付けるなどした横浜市西区の政治結社構成員(33)を暴行容疑などで逮捕。同じころ、車道に飛び出した川崎市多摩区の会社員(30)を威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。
ほかに同容疑で現行犯逮捕されたのは▽北京五輪卓球日本代表、福原愛さん(19)を妨害しようとした台湾籍の建設作業員(42)▽東京都中野区の会社員(38)▽世田谷区の無職(25)の3人。また、愛知県津島市の自営業者(63)は聖火に向けて投げたトマトが警官に当たり、暴行容疑で現行犯逮捕された。
調べに対し、川崎市の会社員は「チベット問題を訴えたかった」と話し、台湾籍の建設作業員は「中国人がたくさんいたので興奮した」と供述しているという。【藤原章博】
[毎日新聞4月26日]
[ 2008年4月26日23時23分 ]
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「誇り高き」聖火警備隊、正体は北京・警察学院学生 (読売新聞)
世界各地の聖火リレーで注目されていた「聖火警備隊」(セキュリティーランナー)。
長野には6人が派遣され、うち2人ずつが終始、聖火とともに伴走し、火が消えるなどの事態に備えた。いったい彼らは何者なのか−−。
青色を基調としたジャージーに身を包んだ屈強そうな若者たち。
「聖火を守る人か」と尋ねると、1人は「聖火を守る任務は光栄なこと」とだけ答えた。「聖火警備隊」に同行している北京五輪組織委員会(BOCOG)広報担当の 李萍 ( りへい ) さんは「北京にある警察学院の学生ボランティアで、いずれも20歳前後」と説明。過酷な日程にも耐えられる者が選ばれるとし、「彼らはメンバーであることを誇りに思っている」と語った。
[ 2008年4月27日0時12分 ]
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日本当局の対応を評価=「国境なき記者団」事務局長−五輪聖火リレー (時事通信)
長野市で26日に行われた北京五輪の聖火リレーに合わせ、中国政府のチベット弾圧に対する抗議行動を行った国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部・パリ)のメナール事務局長は同日、リレーが「他の民主主義国家よりもはるかに成功を収めた」と述べ、日本当局の対応を高く評価した。AFP通信に語った。
同事務局長は「ここでは良好な雰囲気の中、チベットの旗を振るチベット人と赤い旗を持った中国人が隣り合っているのを見ることができた」と強調。リレーでは妨害行為が相次ぎ、逮捕者やけが人も出たが、同事務局長は中国の若者が自由に自己表現できる「開かれた民主主義」を目の当たりにできたとの認識を示した。
[時事通信社]
[ 2008年4月26日23時49分 ]
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星野さんから野口さんまで、聖火ランナー80人が完走 (読売新聞)
有名人や市民ランナーら80人がエントリーした今回のリレー。80人の走者は、1人も欠けることなく、全員が聖火をつないだ。
長野冬季五輪のスピードスケートで銅メダルを獲得した岡崎朋美さんは「世界平和を願うだけ」と語った。
競泳の北島康介さんは「不安もあったが、楽しく走れた」と振り返った。北京五輪で女子マラソン史上初の連覇を狙う野口みずきさんは「五輪は平和の祭典で、政治でゴチャゴチャになるのは残念。アスリートにとって大舞台なので、集中できるよう願うばかり」と話した。
五輪女子マラソンで2大会連続でメダルを獲得した有森裕子さんは、「普通ではない中で行われた」と複雑な表情を浮かべた。
◆主な聖火ランナー(敬称略、カッコ内は走行順)
〈1〉星野 仙一 五輪野球代表監督
〈2〉末続 慎吾 陸上
〈4〉岡崎 朋美 五輪スピードスケート銅
〈10〉萩本 欽一 タレント
〈11〉吉田沙保里 五輪レスリング金
〈13〉橋本 聖子 五輪スピードスケート銅
〈15〉荻原 健司 五輪ノルディック複合金
〈18〉松岡 修造 元プロテニス選手
〈19〉福原 愛 卓球
〈72〉北島 康介 五輪競泳金
〈75〉大野 豊 元プロ野球選手
〈79〉有森 裕子 五輪マラソン銀
〈80〉野口みずき 五輪マラソン金
[ 2008年4月26日23時47分 ]
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聖火一過、隊列通って店開き…「ネット市民」ら感想文も (読売新聞)
記事写真
大勢の警察官らに囲まれて走る聖火の女性ランナー
中国人留学生とチベット支援者らが小競り合いを演じた市街地には、インターネットでの呼びかけに応じた「ネット市民」の姿もあった。
長野市で26日に行われた北京五輪聖火リレー。沿道などには延べ8万5600人が詰めかけたが、リレー中のトラブルを避けるため店を閉める人が多く、地元市民が脇に追いやられる格好となった。
リレーコース沿いの商店街では、聖火リレーの隊列が通り過ぎるのを待って開ける店が相次いだ。「チベット支援者に対する中国人の叫びで目を覚ました。恐ろしくて通り過ぎるまではシャッターを開けることができなかった」。茶販売店「長喜園」の 宵野間 ( よいのま ) 信行社長(53)はそう説明した。
群馬県高崎市のアルバイト男性(28)はリレー中、ネットで知り合った仲間約10人とチベット旗を振って聖火ランナーに「フリーチベット」と叫んだ。男性は動画投稿サイトでチベット人僧侶への弾圧などを知ったという。
チベット旗を振っている間、中国人集団に囲まれて、どなられるなどしたため、警察官に助けを求めたという。「中国人が聖火を歓迎し、日本人が抗議するという異質な空間だった」と振り返った。
千葉県市川市の男性会社員(35)は、ネット上の会員交流サイトでの呼びかけに応じ、沿道などで一人でチベット旗を振った。「自分の意見を主張し、態度でも示すことができた」と満足そうだった。
JR長野駅近くのインターネットカフェは、国内外のネット利用者で大混雑した。男性店長(29)によると、25日午後9時ごろには満席になり、朝までに約50人の来客を断った。一晩で通常の2倍以上にあたる約250人が利用したが、半数近くは外国人だったという。リレー終了後には、パソコンでネット上に感想や沿道の様子を書き込む姿が多く見られた。
沿道やゴールの若里公園で気勢を上げた中国人の多くは、貸し切りバスなどで速やかに帰路についた。
ネットサイト「東京華人網」で知り合った仲間と長野入りしたという東京都港区、会社員 姚磊 ( ようらい ) さん(30)は、「北京五輪の応援ができ、中国人の団結を示すこともできた」と誇らしげだった。
チベット支援者たちは、聖火リレー到着式の後、ゴールの若里公園で集会を行ったが、午後2時ごろ終了し、電車やバスで帰った。
[ 2008年4月26日23時42分 ]
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聖火リレーの当日、各地でチベット支援者らによる抗議活動 (読売新聞)
聖火リレーが行われた26日、福岡市などでチベット支援者らによる抗議活動があった。
福岡市では、福岡県大野城市の市民団体メンバーら約20人が「チベットに自由を!」と書かれた横断幕を掲げた。在福岡中国総領事館前では約40人が抗議文を読み上げ、「チベットに独立を」と声を上げた。
名古屋市では、中国政府から非合法化された気功集団「法輪功」を支援するNPOのメンバー約200人がパレード。宮崎市では法輪功のメンバーが集会を開いた。
[ 2008年4月26日23時40分 ]
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「休みたいなら辞めろ」発言は言語道断! 連合会長、日本電産社長を批判 (J-CAST)
記事写真
高木会長は日本電産を強く批判した
連合(日本労働組合総連合会)の高木剛会長は2008年4月26日、東京都内で開かれたメーデー中央大会で、「休みたいなら辞めればよい」と発言したとされる日本電産の永守重信社長を強く批判した。高木会長は「言語道断。労働基準法が雇用主に何を求めていると思っているのか」と、同社長の姿勢を非難。大会に出席していた舛添要一厚労相は「きちんと調査する」と応じた。
舛添厚労相「きちんと調査し、指導すべきは指導する」
永守社長は4月23日の記者会見で
「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」
と発言したと報道され、論議を呼んだ。この「経営最優先」の発言については、高木会長も労働団体のトップとして黙っていられなかったようだ。
高木会長は、「仕事と生活の両立」を指す「ワーク・ライフ・バランス」の必要性を強調する中で、反面教師として日本電産社長の発言に言及。「休みたければ辞めればいい」発言については「この会社の時間外・休日労働の実態を調べてみたい」とした上で、「休日返上で働くから成長できる」との発言に対しては
「まさに言語道断。労働基準法という法律があることを、また、労働基準法が雇用主に何を求めていると思っているのか、どのように認識されているのか。ぜひ問いただしてみないといけない、そんな怒りの思いを持って、この日本電産のニュースを聞いたところであります」
と憤りをあらわにした。
これに対して舛添厚労相は、直後の来賓あいさつで
「労働関係法令はきちんと遵守してもらわないといけない。きちんと調査し、指導すべきは指導し、法律にもとるものがあれば厳正に処分する」
と応じた。
「非正規労働はホームレス問題と直結」
この日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれたメーデー中央大会には約4万5000人が参加(主催者発表)。中央大会に続いて、パートや派遣など非正規労働者の待遇改善を求める「非正規労働メーデー」も開かれた。
「ワーキングプアの反撃」などの著書で知られる作家の雨宮処凛(あまみや・かりん)さんと高木会長がトークライブに臨み、「非正規労働の問題は、ホームレスの問題と直結している」などと訴えた。
雨宮さんは
「非正規労働についての取材をしていると、今(非正規雇用で)起こっている問題は、ホームレスの問題と直結していることがわかります。ちょっとした怪我や病気で契約を切られてしまって、すぐに収入がゼロになってしまう。雇用形態によって、生存が脅かされる状況になっています」
と、非正規労働者がちょっとしたきっかけで「ネットカフェ難民」に転落しがちだと指摘した。
一方、高木会長は「連合は、正規労働者しか守ってこなかったのではないか」と問う声があることについて、これまでは非正規労働者への取り組みが不十分だったことを認めた。その上で「主犯は経営者、従犯は労働者」との認識を示し、経営者の姿勢をただしていく構えを見せた。
[ 2008年4月26日20時12分 ]
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これが平和の祭典!?長野“厳戒・動乱”聖火リレー (夕刊フジ)
北京五輪聖火リレーが到着した25日午後から26日にかけ、長野市は平和の祭典とは思えない異常なムードに包まれた。
【人の盾】
長野県警は警視庁や関東管区警察局の応援を得て約3000人の厳戒態勢で警備に当たった。車列は白バイが先導、警察官5人が聖火ランナーを取り囲む形で伴走。すぐ後方を聖火の管理をする中国側の「フレームアテンダント」2人が走る予定だったが、2人がランナーの真横を走ろうとする場面もあった。
聖火ランナーらの左右は警察官90人が2列で並走。動きが一時的に止まるランナー交代時は、沿道を向く形で聖火を取り囲み外部から人が入れないように目を光らせ、第10走者の萩本欽一さんに物が投げこまれた際には透明な樹脂製の小型の盾を掲げた。
【大声援】
「頑張れ、北京!」。元々のリレースタート地点だった善光寺が、チベット人犠牲者の法要や、平和の鐘をならすなど、厳かな空気に包まれたのと対照的に、スタート地点の県勤労福祉センター跡地は、中国人留学生らが持ち込んだ赤い旗と、大音量の怒号に支配された。
曇り空の早朝。各地の大学からバスで長野入りした中国人留学生らは、早くも中国国旗を大きく振りかざしながら、「ゴーゴー、チャイナ」の大合唱。金属フェンスで車道と遮断された周辺の歩道は、中国人留学生が完全に“制圧”したが、中には黒いカンフー服姿や、ピースサインで記念撮影する“観光気分”の一団も。一部では、チベット支持の日本人との小競り合いも勃発した。
【日本刀男逮捕】
長野県警は25日、リレーのスタート地点近くで日本刀を所持していたとして銃刀法違反の現行犯で、住所不定、自称僧侶、秋田泰嶺容疑者(47)を逮捕した。白装束に草履姿で、「聖火リレーに抗議する」との内容の文書を所持。自身の手首を切りつけていた。
【抗議活動】
聖火リレー本番に合わせて、次第に増えていく右翼の街宣車。ダライ・ラマ14世の顔写真をフロントガラスに張ったものや、消防車のように真っ赤にペイントしたワンボックスカーなど、不気味な車両も見られた。
手錠を模した五輪マークを胸にあしらった国境なき記者団のTシャツに雪山獅子旗を担いで市内を練り歩いていた男性(53)の背中には、なぜか消火器。
「聖火の火が大火事になっては大変。長野の“安全”のための抗議だ」などと、独自の主張を展開していた
[ 2008年4月26日16時46分 ]
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JR長野駅前大混乱…中国人と日本人が大規模衝突 (夕刊フジ)
大動員された中国人留学生らは早朝からリレーの沿道を埋め尽くし、「加油(ジャーヨー、頑張れ)、中国」の声で圧倒した。ネットなどの呼びかけで全国から集まった日本の若者らも「チベット、解放」などと声を張り上げる。特にJR長野駅前では数千人単位の大規模な衝突が起き、人が平気で踏みつけられる凄惨な状況となった。
リレーの真っ最中の9時半ごろ、長野駅前で中国人と日本人の間で大衝突が起きた。中国人の一団と右翼団体の人間とみられる日本人がもみ合いになった。警察官がすぐ両者に割って入ったが、もみくちゃにされ、踏みつけられる人も。拡声器を使って「中国人はギョーザを食って帰れ!!」などと過激な発言をした人物が、周囲の日本人らから「差別はやめろ」と一斉に非難される場面もあった。
駅前にいた山内悠希さん(21)は「中国人が日本人に割って入って殴り合いになったようだ。3、4回は小競り合いがあった」と興奮気味に語った。
「中国人にチベットの旗を奪われた」と騒ぎ立てる男性もいた。
中国人の赤い集団は夜も明けきらない午前4時ごろから集まり始めた。午前6時にはリレーコースの沿道を埋め始め、「加油、中国!!」と声を張り上げ続けた。チベットの旗や「チベットに自由を」などと書いたプラカードを持った日本人を見つけると、さらに「加油」の声量を上げ、圧力を加える。
福井から来たという中国人留学生(27)は「目的はオリンピックを応援するためで、それ以外の目的はありません」。記者が別の中国人女性に質問しようとすると、「すいません」と間に入って遮る中国人もいた。
全国から集まった日本人もヒートアップ。北京五輪に反対する5つの手錠の絵柄のTシャツを着た若者らが「フリー、チベット」「恥を知れ」と中国人に負けじと声を張り上げ、両者の怒鳴り声以外は聞こえない。
都内から来た会社員、福島邦道さん(29)は「2ちゃんねるの掲示板を見て、独裁国家に反対しようと、義憤に駆られてきた」。別の学生(19)は「昨夜思い立って来て、カラオケ店で夜を明かした。どうして自由主義国家なのに声をあげないのか」とまくし立てた。
警察は3000人を超す警備態勢で、中国人と日本人が接触しそうになると即座に割って入り、取り押さえられる人も。
地元の主婦(60)は「まさかこんな戦争みたいな状態になるとは思っていなかった」と絶句した。
[ 2008年4月26日16時46分 ]
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五輪=長野聖火リレー終了、4人負傷し3人を逮捕 (ロイター)
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4月26日、北京五輪の聖火リレーが長野で行われ、大きな混乱なく終了した。消防・警察によるとリレーを支持する中国人4人が負傷、男3人が逮捕された。長野駅近くで撮影(2008年 ロイター/Issei Kato)
[長野 26日 ロイター] 北京五輪の聖火リレーが26日に当地で行われ、大きな混乱なく終了した。消防・警察によるとリレーを支持する中国人4人が負傷、男3人が逮捕された。逮捕された男の1人はチベットの旗を持って沿道からリレーコースに飛び出し、警察官らによって取り押さえられた。
今回の聖火リレーでは、チベット問題をめぐる妨害行為が予想されたことから、警察官3000人以上が動員され厳重な警備体制が敷かれた。中国メディアは25日、同国政府が亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世側と対話をする意向があると伝えている。
聖火ランナーの走行中は、100人近い警察官がランナーの左右両サイドで二重の盾となり警護。白と青のトラックスーツを着た中国からの聖火警備隊2人もランナーのそばで並走した。沿道には多くの中国支持者らが赤い中国国旗を振る姿がみられた。
また、長野駅周辺では、中国人グループやチベット支援者らによる抗議グループ、日本の右翼系活動家らによる小競り合いがあり、負傷して顔から血を流す男性の姿がテレビで放送された。
人権団体アムネスティ・インターナショナルのメンバーは長野駅前で、中国の人権問題をめぐる抗議活動を実施。それに対して中国政府の支援者らが近づき、「うそつき」と叫ぶ騒ぎがあった。
国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は26日のフィナンシャル・タイムズ紙で、聖火リレーをめぐる問題についてコメント。西側諸国に対して人権問題を理由に中国を非難することを止めるよう呼び掛けるとともに、敬意のある「対話」を行うべきだと述べた。
次の聖火リレーは韓国のソウルで27日に行われる。
[ 2008年4月26日16時16分 ]
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五輪=厳戒態勢の長野で聖火リレー、男が沿道から飛び出す (ロイター)
記事写真
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4月26日、北京五輪の聖火リレーが、警察当局が4000人体制の警備を敷く中、長野でスタートした。写真は沿道から飛び出した男を取り押さえる警備担当者。代表撮影(2008年 ロイター/Shigeru Nagahara)
[長野 26日 ロイター] 北京五輪の聖火リレーが26日午前、警察当局が4000人体制の警備を敷く中、当地でスタートした。リレーの最中に男が沿道から飛び出したものの、すぐに警察に取り押さえられた。
小雨の降る中、沿道には数百人の中国人留学生らが「一つの世界、一つの夢、一つの中国」と書かれた赤い旗を振り、笛を吹いたりスローガンを唱える姿がみられた。
中国人応援団とチベット支援者らの抗議グループとの衝突を避けるため、警察当局は両者をフェンスなどで分離。中国政府への抗議グループは主に長野駅周辺に集結したが、中国支援者と比べて数で下回っている。
日本のテレビ報道によると、聖火リレーの支援者と日本の右翼系活動家らによる小競り合いで1人がけがをした。
今回の長野聖火リレーは、当初、出発地として予定されていた善光寺が開催数日前に辞退したため、ルートの変更を余儀なくされていた。さらに、25日にはリレー出発地付近で、自称僧侶の男が刃物を所持し、銃刀法違反の疑いで逮捕された。
18.7キロの同リレーには約80人の聖火ランナーが参加し、長野オリンピックスタジアムなど市内を走る。
次の聖火リレーは韓国のソウルで行われる。
[ 2008年4月26日10時52分 ]
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高知の白骨遺体事件、知人ら3人を逮捕…預金引き出し疑い (読売新聞)
高知県 香南 ( こうなん ) 市の山中で昨年12月、2004年から行方不明だった同市吉川町、無職山本将史さん(当時21歳)の白骨遺体が見つかった事件で、県警は26日、山本さん名義のキャッシュカードを使って銀行から約50万円を引き出したとして、同市野市町、トラック運転手戸田 瑞 ( いずみ ) 容疑者(39)ら3人を窃盗容疑で逮捕したと発表した。
山本さんは戸田容疑者らと知り合いだったといい、現金が引き出された前日の夜から 失踪 ( しっそう ) しており、県警はカードを入手した経緯などを調べる。
発表によると、他の2人は、同県南国市下末松、重機運転手谷脇 欣央 ( よしお ) 容疑者(39)、犯行時18歳だった高知市内の無職男(21)。3人は2004年7月16日朝、同市内の銀行で、山本さんのカードで現金自動預け払い機(ATM)から約50万円を引き出した疑い。県警は、銀行の防犯ビデオに映っていた無職男の映像などから3人を割り出した。
[ 2008年4月26日13時50分 ]
<高知白骨遺体>3人を窃盗容疑で逮捕 (毎日新聞)
高知県香南市の無職男性が市内の山中で遺体で見つかった事件で、高知県警捜査1課と香南署は26日までに、山本将史さん(当時21歳)の預金を勝手に引き出したとして、同市野市町のトラック運転手、戸田瑞(いずみ)(39)▽同県南国市下末松の重機運転手、谷脇欣央(よしお)(39)両容疑者と高知市内の無職の男(当時18歳)の3人を窃盗容疑で逮捕した。県警は山本さんが殺害された可能性が高いとみており、3人から詳しく事情を聴いている。戸田容疑者は容疑を否認、残りの2人は認めているという。
調べでは、3人は04年7月16日、高知市内のATM(現金自動受払機)で、山本さんのキャッシュカードを使い、ほぼ全額の約50万円を引き出して盗んだ疑い。
山本さんは04年7月15日に自宅を車で出たまま行方不明になり、昨年12月にイノシシ猟をしていた男性が山中で発見し、今年2月に県警に届けた。【近藤諭、千脇康平】
[毎日新聞4月26日] [ 2008年4月26日12時17分 ]
死亡男性の預金引き出し 窃盗容疑の男3人を逮捕 (共同通信)
04年に失跡した高知県香南市の無職山本将史さん=当時(21)=が昨年12月に白骨化した遺体で見つかった事件で、高知県警捜査1課と香南署は26日までに、山本さんのキャッシュカードで預金を引き出したとして窃盗容疑で香南市野市町、トラック運転手戸田瑞(39)、同県南国市下末松、重機運転手谷脇欣央(39)の両容疑者と、当時18歳だった高知市に住む無職の男の3人を逮捕した。
[ 2008年4月26日12時6分 ]
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コンビニの爽健美茶に除草剤成分、兵庫の男性が軽症 (読売新聞)
兵庫県警姫路署は26日、同県姫路市内の会社員男性(27)が飲んだ日本コカ・コーラ(東京都)のペットボトル入り飲料「 爽健美茶 ( そうけんびちゃ ) 」(500ミリ・リットル)の飲み残しから除草剤成分「グリホサート」を検出したと発表した。
男性は腹痛を訴えたが軽症で、快方に向かっている。同署は威力業務妨害などの疑いで捜査を始めた。
発表によると、男性は23日正午ごろ、同僚が同市内のコンビニエンスストアで購入した爽健美茶を2、3口飲んだところ、苦さを感じてはき出した。24日朝になって腹痛などの症状があり、病院で診察を受けた。容器には、穴などは開いておらず、キャップが開いていたかどうかについて、男性は「わからない」と話しているという。
[ 2008年4月26日13時5分 ]
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鳥取に砂の世界遺産 (時事通信)
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鳥取に砂の世界遺産【時事通信社】
鳥取砂丘にアジアの世界遺産を砂で模した作品を集めた「砂の美術館」が26日、オープンした。中国の「兵馬俑(よう)」(手前)やインドの「タージマハル」(奥)など11作品30体が並ぶ(25日撮影、鳥取市)
[ 2008年4月26日10時43分 ]
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鳥取に砂の世界遺産=「兵馬俑」など30体 (時事通信)
鳥取砂丘(鳥取市)にアジアの世界遺産を砂で模した作品を集めた「砂の美術館」が26日、オープンした。中国の「兵馬俑(よう)」やインドの「タージマハル」など11作品30体が並ぶ。
市が「観光活性化と砂丘の新たな魅力を」と企画。中国やインド、シンガポールなど国内外の砂像彫刻家8人が、約1カ月かけて製作した。
企画・製作を手掛けた砂像彫刻家の茶円勝彦さん(47)は「彫刻向きではない砂で彫刻をする意外性が芸術を生んだ」と話す。
精巧な砂像は、砂丘の砂と水を混ぜて型枠で固めた砂山を、手やこて、ナイフで緻密(ちみつ)に彫った。最後に水性のりで塗り固めて完成。常に崩れる恐れのある作業は「立体感を持たせるため、瀬戸際を見極める挑戦だった」と茶円さん。
他にアフガン内戦で破壊された「バーミヤン大仏」や「姫路城」も再現された。
展示は来年1月3日まで。問い合わせは、鳥取砂丘情報館サンドパルとっとり 0857(20)2231。
[時事通信社]
[ 2008年4月26日9時54分 ]
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27日にRQ出演、5月10日に撮影会…沢本容疑者 (夕刊フジ)
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27日にRQ出演、5月10日に撮影会…沢本容疑者 (写真提供 産経新聞社)
秋葉原の歩行者天国で、「路上撮影会」と称して、下着を露出するなどわいせつなパフォーマンスを繰り返したとして逮捕されたグラビアアイドルの沢本あすか容疑者(30)。
本人のブログによると27日にレースクイーンとして出演する予定だが、レースチームに確認すると「こちらでは特に把握していない」と話した。
また5月10日に撮影会を企画していた会社では「本人が警察から出てきて、本人がやるといったら実施する」と話し「何回か実施していたが、いつも満員御礼状態でした」と人気のほどを語っていた。
[ 2008年4月26日16時51分 ]
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秋葉原ホコ天グラドル 過激すぎて逮捕 (スポーツニッポン)
東京・秋葉原の歩行者天国で下着を露出させるなどしたとして、警視庁万世橋署は25日、都迷惑防止条例違反の疑いで、都内在住の職業不詳、自称グラビアアイドルの沢本あすか容疑者(30)を逮捕した。
調べでは、沢本容疑者は20日、千代田区外神田4丁目で「路上撮影会」と称して過激なポーズを取り、公共の場所でみだらな行為をした疑い。同日付の同容疑者のブログには、街頭で下着を見せている同容疑者の写真が公開され、「“パンツ見せ、開脚”やる」「やばいくらい過去最大の集客」などとつづられていた。
沢本容疑者のホームページによると、自称アイドルで2004年ごろからイメージDVDを出版。歩行者天国で歌いながら下着を撮影させるなどし、インターネットや雑誌に取り上げられることもあったという。また、過激なパフォーマンスを撮影しようとする見物客が殺到するため問題となり、警視庁から厳重注意を受けていた。
28日にはDVD「セクシースパイラル」を発売する予定だった。
[ 2008年4月26日7時00分 ]
アキバ歩行者天国の露出女逮捕 (スポーツ報知)
東京・秋葉原の歩行者天国で下着を露出したとして、警視庁万世橋署は25日、都迷惑防止条例の疑いで、自称グラビアアイドル・沢本あすか容疑者(30)を逮捕した。
調べによると、沢本容疑者は20日、千代田区外神田4丁目で「路上撮影会」と称して過激なポーズを取り、公共の場でみだらな行為をした疑い。同署はこれまで数回、警告や注意をしてきたが、改善されなかったという。
目撃者によると、沢本容疑者は足を上げるなどし、下着を露出。人だかりができると広い場所に移動し、イベント案内のチラシを配布した。歩行者天国となる毎週日曜日によく出現し、近隣店舗から苦情が出ていた。
沢本容疑者のホームページによると、職業はグラビアアイドル。2004年ごろからイメージDVDを販売し、雑誌や動画投稿サイトに投稿されていたという。
[ 2008年4月26日8時00分 ]
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ケーサツウゼー…アキバ尻出しグラドルの開脚事情 (夕刊フジ)
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ケーサツウゼー…アキバ尻出しグラドルの開脚事情(写真提供 産経新聞社)
東京・秋葉原といえば日本一の電気街というより、今やオタク文化を発信する街に変貌している。一部の傍若無人なオタクの振る舞いに、顔をしかめる古くからの住人や利用者も少なくない。そんなアキバで、「パンツ見せ開脚」なる過激なパフォーマンスを繰り返したグラドルが逮捕された。変質したアキバの申し子なのか。
ここ数年、日曜日の秋葉原は、コスプレの女性が素人カメラマンたちに取り囲まれる即席撮影会が頻発したり、ギターの若者らが歌うなど、オタクのパフォーマンス天国となっていた。
なかでも、25日に東京都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたグラドルの沢本あすか容疑者(30)のパフォーマンスは、過激さを売り物にしていた。
自身が主催するセクシーバンド「モンロービッチ」のボーカルでもある沢本容疑者は、昨夏からゲリラ的に“路上ライブ&撮影会”を開催。ガードレールの上に立ち、電柱につかまり片足を高く上げ、パンツを丸見えにするパフォーマンスには、100人単位の素人カメラマンらが群がった。
沢本容疑者の狙いは、室内での有料ライブなどを告知する宣伝活動。自身のブログで「ビラ配りの効力ってけっこうあるもんだね!」と喜んでいた。
沢本容疑者はCDや多数のセクシーDVD、デジタル写真集など発売していたほか、都内の写真スタジオに有料で素人カメラマンを集めて撮影会も行い、終了後には撮影時に着ていた水着やブラジャー、パンツを2000−3000円で売る即売会まで行っていた。
人気も上昇中だった沢本容疑者だが、路上での活動は警察とのイタチごっことなっていた。ブログで警察の注意は≪ウゼー≫と反発し、≪路上はケーサツがいるからゆっくりPRできないし、落ちつかない≫と書いていた。ただ、反対にライブハウスなど≪箱は警察こないからのびのびやりたい放題≫とも書き、警察の取締りを逆手にライブの宣伝にも活用していた。
警察の堪忍袋の緒も切れたようで、万世橋署では「ホコ天は本来、安心できるところなのに最近は問題行為が増え、本来のホコ天ではなくなってきている。指導してもダメなもの、法律に触れるものに関しては検挙に踏み切るしかない」と逮捕に至った。
[ 2008年4月26日16時47分 ]
27日にRQ出演、5月10日に撮影会…沢本容疑者 (夕刊フジ)
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27日にRQ出演、5月10日に撮影会…沢本容疑者 (写真提供 産経新聞社)
秋葉原の歩行者天国で、「路上撮影会」と称して、下着を露出するなどわいせつなパフォーマンスを繰り返したとして逮捕されたグラビアアイドルの沢本あすか容疑者(30)。
本人のブログによると27日にレースクイーンとして出演する予定だが、レースチームに確認すると「こちらでは特に把握していない」と話した。
また5月10日に撮影会を企画していた会社では「本人が警察から出てきて、本人がやるといったら実施する」と話し「何回か実施していたが、いつも満員御礼状態でした」と人気のほどを語っていた。
[ 2008年4月26日16時51分 ]
歩行者天国で下着露出 東京、自称アイドルを逮捕 (共同通信)
東京・秋葉原の歩行者天国で下着を露出したなどとして、警視庁万世橋署は25日、都迷惑防止条例違反の疑いで、都内在住の自称沢本あすか容疑者(30)を逮捕した。沢本容疑者のホームページによると、自称アイドルで、歩行者天国で歌いながら下着を撮影させるなどし、インターネットや雑誌に取り上げられることも。20日、千代田区外神田で過激なポーズを取り、公共の場所でみだらな行為をした疑い。
[ 2008年4月25日18時42分 ]
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街の小さな本屋がなくなる! 大型店も出版不況に苦しむ (J-CAST)
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最初に「ブック&カフェ」形式にしたTSUTAYA六本木店
街の本屋が、次々に姿を消している。新刊書店の店舗数は、この1年間で1割近くも減ったという調査結果があるぐらいだ。大型店に食われている面もあるが、その大型店でも出版不況の中で苦戦している。
新刊に加え古書を売るケースも増えてきた
「いろいろありますが、後継者難であったり、近くに大型店ができて売り上げが下がったりするのが大きな理由ですね」
全国の新刊書店でつくる日本書店商業組合連合会の調べで、2008年4月1日現在、加盟店の総数は5869店で、1年前に比べ7.3%、461店も減ったことが分かった。同会の事務局長は、厳しさのわけをこう明かした。
さらに、アマゾンなどのネット販売が大きく作用している。忙しい社会人が夜中でも自宅から注文できるうえ、アマゾンでは1500円以上買うと送料が無料になるからだ。「書店では、アマゾンなどに比べて、在庫が豊富でない弱みもあります」と事務局長。このほか、ブックオフやコンビニなどの影響や、ゲームやケータイ小説と別の楽しみが増えたこともあるという。
書店の減少ぶりは激しく、この1年での脱退数は加入数の10倍超という。加盟店数そのものは1986年をピークに毎年減少しており、ピーク時の半分以下になっている。
そんな中で、中小の「街の本屋」は、苦戦を強いられている。出版社からの配本は、大型店が優先され、売り筋が取り寄せにくい事情もある。危機感を持った書店では、これまで禁じ手とされた古書を売るケースも増えてきた。長野県内を中心に63店舗を展開する平安堂では06年9月29日、JR長野駅前の長野店のそばに「古書センター」を開設。客から買い取った本を販売している。
「市場は縮小しているのに、新刊点数は増えていることに危機感を持って始めました。品切れなどで取り寄せられないときも、古本ならお役に立つことができます。また、お客さまが売ったお金でまた本を買えば、販売のサイクルができます。最近、ようやく認知されるようになりました」(責任者)
女性客ターゲットの書店も出現
一方、書店は、大型化の流れが顕著だ。日本経済新聞が07年5月25日付記事で出版社アルメディアの調査結果として伝えたところによると、書店の総売り場面積は、1年間で東京ドーム2個分以上増えたとしている。その後の調査でも、増床傾向は変わらず、大型化が進んでいるようだ。
しかし、大型店ならよいのかといえば、必ずしもそうではない。
大手の東京旭屋書店では、東京都内の銀座店を08年4月25日に、水道橋店を6月下旬に閉店することを決めた。広報担当者の説明によると、それぞれ、マルイなどのデパート開店、大学の郊外移転の影響を受け、人の流れが悪く売り上げが低迷していた。
ブランドショップの進出が相次ぎ、若い女性客の姿が目立ってきた銀座。TSUTAYAは07年10月12日、こうした人の流れを生かそうと、有楽町マルイの8階に、女性の目線で品揃えをした書店をオープンさせた。売り場では、「ファッション」「トラベル」などのジャンルでコーナーを展開。さらに、スターバックスコーヒーの客席と売り場を融合させた。同社が03年4月から12店で開設した「ブック&カフェ」の一つだ。
「ショッピングで足が疲れると、立ったまま本を選ぶのはつらいですよね。そこで、テーブル席でくつろぎながら、コーヒーを片手にゆっくり選ぶなどしてもらおうと企画しました。オープン以来、売り上げは好調です」(広報担当者)。
デパート内に出店したのは、同社初の試みだという。この店のように、駅ビルやショッピングセンターの中など、集客できる立地条件も必要なようだ。
大型店も、客のニーズに合うサービス提供に苦心している。
[ 2008年4月26日19時35分 ]
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名古屋の繁華街でビル屋上火災、週末の買い物客ら騒然 (読売新聞)
26日午後6時20分ごろ、名古屋市中区栄3、服部名古屋栄ビル屋上から出火、屋上にあった工事用シートとエアコンの室外機などを焼いて約40分後に鎮火した。けが人はなかった。
中署の発表によると、この日屋上では、作業員7人が塗装のふき替え工事をしていた。午後5時25分に作業を終え、施錠をして帰ったという。その後は無人だった。
現場はデパートなどが立ち並ぶ繁華街で、付近は週末の買い物客らで一時、騒然とした。
[ 2008年4月26日20時25分 ]
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<青学准教授>「光事件、死者1.5人」 ブログ記載で謝罪 (毎日新聞)
山口県光市の母子殺害事件を巡り、青山学院大の女性准教授が昨年9月の個人ブログで、「事件の死者数は1.5人で、無期懲役とした1、2審判断が妥当」などとした記載したことに、広島高裁の死刑判決後に同大へ批判の電話などが相次いだ。同大の伊藤定良学長は25日、准教授に口頭注意するとともに、「記述が適切ではなく、関係者に多大な迷惑をかけた」と大学のホームページで謝罪した。
准教授は、事件の遺族が高裁で死刑を求める陳述をした翌日の昨年9月21日付ブログで、「死刑は重すぎるように思えてならない。犯人が少年だからだ。子供を死刑にするのは正義感に合わない。最低でも永山基準くらいをラインにしてほしい。永山事件の死者は4人。この事件は1.5人だ」などと記した。
同大によると、判決翌日の23日に「子供の命を0.5人と数えている」と批判する電話が数件あった。24日以降は、「電話が鳴りっぱなし」(同大広報課)の状態になった。
伊藤学長は25日、「子供の命を0.5人と数えるのは社会通念上、適切ではない」と、本人に口頭で注意。准教授も26日、個人ブログで「わたくしの発言によって傷ついた方たちに心からおわび申し上げる」と謝罪した。
事件の差し戻し控訴審で、広島高裁は今月22日、当時18歳の元少年(27)に対し、求刑通り死刑判決を言い渡している。【川崎桂吾】
[毎日新聞4月26日]
[ 2008年4月26日12時20分 ]
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<出国ラッシュ>4万2600人が海外へ 成田空港 (毎日新聞)
成田国際空港では26日、大型連休を海外で過ごす旅行客の出国ラッシュが始まった。この日だけでも約4万2600人が同空港から海外へ出発する。
空港会社によると、今年は曜日の配列で長期休暇を取得しにくい上、原油高で航空料金に上乗せされる燃油サーチャージ(特別付加運賃)が大幅に上昇。期間中(24日〜5月7日)の出国者数は、前年比5%減の約48万5000人にとどまる見込み。目的地は短期間で行ける韓国やバリ島などアジア方面が人気という。出発のピークは5月3日で、約4万3600人の出国が予想され、帰国のピークは5月6日の見込み。
家族6人で北京へ出発する神奈川県厚木市の会社員、高瀬慎一さん(31)は「ギョーザなどの食事は心配だけど、向こうにいる友人と楽しみたいと思います」と話していた。
一方、関西国際空港でも26日、約1万6800人が出国。旅客ターミナル4階の搭乗手続きカウンターや手荷物検査場では朝早くから、スーツケースを持った家族連れらが長い列をつくった。【駒木智一、酒井雅浩】
[毎日新聞4月26日]
[ 2008年4月26日11時30分 ]
成田で出国ラッシュ アジアのリゾートが人気 (共同通信)
ゴールデンウイークを海外で過ごす人たちの出国ラッシュが26日、成田空港で始まり、出国ロビーは大きなスーツケースやサーフボードを抱えた家族連れなどで混雑した。4月24日−5月7日に成田空港を利用する旅客は約97万人。出国ピークは5月3日で約4万3600人が海外に行く。JTBによると、食の不安やチベット問題などの影響で中国への旅客数が減少。台湾、韓国などアジアのリゾートが人気。
[ 2008年4月26日9時55分 ]
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離婚後300日規定:妹の名で出産、養子に…30年前
「離婚後300日以内に誕生した子は前夫の子」と推定する民法772条(離婚後300日規定)のため、子供が前夫の戸籍に入るのを防ごうと妹になりすまして出産した例があることが分かった。さいたま地裁(中谷雄二郎裁判長)で審理されている殺人事件の公判の中で明らかにされた。同規定のために母親が第三者になりすますケースはこれまでほとんど知られていないという。
被告は住所不定、無職、苅部操一被告(30)。07年9月、埼玉県草加市の市道で近くの無職、小川昭三郎さん(当時78歳)をナイフで刺殺したとされる。25日の公判であった被告人質問で、弁護人の問いに答える形で生い立ちを供述した中で明らかにされた。
それによると苅部被告の母親は、結婚後に夫が暴力団員と分かり離婚。その後再婚して苅部被告を出産した。しかし、離婚後300日が経過しておらず、子供が暴力団員だった前夫の戸籍に入ることを避けるため、病院で自分の妹を名乗って出産することになった。苅部被告は戸籍上は妹の子となったが、数カ月後に母親夫婦の養子として迎えられた。名前は再婚した夫の名から1字とったという。
母親は被告が11歳の時に病死したが、事件後、苅部被告の弁護人が母親の妹に事実関係を確認すると「確かにそうです」と事実関係を認めたという。【飼手勇介】
毎日新聞 2008年4月27日 2時30分(最終更新 4月27日 2時30分)
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殺人:大学職員が死亡…「妹を殺した」と姉自首 横浜
26日午後9時半ごろ、横浜市港南区芹が谷4、日本体育大事務職員、依田幸子さん(39)が、自宅2階で死んでいるのを神奈川県警港南署員が発見した。同日午後6時15分ごろ、警視庁渋谷署に「自宅で妹を殺した」と無職の姉(44)が自首しており、港南署が連絡を受けていた。同署は姉から殺人容疑で事情を聴いている。
調べでは、姉妹は父と3人暮らし。姉は「26日は妹と2人で自宅にいた」と話しているという。【中島和哉】
毎日新聞 2008年4月27日 1時31分(最終更新 4月27日 1時32分)
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中国と真剣な話し合い望む=ダライ・ラマ
4月26日22時1分配信 時事通信
【ニューデリー26日時事】チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世は26日、中国政府がダライ・ラマ側と接触する意向を示したことを歓迎、「チベットの人々の怒りをどう和らげるかについて真剣な話し合いを望む」と述べた。
ダライ・ラマは同日、訪問先の米国から亡命政府のあるインド・ダラムサラに帰任。現地からの報道によると、ダライ・ラマは記者団に対し、「接触」について詳しい情報は得ていないと説明。国際社会の懸念を緩和するためだけに行われるならば「無意味だ」と指摘した。
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<中国>ダライ側との会談表明、接触・協議の継続だ…通信社
4月26日21時50分配信 毎日新聞
【中国総局】25日の中国の華僑向け通信社、中国新聞社は中国政府がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の代理人と近く協議すると表明したことについて「中央政府の関係部門が長年、ダライ側と行っている接触・協議の継続だ」と伝えた。
「1979年からこれまで、ダライ・ラマは二十数回、代理や参観団を中国に派遣してきた」と指摘。「ダライ・ラマの長兄、次兄、義兄、妹らで中国共産党の関係部門と『共に関心を持ついくつかの問題』について突っ込んだ協議を行ったこともある」と紹介した。
さらに02年以降、ダライ・ラマの代理人は6回、中央関係部門責任者と接触。チベット自治区ほか「改革・開放」政策や少数民族地域自治制度を知るため、広東省、雲南省などを参観したという。
一方で、政府の責任者は「協議しても進展がない最も根本的な原因はダライ・ラマ側に誠意がないためだ。彼らは『チベット独立』の立場を放棄していない」と批判した。
最終更新:4月26日21時50分
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<中国>「ダライ・ラマ側と数日中に会談」チベット暴動後初
4月25日21時40分配信 毎日新聞
【北京・浦松丈二】中国政府は25日、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世の代理人と数日中に会談すると発表した。実現すれば、チベット自治区ラサでの暴動発生後初めてとなる。当局による暴動の「鎮圧」を受け世界各地で北京五輪聖火リレーの妨害が相次ぎ、欧米などから中国政府とダライ・ラマの対話再開を求める動きが強まっていた。
中国国営・新華社通信によると、中国当局者は「ダライ側が繰り返し対話再開を求めていることを考慮した」と述べた。中国政府は02年以降、ダライ・ラマ側と6回接触しているが、チベット問題をめぐる本格的な対話再開は実現していない。
8月の北京五輪に向け欧州連合(EU)加盟国を中心に開会式欠席の動きが出るなか、中国の胡錦濤主席は今月16日、訪中した自民党幹部らに対し「交渉窓口は開いている」と述べ、ダライ・ラマ側との対話を拒まない姿勢を示していた。
当局者は一方で、ダライ・ラマ14世との対話再開の条件として、中国の分裂活動▽暴動の画策・扇動▽北京五輪の妨害・破壊活動−−の停止を再確認した。
最終更新:4月26日1時16分
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<国交省>道路財源から家賃1億3千万円
4月25日22時34分配信 毎日新聞
国土交通省の道路担当職員用宿舎のうち、民間から借り上げた145戸を職員に安い家賃で提供するため、道路特定財源を原資とする道路整備特別会計(道路特会)から、07年度に約1億3000万円が支出されていたことが25日、分かった。民主党の村井宗明衆院議員に同省が提出した資料から判明した。
資料によると、借り上げているのは北海道や富山、鹿児島など全国20道県以上にある民間マンションやアパートなどの計145戸。道路特会から借り上げ費として1億5115万円が支出されたが、実際に入居した職員が支払ったのは計1972万円。差額の1億3143万円が実質的な「家賃補助」に当たり、1戸平均で、本来の月額家賃約8万6800円に対し、約7万5500円が支給されていた計算になる。同様の支出は08年度予算にも計上されているという。
国交省福利厚生課は「(入居している)職員は、給与を特会から受け取る『特会職員』で、借り上げ費も仕事上必要と考えて拠出した」と説明している。【小山由宇】
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道路特定財源、国交省職員の民間借り上げ宿舎家賃にも1億
4月25日20時11分配信 読売新聞
ガソリン税など道路特定財源の一部が国土交通省職員の民間からの借り上げ宿舎の家賃に充てられていたことが25日、明らかになった。
民主党の村井宗明衆院議員の照会に対し、国交省が提出した資料で明らかになったもので、2007年度だけで1億3143万円が支出されていた。
資料によると、07年度の民間からの借り上げ宿舎は145戸(実績見込み)で、1戸当たり平均月額約7万5500円の家賃が補助された計算になる。富山市内の借り上げ宿舎(約53平方メートル)では、家賃月額6万5000円のうち、約5万円が道路特定財源から支出され、職員の自己負担分は約1万5000円だった。
道路特定財源は、国交省の職員宿舎の工事費にも充てられていることが判明。同省は、与野党の批判などを受け、07年度予算で工事費計1億8200万円を充てる予定だった宿舎2件の着工を凍結した。
最終更新:4月25日20時11分
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ふざけるな!出張費足りない分は道路財源で
4月21日10時0分配信 日刊ゲンダイ
国の一般会計から給与をもらっている国交省の役人が、こっそり道路特別会計から「出張旅費」を受け取っていた。その額、06年度の1年間だけで3億5600万円。
どうして、道路整備に使われるはずの道路特会が職員の旅費に消えるのか。
国交省の原田保夫・道路局次長は「出張目的を勘案して旅行命令権者が個々に判断する。文書規定は存在しない」と、国会で答弁していた。つまり、道路特会から旅費を支出するかどうかは、上司のサジ加減ひとつ。我々のガソリン税は、実に大ざっぱに使われている。
ランキングを調べてみると、意外な事実も分かった。05、06年度にトップとなった職員は、同一人物なのだ。
2年連続の“出張王”は、都市・地域整備局都市計画課の課長補佐級の職員。都市交通の調査などを目的に年1回ずつ海外出張し、計184万円の旅費が支出された。2位以下と比較し、金額は群を抜いている。
これだけの旅費の支出が道路特会で認められるとは、よほど道路行政に貢献しているのだろう。都市計画課に支出の根拠を尋ねると、「責任者が打ち合わせのため、席を外している。どこにいるかは分からない。戻り次第、対応する」との答えが。
責任者とは、都市交通調査室室長の阪井清志と、同課長補佐の青柳太の両氏。それから何度、日刊ゲンダイ本紙が連絡しても「まだ、戻らない」の一点張り。延々6時間以上、連絡を取り続けたが、最後は「(両氏とも)職場に戻らず、帰った」と言われてしまった。
部下に「打ち合わせ」と称して行き先も告げずに席を外し、こっそり帰宅……。必要なカネならコソコソしないで、堂々と予算をブン捕ってきたらどうなのか。
●優勝したランナーは“替え玉”
優勝したランナーは“替え玉”だった――。静岡県焼津市で13日に行われた「焼津みなとマラソン大会」で、男子10キロ・40代部門の優勝者が、20代の別人ランナーだったことが分かった。
市内の48歳の男性会社員もエントリーしたものの、「突然仕事が入った」ため、20代前半の同僚が“代走”、2位に32秒の差をつけて優勝した。ところが、15日の新聞に掲載されたレースの写真を見た市民から「優勝選手は別人」との指摘があり発覚。市が会社員に確認すると、走っていないことを認めた。
焼津市体育協会は、優勝カップや賞状は返還させたが、副賞のカツオの切り身約1キロ(1000円相当)は生もののため返還を求めなかった。
最終更新:4月21日10時0分
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借り上げ宿舎費も道路財源=07年度に1億3千万円支出−国交省
4月25日21時1分配信 時事通信
国土交通省が、職員用に借りた宿舎費を道路特定財源から支出していたことが25日、同省が村井宗明衆院議員(民主党)に提出した資料で分かった。支出額は2007年度で145戸分、約1億3100万円に上る。
民間のマンションやアパートの借り上げ費用約1億5100万円と職員の自己負担約2000万円の差額を支出した。月額で見ると、家賃は平均8万6800円で自己負担は1万1300円だった。
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道路特定財源の一般財源化法案提出、秋の臨時国会に前倒し
4月26日3時13分配信 読売新聞
自民、公明両党は25日、道路特定財源を2009年度から一般財源化する福田首相の方針を実現するため、秋の臨時国会への提出に向け、税制など関連法案を取りまとめる方向で調整に入った。
近く、税制や道路整備のあり方などを検討する協議機関を発足させ、今秋をメドに具体策をまとめる。28日に福田首相と公明党の太田代表が党首会談を行い、合意する見通しだ。
政府は今国会に、今後10年間のガソリン税収を道路特定財源に充てる道路整備費財源特例法改正案を提出しており、5月中旬以降に衆院で再可決する方針だ。一般財源化に向けた法整備については、来年の通常国会を想定してきた。しかし、自民党の中堅・若手議員の一部は、首相方針と改正案の矛盾を指摘し、5月の再可決での造反を示唆している。このため、首相方針の具体化に着手し、日程を前倒しすることにした。
最終更新:4月26日3時13分
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<道路財源一般化>協議会前倒し発足…自公方針
4月26日20時45分配信 毎日新聞
自民、公明両党は26日、道路特定財源を09年度から一般財源化する政府・与党決定の実現に向け、協議会を近く発足させて国と地方の税制改革や道路整備のあり方などを検討する方針を固めた。通常は秋に始める税制論議を前倒しし、秋の臨時国会に一般財源化に向けた法案を提出することも検討する。
福田康夫首相と公明党の太田昭宏代表が28日、党首会談で確認する。協議会メンバーは、政調会長や税制調査会長、道路調査会長らで構成する。
これに関連し自民党の大島理森国対委員長は26日、青森市で開かれた県連大会で、一般財源化に向けた与党協議会を近く設ける考えを表明した。その後の記者会見で「年内のぎりぎりでない段階で結論を出す」と述べた。
政府・与党決定を巡っては自民党の中堅・若手の一部が、道路特定財源を10年間維持する道路整備財源特例法改正案との矛盾を指摘。一般財源化の担保を求め、特例法改正案を5月12日以降に衆院で再可決した場合に「造反」する動きも出ている。協議会の設置には、政府・与党決定の道筋を明確にすることで、こうした党内の異論を抑える狙いがある。【高本耕太】
最終更新:4月26日20時45分
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マクドナルド店で女性客が吐き気、コーヒーサーバーの洗浄不足
4月24日9時5分配信 読売新聞
日本マクドナルド(東京)の直営店「マクドナルド槙島店」(京都府宇治市)で、アイスコーヒーを飲んだ京都市内の女性(48)が直後に吐き気を訴え、一時入院していたことがわかった。
コーヒーサーバーを洗った際、洗浄液のすすぎ方が不十分だったのが原因とみられ、同社はミスを認めて女性に謝罪、全国の約3750店に、適正な洗浄を指示した。
最終更新:4月24日9時5分
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橋下知事、判決に沈黙…光市母子殺害弁護団と法廷外バトル
4月23日8時0分配信 スポーツ報知
光市母子殺害事件差し戻し控訴審は、法廷外でも紛糾した。弁護団が展開する法廷戦術に批判が殺到。現大阪府知事の橋下徹弁護士が、テレビ番組で「(弁護団が)許せないと思うなら、一斉に懲戒請求を」と発言すると、請求は全国で8000件を超えた。
これに対し、広島の弁護団メンバーらは「業務に多大な支障を生じた」として、橋下弁護士に損害賠償を求めて提訴するなど、法廷外バトルになっていた。
この日、橋下知事は判決について府庁の広報を通じ「この件に関しては一切コメントしない」とした。
最終更新:4月23日8時0分
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上告審途中で就任=法廷外から懲戒請求も−弁護団・光市母子殺害
4月22日9時1分配信 時事通信
光市母子殺害事件で裁判の流れが大きく変わったのは2005年12月、最高裁が弁論期日を指定してからだ。弁論は結論を変更する場合に開くため、死刑求刑に対して無期懲役とした一、二審が見直される公算が大きくなり、従来の弁護人に代わる新弁護団が組まれた。
弁護団の中心は、オウム真理教元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(53)の一審で主任弁護人を務め、死刑廃止運動でも知られる安田好弘弁護士と、広島弁護士会の足立修一弁護士。
2人は準備不足を理由に翌年3月の弁論を欠席。最高裁は1カ月後に期日を再度設定して初の出頭在廷命令を出し、遺族の本村洋さん(32)が弁護士会に2人の懲戒処分を求める事態に発展した。
最高裁は06年6月、二審判決を破棄し、広島高裁に差し戻した。差し戻し審では20人を超える弁護団が付いた。
一方、法廷外ではタレント活動をしていた橋下徹弁護士(現大阪府知事)が昨年5月、テレビ番組で弁護団への懲戒請求を呼び掛け、弁護士会に請求が殺到。放送倫理・番組向上機構(BPO)が今月、弁護団に批判的なテレビ番組を「一方的、感情的な放送」と指摘し、疑問を投げ掛けた。
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弁護団“解任”の今枝弁護士「残念」…光市母子殺害差し戻し審
4月23日8時0分配信 スポーツ報知
昨年10月、光市母子殺害事件の弁護を解任された今枝仁弁護士(37)は、この日の判決を「判決理由が予測していた以上に厳しいもので正直ショックでした」とし、元少年に対し「結果的に弁護してあげられず…こみあげるものがありました」と語った。
今枝氏は昨年、弁護方針をめぐり主任弁護人の安田氏らと対立し、辞任を表明。いったんは撤回したものの、その後、元少年から解任された。今年4月に「なぜ僕は『悪魔』と呼ばれた少年を助けようとしたのか」(扶桑社)を出版。“解任騒動”の裏側や事件の真相などに言及している。
弁護団との決別には弁護方針の対立に加え、遺族への対応やマスコミ対策について考え方の違いがあったという。今枝氏は「社会からバッシングを受けたり、懲戒請求を受けたりすることは(弁護の)本筋から外れてしまうもの。もっと冷静に裁判を見つめることが必要だった」と振り返る。
今回の控訴審では「ドラえもん」「ママゴト遊び」「復活の儀式」など遺族や社会を逆なでするような言葉がクローズアップされ、弁護団は強烈な批判を浴びた。「(それらの言葉は)事件の本質とは関係のない枝葉の議論だから、あえて言わないという判断も必要だった」
判決で元少年の新供述は「不自然、不合理である」と断じられた。今枝氏は「弁護団の主張が極端なものになってしまったので、裁判所が採用できなかったのかもしれない」と分析。「結果が悪かっただけでなく、弁護活動も非難されるような判決で、非常に残念」と話した。
今枝氏は解任されるまで、元少年とは30〜40回にわたり接見を重ねてきた。その印象は「非常に未成熟で、年齢に比べたらまだまだ幼い。9年という長い期間にわたって拘束され、その間、読書ばっかりしている。言葉が文語体になるなど、成長する部分は成長して、幼い部分は幼いままというアンバランスな状況」だという。
昨年10月以来、元少年とは接見できない状況が続くが「今は『最後まで弁護してくれよ』と言ってくれたことが思い起こされます。会えるかどうかわかりませんが、しばらくたってから会いに行ってみようと思います」とし、今後も精神的なサポートを続けていきたいとした。
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◆「HERO」に似た経歴も…異色の経歴
公判中、弁護団の記者会見の席上、遺族の心情を思うあまり“号泣”した今枝氏は異色の経歴を持つ。
1970年、山口県下関市生まれ。子どものころは虚弱体質で中学時代に引きこもりに。自殺未遂もおこしたという。高校は3回留年した末に中退。20歳で大検を取得し北九州大学に入学するもこれも中退。22歳で上智大学に入り直す。
大学時代はホストや黒服などお水系のバイトも経験した。98年、裁判所職員として勤務しながら司法試験に合格し、東京地検検察官を経て弁護士に。01年にフジテレビ系ドラマ「HERO」がヒットした際には、木村拓哉演じる主人公の検事と似たような経歴(高校中退)を持つ検事として、テレビでインタビューを受けたこともある。
【元少年が法廷内外で残した問題言動】
▼「(本村さんについて)ありゃー調子付いてる」「無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す」「犬がある日かわいい犬と出会った。…そのまま『やっちゃった』…。これは罪でしょうか」(01年の控訴審で検察側が証拠に出した、元少年が拘置所から知人にあてた手紙。この内容に遺族は猛反発)
▼「ドラえもんの4次元ポケットは、何でもかなえてくれる。押し入れはドラえもんの寝室であり、押し入れに入れることで、ドラえもんが何とかしてくれると思った」(07年6月の差し戻し控訴審で、夕夏ちゃんの遺体を押し入れに遺棄した理由を説明)
▼「取り調べで、ひもを提示されて蝶々(ちょうちょ)結びにしたことなどを知らされた」(同控訴審で、泣きやまない夕夏ちゃんをあやそうとして首にひもで蝶々結びしたら死んだと主張)
▼「山田風太郎の『魔界転生』という小説で、精子を女性の中に入れて復活の儀式ができるという考えがあり、生き返ってほしいという思いがあった」(同控訴審で、弥生さんを死姦した理由を説明)
▼「(亡き)母に甘えるつもりで(弥生さんの)背後から抱きついた。性的なものはなく、危害を加えるつもりはなかった」(同控訴審で、殺意や乱暴目的の犯行との検察側主張を否認)
▼「弥生さんはまだ生きている。来世で(弥生さんの)夫になる可能性がある」(07年7月の控訴審で、弁護側証人として出廷した精神科医が精神鑑定した際の元少年の発言を紹介)
▼「僕をなめないでいただきたい」(同9月の控訴審で、本村さん側の意見陳述中に遺族の発言を記したメモに斜線を引いたのではないかと検察側から詰問され、感情をあらわに)
最終更新:4月23日12時21分http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000009-sph-soci
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この話題へのコメント数76件
4:2008年4月23日 10時2分2,175点
どの弁護士が何を言ってもおなじ。
元少年が「(本村さんについて)ありゃー調子付いてる」
「無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す」と言った時点で終わり。
3:2008年4月23日 10時1分1,534点
「まとも」だから解任され、弁護団から追い出されたと考えた方が合理的だな。
2:2008年4月23日 9時55分1,092点
元少年のねたで出版できて、名前が売れ、ご満足でしょう。
印税は、木村さんに渡しなさい。
1:2008年4月23日 9時31分636点
今枝弁護士の言う事の弁護方針の方が「まとも」に思えるが?
5:2008年4月23日 10時12分615点
>1
まともだから現弁護団につまはじきにされたのでしょうね。
今枝さんがどのような方かは分かりませんが、正義のために弁護活動をやっているという弁護士ってどの位いるのでしょう?
以下の分は、私めが勝手に感じている弁護士像ですから怒らないで下さいね^^
○○%の弁護士は、加害者側の弁護だったら被害者の事なんて全く考えないでしょうね・・だって、お金にならないですから。いかに刑を軽くして成功報酬を得るかが一番でしょうからね。
ヤメ検なんて、元の部下に堂々と圧力をかけている気がするもんな〜・・・検事って儲からないから弁護士になったとしか考えられないし。
死刑反対論者の弁護士なんて、犯罪者団体から献金を貰ってるんじぁって疑ってしまうほどの支離滅裂な論法を使ってくるし。
でも、裁判には弁護士は必要なことは理解してますよ。ただね・・・
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一般財源化 閣議決定が急浮上 国会決議に河野議長難色
4月26日13時22分配信 産経新聞
平成21年度から道路特定財源を一般財源化する政府・与党の方針をどのように「担保」するかをめぐり、政府は25日、揮発油(ガソリン)税の暫定税率を復活させる歳入関連法案を衆院で再議決する30日に、一般財源化方針を「閣議決定」する方向で調整に入った。暫定税率を10年間維持する道路整備特別措置法案も、閣議決定で期間を今年度限りとする案もある。完全な一般財源化を求める自民党若手議員に配慮したものだが、道路族を中心に「福田康夫首相がすでに方針を示しており閣議決定は必要ない」との反発がある。
与党執行部は30日の衆院本会議で、来年度からの一般財源化を求める国会決議を採択する方向で検討してきたが、河野洋平衆院議長が「国会決議は全会一致が原則だ」として難色を示したため、見通しが立たなくなった。
そこで急浮上したのが30日の「閣議決定」。政府筋は25日、「まだ決まっていないが可能性はある」と述べた。28日に首相と公明党の太田昭宏代表との党首会談で閣議決定を行う方針を確認するとともに、自民党では同日の臨時総務会で一般財源化の方針を了承する手順を踏む−との方向でも検討に入った。
一方、自民党の大島理森、公明党の漆原良夫の両国対委員長は25日、国会内で記者会見し、憲法59条の規定に基づき歳入関連法案を30日に再議決し、成立させる方針を正式表明した。歳入関連法案が月内成立しないと、国・地方で1日約75億円の歳入欠陥が生じる上、5月1日から自動車重量税の暫定税率が失効し、混乱が生じるため。これによりガソリン税は5月1日午前0時から1リットルあたり約25円値上がりする。
大島氏は「政治が国民の暮らしや経済の阻害要因であってはならない。ご理解をいただきたい」と述べ、民主党を「参院の優位を政略に使い、法案を1カ月半も放置した。究極の審議拒否だ」と批判した。これに対し民主党は「そんな暴挙に打って出れば厳しく問う」(鳩山由紀夫幹事長)と徹底抗戦の構えを見せている。
参院では、自民、公明両党が25日、歳入関連法案の委員会採決を省略し、本会議で採決するための「中間報告」を求める動議を提出したが、本会議で否決された。
【関連記事】
・ ガソリンなどリッター30円超上げ ジャパンエナジー
・ 道路特定財源、一般財源化向け「国会決議」採択へ 与党方針
・ ガソリン暫定税率復活のドタバタ政治 GW控え駆け込み給油の公算
・ 原油価格、安定調達にも懸念 タンカー襲撃
・ サラリーマンは交際費天国に?租税特措法期限切れ
最終更新:4月26日13時22分
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沢本あすか
http://www.akibablog.net/archives/2007/09/m-070903.html
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沢本あすか
HP http://asuka.loves.cc/
沢本あすかのるんるん♪なコラム
http://blog.livedoor.jp/asukasawamoto/
clushed21@yahoo.co.jp
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ミニで股を開く沢本あすかさん、この日はM字開脚(動画あり)
http://www.akibablog.net/archives/2007/09/m-070903.html
アキバの路上ケツ出し 沢本あすか(30歳)逮捕 〜ケツ出しまとめ〜
http://www.akibablog.net/archives/2008/04/sawamoto-31-080425.html
スーパーモーニングの報道 恥さらしな日記
http://www.akibablog.net/archives/2008/04/tv-asahi-080421.html
http://www.akibablog.net/archives/img-dragon/supremorning.wmv
その他リンクあり
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【古典個展】大阪大名誉教授 加地伸行 不良老人よ、甘えるな
2008.4.27 03:36
講演の旅先で宿泊したときのこと。疲れたので按摩(あんま)をとった。そうそう、近ごろは「按摩」という語を禁句にしようとの話。それはおかしい。「按」は指圧、「摩」はマッサージで、古くからある立派な言葉なのである。
さて、私は治療が目的なので、上手な人をと頼んだところ、現れいでましたのは、なんと私よりも10歳は上のご老体。
えーっと思ったが、始まってすぐ分かった。上手。それはよかったのだが、何しろご老体、力を入れると、しんどいからか息が漏れる。ハーッと。いや、落ち着かない。申しわけない気分。しかも時々フォーッ。どこかで聞いたことがあるような奇声。思わずこちらもそのため息を受けて、ホッ。というわけで、治療の1時間中、ハッ、ホッ。
これって、老老ビジネスのような、老老介護くさいような、老老相哀れむような、老老相楽しむような、なにかわけが分からなくなった。ただ、われわれ2人の老人は働いて頑張っているのである。これをお忘れめさるな。
老人といえば、すぐ弱者と世間は見るが、それは正しくないぞ。われら労働者老人から言わせてもらえば、弱者の美名の下、甘えている老人には納得できない。
私など働きづめで、徒遣(むだづか)いなどしなかった。遊びの海外旅行など一度もない。
これに反して、元気なときはさんざ浪費しておいて、老人になって年金が頼りとわめくのはおかしい。年金で老後の生活をするというのが間違い。世界中探してもそんなことのできる国などどこにもないのだ。まじめに働き節約して準備をし、老いを迎えたならば、年金を基礎にして生活できるのが日本国のありがたいところ。
不良老人よ、甘えるな。私の家の前の公道は、れんがタイルなので、継ぎ目から雑草が生える。だから、必ず草引きをする。けれども、犬を連れて散歩する老人はいても、公道や公園の草引きをする老人を見たことがない。せめてそれぐらいの社会貢献をした上で、年金問題に口を出せ。
一方、政権も役人も老人の心理が分かっていない。後期高齢者医療制度が必要なら、老人の気持ちに沿うことだ。それは、こういうこと。その保険料が75歳で仮に年額8万円なら、毎年その1割を減らすことにするのだ。つまり、2年目は7万2000円、3年目は6万4000円…そして10年たって85歳になったら、以後の保険料はゼロにする、と。
どうせ赤字になるのなら、これぐらいの知恵が出せないのか。学校秀才、試験秀才は〈政治学〉を学んではいても、〈政治〉が分かっていない。
後期高齢者を長寿者と言い換えているが、有り体に言えば余命幾許(いくばく)者ということよ。それなら、10年たったらタダになるという最後の楽しみを与えよ。それが長寿者への敬意の真の実行なのだ。
もちろん、甘えてぶらさがる厚顔老人には厳しくすること。遠慮することはない。晩年、孔子は不作法者の原壌(げんじょう)という老人に向かって「幼いときから礼儀知らず。大人となってから、これという取りえもない」と罵(のの)しり、「老いて死せず(年をとって生きているだけ)」と言って、つえで原壌のすねをぴしゃりとたたいた(『論語』憲問篇)。孔子は厳しいのである。
(かじ・のぶゆき)
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080427/sty0804270338000-n1.htm
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大阪で2件、女子学生ら=硫化水素自殺か、周辺一時避難 (時事通信)
27日午後1時ごろ、大阪市東淀川区南江口の市営アパートに住む無職男性(38)が浴室で倒れているのを家族が見つけ、119番した。浴室から硫化水素が検出され、男性は搬送先の病院で死亡が確認された。東淀川署は自殺の可能性が高いとみて調べている。
巻き添えなどはなかったが、住人約90人が消防の誘導で一時避難した。
午後1時45分ごろには、大阪府和泉市箕形町のマンションの管理人から119番があり、住人の女子大学生(21)が目張りしたトイレの中で倒れているのを消防が発見した。病院に搬送され、死亡が確認された。
マンションの住民が一時避難したが、気分が悪くなった人はいないという。
[時事通信社][ 2008年4月27日19時43分 ]
男性が硫化水素自殺か、マンションの7世帯避難…千葉・松戸 (読売新聞)
27日午後3時5分ごろ、千葉県松戸市のマンション4階の部屋で、住人の会社員(24)とみられる男性が浴槽内で死んでいるのを、松戸署員が発見した。
そばにトイレ用洗剤と入浴剤の容器があり、同署は男性が硫化水素ガス自殺を図ったとみている。
硫化水素ガスは検出されなかったが、同署は、マンションの住民ら7世帯10人前後を一時、屋外に避難させた。
発表によると、会社員方の浴室ドアは目張りされ、「硫化水素発生中」と書かれた張り紙があった。会社員は一人暮らし。24日から無断欠勤していたため、27日にマンションを訪ねた同僚が、「一緒に部屋に入ってほしい」と同署に要請した。
[ 2008年4月27日20時44分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ryukasuiso_jisatsu__20080427_32/
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衆院山口2区補選、民主・平岡氏が当選確実 (読売新聞)
記事写真
衆院山口2区補選で当選を決めバンザイする平岡秀夫氏(右)と佳子夫人(山口県岩国市の事務所で)
福田政権初の国政選挙となった衆院山口2区補欠選挙は27日投開票され、民主党前衆院議員・平岡秀夫氏(54)(社民推薦)が4回目の当選を確実にした。
自民党新人の前内閣官房地域活性化統合事務局長・山本繁太郎氏(59)(公明推薦)との一騎打ちとなり、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)やガソリン税の暫定税率など国政の重要課題を争点に、自民、民主両党が総力戦を展開した。
民主党は後期高齢者医療制度、暫定税率、年金記録漏れ問題の3点セットで政府・与党を批判した。小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長がそろって選挙区に入るなど、連日、党幹部を投入した。社民党の福島党首や国民新党の亀井幹事長、新党日本の田中代表らも選挙区を訪れ支持を呼びかけた。
[ 2008年4月27日20時58分 ]
衆院補選で当選確実の民主・平岡氏 (時事通信)
記事写真
衆院補選で当選確実の民主・平岡氏【時事通信社】
衆院山口2区補欠選挙で当選が確実となり、支援者にあいさつする平岡秀夫氏(27日、山口県岩国市の同選挙事務所)
[ 2008年4月27日21時22分 ] http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story/20080427jiji6149565/
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洞爺湖サミット前の内閣改造はない=福田首相 (ロイター)
記事写真 4月26日、ロシアを訪問中の福田首相(左)は同行記者団に対し、主要国首脳会議(洞爺湖サミット)前の内閣改造について「ない」とし、可能性を否定した。隣はロシアのメドベージェフ次期大統領(第一副首相)。代表撮影(2008年 ロイター)
[モスクワ 26日 ロイター] ロシアを訪問中の福田康夫首相は26日、同行記者団に対し、主要国首脳会議(洞爺湖サミット)前の内閣改造について「ない」とし、可能性を否定した。解散・総選挙については「民主党の中にも、自民党の中にも色々な声がある。世論も同様だ」として、流れを見極める考えを示した。
ガソリン税などの暫定税率を復活させる租税特別措置法改正案を30日に衆院で再可決する方針を与党幹部が表明していることについては「それはまだ決まっていない」と述べ、「野党の出方を見てということ。まだ時間もあり、私共としては1日も早く(野党に)結論を出して欲しい」として、ボールは野党側に投げられているとの認識を示した。この問題に関連して、首相の問責決議案を野党側が提出する可能性については「その時の判断だ」と述べるにとどめた。
[ 2008年4月27日8時17分 ]
<福田首相>サミット前内閣改造「やらない」 (毎日新聞)
【モスクワ白戸圭一】ロシアを訪問中の福田康夫首相は26日午後(日本時間同)、モスクワ市内のホテルで記者団に、7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)前の内閣改造の可能性について「ない。やらない」と否定した。
参院で首相に対する問責決議案が可決された場合の受け止めについて「一概に言えることではない」と述べながらも、「今のように参院で与党が過半数を失っている状況では相当な意味がある」と述べ、法的拘束力はないものの、政治的な重みがあるとの認識を示した。
自民党内に見直し論が上がっている後期高齢者(長寿)医療制度に関しては「制度の考え方は悪くない」との認識を示した上で、見直しについては「もう少し実態を見極めた方がいい。今どうするかと軽々に言うべきではない。具体的に不都合がわかってくれば考えることがあるかもしれない」と含みを持たせた。
毎日新聞4月26日[ 2008年4月26日21時28分 ]
首相、サミット前改造否定 問責対応は政治情勢次第 (共同通信)
【モスクワ26日共同】福田首相は26日午後、モスクワで同行記者団と懇談し、7月の北海道洞爺湖サミット前の内閣改造の可能性について「ない」と否定した。参院で首相の問責決議案が可決された場合の対応に関しては「その時の判断だ。そもそも参院の問責がどういう性格のものか分からない。その時の政治情勢によって意味も、どういう受け止めをするかも決まる」と述べた。
[ 2008年4月26日19時42分 ]
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9000万円詐欺事件、田中森一・元弁護士を起訴 (読売新聞)
大阪地検特捜部は27日、依頼者から9000万円を詐取したとして、元特捜検事で元弁護士の田中 森一 ( もりかず ) 容疑者(64)(別の詐欺事件で服役中)を詐欺罪で起訴した。
共犯で逮捕した大和田 義益 ( よしえき ) ・元弁護士(73)、内藤 歩 ( あゆみ ) ・元秘書(43)については、「関与の程度が低く、個人的な利益を得ていない」として不起訴(起訴猶予)にした。
発表によると、田中容疑者は、依頼者から預かり金名目で9000万円を受け取り、うち約4000万円については、その当日、自らがオーナーの地理情報会社「テラ・マトリックス」の事業資金に流用した、としている。田中容疑者は当初、「弁護士報酬や紹介者への謝礼」と否認し、現在は黙秘しているという。
[ 2008年4月27日20時22分 ]
田中元検事を起訴 9千万詐欺罪で、大阪地検特捜部 (共同通信)
大阪地検特捜部は27日、依頼者からの預かり金9千万円を詐取したとして詐欺罪で東京、大阪両地検の特捜検事を務めた元弁護士田中森一容疑者(64)を起訴した。田中被告は容疑を否認していたが、途中から黙秘に転じたという。田中被告は弁護を依頼された元金融会社社長(45)が現金9千万円を所有していると聞くと「警察にばれると起訴される」などと持ち掛け、詐取したとされる。
[ 2008年4月27日17時52分 ]
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「休みたいなら辞めろ」発言は暴論?正論? ネットで波紋広がる (J-CAST)
記事写真
連合の高木会長は永守社長の発言を「言語道断」と批判した
「休みたいならば辞めればいい」――。そう会見で述べたとされる日本電産の永守重信社長の発言への反響が広がっている。連合会長がメーデーで非難したのに続き、ネットでも永守発言に対して多くの「意見表明」がされた。批判が多いが、なかには「正論を言ってくれた」と支持する声もある。
「会社が儲かればなんでもありなのか?」
永守社長は2008年4月23日の記者会見で「休みたいならば辞めればよい」と発言したと報じられた。
「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」
と述べたとされている(asahi.com 2008年04月23日)。
その後、連合(日本労働組合総連合会)の高木剛会長が4月26日のメーデー中央大会で、この発言を「言語道断」と激しく批判。J-CASTニュースが報じたところ、同ニュースやYahoo!ニュース、livedoorニュースなどのコメント欄や個人のブログ、掲示板に、たくさんの読者の意見や感想が書き込まれた。その多くは、永守発言への批判的なコメントだ。
「IT関連で働いています。会社でかなりの残業をやらされて過労死に追い詰められた同僚のことを思い出しました。このような発言は許せないですね。会社が儲かればなんでもありな会社なんですか?」(Yahoo!コメント)
「『休みたいなら辞めろ』って酷い。そりゃ、仕事もろくにしないで休みまくってる人もいるんだろうけど、言い方ってあるでしょ。うちの叔父さんはほぼ休みない状態で働いて髪真っ白になったし(まだ30代)、お父さんは前の会社の社長が無能なせいで働き詰めで欝(うつ)にまでなった」(モバゲータウン日記)
「武田鉄矢の『こら、鉄矢』って曲でお母さんが『休みたいと思えば死ね』なんて言っているけどあれは肉親だから許される事。会社がいくら親近感ある存在だろうがこう言う言語は、反発招くだろうな。と言うものの休みを取りたくてもなかなか出来ない現状だけど」(livedoorコメント)
「だいぶ昔になるけど、ウチの会社でも『年休を取ったら余剰人員と見なす』って言ってた管理職がいた。当然、部下からは嫌われまくりで、定年で辞めるとき、部下は全員無視してお祝いもなにもしなかった」(J-CASTコメント)
「こういう気持ちでなければ中小企業はつぶれてしまう」
このようにそれぞれの体験にもとづく批判が多数寄せられた一方で、数は少ないが、永守社長の発言に賛成する意見もあった。中小企業の経営者としての立場から「休みたくても休めない現実」を訴えるものや、「倒産するよりはマシ」と考える意見など、さまざまだ。
「この発言の何がいけないんでしょう?実際中小企業はこういう気持ちで一致団結してやってなければつぶれますよ。この発言を批判できる人間は公務員かあるいは庶民の生活を知らないゴールデンウィークには高い金払って海外旅行にいける大企業の人間だけですよ」(Yahoo!コメント)
「休み休みって、ただ単にラクしたいだけだろ! 俺は将来、独立する為に今は頑張って働いてるよ。月180時間の残業だぜ。有給を全消化するヤツには仕事で絶対負けない」(Yahoo!コメント)
「日本電産の社長がいるおかげでどれだけ倒産しかけた企業の『正社員』とその家族の人生が豊かなものになっているかを考えて欲しいものだと思います。倒産した社員(=非労働組合員)のためにどれだけ高木委員長が頑張ってきたのか知りませんが、少なくても日本電産の方が税収に結びつく成果を上げてきた以上、批判は慎むべきたと思います」(J-CASTコメント)
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「オバマ大統領候補はしっかりと休暇をとっている」
バブル経済末期の約20年前、「24時間、戦えますか?」とビジネスマンを鼓舞するCMが流行した。永守社長の発言はあのリゲインのCMの歌を思い出させるが、週休二日制が定着した今では、「24時間働く」のは時代遅れということなのかもしれない。
ゴールデンウィークが始まり、海外へ旅行に出かける人たちのニュースがテレビで流れる。その一方で、ネットのニュースを見てコメントを書き込む人もいれば、パソコンに向かって仕事をしている人もいる。
同じく、「この連休中も仕事をしている」という弁護士の落合洋司さんはブログで次のように書いている。
「私自身は、社会に出た後、現在に至るまで、この社長発言のような感覚で生きてきている(適度に休んではいますが)ので、言っていることはよくわかりますが、そういった姿勢、やる気というものと、経営管理の立場での在り方というものは、やはり、きちんと区別し切り分けて進めないといけない、ということではないかと思います。
日本人(特に、やり手と呼ばれるような人々)の根底に流れている、こういった感覚が、過労死にもつながるような過重労働を生み、日本各地で様々な不幸を生み出している、という面も、見逃すべきではないでしょう。
先日、ニュースを見ていて、アメリカ大統領候補のオバマ氏が、激しい選挙戦の中、しっかりと休暇をとり家族と何日かを過ごした、ということを知り驚きましたが、そういったことが当然のこととされるような、より成熟した社会を、日本も、そして私自身(連休でも働いている)も、目指さなければならない、ということなのかもしれません」
[ 2008年4月27日17時59分 ]
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「休みたいなら辞めろ」発言は言語道断! 連合会長、日本電産社長を批判 (J-CAST)
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高木会長は日本電産を強く批判した
連合(日本労働組合総連合会)の高木剛会長は2008年4月26日、東京都内で開かれたメーデー中央大会で、「休みたいなら辞めればよい」と発言したとされる日本電産の永守重信社長を強く批判した。高木会長は「言語道断。労働基準法が雇用主に何を求めていると思っているのか」と、同社長の姿勢を非難。大会に出席していた舛添要一厚労相は「きちんと調査する」と応じた。
舛添厚労相「きちんと調査し、指導すべきは指導する」
永守社長は4月23日の記者会見で
「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」
と発言したと報道され、論議を呼んだ。この「経営最優先」の発言については、高木会長も労働団体のトップとして黙っていられなかったようだ。
高木会長は、「仕事と生活の両立」を指す「ワーク・ライフ・バランス」の必要性を強調する中で、反面教師として日本電産社長の発言に言及。「休みたければ辞めればいい」発言については「この会社の時間外・休日労働の実態を調べてみたい」とした上で、「休日返上で働くから成長できる」との発言に対しては
「まさに言語道断。労働基準法という法律があることを、また、労働基準法が雇用主に何を求めていると思っているのか、どのように認識されているのか。ぜひ問いただしてみないといけない、そんな怒りの思いを持って、この日本電産のニュースを聞いたところであります」
と憤りをあらわにした。
これに対して舛添厚労相は、直後の来賓あいさつで
「労働関係法令はきちんと遵守してもらわないといけない。きちんと調査し、指導すべきは指導し、法律にもとるものがあれば厳正に処分する」
と応じた。
「非正規労働はホームレス問題と直結」
この日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれたメーデー中央大会には約4万5000人が参加(主催者発表)。中央大会に続いて、パートや派遣など非正規労働者の待遇改善を求める「非正規労働メーデー」も開かれた。
「ワーキングプアの反撃」などの著書で知られる作家の雨宮処凛(あまみや・かりん)さんと高木会長がトークライブに臨み、「非正規労働の問題は、ホームレスの問題と直結している」などと訴えた。
雨宮さんは
「非正規労働についての取材をしていると、今(非正規雇用で)起こっている問題は、ホームレスの問題と直結していることがわかります。ちょっとした怪我や病気で契約を切られてしまって、すぐに収入がゼロになってしまう。雇用形態によって、生存が脅かされる状況になっています」
と、非正規労働者がちょっとしたきっかけで「ネットカフェ難民」に転落しがちだと指摘した。
一方、高木会長は「連合は、正規労働者しか守ってこなかったのではないか」と問う声があることについて、これまでは非正規労働者への取り組みが不十分だったことを認めた。その上で「主犯は経営者、従犯は労働組合」との認識を示し、経営者の姿勢をただしていく構えを見せた。
[ 2008年4月26日20時12分 ]
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貴重種の野草をばっさり=刈り残しと業者勘違い−埼玉 (時事通信)
国土交通省荒川上流河川事務所が委託した業者が埼玉県川島町の荒川堤防の除草作業中、県のレッドデータブック(植物編)で、種の存続への圧迫が強まっているとして「準絶滅危惧(きぐ)種」に指定されている野草を誤って刈り取っていたことが、27日までに分かった。こうした事例は過去にほとんど例がないという。
同事務所によると、25日午後、委託した業者の下請け業者の男性作業員が、準絶滅危惧種の野草15平方メートルのうち約半分を草刈り機で刈った。保護のため、板で覆って刈り取り禁止範囲を明示していたが、作業員が刈り残しと勘違いしたという。
[時事通信社][ 2008年4月27日11時5分 ]
<希少種>埼玉県指定の準絶滅危惧種の野草、誤って刈り取る (毎日新聞)
国土交通省荒川上流河川事務所は26日、埼玉県川島町の荒川右岸堤防の除草作業中、県レッドデータブックで準絶滅危惧(きぐ)種に指定されている野草を、誤って刈り取ったと発表した。
25日午後、同事務所の委託で除草作業をしていた東松山市の土木業者の男性作業員が、野草15平方メートルのうち約7平方メートルを肩掛け式の草刈り機で刈ったという。作業に備えて保護のための囲いを作っていたが、作業員への指示が不徹底だった。
26日に現地を見た財団法人県生態系保護協会からの指摘で判明した。同事務所は「申し訳ない。保護の観点から野草の種類や具体的な場所は公表できない」と話している。【浅野翔太郎】
[毎日新聞4月27日][ 2008年4月27日0時19分 ]
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東国原知事そのまんま“中出し”疑惑 (ゲンダイネット)
●どげんかせんといかん!
宮崎県の東国原知事(50)に、また女性スキャンダルだ。今度はなんと、150万円の手切れ金で女を清算した揚げ句、“ナマ中出し”疑惑まで発覚してしまった。
24日発売の「週刊新潮」によると、知事にもてあそばれ捨てられたというのは、20代後半の美人OL。2人は昨年5月に都内のホテルで開かれた食事会で知り合い、その日のうちに男女の仲になった。
その後、しばらく関係は続いたが、昨年10月、知事宅に複数の女性が泊まったと報じられたことで大ゲンカ。彼女の要求に従い、知事側が150万円の手切れ金を振り込んだという。
東国原知事は「ノーコメント。大人の男女の関係なので……」と言っているが、驚くのは、避妊もせずにコトに及びながら、耳元で「妊娠したら、堕(お)ろせよ」と言い放ったというくだりだ。知事は週刊新潮の取材に対し、「結婚されていない男女であれば、避妊しなければいけないんですかね」「それは個人の問題じゃないんですか」と持論を展開したという。
それにしても、知事に就任してからというもの、地元の名士の娘、モデル風の美女、日テレの女性記者、30代の女性社長と、この男の周りにはオンナの影ばかりがちらついている。ホント、どげんかせんといかんよ。
【2008年4月24日掲載記事】[ 2008年4月27日10時00分 ]
東国原知事、取材に「女性には心当たりある」 (J-CAST)
宮崎県の東国原英夫知事が交際女性に「手切れ金」150万円を支払ったと「週刊新潮」が報じた問題で、知事は2008年4月24日、宮崎空港で報道各社の取材に応じた。知事は「女性については心当たりはある」としながらも、金銭のやりとりについては「一般的に友人に金を融通したりすることはある」と述べるにとどまった。また、「大人の男だから恋愛だってある。誠意をもって対応しているつもり」とも述べた。
2008年4月25日16時5分
東国原知事、手切れ金認めた「女性に心当たりはある」 (サンケイスポーツ)
宮崎県の東国原英夫知事(50)は24日、交際した女性に手切れ金として150万円を支払ったとする週刊誌「週刊新潮」(同日発売)の報道に対し、宮崎空港で報道陣の取材に応じ、「女性に心当たりはあるが、(報道前に)連絡を取ったら、本人はそっとしておいてほしいと言っていた」と述べた。
同誌によると、相手は昨年5月に知り合った20代後半の美人OL。東国原氏から「妊娠したら、堕ろせよ」と言われたこともあるとしている。昨年10月にけんかし、東国原側が150万円を振り込んだという。
東国原氏はこの日、支払ったとされる金銭について「個人的な金をいちいち答えなければいけないのかな。相手もあることだから言及を避けたい」とし、「大人の男性だから恋愛もあるが、誠意を持って対応しているつもりだ」と話した。
東国原氏は昭和60年にフリーアナウンサーと結婚し、平成元年に離婚。2年3月に女優、かとうかず子(50)と再婚し、18年2月に離婚した。結婚中にも“女性問題”が報じられ、7年に19歳の看護師との不倫騒動が発覚、10年7月には20代女性とのデート現場を写真誌に激写された。その直後に常連だったイメクラが摘発され、かとうと夫婦でわび状を公表したこともあった。
その後、19年1月に宮崎県知事選で初当選。しかし就任直後も複数の別の女性との関係が週刊誌に取り上げられていた。
[ 2008年4月25日6時45分 ]
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慎太郎がヘタってきたゾ (ゲンダイネット)
8年ぶりに空路が復活する伊豆諸島・三宅島で、23日、記念式典に出席した石原慎太郎都知事(75)。「この荒涼たる世界に例のない風景は大きな観光資源になる」とか言っていたが、荒涼としているのは自分の心境じゃないか。
日刊ゲンダイ本紙既報通り、石原知事の周辺には東京地検の捜査が迫っている。直接の対象は、06年に発覚した水谷建設がらみの2000万円ヤミ献金疑惑だが、捜査の手は三男・宏高議員(43)の選挙区にも及んでいるという。
「東京地検は、ヤミ献金が知事に渡ったとされる宴席の参加者を片っ端から聴取しています。この宴会は05年の衆院選で初当選した宏高議員の当選祝いだった。地検はこれまで人気者の石原知事には及び腰だったが、疑惑まみれの『新銀行東京』の一件で押せ押せムード。その新銀行の設立自体、中小企業が多い東京3区から出馬した宏高議員の選挙対策だったのではないか、と疑いの目を向けている。検察は東京3区も調べ始めていますよ」(検察事情通)
この日、石原知事が式典に出た三宅島も“捜査対象”の3区。さぞ複雑な心境だったに違いない。よほど弱りきっているのか、最近は国へのご機嫌取りに必死だ。
「ロコツなのが参院清水谷宿舎の移転問題です。移転予定地は知事の許可が必要な都の風致地区で、この間まで『移転先は都心に残る貴重な緑地』『現宿舎を建て直したらいい』と国の計画に猛反発していた。それが今月になって突然、移転容認に方針転換。『民間が買うと雑木林が失われる可能性がある』という理由ですが、国とケンカしたら、何をされるか分からないという計算もあるのでしょう」(政界関係者)
定例会見で「私も後期高齢者のひとり」なんて自虐ネタを披露していた石原知事。かつての威勢もヘタってきた。
【2008年4月24日掲載記事】
[ 2008年4月27日10時00分 ]
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山口2区補選 安倍万事休す (ゲンダイネット)
衆院山口2区補選(27日投開票)で、地元選出の安倍晋三前首相(53)が必死だ。自民候補の山本繁太郎(59)陣営の最前線にシャシャリ出ている。補選でハズミをつけて「政権放り出しの下痢首相」の汚名を晴らし“復権”をアピールしたい計算だが、そうは問屋が卸さない。
安倍は22日に訪問先のドイツから帰国するなり選挙区入り。24日午前には、岩国市の名勝「錦帯橋」で候補者と一緒に自転車遊説に繰り出した。
「安倍氏の肩入れぶりは凄まじい。告示前から『覚えて下さい』と山本氏の名前を連呼しながら、岩国市の中心地を回るなど目の色を変えて応援しています。外遊中も、子飼いの丸川珠代参院議員を選挙区に駆り出していた。現地入りを渋っていた福田首相にも電話で応援するようプッシュしたようです」(自民党関係者)
今回の補選、候補者選びも安倍が中心だ。当初は地元選出で知名度のある林芳正、実弟の岸信夫両参院議員のクラ替え出馬を画策。が、あえなく断られると、旧知の仲の山本に白羽の矢を立てた経緯がある。
「国交省OBの山本氏は耐震偽装事件のときの住宅局長。業界から『ザル法の建築基準法を放置した元凶』と酷評された人物です。そんな山本氏と安倍氏は同じ山口出身ということで、官房長官時代から関係が深く、首相に就任すると、山本氏を内閣官房審議官に抜擢したのです」(官邸事情通)
候補が決まるや、安倍は家族ぐるみの選挙戦を進めてきた。
「山口2区は中選挙区時代に祖父の岸信介、大叔父の佐藤栄作を輩出した一族の地盤。ただ両方は対立していて、その後の選挙では足を引っ張り合ってきた。だから保守王国なのに民主党の平岡秀夫議員が連続当選したのです。しかし、今回は岸の実娘で安倍の“ゴッドマザー”である洋子さんまで地元に入って両家をまとめた。必勝態勢はできたのですが……」(地元関係者)
だが、自民党への批判票は、岸・佐藤家の基礎票をはるかに超え、現時点では自民は大苦戦だ。
「安倍氏にすれば、今回の補選を復権の足がかりにしたい思惑が強い。でも大差で負けたら、“安倍の人気と集票力は地に落ちた”“地元でも用済みとなった”ということで、復権どころか一巻の終わりです」(地元関係者)
最近、安倍は「福田さんも、政権を投げ出すかもしれないな」と漏らし、麻生擁立に動いたり、女房をダライ・ラマに会わせてイイ気になっているが、肝心の足元が崩れてしまっては話にならない。
【2008年4月24日掲載記事】[ 2008年4月27日10時00分 ]
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山口2区補選投票へ 福田首相に初の審判 (共同通信)
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衆院山口2区補欠選挙で候補者の演説を聞く有権者=26日午後、山口県岩国市
衆院山口2区補欠選挙は27日に投開票される。揮発油税の暫定税率復活や後期高齢者医療制度が争点で、福田康夫首相へ初の国政レベルの審判。自民、民主両党は次期衆院選をにらみ、後半国会の主導権をかけた総力戦を展開。26日も党幹部が岩国市を中心に街頭演説を展開。05年の前回衆院選を9000票上回った。候補は自民党新人の元内閣審議官山本繁太郎氏(59)と民主党前職の平岡秀夫氏(54)。
[ 2008年4月26日17時44分 ]
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民主・平岡氏が当選=福田政権に打撃−衆院山口2区補選 (時事通信)
衆院山口2区補欠選挙は27日、投開票され、民主党前職の平岡秀夫氏(54)=社民党推薦=が自民党新人で元国土交通審議官の山本繁太郎氏(59)=公明党推薦=を破り、当選が確実となった。総力戦を制した民主党は早期の衆院解散を求め、福田政権への攻勢を強める。これに対し、政府・与党は当初の予定通り、ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率を復活させる租税特別措置法改正案を30日に再可決し、成立させる方針だ。しかし、敗北は内閣支持率下落に歯止めが掛からない福田康夫首相には大きな打撃で、一段と厳しい政権運営を強いられるのは必至だ。
自民党の大島理森国対委員長は27日夜、「30日の再可決方針に変わりない」と表明。民主党の山岡賢次国対委員長は、記者団に「国民は再可決にノーの意思を示した」と語った。
[時事通信社][ 2008年4月27日21時45分 ]
衆院山口2区補選27日投開票、与野党幹部が最後の舌戦 (読売新聞)
27日の衆院山口2区補欠選挙の投開票を前に、与野党幹部が26日、現地に入り、最後の舌戦を繰り広げた。
自民党の安倍前首相は岩国市での街頭演説で、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について、「新たに増えていく医療費をどう負担していくか、(負担の仕組みを決めるのは)政治の責任だ。民主党は制度を批判しているが、あまりにも無責任だ」と訴えた。
公明党の北側幹事長は、ガソリン税の暫定税率復活に理解を求め、「民主党は(暫定税率の失効で)地方自治体、地方経済を混乱させることを平気で行っている」と批判した。
自民党は2005年衆院選で初当選した小泉チルドレンの杉村太蔵衆院議員らも投入し、後期高齢者医療制度の利点を強調した。
一方、民主党の菅代表代行は光市での街頭演説で、同制度について、「参院に改めて制度の廃止法案を出す。この選挙で勝たせてもらえれば、必ず参院で通して、与党も反対できないようにしたい」と訴えた。
また、「道路政策のあり方は、(ガソリンの)値段を下げた中で議論するのが当たり前ではないか」と述べ、暫定税率復活に反対する考えを強調した。
[ 2008年4月26日21時38分 ]
ガソリン、医療で舌戦=自・民幹部が最後の訴え−衆院山口2区補選 (時事通信)
衆院山口2区補欠選挙に総力戦で取り組んだ自民、民主両党は最終日の26日、それぞれ幹部が現地などで最後の支持を訴えた。
自民党は、山口県選出の安倍晋三前首相が岩国市で街頭演説。後期高齢者医療制度について「(重要なのは)増えていく医療費をどうみんなで分かち合い負担していくかだ」と理解を求めた。安倍氏に先立ちマイクを握った公明党の北側一雄幹事長は、民主党が日銀総裁人事で不同意を繰り返したことを「生活第一ではなくて政局第一だ」と厳しく批判した。
これに対し、光市などを回った民主党の菅直人代表代行は街頭演説で、与党がガソリン税(揮発油税など)の暫定税率を復活させる租税特別措置法改正案を30日に衆院で再可決する方針でいることに対し「再値上げをストップさせたい」と強調した。小沢一郎代表は現地入りせず、都内で開かれた連合系のメーデー中央大会であいさつ。「(補選に)勝利することで自公の悪政にピリオドを打つ。政権を代えて、日本の大掃除をしなければならない」と述べ、福田政権を衆院解散に追い込む決意を重ねて示した。
[時事通信社][ 2008年4月26日19時38分 ]
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「小枝」化する10代女性 ウエスト58cm目標にダイエット (J-CAST)
若い女性、とりわけ10代の間で「細いウエスト」信仰者が増えている。女性タレント並みの58cmが目標だ。過酷なダイエットを繰り返したり、「コルセット」や「補正下着」で締め付けたりしながら、「小枝」のような体つきを手にいれようとしている。
若い女性をターゲットに、セクシーな下着を販売する「ピーチ・ジョン(PJ)」によると、10〜20歳代を中心に、ウエストが異常に細い女性が増えているという。
タレントの公称ウエストサイズに影響される
広報担当者は、「ウエストサイズが約58cmのSサイズのショーツの売れ行きが伸びている」と話す。
PJではS、Mサイズの商品をメインで扱っている。Lサイズはごく一部の商品でしか販売していないことからも、細い女性が多いことが窺える。
若い女性が細いウエストを目指す背景には、女性タレントやモデルらの影響が挙げられる。彼女たちの公称ウエストサイズは58cm以下だ。
「アエラ」2008年4月28日号の特集記事によると、女性タレントの公称ウエストサイズは、ほしのあきが56cm、熊田曜子が56cm、南明奈が56cm、佐藤江梨子が58cmと、こぞって58cm以下。一方で、バストサイズは80cm後半が多く、熊田に至っては92cmと、フィギュア並のバランスだ。
同誌によると、サイズはあくまで公称で信憑性がないというが、一般女性は「58cm」を絶対的な目数値として崇めているようだ。
ウエストラインを強調した近年のファッションも関係がありそうだ。大衆向けアパレルブランド「ユニクロ」から2008年2月に発売されたデニムパンツ「ハイライズジーンズ」はウエストラインを強調したハイウエストタイプで、股上は23.5cmと、かなり深め。しかも、脚、ヒップのラインがくっきりと出る細身の作りだ。万人受けはしなそうだが、発売元のファーストリテイリングの広報担当者は、「テレビCMに起用したタレントの藤原紀香さんの効果も手伝って、売れ行きは好調だ」という。
「コルセット」「補正下着」でくびれを作る
簡単にウエストを細く見せる「補正下着」も注目を集めている。 PJでは、若い女性受けする補正下着を販売している。「市場では中高年女性向けのベージュや白などの地味なものが多いなかで、ピンク、黒、豹柄の生地を使用したり、リボンをつけるなどディテールにこるなど、洋服感覚で付けられるものを発売している」(広報担当者)
もっと細く、ハードに締め上げたい女性向けに、コルセットも10歳代の利用者が増えている。輸入下着を販売する「コリーダ コルセット」(東京都渋谷区)によると、「ギャル系雑誌に取り上げられたことがきっかけだ」という。また、07年6月に発売された安室奈美恵さんのアルバム「PLAY」のジャケットで安室さんがコルセットを着用し、その効果も大きかったようだ。
小枝化する10歳代女性。では、男性は女性のウエストに対し、どのように思っているのだろうか。
「livedoor」が07年8月に行ったアンケート調査によると、男性が理想とする女性のウエストサイズは、61cmが17.02%ともっとも多く、63cm が13.04% と続いた。また、「特にない」と回答した人は24.75%だった。男性は女性ほど、ウエストに興味を抱いていないのは確かだ。
[ 2008年4月27日13時12分 ]
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ミュージシャン津垣容疑者を逮捕=覚せい剤使用の疑い−警視庁 (時事通信)
覚せい剤を使ったとして、ミュージシャンの津垣博通容疑者(53)=東京都世田谷区成城=が、覚せい剤取締法違反容疑で警視庁四谷署に逮捕されていたことが27日、分かった。同容疑者は「プライベートで悩み、薬を使った」と容疑を認めている。
調べでは、津垣容疑者は25日午前0時半ごろ、新宿区内の路上で駐車中に同署員の職務質問を受けた。その際、車内からガラス管が見つかり、同署で尿検査したところ、覚せい剤の反応が出た。
津垣容疑者は覚せい剤の入手経路について、「数日前に六本木で外国人から買った」と供述しているという。
津垣容疑者は歌手の中森明菜さんのアルバムにキーボードとして参加したほか、森高千里さんの作曲なども担当。CDや著作を出したこともある。
[時事通信社][ 2008年4月27日13時26分 ]
<覚せい剤>使用容疑でミュージシャンを逮捕 警視庁 (毎日新聞)
警視庁四谷署は、東京都世田谷区成城、ミュージシャン、津垣博通容疑者(53)を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した。
同署によると、津垣容疑者は25日午前0時半ごろ、新宿区大京町で車を停車中に警察官から職務質問を受け、車内から覚せい剤用のガラス管が見つかった。尿検査をしたところ、陽性反応だった。「プライベートな悩みがあり使った。数日前に六本木で外国人から買った」と供述しているという。
ホームページによると、津垣容疑者は30年以上プロ活動しているキーボード奏者。歌手の森高千里さんの曲の作曲や小野リサさんのバックバンドを務めるなどした。【古関俊樹】
[毎日新聞4月27日][ 2008年4月27日20時26分 ]
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夜型生活は太りやすい=食後のエネルギー消費に差−神奈川県立保健福祉大 (時事通信)
同じ食事でも、夜型の生活時間に食べると朝型より食後の発熱量が少ないことが、中村丁次神奈川県立保健福祉大教授らの研究で分かった。夜型は太りやすいと言われるが、エネルギー消費の面から裏付けられた形。5月2日から埼玉県で開かれる日本栄養・食糧学会で発表する。
食事を取ると、消化活動のため体温が上がり、エネルギーを消費する。これをDIT(食事誘発性熱産生)といい、DITが高いほど太りにくい。
時事通信社[ 2008年4月27日14時52分 ]
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島根ワイド : 島根大で知的障害者のオープンカレッジ
栄養学の講義を聞く受講生とサポーター=松江市西川津町、島根大学
知的障害がある人に大学で講義を受ける機会を提供するオープンカレッジ(公開講座)が十五日、松江市西川津町の島根大学で初めて開かれた。関心を高める工夫を凝らした、経済学や栄養学などの講義があり、三十一人が聞き入った。
同大法文学部福祉社会コースの学生に、親の会なども加わって実行委員会を組織して実施。この日は、学生やボランティアがサポーター役を務め、受講生を支えた。
初めの全体講義は経済学で、食料品の輸入や税金などがテーマ。カップラーメンの中身の材料を国内自給率に従って削ると、小麦を原料にしためんは、元の十分の一程度になることが実物を使って紹介され、受講者が外国産の多さを学んだ。
また、英会話や危機管理入門など、四テーマに分かれた選択講義のうち、栄養学では、食べ物と生活習慣病の関係が取り上げられ、ジュース類に含まれる量と同じ砂糖を溶かす実験に挑戦。飲んで、その甘さを体感した。
栄養学を受講した松江市内の女性(34)は「食べ物のことがよく分かった。機会があれば、また受けたい」と笑顔で話した。
島根大は知的障害者を対象に、今秋から年四回(各回二日間)・二年間の講座を開講する計画。今回、実行委員長を務めた同大三年、安達佑哉さん(21)は「反応がよく、楽しんで受講してもらえた。選択講義を増やして充実させたい」と意気込んだ。
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=501168004
気持ち悪いw
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札幌・ススキノの風俗店で火災、男女3人が死亡
28日午前0時20分ごろ、札幌市中央区南6西5の4階建ての風俗店「江戸城」から出火、午前1時過ぎにほぼ鎮火した。
札幌市消防局などによると、女性2人と男性1人の計3人が死亡した。消防局や札幌中央署が建物内に逃げ遅れた人がいないかどうかの確認を行っている。火元は3階と見られている。
現場は、札幌市の歓楽街・ススキノにある飲食店や風俗店などが立ち並ぶ一角。
(2008年4月28日01時55分 読売新聞)
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風俗店火災、男女3人死亡 ススキノ 閉店直後逃げ遅れる(04/28 01:57)
激しく煙を上げて燃えるススキノの性風俗店「江戸城」=28日午前0時45分、札幌市中央区南6西5
二十八日午前零時二十分ごろ、札幌市中央区南六西五、性風俗店「江戸城」=四階建て=の三階から出火、同建物の三、四階部分を焼いた。札幌市消防本部などによると、四階付近から従業員で二十代とみられる女性二人と男性一人の計三人が救出されたが、いずれも死亡した。
同本部などによると同店は午前零時で閉店しており出火当時、店内には従業員五、六人がいたとみられる。このうち逃げ遅れた三人が四階に取り残されたらしい。火は約五十分後にほぼ鎮火した。
現場は札幌・ススキノの中心部で、性風俗店が立ち並ぶビル街の一角。「江戸城」は、城をイメージした建物で、三十年以上前から営業するススキノでは老舗の性風俗店。
出火当時の様子を目撃した近くに住む男性は「三階の窓から火が出ているのが見えた。火の勢いよりも、白い煙がもくもくと上がっていた」と青ざめた表情で話した。
また、現場にきた女性(21)は「友人が働いているので心配で駆けつけた」と話している最中に友達が救出され涙ながらに手を振って無事を喜び合った。
大型連休に入っていたため、ススキノの人出は少なかったものの、現場付近には十数台の消防車が出動し、数百人のやじ馬でごった返した。
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ススキノのソープランドから煙、3人死亡
2008年04月28日02時18分アサヒ
28日午前0時20分ごろ、札幌市中央区南6条西5丁目のソープランド「江戸城」から、「煙が出ている」と119番通報があった。同市消防局によると、同店の最上階の4階にいた20代の女性2人と男性が意識不明で病院に搬送されたが、間もなく死亡した。現場は札幌市の歓楽街・ススキノの一角。
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<火災>札幌・ススキノの風俗店焼ける 男女3人が死亡
4月28日2時8分配信 毎日新聞
28日午前0時20分ごろ、札幌市中央区南6西5の店舗型風俗店「江戸城」から出火、4階建て延べ床面積約400平方メートルのうち3階内部を焼き男性1人、女性2人の計3人が病院に搬送されたが、死亡した。市消防局は消防車18台を出動させ消火に当たった。札幌中央署で原因を調べている。
現場はススキノのほぼ中心部。周囲は飲食店ビルなどが建ち並んでおり、やじ馬でごった返した。近くで酒を飲んでいた恵庭市の男性美容師(39)は「建物からすごい煙が出ていた。最初に女性が避難してきた」と話した。【坂井友子】
最終更新:4月28日2時8分
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fire/?1209333733
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音楽家を覚醒剤使用で逮捕 森高千里さんの作曲手がける
4月27日13時30分配信 産経新聞
覚醒(かくせい)剤を使用したとして、警視庁四谷署は覚せい剤取締法違反の疑いで、東京都世田谷区成城の音楽家、津垣博通容疑者(53)を逮捕した。「覚醒剤を使ったことは間違いない。プライベートで悩んでいた」と供述しているという。
調べでは、津垣容疑者は4月中旬から下旬にかけ、都内周辺で覚醒剤を使用した疑い。同容疑者は25日午前0時半ごろ、新宿区大京町の路上で車を駐車中に職務質問を受けた。車内から覚醒剤使用に使われるガラス管が見つかったため、同署で尿を調べたところ、覚醒剤反応が出たという。
津垣容疑者は作曲やキーボード演奏などで30年以上のキャリアがあり、歌手の森高千里さんの作曲も手がけた。「六本木で外国人から買った」と供述しており、同署は詳しい経緯を調べる。
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ミュージシャン津垣容疑者を逮捕=覚せい剤使用の疑い−警視庁
4月27日13時30分配信 時事通信
覚せい剤を使ったとして、ミュージシャンの津垣博通容疑者(53)=東京都世田谷区成城=が、覚せい剤取締法違反容疑で警視庁四谷署に逮捕されていたことが27日、分かった。同容疑者は「プライベートで悩み、薬を使った」と容疑を認めている。
調べでは、津垣容疑者は25日午前0時半ごろ、新宿区内の路上で駐車中に同署員の職務質問を受けた。その際、車内からガラス管が見つかり、同署で尿検査したところ、覚せい剤の反応が出た。
津垣容疑者は覚せい剤の入手経路について、「数日前に六本木で外国人から買った」と供述しているという。
津垣容疑者は歌手の中森明菜さんのアルバムにキーボードとして参加したほか、森高千里さんの作曲なども担当。CDや著作を出したこともある。
<覚せい剤>使用容疑でミュージシャンを逮捕 警視庁
4月27日19時55分配信 毎日新聞
警視庁四谷署は、東京都世田谷区成城、ミュージシャン、津垣博通容疑者(53)を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した。
同署によると、津垣容疑者は25日午前0時半ごろ、新宿区大京町で車を停車中に警察官から職務質問を受け、車内から覚せい剤用のガラス管が見つかった。尿検査をしたところ、陽性反応だった。「プライベートな悩みがあり使った。数日前に六本木で外国人から買った」と供述しているという。
ホームページによると、津垣容疑者は30年以上プロ活動しているキーボード奏者。歌手の森高千里さんの曲の作曲や小野リサさんのバックバンドを務めるなどした。【古関俊樹】
最終更新:4月27日20時28分
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サラブレッド:北海道・日高地方で出産が最盛期
母馬に寄り添いながら、ゆっくりと牧場内を歩く子馬=北海道日高町の下河辺牧場で2008年3月30日、近藤卓資撮影 馬産地として知られる北海道の日高地方で、サラブレッドの出産が最盛期を迎えている。日高町の下河辺牧場では子馬たちが春の日差しを浴びながら、甘えるように母親に寄り添い、牧場内をゆっくりと歩き回っていた。
同牧場では今年、1月8日に最初の1頭が生まれたのを皮切りに、これまでに50頭以上が誕生。ディープインパクトやキングカメハメハなど「名馬」の血を引く馬も含まれ、下河辺俊行代表は「ダービーやオークスを制する馬が出てくれれば」と期待をかける。出産ラッシュは5月10日ごろまで続き、約80頭が生まれる見込み。【近藤卓資】
毎日新聞 2008年4月2日 19時50分(最終更新 4月2日 20時04分)
雑記帳:元ばんえい競馬のリッキー、新入生を出迎え 帯広
交通安全を新1年生に訴えた元競走馬リッキー 小学校の新1年生に交通安全を呼びかけようと、ばんえい競馬の元競走馬リッキー(雄、10歳)が8日、帯広市の帯広小学校で入学式に臨む51人を出迎えた。
新入生は、「交通安全」と書かれたたすきを身につけたリッキーと記念撮影。新入生の一人、渋谷美咲ちゃん(6)は体重約1トンの巨体に興味津々で、優しく頭をなでていた。
昨年3月の現役引退後、ばんえい競馬をPRする市の特別嘱託職員になったリッキー。通算成績は139戦6勝と今ひとつだったが、市ばんえい振興室は「馬券が当たらなかっただけに、(子どもたちも)車に当たらないはず」。【田中裕之】
毎日新聞 2008年4月8日 19時26分(最終更新 4月9日 0時13分)
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ニュースワイド:新生ばんえい競馬の1年 親子で楽しく、入場者増 /北海道
◇直営場外収入、26%減 新年度に課題も
赤字体質からの脱却を目指し、地方競馬として全国初の民間会社が運営にかかわったばんえい競馬が今月末、150日間の全日程を終えた。再出発となった07年度は入場者数が大幅に増加し、売上額は当初予想を約16%上回ったが、場外馬券売り場の売り上げが落ち込み、全体の売り上げでは06年度を下回るなど次年度への課題も残した。【仲田力行】
ばんえい競馬最高峰の重賞レース「ばんえい記念」が開催された23日。帯広競馬場では、馬券を買わない家族連れの姿も目立った。旭川市から家族7人で来た宮田美奈さん(35)は「夫が来たいと言うので家族で来た。ポニーや馬車があって子供を連れてきても楽しい。また来てみたい」と満足した様子だった。
06年度までは4市(帯広、旭川、岩見沢、北見)の主催だったが、07年度からは帯広市単独開催となり、運営はソフトバンク系列会社「オッズパークばんえいマネジメント」に委託された。同社は開催にあたり、競馬場を大規模改装。旧来の▽「暗い」「汚い」「(たばこの煙で)煙たい」の「3K」を解消しようと、▽トイレの便座をすべて洋式▽喫煙ルームを設置▽床や壁を明るい色に塗り替え−−などを施し、イメージを一新した。さらに託児ルームやポニーなどの動物と触れ合えるコーナーなど、親子連れをターゲットに工夫を凝らした。
また、夏季には初のナイターを42日間にわたって開催。これまでは立ち入れなかった競馬場施設を見学する「バックヤードツアー」も人気を集めた。
こうした変化が入場者数の増加として現れ、06年度よりも約6万人多い約23万7000人が来場。ばんえい競馬ファンとして知られる作家の鳴海章さん(49)=帯広市在住=は「競馬場が新しいレジャースポットとなり、ナイターではビールを飲みながら楽しめる場所になった。競馬場がマイナスイメージでない家族で遊べる場所になった」と評価する。
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馬券収入は129億3397万円と、当初予想を約17億8000万円上回った。しかし、旭川、北見など道内6カ所の直営場外馬券売り場では、前年実績より約26%少なかった。
地方競馬に詳しい北海学園大の古林英一教授(環境経済学)は「(旭川市などでは)地元からばんえい競馬がなくなったことで、ファンの数が落ち込んだのだと思う。場外馬券売り場も、地域の町おこしにつながるような複合施設にする努力が必要」と指摘。帯広市の砂川敏文市長は「初年度はご祝儀的な雰囲気で伸びた。2年目は売り上げが減ると思われる。場外馬券売り場の移設も視野に考えなければならない」と話す。
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07年度は収支均衡を保つために調教師や騎手への手当、賞金などの報償費を40%削減した予算でスタートした。売り上げが増したため、ある程度、減額分を補えるはずたったが、飼料や燃料の価格高騰が重なり、厳しい状況には変わりない。調教師の服部義幸さん(61)は「馬主からもらう預託料も賞金が少なくなったことで減り、厩務(きゅうむ)員の代わりに騎手に無償で手伝ってもらい人件費を浮かすなど我慢しながら乗り切った年だった。今年より来年と歯を食いしばりながらやるしかない」と語る。
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◇リスクを読んで挑戦−−運営会社・藤井宏明社長
旧態依然の官の発想から脱却し、新しいイベントやアイデアでばんえい競馬を盛り上げた「オッズパークばんえいマネジメント」の藤井宏明社長に手応えと問題点を聞いた。
−−初年度を振り返ると
競馬場の施設改善やイベントなど、地元との連携による「全員参加型」のモデルが奏功し、ファンのすそ野を広げる第1ステージとして、手応えがあった。収支均衡のゾーンに収まったことも実績として成功したと言える。次の第2ステージをどう計画するか、速やかに手掛けていかなくてはならない部分も見えてきた。
−−第2ステージとは
競馬が常設物としてあり、その周りにイベントがある観光スポットのようなイメージ。「あそこに行けば何かあるね」と言われるように、他のものも造りたい。例えば、宿泊施設を作って来場者に馬の飼育を体験してもらったり、特産物を販売する施設にしたり……。今の時代、インターネットでも馬券は買えるので、競馬場は馬券を買うだけの場ではない。どういうコンセプトでやるかを決める議論が必要だ。帯広市で進める中心市街地活性化計画との兼ね合いも含め、観光資源としての潜在能力をどう生かし切るかが問題だ。
−−これからの課題は
昨年度相次いだ競走馬の禁止薬物の問題はマイナスイメージにつながり、主催者の市には再発防止を強化してもらいたい。また、生産頭数の減少を食い止めることも、長く続けるためには必要。報償費削減で関係者に入る金額が減っており、売り上げを伸ばす努力をして守っていかなければならない。
−−民間会社がかかわる競馬として全国が注目したが
地方競馬の模範だと思っている。他の地方競馬関係者が視察に訪れたり、(所管官庁の)農林水産省畜産部長も帯広競馬場に来たらしい。例えば入場料1000円を支払って入る「プレミアムラウンジ」は成功した。特別観覧席として他の地方競馬でもやっているが、うまくいったところはない。客は居心地のいい場所を求めており、付加価値をつけることで支持される。(今後も)リスクを読んで挑戦しなければ、終わりに向かうだろう。
毎日新聞 2008年3月30日 地方版
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ニュースフラッシュ:道銀がサハリンに駐在員事務所設置へ /北海道
北海道銀行は今年度中をめどに、ロシア・サハリン州ユジノサハリンスクに駐在員事務所を設置する。サハリンでは石油・天然ガス開発に伴い経済活動が活発化しており、道内の顧客や進出企業に現地の情報を提供したり、日本企業とロシア企業との橋渡しをする。道内の金融機関がサハリンに出先機関を開設するのは初めて。
毎日新聞 2008年4月28日 地方版
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ブラジル移民船:皇太子さま迎え100年記念式典 神戸
記念式典であいさつする皇太子さま=神戸市中央区の兵庫県公館で2008年4月28日午後2時19分、三村政司撮影 日本から最初のブラジル移民船「笠戸丸」が神戸港を出港して、28日で100年を迎えた。神戸市中央区の兵庫県公館では皇太子さまをお迎えし、記念式典を開催。太陽光を集めて採火した「友情の灯」がブラジルへ送り出された。
式典には日系人団体の関係者ら300人が出席。皇太子さまは「日系人の皆さんの長年にわたる努力への敬意と、日本人移住者を温かく受け入れてきたブラジル政府、国民への感謝を忘れずに、両国関係を発展させていきたい」と話した。友情の灯は笠戸丸が出港したのと同じ午後5時55分、神戸港からブラジル・サントス港に送り出された。
71年の閉鎖まで約25万人の海外移住者を送り出した同区の「旧神戸移住センター」でも、施設再整備に向け式典を開催。施設は来年5月、日系人らを支援し、移民の歴史を知ってもらう施設として生まれ変わる。
毎日新聞 2008年4月28日 21時11分(最終更新 4月28日 22時52分)
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支局長からの手紙:島根産の壱万円札 /島根
国立印刷局出雲出張所。
出雲市の中心部、出雲市役所の隣にあります。国道9号沿いの目抜き通りに面しており、前を通るたびに不思議に思っていました。
国立印刷局は日本銀行に納めるお札を印刷しています。「島根でお札を印刷してるんだろうか」「もしかしたら偽造防止の秘密研究所があったりして…」なんて思っていました。
東京の国立印刷局に聞いてみました。「島根ではお札の原料になるミツマタを生産しているので、その調達などの業務をしています」とのこと。秘密研究所なんかではなく、原料を集めるための出先機関でした。
国立印刷局には全国に3カ所の出張所と2カ所の分室があり、ミツマタの調達業務にかかわっています。ミツマタを生産しているのは中国・四国地方の山間部に限られているため、出張所と分室は中四国にしかありません。ちなみに昨年度、国立印刷局に納められたミツマタは全部で135トン。島根からは約4トンが出荷され、生産県6県のうち5番目だったそうです。
ミツマタは12〜3月に山間部で栽培され、春先に不思議な形をした薄黄色の花が咲きます。冬季の換金作物として栽培されてきた歴史を持ち、県内では石見西部の津和野町、吉賀町、益田市の山間部でつくられています。ただ、一般の流通経路にはのらず、印刷局と調整しながら生産・出荷されるため、あまり知られていないようです。
「島根のミツマタで1万円札ができているんだ」と、国立印刷局広報室に詳細を聞いてみました。ところが「偽造防止などの観点から原材料の種類や配合率などは全て秘密なんです」との答え。ミツマタがどの程度の割合で混じっているのか、1万円札と千円札では原料が違うのかも「秘密」。「原料にミツマタとマニラ麻を使っており、ミツマタは全部国産ということしかお伝えできないんです」と申し訳なさそうな回答でした。
20年以上も前、2月末に「花の旅」という連載の担当が回ってきて「こんな季節に……」と困ったことがありました。そのとき、助けてくれたのが益田市の万葉公園で唯一咲いていたミツマタの花でした。万葉の昔から伝わる植物は、現代の日本経済をお札として支えています。
全国のミツマタ生産の3%は島根産。1万円札100枚のうち3枚は「島根原産」と、少し自慢してみませんか。【松江支局長・松本泉】
毎日新聞 2008年4月28日 地方版
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生活保護費の不当要求・暴力、松江でも /島根
◇受給者が自立できる行政を
北海道滝川市で元暴力団員らが介護タクシー代約2億円をだまし取った事件を受け、厚生労働省は生活保護費の支給から通院交通費を制限することにした。松江市でも昨年10月に市役所の生活福祉課相談室で職員を殴打したなどとして、暴行と脅迫の罪に問われた男の裁判が3月27日に松江地裁であり、懲役1年4月の判決が言い渡された。職員は男の生活保護の担当だった。一部の受給者の不当な要求が、生活保護が本当に必要な人に不利な状況や職員の不安を生み出している。【御園生枝里】
松江市の生活保護世帯は07年4月現在で1247世帯、1708人(06年4月は1180世帯、1622人)。職員は「大多数の人は本当に生活に困窮し、倹約しながら生活している。怒鳴り込んだりする人はまれ」と話す。松江市福祉事務所では15人の職員が支援が必要な人の資産や環境を調査し、必要性や額などを判断する。地区ごとに担当し、多くて100世帯を担当することもある。
事件を起こした男は月に1度給付される生活保護費を使い果たし、職員に前借りを要求した。「食べていけない」と訴え、当初は3000〜4000円の額だったため、職員は自分の金から貸していた。検察側は、男が度々借金をしていたと指摘した。
しかし、昨年10月10日、男は突然「20万円貸してほしい」と言ってきた。この時は拒否したが事件当日、今度は25万円を要求して来た。職員2人で「持ってないから貸せない」と対応すると、怒った男が職員のほほを殴ったり、松葉づえを振り上げ「約束を守らんやつは生かしちゃおけん」などと怒鳴った。
男は裁判で動機について「金を貸すという約束を守らなかったから」と話したが、判決で「職員に個人的に無心すること自体が極めて不適切」と指摘された。職員は「怖かったが、火に油を注ぐと思い逃げられなかった」と振り返る。
事件前の06年11月、「暴力団をやめた」とうそをついていた相談者に生活保護の廃止を伝えなければならず、職員に緊張が走った。何事もなかったが、職員から不安の声が上がった。その後、県警組織犯罪対策課に相談し、行政対象暴力への研修も開いた。他にも、市役所に怒鳴り込んできたり、職員が殴られたり、数年前には脅迫のファクスが送られたこともあった。
相談室には机と椅子が並ぶ。職員の席は逃げられるようドアのそばで、非常ボタンに近いところと決めてある。さらに、07年度予算で相談室2部屋と、窓口に監視カメラを設置。しかし、設置は今回の事件発生後で、裁判では双方の意見が食い違った。判決では、職員の供述の信用性があるとして、起訴事実を認定。職員は「これからも複数で対応する」と話している。
今回の事件では、男に対して職員が個人的に現金を貸し続けたことが、結果的に男を助長させることになったといえる。他に方策はなかったか。職員に危険が及ばないよう対策を講じるのも重要だが、受給者の自立には何が必要なのかという視点も忘れてはならない。
毎日新聞 2008年4月17日 地方版
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故永井隆博士:生誕100年、コンサートと講演会 「長崎の鐘」響く−−雲南 /島根
◇原爆被災者救済「平和を」訴え−−歌手・下垣さんら800人が参加
長崎原爆で被爆しながら被災者救護にあたり、死の直前まで病床から平和を訴え続けた故永井隆博士の生誕100年を記念するコンサートと講演会が27日、雲南市三刀屋町の三刀屋文化体育館アスパルであった。永井博士の自筆の「平和を」を背にしたソプラノ歌手・下垣真希さんによる「長崎の鐘」が響き渡ると、会場は感動に包まれた。
雲南市、島根大医学部主催。この日は永井博士の孫にあたる、徳三郎さん(長崎市永井隆記念館館長)も参加し、約800人の来場者に「永井博士は私たちの心の中で生きている。博士が唱えた『如己愛人』(己の如(ごと)く人を愛する)をひとりひとりが体現していきましょう」と呼びかけた。
コンサートでは、ソプラノ歌手の下垣真希さんが歌語り。永井博士と長崎医大(現長崎大医学部)の同窓で、授業中に被爆した叔父の最期を語り、「長崎の鐘」を歌い上げると、会場から大きな拍手が送られた。その後の講演では、益田順一・島根大医学部教授らが島根、長崎時代の永井博士の足跡を振り返った。益田教授は「20年の島根での成長があったからこそ、長崎での永井博士の姿がある」と話した。【小坂剛志】
毎日新聞 2008年4月28日 地方版
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県中央メーデー:格差社会の是正訴え 35団体の3000人が参加−−松江 /島根
連合島根などの「第79回県中央メーデー」が27日、松江市学園南の北公園で開かれた。松江市周辺の35団体から約3000人(主催者発表)が参加し、デモ行進を行うなどして深刻化する格差社会の是正を訴えた。
式典では、連合島根の矢倉淳会長が「年収200万円以下が2割を超え、正社員給与は9年連続で落ちている。企業収益を労働者側に配分し可処分所得を増やすことが、景気回復にもつながる」とあいさつ。「県内すべての勤労者が団結し、格差是正を」と訴えた。
式典に先立ち、参加者は「ストップ・ザ・格差社会」と書かれた横断幕を先頭に、県庁前から北公園までの約2キロをデモ行進した。【小坂剛志】
毎日新聞 2008年4月28日 地方版
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ホースセラピー:元気になれる場所 自身も闘病中の田中さん、雲南に牧場開園 /島根
◇きょう
ぼうこうがんとの闘病を3年間続けている田中利男さん(73)=雲南市木次町=が、闘病をきっかけに50年間続けてきた養鶏業を廃業、鶏舎跡地に馬との触れ合いや牧場体験を通じて心の健康を取り戻そうとするホースセラピー専用牧場を26日にオープンさせる。田中さんは「人が元気になる場所作りをしたい。このホースセラピーに残りの人生を懸けたい」と目を輝かせる。【細川貴代】
ホースセラピーとは、馬との触れ合いによって癒やしを得たり心身の悩みを持つ人の社会復帰を促進する活動で、欧米ではアニマルセラピーの一種として認知度が高い。日本でも取り組みが広まっている。
田中さんは長く養鶏業に携わってきた。78年ごろに食の安全を考える消費者団体との出会いから、鶏の平地飼いと、国産で遺伝子組み換えでない餌を使った飼育に取り組み、全国の消費者から厚い信頼を得た。食の安全や、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指し、仲間と共に有機栽培の体験型農園を手がけて、障害のある人たちや海外からの研修生なども受け入れてきた。
がんが見つかったのは3年前。医師からは「手術しても効果がない」と言われ衝撃を受けた。そんな折、偶然ホースセラピーを扱っているNPO法人関係者と出会った。馬と触れ合って元気を取り戻す子どもたちの話を聞き、農業体験に目を輝かせる子どもや障害者の姿と重なった。田中さんは、残りの人生をホースセラピーに懸けることを決めた。閉鎖を決めていた鶏舎35アールのうち、10アールを整備して運営するNPOに提供した。
牧場は「雲南セラピティックライディングセンター」(雲南TRC)。2月末にはエスポワール(道産子、メス3歳)とポニータ(ポニー、メス8歳)が到着、NPOのセラピストの元でトレーニングを受けている。
中山間地に位置する同市の高齢化率は約31%。近所のお年寄りたちが散歩途中に訪れて触れ合うなど、馬たちはすっかり近所のアイドルとなっている。
田中さんは現在入院中だが、妻の初恵さん(73)によると、オープンを前に希望に満ちているという。初恵さんは「夫はこの夢があるから元気です。オープンの日を心待ちにしていますよ」と目を細めた。
問い合わせは、雲南TRC(0854・42・2833)へ。
毎日新聞 2008年4月26日 地方版
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後期高齢者医療制度:診療料、医師から反発の声 「質低下招く」 /島根
75歳以上の高齢者らを対象にした後期高齢者(長寿)医療制度に伴い新たに導入された「後期高齢者診療料」について、県内の医師に反発が広がっている。松江市医師会と県医師会は、新制度の「担当医制」について「医療の質低下を招く」などと反対。新たな料金制度を選ばず従来の出来高請求をしていくことを議決した。現場医師からも制度の不備を指摘する声が上がっている。
同制度では糖尿病など慢性疾患の高齢者がかかりつけ医を決め、月に1度、診療報酬を月額6000円、自己負担は原則600円の定額制とする。出来高払いか定額払いかは、患者の同意を得て医療機関が選択でき、他の医療機関での受診は別途負担となる。
信太(しだ)秀夫・松江市医師会会長は、(1)かかりつけ医制度が進むと他の医師の受診が制約される(2)定額6000円までとすると医療の質が低下する(3)1人しかなれないかかりつけ医に複数の医師がなればトラブルが起こる可能性がある−−などの問題点を挙げ「医療費抑制策は患者のためにならない。患者が必要な医療を受けられるようにしてほしい」と語る。
松江市淞北台の「よねだ内科」の米田治彦院長は「新制度を導入するつもりはない。他の病院との連携も重要」と、従来の出来高払いを継続する。心臓の超音波検査だけで新制度の診療報酬の月額6000円を超えてしまい、十分な治療ができないという。また、この定額払いの診療料を採用するには、医師研修が必要とされているが、その研修プログラムの不備を指摘。「患者は現在、保険料に注目している。しかしこの1割600円の定額払いが、2割、3割となった時、どうなるだろうか」と懸念する。
同市大輪町の「小竹原医院」の小竹原良雄院長は、重複投薬について「厚生労働省が心配するほど、現場の医師は無茶な処方をしていない」と話す。「現実問題、80代・90代の高齢者に1人の主治医を選ばせることが出来るのか疑問」と担当医制、定額請求にも否定的だ。【御園生枝里、岡崎英遠】
毎日新聞 2008年4月26日 地方版
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学校給食:値上げ相次ぐ 11〜19円、食材高騰で−−毎日新聞調査 /島根
小麦粉など食料品の値上げに伴い、県内の自治体では学校給食費を引き上げる動きが今年度から相次いでいる。既に奥出雲、斐川の2町で実施。他の自治体でも、値上げを検討しており、家計への影響は避けられない見通しだ。(費用はいずれも1食あたり)
毎日新聞が各自治体に取材したところによると、奥出雲町は今月から小学校で11円値上げし247円、中学校で13円値上げし293円にした。斐川町も幼稚園で12円値上げし227円、小学校で14円値上げの282円、中学校では19円値上げの348円にした。奥出雲町は、調理設備や光熱費については町が負担、現場も地元の野菜などを食材に使うようにしてコストダウンに努めているが、小麦粉・食用油など食材価格の高騰のため値上げに踏み切ったという。
学校で独自に調理し、児童に提供する自校方式を採っている安来市も、今月に入って各小学校のPTA総会や保護者でつくる学校給食会役員会などで協議。学校によって対応はまちまちだが、約10円程度、値上げされる見込み。
また、大田市も5月からの値上げを検討しているという。
一方、松江市は今年度、昨年度費用を据え置く方針で、浜田市、東出雲町も値上げはしない。
毎日新聞 2008年4月26日 地方版
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がん:県内の死因1位 募金付き商品、続々 医療機器整備、早期発見に /島根
◇お茶など
県内のがんの治療・診断の機材整備を目的に昨年8月に設立された「がん募金」に協力しようと、出雲市長浜町のお茶製造販売「茶三代一」(三代和鑑社長)が、募金付きの緑茶ペットボトル「だんだん」を販売する。また、泉製紙(愛媛県四国中央市)も募金付きのトイレットペーパーの販売を開始。企業の同募金への賛同が徐々に広まりつつある。
ペットボトル入り緑茶「だんだん」の価格は150円(350ミリリットル入り、希望小売価格)で、1本ごとに3円を募金へ寄付することになる。茶三代一が「地域に貢献したい」と商品を企画した。同製品は出雲市内の本店、松江店などで購入できる。
泉製紙の募金付きトイレットペーパーの商品名は「お花畑の詩」(1袋12ロール)。1袋につき、6円を同募金へ寄付を始めた。対象商品は県内のドラッグストア「ウェルネス」の計19店舗で取り扱っているほか、県内スーパーへの取り扱いの拡大も予定している。
がんは島根県の死因の1位で、がん募金はがんの早期発見・治療の強化のために医療機関へ医療機器を整備する目的で設立された。09年度までに7億円を目指している。
企業の同募金への賛同企画商品も増えつつあり、バナナ、自動販売機の飲料品、JAいずもの定期貯金「ゴンちゃん定期」で売り上げの一部などの同募金への寄付が始まっている。協賛商品には、「島根がん対策募金商品」とのシールが添付されている。
企業などからの直接募金も相次いでおり、募金と寄付をあわせた23日現在の募金総額は2億7600万円。事務局の島根難病研究所、春日稔参事は「県内企業の賛同キャンペーンが増えており、感謝している。引き続き推進したいです」と話している。【細川貴代】
毎日新聞 2008年4月25日 地方版
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電力会社不正:島根原発、特別検査を終了 原子力保安院「規定違反なし」 /島根
原子力安全・保安院は24日、今年2、3月に実施した中国電力島根原発に対しての保安検査の結果を発表した。島根原発で発覚した29件の不正を受けて中電がまとめた再発防止対策の状況などを検査した結果、いずれも保安規定違反はなかったとした。昨年からの「特別な保安検査」は今回で終了するが、原子力安全・保安院は「再発防止対策として構築された仕組みが定着していくか、通常の保安検査などで注視したい」とした。
全国の電力会社で昨年に発覚した不正を巡り、経産省は最も悪質とされた11件の不正が発覚した全国の7原発に対して特別な保安検査を行うことを義務付けていた。
島根原発も特別な検査が義務づけられていたが、原子力安全・保安院は、今回の保安検査で「再発防止対策として構築された仕組みが有効に作用している」などと評価。特別な保安検査を終了するとした。
中電は「この1年をかけて再発防止の仕組み作りをしてきた。継続的な改善に努めていきたい」としている。【小坂剛志】
毎日新聞 2008年4月25日 地方版
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講座:出雲大社・伊勢神宮、二つの遷宮を学ぶ あすから5回、県立歴博など /島根
出雲大社の「平成の大遷宮」にあわせ、連続講座「伊勢神宮と出雲大社の遷宮に学ぶ」が26日から、県立古代出雲歴史博物館などで開かれる。全5回で、一つのテーマについて出雲大社と伊勢神宮の関係者が語る。
出雲大社は2013年の完成を目途に、約60年に一度の遷宮が今年から始まっている。一方、伊勢神宮では20年に一度の式年遷宮を行っており、13年の遷宮に向け、05年以降さまざまな行事が進められている。
講演会では、古くから信仰を集めてきた出雲大社と伊勢神宮を歴史・文化などの切り口で比較しながら学ぶ。一つのテーマに対し出雲大社、伊勢神宮双方の研究者が講演する。
26日午後0時半には、出雲市の「ビッグハート出雲」で「伊勢・出雲の神々と日本文化」と題して上田正昭・県立古代出雲歴史博物館名誉館長や千家和比古・出雲大社権宮司、伴五十嗣郎・皇學館大学長が講演する。
5月24日は「伊勢神宮の式年遷宮と出雲大社造営の歴史」▽6月28日は「伊勢神宮と出雲大社の祭祀と建築」▽7月19日「伊勢神宮・出雲大社の創祀と出雲神話の世界」▽8月30日「伊勢信仰と出雲信仰」。共に県立古代出雲歴史博物館で午後1時から。
聴講無料だが、事前申し込みが必要。問い合わせは同博物館(0853・53・8600)へ。
毎日新聞 2008年4月25日 地方版
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医療費還付詐欺:男性が113万円被害−−雲南 /島根
24日午前10時半ごろ、雲南市内の男性(66)方に、社会保険事務所の職員を名乗る男から「医療費が払い過ぎなので、払い戻しする」と電話があった。払い戻しは近くのATM(現金自動受払機)で行うと言われ、そこで男の指示通りに画面操作したところ、口座から113万円が送金され、だまされたことに気付いた。雲南署は、医療費還付を装った振り込め詐欺事件とみて捜査している。
雲南市内では、他に3件、同様の電話がきたという通報があり、雲南署ではケーブルテレビなどで住民に、注意を呼びかけている。【岡崎英遠】
毎日新聞 2008年4月25日 地方版
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事件・事故:松江駅で男性飛び込み /島根
24日午後6時35分ごろ、松江市朝日町のJR松江駅で、山陰線ホームに入ってきた出雲市発岡山行き上り普通列車(乗客80人)が、線路上に飛び込んできた男性をはねた。男性は病院に搬送されたが、意識はあるという。松江署によると、松江市内の男性(18)。目撃した女性は「ホームぎりぎりに立っていたのでおかしいと思っていたら、列車が入ってきたと同時に、勢いをつけ飛び込んでいった」と話していた。列車は約1時間停車した。
毎日新聞 2008年4月25日 地方版
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松江・馬潟工業団地ダイオキシン汚染:焼却灰が直接水路に? 県対策委が視察 /島根
◇県対策委が現地を視察
松江市八幡町の馬潟工業団地周辺の水路が高濃度のダイオキシン類で汚染されていた問題で、県の対策委員会の専門家2人が23日、現地を視察した。水路の上流部分の堆積(たいせき)物から環境基準値の40倍を超える1グラムあたり7000ピコグラムのダイオキシン濃度を検出しているが、東京農工大大学院の細見正明教授は「大気の汚れから7000ピコグラムの数値が出るのはあり得ない。焼却灰が直接、水路に入り込んだ可能性が考えられる」という見方を示した。同委員会は今後、水路の上流部分を含めた18カ所で調査を行っていく方針を決めた。
県が今年2月に馬潟工業団地の水路を調べたところ、これまで調査していなかった上流部の水路の堆積物2カ所から最大1グラムあたり7000ピコグラムのダイオキシン濃度を検出し、環境基準値(1グラムあたり150ピコグラム)を大きく上回った。
今回の視察では、細見教授ら専門家2人が現地を実際に見て歩き、水位や水の流れの状況や、排水管の位置について尋ねていた。細見教授は「7000ピコグラムが検出された水路は水の流れがほとんどなく、過去に焼却灰が入り込んだことも考えられる。下流で検出されたダイオキシンとの因果関係は分からない」と話した。【小坂剛志】
毎日新聞 2008年4月24日 地方版
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後期高齢者医療制度:松江市、27日に日曜相談窓口 制度を周知 /島根
75歳以上の高齢者と寝たきりなど一定の障害がある65〜74歳を対象にした後期高齢者(長寿)医療制度で、年金からの保険料天引きが始まって1週間が過ぎた。松江市には、天引きが始まった15日から22日現在で計674件の相談があった。制度の周知のため、市は27日に日曜相談窓口を午前8時半〜午後5時まで設置する。
市高齢者医療係によると、市民から、保険料額についての質問や「人間ドックが全額個人負担になり、利用できなくなる」「保険料が高くて生活できない」などの苦情が寄せられている。14日から電話回線を2回線から3回線に増設して対応している。
保険証は3月下旬に配達証明郵便で発送し、約130通が不在で返信された。確認作業を進めたが、22日現在で22通が被保険者の手元に届いていない。【御園生枝里】
毎日新聞 2008年4月24日 地方版
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松江堀尾会:史跡や資料の保存、勉強会などを計画−−観光協会などが設立 /島根
松江城を築城し、城下町を整備した堀尾吉晴公をたたえ、後世に伝えようと、松江観光協会などが中心となり23日、「松江堀尾会」が設立された。堀尾家に関する史跡や資料の保存、勉強会などを計画している。
会では、堀尾公の生誕地である愛知県大口町との交流事業も進める。松江市栄町にある堀尾家3代の菩提(ぼだい)所円成寺では、毎年11月6日に堀尾公の法要が営まれ、大口町からも多数の参加があるという。
鷦鷯(ささき)修一会長(78)は「松江開府400年祭に合わせて堀尾公を後世に伝えたい」と意気込みを語る。
年会費は500円。入会の受付・問い合わせは松江観光協会(0852・27・5843)へ。【岡崎英遠】
毎日新聞 2008年4月24日 地方版
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しまね拡大鏡:バイオエタノール実用化へ 島根モデルできれば /島根
◇ゴミ焼却炉の廃熱利用、エネルギーコスト大幅減−−県内NPO
地球温暖化対策として、サトウキビやトウモロコシなどの食物から作られる「バイオエタノール」を県内でも実用化しようという動きが本格化している。島根大や民間研究者らが集まって発足したNPO法人「しまねバイオエタノール研究会」(松江市)では、ゴミ焼却炉の廃熱を利用して、コメからバイオエタノールを製造する手法を研究し、エネルギーコストを大幅に抑えるという結果をまとめた。同研究会は「ゴミ焼却炉の廃熱を利用した製造方法は他県でも実用化されていない。島根モデルとなれば」と期待を寄せている。【小坂剛志】
◇注目のエコ燃料
バイオエタノールとは、穀物や木材などの植物に含まれる糖分を抽出、発酵させて作った燃料で、温室効果のある二酸化炭素の削減につながる「エコ燃料」として注目されている。燃焼させれば温室効果ガスの二酸化炭素が放出されるが、原料となる植物が成長する際に大気中の二酸化炭素を吸収することから、燃焼時の排出量を相殺する環境効果があるという。
ブラジルでは、すでにサトウキビを原料にしたバイオエタノールが、ガソリンの代わりに自動車燃料として実用化されている。米国ではトウモロコシといった穀物からバイオエタノールを製造することが多く、ブッシュ大統領がバイオエタノール増産計画を打ち出すと、直後からシカゴ市場のトウモロコシ価格が急騰。1年前の2倍の値をつけるという現象も起きた。
◇飼料用コメから
「しまねバイオエタノール研究会」では、「エサ米」と呼ばれる飼料用のコメを使ったバイオエタノール製造を研究している。バイオエタノール製造にあたっては、(1)バイオエタノールは高額すぎる、(2)バイオエタノールの製造過程で逆に二酸化炭素を出すのではないか、という指摘がある。
同研究会が使う「エサ米」は、1キロあたり20円と、食用のコメよりも安く、手間をかけずに作ることができる。コメに含まれるでんぷんを糖化、アルコール化する「醸造」によって、エタノールを製造する。こうしてできたバイオエタノールの濃度は約15%。燃料として使うには、エタノールだけを分離する「蒸留」を使って濃度を上げる必要がある。ただ、蒸留には多くのエネルギーが必要。そこで、ゴミ焼却施設の廃熱を使うことで、エネルギーコストを抑えて蒸留する設備を設計した。
同研究会の調査では、エタノール1リットルあたりの製造費用は114〜125円で、「他県の取り組みと比べても十分安価で、採算性がとれる」(同研究会)という。エネルギー収支という点でも、ゴミ焼却炉の廃熱を利用するため、エタノール製造にかかるエネルギーを大幅に低く抑えることができた。
また、同研究会が使う「エサ米」は飼料用のため、人間の食用とは競合せず、米国の穀物物価高騰のような事態も起こり得ないという利点もある。
◇行政も支援を
同研究会の和泉敏太郎理事長は、「今年度中にも、農業者・廃熱を排出する事業社・石油事業者の3者による共同出資会社を設立し、商用化を目指したい」としている。
バイオエタノール製造は、国産エネルギーを育てる「エネルギー問題」、休耕田を活用する「農業問題」、温室効果ガスを削減する「環境問題」の三つの見方がある。特に、県内には約7000ヘクタールという休耕田があり、国土保全や農業振興も期待できる。また、多くの自治体にはゴミ焼却炉があり、この廃熱を生かさない手はないだろう。同研究会の取り組みを行政がバックアップすることで「環境先進県」としての島根モデルの実現に近づくはずだ。
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◇ご意見、ご感想募集
この欄に対するご意見、ご感想を、郵送、ファクス、または電子メールでお寄せください。〒690−0886 松江市母衣町83−3 毎日新聞松江支局▽0852・27・1548▽matsue@mbx.mainichi.co.jp
毎日新聞 2008年4月24日 地方版
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山口・光の母子殺害:差し戻し控訴審・死刑判決 遺族が訴える場、得た /島根
◇県内の犯罪被害者「本村さんの功績大きい」
山口県光市の母子殺害事件で、広島高裁が事件当時18歳だった被告に下した死刑判決。遺族の本村洋さん(32)は事件後、全国犯罪被害者の会「あすの会」幹事として、犯罪被害者が置き去りにされた刑事司法の改革を訴えてきた。その功績は県内の犯罪被害者の立場にも大きく影響し、殺人事件で夫を亡くした遺族は「本村さんたちの働きかけで、裁判における被害者の立場は大きく変わった」と振り返った。【小坂剛志】
「被害者が立ち直ろうとした時に手助けをする社会であってほしい」。今年2月24日。松江市内で講演を行った本村さんは、刑事裁判を傍聴する際、法廷への遺影の持ち込みを裁判所に制止された経験を語り、裁判で被害者が「証拠」としてのみ扱われていた状況を指摘した。
本村さんは事件後、全国犯罪被害者の会「あすの会」幹事に就任。昨年6月には同会などの働きかけで、被害者参加制度が制定。年内にも、殺人事件などの刑事裁判で犯罪被害者・遺族が当事者に近い立場で被告人に直接質問できるようになり、被害者が司法制度の蚊帳の外に置かれる状況は変わりつつある。
その変化は県内の刑事裁判の中でも感じられる。05年7月、殺人事件で夫(当時36歳)を亡くした石川俊子さん(38)は加害者の裁判の中で、遺族の心境を訴える場を得ることができた。石川さんは、「裁判は、加害者を裁く裁判官に遺族の心境を訴えられる唯一の場。私がそういう場を得たのは、本村さんたちのこれまでの努力があったからだと思う」と振り返った。
自分が事件に遭うまで、メディアで発言する本村さんのことを「何でそこまでつらい思いをして、闘っているんだろう」という第三者的な見方をしてきたという石川さん。だが犯罪被害者となり、本村さんたち犯罪被害の当事者が変えてきたものの大きさを実感した。最後に「誰もが納得できるような裁判に変わっていくことを望みます」と静かに語った。
毎日新聞 2008年4月23日 地方版
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ロシア貿易促進プロジェクト:計画案を承認 浜田で実行委総会 /島根
浜田港(浜田市)と主要貿易相手国のロシアとの貿易拡大を図ることを目的に設立されたロシア貿易促進プロジェクト実行委員会の今年度総会が22日、浜田市の県浜田合同庁舎で開催された。
7月19日から22日まで、「ウラジオストクSHIMANEフェア」を開催▽トマト、メロン、ブドウ、豆腐、加工食品などの食品販売(20日)を現地スーパーで行うため、スペース確保の相談していること−−などの事業計画案を承認した。
席上、21日、浜田港振興会会長の宇津徹男市長から、県ロシア貿易アドバイザーに委嘱された外務省外郭団体の前ウラジオストク日本センター所長の浅井利春さん(59)が紹介された。浅井さんは「浜田港振興のため、お手伝いできたらと思います」とあいさつした。【大賀英作】
毎日新聞 2008年4月23日 地方版
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出雲大社:本殿内ちらり 特別拝観の写真公開 /島根
「平成の大遷宮」で約60年に一度の国宝・本殿の特別拝観を行っている出雲大社(出雲市大社町)が、本殿内の特別拝観の写真を公開した。ベールに包まれていた本殿内の様子がうかがえる。
特別拝観では、1段の高さ約25センチほどの階段15段をあがって本殿へ。本殿周囲を一周できるほか、南側の御扉と蔀(しとみ)から本殿内を拝観できる。
写真は蔀から本殿内を見たもの。床は約60畳の畳の間となっている。本殿内は田の字のように4部分に分けられている。右奥にかすかに見えるのが、御神体が祀(まつ)られていた「御神座」で、西向きに置かれている。
特別拝観は23日まで。26日〜5月6日▽5月13〜18日▽8月1〜17日にも拝観できる。受け付けは午前9時〜午後3時半まで。拝観には正装が必要。【細川貴代】
毎日新聞 2008年4月23日 地方版
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展覧会:「郷悠館真砂」の民芸品を展示−−益田・歴史民俗資料館 /島根
益田市立歴史民俗資料館(同市本町)で、「郷悠館真砂」(同市波田町)で展示されている古い民具や、工房で制作された竹細工、木工品などを紹介する展覧会が開かれている。タイトルは「ふるさと美術工芸展1」で、5月11日まで。
郷悠館真砂は、郷土に残る民芸品などの技術や知識を次の世代に残していこうと、00年にオープンした。工房も併設し、民芸品の制作、収集などを行っている。
今回は各種のかごなどの竹細工やわら細工、ひょうたん、花器、木工製品のほか、和紙で作られた石見神楽面などを展示。ふるさと民具のコーナーでは、戦前に真砂地区で上演された地芝居の台本など、興味深い資料も見ることができる。【児子勉】
毎日新聞 2008年4月23日 地方版
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全国学力テスト:1万4000人が小中学校で /島根
全国学力テストが22日、県内360の小中学校でも行われ、対象となる小6、中3の児童・生徒約1万4000人が、国語や数学などの問題に取り組んだ。
テストを実施した県内の学校は、小学校で公立249校、国立1校。中学校では公立103校、国立1校、私立2校と、特別支援学校4校の計360校。実施しなかったのは、小学校3校、中学校1校、特別支援学校8校で、対象児童生徒がいなかったため。昨年の全国学力テストでは、県内の小6の2教科4分野でいずれも全国平均並みか平均を下回ったものの、中3では2教科4分野のうち3分野で平均を上回り全体ではほぼ全国平均並みの結果となった。
県教委では今回の全国学力テストとは別に、県内の小学3〜6年、中学全学年を対象に県内一斉の学力テストを5月8、9両日に実施。全国学力テストの結果が出るのは9月ごろのため、県独自の学力テストの結果を先に分析していく。【小坂剛志】
毎日新聞 2008年4月23日 地方版
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事件・事故:アワビ密漁主犯格に懲役10月求刑 /島根
今年1月、浜田市沿岸で集団でアワビなどを大量に密漁し、県漁業調整規則違反などに問われた主犯格の岩本竜大被告(41)=佐賀県唐津市材木町=の論告求刑公判が22日、松江地裁(吉井隆平裁判官)であり、検察側は懲役10月、罰金10万円を求刑。また岩本被告と共謀した浪口裕行被告(59)=同市神田=には懲役6月、罰金10万円を求刑した。
また、判決公判では、松尾一生被告(44)=同市材木町=には懲役6月、執行猶予3年、罰金10万円(求刑懲役6月、罰金10万円)、川嵜徳夫被告(43)=同市鳩川=には懲役5月、執行猶予3年、罰金10万円(求刑懲役5月、罰金10万円)の有罪判決が言い渡された。
毎日新聞 2008年4月23日 地方版
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経済ファイル:鳥取砂丘の「砂の美術館」26日開幕 /中国
鳥取市の鳥取砂丘に26日、「砂の美術館」がオープンする。テーマは「世界遺産・アジア編〜アジアの風に乗って」。20体の砂像からなる秦の始皇帝の兵馬俑(へいばよう)や高さ約4メートルのバーミヤン大仏など各国の彫刻家8人が制作した11作品(砂像31体)を展示する。2回目の今回は有料化された。30万人以上の入場者を目標としている。
来年1月3日まで。観覧料は一般300円、小中高生200円。
毎日新聞 2008年4月22日 地方版
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出雲大社:「一生に一度」目輝かせ 特別公開初日、参拝客4000人 /島根
60年ぶりに公開された本殿を参拝するため並ぶ人たち。正面は本殿前の楼門=出雲市の出雲大社で21日午前7時15分、三村政司撮影 出雲市大社町の出雲大社(千家尊祐宮司)で21日、約60年ぶりに国宝・本殿の特別公開が始まり、「一生に一度だから……」と、全国から参拝者が訪れた。出雲大社によると、この日の拝観者数は約4000人。本殿内の天井に描かれている「八雲の図」など、約60年に一度しか見られない貴重な文化財の数々に、目を輝かせていた。
この日は午前7時に、関係者への公開を開始。遷宮を祝う奉祝祭が終了した午前11時半過ぎからは一般拝観者への公開も始まった。
現在の本殿は1744年に建てられたもので、高さ約24メートルの大社造。本殿内部は田の字のように四つの部分に分かれており、北東部分は御神体が祀(まつ)られていた「御神座」がある。参拝者は本殿の15段の階段を上がり、本殿南側の蔀扉と御扉から本殿内を拝観。天井の鮮やかな「八雲の図」や、御神座、本殿中心の太柱「心御柱(しんのみはしら)」(直径1・1メートル)などをじっくりと拝観していた。
出雲市小山町の志谷隆三さん(74)は「一生に一度だからぜひ」と参列、午前8時半から約3時間待ちで拝観した。同市大津町の主婦、今岡真緒さん(25)も「八雲の図を楽しみに来ました」。報道で公開を知り駆けつけた。拝観を終えた堺市の女性(69)は「本当に感動の一言」。埼玉県川口市の美容師、白石真由夏さん(27)は「歴史の重みを感じた。特別な感じがした」と話していた。
出雲大社ではこの日、本殿拝観のほか、氏子が御神火を持って町内を巡る「御神火御幸」の行事など遷宮を祝うさまざまな催しが行われた。
千家尊祐宮司は「仮殿遷座祭」の一連の行事を終え、「仮殿遷座祭をお仕えし、本殿遷座祭に向けましての新たな一歩を踏み出した。5年後の本殿遷座祭をご奉仕させていただきましたあかつきには、皆様方と再び喜びを分かち合えますようお力添えをお願い申し上げます」とのコメントを出した。【細川貴代】
毎日新聞 2008年4月22日 地方版
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