したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

インド・天竺・中洋スレ

1とはずがたり:2014/05/26(月) 19:32:11
"中洋"は梅棹忠夫の「文明の生態史観」より。
インド亜大陸とその周辺のスレ。

国際政治・世界事情の印度関連レス
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/?q=%A5%A4%A5%F3%A5%C9

633チバQ:2021/05/14(金) 23:40:27
>>627
https://www.sankei.com/world/news/210514/wor2105140008-n1.html
野党の連立工作失敗、不信任のオリ首相を再指名 ネパール
2021.5.14 08:27国際アジア

 ネパールのバンダリ大統領は13日、下院で10日に不信任とされたオリ首相について、下院第1党の指導者として改めて首相に指名した。政権交代を目指した野党が連立工作に失敗した。オリ氏は30日以内に再び下院の信任投票に臨まなければならず、政情混迷がさらに長引く可能性もある。

 オリ氏は自ら決断した信任投票で不信任となり、バンダリ氏が13日を期限に連立を組んで多数派を形成できる首相候補がいるかどうか探った。野党勢力は結集できず、オリ氏の再指名に至った。

 オリ氏は昨年12月、当時の与党ネパール共産党の共同議長だったダハル元首相との確執から下院を解散した。最高裁は今年2月、解散を違憲で無効と判断。ネパール共産党はその後、オリ氏の統一共産党とダハル氏派のネパール共産党毛沢東主義派に分かれていた。(共同)

634チバQ:2021/05/17(月) 15:43:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d92c1e9b1001ade1c6135d2926b5a484bbc66ab7
国民に「総ざんげ」求め波紋 インドの与党支持母体トップ
5/17(月) 6:53配信

時事通信
インドのヒンズー至上主義団体、民族奉仕団(RSS)トップのモハン・バグワト氏=3月19日、ベンガルール(EPA時事)

 【ニューデリー時事】新型コロナウイルスの感染「第2波」が続くインドで、与党インド人民党(BJP)の支持母体であるヒンズー至上主義団体、民族奉仕団(RSS)のトップが、国民に「総ざんげ」を求める主張を展開し、波紋を呼んでいる。

 
 RSSトップのモハン・バグワト氏は15日にインターネット上で行った支持者向け演説で、昨年9月がピークだった第1波の後、「政府や国民の怠慢」が「第2波」を招いたと批判した。国民の責任にも言及することで、コロナへの対応をめぐって強まっているモディ政権への風当たりを和らげる狙いがあると受け止められている。

 演説に対し、インターネット交流サイト(SNS)には、支持者からとみられる称賛のコメントが書き込まれた。一方で「同意できない。政治家が国を破綻させた」「モディ首相に直接電話で指導しろ」と反発する声も相次いでいる。

 インドのコロナ対策をめぐっては、モディ首相が1月下旬に「インドは世界で最も多くの人命を救うのに成功した国の一つだ」と自賛。閣僚らがコロナ封じ込めに成功したとアピールしたことも、人心の緩みにつながったと指摘されている。

 3月中旬に始まった「第2波」では、4月22日以降、1日当たりの新規感染者が30万人以上に及ぶ厳しい状況が続いており、首都ニューデリーでは17日に終了予定だった都市封鎖を24日まで延長することが決まった。延長は4度目。モディ政権は厳格な封鎖措置の導入に消極的で、地方政府に対応を丸投げし、医療用酸素や医薬品の供給を制御できずに「医療崩壊」を招いたことで、批判を浴びている。

635チバQ:2021/05/17(月) 15:46:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/e909374b437dfe6b31e6c350290914d4299b9896
ネパールでもコロナ感染広がる 「医療崩壊」深刻化
5/17(月) 14:49配信

時事通信
医療用酸素マスクを着けて救急病棟に運ばれる、ネパールの新型コロナ患者=13日、カトマンズ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インドで新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、国境を接し、インドと密接な関係を持つネパールでも感染が広がりつつある。

 もともと医療インフラの脆弱(ぜいじゃく)なネパールでは、インド同様に病床や医療用酸素の不足といった「医療崩壊」が深刻化。一方、政治家は政争に明け暮れ、有効な対策が打てていない。

 人口約3000万人のネパールでは15日の政府発表で、過去24時間の新規感染者が8000人超に達し、死者も187人だった。地元紙カトマンズ・ポスト(電子版)は15日、「新規感染者は驚くほどの増加を続けており、医療用酸素、集中治療室(ICU)、人工呼吸器が全土で不足している」と報じた。

 また、AFP通信は「首都カトマンズの酸素製造施設は24時間態勢で操業しているが、需要は供給能力をはるかに上回る」と嘆く酸素業者組合トップの話を伝えた。

 ネパールは生活物資の大半をインドからの輸入に頼っている。また、ネパールには労働人口を吸収できる産業がほとんどなく、ビザなしで入国できるインドに出稼ぎに行く人も多い。

 ネパール政府は今月1日までに、対インド国境検問35カ所のうち22カ所を閉鎖することを決めた。ただ、実際は検問所以外にも通行可能な場所はあり、実効性には疑問符が付く。

636チバQ:2021/05/23(日) 23:46:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e54c0ac5126883793888b46e4947d649b71d47d

インド首都、封鎖を延長 感染縮小、明るい兆し 新型コロナ
5/23(日) 17:11配信

時事通信
ロックダウン(都市封鎖)の中、日雇いの人々に行われているインドの炊き出し=20日、ニューデリー(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インドの首都ニューデリーを管轄するデリー首都圏政府のケジリワル首相は23日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月19日から実施中のロックダウン(都市封鎖)を今月31日まで1週間延長すると発表した。

 24日に終了予定だった。延長は5度目。

 インド政府の発表によれば、23日朝(日本時間同午前)までの24時間の全土の新規感染者数は24万842人だった。依然高水準だが減少傾向も表れている。首都でも新規感染者は「第2波」ピーク時の約10分の1の2260人で、明るい兆しがないわけではない。

 ケジリワル氏は23日、記者会見し、減少傾向が続けば31日から規制緩和があり得ることを示唆した。「全員が接種を受ければ『第3波』に襲われない可能性がある」と述べ、ワクチン接種加速計画を立案中と語った。

637チバQ:2021/05/24(月) 00:47:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052200436&g=int
ネパール、11月に総選挙 コロナ置き去り政争
2021年05月22日17時41分


 【ニューデリー時事】ネパールのバンダリ大統領は22日、「下院を解散し、11月12、19日の2度に分けて総選挙の投票を実施する」と発表した。旧与党勢力の内紛から、下院でオリ首相の不信任が決議されたものの、対抗勢力を含め、新たな組閣が行き詰まった。

 バンダリ大統領は昨年12月にも下院解散と総選挙実施を発表したが、最高裁は今年2月、解散を違憲と判断。その後もオリ首相の去就をめぐり、議会が紛糾していた。
 ネパールでは5月に入ってから、新型コロナウイルスの感染者が1日に9000人近い日が続いてきた。病床や医療用酸素が不足する「医療崩壊」に陥っている。迅速な対策が求められる中、国民を置き去りにした政争が続く。

638チバQ:2021/05/31(月) 17:09:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/02971680088262263c507658898e7df1738ec245
コロナ禍のインドに迫る新たな危機、貧困層に広がる飢餓
5/31(月) 15:44配信

1
この記事についてツイート
この記事についてシェア
AFP=時事
インド・ニューデリーの道路沿いで、ボランティアによる炊き出しの列に並ぶ、新型コロナウイルス流行の中で仕事を失った日雇い労働者やホームレスの人々(2021年5月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】新型コロナウイルス流行の第2波に見舞われているインドで、数百万世帯が貧困に陥っている。専門家は、すでに昨年の最初のロックダウン(都市封鎖)で大打撃を被った貧困層に飢餓が広がっているとして、社会に迫る新たな危機に警鐘を鳴らしている。

【写真】炊き出しのカレーを受け取る失業中やホームレスの人々

 インドではこの8週間で16万人が死亡し、医療はひっ迫。多くの事業者が倒産した。インド経済モニタリングセンター(CMIE)は、今年4月だけで730万人以上が失業したとしている。

 南部ベンガルール(旧バンガロール、Bangalore)のアジム・プレムジ大学(Azim Premji University)の調査によると、流行が始まった昨年1年間で、約2億3000万人の国民が1日の生活費375ルピー(約570円)以下の貧困層に転落した。

 労働人口の90%以上が社会保障などセーフティーネットの対象から外れたインフォーマルセクターに属していることが、事態をさらに深刻にしている。政府の緊急食料支援を受けるために必要な配給カードを持っていない人は、推計1億人に上るとされる。【翻訳編集】 AFPBB News

639チバQ:2021/06/01(火) 16:45:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c90de3e494553254cb8891faaf1d31970cf51f3
2万8千人の新規感染者、40日後に946人に急減した首都…危機感の市民も対策徹底
5/31(月) 20:00配信

読売新聞オンライン
インドの首都ニューデリー

 インドの首都ニューデリーで新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が急減している。40日前は2万8000人を超えたが、5月31日の中央政府の発表では946人だった。4月中旬から行ったロックダウン(外出制限)の効果とみられ、首都圏政府は5月31日、製造業と建設業を再開させた。

 首都圏政府のアルビンド・ケジリワル首相は再開に先立ち、「感染から逃れた人を飢え死にさせてはならない」と述べ、収入源を失った労働者のため、段階的に制限を緩和していく考えを示した。

 インド全体では、1日の死者は今も3000人を超える。首都の感染者数が減ったのは、死者続出に危機感を抱いた市民が対策を取ったことも要因とみられる。4月以降、医療用酸素や集中治療室(ICU)、抗ウイルス薬などの不足に陥った病院の状況は少しずつ改善しているという。

 一方、インド医師会によると、第2波の3月以降、対応に当たって感染死した医師の数は513人にのぼっている。防護服や感染予防装備が行き渡っていないことが一因だという。(ニューデリー支局 小峰翔)

640チバQ:2021/06/06(日) 12:59:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cbe07243479f1e2ae9017dd23d41d75e8d236e7
ワクチン大国なのに不足・感染対策より選挙…「助けてくれない」インド首相に批判
6/6(日) 12:03配信

読売新聞オンライン
 インドのナレンドラ・モディ首相の支持率が下落している。新型コロナウイルス対策よりも選挙での党勢拡大を優先するなどしたため、世界最悪クラスの感染爆発を招いたうえ、ワクチンの製造大国なのにワクチン不足に陥ったからだ。国民の不満を解消するのは容易ではない。(ニューデリー支局 小峰翔)

支持率最低に 5月
無視

 「首相は助けてくれなかった」

 首都ニューデリーのシャンカル・ラルさん(32)は、4月に親族の男性(32)が入院できずに亡くなったことを振り返り、怒りをにじませた。

 ニューデリーは当時、1日の新規感染者数が約2万8000人とピークに達し、病院のベッドは満床続きで医療用の酸素が不足していた。そんな緊急時にモディ氏は首都を離れ、西ベンガル州の地方選を戦う与党・インド人民党の応援に出かけていた。

モディ首相(ロイター)

「拡散者」

(写真:読売新聞)

 インドのコンサルタント会社「オルマックス・メディア」によると、5月のモディ氏の支持率は48%で、昨年2月の調査開始以降で最低となった。最大の要因とみられるのは、3月からのコロナ第2波による感染爆発への対応のまずさだ。

 インド型(デルタ型)の変異ウイルスが流行し、5月には1日の新規感染者数が40万人を超えた。だが、モディ氏は抑え込みに有効なロックダウン(都市封鎖)に消極的で、地方政府には導入に慎重な判断を求めた。経済にさらなる打撃を与えることを恐れたとみられる。

 ヒンズー教の宗教行事への数百万人規模の訪問も規制せず、地方選対策で強行した選挙集会にはマスクを着けない支持者らが殺到し、モディ氏は「拡散者」(医師会副会長)などと批判を浴びた。

 追い打ちをかけたのが、ワクチン不足問題だ。ワクチンの製造大国として海外への供給を加速させたため、急増する国内需要に対処できなくなったのだ。現在、人口約13億人のうち1回目の接種が終了したのは1割強にとどまっている。

マイナス成長

 2019年5月に首相2期目をスタートさせたモディ氏は、人口の8割を占めるヒンズー教徒寄りの政策や経済改革に取り組み、国境問題で対立する中国への強硬姿勢を打ち出して支持を集めた。昨年6月に中国企業運営のアプリを禁止した後には、70%の最高支持率を記録した。

 今はコロナ対策の失敗による逆風に加え、昨年度に41年ぶりのマイナス成長となった経済の回復の遅れも重くのしかかる。ハイデラバード大学のタンウィール・ファザル教授(政治社会学)は、モディ政権が「ヒンズー教徒にいっそうの支持を訴える戦略をとることになるだろう」と予測。ヒンズー教寄りの政策がイスラム教などその他の宗教との対立を呼びかねないと危惧する。

641チバQ:2021/06/09(水) 20:37:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ac4998f1ec854adcd0e156fea15ce3c71501102
インド、感染者減で規制緩和着手 農村部での押さえ込み課題
6/9(水) 19:49配信
産経新聞
【シンガポール=森浩】新型コロナウイルスの感染が一時爆発的に拡大したインドで、新規感染者の減少傾向が続いている。厳格なロックダウン(都市封鎖)が奏功したとされ、8日には1日当たりの新規感染者が約2カ月ぶりに10万人を下回った。一部の都市は制限解除に乗り出したが、医療態勢が整っていない農村部の正確な感染状況が不明なだけに、手探りの緩和となりそうだ。

インドでは3月下旬から変異株流行などによって感染の「第2波」が押し寄せ、5月上旬には1日当たりの新規感染者が40万人を超えた。各都市が相次いで夜間外出禁止や商業施設閉鎖などの措置を含むロックダウンを実施したことなどを受け、今月8日発表の新規感染者は8万6498人にまで減少した。

首都ニューデリーでは7日から地下鉄の運行が再開されるなど規制が段階的に緩和されている。インドは新型コロナ流行の影響で、2020年度(20年4月〜21年3月)の国内総生産(GDP)成長率が前年度比7・3%減と約40年ぶりのマイナス成長を記録。政府は経済の足かせとなるロックダウンの長期化を警戒しており、正常化を急ぎたい考えだ。

ただ、農村では病院がない地域もあり、政府が全国の感染状況を正確に把握できているとは言い難い。コロナ禍で経済的打撃を受けた農村部の住民が職を得るために都市部に移動すれば、「第3波」につながる懸念もある。

政府は拡大防止の切り札としてワクチンの普及を急いでいるが、2回の接種が完了した人は約4700万人で人口の4%程度にとどまる。モディ政権は18歳以上の接種の無料化のほか、日本や米国など特定の国が承認したワクチンについて、国内での臨床試験(治験)を省略する方針を発表。ワクチン普及の速度を上げたい考えだ。

642チバQ:2021/06/18(金) 21:02:51
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061500684&g=int
観光地へ客殺到 感染再拡大の懸念―インド
2021年06月15日20時32分

 【ニューデリー時事】新型コロナウイルスの感染「第2波」のピークを越えたインドで、ヒマラヤ山脈沿いの観光地を抱える北部ヒマチャルプラデシュ州当局が州越えの移動規制を緩和したところ、多数の観光客が押し寄せた。感染再拡大の懸念が出ている。

 同州では14日、州に入る際にPCR検査陰性証明の提示義務が撤廃されたが、民放NDTVは、州境に「約1キロの車列ができた」と報道。その多くは観光客の車で、36時間で5000台が通過した州境もあったという。
 越境には、コロナ禍での移動の必要性を示す許可証が必要。観光客は何らかの手段で許可証を取得しているもようだ。州内では夜間外出禁止令が出ており、現地警察当局は、マスク着用や社会的距離の維持といった規律ある行動を呼び掛けている。
 インドでは、北部アグラにある世界文化遺産「タージマハル廟(びょう)」も16日から約2カ月ぶりに再開予定。入場はオンライン予約のみで受け付ける。
 インド政府の15日の発表では、1日の新規感染者数は6万471人と第2波のピーク時の6分の1以下にまで減少。感染拡大防止のためのロックダウン(都市封鎖)は段階的に緩和されており、当局者らは「第3波」に向けワクチン接種加速などの必要性を訴えている。

643チバQ:2021/06/28(月) 21:10:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062700385&g=int
労働者、大挙し首都脱出 デルタ株猛威、封鎖強化―バングラ
2021年06月27日20時54分

27日、ダッカ近郊ムンシガンジで、船に乗ろうとするバングラデシュの人々(AFP時事)
27日、ダッカ近郊ムンシガンジで、船に乗ろうとするバングラデシュの人々(AFP時事)

【図解】バングラデシュ

 【スリナガル(バングラデシュ)AFP時事】バングラデシュは、隣国インド由来のデルタ株の猛威で新型コロナウイルス感染者が増えているため、28日からロックダウン(都市封鎖)を強化し、住民の外出を禁止する。これを受け、首都ダッカからは27日、労働者数万人が大挙して脱出。すし詰めの船に乗って故郷の村へ向かった。


 警察高官は「定員オーバーの乗船はやめてほしい。しかし、誰も聞いてくれない」と嘆いた。ダッカ近郊スリナガルの船着き場で乗船を待っていた女性(60)は「仕事ができなければ、どう家賃を払うのか。村に帰るしかない」と話した。

644チバQ:2021/07/14(水) 10:18:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7b78ea8a8bf41bb1293bbcfd58260d16ec8d845
ネパール新首相を指名 デウバ氏、5度目の就任
7/13(火) 21:07配信

共同通信
ネパールの新首相に新首相に決まったデウバ氏(ロイター=共同)

 【ニューデリー共同】首相指名を巡って混乱が続くネパールで、下院第2党のネパール会議派を率いるデウバ前首相が新首相に決定した。最高裁の命令を踏まえて13日、バンダリ大統領が指名した。今回が5度目の首相就任。政権基盤は不安定で、下院で多数支持を得られなければ解散、総選挙となる公算が大きい。

 デウバ氏は首相指名後、直ちに組閣に着手する予定。首相を続けるには30日以内に下院の信任投票で過半数を獲得する必要がある。下院第1党の統一共産党(UML)の動向が今後の鍵を握る。

645チバQ:2021/07/20(火) 21:03:44
インドのコロナ死者数、当局発表の最大10倍 推計
2021/07/20 20:17AFPBB News

インドのコロナ死者数、当局発表の最大10倍 推計

インド南東部チェンナイの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療センターで酸素濃縮器を設置する医療従事者(2021年6月8日撮影、資料写真)。(c)Arun SANKAR / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】インドの実際の新型コロナウイルス死者数は、当局が報告した約41万4000人の最大10倍に上り、インド独立以来最悪の人道危機となっている可能性があるとする推計が20日、発表された。

 人口約13億人のインドでは、4、5月に広がった変異株「デルタ株」などの影響で感染が急拡大した。米シンクタンク「世界開発センター」が発表した今回の推計は、インドの新型ウイルス死者数についてこれまで出されたどの推計よりも高い数値となっている。

 CGDが流行初期から今年6月までのデータを分析した結果、340万〜470万人が新型ウイルスで死亡した可能性が示された。

 インド当局が報告した死者数は41万4000人以上で、米国の60万9000人、ブラジルの54万2000人に次いで世界で3番目に多い。

 CGDの報告は、平年を上回る死者数を示す「超過死亡」の推計に基づいている。

 専門家らは長らくインドの公式統計を疑問視しており、意図的に間違った報告をしているというよりも、医療体制が逼迫(ひっぱく)していることに原因があると指摘している。 【翻訳編集】AFPBB News

https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3357615.html

646チバQ:2021/07/25(日) 20:43:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a98f3354bd665be3e3fe5701c0dfd382d220ebb
豪雨災害で死者120人超 コロナ患者治療にも影響 インド
7/25(日) 15:31配信


時事通信
救助隊が捜索活動をする地滑り現場=18日、インド西部ムンバイ(EPA時事)

 【ニューデリー時事】インド西部で雨期の豪雨による地滑りや洪水などの災害が相次ぎ、AFP通信は25日、少なくとも124人が死亡、15万人近くが家を追われ、避難生活を送っていると報じた。


 特にここ数日は、商都ムンバイのあるマハラシュトラ州などで被害が広がっている。

 地元紙ヒンドゥスタン・タイムズは、マハラシュトラ州が「過去40年間で最大の豪雨」に見舞われたと報道。22日ごろから州内で地滑りが相次いでいるという。また、新型コロナウイルスに感染して治療中の患者に、豪雨の影響で医療用酸素が届けられず、死亡する例も続発した。

647チバQ:2021/07/29(木) 10:52:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/2022b528dbf9f7472aa810e73d31aa42912834ec
ブータン、対象者の9割にワクチン接種完了 迅速な対応に称賛の声
7/29(木) 8:24配信

CNN.co.jp
ブータンで2回目の接種が7月20日から始まり、対象者の9割が接種を終えた

(CNN) ヒマラヤ山脈の小国ブータンで、新型コロナウイルスワクチンの接種対象とされる成人の9割が1週間のうちに2回目の接種を完了し、迅速な動きに称賛の声が寄せられている。


同国の人口約77万人に対し、ワクチン接種の対象者は18歳以上の約53万人。国連児童基金(ユニセフ)ブータン事務所のウィル・パークス代表によると、2回目の接種は今月20日に始まり、27日までに約48万人が完了した。パンデミック中で最も早く進んだ一斉接種だったのではないかと、パークス氏は指摘する。

ブータン国民への1回目のワクチン接種は3月から4月にかけ、インドから寄付されたアストラゼネカ製ワクチン50万回分を使って実施された。ところがインドが変異株「デルタ」による爆発的な感染拡大で、ワクチンの輸出を中止。ブータンは他国からの寄付を呼び掛けた。

これに応えて、国際的なワクチン分配の枠組み「COVAX(コバックス)」を通し、米国からモデルナ製ワクチン50万回分が提供された。デンマークからはアストラゼネカ製25万回分、中国からもシノファーム製5万回分が寄せられた。さらに27日には、クロアチア、ブルガリアなど数カ国からアストラゼネカ製合わせて10万回分あまりが届く手はずとなった。

パークス氏は、ワクチン供給をめぐる国際的な連帯の表れだと称賛する。

険しい山岳地帯の村落までワクチンを届けるために、医療従事者2400人あまりと2万2000人のボランティアが活躍した。

同国の迅速な対応の背景には、首相と外相、保健相の指導力があった。3人とも医療の専門知識を持つ人材だ。さらにワンチュク国王も積極的に各地へ足を運び、ワクチンの啓発に一役買った。

648チバQ:2021/10/11(月) 09:53:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e6da014a019b8edce94db897bca798c024e610e
数々の疑惑、闇に消える カーン博士死去
10/11(月) 6:55配信


時事通信
10日死去したパキスタンのアブドルカディル・カーン博士=撮影日不明(EPA時事)

 10日に死去したパキスタンの「核開発の父」カーン博士は、現在も世界の大きな懸案となっている北朝鮮やイランの核問題の起点と疑われた人物だ。

 「核の闇市場」の中心人物は、数々の疑惑と共に闇に消えた。第2、第3のカーン博士を生まないため、世界は何ができるのか、答えは見つかっていない。

 カーン氏をめぐってはこれまで、核開発技術や関連部品の売買に絡んだ国際的なネットワークへの関与が指摘されてきた。中東や東・東南アジア、アフリカなどを舞台に、複数のブローカーを経由した取引が行われた疑いがある。

 ネットワークにより、北朝鮮やイラン、リビアに兵器向けの高濃縮ウラン製造機器やその部品などが渡った疑惑が取り沙汰されてきた。カーン氏が訪日時に核開発に使用する機器を購入したと報じられ、疑惑は日本とも無縁ではなかった。

 パキスタン政府はムシャラフ政権下の2004年、カーン氏を聴取。1986〜93年に核開発関連の機密を北朝鮮、イラン、リビアに漏らしたことを認めさせた。ただ、ムシャラフ大統領は「動機は金」と断定。カーン氏個人に責任を負わせた上で「国家に貢献した英雄で、進んで疑惑を認めた」として刑事罰を赦免、幕引きを図った。

 パキスタンをめぐっては、かねて核開発技術の国外移転や関連機器、部品の売買に関する疑惑が持たれてきた。カーン氏はその後、パキスタン政府による自宅軟禁や厳しい監視下に置かれたが、パキスタンにとっての「不都合な真実」がこれ以上外部へ漏れるのを阻止したい思惑が疑われた。

 カーン博士は08年、AFP通信のインタビューに「欧米はなぜイスラエルの核問題を取り上げようとしないのか」と自分ばかり核問題の元凶とされる扱いに不満を表明していた。疑惑の解明には背を向けたまま死去したことで「闇市場」の全容解明は一層困難となり、核拡散が世界に残された。

649とはずがたり:2021/10/12(火) 20:38:44
中印両軍が係争地で再び衝突
[2021/10/12 15:31]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000231706.html



 中国とインドがともに領有権を主張する国境の山岳地帯で、両軍の間で再び衝突が発生し、緊張が高まっています。

 インドメディアは8日、インド北東部の国境地帯で先月末「中国人の兵士約200人がインド側に入り、建物を破壊しようとしたため身柄を拘束した」と報じました。

 これに対し、中国人民解放軍は「部隊は反撃を行い、パトロールの任務を全うして帰還した」と主張して、衝突があった事実を認めました。

 また、今月10日に両軍の司令官級の会談が行われたと明らかにしたうえで、「インド側が非現実的な要求をしている」と批判しました。

 一方のインド側も「建設的な提案に中国側が合意しなかった」との声明を出しています。

 両軍は去年6月の激しい衝突で多数の死傷者が出たことを受け、事態の鎮静化に向けて協議を続けていました。

650とはずがたり:2021/10/15(金) 21:32:11

中国とブータンが国境交渉に関する覚書調印
https://www.afpbb.com/articles/-/3371045
2021年10月15日 17:04 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
新華社
weibo AFPBBNews

【10月15日 Xinhua News】中国政府代表の呉江浩(Wu Jianghao)外交部長助理(次官補)とブータン政府代表のタンディ・ドルジ外相は14日、両国の国境交渉加速「3段階」ロードマップに関する了解覚書にオンラインで調印した。

 呉氏は次のように表明した。両国は山河連なる友好的隣国で、両国人民の伝統的友情には長い歴史がある。今日の覚書調印が両国の国境交渉を加速させ、国交樹立プロセス推進に有意義な役割を果たすと信じている。


 ドルジ氏は次のように述べた。覚書調印には歴史的意義があり、双方の長年にわたる共同努力と誠実な協力の結果だ。中国と共に覚書を実行に移し、国境交渉を揺るぎなく推進し、両国関係の強化に尽力する。(c)Xinhua News/AFPBB News

651とはずがたり:2021/10/29(金) 10:33:14
中国、ブータンに接近 国境画定目指す覚書、インド揺さぶり図る
https://www.sankei.com/article/20211028-CWW67BNCYNMJJOO3UFJTZW7FQA/
2021/10/28 16:56
森 浩

【シンガポール=森浩】国境をめぐる対立が長年続いてきた中国とブータンが、国境画定交渉を加速させる覚書に署名した。中国はブータン接近を通じ、ヒマラヤ地域で対立が深まるインドに揺さぶりを掛ける狙いがある。インドは外交・安全保障面でブータンの後ろ盾であり、交渉の行方は座視できない状況といえそうだ。

中国とブータンは1984年以降、400キロ以上に及ぶ国境画定に向けた交渉を24回重ねたが合意に至っていない。両国には国交もなく、中国はインドの介入があると批判している。

そうした中、中国とブータンは今月14日、国境画定を実現するための3段階の行程を定めた覚書を交わした。覚書の詳細は不明だが、中国の呉江浩外務次官補は「国交樹立に向けても有意義な貢献をする」と称賛し、ブータン外務省も「国境交渉における前向きな進展だ」と歓迎する声明を発表した。

中国のブータン接近は、インド牽制(けんせい)が思惑にある。中印両軍は昨年、事実上の国境である実効支配線(LAC)付近で衝突し、中印関係は急速に冷え込んだ。インドにとってブータンはインド中央部と北東部をつなぐ戦略的要衝「シリグリ回廊」と近い。ブータンが〝親中化〟すれば国防に影響が出る可能性が高い。

ブータンには中国との関係を安定化させ、摩擦を軽減したい思考が働く。中国は近年、ブータン領内に無断で道路や集落を建設しており、昨年には東部の自然保護地区の領有権を主張する構えを見せた。いわば、中国の圧力が国境をめぐる交渉を前進させた形だ。

ブータンには長年の後ろ盾であるインド一辺倒ではなく、自力で安定を確保したいとの意識が強まっている。インドはヒマラヤ地域での軍事インフラ整備や軍隊の展開力で中国に遅れ、自国領での中国対応で手一杯ともいえる状況だ。「近年の状況は(ブータンに)安全保障面のインド依存には限界があると認識させた」と、印シンクタンク「オブザーバー研究財団」のマノジ・ジョシ研究員は分析した。


ブータンは輸出入の8割以上をインドが占めるなど経済的な結びつきも強く、簡単に中国になびく環境にはない。インド外務省は事態を注視する構えだが、ジョシ氏は「中国は(インドの影響力が強かった)ネパール、スリランカ、バングラデシュに食い込んだ。インドとブータンの特別な関係にも挑戦したいと考えている」と警戒感をあらわにしている。

652チバQ:2021/10/30(土) 07:44:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fb5bdde856657ecbba3b2defc48adc9f5d996f8
1日40万人感染していたインド、首都では抗体保有率97%に
10/29(金) 18:50配信

読売新聞オンライン
インド・ムンバイで新型コロナワクチンの接種を受ける人々(4月28日)=ロイター

 【ニューデリー=小峰翔】インドの首都ニューデリーで、新型コロナウイルスの抗体保有率が97%に上ったことが地元当局の調査でわかった。新規感染も激減しており、集団免疫に近い状態を獲得した可能性がある。感染を防ぐのに必要な抗体量がいつまで維持できるのかや、新たな変異型に効果があるかは不明だ。


 調査は9〜10月、デリー首都圏政府が2万8000人を対象に実施。1月の前回調査では約56%だったが、8か月で急上昇した。首都圏政府のサティエンダラ・ジェーン保健相は、「大部分は感染で、残りはワクチン接種によるものだ」との見解を示した。集団免疫を獲得したかどうかは、「専門家が判断する」とした。

 インドは4〜5月、感染拡大第2波に見舞われた。ピーク時の1日の新規感染者数は全国で40万人、首都では2万8000人に上り、首都圏政府はロックダウンを実施した。

 ロックダウン解除後もワクチン接種とマスク着用などの感染予防策は不十分だったが、7月以降は連日、首都の新規感染者が100人を下回っており、「集団免疫でしか説明がつかない」との見方も出ている。

 インドでは11月に大祭「ディワリ」が開かれる。再び感染拡大を招く恐れもあり、当局はマスク着用などを呼びかけている。

653チバQ:2021/11/27(土) 09:16:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/20ca51b485760d2478e9e3956f6acd9b00469e74
モディ印首相、異例の謝罪 農民反発で改正法撤廃
11/27(土) 7:13配信

時事通信
改正農業関連法撤廃の知らせを聞いて喜ぶインドの農民たち=19日、ウッタルプラデシュ州とデリーの境界(EPA時事)

 【ニューデリー時事】インドのモディ首相が、「肝煎り」だった農作物の売買自由化につながる改正農業関連法について、撤廃する意向を表明し、異例の謝罪に追い込まれた。

 改正法に反対する農民のデモが長期化し、混乱を招いていた。2022年には農業が盛んな主要州の議会選が予定されており、影響を懸念し方針を転換したとみられている。

 モディ氏は今月19日、国民向けのテレビ演説で、昨年9月に施行された改正法の撤廃を表明。「私たちの努力に、農民を納得させられないような何らかの不備があったに違いない。国民に謝罪する」と述べた。

 モディ氏は14年の首相就任後、高い支持率を背景に新自由主義的な経済政策を進めてきた。16年には汚職・不正蓄財対策で突如、高額紙幣廃止を断行。一時は経済の混乱を招いたものの、19年の総選挙では与党インド人民党(BJP)を圧勝に導くなど国民の評価を得てきた。

 しかし、改正農業関連法をめぐっては、昨年11月ごろから、取引自由化に伴う大企業の買いたたきを懸念し、北部パンジャブ州の農民を中心とするデモが断続的に続いている。今年1月には首都ニューデリーで警官隊との大規模な衝突に発展。野党やパンジャブ州に多いシーク教徒の独立派も運動を後押ししているとみられ、問題が複雑化した。

 いずれも北部で農業が盛んなパンジャブ州、人口2億人超の最大州ウッタルプラデシュ州では22年に州議会選が実施予定。ともにBJPの苦戦が伝えられている。

 モディ政権は、1日当たり最大40万人超の新規感染者を出した今年3〜5月の新型コロナウイルス感染「第2波」の対応をめぐり支持率が急落。ロイター通信は5月中旬、調査会社CVOTERの調査結果として、モディ氏の就任後初めて、政権に「不満」とする回答が「満足」を上回ったと報じた。改正法撤廃は、混乱でこれ以上支持を失いたくない政権の苦渋の決断と言えそうだ。

654チバQ:2021/12/07(火) 22:01:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/098c95f577bf28c1ce94f8b44c5e688411b87c6a
インドで軍が誤射、市民計14人死亡…内相「過激派と誤認」
12/7(火) 20:03配信
読売新聞オンライン
 【ニューデリー=小峰翔】インドのアミット・シャー内相は6日の議会で、北東部ナガランド州モンで軍がバスを誤射するなどして市民14人が犠牲になったことを認め、遺憾の意を表明した。「過激派と誤認した」という。

 シャー氏によると、軍が4日、過激派情報を得て待ち伏せしていたところ、通りかかったバスが制止に応じなかったため撃ち、炭鉱労働者6人が犠牲になった。軍は抗議に押し寄せた市民に対して「自衛のため」として発砲し、さらに7人が死亡した。5日も発砲で市民1人が死亡した。

 現地では分離・独立を求める反政府勢力が長年活動しており、政府は兵士に令状なしの発砲や逮捕を認め、起訴を免れられる特権を付与している。州首相は6日、特権の停止を要求した。

655チバQ:2021/12/20(月) 14:12:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a457b014ecfa86a4099dab36bd11fd0cacb5d4a
シーク教徒の暴行で男性死亡 黄金寺院で「冒涜」行為 インド北部
12/20(月) 11:58配信

4
この記事についてツイート
この記事についてシェア
AFP=時事
インド北部パンジャブ州アムリツァルで、シーク教の総本山「黄金寺院」に祈りをささげる巡礼者(2021年12月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】インド北部パンジャブ(Punjab)州アムリツァル(Amritsar)で18日、シーク教の総本山「黄金寺院(Golden Temple)」で冒涜(ぼうとく)的な行為をしたとして、男性が殴り殺された。

【写真】「黄金寺院」の警備に当たる警察官

 地元メディアによると、男性は夕方の祈りの時間に寺院内の聖堂の柵を飛び越えた。男性の身元は分かっていない。

 民放NDTVは、男性はシーク教の聖典「グル・グラント・サーヒブ(Guru Granth Sahib)」の前に置かれていた剣を奪おうとして参拝者に制止され、殴り殺されたと伝えた。

 パンジャブ州のチャランジット・シン・チャンニ(Charanjit Singh Channi)首相は18日夜、ツイッター(Twitter)で「極めて不適切で、憎むべき行為」だと男性を非難した。

 聖典や聖堂を冒涜から守ることが、シーク教徒にとっては極めて重要となっている。

 首都ニューデリー郊外では10月、ある男性が聖典を冒涜したとして、シーク教徒の戦闘集団「ニハング(Nihang)」に拷問を受け死亡した。【翻訳編集】 AFPBB News

656チバQ:2021/12/30(木) 22:38:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea79925b0cfe5024508b541e87c6c65e32d50962
インド首都コロナ禍、邦人支え合う 確かな情報、必需品提供 ロックダウン乗り切る
12/30(木) 20:40配信
時事通信
新型コロナウイルス感染拡大を受け、ニューデリーで検問する治安要員=4月17日

 【ニューデリー時事】今年3〜5月に新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」が急拡大したインドでは、最も多い時で1日に感染者40万人、死者6000人以上が確認された。

【グラフ】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 病床や酸素が不足する「医療崩壊」で日本人も犠牲に。厳しいロックダウン(都市封鎖)の中、死の恐怖におびえた首都ニューデリー一帯の在留邦人を献身的に支えた人たちがいた。

 ◇到着直後に感染
 昨年秋から新規感染者が減り、今年春に日本企業駐在員が多数赴任していた中での再流行だった。首都に長期滞在する40代男性は、4月の到着直後にロックダウンに直面。自身も感染し、生活必需品購入のための外出も不可能になった。

 インドは昨年もロックダウンを経験し、オンライン診療、医薬品や食品などの宅配が充実している。だが、利用には現地の銀行口座が必要な場合がほとんどで、開設には時間がかかる。男性は「薬も食べ物も買えず、40度近い熱と肺炎に加え、栄養失調で死ぬところだった」と振り返る。

 ◇デマとの闘い
 男性を救ったのは、ニューデリーで不動産業を営み、邦人支援団体にも所属する水洗満美さん(45)=福岡市出身=。住居をあっせんした縁で食料を届け、男性の病状が悪化すると日本大使館担当者と連絡を取り、集中治療室(ICU)への入院を手助けした。

 インターネット交流サイト(SNS)の邦人向けグループを複数運営し、2007年から現地に暮らす「生き字引」でもあり、正しい情報が必要と痛感してきた。

 「マレーシアの発表を取り違え、インドでロックダウンが始まったと慌てる人や、日本への退避に必要なPCR検査の結果が不明でも空港で直談判すれば搭乗できるとデマを流した人がいた」という。実際に、空港に押し掛けた日本人が搭乗できないケースもあった。

 水洗さんは駐在する記者らと連携。当局発表や複数の地元報道から確認された情報を寝る間も惜しみ、SNSで発信した。病床やワクチン接種会場の空き状況、生活物資の情報は、在留邦人の心の支えになった。

 ◇「希望」届ける
 生活必需品を供給した人たちもいた。首都近郊で日本風のパンなどを販売する「iroha」店長の大森栄さん(59)=千葉県柏市出身=は、厳しい規制下でも店の営業を続け、州境を越えて商品を届けた。

 昨年との違いは感染者にも宅配したこと。「感染の怖さはもちろんあった」が、消毒を徹底し、感染者には玄関に商品を置いた後に時間差で受け取ってもらう、といった対策で乗り切った。

 首都の和食レストラン「愛味」の店長、歌丸理美さん(50)=横浜市出身=も「自分が感染を広げる側になってはいけない」と留意しつつ、弁当を単身者らに宅配して回った。スタッフに衛生管理を徹底させるため、配達に同行。「お代は後でいい。体力を落とさないようちゃんと食べて」と感染者を気遣った。

 「お客さんに希望の光と言われた。消すわけにいかない」(大森さん)、「ご飯の時ぐらいはほっとしてほしい」(歌丸さん)。2人に共通するのは、人を力づけたいという思いだった。

657チバQ:2022/01/10(月) 19:13:31
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220108X067.html
インド、新規感染15万人に迫る=週末外出禁止、首都閑散―新型コロナ
2022/01/08 21:18時事通信

 【ニューデリー時事】インド政府は8日、新型コロナウイルスの感染者が前日比で2割増加し、24時間で約14万2000人確認されたと発表した。変異株「オミクロン株」の影響が広がったためとみられている。軽症者が多いと報じられているが、首都ニューデリーは7日夜から、感染拡大防止のため週末は不要不急の外出を禁止した。

 首都では約2万人、商都ムンバイを抱える西部マハラシュトラ州では4万人以上の感染が新たに確認された。インド全国の新規感染者数は7日の発表では約11万7000人で、変異株「デルタ株」の影響で多くの死者が出ていた昨年6月以来の水準となっていた。

 インドの選管は8日、2〜3月に実施予定の主要州の議会選に関し、少なくとも今月15日までは対面形式での選挙活動の禁止を決定。また政府は7日、海外から到着した旅客全員に対し、7日間の自宅隔離を命じた。

 ニューデリーは8日、生活必需品の買い出しといった限られた目的の外出だけは許可されたものの、普段は買い物客でにぎわう週末の街は閑散とした。街角では警官が通行人に外出目的を確認していた。

658チバQ:2022/01/10(月) 19:13:55
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35181838.html
新型コロナの感染急増、アジア最大級のスラム街での拡大懸念 インド
2022/01/09 16:00CNN.co.jp

新型コロナの感染急増、アジア最大級のスラム街での拡大懸念 インド

新型コロナウイルスの検査を行う技術者/T. Narayan/Bloomberg /Getty Images

(CNN.co.jp)

(CNN) インド保健省は8日、新型コロナウイルスの新規感染者が同日、14万1986人と昨年5月31日以降で最多の水準に達したと報告した。同省のデータをCNNが集計して判明した。

ムンバイ市にありスラム街としてはアジアで最大規模の一つとされるダラビ地区では7日夕、150人が新たに感染し、最多記録を更新した。

CNNの取材に応じた同地区の行政責任者によると、地区内の住民数は推定で80万人。このうち約8割が手洗い所を共用し、混み合った居住空間で暮らしているため感染がさらに広がることへの懸念があるとした。

隔離対策が大きな課題となっているが、感染者の80〜90%は無症状のため組織的な隔離措置の必要性を説得することが難しいとも指摘。入院率も低いままで、現在の感染者588人のうち入院したのは147人で、残りは隔離下にあるとした。

無症状の住民が多いため、検査の実施が感染の度合いを探る唯一の手段となっている。同地区では少なくとも11カ所にある公衆衛生の拠点が住民に無料検査を提供している。7日にこれらの拠点で検査を受けたのは少なくとも1400人だったという。

感染例はムンバイやデリー首都圏でも急増。地元の公衆衛生当局によると、首都圏では7日夕、1万7335人の新たな感染がわかり、陽性率は17.73%となった。ムンバイでは2万971人の新規感染が報告され、6531人が入院を迫られた。

このなかで首都圏の有力病院は同日、入院を必要とする新型コロナの患者の増大が続いていることを受け、通常の病気を抱えている患者の入院や必要不可欠でない手術などを停止すると発表した。同病院では300人以上の医師が感染したという。

同国保健省が8日に公表したデータによると、国内の累計感染者数は3536万8372人で、死者は48万3463人。世界規模で猛威を振るうオミクロン変異株による感染者は3071人となっている。

659チバQ:2022/01/13(木) 11:05:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4e51ed4b558c7cf8f2e0b0e4350fcb9c8d6cbee
スリランカ、中国に返済再考を嘆願 債務のわな、コロナ追い打ち
1/13(木) 7:09配信

時事通信
スリランカのラジャパクサ大統領(左から2番目)と中国の王毅国務委員兼外相(中央)=9日、スリランカ・コロンボ(EPA時事)

 【ニューデリー、北京時事】巨大経済圏構想「一帯一路」の下で進出する中国への莫大(ばくだい)な債務を負ったスリランカが、中国に返済計画の再考を嘆願した。

 スリランカは行き詰まり、既に南部ハンバントタ港を中国国営企業に99年間租借させる事態に発展。海外拠点を築きたい中国の「債務のわな」にはまったと指摘されていた。

 スリランカのラジャパクサ大統領が9日、最大都市コロンボで中国の王毅国務委員兼外相と会談。大統領府の声明によると「新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済危機」を理由として、債務返済計画を再考してもらえれば「非常に安心する」と伝えたという。

 スリランカはもともと対外債務の返済に窮していた上、コロナ禍で主要産業の一つである観光業が大打撃を受けた。AFP通信によると、外貨準備高は昨年11月末で約15億ドル(約1700億円)で、輸入の1カ月分を賄う程度しかない。12月には、イラン産原油の代金約2億5000万ドル(約290億円)をスリランカ特産の紅茶で支払うことで合意した。

 ロイター通信によれば、スリランカが今年償還すべき対外債務は約45億ドル(約5200億円)。うち1割程度が対中債務とされる。外交筋によると、この額には中国国営企業への債務が含まれていない可能性があるといい、実際の財務状況はさらに「火の車」となっている恐れもある。

 中国外務省の汪文斌副報道局長は、12日の記者会見で「中国は可能な範囲でスリランカの経済・社会発展を援助しており、今後もそうだ」と強調。具体的な債務処理策への言及は避けた。

660チバQ:2022/02/04(金) 09:45:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/3aff37c66492c9907124168105ab92dd8a9a065f
インド上級外交官、北京五輪ボイコット 聖火リレー人選に反発
2/4(金) 5:26配信

10
コメント10件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
AFP=時事
ギリシャ南部にある古代オリンピア遺跡で行われた北京冬季五輪の聖火の採火式(2021年10月18日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】インド外務省は3日、2020年にヒマラヤ(Himalaya)の国境地帯で起きた中国軍とインド軍の衝突に関与した中国人兵士が北京冬季五輪の聖火リレーに参加したことを受け、北京駐在の上級外交官が大会をボイコットすると発表した。

【写真】ジャッキー・チェンさん登場 北京五輪聖火リレー、万里の長城へ

 両国の国境地域の山岳地帯にある係争地ガルワン(Galwan)渓谷で20年に起きた衝突で、人民解放軍連隊長の祁発宝(Qi Fabao)氏は負傷。中国の国営メディアは2日、祁氏を「英雄」と持ち上げ、同氏が1200人の聖火ランナーの一人に選ばれたと報じた。

 インドはこの人選に反発。印外務省のアリンダム・バグチ(Arindam Bagchi)報道官は、在中大使館の上級代表が開会式と閉会式を欠席するとし、「中国側が五輪のようなイベントを政治化しようと決めたのは実に遺憾だ」と述べた。この発表の直後、インドの公共放送局は、開閉会式の生中継を行わないと表明した。

 ガルワン渓谷の衝突では、両国の兵士が主に素手での戦闘となり、インド側20人、中国側4人が死亡。中国政府は、自国軍の犠牲者について8か月間公表しなかった。衝突後、両国は当該地域に数万人規模の増派を行い、昨年末には高官級協議も行われたが、緊張緩和には至らなかった。【翻訳編集】 AFPBB News

661チバQ:2022/02/24(木) 20:00:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/afd335fe96b03edf569affcb86d1ac39c9549104
インド、露と密接な関係…苦慮するモディ政権
2/24(木) 19:46配信

産経新聞
【シンガポール=森浩】インドは、ロシアのウクライナ侵攻について目立った批判を手控えている。自由主義陣営のメンバーとして日米豪との協力枠組み「クアッド」の一角を占める一方で、ロシアとも伝統的な友好関係を維持しているためだ。モディ政権はロシアへの対応でどこまで欧米諸国と歩調を合わせるか苦慮する局面を迎えそうだ。

【表でみる】緊迫度を高めてきたウクライナ情勢

インドは国連安全保障理事会の会合(現地時間23日)で、ティルムルティ国連大使がウクライナ情勢に関し「地域の平和と安全を損なう可能性があり、深い懸念を表明する」と発言したが、ロシアを名指ししての批判は避けた。

インドは旧ソ連時代から軍事面でロシアとの関係が特に密接だ。2016〜20年のインドの武器輸入の約半分をロシアが占める。18年には米国の反対を振り切ってロシア製地対空ミサイル「S400」の導入契約を結んだ。

印露首脳は昨年12月にニューデリーで会談し、軍事や科学技術など幅広い分野での連携強化で一致した。インドは中国との関係が悪化する中、軍備増強の重要性が急速に増している。ロシアとの関係が冷却化すれば装備品の調達に影響が出るとの警戒感が強い。

一方で、ロシアのウクライナ侵攻にまともに反応しなければ、欧米諸国からの風当たりが強まる可能性がある。印英字紙インディアン・エクスプレス(電子版)は「21世紀の新たな紛争が勃発する中、インドは戦略的に厳しい選択を迫られている」と指摘した。

662チバQ:2022/03/31(木) 11:35:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bfee68b5f51f7a57866ec53c84bd257f8d184d7
首相不信任の公算大 パキスタン、与党造反
3/30(水) 23:32配信

共同通信
 【イスラマバード共同】パキスタンのカーン首相の不信任案を巡り、野党連合が30日に記者会見し、カーン政権と連立を組む政党が不信任案への賛成を決め、「可決に必要な過半数を獲得した」と発表した。地元英字紙ドーンが報じた。造反により同案可決の公算が大きくなった。

 野党連合は今月、同国でガソリンや日用品などの物価が大きく上昇する中、カーン氏が有効なインフレ対策を打ち出せていないとして、下院に不信任案を提出した。28日に審議が始まり、ドーンによると、採決は4月3日とみられている。

663とはずがたり:2022/04/02(土) 23:39:48
スリランカ、非常事態宣言 経済危機でデモ暴徒化
https://www.afpbb.com/articles/-/3398413
2022年4月2日 6:04 発信地:コロンボ/スリランカ [ スリランカ アジア・オセアニア ]

【4月2日 AFP】スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は1日、過去最悪の経済危機に対する抗議デモの激化を受け、治安当局に広範な権限を与える非常事態宣言を発令した。前日に行われたデモでは、参加者数百人が大統領私邸への突入を試みる事態が起きていた。

 非常事態宣言により、軍隊は容疑者を逮捕し、裁判なしで長期間拘束することが可能となる。

 人口2200万人を抱えるスリランカは現在、1948年に英国から独立して以来最悪となる経済危機に見舞われており、物価高騰や生活必需品の深刻な不足、大規模な停電が発生。ラジャパクサ氏の退陣を求めるデモが全土に広がっている。

 最大都市コロンボ(Colombo)では先月31日、暴徒化したデモ隊が、ラジャパクサ氏の私邸への侵入を試みた。当局は同市に夜間外出禁止令を発出。夜間外出禁止令は翌1日、同市を含む西部州(Western Province)にも拡大された。(c)AFP/Amal JAYASINGHE

664チバQ:2022/04/04(月) 18:51:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee883132dfd8fcf9d7d37b0092939ab43792e65e
経済危機のスリランカ、閣僚26人と中銀総裁が辞意 批判やまず
4/4(月) 16:30配信

朝日新聞デジタル
スリランカの最大都市コロンボで4月3日、政府に抗議するデモ参加者たち=ロイター

 経済危機で抗議デモが拡大しているスリランカで、大統領と首相を除いた閣僚26人全員と中央銀行の総裁が4日までに辞意を表明した。事態の収拾を図る狙いがあるとみられるが、国民の反発は収まっていない。


 スリランカでは2019年の大統領選挙で、ゴタバヤ・ラジャパクサ氏が当選。2005年〜15年まで大統領の座にあった兄のマヒンダ氏が首相に就任するなど、ラジャパクサ一族による統治体制が強まった。

朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASQ4265Y7Q42UHBI010.html?oai=ASQ4456VWQ44UHBI01G&ref=yahoo
経済危機スリランカ、非常事態宣言 「停電10時間、もううんざり」
有料会員記事

ニューデリー=石原孝2022年4月2日 20時30分
 コロナ禍などで経済危機に直面しているスリランカのラジャパクサ大統領が1日夜、治安当局の権限を拡大する「公共に関する非常事態」を宣言した。外貨不足で燃料などを十分に調達できず、停電が頻発。市民の不満が高まり、政府への抗議デモが拡大していた。

 ラジャパクサ氏は声明で「公共の安全や秩序の維持、社会生活に不可欠な物品とサービスの提供を維持するためだ」と宣言の理由を説明した。2日午後6時から4日午前6時までの外出禁止令も出した。今後、デモ参加者や政府を批判するネット上の投稿などへの取り締まりが厳しくなるとみられている。

 地元メディアなどによると、2019年に250人以上が犠牲になった連続爆破テロで、主要産業の観光業が低迷。翌年からの新型コロナウイルスの流行で観光業に加え、中東などに出稼ぎに行った人からの送金も減り、外貨準備高も大幅に減少した。1、2カ月分の輸入がまかなえる程度しかなくなったという。

 こうした事態を受け、政府は…

665チバQ:2022/04/04(月) 19:07:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c868e4e0910999eeda9018be38eb7474a9615397
パキスタン総選挙へ 下院解散
4/3(日) 19:59配信

0
コメント0件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
パキスタンのカーン首相は3日、テレビ演説を行い、アルビ大統領に下院解散を進言したと明らかにした。アルビ氏は同日、進言を受けて下院を解散した。90日以内に総選挙が行われる。カーン氏は経済政策の失敗で野党の批判に直面しており、選挙に打って出て局面を打開したい考えだ。(シンガポール 森浩)

666チバQ:2022/04/05(火) 19:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c750bc3277bc02c2cc690d8a176bb2b76d0ada8
パキスタン首相の命運、最高裁の判断次第-総選挙か不信任案採決か
4/5(火) 12:07配信

Bloomberg
(ブルームバーグ): パキスタンのカーン首相が3日に下院での不信任案可決を回避するため、議会解散の意向を示したことが異例の政治危機を招いている。アルビ大統領は直ちに下院を解散したものの、野党側は強く反発。最高裁判所に申し立てを行っており、最高裁の判断に注目が集まっている。

カーン首相がテレビ演説で、総選挙実施の意向を表明する前、与党メンバーが外国からの干渉を理由に不信任案の採決を取りやめた。採決後に政権を樹立する方向だった野党勢力のシャバズ・シャリフ氏は、パキスタン憲法は不信任案の審議中に議会を解散することを禁じているとして、カーン首相を反逆罪で訴追すべきだと主張している。

最高裁はカーン首相が目指す総選挙を認めるか、不信任案の採決を実施すべきかを今後判断する。不信任案が可決されれば、選出された首相が議会によって退陣を余儀なくされるのは初めて。

カーン首相はここ数カ月、外交政策や経済に関する問題への対応で、政権維持で協力が必要な軍ともあつれきが生じているようだった。米国から武器を調達することもかつては多かったパキスタン軍は、武器を巡り強まる中国依存からよりバランスの取れた外交政策を探る一方、カーン首相は中国とロシアに接近。同首相はロシアによるウクライナ侵攻の数時間後にプーチン大統領とも会談した。

カーン首相は不信任案の採決回避の動きを正当化するため、米国からの干渉を繰り返し非難。バイデン政権はこれを否定しており、首相留任となれば対米関係の修復はより難しくなり、パキスタンが中ロに一段と接近する可能性がある。また、外貨準備の下支えやインフレ抑制に必要な資金を巡る国際通貨基金(IMF)との協議にも疑念が生じる。

原題:Imran Khan Bets Pakistan Drama Will Help Him Return to Power (2)(抜粋)

(c)2022 Bloomberg L.P.

667チバQ:2022/04/06(水) 21:13:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8733547e7d6981930c6b8972fef3d455e768d8b0親中スリランカ、経済危機深刻化 対中債務が財政圧迫
4/6(水) 20:28配信

産経新聞
【シンガポール=森浩】インド洋の島国スリランカが経済危機に陥り、国内の混乱が拡大している。物資不足や物価高に不満をためた市民が大統領官邸を襲撃する事件が発生した。対中債務が財政を圧迫する中、経済危機に対して中国とインドが支援を表明。シーレーン(海上交通路)の要衝スリランカをめぐる駆け引きが激しさを増している。

スリランカでは新型コロナウイルス禍で主要産業である観光業が大打撃を受けたことなどで、輸入代金の決済や対外債務支払いに使う外貨準備が減少した。ロイター通信によると、1月末時点の外貨準備高は約23億ドル(約2850億円)で、2年で7割減という異常事態に陥っている。

国内では特に燃料不足が深刻で、発電所の稼働が停滞し、3月31日には1日13時間の計画停電が行われた。ガソリンスタンド前の長蛇の列も常態化。3月上旬に最大都市コロンボで列に並んでいたプラディプさん(51)は「こんなことは内戦期(1983〜2009年)にもなかった。停電で冷房もかけられず、高齢者が続々と体調を崩している」と憤った。

国内ではゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の政権運営に不満を抱く市民によるデモが相次ぐ。3月31日に暴徒化した市民が大統領官邸を襲撃した。事態の収束を図るため、ゴタバヤ氏と実兄のマヒンダ・ラジャパクサ首相を除く全閣僚が辞任。今月5日にはアリ・サブリ新財務相が就任からわずか1日で辞意を表明するなど、政界の混乱も拡大している。

苦境のスリランカに追い打ちを掛けるのが、財政を圧迫する対中債務だ。全対外債務に占める割合は1割程度だが、政府発表に計上されない「隠れた債務」が問題視されている。

スリランカは近年、ラジャパクサ一族の主導で中国の融資を積極的に受け入れ、高速道路などのインフラ整備を続けた。一方で、債務や金利の返済が拡大し、2017年には南部ハンバントタ港の運営権を中国側に99年間貸与する事態に陥った。それでもスリランカは中国傾斜をやめず、コロンボでは中国資本による大規模開発事業「コロンボ・ポートシティ」の建設が進む。債務膨張は確実な状況だ。

ゴタバヤ氏は今年1月に中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相と会談し、対中債務の支払いの条件緩和を求めた。経済危機に対し、中国は緊急融資や食料支援を決めたと報じられたが、債務の扱いは不明だ。

一方、近隣のインドも食料や医薬品の支援を決め、中国に対抗する構えを見せる。近年、中国接近が続いていたスリランカへの影響力拡大を狙っている。

スリランカの野党国会議員、ビジタ・ヘラス氏は産経新聞の取材に「ラジャパクサ一族は『戦略的に重要だ』と称して、中身を検討しないまま中国の事業を次々と推進してきた」と指摘。「経済危機に直面する中、政権は中国との密接な関係を見直すべきときだ」と語気を強めた。

668チバQ:2022/04/08(金) 15:37:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a5a9c6f6e964ba410c0f374f106cdbbbbdf70eb
パキスタン最高裁、下院解散は「違憲」 再び不信任案採決へ
4/8(金) 14:30配信

毎日新聞
最高裁の決定を聞き、喜ぶ野党の支持者ら=パキスタンのカラチで2022年4月7日、AP

 パキスタンの最高裁は7日、与党パキスタン正義運動(PTI)側によるカーン首相不信任決議案の採決阻止と、その後の下院解散を「違憲」と判断した。地元メディアが報じた。下院の解散は無効となり、9日に再び不信任案が採決される。

 不信任案は、野党勢力が3月、カーン氏の経済対策の失敗などを理由に下院に提出していた。賛成多数で可決される見通しだったが、カーン氏は野党勢力が外国と共謀して政権転覆を狙っていると主張。採決を阻止して議会の解散を求め、アルビ大統領が4月3日に下院を解散した。野党側はこれを「違憲」と訴え、最高裁に解散の無効を求めていた。【ニューデリー川上珠実】

669チバQ:2022/04/11(月) 21:54:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220410k0000m030055000c.html
パキスタン新首相11日にも選出 カーン首相失職、不信任案可決は初
2022/04/10 14:30毎日新聞

パキスタン新首相11日にも選出 カーン首相失職、不信任案可決は初

失職したパキスタンのカーン首相=イスラマバードで2021年6月、ロイター

(毎日新聞)

 パキスタン下院(定数342)は10日未明、野党が提出していたカーン首相に対する不信任決議案を賛成多数で可決した。カーン氏は失職し、下院暫定議長が11日にも新しい首相を選出する意向を示した。地元メディアによると、同国で首相に対する不信任案が可決されたのは初めて。

 不信任案は、野党勢力がカーン氏の経済対策の失敗などを理由に3月8日に下院に提出していた。カーン氏が率いてきた与党「パキスタン正義運動(PTI)」は下院第1党だが、連立政権の一角をなしてきた複数の少数政党が不信任案の支持を表明し、過半数ライン(172票)を上回る174票で可決された。

 カーン氏は不信任案について「野党勢力が外国と共謀して政権を転覆しようとしている」として支持者に抗議を呼びかけてきた。9日朝に不信任案を採決するための本会議が始まったが、与党側は別の議案の審議などに時間をかけて採決を遅らせ、可決は10日未明にずれこんだ。与党議員の大半は採決を欠席した。

 不信任案は当初、3日に採決される予定だったが、議事の進行に当たった与党所属の下院副議長が不信任案を却下すると表明。直後にカーン氏の求めに応じてアルビ大統領が下院を解散した。カーン氏は早期に総選挙を実施する方針を示したが、野党勢力は解散の無効などを求めて最高裁に提訴。最高裁が下院解散を「違憲」とし、不信任案を採決するよう命じていた。

 クリケットの元スター選手のカーン氏は、1996年にPTIを創設し、2018年の総選挙に勝利して首相に就任。就任時は軍の支持を受けたとされるが、近年は軍との関係が冷え込み、物価上昇に対する有権者の不満も高まっていた。【ニューデリー川上珠実】

670チバQ:2022/04/11(月) 21:56:08
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3399567.html
パキスタンのカーン首相失職、不信任案可決
2022/04/10 11:40AFPBB News

パキスタンのカーン首相失職、不信任案可決

パキスタンのイムラン・カーン首相(2021年12月19日撮影)。(c)Farooq NAEEM / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】パキスタン下院(定数342)は10日、イムラン・カーン首相に対する不信任決議案を賛成多数で可決した。カーン氏は失職した。不信任決議での首相失職は同国では初めて。

 新首相の選定は11日に行われる。最大野党「パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派」のシャバズ・シャリフ総裁が選ばれる公算が大きい。

 不信任案提出に対抗し、カーン氏は下院を解散し選挙の実施を呼び掛けたが、最高裁判所が先週、違憲と判断。下院の再招集と不信任案の採決を命じた。

 採決では、連立与党のパートナーやカーン氏率いる「パキスタン正義運動」の一部が造反し、決議案可決に必要な172票を超える174票が賛成に回った。カーン氏に忠実な下院議長は採決直前に辞任。カーン氏は欠席した。

 カーン氏は、米国の中東政策に反対する自分に対し、PML-Nと「パキスタン人民党」が組んで米国と共謀し「政権交代」を画策したと主張している。カーン政権は物価高騰や通貨下落、過剰債務への対処に苦慮していた。 【翻訳編集】AFPBB News

671チバQ:2022/04/12(火) 20:07:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220412k0000m030237000c.html
パキスタン新首相のシャリフ氏 資産家一族出身で兄も元首相
2022/04/12 19:36毎日新聞

パキスタン新首相のシャリフ氏 資産家一族出身で兄も元首相

シャバズ・シャリフ氏=イスラマバードで2022年4月7日、AP

(毎日新聞)

 パキスタン下院(定数342)は11日、「イスラム教徒連盟シャリフ派(PML―N)」党首のシャバズ・シャリフ氏を新首相に選出した。

 「沈みゆく船を救うためには、ともに協力して努力しないといけない」。11日に下院で新首相に選出されたシャリフ氏は、議場に残った議員らを前に険しい表情で語りかけた。カーン前首相が率いてきた下院第1党のパキスタン正義運動(PTI)所属議員たちは直前の首相指名選挙をボイコットしており、新政権は厳しい船出となった。

 東部パンジャブ州の州都ラホールで、鉄鋼企業を経営する資産家の一族に生まれた。兄は3度にわたって首相を務めたナワズ・シャリフ氏(72)。地元の大学を卒業後、州議員などを経て州首相に就任した。

 しかし、1999年にクーデターが起き、2度目の首相在任中だった兄とともに収監されてサウジアラビアに追放された。その後、2007年に帰国し、翌年にパンジャブ州首相の座に就いたが、同じく首相に返り咲いた兄が所得隠しなどの疑いで失職。兄の後継候補として18年の総選挙に挑戦したが、PTIに敗れ、野党勢力を率いてきた。

 「兄がカリスマ的な人気を誇ったのに対し、弟は華やかさはないが実直に仕事をこなす行政マンのようなタイプ」(パキスタンのジャーナリスト)。パンジャブ州首相時代は、中国がパキスタンで進める「一帯一路」の一環となるインフラ事業に取り組み、地元メディアによると、事業推進の速さは「パンジャブスピード」と称賛されたという。

 また、「反軍」の姿勢を隠さなかった兄に対し、軍部とも良好な関係を築いてきたことで知られている。

 詩が好きなことで有名で、お気に入りは47年のパキスタン独立後に労働者階級を中心に流行した詩。<目的地にたどり着く意志があれば、どこにでもたどり着ける 母なる大地が先に進むことを許してくれる限り、私は必ず泉を掘り当てることができる>という一節を、これまでも演説で引用してきた。

 パキスタンでは、物価上昇などで深刻化する経済危機に加え、対米、対印関係の改善など課題が山積している。混乱する政局を安定に導けるのか注目される。【ニューデリー川上珠実】

672チバQ:2022/04/12(火) 20:14:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220412k0000m030195000c.html
パキスタン新首相にシャリフ氏 失職前首相と一転、米と友好路線か
2022/04/12 18:17毎日新聞

パキスタン新首相にシャリフ氏 失職前首相と一転、米と友好路線か

シャバズ・シャリフ氏=イスラマバードで2022年4月7日、ロイター

(毎日新聞)

 パキスタン下院(定数342)は10日、野党が提出していたカーン首相に対する不信任決議案を賛成多数で可決し、カーン氏は失職した。地元メディアによると、同国で首相に対する不信任案が可決されたのは初めて。下院は11日、「イスラム教徒連盟シャリフ派(PML―N)」党首のシャバズ・シャリフ氏を新首相に選出した。

 今回の不信任案を中心となって推進したシャリフ氏は、東部パンジャブ州の州都ラホールで鉄鋼業を営む裕福な一族に生まれた。ナワズ・シャリフ元首相の弟。カーン氏に米国への批判的な発言が目立ったのに対し、シャリフ氏は良好な対米関係を築く意向を示している。2018年までパンジャブ州首相を務め中国主導の巨大経済圏「一帯一路」の一環「中国パキスタン経済回廊」(CPEC)のインフラ事業を推進した。

 ロシアによるウクライナ侵攻などを受けて物価上昇が深刻化しており、新政権も引き続き経済危機への対応に追われる。カーン政権下では、政界に影響力がある軍との関係悪化が指摘されていた。シャリフ氏が今後、軍と協調して政権運営を安定させられるかも大きな課題だ。

 不信任案は、カーン氏の経済対策の失敗などを理由にPML―Nを中心とする勢力が3月に下院に提出した。カーン氏が率いるパキスタン正義運動(PTI)と共に連立政権の一角をなしてきた複数の少数政党が造反し、不信任案への賛成を表明。不信任案は過半数ライン(172票)をわずかに上回る174票で可決された。PTIは11日の首相指名選挙をボイコットして所属議員の一斉辞任を表明し、シャリフ氏が選出された。【ニューデリー川上珠実】

673チバQ:2022/04/12(火) 21:42:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4c2206bdc9e42dd90526fb43e4d7c5d7c67bef5
スリランカ、デフォルトの懸念強まる 対外債務返済を一時停止
4/12(火) 19:51配信

時事通信
 【ニューデリー時事】経済危機に直面するスリランカ政府は12日、対外債務の返済を一時停止すると発表した。

 デフォルト(債務不履行)回避が目的だとしている。国際通貨基金(IMF)の支援を受け、債務の再編を目指す方針だが、デフォルトの懸念は一段と強まっている。

 スリランカでは、新型コロナウイルスの影響で基幹産業の観光業が打撃を受けた上、ロシアのウクライナ侵攻で通貨安に拍車が掛かり、外貨準備が減少。ロイター通信によると、3月末時点の外貨準備高約19億3000万ドル(約2400億円)に対し、今年支払うべき対外債務は2倍以上の約40億ドルに上る。

674チバQ:2022/04/17(日) 18:09:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041600228&g=int
「債務のわな」影響あらわに デフォルト危機、首相不信任―スリランカ・パキスタン
2022年04月17日07時09分

 【ニューデリー時事】インフラ整備などをめぐる多大な対中債務を抱えるスリランカとパキスタンが政情不安に直面している。借金返済で外貨が不足した上、ロシアのウクライナ侵攻に前後し、自国通貨安や原油高で国民生活が圧迫されたためだ。途上国に債務を負わせ、支配を強める「債務のわな」と呼ばれる中国外交の影響が浮き彫りになった形だ。

 ◇迫る返済期限
 スリランカ政府は12日、債務不履行(デフォルト)を回避するため、対外債務返済を一時停止すると発表した。声明では国際通貨基金(IMF)の支援による計画に沿って「債務再編」を目指すための暫定措置と強調した。
 ただ、米ブルームバーグ通信によると、次の返済期限は18日に迫っている。期限後に若干の猶予期間はあるとみられているが、デフォルト回避へ事態は切迫している。
 外貨不足で燃料や食料などの輸入は滞り、物価高騰が止まらず、3月の物価上昇率は前年同月比18.7%に達した。
 3月末ごろから、ラジャパクサ大統領の辞任を求めるデモが全土で続き、政府は一時、非常事態を宣言。大統領と首相以外の閣僚、中央銀行総裁が辞任したが、事態収拾の気配はない。
 一方、対外債務返済に窮し、2019年からIMFの支援を受けているパキスタンでは今月10日、下院でカーン首相の不信任決議案が可決され、失職した。IMFによる財政再建支援を受けると、歳入確保のための徴税強化や補助金削減は避けられない。ウクライナ問題に伴う経済危機に直面したカーン政権は対策を打つ余地がなく、国民の不満が高まり、与党連合の一部も不信任に回った。
 ◇「隠れ債務」も
 IMFによると、パキスタンの昨年4月時点の対中債務は、対外債務全体の27.4%に上る。スリランカ政府が公表している中国への債務は対外債務の約1割で日本とほぼ同程度だが、「公表されているのは中国政府への債務のみで、中国国営企業からの借金は含まれていない」(元スリランカ駐在外交筋)という見方が根強い。
 また、対中債務は他の外国や国際機関に比べ、高利・短期間での返済を要求される特徴があるとされ、返済の行き詰まりを招きやすい。例えば、スリランカが17年、債務返済に窮し、中国国営企業に99年間租借させることを決めた南部ハンバントータ港の整備事業では6%を超える金利が設定されたとみられている。同港は建設後の利用が少なく、債務返済が滞る原因となった。

675とはずがたり:2022/04/19(火) 14:15:15


全然関心なかったけどこんなんだったようだ。

化学肥料一辺倒は危険だし,普段からのバランスが重要のようだ。

https://twitter.com/Haru102i/status/1513781161616900099
みはる??????
@Haru102i
失敗国家ポイントが高すぎるスリランカwww
ルピーは暴落し、経済は崩壊、デフォルトへ。
政府は1年前、『オーガニック農業革命!』を目指して化学肥料・農薬・除草剤の輸入を即時禁止。
当然、作物の生産量は激減、品質も低下。
食糧危機が発生し大規模な暴動が起きた。

https://twitter.com/Haru102i/status/1514035555415519232
みはる??????
@Haru102i
一応補足。
背景として、スリランカでは化学肥料の使い過ぎで土壌の質が低下していた。
同じ面積から取れるコメの量は日本の半分程度。

とはいえ、『移行期間ゼロで即時禁止!』というのは過激だった。
結局半年程度で段階的に規制緩和されたものの、もはや手遅れである。



スリランカ、100%有機農業計画を中断 紅茶生産への打撃受け
https://www.afpbb.com/articles/-/3371622
2021年10月19日 20:50 発信地:コロンボ/スリランカ [ スリランカ アジア・オセアニア ]
このニュースをシェア
スリランカ、100%有機農業計画を中断 紅茶生産への打撃受け? ?

【10月19日 AFP】スリランカは19日、世界で初めて国内の農業をすべて有機生産にするという野心的な計画を一時中断し、化学肥料の輸入禁止を解除した。

 ゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は今年5月、自国で100%有機農業を目指すとの方針を示し、化学肥料の輸入を全面的に禁止していた。


 ラメシュ・パティラナ(Ramesh Pathirana)プランテーション相は19日、最大都市コロンボ(Colombo)で記者会見し、今回の方針転換について、年間輸出額が13億ドル(約1480億円)に上るセイロン紅茶の生産者を救うためだと説明した。

 パティラナ氏は「工場で生産された紅茶の品質が落ちたという事実を考慮し、政府は(化学肥料の)硫酸アンモニウムの輸入を決めた」と述べた。

 同氏は、国内の農業が必要とする量の有機肥料が生産できるようになるまで、化学肥料の輸入を継続するとしている。

 ラジャパクサ大統領の先の方針を受け、茶園主をはじめ農家は怒りの声を上げ、有機肥料の不足や収穫量の減少に伴う悪影響を警告していた。

 パティラナ氏と共に会見に臨んだ政府報道官は、ラジャパクサ政権は「融通が利かない政府」ではなく、「われわれは国民の要求に敏感だ」と述べた。(c)AFP

676とはずがたり:2022/04/19(火) 18:10:12
停電10時間超 スリランカ経済危機の実態
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220418/k10013586881000.html
2022年4月18日 16時24分

30度近い熱帯夜でも扇風機は動かない。真っ暗な職場で明かりはスマホのライトだけ。5日並んでもガソリンが買えないー。これがエネルギー危機と経済の大混乱に陥る国・スリランカで起きている現実だ。
現地での取材で見えたのは、自分が暮らす国を「沈む船」と呼ぶほど追い詰められた市民の暮らしだった。
(アジア総局記者 影圭太)

紅茶で石油を買う国
…3月上旬、スリランカの空港に到着し、携帯電話用に現地のSIMカードを買った時だった。

料金をドルで支払ってほしいと言われたのに、おつりとして返ってきたのは現地通貨スリランカルピーの紙幣。

…この国の経済が抱える大きな問題を実感した。急激な外貨の不足だ。

紅茶と観光で知られる南アジアの島国スリランカ。

経済が普通ではない状態になっていると感じたのは去年12月だった。

「特産の紅茶を渡すことで、石油の購入代金の支払いに充てると合意した」

イランとの間で事実上の物々交換を認めるという、異例の発表。…

調べてみると、去年末時点での外貨準備の残高は27億ドルあまりで、1年間で46%減少とほぼ半減していた。

1か月分の輸入に充てられるほどしか外貨が残っていないとみられている。

経済規模は違うが日本の去年末時点の外貨準備の残高は1兆4000億ドルあまりなので、その500分の1程度しかない。

スリランカは以前からエネルギーや食料品の多くを輸入する一方、柱となる輸出品が少なく、国際的な経済取り引きを示す経常収支は赤字が続いていた。

外貨を得る手段として外国人観光客に頼る状況になっていたが、そこにコロナ禍が直撃。

去年1年間の外国人旅行者はピーク時の10分の1以下になり、外貨が急激に減ったのだ。

油がない! ガスもない!
大きな影響が出たのがエネルギーだ。

発電用や燃料用として海外から石油を輸入しているが、外貨不足によって支払いが通常どおりにできなくなった。
最大都市コロンボで取材を始めて目にしたのは、給油所に並ぶ車や人の長蛇の列だ。

街なかのいたるところで、数十台の車が列を作っている。…

ガスの輸入も滞っている。

コロンボにあるパン販売店では、オーブンを動かすためのガスが確保できなくなり、休業を強いられている。

オーナーによると、調理用のガスの価格はふだんの3倍以上になったと言う。
ガスが足りなくなったことで国内で1000店以上のパン店が休業したと、現地では伝えられていた。…

職場は真っ暗闇に
暮らしに欠かせない発電にも深刻な影響が及んでいる。

燃料が足りず、政府は2月下旬から計画停電の実施に踏み切った。

当初は最長で1日7時間半の停電だったが、3月下旬以降さらに悪化し、1日10時間を超えるまでになっている。

電気が止まる時間帯は前日の夕方に地域ごとに発表されるが、そのとおりに始まることはほとんどなく、住民をいらだたせていた。…

677とはずがたり:2022/04/19(火) 18:10:29
>>676
動画や広告の制作を行う会社では、パソコンを使った作業中に停電が始まった。

部屋の電気が消え、スタジオを兼ねた窓がないオフィスの部屋は真っ暗になってしまった。

データを守るための給電装置がついた1台のパソコンの画面だけが光を放っている。

急いでデータを保存しパソコンの電源を切ると、暗闇が部屋全体を覆う。

この会社は設立したばかりなのに、停電で納期が守れないおそれがあるため新たな仕事を請け負うことができないと言う。…

1か月で50%の通貨安に
経済の混乱は通貨安にも波及し、通貨スリランカルピーが急落している。

3月上旬に1ドル=200ルピー前後だったのが、4月上旬には1ドル=300ルピーとなり、1か月で50%もの価格下落に直面している。

コロンボの土産物店では「ドルで支払ってくれれば特別価格に値引きする」と声をかけられた。

三輪タクシーのドライバーは「日本円で払ってくれてもいい」と言いだす状況になっていた。

通貨の価値は信用で成り立っていると言われるが、国民からの信用も揺らいでいる通貨は、すさまじい速さで売られ続けている。

外貨不足に品不足、そこに通貨安が加わったことでインフレが加速し、2月の消費者物価の上昇率は17.5%に達した。

3月以降はさらに上昇するとみられている。

“沈む船”には乗り続けられない
経済の大混乱の犠牲になっているのは、そこに暮らす市民だ。

特産の紅茶の農園を経営する男性は、家計を支えるため中東に働きに出ようとしていると明かした。

いまの経済状況では、母国を抜け出すしか生きる道はないと言う。

急激なインフレによって茶葉を作るほど赤字が膨らむ状態になっているためだ。

特に影響が大きいのが栽培に欠かせない肥料の値上がりで、輸入品の肥料の価格は1年前と比べておよそ5倍に高騰しているという。

男性は新たに購入した農地ではもう茶葉を栽培することをあきらめ、放置したままにしている。

残ったのはローンと植えるはずだった苗木だけ。…

いま首都にある出入国管理局には、国外に働きに出ようとパスポートを求める人で長蛇の列ができている。

敷地の外にまで人が並んでいるのを見れば、経済の混乱が多くの市民から最低限の暮らしさえ奪っているのかがわかる。…

国際社会の課題にも
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を背景に世界的なインフレ圧力が高まっていることで、状況はさらに悪化することが懸念されている。

4月12日になって政府は公的債務の一部の返済を停止し、IMF=国際通貨基金に対し経済回復に向けた計画の策定と資金支援を求めていることを明らかにした。

スリランカには中国がインフラ建設への融資などを通して関与を強めていて、今回も債務の返済条件の見直しなどを打診している。

中国がこの機会にさらに影響力を増し、「債務のわな」と言われる状況が一段と深まることへの懸念も根強い。

今後、どこがどのようにスリランカを支援するのか、国際社会の課題となっている。

アジア総局 記者
影圭太
2005年入局 経済部で金融や財政の取材を担当しおととし夏からアジア総局

678とはずがたり:2022/04/22(金) 07:30:02
2022年4月10日8:10 午前11日前更新
アングル:ロシア富豪の豪華ヨット、制裁逃れてモルディブへ
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-maldives-idJPKCN2M00PT?utm_source=rcom&utm_medium=jpranking
ロイター編集

3 分で読む

[マレ(モルディブ) 7日 ロイター] - 3月9日、石炭と肥料の生産で巨額の富を築いたアンドレイ・メルニチェンコ氏の名が、欧州連合(EU)による制裁対象者のリストに載った。翌日、同氏のスーパーヨット「モーターヨットA」がモルディブ領海で位置情報の発信を停止した。
 石炭と肥料の生産で巨額の富を築いたアンドレイ・メルニチェンコ氏の名が、3月9日にEUによる制裁対象者のリストに載った。翌日、同氏のスーパーヨット「モーターヨットA」がモルディブ領海で位置情報の発信を停止した。写真は2017年5月にモナコで撮影した、同氏所有のモーターヨットA(2022年 ロイター/Stefano Rellandini)

その4日後、イタリアでは当局がメルニチェンコ氏の別の船舶を差し押さえた。世界最大の帆走ヨットであり、イタリアの金融監督当局は、5億7800万ドル(約716億円)相当と推定している。

当局が船舶の位置追跡に使っている機器の電源を切れば、監視の目から逃れやすくなる。

だがモルディブでは、制裁対象であるロシア新興財閥(オリガルヒ)の資産に対して何らかのアクションが起こされる可能性は、いずれにせよ低い。モルディブ政府閣僚や外交官、スーパーヨット関連産業の専門家など、ロシア系資産に対する米国と欧州の制裁への対応をめぐる同国内の議論に詳しい10数人へのインタビューから明らかになった。

2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻への対応として西側諸国が一部のオリガルヒに対して制裁を科して以来、インドの南西に位置する島しょ国モルディブには、ロシア系のヨットが6隻来航。メルニチェンコ氏のヨットもそのうちの1隻だ。局が制裁に慎重なアプローチをとっているため、ヨットを所有するロシアのオリガルヒにとってモルディブは魅力的な避難先として浮上している。

船舶追跡サイト「マリントラフィック」によれば、6隻のうち3隻は現在位置をはっきりと示さず、申告されていた行き先を変更するか国際水域に入っている。

モルディブのフセイン・シャミーム主任検察官はインタビューに対し、同国の法制はそこまで厳格ではなく、ヨットの差し押さえは「現実離れ」している、と話す。国内法のもとで犯罪が生じていない限り、モルディブに来航する船舶を当局が簡単に差し押さえる訳にはいかない、というのが同氏の説明だ。

メルニチェンコ氏の広報担当者は先月のロイターの取材に対し、同氏は制裁に異議を唱えるだろうと語り、同氏のプーチン政権とのつながりはまったくないとも付け加えた。

建造企業が公開した写真を見ると、全長119メートルの「モーターヨットA」はクリスタル製の家具や3つのプールを備えており、ヨット専門誌によれば評価額は3億ドル。メルニチェンコ氏の妻は、内装デザインには自身も関与したと発言している。

メルニチェンコ氏の広報担当者は2017年、BBCへの声明で、この帆走ヨットが同氏の所有であることを認めている。どちらもフランスの有名なデザイナー、フィリップ・スタルク氏のスタイリングによるものだ。

679チバQ:2022/04/25(月) 15:25:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/032e11c635ca7c58cdcd9296155b1e125d3c8cd4
スリランカ首相宅にデモ隊数千人 経済危機で政府指導部の辞任要求
4/25(月) 14:12配信

時事通信
24日、スリランカ最大都市コロンボで、マヒンダ・ラジャパクサ首相の自宅周辺に集まったデモ隊(AFP時事)

 【コロンボAFP時事】スリランカ最大都市コロンボで24日、マヒンダ・ラジャパクサ首相の自宅に数千人の学生らが押し寄せ、辞任を要求した。

 同国では過去2週間以上にわたり、同首相と弟のゴタバヤ・ラジャパクサ大統領率いる政府が経済危機をもたらしたと批判するデモが頻発し、混乱が続いている。

 警察は各所にバリケードを設置してデモ封じ込めを図ったが、デモ隊は首相宅のフェンスをよじ登るなどして抵抗。学生リーダーの一人は「道路は封鎖できても、すべての政府(指導部)が去らない限り、われわれの戦いは終わらない」と気勢を上げた。

 警察によれば、デモ当時、首相は建物内におらず、参加者らは引き揚げた。

680とはずがたり:2022/04/25(月) 17:31:57
スリランカ結構深刻なので紅茶単一経済打破の為に先日インドネシアが輸出禁止したアブラヤシでも転作できないのか調べてみたら数年前に生産禁止してたw

有機農法強制含め色々行き当たりばったりな政策打っての今の惨状っぽい

https://fairwood.jp/palmoil/758/
Daily FT:スリランカでパームオイル禁止措置ー影響はどこに及ぶ?
2021.04.21
数日前、スリランカ大統領はパーム生産者に対し、アブラヤシを段階的にゴムに 切り替えるよう命じた。さらに、主にマレーシアから輸入しているパームオイル の輸入も禁止した。こうした措置はスリランカでは前例がない。政府の突然の措 置に対して、パームオイルに深く依存している菓子業界等では工場閉鎖を危惧す る声があがっている。政府のねらいはパームオイルのプランテーションと消費を 減らしていくことにあるが、スリランカの主要な輸出品で約40万haで栽培されて いるココヤシのプランテーション開発は鳥類マリアンヌ・ホワイトアイの絶滅に 寄与したとされていることもあり、パームに比べてココヤシがサステナブルとす るのには疑問が残る。20万トンの輸入パーム油を、ココナッツ油の国内調達に切 り替えると新たに20万haの土地が必要となる。アブラヤシの方が、土地生産性が 4倍高いため、パーム油の国内調達への切り替えた場合は、必要となる土地は5 万haである。

681チバQ:2022/05/05(木) 18:18:45
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220502X529.html
ガンジー家、落日の様相=選挙大敗で要職辞任の観測も―インド
2022/05/02 16:02時事通信

 【ニューデリー時事】インドで初代首相ネールらを輩出し、最大野党・国民会議派の精神的支柱となってきた名門ネール・ガンジー家が往年の勢いを失っている。2019年の総選挙で与党インド人民党(BJP)に大敗を喫し、その後の主要地方選でも連敗。一族が党要職を辞任する可能性も伝えられ、落日の様相を呈している。

 14、19両年の総選挙でBJPに敗れた会議派は、今年2〜3月に実施された主要5州の議会選で全敗した。人口2億人を上回る北部の最大州、ウッタルプラデシュ州をBJPに押さえられたほか、州議会与党だったパンジャブ州では、地方政党・庶民党に議席の過半数を奪われた。

 選挙結果を総括した3月の会議派作業部会の前には、ソニア・ガンジー暫定総裁や、長男で前総裁のラフル・ガンジー党青年部議長とその妹が党要職を辞任する可能性が報じられた。ネール・ガンジー家の党運営への不満が背景にあるとみられている。

 地元誌インディア・トゥデーによると、ソニア氏は3月の会議で、党勢回復のためなら「いかなる犠牲も払う用意がある」と辞任の覚悟を語った。結局、会議では辞任要求の動きは表面化しなかったが、一族に対する不満はくすぶり続けているもようだ。

 外交筋は「会議派はネール・ガンジー家という『選挙の顔』抜きで戦えない」と指摘する。一方、19年の総選挙ではラフル氏の指導力欠如が露呈し、名門の威光に頼った選挙戦略の限界も明らかになっている。国立ネール大のハルバンズ・ムキア元教授は、2日の地元紙ヒンズーへの寄稿で「会議派には、末端の支持者の声をすぐに党幹部に届けられるような真の党改革が求められている」と指摘した。

682とはずがたり:2022/05/20(金) 10:14:08
ウクライナ戦争で注目、インドの戦略とは?日本人が知らない“手の内”を読み解く3つの理論
佐々木れな『国際問題:リアルとセオリーの結節点』#3
2022年05月14日 06:00
https://sakisiru.jp/27441
佐々木 れな
ジョージタウン大学外交政策学修士課程在学

インドは、1947年の独立以来、国際社会で積極的な役割を果たすことを目指してきた。冷戦期はソ連とソビエト・インド友好協力条約を結んだが、ソ連崩壊後ロシアとの二国間関係は防衛協力と限定的な経済関係に縮小しつつある。冷戦後、インドは複数の大国と緊密な連携を図りながら、「戦略的自律性」を追求した。

インドの脅威は、中国とパキスタンである。特にインドは台頭する中国からの安全保障上の脅威に直面している。そのため、インドは日米豪印戦略対話(Quad)に参加し、アメリカと複数の安全保障協定を締結した。また、インドは東南アジア諸国連合(ASEAN)と連携し、「アクト・イースト」政策を強力に推進してきた。

インドのジャイシャンカル外務大臣はその著書『インド流:変動する世界への戦略(The India Way: Strategies for an Uncertain World)』で、インドの戦略を「アメリカを関与させ、中国を管理し、ヨーロッパを開拓し、ロシアを安心させ、日本を巻き込む」こととしている。これは「同盟を避ける」、「多極化した世界に内在する対立を利用する」、「その結果生じる矛盾を受け入れる」という3つの原則によって形成されている。

ウクライナ戦争におけるインドの立ち位置
インドは、ロシア・ウクライナ戦争で非常に曖昧な立場を取り、その態度に西側諸国は不満を募らせている。インドは、国連のロシアのウクライナ侵略を非難する決議案で相次いで棄権し、ロシアへの公式な批判を避けている。

インドにとって今回の戦争は非常に危うい状況であり、ウクライナに対してどのような行動を取るにしても大きなリスクが伴う。ロシアを批判すれば、歴史的に重要な友好国を失い、中国とロシアが更に接近するおそれがある。

683チバQ:2022/05/28(土) 21:03:11
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052700705&g=int
新政権、前途多難 前首相派デモ、重い対中債務―パキスタン
2022年05月27日20時32分

26日、イスラマバートで、デモ行進するパキスタンのカーン前首相支持者ら(AFP時事)
26日、イスラマバートで、デモ行進するパキスタンのカーン前首相支持者ら(AFP時事)

支持者に手を振るパキスタンのカーン前首相(中央)=25日、イスラマバード近郊(EPA時事)
パキスタンのビラワル・ブット外相=2月27日、南部カラチ(EPA時事)
パキスタンのシャリフ首相=4月13日、南部カラチ(EPA時事)

 経済危機を背景に4月にカーン首相の不信任案が可決され、シャリフ新首相への政権交代が起きたパキスタンで、再び政治をめぐる混乱が深刻化している。シャリフ氏がパキスタンの積年の問題である経済の中国依存にあえぐ中、失職後も影響力維持を狙うカーン氏が今月下旬に入り、数万人規模の反政府デモを敢行。新政権は揺さぶりをかけられ、多難な船出となっている。

 AFP通信は、中国との関係について「ヒマラヤよりも高く、大海より深く、蜂蜜より甘い」と形容するパキスタンの政治家の発言を紹介している。宿敵インドとの対立から、いかなる政権であっても、中国との「蜜月」維持は最優先の課題だ。
 国際通貨基金(IMF)によると、パキスタンの対中債務は184億ドル(約2兆3000億円)。両国を結ぶ「中パ経済回廊(CPEC)」計画でも数百億ドル(数兆円)規模の交通、エネルギー、インフラ事業が予定されている。
 故ベナジル・ブット元首相の息子であるビラワル・ブット外相は21、22の両日、就任後初めて中国を訪問し、王毅外相と会談した。対中債務の扱いなども協議したとみられる。
 AFPによると、こうした中で、カーン前首相は26日、首都イスラマバードで大規模な反政府デモを行って動員力を誇示した。「6日以内に総選挙実施について表明することを要求する。議会を解散し6月に選挙をすべきだ」と演説し、政府に圧力をかけた。
 これに対し、シャリフ首相は「選挙実施を決めるのはわれわれだ。われわれを脅そうとするなら間違いだ」と反論。対決姿勢を示している。
 デモは首都にとどまらず、南部カラチや東部ラホールをはじめ各地で相次いだ。道路を封鎖するなどしたデモ隊に警察は催涙弾で応戦。カーン前首相の支持者1700人以上が拘束された。地元の人権団体は「法執行機関(警察)の横暴を深く懸念する」と批判した。
 パキスタンでは強大な軍の意向が政治を左右すると言われる。2018年に「汚職」や「縁故主義」の打破を掲げてカーン氏が首相に就任した際は、裏で軍の支援を受けていたとみられた。
 しかし、その後、カーン氏は軍との不和がささやかれるようになり、これが4月の下野につながったと報じられた。シャリフ首相は、軍に配慮しながら経済を立て直す手腕が問われている。

684チバQ:2022/07/07(木) 08:19:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d67ab84db579e4652a9d4ebac9f7bb6fd6193e5
スリランカが「破産」宣言 燃料不足、危機長期化
7/6(水) 18:21配信
時事通信
5日、コロンボで経済危機に抗議する人々(EPA時事)

 【ニューデリー時事】経済危機に直面しているスリランカのウィクラマシンハ首相は5日、議会で演説し、国の「破産」を宣言した。


 危機的状況は来年も続く見通しで、混乱の長期化は必至。ガソリンなどの燃料が極度に不足しており、AFP通信によると、給油所で自動車に乗って数日間列に並んでいた60歳の男性が車内で死亡しているのが5日見つかった。

 首相は議会で、金融支援獲得に向けた国際通貨基金(IMF)との交渉について説明。地元紙デーリー・ミラー(電子版)によると、「過去には発展途上国として(IMFと)協議してきたが、今は破産国家として協議しているため、交渉はより困難で複雑になる」と述べた。年末にインフレ率が60%に達するとの見通しを示し、「2023年も困難に直面するはずだ。これは真実であり現実だ」と強調した。

685チバQ:2022/07/07(木) 20:29:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/04279644c5ae5c5b966fec51926612bb981de00c
料理はまきで…経済危機のスリランカ
7/7(木) 15:19配信

AFP=時事
スリランカ・コロンボのホテルで、まきで調理をする女性(2022年3月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】かつては比較的豊かだったスリランカでは現在、医薬品やガスなどあらゆる物が不足している。そのような中、ガスではなくまきや炭での調理に戻る人が増えている。


 まきや炭への移行は今年初め、全国でガス爆発事故が相次いだことがきっかけとなった。ガス会社がコスト削減でプロパンの比率を引き上げたため、圧力が危険なレベルにまで上昇し、1000件以上の爆発事故が発生。少なくとも7人が死亡、数百人が負傷した。

 現在はガスの供給が滞り、ガスがあったとしても手が届かないほどの値段になっている。

 政府には外貨がなく、ガソリンや軽油、灯油に加え、火力発電用の燃料も輸入できず、長時間にわたり停電を行っている。

 レストランを経営するM・G・カルナワティ(M.G. Karunawathi)さん(67)も、まきを使い始めた。煙を吸ってしまうが他に選択肢はないとAFPに語った。「まきを手に入れるのも難しくなっている。価格も高騰している」

 かつてスリランカの1人当たりの国内総生産(GDP)はフィリピンと同程度で、隣国インドがうらやむような生活水準を誇っていた。

 だが、経済政策の失敗に加え新型コロナウイルスの流行により貴重な収入源だった観光業が大打撃を受け、輸入品の支払いに充てる外貨が底をついた。

 ラニル・ウィクラマシンハ(Ranil Wickremesinghe)首相は先月5日、議会で「2023年も困難な状況に直面するだろう」と述べた。

 インフレも深刻だ。国連(UN)は人口約2200万人の約8割が十分な食料を買うお金がなく、食事を抜かなければならない状況にあると推定している。

 経済危機以前、コロンボ(Colombo)のほぼ全ての家庭がガスコンロを使っていた。

 まき販売業を営むセリア・ラジャ(Selliah Raja)さん(60)の商売は、いまだかつてないほど盛況だ。

「以前はまきオーブンを使う顧客はレストラン1軒しかいなかった。今で需要が多すぎて追いつかない」とAFPに語った。

 ラジャさんが木を買っている地元の業者は、需要の急増と輸送費の高騰のため、値段を倍に引き上げたという。

 サムパス・トゥシャーラ(Sampath Thushara)さんは、茶葉と天然ゴムの生産が盛んな南部の村ネヒナ(Nehinna)で伐採業を営んでいる。「これまでは、生産できなくなったゴムの木を切るために、地主が私たちに金を払っていた」「今では、木を手に入れるために私たちが金を払っている」と話した。

 実業家のリヤド・イスマイル(Riyad Ismail)さんは、2008年に発明した七輪の売り上げが急増したと話す。イスマイルさんの七輪は、ココナツ炭を使うもので、バッテリー駆動のファンで空気を送り込む。従来の七輪に比べ煙やすすが抑えられている。

 高級ラインの「イージーストーブ(Ezstove)」と一般向けの「ジャナリパ(Jana Lipa)」の販売価格はそれぞれ約50ドル(約6800円)と約20ドル(約2700円)。あまりの人気に順番待ちになっている。

 今ではコピー商品も出回っていると、イスマイルさんは話した。 【翻訳編集】 AFPBB News

686チバQ:2022/07/08(金) 14:40:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3d486188fed1518568e3cfb31a72e70b98b31fe
ウィクラマシンハ氏が再度スリランカ首相に
5/13(金) 9:39配信


0
コメント0件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
AP通信
写真: Eranga Jayawardena/AP/アフロ

スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領は12日、ラニル・ウィクラマシンハ氏を新首相に指名した。
 物価の高騰や停電をめぐってデモが激化している同国では、ラジャパクサ大統領の兄でもあるマヒンダ・ラジャパクサ首相が辞任。後任に過去5度にわたり首相を務めたウィクラマシンハ氏が選ばれ、新しい内閣を組閣する。

(スリランカ、コロンボ、5月12日撮影 Eranga Jayawardena/AP/アフロ)

687チバQ:2022/07/10(日) 20:53:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/49e8b29c036db56d4e01763a54b5018cb397c127
ラジャパクサ大統領辞任へ デモ隊公邸占拠、首相も辞意 経済危機に国民怒り・スリランカ
7/10(日) 2:26配信

時事通信
スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領=2021年9月、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューデリー時事】経済危機に直面しているスリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領が13日に辞任する意向を固めた。


 地元メディアなどが議会議長の話として9日、伝えた。ラジャパクサ氏の辞任を求めるデモ隊が同日、最大都市コロンボの大統領公邸を占拠。同氏はデモ開始前に公邸から避難していた。

 事態を受け、複数の政党からの勧告を受け入れる形でウィクラマシンハ首相も辞意を表明。外貨不足で生活必需品の輸入が滞り、日々の生活に苦しむ国民の怒りが政権を打倒した形となった。

 ロイター通信によると、議長は「13日での辞任は、権限を平和裏に移譲することを確実にするためだ」とし、「国民には法律の順守と平和の維持を求める」と述べた。

 地元紙デーリー・ミラー(電子版)によれば、ラジャパクサ氏の辞任後は議会が新たな大統領を選ぶ間、議長が一時的に大統領に就く見込み。

 9日、大統領公邸の周辺を数万人のデモ隊が取り囲み、内部になだれ込んだ。現地からの動画ではデモ隊が邸内のプールで泳いだりキッチンで食料をあさったりする様子も撮影されていた。ロイター通信は警官を含め約40人が負傷したと伝えている。

 スリランカでは3月中旬ごろから抗議デモが頻発。5月にはデモ隊と政権支持者らが衝突し、死者も出た。大統領の兄で、政権の最高実力者と目されていたマヒンダ・ラジャパクサ氏は同月首相を辞任した。経済危機克服を目指し後任の首相となったウィクラマシンハ氏は今月5日、国の「破産」を宣言した。

688チバQ:2022/07/10(日) 21:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fec59db95fb9f9595628a30615f8990e0dfb9a8
スリランカ大統領辞意表明 経済危機で混乱広がる
7/10(日) 16:10配信


産経新聞
【シンガポール=森浩】経済危機に陥っているスリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領が9日夜、辞任する意向を固めた。地元メディアが報じた。13日に辞任する見通し。9日に大統領辞任を求める大規模抗議デモが続き、群衆が大統領公邸を占拠するなど混乱が広がっていた。

ウィクラマシンハ首相も辞意を表明した。地元メディアによると、ゴタバヤ氏はアベイワデナ議会議長に辞意を伝え、公務引き継ぎなどため13日までの期間を求めたという。後任の大統領は議会が選出する。

ラジャパクサ氏は、兄のマヒンダ・ラジャパクサ元大統領とともに中国の支援によるインフラ整備を推進した。だが、債務返済に苦慮していたところに、無謀な減税などの失政や新型コロナウイルス禍による観光業の打撃が「独立以来最悪」とされる経済危機につながった。外貨不足で輸入が滞った結果、燃料不足や物価高が深刻化し、市民の不満が高まっていた。

3月ごろから市民による抗議デモが拡大していた。9日には野党や労働組合の呼びかけで最大都市コロンボの大統領公邸や首相府など複数の場所で大規模な抗議活動が起きた。

交流サイト(SNS)には、大統領公邸を占拠した市民が建物内を歩き回ったり、プールで泳いだりしている動画が投稿されている。ウィクラマシンハ氏の私邸も放火されるなど混乱が広がった。市民と治安部隊との間に衝突が発生し、約40人が負傷した。

689チバQ:2022/07/11(月) 22:37:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071000206&g=int
まきで調理、車から自転車へ 苦境の市民生活、中国に援助の動き見られず―スリランカ
2022年07月11日07時05分

燃料不足のため、まきで調理する女性=4日、スリランカ・コロンボ(EPA時事)
燃料不足のため、まきで調理する女性=4日、スリランカ・コロンボ(EPA時事)

 【ニューデリー時事】スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領が辞任を決めたのは、外貨不足で燃料を輸入できず、まきによる調理や車から自転車への乗り換えなどを強いられている国民の不満をかわせなくなったためだ。親中路線を取ってきたスリランカは、途上国に債務を負わせ支配を強める中国の「債務のわな」にはまったとの見方もあるが、危機に陥って以降は中国から十分な援助を得られていない。

 「割を食っているのは一般市民」。最大都市コロンボ近郊のネゴンボで日本人向け旅行会社を営む山倉義典さん(58)は、悪化の一途をたどる生活を嘆いた。
 発電用の燃料不足で1日計3時間ほど停電になる一方、工業地帯や政府要人の家には電気が優先的に供給されているという。パンや卵の価格は「1年前の3倍」になった。各世帯で利用されているプロパンガスも手に入りにくくなり、山倉さんの会社で働く50代の男性運転手はまきで調理している。山倉さんは「内戦が終結して豊かになる前に逆戻りしたようだ」と話す。
 AFP通信によると、レストランを経営するカルナワティさん(67)もまきを用いた調理を始めた。AFPの取材に「まきでの調理は煙を吸い込んでしまうが、選択肢がない。まきを探そうにも難しく、とても高価になっている」と述べた。
 ガソリン不足で通勤などの足を車から自転車に切り替える中間層も増えている。ロイター通信によれば、医師のカハダワさん(41)は自家用車をガレージに置いて自転車でコロンボの患者の元を駆け回る。カハダワさんは「初めの頃はガソリンを得るため2、3時間列に並んでいたが、3週間ほど前には列の中に3日間いた。自転車購入はやけっぱちの行動だった」と語る。
 スリランカは現在、中国から支援を引き出そうと動いているが、目立った成果を挙げていない。アジア経済研究所の荒井悦代・南アジア研究グループ長はこの間の中国の姿勢について、2005〜15年に親中派政権に多額の融資を行ったことに照らせば「冷淡だと感じざるを得ない」と指摘した。

690チバQ:2022/07/13(水) 19:57:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc081e4047323347efdfd7ec320f2241f0e5f5cf
落ちた内戦終結の「英雄」 スリランカ、親中一族の支配終焉
7/13(水) 19:40配信


1
コメント1件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領が国外脱出し、兄のマヒンダ元大統領とともに親中路線を推し進めたラジャパクサ一族による国内支配は終焉(しゅうえん)を迎えた。一族は内戦終結を実現して高い人気を誇ったが、過度の中国傾斜が一因となった経済危機や極端な縁故主義が市民の怒りに火をつけた。(シンガポール 森浩)

スリランカでは1983年、少数派タミル人を中心とした反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」と政府との間で内戦が勃発した。戦闘が長期化する中、2005年に大統領に就任したのがマヒンダ氏だ。軍にLTTE掃討強化を命じ、09年に北部地域を奪取して内戦を終結させた。ゴタバヤ氏も国防次官として兄を支え、ラジャパクサ一族は26年にわたる戦闘に終止符を打った立役者となった。

内戦後のラジャパクサ一族は「縁故主義」と「中国接近」が顕著となった。国土復興のために資金を必要としたマヒンダ氏は中国の投資に期待した。欧米が内戦期の虐殺事件などを「人権侵害」とし、マヒンダ氏への批判を強めたことも中国傾斜の背景にある。

マヒンダ氏と中国の蜜月を示すプロジェクトが南部ハンバントタ港だ。一帯はラジャパクサ一族の地盤で、13億ドル(約1780億円)とされる建設費の大半は中国からの融資で賄われた。ただ、港の需要は少なく、利益は当初から見込めなかった。スリランカは債務返済に窮し、17年に港の運営権を99年間、中国主導の合弁企業に貸与。中国による「債務のわな」の典型例とされる。

マヒンダ氏は15年の大統領選で敗れたが、19年選挙でゴタバヤ氏が当選し、一族は復権した。ゴタバヤ氏はマヒンダ氏を首相に起用し、閣僚に次々と血縁者を任命。「南アジア最大の縁故主義の政治王朝」(印メディア)を築いた。

ただ、権勢はひずみを生んだ。対中債務の負担は財政を圧迫。対外債務全体に占める割合は1割程度だが、政府発表に計上されない「隠れ債務」が問題視されている。

抗議デモ激化を受け、既にマヒンダ氏も首相を退任し、政権に一族は残っていない。野党国会議員のビジタ・ヘラス氏は縁故主義が腐敗を招いたと指摘した上で、「一族は『戦略的に重要だ』と称して、中身を検討しないまま中国の事業を次々と実施してきた」と強調。将来の政権は一族の〝負の遺産〟の処理に追われそうだと予見している。

691チバQ:2022/07/14(木) 07:43:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/857fc15e91d853a4f510a46eebc877aa2f7b0ac2
スリランカ、全土に非常事態宣言 大統領の国外脱出で
7/13(水) 15:40配信

AFP=時事
スリランカ・コロンボの大統領府前で国旗を持つ男性(2022年7月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)経済危機下にあるスリランカの首相府は13日、ゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領が国外に脱出したことを受け、全土に非常事態を宣言したと発表した。期限は決められていない。



 首相府の報道官はAFPに対し「大統領が国外にいることから、国内の状況に対処するために非常事態が宣言された」と説明した。

 警察は同日、コロンボ(Colombo)の首相府に数千人のデモ隊が押し寄せたため催涙ガスを使用した。現場のAFP記者が確認した。

 デモ隊は、ラニル・ウィクラマシンハ(Ranil Wickremesinghe)首相の辞任も求めている。モルディブに脱出したラジャパクサ大統領はきょう、辞任すると約束している。【翻訳編集】 AFPBB News

692チバQ:2022/07/14(木) 21:28:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdc9ed92d0d133c644bc8f540b679d3dbb5d93bd
「ラジャパクサ王朝」終焉か 親族は復権目指す スリランカ
7/14(木) 7:09配信


7
コメント7件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
スリランカのマヒンダ・ラジャパクサ元大統領(左)と、国外脱出した弟のゴタバヤ・ラジャパクサ氏=2019年11月、コロンボ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】13日にモルディブへ脱出したスリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領は兄のマヒンダ氏の片腕として立ち回り「ラジャパクサ王朝」の構築に大きく関わった。

 21世紀のスリランカで圧倒的な政治勢力を築きながら、一族が招いた腐敗や経済危機への国民の怒りに屈した。ただ、後継候補の親族は既に用意され、王朝が終焉(しゅうえん)に向かうかはまだ分からない。

 スリランカは1983年、多数派シンハラ人の支配に不満を抱く少数派タミル人の武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」との内戦に突入した。2005年に大統領に就任したシンハラ人のマヒンダ氏は弟のゴタバヤ氏を国防次官に据え、人権無視の掃討戦で09年、LTTEを壊滅させた。

 泥沼の内戦を終わらせたスリランカは新時代を切り開くかに見えた。しかし、ラジャパクサ政権は中国との関係を深め、無謀な借金と無駄なインフラ建設に突き進んだ。一時は経済成長をもたらしたかに見えたが、親族を要職に登用して独裁色を強め、潤う一族への不満は15年、大統領選でマヒンダ氏に敗北をもたらした。

 19年の大統領選にはマヒンダ氏に代わってゴタバヤ氏が出馬。勝利後は一族への批判をかわすため無理な大減税を行った。

 しかし、対外債務の圧迫はもはや隠しようがなくなっていた。肥料を輸入する外貨がなくなり、唐突に「有機農業への全面転換」を宣言したのは1年前だ。坂道を転げ落ちるようにゴタバヤ政権は崩壊した。

 ただ、マヒンダ氏の息子で議員のナマル氏は「王朝」批判を一蹴し、後継に意欲を示している。米ブルームバーグ通信に対し、フィリピンで独裁体制を敷いた元大統領を父に持つマルコス大統領を引き合いに出し「マルコス家が復権できて、なぜラジャパクサ家にできないのか」と強気の発言を行っている。

693チバQ:2022/07/15(金) 19:57:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa74533c5c462cbfabcafaffbc824b363098c717
スリランカ大統領、正式辞任 国民の不満解消は未知数
7/15(金) 18:26配信


0
コメント0件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
【シンガポール=森浩】経済危機に直面しているスリランカのアベイワデナ議会議長は15日、抗議デモ激化を受けて国外逃亡したラジャパクサ大統領の辞表を受理したと正式発表した。アベイワデナ氏は新大統領が7日以内に選出されるとの見通しを示したが、経済危機収束に妙手はなく、政権交代で国民の不満が解消されるかは見通せない。

ラジャパクサ氏は13日未明に妻、護衛2人と軍用機でモルディブに逃亡し、14日にシンガポールに移動した。シンガポールから辞任に関する文書をアベイワデナ氏側に送ったという。シンガポール外務省によると、ラジャパクサ氏は亡命を希望していないといい、他国に移動する可能性がある。

次期大統領は議会での投票によって選出される。当初、投票は20日に予定されていたが後ろ倒しになる見通し。新大統領には暫定大統領を務めるウィクラマシンハ氏や、野党の統一人民戦線(SJB)党首で2019年大統領選でラジャパクサ氏に敗れたプレマダサ氏らの名前が挙がっている。

政権に抗議するため最大都市コロンボの大統領公邸などを占拠していたデモ隊は14日に撤収した。

スリランカは経済危機を受けて国際通貨基金(IMF)に支援を要請したが、国内の混乱で交渉に遅れが出そうだ。IMFのライス報道官は14日、「できるだけ早く対話を再開したい」と述べ、政局の安定を求めた。

694チバQ:2022/07/19(火) 19:59:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071900949&g=int
後任大統領に3人立候補 ウィクラマシンハ氏優勢、20日投票―スリランカ
2022年07月19日18時20分

スリランカのウィクラマシンハ大統領代行=5月12日、コロンボ(AFP時事)
スリランカのウィクラマシンハ大統領代行=5月12日、コロンボ(AFP時事)


 【ニューデリー時事】スリランカで19日、国会が招集され、国外脱出したラジャパクサ前大統領の後任にウィクラマシンハ大統領代行ら3人が立候補した。地元メディアなどが伝えた。前政権与党スリランカ人民戦線(SLPP)が支持するウィクラマシンハ氏が優勢とみられている。
後任大統領選び開始 ラジャパクサ氏「最善尽くした」―スリランカ

 他に立候補したのはラジャパクサ政権でマスメディア相などを務めたアラハペルマ氏ら。当初意欲を見せていた最大野党の党首は立候補を辞退し、アラハペルマ氏を支持すると表明した。議員による20日の投票で過半数を得た候補が就任する見通し。新大統領の任期はラジャパクサ氏の残りの任期となる2024年11月まで。

695チバQ:2022/07/19(火) 20:03:09
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071800263&g=int
インドで大統領選 初の先住民族元首誕生か
2022年07月19日07時08分


インド大統領選の野党候補ヤシュワント・シンハ氏=6月27日、ニューデリー(EPA時事)

 【ニューデリー時事】インドで18日、コビンド大統領(76)の任期満了に伴う大統領選の投票が行われた。与党インド人民党(BJP)を軸とする国民民主連合(NDA)が擁立したドラウパディ・ムルム前ジャルカンド州知事(64)と野党側が推すヤシュワント・シンハ元外相(84)の一騎打ち。地元メディアはムルム氏が優勢と伝えている。開票と結果判明は21日。


 ムルム氏は東部オディシャ州の先住民族サンタル出身。サンタルなどの先住民族は旧被差別階層のダリットとともにカースト制度の枠外にあるとされ、根深い差別の対象となってきた。ムルム氏が当選すれば先住民族出身の初の国家元首となる。
 エコノミック・タイムズ紙によると、BJPにはムルム氏擁立により、これまで苦戦を強いられてきた州議会選挙で「先住民族の有権者に対するアピールを強化できる」との思惑があるという。
 大統領選は上下両院議員と州議会議員による間接選挙。任期5年で再選可能だが、コビンド大統領は出馬しなかった。大統領は主に儀礼的役割を担い、政治の実権は首相にある。

696チバQ:2022/07/20(水) 05:22:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0e98148871bfd79f226580e96921e8ce57ba82c
スリランカ大統領選、20日投票 事実上一騎打ちに、議会が選出
7/19(火) 20:17配信
 【コロンボ共同】経済危機の混乱が拡大するスリランカで19日、国外逃亡したラジャパクサ前大統領に代わる新大統領候補の届け出が行われ、顔ぶれが出そろった。野党から緊急登板したウィクラマシンハ首相と、与党スリランカ人民戦線(SLPP)出身で閣僚を歴任したアラハペルマ氏の事実上の一騎打ちの構図で、議会が20日、投票で選出する。

 人民解放戦線(JVP)のディサナヤカ党首も出馬し、立候補は計3人。出馬の意向だった最大野党、統一人民戦線(SJB)のプレマダサ党首は19日、アラハペルマ氏を支援するため、自身の立候補を取りやめるとツイッターで表明した。

698チバQ:2022/07/20(水) 19:09:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/30b1ee0558c98d2f18c25e7c4b6205673e88daca
スリランカ議会、ウィクラマシンハ氏を大統領に選出
7/20(水) 18:30配信

CNN.co.jp
スリランカの議員の投票により、ウィクラマシンハ氏が大統領に選出された

スリランカ・コロンボ(CNN) 財政危機に見舞われているスリランカの議員らは20日、ウィクラマシンハ首相を大統領に選出した。同国の抗議デモの参加者らは数週間にわたりウィクラマシンハ氏の役職からの排除を要求しており、この動きに怒りを表明する公算が大きい。

ラジャパクサ前大統領は抗議デモの激化を受けて国外へ脱出していた。経済危機の中、スリランカでは燃料や医薬品、食料など必要不可欠な輸入品の不足が著しい。

通算で6度首相を務めたウィクラマシンハ氏は、ラジャパクサ氏の主要な盟友でもある。

同氏は結果が出た直後に演説を行い、国が「党派で分裂している」としつつ「今は力を合わせるときだ」と強調した。

しかし、ラジャパクサ氏に極めて近いウィクラマシンハ氏の大統領選出は多くの抗議デモ参加者の怒りを再燃させる恐れがある。自らが率いる与党スリランカ人民戦線にも一部、同氏の大統領就任を支持しないと公言する議員がいる。

699チバQ:2022/07/20(水) 19:12:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e00e1455d7bf6ac49905e779bb0d160e79f63ba4
前代未聞の「破産」宣言 大混乱のスリランカでいま起きていること
7/20(水) 15:00配信


21
コメント21件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
FRIDAY
スリランカ最大の都市・コロンボの大統領公邸前で抗議デモを行う若者。国民の大多数が我慢の限界に達している

スリランカは1948年のイギリスからの独立以来、最悪の経済危機に直面している。7月5日にはウィクラマシンハ首相が破産宣告を行った。7月9日には数千人のデモ隊が大統領公邸になだれ込んで占拠し、首相の自宅は焼き討ちされた。私は6月19日、混迷を極めるスリランカに入った。

【衝撃画像】デモ隊にリンチを受けて殺害された国会議員

今までは成田空港から直行便で最大の都市コロンボに飛べたのだが、燃料不足からインドのチェンナイ空港で給油しなければならないということが、スリランカの窮状を物語っていた。

コロンボの中心地にあるラジャパクサ大統領公邸の周囲では、国内の各地から集まった抗議を行う人々が溢(あふ)れており、公邸を警備する治安部隊と睨(にら)み合いが続いている。デモ隊は大統領と首相に対して「直ちに辞任しろ」と抗議する。

「食料、燃料、医療品などすべてのものが不足し、価格が高騰しており国民が瀕死の状態です。こんな酷い状況にしたのはラジャパクサ大統領の責任です」

そう話す若者は70日以上も抗議活動をしている。バスの運行も停止しているため地方から徒歩でやってくる者も多い。

現職の国会議員で僧侶のアタラリイエ・ラサナ・テロ氏は語る。

「ラジャパクサ大統領が就任してから、自分の身内を内閣、州知事、そして国有企業に入れました。腐敗した大統領、その仲間が私腹を肥やし続けたのです。国民にとって無用のインフラ整備に莫大な資金を投入して、今の経済危機を生み出しました」

ラジャパクサ大統領の地元である南部ハンバントタでは中国から融資を受けて、港、国際空港などのインフラ開発を進めた。だが、中国に借金の返済ができなくなり、港は中国企業に99年間にわたりリースされることが決まった。

スリランカ国営の石油会社は多額の債務を抱えており、燃料の輸入ができない状況だ。国内のすべてのガソリンスタンドではガソリン、軽油の入荷の目処(めど)が立たず開店休業の状態。ガソリンスタンドでは給油を待つ3㎞以上に及ぶ長蛇の列があちこちで見られる。ガソリンスタンドの店主に話を聞く。

「燃料の次の入荷の見通しが立たない状況が3ヵ月も続いていて、肉体的にも精神的にもうんざりしています。燃料が入荷しても一人10ℓしか販売できません。放火されることを恐れて兵士に警備をお願いしています」

5月に取材をしたウクライナでも燃料不足だったが、スリランカの深刻さはその比ではない。

「もうここで2日間も給油を待っています。仕事もできず、車内で寝泊まりしています」

三輪タクシーのドライバーは疲労困憊の表情で語った。場所によっては5日間待ってもガソリンが手に入らないということもあり、暑い車内で年配者が熱中症で亡くなる事故が相次ぎ、順番待ちで揉(も)めるドライバー同士の乱闘騒ぎも起きている。ガソリンだけではなくガス燃料も無くなり、調理ができずに休業を余儀なくされるレストランも続出し、一般家庭では薪を使って煮炊きをしている状態だ。

スリランカ東部、アンパーラ県は米や野菜、紅茶の栽培が盛んだが、農家も経済危機の煽(あお)りを受けている。

「化学肥料が手に入らず、かつては1エーカーでトウモロコシが3000㎏収穫できましたが今は500㎏も収穫できません。この状況が続けば我々は餓死します」

トウモロコシ、胡椒を生産する農家は悲痛な声をあげている。稲作農家も同様に肥料不足から稲の成長が半分以下で、今年は米の収穫が絶望的だという。

コロナ禍による観光業の打撃と海外への出稼ぎ労働者からの送金が減ったところに追い討ちをかけるように、ロシアのウクライナ侵攻が物価上昇に拍車をかけた。現在、身の危険を感じて海外に逃亡していると言われている大統領、首相は辞任を表明している。経済危機と食料不足、医療品不足から人道危機の恐れもある。国民の受難はこれからも続く。

『FRIDAY』2022年7月29日・8月5日号より

撮影・文:横田 徹(NSBT Japan)

FRIDAYデジタル

700チバQ:2022/07/22(金) 08:34:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/85d1f3ca2cfda5c2962ab75adb5cb50db8cd36de
インド大統領にムルムー氏 少数民族初、差別解消期待
7/22(金) 7:05配信


0
コメント0件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
共同通信
 【コロンボ共同】任期満了に伴うインド大統領選の開票が21日行われ、与党インド人民党(BJP)が擁立したドロウパディー・ムルムー前ジャルカンド州知事が当選した。社会経済的に不利な立場に置かれた「指定部族」と呼ばれる少数民族で初めての大統領となる。

 インドでは長らく指定部族に対する差別が問題となってきた。ムルムー氏の大統領就任が、差別解消のきっかけになることが期待されている。

 地元メディアによると、ムルムー氏は1958年、東部オディシャ州生まれ。指定部族の一つ「サンタル」で、東部ジャルカンド州で初の女性知事を務めた。

701チバQ:2022/07/22(金) 08:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/a34bbaf9dc15d79dfd522843f7065f6d35d7fc3c
ムルム氏の当選確実 初の先住民族出身元首に インド大統領選
7/22(金) 0:01配信

時事通信
インドのドラウパディ・ムルム前ジャルカンド州知事=14日、ムンバイ(EPA時事)

 【ニューデリー時事】18日に投票が行われたインド大統領選の開票が21日実施され、与党インド人民党(BJP)を軸とする国民民主連合(NDA)が擁立したドラウパディ・ムルム前ジャルカンド州知事(64)が、野党側の推すヤシュワント・シンハ元外相(84)を抑えて当選を確実にした。

 ムルム氏は先住民族出身で初、女性では2人目の国家元首となる。

 ムルム氏は東部オディシャ州の先住民族サンタル出身。サンタルを含む先住民族はカースト制度の枠外にあるとされ、旧被差別階層のダリットと共に根深い差別の対象となってきた。

702チバQ:2022/08/23(火) 19:50:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4cd3035409a98fdf770ae931c7d1affb4a86f2d
カーン・パキスタン前首相捜査で緊迫 スリランカに続く混乱の恐れ
8/23(火) 13:34配信
時事通信
演説するパキスタンのカーン前首相=20日、イスラマバード(AFP時事)

 【ニューデリー時事】パキスタン警察が、カーン前首相について、集会で警察幹部らを脅迫したとする反テロ法違反の疑いで捜査を始めた。

 地元メディアなどによると、22日は警察による逮捕を防ごうと数百人の支持者がカーン氏の自宅前に集まった。スリランカに続く南アジアの政治混乱になりかねない緊張が高まっている。

 カーン氏は20日、首都イスラマバードで行った演説の中で、自身が率いる野党「パキスタン正義運動(PTI)」の側近が逮捕された際、警察から拷問を受けたと主張した。側近は軍の反乱を扇動した罪に問われており、カーン氏は捜査に関わった警察幹部や判事を名指しで非難した。「われわれは容赦しない。あなたたちを訴える」などと抗議した。

 これについて警察は、捜査に関する報告書の中で「カーン氏は報復に言及することで、警察や司法当局を脅そうとした」と批判している。

 20日の演説を受け、メディア規制当局はカーン氏がヘイトスピーチを広めているなどと主張。カーン氏の演説をテレビで生中継することを禁じた。

 カーン氏は4月、経済危機を背景に提出された不信任決議案の可決を受けて失職に追い込まれた。しかし、パキスタンでは国民的な人気スポーツのクリケットでスター選手だったカーン氏に対する大衆の人気は衰えない。退任後も早期の解散・総選挙を求め各地で演説したり、現シャリフ政権に対する抗議デモを行ったりして動員力を見せつけてきた。

 ロイター通信は「捜査がカーン氏による反政府集会を妨害する目的で利用されている」と主張するPTI報道担当者の言葉を伝えた。カーン氏を追い込んだのは、スリランカ同様、中国の「債務のわな」にはまって身動きの取れなくなった経済の停滞だが、出口が見えないまま政治の対立だけが激化しつつある。

703チバQ:2022/08/31(水) 11:15:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab34d8d5bb88c8638bd5b030a96889b74e56cea2
「まるで海」、国土の3分の1を覆う洪水で甚大な被害 国際支援呼びかけ パキスタン
8/30(火) 10:55配信
イスラマバード(CNN) モンスーンの大雨が続くパキスタンが、国土の3分の1に洪水の脅威が迫る史上最悪級の気候災害に見舞われている。被災地では軍も動員して救出活動が続けられ、支援団体は国際社会の緊急支援を呼びかけている。

パキスタンのシェリー・レーマン気候変動相は28日、未曽有の大雨によって住宅や農地の浸水被害が拡大し、数百万人が避難する「気候惨事」がもたらされたと指摘。インド・パキスタン地域は「小さな海」のような状態になり、海軍を初めて同地に派遣する対応を迫られたとドイツの放送局に語った。

国家防災管理庁(NDMA)は29日、6月半ば以来、洪水や豪雨のために子ども386人を含む少なくとも1136人が死亡し、1634人が負傷したことを明らかにした。降り続く雨のために犠牲者はさらに増える恐れがある。

レーマン気候変動相は25日、「これが終わるまでにはパキスタンの4分の1か3分の1が水に浸かっているかもしれない」とトルコの報道機関に語っていた。

29日に撮影されたマクサー・テクノロジーズの衛星画像には、インダス川流域や、パキスタンで最も人口の多いパンジャブ州のラジャンプールなどの都市で、住宅や畑が完全に水没している様子が写っている。

パキスタン軍は、洪水で取り残された人たちをヘリコプターを使って救助する映像を公開した。濁流となった川の中で岩の上に取り残された男の子の姿もあった。

NDMAによると、鉄砲水によって3000キロを超す道路が破壊され、130の橋と49万5000棟の住宅が損傷。被害地域へのアクセスは一層難しくなっている。

シャバズ・シャリフ首相も週末にかけて救援活動に参加。首相府が公開した映像によると、水路でも陸路でも到達困難になった地域にヘリコプターから救援物資を投下した。

シャリフ首相は27日、洪水の被災地を訪れているとツイートし、「この惨事の規模は推定を上回る」と伝えた。

シャリフ首相は26日、イスラマバードで各国の大使や外交官と会い、国際支援を訴えた。

国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は29日、推定32万4000人の緊急支援に充てるため、2500万ドル(約35億円)あまりの支援を呼びかけた。

IFRCの27日の声明によると、同国の各地で「海のような」洪水のため、住宅50万棟以上が損壊し、310万人以上が避難を強いられた。

パキスタン国内の支援団体代表は26日、豪雨による洪水で輸送や移動も制限され、新型コロナの不安や車両やインフラの被害のために、緊急支援活動がほぼ不可能になっていると語った。

704とはずがたり:2022/09/23(金) 21:39:57
印首相、ウクライナ侵攻を公に批判 「今は戦争の時でない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3d6df68ca470b2b75be044df24a6b1062376e3
9/17(土) 0:14配信
ロイター

インドのモディ首相は16日、ロシアのプーチン大統領と訪問先のウズベキスタン・サマルカンドで会談し、「今は戦争の時ではない」と述べ、約7カ月に及ぶウクライナ侵攻について公に批判した。提供画像(2022年 ロイター)

[サマルカンド(ウズベキスタン)16日 ロイター] - インドのモディ首相は16日、ロシアのプーチン大統領と訪問先のウズベキスタン・サマルカンドで会談し、「今は戦争の時ではない」と述べ、約7カ月に及ぶウクライナ侵攻について公に批判した。

プーチン大統領はモディ首相の発言に対し、口をすぼめ、モディ氏に視線を向けた後下を向いた。そして「ウクライナ紛争に関するインドの立場や懸念は理解している」とした上で、「われわれは可能な限り早期の停戦に向け全力を尽くしている」と言明した。ウクライナが交渉を拒否したとも述べた。

プーチン大統領はこれまで、西側諸国と対立しているものの、中国やインドなどアジアの大国に目を向けることができるため、ロシアは孤立していないと繰り返し述べていた。

15日に行われた中国の習近平国家主席との会談では、プーチン大統領はウクライナ情勢を巡る中国側の疑問や懸念を理解しているとし、ウクライナ戦争に対する中国の懸念に初めて言及した。さらに、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。ウクライナ戦争に対する中国の懸念に言及するのは初めて。

また、習氏は16日、当地で開かれている上海協力機構(SCO)の首脳会議で演説し、旧共産圏で発生した民主化運動「カラー革命」が外国勢力の扇動によって引き起こされることがないよう、加盟国は協力する必要があると訴えた。

705チバQ:2022/10/19(水) 22:08:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/7aa27de83a989b63f3de98e2862c684122cb2833
インド最大野党総裁にカルゲ氏 「名門家」以外から24年ぶり
10/19(水) 18:42配信


1
コメント1件


時事通信
インド最大野党・国民会議派総裁選で票を投じるマリカルジュン・カルゲ氏=17日、南部ベンガルール(AFP時事)

 【ニューデリー時事】17日投票のインド最大野党・国民会議派総裁選は19日、開票が行われ、元鉄道相のマリカルジュン・カルゲ上院議員(80)が国連元高官のシャシ・タルール下院議員(66)を大差で下した。

 カルゲ新総裁は党の顔として、2024年の総選挙でモディ首相率いる与党インド人民党(BJP)に挑む。

 会議派の総裁は、初代首相ネールをはじめ3人の首相を輩出した名門「ネール・ガンジー家」出身者が務めることが多かった。同家以外の人物が総裁に就くのは24年ぶり。

 カルゲ氏は投票数の8割以上を獲得。当選後、「民主主義と憲法への攻撃に対し、共に戦わなければならない」と述べた。26日に総裁に正式就任する予定。

706チバQ:2022/10/19(水) 22:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/4147dc51eba62e4325b5dfcbbd3a12fbd4f7121c
カーン前首相、復活へ勢力誇示 補選勝利し「大行進」へ パキスタン
10/18(火) 13:33配信


1
コメント1件


時事通信
パキスタンのカーン前首相=14日、南部カラチ(EPA時事)

 【イスラマバードAFP時事】パキスタンで4月、下院の不信任決議により失職したカーン前首相(70)が、16日に投票が行われた下院補選の8選挙区のうち6選挙区で勝利してみせ、復活へ向け勢力を誇示している。

 17日に公表された非公式結果で判明した。パキスタンでは1人の候補者が複数の選挙区に出馬できるものの、カーン氏ほど多くの選挙区に立候補するのは異例だ。

 カーン氏は選挙前、今回の補選は自身への信任を問い直す「国民投票だ」と訴えていた。今夏、甚大な洪水被害でパキスタンは国土の3分の1が被災地となり、政府への不満は強まり、カーン氏には追い風が吹いている。

 カーン氏は失職後、自身が率いるパキスタン正義運動(PTI)所属の国会議員全員に議席を返上させた。補選での勝利を受けた記者会見でカーン氏は「有権者はわれわれが下院に登院しないことを分かっている。それでもPTI候補に投票したのだ」と勝利を誇った。

 また、首都イスラマバードで支持者の「大行進」を行う日程を近く発表すると宣言。自らを追い落としたシャリフ首相率いる現政権に対し、来年10月に実施される見通しの総選挙を前倒しするよう圧力をかけ続ける構えだ。

 パキスタンのシンクタンク「調査・安全保障研究センター」(本部=イスラマバード)のアナリスト、イムティアズ・ギュル氏は「8選挙区中6選挙区で勝利したという意味は決して小さくない」と指摘する。「カーン氏の進撃が全国各地で多くの人々を興奮させているという苦い現実を与党連合に突き付けた」と解説した。

 国民的人気スポーツ、クリケットのパキスタン代表で主将を務めたカーン氏は今も大衆から人気が高い。2018年に汚職撲滅や社会改革を掲げて首相になったが、経済を立て直せず、強大な権力を持つ軍の支持を失い、議会で不信任に追い込まれた。

707チバQ:2022/10/20(木) 19:44:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c68e58d9494b2359ad72b47b0667eafdb75f14af
インド最大野党にカルゲ新総裁 脱・ガンジー家で党勢回復図る
10/20(木) 19:11配信


0
コメント0件
産経新聞
【シンガポール=森浩】インド最大野党の国民会議派は19日、17日に実施した総裁選でカルゲ上院議員(80)を新総裁に選出したと発表した。国民会議派は初代ネール首相の流れをくむ名門政治一族のネール・ガンジー家が長らくトップを務め、一族とゆかりのない人物が総裁に就くのは24年ぶり。人心一新で党勢を回復させ、2024年に予定される総選挙でモディ首相率いるヒンズー至上主義のインド人民党(BJP)に挑む。

総裁選は国民会議派所属の議員や党幹部らによって行われ、カルゲ氏が約8割の票を得た。同氏は「民主主義は危機に瀕(ひん)し、あらゆる制度が壊れている」と述べ、モディ政権による多数派のヒンズー教徒優遇策を批判した。

ネール・ガンジー家は、初代首相の娘のインディラ氏と、同氏の息子のラジブ氏が代々首相を務め、「王朝」になぞらえられた。また、インディラ、ラジブ両氏が暗殺されたことから「インドのケネディ家」との異名もとる。インド独立の父、マハトマ・ガンジーとは血縁関係にない。

国民会議派はその後、ラジブ氏の息子のラフル氏が17年から総裁を務めたが、19年の総選挙でBJPに惨敗した責任をとって19年に辞任。続いて同氏の母で過去に総裁を務めたイタリア出身のソニア氏が暫定総裁に就いたものの、党内ではガンジー家の「党支配」への不満が高まり、総裁選を実施した。

総裁選でガンジー家からの立候補はなかった。

ただ、カルゲ氏はガンジー家と近く、「一族の代理人」(英BBC放送)とも揶揄(やゆ)される。また、ラフル氏らの影響力は党内で依然として強く、国民会議派が「脱・ガンジー家」を掲げてイメージを一新できるかどうかは未知数だ。

708チバQ:2022/10/22(土) 09:38:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/d248a37b06e4e90be29d91d9e8d0a28e8b236e5aパキスタン前首相の議員資格剥奪 海外からの寄贈品売却報告せず
10/21(金) 22:38配信


0
コメント0件
共同通信
パキスタン・イスラマバードの裁判所に姿を現したカーン前首相(右から2人目)=9月22日(ロイター=共同)

 【イスラマバード共同】パキスタン選挙管理委員会は21日、カーン前首相が在任中、海外の首脳らから受け取った高額な寄贈品を売却しながら、政府に報告しなかったとして、国会議員資格を剥奪した。5年間、国政選挙に立候補できない。カーン氏側は処分を不服とし、高裁に異議を申し立てると明らかにした。地元メディアが報じた。

 首相ら政府関係者が外部から贈り物を受け取ったり売却したりした場合は、政府に報告する必要がある。

 与党側は、カーン氏が時計など計52点、総額約1億4200万パキスタンルピー(約9800万円)相当の寄贈品を受け取り、その大半を売却したとしている。

709チバQ:2022/11/04(金) 17:37:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/00ca7c2130a4e66613320a45d64699b9e464d92b
カーン前首相、「暗殺未遂」で負傷 容体は安定 パキスタン
11/4(金) 0:29配信


1
コメント1件
AFP=時事
パキスタン東部グジュランワラで行われた反政府デモ行進に参加したイムラン・カーン前首相(2022年11月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】パキスタンのイムラン・カーン(Imran Khan)前首相が3日、政治集会中に足を銃で撃たれ負傷した。容体は安定しているとされる。アリフ・アルビ(Arif Alvi)大統領は「凶悪な暗殺未遂」と非難した。

【写真】暗殺未遂に抗議するカーン氏の支持者

 4月に不信任決議で首相の座を追われたカーン氏は先月28日から、総選挙の早期実施を求め、東部ラホール(Lahore)から首都イスラマバードに向けデモ行進を行っている。

 側近はAFPに対し、カーン氏が東部グジュランワラ(Gujranwala)付近で群衆から発砲され負傷したと説明。「これは暗殺未遂だ」とし、容疑者1人が射殺され、もう1人が警察に拘束されたと明らかにした。アルビ大統領もツイッター(Twitter)に「凶悪な暗殺未遂」だと投稿した。

 パキスタンは過去数十年間にわたりイスラム過激派による暴力事件が相次ぎ、政治家が頻繁に暗殺の標的となっている。【翻訳編集】 AFPBB News

710チバQ:2022/11/20(日) 19:35:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1eee56c094546918abbb45bc3fcb7490947a99a6
ネパール下院選、20日投票 与党優勢も単独過半数困難
11/19(土) 20:33配信

時事通信
ネパールのデウバ首相=4月1日、インド・ニューデリー(EPA時事)

 【ニューデリー時事】ネパールで20日、下院(定数275)選の投票が行われる。

 与党連合の優勢が伝えられ、デウバ首相が総裁を務める第2勢力のネパール会議派(NCP)が政権維持に向けどれだけ議席を伸ばせるかが焦点。ただ、最大勢力の野党・統一共産党(UML)を含め単一政党が過半数を占めるのは困難な情勢で、選挙後に政党間の主導権争いが活発化する可能性もある。

 一部地区では20日の投票締め切り後に開票が始まるが、大勢判明には数日かかる見通しだ。

 NCPを軸とする与党連合と、オリ前首相をトップとするUMLを中心とした野党連合の対決という構図。デウバ氏は17日、ビデオメッセージで「国を繁栄に導くのはNCPの責任だ」と訴えた。

 ネパールは非同盟中立を基本としつつ、情勢に応じ国境を接する中国とインドの間で揺れてきた。共和制移行後に制定された新憲法下で初めて実施された前回2017年の下院選では、UMLと中国に近い共産党毛沢東主義派(毛派)が団結して大勝。NCPなど親インド勢力が敗れた。

 しかし、前回選挙後にUMLと毛派が合併してできた与党は、内紛で再び分裂。政争収拾のためデウバ氏が大統領から首相に指名された。今回の選挙では、毛派がNCPに付く一方で、親インド勢力の一部がUMLに協力するなど、外交路線の違いは争点になっていない。与野党とも重視しているのは経済で、いずれも雇用対策を公約に掲げた。

 デウバ氏が率いる与党連合が勝利した5月の地方選では、首都カトマンズの市長をはじめ無所属候補の当選も目立ち、「党内や他党と争うことしかしてこなかった政党指導者への有権者の不満」(地元紙カトマンズ・ポスト)が顕在化した。無所属候補がどれだけの議席を得るかも下院選の注目点だ。

 カトマンズ郊外に住む小売店主プシュパ・バハラティさん(40)は「苦労や問題なく働ける環境が欲しいだけだ」と強調。「政治家は争いばかりで、あまり期待していない」と語った。

711チバQ:2022/11/21(月) 09:27:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c934b00a72ab6a3ffe7d9b7ace10bea8ba37a1b
与党優勢か、無所属伸長焦点 ネパール下院選、投票実施
11/21(月) 6:57配信


1
コメント1件


時事通信
20日、ネパール西部ダデルドゥラで、下院選の投票を行うデウバ首相(首相府提供)

 【ニューデリー時事】ネパールで20日、下院(定数275)選の投票が行われた。

 5月の地方選を制したデウバ首相率いる与党連合が優勢とみられる。ただ、内紛や離合集散を繰り返す既存政党に対する不信感も強い。政治の刷新を訴える無所属候補ら新勢力がどこまで議席を得るかも焦点だ。

 投票締め切り後に一部開票も始まり、大勢判明には数日以上かかる見通し。20日は州議会選も合わせて実施された。

 選挙戦は、デウバ首相率いる中道、ネパール会議派(NCP)を軸とする与党連合と、オリ前首相が議長を務める左派、統一共産党(UML)を中心とした野党連合の対決が主軸となった。二つの勢力は選挙前の下院でほぼ拮抗(きっこう)していた。

 ネパールは産業基盤が弱く、物価急騰に見舞われている。両勢力が経済対策を競い合い、NCPは公約で毎年25万人の雇用創出を掲げた。対するUMLは同50万人の雇用創出をうたう。

 政治アナリストのビシュヌ・ダハル氏は、農村部では与党連合が有利としつつ「若者は既存政党に満足していない。都市部で生まれた新しい政党や無所属候補に若者が投票する可能性がある」と分析。「今の連立政権にとっては議会任期の5年を全うすることが重要な政治課題」と述べた。

 首都カトマンズで、著名な元テレビ司会者が立ち上げた新党に投票したという学生ニタ・ブダトキさん(25)は「古い政党にうんざりしている。新たな政党が国の病に対し何かしてくれると期待している」と語った。

 新憲法下で初めて実施された前回2017年の下院選は、UMLと共産党毛沢東主義派(毛派)が「左派同盟」を結成し大勝。その後、2党の統合で生まれた与党の内紛を経てオリ政権からデウバ政権に交代した。この間、議会解散が2度宣言されながらいずれも最高裁が無効と判断、議会は事実上機能停止した。

712チバQ:2022/12/05(月) 22:15:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/bce888d67519027450f848c858becf1a11f3845e
ネパール会議派が最大勢力に 下院選小選挙区の結果判明
12/5(月) 22:04配信


0
コメント0件
時事通信
握手するインドのモディ首相(左)とネパールのデウバ首相=5月16日、ネパール南部ルンビニ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】ネパールで11月20日に投票が行われた下院(定数275)選のうち小選挙区(同165)の結果が5日、判明し、デウバ首相率いる与党・ネパール会議派(NCP)が57議席を獲得、選挙前の第2勢力から最大勢力となった。

 比例代表制で選ばれる110議席でも勢いを維持するとみられ、NCP中心の連立政権が続く公算が大きくなった。

 比例代表の結果判明にはさらに数日かかる見通し。小選挙区は、与党連合全体で5割を超える議席を獲得した。統一共産党(UML)が主軸の野党連合は4割を下回った。著名な元テレビ司会者が立ち上げた新党が7議席を獲得し、新勢力が存在感を見せた。

713チバQ:2022/12/08(木) 16:40:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd6c920414cd4ff9d203a60ff889552729dace8a
与党連合勝利、デウバ首相続投へ 過半数には届かず ネパール下院選
12/7(水) 23:17配信
【ニューデリー時事】ネパール下院(定数275)選の最終結果が7日判明し、デウバ首相が総裁を務める与党ネパール会議派(NCP)が89議席を得て第1党となった。

 NCPを含む与党連合全体では過半数に2議席足りない136議席にとどまったものの、デウバ氏が引き続き首相を務める見通しだ。

 下院選は11月20日に投票が行われ、先の小選挙区選出分に続き、比例代表で選出される110議席の集計結果が今回出た。地元メディアによると、単独で過半数を得た政党がないため、バンダリ大統領が選管から最終結果を受け取り次第、各政党に連立政権樹立を呼び掛ける。

714チバQ:2022/12/09(金) 09:09:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/80c8fa31515ec603fbd8c374a9ea0826183efd51
国政与党、首相地元で大勝 総選挙に弾み インド
12/9(金) 8:04配信


時事通信
 【ニューデリー時事】インドで行われた二つの州議会選の結果が8日判明し、モディ首相の出身地・西部グジャラート州で国政与党インド人民党(BJP)が8割を超える議席を得て大勝した。

 インドメディアは、BJPが2024年の総選挙に向け、弾みをつけたと報じた。

715チバQ:2022/12/26(月) 00:22:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/9976f04ddebdb7aada98be1aad94501ee2aead16
毛沢東主義派のダハル氏を新首相任命 与党連合分裂 ネパール
12/25(日) 22:47配信 【ニューデリー時事】ネパールのバンダリ大統領は25日、共産党毛沢東主義派(毛派)のダハル議長を新首相に任命した。

 11月の下院選(定数275)で最多の議席を得たネパール会議派(NCP)を率いるデウバ首相の続投が濃厚とみられていたが、与党連合内で首相の座を巡りデウバ氏とダハル氏の交渉が決裂。25日に毛派が与党連合を離脱し、野党と組み下院で過半数を得る見込みとなった。

716チバQ:2022/12/26(月) 10:50:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/13f04572a917276ecd35cad86023669836148d55
国際的存在感狙いインドが五輪招致構想…「首相の地元開催」政治色懸念も 
12/26(月) 9:53配信


3
コメント3件


読売新聞オンライン
 【ニューデリー=浅野友美】インドの政権与党インド人民党(BJP)が、ナレンドラ・モディ首相の地元・西部グジャラート州への2036年夏季五輪招致構想を打ち出した。モディ政権はスポーツでも国際的な存在感を高める狙いがある一方、政治色の強すぎる招致計画に慎重論もある。

公約に明記
 「五輪開催はインド国民の悲願。首相のリーダーシップで必ず実現させる」

 BJPの幹部は8日、読売新聞の取材に意気込みをこう語った。モディ氏が01〜14年に州首相を務めた同州では今月、州議会議員選挙が行われ、公約に「36年の五輪開催を目指し、世界クラスのスポーツインフラの整備を推進する」と掲げたBJPは全議席の85%を占める圧勝だった。モディ氏も選挙前に再三現地入りした。

 同州はモディ氏の州首相時代から工業団地や物流拠点の整備が進み、中心都市アーメダバードで地下や高架を走る「メトロ」が19年以降に順次開業。商都ムンバイと結ぶ高速鉄道の建設も進む。アーメダバードにあるクリケットスタジアムは世界最大級の13万人収容可能な構造に建て替えられ、21年2月に「ナレンドラ・モディスタジアム」と改称した。招致が成功すれば、開会式や陸上競技会場とする案が取り沙汰される。

 スタジアム近くには、11ヘクタールの敷地にテニスコートやプール、屋内競技場などの複合競技施設の整備計画が策定されている。BJP前総裁でモディ氏側近のアミット・シャー内相が今年5月に起工式を行った。総工費63億ルピー(約100億円)で24年10月末の完成予定だ。

総選挙
(写真:読売新聞)

 インドは今月から、初めて主要20か国・地域(G20)の議長国を務めている。モディ氏は今年8月の演説で、47年までの先進国入りを目指すと公言した。五輪招致は国際社会での影響力向上に向けた活動の一環とみられる。

 24年春にはモディ氏の3期目続投がかかる総選挙も予定されている。政治アナリストのアドナン・ファルーキ氏(インド政治)は「スポーツは大衆の支持をつなぎ留めるのに重要なツールで、モディ氏も五輪招致に乗り出すことで支持層を広げる狙いだ」と指摘した。

 ただ、世界各国から選手団や観戦客らを受け入れる夏季五輪の招致は、宿泊施設や交通インフラがある程度整い、国際的な知名度のある首都や主要都市を選ぶのが通例だ。現役首相の地元とはいえ、同州のような地方都市が名乗りを上げれば異例の展開となる。主要紙インディアン・エクスプレスが「政府は一歩引き、本当に競技イベントのホスト国になれるかどうかを自問すべきだ」と指摘するなど懐疑的な見方も出ている。

競技力
 インドでは、国民の1割(19年時点)が世界銀行が定める1日2・15ドル(約290円)の「貧困線」を下回る生活をしている。膨大な事業費支出による国民の負担増への懸念も強い。また、インドは昨年の東京五輪でのメダル獲得は金1個を含む計7個にとどまっており、競技力強化も課題となる。

 14年のソチ冬季五輪では、印五輪委員会の役員の汚職問題でインドが参加資格を一時的に停止され、代表3選手が個人資格で開会式を迎える事態も招いた。東京五輪を巡る汚職事件がスポーツ界を揺るがしている中、インドがクリーンな五輪招致活動を進められるかどうかも問われそうだ。

 BJP幹部は「五輪招致はモディ氏の構想だ」と話す。だが、あくまで、地方選挙で政党が独自に提起したという段階にとどまっており、印五輪委の関係者は「招致するなら、ニューデリーなどの他の都市もありうる」と語った。モディ氏自身も五輪招致についての明確な発言はなく、今後の国内外の受けとめを慎重に見極めていく模様だ。

717チバQ:2022/12/26(月) 18:27:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/50433abefa7001f933a4ebb2375c6e687bb7bac2
ネパール新首相に共産党・毛派議長のダハル氏 親中派連合に合流
12/26(月) 16:06配信


毎日新聞
集会に参加するダハル氏=カトマンズで2021年2月10日、ロイター

 ネパールメディアは25日、バンダリ大統領がネパール共産党毛沢東主義派(毛派)の議長、ダハル氏を新首相に任命したと報じた。与党連合を率いて、11月下旬の下院選で最多議席を獲得したネパール会議派のデウバ総裁が首相を続投するとみられていたが、毛派は与党連合を急きょ離脱。親中派の野党・統一共産党(UML)などの連合に合流した。

 地元紙カトマンズ・ポストによると、ダハル氏がデウバ氏に対して首相の座を求めたが拒否され、与党連合からの離脱につながったとみられている。下院選で毛派は32議席を獲得しており、78議席だったUMLや、そのほかの少数政党の支持を得て過半数の169議席を確保した。ネパールでは短命政権が多く、ダハル氏が政治的な安定を実現できるのか注目される。

 ネパールは中国が主導する巨大経済圏「一帯一路」への参加を表明しているが、隣国インドとの関係も重視するバランス外交を展開してきた。ネパール会議派がインド寄りとされるのに対し、ダハル氏とUMLはいずれも親中派とされ、今後は中国が支援するインフラ整備がより進む可能性がある。【ニューデリー川上珠実】


https://news.yahoo.co.jp/articles/2a26e77af8494c0f20575d5e7a4e2cc53172daad
ネパールで「毛沢東主義派」首相が就任 中国への接近をインドが警戒
12/26(月) 17:24配信


産経新聞
【シンガポール=森浩】ネパールのバンダリ大統領は25日、11月実施の下院選の結果を受け、新首相にネパール共産党毛沢東主義派(毛派)のダハル元首相を任命した。親中派とされるダハル氏は中国接近を図る可能性があり、伝統的にネパールと結びつきが強いインドは警戒している。中印関係の緊張が続く中、両国の間に位置するネパールを取り込む中印の動きがいっそう強まりそうだ。

下院選では、親インド的なデウバ前首相のネパール会議派(NCP)が第1党となったが、いずれの政党も過半数に達しなかった。選挙後に連立与党の一部だった毛派がNCPとたもとを分かち、第2党の統一共産党(UML)と連携し、25日までに下院の多数派を形成した。

毛派とUMLは前回の2017年下院選で左派連合として共闘した経緯がある。ダハル氏が議員任期5年の前半に首相を務め、後半はUML出身者に引き継ぐとしている。

ネパールは歴史的にインドとの結びつきが強いが、インドが「つねに宗主国のようにふるまう」(地元ジャーナリスト)ことへの反発も少なくない。ダハル氏はかつて毛沢東主義を掲げて反政府武力闘争を主導したことから親中国的な姿勢を取る。初めて首相に就任した08年には、初外遊先としてネパール首相の慣例であるインドではなく中国を選び、物議を醸した。

インドは中国に対抗する上でも「デウバ氏率いる政権の継続がベストシナリオ」(印紙インディアン・エクスプレス)だっただけに、「左派連合政権」誕生を憂慮している。モディ印首相は25日夜、「インドとネパールは文化的・人的な深いつながりがある」といち早くメッセージを送り、ダハル政権と良好な関係を築きたい意向を示した。

https://mainichi.jp/articles/20221207/k00/00m/030/273000c?inb=ys
ネパール下院選 親インドの与党が最多議席 過半数には届かず
国際

速報

アジア・オセアニア
毎日新聞 2022/12/7 21:18(最終更新 12/7 21:19)
 ネパールメディアは7日、11月下旬に行われた下院選(定数275)で、デウバ首相率いる親インド派の与党・ネパール会議派が最多の89議席を獲得したと報じた。同派など5党で作る与党連合は合計136議席にとどまり、過半数には届かなかった。今後、政権維持に向けて他党の取り込みを図っていくとみられる。

 地元紙カトマンズ・ポストによると、11月20日に行われた選挙では親中派のオリ議長が率いる最大野党・統一共産党(UML)は78議席を獲得し、第2勢力となった。一方、ネパール会議派と連立を組むネパール共産党毛沢東主義派は32議席を獲得して第3勢力。

718チバQ:2022/12/27(火) 13:16:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/63a1d4166fc76306fc6218313686b9083c3e5800
ネパール「毛沢東主義派」議長が首相に 中国寄り外交へ転換の可能性
12/27(火) 6:15配信

朝日新聞デジタル
ネパールの新首相に就任した共産党毛沢東主義派のダハル議長=ロイター

 ネパールの共産党毛沢東主義派(毛派)のダハル議長が26日、同国の新たな首相に就任した。

 中国、インド両国との間でバランス外交を展開した前政権と違い、中国寄りの外交姿勢に傾く可能性も指摘されている。ただ、連立新政権内には意見の隔たりがあり、政権運営が軌道に乗るかは不透明だ。

 ネパールでは、11月20日の下院選(定数275)で、首相だったデウバ氏の率いるネパール会議派が89議席を得て第1党になった。だが、過半数を占める政党はなく、主要な閣僚ポストをめぐって対立した毛派が与党連合から離脱。野党側の統一共産党や少数政党などと連携し、新たな連立政権を発足させた。

 ダハル氏は「プラチャンダ」の通名で毛派を指揮し、2008年にも首相に就任。ただ、連立の維持などに失敗して09年に辞任している。その後、16年にも首相に就いている。(ニューデリー=石原孝)

719チバQ:2022/12/27(火) 17:35:14
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022122600832&g=int
スリランカ前大統領、家族連れ米国へ 経済危機招き7月に辞任
2022年12月26日22時47分
 【ニューデリー時事】スリランカのラジャパクサ前大統領が26日、家族を連れ飛行機で米国に向け出発した。地元紙デーリー・ミラー(電子版)などが伝えた。ラジャパクサ氏は今年、経済危機を招いた責任を問う大規模な抗議デモを受け、約2カ月間国外に逃れ、その間に辞任した経緯がある。

 デーリー・ミラーは、ラジャパクサ氏が26日朝、妻や子供らを連れ「(最大都市コロンボ近郊の)バンダラナイケ国際空港から米国へと渡った」という空港関係者の話を伝えた。ラジャパクサ氏は一時期、米国に住んでいた。
 ラジャパクサ氏は7月に近隣国モルディブへ渡った後、シンガポール滞在などを経て9月に帰国。その後は当局の警備下で暮らし、米国の永住権(グリーンカード)の申請手続きを行っていると報じられた。国外脱出中の7月に電子メールで辞表を提出した。

720OS5:2023/03/09(木) 22:44:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/93c3f979c304c791054f1dcc85573c336e47a254
新大統領にパウデル氏 元副首相、対立候補下す ネパール
3/9(木) 21:14配信

時事通信
ネパール大統領選に出馬したラム・チャンドラ・パウデル氏(同氏秘書提供・時事)

 【ニューデリー時事】ネパールで9日、現職の任期満了に伴う上下両院議員らによる大統領選の投票が行われ、元副首相のラム・チャンドラ・パウデル氏(78)が、連立政権を離脱した統一共産党(UML)の幹部スバス・ネムバン氏(69)を下し、当選した。

 13日に正式就任する見通し。

 パウデル氏はダハル首相率いる与党連合の支持を得た。パウデル氏は下院議長や閣僚を歴任したベテラン。同氏が所属する野党・ネパール会議派(NCP)は、選挙後の与党連合入りが取り沙汰されている。一方、ネムバン氏は新憲法を起草・制定するためかつて設置された制憲議会の議長などを務めた。

 現職のバンダリ氏の2期目の任期満了に伴う選挙。国家元首の大統領は儀礼的役割を担い、政治の実権は首相にある。

721OS5:2023/03/25(土) 19:58:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab9ba4e2ca3180df6c7d69300f1b5330a2dc53a7
インド議会、ラフル・ガンジー氏を追放 最大野党の次期首相候補
3/24(金) 19:11配信

時事通信
インド最大野党・国民会議派の元総裁ラフル・ガンジー氏=2022年12月、ニューデリー(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インド下院は24日、最大野党・国民会議派の元総裁ラフル・ガンジー氏(52)の議員資格を剥奪したと発表した。

 モディ首相と同じ「モディ」姓への非難発言が名誉毀損(きそん)に当たるとして23日に有罪判決を受けたことが理由。次期首相候補の議会追放に国民会議派の反発は強い。

 ガンジー氏は2024年に見込まれる総選挙で、モディ首相の対抗馬の一人と目されている。会議派の議員らは24日、判決を不服としてニューデリーで抗議活動を実施した。

 報道によると、ガンジー氏は19年の選挙演説中、モディ首相や、銀行詐欺事件に関与し国外で逮捕されたモディ姓の宝石商らの名を挙げ「泥棒は全員モディ姓を持っている」などと発言した。23日、モディ首相の出身地である西部グジャラート州の裁判所から禁錮2年の判決を受けた。

 ガンジー氏は30日間の保釈が許可され、上訴する方針を示している。

722OS5:2023/04/23(日) 22:41:54
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042200280&g=int
イスラム「侮辱」あわや暴動 中国・パキスタン関係に不協和音
2023年04月23日11時45分

パキスタンと中国の国旗が掲げられたイスラマバードの通り=2015年4月撮影(AFP時事)
パキスタンと中国の国旗が掲げられたイスラマバードの通り=2015年4月撮影(AFP時事)


 【北京時事】パキスタン北部で今月、水力発電所建設に携わる中国人技術者の男性が、イスラム教を冒涜(ぼうとく)したとして告発された。怒ったパキスタン人作業員らによる暴動を懸念した地元当局は、男性を遠隔地へ移送。パキスタンでは近年、中国権益への反発が強まっており、住民感情の刺激が両国の不協和音に発展しかねない状況だ。

 17日のAFP通信などによると、男性はイスラム教のラマダン(断食月)期間のせいで「仕事の進行が遅い」と指摘。作業員との口論で、アラー(神)や預言者ムハンマドを侮辱するような発言があった。
 これに反発した地元住民ら数百人が抗議に集まり、武装警察が出動する騒ぎに発展。抗議参加者らは中パ国境につながる道路を一時封鎖したという。当局は男性を拘束しており、告発に基づく捜査を今後進める。
 中国外務省報道官は18日、「中国政府は在外中国人に対し、現地の法律、規制、慣習を尊重するよう求めている」と強調したが、詳細は明らかにしなかった。事件は中国でほとんど報じられていない。
 中国は巨大経済圏構想「一帯一路」の下、経済協力やインフラ建設を通じパキスタン進出を加速してきた。習近平国家主席が両国の「鉄の友情」をうたう半面、「中国がパキスタンの資源を奪っている」と見なす武装集団の攻撃も頻発。昨年4月には南部カラチで、中国語などの普及を図る「孔子学院」の車両が爆弾テロに遭い、中国人ら4人が死亡した。
 中国政府はパキスタン側に安全確保の徹底を要請しているが、対応が追い付いていない。香港メディアは、相次ぐ事件で「プロジェクト参加を思いとどまる中国人が増えれば、中パ協力への打撃となる」と指摘した。

723OS5:2023/05/09(火) 21:02:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/009bb94ea669f7c4a54bc2dafce891746430fc5a
パキスタン、カーン前首相を拘束 捜査当局、容疑不明
5/9(火) 19:17配信
 【イスラマバード共同】パキスタン捜査当局は9日、首都イスラマバードで、カーン前首相を拘束した。容疑などは不明。地元メディアが報じた。


 野党パキスタン正義運動(PTI)を率いるカーン氏は昨年4月、経済危機への失策を問責する下院の不信任案可決を受け失職したが、人気は根強い。カーン氏は下院の早期解散と総選挙の実施を要求し、シャリフ首相は動向を警戒している。

724OS5:2023/05/09(火) 21:21:00
実質的なパキスタンのリーダー
PPP  ズルフィカール・アリー・ブットー 1973/08-1977/07
軍  ムハンマド・ジア=ウル=ハク(クーデーター)1977/07-198/08(飛行機事故)
PPP  ベーナズィール・ブットー 1988/12-1990/08
PML-N ナワーズ・シャリーフ 1990/11-1993/07 
PPP  ベーナズィール・ブットー 1993/10-1996/11
PML-N ナワーズ・シャリーフ 1997/02-1999/10 クーデター
軍パルヴェーズ・ムシャラフ(クーデーター)1999/10→大統領 2008/08亡命
PPP   ユースフ・ラザー・ギーラーニー 2008/03-2012/06
(省略)
PML-N ナワーズ・シャリーフ 2013/06-2017/07
(省略)
PTI  イムラン・カーン   2018/08-2022/04 不信任決議可決
PML-N シャバズ・シャリーフ 2022/04〜

725OS5:2023/05/24(水) 07:43:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aba2ffd772c46525bcbbf500676811efba51754
インド、係争地でG20会合開催 パキスタン・中国が反発
5/24(水) 7:09配信

 【ニューデリー時事】インドとパキスタンの係争地カシミール地方で、20カ国・地域(G20)の会合が22日に始まった。

 パキスタンは「不法占拠を永続させるための利己的な措置だ」と、開催を決めた議長国のインドを非難。同じくインドと領土紛争を抱え、G20加盟国である中国も反発し、会合を欠席した。会合は観光分野の作業部会で、24日まで開かれる予定。

 パキスタンは英領インドからの分離独立以来、カシミールの領有権を争ってきた。パキスタンのブット外相は21日、カシミールのパキスタン側支配地域を訪れ、「占領されたカシミールでのG20開催は国際法違反だ。インドは会合を通じカシミールを抑圧することはできない」と批判した。同地域では住民による抗議デモが行われた。

 会合の開催地スリナガルはインド側支配地域にある風光明媚(めいび)な都市。インドは2019年、スリナガルが位置し、国内で唯一イスラム教徒が多数派を占める北部ジャム・カシミール州の自治権を剥奪し、連邦直轄地とした。これをきっかけにパキスタンとの緊張がさらに高まった。

 連邦直轄地となった後、スリナガルで主要な国際会議が開かれるのは初めて。インドメディアは治安当局がテロを警戒し、厳重な警備に当たる様子を伝えている。

 パキスタンの立場を支持する中国も反発している。中国外務省の汪文斌副報道局長は19日の記者会見で「係争地におけるいかなる形式のG20会合にも断固反対だ」と述べ、欠席を表明した。

 中国のG20会合の参加見送りは初めてではない。報道によると今年3月、中国はインドが実効支配する北東部アルナチャルプラデシュ州で開かれた非公開の会合を欠席した。同州は中国も領有権を主張している。

 一方、日本は係争地を巡り「特定の立場は取らず、いずれの味方もしない」(日本政府筋)スタンス。今回の会合は、日程の都合で日本から代表団を派遣せず、在インド大使館の担当者が出席したという。

726OS5:2023/06/04(日) 09:35:19
https://mainichi.jp/articles/20230603/k00/00m/030/216000c
インド東部の列車事故、死者288人に 「今世紀で最悪」英報道

毎日新聞 2023/6/3 20:31(最終更新 6/3 22:04)

 インド東部オディシャ州で2日午後7時(日本時間同10時半)ごろ、脱線した列車と走ってきた別の列車が衝突する事故が起き、地元メディアによると、少なくとも288人が死亡、900人以上が負傷した。インド当局が事故原因を調べている。インドでは老朽化などで列車事故が相次いでいるが、英BBCは今世紀に入って最悪と伝えている。

 地元メディアによると、東部・西ベンガル州から南部タミルナド州に向かう列車が脱線し、一部の車両が対向の線路に乗り上げた。さらに、南部カルナタカ州から西ベンガル州に向かっていた別の列車が脱線した車両に衝突した。衝突した列車が先に脱線したとの情報もあり、事故原因は明らかになっていない。


 現場はオディシャ州の州都ブバネシュワルから北170キロにあるバハナガ・バザール駅付近。在インド日本大使館によると、邦人が巻き込まれたとの情報はない。生存者の乗客の男性は地元メディアに対し「手足を失ったり、顔を損傷したりした人もいた」と語った。

 モディ首相は事故後、「影響を受けた人々に可能な限りの支援を提供している」とツイート。3日、事故現場を視察した。岸田文雄首相も3日、モディ氏宛てに「多くの尊い命が失われ、負傷者が発生しているとの報に接し、大変心を痛めている」とツイートした。インドでは2016年にも北部ウッタルプラデシュ州で脱線事故があり、約140人が死亡した。【ニューデリー川上珠実】

727OS5:2023/06/23(金) 11:17:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6be8266ea55729ea4a54589fb4604cfe6473b1c5
モディ首相、異例の記者会見 人権問題追及に強く反論
6/23(金) 5:32配信
共同通信
インドのモディ首相=22日、ワシントン(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】インドのモディ首相が22日、ホワイトハウスでバイデン大統領と会談した後、共同記者会見を開いた。インドの関係者によると、会見で質問に応じるのは極めて異例。インド国内の人権問題を問う米紙記者の質問に強く反論し、気色ばむ場面もあった。

 「カースト制度や宗教、ジェンダーに基づくいかなる差別も絶対にない」。モディ氏は冒頭は淡々とした調子で話していたが、宗教少数派に対する差別について人権団体から批判が出ていると記者に指摘されると、声を張り上げて否定した。

 モディ氏は「人々がそのようなことを言うことに非常に驚いている」と不満そうな表情を浮かべ「民主主義はインドのDNAだ。人権がなければそれは民主主義ではない」と強調した。

 モディ政権はヒンズー至上主義を鮮明にして反イスラム色の強い政策を実行しており、イスラム教徒が多数派だった北部ジャム・カシミール州の自治権を剥奪。イスラム教徒との分断を深めているとの批判が米国内で上がっている。

728OS5:2023/07/31(月) 08:21:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/db35744766d70e75ac58b44b449b0e3a228df608
パキスタンで爆発 35人死亡、200人超が負傷 政党幹部の演説中
7/30(日) 23:30配信

朝日新聞デジタル
パキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州で2023年7月30日、爆発で負傷した人を運ぶ救急隊員ら。レスキュー1122本部提供=AP

 パキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州で30日、大勢の労働者たちが集まる集会で爆発があり、地元メディアは少なくとも35人が死亡したと報じた。けが人も200人以上出ているといい、今後、犠牲者は増える恐れがある。


 地元メディアGeoニュースによると、爆発は午後4時ごろに発生。宗教政党「JUI―F」の幹部が演説をしていた際に起きたとみられている。

 30日夕方時点で犯行声明などは出ておらず、詳細は分かっていない。だが、現場は隣国のアフガニスタンとの国境にも近く、周辺の地域はイスラム過激派組織などが拠点にしてきた。政党幹部や支持者を狙った自爆テロの可能性も指摘されている。(ニューデリー=石原孝)

朝日新聞社

729OS5:2023/08/05(土) 08:31:58
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230804X669.html
ガンジー氏、議員復帰に道=野党有力者、最高裁が判決停止―インド
2023/08/04 19:41時事通信

 【ニューデリー時事】インド最高裁は4日、名誉毀損(きそん)罪で禁錮2年の有罪判決を受けた最大野党・国民会議派のラフル・ガンジー元総裁について、判決の効力をいったん停止する決定を下した。下級審の有罪判決を受け、同氏は議員資格を剥奪されていたが、議員への復帰が可能となる。地元メディアが伝えた。

 議員復帰すれば、来年実施が見込まれる総選挙に出馬できる。ガンジー氏は野党の有力者として、モディ首相の対抗馬の一人になると目されてきた。最高裁判事は「禁錮2年という最大限の刑を科す理由が示されていない」などと決定の理由を説明した。

730OS5:2023/08/05(土) 10:07:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/a87cbce74a8272783b9c4d45901b53975638c3d0首都近郊で暴動、日系企業警戒 工場一時停止、在宅勤務も 印
8/5(土) 7:14配信

時事通信
インド北部ハリヤナ州ヌー地区で起きた暴動の現場をパトロールする治安部隊の隊員=2日(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インド北部ハリヤナ州で宗教対立に端を発した暴動により、少なくとも6人が死亡した。

 首都ニューデリーに隣接する同州には多くの日系企業が拠点を置いている。まだ直接的な被害はないものの、工場の稼働を一時停止したり、在宅勤務に切り替えたりする動きが出ている。

 報道によると、暴動のきっかけは7月31日、同州ヌー地区で宗教行事を行ったヒンズー教徒に対し、イスラム教徒が投石したことだった。報復として、多くの邦人が暮らす近郊の都市グルガオンのモスク(イスラム礼拝所)が放火され、関係者が殺害されるなどした。逮捕者は計170人超に上っているという。

 在インド日本大使館などによると、同国に進出する日系企業1400社のうち、州別ではハリヤナが383社(昨年10月時点)と最も多い。大使館は暴動の現場付近に近づかないよう呼び掛けている。

 自動車リサイクル業の会宝産業(金沢市)はヌー地区にある工場の稼働を1日から3日まで停止した。同社海外事業部の宮川裕基主任は付近のヒンズー教寺院に多数の警官が配置されているのを見たといい、「1年半生活しているが初めて」と、状況悪化を警戒する。

 筆記具大手パイロットコーポレーション(東京)の現地子会社PPINは、幹部を在宅勤務に切り替えたり、工場従業員の帰宅を早めたりする措置を取った。

 ヒンズー至上主義を掲げる与党インド人民党(BJP)がイスラム教徒に厳しい政策を取っていることで、宗教間の対立をあおっているとの見方もある。インド日本商工会の杉野健治事務局長は「来年の総選挙に向け、さらなる宗教や民族間の衝突が起こる可能性も否定できない。リスク管理が大事だ」と話した。

731OS5:2023/08/05(土) 10:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/1172c788d6c68f8da687e8c46d1c5bbae70c1a1eインド最高裁、野党幹部の有罪判決の効力停止 議員資格回復へ
8/5(土) 5:30配信

毎日新聞
インド最大野党・国民会議派の元総裁、ラフル・ガンジー氏=ニューデリーで2023年8月4日、ロイター

 インド最高裁は4日、モディ首相の「モディ」姓を巡る名誉毀損(きそん)罪で禁錮2年の有罪判決を言い渡されていた最大野党・国民会議派の元総裁ラフル・ガンジー氏に対し、有罪判決の効力を停止する決定を下した。地元メディアが報じた。この決定を受け、来春の総選挙で野党側の首相候補の一人とみられている同氏の議員資格は回復されることになる。

 地元メディアによると、ガンジー氏は2019年の選挙集会で「なぜ全ての泥棒はモディという共通の姓なんだ」と発言し、名誉毀損罪に問われた。今年3月に下級審の有罪判決を受けて議員資格を失い、最高裁の判断が注目されていた。最高裁は「公人として慎重に発言すべきだった」と指摘した一方、下級審が同罪の最高刑にあたる禁錮2年を言い渡した理由について十分な説明がなかったと判断した。

 ガンジー氏は初代首相ネールを曽祖父に持つ名門「ネール・ガンジー家」の出身。前回19年の総選挙で与党インド人民党(BJP)に大敗した責任を取って総裁を辞任したが、野党内で影響力を保っている。【ニューデリー川上珠実】

732OS5:2023/08/06(日) 10:19:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/07f49f05c81ab877c59a179e819c15d3cf1bccac
カーン前首相に禁錮3年 在任中の汚職、再び拘束 パキスタン
8/5(土) 20:01配信

時事通信
パキスタンのイムラン・カーン前首相(中央)=7月26日、イスラマバード(AFP時事)

 【ニューデリー時事】パキスタンの首都イスラマバードの地方裁判所は5日、汚職の罪に問われていた最大野党「パキスタン正義運動(PTI)」党首のイムラン・カーン前首相(70)に禁錮3年の有罪判決を言い渡した。

 カーン氏側は不正を否定しており、上訴する方針。地元メディアが伝えた。

 カーン氏は在宅のまま審理を受け、判決後に東部ラホールの自宅で身柄を拘束された。判決が覆らない限り、今秋見込まれる総選挙に出馬できない。PTIはSNSで「事件の始まりから裁判、(カーン氏の)拉致に至るまで全ての手続きが違法だ」と反発した。

 判決によると、カーン氏は首相在任中、外国の要人からの贈答品を虚偽申告し、違法に売却していた。5月には別の汚職事件で逮捕されたが、支持者による抗議デモが暴動に発展。最高裁が逮捕を「違法」と判断したため、一時的に釈放された。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板