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インド・天竺・中洋スレ

682とはずがたり:2022/05/20(金) 10:14:08
ウクライナ戦争で注目、インドの戦略とは?日本人が知らない“手の内”を読み解く3つの理論
佐々木れな『国際問題:リアルとセオリーの結節点』#3
2022年05月14日 06:00
https://sakisiru.jp/27441
佐々木 れな
ジョージタウン大学外交政策学修士課程在学

インドは、1947年の独立以来、国際社会で積極的な役割を果たすことを目指してきた。冷戦期はソ連とソビエト・インド友好協力条約を結んだが、ソ連崩壊後ロシアとの二国間関係は防衛協力と限定的な経済関係に縮小しつつある。冷戦後、インドは複数の大国と緊密な連携を図りながら、「戦略的自律性」を追求した。

インドの脅威は、中国とパキスタンである。特にインドは台頭する中国からの安全保障上の脅威に直面している。そのため、インドは日米豪印戦略対話(Quad)に参加し、アメリカと複数の安全保障協定を締結した。また、インドは東南アジア諸国連合(ASEAN)と連携し、「アクト・イースト」政策を強力に推進してきた。

インドのジャイシャンカル外務大臣はその著書『インド流:変動する世界への戦略(The India Way: Strategies for an Uncertain World)』で、インドの戦略を「アメリカを関与させ、中国を管理し、ヨーロッパを開拓し、ロシアを安心させ、日本を巻き込む」こととしている。これは「同盟を避ける」、「多極化した世界に内在する対立を利用する」、「その結果生じる矛盾を受け入れる」という3つの原則によって形成されている。

ウクライナ戦争におけるインドの立ち位置
インドは、ロシア・ウクライナ戦争で非常に曖昧な立場を取り、その態度に西側諸国は不満を募らせている。インドは、国連のロシアのウクライナ侵略を非難する決議案で相次いで棄権し、ロシアへの公式な批判を避けている。

インドにとって今回の戦争は非常に危うい状況であり、ウクライナに対してどのような行動を取るにしても大きなリスクが伴う。ロシアを批判すれば、歴史的に重要な友好国を失い、中国とロシアが更に接近するおそれがある。


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