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インド・天竺・中洋スレ

690チバQ:2022/07/13(水) 19:57:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc081e4047323347efdfd7ec320f2241f0e5f5cf
落ちた内戦終結の「英雄」 スリランカ、親中一族の支配終焉
7/13(水) 19:40配信


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産経新聞
スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領が国外脱出し、兄のマヒンダ元大統領とともに親中路線を推し進めたラジャパクサ一族による国内支配は終焉(しゅうえん)を迎えた。一族は内戦終結を実現して高い人気を誇ったが、過度の中国傾斜が一因となった経済危機や極端な縁故主義が市民の怒りに火をつけた。(シンガポール 森浩)

スリランカでは1983年、少数派タミル人を中心とした反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」と政府との間で内戦が勃発した。戦闘が長期化する中、2005年に大統領に就任したのがマヒンダ氏だ。軍にLTTE掃討強化を命じ、09年に北部地域を奪取して内戦を終結させた。ゴタバヤ氏も国防次官として兄を支え、ラジャパクサ一族は26年にわたる戦闘に終止符を打った立役者となった。

内戦後のラジャパクサ一族は「縁故主義」と「中国接近」が顕著となった。国土復興のために資金を必要としたマヒンダ氏は中国の投資に期待した。欧米が内戦期の虐殺事件などを「人権侵害」とし、マヒンダ氏への批判を強めたことも中国傾斜の背景にある。

マヒンダ氏と中国の蜜月を示すプロジェクトが南部ハンバントタ港だ。一帯はラジャパクサ一族の地盤で、13億ドル(約1780億円)とされる建設費の大半は中国からの融資で賄われた。ただ、港の需要は少なく、利益は当初から見込めなかった。スリランカは債務返済に窮し、17年に港の運営権を99年間、中国主導の合弁企業に貸与。中国による「債務のわな」の典型例とされる。

マヒンダ氏は15年の大統領選で敗れたが、19年選挙でゴタバヤ氏が当選し、一族は復権した。ゴタバヤ氏はマヒンダ氏を首相に起用し、閣僚に次々と血縁者を任命。「南アジア最大の縁故主義の政治王朝」(印メディア)を築いた。

ただ、権勢はひずみを生んだ。対中債務の負担は財政を圧迫。対外債務全体に占める割合は1割程度だが、政府発表に計上されない「隠れ債務」が問題視されている。

抗議デモ激化を受け、既にマヒンダ氏も首相を退任し、政権に一族は残っていない。野党国会議員のビジタ・ヘラス氏は縁故主義が腐敗を招いたと指摘した上で、「一族は『戦略的に重要だ』と称して、中身を検討しないまま中国の事業を次々と実施してきた」と強調。将来の政権は一族の〝負の遺産〟の処理に追われそうだと予見している。


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