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左翼・革新・護憲 斗争スレ
82
:
名無しさん
:2015/01/18(日) 11:09:45
類型ごとの都道府県の並びは党の得票率が高い順
1.強、社民、依存(12県)。
自治労13県本部(福島は5票差で相原が又市を上回る)
大分、富山、宮崎、岩手、香川、新潟、秋田、佐賀、長野、山形、青森、宮城。
2.強、社民、自立(0都道府県)。
組織も強いがそれに負けない分野からの支持もある理想的な形だが、
該当都道府県は無し。
3.強、民主、依存(3県)。
長崎、島根は他都道府県の得票率の低下で相対的に浮上。
福島、長崎、島根。
4.強、民主、自立(2県)。
鹿児島は他都道府県の得票率の低下で相対的に浮上、自治労への依存度も長崎の次順位。
沖縄、鹿児島。
7.弱、民主、依存(3県)。
パターン8に比べ、やや基準bが社民よりの県が該当。
福井・石川は同じ北陸富山出身の又市が候補でなければパターン8だったかもしれない。
福井、石川、徳島。
8.弱、民主、自立(27都道府県)。
社民が弱い県の典型例。
神奈川、埼玉、福岡、鳥取が新たに加わる。
神奈川、高知、埼玉、熊本、東京、福岡、広島、鳥取、愛媛、茨城、群馬、千葉、滋賀、奈良、
北海道、愛知、三重、兵庫、岐阜、山口、山梨、静岡、京都、岡山、大阪、栃木、和歌山。
83
:
名無しさん
:2015/01/18(日) 11:10:26
自分(
>>78-82
)はとはさんと同じく、
前向きな意味でなんとか社民党を解体して行きたいと思っている者で、
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1215411124/25-40
あたりでレスさせてもらったものです。
民主党政権の失敗で、しばらく議員・選挙趣味から遠ざかっていましたが、
昨年12月の衆院選で、漸く、民主党の退潮傾向も底を打ったかなと、
議員・選挙について、調べたり、まとめたり、分析したりという欲求が復活してきました。
84
:
とはずがたり
:2015/01/18(日) 13:08:52
>>83
おお!民主が大敗するとしばし興味失ったりする辺りもそっくりですね(笑)
社民党の発展的衰退(?)も政治ウオッチ始めて15年も経つと最終段階でいよいよ所属国会議員が5人を切りそうだとなると感慨深い物があります。
辻元や阿部両女史など民主党内のリベラル派の人材供給源として土井社民は一定の役割を果たしたとも云えましょうけど,あとは新社会党的に衰退してゆくのではないかと展望しております。。
俺も年末の総選挙をきっかけに社民の県連色分け研究を久々に纏めて見たりする気になりました。。
http://tohazugatali.digi2.jp/politics/14shaminkenren.html
それにしても前スレでの議論,すっかり忘れてましたが懐かしいです。
85
:
チバQ
:2015/01/29(木) 23:16:49
http://mainichi.jp/select/news/20150127k0000m010046000c.html
共産党:政権批判に委員長叱責、池内議員「不適切で削除」
毎日新聞 2015年01月26日 19時34分
◇イスラム国拘束で政権対応をツイッターで批判…
共産党の志位和夫委員長は26日の記者会見で、同党議員が「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件の政権対応をツイッターで批判したことについて「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中にああいう発信をするのは不適切だ」との見解を示した。
同党の池内沙織衆院議員(比例東京ブロック)がツイッター上で25日に「国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権」などとつぶやいたが、志位氏の発言を受けて削除し「不適切と考え削除した。お詫(わ)びします」と謝罪した。
野党各党は政府の対応を見守る姿勢だが、生活の党の小沢一郎代表が25日放送のNHK番組で「安倍さんがあっち(中東)まで行き宣戦布告とも言えるような話をした。日本も敵と捉えられてもしょうがない」と批判している。【田所柳子】
86
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 10:03:45
平和運動センター
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%BF%CF%C2%B1%BF%C6%B0%A5%BB%A5%F3%A5%BF%A1%BC
県単位で組織を持つ市民ネットワーク。
反米、反戦、反政府、反帝国主義、平和更新、反核、反権力、反対集会、反有事法制法案、反ブッシュ、反小泉、反日米安保などの活動をしている。
沖縄平和運動センター
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E5%B9%B3%E5%92%8C%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC
沖縄平和運動センター(おきなわへいわうんどうセンター)は、日本の社会運動団体である。平和センターともいう。
1993年に、護憲反安保県民会議と沖縄県原水協[1]を統合する形で設立された[2]。 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)加盟団体[3]であり、幹事および支援団体に、社会民主党、自治労、国公労、沖縄県教職員組合、高等学校教職員組合、沖縄社会大衆党等が名前を連ねる[4]。 官公労共済会館に連絡先を置いており、闘争目標として護憲、反基地、反安保、反自衛隊および反核、原水禁、被爆者支援などを掲げるほか、部落解放同盟と連携した反差別国際運動なども展開している。
社民県連:旗開き、統一選へ力結集 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/m20150201ddlk06010062000c.html
社民党県連(吉泉秀男代表)と県平和センター(岡田新一議長)合同の新春旗開きが31日、山形市内のホテルで開かれ、約170人が参加した。市川昭男・山形市長や大泉敏男・連合山形会長らも出席した。
今春の統一地方選の立候補予定者が登壇し、「皆さんの総力を結集して勝ち抜かなければならない。我々も全力を出すので、応援お願いします」と議席の確保・獲得に向けて決意を述べた...
小選挙区は吉良、衛藤、岩屋氏 穴見、吉川氏が復活
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/15/020006628
吉川氏は党組織と県平和運動センターを主軸に、個人後援会や連合大分も加わって組織戦を展開。保守地盤の切り崩しと「反自民票」の掘り起こしを狙ったが、十分取り込めず、衛藤氏に迫ることができなかった。得票数は前回を上回り、比例で復活当選した。
カギ握るTPP問題 選挙戦ルポ・2区
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/08/003929305
支持母体の県平和運動センターや個人後援会は組織票固めを急ぐ一方、吉川は演説で「アベノミクスは地方、中小企業には毒矢だ」「日本がTPPに参加すれば農家には絶望と借金しか残らない」と政権批判に徹し、活路を見いだそうとしている。
衆院選県内3選挙区 公示直後の情勢 本社世論調査
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/04/113606242
吉川は社民系労組でつくる県平和運動センターの組織票を基盤にして、労組OBが中心の後援会や党所属の地方議員が懸命に集票を図る。社民支持層を固めつつあるが、民主支持層では約3割にとどまるなどまだ「反自民票」をまとめきれていない。
衆院選 県内の構図
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/01/092143519
吉川氏は社民系の県平和運動センターが主力で、労組OBにも働き掛ける。地方議員が地域を回り、保守地盤の切り崩しを図る。
87
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 10:03:56
>>86
原発、オスプレイ反対運動を強化 県平和運動センター
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/135653
総会で、あいさつをする原口郁哉議長=佐賀市駅前中央の自治労会館
労働団体などでつくる佐賀県平和運動センターは13日、定期総会を開き、佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画の反対や、玄海原発の再稼働の阻止に向けて取り組みを強化するなど新年度の活動方針を決めた。
石川)国と県の原子力総合防災訓練で要望 市民団体
http://www.asahi.com/articles/ASGCD4T80GCDPJLB003.html
2、3日に国や県が実施した北陸電力志賀原発(志賀町)の原子力総合防災訓練について、県平和運動センター(金沢市)など3団体が12日、県庁を訪れ、「再稼働を前提とした訓練を重ねず、廃炉への対応の検討を」と申し入れた。訓練については別の住民団体も課題を指摘している。
反戦訴え政権批判 集団的自衛権反対集会
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20141023/news20141023648.html
「10・22戦争反対、集団的自衛権行使反対県民集会」が22日、愛媛県松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場であった。県平和運動センターや社民党県連などの約60人が反戦を訴えた。
11管、拘束事案の説明拒否 辺野古取材で対応を一転
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238520-storytopic-271.html
このような暴力的行為の事実確認に応じない海保の姿勢に対し、沖縄平和運動センターの山城博治議長は6日、「本来なら説明を尽くすべきだ。県民の反発を強める一方だ。沖縄の意向を受け付けない政府と同じだ。ふざけている」と批判した。
山城 博治 : 参議院選挙(参院選)2013 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/profile/yb002003.htm
比例代表 社会民主党
山城 博治 (やましろ ひろじ)
年齢 60 ※投票日現在
党派 社 民
新旧 新
肩書・経歴▽最終学歴▽出身地 沖縄平和運動センター事務局長、(元)自治労沖縄県副委員長▽法大社会▽沖縄県
88
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 22:55:12
http://www.sankei.com/politics/news/150206/plt1502060025-n1.html
2015.2.6 12:07
【佐世保の赤旗勧誘】
係長級以上の市職員に勧誘 共産市議が20年以上 心理的強制、庁舎規則抵触の可能性 長崎・佐世保市
長崎県佐世保市の共産党市議が、政党機関紙「しんぶん赤旗」の購読を市職員に勧誘していたことが5日、分かった。市議による勧誘は、20年以上続いており、管理職を中心に、多くの職員が購読していた。議員の立場を利用した「心理的強制」にあたり、庁舎内での物品の販売・勧誘を規制する市の規則に抵触する可能性もある。
共産党市議の山下千秋氏(67)=7期目=が勧誘していた。産経新聞の取材に対し山下氏は、主に「しんぶん赤旗」の日曜版(月額823円)を係長級以上の職員に勧めていたことを認めた。日刊紙(同3497円)も勧誘したという。
詳細な購読者数は不明だが、多くの市職員やOBが勧誘に応じて、しんぶん赤旗を購読していた。庁舎で配布・集金するケースもあったという。
佐世保市の庁舎管理規則では、庁舎内で物品を販売・勧誘する場合、庁舎管理者の許可が必要となっている。山下氏は許可を取っておらず、規則に違反する可能性が高い。市財産管理課の担当者は「庁舎内での無断勧誘は禁止行為に該当する」とした。市総務部長の西本真也氏は「調査する方向で考える。規則違反が確認されれば、中止を要請する」と述べた。
一方、山下氏は「市職員の学習になると考え、購読を勧めたが、断りにくく、『押しつけ』にあたる可能性もあったと思う。今後、『やめてもいいですよ』と職員の購読者に伝える」と語った。
共産党広報部は「一般論として政党には政治活動の自由があり、職員にも思想信条の自由、新聞の自由がある。自治体の庁舎管理についてはコメントしない」とした。
しんぶん赤旗の議員による購読勧誘は、福岡県行橋市や神奈川県鎌倉市などでも表面化した。(九州総局 奥原慎平)
89
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 22:55:29
>>88
http://www.sankei.com/politics/news/150206/plt1502060026-n1.html
2015.2.6 12:18
【佐世保の赤旗勧誘】
「『ぼろきれ』買うつもりで承諾」元購読者 「学習資料」市議弁解 大事な収入源…読者拡大を目指す共産党
「赤旗は政治経済の記事も多い。学習資料として取っているから問題はないと考えている」
長崎県佐世保市の共産党市議、山下千秋氏は、市職員に対する党機関紙「しんぶん赤旗」の勧誘について、こう弁解した。
山下氏は当選7回のベテラン議員。前任の共産市議の手法を引き継ぎ、初当選した昭和58年以来、主に職員が係長へ昇任する時期に合わせて勧誘していたという。
だが、市議による勧誘を、押し付けと受け止める“購読者”は少なくない。
40代の男性職員は「市議さんから勧められると、職員として断るのは難しい。申し込みはしたが、他の新聞も取っており、しんぶん赤旗はほとんど読まない」という。
もっと辛辣な意見もある。
元職員の70代の男性は「現役の頃は『ぼろきれ』を買うつもりで勧誘を承諾していた。平職員も購読を勧められていた」と証言する。
「職員の学習資料」と山下市議がいう「しんぶん赤旗」だが、共産党は読者拡大に躍起となっている。
平成25年9月の党第8回中央委員会総会の決議では「『しんぶん赤旗』読者拡大では、すべての都道府県、地区委員会、支部が、日刊紙、日曜版とも、第25回党大会時(平成22年)の水準の回復・突破を目指す。全党的には、日刊紙で3万5千人、日曜版は18万9千人以上の拡大に挑戦する」と目標を掲げた上で「この目標は大きいように見えるが、一つひとつの支部でみるならば、すべての支部が毎月、日刊紙読者を1人以上、日曜版読者を2人以上前進させることができれば、達成が可能である」とする。
読者拡大が事実上のノルマとして、各支部に課せられたようにも受け取れる。
背景には共産党の台所事情がある。
共産党の収入は8割以上を「しんぶん赤旗」の購読料金が支える。
だが、平成2年に46万人とされた党員数は24年には32万人まで減少した。赤旗の購読者も減った。日曜版、日刊紙を合わせた発行部数は、昭和55年党大会で報告された355万部をピークに、昨年1月の党大会では124万部まで落ち込んでいる。この結果、赤旗などの出版収入は23年は198億円で、13年(285億円)に比べ、3割減少した。
共産党は政党助成金を受け取っていない。
共産党は今年1月、衆院に政党助成金廃止法案を提出した。その後の記者会見で志位和夫委員長は「政党助成金制度は国民1人当たり250円という税金を支持していない政党にも渡すもので、憲法に保障された思想・信条の自由を侵害する憲法違反の制度だ」と指摘した。
もちろん、助成金目当ての政党の離合集散は論外だ。しかし、助成金に頼らないという共産党の姿勢は、しんぶん赤旗の読者拡大運動となっているのではないだろうか。市議として職員に押し付けることがあれば、共産党への「政治献金」を押し付けているともいえる。
山下氏は産経新聞の取材に対し、「党のノルマのためではなく、党の考えを知ってもらうために勧誘している」と強調しながらも「事業収入にもつながり、党の財政にも貢献できる」と打ち明けた。
佐世保市庁舎内での職員への政党機関紙勧誘は共産市議にとどまらない。
複数の職員によると、社民党市議による政党機関紙「社会新報」(月額700円)の勧誘も慣例となっていたという。社民市議の永田秀人氏は「産経新聞は評価する新聞ではない。答えたくない」と取材に口をつぐんだ。
(九州総局 奥原慎平)
90
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 22:58:46
http://www.sankei.com/west/news/141128/wst1411280032-n1.html
2014.11.28 12:50
赤旗購読料は「共産の政党助成金」 橋下氏が持論を展開、共産の助成金廃止主張は「きれい事」
【維新の党】
橋下徹大阪市長
“お膝元”大阪市役所の購読は…
維新の党共同代表の橋下徹大阪市長は28日、共産党が政党助成金の廃止を訴えていることについて、共産の機関紙「しんぶん赤旗」をやり玉にあげて「全国の役所が購入してすさまじい額のお金を払っている。政党助成金そのものだ」との持論を展開し、「助成金がなければ(共産以外の)政党は資金を得られない。民主主義の必要経費だ」と主張した。
街頭演説などで廃止を訴える共産の志位和夫委員長に対して「赤旗を廃止した上で助成金に反対するなら筋が通る。(購読料を)棚に上げて反対するのはきれい事で、いかにも共産らしい」と揶揄(やゆ)した。
91
:
名無しさん
:2015/02/11(水) 12:33:20
http://blogos.com/article/105245/
Chikirin2015年02月09日 00:00志位委員長との対談メモ
先日のエントリでも書いたとおり、 1月に共産党の志位和夫委員長と対談しました。
(記事はこちらに掲載されています → 前編 + 後編)
前回のエントリでは「共産党すごいね」と思えたポイントについて書きましたが、今日は自分向けの備忘録として、対談の中で印象深かったコトをまとめておきます。
1)共産党という名前を変えるかどうか、検討したことはないらしい
対談の中で、党名変更を検討したことはあるのかと質問したところ、答えは「ないですね」でした。
これはけっこう意外でした。ベルリンの壁やソビエト連邦が崩壊して、「さすがにもう共産主義は終わりでしょ」って時期があったのに、党名変更について検討したことがないなんてびっくり。
あたしは(前回のエントリでも書いたように、主に)ブランド価値という観点から、党名維持は正しい判断だったと思ってるけど、そもそも議論もなかったという回答にはちょっと驚きました。
これって共産党の人にとっては「議論する必要さえ無いこと」だったのかな。ほんとに誰も「変えるべきでは?」と思わなかったの?
2)大企業の無い社会を目指すわけではないらしい
共産党の政策の多くは大企業に厳しいものなので、「もしかしてグーグルやアップルみたいな大企業がない国が理想なんですか?」と聞いてみたら、そーじゃないとのことでした。
大企業の存在自体は問題ないけど、彼らは十分に儲けてるし、もっと負担を増やしても国際競争に負けるなんてことはない、と思ってると。
後半はともかく、共産党も大企業の存在自体を悪だと考えてるわけじゃないのね、というのは確認できてよかったです。
3)世代間格差は存在しないと言い切られた
これもびっくりしました。プレイボーイ誌にも載ってるように、志位委員長は「私たちは世代間で富が偏っているとは思っていないんです」と断言されたんだよね。
えー、そうなの!? あたしは「日本の問題の元凶は(多くの場合)世代間格差でしょ」って思ってるので、この点では全く意見が違います。
志位さんは、「どの世代にも豊かな人と貧しい人がいる」と言われていて、それはその通りだと思います。でも、だからといって世代間格差が存在しないとは言えません。
各世代の中で貧富の差もあるし、かつ、世代間にも格差はあるよね。そしてどっちが深刻かというと、(私は)後者だと思ってます。なぜなら、同世代の中での格差は経済力の格差だけだから。
経済的な格差は税制や社会福祉などの再配分政策で解決できます。でもね、世代間格差は経済格差だけじゃありません。雇用機会の格差であり、一票の価値の格差や投票率の格差でもあるんだよね。
全社員の定年を(65歳まで)延長しろとか、正社員を解雇したければ「その前に新規採用をストップし、非正規雇用の人を解雇しせよ」とかいう法律&判例は、構造的に中高年を守り、若者の雇用機会を奪ってる。
一票の格差においても、票の重さは地方と都市部で比較されることが多いけど、これを年代別に再集計すれば、高齢者の票の価値は、若い人の票の価値より、かなり重いはず。
ネットでの投票が認められないのだって、政治家になろうとする候補者が若い場合、圧倒的に不利だよね。スマホで投票ができるようになれば、若い人の投票率が大幅上昇して、この世代の政治力もグッと高くなるのに、そもそも国会議員に若い世代が少ないから誰も強力にプッシュしない。
というわけで、この点も意見は大きく違うかなと思いました。
92
:
名無しさん
:2015/02/11(水) 12:33:56
>>91
4)低い方に合わせるのはどうかと思うけど、高い方に合わせる必要も無いでしょ
年金について志位さんは、「国民年金だと、月に 4万円しか支給を受けてない人もいる」と言われ、あたしは「教師の共働き世帯は、月に 40万円の年金をもらってる。(月 4万円しか年金がない人の支援に必要な原資は、若者から徴収するんじゃなくて、)こんなに貰ってる同世代の高齢者から分けてもらうべきでは?」って聞いてみたところ、
志位さんの答えは「支給の水準を低い方に合わせるという考えはどうなのでしょうか」でした。
そりゃまーそーだけど、でもね、じゃあ、全員が「一人 20万円、夫婦で 40万円の年金をもらえる社会」を目指すわけ? それ、誰が原資を負担するの??
低い方に合わせなくてもいいけど、高い方に合わせるのも無理でしょ。お互いに歩み寄ればいーじゃん?? =つまり、月 40万円の世帯からちょっと出してもらえばいーじゃんと思いました。
5)「内部留保の取り崩し」は、極めてマーケティング的な意図から出た表現なのだと理解した
これが理解できたのが、今回の対談での一番の収穫だったかも。
対談内で志位さんは「内部留保の全額を取り崩せとは言っていない。1%から 2%の取り崩しでもかなりの賃上げができるはず」と言われてます。
そんなちょっとでいいなら、内部留保の取り崩しとか言わずに「法人税を上げろ」と言えばいいじゃん。経済的な効果は同じでしょ? と(私は)思ったのですが、これにたいする回答は、
「大企業にはそれができるだけの体力がある、ということを言いたいんです」
というものでした。これには本当に関心しました。
つまりね、別に内部留保でも法人税でも(実質的にはどっちでも)いいんですけど、「内部留保」っていう単語が、ものすごく「貯め込んでる」感じがする単語なわけです。
この単語を使った方が、「不当なお金を貯め込んでる大企業」というイメージが国民に伝わりやすいから、そう言うのだと。
なるほどなーーーーー!
これに関しては、私はずっと「なんでこんなワケのわかんないこと言うのかな」と思ってたのですが、そういう理由があったんですね。
それにしてもこういう言葉の選択が、前回も書いた「共産党、ホント上手だよね」な点なんです。
★★★
記事になってない部分でも
「志位委員長の後輩の東大生でも、最近は企業に就職せず起業する人も増えていますが、学生が最初から(労働者ではなく)経営者を目指す傾向をどう思われますか?」とか、
「学生時代の学びではなく、大学に授業料を払った対価として大学から得たもので、社会人になってから、一番役にたってる学びはなんですか?」など、いろいろ質問し、興味深い回答を頂きました。
そして、おそらく志位委員長を最もがっかりさせた私の質問は、「志位委員長はクラッシック音楽が一番の趣味とお聞きしてますが、それってちょっとブルジョア的じゃないですか?」という質問だったんじゃないかな。
委員長は「そんな心外な!」って感じの反応でしたが、「でもたしかにコンサートのチケットは高いですよね。もっと安ければ多くの人が行けるのに」ともおっしゃっていました。
で、ふと思いついたんですけど、共産党って貧しい家庭の子供たちを、毎年クラッシックの音楽会やミュージカルに招待するとか、そういう活動をやればいいのに。
反核とか反原発とか反基地だけだと、「やたらデモが好きだよね、左翼って」って感じになりがちだけど、貧困家庭の子供達を音楽会に連れて行けば、「文化や芸術にも造詣の深い共産党」ってイメージが打ち出せる。
せっかく無類のクラッシック好きの志位さんがトップに立ってるんだから、そういうこともやってみたら今後の党勢拡大に役立つのでは?
よく「経済格差が教育格差につながる」と言われるけど、日本は国公立の教育機関の質が非常に高いので、本気で勉強が好きな子が、経済的な理由だけで進学できないって例は少ないと思うんだよね。
ところが文化や芸術においては、勉強以上に家庭環境の格差が子供に影響を与えてしまう。だから共産党がそういう部分でなんらか「格差解消」に尽力したら、かなりかっこいい。
ということで、対談メモとしては以上。
最後に志位委員長は、(お会いする前からそうじゃないかと思っていたけど、実際にお会いしてみると想像以上に)誠実で寛容で合理的で魅力的な方でした。こんな方と対談の機会を頂けるなんて、ほんとにブログ書いてて良かった! って感じです。
そんじゃーね!
94
:
名無しさん
:2015/02/11(水) 12:35:27
>>93
ちきりん で、ここでうまく利用すれば、さらに大きなチャンスになるのがトマ・ピケティ教授の『21世紀の資本』(みすず書房)だと思うんです。
昨年末に邦訳出版され、6000円近くする本が13万部も発行されて、ちょっとした社会現象になってます。政策的な格差是正が不可欠というピケティ氏の主張に同調する人を、共産党と公明党のどちらが取り込むか。これは今後の党勢に大きく影響してくると思うんですけど。
志位 ピケティさんの本はまだ読めていないんです。ただ、格差拡大は世界でも日本でも大問題です。12月に出たOECD(経済協力開発機構)の『格差と成長』というリポートがありますよね。格差拡大は各国の経済成長を損なっているという。
ちきりん トリクルダウンは起きないという話ですね。
志位 ええ。大企業が儲(もう)かれば、いずれは庶民に回ってくると安倍さんは主張していますが、そんなことは起きなかったし、これからもない。実質賃金は17ヵ月連続のマイナスで、消費はますます冷え込んでいる。
2014年度の実質GDPはマイナス0.5%になるだろうと政府も認めていますよね。アベノミクスは大失敗です。
*この続きは、発売中の週刊プレイボーイ7号でお読みいただけます!
(撮影/高橋定敬)
●志位和夫(しい・かずお)
1954 年生まれ、千葉県出身。1979年、東京大学工学部物理工学科卒業、日本共産党東京都委員会に就職し青年学生運動を担当。1990年に書記局長に就任、1993 年の衆議院選挙に出馬し初当選。2000年に日本共産党委員長に就任。著書に『戦争か平和か 歴史の岐路と日本共産党』、『綱領教室』全3巻(ともに新日本出版社)などがある。公式HP【
http://www.shii.gr.jp/
】
●ちきりん
関西出身。バブル期に証券会社に就職。アメリカの大学院で経営学を学び、外資系企業に転職。2010年末に退職した後は、文筆活動に専念している。2005年に開始したブログは、匿名にもかかわらず異例の月間200万PVを誇り、『多眼思考』(大和書房)、『「自分メディア」はこう作る!』(文藝春秋)など著書も多数。ブログ『Chikirinの日記』【http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/】
95
:
名無しさん
:2015/02/11(水) 12:38:01
http://news.livedoor.com/article/detail/9764708/
「今一番マーケティングが上手なのは共産党だと思うんですが」カリスマブロガーちきりんが志位委員長を直撃
2015年2月9日 6時0分 週プレNEWS
昨年末の選挙で大躍進を遂げた共産党。
でも、これから国会で存在感を示せるの? 建設的な提案はできる?
志位委員長は何を考えているのかを共産主義フリークの社会派ブロガー・ちきりんさんに突っ込んでもらったロングインタビュー!(前編はこちら⇒
http://wpb.shueisha.co.jp/2015/02/02/42810/
)
* * *
ちきりん じゃあ共産党は日本をどんな国にしたいんですか? 共産党の公約の大半は大企業に厳しい内容です。もしかして日本を大企業が存在しない、中小企業だけの国にしたいと思われてます? グーグルやアップルみたいな巨大企業が、民間にはまったく存在しない社会を目指してるんでしょうか?
志位 とんでもない。私たちは大企業を切り刻んで中小企業にしようなんてことは考えてませんよ。そうではなくて、大企業は社会的に大きな存在だから、それにふさわしい責任を果たしてほしいということです。
例えば、税金の問題ひとつとっても、法人税の実質負担率は中小企業が約25%、大企業は約14%です。富裕層や大企業には様々な優遇税制があり、現にトヨタ自動車は2012年までの5年間、払った法人税はゼロでした。
ちきりん もっと課税しても、日本企業は国際競争に負けずにやっていけると?
志位 そうです。日本の大企業は社会保険料の負担が少ないから、税と社会保険料を合わせて計算すると、フランスやドイツに比べてずっと軽いんですよ。だからちゃんと社会的責任を果たしてほしい。
それから派遣労働のような「使い捨て」労働を大企業が率先してやっているのはおかしなことです。人間らしい働き方ができるように責任を果たすべきです。
ちきりん ちなみに共産党に非正規の職員さんは?
志位 いません。全員、無期雇用の職員です。あと、大企業に言いたいのは長時間労働の問題です。日本の年間平均労働時間は2000時間を超えています。ドイツやフランスが1500時間程度。つまり、日本では毎年500時間も多く働かされていることになる。
ちきりん ひどいですよね。
志位 一生のうち40年働くとしたら2万時間。丸々830日分です。つまり、日本で働くだけでだいたい「懲役2年半」食らっているのと同じなんですよ。
ちきりん そのたとえは共産党ならではな感じもしますが、ちょっと怖いです(笑)。
志位 なぜこんなに長時間労働なのかというと、日本は法律で残業の上限が決まっていないから。労使で協定を結べば、青天井でどれだけ残業させてもいいことになっている。
ちきりん 確かに有給休暇や育児休暇をちゃんと取らせ、労働時間を短くすることは大事だと思います。でも、それを厳格に適用すると、中小企業の多くは経営が成り立たなくなるのでは?
志位 中小企業に関しては、雇用を守ったり最低賃金を引き上げたら国が支援することが必要です。例えば、最低賃金は全国平均で780円。先進国中、最も低い。私はこれを1000円まで引き上げるべきだと主張しています。
大企業は体力がありますから、問題は中小企業です。アメリカは中小企業に、5年間で8800億円の社会保障税の減税をしました。それで最低賃金は大幅に引き上がった。こういうことをしないといけないんです。
ちきりん 志位さんは、東大に入学してすぐ共産党に入党されてますよね。そして大学卒業後、専従職員になられました。いわゆる就職活動は経験されてないんですか?
志位 そうですね、すぐ共産党に入りましたから。僕は物理が専門で研究者になりたいと思ったこともあったんですが、やはり自分の生きる道はこっちかなと。
96
:
名無しさん
:2015/02/11(水) 12:39:14
>>95
―共産党の活動をするようになったきっかけは?
志位 うちは両親とも共産党員で、小さい頃から親の活動を見て育ったんです。父は小学校の教員をやっていたんですが、中卒の、もともとは代用教員(正式資格を持たない教員のこと)だった。教職員組合をつくるときも、一番立場の弱いところから出発しているから、教員の同僚だけでなく給食の調理員さんとか用務員さんとか、そういう人と協力していった話をよくしていました。
私に「『教員組合』じゃない。『教職員組合』なんだ」ということをよく言っていましたよ。立場の弱い人と連帯することがどれだけ大事か、普通の人の苦しみに寄り添うことの大切さは、父から学んだ気がします。
ちきりん なるほど。ところで、志位さんは35歳で書記局長(自民党の幹事長ポスト)、46歳で委員長就任とスピード出世されてますよね。自民党は当選回数を重視するなど年功序列の古い日本企業とそっくりです。
ところが共産党は、年齢にかかわらず成果を出した人をトップに抜擢(ばってき)するなど、まるで外資系企業やベンチャー企業のような実力主義の人事制度を採用しています。若くても実力ある人をトップにするという党の方針が、志位さん大抜擢の背景にもあったのでしょうか?
志位 う〜ん、私に力があったかどうかは勘弁してください。自分のことは言いにくいです(苦笑)。でも、若い人にもどんどんいい仕事をしてもらいたいとは思っています。
ちきりん 共産党の人事制度で評価されるのはなんですか? 選挙に強いこと? 演説のうまさや党員獲得数など? もし私が入党して出世したいと思ったら、何を頑張ればいいのでしょう?
志位 やっぱり共産党は国民の苦しみ、困難を軽減するってことを存在意義にしているんですね。だから党員も、立場の弱い方に寄り添うという共産党の魂をちゃんと持って頑張っている人が、やはり人望を集めます。
97
:
名無しさん
:2015/02/11(水) 12:39:53
>>96
―弱者に寄り添った活動というのは、具体的にどんなものなんですか?
志位 人によって様々ですよ。例えば、前回の参議院選挙で当選した辰巳(たつみ)孝太郎さんは、大阪で生活保護を受けてらっしゃる方、母子家庭でギリギリの生活をされている方などの支援を長年コツコツやっていました。まだ38歳と若いのにこうして社会経験も豊富です。こういう若い人がどんどん出てきてくれて、頼もしいですね。
ちきりん 誰が弱者かという定義が最近は難しいと思うんです。例えば、世代間格差の問題。20代、30代の人口がかつての半分になると予想される中、増え続ける高齢者全員に手厚い社会保障を約束すると、若者の税負担はどんどん大きくなる。本当の弱者は高齢者ではなくしわ寄せを受ける若者であり、若者を守るためには、行きすぎた福祉の是正も必要では?
志位 私たちは世代間で富が偏っているとは思っていないんです。
ちきりん 世代対立の構図自体がおかしいと?
志位 世代で対立させ、お年寄りには我慢してもらって若者にお金を回しましょう、という考え方は間違っていると思います。格差はそれぞれの世代で拡大しています。お年寄りにもお金持ちはいますが、国民年金で月に4万円しか支給を受けていない人もいる。
ちきりん でも、例えば共働きで学校の先生をしていた夫婦だと、月に40万円もの年金をもらっていますよね。年金財政も厳しい中、こんな高額な年金を払う必要がありますか? 不公平すぎません?
志位 支給の水準を、低い方に合わせるという考え方はどうなのでしょうか。やはり低い方を高い方に合わせるという発想でやっていかないと。確かに先生だと共済年金で国民年金よりも多い額をもらえる。でも、多い方がけしからんというのは違うと思います。
ちきりん でも大企業の社会的責任の話と同じで、月に40万円も年金をもらっている高齢者には「困っている人も多いのだから、ちょっとだけ我慢してください」と説得すべきでは?
志位 私は年金問題の財源はこう考えているんです。まず、大企業の優遇税制を正して、富裕層からも応分の負担をしていただく。これが第一ですね。でも、これだけでは足りないんです。国民全体でその人の力に応じて支えていく必要がある。私たちは、消費税のような弱いものいじめの財源ではなく、所得税などの累進を強める方向で賄うという具体的な提案をしています。
ちきりん 共産党は、消費税は全廃すべきと主張されてます。でも定年後の高齢者は消費税以外、ほとんど税金を払う必要がありません。若い人は働いて所得税を払うし、起業すれば事業税や法人税を払う。でも貯金と年金で暮らす高齢夫婦は、消費税以外はほとんど税金を払わないで済みます。
これはさすがに不公平では? 福祉国家といわれるスウェーデンでも食品で12%、ほかは25%の消費税がかかります。やはりある程度の消費税は必要だと思うのですが。
志位 私たちの計算では、消費税がなくてもやっていけると思っています。消費税が誰に優しいかというと、まずは大企業。彼らは実質的に消費税を払っていませんから(*)。次に優しいのが富裕層。世代に関係なく、苦しい生活をしている人に厳しいのが消費税なんですよ。だから、少なくとも消費増税はやめる。将来的にはなくしていく。そして、その分を負担能力のある人、企業に負担してもらう。
だから、高齢者でも一定の所得がある人には税金を払ってもらうことも当然だと思っていますし、富裕税を新しくつくって、お金持ちに負担してもらうことも考えています。消費税が若い人にとって優しい税制かっていうと、そうではないじゃないですか。
*共産党は以前から、大企業は仕入れの際に払う消費税分は下請けに値引きさせることが可能で、形として消費税を払っていても、実際は負担していない、と主張している
ちきりん それはそうですね。しかしヨーロッパはアメリカより消費税が高いですよね。共産党は福祉や労働政策に関して、よくヨーロッパの福祉国家の例を出しますが、それらの国はどこも消費税が高いです。消費税をなくして福祉国家なんて不可能では?
志位 これは歴史的な違いがありますからね。ヨーロッパの福祉国家の場合、社会保障のために消費税を上げてきたわけではありません。それから、財源の中では事業主の社会保険料負担が大きい。そもそも、所得格差が比較的小さな国では消費税の不公平感、不平等が小さいんですよ。仮に所得格差がまったくない国だったら、消費税は平等な税金になりますよね。そういうことも含めて、一概に比較はできないと思っています。
98
:
名無しさん
:2015/02/11(水) 12:40:03
>>97
ちきりん 共産党の福祉財源案で面白いと思ったのは、ひとり当たり20億円以上の相続財産がある人にはもっと相続税を払ってもらおうとか、為替(かわせ)取引に課税しようという提案です。
志位 東京外国為替市場の取引額は、投機マネーが流れ込み、この15年間で2.5倍以上の年間約100兆ドルになっています。これに0・01%程度を課税しただけで1兆円前後の税収になります。もともとはジェームズ・トービンさんという経済学者が提唱したことです。
ちきりん アメリカの有名投資家、ウォーレン・バフェット氏も為替取引への課税や超富裕層への課税強化に賛成しています。アメリカの投資家と共産党の主張が同じというのはとても興味深いし、そういう主張だけなら、共産党の支持はもっと幅広い層に広まると思うんです。
でも、企業の内部留保を取り崩せという主張になると、「やっぱり共産党は企業の私有財産を認めないの?」と思えてしまう。
志位 僕は内部留保をすべて取り崩せ、なんて言ったことないんですよ。「内部留保のごく一部」です。全部取り崩したらやっていけないことくらい、わかっていますよ。
ちきりん 内部留保のごく一部でいいなら、そんな刺激的な言葉を使う必要はなく、単に法人税を上げろと言えばいいのでは?
志位 ただ、それができるだけの体力がある、ということを言いたいんです。
ちきりん あー! なるほど。実質的な効果は法人税を上げるのと同じだけど、内部留保という言葉を使ったほうが、企業がお金をため込んでいることを国民にアピールできる、ってことですね? それはマーケティング的に秀逸な戦略ですね。
財務省は最近、社会福祉法人が介護スタッフの給与を上げず、内部資金をため込みすぎだと主張しています。ところが言い方がへたすぎて、まったく支持を得られていません。財務省も共産党にマーケティングを学ぶべきですね。
―内部留保の一部というと、どれくらいをイメージしていますか?
志位 1、2%でかなりの賃上げができるはずです。
―でも、少額でも企業の貯金を出せってことですよね。それって財産権の否定、憲法違反ではないかと思うのですが。
志位 企業に命令して貯金を吐き出させるということではないんです。私たちが言ってるのは、例えば、非正規雇用を正社員にする、あるいは長時間労働を是正する、最低賃金を引き上げる。そういうルールを作れば、大企業は内部留保を使うことになりますね。おのずと、大企業がため込んだお金が社会に回ってくるようになるということなんです。
ちきりん こうやって、何をお聞きしても完璧な答えが返ってくるところも素晴らしいですね。個人的に共産党はもっと伸びると思っているので、これからも注目しています。ありがとうございました!
(撮影/高橋定敬)
●志位和夫(しい・かずお)
1954 年生まれ、千葉県出身。1979年、東京大学工学部物理工学科卒業、日本共産党東京都委員会に就職し青年学生運動を担当。1990年に書記局長に就任、1993 年の衆議院選挙に出馬し初当選。2000年に日本共産党委員長に就任。著書に『戦争か平和か 歴史の岐路と日本共産党』、『綱領教室』全3巻(ともに新日本出版社)などがある。公式HP【
http://www.shii.gr.jp/
】
●ちきりん
関西出身。バブル期に証券会社に就職。アメリカの大学院で経営学を学び、外資系企業に転職。2010年末に退職した後は、文筆活動に専念している。2005年に開始したブログは、匿名にもかかわらず異例の月間200万PVを誇り、『多眼思考』(大和書房)、『「自分メディア」はこう作る!』(文藝春秋)など著書も多数。ブログ『Chikirinの日記』【http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/】
99
:
名無しさん
:2015/02/16(月) 21:53:54
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021601002193.html
社民、参院選「存亡懸けた闘い」 全国代表者会議開く
社民党は16日、全国代表者会議を東京で開き、4月の統一地方選での議席増などを盛り込んだ「当面の取り組み」を決定した。来年夏の参院選については「政党要件を失う可能性が高い、存亡を懸けた闘い」と明記し「現有2議席死守」を目標に掲げた。
統一地方選に関し「安倍政権の暴走に待ったをかける」として「一人でも多くの仲間を議会に送り出せるよう全力で闘う」と強調。参院選は、比例代表250万票以上の獲得と3人区以上の選挙区での候補擁立を目指すとした。
吉田忠智党首は「安倍首相は参院選後の憲法改正発議を明言した。(発議に必要な)3分の2議席を与えないことが不可欠」と訴えた。
2015/02/16 20:00 【共同通信】
100
:
名無しさん
:2015/02/17(火) 07:58:52
社民、参院選で「2議席死守」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021600721
社民党は16日、東京都内で全国代表者会議を開き、来年夏の参院選への対応方針を決めた。
「改選2議席死守、比例区250万票以上の獲得」を目標に、比例代表では衆院比例11ブロックごとに1人ずつ、選挙区では改選定数3以上の東京や大阪など6選挙区で候補者擁立を目指すとした。一次公認は5月末に発表する。
又市征治幹事長は終了後の記者会見で「格差是正、平和憲法擁護、脱原発で一致できるところは一緒に戦おうと呼び掛ける」と述べ、他党との選挙協力を模索する考えを示した。
101
:
チバQ
:2015/02/17(火) 22:12:06
http://www.sankei.com/politics/news/150217/plt1502170034-n1.html
2015.2.17 19:22
「さすがテロ政党」共産・志位氏へのやじで、事実関係の究明要求
共産党の志位和夫委員長が17日の衆院本会議で代表質問した際、議場から「テロ政党」とのやじが飛んだ。共産党は問題視し、林幹雄衆院議院運営委員長に事実関係の究明を申し入れた。
問題のやじは、志位氏が過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件に関する認識や、テロ組織をどう解体に追い込むかを安倍晋三首相にただした際に飛んだ。「さすがテロ政党」との内容だった。
共産党によると、どの位置から声がしたか、はっきりしなかったという。やじが聞こえなかった共産党議員もいるといい、議場は一瞬ざわついたが、混乱は起きなかった。
102
:
名無しさん
:2015/02/18(水) 23:46:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000058-mai-pol
<衆院本会議>やじ「テロ政党」共産党が調査申し入れ
毎日新聞 2月18日(水)18時44分配信
共産党の穀田恵二国対委員長は18日の記者会見で、志位和夫委員長が17日に衆院本会議で代表質問した際、議場から「さすがテロ政党」とやじが飛んだとして、林幹雄衆院議院運営委員長(自民党)に事実関係の究明を求めたことを明らかにした。共産党は発言者と所属政党に謝罪を求める構え。穀田氏は「いわれなき誹謗(ひぼう)中傷で節度がない。国会の品位に関わる問題だ」と批判した。やじは男性議員の声で、自民党席の方向から聞こえたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000033-asahi-pol
「テロ政党」共産代表質問にヤジ 発言者特定と謝罪要求
朝日新聞デジタル 2月18日(水)17時50分配信
共産党の志位和夫委員長が17日の衆院本会議での代表質問で、過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件などについて質問した際、「さすがテロ政党」とのヤジが飛んだ。同党の穀田恵二国会対策委員長は18日の記者会見で「いわれなき中傷で、言論の府である国会の品位に関わる問題だ」と述べ、発言者と所属政党による謝罪を求めた。
発言者は特定されていない。穀田氏は共産、民主両党議員の証言から、自民党の議席の方向から発せられた可能性があるとの見方を示した。
共産党は林幹雄衆院議院運営委員長に事実の究明を要求。自民党の佐藤勉国会対策委員長は「本当に自民側の席から言ったのかも含めて、議運で整理することになっている」と記者団に述べた。
ヤジは、志位氏が「(安倍晋三)首相が『テロに屈する』の一言で冷静な検証を拒否する態度をとっている」などと質問した後に、飛んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000524-san-pol
「テロ政党」やじ 共産が「誹謗中傷」と批判 「自民席から」とも指摘
産経新聞 2月18日(水)12時25分配信
共産党の穀田恵二国対委員長は18日の記者会見で、志位和夫委員長が17日の衆院本会議で行った代表質問の最中に「まさにテロ政党」とのやじが飛んだことについて「いわれなき誹謗(ひぼう)中傷であり、言論の府である国会の品位にかかわる問題だ」と批判した。
穀田氏は、やじの発言者に関し、同党や民主党議員らの証言を元に「自民党席からだろう」と指摘。「演壇に近い方」とも語った。本会議場の座席は、当選回数の少ない順に演壇に近い方から後方へと配置されている。
穀田氏は「議員本人の謝罪と、自民党である場合は、きちんとした反省と謝罪を求めたい」と語った。共産党は17日に林幹雄衆院議院運営委員長に対し、真相の究明を要請。20日の議運委理事会で正式に問題提起する方針だ。
103
:
名無しさん
:2015/02/19(木) 22:36:24
>>102
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021900808
共産に「テロ政党」やじ謝罪=自民・山田賢司氏が発言撤回
共産党の志位和夫委員長が17日の衆院本会議の代表質問で、過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件などに関し質問した際、「さすがテロ政党」とやじを飛ばしたのは自分だとして、自民党の山田賢司衆院議員が19日、国会内の共産党控室を訪れ、発言を撤回し謝罪した。
17日のやじをめぐっては、発言者が名乗り出ず、共産党が与党側に事実究明を求めていた。山田氏の謝罪に、応対した共産党の穀田恵二国対委員長は「分かった」と述べた上で注意を促した。(2015/02/19-21:49)
104
:
名無しさん
:2015/02/21(土) 07:52:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150220-00000532-san-pol
橋下氏「僕も共産党は嫌いだが、テロ政党発言はダメ」 維新の京都府議を批判
産経新聞 2月20日(金)13時39分配信
維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長は20日、京都府議会の一般質問で同党所属の豊田貴志府議(39)が共産党を「テロ政党とも評される」と述べたことついて「(テロ政党という)発言はだめだ」と話し、発言を撤回すべきとの考えを示した。市役所で記者団の取材に答えた。
橋下氏は「僕も共産党は嫌いだし、批判するのはいい」とした上で、豊田府議の発言には共産党を「テロ政党」と批判するだけの根拠がないと指摘した。
また過激組織「イスラム国」のテロがクローズアップされている状況下で共産党とテロを結びつけるような発言は不適切とし、「僕は党の執行部ではないが、これは共産党に対して申し訳ない」と陳謝した。
豊田府議は19日の京都府議会で「テロ政党とも評される共産党をストップさせるべく、戦いを挑ませてもらう」などと発言。17日の衆院本会議で共産党の志位和夫委員長が代表質問した際に議場から飛んだ「テロ政党」とのやじを引用したといい、共産党府議団が撤回と謝罪を求めている。
105
:
名無しさん
:2015/02/22(日) 00:08:02
http://www.logsoku.com/r/entrance2/1417699508/
http://project99.jp/?page_id=75
■大阪民国・トンキン連呼などの地域対立や男女対立・世代対立・人気競争etc.を煽っているのは在日
対立・格付け・コンプ煽り/デフレ→少子化→移民/TPP・反原発/自作自演ネガキャン
『サルでもわかるTPP』で検索 ★関連 ニュース速報+
■反日資本アフィブログがよく立てるスレ・まとめるスレ一覧(仮)コメント含む
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1363605979/64
■最近のまとめブログの総合記事ランキング 漏れ・時間差有り
http://matome-blog.jp/-/-/-/twitter/-/-/day/1/
106
:
名無しさん
:2015/02/25(水) 01:26:25
【竹島問題】「竹島は日本の領土」マッカーサー秘密電文に記述 「韓国は不法占拠」とも[夕刊フジ] [転載禁止]?2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1424778621/
107
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 15:48:07
人間の本能・国・宗教(倫理・常識の差)・貧富の差(土地の有利せいも含む)など、色んな問題があります。
今の人類では、物理的(肉体的≒本能)な進化≒退化は人類滅亡的な事でも起きなければ望めません。
ただ、希望はあると思うのです。主本主義・共産主義はもちろん宗教・倫理感などの【精神の進化】です。
今、人類が試されているのは精神の進化ではないでしょうか?
簡単に言えば現在怒っている戦争などは、国家・宗教の大きな単位で種保存の法則と思うのです。
これらを、今すぐに改善できる方法は無いと思いますが、知恵と時間をかければ何とかなると思っています。
やり方が間違っていれば衰退しますし、あっていても完全には掌握できることは無いでしょう
108
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 21:20:23
国際関係・安全保障論
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/3098
3098 名前:名無しさん[] 投稿日:2015/02/22(日) 17:00:55
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022201001368.html
米軍が辺野古反対派連行 抗議集会前に集結
連行された沖縄平和運動センターの山城博治議長らの解放を求めて、キャンプ・シュワブのゲート付近で抗議する人々(手前)=22日午後、沖縄県名護市
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先に隣接する名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で22日午前、名護市辺野古移設に反対する沖縄平和運動センターの山城博治議長ら2人を米軍側が連行した。辺野古反対派市民が明らかにした。
詳しい経緯は分かっていない。辺野古反対派は22日午後から、このゲート前で辺野古移設に抗議する大規模集会を開くため、朝から集まり始めていた。
2015/02/22 12:19 【共同通信】
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104194
辺野古 シュワブ警備員が山城議長ら拘束、連行
2015年2月22日 11:03
【名護】名護市辺野古への新基地建設に反対する市民らは22日午前、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議を続けている。午前9時すぎ、シュワブの警備員が「提供区域内に入った」として沖縄平和運動センターの山城博治議長と男性1人を拘束し区域内に連行。午前10時半現在、まだ解放されていない。
ゲート前では午後1時から、新基地建設に抗議する2千人規模の県民集会が予定されており、市民らが続々と集まり出している。約百人が「仲間を返せ」「弾圧許さん」と抗議の声をあげている。
109
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 21:21:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022502000176.html
辺野古「移設」 反対派拘束は行き過ぎ
2015年2月25日
米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への「移設」反対派二人が米軍に拘束され、県警に逮捕、送検された。拘束は行き過ぎではなかったか。反対派の勢いをそぐ狙いがあるのなら見過ごせない。
拘束されたのは、沖縄平和運動センターの山城博治(ひろじ)議長ら男性二人。山城氏らは二十二日、移設予定地の米軍キャンプ・シュワブゲート前での抗議活動中、米軍の日本人警備員に拘束され、県警名護署が逮捕した。容疑は正当な理由なく米軍施設・区域に立ち入った、日米地位協定の実施に伴う刑事特別法違反だという。
山城氏らは送検後、釈放されたが、故意に区域内に入ったわけではないようだ。地元紙報道によると、一部市民と米軍の警備員らとのもみ合いを止めようとした際、数人に足をつかまれて敷地内に引き込まれたという。
拘束は辺野古移設反対派に狙いを定めた行き過ぎた公権力の行使ではなかったのか。警備目的以外に、拘束で抗議活動を萎縮させる狙いがあると疑わざるを得ない。
そもそも、辺野古移設を強引に進める安倍内閣は、なぜ県民の反対運動が激しさを増したのか、問題の根源を考える必要がある。
沖縄県には在日米軍基地の約74%が集中し、騒音や事故、米兵による犯罪などの基地負担は、日本のほかの地域よりも重い。
危険な普天間飛行場返還のためとはいえ、同じ沖縄県内に本格的な米軍施設を新たに造る辺野古への県内移設は、県民負担の抜本的な軽減にはなり得ない。
沖縄県民は昨年、県知事選や衆院選で県内移設に反対する候補だけを当選させた。地元名護市の市長選でも辺野古移設に反対する稲嶺進氏が再選を果たし、市議選でも反対派が多数を占めた。
県民が選挙で県内移設反対の意思を示しても安倍内閣は一顧だにしない。県内移設反対を掲げて当選した翁長雄志(おながたけし)知事との面会を政権幹部は拒み、選挙に敗れた仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事による公約違反の許可を盾に工事を進めるのは、民主主義の否定だ。
いくら安全保障は国の仕事だとはいえ基地を受け入れる地元住民の理解が不可欠だ。それを得る努力を、安倍内閣はどこまでしたのか。
菅義偉官房長官は二十三日の記者会見で、翁長氏と面会の用意はあるとした上で、「普天間の危険除去をどうするのか聞きたい」と対案をただす意向を示したが、国外・県外移設という対案を示すべきは政府の側である。
110
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 21:23:52
http://www.47news.jp/47topics/e/262378.php
【米軍当局が市民拘束】 那覇地検が2人釈放/菅官房長官「コメント控える」
釈放され、沖縄県警名護署を出る沖縄平和運動センターの山城博治議長=23日夜、沖縄県名護市
那覇地検は23日、米軍が拘束し、沖縄県警が日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで逮捕、送検した沖縄平和運動センターの 山城博治 (やましろ・ひろじ) 議長ら2人の勾留を請求せず、釈放した。釈放理由は「明らかにできない」としている。
2人は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対している。午後7時45分ごろ、山城議長が県警名護署の中から姿を現すと、詰め掛けた辺野古反対派の市民ら約100人は歓声を上げ出迎えた。
2人は22日に米軍キャンプ・シュワブのゲート前で市民集会が始まる前、正当な理由がないのに基地内に立ち入ったとして、米軍に拘束された。身柄の引き渡しを受けた県警名護署が同日逮捕し、23日に送検していた。
山城議長は釈放後、記者団の取材に「ほっとした」と 安堵 (あんど) した表情を見せたが、「逮捕はどう考えても不当だ」と繰り返し、米軍や県警の対応に憤った。
山城議長は逮捕後、接見した弁護士に「市民と米軍の警備員がもみ合いになりそうだと感じ、両者の間に入った」と話し、基地内への故意の立ち入りを否定していた。
那覇市議会は23日の本会議で、海上保安庁や警察に対し、辺野古反対派市民への「過剰警備」をやめるよう求める意見書を賛成多数で可決した。
▼ 菅義偉官房長官「コメント控える」
菅義偉官房長官は23日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する沖縄平和運動センターのメンバーを米軍が拘束し、沖縄県警が逮捕したことに関し「詳細については捜査中だ。コメントは控える」と述べた。
普天間移設については「 仲井真弘多 (なかいまひろかず) 前知事から(移設に向けた)埋め立て申請の許可を受けている。法治国家として粛々と進めるのが当然だ」と語った。
▼日米地位協定に伴う刑特法
日米地位協定の実施に伴う刑事特別法 第2条で正当な理由なく米軍が使用する施設、または区域に入ることを禁じる規定がある。違反した場合、最高で懲役1年。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の周辺海域では米軍や工事用船舶以外の航行を禁止する臨時制限区域が設定されており、立ち入った場合は同法の処罰対象となる。
(共同通信)
2015/02/24 18:36
http://www3.kbc.co.jp/mbl/sp/news/detail.html?newsno=168&mode=society
沖縄・辺野古移設抗議中に逮捕の男性2人が釈放
02/24 05:54 更新
沖縄県名護市辺野古で新基地建設に抗議中、拘束され、警察に逮捕されていた男性2人が23日夜に釈放されました。 釈放されたのは、抗議行動の現場責任者で平和運動センター議長の山城博治さんら2人です。山城さんらは22日午前9時すぎ、名護市キャンプシュワブのゲート前で行われたアメリカ軍普天間飛行場の辺野古移設に抗議する集会の際、正当な理由なく基地の敷地内に立ち入ったとしてアメリカ軍の警備員に身柄を拘束されました。その後、名護警察署が日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで2人を逮捕し、23日に那覇地方検察庁に送致しましたが、地検は勾留請求をせず、2人は釈放されました。
動画あり 動画を見る(ANNニュース)
111
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 21:25:13
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239376-storytopic-271.html
釈放された山城議長との一問一答
2015年2月24日
釈放された沖縄平和運動センターの山城博治議長と記者団との一問一答は次の通り。
―2人目も釈放されたが、知っている人か。初めてシュワブゲート前に来た人か。
「誰だろうと思った。初めて来て、初めて拘束されてびっくりした。警察署の中でもカーテンで仕切られて、ほとんど顔も会わせることができなかった。米軍の建物の中で一緒になって以来の再会だ」
―不当逮捕と言った理由は。
「認識があれば、ある程度用意もできるが、機動隊とのせめぎ合いが厳しくなった時、これ以上関係が悪化すれば不測の事態がないとも限らないので、いったん下がろうと言っているところを、後ろから羽交い締めにされて連れて行かれた。基地の侵入というなら分かるが、侵入していない。それをみんな見ているはずだ。黄色いラインから出ようというわけでもなくて、逮捕されて引きずられるのはほとんど理解できない。全くの嫌がらせ逮捕だと思った」
―倒されてどうなったのか。
「いったんどこかに座った気がする。そのあと両脚を引っ張られて、フェンスまで引っ張られた」
―どれくらいの距離か。
「20〜30メートルぐらいかな」
―手錠を掛けられた。
「『フェンス沿いに腰を下ろせ』と言われ、立ったまま手錠を掛けられた。脚を引っ張ったのは米軍の警備員で、手錠を掛けたのは迷彩服を着た海兵隊員だった。海兵隊員に建物の中に連れて行かれた」
―警察と地検に何を聞かれたか。どれぐらいの内容を聞かれたか。
「軍の中に呼び出された時には逮捕状も示さない。逮捕状もないから、弁護士呼べとも言えない。向こう(米軍施設内)で『これは一体何の拘束なんだ。不当拘束もいいかげんにしろ』『一体何時間たってるんだ』とずっと言っていた。逮捕とも言わないし、ただの嫌がらせかと思った。機動隊がちょっと拘束することと同じと思って、やがて帰されるだろうと思ってたら、身柄を警察に引き渡すと言われたとき、また外されていた手錠を掛けられて、車に乗せられた。(ゲート前で)赤嶺政賢議員が演説の最中だったから、2時前くらいだったと思うが、その時も逮捕状は示さない。刑特法の何条違反で、身柄を送致されたので、名護署に連れて行くという簡単なコメントがあった。その時も逮捕状はない。名護署にも地検にも、逮捕状を示さないで逮捕はあり得ないと伝えた」
「ここ(名護署)で取り調べられたのは、身上調書、それから事件の調書。午前中と午後の早い時間の取り調べは一切黙秘をした。不当逮捕だから答えられないと言った。その後、弁護士接見があって住所氏名くらは言った方がいい、と言われたので住所氏名を言った。また、自分の言いたいことは言った方がいいという弁護士のアドバイスがあったので、私はみんなを下げるために中の方にいたのに、回り込んで皆さん下がろうと言ったまでだ。その際に後ろから襲い掛かってきた軍の警備員との押し合いの際に脚を引っ張られて、引きずられるように基地の中に連れて行かれた。これが真実だと言った。それ以上のことは分からないと警察には伝えた。地検の方でも同じことを伝えた」
「特に地検が問題にしたのは、軍側が刑特法違反だと伝えたので、私たちがどこに立っていたのか、黄色いラインだったのか、それが内側だったのか、それを盛んに強調していた。私が伝えたのは、機動隊と最初、仲間が押された時に激しく抗議した、その際確かに抗議の際に、1歩ほど、半歩ほど中に入ったのは事実だと伝えた。しかし2回目は道路側の内側には立っていない。直接の容疑になった際には中には入っていないと伝えた。警察に確認をして一応の取り調べを終えたところだ。とにかくラインの内側だったか外側だったかを気にしていた感じだ。運動としてラインのことは気を付けますかと聞かれたので、ラインのことは気を付けますと答えた」
112
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 21:25:57
>>111
―県民集会の日に拘束されたことについて。
「嫌がらせだと思う。軍の海兵隊や軍警が出たのは初めて。きょうは県民大会だから警備がやたら厳しいとしか思わなかった。もしも県民が怒って基地の中に乱入するのを止めるためにいるんだろうな、としか思えない。まさか引っ張るとは夢にも思わなかった。結果としては、憤る県民の怒りに恐れをなして、もう先制攻撃で、黙らせるようにという行動だったと思うけれど、それはそういかない。ますます怒りに火を付ける。何にもしてないのに襲い掛かるなんて、あり得ない。軍側がやっぱりよっぽど恐れているとしか思えない。そういう思いがあらためて強くなった」
―引きずられた時にけがは。
「頭だけ気を付けた。ガリガリ引っ張られるので、頭だけ押さえていた」
―手錠をされた場所はどこか。
「基地に向かって左側のフェンス。連れて行かれました」
―プラスチックの手錠か。
「金属製の手錠だ」
―地検が勾留請求をしない理由について、何か言っていたか。
「勾留する必要がないからだ。書面に勾留する理由がない 釈放と書かれていた。私と彼は一緒にいたんですよ。拘束された後もずっと私が、何をするにも先に行動していた。彼も別々に連れて行かれた。別での聴取もあったようだ。彼の取り調べが終わるまで、ずっと部屋にいた。大変なことがあったと思う」
―あらためて今後の運動の展開の仕方は。
「米軍がしゃかりきになってることがよく分かった。つまり私たちの抗議が効いているということだ。第3ゲートでのフェンスの囲い込みから始まり、米兵らが出てくるのは今までにない。よっぽど警戒しないと、いつテントに襲いかかるか分からない。昨日捕まった時に、もしかしたら私がいないうちに襲い掛かるのではと気掛かりだった。運動はさらに警戒が必要だ。用意周到に、彼らに付け込まれない運動が必要だと思う。合法的にかつラジカルにしっかり声を上げて運動していきたい」
113
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 21:27:15
http://www.47news.jp/movie/general_national/post_11517/
那覇地検が辺野古反対派釈放
市民ら歓声
那覇地検は23日、米軍が拘束し、沖縄県警が日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで逮捕、送検した沖縄平和運動センターの山城博治議長ら2人の勾留を請求せず、釈放した。釈放理由は「明らかにできない」としている。
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104470
山城議長「これ以上逮捕者出さない」 ゲート前で再び抗議
2015年2月24日 10:45
【名護】名護市辺野古への新基地建設に反対する運動中、刑事特別法違反の疑いで県警に逮捕された沖縄平和運動センターの山城博治議長は釈放から一夜明けた24日朝、ゲート前に立ち、市民とともに抗議行動を続けた。
山城さんは「明らかな不当拘束」とした指摘した上で、「これ以上けが人、逮捕者を出すわけにはいかない。互いに引こう」と、県警に過剰警備をやめるよう提案するとともに、市民にも整然と抗議するよう呼び掛けた。
午前10時半現在、海上では目立った作業は行われていない。
114
:
名無しさん
:2015/03/29(日) 17:08:26
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150310-00010000-kinyobi-soci
沖縄平和運動センター議長・山城氏ら逮捕、釈放へ――運動のリーダー「狙い撃ち」か
週刊金曜日 3月10日(火)18時37分配信
普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設先となっている名護市辺野古の米キャンプ・シュワブゲート前で2月22日、沖縄平和運動センター議長の山城博治氏ら二人が米軍に拘束され、その後、移送された沖縄県名護警察署で刑事特別法違反容疑で逮捕された。山城氏らの身柄は翌23日、名護署から那覇地検に送致されたが、同日中に釈放された。
シュワブゲート前では昨年来、新基地建設に反対する市民らがテントを張って抗議活動を続けている。山城氏はその中心人物であり、反基地運動のリーダーでもある。それだけに「狙い撃ちだ」という市民らの抗議が鳴りやまない。
地元紙の報道や現地関係者の話によると、当日午前、ゲート前では数十人の市民らがいつものように抗議を開始。抗議がエスカレートしてきた頃、山城氏が市民側に少し後ろに下がるように呼びかけようとした矢先、米軍側の警備員が山城氏にとびかかり、両足をつかんでゲート内に引っ張り込んだ。後ろ手に手錠もかけられた。
この一幕は不審な点が多い。山城氏はシュワブ前の抗議行動がはじまって以来、市民側と警備側の双方に怪我人を出さず、それぞれが一線を越えないよう現場の警備サイドとくりかえし折衝してきた人物。いつも抗議が終わると、余計な悶着が起こらぬよう市民らをバスに乗せ、帰していた。そんな現場を筆者も目撃している。
沖縄県警関係者は本誌の取材に「山城さんは沖縄県警側からしても貴重な存在です」と明かす。
「米軍から二人の身柄を引き受けた名護署も対応に困ったはずです。山城氏を引っ張り込んだ米軍側の警備員は敵対心だけで動き、県警サイドときちんとした調整をしていなかったのではないか」
一方、建設工事をスムーズに進めたい防衛省は、ゲート前のテントが道路交通法に抵触するとして強制撤去を検討している。
(野中大樹・編集部、2月27日号)
最終更新:3月10日(火)18時37分
115
:
とはずがたり
:2015/04/14(火) 17:03:16
初めてなんか。
共産党が躍進、初めて全47都道府県議会で議席
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150413-OYT1T50108.html?from=yrank_ycont
2015年04月13日 19時02分
共産党は、道府県議選で前回の80議席を大きく上回る111議席を獲得したほか、政令市議選で民主党の議席数を抜いて野党第1党になるなど、躍進が目立った。
2013年の都議選、参院選、14年の衆院選から引き続いての議席増で、安倍政権の批判票の受け皿としての存在感を示した。
共産党は道府県議選で、所属議員がいなかった栃木、神奈川、静岡、愛知、三重、滋賀、福岡7県で議席を確保し、「空白県」を解消。初めて全47都道府県議会で議席を確保した。
志位委員長は13日の記者会見で、「多くの国民が安倍政権の暴走に不安や怒りを強めている。我が党への新しい関心や期待が広がっていると実感している」と手応えを口にした。
2015年04月13日 19時02分
116
:
チバQ
:2015/04/20(月) 21:48:47
http://mainichi.jp/select/news/20150421k0000m010092000c.html
福島瑞穂氏「戦争法案」発言:自民が社民に修正要求
毎日新聞 2015年04月20日 20時51分(最終更新 04月20日 21時12分)
社民党の福島瑞穂副党首が1日の参院予算委員会で、政府が法案化作業を進めている安全保障法制を「戦争法案」と述べたことに対し、自民党が発言の修正を求めている。しかし、事実関係の誤認や人権侵害などにあたらない発言の修正は異例で、社民党の吉田忠智党首は20日、「何ら問題はない」と記者会見で強く反発。福島氏は応じない構えだ。
安倍晋三首相は同じ予算委で「レッテルを貼って議論を矮小(わいしょう)化するのは断じて甘受できない」と福島氏に反論。自民党の岸宏一予算委員長も「不適切と認められるような言辞があった」と応じ、同委理事会で扱いを協議していた。
同党の堀井巌理事は17日、福島氏と面会し、「戦争関連法案」と議事録を修正するよう要求。福島氏が政権を「鉄面皮」と指摘した発言も削除を促した。福島氏はいずれもその場で拒否した。
福島氏は20日、毎日新聞の取材に「戦争ができるようになるのだから、まさに戦争法案だ。発言を封じ込める大問題だ」と述べ、自民党の対応を批判した。福島氏は2月の参院予算委の質問でも「戦争法案」と発言したが、このときは自民党から修正要求は出なかった。【村尾哲】
117
:
チバQ
:2015/05/05(火) 23:14:40
http://www.sankei.com/politics/news/150503/plt1505030023-n1.html
2015.5.3 20:30
【憲法記念日】
「すべて安倍のせい」と護憲派が横浜でスパーク 大江健三郎氏「米演説は露骨なウソ」 香山リカ氏「憲法使い切ってない…」
ブログに書く7
(1/3ページ)
憲法記念日に開かれた憲法集会で発言する作家の大江健三郎さん=3日、横浜市西区
憲法記念日の3日、各地で改憲、護憲両派の集会が開かれた中、横浜市西区の臨港パークでは「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会〜戦争・原発・貧困・差別を許さない〜」(実行委員会主催)が行われた。会場には作家の大江健三郎さんら護憲派の人々が3万人以上集まった(主催者発表)。それぞれが安倍晋三首相を「安倍」と呼び捨てで批判し、集団的自衛権反対を訴えた。
司会を務めたのは、女優の木内みどりさん。「いろいろなグループの思いは同じではないかもしれないが、憲法を守りたいという気持ちは一緒です」とまくしたてた。
作家の雨宮処凛さんは「この暑い中、熱中症で誰か倒れたら全部安倍のせい」と最初から“戦闘モード”。貧困問題と戦争の親和性を主張し、「戦場に行くのは貧しい人たち。(集団的自衛権行使で)命を使い捨てられるような人が国内からも生み出されるのではないか。経済や何かのために人の命が犠牲になる社会を止めたい」と訴えた。
次いでスピーチした大江氏は、安倍首相が4月29日に米上下両院合同会議で行った演説に対し「あまりにも露骨な嘘。だが(日米両国で)はっきりとした拒否の言葉が述べられることはなく、それをどうひっくり返すかが大きな問題だ」と断じ、会場からは大きな拍手が起こった。安倍首相が夏までの安全保障関連法案の成立に決意を示したことにも「安倍は日本の国会で(そのことについて)はっきり述べて、われわれ日本人の賛同を得たことはない」と強調した。
大江氏はさらに、この日配布されたパンフレットに書いてある「私たちは、『平和』と『いのちの尊厳』を基本に、日本国憲法を守り、生かします 集団的自営権の行使に反対し、戦争のためのすべての法制度に反対します」というメッセージを自身の考え方の根本にあると紹介。「自分がこれだけ大勢のみなさんの前で語るのはこれが最後」と語った。
憲法学者の樋口陽一東大名誉教授は、盟友だった俳優、菅原文太さんの「政治には2つの役割がある。ひとつは国民を飢えさせないこと。もうひとつ、絶対に戦争をしないこと」という“遺言”を引き合いに出し、「今の政治は憲法が目指してきた方向と何から何まで正反対の方向に日本を引っ張ろうとしている。憲法を壊し、自由闊達な言論を貶め、彼ら政治勢力自身の先輩政治家が作り上げてきたはずの戦後史そのものをないがしろにしている」と糾弾した。
作家の沢地久枝さんは「私は安倍晋三とその周りにいる政治家、それから軍需産業でもうける経済人たちに絶対反対。安倍という人はアメリカに行って、国会にもかけず、選挙民にもかけず、アメリカと約束をまた結んだ。あの人は平和とか命とか大事な言葉をあんなに汚くした。政治家としては珍しい。私たちは今、あの人を引きずり下ろしてやりたいと思う」と感情をあらわにし、「戦後70年間、日本は戦死者を1人も出していない。こんな国はないんです。この次の段階になったとき、戦後70年間戦死ゼロできた歴史が切り替えられた年が2015年だった、とならないようにがんばっていく」と結んだ。参加者からは「その通りだ」「アホ政権!」などの声が飛んだ。
精神科医の香山リカさんも「私たちはこの憲法を変えるどころか、まだ使い切ってもいない。今の憲法さえ使いこなせていない政権に憲法を変える資格はない」と持論を展開した。
集会には民主党の長妻昭代表代行、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首ら野党幹部も登壇し、「戦争立法反対の一点で協働し、安倍政権のたくらみを必ず打ち破ろうではありませんか」(志位委員長)と共闘を呼びかけた。
生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表も飛び入り参加。「政府の面を被った人間たちが根底から覆そうとしているこの憲法、何が何でも守りましょう」と叫んだ。
118
:
チバQ
:2015/05/05(火) 23:31:33
http://www.sankei.com/politics/news/150505/plt1505050021-n1.html
2015.5.5 19:59
共産党、支持拡大に自信 でも赤旗は部数減…
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共産党が統一地方選で国政選挙に続き勢力を伸ばし、支持層拡大に自信をみせている。統一選の41道府県議選では前回の80から111に議席を増やし、議席がない都道府県議会を初めて解消。市議選などでも堅調だった。来年夏の参院選に勢いを持続させたい考えだが、党員数や機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数は回復基調に転じていない。党広報部などによると、平成26年1月に約30万5千人だった党員数は現在約30万人。日刊紙と日曜版を合わせた赤旗の部数は23年の統一選時と比べると10%程度減ったとしている。
119
:
チバQ
:2015/05/07(木) 20:59:02
http://www.sankei.com/politics/news/150507/plt1505070002-n1.html
2015.5.7 06:00
【高木桂一の『ここだけ』の話】
「共産党」が突き進む女性アイドル戦略「YYG」路線の“未来”
(1/9ページ)
4月の名古屋市議選期間中、共産党の西山あさみ氏がSNSに掲載したハートマーク付きの自身の写真(本人提供)
統一地方選で躍進を果たした共産党が新たな「女性アイドル」をつくりあげた。国政選挙に“2連勝”した勢いを維持した同党の象徴的存在とされ、党勢拡大に向け若い無党派層をとりこむべく「共産党らしくない女性スター」の発掘、売り込みに血道を上げる戦略が鮮明になった。いまや突き進むのは、当代きっての人気アイドルグループ「AKB48」のひそみにならい、代名詞の“代々木(YOYOGI)”をもじった「YYG」路線だという声も党内から聞こえてくる。
共産党は4月12日に投開票された統一地方選前半戦の41道府県議選で、「県議空白」だった栃木、神奈川、静岡、愛知、三重、滋賀、福岡の7県で議席を獲得し、党史上初めて「県議空白ゼロ」を達成した。
獲得したのは前回平成23年の統一選を31議席上回る111議席で、栃木、山梨、岐阜、愛媛、高知5県の県都を含めて12人がトップ当選を果たした。17政令市議選でも前回から29議席増の136議席となった。この結果を、党機関紙『しんぶん赤旗』14日付は「画期的躍進」と評した。
志位和夫委員長も笑いが止まらないだろう。12年の委員長就任後、国政選挙で8連敗を喫していたが、25年の東京都議選と参院選で委員長として初の躍進を果たし、26年末の衆院選でも解散前8議席から13議席増やした。まさに狂瀾(きょうらん)に既倒をめぐらす、である。その勢いを今回の統一地方選で失速させることなく、2年前の今ごろまで大型選挙後には度々、党内外から漏れていた「志位辞任論」たる“雑音”を当面封じ込めることができたからだ。
快進撃に酔いしれる志位氏は統一地方選前半戦投開票の翌13日の記者会見で「共産党と国民の関係が大きく変化し、党への新しい関心と期待が大きく広がっている」と胸を張った。
勝因を突き詰めれば、従来の組織力だけによるものではないことは言うまでもない。「自民党1強時代」にあって民主党や維新の党などの他の野党が明確な対決軸を示せないでいるなか、ぶれない共産党が「反自民票」の大きな受け皿となったことがある。
ことさら海外での自衛隊の活動舞台を大きく広げる安倍晋三政権の安全保障・外交政策を「戦争立法」と仰々しい造語で無用に危機感をあおり立て、「自共対決」なる独善的スローガンで“免疫”なき有権者の一部を巧妙にマインドコントロールしたといっても過言ではないだろう。
120
:
チバQ
:2015/05/07(木) 20:59:21
また41道府県議選、17政令市議選の平均投票率が過去最低となったことでも分かるように、もともと「共産党以外の野党」に投じていた有権者の足が投票所から遠のいたことも、コアな支持層をもつ共産党にとって渡りに船だったことも否定できない。
そうしたなかで「画期的躍進」のシンボリックな存在となり、共産党の新たな「女性アイドル」となったのが、名古屋市議選(中区選挙区)で、党最年少の25歳で初当選を果たした西山あさみ氏である。
共産党は25年の参院選(東京選挙区)で当選した吉良佳子氏(32)を「アイドル」として売り込んでいるほか、昨年の衆院選(比例東京ブロック)で当選した池内沙織氏(32)を広告塔的なタレント議員として扱い、両者を党の“二枚看板”としてきた。「党指導部は西山氏を先輩2議員に続く第3の女性スターに育てる戦略だ」と党関係者は打ち明ける。
彼女たちはいわば、約13年間も吹きすさんだ木枯らしに耐え、ようやく反転攻勢の軌道に乗った「志位・共産党」の申し子である。筆者が勝手に「志位ガールズ」と名付けようものなら「やめてよー」なんて悲鳴を上げられそうだが、党指導部の狙いはずばり「共産党らしくない女性」を前面に押し立てることで従来の党の“お堅い”“いかめしい”イメージを払拭(ふっしょく)し、とりわけターゲットにする若い無党派層の支持を広げようということだ。古参の共産党員が言う。
「かつては国政選挙にしろ地方議会選挙にしろ、マルクスや党幹部の本で理論を徹底的に学習、研究した上に、何年も党内でぞうきんがけをしなければ候補者になれなかった。今は党歴も浅い20代、30代で選挙に担がれて当選するなんて、時代は大きく変わった」
共産党は選挙候補者の選定にあたって当人の実績や経験より、有権者への“受け”を重視するようになったということらしい。当然「見た目」も重要なポイントになるようだ。
その戦略は、党が作成した紹介スライドで西山氏を「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の発信力と、共産党らしくない風貌(ふうぼう)と若さで若者をもっと政治に近づけたいと頑張る25歳」と銘打っていたことでもはっきりしている。
西山氏本人によると、大学卒業後に地元でパソコンの講師をしていた経験を買われ、インターネット選挙が解禁となった25年の参院選(愛知選挙区)に出馬した共産党候補の秘書を2カ月余務めたことが「政治」との“なれそめ”だったという。それからわずか2年足らず。共産党では「県議と同格」とされる政令市議になったのだから、異例のスピード出世だ。
夕刊紙『日刊ゲンダイ』(4月6日号)には統一地方選に出馬した「美しすぎる候補者」の1人として紹介された。さすがに党指導部が「売れる」と見込んだアイドルであるが、革命政党にあって、その選挙戦術はまさに“革命的”だった。
121
:
チバQ
:2015/05/07(木) 21:00:52
まずは遊説に屋根のない「オープンカー」を使って選挙区を駆け巡り、その模様をネットでも生中継した。オープンカーを選挙遊説に用いた候補者は党史上初めてだというが、他党でも先例は寡聞にして聞かない。自転車での遊説は他党候補者の間で見受けられるが、西山氏が当選した後の4月15日付『赤旗』によれば、「共産党じゃないみたい」「自転車よりインパクトがある」などという肯定的な反響が党に多数寄せられたという。
さらに選挙戦で西山氏は、フェイスブックやツイッターといったSNSも積極的に活用したが、連日のように掲載する自身の写真の多くに「ハートマーク」をつけるなど加工してみせた。共産党の候補者がハートマークを付けた写真を公開したことも過去になかったことだというから、これとて画期的だ。標的の若者を引きつけるのに大きな“サプライズ効果”があったことは間違いない。
ハートマークの狙いを、本人は『赤旗』に「スルーされないよう工夫しています」と語っていた。オープンカーの活用も含めた選挙活動について共産党広報部は「候補者はまず有権者に振り向いてもらわなければならない。つまりとにかく注目されること。その上で政策や訴えをじっくり聞いてもらい、共感を広げていくには効果的な手法だった」と高く評価する。党愛知県委員会幹部は「反響は選挙後も物すごい」と驚きを隠さない。
4月15日付『赤旗』の記者座談会では、こう書かれていた(一部抜粋)。
「今回の選挙では20代、30代の若い候補者の活動が新風を吹き込んだ。西山候補は25歳だが、それを押し上げたのも若者だった。ライブハウスに紹介リーフをおかせてもらった。それをみて、お客さんが早朝宣伝にかけつけ、その様子をツイッターで流して話題にする、とりくみも生まれた。フェイスブックをみて『何か手伝わせてください』という人たちも次々あらわれた」
堅いイメージを薄めることで党の“本質”をオブラートで包み隠し、行き場に迷う若い無党派層を取り込む-。そのベースとなる「アイドル戦略」は共産党がこのところ試みる、AKB48への“接近”でも浮かび上がる。
4月12日付『赤旗』は1面の看板コラム「潮流」で、AKB48が5月20日にリリースする40枚目の新曲『僕たちは戦わない』を紹介した上で「いま平和の願いをこめた歌が共感とともにひろがっています」「戦争への道を声高に進む安倍政治と無関係ではないでしょう」と強引に説いてみせた。
122
:
チバQ
:2015/05/07(木) 21:01:23
伏線は『赤旗』日曜版の昨年9月28日号だった。AKB48の「憲法キャラ」と言われる内山奈月(なつき)さん(19)のインタビュー記事を丸々1ページ割いて掲載した。記事では「憲法は国民の味方」「一言一句、吟味して書かれている 非常に奥の深いものなのだなぁ」という内山さんの言葉を見出しにとり、安倍政権が目指す改憲にはAKBメンバーも「NO」だと、若者を錯覚させるような“仕立て”だった。
AKBと共産党。いかにも距離がありそうな両者の接点を見いだすことで無党派層を自陣に引き込もうとする戦術は、党が自前の「アイドル軍団」を売り出していく戦略と重なる。キーワードはやはり「意外性」である。
そうしたなかで共産党は今後も「若い人」と「女性」を積極的に選挙で擁立していく方針だ。
今回の道府県議選での同党候補者の「女性比率」は46.5%で、政令市議選は44.1%だった。いずれも2割に満たない2位の民主党を大きく引き離した。自民党はそれぞれ3.2%、6.6%だった。
また政令市議選での20代、30代の候補者の割合は16.1%で、ざっと「6人に1人」の計算。“若者率”でも他党を圧倒していたようだ。
共産党の狙いを植木俊雄広報部長はこう力説する。
「少子高齢化の日本にあって国民の暮らし、雇用を改善していくことは極めて重要な課題だ。その主役である若者と女性が現実に政治に参加していかなければならない。日本の将来のためだが、他党はあまりに鈍感だ。ただ、やみくもに若い人と女性を選挙に立てるわけではない。当然、能力を最重視している」
現に「若い人」と「女性」の擁立効果は、西山氏が市議選で勝った名古屋を震源地として同じ愛知、隣の岐阜の両県議選にも波及したようだ。
愛知県議選では2人の女性が当選し「県議空白」を埋めたが、その1人は27歳の下奥奈歩氏(豊橋市選挙区)だった。
岐阜県議選では県都、岐阜市選挙区(定数9)で中川裕子氏(34)がトップ当選を果たし、ガチガチの「保守王国」での共産党の台頭を印象づけた。
筆者には昭和55年の衆院選で起きた“事件”の記憶がよみがえった。自民党閣僚経験者がひしめく中選挙区時代の旧岐阜1区で、当時38歳だった共産党女性候補、箕輪幸代氏が公明党前職を追い落とし、同県初の共産党衆院議員となったのだ。箕輪氏は58年の衆院選でも再選され、生前、自民党の超大物だった大野伴睦元副総裁の4男で現職閣僚(労相)の大野明氏を落選させた。
旧岐阜1区内に生まれた筆者はいずれの衆院選も大学生として東京から眺めていた。箕輪氏は「美人弁護士さん」「共産党っぽくない」と評判だったようだが、まさか当選するとは…。美濃出身のマセた「選挙大好き学生」にとっては衝撃の出来事だった。
ともあれ、これから問われるのは、準備期間があまりに短い“促成栽培”でバッジをつけた共産党のアイドル議員たちの「実力」である。
そんな筆者の指摘に共産党幹部はこう反論した。
「他の野党には政治塾で候補者の多くを発掘しているが、中身を伴わない候補者を乱造する機関にすぎない。わが党は、党員の日々の活動自体が事実上の政治塾であり、若くても議員として即戦力となり得る党員はいくらでもいる」
ならば、お手並み拝見である。共産党指導部がいずれ、タイミングをみて広告塔の西山氏を国政の舞台にステップアップさせ、同氏の糟粕(そうはく)をなめさせた候補者を乱発することは想像に難くない。しかし吉良、西山両氏らを含めたアイドル議員たちが馬脚を現すようならば、意外性に飛びついた有権者も目を覚まし、寄る波の如く引いていくだけだ。
まあ、その前に共産党があの手この手で糊塗(こと)しようとしている“本性”を「にわか支持者」たちに見破られれば、それこそ「万事休す」だろう。
ちなみに前出の箕輪氏は衆院議員を2期務めた後、2度の衆院選で連続落選の憂き目を見て、政界からひっそり消えていったのである。(政治部編集委員 高木桂一)
123
:
チバQ
:2015/05/16(土) 09:20:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000085-san-pol
共産、あちこちで「1点共闘!」
産経新聞 5月16日(土)7時55分配信
■都構想→自公民に呼び掛け/安保法案→「思想超え反対」
共産党が「1点共闘」を掲げ、他党との連携を呼び掛ける場面が増えている。
17日に住民投票が行われる「大阪都構想」では、普段激しく対立する自民党に加え、民主、公明両党と大阪市で反対の合同街頭演説を実施。安全保障関連法案では志位和夫委員長が14日の記者会見で「思想・信条の違いを超えた『戦争法案』反対の1点共闘を大きく広げたい。国会での徹底審議に反対する野党はいない」と連携を訴えた。
1点共闘の呼び掛けは、国政選や地方選で躍進する共産党の自信の表れといえる。ただ、同党は安保関連法案の特別委設置に反対しているが、志位氏は「特別委の最初の質問は私が立ちたい」と宣言。勢い余って踏み込みすぎたようだ。
124
:
チバQ
:2015/07/07(火) 22:08:30
http://www.sankei.com/affairs/news/150707/afr1507070002-n1.html
2015.7.7 07:00
「市民の党」に脱法献金か 5議員ら2団体に分散 北側と密接関係
ブログに書く1
(1/2ページ)
北朝鮮側と密接な関係があるとみられる政治団体「市民の党」(東京)に平成21〜24年に献金していた5人の地方議員らが、同団体と所在地、代表者、会計責任者が同じ別の団体にも献金し、合計額が政治資金規正法が定める個人の年間上限額を超えていることが6日、政治資金収支報告書から分かった。違反を免れるための脱法的献金の可能性がある。市民の党は代表が北朝鮮に渡航、よど号ハイジャック犯と面会し、その寄稿を機関紙に掲載するなどしていた。
市民の党が所在地とするマンションの一室は東京都三鷹市の女性市議の事務所で、女性市議は「はっきりしたことは言えない」と取材に応じなかった。政治資金規正法は、個人が同一団体へ献金できる年間上限額を150万円と規定。両団体が一体であれば献金を受けた団体側が同法に抵触する可能性がある。
市民の党代表の酒井剛氏(63)は今年5月、静岡市長選に絡み、公職選挙法違反(事前運動など)容疑で逮捕され、その後に起訴されている。
問題の団体は、市民の党と「MPD・平和と民主運動」。25年の報告書によると、両団体とも事務所は三鷹市内のマンションで代表者、会計責任者、事務担当者はいずれも酒井被告。21〜24年分も年によって項目に違いがあるが、両団体で共通だった。
各年の報告書によると、現職横浜市議の女性は21年に両団体へ計270万円、22年に計284万円を献金。現職相模原市議の女性は22年に計約211万円を献金していた。元東京都小金井市議の男性と、元東京都立川市議の男性は21〜24年に毎年計200万円以上を献金。元神奈川県議の男性は21年に計239万円だった。5人とも寄付当時は現職議員だった。
産経新聞の取材に対し、横浜市議の女性は「両団体は理念は同じだが、市民の党は地方を活動の場としており別々の団体」と説明。相模原市議の女性は「寄付したかもしれないが、よく覚えていない」、元神奈川県議の男性は「当時、別団体だと思って寄付したと思う」とそれぞれ話した。
元小金井市議の男性は期限までに回答がなく、元立川市議の男性とは連絡が取れなかった。
125
:
とはずがたり
:2015/07/10(金) 23:08:02
蜷川府政の終焉から40年経ったのに何故と云いながら滝川事件や平安京以来の?京都人気質を出されてもw
末川氏が総長を務めたのもwikiに拠ると1946-1966と流石に随分まえだ。
我が友人は高校迄民青の活動やって立命に這入ったそうな(現在ではノンポリ)。他の友人は親戚に参院選に共産公認で立候補経験ある党員が居て立命に就職が決まったと聞いて喜ばれて今はそんなんじゃないのに…と複雑そうな顔してた。
結局京都の共産党が強いのは地道な地域回りに尽き,それを可能とする閾値以上の組織力を蜷川府政下で造ることに成功したって事に尽きると思う。公明・共産が強いのが京都・大阪の一つの特徴だけど関西の階層社会も関係あるのだろうとは思うけど。
2015.6.23 11:00
【関西の議論】
千年の都・京都はなぜ"赤い"のか 共産議員割合が全国一、初の2割突破 自民もライバル視する強さとは
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/4617-4818
蜷川府政の終焉からすでに約40年が経過したのに、いまなお共産党が力を持ち続ける理由は何なのか。明治維新による首都移転後、東京や中央権力に対する反発心が強まったとされる独特の「京都人気質」も影響しているのだろうか。
なぜ、京都では共産党が強いのか。
党府委員会の渡辺委員長は「(立命館大や京都大など)進歩革新の伝統のある大学が多いからではないか」と分析する。
立命館大には、昭和8年に思想信条を理由に京大の教員が弾圧された「滝川事件」で京大を追放され、戦後、立命館大学長となった民法学者の末川博氏がいた。党関係者によると、リベラルな末川氏にあこがれ、立命館大に入学したという古参党員も多いといい、党副委員長の市田忠義参院議員や党国対委員長の穀田恵二衆院議員らも立命館大のOBだ。
革新気風が強い大学の影響、蜷川府政へのノスタルジー、そして共産党の地道な地域回り…。こうした要素のほかに、「千年の都」が培ってきた京都人の特性を挙げる人も少なくない
ある政党幹部は「『京都の人にはお上の言うことに反対してナンボ』という気質がある」と分析する。
126
:
チバQ
:2015/07/24(金) 23:45:59
http://www.sankei.com/politics/news/150723/plt1507230035-n1.html
2015.7.23 23:44
共産党職員、「赤旗購読料」100万円横領 解雇・除名 岩手
共産党岩手県委員会は23日、盛岡地区委員会の選挙対策部長だった男性職員(47)が、機関紙「しんぶん赤旗」の購読料など計約100万円を横領していたと発表した。既に解雇し、14日付で党を除名処分とした。
県委員会によると、職員は地区委員会の機関紙部長だった平成22年1月から約5年間にわたり、購読料や販売活動費を着服していた。調査に横領を認め、金は遊興費や生活費に使ったと話しているという。
菅原則勝県委員長は「全額弁済され、除名という制裁を受けた」と述べ、警察に被害届を出さない考えを示した。
職員は25年に選挙対策部長に異動したが、その後も購読料の集金に携わり、着服していた。今年3月、会計が合わないことに別の職員が気付き、発覚した。
127
:
チバQ
:2015/08/02(日) 21:00:15
http://jin115.com/archives/52091606.html
ホリエモン氏のデモ批判に共産党員「発言する権利はない」 → 人権侵害で大炎上
兵庫県新温泉町 中井次郎
http://jin115.com/archives/52091019.html
調布市飛行機墜落で関係ないオスプレイの話を持ち出した元市議会議員のツイッターが炎上
稲城市 前議員遠藤くに子
128
:
チバQ
:2015/08/06(木) 05:32:35
http://www.sankei.com/world/news/150804/wor1508040057-n1.html
2015.8.4 20:53
社民系組織メンバーの「拉致より憲法」発言に家族会反発 秋田街頭で隣で活動中、「被害者家族の思い踏みにじる」
ブログに書く7
(1/2ページ)
秋田市で4日に行われた北朝鮮による拉致被害者家族会の街頭活動中、隣で活動していた安全保障関連法案に反対する社民党系組織のメンバーが「拉致より憲法だ」と発言し、家族会が反発する一幕があった。増元るみ子さん(61)=拉致当時(24)=の弟で、家族会元事務局長の照明さん(59)は「拉致被害者や家族の実情を考えてほしい」と話している。
家族会の街頭活動は、秋田竿燈(かんとう)まつりに訪れた観光客らに被害者救出を訴えるため、照明さんのほか、田口八重子さん(59)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(77)、松本京子さん(66)=同(29)=の兄の孟(はじめ)さん(68)や秋田県内の特定失踪者家族が参加してJR秋田駅前で行われた。
すぐ隣で、社民党支持者が中心の「秋田・戦争をさせない1000人委員会」(代表・山縣稔県教組委員長)が街頭活動を始めたため、救う会秋田メンバーの男性が1000人委員会メンバーの男性に署名を求めたところ、「拉致より憲法だ」と拒否されたという。
話を聞いた照明さんは「旧社会党、社民党は拉致問題解決の障害になり、被害者家族の思いを踏みにじってきた」と演説。1000人委員会側に抗議する救う会秋田幹部もいた。
照明さんはその後の県庁での記者会見で「被害者家族の多くは安保法案の議論に違和感を覚えている。約40年前に日本人が北朝鮮に拉致された時点で戦争が始まっている。戦っている被害者を放置している状況が平和なのか」と訴えた。
飯塚さんは「国民にとって重要な問題なのに、署名活動をしても、横目でちらっと見て通り過ぎる人がいるのが気になる。だが、政府と北朝鮮に対するメッセージとして活動を続けていきたい」と述べた。
家族会の反発について、1000人委員会の山縣代表は「拉致問題について、会としての見解はない。それぞれのメンバーの考えで対応している」と話している。
129
:
チバQ
:2015/08/10(月) 22:13:28
http://www.47news.jp/47topics/e/267954.php
【原水禁と原水協】対立半世紀、和解探る 目標共通「機熟す」の声
原水爆禁止日本国民会議(原水禁)系と原水爆禁止日本協議会(原水協)系の二つの原水爆禁止世界大会が9日、長崎市で閉幕した。半世紀前の路線対立を引きずり、原爆投下70年の節目を迎えてなお両者は分裂したまま。だが安全保障関連法案という新たな課題が浮かぶ中、和解を探る動きも。安倍政権打倒という共通目標を軸に、組織統一への道は開けるか。
▽象徴
4日、広島市で開かれた原水協系の開会総会の壇上に 森滝春子 (もりたき・はるこ) さん(76)の姿があった。「『人類と核は共存できない』という被爆体験から生まれた理念を、70年に当たりあらためて訴えたいと思います」。そう力強く宣言すると、会場からは拍手が湧き起こった。
森滝さんの父は広島で被爆後に反核運動を続け、原水禁の議長を務めた故・ 市郎 (いちろう) 氏だ。原水禁にとって象徴的存在の娘である森滝さんはこれまで、分裂後の原水協系の大会に出たことはなかった。だが今回、原水協側の知人から「あいさつをしてもらえないか」と打診を受け「正直言って戸惑ったが、立ち向かうべき政権は巨大。統一のためには誰かが踏み出さないといけないと思った」と決断したという。
▽分裂
1954年、マグロ漁船「第五福竜丸」乗組員が米国の水爆実験で被ばくしたビキニ事件をきっかけに翌年、第1回原水禁世界大会が開かれたが、旧ソ連の核実験を容認する共産党系と「いかなる国の核実験も反対」とする旧社会党・総評系が対立。 65年 に原水協と原水禁に分かれ、大会は一時期を除いて別々に開かれ続けている。
4日の広島でも原水協系の開会総会が終わると慌ただしく看板が片付けられ、同じ会場で数十分後に原水禁の大会が始まるというありさまだった。
だが近年、両者の主張の違いは薄れている。共に核兵器廃絶や被爆者支援を最大の目的とし、以前は原水禁だけ掲げていた「反原発」を最近は原水協も決議などに盛り込むようになった。今年は両大会で安保法案を「戦争法案」と批判し、廃案に追い込むとした文書を採択。安倍政権への対決姿勢はいずれも鮮明だ。
▽悲願
原水協の大会運営委員会の 野口邦和 (のぐち・くにかず) 共同代表は「分裂を何より望んでいるのは安倍政権だ。意見の違いを超えて、運動の統一という道も模索するべきでは」と原水禁側に秋波を送る。原水禁の 藤本泰成 (ふじもと・やすなり) 事務局長も「課題ごとにまとまってやることはあっていい」と共闘に前向きな立場だが、組織統一となると「分裂当時の経緯を知る人がどう思うか…。少なくとも、これまでの運動の総括がない限りは難しいだろう」と口ぶりが重くなる。
森滝さんも統一の難しさは理解している。ただ原水協大会でのあいさつで拍手が送られ「父の理念が受け入れられた」と感じたという。統一は市郎氏の悲願でもあった。「被爆から70年、もう機は熟したのではないか」。雪解けへ、期待を込めて話した。
(共同通信)
2015/08/10 11:15
130
:
とはずがたり
:2015/08/11(火) 06:41:19
原水禁=旧総評・社会党系,原水協=共産党系で原水協がソ連の核兵器肯定したり(下の記事では言い逃れできないと書いてるけど今の感覚ではそうだけど当時の情勢からはやむを得ない部分もあるであろう。。)反原発を掲げなかったりで主張的には劣悪で正統性には欠けるけど動員力や財政力等の現世的な力では上でこれが統合を難しくしているようだ。。
原水禁と原水協の分裂と、共産党の歪んだ報道
http://www.niji.or.jp/home/mimitan/page017.html
131
:
チバQ
:2015/08/12(水) 18:46:12
http://www.sankei.com/politics/news/150810/plt1508100009-n1.html
2015.8.10 10:30
【共産党研究(上)】
党勢拡大狙う「赤いカメレオン」 「戦争前夜」あおり自公支持層に接近
(1/5ページ)
衆院特別委員会での安全保障関連法案採決に抗議する市民集会で「廃案」を訴える共産党の志位和夫委員長(中央)。民主党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首らも駆けつけた=7月15日、東京・永田町の国会正門前(共産党提供)
7月18日、共産党本部で開かれた党創立93周年記念講演会。同党が「戦争法案」と連呼する、安全保障関連法案の衆院通過から2日後のことだ。志位和夫委員長はいつにも増して「安倍政権打倒」のボルテージを上げた。
「憲法9条を破壊する最悪の違憲立法だ。戦後最悪の安倍政権を打ち倒そう!」
志位氏は5月26日の衆院本会議代表質問と27、28両日の衆院特別委員会で安倍晋三首相を波状攻撃した。
党の内部文書たる6月1日付の常任幹部会報告(通称「常幹メモ」)には、こう記されている。
「質疑直後から大きな反響を呼び、有権者から電話やメール、ファクスの激励が党本部に多数寄せられた。知識人、著名人からの反応も強い。志位委員長の質問内容を全党がつかみ、戦争法案阻止のたたかいの発展に生かしていく」
常幹メモの「指令」は即座に党都道府県委員会を通じて全党に徹底された。6月9日には党中央委員会幹部会の決定で「戦争法案阻止・党勢拡大大運動」の大号令がかけられた。
二大政党切り崩し
共産党は昨年1月の第26回党大会で「自共対決の本格的な幕開けだ」と宣言していた。しかし、政府が同年7月1日に集団的自衛権容認を閣議決定した後は、自民党を攻撃の標的とはせず「安倍政権打倒」を前面に据える戦略に転換。それから2週間後の党創立92周年記念日に、志位氏は「安倍政権打倒の国民的大運動」を打ち出した。その狙いを共産党幹部が説明する。
「自民党を支持してきた保守層にも安倍政権の暴走に強い危機感を抱く人が増えている。そういう人たちと共闘の輪を広げていこうということだ」
「自民か、民主か」という二大政党体制を完全に切り崩し、有権者に「安倍政権は是か非か」の選択を迫る構図に変えていく-。
党指導部は今、その戦略に間違いはなかったとみている。昨年末の衆院選で公示前の8議席から21議席へと総選挙では18年ぶりの躍進を遂げた。今春の統一地方選でも勢いを持続した。
実は共産党が「戦争法案」と名付けた法案は初めてではない。平成11年に成立した周辺事態法など関連3法や13年成立のテロ対策特別措置法も国会審議の過程で同党議員は「戦争法案」と呼んでいた。“使い回し”の常套(じょうとう)句なのだ。
132
:
チバQ
:2015/08/12(水) 18:47:04
背景には、安倍政権の現実路線を奇貨として「戦争前夜」のムードをあおり立て、無党派層だけでなく自民党の穏健的な支持層をも取り込む思惑がある。
共産党は今年6月9日の党幹部会決定で「戦争法案を阻止するたたかいは、侵略戦争に命がけで反対し、反戦平和を訴え続けた党としての存在意義が問われる」と党員を鼓舞した。
かつては9条反対
「平和の党だ」「護憲だ」と声高に叫ぶが素顔は違う。戦後、現憲法制定の際に9条に反対し「自衛戦争」を容認した唯一の政党だ。旧社会党の「非武装・中立論」も批判していた。
昭和48年11月の第12回党大会で発表した「民主連合政府綱領案の提案」などでも、当面は現憲法擁護の立場で自衛隊を違憲の軍隊として解散し、将来的に憲法廃止のうえ社会主義憲法下で自衛軍を創設する-という「自衛・中立」路線を確たる安保政策としてきた。
「改憲政党」だった“本性”を隠しつつ標的に同化し入り込む-。安保法案をめぐる真夏の攻防戦で見えてくる共産党の姿はまさに「赤いカメレオン」(同党ウオッチャー)といえる。
関係者によれば、志位氏は7月上旬、自ら乗り出して民主党の岡田克也、生活の党の小沢一郎両代表と個別に都内で極秘会談し、安保法案をめぐる国会内外での連携方針を確認した。
他党と統一戦線を張ることで「異質の野党」の色を薄めたい党指導部の思惑が透けてみえる。党幹部は「志位氏自ら他党の折衝に動くのは異例だ。右から左まで抱えて対応が揺れていた民主党も世論に押され、共闘に傾いた」と話す。
自衛隊にも“触手”
一方で、共産党は「違憲」の存在と位置付ける自衛隊にも“接近”を強めている。
「被災者救援に頑張った自衛隊員。戦死させるな! 市民の力で戦争法案ストップ」
8月2日投開票の仙台市議選ではそんなスローガンのビラを配り、「自衛隊の応援団」をアピールした。機関紙「赤旗」は「『元自衛隊員の人が(私たちに)敬礼する』『自衛隊員の母親から心配との声が寄せられる』など反響が広がっている」と書いた。
自衛隊内の潜在的な安保法案反対者を取り込むばかりか、自衛隊との“近さ”を偽装して無党派層を引き寄せる狙いが浮かび上がる。
触手は公明党の支持母体の創価学会内にも伸びている。「赤旗」で安保法制反対デモに参加する創価学会員を「公明党に怒る創価学会員」と積極的に紹介する。山下芳生(よしき)書記局長は8月3日の記者会見で「公明党支持者の皆さんの気持ちを酌んだ運動を発展させたい」と述べ、安保法案に反対する創価学会員との連携を強める考えを示した。
公明党の山口那津男代表は翌4日の記者会見で不快感をあらわにした。
「共産党は今の憲法制定時に『肯定される戦争がある』との立場で9条に唯一反対した政党だ。自らの主張を省みていただきたい」
中国や北朝鮮の軍事的脅威にさらされる日本の「備え」に猶予はない。だが、志位氏は今も「“軍事対軍事”の悪循環に陥ることが最も危険だ。どんな問題も外交的解決に徹すべきだ」と繰り返している。
「共産党が国民の支持を広げている現状こそ、日本の危機だ」。自民党閣僚経験者はそう天を仰いだ。
◇
平成25年参院選、26年衆院選と連続で「躍進」を果たし、野党で唯一気を吐く共産党。さらなる党勢拡大に向けた「革命政党」の戦略と動きを追い、今後を展望する。
133
:
チバQ
:2015/08/12(水) 18:48:09
http://www.sankei.com/politics/news/150811/plt1508110003-n1.html
2015.8.11 05:00
【共産党研究(下)】
「瞬間的」追い風受け議席増も… 「革命政党」の限界 伸びを欠く党員数
ブログに書く0
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安全保障関連法案廃案を訴える市民集会で「安倍政権NO!!」のプラカードを掲げる参加者たち。共産党の志位和夫委員長も駆けつけ「安倍政権打倒」を呼びかけた=7月24日夜、東京・日比谷野外音楽堂(共産党提供)
8月2日に投開票された仙台市議選(定数55)の結果は安倍晋三政権に衝撃を与えた。自民党は最多16議席を確保したものの2候補が落選。前回全5選挙区で押さえたトップ当選も今回はゼロに終わった。公明党も1議席増やして9議席と全員当選したが得票率を下げた。
「安全保障関連法案で逆風が吹いていると認めざるを得ない」
首相官邸で4日開かれた政府与党連絡会議は、井上義久公明党幹事長がそう肩を落とすなど悲観論が渦巻いた。善戦した野党にあって、わけても追い風の恩恵に浴したのは反安保法案の急先鋒(きゅうせんぽう)たる共産党だった。
同党は3選挙区でトップ当選を果たし、投票率が約5ポイント下がったなかで得票率を3ポイント余アップさせた。同市議選での共産党のトップ当選は、平成元年の政令市移行後初めてだ。山下芳生(よしき)書記局長は3日の記者会見で「戦争法案に反対する候補が当選した。安倍政権は世論の批判と受け止めるべきだ」と胸を張った。
「従来2千票の共産党候補が3倍超の7千票を集めた。看過できない」。4日の自民党正副幹事長会議でも“仙台ショック”に打ちひしがれる声が漏れた。谷垣禎一幹事長も周辺にこう漏らした。「革新勢力は世論操作が上手だ。われわれも早く対策を立てないと…」
最近の世論調査でも共産党の“勢い”は目を見張る。共同通信社が安保法案衆院通過直後の7月17、18両日に行った電話世論調査での同党の政党支持率は7・3%。前回6月調査から2・5ポイント上昇し、野党で最大の伸び幅を示した。
「戦争法案阻止の国民的運動に合わせ、政治に無関心だった多くの若者やママさんたちが目をさました。安倍政権に暴走をさせまいと願う浮動層が、ぶれない共産党になびいてきている」
そうほくそ笑む同党関係者によると、最大の標的とする学生ら若年層が共産党系青年組織「民主青年同盟(民青同盟)」を迂回(うかい)し、党の門を直接たたくケースも増えているという。
圧巻は7月29日の参院平和安全法制特別委員会で小池晃副委員長が、海上自衛隊幹部学校作戦法規研究室作成の内部資料を暴露した翌日のことだ。約10人の若者らが「感動した」などと門前市をなして党本部に入党を申し出てきたという。
とはいえ党勢拡大が軌道に乗ったわけではない。
共産党は2年前の参院選で改選3議席を8議席に増やし、非改選と合わせて11議席で議案提出権を確保した。昨年末の衆院選では公示前8議席から21議席へと約3倍の議席増を遂げた。
平成12年11月の委員長就任以来、国政選挙で連戦連敗を甘受してきた志位和夫委員長にとって雌伏13年。1970年代、90年後半に続く「第3の躍進」に意気上がるが、課題は来年夏の参院選に向けこの勢いを持続、拡大できるかだ。
共産党は今年1月の第3回中央委員会総会(3中総)で、次期参院選の目標を「比例850万票、得票率15%以上」とした。過去最高だった平成10年参院選の比例819万票(得票率14・6%)を超えようという鼻息の荒さだ。共産党関係者がささやく。
「具体的な目標は改選3議席から6倍増の18議席。内訳は比例8議席と、定数3以上の全9選挙区と金城湯池の京都(定数2)で1議席ずつの計10議席だ。世論調査でおおむね自民、民主に次ぐ3位を堅持しているから無理な数字ではない」
だが党幹部は「問題はその先。生みの苦しみだ」と吐露する。1月の3中総決定でも「党の自力の問題は引き続き私たちの活動の最大の弱点だ」と指摘した。
134
:
チバQ
:2015/08/12(水) 18:49:18
「自力」のバロメーターは党の活動力、財政の基盤となる党員と機関紙「しんぶん赤旗」読者の「数」の拡大に尽きる。つまり瞬間風速的に背に受ける世論の追い風をいかに実力に変えていくかだが、おぼつかない。
昨年1月の第26回党大会で公表した党員数は30万5千人で、赤旗は124万1千部。党員は最多だった昭和62年の48万4千人から17万9千人(37%)減り、赤旗もピークの55年の355万部から230万9千部(65%)ダウンした。
焦る党指導部は第26回党大会で「党勢倍加」と「世代的継承(党員の若返り)」の2大目標を打ち出した。今年6月9日には「戦争法案阻止・党勢拡大大運動」の大号令をかけた。
党創立記念月の7月の実績は入党1682人、赤旗日刊紙987人増、日曜版5315人増だった。この成果を党指導部は評価するが、実相は笛吹けど踊らず。古参党員によれば、安保法案への国民の怒りが高まっているのに党勢拡大のペースは相変わらず鈍いという。党幹部が漏らす。
「選挙で躍進したと言っても、土砂降りのなか『自民も民主も維新もダメ』という人々が共産党の軒先で雨宿りしているだけ。家の中には入ってもらえない」
選挙にイメージを覆すような若い人や女性の候補者を多く立てるなどのソフト路線や戦術が「躍進」の大きな要因となっている側面はある。だが天皇制を正式には容認せず、自衛隊を違憲だと主張し、日米安保条約廃棄を訴える「革命政党」の党勢拡大にはおのずと限界が出てくる。
なおも党の「理論的支柱」とされる不破哲三元議長は委員長時代の平成9年の第21回党大会で、党が目指す「民主連合政府」樹立に向け「衆院に100超の議席、参院に数十の議席」の確保を目標に立てた。これも党員や赤旗の拡大が頭打ちでは絵空事だ。
不破氏は8月1日付「京都新聞」のインタビューで、こう強調した。「やがては世論を反映した健全な野党が生まれるのが政治の成り行き。組み合わせの政界再編ではなく、新たに生み出さないと日本の民主政治は生きてこない」
安保法案をめぐって共産党は他の野党との共闘を強める一方、次期参院選での協力には志位氏も否定的だ。「反安倍」票が割れれば自民党を利するが、「健全な野党」にならんとする共産党が優先するのは安倍政権打倒より自党の「勝利」のようだ。
「戦争法案だけでなく消費増税や沖縄問題、原発再稼働、雇用など安倍政権を攻め倒す手は尽きない」
共産党幹部はそう手ぐすねを引くが、自民党関係者は辛辣(しんらつ)に揶揄(やゆ)した。
「共産党も本音では安倍政権に“暴走”してもらわないと困るだろう。安全運転に徹されると攻め手をなくし、存在感が薄くなるから…」
(この企画は政治部編集委員、高木桂一が担当しました)
135
:
名無しさん
:2015/08/23(日) 17:06:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00010010-nishinp-l40
賛否分かれる後援拒否の「戦争展」来場者の声は?福岡
西日本新聞 8月19日(水)11時6分配信
「特定の主義主張に立脚している」として福岡市が後援を拒否した「平和のための戦争展」が18日、同市・天神のアクロス福岡で始まった。「表現の自由の侵害」「権力に異を唱えられないのか」。戦後70年の夏、主催団体のメンバーは危機感を募らせる。戦争を知る世代の高齢化、安全保障政策の転換、ぎくしゃくした隣国関係…。来場者や街の声に耳を傾け、その波紋を追った。
会場には戦争の悲惨さを伝え、護憲や反原発を訴える資料が約300点展示されている。集団的自衛権行使の危うさを訴えるイラスト、首相の戦後70年談話を報じた15日の新聞各紙も。
食い入るようにパネルを見ていた東区の馬場紀子さん(68)は、市が後援拒否したことに疑問を感じている。「展示内容は主催者側の主張、問いかけであって結論ではない。見る側の意見は人それぞれ。偏っていると言って拒否するのは理解できない」と語る。
南区の60代の女性は午前10時の開場と同時に姿を見せた。「若い人が少ない。スタッフも高齢化しており心配だ」と戦争を語り継ぐ難しさを憂える。
見回すと高齢の人たちが目立つ。「未来の子どもたちのためにやっている」。戦争展に寄せる思いを語ったある男性の手提げ袋に、成人用の紙おむつが入っていた。老いと戦いながらの訴えは、若い世代にどう響くのか。
漫画作品を展示している西山進さん(87)=南区=は最近、うれしいことがあった。市の後援拒否を知った市内の学生から、反戦や反原発を訴えるプラカードの絵を依頼された。今回の騒動がもたらした、せめてもの救いか。「怖いのは、みんなが自粛して意見を言わなくなること。自己規制をかけ始めると世の中、暗くなる」。戦時下の経験が西山さんにこう言わせる。
「平和は空気のようなもの。空気が濁って、だんだんと息苦しくならないとなかなか分からない」。戦争展の運営委員長で福岡大名誉教授(憲法学)石村善治さん(88)の言葉だ。
136
:
名無しさん
:2015/08/23(日) 17:06:44
>>135
◇ ◇
会場外にも平和の訴えが響いた。午後2時、天神中央公園で始まった日韓友好イベント「ピースロード2015」。参加者は約200人。北海道から韓国を目指す自転車2台が到着し、韓国のチマ・チョゴリ、日本の浴衣を着た女性が両国の童謡を歌った。
実行委員長の林吉植(イムキルシク)さん(63)=西区=は「生みの親は韓国、育ての親は日本。日韓の今の状況は本当に心が痛む」と在日2世の思いを吐露した。
アクロス3階の県国際交流センター。中国出身の職員、高雪飛さん(29)は戦争展について「個人的な意見」と前置きして語った。「日本は報道やメディアで自由に意見を発表できるが、若者は興味がないように感じる」。中国では体制に批判的なネット発信は一方的に削除されるという。戦争展をめぐって主催者と市が対立しても、互いの立場を主張し合っていることは「いいこと」と映る。
同センターの県職員の中村悦也さんは「一方を後押しすると見られるのは行政として良くない。市と同じ対応になると思う」。街の声を聞くと、市の対応に理解を示す人たちもいた。
午後7時前、後援を不承諾とした市の担当部長と課長が来場した。15分ほど首相批判の風刺画などを見て回った。課長は「特定の主義主張であるという考えに変わりはない」と取材に答える一方、部長は「一市民として勉強になった」と語った。ともに「企画そのものは否定しない」と口をそろえた。男性スタッフから「部下もみんな連れてきてね」と声を掛けられ、2人は複雑な笑みを浮かべた。
主催者によると、初日の来場者は例年の倍を超す383人。市が後援をすべきか否か、取材班は明確な答えは出せない。安保法制は「平和のため」と訴える政権を支持する人も、しない人もいる。さまざまな立場の人たちが、当たり前にものを言える社会に-。そう思って取材し、記事を書いた。戦争展は23日まで。
=2015/08/19付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社
137
:
とはずがたり
:2015/08/23(日) 19:31:05
>>133-134
共産党は全く変わろうとしない──前衛政党として迎合できないんでしょうけど──から98年もそうだったけど一時的に人気出てもそれを持続出来ないっすよねー。
138
:
名無しさん
:2015/08/30(日) 14:58:23
http://mainichi.jp/select/news/20150827k0000m040078000c.html
安保法案:廃案求め100大学連帯「政権にくさびを」
毎日新聞 2015年08月26日 21時11分
参院審議中の安全保障関連法案を巡り、廃案を求める声明を発表するなどした全国の大学の有志が26日、東京都内で合同記者会見を開き、「安倍政権にくさびを打ち込むために連帯を止めてはならない」などと訴えた。
「安全保障関連法案に反対する学者の会」によると、教職員や学生ら有志が法案反対の意思を表明した大学は同日現在で100以上の大学に上り、うち約80大学の約250人が会見に出席した。
広島大の河西英通教授(比較日本文化学)は「これだけの大学人の連帯があれば、最終的な勝利を勝ち取ることができると確信している」と話し、早稲田大の後藤雄介教授(西洋史)は「この運動をさらに広げていく。『戦争法案』廃案まで頑張っていきたい」と力を込めた。
呼びかけ人の一人、学習院大の佐藤学教授(教育学)は「衆院の強行採決で運動が沈静化すると思われたが逆だった。危機感を抱いている人が多いことの表れ」と語った。会見後、教職員らは声明文や賛同者リストを持って参院議員会館を回り廃案を要請した。
「学者の会」によると、同会に賛同する研究者は26日現在、計1万3507人に上る。【川畑さおり、樋岡徹也】
139
:
名無しさん
:2015/08/30(日) 15:48:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00003600-bengocom-soci
「憲法の危機だけでなく、知性の危機」安保法案反対の学者・弁護士300人が会見
弁護士ドットコム 8月26日(水)19時19分配信
安全保障関連法案に反対する学者の会と日本弁護士連合会は8月26日、東京・霞が関の弁護士会館で共同記者会見を開いた。会場には、全国から学者と弁護士あわせて300人以上が集まり、安倍政権が推し進める安保法案の廃案を訴えた。
日弁連の村越進会長は冒頭のあいさつで、「日弁連は強制加入団体だが、立憲主義の破壊だけは認めることができない。そんなことがまかり通れば、憲法が憲法でなくなる。国家権力に対する歯止めがなくなる。その一点で、安保法案に反対している。人権擁護を使命とする法律家の団体として、憲法論に立った行動だ」と口火を切った。
小林節・慶応義塾大学名誉教授は「この法案の違憲性は完全に立証されている。平和、平和といいながら専守防衛をおろそかにし、戦争費用で国に破産をもたらす。このような法案を、聞く耳をもたずにゴリ押しする安倍政権の存続を許すか、許さないかに本質は向かっている」と強調した。
上野千鶴子・東京大学名誉教授は「最初に憲法学者が違憲という声をあげて、『立憲主義』が国民の間に定着した。ついで、学者・大学人が立ち上がった。単なる法の危機、憲法の危機ではなく、知性の危機、大学の危機を切実に感じ取った」と述べた。
●「数の上で劣勢でも、廃案の可能性はある」
記者会見の質疑応答では、朝日新聞の記者から「一般国民にどのように声を届けていくのか。どうすれば国会の政治家が動くのか」とアイデアを求める質問があった。会場の学者や弁護士たちからは「あんたたちの役目だ」「情けない」などの声が相次いであがった。
山口二郎・法政大学教授は「具体的な方法はない。われわれができることは、声をあげて、世論を作ること。それをちゃんと新聞で報道してもらうこと。野党の行動に道義があるんだとみんなに思ってもらうこと。それができれば、数の上で劣勢があっても、まだまだ廃案の可能性もある」と答えた。
会見の終わりには、学者と弁護士が「違憲」「廃案」と書かれたプラカードを掲げて、改めて安保法案への反対をアピールしていた。
弁護士ドットコムニュース編集部
140
:
名無しさん
:2015/08/30(日) 21:24:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150830-00000033-asahi-pol
安保法案反対、全国で一斉デモ 国会取り囲み廃案訴え
朝日新聞デジタル 8月30日(日)19時59分配信
参院で審議中の安全保障関連法案に反対する市民団体などが30日、東京・永田町の国会周辺で大規模な集会を開いた。参加者数は、主催者側の発表では約12万人、警察関係者によると約3万3千人。小雨が降りしきるなか、国会を取り囲む形で法案の廃案を訴えた。
市民団体「戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼びかけた「国会10万人・全国100万人大行動」の一環。実行委によると29日と30日に全国各地の計約300カ所以上で抗議集会やデモが開かれたという。
同法案をめぐる抗議集会・デモとしては、過去最大規模とみられる。
朝日新聞社
141
:
名無しさん
:2015/08/31(月) 15:38:14
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150818-00010000-shincho-pol
「福島瑞穂」は吉田党首を落選させても議員の椅子にしがみつく!〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 8月18日(火)8時1分配信
最近、朝日新聞や共産党は「安保関連法案の成立は、何が何でも阻止する!」と、張り切っている。いや、それ以上に元気なのが社民党の福島瑞穂副党首(59)かもしれない。ところが、来年の参院選で改選を迎える彼女に対し、吉田忠智党首(59)周辺から冷たい視線が浴びせられているのだ。
***
安保関連法案を最初に「戦争法案」と呼んだのは福島議員である。自民党は「レッテル貼りだ」として猛反発。だが、彼女はその後も「戦争法案」と連呼し続けているのだ。ダメなものはダメというわけだが、
「来年の参院選は、党の存亡をかけた戦いと位置付けています。ところが、吉田さんは、福島さんのおかげで早くも落選の危機に立たされているのです」
そう溜息をつくのは、社民党関係者である。
6月18日、来年の参院選の比例代表候補に吉田党首と福島議員の2人が内定した。社民党の比例代表の獲得議席は、2001年に3議席、04年から10年までは2議席、13年は更に減らし1議席となった。10年の選挙では比例代表48議席中、福島議員は22番目、吉田党首は48番目の最下位で当選している。
「13年は125万票で1議席だったから、2人とも当選させるには250万票は欲しい。しかし、今の党勢を考えれば、いくら頑張っても150万票でしょう。とすると、知名度の高い福島さんが圧倒的に有利です。吉田さんは、落選確実でしょう」(同)
■神奈川選挙区案
現役の党首が玉砕覚悟で立候補しなければならない。世の中とは、つくづく不条理なものである。
「水面下では、吉田サイドから福島さんを選挙区に転出させる案が出ていた」
と、先の関係者が続ける。
「党首が落選なんて前代未聞の事態です。それだけは何とか避けねばならない。そこで、彼女に自ら県連代表を務めている神奈川選挙区から出てもらってはどうか、との意見が出された。ところが、福島さんはこれを頑なに拒否。結局、2人が比例代表で出ることになってしまったのです」
福島議員は、1998年の参院選で初当選。03年、土井たか子氏の後任の党首に就き、13年7月に辞任した。
「彼女は約10年、党首を務めたが、党内には『やはり党首たるもの衆院選の小選挙区で勝負すべきだ』との声があった。実際、何度か彼女に打診もしました。しかし、“衆院議員になると、地元に縛られて議会活動が疎かになる”とか理由を付けて、拒否し続けたのです。まあ、本音は衆院選で勝つ自信がないだけでしょうがね」(同)
普段、綺麗事を言っている割には、自分のこととなると正論は無視するのか。
「参院神奈川選挙区の改選数は4ですが、野党の間でよほどの選挙協力がないと当選は無理です。吉田さんは参院1期目。彼女にすれば、自分の方が政治家として格上と思っているでしょうからね。自分が再選するには、党首が落選しようが関係ないということかもしれません」(同)
社民党の秘書が言う。
「社民党は、全国11ブロックに1人ずつ比例代表を擁立する予定。福島さんは南関東、吉田さんは九州ブロックの候補者です。先日、又市幹事長は、2人に対しまだ候補者が決まっていない残り9つのブロックで個別の選挙運動をしないよう要請した。自分の地盤のブロック以外で運動をやれば、知名度のある福島さんが有利になるので、吉田さんに配慮したのです。ところが、自分の当選しか考えていない福島さんは、これに異を唱えていました」
一将功成りて万骨枯る。社民党消滅のカウントダウンが始まった。
「ワイド特集 女たちは荒野をめざす」より
※「週刊新潮」2015年8月13・20日夏季特大号
SHINCHOSHA All Rights Reserved.
142
:
名無しさん
:2015/09/04(金) 20:04:01
http://news.livedoor.com/article/detail/10545927/
村山富市元首相、中国軍事パレードに3度目出席―中国メディア
2015年9月3日 11時44分 Record China
2015年9月3日、環球網によると、中国の抗日戦争勝利70周年記念行事が北京の天安門広場で始まった。天安門城楼前では、習近平(シー・ジンピン)国家主席が彭麗媛(ポン・リーユエン)夫人同伴で、参列する村山富市元首相を出迎えた。
村山氏が中国の軍事パレードに出席するのは、99年の建国50周年、09年の同60周年に次いで3度目。(翻訳・編集/柳川)
144
:
名無しさん
:2015/09/12(土) 11:32:02
>>135
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150911-00010012-nishinp-l40
戦争展は拒否したが…百田氏の講演会は後援 福岡市
西日本新聞 9月11日(金)22時41分配信
福岡市が、市民団体が8月に開いた反戦企画展の名義後援を拒否した一方、昨年5月、歴史認識をめぐる発言が波紋を広げていた作家の百田尚樹氏の講演会は後援していたことが11日、分かった。
市は企画展については事前に出展者を調査した上で「特定の主義主張に立脚している」と判断していたが、百田氏に関しては「文化振興に寄与する講演会なので、発言は調べていない」と説明。後援基準の曖昧さが問われそうだ。
同日の市議会一般質問で共産党市議が指摘し、市が答弁した。市によると講演会は、特攻隊員が主人公の著書「永遠の0(ゼロ)」の内容を百田氏が語る企画で、市経済観光文化局と市教育委員会が名義後援した。
当時、百田氏はNHK経営委員としての発言が批判を集めていた。共産党市議が「安倍晋三政権に都合が悪いことを切り捨てている」と批判したのに対し、高島宗一郎市長は「適切に対応した」と答弁した。
市は、反戦企画展に出展などを予定していた安保政策反対派の漫画家や反原発派の大学教授について過去の作品や発言を調べ、後援申請を不承諾とした。
西日本新聞社
145
:
名無しさん
:2015/09/16(水) 21:03:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00044785-jbpressz-bus_all
60年安保デモ参加者が目にした「その後の日本」
JBpress 9月16日(水)6時15分配信
壮大な歴史の皮肉とでも呼ぶべきか。
昨今の安保法制関連法案への国会周辺などでの反対デモを見ていると、どうしても1960年(昭和35年)の安保条約反対のデモが想起される。現在よりもずっと大規模なデモだったが、彼らの主張は通らなかった。逆に、主張が通らなかったことによってこそ、日本の平和や安定が保たれたのである。その事実を改めて強く思わずにはいられない。
安保法制関連法案の国会審議はいよいよ大詰めを迎えた。反対派は国会周辺で抗議デモを繰り広げるなど国会外での運動を強めている。民主党など野党もそうしたデモに「民意」があるとして政府に法案の撤回や修正を求めている。
だが、反対デモの勢いで国会の法案の是非が決められるべきなのか。
■ 55年前に酷似している現在の状況
この点で想起されるのが1960(昭和35)年の出来事である。
つい先日の9月13日、私はフジテレビのニュース討論番組「新報道2001」に出演し、1960年の改定安保条約反対運動の「歴史の教訓」を番組内で提起した。同じ番組に出演した民主党幹事長代理の福山哲郎参議院議員が「最近の国会周辺でのデモに12万人以上(警察発表は3万数千人)が集まった。これほど国民の反対が強いのだから、この法案は採決されるべきではない」と主張したことに対してだった。
法案の是非を、国会での審議や採決ではなく、デモの規模や勢いで決めるとなれば、それは議会制民主主義を否定するのに等しい。
それだけではない。すでに55年前に現在の状況に酷似し、しかも規模がずっと大きい反対デモがあったのだ。もしも当時の反対デモの主張どおりに日本の政策が動かされていたら、この国は東西冷戦の中で漂流し、ソ連側の陣営に入っていたかもしれない。いずれにしても、日本はとんでもないことになっていただろう。
日本が国全体として反対デモの主張通りにしなかったことは正解だった。少なくとも日本国民の圧倒的大多数はその後も現在もそう考えていると明言できる。
■ 400万人以上の労働者が抗議ストに参加した60年安保
私は当時、大学1年生で政治については無知だった。だが日本の社会が「アンポ、ハンタイ!」の叫びで埋め尽くされ激動していたことは理解していた。
1970年前後には、60年安保条約の延長をめぐってまた論議が起きた。ただし60年安保の論争に比べると熱気は少なかった。私は70年安保闘争の動きは新聞記者として取材にあたった。
さて、1960年当時の状況を簡単にまとめると以下の通りである。
1960年1月、当時の自由民主党の岸信介首相は米国のアイゼンハワー大統領との間で改定日米安全保障条約に調印した。なぜ「改定」かというと、日米両国間にはすでに1951年に調印された安保条約があったからだ。この旧条約は米軍の日本駐留を自由に認める一方で、米軍が日本を防衛する責務は規定していなかった。改定安保条約はそうした点を修正し、片務性を減らしていた。この内容は現行の日米安保条約とほとんど変わりない。
だが、岸首相がこの改定安保条約の調印に国会の承認を得ようとすると、国内で猛反対が起きた。
国会は自由民主党が多数を制していたが、反対陣営は当時の最大野党の日本社会党を中心に国会外での反対運動を強め、「安保改定阻止国民会議」を組織した。この組織に労働組合、学生運動諸団体、学者有志、芸能人などが加わった。主要新聞も反対派を支持して、デモをあおった。
146
:
名無しさん
:2015/09/16(水) 21:04:11
>>145
安保反対の動きは勢いを増していった。条約への抗議ストには全国で400万人以上の労働者が参加し、国会には連日のように10万、20万という人数のデモが押し寄せた。1960年6月15日には全学連中心の30万人が国会包囲デモを組織して、多数が国会構内に乱入した。その過程でデモに参加した1人の女子学生が死亡した。
当時も、「アメリカの戦争に巻き込まれる」というのが日米安保条約反対派の主張だった。ちなみにソ連は同条約に当然反対した。ソ連側の当事者たちの回顧録によれば、当時ソ連は日本の反対勢力に資金を援助していたという。
条約案は、衆議院で与党だけによって強行採決された。その後、参議院では審議のないまま6月19日に自然成立した。ただし岸信介首相は混乱の責任を取る形で辞任した。
■ 安保反対派が目にすることになったその後の日本
こうした1960年の安保騒動は、現在の安保法制関連法案に対する反対運動と似ている点が多い。
だが、60年安保反対運動の当事者たちは、その後の日本を生きて「皮肉な真実」を見せつけられることになる。「不都合な真実」とも言えようか。あれほど激しく多くの日本人が反対したはずの日米安保条約は、戦後の日本の極めて合理的かつ賢明な決定として、大多数の日本国民に受け入れられるに至ったのである。
私が出演したテレビ番組には、自民党、公明党、民主党、維新の党の各代表が出演したが、みな日米安保条約に基づく日米同盟には賛成の立場だった。60年安保に激しく反対した主要新聞も現在では安保条約を認めて同意している。
日米安保こそが、米軍の強大な抑止力を日本の防衛に取り込んで、あるいは巻き込んで、日本の平和や安定を守ってきた。それは、今の日本国民の大多数の認識だと言ってよい。
今の平和な日本の姿を見れば、当時の岸信介首相の決断は正しく、安保反対デモの主張は間違っていたということになる。その事実を、現在の反対デモの主導者やそれに同調する民主党指導層はどう見るのだろうか。
古森 義久
147
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2015/09/16(水) 21:10:58
>>146
> 日米安保こそが、米軍の強大な抑止力を日本の防衛に取り込んで、あるいは巻き込んで、日本の平和や安定を守ってきた。それは、今の日本国民の大多数の認識だと言ってよい。
>今の平和な日本の姿を見れば、当時の岸信介首相の決断は正しく、安保反対デモの主張は間違っていたということになる。その事実を、現在の反対デモの主導者やそれに同調する民主党指導層はどう見るのだろうか。
あんだけの反対運動があったから無茶な運用ができなかったってだけでしょーに。。。
148
:
名無しさん
:2015/09/17(木) 23:03:37
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00000003-sasahi-pol
内部告発続々 安保法でモテ共産の次の一手〈週刊朝日〉
dot. 9月17日(木)7時11分配信
お堅い共産党が今、空前の“モテ期”だ。これまで政権与党を追及する花形は、野党第1党の役割だった。だが、防衛省・自衛隊などから内部告発が共産に相次ぐようになった。
9月2日、参院特別委員会。同党の仁比聡平参院議員が防衛省の内部文書を手に質問に立った。河野克俊統合幕僚長が昨年12月、米軍幹部と会談した際に「安保法制は来年夏までに終了する」と明言したことが記されていた。事実であれば、国民と国会をないがしろにする行動。衝撃が広がった。
郵送で送られてきたという内部文書。共産と縁遠い自衛隊からの熱いエールに、志位和夫委員長は、
「自衛隊の中にも、戦争法案に危機感を持っている方がいらっしゃる。法案成立を止める上で、共産党に託してみようと思われたのでしょう。私たちは法案に反対する国民運動の一翼を担い、全国で闘ってきた。信頼関係が広がってきていることを感じています」
党本部によると、今年6〜9月だけで約4千人が新たに入党。特に若い世代への浸透が顕著だという。吉良佳子参院議員(33)らの活躍もあり、党のイメージが変わったのも影響しているらしい。
憲法改正、原発再稼働、安保法制──。いずれも反対でブレないことを売りにしてきた。民主党は頼りなく、維新の党もみんなの党も分裂、消滅する中、野党の希望になっているのか。志位委員長は、
「野党の立場はそれぞれ。けれど今は、それは横において、戦争法案の廃案に向けて一致結束することが大事ではないでしょうか。廃案にするために内閣不信任案を共同で提起することも想定しています」
と、党の独自色はしばらく封印する考えだ。
「安倍政権は倒すしかない。立憲主義、民主主義、平和主義。当たり前の憲法の理念が貫かれる新しい政治をつくろうと思っています」(志位委員長)
共産が放つ、次なる爆弾に注目だ。
※週刊朝日 2015年9月25日号
149
:
名無しさん
:2015/09/17(木) 23:04:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000006-okinawat-oki
安保法案:糸数・儀間氏反対へ 島尻氏は賛意 沖縄関係参院議員
沖縄タイムス 9月17日(木)9時2分配信
【東京】参院平和安全法制特別委員会で審議が続いている安保法案について、沖縄県関係の参院議員では政府案に島尻安伊子氏(自民)が賛成する一方、野党の糸数慶子(無所属)、儀間光男(維新)の2氏は反対の考えだ。
島尻氏は「十分な時間をかけて審議してきた。強行採決との批判は当たらない」と指摘。日本を取り巻く安全保障環境は大きく変わっているとし、「日本、沖縄の平和を維持するためにも重要な法案だ」と賛意を示した。
糸数氏は「戦後最悪の法案。数による強行採決なんてとんでもない。独裁政権のすることだ」と批判。16日夜には国会内の委員会室前に女性議員らと詰め掛け、「廃案!」と気勢を上げた。「平和は武力でなく外交力で守るもの。子や孫の未来のため、打倒安倍政権で闘い続ける」と語気を強めた。
儀間氏は「維新の対案こそがふさわしく、対案に配慮のない政府案に賛成する理由は全くない。委員会採決でははっきりと反対の意思を示すことを確認した」と強調。多くの憲法学者が政府案を違憲と指摘していることを挙げ、「政府案が成立し具体的な運用が始まった場合、違憲判決が出る恐れがある。日本の安全保障が不安定になり、国民が不安に陥る」と警戒感を募らせた。
150
:
名無しさん
:2015/09/17(木) 23:25:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000008-wordleaf-pol
SEALDsの奥田愛基さん会見「デモのつながりは選挙にも影響を与える」
THE PAGE 9月16日(水)21時30分配信
安保法案の審議が採決をめぐって山場を迎えた16日、学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さんが東京の外国特派員協会で会見した。シールズは国会周辺で安保法案に反対するデモを行っている。奥田さんは、これまでは政治に対して思うところがあっても声を上げてこなかった若者らがデモに参加しているといい、「このつながりはそのまま選挙にも影響を与える」と語った。
「声」が見える形で表出
奥田さんは、安保法案は立憲主義の理念に照らして憲法違反であり、条文上にも問題があると批判する。
シールズが活動を開始したのは今年の5月。毎週金曜日に抗議行動を始めたのは6月からで実質3か月の活動になるという。最初は数百人程度の参加者しかいなかったが、いまでは10万人近くが参加するとしている。
参加者増加の要因について、若者中心の運動ならではのデザイン性や活動内容をまとめた動画などを挙げる見方があるが、奥田さんは「僕の感覚では、政権のおかしさ、説明不足、法案の欠陥が人々の怒りに火をつけている」と分析する。
「これまでも『おかしい』と思っている人は一定層いたが、(そういう人たちが)路上に出て声を上げ始めた」。そういう声が目に見える形で表出してきていて、「『言ってもいいんだ』というカルチャーが日本でもできつつある」という。そして「日本でもデモが珍しいものではなくなっている」と変化を語る。
デモの全国への広がりも強調する。参加する若者は人口構成比で見れば多くはないかもしれないとしながら、シールズが命令したり呼びかけたりするのではなく、関知していないところで、各地の学生らが主体的に行動を起こしていると説明。奥田さんは「法案の結末がどうなろうが、主体的に動き始めた人はもう止まらない」と語る。
学生デモというと香港の「雨傘革命」や台湾の「ひまわり運動」が記憶に新しい。奥田さんはこうしたデモをネットなどで見ており「多分に影響を受けた」という。ただ、あくまで日常の中で自分たちでできることをできる範囲でやるという感覚で、「革命を起こそうという気持ちはない」と語った。
151
:
名無しさん
:2015/09/17(木) 23:26:09
>>150
政治に対する影響力
奥田さんは、こうしたデモは「政治と分離しているものでなく、政治に影響を与えるものとして行われている。大学生の夏休みだけの活動ではないと強調したい」と語り、政治に対する影響力にも言及した。
「いま日本各地で世代を超えて、場所を超えてデモが行われている。このつながりはそのまま選挙にも影響を与えると思っている」。世代や支持政党を超えて共闘することは可能だとし、「デモには毎週主要野党の政治家が来ているので、それでうまく選挙協力してくれれば次の選挙でわれわれも応援しやすくなる」と語った。また、安保法案に賛成した議員を落選させようという合言葉がシールズ内で使われており、「法案が通るまでの運動とは違う形になりつつある」という。
ただ、新党の立ち上げには、まだその段階に来てないとして、否定的な見方を示した。「一つのチョイスとしてはあるが、政党が乱立する中で、新しい政党できたからといって日本の現状が変わるわけではない。それよりも社会の中でやることがある」と語り、「まずは政治に対して主体的な人がもっと増えるべき」と述べた。
152
:
名無しさん
:2015/09/18(金) 00:26:58
■サルでもわかるTPPがヤバい9つの理由 1分55秒辺りから
https://www.youtube.com/watch?v=sP_LTg4dVHc
■AIIBは、日本をTPPへ追い込む為の国際謀略だ
http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150424/1429848115
■韓国の行動の日本に対しての北朝鮮的な効果
http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150514/1431567097
■日本人分断工作
http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/diplomacy/1437268755/
153
:
名無しさん
:2015/09/19(土) 17:25:55
すごいのが来ました。
うまく転がせるかははなはだ未知数ですが。。。
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2015/09/20150919-yobikake.html
「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の実現をよびかけます
2015年9月19日 日本共産党中央委員会幹部会委員長 志位和夫
安倍自公政権は、19日、安保法制――戦争法の採決を強行しました。
私たちは、空前の規模で広がった国民の運動と、6割を超す「今国会での成立に反対」という国民の世論に背いて、憲法違反の戦争法を強行した安倍自公政権に対して、満身の怒りを込めて抗議します。
同時に、たたかいを通じて希望も見えてきました。戦争法案の廃案を求めて、国民一人ひとりが、主権者として自覚的・自発的に声をあげ、立ち上がるという、戦後かつてない新しい国民運動が広がっていること、そのなかでとりわけ若者たちが素晴らしい役割を発揮していることは、日本の未来にとっての大きな希望です。
国民の声、国民の運動にこたえて、野党が結束して、法案成立阻止のためにたたかったことも、大きな意義をもつものと考えます。
このたたかいは、政府・与党の強行採決によって止まるものでは決してありません。政権党のこの横暴は、平和と民主主義を希求する国民のたたかいの新たな発展を促さざるをえないでしょう。
私たちは、国民のみなさんにつぎの呼びかけをおこないます。
1、戦争法(安保法制)廃止、安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させよう
戦争法(安保法制)は、政府・与党の「数の暴力」で成立させられたからといって、それを許したままにしておくことは絶対にできないものです。
何よりも、戦争法は、日本国憲法に真っ向から背く違憲立法です。戦争法に盛り込まれた「戦闘地域」での兵站、戦乱が続く地域での治安活動、米軍防護の武器使用、そして集団的自衛権行使――そのどれもが、憲法9条を蹂躙して、自衛隊の海外での武力行使に道を開くものとなっています。日本の平和と国民の命を危険にさらすこのような法律を、一刻たりとも放置するわけにはいきません。
戦争法に対して、圧倒的多数の憲法学者、歴代の内閣法制局長官、元最高裁判所長官を含むかつてない広範な人々から憲法違反という批判が集中しています。このような重大な違憲立法の存続を許すならば、立憲主義、民主主義、法の支配というわが国の存立の土台が根底から覆されることになりかねません。
安倍首相は、〝国会多数での議決が民主主義だ〟と繰り返していますが、昨年の総選挙で17%の有権者の支持で議席の多数を得たことを理由に、6割を超える国民の多数意思を踏みにじり、違憲立法を強行することは、国民主権という日本国憲法が立脚する民主主義の根幹を破壊するものです。
私たちは、心から呼びかけます。憲法違反の戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどす、新たなたたかいをおこそうではありませんか。安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させようではありませんか。
154
:
名無しさん
:2015/09/19(土) 17:26:11
>>153
2、戦争法廃止で一致する政党・団体・個人が共同して国民連合政府をつくろう
憲法違反の戦争法を廃止するためには、衆議院と参議院の選挙で、廃止に賛成する政治勢力が多数を占め、国会で廃止の議決を行うことが不可欠です。同時に、昨年7月1日の安倍政権による集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回することが必要です。この2つの仕事を確実にやりとげるためには、安倍自公政権を退陣に追い込み、これらの課題を実行する政府をつくることがどうしても必要です。
私たちは、心から呼びかけます。〝戦争法廃止、立憲主義を取り戻す〟――この一点で一致するすべての政党・団体・個人が共同して、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」を樹立しようではありませんか。この旗印を高く掲げて、安倍政権を追い詰め、すみやかな衆議院の解散・総選挙を勝ち取ろうではありませんか。
この連合政府の任務は、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回し、戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどすことにあります。
この連合政府は、〝戦争法廃止、立憲主義を取り戻す〟という一点での合意を基礎にした政府であり、その性格は暫定的なものとなります。私たちは、戦争法廃止という任務を実現した時点で、その先の日本の進路については、解散・総選挙をおこない、国民の審判をふまえて選択すべきだと考えます。
野党間には、日米安保条約への態度をはじめ、国政の諸問題での政策的な違いが存在します。そうした違いがあっても、それは互いに留保・凍結して、憲法違反の戦争法を廃止し、立憲主義の秩序を回復するという緊急・重大な任務で大同団結しようというのが、私たちの提案です。この緊急・重大な任務での大同団結がはかられるならば、当面するその他の国政上の問題についても、相違点は横に置き、一致点で合意形成をはかるという原則にたった対応が可能になると考えます。
この連合政府の任務は限られたものですが、この政府のもとで、日本国憲法の精神にそくした新しい政治への一歩が踏み出されるならば、それは、主権者である国民が、文字通り国民自身の力で、国政を動かすという一大壮挙となり、日本の政治の新しい局面を開くことになることは疑いありません。
155
:
名無しさん
:2015/09/19(土) 17:26:24
>>154
3、「戦争法廃止の国民連合政府」で一致する野党が、国政選挙で選挙協力を行おう
来るべき国政選挙――衆議院選挙と参議院選挙で、戦争法廃止を掲げる勢力が多数を占め、連合政府を実現するためには、野党間の選挙協力が不可欠です。
私たちは、これまで、国政選挙で野党間の選挙協力を行うためには、選挙協力の意思とともに、国政上の基本問題での一致が必要となるという態度をとってきました。同時に、昨年の総選挙の沖縄1〜4区の小選挙区選挙で行った、「米軍新基地建設反対」を掲げての選挙協力のように、〝国民的な大義〟が明瞭な場合には、政策的違いがあってもそれを横に置いて、柔軟に対応するということを実行してきました。
いま私たちが直面している、戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどすという課題は、文字通りの〝国民的な大義〟をもった課題です。
日本共産党は、「戦争法廃止の国民連合政府」をつくるという〝国民的な大義〟で一致するすべての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行うことを心から呼びかけるとともに、その実現のために誠実に力をつくす決意です。
この間の戦争法案に反対する新しい国民運動の歴史的高揚は、戦後70年を経て、日本国憲法の理念、民主主義の理念が、日本国民の中に深く定着し、豊かに成熟しつつあることを示しています。国民一人一人が、主権者としての力を行使して、希望ある日本の未来を開こうではありませんか。
すべての政党・団体・個人が、思想・信条の違い、政治的立場の違いを乗り越えて力をあわせ、安倍自公政権を退場させ、立憲主義・民主主義・平和主義を貫く新しい政治をつくろうではありませんか。
156
:
名無しさん
:2015/09/19(土) 17:35:14
>>153-155
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000093-jij-pol
共産、他党と選挙協力方針
時事通信 9月19日(土)17時30分配信
共産党は19日、党本部で緊急の中央委員会総会を開いて声明を発表し、来年夏の参院選や次期衆院選で、他の野党と選挙協力を行う方針を打ち出した。
最終更新:9月19日(土)17時30分
157
:
名無しさん
:2015/09/19(土) 19:00:39
>>156
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091900247
共産、他党と選挙協力=安保法成立で方針転換
共産党は19日、安全保障関連法成立を受けて党本部で緊急の中央委員会総会を開き、来年夏の参院選や次期衆院選で、他の野党と選挙協力を行う方針を盛り込んだ志位和夫委員長の声明を発表した。同党が他党との選挙協力を打ち出すのは初めて。
声明では、「全ての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行うことを心から呼び掛ける」と表明。現在の野党各党による連立政権を樹立し、安保法の廃止と集団的自衛権行使を容認した閣議決定の撤回を目指すことも明記した。
共産党は従来、全ての選挙区に独自候補を擁立することを原則としていた。安保法に反対する世論からは野党勢力の結集を求める声が上がっており、共産党はこれを踏まえて方針を転換したとみられる。 (2015/09/19-18:26)
158
:
名無しさん
:2015/09/20(日) 07:51:02
>>153-157
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000065-mai-pol
<共産党>他党と選挙協力…独自候補擁立見直し
毎日新聞 9月19日(土)20時51分配信
共産党は19日、党本部で緊急中央委員会総会を開き、来夏の参院選や次期衆院選で民主党など他の野党との選挙協力を進め、原則として全選挙区に独自候補を擁立する党方針を見直す方針を決めた。「安全保障関連法廃止」での一致が条件で、共産党が他党との全面的な選挙協力を打ち出すのは初めて。
共産党が、候補者調整も含めた選挙協力に踏み込む姿勢に転換したのは、安保関連法に反対する世論の高まりを受けたためだ。関連法成立阻止のために内閣不信任案を共同提出した民主、維新、共産、社民、生活の5党に、参院会派「無所属クラブ」を加えた枠組みを基礎とする。
志位和夫委員長は記者会見で「国政上の違いは横に置き、大同団結したい。選挙協力はいろいろな形が可能で、我々が立てずに相手を推薦することもある」と述べ、野党統一候補も検討する考えを示した。
共産党は昨年の衆院選では沖縄県4選挙区で他の野党と候補者調整した結果、1区で18年ぶりに小選挙区の議席を獲得した。全国で選挙協力が実現すれば、来夏の参院選の情勢にも影響しそうだ。ただ他の野党には共産への警戒心も強く、具体的協議がどこまで進むかは不透明だ。【田所柳子】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00050105-yom-pol
共産、「反安保」で選挙協力…野党連立目指す
読売新聞 9月19日(土)21時52分配信
共産党の志位委員長は19日の記者会見で、来夏の参院選と次期衆院選に向け、野党間の選挙協力を進める方針を発表した。
19日成立した安全保障関連法の廃止を旗印に、野党連立政権の実現を目指す。参院選では全国32ある「1人区」を対象に、民主党などとの候補一本化を含めた協力を行う方向で、他の野党の対応が焦点となる。
志位氏は記者会見で、「安倍内閣打倒を掲げる野党が国政選挙で選挙協力を行う。野党共闘を積み重ねてきた党に協力を呼びかけたい」と述べ、安保関連法に反対した民主党、維新の党、社民党、生活の党と協力する考えを示した。
共産党の政権構想は、民主主義革命を経て、最終的に「民主連合政府」樹立を目指すというものだ。志位氏は今回、過渡的な措置として、現実的な政策に基づく「国民連合政府」を目指す考えを打ち出した。民主党などとの野党連立政権を想定している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000056-asahi-pol
共産、他党に選挙協力呼びかけへ 候補者調整を想定
朝日新聞デジタル 9月19日(土)21時31分配信
共産党は19日、中央委員会総会を開き、来年夏の参院選や次の衆院選で、候補者調整を含む選挙協力を他の野党に呼びかける方針を決めた。過去の国政選では、ほぼ全選挙区に候補者を立ててきたが、自民党に対抗するためには野党間の選挙協力が不可欠との判断だ。ただ、民主党など他の野党には、共産党への拒否感も強く、うまく機能するかは不透明だ。
総会後、志位和夫委員長は会見で「国民世論には戦争法案を潰すため、野党がバラバラでなく一つにまとまって欲しいという声がある」と述べ、今回の決定の経緯を説明した。近く、安全保障関連法の採決阻止で共闘した民主党、維新の党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちと、参院会派の無所属クラブに協議を呼びかける。
志位氏は、具体的な協力方法について「我々が立てず相手を通す。相手が立てないで我々を推す」とも述べ、候補者調整を想定していることを明らかにした。全国規模で他党に選挙協力を呼びかけるのは初めて。
共産党はこれまで、比例区の票を掘り起こす目的もあり、全選挙区への候補者擁立を基本方針にしてきた。昨年の衆院選では、295選挙区のうち292で擁立した。ただ、民主が政権を奪った2009年の衆院選では、当時300の選挙区中、152での擁立にとどめたことがあった。共産が立てない空白区は「自主投票」としていた。(高橋健次郎、渡辺哲哉)
朝日新聞社
159
:
名無しさん
:2015/09/20(日) 07:52:39
>>158
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150920-00000001-jnn-pol
共産党、参院選で候補者調整も
TBS系(JNN) 9月20日(日)1時10分配信
共産党の志位委員長は、来年夏の参議院選挙を巡り、独自候補の擁立にこだわらず、民主党などと候補者調整に乗り出す考えを明らかにしました。
「立憲主義を取り戻すという政治的合意が必要ですし、その合意にたって政権を一緒に作ろうという政権合意も必要だと思っております。その一点で合意した勢力で選挙協力やろうじゃないかと」(共産党 志位和夫委員長)
志位委員長は、安保関連法の廃止を目指して政権合意が結べれば、同じ選挙区で候補者が重なるような場合には調整して擁立を取り下げることもあり得るとの考えを明らかにしました。
これまで共産党は国政選挙の際、全ての選挙区に候補者を擁立する事を基本戦略の一つとしていました。
今回、志位委員長が民主党など他の野党と候補者調整に乗り出す考えを明らかにしたことで、他の政党の選挙戦略に影響を及ぼす可能性も出てきました。(19日21:30)
最終更新:9月20日(日)1時10分
160
:
名無しさん
:2015/09/20(日) 10:52:56
>>153
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091900304
共産党声明の骨子=選挙協力
1、戦争法(安全保障関連法)廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を任務とする、暫定的な「国民連合政府」の樹立を目指す
1、この点で一致する野党と国政選挙で協力
1、任務実現後の日本の針路は、衆院解散・総選挙を経て選択
(2015/09/19-20:20)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091900247
共産、他党と選挙協力=安保法成立で方針転換
共産党は19日、安全保障関連法成立を受けて党本部で緊急の中央委員会総会を開き、来年夏の参院選や次期衆院選で、他の野党と選挙協力を行う方針を盛り込んだ志位和夫委員長の声明を決定した。同党が他党との全面的な選挙協力を打ち出すのは初めて。
声明は、「全ての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行うことを心から呼び掛ける」と表明。現在の野党各党による暫定的な連立政権を樹立し、安保法の廃止と集団的自衛権行使を容認した閣議決定の撤回を目指すことも明記した。
志位氏は総会後の記者会見で、「野党間にある国政上の立場の違いを留保、凍結し、大義のために大同団結しようという提案だ」と説明した。
共産党は従来、全ての選挙区に独自候補を擁立することを原則としており、民主党などと政権批判票を奪い合い、結果的に自民党を利することが多かった。安保法に反対する世論からは野党勢力の結集を求める声が上がっており、共産党はこれを踏まえて方針を転換した。
同党は昨年12月の衆院選で、沖縄県の4選挙区で限定的な選挙協力を実施、同1区で18年ぶりに小選挙区の議席を獲得している。 (2015/09/19-20:18)
161
:
名無しさん
:2015/09/20(日) 10:58:01
21年前に自民党の早期政権復帰に協力したあなたに責任の一端があるでしょと言いたくもなる。
http://www.jiji.com/jc/zc?g=pol&k=201509%2F2015091900218
「戦後国会史上初の暴挙」=安保法成立を批判-村山元首相
村山富市元首相は19日、大分市内で記者会見し、安全保障関連法の成立に関し、「憲法違反の法律を、憲法を守らないといけない閣僚や国会議員が堂々と議論したのは戦後の国会史上初めての暴挙だ」と述べ、世論が割れる中で採決を急いだ政府・与党を厳しく批判した。
村山氏は安倍晋三首相の姿勢について「(国民の声を)素直に聞く耳を持っていない」と指摘。野党各党に対し、「これを機会に今の間違った安倍政権の流れをどう断ち切るかに集中し、皆が結束して立ち上がっていくことが大事だ」と共闘を求めた。 (2015/09/19-15:45)
162
:
名無しさん
:2015/09/21(月) 20:10:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150921-00000521-san-pol
共産党が「国民連合政府」構想 参院選での統一戦線呼びかけ 野党再編加速か?
産経新聞 9月21日(月)16時18分配信
共産党の志位和夫委員長は安保関連法制廃止に向け、「国民連合政府」構想をぶち上げた。来夏の参院選では独自候補擁立にこだわらず、民主党などと統一戦線を張り、安倍晋三政権を退陣に追い込む構え。民主党の岡田克也代表は「かなり思い切った提案で注目している」と早くも前向きな姿勢を示しており、近く党首会談が行われる見通し。だが、民主党支持層に共産党アレルギーは根強く、“民共協力”の動きが加速すれば、新たな野党再編の火種となる可能性が大きい。
共産党は19日午後、東京都内の党本部で第4回中央委員会総会を開き、来夏の参院選へ向けた戦略を議論した。中央委総会は党大会に次ぐ意思決定機関で1月以来の開催となる。志位氏は安保法制反対で野党共闘を組んだ今国会の取り組みを説明。「『戦争法廃止の国民連合政府』で一致する野党が国政選挙で選挙協力を行おう」とする提案を確認した。
志位氏はこの後の記者会見で「全選挙区に候補者を立てる方針だが、他の野党と選挙協力で合意できれば調整する」と述べ、安倍政権を退陣に追い込むため、安保法制で共闘した民主、社民など5党1会派に選挙協力を呼びかける考えを示した。その上で国民連合政府構想に触れ、「まず戦争法を廃止して立憲主義を取り戻す政治的合意が必要だ。その合意を実行するために連合政権を一緒に作ろうという政権合意も必要だ」と述べた。
志位氏の国民連合政府構想を受け、野党各党は色めきだった。
民主党の岡田克也代表は20日、秋田市内で記者団の取材に応じ、「かなり思い切った提案で、注目している。選挙区で競合を避けるのは重要だが、政策をどうするかなど、さまざまな議論をしないといけない。提案の中身についてよく話を聞きたい」と語った。
辻元清美政調会長代理も20日のNHK番組で「(安保法に反対する)国民の声を受け止める大きな受け皿がいる」と前向きな考えを示した。菅直人元首相も21日、自らのブログに「1人区では安保法制廃止の野党統一候補を擁立すべきだ」と書き込んだ。
社民党の吉川元政審会長は「他の野党と一緒に(安保法制の)廃止法案を出す。選挙協力も進めていく」と断じた。
一方、維新の党の井坂信彦政調会長も「ここに至った一つの原因は野党側が弱小でばらばらだったからだと反省している。建設的な提案ができる大きな強い野党を作っていく必要がある」と述べ、選挙協力に含みを持たせた。
ただ、民主党には共産党アレルギーは根強い。
来夏の参院選で改選を迎える金子洋一参院議員は20、21両日、「共産党などとの協力には大反対だ。根本的な考え方が違う」「決して共産党などとの連携をしてはいけません」などとツイッターに書き込んだ。
長島昭久元防衛副大臣も19日、ツイッターに「民主執行部はこの呼びかけにも応ずるのだろうか? いろんな意味で共産党の方が上手だな」とつぶやいた。
民主党最大の支持母体である連合傘下の組合でも共産党への警戒感は強く、共産党との連携の動きは、民主党内の亀裂をさらに広げる可能性が大きい。
163
:
名無しさん
:2015/09/22(火) 04:28:38
_, ,_
:.(;゚д゚):. ν即+から来ましたが、どうすればいいんですか?
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164
:
名無しさん
:2015/09/22(火) 04:44:52
>ニュー速+板など書き込み回数に制限ができたので転載・周知など宜しくお願いします。
165
:
とはずがたり
:2015/09/23(水) 18:06:07
安保と原発再稼働への反対で国民の野党共闘出来そうなもんだけど完全に左派っぽくなってしまうよなぁ。。
安保法案の代わりに個別自衛権の範囲で国際貢献出来る範囲の明示や原発動かさないで安価なエネルギー供給出来る政策を提示しなければならない。
安保法と原発再稼働に反対する集会
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150923/k10010245291000.html
9月23日 17時22分
今月19日に成立した安全保障関連法と、原発の再稼働に反対する集会が東京都内で開かれ、作家や若者などが抗議の声を上げ続けようと訴えました。
この集会は、ノーベル賞作家の大江健三郎さんや作家の落合恵子さんなどの呼びかけで開かれ、東京・渋谷区の代々木公園には主催者の発表でおよそ2万5000人が集まりました。
この中で大江さんは、「憲法の下で70年間、平和が持続してきたが、今最も危険な転換期にある。この危機に抵抗して生きていこう」と述べました。また落合さんは、「政権から私たちの民主主義を取り戻すために、生存権と人格権を懸けてもう一度闘いましょう。福島第一原発の事故の収束を何一つ見ないままでの再稼働も認められない」と訴えました。さらに安全保障関連法に反対する若者などのグループ「SEALDs」の奥田愛基さんは、「今こそ戦争反対、憲法を守れと言わなければならない。世代を超えてともに闘っていきましょう」と呼びかけました。
このあと参加者たちは渋谷の繁華街でデモ行進を行い、安全保障関連法や原発の再稼働への反対を訴えていました。参加した40代の会社員の男性は、「憲法9条を大切にしてきた国の形を変える法律に憤りを感じて参加しました。これからも声を上げ続け、選挙でも意思を示したい」と話していました。
166
:
名無しさん
:2015/09/24(木) 22:42:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00050106-yom-pol
志位氏、松野氏に「清水の舞台から飛び降りた」
読売新聞 9月24日(木)20時27分配信
清水の舞台から飛び降りたので協力を――。
共産党の志位委員長は24日、国会内で鉢合わせした維新の党の松野代表にこう語りかけ、共産党が提案した野党共闘に加わるよう求めた。同党はこれまで、国政選ではほぼ全選挙区で候補を擁立してきたが、共闘呼びかけでは候補取り下げも辞さない方針を示しており、身を削って他党に歩み寄る姿勢を強調したかったようだ。
ただ、維新内には共産への拒否感の強い保守系議員も多い。清水の舞台がある京都府を地盤とする共産の穀田恵二国会対策委員長が「一緒に清水から飛び降りましょう」とたたみかけたが、松野氏は笑顔で握手に応じただけだった。
167
:
名無しさん
:2015/09/26(土) 14:22:07
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-09-26/2015092604_01_0.html
2015年9月26日(土)
日本共産党国会議員団総会での志位委員長のあいさつ
日本共産党の志位和夫委員長が、25日の党国会議員団総会で行ったあいさつを紹介します。
通常国会での奮闘――新しい国民運動が日本の未来に希望を開いた
この通常国会は245日間という長期の国会でしたが、まず、みなさんが元気いっぱいに奮闘されたことに対して、心からの敬意を申し上げたいと思います。(拍手)
そして、9月19日、安倍自公政権が国民の多数の声を踏みつけにし、憲法を踏みつけにして戦争法案の採決を強行したことに対して、みなさんとともに満身の怒りを込めて、糾弾するものです。(「そうだ」の声、拍手)
同時にたたかいを通じて、私たちは、大きな希望を得ることができたと思っております。
何よりも主権者である国民が、一人ひとりの意思で、「今声をあげなければ」と、全国津々浦々で、そして国会を取り巻いて、新しい大きな国民運動が起こっている、そのなかでとりわけ若い方々が素晴らしい役割を果たしている、これは日本の未来にとって大きな希望といえるのではないでしょうか。この国民の歩みを止めることは誰にもできないということを、私は強調したいと思います。(「そうだ」の声、大きな拍手)
いま一つ、国民の声、国民の運動にこたえて、野党が結束して、戦争法案阻止のために最後までたたかったことも大きな意義をもつと思います。この国会では衆議院(での審議の)段階で2回、参議院段階で4回の野党の党首会談が行われました。一国会でこれだけ野党の党首会談がもたれたことは近年にないことであります。そして、9月18日の野党党首会談では、内閣不信任決議案と問責決議案の提出を決めるとともに、「どんな事態になっても、今後とも憲法の平和主義、立憲主義、民主主義を守るために協力をしていこう」ということを確認したことも、今後につながる大事な意義をもつものとなったと考えております。(「そうだ」の声、拍手)
168
:
名無しさん
:2015/09/26(土) 14:22:28
>>167
「国民連合政府」――「提案」の一番の要は、この政権構想の提案
そういう到達点を踏まえまして、わが党として、19日に、第4回中央委員会総会を開き、その議論と確認を経て、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の「提案」を発表いたしました。
すでにこの「提案」に対して、多くの団体・個人の方々から歓迎、賛同、激励の声が寄せられているのは、うれしい限りであります。私は、そういう声を寄せていただいているすべての方々に心からの感謝を申し上げるとともに、その期待にこたえる奮闘をやりぬいていく決意を申し上げたいと思います。(「よし」の声、拍手)
私たちの「提案」に対して、メディアでは、「選挙協力」という角度からの報道が多いのですが、この「提案」というのは単なる選挙協力の呼びかけではありません。「戦争法廃止の国民連合政府をつくろう」という政権構想をお示ししたというところに、私たちの「提案」の一番の要があるということを強調したいと思うのであります。
なぜ政府をつくる必要があるのか。二つのことを強調したいと思います。
一つは、本気になって戦争法を廃止し、わが国の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すという課題を実行するためには、衆議院と参議院の選挙で「戦争法反対」の勢力が多数を占めて、「戦争法廃止法案」を提起して衆参で可決することがもとより必要です。
しかしそれだけでは足りません。それだけでは、昨年7月1日に、安倍政権が強行した集団的自衛権行使容認の「閣議決定」が残るわけです。この「閣議決定」が残れば、自衛隊の海外での武力行使をすすめる大きな火種が残ったままです。そして、立憲主義が踏みにじられた異常事態がつづくわけです。この根っこまで断たないと問題は解決しない。「閣議決定」を撤回させる、そしてここまでゆがめられた政府の憲法解釈を、少なくとも元に戻す、これをやらなければ問題は解決しない。
この二つの仕事――戦争法の廃止と「閣議決定」の撤回をやりきるためには、安倍政権を退陣させて、そうした課題を実行する政府をつくることが、どうしても必要になってくることを強調したいと思います。
いま一つ、そこまで腹をくくっての協力が確認できてこそ、野党間の選挙協力も本当に力のあるものになるということを、私は強調したいと思います。
選挙に勝って安倍政権を倒すことは、もとより簡単なことではありません。多くの国民のみなさんに、野党は本気だ、本気で安倍政権を倒し、戦争法を廃止し、立憲主義を回復するという大仕事をやる覚悟と意志を持っている――この真剣な意気込みが伝わってこそ、衆院選でも参院選でも自公を打ち倒して、勝利することができるのではないでしょうか。
そして、安倍政権打倒という場合、打倒した後にどういう政権をつくるのかの展望を示してこそ、そういう展望のもとに選挙協力をやってこそ、本当に力のあるものになるのではないでしょうか。
たしかに野党間には政策上の違いがありますが、この間の野党共闘の到達点にたてば、「戦争法の廃止、立憲主義を取り戻す」という点で合意しうる基礎があると、私は考えます。そして、立憲主義の回復という課題は、日本の政治の根幹、土台をしっかり立て直すという仕事なのです。あれこれの政策課題の問題ではない。そういう次元の問題ではなく、もっと根本的な、政治の根幹、土台を立て直すという、ほんとうに大きな国民的意義を持つ仕事です。
この問題で合意ができれば、当面する国政のその他の問題は、一致点で協力し、相違点は横に置くという原則で、私は解決できると考えています。国民のみなさんに責任を持った政権を構成できると思います。安倍政権打倒という点では、内閣不信任案を共同して提出したわけですから、暴走を止めるという点でいろいろな一致点も見いだせるのではないでしょうか。
ただ同時に、この政府は、「戦争法廃止、立憲主義を取り戻す」という一点で一致する政党、団体、個人による連合政府ですから、その性格は、当然、暫定的なものになります。私たちの「提案」でもそのことは率直に書いてあります。国民に約束したこの仕事を、この政府がしっかりと達成したら、解散・総選挙によって、その先の日本の進路についての審判を仰ぐということになると考えております。
これがいま日本の政治の前途を考えた場合、一番、合理的かつ現実的な政権構想だと、私は確信をもって言いたいと思います。(大きな拍手)
169
:
名無しさん
:2015/09/26(土) 14:22:38
>>168
国民の願いに応え、野党が責任を果たすべき歴史的局面
今回の「提案」は、わが党にとっても歴史上初めてのことであり、新しい踏み切りです。私たちが、なぜこの「提案」に踏み切ったかについて、2点ほど強調しておきたいと思います。
第一に、何といっても私たちが国民の運動に参加し、国会前で、全国で、国民の中に飛び込んで、そのなかで私たちにぶつけられた声、たくさんの願い、これを真剣に受けとめなければならない、ということを痛切に感じたということが、この「提案」にいたる経過で大きな要素になりました。
「戦争法をつぶしてほしい」「安倍政権を倒してほしい」という声とともに、いま私たちに寄せられているのは「野党はバラバラではなく、結束してほしい」という声であります。本当に痛切な声であります。そのときに野党が、この痛切な声に応えなければ、「日本の現状をよくしよう」「こんな間違った政治は何としてもただそう」と立ち上がりつつある人々の思い、さらにもっと広く今の日本の政治の前途を憂うる人々の思い、こうした思いを裏切ることになりかねません。ですから、そこは思い切った決断が必要だと思いを定めまして、この「提案」を行いました。
第二は、いまの日本の政治は非常事態にあるという認識です。安倍政権の暴挙によって、日本の平和主義、立憲主義、民主主義が、根底から脅かされる非常事態に、日本の政治は立ち至っている。その時に、わが党が従来の枠組みの対応にとどまっていては、政党としての責任を果たすことはできません。
昨日、維新の党の松野(頼久)代表とばったり(国会の)渡り廊下でお会いしました。「今回の『提案』は、清水の舞台から飛び降りる覚悟でつくりました」と先方にお話をし、握手をしました。穀田(恵二)国対委員長も一緒だったのですが、穀田さんは、「一緒に飛び降りましょう」という話もしていましたが(笑い)、まさに思い切って責任を果たすべき歴史的局面にあるということを、私は、強調したいと思います。(「そうだ」の声、拍手)
この「提案」は、一党一派の利害得失に立ったものではありません。いまお話ししたように、国民の声に応え、日本の政治の非常事態を打開して、まともな政治をつくっていく――そういう国民的大義にたったものだということを、私は訴えたいと思います。(「よし」の声、大きな拍手)
憲法の立憲主義、平和主義、民主主義を貫く新しい政治をつくろう
提案したからには、何としても、実らせたいと決意しております。本日(25日)午後、民主党の岡田(克也)代表とお会いします。月曜日(28日)にも社民党の吉田(忠智)党首、生活の党の小沢(一郎)代表とお会いすることを調整しております。まずは、私たちの考えを先方に丁寧にお伝えするところから始めたいと思います。合意を目指して一歩一歩進んでいけたらと願っています。
いろいろと難しい問題もあるでしょう。しかし、「戦争法の廃止」と「立憲主義の回復」という国民的大義のために、過去を乗り越え、未来に向けて、連携が図れればと心から願うものであります。
また、私たちの「提案」というのは、政党とともに、団体、個人に対する呼びかけであります。この政府をつくるうえでは、政党が大事な仕事を果たすことになることはもとよりですが、多くの団体・個人の方々と一緒につくる、まさに「国民連合政府」であります。
これまで一緒にたたかってきた多くの方々、さらに今の日本の前途を憂うる多くの方々に、この「提案」をお伝えし、語り合い、国民的な流れをつくっていくために、力をつくしていきたいと決意しております。
まさに、この「提案」の成否は、何よりも国民の世論と運動にかかっています。そのために、この場をお借りして、国民のみなさん、どうか応援していただきたい、ともにたたかおうということを、心から呼びかけたいと思います。(大きな拍手)
今日は、(事実上の)国会の閉会日なのですが、「閉会」という感じがしない、新たなたたかいが始まった日だと、つくづく思います。
戦後最悪の安倍政権を一刻も早く打ち倒そうではありませんか。(「よし」「そうだ」の声、大きな拍手)
そのために、政治的立場の違いを超え、思想・信条の違いを超えて、力をあわせて、日本国憲法の立憲主義、平和主義、民主主義を貫く新しい日本をつくろうではありませんか。
以上をもって、私のあいさつといたします。頑張りましょう。(大きな拍手)
170
:
名無しさん
:2015/09/27(日) 14:22:56
面白い。。。
http://greens-tokai.jp/original/greenstokai/2015-6-20%E3%80%80%E7%B7%91%E3%81%AE%E5%85%9A%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9C%AC%E9%83%A8%E3%80%80%E5%85%A8%E5%93%A1%E9%9B%86%E4%BC%9A%E3%80%80%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E9%8C%B2/
2015.6.20 緑の党東海本部 全員集会 会議録
投稿日:2015年06月27日 カテゴリ:緑の党・東海の活動
場所:名古屋市教育館
時間;1時半〜5時
参加者:(共同代表)辻、(運営委員)小林、小森、田中、岸、鬼松
会員・サポーター9人
司会に小森を選出、辻共同代表が開会の挨拶をした。その後、意見交換を行った。
1.2016参議院選挙についてのみなさんの意見
・候補者として小出裕章さんは交渉できないか。
・「虹と緑の500人リスト」時代、目標は地方議員が500名、一人2000票で100万票を 集めるという構想を聞いた。今は、議員100名ではどうしようもない。
・候補者擁立難しい。今は、選挙というより、街宣活動をして「緑の党」の名前をもっと名前を売ったらどうか。
・半年前にサポーターとなり初めて参加した。緑の党のHPには、財政報告がないが収入は何か?(会員・サポーター・一般の個人からの寄付金だけと回答した)。緑の党は党の顔がみえないので、わかりにくい。
・無所属統一候補の9項目の基本政策のうち、③の「競争とさよならし、スロー・スモール・シンプルに生きる」は反対。生活困窮やフリーターの若者に響かないのではないか。緑の党は、資本主義体制のもとで、「公正」をめざす政党であることを訴えるべき。
・共産党の原則全選挙区における候補者の擁立により、他の当選可能性のある野党候補の落選を招き、結果として自民党を利していると緑の党自身が批判しているわけであるから、その緑の党自身も選挙区における候補者擁立の追求を止めて、そうした批判を受けないように留意すべき。
・緑の党としては、比例代表では社民党を全面的に応援し、吉田党首と福島副党首が落選することがないようにするべきである。中でも市民派の福島氏は絶対に落選させてはならない。
・21世紀は環境の世紀、これまで環境に関心が高くずっと緑を応援してきた。
・欧州で社会インターナショナルは、原発推進であり、支持できない。原発反対しているのは緑の党だけ。菅直人は候補者にならないか?環境保護で一致する幅広い勢力を結集すべき。
・比例区では社民との協力は欠かせないだろう。
・緑の党は、憲法、安全保障のあり方についてこれまで議論をしてこなかった。9条以外は、憲法改正すべき点もある。憲法改正反対と叫ぶのは共産党と同じ、なんら緑らしくない。平和、エネルギーについて、いろんな勢力と政策議論すべきだ。
・今日は、愛知県豊川市から参加した。今、地元では設楽ダム建設問題があるが、緑の党は、ローカル政党として、地方ごとの問題に取り組めばいいのではないか。
・日本の現行の選挙制度は問題あるが、現実として受け止めねばならない。いま我々がなすべき現実的な選択は、民主党の左派・リベラルな勢力と協力していくことではないか。選挙は、保守党に負けないくらいドブ板選挙をやらない限り勝てない、市民派だ、ネットだといってもはじまらない。党員サポーターには、政党に対する「自己犠牲」のけじめをつけている人は少なく、今緑の党は、市民運動団体レベルだ。
・ある会員から「政党助成金」について提案があった。政党助成金は、国民ひとりあたり250円支払っているが、共産党以外は受け取っている、緑の党の考えはどうか。(政党育成の趣旨から反対ではなく、国会議員が誕生したら受け取る予定である。ただし、現行の金額や配分方法は問題あるのでないか 中山均共同代表より電話聴取)
・政党助成金に対するスタンスを明確にして、国政選挙に臨むべきではないか。
・前回の参議院選挙は、緑の党東海として尾形候補を押して選挙運動に取り組み、盛り上がったが、今度は、候補者は立てないのか。愛知選挙区では、定数3について自民・民主に続く3番目の席に、早くも共産党が候補を決定した。前回、参議院選挙のあと、「政治を考える市民の会 愛知」の会で緑の党を含む幅広い民主的な勢力を結集した候補擁立を考えてきたが、無視された形になっている。共産党は、そういう政党である。
<まとめ>
臨時党大会で決議する方針への明確な回答はでなかったが、現状を踏まえると、候補者擁立にこだわる必要はなく、選挙を通じて動くことで、緑の党の宣伝をすることに徹するべきではないか。
171
:
名無しさん
:2015/09/27(日) 14:23:06
>>170
2.会員拡大キャンペーンについてのみなさんの意見
・会費の納入は、本部からも東海本部からくるので、わかりにくい。(東海本部に一本化する方向で検討すると回答)
・緑の党、東海本部のHPのアクセス数は把握されているか。総会時などの資料で開示してほしい。
・自分が緑の党に参加したのは、「環境問題」の勉強会がきっけだった。階級闘争と労働者の解放を目指す共産党路線や、そのもの現代資本主義に根ざす自民党路線は限界であり、緑の党の先見性は明らか、環境政党であることを全面的に打ち出して欲しい。
・日本中が行き詰まっている中、その解決策として脱経済成長を全面に押し出してほしい。
・緑の党の機関紙みたいなものがあれば、図書館へ寄贈したらどうか。多くのひとに存在をアピールできる。赤旗、社会新報、聖教新聞なども利用している。費用対効果は高いと思う。
・こうした東海本部の集まりを多くして、その会に新しい人を参加してもらうようにすべきだ。
以上
172
:
名無しさん
:2015/09/27(日) 14:36:05
http://www.tanteifile.com/diary/2015/08/28_02/
●更新日 08/28●
社民党・党首を悩ます福島瑞穂のゴーマン
安保法制の審議が佳境を迎える中、同法案を「戦争法案」と断じて、自民党から「レッテル張り」だと非難を浴びた福島瑞穂「社民党」副党首が再び“問題発言”をして物議を醸している。
24日に行われた参院予算委員会で、安倍晋三首相の戦後70年談話に絡み、「何百年たとうが謝らなければならないことはありますよ!」と追及したのだ。ネットでは非難囂々だが、ご本人はいっこうに気にしていないという。一人気を吐く福島氏だが、身内の社民党からも冷たい視線を注がれている。
「問題になっているのは来年の参院選挙です。社民党は比例区で当選した吉田忠智・党首と福島氏が再選をかけて闘います。ただ、社民党は比例区で2001年に3議席を得て以降は、04年、07年、10年と2議席に減り、13年の参院選では1議席に後退しました。来年の参院選も1議席しか獲得できないでしょう」(永田町を取材する政治ジャーナリスト)
そうすると、あおりを受けるのが吉田党首だ。吉田党首が2010年に当選した順位は比例区48議席中、最下位の48番目だ。このままだと、知名度抜群の福島氏のみが当選して、吉田党首は落選の憂き目にあいかねない。そこで、社民党は福島氏に、自身が県連代表を務める神奈川選挙区からの出馬を打診したというが、けんもほろろに断られた。
「当選の見込みがないからでしょう。福島氏は党首を蹴落としてでも、自分だけ当選しようと考えている節があります」(前出ジャーナリスト)
前代未聞の党首落選によって社民党が党存亡の危機に立たされようが、おかまいなしということか。いやはや、福島センセイのツラの皮は、“浪速のエリカ様”上西小百合・議員並みに、厚いようだ。
173
:
名無しさん
:2015/09/27(日) 14:51:30
国会前から中に入ったシールズリーダー 野党各党が“青田買い”?
2015年09月17日 06時30分
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/447346/
安保法制審議で15日、参院の平和安全法制特別委員会の公聴会が開かれ、
国会前デモを主宰する学生グループ「SEALDs(シールズ)」のリーダー格である明治学院大学4年奥田愛基氏(23)が、
公述人として出席した。この奥田氏をめぐり、リベラル、左派勢力が新世代の旗手として、目の色を変えている。
友人から借りたというリクルートスーツで、金髪から黒髪にした奥田氏の“国会内第一声”は
「寝ている人がたくさんいるんで、話を聞いてください!!」。居眠り議員への強烈パンチを見舞った。
シールズは安保法制に反対する学生グループで、8月30日には3万人(警察発表)のデモを主催。
代表を置いていないが、奥田氏は事実上のトップで「憲法読めない総理はいらない」とヒップホップ調のマイクで注目を集め、
各メディアに取り上げられれば、中年女性からは黄色い声援を送られる人気ぶりだ。
野党も熱視線を送る。奥田氏の意見陳述に「すごく胸に響きました」(民主党・蓮舫代表代行)、
「勇気ある発言と行動に感動を覚えました」(社民党・又市征治幹事長)とべた褒め。
学者や元最高裁判事が公述人で立ち並んだ中、奥田氏の異例となる出席も民主党の推薦だった。
「奥田氏は無党派をうたい、中立の立場をとっているが、野党は“将来の顔”と若手リーダーの登場に興奮気味。
共産だけでなく、民主や社民、維新らの議員が取り込もうと“青田買い”していますよ」(永田町関係者)
奥田氏が衆院選への立候補資格(満25歳)を満たす前に、ツバをつけようというわけだ。
奥田氏は「政治家になりたいとは思わないですね。寝ている政治家もかなり疲れているんだろうなと」と否定的だが、
「政治がネガティブに語られるのを変えたい」と含みも持たせる。
今後は大学院に進学し、安保法案が成立したとしても来年の参院選へ向け、打倒・安倍政権を掲げ、シールズの活動も続行する。
“ドラフト解禁日”まであと2年。今は時の人だが、“賞味期限”がどこまで続くかも注目される。
174
:
名無しさん
:2015/09/27(日) 20:23:21
>>137
あなたが偏見で見てるだけでしたねえ
そもそも共産党員は増えている
アンチ共産党で有名な高木なんて安易に信用するなって
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:ZHtx_UNvEwwJ:www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140813000149/print+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
共産、入党者が急増 2カ月半で若者ら5100人
.
「これだけ早いペースで増えるのは過去に例がなく、閣議決定の影響とみて間違いない」。政府が7月1日に集団的自衛権の行使容認を閣議決定して以降、急に入党者が増えたという共産党。
特に若者から支持を集めているといい、1990年後半にみせた「上げ潮ムードの再来」と期待する声も。
次の本番は来春の統一地方選だが、果たして勢いをつけられるか、真価が試される。
今年5月15日から7月末までを「躍進月間」と位置づけ、全国で集中的に勧誘活動を実施。
その結果、2カ月半で5100人の入党があり、閣議決定以降は3000人以上に上ったという。
京都府委員会も300人近くを新たに迎えた。
党によると、入党者のうち39歳以下が3割を占めるなど若者が多く、
集団的自衛権だけでなく、ブラック企業や原発、消費税など、党の主張が幅広い世代に支持されているとみている。
組織強化を担当する中井作太郎書記局次長(元京都府委員長)は「90年代後半の党が躍進した状況と似ている」と語り、
98年参院選で躍進し、翌99年の統一地方選でも史上最高の地方議席数を獲得した「上げ潮」時代を思い描く。
ただ、「当時と比べると地力は足りない」とも分析し、「(反自民の)受け皿がなくなっている。
今が新しい時代を迎えられるチャンス」と10月からの党幹部による全国遊説で支持の拡大を目指す。
175
:
チバQ
:2015/09/28(月) 02:04:37
http://ji-sedai.jp/series/research/036.html
「なんかSEALDs感じ悪いよね」の理由を考える ──中国や台湾の学生運動との比較から──
安田峰俊
2015年09月24日 更新
今年9月19日未明、安全保障関連法が参議院で可決され、成立した。それに先立ち、同法の廃案を求める抗議行動(以下、反安保デモ)が大規模に展開されてきたことも記憶に新しい。今回の抗議行動は、脱原発関連デモをはじめ2010年代に盛り上がりを見せてきたリベラル系の社会運動の集大成といった観があった。
反安保デモの特色のひとつは、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)という学生組織が盛んにメディアに登場した点だ。日本では実に1996年の薬害エイズ問題抗議運動以来、ほぼ20年ぶりに学生運動が政治の第一線に登場した事件だった。
この手の原稿を書く際のマナーとして、不粋を承知で自分の立場を先に述べておこう。まず、私は中国国家や軍部の安定性を基本的に信用していないので、日米同盟を強化する防衛政策の方向性にはおおむね賛成だ。現在、中国の軍事的なターゲットは南シナ海で、リスクに見合わない東シナ海への進出はポーズに過ぎないはずだが、仮に習近平が暗殺でもされてガバナンスのタガが外れれば、彼らが何をやるかはわからない。もちろん、有事の際にアメリカが本気で日本と一緒に戦ってくれるかも全然信用できない(これは安保法を成立させても同様だ)ものの、同盟の強化はアメリカの行動を多少なりとも裏付け、中国への抑止力を作り出すはずだろう。
ただし、私は今回の安保法が改憲という手続きを踏まず、実質的にかなりグレーな憲法解釈を通じて成立した点には大きな問題があったと感じている。また余計な理屈は抜きで、日本が自衛隊員の血を流す選択肢を本質的に是認できる国家へと変わっていく未来にも、少なからぬ心理的抵抗感がある。仮に安保法が廃案になっていれば、それはそれでホッとしただろうと思う。
つまり、私の立場はあくまでも消極的賛成に過ぎない。これに「安保法には反対だが中国は怖い」という「消極的反対」の人も加えると、おそらく日本の世論の最多数派を占めるのではなかろうか。本件を前にした日本人の多くは、賛成にも反対にもどこか釈然としない感情がある「動揺層」だっただろうと思われてならない。
ところで、そんな「動揺層」の一人であるはずの私は、SEALDsやそのシンパたちの活動についてはまったく支持する気になれなかった。不支持の理由は、彼らの動機(=日本の国家方針の転換に対する反発)よりも、活動の具体的なありかたやその言説への違和感が大きい。以下、私が従来の仕事のなかで触れてきた中華圏の複数の学生運動との比較から、その理由を考察してみることにしよう。
(中略)
176
:
チバQ
:2015/09/28(月) 02:05:11
敗軍の将、兵を語る
そんな王丹氏は、1994年に日本の月刊誌に寄稿した手記(『現代』‘94年7月号。伊藤正氏が編訳)のなかで、天安門の運動が失敗した原因について興味深い考察を残している。王丹氏が述べた「天安門版、失敗の本質」は、大別して以下の4点にまとめられる。
1:思想的基礎の欠如
一人一人の参加者が「民主や民主運動について明確な概念」を欠いていた(つまり、民主主義が何なのかはっきりわからないままデモをおこなっていた)。結果、明確なイシューを打ち出せないまま天安門広場の占拠が長期化。時間とともに運動方針が混乱していった。
2:組織的基礎の欠如
参加者に対するしっかりした指導の中心や指揮系統が存在しないせいで、途中から運動が四分五裂に陥った。
3:大衆的基礎の欠如
学生と知識人だけで盛り上がってしまい、一般国民(労働者や農民)への参加の呼びかけを怠った。また、政府内に存在するはずの改革派と「暗黙の連合」を組む姿勢をとることもできなかった。
4:運動の戦略・戦術の失敗
運動を政治目的を達成するための手段として使うという意識が薄かった。デモ参加者たちは学生運動の“純粋性”をひたすら強調し、当局側への妥協や一時後退といった柔軟な戦術を一貫して否定。結果、ろくな目的もないまま天安門広場の占拠を長期間続け、弾圧を招くことになった。
わかりやすくまとめれば、天安門の学生運動は国民全体から見ればごく狭い範囲の支持者たち(と言っても全国で何百万人もいたが)だけが内輪で盛り上がっていた運動に過ぎず、ノンポリの一般庶民を相手に問題を訴えかけることや、シンパ以外の人々と幅広く連帯することを最初から想定していなかった。また、「ピュアな若者の運動」というイメージで自分たちを縛ってしまい、「汚い大人」である当局を相手とするしたたかな交渉戦略を否定してしまった──。
だから1989年の学生運動は失敗したというわけである。世界の歴史に名を残した事件の当事者の弁だけに、王丹氏の指摘は重い。
雨傘革命はなぜ失敗したのか
六四天安門事件に限らず、最終的に失敗した学生運動は、この「失敗の本質」に当てはまるケースが多いようだ。
例えば昨年9月に香港で発生した雨傘革命もそうだ。もともと中国当局相手の戦いは勝ち目が薄いものとはいえ、運動が掲げた香港の独自性の強調や行政長官選挙の健全化というテーマ自体は、少なからぬ「動揺層」の市民の支持を得られるはずの主張だった。だが、最終的に雨傘革命は瓦解し、複数の当事者が「何の成果もなかった」と敗戦の弁を述べるほど、実質的にはいかなる政治的目標も達成できないまま終わってしまった。
事実、雨傘革命を客観的に分析してみると、特に「王丹の法則」の②・③・④にかなり合致することがわかる。
1:思想的基礎の欠如
行政長官(大統領)選出をめぐる平等健全な普通選挙制度の実現、というワンイシューのテーマを掲げた。ただし、運動の長期化とともに香港独立などの別のイデオロギーが混じったり、既存政党のPRの場として使われるようになり、主張は混乱していった。
2:組織的基礎の欠如
全体を統括する明確なトップが存在しなかった。有名な学生リーダーのジョシュア・ウォンも、参加した学生団体のひとつのトップにすぎず、絶対的なリーダーではなかった。結果、運動は分裂し、特に各占拠地域(金鐘・銅鑼湾・旺角)の連携は最後までうまくいかなかった。
3:大衆的基礎の欠如
学生を中心に盛り上がり、若者層以外に支持が広がらなかった。むしろ、市街地占拠を通じて一般の商店主を敵に回し、デモ隊側も彼らの抗議に冷淡な姿勢をとったことで、少なくない市民からは静観どころか明確な嫌悪感を持たれてしまった。
4:運動の戦略・戦術の失敗
戦略的な妥協や撤退を決断できず、市街地の占拠状態をズルズルと目的もなく引き延ばしたことで分裂が加速。最後はなし崩し的に崩壊した。
雨傘革命の発生当時、日本をはじめ世界中で熱烈なシンパが生まれたことは記憶に新しい。だが、これは王丹氏の表現を借りて言えば、「学生運動の“純粋性”」ゆえに生まれた現象だった。このピュアすぎる立場は、やがて学生たちが採るべき戦略や戦術の幅を狭め、自縄自縛のなかで運動を失敗に導く最大の原因となってしまう。
もちろん、中国共産党の周縁地域(各少数民族自治区や香港)への支配の限界性を明らかにした点で、雨傘革命の歴史的意義は非常に大きい。だが、彼らが25年前の「失敗の本質」を超えられなかったことも、やはり確かなのである。
177
:
チバQ
:2015/09/28(月) 02:05:50
「失敗の本質」を克服した台湾
一方、近年の学生運動のなかで王丹の法則を克服できたレアケースも紹介しておきたい。それは台湾のヒマワリ学運だ。すなわち、昨年3月23日、現地の馬英九政権が進めていた対中貿易協定(服貿協定)の批准に反対する学生団体が立法院(国会議事堂)を占拠し、同月30日には市内で数十万人規模のデモを組織。最終的に服貿協定を凍結状態に追い込むことに成功した事件である。
以下、その特徴を見ていこう。
1:思想的基礎(主張内容の整理と明確化)
あいまいな目標を掲げたり複数の論点を出したりせず、主張を誰にでもわかりやすい服貿協定の撤回だけに絞った。リーダーたちは緑陣営(民進党系、台湾自立派)に近い立場にもかかわらず、「台湾独立」「馬英九退陣」「新自由主義反対」といった他のイデオロギーをほとんど持ち出さなかった。
2:組織的基礎(運動の分裂傾向の克服)
林飛帆・陳為廷の2人が絶対的なリーダーとして君臨し、指導部が分裂しなかった。また、既存政党や政治団体(過激な台湾独立派団体も含む)、NGOなどの協力を受け入れつつも、運動を乗っ取られることなく、指導部が最後まで全体の決定権を保持し続けた。
3:大衆的基礎(内輪だけの盛り上がりの克服)
過激だったりイデオロギー色が強かったりする言葉や、支持者にしか理解できない飛躍した論理をほとんど使わなかった。結果、与党支持層の一部を含む、世論の過半数の支持を獲得するに至った。当時、私が取材したリーダーの陳為廷は、「(過激な表現は)『イヤな感じ』がするよね」「穏健な主張をした方が、一般の人々が支持してくれることを体験的に知っているんだ」と話している。
4:戦略と戦術(「学生運動の“純粋性”」の克服)
リーダーたちは与党・国民党それ自体の批判はおこなわず、むしろ水面下で与党側としたたかに交渉した。結果、国民党内の反主流派で馬英九総統の政敵である大物政治家・王金平の協力を得ることに成功。服貿協定の事実上の凍結を与党政治家に宣言させることで、デモの政治目的を達成した。
加えて、私が取材中に個人的に感じたヒマワリ学運の特徴も、4点ほど追記しておこう。
Ⅰ:運動側からの具体的な解決策の提示
それまでに決まっていた服貿協定の枠組みをひとまず承認したうえで、「協定の内容を監督する法案の追加成立を求める」という、具体的で実現可能な対案を示した(結果、政権与党側がこの対案の受け入れを表明し、ヒマワリ学運は勝利している)。
Ⅱ:広報の重視、「客観的な第三者」の視点への意識
学生グループはプレス専門の翻訳局を設置し、留学経験者や外語専攻の学生を総動員して、英語・日本語・韓国語・フランス語・アラビア語など多言語で取材を受け入れた。また、私が取材中によく受けた質問は「僕たちの運動は外国人の目にはどう見えますか?」だった。
Ⅲ:異論の容認と既存イデオロギーの抑制
ネットや既存メディアからの中傷に対して、当事者やシンパたちが即座にヒステリックな反応を示すことは(皆無ではないにせよ)少なかった。デモ現場では年配層の多い過激な台湾独立派系政治団体を一か所に封じ込め、大部分の場所では一般学生が主役となった。3月30日の街頭デモの現場でも、既存政党や政治団体のノボリ旗や横断幕は皆無だった。
Ⅳ:支持者の幅の広さ、一般市民性
リーダー層は本来、自由貿易体制それ自体に批判的なリベラル派なのだが、運動のなかでは主張をワンイシューに絞ったことで「自由貿易には賛成だがこの法案にだけは反対」という新自由主義者や与党支持層をかなり多く取り込んだ。
正直なところ、私は仕事柄(雨傘革命や反安保デモを含めた)国内外の政治運動には常に第三者的に眺める立場なのだが、大きな例外としてヒマワリ学運についてだけは明確に好意的だ。もちろん、一因には台湾という国に対する日本人に独特の情緒(著書『境界の民』参照)もあるのだが、何よりも彼らの運動手法があまりにも見事に垢抜けていた点が、自分の好感の大きな源泉になっている。
事実、これは私だけの話ではない。取材中、もとは国民党支持層だった台湾人の友人や、現地の国内政治に是々非々の立場を示していた日本人記者たちが、次々とヒマワリの大ファンになっていく光景を多く目にした。巨大与党が決めた自国の将来の方向性を根本的に吹き飛ばせるほどのパワーを持つ社会運動とは、政治的に対立する人間や無関係な外国人までも味方につけてしまうほどの柔軟性と、懐の深さを持っているということだ。
178
:
チバQ
:2015/09/28(月) 02:06:18
「なんかSEALDs感じ悪いよね」
さて、近ごろツイッターなどを見る限り、日本におけるSEALDsやそのシンパには「ヒマワリ学運を評価する人間が反安保デモを評価しないのはダブルスタンダードだ」といった言説を好む向きも多いようである。それが本当に「ダブスタ」であるのか否かは、本稿で指摘したヒマワリ学運の特徴と、SEALDs運動の特徴を比較した上でよく考えて下さい、と答えるしかない。
ただし、台湾の服貿協定は「中国の覇権を容認する法案」、日本の安保法は「(実質的に)中国の覇権に備える法案」であるという根本的な性質の差異こそあるものの、当該の国家が「国のかたち」を変貌させる分水嶺に直面した際に勃発したリベラル派の抵抗運動――という点では、実のところヒマワリ学運とSEALDs運動の構図はかなりよく似ている。
では、なぜヒマワリ学運が「動揺層」を味方につけて抵抗運動を成功させて、SEALDs運動が「動揺層」を取り込めずに政治目的を達成できなかったのか? 下記に両者の主要なスローガンを引用することで答えの一端をお察しいただき、本稿を終えることにしよう。
179
:
とはずがたり
:2015/09/28(月) 09:05:04
>>175-179
<ヒマワリ学運>
台湾に天祐あれ、民主主義を守り抜け。:天祐台湾、桿衛民主
密室協議に反対する、服貿協定を撤回せよ。:反対黒箱、退回服貿
私たちに色はない、既存政党の指図は受けない。:我イ門無顔色、不受政党桿控
自分の国家は自分で救う。:自己国家自己救
<SEALDs>
戦争法案絶対反対。
アベ政治を許さない。
I say 憲法、you say 守れ。
なんか自民党感じ悪いよね。
戦争したくなくてふるえる。
180
:
とはずがたり
:2015/09/28(月) 09:07:46
>>175-179
興味深いっす。
日本の場合,経済政策で(一応)期待されてる安倍政権に対して馬はどうだったんでしたっけ?
安倍・菅の与党内支配が完璧で与党内部に手を突っ込める状況に日本は全くならなかったけど。
181
:
名無しさん
:2015/09/28(月) 22:21:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00010000-shincho-soci
「国会デモ」の新聞全面広告の代金は誰が出した?〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月28日(月)8時1分配信
〈強行採決反対! 戦争法案廃案! 安倍政権退陣!〉
新聞に躍る大きな文字にギョッとした方も多いのではないか。9月13日、朝日、毎日、東京新聞の3紙に掲載された全面広告だが、これを出したのは〈戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会〉なる組織である。
「この“総がかり行動”は、『戦争をさせない1000人委員会』と『解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会』と『戦争をする国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター』の3団体の合同体として、昨年12月に発足しています」
と、公安関係者は話す。
「ちなみに『1000人委員会』は旧社会党系の組織で、中心になっているのは自治労出身の人物。『共同センター』は共産党系の組織で、中心になっているのは全労連出身の人物です」
“総がかり行動”は、9月13日の分を含めて、最近1カ月で3回、前述の3紙に全面広告を出しているが、
「朝日に全面広告を1回出すだけでも数千万円かかる。他紙の分も含めて3回ですから、総額では1億円以上かかっているでしょう」(広告に詳しい関係者)
一体、そんな大金をどうやって捻出したというのか。“総がかり行動”の中心メンバーである高田健氏の話。
「全面広告費を出せるくらいカンパが集まっているんです。広告に郵便振替口座と銀行口座を記している場合もあるし、集会でもカンパを募ります。ただ、何億円も集まっているわけではないです」
にわかには信じがたい集金力だが、先の公安関係者によると、
「主にカンパで金を集めているのは事実のようです。傘下の労組だけで億単位の金を集めるのは不可能で、大口の人も含めて、一般の人からのカンパもかなり集まっていると見ています」
警察関係者が指摘する。
「金が集まりやすくなっているのは、“△△委員会”といった形で運動を展開し、党派色を消すのに成功していることも大きい」
振り込め詐欺団の裏には、暴力団が隠れているが、“△△委員会”の裏にも必ず誰かが隠れているのだ。
【特集】「『安保法案』7つの疑問」より
※「週刊新潮」2015年9月24日菊咲月増大号
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