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左翼・革新・護憲 斗争スレ

184名無しさん:2015/09/29(火) 06:51:58
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150914-00010000-kinyobi-soci
自民党副幹事長、義家弘介氏が顧問の協会代表――SEALDs琉球にデマか
週刊金曜日 9月14日(月)17時59分配信

 沖縄県内の「自由と民主主義のための学生緊急行動」(シールズ琉球)をめぐる怪情報がインターネット上で飛び交っている。手登根安則氏(日本文化チャンネル桜沖縄支局キャスター)によるSNSへの書き込みが発信源の一例だ。

 シールズ琉球は8月23日、米軍嘉手納基地近くの美浜多目的広場で「戦争法案に反対する緊急アピール」を実施し、約500人(主催者発表)が参加した。手登根氏は24日、自身のフェイスブックへ「エイサー(編集部注:祭祀芸能)をする、という理由で借りたようですが内容は反政府、反基地、反安全保障法案」と書いた。また、北谷町が定める「使用基準」「利用規約」関連の使用制限事項に「特定の政治団体、宗教団体及び個人等の利益になる活動(例:特定の政治団体の選挙活動、特定の宗教団体の勧誘活動等)」があるとし、「公共機関が政治団体に場所を貸し広報」などと記した。不特定多数の利用者が閲覧可能で、9月1日時点で668人が「いいね」(賛同)を押し、33人が転載している。

 だがシールズ琉球は「エイサーは間近で決まり追加したもの。当初からアピールを目的に申請した」と説明する。同町企画財政課は「集会と演舞で最終的に受理しています。総務大臣等へ届け出のある政治団体に該当せず、憲法21条等の観点からも無闇に制限されるべきでないと考える」と回答した。

 手登根氏は本誌に「知人からの伝聞を基にしたあの書き込みはシード(問題提起)です。真実が明らかになれば伝えるが、情報をどう判断するかは皆さん」と言う。

 沖縄教育オンブズマン協会代表(義家弘介自民党副幹事長が顧問)など複数肩書きがある手登根氏は、東京都内で8月7日開催の「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民

・国民の会」集会でゲストとして司会を担当。「ウソを平気で書いて(中略)実証されぬまま(中略)歴史に刻まれているのがたくさんある」などと訴えたが、自身はどうか。同会の名誉顧問は中山成彬氏(次世代の党両院議員総会長)で、集会当日は百田尚樹氏らも出席した。

 手登根氏の周辺・関連記事として、ネット情報サイト『リテラ』は〈「基地反対派がハーフ女児暴行」は右派のデマ攻撃だった! 元国会議員も関与〉(15年4月7日、梶田陽介氏執筆)を報じている。

(内原英聡・編集部、9月4日号)

最終更新:9月14日(月)17時59分

185とはずがたり:2015/09/29(火) 08:20:39
>>174
情報提供有り難うございます。
1998年頃の躍進時にはこんなにも増えてなかったって事で前回とは違うって認識ですかね?(で,序でにいうと俺がサンケイ新聞を信用してるという認識なんですね〜。^^;)

民主と維新の新党結成で右寄りの野党第一党が出来たりすると党勢拡大の流れを維持出来るのかも知れませんが,このままだと前回同様の尻つぼみだと俺は思ってます。

186名無しさん:2015/09/29(火) 19:50:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150929-00000003-pseven-soci
落選運動 安倍首相、菅官房長官、鴻池氏、ヒゲの隊長ら標的
NEWS ポストセブン 9月29日(火)7時6分配信

 国会前のデモなどで安保法案に反対してきた人々からは、法案に賛成した議員に対して落選運動を起こそうという声が上がり注目を集めている。

 では、安保法案反対派が落選運動の標的にするのはどんな顔ぶれだろうか。政治評論家の浅川博忠氏はこう見る。

「安保法案強行の責任者の筆頭はいうまでもなく安倍晋三・首相、次に担当閣僚である中谷元・防衛相と岸田文雄・外相、菅義偉・官房長官も同格です。法案の閣議決定に署名した大臣たちも当然、連帯責任を負っている。

 自民党では解釈改憲を主導した高村正彦・副総裁が一番で、谷垣禎一・幹事長、稲田朋美・政調会長、二階俊博・総務会長の党3役も同等でしょう。参院側は安保特別委員会の鴻池祥肇・委員長と“ヒゲの隊長”こと佐藤正久氏ら与党理事たち。さらに解釈改憲に反対しながら法案賛成に回った公明党でいえば山口那津男・代表と与党の法案協議の責任者だった北側一雄・副代表が重い責任を負っている」

 すでにネットでは来年の参院選をにらんで、安保法案に賛成した自民、公明、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革5党の参院議員全員の名前が「安保法案戦犯リスト」などの見出しで掲載されている。『安全保障関連法案に反対する学者の会』の呼びかけ人で憲法学者の小林節・慶応大学名誉教授はこういう。

「安保法案反対運動は違憲訴訟と選挙の両面から今の政権を交代させる活動に移っていくでしょう。落選運動はその一環。参院選では与野党対決となる1人区を中心に自民党の対立候補を応援することになるだろう。

 さらに衆院解散に追い込んで次の総選挙でも落選運動は継続される。ただし、政権を代えるといっても、あくまで間違った憲法解釈や安保法制を改めさせるのが目的ですから、特定の政党や労働組合などの組織と結びつくのは危ない。学生や学者、弁護士、市民グループなどが緩やかに連携する形で運動を展開していくことになると思う」

※週刊ポスト2015年10月9日号

187名無しさん:2015/09/29(火) 19:54:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150929-00000017-pseven-soci
安保デモ参加者 安倍氏落選狙い10万人の山口4区移住提言
NEWS ポストセブン 9月29日(火)16時6分配信

 安保法案が可決されたが、その直後から「賛成した議員に落選運動を仕掛けよう」という声が反対派の市民から出始めている。ネット上にもそういった声が多数書き込まれた。落選運動の標的としては、まず安倍晋三・首相、次に担当閣僚である中谷元・防衛相と岸田文雄・外相、菅義偉・官房長官、自民党では解釈改憲を主導した高村正彦・副総裁や、谷垣禎一・幹事長、稲田朋美・政調会長などの名前が取り沙汰されている。

 そうはいっても、安保法案の責任者として名前があがっている有力政治家の多くは固い地盤を誇り、選挙に強い議員たちだ。

 衆院山口4区の安倍首相の場合、昨年12月の総選挙で約10万票を獲得し、次点の共産党候補(約1万7000票)に6倍近い8万票以上の差をつけて楽々当選している。山口1区の高村氏も次点の維新の党候補に8万票以上の差で当選した。

「落選運動」といっても、この2人のように解釈改憲の象徴ともいえる議員たちを追い詰めるくらいの選挙戦にならなければ政治を変えることは難しいはずだ。

 果たして反対派に“安倍首相落選”への成算はあるのだろうか。選挙・政治制度論が専門の湯浅墾道(はるみち)・情報セキュリティ大学院大学教授は「可能性はある」と、米国の州議会選挙などの落選運動で使われているボート・スワッピング(投票交換)の手法をあげる。

「東京都民が安倍首相を落選させたい場合、ネットで山口4区の人に“安倍首相に入れないで”と依頼し、それに応じた山口4区の人は東京で誰に投票しないでほしいと依頼して投票行動を交換する。落選運動は主にネットで広がるため、効果は大都市の選挙区であるほど大きく出る傾向がある」

 これならば、“長年、自民党支持者だったが、安倍首相には反対、でも自民党以外に投票するのも気がすすまない”というジレンマを抱えている有権者も動きやすくなる。

 とりわけ参院選であれば、選挙区と全国比例の候補者の投票を交換するといった多様な交換条件が考えられる。かなり有効だろう。ただし、衆院選の場合、ガチガチの「安倍支持者」が多い首相の選挙区で8万票もの大差を覆すほどの有権者が票の交換に応じるかは疑問がある。

 安保法案反対派の中から「究極の秘策」として浮上しているのは、もっとストレートなやり方だ。

「8月30日に全国300か所以上で行なわれた安保反対デモに参加した人は1日で数十万人にのぼった。デモ参加者を中心に“絶対に安倍さんを落選させたい”という人に呼びかけて山口4区に移ってもらう。10万人規模の有権者が住民票を移せば、現職総理を落選させることも可能だ」(デモ参加者)

 現実にはハードルが高いが、もしそんな規模の有権者が行動すれば、どんなに選挙に強い政治家でも心胆を寒からしめることができるはずだ。

※週刊ポスト2015年10月9日号

188名無しさん:2015/09/29(火) 21:23:25
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00078953-diamond-soci
学校教育に洗脳されなかった シールズ奥田愛基の野生
ダイヤモンド・オンライン 9月28日(月)8時0分配信

 奥田愛基はいま、注目の23歳である。私は何度か国会前の安保法制という名の戦争法案反対集会で一緒になったが、むしろ、静かな印象を与える若者だった。もちろん、「安倍はやめろ」とラップ調でコールする声は激しい。しかし、たとえば9月15日の参議院特別委員会の中央公聴会では公述人として次のように切り出している。

 「大学生の奥田愛基と言います。シールズという学生団体で活動しています。こんなことを言うのは非常に申しわけないが、先ほどから寝ている方がたくさんいるので、もしよろしければ話を聞いてほしい。僕も2日間くらい緊張して寝られなかったので。僕も帰って早く寝たいと思っているのでよろしくお願いします」

 奥田にメモを渡して、こう発言するよう促したのは、やはりシールズのメンバーで、同じ明治学院大4年生の牛田悦正だった。

 シールズとは、Students Emergency Action for Liberal Dmocracy-sの略で日本語に訳せば「自由と民主主義のための学生緊急行動」となる。

 奥田によれば、特定の支持政党を持たない無党派の集まりで、保守、革新、あるいは改憲、護憲の垣根を越えてつながっている。

 最初はたった数十人で、立憲主義の危機や民主主義の問題を真剣に考え、5月から行動を開始した。その後、デモや勉強会、街宣活動などを通じて、自分たちの考える国のあるべき姿や未来について社会に問いかけてきたつもりだという。

 シールズに対しては「騒ぎたいだけだ」とか、「若気の至り」などの非難の声も投げつけられたが、私の接した奥田は、浮わついたところのない好青年である。

● 「家にマザー・テレサがいたらウザくないですか? 」

 どうして、こういう若者が育ったのか?  その秘密を尋ねて1冊の本に行き当たった。高橋源一郎×SEALDs著『民主主義ってなんだ? 』(河出書房新社)である。

 作家の高橋は明治学院大学国際学部の教授でもあるが、奥田と牛田はそのゼミ生らしい。

 大学の入試で高橋は奥田を面接し、奥田のつくるカレーの話になって盛り上がったという。それまでの学校教育に“洗脳”されて、受験生はほとんどおとなしいのに、奥田はとびぬけて野性的だった。

 高橋の「言語表現法」という文章を書く授業でも異彩を放ち、高橋はしばしば、奥田の書いたものを題材にした。高橋の奥田評を引こう。

189名無しさん:2015/09/29(火) 21:24:14
>>188

 「惚れ惚れするような、変な、文章を書いてくるんだ。どこに向かっているのかわからない、無鉄砲なところもよかった。文章も奥田君も。それから、奥田君は、突然姿を消したり、いきなりゼミにやって来て、ゼミ長みたいに振る舞ったり、またいなくなったりした」

 奥田の父親の知志は北九州で貧困者やホームレスの支援をしている有名な牧師である。でなければ、愛を基になどという名前を息子につけないだろう。しかし、奥田にとって、このことはけっこう重かった。

 たとえば放火で服役していて出所して、また放火した人を親は引き受けるという。緊急家族会議が開かれ、「うちが火つけられない? 大丈夫? 」といった話になる。

 結局、引き受けたのだが、朝起きると、知らないおじさんがいるのも日常茶飯事だった。

 「この人は新しい家族だから」と父親は平気な顔で言う。

 とまどいながらも奥田は、「パン、何枚食べますか?  あ、2枚っすか」といった応対をしていた。

 「すごい教育受けてるね」と高橋も合いの手を入れているが、奥田は小学校まではそれが普通だと思っていた。他の家とは違うことがわかっていなかったのである。

 酔っぱらった勢いで、一度、父親に「なんでそんなことやってんの? 」と尋ねた。返ってきた答は、「僕な、人間が好きなんよな」だった。自分の父親は「ヤバいぞ」と奥田は思ったという。

 「いいお父さんだね」と言われて、奥田は胸の中で呟く。「よく想像してみてくださいよ。家にマザー・テレサがいたらウザくないですか? 」

● 飼いならされていない野性が大人を惹きつける

 奥田は語る。

 「そういう親父のもとに育って、中学で家を出ました。北九州にいたときは不登校とかいろいろあって、というか家と世俗の価値観があまりにも合わなすぎて(笑)。だから九州を出て、八重山諸島の鳩間島っていう、ディズニーランドよりも小さい周囲4キロくらいの島に行って、そこで中学生生活をおくりました。卒業して、島根県の浅利町という人口が千人くらいしかいない所の高校に行って、そして今に至るという感じですね」

190名無しさん:2015/09/29(火) 21:26:25
>>189

 海が好きな奥田が鳩間島を選んだのはグーグルで検索した結果である。最初は海外に行こうとか、国内で一番遠い北海道に行こうかと考えていた。しかし、北海道は寒いなと思って沖縄にしたのである。

 奥田が入った島根の全寮制の高校は3学年で50人。1学年が20人足らずだった。

 奥田の飼いならされていない野生が育まれた背景である。

 そんな奥田も、自民党を離党せざるをえなくなった武藤貴也が、シールズの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という利己的な考えに基づくと発言し、「どう思いますか」と何度も訊かれた時は辛かったという。

 バカな発言をまともに取り上げるメディアにうんざりしたのだろう。

 しかし、そんな大人ばかりではなかった。自発的に慶大名誉教授の小林節がやって来たのである。マイクを渡すと小林は口を開いた。

 「こんなひどい雨の中で集団的自衛権に反対していると聞いて多少なりとも応援にと来ました」

 神奈川新聞「時代の正体」取材班『時代の正体』(現代思潮新社)によれば、奥田はこの時のことをツイッターでこう振り返っている。

 「小林節さん片手が少し不自由だから、マイク持ったら傘持てないんだよね。それ初め分からなくて、マイク持ってもらったらめっちゃ濡れちゃって。けど全く動じず話し出して、スピーチして。超堂々としてた。動画見たら分かるけど、メガネに水滴が垂れるぐらい雨降ってた中でだよ」

 生まれつき左手の指がない小林は、いじめられ、したたかに孤独を味わってきた。その小林の言葉を引きながら、奥田はさらにつぶやく。

 「疲れてるのもあるけど、もうこれ電車の中でボロ泣き。『君たちはひとりじゃない。エネルギーは正しい方向に向かっているよ、と励ましたかった。僕がひとりで闘ってきたから、余計にそう思うのかな』先生、俺マジで頑張ります」

佐高 信

191名無しさん:2015/09/29(火) 21:27:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00084830-toyo-bus_all
安保法案、「デモの熱気」が官邸を焦らせた
東洋経済オンライン 9月17日(木)8時0分配信

 孫子の兵法に「その無備を攻め、その不意に出ず」というのがある。簡単にいえば、敵が考えもしないところに注目し、意表を突けということ。自民党の今回の動きは、この兵法そのものだ。9月15日午後、参院議員会館で取材していたところ、たまたま会った自民党関係者から「与党は安保関連法案を明日通すらしい」と聞いた。

安倍首相は待ちぼうけ

 同法案に関しては、「16日に地方公聴会が開かれ、17日に参院平和安全法制特別委員会で採決され、18日には本会議にかけられ成立する見込み」とのスケジュールが報道されていた。それが「16日に本会議が開かれ、そのまま『休憩』。午後の横浜での地方公聴会の後、鴻池委員長と他委員が国会に戻ってきて委員会を開催。採決の後、本会議で通す」(同関係者)というのだから、スケジュールが大きく早まったことになる。急ぐ理由は何かと聞くと、同関係者は「どうも官邸から『早めたい』と言ってきたようだ。昨日の国会デモがショックだったらしい」と説明した。

■ デモの盛り上がりに焦った

 「昨日の国会デモ」とは、14日の夕方に4万5000人(主催者発表)が国会周辺を取り囲んだ件だ。参加者は口ぐちに、「戦争をさせない」「9条を守れ」と安保関連法案の廃案を訴え、岡田克也民主党代表と志位和夫共産党委員長、吉田忠智社民党党首など野党の党首も政府の対応を批判する演説を行った。その他、共産党から市田忠義前書記局長と小池晃政策委員長、社民党から福島みずほ前党首、生活の党と山本太郎となかまたちからは玉城デニ―国対委員長も参加している。

 「19日からのシルバーウイークに入ってしまうと、確実に全国各地で多くの反政府デモが開催される。その前に片づけておいて、熱を冷ましたいのだろう」(同関係者)

 だがそうするにしても、自民党としては「強行採決」というイメージはなんとか避けたい。

 そこで新党改革、次世代の党、日本を元気にする会の3党と修正協議を行い、彼らが主張する自衛隊をホルムズ海峡に派遣する場合に国会の事前承認を要件にすることなどを受け入れた。

 ただし条文に手を加えず、閣議決定して付帯決議として盛り込むことにした。衆院で再度審議することを避けるためで、自民党としては可能な妥協だ。3党の議員14名を味方にすることで、「強行採決」の汚名を阻止できた。ただし維新の党との修正協議は決裂しており、民主党や共産党などとも対立したままだ。

 そのため、15日に理事懇を開いても、16日の日程がまとまらなかった。鴻池祥肇委員長が職権で「16日午後6時」に平和安全法制特別委員会の開催を決定したが、これには「採決」が含まれていない。しかし民主党など野党には「一気に採決までもっていき、本会議で成立させるらしい」との情報が広がった。これに、どのように抗うか。「野党は第1委員会室にバリケードを作って審議を阻止するらしい」「鴻池委員長を地方公聴会の会場に閉じ込め、国会に戻れなくするらしい」「国会に帰ってきたところで、委員会室に入れないように閉じ込めるらしい」などの噂が流れた。

 確かに鴻池委員長に対する「妨害行為」はあった。地方公聴会が終わった後、会場から出る車を群衆がブロックし、中にはその前に身を投げ出して動きを阻止する人もいた。だがこうした事態は予想されていたため、鴻池氏はいち早く会場を脱出し、午後6時前には参議院に到着している。一方、混乱に巻き込まれて予定の新幹線に乗り遅れた民主党の北澤芳美元防衛相や福山哲郎元官房副長官も、午後6時半に第1理事会室に入った。

■ 理事会室の前では怒号

 第1理事会室と第1委員会室は数メートルしか離れていないが、その空間には多数の与野党議員や記者、カメラマンがひしめいた。人の熱気に加えてカメラの照明で、そのスポットだけは気温が30度を超えていた。さらに「実力行使なんて、恥ずかしいだろう!」「ここは言論の府だからな!」など理事会室の前では怒号が飛び交い、委員会室の前で与党側の議員が「民主党なんて全員議員辞職してしまえ」と叫んでいた。

 さらに首にピンクのリボンを巻いた女性議員がこれに加わった。民主党の神本美恵子参院議員、郡和子衆院議員、西村智奈美衆院議員の呼びかけで集まった民主党と共産党の女性議員たちは、「公聴会の公述人に女性がいない。安倍政権の『輝く女性』政策に逆行しているのではないか」と理事会室前で訴え、「女性の声を聞け!」とコールを繰り返した。

192名無しさん:2015/09/29(火) 21:27:32
>>191

 このような喧騒の中、理事会は何度か休憩をはさみつつ行われた。時折、憔悴しきった様子の鴻池委員長が衛視数名に警護され、理事会室から出てきた。

 16日午後7時には安倍晋三首相が国会に入り、2階にある内閣総理大臣室で待機した。そして午後9時前に参院第1委員会室に入って岸田文雄外相と中谷元防衛相とともに席につき、委員会が開かれるのを待っていた。だが動く様子は全くなく、日付けが変わった翌17日午前0時10分に、委員長職権で再度、委員会が立てられた。

■ 野党は「時間稼ぎ」で最後の抵抗

 その後、17日の午前8時50分から理事会、午前9時から委員会が開かれることが決まり、不正常な緊張状態は解かれることになった。だがすでに野党は16日午後5時の党首会談で、採決の絶対阻止と強行採決の場合は内閣不信任案や問責決議案で対抗することを決めている。

 また平和安全法制特別委員会の冒頭で鴻池委員長の門責決議案が出される、との話もある。それを処理した後で、参院外交防衛委員長、参院議運委員長への問責決議案、外相や防衛相の問責決議案と続き、最終的には内閣不信任案が提出されると見られている。時間稼ぎの常とう手段である。それを見越してすでに衆院では議員運営委員会理事会の予定が立てられており、対応の準備は済んでいる。

 これらが15時間から18時間かけて行われる一方で、安保関連法案が委員会で可決され、本会議で通ることになるだろう。同法案成立に向けた最後の山場が迫っている。

安積 明子

193名無しさん:2015/09/29(火) 21:31:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000005-jct-soci
SEALDsの政治戦略に触れ、思わぬ「炎上」 為末大、「正論なのに...」と擁護の声も
J-CASTニュース 9月28日(月)19時27分配信

 元陸上競技選手でスポーツコメンテーターの為末大さん(37)が、安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」についての分析記事にツイッターでコメントしたところ、思わぬ波紋を広げてしまった。

 為末さんの意見については「正論」とする声も多かったのだが、ツイッターユーザーらとのやりとりを通じ、最終的には自身の「認識違い」だったとして反省の弁を口にした。

■「純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」

 為末さんが触れたのは、SEALDsの運動を過去に起きた海外の学生運動の失敗例・成功例と比較する形で分析した記事だ。

 筆者であるノンフィクション作家の安田峰俊さんは、1989年に中国で起きた六四天安門事件の学生運動指導者・王丹氏が自ら考察した同運動の失敗原因を紹介。その一つに「運動の戦略・戦術の失敗」があり、記事中ではこれを、

  「『ピュアな若者の運動』というイメージで自分たちを縛ってしまい、『汚い大人』である当局を相手とするしたたかな交渉戦略を否定してしまった」

と解説していた。

 安田さんは、香港の雨傘革命(14年9月)も同様の理由を原因に失敗した側面があると指摘。一方で、台湾のひまわり学生運動(14年3月)では学生運動の「純粋性」を克服し、戦略的な交渉を行ったことなどが成功につながったとの見方を示した。SEALDsについては具体的な分析を控えたが、「成功例」であるひまわり学生運動と彼らのスローガンを併載することで、SEALDsが政治目標を達成できなかった理由の一端を暗に示した。

 戦略の重要性については為末さんも深く共感したようで、2015年9月26日には、記事を引用して「これだと思う。純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」とツイートした。

 あるユーザーから、このコメントだけでは主張が分かりにくいとする声が届くと、

  「僕らの世界ではチームが負けた時に、何が敗因だったか、次はどうすれば勝てるのかを、分析し総括して、次につなげるのがいい監督だと言われていて、試合にどんな純粋な気持ちで挑んだかは評価とは関係がないです」

と、スポーツの勝負の世界になぞらえて自身の見解を説明した。

194名無しさん:2015/09/29(火) 21:32:21
>>193

目標は廃案ではなく意見表明?
 すると為末さんのもとには、さまざまな反論や批判が寄せられることとなった。SEALDs支持者とみられる人々からは、

  「ご自分の目で現地で見てください。為末さんにはガッカリです」
  「SEADLsがハイセンスだったから感じるヒガミ」
  「ご自分の言葉で、建設的な批判をしましょう」

といった厳しい声が寄せられた。

 為末さんはこうした意見を一つ一つ拾い「丁寧」に返信していたのだが、そのほかの人々からも、「SEALDsは『SNSを利用してゆるくつながる、組織を作らない、リーダーを立てない』という組織であり『勝つ』という考え方をしていないのでは」といった意見や「スポーツの勝ち負けと今回のデモは違うのでは」といった具体的な反論が届いた。

 安田さんの記事は、「廃案」が目標であることを前提に書かれており、為末さんも同じ認識で話を進めていたようだが、「成果のありなしは参加者それぞれ」だとする声や「参加者は次の選挙等を見据えており、廃案がゴールではなかったのでは」といった指摘がくると、

  「例えばメダル獲得が目的なのか、それとも競技に注目を集めるのが目的なのかによって手段が違うし評価も違うのですが、僕が勝手に安保を止めるのが目的だと思っていたので、その認識間違いがあったみたいです。すいません」

と謝罪。「廃案を目指すのではなくて、声を出して意見表明をすること自体が目標だったのだと認識しました」と改めた。

 さらに、日頃の発言が賛否を呼ぶことについても触れて、

  「結局僕が炎上する時の一番の要因は、みんなそんなに一番になったり絶対目標を達成したいわけじゃないのに、そういう前提でつき詰めて話しすぎることじゃないかと思って、反省しております」「僕は勝敗や目的達成にこだわりすぎる」

と述べた。

「叩いてる奴は全員読解力のないアホ」「為末の言うとおり」
 SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)は「自由で民主的な日本を守るため」にできた組織であり、活動目的は安保法案廃案に限定しているわけではない。

 ただ国会前等での反対デモにおいては、「本当に止める」をキャッチフレーズに、「戦争法案、絶対廃案」と声高に叫んできた。そのため、安保反対デモにおいては為末さんのように「廃案が目標」と受け止めるのも無理はないだろう。

 また為末さんのツイートは、SEALDsを真っ向から否定したわけではなく、「廃案」という目標があるのなら分析や総括を通して戦略を立てるべきと主張したに過ぎなかった。そのため今回の「炎上」に対しては、

  「これに関しては為末さんの言うとおり」
  「言葉を選ばず言うと、今回は為末氏叩いてる奴は全員読解力のないアホ」
  「ぐうの音が出ないほどの正論なのに」
  「社会運動はなんらかの成果を得るためにやってる訳で、それを『成果が得られたかどうかは参加者それぞれ』言われたら混乱するだろね」

といった擁護の声も多く上がっている。

195名無しさん:2015/09/30(水) 20:47:22
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00000000-sasahi-pol
共産まさかの柔軟路線 永田町勢力図に“革命”か〈週刊朝日〉
dot. 9月30日(水)7時4分配信

 安倍1強時代が終わるかもしれない。9月19日、共産党の志位和夫委員長が、「国民連合政府」構想をぶち上げたのだ。

 共産はほぼすべての選挙区に独自候補を擁立してきた。それが今回、安保関連法廃止に向けた暫定政権をつくるために他の野党と選挙協力をするというのだ。志位氏は「党の歴史でも初めて」と胸を張った。

「内閣不信任案提出前の野党5党の党首会談でも、志位氏は『不信任案は、このメンバーで政権をつくるという意味ですよ』と発破をかけていた。『確かな野党』じゃないのかよ!と、他党幹部も度肝を抜かれたそうです」(維新の党関係者)

 すでに選挙協力の議論を始めた民主党と維新に、共産までもが加わるとなると、その影響は絶大だ。

 例えば来夏で改選になる議員を選んだ2010年7月の参院選では、29の1人区のうち21区で自民党が勝利していた。このとき、共産党を含む野党共闘が実現していたと仮定して計算すると、山形、栃木、徳島、長崎、熊本、沖縄の6県で野党が逆転勝利。ほかにも4県で1万票差程度の接戦になる。勝敗がひっくり返りかねないのだ。

 今回の決断の理由について「野党がまとまってほしいという国民の声を受け止めた」と志位氏。実際、国会前デモから連なる世論のうねりがある。23日に横浜市内で民主党の枝野幸男幹事長が街頭演説をした際には、「民主党は国民連合政府に協力を!」「民共共闘」などと書かれたプラカードを持った聴衆が多数集結。握手に回る枝野氏に「野党共闘お願いします」などと声をかける人も多く、他の議員の演説中には「野党は連帯!」というコールも起きた。こうした異例の現象が、選挙協力の後押しになる可能性はある。

 とはいえ、道のりは険しい。25日には民主・共産の党首会談が行われたが、民主の岡田克也代表は会見で「共産党と政府をともにするというのはかなりハードルが高い」と硬い表情。維新の松野頼久代表も24日に国会内で志位氏らとバッタリ鉢合わせ、「清水の舞台から一緒に飛び降りましょう」と声をかけられたが、苦笑するのみだった。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏がこう解説する。

「民主や維新の議員や支持者には“共産党アレルギー”も根強く、票が逃げる可能性もあるので全面的な協力は難しい。ただ、共産が一部の選挙区に独自候補を立てず、党員に他の野党への投票を呼びかけるなど、部分的な協力は成立し得るのでは。衆院小選挙区あたり平均約2万票を持つ共産が動く意味は大きい」

“ウルトラ志位(C)”はなるか。

※週刊朝日 2015年10月9日号

196名無しさん:2015/10/01(木) 20:39:38
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151001-00005483-sbunshun-pol
「国民連合政府」で大攻勢 共産党強気の背後にあの男
週刊文春 10月1日(木)18時6分配信

 共産党が連立政権入りを前提とした野党勢力による「国民連合政府」構想や選挙協力をぶち上げ、“野党政局”を主導している。“仰天プラン”の威力は十分で、共産党の固定票が欲しい野党第1党の民主党は振りまわされっ放しだ。

 9月19日未明、大混乱の末、安全保障関連法が成立した。防衛省の内部文書をすっぱ抜くなど、国会論戦をリードしてきた共産党の反射神経は抜群だった。成立から11時間後、第4回中央委員会総会を緊急開催すると、志位和夫委員長(61)が記者会見を行ったのだ。

 志位氏は、(1)「戦争法」を廃止する(2)そのために安倍政権を打倒し、国民連合政府をつくる(3)本気で政府をつくるなら野党間で選挙協力が必要――との主張を展開した。徹夜明けの記者たちは、突然の提案に寝ぼけ眼をこすって「あわてて記事を書いた」(政治部記者)というほど、電光石火の動き。同じ頃東京・銀座で新味のない街頭演説を繰り返していた民主党の岡田克也代表とは対照的だった。

 攻勢はその後も続き、25日には志位氏が岡田氏と会談。共産党が呼びかける党首会談は稀で、永田町関係者を驚かせた。会談で岡田氏は連合政府には否定的だったものの、与党に対抗するための選挙協力には意欲を見せ、志位氏は「大変良いスタートが切れた」とご満悦だった。

 野党第3党とは思えぬ存在感を見せる共産党の強気の背景には近年の党勢拡大があるが、加えて心強い援軍の存在も大きい。生活の党の小沢一郎共同代表である。

 小沢氏は、かねてから共産党が国政選挙で全選挙区への候補者擁立の基本方針を転換し、野党が候補者を1人に絞りこめば、選挙の帰趨を制する1人区で自民党に勝てるというのが持論だ。

 両氏は急速に距離を縮めており、「共産党の政治家は、他党の人間とのサシの飲食は禁じられていると言われているが、8月に2人きりで酒を飲んだとの情報も飛び交っている」(野党関係者)。

 小沢氏は、共産党の提案を受けて「頭の切り替えと素早い行動だった。これは他の野党も見習わなきゃいけないね」と手放しで絶賛。これを志位氏は「嬉しい評価」とツイートし、28日には会談するなど両者の息はピッタリだ。

 民主党の存在感は見えず、維新は分裂前夜。創立93年の老舗革命政党が、野党の覇権を握るか。


<週刊文春2015年10月8日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

197名無しさん:2015/10/03(土) 09:16:38
http://mainichi.jp/select/news/20151001k0000m040079000c.html
姫路市:「政権批判理由に催し中止は違憲」主催者に謝罪
毎日新聞 2015年09月30日 21時10分

 兵庫県姫路市は30日、安倍政権を批判したビラや発言を理由にJR姫路駅前の広場で7月にあった催しを中止させたことについて「集会や表現の自由を保障した憲法に違反した行為だった」と認め、主催者側に謝罪した。

 催しは西播地域労働組合総連合(西播労連)の主催で7月24日、市管理の「姫路駅北にぎわい交流広場」で開かれた「駅前文化祭」。政権批判のビラを掲示したり、寸劇などで「安倍政権はノー」と訴えたりした。市は「公共の広場の利用趣旨に合わない」などとして催しの途中で広場の使用許可を取り消し、催しは2時間で打ち切られた。労連側は8月、「中止させた行為は違憲」として、損害賠償など約220万円を求めて神戸地裁姫路支部に提訴していた。

 市は30日、西播労連側に市役所で直接謝罪。松本孝明・都市拠点整備本部副本部長は「庁内で検証したが、当日のビラや発言は中止するほどの内容ではなかった。今後は中止する際のマニュアル作りを進め、二度と過ちを起こさないようにしたい」と話した。西播労連は市の対応を受け入れて訴訟を取り下げ、谷口善弘議長は「同様の催しを再度、同じ広場で開きたい」と述べた。【加藤敦久】

198名無しさん:2015/10/03(土) 11:09:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000051-asahi-soci
SEALDsの奥田さんに殺害予告届く 大学に書面
朝日新聞デジタル 9月28日(月)20時2分配信

 安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)が28日、自身と家族に対する殺害予告の書面が届いていたことをツイッターで明らかにした。奥田さんは、神奈川県警港北署に被害届を提出したという。

 奥田さんによると、「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面1枚が入った封書が24日、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。同大広報課は「調査中」とし、詳細を明らかにしていない。

 奥田さんは、国会前などで学生が主催した抗議行動の中心メンバー。参院特別委員会が今月15日に開いた中央公聴会に公述人として出席し、「国会を9月末まで延ばし、国民の理解を得られなかったのだから、廃案にするしかない」などと述べていた。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00050055-yom-soci
シールズ・奥田さんらの殺害予告、大学に届く
読売新聞 9月29日(火)11時51分配信

 安全保障関連法案の反対運動を行ってきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー奥田愛基(あき)さんと家族に対する殺害予告が、奥田さんが在籍する明治学院大に届いていたことが29日、わかった。

 同大広報課によると、殺害予告があったことは24日に把握し、26日に文書で同大白金キャンパス(東京都港区)に届いた。同課は「詳細な経緯を確認中。警察に相談している」としている。

最終更新:9月29日(火)12時6分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00000005-jct-soci
SEALDs・奥田氏への殺害予告 犯人は「明治学院大」でなく「明治大学」に誤送していた
J-CASTニュース 9月29日(火)18時38分配信

 安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで、明治学院大4年生の奥田愛基(あき)さんとその家族に対する殺害予告は明学大でなく、奥田さんと無関係の明治大学に届いていた。J-CASTニュースの取材で分かった。

 殺害予告の「実物」は、明大から送付される形で明学大に渡っていた。

■殺害予告はシルバーウイーク明けの24日に明大へ届けられた

 奥田さんは2015年9月28日、自分と家族に対する殺害予告が「明治学院」に来たとツイッターで明かし、「僕だけならまだしも、なんで家族に対してもそうなるのか...。何か意見を言うだけで、殺されたりするのは嫌なので、一応身の回りに用心して、学校行ったりしてます」と複雑な心境を語った。報道によると、殺害予告は「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面1枚が入った封書。奥田さんは神奈川県警港北署に被害届を提出したものの、送り主は依然見つかっていない。

 ただ、殺害予告は初めから明学大に届けられたわけではない。シルバーウイーク明けの24日、書面を受け取ったのは明学大と2文字違いの明治大学だった。明大広報課によると、受け取った後は速やかに所轄の警察署へ通報し、明学大に送付したという。

 一方の明学大は24日、明大から連絡を受けて事態を把握する。明大の送付した書面が届いたのは、それから2日後の26日だったという。なお、書面の詳しい内容は「大学からは回答できない」(同大広報課)としている。

ツイッターには「明治大学の奥田さん」の書き込み
 殺害予告が誤って明治大学に送付されていた事実は、奥田さん本人も把握していたらしい。SEALDsとともに国会前でデモを行っていたとされる男性が15年9月29日未明、「本人から聞いた」話として殺害予告の「誤送」をツイッターで明かしていた。

 安保法案に反対する国会前デモを通じて知名度を上げたSEALDs。奥田さんはマスコミ取材に応じる機会も多く、その度に在籍する大学の名前が報じられた。しかし、送り主と同じ「勘違い」をしている人は少なくなかったようだ。ツイッターには、

  「奥田って人は明治大学らしい」
  「明治大学の奥田さん凄いな」

といった書き込みを多く見つけられる。それ以外に、奥田さんが明治大学大学院に在籍している、という「事実誤認」も確認できた。

199名無しさん:2015/10/03(土) 11:09:22
>>198

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000005-jct-soci
「我が母校の知名度の低さが...」 SEALDs奥田氏殺害予告「誤送」で明治学院OBらがまたも嘆き節
J-CASTニュース 9月30日(水)19時7分配信

 「我が母校の知名度の低さがつらい...」――ツイッターでこんな声が相次いでいる。安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで、明治学院大4年生の奥田愛基さんに対する殺害予告が奥田さんと無関係の「明治大学」へ届いた一件を受け、明治学院大卒業生らが母校名の「間違われやすさ」を嘆いているのだ。

 明治大と名前を間違えられる、というエピソードは、ネットでも「明学あるある」ネタの1つに数えられるほど、昔から関係者には馴染み深いものだった。

■合コンで何百回も「明治大ではなく明治学院大です」と訂正

 殺害予告はシルバーウイーク明けの2015年9月24日、奥田さんとは無関係の「明治大学」に届いた。

 SEALDsの名は安保法案に反対する国会前デモで広く知られるようになり、奥田さんも数々のマスコミ取材に応じた。奥田さんが在籍する大学の名前は今まで何度も報じられている。しかし、ツイッターには、奥田さんが明治大学や明治大学「大学院」に在籍している、との事実誤認の書き込みが依然多い。

 確かに、明治学院大の名前は明治大とよく間違われる。9月29日、殺害予告「誤送」がJ-CASTニュースに報じられると、明治学院大の卒業生はツイッターで、自分も同じ経験した過去を吐露する一方、

  「我が母校の知名度の低さがつらい...」
  「(違うと)否定するのもめんどくさい」

と嘆く声が相次いだ。中には「合コン」などの場を含めて過去何百回も「いえ明治大ではなく明治学院大です」と説明した、という苦労話(?)を明かす卒業生もいた。

最古のミッションスクール「ヘボン塾」が起源
 「明学生と話すときに知っておきたいこと」「明学あるある」といった明治学院大の学生が共感するエピソードなどを集めたまとめサイトには、高い割合で「明治大と間違われる」という記述が見られる。

 明治学院大OBで東京都内に住むサラリーマンの男性もJ-CASTニュースの取材に対し、「確かに間違われることが多かったです」と語る。

 そして、「早稲田大学を目指す予備校の早稲田学院(埼玉県蕨市)を念頭に、『明治学院は明治大を目指す予備校』などと自虐的に語る学生もいました」「外部の人からは、明治薬科大学(東京都清瀬市)も含めた(架空の)『明治グループ』に属する大学と誤解されることもありました」と在学中のエピソードを話してくれた。

 ちなみに、明治大と明治学院大の間に系列関係や沿革における共通点はない。学校法人明治大学の運営する明治大は明治時代に設立された法律学校を前身とし、「東京六大学」にも名を連ねる。一方の明治学院大は学校法人明治学院が運営し、日本最古のミッションスクール「ヘボン塾」を起源としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00004176-kana-l14
シールズ・奥田さんが被害届 戸塚署受理、脅迫容疑で捜査
カナロコ by 神奈川新聞 10月3日(土)7時3分配信

 安全保障関連法に反対する大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)の殺害を予告する脅迫状が届いた事件で、奥田さんは2日までに、戸塚署に被害届を提出した。同署は受理し、脅迫容疑で調べている。

 奥田さんは1日午前、弁護士とともに同署を訪れて被害届を提出した。

 脅迫状は、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。奥田さんは9月28日のツイッターで、自身と家族に対する殺害予告が届いたことを明かした上で、「何か意見を言うだけで、殺されたりするのは嫌なので、一応身の回りに用心して、学校行ったりしてます」と発信していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000567-san-soci
「言論の自由に対して許しがたい」シールズ・奥田さん殺害予告で明治学院大がコメント
産経新聞 9月30日(水)19時59分配信

 安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生グループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基(あき)さんと家族が殺害予告を受けている問題で、奥田さんが在籍する明治学院大学は29日、「言論の自由に対して許しがたいこととして認識しております」などとするコメントを発表した。同大は警察に相談すると共に今後、学生らの安全に配慮した対応をとるとしている。

200名無しさん:2015/10/03(土) 11:09:59
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151002-00010000-jisin-pol
安保法制反対デモを陰で盛り上げる「シールズの母」
女性自身 10月2日(金)6時1分配信

 安保法制の国会審議が大詰めを迎えた9月15日、毎週金曜日に国会前でデモを行っていた学生グループ「シールズ」の中心メンバー、奥田愛基(あき)さん(23)が、参議院「特別委員会」の中央公聴会に公述人として出席。

 安倍政権が強引にすすめる安保法制について、堂々と反対の意見陳述を行い、スピーチの終盤、こう語った。

「ある金沢の主婦の方がフェイスブックに書いた国会答弁の文字起こしは、瞬く間に1万人もの人にシェアされました。ただの国会答弁です。ふだんなら見ないようなその書き起こしを、みんなが読みたがりました。なぜなら、(安保法制に)不安だったからです」

 この言葉を聞くなり、あふれる涙を抑えきれず、何度もハンカチで目頭を押さえる女性の姿が傍聴席にあった。小原美由紀さん(50)。この女性こそが、奥田さんがスピーチで言及した“金沢の主婦”であり、メンバーから「シールズの公認お母さん」と呼ばれている人物だ。小原さんは、安保法制に反対するデモを、ここまで盛り上げた立役者の1人といっても過言ではない。

「デモで僕に話しかけてくる人のほとんどが、『小原さんの投稿を見て来たんですけど』って、言うんですよ(笑)」

 奥田さんも、冗談まじりに話すほど影響力を持っている。彼女は、学生たちが、秘密保護法に反対するデモを始めた昨年2月ごろからインターネットの動画配信サイトで彼らの国会前スピーチをチェック、その内容を書き起こし、フェイスブックに投稿することで彼らの主張を広めてきた。

 その努力が、大きく実を結んだのが今年の5月27日。奥田さんの意見陳述に引用された国会答弁が行われた日だ。なぜ、国会答弁まで書き起こそうと思ったのか――。

「安保法制の矛盾を、わかりやすく指摘する野党議員に対して、安倍総理の答えは、あまりにも意味不明だったからです。多くの人に、この答弁の内容を編集せず知らせることが、法案を止める近道かもと思って」

 この時期から、確実に世論が変わり始める。それまで、毎週金曜日の国会前デモに訪れていた人は2,000人ほどだったが、週を追うごとに4,000人、1万人、10万人と膨らみ、強行採決されてしまった現在でも、各地でデモは続いている。

 小原さんは、22歳、17歳、15歳の男のコの母親。シールズを応援し始めた動機をこう話す。

「自分の子どものような彼らが、顔も名前もさらけ出して、安保法制反対の声を上げてくれている。相当風当たりもきついと思います。だから私も、戦争できる国にしないために、自分ができることをして応援したい。そう思って彼らのアクションを紹介し始めたんです。これなら、1人でも、金沢にいても、できるから」

 小原さんのこうした地道な活動は、実は最近始まったことではない。

「金沢に30年続く『平和サークルむぎわらぼうし』という市民グループがあって、20代後半から参加しています。地元の被爆者の方の体験をお聞きしたり、原爆や戦争をテーマにした朗読劇を毎年開催したり。子どもが小さい間も、この活動だけは続けていたので社会的な関心を持ち続けることができました」

 9月15日、奥田さんが出席した公聴会終了後、メンバーと面会した小原さんから返ってきたのは、冷静な答え。「忙しそうだったから、金沢土産を渡して帰ってきました」。しかし、奥田さんらと話して、今後に対して決意も新たにしていた。

「私はこれからも、先輩方から受け取った平和への思いを未来の世代へと引き継いでいきたい。そのために、自分らしいやりかたで、その役割を果たしていきます」

201名無しさん:2015/10/03(土) 11:21:54
>>200

https://www.facebook.com/miyuki.kohara.7/posts/1098788013468827
小原 美由紀さんが新しい写真2枚を追加しました
5月28日 ・ 編集済み ・
『俺別に共産党に特に肩入れないし、むしろあんまり近づきたくないぐらい思ってるけど、今日の国会答弁の志位さんの力強さったらもう涙でるてか、人居なくて国会見てたら叫びそうなぐらい素晴らしい。総理は議論が出来てない。』
とか
『国会中継みながら悔し泣き。戦争法案が通りそうだから泣いてるんじゃない。こんなに重要な法案をこんなにとんちんかんなうわっつらの言葉でごまかして平気な顔してる人間を、みなが結果的に放置して好きなようにさせてることに絶望するわ…。』
とか、大事な人たちがつぶやいてるもんだから、
私ったら、私ったら、
<一部だけ、書き起こしました>
後方支援= 兵站 ・・へいたん・・(ロジスティックス)
新ガイドラインでも、全部「ロジスティックス」になっています。前方とか
後方とかという概念はありません。(後方支援と言ってるのは、日本だけ)
〜〜〜〜〜〜
<志位議員>
これは、米海兵隊がつくった「海兵隊教本」でございます。
現在使われているものであります。
「兵站はいかに重要か。
兵站は軍事作戦のいかなる実施の試みに置いても不可欠な部分である。
兵站なしには計画的で組織的な活動としての戦争は不可能である。
兵站なしには、部隊は戦場にたどり着けない。
兵站がなければ、武器は弾薬なしになり、
装備は故障し、動かないままとなり、
病人や傷病兵は治療のないままになり、
前線部隊は食料や避難所や医療なしに過ごさなければならない。」
兵站の重要性について 非常にわかりやすく書かれています。
次にですね「兵站と戦争」、という項があります
「兵站は戦争の一機能であるがゆえに
兵站システムとそのシステムを作動させる部隊および要員は、
暴力および危険の対象となる。
兵站の部隊、設備、施設は、
軍事攻撃の格好の目標であることを認識することが重要である。」
先ほど総理はですね、
「兵站は安全なところでやるのが常識なんだ」、と言われましたが、
しかし、海兵隊教本には別のことが書いてあるんですよ。
戦闘部隊はいろんなところに動ける。だから柔軟性がある。
兵站というのは計画的に動かなくてはいけない。
より、軍事攻撃の格好の目標になる。
軍事の常識がはっきり述べられています。
そして、結論です。
「兵站は戦争と一体不可分である。
兵站が軍事行為の不可欠の一部である
兵站は、いかなる、すべての戦争の中心構成要素である。」
非常に明瞭であります。
総理に伺います。総理は昨日本会議での私の質問に関して
「我が国が行う後方支援は他国の武力の行使と一体化しないように行うも
のである。このようなことから、武力行使と一体不可分であるというご指摘は当たりません」
と答弁されました。
総理がなんと言おうと、
自衛隊が支援する米軍が
「兵站は武力行使と一体不可分であり、
兵站が戦闘行為の不可欠の一部であり、
兵站は、戦争の中心構成要素だ」、
ここまでいっているんですよ。
相手はこういってるんですよ。
これが兵站の本質ではないですか?

202名無しさん:2015/10/03(土) 11:22:06
>>201

<安倍総理>
たしかにですね 今、志位委員がご紹介されたように
兵站というのは重要なんですよ。
重要だからこそ、安全を確保しなければいけない。
つまり、兵站の安全が確保できないようなであれば、作戦行動は成り立たないわけなんです。
ですから、われわれが支援するのは、しっかりと兵站の安全が確保されている場所において、いわば後方支援をするわけであります。
食料等々を届けていく。攻撃されて奪われてしまったら、相手に渡るわけですから。だからこそですね
また、後方支援をしている間は攻撃に対しては脆弱である、という考え
方のもとに しかし、これもちゃんと、安全を確保しましょう、という
考え方でもあるんだろうと思いますよ。
えー、後方支援に際しては危険を回避し、安全を確保することは当然でありまして むしろ、軍事的に合理性があると、思います。
これは同時に、後方支援を充分に行うためにも、ま、必要なことでありまして
危険な まさに、場所にですね、物資をたくさん届けるというのは
敵に届けてしまうようなことになってしまうわけでありますから、
そういうところで、いわば後方支援をしないということは、
むしろ常識であるということは、
繰り返し申し上げてきたわけですが、
あえてまた繰り返し 申し上げたいと思うわけであります。
先ほど来、答弁させていただいていますように、
戦闘現場ではない場所、そして安全を十分に確保できるということについてですね、 
しっかりと見極めながら活動をおこなっていくことに、区域を設定していくことになるわけであります。
<志位議員>
総理はね、これだけ議論したのにまた、同じ事を繰り返す。
「安全を確保します」、と。
しかしね、議論してきたじゃないですか。
これまで「非戦闘地域」でしかやっていけないという歯止めがあった、
これを廃止する。
戦闘現場でなければ。これまで政府が戦闘地域と呼んで行ったところま
で自衛隊が出かけて活動することになる。
攻撃される可能性がある。これをお認めになりました。
攻撃されたら武器の使用をする。これもお認めになりました。
戦闘になるんじゃないか
ということを私は提起してまいりました。
まさにこれ 議論を通じて、
自衛隊のやる後方支援は、戦闘になるということがはっきりしました。
これがこの議論の到達点なんですよ。
そしてですね、兵站というのは、いま、海兵隊の教本を示しましたが、
戦争行為の不可欠の一部であり
武力の行使と一体不可分のものです。
だから軍事攻撃の目標にされる。
これが世界の常識であり、軍事の常識です。
武力の行使と一体でない後方支援など
世界でおよそ、通用するものではありません。
なお、
1986年のニカラグア事件に関する国際司法裁判所の判決は
兵器または兵站もしくはその他の支援の供与について、
「武力による威嚇、または武力の行使」とみなされることもあり
うる、と書いている
あらゆる兵站がすべて武力の行使でなないということがありえないとい
うことは国際司法裁判所も明記していることであります。
しかもこれまでは「非戦闘地域に限る」
「弾薬を運ばない」とか言う歯止めがありましたが、
今回の法案は外してしまっているではないですか。
武力の行使と一体ではない「後方支援」というごまかしは、
いよいよ通用するものではありません。
今日の質疑を通じて
政府の法案が 武力の行使を禁止した
憲法九条一項に反する違憲立法であることは、明瞭になったと思います。
絶対に、認めるわけにはまいりません。
***
▼動画はこちら
=========
戦争法案 志位和夫議員の質問
https://www.youtube.com/watch?v=0AxtxAeVc3c&feature=youtu.be

203名無しさん:2015/10/03(土) 11:23:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151002-00010000-fsight-int
「ひまわり」「雨傘」と「SEALDs」の共通点と相違点
新潮社 フォーサイト 10月2日(金)17時18分配信

 安全保障関連法案をめぐる反対運動のなかで、最も鮮烈に光っていたのは学生たちが毎週末に行った国会前などでのデモであり、その核心を担ったのは学生グループ「SEALDs(シールズ)」だった。若者のデモによる政治的アピールがこの数年、米国ウォール街デモ、アラブの春、台湾ひまわり運動、香港の雨傘運動と世界各地に広がっているが、今回の反安保法デモをそれらと比較する議論は、日本以上に海外で関心が高いようだ。

■「影響は受けた」

 9月16日に行われた外国特派員協会での会見で、シールズの中核メンバーで明治学院大生の奥田愛基さんは、こんな話をした。

「台湾や香港の学生たちのようにできているかどうかは分からない。でも、できることを自分たちのできる範囲でやっている。革命を起こそうとか考えていない。普通に大学に行って、毎日の状況の中でできることをしています」

 この話に反応した海外メディアが質疑応答で「米国でのウォールストリート占拠や台湾のひまわり運動から影響を受けましたか」と聞いた。

 奥田さんは「影響は受けたと思う。それらの動きをインターネット、SNSでリアルタイムで見ていました。台湾、香港でもデモクラシーがイシューとしてありました。(彼らと)互いに留学という形での交流もあったし、留学生とアジアのデモクラシーはどうあるべきかで話し合ったこともあります」と述べ、最後にまた「影響は受けていると思う」と繰り返した。

 この話からすれば、「共闘」と言えるレベルではないが、精神的にはつながっていた、と見ることが可能だ。実際、動画などインターネットを活用した多様な発信方法、徹底した非暴力、参加者も楽しめる運動の娯楽性を重視するなどのスタイルは、シールズとひまわり、雨傘などの共通項と言えるだろう。スタイルによって、ヘルメットにゲバ棒という伝統的な学生運動と一線を画することを若者が指向するのは自然の流れでもある。

■牽強付会的なの批判も

 この発言に対して台湾のメディアは早速反応し、「ひまわりに刺激された日本の反安保法学生運動」(『聯合』報)という記事を配信した。

http://udn.com/news/story/6809/1192238-%E5%A4%AA%E9%99%BD%E8%8A%B1%E5%95%9F%E7%99%BC-%E6%97%A5%E5%AD%B8%E9%81%8B%E5%8F%8D%E5%AE%89%E4%BF%9D%E6%B3%95

 一方、反学生運動の立場を取る香港の週刊誌『亞洲週刊』は最新号の無記名コラムで、日本の学生運動が高い世論の支持を受けながら平和憲法の遵守を安倍政権に求めたことは、「植民地的心理からの脱却を示したという点で、香港や台湾の学生運動に一撃を加えた」という趣旨の記事を掲載した。

http://www.yzzk.com/cfm/content_archive.cfm?id=1442463036429&docissue=2015-38

 日本の読者からすると分かりにくいかも知れないが、香港の雨傘運動では英国統治への郷愁を、台湾のひまわり運動では日本統治時代への郷愁を、それぞれ運動参加者が見せたと同誌のコラムが指摘し、「植民地的心理」を持っているとみなした。同誌が掲げる中華ナショナリズム的立場から、日本の学生運動と比較し、批判を加えているのである。

 意表をつくような他者の思考法を知ることの意味は小さくないが、日本の学生たちと香港、台湾の学生たちの共通項は現代的スタイルによる政府への直接的な意思表明であり、植民地うんぬんはいささか牽強付会に思える。

204名無しさん:2015/10/03(土) 11:23:33
>>203

■アジアにさらに伝播するか

 総じて、中国や韓国では、反安倍政権の立場から、学生の反対運動を好意的に紹介する報道が多かった。しかし、かの地でも鋭敏な政治家ならば、その矛先がいつ自らに向けられるか分からない予感に襲われたかもしれない。その意味からも、シールズのなかにグローバルな抗議行動の連鎖をたぐれるかどうかの切り口の記事が、日本メディアの報道にもっとあっても良かった。

 ただ、シールズの活躍は安倍政権を批判したい「大人」を喜ばせはしたが、ひまわりや雨傘ほど、広範な若者には届かなかった、というイメージが私の中にはある。その問題とも微妙に関係するのだが、香港や台湾の若者は反強権主義=反中国というスタンスが根底にあったのに対して、日本では、中国脅威論の立場を取っている安保法案に反対するという「ねじれ」があり、理論的にもひまわりや雨傘との連携は難しいところがある。これは伝統的に親中的なスタンスを取る日本のリベラル勢力が、本質的に同じリベラルな運動であるひまわりや雨傘への共感を今ひとつクリアに打ち出せなかった問題にも通じる。

 いずれにせよ、今回の日本の学生デモが、米国、中東、台湾、香港と続いた「既存の政治権力に対する若者による直接的異議申し立て」への熱情を受け継ぐものかどうか、そして、この動きがアジアにさらに伝播していくのかどうか、今後も観察する必要があることは言うまでもない。

ジャーナリスト・野嶋剛

Foresight(フォーサイト)|国際情報サイト
http://www.fsight.jp/

205名無しさん:2015/10/04(日) 09:38:57
http://blogos.com/article/137274/
上脇博之2015年10月02日 20:28
安保関連法案(戦争法案)に賛成した国会議員を落選させる運動を開始し、その運動を法的に支援します!

私の宣言

安保関連法案(戦争法案)に賛成した政党(自民党、公明党、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革)の国会議員を落選させる運動を開始し、その運動を法的に支援します!

(1)安保関連法案がアメリカの要求に応える戦争法案であること、同法案は憲法違反であること、主権者国民の多数が成立に反対していることなどについては、すでにこのブログで指摘してきました。

上脇博之・神戸学院大学教授のブログ「ある憲法研究者の情報発信の場」の紹介・・・「解釈改憲」問題

憲法研究者声明賛同人は230名(2015年6月16日11時現在)

「安保関連法案の強行採決に抗議するとともに、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」

全国憲法研究者有志「統合幕僚監部の内部文書に関して国会の厳正なる対応を求める緊急声明」の紹介

上脇博之・神戸学院大学教授の戦争法案問題の講演レジュメの紹介

自衛隊と安保関連法案についてのNHKアンケートへの回答

憲法改悪ストップ兵庫県共同センター「2015年10月 憲法宣伝スポット」

(2)安倍政権・与党も、「専守防衛」のためではない安保関連法案が戦争法案であること、同法案は憲法違反であること、主権者国民の多数が成立に反対していることなどについては十分わかっていました。

中谷防衛大臣の「正直な」答弁が国民に教えた自民党の安保関連法案”違憲”認識

しかし、にもかかわらず、安倍政権・与党は、同法案の採決を強行しました。
同法案は、9月19日未明、参議院本会議で自民、公明両党と次世代の党、日本を元気にする会、新党改革の賛成多数で可決されました。
言い換えれば、
戦争法案に賛成した衆参の国会議員は、日本国憲法の平和主義を蹂躙し、平和的生存権を侵害しようとしており、国民主権・民主主義を実質的には否定したのです。

そもそも国会議員は憲法が課している尊重擁護義務を果たさないどころか、立憲主義を否定したのです。

(3)このような国会議員をこのまま次の国政選挙で当選させてはなりません。

これまで戦争法案の成立に反対し、その反対運動を行ってきた様々な団体や個々の市民は、戦争法案の成立に賛成した議員を落選させようと呼びかけ、抗議行動・運動を継続しておられます。

そこで、私も、戦争法案に賛成した政党(自民党、公明党、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革)の国会議員を落選させる運動を開始し、その運動を支援すると宣言いたします。

その場合、後述するように私のこれまでの市民運動の手法を活かして落選運動を展開し、支援もしようと決意いました。

(4)ところで、落選運動は、公職選挙法上、いわゆる選挙運動ではありません。

同法にいう「選挙運動」とは、
「特定の選挙について、特定の候補者の当選を目的として、投票を得又は得させるために、直接又は間接に必要かつ有利な行為」
と定義されています(選挙制度研究会編『実務と研修のためのわかりやすい公職選挙法[第15次改訂版』ぎょうせい・2014年174頁)

つまり、「特定の候補者の当選を目的」としていない落選運動は、そもそも選挙運動ではないのです。

ですから、今から落選運動を開始しても、公選法が禁止している事前運動は該当しないのです。

この点につき、阪口徳雄弁護士は、10年以上前に、落選運動の可能性を探るために、日本の法律を調べておられます。

http://kabuombu2.sakura.ne.jp/archives/seiji-rakusen.htm

そして、先日、「インタネットの部分以外は今でも変わりがない」とされ、落選運動は選挙運動ではないと解説されたうえで、運動のあり方の注意点を書いておられます。

2015年09月19日 安保法制賛成議員の落選運動を法的に支援する
基本は安保法制に賛成した議員の落選運動に特化する限り選挙活動には該当しないが、別の野党議員を当選させることを目的にすると選挙運動(事前運動)と混同される危険性があるので要注意。(落選運動母体と仮に野党議員当選を目指す母体とは区別した方が良いだろう)

206名無しさん:2015/10/04(日) 09:39:07
>>205


(5)そして、阪口弁護士は、落選運動を法的に支援するとして、弁護士らしい独自の運動のあり方を、具体的に書いておられますので、その部分を紹介いたします。
落選運動のニーウバージョンは後日HPに作成予定である。

政治資金オンブズマン(弁護士、研究者、公認会計士などの専門家達)が、国会議員の政治とカネ問題で、多くの刑事告発するなどの経験(最近では猪瀬元知事の告発などttp://homepage2.nifty.com/~matsuyama/)があるので、シールズや様々な団体の要請に応えるべく準備を開始した。

当面、来年の7月の参議院選挙に立候補予定で安保法制に賛成した「選挙区」の議員を落選運動の対象議員にまず絞り調査することを落選運動団体に呼びかけたい。

(中略)

具体的な最初の取り組みとしては

① 下記記載の賛成議員(来年の7月の参議院選挙に立候補予定者と思われる)が所属する政党からの寄付金(政策推進費、交付金)などの調査、及び彼らが代表を務める政党支部や資金管理団体、後援会の各収支報告書の収入と支出、及びそれに添付している領収書類のコピーの調査。(調べ方などはHPに公表するが同時に、落選運動団体に弁護士などを無料で派遣することを検討中)

② そこから違法事実が判明すれば、どんな小さな金額でも政治資金規正法違反、公職選挙法違反などで告発することのアドバイス、告発状の作成なども無料で行うことも検討中。(なお政治とカネ問題だけでなく、どこかの議員のように未公開株式などの問題や不祥事などの行為も法的なアドバイスも行う)

③ 仮に違法でなくても、不当、不透明な収入や支出などが判明すればその情報をHPなどに公表して、落選運動に拡散することで寄与する。

(賛成議員の氏名を含め以下略)

(6)阪口弁護士の落選運動における独自の取り組み案については、私も基本的には賛成です。

「政治資金オンブズマン」がこれまでやってきた政治家らの刑事告発をはじめ、「政治とカネ」等についての問題点を指摘することを通じて、私も落選運動を行い、また、落選運動を法的に支援したいと決意しました。

207名無しさん:2015/10/05(月) 21:59:17
古い記事です。

http://www.j-cast.com/2013/07/27180295.html
次期党首は山本太郎か菅直人?大穴は小沢一郎! 社民、党勢復活「仰天プラン」はあるのか
2013/7/27 08:00

福島瑞穂氏の党首辞任でますます退潮ムードの社民党に、復活への「仰天プラン」がささやかれている。次期トップに「脱原発男」山本太郎氏、あるいは民主党を追い出されかかっている菅直人元首相を担ぎ、「リベラル」総結集を図るという奇策だ。

これに生活の党・小沢一郎代表、鳩山由紀夫元首相も加わって「オールスター」大集合、なんて話も。現時点ではネットなどで語られるヨタ話だが、あるいはひょっとすれば、ひょっとするのか?

社民は山本太郎との連携すでに模索

社民党は今回の参院選で議席をさらに減らし、衆院2、参院3という「政党」としてのがけっぷちにまで追い込まれた。責任を取り福島瑞穂氏は2013年7月25日、10年にわたって務めた党首職を辞任したが、もはや福島氏に代わり「党の顔」になれる人材もなく、又市征治幹事長が「党首代行」として指揮を取るまさに「存亡の危機」に陥っている。

そんな中、社民が「救世主」として熱視線を注ぐのが、参院選に当選したばかりの山本太郎氏だ。山本氏と社民とは政策も近く、今回の参院選でも社民党は山本氏を支援している。

福島氏も25日の会見で、「入党という話まではしていませんが」としつつ、山本氏に対し統一会派の結成を持ちかけたことを明らかにした。山本氏は即答を避けたようだが、「脱原発」を掲げ市民活動との連携を目指す社民党にとって、まさに山本氏はかっこうの「顔」で、ネット上では「もはや山本太郎しかないのでは」「いきなり党首就任もありうる」といった話が大真面目に語られている。

もう1人、社民党の次期党首候補として話題の人物がいる。なんと、民主党の菅直人元首相だ。菅元首相は今回の参院選、党執行部の方針にそむき東京選挙区で無所属の大河原雅子氏を支援して民主「共倒れ」の事態を招き、一時は党「除籍」直前にまで追い込まれた。

結局は党員資格停止3か月に落ち着いたものの、民主党ではすっかり居場所を失った状態だ。思えば菅元首相も元々は市民活動出身、政策も脱原発を旗印に掲げ、社民との距離は比較的近い。そこでツイッターなどでは、「社民党次期党首、山本太郎じゃないだろう。菅直人だ!!それがいい」「菅直人氏チャーンス!!」などと、まさかの菅元首相「擁立論」が冗談混じりながらかなりの数飛び交う。

山口二郎教授「社民と小沢G結集すれば…」

意外な「大穴」が、生活・小沢一郎代表だ。すでに生活の党と社民党は共闘を続けているが、これを一歩進めて両党を合併させる――という壮大なプランで、政治学者の山口二郎・北海道大学教授もツイッターで、

「社民党の最大の資産は、衰えたりとはいえ地方組織を持っていること。これを基盤に、環境運動系や小沢グループなどとの結集を図れば、まだ日本の政党政治の中に居場所を見つけられるのではないか」
と発言している。実際に福島氏も辞任会見で、自民党内のハト派も含めたリベラル結集の必要性を力説しており、ここからネット上ではいっそ鳩山由紀夫元首相、民主の有田芳生参院議員らをみんな社民党に集めてしまえ、などといった暴論も飛び出すほどだ。

さて、山本氏らの社民党合流、あるいはリベラル結集の可能性はあるのだろうか。政治評論家の有馬晴海氏は、細野豪志幹事長らが進める民・み・維結集などをめぐり民主党が分裂した場合、その人数次第で、政党交付金などを受け取るための数合わせとして、山本氏や菅元首相、社民党などがそれぞれ一時的に手を組むというシナリオを指摘する。もっともその実現性には、かなり否定的だ。

「組んだところで多数になれるわけでもありませんし、組めばそれだけ自分の意見を殺さなければならなくなる。今の民主党もそうですが、意見が違うのに一緒になるから党内が割れるわけですから」
なお山本太郎氏については、特に合流などせずとも、知名度などを生かして活動していけるのではないか、と見ているという。社民党は、「原発反対などで、独自にやっていくでしょう」。

208名無しさん:2015/10/07(水) 23:24:29
次世代の党にも同じことを言えたら感心するけど。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151006-00010003-shincho-pol
「社民党の意見に意味はあるのか」 百田尚樹氏の大胆な問題提起
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月6日(火)12時23分配信

 安保法案成立後、野党は次の参議院選挙に向けて選挙協力や連立についての協議を始めている。共産党との共闘について、現時点では民主党はさすがに積極的ではないようだが、社民党などは前のめりだとも伝えられている。果たしてこの動きが、あらたな政権交代の呼び水となるかどうかは不明だが、「そもそも得票数2%程度の政党の意見にどれほどの意味があるのか」と大胆な問題提起をしているのが、作家の百田尚樹氏である。

 百田氏は、新著『大放言』の中で、「少数意見を取り上げるべきか?」という項を設けて、この問題を論じている。「少数意見を無視するな!弾圧だ!」と反発する前に、百田氏の意見に耳を傾けてみていただきたい(以下、『大放言』より)。

 ***

■得票率2パーセントの政党の存在意義
 国会で「政党」として認められるのは、所属議員の数が5人以上か、直近の国政選挙で得票率が2パーセント以上ある政治団体という決まりがある。つまり議員が4人以下で得票率が2パーセントに満たない場合は政党としては認められないのだ。私はこれはまっとうな規則であると思う。

 世の中には「少数意見を大切にしろ」という意見がある。一見、非常にもっともな意見のように聞こえるが、はたしてそうだろうか。

 たとえば社民党という政党がある。昔は「社会党」と言った。人権のない旧ソビエト連邦を理想的な国家とし、人民を奴隷化して金日成主席の絶対王政とも言える北朝鮮と友好関係を結び、長年、かの国による日本人拉致事件はでっちあげであると主張してきた政党であるが、さすがに積年の嘘と売国的主張により、国民の支持を失い、最近では得票率はぎりぎり2パーセントを超えるくらいで、議員数も最低ラインだ。それでも党首は「少数意見を取り上げろ」と主張するが、私は「ちょっと待ってくれ」と言いたい。

 得票率2パーセントの意見というのは、はたして少数意見なのだろうか。

■50人に1人のバカ

 たとえば中学校のクラスに50人いたら(今は少子化でこんな大勢のクラスはないが)、2パーセントというのは、そのうちのたった1人である。

 みなさんも中学時代を思い返してもらいたいのだが、いつの時代でも50人に1人くらいむちゃくちゃな意見を言うバカがいたはずだ。他の49人がうんざりして、「また、こいつがむちゃくちゃ言い出した」という存在だ。町内会でも50人にひとりくらいは、どうにも対処のしようがない厄介者がいる。2パーセントというのは、そういう数字なのである。

 たしかに「少数意見」ではあるが、98パーセントが「納得できない」という意見は、切り捨てていい意見だと思う。

 私は少数意見として取り上げる価値のあるものは10パーセント、少なくとも5パーセントの支持くらいは必要だと思う。つまり50人のクラスなら、その意見を持っている人間が2人くらいは必要という計算になる。

 こんなことを言えば、「弱者を切り捨てるのか!」と怒鳴る人が出てくるのは目に見えている。

209名無しさん:2015/10/07(水) 23:24:39
>>208

■多数の人は「少数切り捨て」を望んでいない

 前にある野党議員とこの話題をしたとき、彼は顔を真っ赤にしてこう言った。

「もし障碍者に優しい社会を作りたいと考えても、彼らが国民全体の2パーセント以下なら、彼らに対しての政策はやらなくていいということか!」と。

 こういう意見こそ、屁理屈というべきである。

 障碍者に優しい社会を作りたいと考えているのは2パーセント以下の障碍者ではない。私も含めてそれ以外の多数の健常者だってそう考えている。つまり、その意見は決して2パーセントの少数意見ではない。

 私が言っているのは、「2パーセント以下の人しか賛意を得られない意見は無視していいのではないか」ということだ。何度も言うが、これは少数意見の切り捨てではない。

 50人に1人しか理解できない意見というものは、本来は耳を傾ける意見ではない。これはほとんどノイズと言えるものである。

 こんなことを言うと、「絶対多数が常に正しいと言えるのか!」、「少数意見を弾圧したかつてのナチスドイツはどうなんだ!」と言う人がいる。だから少数意見を侮るなかれという理屈だ。

 実はナチスに関しては多くの人が誤解している。ナチスが政権を取った1932年の選挙では得票率は37・3パーセントだった。彼らが恐ろしいのは、非常に狡猾で悪辣な方法でもって、その他の62・7パーセントの意見を封じてしまったことにある。しかしナチス以外のすべての政党を潰してから行われた1933年11月の選挙でも、ナチスの得票率は92・2パーセントだった。ナチスの例は実は民主主義の弱点を示唆しているのだが、ここでそれに踏み込むと、本一冊あっても足りないので、ここで措く。

■全員が納得する政策などない

 話を戻すと、「少数意見を大切に」という言葉は、正しく美しい言葉に見える。それだけに危険な面を含んでいる。

 100パーセントの人が満足できる政策や施策など、この世に存在しない。そんなものを目指せば、あらゆる議論が前に進まない。しかし現実には、たったの2パーセント、いやときには1パーセント以下の反対で、物事が前に進まないということが多くある。

 私は弱者切り捨てを主張しているわけではない。新しい政策で損をする人を助けるべきだという意見が5〜10パーセント以上あれば、その意見には真剣に耳を傾けるべきであると思う。しかし2パーセント前後しかない超少数の意見は、厳しいようだが無視してもいいと思う。

 誤解しないでもらいたいのだが、「少数意見を切り捨てる」ということと「大多数の意見を通す」ということは同じではない。それはまったく違う次元のものだ。(後略)

 ***

 これを「大放言、いや暴言だ」と思うか、「いや正論だ」と思うかは人それぞれである。もっとも、「少数意見を大切にせよ」という人たちならば、百田氏の意見にもきっと何らかの意味を見出すことだろう。

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210とはずがたり:2015/10/08(木) 18:17:17
又市社民幹事長、胃がん手術へ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015100800458&rel=m

 社民党の又市征治幹事長は8日の記者会見で、自身が胃がんを患い、14日に切除手術を受けることを明らかにした。12日から都内の病院に2週間程度入院する。休養中は吉川元政審会長が幹事長職を代行する。 (2015/10/08-12:51)

211名無しさん:2015/10/09(金) 00:06:45
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151008-00000006-sundaym-pol
<青い空白い雲>いま、国民平和連合に「浅沼稲次郎」的存在を求む!
mainichibooks.com 10月8日(木)16時15分配信

 ◇牧太郎の青い空白い雲 連載541

当時、高校1年生だったが、55年前の浅沼稲次郎暗殺事件は鮮明に覚えている。

 日本を争乱の渦に巻き込んだ60年安保。岸信介内閣が倒れ、1960年7月、池田勇人内閣が誕生した。国民の怒りを一身に集めた前内閣からイメージチェンジを図ろうと、池田首相は低姿勢路線。「寛容と忍耐」というキャッチで、中山マサ女史を厚生大臣に起用、日本初の女性閣僚を誕生させてみせた。論争となりそうな課題は極力避け、ただただ「所得倍増」。経済重視を打ち出した。

 55年後の2015年、安倍晋三内閣が、安保法案を強行採決した後「名目GDPを600兆円にする」と大見得(おおみえ)を切ったのと似ている。安倍さんは「論争」を避けるため、秋の臨時国会を取りやめる!という噂(うわさ)まである。まさに「手本は池田勇人」である。

    ×  ×  ×

 池田内閣が誕生してから3カ月。10月12日、日比谷公会堂で自民党・社会党・民社党3党首の立会演説会。午後3時ごろ、社会党委員長の浅沼稲次郎が「議会主義の擁護」を訴える演説を始めた。今、反安倍陣営が「立憲主義を守れ!」と叫んでいるのとまったく同じ構図だったのだろう。

 浅沼委員長が「選挙のさいは国民に評判の悪いものは全部捨てておいて、選挙で多数を占むると......」と話した瞬間、一人の若者が壇上に駆け登り、刃渡り33センチの銃剣で浅沼の胸を2度突き刺した。

 よろめきながら二、三歩動いたところで彼は倒れた。出血はなかったが、巨漢で傷口が脂肪で塞がれていたのだろう、一撃目の左側胸部に受けた刺し傷が、大動脈を切断。内出血で、ほぼ即死状態だった。

 浅沼の眼鏡が宙に浮く瞬間を毎日新聞社のカメラマンが写していた。テロリスト、山口二矢(おとや)はその場で逮捕されたが、11月2日夜、東京少年鑑別所の独房の壁に、白い歯磨き粉を溶いた液で「七生報国 天皇陛下万才」と書き、自殺した。

212名無しさん:2015/10/09(金) 00:07:03
>>211

    ×  ×  ×

 浅沼は筋金入りの社会主義者だった。早稲田大学の学生だった時も官憲と闘い続けた。「私の履歴書」(日本経済新聞社)でこう書く。

〈大隈侯銅像前で学生大会が開かれ、私が「自由の学府早稲田大学が軍閥官僚に利用されてはいけない」との決議文を朗読したまではよかったが、雄弁会幹事戸叶武君が演説を始めようとすると、突如、相撲部、柔道部の部員が襲いかかってきたので、会場は一大修羅場と化した。また校外より「縦横クラブ」一派の壮士も侵入し、打つ、ける、なぐるの乱暴の限りをつくした。この間、暴力学生側では糞尿を入れたビンを投げ、会場は徹底的に蹂躙(じゆうりん)された。われらは悲憤の涙にくれ、五月十二日を忘れるなと叫び、この日を"流血の金曜日"と名づけたものである〉(青空文庫参照)

 まさに"筋金入り"だった。

 戦後は貧乏政治家として人気者だった。 東京下町・深川のアパートに住み、いつもヨレヨレの背広。声はガラガラだが、「人間機関車」と言われるほどエネルギッシュ。実は、早稲田の私の同級生が浅沼の娘さんと結婚した関係で、その人となりを聞いたが、カツ丼をいつも二つ食べる大食漢。革命のスターにふさわしい個性だった。彼を追悼するデモは60年安保デモを上回る40万人にも達した。

    ×  ×  ×

 今年も10月1日、「浅沼稲次郎さんを追悼し未来を語る集会―日本の民主主義の危機を考える」が暗殺現場、日比谷公会堂で行われた。当時の事件映像が上映された。

 なぜ、浅沼さんは暗殺されたのか?が話題になった。当時、国交のなかった中国を訪問し「アメリカ帝国主義は日中共同の敵」と発言したことが原因と言われるが、真相は分からない。ただ言えることは、浅沼稲次郎を失ったことで、反安保の運動は力を失ったことだ。

 来年の参院選で反安倍勢力が勝たなければ、安保法を廃止にすることはできない。そのためには、国民的規模の平和連合の結集が必要だろう。

 最近、一部メディアが「小沢一郎が動く」と書いているが、これは陰謀としか思えない。小沢一郎と聞いただけで、ソッポを向く人がたくさんいる。

 手あかのついた政治家では......今こそ、清廉な「人間機関車」を探さなければなるまい。

 ◆太郎の青空スポット 今すぐ! 自然遺産の紅葉

 原始林に囲まれた知床五湖は湖面に知床連山の紅葉を映す。全長800メートルの高架木道から楽しめる。電話0152―24―3323(知床五湖フィールドハウス)。世界最大級のブナ林の白神山地も10月下旬まで黄色に染まる。電話0172―85―3021(アクアグリーンビレッジANMON)。「秋」を歩こう。

213名無しさん:2015/10/09(金) 00:08:32
>>210

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00000055-asahi-pol
社民・又市幹事長、胃がんで入院へ 14日に手術
朝日新聞デジタル 10月8日(木)18時31分配信

 社民党の又市征治幹事長は8日の記者会見で、胃がんのため12日から入院し、14日に手術を受けることを明らかにした。約1カ月の休養を取る。通常国会閉会後に健康診断を受けたところ、発覚したという。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00050079-yom-pol
社民・又市幹事長14日に胃がん手術、半分切除
読売新聞 10月8日(木)17時29分配信

 社民党の又市幹事長は8日の記者会見で、胃がんの手術を受けることを明らかにした。12日から東京都内の病院に入院し、14日に手術を受けて胃を半分切除する。

 復帰には約1か月かかり、この間の幹事長職は吉川元政審会長が代行する。

最終更新:10月8日(木)17時30分

214名無しさん:2015/10/09(金) 22:16:09
http://news.livedoor.com/article/detail/10671254/
激突3秒前! 橋下対SEALDs 新党「おおさか維新の会」潰しへ総動員(1)
2015年10月5日 17時0分 週刊実話

 維新の党からの離脱と新党結成を宣言したばかりの橋下徹大阪市長が、反安保学生団体『SEALDs』の動向に神経を尖らせている。加えて、自民党も同団体について徹底調査を開始。そんなピリピリ感漂う政界裏事情を追った。

 そもそも、『SEALDs』とは何者なのか。
 全国紙記者が解説する。
 「『自由と民主主義のための学生緊急行動』(Students Emergency Action for Liberal Democracys)の頭文字を取って『SEALDs』。明治学院大学4年生の奥田愛基氏が中心となり、一昨年、国会で通過した特定秘密保護法勉強会仲間の学生らが安保法制法案反対のため今年5月に結成され、日本全国で300人前後の無党派層学生の団体と言われる。ツイッターなどSNSとラップ調での訴えを駆使し、無党派層に呼びかけるのが特徴」

 そんな素人無党派学生集団に、日本の政治を牽引する橋下氏や自民党はなぜ敏感になっているのか。
 「8月初め、自民党の武藤貴也衆院議員(無所属)が『SEALDs』のデモに対しツイッターで『戦争に行きたくない人たちがデモをしている。自分中心で極端な利己的考え』と書き込んだ際、橋下市長は武藤議員を批判していましたが、当時は気にはなるものの五月蠅程度と思っていた。その空気が一変したのは、『SEALDs』主催のデモに1万5000人や3万人、10万人という数字が踊り、共産党の志位委員長、民主党の岡田代表が国会前デモに駆け付けた頃からです」(橋下氏周辺関係者)
 橋下氏は表向き『SEALDs』を直接批判しないまでも、彼らのデモを「日本の有権者は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセント? こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザン(オールスターズ)のコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」と揶揄し始めた。

 その後、橋下氏らの神経をさらに尖らせる出来事が起きる。
 「テレビは面白がって盛んに奥田氏らを引っ張り出し、それを追いかけるように新聞や夕刊紙も取り上げ始めた。そんな矢先、9月15日に民主党が安保法案を審議する参院特別委員会の中央公聴会の公述人として、法律家や学者らに加えて奥田氏を呼んだことから、俄然注目を浴び始めたのです」(同)

 公聴会に出席した奥田氏は、国会議員らに「寝ている議員は起きてください」とガツンと最初にカツを入れた上で、「国会前で10万人、全国では130万人もの人が路上に出て反対の声を上げている」、「その状況を作ったのは『SEALDs』ではなく、与党の人たちの国会での理解しがたい答弁に国民が不安を感じているからだ」、「だから、ある金沢の主婦の方がフェイスブックに書いた国会答弁の文字おこしは、瞬く間に1万人もの人にシェアされた」といった旨の発言をし、最後はこう締めくくった。
 「困難な時代にこそ希望があることを信じて、私は自由で民主的な社会を望み、この安全保障関連法案に反対します」

 学生とは思えない堂々とした発言。民主党の蓮舫氏などは「今日の奥田君の公述は胸に響きました」とツイートしたほどだ。
 「この模様の一部は、テレビやユーチューブで瞬く間に日本全国、世界に発信された。もちろん批判もあったが、それを上回る賛同と感動したという声が続々と寄せられました。さらに奥田氏ら『SEALDs』メンバー3人が外国特派員協会でも会見し法案反対宣言。こちらも世界に発信され、“Okuda”の名は知れ渡ったのです。この状況に橋下氏などは、それまでの政治的ヤジ馬程度と見ていた『SEALDs』が、とてつもなく大きな影響を持つ政治集団に変質する可能性を感じ始め、綿密な調査を始めたといいます」(全国紙政治部記者)

215名無しさん:2015/10/10(土) 23:15:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000002-wordleaf-pol
国際NGO職員が国会前デモに参加して感じた「違和感」とは
THE PAGE 10月10日(土)15時0分配信

 9月19日、安保関連法が参議院本会議で成立した。法案審議中の国会前では連日反対派のデモが繰り広げられ、法案に反対する学生団体「SEALDs」の活動も注目を集めた。

 そんな中、アメリカなど国内外で社会変革運動に取り組んできた国際NGO職員の日本人男性も国会前デモに参加したが、その方法に違和感を覚えたという。長年海外で市民による社会変革運動を支援してきた男性が感じた「違和感」とは何か。その「違和感」から、日本の「市民運動」が抱える根本的な問題が見えてきた。

抗議活動の「対話しない姿勢」に強い違和感
 神奈川県在住の国際NGO職員、鈴木洋一さん(29)は大学卒業以来、世界90カ国以上で活動する国際NGOのスタッフとして日本やアメリカなど各国で働いてきた。途上国の貧困問題の解決のため、学生や一般市民の署名運動や市民を巻き込むキャンペーンなどを展開。市民運動を盛り上げることで、先進国の政府や国際機関の政策決定者に働きかけ、政策提言に関わってきた。

 「安全保障上の重要性は理解できるが、(改憲という)正しい手順を踏まない今回の法案は許せなかった」との立場から、今回の安保関連法案には反対だった鈴木さん。自らプラカードを作り、国会前の抗議に参加した。しかし実際に国会前の抗議に参加してみると、「憲法守れ」というコールには賛同できても「安倍辞めろ」と言うコールには同調できず、強い違和感を覚えたという。

 「安倍首相を支持している訳ではありません。でも、この法案に対する抗議で言うことではないと思ったんです」。抗議参加後、鈴木さんが開いたNGOのイベントで出会った年配の男性が「あいつら無礼だよね」とつぶやいた。この言葉に、鈴木さんは共感したという。

 鈴木さんが違和感を持った理由は、国際NGOのスタッフとして多くの国の社会運動を見ていくうちに、社会変革には中道派を動かすことが不可欠だと知ったからだという。「国際協力のイベントに参加する学生の多くが、『デモが怖い』とか『デモをして意味があるのかな』と言っている。こうしたデモに参加しない人達に対するアプローチを考えないと、勝てるものも勝てないのではないか」と指摘する。

 「問題は、安保法案反対派が対話を求めていないところです。安倍政権が対話しない姿勢だからといって、自分も対話しない姿勢で良いのでしょうか。そのような姿勢で、公明党穏健派や自民党内にいる穏健派を、どのように切り崩すつもりなのだろうかと疑問に思った」

216名無しさん:2015/10/10(土) 23:16:18
>>215

「政府と話したら負け」という日本の市民運動
 欧米の国際NGOによる社会変革運動と、日本の「市民運動」の大きな違いは、「政府と対話すること」に対する態度の違いだと鈴木さんは分析する。欧米の国際NGOは「何十年もアフリカを支援して貧困が劇的に改善されない状況で、問題を解決するには、先進国政府の政策や国際ルールなどの構造を変えなくてはならないという姿勢に変化してきた」という。

 欧米の国際NGOの姿勢と日本の「市民運動」の違いは、「武器貿易条約」の成立過程によく現れた。1990年代に入り、冷戦後の旧東側諸国から自動小銃や弾薬などが大量にアフリカなどの途上国に流れ、紛争が多発したことを受けて、アムネスティなどの国際NGOは「コントロール・アームス(武器管理)」というキャンペーンを展開。国際機関・各国政府に対して、武器輸出そのものを否定するのではなく、武器輸出を管理する規制をつくることで、闇市場や人権侵害国への武器流出を阻止するよう働きかけてきた。その20年にわたる運動の結果、2014年「武器貿易条約」が発効した。

 一方で、国際NGOが日本で「コントロール・アームス」運動を行おうとした際に、日本の国際協力団体・平和活動家と防衛関係者・安全保障研究者の両者間の対話が、当初進まなかったという。武器貿易の規制について防衛関係者と話し合うということに、日本の平和活動家側が抵抗を感じていたことが理由だ。そのため、当事者やNGOが話し合う「場」を作ることから運動を始めなければならなかった。

 なぜここまで、日本の市民活動家は対話を拒むのか。鈴木さんは、日本の市民活動家の多くが政府や政治が嫌いなアナーキスト(無政府主義者)で、政策決定者に働きかけるのではなく、例えば政府が関与しない「寄付運動」などの活動に邁進してしまいがちだと指摘する。「政府の人と話すことすら、悪徳なのではないか、交渉したら負けなのではないか、と思っている。ですが、政府と市民の間に立って双方の利益を調整し、交渉を進めることこそ、社会変革のために必要なことです」

217名無しさん:2015/10/10(土) 23:17:00
>>216

「人権が普遍的であれば、中国大使館前にも行くべきだ」
 鈴木さんは原発の問題や安保関連法案に対する抗議活動に参加すること自体は、肯定的に評価する。「それでも私はSEALDsをはじめとして、行動することには肯定的です。『怖い』という感情を感じて行動するのは、それでよいと思います。どんなことであれ、意見を言うことはよいことです。私は『怖い』と思わせた側に、説明する責任があると考えています。その意味で、今回の安倍政権は説明責任を果たしていません。デモが起きるのも当然です」

 一方で、安倍首相への嫌悪・憎悪の気持ちを隠さない抗議の姿勢は、対話につながらないと疑問を呈す。「異なる意見に対しては、対話をする前に遮断する、ブロックする。そのような姿勢は、社会の分断が進むだけではないでしょうか。アメリカではもっと異なる意見を持つ人同士が議論する。市民レベルの対話を進めるべきです」

 鈴木さんは、安保関連法に反対する人が「人権や民主主義の侵害」を主張するなら、シリアや中国で起きている人権侵害の問題に対しても同じように活動すべきなのではないかと問いかける。「もし、一部の陰謀論好きの人が言うように、安保法案が中国の不利益になるから反対しているのではないのならば、中国大使館前にも抗議に行くべきなのです。人権が普遍的であれば、人権侵害の主体者がどの色であろうと行動すべきです」
(中野宏一/THE EAST TIMES)

218名無しさん:2015/10/11(日) 12:55:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00050022-yom-pol
社民党の新旧党首改選、募る危機感…前回1議席
読売新聞 10月11日(日)11時19分配信

 社民党が来年夏の参院選で、改選2議席を維持できるかどうかで危機感を募らせている。

 吉田党首と福島瑞穂前党首の新旧党首が改選を迎えるが、前回2013年は1議席しか獲得できていないためだ。

 社民党は参院比例選で、1998年には約437万票で4議席を獲得したが、その後党勢は低迷し、得票・獲得議席とも下降傾向にある。2013年は、過去最低の約125万票で1議席にとどまった。

 吉田党首は来年夏の参院選を「正念場の戦い」と位置づけ、比例選では250万票、2議席の獲得目標を掲げる。しかし、野党共闘を模索する中、野党間で独自性を訴え、前回より倍の票を得るのは相当大変だと受け止められている。「新旧党首のうち1人しか当選しなければ、党の存亡が問われる」(党幹部)と危惧する声もある。

最終更新:10月11日(日)11時21分

219名無しさん:2015/10/11(日) 12:56:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151011-00045726-gendaibiz-pol
共産党が提唱「国民連合政府」の賛否〜あの党との共闘はどれほど現実的なのか
現代ビジネス 10月11日(日)11時1分配信

共産党が提唱「国民連合政府」
アリか、ナシか
 ?

 共産党が唱え始めた「国民連合政府」構想は、安保法廃案を主眼に野党共闘を呼び掛ける。これを野合と批判する声もあるが、一方で「未来の政治」の始まりとの声も。どう考えるのが正しいか。

 政治学の理論で、デュベルジェの法則がある。経済学のゲーム理論でも緻密に扱われていて、一つの選挙区でn人の議員を選ぶ制度の場合、n+1の政党しか長期的には存続し得ないというものだ。

 たとえばn=1の小選挙区制で候補者が3人の場合。有権者の支持率が2番目の候補者は、ちょっとしたきっかけで1番目に勝てるかもしれないが、3番目の候補者の当選確率は他の2人に比べてがたんと落ちる。一番手でもなく二番手でもない第三極の政党は、もともと小選挙区制では存続するのは難しいというロジックである。

 もっとも、現在の日本の小選挙区制は完全ではなく、小選挙区比例代表並立制なので、第三極の余地はある。それを踏まえるとあり得る政党のパターンは三つ。

 第一に政権可能性のある自民党と民主党のような二大政党、第二に公明党のような自民党の連立パートナータイプ、第三に共産党のような比例区狙いタイプである。こうした政治理論からみれば、共産党が比例区狙いの小規模政党から、政権をとりうる民主党の連立パートナータイプに変わろうとしていることになる。

 最近の共産党は、自民党が圧勝する中で、左派系の票を集めて躍進。が、その先鋭的な意見ゆえに、そろそろ頭打ちになっている。左翼の中で幅を広げたくて、安保法案で歩調の合った民主党に秋波を送っているわけだ。

日米安保のスタンスは真逆
 一方、これで困ったのが民主党だ。共産党は筋金入りの左派。今まで政権とはまったく別のところで政党活動をしてきたので、基本思想は前時代的で一般人には怖いものである。

 警察庁の広報誌「焦点」の'04年9月2日に発行された269号は、「警備警察50年現行警察法施行50周年記念特集号」。その中に「暴力革命の方針を堅持する日本共産党」という項目があり、共産党がかつて暴力的破壊活動を展開してきたことが書かれている。

 具体的には、'04年1月の第23回党大会で党綱領改定を行ったが、「二段階革命論、統一戦線戦術といった現綱領の基本路線に変更はなく、不破議長も、改定案提案時、『綱領の基本路線は、42年間の政治的実践によって試されずみ』として、路線の正しさを強調しました」と記述。さらに、「警察としては、引き続き日本共産党の動向に重大な関心を払っています」と書いている。

 共産党は、日米安保を否定している。暫定政権に参加するときには、安保問題を凍結するというが、根っこでは日米安保は廃棄である。

 一方の民主党は、日米安保を認めている。岡田代表がかつて集団的自衛権の行使を認めていたとの国会議論もあった。集団的自衛権は日米安保による日米同盟の前提なので、民主党のスタンスはふらふらしているが、日米安保廃棄、集団的自衛権否定の共産党は、まったくぶれていない。

 日米安保条約でもこれほど意見が違う両党が選挙協力、連立まで共闘できるのなら、「野合」であるが、同時にそれは「未来の政治」の始まりともいえるだろう。

 『週刊現代」2015年10月17日号より

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ドクターZ

220名無しさん:2015/10/11(日) 13:20:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151011-00045722-gendaibiz-soci
「2015年安保」、最大の成果とは?〜デモ参加者たちが新たな民主主義を切り拓いた 連帯、相互扶助、そしてレジスタンス
現代ビジネス 10月11日(日)11時1分配信

「'15年安保」を忘れない

 国会前を連日うろつき回るうち、忘れかけていた言葉をいくつか思い出した。連帯、相互扶助、そしてレジスタンス―。いずれも、デモや集会に明け暮れた青春時代の夢と希望が詰まった、懐かしい言葉である。思いだすきっかけになったのは、安保法案成立直前の9月18日夜に見た光景だった。

 国会正門から少し離れた歩道の脇で若い女性が小さな椅子に腰をかけていた。彼女は「新横浜シットインでカギアイフォン(=パスワードロックのかかったiphone)を落とされた方」と記したプラカードを顔の前に掲げていた。

 新横浜シットインとは2日前、横浜市港北区で開かれた地方公聴会で行われた抗議行動のことだ。公聴会を終えて参院に戻る与党議員らの車の行く手を阻むため、大勢の男女が会場前の路上に寝そべり、警察に排除された。

 プラカードの女性はその現場でアイフォンを拾い、何とかして落とし主に渡したいと思ったのだろう。ふだんなら警察に届ければいいのだが、そうすると、落とし主の個人情報を公安警察に渡すことになりかねない。

 そこで彼女はこう考えたらしい。新横浜シットインに参加した人なら国会前デモにも来るはずだと。だが、何時間待っても落とし主は現れない。それでも彼女はプラカードを掲げつづける。法案が成立した19日未明になっても、である。

 私は傍で見ていて彼女の根気強さに呆れた。何が彼女をそこまでさせるのだろうか。おそらくは、身を挺して法案成立を阻もうとした、見ず知らずの人に対する深い共感からだろう。

 同種の光景は、数万人規模に膨れ上がったデモの至る所で見られた。冷たい雨の中、温かいスープを配る女性グループがいた。「お握りとお菓子は要りませんか」と呼びかける女性もいた。人の手から手へと、飴の入った袋のリレーも行われた。

 「スマホやガラケー、充電できます」という「給電所」もあった。給水所が置かれ、医療班が急病人を救護した。過剰警備を監視する「見守り弁護団」も結成された。彼らは誰かの指示で動いているのではない。法案成立阻止のため自分にできることをやっているだけだ。

 何よりありがたかったのは、国会正門のはす向かいにある憲政記念館の粋な計らいだ。ふだんは夕方に閉める記念公園(北庭)を夜遅くまで開放した。おかげでトイレを利用でき、疲れた体をベンチで休められた人が私も含めて何千人もいた。

 デモに参加する人も参加できない人も、無言のうちに互いを支え合う。そんな空気が国会周辺に漂っていた。3年前の反原発デモで芽吹いた連帯の精神が浸透したのだろう。それが'15年安保の最大の成果だと思う。

221名無しさん:2015/10/11(日) 13:21:49
>>220

母親も政治家も学者も・・・すべてのデモ参加者があの空気を作った
 国会周辺には子供たちもたくさんいた。中にはベビーカーに乗った赤ん坊もいた。デモの最前列にでも行かない限り、事故が起きる恐れは皆無に近い。と言っても、幼子を連れてデモに参加するのは相当な思い切りが必要だったにちがいない。

 18日夜、「安保関連法案に反対するママの会」の町田ひろみさんがスピーチ台に立った。彼女は3歳と16歳の娘を持つ保育士である。

 「私は言いたい。戦争に行かせるため私は子供たちを育てているんじゃない。おかしいですよね。こんな時間に子供を連れてママたちが来てるのは。でもママたちがおかしいんじゃない。そうせざるを得ない気持ちにさせる安倍首相が悪いんです」

 今、全国で母親たちが立ち上がっている。ママたちは足を震わせながら国会議員や地方議員たちに要請を行い、緊張しながら街頭で訴えている。

 町田さんがそう言って「この行動は止まりません。だって子供らを守ると決めたママたちは強いのです」と叫ぶと、歓声の嵐が起きた。彼女らの怒りが'15年安保の真の原動力だったのだと今更ながら思う。

 この声に応えて国会内で野党議員らの抵抗がつづいた。彼らの演説が正門近くのスピーカーから流れてくる。「野党、頑張れ!」「野党、負けるな!」。いまだかって聞いたことのないコールが雨模様の夜空に響く。

 野党の踏ん張りは私の予想を超えた。単なる時間稼ぎではない、中身の濃い演説がいくつもあった。なかでも枝野幸男・民主党幹事長の1時間44分に及ぶ演説が光彩を放った。

 「奇しくも本日9月18日は満州事変が勃発をした日です。安倍総理が『取り戻す』と称している日本は、このころの、つまり満州事変から日華事変、日米戦争へと至る昭和初期の暴走していた時代の日本ではないのでしょうか。この暴走を止める責任が私たちにはあります!」

 彼の言葉は理路整然としていている。私は彼に政治指導者としての風格を感じた。民意のうねりが政治家を育てた。それもまた'15年安保の収穫だろう。

 夜が更けて、参院での法案可決の瞬間が刻々と近づいてくる。正門前のスピーチ台に立ったのは小熊英二・慶大教授。戦後社会思想史研究の旗手である。

 「思いだしてください。原発事故の前、日本では天地がひっくり返っても国会周辺がデモで埋まることはありえないと考えられていた。しかし5年間で社会は確実に変わった。私たちは今(終わりでなく)始まりの中にいます。これからプラスの可能性もマイナスの可能性も大きく開かれている。私たちはそれを少しでもプラスの方向に引っ張っていかなければならない」

 小熊教授は未来を楽観も悲観もしていない。なぜなら、ここで生まれた連帯と相互扶助の精神が、社会の隅々に根をおろすかどうか、すべてはそこにかかっているからだろう。

 「柄ではありませんが」と教授は断わって最後にSEALDsとともにコールを始めた。
「民主主義って何だ!」「これだ!」「民主主義って何だ!」「これだ!」・・・・・・その声を聴きながら思った。夢でもいい。この国の未来を信じたい。

 『週刊現代』2015年10月10日号より

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魚住 昭

222名無しさん:2015/10/11(日) 22:20:24
http://www.asagei.com/excerpt/15200
社会Posted on 2013年8月27日 9:56 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(1)社民党は何でも反対っていうイメージがある

◆ゲスト:福島瑞穂(ふくしま・みずほ)。1955年生まれ。宮崎県出身。東京大学法学部卒業後、弁護士を経て、98年社会民主党から参議院比例第1位で当選。03年より社民党党首を務めた。09年発足の鳩山内閣では内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画担当)として入閣を果たす。13年7月の第23回参議院選挙において、社民党が惨敗したことを受け、党首を辞任した。

 7月21日の参議院選挙で大敗北を喫し、10年間務めた社民党の党首を辞任した福島瑞穂議員。政治家へ転身する前の弁護士時代から、テレビで激論を交わしていた天才テリーとは久々の対面となったが、社民党の弱点を次々と指摘するテリーに、福島議員も負けじと応戦する──。

テリー 7月27日に記者会見を開いて、社民党の党首を辞任したわけだけど、辞めるって、いったいいつ決めたの?

福島 参議院選挙の投票結果が出た当日、7月21日ですね。実は12月の衆議院選挙の時点で、これはとてつもない敗北だから責任を取るべきだと思ったんですが、もう7月の参議院選挙まであまり時間がないわけですよ。しかも、その時点で候補者に比例区で出てほしいというのを要請している最中だったので、自分が党首を辞めますとなると、次の選挙の話がむちゃくちゃになるから、参議院選挙は全力投球で頑張ろうと。

テリー そして、社民党の結果は全国で1名が当選‥‥福島さんは、今回の敗北をどう総括してるの。

福島 もっと魅力的な運動をやらなくちゃいけないと思っています。党員としてやっている方も、見てる方も、両方が楽しくなるようなことを。

テリー 社民党の主張に関して、俺は一つおかしいなと思っていることがあるんだけどさ。よく「大企業ばかり儲けさせてどうするんだ」って批判するよね。でも、大企業にとりあえず儲けさせないと、その下請けの中小企業も儲からないじゃない。

福島 大企業がけしからんというわけじゃなくて、小泉構造改革の時にそうだったけれど、大企業が潤っても、富裕層が富むだけで、それ以外の層まで恩恵がなかった。

テリー でも、アベノミクスが展開されたことによって、現実として、日本の経済は豊かになってる部分もある。日本のいろんな財界の人たちが、いい結果が出たと分析しているのも事実だと思うんだ。

福島 アベノミクスに関しては、とりわけ雇用について問題は多いんです。例えばアベノミクス戦略の一つ「限定正社員制度の導入」。これは企業側にとって労働者を解雇しやすくなる一面がある。他にも「派遣は原則自由にしよう」なんていう議論がまた出てきています。

テリー でもね、「大企業が全て悪だ」っていう主張に聞こえちゃうんだよね。

福島 いやいや、そんな感じではないです。大企業は儲かっていいんです。ただ、儲かったものを独占しないで、地域、中小企業、働く人たちにちゃんと振り分けましょうと。

テリー そこのところで、何かきちんと上手な言い方をしないと、下請け会社の人たちは「社民党は何を言っているの。大企業を儲けさせなかったら、下請けの俺のところは外注がこないよ」って反発する人もいると思うんだよね。社民党って何でも反対っていうイメージがあるじゃないですか、実は。

福島 そうかなあ。

テリー 残念ながらあるんですよ。人に夢を与えることを提案していかないと。ポジティブな政策の言い方をするって大事だと思う。

福島 だから「中小企業を応援します」と言ったほうがいいのかもしれない。

テリー そう。そうしないと。俺はテレビの番組を作っているでしょう。一般の人って、ものすごく毎日が大変ですよ。じゃあ、その時に政治がどうだとか、殺人事件がどうだとかっていうのばっかりテレビで流していても「そんなのもういいよ」と。「そんなことより、こんなに毎日、自分は大変な思いをしてるんだから楽しいものを見せてほしい」って言われるんですよ。

福島 ポジティブさは大事ですよね。

223名無しさん:2015/10/11(日) 22:22:59
>>222

http://www.asagei.com/excerpt/15201
社会Posted on 2013年8月27日 9:57 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(2)雇用問題に関する主張を重視

テリー 社民党はいろんな政策があると思うけど、いちばん譲れない点は何ですか。

福島 まずは雇用。その次は憲法です。

テリー 雇用問題に取り組むのはいいよね。だったら雇用に関する主張に徹したら?

福島 そうなんです。憲法と脱原発ももちろん大事だけど、この2つの主張については内容をわかっていただきやすい。だから雇用問題に関する主張を実際に重視しています。雇用はそれぞれの世代によって、それぞれの形で関係しますから。

テリー 確かに。全ての人の生活と直結して、イメージしやすいから伝わりやすいしね。

福島 特に現代の若者や子供たちは大変です。今ね、20代の若者の死因の半分は自殺なんですよ。

テリー そうなんだよなあ‥‥。

福島 ワタミの社員で自殺したお嬢さんのご両親に会って要望書をもらったことがあるんですけど、「若い人が大事にされる働き方が実現できるよう、全力でやってください」って。ほんとにそうですよ。

テリー 30代の死因の1位も自殺なんだよね。

福島 そう。私の事務所のボランティア・スタッフが「会社を辞めたい」と言うと、私も最初は「勤めて半年で辞めるってどういうこと。世の中甘くないのよ」と諭していたんです。でも微に入り細に入り聞いていくと、これってブラック企業じゃないかとわかってくる。ですから、私も怒るべきとこは怒りますけど、高度経済成長期の感覚で「甘ったれてるんじゃないか」と感じるのとはまったく違う現実を、彼らは生きてるんだと思います。

テリー なるほどね。じゃあ、これからの社民党の売りは、やっぱり雇用でいこう、雇用で。

福島 はい。非正規雇用、障害者、女性、シングルマザーやシングルファーザーの働き方についてなど、いろいろとありますから。

テリー そうだよな。ところで社民党は、ビジネスを動かすという点に関してはどうなの。金儲けっていうと言葉は悪いけど、例えば安倍さんは海外に行く時に財界の人たちを連れて、日本企業をよろしくお願いしますって売り込んでいるじゃない。ああいうことも大切じゃないですか。

福島 でも、それで原発とか売るのは問題だと思いますよ。

テリー 原発はともかく、そういうビジネスもできる政治家もいないとダメなんじゃないの。日本企業の売り込みができる人。

福島 代替エネルギー技術の売り込みは可能性があると思いますよ。アイスランドの地熱発電は日本製なんです。例えば大分県は、地熱発電とかバイオマス発電で電気の4分の1を自然エネルギーで賄ってるんですよ。そういう技術を日本はこれからガンガン売っていくべきじゃないかと。

テリー じゃあ、雇用の他にも、自然エネルギーの推進についても、社民党としてもっともっと特化していったほうがいいよね。

福島 作戦としてね。

224名無しさん:2015/10/11(日) 22:26:43
>>223

http://www.asagei.com/excerpt/15202
社会Posted on 2013年8月27日 9:58 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(3)山本太郎と社民党は連携という形でやれる

テリー 東京選挙区で4位に入った山本太郎は「脱原発」の主張一つでしょう。

福島 山本太郎さんと社民党は、3.11以降、いろんなところで連携しながらやってきたという感じなんです。11年5月23日、文部科学省の中庭で「年間被曝量の上限が20ミリとはおかしい、1ミリ以下を目指すべきだ」と、市民団体や社民党などが集まって要請行動をやった時、山本さんも駆けつけてくれました。「社民党から出てほしい」という要請もしました。

テリー でも、結果は無所属で出た。

福島 はい。だからこそ、党は応援に回ったんです。東京で社民党の公認を立てると、脱原発でぶつかる人が1人増えるだけですから、それよりは応援したほうがいいと。

テリー 脱原発の他に反TPP、憲法で一致もしているしね。

福島 はい。山本さんは無所属だから、「統一会派で今後やりませんか」と提案をしています。もちろん、党に来てくれればベストですが、そういう形じゃなくても、連携はやれるんじゃないかと思ってるんですよ。

テリー なるほどね。今、社民党の国会議員は何人。

福島 衆議院議員が2人、参議院議員が3人ですね。

テリー もう、インディーズの弱小プロレス団体みたいなもんだな。

福島 ハハハ(笑)。だから、これからもり立てて、AKB48じゃないけど、新しいアイドルも入れて頑張りたいと思います。自治体議員に心優しいセンスのいい子はいます。候補者の魅力は、社民党は強いと思っているんですよ。

テリー 例えば?

福島 非正規雇用のことをやっている鴨桃代さん。たった1人でも労働ユニオンに入れるという「全国コミュニティ・ユニオン連合会」の会長で、08年から09年の派遣村の時からずっと一緒にやってきた女性です。あとは、沖縄基地の撤廃に向けて活動している山城博治さん(沖縄平和運動センター事務局長)も、熱血漢で力強い。それぞれの自治体には、個人的にも魅力的で、信念を持ってやっている人がいる。ただ、彼女たちを国政に送り込むだけの力が社民党になくなってきている。

テリー 党としての力が不足しているということだよね。共産党も政策的には社民党と近いじゃない。でも、共産党は今回の選挙で伸びたでしょう。両者の違いは何だろう。

福島 共産党は伸びましたね。今回、いわゆる「中道リベラル」のような党が敗北したんですよ。それは社民党、生活の党、みどりの風のことですね。生活の党とみどりの風はもともと民主党だった。社民党も過去に連立政権を組んで、民主党と近い部分もあるから、何となく「民主党グループ」であったということが逆風にあったと思ってるんですね。

テリー なるほどね。福島さんが辞めたあとの党首枠はどうなっているの。

福島 欠員のままになっていて、幹事長が党首代行を務めています。党首選挙をやるか、全国代表者会議をやってその中で決めるか、これから議論して、恐らく9月末ぐらいには選出方法が決まるはずです。

テリー 福島さん自身は、今後どうするの?

福島 私自身は議員であることは変わりないし、党首を辞めたことをむしろ生かして、もう少し自由な立場で働きたいです。

テリー 党首が土井たか子さんから代わってから、10年なんだよね。

福島 はい。あっという間の10年でしたね。

225名無しさん:2015/10/11(日) 22:27:34
>>224

http://www.asagei.com/excerpt/15203
社会Posted on 2013年8月28日 9:58 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(4)10年間も同じ党首なんて不健康

テリー 福島さんがまだ弁護士の時、俺も一緒にテレビの討論番組に出ていたもんね。

福島 議員になる前は天真爛漫な、ノーテンキな明るい人でしたよ(笑)。

テリー よく覚えてますよ(笑)。「ええっ、福島さん、政治家になっちゃうの?」って当時驚いたから。

福島 あの頃はお世話になりました。実は政治家になってからは今年が15周年なんですよ。党首は10年やって、その前に幹事長を2年やって、その前は広報委員長をやっていました。新人時代がほとんどなくて、いきなり幹事長、いきなり党首。

テリー そうだね。エリート街道だよな。

福島 う〜ん、エリートとはちょっと違うかなぁ。09年に連立政権を作って、大臣になったものの、普天間基地移設の署名を拒否して罷免になったり、いろいろありました。

テリー 連立政権を離脱した時、辻元清美さんは離脱に反対したじゃないですか。俺は辻元さんの主張のほうが筋が通ってた気がするんですよ。

福島 いや、もしあの時、連立政権に乗っていたら、社民党の背骨がなくなっていたと思う。きっと今日まで残っていなかった。

テリー そんなことを言ったら、96年に社会党が自民党と組んで村山政権を作った時に、すでに終わっていた部分もあるわけじゃない。それでも残って続いたんだから。与党に残って主張することに意味や発言力があるんじゃないの。10年に福島さんが連立から離脱した次の日から、社民党の記事が全然新聞に載らなくなったでしょう。すごくもったいないんだよね。

福島 沖縄基地については、社民党にとっては1丁目1番地の問題です。テリーさんがおっしゃることももちろんわかりますよ。確かにいろいろ折り合いをつけながら、辛抱しなくちゃいけないところは辛抱しなきゃいけない。

テリー うん。

福島 しかし、あの時点で私が署名していたら、沖縄は社民党から離脱するだろうし、社民党の戦う部分がなくなる。政治って自分の100の思いが100実現するわけではないので、政治は妥協の芸術というか、自分の思いをどうやって織り交ぜて実現していくかだというのは理解しています。それでも私は、魂を売ったら生きていけないと思うんですよ。

テリー でも、連立を外れたら意見が言えなくなるわけじゃない。民主党としてはこれ幸いと思ったかもわかんない。だから、よりひどくなっていく時にこそ与党にいたほうが、社民党の存在価値が出てきたような気がするんだけどね。

福島 いることで歯止めになった部分はあるかもしれないけど、裏切り者っていう烙印を押された状態で政治はできないですよ。

テリー うーん。

福島 ただ、自社さ連立政権で政権に入ったことで、社民党は野党と与党の経験を積んだことは強みだと思います。例えば私は大臣の時に、障害者基本法の改正法案を作り、それが総合支援法になった。それから、認可保育園を設立するために国有地を貸与してもらう手続きも踏んだ。

テリー 障害者政策はよかったよね。あと、世田谷と横浜に保育園をたくさん作るための基礎を作ったことも、すごく大きいことだったね。

福島 それと、365日24時間、女性への暴力、外国人、セクシャルマイノリティ(性的少数者=同性愛者や両性愛者、自分の性別で悩んでいる人などのこと)などの相談を受ける「パープル・ホットライン」を作った。今はどんな相談も受ける「よりそいホットライン」もできてるんです。

テリー 与党時代に新しくできた実績がいろいろあるってことだよね。

福島 はい。私自身は、政策を提案して、少しずつこの社会を住みよいものにしていくことが喜びでしたし、政治はそういうことがとても必要だと思っています。

テリー 1人で10年も党首やっていたんだもんなぁ。それもまた不健康だと思うけど(笑)。

福島 すみません(笑)。だから今回のことで区切りを一度つけて、初心に戻って、もう1回、人々の現場の中で意見を聞きながらやっていきます。

◆テリーからひと言 秋元康さんみたいなプロデューサーが社民党には必要だよね。政策もいいし、候補者もいいとすれば、あとは世間へのアピール方法をもっと考えてみてよ。

226名無しさん:2015/10/12(月) 12:29:23
http://sp.mainichi.jp/opinion/news/20131026ddg041070007000c.html
憂楽帳:社民党

 11月1日の社民党全国代表者会議で吉田忠智参院議員(57)が党首に就任する。党勢は弱体化の一途。吉田氏の所属する大分県連の内田淳一代表(73)は「重い荷を負わせる気持ちだ」と思いやる。

 大分県は、7月の参院選比例代表の同党得票率(全国平均2・36%)が9・99%という「社民大国」だ。強さの理由として内田さんは、自治労と日教組が社民支持で一枚岩になっていることを挙げる。では、なぜそれができたのか。内田さんは記憶の糸をたぐるように17年前の経験を語り始めた。

 1996年の旧民主党結成を巡り、鳩山由紀夫氏らが武村正義元蔵相や大分県出身の村山富市元首相らを拒否。鳩山氏らの姿勢は「排除の論理」と呼ばれ、この年の「新語・流行語大賞」にもなった。

 当時、内田さんは県議2期目で、いまの吉田氏と同年代。「現場では『なにくそ』という思いが漂っていた。結束が強まったことを覚えている」

 党の状況は当時より厳しい。吉田氏に対し、内田さんは「我々には思い付かない、思い切ったことをやってほしい」とエールを送る。【鈴木直】

2013年10月26日

227名無しさん:2015/10/13(火) 23:39:29
http://www.rodojoho.org/archives_tatakai/~2013/tatakai776.html
第21回全労協大会開催される
 全労協初の組織内議員・服部良一さんも参加

 全労協第21回定期大会はさる9月24〜25の両日にわたり熱海にて開催された。
 冒頭、藤崎良三議長は「民意による政権交代・新政府樹立は、日本近代政治史上初の出来事」と指摘し「働く者が報われる社会」の実現へ向けた新たな闘いの始まりであることを押さえて、更なる闘いを進めていかなければならないと訴え、また、「年越し派遣村」の教訓から社会的運動を担える労働運動の前進、重要期に入った国鉄闘争を始めあらゆる争議の支援・連帯闘争の強化を訴えた。
 大会は各争議の報告から始まり、「労働審判員」の各地全労協への拡大の声や、国労高崎の代議員からは、企業内運動からの脱皮、地域ユニオンとしての運動領域拡大と、その中から問題になっている八ッ場ダム問題は、利権の巣と化し声を圧殺されようとする反対する住民の立場に立ち、ダム建設は白紙と断言した前原国土交通相の方針を断固支持すると発言があった。
 大会発言は26名に及び、中には東京総行動の節目には全国結集も掛けるべきとの声もあった。  関心が持たれたのは、大阪全労協の元幹事で昭和起重機の委員長だった服部良一君が社民党近畿ブロック比例で当選し、全労協としては組織内議員の誕生と成ったことで、一日目の交流会に出席しその挨拶は全体の拍手をあびた。
 新人事は、副議長の交代や新常任幹事の登場もあったが、藤崎議長の再任で新体制が発足する事になった。  あえて述べるとすれば、歴史的政治変化をどのように位置づけるかについて代議員全体としては戸惑いがあったように感じた。
(協同センター・労働情報代表 前田裕晤)

228名無しさん:2015/10/14(水) 20:44:54
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151014-00054902-playboyz-pol
難民受け入れ問題をスルーしたら、日本のリベラルは終わり
週プレNEWS 10月14日(水)9時0分配信

『週刊プレイボーイ』本誌で「モーリー・ロバートソンの挑発的ニッポン革命計画」を連載中のマルチな異才・モーリー・ロバートソンが語る。

***

シリアなどからの難民受け入れ問題が世界的なトピックになっていますが、先日、元国連難民高等弁務官の緒方貞子(さだこ)さんが日本政府に苦言を呈していました(『朝日新聞』9月24日付朝刊)。緒方さんはこう言います。

「難民の受け入れくらいは積極性を見いださなければ、積極的平和主義というものがあるとは思えない」

ご存じのように安倍政権は“積極的平和主義”をうたっていますが、こと難民認定に関していえば、日本政府はおよそ先進国とは思えないほど消極的な姿勢を続けている。緒方さんは「(難民高等弁務官を務めていた1991年から2000年)当時からその状況は変わっていない」と、現状を嘆いています。

今からちょうど20年前の1995年――映画『ホテル・ルワンダ』でも描かれたルワンダ大虐殺の翌年――緒方さんは国連本部で素晴らしい演説をされており、その中に次のような一節があります。

「難民は慈善を求め、絶望の声を上げるだけの存在ではありません。彼らは社会に変化をもたらし、文化を相互に融合させる使者となり、活気をもたらすのです」

ともすれば厄介者扱いされがちな難民こそが、社会の閉塞(へいそく)感を打ち破る力になる。そう訴えたのです。この演説はルワンダ問題に関して消極的だったアメリカに対する「この状況を無視できるのか」というメッセージでもありました。今回も緒方さんは日本に国際的な貢献を求めているわけです。

しかし、日本の世論はどうでしょう。「難民なんか入れたら、国がめちゃくちゃになる」などとレイシズム同然の発言を堂々とする人も少なくない。あるいは、難民や移民の受け入れには賛成といいつつ、日本人より低い立場の“下働き”をあてがえばいいという考え方も目立つ。


実際、農業分野における外国人技能実習制度などは“奴隷労働”の温床(おんしょう)と化している。チャンスを公平に与えず、彼らを経済的に追い詰めておきながら、一部の外国人が犯罪に走ると一気に排斥の機運が高まる…。

難民の受け入れ拒否は国際社会の信用を大きく損なう一方、この日本社会の不正義を野放しにしたままで受け入れてもうまくいかないのは目に見えている。つまり、いかに彼らを受け入れるかを今すぐにでも考える必要があるんです。

こうした議論や運動は本来、リベラルを自任する人々が取り組むべきことです。国会前で【#Refugeeswelcome(難民歓迎)】と書いたプラカードを掲げなきゃおかしい。「日本だけは戦争に巻き込まれたくない」という内向きのデモばかりで、中国の人権問題も難民問題もスルーする“自称リベラル”を、僕はリベラルとは呼びたくない。

安倍首相は9月30日、国連総会で難民支援拡充を表明しました。今はまだ金銭面にとどまっていますが、もし本格的に「受け入れ」へと舵(かじ)を切れば、自民党内外のレイシストを排除すると同時に無党派層を大きく取り込むことになるでしょう。

その時、野党はどうする? 「日本人の賃金が下がる」などと反対すれば、日本のリベラルは終わりです。この問題に全力で、しかも安倍政権より早く取り組むことこそが、烏合(うごう)の衆による「安保法制ハンタイ」より、はるかに強い風を生むはずです。

●モーリー・ロバートソン(Morley Robertson)
1963年生まれ、米ニューヨーク出身。国際ジャーナリスト、ミュージシャン、ラジオDJなど多方面で活躍。現在のレギュラーは『NEWSザップ!』(BSスカパー!)、『モーリー・ロバートソン チャンネル』(ニコ生)、『Morley RobertsonShow』(block.fm)、『所さん!大変ですよ』(NHK)など

229名無しさん:2015/10/15(木) 22:58:46
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151015-00054944-playboyz-pol
海外メディアも驚いた安保法案抗議デモ。だが「日本のメディアは大幅に弱体化。朝日新聞も、ましてやNHKは…」
週プレNEWS 10月15日(木)10時0分配信

戦後70年を迎え、大きな問題が山積する日本の姿を海外メディアはどのように見つめ、報道しているのか?  

「週プレ外国人記者クラブ」第4回は、英紙『エコノミスト』や『インディペンデント』などに寄稿するデイビッド・マックニール氏に、安保法案への抗議で盛り上がった市民デモについて聞いた。

***

―「安全保障関連法案」がようやく成立しました。衆参両院での審議やそれを取り巻く一連の出来事を見て、どのように感じましたか?

マックニール 印象的だったのは、国会で審議が進み、政府が安保法案について説明すればするほど、逆に法案の具体的な目的や意味がわからなくなったことです。でも、私がそれ以上に驚いたのは、デモなどを通じてこの法案に反対し、抗議する動きが想像を遥かに上回る規模に広まったことでした。

それまで日本では右翼のほうが活発だと思われていて、例えば在特会の嫌韓デモなどに行くと200人規模のデモが頻繁(ひんぱん)に行なわれていましたが、安保法案に抗議する動きでは、それこそ数千人、数万人規模の学生や主婦、普通のサラリーマンらが集まった…。私は日本に住んで今年で15年目になりますが、日本人がこれほど積極的に政治に対して意思表示をするなどとは夢にも思っていなかったし、それは多くの海外メディア関係者に共通する感想でしょう。

―何が日本人にそうした変化をもたらしたのでしょう?

マックニール 政府の説明に対する「不信感」や「透明性の欠如」という要素が大きいと思います。先ほど言ったように、この法案について安倍政権が説明すればするほど多くの矛盾が浮かび上がり、政府は本当の意図を隠している、自分たちから白紙委任状を取ろうとしているのだ…という懐疑的な気持ちが人々の中で広がったことで、デモなどの抗議が拡大したのだと思います。

実は先月、SEALDsのリーダーである奥田さんにインタビューする機会があったのですが、「どうやってここまできたの?」という質問に対して、彼が答えたのは、まず反原発のデモがあって、その次に「秘密保護法」に反対する運動があって、そして今回の「安保法制」と、一連の出来事を通して、一歩ずつ運動が拡大してきたのだということでした。その意味では安保法制の前から「変化」が既に起きていたとも言えるでしょう。

―実際に安保法案に反対するデモを見て、どんな印象を持ちましたか?

マックニール まず強調したいのは、彼らのデモが非常に平和的、紳士的だということ。60年代や70年代の学生運動にみられたような暴力性は全くなく、ある意味「保守的」だとすら言える。彼らは「革命」ではなく、現行の政治システムの中でこの国を変えていきたいと考えているという点です。

ただし、世論調査では国民の多くが反対しているにもかかわらず、彼らのデモは「原発再稼働」も「秘密保護法」も、今回の「安保法案」も最終的に阻止することができなかった。当然、この国の民主主義がまともに機能していないという意識や、それに伴うフラストレーションは相当に膨らんでいるはずで、それが今後、彼らの運動にどのような変化をもたらすのかにも注目しています。

―他の国々、例えばイギリスでは、こうしたデモは珍しくないのでしょうか?

マックニール 最近のデモで最も大規模だったのは2002年にロンドンで行なわれたイラク戦争に反対するデモで、この時は政府側の発表では100万人、主催者発表では200万人が集まったと言われています。

この時の状況は今の日本に似ていて、世論調査では国民の70〜80%がイラク戦争に反対していたのですが、当時のイギリス首相だったトニー・ブレアはそうした「民意」を無視する形でアメリカのイラク戦争を支持し、イギリス軍の部隊を戦地に送り、戦死者まで出してしまった。

あれから13年を経た今、こうした「民意」が実は正しかったことが証明され、人々はトニー・ブレアへの怒りを忘れていません。彼の言葉はもう誰も信用しないし、道を歩いているだけで彼を「犯罪者として捕まえろ!」という人たちも、いまだに後を絶ちません。

230名無しさん:2015/10/15(木) 22:58:56
>>229

―対象的に、日本ではアメリカの「大義なき」イラク戦争を支持した小泉純一郎首相の責任を追及しようという動きはほとんどありませんでした。また、日本人は一般的に「熱しやすく冷めやすい」ところがありますが…。

マックニール 安保法案は成立しましたが、この先も沖縄県辺野古の米軍基地問題など多くの課題が残されており、政府にとっては危険な状況が続くでしょう。中でも沖縄の問題は非常に重要で、翁長知事が埋め立て承認を取り消したことで、法廷での争いも含めて、安倍政権との全面的な対立となる可能性は非常に高い。

もちろん、この問題に関するメディアの扱い方にもよりますが、最近では辺野古の基地の問題について沖縄県内だけでなく、本土の人たちの関心も高まっているだけに、今後の動き次第では、沖縄の問題がより大きな問題へと発展する可能性もあると考えています。

―そのメディアですが、ここ数年で「権力の監視」という機能が大幅に弱まってしまい、NHKなどはまるで「政府の広報機関」のようです。こうしたメディアの弱体化、あるいは安倍政権による「コントロール」の強化が、ようやく芽生えた学生や市民の活動に影響を与える可能性はありませんか?

マックニール 確かに安倍政権成立後、メディアは大幅に弱体化され、日本の代表的なリベラル紙だった朝日新聞も慰安婦問題の「誤報」騒ぎで叩かれてからすっかりおとなしくなってしまった。もちろんTVも同様で、NHKについては言うまでもありません…。

また、これは今に始まったことではありませんが、記者クラブ制度の弊害によって、記者会見でも政府はあらかじめ準備された質問に答えるだけで、メディアの側から厳しい質問が飛ぶことはほぼない。政府の言い分をそのまま伝えるだけというのが、この国のメディアの偽らざる現状です。

ただし、あの3・11の原発事故をきっかけに、日本の人たちは大手メディアの報道に対して以前よりもずっと懐疑的になっていて、「TVや新聞が本当のことを報じていない」と考える人は増えている。インターネットを含めて、市民が情報を集める手段は以前よりも遥かに多様化しているので、大手メディアの影響力は以前ほど強くないというのは確かだと思いますね。

●デイビッド・マックニール
アイルランド出身。東京大学大学院に留学した後、2000年に再来日し、英紙『エコノミスト』や『インディペンデント』に寄稿している

(取材・文/川喜田 研)

231名無しさん:2015/10/17(土) 16:17:58
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036554230/963

963 名前:名無しさん[] 投稿日:2015/10/17(土) 16:17:39
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151014/k10010269471000.html
ツイッターにうそ 投稿者の情報開示命令
10月14日 15時36分

ツイッター上に幼い娘の写真を無断で転用されたうえ、安全保障関連法が成立する前の反対デモに参加して死亡したなどとうその書き込みをされたとして、新潟市の両親が東京地方裁判所に投稿者の情報の開示を求め、認められたことが分かりました。弁護士によりますと、こうしたケースで情報の開示が認められるのは異例だということです。
申し立てをしていたのは新潟市の大嶋陽さんとその妻で、14日、弁護士同席の下、会見を開きました。それによりますと、ことし7月、ツイッター上に生まれたばかりの娘の写真が無断で転用されたうえ、安全保障関連法が成立する前の反対デモに無理やり連れて行かれ、熱中症で死亡したなどとうその書き込みをされたということです。
去年8月、大嶋さんが別のデモに参加した時の投稿写真が転用され、娘の名前は架空のものでしたが、ツイートが拡散したため、大嶋さんはことし8月、肖像権の侵害に当たるとして、東京地方裁判所に投稿者の情報の開示を求める仮処分の申請をしました。
その結果、先月、運営するツイッター社に情報の開示を命じる決定が出され、会社側も応じたということです。弁護士によりますと、ネット上でなりすましの被害が相次ぐなか、顔写真の無断転用で裁判所が投稿者の情報の開示を命じるのは異例だということです。開示されたのはネット上の住所に当たるIPアドレスで、弁護士は今後、投稿者の特定を進めたいとしています。大嶋さんは、「娘を守る親としてきぜんとした行動を取ることが必要だと考えた」と話しています。

232名無しさん:2015/10/17(土) 16:41:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000001-jct-soci
SEALDs女性が誹謗者を「クズ」呼ばわり 「社会の最底辺さまよってるようなクズ」
J-CASTニュース 10月15日(木)17時34分配信

 安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の女性メンバーが、周囲の人物に対してネット上で誹謗中傷が投稿されていることに「こんな社会の最底辺彷徨(編注:さまよ)ってるようなクズに(以下略)」とツイッターに書き込み、物議をかもしている。

 中傷されていることに対し同情する声がある一方、SEALDs関係者からも過去に暴言が飛び出していたことから、「そんな風に言うから」「自業自得」と反発する意見も相次いでいる。

■同情的な声もあるが...

 物議をかもす投稿をしたのは、SEALDsメンバーの女性だ。彼女は、朝日新聞や日刊ゲンダイなどで取り上げられたことがある。2015年10月14日、

  「なぜわたしが大事に思ってる女の子たちがこんな社会の最底辺彷徨ってるようなクズに毎日毎日罵詈雑言投げつけられて苦しまなきゃいけないのか。こんなに言われると人でも殺したのかと思うけどデモやっただけだからね アホかよ」

とツイッターに書き込んだ。

 具体的にどんな「罵詈雑言」があったのか明らかにしていないが、10月13日にツイッター上で、何者かがこの女性の知人女性の写真を添付し、性的なひやかしや侮辱的な書き込みを行ったことが背景にあるようだ。

 この女性本人に対しても、「日本から出て行って欲しい」「バカ学生」といった誹謗中傷がツイッター上でたびたび行われている。引用に耐えない下品な表現のつぶやきも多い。

 今回の女性の投稿に対しては、「(知人らへの中傷は)許せないですね」と同情的な意見もあるが、「社会の最底辺」とこき下ろしたことに反発する声もある。

  「社会の最底辺という表現のほうが罵詈雑言でしょう」
  「そんな風に言うから、言われるのさ」
  「『社会最底辺』とか勝手な決めつけで罵詈雑言書くから敵を増やしてるんだよ」

と女性のツイッターにメッセージが寄せられている。

233名無しさん:2015/10/17(土) 16:42:20
>>232

これまでも「バカかお前は」「五寸釘ぶち込むぞ」
 SEALDs関係者の発言が「暴言」だとして注目を集めたのは、今回が初めてではない。

 中心メンバーの奥田愛基さんは8月23日の国会前での集会で安倍首相に対し、「バカかお前は」と発言。別の女性メンバーは7月31日、デモを批判した衆院議員の武藤貴也氏にツイッターで「お前の方が自己中だし利己的だわ。ふざけんなよ。てめーの体のすべての穴に五寸釘ぶち込むぞ」(すでに削除)とメッセージを飛ばした。

 こうした発言が出るたびにツイッターなどには

  「ほんと口悪いな。なにが平和だ。言葉の暴力はいいのかよ」
  「この団体の方々は、どうしてこんなに口が悪い人が多いの?」

とあきれるような書き込みが出ている。

(2015年10月16日19時追記)女性メンバーの名前は匿名にしました。

234とはずがたり:2015/10/18(日) 18:17:36
息子3人を東大理IIIに合格させた凄腕「プロママ」ご亭主は選挙で3連敗〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151016-00010005-shincho-soci
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月16日(金)8時1分配信

佐藤さんの近著『受験は母親が9割』(朝日新聞出版)には、ご主人の佐藤真理(まさみち)氏が、奈良市で弁護士をやっているとある。だが、教育はほとんど彼女任せだったとして、あまり登場してこない。実際、彼女はこう書く。

〈我が家では、子どもの教育は、私が100%の責任を持っています。主人は仕事が大好きで、生きがいを持って働いていましたから、私は子どもの教育を頑張ろうと。〉

 やったのは車での送り迎えぐらいで、妻ほど貢献していないというわけだが、知人によると仕事一途の庶民派弁護士なのだとか。

「佐藤弁護士は東大文学部のインド哲学科から司法試験を通った変わり種。面白い人で、年末に弁護士会の懇親会があるのですが、リクエストもしていないのに、渥美清の真似をしてみせたこともありました。寅さんそっくりで感心しましたよ」

「亭主元気で留守がいい」の典型例かと思ったら、この人、総選挙に3回もチャレンジした政治好きでもある。それも日本共産党からの出馬だ。

■ノーベル賞を取って欲しい
 佐藤氏が立候補したのは1996年(比例)と、2000年(小選挙区)、03年(小選挙区)だが、残念ながらいずれも当選圏内からは遠い得票数だった。

 元共産党議員の秘書で政治評論家の兵本達吉氏が言う。

「そもそも弁護士には共産党系が多いのです。私が現役の党員だったころ(90年代)は、日弁連に登録している弁護士のうち17%が共産党系でした。また、共産党本部が彼らを選挙に立てたがるのは労働者の代表よりも、中流層の票が取れるからです」

 そこで、ご本人の事務所を訪ねると、

「こんな風に超エリート教育をしていたのが話題になったら、もう共産党から立候補なんて出来ないよね」

 と笑顔で登場。

「政治には中学高校から興味があったのですが、共産党に入ったのは30歳の頃でした。当時、妻には入党したことも話していません。子供たちからも“親父と考え方は違う”と言われています。最初に選挙に出たのは急な解散があって追加公認の話があったから。2回目からは5回連続当選した議員の後継という形で出馬しました。しかし、小選挙区制というのは厳しい。街宣もやったし、家内も宣伝カーに乗ってくれましたが、事務所にも迷惑をかけられないので国政選挙は3回で止めにしました」

235名無しさん:2015/10/20(火) 23:15:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151019-00000059-asahi-pol
暫定政権で安保法廃止目指す 共産・志位氏インタビュー
朝日新聞デジタル 10月19日(月)23時49分配信

 共産党の志位和夫委員長は19日、朝日新聞のインタビューに応じ、安全保障関連法廃止に向けて提唱する「国民連合政府」を実現するため、次期首相指名で民主党代表を推す可能性に言及した。これまでは選挙結果に関係なく、自党の党首を指名する独自路線を原則としてきたが、安保法廃止に向けて野党の結集を最重視する考えを示した。


 志位氏は、提唱する国民連合政府について、安保法廃止と集団的自衛権の行使容認を決めた昨年7月の閣議決定撤回の二つに目標を絞った「暫定政権」だと説明した。民主党など他の野党との連立政権を念頭に、首相指名についても、「一般論」としつつ「第1党が首班を担うことが一般的だ」と指摘。民主党代表が首相になることも容認する考えを示した。

 共産党は野党共闘の一環として、1998年の国会での首相指名投票で民主党代表だった菅直人氏を推した。だが今回の発言は焦点を絞って政権への参加を前提にしたもので、従来の姿勢から一歩踏み出した。

 連立政権への関与についても「閣外協力もありうる。そのときの状況を見てベストの選択肢を採る」との姿勢を示した。政策については、すでに暫定政権下では「日米安全保障条約の廃棄」「自衛隊の解消」などについて党の方針を「凍結」する考えを示したことに加え、消費増税など各党間で意見が異なる課題についても「欲張りすぎない」と言及。安保法廃止など2大目標以外は、柔軟に対応する考えを強調した。

 そのうえで「(暫定政権の)目的を達成したら、その先の針路は国民に問うて決めることが基本だ」とし、安保法廃止と立憲主義の回復後はただちに衆院選を行い、改めて国民に信を問うべきだと述べた。

 一方、2005年と07年に「たしかな野党」のスローガンを掲げるなど、他党との選挙協力を避けてきた点について「政党である以上、政府(政権)をめざす必要があるとの意見もあった」と述べ、「非常事態」として方針転換するとした。

 安倍政権に対抗するため、本格的な野党間の選挙協力が不可欠と改めて強調。「(来夏の)参院選が衆院選より先にあった場合、参院選が非常に大事になってくる」と指摘した。野党共闘で参院選に勝利し、参院で野党が与党の議席を上回る「衆参ねじれ」の状態に持ち込み、政権を衆院解散に追い込んでいきたいとの考えを示した。

朝日新聞社

236名無しさん:2015/10/24(土) 01:26:31
http://www.sankei.com/politics/news/151022/plt1510220032-n1.html
2015.10.22 19:43
社民党が12月に党首選 吉田忠智党首、出馬に意欲

 社民党は22日、東京都内で全国幹事長会議を開き、任期満了に伴う党首選を12月4日告示、19、20両日投票、21日開票で実施する日程を報告した。吉田忠智党首は会議後、記者団に「党の再建は道半ばという思いだ」と述べ、出馬に意欲を示した。

 次期党首の任期は平成30年2月まで。近く元国会議員らでつくる実施本部を設置し、日程を正式決定する。

 幹事長会議で吉田氏は来年夏の参院選に関し「比例代表で250万票、2議席以上獲得」との目標を掲げた。比例では吉田氏と福島瑞穂副党首を公認している。

237名無しさん:2015/10/24(土) 15:16:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151022-00001182-chosun-kr
(朝鮮日報日本語版) 日本共産党・志位委員長に聞く「衆参で与党過半数、民意の反映では?」
朝鮮日報日本語版 10月22日(木)10時13分配信

 「安倍政権がうまくいっているように見えるのは、日本人の大多数がその政策に賛成しているからではない。日本の野党が分裂しているため、安倍政権への反対票を結集できなかったからだ」

 韓国を訪問している日本共産党の志位和夫委員長は21日、ソウル市内のホテルで行ったインタビューで「民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党の野党5党が、来年7月の参議院議員選挙で『反安倍』を旗印とする『国民連合政府』構想について盛んに論議している」として、冒頭のように述べた。志位氏は戦後70周年と、韓日国交正常化50周年に合わせ、22日に建国大学で講演を行うため来韓した。

 今年で結党から93年を迎える日本共産党は現在、衆議院と参議院を合わせて21議席を確保し、野党としては民主党、維新の党に次いで3番目に多い。結党以来、侵略戦争や植民地支配を一貫して批判してきた。北朝鮮の朝鮮労働党とは、北朝鮮がビルマ(現ミャンマー)のラングーン(現ヤンゴン)で起こした爆弾テロ(1983年)など反人道的な行為を理由に、80年代に関係を断絶している。

―安倍政権が衆参両議院で過半数を占めているため、民意が政治に反映されているのではないのか。
 「そうではない。昨年12月の衆議院議員総選挙を分析すると、安倍晋三首相が属する自民党は有権者全体の票の25%しか獲得できなかったにもかかわらず、全議席の4分の3を占めた。一方、最大野党の民主党は、有権者全体の票の23%を獲得しながら、議席は13%にとどまった。1つの選挙区で一人の議員を選出することにより、勝者の独占現象が起こりやすい小選挙区制の下、自民党には支持票が結集した一方、野党側は票が分散したためだ。現在も世論調査を行えば、安全保障関連法案の強行採決に反対する国民が50-60%を占め、原子力発電所の再稼働に反対する人も50-60%に達している」
―現在の状況に至ったのは誰の責任なのか。
 「野党の責任が最も大きい。ばらばらの状態になっているため、国民が政治を変えられるという希望を持てなくなっている。野党が結束すれば、これまで投票しなかった人や、特に支持政党がない人たちも考えが変わるだろう。現在、安倍政権の参議院に占める議席の比率は55%だ。ひとまず、参議院だけでも野党側が過半数を占めれば、安倍政権が新たな法案を通すのが難しくなり、その後の政権崩壊につながる可能性もある」

―「国民連合政府」に対するほかの野党4党との協議はどれだけ進展しているのか。
 「最近、民主党の岡田克也、社民党の吉田忠智、生活の党の小沢一郎の各代表と順次会談した。社民党や生活の党とは大枠で合意ができている。岡田代表も来年7月の参議院議員選挙で野党の選挙協力が切実だという点では意見が一致している」

―安倍政権に対する見通しは。
 「安倍政権は来年7月の参議院議員選挙までの間、多くの難題を抱えることになる。南スーダンに自衛隊が派遣されることになっているが、自衛隊の活動が拡大すれば、交戦状態に陥る危険性が高い。そうなれば日本社会の反発が本格化する可能性がある。沖縄の米軍基地移設も大きな問題だ。安倍首相が掲げる経済政策「アベノミクス」も最近、日本のGDP(国内総生産)成長率がマイナスに転じたことで、危機に瀕している」

238名無しさん:2015/10/24(土) 18:32:35
>>236

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151022/k10010279201000.html
社民 12月に党首選 吉田党首再選に意欲
10月22日 20時36分

社民党の吉田党首は、国会内で記者団に対し、みずからの任期満了に伴う党首選挙をことし12月に行う方針を明らかにしたうえで、「党の再生・再建は道半ばだ」と述べ、引き続き、党首として党運営を担うことに意欲を示しました。
この中で、社民党の吉田党首は、22日開かれた党の常任幹事会で、みずからの任期満了に伴う党首選挙をことし12月に行う方針を示したことを明らかにしました。そのうえで、吉田氏は「党所属の国会議員と相談して、党首選挙についての態度を決めたいと思っているが、党改革を断行しているさなかであり、党の再生・再建は道半ばという思いだ」と述べ、引き続き党首として党運営を担うことに意欲を示しました。
社民党は、今後、党首選挙の実施本部を設置して、選挙の日程などを正式に決めることにしています。
また、吉田氏は来年夏の参議院選挙について、党勢の拡大に向けて定員が3人以上の選挙区に公認候補を擁立したいという考えを示しました。

239名無しさん:2015/10/25(日) 08:43:20
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-17/2015101715_01_1.html
2015年10月17日(土)
自衛隊が車内広告占拠

首都圏JR、私鉄に観艦式広報

乗客「そら恐ろしい」

 「部隊(隊員等)の士気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールする」目的で18日に神奈川県横須賀沖で開催される自衛隊観艦式の広報ポスターが、JR東日本や首都圏の大手私鉄車両の中づり広告を貸し切り状態で占拠しています。イージス艦や潜水艦の勇ましい写真と合わせて描かれた、「誰かを助けたいという気持ちに国境なんてない」などのキャッチフレーズに、乗客からは「早くも『戦争法』が動きだした」との不安の声が聞かれました。 (野村説)

 観艦式は、防衛省によれば「明治元年、天皇陛下をお迎えして実施された」のが始まりで、「最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することにより、国際親善や防衛交流を促進すること」が目的とされ、「一般の方々が大迫力の護衛艦クルーズを体感」できることなどをうたい文句にしています。今回で28回目。

 広報ポスターは、東京都港区に本社を置く大手私鉄・京急電鉄のブルースカイトレインやJR東日本中央総武線の各駅停車車両、横浜市営地下鉄ブルーラインの鉄道車両で1日以降、順次姿を現しました。1編成すべてが自衛隊の広報ポスター(10両編成なら140枚)で乗客の頭上が占拠されている状況も生まれています。

 乗客からは、「そら恐ろしい」(70代女性)、「ともかく、ぞっとした」(男性・世田谷区在住)などの感想が相次いでいます。

 同様の広告はJR東日本の横須賀駅や横浜駅構内などにも張りだされているのに加え、「ハチ公」で知られる渋谷駅前交差点の大型電光掲示板でも放映されています。

 防衛省海上幕僚監部の広報室は、ポスターは計1760枚刷り、車両の選定にあたってはイベント開催地を考慮したと話します。しかし、ポスターなどの製作経費や広告代については「申し上げられない」と回答しませんでした。

240名無しさん:2015/10/25(日) 18:49:03
公明党・創価学会スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1378196174/153

153 名前:名無しさん[] 投稿日:2015/10/25(日) 18:48:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151025-00000527-san-pol
公明党、共産党のバトル勃発 石田氏「安保廃棄を脇に置いた野党協力は変」 小池氏「安倍政権を倒すため団結する」
産経新聞 10月25日(日)13時33分配信

 「50年も60年も自衛隊は違憲とか、日米安保廃棄と言っていたのを脇に置いて選挙で一緒にやりましょうというのはおかしい」。25日朝のNHK番組で公明党の石田祝稔政調会長が、共産党が呼びかける野党連携をめぐり、同党の小池晃政策委員長に食ってかかる場面があった。

 共産党の志位和夫委員長は、安全保障関連法廃止を目指す野党の連立政権「国民連合政府」構想が実現した場合、党綱領で掲げる日米安保条約廃棄は求めない考えを示している。

 小池氏はこの日、「今は意見の違いは脇に置いて、安倍政権を倒すために野党は力を合わせるときだ」と述べ、同席した民主党の細野豪志政調会長らに「ぜひ選挙の協力もしようじゃないか」と秋波を送った。

 これに対し石田氏は「脇に置いて、というものじゃないでしょ」と論難し、小池氏が「憲法を守らない政権を倒すためには緊急課題で団結するのが政党の責任だ」と反論する間も、「おかしい、おかしい」とたたみかけた。これに先立つ米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐる議論でも、石田氏は日米安保条約廃棄を前面に出さない小池氏をただしていた。

 最後は、自民党の小野寺五典政調会長代理が「野党の存在というのは重要だ」と慌ててフォローし、火消しをする形に。共産党への敵意を隠さない公明党だが、石田氏はこの日が同番組の“デビュー戦”で、張り切りすぎた面もあったようだ。

241チバQ:2015/10/25(日) 20:27:59
>>239
どこの記事かと思えば赤旗か

242とはずがたり:2015/10/27(火) 12:56:42
昔,京大の敷地でも学生の運動団体がなんか似たようなことやってた。見苦しいだけで実害は無いんだから見逃したれよ,と思う様では官僚なんぞやってられないんだろうな。。

「脱原発」テントに立ち退き命令、土地使用料3200万円支払いも
TBS News i 2015年10月26日 18時52分 (2015年10月26日 23時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20151026/Tbs_news_44487.html

 経済産業省の敷地内に設置された「脱原発」テントについて、東京高裁は、市民団体側に立ち退きとともに、土地の使用料およそ3200万円の支払いを命じました。
 東京・霞が関の経産省の敷地内に設置された「脱原発を訴えるテント」は、市民団体が4年前から「脱原発運動」の拠点としていて、国が立ち退きを求めています。

 26日の判決で東京高裁は、「長期にわたる占有は、表現の自由として許容される範囲を超えている」と指摘し、一審と同じく、テントの撤去とこれまでの土地の使用料として、総額およそ3200万円の支払いを命じました。

 「脱原発が政府その他によって きっちり方向性が示されるならば、いつだって引き上げてもいい。そういうことがないかぎり、簡単に引き下がるわけにはいかない」(市民団体の男性)

 判決で、国はテントを撤去する強制執行が可能となりますが、団体側は、「執行停止を申し立て、最高裁まで争いたい」としています。(26日17:04)

243名無しさん:2015/10/28(水) 22:10:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000564-san-pol
宮城県議選で共産倍増「志位委員長」歓喜のツイート…でも政党支持率はわずか4%
産経新聞 10月26日(月)18時55分配信

 宮城県議選で倍増の8議席に伸ばした共産党は、躍進に歓喜している。志位和夫委員長は結果判明直後の26日未明、ツイッターに「『戦争法廃止の国民連合政府』実現に向けての大事な一歩」と投稿。来年夏の参院選に向け、野党各党を主導することに意気込んだが、産経新聞社とFNNの合同世論調査では同党の支持率は4・5%止まりで、世論は冷ややかな視線を送っているともいえそうだ。

 共産党の山下芳生書記局長も26日の記者会見で「安倍晋三政権の暴走に強い怒りが示された」と手応えを語った。共産党は4月の統一地方選でも伸長。国政では維新の党(51人)の分裂に伴い、相対的に衆参両院ともに野党第2党に“躍進”する見通しだ。

 志位氏は安全保障関連法が成立した9月19日、同法廃止を目指す野党各党による国民連合政府構想を発表。他の不一致の政策は「横に置く」(志位氏)という暫定的連立政権で、合意を前提に野党間で選挙協力を行うことに意欲的だ。

 志位氏は党綱領に掲げる日米安保条約廃棄すら棚上げする意向だが、消費税増税や原発再稼働などで方針が異なる各党がこうした違いを「横に置く」のは容易ではない。有権者の関心は安保政策以外にも向いている。合同世論調査では、参院選でどの政策を投票の判断材料とするかを個別に尋ねたところ、「判断材料とする」の割合が最多だったのは社会保障の89・1%。安全保障法制は74・4%で、経済・景気対策の89・1%に続き3番目だった。

 さらに各党の政党支持率では、共産党は前回調査から0・2ポイント増の4・5%で、自民党(33・9%)や民主党(11・2%)に依然大きく水をあけられている。民主、維新両党は国民連合構想に否定的で、共産党の思惑通りの共闘が描ける見通しは立っていない。

244名無しさん:2015/10/31(土) 16:28:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010284991000.html
共産 参院選に向け対決姿勢アピールへ
10月28日 5時40分

共産党は、宮城県議会議員選挙で議席を倍増させた勢いを来年夏の参議院選挙につなげるため、志位委員長ら幹部による地方での遊説活動を本格化させ、安倍政権と対じする党の姿勢をアピールして支持の拡大を図りたい考えです。
共産党は、今月25日に投票が行われた宮城県議会議員選挙で、選挙前の4議席を倍増させて、これまでで最も多い8議席を獲得し、第2党になりました。
これについて、志位委員長は27日、「安倍政権の国民の民意そっちのけの暴走に対する怒りは大きいと感じた」と述べました。
共産党はこうした勢いを来年夏の参議院選挙につなげるため、来月1日に志位委員長が横浜市で地方遊説をスタートさせるなど、全国各地で党幹部による遊説や講演活動を本格化させ、民主党などとの候補者調整を念頭に、安全保障関連法の廃止を目指す野党勢力による、「国民連合政府」の実現などを訴えることにしています。
共産党としては、参議院選挙の比例代表で前回の510万票余りを大きく上回る850万票の獲得を目標に、安倍政権と対じする党の姿勢をアピールして、支持の拡大を図りたい考えです。

245名無しさん:2015/11/03(火) 12:56:20
http://mainichi.jp/shimen/news/20151103ddm005010128000c.html
社民党:70歳、土俵際 来夏参院選、政党要件クリア苦戦
毎日新聞 2015年11月03日 東京朝刊

 社民党の前身の日本社会党の設立から2日で70年を迎えた。1996年に社民党に党名変更したが党勢の低迷が続き、来夏の参院選では、政党要件の一つである「国会議員5人以上」を割り込む可能性が高い。老舗の護憲政党は土俵際まで追い込まれている。

 「憲法を守らない史上最悪の安倍政権を一日も早く倒さないとならない」。吉田忠智党首は10月30日、東京都内での来夏の参院選に向けた出陣式で、約80人の支援者を前に危機感をにじませた。

 旧社会党は終戦直後の45年に結党。現行憲法で初の47年衆院選で第1党となり、当時委員長だった片山哲内閣が発足した。

 その後、左右両派の分裂を経て55年に再統一。「60年安保」直前の59年には衆参両院で約250人の議員を擁した。

 党名変更した96年は国会議員99人(会派)の中堅政党だったが、現在の国会議員は吉田氏ら5人のみ。94年に自社さ政権入りして基本政策を「自衛隊合憲」に転換したことを境に、低迷に歯止めがかかっていない。

 政党要件は2013年参院選で必要な2%超の得票率をクリアしたため、19年まで維持できる。だが、来年の参院選で改選となる吉田氏と福島瑞穂前党首の2人当選は容易ではない。

 党関係者は「党首が落選して国会議員が5人を割れば解散論が強まる。生き残りをかけた戦いだ」と語る。

 社民党は参院選に向け、「戦争法制(安全保障関連法)を許さない」と護憲色を強調。日本の戦争責任を認めた「村山富市首相談話」を踏まえ、安倍晋三首相の戦後70年談話を「大きな後退」(吉田氏)と批判し、政権批判の受け皿となりたい考えだ。

 ただ、党員の減少や高齢化がネックとなる。党内の一部では、民主党との合流や野党連携のための解党も議論されているが、長年党を支えた地方組織を説得するのは容易ではなさそうだ。【飼手勇介】

246チバQ:2015/11/03(火) 15:46:46
http://www.47news.jp/47topics/e/270578.php
社民、護憲強調も低迷 旧社会党結党から70年 来夏参院選は「命運懸けた闘い」
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 社民党は2日、前身の旧社会党結党から70年を 迎えた。 安全保障関連法の成立を強行した安倍政権への反対世論を追い風に、老舗の「護憲政党」として存在感をアピールするが、支持者の高齢化などで党勢低迷に歯止めはかかっていない。吉田忠智党首、福島瑞穂副党首が改選となる来年夏の参院選を「党の命運を懸けた闘い」と位置付け、背水の陣で挑む。

 「憲法を守らない安倍内閣が続くと、日本の政治は大変なことになる。政権打倒のため、党首として党再建の足掛かりを築き、戦い抜く」。吉田氏は10月30日、東京都内で開かれた会合で支援者約80人を前に、安保法を成立させた安倍晋三首相を批判するとともに参院選への決意を訴えた。

 旧社会党時代は野党第1党として衆参両院で最大約250人を擁し、自民党と 対峙 (たいじ) した。党分裂などを経て現在は衆院2人、参院3人の計5人にとどまる。

 この間、自社さ連立政権で村山富市首相を出したほか、細川政権や鳩山政権でも連立の一翼を担った。独自色を発揮した時期もあったが、政権の中で埋没する事態も少なくなく、幹部は「結果的に補完勢力で終わってしまった」と振り返る。

 危機感を強める吉田氏ら執行部は、参院選での目標を「比例代表で250万票、2議席以上獲得」と掲げる。護憲や格差是正などこれまでの理念を前面に出す一方、民主、共産両党などとの選挙協力にも前向きな構えを見せる。

 ただ、選挙でフル稼働を期待する党員は約1万6千人に減少し、支持者の高齢化も進む。足元の組織力低下は否めず、党内からは「このままでは二枚看板の吉田、福島両氏の議席維持さえ危うい」との声も漏れている。

(共同通信)

247名無しさん:2015/11/04(水) 06:26:34
http://www.sankei.com/politics/news/151029/plt1510290031-n1.html
2015.10.29 17:50
社民・又市幹事長が退院 胃がん手術

 社民党は29日、東京都内の病院で胃がんの手術を受けた又市征治幹事長が28日に退院したと明らかにした。当面は富山市の自宅で静養し、11月下旬をめどに党務に復帰するという。

 又市氏は今月8日の記者会見で胃がんを公表した。12日に入院し、14日に手術を受けた。復帰までの間は吉川元・政審会長が幹事長職を代行する。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/244289
社民、吉田党首の比例区選対発足
県内2万6000票目標
2015年10月29日 09時57分

 社民党佐賀県連と支持労組は28日、来年夏の参院選に向けて吉田忠智党首の比例区選挙対策本部を発足させた。前回2013年は比例1議席しか獲得できなかったが、今回は吉田党首と福島瑞穂前党首の2議席が改選を迎える。選対では吉田党首個人の得票を積み上げていく方針を確認した。

 選対本部長に原口郁哉支持労組団体会議議長、事務局長に徳光清孝県連幹事長が就き、自治労や佐教組、全水道などの支持団体の役員らで組織する。

 佐賀市の自治労会館で開いた会議には九州ブロック選対本部長の中島隆利元衆院議員が出席し、参院選の方針を説明。13年の比例選は約125万票で1議席にとどまったため、来年夏は倍増の250万票、改選の現有2議席の死守を目標に掲げた。佐賀県の目標は前回約1万2600票から倍増の2万6千票とした。共産党が呼び掛けている野党間協力も前向きに進める。

 徳光幹事長は「先日、民主党県連の大串博志代表と2人で協議し、選挙区は勝てる候補で戦うことを確認した。社民県連としては比例区に集中し、反安倍政権のうねりを広げていこう」と呼び掛けた。11月7日に吉田党首が佐賀市で政治セミナーを開く。

248チバQ:2015/11/04(水) 21:39:43
7658 :チバQ :2015/11/04(水) 21:38:59
http://www.sankei.com/politics/news/151104/plt1511040027-n1.html
2015.11.4 21:27

維新分裂余波 共産が衆参で野党第2会派に“躍進” 維新は衆院会派届け出行わず「呉越同舟」で閉中審査へ

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 維新の党の分裂に伴い、共産党が衆参両院で野党第2会派に“躍進”することになった。ただ、維新の党は参院では新党「おおさか維新の会」系と党存続派で分かれたが、衆院は40人の会派を維持。法廷闘争に発展した分裂騒動の影響で、党存続派は会派の人数変更の届け出を当面先送りする考えで、10日以降の国会審議は新党組と存続派が共存する“呉越同舟”の異例の事態となる見通しだ。

 参院で11人だった維新の党は分裂に伴い、おおさか維新系6人と存続派5人に二分した。この影響で11人の共産党が相対的に単独で野党第2会派となった。

 共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で「選挙で議席が増えたわけではなく、特に感想はない」と述べるにとどめたが、参院での単独野党第2会派は平成21年の通常国会以来、約6年ぶり。国政・地方選で躍進する同党の勢いを示している。

 共産党は衆院でも維新の党(存続派)と並び21人で、21年の衆院選前以来の野党第2会派となる。

 だが、維新の党は存続派が新党組を除籍し、新党側も設立届を済ませた現在も衆院への会派変更の届け出を行っていない。存続派の松野頼久氏と維新の解党を目指す馬場伸幸氏の「2人の代表」が存在する混乱した事態にあるからだ。

 予算委員会の各党の質問時間は会派人数に応じ配分されるのが原則。10日予定の衆院予算委では、維新が「40人」分の時間枠で質疑を行うことになりそうだ。

249名無しさん:2015/11/04(水) 22:16:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000100-jij-pol
野党共闘、引き続き重視=第2党浮上も「変化なし」―共産・穀田氏
時事通信 11月4日(水)16時57分配信

 共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で、同党が維新の分裂に伴い野党第2党に浮上することについて「国会の勢力図が少し変わっても(方針に)何ほどの変化もない」と述べ、引き続き野党間の連携を重視する考えを示した。

250名無しさん:2015/11/04(水) 22:32:25
>>249

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015110400706
野党共闘、引き続き重視=第2党浮上も「変化なし」-共産・穀田氏

 共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で、同党が維新の分裂に伴い野党第2党に浮上することについて「国会の勢力図が少し変わっても(方針に)何ほどの変化もない」と述べ、引き続き野党間の連携を重視する考えを示した。 
 51人の衆参両院議員を抱えていた維新は、松野頼久代表ら残留組、橋下徹大阪市長が率いる「おおさか維新の会」と無所属に3分裂。32人の共産党が民主党に次ぐ勢力になることが確定した。
 共産党は民主、維新両党などに国政選挙での協力を呼び掛けているが、両党には共産党が「1人勝ち」することへの警戒感も強い。穀田氏は会見で「安全保障法制反対の取り組みを一層強めるために(各野党と)努力したい」と訴えた。(2015/11/04-16:58)

251名無しさん:2015/11/05(木) 22:51:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000079-san-pol
共産、野党第2会派に“躍進” 維新、会派届け出せず…衆院は「呉越同舟」
産経新聞 11月5日(木)7時55分配信

 維新の党の分裂に伴い、共産党が衆参両院で野党第2会派に“躍進”することになった。ただ、維新の党は参院では新党「おおさか維新の会」系と党存続派で分かれたが、衆院は40人の会派を維持。法廷闘争に発展した分裂騒動の影響で、党存続派は会派の人数変更の届け出を当面先送りする考えで、10日以降の国会審議は新党組と存続派が共存する“呉越同舟”の異例の事態となる見通しだ。

 参院で11人だった維新の党は分裂に伴い、おおさか維新系6人と存続派5人に二分した。この影響で11人の共産党が相対的に単独で野党第2会派となった。

 共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で「選挙で議席が増えたわけではなく、特に感想はない」と述べるにとどめたが、参院での単独野党第2会派は平成21年の通常国会以来、約6年ぶり。国政・地方選で躍進する同党の勢いを示している。

 共産党は衆院でも維新の党(存続派)と並び21人で、21年の衆院選前以来の野党第2会派となる。

 だが、維新の党は存続派が新党組を除籍し、新党側も設立届を済ませた現在も衆院への会派変更の届け出を行っていない。存続派の松野頼久氏と維新の解党を目指す馬場伸幸氏の「2人の代表」が存在する混乱した事態にあるからだ。

 予算委員会の各党の質問時間は会派人数に応じ配分されるのが原則。10日予定の衆院予算委では、維新が「40人」分の時間枠で質疑を行うことになりそうだ。

252名無しさん:2015/11/05(木) 23:15:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015110500809
安保廃止法案、共同提出目指す=共産・志位氏

 共産党の志位和夫委員長は5日の記者会見で、先に成立した安全保障関連法を廃止する法案について「通常国会で野党の足並みがそろえば、当然協力して対応すべきだ」と述べ、民主党など他の野党と共同で、来年の通常国会への提出を目指す考えを示した。
 共産党が安保法の全面的廃止を主張しているのに対し、民主党の岡田克也代表は「憲法違反の部分の白紙化」を唱えており、共同提案にこぎ着けられるかどうかは不透明だ。(2015/11/05-18:28)

253名無しさん:2015/11/05(木) 23:15:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015110500926
慰安婦解決「日本の責任」=村山元首相

 村山富市元首相は5日、東京都内の会合であいさつし、日韓両国首脳がいわゆる従軍慰安婦問題の交渉加速で一致したことに関し、「安倍政権は(強制性に関する)証拠がないと言うが、調べようがない。日本に責任はあるわけだから、日本の責任で早く解決した方がいい」と述べ、日本側が主体的に解決策を示すよう求めた。(2015/11/05-20:42)

254名無しさん:2015/11/07(土) 12:57:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151106/k10010296451000.html
SEALDs“国は地方自治などないがしろに”
11月6日 14時02分

安全保障関連法に反対し、国会前などで集会を続けてきた、大学生ら若者のグループ「SEALDs(シールズ)」のメンバーが、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡る国と沖縄県の対立について、東京都内で会見し、国は地方自治や民主主義をないがしろにしているなどと訴えました。
会見には、東京や兵庫、それに沖縄の大学に通うSEALDsの4人が出席しました。
この中で、名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消した沖縄県の翁長知事に対し、国が代執行の手続きなどを進めている現状について、「沖縄県の民意を受けた翁長知事の決定を、国が不公正な手段で退けようとしており、憲法が掲げる地方自治と民主主義をないがしろにしている」と訴えました。
会見では、沖縄県出身で東京都内の大学に通う元山仁士郎さん(23)が、「戦中も戦後も、返還後も、沖縄は犠牲や負担を強いられてきた。沖縄は私たち一人一人の行動を問うている」と述べました。また、名護市の大学に通う玉城愛さん(21)は、「民意が政治に反映されていないおかしさを、日本中の人たちと共有したい」と述べました。

255名無しさん:2015/11/07(土) 14:44:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000519-san-pol
共産・志位委員長、大阪ダブル選での自民共闘「矛盾なし」「住民自治優先」と強調
産経新聞 11月7日(土)13時4分配信

 共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京番組に出演し、府知事・市長の大阪ダブル選で自民党推薦候補を支援していることについて「大阪の民主主義と住民自治を取り戻すことが最優先だ。その大義で協力することは矛盾でもなんでもない」と述べ、国政で対峙する自民党との共闘で大阪維新の会の公認候補と対決することに問題はないとの認識を示した。

256チバQ:2015/11/08(日) 00:01:21
http://www.sankei.com/politics/news/151107/plt1511070011-n1.html
2015.11.7 13:30

共産・志位委員長「中国、北朝鮮にリアルな危険ない」

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志位和夫委員長=東京・千駄ケ谷(栗橋隆悦撮影)
 共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京番組で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮と南シナ海で軍事的挑発を続ける中国について「北朝鮮、中国にリアルの危険があるのではなく、実際の危険は中東・アフリカにまで自衛隊が出て行き一緒に戦争をやることだ」と述べた。

 志位氏は、共産党が「戦争法」と呼ぶ安全保障関連法について「一番具体的な危険はIS(イスラム国)に対し米軍が軍事的行動をエスカレートさせ、日本が兵站で支援し、実体上は戦争に協力していくことだ」と強調。アフガニスタンに展開する米軍の治安部隊についても「実際は戦争だ」と指摘した。

 その上で、「実際の危険はアフガニスタンであり、ISであり、(自衛隊による)南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の任務の拡大だ」と語り、中国や北朝鮮の軍事的脅威に言及することはなかった。

257名無しさん:2015/11/08(日) 10:14:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110700224
野党連立、閣外協力も=共産・志位氏

 共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京の番組で、同党が野党各党に提唱した「国民連合政府」構想に関し、「(共産党として)閣内協力でなければいけないとは言っていない。その時の状況に即してベストの選択を取る」と述べ、各党の意向など状況に応じて閣外協力にとどめる可能性に言及した。 (2015/11/07-16:30)

258名無しさん:2015/11/08(日) 13:40:40
公明VS共産、「平和の党」めぐりバトル再燃 志位氏のツイッター攻撃に山口氏が応戦「9条反対したのはどの政党だ?」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1378196174/155-156

259名無しさん:2015/11/12(木) 20:56:09
http://www.labornetjp.org/news/2015/1447210872530staff01
斎藤美奈子のコラム : スカッとする「新9条論」批判

佐々木です。

スカッとする「新9条論」批判です。

-----------------------------

2015年11月11日東京新聞

本音のコラム<敵に送る塩?> 斎藤美奈子

 東京新聞(十月十四日)に続いて、朝日新聞(十一月十日)が「新9条」を記事にした
。「平和のための新9条論」(東京)、「憲法論議に第三の視点」(朝日)だそうである


 ま、議論だけなら、いくらでもおやりになればいい。だけど私が官邸の関係者なら「し
めしめ」と思いますね。「東京も朝日も『つぶさなあかん』と思っていたが、意外と使え
ますよ、総理」「だな。改憲OKの気分がまず必要だからな」

 新九条論者の意見は、二項「陸海軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は
、これを認めない」の改正を意味する。専守防衛に徹する、集団的自衛権の行使を禁じる
、国連中心主義にする、外国の基地使用を許可しない…。

 いちいちごもっともである。でも「みなさまロマンチストだなあ」の思いも禁じえない
。現行の条文でも「地球の裏側まで自衛隊を派遣できる」と解釈する人たちだ。条文を変
えたら、おとなしく従うってか。新九条とはつまり、安保法論議の過程での禅問答に疲れ
、「憲法を現実に近づけませんか」って話でしょ。それは保守政治家がくり返してきた論
法だ。

 このタイミングで、あの政権下で、改憲論を出す。彼らはウハウハである。「あとは新
九条論者と護憲論者の対立を煽るだけですよ、総理」「だな。もう新聞も味方だからな」
   (文芸評論家)

260名無しさん:2015/11/12(木) 20:57:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015101402000132.html
平和のための新9条論
2015年10月14日

 ノーベル平和賞の有力候補とうわさされた「憲法九条を保持している日本国民」と「九条の会」は受賞を逃した。だが、集団的自衛権の行使も容認する九条の惨状に思いをいたせば、そもそも平和賞に値するのか。安倍政権の暴走に憤る人たちの間からは、新九条の制定を求める声が上がり始めた。戦後日本が平和国家のあるべき姿として受け入れてきた「専守防衛の自衛隊」を明確に位置づける。解釈でも明文でも、安倍流の改憲を許さないための新九条である。 (中山洋子、池田悌一、佐藤圭)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015102102000120.html
「政権交代へ野党結集を」 9条めぐり公開討論会
2015年10月21日 朝刊

 解釈の余地のない新たな憲法9条を制定し、自衛隊の活動拡大に歯止めをかける考え方について意見を交わす公開討論会が20日、東京都千代田区の参院議員会館で開かれた。学識者らが、安倍政権による集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更や、安全保障関連法の制定を批判し激論を交わした。 (荘加卓嗣)
 参加したのは慶応大の小林節名誉教授、評論家の佐高信(さたかまこと)氏、作家の落合恵子氏、東京外語大大学院の伊勢崎賢治教授。
 伊勢崎氏は、他国から攻撃を受けた際、国内に限定して武力に訴える個別的自衛権の行使と、その場合の交戦権を新たに認める一方、自衛隊だけでなく在日米軍についても海外での武力行使を禁じる新九条の制定を提唱し、「(米軍駐留に関する)日米地位協定も同時に改定しないと意味が無い」と説明した。
 これに対し小林氏は「政権交代して安保法を廃止すれば、現行の九条は生きる」と主張。落合氏も「護憲派が分かれてしまう。現政権を代えることを使命にするしかない」と慎重な考えを示した。
 また、安保法の廃止を目的とした連立政権の樹立を共産党が呼び掛けていることに、民主党内から否定的な意見が出ていることに対し、野党勢力の結集を求める意見が相次いだ。

261名無しさん:2015/11/14(土) 14:30:27
【来年が】社民党総合スレPart50【正念場】 [転載禁止](c)2ch.net
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/giin/1446600087/326

326 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2015/11/14(土) 12:36:49.47 ID:rOGY9kl9
岩上
「今回の安保法制の『可決・成立』に関して、社民党はどのような方針を示しているのでしょうか」

吉田
「憲法を守らない、国民の暮らしを守らない安倍政権を、来年夏の参院選でストップさせなければならないと思います」

「共産党の志位和夫委員長と会いました。国民連合政府構想は、非常に前向きな提案だと思います。
各選挙区によって色々と事情がありますから、これから意見を集約していくことになると思います」

岩上
「社民党(旧社会党)は結党から70周年なんですね。
旧社会党時代は野党第1党として衆参両院で最大250人の国会議員を擁しました。
しかし、現在は5人にとどまっています。吉田党首の当選も危ういのではないか、などとも報じられています」

吉田
「私と福島みずほさんの二枚看板でやっていきたいと思います。
私は九州大学農学部を出て、元々自治労の出身です。ですから、組合のほうにネットワークを持っています。
全国を回って、地を這うような活動をしています」

岩上
「共産党の国民連合政府構想が出た時、どのようにお感じになりましたか」。

吉田
「今はまさに立憲主義の危機だと思っていますので、非常に前向きに捉えました」
「社民党の立場としては、選挙を戦う上では一定の政策のすり合わせが必要だと思います。
格差解消、脱原発などです。政策的に、共産党と社民党はかなり近い。
民主党も、選挙協力自体は否定していません」

岩上
「民主党に解党の動きが出ています。しかし、第2自民党になってしまっては意味がないと思います」

吉田
「市民の皆さんから、次の参院選では野党が協力してください、という声を非常によく聞きます。
民主党の皆さんにはそのことを重く受け止めてほしい」

岩上
「参議院では、改憲勢力はまだ3分の2に達していないのですが、
民主党の前原誠司氏、長島昭久氏、細野豪志氏らは改憲に賛成だとしています。
ここに江田憲司氏らが加わると、本当に現実味を帯びてきます」

吉田
「まず、自民党の憲法改正草案の危険性を国民の皆さんに訴えていくことが大事だと思います。
そのうえで、選挙協力をしていく、と。少なくとも、1人区では競合しないことですね」
「来年の参院選は、まさに憲法改正が問われる選挙ですから、社民党としてしっかりやっていきたいと思います。
また、他党とも、踏み込んだ選挙協力をやっていきたいと思います」

https://twitter.com/iwakamiyasumi より

262チバQ:2015/11/17(火) 20:24:19
http://www.sankei.com/politics/news/151117/plt1511170001-n1.html
2015.11.17 01:00
【岡田浩明の野党ウオッチ】
社民党に未来はあるか… 脚光浴びるのは過去ばかり、止まらぬ“右肩下がり” 





(1/3ページ)

雑草が生い茂る社民党本部ビル跡地(平成27年11月撮影、上)と、旧日本社会党本部ビル(平成6年4月撮影、下)=いずれも東京都千代田区
 「護憲」を旗印に掲げる社民党が土俵際に追い込まれている。平成8年の党名変更後、党勢は「右肩下がり」の傾向に歯止めがかからず、現有勢力は衆院議員2人、参院議員3人。来年夏の参院選で改選2議席を死守できなければ、政党要件の1つである「国会議員5人以上」を割り込んでしまうからだ。社民党の前身である社会党は戦後、自民党に対抗する革新勢力として最盛期には衆参計200人以上の勢力を誇ったが、それも今は昔。弱小政党に未来はあるか-。

 10年ぶりに秋の臨時国会が開かれないことが決まり、静寂に包まれる永田町。国会の北側の一角に広大な空き地がある。緑のフェンスに囲まれ、生い茂る雑草、ポイ捨てされた無数の空き缶…。かつてここに社会党時代から護憲勢力の牙城として知られ、数々の政局の舞台にもなった社民党本部が入る「社会文化会館」があったが、今はその面影はない。

 社会党時代の昭和39年に完成した会館は、近くの坂の名前にちなんで「三宅坂」とも呼ばれ、党本部の代名詞になった。しかし、外壁がはがれるなど、激しい老朽化に耐えられず、平成25年に解体。党本部は首相官邸近くに移転した。

263チバQ:2015/11/17(火) 20:24:47
 「三宅坂」解体は党の凋落を象徴していた。

 平成元年の参院選で土井たか子委員長(当時)の「おたかさんブーム」で大勝し「山が動いた」との名言を残した。衆参両院で200人以上の大所帯時代もあった。ところが、自社さ政権で自衛隊合憲に転じた変節を境に、「下り坂」を一気に転げ落ちるように社民党は勢いを失っていった。解体時はわずか10人の小世帯まで落ち込んだ。

 今では所属議員10人を割り込み、残るは5人。党の存亡をかけて来年夏の参院選に挑む。改選となるのは、吉田忠智党首と福島瑞穂前党首の新旧トップ2人。党として2議席確保に必要な「比例250万票以上」を目標に掲げ、吉田、福島両氏は国会内外で安倍晋三政権の批判票の取り込みに躍起になっている。

 「憲法違反の戦争法のほか、沖縄の辺野古新基地建設など政権が進める政策に反対する声を参院選につなげていきたい」。吉田氏が記者会見でこう繰り返せば、福島氏も11日の参院予算委員会で政権批判のオンパレード。沖縄県の米軍普天間飛行場の県内移設をやり玉にあげ「政府がやっていることは『沖縄いじめだ』。沖縄が(県内移設は)『嫌だ、嫌だ、嫌だ』といっても殴る“DV(ドメスティック・バイオレンス)政権”だ」と批判した。

 発言だけをみれば威勢良く映るが、「比例250万票以上」という目標達成には、前回の参院選比例で過去最低となった125万票の倍増が不可欠だ。党員数が22年に2万人を割り、その後も年々減少する中、比例票の倍増は困難な情勢。「このまま参院選に突っ込んでも展望はない。2議席どころか、1議席も危うい」(党関係者)と危機感を強める。

 ここ数年は退潮傾向が著しい。みんなの党や日本維新の会など第三極の台頭で有権者の既成政党離れが直撃。最近では躍進する共産党とは対照的に、社民党は影が薄く、野党協力でも埋没気味だ。10月の宮城県議選も議席を倍増させた共産党に対し、社民党は2議席減らして1議席となった。

 党関係者は「支持者の中には『今度は共産党に投票した』と公言する人もいて、社民党の票が共産党に食われている」と漏らす。

 崖っぷちの社民党の中で唯一、意気盛んなのが社民党初代党首の村山富市元首相だ。戦後70年の今年、「村山談話」を絶賛する左派系の会合に引っ張りだこのようだ。11月5日には都内で開かれた安倍首相の「戦後70年談話」を検証する出版記念シンポジウムに出席し、村山談話について「日本の重しになっていた」と自賛した。対日要求の外交カードとして利用されてきたのに、どこ吹く風だ…。

 そして安全保障関連法にも言及。「戦後70年、日本は平和と繁栄を守ってきた。なぜ変える必要があるのか。そこに反対している国民と首相の考えに乖離がある」。その上で「日本の方向は国民が決めるという意識を持ち、来年の参院選は(政権に対し)『ほら、みたことか』となるよう期待している」と力説し、政権にひと泡吹かせるために野党の奮起を促した。

 その後のパーティーでは民主党の菅直人元首相、共産党の志位和夫委員長ら政界の“左打者”が来賓としてそろい踏み。「村山談話によって韓国や中国を含めたアジアの諸国と日本との平和の基盤ができた」(菅氏)などと口をそろえた。

 脚光を浴びる姿は、存在感の薄い社民党の中にあって異質とえいる。次期参院選で村山氏の集票力に頼らざるを得ない事情もありそうだが、いつまで過去にすがるのか。長い党勢低迷によって弱小政党に転落した今、「次の一手」を打ち出すにしても手遅れとの見方がある。少なくとも「ダメなものはダメ」路線一辺倒では有権者は振り向かないし、長く暗いトンネルから抜け出すこともできない。

264名無しさん:2015/11/17(火) 22:44:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-00000003-jct-soci
「解散」のはずのSEALDsを気に食わない有名人たちの名前 学生たちは政治団体になって何を狙うのか?
J-CASTニュース 11月17日(火)19時1分配信

 2016年の参院選後をめどに解散すると表明している学生団体「SEALDs(シールズ)」のに対して、一部有名人や政治家からの「文句」が絶えない。

 堀江貴文氏をはじめ、橋下徹大阪市長ら現役政治家から厳しい意見が出ているほか、当初は評価しながら、厳しい立場をとるようになった人もいる。政治団体としての届け出も出したSEALDsの何が、彼らは気に食わないのか。SEALDsが持つ影響力の証かもしれない。

■「雰囲気に流される人達」「政党を作れ」

 SEALDs批判の急先鋒は堀江氏だ。これまで、国会前デモの盛り上がりを「相変わらず暇人笑」、政府の沖縄県名護市の辺野古埋め立てに抗議したことを「完全に『反対』するための有害団体になってますね」などとして、ツイッターでさんざんにこき下ろしてきた。

 なぜ、ここまで批判するのか。自身のサイト「HORIEMON.COM」で2015年9月17日、「私がSEALDsをdisる理由」について、

  「それはこういう小さい動きから国全体が間違った方向に導かれる事が多いからだ」

と説明している。

 デモ参加者を「多くは法案を理解せず、本気で戦争になると思って参加してる雰囲気に流される人達だ」として、

  「論理的に間違っている事を盲信して、雰囲気に流されて体が動いてしまう人は私は危険だと思う。だからしつこく否定する」

と持論を述べた。

 SEALDsに否定的な意見を持つのは、現役政治家の間でも多い。

 橋下徹大阪市長は9月5日にツイッターで「デモは否定しない」としつつも、

  「デモで反対している人達。選挙で頑張れ。場合によっては自ら政党を作れ。そしてメディアから散々批判を受けろ。自分の考えなどそうは簡単に世の中に伝わらない。世の中を動かすなら、世の中からの膨大な批判に応えなければならない。安保法制反対!だけでは全く不十分だ」

と投稿していた。その後、11月22日投開票の大阪の知事・市長のダブル選挙では、SEALDs KANSAIが「大阪維新の会」批判のトーンを強めている。

 民主党の長島昭久元防衛副大臣は11月16日、都内で行われた同党議員との討論会で、

  「今の(パリ同時多発)テロを見てください。彼ら(編集部注=SEALDs)が言っているような『戦争反対!』で通用するはずがない」

と述べたと産経新聞が報じている。

265名無しさん:2015/11/17(火) 22:46:33
>>264

好意から批判的な立場に転じた人も
 漫画家の小林よしのり氏は、もともとSEALDsに好意を持っていたが、どちらかといえば批判的な立場に転じた。

 デモが話題になりだした当初、7月11日のブログでは「シールズとかいう若者にやや好感」「ちゃんと安保法制の中身を読んで議論してるのだな」と評価していた。

 しかし、法案成立が近づき、デモがどんどん大規模になっていく段階で、批判的な立場を明確にしていった。9月12日、ブログで「国会前のデモ集団と、わしの考えには実は深い溝がある」とし、

  「最も違和感を覚えるのは、あのデモ集団や、そこに参加する知識人・著名人たちは『デモこそが民主主義』と勘違いしていることである」

と書いた。さらに11月10日のブログでは「オシャレなデモ?『民主主義とは何だ?』クソくらえだ!」とまで言ってのけた。

 SEALDsは10月28日、2016年の参院選後をめどに解散すると表明したが、安保法案成立後も各地でデモを行っている。

 総務省によると、政治団体としての届け出もあったという。公式サイトでも個人寄付を呼びかけるページに「政治資金団体への寄付には政治資金規正法が適応されます」とあるが、何を目的とする政治団体なのか、具体的なことは分からない。

266名無しさん:2015/11/18(水) 23:57:23
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151118-00010003-shincho-pol
共産党の「手のひら返し」は果たして信じられるのか?〈新潮45〉
デイリー新潮 11月18日(水)8時1分配信

 9月19日共産党の志位委員長が、戦争法案廃止のために国民連合政府をつくるという大義のもと、これまで一貫して行ってきた選挙協力へ拒否をする姿勢を翻し、来るべき国政選挙での協力を野党各党に呼びかけた。しかし民主党の岡田代表は国民連合政府構想に難色を示し、維新の党は対話自体を拒否、野党一丸となった共闘の見通しはいまだたってはいない。

 共産党がこれまでと態度を一変し、選挙協力を呼びかけたことに驚きの声が上がっている。共産党はこれまで「一貫して○○○してきた日本共産党」と自党を宣伝してきたからこそ、驚きの声もあがるのだが、果たしてそれは本当のことなのだろうか? 2005年に共産党を離党した筆坂秀世元参議院議員が「新潮45 11月号」で「日本共産党の『てのひら返し』」という記事を発表している。

 記事の中で筆坂氏は、共産党は「手のひら返し」を何度もしてきたと述べ、それも瑣末な問題ではなく重要問題でそれが多いと主張する。具体的には、

〈1〉かつては「村山談話」を評価せず
〈2〉かつては「河野談話」を批判
〈3〉日韓国交正常化にも反対

 などの問題について、具体的に共産党機関紙「赤旗」や当時の委員長のコメントなどをとりあげ共産党変遷の歴史を検証している。しかしそのなかでも共産党の姿勢をよくあらわしているのが、現憲法への評価についてだ。

〈4〉そもそもは「改憲政党」だった
 筆坂氏は安保法制反対のデモなどを見てこう感じたと述べる。

《日本共産党議員が、「憲法九条は世界の宝」などと書いたプラカードを持っているのを見ると、正直、「この人たちは、現憲法制定時、政党として唯一反対したのが日本共産党だったということを知らないのではないか。しかも反対の理由が、天皇条項と九条にあったことも知らないのではないか」と思ってしまう。》

267名無しさん:2015/11/18(水) 23:57:42
>>266

 そして憲法制定当時の共産党の対応を振りかえる。

《1946年8月24日、日本共産党を代表して衆議院本会議で現憲法に反対の討論に立った野坂参三は、次のように演説したものである。

「現在の日本にとってこれ(草案第九条)は一個の空文にすぎない。……われわれは、このような平和主義の空文を弄する代わりに、今日の日本にとって相応しい、また実質的な態度をとるべきであると考えるのであります。……要するに当憲法第二章(第九条)は、我が国の自衛権を抛棄して民族の独立を危うくする危険がある。それゆえに我が党は民族独立の為にこの憲法に反対しなければならない」

 若干の解説を加えると、当時の吉田首相は、自衛権や自衛戦争すら放棄するかのような態度を表明していた。このこともあって、野坂の反対討論がこれを踏まえていたことは間違いない。ところが政府は、その後、「自衛権は憲法九条のもとでもある」と態度変更した。『日本共産党の八十年』によると、「その後、戦争を放棄し、戦力不保持を定めた憲法九条のもとでも自衛権をもっていることは、ひろくみとめられるようになりました。……党は、現在の綱領路線を採択するなかで、憲法の改悪に反対して九条を積極的に擁護」することを確認したとしている。

 確かに、自民党政府の下での憲法改悪には、一貫して反対してきた。だが日本共産党が政権に就いたときには、九条を改正するというのが同党の方針であった。これは1973年11月の第12回党大会で採択された「民主連合政府綱領案」での方針でも明確で、憲法改正によって「最小限の自衛措置をとる」としていた。まごうことなき改憲政党だったのである。

 1985年版『日本共産党の政策』では、「将来の独立・民主の日本において、国民の総意で最小限の自衛措置を講ずる憲法上の措置が取られた場合には、核兵器の保有は認めず、徴兵制は取らず志願制とし、海外派兵は許さないようにします」と明記している。

 当然のことである。自衛権というのは、それを裏づける軍事的措置があって初めて実質的なものになる。それなしに「自衛権があります」と言っても全く無意味だからである。自衛権が認められたから、九条擁護に転換したなどというのは、あとから付け加えた理屈に過ぎない。》

 筆坂氏はこれらの手のひら返しについて、党内でまともな説明がなされてこなかったと述べている。今回の国民連合政府構想についてはどうだろう?志位委員長の行った「手のひら返し」について共産党員の皆さんの意見をお待ちしたい。

※当記事は「新潮45 11月号」掲載「日本共産党の『てのひら返し』」(筆坂秀世)からの抜粋です。

* * *

デイリー新潮編集部

筆坂秀世(ふでさか・ひでよ)(元参議院議員)
1948年兵庫県生まれ。銀行勤務を経て25歳で日本共産党の専従活動家に。参議院議員、党政策委員長を務め、05年離党。著書に『日本共産党』など。

※「新潮45」2015年11月号

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268名無しさん:2015/11/18(水) 23:58:02
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151118-00010002-shincho-pol
代々木の「東京都委員会ビル」を8億円で売却していた「共産党」〈週刊新潮〉
デイリー新潮 11月18日(水)8時1分配信

 光が眩(まばゆ)いほど、その影は濃いという――。野党共闘だ、「国民連合政府」樹立だと、ここのところ共産党が勇ましい。だが、華々しい「打ち上げ花火」の傍(かたわ)らで、同党は8億円とも言われる代々木の不動産を売却していた。

 ***

 赤坂、青山、緑山、東京に点在する色のついた地名。無論、赤坂の街が赤く塗られているわけではなく、青山もコンクリートやアスファルトで覆われ、青いという印象は受けない。

 しかし、「そこ」だけは地名に色がついていないにも拘(かかわ)らず、ある色に染まっているように感じられる。すぐ近くには緑に包まれた明治神宮が広がっているが、歩く人の脳裏には「赤」が深く刻まれる不思議な土地――。代々木、言わずと知れた共産党村である。

 JR代々木駅周辺には、2005年に新築された地上11階、地下2階建ての共産党中央委員会ビルをはじめ、同党と関係の深い施設が立ち並ぶ。その中のひとつが、駅から徒歩30秒の場所に聳(そび)え立つ共産党東京都委員会ビルだ。地上9階、地下1階、80坪近い敷地に鎮座するその建物は、中央委員会ビルとともに共産党村の象徴とされてきた。

 同党は、中央委員会にぶら下がる形で各都道府県委員会が置かれ、他党で言うところの都連や県連の役割を果たしている。都委員会も、形式上はその「ワンオブゼム」に過ぎないが、実情は些(いささ)か異なる。

■“共産党のドン”のお膝元
 共産党の元ナンバー4で、政策委員長を務めた筆坂秀世元参院議員が解説する。

「東京、京都、大阪の委員会は他よりも格上で、他の委員会の委員長が概(おおむ)ね中央委員レベルであるのに比べ、この3つの委員長はその上のレベルの幹部会委員や常任幹部会委員が就く。なかでも都委員会は別格です。中央委員会の近くにあることに加え、なによりも、共産党のドンにして前中央委員会議長の不破哲三氏の出生の地であり、言わば彼のお膝元ですからね」

 路上キスで一躍スターダムを駆け上がった吉良佳子参院議員などが輩出し、「筆頭委員会」とでも言うべきその都委員会が、最近、共産党関係者の間で話題になっているのだという。なぜなら、共産党が所有していた同委員会の土地と建物が今年の4月、民間会社に売却されたからである。

269名無しさん:2015/11/18(水) 23:58:22
>>268

■「坪800万円から1000万円」
 代々木を共産党村たらしめている不動産のひとつが人手に渡ったと聞けば、確かにそこに「異変」を感じ取らないわけにはいくまい。実際、筆坂氏は、

「都道府県委員会の土地や建物が売られたという話は聞いたことがありません」

 また、共産党関係者曰く、

「都委員会の不動産を売り飛ばすなんて、よほど金に困っているんでしょう」

 地元の不動産屋に訊(き)くと、

「建物は築37年でほぼ価値がない一方、都心の駅前の超一等地ですから、土地は坪800万円から1000万円の値でもおかしくない。売却額は7、8億円くらいではないでしょうか」

 他の野党が内紛に明け暮れるなか、ここ数年、「棚ボタ」式に議席を伸ばしてきた共産党。しかし、表面上の党勢の拡大とは裏腹に、「掌中の珠」とでも言うべき代々木の土地を手放すとは、いかなる事情があるのだろうか――。

「特集 党勢拡大『国民連合政府』構想の花火の陰で 『共産党』が代々木の8億円不動産を売却していた」
※「週刊新潮」2015年11月19日号

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270名無しさん:2015/11/19(木) 00:00:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151118-00000002-sundaym-pol
<サンデー時評>官邸前、珠玉の一人芝居 安保論議が植えつけた種
mainichibooks.com 11月18日(水)13時38分配信

 ◇倉重篤郎のサンデー時評 連載76

首相官邸前の交差点。

 安倍晋三首相の住まう館と道路一つ隔てた歩道は、週末ともなると、安保法制や原発再稼働反対グループであふれる名所であるが、その日の夕時は、一味違うパフォーマンスが繰り広げられていた。

 背の高い男性が、一人朗々と声を張り上げ、両手を広げて、戦争と平和について語り始めた。

「私、アレン・ネルソンは1947年ブルックリンで生まれました......」。極貧に育った黒人青年である私を主人公にした一人芝居だった。

◇   ◇   ◇

 私は18歳で海兵隊に入り、ベトナムで多数の民間人を殺傷して帰国後PTSD(心的外傷後ストレス障害)にかかり悪夢にうなされる。ある日、小学校教師をしている高校時代の友人に会い、子供たちにベトナムの体験談を話すよう頼まれる。

 私はそれを受ける。「ベトナムは蒸し暑い。ジャングルには見たこともない虫がたくさんいる。その中でベトナム兵と米兵が戦い、多くの人が死んだ......」。私は評論家のようにきれいごとを語った。

「ベトナムの家はどんな家?」

「子供たちは学校へ行くか?」

 いくつか質問があった。

「時間なので最後の質問です」

「ハイ」

「ハイ。どうぞ」

「ミスターネルソン、あなたは人を殺しましたか?」

「えっ?」

「あなたは人を殺しましたか?」

 私は返答に悩む。数え切れないほどの人を殺した。ただ、それを語ると残虐な殺人者になってしまう。戦争で活躍したヒーローの話を聞きたかったはずだ。だが、子供たちには嘘(うそ)をつけない。どのくらい沈黙が続いたか。気がつくと私はつぶやくように答えていた。

「......殺した」

 ここに来るべきではなかった。皆、私を恐れ、憎むだろう。

「かわいそうなミスターネルソン」

「えっ?」

 子供たちは泣きながら私を抱きしめてくれたのだ。

 私は戦場での殺人という自分の罪を認めることでPTSDから回復するきっかけを得た。

271名無しさん:2015/11/19(木) 00:01:09
>>270
 米国人はベトナム戦争が間違いだったと思っている。だが、悲しいことに戦争が間違いであるとは思っていない。

 私は、沖縄の米兵による少女暴行事件(95年)を機に日本でも活動を始めるようになった。

 訓練を受けた沖縄の基地がまだ残っていることに驚いたが、何よりも驚いたのは日本の友人が教えてくれた憲法9条の存在だった。

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し......(戦争は)永久にこれを放棄する」

 これを読んだ私は思わず立ち上がった。キング牧師の演説「私には夢がある」以来のショックを受けた。これこそ神から与えられた何よりも強い武器だと思った。これは米国から押し付けられたもので自分たちで考えたものではない、という日本人もいた。だが、誰にもらったかは問題ではない。たとえ宇宙人からもらったものでも人類が進むべき道を示している。

 世界平和が始まるのは、米国からでも、国連からでもありません。ここから私たち一人一人から始めるのです。ご清聴ありがとうございました。

 ◇   ◇   ◇

 ─この間30分。最後まで聴いてしまった。さわやかな魅力があった。拡声器を使わない。一方的に糾弾するシュプレヒコールでもない。数に頼むわけでもない。ただ、ベトナム帰還兵から見た9条というストーリーを一人淡々と、かつ敢然と演じただけ。だが、今の日本に対するリアルなメッセージが込められているような気がした。

 男性をお茶に誘って聞いた。

「ここでやるのは今日が初めて。ドキドキでした。警察ざたを懸念したが、憲法の素晴らしさを伝えているだけで、やめろと言われるはずがない、と信じてやった」

「ノンポリです。政治にも無関心だったけど、シールズ(安保法制に反対する学生集団)の動きに触発された。日本の平和の光景が脅かされている気がして、いてもたってもいられなくなった」

 ◇憲法9条と日米安保 戦後日本の平和維持めぐり国民レベルでの議論を

272名無しさん:2015/11/19(木) 00:01:27
>>271

 役者歴二十余年。いじめや自殺をテーマに小学校で一人芝居を演じている。ネットに出ていたアレン・ネルソン(故人)の動画に感動、一気にシナリオを書き上げた。

「こういうことをやりたい人はいっぱいいる。たまたま、自分はどこに属しているわけでもなく、体が空いているからやっている」

 強行採決(9月19日)以降始め、最近は水、金と週2回国会正門前でやっている。

「シールズに加わりたいわけでも、マネをしたいわけでもない。足を止めて聴いてくれる人が一人でもいい。できる範囲で無理なく続けられることをやっています」

 たまさか私がその一人だった。

 安保法制論議のもたらしたものはいろいろある。首相は、中国の台頭に切れ目のない日米同盟強化を実現できたと、ご満悦であろう。野党は、これを政界再編の契機にすべく動き始めた。国民世論はなお、真っ二つに割れている。

 我々はあまりに自国の安全保障に対して無自覚でありすぎた。憲法9条と日米安保条約がどのような形で戦後日本の平和と安定を維持してきたか、国民レベルでの議論は極めて薄かった。

 それが分かっただけでも、貴重なレッスンである。それよりも議論の種に注目したい。国会の壁を越え、国民一人一人の意識の中にまかれたのではなかろうか。それぞれが心の中にそれぞれのアレン・ネルソンを持ちそれぞれの発信を継続すること。それが熟度の高い民主主義の根っことなる。いずれ葉が茂り、実をつけるだろう。

273名無しさん:2015/11/19(木) 23:06:57
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151119-00010000-php_s-pol
島田雅彦 いまこそサヨクの価値を見直すときがきた!(1)
PHP Online 衆知 11月19日(木)17時20分配信

島田雅彦著、PHP新書『優しいサヨクの復活』より

 衆愚に奉仕する仕事と割り切った者が生き残る世界……それが政治であり、マスメディアなのかもしれない。

 民主主義の歴史を権力者側から見れば、いかに批判を封じ込めるかが最大のテーマだったに違いない。民主主義のシステム上、権力者にとって最も心地いいのは衆愚政治であって、自分にとっての不都合な真実を暴こうとしたり、批判の矛先を向けて面倒を起こしたりする知識層というのは、いつの時代にも権力者から疎まれてきた。

 心無い為政者にとって手っ取り早いのは、効率主義を徹底させて人々が自分の頭で考えることを止めさせ、従順で、批判意識を持たない人間を増やすことだろう。そこには深遠な思想も高邁な理想も、真理を追究する知性も必要ない。「そんなものは犬にでも食わせろ」と思っているに違いない。

 日本においても、反知性主義はインテリを毛嫌いし、「文句ばかりいって、自分では何もしない奴ら」と蔑む風潮として現れる。反知性主義の背景には、歪んだエリート意識も見え隠れする。政治も経済も科学技術もごく一部の選ばれた人材が能力を発揮していれば、それで支えられるのだから、その他大勢の凡庸な人間は彼らが作った制度やシステムに従っていればいいという考え方だ。

 だからこそ、旧国公立大学における人文系学部の見直し、あるいは廃止という圧力を文部科学省はかけるのである。国家の役に立つ産業育成につながるプログラムを用意せよというのは、愚民政策の真骨頂を発揮しているわけであって、大学の自治権を奪うことも平気でするのがいまの政府だ。いわゆる国旗掲揚や君が代斉唱についても、折に触れて大学の現場に徹底を迫ってくる。こうして大学の自治権への圧迫を通して、徐々に学問の自由というものが失われていく。

 学問の自由が認められた中で初めて人は基礎研究に励むことができる。そしてそこからしか、ユニークな発見やノーベル賞につながるイノベーション、日本経済を支える産業は作られていかないのである。それこそが日本の発展を支えるのであって、短期的な利益を追うことが結果的に日本を停滞させることは、少し考えればわかるではないか。

 現政権を動かす政治家は、そもそも歴史や民主主義、人権思想の基本をどこまで勉強してきたのだろうか。歴史認識において隣国とトラブルを繰り返すのを見るにつけ、近代史を全く勉強してこなかったと疑われても仕方がない。本来の民主主義というのは、個々が自由な意見をぶつけ合い、議論を尽くして実現されるものだ。政治家は様々な反対勢力を説得しながら改革に臨む存在であり、そのための人文的知性――学習によって確保される知識、批判精神、倫理観は必要不可欠である。それが最も不足している自民党の政治家にこそ人文教育を施すべき事態ではないか。いっそ、国会議員に一般常識や教養の程度を測る一斉試験でも課し、基準点に満たなかった議員には辞職していただいたらいいのではないか?

 産業界では昨今、リベラルアーツを研修に取り入れる会社が増えているという。グローバル化が進展する中で、相手の国情を知り、なおかつ自国の事情を説明できること、さらには交渉を有利に展開することがビジネスにおいて重要になってきているからだ。商談の場であっても、立ち話で文学や映画の話題で相手を知り、打ち解け合うのはマナーであり、できないと真の信頼を得られない。これは政治や外交の場でも同じである。政府は人文系学部をつぶして、一体どんな人材を育てるつもりなのか?

 それにしても、政府与党の人々のコトバは支離滅裂である。政治も外交も法も全てコトバによって成り立っているにもかかわらず、用語法から定義まで、全てが狂っている。コトバの定義に関して野党の議員が詰めていこうとしても、毎回答弁の内容が違うし、明らかな論理矛盾を突かれても、はぐらかしたり、別の話をし始めたり、話が堂々巡りになったりしていた。議論を噛み合わせれば論破されるので、「問答無用」で法案を通すしかなかったのだろうが、今後、説明責任を果たさなくても法案を通していいという悪しき前例を確実に作り上げた。

島田雅彦 《作家》

274名無しさん:2015/11/19(木) 23:19:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151118-00003958-bengocom-soci
山本太郎氏「みなさんは『お縄』になるかもしれない」 秘密保護法違憲訴訟の原告集会
弁護士ドットコム 11月18日(水)19時51分配信

フリーランスのジャーナリストらが、特定秘密保護法は違憲だとして、違憲無効の確認などを求めた裁判で、東京地裁は11月18日、原告の訴えを退ける判決を下した。原告と弁護団は判決後、東京・永田町の参議院議員会館で報告集会を開いた。

原告のジャーナリストらは2014年3月、特定秘密保護法が「報道・取材の自由」などを侵害し、憲法に違反していると主張して、違憲無効の確認や慰謝料など求めて国を訴えていた。提訴から判決まで1年半以上かかった。この日の集会には支援者ら約100人が集まった。

原告代理人をつとめる山下幸夫弁護士は、今回の判決について、「秘密保護法が憲法違反かどうかという判断に踏み込まなかった。私たちが求めている判決とは違ったので、控訴して、たたかっていく必要がある」と述べた。

また、堀敏明弁護士は「早期結審となり、下手をすると合憲判決という最悪のケースもあった」と振り返った。そのうえで、「これまで秘密保護法は眠っているような存在だったが、安保法制が通って、海外派兵が具体化していくなかで、相当に重要な役割をはたしていくだろう」として、危機感をつのらせた。

●山本太郎「非常に残念という思いが強い」

この日の法廷には、この裁判を何度も傍聴してきた山本太郎参議院議員の姿もあった。山本議員は集会で、「非常に残念という思いが強いが、(堀弁護士から)合憲という判断もあったかもしれないと聞いて、少し安心した。いったん保留になったようなものだ」と感想を述べた。

山本議員はさらに「特定秘密保護法に、戦争法(=安保関連法のこと)に、刑訴法改正に、共謀罪。これらは『弾圧の4点セット』だ。全部通ったら、ここにいる皆さんは『お縄』になるかもしれない。あまりにも恐ろしい。絶対に恐怖政治にさせてはいけない」と話していた。

弁護士ドットコムニュース編集部

275名無しさん:2015/11/19(木) 23:28:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000156-nksports-pol
「シロアリ」共産党が民主と関係良好アピール
日刊スポーツ 11月19日(木)21時3分配信

 野党結集のあり方をめぐり、民主党の前原誠司元外相に「シロアリ」呼ばわりされた共産党が19日午後、東京・有楽町で開かれた野党5党と1会派による合同街頭演説に登場、民主党の選挙カーに上がり、民、共両党の「関係良好」をアピールした。

 野党が招集を求める臨時国会の開会を見送った安倍政権の姿勢を批判しようと、民主、維新、社民、生活の野党各党&所属クラブの幹事長とともに、マイクを握った共産党の山下芳生書記局長は、「私は民主党さんの選挙カーに乗るのは初めて。ちょっとドキドキしているんです」と、告白。「野党は、立場や政策で違う部分はある」と述べた上で「今日いっしょになってマイクを握っているのは、民主主義が壊されようとしているからだ」と主張。野党各党が足並みをそろえ、政権を追及する姿勢に変わりがないことを強調した。

 前原氏は14日の民放テレビ番組で、「共産党の本質はシロアリ」などと発言。民主党の岡田克也代表は19日の定例会見で、「特定の政党に、失礼なものの言い方をしない方がいい」と前原発言に不快感を示し、枝野氏も18日の会見で、共産党側に陳謝したことを明かしている。

 一方、街頭演説で各党は、衆参どちらかの議員の4分の1以上の要請があれば、内閣が臨時国会招集に応じなければならないと、憲法53条で定められていることを理由に、「憲法を守らない政権そのものが、憲法違反の政権だ」(生活の党と山本太郎となかまたちの玉城デニー幹事長)と指摘。民主党の枝野幸男幹事長は、外交日程が招集できない理由にされていることにかみつき、「国会会議は毎年この時期に行われ、歴代の自民党政権も我々民主党政権も、(臨時国会と外交を)両立してきた。開けるのに開かないのは、税金泥棒だ」と厳しく批判した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000554-san-pol
共産・山下氏「民主の宣伝カーは初めてでドキドキ…」 5野党幹事長ら、合同演説会で臨時国会召集訴え
産経新聞 11月19日(木)18時54分配信

 民主、共産など野党5党1会派の幹事長らが19日夕、臨時国会召集を訴える合同街頭演説会を東京・有楽町で開いた。

 各党の幹事長らは民主党の宣伝カーの上に並び、交代で演説に臨んだ。共産党の山下芳生書記局長は「民主党の宣伝カーに乗るのは初めてですから、ドキドキしているんですけど…」と切り出し、「(各党は)政策の違う部分がある。それでも一緒に並んでマイクを握っているのは、民主主義が壊されようとしているからだ」と訴えた。

 民主党の枝野幸男幹事長は「与党議員に『税金泥棒! いい加減にしろ!』という声を突きつけてほしい」と聴衆に呼びかけた。

 演説会には他に、維新の党の今井雅人幹事長、社民党の吉川元政審会長、生活の党と山本太郎となかまたちの玉城デニー幹事長、無所属クラブの水野賢一代表が参加した。

276名無しさん:2015/11/19(木) 23:29:10
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151119-00010002-shincho-pol
時給120円? 最低賃金以下の手当で働く「共産党」の“赤”字事情〈週刊新潮〉
デイリー新潮 11月19日(木)8時1分配信

“共産党のドン”こと不破哲三氏の出生地である東京・代々木の「共産党東京都委員会ビル」が、今年の4月に民間会社に売却されていた。地上9階、地下1階、80坪近い敷地に立ち、地元の不動産屋いわく〈土地は坪800万円から1000万円の値でもおかしくない。売却額は7、8億円くらいでは〉。さらに党の財政事情に注目してみれば、党員の涙ぐましい“奉公”があって――。

 ***

 維新の党瓦解で共産党は野党第2党に躍り出た。10月25日の宮城県議選でも、同党は議席を4から8に伸ばし、中央でも地方でも、存在感を高めている。志位和夫委員長の鼻息は荒く、先頃ぶち上げた野党連立政権「国民連合政府」構想に、「SEALDs」の力も借り、「反安保法制」でさらに票を伸ばせると踏んでいる。

 だが、このように「外」に見せる党勢拡大に向けた強気の姿勢を、同党の元党員は鼻白んだ様子でこう突き放す。

「対外的に威勢の良さを保ち、共産党の体裁を取り繕うために、党員や専従職員が塗炭の苦しみを味わいつつ必死に財政面で支えていることを、党の幹部たちはどう考えているんでしょうか。気楽なものですね」

 昨年公表された共産党の最新の収支報告書を見ると、収入は236億円で、約10年前の300億円からかなり減っている。「単年収支」は1億5000万円のプラスと、辛うじて「黒字」を保っているものの、その前年は2億2000万円の「赤字」。しかも、これとて以下に紹介するように、党員や専従職員の赤貧を地で行く「下支え」があった上での数字なのだ。

「共産党の収入は、党員の実収入の1%と決められている党費、カンパ、赤旗の売り上げの3本柱で成り立っていますが、そもそも党員が減っている。昨年1月に公表された党員数は30万5000人で、過去最高だった1987年から約4割減。また、3本柱の中でもとりわけ重要視され、党の収入の8割を占める屋台骨の赤旗の部数は、日刊紙、日曜版あわせて80年に355万部だったのに対し、今は120万部程度に落ちています」(同)

 共産党の元ナンバー4で、政策委員長を務めた筆坂秀世元参院議員が、こう後を受ける。

「地方組織の専従職員が、年金などの社会保険料を納められていないとの話がよく中央委員会に上がってきていました」

 こういった惨状では、いくら幹部が党勢拡大のラッパを吹けど、「張りぼて」の感は否めまい。

277名無しさん:2015/11/19(木) 23:29:33
>>276

■時給換算で120円
 続けて、西日本地域で暮らすある元専従職員がこんな苦労譚を披露する。

「赤旗配達のためにアルバイトを雇うのはもったいないと、専従職員の私たちが週5日、毎朝6時から、全長30キロにわたる広範囲で、2時間かけて赤旗を配らされていました。配達用のバイクは自前調達で、故障しても修理費用は保障してもらえない。そうまでして配っても、もらえる『配達援助金』、つまり配達労働の対価は1部につき8・3円。私は毎日、約30戸に配達していましたが、1日わずか240円にしかなりませんでした」

 この「手当て」を、時給に換算してみると120円となり、最低賃金どころの騒ぎではない。その上、給料の遅配、欠配も珍しくないという。

「当時、“アラサー”だった私の月給は手取りで15万円弱。それも、党の資金繰りが悪く、お盆と正月の年2回、半年ごとにまとめて支給される有様でした。実家住まいで、妻もパートをしていたため、何とか生活はできていましたが、私の働きぶり、いや働かされぶりを見て、家族は皆、共産党嫌いになりましたね」(同)

 それでも、専従職員の足元で共産党離れが起きているという皮肉に耐えながら、彼らは赤旗の部数拡大やカンパ募集に駆けずり回らなければならないのである。

 同党事情通が、その実態を紹介する。

「以前は、年に1カ月ほど、党勢拡大運動期間が設けられ、赤旗の部数を増やすことが課せられていたものの、一向に増えないのでその期間が延ばされ、例えば今年は6月10日から9月30日までが運動期間とされました。期間中は、上からの圧力もあって、何とか部数拡大に努めるのですが、期間が終わると同時にまた下がるので意味がありません。それも当然で、『ノルマ』をどうしても達成するために、『浮き部数』と言って、専従職員が自分で何部も赤旗を取ったりしているからです」

■「空白克服基金」「供託金基金」
 これでは、タコが自分の足を食っているようなものであろう。そして、カンパ集めにも同党の苦境が滲(にじ)み出ている。

「ある地域では、党員に配られる資金集め用の封筒に、『党費』の欄の他に『空白克服基金』や『供託金基金』という欄が設けられています。前者は共産党議員がいない空白議会をなくすための活動資金で、後者は、選挙であまりにも得票が少なかった場合に没収される供託金に備えたプール金です」(同)

 共産党は、端(はな)から落選、それもボロ負けを想定してカンパを募っているわけだ。これで、果たして党員の士気が上がるのだろうか。

 兎(と)にも角(かく)にも、同党はこれまで比例票の掘り起こしの意味もあって、全選挙区での候補者擁立を原則としてきた。結果、例えば05年の総選挙では223選挙区で供託金を没収され、その額は計6億6900万円にも達している。供託金基金を作らざるを得ないのも、むべなるかなである。

「特集 党勢拡大『国民連合政府』構想の花火の陰で 『共産党』が代々木の8億円不動産を売却していた」
※週刊新潮2015年11月19日号

SHINCHOSHA All Rights Reserved.

278チバQ:2015/11/20(金) 21:35:38
http://news.livedoor.com/article/detail/10853665/
福島みずほ氏「2016カレンダー」30円也 値段の意味は何か?

2015年11月20日 7時0分 NEWSポストセブン
福島みずほ氏のカレンダーの価格は「30円」
写真拡大
 2016年のカレンダー商戦に“異色作”が登場した。社民党前党首・福島みずほ氏のカレンダーだ。
 
 怖いもの……いや、珍しいもの見たさでどんなものかと覗いてみると、カレンダーは福島氏の写真と366日分の日付がA2判の紙1枚に印刷されたポスター型。ご本人も11月4日のツイッターで〈福島みずほ2016年カレンダーが出来上がりました〉とつぶやき、宣伝に余念がない。
 
 しかし気になるのは1枚「30円」という激安価格だ。資産報告では1億円以上の資産があると報告している福島センセイが小銭稼ぎを始めたとは思えない。政治評論家の有馬晴海氏が解説する。
 
「基本的には購入者は党員や支持者向けのものだと思います。事実上、福島氏のビラやポスターとして、家の玄関近くに貼ったり、まとめて購入して知人に配ったりするのでしょう」
 
 たしかにカレンダーを見るとポスター上部にはデカデカと名前、その右上に「社民党」の青いロゴ。まるで、選挙ポスターのようである。中央には明るいピンクのスーツを着こなした福島氏の写真が大きく配置されている。どうも実物よりも肌ツヤが随分キレイに写っているような……。ネット上では「ドンピシャのタイプ」「水着バージョンはないのか」と書き込む“剛の者(?)”も現われた。
 
 では「30円」という値段の意味はどこにあるのだろうか。政治とカネの問題に詳しい神戸学院大学法学部の上脇博之教授が解説する。
 
「たかがカレンダーでも政治家にとっては注意すべき案件。松島みどり元法相のうちわ問題(*注)以降、政治家関連のグッズは公職選挙法の禁じる寄附行為にあたる可能性があるとして、厳しくチェックされるようになっています。

【*注:選挙区内でうちわを無料で配ったことが寄附行為だと指摘された。その後、2014年10月に大臣の職を辞任。公選法違反容疑で告発されたが、嫌疑不十分で不起訴処分となった】
 
 自身のカレンダーを選挙区内の有権者にタダで配ったとしたら公職選挙法違反ですが、30円で販売したのであれば極端に低額ともいえないので寄附にはならないでしょう」
 
 今年10月に入閣した島尻安伊子・沖縄担当相は就任早々、自身のカレンダーを選挙区内で配ったと指摘され、「カレンダーではなく政治活動用のポスターだ」と釈明に追い込まれたことは記憶に新しい。
 
 前身の日本社会党の設立から11月2日に70周年を迎えた社民党だが、現在の国会議員は政党要件ギリギリの5人で崖っぷち。来夏の参院選では福島氏自身も改選組となる。落選すればまさに解党の危機だ。
 
 まさかカレンダーの大ヒットで党勢を回復しようとしているわけではないだろうが、福島氏の事務所は「30円」という値段設定の意図について「回答は差し控えさせていただきます」と真意は聞けなかった。

※週刊ポスト2015年11月27日・12月4日号

279名無しさん:2015/11/21(土) 12:47:33
http://www.j-cast.com/2015/11/18250975.html
政府提訴批判の社民党に「ブーメラン」が 20年前、村山富市氏が沖縄県訴えていた
2015/11/18 19:12

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古(同県名護市)移設をめぐる政府と沖縄県の対立は、ついに法廷闘争に突入した。政府が沖縄県知事を提訴するのは約20年ぶりだ。

政府の強硬姿勢に翁長雄志知事は「(第2次大戦後の米軍による)『銃剣とブルドーザー』による強制接収を思い起こさせる」などと猛反発。県と同様に激しい政府批判を展開しているのが社民党だが、見方によっては「ブーメラン」になりかねない。20年前に沖縄県に対して訴訟を起こし、最高裁まで争って勝訴したのが、前身の社会党で委員長を務めていた村山富市元首相だったからだ。

強制使用を大田昌秀知事(当時)が拒み、訴訟に

政府は2015年11月17日、翁長知事の埋め立て承認取り消しを知事に代わって撤回することを求める代執行訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした。第1回口頭弁論は12月2日に開かれ、判決は数か月以内に出る見通しだ。1999年の地方自治法改正で、それまで「上下関係」だった政府と地方自治体の関係は「水平対等」に変化した。改正以降、政府が沖縄県を提訴するのは初めてだ。

20年前の訴訟は「ゾウの檻」として知られた米軍楚辺通信所(読谷村、06年返還)の用地強制使用手続きをめぐるもので、「スピード訴訟」として話題になった。強制使用を大田昌秀知事(当時)が拒んだため、裁判所が署名の執行を命じるように求めた訴訟だ。訴訟は1995年12月7日、福岡高裁那覇支部で村山首相(当時)を原告に起こされた。

96年3月25日には県側敗訴の高裁判決が出され、96年8月28日には最高裁が大田知事の上告を棄却し、県側の敗訴が確定。提訴から判決確定まで約9か月しかかからなかった。

当時は米兵3人が12歳の女子小学生を拉致した上で乱暴した、いわゆる「沖縄米兵少女暴行事件」の影響で県民の反米・反基地感情は最高潮に達していた。95年10月21日に8万5000人(主催者発表)が集まる「県民総決起大会」が開かれた矢先の提訴で、県民の失望は大きく、「総決起大会」の事務局長は、

「いくら巡り合わせとはいえ、反基地闘争を長年戦ってきた社会党の委員長が、選挙でも推薦した知事を訴えるのは極めて残念だ」(1995年12月7日、朝日新聞)
と話した。
安保法案反対めぐっては活発に活動していた村山氏だが...

こういった経緯があるからなのか、15年夏には安保関連法案への反対活動を活発に展開した村山氏も、基地問題についての発言は多くない。15年6月9日に東京・内幸町の日本記者クラブ行われた会見では、代理署名の件には直接触れずに、

「安保条約があって、日本に基地があることは、今は当然やむを得ない。けれども、しかし、これまで背負ってきた県民の苦労というものを考えた場合に、私は、やっぱり国民全体がもう少しそのことは考えるべきだ、政府も誠意を持って対応していくということが大事だと思う」
と述べ、苦渋をにじませていた。

社民党が11月17日に吉川元幹事長代行の名前で

「辺野古新基地建設ありきの国策を強権的に押しつけようとして、沖縄県民の民意を踏みにじり、地方自治と民主主義を破壊するもの」
などと全力で政府を非難する談話を出したのとは対照的だ。

280名無しさん:2015/11/21(土) 16:05:34
>>273

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151120-00010000-php_s-pol
島田雅彦 いまこそサヨクの価値を見直すときがきた!(2)
PHP Online 衆知 11月20日(金)17時26分配信

サヨクの価値
 戦後の政治的経緯を振り返ると、いまこそサヨクの存在価値を見直すときが来たと思う。日本には共産党という自民党よりも古い歴史を持つ政党があって、政権を取ることはなくてもブレない野党として、異議申し立てをし続けている。国会論戦での志位和夫委員長は舌鋒鋭く、発言も真を突いている。

 現実世界では、サヨクは一見無力に見える。ウヨクのようにとりあえず我慢して世代交代や論功行賞を待っていれば、いつかポストが回ってくるというわけではないし、官僚を使ってうまく立ち回ったり、政策実行能力が高かったりするわけでもない。最大の弱点は一枚岩になりにくいという点で、そもそも個人主義だし、同じサヨクでも立場や言論の違いによってかなりの温度差があり、内部分裂を起こしやすい。大義名分のために個人の主張を捨てて団結するということが少ない。

 例えば、イタリアのインテリのあいだでは、ベルルスコーニを絶対に首相にしてはいけないという共通の思いがある。にもかかわらず、左派連合がうまくいかずに何度も彼は首相の座に返り咲いている。ベルルスコーニが選挙に負けるのは、左派連合が成功したときだ。日本でも同じことがしょっちゅう起きていて、最近では都知事選で反原発を掲げる候補者が票を食い合っていた。

 野党共闘が困難な現状で、最も現実的なのは、やはりイタリア式の野党連合「オリーブの木」を実現させることだろう。民主党、維新の党の反安倍勢力、共産党、生活の党の議員たちが反自民票の受け皿になる「野党連合」を結成し、候補者たちがその名簿に名を連ね、選挙に臨むことではないか。実際、共産党は次の選挙で野党各党に選挙協力を呼びかけている。内ゲバ体質返上は急務なのに、政策の違いに拘泥している。過去4度の選挙から何も学ばなかったのか?

 時代を振り返ると、「なぜあのとき声を上げなかったのか」「間違った方向を正すことができなかったのか」という局面に出合うことがある。確かにサヨクは主流派にはならないかもしれないが、おかしいと思うことに声を上げてこそ存在価値がある。

 いま、戦争に前のめりになっている安倍政権の政治的決定は、国家を自殺に追いやるようなものだ。むろん、国家の自殺に巻き込まれるのは市民であるから、政権に異議申し立てをするのは当然である。その権利は大学生も高校生も、老人も芸能人も公務員も誰もが等しく手にしているものだ。路上という開かれた場所で、40年ぶりに市民が戦争反対や憲法擁護を叫ぶようになったことには、大きな意味がある。こうした変化の芽が摘み取られないよう、また日本の未来を真剣に考える機会が今後も継続的に維持されることを願わずにはいられない。

 このような至極真っ当な正論をアウトサイダーの小説家が呟つぶやかなければならないこと自体、日本は末期症状を呈しているのである。政治がバランスよく機能していれば、小説家は異端でいられるし、安心してコトバの多様性を拡大できるのに。

PHP新書『優しいサヨクの復活』より

島田雅彦 《作家》

281名無しさん:2015/11/21(土) 16:22:58
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151120-00010001-shincho-pol
「ビル売却」「党員は赤貧」でも交付金は受け取らない「共産党」のやせ我慢〈週刊新潮〉
デイリー新潮 11月20日(金)8時1分配信

 議席を徐々に増やし、中央でも地方でも「共産党」の存在感は高まりつつある。が、その裏には、東京・代々木の「東京都委員会ビル」を売り払い、党員・専従職員が必死に下支えを行うという財政事情があった。それでも共産党が、政党交付金を受け取らないのはなぜか。

 ***

 党の元ナンバー4で、政策委員長を務めた筆坂秀世元参院議員によれば、

「地方組織の専従職員が、年金などの社会保険料を納められていないとの話がよく中央委員会に上がってきていました」

 というし、西日本地域で暮らすある元専従職員からは“「赤旗」配達に駆り出され、手当ては時給換算で120円”“15万円弱の月給も、党の資金繰りが悪く、お盆と正月の年2回、半年ごとにまとめて支給される有様”との声が聞こえた。

■“政党交付金は憲法違反”
 国民の税金で賄(まかな)われる政党交付金を受け取れば随分と楽になるだろうに、共産党は一貫して受け取りを拒否している。

「常任幹部会でも、政党交付金の受け取りについては、議論になったことがありました。カンパ集めを行っていると、『税金には私たちのお金も入っているんだから、政党交付金をもらったらどう』と言われたりすることがあったからです。しかし、宮本顕治さん(元名誉議長)がかつて、政党交付金は憲法違反と言ってしまった手前、今さら受け取ることはできないんです」(筆坂氏)

 共産党がその「メンツ」を捨てた場合、議員数と得票数に応じて配分される政党交付金を約25億円も手にすることができる。「やせ我慢」も、高くついたものである。この「幻の収入」を少しでも補うために、不動産を売りたくなったとしても分からなくはない。件の「東京都委員会ビル」の売却価格は「7、8億円くらいでは」(代々木の地元不動産屋)と目される。

 都委員会広報担当者は、

「すでに築37年で老朽化がすすんでいるため、現有地での改築は困難なので、別に土地を購入し、新築移転の準備を進めています」

 と、「困窮疑惑」を否定。また中央委員会広報部は、

「たまたまごく一部で、給与支給が遅れたり」「社会保険料についても、たまたまごく一部で滞納が発生することがあっても」

 頑張っている旨を回答。

 前出の関係者が明かす。

「都委員会は、豊島区の北大塚に移転する予定です。約100坪の土地に、地上4階、地下2階建てのビルを新たに建てます。土地購入代と建築費で5、6億円掛かったとしても、土地の固定資産税が代々木に比べて4分の1程度になるでしょうから、先々のことを考えると、土地も広くなり、経費節減に繋がる」

 いずれにせよ、党員と赤旗の部数の減少傾向を鑑(かんが)みるに、共産党の財政は、いつ火が付いたとしてもおかしくないと言えそうだ。

 赤い代々木が、赤字に染まる?

「特集 党勢拡大『国民連合政府』構想の花火の陰で 『共産党』が代々木の8億円不動産を売却していた」
※週刊新潮2015年11月19日号

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282名無しさん:2015/11/21(土) 16:34:30
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151120-00000001-sasahi-pol
共産党・不破哲三前議長「国民連合政府構想は17年前から民主党とあった」〈週刊朝日〉
dot. 11月20日(金)7時13分配信

 国民連合政府構想を掲げ、評価を大きく上げた共産党。しかし、その発案は以前からあったと不破哲三前議長はいう。

*  *  *
 日本の国会では、長らく共産党の排除が原理になっていました。それが最初に崩れたのが、1998年です。当時、私は党の委員長で、主要な野党だった民主党の菅直人代表や自由党の小沢一郎党首と協力して、国会での共闘を始めました。

 いろんな形での協力がありましたが、同年の参院選で自民党が敗北して橋本龍太郎政権が退陣したあとは、首班指名で菅直人さんに投票しました。

 98年8月に私が日本外国特派員協会で講演をしたとき、記者から「いつまでも野党であることに甘んじるのか」と質問されたことがあります。それに私が野党共闘による暫定政権構想を提起したことも、かなりの話題を呼びました。ただ、その後に自由党が自民党との連立政権参加に舵を切ったことで、この構想の前提はなくなりました。

 そういった経験があったうえで、今の「国民連合政府構想」があります。今度は野党の間で「戦争法(安全保障関連法)廃止」という国民的大義をもった政策の一致点があります。この勢力で国会の多数を取り、国民的目標を実現する政府をつくろうという提案です。

 安倍政権は、これまでの自民党でも、三つの点で“異質の潮流”に乗っ取られた政権です。一つは日本の戦争を侵略戦争と認めないこと。二つ目は大企業奉仕の経済政策。三つ目は、憲法を蹂躙し、米国の軍事的要求に従っていること。

 昔の自民党は「保守総連合」で、国民の声に耳を傾ける政治家がたくさんいました。国会で政府の弱点をついた質問をすれば、あの田中角栄元首相でも、その場で政策の是正を約束し、実行したものです。

 意見や政策の方向性は違っても、橋本龍太郎さんなどは、人間的な付き合いができる人でした。私は69年に衆院議員になりましたが、小沢一郎さんとも同期当選で親しかった。今回の国民連合政府構想を好意的に評価してくれていると聞いています。

 今の自民党は、劣化してしまいました。小選挙区制で党が候補者の公認権を握ったことが大きい。しかも、今の自民党は極右の人たちが中心にいて、党内に多様な意見が出せなくなってしまった。たいへん危険なコースを歩んでいます。

 98年に記者会見で述べた政権構想の思いは、今でも同じです。私たち日本共産党は、いつまでも野党に甘んじている政党ではありません。

※週刊朝日 2015年11月27日号

283名無しさん:2015/11/21(土) 17:03:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151120-00000000-sasahi-pol
日本共産党大研究 吉良ちゃんの“路チユー”で党は変わった〈週刊朝日〉
dot. 11月20日(金)7時12分配信

 結党から93年という日本の政党最古の歴史を持つ日本共産党。共産主義といえば「赤」「左翼」をイメージしてしまうが、最近は“革命”に成功し、野党第2党へと躍進。安保法案に反対し、国民連合政府構想をぶち上げたり、大阪W選挙でも鍵を握る存在だ。いったいなぜそんな“革命”を起こせたのか。

 最近の共産党の勢いは、とどまるところを知らない。昨年の衆院選では、獲得議席数を2012年衆院選の8から21に増やした。維新の党の分裂騒動もあり、いまや共産党は衆参で民主党に次ぐ野党第2党となった。

 地方選でも連戦連勝だ。10月25日に投開票された宮城県議選でも、前回の4議席から倍増となる8議席を獲得。2議席減の5議席となった民主党を抜いて、野党第1党になった。党内では、今の勢いを1960年代後半から70年代の第1の躍進、90年代の第2の躍進に続く「第3の躍進」と位置づけ、さらなる党勢拡大を狙っている。13年の参院選で初当選した辰巳孝太郎議員(39)は言う。

「2000年代に入って新自由主義的な経済政策がスタートしてから、共産党の生活相談に来る人が明らかに増えた。特に、高齢者や母子家庭からの相談が多くなった。生活相談は選挙活動が目的ではありません。ですが、党員が親身になって相談にのるなかで、『住民が困っているところに共産党がある』という認識が広がったのでは」

 お堅いイメージが先行する共産党だが、イメチェンにも力を入れる。その象徴が、13年の参院選で初当選した吉良佳子議員(33)だ。

 吉良氏の選挙戦を支えたのは、従来の党組織だけではなかった。脱原発や反TPPの活動に共鳴した支援者が、勝手連の「キラキラサポーターズ」を結成。フェイスブックなどで選挙活動を宣伝していった。

 当選後も、これまでの共産党の常識では考えられないことが起きた。吉良氏は昨年3月、恋人と路上でキスしているところを激写され、週刊新潮に掲載された。だが、その対応に古手の共産党員は驚いたはずだ。共産党関係者が言う。

「週刊新潮で報道されることがわかった後、党幹部の集まりでは党のイメージを損なったとして、厳しい意見もあったそうです。それが、雑誌の発売日前に吉良さんがツイッターで交際宣言をし、雑誌が本屋に並ぶころにはネット上で祝福ムードになっていた。独身の男女が路上でキスするぐらい、健全じゃないかと。祝福ムードに押されて、党内でも処分なし。昔の共産党では考えられないことです」

 各党が苦悩するネット選挙でも、共産党は他党の一歩先を行っている。

 ネット選挙解禁となった13年参院選では、共産党の政策を伝える「カクサン部!」を発足させた。共産党らしからぬ「ゆるキャラ」を次々と生み出し、他党のPR担当者の度肝を抜いた。なかでも人気を集めた「雇用のヨーコ」は「ブラック企業にお仕置きよ!」というフレーズとともに雇用問題を訴えた。宣伝局長の田村一志氏によると、「アクセス数は10〜20倍に増えた」と話す。05年に約85億円をかけて建設した共産党の本部ビルは、1階部分は自由に出入りできて、「開かれた党」のイメージを打ち出している。

 もちろん、共産党への支持が増えているのは、時代背景もある。特に、安倍政権になってから、共産党を支持する人たちの層が変わってきているという。

 共産党は政党助成金を受け取っていないことで知られるが、それができるのも「しんぶん赤旗」などの党機関紙や書籍の販売収入があるためだ。その額は13年度で約196億円で、全収入の87%を占める。ちなみに、赤旗の購読者数は約124万人で、うち週刊紙の「しんぶん赤旗日曜版」が約100万人。週刊紙では日本最大の発行部数だ。共産党の党員は約30万人だから、共産党関係者以外の購読者も多い。日曜版の山本豊彦編集長は言う。

「安倍政権が発足してから、紙面に登場してくれる人に変化がありました。自民党の古賀誠元幹事長や元自衛隊員などが実名で登場しています。良心的な保守派の人たちは、今の安倍政権は、これまでの自民党政権と比べて異質なものだと認識しているのでしょう」

 紙面には芸能人も登場し、俳優の藤原紀香さんのほか、笑福亭鶴瓶さんが憲法9条について語ったこともある。

(本誌・西岡千史)

※週刊朝日 2015年11月27日号より抜粋


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