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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1とはずがたり:2008/11/20(木) 23:44:28
関連スレ

農業スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/l40
エネルギー綜合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/l40
環境スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1053827266/l40
電力スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/l40
メモ
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/energy/index.html

4444荷主研究者:2021/01/02(土) 23:09:25


https://www.sakigake.jp/news/article/20201229AK0010/
2020年12月29日 秋田魁新報
中部電力と三菱商事系、八峰・能代沖の洋上風力発電参入検討

 中部電力(名古屋市)と三菱商事子会社の三菱商事パワー(東京)が、秋田県八峰町・能代市沖での洋上風力発電事業に共同で参入を検討していることが28日、分かった。

 八峰・能代沖は今年7月、国が洋上風力発電施設を優先的に整備する促進区域の前段階となる有望区域に選ばれた。11月には経済産業省、国土交通省、県が地元の自治体や漁業関係者を集め、促進区域指定に向けた法定協議会を始めた。

 国は南北約13キロ、沖合約4キロの範囲で、出力規模16万キロワットを想定している。既にジャパン・リニューアブル・エナジー(東京)、日本風力開発(同)が参入に意欲を示し、事業計画を公表している。

 地元関係者によると、中部電と三菱商事パワーの担当者が今月22日に能代市役所や八峰町役場などを訪れた。参入を検討していることや、今後行う海底ボーリング調査などについて地元漁協に相談したいと伝えた。出力規模などの詳細やスケジュールは明らかにしなかった。

 中部電は取材に対し「八峰・能代沖を含め国内の複数箇所で開発の可能性を検討している。現時点で公表できるものはない」と答えた。

 両社は、促進区域「能代市、三種町および男鹿市沖」、同「由利本荘市沖(北側・南側)」での発電を目指している。3市町沖では最大出力48万キロワット、由利本荘市沖では風力発電事業者ウェンティ・ジャパン(秋田市)と共に最大出力84万キロワットを計画。両促進区域では発電事業者の公募が始まっているが、応募状況は公表されていない。

4445とはずがたり:2021/01/13(水) 00:37:09
昨日(1/12)は風も吹かず太陽も照らずでなかなか大変な東北電力管内だったなあ。。

https://setsuden.nw.tohoku-epco.co.jp/graph.html

太陽に関しては九州・瀬戸内・東海は割りと照ってる筈。

その辺の太陽光発電を関東や北陸・東北辺りの逼迫に活かしたい。

4446とはずがたり:2021/01/13(水) 22:14:59
ツイッター上に表示されるリード文の分は引用してもいいとの事だったので転載。

https://twitter.com/tohazugatali1/status/1349233892067143684
とはずがたり
@tohazugatali1

日本ベネックス、太陽光発電 屋根借り増設 SDGsで需要増
精密板金加工などの日本ベネックス(長崎県諫早市)は、太陽光発電事業を拡大する。関東や近畿で物流拠点の屋根などを借りて太陽光パネルを設置し、発電所を増設する。国は再生可能エネルギーの全量買い取り制度を
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO6481869009102020LX0000

https://twitter.com/tohazugatali1/status/1349233801256321025
とはずがたり
@tohazugatali1
東京建物、全物流施設で太陽光発電 まず13物件
東京建物は開発を手掛ける全ての物流施設に太陽光発電設備を設置する。施設の電力を再生可能エネルギーで賄う。同社が2020年に完成させた埼玉県久喜市の第1号施設を含め、13物件で順次展開する。物流施設開
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ12BR60S1A110C2000000

4447とはずがたり:2021/01/20(水) 20:27:52
https://twitter.com/Knjshiraishi/status/1351766683887624199
Kenji Shiraishi
@Knjshiraishi
これはすごいな。昨年、中国が導入した風力発電、太陽光発電はなんと120 GW。初めて年間導入量が100 GWを突破した。もちろん世界一。日本はここ数年、6 GW/年程度の増加速度。

https://twitter.com/Knjshiraishi/status/1351772050126376960
Kenji Shiraishi
@Knjshiraishi

アメリカは2021年でも風力と太陽光合わせて28 GW/年の追加。蓄電池(おそらく全てリチウムイオンバッテリー)4.3 GWが、蓄電池市場の立ち上がりを知らせている。

4448とはずがたり:2021/01/28(木) 23:24:49

ドイツ石炭発電の雄「大転換」 再生エネ30年に65%
RWE・クレッバー次期社長に聞く 脱炭素で比率3倍
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR1202J0S1A110C2000000?unlock=1
ヨーロッパ
2021年1月28日 11:00 [有料会員限定]

4449とはずがたり:2021/01/29(金) 16:42:35
日本における2050年再エネ100%供給シナリオ
Renewable 100% scenario for Japan in 2050
システム技術研究所
所長 槌屋 治紀
環境経済・政策学会
2018年大会
http://justclimate.jp/wp-content/uploads/2018/09/SEEPS2018Tsuchiya.pdf
2018年9月8日
上智大学

4450とはずがたり:2021/02/02(火) 15:03:40
最近も石炭火発の新規開発(への日本の支援)で一悶着あった越南だが緯度的に太陽光発電には適していて冷房需要に対しても電力不足への効果は大きそうで期待もてそう。

国 太陽光容量 GDP
越 9,000MW 2500億ドル
日 53,370MW 5兆ドル

GDPは20倍だけど太陽光発電は5倍とGDP辺りの容量では大差付けられて負けとう。

今回のうなぎ登り(skyrocketed)前迄の1000GW程度で比べるとこの一年で追い越された計算になる。

また4GWの容量を持つ国で9GWの容量,しかも冷房需要に平行的な電源が得られるのはでかいぞ。

https://twitter.com/kei_sakurai/status/1356451268852469761
Keiichiro SAKURAI
@kei_sakurai
ベトナムで住宅用太陽光が急増、昨年後半で9GWに。
https://pv-tech.org/news/vietnam-rooftop-solar-records-major-boom-as-more-than-9gw-installed-in-2020#.YBjM-0zi35I.twitter
…品質、大丈夫か?


Vietnam rooftop solar records major boom as more than 9GW installed in 2020
By Edgar A. Gunther Jan 06, 2021 2:22 PM GMT
https://www.pv-tech.org/news/vietnam-rooftop-solar-records-major-boom-as-more-than-9gw-installed-in-2020#.YBjM-0zi35I.twitter

Rooftop solar installations skyrocketed in Vietnam last year prior to a hard installation deadline for feed-in tariffs, with more than 9GWp of rooftop solar installed in the country.

Throughout 2020 rooftop solar installations in Vietnam grew by a major 2,435%, rising from a 2019 base of 378MWp to 9.583GWp, spread across almost 102,000 systems.

The growth figures are confirmed by state-owned Vietnam Electricity (EVN), though the numbers have been further revised upward in the past day.

Vietnam rooftop solar installations grew steadily in H1 2020 despite the pandemic and a nationwide lockdown period imposed in the country. Rooftop solar growth continued to accelerate throughout Q3 2020, before skyrocketing in December 2020.

Vietnam’s tremendous rooftop solar market was driven by a second iteration, FIT2 (feed-in tariff) policy paying USD $0.0838 per kWh over a period of 20 years for systems with a Commercial Operation Date of 31 December 2020 at the latest.

The FIT2 was only finalised in early April 2020 after initial expectations were for an extension of the original USD $0.0935 per kWh rooftop solar FIT.

https://www.jepic.or.jp/data/asia06vtnm.html
発電設備容量 4,214万kW(42,140MW)(2016年)
発電電力量 1,770億kWh(2016年)

4451とはずがたり:2021/02/02(火) 16:06:45

昨年の中国の再生可能エネルギー発電量約8・4%増 国家能源局
https://www.afpbb.com/articles/-/3329494
2021年2月2日 13:53 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
新華社
昨年の中国の再生可能エネルギー発電量約8・4%増 国家能源局
青海省海西モンゴル族チベット族自治州ゴルムド市の太陽光発電産業パークの太陽光パネルを点検する作業員(2019年10月31日撮影)。(c)Xinhua News
【2月2日 Xinhua News】中国国家能源(エネルギー)局はこのほど、2020年の再生可能エネルギー発電量が前年比約8・4%増の2兆2148億キロワット時(kWh)だったことを明らかにした。20年末時点の再生可能エネルギー発電設備容量は、前年末を約17・5%上回る9億3400万キロワット(kW)となっている。

 中国の再生可能エネルギー産業は20年、高い利用率を維持した。水力発電については全国の主要流域の発電ロスが約301億kWhで、利用率は前年を0・73ポイント上回る約96・61%だった。風力エネルギーの発電ロスは約166億kWhで、平均利用率は前年を1ポイント上回る97%に達した。太陽エネルギーの発電ロスは52億6千万kWhで、平均利用率は98%となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News

4452とはずがたり:2021/02/02(火) 16:23:05
>>4450

国 太陽光容量 GDP  GW/兆ドルGDP
越 9,000MW 2500億ドル 36.0①
日 53,370MW 5兆ドル  10.67③
中 240,000MW 13.6兆ドル 17.65②

中国の発電力、「太陽光」が風力抜き3位に躍進
設備容量16%増加、電力供給の安定維持が課題
財新 Biz&Tech
https://toyokeizai.net/articles/-/397254
2021/01/04 21:00

任氏によれば、中国では2020年に約3500万kWの太陽光発電設備が新規導入される見通しで、8年連続で世界一となる。その結果、総設備容量は年末までに2億4000万kWとなり、前年比16.2%増加するという。

4453とはずがたり:2021/02/02(火) 16:26:43
>青海省や山東省では、昼間は電力が余っているのに夕方以降は足りなくなる現象が生じており、
中国も東西に広いんだし電力融通する仕組みがあればいいね。送電罔の整備が必要だがまああっという間にやってのけそう。。

中国の発電力、「太陽光」が風力抜き3位に躍進
設備容量16%増加、電力供給の安定維持が課題
https://toyokeizai.net/articles/-/397254
財新 Biz&Tech
2021/01/04 21:00

「太陽光発電の設備容量は2020年末に風力発電を抜き、中国で第3位の電力供給源になる」──。

中国のエネルギー政策を所管する国家能源局で新エネルギー・再生可能エネルギーの担当部局の副局長を務める任育之氏は、2020年12月10日、浙江省で開催された太陽光発電業界のフォーラムでそう明らかにした。

2020年10月末の時点で、中国国内の発電設備の総容量は21億キロワット(kW)に達している。内訳は1位の石炭火力発電が10億7000万kW、2位の水力発電が3億7000万kW、風力発電と太陽光発電はどちらも2億3000万kWで拮抗している。

任氏によれば、中国では2020年に約3500万kWの太陽光発電設備が新規導入される見通しで、8年連続で世界一となる。その結果、総設備容量は年末までに2億4000万kWとなり、前年比16.2%増加するという。

1000万kW級の大規模発電所を多数建設
さらに任氏は、中国政府の第14次5カ年計画(訳注:2021〜2025年の中期政策大綱)の期間に導入される太陽光発電の設備容量が、前期の第13次5カ年計画(2016年〜2020年)をはるかに上回るとの予想を示した。

中国の東北地方、華北地方、西北地方、西南地方を中心に、1000万kW級の大規模太陽光発電所を多数建設。と同時に、その他の地方でも建設コストが安い100万kW級の太陽光発電所の新設を促進するという。

なお、太陽光発電関連の業界団体の中国光伏行業協会では、第14次5カ年計画の期間に新規導入される太陽光発電の設備容量を年平均7000万〜9000万kWと予想している。

一方、太陽光発電の急拡大の裏で新たな課題も生じている。夜間は発電できず、日中も天候により大きく変動する太陽光発電を、電力供給の安定を維持しながら既存の電力網にいかにスムーズに組み入れるかだ。

例えば太陽光発電が盛んな青海省や山東省では、昼間は電力が余っているのに夕方以降は足りなくなる現象が生じており、(その他の電源と組み合わせた)電力供給調整の難しさが露呈している。国家能源局の任氏は、この問題を解決するために「さらなる研究が必要だ」と語った。

(財新記者:陳雪婉)
※原文の配信は2020年12月11日

4454とはずがたり:2021/02/02(火) 16:56:01
これも中国の一人勝ちだなあ・・

太陽光発電ランキング
ソーラーパネルメーカーシェア比較
http://standard-project.net/solar/maker/

4455とはずがたり:2021/02/04(木) 23:07:44
Fraunhoferがリチウムイオン充電池の10倍のエネルギー密度で水素を蓄えられる素材を開発
https://jp.techcrunch.com/2021/02/04/fraunhofer-powerpaste-packs-hydrogen-safe/
2021年2月04日 by Engadget Japanese (@engadgetjp)

独Fraunhofer研究所が、リチウムイオン充電池の10倍のエネルギー密度で水素を蓄えられ、圧力容器も不要という歯磨き粉状の素材「Powerpaste」を開発したと発表しました。

水素燃料電池車が使う水素は、圧力容器に35MPa(約345気圧)という高圧で圧縮して貯蔵され、使用されます。しかしこのタンクは大柄で重く、電動バイクやスクーターの水素燃料電池に利用するには不都合となります。Fraunhoferの研究者らは、この問題を解決するため水素化マグネシウムを使って水素を化学的に保存し、必要なときにすぐに放出可能とする安全な方法を作り上げました。

マグネシウムの粉末は約350°C、大気圧の5?6倍のプロセスで水素と結合し、水素化マグネシウムになります。そこにエステルと金属塩を加えれば、カートリッジ型の容器に入れられる、歯磨き粉のようなペーストになります。

Powerpasteは、温度環境が250℃までの状態で安定して使え、同じ重さのリチウムイオン電池の10倍のエネルギーを蓄えられるとしています。具体的にわかる比較の仕方で言えば、ガソリン車を超える航続距離を実現できるほどのエネルギーを蓄えられるということです。

ペーストからエネルギーを取り出すには、必要な量のペーストをチャンバーに押し出し、制御した状態で水と反応させ水素を放出させます。そこから先は通常の燃料電池車と同じ。なぜここまでのエネルギー密度を取り出せるのかと言えば、最終的にエネルギーに変換される水素のおよそ半分がペーストと反応させるための水からも供給されるから。

Fraunhoferは、このPowerpasteを燃料電池式の電動バイクやスクーターに採用する場合、Powerpaste充填済みのカートリッジをステーションで交換する仕組みを想定しています。そうすることでまるでカセットコンロのボンベを交換するように、安全かつ即座に走行を続けることが可能になります。電動スクーターのように充電するための場所を探したり、電気自動車のように充電器の順番を待つことはありません。

またカートリッジ式にすることで、カセットボンベ式草刈り機や発電機といった別の用途へのエネルギー供給にも利用の幅が拡大できる可能性があります。カートリッジの重量にもよるものの、たとえば大型のドローンなんかにも使えるかもしれません。

一方、バイクよりも搭載スペースが大きく取れる乗用車や大型トラックなどにPowerpasteを使うことを考えると、カートリッジ式にするよりもペーストそのものを車体が備えるタンクに充填する方が簡単になる可能性もあります。この場合も比較的安価な機材を揃えるだけで、ペーストの交換が可能になるとのこと。高圧水素ガスを直接扱うよりも安全なのは言うまでもありません。

Fraunhoferは業界内でのパイロットプログラムのために年間4トンの生産能力を持つ製造設備をすでに建設中とのことです。

さて、いいことばかりのように思えるこのペースト状の水素燃料ですが、本当にそれが効率的かどうかは、おそらく大きな熱エネルギーを必要とする、Powerpaste製造時のエネルギー効率がどれぐらいかにもよるかもしれません。

また水素を取り出した後のマグネシウムをどう処理するのかはリリースには記されておらず、そのまま水素化マグネシウムとしてリサイクルできるのか、はたまた極端な話使い捨てになるのかで、全体的な効率は大きく変わってくるはずです。またペーストやカートリッジのステーションまでの輸送にかかるコストなども、厳密には考慮しなければならないはずです。

もし、Powerpasteが太陽光などクリーンエネルギーのみで製造、リサイクルでき、そして既存のガソリンスタンドなどで豊富にかつ安価に販売できるのなら、われわれにとっても安全かつ理解しやすい便利な次世代燃料として普及していくのかもしれません。

(Engadget日本版より転載)

4456とはずがたり:2021/02/14(日) 20:54:50
東電RP、ノルウェーで浮体式洋上風力実証に参画
https://www.denkishimbun.com/archives/106153
2021/02/05 1面
◆テトラ・スパー型採用
 東京電力リニューアブルパワー(RP)は4日、ノルウェーで計画されている浮体式洋上風力発電の実証に参画したと発表した。組み立て時の特殊な溶接などが不要で、地域のサプライチェーンを構築しやすい「テトラ・スパー型」を採用。3600キロワットの風車1基を今夏から3〜5年間運転し、商用化に向けた課題を抽出する。東電RPは実証の結果を踏まえ、2020年代後半にも日本国内で浮体式の大規模ウインドファーム構築を目指す。
 今回の実証はRWEリニューアブルズ、シェル・ニューエナジーズ、スティースダル・オフショア・テクノロジーズ(SOT)が共同で進めていたプロジェクト。3社の出資でデンマークに設立したテトラ・スパー・デモンストレーター(TSD)が事業主体となっており、東電RPが30%を出資した。

4457とはずがたり:2021/03/09(火) 11:28:39

世界各国の最安電源は再生可能エネに移行しつつあるという話し

米国36ドル…再エネ
中国33ドル…再エネ
英国42ドル…再エネ
日本74ドル…石炭

これは可成りやばいよ。

日経の記事だと再エネが最安電源の国は米墨加に加え,南米の殆ど・豪州・中印・サウジ・エジプト・仏独西伊など欧州の可成りの国など。

石炭は日韓の他,ASEANの多くの国,天然ガスがロシアとなっている。

緑の世界と黒い日本 「再生エネが最安」電源の主流に
第4の革命・カーボンゼロ 大電化時代(1)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR17EWR0X10C21A2000000/?unlock=1
2021年3月1日 0:00 [有料会員限定]

https://twitter.com/hiromichimizuno/status/1368359674265825281
HIRO MIZUNO
@hiromichimizuno
再エネ対石炭火力の話と電気自動車対ガソリンエンジンの話はとても似ている。どちらも環境問題が発端ではあるが、ある日を境に経済的にも優位になり、二つの力が合わさって爆発的に普及する。そして転換に遅れた国には、国際的に環境問題で非難され、さらには経済競争力も失うという結果が待っている。

さらにESG投資という資本の潮流が加わると、国際的な資金獲得競争も不利という三重苦になるリスクがある。と何年も前から指摘してきました。残念ながらそのリスクはいまだに高いですが、GPIFが分析したように脱炭素は日本企業が強みを生かすチャンスなので、内向きにならずせめてほしいと思います。

4458荷主研究者:2021/03/13(土) 21:21:16
写真に写るJOTのISOタンクコンテナが気になる…

https://kahoku.news/articles/20210126khn000049.html
2021年01月27日 06:00 河北新報
HISバイオマス発電所が運転開始 パーム油が燃料「地元産業へ貢献目指す」 宮城・角田

http://tohazugatali.web.fc2.com/epower/20210127kahoku03.JPG
営業運転を開始したHIS角田バイオマスパーク

 旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)関連会社のHISスーパー電力(東京)が宮城県角田市梶賀に整備したバイオマス発電所が完成し、営業運転を開始した。出力4万1100キロワットで、東南アジアから輸送したパーム油を燃料に発電する。

 発電所の名称は「HIS角田バイオマスパーク」で、施設が20日に同社へ引き渡された。敷地面積は1万8170平方メートル。ディーゼルエンジン発電機4台が稼働するほか、排熱を用いて蒸気タービンでも発電する。推定年間発電量は、一般家庭9万2000世帯分に当たる350ギガワット時。全量を東北電力に売電する。

 使用するパーム油は、マレーシアやインドネシア産のアブラヤシ由来。同社は環境保全などを目的に、国際的な非営利組織「持続可能なパーム油のための円卓会議」(RSPO)の認証を得たパーム油を調達する方針を掲げる。

 発電所は2017年8月に着工し、昨年秋に試運転を始めた。同社の担当者は「運転を徐々に始めたばかりの段階だが、ゆくゆくは排熱を利用して地元産業への貢献を目指したい」と話す。

 同社は、HISが再生可能エネルギー発電事業の実施を目的に、テーマパーク運営子会社ハウステンボス(長崎県佐世保市)と共同で17年に設立した。

4459名無しさん:2021/03/15(月) 14:29:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d8e6778df4eed0c8a6a78fe4695081740e0ecf8
菅さん支える自民議員も声援、党派超え続く異彩の勉強会 国会で10年「まともなエネルギー政策を」
3/15(月) 7:00配信
withnews
菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」やNTTによる総務省幹部への接待問題をめぐる問題で、新年度予算案を審議している国会は与野党の対決色が強まっています。そうしたなか、次世代の可能性を摘まないようにするための、与野党を超えた連携プレーも――。朝日新聞政治部(前・新聞労連委員長)の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。

「捏造バッシング」を乗り越えて
3月8日は国際女性デー。1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に制定された記念日です。今年のテーマは「リーダーシップを発揮する女性たち:コロナ禍の世界で平等な未来を実現する」。新型コロナ禍で、ニュージーランドなどの女性リーダーが評価される一方、家庭内暴力の増加や失業、貧困に苦しむ女性が増加している実態を念頭においたものでした。

ジェンダーギャップ指数で153カ国中121位に低迷する大きな要因となっている日本の国会でも、森喜朗元首相の女性差別発言も後押しとなって、今年は男女格差に向き合う論戦が活発です。

菅さんも出席した3月8日の参院予算委員会では、「イコール・ペイ・デー(同じ賃金を手にする日)」が取り上げられました。男性が「12月31日」までの1年間で得る賃金を、女性が翌年まで働いてようやく同額となる日のことで、男女の賃金格差を可視化する取り組みです。

・1990年……8月29日(男性と比べて余計に働くことが必要な日数240.99日)
・2000年……7月19日(同200.04日)
・2005年……6月25日(同175.22日)
・2010年……6月8日(同158.17日)
・2015年……5月21日(同140.48日)
・2020年……5月6日(同126.51日)
※「日本BPW連合会」まとめ

この30年間で徐々に差が縮まっているとはいえ、いまなお、1年間の3分の1にあたる日数を男性より多く働かなければ同じ賃金に追いつかないという格差があります。菅さんは昨年9月の自民党総裁選では「約400万人の(雇用を)増やすことができ、そのうち330万人の方が女性だ」と安倍政権時代の成果を誇っていましたが、その内実は非正規が多く、コロナの影響が直撃しました。菅さんも最近は「特に女性の自殺者が増えていることに大変心を痛めており、対策が急務」と語るようになり、就業支援の対象として「女性の非正規」に言及しています。

ジェンダーギャップは、女性の人権を脅かしています。全国の女性の新聞記者が緩やかに連帯し、国際女性デーの企画を展開しましたが、「徳島新聞」では、2011年の東日本大震災の発生直後に「東日本大震災女性支援ネットワーク」を全国の仲間と立ち上げた「ウィメンズネットこうべ」代表の正井禮子さんのインタビューが載っていました(3月7日付朝刊)。

その内容は、男性中心でつくられた社会のなかで、多くの女性が被害すら言い出せず、苦しんできた歴史です。1995年の阪神・淡路大震災のときに、避難所や仮設住宅で遭った性暴力被害に関する相談が寄せられた正井さんは、被害者に代わって被害を訴えましたが、一部の雑誌から「被災地レイプ伝説」などという心ないバッシングを浴びせられました。「そんなことはありえない」「捏造だ」という言説が支配したのです。そうした状況を乗り越えながら、東日本大震災のときには、深刻な被害実態を報告する「災害・復興時における女性と子どもへの暴力に関する調査報告書」をまとめ、その成果が、近年の性暴力撲滅の機運のなかで、女性の人権に配慮した防災のあり方を考える上でのヒントとして広がっています。

正井さんはインタビューの中でこう語っていました。

「非常時、急に男女共同参画は実現できない。国は発災後に男女共同参画の視点を採り入れた避難所運営を促す通達を出したが、実行できたところはわずか4.5%だった。災害時はより立場の弱い女性にしわ寄せがいく。平時から、男女格差のない社会づくりが求められる」

4460名無しさん:2021/03/15(月) 14:30:19
>>4459

木曜早朝の超党派勉強会
さて、3月11日の木曜日。東日本大震災・東京電力福島第一原発事故から10年を迎えました。発災した午後2時46分。私は10年前と同じ衆院本館2Fの廊下で手を合わせました。

新聞記者の駆け出しを過ごした東北の人たちの人生や思い出の土地を一変させた悲しみ。発災後の国会で、復興やエネルギー政策の見直しの議論が常に政局に絡め取られ、政治記者として振り回されていった苦痛や無力感。

そうした当時、異彩を放っていた勉強会が、この日の朝も、衆院第一議員会館424号室を拠点に開かれていました。

原発ゼロ社会に向けて超党派で活動する「原発ゼロの会」です。

緊急事態宣言下のため、オンラインで開催され、資源エネルギー庁や東京電力の担当者から第一原発の廃炉に向けた中長期ロードマップの進捗状況について説明を受け、意見交換をしました。

「ゼロの会」の発足は2012年。前年の通常国会で、風力や太陽光などの再生可能エネルギーの普及を促すため、固定価格買い取り制度を導入する特別措置法の成立が危ぶまれた際、200人を超す国会議員の署名を集め、各党執行部を後押ししたメンバーが中心となって結成されました。発起人となった自民党の河野太郎さん、立憲民主党の近藤昭一さんが共同代表(閣内にいる河野さんは現在休会中)。自民、立憲、共産、国民民主、社民各党の国会議員約100人が会員に名前を連ね、国会開会中は毎週木曜日の午前7時15分からヒアリングなどを重ねてきました。午前7時15分開始なのは、午前8時から始まる各党の部会の前に実施するためです。

2012年には全国の原発の危険度ランキングをまとめ、廃炉に向けた法整備や立地自治体対策を提言。2016年にも日印原子力協定を批判する談話を発表するなどの活動を行ってきていました。

事務局長を務めるのは、424号室の主である立憲の阿部知子さんです。

結成当初、「原発ゼロを求める国民の、国政における受け皿を作り、原子力政策の転換につなげたい」という思いを語り、3・11後の最初の衆院選となった2012年衆院選では、脚本家の倉本聰さんの発案でロゴマークも作り、国会勢力の過半数確保をめざしていました。しかし、原発推進派が多い自民党が圧勝した結果、衆参両院で94人いた会員が48人にほぼ半減した時期も。阿部さん自身も野党再編のなかで、社民党→日本未来の党→みどりの風→無所属→民主党→民進党→立憲民主党と、所属政党が変わり苦労してきました。

「原発ゼロ」に慎重な最近の野党幹部の発言には苦笑いを浮かべましたが、一連の活動には、手応えを口にしました。

「やっぱりやり続けてきたことには意味があると思う。超党派の議員が、有識者と一緒になって、まともなエネルギー政策を論じる場として集まり、まともな行政になるよう、チェックや働きかけをしてきた。『ゼロの会』で出した危険度ランキングを政府も採り入れて、廃炉にしているものもある。また、『ゼロの会』があることで再生エネを後押ししていて、自民党や政府内も含めて、規制改革など、それぞれの領分で頑張っている。継続は力。いまはちょうどせめぎ合いの時期かな」

4461名無しさん:2021/03/15(月) 14:30:45
>>4460

再生エネ批判をはね返した連携
手応えの一つが、この冬、電力の市場価格が長期間高騰して、再生エネを担う新電力の経営が苦しくなっていたときの対応です。

電力需給も逼迫し、経済産業省から当初、「太陽光などの再生エネの発電量が低下」と再生エネに責任があるかのような説明がなされ、一部メディアも「再生エネの弱点を改めて浮き彫りにした」「出力が安定している原発の活用が不可欠だ」などと原発回帰の論調を打ち出していました。再生エネ推進にとって大きな逆風でした。

「新電力は、市民の皆さんが出資しながら、地産地消など顔が見える電気をなんとか届けたいという志や理念を持って仕事をしている。本当に再生エネをたくさんいれて、新しい脱炭素社会をつくっていこうとするなら、ここでこういう企業をつぶしちゃいけない。そういう視点に立って、支援をしてもらいたい」

3月1日の衆院予算委員会。経済産業相の梶山弘志さんに対応を促す立憲の山崎誠さんに、真後ろの席から「いい質問だ」「頑張れ」とある自民党議員が声援を送っていました。秋本真利さんです。菅さんを支える議員が集まる「ガネーシャの会」のメンバーでもあります。

2012年12月の衆院選で初当選して以来、「原発ゼロの会」の会員である秋本さんは、昨年12月、『自民党発!「原発のない国へ」宣言2050年カーボンニュートラル実現に向けて』を出版しました。

今回の事態でも新電力潰しにつながらないよう、いち早く国会で取り上げ、菅さんが出席した2月8日の衆院予算委で検証と対策を迫る質疑を行い、河野さんに検証を約束させていました。その質疑の内容を、「ゼロの会」のメンバーでも共有し、連携したのです。

特に、国民民主党から合流した立憲の議員が「一部の新電力は転売屋だという怒りの声がある。安易に救済するのが本当にいいのか」という質問を予算委でしていたこともあり、秋本さんは「逆じゃないの?別の立憲の人がきちっと質問をした方がいいですよ」と助言したのです。

秋本さんは、自民党内でも、新電力批判の言説に対して、説得を重ねてきていました。

「新電力が問題だというけど、私たちがつくった法律によって、FIT(再生エネの固定価格買取制度)の特定卸供給は、100%市場連動でないと電力を買えない仕組みになっている。それ以外の取引が認められていないから、リスクヘッジしろといっても、どうやってするの?」

「それは初めて聞いた」

そのように誤解を解きほぐしながら、「株式市場などと違って、電力市場はまだできたばかりだから、制度に不備があるのは仕方がない面がある。予期せぬ落とし穴におちて、大けがをしているときは、制度上の不備があってプレーさせている為政者側に責任があるのだから、救済すべきではないか」と説いています。

この夏には、2050年の脱炭素社会に向けて、将来の電源構成を決める「エネルギー基本計画」の改定が控えています。3月11日夜、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」と「Choose Life Project」のコラボ企画「原発事故から10年 エネルギーの未来を決めるのは誰なのか?」に山崎さんと出演した秋本さんは、一緒に議論した大学生たちにこう誓いました。

「我が党のなかでも『原発は一番安いエネルギーだろ』『再エネより安いだろ』と言われるが、3・11の後の社会的費用を含んでいなくても、原発の発電コストは(1kWhあたり)10円を切ってこない。再生エネが一番安い電源であることは間違いない。多くの人に共感してもらうというなかでは、何か一つのテーマだけで口説き落とそうと思っても難しいので、コストだったり、環境負荷だったり、しっかり科学的にエビデンスをもって議論をして、責任を持ってとりくんでいきたい。ぜひそうした政治にしていきたい」

4462名無しさん:2021/03/15(月) 14:32:01
>>4461

「連帯こそ社会を変える原動力」
秋本さんは2014年4月、トルコとアラブ首長国連邦(UAE)に原発を輸出できるようにする原子力協定の衆院本会議での採決で退席し、一時期は自民党公認を外される寸前の状況にまで追い込まれたこともあったといいます。

その話を聞いたとき、「よく乗り越えて、原発ゼロの旗を降ろさずに活動を続けているな」と思うと同時に、この10年間の国会は、3・11後の新しいエネルギー社会を構想する人材を送り込むことに苦しんだ期間のように感じられました。女性議員の比率が低いことが指摘され続けても、「現職議員(支部長)がいるので空きがない」といってなかなか進まないジェンダーギャップの問題にも重なります。おじさん中心の執行部に選ばれた候補者だけでなく、時宜にかなった人材を有権者が選べるような選挙システムへの改善や、挑戦者を支えるネットワークづくりが必要です。

国際女性デー、3・11と続いた週末の3月13日夜。坂本龍一さんやGotchの後藤正文さんが中心となり、震災(Disaster)から10年(Decade)という節目に、「民主主義(Democracy)」「対話(Dialogue)」「社会の分断(Division)」など、さまざまな「D」をテーマに過去と向き合い、未来を志向するためのムーブメントである「D2021」のライブ配信がありました。大学院生の町田彩夏さんのスピーチが印象的でした。

「私たちが声を上げてきた歴史は常にバックラッシュとの闘いの歴史でもありました。どれだけ根拠を明確に論理的に説明しても『あなたの態度が悪いから』と聞く耳を持たない人がいました。冷静にまっとうに指摘しているだけなのに『怒っているみたいで余裕がなさそう』と揶揄してくる人たちがいました。そのたびに感じた、打ちのめされるような悔しさと絶望にも似た憤り。胸の内にともるそれらを消さないために、大きな力となったのは、皆さんの連帯でした。おかしいなと思ったら、その言葉をのみこまずに、おかしいと指摘すること。そして声をあげた人を決して一人にはしないこと。連帯こそ、社会を変える原動力であるということです」

     ◇

〈金曜日の永田町〉朝日新聞政治部の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。(https://withnews.jp/articles/series/94/1https://withnews.jp/articles/series/94/1

     ◇

《来週の永田町》
3月15日(月)菅首相が出席した参院予算委員会の集中審議。総務省幹部への接待問題で、NTTと東北新社の社長が出席

     ◇

南彰(みなみ・あきら)1979年生まれ。2002年、朝日新聞社に入社。仙台、千葉総局などを経て、08年から東京政治部・大阪社会部で政治取材を担当している。18年9月から20年9月まで全国の新聞・通信社の労働組合でつくる新聞労連に出向し、委員長を務めた。現在、政治部に復帰し、国会担当キャップを務める。著書に『報道事変 なぜこの国では自由に質問できなくなったのか』『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す』(朝日新書)、共著に『安倍政治100のファクトチェック』『ルポ橋下徹』『権力の「背信」「森友・加計学園問題」スクープの現場』など。

4463荷主研究者:2021/03/21(日) 22:36:10

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHD2467H0U1A220C2000000/
2021年2月24日 17:24 日本経済新聞 関西
岩谷産業、北海道で水素製造を検討 褐炭から

4464名無しさん:2021/03/26(金) 17:35:54
電力・発電・原子力スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/5921

5921 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2021/03/26(金) 17:35:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/721e9c0798097ff43392dc8076dc1afc1b44b42f
電気料金1000円超値上げ 再生可能エネルギー普及へ
3/25(木) 12:42配信
フジテレビ系(FNN)
太陽光や風力など、再生可能エネルギーの普及のため、家庭の電気料金に上乗せされる負担額が、2021年度は1,000円以上値上がりして、初めて年間1万円を超える。

再生可能エネルギーから作られた電力は、大手電力会社が買い取り、その費用の多くが電気料金に上乗せされて国民が負担する仕組みとなっている。

経済産業省によると、2021年度の買い取り費用は、全体でおよそ3兆8,000億円で、標準的な家庭の場合、年間の負担額は1,188円値上がりし、1万476円となり、初めて1万円を超える。

政府は、再生可能エネルギーの導入を拡大していく方針で、今後、国民負担が増加する可能性もある。

4465とはずがたり:2021/03/26(金) 18:47:30

東ソー 周南市で自家発バイオマス燃料使用の協定締結
https://chemical-news.com/2021/01/29/%E6%9D%B1%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%80%80%E5%91%A8%E5%8D%97%E5%B8%82%E3%81%A7%E8%87%AA%E5%AE%B6%E7%99%BA%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%9E%E3%82%B9%E7%87%83%E6%96%99%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%AE%E5%8D%94/
東ソー , 山口県周南市 , 和泉産業 , 東ソー南陽事業所 , 周南市公共施設発生樹木のバイオマス燃料製造及び自家発電所燃料使用に関する協定書
2021年1月29日

 東ソーは28日、山口県周南市と同市にある和泉産業との間で、公共施設から発生する剪定樹木を、東ソー南陽事業所の自家発電所用燃料として利用することについて、「周南市公共施設発生樹木のバイオマス燃料製造及び自家発電所燃料使用に関する協定書」を締結したと発表した。今年4月1日から開始される。

 具体的には、同協定に基づき、和泉産業は周南市内の公共施設から発生する剪定樹木を同社の周南バイオマスセンターで破砕・チップ化し、東ソーへの輸送を行う。一方、東ソーは木質バイオマス燃料である同チップを自家発電所で石炭と混焼することにより、CO2量で年間100t前後、温室効果ガス(GHG)排出量の削減を進めていく。

 東ソーは、気候変動問題に関わる課題として、GHG排出量削減への取り組みが事業の中長期的な成長に繋がると考えており、今後も引き続き、エネルギー使用の効率化、GHG排出量の削減、CO2の分離回収・原料化による有効利用に向けた技術開発を推進していくことで、持続可能な社会の実現に貢献していく考えだ。

4466とはずがたり:2021/03/28(日) 18:59:45

こいつ再エネ利権漁ってるだけやん。

脱原発テーマ講演、原発に触れず
自民党議員、地元県連に配慮
https://this.kiji.is/748843578775601152
2021/3/28 18:56 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 事前の告知で「脱原発」をテーマとしていた自民党の秋本真利衆院議員=千葉9区=の講演会が28日、水戸市で開かれたが、秋本氏は講演で原発について触れなかった。日本原子力発電東海第2原発が地元にある自民党茨城県連が「反党行為」と反発しており、配慮した格好だ。

 秋本氏は核燃料サイクルの問題点を追及するなど脱原発派とされ、著書「自民党発!『原発のない国へ』宣言」を出版。記念講演として市民団体が主催した。ただ秋本氏は再生可能エネルギーの優位性についての説明に終始、「再エネ利用で他の全てのエネルギー利用はフェードアウトしていくだろう」と述べるにとどめた。

4467とはずがたり:2021/03/28(日) 19:11:26

責任の所在、健康への懸念…洋上風力へ質問や意見 由利本荘
https://www.sakigake.jp/news/article/20210131AK0021/
会員向け記事 2021年1月31日 掲載

 秋田県由利本荘市沖で計画されている洋上風力発電事業に関する県の出前講座が30日、同市のボートプラザアクアパルで開かれた。市民ら約90人が参加し、担当者に事業に対する質問や意見をぶつけた。

 出前講座は、事業に反対する「由利本荘・にかほ市の風力発電を考える会」(佐々木憲雄代表)と「AKITAあきた風力発電に反対する県民の会」(金森信芳代表)が昨年11月に続いて開催。県資源エネルギー産業課の担当者3人を招き、事前に伝えていた質問への回答に対して参加者が質疑した。

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(全文 607 文字 / 残り 376 文字)

4468とはずがたり:2021/03/31(水) 12:51:15
24h営業のセブンに対して太陽光発電所建設だけで再生可能電力で同時同量の供給は出来ないんだけど蓄電するのか風力発電なんかと組み合わせるのか?蓄電なら兎も角,それ以外で発電総量で帳尻併せるだけ(異時総量!?)なら意義減るよねえ。

NTT、セブンに再生エネ電力 脱炭素へ20年の長期契約
2021年3月30日 18:00 (2021年3月31日 5:10更新) [有料会員限定]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ251WN0V20C21A3000000/?unlock=1

4469とはずがたり:2021/04/06(火) 11:11:34
追尾型とはなかなか。

https://twitter.com/ELECTRICDADDY/status/1379017837885366274
鈎 裕之
@ELECTRICDADDY
【熊本日日新聞】太陽光施設「撤去を」 菊池市、住民が抗議看板設置
https://kumanichi.com/news/id178399
←このタワー型追尾式ソーラー、斜面に当たった風が吹きあがることでパネル架台と支柱の接合部にストレスが集中するでしょう
午後7:27 ・ 2021年4月5日


太陽光施設「撤去を」 菊池市、住民が抗議看板設置
熊本日日新聞 | 2021年04月03日 21:41
https://kumanichi.com/news/id178399

 熊本県菊池市迫間地区に民間企業が建設中の太陽追尾型発電施設について、危険性などを訴えている周辺住民が2日夕、全面撤去を求める大型看板を施設...

4470とはずがたり:2021/04/07(水) 00:12:58

貯水量に応じて水位が上下したり大雨で材木が流入してきたりと色々課題はある(溜め池発電で発火した事もあったし)けど日本でもダム湖に太陽光パネル敷いたりしても良さそうだと思ってる。

農業用水だと日が照る昼間に重点的に喞筒動かしたりすればなお効果あるよなぁ。

用水路をソーラーパネルで覆うと、発電効率が高まる以上の効果がある:米国での研究結果から明らかに
https://www.sankei.com/wired/news/210403/wir2104030002-n1.html
2021.4.3 17:00WIRED
WIRED

 米国のカリフォルニア州に広がる約6,000km以上もの水路網をソーラーパネルで覆えば、効率よく電力を得られるだけでなく、さまざまな効果が見込めるかもしれない--。そんな研究結果を米大学のチームが公表した。あくまで概念実証の段階だが、果たしてその“皮算用”の結果とは?

ピーナツバターとジャム、ダリル・ホールとジョン・オーツ。そしていま、新たな“スーパーコンビ”が生まれようとしている。太陽光発電のパネルと用水路という組み合わせだ。

用水路は、そのままでは水がどんどん蒸発していく。そこにソーラーパネルの覆いを付ければ、蒸発を防ぐだけでなく、発電までできてしまう。うまくいくか試してみるだけの価値はあるだろう。

そこでカリフォルニア州の科学者たちは、州内の水路すべてにソーラーパネルを取り付けるとどうなるかを試算した。カリフォルニア州にある水路網は、有名なカリフォルニア上水路を含め、総延長が4,000マイル(約6,437km)にも上る。

科学誌『Nature Sustainability』に掲載された論文によると、すべての水路を覆えば年間630億ガロン(約2,385億リットル)の水の蒸発を防げるだけでなく、13ギガワットの電力を得られる。州政府は2030年までの脱炭素化という目標を掲げているが、13ギガワットは目標達成に必要な再生可能エネルギーの新設容量の約半分に相当する。

発電効率の向上だけではない

カリフォルニア州の水路網は世界最大規模で、570万エーカーの農地に水を提供し、3,500万人の生活を支えている。カリフォルニアの降水量の75%は州の北部3分の1に集中しているが、都市や農地の80%は残り3分の2の地域に点在する。

上りの傾斜面で水を運ぶにはポンプが必要になり、水路網の電力使用量は単一機構としては州内最大となっている。そしてソーラーパネルで発電した電力があれば、水の移動にも利用できるのだ。

論文の筆頭著者で環境エンジニアのブランディ・マックインは、「水路をソーラーパネルで覆えば、自然や農業用地を損なわずに水の蒸発を減らし、同時に再生可能エネルギーによる電力を得ることができます。ほかにも利点があります」と語る。

太陽光発電では、パネルの温度が上がると発電効率が下がる。ソーラーパネルに太陽の光子が当たるとそのエネルギーで電子が移動して電気が流れるが、パネルが熱くなりすぎると光子が当たる前に電子の動きが活性化されてしまい、発電量が落ちてしまうからだ。

そこで水路を覆うようなかたちでパネルを設置すれば、水がパネルを冷却してくれる。カリフォルニア大学マーセド校とカリフォルニア大学サンタクルーズ校に籍を置くマックインは、「パネルの影のおかげで水草が増えることを防げます。水草のせいで水路の補修が必要になることがよくあるのです」とも説明する。

エンジニアリングも特に複雑ではなく、水路の上に鉄のトラスをかぶせて、ソーラーパネルで覆うだけだ。インドではソーラーパネルを取り付けた水路が実際に試験運用されており、25マイル(約40km)相当の設置コストは推定1,400万ドル(約15億2,300万円)とされる。

大気汚染の軽減につながる?

とはいえ今回の論文は、いますぐカリフォルニアの水路すべてを太陽光発電の設備で覆うよう求めているわけではない。論文の著者のひとりであるカリフォルニア大学マーセド校のロジャー・ベールスは、「エンジニアリングや具体的な構想の提案はしていません。あくまで実現可能性の研究であり、デモプロジェクトの実施検討という次の段階に進むための概念実証なのです」と語る。「それでも州と地方の両方が、かなりの量の電力を得られると考えています」

4471とはずがたり:2021/04/07(水) 00:13:16
>>4470
マックインとベールスたちは、さまざまなモデルを組み合わせてシミュレーションを試みた。水路からの水の蒸発量については、水文モデルだけでなく、気候モデルから導き出した向こう数年間の気温の上昇を織り込んで計算している。また、発電量は水によるソーラーパネルの冷却効果も含めて考えている。

こうして最終的に年間630億ガロン(約2,385億リットル)の蒸発を防げるという数字が出たわけだが、効果はそれだけにとどまらない。

例えば、農業生産者の多くは、水路から農地まで水を運ぶポンプをディーゼル発電機で発電した電力で動かしている。これを太陽光発電でまかなえれば、二酸化炭素の排出量削減と大気汚染の軽減につながるだろう。ベールスは「経済的なコストだけでなく、社会的な利益という側面もあります」と言う。

数字に現れないもうひとつの利点として、農地や自然生息地を大規模な太陽光発電設備に転換しなくても、太陽光発電の量を増やせる点が挙げられる。それに水路の周辺は、すでに土地開発が進んでいる。


仮に自宅にソーラーパネルを設置するとしよう。「庭の芝生を刈って場所をつくらなくても、屋根の上に設置できますよね」と、カリフォルニア大学バークレー校の法学部で水資源政策を研究するマイケル・キパルスキーは指摘する。「つまり、すでに開発されたものから新たな利益を得られるようにするのです」

EVへの電力供給にも役立つ可能性

水路をソーラーパネルで覆うことは、将来の電気自動車(EV)の普及に向けた施策にも役立つ可能性がある。カリフォルニア上水路はカリフォルニア州を南北にまたがる州間高速道路5号線に沿って走っており、将来的にガソリンスタンドをEV用の充電スタンドにつくり替えるときは、近くの用水路のソーラーパネルから電力を供給することもできる。

また、気候変動対策にもなる。キパルスキーは「わたしたちの歴史をかたちづくってきた干ばつは、今後も必ず起こります。そして気候変動の影響で、より頻繁かつ深刻になっていくはずです」と指摘する。平均気温が上昇すれば水路から蒸発する水の量は増えるが、覆いをつければこれをある程度は防ぐことができる。

今回の論文はカリフォルニア州の用水路を対象とした研究だが、マックインは同様のモデルはその他の地域にも適用できると説明する。「干ばつが頻発する場所で開放型の水路があるなら、検討する価値はあります」

これには、さらなる温暖化が見込まれる南西部の州や、テキサス州なども含まれる。特にテキサスでは予想外の寒波による大停電が起きたばかりで、電力供給システムを根本から見直す必要に迫られている。

生態系への影響や維持コストの課題も

もちろん、こうした大規模なインフラプロジェクトには複数の問題もある。例えば、水鳥などの野生生物に影響を及ぼす可能性が指摘されている。カリフォルニアは過去100年で湿地の90%が失われており、水路は水鳥たちによって重要な生息場所だ。

また、鉄製のトラスにさびが生じれば、水路システム全体の運営維持費が増加する恐れがある。そしてソーラーパネルの設置費も、大規模展開するならかなりの額になるだろう。

なお、論文ではパネルの設置にかかるコストは試算していない。マックインはこれについて、デモプロジェクトなしで費用を予想することが困難であるほか、コストはどの地域で実施するによっても左右されると指摘している。

とはいえ、こうしたプロジェクトを「完全に実施する」か「まったくやらないか」という二択である必要はない。水路の一部だけでもソーラーパネルを設置する意味はあるだろう。630億ガロンの水の節約にはならないだろうが、蒸発量を少しでも減らし、農業用ポンプやEVの充電設備に再生可能エネルギーを供給することはできる。

「気候変動の問題は別にしても、カリフォルニアは水不足なのに水の需要が拡大しています」と、カリフォルニア大学バークレー校のキパルスキーは語る。「それを考えれば、節水はいかなるかたちでも歓迎すべきことなのです」

4472荷主研究者:2021/04/11(日) 20:53:53

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/522125?rct=n_hokkaido
2021年03/16 17:11 北海道新聞
バイオガスからメタノール生成 興部町に専用研究室設置 大阪大と設置へ

OKPOUが設置される町オホーツク農業科学研究センター

 【興部】家畜ふん尿由来のバイオガスからメタノールを生成する世界初の技術の実用化に取り組む町と大阪大は新年度、専用の研究室「OKPOU」(仮称)を町オホーツク農業科学研究センター内に設置する。実験環境を整えて早期の技術確立を目指す。

 両者が開発した技術は、ふん尿の発酵時に発生したメタンガスを含むバイオガスに、特殊な化合物を混ぜて光を照射し、メタノールとギ酸を生成するもの。昨年7月に実験が成功した。メタノールは燃料電池、ギ酸は牛の飼料の添加物になどに使われ、新たな産業構築が期待されている。

残り:492文字/全文:738文字

4473荷主研究者:2021/04/11(日) 21:19:38

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/523165?rct=n_hokkaido
2021年03/19 05:00 北海道新聞
室蘭 水素活用へ産学官連携 ENEOSに輸入拠点 22企業・団体 5月に脱炭素協議会

 【室蘭】室蘭市は18日、脱炭素の切り札とされる水素を輸入して産業で活用するため、ENEOSや日本製鉄など22企業・団体による産学官組織を5月に設立すると発表した。室蘭港に面したENEOS室蘭事業所の敷地に液化水素の輸入拠点を構築し、道内各地への輸送基地とする構想も公表。市内の製鉄所や公共交通機関でも利用を進めるため、水素パイプラインの敷設も目指す。

 新組織は「室蘭脱炭素社会創造協議会」。市や両社のほか、日本郵船や商船三井、日本製鋼所M&E、北海道電力、北海道ガス、室蘭工業大などで構成する。

残り:366文字/全文:614文字

4474とはずがたり:2021/04/16(金) 23:38:26
三井物産、洋上風力補修で新会社 風車保守大手の北拓と
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC146AK0U1A410C2000000/
2021年4月14日 15:49 [有料会員限定]

4475とはずがたり:2021/04/22(木) 16:11:19
これ凄いかも。
夏は白,冬は黒と色を変えられるといいんだけど。

2021年04月16日 17時00分00秒
光の98%以上を反射する「最も白い塗料」が開発される、白すぎて塗った物体が冷える
https://gigazine.net/amp/20210416-whitest-paint?__twitter_impression=true

4476とはずがたり:2021/04/22(木) 16:21:14
大崎クールジェンでやってる石炭火発でCO2回収したのを太陽光で更にエネルギー取り出せるといいですなあ♪
最終的にH-COOH(蟻酸)から水素取りだすと残るカルボキシル基(懐かしいw)から何が出来るの?結局CO2でちゃうのかな??

世界最高水準の人工光合成に成功
トヨタ系、植物上回る効率
https://this.kiji.is/757547934281613312
2021/4/21 19:37 (JST)
c一般社団法人共同通信社

人工光合成の効率を世界最高水準まで高めることに成功した、豊田中央研究所の「人工光合成セル」=21日午後、愛知県長久手市
 トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手市)は21日、太陽光を使って水と二酸化炭素(CO2)から有機物のギ酸を生成する「人工光合成」の効率を世界最高水準まで高めることに成功したと発表した。過程でCO2を材料とするため脱炭素化につながるほか、生成したギ酸から水素を取り出し燃料電池の燃料に使うこともできる。早期実用化を目指す。

 豊田中央研究所は2011年に、水とCO2のみを原料とした人工光合成に世界で初成功。当初は太陽光エネルギーを有機物に変換できる割合が0.04%だったが、改良を重ね7.2%まで向上させた。植物の光合成の効率を上回るという。

4477とはずがたり:2021/04/29(木) 01:11:10

https://twitter.com/kei_sakurai/status/1387407564732723204
Keiichiro SAKURAI
@kei_sakurai
配置次第で垂直軸型の方がプロペラ型より良くなるって主張。
https://interestingengineering.com/wind-farms-could-increase-efficiency-with-vertical-turbines
…ホンマかいな?垂直軸とプロペラ型って、性能にえらい差があったように記憶するけど。
密集して置いただけで、そんなに変わるもんかなぁ…。

4478とはずがたり:2021/05/08(土) 11:13:42

紀伊半島には膨大な数の限界聚落や廃村があり,廃村の多くは退去時に植林とかしてしまったので杉林に覆われてしまってるけど,聚落や聚落跡の一部は南斜面の日当たりが良く,且つ歴史の智慧で山腹崩壊などが少ない場所に立地している。何を云いたいかというと太陽光発電の適地なのである。家を撤去して聚落への配電線を必要なら強化して電源地帯にすれば良い。

「今はこんなつくり方しない」 メガソーラー再生に脚光
会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASP5101XWP3YPLFA003.html
橋本拓樹2021年5月6日 7時30分

 設置から時間が経ったメガソーラー(大規模太陽光発電所)に手を加え、発電能力を高める「再生」事業が関心を集めている。新たにつくらずとも多くの電力を得られるからだ。メガソーラーはこの10年ほどで急速に増えたが、適した場所が減るなどし、頭打ち傾向にあることも背景にある。

 大分県豊後高田市にある住宅街を見下ろす高台。その斜面に約7600枚の太陽光パネルが並ぶ。メガソーラーの再生を手がけるウエストホールディングス(HD、広島市西区)がもともとの所有者から買い取り、太陽光などのエネルギー事業に取り組む不動産会社に売却したものだ。

 買い取り後の点検でパネルの不良が見つかり、交換するなどした。このメガソーラーの本来の電気の供給力は2メガワット超。従来はその6割程度しか発電できなかったが、改修したことで9割程度にまで引き上げることができたという。

 同HDによると、パネルが日…

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4479とはずがたり:2021/05/09(日) 23:34:01
興味深い。全面展開するには現時点ではまだまだ各家庭に蓄電池設置なんかはコストがかさみそう。

将来的に団地毎に例えば公民館とか集会所に纏めて大きめの蓄電池設置とかだと災害対応にもなって行けそう。勿論自治会の意志決定とか難しそうだけど開発時点でやれば可能性はありそうな気も。

離島の再エネ普及の現実解となるか、沖縄電力の新事業「かりーるーふ」とは?
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/2104/26/news024.html

「2050年にCO2排出ネットゼロ」を掲げる沖縄電力。多くの離島を抱え火力発電に依存せざるをえないなど、さまざまな制約がある同社が、再エネ普の目玉として開始した新事業「かりーるーふ」とは?
2021年04月26日 07時00分 公開

4480とはずがたり:2021/05/11(火) 00:37:19
どの案件だ?

大船渡市長ら給料減額案 議会で否決 太陽光発電事業巡る問題
05月10日 18時02分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20210510/6040010701.html

大船渡市で計画されている太陽光発電事業を巡る市の事務処理に不正があったとして市長などが市民団体から刑事告発された問題で、市は「不適正な処理で反省している」として市長と副市長の給料を1か月間10%減額する案を10日臨時議会に提案しましたが、反対多数で否決されました。

大船渡市の吉浜地区に計画されている大規模な太陽光発電施設の建設を巡っては、計画に反対している市民団体が市の事務処理に不正があったとしてことし3月、戸田公明市長と志田努副市長を虚偽有印公文書作成と行使の罪で刑事告発しています。

告発によりますと、市が事業者との間で市有地の賃貸借契約を変更する際に、実際には去年4月に処理したにもかかわらず着工期限にあたる3月31日付けで処理していたと指摘しています。

この問題について10日開かれた臨時議会で戸田市長が「不適正な事務処理で行政に対する不信を招き深く反省している」と陳謝した上で、監督責任をとるため市長と副市長の2人の来月分の給料をいずれも10%減額する案を提案しました。

これに対し議員からは「刑事処分が出ていない時期に減額を提案するのは時期尚早ではないか」とか、「市役所内のリスク管理に問題がある」といった批判が相次ぎ、採決の結果、反対多数で議案は否決されました。

市の議会事務局によりますと市が提案した議案が議会で否決されるのは極めて異例だということです。

戸田市長は「否決されたのは残念だが、提案したことで自分たちの思いは市民に伝わるのではないか」と述べ、今後、刑事処分が確定した後で改めて自らの処分を提案したい考えを明らかにしました。

4481とはずがたり:2021/05/11(火) 00:43:16
残念だなあ。。

(仮称)米原風力発電事業 ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/furyoku_maibara.html
所在地 : 滋賀県米原市及び岐阜県不破郡関ケ原町
原動力の種類 : 風力(陸上)
出力 : 最大23,800kW

https://www.pref.gifu.lg.jp/page/16727.html
事業の規模 出力23,800kW(最大)
(単機定格出力2,000?3,400kW級×7基(最大))

2018年 08月 23日
JRE「米原風力発電」、地元の反対で実質上中止へ
https://tokuyamad.exblog.jp/30007985/

4482とはずがたり:2021/05/11(火) 02:34:33
これはどうなってるのかな??

オリックス、徳島県内最大の風力発電計画 26年秋運転目指す
https://www.topics.or.jp/articles/-/33850
2018/4/12

 不動産事業や金融投資などを手掛けるオリックスグループ(東京)が美馬市、神山、那賀両町の境にある高城山(1627メートル)と天神丸(1632メートル)周辺で、風車42基を備えた大規模な風力発電施設の建設を計画している。総出力は14万4900キロワットを想定しており、実現すれば県内最大となる。環境影響評価(アセスメント)などを経て、2026年秋ごろの営業運転開始を目指している。

 オリックスによると、事業想定区域は約2990ヘクタール。ほとんどが民有地で一部国有地が含まれる。風車は最大高約175メートルで、プロペラは直径約117メートルの3枚羽タイプ。1基当たりの出力は2300〜3450キロワット。工期は23年10月〜26年3月の予定で、半年間の試運転を経て営業運転に移行したい考えだ。用地を取得するか借りるかや、売電の方法などは未定。

 同社は3月末、環境影響評価法に基づいて事業概要などを記した「計画段階環境配慮書」を経済産業省、県、3市町に送付した。県庁など11カ所で閲覧でき、住民の意見を5月1日まで受け付けている。

 同社グループ広報部は「いい風が見込まれるなどの諸条件を考慮し、対象エリアに選んだ。住民の意見や各省の審議結果を踏まえ、慎重に検討する」としている。

 県内の大型風力発電は、大川原ウインドファーム(徳島市)が佐那河内、勝浦、上勝の三町村にまたがる大川原高原で15基(計1万9500キロワット)を稼働させているほか、ユーラス・エナジー・ホールディングス(東京)が上勝、神山両町境で15基(計3万4500キロワット)の建設を計画している。

オリックス風力発電計画 徳島県知事、回避求める意見書提出
https://www.topics.or.jp/articles/-/51784
2018/5/25

 徳島県の飯泉嘉門知事は24日、オリックスグループ(東京)が美馬、神山、那賀3市町の境付近に計画している風力発電事業の計画段階環境配慮書に対する意見書をオリックスに提出した。想定区域周辺の希少動植物や景観などへの影響に懸念を示し、重大な影響を回避できない場合には事業中止や抜本的な計画の見直しを行うよう求めた。

 意見書では、配慮書に生態系などへの影響について科学的根拠が示されていない点を指摘し、追加書類を速やかに提出することも促している。また、希少動植物、景観に与える影響や土砂災害リスクの増大、登山者への影響といった課題ごとに専門家の助言を踏まえた適切な調査と影響の回避、低減を求めている。

 知事意見は、河川生態学や景観工学などの有識者でつくる県環境影響評価審査会がオリックスの計画段階環境配慮書に対してまとめた答申をほぼ踏襲する内容となった。答申では、配慮書手続きのやり直しを検討するよう求められたが、環境影響評価法に規定がないことを理由に削除した。

 計画段階環境配慮書は計画の立案段階での事業概要や環境への影響を記したもので、配慮書の作成は法に基づく環境アセスメント手続きの一環。県は同日、許認可権がある経済産業省のほか、環境省にも意見書を送付した。

 オリックスは知事や経産相、住民の意見を踏まえ、アセスメントの実施計画に当たる方法書の作成手続きに入ることになるが、同社広報部は「知事や住民、経産相の意見を踏まえた上で、方法書段階に進むかどうか検討したい」としている。

 計画では、3市町の境にある天神丸と高城山の2990ヘクタールに最大42基、総出力14万4900キロワットの風力発電施設を設ける。2023年10月に着工し、26年秋の営業運転開始を目指している。

4483とはずがたり:2021/05/11(火) 02:49:50
なんだと!?もう1年半前に四国の風力は系統の上限に達していたとは。。

四国と関電管内を直結する必要があるな。。

石炭発電の送電が前提の紀南阿波幹線を風力のメインルートに変更する必要があるなあ〜。

淡路島経由もぶっとくしようぜ。

2019年10月23日
四国電力における風力発電設備の30日等出力制御枠への到達について
https://www.kepco.co.jp/corporate/notice/souhaiden/20191023_1.html

 四国エリア(四国エリアの送電系統から電気を供給している淡路島南部地域を含む)では、風力発電設備の導入が進んでおり、風力発電設備の接続済および接続契約申込み済※1の合計(以下、「接続申込み量」)が四国エリアの接続可能量(30日等出力制御枠※2)を超過する可能性があることから、本年7月31日、四国電力は風力発電設備の電力系統への接続に関して、経済産業大臣より、固定価格買取制度に基づく風力発電設備の指定電気事業者※3に指定されました。

[2019年7月31日 お知らせ済み]

 本日、四国エリアの風力発電設備の接続申込み量が四国エリアの接続可能量である71万kWに到達したことから、本日以降、四国エリアにて風力発電の接続申込みを希望される事業者は、無制限・無補償での出力制御に同意していただくことが前提になります。

 関西電力管内である淡路島南部地域においても、四国エリアの送電系統へ接続している関係上、同様に運用することになることから、お知らせします。

4484とはずがたり:2021/05/11(火) 02:53:30
知らん間に集積してた。
11+1.7+9+20+8+18=67.7MW

伊方の風力発電事業
記事ID:0008342 更新日:2017年4月1日更新
https://www.town.ikata.ehime.jp/site/fuusha/
事業概要
瀬戸ウインドヒル発電所
風車建設地・・・瀬戸地域(せと風の丘パーク内)
事業規模・・・1000kW風車×11基(定格出力 11,000kW)
導入機種・・・三菱重工業MWT-1000
予想発電量・・・29,000MWh/年
運転開始・・・平成15年10月
事業主体・・・第3セクター (株)瀬戸ウィンドヒル

伊方町風力発電所
風車建設地・・・伊方地域(二見くるりん風の丘パーク内)
事業規模・・・850kW風車×2基(定格出力 1,700kW)
導入機種・・・ヴェスタスv52-850
予想発電量・・・5,700MWh/年
運転開始・・・平成17年4月
事業主体・・・伊方町

佐田岬風力発電所
風車建設地・・・瀬戸地域
事業規模・・・1000kW風車×9基(定格出力 9,000kW)
導入機種・・・三菱重工業MWT-1000A
予想発電量・・・29,000MWh/年
運転開始・・・平成18年12月
事業主体・・・大和ハウス工業(株)

三崎ウインド・パーク発電所
風車建設地・・・三崎地域(みさき風の丘パーク周辺)
事業規模・・・1000kW風車×20基(定格出力 20,000kW)
導入機種・・・三菱重工業MWT-1000A
予想発電量・・・50,000MWh/年
運転開始・・・平成19年3月
事業主体・・・第3セクター 三崎ウィンド・パワー(株)

瀬戸風力発電所
風車建設地・・・瀬戸地域
事業規模・・・2000kW風車×4基(定格出力 8,000kW)
導入機種・・・ガメサG80
予想発電量・・・20,000MWh/年
運転開始・・・平成20年2月
事業主体・・・(株)ユーラスエナジー瀬戸

伊方ウィンドファーム発電所
風車建設地・・・伊方地域
事業規模・・・1500kW風車×12基(定格出力 18,000kW)
導入機種・・・フライデラーEPW1570
予想発電量・・・42,000MWh/年
運転開始・・・平成22年3月
事業主体・・・第3セクター 伊方エコ・パーク(株)

4485とはずがたり:2021/05/11(火) 02:54:05
2019.09.20
お知らせ
愛媛県南予における僧都ウインドシステム建設工事の竣工について
https://www.yon-e.co.jp/topics/121/

僧都ウインドシステム建設工事の概要

【施工概要】

工事名称:僧都ウインドシステム建設工事
発 注 者:四国風力発電㈱
所 在 地:愛媛県南宇和郡愛南町僧都地区(観音岳南部の尾根周辺)
発電所出力:16,000kW(2,000kW×8基)
施  工:建設工事は分担施工方式のJV

4486とはずがたり:2021/05/11(火) 02:56:53

徳島め〜。

徳島)大規模風力発電所計画、知事「待った」
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN7H6X2XN7BPTLC01C.html
福家司
2020年7月16日 9時30分

 再生可能エネルギー発電施設の開発を手がけるJAG国際エナジー(本社・東京)などが、徳島県南部を中心とした四国山地の尾根2カ所に、大規模風力発電所の建設を計画している。飯泉嘉門知事はこのほど、現在の計画は生態系や水環境、景観などの検討が不十分だとして、適切な調査、予測、評価を求める意見を出した。

 環境アセスメント手続きの第1段階となる計画段階環境配慮書に対する知事意見で、今月8日に出した。

 「那賀・海部・安芸風力発電事業」と「那賀・勝浦風力発電事業」の二つの計画(いずれも仮称)の事業実施想定区域や周辺には、国内希少野生動植物種のクマタカ、国の特別天然記念物ニホンカモシカ、国指定天然記念物ヤマネなどの貴重な動物が生息していると指摘。また、想定区域付近の年平均降水量は3千ミリ前後で、事業のために尾根の植生を伐採すると、土砂崩落や土石流誘発のリスクが増大するとした。

 特に、「那賀・海部・安芸」は…

4487とはずがたり:2021/05/11(火) 02:58:53
古い話し。

カドミウムの次は太陽光で役立つ土地へ、北陸最大級の6MWメガソーラー
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1310/30/news033.html
自然エネルギー

富山県の県有地を活用するメガソーラー事業。カドミウム汚染からの復元のために土を採取した土地が、出力6MWの太陽光発電所に生まれ変わる。
2013年10月30日 15時00分 公開
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 北陸最大級、6MWのメガソーラーが富山県に立ち上がる(図1)。「SGET富山メガソーラー発電所」(富山市舟倉)は、土採取地を再利用した形の発電所だ。富山県の中央を南から北へ流れ下る神通川の流域は、川を通じたカドミウム汚染に悩まされた過去がある。当時の汚染田を復元するための土壌採取地が太陽光発電所に生まれ変わる。



6MWという出力はパワーコンディショナーから系統に接続する交流出力値だ。太陽電池モジュール自体は7.68MW分を敷設する。想定年間発電量は697万4000kWhであり、これは一般家庭1900世帯分の消費電力量に相当するという。

4488とはずがたり:2021/05/11(火) 03:01:28
大企業の草刈り場と化す四国 巨大風車計画が相次ぎ浮上 各地住民が情報交換
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/17364
社会2020年5月26日

 現在四国では、すでに156基の大規模風車が稼働し、計画中の風車は323基にものぼる。四国風車ネットワーク(黒田太士代表)は23日、四国各地の計画地周辺や、すでに建設された地域に暮らす人々がオンラインでつながり、風力発電をめぐる動きや疑問・不安などを報告しあうとともに全国に発信するため、オンラインシンポジウム「四国の巨大風力発電 いま起こっていること」をおこなった。

 同シンポには、愛媛県からえひめ風車ネット、高知県から四万十ふるさとの自然を守る会、ヤイロチョウを守る会、竜串の自然と共生した地域づくり協議会、四国自然史科学研究センター、徳島県から日本野鳥の会徳島県支部、徳島県勤労者山岳連盟のメンバーが参加し、討論の模様をライブ配信した。

 シンポのなかでは次のことが明らかになった。

 高知県ではオリックスが、高岡郡四万十町と四万十市の境にある550㍍の山の尾根筋に、3000㌔㍗×最大49基の大藤風力発電を計画している。風車の高さは120㍍で、四万十町の庁舎の7・5倍だ。

 風車のために山を削って平地にするので、土砂災害の増加、下流のアユやウナギ漁への影響、イノシシやシカによる鳥獣害の増加、また日本最後の清流といわれる四万十川の景観破壊を地元の人々は心配している。とくに女性たちは子どもの親として、一番近い民家が風車から2㌔、小中学校や高校が3㌔のところにあるため、低周波による健康被害を心配している。そこで、ふるさとの自然を守る会をたちあげ、風車の問題点をチラシにして配り、署名運動を開始している。

 同じ高知県の土佐清水市と幡多郡三原村の境の尾根筋にも、日立サステナブルエナジーが二つの今ノ山風力発電を計画している。一つが5500㌔㍗×36基、もう一つが4200㌔㍗×9基。

 ここは住民が自伐型林業をやっているところで、当事者である住民の一人は「風車のための作業道を設置するのに50㌶以上の山林が皆伐される。以前の豪雨災害では山林の崩落が多数発生して、竜串湾に大量の土砂が流れこんだ。今後、大量の土砂が水源地に流れこめばとり返しがつかない。すべて都市部の企業が田舎にやってきて、利益も都市部に吸い上げる構図だ。“原発に反対するなら風力に賛成せよ”というが、納得できない。地域住民だけの問題ではない」とのべた。

住民の繋がり恐れる企業側

 徳島県では三つの大規模風力発電計画が進行している。

 一つはオリックスが標高1955㍍の剣山東側で進める天神丸風力発電で、2300〜3450㌔㍗×最大42基。もう一つがJAG国際エナジーが進める那賀・海部・安芸風力発電で、3200㌔㍗×34基。三つ目がこれもJAGが進める那賀・勝浦風力発電で、3200㌔㍗×34基だ。

 これについても参加者の一人が「現地のことを知らない東京の企業がもうけのためにつくろうとしている。四国は雨が多く山が崩れやすい。稜線部に道路をつくって森林の保水機能を破壊すれば、大雨のとき水が一気に流れ出す」と指摘した。また剣山は人の開発が入らない自然林が多い場所で、風車建設は生物多様性も破壊すると関係者が指摘した。

 愛媛県では宇和島市と南宇和郡愛南町で、Jパワー(電源開発)による南愛媛風力発電(2400㌔㍗×9基、2300㌔㍗×3基)と、シグマパワージャネックス(東芝グループ)による僧都ウインドシステム(2400㌔㍗×8基)が稼働を始めた。加えてJパワーによる南愛媛第二風力発電(3400㌔㍗×12基)、ガイアパワーによる槇川正木ウインドファーム(3400㌔㍗×8基)が計画中だ。

 既に僧都地区では風車による睡眠障害を訴える人が出て、県に対して夜間稼働停止の申し立てをしているが、県は「因果関係が立証できない」としている。

 僧都地区で風車から1㌔の場所に住む農民は「風力発電計画が持ち上がってから、国は地域の保安林指定を解除した。一昨年の西日本豪雨で大きな被害が出ており危険性が高いと意見を出したが、“当事者ではない”と門前払いされた。うちは風車から一番近いのに。この計画が持ち上がってから若い人が躊躇して、Iターン、Uターンはゼロだ」とのべた。


 これまで四国各県でバラバラに活動していた各団体が初めて一堂に会しての討論となった。三県の各団体の意見をまとめ、各県や企業側に声明を出すことも決まった。なお、当日の模様は四万十ふるさとの自然を守る会のフェイスブックで見ることができる。

4489とはずがたり:2021/05/11(火) 03:02:17

四国最大の風力発電設備が稼働、12基の風車で1万8000世帯分の電力
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1605/06/news038.html

四国で最大規模となる風力発電所「南愛媛風力発電所」の全ての風車が運転を開始した。電源開発が手掛ける発電所で、12基の風車で年間約1万8000世帯分の資料電力に相当する6500万kWhの発電量を見込んでいる。
2016年05月06日 07時00分 公開
[陰山遼将,スマートジャパン]

 J-Power(以下、電源開発)が2012年9月から愛媛県宇和島市で建設を進めてきた「南愛媛風力発電所」が完成した。既に建設を終え稼働を開始していた9基の風車に加えて、2016年4月28日から新たに3基の風車が運転を開始した(図1)。

4490とはずがたり:2021/05/14(金) 03:11:54

自民党のこいつらは理念とか理想とかなく利権狙ってるだけやんけ。

中国メーカー優位に風穴 2030年再生エネ比45%以上を掲げる自民議連の鼻息
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210328/mca2103280700003-n1.htm
2021.3.28 07:00

 2050年までに二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げる菅義偉(すが・よしひで)政権の誕生で鼻息が荒い自民党議連がある。柴山昌彦幹事長代理が会長を務める再生可能エネルギー普及拡大議連で、昨年末には政府が今年夏にまとめるエネルギー基本計画に盛る30年度の電源構成で再生エネの比率を45%以上にすべきという緊急提言をまとめた。背景には、太陽光パネルや風力発電設備で中国メーカーが世界市場を席巻する現状に風穴を開けたいとの思いもちらつく。

 首相もルーツに関係

 議連は昨年12月25日、加藤勝信官房長官にエネルギー基本計画の見直しに向けた提言を提出。30年の再エネ比率を45%以上にするだけでなく、予見可能性を高めるため40年時点の電源構成を次期基本計画に盛り込むよう求めた。ゼロ目標まで残り10年しかない40年時点の数字は相当に高いものを示さざるを得ず、政府に再生エネ普及への覚悟を迫った形だ。

 平成28年8月に柴山氏が会長となって立ち上げた同議連には、ルーツがある。23年3月の東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故を受けて、当時野党だった自民党が同事故後の原発政策を話し合うために党の機関として立ち上げた党総合エネルギー政策特命委員会(現党総合エネルギー戦略調査会)だ。

 かつて電源構成ごとに小委員会が設けられていた時期があり、再生可能エネルギー小委員会の委員長を務めたのが柴山氏だった。その後、各小委員会が廃止されたことを受け、再生エネに特化した議論の場を残そうと立ち上げたのが同議連ということになる。

 それより以前、発足当初の党総合エネルギー政策特命委員会には2つのプロジェクトチーム(PT)が置かれていた。一つは岩屋毅元防衛相が座長を務める「核燃料サイクル、放射性廃棄物処理の歴史に関する検証PT」。もう一つは菅首相が座長を務める「原子力政策のターニングポイント及び過去の政策決定過程に関する検証PT」。後者は日本の原子力政策の意思決定過程のどこに問題があったかを検証するためのチームで、柴山氏は「首相は原発を含めたエネルギー政策にしっかりとした問題意識を持っている」と明かす。

 昨年末の提言を直接首相に渡すことはできなかったが、第2次安倍晋三政権時代には官房長官として同議連からの提言を受け取ってきており、「たいへん有意義な取り組みだ」と声をかけられたこともあったという。

 梶山、河野氏ともパイプ

 首相は政権発足に当たり、側近の梶山弘志氏を経済産業相に起用。梶山氏は首相の命を受け同議連とも接触するなど、再生エネ普及に理解を示す。河野太郎行政改革担当相は再生エネの導入促進などを打ち出した党エネルギー政策議員連盟を代表世話人として立ち上げ、同議連事務局長を柴山氏が務めた間柄だ。

 発足当初は入会者が少なかった再生エネ普及拡大議連だが、欧州などで再生エネの導入が進み、世界的に脱炭素の流れが強まる中で現在は所属議員が100人を超える。さらに菅首相が50年までの温室効果ガス排出量ゼロを打ち出したことで、議連側もエネルギー基本計画見直しに向けた緊急提言をまとめるなど勢いづく。

 現在のエネルギー基本計画は、19(令和元)年度に18%だった再生エネ割合を30年度に22〜24%に引き上げる目標を掲げる。これを45%以上にするのは「ちょうど倍増という非常に高い目標」(柴山氏)になる。

4491とはずがたり:2021/05/14(金) 03:12:06
>>4490
 ただ、東日本大震災後に全国で停止した原発の再稼働が思うように進まない中で、CO2を排出しないクリーンエネルギーの割合を高めていくためには再生エネの割合を上げていくしかない。原発は現計画で30年度に20〜22%の構成比とすることを目指しているが、足元の19年度は6%にとどまる。逆に発電時にCO2を排出する火力発電の19年度の比率は76%に達する。

 果たして30年度に再生エネ比率を45%以上に高めることは可能なのか。柴山氏は「太陽光発電も個別の住宅の屋根に設置して自家発電していく市場は開拓の余地があるし、日本の風力発電は洋上などこれから大きく進む。地熱、水力、バイオマスに(電気をためておける)蓄電池の開発を含め、実現可能性は十分ある」と訴える。

 再生エネの拡大は石油などのエネルギーの多くを海外に依存する日本の経済安全保障の観点からも大事だという。現在、太陽光パネルや風力発電設備といった装置は中国メーカーが世界出荷量の上位を占めるが、国内で需要が増えてくれば国産の動きも強まってくるとみる。

 「エネルギー安保に資するのは再生エネ」

 柴山氏が純国産での普及を期待するのが「ペロブスカイト太陽電池」と呼ばれる新技術の太陽電池だ。ペロブスカイトという結晶が太陽光を吸収して発電する仕組みだが、画期的なのはペロブスカイトがインクのように基盤材料に印刷できる点。このためフィルムの上に印刷すればフィルム状の軽くて曲げられる太陽電池ができるし、太陽光パネルと異なり建物だけでなく電気自動車の天井やテントのような場所にも太陽電池を塗布することが可能だ。

 柴山氏は「太陽光パネルは今中国製が市場を席巻しているが、ペロブスカイトに価格競争力が出てくれば太陽光発電の大きな肝になる。風力発電に使う風車も国内の高性能な部品を使ってつくってもらったり、組み立てについても自由主義経済圏でメーカーを固めていくことは十分にできる」と話す。

「再生エネは太陽光とか水とか日本国内にあるものを使ってエネルギーを持続可能な形で生成できる。安全保障に資するのは再生エネだ」と語る柴山氏。山場となる今年夏のエネルギー基本計画の見直しに向け、議連の活動をさらに活発化させる構えだ。(赤地真志帆)

4492とはずがたり:2021/05/24(月) 22:08:23
日本初、500kWの「潮流発電システム」が国の審査に合格
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/2105/24/news056.html#utm_term=share_sp
蓄電・発電機器
九電みらいエナジーは2021年5月20日、環境省の委託事業として実証に取り組んでいる潮流発電システムが、経済産業省が実施する電気事業法に基づく使用前検査に合格したと発表した。
2021年05月24日 07時00分 公開
[スマートジャパン]
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 九電みらいエナジーは2021年5月20日、環境省の委託事業として実証に取り組んでいる潮流発電システムが、経済産業省が実施する電気事業法に基づく使用前検査に合格したと発表した。

 この発電システムは、九電みらいエナジーと長崎海洋産業クラスター形成推進協議会が、環境省の潮流発電技術実用化推進事業の一環で、長崎県五島市沖合の海底約40メー

4493とはずがたり:2021/05/31(月) 10:28:43

リプレースの一種になるのかな?八丈島のベース電源はこれで決まりだな〜

東京電力パワーグリッド、八丈島の地熱発電所を廃止ー2022年度に新地熱発電所が稼働予定
https://sgforum.impress.co.jp/news/4884
2019/03/29(金)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

東京電力パワーグリッドは、同社が運営している「八丈島地熱発電所」(東京都八丈町)を同日付で廃止すると発表した。

東京電力パワーグリッドは2019年3月29日、同社が運営している「八丈島地熱発電所」(東京都八丈町)を同日付で廃止すると発表した。八丈町は2017年3月、オリックスと「地熱発電利用事業に関する協定」を締結しており、廃止した八丈島地熱発電所の跡地にオリックスが新たな地熱発電所を建設する(参考記事)。

八丈島地熱発電所の最大出力は3.3MW(3300kW)。資源エネルギー庁の地熱発電に関する研究会によると、地熱発電の設備利用率はおよそ70%。単純に当てはめると年間に約20.2GWh(2023万5600kWh)発電していたことになる。

オリックスが新たに建設する地熱発電所の最大出力は約4.4MW(4444kW)。設備利用率を70%とすると、年間発電量はおよそ約27.25GWh(2725万608kW)に達すると考えられる。新しい地熱発電所の運転開始は2022年度の予定。

新地熱発電所が発電する電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して、東京電力パワーグリッドに全量を売電し、八丈島全体に供給する予定だ。東京電力パワーグリッドは今後の八丈島への電力供給について、内燃式火力を主力とし、再生可能エネルギーも含めたものにしていく方向を示している。

4494荷主研究者:2021/06/05(土) 17:59:57

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=742577&comment_sub_id=0&category_id=112
2021/4/7 20:56 中国新聞
水素先進都市、周南市推進へ 脱炭素、コンビナート構想案

http://tohazugatali.web.fc2.com/energy/20210407chugoku01.JPG

 周南市は、水素や木質バイオマスを使って脱炭素・低炭素を進めるコンビナート構想案をまとめた。火力発電の燃料を石炭から水素などへ転換し、木質バイオマスの地産地消も図る。2050年までに国内の温室効果ガス排出を実質ゼロにする政府の目標を受け「水素先進都市」づくりを加速させる。

 構想案では、臨海部の周南コンビナートと櫛浜地区を約10キロにわたり水素パイプラインで結ぶ。出光興産徳山事業所の大浦地区に集積する巨大な既存タンクで水素を貯蔵し、船で市外へ運び出す拠点にする。山間部で市有林に早生樹を植え、バイオマス発電に使う。

 さらに、市街地で水素を燃料とする燃料電池バスを走らせる。コンビナートの自家発電で出る蒸気の有効活用も探る。いずれも具体的な事業の主体や実現時期を記していない。

 周南コンビナートで自家発電を採用する企業は多い。石炭火力発電の出力は計約120万キロワットに上る。石炭火力の自家発電では単独の市町村で国内最大という。

 化学メーカーが塩水を電気分解する際に発生する水素を活用しようと、市は15年度に水素利活用計画を作った。計画の目標では20年度末に地域の燃料電池車(FCV)を200台と設定したが、21年2月末時点で28台にとどまる。水素関連に参入した事業者も目標の20社に対し9社だった。

 現行の計画を全面改定して21年度から新計画に移る予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で関係先と具体的な協議が難しくなった。改定を2年先送りし、目標値も据え置いた。23年度以降の計画を練るために今回の構想案を青写真にする。

 市産業振興部の山本敏明部長は「国のエネルギー政策を踏まえ、しっかりと取り組む」としている。(川上裕)

4495荷主研究者:2021/06/05(土) 21:56:26

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/547869?rct=n_hokkaido
2021年05/26 01:40 北海道新聞
液化メタンで脱炭素 エア・ウォーター家畜ふん尿加工 十勝で実証 LNG代替燃料に

http://tohazugatali.web.fc2.com/energy/20210526hokkaido01.JPG

 産業ガス大手エア・ウォーター(大阪)は25日、家畜ふん尿由来でバイオガスに含まれるメタンを液化バイオメタン(LBM)に加工し、液化天然ガス(LNG)の代わりに使う実証事業を十勝管内で行うと発表した。エネルギーの地産地消を図り、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル推進にもつなげる。同社によると、バイオガスからLBMをつくるのは国内初。

 事業は本年度から2年間行われ、環境省のCO2排出削減に関する公募事業に採択された。総額7億2千万円のうち約6割を国が負担する。

 具体的には、十勝管内大樹町内の2カ所の牧場のバイオガスプラントで生成したバイオガスを、帯広市内の自社工場に設ける製造システムで零下162度のLBMに加工。よつ葉乳業十勝主管工場(十勝管内音更町)で気化させた後、ボイラーの燃料にする。LNGに比べて温室効果ガス排出量を6割以上削減できると見込む。

 乳牛のふん尿を発酵させて発生するバイオガスは現在、酪農家が自家発電で使い、余った電力は売電しているが、十分な量を活用できていない。液化するとタンクローリーで大量輸送できるようになり、遠隔地の工場などへの販売も可能になる。

 将来的には、LBM生成時に発生するCO2からドライアイスを製造することも検討。さらに都市ガスやトラックに加え、大樹町で開発が進むロケットの打ち上げ燃料としての活用も想定している。2030年をめどにLBM1万4千トンを生産し、70億円の売り上げを見込む。

 エア・ウォーターの梶原克己専務執行役員は「地域の資源を有効活用して必要な資源に変えるリサイクル循環型の事業を構築し、カーボンニュートラルにも役立てたい」。よつ葉乳業は「酪農経営にとって非常に大きな課題となっている家畜ふん尿問題の解決につながる」(総務広報グループ)と期待している。(田中雅久)

4496とはずがたり:2021/06/11(金) 15:09:07
>土砂流出防備保安林
まあちゃんと対策すべきだな。寧ろ保安林の保全の為のきっかけにしたい。

風力発電所反対署名を提出 市有地で建設計画受け 唐津市へ市民団体 /佐賀
https://mainichi.jp/articles/20210526/ddl/k41/020/360000c
毎日新聞 2021/5/26 地方版 有料記事 693文字

 福岡県境の唐津市七山地区に計画されている風力発電所に対し、反対する市民団体「七山・脊振山系の暮らしを守る保安林を守る会」の柴田恵子・代表代理(50)らが21日、唐津市役所を訪れ、建設予定地の市有地を貸さないよう求める署名3123筆を提出した。

 計画は大和エネルギー(大阪市)が進める「DREAM Wind 佐賀唐津風力発電事業(仮称)」(最大出力3万2000キロワット)。脊振山系の女岳(めだけ)(標高748メートル)南側の約175ヘクタールに高さ約160メートルの風車8〜10基を建設し、2026年度の運転開始を目指す。

 市有地は、国指定「土砂流出防備保安林」と重なることから、同会は「切り拓(ひら)き、災害リスクを大きくする開発は、住民の安全のためにも行うべきではない」などとして署名運動を展開中。3月中旬から5月20日までに唐津市、佐賀市、福岡県糸島市、福岡市を中心に集まった3123筆を1次分として提出した。

4497とはずがたり:2021/06/11(金) 17:20:38
>土砂流出防備保安林
まあちゃんと対策すべきだな。寧ろ保安林の保全の為のきっかけにしたい。

風力発電所反対署名を提出 市有地で建設計画受け 唐津市へ市民団体 /佐賀
https://mainichi.jp/articles/20210526/ddl/k41/020/360000c
毎日新聞 2021/5/26 地方版 有料記事 693文字

 福岡県境の唐津市七山地区に計画されている風力発電所に対し、反対する市民団体「七山・脊振山系の暮らしを守る保安林を守る会」の柴田恵子・代表代理(50)らが21日、唐津市役所を訪れ、建設予定地の市有地を貸さないよう求める署名3123筆を提出した。

 計画は大和エネルギー(大阪市)が進める「DREAM Wind 佐賀唐津風力発電事業(仮称)」(最大出力3万2000キロワット)。脊振山系の女岳(めだけ)(標高748メートル)南側の約175ヘクタールに高さ約160メートルの風車8〜10基を建設し、2026年度の運転開始を目指す。

 市有地は、国指定「土砂流出防備保安林」と重なることから、同会は「切り拓(ひら)き、災害リスクを大きくする開発は、住民の安全のためにも行うべきではない」などとして署名運動を展開中。3月中旬から5月20日までに唐津市、佐賀市、福岡県糸島市、福岡市を中心に集まった3123筆を1次分として提出した。

4498とはずがたり:2021/06/14(月) 16:34:55

潜在能力は世界有数、地熱発電関連株は規制緩和で熱気高まる <株探トップ特集>
6/10 19:30 配信
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210610-00000152-stkms-stocks
株探ニュース

「脱炭素」関連の一角として地熱発電への関心が高まっている。日本の潜在的な発電能力は世界3位にもかかわらず、開発は出遅れていたが、規制緩和で開発加速が期待されている。

現在値
出光興産 2,695 +3
INPEX 815 -6
オリックス 1,966.5 -21
三菱マ 2,293 +14
菱ガス化 2,488 -27
―日本は世界3位の地熱資源国、再生エネ見直しで2030年に施設倍増へ―

 「脱炭素社会」の実現に向けた取り組みが世界的に加速するなか、太陽光発電や風力発電など 再生可能エネルギーへの関心が高まっているが、その一つ「地熱発電」に拡大に向けた大きな動きが生まれつつある。

 河野太郎規制改革相は6月1日、政府の規制改革推進会議の答申とりまとめに合わせて、大臣直轄チームによる2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、再生可能エネルギーなどに関する規制について報告した。これによると、これまで原則として認められなかった国立・国定公園など自然公園内の地熱開発に関する考え方を開発の加速化に貢献するよう転換し、地熱発電施設を30年に倍増する目標を掲げている。今後、具体的な実施計画がまとめられる方針で、関連銘柄への関心も高まりそうだ。

●潜在的な発電能力は世界3位

 日本は世界有数の火山国であり、地熱発電の潜在的な発電能力は2300万キロワット強と、米国やインドネシアに次いで世界3位の規模があるといわれている。一方、国内の地熱発電設備容量は20年時点で50万キロワット強と、大型の原発1基にも満たない水準であり、ここ10年ほどはほぼ横ばいとなっている。

 ポテンシャルが高いのにもかかわらず、日本の地熱発電開発が進まなかった背景には、油田と同じで掘ってみないと正確な資源量がわからないという、事業リスクの高さがある。また、原子力発電や火力発電に比べて小規模のため国の開発支援が消極的であったことや、電力業界の体制、適地の多くが国立・国定公園内にあり、「自然公園法」によって開発が困難であったことなども挙げられる。

 そのため、1970年代のオイルショック後に一時活発化した地熱開発は、90年代に入ると下火になり、出力1万キロワットを超える地熱発電は96年の滝上発電所(大分県九重町)から2019年の山葵沢発電所(秋田県湯沢市)まで23年間開発はゼロだった。

●3.11契機に各地で開発計画進む

 状況に変化を与えたきっかけは、東日本大震災による原子力発電所の事故だった。これを契機に「再生可能エネルギー」の一環として地熱発電も見直されるようになり、15年には国立・国定公園の一部で、域外から斜めに穴を掘って開発できるようになった。

 規制緩和に加えて、掘削技術の改良も追い風となり、各地で開発計画が進められるようになる。もともと、再生可能エネルギーのなかでも、風力や太陽光のように天候によって発電量が変動することもなく、潜在能力のある地熱発電に対する関心は高い。

 現在も出光興産 <5019> がINPEX <1605> などと組んで秋田県湯沢市小安地域で地熱発電所の建設計画を進めているほか、北海道阿女鱒岳地域や宮城県栗駒南麓地域を中心に、国内外で地熱資源の検討調査を継続。また、福島県では国内最大規模の地熱発電所を建設するプロジェクトも進行する。オリックス <8591> も北海道函館市で南茅部地熱発電所(仮称)を建設中で22年の商業運転開始を目指す。三菱マテリアル <5711> 、三菱ガス化学 <4182> 、Jパワー <9513> は共同出資で24年の運転開始を目指し岩手県八幡平市に安比地熱発電所を建設中で、レノバ <9519> なども北海道函館市や熊本県南阿蘇村で地熱発電所を開発中だ。

 地熱発電は資源量調査から稼働までに概ね10年以上かかることから、これらの稼働はまだ先になるが、前述の河野大臣直轄チームによる報告では、地熱発電のリードタイムを最短で8年に短縮することを目指すともあり、地熱発電所設置を後押ししよう。

4499とはずがたり:2021/06/14(月) 16:35:10
>>4498
●発電用タービンは日本勢が上位占める

 開発が遅れた日本の地熱発電だが、地熱発電技術に関しては、日本企業は早くから地熱発電機器の製造技術を確立し、世界をリードしており、特に地熱発電所の心臓部といわれる地熱発電用タービンでは東芝 <6502> 、富士電機 <6504> 、三菱重工業 <7011> の日本企業で世界シェア6割以上を占めている。

 地熱タービンには、大きく分けて蒸気と熱水が混合した地熱液体から分離した蒸気でタービンを回して発電する「フラッシュ方式」と、沸点の低い媒体を熱交換器で加熱・蒸発させ、その媒体蒸気により発電を行う「バイナリー方式」があるが、日本企業はその両方を手掛け幅広いラインアップを備えているのが特徴。今年2月には三菱重が、フィリピンの地熱発電所向けにバイナリー発電設備を受注するなど、海外向け中心に導入実績を伸ばしている。

●海外を中心に商社も積極展開

 住友商事 <8053> は今年2月、ニュージーランドのタウハラ地熱発電所の建設工事を受注したと発表したが、商社も海外を中心に地熱発電に積極的だ。豊田通商 <8015> は、ケニア・オルカリア地熱発電所1号機などを建設した実績があり、丸紅 <8002> は同発電所の6号機の建設を受注した。また、伊藤忠商事 <8001> は九州電力 <9508> と共同でインドネシア・サルーラ地区の地熱プロジェクトに参加している。これまで商社は海外での石炭火力発電をエネルギー事業の主軸に置いてきたが、脱炭素の動きを受けて再生可能エネルギー分野に力を入れており、要注目だ。

 このほか、小規模の地熱発電向けに小型バイナリー発電システムを手掛ける第一実業 <8059> や、地熱発電所向けに蒸気生産輸送設備用制御システムなどを提供する横河電機 <6841> なども注目したい。

株探ニュース(minkabu PRESS)

株探ニュース

4500とはずがたり:2021/06/15(火) 01:28:02
ベトナム社会主義共和国クアンチ省における陸上風力発電事業への参画に関するお知らせ(開示事項の経過)
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000005.000054933&amp;g=prt
[株式会社レノバ]

当社は、2020年5月8日付「ベトナム社会主義共和国クアンチ省における陸上風力発電事業への参画に関する お知らせ」において公表しました複数の陸上風力発電事業(合計設備容量144.0MW)の開発において、2021年 10月末までの運転開始に向けて順調に建設を進めております。
 このたび、当社が出資しております各事業会社は、アジア開発銀行を中心とし、オーストラリア連邦政傘下 のExport Finance Australiaや独立行政法人国際協力機構(JICA)を含む金融機関との間でグリーン融資関連契約 を締結いたしましたのでお知らせいたします。当融資は、国際的な気候債券イニシアチブ(The Climate Bonds Initiative)が管理している気候債券基準及び認証制度(The Climate Bonds Standard and Certification Scheme)によって認証されています。
 当社は、当社のビジョンである「日本とアジアにおけるエネルギー変革のリーディング・カンパニーとなる こと」を実現するため、再生可能エネルギー電力需要の増加が見込まれるアジアにおいて、当社の強みを活か した開発を進めることにより、企業価値の向上に今後も取り組んでまいります
 なお、今回の融資関連契約の締結に伴う、今期(2022年3月期)の業績に与える影響はございません。

4501とはずがたり:2021/06/15(火) 01:28:34
吾妻高原風力発電、23年にも運転開始へ 福島の牧場跡地で計画
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210603-622290.php
2021年06月03日 12時30分  
 吾妻高原ウィンドファーム(福島市)が同市の吾妻高原牧場跡地で計画する「吾妻高原風力発電事業」(仮称)は今月中にも建設に着工し、2023年5月ごろの運転開始を見込んでいることが分かった。2日までに、同事業の環境影響評価書で示した。


 最大総出力は3万2000キロワットで、年間発電量は一般家庭約1万4600世帯分に相当するという。出力の大きい風車に切り替えて設置基数を減らしたり、埋蔵文化財が眠る土地を除外するなどの措置を取ったため、面積は当初計画していた1836ヘクタールから約282ヘクタールに縮小。高さ約136.5メートルの風車を9基設置する。

 評価書の縦覧は、県環境共生課、福島市環境保全係(旧児童文化センター内)、同市吾妻支所で28日まで実施。ジャパン・リニューアブル・エナジーのホームページでも公開している。

4502とはずがたり:2021/06/15(火) 01:28:54
双日、豪州において日本企業が手がける中で最大規模となる太陽光発電所の建設を開始
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000026.000073843&amp;g=prt
[双日株式会社]

〜再生可能エネルギーの安定供給を通して脱炭素社会の実現に貢献〜
双日株式会社(以下「双日」)は、このたび、ENEOS株式会社(以下「ENEOS」)とともに、豪州において日本企業が手がける中で最大規模である204MW(メガワット)の太陽光発電所の建設を開始しました。(以下「本事業」)

4503とはずがたり:2021/06/15(火) 01:29:09
北陸電力、風力発電所の建設検討 富山県朝日町で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC2836N0Y1A520C2000000/
2021年5月28日 19:21

4504とはずがたり:2021/06/21(月) 19:34:43
遊佐沖の風力発電、想定海域を縮小 県方針、漁業や景観に配慮
2021/1/30 08:23
https://www.yamagata-np.jp/news/202101/30/kj_2021013000731.php

 遊佐沖の洋上風力発電に関する「県地域協調型洋上風力発電研究・検討会議」の検討部会が29日、遊佐町で開かれ、県は想定海域を現在より縮小する方針を示した。ごち網漁の操業海域との緩衝水域を設ける必要性があり、河口部や景観への影響も低減するためで、今後、県は海上に風車が建った場合の予想図を作成し、公表する。

 ごち網漁は、海中で袋状の網を船で引いて漁獲する。庄内地域の沖合では主にタイ類を取っており、洋上風力発電想定海域の西側境界と漁場が一部重なっていた。縮小は安全操業の確保や漁への影響を低減させるためで、陸側に約500メートル狭め、緩衝水域を設ける。北側については、西端を500メートルほど南側に移す。境界が遊佐町の吹浦川河口や吹浦港の延長線上にあったため、サケの遡上(そじょう)や、景勝地「十六羅漢岩」の景観、吹浦港から出航する漁船の航路などに影響が出ないようにする。

 既に県内外の8事業体が事業参入に向けた環境影響評価(環境アセスメント)を実施している。各事業計画では海面から高さ187〜266メートルの風車36〜63基を海上に建てる構想で、最大の想定出力は43万〜50万キロワット。陸上用よりも大きな風車となる見通しだが、手続き上、各事業者は配置イメージ図などを示していない。住民や遊佐町、酒田市の審議会では景観への影響を懸念する声が上がっていることから、県は事業者に代わり、配置予想図を作成し、住民らに示す方針だ。

 部会にはリモートも含めて約40人が出席。漁業だけでなく、景観を含めた協調策が必要などとする意見が出された。

 県は国に事業化に必要な法定協議会の設置を要請。事業開始に必要な3段階のうち2段階目の「有望な区域」への指定に向けて取り組んだが、送電環境などの状況から昨年7月、一つ手前の「一定の準備段階に進んでいる区域」の指定にとどまった。県などは新年度の有望区域入りを目指している。

4505とはずがたり:2021/06/21(月) 19:59:12
2021年03月23日 (火)
サーキュラーエコノミー
再生可能エネルギー
解説
木質バイオマス政策を覆しかねない欧州委員会のレポート
https://brightinnovation.jp/carbon/information/%E6%9C%A8%E8%B3%AA%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%9E%E3%82%B9%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%82%92%E8%A6%86%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%AD%E3%81%AA%E3%81%84%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E3%81%AE/

再生可能エネルギーと木質バイオマスの長い議論
欧州では、管理再生林を利用した発電用の木質バイオマス燃料(主に木質ペレット。以下「森林バイオマス」とする)について、本当にカーボンニュートラルなのか、また、生物多様性と環境の破壊を引き起こしていないか、という2つの点で、長い間議論が続いてきた。これについて、本サイトでは2020年12月4日の記事にて欧州での状況を解説した(詳しくはこちら)。

これまでの長い議論の中心は、環境保護団体や科学者によるものであり、それらに対する欧州の政策担当者や各国政府による見解は、あくまで「改正欧州再生可能エネルギー指令(RED II)」に沿うものであった。具体的には、環境破壊への懸念は認識しているものの、森林バイオマスがカーボンニュートラルであることを、公式に否定はしてこなかった。

欧州以外の各国の政府にとっても、このRED IIは、森林バイオマスを再生可能エネルギーに含める根拠であり、さらには、補助金の正当性を担保する拠り所となってきた。

欧州委員会のレポートのポイント
2021年1月25日、欧州委員会から委託を受けた合同調査センター(JRC: Joint Research Center)は、「EUのエネルギー生産における森林バイオマスの使用」という182ページの公式調査レポートを公表した。このレポートの発表は、昨年、欧州政府が 2030年生物多様性戦略(COM / 2020/380)を採択した際、「エネルギー生産のための森林バイオマスの使用に関する調査」を約束したことに端を発している。


この公式調査レポートが現在、欧州の関係者の間で波紋を呼んでいる。なぜなら、欧州の政策当局者である欧州委員会が、公式に「森林バイオマスはカーボンニュートラルではない」という内容を含んだ、最初の公式文書を発表したからである。

これは、欧州の政策当局者による森林バイオマスに対する基本的な態度の転換、と認識することもでき、これまで環境団体や科学者が中心となっていたこの問題について、政策当局者自身が言及したという意味でも、インパクトが大きいといえる。

このレポートの最大のポイントは、森林バイオマスを燃料として使用する過程24パターンにおける影響についてまとめている部分にある。レポートによると、このうち23パターンでは、森林バイオマスは化石燃料よりも二酸化炭素(以下、CO?)を多く発生させるか、あるいは環境破壊のリスクがある、というのである。

4506とはずがたり:2021/06/21(月) 19:59:30
>>4505
要約すると、収穫残渣の小枝や葉を一定の条件で利用する場合に限り、環境影響がなく短期的にではあるがカーボンニュートラルになるとしている。ただし、それでも10年〜最大20年間は、化石燃料とCO?の発生量が同等か、増える可能性があるという。その他の23パターンでは、その全てにおいて化石燃料よりもCO?のネット排出量が短期、中期、あるいは長期的に増えるか、生物多様性と環境破壊のリスクがある、とされている。特に、自然林の伐採に続く植林による再生林バイオマスの場合、4パターンあるうち全てにおいて、長期的にも化石燃料よりCO?の発生量は増え、環境破壊リスクが非常に高いとしている。

これは、これまで森林バイオマスをエネルギー利用するために一般的に普及してきた、「木は伐採されるまで体内にCO?を固定してきたため、伐採、燃焼してCO?を発生しても、繰り返し管理して植林すればカーボンニュートラルである」という理論とは、かなり異なった見解といえる。

「木のCO?体内固定論」は、森林バイオマス製造業者と補助金政策の正当性の大きな拠り所となってきた。しかし本レポートでは、エネルギー利用に伐採と再植林を繰り返した場合は、森林バイオマスは化石燃料よりもCO?を多く発生させ、さらに生物多様性と環境破壊のリスクを長期に増大する、と結論づけているのである。

欧州委員会のレポートの影響
このレポートの発表後、欧州の著名な政治家による森林バイオマス発電への補助金に対する、疑念の声が報道され始めている。

レポートが発表された翌日である1月26日、欧州の環境政策に強い影響力を持つWWF(世界自然保護基金)が、本レポートについて同団体のサイトで詳細な見解を報じ、さらに同レポートにNGOの解説をつけたファイルを投稿している。詳細について確認されたい場合は、本ファイルを併せてご参照いただきたい。

既にいくつかのメディアでも報じられているが、2月11日には、世界の科学者500人が署名した書簡を欧州委員会のフォンデア・ライエン委員長、欧州理事会のシャルル・ミシェル委員長、米国のジョー・バイデン大統領、日本の菅首相、韓国の文在寅大統領に送り、森林バイオマス発電への補助金政策を変更するよう求めた。

4507とはずがたり:2021/06/21(月) 20:00:55
欧州がバイオマスはカーボンニュートラルではないかもとか云いつつある段階>>4505-4506でかよ,とは思ったけどこれはちゃんと電熱併給してるしなかなかだ。とはいえチップの乾燥に関しては自作自演な所もあるけど。

【100%地元未利用材】和歌山県・有田川町でバイオマス発電
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000061.000025041&amp;g=prt
[シン・エナジー株式会社]

〜未利用材を有効活用し、地域産業を活性化〜
シン・エナジー株式会社(兵庫県神戸市、代表取締役社長:乾 正博、以下当社)は、和歌山県有田郡有田川町にて計画中の小規模木質バイオマス発電事業について、地鎮祭を執り行いました(2022年5月に発電開始予定)。当発電所は、地元の林業事業体と当社が共同で設立した、有田川バイオマス株式会社(和歌山県有田郡有田川町、代表取締役:原見健也)が発電事業を行います。
発電設備はウルバス社製(オーストリア製)の熱電併給装置を採用します。発電定格出力900kW(450kW×2)の同設備導入は、国内初となります。

■本事業について
和歌山県は森林率が全国で第8位(森林率76%)という豊富な森林資源を有しています。しかし、急峻な地形により伐採が容易でないことや、木材の買取価格が年々下落してきたなどの理由から、近年は林業が低迷しつつありました。
有田川町でも同様に、林業は町の一大産業として栄えましたが、林業就業者も最盛期の10分の1以下となっています。一方で「有田川エコプロジェクト」を推進し、豊富な自然資源を活かした、風力発電、太陽光発電、小水力発電を導入し、再生可能エネルギーの導入を推進してきました。
直近では、林業振興において直面する課題に対応し、森林資源を保全しながら活かすことができる人材を育成する取り組みも進められています。
当発電所は、燃料には地元の未利用材のみを採用し、年間で約10,000tの木材をチップに加工して使用します。発電した電力は固定価格買取制度(FIT制度)を利用し、関西電力送配電へ全量売電する予定です。本システムの発電効率は31%で、熱利用も含めると総合エネルギー効率は最大で82%になります(一般的に再生可能エネルギーの発電効率は、太陽光発電で最大20%程度、風力発電で最大30%程度とされています(*1))。
また発電所から発生する副産物を、地域資源として利活用することで、地域のバイオマスセンターの機能を担っていきたいと考えております。

■発電所のコンセプト
発電の際に生じた熱は発電所と併設のチップ製造工場へ供給し、チップの乾燥に利用するほか、隣接する温浴施設への熱供給を行います。さらに、余剰熱を薪の乾燥に使用するなど検討しています。
発電所建屋の一部には、和歌山県産の木材を活用したCLT材と呼ばれる、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルを使用します。
発電の副産物である炭(チャー)の農業利用や、余剰生産するチップを近隣の工場等へバイオマス利用することを検討しています。

■当事業の3つのポイント
地域主導:発電事業主体を、地元関係者と新設した株式会社(出資比率 地元60%:地域外40%)で行うことで地域主導の意思決定を可能にします。さらに、クラウドファンディングによる地域住民出資を可能とし、利益の一部を出資者に還元する仕組みづくりを展開いたします。
総合エネルギー効率(電気・熱)の高い設備を採用することで、地域資源を最大現活用できます。
林業振興:100%和歌山県産材(特に有田川町周辺)を活用することで、林業振興を目指します。
当社は、エネルギーの地産地消を通して、地域が豊かになる事業に取り組んでまいりました。有田川町においても「有田川エコプロジェクト」の実現に向けて、地元の未利用材を活かし、熱電併給システムの導入によるエネルギーコストの削減、地域資源の循環に寄与し、地域とともに持続可能なまちづくりに貢献してまいります。

4508とはずがたり:2021/06/21(月) 20:01:24
三菱商事、ラオスの600MW陸上風力発電へ出資参画 ベトナムへ電力輸出
2021年06月17日掲載
https://www.kankyo-business.jp/news/028422.php

4509とはずがたり:2021/06/21(月) 20:07:53

中国、「洋上風力発電」の新設容量が世界最大に
固定価格買取制度で急増。総容量でも世界2位へ
https://toyokeizai.net/articles/-/414668
財新 Biz&Tech
2021/03/09 22:30

中国の洋上風力発電設備の新設が急増している。2020年の新設容量は国別で世界最大の210万キロワット(kW)に達し、全世界の新設容量の40%を占めた。

洋上風力世界フォーラム(WFO)が2月に発表した最新レポートによれば、全世界の洋上風力発電設備の総設置容量は2020年末時点で3250万kW。国別では首位のイギリスが1042万4000kW、2位のドイツが770万1000kW、中国は705万8000kWで3位につける。

しかし成長速度は中国が突出している。レポートによれば、中国で現在建設中の設備容量は440万kWに迫り、全世界で建設中の総容量(約1000万kW)の44%に達する。中国の洋上風力の設置容量は2021年中にドイツを抜き、世界第2位に躍進する可能性が高い。

中国の洋上風力プロジェクトは、主に沿海部の江蘇省、福建省、広東省、浙江省などで推進されている。なかでも江蘇省は、全中国の設置容量の約7割が集中する洋上風力のメッカだ。

補助金縮小後も成長を維持できるか

洋上風力の建設が中国で本格化したのは、2014年に中国政府が打ち出した固定価格買取制度による優遇がきっかけだ。現在の買取価格は、2017年までに送電を開始した設備については1キロワット時(kWh)当たり0.85元(約13.8円)となっている。

一方、実際の発電コストは自然条件や設備の規模などによって異なるが、洋上風力発電設備の設計に長年携わってきたエンジニアによれば1kWh当たり0.65〜0.80元(約10.6〜13.0円)の範囲に収まるケースがほとんどだという。

つまり現在の買取制度の下では、洋上風力はかなり儲かる商売なのだ。それが建設ブームを呼び、中国の新設容量を世界首位に押し上げた。
本記事は「財新」の提供記事です

だが、中国政府はすでに2019年から補助金の縮小に着手した。2020年以降の新規プロジェクトは中央政府の補助の対象から除外され、地方政府の補助も(採算性などの)実情次第で支給を判断することになった。

中国の洋上風力は今後も急成長を維持できるのか。前出のエンジニアは「ブームのピークは過ぎた」と話す。しかし別の業界関係者は、洋上風力の将来を悲観する必要はないと指摘する。技術の進歩と規模のメリットにより、2〜3年後の発電コストは相当下がると見ているからだ。

(財新記者:包蕾、王?)
※原文の配信は2月21日

4510とはずがたり:2021/06/21(月) 20:48:05
大規模風力発電所、心配の声相次ぐ 糸島市で住民説明会
鳥居達也2021年4月11日 16時43分
https://www.asahi.com/articles/ASP4B73MVP4BTIPE009.html


 福岡県糸島市と市境を接する佐賀県唐津市の脊振山系で計画されている大規模風力発電所についての住民説明会が10日、糸島市であった。

 計画は、大和エネルギー(大阪市)が高さ最大約159メートルの風力発電機8〜10基を建設するもの。2024年度着工、26年度稼働を予定し、同社は環境影響評価(環境アセスメント)の方法書縦覧と意見受け付けを行っている。

 環境アセスメントに基づく糸島市での住民説明会は1月に続いて2回目で、この日は市民ら約70人が参加。同市は事業区域から外れたが、参加者からは「風車の超低周波音で子どもたちの健康被害が心配」「保安林が伐採され土砂災害のリスクが高まる」などの心配の声が相次いだ。

 一方で「電気を作るのは佐賀県だけでいいということか。再生可能エネルギーに反対する理由が分からない」という声もあった。

 同社は10月ごろまでに方法書の一連の手続きを終え、現地調査に入りたいとしている。(鳥居達也)

4511とはずがたり:2021/06/21(月) 20:50:40
2026年の運転開始目標柏崎の大規模風力発電
2020/07/17 21:35
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20200717556225.html


 柏崎市と出雲崎町で大規模な風力発電所の建設を計画している「日本風力エネルギー」(東京)は17日、環境影響評価(アセスメント)の手続きの第1段階に当たる「計画段階環境配慮書」の縦覧を始めた。配慮書などによると、事業名は「(仮称)西山風力発電事業」。総出力9万5400キロワットを想定し、2024年中ごろの着工、26年後半の運転開始を目指す。

 この事業が実現すれば、国内の風力発電施設としては2番目の規模になる見通し。同社が住民に示した資料によると、年間発電量は一般家庭約3万8千世帯が1年間に消費する電力に相当する見込み。

 配慮書によると、建設を想定しているのは柏崎市西山地区と出雲崎町の境界付近と、柏崎市高浜地区の2区域。いずれも日本海に近い山間部に当たる。

 風車は直径120〜160メートル、高さ最大約200メートルで、発電機の単機出力は4200〜5300キロワット程度。最大で18基設置する。東北電力の特別高圧送電線に接続し、電気は東北電に販売する予定。

 日本風力エネルギーは、柏崎進出の理由について「風の状況など全国の適地選定の結果を踏まえた」と説明。今後のアセスメント手続きの中で、区域をさらに絞り込む予定という。

 同社はアジア太平洋の9カ国・地域で太陽光、風力の発電事業を手掛けるヴィーナ・エナジー(シンガポール)のグループ会社。青森県、福井県、熊本県、鹿児島県などでも風力発電所の建設を計画している。

 縦覧の対象は、建設想定区域の柏崎市、出雲崎町と、同区域に近い刈羽村の住民。縦覧期間は8月24日まで。柏崎市役所、出雲崎町役場、刈羽村役場のほか、ヴィーナ社ホームページでも閲覧できる。

4512とはずがたり:2021/06/21(月) 22:22:29

【ドイツ】政府、2040年までに洋上風力発電を40GW新設を閣議決定。再エネ比率拡大に向け 2020/06/07 最新ニュース
https://sustainablejapan.jp/2020/06/07/germany-offshore-wind/50440

【ドイツ】政府、2040年までに洋上風力発電を40GW新設を閣議決定。再エネ比率拡大に向け 1

 ドイツ政府は6月3日、改正洋上風力エネルギー法案を閣議決定した。洋上風力発電を2030年までに20GW、2040年までに40GWを新設することを決定した。今後、国会での審議を得て、成立すると見通し。

 同改正法案は、洋上風力発電の設備容量を大幅に増強する内容。ドイツ政府は、これまで2030年までに15GW新設を目標としていたが、20GWに引き上げた。初めて2040年までの洋上風力発電設置目標を定め、産業界に対し大きなシグナルを送った形となった。ドイツは、2030年までに電力に占める再生可能エネルギー割合を65%にまで高める目標を定めており、今回の改正法案が一つの突破口となる。

【参照ページ】Kabinett beschliest Anderung des Windenergie-auf-See-Gesetzes

4513とはずがたり:2021/06/21(月) 22:29:08
Copyrightc2018SumitomoMitsuiBankingCorporation.AllRightsReserved.欧州洋上風力発電の現況2018年11月株式会社三井住友銀行コーポレート・アドバイザリー本部企業調査部
https://www.smbc.co.jp/hojin/report/investigationlecture/resources/pdf/3_00_CRSDReport075.pdf
1.欧州洋上風力発電の市場動向
(1)発電容量3洋上風力の発電容量推移再エネの電源別構成(発電容量ベース)(17年)世界の洋上風力発電における発電容量は17年末時点で19GWと前年末比+34%増加、ここ10年で10倍超と急速な成長が続いており、特に英国を中心とした欧州が牽引役となる格好(17年末シェア85%)で、2030年には70GW超に拡大する見通しです。また水力を除く再生可能エネルギー(以下、再エネ)全体に対し、17年末で10%を占める洋上風力への投資額の比率は今後増加していくことが見込まれ、足元で2%に止まる発電容量の比率も高まっていくとみられています。

4514とはずがたり:2021/06/21(月) 22:41:07

>>4509>>4512
欧州ではすでに2千万キロワット(20,000MW=20GW)を超える
国別では首位のイギリスが1042万4000kW(10.42GW)、2位のドイツが770万1000kW(7.71GW)、中国は705万8000kW(7.06GW)で3位につける。

ドイツは洋上風力発電を2030年までに20GW、2040年までに40GWを新設する。現在7.7GWだから30年迄に27.7GW,40年迄に47.7GWってとこか。

中国は2020年の新設容量は国別で世界最大の210万キロワット(kW)(2100,000MW=2.1GW),現在建設中の設備容量は440万kW(4.4GW)に迫る。全部完成したら11.46GW。政策誘導がストップしてどうなるか?

日本の現状1〜2万kW=1~20MW。目標として30年に10GW,40年に3〜45GW。

洋上風力、目標引き上げで官民合意へ 最大原発45基分
https://www.asahi.com/articles/ASNDG7JG4NDGULFA02C.html?iref=pc_rellink_01
有料会員記事
伊藤弘毅、桜井林太郎
2020年12月15日 5時00分

 再生可能エネルギーの切り札として期待される洋上風力発電について、日本は2040年までに3千万〜4500万キロワットの導入をめざす。発電能力で原発30〜45基分に相当する。

 政府と民間企業でつくる協議会で合意し、15日に発表する。菅政権が掲げた「50年までに温室効果ガスの排出実質ゼロ」実現に向け、年末にもまとめるグリーン成長戦略の実行計画に盛り込む。

 再生エネは30年度までに総発電量に占める割合を22〜24%にするとの目標がある。洋上風力を増やすことで、再生エネ全体の目標引き上げを求める声も強まりそうだ。

 洋上風力は場所の制約が少なく、先行する欧州ではすでに2千万キロワットを超える。日本はいまは1万〜2万キロワット程度だ。従来の政府計画では、30年度までに82万キロワットにする予定だった。新たな目標は30年ごろに1千万キロワット、40年に3千万〜4500万キロワットに引き上げる。

 経済産業省などは、長期目標を…

4515とはずがたり:2021/06/21(月) 22:49:32
北海道北部風力送電を使うのかな??

https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/furyoku_horonobeteshio.html
幌延町・天塩町における風力発電事業 エコ・パワー株式会社
所在地 : 北海道天塩郡幌延町及び天塩町
原動力の種類 : 風力(陸上)
出力 : 最大70,000kW(2,000〜3,300kW級×22〜35基)

https://www.env.go.jp/press/files/jp/26822.pdf
本事業は、エコ・パワー株式会社が、北海道天塩郡幌延町及び天塩町において、最大で総出力70,000kWの風力発電所を設置するものである。また、本事業は、現時点では系統連系への接続は確保されていないが、経済産業省の送電網整備実証事業による送電網の系統連系が期待される地域において実施されるものである。

4516とはずがたり:2021/06/21(月) 22:56:34
幌延から増毛に至る三井物産・丸紅・SBによる日本送電が
>日本送電は当初、既設の送電線に留萌市付近からつなぎ込む絵を描いていたものの、風は南に下るほど発電には不向きになるとわかった。https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ07HWI_X01C15A0TI1000/?unlock=1
ということで増毛辺りは風況悪いのかとがっかりしてたのだけど190MWの計画が立ったようだ。これから4年経ったけどどんな感じやろか。。

(仮称)増毛町風力発電事業 有限会社稚内グリーンファクトリー
https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/furyoku_mashikecho.html
所在地 : 北海道増毛郡増毛町
原動力の種類 : 風力(陸上)
出力 : 最大190,000kW

稚内グリーンファクトリーが増毛に17万kWの風力発電所-環境アセス始まる
2017年07月07日 07時53分
https://e-kensin.net/news/9632.html

 土木工事や一般貨物自動車運送、採石販売などの稚内グリーンファクトリー(稚内市増幌1086、渡辺義範社長)は、増毛町内で風力発電所の建設を計画している。発電出力は最大17万1000㌔㍗で、風力発電機は最大45基程度を設置する内容となっている。

 このほど、仮称・増毛町風力発電事業として、環境影響評価法に基づく計画段階環境配慮書の縦覧を始めた。

 それによると、事業実施の想定区域は増毛町山間部の湯の沢、舎熊、信砂地域の約6610ha。風力発電機1基当たりの概要は、標準的なもので定格出力3800㌔㍗とし、ブレード3枚、ローター直径約117m、地上からブレード中心までの高さは85mとなっている。

 変電施設を設置し、北海道電力の送電線に連系する計画だが、連系地点や送電線ルート、敷設方法などは検討中としている。

 発電機の配置計画は2案あり、中央部の稜線周辺を中心に東西方向に配置する案を軸としているほか、事業用地の精査などにより、事業を第1期(設置数26基程度)、第2期(同19基程度)に分ける可能性があるとしている。

 工期は2年半を想定。皮切りとなる土木工事は1年3カ月間、続く電気工事は1年11カ月間、最終工程となる発電機建設は11カ月間をそれぞれ見込んでいる。その後の試運転などには4カ月間を設定している。

 着工、稼働開始時期は明示されていないが、環境影響評価は計画段階配慮書、方法書、準備書、評価書策定の4段階で進めることになっており、一連の作業には2、3年かかるのが一般的だという。

4517とはずがたり:2021/06/22(火) 01:33:47

北海道・石狩湾に洋上風力計画相次ぐ、GPIは96万KW
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66195100T11C20A1L41000/
2020年11月13日 18:15

<一般海域>
GPI×北海道電力 最大960MW 64〜80基
REJ 最大1000MW
コスモエコパワー

<港湾区域>
GPI 23年予 石狩湾新港 100MW 陸上部分着工

https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/wind.html
(仮称)北海道石狩湾洋上風力発電事業 丸紅株式会社
事業概要
所在地 : 北海道石狩市及び小樽市の沖合
原動力の種類 : 風力(洋上)
出力 : 最大1,000,000kW

(仮称)石狩湾沖洋上風力発電事業 株式会社グリーンパワーインベストメント
所在地 : 北海道石狩市及び小樽市の沖合
原動力の種類 : 風力(洋上)
出力 : 最大960,000kW

(仮称)石狩湾オフショアウィンドファーム ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
所在地 : 北海道石狩市及び小樽市沖
原動力の種類 : 風力(洋上)
出力 : 最大1,000,000kW


(仮称)石狩聚富風力発電事業 株式会社石狩聚富風力発電
所在地 : 北海道石狩市及び石狩郡当別町
原動力の種類 : 風力(陸上)
出力 : 最大66,000kW


(仮称)石狩湾沖洋上風力発電所建設計画 株式会社JERA
所在地 : 北海道石狩市及び小樽市の沖合
原動力の種類 : 風力(洋上)
出力 : 最大520,000kW


(仮称)石狩郡当別町西当別風力発電事業 合同会社石狩郡当別町西当別陸上発電所
所在地 : 北海道石狩郡当別町
原動力の種類 : 風力(陸上)
出力 : 最大50,400kW


(仮称)石狩・厚田洋上風力発電事業 石狩湾洋上風力発電合同会社
所在地 : 北海道石狩湾沖
原動力の種類 : 風力(洋上)
出力 : 最大1,330,000kW

4518とはずがたり:2021/06/22(火) 01:41:26

これまでは太陽光主体だったようだ

ヴィーナ・エナジー、苓北風力発電所(7.5メガワット)の商業運転を開始
ヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社
2021年6月11日 13時00分
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000052790.html

アジア太平洋地域で最大級の独立系再生可能エネルギー事業者(IPP)であるヴィーナ・エナジーは、本日、熊本県において苓北風力発電所(7.5MW)の商業運転を開始することを発表しました。ヴィーナ・エナジーは国内で風力発電所の建設を進めており、苓北風力発電所は国内初の商業運転となります。なお、建設を通じ34名の地元雇用を創出(ピーク時)しました。
苓北風力発電所は年間およそ4,200世帯へクリーンエネルギーを供給(1)し、年間最大12,000トンの温室効果ガスの削減(石炭火力発電との比較)、年間約1,700万リットルの節水(2)が可能です。

4519とはずがたり:2021/06/22(火) 08:38:58
中電>>4076>>4308
JR東>>4249>>4309

JR東日本エネ 浜松市天竜区風力発電計画
https://www.kentsu.co.jp/webnews/view.asp?cd=210114100036&amp;pub=1
2021/1/22 静岡

【浜松・天竜】JR東日本エネルギー開発(東京都港区新橋3ノ3ノ14、中島等社長)は、浜松市天竜区内に風力発電の設置を計画しており、環境影響評価法に基づく「環境影響評価方法書(環境アセスメント)」を公開した。
 方法書によると、事業の名称は(仮称)天竜風力発電事業。最大12基の風力発電機を設置する。発電機1基で3000〜4300㌔㍗を発電し、総発電出力は3万6000㌔㍗を見込む。実施区域面積は約2200㌶。設置場所は、JR飯田線水窪駅の東側にある常光寺山から佐久間駅南東の竜頭山を南北に結ぶ尾根沿いを予定。2024年に工事着手し、26年の運転開始を目指す。
 方法書は、2月12日まで浜松市環境政策課や市政情報室、天竜区役所など市内13カ所で縦覧できる他、同社ホームページでも公開している。

4520とはずがたり:2021/06/28(月) 12:46:09

岡山県赤磐市に発電容量58MWの大規模太陽光発電所を建設
国内最大規模のソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池使用のメガソーラー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000292.000023740.html
出光興産株式会社2021年4月28日 13時39分

出光興産株式会社が子会社のRSリニューアブルズ株式会社を通じて出資する「SF赤磐太陽光発電所」(所在地:岡山県赤磐市、発電容量:58MW)が完工しました。同発電所は子会社のソーラーフロンティア株式会社が開発したCIS薄膜太陽電池を採用しています。年間発電量は約6千500万kWhを見込み、これは一般家庭 約13,000世帯の年間電力使用量に相当※1)します。
SF赤磐太陽光発電所全景
SF赤磐太陽光発電所全景

出光興産株式会社は再生可能エネルギーの普及・拡大を目的に、年間を通じ日射量が多く自然災害も少ない岡山県赤磐市に「SF赤磐太陽光発電所」(土地面積:約82ha)を建設しました。同発電所はソーラーフロンティア株式会社が開発したCIS薄膜太陽電池(型式SFK180-S:180Wパネル×322,440枚)を採用、CIS薄膜太陽光発電所として国内最大規模となります。同発電所におけるオペレーション&メンテナンスもソーラーフロンティア株式会社が行います。

1.発電所概要
(1)名称:SF赤磐太陽光発電所
(2)所在地:岡山県赤磐市小原1426他
(3)発電容量:58MW
(4)運転開始時期:2021年4月1日
(5)事業主体:赤磐ソーラーエナジー合同会社※2)

2.CIS薄膜太陽電池について
https://www.solar-frontier.com/jpn/residential/features/cis/index.html
※1) 1世帯あたり4,892kWh/年で算出。(出典:太陽光発電協会「表示ガイドライン(2020年度)」)
※2) 出資:RSリニューアブルズ株式会社95%、JFEテクノス株式会社5%

出光興産株式会社およびソーラーフロンティア株式会社は今後もエネルギーの安定供給とクリーンエネルギーの普及・拡大を推進します。

全国で公害化する太陽光発電 出現した黒い山、田んぼは埋まった
https://mainichi.jp/articles/20210626/k00/00m/020/304000c
浅川大樹 岡大介
毎日新聞 2021/6/27 05:00(最終更新 6/27 07:49) 有料記事 3604文字

 太陽光発電設備の設置が引き起こす景観や自然破壊などの問題が各地で深刻化している。毎日新聞が47都道府県を取材したところ、8割がトラブルを抱えていることが分かった。原子力発電に代わる主力電源として期待されながら、全国で公害化する太陽光発電。何が起きているのか。

パネルに覆われた山
 「晴れの国」で知られる岡山県。5月下旬、日射条件が良く、白桃が名産の赤磐市に入ると、緩やかな山の斜面に墨を流し込んだように真っ黒な太陽光パネルが広がっていた。

 4月、石油元売り大手の出光興産がこの地で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の稼働を始めた。東京ドーム17個分に相当する82ヘクタールにパネル32万枚が並ぶ。年間発電量は6500万キロワット時に上り、約1万3000世帯分の電気を生み出す巨大発電所だ。

 だが、周辺住民によると、2018年と20年にパネルを設置した斜面から土砂が崩落する事故が発生。農家の岩本淳さん(62)は「土砂で田んぼが埋まってしまった。昔はこんなことなかったのに」と嘆く。山の保水機能が損なわれたせいか、大雨時には水路の流水量が増えたといい、「雨がやんでも2、3日は水の音が聞こえる。気になって眠れない」と訴える。別の農家の50代男性は「土砂が流れて水が濁り、稲作への影響が心配だ」と困惑。すむ場所がなくなったのか「イノシシも下りてきた」という。

 出光に説明を求めると、「(土砂崩落が起きた)18年当時は調整池などの防災設備が建設途中だったが、現在は想定外の豪雨にも耐えられるよう追加工事をしてパトロールも実施している」という。水質や農作物への2次被害については「第三者機関で水質の異常を随時調査しているが、稲の発育と濁水の因果関係は答えられない」としている。

 同じようなトラブルは他にも起きていないか。

 毎日新聞は6月、全47都道府県を対象にアンケート調査を実施した。その…

4521とはずがたり:2021/06/29(火) 18:01:41
温暖化ガス削減、40%台で調整 自家消費太陽光で上積み―政府
2021年04月16日07時07分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041501086&amp;g=soc

 政府は、2030年の温室効果ガス削減目標を13年度比で40%台減とする方向で調整している。米国が22日からオンラインで開催する気候変動の首脳会議(サミット)で打ち出すことを目指す。現行目標の「26%減」から大幅な引き上げとなるが、建物の屋根や耕作放棄地などの未利用地に自家消費型の太陽光発電設備を積極的に導入して上積みを図る考えだ。
炭素価格付け、経済界から懸念の声 経産省が意見聴取

 温室ガス削減に向けては、再生可能エネルギーの一層の普及がカギ。ただ、政府が柱に据える洋上風力発電の本格的な整備は、30年以降になる見通しだ。陸上風力や大規模太陽光は、新たに発電所を建設できる適地が少ない上、景観悪化などをめぐる住民らとのトラブル増が課題。地熱発電も熱源を探し当てるのに時間がかかり、早期の大幅増は難しい。
 こうした状況を踏まえ、政府は30年までに大量導入が見込める再生エネとして、建物や未利用地への太陽光パネル設置を有力視。再生エネ普及では送配電線の空き容量不足が障壁となっているため、パネルを設置した建物内や近隣施設で、発電した電気を使う自家消費を推進する考えだ。
 関係者によると、政府は自家消費型の太陽光発電を30年までにどの程度増やせるか試算を進めており、今夏にもまとめる次期エネルギー基本計画に反映させる方向。先進7カ国首脳会議(G7サミット)が英国で開かれる6月ごろまでに、新たな削減目標の根拠となるデータをそろえる方針だ。

4522とはずがたり:2021/07/06(火) 15:04:56
「原発」跡地に690MWのメガソーラー建設へ、蓄電池を併設
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05519/
2050年までに太陽光は原子力を上回り主要電源に
Junko Movellan
ジャーナリスト
2021.05.06

4523とはずがたり:2021/07/06(火) 15:05:17
徳之島で順調に稼働する「蓄電池併設メガソーラー」
産業向け自家消費型太陽光でも蓄電池併設に取り組む
https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/feature/00024/00007/?ST=msb
2020/08/25 05:00
金子 憲治=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
印刷用ページ

4524とはずがたり:2021/07/06(火) 23:51:21
2020年、世界の再エネ導入容量は「過去最高」へ。IEAが見通し発表
https://solarjournal.jp/sj-market/37132/
2020/11/30

4525とはずがたり:2021/07/07(水) 09:34:57

北陸電力、風力発電所の建設検討 富山県朝日町で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC2836N0Y1A520C2000000/
2021年5月28日 19:21

北陸電力
富山県朝日町
最大30,000kW見込
6〜7基程度の発電機(風車?)
同社では初の富山県内の風力発電所,グループでは福浦風力発電所(石川県志賀町)>>2035 (12,000kW)と三国風力発電所(福井県坂井市)>>3278 (8,000kW)で運開中で,中部電力や再生可能エネルギーの導入支援を手掛けるOSCF(東京・港)と共同で、福井県あわら沖での洋上風力の環境影響調査(アセスメント)中>>4427 (8,000〜12,000kW )
調査を経て事業化の可否を検討。

4526とはずがたり:2021/07/12(月) 14:24:16

中国電力の原発建設計画がある山口県上関町で、2年前に稼働を始めた町営の風力発電所が町の貴重な収入源となっている。原発は、建設に伴う埋め立て準備工事が2011年の東京電力福島第一原発事故後は止まったまま。


凍った原発計画、回り出した風力発電 町の貴重な収入に
川本裕司2021年6月3日 9時58分
https://www.asahi.com/articles/ASP626VDMP5KTZNB00N.html

 中国電力の原発建設計画がある山口県上関町で、2年前に稼働を始めた町営の風力発電所が町の貴重な収入源となっている。原発は、建設に伴う埋め立て準備工事が2011年の東京電力福島第一原発事故後は止まったまま。新たな収入の柱として計画された風力発電事業は原発の賛否を乗り越え、町は観光名所にしたいと期待をかけている。

 上関町風力発電所は、直径86メートルの風車2基が同町長島の上盛山(かみさかりやま)(315メートル)に立つ。出力は1基2千キロワット。20億円をかけて建設し、19年4月から運転を始めた。昨年7月の大雨による土砂崩れで、数キロ離れた高圧線の電柱が倒れて1週間送電できなかったが、発電はほぼ計画通り。2年間で計4億円を中国電力に売電した。

 今後の修繕費のための基金積み立てなどを除き、19年度と20年度に町の一般会計予算へそれぞれ5千万円が繰り入れられた。建設費の多額の借入金返済が22年度から始まるが、返済が終わった34年度からは町への繰入額はさらに増える見込みだ。周辺に住宅はなく、騒音問題もなかった。

 県環境政策課によると、風力発電所は県内には現在、下関、長門市と平生町など10カ所にある。うち、自治体が運営するのは上関町だけ。日本風力発電協会(東京)によると、全国で約450ある風力発電所の8割以上を民間企業が占める。

 町によると、原発の立地可能性調査が始まった1984年度から国の交付金が入り始めた。95〜04年度の交付金の年平均額は約3億5千万円あったが、05年度からは約7千万円に。原発の建設計画が事実上凍結され、その後の交付金も増額が見込めない状況だ。柏原重海町長は「原発建設を推進していたが、東日本大震災後の情勢を見極めるため、中国電力に中断を申し入れた経緯がある。自治体が収益を求める事業をするのはリスクがあり好ましくないが、町税の収入が落ち込むなか、背に腹は代えられず、日々の町民の暮らしを守らないといけない」と話す。

 風力発電所の建設に合わせ、町は長島で最も高い場所にあり、九州や四国も見渡せる上盛山展望台への道路を整備。観光の目玉にともくろむ。柏原町長は「風力発電は売電による財源確保と展望台への道路拡幅、観光開発の一石三鳥になる」と話している。(川本裕司)

4527とはずがたり:2021/07/19(月) 20:24:02

ほぼ無尽蔵のナトリウムが蓄電池に、定置型向けでいざ本格量産へ
野澤 哲生 日経クロステック/日経エレクトロニクス
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01267/00104/
2021.07.19

4528とはずがたり:2021/07/23(金) 10:52:16

【100%地元未利用材】和歌山県・有田川町でバイオマス発電
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000061.000025041&amp;g=prt
[シン・エナジー株式会社]

〜未利用材を有効活用し、地域産業を活性化〜
シン・エナジー株式会社(兵庫県神戸市、代表取締役社長:乾 正博、以下当社)は、和歌山県有田郡有田川町にて計画中の小規模木質バイオマス発電事業について、地鎮祭を執り行いました(2022年5月に発電開始予定)。当発電所は、地元の林業事業体と当社が共同で設立した、有田川バイオマス株式会社(和歌山県有田郡有田川町、代表取締役:原見健也)が発電事業を行います。
発電設備はウルバス社製(オーストリア製)の熱電併給装置を採用します。発電定格出力900kW(450kW×2)の同設備導入は、国内初となります。

■本事業について
和歌山県は森林率が全国で第8位(森林率76%)という豊富な森林資源を有しています。しかし、急峻な地形により伐採が容易でないことや、木材の買取価格が年々下落してきたなどの理由から、近年は林業が低迷しつつありました。
有田川町でも同様に、林業は町の一大産業として栄えましたが、林業就業者も最盛期の10分の1以下となっています。一方で「有田川エコプロジェクト」を推進し、豊富な自然資源を活かした、風力発電、太陽光発電、小水力発電を導入し、再生可能エネルギーの導入を推進してきました。
直近では、林業振興において直面する課題に対応し、森林資源を保全しながら活かすことができる人材を育成する取り組みも進められています。
当発電所は、燃料には地元の未利用材のみを採用し、年間で約10,000tの木材をチップに加工して使用します。発電した電力は固定価格買取制度(FIT制度)を利用し、関西電力送配電へ全量売電する予定です。本システムの発電効率は31%で、熱利用も含めると総合エネルギー効率は最大で82%になります(一般的に再生可能エネルギーの発電効率は、太陽光発電で最大20%程度、風力発電で最大30%程度とされています(*1))。
また発電所から発生する副産物を、地域資源として利活用することで、地域のバイオマスセンターの機能を担っていきたいと考えております。
*1…経済産業省資源エネルギー庁ホームページ参照
■発電所のコンセプト
発電の際に生じた熱は発電所と併設のチップ製造工場へ供給し、チップの乾燥に利用するほか、隣接する温浴施設への熱供給を行います。さらに、余剰熱を薪の乾燥に使用するなど検討しています。
発電所建屋の一部には、和歌山県産の木材を活用したCLT材と呼ばれる、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルを使用します。
発電の副産物である炭(チャー)の農業利用や、余剰生産するチップを近隣の工場等へバイオマス利用することを検討しています。
■当事業の3つのポイント
地域主導:発電事業主体を、地元関係者と新設した株式会社(出資比率 地元60%:地域外40%)で行うことで地域主導の意思決定を可能にします。さらに、クラウドファンディングによる地域住民出資を可能とし、利益の一部を出資者に還元する仕組みづくりを展開いたします。
総合エネルギー効率(電気・熱)の高い設備を採用することで、地域資源を最大現活用できます。
林業振興:100%和歌山県産材(特に有田川町周辺)を活用することで、林業振興を目指します。
当社は、エネルギーの地産地消を通して、地域が豊かになる事業に取り組んでまいりました。有田川町においても「有田川エコプロジェクト」の実現に向けて、地元の未利用材を活かし、熱電併給システムの導入によるエネルギーコストの削減、地域資源の循環に寄与し、地域とともに持続可能なまちづくりに貢献してまいります。

4529とはずがたり:2021/07/26(月) 16:33:04
鉄空気電池の実現近づく、注目の米新興企業
テスラ元幹部とMIT教授が創業のフォーム・エナジー、再生エネ業界に変革もたらすか
By Russell Gold | Photographs by Philip Keith for The Wall Street Journal
2021 年 7 月 23 日 10:29 JST
https://jp.wsj.com/articles/startup-claims-breakthrough-in-long-duration-batteries-11627003692

 創業4年のスタートアップ企業が何日にもわたり放電可能な廉価バッテリーの開発に取り組んでいる。原料は地球上で最もありふれた元素の1つである「鉄」だ。

 2017年に設立されたフォーム・エナジー(マサチューセッツ州サマービル)のバッテリーは、重すぎて電気自動車(EV)には使えない。だが、再生可能エネルギー業界における積年の課題を解決できる可能性を秘めているという。つまり、太陽が出ない、風が吹かない時のために、安いコストで大量蓄電を可能にする技術だ。

 これまで同社の開発は秘密保持契約もあり、ベールに包まれていた。だが今回、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の取材に応じ、進展状況について明かした。今後も開発が想定通りに進めば、同社の鉄空気電池により、2025年までには手頃な価格で長時間の蓄電が可能になることを規制当局や電力会社に認識してほしいという。

...

4530荷主研究者:2021/08/08(日) 14:30:04

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=767393&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=113
2021/6/26 13:00 中国新聞
アンモニア燃料供給へ周南に輸入拠点 出光興産とIHI

 石油元売り大手の出光興産(東京)と重工業のIHI(同)は25日、出光の徳山事業所(周南市)でアンモニアのサプライチェーン(供給網)構築に共同で取り組むと発表した。2014年に原油の精製をやめた事業所を、脱炭素社会で注目されるアンモニア燃料の輸入拠点に転換させる。

 まず徳山事業所で22年度からナフサ分解炉の熱源にアンモニア燃料を使う。中東やオーストラリアからタンカーで液体アンモニアを輸入し、出光の既存タンクで貯蔵する。近隣のトクヤマなどコンビナート企業は自家発電で石炭との混焼を検討しており、要望に応じて配管やタンクローリーによる供給体制も整える。

 アンモニアは燃やしても二酸化炭素(CO2)を出さない水素を多く含み、液体で運びやすい特長がある。IHIは石炭や天然ガスとアンモニアを混焼する発電の技術で世界をリードしており、25年の実用化を目指している。

 同時に普及のためには安価で大量に輸入して貯蔵、配送する流れを新たにつくる必要に迫られている。太陽光発電など再生可能エネルギーを使って得る「グリーンアンモニア」など環境に配慮しながら生産量を増やす動きが国内外で活発になっている。

 出光はIHI製品を導入してきた縁もあり、既存の設備を活用できる協業に合意した。出光は「両社の強みを生かし、世界的にも先進的なアンモニアの供給網を早期に実現したい」としている。(川上裕)

4531とはずがたり:2021/08/13(金) 13:38:31

福岡・みやま市のみやまSEが再び債務超過
https://www.sankei.com/article/20210802-ABDUXGQ6UFKKTKCM53BK6GB75E/
2021/8/2 20:32
産経WEST

自治体新電力の草分けとされる「みやまスマートエネルギー」(みやまSE、福岡県みやま市)が令和2年度決算で再び債務超過に陥った。冬の寒波で電力を調達する卸売市場の取引価格が高騰し、利益を吹き飛ばした。平成28年の電力小売り全面自由化を機に誕生した自治体新電力は75社(5月時点)あり、多くは他電力との競争激化で苦境が表面化している。電力による地方創生を掲げて各地で参入が相次ぐが、事業運営で壁に直面している。

自治体新電力の多くのケースは、自治体所有の太陽光発電や小水力発電などの電源を利用し、公共施設などに販売して得た利益を、市民サービスの向上に還元することをうたっている。みやまSEは、福岡県南部にある人口約3万6千人のみやま市が、地域経済が先細りする中、55%(現在は95%)出資して27年に設立し、家庭向け小売りにも参入。市内の太陽光発電所などの電気を市内で消費する「エネルギーの地産地消」をコンセプトに事業を続けてきた。

市内の家庭用電力(小規模店含む)の契約件数は3月時点で1437件と、地道な営業活動で数字を伸ばし、ようやく全世帯数の1割程度に。ところが令和2年度決算は最終損益が2億円の赤字となり、1億2千万円の債務超過となった。同社によると、昨年12月以降の寒波で電力需給が逼迫(ひっぱく)し、電力を調達する卸売市場の取引価格が急騰したことが主な要因。わずか3週間で2億円超のコストが必要となり、利益を吹き飛ばした格好だ。

債務超過となれば、銀行からの借り入れが難しくなり、事業継続に黄信号がともる。九州電力や他の新電力が安値で攻勢をかけて売り上げも伸び悩む中、みやまSEは平成27〜29年度にも債務超過に陥っており、債務超過を免れたのは30年度、令和元年度の2年間だけだ。横尾健一社長は「価格競争になると大手には勝てない。調達価格の高騰は予想外の打撃で、電力事業の怖さを感じた」と語る。同社は、事業収益で住民サービスを充実させる目標を掲げるが、十分な住民還元はできていないのが現状だ。

経済産業省によると、自治体の出資が確認できる新電力は5月時点で全国で75社に上る。人口減少にあえぐ地方都市での設立も多く、多くの自治体が「電力による地方創生」として、収益を公共サービスに活用する姿を描く。

ただ、多くの事業者が他電力との競争にさらされて苦戦。行政の関与が問題視されるケースもあり、奈良県生駒市では、市と市が出資する新電力との電気契約をめぐり、必要以上に高い電気代が支払われているとして住民訴訟に発展した。

自治体新電力は国が目指す脱炭素化の主体になりえるが、電力販売は気温や社会活動などに経営が左右されるリスクがある。経産省は今年度の夏と冬も電力需給が逼迫するとの見通しを発表している。第三セクターが破綻すれば結局、住民がツケを支払うことになり、経営状況の精査とリスク管理が求められている。(一居真由子)

4532とはずがたり:2021/08/14(土) 16:51:46

EV化の流れの中でバックアップが容易になるとこの記事の前提崩れるがさあどうか。

太陽光発電キロワット時8円の罠:SDGsとは到底相容れない
https://agora-web.jp/archives/2052448.html
澤田 哲生
2021.07.31 07:00

4533荷主研究者:2021/08/15(日) 20:53:12

https://kahoku.news/articles/20210630khn000045.html
2021年07月01日 06:00 河北新報
汚泥からバイオガス発電へ 仙台市、焼却量抑えCO2削減目指す

貞山堀の両側に広がる南蒲生浄化センターの施設群。写真中央の更地に消化槽や発電施設を整備する=仙台市宮城野区

 仙台市は南蒲生浄化センター(宮城野区)の汚泥処理施設で発生するバイオガスを活用し、民設民営型の発電事業に乗り出す。焼却処理する汚泥をエネルギーに転換して二酸化炭素(CO2)の排出量を抑え、発電事業者への売却益も得る。本年度中に事業者となる民間企業を募集し、2026年度に稼働を開始する。

 南蒲生浄化センターは、市内約39万世帯の汚水を処理し、1日当たり2090立方メートルの汚泥が発生する。汚泥化後のプロセスは図の通り。濃縮、脱水の工程を経て焼却処理する。

 市は新たに濃縮後の汚泥を脱水、焼却せず、メタン菌で発酵させる消化の工程を加える。発生したバイオガスは発電事業者に全量売却し、残った汚泥だけを焼却する。当初は1日1045立方メートルを消化工程に回し、徐々に量を増やす。

 発電施設は公募した事業者がセンター敷地内に設置し、買い取ったバイオガスで発電事業を運営する。年間発電量は、一般家庭3000世帯分に相当する約948万キロワットを見込む。国の再生可能エネルギー固定買い取り制度(FIT)に基づき、電力会社に売電する。

 汚泥の焼却で排出されるCO2の量は年間1万6032トンに及ぶ。全量をバイオガス生成に回すことで焼却量を抑制。化石燃料由来の電力使用が減る効果も加えると、3360トンのCO2削減につながる。バイオガスの売却収益は年間9800万円を見込む。

 市は22年度に発電事業者と契約し、事業者は23年度から順次、発電施設などの工事に着手する。事業期間は稼働開始から20年間。

 市も発電事業に必要となる消化槽、ガスタンクなどを整備する。濃縮棟1棟、脱水機3棟、焼却炉1棟も併せて改築する。工事費は約150億円を見込む。

 発電を含む施設全体の設計監理を委託するため、8月までに地方共同法人「日本下水道事業団」(東京、JS)と協定を締結する。

 市は今年2月、50年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言した。下水道計画課の水谷哲也課長は「これまでは焼却処理していた汚泥をエネルギーに転換し、脱炭素社会に貢献したい」と話す。

4534とはずがたり:2021/08/15(日) 21:26:09
(けいざい+)太陽熱温水器、再起は:下 乗りたい脱炭素、載せたい温水器
https://www.asahi.com/articles/DA3S14999051.html
会員記事
2021年8月4日 5時00分

 「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする『脱炭素社会』の実現を目指す」。菅義偉首相は昨年10月、就任後初の所信表明演説で、そう宣言した。今年4月には、30年度に13年度比で「46%削減」するという中間目標も掲げた。こうした政府の動きに、市場が低迷する太陽熱温水器業界は追い風を期待…

4535荷主研究者:2021/08/15(日) 21:42:50

https://www.sakigake.jp/news/article/20210715AK0001/
2021年7月15日 6時59分 秋田魁新報
東北電、鹿角市などで陸上風力 最大18基、25年度着工へ

 東北電力は14日、鹿角市と青森県田子町、三戸町の3市町にまたがる地域で最大出力7万5600キロワットの陸上風力発電事業を計画していると発表した。2025年度の着工、27年度以降の運転開始を目指す。

 事業名は「田子風力発電事業(仮称)」。3市町にまたがる国有林と保安林1859ヘクタールに出力4200キロワットの風車を最大18基設置する。

 環境影響評価(アセスメント)は23年度までに完了する予定。事業化に当たっては、特別目的会社(SPC)の設立も検討する。東北電は「風況などを調べた結果、事業性が見込めると判断した場合は、地域の理解をいただいた上で風車建設の事業化段階に移行していきたい」としている。

 東北電は、脱炭素社会の実現を目指す政府方針に対応しようと、管内(東北6県と新潟県)で風力発電を軸に計200万キロワットの再生可能エネルギー発電施設の開発を目指している。現在、本県や青森県沖で計画されている洋上風力発電事業や、能代市と八峰町で計画されている出力規模約10万キロワットの陸上風力発電事業に出資参画している。

4536とはずがたり:2021/08/16(月) 14:06:37
CO2フリーのブルー水素事業に乗り出すJパワーの勝算
8/14(土) 16:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/06d757dc1ee1524f985848b262970fa4a1c4dbf0
ニュースイッチ

シュルンベルジェとの共同事業スキーム
http://tohazugatali.web.fc2.com/kankyo/20210816-00.jpg

 Jパワーは海外で石炭をガス化し、二酸化炭素(CO2)フリーのブルー水素を製造する事業に乗り出す。製造時に発生するCO2は分離・回収し石油増進回収(EOR)として利用し貯留する。米国の油田サービス会社、シュルンベルジェと共同で世界の油田近くで候補地を探す。製造した水素は、現地の状況に応じてエネルギーとして供給するか、現地に発電所を建設し電力として供給する。海外の事業拡大とカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)の両立を狙う。

次世代原子炉「高温ガス炉」で未来は変わるか

 Jパワーは石炭を酸素吹きでガス化する技術を確立し、実用段階にある。生成したガスは高効率のコンバインドサイクル発電としての利用や、CO2を分離・回収し水素を取り出して利用する。CO2は90%以上回収が可能だが、カーボンニュートラルにはCCUS(CO2回収・利用・貯留)が必要。この候補地探しが難しい。

 シュルンベルジェは地下資源の探査、解析や油田事業をサポートする世界屈指の油田サービス企業。120カ国で事業を行い、油田オーナーやオフテイカー(購入者)とのネットワークも豊富だ。EORは自噴力が弱まった油田で、油層にCO2を圧入して原油の流動性を高め増産する技術。原油の採取率を上げながらCO2を貯留できるメリットがある。

 Jパワーは2019年からシュルンベルジェと共同で、EORの潜在需要を調査してきた。現在、候補地の中から石炭調達、CO2フリー水素の需要、その国の石炭許容度などを考慮し検討している。「世界中に候補地はある。できるだけ早く事業化し20年間の運転で投資回収する」(Jパワー国際営業部技術室間嶋亨統括マネージャー)方針だ。事業化に当たってはシュルンベルジェが油田解析やCO2注入後の流動解析などを担当、Jパワーが石炭のガス化、CO2の分離回収、現地の水素や電力需要の評価などを担当する。

 産業界では脱炭素エネルギーとしてCO2フリー水素が期待されている。再生可能エネルギーからつくるグリーン水素と、化石燃料からつくり発生するCO2を処理するブルー水素があるが、ともにコストや生産量が課題。「グリーン水素は太陽光が豊富な中東でつくっても当面、コストは高い。ブルー水素とすみ分けるだろう」(Jパワーの籔本晃審議役)と、世界各地で事業展開しブルー水素の量を確保したい考えだ。

4537とはずがたり:2021/08/16(月) 17:47:17

白糠辺りでの水素の実験はどうなったんだろ。

洋上風力の余剰電力で水素製造へ 石狩湾新港で新たな調査事業
08月16日 08時03分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210816/7000037429.html

石狩湾新港の大規模風力発電所で余った電力を使って水素の製造を目指す新たな調査事業が来月から始まることになりました。

この調査事業は北海道電力やグリーンパワーインベストメントなど6社が来月から再来年2月にかけて行います。
新エネルギー・産業技術総合開発機構が募集した事業に採択されました。
石狩湾新港の大規模な洋上風力発電所で余った電力を使って水を電気分解して水素を取り出し、札幌市をはじめとした周辺地域で自動車の燃料などとして利用するほか道内外に輸送することも検討するということです。
道内の沿岸は洋上風力発電に適している場所が多いものの近くでは電力の需要が少ないため有効に使えないことが普及の壁になっています。
ためられる上、輸送しやすい水素を製造することで、幅広い用途への活用が可能になります。
また再生可能エネルギーで生産された水素は「グリーン水素」と呼ばれ生産や消費で二酸化炭素を出さないことから、脱炭素の切り札として期待されています。
各社では今回の事業を通じて技術面やコスト面などの課題を洗い出したい考えです。

4538とはずがたり:2021/08/18(水) 11:04:20
既に蓄電池と太陽光の組み合わせで石炭火発を転換したりし始めてるアメリカだからなあ。
EV化の圧力で蓄電池へのブレークスルーも迫ってるし荒唐無稽って訳ではなさそう。

例えば石炭火発258MWをPV50MW・蓄電池190MW(蓄電池容量不明)に代置した発電所が4月に運開してるらしい。

春秋の余剰太陽光発電をタダ同然で買い取って夏冬尖頭期に放電する年周期な揚水発電を欲しいと思って居る所以。

2021年8月18日10:36 午前16分前更新
太陽光発電の国内比率、35年までに4割以上可能と米エネルギー省
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/usa-biden-solar-idJPL4N2PP0BJ

[17日 ロイター] - 米エネルギー省は17日、太陽光発電について、議会が再生可能エネルギー事業や太陽光の関連部材工場への優遇税制などを成立させれば、2035年までに国内の電力供給の40%以上を賄うことが可能とする文書を公表した。

バイデン政権は雇用創出のけん引役および気候変動対策の柱に太陽光発電を据えており、今回の文書はその一環。ウォルシュ労働長官はこの日、オハイオ州で、米太陽光パネルメーカーのファーストソーラーの新施設を視察した。

エネルギー省の文書は、国立再生可能エネルギー研究所の未公表の分析結果に基づき、太陽光発電を国内の発電量の半分近くまで拡大するには、業界の成長ペースを現在の3─4倍に加速し、最大150万人の雇用を創出する必要があると指摘した。

ジーナ・マッカーシー大統領補佐官(気候変動対策担当)は取材に対し、「クリーンエネルギー優遇税制こそが、生産や製造部門のけん引役となるはずだ」と強調した。

米国は、太陽光発電事業に適用している26%の税額控除を段階的に廃止することにしている。バイデン大統領は税額控除の10年間の延長と、太陽光関連部材の製造への新たな税優遇措置の必要性を訴えている。

【アメリカ】Jパワー、バージニア州の石炭火力発電を廃止。太陽光発電所に転換
2021/04/13 最新ニュース
https://sustainablejapan.jp/2021/04/13/j-power-birchwood-coal-power-plant/60908

 電源開発(Jパワー)の米国現地法人J-POWER USA Development(JPUSA)と米投資会社Fortress Investment Groupは3月31日、2021年月3月に閉鎖した米バージニア州のバーチウッド石炭火力発電所の跡地を、蓄電設備付きの太陽光発電所に転換するプロジェクトで合意したと発表した。

 同発電所は、JPUSAが2007年に出資し、JPUSAと米GEが権益の50%ずつを保有する石炭火力発電所だった。設備容量は258MW。運営主体のBirchwood Power Partnersは3月初旬に発電所の廃止を公表していた。

 新設する太陽光発電所は、太陽光発電が50MW、蓄電設備が190MW。2023年に稼働予定。同発電所はJパワーにとって米国で3つ目の太陽光発電プロジェクトとなる。

4539とはずがたり:2021/09/06(月) 10:23:22
>>4323>>1718>>1812

山口県 竹バイオマス発電所へ燃料供給 三輝トラスト株式会社
http://snkt.jp/%E7%AB%B9%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%9E%E3%82%B9%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

 世界初 竹バイオマス発電、竹を燃料として燃焼する竹バイオマス発電所、竹バイオマスの原材料である竹は日本では古来より、食用や日用雑貨、建材等に多く使われていました。しかし、近年、中国産の竹の増加やプラスチック製への移行により竹の需要が激減し、その結果各地の竹林が放置されるようになりました。
竹は成長力が非常に強く、そこに生育する樹木の健全な成長を阻害させ、枯死させることもあります。他の樹木や生物多様性への影響が大きいので、放置竹林の拡大防止と、伐採した竹を資源として有効活用することが重要な課題となっています。

4540とはずがたり:2021/09/06(月) 10:31:23
>>1718>>1812>>3314>>4315

世界初、山口県に竹専焼のバイオマス発電を開設、出力規模は約2MW
2017年10月20日
https://pps-net.org/column/43901
一般社団法人エネルギー情報センター
新電力ネット運営事務局

10月18日、藤崎電機は世界初となる竹を燃料として専焼するバイオマス発電所の起工式を執り行ったと発表しました。山口県山陽小野田市にて開設されるこの発電所は、出力規模は約2MW、山陽小野田バンブーバイオマス発電所と名付けられました。

世界初、竹を燃料として専焼するバイオマス発電所
竹は日本では古来より、食用や日用雑貨、建材等に多く使われていました。しかし、近年、中国産の竹の増加やプラスチック製への移行により竹の需要が激減し、その結果各地の竹林が放置されるようになりました。

竹は成長力が非常に強く、そこに生育する樹木の健全な成長を阻害させ、枯死させることもあります。他の樹木や生物多様性への影響が大きいので、放置竹林の拡大防止と、伐採した竹を資源として有効活用することが重要な課題となっています。

竹は日本全土に広がっており、特に西日本を中心に放置竹林が問題視されています。そのため、竹のバイオマス発電利用については、2017年3月に日立製作所が新技術を開発したと発表する>>3231-3233など、各方面にて注目が集まっています。[関連記事]

こうした中、藤崎電機は世界初となる竹を燃料として専焼するバイオマス発電所の起工式を執り行ったと発表しました(図1)。山口県山陽小野田市にて開設されるこの発電所は、出力規模は約2MW、山陽小野田バンブーバイオマス発電所と名付けられました。

地域経済効果は推定89億円、地域活性化に
山陽小野田バンブーバイオマス発電所の想定年間発電量は約1580万キロワット時となり、一般家庭に換算すると約4860世帯の年間電力使用量に相当します。CO2に関しては、年間約8223トンの排出削減効果が見込まれています。

発電所の投資額は約23億7千万円、FIT法に基づく売電期間20年では、地域経済効果が89億円と推定されており、地元雇用も含め地方創生にも繋がることが期待されます。

藤崎電機によると、山口県山陽小野田市は、山口県が林野庁から委託を受けて竹の伐採・チップ化・燃焼する実証事業(平成25〜27年度)を日本で唯一行っていたこと、竹の供給体制が確立しやすい条件が整っていたことなどが、建設に至った理由としています。

2013年から検討開始、ドイツのランビォン社と協力して開発
藤崎電機は、2013年より竹の有効活用方法としてバイオマス発電所での燃料利用を検討しています。2014年上旬よりバイオマス発電所の実績と経験が豊富な企業を調査し、2015年6月にドイツのランビォン社と正式契約に至りました。ランビォン社は、1890年創立、バイオマス発電所の設計製造販売を手掛けており、世界90カ国以上での実績を有しています。

藤崎電機によると、2014年6月には竹サンプルをドイツに送り成分分析、ランビォン社が検討を重ねました。そして2015年5月にドイツハンブルグで燃焼実験を行うことに決定、その試験の成功により2015年6に「バンブ-バイオマス発電装置の共同開発、OEM製造、アジアエリアでの独占販売」の契約を作成することとなりました。その後調印を行い、7月23日に山口県庁での立地協定調印を行うこととなりました。

バイオマスに向かない竹の利用、燃焼炉の開発などで対応
竹は杉やヒノキと違い、①竹の中が空洞であることから輸送効率が悪い、②チップ化することにより乳酸発酵する性質があるためにストックが難しい、③カリウム・二酸化ケイ素等によって燃焼炉が傷みやすいなどの問題を抱えています。

しかし、藤崎電機のグループ会社で、今回の事業に参画するガイアパワーによると、これらの問題を解決し、竹の育成、タケノコの販売、竹材の燃料化による発電という循環型エコシステムの構築を実現化しつつあるとしています。例えば、炉の課題は、前述のようにランビォン社との共同開発により、世界初の竹の燃焼炉を開発しこの問題を解決しています。

4541とはずがたり:2021/09/06(月) 10:39:40
>>3314
>寧ろこいつら(>>1718>>1721>>1812とかで既出)はどうやって塩素とカリウムの問題を回避出来たんだ?!

熊本のバンブーエナジー社では以下の様に解決。
>バーク(杉の木の皮)を混ぜ合わせることで「クリンカ」の発生を抑えることに成功。小型テストプラントでの燃焼試験では、竹8:バーク2の混合割合でもクリンカが発生しないことを確認しました。

>ORC熱電併給方式(※1)を採用しました。また、竹に含まれる腐食成分の影響を受けにくいという点もORC熱電併給方式採用の決め手となりました。
>(※1)蒸気タービンと違い、水でなくシリコンオイル等を熱媒体として利用する。取扱圧力が低く、機械的ストレスが低いなどの特徴がある。

電気の施設訪問レポート vol.25
竹のバイオマス熱電併給事業施設を訪問しました
https://www.power-academy.jp/electronics/report/rep02700.html
2019年9月30日掲載

2019年6月、パワーアカデミー事務局は、熊本県南関町(なんかんまち)にあるバンブーエナジー株式会社のバイオマス熱電併給事業施設を訪問しました。同施設は、竹をバイオマス原料として活用するという困難なテーマに挑み、現在実証事業を実施しています。製造された熱及び電気は併設された竹加工工場で利用されているほか、燃焼時に発生する燃焼灰の有効活用も検討中です。…

竹が燃焼すると灰の中に小さな塊ができます。これはいわば"クリンカの卵"。これがもっと大きくなってクリンカとなり、炉の内壁に付着することで耐火物を傷め劣化を速めたり、ボイラーに付着することで熱伝導率を低下させる等の問題が発生します。
動植物などの生物資源を原料とするバイオマス発電。竹(孟宗竹)は、全国で群生しているので入手しやすいこと、3年で生育するという高循環性があることなどから、バイオマス原料として有望視されてきました。一方で含水率が高い、中空のため木材に比べて資源にできる割合が少なく、品質が不安定などの問題もあり、中でも「クリンカ」の発生は大きな壁でした。「クリンカ」とは燃焼灰が低温で溶けて生成される塊で、これがバイオマス燃焼炉を傷めることから、燃焼が困難となります。

バンブーエナジー社ではこの難題の克服に立ち向かい、バーク(杉の木の皮)を混ぜ合わせることで「クリンカ」の発生を抑えることに成功。小型テストプラントでの燃焼試験では、竹8:バーク2の混合割合でもクリンカが発生しないことを確認しました。

今後、本実証プラントにて竹とバークの混合割合を変動させた運転データを蓄積し検証していきます。

エネルギーの"地産地消"に成功
バイオマス発電で多くの場合に課題となるのが、原料の調達です。特に木質ペレットは輸入に頼らざるを得ないのが現状です。その点、バンブーエナジー社では国内での原料調達モデルを確立しています。

竹については同社を中心に半径30Km圏内で収集。小規模な土地に竹林が点在することが特徴であるため、多くの地権者と交渉を続けて継続的・安定的に収集する体制を整えました。これは、放置されて荒廃が進んだ竹林が増えているという「放置竹林問題」解決の一助にもつながっています。

また、バークについても、地元の林業団体から協力を得て調達を行っています。 一方、地産地消の"消"については、隣接する竹加工工場に995KWの電力と6,795kWの熱を供給しています(2019年6月現在)。

4542とはずがたり:2021/09/06(月) 10:39:54
>>4541-4542
この熱電併給設備については大量の熱量を確保でき、隣接する竹加工工場における乾燥需要を満足できることなどの有効性を考慮し、ORC熱電併給方式(※1)を採用しました。また、竹に含まれる腐食成分の影響を受けにくいという点もORC熱電併給方式採用の決め手となりました。

また、このORC熱電併給設備は発電の際に約80℃の温水が供給可能であることから、この温水も有効活用することで全体としてのエネルギー効率が高い設備になります。 バンブーエナジー社ではこの発電機をイタリアのメーカーから輸入しました。オーストリア製の炉とあわせ、バイオマス発電の先進地域であるヨーロッパのメーカーの知見に学ぼうという姿勢も感じられます。

(※1)蒸気タービンと違い、水でなくシリコンオイル等を熱媒体として利用する。取扱圧力が低く、機械的ストレスが低いなどの特徴がある。

竹のサプライチェーン構築に加え、灰の活用も
このバンブーフロンティア事業は地元行政・企業・専門家等により2005年から竹の有効利活用方法に取り組んでおり、2018年までに様々な課題を克服。2015年からFSを実施し、バイオマスによるエネルギー供給の事業可能性を着実に高めてきました。まさにこの分野のパイオニアとして歩みを刻んでおり、国内初の竹を有効利用したORC熱電併給設備を備えたバイオマスプラントとなりました。

バンブーエナジー社は竹の事業化を共通のテーマとするグループ3社のうちの1社で、同じグループのバンブーフロンティア株式会社は竹林整備を担い、もう1社のバンブーマテリアル株式会社は竹を使った新建材の開発・販売に取り組んでいます。このグループ3社が連携することで、新たな"竹産業"の創出につながるサプライチェーンが構築されているのです。

前述のように電力だけでなく熱エネルギーを竹加工工場での乾燥に活用するなどカスケード利用(※2)も行っているほか、最近では燃焼灰の有効利用も検討。竹の燃焼灰を用いた鳥インフルエンザウィルスへの効果試験を行ったところ、ウィルスの不活性化が確認できました。さらにはカンピロバクター、サルモネラ、大腸菌、黄色ブドウ球菌などに対しても有効であることから、今後は鳥インフルエンザウィルスの防疫剤や抗菌消臭効果を活かした機能性素材への利用法を検討していきます。

電気という領域を超えた大きな可能性を秘めた取り組みであり、今後の事業展開が楽しみです。

(※2)資源を一回だけの使い切りでなく、レベルを変えて多段階に渡って活用すること。

4543とはずがたり:2021/09/06(月) 20:25:13

竹活用に「新エネ大賞」 南関町の企業、電気と熱を同時供給
https://kumanichi.com/articles/118974
熊本日日新聞 | 2021年02月20日 08:20
新エネ大賞の経済産業大臣賞を受賞したバンブーエナジーのバイオマスプラント=南関町

 竹を使ったエネルギー生産に取り組む熊本県南関町のバンブーエナジーが、新エネルギーの先導的な事例を表彰する「2020年度新エネ大賞」の分散型新エネルギー先進モデル部門で、最高賞の経済産業大臣賞を受賞した。

 同賞は、新エネルギーの導入促進などを目的に、新エネルギー財団(東京)が1996年から開催。本年度は4部門に55件の応募があった。

 エナジー社は、荒廃竹林の解消や地域産業の創出を目指し、竹の枝葉とスギのバーク(樹皮)を燃料に生産した電気と熱を、竹製品の製造を担う関連会社のバンブーマテリアルに供給している。

 今回、国内初となる竹を有効利用したバイオマス発電や、電気だけでなく熱エネルギーも同時に利用している点などが評価された。エナジー社・エネルギー部の牧嶋隆光副部長(47)は「成果が評価されてうれしい。受賞を機に新たな竹の活用モデルとしてPRしていきたい」と話した。(長濱星悟)
新エネ大賞の表彰状と盾を持つバンブーエナジーの牧嶋隆光さん(左)と宮崎龍一さん。後方は同社のバイオマスプラント=南関町

 竹を使ったエネルギー生産に取り組む熊本県南関町のバンブーエナジーが、新エネルギーの先導的な事例を表彰する「2020年度新エネ大賞」の分散型新エネルギー先進モデル部門で、最高賞の経済産業大臣賞を受賞した。

 同賞は、新エネルギーの導入促進などを目的に、新エネルギー財団(東京)が1996年から開催。本年度は4部門に55件の応募があった。

 エナジー社は、荒廃竹林の解消や地域産業の創出を目指し、竹の枝葉とスギのバーク(樹皮)を燃料に生産した電気と熱を、竹製品の製造を担う関連会社のバンブーマテリアルに供給している。

 今回、国内初となる竹を有効利用したバイオマス発電や、電気だけでなく熱エネルギーも同時に利用している点などが評価された。エナジー社・エネルギー部の牧嶋隆光副部長(47)は「成果が評価されてうれしい。受賞を機に新たな竹の活用モデルとしてPRしていきたい」と話した。(長濱星悟)
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