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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

4495荷主研究者:2021/06/05(土) 21:56:26

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/547869?rct=n_hokkaido
2021年05/26 01:40 北海道新聞
液化メタンで脱炭素 エア・ウォーター家畜ふん尿加工 十勝で実証 LNG代替燃料に

http://tohazugatali.web.fc2.com/energy/20210526hokkaido01.JPG

 産業ガス大手エア・ウォーター(大阪)は25日、家畜ふん尿由来でバイオガスに含まれるメタンを液化バイオメタン(LBM)に加工し、液化天然ガス(LNG)の代わりに使う実証事業を十勝管内で行うと発表した。エネルギーの地産地消を図り、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル推進にもつなげる。同社によると、バイオガスからLBMをつくるのは国内初。

 事業は本年度から2年間行われ、環境省のCO2排出削減に関する公募事業に採択された。総額7億2千万円のうち約6割を国が負担する。

 具体的には、十勝管内大樹町内の2カ所の牧場のバイオガスプラントで生成したバイオガスを、帯広市内の自社工場に設ける製造システムで零下162度のLBMに加工。よつ葉乳業十勝主管工場(十勝管内音更町)で気化させた後、ボイラーの燃料にする。LNGに比べて温室効果ガス排出量を6割以上削減できると見込む。

 乳牛のふん尿を発酵させて発生するバイオガスは現在、酪農家が自家発電で使い、余った電力は売電しているが、十分な量を活用できていない。液化するとタンクローリーで大量輸送できるようになり、遠隔地の工場などへの販売も可能になる。

 将来的には、LBM生成時に発生するCO2からドライアイスを製造することも検討。さらに都市ガスやトラックに加え、大樹町で開発が進むロケットの打ち上げ燃料としての活用も想定している。2030年をめどにLBM1万4千トンを生産し、70億円の売り上げを見込む。

 エア・ウォーターの梶原克己専務執行役員は「地域の資源を有効活用して必要な資源に変えるリサイクル循環型の事業を構築し、カーボンニュートラルにも役立てたい」。よつ葉乳業は「酪農経営にとって非常に大きな課題となっている家畜ふん尿問題の解決につながる」(総務広報グループ)と期待している。(田中雅久)


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