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商業・流通

2932とはずがたり:2015/12/02(水) 01:04:59
此処,イオンでは無かったと思うが,なんかあったのは憶えている。そんなに売上さがったのか。。
http://map.goo.ne.jp/map/latlon/E135.46.22.464N34.52.12.163/zoom/9/
大久保は家庭教師に通った思い出のある場所である。可愛かった教え子の姉妹は今頃どうしてるかなぁ。。

イオン大久保店、5月閉店へ 京都・宇治
http://news.goo.ne.jp/topstories/region/140/9765e28b6e8e2af870395c801ba6dc65.html
(京都新聞) 12月01日 09:10

 京都府宇治市大久保町のスーパー「イオン大久保店」が来年5月に閉店することが30日分かった。経営するイオンリテール(千葉市)によると、店舗面積の狭さなどで消費者のニーズの多様化に対応できず、売り上げは1991年のピーク時に比べ、約3割に落ちていたという。

 同店は近鉄大久保駅近くにあり、4階建て、店舗面積は延べ1万2千平方メートル。1階は食料品中心で、2〜4階は衣料品や日用品を販売。直営スーパーに加え、27の専門店が入る。従業員は185人。

 前身は79年3月に開店したニチイ大久保店(その後、サティ大久保店)。マイカルとイオンリテールの経営統合で2011年3月に店名が変更された。

2933とはずがたり:2015/12/02(水) 14:46:07
静岡)子ども貧困対策、県が5カ年計画 教育支援など案
http://www.asahi.com/articles/ASH8L4WQCH8LUTPB00T.html?iref=reca
2015年9月9日03時00分

 社会問題化している「子どもの貧困」問題を解決しようと、県は「子どもの貧困対策計画」の素案をまとめた。①教育支援②生活支援③保護者の就労支援④経済的支援を対策の柱とする2019年度までの5カ年計画で今年度中に定める。

 昨年施行の子どもの貧困対策推進法は、都道府県に貧困対策計画を定めるよう求めている。県は、生活保護世帯の子どもの高校進学率や就業率などで数値目標の導入を検討するほか、計画実行に必要な予算を確保する方針。

 8月18日に県庁で開かれた県の対策推進本部員会議(本部長・山口重則健康福祉部長)では、県内の生活保護世帯の子どもが08年には1978人だったのが、12年には3559人に急増していることが報告された。また、14年時点では、母子世帯の過半数が平均年収200万円以下になっているという。

2934とはずがたり:2015/12/04(金) 02:32:57
三井住友食品とかできないかなー。
それは兎も角,セブンと物産が本格的に組むと面白い。
イオンはスーパー絡みで丸紅と,とはならないのか。寧ろイオンは不動産で三菱系と仲良いしな。

2015.08.20
セブン争奪戦、三井物産と伊藤忠の間で密かに激化か 三井、4位転落の危機
http://biz-journal.jp/2015/08/post_11181.html
文=編集部

 三井物産は、セブン-イレブンとの協業を強化する方針を明確にした。実店舗とインターネットを連動させ、商品を売るオムニチャネルの仕組みづくりに参画する。子会社の三井情報を通じて消費動向のデータを分析し、セブンの商品開発につなげるという。三井物産にとってドル箱だった資源分野が国際価格の下落に苦しむ中、コンビニエンスストア支援で安定した収益を確保する狙いだ。

三井物産、純利益で4位転落の危機

 大手商社5社の2015年3月期連結決算は、原油や鉄鉱石など資源価格の下落で損失が相次いだ。最終的な儲けを示す純損益で住友商事が赤字となり、三井物産と丸紅が減益だった。資源以外の分野に力を入れた三菱商事と伊藤忠商事は増益を確保し、明暗が分かれた。
「資源商社」と呼ばれる三井物産の、資源エネルギー事業における15年3月期の純利益は大手5社中トップ。半面、非資源事業の純利益では最下位だった。
 三井物産の16年3月期の純利益の見通しは、市況の下落が響き前期比22%減の2400億円(15年3月期は3064億円)。伊藤忠の3200億円(同3005億円)に抜かれ、住友商事の2300億円(同731億円の赤字)が背後にひたひたと迫る。
「鉄鉱石や原油市況が回復しなければ、純利益2400億円達成も楽ではない」と、商社担当の証券アナリストは見ている。4位転落もあり得る事態に追い込まれたわけだ。
 三井物産にとって、非資源事業の強化は長年の課題だった。そこで食糧と農業、メディカル・ヘルスケア、衣食住といった分野の強化を図る。その一環として取り組むのが、食品流通の「川下作戦」だ。川下作戦とは、商社がスーパーやコンビニ、百貨店など大型小売業界に進出することを指す。

食品卸の国分を丸紅に奪われる

 三井物産は、食品卸の再編で出遅れた。昨年12月、食品卸大手の国分と丸紅は包括提携を発表した。国分獲りの本命と見られていた三井物産が敗れたのだ。
 食品卸は、幾多の再編を経て、三菱商事系の三菱食品、伊藤忠商事系の日本アクセス、独立系の国分に集約された。小売りチェーンが、プライベートブランド(PB)商品の品ぞろえを拡充していることも食品卸の再編を促した。なぜなら、PB商品は卸を経由しないため、PB商品の取り扱いが増えれば、それだけ卸の取引が減ることになるからだ。

2935とはずがたり:2015/12/04(金) 02:33:16
>>2934-2935

2936とはずがたり:2015/12/04(金) 02:33:43
>>2934-2936
 国分は、かつては不動の1位だったが、三菱商事系と伊藤忠系の合併・再編が進み3位に転落し、どの商社と組むかが業界の関心事だった。
 そこで有力視されていたのが、三井物産である。07年、国分は三井物産傘下の三井食品が北海道で苦戦していたため、北海道の事業を引き取った。こうした経緯もあって、国分は三井物産と提携すると見られていたのだ。しかし、三井物産は国分に出資を打診したが、商社の経営関与を嫌う国分に断られ、両社の関係は冷え込んだ。
 間隙をぬって接近したのが丸紅だ。国分が丸紅傘下の菓子卸最大手、山星屋(大阪市)と冷凍食品卸のナックスナカムラ(同)に出資し、一方、丸紅は国分が新設する首都圏の営業を担う子会社に資本参加するという提携内容だった。
 国分にしてみれば、三菱商事、三井物産、伊藤忠に比べて、丸紅は乗っ取られる脅威が低い。実際、丸紅は13年に出資したダイエーの株式をイオンに譲渡し、スーパーの経営から撤退している。
 業界5位の三井食品しか系列を持たない三井物産は、国分という大きな魚を取り逃がしてしまった格好だ。

セブンに接近

 食品流通分野の川下は再編が進み、イオン、セブン&アイ・ホールディングス(HD)、西友を展開するウォルマート・ジャパンHD、中小スーパーの共同仕入れ機構であるシジシージャパンの4グループに収斂しつつある。その結果、商社と小売りの力関係が逆転した。総合商社や卸は小売りから選ばれる時代になったのだ。
 いまや川下の主戦場はコンビニである。三菱商事はローソン、伊藤忠商事はファミリーマートを子会社として持っている。さらにファミマはユニーグループ・ホールディングスと16年9月に経営統合する方向で交渉しており、まとまれば業界4位のサークルKサンクスを系列に組み入れることになる。
 次のターゲットとなるのは、独り勝ちといえるセブンである。
 セブンの親会社であるセブン&アイHDには、三井物産が1.8%出資している。三井物産とセブンのビジネスの発端は1983年、セブンの弁当工場に弁当容器を納入したことに始まる。三井物産はコンビニの店頭に商品を運ぶ物流会社も経営しており、セブンのマークをつけたトラックも保有している。また、中国・重慶のセブンの11店舗は、三井物産が直接運営している。
 ローソンへの食品卸は三菱食品が、ファミマは日本アクセスなど伊藤忠系の食品卸が独占している。他方、セブンはどこの企業も独占していない。もともとセブン&アイHDは伊藤忠系との取引が多かったが、伊藤忠がファミマを買収したことから、セブン側が伊藤忠を敬遠するようになった。伊藤忠の丹羽宇一郎社長(当時)とセブン&アイHD総帥である鈴木敏文氏の流通・小売りに対する考え方の違いも大きかったようだ。
 そんなセブンが新たな主力商品として展開しているドーナツの小麦粉は、伊藤忠子会社の昭和産業から調達した。伊藤忠が資本・業提携して筆頭株主となったタイ財閥のチャロン・ポカパン(CP)グループは、タイでセブンを7600店展開する最大手だ。つまり伊藤忠は、からめ手からもう一度セブン攻略の橋頭保を築こうとしているのだ。
 三井物産がセブンの支援事業を強化する裏には、伊藤忠の浸食を撃退するという隠された理由がありそうだ。
(文=編集部)

2937とはずがたり:2015/12/04(金) 10:01:20

神樹兵輔「『縮小ニッポン国』のサバイバル突破思考!」
大手コンビニ加盟店オーナー、悲惨な「奴隷労働」の実態!本部の横暴&搾取で借金まみれ
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11716.html
文=神樹兵輔/マネーコンサルタント

広告出稿量の多い企業に不祥事が起こっても、ただちに大手広告代理店の意向を取り入れ、手心を加えた報道しかしません。役所癒着の記者クラブ向けに発表された摘発事例や事件の場合は、そのままを垂れ流すだけで、独自に深堀りした取材などは行わず、とても気を使っています。
 その一方、広告出稿のない企業は滅多打ちに叩きます。弱きをくじき、強きになびいて助けるのが日本の伝統的な大手マスコミの体質といえるでしょう。
 今回はそうしたなかでも、ほとんど報道されない事例のひとつである「コンビニ本部の悪徳商法」について紹介します。

 過去十数年にわたって百貨店や総合スーパーが、売り上げや店舗数を減らす中、コンビニは売り上げ・店舗数ともに増加してきています。とりわけ、上位4社で市場の85%を占め、競争は激化していますが、いずれも概ね好業績を保っているのです。

コンビニの加盟店入りを希望する人が最初に本部から聞かされるのは、「コンビニは儲かる」という話です。それを鵜呑みにして加盟店になり、儲からずに借金まみれになったと本部を訴えても、加盟店オーナーが勝訴したという例は、ほとんどありません。
 加盟店が勝訴したのは、「本部の甘い売り上げ予測で開店し、損益分岐点に満たなかったケース」くらいしか見当たらないのです。裁判所では、加盟した店主自身も独立した事業主とみなすため、本部の鉄壁の契約条項を前にして抗えないのが現実なのです。

そもそもコンビニチェーンの契約条項では、チェーン本部と加盟店主間の契約は「共存共栄」ではありません。加盟店オーナーが圧倒的に不利な片務契約になっているのです。

 例えば、通常の小売業では、「売り上げ」全体から「売上原価」を引いたものが、「粗利益」です。この売上原価には、商品廃棄損や棚卸減耗損(盗難・紛失)も含まれますから、商品廃棄や万引きの多い店では売上原価が上がり、粗利益が少なくなり、下手をすると店は赤字になりかねません。粗利益から、家賃や水道光熱費、人件費が賄われるわけですから当然です。

 しかし、コンビニ加盟店契約における売上原価には、商品廃棄分や盗難・紛失分が含まれません。したがってコンビニ店舗の粗利益は膨らむことになるのです。粗利益が多ければ儲けにつながると思われがちですが、ここからして違うのです。粗利益に対して本部のチャージ率が30〜76%にも及びますから、商品廃棄分が多く万引きや紛失の多い店であっても、本部は痛くも痒くもないという、トンデモ会計なのです。

 しかし、コンビニ加盟店契約における売上原価には、商品廃棄分や盗難・紛失分が含まれません。したがってコンビニ店舗の粗利益は膨らむことになるのです。粗利益が多ければ儲けにつながると思われがちですが、ここからして違うのです。粗利益に対して本部のチャージ率が30〜76%にも及びますから、商品廃棄分が多く万引きや紛失の多い店であっても、本部は痛くも痒くもないという、トンデモ会計なのです。

2938とはずがたり:2015/12/04(金) 10:01:36
>>2937-2938
 チャージ率に差があるのは、加盟店契約内容によって差があるからです。オーナーが店舗の土地や建物を自分で用意した場合には、粗利益に対して30〜43%ですが、土地や建物を本部名義で借りる場合や水道光熱費も負担してもらう場合などでは、50〜76%にも及ぶのです。
 本部は販売機会ロスがないように、加盟店に多めに商品発注させ、賞味期限切れの食品はどんどん廃棄させます。もちろん、値引き販売などで見切り処分することは事実上許されません。こうして加盟店主の取り分は減り、おまけに毎日の売上送金を厳守させられ、手元残高がなくなり、買掛金の自動融資が発生すると、いまどき高額の金利負担までさせられるのです。

閉店すると高額の損害賠償金発生

 そもそも本部は、加盟店からの発注をまとめ、商品仕入れを行います。商品を本部からコンビニ各店舗に配送しますが、その仕入原価は本部の定めたものになっています。本部はまとめて仕入れるため、かなりのバイイング・パワーで相当安く仕入れられるはずです。
 
 しかし、コンビニ各店舗が知らされている商品原価は、意外にも高いものになっています。本部が仕入れ原価に不当な利益を上乗せしているのではないか――。こうした疑念は当然で、本部は明快に答える義務があるはずですが、契約上はそれも認められていないのです。あくまで本部が決めた商品原価が仕入れ原価です。賞味期限切れ廃棄商品代が加盟店主持ちなら、商品仕入れ原価も本部の言いなりというわけなのです。
  加盟店になるには、たいてい家族2人(夫婦or親子)で働けることを条件に初期費用で500〜700万円取られます。そのうえ、契約期間は最低10〜15年を課せられます。儲かると思って、夫婦2人でアルバイトを雇って店を経営しようとしても、近年はコンビニでのアルバイトそのものが敬遠されます。特に中国人留学生の間では、覚えることややることが多くて面倒なアルバイトとしてクチコミで広がり敬遠される傾向が強まっており、日本人アルバイトを確保するだけでも大変な状況です。
 
 アルバイトが集まらなければ、店主やその家族が犠牲になるだけです。睡眠時間も削ってレジに立ち、商品補充と注文作業に明け暮れて、1日3食賞味期限切れの廃棄用弁当類を食べ続けなければなりません。疲れ果てて、夫婦や親子の会話もなくなり、離婚や別居、ノイローゼや鬱になったり、免疫力低下から体調を崩してそのまま入院という事例も散見する有様です。
 
 そこで契約を解除して店舗経営から撤退しようにも、辞めると数百万円の「損害賠償・違約金」が待っています。コンビニの地獄の連鎖に陥ると、辞めたところで高額金利の付いた買掛金の支払いと、解約違約金の借金で首が回らなくなるわけです。

「儲かっていた店」が一転、「儲からない店」に転落

 もちろん、全国に5万店舗を超えるコンビニ店舗があるわけですから、そんな地獄の連鎖に陥った店舗ばかりではありません。儲かって悠々自適の加盟店オーナーもいます。店舗は雇われ店長に任せ、3〜4店舗と経営する加盟店オーナーもいるのです。

 しかし、日商60万円程度で「儲かっている」と安心していると、足をすくわれることもあるのがコンビニ経営の死角なのです。ひとつの店舗の売り上げが好調だと、本部は近隣にもう1店舗出してくるからです。ドミナント戦略といって、同一商圏に店が多いほど配送効率もよく、知名度も上がり、ライバルチェーンの侵入も防げるからです。
 実際、日商80万円以上の売り上げで儲かっていたある加盟店主は、近隣に店を出され、いきなり日商40万円に落ち、青息吐息の経営になったぐらいです。
 
 コンビニの経営者は「一国一城の主」どころか、本部に操られる「奴隷労働」といわれるゆえんでしょう。コンビニチェーンに加盟して開業を考えている方は、もう一度よく検討し、一生涯本部の奴隷になってもよいぐらいの、相当な覚悟で臨むべきといえるのです。
(文=神樹兵輔/マネーコンサルタント)

2939とはずがたり:2015/12/04(金) 12:02:14
セブン、ファミマに抜かれ首位陥落…サンクス消滅、ローソンとイオン統合観測広がる
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%80%81%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%9E%E3%81%AB%E6%8A%9C%E3%81%8B%E3%82%8C%E9%A6%96%E4%BD%8D%E9%99%A5%E8%90%BD%E2%80%A6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B9%E6%B6%88%E6%BB%85%E3%80%81%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E7%B5%B1%E5%90%88%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E5%BA%83%E3%81%8C%E3%82%8B/ar-AAfXgyi#page=2
ビジネスジャーナル
1日前

 コンビニエンスストア業界3位のファミリーマートと、同4位サークルKサンクスを傘下にもつユニーグループ・ホールディングス(GHD)が2016年9月に経営統合することで合意した。統合後、コンビニの店舗数で国内最多となる。

 ファミマが存続会社となり、ユニーGHDを吸収合併して新たな持ち株会社を設立。持ち株会社にコンビニと総合スーパー(GMS)を100%子会社としてぶら下げる。ユニーGHDの株主には1株当たりファミマ株0.138株を割り当てる。ユニーGHDは16年8月29日をメドに上場廃止となる。

 持ち株会社の社名はファミリーマート・ユニーホールディングスになる見通し。本社はファミマの本社所在地。持ち株会社の資本金は200億円前後で、社長には上田準二・ファミマ会長が就く。ファミマとユニーGHDの中山勇、佐古則男の両社長が持ち株会社の役員に入るほか、ファミマの親会社である伊藤忠商事から非常勤役員が派遣される。

 持ち株会社傘下のコンビニ会社社長に中山氏、GMS会社の社長に佐古氏が就く。両社の大株主である伊藤忠の新持ち株会社への出資比率は当初30%を切るが、早い段階で33%強に戻すことになる模様。伊藤忠は新しい持ち株会社の経営の主導権を握る。

 統合から5年以内に売上高5兆円以上(今年度の両社合計見通しは3.8兆円)、営業利益1000億円以上(同679億円)、ROE(自己資本利益率)は12%以上(同ファミマ7.5%、同ユニーGDH 0.5%)、国内のコンビニやGMSなどの店舗数は2万店以上、海外店舗も1万店以上を目指すとしている。

 佐古氏は会見で「ブランドはすべてではない」と述べ、サークルKサンクスの名前にこだわらない姿勢を示した。コンビニのブランドはファミマで統一されることになるとの見方が強い。

●ファミマ連合、店舗数でセブン超え

 ファミマの上田会長は社長時代の09年、エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を吸収合併した際に、ブランドをファミマに統一して成功させた実績がある。上田氏は「流通の神様といわれるセブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木敏文氏が唯一、気に掛けている経営者」といわれている。

2940とはずがたり:2015/12/04(金) 12:02:49
>>2939-2940
 ファミマは12月1日付で、東海地方地盤の中堅コンビニ、ココストア(名古屋市)を吸収合併する。ファミマ、サークルKサンクス、ココストアを合わせた店舗数は1万8393店となり、首位のセブン-イレブン・ジャパンの1万8099店を抜く(いずれも8月末時点)。

 15年3〜8月期の1日1店舗当たりの平均売上高(日販)は、セブンが66万円、ローソンが55万円、ファミマが52万円だ。サークルKサンクスは43万円にとどまる。サークルKサンクスの戦力をいかにアップして、規模の利益でローソンの日販を射程圏内にとらえるかが第一歩となる。

●ローソンとイオンの統合観測

 ファミマとユニーの統合によって、流通業界ではイオン、セブン&アイHDに続く新たな第3極が誕生する。ローソンの店舗数は1万2170店。ファミマ=サークルKサンクス連合に大差をつけられたローソンの動向に注目が集まる。ファミマとユニーの統合は、大株主である伊藤忠が主導権を握った。「ユニーとの話し合いより、伊藤忠との折衝のハードルのほうが高かった」(関係者)といわれるほどだ。

 市場筋や業界筋の間では、三菱商事主導でローソンとイオンの統合の観測が広がりつつある。三菱商事はローソン株式の31.9%、イオン株式の4.6%を保有する筆頭株主だ。イオンは傘下にコンビニ業界5位のミニストップをもつが、コンビニ大手3社の前では存在感は薄い。

 イオンは総合流通業首位の座を不動なものにするためには、セブン&アイHDに大敗しているコンビニ事業の強化が最重要課題だ。ローソン、ミニストップを合わせると国内店舗数は1万4357店。セブン、ファミマ=サークルKサンクス連合を追撃できる態勢となる。

「ローソンの時価総額は9000億円。3分の1を保有する三菱商事から買い取ると約3000億円。プレミアムを25%とすると3750億円。ざっと4000億円程度の買い物になる。イオンが株式交換方式を提案することも考えられる。三菱商事がローソンを本気でどうしようと思っているかにかかっている」(外資系証券会社の流通担当アナリスト)

 三菱商事の小林健社長とローソンの玉塚元一社長の関係は、新浪剛史社長-小島順彦社長(その後会長)の、一代前とは様替わりして「疎遠」といわれている。ローソンの行方次第で小売業界は激動する。

 セブン&アイHDの鈴木氏は「ファミマ・ユニーに関心はない」と切って捨てたが、新しい第3極の成立によって何が起こるかわからないカオス状態となってきた。
(文=編集部)

2941とはずがたり:2015/12/04(金) 12:30:02
>>2934-2940
綜合商社─食品卸─コンビニ─総合スーパー

物産+(三井食品)-?-セブンイレブン+イトーヨーカドー
商事+三菱食品─ローソン─イオン(ダイヤモンドシティ等で商事と提携)
伊藤忠─日本アクセス─ファミマ+ユニー
丸紅─国分─イオン【首都圏スーパー構想】>>2482>>2464
住商─×─×
と云う構図か?

+は直系,()は非大手

住商は食品・スーパー系には興味がないのかな。。

2942とはずがたり:2015/12/04(金) 19:23:05
「何でもそろう店」脱却…ユニー、60店大改装
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20151204-OYT1T50139.html?from=ycont_navr_os
2015年12月04日 19時06分

 ユニーグループ・ホールディングス(GHD)は4日、総合スーパーの「アピタ」や「ピアゴ」の既存店のうち業績上位の60店を、来年度からの3年間で約150億円かけて大幅に改装すると発表した。

 スポーツ用品や大型家電など競争力の乏しい商品の売り場をなくす一方、売り上げが伸びている台所用品や下着、部屋着などを強化し、「何でもそろう店」からの脱却を図る。

 来年9月に経営統合するファミリーマートから不振の総合スーパーの改革を求められており、不採算店舗のリストラとの両輪で立て直しを図る。

2943とはずがたり:2015/12/10(木) 12:56:20
食品スーパーのマツヤ、12月28日付けで上場廃止
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%A4%E3%80%8112%E6%9C%8828%E6%97%A5%E4%BB%98%E3%81%91%E3%81%A7%E4%B8%8A%E5%A0%B4%E5%BB%83%E6%AD%A2/ar-AAg9qAm
ZUU Online
1日前

 東京証券取引所は8日、ジャスダック上場で長野県の食品スーパー「マツヤ」<7452>を28日付で上場廃止すると発表した。12月8日から27日まで整理銘柄に指定し、その後、上場廃止となる。

 マツヤが8日に開催した取締役会で、同社の特別支配株主「アルピコホールディングス」(非上場)への株式売り渡し請求の承認を決議し、完全子会社となる見込みとなったため。

 マツヤの発表資料によると、アルピコホールディングスは10月16日からマツヤ株を株式公開買い付けで取得しており、12月4日時点で議決権ベースで95.28%を保有している。(ZUUonline編集部)

2946チバQ:2015/12/13(日) 08:55:18
>>2944
マルイにカラオケボックスかよ

2947チバQ:2015/12/15(火) 23:20:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151215-00050137-yom-bus_all
プランタン銀座、名称を変更しリニューアルへ
読売新聞 12月15日(火)17時27分配信

 プランタン銀座(東京・銀座)は15日、プランタン社(仏)との商号・商標使用契約を2016年12月末で終了する、と発表した。

 翌17年3月をメドに名称を変更しリニューアルオープンする。

 プランタン銀座は1984年4月のオープン。2002年6月には、当時のダイエーが保有していた全株式を、読売新聞社と当時の三越が取得し、主に20歳代、30歳代の働く女性を意識したカジュアルデパートとして親しまれてきた。今回のリニューアルは、20年の東京オリンピック・パラリンピックとその後の商業環境の変化に対応するためで、「これまでとはまた違う新たな女性向けの館に飛躍させたい」としている。

 プランタン銀座の株式は現在、読売新聞東京本社が7割、三越伊勢丹が3割を所有している。

2948とはずがたり:2015/12/16(水) 08:53:34
>セブンイレブンの巨大広告費の存在が大きい。たとえば2014年2月期には524億円もの広告費が投入される

>週刊誌や新聞にとっては、コンビニはいまや書店に代わって最有力の販売チャンネル。
 
セブン-イレブンのブラック企業大賞受賞をマスコミが完全無視! 最強セブンタブー支配されたメディアの実態とは
http://lite-ra.com/2015/11/post-1739.html

 既報のとおり、昨日ブラック企業大賞2015にコンビニ最大手のセブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブンイレブン)が選ばれた。
 しかし、残念ながら本サイトの予想どおり、ほとんどのメディアは今回のセブンイレブンのブラック企業大賞受賞を完全スルーし、一切報じていないのだ。まさかとは思っていたが、ここまでとは。
 本サイトのほか、「ねとらぼ」、「弁護士ドットコム」など数えるほどのネットメディアが報じただけで、新聞・テレビ、週刊誌も完全無視だ。
 唯一、スポーツ報知がきのうの大賞決定直後に「「セブン-イレブン」がブラック企業大賞、副賞に「ポケット六法」」と授賞式の写真とともに報じたのだが、この記事もなぜか30分もしないうちに削除されてしまった。
 実行委員のひとりでレイバーネット日本の松元千枝氏は「セブンイレブンがブラック企業大賞に輝いた直後にネットにニュースをアップして、また30分後にはそのニュースが消えている…というのが2件もあると、なんだかなー、と思わざるをえないよね。あえてどことは言わんけど。それだけセブンからの圧力がすごいんだろう。」とツイート。
 実は、このマスコミの無視はノミネート発表の直後から始まったのだという。
「ノミネートの段階では、新聞、テレビ各社がこぞってきていたんですが、『セブン』が入っていたことを知って、各社、一斉に引いてしまったようです。実際、『セブンが入ってるので、今年は書けません』と言っていた記者もいたらしい。大賞の発表の際にはほとんどマスコミはいなかったようですね」(ブラック企業大賞関係者)

2949とはずがたり:2015/12/16(水) 08:53:50
>>2948-2949
 たしかに、たとえば居酒屋チェーンのワタミや、すき家のゼンショーHDのブラック問題についてメディアがこぞって報じていたのに比べると、とりわけセブンイレブンのブラック問題についての報道は圧倒的に少ない。というより、ほとんど皆無に近い。ワタミやゼンショーなどに比べて、セブンイレブンのブラック体質がマシということではまったくない。
 今回の受賞理由にも挙げられているが、セブンイレブンでは奴隷契約のような本部有利のフランチャイズ契約に追いつめられ、加盟店オーナーの自殺も続出し、契約のしわ寄せがさらに末端にまで及びアルバイトも低待遇で酷使されている。フランチャイズシステムそのものに搾取の構造が組み込まれており、個別の案件だけでなく、本来ならセブンイレブンの企業体質そのものが問われてしかるべき問題だ。
 自殺者まで出ているにもかかわらず、セブンイレブンのブラック体質が一向に改善されないのには、このメディアにおけるセブンイレブンタブーの影響も無関係ではない。
 本サイトでも繰り返し指摘したが、ひとつはセブンイレブンの巨大広告費の存在が大きい。たとえば2014年2月期には524億円もの広告費が投入されるなど、マスコミとってセブンイレブンは貴重な大スポンサーだ。
 また、週刊誌や新聞にとっては、コンビニはいまや書店に代わって最有力の販売チャンネル。なかでも最大手のセブンイレブンに置いてもらえるかどうかは死活問題だ。
 さらに、セブンイレブンは雑誌や書籍の流通の生命線である「取り次ぎ」もおさえている。セブンイレブンの鈴木会長は大手取次会社「トーハン」出身であり、現在、トーハンの取締役も務めている。00年に発売された『鈴木敏文 経営を語る』(江口克彦/PHP研究所)では「いまではチェーン全体の書籍と雑誌の年間売上げは約一四〇〇億円。基本的にセブン‐イレブンで売っている出版物はすべてトーハン経由ですから、トーハンの売上高の約一割はセブン‐イレブンのもの」と語っているほど。00年当時2兆円だった全売上高は昨年には3.7兆円にまでなっており、セブンイレブンの影響力がより大きくなっていることは想像にかたくない。
 実際、取り次ぎを使って、実力行使に出た過去もある。鈴木会長の独裁体制による社内の閉塞状況をあばいた『セブン-イレブンの正体』(古川琢也、金曜日取材班/金曜日)が取次より配本拒否にあったのだ。

 新聞、テレビはおろか、週刊誌までセブンイレブンに都合の悪い報道はできない状態なのだ。
 ブラック企業大賞に選ばれたことで、セブンイレブンにはこれを機にブラック体質を見直し改善をはかってもらいたいところだが、メディアがこの体たらくでは、のぞむべくもないのかもしれない。
 数々の自殺者まで出しながらセブンイレブンのブラック体質が一向に改善されないのには、異常な搾取構造を自社の利益のために放置するメディアの罪もまた重いことをあらためて指摘しておきたい。
(編集部)

2950チバQ:2015/12/20(日) 12:03:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151220-00000011-kyt-bus_all
ピエリ守山「再び廃墟にさせぬ」 再生から1年
京都新聞 12月20日(日)10時39分配信

ピエリ守山「再び廃墟にさせぬ」 再生から1年
「滋賀、守山になくてはならない施設に成長させたい」と話す山崎総支配人(守山市今浜町・ピエリ守山)
 滋賀県守山市今浜町の大型商業施設「ピエリ守山」が、リニューアルオープンから17日で丸1年を迎えた。かつてはテナントの相次ぐ撤退で「明るい廃墟」とも呼ばれた施設には今、外資系衣料店や飲食店など約110店が入居し、多くの買い物客でにぎわう。施設の管理運営を担う双日商業開発(東京都港区)の山崎和義総支配人は、今後の飛躍のポイントに「地域密着」を掲げる。
 -新生「ピエリ」の1年は。
 「リニューアル当初は外資系店舗が話題を集めたが、フットサルコートやアスレチック、バーベキュー施設など順次整備した体験型施設も好評を得ている。ライブ型のイベントには毎回3千人近い来場がある。施設を充実させながら、手づくりのイベントでも集客を図るという、走りながら手応えをつかむ1年だった」
 -今後の店舗構成や集客のプランは。
 「来年2月27日にはインテリア家具と美容室、3月には地元野菜の産直店のオープンを予定している。この3店はいずれも地元滋賀の企業だ。今年の11、12月にはドラッグストアと全国の食材が買える物販店を誘致したが、お客様の要望が多い業種だった。こうした地域のニーズに耳を傾け、店舗導入を進めていく」
 「集客面では、外国人観光客の需要獲得にも力を入れる。来年2、3月には外国人観光客を対象にした観光船が運航され、ピエリ守山港にも寄港する。食品から衣料品、雑貨とあらゆるものが揃うピエリで買い物を楽しんでもらうための態勢づくりを進めたい」
 -旧「ピエリ」は5年あまりで休館した。滋賀での商業施設運営に難しさを感じることは。
 「まったくない。むしろ、地元のみなさんが『いっしょに地域を盛り上げていこう』と手を挙げてくれる。首都圏や九州ではなかったことだ。非常に大きな可能性を感じている」
 「1年を経て、再び廃墟になっていないかと見に来られる方もいる。地元のみなさんの応援も、短期で休館した旧施設の苦い記憶があるからかもしれない。店舗の充実はもちろん、サービス面でも『ピエリに行けば何か楽しいことがある』と感じてもらえる施設として歩んでいきたい」

2951チバQ:2015/12/20(日) 12:04:07
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20150316000140
再生ピエリ守山、好調の3カ月 滋賀南部の商戦激化印刷用画面を開く
 滋賀県守山市今浜町の大型商業施設「ピエリ守山」がリニューアルオープンして17日で3カ月となる。「土日を中心に客足は順調」といい、2〜4月にかけて新テナントも続々と開店、一層の集客を狙う。近隣のイオンモール草津(草津市新浜町)などでも今春、大型改装が相次ぎ、商業施設の競争が激しさを増している。

■京都からマイカー多く

 3月中旬の平日。午前中にもかかわらず、ピエリ守山の館内は家族連れや女性グループなど多くの買い物客が行き来していた。オープン初日は約4万3千人が訪れ、その後も土日は駐車場が満車になるにぎわい。「想定を上回り、目標の年間来場者数650万人は達成できる勢い」と山崎和義総支配人は手応えを語る。

 好調の理由の一つは京都市内からの来場が多いことという。「H&M」など外資系ファッション店は京都の中心街にも出店しているが、「マイカー利用者には意外と行きにくく、少し遠くてもピエリの利便性が高いのでは」と分析する。

 ピエリは休館前にネットなどで「明るい廃虚(はいきょ)」と話題になり、3月初めには京都市の旅行会社が「滋賀の注目スポット」としてピエリや近隣の新店を巡るツアーを企画した。山崎総支配人は「廃虚のイメージが有名なのは複雑だが、関心を持ってもらえるのは強み。今の活気ある明るさを見てもらえたら」。99店舗でスタートし、閉鎖中の区画も多かったが、2月以降、15店舗が出店し、残りの区画も交渉中という。近隣施設の動きには「他にないブランドを誘致して住み分けを狙いたい」とする。

 「イオンモール草津」は20日を中心に、全体の3分の2以上の131店舗が開店や改装する。2008年のオープン以来初の大規模刷新だ。契約更新に合わせたリニューアルだが、「ピエリ守山の再開とタイミングが重なり、品ぞろえの差別化を意識した」という。「無印良品」や「ユニクロ」(4月17日予定)などの大型店をはじめ、近畿初8店、滋賀県初18店を含む43店が新規に入る。

 草津市西渋川1丁目の「エイスクエア」内にある専門店棟「SARA」も、08年以来のリニューアルを迎え、19日にグランドオープン。服飾や雑貨を扱う5店が進出、11店が改装し、総店数は38から41に増える。経営する綾羽の管理室は「豊かな生活を提案する店がそろい、新しい魅力を発信したい」と強調する。

【 2015年03月16日 22時50分 】

2952チバQ:2015/12/21(月) 23:16:03
http://www.sankei.com/west/news/151219/wst1512190025-n1.html
2015.12.19 06:00

エキスポシティ開業1カ月、出足好調 体験施設に人気、外国人取り込みは「来年以降本格化」





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開業時のエキスポシティ。1カ月が経過し、出足は好調だという=11月19日、大阪府吹田市
 万博記念公園(大阪府吹田市)の遊園地跡に大型複合施設「エキスポシティ(EXPOCITY)」が開業してから、19日で1カ月。商業施設だけでなく、体験型施設を多くそろえたことが話題を呼び、出足は好調のようだ。開発した三井不動産の担当者は「目標とする年間売上高600億円の達成に向け、着実に進んでいる。売り上げは予想以上」と話している。

 大阪市の水族館「海遊館」が手掛け、生き物を間近で見られる施設「ニフレル」は、ファミリー層だけではなく、幅広い層に人気だ。並ばずに入館できる日時指定の入場券をネット上で販売し、混雑回避に奏功している。

 18日、老人会の仲間と来た大阪市の60代主婦は「スムーズに入れ、ゆっくり見ることができた。今度は孫を連れて来たい」と話していた。

 外国人観光客の来場はまだ少数だが「当面は近隣のお客さまに主眼を置く。外国人客の誘致活動を本格化するのは来年以降」と説明する。

 公共交通機関の利用を強く呼びかけている効果もあり、渋滞など懸念されていた周辺道路への影響は、週末や祝日を除くと見られないという。一方、大阪モノレールの最寄り駅「万博記念公園」では、週末祝日の利用者が開業前に比べて倍増。混乱を防ぐため、ホームへの入場制限や列車の増発などで対応している。

 来年には日本一の高さとなる観覧車が完成し、隣接するサッカーJリーグ・ガンバ大阪の新ホームスタジアムも稼働。相当の人数がエキスポシティや周辺に集まるとみられ、ピーク時の混雑をどれだけ緩和できるかが今後の課題となりそうだ。

2953チバQ:2015/12/21(月) 23:16:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201512/CK2015121902000159.html
「小田栄駅」3月26日開業 南武支線ダイヤ改正 増発で利便性向上

2015年12月19日


写真
 川崎市とJR東日本横浜支社は十八日、JR南武支線に新設工事中の「小田栄駅」(川崎区小田栄一丁目)が、来年三月二十六日に開業すると発表した。
 ダイヤ改正に伴い、南武支線は、朝の通勤通学時間帯(午前六〜八時台)で浜川崎駅行きが二本、尻手駅行きが一本増発する予定。夕方の時間帯(午後三〜同七時台)についても見直し、利便性向上を図るとしている。
 川崎新町駅と浜川崎駅の間に設けられる小田栄駅は、約七百メートル離れた川崎新町駅と同一駅という扱い。そのため利用運賃は当面、川崎新町駅を利用した場合と同額となる。
 ただ、同一駅扱いのため小田栄駅-川崎新町駅の一駅間のみ利用する場合(百四十円)はICカードが利用できない。JR東によると、この一区間利用でICカードで入った場合は有人改札での処理が必要。無人駅の小田栄駅でも出られるが、その後ICカードを利用する際に処理が必要という。 (上條憲也)

2954チバQ:2015/12/21(月) 23:17:00
http://www.sankei.com/west/news/151218/wst1512180106-n1.html
2015.12.18 19:51

「摩耶駅」「東姫路駅」3月26日開業 兵庫のJR東海道・山陽線





 JR西日本は18日、東海道線六甲道-灘間の「摩耶駅」(神戸市灘区灘南通)と、山陽線御着-姫路間の「東姫路駅」(姫路市市之郷)の2つの新駅について、いずれも3月26日に開業すると発表した。「地域活性化に貢献したい」としている。

 摩耶駅は東の六甲道駅まで1・4キロ、西の灘駅まで0・9キロの地点に整備。事業費約40億円をかけ、ホームの上に駅舎を設置し、駅前広場をつくる。停車するのは普通電車のみで、1日の乗降客は1万6千人と試算する。

 同駅では12月11日、建設現場で駅舎外壁の工事用足場が強風で崩落するトラブルもあったが、JR西は「足場の撤去途中だったが、その影響で工事の遅れはなかった」としている。

 東姫路駅は御着駅から2・4キロ、姫路駅から1・9キロに位置。事業費約27億円(姫路市が3分の2補助)をかけ、1階に改札、2階にホームを設置。普通、快速電車が停車し、1日の乗降客は6千人を見込んでいる。

2958チバQ:2015/12/27(日) 12:18:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151226-00000051-asahi-bus_all
ヨーカ堂、中国に大型店続々 日本で40店の閉鎖検討
朝日新聞デジタル 12月26日(土)23時21分配信

中国・成都市にあるイトーヨーカドー双楠店では、調理方法を説明しながら販売するなど、提案型の店づくりも進める
 日本で最大40店の閉鎖を検討する総合スーパー大手のイトーヨーカ堂が、中国内陸にある成都市で2016年以降、大型店を相次いでつくる。成都には、日本と中国にある約200店すべてのなかで売り上げトップの双楠店があり、知名度と好調な販売戦略を生かしたい考えだ。


 成都では現在6店を展開するが、16年に商業施設内に、17年には創業者の名前を冠した大型店「伊藤広場」を出す計画だ。中国総代表の三枝富博さん(66)は「四川省だけでも、人口は約8600万人。まずはひとつの地域の圧倒的なシェアを握る戦略を進めたい」と意気込む。グループのセブン―イレブンも進出しており、自社ブランド商品の展開などを強化する。

 イトーヨーカ堂は1996年に、中国の外資系小売りで初の全国展開の認可を受けた。首都・北京市では苦戦が続き、反日デモで店を壊されたこともある。だが、成都6店の今年の売上高は、前年より3%ほど伸びる見込み。有機農法の野菜や果物がよく売れるといい、肉の売れ筋も豚中心から牛も増えているという。

 成都市民の食の安心・安全への意識は高く、スマートフォンをかざすと農産物の生産地情報が表示されるしくみも入れた。三枝さんは「豊かになった消費者のニーズの変化に対応するのが小売りの使命」と話す。(西尾邦明)

2959荷主研究者:2015/12/30(水) 13:40:52

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20151227/CK2015122702000085.html
2015年12月27日 中日新聞
浜松べんがら横丁が閉鎖へ

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◆南館は年内、北館は5月

開業10年を区切りに閉鎖されることが決まった「浜松べんがら横丁」=26日、浜松市中区で(瀬戸勝之撮影)

 浜松市が遠州鉄道新浜松駅の北側高架下に国などの補助事業で整備した商業施設「浜松べんがら横丁」が開業十年を区切りに閉鎖されることが決まった。運営する不動産会社アサヒコーポレーション(浜松市中区)は契約更新を主張していたが、市の事業見直しの方針に応じた。駅寄りにある南館は年内をめどに、北館は来年五月に営業を終える。

 南館には、とんかつ専門店が入り、建物外に宝くじ売り場がある。北館には、アサヒ子会社が経営するうなぎ料理店が入っている。

 南館の閉鎖後も宝くじ売り場は来年三月上旬まで営業を続け、その後、アサヒが建物を解体する。北館のうなぎ料理店「中ノ庄」は五月末まで営業を続けた後、建物を壊さずに市に譲渡する。同店は近くでアサヒが運営する商業施設「かじ町プラザ」一階に移転し、規模を拡張して六月に新装オープンするという。

 「べんがら横丁」は中心市街地再開発事業の一環として二〇〇六年三月に開業。当初はラーメン店や居酒屋など十三店舗が並び、年百万人が入店した。郊外型施設との競合もあって、近年は客数が低迷していた。

 アサヒの竹内良社長は「最初は十年目以降も継続できる契約内容だったのに、非常に残念。高架の耐震工事が早急に必要なこともあり、閉鎖を受け入れた。今後も地域に根差したデベロッパーとして街づくりに貢献していきたい」と話した。

2960チバQ:2016/01/06(水) 20:10:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-00000017-sph-soci
築地市場跡地に“スタジアム”建設案…五輪後に再開発へ
スポーツ報知 1月6日(水)7時5分配信

 11月に豊洲市場(東京都江東区)に移転する築地市場(東京都中央区)の跡地を巡り、大手不動産会社が野球場やサッカー場などのスポーツ施設とショッピングモールなどの商業施設を併設する建設計画を進めていることが5日、分かった。不動産会社幹部らが明らかにした。

 1935年に開設された築地市場。午前5時前に「80年間、お世話になった築地に感謝しつつ将来に目を向け、1年間、頑張っていこう」と市場関係者があいさつ。鐘の音を合図に最後の初競りが始まった。

 築地市場は、11月3〜6日に豊洲新市場に移転する。一般が買い物や飲食できる場外市場は残る。場外には豊洲移転前に、隣接する形で商業施設「築地魚河岸」が開業。施設は中央区の所有地約6000平方メートルの敷地に地上3階建て、2階建ての2棟となる。すでに水産物、青果などを販売する約60の業者が内定済み。区の担当者は「市場の機能を損なわない食のプロの味や高品質な味を提供したい」と話した。

 一方で東京ドーム約5個分、23ヘクタールある場内の跡地利用については担当する東京都の都市整備局では「議論はこれから進める」と固まっていない。当面は、2020年東京五輪・パラリンピックで会場を結ぶバスターミナルとして使用する方針。問題は、五輪後の再開発だ。豊洲新市場の移転整備には、約3926億円が見込まれるなど、膨大な経費がかかる。こうしたコストを補填(ほてん)する意味でも、都では「民間売却が最も現実的な方法」と考え、関係者によると、すでに移転後に敷地を売却する方向で水面下で交渉を続けている。

 その中で最も有力視されるのがスタジアムとショッピングモールなどの商業施設の併設だ。スポーツ報知の取材で複数の大手不動産会社がすでに計画案を策定していることが分かった。東京五輪・パラリンピック後に建設を開始しスタジアムの規模は、野球とサッカーが併用できる4万人収容を想定している。周辺には映画館、レストラン、宿泊施設などを据える一帯開発を想定しているという。

 実際、お膝元の中央区の矢田美英区長は昨年2月、築地市場の跡地利用について「野球場やサッカー場などのスポーツ施設やテーマパークもいい」と言及。「舛添要一知事から区と一緒に考えたい意向をもらっている」と説明しつつ、「マンションやオフィスではなくにぎわいをもたらす施設にしてほしい」と話している。

 ただ、最大のネックは交通アクセスが脆弱(ぜいじゃく)なことだ。都では、隅田川に水上バスを増便して往来させる海上輸送プランも計画。周辺道路や地下鉄などを整備することで「にぎわいのある施設を造りたい」(都幹部)としている。移転後には跡地利用についての議論が活発化しそうだ。

2961チバQ:2016/01/06(水) 20:10:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-00000012-asahi-bus_all
イオン、総合スーパー改装を加速 年50店の見込み
朝日新聞デジタル 1月6日(水)8時1分配信

イオン、総合スーパー改装を加速 年50店の見込み
「イオンスタイル御嶽山駅前」では世界中のビールを並べ、特徴のある売り場づくりを進める=東京都大田区
 イオンは2016年度以降、不振が続く全国画一型の総合スーパー(GMS)の改装を急ぐ。年50店ペースと見込まれており、地域の客が求める品ぞろえに合わせて売り場をつくり替える新しい業態の「イオンスタイル」を柱にしていく。

 イオン傘下のイオンリテールは、全国に344店のGMSがある。売り場は、1階が食品、2階や3階が衣料や住まい関連などといった形が典型だ。しかし、衣料のユニクロや家具のニトリなど専門店におされ、2階以上の客足が減り苦戦が続いていた。

 こうした店を、高級食材を扱ったり、子ども服を充実させたりと、地域の客層をみながら売り場に特性を持たせていく。商品の仕入れ権限も、本部が主導する「中央集権型」から、店が決められる幅を広げた「分権型」に移し、コンビニエンスストアやドラッグストアとも差別化を図る。

 「イオンスタイル」への業態転換は14年から進めており、すでに全国に25店ある。売上高は改装前より、平均で1割ほど増えているという。昨年12月に改装オープンした東京都大田区の「イオンスタイル御嶽山(おんたけさん)駅前」では、都心へ洋服の買い物に出やすいことから衣料品売り場を大幅に減らし、3フロアのうち1、2階を食品売り場にした。高価格帯のワインやビールを置き、生ハムやチーズも充実させた。

 GMSは各社とも経営が厳しい。イトーヨーカ堂は最大40店を閉める方針で、9月にファミリーマートと統合するユニーグループ・ホールディングスも、不採算のGMSの閉鎖を検討している。(西尾邦明)

2962とはずがたり:2016/01/08(金) 20:49:29
ブラック企業大賞受賞記念!「セブン・イレブン」マスコミが書けない恐怖の実態総まとめ! 自殺者続出の原因とは
ttp://lite-ra.com/2015/11/post-1732.html
編集部 2015.11.29

 ブラック企業大賞2015は、本サイトが予想した通り、コンビニ最大手のセブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブンイレブン)が選ばれた。
 ブラック企業大賞とは、労働相談に取り組んでいる弁護士や市民団体、ジャーナリストなどでつくられた実行委員会によって実施されているもので、いじめや長時間過密労働、低賃金、育休・産休などの制度の不備、派遣差別、コンプライアンス違反、求人票でウソを書くなどの指標をもとにブラック企業が選ばれる。
 4回目となった今年は、セブンイレブンのほかに、福井県の消防・防災機器の販売・保守点検サービスの暁産業、外食サービスのフジオフードシステム、靴販売のエービーシー・マート(ABCマート)、個別指導学習塾の「明光義塾」を運営する明光ネットワークジャパン、引越社関東(アリさんマークの引越社)がノミネートされていたが、見切り販売の妨害をはじめとしたフランチャイズ加盟店主に対する過重負担やアルバイトを低待遇で酷使するブラックバイトなどを理由に、セブンイ‐レブンが大賞に選ばれた。
 セブン・イレブンのこうしたブラック体質については、本サイトもこれまで繰り返し指摘してきた。本部に一方的に有利なフランチャイズ契約、自殺者続出の加盟店オーナー、24時間営業の過酷な就労状態……。
 しかし、本来ならばマスコミがこぞって批判するような、こうした不祥事や問題がメディアで報道されることはほとんどない。というのもセブン・イレブンは、テレビ局をはじめマスコミにとって500億を超える広告宣伝費を投入してくれる大スポンサーなうえに、新聞・雑誌にとっては重要な販売網でもある。おそらく、今回のブラック企業大賞受賞についても大手メディアのほとんどは無視するだろう。
 受賞を記念して、本サイトでのセブン・イレブン追及記事を以下にあらためて再掲するので、いま一度セブン・イレブンのブラック体質についてご一読いただきたい。
(編集部)

2963とはずがたり:2016/01/08(金) 20:50:25
>>2862-2963

加盟店に弁当を廃棄させて儲けるセブン-イレブンのえげつない経営術
lite-ra.com/2014/10/post-577.html
マスコミタブー!?日経新聞が報道しなかったセブン‐イレブンの敗訴判決
lite-ra.com/2014/10/post-589.html
本部のピンハネ!? セブン-イレブン加盟店が強いられる仰天の仕入価格
lite-ra.com/2014/11/600.html
本部に追い込みかけられ…セブン-イレブンオーナーの自殺者が続出!
lite-ra.com/2014/11/post-617.html
セブン-イレブン“タブー”の現実…週刊誌の社員自殺報道も潰された!
lite-ra.com/2014/12/post-668.html
人気のコンビニおでんはセブン-イレブン加盟店を苦しめる元凶だった!
lite-ra.com/2014/11/post-653.html
ブラック企業大賞最有力? セブン-イレブンの搾取は本場・米国から見ても異常だ! 米国セブン経営者が「日本は軍国主義」
lite-ra.com/2015/11/post-1723.html

2965チバQ:2016/01/18(月) 22:04:20
http://mainichi.jp/articles/20160119/k00/00m/020/082000c
日本郵便
テナント180「KITTE博多」4月開業

毎日新聞2016年1月18日 20時47分(最終更新 1月18日 21時17分)
 日本郵政グループの日本郵便は18日、福岡市のJR博多駅前に建設している商業施設「KITTE(キッテ)博多」について、九州初出店の約70店舗を含む約180店がテナントとして入り、4月21日に開業すると発表した。核テナントの博多マルイは、生活様式に合ったフロアのテーマを設け、年間売上高100億円前後を目指す。

 KITTE博多のコンセプトは「だれでも、気軽に、毎日でも」とし、九州初出店や地元人気店など飲食店舗を充実させた。駅周辺のビジネスマンや国内外の観光客など幅広く集客したい考えだ。

 博多駅と直結する地下1階のレストランフロアの飲食店は、一日中対応できる店が中心だ。出勤前に朝食ができるように午前7時から営業を始める店や、仕事終わりに気軽に立ち寄れるように午後11時以降も営業する店などが入る。

 博多マルイは、地元消費者の声を基に店作りを実施した。年齢や性別といった客層ではなく、生活様式に合ったフロア構成にしてテナント約130店が入る。ほとんどのフロアにカフェを入れ、休憩スペースを多くした。

 記者会見した日本郵便の川井博商業施設開発室長は「集客エリアは九州全域。休憩所を充実させ、気軽に買い物できるようにした」と話し、博多マルイを運営する丸井(東京)の中村正雄社長は「顧客の満足度は商品からサービスに移行している」とフロア構成の背景を述べた。

 KITTE博多は地上11階、地下3階建てで、延べ床面積約6万4000平方メートル。博多マルイは地上1〜7階に入る。施設名の「KITTE」は日本郵便が手掛ける商業施設名で、「切手」と「来て」の二つの意味を込めている。【浅川大樹】

2966とはずがたり:2016/01/25(月) 22:11:32

キヨスク→セブンイレブンで売上高70%増。なぜ駅売店は大手コンビニに変わると客が増えるのか?
http://tabiris.com/archives/kiosk/
2015/09/10

JR四国がセブンイレブンと提携し、駅構内にある売店をキヨスクからセブンイレブンに転換してから、約1年が経ちます。これにより、売上高は従来より70%増になったとのこと。駅売店をコンビニに転換する例が最近目立ちますが、なぜコンビニのほうが人気なのでしょうか?

当初見込みは25%増

2015年9月9日付日本経済新聞四国版によりますと、JR四国のキヨスクの転換後の1店舗あたりの売上高は、キヨスクブランド時代に比べて平均70%増で推移。当初の見込みだった約25%増を大きく上回るそうです。

JR四国とセブンイレブンは2014年7月に提携を発表し、8月6日にJR宇多津駅に提携1号店を開店しました。従来のキヨスクを改装し、セブンイレブンの看板を掲げ、セブンのプライベートブランドや弁当類も販売。キヨスク時代から継続して土産物も扱い、品ぞろえは約5割増の2800品にまで拡大しました。現在の提携店舗は8店で、9月下旬には徳島県に9店目を開設します。

JR四国では、キヨスク売店が全部で36店舗ありますが、今後3年内に、全てをセブンイレブン提携店舗に転換していく計画とのこと。これにより、四国キヨスクは2014年3月期に約40億円だった売上高を、3年後をメドに50億円規模に伸ばす計画だそうです。

JR西日本も50%増

鉄道会社の売店がコンビニと提携する例は、数年前から増えています。JR西日本もセブンイレブンとの提携店舗を展開しており、自前のコンビニ「ハート・イン」などをセブンに切り替えて2015年8月に100店舗に到達しています。こちらも売上高は平均して約50%も増加しているとのこと。JR四国ほどではありませんが、やはりセブンイレブンのブランドは強いようです。

私鉄系では京浜急行とセブンイレブン、東京メトロとローソンなどの提携があります。京浜急行でもセブン転換後は売上高が3〜5割伸びているようで、コンビニ転換は駅売店活性化の切り札のようです。

売れ筋商品が置いてある

それにしても、なぜ私たち利用者は、鉄道会社の駅売店よりも、セブンイレブンやローソンといった大手チェーンを利用してしまうのでしょうか。

弁当やおにぎりなどの商品はたしかに大手コンビニのほうが優れていますが、ペットボトル飲み物類など、本来なら差のない商品も多いはず。それなのに、売上高が5割や7割も変わるというのには驚かされます。

理由を探せばいろいろあるでしょう。品揃えが増えた、販売する商品が売れ筋のものに変わっている、そのため欲しい商品が置いてあるので買ってしまう、といったことでしょうか。コンビニ提携にともなって店舗面積を広げる場合も多いので、その効果もあるようです。

かくいう筆者も、鉄道系売店と大手コンビニが並んでいたら、やはり大手コンビニに入ってしまうでしょう。理由を問われると答えるのは難しいですが、食べ物や飲み物を買うときは、鉄道会社より大手コンビニに信頼を感じるからかもしれません。

2967とはずがたり:2016/01/29(金) 18:05:32
奈良のイトーヨーカ堂しか知らないけど店内如何にもやる気無いからなぁ。。

赤字垂れ流しのヨーカ堂社長、鈴木会長のブチ切れにブチ切れ辞任!深刻な後継者不足が露呈
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E8%B5%A4%E5%AD%97%E5%9E%82%E3%82%8C%E6%B5%81%E3%81%97%E3%81%AE%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AB%E5%A0%82%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%80%81%E9%88%B4%E6%9C%A8%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%81%E5%88%87%E3%82%8C%E3%81%AB%E3%83%96%E3%83%81%E5%88%87%E3%82%8C%E8%BE%9E%E4%BB%BB%EF%BC%81%E6%B7%B1%E5%88%BB%E3%81%AA%E5%BE%8C%E7%B6%99%E8%80%85%E4%B8%8D%E8%B6%B3%E3%81%8C%E9%9C%B2%E5%91%88/ar-BBoMDA1
ビジネスジャーナル
株式会社サイゾー
1日前

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の総合スーパー(GMS)、イトーヨーカ堂は1月8日に臨時取締役会と株主総会を開き、前社長で顧問の亀井淳氏が社長兼最高執行責任者(COO)に復帰する人事を決めた。社長兼COOだった戸井和久氏は取締役から外れ、社長付となった。いったん顧問に退いていた亀井氏が社長に復帰する異例の人事である。

「業績低迷の責任を取り、辞任させていただきたい」。1月7日の午後、戸井氏がセブン&アイHD本社9階にある会長兼CEO(最高経営責任者)・鈴木敏文氏の執務室を訪れ、辞表を提出した。鈴木氏は慰留したが、戸井氏の辞意は固かったという。

 社長交代の背景には、グループ内の事業の明暗がはっきりしたことがある。コンビニエンスストア事業は絶好調だが、祖業であるイトーヨーカ堂は絶不調に喘ぐ。

●際立つイトーヨーカ堂の不振

 セブン&アイHDが1月7日に発表した2015年3〜11月決算で、イトーヨーカ堂の苦境が一段と鮮明になった。売上高に当たる営業収益は前年同期比横ばいの9530億円、営業利益は同期としては過去最大の144億円の赤字(前年同期は25億円の赤字)に沈んだ。

 セブン&アイHD全体の3〜11月期の営業収益は微増の4兆5138億円。営業利益は同4.6%増の2610億円となり過去最高を更新したものの、最終利益はイトーヨーカ堂の苦戦が響き、1.5%減の1254億円となった。

 業績を牽引したのは国内と北米のコンビニ事業だ。セブン-イレブン・ジャパン(国内)の営業総収入は8%増の6001億円、営業利益は6%増の1800億円。チェーン全店売上高は7%増の3兆2453億円。おにぎりやサンドイッチなど定番商品が売り上げを押し上げ、既存店売上高は3.2%増、全店平均日販は66万円だった。

 北米を含めたコンビニ事業の営業利益は2357億円となり、全体の営業利益の90%を占め、余計にイトーヨーカ堂の巨額赤字が目立つ。

●鈴木氏の叱責に戸井氏が切れた?

「成果が出なければ惰性でやっているのと同じ。ヨーカ堂は何も変わっていない」

 1月6日、イトーヨーカ堂の店長会議で、鈴木氏は激しく叱責したという。戸井氏が辞表を提出したのは、その翌日だった。

 戸井氏は早稲田大学商学部卒業後、イトーヨーカ堂に入社。青果など食料・食品部門を長らく担当した後、不振だった衣料部門を立て直すなど実績を残してきた。生え抜きの営業畑のエースとして14年にイトーヨーカ堂社長に就任した。

 15年9月に全店舗の2割にあたる40店舗を閉鎖する方針を決定。それと並行して、画一的な売り場づくりから脱却するため、店舗ごとに仕入れを任せる独立運営方式を導入し、改革を進めた。だが、長期に低迷してきたGMSですぐに結果が出るわけもない。“絶対権力者”の鈴木氏から容赦ない言葉を浴びせられ、辞任を決意したとしても無理はない。

 鈴木氏は、1992年に創業者の伊藤雅俊氏に代わってイトーヨーカ堂の社長に就いた。2003年からは会長となったが、同社のCEOであり続けている。持ち株会社であるセブン&アイHDだけでなく、セブン-イレブン、イトーヨーカ堂の事業会社2社のCEOも兼ねている。コーポレートガバナンスの観点から見ても、異常ともいえる権力の集中ぶりである。

2968とはずがたり:2016/01/29(金) 18:06:01
>>2967-2968
 イトーヨーカ堂に関しては、社長に就いた人物の力量以前に、CEOとして鈴木氏が示してきた改革の方向性が間違っていたのではないだろうか。「経営責任を取らなければならないのは鈴木氏のほうである」との指摘が社内外にあるのは事実だ。

「イトーヨーカ堂の基本形は、衣食住の売り場を揃えたGMSである。厳しい見方になるが、GMSは1990年代後半にダイエーが破綻した時点で役割を終え、専門店の時代に移った。そのなかで、イトーヨーカ堂は業態の転換が遅れた」(流通業界関係者)

●祖業のイトーヨーカ堂をグループから外す可能性も

 巨大企業グループの帝王として君臨する鈴木氏は、セブン-イレブンの生みの親ではあるが、グループの母体であるイトーヨーカ堂の創業者ではない。創業者の伊藤氏は名誉会長として健在で、伊藤家の資産管理会社と合わせてセブン&アイの株式を9.5%保有する筆頭株主だ。

 いかに絶対権力者といえども、祖業の解体に手をつけるのはタブーだったのかもしれない。これがイトーヨーカ堂の改革が遅れた理由のひとつといわれている。

 しかし、底なし沼に引きずりこまれる状態のイトーヨーカ堂に、鈴木氏の堪忍袋の緒が切れた。

「祖業のヨーカ堂でも、利益が出なかったら今後グループから外すという決意で改革を実施する」

 昨年10月のアナリスト向けの決算説明会の席上で、鈴木氏はこう述べた。戸井氏の微温的なイトーヨーカ堂改革に対する、鈴木氏の苛立ちが伝わってくるような激しい言葉だ。

●投資ファンドがイトーヨーカ堂の分離を求める

 米投資ファンド、サード・ポイントCEOのダニエル・ローブ氏は、15年10月末、セブン&アイHDに「イトーヨーカ堂の分離」を求めた。サード・ポイントは、投資家向けに送った書簡でセブン&アイ株式を取得したことと併せて明らかにした。

 株主の立場から「イトーヨーカ堂を分離せよ」と迫り、「配当を2倍に引き上げるべきだ」と揺さぶりをかけた。セブン&アイHDの15年2月期の年間配当は73円で、16年2月期には77円を予定しているが、「株主にもっと還元せよ」と主張したわけだ。

 サード・ポイントはこれまでソニーやファナックに投資し、経営改革や大幅な株主還元の実を取っている。セブン&アイHDで3匹目のドジョウを狙っているのだ。

「物言う株主」の存在を無視することはできない。「改革は外から言われてやるものではない」と鈴木氏が語っているのが、その表れだ。

●後継者を育てていなかったツケが回る

 セブン&アイHDの関係者は語る。

「亀井氏の社長復帰により、もう1年鈴木氏が(CEOとして)続投することになる。責任を取らないCEOへの過度な権力集中。後継者が育っていないという致命的欠陥が露呈し、顧問が社長に復帰するという緊急避難のようなトップ人事につながった」

 セブン&アイHDは「改革路線にブレーキがかからないよう、(亀井氏に)当面の舵取りを託した」とコメントしているが、83歳の鈴木氏が陣頭指揮を取ってイトーヨーカ堂を立て直すことになる。前代未聞の挑戦は、果たして成功するのだろうか。前途は多難である。
(文=編集部)

2969荷主研究者:2016/01/31(日) 13:16:43

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20160115/news20160115957.html
2016年01月15日(金)愛媛新聞
松山中央商店街 全体通行量11.6%増

 愛媛県松山市やまちづくり松山などが毎年11月に実施している松山中央商店街の歩行者通行量調査の2015年速報値が14日までにまとまった。8月のアエル松山開業を追い風に、休日通行量は調査全9地点で伸び、1日の全体通行量は15万5583人で前年比11.6%増えた。

 増加率はアエルが立地する大街道商店街一番町交差点周辺の約30%に対して、銀天街商店街は5%程度にとどまり、まち全体への波及を意識した取り組みの必要性も浮かび上がった。

 休日通行量は、一番町交差点周辺の大街道北口が1万8604人(前年比32.4%増)、ロープウェイ街南口が1万4441人(29.9%増)で増加率が高かった。大街道で最も通行量が多かった二番町通り交差点は2万2279人(9.4%増)。大街道とロープウェイ街の計5地点では16.4%増となった。

 銀天街は、銀天街4丁目西口が2万1018人(4.8%増)で最多、銀天街3丁目西口は1万7755人(0.6%増)。銀天街にまつちかタウンを含めた4地点の合計は5・3%増だった。

2971チバQ:2016/02/01(月) 00:00:21
http://www.sankei.com/world/news/160130/wor1601300054-n1.html
2016.1.31 11:16

爆買い逃すな…デパート&コンビニの「春節シフト」、どんなサービスで迎え撃つ?
(1/2ページ)

 中国の旧正月にあたる「春節」の休暇を前に、訪日中国人客の“爆買い”を狙う百貨店やコンビニエンスストア各社の動きが活発になっている。昨夏以降、中国経済の減速傾向が鮮明になっているが、「来店状況をみると、それほど大きな影響はないのではないか」(三越伊勢丹ホールディングス)として、今年も熱い視線を送る。

 ■あいさつ・接客用語、朝礼で「特訓」

 今年の正月三が日の免税売上高が前年同期比150%と伸びた西武池袋本店(東京都豊島区)は、2月3〜16日に「春節お祝いフェア」を開催。人気商品の拡充に加え、期間中は朝礼メニューに中国語のあいさつや接客用語の唱和を導入し、おもてなしを図る。「期間中の売り上げは前年比25%増、来店客数は40%増を目指す」と意気込む。

 ■ATMで「銀聯」、2月5日からOK

 コンビニエンスストア大手のローソンは2月5日から店舗に設置したATM(現金自動預払機)で、中国で普及するクレジットカード「銀聯カード」の取り扱いを開始する。ATMの利便性を高め、店舗の集客につなげる考えだ。

 ネスレ日本は土産物として訪日客に人気が高いキットカットの新商品「キットカット日本酒」を2月1日から発売する。「世界で注目される和食とともに日本酒を体験するきっかけになれば」と話す。

 観光庁の平成27年訪日外国人旅行消費額によると、訪日客全体の買い物代金1兆4539億円のうち、中国人旅行者の消費額が約55%(8089億円)を占める。各社が中国人客の爆買いに頼る状況はまだ続きそうだ。

2972チバQ:2016/02/01(月) 00:12:36
http://www.asahi.com/articles/ASJ1X7F3QJ1XOIPE02N.html
名古屋駅前、激しい人材争奪戦 相次ぐ施設開業で採用難
大隈悠2016年1月31日11時22分
 東海地方の産業界で、人材の獲得競争が激しくなっている。厚生労働省が29日発表した昨年12月の有効求人倍率(季節調整値)は、岐阜県が全国3位、愛知県は4位で、ともに1・6倍前後の高水準だった。好調な製造業に加え、パートやアルバイトに頼る飲食・サービス業で人手不足が強まり、就職支援会社も活発に動いている。

 「好景気の今は転職のチャンス。新しいビルが職場になるのも魅力です」。25日、名古屋駅前の「大名古屋ビルヂング」で開かれた合同就職面談会。面接を受けに来た名古屋市西区のパート女性(46)は、こう意気込んだ。今は市内のホテルで時給約800円で働くが、販売職への転職と給与アップを望む。

 面談会はこのビルにテナントとして入る飲食・小売り関係の26社が対象。人材サービス大手のインテリジェンスが開き、仕事を求める約200人が集まった。

 同社によると、名駅地区ではパートやアルバイトが不足し、平均時給は千円を上回る。大名古屋ビルでは3月にオープンする商業施設部分だけで約千人の雇用が生まれ、面談会では「時給1500円」をうたう企業もあった。同社の稲垣貴俊・東海統括部長は「名駅地区での採用は、東京並みに厳しい。人材確保がサービス業の最優先課題になっている」と指摘する。

 名駅地区では昨年秋、大名古屋ビルとJPタワー名古屋が完成したほか、JRゲートタワーも来年春に開業予定だ。いずれもオフィスと商業施設を併設する大型ビルで、入居企業からは「開業時期が重なったら、採用がもっと大変だった」(衣料品店の採用担当者)との声も聞かれる。

 こうした求人ラッシュは、東海地方の基幹産業である自動車関連の好調さなどと相まって、有効求人倍率を押し上げている。リクルートキャリアによると、採用難は正社員でもみられ、非製造業を中心に中途採用を増やす動きが目立つという。同社は30日、名古屋で初の試みとして、転職志望者を対象とする合同企業説明会を開く。(大隈悠)

■愛知県の有効求人1・59倍

 昨年12月の有効求人倍率は、愛知県が前月より0・03ポイント高い1・59倍、岐阜県は同0・03ポイント高い1・63倍、三重県は同0・02ポイント低い1・35倍。また、15年の平均では、愛知県が前年より0・01ポイント高い1・54倍、岐阜県は同0・23ポイント高い1・52倍、三重県は同0・09ポイント高い1・30倍だった。東海地方の景気の堅調さを反映し、いずれも全国平均の水準を上回っている。

2973とはずがたり:2016/02/01(月) 12:54:22

爆買い訪日旅行への影響は?銀聯カード引き出し金額に制限が!【インバウンドニュース】
http://tosenba.jp/archives/855
とせんばプロジェクト | 2015年9月29日

あなたのレジの会計システムは、中国人向けの決済方法充実していますか?

澎湃新聞というメディアによると、今年の10月(もう明後日じゃん!)から海外で利用する人民元銀聯カードの引き出し金額が「無制限」ではなくなるということです。以下簡単に訳します。

※以下元記事翻訳※

同新聞の記者が中国銀聯から得た情報によると、中国外貨管理局の最新の要求としてマネーロンダリングの排除、金融市場の危機を未然に防ぐという観点から、中国で発行された人民元銀聯カードの海外においての現金引き出しに関し、これまでの1日1万元を超えないという規定以外に、年間の限度額を設定する。

具体的には2016年1月1日より、中国発行人民元銀聯カードは海外での現金引き出し金額に関し、カード当たり毎年1年間で10万元を超える事はできない。

今年の残り3か月に関しても多少条件は緩和されているものの、累計5万元を超える引き出しはできないとされている。

更にはカードの発行銀行により、デビットカードやクレジットカードの利用限度額その他諸々の利用条件が違うため、具体的な引き出し限度額は各カードの発行銀行に問い合わせる必要がある。

その他、海外各国のATMにおける引き出し限度額も様々なため、当地における規定にも従う必要がある。

一般的な海外旅行をする中国人からすれば、発行元銀行も手数料を取る、場合によって旅行先の機械によっても手数料を取られるという具合に、海外での引き出しは余分な支出が大きいだけでなく、為替レートの事をいちいち考える煩わしさから逃れられるという意味でも、事前に中国で現地通貨に両替する方が良いとされている。

しかしながら銀行もデビットカードの海外利用時の手数料を免除するキャンペーンを行うなど、中国で両替をせず海外現地で現金を引き出す旅行客も非常に増えている…云々。

(元の記事はコチラ。※以上翻訳おわり※)

この後は海外に資産を多く移す方の話になるのでそこは割愛で。記事の締めくくりとしては、銀聯デビットカードで支払いすれば実際それほど大きな影響はないんじゃないか、という事でした。

私の場合中国でこういった記事が出てきても施行されて実際の影響が確認されるまでは完全に信じないようにはしているのですが、この記事の信ぴょう性はさておいても、日本における外国人旅行客の支払い時の不便さというのは以前から指摘され続けているところです。

中国人に焦点を当てて見て行きますと、日本での支払い方法は主に以下の通りでしょう。

1:クレジットカード
2:銀聯デビットカード
3:事前に両替してきた日本円
4:日本で引き出した円転された日本円
5:余分に持ってきた人民元を日本で両替

1のクレジットカードは中国では日本より審査が厳しく誰でも作れるわけではないので、若いOLの個人旅行客なんかですと作りたくても持っていない、という場合もあるかもしれません。中国は今でも基本は現金主義(デビットカード含む)なわけでして、だからこそ「アリペイ」みたいな決済代行サービスが出てくるまでは、みな通販を利用する勇気すらなかったわけです。

2974とはずがたり:2016/02/01(月) 12:54:44
>>2973-2974
つまりは日本で中国人観光客が消費をする際はやはりデビットカードか日本円現金となるわけですが、今度は中国ではなく日本側の問題です。あなたのレジはちゃんと銀聯デビットカードが利用できるものになっているのか、と。

決済方法も充実している施設や販売店と、まだ取り組んでいない地方の旅館、店舗などで既にインバウンドに関する取り組みに大きく差が出てしまっております。今回の記事の引き出し限度額制限が実行されると、結局大きな影響を受けるのは

銀聯デビットカード決済のできないレジを持つ全ての店舗や施設

という事になるわけです。

たまに、というか結構あるんですが、中国人観光客の集客誘致には力を入れるのに、肝心の支払い方法のところでの対応を忘れてしまう事があるようです。今はスマホでWe Chatの動画通話でお店の商品を中国にいる友人親族に見せながら頼まれものを買ってあげる時代。追加であれも買ってそれも買ってと金額が膨らんでいき、上記3の「事前に両替してきた日本円」では不足してしまう場合も多いです。現金決済オンリーというのは本当に機会ロスにつながってしまいます。

だったら上記5の、日本で両替できるじゃないか!俺も海外に行くときは日本円持ってって現地で両替するぞ!という方法も有効じゃあーりませんか、という方もいらっしゃるかもしれませんが、まず日本には人民元両替できる場所は多くないです。しかも人民元は妙にかさばります。100元が一番高い紙幣で、日本円にして2000円札1枚分ぐらいの価値なわけですから、1万円で100元札5枚分、10万円で50枚、20万円で100枚、海外旅行で札束いくつも持っていきたくありませんし、海外への人民元持ち出しには制限もありますし、そもそも日本だって100万円以上の現金有価証券は税関申告しなければならないわけですから、現実的に5の方法にはそもそも限界があり、日本旅行の道中多額の消費をする旅行客には適していないわけですね。

インバウンドの展開としては既にゴールデンルートでの爆買いから、各地域魅力のあるコンテンツを発信し、享受していただくという「個人旅行」の提案の段階に入っているはずです。ところが地方に行くほど得てして「これまで誰にも媚びを売らずに現金商売してきた!」というケースが多いです。

全店に決済システムを導入するのは難しいという事であれば、加盟店間で使えるお得なプリペイドカード、10000円で10500円分!みたいなものを作って、カードの販売所だけは最低でもデビットカード使えるようにするとか、いろいろ工夫していただければ良いのではないかと(逆にプリカスキャンする設備のが高くなるか…?)。

結論

・銀聯デビットカードは使えるようにしておこう!
・中国人の「通貨」に対する考え方を理解しよう!
・集客と決済はセットで施策を打とう!
・人民元を見たこともないという方は、持っている方に触らせてもらおう!
・たまに向こう側透けて見えそうなヨレヨレの10元札とかもあるヨ!
・そして新しく主流となる決済方法(We Chat決済など)が出てこないか常にトレンドをチェック!

いよいよ国慶節の連休がやってきますね。多くの中国人観光客が訪れると思います。皆様、やってきた方が帰るころには全員日本ファンにしちゃってください!



※中国人観光客日本製品購入に影響を及ぼすニュースとして、2016年1月初旬より中国人に人気の一部商品関税率が大幅にアップしました。詳しくはコチラからご覧ください!

2975とはずがたり:2016/02/01(月) 16:33:16
先日,コンビニ行ったら殆どドーナツ売り切れだった。余り売れてないのだろうと思ったが,
ミスドは高いので可能性は十分だと思うんだけど。

元オーナーが激白! コンビニドーナツがイマイチ売れない裏事情
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160201/Allabout_20160201_8.html
All About 2016年2月1日 11時45分 (2016年2月1日 16時20分 更新)

コンビニの持ち帰りドーナツ、競争激化 セブン-イレブンが材料や製法見直しでテコ入れ
(http://www.j-cast.com/2016/01/18255884.html)

記事によると、次年度6億個、600億円の目標を掲げているようだ。6億個というと1店舗あたり(18,249店/2015年12月時点)、1日約90個の目標値である。

90個という数、一般の方には想像しにくいと思うが、結構無茶な数値である。地域や店舗の売り上げによっても違うが、厳冬期の中華まんの販売数と同じ程度だろう。それを年間通じての目標値とするのだがら、目標を押し付けられた店舗オーナーには同情を禁じ得ない。

たしかにコンビニがドーナツを販売し始めたことにより、ドーナツ市場は拡大した。専門の代表とも言えるミスタードーナツの売上減少からも、ドーナツの購入チャネルは変化したと言える。では、コンビニ店舗側から見た場合、ドーナツはどのような位置付けなのだろう。

先ほど、ドーナツ市場は拡大したと書いたが、イコール店舗の売上拡大とは言えない部分がある。

大手コンビニのドーナツは、レジカウンターに専用什器を設置して販売している。これら専用什器を使用している店舗にとって、ドーナツはファストフードのくくりで位置付けられているだろう。専用什器を持たない店舗の多くは、菓子パンなどのベーカリーコーナーに置いてある。この場合、ドーナツはベーカリーと位置付けられる。

ドーナツが導入されたからといって、ドーナツがプラスαとして売れる割合は少ない。

つまり、カウンターで販売している店舗は、ドーナツが売れる代わりに唐揚げなどのファストフードの売上に影響する。ベーカリーコーナーでは、菓子パンの売上に影響する。これを業界では「カニバリをおこす」と表現している。カニバリとは、「カニバリズム=共食い」のことだ。

コンビニコーヒーが定番化し、そのお供としてのドーナツはプラスに働いている。この部分に関しては、店舗内における市場拡大と言えるだろう。しかし、ドーナツとカニバリして売上個数の減った商品がドーナツより単価の高い商品だった場合、ドーナツの効果はどれくらいなのだろう。つい、そんな計算をしてしまう。

コンビニドーナツの成功ポイントは何か?

それは、ドーナツを目的に買いに来る人が増えることだ。今やコンビニの目玉のひとつとしてあるのがコンビニスイーツだ。しかし過去、コンビニのスイーツと言えばプリンやヨーグルト、せいぜいシュークリームといったところだった。それがある時から専用什器を設置して大々的に売り込んだ結果が、現在のコンビニスイーツと言える。これは、売上に大きく寄与した。コンビニスイーツを目的にコンビニへ来る人が増えたからだ。同じことがドーナツにも言えるのではないだろうか。では、スイーツとドーナツの違いは何だろう。

専門店との味の差ではないだろうか。

コンビニスイーツとスイーツ専門店。厳密に言えば、スイーツ専門店の方がレベルが高いだろう。しかし、そこに価格をプラスして比較した場合、比較的安価なコンビニスイーツに軍配をあげる人も多いのではないだろうか。

専門店の方が美味しいが、価格や手軽さを考えたらコンビニのスイーツも悪くはない。「いや、むしろ合格だよ」、そんな支持のされ方でコンビニスイーツは成功したと考えている。

ドーナツはどうだろうか。

やはり専門店の方が美味しい。でも、価格や手軽さはコンビニの方が上だ、と言い切れるだろうか。残念ながら、元々単価の低いドーナツに価格差はあまりない(セールも頻繁にやってるしね)。手軽さは、店舗数で優位なコンビニが勝利するだろうが、単価差を考えると「どうせ買うなら専門店」と考える人が多くても不思議ではない。

残念ながら、コンビニドーナツの勝算が見えてこない。…

(川乃 もりや)

2976チバQ:2016/02/03(水) 23:18:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160203-00000101-mai-bus_all
<ファミマに統一>「サークルK」店長に不安も
毎日新聞 2月3日(水)21時46分配信

<ファミマに統一>「サークルK」店長に不安も
ファミリーマートと統合するサークルKサンクスの店舗=名古屋市内で2016年2月3日、竹地広憲撮影
 コンビニ大手ファミリーマートと、サークルKサンクスを展開するユニーグループ・ホールディングス(GHD)が3日、ブランド名を「ファミリーマート」に統一すると決めた。コンビニ事業は1店舗当たりの平均1日売上高(日販)の底上げが業界の課題となっており、一本化で魅力ある商品展開などを進めて収益性を高める狙いがある。ただ、1980年に名古屋市から始まった「サークルK」に長年親しんだ経営者には「店を存続できるのか」などの不安もあり、経営陣の手腕が試される。

 全国約6300店のサークルKサンクスは日販が低迷している。2015年3〜11月期連結決算では全店平均で約43万円。業界首位のセブン-イレブンは約66万円。ファミリーマートの約52万円と比べても見劣りする。

 ユニーGHDの15年3〜11月期の最終(当期)利益は前年同期比75・5%減の10億円。業績のふるわないコンビニ店舗の減損処理などで特別損失を計上したことが響いた。こうした中でセブン-イレブンが東海地方に攻勢を強め、ユニー側に危機感が強まったこともファミマとの統合が決まった要因だ。ユニー、ファミマ両社は頭打ちのスーパー事業と同様、顧客に訴求する独自の新商品などで競争力を高める考えだ。

 こうした状況もあってユニーは「サークルK」の店舗経営者がファミマとの統合を「大方が賛同している」(幹部)と強調する。ただ、実際にはなお賛否が渦巻いている。

 「東海地方でファミマは根付いていない。看板を変えてまで店を続けたいとは思えないが、せめてサークルKのいい部分を残してほしい」。岐阜県の40代の女性店長はため息をつく。統合話が浮上して以降、店側の意見を聞き入れてもらえなくなったと感じているという。女性店長は「おでんが売れず撤去したくても『ファミマは通年で置いている』と受け入れてもらえなくなった。対等合併は形だけではないか」と警戒感を募らせる。

 一方、愛知県瀬戸市でサークルKを営む男性店長(56)は「店の魅力は看板だけではないので客はついてきてくれるだろう。新たな商品を置ければお客さんの選択肢も増えるのでは」と期待する。【竹地広憲、林奈緒美】

2977チバQ:2016/02/04(木) 22:21:30
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASJ22566VJ22TIPE01L.html
進化続く博多口、新店充実 九州最大級オフィスビル開業

02月03日 17:32朝日新聞

進化続く博多口、新店充実 九州最大級オフィスビル開業
4月に開業を控えるJRJP博多ビル。左隣はKITTE博多=福岡市博多区
(朝日新聞)
 JR九州と日本郵便がJR博多駅前に建設中のオフィスビル「JRJP博多ビル」が、4月27日に開業する。地下1階には飲食店街「駅から三百歩横丁」ができる。隣には丸井グループが入る複合ビル「KITTE」が同21日にオープンを予定。駅西側の博多口が“進化”を続けている。

 JRJP博多ビルは、地上12階地下3階で、オフィスビルとしては九州最大級。1階には博多郵便局とゆうちょ銀行博多店があり、同25日に先行開業する。3〜12階はオフィスエリアで、九電工やグロービス経営大学院、LINEグループなどが入居する。

 2階から地下1階は商業エリア。2階には人気料理店「俺のフレンチ」が九州初出店するほか、アメリカンレストラン「ハードロックカフェ」もできる。

2979荷主研究者:2016/02/07(日) 11:43:19

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201601/CK2016012702000156.html
2016年1月27日 東京新聞
立川駅前“書店戦争” オリオン書房の牙城にジュンク堂が来月進出

ホビーや実用書が充実するオリオン書房ノルテ店

 全国展開する「ジュンク堂書店」が二月二十六日、立川市のJR立川駅前に進出する。このエリアは昔から「オリオン書房」の牙城だ。JR中央線の新宿より西で最多の乗降客数を誇る立川駅周辺では、百貨店やチェーン飲食店がしのぎを削るが、書店だけは大手の進出がなかった。地元に親しまれてきた老舗書店は「品ぞろえやサービスを見直してお客さまの満足度を高めたい」と迎え撃つ構えだ。 (加藤健太)

 ジュンク堂書店は駅北口の立川高島屋に入居する。昨年十一月にユニクロが撤退した六階全体を使う約三千平方メートルの店舗は、オリオン書房で最も広いノルテ店の二千六百平方メートルを上回り、駅周辺で最大になる。周辺に大学が多いことなどを踏まえ、強みの専門書を中心に百万冊を並べる。

 運営する丸善ジュンク堂書店(新宿区)広報担当、工藤淳也さん(26)は「吉祥寺から八王子にかけた中央線エリアを商圏に、多摩地区の旗艦店を目指す。スタッフが同じ分野を長期間担当するので、より専門的な書棚づくりができる」と自信を示す。

 同社は中心都市に大型店を展開するのが特徴で「丸善」「ジュンク堂」を全国に計約百店置く。今回も、まとまった広さが確保できることが決め手となった。

 一方のオリオン書房は、創業地である立川駅周辺に集中的に出店し、店ごとに品ぞろえを変えて顧客ニーズに応え、地元で着実に信頼を築いてきた。

 オリオン書房が立川の発展とともに店舗を拡大する中で、大手書店の進出はなかった。その理由を、立川商工会議所の担当者は「オリオン書房が積極的に手を挙げ、空き店舗に展開してきたからでは」とみる。業界関係者は「価格競争ができない業界なので、並べる本の種類が同じなら勝ち目は薄い」と明かす。

 ジュンク堂書店が入る高島屋と隣り合うビルに入る、ノルテ店の長沼智夫店長(49)は「進出は非常に脅威。お客さまが流れてしまわないか正直、心配している」と受け止める。

 多摩地区では二〇一〇年、JR吉祥寺駅前の商店街にジュンク堂書店が進出した。周辺の書店経営者は「この地区の売り上げをかっさらう戦略に思える。小さな書店に対抗策はなく、オープン後の売り上げは三割減った」とこぼす。

 オリオン書房は、対抗策の一つに地元密着を挙げ、長沼店長は「郷土誌や地元作家の作品を充実させ、店頭がにぎやかになるイベントはこれまで以上に開催していきたい」と話した。

 <オリオン書房> 1948(昭和23)年、立川駅南口で創業。80年ごろから支店の展開を始め、現在は多摩地区を中心に17店舗。立川駅周辺の店舗は、ルミネ店は女性誌やベストセラー、ノルテ店はホビーや実用書を充実させるなど、店ごとに特徴を出している。

 <ジュンク堂書店> 1963(昭和38)年、神戸で大同書房として創業。2015年2月、丸善書店と合併、「丸善ジュンク堂書店」となった。現在もそれぞれの店名で運営する。日販「出版物販売額の実態2015」によると、丸善ジュンク堂書店としての14年度の売上高は約693億円で、トップの紀伊国屋書店に次ぐ2位。

2980とはずがたり:2016/02/07(日) 19:24:02
下のは2014年の記事。値上げ企業には徹底的に厳しく行く俺だが,ニトリは安かろう悪かろう路線を感じつつあったので離脱には一寸評価。

シャープ本社には"お値段以上"の価値がある
大阪に強いニトリ、狙いはモールの開設か
http://toyokeizai.net/articles/-/83004
冨岡 耕,許斐 健太 2015年09月04日

"お値段以上"のキャッチフレーズで知られる家具チェーン大手のニトリホールディングスが、シャープの本社ビル(大阪市阿倍野区)を、買い取る方向で調整に入った。同じくシャープが保有する本社向かいの田辺ビルは、NTT都市開発が優先交渉権を獲得しており、今後売却に向けた協議に入る。

1956年完成で約60年もの歴史を抱える本社。そこは創業者の早川徳次氏が1924年、前身の「早川金属工業研究所」を設立したゆかりの場所でもある。交渉がまとまれば、ニトリの商業施設に変わり、その向かいにはマンションが建設されることになりそうだ。

ニトリにとって、シャープ本社が商業施設として魅力的な場所であるのは間違いない。地元・北海道を地盤に全国へ勢力を拡大していき、店舗はいまや370店以上と日本一の家具小売りチェーンに成長した。最近は西日本への出店を加速しており、過去4年間でみると、東日本地区が36店ほど増えたのに対して、西日本はその倍近い73店。全体の店舗数も、いまや西日本のほうが東日本より多い。

中でも大阪府は現在約20店と、全国47都道府県のなかでも店舗数はトップクラス。シャープ本社近郊では、西成店や平野店、心斎橋アメリカ村店など複数の店を展開しており、いずれも堅調という。

複数の店が入るモールが建つ?

シャープ本社ビルの敷地面積は約1万3000平方メートルと比較的広いため、ニトリ単独ではなく、複数の店が入る商業施設になるのではないかという説が浮上している。

ニトリはここのところ、土地が広い場合にはモール型の施設開発を進めており、「ニトリモール」を東大阪、相模原(神奈川県)、宮崎の3店舗展開している。また、郊外の道沿いに建つ主力の大型店だけでなく、都市部への出店も加速しており、今回の駅前という立地も魅力的なのだろう。

ニトリ社長、「これまでは値下げをしすぎた」
それでも好調、28期連続の増収増益は射程圏
http://toyokeizai.net/articles/-/54878
冨岡 耕 :東洋経済 記者

──以前に比べて高価格帯の商品を増やしている。

2008年のリーマンショック後から値下げを3カ月ごとに8回してきた。それによって顧客層が年収200万円から500万円ぐらいに偏った。昨年の下期から中の上ぐらいの商品開発を増やし、年収800万円ぐらいの顧客に引き上げる戦略がうまくいっている。これまでは値下げしすぎたと反省している。

たとえば3人用ソファだと従来は約4万9000円がプライスポイント(売れ筋)だったが、今は約7万9000円に上げている。近く約19万9000円する最高価格帯のソファも発売する予定だ。

──商品の中身そのものも変えている?

勘違いしている人が多いが、同じモノを高くしているわけではない。座り心地のいいソファを新たに開発するなど素材から見直し、安心・安全にも力を入れている。これまでは安さだけに集中して品質向上の努力が足りなかった。もちろんこれからも安さを追求はするが、「安かろう悪かろう」では困る。品質重視で作った商品は、顧客からもいい評判を得ている。

──開発輸入品が8割を超え、円安は逆風になるはずだが。

為替予約を早めにしている。今年度は1ドル99円、来年度も101円で固めており、影響は緩和できる。1ドル100円ぐらいが適正だと思うが、120円までは対応できる。

──国内の家具市場は縮小傾向にある。今後の展望は。

長期ビジョンでは3000店。ニトリはまだまだ増える?(撮影:尾形文繁)
当社でもかつては売り上げの100%が家具だったが、現在は43%に下がっている。一方で(雑貨などの)ホームファッションが過半を占める。ソファ、ベッドなどの脚物はまだ売れるものの、(タンスなどの)箱物は住宅で不要になってきている。

にとり・あきお●1944年生まれ。北海学園大学卒。67年「似鳥家具店」を札幌で創業。全国トップの家具・インテリア製造小売りチェーンに成長。(撮影:今井康一)

2981とはずがたり:2016/02/08(月) 22:56:35
ヤマダが図る脱同族、「息子はその任にない」 新社長に選ばれた桑野光正常務の課題とは?
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%80%E3%81%8C%E5%9B%B3%E3%82%8B%E8%84%B1%E5%90%8C%E6%97%8F%EF%BD%A4%EF%BD%A2%E6%81%AF%E5%AD%90%E3%81%AF%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%BB%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BD%A3-%E6%96%B0%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%AB%E9%81%B8%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%A1%91%E9%87%8E%E5%85%89%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E5%8B%99%E3%81%AE%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/ar-BBpcHyp
東洋経済オンライン
富田 頌子
1日前

 息子には決して継がせない。国内最大の家電量販店・ヤマダ電機が“脱オーナー経営”に舵を切った。

 4月に創業者で現社長の山田昇氏(72)が会長兼取締役会議長に就き、電力小売りなど新規事業の開拓に専念。新社長となる桑野光正常務(61)は既存ビジネスの家電量販を担当する。創業一族以外の社長就任は初めてだ。

 ディスカウントストア・ダイクマ出身の桑野新社長は、2004年にヤマダ電機に入社。以後、人事・総務畑で、社員教育に従事してきた。同業他社にもほとんど知られていないノーマークの人物で、競合の家電量販店の首脳さえも「まったく知らなかった。なぜこの人事になったのか、よくわからない」と、首をかしげるほど無名である。

 社長候補として社内外の関係者が注目していたのは、むしろ飯塚裕恭専務(51)のほうだった。POS(販売時点情報管理)を導入し、IT化を指揮するなど、辣腕ぶりで知られていたからだ。

 しかも飯塚氏は、つなぎ役のショートリリーフとみられていた。その後は、山田社長の子息である山田傑取締役(41)が社長に就く、というのが大方の見方だった。

 ところが山田社長は、傑氏の社長就任は、今回はもちろん、将来的にもないことを、1月21日の社長交代会見で断言したのである。

 「息子は広告プロモーション本部長として、責任を持ってやっている。それなりの人材であれば、登用することがあってもいいと思う」とした一方、「人はそれぞれに資質がある。私の息子については将来的にも、代表者として、後継者として、その任にないかなと思っている」と語った。社長交代会見で、自身の子息が継ぐことはないと言及するのは、極めてまれだ。

 背景には将来見通しの厳しさがある。ヤマダ電機は2009年5月から2011年3月まで実施された家電エコポイント制度と2011年の地デジ移行を追い風に、業績を大幅に伸ばした。だが、2011年3月期をピークに、売上高、営業利益ともに急減している。

 今後は少子高齢化によって、家電市場はさらに縮小するとみられている。家電販売の見通しが厳しい中、同族経営を続けるのは無理があると、山田社長は長期的な視点で判断したのだろう。

 実際、2008年にはおいの一宮忠男氏(現副社長)を社長に据えたが、2013年3月期に2期連続で減収減益になったことを受けて、社長以下の取締役を1段階ずつ降格する異例の人事を実施。2013年6月に山田社長がトップに返り咲いたという経緯がある。同族経営で乗り切れるほど甘い時代ではないと、当時、山田社長は痛感したに違いない。

 新社長に課せられた既存ビジネスは、家電業界の厳しい環境を考えると、現状維持すら難しい。しかも桑野氏の上には、副会長に就任する一宮前社長と、会長となる山田現社長がいる。桑野氏がこの両者に気兼ねせず、実力を発揮できるように、配慮することも求められる。

 脱同族経営へ舵を切ったヤマダ電機。業績を上向かせ、新体制を軌道に乗せることは、容易でなさそうだ。

2982とはずがたり:2016/02/11(木) 17:26:28
>その上、スーパーマーケットは人々から愛されているように見えた。イギリス人はスーパーの便利さや価格をほめたたえた。あるアナリストがこの現象を「ストックホルム症候群(誘拐・監禁事件などの被害者が犯人と長い時間を一緒に過ごすことで犯人に好意を抱くこと)」のようだと新聞で指摘していたのをおぼえている。
>ところが実際のところは、スーパーはかなりの利益率を手にしていた。人々が思うほど、価格競争は行われていなかったようだ。つまり、スーパーのせいで閉店に追い込まれた食料品店や鮮魚店よりも低品質な商品を、高価格で売っていたということだ。
>人々はようやくそれに気付いたらしい。金融危機で余裕がなくなり、人々はイギリスに進出したばかりのヨーロッパ系ディスカウントスーパーであるアルディやリドルに押し寄せるようになった。

栄華を誇った英スーパーの衰退
http://www.newsweekjapan.jp/joyce/2016/01/post-102.php
2016年01月28日(木)16時20分

 わが家を購入したとき得したことの1つが、大手スーパーのセインズベリーズまで歩いてたったの2分という立地の良さだった。牛乳やパンが手頃な値段で買える。僕は普段、午後6時前後に店に行って、何かしら値引き食品を買うことが多い。その日の夕食のおかずにすることもあるし、冷蔵庫にセール品のピザやレトルトカレー、レンジでチンするだけのパスタなんかをストックしておくこともある。

 なんだかんだで僕は、ずっとセインズベリーズをひいきにしていた。ほかの大手スーパーでいえば、ウェイトローズはやや高級路線で、値段が若干高め。テスコは少し手ごろな価格で品ぞろえ豊富だから客も多い。おまけにテスコはそこら中にあり、郊外の広大な店舗から地元の小型店まであらゆる町に展開している。

 アズダは価格が安めだが、低所得地域への出店が多いせいか、僕はあまり見かけたことがない。モリソンズは北部を中心に出店している。アイスランドという激安スーパーにはめったに行かない。(ケチャップやティーバッグや冷凍食品といった)必需品の備蓄には便利だが、生鮮食品の品ぞろえがひどいからだ。

苦戦するスーパー「ビッグ4」
 今日、近所のセインズベリーズに行くと、何だかとんでもなく違和感を覚えた。しばらくしてから僕は、そのわけに気付いた。僕以外の客がほとんどいなかったのだ。不気味なほどに。
 
 数年前には、この店は大混雑でほかの客と押し合いへしあいが普通だった。体がぶつかっては謝り合い、レジ待ちの列でちょっといら立ち、特売品をめぐって「争奪戦」が繰り広げられたものだ。

 もちろん、今だって土曜日になればそんな光景が見られるだろう。ほかのどこかの支店は、普段も客でごった返しているのかもしれない。

 でも、わが世の春を謳歌してきたイギリスのスーパーは今、間違いなく困難な時を迎えている。アズダ、テスコ、セインズベリーズ、モリソンズの「ビッグ4」は、何十年もの間、毎年拡大を続けてきたようだ。

2983とはずがたり:2016/02/11(木) 17:27:05
>>2982-2983

 人々がいつでも酒をスーパーで購入するようになったせいで、酒類小売店はイギリスからほとんど姿を消した。パン屋や精肉店や青果店などもほぼ絶滅状態。家電も雑誌もDVDもスーパーで何でも買えるようになった。テスコとセインズベリーズは、顧客向けにクレジットカードの発行を始めて銀行業務にまで進出しだした。

 僕の学生時代の友人は大学卒業後にテスコに入社したが、すごく幸運な就職先に見えた。入社時には「平凡なスーパー」に過ぎなかったテスコはその後、大きく成長し、彼のキャリアも(彼が保有する従業員持ち株の価値も)大きく伸びた。

 その上、スーパーマーケットは人々から愛されているように見えた。イギリス人はスーパーの便利さや価格をほめたたえた。あるアナリストがこの現象を「ストックホルム症候群(誘拐・監禁事件などの被害者が犯人と長い時間を一緒に過ごすことで犯人に好意を抱くこと)」のようだと新聞で指摘していたのをおぼえている。

 ところが実際のところは、スーパーはかなりの利益率を手にしていた。人々が思うほど、価格競争は行われていなかったようだ。つまり、スーパーのせいで閉店に追い込まれた食料品店や鮮魚店よりも低品質な商品を、高価格で売っていたということだ。

外国系の格安店が市場を席巻
 人々はようやくそれに気付いたらしい。金融危機で余裕がなくなり、人々はイギリスに進出したばかりのヨーロッパ系ディスカウントスーパーであるアルディやリドルに押し寄せるようになった。イギリスのスーパーは、これを一時の流行にすぎないとみているようだ。目新しい外国勢との「浮気」に飽きたら、すぐに客は戻って来ると考えているらしい。

 ところが、外国系ライバル店は低価格はもちろん、利点がたくさんあるとの口コミが広がった。こうした「格安スーパー」を使う抵抗感は次第に薄れて行き、やがて消えた。

 人々がよく口にする話に、セインズベリーズなどが行う「1つ買えばもう1つサービス」商法がある。客はつられてレタスを1つではなく2つ購入することになるが、結局「おまけ」の1つは冷蔵庫の中で腐るだけ。タダでもらえて1つ得したと思わせるのは「こずるい」やり方だ。アルディだったらおそらく、セインズベリーズの半分以下の価格できちんとレタス1個を売っているだろうから。

 近年、大手スーパーの業績は目を覆うばかり。生き残れないものも出てくるだろうと予想する専門家もいる。彼らは拡張計画の中止を余儀なくされ(建設の途中で中断された店舗もある)、値引きに追い込まれている。

 僕は近所のセインズベリーズで、20ポンドの購入ごとに次回3ポンドの値引きを受けられる「お得意様」サービスをずっと受けている。顧客の囲い込みを狙っているのは明らかだ。この戦略は、僕には効いている......が、それもこれもライバル店のアルディが歩いて10分もかかるところにあるから、というだけかもしれない。

2984とはずがたり:2016/02/13(土) 10:47:54

ヤマダ電機、前代未聞の怒涛改革で利益爆増…2度目の「鮮やか」社長退任の隠れた理由
http://news.livedoor.com/article/detail/11171607/
2016年2月12日 6時0分 ビジネスジャーナル

 家電量販店最大手のヤマダ電機は、4月1日付で創業者の山田昇・社長兼CEO(最高経営責任者)が代表権のある会長に就き、桑野光正・執行役員常務が社長兼COO(最高執行責任者)に昇格する。一宮忠男・副社長兼COOは副会長兼CEOとなる。

 桑野氏はヤマダが2002年に買収したディスカウントストア、ダイクマの出身。1月21日に開いた社長交代の記者会見で、山田氏は桑野氏を社長に選んだ理由を「02年に人材確保のために買収したダイクマの中心にいて、ヤマダでも人事改革など成果を上げた」と述べた。

 山田氏は社長とCEOの両方から退任するが、経営の一線から退くわけではない。過去にも、いったん社長を退いた後に復帰した。

 山田氏は1973年、群馬県で電器店を創業し、一代で国内最大の量販店に育てた立志伝中の人物だ。業界首位を花道に08年4月、社長から会長に退いた。後任社長には姉の息子である一宮忠男氏を据えた。

 その結果、11年3月期には連結売上高2兆1532億円、営業利益1227億円、純利益707億円を達成した。だが、その後はインターネット通販の普及や家電市場の縮小で業績は低迷。12年3月期から15年同期まで4期連続の最終減益となった。

 山田氏は13年6月、5年ぶりに社長に復帰。一宮氏以下、全取締役を降格させる荒療治で再生に取り組んできた。規模の拡大と安売り一辺倒の経営姿勢から利益重視の体質へと転換を進めてきた。

 15年4〜9月期決算で山田流の再生術が成果を上げた。不採算店を57店舗閉鎖する一方、アウトレット店の拡大など店舗の改革を断行した結果、連結純利益は126億円と前年同期(40億円)の3.2倍に拡大した。期初予想(64億円)からみても、2倍近い大幅な増益だ。16年3月期の売上高の予想は1兆6644億円と横這いだが、営業利益は3倍の607億円(15年3月期は199億円)、純利益は3.5倍増の331億円(同93億円)を見込んでいる。

 つまり、業績回復に一定のメドがついたと判断し、2度目の社長禅譲を決意したわけだ。

●エフィッシモに対する防衛策

 実は、社長交代を決めた理由がもうひとつある。旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントにヤマダ株を買い占められていたが、それに対抗する安定株主づくりにメドがついたことが挙げられる。

 14年10月、大量保有報告書でエフィッシモが、ヤマダ株の7%強を保有していることが明らかになった。その後も買い増し、15年8月には保有株の比率を15.50%に倍増させた。ヤマダが保有している自己株式(発行済み株式の16.98%)には議決権がないため、議決権ベースで18.67%を保有する筆頭株主に躍り出たことになる(以下、いずれの数値も15年9月末時点)。

 危機感を抱いた山田氏は、エフィッシモに対抗する安定株主づくりに動く。15年2月下旬、山田氏個人と資産管理会社のテックプランニングでヤマダ株の保有比率を9.28%に引き上げた。

 同年5月7日、ヤマダはソフトバンクと資本業務提携した。ソフトバンクグループはヤマダ株式を4.99%保有する第4位の株主となった。ソフトバンクがボーダフォン日本法人を買収して携帯電話事業に参入した折に、携帯電話ビジネスの指南をしたのが山田氏だった。

 ソフトバンクはこの時の借りを返すために227億円を投じたわけではない。ヒト型ロボット「ペッパー」、光回線、電力小売りなどビジネスを拡大するのに、全国1000店の直営店を持つヤマダの営業網を活用できるとソロバンを弾いた。

 安定株主づくりはほかにも進めた。15年9月中間期の有価証券報告書の中で、大株主状況の脚注で大量保有報告書の変更内容が記載されている。それによると、みずほ銀行ほか3社が3月18日付で7.62%、野村證券ほか4社が7月31日付で5.70%を保有している。

 山田氏と資産管理会社テックプランニング、ソフトバンクグループ、みずほ銀行グループ、野村證券グループに、創業当時から取引があり第8位の株主である群馬銀行(保有比率1.80%)を加えると、発行済み株式の24.40%、議決権ベースで30.4%を確保したことになる。

 これでエフィッシモに対する防衛策は整った。業績回復と安定株主で跳ね返せる――。その自信が社長交代を決断した隠された理由だろう。
(文=編集部)

2985とはずがたり:2016/02/13(土) 19:43:35
ワタミ社長に聞く「和民」の屋号を外す理由
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%83%9F%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%8F%E3%80%8C%E5%92%8C%E6%B0%91%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%B1%8B%E5%8F%B7%E3%82%92%E5%A4%96%E3%81%99%E7%90%86%E7%94%B1/ar-AAg8hAZ
ダイヤモンド・オンライン
週刊ダイヤモンド編集部
2015/12/07

 僕は和民で育って和民が好きだから、当初はこれで勝負したいという気持ちがありました。同じ「和民」でも、売り上げを伸ばしている店があったからです。

 特に、社員から独立したフランチャイズオーナーが運営する店がそうで、プラスアルファの商品やサービスを提供することで、大きな投資をしなくても好調です。そういう事例があるわけだから、まず、一度はそこを目指さないといけないなと考えました。

 それに、社長に就任した途端、屋号を変えるようでは業態から逃げることになるし、社員にも示しがつかないから、まずはいい店をつくろうと。最初はそういう判断でした。

──しかし、なかなかうまくいきませんでした。和民のどういった点が問題だったのでしょうか。

 昨年10月に外食事業会社の社長に就任した際、全国の店舗を回ったのですが、その半年前に商品単価を引き上げたことに現場が追い付けていませんでした。

 価格を上げた際に、量を増やすなど付加価値を付けたわけですが、食材が300アイテム以上に膨らんだり、調理工程数が増えてオペレーションが混乱してしまっていたのです。

 その結果、料理を出すまでに時間がかかったり、1日に1食も出ない商品が全体の3分の1にまでなったりして、ロスが増えていました。

 例えば、1000円のステーキなんかは東京都心部など、はまった地域もありましたが、学生や地方のファミリー層などからは「高くなったね」という評価になり、客数が減ってしまった。そこで、マーケットが期待する和民の価格帯に戻すことにしました。

──それでも今回、屋号を変える決断に至ったのは、何が後押ししたのですか。

 先述した通り、メニューやオペレーションの改善に取り組みましたが、それでも3割の店では反応がありませんでした。お客さまの中に、和民に対するイメージができてしまっている。「しょせん、和民でしょ」と。すると、いくら店内を改善したところで来店してもらうのは難しい。

 僕らが目指すのは、屋号にこだわることではなくて、お客さまに喜んでもらえる店をつくることです。受け入れられている店は残して、屋号を変える必要があれば変えればいいとの判断です。

─業態転換において三つのタイプを展開するとしています。

 今は、全国画一的なチェーンでは受け入れられない地域があります。どうしたら、多様化しているお客さまのニーズに応えられるか。実験で三つのパターンに分けました。

 一つは地産地消により、その地域に密着した店を目指す。二つ目がファミリーレストラン型で、アルコールや深夜営業だけに頼らず、家族連れに利用してもらうことを狙います。三つ目が専門メニュー型で、東京・新橋のニッポンまぐろ漁業団のように、専門料理に特化した業態です。

2986とはずがたり:2016/02/19(金) 00:10:33
ドーナツはアリの一穴? セブンーイレブンに異変あり
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160215-OYT8T50059.html?from=yartcl_outbrain1
マーケティングコンサルタント 新井庸志
2016年02月16日 07時11分

 コンビニエンスストア首位のセブン-イレブンが2014年10月に投入し、ローソンなども追随したことで話題になったドーナツ。販売好調なコーヒーと相性が良く相乗効果が期待できるとされたが、売れ行きは伸び悩んでいた。マーケティングの優等生と評価され、売り場に置かれれば必ずヒットすると言われるセブン。なぜ、ドーナツは刷新を迫られたのか。そしてその売れ行きはどうなのか、マーケティングコンサルタントの新井庸志氏が探る。

 セブンは2014年10月、関西地区でのテスト販売を経て、15年からドーナツ販売を全国で本格的に展開した。販売好調なコンビニコーヒーに合う商品として位置づけられ、15年1月のセブン&アイ・ホールディングス決算説明会では、17年2月期(16年3月〜17年2月)に6億個(600億円)という目標が掲げられた。これは、1店舗あたりに換算すると1日約100個ということになる。王者ミスタードーナツを脅かす存在になるとの前評判もあり、マスコミでは「ドーナツ戦争勃発」の文字も躍った。

 期待も注目も集まっていたセブンのドーナツ。ところが、売り上げはあまり芳しくなかったようだ。

 見た目こそ、ミスドとうりふたつだが、実際に食べた人の感想を聞くと、味に関してはまったく違うという声が多かった。都内の店舗でセブン店員にヒアリングをしても、発売当初こそ売れ行きは良かったが、それ以降は伸び悩んでいると吐息も漏れた。

 推測するに、発売当初は話題になっているから1回食べてみたが、残念ながら何回も購入しようと思う人が意外に多くなかったということだろう。

 期待もむなしく、セブンは今年1月19日、ドーナツの全面刷新を迫られることになった。口どけの良い小麦粉を使った「チョコ&ナッツドーナツ」など食感改善を強調する一方、揚げパン風の「ツイストドーナツ」、おから入りの「きなこドーナツ」など中高年層を意識した商品構成となった。

ドーナツ不振もなんのその

 ドーナツのリニューアルから間もなく、セブンは1店舗あたりの1日平均売り上げが初めて70万円台に上るとの見通しが報じられている。

 もともと1店舗あたりの売り上げは、他のコンビニチェーンよりも10万円以上多いセブン。売り上げがさらに伸びているというのだ。これだけ聞けば、ドーナツの不振なんぞ、好調なセブンにとっては、ほんのわずかな誤算ともとらえられる。

 ドーナツは確かに、当初掲げていた売り上げ目標は遠く及ばないかもしれないが、ドーナツが陳列されているレジ横は比較的空いていたスペースだった。その意味では、ドーナツ参入はもともと売り上げのない遊休スペースを有効活用し、店舗の売り上げを押し上げるのに貢献したと受け止めることもできる。

 ただ、実際に店舗に行き、じっくりと店員やお客さんの動きを見てみると、顕在化していないセブンの課題も垣間見えてくる。さっそく、新しくなったドーナツと最近のセブンの様子を見に行ってみた。

 もともとドーナツは、コンビニコーヒーを買いに来たお客さんの「合わせ買い」を狙って投入された。ただ、しばらく来店客の様子をうかがっていたが、コーヒー購入者がドーナツを「合わせ買い」する姿はなく、リニューアル後も思惑通りとはいってないようだ。

 ここにきて、新しくなったドーナツを試食で配る店もあり、販売目標の達成に行き詰まりすらあるのかもしれない。なぜ、ドーナツはこんなにも苦戦を強いられてしまったのだろうか。

ドーナツ不振、4つの理由

 第1の理由は「味」。消費者は特にこれに厳しい。

 周辺で感想を拾っただけでも、お世辞にも及第点とはいかなかった。どうしても、「ミスドと比べてちょっと……」という感想も目立ち、残念ながらリピーターにならなかったというものばかりだ。そればかりか、話題性が大きかっただけに、その「不満」はツイッターやフェイスブックでも瞬く間に拡散される。こうした冷ややかな評価を事前に知り、二の足を踏んでいる客もいるかもしれない。

 今回のリニューアルでは、リニューアル前と比べて、味はかなり改善された。ふんわり、しっとりとした食感になり、味そのものもおいしくなっている。この点において、評価は上向きになっていくだろう。ただ、だからと言って爆発的に売れる理由にはならない。

2987とはずがたり:2016/02/19(金) 00:10:50
>>2986-2987

 第2の理由は「あいまいなターゲット」。

 セブンでコンビニコーヒーを買う場合、片手はコーヒーでふさがってしまう。

 弁当やパンなどを購入し、もう片方の手で持つというケースもあるが、コンビニで両手が塞がるような買い物をするケースは多くは見受けられない。実際、コンビニコーヒーは、手に持って歩いていると、飲み口からジワジワとコーヒーがにじみ出てくるケースも少なくない。ランチに弁当を買ったり、パンを買ったりする人は、ペットボトル飲料を合わせ買いすることが多い。単に「食の組み合わせ」という理由ではなく、こうした理由もあるだろう。

 一方、都内にある店舗でコンビニコーヒーを購入する様子を見ていると、出社前のサラリーマンの姿が目立つ。コーヒーのほかは何も買わない。ドーナツには目もくれない。そう、合わせ買いをしないコンビニコーヒー購入者が意外と多いことに気づく。

 ドーナツとコーヒーの相性の良さに口を挟むつもりはないが、コンビニコーヒー利用者とドーナツの相性が良かったのかは疑問だ。

 味やターゲットだけでなく、ちょっと意外なところにも、販売の足かせとなる理由がありそうだ。

意外なところにも落とし穴

 第3の理由は「白い袋」。

 コーヒー片手にドーナツを食す、という消費者は圧倒的に女性が多い。しかも、自宅やゆったりできる店内というシチュエーションが想定されるだろう。ところが、セブンは原則イートインができない。必然的に買ったドーナツは持ち帰ることになる。しかし、ここに思わぬ「落とし穴」が存在する。

 セブンのドーナツは、女性が好むスイーツ感が乏しい。スイーツ感とは、味だけでなく、見た目、香りといったイメージが大事な要素となる。ところが、セブンのドーナツを入れているのは揚げ鶏やホットドッグなどのホットスナックと同じような白い袋である。

 家に持ち帰ったせっかくのドーナツが、この袋ではスイーツが持つ高揚感が減退してしまう。ミスドなら、あの横長の箱を持ち帰ったとき、家庭内にちょっとした幸福感が広がる雰囲気がある。

 第4の理由は「取りにくさ」だ。

 陳列方法にも課題がある。セブンのドーナツ陳列場所は基本的にレジ横である。しかし、レジ横と言っても、レジから離れた場所にあることも少なくない。コーヒーを購入する時に実物を見る必要はない。タバコや中華まんなら機械的に注文できるかもしれない。しかし、ドーナツを買うお客さんはそうはいかない。

 実物を見ながら、チョコにするか、カスタードクリームにするか選択するだろう。特にスイーツやパンなどを購入する際は、あれこれ悩みながら決めるという購買行動が一般的だ。だから、客自らが商品をピックアップするというミスド方式は理にかなっている。このやり方は、店員の省力化にもつながるので、効率を求めるセブンにとってもメリットになるはずだ。

顧客視線からのズレ

 こうした顧客動線や購買行動パターンを把握し、ニーズをつかむことは、セブンが得意としてきた領域である。しかし最近、その得意分野に少しずつズレが生じるケースが見える。

 こんな話もあった。

 「コンビニコーヒーの利用者に高齢者が目立つようになりました。散歩中の年配の方が立ち寄るケースもあります。セブンのコーヒーマシンは『R(レギュラー)』『L(ラージ)』の表記だけなので、間違って押してしまうお客さんも多くいました。店で『標準サイズ』『大きいサイズ』というシールをはって対応しています」(都内郊外の男性店長)

 実は、コーヒーマシンが導入された際、セブンのマシンは表示がシンプルすぎて分かりづらいと話題になっていた。結局、現場が対応することで問題は解消されている。しかし、長い間、商品開発、展示方法、陳列方法などあらゆる面において、消費者ニーズを的確につかむだけでなく、消費者自身が気づかない潜在的なニーズまで引き出してきたセブンらしからぬズレがいくつか出始めているのだ。

 今は好調そのもののセブンだが、好調だからこそ小さなズレを見逃さないことも重要だ。その改善がセブンをさらに強くしていくことにつながるだろう。

2988とはずがたり:2016/02/21(日) 13:58:25
金融スレ向けネタになりつつあるというニュース。

>一般的に、若い女性はショッピングクレジットへのニーズがあるが、貸し倒れリスクも高いとされる。他社の審査を通りにくい客にも、丸井が即時にカードを発行できるのは、長年培ってきた与信ノウハウがあるからだ。その手法は、当初は与信の限度額を抑え、返済実績に応じて、段階的に限度額を引き上げていくというもの。
他社でも出来そうなもんだけど。。

丸井、「脱ヤングファッション」でどこへ行く? 渋谷の店舗を刷新、「マルイ」の名が消えた
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-104832.html
06:00東洋経済オンライン

「ヤングファッションのマルイ」といわれたのも今は昔。丸井グループが「脱小売り」を掲げ、大変貌を遂げようとしている。

「これからカードと不動産の会社になるということか」。2015年秋、決算説明会で投げかけられた質問に青井浩社長は、「小売り事業を、売り場を貸して賃料収入を得るショッピングセンター(SC)へと、切り替える」と業態転換に強い決意を示した。

百貨店から「SC型店舗」への大転換

業績は6期連続営業増益と好調だ。牽引役はクレジットカード「エポスカード」の手数料や利息収入。会員数増や取扱高拡大が続き、今期のカード事業の営業益は220億円と、伸びは前期比2ケタ近い。

一方で小売り・店舗事業は厳しい。モノからコト消費に移行する中で、丸井の象徴だった店舗「JAM渋谷」の前期売上高は、リーマンショックが起きた2008年度比で3割減、「CITY渋谷」も5割減となったほど。カード事業を上回っていた時期もあったが、今期営業益は85億円見込みと大きな差が開いた。

この苦境を打開するため、丸井が打ち出したのが、テナントとの取引形態の変更。従来、テナント売り上げの増減に応じて丸井への収入も変動する“百貨店型”の取引だったものを、“SC型”へ切り替えることにしたのだ。

狙いは収益の安定と増加である。百貨店型でブレの大きかった区画をSC型に切り替えることで、丸井には固定賃料が入ることになる。

手始めとして、2014年5月に東京・町田店を、初のSC型店としてリニューアル。2015年には4月にJAM渋谷を「渋谷マルイ」へ、11月にCITY渋谷を「渋谷モディ」へと名称変更し、SC型店舗として生まれ変わらせた。
SC型店舗ではアパレル偏重だった売り場構成を見直した。渋谷モディでは書籍や雑貨を扱うHMVの新業態を核テナントとして誘致。飲食を増やし、セミナーなどのイベントスペースも確保するなど、「知的商業空間」をコンセプトに業態転換を進めた。

2989とはずがたり:2016/02/21(日) 13:58:43
>>2988-2989

残りの店舗についても、自主売り場などは一部残すが、原則として18年度中までに全店舗でSC化を完了させる計画だ。最終的に100億円程度の採算改善を見込む。

業態転換に合わせて、2015年度から会計基準も変更。小売り事業の売上高を、「総額表示」から、原価分を控除した「純額表示」とした。見掛け上は約1500億円の減収要因となる。さらに、ここからSC化の進展に伴い、商品売り上げが賃料収入に切り替わっていくことから、今後数年は減収が続く一方で、利益は伸びるというイメージを描いている(右図)。

カードは“即時発行”に強み
収益柱のカード事業にとっても、小売店舗は欠かせない存在だ。

国内全体でクレジットカードを使用したショッピング額は、2004年の26兆円から2014年に46兆円まで拡大。利用される場所は「百貨店・総合スーパー」が最も多く、25%を占める(経済産業省調べ)。

日本クレジット協会・クレジット研究所の河野敬一事務長は「近年、銀行・信販系のカードは苦戦しているが、流通企業のカードは発行枚数を増やしている」と見る。

中でも丸井のエポスカードは、“店頭即時発行”の強みを持つ。目の前に商品があるのに手持ちの現金が足りない客に対し、店頭のスタッフがその場でカード保有を勧め、基本的に約30分で発行するシステムだ。「気持ちが高まっているときに利用してもらうことがその後の頻繁な利用につながる」(青井社長)。

特徴はそれだけではない。エポスカード会員の68%は女性であり、年代も40歳以下が56%を占める(業界全体ではそれぞれ49%、28%)。

一般的に、若い女性はショッピングクレジットへのニーズがあるが、貸し倒れリスクも高いとされる。他社の審査を通りにくい客にも、丸井が即時にカードを発行できるのは、長年培ってきた与信ノウハウがあるからだ。その手法は、当初は与信の限度額を抑え、返済実績に応じて、段階的に限度額を引き上げていくというもの。取扱高が増加する中でも、貸倒償却率は1.7%(2014年度)と、低く抑えることができている。

小売業界が富裕層の高額消費と訪日客の“爆買い”への依存を強める中、丸井はカードで提携先を拡充し、テナントからの賃貸収入でも収益を底上げする。他社と一線を画す独自路線は、小売りの新たな派生形態といえそうだ。

(「週刊東洋経済」2016年2月20日号<15日発売>「核心リポート05」を転載)

2990とはずがたり:2016/02/21(日) 14:54:30
崖っぷちの丸栄、「ラオックス」誘致にすがる
名古屋老舗百貨店はギャル系から「爆買い」へ
http://toyokeizai.net/articles/-/95991?utm_source=goo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
藤尾 明彦 :東洋経済 記者 2015年12月10日

低迷する業績の建て直しを急ぐ、名古屋の老舗百貨店、丸栄。一方、まだ出店していない空白地帯への進出を模索していた、総合家電・免税店のラオックス。くしくも両社の思惑が一致した。

ラオックスは12月8日、2016年3月に丸栄の1階と7階に、大型免税店をオープンすることを発表した。同社は首都圏や関西をはじめ、全国で店舗網を拡大中で、名古屋には初進出となる。

丸栄は連続赤字で不振止まらず

訪日外国人観光客(インバウンド)の増加を追い風に、目下、ラオックスの業績は急膨張している。2015年度の営業益予想は90億円と、2014年度から5倍以上に拡大する公算だ。ラオックスの集客力は大手百貨店にも認められ、大丸の心斎橋、京都、神戸、福岡天神店にも出店。「(ラオックス以外の)他のテナントへの客数増にもつながっている」(大丸)という。

他方、誘致する側の丸栄は、2014年度に1億円の経常赤字に転落。2015年度は中間期(3〜8月)で、売上高は前年同期比7.3%減、経常赤字は1億5900万円(前年同期は5100万円の赤字)。業績の悪化が止まっていない。

現在の丸栄の主力は、ギャル向けのファッションだが、若年層人口の減少など構造的な要因もあり、低迷が続く。さらにテナントとして入っていた書店、丸善の大型店が近隣にオープン。丸栄に入居中の丸善としては、売り場縮小か撤退について、検討せざるをえない状況だった。

結果的に丸善は、11月と12月の2段階に分けて、丸栄から完全に撤退。その空いたスペースの一部に、ラオックスが入ることになった。ラオックスの売り場面積は、1階の183平方メートルと7階の1574平方メートルだ。全売り場面積、3万3000平方メートルのうち、5%程度をラオックスが占めることになる。賃貸借契約がベースで、丸栄には賃料収入が入るほか、歩合の部分もあり、ラオックスの売り上げが伸びれば、丸栄の収入も増える仕組みになっている。

改装費用は、ラオックス側の負担も含め、約2億5000万円。丸栄はここ最近、投資を控えていたため、数年単位でならして見れば、大きく投資額が膨らむことはないという。

インバウンドは名古屋でも増加

肝心の業績に与える影響については、「押し上げにつながることを期待しているが、フタをあけてみないと分からない、というのが正直なところ」(丸栄)。

飜ると、中部国際空港(愛知県)に、中国最大LCC(格安航空会社)の春秋航空が今年就航したことなどもあり、名古屋にもインバウンドは確かに増えている。だが、東京や大阪ほどではない。ラオックスにとっても、名古屋は初進出となり、どれだけ客を呼び込めるかは、未知数といえる。

現時点で、丸栄の免税品売り上げはほとんどない。今後、中国語を話せる販売員の確保など、ソフト面での対応も急ぐ。2016年に創業401周年を迎える、老舗百貨店が起死回生を賭けて、新たな挑戦へと踏み出す。

2991荷主研究者:2016/02/21(日) 20:31:07

http://kumanichi.com/news/local/main/20160211001.xhtml
2016年02月11日 熊本日日新聞
熊本駅新ビルは14階建て JR九州計画案

観光客に人気の鍋ケ滝。熊本駅ビルに整備される滝のモデルとなる=10日、小国町

 JR九州が2021年春の開業を目指す熊本駅(熊本市西区)の新駅ビル計画案の概要が10日、分かった。14階建てで「水」「緑」「阿蘇」をテーマに、熊本の地域色を前面に打ち出す。小国町の鍋ケ滝などをイメージした人工の滝や屋上緑化の庭園を整備する構想。青柳俊彦社長が12日、大西一史市長に説明する。

 滝や庭園は、市民に憩いの場を提供するとともに、県外や海外からの観光客に「熊本らしさ」をアピールする狙い。鹿児島中央駅の観覧車や大分駅の露天風呂と同じく、駅ビルの象徴と位置付ける。

 ビルは1〜7階に商業施設、8〜14階にホテルが入る。内部に水と緑を豊富に採り入れ、8階から1階に向けて水が流れ落ちる形で、段階的に複数の滝を造る。ガラス張りで、外からも見ることができる。

 庭園は、8階のホテルロビーとつながる商業施設の屋上に整備する。ほかに火山を思わせる岩や山都町の通潤橋のように放水する石橋も検討している。

 ビルの延べ床面積は約11万平方メートルの計画。15年4月に開業した大分駅ビルと同程度で、博多駅ビルに次ぐ規模となる。

 15年3月に発表した基本構想によると、開発面積は駅周辺の約7万平方メートルで、19年春の着工予定。駅ビルとは別にマンションや立体駐車場も整備する。

 建設要件を緩和するため、商業地域への用途変更に向けた市との協議を今後、本格化させる。(小林義人、太路秀紀、平井智子)

2992荷主研究者:2016/02/21(日) 20:57:05
>>2991
http://kumanichi.com/news/local/main/20160212006.xhtml
2016年02月12日 熊本日日新聞
熊本駅ビルに滝が流れる立体庭園 JR九州構想

熊本駅ビルの構想に盛り込まれた「水と緑の立体庭園」のイメージ図(JR九州提供)

 JR九州は12日、熊本駅周辺の開発構想を熊本市に説明した。2021年の開業を目指す新しい駅ビルは、ガラス張りの内部に滝や樹木が重層的に連なる「水と緑の立体庭園」を整備する構想。基本設計や建設要件の緩和に向けた市との協議へ本格的に動きだす。

 18年春に工事が完了する在来線の高架下を含め、同市西区の駅周辺約7万平方メートルを開発する。駅ビルは、14階建て延べ床面積約11万平方メートルで、博多駅に次ぐ規模となる。19年春の着工予定。

 構想によると、ビルには、1〜7階に商業施設、8〜14階に約200室のホテルが入るほか、8階に会議室や宴会場、9階に複合映画館(シネコン)を開設する。

 立体庭園は、1〜8階を使った大掛かりな設備で、小国町の鍋ケ滝などをイメージした滝を段階的に複数造り、周囲を樹木などで覆う。熊本の玄関口の象徴と位置付け、市民や観光客の憩いの場やイベントに利用する。

 ビル開業後には、駅周辺に分譲と賃貸、高齢者向けのマンション4棟を建設する。立体駐車場も3カ所に計2100台分を設ける。高架下には商業施設などを整備する。

 熊本市役所を訪れた青柳俊彦社長は「立体庭園は日本で初めての設備。駅周辺ににぎわいのある空間を造りたい」と説明した。

 大西一史市長は「上質な空間になると期待している」と述べ、建設要件の緩和の協議に前向きに応じる意向を示した。

 蒲島郁夫知事も県庁で青柳社長から説明を受け、「県も熊本市と連携しながら、協力していきたい」と述べた。(小林義人、太路秀紀)

2993チバQ:2016/02/22(月) 01:30:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160221-00104832-toyo-bus_all
丸井、「脱ヤングファッション」でどこへ行く? 
東洋経済オンライン 2月21日(日)6時0分配信

丸井、「脱ヤングファッション」でどこへ行く? 
「CITY渋谷」は「渋谷モディ」へとリニューアル。雑貨や飲食の割合を拡充、イベントも増やす
 「ヤングファッションのマルイ」といわれたのも今は昔。丸井グループが「脱小売り」を掲げ、大変貌を遂げようとしている。

 「これからカードと不動産の会社になるということか」。2015年秋、決算説明会で投げかけられた質問に青井浩社長は、「小売り事業を、売り場を貸して賃料収入を得るショッピングセンター(SC)へと、切り替える」と業態転換に強い決意を示した。

■ 百貨店から「SC型店舗」への大転換

 業績は6期連続営業増益と好調だ。牽引役はクレジットカード「エポスカード」の手数料や利息収入。会員数増や取扱高拡大が続き、今期のカード事業の営業益は220億円と、伸びは前期比2ケタ近い。

 一方で小売り・店舗事業は厳しい。モノからコト消費に移行する中で、丸井の象徴だった店舗「JAM渋谷」の前期売上高は、リーマンショックが起きた2008年度比で3割減、「CITY渋谷」も5割減となったほど。カード事業を上回っていた時期もあったが、今期営業益は85億円見込みと大きな差が開いた。

 この苦境を打開するため、丸井が打ち出したのが、テナントとの取引形態の変更。従来、テナント売り上げの増減に応じて丸井への収入も変動する“百貨店型”の取引だったものを、“SC型”へ切り替えることにしたのだ。

 狙いは収益の安定と増加である。百貨店型でブレの大きかった区画をSC型に切り替えることで、丸井には固定賃料が入ることになる。

 手始めとして、2014年5月に東京・町田店を、初のSC型店としてリニューアル。2015年には4月にJAM渋谷を「渋谷マルイ」へ、11月にCITY渋谷を「渋谷モディ」へと名称変更し、SC型店舗として生まれ変わらせた。

 SC型店舗ではアパレル偏重だった売り場構成を見直した。渋谷モディでは書籍や雑貨を扱うHMVの新業態を核テナントとして誘致。飲食を増やし、セミナーなどのイベントスペースも確保するなど、「知的商業空間」をコンセプトに業態転換を進めた。

 残りの店舗についても、自主売り場などは一部残すが、原則として18年度中までに全店舗でSC化を完了させる計画だ。最終的に100億円程度の採算改善を見込む。

 業態転換に合わせて、2015年度から会計基準も変更。小売り事業の売上高を、「総額表示」から、原価分を控除した「純額表示」とした。見掛け上は約1500億円の減収要因となる。さらに、ここからSC化の進展に伴い、商品売り上げが賃料収入に切り替わっていくことから、今後数年は減収が続く一方で、利益は伸びるというイメージを描いている(右図)。

2994チバQ:2016/02/22(月) 01:30:52
■ カードは“即時発行”に強み

 収益柱のカード事業にとっても、小売店舗は欠かせない存在だ。

 国内全体でクレジットカードを使用したショッピング額は、2004年の26兆円から2014年に46兆円まで拡大。利用される場所は「百貨店・総合スーパー」が最も多く、25%を占める(経済産業省調べ)。

 日本クレジット協会・クレジット研究所の河野敬一事務長は「近年、銀行・信販系のカードは苦戦しているが、流通企業のカードは発行枚数を増やしている」と見る。

 中でも丸井のエポスカードは、“店頭即時発行”の強みを持つ。目の前に商品があるのに手持ちの現金が足りない客に対し、店頭のスタッフがその場でカード保有を勧め、基本的に約30分で発行するシステムだ。「気持ちが高まっているときに利用してもらうことがその後の頻繁な利用につながる」(青井社長)。

 特徴はそれだけではない。エポスカード会員の68%は女性であり、年代も40歳以下が56%を占める(業界全体ではそれぞれ49%、28%)。

 一般的に、若い女性はショッピングクレジットへのニーズがあるが、貸し倒れリスクも高いとされる。他社の審査を通りにくい客にも、丸井が即時にカードを発行できるのは、長年培ってきた与信ノウハウがあるからだ。その手法は、当初は与信の限度額を抑え、返済実績に応じて、段階的に限度額を引き上げていくというもの。取扱高が増加する中でも、貸倒償却率は1.7%(2014年度)と、低く抑えることができている。

 小売業界が富裕層の高額消費と訪日客の“爆買い”への依存を強める中、丸井はカードで提携先を拡充し、テナントからの賃貸収入でも収益を底上げする。他社と一線を画す独自路線は、小売りの新たな派生形態といえそうだ。

(「週刊東洋経済」2016年2月20日号<15日発売>「核心リポート05」を転載)

2995とはずがたり:2016/02/23(火) 20:15:04
百円ローソン、大苦戦で店舗激減…百円商品は全体の6割、スーパーより割高、通路狭く窮屈
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160223/Bizjournal_mixi201602_post-5527.html
ビジネスジャーナル 2016年2月23日 06時18分 (2016年2月23日 19時33分 更新)

 セブン-イレブンを筆頭として好調に見えるコンビニエンスストア業界において、ローソンストア100(ローソン100、100円ローソン)が苦戦しているようです。2013年には店舗数が1200店を大きく上回っていたものの、15年には900店を割り込んでいます。

●ローソンストア100のコンセプト

 ご存じの方も多いとは思いますが、ローソングループに属するローソンストア100は通常のコンビニとは異なり、「コンビニの利便性」に加え、「100円ショップの均一価格」と「スーパーマーケットの幅広い品揃え」を兼ね備えていると自らのホームページで謳っています。

 普通のコンビニでさえ、十分に消費者の心をとらえており、それに幅広い品揃えと100円均一という価格がプラスされるとなると、これはもう無敵のビジネスモデルといっていいでしょう。

 それにもかかわらず、ローソンストア100が苦境に立たされているのはなぜか。今後、ローソンストア100はいかなる戦略を実行するべきか。こうした大変興味深いテーマに、筆者が受け持つ大学のゼミの学生たちが取り組んだので、今回はその研究を紹介します。

●コンビニのビジネスモデル

 まずコンビニのビジネスモデルについて整理しますと、普及が本格化してきた1970年代の流通は、ダイエーに代表されるように、より大きな店舗を構えて大量仕入れ・低価格販売、いわゆる薄利多売を強く志向するビジネスモデルが主流でした。一方、コンビニは小規模店舗による定価販売であり、まさに逆をいく戦略でした。

 しかし、24時間営業をはじめとする利便性の訴求により、その後、飛躍的な成功を遂げていくことになります。こうした従来のコンビニのビジネスモデルにローソンストア100は独自のコンセプトで挑戦しているといってよいでしょう。

(1)価格

 ローソンストア100で販売されている商品のうち、100円の商品は全体の6割程度のようです。これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは消費者により異なってくるでしょう。しかし、ほとんどの商品が100円であるダイソーをはじめとする100円ショップとは事情が異なることは明らかです。

 これは、ローソンストア100が100円均一と謳っておきながら、実際は高価格であるということを意味しているわけではありません。100円以下の商品も数多く取り揃えられています。つまり、100円ショップと異なり、もともと100円未満の商品も多い食料品を中心に取り扱う業態において、100円均一とする料金設定は極めて困難であるということです。 単純に価格に注目した場合、ローソンストア100は定価販売を主とするほかのコンビニよりポテトチップスで15%、スポーツドリンクでは30%程度安いことが学生の店頭調査からわかっています。しかし、比較対象をスーパーやドラッグストアにすると、2割程度高価格となるようです。もっとも、こうした業態と比較するのは酷なことかもしれません。

 食品を中心とする品揃えのコンビニという業態において、100円均一の価格のインパクトはそれほど大きくはなく、むしろほかのコンビニより低価格であることを徹底的に訴求するほうが得策かもしれません。

2996とはずがたり:2016/02/23(火) 20:15:16
>>2995-2996
(2)品揃え

 次に、品揃えに注目していきます。

 学生の調査によると、ローソンストア100の商品点数はほかのコンビニの概ね1.5〜2倍程度と圧倒的多数になっています。単純に考えると、商品数が多いことは良いように思えますが、店の規模自体はほかのコンビニと大差ないため、結果としてローソンストア100は通路の狭い店舗が多い印象を受けます。とはいえ、商品点数を減らせば店の魅力を減らすことにつながりかねず、難しい問題と言えます。

  この商品数の相違は取扱商品の幅の広さも影響しているかもしれませんが、例えばパンだけを比較してもほかのコンビニの2倍程度の商品数となっており、こうした同一の商品群の品揃えに関しては削減の余地がありそうです。商品数が多すぎると消費者が混乱するため、購入率が下がるという研究もあり、低価格に加え買い物のしやすさもほかのコンビニとの競争において重要なポイントになるはずです。

 ちなみに学生の調査では、ローソンストア100の顧客の滞在時間はほかのコンビニより長いものの、購入商品点数はあまり変わらず、結果として単価が安い分、購入合計金額が小さくなっていると考えられます(サンプル数は各50人程度ですので、参考程度に考えてください)。

(3)利便性

 消費者のコンビニへのニーズは、当然のことながら、まずは買い物でしょう。しかし、それ以外にもATM(現金自動預け払い機)、カウンターコーヒー(入れたてコーヒー)や公共料金の支払い、トイレ、コピーといったサービスへのニーズもかなり高いようです。これらは通常のコンビニでは当然のように備わっているサービスですが、ローソンストア100では提供されていないケースが多いようです。もちろん、低価格や豊富な品揃えを強く志向したことによるトレードオフの結果でしょうが、消費者はそう簡単には許してくれないため、ローソンストア100は現在、苦境に立たされているのかもしれません。

●ローソンストア100はどうするべきか

「二兎を追う者は一兎をも得ず」とは昔からよく言われることですが、ローソンストア100の場合、「コンビニの利便性」「100円ショップの均一価格」「スーパーの幅広い品揃え」という“三兎”を追うわけですから、いろいろな問題が生じることは当然の結果ともいえます。しかしながら、絶対的王者のセブン-イレブンに対抗するためには、安易に妥協するのではなく、こうした高い目標に向けて、トライ&エラーを繰り返しながら、うまくやりぬく術を修得する必要があるように思われます。
(文=大崎孝徳/名城大学経営学部教授)

2014.07.02
ジャーナリズム ジャーナリズム
闘うジャーナリスト・佐々木奎一がゆく! ワーキングクラスの被抑圧者たち 第18回
ローソン、加盟店元従業員が会社を提訴 凄惨な暴行・恐喝が発覚、本部は実態把握しつつ看過
文=佐々木奎一/ジャーナリスト
http://biz-journal.jp/2014/07/post_5277.html

2997とはずがたり:2016/02/25(木) 12:44:09

イオン、南関東の1都2県で早朝営業見直し
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/140/6977b14591fc06d32fc92afdf00fd568.html
(産経新聞) 10:34

 流通大手のイオンが3月から東京、千葉、神奈川の1都2県で展開する総合スーパー(GMS)で、早朝営業を見直すことが25日、わかった。午前7時の食品売り場の開業を午前8時にして営業時間を1時間短縮する。

 1都2県のGMS64店のうち42店が対象。24時間営業の店舗は残るが午前7時の早朝開業の店はほぼなくなる見込みだ。

 同社は東日本大震災後、企業や自治体が「サマータイム」を導入したことを受け、平成24年に夏季限定で開業時間を午前7時に前倒しした。当初は好評だったが、生鮮食品などでもコンビニエンスストアなどとの競争が激化。顧客の利用も減ったため、見直しが必要と判断した。


イオン九州最古の店閉店へ 前身から58年、役目終える
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASJ2R5JXKJ2RTIPE02B.html
02月24日 09:25朝日新聞

 イオン九州は23日、イオン西新店(福岡市早良区)を5月末で閉店すると発表した。ダイエーやユニードなど前身の店を含めて60年近くの歴史があり、イオン九州が運営する中では最も古い店という。流通再編の波にもまれてきた同店は新たな店への建て替えが検討される見通しだが、跡地の利用計画は未定だ。

 イオン九州によると、同店はもともと1958年開業の食品スーパーで、のちの地場大手ユニードの前身となった店という。67年にユニード西新店となり、現在の建物となった。

 その後ユニードはダイエーと合併。店名はトポスを経てダイエーになった。のちにダイエーはイオン傘下に入り、昨年9月、イオン九州がダイエーの店を継承して「イオン西新店」となった。

2998とはずがたり:2016/02/25(木) 21:04:11

セイコーマート、商号「セコマ」に ブランド名は変えず
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/138/9a779d67d4797d7bba1b996e6c16896c.html
(朝日新聞) 17:49

 北海道内最大手で、本州を含め1183店舗を展開しているコンビニエンスストア「セイコーマート」は25日、会社の商号を「セコマ」にし、企業のロゴマークも変えると発表した。4月1日から。店の看板などのブランド名は変えない。

 この日あった定時株主総会で決めた。人口減少が進む中、同社は小売り事業だけでなく、物流・サービス事業や原料・製造事業もこれまで以上に注力する方針。こうした事業の企画立案やサポート、新規事業開発に集中していく経営戦略を、内外に示す狙いがあるという。

2999とはずがたり:2016/02/25(木) 21:04:49

百円ローソン、大苦戦で店舗激減…百円商品は全体の6割、スーパーより割高、通路狭く窮屈
http://news.goo.ne.jp/article/bizjournal/business/bizjournal-bj-20036.html
02月23日 06:18Business Journal

 セブン-イレブンを筆頭として好調に見えるコンビニエンスストア業界において、ローソンストア100(ローソン100、100円ローソン)が苦戦しているようです。2013年には店舗数が1200店を大きく上回っていたものの、15年には900店を割り込んでいます。

●ローソンストア100のコンセプト

 ご存じの方も多いとは思いますが、ローソングループに属するローソンストア100は通常のコンビニとは異なり、「コンビニの利便性」に加え、「100円ショップの均一価格」と「スーパーマーケットの幅広い品揃え」を兼ね備えていると自らのホームページで謳っています。

 普通のコンビニでさえ、十分に消費者の心をとらえており、それに幅広い品揃えと100円均一という価格がプラスされるとなると、これはもう無敵のビジネスモデルといっていいでしょう。

 それにもかかわらず、ローソンストア100が苦境に立たされているのはなぜか。今後、ローソンストア100はいかなる戦略を実行するべきか。こうした大変興味深いテーマに、筆者が受け持つ大学のゼミの学生たちが取り組んだので、今回はその研究を紹介します。

●コンビニのビジネスモデル

 まずコンビニのビジネスモデルについて整理しますと、普及が本格化してきた1970年代の流通は、ダイエーに代表されるように、より大きな店舗を構えて大量仕入れ・低価格販売、いわゆる薄利多売を強く志向するビジネスモデルが主流でした。一方、コンビニは小規模店舗による定価販売であり、まさに逆をいく戦略でした。

 しかし、24時間営業をはじめとする利便性の訴求により、その後、飛躍的な成功を遂げていくことになります。こうした従来のコンビニのビジネスモデルにローソンストア100は独自のコンセプトで挑戦しているといってよいでしょう。

(1)価格

 ローソンストア100で販売されている商品のうち、100円の商品は全体の6割程度のようです。これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは消費者により異なってくるでしょう。しかし、ほとんどの商品が100円であるダイソーをはじめとする100円ショップとは事情が異なることは明らかです。

 これは、ローソンストア100が100円均一と謳っておきながら、実際は高価格であるということを意味しているわけではありません。100円以下の商品も数多く取り揃えられています。つまり、100円ショップと異なり、もともと100円未満の商品も多い食料品を中心に取り扱う業態において、100円均一とする料金設定は極めて困難であるということです。

3000とはずがたり:2016/02/25(木) 21:05:06
>>2999-3000

 単純に価格に注目した場合、ローソンストア100は定価販売を主とするほかのコンビニよりポテトチップスで15%、スポーツドリンクでは30%程度安いことが学生の店頭調査からわかっています。しかし、比較対象をスーパーやドラッグストアにすると、2割程度高価格となるようです。もっとも、こうした業態と比較するのは酷なことかもしれません。

 食品を中心とする品揃えのコンビニという業態において、100円均一の価格のインパクトはそれほど大きくはなく、むしろほかのコンビニより低価格であることを徹底的に訴求するほうが得策かもしれません。

(2)品揃え

 次に、品揃えに注目していきます。

 学生の調査によると、ローソンストア100の商品点数はほかのコンビニの概ね1.5?2倍程度と圧倒的多数になっています。単純に考えると、商品数が多いことは良いように思えますが、店の規模自体はほかのコンビニと大差ないため、結果としてローソンストア100は通路の狭い店舗が多い印象を受けます。とはいえ、商品点数を減らせば店の魅力を減らすことにつながりかねず、難しい問題と言えます。

  この商品数の相違は取扱商品の幅の広さも影響しているかもしれませんが、例えばパンだけを比較してもほかのコンビニの2倍程度の商品数となっており、こうした同一の商品群の品揃えに関しては削減の余地がありそうです。商品数が多すぎると消費者が混乱するため、購入率が下がるという研究もあり、低価格に加え買い物のしやすさもほかのコンビニとの競争において重要なポイントになるはずです。

 ちなみに学生の調査では、ローソンストア100の顧客の滞在時間はほかのコンビニより長いものの、購入商品点数はあまり変わらず、結果として単価が安い分、購入合計金額が小さくなっていると考えられます(サンプル数は各50人程度ですので、参考程度に考えてください)。

(3)利便性

 消費者のコンビニへのニーズは、当然のことながら、まずは買い物でしょう。しかし、それ以外にもATM(現金自動預け払い機)、カウンターコーヒー(入れたてコーヒー)や公共料金の支払い、トイレ、コピーといったサービスへのニーズもかなり高いようです。これらは通常のコンビニでは当然のように備わっているサービスですが、ローソンストア100では提供されていないケースが多いようです。もちろん、低価格や豊富な品揃えを強く志向したことによるトレードオフの結果でしょうが、消費者はそう簡単には許してくれないため、ローソンストア100は現在、苦境に立たされているのかもしれません。

●ローソンストア100はどうするべきか

「二兎を追う者は一兎をも得ず」とは昔からよく言われることですが、ローソンストア100の場合、「コンビニの利便性」「100円ショップの均一価格」「スーパーの幅広い品揃え」という“三兎”を追うわけですから、いろいろな問題が生じることは当然の結果ともいえます。しかしながら、絶対的王者のセブン-イレブンに対抗するためには、安易に妥協するのではなく、こうした高い目標に向けて、トライ&エラーを繰り返しながら、うまくやりぬく術を修得する必要があるように思われます。
(文=大崎孝徳/名城大学経営学部教授)

3001チバQ:2016/02/28(日) 19:36:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160227-00010000-yomonline-life
百貨店「友の会」が人気…マイナス金利の影響?
読売新聞(ヨミウリオンライン) 2月27日(土)14時30分配信

百貨店「友の会」が人気…マイナス金利の影響?
読売新聞社
積み立て金以上の「買い物券」
 百貨店各社で「友の会」と呼ばれる顧客向けの優遇サービスの人気が高まっている。

 毎月一定の金額を積み立てると、1年後に積み立てた金額以上の「買い物券」をもらえる仕組みだ。日本銀行のマイナス金利政策で預金金利が下がる中、「お得感」が増しているためとみられる。

 各社ごとに仕組みは異なるが、毎月一定額を積み立てると、1年後に支払った12か月分に1か月分加えた13か月分の買い物券がもらえる場合が多い。例えば、毎月1万円を積み立てると1年後に13万円分の買い物券がもらえるといった具合だ。この場合、12万円の「投資」に対する利回りは年約8%になる。買い物券は発行した百貨店でしか使えないという制限があるものの、価格に敏感な女性客を中心に利用が伸びている。

 小田急百貨店(東京都新宿区)では、女性客限定の友の会への2月の新規入会の口数が前年に比べ約2倍に増えている。大丸松坂屋百貨店は積立額が5千円から3万円コースまでの5コースがあり、2月の新規入会は前年の約2倍というハイペースだ。

 各社はもともと、2017年4月に予定される消費税率引き上げ前の駆け込み需要をにらみ、今年3月から友の会のPRを強化する構えだった。日銀がマイナス金利を導入したことで、思わぬ特需が舞い込んだ形だ。日本百貨店協会の井出陽一郎専務理事は、「百貨店をあまり利用しない若者や男性客にも認知が広がれば、売上高を押し上げる効果が見込める」と期待する。

3002とはずがたり:2016/02/29(月) 13:02:52
外食産業衰退で業界再編。コンビニ戦争の舞台裏
http://hbol.jp/73992
2015年12月26日 ビジネス コメント
田村祐一

 勝ち組と負け組の差が鮮明になってきた外食産業だが、そのことにはコンビニの快進撃も少なからず影響しているようだ。同業界に詳しいフェアトレードのアナリスト・田村祐一氏は次のように指摘する。

「かつてのコンビニは便利さが第一で、弁当やホットスナックの味はイマイチでした。ところが、最近はファストフード店で提供されるものと遜色のないレベルに向上しています。しかも、飲食スペースを設ける店舗も増えたことから、ファストフード店からコンビニへと客が流れているのです」

 セブンイレブンが先鞭をつけた淹れ立てコーヒーやファミリーマートのファミチキなど、確かに最近のコンビニは商品のクオリティーが格段に向上している。加えて、「PontaやTポイント、nanacoといったポイントを貯められることも“呼び水”となっている」(田村氏)ようだ。

 味わいの面で十分満足できるなら、食べ物以外の買い物もできるコンビニに足を運んだほうが何かと便利に決まっている。ただし、こうしたコンビニ業界の隆盛はあくまで大手3社に限った話らしい。日本経済新聞社が実施した「コンビニ調査」によれば、14年度に同業界の国内市場は10兆円を超え、そのうち大手3社が約8割のシェアを握っているという。

数年後に中堅以下は全滅してしまう!?

「なぜなら、店舗網の拡大スピードにおいて4位以下は太刀打ちできないからです。大手3社は弁当などのクオリティーでも大きく差をつけていますし、大手メーカーとタッグを組んで良質のPB(プライベートブランド)商品を開発できるのも強みでしょう。PBのポテチが実はカルビー製だったりするわけです」(田村氏)

 大手3社間も競争が熾烈だ。セブンイレブンはJR四国やJR西日本と提携することで、手薄だった中四国エリアの店舗網をオセロゲームのように一挙拡大。これに対し、ファミマとローソンは中堅コンビニを買収や提携を通じて取り込む戦略で対抗している。

「数年後には、中堅以下が全滅しているかもしれません。その後は大手3社でパイを奪い合う泥仕合となりそうですが、その中でも頭一つ抜け出しているのは、やはり商品開発力で優位に立つセブンイレブンですね」(田村氏)

 国内市場の拡大が見込めなくなったとしても、アジアをはじめとする海外市場はまだまだ開拓の余地が大きい。今後、大手3社の強烈なバトルはグローバルな舞台へとシフトしていくのは間違いない。

【田村祐一氏】
あらゆる業界を横断的にリサーチする株式アナリスト。大手証券を経て、投資情報の提供などを手掛けるフェアトレードに所属。マネー誌などにも多数寄稿中。

3003チバQ:2016/03/02(水) 23:28:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160302-00010003-doshin-bus_all

北海道北部唯一の百貨店、西武旭川が撤退検討 近く最終判断
北海道新聞 3月2日(水)10時40分配信

北海道北部唯一の百貨店、西武旭川が撤退検討 近く最終判断
閉店が検討されている西武旭川店=1日、旭川市
イオンモール出店でJR旭川駅前の競争激化
 【旭川】流通大手のセブン&アイ・ホールディングス(HD、東京)が、傘下のそごう・西武(東京)の運営する西武旭川店(旭川)の閉店を検討していることが1日、分かった。今月上旬にも最終判断する見通しだ。業績不振が続く中、昨年3月にはJR旭川駅前に大型商業施設イオンモール旭川駅前が開店し、競争環境は厳しさを増している。閉店すれば、北海道北部に唯一残る百貨店が消えることになる。

<写真特集>トライ・アングル 「とにかく明るい安村」さん旭川市長に面会

 同HDは2009年に札幌西武(札幌)を閉店。西武旭川店を閉めると、北海道での百貨店事業から完全撤退することになる。社内には存続論もあるとされ、時期などを含めてなお慎重に判断するとみられる。

 同店の売上高はここ数年、前年割れが続いている。10年には130億2400万円あったが、15年は107億4500万円にまで落ち込んだ。

3004とはずがたり:2016/03/07(月) 21:39:55
老舗百貨店、惜しまれつつ閉店へ 老朽化、存続困難に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160307-00000004-asahi-bus_all
朝日新聞デジタル 3月7日(月)6時31分配信

 岩手県花巻市の老舗・マルカン百貨店は6日、6月7日に閉店すると発表した。理由について、設備の老朽化と、建物の耐震診断を実施したところ、不適合という結果が出たという。上田東一市長は「世代を超えて市民が家族ぐるみで親しみ、広く愛されてきた百貨店が閉店することは極めて残念」とのコメントを出した。

 市によると、昨年秋ごろに耐震診断で改修が必要と分かり、改修費助成などの支援策により営業継続の可能性を協議してきたが、マルカン側は営業継続は困難という判断にいたったという。

 会社案内によると、同百貨店は1977年2月設立で、従業員は約160人。市内を一望できる6階の大食堂(約400席)が昭和モダンな雰囲気で人気がある。メニューも豊富で、特大ソフトクリームは年間を通して注文が多いという。

3005チバQ:2016/03/07(月) 22:33:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160307-00000004-asahi-bus_all
老舗百貨店、惜しまれつつ閉店へ 老朽化、存続困難に
朝日新聞デジタル 3月7日(月)6時31分配信

老舗百貨店、惜しまれつつ閉店へ 老朽化、存続困難に
マルカン百貨店(同社HPより)
 岩手県花巻市の老舗・マルカン百貨店は6日、6月7日に閉店すると発表した。理由について、設備の老朽化と、建物の耐震診断を実施したところ、不適合という結果が出たという。上田東一市長は「世代を超えて市民が家族ぐるみで親しみ、広く愛されてきた百貨店が閉店することは極めて残念」とのコメントを出した。


 市によると、昨年秋ごろに耐震診断で改修が必要と分かり、改修費助成などの支援策により営業継続の可能性を協議してきたが、マルカン側は営業継続は困難という判断にいたったという。

 会社案内によると、同百貨店は1977年2月設立で、従業員は約160人。市内を一望できる6階の大食堂(約400席)が昭和モダンな雰囲気で人気がある。メニューも豊富で、特大ソフトクリームは年間を通して注文が多いという。

3006チバQ:2016/03/07(月) 22:33:46
http://www.asahi.com/articles/ASJ344F52J34OIPE00L.html?ref=yahoo
大名古屋ビルヂング、東京流で勝負 「イセタン」が核
大隈悠2016年3月6日12時46分
 建て替えを昨年に終えた名古屋駅前のランドマーク、大名古屋ビルヂングの全面開業が9日に迫った。新たにオープンする商業施設は、三越伊勢丹ホールディングスの「イセタンハウス」が目玉となる。周辺では来年にかけ、ほかの商業施設も次々と開業する予定。既存の百貨店なども交えた競争が、いっそう激しくなりそうだ。

 白を基調とした開放感のある空間。広い通路に連なる売り場を、華やかな衣服や雑貨が彩る。

 「旧大名古屋ビルのDNAを受け継ぎつつ、東京で旬の店を取り入れた。全体の6割が『名古屋初』の店だ」。ビルの再開発を手がけた三菱地所の担当者は、4日の報道関係者向け公開の場で、こう胸を張った。

 「東京流」のシンボルは、商業施設部分の4分の1を占める「イセタンハウス」だ。三越伊勢丹ホールディングスが、百貨店で売り上げ日本一の伊勢丹新宿店で培ったノウハウを投じ、最先端のファッションなどを集めた売り場をつくった。新業態の中型店で、商品の仕入れは名古屋三越ではなく、傘下の首都圏の事業会社が担う。

3007チバQ:2016/03/07(月) 22:34:52
http://www.asahi.com/articles/ASJ145TX0J14OIPE023.html
名古屋の百貨店に地殻変動 高島屋、老舗退け一人勝ち
鈴木毅2016年1月5日12時46分
 名古屋市内の主要百貨店が4日発表した2015年の売上高(速報値)で、JR名古屋高島屋が老舗の松坂屋名古屋店を上回り、初めて百貨店の「地域1番店」になった。高島屋は15年2月の決算期、同3月の年度末ですでに首位になっていたが、暦年でも達成した。他店が軒並み前年割れする中で、高島屋の一人勝ちが鮮明だ。

 高島屋の売上高は前年比3・1%増の1293億円、松坂屋は同0・4%減の1254億円。14年は松坂屋が5億円リードしていたが、15年は高島屋が逆転し、39億円の差をつけた。「一昨年から続く高級ブランドや食料品などの売り場改装に加え、開店15周年イベントなどが集客につながった」(広報)という。

 主要5社の売上高の合計は、前年比0・2%減の4200億円。高島屋を除く4社は前年割れだった。各社とも外国人客向け売上高は2倍前後に増え、高額商品も比較的堅調だったが、暖冬で冬物衣料品が伸び悩んだ店が多かった。

 消費増税などの影響で、個人消費が全体的に力強さを欠く中、各社は客を呼び込もうと、てこ入れを進めている。松坂屋は昨年秋、家電量販店のヨドバシカメラを誘致。直営売り場を削ったことで12月の売上高は前年同月比0・7%減ったが、ヨドバシ効果で入店客数は7・2%増えた。不振が続く丸栄にも今年3月、訪日客に人気の総合免税店ラオックスが出店する。

 一方、名駅地区では三越伊勢丹ホールディングスが今年3月、新業態の中型店「イセタンハウス」を開業する。高島屋も17年春、今の百貨店の隣に建設中の高層ビルに専門店街「ゲートタワーモール」をつくる予定。売り場面積を1・5倍に広げ、さらにライバルを引き離す構えだ。(鈴木毅)

3008チバQ:2016/03/08(火) 00:13:34
http://toyokeizai.net/articles/-/106613
衰退する地方百貨店、復調への道はあるのか
インバウンドにも無縁で「減益ラッシュ」に
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藤尾 明彦 :東洋経済 記者
地方や首都圏郊外に立地する百貨店が苦境に追い込まれている。百貨店業界は訪日中国人のインバウンド消費や、株高の勢いに乗った国内富裕層による高額消費を謳歌してきたが、それは都心に店舗を構える大手に限った話だ。

その大手でさえ、売り上げが好調に推移していたのは昨年の10月まで。インバウンドや宝飾品などの高額消費は引き続き高水準だが、11月以降は暖冬の影響もあって単価の高いコートなどの重衣料が苦戦を強いられ、月次ベースで前年実績を下回るところも出始めた。

地方百貨店は赤字転落や大幅減益に沈む

元々インバウンドも高額消費もない地方百貨店はさらに深刻だ。主な上場企業の2015年度決算は、第3四半期まで赤字であったり、通期予想で大幅減益を予想しているケースがほとんどだ。

要因として地方経済の停滞が挙げられる。主力商材である中価格帯の衣料品販売は、ユニクロなど専門店の攻勢を受けて年々縮小している。アベノミクスは、円安により日本製品が買いやすくなった中国人や、株高で潤った富裕層には恩恵をもたらした。しかし、国内中間層の生活は、消費税の引き上げや円安による輸入物価の上昇を受けてむしろ苦しくなっている。

個別に見ていくと、神奈川県を地盤とするさいか屋は、2015年5月に59年間営業を続けてきた川崎店の閉店を余儀なくされた。2006年にさいかやの店舗がある川崎駅東口の反対側の西口に、三井不動産などが開発したラゾーナ川崎プラザがオープン。人の流れが西口へ向かい、さいか屋は競争力を失った。

2009年に同社は一時債務超過に陥り、経営再建の一貫として保有していた川崎店の不動産を売却。所有者とは賃貸借契約を結んで営業を続けてきたが、契約更新が果たせなかった。閉店セール特需により、2015年度前半はむしろ利益を押し上げる要因になったものの、後半戦は失速。残りの主要店舗は横須賀店と藤沢店となり、通期では大幅な営業減益となりそうだ。

名古屋に店舗を構える丸栄は、2016年に創業401周年を迎える老舗だ。しかし、名古屋では大手の松坂屋とジェイアール名古屋タカシマヤが覇権を争い、丸栄は存在感が薄い。同社の主力商品であるギャル向けファッションは、若年層人口の減少が響いて苦戦が続き、2015年度の営業益は3億円の赤字に転落する見通しだ。2016年3月に総合免税店のラオックスが入居し訪日客の取り込みを図るものの、収益改善効果は未知数だ。

姫路の山陽百貨店は、山陽電鉄系の百貨店。改装工事が行われていた姫路城が2015年3月にオープンしたことで集客効果が期待されたが、外資系化粧品ブランドを導入したことに伴う人件費の増加が響いて通期で営業減益となる。親会社の山陽電鉄がバックに控えているとはいえ、自己資本比率は11.5%と心許ない。


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ながの東急百貨店も、地元の観光名所・善光寺の7年に1度の御開帳(2015年4月5日〜5月31日)という好機を生かせなかった。長野駅の新駅ビル「MIDORI長野」に客が流れ、特に商品内容がかぶる土産物などが大きく打撃を受けた。会社側は2月26日に大幅下方修正を発表している。

各社は人件費の削減など効率経営に努めているが、先述した4社の平均年収は300万円台前半から400万円台半ばで、これ以上の削減余地は限られている。

モノを売る場としての役目に限界も

地方や首都圏郊外の店舗に関しては、大手が運営していても苦戦している。パルコは1976年12月から運営していた千葉店を、2016年11月に閉店することを決めた。三越伊勢丹ホールディングスは、一部の地方の店舗では現状の売り場面積が商圏人口に比べて大きすぎると判断。モノを売るスペースを縮小し、空いたスペースはサービスなどの「コト消費」の場として提供することも検討しているもようだ。

地方経済の疲弊と軌を一つにして、地方百貨店はこのまま衰退の道を辿るのか。正念場を迎えて、今後は業態のあり方そのものも問われることになりそうだ。

さいか屋の会社概要、丸栄の会社概要、山陽百貨店の会社概要、ながの東急百貨店の会社概要 は「四季報オンライン」で

3010とはずがたり:2016/03/08(火) 12:36:05
セブン&アイ そごう柏店と西武旭川店を閉鎖へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160308/k10010435071000.html
3月8日 2時00分

地方のデパートの苦戦が続く中、流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、業績が低迷している千葉県のそごう柏店と北海道の西武旭川店を、ことし9月をめどに閉鎖する方針を固めました。
関係者によりますと、セブン&アイ・ホールディングスは、傘下の大手デパート、そごう・西武の全国にある23の店舗のうち、千葉県柏市にあるそごう柏店と北海道旭川市の西武旭川店を、いずれもことし9月をめどに閉鎖する方針を固め、8日にも正式に発表します。
2つの店舗ともに、正社員はほかの店舗に配置転換する一方、パートの一部は、契約を更新しない方向で検討しています。
そごう柏店は昭和48年に、西武旭川店は昭和50年に、それぞれ地域の中核的な商業施設としてオープンしましたが、ショッピングモールや衣料品の専門店などに顧客を奪われて業績の低迷が続いていました。
デパート業界では、外国人旅行者が多く訪れる大都市圏の店が売り上げを伸ばす一方、地方では業績が振るわない店が多く、先月には、埼玉県の西武春日部店が閉鎖したほか、岩手県花巻市の地元のデパート、マルカン百貨店がことし6月に閉鎖する方針を発表しています。

3011チバQ:2016/03/08(火) 23:12:57
松戸:伊勢丹
柏 :高島屋、そごう
柏の葉:ららぽーと
流山おおたかの森:高島屋子会社


http://www.sankeibiz.jp/business/news/160308/bsd1603081831014-n1.htm
そごう柏と西武旭川を9月末に閉店 セブン&アイが発表 (1/2ページ)
2016.3.8 18:31
 流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは8日、傘下の百貨店、そごう・西武が運営する西武旭川店(北海道旭川市)とそごう柏店(千葉県柏市)の2店を9月末で閉店すると発表した。両店とも競合する近隣の商業施設に客を奪われるなど苦戦が続いているため。セブン&アイは、好調なコンビニエンスストア事業と対照的に、総合スーパー(GMS)や百貨店事業の一部で不振が続いており、構造改革を急ぐ。

 西武旭川店は、1975年にJR旭川駅前の大型商業施設としてオープン。93年2月期には268億円の売上高があったが、2015年2月期の売上高は117億円と半分以下に落ち込んでいた。昨年3月に旭川駅直結のショッピングモールが開業し、さらに客を奪われた。

 そごう柏店は1973年開業。ピークの91年2月期には590億円の売上高があったが、2015年2月期の売上高は121億円と約5分の1に激減した。両店とも大都市の店舗に比べ、訪日外国人客の爆買いの恩恵も少なく苦戦が続いていた。

 昨年10月に発表したGMSのイトーヨーカ堂で今後5年間で40店の不採算店舗を閉鎖する計画のうち、今後1年間で20店の閉店を行うこともあわせて発表した。

 そごう・西武の店舗では2月末に西武春日部店(埼玉県春日部市)も閉店している。

3012チバQ:2016/03/09(水) 22:31:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00050128-yom-bus_all
1号店など20店舗早期閉鎖へ…イトーヨーカ堂
読売新聞 3月9日(水)7時33分配信

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は8日、傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂の20店舗を2017年2月までに閉鎖する方針を発表した。

 昨年10月、今後5年間で40店を閉めると発表していたが、計画の半数にあたる店舗の早期閉鎖にめどをつけ、収益改善につなげる考えだ。

 閉鎖するのは1号店のザ・プライス千住店(東京)、イトーヨーカドー戸越店(同)、イトーヨーカドー食品館本牧店(横浜市)。他の17店舗については、交渉中として具体名を公表しなかった。ザ・プライス千住店は数年後に別業態で再オープンする。

 セブン&アイHDの16年2月期連結決算で、イトーヨーカ堂の営業利益は72年の上場以来初めて赤字に転落する見込みだ。総合スーパー事業はユニクロやニトリなど専門店に押されて、都市部、地方にかかわらず苦しい経営環境にある。

 セブン&アイHDが今回、大量閉店を発表したのは、株主からの圧力が強まっていることも背景にある。

3013チバQ:2016/03/09(水) 22:32:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000001-fsi-bus_all
客奪われ続け苦戦…構造改革急ぐセブン&アイ そごう柏店と西武旭川店閉店
SankeiBiz 3月9日(水)8時15分配信

客奪われ続け苦戦…構造改革急ぐセブン&アイ そごう柏店と西武旭川店閉店
グループ成長戦略を発表するセブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長=8日、東京都中央区(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは8日、傘下の百貨店、そごう・西武が運営する西武旭川店(北海道旭川市)とそごう柏店(千葉県柏市)の2店を9月末で閉店すると発表した。両店とも競合他社に客を奪われ苦戦が続いていた。セブン&アイは、好調なコンビニエンスストア事業と対照的に、総合スーパー(GMS)や百貨店事業の一部で不振が続いており、構造改革を急ぐ。

 同日の会見で、セブン&アイの村田紀敏社長は「構造改革を経て、全体を成長させていきたい」と強調した。

 西武旭川店は1975年、JR旭川駅前の大型商業施設としてオープン。93年2月期には268億円の売上高があったが、2015年2月期の売上高は115億円と半分以下に落ち込んでいた。昨年3月に旭川駅直結のショッピングモールが開業し、さらに客を奪われた。そごう柏店は1973年開業。ピークの91年2月期には590億円の売上高があったが、2015年2月期の売上高は121億円と約5分の1に激減した。

 グループ会社でGMSのイトーヨーカ堂については、昨年10月に今後5年間で40店の不採算店舗を閉鎖する計画を公表しているが、そのうち17年2月期中にザ・プライス千住店(東京都足立区)、戸越店(同品川区)、食品館本牧店(横浜市中区)など20店の閉店を行うことも併せて発表した。

3014チバQ:2016/03/09(水) 23:10:19
http://mainichi.jp/articles/20160310/k00/00m/020/078000c
イセタンハウス
名古屋駅前に開業…大型施設の競争激化

毎日新聞2016年3月9日 22時07分(最終更新 3月9日 22時07分)

 名古屋駅前の大名古屋ビルヂングに三越伊勢丹ホールディングス(HD)による新業態の中型店「イセタンハウス」が9日開業した。来年にかけて駅前には他にも大型商業施設が相次ぎオープンする。名古屋一の売り上げを誇るジェイアール名古屋高島屋も集客策を練っており、販売競争が激しくなりそうだ。

 中部で初めて「伊勢丹」ブランドを冠したイセタンハウス。開放的な空間に華やかな衣類や雑貨が並ぶ。名古屋市中川区の村上圭子さん(41)は「名古屋にはなかった東京風の雰囲気。見ているだけでも楽しい」。同市南区の会社員、田沢雅子さん(25)は「伊勢丹は異業種とのコラボレーションが多く、企画が楽しみ」と期待していた。

 三越伊勢丹HDの百貨店の多くは床面積が数万平方メートルだが、イセタンハウスは3000平方メートル。小規模ながらファッション性の高い約130のブランドをそろえた。「名古屋三越に無い商品を新宿伊勢丹に出向いて購入する顧客」が名古屋地区のカード会員約15万人のうち約1万人に上るとのデータも踏まえ、流行に敏感な30〜40代の男女を主要顧客に据えた。三越伊勢丹HDの大西洋社長は「商業施設は供給過多だが、ファッションに特化した」と強調する。

 名駅前に高層ビルの商業施設が登場するのは2007年のミッドランドスクエア開業以来。今後もJPタワー名古屋に商業施設「KITTE名古屋」(約40店)が6月に開業。来年4月には建設中のJRゲートタワーに高島屋が20〜30代向けの専門店が中心の新店舗(約3万2000平方メートル)をオープンする。

 大名古屋ビル、JPタワー、JRゲートタワーの3棟で計2万人のオフィス人口が創出されるとの試算もあり、高島屋はオフィスで働く女性向けにデザインや色を選べる靴のオーダーフェアを9日始めた。「魅力的なブランド導入などでニーズに応えたい」と広報担当者。名駅前に次々と新施設が開業するなか「値段が高くても良いものを提案すれば買っていただける」(大西社長)という中部の消費者の反応が注目されている。【林奈緒美】

3015荷主研究者:2016/03/13(日) 12:11:28

http://www.sankei.com/region/news/160303/rgn1603030005-n1.html
2016.3.3 07:10 産経新聞
西鉄、天神の商業施設てこ入れ ギャルの聖地「コア」ではメンズ拡大

ソラリアプラザ7階の飲食フロアのイメージ図

 西日本鉄道は2日、「ソラリアプラザ」など福岡市の天神エリアで運営する商業施設で今春、店舗の入れ替えなど、てこ入れを進めると発表した。ギャル系ファッションの聖地「天神コア」では、男性向け売り場を拡大し、新たな顧客層の開拓を目指す。 (九州総局 村上智博)

 ソラリアプラザは平成24年から昨年春までに、総額60億円をかけて、全面改装を終えた。今回、約7億円をかけて、7階フロアの一部を、新たにレストランフロアにする。首都圏などで人気のハンバーガー店「クア・アイナ」など、九州初出店を含め7店舗が入る。

 天神コアでは、6階の男性向け売り場「109MEN’S」を、現在の約850平方メートルから約1150平方メートルに増床する。平成19年に誕生した同売り場は、東京・渋谷のファッションビル「SHIBUYA109」内のメンズショップなど8店が入っている。西鉄は10〜20代のカップルをさらに取り込もうと狙う。西鉄SC事業部の担当者は「新たな顧客を取り込み、若者文化の発信拠点にしたい」と語った。

 また、ソラリアステージ6階の「西鉄ホール」を、人気アイドルグループ「HKT48」の新たな拠点とすることも決まっている。4月28日から定期公演を始める。

 福岡市内では今年4月、丸井グループの九州1号店「博多マルイ」が博多駅そばに開業する。JR九州が主導する博多エリアと、天神エリアの顧客争奪戦はさらに激化する。

 西鉄は、天神の商業施設に手を入れ続けることで、エリアとしての天神の拠点性確立を狙う。

 倉富純男社長は2日の記者会見で今回の「天神改造」について「若い人に向け、情報発信を強化した。インバウンド(訪日旅行)にも対応できる、魅力あるまちづくりを進める」と語った。

3016荷主研究者:2016/03/13(日) 12:11:58

http://www.sankei.com/region/news/160304/rgn1603040023-n1.html
2016.3.4 07:00 産経新聞
「街としての活性化を」博多シティ開業5周年・丸山康晴社長に聞く

5周年を迎えたJR博多シティ

 JR九州の駅ビル「JR博多シティ」が3日、開業5周年を迎えた。ビル運営会社の丸山康晴社長(67)は産経新聞のインタビューに応じ、平成27年度の駅ビル全体の売上高が、1千億円を突破することが確実だと明らかにした。博多駅周辺では今春、新たな商業ビル「KITTE(キッテ)博多」が開業し、商業地図は大きく変化する。丸山氏はこれまで以上に博多駅ビルと博多エリアの魅力向上に努め、福岡の発展に寄与する考えを示した。(九州総局 村上智博)

 「博多阪急」や「アミュプラザ博多」など、駅ビル内にある6つの施設ごとにみると、今年度はそれぞれ過去最高の売上高となりそうです。記録更新は2年連続です。

 この結果、博多シティ全体の売上高も、開業以来初めて1千億円を上回るのは確実です。お客さまには感謝の言葉しかありません。

 博多駅は誰もが集まる交通の要衝であり、あらゆる世代のお客さまがやって来ます。そのニーズに応えなければなりません。札幌駅や大阪駅、東京の二子玉川駅の駅ビルも参考に、積極的に改装を続けてきました。

 この先はこれまで積み残してきた分野、例えば女性ファッションや雑貨の強化をします。

 飲食の分野も競争が激しくなる一方です。十分に手当てをしなければなりません。

 博多シティの飲食店はこれまで、30〜40代を客層の中心に、心地よい空間作りを進めました。これからも人気店をそろえます。

 今春に東京で人気の「カフェカンパニー」のダイニングカフェが入ります。商業施設はどこも、ラフでおしゃれなカフェレストランを意識しているんです。

 4月には、博多口に商業ビル「KITTE博多」ができます。特に核テナントの「博多マルイ」さんは、博多シティにとって強力なライバルではありますが、博多の商圏が活性化することを考えると大歓迎です。

 よく天神エリアとの商業競争が言われます。ただ、駅ビルを含めた「博多」と「天神」の商業施設の集積度は3対7です。この数字が逆転することは、なかなかないでしょう。マルイができても、博多の商業施設は足りない。

 また、博多と天神は約2キロ離れており、別々の商圏です。違う商圏として、それぞれ発展しなければなりません。

 一日中楽しめるように、博多駅ビルの魅力度を増すのはもちろんですが、駅だけが活性化してもダメなんです。

 東京の丸の内や日本橋のように、街として、エリアとして人気が出るように考える必要があります。駅筑紫口(新幹線口)の向こう側にも手を付けなければなりません。

 一方、博多口の駅前広場もまだ使い切っていません。地下街もね。特に博多駅前から、商業施設「キャナルシティ博多」まで楽しみながら歩けるような整備も必要でしょう。

 かつてこの地は、今の6分の1の規模の駅ビルがあっただけでした。それを更地にし、1千億円を投資し、(23年3月に)新しい駅ビルを作った。

 当初は不安もあったが、ここまで途切れず業績を伸ばしてきました。こんなに幸せなことはありません。

 とはいえ、売上高1千億円は、成長の過程の一つのメルクマール(指標)に過ぎません。福岡市営地下鉄七隈線が駅前広場に入ってくる平成32年が、次の大きな節目となるでしょう。それまでに、さまざまな課題を解決したいと考えます。

                   ◇

 ■JR博多シティ

 平成23年3月に開業した。百貨店の博多阪急や、専門店街の「アミュプラザ博多」「博多デイトス」など計6施設で構成する。テナント数は約380、営業面積は延べ約20万平方メートル。施設名と同じ社名の「JR博多シティ」が運営する。

3017チバQ:2016/03/14(月) 00:25:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160313-00108957-toyo-bus_all
「そごう柏店」を撤退に追い込んだ過酷な事情
東洋経済オンライン 3月13日(日)6時0分配信

「そごう柏店」を撤退に追い込んだ過酷な事情
JR柏駅の東口に建つ、そごう柏店。1973年の開業以来、多くの地元住民が利用してきた
 「ああ、ここもなくなってしまうのね」――。JR柏駅前にそびえる“思い出の場所”を前に、通りがかった年配の女性はそう嘆いた。


 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は3月8日、運営する西武旭川店(北海道)とそごう柏店(千葉県)の2つの百貨店について、2016年9月末に閉店すると発表した。好調なコンビニエンスストア事業とは対照的に苦戦する百貨店事業のリストラに踏み切り、経営改革のスピードを加速させる狙いだ。

 「グループの利益が最大の今だからこそ、構造改革を進める」。記者会見に臨んだセブン&アイHDの村田紀敏社長はこう強調した。百貨店閉鎖に加え、同じ傘下の総合スーパー(GMS)のイトーヨーカ堂についても、2017年2月期中に20店の不採算店閉鎖に踏み切る。

 閉鎖する百貨店2店舗で働く社員は、そごう・西武のほかの店舗へ配置転換する。契約社員については、閉店となる9月末で契約切れとなる。今回の閉鎖に伴い、2016年2月期に15億円前後の特別損失を計上するほか、本部要員を100人削減し、店舗へ配置することで現場のサービス力強化につなげる構えだ。

■ 旭川と柏では事情が異なる

 百貨店は都心の大型旗艦店を除くと、苦しい状況が続いている。今回閉鎖する西武旭川店は、その顕著な例の1つだ。旭川市の人口は1998年(36.4万人)以降、少子化や転出超過で減少の一途をたどる。2015年9月末では34.5万人となった。こうした状況から、「地方都市は百貨店が1店舗しか存続できないマーケットになった」(村田社長)。

 だが、柏市は事情が異なる。東京のベッドタウンである同市は、旭川市とは逆に人口が増加している。2016年3月時点の柏市の人口は41.4万人と、10年前から3.3万人増えている。にもかかわらず、そごう柏店を閉めるという決断に至ったのはなぜなのか。

 会社側が理由に挙げるのは、競争環境の激化だ。

 1973年10月にオープンしたそごう柏店は、駅を挟んだ向かい側に同時期に開業した柏高島屋、同じ東口で1964年から営業を始めていた丸井柏店と競い合う形で、成長を遂げてきた。売上高は1991年2月期に590億円とピークを迎えた。

 が、2000年代に入ると、半径5キロ圏内に次々と大型のショッピングセンター(SC)が進出。イオンモール柏をはじめ、流山おおたかの森S・C、ららぽーと柏の葉が相次いで開業した。

 こうした逆風に、そごう柏店も手をこまぬいていたわけではない。大型SCがファミリー層をターゲットに位置づけるのに対し、そごう柏店はシニア層にターゲットを絞った品ぞろえやサービスに力を注いできた。2012年には百貨店内にカルチャーセンターを誘致し、俳句や短歌、音楽やダンスの講座を開くなど、シニア客の流入を図った。

 「これらの取り組みは一定の成果があり、シニア客に絞った売り上げは回復トレンドにあった」(そごう・西武)。ただ、結果としては、シニア層以外の施策が乏しく、店舗全体の売り上げの減少に歯止めをかけることはできなかった。直近の2016年2月期の売上高は115億円と、ピーク時の2割程度にまで落ち込んでしまった。

3018チバQ:2016/03/14(月) 00:25:44
■ 攻勢を強める大型SC

 一方、これまでは家族客に狙いを定めてきた近隣の大型SCは、シニア層を含む3世代の囲い込みに注力し始めている。

 「フードコートはナショナルチェーンだけではなく、素材にこだわった付加価値の高いテナントも増やすことで、幅広い年齢層に受け入れられるようにしている」(ららぽーと柏の葉を運営する三井不動産)

 こうした取り組みが功を奏し、ららぽーと柏の葉は開業直後の2008年度は168億円だった売上高が、2014年度は222億円にまで増加した。この勢いは柏に限ったことではない。全国各地の大型SCはおおむね順調に客数を伸ばしており、今後も未開拓地域への進出を続けていくとみられる。

 セブン&アイHDの村田社長は「閉店する2店を除いた既存の百貨店については、黒字を確保できている」として、残る21店の百貨店については存続させる意向を示した。ただ、柏の事例のように近隣で競合SCの進出が相次げば、現在は黒字を維持している店舗も安泰とはいえない。人口増加が続く柏での撤退は、郊外都市における百貨店閉鎖ドミノの序章となるかもしれない。

3019とはずがたり:2016/03/14(月) 12:12:28
コストコ 浜松出店へ 17年夏、静岡県内初進出
http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/171677.html
(2015/11/18 17:01)

 米国系大型スーパー「コストコ」が浜松市内に2017年夏の出店を目指し、関係者と調整を進めていることが18日、分かった。同日、愛知県内で取材に応じた日本法人コストコホールセールジャパンのケン・テリオ日本支社長が明らかにした。実現すれば、県内初進出となる。
 テリオ支社長は出店場所など詳細については「関係者と協議中」として明言を避けたが、今年1月末にイトーヨーカドー浜松宮竹店が閉店した同市東区上西町の浜松プラザを示唆した。
 その上で浜松の店舗について、大型倉庫を模した従来店とは異なり「1階が店舗、2、3階は駐車場としたい」との考えも示した。
 コストコは全国で23店舗を展開。今月、岐阜県羽島市に新店舗を開設する。

3020とはずがたり:2016/03/14(月) 18:08:15
「そごう柏店」を撤退に追い込んだ過酷な事情
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160313-00108957-toyo-bus_all
東洋経済オンライン 3月13日(日)6時0分配信

「そごう柏店」を撤退に追い込んだ過酷な事情
JR柏駅の東口に建つ、そごう柏店。1973年の開業以来、多くの地元住民が利用してきた
 「ああ、ここもなくなってしまうのね」――。JR柏駅前にそびえる“思い出の場所”を前に、通りがかった年配の女性はそう嘆いた。

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は3月8日、運営する西武旭川店(北海道)とそごう柏店(千葉県)の2つの百貨店について、2016年9月末に閉店すると発表した。好調なコンビニエンスストア事業とは対照的に苦戦する百貨店事業のリストラに踏み切り、経営改革のスピードを加速させる狙いだ。

 「グループの利益が最大の今だからこそ、構造改革を進める」。記者会見に臨んだセブン&アイHDの村田紀敏社長はこう強調した。百貨店閉鎖に加え、同じ傘下の総合スーパー(GMS)のイトーヨーカ堂についても、2017年2月期中に20店の不採算店閉鎖に踏み切る。

 閉鎖する百貨店2店舗で働く社員は、そごう・西武のほかの店舗へ配置転換する。契約社員については、閉店となる9月末で契約切れとなる。今回の閉鎖に伴い、2016年2月期に15億円前後の特別損失を計上するほか、本部要員を100人削減し、店舗へ配置することで現場のサービス力強化につなげる構えだ。

■ 旭川と柏では事情が異なる

 百貨店は都心の大型旗艦店を除くと、苦しい状況が続いている。今回閉鎖する西武旭川店は、その顕著な例の1つだ。旭川市の人口は1998年(36.4万人)以降、少子化や転出超過で減少の一途をたどる。2015年9月末では34.5万人となった。こうした状況から、「地方都市は百貨店が1店舗しか存続できないマーケットになった」(村田社長)。

 だが、柏市は事情が異なる。東京のベッドタウンである同市は、旭川市とは逆に人口が増加している。2016年3月時点の柏市の人口は41.4万人と、10年前から3.3万人増えている。にもかかわらず、そごう柏店を閉めるという決断に至ったのはなぜなのか。

 会社側が理由に挙げるのは、競争環境の激化だ。

 1973年10月にオープンしたそごう柏店は、駅を挟んだ向かい側に同時期に開業した柏高島屋、同じ東口で1964年から営業を始めていた丸井柏店と競い合う形で、成長を遂げてきた。売上高は1991年2月期に590億円とピークを迎えた。

 が、2000年代に入ると、半径5キロ圏内に次々と大型のショッピングセンター(SC)が進出。イオンモール柏をはじめ、流山おおたかの森S・C、ららぽーと柏の葉が相次いで開業した。

 こうした逆風に、そごう柏店も手をこまぬいていたわけではない。大型SCがファミリー層をターゲットに位置づけるのに対し、そごう柏店はシニア層にターゲットを絞った品ぞろえやサービスに力を注いできた。2012年には百貨店内にカルチャーセンターを誘致し、俳句や短歌、音楽やダンスの講座を開くなど、シニア客の流入を図った。

 「これらの取り組みは一定の成果があり、シニア客に絞った売り上げは回復トレンドにあった」(そごう・西武)。ただ、結果としては、シニア層以外の施策が乏しく、店舗全体の売り上げの減少に歯止めをかけることはできなかった。直近の2016年2月期の売上高は115億円と、ピーク時の2割程度にまで落ち込んでしまった。

■ 攻勢を強める大型SC

 一方、これまでは家族客に狙いを定めてきた近隣の大型SCは、シニア層を含む3世代の囲い込みに注力し始めている。

 「フードコートはナショナルチェーンだけではなく、素材にこだわった付加価値の高いテナントも増やすことで、幅広い年齢層に受け入れられるようにしている」(ららぽーと柏の葉を運営する三井不動産)

 こうした取り組みが功を奏し、ららぽーと柏の葉は開業直後の2008年度は168億円だった売上高が、2014年度は222億円にまで増加した。この勢いは柏に限ったことではない。全国各地の大型SCはおおむね順調に客数を伸ばしており、今後も未開拓地域への進出を続けていくとみられる。

 セブン&アイHDの村田社長は「閉店する2店を除いた既存の百貨店については、黒字を確保できている」として、残る21店の百貨店については存続させる意向を示した。ただ、柏の事例のように近隣で競合SCの進出が相次げば、現在は黒字を維持している店舗も安泰とはいえない。人口増加が続く柏での撤退は、郊外都市における百貨店閉鎖ドミノの序章となるかもしれない。

3021とはずがたり:2016/03/18(金) 08:23:36
コストコのボトルウオーター、原材料表示に「米国の水道水」 「衝撃隠せない」「激安だから文句ない」と物議
J-CASTニュース 2月29日(月)18時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160229-00000002-jct-soci

 アメリカ発祥の会員制量販店「コストコ ホールセール」で販売されているボトルウオーターの原材料が「水道水」だった、として話題を呼んでいる。

 このボトルウオーターは40本1000円未満という価格の安さで人気を集めており、それゆえ「文句言いたくない」と納得する向きもある。ただ、ほとんどは「衝撃を隠せない」「全然気付かんかった」と驚きの声を上げている。

■500mlボトル40本で1000円未満

 「水道水」は、コストコのPB(プライベートブランド)として知られる「KIRKLAND(カークランド)」から発売されている。正式な商品名は「purified water(ピュリファイドウオーター)」で、500ミリリットル入り。最も多く含まれる「原材料」の表示に「水(水道水)」とあり、産地はアメリカとある。さらに表示を見ると、これに塩化カルシウムと炭酸水素ナトリウム(重曹)を加え、ミネラル分を調整している。

3024荷主研究者:2016/03/20(日) 10:57:15

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0244126.html
2016年03/09 05:00、03/09 12:55 北海道新聞
<緊急リポート 西武旭川撤退へ>上 衝撃 驚く市民、嘆くテナント

9月に閉店することが決まった西武旭川店。平和通買物公園の「顔」の一つだった=8日(小室泰規撮影)

 セブン&アイ・ホールディングス(HD、東京)がグループの事業構造改革計画を発表した8日、西武旭川店を運営する「そごう・西武」(東京)の荒金薫執行役員らは旭川にいた。午前中から旭川市役所、旭川商工会議所などを慌ただしく回り、先々で松本隆社長名の「西武旭川店の営業終了について」と題する紙を示し、頭を下げた。

 「将来の可能性すなわち『赤字からの脱却』を見いだすことができず、(中略)決断した次第でございます」。文面には苦境ぶりがつづられていた。幹部の来訪は地元に大きな衝撃をもたらした。 

 西武旭川店にとって、この日は恒例の人気催事「北海道うまいもの大会」の初日。店内は皮肉にも活気であふれていた。それだけに「9月末閉店」のニュースは買い物客を驚かせた。

■「札幌は遠い」

 旭川市内の主婦藤原かなえさん(56)は「20年以上、月に4〜5回来ていた。西武でしか買えない物は多い」と残念がった。道北では旭川店にしか置いていないという化粧品を買った士別市のパート従業員増谷京子さん(40)は「札幌まで買いに行くのは遠い」と戸惑いを見せた。

 動揺はテナントにも広がる。ある男性経営者は「次第に高い品物が売れなくなっていた。いつか、こんな日が来ると思っていた」と肩を落とした。

 西武旭川店は2009年、業績不振により撤退を検討したものの、丸井今井旭川店の閉店に伴い、一転して存続を決断した。高級ブランドをそろえ「道北一円から富裕層や比較的高齢の客を集めた」(流通関係者)ものの、人口減少や景気低迷の長期化、ネット通販の台頭などに直面。さらに昨年3月、目と鼻の先に開業した大型商業施設「イオンモール旭川駅前」が経営悪化に拍車をかけた。

■商店街も影響

 旭川市内の男性(18)は「モールが開業し、友達と中心部まで遊びに来るようになった。でも、西武にまでは行かない」。鷹栖町の実家に帰省中の石狩市の藤女子大2年、開沢郁美さん(20)は「イオンモールには映画館や広々としたフードコートがあり、若い人には魅力的。西武は客の年齢層が高いイメージがある」と話した。

 一方、買物公園に面した西武旭川店の閉店は、商店街を形成する旭川平和通商店街振興組合などの存続にも影響を及ぼしかねない。各加盟店は「客の入りも、人の流れも変わってしまう」(カトーカメラの加藤雄太専務)と早くも危機感を募らせる。

 中心街の地盤沈下の加速は旭川経済、まちづくりなどにも打撃を与えることになる。「非常に残念。かなり、地域に影響が出る。早急に対策を取らなければならない」。西川将人・旭川市長は8日、記者団にこう語り、厳しい表情を浮かべた。

 ◇

 西武旭川店が9月末で約40年の歴史に幕を下ろし、道北からデパート(日本百貨店協会加盟)が消えることになる。撤退ショックに揺れる「地元の今」を3回にわたり報告する。

3025荷主研究者:2016/03/20(日) 10:57:58

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0244410.html
2016年03/10 08:00、03/10 12:06 北海道新聞
<緊急リポート 西武旭川撤退へ>中 岐路 買物公園の好循環に水 札幌への「流出」加速も

西武旭川店(中央奥)の9月末閉店は平和通買物公園だけではなく、旭川のまちづくりにも影響を与えかねない=9日(小室泰規撮影)

 セブン&アイ・ホールディングス(東京)の村田紀敏社長が西武旭川店の9月閉店を正式に発表した8日夕。同じころ、西武がある平和通買物公園に面したビルの一室では、旭川平和通商店街振興組合の緊急理事会が開かれていた。 

■空きビル心配

 「残念だ」「跡地利用はどうなる」―。理事たちは落胆し、鳥居幸広理事長は「人がまちなかを訪れなくなるのは困る」と危機感を訴えた。JR旭川駅前の一等地に建つ巨大な西武のA館、B館が空きビル化すれば、市民らに買物公園の衰退を強く印象づけることになるからだ。

 買物公園は昨年3月、JR旭川駅直結のイオンモール旭川駅前の開業を契機に大きく変化した。開業前後、見切りをつけて撤退する店が相次いだ一方で、モールと西武などとの競争による駅前の新たなにぎわいを「商機だ」と見る新たな動きも現れた。

 西武の向かいの空きビルのエクス(旧丸井マルサ)1階に昨年7月、ドラッグストアのツルハが、同9月に家電量販店のラオックスが出店。飲食店や弁当販売店も開店し、一時29店にまで膨らんだ空き店舗数は21店(3月末)にまで減少する見通しとなった。つい最近まで、出店が出店を生む好循環を期待していた旭川商工会議所は「西武の閉店は明るい動きに水を差しかねない」と危惧(きぐ)する。

 西武の2016年2月期の売上高はピーク時の約4割とはいえ、105億円。道北唯一の百貨店が消えることは、消費者の動向にも影響を及ぼしそうだ。

■顧客はどこへ

 8日に開幕した恒例の催事「北海道うまいもの大会」に友人2人と訪れた市内の主婦川浦サチ子さん(76)は「西武の催し物は買物公園に行く大きなきっかけになる。閉店すれば、買い物は近所で済ませます。まちなかに行く機会は減ると思います」と話した。市内の主婦高橋恵子さん(60)も「これからは札幌で買い物するしかないかしら」と困惑の表情を浮かべた。

 今後、100億円規模のパイをめぐる新たな競争が始まることになるが、イオングループ関係者はモール開業前から「複数の商業施設が競い合うことで、中心部ににぎわいが生まれる。それが自店の利益にもなる」と話していた。それだけに、西武の顧客をどこまで取り込めるかは未知数だ。

 流通関係者の間では「百貨店ファンを中心に、札幌のデパートや専門店に向かう人が増えるだろう」と消費流出の加速を予想する見方が根強い。既に飽和状態にあるという状況が劇的に改善する可能性は低いようだ。

 旭川の商業地図の変化は、道内第2の都市の将来も左右することになる。「市中心部の活性化は民間だけではもう、限界に来ている」(鳥居理事長)といわれており、市の対応にも注目が集まっている。

3026荷主研究者:2016/03/20(日) 10:58:27

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0245235.html
2016年03/12 07:00 北海道新聞
<緊急リポート 西武旭川撤退へ>下 限界 活性化見えぬ即効薬 公費投入、分かれる賛否

旭川市が新年度、駅前から買物公園への人通りの誘導を狙い、キャノピー設置を計画している横断歩道

 「商業施設として存続できないか、西武側と直接、早急に話をしたい」。10日夕、西武旭川店の閉店対策会議後、旭川市の西川将人市長は、そごう・西武と今月中にも意見交換する考えを示し、9月末の閉店後を見据えた。2009年に丸井今井旭川店が撤退。地域の「顔」である百貨店が、再び平和通買物公園のある中心市街地から姿を消す。市幹部は「買物公園再生のため、建物が空っぽになるのは絶対に避けたい」と言葉を絞り出した。

 買物公園は1972年に日本初の恒久的歩行者天国として誕生。旭川の商業中心地として栄えたが、90年ごろから郊外に大型商業施設の出店が増え、空洞化が始まった。89年には1日21万8千人だった通行量は、丸井今井撤退前の08年には13万2千人まで減少した。

■丸井跡に施設

 丸井今井撤退時、買物公園の中心的な存在として期待された西武旭川店も業態転換を模索するほど状況は一層悪化し、市は旭川商工会議所などと連携して買物公園の対策に本腰を入れ始めた。丸井今井跡に11年開業した商業施設「フィール旭川」に乳幼児向けの屋内遊戯場「もりもりパーク」や市民の相談窓口「まちなか市民プラザ」を設け、賃料や光熱費など年間1億円以上を支出。中心市街地のにぎわいづくりを支援してきた。

 「西武に人を呼び込むために市も税金を投入してきた」。西武旭川店の撤退が明らかになった8日、西川市長は西武存続に向けても努力してきたと強調した。市は、西武が昨年6月に買物公園の商店と連携して設置した免税手続きカウンターに補助金を支出。昨年10月には西武店内に就職相談窓口「旭川まちなかしごとプラザ」を開設した。

 以前からある市民ギャラリーや住民票などの自動交付機を含めると、15年度は賃料だけで約1500万円、補助金などを含めると西武内での事業に約2800万円を支出している。しかし、こうした市の施策は、結果的には西武存続につながらなかった。

■4億円に疑問も

 買物公園に象徴的な建築物がある。駅前と買物公園を結ぶ歩行者用のひさし「キャノピー」。中心部の回遊性向上とにぎわいづくりを名目にした整備事業だ。工事初年度の15年度は3億1千万円をかけて西武前約160メートルを整備した。市幹部は「西武の引き留めを意識したわけではない」と強調するが、西武からは「工事の影響で客数が減少した」と、皮肉にも売り上げ減の要因に挙げられた。

 市は新年度、イオンモール旭川駅前と買物公園間の宮下通にかかる整備費として4億3700万円を予算案に盛り込んだ。横断歩道の左右の一部を覆う案のほか、宮下通の横断歩道全体の道幅27メートルに高さ10メートル、幅20メートルの巨大な構造物にする案もある。「効果が不明なキャノピーに4億円もかけるのか」と、市議会の一部からは疑問の声が上がり、開会中の市議会でも議論を呼んでいる。

 人口減少や景気低迷が続き、ある市幹部は「活性化策を打ち出そうにも、即効性のある施策はそう簡単に見当たらない」と頭を抱える。道内第2の都市から百貨店がなくなれば、中心市街地の衰退はさらに加速する。先の見えない中、市の対応は始まったばかりだ。

3027とはずがたり:2016/03/27(日) 08:45:20
今の無理な中心市街地活性化しようという商店主利権擁護の方向の結果が今の人口減少の惨状(分譲皆無…秋田で6年ぶり着工http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/1636や<人口激減の足音>相続契機に首都圏へhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036658425/2668 )だし,まあイオンを排除して中心市街地の衰退が更に進んでから反省すりゃええね。

コンパクトシティーに批判続々 秋田市議会
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150704_41006.html

 3日に閉会した秋田市議会6月定例会では、イオンタウン(千葉市)が市郊外の外旭川地区に超大型商業施設の建設を計画する「イオンタウン構想」が争点となった。市はまちづくりの基本方針の「コンパクトシティー」と相いれないため、現段階では構想に否定的。一方で論戦からは、コンパクトシティーが市民生活に即していない実情が浮き彫りになった。

 同構想に関しては、市議会でも意見が割れた。賛成議員は「市の財政負担はない。タッグを組んで新しいまちづくりをするべきだ」と主張。反対議員は「個々の商店の力を伸ばすべきだ」と力説した。
 建設予定地は市街化調整区域で、転用を認めない農用地区域にもかかる。開発には、市の規制解除が欠かせない。
 市は「コンパクトシティーの推進は議会の承認を得た」として、従来の方針を堅持する。穂積志秋田市長は「構想が二転三転し、今の段階でわれわれが議論することはない」と語り、イオンタウン側と具体的な協議には至っていない。
 市議会には、同構想に賛成、反対双方の市民から陳情書が計5件提出されたが全て不採択となった。
 同構想の賛否が分かれる一方で、市議からは市が反対の根拠とするコンパクトシティーの在り方に、厳しい指摘が相次いだ。
 2001年度から取り組むコンパクトシティーは、13年度までに約200億円の予算を執行。商業施設のエリアなかいち(同市中通)など中心市街地の活性化に力を入れる。
 市は高齢化を見据え、「自家用車の過度な利用を控える街」を目指す。だが、「車社会の中でどう進めるのか」という質問に対し、市は「車の使用を否定はしない。できる限り使わないように」と歯切れが悪い。代替交通機関となるバスの路線増には「循環バスのコース設定を見直していく」と述べるにとどまった。
 コンパクトシティーが「郊外へと広がっている市民生活にそぐわない」という声は根強い。人口は事業開始時よりも減少し、市街地のにぎわい創出も期待されたほどではない。ある市議は「コンパクトシティーの理想は分かるが、実情に即した施策を展開すべき時期に来ているのではないか」と指摘する。

[イオンタウン構想] イオングループで商業施設開発を手掛けるイオンタウンが2012年に発表。秋田駅から北西約6キロの外旭川地区に建設を予定する。敷地面積は約35ヘクタール。買い物、農業体験や足湯温泉など六つのゾーンを設け、18年ごろの開業を目指す。

3028チバQ:2016/03/27(日) 21:49:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160327-00000005-kobenext-bus_all
百貨店爆買い、関西で明暗 大阪・京都と神戸
神戸新聞NEXT 3月27日(日)16時1分配信
京阪神の百貨店で、訪日外国人観光客(インバウンド)の取り込みに地域差が生じている。大阪ではインバウンドの売上高が約2割を占める店舗がある一方、国際港湾を擁する神戸は京都にも後れを取っており厳しい状況だ。神戸の百貨店は、伸び悩む国内景気を支える「爆買(ばくが)い」の取り込みに有効な手だてを見いだせないでいる。(長尾亮太)

 老舗や高級ブランド店などが軒を連ねる大阪・心斎橋。大通りに観光バスが到着すると、多くの外国人団体客が降り立った。向かう先は、大丸心斎橋店だ。

 同店は本館と南館、北館の3館があるが、昨年末から建て替えのため本館を閉鎖している。これに伴い、南館と北館の売り場を再編。南館は地下を除く全フロアをインバウンド専用に衣替えした。家電、化粧品、時計、薬、日本茶などが並び、店員と外国人客が話す中国語が館内を飛び交う。

 同店では、売上高に占めるインバウンドの比率が年々拡大している。2013年度の3・1%から14年度は7・8%へと急増し、15年度は15年11月時点で19・6%に達した。運営する大丸松坂屋百貨店の担当者は「やり方次第では、インバウンドの需要をもっと取り込める」と手応えを感じている。

 大阪では、高島屋大阪店でインバウンドの比率が約10%(15年3〜8月)となり、阪急うめだ本店が「一ケタ台後半」、大丸梅田店も6・4%と、波及効果が広がっている。

 京都でも大丸京都店が7・5%、高島屋京都店が約5%を占める。

 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの推計によると、近畿2府4県のインバウンド消費額は約4138億円(14年)。このうち大阪府が約2420億円と6割近くを占め、兵庫県は約359億円で1割に満たない。世界的な観光地である京都府は約1134億円で3割近くに上る。

 大阪の最大の利点は訪日客の入出国拠点である関西空港から近いこと。三菱UFJリサーチ&コンサルティングでは、関西の中で大阪に爆買いが集中する理由について「関空に近く、帰国直前に大量に買い込めるため」と分析する。

 一方、神戸の百貨店では取り込みの遅れが顕著だ。訪日客の主要ルートである東京-大阪間から外れており、「地域一番店」の大丸神戸店でも15年度のインバウンドの比率は1・9%と、大丸心斎橋店に遠く及ばない。

 大丸神戸店は昨秋、インバウンドを狙って中国人に人気の総合免税店「ラオックス」を誘致した。現時点で「売り上げは思ったほど伸びていない」(ラオックス担当者)というが、大丸は「初めて訪日した観光客が東京、大阪、京都を巡った後、次の来日で訪れるのは神戸」とみる。

 神戸の百貨店がインバウンドを取り込む方策について、同コンサルティングの鈴木明彦調査部長は「店の近くに大型バスを止められるよう行政と連携し、洋菓子など神戸らしい商品で差別化するべき」と提案している。

3029チバQ:2016/03/27(日) 23:22:06
http://www.sankeibiz.jp/business/news/160326/bsd1603260500016-n1.htm
大手百貨店に営業時間短縮の動き 人材確保へ労働環境改善アピール (1/2ページ)
2016.3.26 06:58
大手百貨店などで営業時間を短縮する動きが広まっている。三越伊勢丹ホールディングスと高島屋が4月から、一部店舗で営業時間を短縮したほか、流通大手のイオンも関東1都2県の総合スーパー42店で3月から、開店時間を午前7時から8時に繰り下げた。店舗運営の効率化に加え、労働環境の改善をアピールして人材確保を図る狙いがある。

 高島屋は、旗艦店の日本橋高島屋(東京都中央区)で4月から、午前10時から午後8時までだった営業時間を、午前10時半から午後7時半までと1時間短縮する。当面は8月までだが、売り上げに影響がなければ9月以降も続ける。大宮店(さいたま市)と堺店(大阪府堺市)は3月から営業時間を短縮しており、今後は他店でも見直しを検討する。

 三越伊勢丹は、三越日本橋本店(東京都中央区)など3店で4月から一部フロアの営業時間を30分短縮する方針だ。

 営業時間を短縮する狙いについて、三越伊勢丹は「労働環境の改善で、接客の向上につながる」と強調する。だが、流通業界に詳しい日本経済大の西村尚純教授は「人手不足の中で、経営効率を高める必要と人材確保の大切さに気づき始めた」とみる。

 厚生労働省が1日発表した今年1月の有効求人倍率は1.28倍で約24年ぶりの高水準となった。人手不足感が強まる中、流通業界はインターネット通販との競争も激化している。労働環境の改善をアピールして、優秀な人材を奪い合う状況は今後も続きそうだ。

3031とはずがたり:2016/03/29(火) 15:00:44
>>3030-3031
ープのリソースを最大限活用していく」(玉塚社長)方針だという。

 竹増副社長は、「中国やタイ、フィリピン、インドネシアで展開している海外事業で、三菱商事の力をもっと生かせると考えている」と語った。

 両社の連携強化が、三菱商事の出資比率引き上げにつながる可能性について、玉塚社長は「ローソン側からコメントする話ではない」と言及を避けた。

新浪元社長、玉塚社長並みの存在感を持てるか

 新体制になった後も、当面の間は玉塚社長がコンビニ事業を統括し、竹増副社長は成城石井など、これまでローソンが買収した企業の運営や新事業を担当する。ローソンは現在、銀行業務への参入などを検討しており、ローソンの業容拡大を進める中で、三菱商事のリソースを活用するためにも、竹増副社長がローソンと三菱商事の連携を深める役割を担うというわけだ。

 だが、この日発表された新体制に対して、ローソンの加盟店オーナーからは疑問の声も挙がっている。
 2002年以降、ローソンを10年以上率いてきた新浪剛史元社長から、玉塚社長にバトンタッチされたのが2014年のこと。それまで玉塚氏は、2011年にローソン副社長に就任して以降、新浪元社長のナンバーツーとして加盟店オーナーなどとコミュニケーションを重ねてきた。
 そのため加盟店オーナーの中には、新浪氏から玉塚氏へのバトンタッチを好意的に受け止める声もある。「新浪さん時代はトップダウンで組織がまとまっていた。それが玉塚さんに変わってチームで運営する体制に変わった。今は加盟店オーナーもローソン本部と一体になって改革を進めている。我々の意見を聞いてくれる玉塚さんを好ましく思う加盟店オーナーは多い」。ある加盟店オーナーは、玉塚社長の手腕を評価する。
 一方、次期社長に就く竹増氏については、「正直、まだ竹増さんの印象は薄い。」と話す。

 確かに、竹増氏がローソン副社長に就いたのは2014年と最近のこと。玉塚氏が社長に就くまでおよそ3年、新浪元社長の片腕を務めたのに比べれば、ローソンの在籍期間そのものが短い。ローソン副社長に就いた後も、加盟店オーナーとの関係が非常に深いというわけではないようだ。
 仮に今後、竹増副社長がローソンの事業全体を掌握することになるとすれば、それまでに加盟店オーナーの信頼を得ることが重要になる。

 ローソンでは新浪氏、ファミリーマートでは上田準二氏と、長く筆頭株主である商社の出身者がトップを務めてきたが、両氏とも商社とは一定の距離を保った独自の経営手法が奏功してきた面がある。
 今後、ローソンは三菱商事との関係強化に大きく舵を切る。だが強力なライバルと戦うための「未来図」を描き、社員と加盟店を率いることも求められている。難しい環境の中で、竹増次期社長は試されることになる。


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