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大中華世界的話題
3111
:
チバQ
:2012/02/11(土) 18:49:29
グスマンとラモス・オルタはロシアのプーチン・メドベージェフの関係に似てるような
東ティモール政治史 超概略
>>2583-2584
>>3088-3097
2001年大統領選
グスマン:フレティリンを除く 9 つの政党から支持
→初代首相には第一党であったフレティリンのマリ・アルカティリ
2006年
マリ・アルカティリ辞任:首都ディリで激しい騒乱の対応
ラモス・オルタが首相に就任
2007年4月大統領選
ラモス・オルタ首相 グスマン大統領(当時)の支持:当選
フランシスコ・グテレス国会議長 フレティリン
フェルナンド・ラマサ 民主党
2007年6月議会選(65議席)
フレティリン 21議席
東ティモール再建国民会議 (CNRT) 18議席グスマン系
→反フレティリン連立政権:CNRT、社会民主党、民主党等4党 グスマンが大統領から首相に横滑り
3112
:
チバQ
:2012/02/11(土) 19:02:58
>>3104
http://www.cnn.co.jp/world/30005567.html
「病気休暇中」の副市長に米国亡命の噂 中国・重慶
2012.02.10 Fri posted at: 13:44 JST
北京(CNN) 「病気休暇中」の中国重慶市の副市長が米総領事館を訪問していたことが判明し、亡命説が出るなど波紋を呼んでいる。
ことの発端は8日、重慶市政府が中国版ツイッター「微博」に「王立軍副市長が休暇を取って病気の治療を受けている」とのメッセージを投稿したことだ。このメッセージはその後削除された。
王副市長は兼務していた市公安局長の職を2日に解かれたばかり。ネットユーザーの間では、四川省成都にある米総領事館に厳しい警備が敷かれていたことから、王氏が米国に政治亡命を求めたのではとの見方が広がった。
米国務省のヌーランド報道官は8日、王氏が副市長としての立場で総領事館を訪れたことは認めたものの、「王氏は総領事館を自らの意志で去った」と発言。亡命申請の有無などには触れなかった。
翌9日には中国の崔天凱・外務次官がメディアに対し、この件は個別の案件ですでに解決済みだと述べ、来週の習近平・国家副主席の訪米に影響はないことを強調した。
王氏は重慶市トップの薄煕来・市党委書記の腹心として、組織犯罪や汚職の摘発でらつ腕を振るった人物。薄氏は「太子党」(中国共産党幹部の子弟)の一人で、秋の党大会で党政治局常務委員会入りする有力候補と目されていたが、今回の騒動で厳しい立場に立たされたとの見方もある。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120210-OYT1T00129.htm
中国「重慶副市長が米に接触」…党人事に影響?
【北京=大木聖馬】新華社通信によると、中国外務省は9日、重慶市の前公安局長だった王立軍・副市長が四川省成都市の米国総領事館に接触したとの情報を認め、「王氏は2月6日に米国総領事館に入り、1日間滞在した後に(総領事館を)離れた。現在、関連部門がこの件を調査している」と発表した。
米国務省報道官が8日の記者会見で総領事館訪問を明らかにしたため、中国側も王氏の米側との接触を認めざるを得なくなった。
王氏は2000〜08年、遼寧省鉄嶺、錦州市で公安局長だった際、黒社会(暴力団)一掃を進めて注目された。重慶市トップの薄煕来(ボーシーライ)・市党委書記に引き抜かれて同市に移り、09年には市公安局長に就任。薄氏は今年秋の共産党大会での、最高指導グループの党政治局常務委員会入りを目指してきたが、今回の「お家騒動」で、薄氏の常務委入りに影響が出るとの声が出始めている。
(2012年2月10日07時37分 読売新聞)
3113
:
チバQ
:2012/02/11(土) 19:03:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000084-mai-cn
<中国>重慶副市長、異例の米領事館訪問 市トップを告発?
毎日新聞 2月10日(金)20時42分配信
【北京・成沢健一】中国外務省は9日夜、重慶市の王立軍副市長(52)が6日に四川省成都の米総領事館を訪れたことを認めた上で、1日間滞在した後に離れたと新華社通信を通じて発表した。直轄市の副市長が外国公館に駆け込む異例の事態に臆測が広がる中、秋の党大会で最高指導部入りを目指す薄熙来・重慶市党委書記(政治局委員)は一層厳しい立場に置かれた形だ。
外務省の報道官は「関係部門が調査を進めている」と説明。香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は10日、王氏が北京に連行され、公安省と国家安全省の調べを受けていると伝えた。
崔天凱外務次官は9日に国内外の一部メディアと会見した際、王氏の問題について「個別の事案であり、既に解決している」と述べ、習近平国家副主席の13日からの訪米に対する影響を否定した。しかし、次期最高指導者への就任が確実視される習氏の訪米を前に、米国との間に「余計な案件」(北京の外交筋)を作ってしまったことは、薄氏にとって手痛い失点となることは確実だ。
王氏は公安局長として暴力団撲滅キャンペーンの指揮を執り、薄氏の実績づくりに貢献してきた。しかし、強引とも言える薄氏の政治スタイルには指導部内でも批判が根強く、側近である王氏の汚職追及で薄氏に不利な状況を作り出す動きがあった、と香港メディアは報じている。
一方で、汚職追及が自身に及ぶことを恐れた薄氏が王氏に見切りをつけ、2日に公安局長の職を解いたため、王氏が「薄氏やその家族の腐敗」を告発するために米総領事館を訪れたとの見方も浮上。真偽は不明だが、薄氏を批判する王氏のものとされる公開書簡がネット上に出ていることも、こうした見方が強まる一因となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000098-san-int
反黒社会の英雄、王氏 米“保護”言及せず
産経新聞 2月10日(金)7時55分配信
【ワシントン=犬塚陽介】米国務省のヌランド報道官は8日の記者会見で、中国・重慶市の王立軍副市長が米総領事館に保護を求めたとの報道について、四川省成都市の米総領事館での面会の事実を認める一方で、王氏は「自分の意思で総領事館を出た」と述べ、米国側に追い返されたなどとする報道内容を否定した。
ヌランド報道官によると、王氏が保護を求めた可能性については「答えられない」と言及を避け、総領事館を出た後の王氏の足取りも把握していないという。
王氏は昨年まで、重慶市公安局長として黒社会(暴力団)一掃キャンペーンを主導し、メディアで英雄扱いを受けていた。しかし、今月2日に兼任していた公安局長を突然はずされ、失脚説が浮上。英BBC(電子版)などは、王氏が米総領事館に保護を求めたが拒否され、中国当局に拘束されたとの情報があると伝えている。
3114
:
チバQ
:2012/02/11(土) 19:04:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000093-reut-int
中国重慶市副市長の休職、最高指導部入り狙う薄熙来氏に打撃か
ロイター 2月8日(水)17時7分配信
[北京 8日 ロイター] 中国重慶市政府は8日、王立軍・副市長が過労で休職に入ったことを明らかにした。中国のインターネット上では、同副市長が汚職疑惑で捜査されている、米国領事館に亡命を求めたなどのうわさが広がっているところだった。
副市長をめぐるうわさは、たとえ誤っていたとしても重慶市共産党委員会の薄熙来書記にとって打撃となる可能性がある。同書記は、今年の党大会で最高指導部入りを取り沙汰されている。
王副市長は公安局長として、世間が注目するような組織犯罪の取り締まりに携わっていたが、先週2日、同職を辞任し教育・科学技術・環境保護などを統括する副市長に就任していた。
これを受け、中国のミニブログでは同氏が汚職疑惑で当局の捜査を受けているとのうわさが浮上した。
重慶市政府はミニブログ上で「王立軍・副市長は長期にわたって過労と多大な精神的ストレスに苦しんでおり、深刻な体調不良と認識している」としている。
一方、中国のミニブログは8日、王氏が中国南西部の四川省成都市にある米国領事館に亡命を求め、警察が領事館を取り囲む事態になったとの情報を掲載した。
これについて、在北京の米国大使館のリチャード・ブアンガン広報官は、ロイターに対し「コメントする立場にない」とした上で、「私が言えることは、昨日、(成都の)領事館に対する脅威はなく、米政府は領事館付近の警備強化を要請しなかったということだ」と語った。
王氏の携帯電話は8日、電源が切られている状態。王氏の件で連絡を取った重慶市当局者は、この報道についてコメントしなかった。
3115
:
チバQ
:2012/02/12(日) 17:35:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012021200076
警察トップに共青団派起用か=「逃亡」副市長の後任−中国重慶市
【香港時事】香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは12日、中国重慶市政府筋の話として、同市江津区共産党委員会の関海祥書記が市公安局長(警察本部長)に任命されると伝えた。関氏は胡錦濤国家主席と同じ共産主義青年団(共青団)出身。同紙はこの人事について「薄熙来重慶市党委書記に対する共青団派の勝利だ」と解釈している。
重慶では薄書記の側近だった王立軍副市長が公安局長を兼ね、暴力団一掃キャンペーンを指揮してきたが、市政府は2日、王副市長の公安局長兼務を解くと発表。王副市長はその後、ひそかに重慶を逃れ、成都(四川省)の米総領事館を訪れた。米亡命を拒否されて総領事館を出た後、国家安全省幹部により北京へ連行されたとみられている。(2012/02/12-15:49)
--------------------------------------------------------------------------------
3116
:
チバQ
:2012/02/13(月) 12:47:34
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/11/20120211ddm007030089000c.html
中国:重慶副市長の米総領事館訪問 異例事態、広がる臆測
【北京・成沢健一】中国外務省は9日夜、重慶市の王立軍副市長(52)が6日に四川省成都の米総領事館を訪れたことを認めた上で、1日間滞在した後に離れたと新華社通信を通じて発表した。直轄市の副市長が外国公館に駆け込む異例の事態に臆測が広がる中、秋の党大会で最高指導部入りを目指す薄熙来・重慶市党委書記(政治局委員)は一層厳しい立場に置かれた形だ。
外務省の報道官は「関係部門が調査を進めている」と説明。香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は10日、王氏が北京に連行され、公安省と国家安全省の調べを受けていると伝えた。
崔天凱外務次官は9日に国内外の一部メディアと会見した際、王氏の問題について「個別の事案であり、解決している」と述べ、習近平国家副主席の13日からの訪米に対する影響を否定した。しかし、次期最高指導者への就任が確実視される習氏の訪米を前に米国との間に「余計な案件」(北京の外交筋)を作ってしまったことは、薄氏にとって手痛い失点となることは確実だ。
王氏は公安局長として暴力団撲滅キャンペーンの指揮を執り、薄氏の実績づくりに貢献してきた。しかし、強引とも言える薄氏の政治スタイルには指導部内でも批判が根強く、側近である王氏の汚職追及で薄氏に不利な状況を作り出す動きがあった、と香港メディアは報じている。一方で、汚職追及が自身に及ぶことを恐れた薄氏が王氏に見切りをつけ、2日に公安局長の職を解いたため、王氏が「薄氏やその家族の腐敗」を告発するために米総領事館を訪れたとの見方も浮上。薄氏を批判する王氏のものとされる公開書簡がネット上に出ていることも、こうした見方が強まる一因となっている。
毎日新聞 2012年2月11日 東京朝刊
3117
:
チバQ
:2012/02/13(月) 12:50:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120212-00000548-yom-int
韓国総選挙、与党逆風…現職百人「切り捨て」も
読売新聞 2月13日(月)8時9分配信
拡大写真
読売新聞
【ソウル=中川孝之】4月11日の韓国総選挙まで2か月となり、与野党の明暗が分かれている。
政権与党セヌリ党(旧ハンナラ党)が不祥事や公認を巡る党内の紛糾に揺れる一方、野党側では、12月の大統領選挙も視野に、有力候補らが激しい攻勢に出ている。
李明博(イミョンバク)大統領は11日、ハンナラ党時代の党代表選で買収疑惑が浮上した大統領府政務首席秘書官の辞表を受理した。この疑惑では国会議長も辞任に追い込まれており、セヌリ党のある議員は「このままでは総選挙での過半数割れは確実」と危機感を隠さない。
セヌリ党は、党の立て直しに当たる非常対策委員長に就任した朴槿恵(パククンヘ)元ハンナラ党代表(60)の下、2月下旬からの公認作業では、多選議員や不祥事を起こした100人前後の「現職切り捨て」で刷新を図ろうとしている。だが、聯合ニュースによると、無所属で出馬する議員が続出するとの観測も出ている。保守票が割れて惨敗すれば、朴氏が責任を問われ、大統領選出馬に黄信号がともることにもなりかねない。
3118
:
とはずがたり
:2012/02/14(火) 02:46:57
金総書記母の銅像壊される=昨年、世襲非難の落書きも―韓国議員
時事通信 2月13日(月)15時39分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120213-00000064-jij-int
【ソウル時事】韓国与党・セヌリ党(旧ハンナラ党)の尹相現議員は13日、記者団に対して、北朝鮮内で金正日総書記の母、金正淑氏の銅像など、「金ファミリー」の偶像化に関係する施設が破壊される事件が昨年、相次いで起きていたことを公表した。
同議員が情報機関から得たとする情報によると、金総書記が死亡する2カ月前の昨年10月、咸鏡北道・会寧にある金正淑氏の銅像の一部が破壊された。これに先立ち、同2月には平壌の万景台にある金日成主席の生家の門扉が盗まれたほか、4月には労働党創建記念塔の一部が壊される事件も起きたという。
北朝鮮では、2009年のデノミ(通貨呼称単位の変更)失敗で悪化した住民生活が改善されていないことから、若者を中心に支配層に対する不満の表出が増加。昨年9月には大学や市場で、「世襲は社会主義に対する背信だ」「金正恩を打倒しよう」などと金総書記から三男正恩氏への権力世襲を批判する落書きも見つかったという。
3119
:
とはずがたり
:2012/02/14(火) 19:58:24
基盤の弱い新首領は先ずは身内使った引き締めしか出来ないのかねぇ。。
韓流ドラマ取り締まり指示 金正恩氏が脱北防止へ新組織
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/545807/
2012/02/14 14:27
韓国の北朝鮮専門インターネット新聞「デイリーNK」は14日までに、北朝鮮が新指導者、金正恩氏の指示に基づき、住民の国外脱出(脱北)を防止するため、韓流ドラマのDVDなどの流入を取り締まる新組織「114常務」を設置したと報じた。消息筋の話として伝えた。
同新聞によると、新組織は朝鮮労働党宣伝扇動部と、治安機関の国家安全保衛部で構成。正恩氏が1月14日に、外部から流入する「不純な録画や出版物、出所不明の歌」の集中的な取り締まりを指示した。
北朝鮮にはこれまでも、道ごとに国外のDVDなどを取り締まる組織「109常務」があったが、114常務はひそかに要員が市場を巡回点検するなどしており、住民側も警戒を強めている。脱北者団体によると、北朝鮮の市場では韓国ドラマのDVDなどがひそかに購入でき、韓国の繁栄に憧れて脱北する住民も増えているという。(共同)
3120
:
チバQ
:2012/02/14(火) 21:00:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120214/asi12021420400003-n1.htm
親・反タクシン派の反目 再燃の兆し 憲法・不敬罪改正、クーデターめぐり軋轢
2012.2.14 20:40
【シンガポール=青木伸行】タイの親・反タクシン元首相派が憲法と不敬罪の改正、クーデターをめぐり軋(あつ)轢(れき)を強め、反目が再燃する兆しを見せている。
現行憲法は、タクシン政権を葬った2006年の軍事クーデターを経て、07年に制定された。インラック首相は、この憲法は軍部主導の暫定政権によって、民主的な手続きを経ずに制定されたものだ、として改正する意向を示していた。
与党・タイ貢献党と、親タクシン派団体の「反独裁民主統一戦線」(UDD)が改正に動いたのは9日。議員と有識者から成る憲法起草議会の設置を求め、設置のための憲法291条の改正案を国会に提出した。
与党と親タクシン派に「反王室」のレッテルを貼る、「王党派」の軍と反タクシン派は改正を警戒している。(1)軍の政治への影響力をそぐ(2)君主制を薄める(3)亡命中のタクシン氏の帰国を可能にする−方向で、改正が施されるとみているためだ。国王夫妻と王位継承者への批判を禁じる不敬罪(刑法112条)の改正にも、手を付けるのではないかと疑念を抱いている。
というのも、タイではこのところ不敬罪の改正をめぐる論議が活発だからだ。改正の急先(せん)鋒(ぽう)は、有識者などで組織する「第112条修正キャンペーン委員会」。112条は「表現の自由を侵害している」と主張し、刑罰の緩和を含む改正案を発表した。1万人の署名も集め、国会議員に改正を呼びかけている。
こうした中、UDDの幹部でタイ貢献党所属のチャトゥポン下院議員が「4月に軍事クーデターを起こす計画がある」と発言して混乱に拍車をかけた。クーデターを阻止するため、UDDの大規模集会を今月25日に開くとしている。軍幹部は反発し、首相も「この問題は終わりにすべきだ」と戒めている。
3121
:
チバQ
:2012/02/14(火) 21:06:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000089-jij-int
チベット族の焼身自殺止まらず=習副主席訪米前にも―中国
時事通信 2月14日(火)16時32分配信
【北京時事】中国共産党・政府の高圧的なチベット政策に抗議し、焼身自殺を図るチベット族住民が相次いでいる。習近平国家副主席が13日、米国に到着する直前にも、四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で19歳のチベット族僧侶が抗議のスローガンを叫びながら体に火を付けた。
米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などによると、当局者が運び去ったため僧侶の生死は不明。また13日の国営新華社通信(英文)は、同県で11日に焼身自殺を図った19歳の尼僧が死亡したと伝えた。
四川省などのチベット居住区では昨年3月以降、焼身自殺を図るチベット族の僧侶らが続出。これまでに23人以上に達し、14人が死亡している。
3122
:
チバQ
:2012/02/15(水) 12:32:43
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/15/20120215ddm003030079000c.html
クローズアップ2012:習近平中国副主席、訪米 信頼構築へ「同舟」強調 「次期首脳」期待担い
中国の次期最高指導者への就任が確実視される習近平国家副主席の事実上の米国デビューを、オバマ米政権は首脳級の厚遇で迎えた。米国と対等に渡り合える大物の貫禄を内外に示したい習副主席に対し、オバマ政権は一定の配慮をしつつも大統領選を11月に控えて人権や経済問題などで妥協のない姿勢を打ち出す必要がある。世界1、2位の経済大国である米中。「同舟共済」(同じ船で助け合って困難を乗り切る)の関係を築けるか、その模索が始まった。【ワシントン工藤哲、白戸圭一】
「今年はニクソン大統領訪中と上海コミュニケ発表40周年。40年来、中米関係の大きな発展は当初の予測をはるかに超えた。今の複雑な国際情勢の中で、中米の協力は過去のどの時期に比べても、切実で重要である」
13日夕、ワシントンで開かれた非公式夕食会。1970年代の米中国交正常化交渉に尽くしたキッシンジャー元国務長官らを前に、習副主席は両国関係の重要性を訴えた。
中国側にとって今回の習氏訪米には「戦略的な信頼関係を一段と引き上げる」(劉為民・外務省報道局参事官)目的がある。加えて、次期指導者にとっての超大国訪問は「最高指導者就任への関門」であり、米国指導者と堂々と渡り合わなければならない。その過程で対応のまずさが露呈すれば、国内で批判を受けるのだ。
胡錦濤国家主席も副主席だった02年春に訪米し、秋の党大会で総書記に就任した経緯がある。ただ当時の胡氏は知名度が低く、「自身に箔(はく)をつけるプラス要素だけだった」(北京の外交関係者)という。
だが、中国が世界第2位の経済大国となった今、訪米の重みは10年前とは異なる。急速な軍備拡張や海洋進出に警戒感も高まり、オバマ政権は中国の台頭をにらんでアジア太平洋地域に戦略的重心をシフトした。加えて、米国は大統領選の候補者選びの最中で、有力候補は中国批判を繰り返す。習副主席にとっては「決して有利な時期の訪米とは言えない」(中国人民大学国際関係学院の金燦栄副院長)のが実情だ。
一方のオバマ政権側は、外交儀礼の形式を重んじる中国に配慮し、国賓に近い厚遇で習副主席を歓迎する。政権は今回の訪米を一面では「米中関係の将来への投資」ととらえ、協調拡大を視野に信頼基盤の構築を目指す。
習副主席はワシントンの後に中西部アイオワ州やロサンゼルスを訪問する。中国は、アイオワ州で収穫された農作物の有力な輸出先で、地元の雇用確保にも深くかかわる。ロサンゼルスも中国人や中国系米国人が多く、経済的なつながりは深い。いずれの地域でも中国への期待は高い。習副主席は経済の低迷に悩む米国の地方都市のラブコールに応えることで「同舟共済」を対外的にアピールしようとしている。
3123
:
チバQ
:2012/02/15(水) 12:33:14
◇米、破格の待遇 軍事力誇示も
米側は今回、習副主席が5日間の滞米中に各界各層と接する機会をふんだんに設定した。14日午前のオバマ大統領、バイデン副大統領との会談に始まり、議会指導部や米商工会議所幹部、アイオワ・カリフォルニア両州の地元財界などとの意見交換の場もある。
首脳級の厚遇だが、裏を返せば、習副主席は行く先々で、貿易不均衡など経済問題での米側の不満を感じざるを得ない仕掛けだ。11月の選挙に向けて雇用回復を最優先に掲げるオバマ大統領は、先月の一般教書演説で中国を「不公正な貿易国」として名指しで批判している。一連の日程には、破格の厚遇で習副主席の顔を立てながら米側の不満を巧みに中国側へ伝える狙いが透けて見える。
14日午後の習副主席の国防総省訪問にも、同様の狙いがうかがえる。就任前とはいえ、米国が国防の「本丸」に外国の次期最高指導者を招き入れ、国防長官自ら世界の米軍の配置について解説するのは極めて異例だ。
米政府は先月発表した新国防戦略でアジア太平洋地域を軍事的に最重視する方針を打ち出し、米軍の行動を制約する中国軍の「接近阻止戦略」への懸念を明確に示した。習副主席に対する国防総省での異例の「レクチャー」について、在ワシントンの外交関係者は「習副主席に米軍の力を知らしめ、米国の実像を理解させようとするオバマ政権の戦略を感じる」と話す。
昨年8月のバイデン副大統領の訪中時、オバマ政権は習副主席の指導者としての資質を見極めることに力を注いだ。今回の習副主席訪米受け入れでは、経済、人権、安全保障などの各問題に関する「米国の考え」を伝え、米社会への理解を深めてもらう狙いを鮮明に打ち出している。
ラッセル米国家安全保障会議アジア上級部長は習副主席の訪米を間近に控えた10日、記者団に「習副主席はまだ中国政府のトップではない。(訪米の目的は)米国が習副主席を知り、習副主席に米国に精通してもらうことだ」と述べ、今回の訪米が具体的成果を目指したものではないことを強調した。
==============
◇胡錦濤、習近平両氏の副主席としての訪米
<胡錦濤氏>
期間 2002年4月27日〜5月3日(7日間)
行き先 ホノルル、ニューヨーク、ワシントン、サンフランシスコ
主な応対者 ブッシュ大統領、チェイニー副大統領、パウエル国務長官、ラムズフェルド国防長官、国連のアナン事務総長
※マレーシア、シンガポールの後に訪米
<習近平氏>
期間 2012年2月13〜17日(5日間)
行き先 ワシントン、アイオワ、ロサンゼルス
主な応対者 オバマ大統領、バイデン副大統領、クリントン国務長官、パネッタ国防長官、元ホストファミリー
※訪米後にアイルランド、トルコへ
毎日新聞 2012年2月15日 東京朝刊
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チバQ
:2012/02/15(水) 12:33:47
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/15/20120215ddm007030071000c.html
韓国:対米FTA、野党が破棄を「公約」 政府・与党、対応に苦慮
◇格差拡大で共感根強く
【ソウル澤田克己】総選挙を4月に控える韓国政界で、米国との自由貿易協定(FTA)が再び大きな争点に浮上している。昨年11月に与党ハンナラ党(現セヌリ党)の強行採決で批准案が国会を通過し、発効を目前にした米韓FTAに対し、野党側が破棄を主張し始めたからだ。総選挙では野党の勝利が確実視されており、韓国政府と与党は対応に苦慮している。
最大野党・民主統合党は8日、在韓米国大使館に対し、米韓FTAの発効阻止と全面再検討を求め、オバマ米大統領あての書簡を伝達した。韓明淑(ハンミョンスク)代表は、野党側の求める修正が実現しない場合には「総選挙と(大統領選での)政権交代を通じて破棄させる」と述べた。
米韓FTAは、盧武鉉(ノムヒョン)前政権が交渉をまとめたが、米側の要求で李明博(イミョンバク)政権が再交渉に応じ、米国製自動車の韓国向け輸出にかかわる部分などの修正に合意。盧政権与党の流れをひく民主統合党は「再交渉で利益バランスが崩れた」と主張し、盧政権で合意された項目を含めて問題視する姿勢に転じた。
これに対して、セヌリ党の朴槿恵(パククンヘ)非常対策委員長は「与党だった時には『国益のためにFTA推進』と言っていたのに、野党になったら正反対の主張をしている」と批判。李大統領も14日、「選挙前だからといって、将来の国益に大きな損失を与えるような決定はいけない」と不快感を表明した。
ただ韓国では最近、若年失業と格差拡大が大きな社会問題としてクローズアップされており、米韓FTAがこうした問題を深刻化させるという野党側の主張を支持する世論も根強い。さらに、FTAで被害を受けるのは与党支持の強い農村であるため、セヌリ党側も強い対応を取りきれずにいる。米韓FTAは、一方の国からの通告で破棄できることになっている。野党関係者自身も「現実には破棄は簡単ではない」と話すが、「ハプニング的な破棄で対米関係が大混乱する可能性がある」(外交筋)という懸念も出ている。
国会(定数299)で174議席を持つセヌリ党はスキャンダルが相次いで発覚したこともあって支持が低迷。韓国紙・朝鮮日報は14日、「総選挙で100議席を下回るかもしれない」との見方を伝えた。
毎日新聞 2012年2月15日 東京朝刊
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チバQ
:2012/02/15(水) 12:34:19
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/15/20120215ddm007030098000c.html
EU・中国:排出権取引、外交の火種 EU「航空機も対象」/中国、企業に支払い禁じ
【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)が、今年初めから主要な航空会社に温室効果ガス排出権取引制度への参加を義務付けたことに中国が反発、排出権を巡る支払いに一切応じない姿勢を取ったことからEU・中国間の外交問題に発展している。両者は14日から2日間、中国で首脳会談を行うが、EUはこの場で、あくまで中国側に支払いを求めて説得する構えだ。
排出権取引制度は企業ごとに温室効果ガスの排出枠を決め、過不足分を市場で取引する制度。EUは今年、除外されていた航空機にも拡大。欧州以外ではEUに乗り入れる日米中など62カ国の会社が対象となった。当初、無料で割り当てられる排出権は全体の85%しかないため、残り15%の排出権は取引市場で購入する必要がある。追加負担は長距離路線で乗客1人当たり2ユーロ(約205円)程度と想定される。
中国民用航空局は今月6日、「EUが域外に排出権取引制度を適用するのに反対する。中国の個人と企業の利益を守る」として各航空会社に運賃値上げの際は中国政府の許可を得るよう通達し、事実上、支払いを禁じた。
米国からも強い抗議を受けているEUのカラス欧州委員は13日、「(中国と)交渉する用意はある」と話し合う姿勢は見せたものの、制度のEU域外への適用は変更しないと述べるなど、圧力に屈しない姿勢を見せている。
毎日新聞 2012年2月15日 東京朝刊
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:
チバQ
:2012/02/15(水) 21:50:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120215/asi12021519570004-n1.htm
遊説重ね支持浸透狙う 補選に向けスー・チーさん
2012.2.15 19:56
演説で笑顔を見せるアウン・サン・スー・チーさん=15日、ヤンゴン北部レグー(共同)
ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんは15日、4月1日に予定される連邦議会補選に向けた遊説のため、最大都市ヤンゴン北部レグーに入った。スー・チーさんは1月下旬の同国南部ダウェに始まり各地で遊説を重ね、選挙活動を活発化。補選での勝利を目指し、自ら率いる野党、国民民主連盟(NLD)の支持浸透を狙う。
レグーはヤンゴン中心部から約30キロ。レグー選挙区から出馬するNLD候補者の応援演説のため訪れた。
補選は計48議席をめぐって争われ、NLDを含め17政党が参加予定。14日には首都ネピドーで、選挙管理委員会と各政党の代表者が集まり、自由で公正な選挙実施のための会議が開かれた。(共同)
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:
チバQ
:2012/02/15(水) 21:55:40
http://www.asahi.com/international/update/0214/TKY201202140532.html
2012年2月15日19時22分
韓国サムスンお家騒動 創業者長男、遺産500億円請求
韓国を代表するサムスングループの創業者の長男が14日、遺産相続をめぐり、同グループ現会長の三男や関連会社を相手に総額約7140億ウォン(約496億円)分の支払いを求める訴訟をソウル中央地裁に起こした。大財閥の「お家騒動」と請求額の巨額さが話題になっている。
訴えたのは、1987年に亡くなった創業者の故・李秉●(イ・ビョンチョル=●は吉二つ)氏の長男で肥料会社元会長の孟熙(メンヒ)氏(80)。訴状などによると、同グループ会長で弟の健熙(ゴンヒ)氏(70)が「父親が生前、第三者名義で信託していた財産の存在を最近まで知らせず、自分の名義にしていた」と主張。法定相続分にあたるグループ会社の株式や配当金などを渡すよう求めている。
韓国は儒教文化が根強く、財閥も創業者の長男が経営を引き継ぐことが多い。だが、同グループでは三男の健熙(ゴンヒ)氏が30代で「後継者」となり、孟熙(メンヒ)氏は韓国メディアで「悲運の長男」と呼ばれている。
同グループの広報担当は「個人の訴訟であり、コメントできない」としている。(ソウル=中野晃)
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:
チバQ
:2012/02/15(水) 21:57:02
http://www.asahi.com/international/update/0215/TKY201202150107.html
2012年2月15日9時53分
金正日総書記に大元帥の称号 金日成主席に続き2人目
北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会などは14日、昨年12月に死去した金正日(キム・ジョンイル)総書記に「大元帥」の称号を授与することを決めた。朝鮮中央通信などが伝えた。北朝鮮で大元帥の称号を持つのは故金日成(キム・イルソン)主席だけだった。16日の生誕70年を前に、金総書記の偶像化を一層進める動きだ。
授与の理由について同委員会などは、金総書記が「軍事優先の革命指導で朝鮮を世界的な軍事強国に変え、不滅の業績を積み上げた」などとしている。金総書記は1992年に元帥の称号を授与されていた。
また同通信は、党中央軍事委員会などが15日付で、金正覚(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長に次帥の称号を授与することを決めたと伝えた。金副局長は、金総書記の後継者の金正恩(キム・ジョンウン)氏を支える核心メンバーの1人とみられており、こちらは後継体制固めの一環とみられている。(ソウル=貝瀬秋彦)
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:
チバQ
:2012/02/15(水) 22:04:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012021500629
米、押し寄せる中国人観光客=消費額は日本人の2倍
【ニューヨーク時事】経済成長が著しい中国から米国への観光客が増えている。富裕層に加え、拡大する中間層が押し寄せているためで、旅行中に使うお金も多額。バブル期の日本人観光客を思い起こさせるが、地元の観光業界からは期待の高さがうかがえる。
「買い過ぎて運ぶバッグまで買った人もいた」と中国人の買い物好きを語るのは、ニューヨーク市で中国語の観光ガイドを務めるジャクリーン・チャンスさん。最近は「ガイド仲間から発音や漢字を助けてと頼まれる」ほどで、中国熱を肌で感じている。
米商務省によると、2011年1〜11月の中国からの訪問客は前年同期比36%増の101万人に急増。ニューヨーク市観光局によると、中国人が1回の旅行で使う平均額は約3300ドル(約26万円)と日本人の2倍を超える。特にブランド品が好きで、市内の専門店は中国語を話す接客係を配置。大手ホテルは中華の朝食提供などサービスの充実を図っている。(2012/02/15-15:23
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:
とはずがたり
:2012/02/16(木) 01:49:54
米が中国に人権、貿易で是正要求 中国副主席にオバマ氏
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021501001002.html
14日、米ホワイトハウスで中国の習近平国家副主席(左)と握手するオバマ大統領(ロイター=共同)
【ワシントン共同】訪米中の中国の習近平国家副主席は14日、ホワイトハウスなどでオバマ大統領やバイデン副大統領と相次いで会談した。大統領は米中関係強化が「死活的に重要」と強調する一方、貿易不均衡の是正や人権状況の改善を要求、中国が国連安全保障理事会でシリア非難決議案に拒否権を行使し、廃案に追い込んだことに失望を表明。
新華社電によると、副主席はチベットや台湾の問題を「核心的利益」として米国に干渉しないよう求め、「相互理解」に基づいた協力関係の構築を訴えた。シリア情勢についても中国の立場を大統領らに説明した。
副主席と大統領との会談は1時間半に及んだ。
2012/02/15 10:53 【共同通信】
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:
チバQ
:2012/02/16(木) 12:11:07
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/16/20120216ddm002030081000c.html
中国:習副主席デビュー 米中、原則論で応酬 人権・シリア・経済、根深い相違
中国の習近平国家副主席とオバマ米政権側による一連の会談では、人権状況からシリア非難決議案への対応、経済問題に至るまで、幅広い懸案事項について、真っ向から意見を突き合わせた。自国の事情を意識しながら相手国に注文をつけ合う米中両国。習副主席の米国デビューは、両大国間に横たわる課題とその根深さを改めて浮き彫りにした。【ワシントン工藤哲】
習副主席を招いて米国務省で14日開かれた昼食会。ホスト役のバイデン副大統領はあいさつで「人権は米国外交の重要な基礎だ」「中国の状況は悪化していると考え、何人かは現在も厳しい立場にある」と訴えた。明確な言葉で人権状況の改善を迫ったのだ。
だが、習副主席もひるまず、「人権問題は改革・開放以降、過去30年余りで多くの成果を上げた」と反論。常とう句である「中国は人口が多く、地域差があり、発展の度合いも異なる」ことを強調し、そもそも米国の基準を中国に当てはめるのは不適切とした。
シリア問題では、中国はロシアとともに内政干渉などを理由に、国連安全保障理事会でシリア非難決議案に拒否権を行使して廃案に追い込むなど消極姿勢だ。オバマ大統領は習副主席に失望感を明確に伝えたが、習副主席は従来通りの中国の原則を説明するにとどまり、足並みはそろわなかった。
国内総生産(GDP)で世界2位となった中国。今後も年率10%弱の成長なら20年に米国を追い抜き、世界1位になるとの試算がある。経済問題では、オバマ大統領が従来と同様に「人民元は依然過小評価されている」と、一層の切り上げを求めた。一方、習副主席は昼食会の席上で「貿易や投資の均衡に向けてさらに努力する」と対話継続の考えは示したものの、具体策には触れなかった。
習副主席にとって今回の訪米は、米国首脳とのつながりを深めることが最優先事項とみられる。外交問題について強い権限を持つとは言えず、両国の立場の相違を確認するだけの結果となった。
一方、中国外務省高官は、習副主席とオバマ大統領の予定時間を30分余り上回った会談について「大統領が対中関係を極めて重視していることが習副主席には十分伝わった」とも語り、成果に自信を示した。
習副主席は14日、国防総省でパネッタ米国防長官とも会談し、軍事交流促進が両国の関係強化に必要不可欠として、議論を加速させる方針を確認した。習副主席の訪問を受け、国防総省は歓迎式典を開くなど、ここでも厚遇ぶりを示した。
毎日新聞 2012年2月16日 東京朝刊
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:
チバQ
:2012/02/18(土) 21:22:48
http://japanese.joins.com/article/415/148415.html?servcode=200&sectcode=200
懸賞金5億ウォンの力…初めて金権選挙を内部告発=韓国
2012年02月18日12時41分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment 6mixihatena0 先月20日、京幾道(キョンギド)選挙管理委員会に違法金権選挙に関する申告があった。安養市(アンヤンシ)で総選挙(4月11日)の予備候補として登録したAの選挙陣営の「組織管理責任者」というLの申告だった。
Lが選管委に明らかにした内容は具体的だった。地域新聞1面に有利な世論調査を掲載すれば1件当たり250万−300万ウォン(約20万円)を記者に渡し、入党願書を受けてきた人にはその場で現金を…。さらにでLは、昨年12月19日にAから選挙組織をつくる条件で5万ウォン札60枚(300万ウォン)を、30日にはさらに5万ウォン札100枚(5000万ウォン)を受けたと‘自首’した。
Lは「当時Aが『ハンナラ党がしくじっている状況で民主党の旗さえ持てば必ず勝てる。公認まで2カ月間に2億−3億ウォンほど使えばよい。計算は終わった。お金はいくらでもあるので、けちらずにどんどん使って人を集めろ』と話した」と主張した。
Lの情報提供を受けた選管委はAを検察に告発した。検察の捜査が始まり、Aは民主統合党の公認申請ができなくなった。
選管委によると、Lは「金権選挙の共犯」だ。共犯のLがこうした事実を暴露できたのは最近になって変わった選挙法のためだ。選管委は先月17日、資金の伝達者(共犯)も自首すれば罪を免じるだけでなく懸賞金を支給することにし、懸賞金は5000万ウォンから最大5億ウォンに限度を引き上げた。
Lはこの発表の3日後、この基準に基づいた初の申告者になったのだ。調査の結果によってはLは免罪と巨額の懸賞金を同時に受けられる。選管委は今回の事件が「共犯自首者特例+5億ウォン懸賞金」の最初の例と明らかにした。
ただ、Aは現在、不法選挙運動事実を否定している。しかしAの容疑が立証されれば、申告者のLには1億ウォン以上の懸賞金が支払われる見込みだ。
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:
チバQ
:2012/02/19(日) 13:57:18
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120218-OYT1T00583.htm
重慶・前公安局長事件、後任に胡氏系で収拾図る
【北京=大木聖馬】中国重慶市の王立軍・前公安局長(現副市長)が米国総領事館と接触し、関連当局の調査を受けている事件で、華僑向け通信社「中国新聞社」(電子版)は17日、市公安局トップの共産党委員会書記に、胡錦濤(フージンタオ)総書記の政治基盤である共産主義青年団(共青団)出身の関海祥氏(42)の就任を伝えた。
今年秋の共産党大会を控え、党中央は同事件が大きな政治闘争に発展することを警戒しており、共青団系の人材を投入して事態の収拾を図る狙いだ。
報道によると、重慶市江津区党委書記だった関氏は、事件発生後に区党委書記のポストを外れ、17日に開かれたテレビ電話会議に市公安局党委書記の肩書で出席した。王前公安局長も同局党委書記を兼ねており、関氏も近く同局長に就任するとみられる。
関氏は1994〜2009年まで共青団に所属。李克強(リークォーチャン)筆頭副首相が共青団で勤務していた際、秘書を務めるなど、いわゆる共青団派の中心にも近いとされる。今回の事件を重視する胡政権は、胡氏の影響力が強い共青団系の人材を渦中の公安局のトップに投入、混乱の回避に直接乗り出したものとみられている。
(2012年2月18日22時58分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120218-OYT1T00904.htm
重慶の公安トップ交代、背景に権力闘争…香港紙
【香港=槙野健】中国重慶市の公安トップ交代をめぐり、香港メディアは、胡錦濤総書記側による薄煕来同市党委書記潰しが狙いだと伝えている。
中国共産党内では元々、胡氏の政治基盤である共産主義青年団(共青団)と、有力幹部の子女グループ「太子党」との権力争いが取りざたされていた。香港メディアによると、保守派の重鎮だった薄一波・元副首相の息子で「太子党」に属する薄氏に対し、胡氏は冷淡だったとされる。薄氏が市党委書記に就任した2007年末以降、胡氏は重慶を視察していないという。
英字紙サウスチャイナ・モーニングポストは、今回の重慶市公安局長人事について「共青団派の勝利」と報じた。
香港メディアは、今回の問題を、前回党大会目前に失脚した06年の陳良宇・元上海市党委書記の汚職事件になぞらえ、中央主導の調査で今後、薄氏が失脚する可能性もあると指摘している。
(2012年2月18日23時48分 読売新聞)
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:
チバQ
:2012/02/19(日) 13:57:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120218-00000051-mai-cn
<中国>重慶市トップ、影響力低下 公安幹部に胡主席派
毎日新聞 2月18日(土)19時51分配信
【北京・成沢健一】中国重慶市の公安局トップに中国共産主義青年団(共青団)出身の関海祥氏(42)が就任したことが明らかになった。市トップの薄熙来党委書記(62)は保守色の強い政治スタイルで共青団系の指導者と一線を画している。今回の人事は秋の党大会での最高指導部入りを目指してきた薄氏の影響力低下を示すものとして注目される。
共青団は中国共産党の青年組織で、胡錦濤総書記(国家主席)の出身母体。党高級幹部を目指すには共青団から共産党に入るのがエリートコースとされる。一方、薄氏や次期総書記就任が確実視される習近平国家副主席ら革命に参加した党高級幹部の子弟グループは「太子党」と呼ばれ、両派閥間には勢力争いがあるとされる。
重慶市の公安局党委書記と公安局長の職は、6日に四川省成都の米総領事館を訪問した後に当局の調べを受けているとされる王立軍副市長(52)が兼務していたが、2日に解任された。その後は空席となっていたが、地元紙「重慶日報」は18日、会議での関氏の発言を公安局共産党委書記の肩書で紹介した。13日まで市江津区党委書記を務めていた関氏は、近く公安局長も兼務するとみられる。
関氏は09年に重慶市に赴任するまで10年以上にわたって共青団中央に勤務していた。若手指導者として注目される周強・湖南省党委書記(51)が共青団トップの第1書記を務めていた時期に関氏も幹部を務めており、党大会を機に周氏が重慶市党委書記に移るための布石との観測も流れている。
一方、薄氏は15日以降、公の場に姿を見せておらず、特に16日に開かれた治安対策の重要会議を欠席したことが臆測を呼んでいる。薄氏はかつて省長を務めていた遼寧省から王氏を呼び寄せ、暴力団撲滅キャンペーンを展開してきた。昨年の同じ会議には薄氏が出席し、キャンペーンの成果を強調していた。
だが、暴力団や後ろ盾とされた市幹部に対する強引な摘発は法治を軽んじたものとの批判もあり、文化大革命時代を想起させる紅歌(革命歌)を歌うキャンペーンを含め、薄氏の政治手法には胡主席や温家宝首相が不満を抱いていたとされる。
王氏が米総領事館を訪問した背景には、最高指導部人事を巡る主導権争いが激しくなるなか、薄氏と王氏との関係悪化があったとの見方も浮上。香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は関氏起用を「薄氏に対する共青団の勝利」と形容している。
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チバQ
:2012/02/19(日) 20:42:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120219-00000561-san-int
中国、党大会前に権力争い 重慶で胡錦濤派が勝利?
産経新聞 2月19日(日)20時28分配信
【北京=矢板明夫】中国中南部の重慶市の公安局トップに胡錦濤総書記(国家主席)直系の共産主義青年団(共青団)出身者が就任したことが注目されている。重慶市は、胡錦濤派と競合する元高級幹部子弟で構成する太子党グループの強い影響下にあり、重慶市の重要ポストを胡派が獲得したことは、同派が水面下の勢力争いで大きくリードしたことを意味する。今回の人事は、秋の党大会後に発足する太子党の習近平政権の求心力に影響を与える可能性がある。
中国各紙によると、重慶市江津区の関海祥党委書記(42)が17日までに、同市の公安局党委書記に任命された。前任者は6日に米国の総領事館を訪問し亡命を求めたとみられる王立軍重慶市副市長だ。現在、王氏は当局に拘束され、北京で取り調べを受けている。
王氏は、同市を牛耳る太子党の中心的人物、薄煕来党委書記の腹心。経済問題で党中央規律検査委員会の調査を受け、訴追される危機感をもったことが米総領事館に駆け込んだ原因とみられるが、王氏を追い詰めたのは、その後ろ盾だった薄氏を追い落とそうとする共青団関係者との見方もある。
薄氏は2007年に重慶に赴任してから、胡政権が主張する「調和のとれた社会の実現」と一線を画し、文化大革命を連想させる毛沢東を賛美するキャンペーンを展開した。その保守色の強い政治手法に胡主席は不快感を抱いていたとされる。
今回の王氏の事件は薄氏の政治基盤に大きなダメージを与えたようだ。事件後、地元メディアでも薄氏に関する報道は一時期消え、党中央がコントロールしているとみられる。
新しく同市公安局のトップとなった関氏は、2年ほど前まで北京の共青団中央に勤務し、共青団で人事を担当する組織部副部長などの要職を歴任した同派の若手ホープとされる。この人事は今後、薄氏が解任された場合、胡錦濤派が重慶市を握る布石とみられ、薄氏の後任には元共青団第1書記の周強湖南省党委書記らの名前が挙がっている。
共産党筋は、秋の党大会での薄氏の最高指導部入りは「厳しい情勢となった」と指摘。「薄氏が失脚しなくても、影響力をほとんど失うだろう。習近平氏は政権発足の前に、重要な盟友を失ったといえる。胡錦濤派の影響力は今回の事件で強化された」(同筋)と分析している。
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:
チバQ
:2012/02/20(月) 12:54:55
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/20/20120220ddm007030066000c.html
韓国:「離散家族再会協議を」 北朝鮮、秋波に応じず 4月総選挙控え李政権、厳しい立場
【ソウル西脇真一】韓国が北朝鮮との対話の糸口を見いだせずにいる。韓国は離散家族再会などの協議を提案中だが、18日付北朝鮮政府機関紙は、「再会と交流を叫びながら(10年の韓国軍哨戒艦沈没事件に対する制裁の)5・24措置を固守するのは詐欺だ」と切り捨てた。4月の総選挙を前に韓国政府・与党は南北関係を改善させたいところだが、専門家は「北朝鮮は李明博(イミョンバク)政権にプラスになるようなことには応じない」とみる。
韓国政府は金正日(キムジョンイル)総書記の死去(昨年12月)を受け、対話路線への転換を明確化。哨戒艦沈没事件に対する制裁は実行中だが、柳佑益(リュウイク)統一相が1月、沈没事件と10年の延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件への謝罪は「対話(再開)の前提条件ではない」と述べた。
しかし、北朝鮮の国防委員会政策局は今月2日、米韓合同軍事演習の全面中止など、韓国がとても応じられそうにない9項目の公開質問状を発表。
さらに、北朝鮮の世界遺産「高句麗古墳群」周辺の松林などで発生する病害虫防止や、朝鮮戦争(1950〜53年)で生き別れた離散家族再会に関する協議の提案に対しても、北朝鮮政府機関紙「民主朝鮮」で「再会と交流協力を望むなら公開質問状に答えるべきだ」と主張した。
この報道について韓国政府関係者は、「個人名による論評で正式な回答ではない。韓国の反応を見るアドバルーンとも考えられる」と望みをつなぐ。
だが、韓国統一省によると北朝鮮による李大統領の実名非難は今年から急増し、既に400回以上。94年の金日成(キムイルソン)国家主席死亡後も北朝鮮は経済危機打開に向け米朝協議を進めた半面、韓国を相手にせず潜水艦侵入事件(96年)などで挑発した。今回も23日に北京で米朝協議が行われる。
韓国では格差拡大など経済問題などに加え、南北関係悪化に関しても李政権への風当たりは強い。康仁徳(カンインドク)元統一相は「選挙への影響を狙い、北朝鮮は当面、対話に応じないだろう。大規模食糧支援をすれば別だが、それには韓国内保守派が反発する。どちらにしても李政権は難しい立場だ」と指摘する。
毎日新聞 2012年2月20日 東京朝刊
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チバQ
:2012/02/20(月) 12:56:19
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/20/20120220ddm012030052000c.html
台湾:改善続く対中関係 スパイ人材先細り 拘束のケース続発、若者が安定志向に
「スパイ罪で懲役4年」と書かれた中国浙江省寧波市中級法院(高裁)の判決文を見る黄さん=台湾中部で2012年2月4日、大谷麻由美撮影 台湾の馬英九総統が1月の総統選で再選を果たし、1期目に急速に進んだ中台関係の改善基調は継続されることになった。1949年に中台が分断して以降、台湾海峡は最も穏やかな時期を迎えているが、水面下では互いにスパイを送り込み、情報収集活動を続けている。だが、スパイのあり方も時代の変化は避けられない。台湾の対中国スパイ事情を報告する。【台北・大谷麻由美】
「こんな重大なことになるなんて想像もしなかった」。台湾中部の田舎町で黄さん(33)は顔をこわばらせ、中国で捕まった時をそう振り返った。
中国浙江省寧波で衣料品会社を経営する台商(台湾人ビジネスマン)だった。03年、兵役時代の知人から台湾国防部(国防省)で機密情報を扱う軍事情報局(軍情局)の職員を紹介された。「ビジネスと兼務でき、カネにもなる」と誘われた。
翌04年から、中国海軍東海艦隊司令部の基地や施設の写真を撮ったり、地図に施設の位置を記す作業をした。「アルバイト感覚」で、元々ろくな訓練も受けなかったという。
06年、中国国家安全省に拘束され、スパイ罪で懲役4年の判決を受けた。収監先の浙江省第6刑務所には5人の台商スパイがいた。09年に出所したが、会社は没収され、膨大な借金を抱えて台湾に戻った。だが、過去のスパイ活動の経費も報酬も、台湾軍情局は「正式な契約の証明がない」との理由で支払ってくれないという。
スパイ罪での服役から台湾に戻った黄さんは、昨年から新たにランの栽培を始めた。だが、中国でのビジネスを始めた際の借金200万台湾ドルの返済のめどは立っていない=台湾中部で2012年2月4日、大谷麻由美撮影 黄さんは「台商の元スパイの中には毎月5万台湾ドル(約13万円)の手当を受けている人もいるのに。私はだまされた」と嘆いた。中国では今も100人以上の台湾人スパイが服役しているという。
49年の新中国成立に伴う「中台分断」後、台湾は「大陸反攻」を掲げ、情報収集を進めた。これを全面支援したのが、利害で一致する米国だった。米国は東西冷戦期、国交のない中国の情報収集に台湾を活用した。
元軍情局幹部がメディアに語った内容によると、台湾は79年に米中の国交が正常化するまで毎年、数百人から数千人のスパイを中国に送り込んだとされ、計1万人以上が逮捕された。03年に軍情局幹部は「死刑執行も含めて3000人余りが殉職した」と述べた。
元軍情局職員の男性は、70年代からスパイ活動に従事して拘束(82年)され、死刑判決を受けた。運良く無期懲役に減刑され、24年間服役する。「後悔したかって? したって何にもならない。これがゲームのルールだ」と吐き捨てるように言った。
90年代に入って、中国の急速な経済発展に伴い、中台の軍事バランスは「台湾が中国にのみ込まれるような」状況へと次第に傾き始める。
台湾スパイの主な任務は、中国の軍備拡張と台湾に向けた軍事配備の状況を探ることになる。台湾人の中国投資が増えるのに伴い、スパイを順次、「プロ」から台商に切り替えた。台商は、中国への観光や親族訪問、投資や視察を名目に中国各地を巡る機会に恵まれたからでもある。
しかし、台商スパイの活動は失敗が多く、拘束されるケースが続発することになる。
08年、「対中関係改善」を掲げた馬政権が誕生。両岸(中台)戦争の危機が遠ざかる情勢下、台湾の若者の安定志向が強まった。「危ない橋を渡りたがらない」ために、人材は先細りするばかりだ。一方、経済発展著しい中国では、台湾側の「札束攻勢」に屈して情報提供しなくても、「発展」の恩恵を受ける要人が珍しくなくなり、情報提供者を探すことも難航を極めている。
とはいえ、台湾のスパイ活動は今も米国との連携が続いている。「米国は『衛星』で、台湾は『人』で」。中台は民族と言語の壁がなく、人的交流がスムーズにできるからだ。
こうした中、台湾の国家安全局は一昨年、機密情報収集に向けた士気を高めようと重要情報の提供者に対する報奨金を明確にする新たな規則を制定した。公表された個人への最高額は500万台湾ドル(約1300万円)だ。
3139
:
名無しさん
:2012/02/20(月) 12:56:36
◇馬総統「機密漏えい防止を」
台湾では、台湾の機密情報が中国側に漏れる事態が相次ぎ、危機感を強めている。
国家安全局は昨年8月、「敵対勢力(中国)の浸透攻撃をいかに防止するか」をテーマに開いた会議で、馬総統が「機密漏えいを積極的に防がなければならない」との訓示をわざわざ公表した。
昨年1月、台湾国防部の羅賢哲少将が中国への機密漏えい容疑で拘束された。過去半世紀で最高位の少将によるスパイ事件だった。
羅氏は03年末、駐在先のタイで買春を繰り返し、中国側から証拠写真で脅され、情報提供を始めた。05年に台湾に戻った後は海外出張の折に情報提供を続けた。報酬は約15万米ドル(約1150万円)に上る。判決は無期懲役で、軍事関係者は「中国は少将にまで出世する人材を見極め、7年間も抱え続けた。粘り強い」と驚きを隠さない。
他にも、10年2月と10月、スパイだった軍情局職員が中国に情報を流す二重スパイだった事件が相次ぎ発覚。国防部は「中国大陸のわが軍に対する機密情報収集はやまないどころか一層激しくなっている」と警戒する。
毎日新聞 2012年2月20日 東京朝刊
3140
:
チバQ
:2012/02/21(火) 12:42:26
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/21/20120221ddm007030039000c.html
ルポ・未知なるミャンマー:土産物屋に並ぶ日本占領下の「軍票」 紙幣、何度も無価値に
太平洋戦争中、日英両軍の戦闘で焼失し、復元された古都マンダレーの旧王宮。広大な敷地には現在、国軍部隊が駐留する ◇国民の不満高じ、政権崩壊
旧都ヤンゴン中心街に、「独立の父」アウンサン将軍にちなんだミャンマー最大の市場「ボージョーアウンサン・マーケット」がある。英植民地時代の1926年に建築され、当時はスコット・マーケットと呼ばれた。
外国人目当ての土産物屋が目立つ。私が気になったのは、そんな軒先に並ぶ紙幣だった。太平洋戦争中、日本軍がこの地から英国を追い出し、流通させた日本の現地貨幣「軍票」もある。
日本は当時、アジア太平洋の占領地でそれぞれ違った軍票を発行し、経済も支配した。当時のビルマの軍票は、主にパゴダ(仏塔)を表面にデザインした計8券種あり、今は市場でセット価格5ドル(約400円)程度で売られていた。
ウティさん 古都マンダレーで日本軍の通訳だったというウティさんと知り合った。一寸法師や牛若丸など、日本の昔話を題材にした通訳養成用の読本を見せてくれ、達者な日本語で言った。「部隊ごとに印刷機があり、まるで日本の昔話にある『打ち出の小づち』でした。私たちの給料も、この軍票で支払われました」
「建軍の父」でもあるアウンサン将軍は、日本軍とゆかりがある。英国の放逐を目指した日本の特務機関が、ビルマ独立義勇軍(のちの国軍)の結成を支援した。彼はそのリーダーで、日本の軍事訓練を受け、日本にも滞在し、日本名「面田(おもた)紋次」を名乗った。ビルマの漢字表記「緬甸」にちなんだようだ。
だが、日本軍の形勢悪化に伴い、「真の独立」を志向するアウンサン将軍は日本軍に反旗を翻す。軍票は、乱発でインフレを加速させ、結局、日本軍の撤退とともに文字通りの紙くずとなった。
ウティさんは言う。「戦後、日本から遺骨収集団や慰霊団がたくさん来ました。手元に(無価値になった)軍票がいっぱいありましたから、お土産にあげましたよ」
ビルマ戦線では十数万の日本兵が戦死した。「兵隊さん、最後は食べ物なくてね、可哀そうだった」。そう語るウティさんは、同胞の惨禍には触れることなく、別れ際にこんな歌詞を口ずさんだ。
「ニンゲン一度は死ぬるもの/同じ死ぬなら国のため/アジアの平和のため/何で命が惜しかろう/命をかけて戦おう」。私の頭の中で、戦禍で散った多くの命と、紙くずと化した軍票がオーバーラップした。
3141
:
チバQ
:2012/02/21(火) 12:42:49
◇幻のお札、ボロでも100ドル
日本が太平洋戦争中、占領下のビルマで発行した軍票。通貨単位はルピーとセントがある ミャンマーでは独立以降も、紙幣が紙くずになる事態が繰り返された。62年に軍事クーデターで政権を掌握したネウィン氏は、88年に引退するまで3度にわたり「廃貨令」を布告し、当時の高額紙幣を相次ぎ使用不能にした。
ネウィン氏はかつてアウンサン将軍とともに日本軍の軍事訓練を受け、「高杉晋」を名乗った人物だ。政権掌握後は「ビルマ式社会主義」と呼ばれる事実上の鎖国政策を進めた。統制経済下でヤミ経済がはびこるのは必定。ヤミを牛耳ったのが中国系やインド系の住民だった。強いナショナリズムを内包した社会主義政権。その土台を揺るがす彼らの資産を、瞬時に無価値にする究極の施策だった。
この国は昔も今も現金社会だ。当初2回の廃貨令(64年、85年)では、庶民層のタンス預金に配慮し、上限を定めて一定額の小額紙幣への両替を認めた。この温情がヤミ業者に抜け道を与えたため、3回目の87年には徹底した廃貨を実施する。
私のガイドは、この時の義父の悲運を紹介してくれた。当日、自宅購入のため、長年蓄えた現金をカバンに詰め込んで、弁護士同伴で売り主宅に到着した。必要書類が1枚足りず、自宅に取りに戻る車中、ラジオから廃貨のニュースが流れた。「あの時はみんな、紙幣でお茶を沸かした」と、ガイドは振り返った。
国民の不満が一気に高まり、抗議運動を受けてネウィン政権は崩壊した。アジア経済研究所の工藤年博・研究グループ長は「今に至る民主化運動の長い導火線にも火が付いたのです」と解説した。
3回の廃貨で使えなくなった高額紙幣は今も大量に残り、日本の軍票と一緒にボージョーアウンサン市場の土産物屋に並ぶ。が、なぜかアウンサン将軍の肖像を描いた50チャット札だけが、ほとんど現存していない。
米国の研究者によると、この紙幣は8年間流通したことになっているが、古参のヤミ両替商たちは口々に「見たことがない」と首をひねる。骨董(こっとう)店の店主タントゥンさんは「(言論や出版の自由が制限された)この国では政治や経済の書物を出版できないから、真相は限られた当事者しか知らないよ」と語った。
私はミャンマー滞在の3週間、国立博物館の専門家の協力も仰いで「幻の紙幣」を探し回った。ようやく手にした1枚はボロ札だが、100ドルで購入した。状態が良ければ1000ドルは下らないという。
専門家の断片情報をつなぐと、この紙幣、長く中央銀行の金庫に取り置かれたまま、廃貨の布告直前に流通が始まり、わずかな期間しか出回らなかった可能性がある。結果、紙くずから一転、ゴールドをしのぐ希少価値を生んだようだ。
◇
ミャンマーには知られざる世界がまだまだ広がる。改革開放で、さてどこまで明らかになるのだろうか。【ヤンゴンとマンダレーで春日孝之】(今回が最終回です)
毎日新聞 2012年2月21日 東京朝刊
3142
:
名無しさん
:2012/02/21(火) 19:49:57
http://mainichi.jp/select/world/news/20120222k0000m030043000c.html
中国:重慶市党委書記が辞意か 米との関係での混乱原因か
【北京・工藤哲】香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は21日、秋の党大会で最高指導部入りを目指してきた薄熙来・重慶市党委書記(政治局委員)が20日の党政治局会議で、現在のポストの辞意を申し出たと伝えた。
党最高幹部25人で構成する政治局委員が突然辞意を申し出る事態は異例。重慶市はこの情報を否定している。
センターによると、地元公安局トップや副市長として薄氏の実績作りに貢献してきた王立軍氏が四川省成都の米総領事館を訪問した後、当局の調べを受けている一連の混乱の責任を取り、辞意を申し出たとしている。
毎日新聞 2012年2月21日 19時38分
3143
:
チバQ
:2012/02/21(火) 22:14:46
>>3132
http://www.asahi.com/international/update/0220/TKY201202200680.html
2012年2月21日16時12分
違法な「地下宮殿」建築疑惑 香港長官選の有力候補失速16日、唐英年(ヘンリー・タン)氏の邸宅前に集まった報道関係者ら。内部を撮影しようとクレーンまで登場した=AP
来月25日投開票の香港の行政長官選で、香港政府ナンバー2の政務長官だった唐英年(ヘンリー・タン)氏(59)が20日、立候補を届け出た。最有力とされてきた唐氏だが、妻名義の邸宅に違法な地下室を造っていたことが発覚、立候補辞退も取りざたされていた。
違法建築疑惑は地元メディアが昨年報道。唐氏は一貫して否定していたが、有力紙・明報が13日、高所から撮影した邸宅の写真をもとにプールの底に地下室の天窓が見えると報じた。和風の風呂やジム、映写室にワインセラーまである「地下宮殿」などとの報道も出て、16日には当局の立ち入り検査で約200平方メートルの地下室の無許可建築が確認された。
唐氏は同日夜、妻と共に会見して謝罪したものの、「建築は妻の意向。違法と知っていたが、夫婦仲が悪く、私は関わらなかった」と責任を押しつけた。昨秋に唐氏が不倫を認めた際には妻が寛容な態度を示した経緯もあり、「唐氏には責任感も根性もないのか」との批判が相次いだ。
3145
:
チバQ
:2012/02/21(火) 22:20:43
>>293
から名前が出てたんですね 薄熙来って
>>1336
>>1340
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%84%E7%86%99%E6%9D%A5
薄熙来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
薄熙来(はく きらい)は中華人民共和国の政治家。第17期中共中央政治局委員、重慶市委書記。父は副総理などを務めた薄一波。
2007年10月、第17期党中央政治局委員に昇格。12月、重慶市委書記に就任。2009年7月より市公安局などを巻き込んだ大規模汚職事件の摘発に乗り出し、1500人以上を摘発した。汚職追放を口実にした前書記汪洋や、かつて書記を務めた賀国強批判が目的とも言われる。
2010年3月、2009年6月からスタートしていた重慶の犯罪組織一斉検挙キャンペーン「打黒」(zh)が終了した。薄は成果を強調しているが、「行き過ぎだ」、「個人的な人気取りだ」などと批判された
3146
:
チバQ
:2012/02/21(火) 22:53:25
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/02/post-2443.php
中国当局「チベット人大量拘束」の理由
China Detains Several Hundred Tibetans
ダライ・ラマ14世の宗教行事から帰国したチベット人を中国政府が数百人規模で拘束したと、人権擁護団体が報告。中国が警戒を高める「Xデー」とは
2012年02月20日(月)16時22分
プリヤンカ・ボガニ
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束の間の希望 今年初めにダライ・ラマ14世がインドで宗教行事を開いた際には、中国当局の締め付けが緩和したように見えたが(1月1日) Jitendra Prakash-Reuters
中国当局がチベット人を数百人規模で一斉拘束した----先週、米人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ウォッチが衝撃的な報告を行った。
同団体に寄せられた情報によれば、拘束されたのはチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世がインドで開いた宗教行事に参加した中国在住のチベット人。帰国後に拘束され、現在は中国当局による政治的な「再教育」プログラムを受けているという。
中国政府がこれほど大規模にチベット人を拘束するのは70年代末以降初めてだろうと、ヒューマン・ライツ・ウォッチは言及している。
中国政府外交部の劉為民(リウ・ウェイミン)報道官は定例記者会見で、チベット自治区での焼身自殺や社会不安は中国国外の組織が招いたという従来の見方を繰り返したものの、チベット人の拘束については一言も触れなかったという。
インド東部のビハールでは、12月31日〜1月10日にダライ・ラマ14世による宗教行事が開かれた。この時、中国当局はチベット人約7000人にネパールやインドへの渡航を許可し、チベット人への締め付けが緩和される兆しとみられていたが、最近になってチベット人居住地域で暴動や焼身自殺が相次いだため、締め付け強化へと逆戻りしたようだ。
チベット自治区に大量の治安部隊を配備
ヒューマン・ライツ・ウォッチによれば、今回のような拘束の期間は20日〜3カ月とみられる。「この手の集会への出席を禁じる規制はない。再教育を受けさせられているチベット人たちは、文書偽造や不法入国などの犯罪で告発されているわけでもない」と報告書は記している。
一方、同じ宗教行事の参加者でも中国人は拘束されなかったとも指摘。とはいえ、帰国時にダライ・ラマに関する宗教的なものを所持していた者は、所持品を差し押さえられて拘束されたという未確認情報もあるという。
チベット暦の新年となる2月22日には、チベット人自治区周辺で再び暴動が起きる可能性がある。中国政府はそれを見越して封じ込めにかかった----チベット亡命政府のロブサン・サンゲイ首相は先週、AP通信にそうした見方を示した。
サンゲイは22日だけでなく、チベット蜂起の記念日である3月10日にもチベット人による暴動が起きるだろうと指摘。3月10日と言えば、1959年に中国軍の侵攻に対してチベット人がチベット自治区の中心都市ラサで大規模な抗議行動を起こした日だ。中国当局は既にチベット自治区に大量の治安部隊を送り込んでいる。
(GlobalPost.com特約)
3147
:
とはずがたり
:2012/02/22(水) 11:46:08
【軍事情勢】韓国が隠した恥ずかしい秘密
2012/02/12 00:38
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/545514/
駆け出し記者時代、先輩記者からこう教えられた。
「犬が人間にかみついて軽傷を負ったところで、大ニュースにはならないが、人間が犬にかみついたら、場合によって面白い記事になるかもしれない」
韓国内でバレてしまった真相は、この教えの範疇(はんちゅう)にあった。何しろ、警察官が違法操業していた漁師を取り締まろうとして、逆に返り討ちに遭ってしまったのだから。
■「人間が犬にかみつく」
事の起こりは昨年11月19日。韓国・済州海洋警察署の巡視船が済州島北方海域で、韓国領海を侵犯し、違法操業中だった中国漁船40隻を確認した。巡視船は底引き網漁船(190トン)を拿捕(だほ)、中国人漁師6人を逮捕した。漁船には海洋警察官10人が乗り込み、船長に済州港まで船を移動するよう指示した。
と、ここまでは「犬が人間にかみついた」式の、いたって普通の展開だった。ところが、ここからが「人間が犬にかみつく」展開と相成る。
仲間の漁船拿捕を無線で知った中国漁船26隻が巡視船に押し寄せ、巡視船と拿捕漁船の進路妨害を始めたのだ。しかも、あろう事か、斧(おの)や鉄パイプを手に持った漁師数十人が拿捕された漁船に乗り移り、警察官10人に襲いかかった。
当然ながら警察官は、閃光(せんこう)爆音弾や3段(特殊)警棒で応戦したが、1人が骨折し全治7週間の重傷を、4人が全治2週間のケガを負った。警察官10人は漁船を放棄し、ゴムボートで巡視船へと逃げ帰った。拿捕(だほ)された漁船は逃走した。
逆に、26隻の漁船は1時間半・30キロにわたり巡視船を追跡し、巡視船内に留置した漁師を「釈放しろ」と無線で要求した。そればかりか、再び巡視船の進路を妨害し、停船させようと試みた。
これでは、どちらが警察で、どちらが犯罪者か分からない。実のところ、警察側は拳銃4丁を携帯していた。だが、問題化を恐れ、使用できなかった。
3148
:
とはずがたり
:2012/02/22(水) 11:46:24
>>3147-3148
■中国人漁師への「無勇伝」
かかる“無勇伝(ぶゆうでん)”を、そのまま公表する事を、当局側は恥じた。そこで「違法操業中の1隻を拿捕し、その後集まった25隻の内、2隻も追加で拿捕した」と発表。追加の2隻の船名は明らかにしたものの「最初に拿捕した船名は判明していない」と説明した。
これにはカラクリがある。追跡された巡視船からの支援要請を受け、巡視船14隻とヘリコプター2機が漁船を迎え撃った。この時、3隻を拿捕(残りは逃走)した。つまり、最初に拿捕しながら奪還された1隻を合わせると漁船の合計は27隻。だが、奪還された漁船をカウントせず、合計26隻にして、拿捕した漁船を、迎え撃った際の3隻だけにした。その上で、その3隻の内1隻を、奪還された1隻とすり替えたのだった。
もちろん、警察官5人の負傷も「漁船に乗り移る際、船にぶつかりケガを負った」と、ここでも事実を隠蔽(いんぺい)した。
この隠蔽が、1月に開かれた漁船船長らの公判判決文で発覚するまで、小欄は韓国側の対応を褒めるつもりであった。というのも昨年3月には、ハンマーや斧で激しく抵抗した中国人漁師に、海洋警察官が警告射撃以外、初めて実弾を発射(警察官1人も負傷)。12月には、韓国政府が、生命を危うくする暴力的抵抗には即時に発砲出来るように銃器の使用指針を緩和する方針を明言していたからだ。中国人漁師が、故意に割った窓ガラスの破片で海洋警察官2人を刺し死傷させた事件(12月)を受けた英断であった。
結局、昨年3月と11月、12月の3回、いや2008年には1人死亡・6人負傷、2010年にも4人が負傷しているから、海洋警察官は少なくとも5回にわたり中国人漁師から暴行を受けていたのである。
■日本にも同根の卑屈さ
もっとも、我が国も中国漁船から海上保安庁の巡視船が体当たりされた揚げ句、船長を逮捕しながら釈放しているから「だらしない」点においては、韓国を笑えない。しかも、釈放の過程を隠蔽した点でも、同根の「卑屈さ」を感じる。
ところで、日韓両国の「だらしなさ」「卑屈さ」を見渡すと、両国の軍事組織が国際法や国際慣行で認められた自衛権発動を行使できるかまで心配になる。航空機にせよ、艦艇にせよ、ミサイル射程内において、射撃管制レーダーでロックオンされた場合「引き金を引く」とみなされ、この時点で反撃しても合法。潜水艦が、潜水艦や水上艦艇を狙い魚雷発射管を開き、海水を注水した音が敵の射程内で確認されれば、敵対意図が明らかだと判断され、こちらの場合も反撃できる。
侵略者の非道や無法者の狼藉(ろうぜき)に、軍人や警察官は敢然と実力を行使しなければならない。
(九州総局長 野口裕之/SANKEI EXPRESS)
3149
:
とはずがたり
:2012/02/23(木) 10:12:23
橋下や大村に莫迦扱いされてる感じもあって苛立ってたんじゃないかね?
2012年2月23日8時13分
河村市長の南京発言、中国ネット世論過熱 新聞も大展開
http://www.asahi.com/international/update/0222/TKY201202220756.html
名古屋市の河村たかし市長が旧日本軍による南京虐殺を否定する発言をしたことについて、中国各紙が22日朝刊の1面トップで報じ、特集記事の掲載も始めた。初報となった前日の紙面では慎重な扱いだったが「ネット世論の圧力に押された」(中国紙幹部)ことが影響したようだ。
河村市長の発言があったのは20日午前。中国共産党南京市委の劉志偉常務委員ら訪日代表団に「一般的な戦闘行為はあったが、南京事件というのはなかったのではないか」と語った。
中国外務省は同日午後、「南京大虐殺には動かぬ証拠がある」などと表明。中国各紙の21日朝刊はこの反論を淡々と報じた。南京の党機関紙・南京日報こそ1面で扱ったが、外務省と代表団の見解を約280字のみ。「歴史の教訓をくみ取り、中日友好につなげることを希望する」と抑制気味だった。
潮目が変わったのは21日午後。中国版ツイッター「微博」の南京市政府公式アカウントに「訪日団は弱腰だ」などの批判が殺到。発言のあとに訪問団が河村市長とプレゼントを交換している写真が出回り「反論もしないでほほえんでいる」と書き込まれた。
ある中国紙の国際ニュース責任者は「河村市長の持論は知られていたし、中日国交正常化40周年に歴史問題を取り上げるのは敏感なので、21日朝刊の扱いは小さくした」と話す。しかし、「ネットの民意が収まらず、政府への圧力が高まっていった」ことから22日は1面に見出しを載せ、中面で大きく展開した。
北京の新京報、京華時報は22日、1面トップの扱い。南京の現代快報の1面には「名古屋にノーを」との大見出しが躍り、発言を撤回しない河村市長を「頑固者」と断じた。南京では3月に日本政府が主催する南京ジャパンウイークが予定され、名古屋の女性アイドルグループ・SKE48の公演の準備も進むが、「問題の処理を誤れば影響が出かねない」(中国紙記者)との見方も出ている。(上海=奥寺淳)
2012年2月22日13時34分
河村市長、南京発言撤回せず 重ねて「大虐殺無かった」
http://www.asahi.com/politics/update/0222/NGY201202220008.html?ref=reca
名古屋市の河村たかし市長が「南京事件は無かったのではないか」と発言した問題で、中国・南京市政府が名古屋市との公の交流を当面停止すると発表したことを受け、河村市長は22日、記者会見を開き、「いわゆる大虐殺は無かったのではないか。発言は撤回しない」と持論を重ねた。
河村市長は20日に表敬訪問を受けた南京市政府の幹部に対し、「南京事件は無かった」とした発言の真意について、この日の会見で「南京事件については、新たな研究成果も出ており、いろいろな意見がある。南京の皆様と討論会をしたいと申し上げたもの」と説明した。また、友好都市提携を結んでいる南京市に対し、「友好関係は不変で34年間重ねてきた交流を今後も継続したい」と関係の継続を求めた。南京市には交流停止の事実関係を確認したといい、今後、名古屋市側で対応を協議する。
河村市長の発言を受け、中国の駐名古屋総領事館からも21日午後、口頭で市に抗議があった。中国側は、発言の内容に納得できない▽日中の政府レベルで研究が行われており、個人的経験に基づく発言は軽率▽正しい歴史認識を学ぶことを期待する――などの内容を電話で伝えてきたという。
3150
:
チバQ
:2012/02/23(木) 21:07:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120223/asi12022319470004-n1.htm
アロヨ前フィリピン大統領、無罪を主張
2012.2.23 19:42
23日、警察官にエスコートされてマニラ首都圏のパサイ地裁を出るアロヨ前大統領(中央)=ロイター
フィリピン大統領在任中の選挙法違反罪で起訴されたアロヨ前大統領(64)の罪状認否手続きが23日、マニラ首都圏のパサイ地裁であり、アロヨ氏は起訴事実を否認、無罪を主張した。逮捕後、公の場に姿を見せたのは初めて。
アロヨ氏は出廷の際に発表した声明で「正義が実現される公平で偏りのない裁判の下で争う」と全面的に争う姿勢を示した。
アロヨ氏は2007年の上院選で、側近議員を当選させるため地方の州知事らと共謀、開票結果を改ざんした罪に問われた。有罪になると終身刑の可能性もある。(共同)
3151
:
チバQ
:2012/02/23(木) 21:09:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120223/asi12022307100000-n1.htm
ミャンマー、親日度に陰り 韓国勢が攻勢、頼みの綱は「アニメ」だけ
2012.2.23 07:07 (1/3ページ)[アジア・オセアニア]
タイなどからの化粧品も、ミャンマーの若い女性には人気が高い=ヤンゴンのキャピタルスーパー
日本企業がアジアなどの新興国に投資を決める場合、「親日国」であるかどうかは、投資環境の一つとして重要な要素だ。なかでも、とくに親日度が高いとされるミャンマーに対しては、思い入れをもつ日本人は多く、また、ミャンマーの人々も日本には親しみを感じているのは事実だ。しかし、そうしたミャンマーでの親日感情も、日本の対応の遅れで薄れつつあるようだ。(フジサンケイビジネスアイ)
韓国勢が攻勢
ミャンマーでも他のアジア諸国と同様、テレビには「韓流ドラマ」が流れ、街中でも中国や韓国製の携帯電話や家電製品の派手な広告が目につく。
一方、日本はといえば、外国人が泊まるホテルなどで、NHKの国際放送が流れるものの、ニュースなどが中心のうえ、一般家庭では、まず見られない。
こうしたイメージ戦略が成功してか、ミャンマーの都市部では、とくに若者の間で韓国製の化粧品が人気だ。
ヤンゴン市内の大型スーパーマーケットにいくと、店の入り口付近の目につくところに韓国製化粧品の店頭販売のディスプレーがいくつも置かれ、若い女性でにぎわっている。
「日本の化粧品がいいとは思うけど、韓国製も品質は変わらないから」と、女性客の一人は話す。
一方、日本製の化粧品は、店の奥の化粧品コーナーに陳列されていた。タイで作られた日本ブランドの化粧品などもあるが、ほとんどが日本からの「直輸入」。輸送費などが上乗せされているといい、値段は日本での倍だ。
「欧米の経済制裁が解除され、本格的に輸入が始まれば、値段も安くなって、売れるのではないか」とマネジャーに聞くと、「あまり安くすると高級感がなくなるからかえって売れなくなる」という。日本製を買うのは年配の人が多いせいか、値段の高さもブランドのうちというわけだ。
もっとも、客の様子を見ても、日本製の化粧品の棚の前に立ち止まる人はほとんどいない。目立つところにある韓国勢の勢いには比ぶべくもない。
車や家電製品は、まだまだ日本製が人気だ。ただ、それもいつまで続くかは疑問だ。バスなどは、ミャンマーの道路事情にあった左ハンドルの韓国製中古バスが増えている。
「今の若いミャンマー人は、年配の人が持っていたような日本に対する思い入れがない」というのは、長年、日本との関わりがある地元ビジネスマンだ。
各国が地固め
日本政府は、対ミャンマー経済制裁を行っていないものの、欧米の経済制裁に同調し、過去20年間、人道分野以外の支援を行っておらず、また多くの日本企業も撤退した。
これに対し、韓国や中国は自国製品を売り込むだけでなく、ミャンマーでのイメージアップに躍起だ。韓国、中国だけでない。ヤンゴンでは今、米国、英国、フランスなどの各大使館による一般市民を対象にした語学教室が盛んだという。米国などは、図書館も市民に開放し、2週間単位で本の無料貸し出しまで行っているという。
「表では経済制裁を続けながら、裏では自国のファンをしっかり作っておこうというわけだ。日本は米国に気を使っているのかもしれないが、急がないと、ますます日本の存在感は薄れていく」(地元ビジネスマン)
そんななかで、日本への関心をつなぎ止めているのが、地元テレビで時々放送される日本のアニメだ。なかでも「ナルト」と「ワンピース」が子供たちに大人気だという。日本政府や大企業の取り組みが鈍いなか、アニメがかろうじてミャンマーの親日度を支えているとしたら、心もとないばかりだ。(ヤンゴン 宮野弘之)
3152
:
チバQ
:2012/02/26(日) 03:43:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120225/chn12022519190002-n1.htm
香港長官選で初の親中派「複数」立候補、中国権力闘争の影
2012.2.25 19:14 (1/2ページ)
立候補届けをした後、記者団に話す唐英年氏=20日、香港(AP)
【上海=河崎真澄】香港で3月25日の投票まで1カ月となった行政長官選挙が混戦になってきた。本命候補だった親中派の唐英年前政務官(59)にスキャンダルが相次ぎ発覚。23日に立候補を届け出た親中派実業家の梁振英氏(57)が、地元紙などの世論調査で一気にトップに躍り出た。1997年の中国返還後、香港長官選で複数の親中派が争うのは初めて。中国共産党内部で起きた権力闘争が影を落としているとの見方がある。
25日までに立候補を届け出たのは唐、梁両氏と、民主派の何俊仁民主党主席(60)の3人。さらに別の親中派の2人が出馬を検討中という。届け出は29日に締め切られる。
投票は香港各界の代表1200人からなる選挙委員会が行う間接選挙。24日付の香港紙が公表した3候補の支持率調査によると、梁氏が44・8%と、15・2%の唐氏を大きく引き離している。民主派の何氏も16・9%と振るわない。
唐氏は、今年6月30日に2期目の任期を終える曽蔭権行政長官を補佐する政務官を昨年まで務めていた。香港財界を代表する長江実業の李嘉誠会長らが支持しており、中国の江沢民前国家主席を中心とする上海閥に近い。今月に入って、香港の自宅の違法建築や女性スキャンダルが相次ぎ発覚し、窮地に陥っている。
これに対する梁氏は、中国の国政諮問機関である人民政治協商会議(政協)常務委員。香港行政会議(長官の諮問機関)メンバーも務め、胡錦濤国家主席に比較的近いとされている。
中国では今月、党幹部の子弟集団、太子党の代表格で上海閥にも近い重慶市トップの薄煕来党委書記の部下だった王立軍副市長が四川省成都の米総領事館に駆け込んだ事件を契機に、権力闘争が表面化している。
薄氏が失脚するなどして上海閥と太子党の勢力が後退すれば、唐氏は一段と不利な立場に追い込まれそうだ。今秋の党大会を控え、胡主席ら改革派の共産主義青年団(共青団)出身者が、香港行政長官選での巻き返しを図っている。そのタイミングで唐氏のスキャンダルが暴露された形だ。
3153
:
チバQ
:2012/02/26(日) 16:59:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120224/chn12022400230000-n1.htm
習近平氏 強気の外遊と弱い国内基盤
2012.2.24 00:22 (1/2ページ)
【北京=矢板明夫】中国の次期最高指導者に内定している習近平国家副主席は23日、米国、アイルランド、トルコの3カ国歴訪を終え帰国した。経済力と軍事力を背景に大国ぶりをアピールし強硬姿勢ものぞかせた。しかし外遊期間中、国内で同じ派閥の大物政治家の失脚情報が飛び交うなど権力闘争が激化。習氏不在で政治局会議が開かれたこともあり、党内での権力基盤のもろさをもうかがわせている。
国営新華社通信などによると、習氏は21日、トルコのエルドアン首相と会談した際、両国関係を発展させるには、トルコ内で活動するウイグル人組織が独立運動を行うことを「有効的に阻止する」ことが必要との立場を強調した。
トルコ国内には中国の弾圧を逃れた多くの亡命ウイグル人組織があり、エルドアン首相は同情的立場とみられている。習氏の発言はトルコに対する強い牽制(けんせい)だ。
外交筋によると、今回の歴訪の目的は3点あった。(1)最も重要な外交相手である米国と「対等関係」を築く道筋をつける(2)欧州訪問で中国の経済力をてこに影響力拡大を狙う。このため、金融、債務危機にあえぐアイルランドが訪問先として選ばれた(3)中国からの独立を目指すウイグル人組織に影響力を持つトルコに対し、ウイグル問題への関与を牽制する。
習氏は今回の外遊で国家元首としての資質を示し、まずまずの外交成果を残したといえる。
しかし、国内の政治は揺れ動いた。重慶市の王立軍副市長が米国総領事館へ駆け込み、同市トップで政治局員の薄煕来党委書記の政治生命へのダメージは必至だ。薄氏は習氏とともに、元高級幹部子弟で構成する「太子党グループ」に位置づけられる。
さらに習氏をめぐっては、20日に北京で政治局会議が開かれたことに注目が集まっている。党中央書記処筆頭書記という要職にある習氏は、本来ならば会議の事務局長としての役割を果たさなければならないが、習氏不在で会議が開かれたことは異例だ。
胡錦濤国家主席が主導し「重慶の問題が会議のテーマ」ではないかとの憶測が出ている。一部香港紙は「薄氏は会議で辞意を表明したが、受け入れられなかった」と伝えた。
習氏は当面、重慶問題の処理に追われるとみられる。習氏の権力基盤はまだ固まっていない。胡錦濤派の激しい攻勢をどうかわすのかその動向が注視される。
3154
:
チバQ
:2012/02/28(火) 21:15:41
>>3127
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120228/kor12022820520007-n1.htm
大財閥サムスンで遺産争い 現会長を兄、姉が提訴
2012.2.28 20:50 (1/2ページ)
【ソウル=黒田勝弘】韓国の最大財閥「サムスン」で創業者・李秉●(=吉を2つヨコに並べる)氏(1987年死去)の遺産をめぐって、長男や次女がグループの後継者である三男の李健煕会長(70)に対し、もっと相続分をよこせと訴えを起こし、話題になっている。
「サムスン」は韓国を代表する企業グループ。電子、半導体、携帯電話など世界的シェアを持つ。取引規模は国内総生産(GDP)の30%を占める韓国経済の大黒柱で、今や日本の企業でも「サムスンに学べ」の声が聞かれるほどだが、家族による遺産争いという古い体質を露呈した。
争いはまず、創業者の長男にあたる元第一肥料会長の李孟煕氏(81)が弟の李健煕会長に対し約7000億ウォン(約500億円)の遺産返還を要求。次いで次女の李淑煕氏(77)も約1900億ウォン(約140億円)を要求している。
李健煕会長は2006年、家族資産の中から8000億ウォンを奨学金などとして“社会還元”し、グループの財力からすれば今回の要求額は大したものではない。サムスンとしてはすでにケリのついた問題で、企業とは関係ない個人的訴えとしている。
しかし、背景に家族支配の財閥に特有の後継者問題や遺産・経営権争いがあるといわれており、グループへの今後の影響が関心を集めている。
というのも創業者の李秉●(=吉を2つヨコに並べる)氏には3男5女がいたが、後継者としてサムスン・グループの総帥になったのは三男の健煕氏。はずされた長男の孟煕氏は傍系の道を歩み、次男は早くに事故死している。
そして、2代目の李健煕会長は長男の在鎔氏(43)を「サムスン電子」の社長の座にすえ、3代目のグループ後継者として育てている。ところが今回、訴えを起こした李孟煕氏には以前、グループの重要企業だった「CJ(旧第一製糖)」の会長を務める長男、在賢氏(51)がいる。
2代目後継者争いで弟の健煕氏に敗れた兄の孟煕氏が、3代目で巻き返しのチャンスを狙って遺産問題を持ち出しているのではないか、というのが財界などでの噂だ。
3155
:
チバQ
:2012/02/28(火) 21:16:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120228/kor12022808130002-n1.htm
外交と安保を選挙の道具にする韓国野党
2012.2.28 08:10 (1/2ページ)[韓国]
韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権が4月の総選挙と12月の大統領選を前に「政治とカネ」をめぐる疑惑などでレームダック(死に体)状態の中、最大野党、民主統合党(旧民主党)が攻勢を強めている。同党は批准したばかりの米韓自由貿易協定(FTA)破棄や基地建設見直しを打ち出した。外交・安保という国の根幹を覆す動きに韓国メディアは「選挙のために国際的信用を失う」と批判している。
民主統合党などは8日、政権交代した場合、FTAについて再交渉し要求が通らなければ協定を破棄するとの書簡をオバマ米大統領に送った。FTAは農業に打撃となる一方、電機製品や自動車輸出など韓国経済の牽引(けんいん)役には有利になるもので、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で後れをとる日本でうらやむ声も上がった。そもそも同党の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表が盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の首相時代に推進したにも関わらず、韓代表は「盧政権から始まったが、内容と状況が変わった」と開き直った。
韓国の有力紙、東亜日報(電子版、10日)は社説で「盧前大統領を継承した党だといえるのか」とし「合法的手続きを経て批准した国際的条約を政権が交代したからと破棄する国を世界が信頼するわけがない。『FTA=庶民経済の崩壊、格差の深化』という図式の下、政府攻撃を大統領選まで続けようとの意図がうかがえる」と批判。
中央日報(同、17日)も社説で「もう国民は『屈辱外交』『売国』など扇情的な言葉だけではFTA破棄にうなずかない。民主統合党が政権継承政党なら政略的利害ではなく、FTAに対する誠実な立場表明が必要なときだ」と論じた。
同党はこれだけでなく、済州島で進む海軍基地建設についても「全面的見直しを総選挙の公約に掲げる」と明言している。基地建設も盧政権時代に決定しておきながら「現(李)政権は国民の意見を無視し、基地を押しつけている」とFTA破棄同様の論理を展開しているのだ。
朝鮮日報(同、18日)はコラムで「しばしば米国の友人から米国人の思考回路で理解しがたい韓国の政治状況について尋ねられる」とし同党の変節を「正常な国で起こり得ることだろうか」と問う。しかし少なくとも、民主党による政権交代で、米軍普天間飛行場移設問題に象徴される外交・安保をないがしろにした公約に翻弄された日本の有権者にとって人ごととはいえそうにない。
3156
:
チバQ
:2012/02/28(火) 21:16:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120228/kor12022819120004-n1.htm
清渓川を「再再生」へ ソウル市、環境や遺跡配慮
2012.2.28 19:11
28日、ソウル市内の清渓川を視察する朴元淳ソウル市長(中央)(共同)
韓国のソウル市は同市中心部を流れ観光名所となっている清渓川について、2005年までの復元工事が生態系への配慮を欠き、貴重な遺跡も破壊されたとして、補完して「再再生」する事業を行う方針を決めた。朴元淳市長が28日に現場を視察し、専門家らによる検討機関を設けると述べた。
視察に同行した専門家は、現在の清渓川は魚の産卵場所がなく、生態系が維持できないと指摘。また、別の専門家は15世紀に架けられた石橋の礎石が復元工事の際に保存されず、削られて川岸の壁材にされたり捨てられたりしたとも証言した。
朴市長は「きちんと復元していれば国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産になるほどの遺跡があったのに」と感想を口にした。天然の川だった清渓川は李氏朝鮮時代から治水や架橋工事が繰り返された。(共同)
3157
:
チバQ
:2012/02/28(火) 21:23:58
>>3112-3116
>>3134-3136
>>3142
>>3145
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120222-OYT1T01307.htm
重慶の暴排、中央闘争を誘発…習氏が収拾に動く
【北京=加藤隆則、重慶=竹内誠一郎】中国重慶市の前公安局長が米国総領事館と接触した事件は、共産党内序列8位の賀国強(フォーグオチャン)・党中央規律検査委員会書記と、薄煕来(ボーシーライ)・同市党委書記との政治闘争が引き金だったことが22日、複数の党関係者の証言で明らかになった。
今秋の第18回党大会で胡錦濤(フージンタオ)氏に代わって党総書記に就任する習近平(シージンピン)国家副主席が特別作業チームを派遣し、事態収拾に乗り出している。
賀氏は、中国の最高指導グループである党政治局常務委員9人の一人で、薄氏は党大会で常務委入りが有望視される政治局員。薄氏は薄一波・元副首相(故人)の次男で、党高級幹部子女グループの「太子党」に属し、同じ太子党の習氏と関係が深い。
薄氏は2007年12月、貿易担当の商務相から同市書記に就任。09年6月以降、遼寧省勤務時の部下だった王立軍氏を公安局長(副市長)に起用して暴力団排除運動に乗り出した。重慶市公安局によると、2年間で500以上の組織と5700人以上の関係者を摘発。同市司法局長や公安副局長も汚職で起訴した。
政治局常務委員入りに向けた実績作りとの見方も出た。習氏は10年12月に重慶入りし、薄氏の取り組みを高く評価している。
だが、党関係者によると、摘発対象を広げる中で、1999年から02年まで同市党委書記を務めた賀氏ら歴代市幹部の人脈も調査対象となった。反発した賀氏は、党員の不正を調べる規律検査委の組織を動員し、王氏が以前所属していた遼寧省鉄嶺市公安局の幹部6人を摘発、王氏自身の不正行為も追及した。薄氏に対する強烈なけん制だった。
(2012年2月23日03時05分 読売新聞)
3158
:
チバQ
:2012/02/28(火) 22:34:49
http://www.asahi.com/international/update/0228/TKY201202280237.html
2012年2月28日17時42分
定数削減のはずが1議席増 韓国国会議員、増える一方関連トピックス総選挙
国会議員の定数削減や一票の格差問題を協議してきた韓国国会は27日、議員定数を1議席増の300議席とする公職選挙法改正案を成立させた。国会での定数協議については「ネコに魚を預けるようなもの」との指摘が出ていたが、身を切らない与野党の結論に改めて批判が強まっている。
韓国憲法裁判所が2001年に、一票の格差を3倍以内にするよう求める決定を出したことを受け、国会での協議が続いていた。
だが、格差を縮小させるための選挙区の統廃合をめぐって与野党は激しく対立。中央選挙管理委員会は、比例代表を54議席のまま維持し、選挙区を今年4月の総選挙に限り、1議席増やす「素案」を提案した。与野党はこれに従い、選挙区を3増2減することで合意した。
韓国では8年前の総選挙の直前にも定数問題がもつれ、273議席から299議席に増えている。(ソウル=箱田哲也)
3160
:
チバQ
:2012/02/29(水) 21:51:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000001-mai-cn
<新疆ウイグル自治区>市民が襲撃受け10人死亡
毎日新聞 2月29日(水)1時0分配信
【北京・工藤哲】中国国営新華社通信は28日、中国西部の新疆ウイグル自治区カシュガル地区で市民を狙った襲撃事件が発生し、少なくとも10人が死亡したと伝えた。多数の負傷者も出ている模様だ。事件の背景は不明だが、当局に抗議する暴動が起きた可能性がある。
新華社によると、事件が起きたのはカシュガルから南に約250キロ離れた葉城県の路上。午後6時(日本時間同7時)ごろ発生し、地元警察が少なくとも2人を射殺した。
中国では最近、四川省でチベット族による焼身自殺が続発。当局はこうした抗議行動が新疆ウイグル自治区にも波及することを強く警戒していたとみられる。習近平国家副主席は今月、米国訪問の後にウイグル独立組織の拠点があるトルコを訪れた際、トルコ政府に対し、ウイグル自治区の経済振興で協力を求めた一方、抗議行動をめぐる対策も協議したとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000065-mai-cn
<中国>ウイグル市民襲撃「分離独立勢力の行為」中国外務省
毎日新聞 2月29日(水)19時10分配信
【北京・工藤哲】中国西部の新疆ウイグル自治区カシュガル地区の市民襲撃事件について、中国外務省の洪磊(こうらい)副報道局長は29日の定例会見で、「暴力集団が多くの中国人警察官を殺害した。我々はテロリストと分裂主義者による自治区の平和と発展を破壊する行為に反対する」と述べ、襲撃はウイグル族の分離独立勢力の行為との見方を示した。
香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は29日、地元住民の話として死傷者はすべて漢族で、襲撃者はウイグル族だったと伝えた。地元では漢族の居住地域の警備が強化されたという。
新華社によると、事件が起きたのはカシュガルから南に約250キロ離れた葉城県の路上。28日午後6時(日本時間午後7時)ごろ発生し、少なくとも10人が死亡した。地元警察は少なくとも襲撃に関与した2人を射殺した。
3161
:
チバQ
:2012/03/02(金) 00:13:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120301/t10013394301000.html
香港 政府トップの選挙で混乱も
※クリックすると
NHKサイトを離れます
3月1日 5時46分
香港では今月行われる政府のトップ、行政長官の選挙に、中国政府に近い親中派の2人と、民主化の拡大を求める民主派の合わせて3人の立候補が決まったものの、親中派の候補2人に相次いでスキャンダルが浮上し、混乱が広がっています。
今月25日行われる香港の行政長官選挙への立候補には、まず投票権を持つ業界団体などの代表からなる1200人の選挙委員のうち、150人以上の推薦が必要で、29日、手続きが締め切られました。
その結果、去年まで香港の政務長官を務めていた唐英年氏と、政府の最高諮問機関の代表を務めていた梁振英氏の2人の親中派と、民主派の何俊仁氏の合わせて3人の正式な立候補が決まりました。
選挙委員の大半が親中派とされ、選挙は事実上、唐氏と梁氏の2人の争いになるとみられており、中国への返還後、初めて親中派どうしが香港のトップの座を争うと注目を集めています。
しかし最近、唐氏が自宅に豪華な地下室を違法に建築していたことが発覚した際、責任を妻に押しつけて指導者としての資質が疑問視されているのに続き、市民生活の改善を強調し世論の支持を得ている梁氏も公共工事の業者選定を巡る不正疑惑を追及されており、相次ぐスキャンダルの浮上に混乱が広がっています。
3162
:
チバQ
:2012/03/02(金) 12:17:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000096-san-bus_all
ミャンマー、経済制裁解除見越し欧米は先手 出遅れる日本、失う商機
産経新聞 2月29日(水)7時55分配信
拡大写真
世界がミャンマーにアプローチする中で、日本の出遅れが目立つ。写真は日本企業の支社が集まるサクラタワー(左) =ヤンゴン中心部(写真:産経新聞)
ミャンマーでテイン・セイン大統領率いる新政権が発足して3月で1年。予想をはるかに超える急速な政治・経済、社会の改革は、ミャンマーを東南アジアの最貧国から、魅力的な投資先へと押し上げつつある。世界各国からの熱い視線が集まるミャンマーの今をリポートする。(ヤンゴン 宮野弘之)
[フォト] ミャンマー詣で過熱 出遅れ日本、官民で中韓に巻き返しも…
「日本はこの国に来て、調査ばかりしている。NATO(No Action Talk Only)と呼ばれているのを知っていますか? 言うだけで何もしないという意味です」
ミャンマーの最大都市、ヤンゴン市内で会った地元ビジネスマンは、にが笑いした。長年、日本とのビジネスに関わってきたが、「FS(事業化調査)ばかり」でプロジェクトが進まない日本には、もううんざりと言わんばかりだ。
ミャンマー国内は、欧米の経済制裁解除を見込み、ビジネス機会を探す人であふれかえっている。中国や韓国、シンガポール、タイといったアジア諸国に限らず、経済制裁を行っている欧州連合(EU)のドイツやフランス、過去の軍政に厳しい態度を見せてきた米英のビジネスマンも、虎視眈々(たんたん)と狙う。
米国の大手清涼飲料メーカーやファストフードチェーンは「経済制裁が解除されれば、その翌日から店の改装に入れる状態になっている」と、米飲料メーカーと合弁企業立ち上げで契約したミャンマー人は言う。
彼によると、契約を結んだのは昨年8月。新政権発足後、報道規制の緩和や政治犯の大量釈放が始まっていたが、まだ、民主化の進展に懸念を抱く人が多かったころだ。
さらに、最近では、米国のホテルチェーンでシェラトンやウェスティンなどを展開するスターウッド・ホテル&リゾートと、マリオット・インターナショナルが、そろってミャンマーでのホテルビジネスに乗り出す意向を表明した。一方、ベトナム企業も、ヤンゴン市内の工業省跡地に約2億ドルを投資し、ホテルを建設することを発表した。
◆ベトナムがホテル
各省が首都ネピドーに移転したため、ヤンゴン市中心部には広大な遊休地が点在し、工業省跡地の隣には外国政府高官も泊まる地元資本の高級ホテルがある。地元では、ベトナム企業が米ホテルチェーンと組み、ホテルを建設する計画だとの見方がもっぱらだ。
日本が欧米の経済制裁に「西側の一員として」協力し、企業も手をこまねいているうちに、欧米各国は次々と手を打っている。
ドイツの金融機関のグループは「ビジネス虎の穴」とばかり、ミャンマーの起業家を募る目的で、良いビジネスプランには出資するとしてアイデアを公募する。多くの若いビジネスマンに交じり、米国の経済制裁対象者リストに載ったミャンマー経済界の実力者、エアバガン社長のテ・ザ氏(44)も、2千億チャット(約200億円)のビジネスプランを持って応募したという。
「経済制裁をしていないはずの日本が一番、取り組みが遅い。それがもどかしい」と地元ビジネスマンは言う。彼自身、ドイツの公募に50億チャットのビジネスプランを応募したという。このままでは、日本は大切なビジネスパートナーさえ失いかねない。
3163
:
とはずがたり
:2012/03/02(金) 20:15:22
有職故実を重んじる伝統主義的な俺としては当然此処は日ロ和親条約を結んで歯舞・色丹二島を日本に返還して,国後・択捉を日ロ雑居地とするもので良いだろう。4島返還の日本の主張など絵空事に過ぎないし。
で,雑居地が巧く行かないって事となれば当然次は択捉・国後交換条約で国後を日本領とする代わりに択捉をロシア領とする流れであるw
朝日新聞本紙によるとプーチン氏は中ロの国境確定に触れたようだが,wikiによると割と中国側に妥協する形で決まったみたいですねぇ。あれはもともと清から奪ったものだったって引け目もあるのかねえ?
別の朝日の記事によるとシベリアには中国人の入植者がふえているそうな。中国よ人海戦術で実質的に領土を取り戻せw
北方領土「最終決着させたい」 プーチン首相が会見
http://www.asahi.com/international/update/0302/TKY201203020160.html
ロシア大統領への返り咲きが確実視されているプーチン首相が1日夜(日本時間2日未明)、モスクワ郊外の首相公邸で朝日新聞の若宮啓文主筆ら日欧などの主要紙編集トップと会見した。日ロの懸案である北方領土問題について、柔道家として「引き分け」という日本語を使い、相互に受け入れ可能な妥協点を探り、「最終決着させたい」と表明した。
プーチン氏が日本について本格的に語るのは、2009年5月に首相として訪日した時以来となる。大統領1期目の00年9月には、ロシアの最高指導者として初めて、歯舞・色丹の2島引き渡しに言及した1956年の日ソ共同宣言の有効性を認めている。
プーチン氏は、この日も56年宣言に言及し、「我々はゴルバチョフ・ソ連大統領が遂行を拒否した56年宣言に戻る用意をしたが、日本側が『四島』を言い出して全てが最初の地点に戻った」と指摘。その上で、「我々が前進できるような接点が見つかることを期待する」と述べた。
さらに、「日本との領土問題を最終決着させたいと強く望む」とも主張。解決策は、貿易や投資といった経済分野などの相互協力を拡大する中で見つかるとし、領土問題が後ろに引っ込むような状況が必要だと強調した。
3164
:
チバQ
:2012/03/02(金) 22:11:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120302/chn12030221420006-n1.htm
「亡命騒ぎ」の重慶副市長は全人代を欠席へ
2012.3.2 21:41
中国の政策助言機関、人民政治協商会議(政協)のスポークスマン、趙啓正外事委員会主任は2日、四川省成都の米総領事館に駆け込み“亡命騒ぎ”を起こした重慶市の王立軍副市長について「現在、関係機関の調査を受けている」と述べ、5日から開かれる全国人民代表大会(国会)を欠席すると明らかにした。
四川省などで最近、チベット族が焼身自殺を図るケースが相次いでいることについて「自殺する時間や場所が事前に予告され、ビデオで撮影されていることに注意を払うべきだ」と指摘、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世らが扇動しているとの見方を示した。
3日に開幕する政協の会議に関する記者会見で述べた。(共同)
3165
:
チバQ
:2012/03/04(日) 10:11:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012030402000023.html
腐敗幹部追放の村 村長決定 自治体制整う
2012年3月4日 朝刊
3日、広東省陸豊市烏坎村の村委員選挙で、投票する村民=今村太郎撮影
【烏坎(うかん)村(中国広東省陸豊市)=今村太郎】住民が自治組織をつくって腐敗幹部を追放した中国広東省陸豊市烏坎村で三日、村政の執行部に当たる「村委員」の選挙があり、主任(村長)が決まった。「烏坎モデル」として注目された民主化運動は、村民による自治体制が整ったが、当局は同村の影響が広がり、一党独裁批判や住民運動へと発展しないよう警戒を強めている。
選ばれたのは、主任と副主任(副村長)ら。主任は、一連のデモ後、村トップの共産党村支部書記に就いた林祖鑾さん(66)に決まった。投開票は内外からの報道関係者数百人に公開され、投票率は81%だった。
今後は、党村支部の指導のもと、村民代表(村議)が各施策を審議し、村委員が執行する自治体制に移行する。地方幹部の独裁が常態化しているとされる中国では、異例のケースだ。
村では四十年間、前書記ら幹部が居座り、農地使用権を勝手に売って私腹を肥やした。村委員選挙も不正が続いてきたが、昨年九月から続いた村民のデモを受け、省政府がやり直しを決めていた。
人口一万二千人の村には約二千百世帯があるが、そのうち約千世帯は、前幹部の専横で農地を失った。村民は、農地使用権の返還を求める訴訟も検討するなど、強い姿勢を崩さない。農地を失い、現在は出稼ぎに出ている林永秋さん(43)はこの日、「投票のため帰省した。早く農業を再開したい」と話した。
一方、選挙を監督した広東省や陸豊市当局は、二月末に開かれた候補者演説会の会場選定などで介入。演説会が民主化集会となることを恐れてか、小さな会議室での開催を指示した。村側の要望もあり屋外ステージでの開催に落ち着いたが、多数の公安関係者が監視した。烏坎村に続けと同省の村で立て続けに起きたデモも当局に鎮圧されており、「第二の烏坎」は出ていないのが現状だ。
3166
:
チバQ
:2012/03/04(日) 10:11:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012030402000025.html
全人代あす開幕 成長目標引き下げか
2012年3月4日 朝刊
【北京=安藤淳】中国の第十一期全国人民代表大会(全人代=国会に相当)第五回会議が五日、北京の人民大会堂で開幕する。胡錦濤・温家宝体制で最後となる全人代では、二〇一二年の成長目標を7%台に引き下げるとともに、現指導部の集大成として、住宅価格抑制や社会保障の拡充など国民生活重視の姿勢をアピールするとみられる。
十年ぶりにトップが交代する共産党大会の開催を今秋に控え、政治局常務委員会入りを狙う次期最高指導部候補が一堂に会する。なかでも、側近が当局の取り調べを受けている薄熙来重慶市党委書記と、胡主席と同じ共産主義青年団出身で、薄氏のライバルとされる汪洋広東省党委書記に注目が集まりそうだ。
全人代の冒頭、温首相が今年の施政方針を示す政府活動報告を行う。中国メディアによると、国内総生産(GDP)の伸び率目標を前年の約8%から7・5%前後に下方修正し、消費者物価指数(CPI)の上昇率目標は前年同様、4%前後に設定する。習近平国家副主席も「今年から経済成長の目標を引き下げた」と示唆、変更すれば八年ぶりとなる。
中国経済は欧州債務危機などの影響で減速感が強まっている。輸出の伸びが期待できないなか、報告では「穏やかな経済成長」を堅持するものの、大規模な財政出動は控え、消費主導型への経済構造転換や物価の安定を図り、庶民の不満を抑えることに全力を挙げる考えを示す。
また、貧富の差が拡大し汚職も深刻化、デモも頻発している。環境破壊も深刻で、社会矛盾が広がる中、社会管理を強める姿勢も明確にする方針だ。
3167
:
チバQ
:2012/03/05(月) 21:32:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120305/chn12030514440002-n1.htm
民主的選挙の実行強調 「烏坎」受け中国首相、反腐敗闘争強調
2012.3.5 14:43 [中国]
中国の温家宝首相は5日の政府活動報告で「法律に基づいた民主的選挙を実行する」と述べ、反腐敗闘争を展開すると強調した。地元政府の腐敗に抗議する住民運動が続いた末、民主的な選挙が行われた中国広東省烏坎村での一連の動きを受けたものとみられる。
温首相は「政府改革」推進を急がなくてはならないと強調。その中で民主的選挙のほか、民主的政策決定、民主的監督を実行することや、土地の強制収用問題などを念頭に、大衆が強い不満を抱く問題の解決に力を入れると訴えた。
烏坎村では村のトップが長年にわたり身内で村の利権を独占。選挙も正当に行われず昨年、大規模な抗議活動に発展。中国当局が住民の訴えを認め、民主的な選挙で今月3日、自治組織「村民委員会」の役員選挙が行われ、トップが選出されていた。(共同)
3168
:
チバQ
:2012/03/05(月) 21:33:33
http://www.asahi.com/international/intro/TKY201203040448.html
脱原発掲げ韓国「緑の党」誕生 4月総選挙の争点に4日、ソウル市内であった「緑の党」の結党大会。原発のある選挙区だけでなく、比例代表でも候補者を擁立する=中野晃撮影
韓国で4日、「脱原発」を掲げる「緑の党」が誕生した。東京電力福島第一原発の事故後、李明博(イ・ミョンバク)政権の原発拡張路線に疑問をもつ市民が増え、結党につながった。4月の総選挙を前に非保守(進歩)系の野党4党は原発見直しで足並みをそろえており、原発の是非が対立軸に浮上している。
結党大会はソウル市内で開かれ、2030年までの「脱原発」を目指すことを決めた。党員は約6600人。韓国で最も古い古里(コリ)原発のある釜山市と、新規建設候補地の慶尚北道・盈徳(ヨンドク)で総選挙に擁立する候補者も決めた。ドイツの「緑の党」のような政権参画も目指す。
最大野党で金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両元大統領の流れをくむ民主統合党は、原発政策の「全面再検討」を綱領にし、「脱原発」を目指す議員グループもある。少数野党の統合進歩党や進歩新党も「脱原発」を掲げる。「緑の党」を含む4党の政策担当者は2月末に会合を開き、総選挙に向けて原発に関する共同政策づくりを検討することを決めた。
3169
:
チバQ
:2012/03/07(水) 23:50:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000008-reut-int
中国中央当局が重慶副市長拘束、薄熙来氏の最高指導部入りに暗雲
ロイター 3月7日(水)4時21分配信
[北京 6日 ロイター] 中国重慶市の王立軍副市長が米国総領事館に保護を求めたとされる問題で、同市政府は5日遅く、副市長が保安当局に拘束され、中央政府の取り調べを受けていると明らかにした。
王副市長は、次期最高指導部入りが有力視されている重慶市共産党委員会の薄熙来書記の腹心。2月に成都の米総領事館を訪れ、丸1日以上滞在した後、当局者に伴われて退去した。
これまで重慶市はこの件に関し沈黙を守っていたが、王氏が公安当局に連行され中央政府の取り調べを受けているなどの詳細が明らかになったことで、指導部入りに向けた薄書記の前途に暗い影を落とす格好となった。
重慶市の公式ニュースサイトに掲載されたインタビューによると、匿名の同市広報担当者は「私の知る限り、王氏は国家当局の取り調べを受けており、調査は進展している」と語った。その上で「徹底した調査の後、共産党中央部が規律および法律に厳密に沿って対応する」とした。
重慶市の黄奇帆市長は5日、香港のフェニックステレビとのインタビューで、王氏に米総領事館から退去するよう促したと明らかにした。「領事館に入ることは国家機密にかかわる問題を伴う」とし、同氏は中央公安当局者に調査のために同行を求められたと語った。
3170
:
チバQ
:2012/03/08(木) 12:40:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000103-san-int
ミャンマー 報道の自由、遠い道のり 新法案、厳しい検閲どこまで緩和
産経新聞 3月8日(木)7時55分配信
民主化が進むミャンマーで、民主主義の根幹ともいえる「報道の自由」が、どこまで許容されることになるのか−。現地などのジャーナリストの間では、政府が起草した新たな報道法案をめぐる論議が活発だ。一方、ミャンマー国外へ逃れ、反政府系メディアを運営する亡命ジャーナリストたちは祖国への帰国と将来の支局開設も視野に、政府の対応を注視している。(ヤンゴン 青木伸行)
新報道法案は、メディアの“お目付け役”である情報省の報道検閲登録局(PSRD)が起草した。詳細は明らかにされていないが、PSRDのティン・スウェ局長がその一端を、ヤンゴン市内で1月30、31の両日に開かれた会合で、つまびらかにしている。
会合に出席したジャーナリストによると、局長は席上、新法案について(1)メディアの活動を厳しく規制し罰則を規定した、1962年の印刷・出版登録法を事実上、改訂する(2)事前検閲を廃止する(3)メディアの権利、義務、倫理、罰則などを規定する−と説明した。
これに対し、ジャーナリスト側からは「法案はシンガポールやマレーシア、ベトナムと同じようなものだ。インドのメディアのような自由な活動はできず、多くを期待できない」などの見解が表明された。
「ビルマメディア協会」(BMA)や「国際ジャーナリスト連盟」(IFJ)も「報道の自由が保障されない恐れがある。印刷・出版登録法を廃止すべきだ」と疑いの目を向ける。
◆和平交渉○ 戦闘×
昨年6月、政府は芸術やスポーツ、ビジネスなど5分野の定期刊行物の事前検閲を廃止した。対象の刊行物は約200。政治などの約100の刊行物は依然、事前検閲を受けている。
検閲の実態はどうなっているのだろう。ヤンゴン市内で、とある週刊紙の編集者が語った。
「30ページのうち10%が、50人の検閲官の手で楔(くさび)を打ち込まれている感じだ。例えば、政府と少数民族の和平協議に関する記事は大丈夫。だが、両者間の戦闘の記事や避難民の写真、1988年の民主化要求運動の元学生活動家や、2007年の僧侶によるデモの関係者などの記事はタブーだ」
そして、「ビルマ(ミャンマー)のメディアはなお、世界で最も抑圧されている。数カ月や数年で自由がもたらされるとは思えない」と言う。パリを拠点とする「国境なき記者団」によると、昨年の世界の自由報道のランキングでミャンマーは、179カ国中169位となっている。
「ビルマ国内で発刊することが夢だ」。そう話すのは、タイを拠点とする反政府系「イラワジ」誌のアウン・ゾー編集長である。しかしタイに逃れた多くの亡命ジャーナリストが、帰国はまだ危険を伴うため当面はタイに残る意向という。
◆記者教育が重要課題
ノルウェーのオスロを拠点とし、亡命ジャーナリストらで組織する「ビルマ民主の声」のメンバーは最近、ミャンマー政府からビザを発給され、情報省の当局者らと会った。その際、情報省側が亡命ジャーナリストに、ミャンマー国内の出来事を報道するためのビザを発給することで合意したという。だが、支局開設までには「なお多くの段階がある」(「ビルマ民主の声」関係者)としている。
ミャンマー国内で外国メディアのために働く女性記者は「ミャンマーのジャーナリズムは弱く、若い記者も多い。ジャーナリストとしての教育を受けておらず、国際的な基準に照らすとレベルはかなり低い」と語る。報道の自由推進のうえでも、記者教育は重要な課題となっている。
3171
:
チバQ
:2012/03/08(木) 12:41:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000116-san-int
スー・チーさんの選挙戦 「建国の父」と二人三脚
産経新聞 3月8日(木)7時55分配信
【外信コラム】ミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんの自宅は、ヤンゴン市内のインヤー湖のほとりにある。広々とした敷地に一歩足を踏み入れると、芝生の緑がまぶしく輝き、ランの花などが彩りを添えている。その向こうに、2階建ての白亜の家が浮き立ってみえた。
スー・チーさんは、全国を行脚する選挙運動の合間を縫い、この家で要人との会談をこなしている。私が訪れた日のお相手は、国連のナンビア特別顧問だった。その後の記者会見を「今日はとても疲れているので、これで…」と打ち切った彼女の疲労困憊(こんぱい)した表情が、印象的だった。
「大学通り」に沿った自宅の大きな鉄の扉の上には、「国民の顔を見よ」「迅速に決断、行動せよ」という、父アウン・サン将軍の言葉が写真とともに掲げられている。
アウン・サン将軍といえば、英国からの独立に生涯をささげ、1948年1月の独立を目前にして、32歳の若さで凶弾に倒れた「建国の父」だ。地方へ行くと、スー・チーさんと父親の写真が並ぶ選挙ポスターも目につく。スー・チーさんの支持者には、「将軍の娘だから支持する」という人も少なくない。
スー・チーさんにとり選挙戦は、父親との二人三脚なのかもしれない。(青木伸行)
3172
:
チバQ
:2012/03/09(金) 22:20:49
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2012/03/09/0900000000AJP20120309002000882.HTML
韓国与党議員が離党 新党へ=公認候補選定に反発 2012/03/09 16:45 KST文字拡大 文字縮小印刷 【ソウル聯合ニュース】4月に行われる韓国総選挙(国会議員選挙)の党公認候補推薦を受けられなかった与党セヌリ党の田麗玉(チョン・ヨオク)議員が9日、離党を宣言して保守系の中道新党「国民の考え」に入党すると明らかにした。
党公認推薦を受けられなかったことに反発しセヌリ党を離党した議員は田議員で3人目となった。また、新党「国民の考え」への合流を宣言したのは田議員が初めて。
「国民の考え」は全国245地域区中200以上で候補を立て、比例代表を含め30以上の議席を確保することをめざし、先月13日に発足。党公認推薦を受けられなかったセヌリ党議員らにラブコールを送っていた。今後、推薦を受けられなかった最大野党・民主統合党の中道派議員らとも連帯する案を推進している。
3173
:
チバQ
:2012/03/09(金) 22:21:22
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/03/09/0200000000AJP20120309001700882.HTML
慰安婦被害者 国会議員選立候補へ=韓国 2012/03/09 15:35 KST文字拡大 文字縮小印刷 【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の従軍慰安婦にされた李容洙(イ・ヨンス)さん(83)が、来月11日に行われる韓国の総選挙(国会議員選挙)に最大野党の民主統合党の比例代表候補として出馬する。
李さんは9日、聯合ニュースの電話取材に対し「20年、30年といくら叫んでも日本はまったく動かないではないか。国会議員となって堂々と慰安婦問題を解決したい」と出馬の理由を明らかにした。
また、国会議員として日本政府の謝罪と賠償を求め、韓国だけでなくアジア各国の慰安婦被害者の名誉回復を目指すと話した。
李さんは15歳で日本軍の慰安婦として台湾に連行され、1945年に故郷の大邱に戻った。2004年に外交通商部長官を相手取り韓日会談文書の公開を求める訴訟の原告代表を務めた。2007年には米下院の公聴会で証言し、日本政府に慰安婦問題の公式謝罪を求める決議案採択をけん引した。
3174
:
チバQ
:2012/03/09(金) 23:43:34
http://www.asahi.com/international/update/0309/TKY201203090736.html
重慶市書記、部下をばっさり 会見で副市長事件語る[PR]
中国重慶市の王立軍副市長の米国総領事館駆け込み事件で注目が集まる同市の薄熙来書記が9日、北京で開幕中の全国人民代表大会で1時間余りにわたり記者の質問に答えた。海外を含め約150社のメディアが参加。事件後、薄氏が公に事件を語るのは初めてだ。
「我々は彼に英雄の称号を与えたことなどない」
薄氏は自身の業績であるマフィア撲滅運動を支えた部下を「王立軍」と何度も呼び捨てにした。
「(駆け込み事件は)全くの予想外で突然のことだった」と述べ、「監督不行き届きだった。重慶で起きた問題はすべて私に責任があるが、どの地方でも個別の問題や突発的な事件は起こるものだ」とかつての「功臣」を批判した。
3175
:
チバQ
:2012/03/10(土) 12:25:10
http://www.asahi.com/international/update/0304/TKY201203040070.html
2012年3月4日10時50分
当落の鍵握る国民的英雄 東ティモール大統領選迫るラモス・ホルタ大統領=M・スルヤ氏撮影
グスマオ首相=AP
東ティモールの地図
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東ティモールの大統領選が、今月17日に行われる。人口100万人余りの国ながら、名乗りを上げたのは13人。混戦状態のなかで当落のカギを握るのは、独立闘争時代からの国民的英雄シャナナ・グスマオ首相(65)だ。しかし、本意がはっきりせず、さまざまな臆測が飛び交っている。
「シャナナが私に怒って別の候補を支持したのか、何か戦略があるのか。わからない」
ラモス・ホルタ大統領(62)は1日、朝日新聞との会見で、複雑な心境を吐露した。ノーベル平和賞受賞者でもあるホルタ氏は、1年ほど前から「2期目は出馬しない」と言っていたが、1月31日に突如立候補を表明。すると、グスマオ氏率いる東ティモール再建国民会議(CNRT)は先月、ルアク前軍司令官(55)の支持を発表した。
グスマオ氏とホルタ氏は独立闘争の盟友。2人は本当に袂(たもと)を分かったのか。各陣営や専門家の見方は分かれる。
3176
:
杉山真大
◆mRYEzsNHlY
:2012/03/12(月) 12:46:23
橋下市長の政治手法、呉・前ソウル市長と酷似 韓国野党国会議員が指摘
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120312-OYT1T00132.htm
来日中の韓国左派系野党の国会議員、権永吉(クォンヨンギル)氏が11日、大阪市内で労働組合関係者らと会談し、橋下市長の政治手法について意見交換した。
労組を支持基盤とする権氏が呼びかけた。市労働組合連合会の弁護団らが出席し、橋下市長が2回連続で最下位の人事評価を受けた職員を分限免職できる制度の創設を目指すなど公務員改革や労組批判を展開する現状を説明した。
権氏は、前ソウル市長の呉世勲(オセフン)氏が2007年に同様の免職制度を導入し、公務員削減や事業の民営化などの政策で支持を集めたと紹介、「橋下市長と手法が共通している」と指摘した。ただ、免職制度は労組の抵抗もあって10年に廃止され、呉氏も福祉施策を巡って辞職に追い込まれたとし、「大阪の労組も絶えず闘争してほしい」と強調した。
(2012年3月12日10時00分 読売新聞)
3177
:
チバQ
:2012/03/12(月) 21:48:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120312-00000048-mai-int
<ミャンマー>「自由、公正」な実施焦点…補選まで3週間
毎日新聞 3月12日(月)19時8分配信
拡大写真
街角で支持を訴えるミャンマー民主党の運動員=ヤンゴン市内で西尾英之撮影
【ヤンゴン西尾英之】ミャンマー議会補欠選挙は、4月1日の投票日まで3週間を切った。最大民主化勢力「国民民主連盟」(NLD)を率いるアウンサンスーチー氏自身の当選は確実。NLDが何議席を獲得するかとともに、米欧が経済制裁解除の前提条件に掲げる「自由、公正」な選挙の実施が、最大の焦点となっている。最大都市ヤンゴン市内の選挙区で、選挙戦を見た。
【ミャンマー情勢】スーチーさん単独会見:議員活動に意欲「国民に自由を」
「民主党に投票を」。そろいの黄色い帽子姿の運動員が声をからしながら、ヤンゴン中心部の東に隣接するミンガラタンニュン選挙区の住宅地を練り歩く。NLDとは別の民主化勢力政党「ミャンマー民主党」は、今回の補選でこの選挙区に党首のトゥウェイ氏(79)を擁立。現国会上下院で過半数の議席を占める政権与党「連邦団結発展党」(USDP)やNLDなど、他の4党の候補者と国会下院1議席を競う。
補選では、10年の総選挙で選出されながら閣僚就任などで辞任し、空席となった国会上院6議席、下院40議席、地方議会2議席の計48議席を選出する。
民主党など総選挙に参加した民主化系や少数民族系の10政党は昨年、補選での協力協定を結び、同じ選挙区での相打ちを避けるため候補者の一本化に合意した。
10政党はその後、補選参加を決めたNLDにも候補者調整に参加するよう呼びかけたがNLD側は反応せず、多くの選挙区でNLDと10政党連合の候補者が競合する事態となっている。
「一昨年の総選挙をボイコットしたNLDには、総選挙に参加した10政党への感情的なわだかまりがあるのだろう」。地元記者の一人はそう打ち明ける。
「我が党の選挙運動は車3台を使うのがやっとだ。NLDは5、6台。USDPは15台。これが力関係だ」。選挙の見通しを聞くと、トゥウェイ氏はそう言って笑った。「一昨年の総選挙では、我々の選挙運動を当局の情報部員が監視し、事務所に訪れては支持者を脅した。それに比べると今回、目に見える圧力はない。政権は制裁解除のために気をつかっており、我々は満足している」とも語った。
だが実際には国際的な基準に照らせば「自由、公正」とはとてもいえない選挙妨害行為もある。政見放送収録時、当局はトゥウェイ氏の原稿にあった「隣国タイに比べ我が国の社会保障や医療制度は遅れている」との部分を削除するよう強く要求。結局、同氏はこの部分を省いて収録を行った。
NLDの女性候補者ピューピューティン氏(40)は、スーチー氏の自宅軟禁解除を求めてハンガーストライキを行い投獄された経験もある社会運動活動家だ。「有権者名簿と実際の隔たりが大きい。公開された名簿を基に実地調査し当局に修正を求めているが、反応は鈍い」と話す。
「USDPはほとんど選挙運動をしていないが、使えるカネが桁違いだ。しかし、これまで政治的な話をすることを恐れていた市民が、私たちと自由に話すことができるようになった。投開票が自由、公正に行われれば必ず当選する」と力を込める。
街頭ではスーチー氏とピューピューティン氏が並んで写った赤いNLDのポスターは目立つものの、USDPなど他党のポスターはほとんど見当たらない。「我々が勝てば不公正だと非難を浴び、負ければ『自由、公正に行われた』となるのだろう」。USDPの関係者はそうこぼした。
3180
:
チバQ
:2012/03/13(火) 21:50:57
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120313/plc12031310390005-n1.htm
台湾代表の指名献花外し、対応に問題なし 藤村官房長官、前日の首相謝罪覆す
2012.3.13 10:38 [野田首相]
参院予算委員会で民主党の武内則男氏の質問に答えるため挙手する藤村修官房長官=13日午前、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)
政府が11日に主催した東日本大震災の一周年追悼式典で、台湾代表の出席者が指名献花から外されるなど冷遇された問題で、藤村修官房長官は13日午前の記者会見で「外交団という仕切りの中で整理され、外務省と内閣府で調整済みだったと後から聞いた」と述べ、対応に問題はなかったとの認識を示した。
また12日に開かれた玄葉光一郎外相主催の各国高官のレセプション(歓迎会)には、台湾代表を招待したことを明らかにした。
追悼式典には台湾の事実上の大使館にあたる台北駐日経済文化代表処の羅(ら)坤燦(こんさん)副代表が出席したが、「民間機関代表」との位置づけで、企業関係者などの一般席に案内された。
この件について野田佳彦首相は12日の参院予算委員会で「本当に申し訳ない。深く反省したい」と陳謝しており、一夜にして謝罪を覆した形だ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120312/plc12031221040009-n1.htm
追悼式で台湾冷遇、指名献花から除外 首相が陳謝
2012.3.12 21:03 [野田首相]
政府が11日に主催した東日本大震災の一周年追悼式典で、台湾代表として出席した台北駐日経済文化代表処の羅坤燦(らこんさん)副代表が指名献花から外されるなど冷遇されたことが分かった。12日の参院予算委員会で世耕弘成氏(自民)が明らかにした。
野田佳彦首相は「台湾の皆さまに温かい支援をいただいた。その気持ちを傷つけるようなことがあったら本当に申し訳ない。深く反省したい」と陳謝した。藤村修官房長官は「十分にマネジメントできていなかったことについてはおわびしたい」と述べた。
世耕氏によると、政府は約160の国と国際機関の代表に会場1階に来賓席を用意したが、羅氏は「民間機関代表」と位置付け、2階の企業関係者などの一般席に案内。指名献花からも外し、羅氏は一般参加者と献花したという。
世耕氏は「台湾の友情に応えるべきではないか。一人の日本人として台湾の皆さまにおわびしたい」と政府の対応を強く批判した。
台湾は、大震災の際、世界最大規模の約200億円の義援金を寄せた。政府は昭和47年の日中国交正常化後、台湾を国として承認していないが、代表処は事実上の大使館にあたる。
3181
:
チバQ
:2012/03/14(水) 22:03:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031400639
重慶トップに「反省」求める=政治改革推進、「文革再来」に危機感−中国首相
【北京時事】中国の温家宝首相は14日、全国人民代表大会(全人代)閉幕に合わせた記者会見で、重慶市の薄熙来共産党委員会書記の元腹心・王立軍副市長が米総領事館に駆け込んだ事件について薄熙来氏率いる市党委・政府に「反省」を求め、王立軍事件から教訓を学ぶよう戒めた。
秋の共産党大会を前に、政治局常務委員会入りを狙う薄氏の動向も絡み内外の関心を集める王立軍事件に関し、薄氏は9日、記者団に「孤立した事件」と述べ、自分と関係がないと強調。温首相の発言は薄氏にとって痛手となりそうだ。
一方、温首相は記者会見で「経済体制改革だけでなく、政治体制改革、特に共産党・国家の指導制度改革を進めなければならない」と断言。共産党の絶対的権限が政府に介入するなど党に権力が過度に集中する実態を改め、「党政分離」を進める必要性を訴えた。
さらに温首相は「文化大革命(1966〜76年)の誤った封建的な影響がまだ完全に取り除かれていない」と指摘した。その上で「政治体制改革が成功しなければ、経済体制改革で得た成果も失われるばかりか、社会で新たに発生する問題も解決できず、文革の歴史的悲劇を繰り返すかもしれない」と警告。社会を大混乱に陥れた文革に言及し、党幹部に改革に向けた決意を持つよう促した。(2012/03/14-16:52
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:
チバQ
:2012/03/14(水) 22:04:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000930-yom-int
温首相、重慶市党委書記らを批判…異例の口調で
読売新聞 3月14日(水)19時45分配信
【北京=加藤隆則】温家宝首相は14日の記者会見で、重慶市の王立軍・元公安局長が米総領事館に駆け込んだ事件について、「重慶市の歴代政府と多くの市民は、改革建設の事業で実績を上げたが、現在の市共産党委と市政府は必ず反省し、真剣に事件の教訓をくみ取るべきだ」と、異例の厳しい口調でトップの薄煕来(ボーシーライ)同市党委書記らを批判した。
同事件については、13日に閉幕した人民政治協商会議の趙啓正報道官が2日、会見で「孤立して発生した事件」とだけ言及。温首相はさらに踏み込んで上層部の責任を追及したもので、「事件の調査と処理の結果は必ず国民に回答する」と強調した。
温首相は、文化大革命を発動した左派の誤りも指摘。薄書記が推進した「唱紅(革命歌を歌う)」運動を暗に批判したものだとする見方も広がっている
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000104-reut-int
中国の温首相、重慶市の薄熙来氏を強く非難
ロイター 3月14日(水)20時24分配信
3月14日、中国の温家宝首相は、重慶市副市長が米国総領事館に駆け込んだ2月の事件をめぐり、次期最高指導部入りが有力視される同市共産党委員会の薄熙来書記(写真)を強く非難した。3日撮影(2012年 ロイター/Jason Lee)
[北京 14日 ロイター] 中国の温家宝首相は14日、重慶市副市長が米国総領事館に駆け込んだ2月の事件をめぐり、次期最高指導部入りが有力視される同市共産党委員会の薄熙来書記を強く非難した。
薄書記の腹心で前重慶市公安局長の王立軍・副市長は先月、成都の米国総領事館を訪れたが、その後、国家保安当局に連行され、調査を受けている。
この事件が、中国共産党政治局常務委員のポストを狙う薄書記にとって汚点となるのではないかとの憶測が広がっていた。
温首相が今回のスキャンダルについて重慶市政府を叱責(しっせき)したことで、薄書記の先行きに一段と暗雲が立ち込めた格好だ。
事件をめぐり、中国最高指導部のメンバーが公の場でコメントするのは初めて。
首相は国営テレビで生中継された全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉幕に合わせた記者会見で、「現在の重慶市の党委員会と政府は反省し、事件から教訓をくみ取らなければならない」と述べた。薄書記の個人名には言及しなかった。
中国政府として事件を重視しているとした上で、「早急に関連部局に特別調査を実施するよう指示した」と述べた。
調査は法律に従って厳正に行われ、進展がみられたとし、「調査結果や(事件の)内容に対する答えは人民に伝える。法律や歴史の評価に耐えられるものになるだろう」と述べた。
3183
:
チバQ
:2012/03/14(水) 22:24:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120314/chn12031421350004-n1.htm
格差是正など経済構造調整が狙い
2012.3.14 21:32
全人代の閉幕式が行われた北京の人民大会堂=14日(共同)
中国の全国人民代表大会(全人代)閉幕日の14日に採択された「政府活動報告」で今年から、経済成長率目標を7・5%に引き下げたことに関し、温家宝首相は記者会見で「(経済の)構造調整に取り組むためだ」と強調した。中国経済減速への懸念を牽制する一方、格差是正や汚職問題など国民の不満が強い問題に取り組む姿勢をアピールした。
任期最後の1年を迎えた温首相は、格差是正に向けた収入分配改革を課題としてあげ、「国有企業幹部ら高所得者の収入を抑え、中所得者層を増やす必要がある」と、既得権益層にメスを入れる考えを示した。
加えて温首相は不動産バブルの対策強化について、「地方は土地(使用権)の売却で大きな収入を得ており、金融機関や不動産会社の利益にも影響が及ぶ。(このため、バブル解消に向けた)改革を阻止しようとする力が大きい」と指摘。農地を強制的に買い上げて開発し、転売する地方当局などを批判した。
国際的に切り上げ要求が強い人民元問題では、「2005年の為替制度改革で人民元為替相場は30%上昇、レートは均衡水準に近づいた」と説明。「今後も改革のペースを加速し、為替相場が上下に変動するように取り組む」と弾力的に対応する方針を表明した。(北京 河崎真澄)
3184
:
名無しさん
:2012/03/15(木) 12:38:29
http://mainichi.jp/select/world/news/20120315k0000e030189000c.html
中国共産党:重慶市トップの薄熙来氏を解任
【北京・工藤哲】15日の中国国営新華社によると、中国共産党中央委員会は、重慶市トップの薄熙来(はくきらい)党委書記(政治局委員)の職を解き、後任に張徳江(ちょうとくこう)副首相をあてる人事を決めた。薄氏は秋の党大会で最高指導部入りが予想されているが、今回の解任で流動的となった。重慶市では副市長をめぐるトラブルが発生し、その処理での引責とみられる。
薄氏は1949年生まれ。父親は副首相を務めた薄一波氏(故人)で、高級幹部子弟の「太子党」の一人。大連市長や遼寧省長などを歴任した。
張氏は46年に遼寧省で生まれ、71年に共産党に入党。延辺大朝鮮語学部を75年に卒業後、78年から80年には北朝鮮の金日成総合大学へ留学した。金正日総書記とも親交があった。広東省党委書記などを経て、08年から副首相を務めている。
重慶市では王立軍副市長が2月2日に兼務していた公安局長を解任され、4日後に四川省成都の米総領事館に駆け込んだ。市政府はその後、「副市長は休暇を取って治療を受けている」と発表したが、米国務省が総領事館訪問を公表。中国政府も丸1日滞在したことを認め、「関係部門が調査中」と説明した。
市トップの薄氏は今月9日、内外メディアと会見した際に「反省が必要な点は認める」と語ったが、「個別の事件」として自身の責任は限定的との見方を示した。
駆け込みの理由を巡っては「公安局長解任に反発した副市長が薄氏や家族の腐敗を示す資料を持ち込んだ」「身の危険を感じて保護を求めた」などの説を香港メディアが報じている。
毎日新聞 2012年3月15日 11時58分
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:
名無しさん
:2012/03/15(木) 12:40:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000075-mai-cn
<チベット>大規模暴動から4年 緊張緩和の兆し見えず
毎日新聞 3月13日(火)21時10分配信
中国チベット自治区ラサで08年3月に起きた大規模暴動から14日で丸4年を迎える。四川省や青海省などのチベット族自治州では、中国政府の政策に抗議し、昨年3月以降の約1年間で計26人が焼身自殺を図るなどチベット族の不満がくすぶり続けている。胡錦濤国家主席は国会にあたる全国人民代表大会(全人代)で改めて従来の社会管理を堅持する考えを強調。緊張が緩和される兆しは見られない。【上海・隅俊之、北京・工藤哲】
08年の暴動では、ラサでチベット独立を求めるチベット仏教の僧侶や市民による大規模なデモ隊が警官隊と衝突し、多数の死者を出した。今月10日には、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の亡命につながったチベット動乱から53年を迎えた。チベット族の節目となる日が続くが、これまでチベット族居住区で大規模な抗議行動などは伝えられていない。
ただ、米政府系の自由アジア放送(RFA)などによると、今月4日と5日に四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で男女2人が焼身自殺した。その直前の3日には甘粛省甘南チベット族自治州瑪曲県で19歳の女子学生が焼身自殺しており、四川省や青海省以外の地域にも抗議行動が拡大している。
RFAは、今年1月にインドを訪問し、ダライ・ラマ14世の宗教行事に参加したチベット族数百人が、中国への帰国後に拘束され、ラサの施設で政治教育を受けさせられていると伝えた。
四川省アバ県のチベット族女性は毎日新聞の電話取材に「周囲の寺院への出入りは警察によって厳しく制限されている」と証言。甘粛省瑪曲県のチベット族女性は「(焼身自殺事件が起きた後の)7日か8日ごろから、多数の警官隊が街に入ってきた。交差点ごとに3、4人の警察官が立って住民の動きを監視している」と訴えた。
当局はこうした地域への外国人記者の出入りを制限し、情報統制を敷いている模様だ。現地への電話は通じにくい状態が続いている。アバ県では一般家庭に電話をかけていったん切れた後、再度電話をかけてもつながらない状態になった。
胡主席は9日、全人代でチベット自治区代表団の審議に参加し、「社会の安定維持を継続し、民族の団結と統一を堅持しなければならない」と改めて指示した。RFAは13日、四川省幹部の話として、今年中にチベットの管理政策に従事する幹部1000人をチベット族居住区に派遣すると伝えた。地域の緊張の高まりが背景とみられる。
■今年1月以降のチベット族を巡る主な動き
1月8日 青海省のチベット族自治州でチベット仏教高僧が焼身自殺
24日 四川省色達県でチベット族のデモ隊に治安部隊が発砲。少なくとも2人死亡
26日 四川省壌塘県でも治安部隊のデモ隊への発砲で20歳の男性が死亡
2月11日 四川省アバ県で19歳のチベット族僧侶が焼身自殺
3月3日 甘粛省瑪曲県でチベット族の女子学生が焼身自殺
4日 アバ県でチベット族の女性が焼身自殺
5日 アバ県でチベット族の男性が焼身自殺
10日 チベット動乱から53年
14日 ラサの大規模暴動から4年
3187
:
チバQ
:2012/03/15(木) 21:46:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000609-san-int
薄氏解任 胡主席攻勢 権力均衡崩れる
産経新聞 3月15日(木)21時36分配信
【北京=矢板明夫】中国共産党の次世代指導層の一人と目される薄煕来・重慶市党委書記が15日解任され、これまで均衡がとれていた共産党内部の権力バランスが大きく崩れた。薄氏と対立する胡錦濤国家主席が率いる共産主義青年団(共青団)出身者グループが政局の主導権を握ったことを意味し、秋の党大会後に発足する習近平指導部の権力基盤に、大きな打撃を与えそうだ。
国営新華社通信が15日に伝えた党幹部人事では、薄氏は解任されただけで、次のポストについて触れていない。このような形の発表は、薄氏は失脚しなくても閑職に追いやられる可能性が高く、政治生命はほぼ終了したと見てよい。
薄氏は次期最高指導者の党総書記に内定している習近平国家副主席と同じく、元高級幹部子弟で構成する太子党グループに属する。2人は派閥内の競合相手であり、関係は良好といえないが、薄氏が次期指導部から脱落したことは、習氏の派閥の党内における影響力の弱体化につながる。また、薄氏が汚職などの罪で刑事責任を問われるような展開になれば、太子党全体のイメージが低下する。
今年2月に起きた薄氏の元腹心の王立軍副市長の米総領事館駆け込み事件をきっかけに始まった薄氏解任劇は、共青団派が主導したといわれる。共産党筋は「太子党の大物を倒したことで、胡錦濤派の影響力が俄(が)然(ぜん)、強化された」と指摘する。
薄氏は、胡主席の側近の汪洋広東省党委書記と深い確執があったとされる。汪氏は前任の重慶市党委書記だったが、言論の自由などに寛容的で、経済の活性化や新産業育成に熱心な改革派として知られた。
一方、薄氏は腐敗撲滅運動や愛国主義教育を積極的に推進し、市民に革命歌を斉唱させるなど毛沢東時代さながらの保守路線を歩む。薄氏は2007年に重慶市党委書記に就任後、汪氏の業績をほぼ全否定し、汪氏が重用していた市幹部を「腐敗分子」等の名目で次々と免職し、投獄した。
薄氏のやり方は江沢民前国家主席ら一部長老の支持を取り付けたが、共青団グループの猛反発を受けた。
薄氏が重慶市党委書記に就任後の約5年間、胡主席と温家宝首相は一度も重慶を視察しなかった。
今回、薄氏の後任に江沢民派の張徳江副首相を据えたことは、標的は薄氏に限定し、全面抗争は避けたい胡錦濤指導部の思惑がうかがえる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000048-mai-cn
<重慶トップ解任>指導部、激しい権力闘争
毎日新聞 3月15日(木)14時1分配信
【北京・成沢健一】中国重慶市トップの薄熙来(はくきらい)党委書記を解任、張徳江副首相を後任にあてる人事が決まったことは、今秋の共産党大会を機に発足する最高指導部人事を巡って激しい権力闘争が繰り広げられていることを改めて印象づけた。
副首相だった薄一波氏(故人)を父に持ち、高級幹部子弟を指す「太子党」の代表格と言える薄氏は、07年に重慶市に転じてからも派手なパフォーマンスで全国から注目され続けた。しかし、四川省成都の米総領事館に駆け込んだ王立軍副市長(前公安局長)とともに展開した暴力団撲滅キャンペーンは、市民の喝采を浴びたものの、強引とも言える摘発に対して「法治を軽んじている」と人権派弁護士らから批判の声が上がった。
暴力団の後ろ盾になっていたとして摘発された市幹部には、薄氏の前任者である汪洋・広東省党委書記(政治局委員)やさらにその前の重慶市トップだった賀国強・党規律検査委書記(政治局常務委員)に近い人物も含まれ、波紋を広げていた。王副市長が2月に公安局長職を解任されたのは、賀氏がトップを務める規律検査委が王副市長の汚職追及を進め、薄氏が自身に影響が及ぶのを避けるための措置だったと香港メディアは伝えていた。
また、薄氏が力を入れた紅歌(革命歌)を歌う運動は、政治的な混乱で多くの犠牲者を出した文化大革命を想起させるとの指摘もあり、胡錦濤国家主席や温家宝首相は批判的だったとされる。
薄氏や、次期最高指導者に就くことが確実視される習近平国家副主席ら太子党の幹部は、親の代から受け継ぐ人脈を背景に既得権益層とのつながりが深い。一方、胡主席や李克強副首相(政治局常務委員)、汪氏ら「中国共産主義青年団(共青団)」の出身者は、法制度の拡充や改革の進展に前向きな発言が目立つ。
薄氏の解任は、こうした政治路線の対立と人事を巡る駆け引きが背景にあるとみられており、太子党や保守派にとっては大きな打撃となりそうだ。
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:
チバQ
:2012/03/15(木) 21:53:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120315/kor12031521240005-n1.htm
元慰安婦が国会議員に? 野党民主党の比例候補
2012.3.15 21:23
【ソウル=黒田勝弘】韓国の各政党は4月の国会議員選挙に向け候補者選びに余念がないが、野党・民主統合党の候補の一人に元慰安婦の老女(84)の名前が挙がっている。慰安婦問題は支援団体の執拗(しつよう)な反日行動が続く中、ついに元慰安婦を国会議員にしようとするところまでエスカレートした。
現在、与野党とも地域区の公認候補選定はほぼ終わり、最終段階の比例代表(全国区)候補の選定に入っている。これに対し元慰安婦の一人が民主統合党に出馬を申請。正式に公認候補になるかどうかは未定だが、民主統合党は公認に前向きという。
過去の日本の責任を追及する慰安婦問題では、日本大使館前での慰安婦記念像の無許可設置など、支援団体による元慰安婦を反日運動の象徴に見立てた動きが目立つ。元慰安婦の政界進出案もその一つだ。
3190
:
チバQ
:2012/03/15(木) 22:09:36
http://www.cnn.co.jp/business/30005900.html
中国「人民」代表は超リッチ、資産総額7兆円超
2012.03.13 Tue posted at: 14:14 JST
香港(CNN) 中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)。出席した代表の資産に目を向けると、同国が世界有数の富裕国になったのではないかと思わせる。
全人代を構成する3000人のうち、富裕層75人の2011年の資産総額は900億ドル(約7兆4000億円)を超す。参考までに、このほどまとまったギリシャに対する第2次支援は約1700億ドルだった。
資産額トップは飲料大手ワハハ集団を経営する同国第2位の富豪、宗慶後氏の108億ドル。紅白のラベルが目印の同社の飲料は、北京の観光名所からヒマラヤの山間部にあるチベット高原に至るまで、国内全土で売られている。このほか上位5位までを自動車や不動産業界の経営者が占めた。
米国の富豪政治家や議員と比較すると、オバマ大統領を含む米国の政治家や議員の上位600人が申告した2010年の所得は48億ドルと、全人代の75人の900億ドルを大幅に下回る。米議会で資産額トップのダレル・アイサ下院議員の推定所得は7億ドル。もし中国にいればランキング下位に転落する。
さらに、全人代と同時に開かれている国政助言機関、中国人民政治協商会議(政協)を構成する富豪70人あまりの11年の資産総額は1000億ドル超。持ち物も豪勢で、少数民族出身のある委員は800ドルのバーバリーのハンドバッグを持ち、不動産大手の恒大地産集団の会長は950ドルのエルメスのベルトを着用。別の女性委員はマーク・ジェイコブスの1万ドルのバッグを抱えていた。
中国の国民の1人当たり年間所得は約2400ドル(約20万円)。ネットでは、同機関を「人民」代表大会と呼ぶことに疑問を投げかける声が相次いでいる。
3191
:
チバQ
:2012/03/15(木) 22:11:58
>>3180
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120315/plt1203150719001-n1.htm
官房長官いい加減!「問題ない」発言を一転撤回2012.03.15
東日本大震災一周年追悼式典で台湾代表として出席した羅(ら)坤(こん)燦(さん)台北駐日経済文化代表処副代表が指名献花から外された問題で、藤村修官房長官は14日の参院予算委員会で「配慮が足りなかった点についてはおわびしたい」と陳謝、13日の「事務レベルの仕切りに問題があったとは思わない」との発言を撤回した。
12日の参院予算委で問題を取り上げた世耕弘成氏(自民)が再び追及した。藤村氏は、指名献花での対応を「事務的に問題はなかったが、もう少し配慮があってしかるべきだった。新聞報道は発言の一部で私の言ったこととちょっと違う」と強弁。羅氏を1階の来賓席ではなく2階の一般席に案内したことも「何か問題があったということではない」と開き直った。
ところが、世耕氏が「記者会見で明言したではないか」と迫ると、藤村氏は「式典の運びに配慮が足りなかったことは問題で反省材料としたい。事務的にも問題があったことをきちんと認め、おわびしたい」と渋々発言を撤回した。
一方、野田佳彦首相は「私はやはり失礼があったと思う。きちんとご案内しなかったことも含めて心からおわびしたい」と陳謝。藤村氏の13日の発言についても「誤解を招いたならば申し訳ない」と述べた。
3192
:
チバQ
:2012/03/15(木) 22:17:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120315/chn12031503190001-n1.htm
中国総局長・山本勲 中国政治は闇の中
2012.3.15 03:19 [中国]
中国の全国人民代表大会(全人代=国会)が14日、閉幕した。来春引退する温家宝首相の施政方針演説が新味を欠く一方で、内外の関心は重慶市トップの薄煕来・党委書記の一挙手一投足に集中した。大会1カ月前の深夜、側近中の側近だった王立軍副市長が四川省成都市にある米国総領事館に政治的保護を求めて駆け込むという、前代未聞、スパイ小説さながらの事件が起きたからだ。
各種情報によると、2月6日深夜、1台の車がひそかに成都の米総領事館に入り、翌日には警察車両約70台が周囲を包囲した。
駆け込んだのが王副市長で、包囲したのが薄書記の命で身柄を取り戻そうとした重慶市当局とされる。米国は王氏の要求を受け入れず、同氏は重慶に戻ることを固く拒み、身柄は中央の国家安全部が拘束、北京で取り調べ中だ。
内外の強い関心にはさらに深い理由がある。薄書記は秋に開く第18回共産党大会で最高指導部の党政治局常務委員会入りが有力視されていた。党大会では、胡錦濤国家主席ら現指導者から習近平国家副主席ら次世代への世代交代が行われる。
現在の常務委員会(9人で構成)では江沢民前国家主席系の上海閥・太子党(高級幹部子弟)派が6人を占め、共産主義青年団(共産党の青年組織)閥の胡主席、李克強副首相と無派閥の温首相は少数派だ。
このため指導力を十分発揮できなかった胡主席としては、何としても自派閥で多数派を構成したいところで、江派と水面下で熾烈(しれつ)な勢力争いを繰り広げている最中だった。
薄書記は習副主席と同様、父が副首相を務めた太子党の有力者。江前主席との関係が緊密で毀誉褒貶(きよほうへん)の激しい評判が胡主席らに疎まれたか、2007年秋に中央政府の商務相から重慶市書記へと、遠ざけられた。
そこで薄書記は重慶で暴力団撲滅と毛沢東賛歌を歌う運動を大々的に展開、成果を全国に宣伝した。腐敗官僚や暴力団が幅をきかし、貧富格差が拡大する中で、この運動は当初、庶民の喝采を浴びた。それは現状を招いた胡政権への批判とも、“挑戦状”とも受け取られた。
王副市長は以前、遼寧省省長を務めた薄書記が暴力団撲滅のため同省から呼び寄せた公安のプロ。市公安副局長に着任した08年6月から9月末までに「約3万3千件の刑事案件を摘発、9500人を逮捕した」(重慶市当局)という。通常の法治国家では考えられない数字で、冤罪(えんざい)の訴えがあふれている。
一時は英雄扱いされた王副市長は2月2日に突如、兼務していた公安局長を解任された。「胡錦濤派が王氏の悪行を調べ始めたため、薄書記がトカゲのシッポ切りを図った」との見方が出始めた。王氏は「身の危険を察し、米総領事館に駆け込んだ」と告白しているという。
全人代閉幕後の会見で温首相は事件に触れ、「法に基づき厳格に処理する。重慶市の党・政府は反省し、真剣に教訓をくみ取らねばならない」と厳しい表情で語った。薄書記の常務委入りは難しくなった。
胡主席としてはこれを機に同書記の責任をとことん追及して威信を確立し、党大会人事を有利に運びたいところだ。しかし江派の反撃も予想され、これから両派の権力闘争がどう展開するか分からない。薄書記の処遇も最後は双方の力関係で決まるだろう。中国政治の一寸先はいつも深い闇の中だ。
3193
:
チバQ
:2012/03/16(金) 12:25:06
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/03/16/20120316ddm003030064000c.html
クローズアップ2012:中国、重慶トップ解任 対立激化に危機感 党指導部、火消しか
中国の次期最高指導部入りを目指していた薄熙来(はくきらい)政治局委員(62)が突然、重慶市トップの共産党委書記を解任された。党指導部が10年ぶりに世代交代する秋の党大会を前に、水面下で権力闘争が激しさを増しているとの観測も強まる一方、胡錦濤指導部が権力移譲を円滑に進めるため党内対立の火だねを取り除いたという見方もある。急展開した薄氏解任劇の背景を探った。【北京・成沢健一、工藤哲】
「今回の調整は、中央が現在の情勢と大局に基づき、慎重に考慮して決定した」。中国メディアによると、15日に開かれた重慶市の幹部会議で李源潮・党中央組織部長(政治局委員)は薄氏の解任についてこう説明した。
李氏は、胡錦濤国家主席と同じく「中国共産主義青年団(共青団)」の出身。高級幹部子弟を指す「太子党」の代表格である薄氏の解任は、副市長の米総領事館駆け込みに絡んだ更迭とみられている。李氏の発言が胡主席の意向を反映しているのは確実で、解任に至るまでに薄氏に対する共青団系の攻勢があったとの見方をさらに強めることになりそうだ。
1党支配体制の下で経済成長を続ける中国では、党や国有企業の幹部らが既得権益層を形成し、貧富の格差や汚職が深刻化している。共産党による指導体制の堅持という点では党内の各勢力とも一致するが、庶民の不満が高まるなか、既得権益層の抵抗を押し切って改革を進められるかが次期最高指導部の課題となっている。
親の代から豊富な人脈を受け継ぐ太子党は既得権益層との関係が深く、江沢民前国家主席に連なる「上海閥」も政治的なスタンスは太子党に近い。だが、組織内で選抜されてきた共青団系の幹部は法治を重視し、改革にも積極姿勢を示すことから太子党とは政策的に対立が生じる可能性をはらんでいる。
現在の最高指導部を形成する政治局常務委員(現在9人)のうち、共青団系は胡主席と李克強副首相の2人だけで、改革に積極的な温家宝首相を合わせても少数派に過ぎない。こうした集団指導体制の中で胡主席も党内の安定と団結を優先する姿勢が目立ち、改革派知識人の間には失望感が広がっている。
次期最高指導者への就任が確実視される習近平国家副主席は太子党に色分けされるが、「周囲の意見を聞きながら政策を実行するタイプ」(党関係者)とされ、最高指導部の顔ぶれが今後の中国の行方を大きく左右することは間違いない。
解任劇は、保守的な政治手法で突出しがちな薄氏の最高指導部入りで党内対立が激化するのを避けるため、その芽を事前に摘み取ったとの見方もある。後任には共青団系の周強・湖南省党委書記の名前も取りざたされていたが、江氏に近い張徳江副首相が就任しており、党内のバランスに配慮した人事とも言える。
◇王氏「駆け込み」引き金
共産党中央の15日の発表で、重慶市副市長の職を解かれたことが明らかになった王立軍氏。今回の薄氏解任の引き金となった「米総領事館駆け込み」を起こした王氏は、もともとは薄氏の側近だった。
王氏は、薄氏によって市公安局長に起用され、暴力団撲滅キャンペーンを指揮した。その対象となった市幹部の中には、共産党序列8位の賀国強・党規律検査委書記(政治局常務委員)や汪洋・広東省党委書記(政治局委員)の元部下が含まれていた。この結果、賀、汪両氏と薄氏との間に亀裂が生じたとされる。
賀氏がトップを務める規律検査委は昨年、王氏がかつて勤務していた遼寧省鉄嶺市の公安局長の汚職摘発に着手し、今年1月31日にはこの公安局長に有罪判決が出た。この2日後、王氏は重慶市公安局長の職を解かれ、さらに4日後には四川省成都の米総領事館に駆け込んだ。亡命を求めたとの説もある。
当時、規律検査委が王氏の汚職追及に乗り出しているとの見方が強まっていた▽その追及の手は薄氏に影響を及ぼす▽それを避けるため、王氏に見切りをつけて解任した−−これが駆け込みの背景だと香港メディアなどはみている。
重慶市は北京、上海、天津とともに直轄市に指定された中国における核心都市。重慶市のトップにはこれまで、賀、汪両氏が就いてきた。
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3194
:
チバQ
:2012/03/16(金) 12:25:36
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◇米総領事館駆け込み事件を巡る主な動き(中国メディアなどから)
1月31日 王立軍氏が以前勤務していた遼寧省鉄嶺市の公安局長に汚職で有罪判決
2月 2日 重慶市政府が王氏を公安局長職から解任
6日 王氏が四川省成都の米総領事館に一時駆け込む
8日 重慶市政府が「(王氏は)休暇で治療を受けている」と発表
3月 5日 全国人民代表大会開幕
9日 薄熙来氏が記者会見で「事件の責任は限定的」との見方示す
14日 全人代閉幕。温家宝首相が記者会見で薄氏らに「反省」を求める
15日 党中央が薄氏の重慶市書記職を解任。王氏の副市長職も解任
毎日新聞 2012年3月16日 東京朝刊
3195
:
チバQ
:2012/03/17(土) 00:07:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120316/chn12031623510007-n1.htm
重慶市トップ解任 支持サイト相次ぎ閉鎖、異例の保守派言論規制
2012.3.16 23:50
中国重慶市トップの薄熙来・共産党委員会書記の解任と、張徳江副首相を後任に充てる人事を報じた新聞を手にする男性=16日、中国重慶市(共同)
【北京=矢板明夫】中国の次世代指導者の一人と目されていた薄熙来・重慶市共産党委員会書記の解任が、波紋を広げている。薄氏支持を打ち出してきた保守系サイトが相次いで閉鎖され、薄氏を支持する意見も掲示板から削除されている。民主化や人権問題などをめぐる改革派の意見ではなく、共産党一党独裁を支持する保守派の言論が規制されるのは珍しい。
薄氏が解任された15日以降、閲覧できなくなったのは「烏有之郷」「毛沢東旗幟ネット」「紅色中国」など、複数の左派思想を宣伝するサイト。いずれも、薄氏が重慶市で行ってきた革命歌斉唱運動などを高く評価し、「薄首相待望論」「重慶の経験を全国に広げよう」といった薄氏を熱烈に支持する文章を発表してきた。
左派の総本山ともいわれる「烏有之郷」は同日午前から、「サーバーメンテナンスのため、しばらく訪問できなくなった」との声明を出している。著名な左派評論家の司馬南氏が、自身のミニブログで発表した最新のコメントも、当局によって削除された。
党官僚の腐敗や貧富格差の拡大などに対する不満から、毛沢東時代を懐かしむ声は多い。特に貧困層の間では、薄氏の人気は低くない。当局の言論統制を支持する立場を取ってきた保守系サイトの規制は、薄氏支持者の意見がインターネットを通じて影響力を広げることに対する、胡錦濤政権の警戒心の高さを物語っている。
3196
:
名無しさん
:2012/03/17(土) 00:07:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120316/chn12031600160000-n1.htm
中国共産党、重慶市トップ解任 繰り返される権力闘争の構図
2012.3.16 00:14
【北京=川越一】中国重慶市トップの薄煕来党委書記が電撃的に解任され、政治生命さえ危うい状況に追い込まれた。周辺の不祥事から“標的”を射抜くのは、党大会が近付く度に、過去に何度も繰り返されてきた党内権力闘争の手法だ。
1997年の第15回党大会を前にした95年、公金横領の疑いで取り調べを受けていた北京市副市長が自殺した。これをきっかけに公費流用など組織ぐるみの汚職が表面化。当時、同市トップだった陳希同党委書記が党籍を剥奪された。仕掛けたのは、陳氏と“政敵”の関係にあった江沢民総書記だったとされている。
2007年の前回党大会を前にした06年には、逆に江氏を中心とする「上海閥」が攻撃を受けた。社会保障基金をめぐる汚職事件で解任された上海市の陳良宇党委書記は、経済政策などをめぐって胡錦濤総書記と対立していたとされる。この時、陳氏に手が伸びる足がかりとなったのは、秘書の規律違反だった。
元腹心の米総領事館駆け込み事件を発端とする薄氏解任も同じ構図だ。胡氏率いる共産主義青年団派が、秋の党大会での指導部交代以降も一定の利権を維持するために、次期最高指導者に内定している習近平国家副主席の基盤である太子党の有力者を狙った可能性は否定できない。
最高指導部の政治局常務委員は9人。ぽっかり空いた薄氏の枠をめぐり、どこから新たな矢が放たれるか分からない。
3197
:
チバQ
:2012/03/18(日) 18:02:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031700078
大統領選の投票始まる=12候補争う混戦−東ティモール
【ジャカルタ時事】東ティモールの大統領選の投票が17日朝(日本時間同)、始まった。投票は同日午後に締め切られ、開票作業に入る。早ければ18日にも大勢が判明する。
選挙戦は、現職のラモス・ホルタ大統領(62)に対し、グスマン首相率いる東ティモール再建国民会議(CNRT)の支持を受けたタウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)、最大野党の東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(57)らが挑む混戦となっている。立候補者は12人。(2012/03/17-07:37)
3198
:
チバQ
:2012/03/18(日) 18:02:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20120317ddm007030072000c.html
韓国総選挙:叫ばれる「経済民主化」 与野党問わず、財閥独り勝ち是正
【ソウル澤田克己】韓国で4月11日の総選挙を前に「経済民主化」という聞き慣れない言葉が急浮上している。格差拡大に対する危機意識の高まりを受け、財閥の独り勝ちという現状を是正しようという考えだ。与野党双方が最優先の公約に掲げており、政界関係者の多くは年末の大統領選までこうした流れは変わらないと見ている。
与党セヌリ党(旧ハンナラ党)の朴槿恵(パククンヘ)非常対策委員長は7日、国会憲政記念館で開かれた討論会で、福祉、雇用創出、経済民主化の三つを重点政策として列挙。特に経済民主化と関連して「格差があまりにも広がってしまったら(韓国社会という)共同体が崩壊してしまう」と繰り返し語った。
最大野党・民主統合党はもともと経済民主化を主張してきた。韓明淑(ハンミョンスク)代表は12日の討論会で「(総選挙後に)財閥改革を通じた経済民主化を進める」と強調するとともに「新自由主義見直しは国際社会の流れ」と強調した。
経済民主化は「(特定勢力による)市場支配と経済力乱用を防止」するための規制を認めた韓国憲法119条2項に基づく考えだ。この条項は、民主化運動の結果として87年に現行憲法が制定された際、与党議員だった金鍾仁(キムジョンイン)元保健社会相が全斗煥(チョンドゥファン)大統領(当時)を説得して盛り込まれた。
その後は注目を浴びずに来たが、08年の世界金融危機を契機に状況が変わった。
盧武鉉(ノムヒョン)前大統領の経済補佐官を務めた趙潤済(チョユンジェ)西江大教授は「97年の通貨危機以降、歴代政権の経済政策は新自由主義という国際基準を受け入れるものだった」と指摘した上で「今は世界中で市場万能主義に対する懐疑が語られている。さらに(財閥問題など)韓国特有の事情があって、経済民主化が出てきているのだろう」と話す。
このため李明博(イミョンバク)大統領が「世界で最も早く危機を克服した」と胸を張っても「国民は実感できていない」(朴氏)という批判ばかり目立つことになる。李大統領も最近は、成長一辺倒でなく「共生発展」などを強調せざるをえなくなっている。
こうした状況を受けてセヌリ党は昨年末、金元保健社会相を総選挙へ向けた政策見直しの責任者に任命。支持基盤である財界や保守層の一部から反発を買いながらも、経済民主化路線を鮮明にする大転換を打ち出した。
金元保健社会相は「昔だったら想像もできないほどの変化だが、党内から大きな反発は出なかった」と振り返り、「(年末の大統領選で)誰が次に選ばれても経済民主化の流れは無視できない。そうしなければ、韓国社会が安定しないからだ」と断言した。
◇大手スーパーに「強制休業」条例−−中小商店保護
経済民主化は現実の政策に取り込まれ始めている。韓国国会は昨年末、大手資本のスーパーや大型ディスカウントストアを対象に自治体が営業規制をかけられるようにする法改正案を議員立法で可決した。大型店の攻勢に悲鳴を上げる中小商店の保護が主目的だ。
韓国南西部・全州市議会は先月、大手資本のスーパーに毎月第2、第4日曜日の休業を義務づける条例を可決。今月11日、全国初のスーパーの強制休業が実施された。ソウル市や釜山市などが追随する動きを見せている。
毎日新聞 2012年3月17日 東京朝刊
3199
:
名無しさん
:2012/03/18(日) 18:04:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031700187
「脱薄熙来」急加速=市全体が党中央に忠誠−「独立王国」解体狙う・中国重慶
【北京時事】中国重慶市トップの薄熙来共産党委員会書記が解任されたことを受け、同市の政府、人民代表大会(議会)、政治協商会議(政協)が相次ぎ会議を開催、「党に絶対的忠誠を表し、断固として揺るぎなく中央の決定を守る」などと表明した。17日付の地元紙・重慶日報が伝えた。
胡錦濤国家主席としては秋の共産党大会を控え、独裁的手法で重慶を「独立王国」化した薄氏の影響力を消滅させる狙いだ。
黄奇帆市長は16日の会議で「党中央の指導の下、(新書記の)張徳江同志(副首相)をトップとする重慶市党委の周囲に緊密に団結しよう」と強調。「仕事上の問題点を真剣に反省し、正確に世論を導く必要がある」と述べ、大衆動員型の政治を展開した薄氏の手法を暗に批判した。(2012/03/17-15:34)
3200
:
名無しさん
:2012/03/18(日) 18:10:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120317/asi12031718070001-n1.htm
東ティモール大統領選 ルアク、ホルタ氏ら軸に混戦
2012.3.17 18:05 (1/2ページ)
17日、東ティモール・ディリで大統領選の投票をする候補者のタウル・マタン・ルアク前軍司令官(共同)
【シンガポール=青木伸行】10年前にインドネシアから独立した東ティモールで17日、大統領選挙の投開票が行われた。現職のラモス・ホルタ大統領(62)、タウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)、「東ティモール独立革命戦線」(フレティリン)のルオロ党首(57)を軸に、混戦となっている。
12候補が乱立した大統領選の有権者は約60万人(選挙管理委員会)で、当選には過半数が必要。ホルタ氏ら3候補に、ラサマ国会議長(49)を加えた4候補が票を食い合う展開で、上位2人による決選投票にもつれ込む可能性もある。
こうした中で、最有力視されているのはルアク氏。かつてインドネシアとの独立闘争とゲリラ戦を、グスマン首相とともに戦った「英雄」のひとりとして、国民の人気が高い。グスマン氏と、同氏が率いる東ティモール再建国民会議(CNRT)が、ルアク氏を支持したことも大きい。
一方、ホルタ氏は「劣勢」が伝えられている。2007年の前回大統領選で得た、グスマン氏とCNRTの支持を失った。目立った選挙運動もしておらず、国民の人気と、ノーベル平和賞を受賞した国際的な認知度に頼る選挙戦となった。
東ティモールは5月20日に独立10周年を迎える。6月には議会選挙が実施され、年末には国連東ティモール統合支援団(UNMIT)が撤退する。こうした節目の年の大統領選は、大きな意味をもつ。
まず、UNMITは治安権限を東ティモール側に移譲しており、大統領選と議会選挙が平和裏に実施されることが、「民主主義の定着」という観点から重要だ。これまでのところは平穏に推移している。
東ティモールの実質経済成長率は豊富な石油・天然ガスの収入に支えられ、09〜10年が7%台と堅調だ。だが、資源開発を拡大しつつ、インフラや法律の整備、産業と人材の育成、雇用の創出、国民の約4割を占める貧困層の底上げを図るという、幾多の課題に直面している。
このため、首相と並び国家を牽引(けんいん)する、任期5年の次期大統領を誰にするかという国民の選択は、今後の「国づくり」に大きく影響する。
また、大統領選における各党の動向は、その後の議会選挙で、グスマン氏を首相とする現在の連立政権の構図と力関係に、いかなる変化が生じるのか、合従連衡の行方を占うものとしても注目されている。
3201
:
名無しさん
:2012/03/18(日) 18:11:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120318/asi12031808250000-n1.htm
東ティモール大統領選 4候補の接戦続く
2012.3.18 08:23
17日行われた東ティモール大統領選は18日、開票が進み、選管当局の中間集計によると、最大野党の東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(57)が得票率30%でリード、3候補が追う接戦が続いている。過半数の得票者がいなければ、4月に決選投票が行われる。
中間集計によると、ルオロ氏を追う3候補は、タウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)、ノーベル平和賞受賞者で現職ラモス・ホルタ大統領(62)、ラサマ国会議長(49)。大統領選には計12人が立候補した。
18日未明(日本時間同)の段階で、約10万票が開票された。投票率は発表されていないが、登録有権者は約63万人。
17日の投票では、一部の投票所で投票用紙が足りなくなるトラブルがあったが、大きな混乱はなかった。(共同)
3202
:
チバQ
:2012/03/19(月) 23:44:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012031900883
「国民の選択」尊重=ホルタ氏不支持で東ティモール首相
来日中の東ティモールのグスマン首相が19日、都内で記者会見し、2002年のインドネシアからの独立で共闘し、17日投票の大統領選で敗北宣言した現職のラモス・ホルタ氏を支持しなかった理由について、「国民自身の選択」を尊重したためだとの考えを明らかにした。
グスマン氏は「(ホルタ氏の)大統領就任から5年がたち、時代や民主主義の成熟とともに国民の判断も変わってきた。国民自身が行う選択が真の意味での民主主義ではないか」と述べた。
独立闘争を指揮した国民的英雄のグスマン氏は、「(東ティモールは)民主主義が生まれてまだ若い国だが、ダイナミズムに満ちている」と指摘。その上で、大統領選について「平和裏に行われ、国の未来を占う重要な契機となった」と、選挙がスムーズに行われたことをアピールした。(2012/03/19-21:50
http://www.afpbb.com/article/politics/2866561/8670273?ctm_campaign=txt_topics
東ティモール大統領選、現職ホルタ氏が落選 4月に決選投票
2012年03月19日 18:03 発信地:ディリ/東ティモール
【3月19日 AFP】17日投票が行われた独立後2回目となる東ティモール大統領選は19日、現職のジョゼ・ラモス・ホルタ(Jose Ramos-Horta)大統領(62)の落選が決定した。
ホルタ大統領と他11人の候補の対決となった選挙は、いずれの候補者も憲法が定める50%以上の得票率に達せず、野党・東ティモール独立革命戦線(フレティリン、Fretilin)のフランシスコ・グテレス(Francisco Guterres、通称「ルオロ(Lu-Olo)」)氏と、軍司令官だったタウル・マタン・ルアク(Taur Matan Ruak)氏の間で、4月16日に決選投票が行われることになった。両候補とも、内戦時代にインドネシアに対する独立運動で英雄視された人物だ。
一方、ホルタ大統領は首都ディリ(Dili)で敗北宣言し、5月19日に大統領職を退くと発表。決選投票ではどちらの候補にも肩入れはしないと述べた。
ホルタ大統領は1996年のノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者で、2008年には暗殺の危機を免れた経験を持ち、国民の人気も高かった。17日には、もし再選されなかった場合は「何をするか迷うことになるだろう」と語っていた。
東ティモールは5月に独立10周年を迎え、年末までには国連東ティモール統合支援団(UNMIT)も完全撤収するが、慢性的な情勢不安が続いており、2006年には選挙がらみの暴動で死者37人を出している。(c)AFP
AFPBB News トップへ
3203
:
チバQ
:2012/03/19(月) 23:45:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120319/kor12031918540004-n1.htm
韓国総選挙に在日男性出馬 比例で京都の康さん
2012.3.19 18:50
康宗憲さん
4月の韓国総選挙で、在日韓国人2世の早稲田大客員教授、康宗憲さん(60)=京都市在住=が、左派系の統合進歩党の比例代表候補として出馬することが19日までの同党代議員投票の結果確実になった。党関係者が明らかにした。
康さんの比例代表名簿の順位は18位。統合進歩党の前身、民主労働党の前回総選挙での比例獲得議席数は3で康さんは当選圏外とみられるが、「在日に対する本国の無関心を改めさせるために、蟷螂のおのであっても当事者として声を上げたい」と話す。
康さんは韓国留学中の1975年、北朝鮮のスパイの嫌疑をかけられて連行され、国家保安法違反罪などで死刑判決が確定。後に減刑され88年に釈放された。拷問で身に覚えのない容疑を認めさせられたとして当時から無罪を訴え、今月ソウル高裁で再審が始まった。(共同)
3204
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名無しさん
:2012/03/19(月) 23:47:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120318/chn12031812010001-n1.htm
「奇怪的」と言われる公務員給与 中国公務員法
2012.3.18 12:00 [世界仰天ニュース]
中国の一般市民の間で“奇怪的”と揶揄(やゆ)されているのが、「中華人民共和国公務員法」で算出規定が定められた公務員の給与、そして退職者の年金である。
同法第75条にはこううたわれている。「公務員の給与水準は国民経済の発展に歩調を合わせ、社会の進歩に添う。国家は給与調査を実行し、相応な企業社員の給与水準と定期的に比較し、その結果を公務員給与水準の根拠とする」−。
公務員の給与額は“国家機密”ともいわれているが、時折、現職公務員がインターネット上で明細を公表している。ある公務員は基本給750元(約1万円)、その他手当が1350元(約1万8千円)と告白。別の北京市在住の公務員に至っては、「基本給は900元(約1万2千円)余りだが、手当を足した最終的な手取りは7千元(約9万2千円)を超える」と明かしている。
なるほど、基本給に関しては市井のレベルに準じている。また、同法第74条は「公務員給与は基本給、各種手当、奨励金を含む」としており、手当支給自体は違法ではない。しかし、その総額たるや、一般水準との比較がなされているとは誰も信じていない。
さらに批判の矛先を向けられているのが、一般企業退職者の2〜3倍とされる退職公務員に対する年金だ。当局は「高齢者の年金・保険改革の停滞が原因」としているが、インターネット上では「自らを欺き、庶民を愚弄している」との声が上がっている。
公務員優遇策は汚職防止が目的だと開き直る“お役所”に対し、ある市民は「憲法や共産党規約がうたう公平の原則は庶民をだます空文なのか。政府が法原則に従っていないのに、人民に法の順守を求めるのか」と、厳しい言葉をぶつけている。(北京 川越一)
3205
:
チバQ
:2012/03/20(火) 09:01:12
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120320/mcb1203200504025-n1.htm
国内観光業界「ぼったくり」横行 数字上の急成長 再編加速も (1/2ページ)2012.3.20 05:00
中国では近年、国内の観光市場が急成長を遂げる一方で、チケット料金の不当な値上げやツアーガイドと店側の結託による“ぼったくり”といった問題も急増しており、ネット上で話題を集めている。
◆1日平均2万人
中国全国休日観光協調会議弁公室の発表によると、今年の春節(旧正月=1月23日)休暇期間における国内観光客数は前年同期比14.9%増となる延べ1億7600万人に達した。観光収入は、同23.6%増の1014億元(約1兆3400億円)で、航空運賃収入が55億元、鉄道運賃収入が30億5000万元、39の重点観光都市が383億8000万元を売り上げた。
例年と比べ、海外への旅行客数も大幅な伸びをみせたが、海南省での免税ショッピングも人気で、同省三亜市の免税店にはピーク時で1日平均2万人の来店客があったという。
こうした観光ブームに乗じた“ぼったくり”行為の横行を巡り、ネット上では政府の管理の甘さや企業側の意識の低さに原因を求める声が上がっている。
中国旅游研究院の楊彦鋒副研究員は「数字上の急成長を遂げた国内観光市場だが、中身がともなっていない」と指摘、管理制度の強化で問題は解決するものの、一定の時間がかかるとの考えを示した。
中国金融情報会社Wind資訊によれば、A株上場の旅行会社22社の昨年第3四半期(7〜9月期)の営業収入は総額332億元、株主帰属の最終利益は37億元に上っている。さらに、各社の11年最終利益予想をみると、麗江旅游が前年比1000%増以上、九龍山が同600%増前後という数字を発表している。
◆内容重視の旅へ
老舗の上場会社が業績を伸ばす中、ネット予約を専門とする旅行会社も台頭している。同研究院が発表した「11年中国旅行会社20強」では、旅行サイト「携程旅行網」を運営する携程旅游集団が昨年の4位から2位に浮上。新興企業の去●児網、宝中旅游、海航旅業の3社も初のランクインを果たしている。
こうした動きに対し、去●児網旅游研究院の侯涛院長は「今後は業界内で合併や再編の動きが加速するだろう」と指摘する。また、業界の再編加速にともなって旅行内容が重視されることになり、新スタイルの旅や、テーマ旅行が関心を注目を集めるようになるという。
中国国家旅游局の予測によると、15年には中国からの海外旅行者数は年間延べ8800万人、年平均9%増に達するという。
「中国観光業に関する第12次5カ年計画(11〜15年)発展計画綱要(綱要)」によると、(1)15年の観光総収入は2兆5000億元で年平均10%増(2)国内観光客数は延べ33億人で同10%増(3)外国人観光客数は延べ1億5000万人で同3%増(4)観光外貨収入は580億ドル(約4兆8400億円)で同5%増(5)観光産業の増加値が国内総生産(GDP)に占める割合は4.5%−にするという。(半月談=中国新聞社)
●=口へんに那
3206
:
チバQ
:2012/03/20(火) 09:19:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/asi12032007020002-n1.htm
卵投げつけ、裸デモ…お国柄が出る?
2012.3.20 07:00 [世界仰天ニュース]
台北で行われた台湾の対米通商政策に対する抗議デモの際に腐った卵を投げ付けられた警察官。石よりはましかもしれませんが、お気の毒のひと言です。(AP)
台湾・台北で行われた対米通商政策への抗議デモでのワンシーン、腐った「卵」が警察官に向かって投げ付けられました。「卵」は石よりはケガもしないのでマシかもしれませんが、精神的ダメージが大きいような気がします。お気の毒のひと言です。
場所は変わってペルーの首都・リマ。「裸」で自転車をこぐ集団が登場。日々、危険な目に遭っているサイクリストへの配慮を訴えるデモだそうですが、こんなデモだと注目度も高まりそうですね。
道路で注目度ならこちらも負けていません。インドでは「ハイヒール車」が走行。試乗運転でしたが、乗り心地はよさそうです。
3207
:
チバQ
:2012/03/20(火) 09:22:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/chn12032007020000-n1.htm
解任・重慶前トップ拘束 妻の収賄など、完全失脚
2012.3.20 06:59 (1/2ページ)[中国]
【北京=矢板明夫】中国共産党中央に重慶市トップの党委員会書記の職を解任されていた薄煕来氏(62)が19日までに、党中央規律検査委員会に身柄拘束され、妻の汚職問題などで取り調べを受けていることが分かった。複数の共産党筋が明らかにした。次世代指導者の一人と目され、今秋の党大会で最高指導部入りが有力だった薄氏は、胡錦濤総書記(国家主席)派と政治路線で対立、権力闘争に敗北し、完全に失脚した。今後、刑事責任を問われる可能性も出てきた。
共産党筋によれば、薄氏は全国人民代表大会(全人代=国会に相当)に出席した後、北京で党中央規律検査委員会の幹部に、実質上の身柄拘束となる「双規」を通告された。「双規」とは「規定の時間・場所で、疑いのある問題に関して説明を求める」という党内部の規則に基づく措置だ。
共産党筋によると、薄氏が説明を求められているのは、収賄や職務怠慢など4項目という。まず、弁護士事務所を開業している薄夫人にからむ汚職の疑い。また、薄氏の部下で今年2月、米総領事館に駆け込み、拘束・解任された重慶市前副市長、王立軍氏(52)の監督責任も問われているという。薄氏の身柄が近く北京以外の地方都市に移され、本格的な取り調べに入るとの情報もある。
胡錦濤時代以降、「双規」の手続きを取られた党高官の大半が起訴され、懲役刑以上の判決を受けているが、元文化省次官、于幼軍氏のように刑事責任を問われなかったケースもある。
薄一波元副首相を父に持つ薄氏は、次期総書記とされる習近平副主席と同様、元高級幹部子弟で構成する「太子党」の中心人物。胡総書記率いる共産主義青年団(共青団)派と対立する保守派とされてきた。
米総領事館駆け込み事件 重慶市トップの薄煕来党委書記の側近として暴力団一掃運動を仕切った王立軍副市長が2月2日、兼務していた公安局長を解任され、6日に四川省成都の米総領事館を秘密裏に訪問。7日に総領事館を離れた後、国家安全省幹部らに北京に連行され、取り調べを受けているとされる。
王氏に関しては昨年末から、経済問題で党中央規律検査委員会の調査対象になっているとの噂が流れていた。身の危険を感じた王氏が米国に保護を求め、政治亡命を申請したともいわれている。
3208
:
チバQ
:2012/03/20(火) 09:24:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/chn12032007050001-n1.htm
薄煕来氏失脚 崩れる権力バランス 勢い増す胡主席派
2012.3.20 07:02 (1/2ページ)
13日、自分の行く末を覚悟していたのか、北京での全国人民代表大会で天井を仰ぐことが多かった薄煕来氏(手前)。閉幕翌日の15日に重慶市党委書記を解任された(AP)
【北京=矢板明夫】中国共産党の次期最高指導部、政治局常務委員会入りが有力視されていた薄煕来・前重慶市党委書記の失脚は党内の権力バランスを大きく崩す。共産主義青年団(共青団)出身者を中心とした胡錦濤国家主席のグループが大きく勢力を伸ばす一方、江沢民前国家主席のグループや習近平国家副主席ら「太子党」グループが政局の主導権を失いつつある。秋の党大会まで半年余、ポストをめぐる抗争が激化する見通しだ。
◇
共産党筋によれば、ポスト胡錦濤体制では、習氏を党総書記兼国家主席、李克強氏を首相に起用する既定方針に変わりはないが、この2人の力関係が微妙に変化するという。胡派の躍進で李氏の影響力が強くなり、同じ太子党の薄氏を失った習氏の影響力が低下し、厳しい政権運営を強いられるとの見方だ。
薄氏は失脚しなければ、国家安全、警察、司法担当の中央政法委員会書記として最高指導部入りの可能性が高いといわれてきた。このポストは政敵の動向調査や逮捕権の行使ができるため、各派閥が最も欲しいとされるポストだった。薄氏の代わりに、江沢民派は公安相の孟建柱氏を推しているが、力不足で実現する可能性は低いとされる。現在のところ、胡主席の懐刀といわれる広東省トップの汪洋氏がこのポストに就く可能性が高いといわれている。
また、金融・貿易担当の副首相で太子党の王岐山氏は、李氏の後任として筆頭副首相に就任する可能性が高いといわれてきたが、重慶事件のあおりを受け、閑職の全国人民代表大会常務委員長(国会議長に相当)に回される可能性もささやかれるようになった。
今年の全人代期間中、王氏は「刑法を修正したい」などと担当外のことを言及していたことが注目された。実権のある筆頭副首相は、重慶事件で胡派に協力した張徳江副首相が就任する可能性が高くなったという。
さらに、胡派の若手で、令計画氏と胡春華氏が最高指導部入りの可能性が出てきた。実現すれば習氏の次の世代を胡派で押さえたことになる。
◇
【政治局常務委員の予想候補】
(定員9人)
習近平 国家副主席(太子党) ◎
李克強 筆頭副首相(胡錦濤派) ◎
李源潮 党組織部長(胡錦濤派、太子党) ◎
王岐山 副首相 (太子党) ○
張徳江 副首相 (江沢民派) ○
汪洋 広東省書記(胡錦濤派) ○
兪正声 上海市書記(太子党) △
張高麗 天津市書記(江沢民派) △
劉雲山 党宣伝部長(江沢民派?) △
劉延東 国務委員 (胡錦濤派、太子党) △
令計画 党中央弁公庁主任 (胡錦濤派) ▲
胡春華 内モンゴル書記 (胡錦濤派) ▲
孟建柱 国務委員 (江沢民派) ▲
◎確実 ○有力 △可能性あり ▲浮上
3210
:
チバQ
:2012/03/20(火) 11:38:54
http://jp.wsj.com/World/China/node_409079
中国共産党内で2つの勢力が暗闘−薄書記解任で
2012年 3月 16日 11:04 JST
【北京】毛沢東思想の復活を唱えていた中国・重慶市トップの薄熙来共産党委員会書記が15日に解任されたことを受けて、中国共産党内部で敵対する2つのエリート勢力が今後、指導部支配を狙ってますます公然と闘争を展開する可能性がある。
薄氏はつい最近まで、党の最高機関である政治局常務委員会メンバーの最有力候補とみられていたが、解任された結果、同氏の政治生命に終止符が打たれ、一見して党のリベラルな改革派が勝利したかにみえる。
しかし、薄氏放逐の結果、改革派として知られる広東省の汪洋・党委員会書記のようなリベラル派の人物が政治局常務委員会入りする道が自動的に開かれたことにはならない。汪氏は最近、土地収用をめぐる省内の村民の反乱を平和的に処理して称賛された。
実は薄氏解任は、今年秋に党総書記に選ばれると予想されている習近平国家副主席と並んで、薄氏に連なる人物が政治局常務委員会(現在9人)入りを確実にしようとする動きに一層はずみをつける可能性がある。
最高指導部をめぐるこうした争いは、共産党が転換期にあることを鮮明にしている。党内では、薄氏がそうだったように、国家による経済・社会統制強化を提唱する勢力と、汪氏のように民間部門、市民社会、法の支配を主張する勢力との亀裂が深まっている。
薄氏解任は、温家宝首相が前日、同氏名指しは避けたものの重慶市指導部を異例に厳しい調子で叱責したことに続く動きだ。温首相は記者会見で、重慶市指導部は薄氏の側近だった王立軍前公安局長が米総領事館に駆け込むというスキャンダルから「教訓を学び、反省すべきだ」と語った。薄氏解任とその後継者の名前は翌15日朝に発表された。
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