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大中華世界的話題

3131チバQ:2012/02/16(木) 12:11:07
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/16/20120216ddm002030081000c.html
中国:習副主席デビュー 米中、原則論で応酬 人権・シリア・経済、根深い相違
 中国の習近平国家副主席とオバマ米政権側による一連の会談では、人権状況からシリア非難決議案への対応、経済問題に至るまで、幅広い懸案事項について、真っ向から意見を突き合わせた。自国の事情を意識しながら相手国に注文をつけ合う米中両国。習副主席の米国デビューは、両大国間に横たわる課題とその根深さを改めて浮き彫りにした。【ワシントン工藤哲】

 習副主席を招いて米国務省で14日開かれた昼食会。ホスト役のバイデン副大統領はあいさつで「人権は米国外交の重要な基礎だ」「中国の状況は悪化していると考え、何人かは現在も厳しい立場にある」と訴えた。明確な言葉で人権状況の改善を迫ったのだ。

 だが、習副主席もひるまず、「人権問題は改革・開放以降、過去30年余りで多くの成果を上げた」と反論。常とう句である「中国は人口が多く、地域差があり、発展の度合いも異なる」ことを強調し、そもそも米国の基準を中国に当てはめるのは不適切とした。

 シリア問題では、中国はロシアとともに内政干渉などを理由に、国連安全保障理事会でシリア非難決議案に拒否権を行使して廃案に追い込むなど消極姿勢だ。オバマ大統領は習副主席に失望感を明確に伝えたが、習副主席は従来通りの中国の原則を説明するにとどまり、足並みはそろわなかった。

 国内総生産(GDP)で世界2位となった中国。今後も年率10%弱の成長なら20年に米国を追い抜き、世界1位になるとの試算がある。経済問題では、オバマ大統領が従来と同様に「人民元は依然過小評価されている」と、一層の切り上げを求めた。一方、習副主席は昼食会の席上で「貿易や投資の均衡に向けてさらに努力する」と対話継続の考えは示したものの、具体策には触れなかった。

 習副主席にとって今回の訪米は、米国首脳とのつながりを深めることが最優先事項とみられる。外交問題について強い権限を持つとは言えず、両国の立場の相違を確認するだけの結果となった。

 一方、中国外務省高官は、習副主席とオバマ大統領の予定時間を30分余り上回った会談について「大統領が対中関係を極めて重視していることが習副主席には十分伝わった」とも語り、成果に自信を示した。

 習副主席は14日、国防総省でパネッタ米国防長官とも会談し、軍事交流促進が両国の関係強化に必要不可欠として、議論を加速させる方針を確認した。習副主席の訪問を受け、国防総省は歓迎式典を開くなど、ここでも厚遇ぶりを示した。

毎日新聞 2012年2月16日 東京朝刊


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