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大中華世界的話題

3151チバQ:2012/02/23(木) 21:09:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120223/asi12022307100000-n1.htm
ミャンマー、親日度に陰り 韓国勢が攻勢、頼みの綱は「アニメ」だけ
2012.2.23 07:07 (1/3ページ)[アジア・オセアニア]

タイなどからの化粧品も、ミャンマーの若い女性には人気が高い=ヤンゴンのキャピタルスーパー
 日本企業がアジアなどの新興国に投資を決める場合、「親日国」であるかどうかは、投資環境の一つとして重要な要素だ。なかでも、とくに親日度が高いとされるミャンマーに対しては、思い入れをもつ日本人は多く、また、ミャンマーの人々も日本には親しみを感じているのは事実だ。しかし、そうしたミャンマーでの親日感情も、日本の対応の遅れで薄れつつあるようだ。(フジサンケイビジネスアイ)


韓国勢が攻勢


 ミャンマーでも他のアジア諸国と同様、テレビには「韓流ドラマ」が流れ、街中でも中国や韓国製の携帯電話や家電製品の派手な広告が目につく。

 一方、日本はといえば、外国人が泊まるホテルなどで、NHKの国際放送が流れるものの、ニュースなどが中心のうえ、一般家庭では、まず見られない。

 こうしたイメージ戦略が成功してか、ミャンマーの都市部では、とくに若者の間で韓国製の化粧品が人気だ。

 ヤンゴン市内の大型スーパーマーケットにいくと、店の入り口付近の目につくところに韓国製化粧品の店頭販売のディスプレーがいくつも置かれ、若い女性でにぎわっている。

 「日本の化粧品がいいとは思うけど、韓国製も品質は変わらないから」と、女性客の一人は話す。

 一方、日本製の化粧品は、店の奥の化粧品コーナーに陳列されていた。タイで作られた日本ブランドの化粧品などもあるが、ほとんどが日本からの「直輸入」。輸送費などが上乗せされているといい、値段は日本での倍だ。

 「欧米の経済制裁が解除され、本格的に輸入が始まれば、値段も安くなって、売れるのではないか」とマネジャーに聞くと、「あまり安くすると高級感がなくなるからかえって売れなくなる」という。日本製を買うのは年配の人が多いせいか、値段の高さもブランドのうちというわけだ。

 もっとも、客の様子を見ても、日本製の化粧品の棚の前に立ち止まる人はほとんどいない。目立つところにある韓国勢の勢いには比ぶべくもない。

 車や家電製品は、まだまだ日本製が人気だ。ただ、それもいつまで続くかは疑問だ。バスなどは、ミャンマーの道路事情にあった左ハンドルの韓国製中古バスが増えている。

 「今の若いミャンマー人は、年配の人が持っていたような日本に対する思い入れがない」というのは、長年、日本との関わりがある地元ビジネスマンだ。


各国が地固め


 日本政府は、対ミャンマー経済制裁を行っていないものの、欧米の経済制裁に同調し、過去20年間、人道分野以外の支援を行っておらず、また多くの日本企業も撤退した。

 これに対し、韓国や中国は自国製品を売り込むだけでなく、ミャンマーでのイメージアップに躍起だ。韓国、中国だけでない。ヤンゴンでは今、米国、英国、フランスなどの各大使館による一般市民を対象にした語学教室が盛んだという。米国などは、図書館も市民に開放し、2週間単位で本の無料貸し出しまで行っているという。

 「表では経済制裁を続けながら、裏では自国のファンをしっかり作っておこうというわけだ。日本は米国に気を使っているのかもしれないが、急がないと、ますます日本の存在感は薄れていく」(地元ビジネスマン)

 そんななかで、日本への関心をつなぎ止めているのが、地元テレビで時々放送される日本のアニメだ。なかでも「ナルト」と「ワンピース」が子供たちに大人気だという。日本政府や大企業の取り組みが鈍いなか、アニメがかろうじてミャンマーの親日度を支えているとしたら、心もとないばかりだ。(ヤンゴン 宮野弘之)


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