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大中華世界的話題

1340チバQ:2010/03/10(水) 22:44:12
http://jp.wsj.com/World/China/node_40550
中国の次期指導者候補、人事交代に向けて活発な政治活動を展開
2010年 3月 10日 21:12 JST
【北京】中国では、大規模な政権交代を2年後に控え、次期指導者の座をめぐって主導権争いが活発化している。中には、欧米式の広報キャンペーンを展開し、より大衆迎合的な統治スタイルの導入を示唆する動きもみられる。

 中国では、5年に一度開催される中国共産党全国代表大会(共産党大会)で、毎回大幅な人事異動が行われる。2012年の次回大会に向けて、後任がほぼ明確な上位2職を除き、権力の座をめぐって各候補者が派手に、あるいは控えめに宣伝活動を繰り広げている。


Andy Wong/Associated Press

薄熙来・重慶市党委書記(中央)
 その筆頭を行くのが、薄熙来・重慶市党委書記(60)と、そのライバルと目されている前重慶市党委書記で、現在は広東省党委書記を務める汪洋氏(54)だ。

 「2つの大砲」の愛称で知られる両書記は、いずれも派手なスローガンを掲げた選挙活動を展開し、一般大衆レベルで人々の結束を促そうと試みている。

 両者が狙うのは、中国の最高政策決定機関、共産党中央政治局常務委員会の委員の座だ。政策シンクタンク米ブルッキングス研究所のチェン・リー上級研究員は「人事交代は、まだかなり先のように感じるかもしれないが、中国の政治家は既に行動を起こし始めている」とし、「2010年に党の要職への就任をもくろむ主な候補者たちは、既に中国式の政治運動に従事している」と述べる。

 部外者にとっては、選挙結果によって、中国の政治スタイルに多少変化はあっても、政策にはそれほど影響しない可能性が高い。中国の次期指導者の多くは、現指導者と同じくらい面白みのない顔ぶれとなる可能性が高いが、候補者の中には、にわかに広報キャンペーンを打ち出そうとしているものもいる。これは、これまでの指導者がおおむねテクノクラート(高級技術官僚)的傾向が強かったのに対して、より大衆迎合的な新時代の統治スタイルの到来を予感させるものかもしれない。

 中国では政治の舞台裏の動きを正確に把握するのは難しく、トップの指導者が欧米メディアのインタビューに応じることもめったにない。だが、中国の観測筋によると、胡錦濤中国共産党書記・国家主席の後任には習近平国家副主席が、温家宝首相の後任には李克強副首相がそれぞれ就任する見込みだという。

 それにひきかえ中央政治局常務委の人事は不透明だ。現在常務委は9人のメンバーで構成されているが、そのうち7人は2012年に退任が見込まれている。さらにメンバー数は7人まで減らされる可能性があるため、残るポストは5つになる可能性が高い。

 次期常務委の最有力候補である薄書記は、過去1年にわたって組織犯罪取り締まり運動を指揮してきた。その結果、最新の公式データによると、3348人の逮捕に至っている。

 逮捕者には、薄書記自らのスタッフや警察隊のメンバーをはじめ、犯罪容疑者を支援していた共産党政府高官も含まれていた。

 中国では汚職は深刻な問題とみられていることから、こうした汚職撲滅運動における数々の功績によって薄書記は広い人気を獲得していった。共産党の機関誌「人民日報」が実施したオンライン世論調査では、「今年最も話題の人物」に選ばれたこともある。


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