したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

1312チバQ:2012/08/30(木) 21:02:56
http://www.afpbb.com/article/politics/2897784/9425731
米大統領選を揺さぶるツイッターのパワー
2012年08月28日 20:24 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月28日 AFP】「つぶやき」は2012年米大統領選挙の勝敗を変えられるか――。

 米国初の「ソーシャル選挙」とも呼ばれる11月の大統領選で民主・共和両党の候補者は、支持者層の活性化や資金集め、世論の焦点をずらす目的でもツイッター(Twitter)などのソーシャルメディアを活用している。

 候補者を対象にツイッターの活用方法などのメディア・コンサルティングを行う会社「140Elect」のザック・グリーン(Zach Green)社長は、ツイッターは「世論を左右する」力を秘めていると語る。

 ツイッターは情報の配信を民主化する。新聞やテレビといった昔ながらのメディアではとりあげられないようなメッセージを発信することができ、候補者たちが選挙活動に役立てることができる。

 グリーン氏はAFPに対し、「ツイッターは国民の議論にメッセージを注入する1つの手段。誰かが記事を書くよりも前に、あなたの見解を広めることができるのだ」と説明する。「また、ツイッターを使えば、候補者は国民的議論を避けることもできる。門番を介すことなしに、有権者に語りかけることができるからだ」

 ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)政権下でホワイトハウス(White House)と財務省の報道官を務め、現在はコンサルティング会社ハミルトン・プレース・ストラテジーズ(Hamilton Place Strategies)の共同経営者となっているトニー・フラット(Tony Fratto)氏は、ツイッターは選挙の流れを変えることができると話している。

「(ツイッターは)想像し得る限り最も安価な方法で、膨大な数の潜在的支持者とコミュニケーションを瞬時に取ることを可能にした。メッセージを数百万人に強く訴えかけるだけではなく、批判に素早く対応することもできる。昔の選挙では、誰かにテレビ広告を打たれると、(それに反論する)プレスリリースを執筆したりテレビ広告を制作するのに時間がかかった。ツイッターを使えば、批判的な選挙広告や報道が出されても即座に自らの声を発信し、支持者からの反応を引き出すことができる」(トニー・フラット氏)

 ツイッターに関しては、バラク・オバマ(Barack Obama)現大統領は既に共和党候補のミット・ロムニー(Mitt Romney)氏に大差をつけている。オバマ大統領のフォロワーは約1870万人に上る一方、ロムニー氏のフォロワーは90万人以下だ。

 グリーン氏の分析によれば、オバマ大統領が「つぶやく」頻度はロムニー氏の10倍で、自陣営によるサポートも手厚い。だが「つぶやき」のシェアやリツイートの頻度はロムニー氏の方が高く、同氏の支持者層がより「熱心である」ことを示しているという。

 デジタルメディアを専門とするフロリダ州立大学(Florida State University)のジャネット・カスティロ(Jeanette Castillo)氏は、ロムニー氏は政治活動委員会(PAC)からより多くの資金と支持を集めているため、「ソーシャルメディア資本にどれほどの価値があるのか、注目している」と語る。「(ソーシャルメディア資本が)どの程度人々を動員し、選挙に参加させることができるかを見るのが楽しみです」

1313チバQ:2012/08/30(木) 21:10:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120830/amr12083020490015-n1.htm
超保守 イデオロギー色濃い論争に 共和党副大統領候補のライアン氏 
2012.8.30 20:48
 【タンパ(フロリダ州)=古森義久】米大統領選の共和党副大統領候補にライアン下院予算委員長が指名されたことで、今後の選挙戦は政策論争のイデオロギー色を濃くして、オバマ大統領への挑戦も議論をより先鋭にしていく見通しが強くなった。

 42歳のライアン氏の登場はロムニー陣営に若さや活力を増す形となり、29日の副大統領候補受諾の演説でも会場は沸きに沸いた。

 ライアン氏は演説でオバマ政権の景気回復策や医療保険改革策での巨額の支出を具体的な数字をあげて批判し、財政赤字の膨張への基本的な反対を表明した。

 ライアン氏は共和党の中でも財政面の保守主義の最も強烈な旗手として活動してきた。この点でのライアン氏の保守度は大統領候補のロムニー氏を上回る。

 このため、ライアン氏の参戦は共和党側のオバマ政権攻撃をこれまでよりも鋭くし、イデオロギー色を強くするとみられている。

 保守派の政治評論家のフレッド・バーンズ氏は「両党の論争はライアン氏の参加で、『政府の役割』とか『政府と国民の関係』という国家のあり方の基本レベルにまで引き上げられるだろう」と述べた。

 ロムニー氏も保守主義を唱えるが、論争の主題はオバマ政権下の経済運営や同政権の過去の実績という次元にとどまりがちだったというのだ。

 ライアン氏が緩急を操る論客である点も今後の大統領選の熱気を高めることが予想される。民主党現職のバイデン副大統領は国政経験こそ豊富だが、討論では失言も多く、冷静に相手を攻撃していくとされるライアン氏との対照がすでにメディアで報じられている。

1314チバQ:2012/08/30(木) 21:11:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120830/amr12083020320013-n1.htm
42歳のホープ、吉か凶か 共和党副大統領候補のライアン氏
2012.8.30 20:29 (1/2ページ)

29日、共和党大会での指名受諾演説後、家族と一緒に支持者に手を振るライアン副大統領候補(中央)(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】共和党大会で全米デビューを果たした副大統領候補、ライアン下院予算委員長をめぐり期待と不安が交錯している。英才教育で党是の「小さな政府」の財政理論をたたき込まれたホープは選挙戦の焦点の経済問題でアピールし、陣営にはずみをつける役回りだ。一方、大胆な財政再建プランはロムニー氏との溝を生んでいるとも指摘される。

 「経済問題を解決してみせる。(政策に)責任を持ち、歳出の垂れ流しをやめるべきだ。私たちなら米国に成長を取り戻せる」

 現職を押し切れないロムニー陣営に局面打開をもたらしうる「ゲーム・チェンジャー」(米メディア)。期待は承知とばかりにライアン氏は声を張り上げ、受諾演説でも自信を持つ財政・経済改革を力説した。

 自他ともに認める財政家のルーツは1992年の大統領選で敗れた共和党が臥薪嘗胆を期して翌年に設立した保守系シンクタンクだ。中心メンバーで「保守派経済のゴッドファーザー」と呼ばれたケンプ下院議員の薫陶を受けたライアン氏は財政への見識を深め、28歳の若さで当選した下院で財政の専門家の地位を確立。昨年に念願の予算委員長に上り詰め、「ライアン・プラン」と呼ばれる党の予算案をまとめた。

 その骨格は財政を圧迫するメディケア(高齢者向け医療保険)を民間医療保険の補助金制度に衣替えし、教育予算など歳出カットで財政赤字を削減する一方で、企業減税や規制緩和で経済成長を促すものだ。

 ロムニー氏は州知事時代に医療保険制度を導入するなど穏健派のレッテルがつきまとう。そこに物足りなさを感じる共和党保守派には、徹底して「小さな政府」を目指すライアン氏の主張は歓迎されている。

 だが、社会保障に大なたを振るうライアン氏にオバマ政権は「弱い者いじめ」と強く批判。あろうことかロムニー氏も「私には別の財政再建案がある」と口走り、米メディアに皮肉られるひと幕もあった。

 ライアン氏も行き過ぎたと思ったのか、全米で最も高齢者が多く住む激戦区フロリダ州の集会では78歳の母親を壇上に上げ、「メディケアは母の頼るよすがだ」と制度の存続を強調した。

1315チバQ:2012/08/30(木) 21:13:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120830/amr12083009330004-n1.htm
「安定感」「変節」…激戦州、期待と不安
2012.8.30 09:32 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【タンパ=犬塚陽介】ロムニー氏を大統領候補に正式指名した共和党にとって、4年ぶりの政権奪還のカギを握るのは、フロリダやオハイオ、ネバダなどの激戦州の票の行方だ。ロムニー氏が保守票をがっちり固めた上で無党派層を取り込めるか。激戦州の代議員からは、ロムニー氏に対する期待と不安、そして不満の声が入り交じった。

 「国民は何の実績も残せなかったオバマ政権の4年間を間近で見てきた。ロムニー氏が等身大の自分を国民に見せれば、支持は自然と集まってくる」

 最激戦区の一つとされるフロリダ州の代議員で不動産業のリンダ・アイベルさん(57)は自信をみせた。大胆な歳出削減を盛り込む財政改革案を示した保守派のライアン下院予算委員長が副大統領候補に指名されたことで、党員の結束が強まったとの指摘もある。

 ノースカロライナ州で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の幹部を務めるビル・ムーアさん(65)は、この数週間で「組織に安定感が出てきた」と述べ、“ライアン効果”に顔をほころばせた。

 オバマ大統領の「有権者を魔術にかける演説力」に危機感を募らせる声もあった。オハイオ州の自営業、ブラッド・カストンさん(53)は「オバマ氏は演説のうまいセレブリティー(有名人)だ」と話す。

 やや様相が異なるのはネバダ州だ。大統領候補の指名では、各州の代議員の割り振りが発表されたが、ネバタ州では、個人の自由を最大限に尊重し、徹底した「小さな政府」を主張するロン・ポール下院議員に17票が割り当てられ、ロムニー氏には5票しか割り当てられなかったからだ。

 ポール氏を支持したカール・バンスさん(35)は「ロムニー陣営の行財政改革は保守票の取り込みを狙った思いつきで、全く真実味がない」と厳しく批判する。

 バンスさんは「変節」を繰り返すロムニー氏支持は「信念に反する」ため、本選では「棄権票を投じるだろう」と述べ、一部の保守派とロムニー陣営に残る亀裂の深さをうかがわせた。

1316チバQ:2012/08/30(木) 21:14:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120821/amr12082121020005-n1.htm
【米国のかたちを問う】
(1)「ローン払うため勝ちたいと考えるな」父の背中追うロムニー氏
2012.8.21 21:01 (1/4ページ)[米国]

20日、米ニューハンプシャー州の集会で住民の質問に答えるロムニー氏。隣は副大統領候補に内定したライアン氏(ロイター)
 秋の大統領選でオバマ大統領に共和党候補として挑むミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)に人生最大の転機が訪れたのは、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)の布教活動でフランスに滞在中のことだった。

 2つの悲劇が若きロムニー氏を襲う。1968年6月、南西部ボルドー郊外で自動車事故に遭遇した。布教仲間の女性が死亡し、21歳のロムニー氏は、地元警察から一時は死亡を宣告されるほど重体となった。

 失意に追い打ちをかけたのが、事故の数カ月後に届いた現在の妻、アン・ロムニー氏から別れを告げる手紙だった。3年前、将来を誓い合ったが、布教活動で連絡が疎遠になり、アン氏に新しいボーイフレンドができたのだ。


突然のプロポーズ


 後に手堅い経営でファンド事業を成功させたロムニー氏だが、このときばかりは大胆だった。帰国後、空港に出迎えたアン氏にプロポーズ。その場で婚約を取り付ける早業だった。

 良くも悪くも、2年半にわたる布教活動が、政治家を目指すことになる若いロムニー氏に大きな影響を与えたのは間違いない。

 カトリック教徒の多いパリ市内での戸別訪問。当時の仲間で医師のマックブライド氏は、「1千軒訪問して、話を聞いてくれる人は2、3軒だけだった」。草の根選挙の難しさをすでに皮膚で感じ取っていたとしても不思議ではない。

 母レノア氏が上院選に出馬した70年、選挙遊説について回った23歳のロムニー氏は、地元メディアに興味深いことを語っている。

 「将来、政治家になりたい。だが、家族を養う生活手段としての政治家ではなく、経済基盤を固めた上で政治に専念したいのだ」

 ロムニー氏にそう語らせたのはミシガン州知事を務めた父、ジョージ・ロムニー氏だった。

 自動車産業のメッカ、ミシガン州が生んだ“親子鷹”のロムニー氏と父ジョージ氏。見た目も経歴もうり二つだ。フォードなどビッグスリーに対抗して設立した自動車メーカー「アメリカン・モーターズ」元会長で、ミシガン州知事を3期務めたジョージ氏が最後まで果たせなかった夢。それが、米大統領だった。

 「知事選に出馬中だった父は幼い私に言った。住宅ローンを払うために選挙に勝ちたいと考えるな、と」

1317チバQ:2012/08/30(木) 21:15:01
受け継いだ使命感


 今年1月の共和党予備選討論会で、ロムニー氏は封印していた父との“秘話”を披露した。金持ちイメージを払拭し、ホワイトハウスを目指す理由が、父から受け継いだ使命感であることを強調するためだった。

 ジョージ氏は1964年の大統領選に意欲を示すも出馬を断念。68年には共和党予備選で敗退した。

 一方のロムニー氏は、投資ファンド「ベイン・キャピタル」の共同設立者として成功後、94年にマサチューセッツ州から上院選に出馬。民主党大物エドワード・ケネディ氏に挑み敗北する。が、2002年には同州知事に当選した。

 1期で辞任したのは、08年の大統領選に出馬するためだった。ロムニー父子にとって、実業家は州知事や上院議員になるためのステップだった。その知事や上院議員も頂上を目指す踏み台にすぎなかったのだ。

 ポール・ライアン下院議員(42)を副大統領候補と発表した翌日の8月11日。ロムニー氏はバージニア州での集会で「わたしは中小企業の味方だ。イチから起業するのが好きなのだ」と声を張り上げた。

 「ドミノ・ピザ」「すかいらーく」。日本でもなじみの外食産業への投資で知られるベイン・キャピタルを名だたる企業に育てた。妻アン氏を口説き落としたスピードと大胆さがファンド経営に発揮されたのか。だが、よく言えば慎重、悪く言えば臆病な一面を物語るエピソードもある。

 「地位も収入も失いたくないんだ。失敗したら元の部署に戻っていいか?」

 ロムニー氏は、ベイン設立を持ちかけた元職場の上司にこう懇願した(「ザ・リアル・ロムニー」マイケル・クラニッシュ、スコット・ヘルマン共著)。

 02年のソルトレークシティー冬季五輪で組織委員会の会長を務めたロムニー氏の片腕だったユタ州在住のフレイザー・ビューロック氏(57)はこう語る。

 「上院選出馬は親の七光だが、民主党の強いマサチューセッツ州での知事当選は立派だ。スキャンダルまみれの五輪を黒字化した実績が大きかった」


髪型は「超」保守的


 だが、政治家としての力量を知るには、知事時代の4年間はあまりに短い。穏健なのか、保守なのか、政治信条もとらえにくい。

 知事時代最大の成果、医療保険改革は、オバマ大統領が実現させた全米の改革のモデルとなった。ジョージ氏も、ミシガン州に全米初の所得税を導入して福祉政策を拡充。実績からみれば父子ともに穏健派だ。

 普段着のロムニー氏を語るのは、25年の知り合いだというボストン市郊外の美容院経営、デ・マジストリス氏(69)だ。

 「髪形は“超”がつくほど保守的だよ。こちらが思った通りにカットさせてくれないんだ。髪形のこと以外は何でも話した。人工妊娠中絶に賛成したり、考え方は柔軟だったなぁ」

 27日からフロリダ州で始まる共和党大会で指名を受けるロムニー氏は父を超えた。だが、米国をどこへ導こうとしているのか。親子2代で上る階段の先は、はっきり見えない。





 リベラル色を強め再選を狙うオバマ大統領。穏健色を振り払い保守復活を唱えるロムニー氏。11月6日の大統領選は「米国のかたち」を問う選挙でもある。(ボストン 佐々木類)

1318チバQ:2012/08/30(木) 21:16:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120823/amr12082315300005-n1.htm
【米国のかたちを問う】
(2)大きな政府VS小さな政府
2012.8.23 15:29 (1/3ページ)[米国]


オバマ氏「成果を出すのに、もう4年必要だ」



ロムニー氏「ワシントンで人生を送る人に経済は理解できない」


 日中の市街地に人影はまばら。空き店舗も目につき、21万人の都市にしてはまるで活気が感じられない。「不況で企業や人が流出し、治安も悪化する。負の連鎖だ」。商工会議所の幹部はため息をついた。

 カリフォルニア州ロサンゼルスから東に約100キロ。サンバーナディーノ市は今月1日、4千万ドル超の財政赤字を抱えて連邦破産法第9条の適用を申請した。ジム・モリス市長室長は「職員の解雇や給与削減も、焼け石に水だった」と肩をすくめる。

 同州では今年3つの自治体が破綻し、ブラウン州知事も1月に「財政非常事態」を宣言。景気低迷や雇用の悪化で税収が激減する一方、消防など行政サービスは削れず、債務は膨れ上がる。50超の自治体が破綻危機にある米国の縮図だ。






債務膨れる自治体


 オバマ政権は、「大きな政府」路線で米経済の立て直しに挑んだ。その柱が財政出動による景気刺激策と、太陽光発電など新産業育成で雇用創出を図る「グリーン・ニューディール」。就任直後に7870億ドルという過去最大の景気対策を実施した。

 しかし、カリフォルニア州立大のジョナサン・アンダーソン教授は「景気の押し上げには至らなかった」と切り捨てる。就任前に5.8%だった失業率は11年に8.9%へ跳ね上がり、景気対策に湯水のようにお金をつぎ込んだ結果、1兆ドルを超す財政赤字を招いた。財政危機の自治体を救済する余裕も国にはない。

 だがオバマ大統領は「(成果を出すのに)もう4年が必要だ」と開き直り、「大きな政府」路線を変えるつもりはない。米シンクタンク、経済開発委員会のジョセフ・ミナリク副代表は「本来は政策を見直す局面だが、自動車産業の復活など成果を誇張している」と指摘する。






民間活力で成長


 対抗する共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事の旗印は「小さな政府」。オバマ氏とは真逆に政府の介入を極力抑え、民間の活力で経済成長を促す手法だ。ファンド経営者として鳴らした経歴を自負し、「(政治の街)ワシントンで人生を送る人に経済は理解できない」と胸を張る。

 しかし、その足元がここにきて揺らいでいる。

 ウォール街の代弁者としてオバマ氏の金融規制強化に強硬に反対するロムニー氏を、ジョージ・メイスン大のドナルド・ボードリュー教授は「『むだな規制が多い』というだけで、具体的にどんな規制を撤廃すべきかの言及がほとんどない」と批判する。

 反格差デモの拡大を契機に巻き起こった「キャピタリズム」論争。ロムニー氏は「米国は自由経済、市場原理の国だ」と突っぱねてきた。しかし、大幅な歳出削減を訴える財政再建策にはブレが指摘されている。

 根は穏健派のロムニー氏が副大統領候補に選んだライアン下院予算委員長は、札付きの財政緊縮論者だ。高齢者向け医療費や教育予算の大胆な削減をうたうライアン氏に、オバマ陣営が「弱者切り捨て」とかみつくと、ロムニー氏は「私は別の財政再建案を用意する」と口走り、ライアン氏との溝をさらけ出した。






迫る「財政の崖」


 互いに弱みを抱えたオバマ氏とロムニー氏の前には、「財政の崖」問題が立ちはだかる。与野党の財政再建協議の決裂によって来年1月から予定される減税措置の打ち切りと、歳出の強制削減で、景気が崖から一気に落ち込む恐れがあるのだ。オバマ氏が唱える富裕層向け増税も、ロムニー氏の歳出削減も、景気落下に拍車をかける懸念がある。

 「大きな政府」か「小さな政府」か。大統領選は、経済モデルを選択する機会だが、アンダーソン教授は「地方を破綻からどう救うのか、処方箋は示されていない」と漏らす。(サンバーナディーノ 柿内公輔)

1319チバQ:2012/08/30(木) 21:16:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120825/amr12082507590002-n1.htm
【米国のかたちを問う】
(3)国民皆保険
2012.8.25 07:56 (1/3ページ)[米国]

ニューハンプシャー州の自動車プレートに「LIVE FREE OR DIE(自由に生きる、さもなくば死を)」の文字。医療保険改革は米国民の価値観も問う

保障権利か 自由侵害か


 □オバマ氏「2年前の政治闘争を再開させる余裕はない」

 □ロムニー氏「改革を大統領就任初日に撤廃してみせる」

 米ニューヨーク州内に、医療保険を持たない中低所得者を無料で治療する病院が数カ所ある。大学病院の医師らの善意によるものだが、多くの無保険者が治療を希望し、予約を取るのは容易ではない。

 ◆多くの命救われる

 「オバマ大統領の医療保険改革は画期的だ。無料病院にも満足に通えなかった多くの人々の命が救われるからだ」。エイズと約20年闘い続け、今も週1回通院する元ダンサーで無保険者のビル・ダニエルスさん(56)はしみじみ語る。知人の中には、保険がないことを恥じ、こうした病院にも通わず体調を崩している無保険の女性もいる。

 ニューヨーク州はまだ恵まれている。ハーバード大の調査によれば、無保険が原因の死者は国内で年4万5千人に上る。高齢者・貧困層対象の公的保険を除くと、勤務先が提供する民間保険が主流の米国では、失業者や既往症がある人は保険に入れない。国民に保険加入を義務付けたオバマ氏の改革は、そうした人々にとって救いとなる。

 改革は国民の間で相次ぎ起こる“医療破産”の解消にも寄与する。米国の医療費は高額で、保険もなく緊急治療を受ければ自己破産しかねない。医療費が原因となった破産が全体に占める割合は2001年の46%から07年に62%へと急増。改革は焦眉の急といえた。

 歴代政権の試みは挫折の連続だった。セオドア・ルーズベルト大統領が100年前に医療保険改革を唱えた後、トルーマン大統領が国民皆保険化を試みたが失敗。ジョンソン政権時代には高齢者・貧困層への公的保険が導入されたが、クリントン政権による皆保険導入は頓挫した。

 それゆえオバマ氏が“社会主義者”と揶揄(やゆ)されながらも10年に医療保険改革法を成立させた際には、「(奴隷解放宣言をした)リンカーン大統領の業績に匹敵する」と自賛した。最高裁が今年6月に合憲判断を下すと、「2年前の政治闘争を再開させる余裕はない。この日をもって私たちは前進する」と宣言した。

 オバマ氏の改革に真っ向から反対するのは共和党大統領候補のロムニー前マサチューセッツ州知事だ。保険加入義務付けを「個人の自由の侵害」と強調する。

 米国には「個人のことに口を出すな」という独特の政治風土がある。実際、6月の世論調査ではオバマ氏の改革を「好ましくない」と思う人が52%と、「賛成」の36%を上回った。

 「私たちは無保険者のためになぜ多くの税金を払う必要があるのか? 自分のことは自分で責任を持って」。夫の会社の医療保険を持つエバ・ベリコバさん(28)はこう憤る。

 こうした保守層の間でロムニー氏の求心力は決して高いとはいえなかったが、大統領選に向けて逆に結束が強まるとの見方もある。オバマ氏の改革は追加支出が予想され、原資となる増税も経済に影響を及ぼすとの懸念が強いからだ。

 ◆根付く「自己責任」

 ロムニー氏に死角がないわけではない。オバマ氏の改革はロムニー氏がマサチューセッツ州に導入した改革が手本となったからだ。ルー大統領首席補佐官は「ロムニー氏も自慢していたはずだが」と皮肉る。しかし、本人は“改心”を全く悪びれず、「改革を大統領就任初日に撤廃してみせる」と鼻息が荒い。

 「自由に生きる、さもなくば死を」。東部ニューハンプシャー州の自動車プレートにはこんな言葉が刻まれている。米国民に根付く建国時からの「自己責任」の気概を表したものだ。

 医療保険をめぐる米国社会の「分断」は根深い。改革の国民投票となる大統領選は、自由と権利をめぐる国民の価値観までが問われることになる。(ニューヨーク 黒沢潤)





【用語解説】医療保険改革

 中低所得者約4600万人の無保険者を減らすため、2014年から国民に民間医療保険加入を義務付ける。原資は高所得者や医療関係業界への増税、高齢者医療保険の支出抑制などでまかなう。加入を拒否した国民には「罰金」を科す。共和党の力の強い26州が改革は憲法違反にあたると提訴。高裁段階では合憲、違憲の判断が分かれたが、最高裁が6月に合憲判決を下した。

1320チバQ:2012/08/30(木) 21:17:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120826/amr12082610110001-n1.htm
【米国のかたちを問う】
(4)移民制度改革 覚悟と熱意は
2012.8.26 10:11 (1/3ページ)[米国]

米国で育った不法移民の若者に就労許可を与えるよう訴えるヒスパニック系の住民ら=8月、米メリーランド州(AP)
 ■オバマ氏「移民の国であることに強みを見いだしてきた」

 ■ロムニー氏「兵役服して国守る人なら市民権獲得を支持」

 「どちらの候補が優れているかじゃない。マシなのはどっちか、の選択だ」

 デービッド・ベナビーデスさん(31)は人懐っこい笑顔を浮かべた。

 ホワイトハウスから車で約15分、バージニア州アーリントンにある不法移民の求職者待機所。幼少時にグアテマラから両親に連れられて移住したベナビーデスさんは正規の移民で、8年前から求職者と雇用側の橋渡し役を任されている。

 日の出直後から約20〜30人の不法移民が日雇い職を求めて集まる。草刈りや清掃業などの時給は約10ドル(約790円)。小部屋を7〜8人でシェアし、ときには野宿しながら生活費を切り詰め、貯蓄に充てる。6〜7年の我慢で、故郷に家が建つという。





 ◆ヒスパニック票

 米国人が敬遠する低賃金の単純労働を進んで請け負い、“夢”を追いかける不法移民。「移民制度改革を訴える政治家に、彼らを受け止められる覚悟と熱意があるだろうか」。ベナビーデスさんは語気を強めた。

 不法移民の数は約1120万人、大半はヒスパニック系だ。同じヒスパニック系の米国民は人口の約17%、有権者は約1930万人に上る。同胞意識は強く、候補者の移民政策は投票行動を左右しかねない。

 カリフォルニア大バークレー校のハーリー・シャイケン教授も「フロリダやバージニア、ネバダなどの接戦州で、ヒスパニック票の上積みが最大のカギとなる」と指摘する。

 「われわれは常に、法を重んじる国と同時に移民の国であることに強みを見いだしてきた」。オバマ大統領は6月、一定条件を満たす30歳以下の不法移民への強制送還を2年間免除すると発表した。

 が、新たな法律を必要としない特例措置は「一時しのぎ」であることを本人も認める。この4年で目に見える成果は出せず、選挙前にヒスパニック票をつなぎ留めようという意図は明白だった。

 オバマ氏は前回選挙で、不法移民の若者が一定条件を満たせば在留資格を与える「ドリーム法案」の成立を掲げ、ヒスパニック票の67%の支持を得た。しかし、法案は共和党の反対で頓挫。一方で国境警備を強化し、歴代政権で最多となる120万人の不法移民を強制送還し、ヒスパニック系の支持者を失望させた。

 ◆党内事情足かせ

 共和党の大統領候補、ロムニー前マサチューセッツ州知事の移民政策も明瞭さを欠いている。

 表向きは国境警備と不法移民を雇用する事業主への規制を強化し、就職機会を削減することで不法移民の「自主退去」を促す強硬策を支持している。が、具体策には一切触れていない。

 6月、ヒスパニック系団体の大会では「兵役に服して国を守ろうとする人なら市民権を獲得できる道を支持する」とお茶を濁し、若者の強制送還を免除するオバマ氏の新政策への賛否さえ明らかにしなかった。

 ロムニー氏を縛るのは、不法移民に批判的な保守層を抱える党内の事情だ。予備選では、比較的寛容な移民政策を打ち出した他候補を「弱腰」と批判してきた。いまになって前言を翻せば、ロムニー氏を苦しめた「変節者」のレッテルが再燃しかねない。むしろ国民が最も関心を持ち、本人の強みでもある経済問題に集中した方が、勝ち目があると見込んでいるのだ。

 各種世論調査では、ヒスパニック系の支持率はオバマ氏が約6割、ロムニー氏が約3割だが、もともと民主党の地盤だけに「6対4でもロムニー氏にも勝算が出てくる」とされる。

 オバマ氏の新味に乏しい「希望」に賭けるか。それとも、改革の熱意には乏しいが「経済通」のロムニー氏に乗るか。いずれにせよ消極的な選択を余儀なくされている。(ワシントン 犬塚陽介)

1321チバQ:2012/08/30(木) 21:21:21
http://mainichi.jp/select/news/20120831k0000m030023000c.html
米大統領選:共和党大会 ポール氏派が運営に反発し退場
毎日新聞 2012年08月30日 19時19分(最終更新 08月30日 19時43分)


米共和党大会会場でロン・ポール氏の大きな顔写真を掲げる支持者ら=2012年8月26日、AP
拡大写真 【タンパ海保真人】米フロリダ州で開催中の米共和党全国大会で29日、「リバタリアン(自由至上主義者)」で知られ、大統領候補指名争いに加わっていたロン・ポール下院議員(77)の支持者らが、党指導部の運営に抗議し、突然退場するハプニングがあった。大統領選へ向けて党が目指す一致結束にきしみが生じた格好だ。

 登壇者が演説中、「ロン・ポール」のプラカードを掲げた人など約50人が、党への不満を叫びながら行進し、会場を後にした。支持者の話では、北部メーン州のポール氏派の代議員10人が大会前に資格を剥奪されたことや、党指導部が各州の代議員の選出方法を少数派に不利になるよう変更する動きがあるためという。

 一部は大統領指名候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事陣営幹部の関与をいぶかる。支持者の一人はロムニー氏に投票しないことをほのめかし、「ロムニーは我々の支持なしには勝てないだろう」と語った。

 大会では、党指導部が代議員の選出方法を変えられる規則改定が強行採決で行われ、ポール氏支持派などから抗議の声が起きた。また28日には予定されていないポール氏の演説を求める掛け声も聞かれた。

 ポール氏は同党では異例の海外駐留米軍全面撤退などを主張、一部若者らの間でカリスマ的存在。「ティーパーティー(茶会運動)」にも支持者が多く、予備選ではロムニー氏を相手に最後まで撤退しなかった。

1322チバQ:2012/08/31(金) 22:07:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120831/amr12083114110004-n1.htm
ロムニー陣営は人柄アピール 会場に熱気と興奮
2012.8.31 14:06 [米国]

30日、米フロリダ州タンパでの共和党大会で、指名受諾演説をするロムニー氏(ロイター=共同)
 【タンパ(フロリダ州)=犬塚陽介】無数の星条旗が会場を埋め尽くし、総立ちの支持者が大歓声を挙げた−。フロリダ州タンパで30日、共和党の大統領候補に指名されたロムニー前マサチューセッツ州知事の指名受諾演説した。4年ぶりの政権奪還に向け、ロムニー氏がオバマ路線との決別を打ち出すと、会場には熱気と興奮が広がった。

 ロムニー氏は演説で、焦点の経済問題だけでなく、家族観や宗教、女性の地位向上などを率直に語り、未来志向の「国民の団結」を訴えて総立ちの観衆の喝采を浴びた。

 ロムニー陣営の幹部は指名受諾演説で「ミット・ロムニーの新たな一面を見せたい」と強調。時に「取っ付きにくさ」が指摘されるロムニー氏の「人間味」を描き出し、テレビやインターネットを通じた約3500万人の視聴者にアピールする方針を明確にした。

 受諾演説は「全米の有権者に直接的に訴えかけ、選挙戦に勢いをつける最大の好機」(共和党関係者)。会場には財界の大物だけでなく、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)関係者や五輪メダリストも駆けつけ、ロムニー氏の人柄と人脈をアピールした。

 党大会最終日の30日には候補者指名を争ったギングリッチ元下院議長のほか、ブッシュ前大統領の弟のブッシュ元フロリダ州知事らも応援演説。特別ゲストとして俳優で映画監督のクリント・イーストウッド氏が登場すると、支持者は総立ちで歓迎し、会場は熱気に包まれた。

1323チバQ:2012/09/01(土) 09:55:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120831/amr12083122080008-n1.htm
「人間・ロムニー」を演出 冷徹さ封印、宗教“解禁” 共和党候補指名
2012.8.31 22:07 (1/2ページ)

8月30日、米フロリダ州タンパの共和党大会で、大統領候補指名の受諾演説のため、ステージに上がるロムニー氏(ロイター)
 【タンパ=古森義久、犬塚陽介】米共和党の大統領候補に決まったロムニー前マサチューセッツ州知事は8月30日の指名受諾演説で、宗教や家族観、女性の地位向上などに多くの時間を割いて率直に語り、「冷徹なロボット」と揶揄(やゆ)される人物評の払拭に努めた。「変革」を求めてオバマ大統領を支援し、現状に失望感を深める無党派層の取り込みには、好感度の向上が不可欠であるとロムニー陣営は分析。いつも以上に冗談や皮肉を交えながら「人間・ロムニー」を演出した。


壇上で「愛」連発


 米メディアによると、指名受諾演説はテレビやインターネットを通じ、約3500万人が視聴。ロムニー氏の人間性を訴えるには「またとない好機」(陣営幹部)となった。

 ロムニー氏の人間としてのソフト面はまず、普段は語ることの少ないモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)の活動についての紹介でアピールされた。

 同じ教会で働いた信徒が2人次々に登壇し、ロムニー氏の長年の宗教活動、特に慈善での貢献を詳しく語った。選挙戦で争点になるとも予測される宗教が、逆に恵まれない同胞への「愛」として提示された。

 ロムニー氏本人も支持者たちも演説では「愛」という言葉を多用して、家族への愛を強調した。大会の最終場面ではロムニー家の息子5人と孫18人がみな演壇に登り、その実践を誇示する形ともなった。

 また、女性の地位向上への配慮についても、民主党側からの攻撃に反論する形で、ロムニー氏のマサチューセッツ州知事時代の副知事や州政府幹部だった女性たちが同氏をたたえる演説を行った。

 オバマ大統領へのメッセージとして強く打ち出されたのは「民」の効用、民間ビジネスの価値だった。ロムニー氏が経営し、巨利を得たという投資ファンドに関与した旧友たちが登場し、同ファンドの活力がいかに民間経済に寄与したかを語った。この証言はロムニー氏のビジネスマンとしての実績を示すだけでなく、経済の不況対策などに「官」の効用を優先させる大統領への批判となった。

 ロイター通信による最新世論調査では、共和党大会中にロムニー氏がオバマ大統領を支持率で2ポイント引き離したことが判明している。

 ただ、ロムニー氏が演説で公約した「1200万人の雇用創出」には、早くも民主党から「根拠を提示していない」との批判が噴出している。妊娠中絶や同性婚に懐疑的な姿勢は保守層に歓迎される一方、無党派層の離反を招きかねない。


オバマ陣営反撃へ


 オバマ大統領はロムニー氏の演説を受けて「今夜は彼らのものだったが、われわれはあすを重視しなければならない。さあ行こう」と支持者向けに電子メールを送信。オバマ陣営のメッシーナ選対委員長も「個人攻撃ばかりで具体性を欠いていた」と切り捨て、来週の民主党大会で反撃に打って出る姿勢を明確にした。

1324チバQ:2012/09/04(火) 22:23:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012090400709
日本・朝鮮半島に「強いプレゼンス」=アジア重視継続−米民主党綱領
 【ワシントン時事】3日に発表された米民主党綱領はアジア太平洋政策で、同盟国との関係強化と共に「日本と朝鮮半島に強いプレゼンス(存在)を維持する」と明記し、オバマ政権のアジア重視政策の継続を強調。安保・経済両面で対中政策を重要視する方針を確認した。
 同綱領は外交政策の方針として「テロや核拡散、サイバー攻撃などの脅威は一国では解決できない」と指摘。さらに「国際機関での米国の指導力の強化」を挙げた。
 中国に関しては、軍事交流を進めるなど協力関係の構築に努めるとした上で、「国際基準・規則を順守しなければならない」と要求。チベット問題を含む人権尊重の重要性を指摘し続けていくと述べた。
 綱領はまた、オバマ大統領の「核なき世界」に向けた努力を公約。イランと北朝鮮に対しては、国際的な経済制裁など外交手段によって核開発を断念させる方針をうたっている。
 経済面では、アジア太平洋を「最も活力に満ちた地域の一つ」と位置付け、環太平洋連携協定(TPP)を活用して「米製品の市場を見いだしていく」としている。(2012/09/04-17:23)

--------------------------------------------------------------------------------

1325チバQ:2012/09/04(火) 22:24:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012090400666
中間層を重視=中絶容認、同性婚支持−米民主党綱領
 【ワシントン時事】米民主党は3日、11月の大統領選や上下両院選に向けた公約となる党綱領を発表した。オバマ大統領の意向を踏まえて中間所得層を重視する姿勢を打ち出し、「地球上で最も繁栄した国家をつくる」と宣言。人工中絶容認や同性婚の支持を明記し、保守色を強める共和党との違いを鮮明にした。
 党綱領のタイトルは「米国の前進」。4日(日本時間5日)開幕の全国党大会初日に正式に採択される。(2012/09/04-16:57)

--------------------------------------------------------------------------------

1326チバQ:2012/09/04(火) 22:30:44
http://mainichi.jp/select/news/20120904k0000e030204000c.html
米大統領選:民主党 政策綱領に同性婚の支持を明記
毎日新聞 2012年09月04日 12時53分(最終更新 09月04日 16時29分)

 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)古本陽荘】米民主党は3日、党全国大会で4日に採択される予定の党政策綱領を公表した。党として同性婚を支持する方針を初めて明記。中間層の底上げによる経済成長を目指す方針を明確にし、富裕層減税でトップダウン型の成長を目指す共和党への対決姿勢を鮮明にした。

 党綱領は今後4年間の党政策の方向性を打ち出すものだが、今回の綱領は11月の大統領選の公約としての位置付けが明確なものとなった。

 外交・安全保障では、核拡散を防ぎ、最終的に「核兵器なき世界」を目指すこれまでの方針を維持するとしたが、実現までには「忍耐が必要」とも指摘した。テロとの戦いについては、国際テロ組織アルカイダが「01年の同時多発テロ以降、最も弱くなっている」と成果を強調した。

 党綱領はアジア太平洋を重視し、日本など同盟国との関係強化を目指す姿勢を示す一方、北朝鮮には、核兵器関連物資を国外に拡散させた場合は「米国や同盟国に対する深刻な脅威と受け止める」と警告している。

 イランの核兵器開発問題についても、外交的な解決が望ましいとしつつ、「軍事的手段も選択肢に含まれている」と強調した。

1327チバQ:2012/09/04(火) 22:39:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120904/amr12090419450008-n1.htm
【米大統領選】
綱領対決 「最強の米軍」は一致 「核兵器なき世界」で対立
2012.9.4 19:44 (1/2ページ)
 【シャーロット(ノースカロライナ州)=佐々木類】11月の米大統領選に向けた選挙公約である民主、共和両党の綱領が3日出そろった。外交・安全保障分野で、ともに米国を「アジア太平洋国家」とした上で、世界最強の軍事力を維持し、日本など同盟国とともに中国を牽制(けんせい)する姿勢を強めている。だが、民主党が追求する「核兵器なき世界」を、共和党は「注目すべき失敗」と断じるなど大きな違いもみせている。

 民主党は4日、南部ノースカロライナ州シャーロットで党大会を開き、党綱領を採択。内政だけでなく外交・安保面でも共和党との論戦を本格化させる。

 3日発表された民主党綱領は、与党政権らしく、対中政策について現実的な課題への対処方針を表明。共和党より多いスペースを割き、日本の原油輸入のシーレーン(海上輸送路)でもある南シナ海における中国の挑発的な海洋活動について、国際基準や国際法の順守を強く求めた。

 特に、「最優先」としたアジア太平洋地域で、オーストラリア、日本、フィリピン、韓国など同盟各国をアルファベット順に列記した上で、「日本と朝鮮半島で強い軍事的な存在感を維持する」と強調した。在日米軍の強力な態勢維持を明記したのは、対アジア外交のキーマンである「キャンベル国務次官補の影響が色濃い」(日米関係筋)との指摘も上がる。

 先の党大会で採択された共和党の綱領も、米国を「太平洋国家」とする一方で、地域の覇権を目指す中国や、核開発を続ける北朝鮮に対するオバマ政権の対応ついて「弱腰」と一刀両断し、「強い米国の復活」を掲げて国防費の削減に反対していく方針を示した。

 こうした方針は、米国には自由と民主主義を世界に流布する特別の使命があるとした、共和党の理念ともいえる「米国例外主義」に基づいている。ただ、両党は表現こそ違うものの、アジアなどでの秩序を形成していくため、「世界最強の軍隊の維持」という方向性では共通する。

 一方、核政策で民主党は、オバマ大統領が2009年に「壊滅的な打撃をもたらす兵器を地球から最終的に一掃する」との理想を掲げて表明した「核兵器なき世界」を踏襲。共和党は中国、ロシアを名指しし、「強力で効果的な戦略兵器は抑止力として不可欠」とし、民主党を批判した。

1328チバQ:2012/09/05(水) 22:13:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000069-mai-int
<米大統領選>ミシェル夫人 中間層へアピールの演説
毎日新聞 9月5日(水)19時11分配信


 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)古本陽荘】「バラクにとって成功とは、いくら稼いだかではなく、人々の生活にどれだけの変化をもたらしたかなのです」

 4日の米民主党全国大会で演説したミシェル夫人(48)は、バラク・オバマ大統領(51)の人柄や結婚生活について時間を割いて語り、会場の聴衆から熱狂的な歓声を浴びた。

 「我々は若く、とても愛し合い、そして借金だらけでした」と夫婦で多額の学生ローンを抱えていた新婚時代の暮らしぶりを紹介。大統領が授業料軽減のために学生支援に熱心なのは「バラクにとってこうした問題は、政治的な課題ではなく、個人的な課題だからなのです」と語った。

 また、大学卒業後に「高額報酬の就職の誘いを断り、鉄工所閉鎖で苦しむ地域で支援活動をしていたころと、いまでも彼は変わらない」と強調。ゴミ箱から拾ってきたコーヒーテーブルを大切にしていたエピソードも明かした。

 ライバルの共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は投資ファンド経営で巨額の富を築き、「市民感覚が欠如している」などと批判されている。両候補の暮らしぶりや育ちの違いに焦点を当て、中間層の味方はオバマ大統領とアピールする狙いもあったようだ。


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120905-00000057-jnn-int
民主党大会開幕、米大統領選“女の闘い”
TBS系(JNN) 9月5日(水)20時40分配信

 11月のアメリカ大統領選挙は再選を目指すオバマ大統領と共和党・ロムニー候補の接戦となっていますが、本人たち同様に注目を集めているのが夫人たちの『女の闘い』です。

 アン・ロムニー夫人は5人の息子を持つ専業主婦。裕福な家庭に育ち、大金持ちのロムニー氏と結婚しました。ミシェル夫人は対照的に、シカゴの労働者階級の家庭出身。弁護士として2人の娘を育てながら、オバマ大統領と二人三脚で歩んできました。党大会の目玉として登場したふたりの夫人。狙いは「女性の支持拡大」です。

 3日間にわたって開かれる民主党大会の初日。中絶の権利や性差別といった問題に取り組む女性たちが次々に登場して、民主党への支持を訴えました。そのトリを務めたのは・・・。
 「今、ミシェル・オバマ大統領夫人がステージに立ちました。会場から大きな歓声。そして、『We Love Michelle』 の立て札がたくさん上がって、前が見えないような状況です」(記者)

 「上院議員だったときも大統領候補になったときも、バラクは最初のデートのときに穴の開いた車で迎えに来てくれたときの彼と変わっていません」(ミシェル・オバマ夫人)

 ミシェル夫人は、夫が大統領になってもかつてと同じ価値観と決意を持って仕事に臨んでいると話し、“変わらないオバマ氏”を強調しました。

 「バラクにとって成功とは、いくらお金を稼ぐかではありません。人々の生活をどれだけよくできるかなのです」(ミシェル・オバマ夫人)

 前回の選挙で女性票の56%を獲得したオバマ陣営。ところが、今回の選挙ではここに来て暗雲が立ちこめています。世論調査によると、ロムニー氏は先週行われた共和党大会の後に女性からの好感度が上昇しました。ところが、オバマ氏の好感度は51%から46%に減少したのです。

 「今夜は愛について話します」(アン・ロムニー夫人)

 共和党大会でロムニー候補の素顔を紹介したアン夫人。夫のイメージ改善に一役買っただけでなく、経済問題について母親の視点からオバマ大統領に厳しい問いかけをしていました。

 「仕事好きの働く母親は“少しでも働く時間を削って子どもと過ごしたい”そう思っていますが、こんな経済状態ではそんなわけにもいきません」(アン・ロムニー夫人)

 対するミシェル夫人は演説の最後をこう結びました。

 「我々はもう一度結束し、立ち上がらなければなりません。この国を前進し続けさせるために、信頼できる男性で、私の夫、我々の大統領であるバラク・オバマのために」(ミシェル・オバマ夫人)

 「本当に感動しました」
 「ミシェル夫人はとても誠実で率直な人。このスピーチは大きな影響を与えると思いますよ」(民主党員)

 アメリカで最も好感度の高い女性といわれるミシェル夫人のスピーチは、過熱する女性票をめぐる戦いにどんな影響を与えるのでしょうか。(05日17:04)

1329チバQ:2012/09/05(水) 22:13:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000083-mai-int
<米大統領選>民主党の同性婚支持 賛否分かれ賭けの要素も
毎日新聞 9月5日(水)20時21分配信


拡大写真
米南部ノースカロライナ州シャーロットで開幕した民主党全国大会に参加する、北西部ワシントン州シアトルの代議員。同性愛、両性愛、性同一性障害者の尊厳を象徴する虹色の衣装をまとっている=2012年9月4日、AP

 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)海保真人】11月の米大統領選で再選を目指すバラク・オバマ大統領を民主党の大統領候補に正式指名する党全国大会が4日、南部ノースカロライナ州シャーロットで開幕した。党の政策綱領に初めて同性婚への支持が盛り込まれ、同性愛者とその支援者は活気づいている。再選へ向けて無党派層をも引き寄せるオバマ大統領の思惑とされるが、賛否を巡り国を二分する問題だけに賭けの要素もある。同性婚支持は同時に、男女間の結婚しか認めない共和党の方針との違いをいっそう際立たせることになった。

 大会にあわせて、この日開かれた同性愛者らの党員集会は「歴史的で祝うべき日」と喜びに包まれた。演壇に立った労働組合全国組織の女性代表、ランディ・ワインガーテンさん(54)は「二十数年前、私たちは自分がゲイやレズビアンだと言うことを怖がっていた。ようやく今、党に尊重され、他の米国民と同様、自由と尊厳という称号を与えられた」と話した。集会は、選挙へ向けて決起する場ともなった。

 採択された政策綱領は、同性カップルの結婚を支持するとともに、婚姻の定義を男女間に限定した連邦法「結婚防衛法」の廃止を求めている。

 米国で同性婚の合法化は各州に委ねられているが、合法化しているのは50州のうち8州とコロンビア特別区(首都ワシントン)のみ。法的に認知されないと、カップルは財産相続、医療保険などで困難に直面する。民主党の綱領は合法化を促すと期待されている。

 オバマ大統領は5月、歴代米大統領として初めて同性婚を支持する発言をし、綱領に盛り込む布石となった。当時のギャラップ社の世論調査では、支持派50%、不支持派48%。支持派は16年前の27%から大きく増えた。また、民主党支持者のうち65%、無党派層の57%も支持した。

 オバマ選対にとって同性婚支持は、接戦が見込まれる大統領選で、リベラル派の支持を固め、さらに無党派層への浸透を広げる戦略とみられている。

 一方、共和党は8月に採択した政策綱領で、同性婚を認めない方針を改めて確認。世論調査でも共和党支持者のうち同性婚合法化への支持は22%にとどまり、民主党とは対照的になっている。

 民主党大会に参加している党員のほとんどは「同性カップルが『家族』だと認知されるための大きな一歩」と歓迎している。だが、民主党支持者でも約3割が不支持のほか、「共和党は今後、より反同性愛者の方針を強めるのではないか」(男性支援者)と懸念する声も出ている。

1330チバQ:2012/09/05(水) 22:15:06
>>1248
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120905/k10014808551000.html
民主党大会 ヒスパニック系市長演説
9月5日 19時0分 K10048085511_1209051933_1209051935.mp4
アメリカの大統領選挙に向けた民主党大会で、ヒスパニック系の期待の星として注目されるテキサス州の若手市長が基調演説を行い、野党・共和党の大統領候補のロムニー氏は、庶民が置かれている状況について「分かっていない」と痛烈に批判しました。

4日、民主党の全国党大会で基調演説を行ったのは、テキサス州サンアントニオのフリアン・カストロ市長(37)です。
ヒスパニック系のカストロ市長は演説の中で、共和党のロムニー候補について、「最も裕福な層がより豊かになれば、残るわれわれも豊かになれると言うが、そのやり方はすでに失敗し、中間所得層が犠牲になった。ロムニー氏は分かっていない」と厳しく批判しました。
そのうえで、「オバマ大統領は、人々への投資なしに国の繁栄はありえないと理解している」と述べ、中間所得層への支援強化を掲げ、再選を目指すオバマ大統領への支持を訴え、会場から喝采を浴びました。
4年に1度開かれる民主党と共和党の党大会では、その党の次世代を担う若手の有力政治家が基調演説を務めることが多く、8年前には、当時無名のイリノイ州上院議員だったオバマ氏が国民の融和を訴える演説を行い、一躍全米の注目を集めました。
今回、民主党がカストロ市長を起用した背景には、人口が急激に増加し、大統領選挙でも勝敗の鍵を握るとみられるヒスパニック系の支持を固めるねらいがあるものとみられます。

1331チバQ:2012/09/05(水) 22:15:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012090500636
生い立ちと重ね夢語る=中南米系初の基調演説−カストロ氏・米大統領選
 【ワシントン時事】4日開幕した米民主党の全国党大会では、メキシコ移民3世でテキサス州サンアントニオ市長のフリアン・カストロ氏(37)が、中南米系として初めて基調演説を行った。2004年、イリノイ州上院議員だったオバマ大統領が政治に「希望」を取り戻そうと訴え、飛躍の土台を築いた大舞台。カストロ氏は、平等な機会を与えられれば誰でも「夢」を実現できると強調する一方で、激しい共和党批判を展開した。
 カストロ氏は、自身と双子の弟でテキサス州下院議員のホアキン氏の生い立ちに関し、メキシコから移住した祖母と母親に育てられたと説明。「祖母はわずか2世代後に孫が市長になるとはまれなことだと思ったかもしれないが、わが家族の物語は特別ではない。特別なのはこれを可能にする米国の方だ」と述べ、教育の機会平等が確保されれば、夢をかなえられると強調した。(2012/09/05-15:19)

--------------------------------------------------------------------------------

1332チバQ:2012/09/05(水) 22:17:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012090500746
ケベック州独立派が政権奪取=勝利集会で銃撃、1人死亡−カナダ
 【ニューヨーク時事】カナダ東部のフランス語圏ケベック州で4日行われた議会選(125議席)で、カナダからの分離独立を目指す野党ケベック党が第1党の座を獲得して勝利、与党自由党から政権を奪取する見通しになった。
 ところが、同州初の女性首相に就任する見通しになったケベック党のマロワ党首が最大都市モントリオールの集会で勝利宣言をしていた際、男が銃を発砲し、男性1人が死亡、1人が重傷を負った。男は会場の外で逮捕された。付近に火を放ったとの情報もある。犯行の背後には英語を使う少数派の反発があるとの見方も出ている。(2012/09/05-17:29

1333チバQ:2012/09/05(水) 22:31:17
↑間違えた

1334チバQ:2012/09/05(水) 22:32:10
http://www.afpbb.com/article/politics/2898708/9452449?ctm_campaign=txt_topics
「専業主婦」対「キャリアウーマン」、次のファーストレディーはどちらに
2012年09月05日 11:31 発信地:ワシントン/米国

【9月5日 AFP】片や白人、片や黒人。片や裕福な家庭の生まれ、片やシカゴ(Chicago)の労働者階級の家庭の出身。今年の米大統領選では、共和党候補に指名されたミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事と民主党候補になる現職バラク・オバマ(Barack Obama)大統領と同様に、両者の妻であるアン・ロムニー(Ann Romney)夫人(63)と、現役ファーストレディーのミシェル・オバマ(Michelle Obama)夫人(48)が好対照をなしている。

 選挙戦に決着をつける11月6日の投票日が近づく中、どちらの候補者の妻の好感度が高いかが、通常の大統領選に比べて重要視される可能性も指摘されている。

 両夫人とも品格があり、夫の応援で成果を上げることが予想される。政治の専門家らは、大統領選の目的は大統領の家庭生活のパートナーを選ぶことではないと強調するが、ファーストレディーは有権者が各候補者に持つイメージを作り上げる上で重要な要素になっており、投票行動に影響を与えている。

 カリフォルニア大学リバーサイト校(University of California, Riverside)のキャサリン・オルゴー(Catherine Allgor)教授は、先週フロリダ(Florida)州タンパ(Tampa)で開かれた共和党全国大会(Republican National Convention)でアン夫人が行った応援演説に人々が熱心に耳を傾けた理由はこの点にあると言う。同教授はAFP通信に対し、「米国人はこうした女性たち(候補者の妻)に、候補者の誠実さを証明する力があると信じています。また、夫や父親、家の事柄を管理する者としてどのような家庭生活を送っているかが、候補者の道徳性や本当の人柄の証しになると考えているのです」と語った。
  
 ノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)で開幕した民主党全国大会でミシェル夫人が行う応援演説も同じように注目を集めるだろう。米国のファーストレディー史が専攻のオルゴー教授は、大衆の候補者観が覆れば、こうした応援演説は効果的になり得るとコメント。「この効果が非常に大きいからこそ、候補者の妻は演壇に立ち、結婚について語るのです。うまくいけば、絶大な効果を発揮します」と語った。
 
■対照的な2人

 一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)記者で、ホワイトハウスの内情を暴露したとされるベストセラー「The Obamas(オバマ家の人々)」の著者であるジョディ・カンター(Jodi Kantor)氏は米公共ラジオ放送に対し、両候補者の妻たちは多少刺激的な発言をしても政治的批判から守られると指摘。「アン夫人が演説で語った内容は高度に政治的でしたが、『愛についてお話します(this is about love)』と切り出していました。選挙戦や政治を越えている点を強く印象づけるほど、演説の効果は高まります」と語った。

 現役ファーストレディーのミシェル夫人は、プリンストン(Princeton)大とハーバード(Harvard)大で学んだ弁護士で、一時期はオバマ家の家計を支えていたキャリアウーマン。オバマ氏が大統領に就任してからは、軍人の家族を支援したり、子どもたちの食生活の改善と肥満防止を呼び掛ける運動「Let's Move!」を主導したりするなど幅広い活動に携わってきた。

 一方のアン夫人は、就労経験のない専業主婦で、子供を持つ親のグループなどの市民活動に積極的に取り組んでいる。神経の病気である多発性硬化症と長年戦い、乗馬で症状が軽減したと語っている。乳がんも患ったものの、寛解した。実業家の娘として生まれた夫人は、ロムニー氏に合わせてモルモン教に改宗し、ブリガムヤング大学(Brigham Young University)でフランス語の学士号を修得した。

 アン夫人は、銀髪で真珠を身に着けていたバーバラ・ブッシュ(Barbara Bush)夫人や、穏やかで控えめだったローラ・ブッシュ(Laura Bush)夫人など、過去のファーストレディーについて人々が持つ、伝統的で育ちが良い印象を与えるだろう。対照的にアフリカ系米国人初のファーストレディーになったミシェル夫人は、黒人芸術家の作品を展示したり、カントリーからジャズ、ブルース、ロックまで幅広い音楽ジャンルのコンサートを開催したりするなど、ホワイトハウスをより開かれたものにしようと努めている。(c)AFP/Stephanie Griffith

1335チバQ:2012/09/06(木) 23:02:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120906/amr12090611060004-n1.htm
“内助の功”妻も舌戦
2012.9.6 11:04 (1/2ページ)

8月28日、フロリダ州タンパで開かれた共和党大会で登壇するロムニー候補のアン夫人 (AP)
 【シャーロット=犬塚陽介】11月の米大統領選に向け、民主党のオバマ、共和党のロムニー両候補の妻、ミシェル(48)とアン(63)両夫人が注目されている。両候補はともに冷静で、感情が表れにくいとの評価が一般的。そんな2人をそばで支える「妻の目線」が語る素顔は、両候補の人間性を知る上でも関心が高い。両陣営も次期大統領を側面支援する“内助の功”に期待を寄せている。

 「上院議員や大統領候補になったときでさえ、彼はさびきった車で私をデートの迎えに来たころと変わらなかった」

 ミシェル夫人は民主党大会での演説でこう述べ、「変革」を唱えて全米を熱狂させた4年前と比べてもオバマ大統領の信念に少しも変化はないと強調した。

 8%台の高失業率や景気低迷でオバマ氏の支持率が伸び悩む中、前回選挙で大躍進を支えた女性票の取り込みは不可欠。家庭を引っ張る母親を自任し、飾り気のない人柄で人気の高いミシェル夫人は、オバマ陣営の再選戦略に不可欠だ。

 ミシェル夫人は演説で、決して裕福でなかったオバマ氏や自らの幼少時代を回想。中間層支援は個人的な体験に基づくものとし、「彼にとって大事なのは、政治的に容易かどうかではなく、その行動が正しいかどうかだ」と語気を強めると会場は総立ちとなった。

 演説は「歴代大統領夫人の中でも、もっとも印象深いものの一つ」(CNNテレビ)と米メディアに好意的に受け止められた。

 アン夫人も負けてはいない。先月28日の共和党大会での演説では「ロボットのように冷徹」とも評されるロムニー氏の人間味を引き出し、「深く心を動かされる素晴らしいスピーチ」(CBSテレビ)と評価はうなぎ上りだ。

 アン夫人は「今夜は愛について語りたい」と切り出し、信仰も異なる学生2人が「そんなことは気にもせず」に結婚したと告白。アパートの地下でアイロン台をテーブルにツナ缶やパスタを食べた結婚当初を「最高の日々」と懐かしんだ。

 民主党関係者に「一度も仕事をしたことがない専業主婦」と批判されると「自分でこの道を選んだ。子供5人を育てるのは大変な仕事」と切り返し、主婦層の喝采を浴びた。ただ、最近では「成熟した人物」を多くの女性がオバマ大統領の代わりに求めていると発言。大統領の直接批判とも受け取れる内容には「行き過ぎ」との批判も出ている。

1336チバQ:2012/09/06(木) 23:11:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/322459
【米大統領選2012年】米再興へ公平VS自由 民主、共和の党綱領、真っ向対立
2012年9月6日 01:10 カテゴリー:アジア・世界
 【シャーロット(米ノースカロライナ州)宮崎昌治】米民主党が4日の全国党大会で採択した綱領は、初めて同性婚の合法化を盛り込むなど、オバマ大統領の意向を反映したリベラル色の強い内容となった。保守色を強めた共和党の綱領をことごとく否定し、両党は「国のかたち」で真っ向から対立する。

 「この選挙は単に2人の大統領候補、二つの政党の選択ではない。国を導く、根本的に異なる二つの道筋の選択だ」

 民主党綱領はこう宣言し、最大の争点である経済再生について、同党を中間所得層を重視した「ボトムアップ型」、共和党は富裕層を優遇する「トップダウン型」と色分けしてみせた。

 共和党も28日に採択した綱領で、オバマ政権下で進めた政策を全否定した。両党の考えの違いは、国民皆保険を目指し、オバマ氏が1期目の目玉として導入した医療保険改革に象徴される。

 民主党「病気になった人が破産する事態は避けるべきだ。だれもが手ごろな医療を受けられることは米国の約束だ」

 共和党「個人の健康は基本的に個人の責任だ。人のあらゆる面に政府が関与する欧州型の社会は米国になじまない」

 民主党はよりリベラルに、共和党はより保守に。両党の綱領で現れたのは「両極化する米国政治」(米紙ニューヨーク・タイムズ)といえる。

 その原因の一つを、米ヘリテージ財団の横江公美上級研究員(47)は米社会の多様化に求める。ヒスパニック(中南米系)の増加など、人口構成の多様化が進む米国は必然的にリベラル化し、オバマ民主党はその流れでリベラル色を強める。

 それに対抗し、共和党は白人中心の草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」や宗教右派が影響力を強め、小さな政府と強い軍事を柱にますます保守化する。

 両党綱領はくしくも、冒頭で「アメリカンドリーム」の再興を誓った。だが、その実現のため民主党は「より公平なチャンスの保障」を求め、共和党は「より強く、自由な競争」をうたう。異なる社会を描く両党に、接点は見いだせない。

=2012/09/06付 西日本新聞朝刊=

1337チバQ:2012/09/06(木) 23:16:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120906-00000110-mai-int
<米大統領>クリントン元大統領と抱擁 親密ぶりアピール
毎日新聞 9月6日(木)22時7分配信


拡大写真
米南部ノースカロライナ州での民主党全国大会で、演説を終えたクリントン元大統領(右)と抱き合うオバマ大統領=2012年9月5日、AP

 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)海保真人】米民主党全国大会で5日、今も国民の間で根強い人気のクリントン元大統領がオバマ大統領を推す演説をし、2人でがっちりと抱き合った。
 クリントン氏は4年前の民主党予備選でヒラリー夫人(現国務長官)がオバマ氏と激闘したことで一時、関係が悪化したと言われてきた。だが、壇上では「米国がオバマ大統領を再選すべき理由の一つは彼が今も協調性を重んじるからだ」と語り、「彼はヒラリーさえも閣僚に任命した」と、聴衆を笑わせた。

 また経済不況について、大統領在任時の96年前後に回復させた例を引き合いに「オバマ大統領は私の時より経済が弱まっていた時期に就任した。私を含め4年間で打撃を修復させた歴代大統領などいない」とオバマ氏をかばった。

 民主党員の間で、気さくなクリントン氏の人気は今もオバマ氏以上。演説後、舞台袖からオバマ氏が出てきて2人が抱き合うと、会場は割れんばかりの拍手となり、「フォー・モア・イアーズ(あと4年)」の連呼がわき起こった。

1338チバQ:2012/09/06(木) 23:41:27
http://www.asahi.com/international/update/0906/TKY201209060420.html
2012年9月6日21時17分
ドレス対決はオバマ陣営 ミシェル夫人、ネットで称賛
 米民主党全国大会で4日に演説したバラク・オバマ大統領の妻ミシェル夫人(48)と、米共和党大会で先月28日に演説したミット・ロムニー氏の妻アン夫人(63)のファッション対決に注目が集まっている。ツイッター上ではミシェル夫人が優勢だ。

 ミシェル夫人はバラ色のノースリーブのワンピース、アン夫人は真っ赤なワンピースで登壇。5日のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、アン夫人のドレスは米高級婦人服オスカー・デ・ラ・レンタ社製で約2千ドル(約16万円)。一方、ミシェル夫人はアフリカ系米国人デザイナー、トレイシー・リースのもので、400ドル(3万1千円)前後という。

 ツイッター上では、ミシェル夫人が登場すると、「どこのブランド?」「どこで買えるの?」などと話題になった。アン夫人には触れなかった米高級デパートのニーマン・マーカスも、ミシェル夫人については「すてきなドレス」とツイートした。

 同紙は両者のドレスについてのツイートを踏まえ、「美しくフィットしたドレス。高画質テレビ時代に最適の選択」としてミシェル夫人に軍配を上げた。(ニューヨーク=春日芳晃)

1339チバQ:2012/09/07(金) 21:27:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120907/amr12090720530003-n1.htm
最終盤突入 いよいよ直接対決へ オバマ氏に強みと死角 4年前の熱狂はなく…
2012.9.7 20:51 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

6日、米民主党大会の指名受諾演説で再選への支持を訴えるオバマ大統領=米ノースカロライナ州シャーロット(AP)
 【シャーロット(ノースカロライナ州)=佐々木類】オバマ米大統領(51)が6日、民主党大会で大統領候補指名受諾演説を行い、大統領選は11月6日の投開票に向けて最終盤に突入した。共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)との間で「異なる2つの未来」の選択を迫ったオバマ氏だが、選挙戦に4年前の熱狂はない。激しく競り合う両候補は激戦州で遊説を開始、10月の討論会で直接対決に臨む。

 「未来への根本的に異なる構想を選ぶものだ」。総じて淡々とした演説の中でオバマ氏が最も強調したのは、今回は米国のあり方を問う選挙だということだ。

 「徹底した自由競争による社会の繁栄」(ロムニー氏)か、「公平な社会の実現」(オバマ氏)か。勝っても負けても、オバマ氏にとって最後の選挙となるだけに、「絶対に悔いの残る戦いはしない」(ジャレット大統領上席顧問)と陣営も気合が入る。

 だが、前回2008年に比べ、盛り上がりに欠けるのも確かだ。無党派層の動向がその指標だが、党大会前の世論調査で「高い関心を持っている」と答えたのは53%にとどまった。

 演説でオバマ氏がフランクリン・ルーズベルト元大統領に言及したのは、ニューディール政策という大規模公共事業による雇用創出で指導力を発揮し、「党派を超えた人気を誇るルーズベルト氏にあやかり、有権者の関心を少しでも高めたいとの思惑があった」(民主党代議員)とみられる。

 景気の劇的な回復が望めず、苦しい選挙戦が強いられているが、大票田のカリフォルニア州など18州は1992年以降、5度の大統領選ですべて民主党候補が勝利。これだけで当選に必要な票数の約9割に達するため、これらの州を取りこぼさなければ、オバマ氏の勝利が見えてくる。

 だが、死角もある。各種世論調査で接戦となっているのは、前回選挙で当選の原動力となった若者、ヒスパニック系、低所得の白人層が景気回復を実感できずに“オバマ離れ”を見せ始めているためだ。

 米NBCテレビの調査だと、08年には18〜29歳の若者66%がオバマ氏を支持し、対抗馬のマケイン氏は32%。今回オバマ氏は49%で、ロムニー氏の41%に差を縮められている。ヒスパニック系もオバマ氏の支持が減少傾向にあり、熱心な民主党支持者の投票率をいかに上げるかがカギだ。

 一方、ロムニー氏は、共和党知事が最近の出直し選挙で勝利したウィスコンシン州など、伝統的に民主党の地盤だが共和党の勢いが増す州の獲得を狙う。さらに、党大会を開いたフロリダなど激戦州で経済再生の指導力を訴え、決着をつける作戦だ。

1340チバQ:2012/09/07(金) 21:27:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120907/amr12090721000004-n1.htm
ロムニー陣営は外交の「素人」 オバマ氏、演説で攻勢
2012.9.7 20:58 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【シャーロット=犬塚陽介】オバマ大統領は6日の指名受諾演説で、イラク戦争終結や国際テロ組織アルカーイダのビンラーディン容疑者殺害など外交・安全保障面で挙げた実績をアピールした。経済再建の指導力が売りのロムニー前マサチューセッツ州知事だが、外交・安保は未知数。「最高司令官」としての適格性を突く狙いだが、ロムニー氏は、オバマ氏の対外姿勢に「弱腰」との批判を強めている。

 「私の対立候補と、その副大統領候補は、外交政策に慣れていないようだ」

 6日の演説でオバマ氏が皮肉たっぷりに語ると、2万人以上の支援者に失笑が広がった。ロムニー氏が8月30日の指名受諾演説で、米兵への謝意や退役軍人の社会復帰、アフガニスタン情勢などに触れなかったことへの当てつけだった。

 オバマ氏はまた、「4年前にイラク戦争の終結を約束し、実現した」と胸を張り、2014年末にアフガンから戦闘部隊の撤退が完了すれば「最も長いわれわれの戦争が終わる」と強調。最高司令官として、戦場の米兵に向けて「われわれは君たちを忘れない」と謝意を示し、「ビンラーディンは死んだ」と任期中最大の成果を誇示すると、会場は「USA!USA!」の大合唱が響き渡った。

 ただ、オバマ外交にも“死角”はある。民主党は綱領に「エルサレムはイスラエルの首都」の文言を入れ忘れ、5日になって慌てて修正。大統領は演説でイスラエル安保に関する米国の関与に「揺らぎがあってはならない」と取り繕った。

 また、オバマ氏は3月の米露首脳会談で、選挙が終わればロシアへの対応も「柔軟になれる」と伝達したとされる。演説では、対露強硬姿勢を示すロムニー氏を「冷戦期にワープしたようだ」と批判したが、逆に「弱腰外交」との非難の呼び水になりかねない。

 実際、ロムニー氏は指名演説で、オバマ大統領が「同盟国のイスラエルを切り捨てた」と批判。イラン核問題でも「核の脅威を鈍らせることに失敗している」と攻勢を強めている。

1341チバQ:2012/09/07(金) 21:28:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120907/amr12090721110005-n1.htm
4年間で夢が消えた? 「一般教書のよう」「古臭い」 名手、オバマ氏の演説に辛口評価
2012.9.7 21:09 [オバマ米大統領]
 【シャーロット=佐々木類】米民主党大会のフィナーレを飾ったオバマ大統領の演説は、民主党に好意的な米メディアですら「一般教書演説のようだ」(米CNNテレビ記者)などと辛口の評価が相次いだ。景気の低迷を反映したせいか、前回の2008年や華々しくデビューした04年の党大会での演説ほどのインパクトはなかったようだ。

 共和党のロムニー陣営は6日、声明を出し、「この4年間機能しなかった政策とほぼ同じ内容を並べ立てただけだ」と酷評した。

 04年の民主党大会で、大統領候補だったケリー上院議員の応援演説を行い彗星(すいせい)のように現れたオバマ氏。「演説の名手として期待値が高かった分だけ今年は物足りなさが残った」(ナショナル・ジャーナル)とされ、「過去の党大会で最高のひとつ」と絶賛されたミシェル夫人の応援演説とは対照的だった。

 演説直後、コメンテーターが集まって批評を行ったCNNでは「現職らしい落ち着いた雰囲気だった」「しっかりビジョンを提示した」との好意的な見方が出た。半面、「力強さはあったが、党大会で一番とはいえない」「人間味はあったが、古臭い」などと辛口の批評も飛び出した。

 演説が夢を語るというより、厳しい現実を踏まえた上で「より良い未来」を呼びかけたものだけに、「オバマ氏が有権者に約束したことは、少なくとも実現可能だと思われたのではないか」(ナショナル・ジャーナル)との見方もあった。

1343チバQ:2012/09/07(金) 21:31:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000062-mai-int
<米大統領選>「変革」から「選択」へ オバマ氏受諾演説
毎日新聞 9月7日(金)14時1分配信

 【シャーロット(米南部ノースカロライナ州)古本陽荘】オバマ米大統領の6日の候補者指名受諾演説は、11月の大統領選を二つの米国の将来像の「選択」として位置づけることに主眼を置いたものとなった。

 オバマ氏は演説で、1期目の実績を強調しつつ、「選択」という言葉を20回使用。「一つの米国」を掲げ、「チェンジ(変革)」を実現するとの前回2008年の選挙時の理想主義的な路線から、民主、共和の対立を前提とした、より現実的な姿勢への移行を印象付けた。

 企業重視で減税と規制緩和で景気回復を図る共和党候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の基本姿勢を「過去に失敗した」として批判し、共和党への支持は「過去への後退」と指摘。一方で、中間層の生活を支援する大統領の再選を支持することを「前進」と強調した。

 また、国民に「希望」を与えるために、格調高い言葉を使ったかつての演説とは異なり、具体的な個人の体験を頻繁に演説で織り交ぜ、長引く不況に苦しむ有権者と一体化することも意識した。

 経済政策ではロムニー氏が「いまだ具体的な提案をしていない」と批判。これを念頭に、製造業での100万人の雇用創出や10万人の数学・科学分野の教師の採用など数字を掲げた具体的な計画を提示した。

 民主党大会の終結を受け民主、共和両党とも2カ月後の大統領選、上下院議員選の投票へ向けて態勢が整った。今後は正副大統領候補のテレビ討論会が10月に予定され、全米各州で激しい集票合戦が展開される。

1344チバQ:2012/09/07(金) 21:33:59
http://www.cnn.co.jp/usa/35021465.html
オバマ大統領が指名受諾演説、「誰も取り残さない」 米民主党大会
2012.09.07 Fri posted at 13:15 JST

米ノースカロライナ州シャーロット(CNN) 米ノースカロライナ州シャーロットで開かれた民主党の全国大会は最終日の6日、再選を目指すオバマ大統領とバイデン副大統領が指名受諾演説を行い、閉幕した。

オバマ大統領は、初日の演説で絶賛を浴びたミシェル夫人に紹介されて登場。自身の理念と、共和党のロムニー候補が打ち出した理念を対比させ、「我々が描くのは、中間層の価値の立て直しと経済の再建だ」と訴えた。

具体的には、2016年までに製造分野で100万人の雇用を創出すると約束した。エネルギー分野では、再生可能エネルギーの利用を増やし、石油輸入量を削減させてきた実績を背景に、石油の輸入を2020年までに半減させて、天然ガス分野だけで60万人の雇用を支えると言明した。

安全保障分野では、イラク戦争の終結とアフガニスタンからの14年までの米軍撤収の公約を果たし、国際テロ組織指導者オサマ・ビンラディン容疑者を殺害した実績を強調。これまで戦費に投じていた予算分は、今後財政赤字削減や雇用創出などの政策のために投資すると述べた。

さらに、14年までの輸出倍増、今後10年で4兆ドル(約315兆円)強の財政赤字削減の目標を打ち出した。

こうした目標についてオバマ大統領は、「私の示す道程は、すぐに実現できるものでも、簡単に実現できるものでもない」「何十年もの間に積み重ねられてきた課題を解決するには、何年もかかるだろう」としながらも、「我々の問題は解決できる。我々の課題は克服できる。我々の道は険しいかもしれないが、より良い場所へとつながっている」と力を込めた。

4年前の大統領選で自身を勝利に導いた「チェンジ(変化)」のキャッチフレーズにも触れて「もしも今、背を向けて、我々が目標として戦ってきた変化は不可能だという不信感にとらわれてしまったら、変化は起こらない」と述べ、変化のために戦い続けてほしいと有権者にアピールした。

「私は今ほど米国に大きな希望を抱いたことはない。それはあなた方のおかげだ。もしあなた方が同じ希望を抱いているのなら、投票でそれを示してしてほしい」と呼びかけ、「我々は後戻りはしない。誰も取り残さない」と演説を締めくくった。

オバマ大統領に先立ち、副大統領候補として指名受諾演説に立ったバイデン副大統領は、オバマ大統領を間近で見てきた立場から、これまでの実績を絶賛。「大統領の決断と米国民の驚くべき強さにより、米国は危機を脱した」と述べ、「我々はこのミッションを成し遂げる」と宣言した。

さらに共和党のロムニー氏に矛先を向け、「米国は衰退していない。米国は復活の途上にあり、後戻りはしない。我々はアメリカンドリームを縮小させるつもりはない」と力説した。

1345チバQ:2012/09/08(土) 12:33:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000143-mai-int
<米大統領選>投票まで2カ月 「公平」「競争」巡り激突
毎日新聞 9月7日(金)23時47分配信


拡大写真
米大統領選の激戦州

 11月の米大統領選に向けた民主党全国大会が6日、バラク・オバマ大統領(51)の指名受諾演説で閉幕し、本選に突入した。「中間層の擁護者」をアピールし「公平な社会」を目指して続投に意欲を示すオバマ氏と、「自由な競争」のもとで「民間主導」による経済再生を期す共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が、対照的な国家像を描いて激突する構図が鮮明になった。残り2カ月の選挙戦を展望する。

 ◇無党派層の取り込みが焦点

 8月下旬の共和党大会、6日に閉幕した民主党大会を通じて、両候補の対立は明確になった。

 「大金持ちの減税で雇用が生まれるとは思えない」。オバマ大統領が演説で強調したのは、富裕層優遇や極端な財政削減などロムニー氏が掲げる政策では経済を低迷させると主張、中間層に手厚い立場を鮮明にした。大会では、黒人や中南米系の政治家、女性や同性愛者の議員らが演説し、民主党支持層の多彩さを演出した。

 一方、共和党大会でロムニー氏はオバマ氏の経済政策こそ「中間層を直撃している」と指摘。「米国の希望を取り戻す」と宣言し、連邦政府の役割を縮小し、民間主導で経済回復を目指す考えを示した。また、民主党が寛容な同性婚や人工妊娠中絶に反対する姿勢も鮮明にし、キリスト教右派などの倫理的に厳格な保守層に訴えた。

 米紙ワシントン・ポスト調査では「投票先を変える可能性がある」との回答は6%で党派対立が際立つ。オバマ陣営のデビット・プラフ上級顧問は「票の移動がほぼない選挙になる。接戦のまま選挙を迎える」と分析。共和党支持団体フリーダムワークスのマット・キベ代表は「支持基盤の熱意をかき立てた方が勝利する」と語る。

 ロムニー氏は演説で「自由」を繰り返して保守層を奮起させ、オバマ氏の演説では、08年のキーワードだった「変革」はほぼ消え、代わって「選択」を前面に出し、理想主義から対立路線への転換をにじませた。

 ただ、今後の焦点は3〜4割を占める無党派層の取り込みへと移る。米ギャラップ社の支持率調査ではオバマ氏47%、ロムニー氏46%と拮抗(きっこう)しており、票の掘り起こしがどれだけできるかが勝敗を左右するためだ。

 投票が行われる全米50州と首都ワシントンのうち、オバマ氏は19州・首都、ロムニー氏は24州で優勢。勝敗を決める選挙人数の獲得予想ではオバマ氏が237人、ロムニー氏が206人をほぼ固め、過半数270人の獲得競争はフロリダ州やオハイオ州など激戦州8州の行方が焦点。支持率の差は最大でも3ポイント前後で大接戦だ。

 無党派層が最後に勝敗を決するが、オバマ陣営は無党派層を取り込んだ前回ほどの勢いはなく、ロムニー氏も中道寄りに政策修正すれば保守派離れを誘発する危うさを抱え、有効打を打ち出せないのが現状だ。

1346チバQ:2012/09/08(土) 12:33:34
 ◇両氏とも雇用政策を重視

 最大焦点の経済政策ではオバマ、ロムニー両氏とも雇用政策重視の姿勢を打ち出した。ロムニー氏が1200万人の雇用創出をぶち上げたのに対し、オバマ氏は製造業で100万人の新規雇用と抑制的な公約となった。

 失業率は8%台と依然高く、2期目を目指す大統領としては戦後最悪レベルの失業率で投票を迎える公算だ。戦後最悪はフォード政権(共和)時の7.7%で、フォード氏は敗北した。オバマ氏は前回公約でエネルギー分野で500万人の雇用創出を掲げたが実現できておらず、現実路線への軌道修正ともいえる。

 外交では、民主党の政策綱領に前回08年にあった「エルサレムはイスラエルの首都」との記述が当初盛り込まれず、ロムニー陣営が「イスラエル離れ」と批判し騒ぎになった。パレスチナも首都を主張、国際的にイスラエルの首都と承認されていないが、資金力と動員力があるユダヤ団体に配慮し、慌てて修正採択した経緯がある。

 焦点のイランやシリア政策でロムニー陣営は、オバマ外交を「弱腰」と批判、「強い米国の復活」を掲げる。「力による平和」を唱え、国防費増加やミサイル防衛拡充を求め、ロシアにも強い警戒感を示した。

 「国際協調路線」の継続を目指すオバマ大統領はロムニー氏を指し「外交政策の新参」と言い、「米国が大きな犠牲を払った大失敗の時代に戻らせたいらしい」といなし、単独行動主義などの危うさを指摘した。

 アジア太平洋政策では、ともに経済的に台頭する中国への警戒感を示した。ロムニー氏は中国を念頭に「通商で不正をする国には責任を取らせる」と指摘。オバマ氏も雇用問題を巡り「中国に対抗してきた」と強調した。

 対日政策では民主党はアジア太平洋政策の一環として防衛関係の維持などを唱え、共和党も、米国が「太平洋国家」だとし、韓国などと並び日本との経済、軍事、文化関係をうたっているが、具体策は見えてこない。

1347名無しさん:2012/09/10(月) 20:33:31
test

1348チバQ:2012/09/10(月) 20:53:55
http://www.cnn.co.jp/usa/35021528.html
オバマ氏優位に、ロムニー氏との支持率の差拡大 米大統領選
2012.09.10 Mon posted at 11:39 JST

(CNN) 米大統領選に向けた民主党全国大会の閉幕から3日後の9日に米ギャラップ社が発表した世論調査で、民主党のオバマ大統領の支持率が49%と前回調査より3ポイント拡大し、共和党のロムニー氏の44%に対してリードを広げた。

この調査は民主党の全国大会の開催期間を含む9月2〜8日にかけ、全米の有権者を対象に実施された。オバマ氏は同大会で民主党の大統領候補に正式指名されている。

これに先立ち、共和党全国大会が開かれた1週間後のギャラップの調査では、オバマ氏の支持率47%に対してロムニー氏が46%と、1ポイント差に追い上げていた。

CNNと世論調査機関ORCインターナショナルが4日に発表した調査でも、ロムニー氏は党大会効果で支持率を47%から48%へと1ポイント伸ばしていた。

オバマ陣営の関係者によると、近年は党大会の実施時期がずれ込んでいることなどにより、大会効果で支持率が多少上昇することはあっても、かつてのような大幅な上昇は見込めなくなっている。例えば1992年にニューヨークで開かれた民主党大会では、ビル・クリントン候補(当時)の支持率が16ポイント上昇した。しかし近年は予備選が長引いて選挙戦前半に関心が高まるようになり、そうした傾向は変化しているという。

1349チバQ:2012/09/10(月) 21:17:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000049-reut-int
米同時多発攻撃から11年、再開発めぐる確執や健康被害の問題も
ロイター 9月10日(月)14時3分配信

9月9日、米同時多発攻撃から間もなく11年を迎えるが、グラウンド・ゼロの再開発をめぐる確執や消防士らの健康被害など、事件から10年以上が過ぎた今も問題はなお残されている。写真は建設中の新しいビル。7日撮影(2012年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 9日 ロイター] 米ニューヨークの世界貿易センター(WTC)などを狙った2001年9月11日の同時多発攻撃から、今月11日でちょうど11年を迎える。しかし、跡地(グラウンド・ゼロ)の再開発をめぐる確執や消防士らの健康被害など、事件から10年以上が過ぎた今も問題はなお残されている。

跡地には昨年9月に追悼広場がオープンし、これまで400万人以上が訪れているほか、同広場の横には2014年のオープンを目指して全米有数の超高層ビル「1(ワン)WTC」が建設中だ。

しかし、同地中心部に建設予定のミュージアムの資金をめぐって、関連財団とニューヨーク・ニュージャージー港湾管理委員会の確執が続き、ミュージアムの建設はとん挫。また、再開発の総費用も2008年の110億ドル(約8600億円)から150億ドル近くまで膨れ上がっている。

こうした状況を批判的に見ているのは、当時救助やがれき除去などに当たり、その後がんなどの病を患った消防士の遺族たちや支援団体だ。WTCの崩壊では、窓ガラスの破片やアスベストを含むがれきが大量に発生し、発がん性物質がまき散らされた。複数の調査によると、同時多発攻撃に関連する病気で死亡した人は1000人を超え、今なお治療を受けている人も全米で少なくとも2万人に上るという。

ブルックリンを拠点とする支援団体は「現在でも病に苦しんでいる人がたくさんいる」と説明。また別の支援団体によると、過去7週間で警官3人、消防士2人、建設作業員1人が、がんや呼吸器疾患で死亡したという。

夫を亡くしたというレスリー・ハスキンスさんは、跡地の再開発をめぐる対立に幻滅していると語り、「呼吸装置を買えない人たちがいるというのに、なぜ大金をビルの建設につぎ込むのか」と訴えた。

1350チバQ:2012/09/11(火) 21:10:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120910/amr12091020360004-n1.htm
イスラム教徒の嘆き深く “逆風”今もなお
2012.9.10 20:34 (1/3ページ)

デトロイト近郊ディアボーンにある米国内最大のモスクを訪れるイスラム教徒(黒沢潤撮影)
 2001年の米中枢同時テロから11日で11年。米国内ではイスラム教の礼拝所(モスク)建設計画が持ち上がるたびに住民らの抗議行動が起こるなど、イスラム教徒への警戒が社会に根深く残る。同時テロ後のブッシュ前政権下でイスラム教徒への風当たりが強まったことから共和党から民主党支持へとくら替えしたイスラム教徒は少なくないが、オバマ大統領はイスラム教徒の期待に十分応えていないとの声も強い。(米中部ミシガン州ウェストブルームフィールド 黒沢潤)

 自動車の街、デトロイトから車で約30分。緑豊かなウェストブルームフィールドの一角に、街で初めてとなるモスクの建設予定地があった。

 この土地には、廃校となった小学校がまだあるが、地元のイスラム教徒約150人で作る「イスラム文化協会」が昨年1月、取り壊された後の跡地利用に手を挙げ、約110万ドル(約8800万円)で購入した。

 反対派はモスクができることで周辺の交通渋滞を引き起こすうえ、モスクの尖塔(高さ14メートル)が周囲の景観にそぐわないと主張、建設中止を求めている。

 しかし、これらは表向きの反対理由で、底流には、「イスラム教への嫌悪感がある」(教育委員会幹部)との指摘は多い。住民集会で「モスク建設は米国への隠れた聖戦」などと書かれたビラも配布されたからだ。

 出席した地元キリスト教右派系法律団体「トーマスモア」のリチャード・トンプソン代表(75)は「米国のモスクの8割は“反米の温床”だ。文化協会も、テロ組織と関係があるのは確実だ」と敵意を隠さない。

 近くに住む白人女性のキムさん(53)も「彼らがどんな集団なのかはっきり分からないことが地元の不安を増幅させている」と話す。

 一方、地元教育委員会は「文化協会は過激派やテロ組織とは全く関係ない」と擁護する。


■  ■  ■


 デトロイト近郊はもともと「フォード・モーター」が20世紀初頭に誕生して以降、レバノンやイラクなどから多くの人々が仕事を求めてやってきた。この一帯だけで中東系の住民は12万人にも達し、国内最大のモスク「米イスラム・センター」も建つ。

 自動車産業の高給に魅せられ流入したのは他の民族も同様で、ウェストブルームフィールドには、15のキリスト教会、11のユダヤ教礼拝堂を含む49の宗教施設が建ち、宗教的に寛容な地域とされていた。

 デトロイト近郊で強い影響力を持つ同センターのカッセム・アリ事務局長は「過去11年間、米国民のイスラム教徒への警戒心は強まるばかりだ。大統領選を前に影響力を強めようと反イスラム感情をあおる政治家も多い」と嘆く。

 イスラム教徒の小学教諭ナンシー・フィラさん(30)も「私たちを敵視する人は多い。私たちは立派な米国市民なのに」と憤る。

 反イスラム感情は昨年、テネシー州のモスク建設をめぐっても顕在化。今年8月にはミズーリ州のモスクが放火されるなど、イスラム教徒への嫌がらせが頻発している。


■  ■  ■


 女性の中絶や同性愛に反対の立場をとるイスラム教徒は、小規模な自営業者が多いこともあって共和党への支持が強く、00年大統領選でも大半がブッシュ氏に投票した。しかし、08年大統領選では、米国社会での同じ少数派として、オバマ氏に票が流れたという。

 共和党は今、州レベルでイスラム法(シャリーア)の米国内での“適用”を禁じる動きも見せているため、オバマ氏支持は強まっているという。

 しかし、宗教評論家のエドワード・カーティス氏は「反イスラム感情がこれ以上、悪化しないようにとの理由にすぎない。積極的な支持ではない」とさめた見方を披露している。

1351チバQ:2012/09/11(火) 21:22:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012091100122
フードスタンプ受給者、最多に=米社会の高失業、貧困が背景
 【ワシントン時事】米政府の「フードスタンプ」と呼ばれる低所得者向け食料購入補助制度の利用者が6月に過去最多の約4667万人に上ったことが、農務省のまとめで分かった。5年前の1.8倍に急増しており、失業問題や貧困の根深さが浮かび上がっている。
 フードスタンプは、生活困窮者の食料費を補助する制度で、4人家族の場合、月間総所得が約2400ドル(約18万8000円)を超えないことが受給条件。金融危機が深刻化する以前の2007年度の受給者は約2632万人だったが、10年度には4000万人台に。支給総額も昨年度は約718億ドルに達し、一世帯当たり6月は平均約277ドルが支給された。(2012/09/11-09:05

1352チバQ:2012/09/11(火) 21:23:39
http://www.afpbb.com/article/politics/2900218/9493604?ctm_campaign=txt_topics
オバマ米大統領持ち上げたピザ店主、ネットで批判集中
2012年09月11日 18:34 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月11日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と抱き合い、喜びのあまりオバマ大統領を持ち上げた米フロリダ(Florida)州のピザ店主が、インターネットで共和党支持者たちの非難の集中砲火を浴びている。

 フロリダ州のフォートピアス(Fort Pierce)にあるピザレストラン「ビッグアップルピザ&パスタ(Big Apple Pizza and Pasta)」店主のスコット・バン・ドゥーザー(Scott Van Duzer)さんが、遊説中に立ち寄ったオバマ大統領を持ち上げている写真はメディアで取り上げられ、激戦州でのこの出来事はまたたく間に広まった。

 だが、出来事は笑顔を広めただけでなく、一方では冷笑ももたらしたようだ。

 レストランなどの口コミ評価サイト「イェルプ(Yelp)」にはバン・ドゥーザーさんを酷評するコメントが集まり、この写真撮影自体が民主党による「やらせ」だと非難する声が上がった。

「あのあほが(オバマ氏)に抱きついたのを見た。私は『絶対に』ここで食事をしない」「このハグが突然起きたなんて『ありえない』。何週間も前から計画されていたね」と、カリフォルニア(California)州のショーンさんは非難した。

 ワシントン(Washington)州スポーケン(Spokane)のDSさんも「これがやらせじゃないって信じられるか?シークレット・サービス(米大統領警護隊)は、誰かがオバマ大統領につかみかかることを絶対に許可しないし、持ち上げることなんてなおさらだ」と同調した。

 一方、ロサンゼルス(Los Angeles)のリッチ・Tさんは、悪いレビューを書き込んでいるのは一度も同ピザ店で食事をしたことがなく、「オバマ大統領に対して理由のない嫌悪感を抱いている人々だ」と非難。「みんなもっとやる事があるだろう」と訴えた。(c)AFP

1353チバQ:2012/09/11(火) 21:26:00
http://www.afpbb.com/article/politics/2900214/9488753?ctm_campaign=txt_topics
米大統領選、党大会後にオバマ氏の支持率上昇 世論調査
2012年09月11日 15:30 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月11日 AFP】10日に発表された各社の米大統領選挙世論調査によると、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、先週の民主党全国大会で支持を大きく広げ、大統領選で優位に立った。

 共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補陣営の世論調査専門家の1人は、党大会による支持率上昇は「シュガーハイ(一時的な高まり)」にすぎず、オバマ大統領の経済政策の失敗という厳しい現実が再認識されれば消えて無くなるだろうと退けた。

 だが、米CNNテレビと調査会社ORCインターナショナル(ORC International)の行った世論調査では、オバマ氏支持が52%、ロムニー氏支持は46%となった。さらに、ロムニー氏は8月の選挙資金集めでも、4月以降初めてオバマ氏に遅れをとった。

 また、米世論調査会社ギャラップ(Gallup)が7日間にわたって実施し、10日に発表した世論調査でも、オバマ氏が5ポイントのリード。党大会後に実施された別の調査でも、激戦区のオハイオ(Ohio)州でオバマ氏が5ポイントリードした。

 CNNとORCが民主党全国大会前に行った世論調査では、両候補の支持率はともに48%で並んでいた。

 米ノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)で3日間の日程で開かれた民主党全国大会では、オバマ大統領が最終日に受諾演説を行い、有権者たちに根気強い支持を求めた。

 その前日にはビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領が、オバマ大統領の経済政策を共和党のトップダウンなやり方と対照的だと弁護する指名推薦演説を行い、この演説がオバマ氏の支持率上昇に貢献したとされている。(c)AFP/Andrew Gully

1354チバQ:2012/09/11(火) 21:44:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000044-mai-int
<米同時多発テロ11年>進む風化に教師苦悩
毎日新聞 9月11日(火)13時29分配信


拡大写真
新入学生らに授業の進め方を説明するスティーブ・レーザーさん=米ニューヨーク市のハーベスト・カリージェット高校で、草野撮影

 【ニューヨーク草野和彦】約3000人が犠牲となった01年9月の米同時多発テロの発生から11日で11年。事件を知らない若者世代が増える中、高校などの教育現場で「9・11」をどう教えていくかが課題になっている。同時多発テロの悲惨さや背景は十分に教えられていないのが実態で、風化を憂う教師も多い。テロ犠牲者の遺族らで組織する「9・11家族協会」は、同時テロについて教える連邦政府レベルの履修指針の策定を求めている。

 ◇ポスト世代が1割「もはや歴史」

 ニューヨーク市の世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」から北へ約3キロ。6日に開校したばかりのハーベスト・カリージェット高校で、社会科教師のスティーブ・レーザーさん(30)が新入生に呼びかけた。「高校生になったのだから、君たちはもう大人だ」。日本の中学3年に相当する高校1年生は14〜15歳。テロ発生時には3〜4歳で記憶はほとんどない。「彼らにとってはもはや歴史です」と、レーザーさんは語る。

 04年に赴任したバージニア州の高校では「政治的なことを話せる状況ではなかった」。ブッシュ前大統領が主導したイラク戦争が争点となった大統領選の年。ワシントンに近く、政府機関に勤務する保護者らの圧力もあった。06年から勤務したニューヨーク市内の高校では親族を亡くした生徒もおり、テロの記憶は生々しかった。

 驚いたのは生徒らの誤解だった。「4人に1人はテロが米政府の陰謀と信じ、イラクのフセイン大統領が関与したと考える生徒もいた」。インターネット上の情報をうのみにする生徒らに事実を伝えようと努めた。

 米国内で02年以降に生まれたのは4000万人以上に達し、全人口(約3億人)の1割を超えた。「ポスト9・11」世代に米国本土が攻撃にあった事実や背景をどう伝えていくかは教育現場の重大な課題になっている。

 ニュージャージー州のホルムデル高校の教師、ジル・マクラケンさん(47)もこの課題に取り組む。州政府やテロ犠牲者の遺族らと同時テロに関する独自の教育カリキュラムを昨年、完成させた。

 同州はニューヨークへの通勤圏で住民約700人が犠牲に。カリキュラム作成の背景には「テロについて語るのが9月11日だけではいけない」という遺族の訴えがあった。マクラケンさんは「次世代のリーダーを育てる必要がある。なぜテロが起きたかを知り、平和裏に問題を解決する方法があることを学んでほしい」と語る。

 だが、レーザーさんやマクラケンさんのように熱心に教えているのは、まれなケースと言えそうだ。

 米国では憲法上、教育に関する権限は各州にある。ウィリアム・アンド・メアリー大(バージニア州)のジェルミー・スタッダード准教授(37)らは全50州と首都ワシントンの公立高校社会科の履修指針を分析した。

 テロ後に49州が内容を更新したが、うち9・11に触れたのは半分以下の21州。9・11には触れず「対テロ戦争」「テロリズム」など関連キーワードに言及したのが14州ある一方、テロ関連を一切含まないのは14州もあった。准教授は「大多数の教師が9・11を教えているわけではない。少なくとも深くは教えていない」と推測する。

 ◇米同時多発テロ

 01年9月11日朝、ハイジャックされた民間旅客機4機のうち3機がニューヨークの世界貿易センタービル2棟とワシントン郊外の国防総省に突入、1機がペンシルベニア州の草地に墜落した。ビルは2棟とも崩壊し同省は一部が損壊。日本人24人を含む計約3000人が死亡した。米政府は国際テロ組織アルカイダの犯行と断定。11年5月、米軍がアルカイダ指導者のビンラディン容疑者を潜伏先のパキスタンで殺害した。

1355チバQ:2012/09/12(水) 21:22:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120911/amr12091122520005-n1.htm
「9・11」から11年 「追悼博物館」オープンできず…政界対立で工事中断
2012.9.11 22:45 (1/2ページ)

地元の政治家による主導権争いの影響で、開館が来年以降に延期された「追悼博物館」(黒沢潤撮影)
 【ニューヨーク=黒沢潤】2001年の米中枢同時テロから11日で11年を迎えた。当初、この日に合わせてテロの跡地に開館する予定だった「追悼博物館」は、地元の政治家の主導権争いの影響で工事が中断したままだ。犠牲者の遺骨などの保管やテロ発生時の状況を説明する展示のあり方をめぐっても関係者から異論が噴出、開館は大幅に遅れる見通しだ。

 建設工事の延期は、博物館を運営する財団のトップを務めるブルームバーグ・ニューヨーク市長と、跡地を所管する地元公社トップのニューヨーク、ニュージャージー両州知事との確執が原因だ。市長と両知事は博物館の運営方法や維持費拠出のあり方をめぐって対立、財団側が10日夜になって1200万ドル(約9億5千万円)を拠出することなどで暫定合意に達したが、開館は早くても来年末だ。

 テロ跡地を訪れた英国人女性のノーディア・キャンボーさん(34)は「バカげた対立だ。重要な施設の完成を前に、米国の政治家たちは何をしているのか」と驚きを隠さない。

 身元が判明しない約9千の遺骨などを館内に保管する計画をめぐっても議論が百出している。

 ある遺族は「遺骨などを博物館内に置こうという国がほかにあるだろうか」と憤る。別の遺族は、身元不明の遺骨などをテロ跡地の“基礎部分”に保管するとの同意が03年になされたと反論、跡地近くに住む主婦レイブン・ダリングさん(67)も「他に置く場所がなければ致し方ない」と理解を示すが、納得できない遺族17人は「全遺族の意向を聞くべきだ」と財団側を提訴している。

 展示のあり方をめぐっても激しい対立がある。館内では犠牲者の遺留品が展示されるだけでなく、同時テロを起こした国際テロ組織アルカーイダの犯行の経緯が写真や映像とともに紹介される予定だ。

 消防士の息子、ジミーさんを亡くしたジム・リッチス氏は「犯人の顔写真を見たければ、(観光客用にテロ関連の写真が売られている)キオスクに行け。博物館を『テロリストの殿堂』にしてはならぬ」と猛反発している。

     ◇

 ■米中枢同時テロ

 2001年9月11日午前、イスラム過激派グループが米国で4機の航空機を乗っ取り、ニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビルに2機が突っ込んだ。WTCビル2棟などが崩壊。3機目はワシントン郊外の国防総省に激突、4機目はペンシルベニア州シャンクスビルに墜落し、日本人24人を含む約3千人が犠牲となった。

1356チバQ:2012/09/12(水) 23:48:27
http://www.cnn.co.jp/usa/35021664.html?google_editors_picks=true
上位1%の純資産は中間世帯の288倍、不況で格差拡大に拍車 米
2012.09.12 Wed posted at 14:52 JST


ニューヨーク(CNNMoney) 米国の富裕世帯と中間世帯との資産格差は過去50年で2倍以上拡大している――。富裕層が資産を増やす一方で中間層がますます困窮している現実が米経済政策研究所(EPI)が12日までに発表した報告書で明らかになった。

1962年の時点で、上位1%の富裕世帯の純資産は中間世帯の125倍だった。これが2010年になると288倍に拡大している。純資産は不動産を含む全資産から借金を差し引いた額。

中間世帯の純資産は1983年の7万3000ドルから、2010年は5万7000ドルへと減少した。一方、富裕層の純資産は同じ期間に960万ドルから1640万ドルへと増えている。報告書ではその要因として、所得格差の拡大と、この期間の株価の上昇を挙げた。

資産と所得の格差は数十年前から広がっていたが、今回の不況でこの傾向に拍車がかかった。平均的な世帯の2010年の所得は10年前に比べて6%減っている。

資産については住宅バブルの崩壊と失業率の悪化が幅広い層に影響を与えたが、特に中間層と低所得層が大きな打撃を受けた。

上位1%の富裕世帯の純資産は2007年から10年にかけて15.6%減にとどまる一方、中間世帯は47.1%の大幅減となり、格差が広がる一因となった。

人種別にみると、今回の不況によって黒人世帯の純資産平均は4900ドルに、ラテン系世帯は86.3%減のわずか1300ドルに落ち込んだ。これに対して白人世帯の平均は9万7000ドルとなっている。

1357チバQ:2012/09/13(木) 21:28:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120913/amr12091315230005-n1.htm
襲撃めぐりオバマ氏とロムニー氏が舌戦
2012.9.13 15:22 [米国]

オバマ米大統領(左)とロムニー氏(いずれもAP)
 リビアなどの米公館襲撃事件をめぐり、米共和党の大統領候補ロムニー氏がオバマ大統領の「謝罪外交」を攻撃、オバマ氏が激しく反論する舌戦が展開された。景気と雇用を最大の争点とする米大統領選だが、当面は中東情勢が注目の的になりそうだ。

 ロムニー氏は11日、在カイロ米大使館が、暴動の引き金となったイスラム教預言者ムハンマドの侮辱映像を批判する声明を発表したことをとらえ「公館襲撃を非難するより前に、襲撃した者に共感を示した」と批判した。

 だが12日になって、同大使館の声明は襲撃事件の前に、エジプト世論の沈静化を図る目的で出されたことが判明。

 オバマ氏はCBSテレビとのインタビューで「ロムニー氏はよく考える前に行動する傾向があるようだ」と指摘した。(共同)

1358チバQ:2012/09/13(木) 21:51:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120913-00000059-mai-int
<米領事館襲撃>大統領選に影響…大きな争点に
毎日新聞 9月13日(木)18時22分配信

 【ワシントン古本陽荘】リビア東部ベンガジの米領事館襲撃事件は11月の米大統領選にも大きな影響を与えそうだ。両陣営は事実関係が解明できていないなか、早くも火花を散らせている。

 共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は12日の記者会見で、在エジプト米大使館が、イスラム教の預言者ムハンマドを冒とくする映画を批判する声明を出したことを問題視した。「(抗議が起きたために)謝罪したに等しいもので、重大な間違いだ」などとして、オバマ大統領の責任を追及。ベンガジ襲撃事件やカイロでの米大使館に対する抗議活動に屈し声明を出した「弱腰外交」との印象付けを狙った発言だった。

 だが、実際には大使館声明が出されたのは襲撃事件や抗議活動の始まる前だった。このため、オバマ大統領は同日収録のテレビ番組で、「ロムニー氏はまず攻撃し、後で理屈をひねり出す傾向がある。大統領にはそんなことはできない。事実に基づいた発言をすることが重要だ」などと反撃。大統領候補としてのロムニー氏の資質を逆にただした。

 襲撃事件への対応や今後の展開次第では、大統領選の結果を左右することも想定されるため、両陣営とも神経をとがらせている。これまでの米大統領選では経済政策が最大の争点とされ、外交や安全保障は注目度が低かった。だが、10月に予定されている大統領候補同士の討論会では、襲撃事件での対応なども大きな争点となるのはほぼ確実な情勢だ。

1359チバQ:2012/09/14(金) 22:02:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012091400697
最重要3州でオバマ氏リード=ロムニー氏、苦しい情勢−米大統領選
 【ワシントン時事】13日発表の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとNBCテレビなどの合同世論調査結果によると、11月の大統領選で最重要視される南部フロリダ、バージニア、中西部オハイオの3州で、民主党のオバマ大統領が支持率で共和党のロムニー候補に5〜7ポイントのリードを奪った。
 調査で両者のどちらに投票するか尋ねたところ、フロリダ、バージニア両州はいずれも大統領49%対ロムニー氏44%。オハイオ州では大統領50%対ロムニー氏43%だった。「投票先未定」の回答は3州とも5、6%しかなく、挽回を図るロムニー氏にとり苦しい情勢だ。(2012/09/14-16:52)

--------------------------------------------------------------------------------

1360チバQ:2012/09/14(金) 22:08:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120914/amr12091401220002-n1.htm
大統領選視野 周辺国を牽制 駆逐艦・海兵隊を急派
2012.9.14 01:20 (1/2ページ)

米領事館襲撃事件が発生したリビア東部ベンガジで襲撃犯らを糾弾する人々=12日(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米政権はリビア大使の殺害を受けた12日、巡航ミサイルを装備した駆逐艦をリビア近海に展開した。また、海兵隊の対テロ警備部隊をリビアの首都トリポリに急派した。周辺諸国に潜む反米武装組織の動きを牽(けん)制(せい)する狙いとともに、在外米国人の安全を確保するとの強い意思を示した形だ。

 「国民の安全に集中し、すべての情報を集めて、国益を前進させるのが大統領としての私の義務だ」

 オバマ大統領は12日、襲撃犯を特定するため情報収集を急いでおり、必ず裁きを与えるとの決意を改めて強調した。

 米メディアによると、公務中の大使が殺害されるのは1979年の駐アフガニスタン大使以来。米中枢同時テロから11年の9月11日(現地時間)に領事館襲撃で4人が殺害された事件は、米国への実質的な「戦争行為」(ジュリアーニ前ニューヨーク市長)との認識も広がっている。

 米海軍が展開したとされる駆逐艦は、巡航ミサイル「トマホーク」を装備。米側は「特定の攻撃目標があるわけではない」としており、すぐに攻撃が実行される可能性は低いとみられるが、軍事専門家は「大統領が決断すれば攻撃可能な態勢が整う」と指摘する。

 米紙USA TODAY(電子版)は、1980年の大統領選で再選を目指したカーター大統領が、イランの米大使館人質事件で、軍事力による奪還を最終的にあきらめて対応を誤り、「転落を招いた」と指摘。現職大使が犠牲になった今回の事件で同様の批判を受けるのは避けたいと考えたオバマ陣営が、これらの措置を取った可能性が高い。

 オバマ大統領は昨年3月に多国籍軍がリビア軍事作戦を開始した際、指揮権を北大西洋条約機構(NATO)軍に初期段階で移譲する「後方からの指揮」を徹底。保守層から「弱腰」との批判を浴びた。

1361チバQ:2012/09/17(月) 20:03:34
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/324242
【米大統領選2012年】ロムニー氏外交争点に 「弱腰」批判で賭け
2012年9月16日 00:10 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米国で制作されたイスラム教への侮辱映像に抗議する反米デモが中東からアジアのイスラム圏へと拡大し、米大統領選の情勢を左右しかねない事態になってきた。共和党候補のロムニー氏は、オバマ政権の「弱腰外交」がこうした事態を招いていると繰り返し批判。投開票まで2カ月を切り、最大の争点である経済で大きな変化が予想しにくい中、外交を焦点化する賭けに出たといえる。

 「米国民は世界中に広がるデモのニュースに当惑し、動揺している」。ロムニー氏は14日、ニューヨークの会合でこう指摘し、エジプトを引き合いに「米大使館の安全を守れないなら年13億ドルの軍事援助を停止すべきだ」と述べ、エジプトへの強硬姿勢の必要性を強調した。

 ロムニー氏は、11日のリビアでの米領事館襲撃事件後からオバマ政権の外交を「弱腰」と批判。誤った情報を基にしていたり、国難を政治利用したりしているとして、党内からも疑問視する声が上がった。

 だが、ロムニー氏はその後も批判を緩めず、オバマ政権下で「米国は世界情勢を主導するのではなく、翻弄(ほんろう)されているようだ」と強調。副大統領候補のライアン氏も14日、「米国民は今、世界各地で星条旗が焼かれ、大使館が暴徒に攻撃される映像を見せられている」と歩調を合わせた。

 共和党は、反米デモの広がりをオバマ政権による「弱腰外交」の結果と位置付け、8月末の党大会で宣言した「強い米国」の復活を訴える好機ととらえ始めたようだ。

 失業率が8%台で高止まりしながらもロムニー氏の支持が伸び悩む一方、民主党大会後にオバマ氏の支持は急伸。これまでの「経済」一辺倒では情勢を激変させることは難しい。不得意とされる外交での賭けは、焦りの裏返しともいえる。

 オバマ大統領側は、ロムニー氏の批判を「微妙な国際情勢を不謹慎にも政治問題化し続けていることは驚きだ」と一蹴。米メディアも当初、外交音痴ぶりを露呈したロムニー氏の「失点」とする見方が多かった。

 だが、反米デモは拡大し、事態の沈静化に有効な手だては見当たらない。ある外交筋は「デモが拡大・深刻化すれば、融和を重視したオバマ外交の失敗という批判が高まり、選挙情勢を変える要因になりかねない」と分析する。

=2012/09/16付 西日本新聞朝刊=

1362チバQ:2012/09/18(火) 21:46:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120918/amr12091820400012-n1.htm
米中で通商摩擦激化、大統領選で激しい応酬
2012.9.18 20:38
 【ワシントン=柿内公輔】米大統領選が11月に迫る中、米中間の通商紛争が激しさを増している。オバマ政権は17日、自動車産業を補助金で支える中国を国際貿易機関(WTO)に提訴したが、共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事は「遅きに失した」と非難。政治的な綱引きが米中摩擦を強めている。

 「ルールに従わぬ国にはやるべきことをやる。われわれは2期務めた(ブッシュ)前政権より数多く中国を訴え、勝利してきた」

 自動車産業を不当な補助金で後押ししているとして中国をWTOに訴えた直後、オバマ大統領はオハイオ州での演説で強硬な対中姿勢をアピールした。返す刀で、ロムニー氏もばっさり。「中国たたきに腕まくりしてみせるが、(ロムニー氏の経営したファンドの)投資先は中国に雇用を流出させた。(対中批判は)口先だけだ」と皮肉った。

 11月の大統領選で再選を狙うオバマ政権は中国との通商紛争でアクセルを踏み込んでいる。2月に中国を念頭に不公正貿易を摘発する機関を新設。3月に日本も巻き込み、レアアース(希土類)を輸出制限する中国をWTOに提訴した。オバマ政権の看板政策である太陽光発電でも、相殺関税の適用を仮決定した。

 一方のロムニー氏も負けていない。自動車問題でのWTO提訴について、「遅すぎる。自分なら任期終盤を待たずに提訴した」と述べ、オバマ政権を弱腰と非難する。大統領に当選したら中国を為替操作国に認定すると公言しており、「就任初日から中国の不公正貿易に対して包括的な戦略を推し進める」と表明した。

 ただ、ロムニー氏はオバマ政権による米自動車大手救済を批判し、ファンド経営者時代に企業のリストラに手を染めた経緯から、製造業が盛んで支持率が拮抗(きっこう)するオハイオ州など激戦州でのオバマ陣営の動きに神経をとがらせている。

 現職のオバマ氏も、議会や国民に関心の高い中国との通商紛争で後れを取れば失点となる一方、産業界には通商摩擦の激化を懸念する声もあり、難しいかじ取りを迫られそうだ。

1363チバQ:2012/09/18(火) 21:47:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120917/amr12091720580005-n1.htm
反米デモ、オバマ陣営直撃「アラブの春への対応失敗」
2012.9.17 20:58 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【ワシントン=古森義久】中東各地での反米運動が米国内でオバマ政権の中東政策や対外政策全般への批判を燃え上がらせる形となってきた。大統領選挙戦でもこれまで少なかった外交論議が前面に出る気配となった。この論議では中国の南シナ海などでの攻勢もオバマ政権がグローバルな影響力を減らした結果だとも指摘された。

 エジプトやリビアでの米国外交公館への攻撃とその結果としての米大使らの殺害は当然ながら米国内でも衝撃波を広げた。オバマ政権は当初の一連の攻撃に対し「米側の反イスラム映画への抗議であって米国への攻撃ではない」(大統領報道官)という反応をみせ、これまでの中東政策にも変化はないという姿勢を保った。

 だが議会ではその後の反米デモなどが中東の他の諸国に拡大するにつれ、与党の民主党議員までも加わり、「米国の『アラブの春』への対応の失敗」とか「シリアの民主化闘争で米国が主導権を放棄する『背後からの指導』を唱えたことの代価」という批判的な言明も出るようになった。エジプトやリビアへの大型援助の停止も提案された。

 この種の批判ではオバマ大統領が前任者たちと異なり、イスラム教との接触が多く、イスラム教徒に特別の理解や同情を示す姿勢を2009年の「カイロ演説」で示したにもかかわらず、また「アラブの春」への対応ではイスラム教国に民主主義的価値観にも傾く穏健派の勢力拡大を望みながら、現実はそうならなかったことの指摘が含まれている。

 とくに共和党側では「米国が全世界で撤退を重ね、影響力を減らす政策を取った結果、この種の反米活動が激しくなった」(ジョン・マケイン上院議員)というオバマ政権非難が強い。大統領候補のロムニー前マサチューセッツ州知事も大統領の中東政策が「軟弱に過ぎる」と批判したが、その言明のタイミングが不適切だったため、逆に民主党側から攻撃された。

 しかし今回の中東での反米の動きをオバマ政権のこれまでの対外政策の特徴に帰する論調は大手紙ウォールストリート・ジャーナルの「新世界無秩序」と題する社説などでも表明された。

 同社説は「オバマ政権が中東全般で同盟相手のイスラエルから離れ、イスラム教諸国にソフトな態度を取り、イラクやアフガニスタンからも撤退するという『力の空白』が今回の事態を起こした」と論評した。同社説は米国がグローバルな影響力の衰えをみせたことが中国を勢いづけ、南シナ海でフィリピンなど米側の同盟、友好国の領土を占拠させる結果を招いた、とも述べた。

1364チバQ:2012/09/18(火) 22:02:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012091800619
低所得者は切り捨て?=共和ロムニー氏が失言−米大統領選
 【ワシントン時事】「米国民の47%を占める非納税者は、何があってもオバマ大統領を支持する。彼らを気に掛けるのは私の仕事ではない」。共和党のロムニー大統領候補がこんな発言をしていたことが明らかになり、物議を醸している。億万長者として知られる同氏だけに、対立陣営に肩入れする低所得者は切り捨てるとばかりの「失言」は打撃となりそうだ。
 リベラル系の「マザー・ジョーンズ」誌が17日、隠し撮りしたロムニー氏の演説の映像をウェブサイト上に公開したのが発端。同誌は、高所得者を対象とする非公開の資金集め会合で問題の発言が飛び出したと報じた。
 ブルッキングス研究所の調査によると、米国民の46.4%は所得税を納めていない。これを念頭に置いたとみられるロムニー氏は映像の中で、「国民の47%は政府に依存し、自分を犠牲者だと信じ、政府が面倒を見るのは義務だと思っている」と指摘。自身が公約した減税とは無縁であり、その生活に注意を払う考えはないと語った。(2012/09/18-15:15)

--------------------------------------------------------------------------------

1365チバQ:2012/09/18(火) 22:07:44
http://mainichi.jp/select/news/20120918k0000e030124000c.html
反格差デモ:発生1年 米ウォール街周辺で再び
毎日新聞 2012年09月18日 09時37分(最終更新 09月18日 09時58分)


厳重な警戒態勢の中、気勢を上げる「ウォール街を占拠せよ」のデモ参加者=米ニューヨークで17日、草野和彦撮影
拡大写真 【ニューヨーク草野和彦】ニューヨークのウォール街周辺で17日、反格差社会の草の根運動「ウォール街を占拠せよ」の開始から1年を記念するデモが行われた。参加者らはニューヨーク証券取引所を「人の壁」で包囲しようとし、米メディアによると、週末から始まったデモを含め、逮捕者は計200人近くに上った。

 17日はデモ警戒の警察官が大量に動員され、ウォール街一帯は一時、騒然とした雰囲気に包まれた。数百人が近くの公園で集会を開き、「私たちがやるべきことは終わっていない」などと気勢を上げた。

 反格差運動は昨秋以降、全米各地だけでなく、欧州などにも急速に拡大。しかし、昨年11月、ニューヨークの運動の拠点だった「ズコッティ公園」からデモ隊が強制排除されてからは、勢いを失っている。

1366チバQ:2012/09/20(木) 20:33:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012092000107
ロムニー氏「失言」不評=大統領選に影響も−米調査
 【ワシントン時事】19日発表の米ギャラップ社の世論調査結果によると、共和党のロムニー大統領候補の「非納税者の生活は面倒を見ない」との発言について、大統領選の結果を左右する無党派層が全体として否定的に受け止めていることが明らかになった。
 調査が行われたのは、発言がネット上に公開された翌日の18日。これを受け、同氏に投票する考えが強まったという無党派の有権者が15%にとどまったのに対し、支持する気がうせたとの回答は29%に上った。
 半数以上の53%は「発言が投票に与える影響はない」と答えたが、ギャラップ社は「肯定的な見方より否定的な捉え方が多く、ロムニー氏の勝利の可能性を摘み取りかねない」と分析している。(2012/09/20-08:48)

--------------------------------------------------------------------------------

1367チバQ:2012/09/20(木) 21:22:40
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120920/cpd1209200505006-n1.htm
米大統領選の陰でハリウッドvsIT (1/4ページ)2012.9.20 05:00
オバマ大統領夫妻と夕食を共にした1カ月後の3月14日、ジョージ・クルーニー氏はキャメロン英首相を迎えての公式晩餐会に招かれた(ブルームバーグ)【拡大】
 タキシードに身を包んだ米ハリウッド俳優のジョージ・クルーニー氏がホワイトハウスでオバマ米大統領夫妻と夕食を共にしてから3カ月後の今年5月。今度は大統領が米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるクルーニー氏の自宅で開催された再選に向けた資金集めの夕食会に出席。1500万ドル(約11億8000万円)を集めた。

 それからほどなくして、オバマ大統領はサンフランシスコのベイエリアに向かい、ベンチャーキャピタリストのダグラス・ゴールドマン氏主催のIT業界関係者による同種の夕食会に出席した。

 ◆「民主党のATM」

 2000年の大統領選でアル・ゴア氏の下で働いたクリス・ルヘイン氏は「カリフォルニア州は、今回の大統領選で民主党のATM(現金自動預払機)になっている」と指摘した。

 IT業界とエンターテインメント業界はインターネット上での著作権侵害行為の扱いに関して意見を異にしているが、大統領の関心を得ることができた方が、早ければ来年にも再開する法律論争で有利になるとみられている。

 IT業界は、著作権侵害により年間200億ドルの損失を被っているハリウッド側によるネット上でのコンテンツの無断使用防止に向けた活動は、ネットの成長と言論の自由を妨げることになると主張している。オバマ大統領の選挙運動に巨額の資金を投じている米グーグルなどのシリコンバレーの企業にとって、この著作権侵害の問題での勝敗には、何十億ドルもかかっているという。

 映画業界は今年、ネット上でのコンテンツの違法利用取り締まりに関し、大勝利間近だった。同業界を代表する米映画協会(MPAA)は、ウェブサイトや検索エンジンの運営者、決済サービス事業者などに対し、海外の著作権侵害サイトとの取引禁止をはじめとする措置を求める裁判所命令を出すよう法務省にロビー活動していた。

 ネット上での海賊行為防止法案は議会を通過するとみられていたが、グーグルやネット上の百科事典「ウィキペディア」が中心となったネット上での抗議活動を受け、法制化の動きにストップがかかった。ホワイトハウスの担当補佐官は妥協点を見いだそうと「ネット上の知的財産権保護は重要だが、オープンで革新的なネットを脅かしてはならない」との声明を出し、大統領の支持を期待していたハリウッド関係者を驚かせた。

 その後、08年の大統領選でオバマ大統領に大口献金をしたフォックス・フィルムド・エンターテインメントのジム・ジアノプロス会長は「かなり早い時期から熱心に大統領を支持してきたが、今回どうするかについては何ともいえない」と語った。

 ワシントンで通信関連の問題を扱う弁護士のアンドリュー・シュワルツマン氏は「新たな法案を起草する前に、シリコンバレー側と膝を交え、もっと話し合う必要がある。ハリウッド側だけが主導権を握るようではだめだ」と指摘した。

1368チバQ:2012/09/20(木) 21:23:05
 ハリウッドは大統領との関係を育んでいる。再選キャンペーンにいち早く参加したのは米アニメ映画制作会社ドリームワークス・アニメーションのジェフリー・カッツェンバーグ最高経営責任者(CEO)だ。昨年5月、同CEOはオバマ大統領の元部下が設立したスーパー政治活動委員会(PAC)「プライオリティーズUSAアクション」に200万ドルの小切手を切った。また、今年5月のクルーニー氏宅での夕食会の主催者でもある。

 ◆ユーチューブで皮肉

 一方、IT業界にとって今年初めの著作権侵害絡みの論争は警鐘となり、同業界はロビー活動を強化し、政治献金も増やしている。

 昨年2月、オバマ大統領はサンフランシスコ郊外でIT企業幹部らと私的な会合を持ち、夕食会では、米交流サイト大手フェイスブックのザッカーバーグCEOやグーグルのシュミット会長らが大統領にさまざまな質問を浴びせた。今年4月には、フェイスブック本社でオバマ大統領のタウンホール・ミーティングが開催された。

 ワシントンを拠点とするテックネットのレイ・ラムジー社長は「IT業界はオバマ大統領の口調や物腰に引かれている。そして民主党の政策にも。大統領はわれわれと同じ言葉で話してくれる」と語った。こういったことが献金につながるのだ。

 また、フェイスブックのサンドバーグ最高執行責任者(COO)もカリフォルニア州の自宅で資金集めパーティーを開いている。

 逆にカリフォルニア州から定期的にホワイトハウスを訪問する者もいる。訪問者記録には「クルーニー」や「カッツェンバーグ」の名前もある。ザッカーバーグCEOやサンドバーグCOOは大統領の自宅にも行っている。

 ロムニー氏の支持者は、大統領のセレブ好きを皮肉った動画をネット上で流している。サングラス姿の大統領が登場し、米トーク番組のホスト、エレン・デジェネレス氏と踊っているシーンが流れる。そしてその後、失業率の統計が表示されるのだ。「セレブ大統領の4年間で、あなたの生活は少しでも良くなりましたか」と問いかけるこの45秒の動画は動画投稿サイト「ユーチューブ」で50万回以上再生されている。(ブルームバーグ Julie Bykowicz)

1369チバQ:2012/09/20(木) 21:25:12
http://japanese.ruvr.ru/2012_09_19/88749471/
オバマ大統領 クラブで選挙運動資金調達パーティー開く
米国の歌手ビヨンセとラッパーのジェイ・Zが18日、オバマ米大統領の選挙運動資金調達パーティーを開いた。ロイター通信が伝えた。
慈善パーティーにはオバマ大統領も訪れた。会場となったのは、ジェイ・Zが経営するニューヨーク・マンハッタンにあるクラブ40/40。パーティーの入場チケットは4万ドル。約100人が訪れたという。

 世論調査によると、ニューヨークはオバマ大統領を支持する見込み。だがオバマ大統領はマンハッタンで開かれたパーティーで、「人々は私を負かすために大金を使っている」ため、闘いは厳しいものになるだろうと指摘した。

 ワシントン・ポスト誌によると、これまでに米国の俳優ジョージ・クルーニー、女優のサラ・ジェシカ・パーカー、アメリカ版ヴォーグの編集長アナ・ウィンターらがオバマ大統領の選挙資金調達パーティーを開いている。

 Lenta.ruより

1370チバQ:2012/09/20(木) 21:26:22
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/324915
【米大統領選2012年】ロムニー氏 失言で苦境
2012年9月20日 01:31 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米大統領選の共和党候補ロムニー氏が、5月に開いた非公開の集会で「47%の米国民は所得税を払わず、自分は犠牲者で国から保護を受けるのは当然だと思っている」などと発言。その様子を隠し撮りした映像が9月18日、米メディアで繰り返し報道され、ロムニー氏は苦境に立っている。

 米メディアによると、映像は5月17日にフロリダ州であった資金集めの会合のもので、参加者の大半は大金持ち。ロムニー氏は「47%の人たちは医療保険も食料も住宅も何でも政府に頼る人たちで、何があってもオバマ大統領を支持し、投票する」などと批評。「私の仕事は、これらの人たちを心配することではない」と言い切った。

 また、父親がメキシコ生まれであることを引き合いに「もし私がメキシコ人の子どもだったら、選挙はもっと楽だった」とも述べた。発言が、選挙戦で鍵を握る中間所得層やメキシコなど中南米系有権者の反発を呼ぶのは必至。失業率が高止まりする中、「庶民の苦しみに疎い」と指摘されるロムニー氏にとって、手痛い暴露といえる。

 映像は、リベラル系ネットメディアが9月17日に報じた。ロムニー氏は18日、保守系テレビのインタビューで「大きな政府の路線を続けていいのか」と反論。オバマ氏は「大統領とは、すべての国民を代表する職だ」と皮肉った。

=2012/09/20付 西日本新聞朝刊=

1371チバQ:2012/09/20(木) 21:29:27
http://www.cnn.co.jp/usa/35021964.html
劣勢のロムニー氏、挽回の鍵は「3−2−1作戦」 米大統領選
2012.09.19 Wed posted at 19:38 JST

ワシントン(CNN) 11月6日投票の米大統領選挙で鍵となる激戦州で票の行方は、民主・共和両党の全国大会後に行われた世論調査を基に分析すると、民主党のオバマ大統領が共和党候補のロムニー氏に対して優勢となっている。

ロムニー氏が劣勢を挽回しホワイトハウス入りできるかどうかは、いくつかの重要州で勝利を収める「3−2−1作戦」の成否にかかっていそうだ。

NBCニュース、ウォールストリート・ジャーナル紙と世論調査機関マリストが発表した最新の調査によると、大票田のフロリダ州とバージニア州では、49%対44%でオバマ大統領が5ポイントリードしている(この差は統計上の誤差の範囲内ではある)。

ここを押さえた候補者が大統領選に勝利するともいわれるオハイオ州でも、50%対43%で大統領がリードしている。ただし、より接戦であることを示す世論調査もあり、民主党全国大会閉幕のすぐあとに調査が実施されたことによる影響を考慮する必要もありそうだ。

ロムニー氏に挽回のための時間が残されているものの、上記の世論調査によると、投票する候補者が未定の投票予定者は、オハイオ州では6%、フロリダ州とバージニア州では5%と少なくなっている。

さらに、世の中が正しい方向に向かっていると考えている投票予定者の割合が、まだ少数派だが増加しており、ロムニー氏には不利な要素だ。

状況は厳しいが、ロムニー氏が当選に必要な270人の大統領選挙人を獲得するためには「3−2−1作戦」を成功させる必要がありそうだ。


カギとなる3州の奪回

「3−2−1作戦」の「3」が意味するのは、もともとは共和党が強い州だが、前回2008年の選挙ではオバマ大統領が勝利したインディアナ、ノースカロライナ、バージニアの3州を奪回することだ。ロムニー氏は、インディアナ州では勝ちを見込めそうだが、ノースカロライナ州では接戦、バージニア州では苦戦となっている模様だ。



フロリダ州、オハイオ州での勝利

作戦の「2」は、04年には共和党のブッシュ前大統領が勝利したものの、08年にはオバマ大統領が勝利したフロリダ州とオハイオ州を取り戻すことだが、これも簡単ではないようだ。



もう1州での勝利:

「1」が意味するのは、ミシガンやコロラド、ニューハンプシャーなど、オバマ大統領が4年前には勝利した6つの接戦州のなかから1州を獲得することだ。

では、ミシガン州の状況はどうだろうか。

ロムニー氏はミシガン州出身で、父親は1960年代に2期を務めた人気州知事でもあったものの、デトロイト・フリープレスとWXYZテレビが委託した調査機関EPIC/MRAの世論調査によると、投票予定者のうち47%がオバマ大統領支持、37%がロムニー氏支持、16%が未定となっている。

これをみると、ロムニー氏の同州での勝利はより困難になっている模様だ。

オバマ大統領は、米自動車メーカー大手のゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの政府主導の救済を実施した。一方、ロムニー氏は公的救済に反対し、民間主導の再建を主張した。これが民主党全国大会で大きく取り上げられたことが、自動車産業の地盤であるミシガン州や隣のオハイオ州での選挙戦に影響を与えている可能性がある。

ロムニー氏が勝利を目指すあと「1」州のうち、コロラド州とニューハンプシャー州は、大統領がややリードしているものの、その差はいずれの州でも統計上の誤差の範囲内で接戦となっている。

CNNのジョン・キング記者は、大統領のリードは小さいものの、数週間前と比べ少しだが差が広がっていると指摘。「ロムニー氏にも勝利の可能性はあるが、数字上は大統領が優勢だ」との見方を示している。

1372チバQ:2012/09/21(金) 23:50:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012092100314
移民改革頓挫「最大の失敗」=2期目へ支援呼び掛け−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は20日、遊説先のフロリダ州でスペイン語テレビ「ユニビジョン」のインタビューに応じ、「これまで最大の失敗は包括的な移民制度改革ができなかったことだ」と述べ、不法移民政策の失敗を認めた。
 ただ、大統領は野党共和党の抵抗がその要因だと強調。「ワシントンの外からなら中央政界を変えられる」として、2期目での改革実現に向け中南米系有権者に側面支援を呼び掛けた。(2012/09/21-11:31)

--------------------------------------------------------------------------------

1373チバQ:2012/09/21(金) 23:50:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012092100515
ロムニー選対トップが辞任=劣勢で見切り?−米大統領選
 【ワシントン時事】米共和党のロムニー大統領候補陣営は20日、共同選挙対策委員長を務めるポーレンティー前ミネソタ州知事が辞任したと発表した。ロムニー氏はこのところオバマ大統領に支持率でじりじり後れを取っている。11月6日に投開票日が迫る異例のタイミングの辞任だけに「見切りを付けた」との臆測が広がりそうだ。
 ポーレンティー氏は党の候補者争いに名乗りを上げたが、昨年8月に早々と撤退。その後、いち早くロムニー氏支持に回り、副大統領候補の一人として最終選考に残った。共和党に政権が移れば要職に起用されるとの見方も出ていた。(2012/09/21-14:52)

--------------------------------------------------------------------------------

1374チバQ:2012/09/22(土) 18:28:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120922/amr12092210090002-n1.htm
ロムニー氏の年収は10億円 低税率に批判も
2012.9.22 10:07
 米共和党のロムニー大統領候補は21日、2011年の年収が約1370万ドル(約10億7千万円)だったとする納税申告書を公開した。大半は利子や株式などの配当収入といった過去の投資による所得だったとしている。

 米国では利子・配当収入などにかかる税率が通常の給与所得税などより低いため、ロムニー氏の税率は一般国民の半分程度の14.1%で、納税額は約190万ドルだった。

 再選を目指す民主党のオバマ大統領の選対本部は声明で「ロムニー氏のような人たちは中間層より税率が低いことが裏付けられた」と批判した。(共同)

1375チバQ:2012/09/23(日) 20:08:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120922/amr12092221550007-n1.htm
米国民のメディア不信、最高の60%に 大手メディアの民主党支持で
2012.9.22 21:53
 【ワシントン=古森義久】米国民の新聞やテレビなどメディアに対する不信がこれまで最高の60%という水準に達したことを示す世論調査結果が21日、発表された。大統領選挙を中心とする国政ニュースの報道を不公正、不正確とみなす国民が増えており、特に共和党支持者が、大手メディアの民主党支持偏向を指摘する向きが多いという。

 米国の大手世論調査会社ギャラップが発表した調査結果によると、メディアの主に国政ニュースに関して、その報道を「完全、正確、公正」の基準からみて「ほとんど信用しない」「まったく信用しない」と答えた人が合わせて全体の60%に達した。「大いに信用する」と「かなり信用する」と答えた人が合計40%と、不信用・信用の差は20ポイントとなった。

 調査は大統領選で共和、民主両党がともに全国大会で候補を正式に決めて間もない9月上旬に全米規模で実施された。

 この60%というメディア不信は、ギャラップ社が同種の調査を始めた1970年代以来、最高の水準。前回大統領選の2008年では56%だったという。

 米国の政治報道ではニューヨーク・タイムズ、CBSといった大手メディアは年来、民主党寄りで、大統領選でも社説では民主党候補の支持を打ち出すうえ、報道記者たちも民主党支持が圧倒的に多いことは公然の事実となっている。

 このため、共和党側からは選挙のたびに「大手メディアの民主党支持偏向」を非難する声が出る。今回の調査でも「メディア信用」の答えが全体では40%だったのに対し、共和党支持者では26%、無党派が31%、民主党支持者が58%という数字が出ており、共和党側の大手メディア不信はさらに強まったことが判明した。

1376チバQ:2012/09/24(月) 20:33:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012092400744
ヒラリー長官、16年出馬も?=クリントン元大統領が否定せず
 【ワシントンAFP=時事】ヒラリー・クリントン米国務長官が2016年大統領選に出馬?。夫であるビル・クリントン元大統領は23日、CBSテレビのインタビューで、4年後にヒラリー氏が大統領選に立候補する可能性がないとは明言しなかった。
 ヒラリー氏は前回2008年の大統領選民主党候補指名争いでオバマ大統領に敗れ、それ以来、大統領の座は二度と狙わないと繰り返し述べている。
 しかし、クリントン元大統領はオバマ大統領が再選された場合、4年後にヒラリー氏が出馬するかどうかとの質問に対し、「彼女がその時どうするのか、私には全く分からない」と述べ、出馬の可能性がないわけではないとほのめかした。(2012/09/24-18:30)

--------------------------------------------------------------------------------

1377チバQ:2012/09/24(月) 20:34:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012092400055
「47%」の人も納税者=ロムニー氏の失言論破−元米大統領
 【ワシントン時事】米民主党のクリントン元大統領は23日、CBSテレビのインタビューで、共和党のロムニー大統領候補の「米国民の47%を占める非納税者の面倒は見ない」との発言について、「興味深い発言だ」とした上でロムニー氏の矛盾点を論破した。元大統領は「47%の人たちは(所得税は払っていないが)社会保障税などを支払っている」などと指摘した。
 元大統領は、ロムニー氏が「非納税者」と定義した層の多くは、(1)金融危機による収入減(2)歴代の民主、共和両党政権が導入した子育て世代を主対象とした税額控除−の二つの理由で、現在は所得税を払っていないだけだと説明。「政府への依存者ではなく、懸命に働きながら子育てをしている人たちだ」と強調した。また、社会保障税や州税など各種の税金を納めているとした。(2012/09/24-08:10)

--------------------------------------------------------------------------------

1378チバQ:2012/09/24(月) 20:40:30
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201209240068.html
焦点:米共和党ロムニー大統領候補、勝利の可能性残るも前途多難2012年9月24日

9月21日、米共和党のロムニー大統領候補にとって、過去数週間は散々な日々だった。写真は20日、米フロリダ州で撮影(2012年 ロイター/Jim Young)
 [ワシントン 21日 ロイター] 米共和党のロムニー大統領候補にとって、過去数週間は散々な日々だった。共和党大会で上昇気流は生じず、中東和平問題への対応で不手際を見せ、陣営内から不協和音が聞こえてきた上に、隠しカメラで撮影された映像で「米国民の47%を占める非納税者」などとオバマ大統領の支持層を愚弄する発言が暴露された。

 このためロムニー陣営は浮き足立ち、多くの共和党員は11月6日の選挙結果を悲観しつつある。

 問題はこれだけではない。全国規模の世論調査で、オバマ大統領の支持率がロムニー氏を上回り始めた。しかもオハイオ、バージニア、フロリダといったいわゆる9つの「激戦州」でオバマ大統領の優位が最新の調査で明らかになっている。

 では、選挙まで7週間となったこの段階で、ロムニー氏はもはや望みを断たれたのかと言えば、そんなことはない。一連の失態があっても、大統領の座がまったく手の届かないところに遠ざかってしまったわけではない。

 ロムニー氏は、オバマ大統領に経済運営の失敗者というイメージを重ね合わせようとしている。過去数カ月間は成功しなかったとはいえ、流れを変える時間は残されている。失業率が8.1%で高止まりし、経済成長も低いままで、有権者の大多数は米経済が悪い方向に進んでいると考えているため、大統領は依然として弱みを抱えている。

 10月には3回の討論会が予定されている。ロムニー氏は、経済を上向かせる力はオバマ大統領より自分の方が上だと示す機会ととらえ、討論会を大統領選の天王山と位置づけている。討論会に備えて先月の遊説スケジュールを削ったほどだ。

 それでもロムニー氏は、膨大な課題に取り組まなければならない。各種世論調査では、大半の有権者が彼らの懸念する問題について、ロムニー氏よりオバマ大統領の方が適任と評価している。

1379チバQ:2012/09/24(月) 20:40:46
 <冷たいイメージの払しょくは必須>

 アナリストによると、ロムニー氏がオバマ大統領に勝てるという希望を持つためには、人柄の面でより暖かなイメージを打ち出すことが必須となる。

 実際、19日にフロリダ州で行った演説でロムニー氏は、オバマ大統領の医療保険制度改革や不法移民対策について攻撃のトーンを弱め、スペイン語テレビ放送ユニビジョンで「このキャンペーンは100%の米国民を対象としている」と発言した。

 ピュー・リサーチ・センターの世論調査担当者、アンドルー・コーフート氏は「ロムニー氏にとって問題は、これまでできなかったことをこれからできるかどうかにある。つまり、イメージを刷新し、人々に好感を持ってもらうことだ」と指摘した。

 ロイターとイプソスが17日の週に実施した調査では、ロムニー氏の「47%発言」の映像が流れた後で有権者の40%以上が同氏への好感度を低下させた。USAトゥデーとギャラップの調査によると、この映像で無党派層の約3分の1はロムニー氏に投票する気持ちが薄れた。

 コーフート氏は「ロムニー氏の好感度はまだ高いとは言えない。人々は彼を信頼できる人物とは考えておらず、親身になってくれる政治家ともみていない。ロムニー氏はこうしたすべての問題を克服する道を見つけなければならない」と語った。

 10月3日にコロラド州デンバーで実施される大統領選の第1回討論会が、非常に重要になる。この討論会は経済に焦点が当てられ、選挙戦最後の1カ月の流れを決めるとみられる。

 共和党の世論調査担当者のウィット・エアーズ氏は「ロムニー氏にとって、活気に満ちて魅力のあるより明るい経済の未来像を描くこの上ないチャンスになる」と主張する。

 政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した世論調査平均によると、20日時点では、オバマ大統領が支持率でロムニー氏を3.1%ポイント上回っている。ラスムセン調査では大統領が2%ポイントの差でリードし、ギャラップ調査では互角の情勢だ。

 個別の世論調査で、オバマ大統領の支持率が50%を超えたものもある。ピューの調査では51%対43%、NBCとウォールストリート・ジャーナルの調査では50%対45%でオバマ氏が優勢だ。

 さらに、オバマ大統領は9つの激戦州のうち8つで優位にあり、大統領選挙人の過半数を獲得する上で選択肢が広がている。大統領はオハイオかフロリダ、あるいはその両州で敗北しても生き残れるが、ロムニー氏はどちらか1つで負ければ万事休すだ。

 <レーガン氏の再現狙うが>

 大統領選では、9月半ばで優位に立っている候補がそのまま勝利する傾向がある。しかし最近の選挙では、最後の2カ月で情勢が劇的に変わる可能性も示されている。

 2004年の選挙は、9月20日時点のリアル・クリア・ポリティクス集計の世論調査平均で共和党現職のジョージ・W・ブッシュ氏が民主党のジョン・ケリー候補に5.7%ポイントの差をつけてリードしていたが、最終的にはわずか1.5%ポイント差の辛勝だった。

 ロムニー陣営がお手本にしたいのは1980年の選挙。ギャラップの調査では秋になってもかなりの期間、共和党のロナルド・レーガン候補は民主党の現職のジミー・カーター大統領氏に支持率で後れを取っていた。しかし、ただ1回の討論会で好パフォーマンスを見せ、形勢をひっくり返した。

 もっとも、最近の世論調査ではいくつかの重要な政治テーマについて、ロムニー氏の評価に改善は見られない。それどころか、最大の問題である経済においてロムニー氏のリードが消えてしまった。NBCとウォールストリート・ジャーナル紙の調査によると、経済に関して両候補の評価は拮抗している。

 (John Whitesides記者)

1380チバQ:2012/09/24(月) 20:48:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120924/amr12092409420001-n1.htm
【今、何が問題なのか】
米大統領選接戦なら民主党に不利?決着つかない「有権者ID法」
2012.9.24 09:41 (1/3ページ)[米国]
 米ペンシルベニア州で、選挙の際、投票所で運転免許証など顔写真付き身分証明書の提示を義務づけた有権者ID法の可否をめぐる裁判が続いている。有権者ID法は近年おもに、知事と議会多数派を共和党が占める州で成立した。身分証明書のない人の多くは民主党支持者なのだ。大統領選が接戦となれば、その影響も無視できない。きょうのテーマは「有権者ID法」とした。(編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ)/SANKEI EXPRESS)


免許証提示義務づけ


 ペンシルベニア州の有権者ID法は今年3月成立した。運転免許証か旅券、兵士の場合は軍のIDなど公的機関が発行した顔写真付きの身分証明書を持参しなければ、投票できない。ペンシルベニア州は議会多数派も、トム・コーベット知事(63)も共和党。法律は投票での不正を防ぐのが目的で、誰かを排除しようというものではない。有権者820万人のうち、有効な証明書を所持していないのは75万9000人。当局はこれらの人たちのために州内71カ所で、選挙のためのIDカードを無料で発行している。

 とはいえ、ペンシルベニア州で投票での不正が問題になっていたわけではない。運転免許証や旅券を所持していないのは、白人よりも人種的少数派(マイノリティー)、富裕層よりも貧困層、働き盛りよりもお年寄りや若者に多い。民主党の支持層だ。社会的な弱者であり、中にはIDカードを受け取りに出かけること自体が困難な人もいる。そうした人たちが原告となって、法律の無効を求めた裁判が始まった。


投票できない70万人


 有権者ID法に関してシカゴ大の専門家らが行った研究をAP通信が伝えている。有権者ID法は、有効な身分証明書の範囲が違ったりして、各州一律ではないのだが、この研究によれば、現在17州にある。これら17州で、18〜29歳のマイノリティーの53万8000〜69万6000人が、有権者ID法のため、投票できなくなるという。11月6日には、大統領選のほか、上下両院選、知事選、地方議会選などの投票が行われる。研究は有権者ID法の影響が出そうないくつかの選挙区を具体的に指摘している。

 米国人全体では11%が公的機関発行の身分証明書を所持していないが、白人では9%なのに、黒人(アフリカ系)は25%、ヒスパニック(中南米系)は16%に上る。2004年の選挙では、18〜24歳の若者のうち、黒人では44%、ヒスパニックでは20.4%、アジア系では23.4%が投票。08年はそれぞれ52.3%、27.4%、27.8%へと増えた。この増加分が有権者ID法によって損なわれるという。

 ペンシルベニア州で有権者ID法が成立した際、「この1年間で法律を持つに至った9番目の州」と報じられた。各州の有権者ID法は11月6日の選挙に向けて策定されたのだ。9州のうち、ペンシルベニア州のほか、アラバマ、カンザスなど計7州は、議会多数派も知事も共和党。共和党が多数派の議会が採択しながら、民主党州知事が拒否権を行使して不成立となった州もあったという。


決着つかず迫る大統領選


 ペンシルベニア州の有権者ID法をめぐる訴訟は先月15日、州下級裁判所が法律を支持する判決を下した。だが、原告側が控訴。今月18日、州最高裁判所が下級裁判所に判決の見直しを命じた。大統領選まで1カ月余りとなり、なお決着がつかないのだ。

 有効な身分証明書がないため、選挙のためのIDカードを取得した有権者は今月初めの段階でわずか7833人。選挙が近づき、州の事務所ではカードを求めて住民が列を作っていると伝えられるが、法律が無効なら、カードは不用品となる。

1381チバQ:2012/09/25(火) 22:49:13
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120925/mcb1209251533033-n1.htm
怒る若者「オバマ信仰は死んだ」 大統領選、「就職氷河期」の解消争点 (1/3ページ)2012.9.25 14:30

ニューヨークでは、犬の散歩代行で生計を立てる若者の姿が増えている(黒沢潤撮影)【拡大】
 米大統領選は、10月3日に最初のテレビ討論会を迎えるなど終盤にさしかかっている。選挙戦では、若者の高失業率をどう改善するかも争点の一つ。深刻な失業にあえぐ若者らは今回、どのような投票行動を見せるのか。大統領選に向ける彼らの視線は熱い。(ニューヨーク 黒沢潤、写真も)

 「トイレットペーパーをもらうために学費や生活費を8万ドル(約640万円)も払ったようなものだ」

 米東部の名門ニュージャージー大学を2年前に卒業した後、まだ職探しをしているブライアン・ハケットさん(24)は、自分の学士号(政治経済専攻)の価値の低さをこう嘆いた。今は仕方なく調査会社でアルバイトする日々が続く。

 「米社会は『大学に行け行け』とあおるが、4年後の就職の際は『グッド・ラック(幸運を)!』と突き放す」とした上で、「ゼリーでも壁に投げ続けていれば、くっ付くものもあるはずだ。どんな職でも受け入れる」と窮状を訴えた。

 米労働省によれば、20〜24歳の若者の8月の失業率は37%。これは、国全体の8・1%を大幅に上回る。若者支援団体「ジョブズ・ファースト」のロー・ミチェリ事務局長(42)はこの背景について「経済が低迷しているとき、どうしても年配者が若者の職を奪う形になる」と指摘する。

 しわ寄せは意外な所にも来ている。米アイビーリーグの名門コロンビア大大学院を2年前に卒業し、人権団体への就職を目指す女性のレイシー・ブラミングさん(26)は「企業や篤志家から人権団体への寄付が減っている」とし、「こうした団体への就職は困難」としかめ顔で話した。

 雇用悪化で高学歴者が単純労働に従事せざるを得ないケースも増えている。同大出身の男性(25)は「時給13ドル(約千円)で犬の散歩代行をする日々だ」と明かす。「悲劇だ。が、かわいい子犬たち8、9匹と散歩する姿は喜劇ですらある」と自嘲気味に語る。

 学士号と一致しない職に就く例は増加傾向にあり、米国勢調査局によると学位を持つ18〜30歳の飲食店員は2000〜10年に81%増の約16万人に達し、学位を持つ家政婦も52%増えた。

 若者の雇用悪化は消費動向にも影響を与えている。若者の節約志向は強まり、「99セントショップ」(日本の「100円ショップ」に相当)は大勢の若者でにぎわう。若い世代の新規自動車登録も減少しており、ある若者(22)は「今の時代、カーシェアリングで十分だ。燃料費や駐車場代もタダだから」と語った。

 若者支援団体「ジェネレーション・オポチュニティー」のポール・コンウェイ代表は「米国では歴史的に東部の若者は西部に、西部の若者は東部に行けば職があると思い、多少のリスクを背負いつつ移動する文化があった。それが今、崩れつつある」と指摘。「雇用悪化による自宅購入や結婚、子作りの遅れは人口減少に直結しかねない。年金維持や米国の競争性にも深刻な影響を与える。15年後が怖い」と話す。

 米国の将来を担う若者はどちらの大統領候補に魅力を感じるのか。前回選で18〜29歳の2400万人のうち66%がオバマ氏に投票したが、最近の調査では、若者の雇用改善に関するオバマ氏の努力を評価した若者は31%にとどまった。

 ブライアン・ハケットさんは「米国で1、2%の成長は『無』に等しい。世界のスーパーパワーの成長としても十分ではない」と強調。その上で「オバマ氏は前回選でソーシャルメディアを使って若者に強くアピールしたが、多くの若者は今、仕事にもありつけず不満は募るばかり。“オバマ信仰”は死んだ」と語る。

 一方、「ビジネスで成功した経験から勝利の機会を与えたい」と共和党大統領候補のロムニー氏に期待を寄せる声は若者の間で少なくない。コンウェイ代表は「若者は今回、候補者のカリスマ性でなく、実績に投票する」と分析している。

1382チバQ:2012/09/26(水) 19:53:50
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20120926-00000016-nnn-int
オバマ大統領、国連演説で反米デモを批判
日本テレビ系(NNN) 9月26日(水)8時30分配信

 アメリカ・オバマ大統領は25日、アメリカ・ニューヨークで開催された国連総会で演説し、中東で過激化している反米デモについて「国連の理念に対する攻撃だ」と厳しく批判した。

 オバマ大統領は冒頭、リビアの領事館襲撃事件で犠牲となったアメリカ大使を追悼した。そして、イスラム教を冒とくしたとされる映画をきっかけに、アメリカの政府機関や飲食店への襲撃が相次いでいることを厳しく批判した。

 オバマ大統領「この2週間の襲撃は、単なるアメリカへの攻撃ではない。国連の理念に対する攻撃だ」

 オバマ大統領は「宗教の冒とくは認めない」という姿勢を改めて示した上で、過激化する反米デモの鎮静化を求めた。

 一方、内戦状態が続くシリアについては、「アサド大統領が去れば新しい夜明けが訪れる」と述べ、強い言葉で早期退陣を迫った。

http://mainichi.jp/select/news/20120926k0000m030130000c.html
オバマ大統領:暴力許す余地ない…反米デモ受け、国連演説
毎日新聞 2012年09月26日 01時03分(最終更新 09月26日 01時12分)


国連総会でスピーチするオバマ米大統領=2012年9月25日、AP
拡大写真 【ニューヨーク草野和彦】国連総会の一般討論演説が25日午前(日本時間同日夜)に始まり、オバマ米大統領が演説した。イスラム教の預言者ムハンマドを侮辱したとして、米国製映画への抗議と反米デモが世界中に広がったことを受け、大統領は「国連には暴力と(宗教への)不寛容を許す余地はないと宣言する必要がある」と訴えた。またイランの核武装阻止に向け「必要な措置をとる」ことを強調した。

 大統領は、リビア東部ベンガジの米領事館襲撃事件で死亡したスティーブンズ駐リビア米国大使が中東民主化に取り組んでいたことから説き起こし、「彼は米国を体現するだけでなく、国連が象徴する国際協力に献身していた」と指摘。一連の外交施設への攻撃は「国連が拠(よ)って立つ理念への攻撃でもある」と非難した。

 大統領は映画を「イスラム教だけでなく米国に対する侮辱」と厳しく批判。一方で、映画を禁止しない理由について、米国憲法で言論の自由が保障されているだけでなく、「言論の制限は少数派の抑圧につながる」として理解を求め、こうした姿勢が中東の民主化支援にもつながることを強調した。

 また、シリアのアサド政権に退陣を改めて要求し、「制裁と(人権を抑圧した者に対する)刑事訴追」を追求すると述べた。軍事介入の可能性には触れなかった。

 イランの核武装の危険性については、イスラエルや湾岸諸国だけでなく「世界経済の安定に対する脅威」と強調。外交的解決を望むとしながらも「時間は限られている」と述べた。

 演説には、イランの核施設への軍事攻撃の可能性を警告するイスラエルに自制を呼びかける目的がある。また11月の米大統領選を争うロムニー前マサチューセッツ州知事(共和党)が中東での米国の指導力低下を批判していることもあり、国内向けに外交姿勢をアピールする狙いもあったとみられる。

1383チバQ:2012/09/26(水) 19:56:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000016-jij_afp-ent
マドンナ、米大統領を「黒人のムスリム」と呼んで物議
AFP=時事 9月26日(水)13時9分配信


【AFP=時事】米ポップ界のディーバ、マドンナ(Madonna)が、米首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)で24日夜に開いたコンサートで、観客にバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領への支持を呼び掛けた際に大統領を「黒人のムスリム(イスラム教徒)」と呼んだことが物議を醸している。

 25日にインターネット上に投稿されたコンサート動画の中で、マドンナはエイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)第16代米大統領やキング牧師(Martin Luther King Jr.)といった米国史に残る偉人たちの名を挙げた後、自身がかねてから支持を公言するオバマ大統領について語り始めた。

「そして今、ホワイトハウス(White House)にアフリカ系米国人がいることを素晴らしく思う」。黒人ダンサーに囲まれステージに立つマドンナが「みんなも私と同じ? 」と呼び掛けると、観客からは歓声が上がった。

 この夜のマドンナは、ステージ上で「少し目まいがする」とこぼしたほか、ボトルに入った飲み物を何度も飲み、頻繁にまばたきをしていた。

 マドンナは「じゃあみんな、オバマに投票してよ。いい? 」と呼び掛け、こう続けた。「良くも悪くも、ホワイトハウスに黒人のムスリムがいる…これって、とんでもなく素晴らしいこと。この国には希望があるってことよ」

 2008年にアフリカ系米国人初の米大統領となったオバマ氏は、自身はキリスト教徒だと繰り返し述べてきた。だが今年発表された調査結果によると、就任から4年近く経った今でも共和党有権者の3分の1以上が同氏をイスラム教徒だと思い込んでいるという。今年6〜7月に行われた有権者3000人を対象としたアンケート調査では、オバマ大統領をイスラム教徒だと思っている人は17%いた。【翻訳編集】 AFPBB News

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000095-reut-ent
「オバマはイスラム教徒」発言のマドンナ、皮肉込めた冗談と釈明
ロイター 9月26日(水)16時20分配信


拡大写真
9月25日、米人気歌手マドンナが、コンサートのステージで、オバマ大統領をイスラム教徒と呼んだことについて、皮肉を込めた冗談だったと釈明した。ニューヨークで4月撮影(2012年 ロイター/Andrew Kelly)

[ロサンゼルス 25日 ロイター] 米人気歌手マドンナ(54)が25日、コンサートのステージで、オバマ大統領をイスラム教徒と呼んだことについて、皮肉を込めた冗談だったと釈明した。

米ワシントンで24日に開かれたコンサートでマドンナは、11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領への支持を観客に訴えた際、同大統領を「黒人のイスラム教徒」と表現。その映像は動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿され、騒動となっていた。

過熱するメディア報道を受け、マドンナは「私はステージ上で皮肉な態度を取った。もちろん、オバマ氏がイスラム教徒ではないことは知っている」と広報を通じてコメント。その上で「私が言いたかったのは、どんな宗教を信じていようが、立派な男は立派な男だということ。オバマ氏が信仰する宗教など気にしていない」と説明した。

オバマ大統領が初当選を決めた2007年の選挙戦では、オバマ氏はイスラム教徒だとのうわさが流され、米国生まれではないのではとの憶測も飛び交った。

1384チバQ:2012/09/26(水) 19:56:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000052-mai-int
<米大統領選>激戦3州はオバマ氏リード
毎日新聞 9月26日(水)17時6分配信

 【ワシントン古本陽荘】米ワシントン・ポスト紙は25日、11月の米大統領選でカギを握る激戦3州の世論調査(19〜23日実施)の結果を公表した。民主党のバラク・オバマ大統領(51)がいずれの州でもリード。経済政策についても、大統領への支持が共和党候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)を上回っている。「経済の立て直し」を売り物にしてきたロムニー氏は、来月の候補者討論会を前に選挙戦の態勢の立て直しを迫られている。

 「投票に行く」と回答した有権者でみると、南部フロリダ州では「オバマ大統領に投票する」が51%でロムニー氏の47%を4ポイントリード。中西部オハイオ州、南部バージニア州ではいずれも大統領が52%で、ロムニー氏の44%を8ポイント上回った。

 最大争点の経済政策についても、3州すべてでオバマ大統領への支持が上回ったほか、移民政策や公的医療保険など、ほとんどの項目で大統領への評価が高かった。

 特に、「どちらが経済の問題をより理解しているか」との設問では、いずれの州でも14〜23ポイントの大差でオバマ大統領がリード。「所得税を支払っていない(国民の)47%のことは気にしていない」などと、「弱者切り捨て」と受け止められる発言をしたロムニー氏の非公開集会のビデオが流出したことなどが影響したものとみられる。

 この3州は政治専門サイト「クック・ポリティカル・リポート」が激戦州に分類している8州のうち、各州に割り当てられた選挙人の数が多い上位3州。

 同リポートの分析では、激戦8州(計95人)を除いた州での選挙人の予想獲得数ではオバマ大統領が237人、ロムニー氏が206人と大統領が優勢。ロムニー氏が大票田のフロリダ州(29人)やオハイオ州(18人)を落とした場合、形勢を逆転するのは極めて難しいのが実態だ。

1385チバQ:2012/09/26(水) 20:15:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012092600106
オバマ氏、最重要州でリード=経済運営の期待値逆転−米大統領選
 【ワシントン時事】25日発表の米紙ワシントン・ポストの世論調査結果によると、11月6日の大統領選で最重視される中西部オハイオ、南部フロリダの2州で、民主党のオバマ大統領が共和党のロムニー候補に支持率でそれぞれ8ポイントと4ポイントの差をつけた。
 オハイオ州での支持率は大統領52%に対しロムニー氏44%、フロリダ州では大統領51%対ロムニー氏47%。経済運営の手腕に対する期待でも、大統領がオハイオ州で7ポイント、フロリダ州で4ポイント上回った。これまでの各種調査では、経済分野の期待の高さは経営者出身のロムニー氏の方が高いことが多かった。(2012/09/26-07:47)

--------------------------------------------------------------------------------

1386チバQ:2012/09/26(水) 22:33:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120926/amr12092621230005-n1.htm
オバマ大統領の国連演説、中東政策の手詰まり感鮮明に
2012.9.26 21:22 (1/2ページ)
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米大統領は1期目最後となる25日の国連総会で、演説のほぼ全てを中東での問題に割り当て、暴力の停止や民主化への支援を改めて強調した。イスラム社会との融和を説いたカイロ演説から約3年3カ月。イスラム教の預言者ムハンマドの侮辱映像に抗議する反米デモの拡大やイランの核問題、シリア内戦でオバマ政権は有効な措置を見いだせないでおり、演説からは対中東政策の厳しい現実が浮き彫りになった。

 オバマ大統領は演説で、米大使らが死亡したリビアの領事館襲撃事件の実行犯を裁きにかけるため「容赦はしない」と述べた。

 イスラム教の預言者ムハンマドの侮辱映像は「粗野で不快」であり「米国への侮辱でもある」と抗議に理解を示したが、それでも暴力を正当化する理由にはならないと抑制を求め、相互尊重と価値観の共有が、米国の民主化支援の土台となっていることを強調した。

 「アラブの春」以降の民主化推進を歓迎し、イラン核開発では「やらなければならないことをやる」と軍事行動も排除しない方針を改めて示唆。シリアのアサド大統領退陣にも言及するなど、約30分の演説の24分を中東問題に費やした。

 大統領は昨年の演説でも中東民主化を「歴史的な岐路」と指摘。イランやシリアにも「圧力と孤立」を警告しており、今回の演説は約1年後も諸問題に進展がないことを追認する形となった。

 イラン問題ではイスラエル、シリアでは中国やロシアとの足並みの乱れが顕在化する中、新たに発生した反米デモが米国に与えた無力感は大きい。

 ニューヨークのシンクタンク、外交問題評議会(CFR)のパトリック上級研究員は、長年の反米感情をオバマ大統領が単独で払拭できることは「幻想だったことが、白日の下にさらされてしまった」と、その意味合いを解説する。

 ただ、中東の民主化の「道のりが平らではない」(米政府高官)のは織り込み済み。オバマ大統領も演説で、米国が民主化支援から「撤退することはない」と、イスラム社会との協調姿勢を確認した。

 パトリック上級研究員もオバマ大統領は中東諸国に「過激主義に走ることなく、米国と(民主化に)取り組むよう圧力」をかける狙いがあったと分析しており、米国の中東政策に「変更はない」との認識を示している。

1387チバQ:2012/09/26(水) 22:34:56
http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2903929/9584514?ctm_campaign=txt_topics
スティービー・ワンダーさんら、オバマ大統領の選挙支援コンサート出演へ
2012年09月26日 15:13 発信地:ロサンゼルス/米国
【9月26日 AFP】米ロサンゼルス(Los Angeles)で来月行われるバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の支援イベントに、米歌手スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)さんをはじめ大物ミュージシャンたちが出演すると、米芸能誌ハリウッド・リポーター(Hollywood Reporter)が25日、報じた。

 オバマ大統領は現在、11月6日の米大統領選に向けて選挙運動を展開している。スティービー・ワンダーさんは10月7日にノキア・シアター・LA・ライブ(Nokia Theatre LA Live)で開かれるオバマ大統領の資金調達コンサート「勝利まであと30日(30 Days to Victory)」に出演する。

 コンサートには、スティービー・ワンダーさんの他、ケイティ・ペリー(Katy Perry)さん、アース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind and Fire)、ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)さん、ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)さんらも出演する予定だ。チケットは1枚44ドル(約3400円)〜で、オバマ大統領の選挙運動ウェブサイトで購入できる。
 
 コンサートの後には、アニメーション製作会社ドリームワークス・アニメーション(DreamWorks Animation)のジェフリー・カッツェンバーグ(Jeffrey Katzenberg)最高経営責任者(CEO)とアカデミー賞パーティーの公式シェフ、ウルフギャング・パック(Wolfgang Puck)氏が共催する、オバマ大統領の支援ディナーが開催されるが、こちらの参加費は1人2万5000ドル(約194万円)となっている。(c)AFP

1388チバQ:2012/09/27(木) 20:41:11
http://www.cnn.co.jp/usa/35022289.html
オバマ氏、オハイオなど激戦4州で優位 米世論調査
2012.09.27 Thu posted at 09:00 JST

(CNN) 米大統領選をちょうど6週間後に控え、米紙ワシントン・ポストと世論調査機関「アメリカン・リサーチ・グループ」は27日までに、オハイオ、フロリダ、アイオワ、ネバダの激戦4州で実施した最新の世論調査の結果を発表した。民主党のオバマ大統領が、共和党のロムニー候補に4〜8%の差をつけて優位に立っている。

調査は、ロムニー氏が民主党支持者らを批判した発言の隠し撮りビデオが流出し、批判を浴びた後で実施された。

4州の代議員数は計59人。このうち18人を擁するオハイオ州では、投票を予定している有権者の52%がオバマ大統領を支持すると答え、ロムニー候補の44%を上回った。共和党の大統領候補が同州を落として最終的に当選した例はこれまでにない。04年大統領選ではブッシュ大統領がここでの接戦を制して再選を果たしたが、前回はオバマ氏が5%の差で共和党のマケイン氏を下した。

オハイオ州ではオバマ大統領の業績を認めると答えた人が56%、経済政策を評価するとした人が53%を占めた。信頼して経済を任せられる候補はどちらかとの質問には、50%がオバマ大統領、43%がロムニー候補と答えた。民主党大会開催前の9月初めの時点では、ロムニー候補が同州で優位に立っていた。ロムニー候補は25日から26日にかけ、ライアン副大統領候補とともに州内各地を回って支持を訴えている。

代議員数29人のフロリダ州でも、オバマ大統領の支持率は51%と、ロムニー候補の47%を上回った。アイオワ州はオバマ大統領の51%に対し、ロムニー候補は44%だった。ネバダ州でも51%対44%と、同じ数字が出た。いずれの州も04年の大統領選では共和党を支持したが、08年には民主党支持へ転じた。

ただ、4州での差はいずれも統計上の誤差の範囲内に収まっている。ロムニー陣営の報道担当者は、同氏がここまでの選挙戦で何度も倒れては立ち上がってきたと指摘し、今回の「試練」に対しても「大統領にふさわしい」回復力を示すだろうと語った。

1389チバQ:2012/09/27(木) 21:07:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120927/amr12092709420002-n1.htm
対中政策めぐり批判合戦
2012.9.27 09:41 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】11月6日の投開票日に向けて熱気を増す米国大統領選挙で、オバマ大統領、ロムニー前マサチューセッツ州知事の両候補が対中政策をめぐり、ここ数日、激しく衝突した。外交課題が論じられることが少なかったこの選挙でも、中国政策は今後中東と並んで、意外に白熱した議論のテーマとなりそうだ。

 ◆「経済制裁の対象」

 共和党のロムニー候補は予備選段階からオバマ大統領の中国政策は甘すぎると非難し、当選の際には大統領就任と同時に中国を「通貨レート不正操作国」に指定し、経済制裁の対象にすると宣言してきた。

 ロムニー候補は本番の選挙でも対中政策でのオバマ批判をやめず、25日も激戦州のオハイオ州での演説で「中国は人民元レートを不当に低く設定して、輸出品を安くし、米国企業から雇用や利益を収奪している」と述べ、「米国は中国に毅然(きぜん)と立ち向かわねばならない」と訴えた。

 同候補は、特許などの知的所有権でも「中国は盗み、だましている」として、米国製の工業用バルブやコンピューターの中国での偽造品の実例をあげた。

 ロムニー陣営は24日からマサチューセッツ州などで、「もしオバマ大統領が中国に毅然としていたら」というナレーションのテレビ広告を放映し始めた。「オバマ大統領の就任時から米国経済は26万の職をなくしたが、大きくは中国の不正な慣行のためで、同大統領はそれを放任した」と責める内容だ。

◆「裏で中国投資」

 オバマ大統領の陣営もこれに反撃し、24日に「ミット・ロムニー 中国を信じる?」と題する声明を発表した。同大統領とバイデン副大統領の連名で「われわれは米国の労働者の雇用と利益を守るため、中国の貿易の不公正慣行に何度も抗議してきた」と述べ、オバマ政権が中国の知的所有権侵害などを世界貿易機関(WTO)に合計9回提訴したことを強調。ブッシュ前政権ではWTO提訴は計6回だったという。

 オバマ陣営はさらに「ロムニー候補は中国を非難する裏で中国の国有企業の株を買うなど、投資を続けてきた」とも反撃した。ロムニー氏が社長を務めた投資企業のベイン社がかつて中国の国有の石油企業や民間のインターネット動画企業の株を購入していたことを指摘し、ロムニー氏の言行不一致を非難した。

 今回の大統領選では前半の論争のテーマは経済など国内問題にほとんど絞られていたが、リビアなどで起きた米国公館の襲撃事件で中東問題という外交案件が主要争点に浮上した。そこに中国問題が加わり、外交政策は活発な議論を招きそうな気配ともなった。

1390チバQ:2012/09/27(木) 21:10:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012092700096
オバマ氏、重点2州で最大リード=ロムニー氏「失言」響く−米大統領選
 【ワシントン時事】米キニピアック大学が26日発表した世論調査結果によると、11月6日の大統領選を争うオバマ大統領と共和党のロムニー候補の支持率は南部フロリダ州で53%対44%、中西部オハイオ州で53%対43%と、いずれもオバマ大統領が上回った。両州とも大統領のリードは同大による調査で過去最大。
 また、投票までに支持する候補を変える可能性があると答えた人は両州とも7%にとどまった。大票田のこの2州は選挙結果を決するとして両陣営が最重点区に位置付けており、ロムニー氏は苦しい情勢だ。
 調査は、投票に行くと答えた有権者を対象に18〜24日に実施された。8月下旬の前回調査では、大統領のリードはフロリダ州で3ポイント、オハイオ州で6ポイントだった。キニピアック大は、差が拡大したのはロムニー氏の「非納税者の生活の面倒は見ない」との発言が主な要因と分析している。(2012/09/27-07:58)

--------------------------------------------------------------------------------

1391チバQ:2012/09/27(木) 21:12:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012092700525
オバマ氏、優位鮮明に=「敵失」重なり大量リード−米大統領選

26日、米中西部オハイオ州ケントの大学で支持を訴えるオバマ大統領(EPA=時事) 【ワシントン時事】11月6日の米大統領選で、再選を目指すオバマ大統領の優位が鮮明になってきた。共和党のロムニー候補は課題の好感度アップに四苦八苦。これに助けられる形で、大統領は勝敗を左右する激戦州で大きくリードした。
 正確さに定評のあるキニピアック大学の世論調査結果(26日発表)によると、南部フロリダ州での支持率は大統領53%に対し、ロムニー氏44%。中西部オハイオ州でも大統領が53%対43%で上回った。
 9ポイントと10ポイントの差はこれまでの同調査で最大。25日発表のワシントン・ポスト紙の調査でも、大統領はオハイオ州で8ポイント、フロリダ州で4ポイントの差をつけた。
 この両州は民主、共和両党の勢力が伯仲し、大票田でもある。第2次世界大戦後、両州のどちらかでも落として当選した候補は共和党にいない。(2012/09/27-17:42)

--------------------------------------------------------------------------------

1392チバQ:2012/09/29(土) 11:55:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120928-00000077-mai-int
<米州知事選>11州で選挙 共和党の知事が増加か
毎日新聞 9月28日(金)18時52分配信

 米大統領選に合わせて州知事選も11州で行われる。このうち現在の知事が民主党なのはワシントン州など8州、共和党の州はインディアナ州など3州。現職が出馬しているのは6州(民主4州、共和2州)で、5州(民主4州、共和1州)の知事が引退する。

 現職知事は両党とも優勢だが、新人が争っているインディアナ、ノースカロライナ両州では共和党が優位な戦いを進めている。接戦となっているモンタナ、ニューハンプシャー、ワシントンの3州で民主党が全勝したとしても計7州にとどまる計算で、全体としては共和党の知事が増えることになりそうだ。

 人口の多い州の選挙が含まれていないため、米メディアの注目もさほど高くはない。だが、オバマ大統領が内政上の最大の成果として掲げている医療保険制度改革については、加入義務化など制度の根幹部分の導入は14年とされている。その具体的な制度設計の責任は一義的には各州が負うため、州知事の所属政党が変わった場合、現在進められている州政府の作業が抜本的に見直される可能性が高い。

1393チバQ:2012/09/29(土) 11:56:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120928-00000078-mai-int
<米連邦議会選>下院 共和党が過半数維持の可能性濃厚
毎日新聞 9月28日(金)18時54分配信

 【ワシントン古本陽荘】11月の米大統領選と同日、連邦議会の上下両院の議員選挙も行われる。大統領選では民主党のバラク・オバマ大統領(51)の優勢が伝えられるが、下院選では野党の共和党が引き続き過半数を維持する可能性が濃厚だ。10年の中間選挙で「ねじれ」状態に陥って以来、財政赤字削減や予算編成をめぐり、大統領と議会共和党は激しく対立してきた。今回の選挙が事態を打開する可能性は低いとみられ、米政治の混迷はさらに長期化しそうな情勢だ。

 「(ワシントンに来て)ロビイストに乗っ取られた議会共和党に言われた通りのことを(ロムニー氏が)するつもりなら、そんなものはご免だ」

 オバマ大統領は27日、南部バージニア州バージニアビーチの集会で、共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)を批判するなかで、議会共和党への対抗心をむき出しにした。

 オバマ大統領が「内側からはワシントンを変えられない」と支持者らに協力を求めたところ、ロムニー氏が自らの集会で「だったら11月にワシントンから追い出してやろう。私は内側から変えてみせる」と反論。議会共和党とロムニー氏を結び付けた大統領の冒頭の発言は、これに対する再反論だった。

 党派を超えた融和を訴えて08年に当選したオバマ大統領だったが、就任1年目の課題として共和党が強硬に反対していた医療保険改革を推進。「小さな政府」を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」が沸き起こるきっかけともなり、10年中間選挙は民主党の大敗に終わった。

 だがその後、大幅な財政削減を求め妥協しない議会共和党の姿勢には批判も高まっている。ギャラップ社の9月調査では、米議会の支持率は13%と選挙前の数字としては過去最低だ。

 にもかかわらず、11月の下院選では共和党が定数435の過半数である218議席を確保するのは、ほぼ確実な情勢だ。政治専門サイト「クック・ポリティカル・リポート」の27日現在の予測では、接戦の24選挙区を除いて、共和優勢は228選挙区、民主優勢は183選挙区。共和党は現有242議席に迫る勢いだ。

 背景について、クック社のワッサーマン氏は「(民主党の)大統領が再選しそうだということで、(共和党との)バランスを取るために下院共和党への追い風になっている可能性がある」と分析する。

 一方、上院選については定数100議席のうち33議席が改選される。クック社の分析では、共和党が2〜4議席上乗せする見通し。共和党の現有議席は47で、過半数の51に達するかは微妙な情勢だ。ただ、フィリバスター(議事妨害)を受けずに法案を可決できる安定多数60議席には、どちらの政党も到達する見込みはない。

1394チバQ:2012/09/29(土) 11:57:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120928-00000088-mai-int
<米大統領選>「オバマ氏再選」上方修正 激戦州優勢で
毎日新聞 9月28日(金)19時38分配信

 米大統領選の激戦州の各種世論調査で民主党のバラク・オバマ大統領(51)の優勢が伝えられたことを受け、選挙分析の専門家らが、オバマ大統領の再選可能性に関する評価を上方修正し始めている。

 選挙予測で定評があるバージニア大学政治センターは27日、これまで「激戦州」と分析していたオハイオ州やバージニア州など5州を「やや民主優勢」に修正。その結果、各州に割り振られた選挙人の予想獲得数について、オバマ大統領は290人、共和党候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は206人とした。当選に必要な選挙人は270人で、オバマ大統領はすでに当選圏内に達したことになる。

 一方、政治専門サイト「クック・ポリティカル・リポート」も同日、やや共和優勢だったノースカロライナ州を激戦州に、激戦州だったオハイオ州をやや民主優勢に直した。この結果、予想されるオバマ大統領の獲得選挙人数を250人、ロムニー氏を186人とした。

1396名無しさん:2012/10/01(月) 13:36:10
米兵の死者2000人に=不朽の自由作戦―アフガン
時事通信 10月1日(月)11時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121001-00000053-jij-int

 【ワシントン時事】一部米メディアは30日、2001年10月7日に始まったアフガニスタンでのテロ掃討作戦「不朽の自由作戦」による米兵の死者が2000人に達したと報じた。この数字はアフガン国内だけのもので、戦闘以外の死者339人も含まれる。

 国防総省は27日の時点で、アフガンでの米兵死者数を1996人と発表していた。英BBC放送によれば、30日にアフガン東部で米兵2人が死亡。また、これとは別に負傷していた複数の米兵が病院で死亡した。

1397チバQ:2012/10/01(月) 23:54:26
http://www.cnn.co.jp/usa/35022468.html
米大統領選討論会迫る ロムニー氏は逆転の足がかり得られるか
2012.10.01 Mon posted at 17:00 JST

ワシントン(CNN) 11月6日投開票の米大統領選が終盤に入るなか、今月は両大統領候補が直接顔を合わせるテレビ討論会が3回予定されている。共和党の大統領候補ロムニー前マサチューセッツ州知事は、「47%の有権者が政府に依存している」などの失言によって支持率で水をあけられており、3日に激戦州のコロラド州デンバーで始まる討論会で巻き返せるか注目が集まっている。

CNNと調査機関ORCが9月上旬の民主党党大会終了直後に行った世論調査によれば、オバマ大統領が討論会で勝利を収めると考える有権者の割合は59%とロムニー氏の34%を大きく上回った。

ペンシルベニア州立大学CAPRのディレクター、デービッド・ローリー氏は、「ロムニー氏は討論会で大成功を収める必要がある」と指摘する。

ロムニー陣営は、討論会に対する期待値を押し下げようとしているものの、専門家や批評家、共和党内の選挙参謀らは、討論会での直接対決が最大の山場になると見ている。

ロムニー氏の任務は、停滞する経済をどうやって立て直し、国際政治の舞台で米国をどこへ導くのか、はっきりと提示することだ。

オバマ陣営はロムニー氏を米国の一般市民からかけ離れた人物だと描こうとしているが、ロムニー氏はこれに対処しつつ、討論会でも全力を尽くす必要がある。

共和党のベテランの選挙対策スタッフは匿名で、「大統領選も終盤になり、そうした見方を変えさせる最後にして最大の機会となるかもしれない」と指摘する。

保守派のライター、アン・コールター氏は、討論会が重要な理由として、「フィルターのかかっていない」ロムニー氏を有権者が目にすることになるからだと指摘。投票先を決めていない有権者の気持ちを大きく変化させることにつながるかもしれない。

ロムニー陣営や選挙参謀、専門家らは、討論会で、オバマ大統領の実績を直接攻撃する機会が得られるとも指摘する。

CNNが入手したメモによれば、ロムニー氏の上級キャンペーン顧問のベス・マイヤーズ氏は「これまでの選挙活動を見ると、オバマ大統領がその雄弁さと討論の経験をロムニー候補への個人攻撃に絞り込んでくることは明らかだ。オバマ大統領が自身の実績について語らない、あるいは語れないのであれば、ロムニー候補について語ることになる」と指摘。「我々の読みどおり、オバマ大統領が後ろ向きなら、大統領は今後4年間に追求するビジョンや政策について米国民に知らしめる機会を失うことになる。こちらはその機会を逃さない」

共和党の世論調査専門家、ウィット・アイレス氏によれば、ロムニー氏は、有権者が最も懸念している経済でポイント稼ぐために討論会を活用すべきだという。

アイレス氏はCNNの番組で、「ロムニー氏が出来る最も重要なことは、人々に対して、米国経済をどのようにして立て直すのかを知っているということを信じさせることだ」と指摘。オバマ大統領が経済を立て直している、もしくは立て直せると考える人もいないかもしれないが、ロムニー氏が出来ると確信している人もおらず、このため、経済問題が討論会で最も重要な議題になるとの見方を示した。

米大統領の歴史に詳しいドリス・カーンズ・グッドウィン氏は、討論会の本質について、現職の候補者と面と向かい合うことで挑戦者が大統領と同じステージに立つのを助けることだと説明する。その最も顕著な例が、1960年に行われた、ジョン・F・ケネディ民主党候補が共和党で副大統領のリチャード・ニクソン候補を打ち破った討論会だろう。

討論会はまた、有権者が候補者の性格を観察するのにも役立ちそうだ。

グッドウィン氏は「様々な準備がなされているが、ボクシングのタイトルマッチのように、両候補にとって予期しなかった瞬間が訪れる場面があるだろう」と指摘。1対1の討論会でなければ目にすることのない各候補者の個性や気性、ユーモア、怒りの感情などがあらわになるだろうと付け加えた。

1398チバQ:2012/10/03(水) 23:44:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00000071-mai-int
<米大統領選>浮動票狙い正念場…4日、テレビ討論会
毎日新聞 10月3日(水)20時37分配信

 【デンバー(米西部コロラド州)古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)に向けた民主、共和両党の大統領候補による初のテレビ討論会が3日夜(日本時間4日午前)、デンバーで行われる。支持率でリードする民主党のオバマ大統領(51)に、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が逆転をかける正念場になる。初回は内政課題がテーマで、厳しい経済情勢を受けオバマ大統領が守勢に立たされる展開も想定される。

 オバマ氏は9月30日、ネバダ州ラスベガスの集会で「(討論会では)国家を成長させるために何をすべきか、安心をどう回復するか、真剣な議論をしたい」と強調。一方、ロムニー氏は1日のデンバーでの集会で「討論会の勝ち負けは気にしない。大事なのは、双方が米国の進むべき道筋を示すということだ」と語った。

 討論会は、まだ投票先を決めていない無党派層などの浮動票の行方に影響を与える。22日まで計3回の討論会は全米中継を通じて6000万人が視聴するといわれるだけに、両候補とも万全の準備で臨む。

 オバマ氏はラスベガス近郊で、04年の大統領候補、ケリー上院議員をロムニー氏の代役に立て討論会のリハーサルを実施。ロムニー氏も、ポートマン上院議員に大統領役を依頼し、同様の訓練を何度も行ってきた。

 各種支持率の平均値を調べている調査機関リアル・クリア・ポリティクスによると、1日現在でオバマ氏がロムニー氏を約3ポイント上回っている。とくに勝敗の行方を決するフロリダやバージニアなど激戦8州の支持率では、ノースカロライナ州を除く7州でオバマ氏がリードしている。

 9月中旬、ロムニー氏が「連邦所得税を支払っていない(米国民の)47%のことは気にしていない」などと「弱者切り捨て」と受け止められかねない発言をしたビデオが暴露され、オバマ氏への流れを一気に加速した。

 劣勢のロムニー氏を応援するニュージャージー州のクリスティー知事(共和)は「3日の討論会でロムニー氏が将来像を語れば、優劣が入れ替わっているはずだ」と期待を示した。選挙直前には現職候補に不利な事件が起きたり、情報が流れる「10月の奇襲」(オクトーバー・サプライズ)との表現もあり、土壇場の逆転を狙う。

 ただし、よっぽどの失態がない限り、オバマ氏リードの情勢を覆すのは難しそうだ。米紙ワシントン・ポストの調査では、65%が討論会でオバマ氏が「勝利する」と予想。「ロムニー氏勝利」は31%にとどまった。

1399名無しさん:2012/10/04(木) 09:13:29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210040083.html
経済や医療保険で論戦 オバマ・ロムニー両氏

 【デンバー共同=芹田晋一郎】11月6日の米大統領選に向け、民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー候補(65)が3日夜(日本時間4日午前)、西部コロラド州デンバーで初の討論会を開く。今回のテーマは経済や医療保険改革など国民の関心が高い内政問題で、激しい論戦は必至。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の主要世論調査平均によると、1カ月前に並んでいた両氏の支持率は現在、オバマ氏が3・1ポイントリード。激戦州ではさらに差が開いており、全米で放映される討論会はロムニー氏にとって「最後で最高の逆転チャンス」(米メディア)となりそうだ。

 ロムニー氏は失業率が8%台で高止まりしている現状を訴え、「この4年間で景気を回復させられなかった」とオバマ氏を追及。オバマ氏も2期目に100万人の雇用創出を目指す方針をあらためて訴え、再選の必要性を強調。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターが2日公表した世論調査によると、オバマ氏が討論を優位に進めると答えた人が51%に対し、ロムニー氏と予想した人は29%。しかし討論会は現職の攻撃に終始できる挑戦者が有利との見方もあり、オバマ氏にとっても油断できない舞台だ。

 大統領候補討論会は計3回。16日に東部ニューヨーク州ヘンプステッド、22日に南部フロリダ州ボカラトンで開かれる。

1400チバQ:2012/10/04(木) 21:51:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121004/amr12100421080007-n1.htm
ロムニー氏に軍配 精彩欠くオバマ氏
2012.10.4 21:04 (1/2ページ)

米大統領選の候補者討論会を終えたロムニー氏(左)とオバマ大統領=3日、米コロラド州デンバー(AP=)
 【デンバー=佐々木類】11月の米大統領選を前に初の直接対決となった3日の候補者討論会は、攻める共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が、オバマ大統領を寄り切った。初戦は現職不利とのジンクス通り、経済失政を追及したロムニー氏が攻勢をかけたのが奏功、最終盤の選挙戦に弾みをつけた。一方、逃げ切りを図り、ロムニー氏批判を封印したオバマ氏は終始精彩を欠いた。

 討論会終了後、米CNNテレビは、「ロムニー氏が得点を稼いだのに対し、オバマ氏はロムニー氏の失言を取り上げず、有権者をがっかりさせた」とロムニー氏に軍配を上げた。

 「オバマ氏の討論技術はサビついていた」(CNNのキング記者)との指摘通り、直後に行われた同テレビの世論調査では、67%がロムニー氏が優勢と回答し、オバマ氏優勢と答えたのは25%にとどまった。

 オバマ氏については「一般論を感動的に語ることで知られているが、討論は苦手」(ロイター通信)との評価を裏付けるように、民主党大会での演説同様、物足りない内容となった。

 討論会の世論調査結果は両陣営に衝撃をもたらした。

 共和党のルビオ上院議員は記者団に、「オバマ氏は税、経済、財政と最も大事なことを話したがらなかった。彼の志向してきた『大きな政府』の失敗が明らかになった」と述べた。

 一方、オバマ氏選対幹部のメッシーナ氏もルビオ氏のすぐ横で、「ロムニー氏は批判ばかりで具体的な提案が一つもなかった」と反論。別の選対幹部は、「ロムニー氏が優勢に見えたかもしれないが、彼のいう減税政策は、中間所得層に大きな打撃を与えるものだ」と述べ、巻き返しを誓った。

 ロムニー氏勝利の最大要因は、共和党予備選を戦い抜いた経験と、景気低迷という有力な攻撃材料に恵まれたのが大きい。

 失言の多いロムニー氏だが、前回大統領選の2008年と今年、共和党予備選で計35回もの討論会をこなすなど、「いまや最も経験豊かな討論者」(米紙)であり、「攻守のメリハリがうまい」(共和党のハッチ上院議員)とされる。

 経済政策でも、ロムニー氏は減税と歳出削減による経済再生を主張。中間所得者層をめぐる攻防では「中間層を減税対象とする」と述べ、オバマ氏のお株を奪ってみせた。

 次の討論会は有権者と質疑応答するタウンホール方式で、オバマ氏が最も得意とするところ。最後の討論会も外交・安全保障で現職のオバマ氏有利とされる。ロムニー氏にとって、初戦の勝利は11月の本選で勝つための最低条件でもあった。

 「4年前に比べてあなたの生活は良くなりましたか?」。ロムニー氏が最近よく口にする言葉は、1980年の大統領選で、カーター大統領(当時)の再選を阻止したレーガン氏の決めぜりふだ。「庶民に冷たい」とのイメージを払拭できるかどうかも課題だ。

1401チバQ:2012/10/04(木) 21:54:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121004/amr12100421100009-n1.htm
オバマ氏、消極性で墓穴
2012.10.4 21:08

笑顔で米大統領選の候補者討論会を終えたオバマ大統領(右)とロムニー候補=3日、コロラド州デンバー(AP)
 【デンバー=犬塚陽介】ロムニー陣営が「歴史に残る一方的勝利」(プリーバス共和党全国委員長)と位置づけた3日の討論会。米メディアは、そつなく乗り切ろうとし過ぎたオバマ大統領の消極性が、有権者に「才気とエネルギーに乏しいとの印象を与えた」(政治コメンテーター)と分析した。

 「オバマ大統領は会話をしに来たが、ロムニー氏はチェーンソーを持ってやってきた」

 クリントン元大統領の選挙参謀を務めたジェームズ・カービル氏は、ミスを犯さないことに徹したオバマ氏の姿勢が“敗因”になったと指摘した。

 また、ロムニー氏への反発が強まった「国民の47%が(所得税を払わず)政府に依存している」との発言をオバマ氏が取り上げなかったことに対し、普段はオバマ氏支持を明白にしているMSNBCテレビのクリス・マシューズ氏も「なぜ言及しなかったのだ」と苦言を呈した。

1402チバQ:2012/10/04(木) 22:15:28
http://www.cnn.co.jp/tech/35022650.html
FBで「ビッグバード」の投稿が8千倍に激増 米討論会で言及で
2012.10.04 Thu posted at 17:50 JST

(CNN) オバマ米大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事によるテレビ討論会が3日行われ、ソーシャル・メディア上でも主要な話題となった。交流サイト「フェイスブック」に投稿された討論会関連の単語の上位3つは「ロムニー」「オバマ」「討論」だったが、4番目には米公共放送サービス(PBS)の児童番組「セサミストリート」に登場する「ビッグバード」が浮上。増加した割合は8000倍に達した。

このビッグバードという単語は「税」や「(討論会の司会を務めた)ジム・レーラー」「(医療保険制度改革法の通称)オバマケア」といった単語の投稿数を上回った。

ビッグバードが急浮上したのは、ロムニー氏が支出削減に関する討論のなかで、PBSに対する支援を打ち切る可能性に言及した際、「私はビッグバードは大好きだが」と発言したためと見られる。

ビッグバードの投稿数は急増したが、それでも、オバマ大統領とロムニー氏に対する言及はその12倍以上だった。

1時間半の討論中、ロムニー氏への言及はオバマ大統領よりも11%多かった。しかし、3日全体で見ると、オバマ大統領に関する投稿は250万とロムニー氏の約190万を上回った。

1403チバQ:2012/10/04(木) 22:49:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327515
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(1) 対アジア
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎対中強硬競い合う

 米大統領選は、10月3日の大統領候補による第1回公開討論会で、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー氏がいよいよ直接対決する。討論会は計3回。11月6日の投開票に向け、選挙戦のヤマ場となる論戦を前に両氏の主な政策を比較・点検する。(ワシントン宮崎昌治)


 オバマ政権が打ち出した「アジア回帰」。米国を「太平洋国家」と宣言し、成長するアジア市場を米経済回復の原動力にするのが狙いだ。共和党も綱領で米国を「太平洋国家」と呼び、アジア重視をうたう点では共通する。両者の視線の先にあるのは、経済・軍事両面で台頭する中国。選挙戦では競い合うように「対中強硬姿勢」を打ち出している。

 ロムニー氏は、中国による南シナ海での覇権を目指す動きや知的所有権の侵害を許すオバマ政権を「屈服外交」と批判。中国指導部を「詐欺師」とののしり、2011年に史上最大の約2955億ドル(約23兆円)にまで上った対中貿易赤字削減のため、就任初日に「中国を為替操作国に認定する」と公言する。

 オバマ氏も今月17日、遊説先のオハイオ州で、中国が自動車部品輸出に不当な補助金を出しているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表。「不正は放置しない」と中国批判を繰り返した。同州は最激戦州で自動車産業の拠点。選挙狙いは明らかだ。

 ただ、オバマ政権は為替操作国認定を避け、対話による協調を基本に据えている。「最近の大統領選で中国たたきは恒例行事」(米メディア)といわれ、ロムニー氏も大統領になれば軌道修正するとの見方が多い。

 対日政策で両氏に大きな違いは見られないが、ロムニー氏は中国をけん制するため同盟国・日本により大きな役割を求める可能性が大きい。環太平洋連携協定(TPP)への日本の参加もロムニー氏本人の考えは明らかでないが、推進の立場とみられる。(写真はロイター=共同、UPI=共同)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327518
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(2) 外交・安保
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎協調路線か、強硬か

 2001年の米中枢同時テロ後、アフガニスタン、イラクの二つの「対テロ戦争」で米国の国力は大きくそがれた。オバマ大統領は二つの戦争を終結させ、「米国を再建する時」と呼び掛ける。対テロ戦争を始めたブッシュ前政権の単独行動主義からも決別し、国際社会との協調が外交の基本姿勢だ。

 共和党のロムニー氏はオバマ外交を「カーター流の弱い米国」として、力による平和を実現した「レーガン流の強い米国」の復活を訴える。

 オバマ政権は民衆が次々と独裁政権を倒した「アラブの春」への直接介入を極力避け、シリアの内戦激化にも有効な手を打てていない。イスラム教への侮辱映像をきっかけとした反米デモは、イスラム世界との融和を目指したオバマ外交の失敗との批判が出ている。

 「核兵器なき世界」でノーベル平和賞を受賞したが、イランや北朝鮮の核開発も止められない。共和党はこうした現状を「背後からの指導」(党綱領)と批判し、米国が再び世界で主導的役割を担うべきだと主張する。

 ただ、オバマ外交の手足を縛るのは15兆ドル(約1170兆円)超に膨らんだ財政赤字だ。国防費も今後10年間で4860億ドルを削減する。

 共和党は国防費削減を「国家安全保障上の大惨事」と批判、軍需産業で150万人の雇用を奪うと反対している。だが、財政赤字削減と「強い米国」をどう両立させるのか明らかではない。

 イランへの軍事措置の可能性はあるのか。「地政学的に最大の敵」と呼ぶロシアとの間で、核軍縮交渉をどうするのか。ロムニー氏は強い米国の具体像を示す必要に迫られる。

1404チバQ:2012/10/04(木) 22:49:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327516
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(3) 景気浮揚
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎原動力は官か民か/

 2008年秋のリーマン・ショック後、世界恐慌以来とされる深刻な経済状況下で09年1月、オバマ大統領は就任。翌2月には7870億ドル(約61兆円)規模の大型景気対策法を成立させ、自動車大手や金融機関の救済策も次々と実施した。

 だが、就任時に7・8%だった失業率は同年10月に10%まで悪化。43カ月連続で8%を超える歴史的高止まりが続く。「経済」はオバマ政権1期目の最大の課題であり、選挙戦で最大の争点だ。

 オバマ氏と共和党ロムニー氏の考え方の違いは自動車救済に象徴される。「デトロイトを破産させよ」。08年11月、ロムニー氏は米紙ニューヨーク・タイムズに投稿し、政府救済ではなく、自助努力でしか米自動車産業の劇的体質改善はできないと主張した。

 だが、オバマ政権は総額850億ドルを投じて自動車大手を救済。その後、自動車産業は復活し、選挙戦でオバマ氏の最大の「売り」となった。

 政府の財政出動による下支えか、民間主導か。両氏の景気浮揚への処方箋は百八十度異なる。それは「大きな政府」か「小さな政府」かという両党の伝統的立脚点の対立ともいえる。

 オバマ氏は、年間所得100万ドル以上の富裕層には最低でも30%の税を課し、25万ドル以上の層も増税。一方、中間所得層は減税で底上げし、「公平」な負担と機会で社会を活性化し、政府の財政出動で雇用を増やす戦略を描く。

 ロムニー氏は、富裕層を含むいかなる増税にも反対し、法人税引き下げや規制緩和による民間企業の「自由」な競争で経済活動を活発化させ、1200万人の新規雇用創出を公約している。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327517
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(4) 社会問題
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎移民政策で際立つ攻守

 移民政策や同性婚、人工中絶などの社会問題は、リベラル色を前面に出すオバマ大統領の攻めの姿勢が際立つ。

 5月に歴代大統領で初めて同性婚支持を明言。これに先立つ昨年9月には、兵士が同性愛を公表して軍務に就くことを禁じた「ドント・アスク・ドント・テル(聞かず、言わず)」の規制を撤廃に導いた。

 移民政策では、幼いころ米国に不法入国した若者に対し、一定条件を満たせば滞在を事実上合法化する新移民政策を6月に打ち出した。不法移民の大半はヒスパニック(中南米系)。総人口約3億1千万人のうち5千万人強を占め、選挙戦の鍵を握る存在だ。

 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターの9月の調査で、ヒスパニックはオバマ氏支持が69%とロムニー氏の24%を圧倒する。米国で人口が増えているのはヒスパニックとアジア系。米国勢調査局は、この二つに黒人を加えた「マイノリティー」が2045〜50年に白人を逆転し、白人は少数派に転落すると予測する。

 共和党のロムニー氏は、ヒスパニックの支持を4割近くまで上げなければ苦しいとの分析が多い。一方で、同党は白人支持者が多く、選挙戦に影響力を持つ宗教右派や保守派は厳しい移民政策を求めており、板挟みのロムニー氏は明確な移民政策を語っていない。

 同性婚をめぐっては、ロムニー氏は合法化に反対し、合衆国憲法で禁止すべきだと主張する。人工中絶にも反対を表明しているが、かつて支持していたこともあり、保守派から「穏健派」とレッテルを貼られる原因となっている。

1405チバQ:2012/10/04(木) 22:49:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327514
【米大統領選2012】政策比較 オバマVSロムニー(5) 財政赤字
2012年10月4日 21:18 カテゴリー:アジア・世界
 ◎福祉か、競争重視か

 フロリダ州で8月末に開かれた共和党全国党大会。会場に設置された巨大な「財政赤字時計」は、めまぐるしく数字を積み上げ続けた。米連邦債務は16兆ドル(約1240兆円)の大台を突破、対国内総生産(GDP)比も10年前は50%台だったが、2011年に100%を超えた。

 財政再建は大統領選の主要争点。共和党のロムニー氏はより厳しい財政規律を求め、副大統領候補にも財政規律派のライアン氏を抜てきした。

 そのロムニー氏が、財政赤字拡大の元凶としてやり玉に挙げるのが、「オバマケア」と呼ばれる医療保険改革。国民皆保険がない米国で約5千万人に上る無保険者を減らすため、オバマ氏が1期目最大の課題として取り組み、10年3月に成立させたものだ。14年1月から本格的に導入される。

 ロムニー氏は、オバマケアを「就任初日に廃案にする」と公約する。オバマケアの費用を政権側は今後10年間で9400億ドルと見積もるが、米議会予算局は1兆7600億ドルと予想。共和党保守派は「財政赤字を垂れ流す大きな政府路線の象徴」と批判を続けている。

 だが、連邦最高裁は6月、オバマケアを「合憲」と判断。オバマ氏側は「病気になった人が安心して質の高い医療を受けられるのは『米国の約束』だ」と訴え、改革を進める構えだ。

 オバマケアは世論を二分し、ラスムセン社の9月末の調査で廃案に賛成は52%、反対は42%となった。緩やかな財政再建で欧州並みの福祉社会を目指すか、自由や競争を重視する米国流社会を維持し、財政再建を加速させるのか。米国は大きな岐路にある。=おわり(ワシントン宮崎昌治が担当しました)

1406チバQ:2012/10/04(木) 22:54:38
http://www.afpbb.com/article/politics/2905733/9629902?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss
テレビ討論会は「最悪な結婚記念日の過ごし方」、米大統領夫人
2012年10月04日 12:05 発信地:デンバー/米国
【10月4日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とミシェル(Michelle Obama)夫人は3日、結婚20周年を迎えた。だが今年の記念日は大統領選の共和党候補ミット・ロムニー(Mitt Romney)氏との初のテレビ討論会と重なってしまったため、ミシェル夫人は少しがっかりしているようだ。

 討論会の直前に放送された米CNNテレビとのインタビューの中でミシェル夫人は、「バラクには『結婚20周年の日に討論会に出席するなんて、きっと最悪な記念日の過ごし方ね』と言いました」と語った。「討論会を見ていると、とても不安になる。選べるとしたらこの日は避けていたでしょうけど、今では(討論会を)楽しみにしています」

 オバマ大統領はこの日、マイクロブログのツイッター(Twitter)上で、愛するファースト・レディーと2000万人のフォロワーに向けてロマンチックな記念メッセージを発信した。

「20年前の今日、私は生涯で最愛の人、そして最良の友と結婚しました。記念日おめでとう、ミシェル」(オバマ氏のツイッターアカウント「@BarackObama」より)

 その後、コロラド(Colorado)州デンバー(Denver)で討論会が始まってからも、オバマ大統領は再びロマンチックな言葉を妻に捧げた。

「今夜私が言いたいことはたくさんありますが、中でも一番重要なのは、20年前にミシェル・オバマが私との結婚を了承してくれたおかげで、私は地球上で1番幸運な男になったということです」

 そしてオバマ夫人へ向き直ると、「結婚記念日おめでとう。来年は4000万人の前で祝わなくてもすむだろう」と続けた。

 オバマ夫妻は1992年10月3日に結婚した。だが今年の記念日は大統領選の鍵を握るこの討論会と重なってしまったため、キャンドルライトに飾られた記念ディナーは、ひとまずお預けのようだ。(c)AFP

1407チバQ:2012/10/04(木) 22:56:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121004-00000035-mai-int
<米大統領選>討論会、場外も白熱 両候補支持者が応援合戦
毎日新聞 10月4日(木)12時14分配信


 【デンバー(米コロラド州)堀山明子、平地修】3日始まった米大統領選のテレビ討論会は、最大の争点の経済問題などをテーマに、民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が直接対決の場に臨んだ。11月6日の投開票まで1カ月余。オバマ大統領が再選に向け優位を保っているが、悪い失業率など景気が低迷する中、ロムニー氏も巻き返しに向けて政権の「失政」を非難、激しく言葉をぶつけ合った。

 両候補はともにダークスーツ姿で、壇上に登場。「雇用創出をいかに図るか」との質問で、討論の火ぶたが切られた。8%台に高止まりする失業率をどう改善させるかは最大の争点だ。

 「われわれは教育に投資し、エネルギーを開発し、国内に投資をする企業を支援する」。教育振興など政府の後押しを主張するオバマ氏に対し、ロムニー氏は「大きな政府と歳出の拡大、増税と規制はアメリカにとって正しい答えではない」と批判、減税や規制緩和などで経済を活性化し、雇用を拡大すべきだと主張した。

 国の積極的な財政出動で雇用創出を目指すオバマ氏に対し、民間の自由な経済活動を促すことで効果を出すとするロムニー氏。政府の役割や政策手法を巡り、冒頭から両候補の違いが鮮明となった。

 テレビ討論会の会場となったデンバー大学周辺には、討論会開始の数時間前から両候補の支持者がそれぞれ集まり、応援合戦も対決色を鮮明にした。

 オバマ氏の支持者約200人は、「フォワード(前進)」と書かれた青い大型プラカードを掲げ、大通りの沿道の一角を青く染めた。小学生の息子と一緒に参加したメラニー・マーキスさん(35)は「デンバー住民は環境問題、次世代エネルギーに関心がある。ロムニーになったら後退するのではないかと心配」と語った。

 100メートル離れた交差点では、ロムニー氏支持の大学生ら約100人が「オバマを辞めさせろ」という標語を掲げた。コロラド州立大学の男子学生、トロイ・アードさん(24)は、経済の再生が一番の関心。大学を出てもまともな就職ができない現状をなんとかしてほしい」と語った。

1408名無しさん:2012/10/05(金) 14:08:34
http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPTYE89402W20121005

[ワシントン 4日 ロイター BREAKINGVIEWS] 3日に行われた初の米大統領選討論会は、選挙をめぐる数占いの様相を示した。90分間に及ぶ対決では、両候補の口から大きな数字が5種類、繰り返し飛び出した。有権者が両候補に付ける点数は戦況を左右する可能性がある。総合すると、ロムニー候補の得点がオバマ大統領をわずかに上回ったようだ。

<5兆ドルの減税>

オバマ大統領は手始めに、ロムニー氏の減税案が財政的に無責任だと批判した。大統領は、限界税率を20%減らすロムニー氏の提案は財政赤字を10年間で5兆ドル膨らませるという「税制センター」の推計を指摘。これは単純計算だが、事はそれほど単純ではないと攻撃した。

ロムニー氏は税控除も減らす構えだ。ロムニー氏は中間層を増税から隔絶できない場合には、減税を再考すると述べた。あまりにも都合の良い言い分だ。より重要なのは、増税なしで財政赤字の膨張と闘うことの非現実性だ。

得点:オバマ大統領

<4兆ドルの財政赤字削減>

10年間で4兆ドルの財政赤字削減というのは、政府が財政改革に真剣に取り組む姿勢を示す上で、今や魔法の数字となった。オバマ大統領が設置したシンプソン・ボールズ財政委員会が掲げた数字だ。しかし大統領はこの計画を受け入れていないし、大統領が過去4年間に示した代替的な予算案は一つも議会を通過していない。ロムニー氏側も4兆ドルの赤字削減をどう達成するのか詳細を示していない。

1409とはずがたり:2012/10/05(金) 21:00:00

議事妨害
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B0%E4%BA%8B%E5%A6%A8%E5%AE%B3
(略)

アメリカ

アメリカでは特にフィリバスター(オランダ語で略奪者・海賊の意味)と呼ばれ、主に連邦議会上院で、演説を長時間続ける手法がとられる。これは上院では議員の発言時間に制限が課されず、席に座らず立ったまま演説を続け、トイレなどで本会議場を出ないでいる限り、何時間でも演説し続けられるという伝統があるためで1789年の第一回議会から良心にしたがって発言できる審議形式は、上院の誇りになっているという。上院規則によれば、上院議員は本会議で何を演説してもよいことになっており、憲法を序文から最後まで朗読することや歌の歌詞や料理本のレシピを読み続けることが過去に実際に使われたという[1]。理論的にはたった1人の上院議員でも議決に反対している場合は、フィリバスターにより審議を遅延させることが可能であるため、フィリバスターを止める手段として、上院の5分の3以上の議員(60人以上)が打ち切りに賛成した場合は、1時間以内に演説者は演説をやめなければならないというものがある(討議終結決議:clotureクローチャー:第66議会会期中の1919年11月15日に導入)が、可決されることは稀であり、議会の多数派が折れるか、演説者の体力が尽きるまで継続されることになる。

このように、フィリバスターは体力を振り絞った必死の抵抗であること、そして映画『スミス都へ行く』で、主人公スミスがフィリバスターにより正義を実現する姿が描かれたことから、フィリバスターに対する悪い印象は少なかった。米国上院は伝統的に政党色とともに議員個人の選出州や思想信条をもとに討議する傾向にあり、弁士となる議員がフィリバスターをおこなっている間に、同調議員が多数派の切りくずしや取り引き工作、法案・条項の修正をもとめる交渉などを行う。

ただし、現在では上院規則22条によりフィリバスターを宣言するだけでフィリバスターが有効となるため、軽視できない少数派と多数派が意見調整するための「手続き」的なフィリバスターがほとんどとなり、実際に長い演説をするような光景は過去のものとなった。フィリバスターは極めて容易になり、2000年以降は一期あたり50回以上のフィリバスターが行われている。一般にフィリバスターは少数派(少数派政党)の数が40から49(副大統領が反対の場合は50)人の場合に使われる。これは40人以下の場合は多数派の60人以上によりフィリバスターが無効になり、50(副大統領が反対の場合は51)人以上いる場合は多数派となり、フィリバスターをする必要がなくなるからである。逆に体力の限り演説を行う必要がなくなったため、フィリバスターの宣言中に意見調整の見通しが立たず、なおかつ他の重要案件が議題として残されている場合、多数派が法案成立を放棄せざるをえないことになる(会期末までフィリバスターの宣言を通すことができるため)。

フィリバスターの最長時間の記録はストロム・サーモンド議員による24時間18分。フィリバスターをする目的は多数派からの譲歩を引き出すことである。

1410名無しさん:2012/10/06(土) 13:02:04
http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/121006-4.html
米大統領選まで1カ月、討論会が焦点に−オバマ陣営、戦略見直し

4日、米コロラド州デンバーの公園で遊説するオバマ大統領(AFP=時事)
 【ワシントン時事】11月6日の米大統領選の投票日まで1カ月。再選を目指すオバマ大統領と政権奪還を狙う共和党のロムニー候補は4日、それぞれ激戦州で精力的に遊説を行い、支持を呼び掛けた。ギャラップ社の最新の調査では、オバマ大統領の支持率は49%で、ロムニー氏(45%)を4ポイント上回っている。今後2回行われる討論会の結果が選挙戦の最大の焦点となる。
 コロラド州デンバーで行われた第1回討論会は、ロムニー氏が失業率の高止まりや貧困層の増大など景気回復が遅れる現状について、オバマ大統領の責任だと批判したのに対し、大統領は効果的に反論できず、防戦姿勢が目立った。米主要メディアもロムニー氏に軍配を上げた。

 討論会から一夜明けた4日、デンバー市内の公園で演説したオバマ大統領は一転、ロムニー氏への批判を強めた。同氏が5兆ドルに上る富裕層減税を繰り返し表明していたにもかかわらず、討論会で否定するなど、これまでと異なる発言を重ねたとし、「昨夜討論したのは本物のロムニー氏ではない」と皮肉った。

 大統領の再選戦略を担うアクセルロッド前大統領上級顧問によると、オバマ大統領は討論会でののしり合ったり、侮辱したりすることを避けるため、ロムニー氏への攻勢を強めなかったという。ただ、討論結果が選挙戦の流れを左右する可能性もあるため、討論戦略を見直す考えを示した。

 一方、ロムニー氏は同日、FOXテレビのインタビューで、「所得税を納めていない(低所得の)47%の国民を気に掛けない」との自らの問題発言に関して「完全に誤っていた」と過ちを認めた。その上で、これまでも「100%を大事に思ってきた」と釈明した。過ちを率直に認めることで、選挙戦への影響を最小限に抑える狙いがある。

1411チバQ:2012/10/09(火) 22:09:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121009-00000158-mai-int
<米大統領選>TV討論後、ロムニー氏に勢い
毎日新聞 10月9日(火)19時54分配信

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)で、第1回テレビ討論会(3日)後に実施された世論調査の結果が8日、相次いで発表された。共和党の大統領候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が民主党のバラク・オバマ大統領(51)と横並びかそれ以上の支持を得ている傾向が明確に出た。州単位の選挙情勢では依然としてオバマ大統領が優勢だが、討論会で好印象を与えたロムニー氏が選挙戦終盤で勢いに乗っているのは明白で、勝敗の行方は予断を許さない状況だ。
 調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査(4〜7日実施)では「選挙に行く」と回答した有権者の間で、ロムニー氏の支持は49%で、オバマ大統領の45%を4ポイント上回った。9月12〜16日に実施された前回調査では、オバマ大統領の支持率は51%でロムニー氏を8ポイント上回っていた。

 一方、ラスムセン社の調査(5〜7日実施)では、両候補の支持率はともに48%で横並び。ギャラップ社の調査(4〜6日実施)でも、ともに47%で、オバマ大統領は討論会前のリードを失った。

 ロムニー氏はこれまで好感度に関する世論調査で伸び悩んでいたが、テレビ討論会の後の調査では、50%の有権者が「好感が持てる」と回答。オバマ大統領の49%をわずかに上回った。また、テレビ討論会で「どちらがよかったか」をたずねたところ、66%がロムニー氏と答え、逆にオバマ大統領は20%と低迷した。

 ただ、オバマ大統領の就任直後の水準まで下がった「失業率7.8%」の雇用統計が発表されたのは5日で、これらの世論調査には完全には反映されていない。選挙戦の最大の争点である「雇用」で結果を出したことで、オバマ大統領の支持率が一定程度、持ち直す可能性が高い。

 一方、ロムニー氏は、選挙戦終盤で、激戦州での「逆転」を狙い、発言を中道寄りに修正し始めている。選挙戦の結果を左右する激戦州で勝利するためには、保守派の支持だけでは不十分で、無党派層や経済情勢に不満を持つ層に広く浸透する必要があるためだ。

 討論会では、医療保険改革を「撤廃する」との発言を修正し、病歴を理由に保険加入を断ることを禁ずる条項など一部の法律を維持する考えを表明。また、非公開集会で、所得税を払っていない(国民の)47%を「政府に依存する人々」などと呼び、蔑視していた問題では、発覚直後には発言を撤回しなかったが、討論会後のテレビのインタビューで「完全な誤りだった」と率直に認めた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板