作付面積を増やし、1日1回はじゃがいもを食え 生産だけでなく消費も増やすため、じゃがいもを主成分とした料理のレシピを募集したりもする予定だが、果たして…… George Clerk-iStock.
2016年2月23日、中国農業部は「じゃがいも産業開発推進に関する指導意見」を公表した。小麦、米、トウモロコシに続く第四の主食としてじゃがいもを位置づけるというもの。2020年までにじゃがいもの作付面積を1億ムー(約667万ヘクタール)以上に拡大すること、その30%以上を主食に適した品種とすること、主食消費量の30%をじゃがいもにすること、といった数値目標を掲げている。
この記事の中に紹介された動画を見ると、アメリカ人のドクターが、小麦の問題について語っており、現代の小麦は、昔の小麦と遺伝的にまったく別物なのだ、というような話をしています。しかし、それは交配による品種改良によって、昔の小麦と今の小麦が別物になってしまった、というだけの話であり、今市場で流通している小麦が遺伝子組み換えであると言っているわけではありません。「遺伝子」とか「遺伝子組み換え」という言葉もインタビューの中に何回か出てくるため、このブログの筆者が勘違いしてしまったものと思われます。
司会者:Why in your estimation is wheat so bad?
(あなたの評価では、どうして小麦はそんなに悪いのですか?)
ウィリアム・デイヴィス博士:It’s not wheat.
(それは小麦ではありません)
It’s 18 inches tall plant created by genetics reserach in 60’s and 70’s.
(それは遺伝子研究によって60年代から70年代にかけて生み出された18インチの植物です)
ここで言及されている、60年代から70年代にかけて開発された小麦というのは、「緑の革命」と銘打った品種改良プロジェクトが行われた頃に生み出された、背が低く(=穂が重くなっても倒れない、また茎をつくるべき養分が穂の方に行く、というメリットがあります)、収量が多い(多くの肥料や多くの水をやるなどの条件付きでですが)小麦を指していると思われます。
佐賀市は清掃工場が排出する二酸化炭素だけを取り出し、農産物の成長促進や藻類の培養に役立てる実証実験「清掃工場バイオマスエネルギー利活用促進事業」を開始した。2013年4月から2014年3月までの2年間の促進事業であり、2012年度は市の予算から3100万円を投じる(図1)。以下で紹介する化学吸収法を使った二酸化炭素分離回収システム(CCU:Carbon dioxide Capture and Utilization)の実証実験を清掃工場を対象として開始するのは国内初だという。
東芝が二酸化炭素の分離回収に取り組むのは佐賀市が最初ではない。2009年にシグマパワーの有明三川発電所(福岡県大牟田市)に1日10トンの二酸化炭素を分離回収できるCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)実験プラントを建設しており、現在も運転中だ。有明三川発電所は出力4万7500kWの火力発電所だ。
A.
平成25年の大豆の自給率は6%です。
ただし、サラダ油などの原料となる油糧用を除いて食品用に限りますと、自給率は21%となります。
【解説】
平成25年度の国内の需要量は約301万tで、うち国産大豆は約20万です。国産大豆は種子用(7千t)を除きますと、全量が食品用であるため食品用(需要量約94万トン)の自給率は高くなります。
Q.18 日本の大豆の輸入相手先は?
A.
平成25年(1〜12月)の実績では、(1)アメリカ(166万トン)、(2)ブラジル(65万トン)、(3)カナダ(38万トン)、(4)中国(4万トン)となっています。
【解説】
近年、アメリカからの輸入は減少傾向で、ブラジルからの輸入が増加しています。
なお、世界における2012年生産量ベスト5は(1)アメリカ(8,205万トン)、(2)ブラジル(6,570万トン)、(3)アルゼンチン(4,040万トン)、(4)中国(1,280万トン)、(5)インド(1,150万トン)となっています。
(資料:FAOSTAT )
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Q.19 輸入大豆で食用に使用するのはどこの国の大豆?
A.
食用大豆はアメリカ、カナダ、中国からの輸入がほとんどで、全体の輸入量は70万トン程度です。
【解説】
豆腐用としては主にアメリカのnon-GMO大豆が使われています。商慣行上の問題から、国内の流通業者が輸入先を中国からアメリカ・カナダにシフトしたことにより、両国では、日本への食用大豆としての輸出をターゲットにした品種改良などが積極的に進められています。