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農業総合スレ

1831とはずがたり:2016/04/28(木) 19:45:46

2016年4月28日
発電する農業用ハウス 県など、ビニール機能の太陽電池開発中
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20160428/CK2016042802000020.html?ref=rank

農業用ハウスに取り付けるフィルム型太陽電池=県庁で

 県と諏訪東京理科大は四月から、農業用ハウスのビニール部分に使用する発電可能なフィルム型太陽電池を開発している。ビニールの機能を持ちながら、植物の光合成を妨げずに発電できるという。県庁で会見した同大の渡辺康之准教授は「実現すれば、国内初の農業に特化した太陽電池ができる」と話した。

 フィルム型太陽電池は、植物が光合成で使う赤と青の光は透過させ、他の波長の光を利用して発電する。家屋などに設置するシリコン製の太陽電池と異なり、有機半導体が素材のため、厚さ一ミリ未満と極めて薄い。

 開発グループは手始めに、ブドウの生産現場で使う電池を二〇一九年までに完成させる。ブドウ栽培では果皮の日焼け防止や、雨にぬれて果実が割れたり病気になったりするのを防ぐため、木にビニールをかぶせる。フィルム型太陽電池はビニールと同様の機能を持ち、発電した電力は、水やりの装置や果実の品質向上のため点灯させる発光ダイオード(LED)の動力になる。

 既に電機部品の研究開発会社「イデアルスター」(仙台市)が試作品を開発している。渡辺准教授と協力して、透過させる光の量や波長の種類を、電池の薄さや色を変えることで調整し、ブドウ栽培に適したフィルムに改良する。

 渡辺准教授は「植物によって光合成に必要な光は異なる。植物に応じた農業資材として使えるよう、種類を増やしたい」と話した。

 県果樹試験場(須坂市)は五月下旬から、ブドウの木にフィルム型太陽電池をかぶせて栽培する。生育や果実の品質への影響、発電量を調査し、実用性を評価する。同試験場の担当者は「生産経費の削減や、電源確保の難しい中山間地域での活用が期待できる。農家の所得向上やブドウの価格低下に貢献できれば」と話した。

(竹田弘毅)


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