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国際関係・安全保障論

5280とはずがたり:2021/09/28(火) 23:35:53

露外相、米英豪のオーカスを批判…「危険なブロック政治の復活」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210926-OYT1T50083/
2021/09/26 23:19

 【モスクワ=工藤武人】ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は25日、国連総会の一般討論演説で、米英豪の安全保障協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」に関し、「西側諸国とそれ以外の国々に境界線を引く危険なブロック政治の復活だ」と批判した。

 米国が民主主義国の首脳らを集めて12月に開催する「民主主義サミット」についても、「冷戦時代の思考に基づいている」と警戒感をあらわにした。

 演説に先立つ記者会見で、ラブロフ氏はオーカスや、日本と米国、豪州、インド4か国の枠組み「クアッド」に触れながら、「世界の重心はアジア地域に移っている」とし、ロシアと欧州連合(EU)との関係にも影響が及ぶと述べた。

 ラブロフ氏はまた、豪州による原子力潜水艦の導入計画について、核不拡散の観点から問題がないかどうか国際原子力機関(IAEA)に照会する意向を明らかにした。

5281とはずがたり:2021/10/01(金) 22:09:31

2021年9月17日2:39 午後3日前更新
豪首相、仏大統領に事前通告と釈明 潜水艦契約破棄巡り
https://jp.reuters.com/article/usa-security-france-australia-idJPL4N2QJ16J

5282とはずがたり:2021/10/06(水) 10:01:33

中国はあざ笑っている? 「AUKUS」が生まれたおかしな経緯
9/30(木) 6:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c91dc7aac7da539c8358da139e5d2fc298600d7b?page=1
JBpress
(北村 淳:軍事社会学者)

 アメリカはソ連との冷戦に打ち勝ち世界最強の軍事的スーパーパワーと自認したことが、慢心へと繋がった。そして米本土におけるテロ攻撃に怒り狂い、反米イスラムテロ組織壊滅のための対テロ戦争を20年間も遂行した。

 対テロ戦争の主たる戦場はイラクやアフガニスタンの砂漠地帯、市街地、山岳荒れ地であった。そのため、地政学的にはアメリカの国防の主力であるはずの海洋戦力の強化がこの20年間で滞りがちとなった。気がついたときには、覇権主義的海洋戦略を推し進める中国の海洋戦力に猛追されており、一部戦力は追い抜かれてしまった。今やペンタゴン自身もその事実を認めざるを得ない状況に立ち至ってしまっている。

■ “やっている感”をアピールしたいバイデン政権

… 実際にトランプ政権時代には、軍艦建造費をはじめ海軍関連予算が大幅に増額される方針が打ち出された。

 ところがバイデン政権には、中国と軍事的に直接対決することはもちろんのこと、海軍軍拡競争へ突入する気はさらさらない。かといって中国の覇権主義的海洋侵出へ何らかの牽制姿勢を示さないと、民主国家のリーダーを自認している手前、格好がつかない。しかしながら、トランプ大統領のように海洋戦力強化に莫大な国家予算を投入したくはない。

 そこでバイデン政権は、同盟国の海軍戦力を南シナ海、東シナ海、西太平洋方面に呼び込んで、中国海洋戦力に対して相対的に弱体化してしまった自らの海洋戦力を実質的に増強し、“やっている感”をアピールしようと躍起になっている。

■ NATO海軍を引っ張り出して中国を牽制

 手始めに、東アジア海域に軍艦を派遣したフランス、ドイツそしてイギリスなどのNATO諸国に、対中スクラムに参加することを期待した。それらの国々はトランプ政権時代に国防予算が少なすぎるとねじ込まれ、アメリカへの軍事的協力を実施しているポーズを取るために、東アジア海域に軍艦を派遣したのである。



バイデン政権が対中牽制網に活用しようと考えたのはNATOだけではない。白羽の矢が立ったのが、いわゆる「クアッド(Quad)」である。そもそもクアッドは、尖閣問題で中国に圧迫され続けている日本が、アメリカを盟主としてオーストラリア、インドと同盟的関係を構築することで中国を牽制しようというアイデアであった。トランプ政権に引き続きバイデン政権もクアッドには乗り気だ。

 しかしながら、日本と違ってインドは、自国の国防を大幅に外国に、それも特定の外国に依存することで軍事的属国となってしまうことを極度に警戒しており、クアッドに軍事的要素を盛り込むことを拒絶している。そのため中国海洋戦力に威圧されつつあるオーストラリアや日本、それにバイデン政権が期待していたようにクアッドにより中国を軍事的に牽制する目論見は挫折した。

■ 豪海軍の潜水艦戦略のいい加減さが露呈

 そこで考えついたのが「AUKUS」という英語圏軍事同盟である。



旧式潜水艦しか保有していないオーストラリア海軍は、新型(非原子力)潜水艦を12隻調達して中国海軍の脅威に少しでも対抗しようと考えた。その経緯は本コラムでもしばしば取り上げたが(2016年3月3日、2016年4月14日、2016年5月5日)、フランス、ドイツ、日本が史上最高額の武器取引と言われた12隻の潜水艦パッケージの売り込みを実施し、本命とみなされていたフランスが新型潜水艦の契約を勝ち取った。

 その後、予定建造価格が跳ね上がってしまいオーストラリア政府とフランス政府の間の外交問題にまで発展したものの、結局首脳会談などによってフランス潜水艦のオーストラリアへの輸出が実現するかに見えた。

 だがそのような状況下で、アメリカがイギリスを誘って、オーストラリアに新型原子力潜水艦を供与することによって、南シナ海をはじめインド太平洋海域での対中牽制戦力を3カ国の海軍戦力で構築しようとしているのである。

 当然のことながら、大規模武器取引を英語圏3国軍事同盟の結成と引き換えに潰されてしまったフランスの怒りは激しく、フランスはじめNATO(イギリス以外の)諸国の間にも米英に対する不信感が生じている。またインドも、AUKUSという露骨に対中国を標榜した英語圏軍事同盟が出現したことにより、ますますクアッドから軍事色を一掃するように動き始めた。

 なによりも軍事的にはオーストラリア海軍の潜水艦戦略のいい加減さが露呈したと言える。



5283とはずがたり:2021/10/12(火) 21:08:20
国連安保理、声明出せず 止まらぬ北朝鮮ミサイル
9/16(木) 7:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/379b34847839b0b377a9d0ffb3f6cd1f06b92f9f
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時事通信
15日、北朝鮮の「鉄道機動ミサイル連隊」によるミサイル発射訓練=朝鮮中央通信提供(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は15日午後(日本時間16日午前)、北朝鮮による短距離弾道ミサイル発射を受け、非公開の緊急会合を開いた。

【図解】北朝鮮弾道ミサイル発射

 しかし、安保理としての声明を出すには至らず、北朝鮮のミサイル開発を抑制する強いメッセージを国際社会が一致して打ち出すことはできなかった。

 安保理の対北朝鮮制裁決議で禁じられている弾道ミサイルの発射は今年3月以来。安保理は当時も「(状況を)評価する時で、行動の時ではない」(ロシア)との主張が出て、声明発表を見送った。フランスとエストニアの要請で開かれた今回の会合でも、ロシアや中国が同様の立場を取った可能性があり、前回に続いて北朝鮮包囲網構築の難しさをうかがわせる結果となった。

 米当局者は今回のミサイル発射に対し「米国は非難する。決議違反だ」と表明。ただ、「引き続き外交的アプローチを取り、対話に関与するよう北朝鮮に求めていく」とも述べ、踏み込んだ姿勢は示さなかった。

 会合を要請したフランスのドリビエール国連大使は会合後、記者団に「弾道ミサイル発射は明確な国連安保理決議違反であり、強く非難する」と強調。議長国アイルランド代表部はツイッターで「近頃のミサイル発射は非常に遺憾だ」と述べた。

5284腰抜けボンクラ自衛隊 元へ! 自慰隊だったw:2021/10/14(木) 22:59:56
☆日本上空を徘徊する爆音ヘリ陸自隊員のプロファイリング

①ロシア軍から北方領土を単独で守り切る実力も無いクセに、「北方領土に米軍を駐留さすな」とロシアから要求されるとコックリ頷くボンクラ集団
②自国民に対してヘリの爆音を撒き散らすクセに、東支那海の日支中間線付近の日本EEZ内の天然ガスを勝手に採掘している支那人を爆音ヘリで追い払う意気地の無い腰抜け内弁慶
③馬鹿の一つ覚えに「命懸けで国を守ります」と連呼するが、実際には反日の韓国に竹島を占領された侭 国土を守る素振りも見せないクズ集団

自衛隊じゃなくてホントは自慰隊だなw

5285とはずがたり:2021/10/20(水) 22:44:33

ロシア、NATO代表部の活動を停止へ 外交官ら退去への対抗措置
モスクワ=喜田尚2021年10月19日 7時11分
https://www.asahi.com/articles/ASPBM26KTPBLUHBI021.html

 ロシアのラブロフ外相は18日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部にある同国代表部が11月から活動を停止すると明らかにした。代表部のロシア外交官らがNATOに信任を取り消され、ベルギーから退去を余儀なくされたことへの対抗措置。ロシアとNATOは互いに国境付近で演習を繰り返すなどして緊張が高まっており、窓口が閉じられることでさらに関係悪化が進みそうだ。

 ラブロフ外相はまた、モスクワにあるNATOの軍事連絡部の職員の信任を取り消し、同事務所や在ロシア・ベルギー大使館にあるNATO情報事務所の活動も停止させるとした。

 NATOは今月6日、ロシアに対し同国代表部の外交官8人の信任を取り消し、同部の定員を10人に削減すると通告した。ストルテンベルグ事務総長は8人についてメディアに「ロシアの隠れた情報機関メンバーだった」と話した。

 ロシアとNATOの関係は2014年3月にロシアがウクライナの領土である南部クリミア半島を併合して急激に悪化した。NATOは18年3月、英国ソールズベリーでロシアの元スパイらが神経剤で攻撃され、意識不明になった事件を受けてロシア代表部7人の信任を取り消し、定員を20人に削減していた。(モスクワ=喜田尚)

5286陸幕長の吉田圭秀は反米・極左:2021/10/28(木) 15:40:36
テレ東でアメリカ映画の『Parker』(ジェイソン・ステイサム)を観てて 今ハイライトなんだが、さっきから陸自の爆音ヘリと爆音バイクがウルサい。
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やっぱ長きに亘りマルクス経済学のメッカだったポンコツ東大卒の陸幕長、吉田圭秀は反米・極左なんだな。
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オーストラリア向け原潜輸出騒動が起こった時 米仏の確執を囃し立てるように 普段すがたを見せない野党の街宣車(立憲民主)が走り回り 街宣車の後を爆音バイク集団が追随して徘徊した。
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爆音バイク集団が反米・極左の自治労組合員の馬鹿セガレ供であることも分かっている。

5287陸幕長の吉田圭秀は反米・極左:2021/10/28(木) 15:53:48
陸自ヘリと爆音バイクは こちらがアメリカ映画を観賞中だと知ってて 故意に爆音を撒き散らしに来てる。

5288ウクライナ国境問題へのコメント投稿を催促する乞食:2021/12/13(月) 10:29:57
自衛隊の爆音ヘリを徘徊させてウクライナ国境問題へのコメント投稿を催促している乞食がいる。
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コメントが欲しけりゃブロマガ記事を有償購読しろ、乞食どもめ!

5289ウクライナ国境問題へのコメント投稿を催促する乞食:2021/12/13(月) 10:49:52
G7外相会談 議長国の腹黒い共産主義支援国家イギリスが手下のCIAを動かしてるのか。

イギリスは歴史的に反ブルジョア革命国家なんだから 『ブルジョア憲法を共有する運命共同体』であるG7に居座るのは おかしい。

5290陸自ヘリは特定の国民が視聴しているテレビ・ラジオを傍受する:2022/01/13(木) 15:25:04
◆故意に番組を聴取した訳ではない。たまたま聴いていたラジオ番組に陸自のヘリ・パイが出演し 隊員を募集していた。すると何処からともなく陸自ヘリが爆音を撒き散らしながら接近して徘徊した。地上の特定の市民が聴取してるラジオも 視聴しているテレビも陸自ヘリが傍受していることは間違いない。

◆Androidスマホにイヤホンを装着して音楽を聴こうとすると、イヤホン装着直後ではなく 音楽が流れ始めた後に『イヤホンのアシスタンスを利用しますか?』とかいう意味不明な音声と通知音が流れるAndroidスマホ。

超ウザい設計だ。Google社員は自分でイヤホンを装着して音楽を聴いたことないんだろうか? 呆れ返る。

5291名無しさん:2022/01/14(金) 16:51:33
>>5290
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地上の特定の市民が聴取してるラジオも 視聴しているテレビも陸自ヘリが傍受していることは間違いない。
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.
>『日本国憲法三十五条』 
.
何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、第三十三条の場合を除いては、正当な理由に基いて発せられ、且つ捜索する場所及び押収する物を明示する令状がなければ、侵されない。

5292陸自が特定の国民が視聴しているテレビ・ラジオを違法傍受:2022/01/14(金) 17:27:56
>>5290
.
地上の特定の市民が聴取してるラジオも 視聴しているテレビも陸自ヘリが傍受していることは間違いない。
.
.
>『日本国憲法三十五条』 
.
何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、第三十三条の場合を除いては、正当な理由に基いて発せられ、且つ捜索する場所及び押収する物を明示する令状がなければ、侵されない。
.
>『日本国憲法九十九条』
.
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
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.
公務員である自衛隊員も憲法35条を遵守しなければならず、裁判所の捜索令状なしに地上の特定の市民が聴取してるラジオや視聴しているテレビを無断で傍受してはならない。
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2022年1月14日(金)17:00、また陸自ヘリが寄って来たぞ。

5293カトリックはカルト教団:2022/01/17(月) 17:05:59
>2022/01/07 18:31 
>>キリシタン大名の大友、大村、有馬の甥たちが、天正少年使節団として、ローマ法王のもとにいったが、その報告書を見ると、キリシタン大名の悪行が世界に及んでいることが証明されよう。
.
『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山目につく。ヨーロッパ各地で50万という。肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。鉄の伽をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。ポルトガル人の教会や師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』と。
ttp://www.asyura2.c...d42/msg/812.html#top
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織豊政権時代のイエズス会宣教師は 織田信長や豊臣秀吉に火縄銃を与えて天下を取らせ 支那を征服させようとしたばかりか 火縄銃と引き換えに50万人とも言われる日本女性を欧州などに奴隷として連れ帰り 売り捌いた。
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未だに織田信長や豊臣秀吉を『三英傑』と呼んで憚らない名古屋人は 相当おめでたいと言うしかない。
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婚前・婚外性交渉を禁じて置きながら、一方で現在に至るまでレイプによる妊娠のケースでさえ人工妊娠中絶を禁じ 結局 婚前・婚外性交渉の禁則を守らなかった男の方ではなく 婚前・婚外性交渉の禁則を守ろうとしたのに無理強いされた女性の側に責を負わせようとするカトリックというのは全く馬鹿馬鹿しい宗教だ。 入信するなど以ての外である。
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母娘2代に亘って狙った獲物(男性)に付き纏う栃木県佐野市の山猿どもが、ナチスやファシスト党などと同様 日本会議などの反米・極右と誼(コンコルダート)を交わすイエズス会の力を借りて 陸自の爆音ヘリで狙った獲物(男性)を監視している。
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カトリック、イエズス会は反社カルトであるから 表社会から追放して『隠れキリシタン』に戻すより他にない。

5294カトリック対カトリック:2022/02/02(水) 19:56:48
1945年8月9日(木)に日本最大級のカトリック教会である浦上天主堂の ほぼ真上にプルトニウム型原爆『ファットマン』を投下したB-29 Bockscarの機長はチャールズ・スウィーニーという敬虔なアイルランド系カトリック教徒だった。

5295反米・極右のゴキブリJAP:2022/02/09(水) 20:52:57
今朝も陸自の爆音ヘリや横田基地の米軍C130輸送機が飛び回った。
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明らかに屑カルト教団カトリック・イエズス会の仕業だ。
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>>キリシタン大名の大友、大村、有馬の甥たちが、天正少年使節団として、ローマ法王のもとにいったが、その報告書を見ると、キリシタン大名の悪行が世界に及んでいることが証明されよう。
.
『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山目につく。ヨーロッパ各地で50万という。肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。鉄の枷(カセ)をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。ポルトガル人の教会や師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』と。
https://sound.jp/sodaigomi/dorei/japan/nihon.htm
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屑カルト教団カトリックに乗せられて カトリックの狂人ヒットラーやカトリックの変人ムッソリーニと『反米・極右の日・独・伊三国軍事同盟』を結んだ挙げ句、カルト教団カトリックの機長が投下した長崎原爆を食らい 無様な大敗を喫したゴキブリ並みの知能しか持たない反米・極右の負け犬JAP www
.
戦後も相変わらず屑カルト教団カトリックに乗せられ 反米・極右を掲げて憲法改正だ、北方領土から在日米軍の追い出しだ、とカラ騒ぎする反米・極右のゴキブリJAP供www

5296ウクライナと台湾と朝鮮半島で同時に戦争勃発か?:2022/02/11(金) 11:59:41
ワシントンの政治家は共和党も民主党も『尖閣は日米安保の守備範囲』と明言しているのに、在日米軍は領海侵犯を繰り返す支那の公船を追い払おうとしない。
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米軍人は『俺達は既に世界の警察官を引退しました』って言いたいんかなww
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横田基地のC130輸送機が暢気に低空爆音飛行訓練を繰り返しているが…
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自衛隊も在日米軍と全く同じであり、東支那海のEEZ中間線より日本側で天然ガスを勝手に採掘している支那企業を追い払おうとしない。
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コイツらの『命懸けで国を守ります』は口先だけだなw
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ウクライナと台湾と朝鮮半島で同時に戦争の火蓋が切られたら、日・米両軍は右往左往するだけかなwww

5297自衛隊はド田舎から出て来た不良の掃き溜め:2022/02/11(金) 14:36:14
憲法上 自衛隊は米軍の後方支援しか出来ないことになっている。
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しかし米軍と共同訓練してる様子は皆無だ。
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陸自ヘリは低空爆音飛行を繰り返して遊んでるだけ。
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『命懸けで国を守ります』というのは口先だけで 竹島を奪い返しに行く様子もない。
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税金をドブに捨て ガソリンから出る温室効果ガスをばら撒き 地上の経済活動を威力業務妨害してるだけのクズ集団。
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コイツら 不良の爆音バイクと変わらない。
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自衛隊は田舎から出て来たアンポンタンの掃き溜め。

5298反米・極右の安倍晋三に擦り寄った反米・極左の陸幕長 吉田圭秀:2022/02/11(金) 18:53:34
2018年11月、安倍晋三首相(当時)がウラジミール・プーチン露大統領に対して直接「返還後の北方領土に米軍基地を置かない(米軍を駐留させない)」と伝えていたと朝日新聞が報じた。
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安倍発言の真意を解析すると、『第2次世界大戦中 旧ソ連軍に不法占拠された北方領土と同様、第2次世界大戦によって日本固有の領土である横須賀軍港・横田飛行場などを外国軍隊である米軍が不法に占拠した』ということになろう。
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鎖国政策を理論化した水戸の尊攘思想を受け継ぐ長州閥の松岡洋右や岸信介らは、孝明天皇の御墨付きを得ていた鎖国を無理矢理に終わらせ 不平等条約を押し付けたアメリカを敵視する反米・極右思想にかぶれた。
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狂人ヒットラーや変人ムッソリーニと『反米・極右の日・独・伊三国軍事同盟』を結んだ長州閥の松岡洋右の反米・極右思想を引き継いだ長州閥の岸信介は 『アメリカから現行ブルジョア憲法を押し付けられた』と言い募り 大日本帝国憲法や日本軍の復活を喧伝して歩いた。
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そして孫の安倍晋三首相(当時)が 長州閥の反米・極右思想を忠実に受け継いで、『核戦力を保有するロシアと手を結び 北方領土などから在日米軍を追い出そう』と企んだのである。
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安倍晋三首相(当時)がウラジミール・プーチン露大統領に対して直接「返還後の北方領土に米軍基地を置かない(米軍を駐留させない)」と伝えていた2018年11月当時 北部方面総監だった吉田圭秀は、ロシア軍によるクリミア占領のような事態が勃発した場合、自衛隊単独で北方領土を守り抜けないことを重々承知の上で 『核戦力を保有するロシアと手を結び 北方領土などから在日米軍を追い出そう』と企んだ長州閥の安倍晋三に盲従した。
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『核戦力を保有するロシアと手を結び 北方領土などから在日米軍を追い出そう』と企んだ反米・極右の安倍晋三に盲従した“功績”を高く評価され、2021年3月 吉田圭秀は陸幕長に昇格した。
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>【陸上幕僚長】
 吉田 圭秀氏(よしだ・よしひで)東京大卒。86年陸上自衛隊入り。第8師団長、北部方面総監などを経て20年4月陸上総隊司令官。58歳。東京都出身。筑波大学附属駒場高等学校を経て[2][3]、1986年3月[1]東京大学工学部都市工学科を卒業[4][5]。同年3月陸上自衛隊入隊[1]。1佐までの職種は普通科。
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吉田圭秀の母校であるポンコツ東大は 長きに亘り反米・極左の共産主義マルクス経済学のメッカだったから、共産主義マルクス経済学にかぶれた吉田圭秀としては、『反米』、『反ブルジョア憲法』の観点から 反米・極右の長州閥、安倍晋三に擦り寄ったのは火を見るより明らかだ。
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現行ブルジョア憲法を骨抜きにして、反米・極右や反米・極左が牛耳る自衛隊を『国防軍』に昇格させ、大日本帝国憲法や日本軍を復活させることなど言語道断である。
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反米・極右や反米・極左が牛耳る自衛隊を『国防軍』に昇格させ、大日本帝国憲法や日本軍を復活させたりすれば、日本国民は あと何回 国土を焦土と化す塗炭の苦しみを味わうことになるか分かったものではない。

5299反米・極右の安倍晋三に擦り寄った反米・極左の陸幕長 吉田圭秀:2022/02/11(金) 21:17:44
>>5298
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>スレ主はシビリアンコントロールって言葉を知っているのかな?
>あと自衛隊の最高指揮官を
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国防の専門家である幹部自衛官としての判断が“自衛隊単独では北方領土をロシア軍から守り抜けない”なら 「自衛隊単独でロシア軍に立ち向かうとクリミア占領の二の舞になりますけど本当に良いのですか?」と強く念を押し、それでも反米・極右のゴキブリ(並みの知能しか持たない)安倍晋三が考えを変えなかった場合は、北部方面総監の辞表を提出して記者会見を開き 何故 自分は北方領土からの米軍追い出しに反対なのか国民に説明すべきだった。
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もっとも長きに亘り共産主義マルクス経済学のメッカだったポンコツ東大で 反米・極左の共産主義にかぶれた吉田圭秀のことだから、“自衛隊単独では北方領土をロシア軍から守り抜けない”ことよりも 「兎に角 米軍を日本から追い出すことの方が大事だ」という判断だったんだろう。
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要するにシビリアン・コントロールに渋々従わざるを得なかったのではなく、反米・極左の共産主義にかぶれた吉田圭秀にとっても 在日米軍追い出しは我が意を得たりだったということだ。

5300北方領土などから在日米軍を追い出すと息巻く反米・極右の負け犬JAP:2022/02/15(火) 15:59:16
臆面もなく『アメリカに押し付けられた現行ブルジョア憲法を廃し 大日本帝国憲法と日本軍を復活させる!』、『核戦力を保有するロシアと手を結んで北方領土などから在日米軍を追い出す!』などと気勢を上げる反米・極右のゴキブリ(並みの知能しか持たない長州閥)安倍晋三の尻馬に乗っかった陸自が白昼堂々 爆音ヘリで徘徊…
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痛いゲンコツもとい原爆を2発 落とされて国土を焦土と化す無様な大敗を喫し ベソ掻いた負け犬JAPの残党 自衛隊ww
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反米・極右の尻馬に乗って『核戦力を保有するロシアと手を結び 北方領土などから在日米軍を追い出す』だと? 
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あと2、3回、痛いゲンコツを落とされないと目が覚めないのか、反米・極右のゴキブリJAP!

5301とはずがたり:2022/02/24(木) 18:16:09
ロシア依存物資を緊急点検 経産省、制裁報復で調達懸念
ウクライナ情勢
2022年2月22日 23:00 (2022年2月23日 2:42更新) [有料会員限定]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA227K80S2A220C2000000/

5302安倍晋三は雲隠れか? 陸幕長を解任しろ!:2022/02/26(土) 10:42:49
安倍晋三首相(当時)がプーチン露大統領に対して直接「返還後の北方領土に米軍基地を置かない(米軍を駐留させない)」と伝えていた2018年11月当時 北部方面総監だった吉田圭秀は、ロシア軍によるクリミア占領やウクライナ軍事侵攻のような事態が勃発した場合、自衛隊単独で北方領土を守り抜けないことを重々承知の上で 『核戦力を保有するロシアと手を結び 北方領土などから在日米軍を追い出そう』と企んだ長州閥の安倍晋三に盲従し 2021年3月 吉田圭秀は陸幕長に昇格した。
.
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>【陸上幕僚長】
 吉田 圭秀氏(よしだ・よしひで)1986年3月陸上自衛隊入り。第8師団長、北部方面総監などを経て2020年4月陸上総隊司令官。58歳。東京都出身。筑波大学附属駒場高校を経て、1986年3月東京大学工学部都市工学科を卒業。1佐までの職種は普通科。
.
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国防の専門家である幹部自衛官として「自衛隊単独でロシア軍に立ち向かうとクリミア占領の二の舞になりますけど本当に良いのですか?」と強く念を押し、それでも安倍晋三が考えを変えなかった場合は、北部方面総監の辞表を提出して記者会見を開き 何故 自分は北方領土からの米軍追い出しに反対なのか国民に説明すべきだった。
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安倍晋三はロシアのウクライナ軍事侵攻の後 雲隠れしてんのかww 即刻 陸幕長の吉田圭秀を解任しろ!

5303とはずがたり:2022/03/01(火) 11:34:55
なりふり構わない感じは焦りかねえ。。

こんなん云われたらフィンランドは兎も角北方の大国スウェーデンとしてもそろそろ加盟した方がええとなるんちゃうか。

ロシア外務省報道官 スウェーデンとフィンランドのNATO加盟をけん制
2/26 2:34 配信
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20220226-05991241-klugfx-fx
みんかぶFX

ロシア外務省報道官 スウェーデンとフィンランドのNATO加盟をけん制 

 一部メディアがロシア外務省報道官による発言として、スウェーデンとフィンランドがNATOに加盟しようとすると、有害な結果が生じると警告したと報じた。

5304とはずがたり:2022/03/01(火) 15:50:35
プーチンの失脚のみならずロシア連邦の解体ぐらいまで追い込みたい所だが。シベリアが独立宣言しないかなぁ〜。

https://twitter.com/AtsukoHigashino/status/1498541161807757312
東野篤子 Atsuko Higashino
@AtsukoHigashino
フィンランド首相が、同国のNATO加盟の可能性をめぐって本日国会で議論を開始すると言明しました。
同国とNATOとの間にはすでに緊密な関係がありますが、ロシアの脅威を前に、フィンランドのNATO加盟機運はこれまでにないほど高まっています。

5305とはずがたり:2022/03/02(水) 09:43:08

ウクライナ軍事侵攻 熾烈な情報戦 攻撃開始9時間前に何が
2022年2月25日 18時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220225/k10013500661000.html

ロシアが踏み切ったウクライナへの大規模な軍事侵攻。

攻撃開始の9時間前、アメリカ政府高官が侵攻を予測するかのような異例の発言を行っていました。

通常なら公になることのないインテリジェンス・機密情報を開示する情報戦。狙いは何なのでしょうか、その実態に迫ります。
(ワシントン支局 辻浩平/エルサレム支局 曽我太一)

異例の情報戦
アメリカ国防総省の高官は23日、私たち記者団に異例とも言える情報を開示しました。
「ロシア軍の部隊は最大限の準備ができており、部隊のおよそ80%がいつでも出動できる準備を終えた」
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まったのは、そのわずか9時間後でした。
1月26日 ウクライナ国境に近いロシア西部で訓練に向かうロシア軍部隊
こうした情報はインテリジェンス・機密情報と呼ばれます。

アメリカの情報機関などが入手したり分析したりした情報で、通常は開示されることはありません。

しかし、ウクライナ情勢をめぐってアメリカ政府はこうした機密情報をあえて積極的に開示する異例の戦略を取ってきました。

これは「開示による抑止(Deterrence by disclosure)」と呼ばれる戦略で、相手側の機先を制し、行動を抑止するのが狙いです。

アメリカのバイデン政権は、今月に入ってから政府高官らが相次いで会見やインタビューに応じ、▼ロシア軍による侵攻の時期や▼兵力の数▼標的といった機密情報を次々と開示。

バイデン大統領みずから「侵攻は数日中にも」とか「プーチン大統領は侵攻を決断したと確信している」と発言したこともありました。
ウクライナ国境沿いに展開するロシア軍
さらに、ロシアが侵攻の口実を得るため、ウクライナ側から攻撃を受けたかのような情報をねつ造する、いわゆる「偽旗作戦」を計画しているという情報も発表しています。

ステファン・フラナガン上級研究員
オバマ政権でNSC=国家安全保障会議のメンバーを務めた、アメリカのランド研究所のステファン・フラナガン上級研究員は、「これだけの規模で情報を開示するのはまったく別の次元だ。この数週間で開示された量の情報が過去に公になった例は記憶にない」と指摘しています。

機密情報開示のメリットは?
機密情報を開示する目的は、次のようなメリットがあるからだとされています。
1:手の内を把握していると機先を制し、行動変化を促す
2:偽の情報を根拠とする侵攻の正当化を防ぐ
3:相手が取りうる行動を公開し同盟国らと次の一手を準備する

また、「侵攻がいつあってもおかしくない」との情報を出すことでロシア側に否定させ、その後、実際にロシアが侵攻すれば、プーチン大統領の国際的信用を低下させることができるとも指摘されています。

ただ、こうしたやり方にはリスクもついてまわるといわれています。

機密情報を開示することで、
▼情報源を危険にさらしたり情報収集の方法を知られるおそれがあったりすること、
▼侵攻が間近に迫っていると繰り返すことでいわば「オオカミ少年」のようになってしまうこと、
▼さらには開示した情報どおりにならなければ自身が信用を失うことなどです。

5306とはずがたり:2022/03/02(水) 09:43:45
>>5305-5306
戦略は成功したの?
アメリカの「開示による抑止」戦略にもかかわらずプーチン大統領は軍事侵攻に踏み切りました。

「侵攻はいつあってもおかしくない」としてきたアメリカの機密情報の精度の高さは証明されましたが、結果から見れば攻撃を抑止することはできませんでした。

ただ、軍事侵攻によってこの戦略が失敗したとの見方は誤りだと情報戦などに詳しいアメリカのエリック・エーデルマン元国防次官は指摘します。
エリック・エーデルマン元国防次官
「『開示による抑止』戦略によって軍事侵攻が止められるとバイデン政権が考えていたとは思わない。プーチン大統領が侵攻を決断したら誰にも止められないからだ。むしろこの情報戦は侵攻開始の時期を遅らせ、時間を稼ぐことにあったのではないか」
相手の手の内をさらすことで、ロシア側を驚かせ、次の対応を取るまでの時間を稼いだ、というのです。

その間にバイデン政権がしていたのは外交による緊張緩和を模索するとともに、侵攻が行われた場合に備えて制裁措置を同盟国と準備することでした。

実際、ロシアが軍事侵攻した翌日には欧米が足並みをそろえて制裁を発表しました。

アメリカ側が侵攻の可能性が極めて高いと公に警告してきたことで同盟国が同じ危機感を共有し、準備を進めることができたというのです。
情報戦、他国はどう見る?
紛争に際し、インテリジェンスを公開し、相手の機先を制したり、自身の攻撃を正当化したりする手法は各国でも主流になりつつあります。

そのひとつが中東のイスラエルです。

敵対するイランへの抑止や、パレスチナの武装勢力との戦闘でも、こうした戦略をとっています。
テルアビブ大学 ウズィ・ラビ教授
かつてイスラエル軍の諜報部隊に所属し、情報戦に詳しいテルアビブ大学のウズィ・ラビ教授は、今回のウクライナをめぐるアメリカとロシアの対立について、伝統的な正規軍による戦いにとどまらない「ハイブリッド戦争」が展開されていると指摘しました。

そして、アメリカの戦略については、異例だとしたうえで、「彼らはインテリジェンス活動で得た情報をテーブルにのせ、大きな声ではっきりと『われわれは水曜日にプーチン大統領が戦争を始めると知っている』などと言う。全世界に向けてそう話すことでプーチン大統領にプレッシャーをかけている。これは心理戦で、これまでとは明らかに違った戦略だ」と指摘しました。

そして「プーチン大統領も今回の戦いは心理的なものだと理解している。アメリカが全世界に向けて、ロシアの狙いを公開して圧力をかけてくる状況にはイライラしているはずだ」との見方を示しました。
ラビ教授は、今回の対立が世界にも影響を及ぼす可能性があるとし「戦争に関しては、21世紀のいま、欧米の民主国家は20世紀にもっていたようなバイタリティーやエネルギーを持ちあわせていない。プーチンはそれを試そうとしたのだ」と強調。

そのうえで「これはロシアとウクライナだけの問題ではなく、同じようなことが、他の地域でも起きかねない」とし、海洋進出を強める中国の動きなどにも言及しながら、欧米側がどのように対応するかが今後の世界秩序に影響すると指摘しました。

軍事侵攻後の情報戦は?
ロシアが軍事侵攻に踏み切った今、欧米は「制裁」による抑止に乗り出しました。

バイデン大統領は侵攻の翌日、ロシアの最大の金融機関などを対象にした大規模な制裁などを科すと発表。

その直前にはドイツも、慎重に検討してきたロシアとの天然ガスのパイプラインの稼働に向けた手続きの停止に踏み切りました。

一方で、アメリカが今後、どのような情報戦を展開するなどし、事態の収束に持ち込めるのか、米ロ両国のかけひきが続きます。

5307とはずがたり:2022/03/04(金) 12:24:18

EUがウクライナに初の兵器供与 支援強化決める
2022年2月28日 9時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220228/k10013504761000.html

ロシアのウクライナに対する軍事侵攻が続く中、EU=ヨーロッパ連合は初めて兵器を供与してウクライナへの支援を強化することを決めました。

EU=ヨーロッパ連合は27日、オンラインで外相会議を開いてウクライナへの支援などについて協議しました。

会議のあとの記者会見でEUの外相にあたるボレル上級代表は「ウクライナで全面的な戦争が起きている。ウクライナのためにあらゆる支援をしたい」と述べ、5億ユーロ(日本円でおよそ650億円)に上る軍事支援を行うことを明らかにしました。

このうち4億5000万ユーロは兵器の供与にあてられ、各加盟国がウクライナに兵器を送る資金をEUが負担するということです。

ボレル上級代表は「弾薬にとどまらず、戦闘機を提供する用意もある」としています。

EUが軍事支援として域外の国に兵器を供与するのは初めてだということです。

外相会議ではこのほか、ロシアへの追加制裁として、EU域内にロシアの航空会社が乗り入れることを禁止するなどの措置をとることも決めました。

ロシア便の運航を取りやめる動き広がる
EUの決定に先立ってドイツやフランスをはじめとする主な加盟国やイギリスなどは独自に飛行禁止に踏み切っていて、これでヨーロッパ各国の足並みがそろうことになります。

一方、ロシアもヨーロッパの航空会社を対象に段階的に領空内の飛行を制限しています。

このためヨーロッパの航空会社の間ではロシア便の運航を取りやめる動きが広がっています。

さらにヨーロッパと日本を含むアジアを結ぶ便は多くがロシアの領空内を飛行することからルートの見直しを迫られる可能性が出ています。

このうちエールフランスは27日、ロシアの領空を避ける飛行計画を検討する間、日本や中国、韓国とを結ぶ便の運航を一時、停止すると発表し、アジア便にも影響が出始めています。

5308とはずがたり:2022/03/08(火) 17:13:31

まあ亡命政権が生き残るとロシアの傀儡政権が国際的な承認受けるのは無理だし揺さぶりにはなってるのkな。

英米が大統領脱出準備 亡命政権樹立を支援―ウクライナ
2022年03月08日12時00分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030701033&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb

 【ロンドン時事】英米の情報機関と軍特殊部隊の混成チームがウクライナに派遣され、ゼレンスキー大統領の首都キエフからの退避に向けた準備を完了させた。英情報筋が明らかにした。大統領以下、政権幹部と最高会議(議会)指導者らが北大西洋条約機構(NATO)域内の国などに脱出し、亡命政権を樹立することを想定。受け入れ国にはポーランドや英国のほか、NATO加盟国ではないスウェーデンも検討されているもようだ。

 混成チームは昨年ウクライナ入りし、12月には基本計画の策定を終えたという。侵攻に対し、ウクライナ側が当初の予想を超える抵抗を続けていることに加え、ゼレンスキー氏自身、当面ウクライナにとどまる意志が固いこともあり、計画は保留されている。状況次第では、ロシア軍の支配が及ばないウクライナ西部に退避する選択肢も残されているとみられる。
 情報筋は「計画はいつでも発動できる状態にある」と述べた。現在、大統領の身辺警護には英陸軍特殊空挺(くうてい)部隊(SAS)が協力しているもようだ。
 英米混成チームは少なくとも三つのグループに分かれ、大統領の脱出・亡命工作のほか、心理戦と国外からの武器搬入を担当するチームが活動している。ウクライナ軍への助言や指導も行われている。
 ウクライナ当局は最近、ロシア兵捕虜が「彼ら(上層部)はわれわれを死へと送り込んだ。みんな殺され、遺体は収容もされない」などと証言する動画を多数公開。ロシア世論の揺さぶりや兵士の士気低下を狙った情報戦を強化している。そうした情報戦が、派遣された心理戦チームの助言を受けて行われている可能性もある。

5309とはずがたり:2022/03/09(水) 10:34:36

通常と較べてこの数値はどうなのだ?軍事大国ロシアなので国中から更に掻き集めるんだろうけど。ウクライナは世界の支援が頼りか。

中国よ,ロシアが全兵力をウクライナに貼り付けたらネルチンスク条約の旧状に復するチャンスやで。

>ウクライナ侵攻に使われたロシアの軍事資産のうち8〜10%が失われた
>ウクライナ軍も同様の割合の軍事資産を失っていると推計

ロシア、ウクライナ侵攻に使った軍事資産の8〜10%喪失 米推計
2022.03.09 Wed posted at 07:28 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35184609.html

(CNN) 米国がウクライナ侵攻に使われたロシアの軍事資産のうち8〜10%が失われたと推計していることがわかった。最新の諜報(ちょうほう)に詳しい米当局者が語った。

失われた装備品には戦車や航空機などが含まれる。CNNは先週、ロシアの軍事資産の3〜5%が失われたとの推計値を報じたが、今回の数値はその倍近い値となる。

この当局者によると、米国はウクライナ軍も同様の割合の軍事資産を失っていると推計している。

5310とはずがたり:2022/03/09(水) 13:03:15

ウクライナには惜しみない連帯とロシアには嫌悪を表明したいが勿論ウクライナのこういう民族主義的・白人至上主義的動きには最大限の警戒と批判を投げかけたい。

六辻彰二
塗り替わる世界秩序
ウクライナ「義勇兵」を各国がスルーする理由──「自国民の安全」だけか?
https://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/2022/03/post-145.php?t=1
2022年03月07日(月)20時40分

ウクライナ政府が「義勇兵」を呼びかけているのに対して、どの国の政府もうやむやの反応が目立つ。そこには「自国民の安全」という表向きの理由以外にも、「義勇兵」が逆に自国の安全を脅かしかねないことへの懸念がある。



各国政府はロシアを強く非難し、ウクライナ支援を鮮明にしながらも、「義勇兵」には目立った反応をみせていない。日本政府も「理由にかかわらずウクライナに渡航しないこと」を求めている。

そこに「自国民の安全」への配慮があるのは確かだ。また、たとえ非正規兵でも自国民がウクライナで戦闘にかかわれば、自国もロシアと交戦状態になりかねないという懸念もあるだろう。

しかし、それ以外にも、先進国とりわけ欧米には「義勇兵」が自国の過激派の育成になりかねないことへの警戒があるとみられる。

ウクライナに生まれた極右の巣窟
なぜウクライナ「義勇兵」が欧米の過激派の育成になるのか。端的にいえば、これまでに「自由と民主主義のため」というより「白人世界を陰謀から守るため」ウクライナに集まる者が数多くいたからだ。

「ウクライナもロシアも白人の国では?」と思われるかもしれないので、複雑な事情を多少なりともわかりやすくするため、以下では事実を箇条書きにして並べてみよう。

「義勇兵」はすでにいた
・2014年のクリミア危機をきっかけに、ウクライナでは祖国防衛を掲げる民兵がロシア軍と戦闘を重ねた。
・その代表格であるアゾフ連隊には、欧米各国から活動家が次々と加わり、その数は2015年段階で総勢1,400人にも及んだ。
・クリミア危機の後も、東部ドンバス地方ではロシアに支援される分離主義者とウクライナ側の戦闘が断続的に続き、アゾフなどはその最前線に立ってきた。
・そのなかでアゾフなどの民兵には、捕虜の虐殺といった戦争犯罪が指摘されてきた。

極右の「独立国」
・クリミア危機後、アゾフなど民兵はウクライナ国防軍に編入された。
・ところが、国防軍の一部となりながら、アゾフはナチスを賞賛する一方、人員のリクルートや訓練を独自に行なってきた。
・資金面でも、アゾフには仮想通貨などを用いた海外の白人至上主義者などからの献金が集まってきた。
・歴代のウクライナ政府は、ドンバスの分離主義者やロシアに対抗する必要から、アゾフの問題行動(後述)をほぼ黙認してきた。
・2020年に本部を訪問したアメリカのジャーナリストに対して、アゾフの広報責任者は「ここは国家のなかの小さな国家のようなものだ」と説明している。

5311とはずがたり:2022/03/09(水) 13:07:23
>>5310-5311

ウクライナに集う差別主義者
・祖国防衛を掲げるアゾフなどウクライナ極右は、「ウクライナらしくないもの」を排除するため、LGBTやロマ(ジプシー)を迫害してきた。
・アゾフは「プーチンはユダヤ人だ」といった人種差別的なヘイトメッセージや陰謀論をSNSで拡散し、欧米の白人極右を惹きつけてきた。
・2019年2月にNZクライストチャーチでモスクを銃撃し、51人を殺害したブレントン・タラントも、事件前にウクライナ行きを希望していた。
・イギリスやカナダで「テロ組織」に指定されているアトムワーヘン分隊のメンバーもアゾフで訓練を受けている。
・ウクライナで活動する外国人は、2020年までに1万7,000人にのぼると推計された。
・なかにはシリアからウクライナへと戦場を渡り歩く、職業的傭兵と化した者もいる。

ウクライナ侵攻で高まる社会的認知
・アゾフはアメリカ国務省から「ナショナリストのヘイトグループ」と呼ばれ、Facebookなども「危険な組織」としてその投稿を規制してきた。
・ウクライナの現在のゼレンスキー政権は基本的に中道系で差別的ではないが、ドンバスの分離主義者やロシアに対抗する必要から、アゾフなど極右の活動を取り締まれなかった。
・これと並行して、欧米はアゾフに目立たないように軍事訓練を提供してきた。
・ロシアによるウクライナ侵攻が始まると、アゾフは国防軍の一部としてこれに対抗する一方、未成年や高齢者を含む民間人の訓練を行ない、総力戦を推し進める主体となっている。
・現在ウクライナには各国から義援金が寄せられているが、これに混じってアゾフもクラウドファンディングなどで募金を募っている。

義勇兵か、外国人戦闘員か、傭兵か
「義勇兵」というとロマンティックな響きがあるかもしれないが、「外国人戦闘員」と呼びかえることもできる。

なんと呼ぶにしても、外国人が自発的に集まった事例には、古典的なものとしては1936年からのスペイン内戦があり、最近のものでは2014年からのシリア内戦がある。そして、これらに集まった外国人の多くは、自分の国の現状に不満を抱いていた点で共通する。… ISの外国人戦闘員とウクライナ「義勇兵」を同列に扱えば非難されることはわかりきっている。

また、反体制派ISによるリクルートと、ウクライナ政府の呼びかけとでは、正当性が違うという主張もあり得る。

高まる反ロシア感情によるこうした反感や批判を招きやすいからこそ、各国政府は「義勇兵」に正面から反対できない。

ある国の政府が給与を支給して外国人に戦闘参加を呼びかけるのが正当かは疑わしく、それは国際法で禁じられる「傭兵」にあたる可能性があるが、こうした議論さえ現状ではできるはずもない。

第二のシリアになるか
しかし、その危険性も認識しているからこそ、先進国の政府はウクライナの「義勇兵」リクルートを事実上スルーしているといえる。

各国から「義勇兵」が集まれば、それがどんなイデオロギーの持ち主であれ、アゾフの勢力が増すウクライナ国防軍の指揮下に置かれる。それは結果的に、極右による多国籍の大軍団を生みかねない。

ウクライナに集まる外国人の危険性については、以前からすでに多くの専門家が指摘してきた。それは現地の戦闘を激化させるだけでなく、国外にまで影響を及ぼしかねないからだ。

欧米ではすでにイスラーム過激派によるものより、白人極右によるテロ事件の方が多くなっている。…

5312とはずがたり:2022/03/09(水) 22:36:07
【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(9日の動き)
2022年3月9日 21時49分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220309/k10013521141000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
ウクライナ NATO加盟に当面こだわらない考えか

ウクライナのゼレンスキー大統領の与党は8日、声明を出し、NATO=北大西洋条約機構はウクライナの加盟を当面は受け入れる準備ができていないと指摘しました。

そのうえで、アメリカや近隣のトルコに政治や軍事面での安全の保証を求めるとともに、ロシアもウクライナに脅威をもたらさないことを保証すべきだとしています。

ウクライナがこれまで目指してきたNATO加盟には当面は必ずしもこだわらない考えを示したものと見られます。

ウクライナ大統領府は8日、公式サイトにゼレンスキー大統領とアメリカABCとのインタビューの内容を掲載し、この中でゼレンスキー大統領は「すべての近隣諸国や世界の主要国であるアメリカ、フランス、ドイツそしてトルコが参加する集団安全保障協定を結ぶべきである」と述べ、与党と同様の考えを示すとともに、ロシアと話し合う準備があると改めて述べました。

5313とはずがたり:2022/03/10(木) 10:42:54

ロシアがシリアで戦闘員募集か…報酬200?300ドルでウクライナへ派遣計画
https://news.infoseek.co.jp/article/20220310_yol_oyt1t50059/?tpgnr=world
読売新聞 / 2022年3月10日 10時7分

 【イスタンブール=酒井圭吾】シリア内戦で実戦経験を積んだ戦闘員が、ロシアの侵攻を受けるウクライナに転戦する動きを見せている。ロシアはシリアで兵力を集める。シリア北西部のイスラム過激派は「ロシア打倒」を掲げウクライナを支援する声明を出した。

 米国防総省のジョン・カービー報道官は7日、記者団に「ロシアが戦力増強のため、シリアの戦闘員を求めているという話は信用できる」と述べた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ロシアは都市部の戦闘に慣れたシリア人を「警備員」として200?300ドルの報酬で募り、ウクライナへ派遣する計画だという。

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」はこれまでもシリアの戦闘員をリビアなどに送ってきた。ロシアはウクライナへシリアの戦闘員を派遣し打撃を与える狙いだ、とWSJは伝えた。

 一方、在英のシリア人権監視団は3月上旬、ウクライナでロシア軍と戦う雇い兵のリストがシリア北西部イドリブ県で作られていると発表した。イドリブ県はアサド政権打倒を目指すイスラム過激派の拠点で、アサド政権を支えるロシアに対する敵意は強い。複数の過激派組織は、ロシアへの「ジハード」(聖戦)と位置づけ、ウクライナ政府への支援を宣言している。

 シリア内戦は、多国籍の戦闘員やイスラム過激派が泥沼化を招いてきた。ロシアがウクライナを掌握すれば、過激派がゲリラ化する恐れがある。停戦が実現しても過激派が現地で影響力を広げる可能性がある。

5314とはずがたり:2022/03/10(木) 10:44:25
>>5313
シリアを守ってやったのは俺らなんだから今回は俺らに協力しろってなもんだな〜。。

アサドとプーチンが両方同時に潰れないものやろか。

5315とはずがたり:2022/03/10(木) 18:21:54
こりゃ電話後,こんな感じ↓で頭抱えてぐったりしたくもなるな…
https://twitter.com/visegrad24/status/1501203496716152841
>(東野篤子准教授)「そうですね。今、4者が仲介の可能性があって、トルコとイスラエルとフランスと中国なのですが、どこも一長一短あって、突出して期待できるよというところがあまりないんですけれども、フランスのマクロン大統領がとにかく電話をして言うべきことも言っていますし、同時に話も聞いてあげているんですね。毎回、プーチン大統領に『NATO拡大して、お前らは裏切ったな』みたいなことを言われるようですが、それでも耐えながら数時間かけて話をしている。やはり今の段階でたくさん話をしているということに関しては、マクロン大統領が多いですね。」

この際,この4国で妥協案練って6国講和会議でも開けないか。(ドンバスやクリミアの扱いで)多少ウクライナに不利でも人が死に続けるより良い。
>(東野篤子准教授)今、4者が仲介の可能性があって、トルコとイスラエルとフランスと中国なのですが、どこも一長一短あって

【独自解説】「ロシア内部告発者が“国際紛争”示唆」の報道、実際は?プーチン大統領の“想定外”とは?仏・マクロン大統領はキーマンになれる?専門家が解説
https://news.yahoo.co.jp/articles/4df8e11276384b78f5682dc179c185f01334dde8
3/10(木) 14:55配信
読売テレビ

「ザ・タイムズ」が報道した『ロシア内部告発者の報告書』
https://news.yahoo.co.jp/articles/4df8e11276384b78f5682dc179c185f01334dde8/images/000
・ウクライナ侵攻 6月までに終結させる 暫定的な期限
理由:それ以上長引くとロシア経済が崩壊する

国際的な紛争に発展する可能性も排除できない 制裁を解除しないなら戦争をするといった最後通告を西側に送る可能性がある
もし西側が拒否したら… 1939年のヒトラーのようにロシアは[とはコメ:こちらからするとロシア"に"引きずり込まれるんだけどロシアとしてはどこまでも被害者なのか?]本当の国際紛争に引きずり込まれる可能性がある

 ウクライナ情勢を巡り、イギリスの「ザ・タイムズ」が“ロシアの内部文書”を独自入手したと報じました。記事ではロシアの情報機関のメンバーが「侵攻は完全な失敗」とも語っていますが、果たして真相は?一方、アメリカCIAは、プーチン大統領が軍の戦いぶりに怒りを強めていて、民間人を巻き込んだ戦闘が激化する可能性もあると分析しました。ロシアと欧米の関係に詳しい、筑波大学、東野篤子(ひがしの・あつこ)准教授が解説します。

河野太郎元防衛大臣にロシアのウクライナ侵攻について生直撃!

ロシアの焦りが見える「内部告発者の報告書」
筑波大学 東野篤子准教授

Q.ロシア側も非常に焦っているのが内部告発者の報告書から見て取れるのですが、キエフ侵攻に関しても「見誤った」というところはあるのでしょうか?
(筑波大学 東野篤子准教授)
「そうですね。元々この侵攻を巡っては、ロシアの政権内部でも意見が分かれていたという情報もありますが、プーチン大統領が押し切った、全く聞く耳を持たなかったということです。一致団結してこの侵攻に臨んだわけではなく、多くの人が疑問をもって進められてきた中で、ほころびが出てきて統制が上手くできなくなってきています。この軍事侵攻は、当初の予定より相当遅れていると言われていて、恐らくプーチン大統領は非常に焦っていると思いますし、長引けば長引くほど、ロシアにとっては不利だという情報もあったわけです。オリンピックとパラリンピックの間に終われると思っていたようなのですが、全くそうなっていないですよね。」

Q.プーチン大統領は予想以上の抵抗を受けていると思っていいのでしょうか?
(東野篤子准教授)
「予想以上にウクライナの抵抗にあったこともありますし、予想以上にロシア軍の統率が取れていなかったということもあります。キエフ侵攻の見通しが甘く、補給も上手くいかなくなってくるとか、『戦争だと知らなかった』と言って帰る人も出たり、結構カオスになってきて、すべてが想定外かと思います。『これは本当にまずいんだ』という内部文書がロシアの軍部から出てきても全くおかしくないです。」

Q.一方で、「人道回廊」を作った都市にロシア軍は総攻撃する可能性は十分にありますよね?
(東野篤子准教授)
「そうですね。大都市に限定して作られている、あるいはキエフに近い所に作られているところはそういうことだと思いますね。マウリポリ辺りの人道回廊は、本当にひどい目に遭っていまして、例えば人が集められたところでバスに乗ろうとするとバスが爆破されてしまったり、逃げようと人道回廊に向かおうとした人が攻撃を受けてしまうなど、悲惨なことがレポートされています。」

5316とはずがたり:2022/03/10(木) 18:22:10
>>5315
NATOの誤算、ロシアの誤算
ウクライナ与党が声明を発表

Q.ウクライナ与党が出した声明で、NATOがウクライナを受け入れる準備ができるまではNATOがウクライナの安全保障を確約する条約を求めていますが、これはハードルの高い要求ですね?
(東野篤子准教授)
「やはり、こういう条約を出してきたら、すぐロシアはNATO加盟とほとんど同一視すると思います。ロシアにとっては極めて認めがたいことだと思います。ただウクライナがこのような要求をする気持ちは非常によく分かります。」

ウクライナのNATO加盟への動き

Q. NATO加盟についてはウクライナの憲法に明記されていて、ゆるく入っていくのではないか、という西側の誤算もあったのではないでしょうか?
(東野篤子准教授)
「そうですね、ゆるく入るくらいの環境を作ろうと一生懸命頑張ってきたはずでしたが、それは全部NATOの思い込みでした。1997年と2002年にNATOとロシアは二つの条約を結んでいて、最初の方は“お互いに敵だとみなしませんよ”という約束をして、その代わりにもっと政治的に交流をしましょうと決めたんです。協調的安全保障というのですが、もしかしたら敵になるかもしれない相手を抱え込んで、その中で対話していって信頼を作っていくっていうことをNATO側としてはやっていたつもりだし、ロシア側の署名もしている。しかも2002年の文書にはプーチン大統領が署名しているんです。ここまでやったらもうある程度は仲良くなったんじゃないかと思い込んでいた部分もあったんですが、2008年にはジョージア戦争が、2014年にはクリミア占領があって、『仲良くすると約束をしたのになぜ侵攻をするのだろう?』とその後は、ロシアを腫れ物に触るように扱うようになってしまいました。そうしていくうちに、ロシアは孤立感を高めていったというところはあるのではないでしょうか。」

Q.中立としていた国がロシアを包囲していっているので、プーチン大統領は余計に追い込まれているような気がするのですが?
(東野篤子准教授)
「そうなんです。スウェーデンもフィンランドもロシアに近いわけで、中立という事で高を括っていた部分もあるかもしれないですけど、まさにこのロシアの侵攻のあとにNATOに入りたいっていう希望を、スウェーデンもフィンランドも高めているんですよね。これはプーチン大統領としては全く想像していなかったと思います。」

Q.NATOとロシアの緩衝地帯としてウクライナを置いておきたいのか、強国ロシアを目指してウクライナのすべてを抑えにかかっていくのか、ロシアの最終目標はどこなのでしょうか?
(東野篤子准教授)
「これは非常に判断が難しいところで、いまだに分析が分かれているんです。『ロシア帝国にウクライナを属国として入れる』ということはよく言われます。ただ、それにはあまりにもコストがかかりすぎて『本当にやるつもりがあるのか?』と見方が分かれるところなのです。そしてプーチン大統領も『ウクライナを占領することは考えてない』と何回も言っています。ところが、その後の攻め方を見てみると主要都市をしっかり抑えようとしている。さらに主要都市のインフラ、例えば発電所や空港、そして軍事施設への攻撃を民間・軍事全く区別なく行っているわけです。これはやはり『これだけ手に入れたんですよ』と示してウクライナを屈服させようとしている意図も見えるわけです。単なる緩衝地帯とするには、やり過ぎだと感じます。」

全面戦争の可能性も…仲介できる国は?
仲介役になれる可能性がある4国

Q.NATOが実際に手を出してきたとき、プーチン大統領はどうする可能性があるのでしょうか?
(東野篤子准教授)
「プーチン大統領は、NATOが軍事的にロシアに対抗措置を取ったとみなした瞬間に、これだけ自分たちはNATOに対する脅威を唱えていたのにNATOは耳を貸さず、しかも自分たちを攻撃してきたとして、全面的な戦争になってしまうと思います。」

Q.仲介役として一番表立っているのはフランスのマクロン大統領ですが、期待できるのでしょうか?
(東野篤子准教授)
「そうですね。今、4者が仲介の可能性があって、トルコとイスラエルとフランスと中国なのですが、どこも一長一短あって、突出して期待できるよというところがあまりないんですけれども、フランスのマクロン大統領がとにかく電話をして言うべきことも言っていますし、同時に話も聞いてあげているんですね。毎回、プーチン大統領に『NATO拡大して、お前らは裏切ったな』みたいなことを言われるようですが、それでも耐えながら数時間かけて話をしている。やはり今の段階でたくさん話をしているということに関しては、マクロン大統領が多いですね。」

(情報ライブ ミヤネ屋 2022年3月9日放送)

5317とはずがたり:2022/03/10(木) 21:19:15
NATO非加盟で中立化はまあもう織り込み済みで,後はどうウクライナの領土保全を担保しつつ,ロシアに既得権を呉れてやってメンツを保ちつつ撤退させるかなんだよな。。クリミア半島と東ドンバスへの露軍の駐留権を認めつつ,他のウクライナはNATO加盟国のフランス以外の仲介の可能性がある>>5316トルコとイスラエルと中国がウクライナに駐留とか?

ウクライナ与党、中立化に柔軟 米欧ロの安全保障確約を条件に
https://news.yahoo.co.jp/articles/32a51d29fa4df4240a0f290ad7f8c290a623de15
3/9(水) 9:55配信
共同通信

ウクライナの首都キエフで記者会見するゼレンスキー大統領=3日(大統領府提供・ゲッティ=共同)

 【リビウ(ウクライナ西部)共同】ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領与党「国民の奉仕者」は8日の声明で、ロシアが要求する中立化について、米国や欧州にロシアを加えた周辺諸国が安全の保障を確約することを条件に北大西洋条約機構(NATO)早期加盟を断念することもあり得ると表明した。タス通信が伝えた。

 都市の破壊や人的犠牲が増え続け、人道危機が深まる状況を背景に、停戦合意に向けた歩み寄りの動きとみられる。

 その一方、ロシアが停戦の条件とするウクライナ南部クリミア半島領有権や、東部ドンバス地域の親ロ派独立の承認は「受け入れられない」とした。

ウクライナ大統領、NATO加盟断念
https://www.afpbb.com/articles/-/3394072
2022年3月9日 13:00

【3月9日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は7日、同国の北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する意向を示した。ロシアはウクライナを侵攻した理由の一つとして、同国のNATO加盟阻止を挙げている。

 ゼレンスキー氏は7日夜に放映された米ABCのインタビューで通訳を介し、「だいぶ前にNATOにはウクライナを受け入れる覚悟がないと理解し、この問題を冷静に考えられるようになった」と述べた。

 続けて「NATOはロシアとのいざこざや対立を恐れている」と指摘し、「ひざまずいて何かを懇願する国」の大統領にはなりたくないと述べた。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領はウクライナ侵攻を開始する前、同国東部の親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の主権と独立を承認。ウクライナにも承認を迫っている。

 この問題について問われると、ゼレンスキー氏は2地域を「ロシアしか認めていない偽の共和国」と呼ぶ一方、「これらの地域の存続形態について議論し、妥協案を見いだすことは可能だ」と回答した。

 さらに「私にとって重要なのは、これらの地域の住民でウクライナの一員でありたいと望む人の生活と、こうした人を迎え入れたいと言う人がウクライナにいるかどうかだ」「ただ承認すればよいという単純な問題ではない」と続けた。

 ゼレンスキー氏は「これは最後通告ではない。われわれは最後通告をするつもりはない。やるべきことは、プーチン大統領が情報を遮断して引きこもるのをやめて、話し合いを始めることだ」と述べた。(c)AFP

5318とはずがたり:2022/03/10(木) 22:52:57

まあ外相と云えども何の権限もないからプーチンが決断しないと何も動かせないだろうから進展無しには何の違和感もない。

ウクライナ停戦、進展なし ロシア「作戦計画通り」―トルコ仲介、侵攻後初の外相会談
2022年03月10日21時27分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031000953&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

 【アンタルヤ(トルコ)時事】ロシアのラブロフ外相とウクライナのクレバ外相は10日、トルコのチャブシオール外相も交え、トルコ南部アンタルヤで約1時間半にわたって会談した。ウクライナでの即時停戦では進展がなく、ロシアは軍事作戦の続行を表明。今後の会談や交渉をめぐっても、見解の違いが浮き彫りとなった。

 ロシアが2月24日にウクライナへの本格侵攻を開始して以来、両国外相が対面で会談するのは初めて。
 クレバ氏は会談後の記者会見で、ウクライナ側が求める即時停戦で「進展がなかった」と指摘。人道状況が悪化する南東部マリウポリでの限定的な停戦についても、ロシア側と合意できなかったと述べた。ただ、トルコが仲介する今回の枠組みで、ラブロフ氏と再会する用意があると表明した。
 これに対し、ラブロフ氏はクレバ氏と別の部屋で行った会見で「ウクライナでの軍事作戦は計画通りに行われている」と主張。外相会談の再実施には否定的で、これまで3回にわたって協議が行われたベラルーシで停戦交渉を継続していく意向を示した。また、米欧の動きを念頭に、ウクライナへの武器供給は「責任を負う」と警告した。
 ラブロフ、クレバ両氏は会談の冒頭、向き合う形で着席したが、共に硬い表情を崩さなかった。両氏は3者会談に先立ち、それぞれチャブシオール氏と個別に会談した。チャブシオール氏は3者会談について、双方とも声を荒らげるなどせず「非常に礼儀正しく行われた」と評価した。

5319とはずがたり:2022/03/11(金) 23:05:29

習近平氏、国際情勢緊迫で「全軍が戦争準備を」…軍を海外派遣する根拠法を整備へ
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220308-OYT1T50178/
2022/03/08 18:33

 【北京=大木聖馬】新華社通信によると、中国軍トップの 習近平シージンピン 中央軍事委員会主席(国家主席)は7日、全国人民代表大会(全人代=国会)の軍と武装警察の分科会に出席し、「海外関連の軍事活動に関する法治作業の加速」を指示した。具体的な内容は不明だが、中国軍を海外に派遣して活動させる根拠法の整備を進める意向とみられる。

 習氏は2012年に中央軍事委主席に就任して以降、軍内の汚職摘発を徹底的に進めてきた。7日の分科会でもこうした取り組みを「法に基づく軍の統治の実践で重大な進展があった」と評価した上で、「国防と軍隊建設の法治化の水準を高める必要がある」と述べ、今後も軍の引き締めを図っていく方針を示した。緊迫する国際情勢を念頭に、「全軍が戦争準備をしっかり進め、各種の突発状況に適時かつ有効に対処し、国家の安全と安定を維持する必要がある」とも指示した。

5320とはずがたり:2022/03/14(月) 20:38:30
>ロシア軍は航空優勢確保のための爆撃をひと通り実施しただけで、なぜか全く不徹底なまま「航空優勢を確保した」と判断、なんとまだ地対空ミサイルなどがたくさん残っているウクライナ本土に対し、ヘリコプターや輸送機を突っ込ませ陸軍を送り込む「空挺降下作戦」を実行してしまったのです。…ウクライナが巧妙に地対空ミサイルを隠蔽し、見事な「死んだふり」にロシア空軍がまんまと引っかかったという点はほぼ間違いないと思われますが、なぜロシア空軍の作戦がここまで杜撰だったのかは、さらなる調査が必要となるでしょう。

>ロシア空軍は旧ソ連崩壊後、比較的小規模な武装組織や、比較的小国のジョージアを相手に戦ってきたものの、組織だった高度な防空システムを有する相手との戦いはウクライナが初めてです。…ウクライナでは地対空ミサイルを避けるため、非常に低い高度を飛んでいるロシア空軍機が多く目撃されています。低い高度はたしかに長射程の地対空ミサイルに狙われにくくなる利点がありますが、その一方で地上の機関砲や携帯型地対空ミサイルの射程に入ってしまう欠点があり、これもまた非常に危険です。 機関砲弾は、命中しても即座に墜落とは限らないので地対空ミサイルよりは脅威ではないものの、被弾すれば何かが壊れ修理が必要ですから、整備に時間を要し部品在庫も消費、稼働率を確実に下げるので、すでにかなりの機が飛行不可能になっている可能性もあります。

>高く飛ぶと長射程地対空ミサイルでほぼ撃墜される、低空を飛ぶと消耗を強いられる。この厳しい状況にあってロシア空軍は7日目までに、さらに飛行機2機、ヘリコプター2機を失いました。最初の5日間に比べると損害が激減しており、ほとんど活動していないという見方もできます。

ロシア空軍に不可解行動 ウクライナの空で大損害を被るのも当然な「定石」軽視とは?
3/5(土) 6:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d1d228271152ac03002c8f2b6dd52d274470b03

 2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻を契機とする戦争も、同3月3日でいよいよ第2週目に入りました。

 この1週間の動きや錯綜するさまざまな情報などから、ロシアのプーチン大統領は、早ければ開戦から2日のうちに勝利しウクライナを併合、大ロシアを再興するという甘い見積もりで戦争に踏み切ったのではないか、という見方が強まりつつあります。

 プーチン大統領の思惑はどうあれ、実際にロシア軍は「土台の腐った納屋などひと蹴りで倒壊させられる」と言わんばかりの速攻作戦を実行しました。ところがウクライナ軍による頑強な抵抗にあい、わずか1週間で自軍に2000人とも6000人ともされる死傷者を出してしまう大失敗を招いてしまいました。

 両国の軍事力は防衛費で比較すると、ロシア10に対しウクライナは1。単純に考えれば勝負にさえならない差があるにもかかわらず、なぜロシアは多数の犠牲者を出しつつ、当初の作戦を遂行できていないのでしょうか。

 その理由のひとつは、戦争の常識を無視したロシア軍の不可解な作戦行動にありそうです。

 ロシア軍が大損害を被った主要な原因のひとつに、航空優勢を得られなかったという点が挙げられます。「航空優勢」とは「ある空間において、ある時間内、味方の航空活動において大規模な妨害を受けることがなく、また敵国の航空活動を困難とさせた状態」を意味し、「制空権」という言葉でも知られます。

 航空機は非常に速く、山や海にもさえぎられることがなく、爆弾や物資、人間を好きな場所へ即座に運ぶことができます。よって航空機を自由に使える場合は非常に有利に作戦を行うことができ、また逆に相手に使われると大変な不利となります。

 航空優勢の確保が戦争の勝敗を決めてしまうことも珍しくなく、開戦時は航空優勢を確保するための作戦がほぼ必ず実施されます。より具体的に言うならば、敵航空機を離陸させないための飛行場への爆撃、そしてレーダーや地対空ミサイルなど敵防空システムの破壊です。

5321とはずがたり:2022/03/14(月) 20:38:52
>>5320-5321
航空優勢を確保しないとどうなるか ロシア軍の実例
S-300長射程地対空ミサイル。射程100km以上。ウクライナ上空はほぼこのミサイルの支配下にあると推測される。ロシア、ウクライナ両国とも保有(関 賢太郎撮影)。

 ところがロシアによるウクライナ侵攻では、不思議なことが起こります。ロシア軍は航空優勢確保のための爆撃をひと通り実施しただけで、なぜか全く不徹底なまま「航空優勢を確保した」と判断、なんとまだ地対空ミサイルなどがたくさん残っているウクライナ本土に対し、ヘリコプターや輸送機を突っ込ませ陸軍を送り込む「空挺降下作戦」を実行してしまったのです。

 その結末は大変、無残なものでした。ウクライナ軍は最初の5日間で、ロシア空軍の飛行機29機、ヘリコプター29機を撃墜したと発表(→ゼレンスキーの大本営発表は結構信用ならないけどこのウ軍発表は正しいのか??)。この数字にはエンジン4基を搭載し兵員輸送にも使われるイリューシンIl-76大型輸送機が2機含まれており、最悪この2機だけで200人から400人のロシア兵が死亡した可能性があります。また、降下した空挺部隊が敵中に孤立したまま撃破されるといった事態も、少なからずあったようです。

 ウクライナが巧妙に地対空ミサイルを隠蔽し、見事な「死んだふり」にロシア空軍がまんまと引っかかったという点はほぼ間違いないと思われますが、なぜロシア空軍の作戦がここまで杜撰だったのかは、さらなる調査が必要となるでしょう。

 これはあくまでも筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)の推測ですが、ウクライナ軍が保有する地対空ミサイルはほぼ旧ソ連製のものであり、ロシア空軍は旧ソ連製地対空ミサイルの怖さを甘く見ていたのではないでしょうか。

 旧ソ連製地対空ミサイルはベトナム戦争で、中東戦争で、湾岸戦争で、ユーゴスラビア戦争で、常に西側諸国空軍を苦しめてきました。これが恐ろしくて仕方がないアメリカ空軍などは、地対空ミサイルを破壊するための専門部隊まで保有しており、たとえば三沢基地(青森県)に駐留する第35戦闘航空団がそれです。アメリカは戦争において徹底的に航空優勢の確保を行ってきましたが、それでもなおユーゴスラビア戦争では、ステルス戦闘機F-117が旧ソ連製地対空ミサイルに待ち伏せされ落とされています。

身をもって知る 実は優秀だった自国ロシアの対空火器
防空網潰しの要となるはずだったSu-34戦闘爆撃機。レーダー電波源へと誘導されるKh-31ミサイルを搭載する。露軍機が少なくとも1機、撃墜されている(関 賢太郎撮影)。

 一方ロシア空軍は旧ソ連崩壊後、比較的小規模な武装組織や、比較的小国のジョージアを相手に戦ってきたものの、組織だった高度な防空システムを有する相手との戦いはウクライナが初めてです。

 ウクライナでは地対空ミサイルを避けるため、非常に低い高度を飛んでいるロシア空軍機が多く目撃されています。低い高度はたしかに長射程の地対空ミサイルに狙われにくくなる利点がありますが、その一方で地上の機関砲や携帯型地対空ミサイルの射程に入ってしまう欠点があり、これもまた非常に危険です。

 機関砲弾は、命中しても即座に墜落とは限らないので地対空ミサイルよりは脅威ではないものの、被弾すれば何かが壊れ修理が必要ですから、整備に時間を要し部品在庫も消費、稼働率を確実に下げるので、すでにかなりの機が飛行不可能になっている可能性もあります。

 高く飛ぶと長射程地対空ミサイルでほぼ撃墜される、低空を飛ぶと消耗を強いられる。この厳しい状況にあってロシア空軍は7日目までに、さらに飛行機2機、ヘリコプター2機を失いました。最初の5日間に比べると損害が激減しており、ほとんど活動していないという見方もできます。

 そうだとして、「活動していない」のか「活動できない」のかは不明ですが、いずれにせよ今後ロシア空軍は大きな変革が必要となるはずです。しかも間違いなくやってくる経済制裁の影響下にあって、それは苦難の道のりとなるでしょう。

関 賢太郎(航空軍事評論家)

5322とはずがたり:2022/03/14(月) 20:47:48
ウクライナ侵攻、プーチンの攻撃性のウラにある切羽詰まった国内事情とは
今のロシアを巡る動きは、旧関東軍と国際的に孤立した戦前の日本にも似ている
2022.3.4(金)
岩田 太郎
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69112



 ネベンジャ国連大使をはじめ、ロシア側の外交官や報道官の現在の心境も、石射([国際]連盟が1932年3〜6月に派遣したリットン調査団の聞き取り調査に対応した外交官の石射猪太郎(いしいいたろう))のそれに近いものではないだろうか。ウクライナ人が「ネオナチのウクライナ政府」から解放されることを望み、ロシア軍を歓迎するとの物語は子供にもバレる虚構であり、「ロシア軍の蛮行で苦しむウクライナ人というのは、西側の嘘だ」と苦しい弁明をするしかない。

 ちなみに、ロシアが言うように、ナチスに傾倒するテロリスト・ヘイトグループである数千人規模の「アゾフ連隊」がウクライナ内務省のお墨付きの下に蛮行を働いたのは事実である。だが、そのためにウクライナ全土を侵略し、2000人を超える非戦闘員を殺害し、あまつさえ核兵器使用をチラつかせるというのは、つじつまが合わないだけでなく、つり合いがとれていない。

 ロシアには、隣国を侵略併合しなければならないほどの、別の切羽詰まった事情があると考えるのが妥当であろう。

民生用技術や非エネルギー産業が脆弱なロシア
 思えば、わが国が満洲や中国北部、中部方面での戦争に深入りし、ついには破滅的な結果をもたらした大東亜戦争に突入していく原因や過程には、内地の政治不全や不景気、経済格差の拡大、資源の欠乏などの国内問題が背景として存在した。わが軍部や指導者たちは、抑え切れなくなった国内矛盾の解決を侵略に求めたのである。

 対するロシアのプーチン大統領は、米国をリーダーとする北大西洋条約機構(NATO)との境界が緩衝地帯であるウクライナを超えて自国に迫ることを安全保障上容認できず、止むなく自存自衛に立ち上がったとされる。その行動は、力ずくによる旧ソビエト連邦帝国の版図の回復、ひいては現在の協調的な国際秩序の変更を意味する。

 しかし、大国として国際秩序の改変を意図しているにもかかわらず、かえってロシアの小国的な脆弱性が露呈してしまった。…ロシア国民自身が、自国通貨であるルーブルをまるで信用していないため、日常的に「敵国」の通貨である米ドルをため込んでいる。ロシアの力を信頼していない証である。ロシア国民は自国経済のファンダメンタルズ、すなわち国力が弱いことを見抜いているからだ。


 プーチン政権の基盤は、原油輸出などエネルギー収入で大規模な「バラマキ」を実施できるため国民の支持が高く、一見盤石である。にもかかわらず、政策において産業構造にバランスをとることに失敗している。

 ロシアは本当に不思議な国だ。核兵器や極超音速ミサイル、ステルス戦闘機など極めて高い兵器開発能力や世界一流のハッカー養成力がありながら、民生用技術や非エネルギー産業がからっきし弱い。そうした中、コロナ禍で悪化した失業率や供給面での問題の改善は足踏み状態だ。

 国際通貨基金(IMF)が発表した国内総生産(GDP)番付では2021年に、世界10位の韓国に次ぐ11位と、経済力・国力の勢いに欠ける。プーチン大統領はついに、従来の公約であった「GDPランキング世界第5位以内」の目標を取り下げてしまった。

 大統領は固定資本の増強も掲げたが、[クリミア侵攻以来の制裁で]国内外のマネーを呼び込むことができず、非原料・非エネルギー商品の輸出を2020年から10年で70%以上増やす目標の達成も危うい。続投が最長2036年まで可能となったプーチン氏であるが、支持率は最盛期と比較すると低落気味だ。軍備の面でも、通常兵力では米国に敵わないため、核兵器でバランスをようやく保つという歪(いびつ)な構造となっている。



懸念されるプーチンと習近平の暴走
 だが、ロシア指導部には米国や西欧の金融制裁が、核兵器使用と同じ意味に受け止められたのだ。戦前の日本が米国による原油の禁輸で一番痛いところを突かれたことをきっかけに、国力がはるかに上回る米国を相手とする戦争に突入した歴史と似ていなくもない。戦前の日本と違い、ロシアは全世界を破滅させられる核兵器を保有しているため、偶発事件などによるプーチン氏の暴走が懸念される。

 さらに心配なのが、経済力をつける面ではロシアよりはるかにうまくやっている中国だ。戦前の日本の失敗に学び、国力が米国を完全に上回るまでは米国に牙を剥かないという、元最高指導者・鄧小平の「韜光養晦(とうこうようかい)」の教えが守り切れなくなるリスクが大きいからだ。

 中国共産党は、都市戸籍と農村戸籍の区別により作り出した階級搾取で肥え太った独占支配階級であり、国営企業による非効率な経済構造が、習近平国家主席の経済指導の現実からの乖離(かいり)で悪化する兆しが見られる。



5323とはずがたり:2022/03/14(月) 21:00:48
>戦車の装甲が比較的薄く弱点である上方を狙い撃ちできる「トップアタック機能」もあります。

>弾頭には、ロシア軍戦車が装備している爆発反応装甲(小さな爆薬ブロックを貼り付け、被弾するとブロックが爆発して敵弾の威力を減殺する)に有効とされるタンデム弾頭(主弾頭の前に小型の副弾頭を配置し、副弾頭が爆発反応装甲などの増加装甲を無力化した後に主弾頭が戦車の装甲を貫通する)を装備しています。

>「ジャベリン」などの携帯対戦車火器でロシア軍戦車の前進を食い止めているような印象を与えています。とはいえ、SNSは情報宣伝戦の一端であることに注意する必要があります。

>SNS上に撃破されたロシア軍戦車の映像が投稿されても、戦車の開発生産国でもあるはずのウクライナ軍戦車の姿がほとんど見られないことは気になります。もっとも、開戦前からウクライナ国防省が秘密保持のため、「ウクライナ軍の動きをSNSに投稿しないで」と呼び掛けていたことが功を奏しているのかもしれません。

>しかし実戦は、ゲームや映画のようにノロノロと動く戦車をボタンひとつで遠くから撃破できる射的ではありません。携帯対戦車火器を扱うには技術と体力と強いメンタルが必要です。

ウクライナの守護天使「聖ジャベリン」のリアル 対戦車ミサイルでの戦いかたとは?
2022.03.11 月刊PANZER編集部
https://trafficnews.jp/post/116465

対戦車ミサイル「ジャベリン」が、ウクライナの守護天使として信仰を集めています。もちろん半ば冗談のネットミームですが、一方で戦場ではかなり頼りになるのも事実。どのような兵器で、どのように運用されるものなのでしょうか。

対戦車ミサイル「ジャベリン」が信仰の対象に
 2022年3月9日(水)現在、ロシアから侵攻されているウクライナは強い抵抗を見せているようですが、事態は予断を許しません。そのようななか、ウクライナを守護する「聖ジャベリン」なるインターネットミーム(インターネットを通じて拡散する行動、コンセプト、メディアのこと)が登場しました。そのイメージは、ウクライナ国旗を背景に聖母が「ジャベリン」対戦車ミサイルを手に持つというもので、ロシア軍の進撃を阻止する象徴になっているようです。

「ジャベリン」とはアメリカ製対戦車ミサイルFGM-148のことです。照準装置や引き金の付いた発射機とミサイル弾体を収納した発射筒で構成され、発射機は何回でも使用できます。ウクライナ軍の善戦を示すように、SNSでは撃破されたロシア軍戦車や装甲車の映像が多く投稿され、「ジャベリン」などの携帯対戦車火器でロシア軍戦車の前進を食い止めているような印象を与えています。とはいえ、SNSは情報宣伝戦の一端であることに注意する必要があります。

「ジャベリン」は三脚で地上設置して使った場合で最大有効射程4000m、歩兵が携帯する場合の射程は2500mとされています。目標をロックオンすると熱線画像イメージ(熱を発する物体を画像化する)をミサイルが記憶するので、発射したら誘導し続ける必要はなく、その場を逃げ出せる「撃ちっ放し」が可能。メーカーのロッキード・マーチンおよびレイセオンは、ロックオンした目標に対する命中率は95%とPRしています。戦車の装甲が比較的薄く弱点である上方を狙い撃ちできる「トップアタック機能」もあります。

 弾頭には、ロシア軍戦車が装備している爆発反応装甲(小さな爆薬ブロックを貼り付け、被弾するとブロックが爆発して敵弾の威力を減殺する)に有効とされるタンデム弾頭(主弾頭の前に小型の副弾頭を配置し、副弾頭が爆発反応装甲などの増加装甲を無力化した後に主弾頭が戦車の装甲を貫通する)を装備しています。

 さらに発射機には目標の画像とGPSによる位置情報を他ユニットと共有できるネットワーク機能もあるので、携帯用偵察監視システムとしても使えます。

5324とはずがたり:2022/03/14(月) 21:01:14
>>5323-5324
 まさに「守護天使」と呼ぶにふさわしい高性能というべきでしょう。ウクライナは2021年末現在で発射機377基、ミサイルを1200発保有しているとされていますが、追加援助されていますのでもっと増えているかもしれません。

「ジャベリン」があれば戦車は怖くない…とはいえないワケ
 しかし対機甲戦闘においては、敵戦車と対等に戦うには戦車が必要、というのが基本です。本来、携帯対戦車火器は歩兵が敵戦車と遭遇したときに使う防戦用です。

 戦車が「走(エンジンと履帯)」「攻(主砲や機銃)」「守(装甲)」の3要素を備えているのに対して、携帯対戦車火器を持った歩兵は「攻」だけ突出しており、「走」は2本足、「守」はヘルメットに防弾チョッキという具合で、対機甲戦闘で歩兵側が主導権を握るなど望むべくもありません。

 にもかかわらず、SNS上に撃破されたロシア軍戦車の映像が投稿されても、戦車の開発生産国でもあるはずのウクライナ軍戦車の姿がほとんど見られないことは気になります。もっとも、開戦前からウクライナ国防省が秘密保持のため、「ウクライナ軍の動きをSNSに投稿しないで」と呼び掛けていたことが功を奏しているのかもしれません。

 陣地に立て籠もって手元に「ジャベリン」があれば、迫りくるロシア軍戦車を狙い撃ちできるような気がします。しかし実戦は、ゲームや映画のようにノロノロと動く戦車をボタンひとつで遠くから撃破できる射的ではありません。携帯対戦車火器を扱うには技術と体力と強いメンタルが必要です。

 アメリカ軍では「ジャベリン」を扱うのに、ジョージア州フォートベニングの歩兵学校で2週間、教育を受けます。シミュレーターでみっちり射撃訓練し、一定の技量に達しなければ実弾を撃たせてもらうことさえできません。

「ジャベリン」の発射機とミサイルを収めた発射筒1発の組合せは22.3kgにもなり、再装填用ミサイル発射筒単体で15.9kgの重さがあります。これを2名で運用する体力が必要です。

「ジャベリン」を撃つにもハートが必要…なぜ?
「ジャベリン」はまた、高価でもあります。アメリカ軍の2021年予算年度での調達価格はひと組59万3203ドル(約6820万円)、ミサイル1発は17万5203ドル(約2000万円)となっています。

 高価なので、訓練における実弾射撃の機会は限られているそうです。その貴重な機会で高級車1台ぶんをぶっ放すわけですから、射手には相応の度胸が必要になりそうです。とはいえ前述した「強いメンタルが必要」というのは、高価格に怖気づかないということではありません。

 対戦車ミサイルは、戦車が最も警戒している脅威です。ゲームのように敵戦車がなんの援護もなく単独で突っ込んでくることはほとんど無く、無人機(ドローン)など偵察手段を駆使して少しでも対戦車ミサイル存在の兆候があれば、砲撃や空爆で徹底的にたたいてきます。ほかの戦車とも連携しますし、援護の敵歩兵が迫っているかもしれません。

 こちらが撃てば、すぐに居場所がバレて反撃を受けます。撃ちっ放しできるといっても、100%命中して確実に撃破できる保証はなく、重い機材を抱えて徒歩で退避しなければならないかもしれません。身を守るものはせいぜいヘルメットや防弾チョッキ程度です。ウクライナでも、「ジャベリン」を抱えながら斃れた歩兵は多いと思われます。このようなプレッシャーのなかで敵戦車に立ち向かうのですから、相応のメンタルが求められるというわけです。

 対機甲戦闘では戦車に戦車で対抗できない時点で、対等の戦闘にはなりえません。対戦車ミサイルを抱えた歩兵に戦車の代わりはできませんので、過剰な期待は禁物です。「ジャベリン」を「守護天使」と表現したのは、ウクライナの困難な状況を言い得て妙だと思います。

【了】

5325とはずがたり:2022/03/14(月) 21:09:06
個人的にはNATO不加盟の確約とクリミアの事実上の割譲とドネツク・ルハンスクの事実上の独立は認めた上でロシアの不法行為に対して厳しい経済制裁は続行ぐらいが落とし所ではないかと思ってるけどロシアがウクライナに勝てないと思い知らないとなかなか難しい。(もう思い知ったかな?)

一方でウクライナも,ロシア経済圏を脱けて西側経済圏と一緒にやっていく代償としてクリミアやドンバスでのロシア軍の跳梁に対して報復することを我慢しなくてはならない。

この上で平和維持軍を国際社会が出して衝突を防ぐ必要がありそう。個人的には侵掠の愚と挑発の愚を悟ったロシアとウクライナが戦争止めるきっかけになるなら独立や割譲認めても已むを得ないんじゃ無いかと思うけど国際社会が原理的に認めることこそが出来ないであろうしな。

2022年3月14日7:38 午前3時間前更新
ロシア・ウクライナ交渉が進展、数日内に成果も 双方が言及
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-progress-idJPKCN2LA0MH

[13日 ロイター] - ロシアとウクライナの当局者らは13日、ウクライナ紛争を巡る交渉でこれまで最も進展があったとの認識を示し、数日内に何らかの成果が出る可能性に言及した。


3月13日、 ロシアとウクライナの当局者らは、ウクライナ紛争を巡る交渉 でこれまで最も進展があったとの認識を示し、数日内に何らかの成果が出る可能性に言及した。写真は7日、ベラルーシで記者団の取材に答えるロシア側交渉官のレオニド・スルツキー氏。提供写真(2022年 ロイター)
これとは別に、シャーマン米国務副長官は、ロシアはウクライナでの停戦について具体的協議を進めるのに前向きな兆しを見せていると指摘。

ウクライナ側の交渉官であるポドリャク大統領顧問はインターネットに投稿した動画で「われわれは原則的にいかなる譲歩もしない。ロシアは今やこれを理解している。ロシアは既に、建設的に話し始めている」と述べた。

「まさに数日内に何らかの成果を出せると考えている」と述べた。

ロシア通信(RIA)によると、ロシア側交渉官のレオニド・スルツキー氏は交渉で大きな進展があったと発言。

「私の個人的な期待としては、この進展が強まり、数日内に双方の共通の見解、文書の署名につながるかもしれない」と語った。

双方とも、どの範囲での合意が見込めるかについて明らかにしなかった。

5326とはずがたり:2022/03/14(月) 22:02:58
2022年3月14日7:28 午前1時間前更新
ロシア海軍、ウクライナの黒海沿岸を封鎖=英国防省
https://jp.reuters.com/article/russia-black-sea-idJPKCN2LA0M9
ロイター編集

5327とはずがたり:2022/03/15(火) 11:43:40
>>5320-5321
>ウクライナ軍善戦の理由を考察する
>なぜロシア軍の航空活動は低調なのか
>(1)精密誘導兵器の不足…特に、防空システムを破壊するための「ARM」(anti-radiation missile:対レーダーミサイル)は、撃ち尽くしてでも投入し、ウクライナの防空網を破壊するために使用するべき弾種ですが、2月24日に首都キーウで「S-300」防空ミサイルに迎撃されてからは、確実な投入実績の確認はされていません
>(2)ロシア軍防空システムから誤射を受ける可能性…捕虜となったロシア兵から得られた情報では、ロシア軍の通信が極めて貧弱で、部隊が混乱に陥っている様子
>(3)ロシア軍の練度不足
>(4)戦闘捜索救難が困難…撃墜されたロシア軍パイロットが脱出に成功した場合でも、「CSAR」(Combat Search and Rescue:戦闘捜索救難)を行おうとすれば、ウクライナ側の迎撃、もっと言えば、MANPADSによる待ち伏せを受けることになります。
>(5)アメリカによる情報提供…アメリカは、今回の戦闘が始まる前から、ほぼリアルタイムの情報をウクライナ側に提供していることを明らかにしています。

航空作戦の常識と乖離、ロシア空軍の活動が異常に低調なのはなぜか?
3/7(月) 11:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7606fab3029ae1eabb48609dca09878609eae4ed
JBpress
 (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官)

 ロシアがウクライナに侵攻を開始して10日以上が経過しました。開戦前、私を含む軍事専門家の誰もが、ウクライナ上空の航空優勢はロシアのものになると予測していました。ウクライナの航空活動はもって数日、早ければ数時間で終了するだろうと予想されていたのです。ところが、ウクライナ空軍は、現在でも活動を継続しています。

 もちろん、状況は苦しいようです。ウクライナ政府はNATOに飛行禁止空域の設定を求め、MANPADS(携帯式防空ミサイルシステム)より強力な対空兵器の供与も求めています。真偽の怪しい「キエフの幽霊」(防空戦で多数のロシア軍機を撃墜したとされるウクライナ空軍のパイロット)の噂を否定しないのも、戦意高揚のためでしょう。

 それでも現在までのところ、ウクライナ航空戦は、ウクライナ側にとって奇跡と呼んでいい状況が続いています。そこで以下では、これまでのウクライナ航空戦を概括し、ウクライナ軍善戦の理由を考察することで、今後の展望を提示したいと思います。

■ ロシア空軍の活動は低調

 3月6日現在、ウクライナ側の発表によるロシア軍の航空、防空戦力の損失は次の通りです。

 ・航空機:44機
・ヘリ:48機
・UAV(無人航空機):4機
・防空システム:21台

 ロシア軍は、ウクライナ周辺に500機の戦闘機/戦闘爆撃機、50機の戦略爆撃機を集めていました。損耗率としては、地上で侵攻しているロシア軍と同程度の損害を受けていると考えて良さそうですが、航空戦力は高価です。かなりのダメージを受けていると言ってよいでしょう。

 しかし、ロシア軍の思考に立てば、航空優勢の確保は、地上での戦局を有利にするために必須のはずです。損害が出ても、ウクライナ空軍を排除するOCA(Offensive counter air:攻勢対航空)、中でも防空網を破壊するSEAD/DEAD(Suppression/Destruction of Enemy Air Defence)は、最優先で完遂すべき作戦だったはずです。それができていれば、UAVの「バイラクタルTB2」によって多数の車両を破壊されることはなかったに違いありません。実際、上記戦果の内、航空機6機、ヘリ3機は、最新データが更新された24時間以内の数字です。無理を押して攻撃をしかけた結果です。

 しかしロシア軍の航空活動は、成功していないだけでなく、実施しようとする動きも見られません。これは、湾岸戦争以降の航空作戦の常識からかけ離れています。

 戦闘の開始から、つぶさに状況を見守っていた私は、開戦当日の時点で、このことを奇妙だと感じ、以下のようにツイートしていました。

 海外の専門家も同様に感じたようで「ミステリアスだ」と報じる記事もありました。それくらい、異常なことなのです。ウクライナ空軍の抵抗が頑強だというだけでなく、まるでロシア空軍に積極的な攻撃の意思がないようにさえ見えました。

■ 活動が低調な理由、5つの可能性

 なぜロシア軍の航空活動は低調なのか。その原因として、いくつかの可能性が指摘されています。ここでは以下の5つの可能性を取り上げます。どれも、短期間に改善できる見込みは低く、ロシア軍が活動を活発化させればさらに被害が拡大し、撃墜される可能性が高まるでしょう。

5328とはずがたり:2022/03/15(火) 11:43:58
 (1)精密誘導兵器の不足

 ロシア軍に「PGM」(precision guided munition、精密誘導兵器)が不足しているのはほぼ間違いありません。特に、防空システムを破壊するための「ARM」(anti-radiation missile:対レーダーミサイル)は、撃ち尽くしてでも投入し、ウクライナの防空網を破壊するために使用するべき弾種ですが、2月24日に首都キーウで「S-300」防空ミサイルに迎撃されてからは、確実な投入実績の確認はされていません。ウクライナ側は「SAM」(地対空ミサイル)用のレーダーだけでなく、警戒管制レーダーさえ運用しているようです。

 そうした状況から、ロシア空軍はウクライナ国内に侵攻しても、中高高度を攻撃できるSAMによる迎撃を恐れ、低高度を飛行せざるをえなくなっています。結果的に、欧米諸国が多数供給した安価なMANPADSに撃墜されることさえ多発しています。

 (2)ロシア軍防空システムから誤射を受ける可能性

 ロシア軍防空システムからの誤射の可能性ははっきりしませんが、捕虜となったロシア兵から得られた情報では、ロシア軍の通信が極めて貧弱で、部隊が混乱に陥っている様子です。防空システムからの誤射は、十分にありえる状態なのでしょう。

 ウクライナ側の事案ですが、キーウ上空でウクライナ軍のSu-27戦闘機がウクライナ側の防空システムによって撃墜されています。ロシア側で同様の事象が発生する可能性は高いと言えます。

 (3)ロシア軍の練度不足

 練度不足自体は、ロシア軍の飛行訓練の少なさが確認されているため間違いありません。ですが、それがどれだけ航空作戦が低調な理由に結びついているかどうかは不明です。

 とはいえ、基本的な空戦機動などはできるとしても、組織的な防空が行われている空域に対して、多数機を協同させて侵攻する「ストライクパッケージ」の編成、運用ができないという可能性は高く、損害を受けるだけでなく、ロシア空軍の実力が露見することを恐れているとする分析も出ています。

 (4)戦闘捜索救難が困難

 航空作戦は、基本的にウクライナ領内、それもウクライナ側支配地域内で発生しています。そのため、撃墜されたロシア軍パイロットが脱出に成功した場合でも、「CSAR」(Combat Search and Rescue:戦闘捜索救難)を行おうとすれば、ウクライナ側の迎撃、もっと言えば、MANPADSによる待ち伏せを受けることになります。

 実際、パイロットを救出するために強行侵入したヘリが、撃墜されています。救出される可能性が低いとなれば、パイロットが尻込みをしても不思議ではありません。

 (5)アメリカによる情報提供

 アメリカは、今回の戦闘が始まる前から、ほぼリアルタイムの情報をウクライナ側に提供していることを明らかにしています。ポーランド上空を飛行するAWACS(早期警戒管制機)が得た情報を、ウクライナの防空に活かしているようです。

 開戦初日の2月24日に、キーウ北西にあるホストメリ/アントノフ空港をヘリ部隊が急襲し、占拠しました。そこに、キーウとゼレンスキー大統領を襲撃するため、18機もの大型輸送機IL-76がロシア北方のプスコフから離陸し向かっていました。ウクライナ空軍は、これを迎撃し2機のIL-76を撃墜したため、首都キーウ急襲作戦は、ヘリで急襲した部隊だけで行う結果となり、最終的に全滅しています。これは、AWACSからの情報による迎撃だったと思われます。

 ただし、AWACSをはじめとした米軍機は、開戦後はウクライナ上空に入っておらず、ドニエプル川以東の監視能力は限定的です。

■ NATOに求める「飛行禁止空域」設定、武器供与

 ウクライナ側の損害は発表されていませんが、ロシア側の損害をはるかに上回っていることは確実です。ウクライナ側は飛行場の写真を何件か公開していますが、ロシアが強行奪取しようとしたホストメリを除けば、被害の少ない基地を広報の意図で公開したものばかりです。

 そのため、ウクライナ側の本当の被害程度はよく分かりませんが、EU諸国から航空機の機体供与を求めていることに加え、3月5日にウクライナ・NATO間の協議で焦点になった飛行禁止空域設定をウクライナ上空に求めていることから考えても、かなり苦しい状況が伺えます。さすがに余力はあまりないのでしょう。航空機自体はかなりの機数が残っているとの情報もありますが、損傷の修復ができず、ミサイル・弾薬や燃料が枯渇しかけているようです。

 この飛行禁止空域は、3月3日あたりからウクライナのクレーバ外相の発言に見られており、NATOがウクライナ上空に飛行禁止空域を設けるというものです。「禁止」と言葉で言うことは簡単ですが、NATOが禁止を唱え、ロシアがそれに違反すれば、NATOがそれを防ぐという措置になります。つまり、これは実質的にNATOの参戦となるもので、現状ではNATOが認めるはずのないものです。

5329とはずがたり:2022/03/15(火) 11:44:25
>>5327-5329
 3月5日にNATOが明確に拒絶したため、今後、ウクライナ側の要望は航空機や防空システムの供与を求める方向にシフトするでしょう。4日の時点で、この話題は現在協議のテーブル上にあり、クレーバ外相がMANPADSではなくもっと強力な防空システムを要求していることが明らかになっています。ただし、アメリカ世論では飛行禁止空域設定に対する賛成が多く、今後事態を急変させる決定が行われる可能性は否定できません。

■ 必要とされる高度な防空システム

 しかし強力な防空システムの供与を受けても、ウクライナ側が使用できなくては意味がありません。そのため、ウクライナが使用した経験のあるロシア系の防空システムを、東欧のNATO諸国から供与を受ける形となるでしょう。

 MANPADSよりも強力な防空システムと言っても多種多様です。ウクライナ側は、「パンツィーリ」などの近距離用防空システムを多数鹵獲(ろかく)していますが、ウクライナ側の兵器として使用を試みている形跡は多くありません。「ブーク」などの中距離に対応できる防空システムは軍の基地に運び込み、使用準備をしているようです。その原因は、恐らくSAM運用経験のある兵が不足していることにあると思われます。

 ウクライナ側の防空システムは最大限稼働させているはずですし、被害を受けた部隊では、兵が死傷してしまっています。兵器が高度化しているため、民間人を動員した郷土防空隊などではMANPADS以外の高度な対空兵器は運用できません。この点を考えれば、筆者は、S-300のようななるべく高度な防空システムの供与を受けるべきだと考えています。

 もちろん、高度な防空システムは東欧諸国にとっても虎の子であり、供与を渋る可能性が高いですが、高度な防空システムほど、一度戦闘準備を整えてしまえば、コンソールについて操作する人員の他は装備に給油だけすれば運用を継続できます。特にS-300は弾道ミサイルやARMさえ迎撃できるため、ほぼ固定のままでも運用継続が可能です。

 または、ブークのような、車両1両でも戦闘ができる自己完結性の高いシステムでも良いかもしれません。予備弾の搭載車両などは郷土防衛隊でも支援することができます。

■ ウクライナ航空戦の今後の展開は? 

 ウクライナ航空戦は今後どうなるのでしょうか。現時点ではまだウクライナ中央部でも、ウクライナの航空機が活動できているようです。また、SAMが防空火網を敷いているため、バイラクタルTB2の運用も可能になっています。

 しかし、各地の飛行場で燃料タンクや弾薬庫の破壊されており、継戦能力は徐々に低下しています。航空機も機体故障が多いのか、稼働機数は低下しているようです。ウクライナ中央部ではSAMに防空を頼ることになり、エアカバーの届かない場所では、ロシア軍航空攻撃の被害が増えるでしょう。EU諸国からどれだけの防空火器が供与されるかにかかっています。

 最新情報では、ウクライナが運用可能なロシア製戦闘機を東欧諸国が供与し、その補填として、アメリカが東欧諸国にF-16などの米国製戦闘機を供与する、言わば玉突き供与案も出ています。これが実現すれば、航空優勢はさらにウクライナ側に有利となる可能性があります。

 ウクライナ西部では、少々状況が違います。かなり機微な情報だったので、その後の情報が途絶え、真偽がいまだに怪しい状態ですが、ポーランドが機体をウクライナに供与するだけでなく基地をウクライナに提供するという情報が流れています。ポーランド領内基地での供与されたウクライナ機が活動しているとしたら、ポーランドからの義勇兵が、供与機を運用している可能性もあります。またこれが実現していなかったとしても、ロシア側は警戒を強いられているはずです。

 結果的に、ポーランドに近いウクライナ西部は、今後もロシア側の航空活動は少なく、航空優勢はウクライナにある状態が続くでしょう。

 なお、このポーランド側が実態的にウクライナ西部にエアカバーを敷き、ロシアの航空活動からリヴィウなどの都市を守っているという事実が、ウクライナ側が飛行禁止空域設置をNATOに要望している背景にあると思われます。「ウクライナ西部だけでなく全土の空域を守ってくれ」ということなのでしょう。

 しかし残念ながら、アメリカ世論に賛同が多くともNATOにそれはできないでしょう。ロシアが核の使用に踏み切れば、対抗策として出てくるかもしれませんが、そのような事態は想像することさえ辛いものです。

数多 久遠

5330とはずがたり:2022/03/17(木) 17:05:10

これから血の滲む思いで停戦の妥協を纏めなきゃならないタイミング的にバイデンお得意の失言ちゃうの??

>ジェン・サキ大統領報道官は後に、大統領は公式に宣言したのではなく、ウクライナで起きている「野蛮な」暴力の映像を目にして、自分の心で感じていることを口にしたのだと説明した。

バイデン氏、プーチン氏を初めて「戦争犯罪人」と ロシア反発
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc6ead82dc02ce0c8d701549d69a91bc9f611296
3/17(木) 12:06配信
BBC News

ジョー・バイデン米大統領は16日、ウクライナ侵攻を続けるロシアのウラジーミル・プーチン大統領を「戦争犯罪人」と呼んだ。ロシア側はこれに猛反発しており、外交上の緊張関係が悪化するとみられている。

バイデン氏はホワイトハウスで記者から、「これまで目にしてきたことを踏まえて、プーチンを戦争犯罪人と呼ぶ用意はありますか」と問われた。大統領は一度は「いいや」と答えたものの、「私が言うかどうかの質問ですか?」と聞き返し、その上で「ああ、彼は戦争犯罪人だと思う」と述べた。原稿が用意されていたわけではなく、その場での発言だった様子。

バイデン氏がプーチン氏をこのような表現で非難するのは初めて。ジェン・サキ大統領報道官は後に、大統領は公式に宣言したのではなく、ウクライナで起きている「野蛮な」暴力の映像を目にして、自分の心で感じていることを口にしたのだと説明した。

サキ報道官は、戦争犯罪の認定は国務省による別の法的手続きがあり、それは現在進行中だと述べた。

大統領の公式ツイッターアカウントは、「プーチンは恐ろしい破壊と恐怖をウクライナにもたらしている。集合住宅や産院を爆破している。これは非道な残虐行為だ。世界全体への暴虐だ」と強い調子で非難した。

一方でロシア政府は、バイデン氏の発言を「許しがたい表現」だと猛反発している。ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、国営タス通信に対して、「国家首脳によるこのような表現は、容認しがたく許しがたいものだと考える。とりわけ、世界中で何十万人もの人を爆弾で殺してきた国の首脳の発言としては」と批判した。

■ゼレンスキー氏は米議会でビデオ演説

これに先立ち、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米連邦議会に対して、オンラインで演説した。アメリカが空襲された1941年の真珠湾攻撃や2011年9月11日の米同時多発攻撃に言及した上で、ウクライナ各地の凄惨な被害状況を映像で示した。大統領は、ウクライナ上空に飛行禁止区域を設定するようアメリカにあらためて要求し、もしそれが無理なら、防空システムや戦闘機を供与するよう求めた。

ゼレンスキー氏は英語で、バイデン氏を名指しし、「あなたには世界のリーダーになってもらいたい。世界のリーダーになるとは、平和のリーダーになることです」と促した。

アメリカをはじめ北大西洋条約機構(NATO)加盟各国は、ウクライナ上空に飛行禁止区域を設定した場合、それを侵犯するロシア機をNATO機が攻撃しなくてはならない事態につながり得るとして、一貫して拒否している。

ポーランド政府は今月初め、保有するミグ29戦闘機全機をウクライナに供与するため米軍に引き渡すと提案したものの、米政府はこれを却下した。米政府は戦闘機や殺傷力の高い攻撃兵器を、NATOがウクライナに提供すれば、NATO加盟国が戦争に巻き込まれる事態につながると懸念している。

しかし、ゼレンスキー大統領の議会演説から数時間後、ホワイトハウスは8億ドル(約950億円)規模の武器の追加供与を発表。アメリカのウクライナ支援はこれで10億ドルに達した。追加供与される武器には、携帯型地対空ミサイル「スティンガー」800基、対戦車ミサイル「ジャヴェリン」2000基、AT4携行対戦車システム6000基、戦術ドローンシステム100基、グレネードランチャー100門のほか、ライフル銃5000丁や機関銃400丁、ショットガン400兆、砲弾、ボディアーマー(全身防護服)2万5000個、ヘルメット2万5000個などが含まれる。

5331とはずがたり:2022/03/17(木) 17:05:27
>>5330
■プーチン氏は「裏切り者」罵倒

この日にはプーチン大統領がテレビ演説で、西側がうそでもってロシアを分断しようとしていると非難し、欧米に感化されたロシア国内の「裏切り者」を罵倒した。

プーチン氏は、国や組織を内部から攪乱(かくらん)しようとする者を意味する「第5列」という表現を繰り返し使い、「(西側は)もちろんいわゆる第5列、裏切り者たちを頼りにする。ここで金を稼ぐものの、実際には向こうに住む連中だ。住むとは地理的な意味ではなく、考え方、隷属(れいぞく)的な考え方という意味だ」と述べた。

プーチン氏はさらに、「誰でも、特にロシアの人たちは常に、真の愛国者と、くずや裏切り者を区別できる。そのような国内のくずや裏切り者は、たまたま口に飛び込んだハエのように、吐き捨てれば済むだけのことだ」とも述べ、こうした社会の「自浄」はロシアを強くすると話した。

続けてプーチン氏は、西側が「ロシアの破壊」を目標に、ロシア国内の内紛を引き起こそうとしていると非難した。

ロシアに詳しいアナリストやジャーナリストの多くは、プーチン氏のこの演説内容を不安視している。

政治アナリストのタティアナ・スタノワヤ氏は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、プーチン大統領はロシア当局に「西側的な生活様式に共感するあらゆる者を」摘発するよう合図したのだと話した。

かつてプーチン政権に仕えた後、プーチン氏を激しく批判するようになったミハイル・カシヤノフ元ロシア首相はツイッターで、プーチン氏が「ロシア破壊の行動を激化させている」と非難。「独裁政権を支持しない全員を徹底的に抑圧するつもりだ」と書いた。

(英語記事 Ukraine conflict: Biden brands Putin a 'war criminal')

5332とはずがたり:2022/03/17(木) 18:02:15
ロシアがこれ以上の進軍は諦めて停戦なるかな・・固唾を飲んで見守るしかない。面的に奪われたのヘルソン州ぐらいだし今の侭なら殆ど勝者のウクライナが有利に,有利と迄は行かなくともロシアの無理な要求を或る程度はねのけて,講和を結べそう。

個人的には東ドンバス・東ルガンスク・クリミアはロシアの影響圏下に置くのは已む無しに思う。詰まりミンスク合意の前に戻せと云う事である。クリミア撤退迄は求めないけど,クリミア侵攻直後の制裁もまた残ると云う形かな。

ウクライナ侵攻後[この言い方も2014クリミア侵攻はウクライナ侵攻ではないのかってなるから可怪しいのかも知れないが。。2022ウクライナ侵攻後,か]の経済制裁は徐々に緩和か。

2022年3月17日5:02 午後25分前更新
ウクライナでロシア軍の動きがほぼ停止=英国防省情報当局
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-britain-intelligence-idJPKCN2LE0QL?feedType=RSS&feedName=special20
ロイター編集

英国防省の情報当局は17日、ウクライナに侵攻中のロシア軍の動きがここ数日、陸・海・空の全てでほぼ止まっているとの見解を示した。写真はキエフ市内、17日撮影、提供:State Emergency Service of Ukraine(2022年 ロイター)

[ロンドン 17日 ロイター] - 英国防省の情報当局は17日、ウクライナに侵攻中のロシア軍の動きがここ数日、陸・海・空の全てでほぼ止まっているとの見解を示した。ロシア軍は甚大な損失を被り続けているという。

同省は、ウクライナ側の抵抗は依然激しく、よく連携が取れていると分析。全ての主要都市を含め、ウクライナの領土の大半は引き続きウクライナの統治下にあると指摘した。

5333とはずがたり:2022/03/18(金) 16:31:07
>米紙ニューヨーク・タイムズは「米海兵隊が太平洋戦争の際に硫黄島の戦いの36日間で約7000人を失ったのに対し、プーチン大統領の軍隊は20日間でそれ以上の兵隊を失っている」とする米情報当局の推計を伝えた。

ロシアのミサイル1000発超 米高官「足踏み、後方支援に問題」
https://mainichi.jp/articles/20220318/k00/00m/030/102000c
毎日新聞 2022/3/18 11:34(最終更新 3/18 11:34) 1145文字

 ロシアによる侵攻が続くウクライナの情勢について米国防総省高官は17日、記者団に対し、ロシアが侵攻開始以降、ウクライナに撃ち込んだミサイルが1000発を超えたと明らかにした。欧米メディアはロシア軍の死者が約7000人に達したとする西側当局者の見方を報じている。露軍は被害の拡大を避けるため、遠距離からの砲撃や空爆を強化する傾向にある。

 米国防総省高官は、露軍の進軍が全体的に足踏み状態にあるとして「明らかにウクライナ軍の抵抗への準備ができていなかった」と指摘。燃料や食料の補給などの後方支援の計画が当初から適切に立案されておらず、現在も態勢の立て直しができていないと分析した。高官は「侵攻から3週間が経過しても後方支援の問題を抱えているのは極めて異常だ」と言及。露軍は兵員や物資の補給をウクライナ外から調達する検討も始めていると指摘した。

 英国防省も17日、露軍の進軍が全ての前線で総じて失速しているとの見方を示した。「露軍はこの数日、陸海空で最小限の前進しかできておらず、重大な損失を被り続けている」と分析した。

 米紙ニューヨーク・タイムズは「米海兵隊が太平洋戦争の際に硫黄島の戦いの36日間で約7000人を失ったのに対し、プーチン大統領の軍隊は20日間でそれ以上の兵隊を失っている」とする米情報当局の推計を伝えた。英紙ガーディアンは侵攻した露軍が装備の約10%を失ったとの見方を報じている。

 砲撃による民間人の被害は増え続けている。ウクライナメディアによると、北東部ハリコフ郊外のメリファでは17日、露軍による砲撃で学校などが被害を受け、21人が死亡、25人が負傷した。首都キエフでも同日、砲撃による火災が相次ぎ、少なくとも2人が死亡した。

 露軍の包囲が2週間以上も続く南東部マリウポリでは、砲撃を受けた劇場での救出活動が続いている。米CNNによると約130人が救出されたが、死傷者数などは明らかになっていない。劇場の地下には防空壕(ごう)があり、住民の避難場所になっていた。CNNは地元の元州知事の話として、劇場には砲撃時に約1300人がいたと報じているが、詳細は不明。ロシア側は砲撃を否定している。

 マリウポリ市議会は17日、市内に今も35万人以上が取り残されていると明らかにし「1日平均で50〜100個の爆弾が航空機から落とされている」と指摘した。市内の住宅の約8割が被害を受け、そのうち約3割は修復できない状態にあるとの見方を示した。

 オンライン形式で続くロシアとウクライナの停戦協議は、目立った成果が公表されていない。ウクライナ側代表のポドリャク大統領府長官顧問は17日、ツイッターに「交渉は複雑で、両国の立場は異なっている」と投稿した。【鈴木一生(ワシントン)、日下部元美】

5334とはずがたり:2022/03/18(金) 16:59:54

ロシアがこれ以上の進軍は諦めて停戦なるかな・・固唾を飲んで見守るしかない。面的に奪われたのヘルソン州ぐらいだし今の侭なら殆ど勝者のウクライナが有利に,有利と迄は行かなくともロシアの無理な要求を或る程度はねのけて,講和を結べそう。

ずっと牽強付会だったロシアなんでこんな中途半端に停戦に応じるのはにわかには信じがたいけど判断力が残っていれば戦況見通しのミスに気付いて賢明な判断を下せる筈。

何処迄妥協出来るのかねえ…ミンスク合意+NATO非加盟位で手を打てれば良いんだけど,ヘルソン州制圧で作戦終了したとも思えるし同州位は追加で要求?

トルコやイスラエルや独仏中辺りが平和維持軍として軍事境界線に展開してウクライナ軍とロシア軍を引き離すとして,東ドネツク・東ルガンスク・クリミアに加えてヘルソンへのロシア軍の駐留を認め,領土問題は棚上げ,経済制裁も段階的に解除とこの辺が落とし所か。

「数日のうちに停戦に至る」ウクライナ代表団トップが見解
[2022/03/17 12:59]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000248347.html

 ロシアとの停戦協議を巡り、ウクライナ代表団のトップが「数日のうちに停戦に至る」との見解を示しました。協議が一定の進展を得た可能性があります。

 ウクライナのポドリャク大統領府顧問は16日、自身のツイッターに停戦協議について、アメリカメディアのインタビューに応じる動画を投稿しました。

 インタビューで「ロシアの態度は大きく軟化した」と述べ、ロシアは使用する予定だった資源を使い果たしたとして、「数日のうちに停戦に至ると確信している」と答えました。

 また、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領が調印できる文書の作成も進めているとして、「それが戦争を終わらせる唯一の選択肢だ」と首脳会談の必要性を強調しました。

2022年3月17日5:02 午後6時間前更新
ウクライナでロシア軍の動きがほぼ停止=英国防省情報当局
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-britain-intelligence-idJPKCN2LE0QL?feedType=RSS&feedName=special20
ロイター編集

[ロンドン 17日 ロイター] - 英国防省の情報当局は17日、ウクライナに侵攻中のロシア軍の動きがここ数日、陸・海・空の全てでほぼ止まっているとの見解を示した。ロシア軍は甚大な損失を被り続けているという。

同省は、ウクライナ側の抵抗は依然激しく、よく連携が取れていると分析。全ての主要都市を含め、ウクライナの領土の大半は引き続きウクライナの統治下にあると指摘した。

5335とはずがたり:2022/03/18(金) 17:07:24
昨日は>>5332の様に思ってたので>>5330みたいなバイデンの失言か,みたいに思ったけど,>>5333に拠ると

>露軍は被害の拡大を避けるため、遠距離からの砲撃や空爆を強化する傾向にある。

とあり,

>オンライン形式で続くロシアとウクライナの停戦協議は、目立った成果が公表されていない。ウクライナ側代表のポドリャク大統領府長官顧問は17日、ツイッターに「交渉は複雑で、両国の立場は異なっている」と投稿した。

ともあり,>>5325で期待した交渉は進展してない様子。

寧ろアメリカの危機感は以下のように高まっている(必ずしもバイデンの失言ではない)のかも。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220318/k10013538521000.html
米国防情報局「ロシアが核抑止力への依存強める可能性」
アメリカ国防総省の情報機関、国防情報局は17日、議会下院に提出した報告書でロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関する分析を明らかにしました。

それによりますと、今回、ロシアはウクライナや旧ソビエトの国々の勢力圏を取り戻そうと決意し、それが侵攻の原動力になっていると指摘しています。

そして、侵攻の初期にウクライナ側の抵抗で大きな損失を出したものの、今後は「ウクライナ政府が都合のよい条件を示すまで、より殺傷能力の高い戦力を使い前進することを決意しているようだ」としています。

一方で「ロシアはウクライナに勝利すれば旧ソビエトの国々の多くがより近づいてくるだろうと計算しているようだが、軍事的に後退したり、作戦が長引いたりした場合は逆効果になるだろう」と分析しています。

さらにプーチン大統領が先月、核戦力を念頭に抑止力を特別警戒態勢に引き上げるよう命じたのは「脅しを意図したものだ」としたうえで、侵攻が長引いて兵力が消耗し、経済制裁で兵器の生産能力も脅かされるなどして通常戦力が弱まった場合は「西側諸国や国内外に力を誇示するため、核抑止力への依存を強める可能性がある」と指摘しました。

ICRC 人道危機深刻化に懸念「マリウポリでの支援活動不能」
ICRC=赤十字国際委員会のペーター・マウラー総裁は17日、ウクライナの首都キエフからオンラインで記者会見し、東部のマリウポリについて、支援活動が全くできない状況になっているとして、人道危機が深刻化している現状に強い懸念を示しました。

この中でマウラー総裁は「マリウポリには30人から40人のスタッフが残っていたが、市内での活動が全くできなくなった」と述べ、ICRCのスタッフたちがいったん街を離れ、支援活動の中断を余儀なくされていることを明らかにしました。

そのうえで「戦闘に加わっていない人たちは自宅にいようと、移動中であろうと、どこにいても守られなければならない。支援を受けられるようにすることは国際人道法のもとで義務づけられている」と述べ、ロシアとウクライナの双方に支援の受け入れに向けた合意を急ぐよう呼びかけました。

5336とはずがたり:2022/03/19(土) 19:43:33

https://twitter.com/paramilipic/status/1418039567886655493
ぱらみり(ファイザーブースト状態)
@paramilipic
2021年7月22日
ちょっと前までは艦艇向けRWSもミサイル搭載型高速哨戒艇もイスラエルがシェアを握ってた感じだったんだけど、今はトルコが強くなってきている

もっとも二カ国は不仲なように見えて早い時期から軍事交流を進めてきた仲で、軍事を含めたイスラエルの産業が直接製造から高度化した受け皿になったのかも

トルコの強みはイスラエルだと直接売り込みが難しいような国や地域・組織にも行ける点かも

トルコは高速艇だけでなく大型の水上戦闘艦を国産化する計画(MILGEM)が進行中でアダ級コルベットが就役済み、イスタンブール級フリゲートが建造中、最終的に防空駆逐艦(TF2000)を建造する予定。揚陸艦(アナドル級)、補助艦艇も建造中。もともと地域で有力な海軍力だったがより強化国産化が進む。

5337とはずがたり:2022/03/19(土) 19:58:55
どうやら大国間で対等にやり合う時の武器の様で,対ウクライナにロシアがなりふり構って居られなくなった感じ?

ロシア国防相の発表だから嘘では無さそう。ウクライナに恐怖を与える心算が自国の苦境を露呈してないか?

https://twitter.com/jpg2t785/status/1505082413851979777
mssn65
@jpg2t785
ロシア国防相、キンジャール極超音速ミサイルをウクライナに使用したと発表。

午後4:23 ・ 2022年3月19日

https://twitter.com/JackpotShooter1/status/1505086767262990337
しん????
@JackpotShooter1

・マッハ5
・撃墜はほぼ不可能
・アメリカを30分で横断できる
・ロシアは核弾頭を積めるタイプも持っている
ざっとこんな感じです

午後4:40 ・ 2022年3月19日・

https://twitter.com/MrR_IRIAM/status/1505092706003210241
Mr.R@茨城のオタク
@MrR_IRIAM

そんなもんウクライナみたいな言っては失礼だけど中小国家に使う兵器じゃないぞ……

午後5:03 ・ 2022年3月19日

5338とはずがたり:2022/03/19(土) 20:21:13

極超音速ミサイルを使用 ウクライナ西部を攻撃―ロシア軍
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031900409&g=int
2022年03月19日17時19分
ロシア軍のミグ31戦闘機に搭載された極超音速弾道ミサイル「キンジャール」=2018年5月撮影(EPA時事)

ロシア軍のミグ31戦闘機に搭載された極超音速弾道ミサイル「キンジャール」=2018年5月撮影(EPA時事)

 【クラクフ(ポーランド)時事】ロシア国防省は19日、極超音速ミサイル「キンジャール」でウクライナ西部イワノフランコフスク州の地下軍事施設を破壊したと発表した。ロシア通信によると、ウクライナでの軍事作戦で極超音速ミサイルが使用されたのは初めて。

ロシア軍、ミサイル演習 ウクライナ情勢緊迫の中

 戦局の停滞が伝えられる中、ロシア軍は最新鋭の極超音速兵器を投入した。国防省報道官は、ウクライナ軍のミサイルと弾薬を貯蔵していた地下軍事施設にキンジャールを撃ち込み、破壊したと明らかにした。キンジャールは空中発射型で、射程は2000〜3000キロ。

5339とはずがたり:2022/03/20(日) 23:30:41


そこで防衛ラインと云うよりは陸軍の定石で,敵の反撃の被害を最低限にする為に最低限必須の行動らしい。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1399200577/1700
1700 名前:とはずがたり[] 投稿日:2022/03/19(土) 19:52:13
どうやらロシア軍がキエフの北方で防衛ラインを引いて守りに入っているらしい

https://twitter.com/noitarepootra/status/1505189618559627266
戦史の探求
@noitarepootra
これは陸軍畑でない方の誤認ですね。
地上部隊は作戦的攻勢時にも進んだらどこかで戦術的停止と再編が必ず起きるので、そこで野戦築城/陣地構築を毎回すぐにするように叩き込まれます

米海兵隊ではSAFE(security, automatic weapons, fields of fire, entrenchment)の標語で昔覚えさせていたものです

5340とはずがたり:2022/03/22(火) 20:41:40

ロシア滅茶苦茶やな。。

統制乱れるロシア軍、戦場の最高指揮官はだれ? 米国は確認できず
2022.03.22 Tue posted at 13:35 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35185184.html

(CNN) ロシアがウクライナでの戦争を率いる軍の指揮官を指名しているのかどうか、米国は確認できていないことが分かった。事情に詳しい複数の情報筋が明らかにした。現旧当局者は、ロシアの攻撃が拙劣で無秩序なように見えるのはこれが主因である可能性が高いとしている。

米国防当局者2人によると、全戦域を統括する最高指揮官がウクライナ国内や周辺にいない中、異なるロシア軍管区から来てウクライナ各地に展開する部隊は、互いの活動を調整するどころか、むしろリソースを奪い合っているように見えるという。

情報筋らは、ウクライナ全土でロシアの攻勢に参加する各部隊は連携が取れておらず、包括的な作戦設計なしに独立して行動しているように見受けられると指摘する。

ロシア軍は通信面でも大きな問題を抱えているように見える。兵士と指揮官が民間の携帯電話などセキュリティーの確保されていない手段を使って会話する場合もあるため、通信が傍受されやすく、ウクライナ軍が反撃の標的を定める助けになっている。

これら全てが要因となり、ちぐはぐで時に混乱した作戦が展開され、欧米の当局者を驚かせる状況になっているという。

過去にはロシアがこの種の情報を公開した例もあったが、国防省はウクライナでの作戦を統括する最高指揮官について言及しておらず、CNNのコメント要請にも応じなかった。

ロシアがひそかに最高指揮官を指名した可能性はあるものの、米欧州陸軍のハートリング元司令官によれば、戦闘の状況を見れば彼が「無能」なことがうかがえるという。

今回の侵攻はロシアの高級将校の死者が異常に多いことも特徴となっている。

ウクライナは最初の3週間でロシア軍の将官5人を殺害したと主張。CNNはこの主張について独自に確認していないが、デビッド・ペトレイアス退役陸軍大将は20日のCNNの番組で、将官が1人でも死亡するのは異例なことだと指摘した。

ロシアの地方国営テレビ「GTRKコストロマ」の17日の報道によれば、ロシアのエリート空挺(くうてい)部隊の指揮官であるセルゲイ・スハレフ大佐も死亡した。

ペトレイアス氏は「要するに、ロシアの指揮統制は崩壊したということだ」と指摘している。

5341とはずがたり:2022/03/24(木) 01:30:58

ベラルーシ軍、「近く」ウクライナ参戦の可能性 米・NATO当局者
https://www.cnn.co.jp/world/35185216.html
2022.03.23 Wed posted at 09:24 JST

ワシントン(CNN) 米国と北大西洋条約機構(NATO)はベラルーシが「近く」ロシアの対ウクライナ戦争に加わる可能性があるとみている。複数の当局者がCNNに明らかにした。すでに参戦に向けた措置を取っているという。

NATO軍当局者の1人は21日、ベラルーシ参戦の可能性はますます高まっていると指摘。「(ロシア大統領の)プーチン氏は支援を必要としている。何でも助けになる」と説明した。

ベラルーシ反体制派の情報筋は、数千人規模の戦闘部隊が早ければ数日内にウクライナに入る準備が整っていると明らかにした。

これとは別にNATO情報当局の高官は、ベラルーシ政府が「ウクライナへの攻勢を正当化するための環境づくりを進めている」とのNATOの分析に言及した。

ロシアはウクライナ攻撃の一部をベラルーシ領から開始しており、先月の侵攻開始の前には「演習」と称してロシア兵数千人がベラルーシに集結していた。米欧の制裁ではロシアに加え、ルカシェンコ大統領を含むベラルーシの当局者も対象となっている。

ベラルーシは先月、ロシア軍と核兵器の恒久的な受け入れを認める憲法改正を行った。ただ、米当局者はCNNに対し、ロシアが核兵器を移動させたり移動の準備をしたりしている証拠はまだ見られないと強調している。

情報筋らは、ベラルーシが現在ウクライナでの戦闘に参加していることを示す情報はないと強調。米国防当局高官は、国防総省では「ベラルーシがウクライナ侵入を準備していたり、そのような合意をしたりした兆候」を確認していないとしている。

5342とはずがたり:2022/03/24(木) 17:00:13

ウクライナ周辺国に相次ぐドローン侵入、戦争飛び火の懸念に判断迫られるNATO
2022.03.18 Fri posted at 11:08 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185072.html

(CNN) 1機のドローン(無人機)が先週、ウクライナ西部の国境を560キロ以上も越えて、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のクロアチアに墜落した。クロアチア当局者によると、このドローンは爆弾を搭載していた。ウクライナ軍のものだったのか、ロシア軍のものだったのかは分かっていない。

ウクライナ南部のルーマニアでは、別のドローンが領空に侵入。15日にはウクライナ軍が、ポーランド領空を経由してウクライナに再侵入したロシアのドローンを撃墜したと発表した。

この3機のドローンは、ロシアがウクライナで行っている戦争がNATO加盟国にまで飛び火しかねないとの懸念を増大させた。たとえ意図的ではなかったとしても、加盟国で事態が起きた場合にどう対応すべきかの判断をNATOは迫られている。

NATO加盟国へのドローン侵入について米国防当局者は、ほとんど偶発的だったようだとの見方を示した。ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって以来、米軍は誤算リスクを低減し、意図しない軍事衝突を防ぐため、ロシアとの間に衝突回避ホットラインを確立している。米軍はこの回線を「1日に1〜2回」テストしているが、これまでのところ、必要とするには至っていないと国防当局者は説明した。

一方、NATOが衝突回避ホットライン経由や書簡経由で試みているロシアとの接触はうまくいかず、ロシアの意図をめぐって懸念が強まっている。NATO本部で記者会見した当局者は16日、「もちろん接触は試みている」「だがそのためには双方のコミュニケーションが必要だ」と語った。

ロシアが先の週末に精密誘導ミサイルで攻撃したウクライナ西部リビウの軍事演習場は、ポーランドとの国境から16キロほどしか離れていなかった。その前日にロシア当局者は、欧米からウクライナに兵器を輸送する車両は攻撃対象になると警告していた。

米軍は衝突がエスカレートする事態を避けるため、監視ツールやセンサーを配備して、ロシアやベラルーシから発射されるミサイルのレーダー放射や赤外線信号を検知できるようにしている。米当局者によれば、この情報を分析することで針路を予測して追跡を続けることができ、発射が意図的だったのか、偶発的だったのかも判断できるという。

米国とNATOはウクライナ国内でのドローン偵察飛行は中止したが、米軍は国境付近で偵察ドローンや偵察機U―2を飛行させ、上空の衛星も利用している。NATOも定期的にウクライナ付近で早期警戒管制機(AWACS)を飛行させている。ポーランドには、飛翔(ひしょう)体がNATO領空に侵入した場合に備え、地対空誘導弾「パトリオット」が配備されている。

戦略国際問題研究所のトム・カラコ氏は、「あまりにたくさんのドローンが飛び交っているので、誰もが不安な思いで事態を見守っている」「ロシアがここでやっていることの大きさを考えれば、そうした事態が起きてもおかしくない」と指摘した。

5343とはずがたり:2022/03/24(木) 19:32:23
空権どころかロシアの黒海の制海権も危うくなってきた。
ウクライナ,地対地ミサイルで船舶を撃沈したらしくて,色々変幻自在すぎる。米英の特務機関みたいなのが暗躍中?

https://twitter.com/uwemon/status/1506931914254733320
研究者「」@1copyからのRT-PCR
@uwemon
しかし今ここしかないと言う時と場所に弾道ミサイル撃ち込んだな…北に向けていたらベラルーシとロシアを直接攻撃出来る

https://twitter.com/hms_compassrose/status/1506928304837718017
Compass Rose
@hms_compassrose

教訓:敵の攻撃を受ける可能性のある港で、停泊状況がはっきりわかる広報動画を撮影してはいけません。よく覚えておきましょう。

https://twitter.com/uwemon/status/1506936327937626118
研究者「」@1copyからのRT-PCR
@uwemon
って言うか2日前に堂々と揚陸を広報していたのね…これが全部吹っ飛んだという

https://twitter.com/uwemon/status/1506925345706221571
研究者「」@1copyからのRT-PCR
@uwemon
多分この一戦でウクライナは負けはしなくなったのだと思う。南側が劣勢だったのは海路を使った補給が生きていたからだ。ロシア軍部が受けた衝撃は計り知れない。地対地ミサイルで停泊している船舶を撃沈するというのは誰も想像しなかった戦法で一ノ谷の逆落としの様な戦い方で象徴的だ

ロシア軍の揚陸艦を破壊とウクライナ国防省 南東部ベルジャンシクの港で
3/24(木) 19:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb41b4b406ae8a18cec660ec0647513df2312156
ABEMA TIMES
ロシア軍の揚陸艦を破壊とウクライナ国防省

 ウクライナの国防省は、南東部のベルジャンシクの港で、ウクライナ海軍がロシア軍の揚陸艦を破壊したと明らかにした。CNNは映像を見る限り、二次的な爆発が起き、大きな火災が発生しているように見えると報じている。

 ベルジャンシクはマリウポリの西側に位置し、ロシア軍が侵攻し、制圧したとされている。(ANNニュース)

5344とはずがたり:2022/03/25(金) 12:07:35
>国連総会では今月2日にも、ロシアを非難し軍の即時撤退などを求める決議が141か国の賛成で採択されていて、今回もほぼ同じ数の国が賛成する一方で、反対は前回と同じ5か国、棄権は前回より3か国増えました。

>市民や民間施設の保護などを求める一方でロシアを名指しで非難しない内容の南アフリカが提出した決議案について採決を行うかどうかの投票が行われ、欧米など67か国が反対して廃案になりましたが、ロシアを始め中国やブラジルなど50か国が賛成し、ロシアとの関係に配慮する国が依然として多いことも浮き彫りになりました。

国連総会 ウクライナの人道状況改善求める決議案を採択
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220325/k10013550381000.html

ニューヨークの国連本部の総会議場では24日、前日に続いてウクライナの人道状況の改善を求めるフランスなどが提出した決議案をめぐる緊急特別会合が開かれました。

決議案は、ロシアがもたらした悲惨な人道状況に遺憾の意を示したうえで、敵対行為の即時停止のほか、市民や民間施設の保護、それに人道支援の安全確保などを求めています。

会合では2日間で合わせておよそ70か国が演説を行ったあと決議案の採決が行われ、
▽欧米や日本など合わせて140か国が賛成し、
▽ロシアなど5か国が反対、
▽中国やインドなど38か国は棄権して、
投票した国の3分の2以上の賛成で採択されました。

国連総会では今月2日にも、ロシアを非難し軍の即時撤退などを求める決議が141か国の賛成で採択されていて、今回もほぼ同じ数の国が賛成する一方で、反対は前回と同じ5か国、棄権は前回より3か国増えました。

また、この日の会合では、市民や民間施設の保護などを求める一方でロシアを名指しで非難しない内容の南アフリカが提出した決議案について採決を行うかどうかの投票が行われ、欧米など67か国が反対して廃案になりましたが、ロシアを始め中国やブラジルなど50か国が賛成し、ロシアとの関係に配慮する国が依然として多いことも浮き彫りになりました。

5345とはずがたり:2022/03/25(金) 16:25:44

ロシア産の兵器の信用が失われるのはいいこんだな,

「やられメカ」の悪夢再び ロシア戦車T-72がウクライナにやられまくっているワケ
2022.03.25 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
https://trafficnews.jp/post/116944/

5346とはずがたり:2022/03/26(土) 10:28:56
化学兵器使用ならNATO介入も ロシアに警告―ポーランド大統領
2022年03月13日22時32分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031300481


 【クラクフ時事】ポーランドのドゥダ大統領は13日、ロシア軍が侵攻したウクライナで仮に化学兵器が使用されれば、北大西洋条約機構(NATO)が「何をすべきか真剣に考えなければならない」と述べ、ウクライナの戦闘に直接介入しないとするNATOの方針転換もあり得るとの見解を示した。英BBC放送のインタビューで語った。
ロシア軍ミサイルで35人死亡 ポーランド国境付近―停戦模索、市長拉致に抗議・ウクライナ

 ドゥダ氏はロシアのプーチン大統領について「政治的には、彼は既に戦争に敗れた。軍事的にも勝利はしていない」と指摘。ロシアが戦局打開や攻撃強化の口実にするため化学兵器を使用する可能性に関し、「現在の困難な状況では彼は何でも使うことができると思う。大量破壊兵器を使用すれば全てを変えるゲームチェンジャーになる」と強調した。

5347とはずがたり:2022/03/26(土) 10:38:21

米、対ロ制裁強化へ 軍民両用技術が対象に
https://jp.wsj.com/articles/u-s-to-sanction-companies-providing-technology-for-russian-military-intelligence-services-11648255030
By Vivian Salama and Ian Talley
2022 年 3 月 26 日 09:55 JST 更新

 【ワシントン】バイデン米政権は軍事・諜報関連のモノやサービスを提供するロシア企業を対象とした制裁を準備している。米政府関係者が明らかにした。兵器拡散に使用される軍民両用部品が制裁品目に含まれる。

 米財務省による制裁は来週にも発表される可能性がある。米国と同盟国はロシアのウクライナ侵攻を受けて、さまざまな経済セクターを標的とした制裁措置を講じている。バイデン大統領はロシア政府を利する有害な対外活動に関係する団体や個人との取引を阻止・禁止する大統領令に署名しており、新たな制裁はこの一環として実施される。

 米政府関係者の話やウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した文書によると、ロシアの防衛産業は西側を含め国際的な主要技術に大きく依存 している。新たな制裁は軍民両用品目の生産・購入を担うロシアの調達ネットワークを構成する企業を狙ったものだ。...
全文記事を読むには

5348とはずがたり:2022/03/26(土) 11:09:58
あんだけ航空優勢とれてないのが失敗って云われてるのに,まだ取ろうとしてないの?相手が一定強いとその能力がないのか?NATOの支援で寧ろウが対空防衛に関して優勢?
>ウクライナ周辺で早期警戒管制機を飛ばしたり、空から地上部隊の動きを逐次監視したりしている様子はない

>英情報筋や国防関係者の話を総合すると、ウクライナ国境に近いポーランド上空ではNATOの早期警戒管制機が常時飛行。ロシア機の飛行情報だけなく、側方監視レーダーを使い、ウクライナ領内のロシア地上部隊の動きを詳細に把握している。これらの情報はロシアの前線部隊と後方司令部との間で交わされる通信傍受情報とともにウクライナ軍と共有されている。


NATOが戦域情報提供 ロシア軍の動き逐次把握―ウクライナ
2022年03月26日07時19分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032500944&g=ukr

 【ロンドン時事】ロシアのウクライナ侵攻開始から1カ月が経過し、ロシアが描いた「短期圧勝」のシナリオはウクライナの予想外の抵抗で崩れ去った。ウクライナの善戦の背景には、対戦車ミサイルなど米欧からの先端兵器の供与に加え、北大西洋条約機構(NATO)が戦域情報の逐次共有を特徴とする「戦術指揮通信システム」をウクライナに提供していることがあるようだ。
 英情報筋や国防関係者の話を総合すると、ウクライナ国境に近いポーランド上空ではNATOの早期警戒管制機が常時飛行。ロシア機の飛行情報だけなく、側方監視レーダーを使い、ウクライナ領内のロシア地上部隊の動きを詳細に把握している。これらの情報はロシアの前線部隊と後方司令部との間で交わされる通信傍受情報とともにウクライナ軍と共有されている。
 情報筋は「ロシアのどの部隊がどちらの方向に移動中で、戦車が何両あって、補給部隊はどこに位置しているかなど、戦域での情報がリアルタイムでウクライナ軍に提供される」と説明。ウクライナ軍の司令部はそれを基に「ロシア軍の動きを分析して適切な標的を割り出し、作戦を組み立てる」ことが可能だという。
 NATOはウクライナへの直接の軍事介入を避けつつ、実質的には戦闘の行方を左右する戦術指揮で深く関与していると言えそうだ。
 これに対し、ロシア軍が全戦域の状況を把握した上で作戦の指揮を行っている形跡は乏しい。ウクライナ周辺で早期警戒管制機を飛ばしたり、空から地上部隊の動きを逐次監視したりしている様子はないという。
 英国防省筋は「ロシアが刻々と変化する戦域情報をどう把握し、どうやって作戦を組み立てているのか不明だ」と首をひねる。情報筋は「ロシア地上部隊の兵士の多くは自分に課せられた任務の意味や、何のためにウクライナで戦っているのか分かっていないのではないか。各部隊はバラバラに目の前にいる敵と戦っているように思える」と述べた。

5349とはずがたり:2022/03/26(土) 11:12:56
キエフ攻略・傀儡政権樹立の断念を大本営発表的にドンバスの解放に集中と発表した感じかな。

https://twitter.com/takano_r/status/1507533233830993922
高野遼 / Ryo Takano
@takano_r
注目を集めている、ロシア連邦軍参謀本部、セルゲイ・ルドスコイ作戦本部長のスピーチ。今後は「東部ドンバスに集中する」という趣旨。戦線を縮小させるサインにもみえるが、まだ真意はわからない。
以下、概要。

2月24日以降のロシア軍による特別軍事作戦の主な目的は、8年にわたりウクライナ政府による大量殺害にさらされているドネツク人民共和国(DPR)とルガンスク人民共和国(LPR)の人々を支援することだ。
これは政治的手段では難しく、軍事支援しか不可能だった。

作戦は二つあった。
一つは、ドネツクとルガンスクの領域に限定した作戦。ただ、これではウクライナ政府からの支援を許してしまう。そこで、非武装化と非ナチ化をともなうウクライナ全土作戦の実施が選ばれた。



ウクライナ軍の軍事インフラ、装備、兵員にダメージを与え、ドネツクとルガンスクを完全に解放するまで支援を許さないことが目的だった。
作戦は順調に進み、今後はドンバスの完全解放という主要な目的に集中することになるだろう。



西側諸国は、ウクライナにジャベリンやスティンガーなどの武器を提供してきた。これは大きな間違いだ。紛争を長引かせ、犠牲者を増やし、だが作戦の結果には影響を及ぼすことができない。
彼らの本当の目的は、ウクライナ支援ではなく、最後の1人まで軍事衝突を長期化させることだ。

…作戦の第1段階の主な目的は達成された。
ウクライナ軍の戦闘力は大幅に低下し、我々は「ドンバスの解放」という主要目標の達成に集中できるようになった。

ロシア、ウクライナ南東部攻略に注力 各地で苦戦、軌道修正か
2022年03月26日09時23分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032600182&g=ukr

 【ワルシャワ、ワシントン時事】ロシア国防省は25日、ウクライナ侵攻作戦について「第1段階の主な目的は達成された」として、ウクライナ南東部の親ロシア派武装勢力の支配地域拡大に重心を移す方針を示した。侵攻開始から1カ月が過ぎる中、首都キエフを攻略する計画から軌道修正した可能性を示唆した。
 ロシアは短期間でのキエフ制圧を狙っていたとされるが、ウクライナ軍の徹底抗戦で攻略できずにいる。そのため、ロシアが併合した南部クリミア半島と親ロ派が実効支配する東部ドンバス地方をつなぐ南東部の掌握を優先させ、南東部の要衝マリウポリへの攻撃を激化させているとの見方が広がっていた。
 ロシア国防省によると、軍参謀本部の作戦担当幹部は、第1段階の主な目的が達成されたと述べた上で、「ウクライナ軍の戦闘能力は著しく低下しており、ドンバスの解放という主要目標の達成に主な力を集中させることが可能になった」と主張した。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220326/k10013552581000.html
米国防総省高官 “ロシア軍 東部地域での軍事作戦を強化”
アメリカ国防総省の高官は25日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍について、首都キエフに向けて前進する兆候が見られないとしたうえで、親ロシア派の武装勢力が影響力を持つ東部地域で軍事作戦を強化しているとの見方を示しました。
この地域では、地上での激しい戦闘や集中的な空爆が行われていて、この高官はウクライナ側との停戦交渉で、より実質的な利益を確保できるようにすることなどがねらいだと指摘しました。
一方、ロシア軍が戦力を強化するため、ジョージアの一部地域に駐留するロシア軍部隊をウクライナに投入する兆候が見られると明らかにしました。

仏 マクロン大統領 マリウポリからの市民避難 支援の方針
フランスのマクロン大統領は25日、ロシア軍が攻勢を強めているウクライナ東部の要衝、マリウポリから市民の避難を支援する人道的な作戦をトルコ、ギリシャとともに行う方針を明らかにしました。
今後、48時間から72時間以内にプーチン大統領とも会談を行って詳細を詰めたいとしています。
マクロン大統領は「数日後には実行できるように態勢を整えているところだ。最も緊急を要することであり、私たちの義務だ」と述べ、できるだけ早く実現したいという考えを示しました。

ロシア軍「ウクライナ東部に注力」 苦戦で目標修正か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR25E270V20C22A3000000/
2022年3月26日 3:49 (2022年3月26日 5:38更新)

5350とはずがたり:2022/03/26(土) 14:02:31
ソ連製兵器のポンコツぶりはこれ迄の地域紛争等で露見してこなかったのか??
兵器産業に比較優位持ちすぎのロシアであるが今後,エネルギーや農産物と並んで貴重な外貨獲得手段の一つのロシア製兵器への信頼感が失われて不得意な民生品への移行などを強いられるなら長期的には可成りプラスなんじゃが。

ロシアミサイル、最大6割が失敗か ウクライナ侵攻で―米当局分析
2022年03月25日14時11分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032500800&g=int

 【ワシントン・ロイター時事】ロシアがウクライナ侵攻で使用している精密誘導ミサイルの一部について、失敗率が最大60%に上っていると米当局が分析していることが明らかになった。複数の米当局者がロイター通信に語った。この情報は、ウクライナ空軍の無力化などロシアが基本的な目標を達成できていない理由の説明になり得る。
 3人の米当局者は、ロシアのミサイル失敗率は日によって変わり、ミサイルの種類にもよるが、時には50%を超えることがあると指摘。うち2人によると、最大60%に達し、1人の当局者によれば、空中発射巡航ミサイルでは20〜60%という。

5351とはずがたり:2022/03/26(土) 14:09:36
永世中立のスイスやオーストリアが経済制裁に参加し,永世仲悪いトルコとギリシャが(フランスと)共同で派兵する世界線。

確かに世界は変わってしまった。
とまれ長電話を終えて行動に移そうとしているフランスの行動を歓迎したい。

マリウポリ脱出作戦実施へ 仏大統領
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032600180&g=int
2022年03月26日06時29分

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は25日、ロシア軍が包囲するウクライナ南東部のマリウポリから市民を脱出させるための「人道的作戦」を数日以内に実施すると明らかにした。ブリュッセルで行われた記者会見で述べた。

「ソ連回帰」恐れ、脱出続々 言論自由「絵空事」、徴兵拒む若者―ロシアとベラルーシ

 マクロン氏は「トルコ、ギリシャと協力し、マリウポリからの脱出を望むすべての人々を避難させる」と強調。ロシアのプーチン大統領と48〜72時間以内に会談し、条件を整えると説明した。

5352とはずがたり:2022/03/26(土) 17:04:05
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220326/k10013552581000.html
中国とインド 外相会談 即時停戦の重要性で一致

中国の王毅外相は25日、訪問先のインドの首都ニューデリーでジャイシャンカル外相と会談しました。両外相の対面での会談は、2020年6月に係争地帯のインド北部ラダック地方で双方の軍に死傷者が出る衝突が起きて以降、初めてです。
会談では、ウクライナ情勢について意見が交わされ、インド外務省によりますと、両外相は即時停戦や外交と対話に戻ることの重要性で一致しました。

5353とはずがたり:2022/03/26(土) 18:03:34
ロシア軍の現場大混乱してそうやなぁ。。また将官の戦死者が出てる様だ。キエフ方面から撤退or潰走もそろそろ始まるんちゃうか。

ロシア軍将官7人死亡、1人解任 西側当局
https://www.afpbb.com/articles/-/3397062
2022年3月26日 14:27

損傷したロシア軍の戦車。ウクライナ・キエフで。ウクライナ軍提供(2022年3月20日撮影)。(c)AFP PHOTO /Press service of the Ukrainian Ground Forces

ウクライナのハリコフ付近で、対戦車ミサイル「ジャベリン」を構えるウクライナ兵(2022年3月23日撮影)。(c)Sergey BOBOK / AFP

損傷したロシア軍の戦車。ウクライナ・キエフで。ウクライナ軍提供(2022年3月20日撮影)。(c)AFP PHOTO /Press service of the Ukrainian Ground Forces

ウクライナ南部ミコライウでロシア軍に爆撃された士官学校付近で塹壕(ざんごう)に向かって走るウクライナ兵(2022年3月19日撮影)。(c)BULENT KILIC / AFP

ウクライナ南部ミコライウでロシア軍に爆撃された士官学校付近に集まったウクライナ兵(2022年3月19日撮影)。(c)BULENT KILIC / AFP

ウクライナの首都キエフで爆発後に立ち上る煙(2022年3月18日撮影)。(c)FADEL SENNA / AFP

ウクライナの首都キエフ北方で爆撃による煙が立ち上る中、検問所で警備を行うウクライナ兵(2022年3月19日撮影)。(c)Aris Messinis / AFP

【3月26日 AFP】西側諸国の当局者は25日、ウクライナでの戦闘でこれまでにロシア軍将官7人が死亡し、1人が司令官を解任されたと明らかにした。

 新たに死者として加わったのは、ロシア南部軍管区第49諸兵科連合軍の司令官、ヤコフ・レザンツェフ(Yakov Rezanstev)中将。


 一方、今週突然解任された司令官は、第6諸兵科連合軍のウラジスラフ・イェルショフ(Vlaislav Yershov)将軍と判明した。1か月に及んでいるウクライナ侵攻における多大な損失と戦略ミスの責任を取らされたと報じられている。

 この他、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナに派遣したチェチェン(Chechen)共和国特殊部隊のマゴメッド・トゥシャエフ(Magomed Tushae)将軍も戦死したとされる。

 この1か月で戦死したとされるロシア軍の兵卒と将校の数は、西側諸国の関係者に衝撃を与えている。

 ロシア軍が多くの戦死者を出している原因の一つは、通信などの問題で将校らが暗号化されていない回線を使用し、ウクライナ軍に傍受されたことが挙げられる。

 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は25日、ウクライナ侵攻で自軍の兵士1351人が死亡したと発表したが、西側諸国の推計はこの4〜5倍となっている。

 また、ウクライナに展開するロシア軍の大隊戦術群115〜120個のうち約20個は「戦闘力を失った」とみられている。

 西側当局者の一人は「侵攻開始から1か月でロシア部隊の6分の1程度が戦闘力を失った。非常に驚くべき数字だ」と述べた。

 さらにロシア陸軍の第37自動車化狙撃旅団の司令官について、「部隊に大損害をもたらした」として、部下に戦車でひかれて殺害されたと主張した。「ロシア軍が抱える士気の問題」の表れだという。(c)AFP

5354とはずがたり:2022/03/27(日) 09:34:01
>>5350
ロシア産兵器の信頼性を徹底的に失わせる戦いにしたい。

「やられメカ」の悪夢再び ロシア戦車T-72がウクライナにやられまくっているワケ
2022.03.25 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
https://trafficnews.jp/post/116944/

5355とはずがたり:2022/03/27(日) 09:36:07
ウクライナ軍「独創的な防空態勢」で善戦…米欧提供の兵器、機動的に運用
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220325-OYT1T50117/
2022/03/25 07:51

 【ブリュッセル=畠山朋子、横堀裕也】ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、両国軍による制空権争いが激化している。爆撃機や巡航ミサイルで攻撃するロシアに対し、ウクライナは限られた防空兵器を効率的に運用するなどして善戦している。長期戦も見据え、ウクライナ側はより射程の長い地対空ミサイルの供与などを求めており、米欧が要望に応えられるかが今後のカギを握る。

 米国防総省高官は、制空権を巡って両軍が激しく争っており、「ロシアが優位には立っていない」との見方を示す。ウクライナ軍の善戦の理由は「独創的な防空態勢」だと分析する。

 ウクライナ軍は、迎撃ミサイル「パトリオット」など高度な装備は保有していないが、米欧が提供する携行型の地対空ミサイル「スティンガー」や旧ソ連製の移動式の長距離防空ミサイルを組み合わせ、機動的な動きで、露軍機などに打撃を与えている。

 ベルギー王立士官学校のヨハン・ギャロン教授は「ウクライナは、防空関連の装備をロシアに破壊されないよう、適切なタイミングでのみ地対空ミサイルなどを使用し、使用しない時は露軍機から見えない位置に隠すなど、被害を最小限にしながら効率的に運用している」と指摘する。

 ただ、ウクライナが長期戦でどこまで持ちこたえられるかは見通せない。米国防総省高官によると、露軍機は撃墜を恐れ、ウクライナ上空での飛行を避ける傾向にある。西部リビウ州の軍施設を狙った13日の攻撃は、露上空の爆撃機から長距離巡航ミサイルが使われたことが確認された。露軍はウクライナ国境周辺からのミサイル攻撃を多用している。包囲されたウクライナ南東部マリウポリでは、空爆やミサイル攻撃で壊滅的な被害を受けた。

 ゼレンスキー大統領は、飛行禁止区域を設定すべきだと再三にわたって主張しているが、北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は24日、NATO首脳会議開幕前に記者団に対し、「ロシアの戦闘機を撃ち落とすことになる」と語り、改めて難色を示した。

 こうした中で、ウクライナ側が求めるのが、より射程の長い地対空ミサイル「S300」だ。旧ソ連時代から開発され、ウクライナ軍でも独自に運用が可能で、所有するスロバキアが供与に前向きな姿勢を示している。米国がスロバキアに代替の地対空ミサイルを提供する案が検討されている。ただ、調整が続いており、24日のNATO首脳会議でも結論は出なかった。

 また、「限定的な飛行禁止区域」を設定すべきだとの声もあがる。交戦の意思がないことをロシア側に明示し、民間人を退避させることに主眼を置いた措置で、米国では元米軍幹部や元政府高官らが公開書簡の形で、バイデン政権に設定を要求している。

5356とはずがたり:2022/03/27(日) 09:51:16
焦点は東部戦線・南部戦線になってきた。

ロシア軍の死傷者・捕虜は3〜4万人か 侵攻1カ月 NATO推計
3/24(木) 6:48配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc3b43905f0109e2ef5123fa829ff6a80c323a99
毎日新聞

 ウクライナに侵攻したロシア軍の死傷者や捕虜などの人的損失は3万〜4万人に達するとの推計を北大西洋条約機構(NATO)軍当局者が23日、明らかにした。米CNNなどが伝えた。露軍の侵攻開始から24日で1カ月。ウクライナ軍の激しい抵抗を前に露軍の被害は増大している。都市部への遠距離攻撃が増え、民間人の被害が拡大している。

 CNNなどによると、NATO軍当局者は公開情報やウクライナ軍の発表などから侵攻1カ月間のロシア軍の死者を7000〜1万5000人と推計。負傷者や捕虜などを含めた人的損失はその数倍に上るとの見方を示した。

 AP通信はアフガニスタン侵攻による旧ソ連軍の死者が「10年間で約1万5000人だった」ことに言及し、露軍の損害がそれを大幅に上回るペースであることを指摘している。

 各地の前線で膠着(こうちゃく)状態が続く中、ウクライナ軍が反撃に出ている首都キエフ近郊では23日も激しい戦闘が続いた。

 CNNによると、キエフ北西のイルピンの市長は、市内の約8割をウクライナ軍が支配下に収めたと明かした。地元メディアは周辺の露軍部隊をウクライナ軍が包囲しようとしているとの地元当局者の見方も報道した。

 米国防総省高官は23日、記者団に対し、キエフに東側から接近していた露軍部隊がウクライナ軍の反撃を受けて数十キロ後退したと明らかにした。22日時点ではキエフ中心部まで20〜30キロの位置に迫ったが、現在は北東55キロの地点に移動したという。一方で別のロシア軍部隊はキエフ中心部から北西15〜20キロの位置にとどまっている。ただ、この部隊もざんごうを掘るなど防御的な構えを見せているといい、中心部へ「前進しようとしていない」と分析した。

 地元メディアによると、露軍の激しい攻撃が続く北東部ハリコフの市長は、これまでに砲撃などで住宅約1000棟が被害を受けたことを明らかにした。1日に露軍のミサイル攻撃があった市中心部のハリコフ州庁舎では24人の遺体が見つかったという。

 露軍の包囲により人道危機が続く南東部マリウポリについては、ウクライナのベレシチューク副首相が23日、ポーランドメディアの取材に「プーチン大統領の命令の下、露軍によってほぼ完全に破壊された」との認識を示し、「水、暖房、通信、食事、全てがない。1日に3000人から4000人が徒歩で避難を試みているが、10〜20キロを歩かなければならない」と、住民への支援を改めて呼びかけた。

 マリウポリにはまだ約10万人の住民が取り残されているとみられる。防衛に当たるウクライナの部隊は「10分に1度」のペースで砲撃されていると訴えており、市内の民間人の死者は約3000人に達するとの見方も出ている。【パリ久野華代、ワシントン鈴木一生】

5357とはずがたり:2022/03/27(日) 11:15:16
3/7の記事。へりの搭乗者は流石に亡くなっただろうと思うと陰鬱だが,こういうの3週間程経って真偽みたいななのはマスコミがちゃんと検証してるのかな??

ロシア軍ヘリコプターを撃墜 ウクライナ軍が映像を公開
3/7(月) 10:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/17957ffd72b57f1e85e9827d437d1cfc1a5737eb
AP通信

キーウ、ウクライナ、3月7日(AP)― ウクライナ軍参謀本部は3月4日、自軍のミサイルが、ロシア軍戦闘ヘリコプターを撃墜する瞬間を捉えた映像を公開した。
 この映像がいつ、どこで撮影されたかは不明だが、地上から発射されたミサイルが離陸直後のロシア軍ヘリコプターに命中。ヘリは火の玉となって墜落、炎上する様子が捉えられている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

5358とはずがたり:2022/03/27(日) 12:16:04

この辺の失言癖は安定のバイデンの通常運転やなw

バイデン氏「プーチン氏は権力の座にいられない」…米政府釈明「体制転換ではない」
3/27(日) 5:27配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/eab6a3ac964b037518dd8c3c1241868f2eb60511
読売新聞オンライン

ワルシャワで演説するバイデン米大統領(26日、ロイター)

 【ワルシャワ=横堀裕也】米国のバイデン大統領は26日、ワルシャワで演説し、ロシアのプーチン大統領を「独裁者」と呼んで厳しく批判した上で、「ロシアはウクライナで勝利を手にすることはない。自由を求める人々は、失望と暗闇に満ちた世界を拒むからだ」と訴えた。「民主主義と自由、可能性に根付いた明るい未来が訪れるだろう」とも述べ、「この男(プーチン氏)は権力の座にはいられない」と結んだ。

 プーチン体制の転換を求めたとも受け取れる発言に対し、米ホワイトハウス関係者は「プーチンによる他国への力の行使が許されるべきではない、というのが大統領の発言の趣旨だった。体制転換について語ったものではない」と米メディアへの釈明に追われた。

 バイデン氏の発言について、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官はロイター通信に対し、「ロシアの大統領はロシア国民が選出しており、バイデンが決めるものではない」と述べた。

5359とはずがたり:2022/03/27(日) 22:29:13
ロシア想定以上の苦戦 ミサイル攻撃強化 大統領が兵士鼓舞も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220327/k10013554751000.html
2022年3月27日 19時29分

ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は、西部リビウの軍施設をミサイルで攻撃するなど遠距離からの攻撃を強化しているとみられます。
一方、プーチン大統領は27日、前線の兵士を鼓舞するメッセージを発表し、想定以上の苦戦を強いられるなか、兵士の士気が低下しないか神経をとがらせている様子もうかがえます。

ロシア国防省の27日の発表によりますと、ロシア軍は、ウクライナ西部の主要都市、リビウ近郊にあるウクライナ軍の燃料施設や市内の軍の修理工場を26日、ミサイルで攻撃したほか、首都キエフ近郊にあるウクライナ軍の対空ミサイルシステムにもミサイル攻撃を行ったということです。

リビウの地元当局は、一連のミサイル攻撃で合わせて7人がけがをしたと発表しました。

またロイター通信などはリビウ市長の話として、こうしたミサイルはロシアが8年前に一方的に併合し、リビウからおよそ900キロ離れた黒海沿岸のクリミアの軍港都市セバストポリから発射されたと伝えています。

イギリス国防省は「ロシア軍は、人口密集地を含むウクライナ全土の標的に対し、空軍の戦力とミサイルによる攻撃を続けている」として、ミサイルなどを使った遠距離からの攻撃を強化していると26日、分析しました。
ロシア軍は現在、ウクライナ東部の親ロシア派の武装勢力が影響力をもつ地域での軍事作戦に重点を置く方針を示し、東部の要衝マリウポリの全域を掌握することを目指しています。

これについてアメリカのシンクタンク「戦争研究所」は26日「ロシア軍は比較的近い将来、マリウポリを掌握する可能性があるが、激しい戦闘が続き、ロシア軍も大きな被害を受けている」としたうえで、マリウポリの攻防が、ウクライナ東部の今後の戦局を左右するという見方を示しました。

一方、ロシアのプーチン大統領は27日、ウクライナの前線にも派遣されている大統領直属の準軍事組織、国家親衛隊の記念日にあわせてメッセージを出しました。

この中で、プーチン大統領は「ウクライナでの作戦に参加している兵士に特に伝えたい。確かに、現実の戦闘の状況にはリスクの上昇が伴う。このような状況で、勇敢に、プロとして、最も複雑な任務を解決しているあなた方を、国全体が誇りに思っている」と述べ、前線の兵士を鼓舞しました。

ロシアは、今回の軍事侵攻で当初の想定以上の苦戦を強いられているとみられていて、プーチン大統領が、兵士の士気が低下しないか神経をとがらせている様子もうかがえます。

5360とはずがたり:2022/03/28(月) 19:34:53
海自カレーを2年間食べ続けた事務官に停職4日間の処分「規律違反を深く反省」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6010114.html
28日 18時48分
支給対象外の“海自カレー”を2年間食べ続けた防衛事務官に停職処分が下りました。

防衛省は、海上自衛隊・第23航空隊に所属する40代の男性事務官を停職4日の懲戒処分にしたと発表しました。理由として2017年4月から19年3月の2年間にわたり、食事支給の対象外だったにも関わらず毎週金曜日にカレーライスを食べ続けたことを挙げています。

食事が無料で支給されるのは艦艇の乗組員や学生らに限られていて、支給対象外であることを認識していた隊員5人も停職処分を受けたということです。

海上幕僚監部によりますと、男性事務官は「規律違反を犯してしまったことを深く反省し、申し訳ないと思っている」と話しているということです。

海上自衛隊では毎週金曜日にカレーを食べる習慣があり、“海自カレー”としてPRに力を入れています。

5361とはずがたり:2022/03/29(火) 12:52:08
ロシア,色々やっちまってるなぁ。。

ロシア軍が最新兵器を惜しげもなく投入したため、欧米側が門外不出の秘密を知ることに…“おとりミサイル”も発見か
3/28(月) 18:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f7cee3c534414c832bf5b0261b02cb9e3afe02d
FNNプライムオンライン

ウクライナ侵攻作戦で、劣勢を伝えられるロシア軍が最新兵器を惜しげもなく投入したため欧米側がその門外不出の秘密を知ることになった。
(@UAWeapons)はツイッターで23日、戦場に遺棄されていたロシア軍のコンテナの写真を次のようなコメントと共に公開した。

「ウクライナ軍はキエフ近くで奇妙なコンテナを発見し、その正体を解明した。それはロシア軍の電子戦システム1RL257Krasukha-4の指揮命令所で、早期警戒管制機のレーダーや偵察衛星のレーダーを混乱させるためのものだった」

そのコンテナは擬装のため草木で覆われてはいたが、慌てて退却したためかぞんざいに地表に放り出されていた。

この電子戦システムはウクライナ軍のドローンに対しても使われていると考えられていたが、その実体は不明だったので、すぐに米軍に引き渡されて陸路ドイツのラムスタイン空軍基地に運ばれた後、米本土へ空輸されるという。

ロシア軍の「囮(おとり)」兵器
同様に米軍がロシアの最新兵器を入手した例は他にもある。

3月5日、爆弾処理の専門家の組織CAT-UXOを名乗る組織がツイッターに写真を掲載して次のように情報提供を求めた。

「これはウクライナで発見された正体不明の兵器です。これに関して別の画像や技術的情報、さらには用途が分かれば教えてください」 

それは、長さ約40センチの尾翼のついた白い筒型の物体で、今回のロシア軍のウクライナ侵攻が始まって以来、戦場でしばしば発見されるようになり軍事専門家の間で注目されていた。

やがてニューヨーク・タイムズ紙電子版が14日、米国の情報関係者の話としてこの物体はロシアのイスカンデルM型短距離を迎撃させず目標に命中させるよう補助する「囮」兵器だと明らかにした。

通常、発射されたミサイルはレーダーで補足し、自動追尾のミサイルで迎撃する。これに対して攻撃側は、追尾をかわして目標に命中させるためにPENAID(侵入を助ける)と呼ばれる兵器の開発が進んでいることは知られていたが、大陸間弾道弾のような大型ミサイルのためのものと考えられ、短距離ミサイルに装備されていることが分かったのは今回が初めてだという。

ニューヨーク・タイムズ紙が引用した米国の情報関係者によれば、このPENAIDの「囮」はイスカンデルM型ミサイル弾頭に組み込まれており、ミサイルが目標に向かって飛行中に敵側のレーダーに補足されたことを探知すると発射され、迎撃システムを混乱させる電波を発射したり熱源を露出して赤外線誘導の迎撃ミサイルを迷わせるという。

ロシア軍の“極超音速ミサイルの不発弾”
さらに、今回の作戦で初めて登場したロシア軍の極超音速ミサイルの不発弾も米国が入手したと考えられる報道があった。

3月9日ウクライナ当局は一枚の写真を次のようなコメントと共に公表していた。

「Kramatorskで発見された短距離極超音速弾道ミサイルの不発弾」

それは、ロシア軍が攻撃機の胴体下に抱かせて飛行する写真の極超音速ミサイルに似た形状の物体で、元の形をとどめて林の中に横たわっているものだった。

これが極超音速ミサイルだとすれば、西側にとって貴重な情報を提供するものだが、なぜかその後このミサイルについてウクライナ当局の追加の説明がないばかりか、この写真を公表したウェブページにもアクセスできなくなってしまった。

もしかしたら、すでにドイツ経由で空輸され米国の技術者たちがバラバラに分解してその秘密を探っているのかもしれない。

【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】

5362とはずがたり:2022/03/31(木) 10:14:34

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220331/k10013559861000.html

ジョージア南オセチア自治州 親ロシア派トップ ロシア編入の意向

ロシア南部と国境を接するジョージアにある南オセチア自治州の親ロシア派のトップは30日、ビデオ声明を出し「ロシアとの統合がわれわれの戦略的な目標だ」と述べ、ロシアへの編入を目指す意向を明らかにしました。南オセチアはジョージア北部にありウクライナ東部の親ロシア派と同じように分離独立を主張しています。
ジョージアは旧ソビエトからの独立後、NATO=北大西洋条約機構への加盟を目指していますが、これに強く反発するロシアは2008年にロシア系住民の保護を理由に軍事侵攻し南オセチアの独立を一方的に承認したうえで軍を駐留させています。ウクライナ国防省はこの駐留部隊の一部がウクライナに派兵されたとしています。ジョージア政府が「南オセチアはロシアに占領されている」と訴える中、この地域のトップは「われわれは歴史的な祖国、ロシアの一部となる」と主張していて、欧米とロシアとの新たな火種になることも懸念されます。

米国防総省 “ロシア軍 キエフ周辺の地上部隊の20%弱を再配置”

アメリカ国防総省のカービー報道官は30日、記者会見でロシア軍が首都キエフ周辺に展開していた地上部隊のうち全体の20%弱を再配置し始めたとする分析を明らかにしました。これらの部隊の一部に加えて北部のチェルニヒウや北東部スムイに展開していた部隊の一部はウクライナと国境を接するベラルーシに移動したということです。ただカービー報道官はいずれの部隊もロシア国内の駐屯地に戻っていないとして、部隊の再編成や補給を行ったうえでウクライナの別の場所で任務につく可能性があるという見方を重ねて示しました。そして「現時点でわれわれはロシア軍が撤退し事態を沈静化させようとする証拠を何も見ていない」と指摘しました。
またロシアが軍事作戦の重点を置く方針を示しているウクライナ東部についてロシアの民間軍事会社「ワグネル」の武装警備員およそ1000人が展開しているほか、空爆が優先的に行われているという分析を示したうえで支配地域を拡大しようとする動きだと指摘しました。キエフについても依然として空爆や砲撃は続いているとして、今も大きな脅威にさらされているという認識を示しました。
英国防省 “ロシア軍 多大な損失でベラルーシやロシアに後退か”
イギリス国防省は30日、戦況の分析を公表しロシア軍は多大な損失を受けたため部隊の再編成と補給のためにベラルーシやロシアに後退することを余儀なくされているとの見方を示しました。また地上での作戦能力の低下を補うため大規模な砲撃やミサイル攻撃を続けるとみられるとしています。そして「ウクライナ東部のドネツクとルガンスクに重点を置くのは、複数の方面からの攻勢を維持するのが困難であると暗に認めているのだろう」と指摘しています。

ベラルーシ 国内で軍事演習開始

ベラルーシ国防省は29日、国内で軍事演習を始めたと発表しました。演習は以前から計画していたものだということですが、29日から2日間にわたって軍全体を指揮する部隊と後方支援を行う部隊との連携を確認したということです。ベラルーシはウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアと同盟関係にあり、侵攻に先立ってロシアは合同軍事演習を行うとして3万人もの部隊をベラルーシに集結させました。その部隊が先月24日以降、国境をこえてウクライナに侵攻したとアメリカ国防総省は分析しています。このためロシア軍がウクライナ軍の抵抗を受けて苦戦を強いられている今、ベラルーシが軍事演習で部隊を動かしウクライナ侵攻に加わるのではないかという警戒感も広がりそうです。
ロシア軍についてイギリス国防省は30日「大きな損傷を受けたロシア軍の部隊が態勢を立て直すためにベラルーシやロシアへ撤収している」と指摘していますが、アメリカ国防総省は現時点ではベラルーシ軍が国境付近へ移動するようなウクライナ侵攻に加わる兆候はないとしています。

5363とはずがたり:2022/03/31(木) 10:50:37

[深層NEWS]ウクライナは電力と電波の維持に成功、ロシアの偽情報発信も「読まれている」
2022/03/31 00:17
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220330-OYT1T50410/

 慶応大の土屋大洋教授と廣瀬陽子教授が30日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ロシアのウクライナ侵攻における情報戦について議論した。
キエフ周辺への空爆継続、停戦協議に露大統領報道官「まだまだ長い交渉が必要」

 土屋氏は、ウクライナの情報戦略について、「2014年に電波を遮断されて南部クリミアを奪われた反省から、今回は電力と電波を維持することに成功している」と分析。廣瀬氏はロシアの情報戦の展開を、「サイバー攻撃が限定的な影響しか与えられておらず、偽情報の発信のやり方も(ウクライナ側に)読まれている」と指摘した。

5364とはずがたり:2022/03/31(木) 10:51:19
戦費のしかかるロシア、犠牲増え続けるウクライナ 歩み寄りの行方は
https://www.asahi.com/articles/ASQ3Z6JDXQ3ZUHBI025.html
2022年3月30日 22時44分

 ロシアのウクライナ侵攻をめぐってトルコのイスタンブールで29日に行われた停戦協議で、ロシア側が首都キエフなどへの攻撃を「劇的に減らす」との考えを示し、侵攻開始から1カ月余りで事態はようやく停戦に向かって動き始めた。両国が歩み寄った背景は何だったのか。

 「我々の方からは、緊張緩和に向けて二つの歩み寄りを行う」

 協議終了後、ロシア代表団を率いたメジンスキー大統領補佐官は記者団にそう話した。隣に並んだフォミン国防次官は、ウクライナの首都キエフや北部チェルニヒウへの攻撃を「劇的に減らす」方針を表明。それを受けて再びメジンスキー氏が口を開き、ウクライナが求める同国のゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領の会談の可能性に言及した。

 ウクライナはこの日、自国の軍事的中立化についての条約案を提示した。中立化そのものについては、ロシアの侵攻後、ウクライナのゼレンスキー大統領が早くから受け入れを示唆していたが、ロシアは一気に動いた。

 「ドンバス(ウクライナ東部)で集団虐殺が行われている」(プーチン大統領)などと根拠にとぼしい主張で侵攻に踏み切ったロシアは当初、明らかにウクライナに全面降伏を求めていた。しかし、今回の協議では政権転覆を意味する「非ナチ化」など中立化以外の主要な要求には前進は見られなかった模様だ。

ロシア軍、装甲車2300台失う

 ロシアは追い込まれていた。ウクライナ軍の激しい抵抗にキエフ制圧作戦は行き詰まり、一部の部隊は3月下旬に入って後退。ウクライナは28日、激戦が続く近郊イルピンの「解放」を宣言した。

 ウクライナ側の発表ではロシ…

5365とはずがたり:2022/03/31(木) 21:58:10
【現地は今】キエフの1か月 ロシア軍“苦戦”の理由は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220326/k10013552511000.html
2022年3月26日 8時40分

…ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻が始まってから1か月。
家族を国外に避難させ、みずからは首都キエフにとどまっているゲラ・トゥラベリーゼさん(50歳)がオンラインインタビューで今の状況を説明しました(取材は現地時間の3月24日)。

Q キエフ市内、今の状況は?
「今のところ一部のスーパーなどは営業しているので食料を確保できていますが、この状況が続けばいつまでもつかわかりません。市民は状況がよくならないことに疲れている様子です」

Q ロシア軍の攻撃は?
「自宅から2キロほどの場所で、きのうロシア軍が住宅街に向けて砲撃を行い、ガスのパイプも破壊され、多くの人たちが住む場所を失いました」
「侵攻後数週間は住宅街がねらわれることはありませんでした。ロシア軍の攻撃は日に日に近づいています。爆発音やロケット攻撃の音が毎晩夜通し聞こえます。キエフは安全だと思っていましたが、そうではなくなったようです」…

キエフをめぐる 1か月の攻防戦

ロシア軍は侵攻開始直後からキエフへの攻勢を強めてきました。

主にベラルーシを経由して南下し、キエフへ向かったとみられるロシア軍。

アメリカ国防総省の高官は当時「彼ら(=ロシア軍)は、ウクライナ政府を崩壊させ、自分たちの統治方法を確立するつもりだと考えられる」と指摘していました。

侵攻開始から約2週間後、ロシア軍はキエフ中心部から約15キロまで近づきます(アメリカ国防総省高官分析)。

最新の戦況については、キエフ北東方向から中心部まで20〜30キロにいたロシア軍部隊が、約55キロの位置まで後退しているとみられます(アメリカ国防総省高官分析)。

イギリス国防省は、キエフ北東のロシア軍部隊が物資不足や士気低下といった深刻な問題に直面しているとしています。

ウクライナ軍がキエフ近郊の複数の町で反撃に転じ、北西のブチャやイルピンではロシア軍を包囲できる状況にあるとしています。

→侵攻開始からの全戦況地図はこちら
https://www3.nhk.or.jp/news/special/ukraine/

プーチン大統領の“誤算”
こうした状況から、この1か月はプーチン大統領の「誤算」がかいま見え、それを象徴するのがキエフをめぐる攻防だったと言えます。

(1) ウクライナ側の抵抗
(2) ロシア軍の準備不足
(3) ロシア軍の士気低下
(4) 通信内容も傍受される
(5) 戦力分散で膠着状態

この5つの要因から、「誤算」を詳しく読み解きます。

5366とはずがたり:2022/03/31(木) 21:58:28
>>5365
ウクライナ側の抵抗
アメリカのメディアは、ウクライナ軍が機動性のある小規模な部隊を構成し、戦力的に優位なロシア軍に対して待ち伏せや夜間の攻撃を仕掛けていると伝えています。

ウクライナ側にはアメリカなどの西側諸国から
▽戦車などの装甲を貫通する対戦車ミサイル「ジャベリン」
▽ヘリコプターや戦闘機などを撃墜できる携帯型の地対空ミサイル「スティンガー」
といった兵器が供与されているといいます。
強力なミサイルを標的に向けて自動で誘導する精密兵器で、兵士が肩に担いで発射できる機動性も兼ね備えています。

都市部の戦闘では防衛する側が敵の侵入を待ち伏せすることができるため有利になるとアメリカの軍事専門家は指摘していて、ウクライナ側が供与された兵器を活用して効果的に侵攻を食い止めているとみられます。

ロシア軍の準備不足
ロシア軍の部隊は侵攻開始直後から、燃料や食料など作戦を遂行するのに必要となる物資の不足に悩まされ、進軍の遅れにつながっていると指摘されています。

アメリカ国防総省は、短期戦になると見込んだロシア軍が物資補給について適切な計画を立てていなかったと分析していて、現地では防寒具も不足し、一部の兵士が凍傷に苦しむなど戦闘ができない状態になっている兆候があるとしています。

ウクライナ側はロシア軍の前線部隊に補給を行う車両にも攻撃を仕掛けていて、ロシア軍の物資の不足は今も続き、部隊前進の停滞を招く一因になっているとみられます。

ロシア軍の士気低下
アメリカ国防総省によりますと、前線に送られた一部の兵士は、あくまでも“演習に参加するだけ”で戦闘に加わることを知らされておらず、ウクライナ側の抵抗に直面し、士気が低下しているとの情報もあるということです。

通信内容も傍受される
長期間に及ぶ侵攻を想定していなかったロシア軍は、広大なウクライナ領域をカバーできる通信環境を整えることができなかったと、アメリカメディアは当局者などの話として伝えています。

機密情報のやりとりも専用の無線通信システムではなく一般のシステムを使わざるをえなくなり、ウクライナ軍に通信内容を傍受されているとみられるということです。

戦力分散で膠着状態
ロシア軍が首都キエフや第2の都市ハリコフなど複数都市を同時に制圧しようとした結果、戦力が分散し、いずれの地域でも膠着(こうちゃく)状態に陥ったとの分析も専門家から出ています。

「ロシア軍 適切に計画立てたとは思えない」
「ロシアは第2次世界大戦以来、これほど大規模な作戦を行ったことがなく、作戦の規模に対して適切に計画を立てたとは思えない」
ロシア軍が予想以上に苦戦しているとみられることについて、アメリカ国防総省の高官はこう指摘します。

ウクライナへの侵攻当初は“圧倒的優勢”と思われていた、軍事大国ロシア。しかし現実はそのとおりにはなっていません。
それどころかウクライナは対戦車砲などの武器を最大限に活用し、多大な犠牲を払いながらも抵抗を続けています。

一方で、ロシア軍は「第5世代」と呼ばれる最新鋭の戦闘機や爆撃機など、強大な戦力を温存しているといいます。そして状況によっては核兵器を使用する可能性も排除しない姿勢を示しています。
ロシア軍とウクライナ軍による戦局は、予断を許さない状況が続いています。

5367とはずがたり:2022/03/31(木) 21:58:45

https://twitter.com/RyoriSake/status/1508945487931527169
龍鯉酒・魚もマキマさんも美味しくなるやつ
@RyoriSake

普通に英語の報道はbillionって書いてます。
なおbillionの桁数が英米で違うというのも昔のこと、今は「10億」で統一してます。

https://twitter.com/IkuyaKozuka/status/1508845558810652675
小塚 郁也 KOZUKA Ikuya
@IkuyaKozuka
管見では、湾岸戦争での米軍戦費が約611億ドル、イラク戦争でのそれが月額約40~50億ドルであった。よって、この記事のウクライナでの露軍戦費日額70億ドルとか、200億~250億ドルと言う数字は明らかに過大である。恐らくbillionとmillionの単位を混同、又は誤認したのだろう。

戦費試算「1日最大3兆円」、高価な長距離精密誘導弾使用にプーチン氏激怒か…「支持失う前に金欠に」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220329-OYT1T50223/
2022/03/30 07:55

 ロシアのウクライナ侵攻が長期化し、戦費がプーチン政権の重荷になり始めている。米欧などによる経済制裁で国家財政が苦しくなり、戦闘機の補修やミサイルなど兵器の補給にも制裁の影響が及んでいる模様だ。

高級車や宝飾品、ロシアにぜいたく品19品目禁輸…4月5日から
ロシアのプーチン大統領(ロイター)
 露国防省によると、セルゲイ・ショイグ国防相は25日、アントン・シルアノフ財務相と会談し、軍予算の増額について協議した。


 ロシアはウクライナ侵攻の戦費を公表していないが、巨費に上るとの指摘が相次いでいる。

 英国の調査研究機関などは今月上旬、ロシアの戦費に関し「最初の4日間は1日あたり70億ドル(約8610億円)だった。5日目以降は200億〜250億ドル(約2兆4600億〜3兆750億円)に膨らんだ」と試算した。露政府の歳入は年間で25兆ルーブル(約31兆2500億円)程度だ。

 ロシアの調査報道専門メディア「インサイダー」によると、ロシア軍が26日に発射した52発のミサイルの総額は推計3億4000万ドル(約418億円)だった。プーチン大統領は、ロシア軍が6日にウクライナ中部の空港に高価な長距離精密誘導弾8発を撃ち込んだことに激怒したとも報道された。

 北大西洋条約機構(NATO)のジェームス・スタブリディス元欧州連合軍最高司令官は今月中旬、米通信社への寄稿で、プーチン氏は「国民の支持を失う前に金欠になるだろう」と皮肉った。

5368とはずがたり:2022/03/31(木) 22:12:08
ウクライナ側が提案する新たな安全保障の枠組み
https://twitter.com/toshi_1004/status/1509156460374405122
・ウクライナが攻撃を受けたら三日以内に協議
・軍備支援・空域閉鎖を行う義務を負う

ウクライナ 新たな安全保障の枠組み提案 ロシアの判断が焦点に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220330/k10013559681000.html
2022年3月30日 20時27分

ロシアとウクライナとの停戦交渉を受けて、ウクライナ側は今後NATO=北大西洋条約機構の加盟を断念する代わりとなる新たな安全保障の枠組みについて関係国と具体的な調整に入りたい考えです。一方、ロシア側はウクライナ側の提案を受けて対案を提示するとしていて、プーチン大統領の判断が焦点となります。

ロシアとウクライナが29日、トルコのイスタンブールで行った停戦交渉でウクライナ側はNATO=北大西洋条約機構の加盟を断念する代わりとなる新たな安全保障の枠組みについてロシア側に提案しました。

ウクライナ側によりますと、枠組みにはアメリカ、イギリス、ポーランド、トルコなどのほかロシアや中国も含まれる可能性があるとしていて、これが受け入れられるなら国内に外国の軍事基地を設けないなどの「中立化」に応じるとしています。

この提案をめぐりウクライナ側の代表団は今後2週間かけて安全保障の枠組みに入る可能性がある関係国との間で協議を始めるなど、具体的な調整に入りたい考えです。

これに対してロシア代表団のトップ、メジンスキー大統領補佐官は「ウクライナの提案を検討し対案を出す用意がある」としています。

一方ロシア国防省は首都キエフ周辺などで軍事作戦を大幅に縮小すると発表しましたが東部での軍事作戦は継続する方針で、コナシェンコフ報道官は30日、ドネツク州でウクライナ軍の燃料施設などをミサイルで破壊したと明らかにしました。

ロシアとしては戦闘を継続しながらウクライナとの交渉に臨む考えで、安全保障の枠組みなどをめぐりプーチン大統領がどのような判断を行うかが焦点となります。

5369とはずがたり:2022/04/01(金) 12:01:23
欧州本気ですなぁ〜>特定の脅威が発覚したための措置ではないという

欧州の露外交官を多数追放 スパイ網寸断狙う
特定の脅威が発覚したための措置ではないという
By Laurence Norman
2022 年 3 月 31 日 07:24 JST
https://jp.wsj.com/articles/europes-expulsion-of-russian-officials-aims-to-disrupt-alleged-spy-networks-11648679016

 欧州諸国が29日、計43人のロシア外交官を国外追放としたことは、ロシアが域内で展開するスパイ網を寸断することを狙った取り組みの一環だ。特定の脅威が発覚したための措置ではないという。内情に詳しい関係筋が明らかにした。

 欧州ではロシアによるウクライナ侵攻以降、ロシアのスパイ網を連携して排除する動きが広がっており、向こう数日間にさらに国外追放措置が続く可能性がある。欧州のある外交幹部はこう明かす。

 ベルギー、オランダ、アイルランド、チェコの欧州連合(EU)加盟4カ国は29日、ロシア外交官ら計43人を国外追放としたと明らかにした。内訳はベルギーが21人、オランダが17人、アイルランドが4人、チェコが1人。

 これら4カ国の政府はそれぞれが公表した声明文で、国外追放となった人物はスパイ行為や工作活動を通じて国家安全保障上の脅威をもたらしていると説明した。それ以上の詳細は控えており、氏名も明らかにしていない。

...

5370とはずがたり:2022/04/01(金) 17:55:27
2022年4月1日12:31 午後5時間前更新
ウクライナの防衛力、近く向上 米英から最新鋭兵器=駐日大使
https://jp.reuters.com/article/ukraine-tokyo-presser-idJPKCN2LT30U
ロイター編集

 4月1日、ウクライナのコルスンスキー駐日大使(写真)は会見で、米国と英国から「最新鋭」の兵器が提供されると述べ、ロシアの攻撃に対する防衛能力が高まるとの認識を示した。1日撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

[東京 1日 ロイター] - ウクライナのコルスンスキー駐日大使は1日の会見で、米国と英国から「最新鋭」の兵器が提供されると述べ、ロシアの攻撃に対する防衛能力が高まるとの認識を示した。

「ロシアは空軍、戦闘機、ミサイルで依然優位に立っている」とし、「領土と領空を防衛するための最新鋭の兵器が米英から届き始める見込だ」と述べた。

ロシアが巡航ミサイルで攻撃してくる場合、ウクライナ軍は発射地点に到達できないため、ミサイルを迎撃する必要があると指摘し、「従ってこうした最新鋭の兵器が必要だ」と語った。

5371とはずがたり:2022/04/01(金) 17:57:02
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220401/k10013562051000.html
イギリス国防相 ロシア軍の動き「過去に同じような戦略の変化」

イギリスのウォレス国防相は3月31日、イギリスメディアとのインタビューで、ロシア軍が軍事作戦の重点をウクライナ東部に移すとしていることについて「過去にも同じような戦略の変化があった。こうした場合には、民間人や民間人の居住地域への攻撃が増えるなど、いつも状況は悪化する。ロシア軍は、南東部に移動し、何ができるのか探ろうとしている」などと述べ、国際社会が引き続き結束していくことが必要だと指摘しました。

また、この日はイギリスやアメリカなど各国がウクライナに対する支援について話し合うオンラインの会合が行われ、さらなる軍事的な支援を続けていくことで一致したとしています。

一方、イギリス軍のトップ、ラダキン参謀長は3月31日、シンクタンクの講演で、マリウポリなどでは厳しい状況が続くという見方を示したうえで「プーチン大統領はあらゆる面で敗北している。先見の明があるとわれわれに信じさせようとしたが、それにはほど遠い状況で、数々の壊滅的な誤算によって、自分自身を傷つけた。プーチン大統領は、1か月前に比べ弱い存在になっているが、逆に、NATOはかつてないほど強く結束している」と強調しました。

5372とはずがたり:2022/04/02(土) 18:36:24
黒海の危険な浮流機雷がロシアの仕業と考えられるこれだけの理由
4/2(土) 11:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa85a5efd59c786df712fdf0d939f7a9d452d543
JBpress
ボスポラス海峡を通航して黒海に向かうトルコ海軍の機雷掃海艇(資料写真、2022年3月26日、写真:ロイター/アフロ)

 (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官)

5373とはずがたり:2022/04/02(土) 18:37:16
陽動や牽制の可能性が高いのだろうけど親露勢力総動員の様相。

https://twitter.com/kuon_amata/status/1510156464773808130
数多久遠 新刊『航空自衛隊 副官 怜於奈3』1月14日発売
@kuon_amata
ロシアがトランスニストリア(沿ドニエストル)で動員を始めたらしい。

オデーサ方面を背後から突くつもりかもしれない。
(ただし、モルドバへの牽制意図の可能性も)

5374とはずがたり:2022/04/02(土) 18:41:00

此処かな?>ノボバフムティフカ
https://google.co.jp/maps/place/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A+%E3%80%9285483+%E3%83%89%E3%83%8D%E3%83%84%E3%82%AF+Novohrodivka/@48.2106009,37.2948989,13z/data=!3m1!4b1!4m13!1m7!3m6!1s0x40e0909500919a2d:0x36335efdc5856f84!2z44Km44Kv44Op44Kk44OKIOODieODjeODhOOCrw!3b1!8m2!3d48.015883!4d37.80285!3m4!1s0x40de3aa4084cd22b:0xf41b1fb212144194!8m2!3d48.2045408!4d37.3367786?hl=ja

ルガンスクに較べて出遅れてたドネツクだけどロシア軍が押し始めてるのかも。マリウポリも陥落寸前のようだ。

それに対してアメリカ軍は戦車の供与,東部への移送を,イギリスはの遠距離砲と対艦システムを供与するようだ。

https://twitter.com/olivenews/status/1510178420088446979
The daily olivenews
@olivenews
ロシア国防省、ノボバフムティフカ付近でウクライナ軍第25空挺突撃旅団の退却部隊と戦闘
ウクライナでの特別軍事作戦について別の報告書を提出。コナシェンコフ少将によると現在、ドネツク北西にあるノボバフムティフカ地区で戦闘が行われており殆どの領域がロシア軍によって掃討されているという。

https://twitter.com/olivenews/status/1509942189601615872
The daily olivenews
@olivenews
現在、マウリポリ市の国家親衛隊の拠点は制圧され、ウクライナ軍は3ヶ所の拠点を残すのみとなっている。包囲の輪は日々狭まっている。既に制空権はなくVKSの下にある。つまりヘリ等で浸入・逃亡すると撃墜される。アゾフ海ではロシア軍が補給を開始している。これらはショイグ国防相報告とおりである。

https://twitter.com/olivenews/status/1510154870900232192
The daily olivenews
@olivenews
ロンドン、4月2日。/TASS/。英国がキーウに約束した英国の遠距離砲と対艦システムは、ウクライナに引き渡された場合、ロシア軍の合法的な標的になるだろう、と英国のロシア大使アンドレイ・ケリンはインタビューでTASSに語った。
午後4:19 ・ 2022年4月2日・Twitter Web App

https://twitter.com/tohazugatali1/status/1510184753856593921
とはずがたり
@tohazugatali1
アメリカが焦点の(というか決戦地となりそうな)ウ東部戦線へ旧ソ連製戦車の移送を行うと云うNYタイムスの記事はこれか。陰鬱だがドネツクでの決着が停戦には必要なのか。何国提供の戦車なのか,何台送るか等は機密のようだ。

5375とはずがたり:2022/04/02(土) 18:43:18
警告か?

【動画】米兵が本紙記者に銃口 那覇軍港警備訓練の取材中に
https://ryukyushimpo.jp/movie/entry-1495053.html
2022年4月1日 10:32
米兵 那覇軍港 銃
mail_share

 在沖米陸軍は31日夕、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)で基地警備訓練を実施した。銃を携帯し武装した兵士が軍港内の倉庫を警戒する様子などが、国道331号沿いから確認された。基地フェンスの

5376とはずがたり:2022/04/02(土) 20:58:30

腐った鯛扱いは流石に失礼だけど嘗ての栄光の大英帝国の片鱗は可成り残ってて軍事的なプレゼンスは高いねえ。

英、ミサイル6000基を追加供与 ウクライナ支援倍増
2022年03月24日10時17分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032400416&g=int

 【ロンドン時事】英政府は23日、ロシアの侵攻下にあるウクライナに対し、対戦車用を含むミサイル6000基と2500万ポンド(約40億円)の追加軍事支援を行うと発表した。英国は既に4000基を超える対戦車兵器を提供しており、支援を大幅に拡大させる。
ウクライナに装備品引き渡し 岸防衛相

 ジョンソン首相が24日、ブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)など一連の首脳会合で表明する。各国にも支援強化を呼び掛ける。

5377とはずがたり:2022/04/02(土) 23:25:56
ウクライナ、29日に露と4度目停戦協議 「中立化の用意ある」
3/28(月) 6:37配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6bb873c2675dfe989ab149503f847aaf12765b1
毎日新聞
ウクライナのゼレンスキー大統領(左)と、ロシアのプーチン大統領=いずれも代表撮影

 ロシアによるウクライナへの侵攻を巡る停戦協議について、インタファクス・ウクライナ通信などは28日までに、トルコ・イスタンブールで29日から4度目となる対面での交渉が実施されると明らかにした。ロシア側代表のメジンスキー大統領補佐官は29〜30日の日程としている。

【写真】病院に爆撃、そこには妊婦が…戦地は今

 2月28日に始まった対面での停戦協議は3月7日までベラルーシで開かれ、その後はオンライン形式で断続的に続いた。トルコでは10日にも両国の外相会談が行われた。

 トルコ政府によると、同国のエルドアン大統領は27日、ロシアのプーチン大統領と電話協議し、停戦実現や人道状況改善の必要性を訴えた。

 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は27日のロシア独立系記者らとのインタビューで、停戦協議のテーマの一つである「ウクライナの中立化」の受け入れについて「用意ができている」と語った。ウニアン通信が伝えた。北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する代わりに、米国などの関係国が安全を保障する枠組みについて拘束力の強い条約が必要だと強調。中立化には「国民投票が必要」ともしており、最終判断まで時間がかかる可能性がある。

 ウクライナでは27〜28日も戦闘が続いた。ウニアン通信によると、1986年に事故が起きた北部チェルノブイリ原発周辺の立ち入り制限区域内では、砲撃により約30カ所で火災が発生。計1万ヘクタール以上の森林が燃え、放射線量上昇の可能性も指摘されている。ウクライナ軍は27日、ロシア軍が「原発のすぐそばに多くの砲弾を輸送、保管している」と発表。鋼鉄製シェルターで覆われた4号機に被害が及ぶ懸念も示した。

 一方、同原発職員が住むスラブチチの市長は28日、スラブチチを支配下に置いていたロシア軍が撤収したと発表した。ロイター通信が伝えた。【岩佐淳士(ブリュッセル)、畠山哲郎】

5378とはずがたり:2022/04/02(土) 23:28:23
クリミア・タタール人指導者、ウクライナ・ロシア和平協議におけるクリミア関連提案を批判
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3443319-kurimiatataru-ren-zhi-dao-zheukurainaroshia-he-ping-xie-yiniokerukurimia-guan-lian-ti-anwo-pi-pan.html
29.03.2022 21:32

クリミアの先住民族クリミア・タタール人の代議機関「メジュリス」のチュバロフ代表は29日、ウクライナ・ロシア和平協議において将来の合意案における、今後15年間クリミアに関する協議を行うという提案を批判した。
チュバロフ・メジュリス代表がフェイスブック・アカウントにコメントした。

チュバロフ氏は、「クリミアの地位に関してプーチンやその他のロシアのギャングたちと15年間の『協議期間』について合意しようとしている者には皆、速やかにロシアの軍艦の後に続くことが提案されている」と書き込んだ。

同氏は、2014年、ウクライナ政権はクリミアを守るための機会も力も政治的意思もなく、ロシアはクリミアを短期間で占領してしまったと指摘した。

その上で同氏は、「そのため、クリミア・タタール人も民族的ウクライナ人も、ウクライナ軍の行動がなかったために、ロシア軍に対抗することができなかった。しかし、現在、ロシア連邦のクリミア占領8年目にして、状況は全く異なっている。ウクライナ軍とウクライナ政治的ネイションは、ウクライナ領を1メートルたりと譲歩することを誰にも許さない。クリミアもドンバスもだ」と書き込んだ。

これに先立ち、29日、トルコのイスタンブルにて、ウクライナとロシアの和平協議が開催された。ウクライナ側は、現在協議されている和平合意案では、クリミアとセヴァストーポリ、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域は未解決のままとなると説明している。

ポドリャク宇大統領府長官顧問は、クリミア問題につき、「私たちは、ウクライナとロシアの立場を確認し、15年間にわたり、クリミアとセヴァストーポリの地位に関する二国間協議を実施することを提案している」と発言した。ポドリャク氏は、ロシア側には、ウクライナとロシアは、その15年間は、クリミア問題解決のために軍事力・武力を使うことはないと定めることが提案されているとも発言した。

さらに同氏は、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(CADLR)問題は、さらに別の項目となり、同項目は、ウクライナとロシアの大統領間の協議において話し合われなければならないと報告した。

5379ウクライナ危機を前に傍観を決め込むゴキブリ陸自:2022/04/03(日) 10:55:28
陸自の爆音ヘリがオナニー飛行訓練を繰り返している。
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反米・極右の長州閥、安倍が核戦力を有するロシアと手を結んで在日米軍を追い出そうと企み、プーチン大統領に「返還される北方領土には米軍基地を置きません」と直接 伝えた時もダンマリを決め込んで国益や国の安全保障よりも自己保身に血眼になり、陸幕長に昇格した反米・極左のポンコツ東大卒ゴキブリ野郎。
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東支那海の日本側EEZ内で支那人が勝手に天然ガスを採掘しても追い払う様子なし。
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「今日のウクライナ危機は明日の日本の危機」であるにも拘わらず、義勇兵として実戦を経験し 見聞を広めようという意欲ゼロ。
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こんなことでは日本が周辺の共産主義国家から侵略されても何処の国も義勇兵を送ってくれない。
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オナニー飛行訓練を繰り返すだけの陸自。 コイツらの何処が「命懸けで国を守ります」なのか。


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