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国際関係・安全保障論

5362とはずがたり:2022/03/31(木) 10:14:34

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220331/k10013559861000.html

ジョージア南オセチア自治州 親ロシア派トップ ロシア編入の意向

ロシア南部と国境を接するジョージアにある南オセチア自治州の親ロシア派のトップは30日、ビデオ声明を出し「ロシアとの統合がわれわれの戦略的な目標だ」と述べ、ロシアへの編入を目指す意向を明らかにしました。南オセチアはジョージア北部にありウクライナ東部の親ロシア派と同じように分離独立を主張しています。
ジョージアは旧ソビエトからの独立後、NATO=北大西洋条約機構への加盟を目指していますが、これに強く反発するロシアは2008年にロシア系住民の保護を理由に軍事侵攻し南オセチアの独立を一方的に承認したうえで軍を駐留させています。ウクライナ国防省はこの駐留部隊の一部がウクライナに派兵されたとしています。ジョージア政府が「南オセチアはロシアに占領されている」と訴える中、この地域のトップは「われわれは歴史的な祖国、ロシアの一部となる」と主張していて、欧米とロシアとの新たな火種になることも懸念されます。

米国防総省 “ロシア軍 キエフ周辺の地上部隊の20%弱を再配置”

アメリカ国防総省のカービー報道官は30日、記者会見でロシア軍が首都キエフ周辺に展開していた地上部隊のうち全体の20%弱を再配置し始めたとする分析を明らかにしました。これらの部隊の一部に加えて北部のチェルニヒウや北東部スムイに展開していた部隊の一部はウクライナと国境を接するベラルーシに移動したということです。ただカービー報道官はいずれの部隊もロシア国内の駐屯地に戻っていないとして、部隊の再編成や補給を行ったうえでウクライナの別の場所で任務につく可能性があるという見方を重ねて示しました。そして「現時点でわれわれはロシア軍が撤退し事態を沈静化させようとする証拠を何も見ていない」と指摘しました。
またロシアが軍事作戦の重点を置く方針を示しているウクライナ東部についてロシアの民間軍事会社「ワグネル」の武装警備員およそ1000人が展開しているほか、空爆が優先的に行われているという分析を示したうえで支配地域を拡大しようとする動きだと指摘しました。キエフについても依然として空爆や砲撃は続いているとして、今も大きな脅威にさらされているという認識を示しました。
英国防省 “ロシア軍 多大な損失でベラルーシやロシアに後退か”
イギリス国防省は30日、戦況の分析を公表しロシア軍は多大な損失を受けたため部隊の再編成と補給のためにベラルーシやロシアに後退することを余儀なくされているとの見方を示しました。また地上での作戦能力の低下を補うため大規模な砲撃やミサイル攻撃を続けるとみられるとしています。そして「ウクライナ東部のドネツクとルガンスクに重点を置くのは、複数の方面からの攻勢を維持するのが困難であると暗に認めているのだろう」と指摘しています。

ベラルーシ 国内で軍事演習開始

ベラルーシ国防省は29日、国内で軍事演習を始めたと発表しました。演習は以前から計画していたものだということですが、29日から2日間にわたって軍全体を指揮する部隊と後方支援を行う部隊との連携を確認したということです。ベラルーシはウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアと同盟関係にあり、侵攻に先立ってロシアは合同軍事演習を行うとして3万人もの部隊をベラルーシに集結させました。その部隊が先月24日以降、国境をこえてウクライナに侵攻したとアメリカ国防総省は分析しています。このためロシア軍がウクライナ軍の抵抗を受けて苦戦を強いられている今、ベラルーシが軍事演習で部隊を動かしウクライナ侵攻に加わるのではないかという警戒感も広がりそうです。
ロシア軍についてイギリス国防省は30日「大きな損傷を受けたロシア軍の部隊が態勢を立て直すためにベラルーシやロシアへ撤収している」と指摘していますが、アメリカ国防総省は現時点ではベラルーシ軍が国境付近へ移動するようなウクライナ侵攻に加わる兆候はないとしています。


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