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PC関連スレ

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 22:01
新規購入を検討するスレ

63■とはずがたり:2003/08/04(月) 21:56
ここ↓(uWORKS)
http://www.uworks.co.jp/
で買ったバルクのMO↓
http://mo.fujitsu.com/catalog/mcm3xxxap/index.html
(富士通のMCM3130AP/MCM3064AP)
\19,800-無事学校のパソに着装完了。
特にドライバもいらんみたいだし2週間程度と書いてあった納期もやたら早かったし満足。

64とはずがたり:2003/08/27(水) 15:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030827-00000019-zdn-sci

AMDのDuronプロセッサが復活

 AMDがDuronプロセッサを復活させ、Athlon XPも延命を図るもようだ。いずれも低価格PC市場でシェア奪還を目指す狙いがある。

 同社は8月25日、Duronの新製品3種類(1.4GHz、1.6GHz、1.8GHz)を中国や南米など開発途上国の市場で発売したことを明らかにした。

 昨年4月の時点で同社のヘクター・ルイズCEOは、Duronは2002年末までに段階的に姿を消すと語っており、2002年1月以来Duronの新製品は出荷されていなかった。

 さらにAMDは、2001年に登場したAthlon XPを90ナノメートルの製造プロセスに移行させ、2004年いっぱいまで同プロセッサの製造を続ける公算が高いと述べている。従来は、新しいAthlon XPを投入する計画も、90ナノメートルプロセスに移行させる計画もないと同社幹部は語っていた。

 今回の方針転換は、同社の製品ラインの溝を埋め、財務状態のてこ入れを図る手段となるものだとアナリストは指摘している。

 Athlon XPの新製品には、Athlon 64の遅れを補う目的がある。初のAthlon 64は9月に登場予定だが、量産出荷されるのは90ナノメートルプロセスの導入後になると、同社マイクロプロセッサ事業部門副社長兼ジェネラルマネジャー、マーティー・セイヤー氏は先のインタビューで説明していた。(ZDNet)
[8月27日9時29分更新]

65とはずがたり:2003/09/02(火) 13:48
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/os.html?d=01fuji27408

日中韓が新OS開発で官民連携へ (夕刊フジ)

 リナックスなどの公開型基本ソフト(OS)の開発に、日中韓3カ国の政府と産業界が協力して取り組むことが1日までに、明らかになった。平沼赳夫経済産業相が3日にカンボジア・プノンペンで開かれる日中韓経済貿易相会合で官民協力を呼び掛け、秋から政府間の連携や民間の推進団体設立など開発促進に向けた取り組みが具体化する見通しだ。

 3カ国が協力するのは業務用ソフトや、携帯電話、デジタルカメラなどの情報家電向けのソフト。自由にプログラムを修正し、無料で使用できるリナックスなどの「オープンソース・ソフトウエア」(OSS)を推進することで、様々な分野のOSに拡大を図る米マイクロソフトのウィンドウズに対抗する狙いがある。

[ 2003年9月1日18時0分 ]

66とはずがたり:2003/09/04(木) 19:08
はい,またUpdateすべし>>all

http://www.asahi.com/business/update/0904/086.html

「オフィス」などに安全上の欠陥 マイクロソフト

 米マイクロソフトは3日、同社の統合ビジネスソフトの「オフィス」などに安全上の欠陥があるとして、利用者に修正プログラムを同社のウェブサイトから導入するよう呼びかけた。

 欠陥が見つかったのは「オフィス」のほか、同ソフトにも含まれる文書作成用の「ワード」、基本ソフトの「ウィンドウズ」など。

 このうち、深刻度を示す4段階の基準で最も高い「緊急」に位置づけられているのは、開発者向けソフト「ビジュアルベーシック」の欠陥。この欠陥を修復しないでいると、「オフィス」に含まれるソフトを利用している人のコンピューターで、ハッカーが勝手にプログラムを走らせたり、ファイルを盗み見たりする可能性があるという。

 同社のソフトをめぐっては、8月に欠陥を悪用したコンピューターウイルス「MSブラスト」が蔓延(まんえん)し、世界で50万台以上のコンピューターが感染した。

(09/04 13:07)

67a:2003/09/04(木) 19:20
http://jbbs.shitaraba.com/school/14/

71とはずがたり:2003/09/26(金) 14:52

http://www.asahi.com/tech/asahinews/TKY200309240332.html
東大の共用PC、マックに切り替え 来年3月から

 東京大学が、大学院と学部の全学生約3万人や教職員が学内で使う共用パソコンで、アップルコンピュータのデスクトップ型「iMac(アイマック)」を来年3月から導入する。現在の共用機は、無償で公開されている基本ソフト(OS)「リナックス」をベースにした簡易パソコンだが、5年の更新期を迎えるのを機にマックに切り替える。現在は原理的にはOS最大手のウィンドウズも使えるが、来年3月以降は、一部の高機能パソコンを除き共用パソコンの大半でウィンドウズが使えなくなる。

 東大は、駒場第1と本郷、柏の3カ所のキャンパスに共用パソコン約1400台を置き、情報交換網システム(LAN)で結ぶ。

 NECの関連会社が24日、共用パソコンシステム納入の一般競争入札で落札し、約1150台がマックになり、システムを制御する基幹コンピューターのサーバーも大半はアップル製になる。

 残りの約200台は、3次元のデータ処理などができる高機能パソコンやウィンドウズも使えるパソコンとなる。

 学生らはID・パスワードを持ち、自由に共用パソコンが使える。駒場第1キャンパスでは、共用パソコンを使って、情報教育棟で1年生全員(約3500人)にコンピューターを使った必修科目「情報処理」の授業を行っている。授業以外のリポート作成やメール閲覧に使われている。

 マックを導入する理由について、東大では「ウィンドウズに比べて様々なソフトの導入がしやすく、不具合が起きても自分で直しやすい利点がある」と説明している。

 アップルコンピュータの日本法人は、米国で実績がある教育機関向けの市場開拓を進めてきたが、「パソコン1000台を超える規模の受注は初めて」としている。

(2003/09/25)

72とはずがたり:2003/10/17(金) 10:07

http://www.asahi.com/business/update/1017/043.html
インテルが滋賀県のベンチャーと提携 独自技術に注目

 ノートパソコンを丸1日使える充電式電池(2次電池)の開発に向け、半導体最大手の米インテルと滋賀県のベンチャー企業が手を組んだ。パソコン心臓部の中央演算処理装置(CPU)の覇権を握るインテルは、次世代CPU向けに小型・大容量の電池を必要としており、独自技術に目をつけ出資を決めた。インテルが電池開発で国内企業に投資するのは初めて。

 次世代電池を開発するのは、大津市に本社を置くベンチャー企業、パイオニクス(資本金1億6千万円、佐田勉社長、従業員8人)。インテルは国内のベンチャーキャピタル1社と共同で、約2億5千万円を投じ、同社の株式の一部をすでに取得した。

 開発するのは、大容量の「リチウムポリマー電池」。現在、パソコン用2次電池の主流のリチウムイオン電池は、軽量化が求められてきた。リチウムポリマー電池は固体のポリマーを使っているため金属ケースが不要。その分、軽く薄くできる利点があるが、容量の大型化が課題となっている。

 リチウムポリマー電池は現在、ソニーなどが携帯電話向けに小型のものを生産している。大容量化のため、インテルの回路技術を使い、2年以内に、現在連続では3〜4時間しかもたないリチウムイオン電池の倍程度、使用できるようにする。丸1日の連続使用を可能にすることが当面の目標だ。

 パイオニクスは開発が順調に進めば、滋賀県内に生産ラインを近く建設する方針で、その費用もインテル側が負担する見通しだ。

 佐田社長は、東証1部上場の化学会社出身。昨年10月、インテルから問い合わせがあり、1年近くかけて交渉を重ね、今回の投資が決まった。 (10/17 06:04)

76とはずがたり:2003/11/18(火) 02:48
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/11/17/20.html
AMD、2.2GHz動作のOpteron 148/248/848を発表 - 新たにDDR400もサポート
2003/11/17

日本AMDは、サーバー/ワークステーション向けプロセッサ「Opteron」に、モデル148/248/848の新製品3モデルを追加した。動作クロックは2.2GHzで、デュアルシステム向けの248は即日出荷、シングルシステム向けの148および8wayシステム対応の848は、搭載システムが12月より提供される予定。

同社の「AMD64」アーキテクチャのプロセッサとしては、従来、動作クロックではコンシューマ向けの「Athlon 64 FX-51」(2.2GHz)が最速だったが、Opteronもそれに追いついた。先行して投入されるのはモデル248で、国内ではビジュアルテクノロジー、ぷらっとホーム、テンアートニ、プロサイド、サードウェーブ、エムシージェイ、アロシステム、ロジカルイフェクト、アイスクエア、ブレス、アミュレット、インディゾーン、ディ・ストーム、ユニットコムより、搭載システムが順次発売される。

動作クロックが高速化されたほか、今回の発表では、新たにレジスタードPC3200メモリのサポートも明らかになった。対応するプロセッサは、モデルx46(146/246/846)以降のプロセッサで、従来はPC2700(DDR333)までのサポートだったが、新たにPC3200に対応する。

価格は、モデル148が84,295円、モデル248が104,995円、モデル848が367,885円(全て1,000個ロット時)。また、従来モデルについては、10月末の価格改定から変更はされていない。

78とはずがたり:2003/11/28(金) 19:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000019-nkn-ind
広島大とエルピーダメモリ、先端技術開発など包括的研究協力で契約

(広島)広島大学とエルピーダメモリは28日、「包括的研究協力に関する覚書」を結ぶ。

半導体や環境保全分野で先端技術を共同開発するとともに、人材交流などを活発化する。

すでに広島大は今年1月、NEC広島とも同様の覚書を交わしており、今回の提携はこれを拡大した格好。

広島大は産学連携のモデルケースにしたい考えだ。

覚書では先端的半導体開発・設計・生産技術開発、省資源・省エネルギー技術の開発など、包括的に協力するとしている。

具体的には研究テーマを選定する組織と、これを管理する組織を設け、実施方法や予算などを決定する方針。

調印式は14時から、東広島市の広島大本部で行う。

牟田泰三学長、坂本幸雄社長兼最高経営責任者(CEO)ら関係者が出席する。

エルピーダメモリはNECと日立製作所の共同設立会社。

東広島市にNEC広島と一体的な生産活動をする広島エルピーダメモリを設立し、現在、国内で唯一、DRAMを生産している。

(日刊工業新聞)
[11月28日8時32分更新]

79とはずがたり:2003/11/28(金) 19:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000001-zdn-sci
PSX、12月13日発売

 ソニーマーケティングは11月27日、HDD&DVDレコーダー「PSX」を12月13日に発売すると発表した。

 「PlayStation 2」(PS2)のCPUとグラフィックスチップを搭載したHDD&DVDレコーダー。PS/PS2ゲームタイトルも動作する。250GバイトHDD搭載モデル「DESR-7000」が9万9800円、160GバイトHDDモデル「DESR-5000」が7万9800円。

 同時に専用アナログコントローラ(DUALSHOCK 2)「DESR-10」も3500円で発売する。PS2コントローラの機能を持ちつつ、リモコンとしても利用できるようにケーブルを4メートルと長くした。カラーもPSX本体に合わせた。

 販売はソニー製品を扱う契約店舗を中心に行う。同社直販サイト「ソニースタイル」と、「プレイステーションドットコム」でも販売する。製品供給体制については「年末年始の需要に向けて順次生産体制を立ち上げ、スムーズに供給していく体制を整える」としている。(ZDNet)
[11月28日8時16分更新]

80とはずがたり@DVD+所有:2003/11/28(金) 20:26
八倍速迄来たか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000016-bcn-sci
[新製品]バッファロー、8倍速DVD+R書込み対応の高速DVD±R/±RWドライブ

 バッファロー(本社・名古屋市、牧 誠社長)は11月27日、業界最速の8倍速書込み(DVD+R)に対応した内蔵ファイルベイ用DVD±R/±RWドライブ「DVM-4284FB」と、外付けの「DVM-4284IU2」を12月上旬に発売すると発表した。価格は、「DVM-4284FB」が2万4300円。「DVM-4284IU2」が3万1000円。

 新製品は、DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RWおよびCD-R、CD-RWメディアの書込み/読込み、DVD-ROM/CD-ROMの読込みに対応。各メディアで従来モデルを上回る高速書込み、読込みを可能にした。外付けモデルは、IEEE1394&USB2.0に対応している。

 とくに、DVD+Rについては、4.7GBデータを約9分で書込める8倍速書込みに対応。また、作成後の追記、書換えが可能なDVD+RWも4倍速に対応した。さらにCD-R/-RWでは40倍速/24倍速書込みに対応し、CD-R/RWライタとしても高速書込みが可能な高性能を実現した。

 添付ソフトは、DVキャプチャ、動画編集、オーサリング用「SONIC MyDVD5」を始め、DVD/CDライティング用「BHA B's Recorder GOLD7 BASIC」、「BHA B's CLiP5」、DVD-Video再生用「SONIC CinePlayer」など。

82とはずがたり:2003/12/01(月) 17:58
学校の仕事機と家のメイン機のメモリをそれぞれ増設しました。
仕事機PC133,128MB,CL=3─(+256MB)→384MB(CPU:VIA C3 800MHz)
メイン機PC2100,256MB,CL=2.5─(+256MB)→512MB(CPU:AMD Athlon 2000+)
後輩にWin2Kは256では足りないけど512MB迄しか認識しないと云われて買い足してみた。
確かに滞りが少なくなったようにも思えるが,あんまり体感かわらんなあ。

ただ仕事機の方はpdfを二枚を1枚の紙にプリントアウトしようとすると余り膨大な量だと出来ない(プリンターに送ろうとしても途中でどっかへ行ってしまう)のが直ったかも知れない。

スーパーπでもやってみるか。

83とはずがたり:2003/12/01(月) 18:23
スーパーπ104万桁
128MB (98) 16分34秒

384MB (2K) 15分25秒

メモリを増やしたけどOSが重くなった分それ程早くなってない?
それにしても流石浮動小数点嫌いのC3だけの事はあるな(笑)

84とはずがたり:2003/12/02(火) 01:19
家のメイン機。Athlon2000+はVIAと比べモノにならない速さだが…

AthlonXP2000+定格 PC2100 256MB Win 2K
1分16秒
AthlonXP2000+定格 PC2100 512MB Win 2K
1分16秒
全く変わらず!
メモリはあんまり沢山つかわないのねん。

85とはずがたり:2003/12/03(水) 00:54
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/os.html?d=02hotwiredi04&cat=8&typ=t
MSの次期OS『ロングホーン』の海賊版が早くも登場、価格はわずか1.58ドル (Hotwired)

 マレーシアでは、大胆不敵な海賊版業者が、米マイクロソフト社のオペレーティング・システム(OS)ウィンドウズの次期バージョン(開発コード名『ロングホーン』)の海賊版を、本物の発売よりもはるかに先んじるかたちで、すでに販売している。

 米国企業の著作権がアジアで大規模に侵害されている問題を改めて浮き彫りにするかのように、マイクロソフト社の次期OSが入ったCDはマレーシア南部の都市、ジョホールバルで6リンギット(約1.58ドル)で売られている。ちなみに『ウィンドウズXP』の米国での販売価格は最低でも100ドル前後だ。

 マイクロソフト社の弁護士によると、販売されている海賊版OSは、10月にロサンゼルスで行なわれたマイクロソフト社のプログラマー向け会議で披露され(日本語版記事)、配布されたロングホーンの初期バージョンとのことだ。また、このOSを家庭のコンピューターにインストールするのは「危険をともなう」という。

 ロングホーンの正式な発売時期は、早くても2005年になると見られている。海賊版OSが売られているのは、シンガポールとの国境沿いの街、ジョホールバルの最も大きなショッピングセンターで、ここでは数千に及ぶ海賊版のソフトウェアや音楽CD、DVDなども販売されている。


[日本語版:平井眞弓/長谷 睦]

86とはずがたり:2003/12/08(月) 18:51
http://ascii24.com/news/i/tech/article/2003/11/17/646917-000.html
日本AMD、『AMD Opteronプロセッサ モデル148』など3製品を発表――レジスタードPC3200メモリーのサポートも
2003年11月17日

日本エイ・エム・ディ(株)は17日、サーバー/ワークステーション向けの64bitプロセッサー“AMD Opteron”ファミリーの新製品として、『AMD Opteronプロセッサ モデル148』、『AMD Opteronプロセッサ モデル248』、『AMD Opteronプロセッサ モデル848』の3製品を発表した。価格は1000個ロット時の単価で、モデル148が8万4295円、モデル248が10万4995円、モデル848が36万7885円。併せてレジスタードPC3200メモリーがサポートのサポートについても発表した。

『AMD Opteronプロセッサ モデル148』は、シングルプロセッサーのワークステーションやエントリーサーバー向けの製品。同プロセッサーを搭載したシステムが12月から発売される予定という。

『AMD Opteronプロセッサ モデル248』は、デュアルプロセッサー構成のサーバー/ワークステーション向けの製品で、同日付けで出荷を開始する。国内では、ビジュアルテクノロジー(株)、ぷらっとホーム(株)、(株)テンアートニ、プロサイド(株)、(株)サードウェーブ、(株)エムシージェイ、アロシステム(株)、ロジカルイフェクト(株)、(株)アイスクエア、(株)ブレス、アミュレット(株)、(株)インディゾーン、(株)ディ・ストーム、(株)ユニットコムが搭載システムを順次発売する予定。

『AMD Opteronプロセッサ モデル848』は、エンタープライズクラスのサーバーを対象とした製品。12月から搭載システムが販売される予定。

併せて発表した、レジスタードPC3200メモリーのサポートは、モデル番号の末尾が“46”以上のAMD Opteronが対象で、まもなく追加される予定。シングルプロセッサーのワークステーションの場合、科学計算処理能力のベンチマーク“ScienceMark 2.0”(Stream)において最高28%性能が向上するという。

87とはずがたり:2003/12/08(月) 18:54

http://ascii24.com/news/i/tech/article/2002/12/10/640542-000.html?geta
日本AMD、サーバー/ワークステーション向け『AMD Athlon MPプロセッサ2400+』を発表
2002年12月10日

日本エイ・エム・ディ(株)は10日、マルチプロセッサー対応のサーバー/ワークステーション向けプロセッサー『AMD Athlon MP プロセッサ 2400+』を発表した。すでに出荷を開始しており、価格は1000個ロット時の単価が2万8500円。

『AMD Athlon MPプロセッサ 2400+』は、同社の第7世代のx86プロセッサーAthlon MPの最速版。AMD-760 MPXチップセットを利用してデュアル構成のシステムを構築できるのが特徴。0.13μmプロセスの銅配線製造技術を利用して、独ドレスデンのFab30で製造される。

同プロセッサーを搭載したサーバー/ワークステーションは世界で47を超えるメーカーが即日出荷を開始する予定という。国内では、パソコン工房(アロシステム(株))、マウスコンピュータジャパン((株)エムシージェイ)、(株)プロトン、フロンティア神代((株)神代)、ロジカルイフェクト(株)、デュアルコンピュータ((株)アイスクエア)、(株)ディ・ストーム、(株)テンアートニ、アミュレット(株)などが、搭載システムを順次発売する計画という。

88とはずがたり:2003/12/08(月) 18:58
http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2003/05/13/643552-000.html
【最新パーツ性能チェック(Vol.11)ついにEV6の限界400MHzを実現した“究極のAthlon XP”〜Athlon XP-3200+の性能はいかに?】
2003年5月13日

ついにEV6の限界400MHzを実現した「究極のAthlon XP」の性能はいかに?

 ハイエンドの標準メモリがすっかりDDR 400(PC3200)になった今、Athlonユーザーが心待ちにしているのが「FSB 400MHz版のAthlon XP」だ。多くのチップセットにおいて、メモリの性能はFSBとシンクロしたときに最大となる。最高性能のメモリが使え、かつ、FSBアップでCPU性能のボトルネックも解消できる期待の新製品。その名もAthlon XP-3200+、いよいよ発売開始である。

 まるで2002年のインテルを見ているようだ。4半期に10%のペースで着実にクロックを上げただけでなく、キャッシュは増やす、FSBは上げる、ハイパースレッディングは付く……Athlon XPを完全においてきぼりにする勢いだった。そのインテルが、今年はFSBアップだけとおとなしめなのに対し、AMDは昨年8月、新サラブレッドコアによる2600+による電撃的な復活以来、10月にはFSBの333MHz化。今年2月にはキャッシュ512KB内蔵のBartonコアと、矢継ぎ早に新機軸を展開してきた。今回のAthlon XP-3200+の最大のポイントは、FSBをついにEV6バスの最終目標とした400MHzにまで引き上げたことである。2002年前半時点では、AMD筋からは「FSBの266MHz以上の向上は行なわない」という発言もあり、Athlon発表当時の「400MHzまで可能」という言葉が真実になるとは信じられなかった。それが今こうして目の前にあるのは、なんとも感慨深い。  一方、実クロックのほうは、3000+に比較して33MHzアップの2.2GHzであり、モデルナンバー200アップの根拠としては少なすぎる。つまり、AMDはFSBの向上を、6%強の性能向上の根拠としていることになる。果たして3200という名付けは妥当なのか、また、FSB 800MHz版Pentium 4で、最高性能の座を奪われたAthlon XPの再逆転はあるか。以下、詳しく検証していくことにしよう。

 Athlon XP-3200+のパッケージは、基本的にはBartonコアの2500/2800/3000と変化はない。ただ、CPUに記載されるOPN(パーツ注文番号)には、400MHzFSB対応を示すための変化が現われた。今回テストしたパーツの記載は「AXDA3200DKV4E」。“AXD”はAthlon XPを示し、次の“A”はデスクトップ用、“D”はOPGAパッケージ、“K”は1.65V動作、“V”はダイ温度85度までを示し、ここまでは多くのAthlon XPと同じ。次の“4”は2次キャッシュ容量512KBを示す、いわば「Bartonの証」。その後ろの“E”が400MHz FSBを示す。Bの200MHzに始まり、Cの266MHz、Dの333MHzを経た、EV6の最終地点を表わす文字である。

 消費電力は3000+から少し増え、最大で76.8W、標準で60.4Wである。最大値は、過去のAthlon XPシリーズでの最高値を更新してしまったが、標準値ではAthlon XP-2200+よりも少ない。また、最大値でもPentium 4-3.06GHzや3GHzのTDP=81.8Wより低い(しかもTDPは最大値ではない)。

90とはずがたり:2004/01/18(日) 11:09
大分安くなってきたねぇ。

http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0401/15/news077.html
バッファロー、1万1100円の4倍速DVD-Rドライブ
東芝製ドライブを採用し、DVD-Rの最大書き込み速度は4倍速。

 バッファローは、1万1100円と低価格なDVD-R/RWドライブ「DVR-L42FB」を1月下旬に発売する。

 ATAPI内蔵型。東芝製ドライブを採用し、最大書き込み速度はDVD-Rが4倍速、DVD-RWが2倍速、CD-Rが16倍速、CD-RWが10倍速。全DVD規格の読み込みにも対応した。

 DVD/CDライティングソフト「SONIC RecordNow!」などが付属する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

91とはずがたり:2004/01/18(日) 11:11
がんばれクルーソー!

http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0401/16/news067.html
日立、Crusoe搭載ネット端末にWindowsモデル

タッチパネル式のインターネット端末。従来のLinux「midori」に加え、Windows XP EmbeddedとWindows 2000 Professionalが選べるようになった。


 日立製作所は、CPUに米TransmetaのCrusoeを採用したインターネットアプライアンス「FLORA-ie 55mi」の新製品として、OSにWindows搭載可能なモデルを1月19日に発売する。

 IEEE 802.11b対応の無線LAN機能を備えたインターネット端末。Crusoe TM5500を搭載する。OSは従来のLinux「midori」に加え、Windows XP EmbeddedとWindows 2000 Professionalが選べるようになった。

 アンテナ部分を本体に収納したため防塵・防滴性能に優れ、工事現場やキッチンでの利用にも耐えられるという。Windows XP EmbeddedモデルとLinux midoriモデルはOSをコンパクトフラッシュROMに搭載、HDDを内蔵しないため、一般のPCの約3倍の耐衝撃性を備えたとしている。

 タッチパネル付きの10.4インチTFT液晶ディスプレイ(800×600ピクセル)を装備し、ペンで操作できる。

 BTOに対応する。推奨モデルの主な仕様と価格は以下の通り。
型番PC9NR3-Z9A65K010PC9NR3-0AA6JK011PC9NR3-J9A44K010
OSWindows XP EmbeddedWindows 2000 ProfessionalLinux「midori」
CPUCrusoe TM5500/667MHz
メモリ256Mバイト128Mバイト
CF ROM512Mバイトなし128Mバイト
HDDなし20Gバイトなし
ディスプレイ感圧式タッチパネル付き10.4インチTFT(800×600ピクセル)
バッテリーS利用時の駆動時間約3.7時間約3.1時間約3.3時間
バッテリーL利用時の駆動時間約7.4時間約6.3時間約7時間
サイズ294(幅)×223(奥行き)×27.5−31(高さ)ミリ
重さ約1.36キロ
価格23万8000円23万6000円15万2000円

92とはずがたり:2004/01/18(日) 11:15
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0401/16/news007.html
eMachines、Athlon 64搭載ノートを発売

「M6805」はMobile Athlon 64 3000+のほか、メモリ512Mバイト、HDD 60Gバイト、記録型CD/DVD-ROMドライブ、802.11gの無線LAN機能を備え、RADEON 9600を搭載。1549ドル。

 低価格PCメーカーの米eMachinesは、名のあるPCメーカーとしてほぼ初めて、AMDの64ビットプロセッサAthlon 64を搭載したノートPC「M6805」を発売した。

 M6805はMobile Athlon 64 3000+と15.4インチ液晶を搭載。Best BuyのWebサイトに登場している。

 M6805はデスクトップPCの代替となることを想定したモデルのようだ。マルチメディアとPCゲームの操作に対応したプロセッサとグラフィックスカードを備えながら、比較的価格は抑えてある。米ではここ数年、デスクトップの代替となるノートPC人気が高まっている(1月13日の記事参照)。

 Athlon 64プロセッサのほかにメモリ512Mバイト、HDD 60Gバイト、記録型CD/DVD-ROMドライブ、802.11gの無線LAN機能を備え、64Mバイトのビデオメモリを装備したATI TechnologiesのRADEON 9600を搭載。Best Buyのサイトで1549ドルで販売されている。

http://zdnet.com.com/2100-1103_2-5141786.html
eMachines has become one of the first brand-name PC makers to build a notebook with Advanced Micro Devices' 64-bit Mobile Athlon 64 processor.

The notebook, the M6805, comes with a Mobile Athlon 64 3000+ processor and a 15.4-inch screen. It appeared on Best Buy's Web site this week.

Like many others aimed at consumers, the M6805 appears to be designed to replace a desktop PC. Thus it has a processor--in this case the Athlon 64 chip--and a graphics card capable of tackling multimedia and PC games, but still sells for a relatively reasonable price. Desktop replacement notebooks have been wildly popular at retail in the United States over the past few years, thanks to consumers who have purchased them to take the place of aging desktops.

Although it's mostly known as a budget manufacturer, eMachines has emerged as one of the fastest-growing PC makers. The company became the fourth largest PC maker in the United States in the fourth quarter, according to IDC, putting it ahead of Gateway and Apple Computer. The company, which is based in the United States but has its PCs made in Korea, saw shipments grow by 20.8 percent over the same quarter a year ago, faster than Dell, Hewlett-Packard and the market as a whole.

Aside from its AMD chip, the 7.5-pound machine comes with 512MB of RAM, a 60GB hard drive, a combination CD-burner/DVD-ROM drive and Wi-Fi 802.11g capabilities. It also incorporates an ATI Technologies' Radeon 9600 graphics chip with 64MB of video memory. Best Buy's Web site lists it for $1,549.

The PC maker declined to comment on the new notebook. However, it's neither the first time that eMachines has quietly rolled out a new computer with retailer Best Buy, nor the company's first Athlon 64 system.

The eMachines notebook?only its second notebook model in recent history--joins the company's T6000 desktop, which offers a desktop Athlon 64 3200+ chip. The company quietly introduced the T6000, which sells for $1,299, at Best Buy stores in early December.

AMD, which introduced the Mobile Athlon 64 chip line this month, says the chips use less power than its desktop Athlon 64s. That makes the mobile chips more at home inside notebooks.

Aside from eMachines, several other companies now offer Athlon 64 chips. Companies such as Alienware and Hewlett-Packard offer the Athlon 64 chip in their desktops. The chips are now available in both Compaq Presario and HP Pavilion desktops, for example.

AMD also augmented the desktop Athlon 64 line, adding Athlon 64 3000+ and Athlon 64 3400+ models earlier this month. Its three Mobile Athlon 64 models include 2800+, 3000+ and 3200+.

93とはずがたり:2004/01/18(日) 11:44
http://www.itmedia.co.jp/products/0312/18/sj00_power09.html
ブロードバンドコンテンツ、画像ファイルなど、あらゆる用途にMOドライブを活用

ネット配信と著作権保護の回答のひとつ「メディアID」
 ADSLやCATVなどのブロードバンドが普及するに従い、音楽や映像をインターネット配信するサイトが増えてきた。こういったサイトでは、料金を支払うことにより音楽や映像などのコンテンツデータをダウンロードできるようになっている。ダウンロードしたデータは、PCで何度でも自由に再生して楽しめるわけだが…、ひとつだけ問題が残ってしまう。それは「コンテンツデータを他のPCにコピーできない」という問題だ。

 というのも、ダウンロードしたデータには著作権を守るためのプロテクトが含まれており、ダウンロードしたPCでしか再生が行えない仕組みになっているからだ。

一般的な配信サイトにおけるプロテクト。ダウンロードしたPCに暗号化された許諾情報が記録され、それがなければ再生できない仕組みになっている。このため、他のPCにデータをコピーしても再生は行えない

 1台のPCだけを使用している場合は、このようなプロテクトがあっても何の問題もないが、複数のPCを所有しているユーザーにとってプロテクトは大きな障害となる。自宅と会社の両方のPCでコンテンツを楽しみたい場合、またはPCに不具合が生じてしまいハードディスクをフォーマットする場合にもプロテクトは大きな障害となるだろう。

プロテクトの問題を解決する「メディアID」

 そこで、これらの問題点を解決する手段として登場したのが「メディアID」という技術だ。「メディアID」とは、従来PCのハードディスクに記録していた許諾情報を、MOメディアに持たせることができる技術である。つまり、コンテンツデータと許諾情報がセットになって1枚のメディアに保存されるわけだ。これならば、どんなPCでもデータを再生可能となるし、著作権も保護される。

「メディアID」対応のMOにコンテンツデータを保存した場合。「メディアID」対応のMOドライブが備えられていれば、どんなパソコンでも再生できる

 なお「メディアID」を利用するには、「メディアID」に対応したMOドライブとMOメディアが必要だ。対応製品には「メディアID」のロゴマークが付されているので、よく確認してから購入するようにしよう。

94とはずがたり:2004/01/28(水) 05:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040127-00000415-yom-bus_all
EU、独禁法違反でマイクロソフト社に罰金決定

 【ロンドン=黒井崇雄】27日付英経済紙フィナンシャル・タイムズによると、欧州連合(EU)の欧州委員会は、米ソフトウエア最大手マイクロソフトがEUの競争法(独占禁止法)に違反したとして、同社に罰金を科すことを暫定的に決めた。関係筋が明らかにした。

 欧州委は、マイクロソフトが自社製の映像・音楽ソフトを基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」に組み込んでいることは、ウィンドウズの独占的な地位を乱用し技術革新を阻んでいる疑いがあるとして、3年以上にわたって調査を続けてきた。(読売新聞)
[1月28日3時11分更新]

95香川県民:2004/01/28(水) 19:58
高クロック、改良版HTテクノロジなどの機能がてんこ盛りですが、消費電力や発熱は気になります。
知人からの勧めでPCの自作を検討していますが、正直言ってプレスコットコアのPentium4は買わないと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040128-00000003-zdn_pc-sci
Prescott、2月2日デビュー

米Intelは2月2日、コードネーム「Prescott」と呼ばれるPentium 4強化版のデスクトップ向け新プロセッサをリリースする。
Prescottは従来型のデスクトップ向け機能よりもむしろ、ビデオ機能などへの対応を強化、PCとテレビのギャップを埋めるプロセッサとなる。

Prescottはそれ自体がマルチメディア向けに調整されている。
ビデオ/オーディオファイル処理用の新命令セットと1Mバイトのキャッシュを備え、スピードはデビュー時で約3.4GHzとなり、年内には4GHz版が登場予定。
また、攻撃を回避するためのセキュリティ機能も組み込まれ、4〜6月期中にリリース予定のWindows XP SP2に対応させる。

96とはずがたり@結構自作派:2004/01/28(水) 22:43
自作ですか?どんな奴を作る予定でしょう?
俺はAMD派ですのでインテルのCPUで作ったことは無いんですが最近はどんなCPUが流行りなんでしょうかな?HTテクノロジはちょっと興味有ります。

3Dゲームとかやらないので最近は静音とかが実は大事なんじゃないかと思い始めてます。

遍歴
Athlon700→AThlonXP2000+→C3 800
です。

97香川県民:2004/01/28(水) 23:09
>>96
とはずがたりさんはAMD派ですか。

自分の現行機はNECのVT9002Dです。(Pen4 1.6G、HDD120G、メモリPC133 768MBその他諸々)
ここ半年の間に知人が自作PCを組み立てたり、ひょんな事から自作マシンの組み立てを手伝ったりしたので自分のPCも自作にしようと思っています。

自作PCのスペック(計画中)
CPU Pentium4 2.6CGHz(プレスコット投入による価格変動に注目)
HDD シリアルATA 160GB(将来的にはRAIDを構築するかも)
メモリ DDR-SDRAM PC3200 512MB×2 デュアルチャンネル
M/B ASUS P4P800DE-Deluxe
(グラボ RADEON9600XT or Geforce 5700)
ドライブ DVDマルチドライブ(-R書き込み8倍速製品)
あくまで理想ですので、財布との相談でパーツが色々と・・w

98香川県民:2004/01/28(水) 23:16
ちなみに知人(9歳年上でヘビーユーザー)のPC

CPU Pentium4 2.4CGHzをオーバークロックさせて3GHzで動作させている
HDD ATA133 80GB・120GB・リムーバブルディスク RAID0らしい
メモリ DDR-SDRAM 512MB×2 デュアルチャンネル
M/B ASUS P4P800DE-Deluxe
グラボ RADEON9800pro
ドライブ DVD±RWドライブ(4倍速)
ケース フルタワー 400W電源

これでFF11やCGの作成がサクサク出来るようです。

99とはずがたり:2004/01/28(水) 23:29
そっか,もうシリアルATAの時代なんですなぁ。

=メイン機スペック=
CPU:AthlonXP2000+
Mem:PC2100 512MB
M/B:GA-7VKMP
G/B:SPECTRA5400R2+Video Port600A
HDD:U-ATA133 80GB
OS:Win 2000

このマザーボードは本来グラフィックボードもオンボードで遊びの設定が出来ないのでクロックアップとかはしてないですねぇ。
オンボードとは別に付けることが出来るグラフィックボードはビデオ端子が着いて居るお気に入りです。ビデオデッキつないでテレビは捨てました。
メモリはFSBのクロックと同調させた方がいいと思いもっとクロック数が高い奴も出てましたが敢えてPC2100にしました。
保存はDVD+R/RWとMO 640Mを使っております。やっぱMOが便利です。
因みにsuperπ104万桁は1分16秒です。自作したら是非やってみて教えて下さいな。

100とはずがたり:2004/02/06(金) 23:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000002-cnet-sci
マイクロソフト、64ビットWindows XPのプレビュー版を一般公開

 Microsoftは、Advanced Micro Devices(AMD)のAthlon 64およびOpteronプロセッサを搭載したコンピュータのための、64ビットオペレーティングシステム(OS)パブリックプレビュー版をリリースした。

 Microsoftのウェブサイトによると、これは比較的新しい2つのAMDチップを搭載したコンピュータ向けのOS、Windows XP 64-bit Edition for 64-bit Extended Systemsのプレビューを提供するためのものだという。

 このOSはベータテスト参加者向けにはしばらく前から公開されているが、今回の 公開プレビュー は、企業がこのOSを試し、現在も開発が進められている最終バージョンに向けた準備を行なえるようにするものだ、と同サイトには記されている。

 Athlon 64およびOpteronを搭載したコンピュータのユーザは、Microsoftのウェブサイトで登録することで、プレビュー版ファイル(450MB)を無料ダウンロードできるほか、配送料と手数料を払えばCDを受け取ることも可能だ。このプレビューバージョンは360日で期限切れとなる。

 AMDのOpteronサーバチップや、デスクトップ/ノートPC向けのAthlon 64チップでは、基盤となる部分が新しくなったため、新しいOSが必要となる。この基盤の変更で、OpteronやAthlon 64では、32ビット版と64ビット版の両方のソフトウェアやOSを稼動できるようになった。AMDがx86-64と呼ぶ新技術では、AMDやIntel の32ビットパソコン用プロセッサがベースとしている32ビットx86プロセッサアーキテクチャに、複数の新命令が追加されている。

 AMDのチップの普及が早くも進んでいることから、今回のOSプレビューは人気が集まりそうだ。最終バージョンは年内発売の予定だが、世界の大手コンピュータメーカー各社がAMDチップへの取り組みを開始している。

 IBMは同社のeServer 325製品でOpteronチップを採用している。Sun Microsystemsでは今月中にOpteronサーバの発売を開始する予定で、Hewlett-Packardも年内にOpteronサーバシリーズを発売すると見られている。

 MicrosoftがWindows XP 64-bit Edition for 64-bit Extended Systemsの最終バージョンを発売するのは、今年後半以降になる見通しだ。コンピュータメーカー各社はまだ、顧客を新OSへアップグレードさせる計画を明らかにはしていない。

101とはずがたり:2004/02/07(土) 11:10
いいことしてるじゃないか。
>日本IBM社やマイクロソフトなどが支援していて、JCIは昨年末、
>四国で初めて再生工場として認定された。年間100台まで、
>ワープロや表計算の正規のソフトウエアを提供してもらえる

それにしても膨大な量のパソコンが捨てられていると思うのだがルートを確立できないものかな?

http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=3908
中古パソコン 再生して無料で貸与

   障害者の就労と社会参加を目指す鳴門市のNPO法人「JCIテレワーカーズネットワーク」が、中古パソコンを再生する事業に乗り出した。よみがえったパソコンは県などを通じて障害者らに無料で貸し出されるが、再生するための中古パソコンが足りないという。「使っていないパソコンを譲って欲しい」と呼びかけている。

 JCIは99年4月、元高校教諭の猪子和幸理事長(65)が創設。約130人の会員のおよそ半分が障害を持っていて、印刷やテープ起こしなどの仕事をそれぞれの能力に応じた分業でこなす。障害者向けのパソコン講習会や指導者養成講座も開いている。

 再生事業は、02年度に県の委託で始めた。中心メンバーの6人はメンバー同士で教え合い、パソコン再生の技術や専門知識をつけた。うち5人が障害者。週2、3回、猪子理事長の旧自宅を改装した鳴門市内の「工場」に通って作業をしている。

 品質を保つための作業工程表に従い、パソコンに残っている内容を完全に消し、キーボードや機体についた汚れを徹底的に落とす。希望者に届けてからも、修理や相談に応じる。「お客さんが喜んでくれる顔を見たときが一番うれしい。少しでも良いものをつくりたい」と脇町から通うメンバーの1人、森至さん(50)は話す。

 この事業は日本IBM社やマイクロソフトなどが支援していて、JCIは昨年末、四国で初めて再生工場として認定された。年間100台まで、ワープロや表計算の正規のソフトウエアを提供してもらえる。

 02年度は県を通じて応募した希望者に約50台を届けたが、今年度に再生できたのはまだ14台。現在、60人以上が待っているという。再生事業の責任者でシステムエンジニアの志摩守彦さん(31)は「メンバーの訓練を続け、1日に4台を再生できる力はある。買い替えたら捨てるのではなく、ぜひ譲って」と訴える。

 問い合わせ先はJCI(088・683・5101)。


(2/7)

102とはずがたり:2004/02/16(月) 01:17
http://www.asahi.com/business/update/0214/015.html
ソフト会社が関連? ウィンドウズのソースコード流出

 米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の設計図に当たるソースコードの一部がインターネットに不正流出した問題で、中堅ソフト会社が流出に関連している可能性が13日、浮上した。

 米AP通信などによると、流出したソースコードのなかに、米サンノゼ市のソフト会社「メーンソフト」の関連情報が見つかった。

 これに対し、メーンソフトは「事態の重大さを認識している。マイクロソフトと当局の捜査に全面的に協力する」との声明を出した。メーンソフトは94年以来、マイクロソフトと契約を結び、ソースコードを使ってソフトを開発していた。

 流出の影響について、マイクロソフトのドレイク広報担当は「今のところ顧客への影響は出ていない」と説明。メーンソフトが関与している可能性に対しては「調査の中身はコメントしない」と述べた。 (02/14 19:45)

103とはずがたり:2004/02/16(月) 01:17

http://www.asahi.com/business/update/0210/065.html
マイクロソフト、リナックスに対抗して異例の比較広告

 パソコンなどを制御する基本ソフト(OS)で圧倒的なシェアを持つウィンドウズを開発・販売する米マイクロソフトは9日、対抗馬として急成長するリナックスより、導入時やその後のコストを見るとウィンドウズの方が優れている、とする「比較広告」を始めた。異例のキャンペーンで、このところ高まっている「リナックス人気」に歯止めをかける狙いだ。

 「Get the Fact(事実をつかもう)」と名付け、7月末まで新聞や雑誌、インターネットの関連サイトなどに広告を出す。日本のほか約30カ国で同様のキャンペーンを展開する。

 内容をみると、ウィンドウズが完成されたソフトで、導入に手間がかからないことを理由に、「システム導入後5年間の企業の総費用はウィンドウズの方が用途によって11〜22%は安い」などとする調査会社のデータを紹介。「リナックスが安い、というのは誤解だ」と訴える。

 「リナックス」は、フィンランドの学生が開発し、世界の愛用者が改良に参加したOS。原則として「無償」で導入できる。企業の情報システムの基幹コンピューター「サーバー」にも採用され、ウィンドウズと競合するようになった。日本政府の提案で、中国や韓国と、プログラムの設計図にあたる「ソースコード」が無償公開されているリナックスなどのオープンソース・ソフトウエアを共同開発することで合意するなど、官民でリナックスへの「追い風」が強まっている。

 比較広告は、リナックス採用で「安さ」が注目されていることを意識したものだ。

 だが、リナックスを導入する企業などは、リナックスが誰でも自由に開発・修正できることも評価する。ウィンドウズはソースコードを原則、マ社しか修正できない。

 業界では、「リナックスは導入時、自社で使いやすいよう手をかける必要がある。開発の本格化から間もない段階で総費用の比較をすれば、リナックスが高いのは当然」という指摘も出ている。 (02/10 09:36)

106とはずがたり:2004/02/26(木) 15:42
http://www.asahi.com/national/update/0226/016.html
公取委、MS日本法人に立入検査 契約に不当な拘束条件

 ソフトウエア最大手の米マイクロソフト日本法人(東京都渋谷区)が、日本のパソコンメーカーと基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」などの使用許可契約を結ぶ際、不当な拘束条件をつけていた疑いがあるとして、公正取引委員会は26日午前、独占禁止法違反(不公正な取引方法)や同法違反(私的独占の禁止)の疑いで同社に立ち入り検査に入った。

 関係者によると、マイクロソフト社は、各メーカーが自社のパソコンに「ウィンドウズ」などマ社のソフトを搭載する際、これらのソフトに各メーカーの保有するソフトと酷似する技術が含まれていても、特許権の侵害などを問わないことを条件としていた疑いが持たれている。

 公取委は、NECやソニーなど大手メーカーにもマイクロソフト社との関連資料の提供を求めている。

 マイクロソフト社日本法人は、98年にも、各メーカーに表計算ソフト「エクセル」とワープロソフト「ワード」を不当に抱き合わせてメーカー側に販売していたとして、公取委から排除勧告を受けている。

 マイクロソフト日本法人の広報グループは「立ち入り検査があったのは事実だが、メーカーとの契約について違法があったという認識はない。公取委の調査には協力する」としている。

(02/26 13:19)

107とはずがたり:2004/02/27(金) 11:11
業界標準があったのはCD,CD-R/RWまでですな。
いまじゃ利潤の中心となる規格を手放すと全然旨味が少ないから毎回規格乱立だ。

http://www.asahi.com/business/update/0227/044.html
次世代光ディスク記録、東芝・NEC規格に業界標準承認

 DVD(デジタル多用途ディスク)の後継となる次世代光ディスクで、東芝とNECが提唱する規格「HD DVD(高画質DVD)」が世界的な標準化団体から記録用機器の業界標準として承認されたことが26日分かった。統一規格を協議する「DVDフォーラム」の幹事会で決まった。この規格は昨年11月、再生専用機器の業界標準としても承認されている。今回の決定により、東芝とNECは、DVDフォーラムの承認規格として録画再生機などを発売できる。

 次世代光ディスクは、DVDに比べ記憶容量が大きく、高画質放送の録画に適している。東芝・NEC陣営とは別に、ソニーや松下電器産業など日米欧韓の大手12社が「ブルーレイ・ディスク(BD)」という規格を発表し、争っている。BD陣営は、DVDフォーラムに規格を提唱せず、承認を求めていない。

 商品化では、ソニーが他社に先駆けて昨年4月に録画再生機を発売したが、需要はまだ、火がついたばかりのDVD録画再生機が中心だ。東芝とNECは05年内にも発売する方針。業界では、映画会社などがどちらの規格で再生ソフトを出すかが主導権争いのカギを握ると見られている。 (02/27 07:07)

109とはずがたり:2004/03/02(火) 12:28
http://news.searchina.ne.jp/topic/246.html
EVD:誕生から苦難の道を歩む中国独自の特許技術 
最終更新:2004/03/01

MEMO
中国にとって、独自の特許技術を有するということは、ただ単に中国が世界の技術水準に肩を並べることを意味するものではない。そこにはもっと現実的な意義が含まれている。ある程度成熟した製品技術と市場に遅れて参入した中国は、多数の特許使用料を支払わなければならない状態にあるのだ。

DVD市場においてもそれは例外ではない。中国のDVD機器生産は、世界の50%以上を占めており、まさにトップ市場といえる状態にあった。しかし2003年より中国も特許使用料の支払いを課せられ、世界最大のDVD市場を抱える中国は同時に世界最大の特許使用料支払い国となってしまった。

同産業の停滞が危ぶまれるなか、独自の知的財産権を有する次世代DVD規格「EVD(Enhanced Versatile Disk)」の登場は、各メーカーにとっても望ましいことであった。にもかかわらずその前評判は芳しいものとはいえなかった。

東芝とNECが共同で提言した次世代DVD規格「HDDVD(High Definition DVD)」やソニー、仏トムソン、韓国サムスンら9社が開発を進める「Blue−ray Disc」など、海外勢が強力なライバルとしてその前に立ちふさがったからだ。この壁を乗り越えるのは容易ではないという見方が大勢を占めるなか、EVDは苦しい戦いを強いられている。

111とはずがたり(2/2):2004/03/02(火) 12:29

 第三世代の携帯電話でも独自規格化をねらう

 中国はEVDだけでなく、第3世代の携帯電話の規格化でも中国の独自方式「TD-SCDMA」を採用し、先進国と競争する意欲を見せている。中国の携帯電話は、間もなく2億7000万台に達し世界一である。ここでも政府の先導で「TD-SCDMA産業連盟」が結成され、多くのメーカーが参加してそれぞれ役割分担をしながら、開発に取り組んでいる。今年の夏までには、その成果が発表されると言われており、日米欧の携帯電話メーカーが注目している。

 中国政府は、アメリカのシリコンバレーなど外国で活躍している中国人技術者が帰国した場合、資金援助、各種の税制優遇措置などを制度化し、起業しやすいような施策を推進しており、すでに効果が現れている。最近も「漢芯3号」というCPUチップが開発され、IBM製品に組み込まれることが決まったが、この開発者たちもシリコンバレーからの帰国組みである。中国独自開発の半導体チップが、先進国の製品に組み込まれる時代になってきたのである。

 中国の技術開発力は、一部で完全に先進国を射程内に入れてきた。中国の特許戦略は、世界最大の市場形成の可能性を武器にしながら、特許で囲い込んだ独自の標準化や規格化をねらっている点で戦略的である。日本も後進国から先進工業国に至る過程で、官民一体となって先進国に追いつけ追い越せを目標に、先進技術の改良改善に取り組んだ時代もあったがいまや攻守ところをかえた。

 世界の工場となった中国の製造現場が、知的財産権をからめながら大きなうねりを作って先進工業国へ影響を与えることは間違いない。その波及を最も受ける日本企業は、中国の台頭という展開の中で知的財産創出力の真価が問われているのである。

112香川県民:2004/03/10(水) 18:04
プレクスターがDVD+Rへの12倍速書き込みに対応したドライブを発表。
国内メーカーの奮起に期待したいです。

プレクスター、初の12倍速対応DVD±R/RWドライブ
〜業界初のSerial ATA対応ドライブも同時発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0310/plextor.htm

プレクスター株式会社は、DVD+Rメディアへの最大12倍速書き込みが可能なDVD±R/RWドライブ「PX-712A/JP」を5月上旬に発売する。
書き換え可能なDVDでの最大12倍速書き込みは世界初としている。12倍速化により、8倍速で約8分だった書き込み時間が、約6分となる。なお、12倍速対応メディアはまだ規定されていないため、8倍速対応メディアに対し12倍速書き込みを行なう。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,000円前後。インターフェイスはATA。ホワイトモデルとブラックモデルが用意される。

12倍速書き込みが可能なのはDVD+Rのみで、DVD-Rへの書き込みは最大8倍速、DVD±RWは最大4倍速。また、DVD読み込みは最大16倍速、2層ディスクの読み込みも12倍速となった。
書き込みの高速化だけではなく、書き込み品質と信頼性の向上を目指している。添付される「PlexTools Professional」では、従来のCDに加えDVDメディアの品質をチェックする機能が追加された。また、メディアの状態によって書き込み速度を自動選択する「PowerRec」機能も搭載されている。
また、CDへの書き込みにも留意されており、CD-Rへの書き込みはDVD±R/RWドライブとしては高速な最大48倍速に設定されている。また、ユーティリティソフト「PlexTools Professional」では910MB記録などの特殊機能も追加されている。

113香川県民:2004/03/10(水) 20:23
一世代前のPC133メモリであることと価格がやや割高なのが残念ですが、今後の展開に期待したいです。

アイ・オー、環境保全を考慮した鉛不使用のPC133対応メモリ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0310/iodata.htm

株式会社アイ・オー・データ機器は、環境保全を考慮した「鉛フリー」のPC133メモリモジュール「S133-128M(nPb)」、「S133-256MB(nPb)」を、10日より受注開始する。容量はS133-128M(nPb)が128MB、S133-256M(nPb)が256MB。出荷は3月下旬から。

価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はS133-128Mが12,000円、S133-256Mが22,000円前後の見込み。

はんだ、半導体(DRAM含む)、基板など、メモリモジュールすべてにおいて、鉛を一切使用していないのが特徴。EUでは、2006年より「RoHS指令」と呼ばれる有害物質使用制限を実施するが、それに対応した形となる。

仕様はSDRAM PC133の168ピンDIMM、CL値は3、JEDEC準拠モジュール。製品保証は5年間。

114とはずがたり:2004/03/10(水) 22:02
>>112-113
情報提供感謝っす。
DVD+Rは12倍速時代ですか。しかも±対応。ホスイ(゚Д゚;)
メモリの鉛はそんなに大量に使用されてるんですかねぇ。

115香川県民:2004/03/13(土) 13:20
Intelも64ビット化に続き、製品の命名までもAMDを追随するようになりましたな。
あと2年もすれば、Pentium5 ExEditon 740+(クロック4.0GHz、改良版HT、FSB800、2次キャッシュ2MB)
とかCelelon 332+(クロック3.2GHz、FSB533)という製品が並ぶようになりそうです。

Intel、Intel版「モデルナンバー」導入を検討
〜AMDに続きクロック表示廃止へ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0312/ubiq52.htm

 Intelがついに“モデルナンバー”を導入する。これは、悪いジョークではない。現在、Intelは真剣にこのプランを検討し、OEMメーカーと調整を続けている。情報筋によれば、IntelはOEMメーカーに対してクロック周波数に換えて「プロセッサナンバー」と呼ばれるCPUのグレード表記を7xxのような型番で行なう仕組みを検討していると通知してきたという。

 昨日のこのコラムでは、「MeromをデスクトップPCにも導入するのであれば、Intelは将来“クロック神話”を打ち破る必要がある」と述べたが、どうやらそれは筆者が考えているよりも早いタイミングで進んでいるようだ。

116とはずがたり:2004/03/13(土) 17:39
ペン4は周波数を上げるのに特化した(つまり周波数ほどには性能が上がらない)コンセプトだったがそれでも周波数を上げるのが困難になってきたのでしょうかね?

周波数以外にも64ビット化とかHT付きとか性能の要素が増えたこともありましょうか。

117とはずがたり:2004/03/21(日) 13:45
IPv6採用の次世代インターネット基幹網が開通
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200403200173.html

 中国国際教育科学技術博覧会が19日に開幕した。開幕式では、中国の次世代インターネット基幹ネットワーク「CERNET2」のテスト用ネットワークが正式に開通し、サービスの提供が始まった。中国の次世代インターネット整備が全面的にスタートし、世界の同サービスにおいて独自の地位を確立したことになる。

 中国教育科学コンピューター網ネットワークセンターの呉建平ら教授は「現在の次世代インターネットが開通したのは上海・広州・北京の3都市のみだが、敷設した高速光ファイバーは総延長6千キロメートルに達し、現時点で分かっている限りでは、IPv6プロトコルを採用した基幹ネットワークとしては世界最大規模だ」と説明する。最初のユーザとなったのは、清華大学、北京大学、北京理工大学など約100校。今年年末までに20都市での提供が始まる。

 CERNET2基幹ネットワークは、IPv6プロトコルのみを採用し、IPv6を基礎とした次世代インターネット技術に十分なテスト環境を提供する。CERNET2は、中国が独自開発した世界最先端レベルのIPv6プロトコル・コアルーターを採用している。中国による次世代インターネット技術の研究や、次世代インターネットを基礎とする重要な応用技術の開発、次世代インターネット産業などの発展の促進にとって、重要なインフラとなる見通しだ。

(03/20)

118とはずがたり:2004/03/21(日) 23:30
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040321k0000m020031000c.html
デジカメ:続く市場拡大、企業間格差も

「新三種の神器」の一つに数えられ、拡大が続くデジタルカメラ市場で、競争激化による価格下落の直撃を受けたり、部品調達に困難をきたして戦略や計画の見直しを迫られる主要メーカーが出てきた。コニカミノルタグループは「規模拡大」から「利益重視」に転換、来年度の販売計画台数を今年並みに抑える方針だ。来年度の市場規模は4割増との予測もある中、異色の路線転換で、企業間格差が出始めたとも言える。【小平百恵】

 同社はコニカ、ミノルタ統合後の8月の事業計画で、デジカメの市場拡大に合わせ「シェア15%(金額ベース)」という目標を掲げた。この戦略を転換したのは、03年度下期にデジカメの収益が悪化し赤字の見通しになったからだ。台数は計画を上回っているだけに、単価下落が利益を圧迫する“豊作貧乏”の深刻さがわかる。コニカミノルタホールディングスの岩居文雄社長は「下期の状況を見て開発資源の効率化を考え利益重視に変えた」と語り、高付加価値機種に商品を絞り込んで、シェアは1けた台になっても仕方ないという構えだ。

 今年度のデジカメ市場は「カメラを使ったことがない10代女性も買っていく」(大手家電量販店員)ほどの力強さがあり、カメラメーカーと電機メーカーが入り乱れ、しのぎを削ってきた。次々に新商品が出るため、すたれていくスピードも速く、短期間で価格下落を招いている。この結果、短期間に商品投入できる開発力や同時に世界展開できる生産能力など「体力勝負」の様相だ。

 富士写真フイルム、オリンパス、ペンタックスの3社も03年度の出荷計画を下方修正した。富士フイルムは主力機種の新商品で中核部品の調達ができず、発売延期をしたのが響いた。カシオ計算機は3月、電池寿命の長さを売り物にした新商品を出した。価格競争に巻き込まれないよう差別化を狙ったが、鈴木洋三常務は「競合機種の中では価格が高い印象になる。他社商品に新味がないだけに価格競争に巻き込まれなければいいが……」と警戒する。

 カメラ映像機器工業会がまとめたデジカメの04年度世界出荷台数は前年度比40.3%増の6090万台。昨秋発売したレンズ交換式一眼レフデジカメの普及機が好調なキヤノンや、ソニー、ニコンなどは来年度の販売台数も高い伸びを見込み、強気を崩していない。

[毎日新聞3月20日] ( 2004-03-20-19:27 )

119とはずがたり:2004/03/23(火) 14:52
日本もMSからぶんたくろうよ。

MSに最高の制裁へ 抱き合わせ販売に652億円 EU
http://www.asahi.com/business/update/0323/056.html

 欧州連合(EU)加盟各国の競争政策担当者会合は22日、米マイクロソフトがパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の独占的地位を利用して音楽・映像ソフト販売などの公正な競争を阻害していたとする独禁法違反事件で同社に4億9700万ユーロ(約652億円)の課徴金支払いを命じることで一致した。AFPなどが報じた。欧州委員会が24日にこの額で最終決定すれば、EUでは1社としては過去最高の課徴金となる。

 これに対して、マイクロソフト社のスポークスマンは「一つの問題で和解に達しなかっただけで課徴金支払いを命じられるのは認められない」と語り、最終決定が出ればそれを不服として欧州司法裁判所に提訴する考えを改めて示した。

 欧州委は、マイクロソフトが音楽・映像再生ソフト「ウィンドウズ・メディア・プレーヤー(WMP)」などの「ウィンドウズ」との抱き合わせ販売は独禁法に違反するとの見方を固めており、WMPを分離した形でパソコンメーカーへの出荷を求める是正措置命令を下す方針だ。

(03/23 10:55)

123とはずがたり:2004/04/05(月) 15:36
我が二代目はGatewayだっただけに親近感あるんですがねぇ。牛のマークもお洒落だったし。
リストラに継ぐリストラも上手くいってないようだ。

http://japan.internet.com/busnews/20040405/12.html
Gateway、直営店を全て閉鎖
▼2004年4月5日付の記事

コンピュータメーカー第3位の Gateway は1日、直営店舗を今月9日に閉鎖すると発表。店頭販売は先ごろ買収したばかりの eMachines が持つルートを利用することになった。

それによると、同社は直営店188店を全て閉鎖するとともに、それら小売部門で働く従業員約2500人を解雇するという。同社はちょうど1年前、パソコンの販売不振、および Dell (NASADQ:DELL) や HP (NYSE:HPQ) との競争の激化のあおりで、直営店のうち76店舗を閉鎖する案を発表。これは、それまでの3年間で3回目のリストラ策で、それによって店舗の29%とスタッフの17%が削減された。今回は、残った店舗も全て閉鎖し、直営店事業から完全撤退することを決めたわけだ。

Gateway の Web サイトでは、今後のサポートおよびカスタマーサービスについて、Web サイトないしコールセンターを使うようにユーザーに要請している。同社によると、店舗における持ち込みサービスおよび修理中の代替機貸し出しサービスというサポートオプションの販売は2002年6月に停止しており、販売済みサービスもその大部分がすでに期限切れになっているという。サービス契約期間が残っているユーザーに対しては、残り期間の長さに応じて返金される。

直営店全店閉鎖の発表は、低価格パソコンメーカー eMachines の買収手続き完了を受けて行なわれた。eMachines は、BestBuy や Office Depot、Wal-Mart はじめ、大手チェーンや量販店など小売り12社と強力な取引関係を持つとともに、無駄のない経営モデルで昨年は11億ドルの売上を計上。9四半期連続で黒字を記録している。

Gateway の前 CEO (最高経営責任者) Ted Waitt 氏は、その職から離れて会長に就任。eMachines CEO の Wayne Inouye 氏 (BestBuy の元上級副社長) が、Gateway の CEO も兼務する布陣となった。

「新 CEO は小売り業者と強力な関係を持っている」と、Gartner のアナリスト Charles Smulders 氏。「Gateway は、それらサードパーティ販売ルートを使って消費者向け販売を推進できる」

Gateway によると、ブランドおよび販売ルート戦略、ならびに直営店閉鎖に伴う売上や費用についての詳細は、4月29日に第1四半期決算を発表する時に明らかにする予定という。

124とはずがたり:2004/04/08(木) 14:35
CPUにはAMDという競争相手が居るからまだ良い罠。OSがねぇ。
Linux+TeX+Operaが使えりゃ仕事用としては十分なんじゃが,TeX関連のソフトをしらんから今一ふみきれん。便利なEditorと便利な作図ソフトがありゃあ云うこと無いんじゃけど。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040408-00001066-mai-soci
<独禁法違反>インテルに立ち入り検査 CPUで不正契約

 世界最大の半導体メーカー、インテル(米国)が、同社製以外のCPU(中央演算処理装置)を搭載させないよう日本のパソコンメーカーに求めていたとして、公正取引委員会は8日午前、独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで立ち入り検査に着手した。公取委は2月、インテルと並ぶIT(情報技術)業界の巨大企業、マイクロソフト社に対しても、OS(基本ソフト)の「ウィンドウズXP」で国内メーカーに不利な使用契約を結ばせた疑いで立ち入り検査している。

 立ち入り検査を受けているのは、同社日本法人「インテル株式会社」の東京本社(東京都千代田区)と、つくば本社(茨城県つくば市)。公取委は裏付けのため、東芝や日本電気、日立製作所など国内主要メーカーへの聞き取り調査も始めた。

 CPUは基本的な演算処理を行うコンピューターの心臓部。関係者によると、インテルは自社製CPUを使用させるため国産パソコンメーカーにリベートを支払い、メーカーが生産するパソコンのうち他社製品を使う比率を一定以下に抑えるよう求めていたという。

 市場調査会社「IDC Japan」(東京都)によると、インテル製CPUを使用している国産パソコンは03年6〜12月の全出荷台数の約85%に達する。圧倒的シェアのインテルがこうした営業を行うのは「競合他社の成長を妨害する意図があった可能性がある」として、公取委は立ち入り検査に踏み切ったとみられる。

 インテルは68年設立。CPU「ペンティアム」が広く普及し、調査会社ガートナージャパン(東京都)が3月末に発表した半導体メーカー売上高ランキングで、03年の売上高は270億ドル(約3兆1420億円)と12年連続の世界一。OSにウィンドウズを、CPUにインテルを用いたパソコンを「Wintel」と呼ぶこともある。

 インテル株式会社の話 立ち入り検査を受けているのは事実だが、詳細が分からずコメントできない。(毎日新聞)
[4月8日14時3分更新]

125とはずがたり@MOユーザー:2004/04/23(金) 22:28
MOが壊れた。壊れやすいのか,MOのドライブってやつぁ。

1.前から壊れた奴
IO/DATA
MOC2-U640
http://www.iodata.jp/prod/storage/mo/2001/moc2-u/index.htm

サポート(修理)
http://www.iodata.jp/support/after/repair.htm
修理依頼書を印刷して、必要事項を記入してください。
●製品の製品名・シリアル番号を控えておいてください。
修理納期の確認など、お問い合わせ頂く際に必要となります。
●同梱品
・保証書(所定事項(お名前、ご住所、販売店など)が記載されている事)
・修理依頼書(もしくは不具合症状等を記載した紙)
●梱包方法
・輸送中の破損防止のため、なるべくご購入時の箱・梱包材をご利用の上梱包してください。
もし箱等が残っていない場合は、製品の上下左右方向全てに十分な緩衝スペースをとった梱包をしてください。
●発送方法
・発送の際は、必ず受領確認の取れる宅配便もしくは書留郵便小包をご利用ください。
(紛失等のトラブルを防ぐため、封書など郵送はご利用にならないようお願いいたします。)
・発送費用につきましては、修理品を返送する際の費用は当社にて負担とさせていただきますので、修理品送付時はお客様ご負担にてお願いいたします。
●発送先
〒920−8513
石川県金沢市桜田町2−84
 アイ・オー・データ機器 修理センター 宛
TEL:(076)260−3617

2.最近壊れた奴
富士通
SMB-640NAL3
http://www.personal.fujitsu.com/products/peripherals/mo/atapi/smb-640nal3/

お問い合わせ,修理
http://www.personal.fujitsu.com/support/contact/
MO
SMB・FMO・HMO・DMOシリーズ
メーカ名: 富士通パーソナルズ
お問い合わせ窓口: ハイパーセレクションサポートセンター
Tel: フリーダイヤル 0120-65-8180
Tel: 携帯・PHSの場合 03-5462-8025
E-mail: hyper@personal.fujitsu.com(JAPANESE ONLY)
メールでお問い合わせをする場合はメールでのお問い合わせについてをご覧ください。
営業時間: 月曜日〜金曜日
9時〜12時、13時〜17時
(土日、祝祭日、年末年始および当社特別行事日はお休みとさせていただきます。)

126とはずがたり:2004/04/25(日) 00:41
>>5 >>9 >>29-30 >>33-40(とはC3購入)
少々古い記事だが…
Nehemiahは>>30で多分ありとされたSSEを搭載したようだ。
今日,ストリーミングファイルを見ようとして切れ切れだったのでやはりもうちと強いのが欲しくなったのも事実。
これから1年立つしそろそろもうちょっと速い奴出てこんかね〜?

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/01/22/15.html
VIA、ハードウェア乱数発生機能を搭載したNehemiahコアのC3を発表
2003/1/22

台湾 VIA Technologiesは、セキュリティ機能を統合したNehemiahコアのC3プロセッサを発表した。プラットフォームはこれまでと変わらずSocket370で、パッケージングはCPGAおよびEBGA。OEM向けの価格は45ドルとなっている。

現在出荷されているC3プロセッサは主にEzraコアの製品で、今回発表されたNehemiahはその後継となるプロダクト。概要については昨年のMicroProcessor Forumにて説明がなされており、登場が待たれていた。

新コアのNehemiahは暗号化エンジンである「PadLock Data Encryption Engine」を統合したのが最大の特徴で、64KBのL2キャッシュを搭載、動作クロックは1GHzから用意される。キャッシュ容量はEzraから変更されておらず、16ウェイアソシエイティブとなっている。ダイサイズは52平方mmで製造プロセスは130nm。拡張命令としてSSEをサポートしている。

新搭載されたPadLock Data Encryption Engineは、CPU内部にadvanced Random Number Generator(RNG)というハードウェア乱数発生機能を搭載することによって、ソフトウェア環境に全く影響されずに乱数を発生させることができるというもの。「シンプルかつ効果的に乱数を得ることができるため、開発者にとって、乱数発生機能を搭載したプロセッサは非常に興味深いものです。ハードウェア的な乱数発生装置無しに十分なクオリティの乱数を発生させることは非常に困難であり、PadLock Data Encryption Engineはセキュアな環境とデータの暗号化にとって非常に重要です(Cryptography ResearchのPresidentであり、SSL3.0開発者のひとりでもあるPaul Kocher氏)」

また、「StepAhead」と名付けられた分岐予測技術が搭載されているほか、パフォーマンス全般についても改良が加えられており、同社チップセットCLE266と組み合わせた場合、現在出荷されているC3プロセッサと比較しても20%以上の性能向上を果たしたという。パフォーマンス改善については特に3Dアプリケーションに関して顕著であり、その向上率は73%にものぼるという。またTypicalな消費電力は11.25Wであり、低消費電力を実現している。

MPF 2002 レポート Nehemiahの詳細が明らかに
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/10/17/14.html

VIA Technologies
http://www.via.com.tw/

127とはずがたり:2004/04/25(日) 01:07
>>15-20【Transmeta Crusoe】
トランスメタのクルーソーも最近さっぱり聞かないが地味に新製品出していた様だ。
>>127-130

128とはずがたり:2004/04/25(日) 01:07
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200301/07/5.html
2003-01-07
■米トランスメタ 組み込み機器向け「クルーソーSE」発表
 米トランスメタは6日(米国時間)、組み込み機器向けの省電力型プロセッサー「クルーソー・スペシャル・ エンベデッド」(Crusoe SE)を発表した。同社のプロセッサーは小型で発熱が少ないことから、組み込み分野に適しているといい、本格進出を狙う。

 クロック速度は667MHz、800MHz、933MHzの3種類で、それぞれ標準型と低電力型を用意し、計6機種をそろえた。x86互換。いずれも、チップセットの一部機能(ノースブリッジ)を内蔵し、省スペース設計となっている。価格は667MHz版で50ドル以下に抑えた。

 米マイクロソフトや、組み込みLinuxの米モンタビスタソフトウェアなど多数のソフト会社が、クルーソーSEをサポートするという。

 トランスメタのプロセッサーは、日本メーカーのノートパソコンなどに採用されているが、欧米では普及がいまひとつ。このため、パソコン以上に小型・省エネが求められる組み込み分野に力を入れつつある。

[トランスメタの発表]
http://investor.transmeta.com/news/20030106-98659.cfm
[クルーソーSE]
http://www.transmeta.com/everywhere/products/embedded/

(南 優人/Infostand)

129とはずがたり:2004/04/25(日) 01:07

http://www.itmedia.co.jp/news/0310/15/nj00_efficeon.html
パフォーマンスでPentium Mと肩を並べたEfficeon(1/2)

Pentium Mでがっちり固められてしまったノートPC向けCPU市場。EfficeonはPentium Mに匹敵するパフォーマンスと「1ワットあたりのコストパフォーマンス」でその牙城を打ち破ろうとしている。

 今回発表されたのはEfficeon第1世代の3製品。TSMCで製造された0.13マイクロプロセスのプロセッサで、L2キャッシュメモリを1Mバイト搭載した「TM8600」、L2キャッシュメモリを512Kバイトにしてコストを抑えた「TM8300」、L2キャッシュは1Mバイトのままでダイサイズを小型にした「TM8620」が2003年の第4四半期までに出荷される。第1世代Efficeonの動作クロックの種類とそれぞれのTDPは以下のようになっている。

動作クロックTDP(ワット)
1.3GHz14
1.2GHz12
1.1GHz7
1.0GHz5

 また、Efficeonの第2世代、第3世代のロードマップも明らかにされた。富士通で製造される90ナノメートルプロセスを採用する第2世代Efficeonは2004年に登場する予定で、第1世代と同じように、L2キャッシュ1Mバイトの「TM8800」、L2キャッシュ512Kバイト低コストの「TM8500」、L2キャッシュ1Mバイト小型パッケージの「TM8820」の3種類が用意される。

 最も早い動作クロックは2.0GHzになる予定で、現在考えられている動作クロックの種類とそれぞれのTDPは以下のとおりだ。

動作クロックTDP(ワット)
2.0GHz25
1.8GHz12
1.6GHz7
1.4GHz5
1.0GHz3

 2005年には90、もしくは65ナノメートルプロセスを採用した第3世代Efficeonが登場する予定。パフォーマンスの向上だけでなく新機能も実装されるが、その詳細については明らかにされていない。

130とはずがたり:2004/04/25(日) 01:08

しきい電圧っちうよりも閾値電圧と訳せばいいのにねぇ
英単語のthresholdと日本語の閾値とどちらが敷居が高いのかねえ?


http://www.itmedia.co.jp/news/0310/15/nj00_efficeon_2.html
パフォーマンスでPentium Mと肩を並べたEfficeon(2/2)

 Crusoeで32ビットの命令コードを4セット同時に処理していたVLIWアーキテクチャは、Efficeonでは8セットまとめて処理できるように拡張され、新バージョンのCMSはTransmetaが「4ギアシステム」と呼ぶ4段階の命令最適化処理によって、使用頻度の高い命令コードを重点的に最適化してくれる(別記事参照)。

 ディッツエル氏がパフォーマンスの説明で、とくに意識していたのが「1ワットあたりのコストパフォーマンス」。

 ベンチマークの比較データとして用意されたのも「ファンレスノートCPの限界」とTransmetaが考えているTPD7ワットのCPUでそろえている。Efficeonは1.1GHzで動作するTM8600であるのにたいして、インテルは超低電圧版(ULV)Pentium M/900MHzが選ばれている。

 正確なところを言うと、ULV Pentium M/1GHzのTDPも7ワットなので、Transmetaが公開している比較データはインテルにとっては不公平ではあるが、それでも「同じ消費電力でEfficeonはより早いクロックで動作する」というディッツエル氏の主張は正しいことになる。

 ベンチマークの結果に関しても、ベンチマークによってCentrinoシステムの1.2〜2.7倍もの結果がTransmetaの資料では示されている。総合ベンチマークとしてよく使われているSYSmark2002でもEfficeonがCentrinoを上回っている。相対性能で1.1程度なので、Pentium M/1GHzではほぼ同じ結果になる可能性は高いものの、「同じクロックでも動きが遅い」と日本の多くのノートPCユーザーに評価されていたCrusoeと比べると格段に進歩したといえるのではないだろか。

 ディッツエル氏は、Efficeonにあわせて発表された電力管理ソフトウェアの新バージョン「LongRun2」の説明も行った。従来のLongRunはCrusoeが行っている処理負荷にあわせて供給電圧と動作クロックを動的に変更するものだったが、LongRun2では、Efficeonの処理負荷にあわせてトランジスタの「しきい電圧」を動的に制御する機能が新たに加えられている。

 この機能は微細プロセスルールの半導体で問題になる「リーク電流」を抑えるのが目的。待機状態では「しきい電圧」を上げてリーク電流を抑え、システム全体の消費電力を低減できるようする仕組みだ。Transmetaが用意したデータによると、LongRun2を無効にした場合で144ミリワットだった待機状態のリーク電力が、LongRun2を有効にすると2ミリワットまで減少している。

 LongRun2は第1世代のEfficeonではサポートされず、90ナノメートルプロセスの第2世代以降で実装される予定だ。

[長浜和也, ITmedia]

131とはずがたり(1/2):2004/05/03(月) 03:23

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1015/mpf02.htm
Efficeonの発表会でシャープがTM8600搭載製品を参考出品

 Microprocessor ForumのカンファレンスでEfficeonの詳細を明らかにしたTransmetaは、14日午後(現地時間)に「Efficeon」に関する発表会を開催。発表会では、Efficeonに対応した製品が多数展示。中でもシャープはEfficeonを搭載した試作ノートPCの展示を行ない、大きな注目を集めた。

●Efficeonでカバーする市場を拡張

 発表会では、同社の社長兼CEOのマシュー・ペリー氏が「EfficeonによりOEMメーカーは望みの製品を作ることができるようになる」と述べ、従来の熱設計消費電力の枠を守りながら処理能力の向上を実現したEfficeonで、同社がさらなる飛躍を目指すと宣言した。

 さらに、ペリー氏は「Efficeonで当社は、ウルトラポータブルのノートPCだけでなく、メインストリームのノートPCやブレードサーバー、静音デスクトップPCなどに取り組んでいく」と述べ、Transmetaがカバーするマーケットを広げていくことを示した。

 Transmetaにとって、Efficeonのリリースは、待ちに待った製品だ。というのも、2000年にリリースされたTransmetaの最初の世代の製品である「Crusoe」は、リリース当初こそ200ドルを超えるような高付加価値製品として売ることができた。しかし、その後回収騒ぎや出荷遅延などの問題が重なり、ASP(平均売価)は下落し、結果同社の決算は非常に厳しいものとなった。

 同社の共同創始者で副会長兼CTOのデビット・ディッツェル氏は、「Efficeonリリース直前時点のCrusoeのASPは60ドル以下」と述べており、その結果7月に発表された第2四半期の決算では、2,000万ドルという会社のオペレーションコストに対して、売り上げが500万ドルという状況になってしまっていた。

 そこで、一打逆転を狙って投入されたのが、このEfficeonだ。ディッツェル氏はプレゼンテーションの中で、EfficeonのASPを100ドル前後に置いているというスライドを公開。つまり、低消費電力でありながら、高い処理能力を持つEfficeonを導入することで、ASPを引き上げ、収益体制も改善していくというのがTransmetaの戦略ということになる。

 別レポートでも解説したとおり、EfficeonのTM8600 1.1GHzは、900MHzの超低電圧版Pentium Mと互角かそれを上回る性能を持っているとTransmetaでは説明。また、熱設計消費電力が互角で、バッテリ駆動時間に影響を与えるアイドル時の消費電力が低いという付加価値を考えれば、製品としての魅力は超低電圧版Pentium Mに勝るとも劣らないものだと言ってよい。実際、超低電圧版Pentium M 1GHzの1,000個ロット時の価格が262ドル、900MHz版が241ドルであることを考えれば、100ドルというASPも決して夢物語というわけではない。

132とはずがたり(2/2):2004/05/03(月) 03:23

●シャープ、富士通、HPがOEM採用

 注目のEfficeonを採用するOEMベンダは、ペリー氏のプレゼンテーションの中でいくつか明らかにされた。その中でも大手OEMベンダでは、シャープ、富士通、HPの3社が明らかにされた。

 ただし、この3社がOEMベンダとなるというのは、ある程度既定路線だったと言ってよい。というのも、この3社は現在でもCrusoeベースの製品をリリースしており、その後継としてEfficeonを採用する可能性が高いと見られていたからだ。

 とはいえ、その3社もすぐにEfficeon搭載マシンをリリースするのかと言えば、どうもそうではなさそうだ。シャープは現在Crusoeを搭載マシンとして発売している「PC-MM1-H5W」の筐体を利用した試作機を展示していたが、富士通はまだケースには入っていない開発途上、というよりCPU評価段階というレベルのサンプルボードを展示したのにとどまっており、HPに至っては、全く展示などはなかった。

 今回の発表会を見る限り、シャープは今すぐにでも出荷可能なように見受けられたが、富士通の説明員によれば「現段階では評価段階で、実際に製品を出すのかなどについて答えられる段階ではない」と、実際に製品としてリリースされるのかどうかなども含めて未定という答えだった。

 こうした状況を見ると、TransmetaのOEMベンダ獲得には、まだ超えなければいけない高いハードルがある、というのが発表会に出席していた多くの関係者の一致した見方であるようだ。

シャープの試作マシン。TM8600 1GHzを搭載。メモリ容量は256MBで、そのうち32MBがCMSキャッシュに割り当てられていた。ビデオチップはEfficeonのAGPポートに接続されたMOBILITY RADEON(M6)で、サウスブリッジはALi(ULi)のHyperTrasnport対応「M1563M」が採用されていた富士通の評価ボード。まだまだ評価ボードの段階であり、実際に製品として投入されるのか、また投入されるとしてもどのような製品になるかは未定

●Efficeon搭載ノートPCなどが複数展示される

 発表会と同時に行なわれた製品デモでは、前述のように、シャープが10.4型液晶搭載ミニノートPCを展示したほか、台湾のAMOiが10.6型ワイド液晶を採用したミニノートを展示。

 また、NVIDIAのnForce3をサウスブリッジとして採用したリファレンスマザーボードなども展示されていた。現段階ではこれらの製品がいつ出荷されることになるのかは明確ではないが、Efficeon自体は第4四半期中に出荷される予定で、一部製品は今年中には登場することが予想される。

133香川県民:2004/05/05(水) 22:45
3Dゲームファンのための「RADEON X800X」講座
守りを固め始める新RADEON(GAME)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040505/rx800.htm

2大勢力であるNVIDIAとATIからそれぞれ新チップ搭載のビデオカードが登場。
しかし両者とも消費電力や発熱が凄いようで・・・・。
MATROXなどメーカーの奮起にも期待したいところです。

134香川県民:2004/05/10(月) 19:51
Winny開発の「47氏」こと、金子勇東大大学院助手逮捕に関する情報。

京都府警、Winny開発者逮捕〜事情聴取では47氏が違法性を認める発言も
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/10/3029.html

<ファイル交換ソフト>ウィニー開発の東大助手を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00001037-mai-soci

135とはずがたり:2004/05/11(火) 13:36
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2591.html
京都府警、個人情報11人分が含まれた捜査書類をネットで漏洩
〜Winny経由で感染するウイルスが原因とする説も

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/11/27/1289.html
京都府警、ファイル交換ソフト「Winny」ユーザー2名を逮捕
〜松山市の19歳男性と高崎市の41歳男性を逮捕

136とはずがたり:2004/05/11(火) 13:36
http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/jiken/2004/01/07/
第3回:京都府警がWinnyに叩きつけた挑戦状
―「われわれはすべてを解き明かした」

■国内トラフィックが2割近く減少するほどの衝撃

事件を手がけた京都府警の捜査幹部は、
 「Winnyの匿名性は完全に暴かれたといっていい。今後、Winnyの仕組みを使ってファイル交換を行なえば、いつでも警察に摘発される状態になるということだ」

■Winnyの“よくできた仕組み”とは

 問題は、なぜWinnyの匿名性が暴かれたのかということだろう。

 Winnyが匿名性を保持している仕組みは、非常によくできている。ユーザーがWinnyネットワークに放流しようとするファイルは、いったんユーザーのPC上ですべて暗号化され、キャッシュの形でハードディスクに保存される。

 Winnyのファイル交換では、このキャッシュをやりとりする形になる。そしてユーザーが求めるファイルを検索すると、検索クエリーが次々とネットワーク上を流れて行き、目的のファイルのありかを探す。巧妙なのは、ファイルが見つかっても、検索した側とファイルを持っている側は決して直接結ばれることはないということだ。

 直結してお互いのPC同士でファイルを送受信してしまうと、誰が違法ファイルを持っているのかがバレてしまうからである。Winnyはこうした方法を採らず、検索クエリーが流れていったネットワーク上のPCに次々とファイルを転送させていく。ファイルを落とそうとする人は、このネットワーク上のPCのどれかからファイルをダウンロードすることになる。

 だがそのPCの所有者も、自分のPCに何のファイルがあるのかはわからない。暗号化されているからだ。最初に誰かが放流したファイルは、Winnyネットワーク上を流れていって、人気のあるファイルであればあるほどあちこちに点在することになり、誰が最初に放流したのかはわからなくなる。

 かつて違法なファイル交換が「オフ交換」――つまり、インターネット上で情報交換を行ない、その後に実際に会ってCD-ROMなどを交換するという仕組みで行なわれていたころは、警察のおとり捜査によって摘発されたケースも少なくなかったと見られる。

 一般ユーザーのふりをしてメールなどで誘い出し、違法ソフトの入ったCD-ROMを交換しようとしたところで現行犯逮捕、という手法だ。おとり捜査は日本では違法のように思われているが、容疑者が最初から犯意があるような場合は合法的な捜査手法と判断されている。

 しかしいずれにせよ、Winnyでは違法ファイルを検索して検挙の目的でダウンロードしても、そのファイルを最初にアップロードした人間を捜すのは無理だと思われていた。直接キャッシュをやりとりする相手は、そのキャッシュが何のファイルか認識しておらず、犯意はない「善意の第三者」に近い存在と言えるからだ。

137とはずがたり:2004/05/12(水) 01:52
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/net.html?d=11fuji38059&cat=7&typ=t
「ウィニー」の“生みの親”天才技術者の素顔 (夕刊フジ)

 「体制を崩壊させる」。問題視されているファイル交換ソフト「Winny」(ウィニー)で、“お縄”になった東大大学院助手、金子勇容疑者(33)。最高学府で勤務する傍(かたわ)ら、トンデモ勘違いで夜な夜な200万人ユーザーを虜(とりこ)にする前代未聞のアングラ(地下)ソフトの発明に没頭していた。ドン・キホーテを気取り、著作権に真っ向勝負して敗北した天才技術者。その素顔は、とってもオタクな独身男だった−。

 「体制を崩壊させるには、著作権侵害を蔓延(まんえん)させるしかない」

 京都府警の調べに、イデオロギッシュな供述をしている金子容疑者が、ウィニー開発を開始したのは平成14年4月。前年11月には流行していたウィニーと同様のソフトが京都府警に摘発され、交換ソフトは「超危険」というイメージが定着していた最中だ。

 金子容疑者はネット上の巨大掲示板「2ちゃんねる」で「ファイル共有ソフトつーのを作ってみるわ」と宣言。

 直後に「匿名性を実現できるファイル共有ソフトが出てきて、現在の著作権に関する概念を変えざるを得なくなる」「自分でその流れを後押ししてみよう」などと著作権への“挑戦状”を書き込み、「2日に一度の睡眠」(金子容疑者の書き込み)で翌月にウィニーを公開した。

 ユーザーは200万人近くに膨れ上がり、無料でウィニーを公開した金子容疑者はネット上で“神様”に。金子容疑者も人気に応えるかのごとく236回もウィニーの改良を重ねる。

 金子容疑者は栃木県出身。地元の名門・県立栃木高を卒業後、茨城大工学部情報工学科に進学。その後は同大大学院の博士課程まで進む。

 大学ではコンピューターで3Dの物体を動かすオブジェクト工学を習得。「アニメボディー」と題し、パソコン上でリアルなフィギュアの少女を動かしたり、着せ替えができるオタクっぽいソフトなど続々開発、“敏腕”ぶりを見せつける。

 11年4月からは日本原子力研究所の博士研究員として、コンピューター画面の研究に携わる。研究所関係者は「極めてマジメな勤務態度だった」と振り返る。

 12年11月にIT企業へ転職。トントン拍子で14年1月には東大大学院情報理工学系研究科の特任教員として採用され、院生のソフト開発指導にあたっていた。

 現在は東京都文京区根津のワンルームマンション5階一室(家賃約8万8000円)で一人暮らし。近所の住人は「おとなしそうな感じ。あいさつしても『ウン』と頭を下げるが、声を出さない。いつも私服で学生の延長という感じだった」と、ここでもオタクっぽさをにじませる。

 栄華を誇ったウィニーと金子容疑者の転落は昨年11月。2人のウィニーユーザーが逮捕され、金子容疑者宅にも家宅捜索が入ったのだ。

 「ノート(パソコン)だけでもいいから返してもらえないと仕事に支障がでるのですが、どんなもんなんでしょうか…」

 無反省の金子容疑者は府警へのメッセージを残してサイトを閉鎖したが、ノートどころか自分自身が家に帰れないトホホな結末となった。

 世を席巻したウィニー騒動。ネットジャーナリストの森一矢氏は「ウィニーが出たころから開発者は逮捕されると思っていた。ソフト開発はとても目立つ行為なのに、この兄ちゃんは防御線を張るどころか、来るなら来いと挑戦的だった」と金子容疑者の“態度”を疑問視する。

 また森氏はウィニーの今後について「鉄壁の要塞(ようさい)の中に100万人以上の人間が悪いことしていたわけだが、そのキーマンが捕まった。それによって(ユーザー)全員がいつ逮捕されてもおかしくない状態となった。今後も定期的に警察によって“いけにえ”が摘発されるだろう」と“壊滅”を予想している。


[ 2004年5月11日(火)18時0分 ]

138香川県民:2004/05/12(水) 19:10
やはり熱と消費電力の問題をクリア出来なかったか。

Intel、将来のNetBurst系CPUをすべてキャンセル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0512/kaigai089.htm

●TejasだけでなくNetBurst系CPU全体がキャンセル
IntelのNetBurst(Pentium 4系)アーキテクチャは2005年で終焉を迎える。NetBurstは、深いパイプラインと柔軟性/拡張性の高い構造で、IntelデスクトップCPUのパフォーマンス向上を支えてきた。しかし、0.13μmプロセス以降の増大する熱(=消費電力)に、その行く手は阻まれてしまったようだ。
Intelの次世代デスクトップCPU「Tejas(テハス)」キャンセルに伴うIntelのロードマップ変更については、ある程度、状況が見えてきた。

まず、Tejasとそのデュアルプロセッサ版「Jayhawk(ジェイホーク)」については、キャンセルという情報と、“一時的な延期”という情報が入り乱れている。ただ、ほとんどのソースはキャンセルと伝えており、延期ではなくプラン自体が消えたと推測される。ちなみに、IntelはTejasをキャンセルまたは延期した理由として、やはり消費電力と熱を挙げているという。
また、どうやらTejasだけでなくその後継の65nmプロセス版「Cedarmill(シーダーミル)」などもキャンセルになったらしい。そのため、現在の90nm版Pentium 4(Prescott:プレスコット)が、事実上最後のNetBurst系アーキテクチャのCPUとなると見られる。
その代わりIntelは、2005年末までにデュアルコアCPUを、デスクトップとデュアルプロセッサのサーバー&ワークステーション向けに投入するらしい。Intelはこの新デュアルコアCPUのコードネームや概要をまだ明らかにしていない。しかし、ある確実性の高い情報筋によると、デュアルコアCPUのベースになるのは、モバイル系の65nmプロセスCPUの「Yonah(ヨナ)」だという。

もし、Cedarmill系CPUがキャンセルになったとすると、その位置にYonahが来るのは納得ができる。Cedarmillのデュアルコア版「Presler(プレスラ)」も消えると、残るデュアルコアCPUはYonahしかないからだ。そうすると、Intelのデスクトップ系CPUは、2006年にはモバイル系からスタートしたCPUに入れ替わってしまうことになる。

ただし、モバイル専用として開発されたYonahは、高周波数をターゲットにはしていないはずで、そのため、Prescott系より動作周波数が下がる可能性がある。そうなると、既存のアプリケーションでは性能が出ないものが出てくる可能性がある。また、2005年以降のデスクトップCPUとして欠かせない、64-bit拡張やセキュリティ機能をYonahが備えているのかという疑問もまだ残る。まだこのあたりは不明部分が多い。

139香川県民:2004/05/18(火) 23:53
知人のPCが

CPU:Athlon64 3200
メモリ:PC3200 512MB×2本
マザー:ASUS K8V SE
VGA:MSI GeForce FX 5900XT
ケース:OWL-602D2(ブラック)

になりました。
正直羨ましいです。

140とはずがたり:2004/05/29(土) 20:11
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040529k0000m020112000c.html
サムスン:半導体などに7兆円投資

 韓国の財閥、サムスン・グループは28日までに、半導体、液晶、情報通信などの分野に今年は19兆3000億ウオン(約1兆9300億円)、06年までの3年間では計70兆ウオン(約7兆円)を投資すると発表した。また、財閥のLGグループも化学や情報通信など各分野へ今年は当初計画より4000億ウオン多い9兆8000億ウオンを、今後5年間では50兆ウオンを投資すると発表した。

 韓国財界は25日の盧武鉉大統領との懇談で、大手15グループが昨年比34.2%増の46兆ウオン規模の投資を行うと表明しており、サムスン、LGの発表はこれを具体化した。(ソウル共同)
毎日新聞 2004年5月28日 21時57分

143とはずがたり:2004/06/02(水) 03:06
どうもややこしかった書換・追記型DVDの歴史がよく纏まってます。
日本では劣性のDVD+R/RWからの視点で書かれてます。自分も迷った挙げ句+R/RWを買ったくちなんですが…。

http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/DVDhistory.html
書換え・追記型DVDの歴史

歴史と言うよりは、DVD-RW誕生の経緯です。当サイトのBBSで、 Xさんの投稿が大変良く、簡潔に纏まっていたので、 許可を得て紹介しています。Xさん有難うございます。 そして突っ込みさんも情報有難うございます。
1996年(DVD-RW が話にも無かった頃、DVD 規格が正式に発足した頃)には、既に(現在の)DVD-RAM vs DVD+RW(の前身) の対立が有りました。DVD-RAM 規格の策定が予想外に難航した背景がここにあります。

ソニー、フィリップス、松下、東芝、日立は DVD-RAM WG に所属しており、DVD-RAM を規格化する際には:
 
「PD の延長線上(松下・東芝 / DVD-ROM 非互換)」  
「CD-RW の延長線上(ソニー・フィリップス / DVD-ROM 互換)」
ということで大もめになりました。
結局、中途半端な規格を日立がまとめ、それが DVD-RAM になりました。 この時、ソニーとフィリップスは一応賛成し、同時に DVD+RW の前身を提唱したのです。

ところが DVD-RAM が規格化された1997年、これが通常の DVD-ROMドライブで読めないことに少なからず批判が起き、 一部のメーカーがソニーとフィリップスに賛同しました。
DVD-RAMでは「ウォブル・ランドグルーブ記録方式」を採用していて、データを記録するトラック(グルーブ)とトラックの間の壁 (ランド)にもデータが書き込まれるが、DVD-ROMドライブやDVDプレーヤーではトラックのデータしか読まないようになっている為、 読取は物理的に不可能です。
この時表立って賛同した各社が、DVD+RW Alliance の中核を成す企業です。
しかも、これらの企業以外にも(CD を作り上げた実績を持つソニー・フィリップスが推進し、 しかも CD-R/RW の実績を作り上げたヤマハ・リコーが支持した DVD+RW 規格に)打診する企業は少なくなく、 DVD-RAM 陣営はかなり慌てました。

そこで、(表向きは)批判を回避するため(裏向きは DVD+RW に対抗するため) 「DVD-ROM 互換の ReWritable メディアが必要」という認識が DVD Forum 内で出てきたわけです。

そこで折良く、パイオニアが DVD-RW を提唱(1997年)しました。
DVD+RW(の前身案)を DVD-RAM WG で蹴った DVD Forum は、DVD+RW(の前身)を受け入れる(受け入れられる)訳が無く、 後発の DVD-RW を1999年、正式に DVD Forum で策定した、というわけです。DVD-R の延長線上、という形式で。 書き換え型として DVD-RAM が有るにも関わらず。
「DVD-RWのすべて」 ( オーム社 ) によると、 DVD-RWの採決でIBM以外の投票が済んだ時点で賛否半々。 (東芝・日立・松下のSD陣営系が反対の中心)
最後のIBMの賛成票でDVD-RWはDVD規格として採用された事になっています。
( 突っ込みさんの投稿より )

ちなみに、DVDフォーラム内での-RW vs RAMの対立は未だに続いています。

144とはずがたり:2004/06/02(水) 03:10

http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/about_dvdplus.html
DVD+RW/+Rとは
規格推進団体
DVD+RWアライアンスによって規格が作成されています

DVDビデオやDVD-ROMなどの規格は、DVDフォーラムが作ってきましたが、書き換え型DVDになって、 DVD+RWアライアンスが加わり、規格が乱立しました。

書込み・書換えDVD規格として、DVD-R/RW・DVD-RAMなどを推進する規格化団体である「DVDフォーラム」 と言うのがあります。しかしこれは、コンテンツ保護や参加企業の利益などを重点に置き、 従来のDVDとの互換性を軽視したものでした。
DVD+RWは、これに対抗する形で生まれた規格で、業界団体の「DVD+RWアライアンス」 (2001年3月22日結成)が規格を策定していて、DVD機器との互換性やユーザーの利便性を重視した規格策定を行っています。


DVDフォーラムにはApple Computer、日立、NEC、Pioneer、Samsung、シャープなどが参加していて、 DVD+RWアライアンスDell Computer、Hewlett-Packard(HP)、Philips、Ricoh、ソニー、Thomson Multimedia、 ヤマハ、マイクロソフトなどが参加しています。

日本ではDVDフォーラム陣営が優勢ですが、欧米などではDVD+RWアライアンス陣が優勢だそうです。
しかし、DVD+RWアライアンスのDellとHPの2社で世界のPC市場の3割を占めています。 その上DVD-R/RWは採用しないと断言しています。 そしてこの2社は今積極的にDVD+RWに力を入れていて、その影響でかつてのCD-RWと同じように格安DVD+RWドライブが日本に入って来はじめています。
さらに、マイクロソフトも次世代OSであるLonghornでDVD+RWとDVD+MRWを正式サポートすると表明しているのも追い風となっています。
DVD+RW/+Rは独自規格か
それは気にする必要はありません

DVDフォーラム系(-R/-RW/RAM)は、DVD-RAMデータ記録に必要な基本部分など、一部が国際規格化しています。 それに引き換え、DVD+RWアライアンスは複数の企業により制定された独自規格です。
DVDフォーラム系支持者の中には、国際規格を強調する人が一部いるようですが、 私たちユーザーは、国際規格などは無視しても良いでしょう。私たちの周りで、ごく普通に皆が使っているもので、 国際規格になっていないものなど、たくさんあるのですから。 マイクロソフトWindowsも独自規格です。それについて皆さんは不安を感じますか?
互換性が高く、使いかってが良くて、メディアの入手が困難でなければ、それで良いのではないでしょうか。

余談ですが、PDなどはECMA規格「ECMA-240」として承認され、その後国際規格として承認されたと思いますが、 そんなに普及したとは言えません。

145とはずがたり:2004/06/02(水) 03:11

DVD+RW/+RはDVDフォーラムで承認されていないが・・・
承認はDVD+RWアライアンスで行っています

DVDフォーラムの承認は必要ありません。再生用DVDは「DVDフォーラム」で承認していますが、 記録型で「DVDフォーラム」が承認を担当しているのは-R/-RW/RAMのみで、 +R/+RWは「DVD+RWアライアンス」が承認を担当しているからです。 つまりDVD+RW/+Rは「DVD+RWアライアンス」 公認フォーマットなのです。
これは単に、 2つの企業団体が自分たちの規格をデファクト・スタンダードにしようと競争しているだけなので、 どの陣営が承認を担当してもなんら問題はありません。
大手家電ショップなどで、『DVDフォーラムで承認されていないので、 DVDプレーヤーでの再生は保証されていない』と言うような事を書いている事もありますが、 これは大きな間違いです。 互換性の問題は、+R/+RWだけでなく-R/-RWも同じくらいあります。 それに、「DVDフォーラム」で承認されているDVD-RAMやビデオレコーディングで書き込まれたDVD-RWなどは、 DVD-Video規格に違反しているフォーマットなので、意図してそれらのフォーマットに対応しない限り、 基本的にはDVDプレーヤーでは再生できません。
従って、「DVDフォーラム」 での承認は再生を保証するものではありません。
日本でのシェアが低いけど
新しい規格だからです

DVD+RWアライアンスは2001年3月22日結成され、日本では対応ドライブが2001年9月に発売されました。 +R規格にいたっては2002年1月に規格の正式バージョンがアナウンスされ、 日本ではリコーが同年4月に初めて対応ドライブを発売しています。
2000年5月に発行されたDVD-R Ver.2.0 for General規格や、同年9月に発行されたDVD-RW Ver.1.1と比べると、 DVD+RW/+Rはとても新しい規格と言えます。その為、早くに書き換え・ 追記型DVDのブームが訪れた日本では、DVD+R規格が発表された時には既にDVD-Rが大きなシェアを誇っていました。
それを考えると、DVD+RW/+Rは短期間で急激にシェアを広げています。
ただ残念なのは、規格が新しすぎて2002年のワールドカップによるDVDビデオレコーダの需要拡大時期に、 同規格のビデオレコーダの投入が間に合わなかった事です。
海外でのシェアは
逆に欧米など、最近やっと書換え型DVDのブームが始まった地域では、DVD+RWのシェアが圧倒的に高いようです。

日本の事しか見ていない人たちは、この図をみても「ひと月の統計など信じられない」と言うかも知れません。 しかし、世界PC市場の熾烈な首位争いを繰り広げているHPと DELLの両社がDVD+RW採用を決めているし、 「DVD±RWは採用しない」とまで言って、頑なにDVD-RWを入れるのを拒否しています。 それから、書換え型DVD標準搭載のPCも急速に増えてきている現状で、DVDフォーラム系が世界市場で急激に伸びると考られるのは楽観的すぎます。
DVD-Burnerニュース では、2002年9月時点でDVD+RW/+Rドライブは40%だったそうです。
2003年7月のCDfreaksニュースでは、 DVD+RW/+Rドライブのシェアが56.4%、DVD±R/±RWドライブが38.5%だそうです。 ( PC標準搭載のドライブが増えてきているのかも ) DVD-RAMは家電で50%と高い支持を得ていますが、PC用ドライブとしてのシェアはたったの1%。 DVD-R/RWドライブも3.8%だそうです。
2003年4月発表の米NPD ( Media Metrixの測定事業向けの技術開発も手がけた未公開の市場調査会社 ) の調査では、メディア販売シェアが+RW/+Rで54.2%、-R/RWで41.8、RAMが4%。家電機器のシェアは+RW/+Rが29.9%、 -R/RWが1.3%、RAMが68.8%でした。 ( RAMレコーダーのシェアが高いのに、メディアの販売が極端に低いのは、 アメリカでの書換え型DVD家電の市場が極端に小さい? )
更に同社の調査によると、2003年7月のアメリカでのDVDメディア販売シェアは、 DVD+RW/+Rが55%、DVD-R/RWが44%、RAMが1%だったそうです。更に現在 ( 2003年 )、サンタクララ・コンサルティングによるとメーカー標準DVDドライブの2/3が、 ( ±RWドライブは含まない ) DVD+RW/+Rドライブを採用しているそうです。 ( 参考資料www.quicktiming.org、 Computer News )

146とはずがたり:2004/06/02(水) 03:11

日本での最近の動向
そして、ここに来て日本のメーカーもDVD+RWに参入し始めました。世界で圧倒的なシェアを誇るDELLやHPに採用されると、出荷台数が何倍にも跳ね上がります。 日本企業が世界市場に目を向けないはずがありません。
あと、OS、ワープロ、インターネットブラウザなど、様々な分野で競合他社を退けてトップシェアに躍り出たマイクロソフトの、 強引な経営戦略と実績を散々見せられた今、マイクロソフトのMt.Reinier(書込みエラー防止機能)の採用を拒否したDVDフォーラムが、 巨人マイクロソフトを叩きのめして、トップシェアを取れるだろうと思う人はまずいないでしょう。
但し可能性が全然ない訳ではありません。今後のDVDフォーラムの動きによっては状況が変わるかも知れません。 だけど現状ではDVD+RWアライアンスが世界を制する可能性が高いでしょう。
そして、PC業界では世界規格がそのまま日本規格になると考えて良いでしょう。

DVDフォーラム支持者たちが何と言おうと、当のDVDフォーラム参加企業が上記3社を過小評価していません。
DVD+RWアライアンスの勝利を盲目的に信じるべきではありませんが、DVDフォーラムを過大評価するのべきでもありません。 両陣営参加企業の立場、思惑、実績などを考慮し、正しく評価するべきです。
再生互換性は高いか
書き換え型ではダントツ。ライトワンス型では-Rとほぼ互角です

DVD+RWの反射率はDVDの2層目と同じくらいです。その為、DVDプレーヤー側からは物理的に「1層目が無いDVD」 と同じに見えます。本来DVDは1層目も2層目も普通に読めるのですが、2層目しか無いDVD-videoなど本来ないので、 1層目相当の反射率を持つデータが見つからなければメディアが認識されないようにファームウェアを組んであるプレーヤーも存在します。 2001年以前のプレステ2 ( PS2 ) がこれにあたります。
DVD+RW規格には、DVD-Rのような高い反射率を持ったライトワンスの規格が存在していませんでしたが、 この問題を解決する為に、2002年1月にDVD+R規格が成立し、DVD+RW陣営にもライトワンス規格製品が登場しました。

DVDプレーヤーの中には、開発時点で現存するメディアのみに対応しているものも少なくありません。 その為、DVD+RW企画が誕生する前に開発されたプレーヤーの中には、 DVD+RWメディアを受け付けないものもあります。
もっともこの問題はDVD-R/RWにも言える事で、初期のDVDプレーヤーでは-R/RWも+R/+RWも再生出来ないものがあります。
+R/+RWでは、これらのプレーヤーに対して、メディアIDを「DVD-ROM」 のIDに書き換えると言う裏ワザにより対処する事ができます。( この裏ワザを使えないドライブもあります ) つまり、DVDプレーヤーに対して「これはDVD-ROMですよ」と思わせる事により、再生が可能になります。 (-R/RWではメディアIDの変更は出来ません)
DVD-Rと+R、どちらが読込み・再生互換性が高いのか
2001年以上前のDVDプレーヤーではDVD-Rが一番。現行プレーヤーではDVD+Rが一番です。
-R/RWは読込み・再生できなくて+R/+RWは読込み・再生するDVD機器もありますし、その逆もあります。 したがって、どちらが互換性が高いかは一概に言えませんが、 DVDRhelpの調べによると、 DVD+Rの互換率は84%でDVD-Rの互換率が88%、 そしてDVD+RWの互換率は70%でDVD-RWの互換率が69%です。 誤差を計算に入れると、互換性は殆ど互角です。(選んだ再生機器により互換率が変わる為)
2002年夏のIntellikey Labsの調査では、 1997年から2002年夏発売までのDVDプレーヤーでの互換率は、 +Rが一番高いとなっています。 その後それに対抗する形で、パイオニアから発表された独自調査結果では+Rと-Rの互換率は互角となっています。

147とはずがたり:2004/06/02(水) 03:12

DVDプレーヤーでの再生互換率
( 97〜02年発売DVDプレーヤー100台で検証 )

Intellikey Labs調べパイオニア調べ
+R90%78%
-R77%78%
+RW72%63%
-RW66%58%
参考資料:hardware center、 米パイオニア

但し、メディアIDを変更してROM化したものも含めると、+R/+RWの再生互換性はかなり高く、 DVD-R/RWを遥かに凌いでいるようです。
後、最近 ( 2003年夏&nbp;) の雑誌での再生テストでは、 +Rは現行DVDプレーヤーでの再生の問題は無いようですし、 現行DVD-ROMドライブでの読取り問題も無いようです。
今後、2001年以前のDVD機器が一般家庭から姿を消すに伴い、+Rの再生互換率は上昇します。

あと、DVD+RW/+Rはロスレスリンキング技術により、+Rへの追記に於いてもDVD-Video規格で義務付けられている 「ディスク上に途切れることの無いデータ」での書き込みを実現しています。 その為、32Kバイトまでの隙間を許しているDVD-Rでの追記記録では、DVD機器での読取り・再生は保障されていませんが ( * ) 、 DVD+RではDVDプレーヤーで再生ができます。( DVD+R規格が再生できるプレーヤーに限ります。 再生できるプレーヤーは「プレーヤー互換リスト」や 「ドライブ互換リスト」で確かめて下さい )

( * ) ゼロリンク、つまりDVD-RW版のロスレスリンキングはリストリクテッドオーバーライトでは標準でサポートされていますが、 この書込みモードを使うのはDVD-RWや一気書きのDVD-Rのみです。-Rでの追記やパケット・ライトではインクリメンタル ( 追記 ) レコーディングが使用されており、 DVD機器での読取り・再生は保障外となります。

そして、自動ファイナライズ&自動ボーダー解除機能が規格に盛込まれていますので、 機種に依存せずに+RWの追記・書換えが出来て、そのままプレーヤーなどで読み込ませる事が出来ます。 それに比べて、DVD-RWではQuickGrow機能などをドライブがサポートしていないと書換えなどが行えません。
VRフォーマットでは、DVD-VRは互換性が低く、対応DVDプレーヤーでしか再生できない為、 最近ではPC用DVD-RWドライブからDVD-RWディスクにDVD+VRフォーマットで焼くソフトも出始めていますが、 DVDビデオレコーダでは操作性の悪いDVD-Video方式で焼くか、 互換性を犠牲にしてDVD-VRで焼くしかありません。それに比べ+RWでは、 互換性と操作性に優れたDVD+VRを使えます。

148とはずがたり:2004/06/02(水) 03:12

将来性は?
DVDフォーラムは国際デファクト・スタンダードの前に苦戦を強いられています

上記のシェアの項でも述べましたが、DELLとHPと言う2台PCメーカーに加え、昨年(2002年)にはマイクロソフトも「DVD+RWアライアンス」に参入し、 Mt.Rainier対応DVD+RW/+Rドライブの対応に意欲的です。(Mt.Rainierはソニーやマイクロソフトなどが中心となって生まれた規格だから)
マイクロソフトのMt.Rainierを採用せず、DRT-DMと言う独自規格を打出したDVDフォーラムが、 どの程度マイクロソフトのサポートを受けられるか疑問です。 このまま行けば、PC業界ではDVD+RW/+R以外は淘汰されると思って良いでしょう。
DVD-R/RWは日本国内で優勢ですが(2003年4月時点)、世界を相手にしている上記3社と比べると市場規模(利益)が全然違います。
その為、DVDフォーラム系企業も2002年末からDVD±RWに相次いで参入しています。
かつてNECのPC98がそうだったように、日本でのシェアが高くても、世界で認められなければ日本市場からも撤退せざるを得なくなります。
現に、ソニー、サムスン、プレクスター、パイオニア、NEC、日立LGなどは、マイクロソフト下でのDVD+RW/+Rデファクト・ スタンダード化の波は避けられないと見ているようです。
ソニーが今、DVDデュアルレコーダを投入する理由
書き込み型DVDの標準争いに新展開(英語)
PC-OEM専業メーカーやLSIを開発しているメーカーが、口を揃えて「DVD+RWアライアンスが優勢」と話している
DVD+RWの利点

後発ゆえに技術的に大変優れているそうです。
DVD+RWは、フォーマット構成がDVD-ROMと互換性が高く、多くのDVDプレーヤーで再生できる点を強みとしています。 初期のプレーヤーの中には再生出来ないものもありますが、メディアIDを書き換える事により再生可能になるのは、 +RW/+Rの物理特性、データフォーマットの互換性が非常に高い為です。 プレーヤー互換リストを見てもらえば分かりますが、 ○印 が付いているBookタイプ ( メディア種判別 ) で弾いている機種はありますが、 ×印、つまり物理特性やデータフォーマットのレベルで読取れないプレーヤーは殆どありません


メディアに対して事前にフォーマット作業を行う必要がないのも嬉しい仕様です。 (フォーマットはバックグラウンドで行われます)
あと前項でも述べましたが、VRフォーマットで+RWメディアに直接追記をしたものを、 DVDプレーヤーで再生できるのは大きな利点です。
そして、書き込み速度が速いのも魅力の一つです。DVD-Rが4倍速、-RWが2倍速の時に+Rは8倍速、+RWが4倍速でした。 DVD+RWアライアンスは規格策定手順がDVDフォーラムよりシンプルな為、高速化が容易であるそうです。

DVD+RWの欠点

後発であると言う事は、利点ばかりでなく欠点にもなります。
未知のメディアに対応できない古いプレーヤーの場合、後発であるDVD+RWを認識できないものは多いようです。 (但し、メディアIDを変更すれば、殆どの場合は読めるようになります)
あと、DVD-RAM機器では、今年 ( 2003年 ) の夏以降の松下製品以外ではROM化しないと再生できないものが多いようです。

メディアの価格は、同じメーカの同一レベルの製品では-R/-RWと殆ど同じになりましたので、 欠点では無くなりました。
しかし、激安・粗悪メディアはまだまだ少ない状態です。 ( ユーザーにとって良い事なのかどうかはわかりませんが )

さらに詳しい特徴は、下記のASCII24を参照してください。
http://ascii24.com/news/db/ad/ricoh_002/629352-000.html

149とはずがたり:2004/06/02(水) 03:14
>>143-149
以上
【DVD+R/RWふぁんさんのページより】
http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/

151とはずがたり:2004/06/04(金) 19:00
世界最速めざし、新スパコン開発に着手 東大・IBM
http://www.asahi.com/science/update/0531/002.html

 銀河系はどんな風に今の姿を形作ったか――。膨大な計算が必要で解けなかった問題の解決を目指して、東京大学などの研究チームが超高速コンピューターGRAPE−DRの開発を始めた。天文計算で現在世界最速の東大のコンピューターGRAPE6の能力を08年までに約30倍高めるのが目標。計算速度は、世界一になる見込みだ。

 東大を中心に情報通信研究機構、国立天文台、理化学研究所、IBM、NTTコミュニケーションズがチームを作る。今年度の文部科学省の科学技術振興調整費から最大3億円が支出される。

 1024個の演算装置を組み込んだ集積回路を2000個以上、並列につなぐ。200万個の演算装置が同時に動き、1秒間に2000兆回の計算ができる。演算装置を増やした分、回路の構成に工夫を加えてメモリーや制御に使う集積回路を減らし、大型化を避けて省電力に成功した。

 GRAPE−DRは、天文関係の計算が得意だったGRAPE6の特徴を引き継いだ上で、遺伝子やたんぱく質の解析に必要な計算もできるようにする。

 多分野の計算が可能なスーパーコンピューターでは、海洋研究開発機構(横浜市)の地球シミュレーターが1秒間に40兆回の計算能力を持ち、世界最速。アメリカが1年以内に世界最速の奪還を目指すスパコンの開発計画を発表し競争が激化している。GRAPE−DRの計算能力は特定分野に限られるものの、速度は地球シミュレーターの50倍になる。

(05/31 17:24)

152とはずがたり:2004/06/07(月) 22:01
解体してしまえ!

懸念よぶ、マイクロソフトの「ダブルクリックや長押しに関する特許」 (Hotwired)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/patent.html?d=07hotwiredi02&cat=8&typ=t

 米マイクロソフト社が4月に取得した『パーム』サイズの小型パソコンシリーズに関する特許が、知的所有権の専門家の間で懸念を呼んでいる。マイクロソフト社がこの特許を利用し、携帯端末メーカー各社にライセンス料を請求するおそれがあるというのだ。

 この特許は、マイクロソフト社が「押す時間によってアプリケーションの異なる機能が実行されるハードウェアボタン」と呼ぶ技術を対象とするもので、4月27日(米国時間)に米特許商標庁の認可を受けた。マイクロソフト社によると、この技術は同社のパームサイズのパソコンをはじめとするハンドヘルド・コンピューター向けに開発されたという。ハンドヘルド機では、ファイルを開く、プログラムを起動するといった操作にボタンが使われている。

 マイクロソフト社は特許出願書類の中で、今回特許を認められたこの技術の目的は、ボタンのダブルクリックや長押しでもアプリケーションを実行できるようにし、操作を簡略化することだと説明している。

 ところが、この特許の文言は、特許商標庁に批判的な人々の間で非難の的となっている。企業が過度に広範囲な特許やすでに普及している技術の特許を取得するケースが増えており、この特許もその一例だというのが、批判派の見解だ。

 不可解な特許に抗議するサイト『ファイト・ザ・パテント・コム』の開設者、ブランドン・シャルトン氏は「特許商標庁はいったい何を考えていたのだろう?」と疑問を口にする。「このような特許が今ごろになって出願され、認可されたことには驚くしかない。ダブルクリックが斬新で珍しかったのは10年から15年前のことだ」

 マイクロソフト社がこの特許を出願したのは2002年7月だ。しかし、この特許の出願書類には、1999年に出願されたものの後に取り下げられた古い特許の内容も一部含まれている。

 マイクロソフト社は電子メールで、この特許に含まれる技術の使用者に対し、ライセンス料請求を検討するつもりだと述べている。ただし、同社は請求対象となる可能性のある相手の具体名を明かすことは避け、「当社は毎週、数多くの特許を取得している。そのため、どの製品が特許を侵害しているか、あるいはしていないのか、といったことを事前に推測することはない」と説明した。

 『公的特許財団』のダン・ラビチャー代表は、マイクロソフト社が特許侵害の訴訟を起こすと決断した場合、同社の弁護士は申し立ての正当性を証明するのに苦労するだろうと話す。その理由は、この特許にあいまいな用語が使われているためだという。

 ラビチャー代表が障害の1つに挙げるのは、この特許が「リソースの限られたコンピューティング機器」に使用されているアプリケーション・ボタンのみに適用される点だ。「リソースの限られたコンピューティング機器」の定義が明記されていないため、どのような機器がこの分類に当てはまるかが不明確なのだ。

 一方、米シュグルー・マイアン法律事務所のパートナー、フランク・バーンスタイン氏は、この特許を一通り読んでみた印象では、特許商標庁の審査官はハンドヘルド機の『パーム3』のような先行技術を調べるなど、マイクロソフト社の特許申請内容を十分に調査したうえで、特許を承認したようだと話している。

 「この特許は考えなしに取得された、あるいは考えなしに認められたとみなすようなものではないというのが、私の直感的な印象だ」とバーンスタイン氏は語る。

 バーンスタイン氏によると、特許が一見、何年も前から使われてきた技術について述べているように感じられることは珍しくないという。ボタンのダブルクリックや長押しに関するマイクロソフト社の特許も例外ではない。

 しかし、バーンスタイン氏は同時に、マイクロソフト社の特許が特定種類の機器を特定の目的に使い、特定の状況でダブルクリックや長押しを用いる場合にしか適用されないことに、注意する必要があると指摘した。

 さらに、バーンスタイン氏によると、そもそもマイクロソフト社がこの特許を行使しない可能性もあるという。同じような知的所有権の所有者から訴訟を起こされないよう、自己防衛のためだけに特許を使用するつもりかもしれない。

 もちろん、バーンスタイン氏はマイクロソフト社が違う作戦に出る可能性も否定しない。

 「マイクロソフト社がポケットPCの事業に今後より力を入れるつもりであれば、この特許を攻撃的に行使する可能性もある」とバーンスタイン氏は語った。

[日本語版:米井香織/長谷 睦]

153香川県民:2004/06/08(火) 00:17
COMPUTEX TAIPEI 2004レポートリンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/link/comp04.htm

154香川県民:2004/06/08(火) 00:45
世界最大のHDDメーカーとはいえ経営は決して順調とは言えないようです。
しかし世界に先駆けて100GB/プラッタのHDDを製品化するなどの高い技術力に期待したいものです。

[WSJ] Seagate、新製品11種発表へ。初の1インチHDDも
Seagateが来週発表する11種の新製品には、携帯音楽プレーヤー向けの5Gバイト1インチHDDや、400時間分のTV番組を録画できるビデオレコーダ向け大容量HDDなどが含まれる。
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0406/07/news046.html

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)

世界最大のHDDメーカーSeagate Technologyは、非常に競争の激しい業界の新たな一角へと手を伸ばそうとしている。
同社は来週、11種の新製品を発表する予定だ。その中には携帯音楽プレーヤーやデジカメなどのコンシューマー向け携帯型デバイスを対象とした初のHDDが含まれる。
関係者は、この前例のない製品発表は、Seagateの技術力の幅広さを示す意図があるとしている。

「これにより、Seagateは業界で最も広範な製品とソリューションを有する地位に立つことになる」と同社のマーケティング担当責任者ジェフ・ローバッカ氏。
同氏によると、これら新製品により、年間220億ドル規模のHDDビジネスのうち、同社がカバーする範囲は現在の70%から95%に拡大するという。

またこれら製品は、HDD市場が企業のデータセンター、従来のデスクトップPC、ノートPC、コンシューマー向けエンターテインメントデバイス(ゲーム機、ビデオレコーダ、携帯機器など)という明確なセグメントに分かれていることを示すものでもあるとローバッカ氏は語る。新製品の中には、出荷が来年初頭以降になるものもある見込みだ。

Seagateにとってこれまでと最も異なる動きは、携帯音楽プレーヤー向け1インチHDDの投入だ。
このHDDは容量5Gバイトで、約2500曲を格納できると製品マーケティングディレクターのジェニファー・ブラッドフィールド氏は語る。

これまでSeagateは、ノートPCで使われる2.5インチHDDよりも小さな製品は製造していなかった。だが同社は、急速な成長を遂げているコンシューマー市場に進出しようとしている。
市場調査によると、1インチHDDの出荷台数は今年は推定800万台だが、来年は2000万台に拡大する見通しだと同社関係者は話している。1インチHDDでライバルとなるのは、日本の日立、それから米Corniceと中国のGS Magicstorという新規参入2社。
ほかのコンシューマー製品として、Seagateはデジカメ向け1インチHDDと、アナログTV番組を400時間分録画できる、パーソナルビデオレコーダ向け大容量HDDを投入する。

このほかデスクトップ・ノートPC、企業向けコンピュータストレージ用の新製品も発表される。
Seagateはここ数カ月、過剰在庫と価格の急落で経営が苦しい状態にある。1〜3月期の純利益は前年同期比9%減、先週には年内に約3000人の従業員を削減する計画を明らかにした(6月3日の記事参照)。

155とはずがたり:2004/06/08(火) 01:00
HDDの世界シェアはこんな感じか?
1.Seagate Technology 30%?
2.Maxtor 20〜30%?
3.Westearn Digital 20%?
?.日立製作所 ?%
撤退:Quantum,IBM

家電製品への搭載が一巡したらメモリみたいに市況製品に成り下がって,寡占化が進み市場が安定というコースでしょうか?

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20061790,00.htm
Seagateは、HDD市場全体での世界シェアが35%、エンタープライズ市場に至ってはそのシェアが58%にのぼる。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0322/wd.htm
Western Digitalは現在、PC用の3.5インチのIDE HDDでは24.7%のシェアを持ち、Seagate、Maxtorに続いて世界3位という。


苦境に陥るハードディスク業界--需要の好転も焼け石に水か
2004/05/28 16:45
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20068922,00.htm

 新たに発表された調査レポートによると、ハードディスク(HDD)メーカー各社の努力は空回りしているという。

 投資銀行Credit Suisse First Boston(CSFB)が米国時間27日に発表したレポートによると、成功するのが難しいことで有名な同業界は、現在もお定まりの値下げ競争を続け、利益見通しも芳しくないなかで行き詰まり状態にあるという。

 「HDDの需要は堅調だが、エンタープライズ向けを筆頭に極端な価格競争が陥っており、このせいで第2四半期の利益のほとんどが消えてしまった」と、CSFBは同レポートに記している。

 CSFBの投資判断では、MaxtorとSeagate Technologyが「neutral(中立)」、Western Digitalが「outperform(優秀)」となっている。「Western DigitalはデスクトップPC向けの製品に品揃えを絞り込んでおり、エンタープライズ向け製品の市場における価格下落からは、それほど直接的な影響を受けないことから、同業界のなかで最も魅力的な投資先となっている」(同レポート)

 MaxtorとSeagateの両社からは、この件に関するコメントは得られなかった。

 エンタープライズ向けのHDDとは、EMCやHewlett-Packard(HP)、IBMなどが製造するデータストレージ機器や、強力なサーバに搭載されるものを指す。

 調査会社TrendFocusのバイスプレジデントJohn Donovanも、CSFBのレポートと同じ意見だ。「彼らは過去の過ちを繰り返しているに過ぎない。単に生産過剰なのだ」(Donovan)

 Donovanの予想によると、この第2四半期には赤字を計上するHDDメーカーも出るが、しかし今年後半には状況が改善するという。

 昨年、業界筋はHDD市場について楽観的な見方をしていた。殊に音楽プレイヤーのような家電機器を中心に、HDDに対する需要が増大するとの予測が出されていた。また、QuantumによるMaxtorへのHDD事業の売却や、日立製作所によるIBMのHDD部門買収により、HDDメーカーの数も減少した。

 HDDの需要は堅調なようだ。たとえば、Maxtorでは2003年第1四半期に1240万だった出荷台数が、今年第1四半期には1360万台へと上昇したという。

 だが、Maxtor最高経営責任者(CEO)のPaul Tufanoは、前四半期について、「デスクトップ向け製品については、流通チャネルで在庫がだぶつき、エンタープライズ向けの市場では値下げ競争が激しかったことから、厳しい四半期となった」と語った。Maxtorは、同期の純利益が920万ドルとなり、前年同期の2740万ドルから大幅に減少したと報告していた。

 CSFBは、HDD業界の見通し改善の鍵を握るのは、メーカー間の吸収合併がさらに進むことだと示唆。「今後さらにメーカー間の整理統合が進み、新製品が投入され、あるいは年末にかけて需要が増大することが、現在の状況を改善する最良の手段になると、われわれは見ている」(同レポート)

156とはずがたり:2004/06/08(火) 01:06
http://www.marubeni.co.jp/useful/word/17.html
Q:丸紅グループの取り組みは?
A:金属資源部門軽金属ユニットや、事業会社の丸紅メタルがHDD素材・加工資材流通分野では世界的な大手として活躍しています。

 HDD関連業界では再編淘汰(とうた)と寡占化が進んでいます。最終製品のHDDメーカーは、世界シェア3割を占める●Seagate社をはじめ●Maxtor、●Western Digitalなど7社。ブランクと呼ばれるアルミ円板製造では、世界で●神戸製鋼と●古河電工の2社であるほか、ブランクを研削・メッキ・研磨する専業の基板メーカーは最大手である●東洋鋼鈑と中国●Kaifa社の2社のみです。またヘッドメーカーとしては●TDKが世界最大手です。
 大手商社でこの分野に取り組んでいるのは当社のみで、金属資源部門軽金属ユニットが東洋鋼鈑と合弁でマレーシアにアルミ基板工場を設立しており、世界需要の15%を取り扱っています。また、丸紅メタルが超精密研磨のためのパッド(研磨布)やスラリー(研磨材)を取り扱っており、この分野でも世界的に高いシェアを誇っています。

158香川県民:2004/06/08(火) 01:13
確かMaxtorがQuantumを買収→そのためFIREBALLという製品名が残っている。
一方、IBMが日立に吸収されHGSTに組織名を変更。

だったと思います。

159とはずがたり:2004/06/08(火) 01:26
>>154-159まとめ

【■HDDのメーカー別世界シェア】
================================
メーカー 2003年  2002年
--------------------------------
Seag  28.9%  29.5%
Maxt  21.2%  23.4%
West  17.2%  14.3%
HGST  16.5%  16.8%
東芝  5.8%  5.0%
富士  4.4%  3.9%
Sams  5.7%  5.4%
その他 0.5%  0.1%
=================================
出典:TrendFOCUS社

Seag: Seagate Technology
Maxt: Maxtor (Quantum買収)
West: Western Digital
HGST: Hitachi GST (日立がIBMからHDD部門買収)
東芝: 東芝
富士: 富士通
Sams: Samsung Electronics (韓)

160とはずがたり:2004/06/08(火) 01:33
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/490-496
ちなみに【半導体世界シェア】はここ。

161とはずがたり:2004/06/08(火) 11:54
>>77  自主開発に拘ってきたサン、AMD製MPU採用
>>122 米サン、マイクロソフトと和解 包括提携

>>61 富士通、AMDとフラッシュメモリ新会社
>>129 パフォーマンスでPentium Mと肩を並べたEfficeon 富士通で製造される90ナノメートルプロセスを採用する第2世代Efficeonは2004年に登場する予定

>富士通とサンは20年にわたり提携関係にある。

富士通と米サン、次世代UNIXサーバーを共同開発でコスト削減図る
04/06/02 13:44

  <東京 2日 ロイター>  米コンピューター・サーバー大手サン・マイクロシステムズ <SUNW.O> と次世代UNIXサーバーを共同開発すると発表した富士通 <6702.T> の黒川博昭社長は、会見し、共同開発で効率化を図り、コストダウンに取り組むと述べた。両社は共同開発したサーバーを2006年半ばに販売する。

 富士通は、自社のあきる野テクノロジセンターで微細な回路線幅の90ナノ(10億分の1)メートルを使ったサーバー向けプロセッサを開発する。サンは「ソラリス」などのOSソフト開発で強みを発揮しており、両社で次世代サーバーを共同開発する。富士通とサンは20年にわたり提携関係にある。ただ、富士通は今回の共同開発によるコスト削減効果について具体的な数値は公表しなかった。

 共同開発するサーバーは、富士通の「プライムパワー」、サンの「サンファイアー」の次世代機となり、ブランドを統一するが、製造は両社がそれぞれ分担する。次世代サーバー向けプロセッサでは、富士通は、一段と微細な回路線幅65ナノメートルを採用する三重県の半導体工場も活用する予定。富士通の黒川社長は「UNIXサーバーで競合する米IBM <IBM.N> や米ヒューレット・パッカード(HP) <HPQ.N> への優位性を維持していく」としたうえで、「これまでの顧客に加え、新規顧客も獲得する」と述べた。

 富士通によると、世界のUNIXサーバー市場は2003年で約50万台あり、サンの「ソラリス」は63%とトップシェアを持っている。富士通では、2006年に向けてUNIXサーバー市場全体の台数は若干減少する可能性があるが、富士通としては全世界で展開して台数を増やしていく計画。

162とはずがたり:2004/06/10(木) 02:43
「日の丸半導体」回復加速、設備投資上乗せ デジタル家電・パソコン好調
http://www.asahi.com/money/kaisetsu/TKY200402160043.html

 半導体市場の回復が鮮明になり、国内製造各社の工場はフル稼働状態だ。デジタル家電市場の急拡大と世界的なパソコン需要の持ち直しで、04年はさらに高成長が見込まれる。ただ、半導体産業は4年周期で好不況を繰り返す「シリコンサイクル」がネック。01年の前回不況時に撤退や業界再編を迫られた国内大手は、いかに収益を高め、不況期に備えられるかが、真の「日の丸半導体」復活の試金石になる。

 米調査会社のアイサプライによれば、03年の世界の半導体売上高は前年比約14%増の1783億ドルで、3年ぶりの高成長になる見込みだ。さらに04年は同17%増の2088億ドルになると予想する。

 市況を引っ張るのはデジタル家電だ。薄型テレビやDVD(デジタル多用途ディスク)録画再生機、携帯電話などの市場が急拡大し、制御する高性能なシステムLSI(大規模集積回路)の需要も急増。また、世界のパソコン市場も03年、3年ぶりの2ケタ成長になりそうで、パソコン用が主力のメモリー・DRAMも市況が好転した。

 「必死で生産能力を増強しても、需要がさらにその上を行く」。半導体大手メーカーの役員は、工場をフル稼働させても供給不足ぎみの現状が心配だ。デジタル家電用の半導体は昨秋ごろから需給が逼迫(ひっ・ぱく)。デジタルカメラでは、半導体の調達が遅れて出荷できないメーカーまで出た。

 半導体のシリコンサイクルは90年代、波の振幅が縮まり、業界では「シリコンサイクルは消滅した」とも言われた。だが、IT(情報技術)バブルが崩壊した01年に世界の半導体売上高が前年比約30%減と、かつてない「深い谷」だった反動もあり、03年から再び成長サイクルが現れた。

 80年代のシリコンサイクルが4年周期だったのは、米国の大統領選挙に合わせて現職が景気刺激策をとるからだ、という定説があった。04年には米大統領選がある。しかも、半導体を引っ張る柱、デジタル家電も、薄型テレビなどが売れるアテネ五輪という「ヤマ場」。業界では「04年の高成長は間違いない」と強気な見方が支配的だ。

 国内最大手の東芝は昨年12月、03年度から4年間の設備投資の当初計画3500億円に500億円上乗せし、三重県四日市市の新棟稼働を1年前倒しの05年度後半にした。デジタルカメラのメモリーカードやカメラ付き携帯電話に内蔵するフラッシュメモリーの需要増に対応するためだ。

 NECの子会社「NECエレクトロニクス」も03年度の設備投資額を年度途中に20%増額。04年度も600億円を投じて東芝と同様の最先端設備を導入し、同年度後半から量産態勢に入る。

 だが、各社が05年〜06年には増産態勢を整えると、供給過剰に陥り、サイクルが下降期に入ると見られている。ITバブルが崩壊した01年度、大手各社は軒並み過去最大の赤字を計上した。主力製品だったDRAMの価格は暴落し、各社は次々と撤退。DRAM専業の国内メーカーは、02年度中にNECと日立製作所の共同出資会社「エルピーダメモリ」1社に集約された。

 今度の下降期でも、競争力が弱い企業は撤退に追い込まれかねない。このため、台湾など海外メーカーへの生産委託を増やすなど、不況期に生産調整しやすい態勢づくりが始まっている。

 DRAMから撤退した大手各社が、こぞってデジタル家電用のシステムLSI事業に軸足を移したのも、DRAMほど市況の変動に左右されないためだ。家電メーカーの仕様に合わせた「オーダーメード」製品なので、DRAMに比べれば受注や価格が極端に落ち込む心配がない。

 だが、「体力づくり」には不安もある。海外のライバルの設備投資計画は04年、日本勢を大きく上回る。世界最大手の米インテルが36億〜40億ドル(4千億円前後)。日本企業を抜いて世界2位に躍進する韓国サムスン電子は、インテルをしのぐ5千億円強を投じる。

 インテルはパソコンのCPU(中央演算処理装置)、サムスンはDRAMで世界シェア首位の強みも持つ。好況期に入り、両社は日本企業以上に収益をあげそうだ。

 アイサプライ日本法人の豊崎禎久社長は「好況期にこそ自社製品を再評価し、得意分野に事業を絞り込んで効率性を高めなければ、海外勢との差は広がる一方だ」と、今後さらに再編が必要だと指摘する。

(02/16)


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