Windows XPサポート終了の特需があった2013年度は、リユースPCの比率は231万1000台で、市場構成比は12.3%であったが、2014年度は、PCの出荷台数が減少。前年比23.6%減の1260万8000台になったのに対して、リユースPCは前年比16.9%増の270万1000台と増加。構成比は17.6%に達していた。
ファブレッティさんも、アップルの協力が得られなければハッカーに頼ると言明。既に、FBIのロック解除に協力したと報じられているイスラエルの鑑識技術企業、セレブライト(Cellebrite)に接触し、無料でロック解除に応じるとの回答を得たと述べている。また、アンチウイルスソフトウエア開発の先駆者でFBIに容疑者のiPhoneへのハッキングを申し出たジョン・マカフィー(John McAfee)氏にも手紙を書くつもりだという。(c)AFP/Ella IDE
Linear Technologyは、営業利益率10%を超えれば優良企業とされる半導体業界にあって、常に40%を超える営業利益率をたたき出す“超”の付く優良半導体メーカーだ。同日開示された2016年6月期業績も売上高14億2393万米ドル、営業利益6億3355万米ドルと、営業利益率44.5%を誇る。
こうした超高利益率の事業を展開できる背景には、1981年の創立以来、貫いてきたハイエンドアナログに特化する独自経営戦略がある。同社最高技術責任者(CTO)Robert C. Dobkin氏も以前のEE Times Japanとのインタビューで「競合他社が作れるようなものは開発しない」と言い切るなど、自社の高い技術力をベースに、競合が追従できないハイエンドアナログIC領域に集中して事業を展開してきた。デジタル家電最盛期の2000年代はじめには、民生機器市場で独自性が発揮できないとし、当時主力用途だった民生機器向けのビジネスに見切りをつけて大胆に縮小するほど、独自性重視の姿勢を徹底している。
Linear TechnologyがADIの買収に応じた真相はまだ分からないが、Linear Technologyは、経営幹部の世代交代時期を迎えていることが一因にあると推測される。会長のRobert H. Swanson氏が78歳、CTOのDobkin氏が72歳と経営の要として活躍を続ける創業メンバーが高齢に達しつつあり、世代交代を模索する上で、老舗アナログICメーカーであり、Linear同様、高利益率を誇るADIへの事業売却の選択肢が浮上した可能性がある。
あなたの会社では、仕事にどんなパソコンが使われていますか? きっと使っているメーカーこそ多種多様でも、ほとんどの企業が、毎日の仕事にはWindowsマシンを使用しているというのが現状ではないでしょうか…。
ところが、このほどIBMのWorkplace as a Service部門で副社長を務めるFletcher Previn氏は、昨年より全社的に一斉導入へと踏み切ったMacの利用成果について、JAMF Nation User Conference(JNUC)にて発表。かつてはMicrosoftと蜜月の関係にあったIBMが、WindowsよりMacを導入したほうがよいとのメッセージを発信して物議を醸していますよ。
これまでIBMでは、社員が使用するパソコンとして、Macを導入することは避けてきました。しかしながら、昨年、同社は希望する社員へMacを支給する選択肢を提供開始。その反響は予想外なもので、年間5万台のMac導入という当初の目標を大きく上回りました。いまや社内には毎週1,300台のペースで新しいMacが配備されており、年内には10万台を突破して、企業としては世界最大規模のMac利用者数を誇るまでになってしまったんだとか!