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PC関連スレ

1908とはずがたり:2016/10/07(金) 13:27:12
富士通がPC事業をレノボに統合 決断に至る背景
http://www.sankeibiz.jp/business/news/161007/bsj1610070500003-n1.htm
2016.10.7 06:11

http://tohazugatali.we b.fc2.com/industry/bsj1610070500003-p1.jpg
パソコンのメーカー別国内外シェア

http://tohazugatali.we b.fc2.com/industry/bsj1610070500003-p2.jpg
国内パソコンメーカーの撤退・再編の動き


 富士通がパソコン事業を世界最大の中国の聯想(レノボ)グループと統合する方向で最終調整に入った。2月に分社化したパソコン事業会社にレノボが過半を出資する案を軸に交渉している。国内のパソコン市場は縮小傾向が続いており、レノボ傘下へ事業を移しコスト面での競争力を高める。

 「FMV」ブランドは残す方向で検討している。また、島根県出雲市と福島県伊達市の工場は存続する方向で、2000人規模でレノボに移る見通しだ。

 富士通がパソコン事業をレノボとの合弁会社に移管するのは、パソコンのコモディティー(均一商品)化が進み事業の成長が見込めず、あらゆるものをインターネットでつなぐIoTや人工知能(AI)を活用したサービス分野へのシフトが急務になったためだ。

 パソコンメーカーを取り巻く環境は、この10年で大きく様変わりした。世界最大手だったIBMが、将来の成長が望めないとしてレノボに事業を売却したのは2005年。IBMはその後サービス企業への転換を加速。一方、富士通はパソコンを主力事業の一つに位置づけ経営資源を投入し続けた。

 しかし国内の出荷台数は250万台前後で横ばい状態が続き、その後海外販売台数も激減。15年度には海外、国内とも200万台(タブレット端末含む)に落ち込んだ。

 16年2月にはパソコン事業を別会社化したほか、東芝、ソニーから分離したVAIO(長野県安曇野市)との事業統合を模索。しかし事業を取り巻く環境は好転せず、15年度には「パソコン事業で3桁億円の赤字」(塚野英博取締役)となり、出荷台数も20年前の水準まで落ち込んでようやく自力再生を断念した。

 富士通は米HPや米デル・テクノロジーズといった海外勢を含む数社と交渉にあたり、生産工場や「FMV」ブランド維持などに柔軟な姿勢をみせたレノボと最終調整に入った。

 IT(情報技術)関連調査会社のMM総研によると、13年度に1000万台あったビジネス分野のパソコン出荷台数は15年度に560万台まで減少。「18年度は買い替え需要期だが、1000万台に戻ることはない」(MM総研)とみる。

 業界では出荷台数1000万台以上でグローバル市場でどうにか戦える調達力、500万台を切れば中央演算処理装置(CPU)や部品の調達コストが上がり、事業存続の分岐点になるといわれる。

 かつて日本の電機メーカーはほぼ全社がパソコンを製造していたが、その後、台湾や中国の受託製造サービス(EMS)会社が低コストを武器に世界市場で勢力を拡大。EMS活用で規模拡大を進めてきたレノボ、HP、デルの3社が世界市場の半分を占める寡占状態となり、日本勢は撤退や事業再編を余儀なくされている。

 国内には東芝、パナソニック、VAIOの3社が自力でパソコン事業を展開しているが、「分岐点」に達している企業は1社もない。富士通が他人頼みでパソコン事業の維持を決断したことで、国内パソコン事業再編は大詰めを迎えることになりそうだ。(芳賀由明)


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