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新・鉄道綜合スレ

5093OS5:2025/07/16(水) 21:39:54
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250714-OYT1T50180/
「1日平均383本」日々違う東海道新幹線のダイヤ…新システム、条件入れ最大3分でPCが表示
2025/07/15 05:00


竹田迅岐
 「世界一の過密ダイヤ」とされる東海道新幹線(東京―新大阪)。2024年度の運行本数は、過去最多となる1日平均383本を数えた。車両数に限りがある中、運行本数が増えたのはJR東海が昨春に導入した車両運用システムの存在がある。

手書き時代は「気の遠くなる」計画策定
 東海道新幹線は毎日同じ時間、場所を走っていると思われがちだが、実はそうではない。季節や曜日、人気アーティストのライブ開催といった1日限りの催しも考慮し、日々異なるダイヤが組まれている。

 1964年に東海道新幹線が開業した時、運行本数は1日60本だった。その後本数は増え続け、89年度に初めて1日平均が250本を超えて252本に。2005年度には300本を超え、14年度には1日平均350本に達した。コロナ禍で一時落ち込んだものの、運行本数は増え続けている。

 ダイヤは発車時刻や駅名が書かれた列車運行図表(ダイヤグラム)に、新幹線の動きに見立てた線(スジ)を何本も引いて完成させる。その後、約170編成ある車両をどう割り当てるかを考える。往復回数を増やすなど、車両を効率的に運用できれば運行本数の増加につながる。

 割り当て作業といえば、定規を持った社員がダイヤのスジとスジをでつなげていくのが定番だった。色々な条件を考えながら一本一本つなげるのは気の遠くなる作業で、お盆などの繁忙期は1日分が完成するのに20時間を費やすこともあったという。

 業務効率化の必要に迫られたJR東海は17年、運用計画のシステム化に乗り出す。開発に着手してから7年たった24年春のダイヤ改正からシステムを導入した。

 「その日ごとに作っているダイヤ」や「始発時の車両の位置」といった所定の条件をシステムに入力して最大3分待つと、パソコン画面上の「求解中」の文字が「求解完了」に変わる。そして、同じ車両を使うことができるスジ同士がつながった1日分の運用計画が表示される。

 ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などの繁忙期は、2時間ほど細かな修正を加えて運行計画を完成させる。運行本数が少ない平日では、人の目で確認した上でシステムがはじき出した計画通りに運用する日もあり、時間と人手の大幅な削減を実現した。

 JR東海は、お盆の帰省ラッシュに加え、平日のビジネス客の利用が想定された昨年8月9日、史上最多となる1日483本の東海道新幹線を走らせる計画を立てた。システムの開発時には想定していなかった本数で、人間が期限内に計画するのは難しい規模だという。

 しかし、前日の8日に宮崎県沖の日向灘でマグニチュード7・1の地震が発生し、南海トラフ地震の「臨時情報(巨大地震注意)」が発表された。JR東海は社内規定に基づき、一部区間で減速して運行することに。9日は、減速分の遅れが最終列車まで続いたが、予定の本数を走らせることができた。この日の車両運用を担当したJR東海の細川一彦さん(46)は「駅員らの尽力に加え、システムを使って細かく運用計画を組めたことが大きい」と振り返る。

 今年4月に開幕した大阪・関西万博の会期中はのぞみを増やしている。混雑が見込まれる週末を中心に、午前6時台に首都圏を出発するのぞみを最大14本にする日も設定した。

 東海道新幹線は、今後も需要増が予想される。車両運用システムの開発に携わったJR東海の小泉匡秀さん(38)は「システムを使って年々増える運行本数に対応し、乗客の使い勝手がいい計画を作っていきたい」と話した。


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