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新・鉄道綜合スレ

5117OS5:2025/08/10(日) 19:10:22

森前市長「これは私の意見ですけど、富山地方鉄道も株主として新しい会社を作って、自治体や県も株主として出資して新しい会社を作って、そこに運行を委託する。そうするとこの会社は資産もキャッシュもゼロだ、資本金しかないわけ、だけど累積の赤字は持ってないので、この会社に支援して公費を入れても過去に作った赤字のところに流れていかないわけ。地鉄にしてみるとこういう提案は不本意だと思うけども、しかしどうやってこれからも赤字を累積させていかないかってことを考えたら、一度経営をそこで遮断して新しい経営体がやるっていうことにすると、公費を入れやすいので、その形態が一つかなと」

森さんは地鉄の鉄道線全線を新会社に移し、並行区間や岩峅寺-立山間も、過去のしがらみにとらわれず持続可能な経営を模索すべきだと提案します。

そのうえで、公共交通を維持し充実させていくことがこれまで以上に重要だと強調します。

森前市長「公共交通が存在しているということが、その地域にもたらしてくれる、地域の魅力というものが、地域の活力につながっているし、もっと言うと、僕は時々使う言葉ですけど、都市に人格みたいな格があるとしたら、都市格を上げると思いますよ。公共交通が衰退してほとんどなくなりました、それじゃ、来てくれって言ったって来れないし、企業誘致だとか人口問題にも関係してくる。もっと面的に地域への寄与、あるいはモビリティとして考えていくっていうことだと思うんですよ」

富山地鉄の鉄道線をめぐっては、沿線自治体と県、事業者による検討が続いています。

あいの風とやま鉄道との並行区間である滑川ー新魚津間については、継続や廃線、または営業はせず回送線として線路を残すなど5つのパターンが示されています。この中には並行するあいの風鉄道の線路へ乗り入れて、つながった状態を維持することは検討されていません。

あい鉄と地鉄は線路の幅は同じですが、電化方式が異なり、信号システムも違います。技術的なハードルが高く、設備投資もかさむことから、多くの課題があるとされています。

しかし東北では、富山と同じように電化方式が異なる路線を、直通させた実績もあります。

今回の取材で地鉄の中田社長は「鉄道はつながっているからこそ価値がある」との認識も示していました。

もし、滑川-新魚津間が廃線されると、運行区間が分断されることになります。つながっているからこその鉄道の価値が、大幅に減ることになります。

路線の今後を考えるうえでは、赤字、黒字といった経営的な数字による判断だけでなく、県内全体へもたらす社会的、公共的な価値がどれだけ失われることになるかも考える必要があります。

シリーズあすは、立山黒部アルペンルートにつながる立山線についてお伝えします。

最終更新日:2025年8月4日 19:46


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