フリーダム・ハウスは年次報告書「ネーションズ・イン・トランジット(Nations in Transit、移行期の国々の意)」の中で、特にハンガリーではオルバン・ビクトル(Viktor Orban)首相の強権的な「体制」により、民主主義国としての地位が「急激に」失われたと指摘。「現在のハンガリーはもはや、民主主義国とはみなせない」「民主主義と純粋な独裁政治の間の『グレーゾーン』に位置する(中略)ハイブリッド体制だ」と評した。
ただマクロン氏は大幅な内閣改造には踏み切らず、ジャンイブ・ルドリアン(Jean-Yves Le Drian)外相、フロランス・パルリ(Florence Parly)国防相、ブリュノ・ルメール(Bruno Le Maire)経済・財務相の残留を決定。さらに、フランスの新型コロナウイルス対策を率いたオリビエ・ベラン(Olivier Veran)保健相も続投となった。