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欧州情勢・西洋事情

3609チバQ:2020/09/28(月) 18:19:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc5b86b1da18c785e5a355865166945617685b7b
スコットランド独立機運高まる コロナ対策とEU離脱への不満背景に
9/28(月) 17:58配信
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 【ロンドン=板東和正】英北部スコットランドで英国からの独立を求める声が高まっている。英国の欧州連合(EU)離脱に対する反発とともに、新型コロナウイルス対策をめぐり中央政府への不信感が強まったことが要因だ。スコットランド行政府のスタージョン首相は独立の是非を問う2度目の住民投票を行う計画を進め、ジョンソン英政権への圧力を強めている。

 スタージョン氏は1日、行政府の年次計画を発表し、住民投票実施に向けた法案を2021年5月のスコットランド議会選までに公表する方針を示した。法案には具体的な投票日程が明記される予定。スタージョン氏は「スコットランド人には自ら未来を選択する権利がある」と訴えた。

 スタージョン氏が強気の姿勢を見せるのは独立の支持者が増えているからだ。14年に実施された1回目の住民投票では経済的な悪影響を懸念した有権者が目立ち、賛成約45%、反対約55%で独立は否決された。だが、英国がEUを離脱した今年1月末に英調査会社パネルベースが行った調査では約52%が独立に賛成。スコットランドではEU残留を求める声が強かったことが影響したとみられる。

 さらに8月12〜18日の調査で独立の支持率は約55%に上昇した。別の英調査会社によると、9月に入っても5割を超える住民が独立を支持している。ここにきて独立支持が勢いを増した理由として、「コロナ対策でスタージョン氏がジョンソン首相より優れた手腕を示したため」(英紙フィナンシャル・タイムズは)とも分析されている。

 ジョンソン政権は新型コロナの感染拡大を防ぐ外出制限の導入で他の欧州諸国に出遅れ、英国の新型コロナの死者数は一時、米国に次ぐ世界2位となった。一方、スタージョン氏は独自の対策を展開。イングランドより早く店舗内のマスク着用を義務付けたほか、外出制限後の小売店の営業再開などを遅らせた。9月27日時点でスコットランドの10万人あたりの累計感染者数は約500人で、600人を超えるイングランドに比べて抑制されている。

 英国とEU間の自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉が難航していることも、中央政府への懐疑的な見方をより強めている。交渉が決裂すれば、スコットランドを含む英国全体の経済に悪影響を及ぼす恐れがある。ジョンソン政権はEUと離脱条件に関して締結した協定をほごにするような法案を議会に提出し、EU側は態度を硬化。交渉をめぐる英EU間の溝はさらに広まっている。

 スタージョン氏は17日、ジョンソン政権の法案を批判した上で、「(中央政府に)支配されるより、われわれがスコットランドの運命を決めた方がはるかに良い」と強調した。

 住民投票の再実施には英政府の許可が必要で、ジョンソン政権は実施を拒否する考えだ。しかし英紙テレグラフは、スタージョン氏が党首を務めるスコットランド民族党(SNP)が来年の議会選で大勝すれば、ジョンソン氏が投票再実施に向けた政治的圧力にさらされると予測。SNPの支持率は直近で5割を超え、議会選で過半数を獲得する可能性が高い。14年の住民投票では、11年の議会選で独立を訴えたSNPが過半数を獲得し、キャメロン英首相(当時)が投票を容認した経緯がある。


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