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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

2045名無しさん:2017/01/01(日) 13:20:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000091-mai-pol
<自民幹事長>「解散風」けむに巻く 「予測は空回り」
毎日新聞 2016/12/28(水) 20:13配信

 自民党の二階俊博幹事長は28日、今秋に取りざたされた「年明け(衆院)解散」について、「予測した人は完全に空回り、失敗だったんじゃないか。その人にコメントを求めてください」と党本部で記者団に語った。二階氏自らが「解散風」を吹かせていた時期もあり、記者団をけむにまいた格好だ。

 二階氏は9月末から10月初旬ごろ、党会合などで「いつ選挙があってもいいように準備を怠りなくやっていく」と繰り返していた。加えて12月の日露首脳会談で北方領土問題の進展があるとの期待も膨らみ、与党内には「解散近し」の観測が広まっていた。

 28日の二階氏は記者団に解散について問われると「安倍晋三首相や党から解散をにおわせることを言った覚えはないのに、先走って『解散だ』と言った人に責任がある」と指摘した。誰が「責任者」かは明示しなかった。【小山由宇】

最終更新:2016/12/28(水) 22:16

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000538-san-pol
安倍首相真珠湾訪問 自民・二階俊博幹事長「歴史に残る立派な演説。衆院解散を予測した人は失敗」
産経新聞 2016/12/28(水) 16:14配信

 自民党の二階俊博幹事長は28日、安倍晋三首相が真珠湾を訪問して演説したことについて「真摯な態度で、不戦の誓いを心の底から述べた。感銘深い、大きく言えば、歴史に残るような立派な演説だった」と述べた。党本部で記者団に語った。

 今月中旬の日露首脳会談や今回の真珠湾訪問といった外交成果を受けて首相が年明け早々にも衆院解散・総選挙に打って出るとの憶測があったが、二階氏は「そういうことを予測した人は完全に空回り、失敗だったのではないか。首相やわれわれ党から解散をにおわせるようなことを言った覚えはないのに、先走って『解散だ、解散だ』と言った人に責任がある」と否定した。

2046名無しさん:2017/01/01(日) 13:22:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000537-san-pol
自民・二階俊博幹事長、東京都議3人の自民会派離脱に「小池さんに聞いて」
産経新聞 2016/12/28(水) 16:12配信

 自民党の二階俊博幹事長は28日、東京都議会の都議3人が自民会派からの離脱を表明したことについて「名前も聞いていないのでコメントのしようもない。小池(百合子東京都知事)さんに聞いてくればいいんじゃないか」と述べるにとどめた。党本部で記者団に語った。都議3人は小池氏との連携を模索しているといい、波紋を呼びそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000088-mai-pol
<二階氏>翁長氏と会談 政府と沖縄県、別のルート確保図る
毎日新聞 2016/12/26(月) 21:59配信

 自民党の二階俊博幹事長は26日、沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事と那覇市内で会談した。両氏は旧知の間柄で、二階氏の沖縄訪問には、米軍基地問題で対立を深める政府とは別のルートを確保し、中央と県の関係を調整する狙いがありそうだ。帰京して首相官邸を訪れた二階氏に、安倍晋三首相は「沖縄に関し二階氏に頼っている部分が多い。沖縄訪問を感謝している」と謝意を示した。

 二階氏との会談で、翁長氏はオスプレイの不時着事故について「県民の不安と怒りは頂点に達している。政権与党としてしっかり取り組んでもらいたい」と要請。「米軍基地は大変過重だ。ぜひ配慮してほしい」とも求めた。これに対し二階氏は「日本の安全保障、戦後の課題を抱える沖縄に対して、与党としてしっかり応えたい」と応じつつ、「沖縄の思いはよく分かる」とも述べた。【水脇友輔】

最終更新:2016/12/26(月) 21:59

2047名無しさん:2017/01/01(日) 13:22:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170101-00000004-asahi-pol
与野党幹部、新年の所感発表 防災、万博…内容に独自色
朝日新聞デジタル 1/1(日) 0:04配信

 2017年最初の与野党メッセージは個性豊かに――。1日付で自民党、日本維新の会、社民党の各党幹部が新年の所感を発表した。「防災・減災」への決意や「大阪万博」への思い、昨年夏の参院選敗北の「おわび」など、それぞれの事情が色濃く反映される内容になった。

■自民・二階氏「防災・減災に取り組む」

 「私たち連立与党は、参院において戦後最も安定した政治基盤を獲得いたしました」。自民の二階俊博幹事長は所感の冒頭、こう切り出した。ただ、「謙虚な姿勢で政権運営を進めてまいります」とも強調した。参院選後の臨時国会では、自民は重要法案をめぐる国会運営で「採決強行」と批判された。

 二階氏はまた、東日本大震災や昨年の熊本地震からの復興を加速させるとアピール。「強くしなやかな国民生活を実現するため、防災・減災に積極的に取り組んでまいります」と続けた。二階氏といえば、「国土強靱(きょうじん)化」の旗振り役。公共事業に熱心な二階氏らしい書きぶりとなった。

 一方、政権と沖縄とのパイプ役を果たす二階氏だが、沖縄への言及はなかった。14年の所感では当時の石破茂幹事長が「一日も早く基地の危険性を除去するため、全力で取り組む」と触れていた。また二階氏の前任の谷垣禎一氏が幹事長時代の15、16両年に触れた安全保障関連法についての記述もなかった。

■維新・松井氏は民進批判?

 維新の松井一郎代表は「2025年の万博開催に向けて大阪が頑張る」として、「これからの日本を引っ張ります」と表明。「政権与党に対し是々非々で臨んでいきます」と党の姿勢を説明し、安倍政権との近さをにじませた。

 また、「議場はプラカードを掲げる場でも暴力を振るう場所でもありません」と指摘。松井氏が日ごろから強く批判している民進党を重ね合わせるかような書きぶりになった。

■社民・吉田党首はおわび

 「率直にお詫びします」と新年のメッセージを切り出したのは、社民の吉田忠智党首だ。野党は昨年の参院選で、いわゆる改憲勢力に3分の2以上の議席を許した。社民はさらに吉田氏自身が落選し、改選2議席を維持できなかった。

 ただ、安倍政権との対決については鼻息が荒い。「多くの国民の声に背いたアベ政治に怒りの『矢』を放ちましょう」と呼びかけ、「野党共闘の『要石』となって市民の皆さんとの共闘をさらに強める」とアピールした。(安倍龍太郎)

朝日新聞社

2048名無しさん:2017/01/01(日) 13:24:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161231-00000522-san-l15
糸魚川大規模火災 二階俊博幹事長「がれき処理は個人負担ゼロ」と明言 激甚災害指定の見通しも示す
産経新聞 2016/12/31(土) 13:18配信

 自民党の二階俊博幹事長は31日午前、144棟が燃えた新潟県糸魚川市中心部の大規模火災現場を視察し、私有地のがれき処理にかかる費用に関し、被災者の負担をゼロにする考えを明らかにした。火災で発生した私有地のがれき撤去費用は個人負担が一般的で、異例の対応となる。また、今回の大火が激甚災害に指定されるとの見通しを示した。

 糸魚川市役所で米山隆一知事、米田徹市長らと意見交換に臨んだ二階幹事長は会合の冒頭、がれき処理費に関し「個人の負担はゼロにする」と明言した上で「被災されたみなさんが『これで安心』と思えるようにしたい」と述べた。

 二階幹事長は火災現場を約30分にわたり視察。記者団に対し「予想をはるかに上回る大災害と改めて認識した」とした上で、処理費の全額を公費負担とすることに関し「その方針で現場に来た」と述べ、政府・自民党が復旧に全力を挙げて取り組む姿勢を強調。激甚災害指定に関しては「恐らくその方向でいく」と説明した。

 激甚災害に指定されると災害復旧事業に関する国の補助金が上積みされる。これまで平成7年の阪神大震災、16年の新潟県中越地震、23年の東日本大震災などが指定されている。

 がれきの処理費をめぐって同市は20%を上限に被災者に負担を求め、残る大半は市が支出する方針を打ち出していた。自民党によると個人負担をゼロとするのは、木造だけでなくコンクリートなど非木造も含めて全ての建物を対象とし、国が約9割、市が約1割を負担する方向という。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000098-mai-pol
<自民都議離脱>小池知事ペースを警戒 二階幹事長
毎日新聞 2016/12/28(水) 20:30配信

 自民都議3人の会派離脱について、二階俊博幹事長は28日、党本部で記者団に「聞いてないのでコメントのしようがない。小池知事に聞いてくれればいい」と突き放した。党本部は事を荒立てて小池氏のペースに巻き込まれることを警戒しており、平静を装った。

 党関係者は「今回離脱するのは基盤の弱い若手だ。小池知事を敵に回して戦えない中で、こういう動きが出る」と解説し、「『小池新党』につながるわけではない」との見方を示す。閣僚経験者も「他の地方への広がりはない。都議会の話だ」と国政には影響しないとした。

 ただ、都選出国会議員からは、離脱の広がりを懸念する声も漏れる。大阪では自民会派の分裂が「日本維新の会」につながった経緯があるためだ。都連幹部は「自民党内でつぶし合いをするのを都民は望んでいない」と述べて小池氏側をけん制した。【水脇友輔】

最終更新:2016/12/28(水) 20:30

2049名無しさん:2017/01/01(日) 13:59:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000010-mai-pol
<基地問題>二階氏、沖縄知事に配慮…菅氏と役割分担
毎日新聞 2016/12/28(水) 8:30配信

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡って政府と沖縄県の対立が続く中、自民党の二階俊博幹事長が翁長雄志知事との間合いを詰めている。着々と移設に向けた手順を踏む政府と対照的に、県の要望の「聞き役」に徹する二階流は、翁長氏の軟化を引き出せるのか。【水脇友輔】

 二階氏は27日、前日の那覇市に続いて党本部で翁長氏と向かい合った。8月の幹事長就任後、両氏の正式な会談は通算5回を数える。

 二階氏は会談に国民健康保険の担当者を同席させた。26日に翁長氏から「沖縄では戦争の影響で65〜74歳の前期高齢者の割合が低く、交付金が少ないことが国保財政の悪化につながっている」と聞かされ、即座に手を打ったのだ。終了後、翁長氏は「今後の対策などを話していただいた。昨日の今日で大変ありがたい」と満足そうに語った。

 この日、政府は名護市辺野古で工事を再開した。これに先立ち、菅義偉官房長官と会談した翁長氏は「再開前に県と協議してほしい」と要請したが、菅氏は受け入れなかった。政府は沖縄の負担軽減に「辺野古移設が唯一の解決策」という姿勢に徹している。

 一方、二階、翁長両氏の会談では「辺野古の『へ』の字も出なかった」(同席者)という。

 二階氏は幹事長として沖縄重視を鮮明にしている。鶴保庸介沖縄・北方担当相は二階派。党側には沖縄担当の副幹事長を4人配置した。

 二階氏は亡くなった翁長氏の兄と親交があり、周囲は幹事長就任間もないころ、「まず仲良くなることが大事だ」と話すのを聞いたことがある。

 2017年度予算の概算要求が大詰めを迎えていた8月、菅氏は記者会見で沖縄振興費予算の減額に言及し、県側をけん制した。間もなく翁長氏から陳情を受けた二階氏は「沖縄の希望に沿えるよう努力したい」と約束。両氏が頻繁に会談するようになったのは、これがきっかけだ。

 結局、17年度政府予算案で沖縄振興費は3150億円と2年ぶりに減額された。それなのに翁長氏が「配慮はされた」と批判を抑えたのは、二階氏という安倍政権との接点を今失うのは得策でないと判断したためともいえる。

 県関係者は「二階氏が知事の話を聞き、ガス抜きしている意味は大きい」と指摘した。

 菅氏と二階氏を「北風と太陽」になぞらえる向きもある。26日、二階氏と首相官邸で会談した安倍晋三首相は「沖縄は二階さんに頼っている部分が多い」とねぎらった。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161226-00000212-jnn-pol
翁長知事と二階氏、オスプレイ事故で意見交換
TBS系(JNN) 2016/12/26(月) 23:53配信
 自民党の二階幹事長は沖縄県の翁長知事と会談し、沖縄振興策のほか、今月発生した在日アメリカ軍の新型輸送機オスプレイの事故について意見交換を行いました。

 「オスプレイが墜落し、県民が大変不安と怒りが頂点に達しているところであり、安全保障は日本国民全体で考えていただくということを念頭に置いてやっていただきたい」(沖縄県 翁長雄志知事)
 「できる限り沖縄の皆さんの心に寄り添って、我々はそれを与党としてしっかりお応えしていけるようにしたい」(自民党 二階俊博幹事長)

 会談の冒頭、翁長知事は、二階幹事長に対して、今月発生した在日アメリカ軍の新型輸送機オスプレイの事故について「県民の怒りが頂点に達している。米軍の基地は沖縄に大変過重だ」と述べ、基地負担軽減に向けた協力を求めました。これに対して、二階幹事長は会談の中で「沖縄の思いはよくわかる。しっかりそれを見据えて頑張る」と述べるにとどまったということです。

 会談はおよそ1時間行われ、終了後、二階幹事長は記者団に対し、「自民党として真剣に責任を持って話し合いを続けていくことが大事だ」と強調しました。(26日18:12)
最終更新:2016/12/26(月) 23:53

2050名無しさん:2017/01/01(日) 14:02:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000551-san-pol
安倍首相、自民・二階幹事長の沖縄訪問に感謝 「今後とも県民の心に寄り添う政治活動を」
産経新聞 2016/12/26(月) 18:56配信

 安倍晋三首相は26日、官邸で自民党の二階俊博幹事長と会談し、二階氏による25、26日の沖縄出張の報告を受けた。同席した自民党の福井照衆院議員によると、首相は「沖縄に関して二階氏に頼っている部分が多い。訪問に感謝している。県民の心に寄り添う政治活動を今後ともお願いしたい」と述べた。

 これに先立ち、二階氏は那覇市内で沖縄県の翁長雄志知事と会談した。翁長氏は会談で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ不時着について「県民の不安と怒りは頂点に達している」と二階氏に伝えた。

 二階氏は「日本の安全保障と戦後の課題を抱える沖縄に、自民党が何をなすべきかを常々議論している」と応じ、「党としても責任を持って(県側と)話し合いを続けていく」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00050077-yom-pol
自民・二階氏、沖縄振興予算確保に協力の考え
読売新聞 2016/12/26(月) 19:56配信

 自民党の二階幹事長は26日、那覇市内の沖縄県知事公舎で翁長雄志(おながたけし)知事と会談し、「いろいろな沖縄発展策に、与党としてしっかりお応えしていけるようにしたい」と述べ、政府の沖縄振興予算の確保に向け、今後も協力する考えを伝えた。

 2017年度予算案では、3150億円の沖縄振興予算が計上された。翁長氏は「大変厳しい財政状況のなか3000億円台を確保していただいた。しっかり受け止めて頑張っていきたい」と謝意を示した。米軍輸送機オスプレイが名護市沖に不時着した事故については「県民の不安と怒りが頂点に達している」と述べた。

2051名無しさん:2017/01/01(日) 15:58:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00050077-yom-pol
自民・二階氏、沖縄振興予算確保に協力の考え
読売新聞 2016/12/26(月) 19:56配信

 自民党の二階幹事長は26日、那覇市内の沖縄県知事公舎で翁長雄志(おながたけし)知事と会談し、「いろいろな沖縄発展策に、与党としてしっかりお応えしていけるようにしたい」と述べ、政府の沖縄振興予算の確保に向け、今後も協力する考えを伝えた。

 2017年度予算案では、3150億円の沖縄振興予算が計上された。翁長氏は「大変厳しい財政状況のなか3000億円台を確保していただいた。しっかり受け止めて頑張っていきたい」と謝意を示した。米軍輸送機オスプレイが名護市沖に不時着した事故については「県民の不安と怒りが頂点に達している」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161225-00000503-san-pol
「ポスト安倍」石破派 “問題児”相次ぐ
産経新聞 2016/12/25(日) 9:10配信

 【2016自民党派閥総決算】(3)

 安倍晋三首相の「1強体制」といわれる自民党内にあって、石破茂前地方創生担当相率いる石破派(水月会)は、唯一の「非主流派」ともいえる。派閥立ち上げから2年目の平成28年、石破氏は閣外に出て「ポスト安倍」への準備を始めた。派閥として本格始動の1年となった。

 石破氏は8月の内閣改造で、首相から農林水産相などのポストを提示されたが、これを固辞。閣外に出て無役となり、2年後の党総裁選出馬を目指し、政権構想を練り上げる道を選んだ。

 「安倍首相を支えるのも、誰かが首相の次に備えておくのも、ともに自民党が国家国民に対して果たす責任だ」

 石破氏はそう語り、ポスト安倍を目指す姿勢を鮮明にした。派内では石破氏が長く閣内にとどめおかれ、自由な発信を封じられてきたことに不満がたまっており、「ようやく決断してくれた」と歓迎の声が上がった。

 しかし、その改造で石破氏が蹴った農水相ポストに就いたのが、他ならぬ石破派の山本有二氏だった。

 山本氏は安倍首相とも一緒に座禅を組むなど仲が良いが、石破氏に次ぐ当選9回のベテランで、派の取りまとめ役である重鎮。石破氏が閣外に出たタイミングで、首相が「一本釣り」のように山本氏を起用したことに、「嫌らしい人事だ」と派内に動揺も広がった。

 その山本氏は秋の臨時国会で主役の1人を演じた。同僚議員のパーティーで、所管する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案の「強行採決」に言及し、さらに別のパーティーで「冗談を言ったらクビになりそうになった」と失言を上塗りした。野党の猛反発で国会は荒れ、米大統領選の投開票日(11月8日)までにTPP承認案を衆院通過させるという政府・与党のスケジュールを大幅に狂わせた。

 もう1人、党執行部の頭痛の種となった“問題児”が石破派にいた。山本氏とは逆に、派内で最も議員歴の浅い元東京地検特捜部検事の若狭勝氏だった。

 若狭氏は東京都知事選で小池百合子氏を支援。小池氏の失職に伴う衆院補選で党公認候補に選ばれたが、直後に記者会見で「離党も辞さない」と言及し、仲間である小池派の区議7人の処分軽減を党都連に要求する挙に出た。これには二階俊博幹事長も「政治に関し素人っぽいところがある。離党しても、しなくても結構だ」と激怒した。

 結局、党都連と区議7人の対立は解けず、7人は除名処分となったが、若狭氏は党にとどまっている。しかし、来夏の東京都議選に向けて「小池新党」の動きが本格化した場合の若狭氏の去就が注目される。

 石破派にとっては大きな損失もあった。議員活動をいったん退いて病気療養に努めていた石破氏の盟友で派の顧問、小坂憲次元文部科学相が10月21日、70歳で死去。石破氏は「心の中に大きな穴が開いたような気分だ」と嘆いた。

 「ポスト安倍」へ本格始動したものの、慶事ばかりとはいかなかった1年。しかし、12月の産経新聞・フジニュースネットワーク(FNN)の合同世論調査では、「首相にふさわしい人物」として10・9%が石破氏を挙げ、安倍首相(34・5%)、小泉進次郎衆院議員(11・1%)の次につけた。「次期総裁派閥」の筆頭候補として、石破派の動向には今後、さらに注目が集まっていくだろう。(千葉倫之)

2052名無しさん:2017/01/01(日) 15:58:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-00010001-houdouk-pol
「全力で戦い、議席を守りたい」夫のスキャンダルから10か月 自民・金子議員は、いま何を思う(4)
ホウドウキョク 2016/12/27(火) 10:30配信

民間の方々の思いも裏切り、申し訳ない。
森下 披露宴(2015年12月)を取材させてもらいましたが、あのときはいい流れになると思ったんですけどね。総理も出席されて、あと当時、各大臣もスピーチのなかで育休にふれて、一気にがっといく、スタートラインに思えたんですけどね。

金子恵美議員のインタビューを動画で見る

金子 本当に、宮崎が騒動を起こした、言行不一致の行動がすべてをああいう形にしてしまったのは本当に申し訳ないです。ただ、民間などでも推進している方々から応援をいただいていましたし、だからこそ、そいういった方々の「ここで政治が変わってくれるのか」という思いを裏切る形になったことは、ただただ申し訳ないので、後退しないように少しは議論が前に進んでいくようになっていけばいいなと思います。

さまざまな事情を抱えた人でも能力を発揮できるように
森下 安倍総理が掲げている一億総活躍、働き方改革。まだ道半ば、スタートしたばかりですが、この政策はどのようにご覧になっていますか。

金子 当然、一億総活躍にしていかないと日本という社会は、労働力を見ても、保たないと思うので、様々な事情を抱えた人もいると思いますが、そうした方々もそれぞれの能力を発揮できるような柔軟な働き方改革を含めてやっていきたいと思います。

子育てをしている立場からすると、女性の子育ての負担軽減でいうと、小池都知事も勧めていた液体ミルク、これも育児の中での負担軽減になると思うんです。私もこれは自分自身の政治活動の中でライフワークとしていきたいと思っているんです。

これは子育てのなかだけではなくて、災害時にも大変役立ちました。熊本地震のときにフィンランドから5000本避難所に届けたことでお母さん方が大変助かったということもあるので、育児というだけではなく災害時の面でもやっていく必要があるかなと思います。

夫婦で同じ派閥だったが……
森下 金子さんは「二階派」に所属されていますが、どんどん派閥の勢いが増しているなと感じます。二階派では厳しいことを言う人もいればきちんと話を聞いてくれる人もいたかと思いますが、派閥のなかで自分自身、100%、120%の力を出してやっていけそうですか。

金子 宮崎自身も二階派でしたので、二階派のみなさんにはご迷惑もおかけしましたし、一方で私に関しては産後すぐから活動の中でサポートしていただいているので感謝しています。

勢いを増している、というのは人数が増えていますから、事実上、力を蓄えているなという印象はあります。しかし、女性は少ないですよね。だから女性の意見をしっかりと言っていかないといけないですし、政務官としていま活動させていただけているのも二階派のみなさんのご指導とご支援があればこそなので、しっかりと二階派のなかでご指導いただきながら、二階先生には特に地元の農業分野でお世話になっていますので、農業、国土強靭化の部分でお力をお借りしながらしっかりと頑張りたいと思いますね。

2053名無しさん:2017/01/01(日) 15:59:02
>>2052

解散は、いつあってもおかしくない雰囲気だった
森下 どうですか、選挙はどう見ていますか。

金子 こればっかりは、よく分かりません。総理にしか分かりませんから。どうあったとしても、いつあったとしても、120%の戦いができるように常在戦場ですので、準備をしていきたいと思っています。というか、準備しています。

森下 という模範解答は置いておいて(笑)、1月という話もありましたが、だいぶ萎んだ感じもします。実感としてはどうですか?

金子 1月ですか?うーん、ほんとにいつあってもおかしくないような雰囲気が国会終盤にあったので、1月だとしたら本当に時間がないので焦ることですけど、こればかりは本当に総理にしか分からないので、行けと言われれば。

森下 まぁ、それは仕方ないですからね。全衆議院議員の運命ですからね。でもなんとなく遠のいた気がしますけどね。

金子 そうですか?(笑)

森下 秋以降かなという気がしますけど。

金子 本当に分からないですからね。一番いいときに力を一番ピークにもっていけるようにするのが衆院議員が持つべき資質なので、その嗅覚をもう少し持ちたいと思いますが、まったくそのあたりは分からないので…まぁ、はい、行けと言われたら全力で戦って、なんとしても議席を守りたいと思いますね。

2054名無しさん:2017/01/02(月) 11:11:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00000018-economic-bus_all
「経済最優先でデフレ脱出速度をあげる」二階氏
エコノミックニュース 1/2(月) 10:03配信

 自民党の二階俊博幹事長は1日、年頭所感を発表。「わが党が政権に復帰して4年、雇用は110万人増え、賃金は今世紀最高の水準で上昇、有効求人倍率は史上初めてすべての都道府県で1倍を超えるなど、アベノミクスは確実に結果を生み出している」としたうえで「引き続き経済最優先で、デフレからの脱出速度を更に上げていく」とした。

 また「誰もが能力を発揮できる一億総活躍社会を創り上げ、日本経済の新たな成長軌道を描いていく」とアピールした。

 二階幹事長はTPP、年金に関する重要法案が成立したことに触れ「自由貿易こそが国の成長の源泉」とするとともに「将来にわたり年金制度を維持していくこと等、国民の皆様に丁寧に説明しながら着実に実行していく」と理解を得る努力を続けるとした。

 また、二階幹事長は「自由民主党と公明党の連立政権が一致結束して着実に政策を実行し、結果を出していくことで、わが党に対する国民の皆様の期待と信頼につなげていく」と公明党との連携強化への意識を強くうかがわせた。(編集担当:森高龍二)

Economic News

2055名無しさん:2017/01/02(月) 12:10:16
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170101/k10010826261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_008
自民 石破氏 来年の総裁選立候補に改めて意欲
1月1日 10時29分

自民党の石破前地方創生担当大臣は1日未明、鳥取市で記者団に対し、「安倍政権を支えるのはわれわれの責任だ」とする一方、「国民に近いところにいるという自負は持っている」などと述べ、来年の自民党総裁選挙への立候補に改めて意欲を示しました。
この中で、石破前地方創生担当大臣は「安倍総理大臣の自民党総裁としての任期はわれわれがみんなで作ったものであり、任期があるかぎり支えるのがわれわれの仕事であり責任だ。ことしは自公政権が国家のために何を果たすべきか積極的に提言したい」と述べました。

一方で、石破氏は「自分の考えだけが正しいと思い上がっているわけではないが、30年国会議員をやり、地方創生大臣も2年務め、国民に近いところにいるという自負は持っている。未来永ごう続く政権というのは絶対になく、その次をどうするのか考えなければならない」と述べ、来年の自民党総裁選挙への立候補に改めて意欲を示しました。

2056チバQ:2017/01/04(水) 15:37:55
http://www.sankei.com/politics/news/161223/plt1612230001-n1.html
2016.12.23 01:00
【2016自民党派閥総決算(1)】
二階派 「ゲス不倫」出した幹事長派閥 昨年の路チューに続き それでも「わが世の春」
自民党二階派(志帥会、41人)は今年、天国と地獄を味わった。

 所属する金子恵美衆院議員の夫、宮崎謙介元衆院議員による「ゲス不倫」スキャンダルに見舞われたかと思えば、8月の党役員人事では領袖の二階俊博会長が幹事長の座を射止め、幹事長派閥となった。

 所属議員が増え続けるなどわが世の春を謳歌する一方で、派内に抱えている無所属議員の復党問題では他派閥からの反発も食らっている。まさに波瀾万丈。いい意味でも悪い意味でも、永田町の話題を独占する勢いだ。

 「若いもんの教育はどうなっとるんだ…」

 2月8日、国会議事堂3階にある自民党総務会長室。当時は総務会長だった二階氏は、派閥に所属する中堅議員に怒りを含んだ低い声で語りかけた。

 この2日後に発売された「週刊文春」が、金子氏の妊娠中に宮崎氏が女性タレントを京都市内の自宅に連れ込んで不倫していたと報じることになるのだが、永田町ではすでに情報が広がっており、当然、二階氏の耳にも届いていた。

 宮崎氏は国会議員でありながら「育休を取得する」と宣言し、イクメンの代表格としてスポットライトを浴びていただけに、妻の妊娠中の不倫との落差は世間から総スカンをくらった。

 自民党内からも「また二階派か…」と嘆き節が漏れた。二階派では前年にも、派閥所属の中川郁子、門博文両衆院議員による路上キス写真が週刊誌を賑わせていたからだ。

 若手議員面倒見の良さに加え、二階氏の政治の師に当たる田中角栄元首相が率いた田中派ばりの「一致結束箱弁当」に特色がある二階派。このときも、宮崎氏を守る空気があった。

 実際、文春発売日の2月10日の二階派例会では、伊吹文明元衆院議長が「派閥というのは、人を温かく包んでいくものだ。こういう時こそ一緒に集まっている者は、非は非として、しっかりと仲間の絆を強めてやってもらいたい」と述べ、二階氏も記者団に「いい時ばかりの派閥じゃない。こういう時こそ、みんなで力を合わせて問題の解決に努力をする」と同調していた。

 しかし、結局は宮崎氏は12日、「信なくば立たず。自らの主張と軽率な行動のつじつまが合わない」などと述べ、議員辞職してしまった。

 通常国会開会中の4月には、国会審議で二階派所属議員がやり玉に挙げられた。

 衆院環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)特別委員会で、秘密交渉のはずのTPP交渉の内幕を描いた西川公也委員長(当時)の著書の原稿を入手したと民進党が暴露。外交機密のため「黒塗り」にした交渉資料を委員会に提示した政府の対応との矛盾を追及し、断続的に審議がストップした。この影響で、政府・与党は通常国会でのTPP承認と関連法成立を見送らざるを得ない結果となった。

 そんなどん底状態だった二階派にとって、大きな転機となったのが7月16日。当時の谷垣禎一幹事長が都内で趣味のサイクリング中に転倒し入院するという緊急事態が発生したのだ。

2057チバQ:2017/01/04(水) 15:38:19
 思わぬハプニングに二階氏周辺もざわつき始めた。同日夜には官邸サイドから二階氏の携帯電話に「谷垣氏は命には別状はないが、症状は重い」とする情報がもたらされた。二階氏は周囲にも谷垣氏の症状については具体的な言及を避け、「国家的な危機だと思わなければ」などと語っていた。二階氏はこのときすでに、自らの幹事長就任を見据えていたのかもしれない。

 果たせるかな、安倍晋三首相が8月3日に行った内閣改造と党役員人事で、二階氏は幹事長に就任した。加えて、派内からは今村雅弘復興相と鶴保庸介沖縄・北方担当相が入閣する「満額回答」(幹部)を得た。

 二階氏の幹事長就任で派閥は勢いを取り戻した。平野達男参院議員、福井照衆院議員、桜田義孝衆院議員、田畑毅衆院議員、鳩山二郎衆院議員が二階派に入会して所属議員は41人となり「入会希望は他にもいる」(幹部)という。党内では今、最も勢いのある派閥としての認識が共有されている。

 ただ、好事魔多し。当時衆院TPP特別委員会の理事だった福井氏が大きな失策を犯した。9月29日の例会で、TPP承認案について「西川先生の思いを、強行採決という形で実現するよう頑張らせてもらう」と発言。野党の反発を招き、同日中に理事を辞任する事態となった。

 一方、二階派に対する他派閥の警戒網も広がっている。自民党は11月18日、党本部で党紀委員会(山東昭子委員長)を開き、二階氏の要請に基づき二階派の長崎幸太郎衆院議員=無所属、山梨2区=の復党を審査したが、「県連の話を聞くべきだ」などと慎重な意見が相次ぎ、結論を見送った。

 二階派幹部は党紀委員に電話で根回しを進めたが、実らなかった。小泉龍司衆院議員=無所属、埼玉11区=の復党にも遅々として進んでいない。

 どちらも表向きは県連の反発とされているが、山梨2区には岸田派、埼玉11区では細田派所属の比例復活議員がおり、それぞれの派閥領袖の岸田文雄外相と細田博之総務会長は、復党反対で一致結束している。次期衆院選の公認を巡る派閥間抗争の色合いが濃いのが現実なのだ。

 安倍首相は来年1月の衆院解散・総選挙を見送り、秋以降とする意向を固めた。その頃には衆院議員の残り任期が1年余りとなり、選択肢は限られてくる。選挙を取り仕切る幹事長として、二階氏の次期衆院選への意気込みは強く、公認候補に関して「怠けていたら差し替えます」と述べるなど、選挙基盤が強くない衆院当選2回以下を中心に若手の引き締めを急いでいる。

 二階派もそうした若手を多く抱えており、所属議員の生き残りが自民党若手の生き残りのバロメーターともなる。二階氏は今年最後となる今月20日の記者会見で、次期衆院選について「願いは、全員が戻ってくることだ」と述べた。偽らざる心境といえそうだ。(沢田大典)

2058チバQ:2017/01/04(水) 15:39:04
http://www.sankei.com/politics/news/161224/plt1612240003-n1.html
2016.12.24 01:00
【2016自民党派閥総決算(2)】
谷垣グループ 自転車事故で谷垣禎一氏不在5カ月、「自転車を直せ」が事故後最初の言葉

 平成28年の自民党谷垣グループ(有隣会)は、リーダーの自転車事故により、まさに天国から地獄に落ちる苦難を味わった。

 8月の内閣改造・党役員人事で続投が有力視されていたグループ顧問の谷垣禎一前幹事長。悲劇は人事直前の7月16日に起きた。谷垣氏といえば、政界きっての自転車フリーク。この日、皇居周辺を自転車で走行中に転倒してしまい、「頸髄損傷」の重傷を負った。その後、手術と長期入院を余儀なくされた。

 「谷垣さんとは馬が合う」と公言するほどだった安倍晋三首相は事故後、「3カ月療養していてもいい」とメッセージを送り続投を要請したが、谷垣氏はこれを固辞。結局、二階俊博前総務会長が後任の幹事長に選任された。

 この結果、8月の人事は谷垣グループにとって悲惨なものになった。遠藤利明前五輪相と中谷元・前防衛相が交代を強いられ、2枠あった閣僚ポストは、山本公一環境相のみに減少。佐藤勉前国対委員長は衆院議院運営委員長に横滑りしたが、合計52ある副大臣・政務官のポストには、グループから1人も登用されなかった。谷垣氏側近は「一気に冬の時代が到来した。谷垣氏が幹事長を続けていたら、こうはならかったはず」と肩を落とす。

 関係者によると、谷垣氏は現在も都内の病院でハードなリハビリを継続。新聞をタブレットで読み、家族と会話もできるが、政界復帰にはまだ時間がかかるという。グループ幹部は「谷垣氏は事故以来、グループの誰とも面会に応じず電話にも出ない」と不安を募らせる。現在の症状がどの程度なのか、詳しく知るのは谷垣氏の家族のみだ。

 谷垣氏が事故後、家族に最初に発した指示は「自転車を直せ」だったという。自転車は破損部分がきれいに修復され、主の復帰を待っている。関係者は「もう1度自転車に乗りたいという強い意思がある。ケガでご迷惑をかけた方には怒られるかもしれないが、これがいいリハビリの目標になっている」と語る。

 麻生派(為公会)や山東派(番町政策研究所)では、谷垣グループとの合流を模索する動きも出ている。ただ、谷垣氏は政界を引退するつもりはなく、次期衆院選が早く行われた場合でも出馬する考えだ。グループも「谷垣氏あっての有隣会」と結束を保つ。今後はグループを派閥化し、顧問の谷垣氏を正式に会長に据える案もあるという。

 安倍首相は悲願の憲法改正をめぐり、谷垣氏と2年近く話し合いを続けてきた。改憲発議に踏み出す際には、リベラル派を代表する谷垣氏に党のまとめ役を担わせようとしていたはずだ。首相は二階氏を幹事長に選んだ後も、しばらく党の憲法調査会長ポストを空けていた。谷垣氏が就任できるか可能性を探っていたのだ。

 来年、谷垣氏が政界に復帰できた場合には、こうした役割の一翼を担う可能性もある。ただ、すべてはリハビリの成果次第。

 「これほど人騒がせで、周囲に迷惑をかける政治家はいないけど…。それを上回る能力と魅力が谷垣さんにはある」。側近は首を長くして復帰を待っている。(水内茂幸)

2059チバQ:2017/01/04(水) 15:39:57
http://www.sankei.com/politics/news/161225/plt1612250002-n1.html
2016.12.25 01:00
【2016自民党派閥総決算】
(3)石破派 「ポスト安倍」目指す党内唯一の非主流派 山本有二農水相ら“問題児”相次ぐ

 安倍晋三首相の「1強体制」といわれる自民党内にあって、石破茂前地方創生担当相率いる石破派(水月会)は、唯一の「非主流派」ともいえる。派閥立ち上げから2年目の平成28年、石破氏は閣外に出て「ポスト安倍」への準備を始めた。派閥として本格始動の1年となった。

 石破氏は8月の内閣改造で、首相から農林水産相などのポストを提示されたが、これを固辞。閣外に出て無役となり、2年後の党総裁選出馬を目指し、政権構想を練り上げる道を選んだ。

 「安倍首相を支えるのも、誰かが首相の次に備えておくのも、ともに自民党が国家国民に対して果たす責任だ」

 石破氏はそう語り、ポスト安倍を目指す姿勢を鮮明にした。派内では石破氏が長く閣内にとどめおかれ、自由な発信を封じられてきたことに不満がたまっており、「ようやく決断してくれた」と歓迎の声が上がった。

 しかし、その改造で石破氏が蹴った農水相ポストに就いたのが、他ならぬ石破派の山本有二氏だった。

 山本氏は安倍首相とも一緒に座禅を組むなど仲が良いが、石破氏に次ぐ当選9回のベテランで、派の取りまとめ役である重鎮。石破氏が閣外に出たタイミングで、首相が「一本釣り」のように山本氏を起用したことに、「嫌らしい人事だ」と派内に動揺も広がった。

 その山本氏は秋の臨時国会で主役の1人を演じた。同僚議員のパーティーで、所管する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案の「強行採決」に言及し、さらに別のパーティーで「冗談を言ったらクビになりそうになった」と失言を上塗りした。野党の猛反発で国会は荒れ、米大統領選の投開票日(11月8日)までにTPP承認案を衆院通過させるという政府・与党のスケジュールを大幅に狂わせた。

 もう1人、党執行部の頭痛の種となった“問題児”が石破派にいた。山本氏とは逆に、派内で最も議員歴の浅い元東京地検特捜部検事の若狭勝氏だった。

 若狭氏は東京都知事選で小池百合子氏を支援。小池氏の失職に伴う衆院補選で党公認候補に選ばれたが、直後に記者会見で「離党も辞さない」と言及し、仲間である小池派の区議7人の処分軽減を党都連に要求する挙に出た。これには二階俊博幹事長も「政治に関し素人っぽいところがある。離党しても、しなくても結構だ」と激怒した。

 結局、党都連と区議7人の対立は解けず、7人は除名処分となったが、若狭氏は党にとどまっている。しかし、来夏の東京都議選に向けて「小池新党」の動きが本格化した場合の若狭氏の去就が注目される。

 石破派にとっては大きな損失もあった。議員活動をいったん退いて病気療養に努めていた石破氏の盟友で派の顧問、小坂憲次元文部科学相が10月21日、70歳で死去。石破氏は「心の中に大きな穴が開いたような気分だ」と嘆いた。

 「ポスト安倍」へ本格始動したものの、慶事ばかりとはいかなかった1年。しかし、12月の産経新聞・フジニュースネットワーク(FNN)の合同世論調査では、「首相にふさわしい人物」として10・9%が石破氏を挙げ、安倍首相(34・5%)、小泉進次郎衆院議員(11・1%)の次につけた。「次期総裁派閥」の筆頭候補として、石破派の動向には今後、さらに注目が集まっていくだろう。(千葉倫之)

2060チバQ:2017/01/04(水) 15:41:32
http://www.sankei.com/premium/news/161226/prm1612260012-n1.html
2016.12.26 01:00
【2016自民党派閥総決算】
(4)細田派 会長の「ユルさ」ゆえか、総裁派閥の緊張感なし 「巫女さん発言」でも波紋

 安倍晋三首相(自民党総裁)の出身派閥である細田派(清和政策研究会)は平成28年、「安倍1強」の陰に隠れ、最多98人を抱える総裁派閥としての一体感に乏しい1年だった。

 かつて町村派として清和研を率いた町村信孝前衆院議長の死去に伴う4月の衆院北海道5区補欠選挙で、自民党は町村氏の娘婿の和田義明氏を担いだ。「弔い選挙」の面もあり、細田派にとっても負けられない戦いだった。

 民進、共産、社民、生活(現自由)の野党4党は参院選の前哨戦として、初の統一候補を擁立。細田派副会長で、当時は党総裁特別補佐だった下村博文幹事長代行が頻繁に現地入りして陣頭指揮にあたる中、まさかの身内から足を引っ張る失言が出た。

 大西英男衆院議員は3月の細田派会合で、和田氏への支援を依頼した巫女に「自民党は好きじゃない」と言われたことを紹介。「巫女のくせに何だと思った」「巫女さんを誘って札幌の夜に説得をしようと思った」と放言し、波紋を広げた。

 大西氏は昨年6月、報道機関への圧力とも取れる発言で党執行部から厳重注意処分を受けた人物。この発言が自民党の「ゆるみ」とみなされたのか、和田氏は約1万2千票差でなんとか競り勝ったものの、無党派層の大半の票を野党側に奪われた。

 7月の参院選では総裁派閥の面目に傷がついた。改選数が2から1に減った福島選挙区で現職閣僚の岩城光英法相(当時)が落選。首相が選挙中、2回も現地入りした末の敗戦に、派内では「岩城氏は最後まで有権者に頭を下げなかった」と“自業自得”を指摘する声も上がった。

 7月の東京都知事選で対立した小池百合子都知事との関係修復に頭を悩ませてきたのが、都知事選後に党都連会長に就いた下村氏だ。

 党の方針に反して小池氏を支援した豊島、練馬両区議7人に党都連は離党勧告処分を突きつけた。しかし同様に小池氏を支援した若狭勝衆院議員は口頭厳重注意で落着した経緯もあり、下村氏は厳正な処分を求める都連側と、小池氏側との間に挟まれた。

 下村氏の本音は、来夏の都議選を見据え、新党結成が取り沙汰される小池氏との対決構図を避け、穏便に済ませたかったというところだろう。

 そこで区議7人には、二階俊博幹事長による食事会の開催を持ちかけたり、処分に関する身上書の提出を求めたりして手打ちに持ち込もうとしたが、区議側はいずれも拒否。結局7人は除名処分とした。

 仮に7人が食事会や身上書の誘いに乗り、処分軽減を検討するとなれば、都連執行部の反発は必至だっただけに、下村氏は周囲に「(小池氏と7人の強硬姿勢に)救われた」と話している。

 だが一難去って、また一難。小池氏は都議選に独自候補を擁立する意向を示しており、平成29年夏の「首都決戦」で、下村氏の都連会長としての手腕が問われそうだ。

2061チバQ:2017/01/04(水) 15:41:56
 ここまで読まれた方は、領袖の細田博之総務会長が一度も登場していないことにお気づきになったかもしれない。

 細田氏は衆院選挙制度改革をめぐり、「一票の格差」是正に向けて新たな議席配分方式「アダムズ方式」を導入することには、持論を唱えて抵抗した。また超党派の国際観光産業振興議員連盟会長として、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法の成立を訴え、12月に実現した。

 ただ首相との距離は、議連事務局長の西村康稔・党総裁特別補佐のほうが近いようだ。西村氏は、首相からの指示として、9月からの臨時国会で平成28年度第2次補正予算とTPP、IRを「仕上げてくれ」と言われたことを明かしている。

 細田氏は総裁派閥のトップであることを意識してか、日露首脳会談や首相の米ハワイ・真珠湾訪問について、記者会見で見解を問われても「コメントを控える」と言葉少なだ。

 良くも悪くも、これが細田氏の持ち味である「ユルさ」といえばそれまでだが、派内の中堅はこうため息をつく。

 「森喜朗元首相が領袖だった時代は緊張感があった。今は昼の会合で細田氏があいさつをしている間も食事している連中が少なくない」

 永田町では、平成29年に衆院解散・総選挙が行われるとの観測が絶えない。

 細田派は12月下旬に当選1回生と2回生計約30人を対象に選挙塾を開き、下村氏らが指導にあたった。「予想以上に若手は頑張っている。ベテランのほうが後れを取りかねない」と話す派閥幹部もいて、引き締めに余念がない。

 不安材料は、最大派閥でありながら「ポスト安倍」を担う人材が枯渇していることだ。党総裁任期を「連続3期9年まで」に延長することが決まり、派内では「ポスト安倍は、安倍首相だ」との見方に拍車がかかっている。

 総裁派閥として首相の下支えに徹する立場を否定するつもりはないが、いつまでも安倍首相頼みでは、最大派閥の存在意義が問われることにならないか。(清宮真一)

2062チバQ:2017/01/04(水) 15:42:46
http://www.sankei.com/premium/news/161227/prm1612270013-n1.html
2016.12.27 01:00
【2016自民党派閥総決算】
(5)麻生派 安倍政権で存在感 深刻な後継者不足で降ってわいた「大宏池会構想」

 平成24年12月の第2次安倍政権発足以降、麻生派(為公会)会長の麻生太郎副総理兼財務相は政権ナンバー2として影響力を保っている。8月の内閣改造では、側近の松本純・同派事務局長が国家公安委員長などで初入閣を果たした。改造のたびに麻生氏続投に加え、麻生氏の推薦による1人の枠を確保し続けている。

 麻生派は河野洋平グループ(大勇会)を引き継ぐ形で、18年に麻生氏が立ち上げた。当初は15人程度の小派閥に過ぎなかったが、安倍政権下での4度の国政選挙を経て、次第に勢力を拡大してきた。

 今年7月の参院選では神奈川選挙区に、元みんなの党の中西健治参院議員を擁立した。自民党県連の反発を受けて中西氏は無所属での戦いとなったが、麻生氏が応援入りするなどして当選。自民党の追加公認を受け、麻生派入りした。

 また、鈴木善幸元首相の長男で岸田派を離脱していた鈴木俊一元環境相と、無派閥の武見敬三元厚生労働副大臣といったベテラン勢も新たに加わった。この結果、所属議員は40人に達し、第3派閥の岸田派(宏池会)に肉薄する。

 ただ、党内には麻生氏の影響力の陰りを指摘する声もある。消費税率10%への引き上げをめぐっては、麻生氏が政府・与党内の再延期論に反対し、再延期するなら衆院解散が必要だと主張した。一方、菅義偉官房長官は公明党などに配慮して「解散見送り」を主張し、麻生、菅両氏の意見相違が表面化した。結局、首相は6月、引き上げを2年半再延期し、解散もしないことを決断。麻生氏の主張は退けられた。

 麻生派にとって最大の悩みの種は後継者不足だ。発足から10年にわたり麻生氏が会長を務め、自民党内の全派閥会長の中で最も長い。来年で77歳を迎えるが、次期会長の有力候補が見当たらず、入会したばかりで副会長に就いた鈴木氏が候補の1人に数えられるほどだ。

 このまま麻生氏が引退すれば、派閥の求心力が急減するのは必至。影響力を強めようと、24年からは山東派(番町政策研究所)と、合流を視野に合同勉強会などを開いてきた。

 12月に入ってにわかにクローズアップされているのが、池田勇人元首相が創設した宏池会の流れをくむ3グループ(岸田派、麻生派、谷垣グループ)を再結集する「大宏池会構想」だ。麻生派の前身の河野グループは、河野洋平元自民党総裁が宏池会(当時は宮沢派)の会長職争いに敗れた末、麻生氏らとともに旗揚げしたという歴史がある。

 麻生派は12月8日、山口俊一元沖縄北方担当相ら幹部が、谷垣グループ(有隣会)幹部と都内で会食した。さらに21日夜、麻生氏が岸田派会長の岸田文雄外相と都内で会食した。再結集に向けた具体的な話はしなかったが、「もともと同じ釜の飯を食っていた」と語り合い、合同勉強会開催など若手も含めた交流を拡大すべきだとの思いを共有した。

 もし「大宏池会構想」が実現すれば、最大派閥の細田派(清和政策研究会)と同程度の規模になる。平成29年は「ポスト安倍首相」をにらみ、派閥再編の動きが活発化するかもしれない。「大宏池会構想」の行方も気になるニュースとなるだろう。(田中一世)

2063チバQ:2017/01/04(水) 15:43:42
http://www.sankei.com/politics/news/161228/plt1612280002-n1.html
2016.12.28 01:00
【2016自民党派閥総決算】
(6)岸田派 外相として首相を支えていれば「ポスト安倍」にたどり着けるのか 「行動を」と檄も

 岸田派(宏池会)会長の岸田文雄外相は今年も外相として安倍晋三首相を支えた。5月には岸田氏の地元でもある被爆地・広島へのオバマ米大統領の訪問、そして北方領土をめぐる日露交渉などで世界を飛び回ったが、7月の参院選後の自民党役員人事と内閣改造では重大な局面が訪れた。一時、「岸田幹事長」説が流れたからだ。

 7月に谷垣禎一幹事長(当時)がサイクリング中に転倒して頸髄(けいずい)損傷を負い、早期復帰が困難となった。幹事長交代が避けられない中、岸田派では期待感が高まった。

 なにしろ、今となっては別のグループ(谷垣グループ)となった谷垣氏をのぞき、約7年間にわたり派閥から党四役(幹事長、政調会長、総務会長、選対委員長)を輩出していないからだ。党内第3派閥(12月末時点で44人)でありながら、主流派から遠ざかっていた。

 岸田氏も周囲に党幹部就任への意欲を隠さなかった。自民党が野党時代に国対委員長を務めたことはあるが、首相への登竜門ともいえる党四役は務めたことがない。「ポスト安倍」候補に名が上がる中、党務経験は欠かせない。

 しかし、首相は当時の二階俊博総務会長を幹事長に指名。外交課題が山積する中、厚い信頼を置く岸田氏を閣内から手放さなかった。

 引き続き外相を担うことになった岸田氏は8月に外相在任日数が戦後3位となった。同時に連続在任としては単独1位になり、就任から丸4年を超えた現在も更新中だ。

 党四役のポストは逃したものの、主要7カ国(G7)の外相で最も長く務め、外交の舞台で「日本の顔」になりつつあることは岸田氏にとっても誇りのようだ。

 だが、派内はそう受け止めていない。10月1日に佐賀市で開かれた岸田派議員のパーティーで、岸田氏は「今生きている日本人で私より長く外相を務めた人間はいない」と発言した。

 ところが、その後にあいさつに立った同派の古賀誠名誉会長は「外相が長ければいいというものではない」「早く政権を取るために自ら行動を起こすときは、しっかり行動してほしい」とキツい言葉を浴びせた。

 確かに派内には落胆が広がった。官僚出身議員が多く、伝統的に「公家集団」と揶揄されることもある今までの宏池会ならば、ここで終わっていたかもしれない。

 しかし、当選2回の武井俊輔、国場幸之助両衆院議員ら若手が奮起し、派の結束強化策とともに「岸田氏売り込み作戦」を仕掛けた。手堅く仕事をこなす岸田氏だが、おとなしく控えめな性格から、「ポスト安倍」候補としての全国的な知名度は、石破茂前地方創生担当相らに劣るからだ。

 9月3日は日露戦争の講和条約締結に尽力した小村寿太郎元外相の墓がある宮崎県を訪問し、献花。9月6〜7日の毎年恒例の山梨県富士吉田市での派閥夏季研修会に加え、11月5〜6日には沖縄県でも研修会を開いた。

 11月23日には外相として宮城県を訪れ、地方の魅力をグローバルに発信する新たな取組「地方を世界へ」をスタートさせた。今後も地方行脚を重ね、知名度アップを図る意向だ。

2064チバQ:2017/01/04(水) 15:44:16
 ただ、道のりは険しい。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が12月17〜18日に実施した合同世論調査によると、「首相に誰がふさわしいか」との質問で岸田氏は2・0%と低迷。石破氏(10・9%)はおろか、小泉進次郎農林部会長(11・1%)にもはるかに及ばなかった。

 一方で、派閥領袖としての顔もアピールした。岸田派の堀内詔子衆院議員(比例南関東)が地盤とする山梨2区には、元自民党で無所属の長崎幸太郎衆院議員がいる。堀内氏と競合する長崎氏は特別会員として二階派に所属。二階氏は長崎氏の復党に向け積極的だ。

 11月16日の自民党本部。アジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚会議などに出席するため同日夜に出発予定だった岸田氏は二階氏と向き合い、長崎氏復党に反対の意向を伝えた。

 2日後には長崎氏の復党の是非を審査する党紀委員会が予定されていた。派を挙げて「拙速な結論」の回避に向けて党紀委員らに根回しをした結果、党紀委員会はいったん結論を先送りし、越年することになった。

 「派の議員1人守れなかったら派閥領袖の資格はない」(岸田派中堅)と突き上げられていた岸田氏も何とか面目を施し、派の結束も確認できた。

 分裂した宏池会再結集の動きも加速しつつある。岸田氏と望月義夫幹事長代理らは12月21日、かつて同じ宏池会だった麻生太郎副総理兼財務相ら麻生派幹部と都内の料亭で会談した。

 約18年前に宮沢喜一元首相の会長後継をめぐる派内抗争で分かれた両派だが、今後交流を活発化させることを確認した。“和解”の背景には、岸田氏にとって将来的な総裁選出馬を視野に入れた環境整備という思惑があるのは間違いない。

 平成29年は、池田勇人元首相が宏池会を創設して60年の節目になる。岸田派では60周年を盛り上げようとオリジナルのエンブレムも作成した。

 そして岸田氏自身も60歳を迎え、年男となる。来年は酉(とり)年。果たして自身や派閥が羽ばたく年となるか。(酒井充)

2065チバQ:2017/01/04(水) 15:44:59
http://www.sankei.com/politics/news/161229/plt1612290004-n1.html
2016.12.29 01:00
【2016自民党派閥総決算】
(7)石原派 伸晃氏につきまとう「失言癖」 なお君臨する「Y」 勢力広がらず 

 自民党の石原伸晃経済再生担当相率いる15人の石原派(近未来政治研究会)が今年最も脚光を浴びたのが、最高顧問の「ヤマタク」こと山崎拓元党副総裁の自著「YKK秘録」(講談社)の出版記念会だ。9月28日、都内のホテルで盛大に開かれ、政界引退後も、なお派内に影響力を保つ姿がうかがえた。

 秘録は、山崎氏が昭和47年の衆院初当選以来、政界の舞台裏のやりとりなどを克明に残した何冊もの「黒い手帳」を基に、55年体制崩壊から小泉純一郎政権までを描いている。主な登場人物は山崎氏と小泉元首相、加藤紘一元幹事長で、頭文字から「YKK」と呼ばれる盟友3人。当時の最大派閥「経世会」(現額賀派)を批判し、政局を仕掛ける密談の様子なども詳細に書かれている。

 「驚くほど頻繁に会合していた。酒を飲んだ後、よくメモを取っていたなと感心する」

 記念会に出席した小泉氏は山崎氏の「メモ魔」ぶりに舌を巻いた。同時に、記念会の約3週間前に亡くなった加藤氏をしのびつつ、「YKKといえばファスナーの会社。ファスナーは結びつける」と笑いを誘った。

 山崎氏も「あの政権を転覆させて、こういう政権をつくろうと話し合った。3人とも政権の座を狙っていた」と述懐し、駆け付けた加藤氏の三女、鮎子衆院議員は「(3人は)家族もヤキモチを焼くぐらい、濃密で多くの時間を過ごしていた」と語った。

 意気軒昂の山崎氏から24年に派閥会長を引き継いだ石原氏も記念会に出席し、乾杯の音頭をとった。その夜、秘録にも登場し、密会の舞台となった築地の高級料亭「河庄双園」で派閥として記念会の打ち上げを挙行。偶然にもその日は建物や設備の老朽化で65年の歴史に幕を閉じる最後の日で、文字通り「最後のお客」となった。

 もう一つのトピックとしては、石原氏の突然の入閣だろう。

 今年1月28日、甘利明経済再生担当相が違法献金疑惑をめぐる責任を取って辞任を表明。その後任に安倍晋三首相は石原氏の起用を決め、石原氏は経済政策「アベノミクス」や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の国会審議という重責を担うことになった。

 ただ、麻生太郎財務相が石原氏について「経済財政分野はあまり得意じゃないかもしれないが、頑張ってもらえると期待している」と皮肉交じりに語った。失言癖もあり、石原氏の入閣を不安視する声も少なくなかった。

 フタを開けてみると、通常国会の審議を経て臨時国会で承認されたTPPに関しては、失言が飛び出しそうな場面も散見されたが、むしろ「強行採決」発言を連発し、野党から批判を浴びた山本有二農林水産相に救われた格好だ。

 一方、石原氏は過去2度、党総裁選に挑戦しているが、石原派は夏の参院選で増えもせず、減りもせず15人のまま。「どんな時にも山崎先生がつくられた『近未来』の力を示していくためにも頑張っていきましょう」。派閥会合でこう繰り返す石原氏の「近未来」は当面、山崎氏の存在を意識しつつ、若手を育成するなど派内の結束強化に力を注ぐことになりそうだ。(畑尾行範)

2066チバQ:2017/01/04(水) 15:45:57
http://www.sankei.com/politics/news/161230/plt1612300002-n1.html
2016.12.30 01:00
【2016自民党派閥総決算】
(8)額賀派 第2派閥なのに存在感まるでナシ…起死回生の「竹下派」復活論まで飛び出した

 かつて「経世会」と称し、自民党最大派閥として権勢をふるった額賀(ぬかが)派(平成8年、平成研究会に改称)。だが、10年以上続く「冬の時代」は出口が見えていない。所属は54人で第2派閥の地位にはあるが、安倍晋三首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会)には大きく水を空けられている。そればかりか、安倍政権の屋台骨である岸田文雄外相の岸田派(宏池会)や二階俊博幹事長の二階派(志帥会)、麻生太郎副総理兼財務相の麻生派(為公会)には着実に差を縮められている。

 7月の参院選では、額賀派の金城湯池である沖縄選挙区で、同派所属で沖縄北方担当相(当時)の島尻安伊子氏が無所属の野党統一候補に敗れた。青森選挙区でも同派の現職候補が落選の憂き目にあった。

 一方、8月の内閣改造では、加藤勝信1億総活躍担当相が留任。金田勝年衆院議員が法相で初入閣を果たし、2人の閣僚枠は確保した。党役員人事では、選挙対策委員長だった茂木敏充氏が政調会長に、竹下亘元復興相が国対委員長に就任。また、吉田博美参院国対委員長が参院の実権を握る参院幹事長に昇格した。

 第2派閥として最低限のポストは確保したように見える。だが、派内には不満がくすぶっている。なぜか。

 経世会は政界きっての名門派閥だった。田中角栄元首相の田中派(木曜クラブ)の流れをくみ、昭和62年、竹下登元首相が立ち上げた。竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三という3人の首相を輩出し、他派閥出身の首相時代も数の力と結束力で人事や国会運営を実質的に支配した。

 しかし平成5年、党幹事長などを歴任した実力者の小沢一郎氏(現・自由党代表)らが離脱して勢力が縮小。さらに「反経世会」の急先鋒だった小泉純一郎首相時代に弱体化が進み、19年に第2派閥に転落した。求心力の低下から、近年は石破茂前地方創生担当相(現・石破派会長)ら有力議員の離脱が相次いでいる。

 派閥内では小渕恵三氏を父に持つ小渕優子元経済産業相が「将来の首相候補」と期待を集めていたが、26年に「政治とカネ」の問題で経産相を辞任し、首相レースから後退した。今の額賀派には有力な「ポスト安倍」候補が見当たらない。

 約7年にわたり会長を務める額賀福志郎元財務相は首相側とのパイプが細く、政権の要職を占めるライバル派閥の領袖と比べて存在感に欠ける。

 こうした現体制への不満が表面化する形で、今年10月下旬、額賀氏が会長を退いて竹下亘氏が継ぐ「竹下派」復活論が永田町を駆け巡った。経世会と呼ばれた頃の名門復活を印象づけ、小渕優子氏を再び首相候補に担ぎ上げたいとの思いもあるとみられる。

 「額賀氏が会長辞任の意向」といった報道も出たが、額賀氏は派閥の総会で「私と竹下氏がこの問題で話し合ったことはない。われわれはこれからも現執行体制で運営していく」と退任を否定。会長続投が確認された。

 とはいえ、未だに会長交代論は消えていない。特に、平成22年の引退後も強い影響を持つ青木幹雄元参院議員会長ら、栄光の時代を知る面々にとっては不満と失望が根強いようだ。

 首相は来年秋以降、衆院解散・総選挙を決断する公算が大きい。来年は額賀氏の派閥会長としての力量が問われる1年になる。(田中一世)

2067チバQ:2017/01/04(水) 15:46:52
http://www.sankei.com/politics/news/161231/plt1612310006-n1.html
2016.12.31 01:00
【2016自民党派閥総決算】
(9)完 山東派 SPEED今井絵理子氏の加入に沸くも最小 他派閥との合流は?

「参院選も終わり、今後の安倍晋三政権は政策を着実に進めなければならない」。夏の参院選から10日後の7月20日、涼風が吹く避暑地の栃木・那須塩原。自民党山東派(番町政策研究会)の会長を務める山東昭子元参院副議長(74)は、派閥の夏季研修会でこう強調した。いつになく晴れやかな表情だった。

 それもそのはず、参院選比例代表でダンスボーカルグループ「SPEED」メンバー、今井絵理子氏(33)が初当選し、山東派に待望の「大型新人」が加入したからだ。それでも山東派は所属11人。党内8派閥の最小規模だが、今井氏が「仲間に入れてうれしい。よろしくお願いします」とあいさつすると、会場は拍手に包まれた。

 今井氏を政界に導いたのは今井氏と同様、芸能界出身の山東氏だった。

 今井氏との出会いは7年前。聴覚障害児の社会的な自立を支援する公益財団法人「聴覚障害者教育福祉協会」の会長も務める山東氏は平成21年、毎年1回開催している「聴覚障害児を育てたお母さんをたたえる会」に、聴覚障害の長男を育てている今井氏を招いた。ちょうど、その年の5月、今井氏が「ベストマザー賞」を受賞したことも大きかった。

 今井氏はその後も、東日本大震災で母親を失った子供をサポートしたり、各地の養護施設を訪問したり精力的に活動していた。こうした地道な活動を静かに見守っていた山東氏が今年1月、派閥として比例代表候補を擁立しようと思案してた末、今井氏に白羽の矢を立てた。

 「そうだ。あの人がいいんじゃないか」。安倍晋三政権が掲げる「1億総活躍社会」の理念にもマッチし、若者や母親世代の支持を得られると踏んだ。

 早速、今井氏が所属するプロダクションを通じてアプローチ。1月18日、プロダクションの社長らを交えた会食で、今井氏を口説いた。「自分の子供よりももっと厳しい境遇の子供がたくさんいることを肌で感じた。その子供たちのためにできるでしょうか?」と尋ねる今井氏に対し、山東氏はこう答え、背中を押した。

 「それは懸命に学んで法案をつくったりする、あなたの姿勢次第だ」

 すると、今井氏は「自分の夢が実現できるならやってみたい」と意欲を示した。その後、SPEEDの他のメンバーから理解が得られた今井氏は、山東氏に伝えた。「やります」。「耳の日」の3月3日に出馬を表明する段取りも決めた。

 だが、「参院選候補に今井氏浮上」という報道が流れ、出馬会見は予定よりも約1カ月早い2月9日に前倒しした。今井氏の初陣となる参院選は、山東事務所の秘書が遊説などの陣頭指揮にあたった。山東氏も選挙術を指南した。

 「芸能人は待っていても、ファンが向こうから来るという受け身。だが、候補者は自分から積極的に有権者の中に飛び込み、握手する。この違いをアドバイスした」と振り返る。

 派閥としては党内最小勢力だけに、他派閥との合流話が浮いては消える。「存在感は小さいながらも非常に個性を持った国会議員ばかりだ。大きな(派閥の)中で、個性が消されてしまうことになるのは、もったいない」。山東氏は合流による埋没を懸念している。(岡田浩明)

2068チバQ:2017/01/05(木) 15:32:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00516165-shincho-pol
“来るもの拒まず”の二階派、佐藤ゆかりだけは拒否の理由

デイリー新潮 1/5(木) 5:58配信

 鉄の女と言われたマーガレット・サッチャーさながら、佐藤ゆかり衆院議員(55)も鉄のハートをお持ちのようだ。地元との関係が破綻し、起死回生とばかり、あの大派閥に入りたいと言い出した。これが、またも騒動を引き起こして……。永田町きってのトラブルメーカー、本領発揮である。

 ***

「誰でも派閥に入れていいというものではない。悪貨が良貨を駆逐するのであれば、私は派閥を辞めます!」

 12月8日、永田町で開かれた二階派の会合で、こう啖呵を切ったのは、愛知10区選出、派閥の事務総長を務める江崎鐵磨(てつま)衆院議員(73)。同席した議員が言う。

「突然で、場が凍りついたよ。ただ、佐藤ゆかりさんの派閥入りのことだとピンときた。以前からうちに来たかったみたいだから」

 佐藤氏が二階派に入りたいのには、自身が抱える窮状がある。

「とにかくポストがまわってこないのです。衆院2期、参院1期を務めた事実上の3回生なので、本来は、副大臣や常任委員長に就いてもおかしくない。やはり、地元でのトラブルが原因でしょうねえ」(自民党関係者)

 彼女は大阪11区選出。地元の大阪府連関係者は、

「業者から佐藤さんに渡った200万円を巡って、前府議の出来成元(できしげちか)さんと地検への告訴合戦となった。11月、不起訴となりましたが、地元市議もそっぽを向いてしまったので、次の選挙を戦えるわけがありません」

 で、無派閥の彼女が打った一手が、大派閥への擦り寄りだった。先の党関係者が続ける。

「以前、岸田派と額賀派に水面下で入会の打診をしていました。ただ、良い返事はもらえなかったようで、苦渋の末に近づいたのが二階派だった。“来るもの拒まず”がモットーですから」
.

■二度と関わりたくない

 10月には自身が大阪で開いたパーティーに二階俊博幹事長を呼ぼうとするも直前でキャンセルされた。それにもめげず、“二階さんと一緒に仕事がしたい”と派閥の幹部らに接触し、河村建夫元官房長官にアプローチしたのだ。

「河村さんは“入りたいと言うなら、検討してみよう”と話した。ところが、彼女は、“二階派に入れることになった”と周囲に吹聴。さすがの二階さんも佐藤さんには呆れたそう」(同)

 その結果、冒頭の“事件”が起きたわけだ。ではなぜ、江崎鐵磨議員がそんなに怒っているのか。

「佐藤さんと親しい愛知の市議が、彼女を鐵磨さんの後釜として擁立する動きを見せているからです。さらに、鐵磨さんには異母弟の江崎洋一郎という元衆院議員がいて、かつて彼女との不倫関係が取沙汰されたこともありました」(同)

 その模様は10年前に本誌(「週刊新潮」)が“神楽坂不倫デート”として報じている。

「鐵磨さんはその一件に全く関与していないのに、同じ苗字というだけで、迷惑を被った。だから、二度と関わりたくないと思っているのです」(同)

 さて、経緯を佐藤氏に直接尋ねようと声をかけるも、無視。代わって代理人が、

「11月下旬に派閥幹部の方々から、二階派への入会が決定した旨伺っています」

 しかし、二階派の幹部は、

「江崎さんらが反対しているから、現状では難しい。佐藤さんは“江崎さんに仁義を切った”と言うのだけど、自分に都合の良い話しかしないし、派閥の忘年会にも呼んでいません」

 拒まれる理由がその行状にあると、お気付きではないようなのだ。

ワイド特集「夜明けの鶏(チキン)レース」より

「週刊新潮」2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号 掲載
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新潮社

2069名無しさん:2017/01/07(土) 22:42:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010400892&g=pol
今すぐ解散の要素ない=二階自民幹事長

 自民党の二階俊博幹事長は4日のBS日テレの番組収録で早期の衆院解散の可能性について、「今すぐ解散しなければいけない要素はない」との見方を示した。その一方で「今の調子ならいつでも有利だ。いつ解散しても自民党は勝つ」とも強調した。
 小池百合子東京都知事が夏の都議選へ自身の政治塾から候補者擁立を検討していることに関しては、「いちいち言葉の端々を取って挑戦していかなければいけないことはない。慎重に運びたい」と述べ、小池氏の動向を注視する考えを示した。(2017/01/04-21:15)

2070名無しさん:2017/01/07(土) 23:37:42
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170106/k10010830811000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_022
自民 二階幹事長「都議選は公明と一緒に戦いたい」
1月6日 13時22分
自民党の二階幹事長は、公明党東京都本部の会合であいさつし、ことし夏の東京都議会議員選挙について「協力できるところは協力し、一緒になって選挙を戦いたい」と述べ、公明党と連携して取り組みたいという考えを示しました。
この中で、二階幹事長は「公明党と自民党が共に手を携えて協力してきた歴史が、今の日本の政治の歩みだと思う。私どもはその実績を十分考慮しながら、いろいろなことに対応していかなければならない」と述べました。
そのうえで、二階氏は、ことし夏の東京都議会議員選挙について、「重要な選挙であり、協力できるところは大いに協力し、一緒になって選挙を戦っていきたい」と述べ、公明党と連携して取り組みたいという考えを示しました。

一方、公明党の山口代表は「政治の安定を図るためには、地方政治の基盤を固めることが重要だ。今、東京都政は国民の注目を浴びているが、改革も重要だが継続性も大事だ。長い間、都政の安定を保ってきた要が都議会公明党だったと誇りに思っており、力を与えてもらいたい」と述べ、都議会議員選挙に全力を挙げる考えを重ねて示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170107/k10010831861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
自民 二階幹事長 政権与党として謙虚な姿勢で取り組む
1月7日 16時04分

自民党の二階幹事長は和歌山市で開かれた党の会合であいさつし、「党への激励に対し、真摯(しんし)に、謙虚に頑張らなければならない」と述べ、政権与党として、各地の要望に応えられるよう、謙虚な姿勢で取り組みたいという考えを強調しました。
この中で、二階幹事長は「去年は、おおみそかにも、新潟県糸魚川市で起きた大規模火災の現場を回ってきたが、われわれのそばには、いつ来るかわからない災難が常に横たわっている。自民党は、こうした対策をはじめとした課題に挑戦し続けていかなければならない」と述べました。

そのうえで、二階氏は「党への激励に対し、私どもは、真摯(しんし)に、しかも、謙虚に頑張っていかなければならない。それぞれの地域の要望に対して、役に立てるよう、懸命に努力していきたい」と述べ、政権与党として、各地の要望に応えられるよう、謙虚な姿勢で取り組みたいという考えを強調しました。

2071名無しさん:2017/01/07(土) 23:38:10
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170104/k10010829181000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_049
自民・二階幹事長 安倍首相の総裁選3選が望ましい
1月4日 21時07分

自民党の二階幹事長は4日夜、東京都内で記者団に対し、党の総裁の任期が最長で「連続3期9年まで」に延長されることに関連して、安倍総理大臣が来年9月の総裁選挙に立候補して再選されることが望ましいという認識を示しました。
自民党はことし3月の党大会で、総裁の任期を最長で「連続3期9年まで」に延長することにしていて、現在2期目の安倍総理大臣も来年9月の総裁選挙に立候補できることになります。

これに関連して、自民党の二階幹事長は4日夜、東京都内で記者団に対し「安倍総理大臣は政治的にも安定し政策にも精通していて、これだけ世界中飛び回って力をつけている総理大臣はほとんど例がない」と述べました。

そのうえで、二階氏は「今のテンポでいけば、間違いなく2020年は安倍総理大臣が政治のかじ取りをするだろうと自信を持って言える」と述べ、安倍総理大臣が来年9月の総裁選挙に立候補して、再選されることが望ましいという認識を示しました。

また、二階氏は衆議院の解散・総選挙について「いますぐ、解散を断行しなければいけないという状況ではない」と述べました。

2072名無しさん:2017/01/08(日) 15:54:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010500792&g=pol
岸田外相、6日で在職2位=大平正芳氏抜く

 岸田文雄外相の在職日数が6日で1473日となり、自民党宏池会(現岸田派)の先輩で首相経験者の大平正芳氏を抜いて、戦後で2位となる。戦後最長は吉田茂氏(首相との兼任期間を含め1909日)。
 岸田氏は5日、欧州3カ国訪問に先立ち、「在任期間が長ければいいというものではない。心を引き締め職務に当たりたい」と記者団に語った。
 2012年12月の第2次安倍政権発足時に就任した。オバマ米大統領の被爆地広島訪問の実現などに尽力。実績を積み重ね、安倍晋三首相の信頼も厚いとされる。
 「ポスト安倍」の一人と目され、岸田派所属議員から「大平氏に続いてほしい」と期待の声も上がるが、長期政権をにらむ首相の下で目立った動きも取れず、当面は外交に専念することになりそうだ。(2017/01/05-19:33)

2073名無しさん:2017/01/08(日) 21:26:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010600851&g=pol
「韓国は面倒な国」=二階自民幹事長

 自民党の二階俊博幹事長は6日のBSフジの番組で、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置された問題について、「韓国は大事な国には違いないが、話し合っていくのには面倒な国だ」と不快感を示した。

 二階氏は設置された少女像について、「ほっておいたらどういう結果を生むか考えれば分かることだ。時間を置くことも大事ではないか」と述べ、韓国側の対応を見守る考えを示した。(2017/01/06-23:45)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010600734&g=pol
党員120万へ腐心=各種団体に協力依頼-自民

 自民党が党員獲得に腐心している。二階俊博幹事長が先頭に立ち、次期衆院選をにらんで各種団体に協力を呼び掛け、党本部では各地方の物産展を開催するなどしている。党員数は増加傾向が続いているものの、2014年から目標に掲げている120万人に到達するかどうかは不透明だ。
 同党は3月にも16年の党員数を公表する予定で、現在は各都道府県連で集計作業を続けている。党関係者は6日、「ふたを開けてみないと分からない」と語った。
 党員数は1991年の約547万人がピーク。09年の野党転落後に100万人を割り込んだ。政権復帰後は13年に約78万人、14年に約90万人と増えており、15年は98万7182人まで回復した。ただ、120万人に達するには、近年を上回るペースの拡張が必要だ。
 二階氏は昨年8月の就任以来、折に触れて党員獲得の重要性を強調してきた。要望に訪れた団体幹部には「党員が足りない」と協力を依頼。物産展に集まった人には「入党の運動が盛んになってきた。これがあってこそ自民党も成り立つ」と支援を訴えた。二階氏は「相当の成果を挙げた」と語っており、手応えを感じているようだ。(2017/01/06-18:33)

2074チバQ:2017/01/09(月) 11:48:58
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-152854.html
安倍自民党の「独走」、実は盤石とはいえない 存在感が増している二階幹事長の思惑とは?
01月08日 06:00東洋経済オンライン

安倍自民党の「独走」、実は盤石とはいえない 存在感が増している二階幹事長の思惑とは?
安倍自民党の「独走」、実は盤石とはいえない
(東洋経済オンライン)
2017年は酉年。酉年はバタバタと慌ただしいと言われるが、さっそく1月4日に通常国会が開会した昨年とは異なり、今年の永田町は穏やかなお正月を迎えた。とはいえ、国会議員の多くは地元で活動中。年内にあると囁かれている解散総選挙に向けて準備を整えつつある。

首相サイドも年明け早々、慌ただしさを見せた。安倍晋三首相は5日、時事通信社などが主催した新年互礼会で挨拶し、こう断言した。

「今年は(解散総選挙を)全く考えていないということは、はっきりと申し上げておきたいと思います」

「年内の解散はない」発言を否定
しかし政府筋は同日夜になってこれを否定し、「年内の解散ではなく、月内の解散の言い間違いだ」と訂正した。そもそも解散は首相の専権事項で、日銀の金融政策(公定歩合)とともに「ウソをついても許される」とされており、首相の発言をもって「年内解散はない」と考える人はまずいない。解散時期に関する首相の言葉がわざわざ訂正されるのは、異例中の異例だ。

外交も妙に慌ただしい。昨年12月15日と16日に行われた日露首脳会談も「衆院選への下準備」と言われた。北方領土問題の進展を発表し、安倍人気が高まったところで一気に解散に持ち込む算段だった。またアメリカ大統領選では勝利を信じていたヒラリー氏が敗退した後、安倍首相はすぐさま訪米してトランプ氏に面会している。

さらに1月6日、日本政府は大きな決断をした。

韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことに対し、長嶺安政駐韓大使と森本康敬釜山総領事の一時帰国、日韓スワップ協定の協議の中断、日韓次官級経済協議の延期と釜山総領事館員による釜山市関連行事の参加見合わせを発表したのだ。

日本が駐韓大使を召還したのは2012年8月に李明博韓国大統領(当時)が竹島に上陸した時以来で、極めて強い抗議といえる。

「我が国の立場を明確に示した」。菅義偉官房長官は6日の会見で強い不快感を表明したが、2016年12月9日の会見では前年(2015年)12月の日韓合意についてこう述べていた。「政府としては、日韓の間で最終的で不可逆的な解決であるという韓国政府の明確な、そして十分な確約を得ているものと受け止めている」。

2075チバQ:2017/01/09(月) 11:49:16
韓国への強硬姿勢が持つ大きな意味
つまり日本政府の韓国に対する態度は1カ月で大きく変わったことになる。対韓外交で強硬姿勢に出たのは、対米、対ロ外交の「負け」を取り戻すためと見てとれる。と同時に、解散への準備と見ていいだろう。韓国や中国、北朝鮮との外交問題は、国民の耳目を集めるのにかっこうの材料。強い姿勢を示せば、支持率は上昇する。

すでに2014年12月の衆院選で選出された議員たちは、任期の折り返し点を過ぎている。内閣支持率と自民党支持率は安定している一方で、民進党は代表を替えても振るわない。まさに解散するのにもってこいの時期といえる。

とはいえ、安倍首相には簡単に解散を打てない事情もある。ひとつは東京都議会議員選挙との関係だ。今年夏に予定されている都議選だが、都議選を最重要視する公明党への配慮のため、その前後は解散権は事実上制限される。

小池百合子東京都知事の出方もまた、解散阻害の要因といえるだろう。小池氏自身はまだ自民党籍だが、「小池新党結成」となれば都議選ばかりではなく国政選挙でも、自民党にとって厄介な存在になりうる。その小池氏にすり寄る姿勢を見せる都議会公明党や民進党の動きも注視しなくてはならない。

何よりの懸念は獅子身中の虫だ。自民党内の当選1、2回生は自民党の高支持率の下で当選した。いいかえれば状況が変われば、議席を失う可能性が大きい。

その一例が、最大派閥の清和会(細田派)が昨年9月に軽井沢で行った研修会で配布した得票率の一覧表だ。衆院小選挙区選出の所属議員46名のうち、野党共闘などが実現されればひっくり返されかねない危険ゾーンの「50%未満」は18名。細田博之会長は「漫然と闘ったら大変なことになる」と檄を飛ばした。

こうした現状は清和会に限らない上、5月27日には衆議院選挙区画定審議会の勧告期限を迎える。それまでに出される答申によって影響を受ける議員からは、激しい突き上げがくるだろう。とりわけ僅差で当選した議員にとっては、死活問題。実際に昨年の参院選でも、合区問題で大いにもめた。

さらなる懸念は野党共闘ならぬ「与党共闘問題」だ。安倍首相は昨年12月24日、橋下徹前大阪市長と昼食を共にした。これには菅義偉官房長官や松井一郎大阪府知事も同席。IR法成立にともなうカジノ整備や大阪万博誘致など、今後も連携していくことを確認した。

そして同日夜、自民党の二階俊博幹事長と公明党の井上義久幹事長が会食。あたかも憲法改正に意欲を見せて軸足を日本維新の会に移しつつあるとされる官邸と、公明党を繋ぎとめようとする党本部という構図に見える。

実際のところ、昨年7月の参院選で日本維新の会は比例区で515万3584票を獲得。公明党の757万2960票には及ばないものの、選挙区を含めて7議席を獲得した。自民党が単独で圧倒的に強いのなら、憲法観などで差のある公明党よりも、日本維新の会と組む方が簡単だ。何よりも日本維新の会から安倍首相側に秋波を送っている。

だが公明党と日本維新の会の「実力の差」はこれ以上に大きい。そもそも日本維新の会の得票力が見込めるのは近畿地方が中心で、その他は昨年の参院選比例区で当選した渡辺喜美氏の地元・栃木県や片山虎之助氏の地元・岡山県などで、その他の地域での比重は決して大きくない。一方で公明党は、岩手県、新潟県、富山県、滋賀県を除く都道府県で、10%以上の得票率を維持している。小選挙区が中心になる衆院選でまんべんなく勝とうとするのなら、こうした政党と組む方が得策だ。


二階氏の影響力が強くなっている
それを十分に知る二階幹事長は、あえて公明党との橋渡しを買って出ているのだろう。さらに二階氏は自他とも認める親韓派であるにも関わらず、冒頭で述べた韓国に対する強い措置についても、6日夜のテレビ番組で「韓国は面倒な国」と述べて政府の方針を称賛した。

ただ二階氏は総理総裁を狙うタイプの政治家ではないために、その意味では安倍首相にとっての脅威とはなりえない。だが無所属3名を含めて44名の志帥会を率いる二階氏の力は、党内でじわじわと浸透している。昨年は早期解散をほのめかし、首相の専権事項を「侵した」こともある。二階氏がさらに動けば、「政高党低」が崩されることも大いにありうる。

以上を見れば、年明けの政局は不確定要素が極めて多い。こうした流動的な動きを察知してのことだろうか。1月5日に都内で開かれた連合の新年交歓会で神津里季生会長は、「今年は酉年で昨年は申年。“去る者は追わず”というが、私は去る者は引き留め、とるものはとる」と干支にこじつけて、「自民党とも民進党とも手を繋ぐ」ことをほのめかした。

安倍首相は年初の挨拶で、12年前の郵政解散や24年前の細川政権誕生を持ちだしたが、あれほど時代の寵児としてもてはやされた小泉純一郎元首相も細川護煕元首相も、すでに過去の人。年明けの永田町はそのような変化の胎動すら感じとれるほど、静かでかつ穏やかだ。

2076名無しさん:2017/01/10(火) 22:18:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010700212&g=pol
衆院選「いつあっても」=自民・古屋氏

 自民党の古屋圭司選対委員長は7日、沖縄県浦添市で開かれた同党衆院議員の会合で、衆院解散・総選挙について「(前回から)2年を過ぎたらいつあってもおかしくはない」と述べ、準備を急ぐよう求めた。 (2017/01/07-17:58)

2077チバQ:2017/01/13(金) 18:08:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170112-00000114-mai-pol
<自民>「大宏池会」なるか 「ポスト安倍」思惑交錯

毎日新聞 1/12(木) 21:33配信

 ◇岸田派、麻生派、谷垣グループ結集する構想の動き活発化

 自民党の池田勇人元首相が創設した派閥「宏池会」の流れをくむ岸田派、麻生派、谷垣グループが結集する「大宏池会構想」の動きが活発化している。安倍晋三首相の出身派閥の細田派をけん制し、「ポスト安倍」もにらむが、各派の思惑は三者三様だ。

 大宏池会は、派閥内の主導権争いの結果、分裂した▽岸田派(45人)▽麻生派(40人)▽谷垣グループ(中核メンバー約10人)--が合流する構想だ。合わせれば95人前後になり、数のうえでは、党内最大派閥の細田派(細田博之会長、96人)に対抗できる勢力にふくらむ。

 構想は過去にも浮上しては消えてきた。ただ、3派間では昨年からベテラン、中堅、若手の各層で、会合を重ねるなど動きが活発化。12月には、岸田、麻生両氏によるトップ会合が行われたほか、月内にも若手による会合を開催する予定だ。

 構想が再浮上したのは、自民党総裁任期が、連続2期6年から3期9年に延長されることが固まったためだ。3派は、安倍首相が2018年9月の総裁選で3選され、21年9月まで長期政権を続けることを前提にしているが、思惑にはそれぞれ違いがある。

■岸田派「4年先」

 岸田派は、「ポスト安倍」を狙い、21年総裁選に派閥トップの岸田文雄外相を擁立することが前提だ。

 岸田氏は12年の第2次安倍内閣発足以降、外相として支え続けており、禅譲路線が念頭にある。18年総裁選には出馬しない可能性がある。4年先をにらんだ超長期の戦略だ。

 岸田氏は12日、今年最初の派閥会合で「今年は宏池会もしっかりと存在感を示して、よい年にしたい」とあいさつした。

■麻生派「今の発言力」

 一方、麻生派は、76歳の麻生太郎副総理兼財務相が会長を務めている。派内には安倍首相が21年までの任期途中で、健康問題など不測の事態があった場合に限って麻生氏の「首相再登板」を想定する向きもある。

 しかし、基本的には「ポスト安倍」は念頭になく、大宏池会による政治基盤の強化を狙う。ベテラン議員は「細田派ばかりが大きくて、内閣改造ごとに右往左往するのは情けない」と指摘する。当座の発言力強化が狙いだ。

 派内では、数で上回る岸田派との合流交渉を有利に進めるため、谷垣グループとの合流を先行する「2段階論」も検討されている。

■谷垣G「受け皿」

 谷垣グループは、顧問を務める谷垣禎一前幹事長が昨年7月に自転車事故で負傷し、今後の政治活動の再開が可能か依然見通せない。メンバーの政治活動の場を確保するため、大宏池会を受け皿にしたいとの意向がある。【飼手勇介】

2078チバQ:2017/01/13(金) 18:50:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170112-00000109-mai-pol
<宏池会>「保守本流」60周年 「岸田外相の首相」最優先

毎日新聞 1/12(木) 21:12配信

 宏池会は今年、結成60周年を迎える。派閥を継承した岸田派は、節目の年を祝うため4月に東京都内で記念パーティーを開催する予定だ。

 宏池会は創設者の池田勇人氏のほかに、大平正芳氏、鈴木善幸氏、宮沢喜一氏と4人の首相を輩出した名門派閥だ。岸田派の目標としては、岸田文雄外相の首相就任が最優先事項だ。

 60周年記念では、コイが池を跳びはねる図案のロゴマークも作製した。若手議員は「コイの滝登りにあやかって岸田氏に登り詰めてもらいたい」と期待を込めている。

 「ポスト安倍」の有力候補には、岸田氏と、閣外に出た石破茂前地方創生担当相がいる。石破氏が地方で人気が高いとされることも意識し、岸田氏は昨年から外務省の事業として、外国とゆかりのある地方を巡るイベントも始めた。

 岸田氏は外相として実績を積んでいる。ただ外交面でも安倍晋三首相の陰に隠れることも多い。中堅議員は「岸田氏は一般の人たちに顔を覚えてもらえていない」と語り、知名度不足が課題だと指摘した。【高橋恵子】

2079名無しさん:2017/01/14(土) 00:33:24
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011000308&g=pol
安倍首相、糸魚川あす視察=二階自民幹事長、政府から人材派遣

 菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、安倍晋三首相が11日に新潟県糸魚川市を訪問し、大規模火災があった現場を視察すると発表した。同市関係者や被災者と面会し、被害状況を確認する。
 これに関し、自民党の二階俊博幹事長は10日午前、党本部で米田徹糸魚川市長と会談。米田市長が復旧・復興に向けた政府からの人材派遣を要望したのに対し、二階氏は「全国で自然災害が発生している中で、そういった例も結構ある」と述べ、応じる考えを伝えた。(2017/01/10-13:07)

2080名無しさん:2017/01/14(土) 17:22:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170110/k10010834121000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_074
「共謀罪」新設の法案「通常国会で成立を」自民 二階幹事長
1月10日 12時56分

自民党の二階幹事長は記者会見で、いわゆる「共謀罪」を新設する法案について、今月20日に召集される通常国会に政府が提出すれば、会期内の成立を目指す考えを示しました。
世界各地でテロ事件が相次ぐなか、政府は各国と協調して対策を強化するため、テロなどの謀議に加わった場合に処罰の対象となる、いわゆる「共謀罪」について、適用される組織を限定し、罪名も「テロ等準備罪」に変更した組織犯罪処罰法の改正案を、今月20日に召集される通常国会に提出する方向で最終調整しています。

これに関連して、自民党の二階幹事長は記者会見で、「提案される以上は、当然、今度の国会で、成立を目指すということになる」と述べ、政府が法案を提出すれば、会期内の成立を目指す考えを示しました。
一方で、二階氏は「テロ対策をしっかり講じておかなければいけないことも事実だが、そのことが、ほかに誤解を呼ぶようなことの無いよう、配慮しながら、円満に結論を見いだしていきたい」と述べ、丁寧に審議を進めたいという考えも示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170114/k10010839151000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
自民 福井県連会長「高木前復興相は逮捕されていた」本人は否定
1月14日 4時48分

自民党福井県連の会長を務める山本拓衆議院議員は、県連が調査をした結果だとして、地元選出の高木毅前復興大臣がおよそ30年前に「女性の自宅に住居侵入し、逮捕されていた」と述べました。高木氏はNHKの取材に対し「これまで国会や記者会見で申し上げているとおり、そのような事実はない」と話しています。
これは自民党福井県連会長の山本拓衆議院議員が、13日、福井県庁で報道各社に対して述べたものです。

それによりますと、おととし、一部の週刊誌がおよそ30年前に高木前復興大臣が女性の自宅から下着を盗んだなどと報じたことを受け、県連が独自に調査を行った結果だとして、「女性の自宅に住居侵入し、逮捕されていた。そのあと、女性と示談になったので問題とはならなかった」と述べました。

これについて高木氏は、NHKの取材に対し、「これまで国会や記者会見で申し上げているとおり、そのような事実はない」と話しています。

2081名無しさん:2017/01/14(土) 17:24:32
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170114/k10010839571000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
岸田外相 安倍首相後の自民党総裁選に意欲
1月14日 17時04分
岸田外務大臣は広島市で記者団に対し、「安倍総理大臣のあとに政治家として何ができるのか考えてみたい」と述べ、安倍総理大臣のあとの政権を目指して将来、自民党総裁選挙に立候補することに意欲を示しました。
この中で岸田外務大臣は「安倍内閣の一員として職務を全うするべく、ことしも全力で取り組まなければならない。ことしは、政治家・岸田文雄としての存在感や知名度をしっかり上げることを目標に掲げており、結果としてより大きな力をつけ、仕事ができるようになりたい」と述べました。

そのうえで、岸田大臣は「安倍総理大臣の時代も、いつか終わりが来るのは当然のことだが、安倍総理大臣の時代のあとに、自分自身として政治家として何ができるのか考えてみたい」と述べ、安倍総理大臣のあとの政権を目指して将来、自民党総裁選挙に立候補することに意欲を示しました。

一方で、来年の自民党総裁選挙への対応については「今後、どのような政局が起こるかわからないので何か申し上げるのは控えるべきだ」と述べるにとどめました。

2082名無しさん:2017/01/14(土) 18:31:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010900245&g=pol
高村自民副総裁のイラン訪問中止

 外務省は9日、高村正彦自民党副総裁の同日からのイラン訪問が中止となったと発表した。ラフサンジャニ元大統領の死去を受けイランが服喪期間に入ったため。高村氏は安倍晋三首相の特使として、イラン政府要人と核合意の履行などについて話し合う予定だった。(2017/01/09-18:40)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011300839&g=pol
トランプ氏は「ヒステリック」=二階自民幹事長

 自民党の二階俊博幹事長は13日、TBSの番組収録で、トランプ次期米大統領が選挙期間中、在日米軍駐留経費の日本側負担増を求める考えを示していたことについて、「一方的に大声を立ててヒステリックに言って歩くのは、大国の大統領のすることか」と疑問を呈した。

 トランプ氏がトヨタ自動車のメキシコ工場新設を批判したことについても、二階氏は「批判をする方がとんでもない。日本は国際的なルールに基づいて、相手の国からも進出要請を受けて進めている」と反論。「もう少し紳士的に、お静かにやりなさい」といさめた。 (2017/01/13-19:58)

2083名無しさん:2017/01/14(土) 21:28:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011400240&g=pol
総裁選は「安倍時代の後」=岸田外相

 岸田文雄外相は14日、自民党総裁選への対応に関し、「安倍晋三首相の時代もいつかは終わりが来る。安倍時代の後に何ができるのか考えてみたい」と述べた。「ポスト安倍」に意欲を示した発言だが、首相と争うのではなく、将来的な総裁選への出馬を想定したものだ。広島市内で記者団の質問に答えた。(2017/01/14-18:22)

2084チバQ:2017/01/15(日) 22:30:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011400240&g=pol
総裁選は「安倍時代の後」=岸田外相

 岸田文雄外相は14日、自民党総裁選への対応に関し、「安倍晋三首相の時代もいつかは終わりが来る。安倍時代の後に何ができるのか考えてみたい」と述べた。「ポスト安倍」に意欲を示した発言だが、首相と争うのではなく、将来的な総裁選への出馬を想定したものだ。広島市内で記者団の質問に答えた。(2017/01/14-18:22)

2085チバQ:2017/01/17(火) 15:11:05
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170117-00000008-pseven-soci
二階俊博、麻生太郎、岸田文雄氏らが早く選挙してほしい事情

NEWS ポストセブン 1/17(火) 7:00配信


 年始から安倍晋三首相は、解散をしたいのかしたくないのか、どちらともとれる発言を出したり引っ込めたりを繰り返している。そのたびに議員も新聞記者も右往左往し、安倍首相もまるでその様子を楽しんでいるかのようだ。こういった動きに便乗して解散風を2倍にも3倍にも煽っているのが自民党実力者たちだ。
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 筆頭は77歳の二階俊博・幹事長と76歳の麻生太郎・副総理の長老組。二階氏は昨年秋にいち早く若手に選挙準備を指示して風を吹かせた張本人で、その後、「ある」「ない」と発言をコロコロ変えながら、今年に入ると「本当のことを言うわけがない。企業秘密」とダンマリ。
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 麻生氏は昨年末、官邸で安倍首相に「総選挙をすれば20議席は減らすかもしれないが、先送りすればもっとひどくなるかもしれない。(経済が上向いているうちに)やった方がいい」と1月解散を進言した。
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 自民党内では、首相時代に解散を先送りして大敗した経験がある麻生氏ならではの忠告と受け止められているが、2人の共通の思惑は別にあるようだ。
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「麻生さんは長男、二階さんには次男という後継者が控えているが、まだ選挙区に十分に浸透していない。早期解散なら二階さんは幹事長として選挙を仕切り、麻生さんも現職副総理として出馬するだろうが、年齢を考えると、解散が先送りされれば次の総選挙での引退が現実味を帯びる。せめてあと1期、80歳まで現役を続けるうちに息子に確実に地盤を譲りたいという思いがあるから、早く選挙をしてほしい。派閥の子分たちもいま親分に引退されたら困る」(自民党ベテラン)
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 来年9月の自民党総裁選がらみで早期解散を唱えているのは、「1月解散は十分ある」と語った石破茂・元幹事長らポスト安倍世代。
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 総裁選出馬に意欲を表明した岸田文雄・外相も解散推進派と見られている。こちらも早く選挙をやってもらわないと困る事情があるという。岸田派議員の話。
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「来年9月の総裁選で安倍総理の3選は確実だが、重要なのは岸田さんと石破さんの2位争い。我が派はそこで石破さんに差を付けて岸田さんをポスト安倍の一番手にしたい。岸田さんもそのつもりで麻生派との派閥合併話を進めている。ところが、解散が来年までずれ込み、安倍総理が選挙に勝てば、党内に総裁選を実施せず無投票で3選させようというムードが高まる。総裁選がなくなるのが一番困るんだよ。だから早く選挙をやっておきたい。石破さんも同じ考えではないか」
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 総裁選を確実に実施するための早期解散総選挙とは本末転倒だが、それが“自民党の論理”らしい。
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※週刊ポスト2017年1月27日号

2086チバQ:2017/01/18(水) 19:34:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00000551-san-pol
自民・小泉進次郎農林部会長が二階俊博幹事長に反旗 無所属議員の部会出席に「再考を」

産経新聞 1/18(水) 16:05配信
 自民党若手のエース・小泉進次郎農林部会長が18日、党本部で二階俊博幹事長に異論をぶつけた。

 小泉氏は、自民党が下野した平成21年衆院選で初当選した同期の斎藤健、伊東良孝、橘慶一郎各衆院議員とともに二階氏を訪ね、衆参の自民党会派に所属する無所属議員6人を政務調査会の会議にオブザーバー参加させることについて「再考をお願いしたい」と求めた。

 斎藤氏は面会後、記者団に「ストンと落ちない。(会議では)機微な議論をすることがある。すべて立ち会えるのはいかがなものか。選挙で別の立場になり、部会で得た知識、情報で自民党をたたくことがあっていいのか」と主張。「自民党の悪口を散々言って楽々当選し、自分たちが調子が悪くなると『離党しました』『一緒にやりたいんでよろしく』って、そんなものありかな、という感情の問題もある」とも述べた。

 小泉氏も「部会での対応は、部会長などによるという。部会長で決める話ではなく、党全体の判断があってしかるべきだ。再考をお願いしたい」と同調した。

 伊東氏は地盤とする北海道7区で、自民党会派に属する無所属の鈴木貴子衆院議員と競合しているだけに警戒感が強い。20日の通常国会召集に向け部会での議論が本格化する直前に“同期の桜”が援軍を買って出た格好だ。要請に対し、二階氏は「考える」と述べるにとどめた。

2087名無しさん:2017/01/21(土) 22:00:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011800501&g=pol
無所属の政調会合出席に異論=小泉氏ら

 自民党の小泉進次郎、斎藤健両衆院議員らは18日、党本部で二階俊博幹事長と会い、同党会派に入った無所属議員の政務調査会会合へのオブザーバー参加を認める執行部方針を再考するよう求めた。この後、斎藤氏は記者団に「(無所属議員は)選挙にどういう立場で出るかはっきりしていない。党内の機微な議論に立ち会えるのはいかがなものか」と異論を唱えた。(2017/01/18-14:30)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011800560&g=pol
「高木氏逮捕」自民は見解を=民進

 民進党は18日の衆院議院運営委員会理事会で、高木毅前復興相(衆院福井2区)が約30年前に女性宅に侵入して下着を盗んだとの週刊誌報道に関し、自民党として統一見解を出すよう要求した。これに対し、佐藤勉委員長(自民)は、高木氏が過去の国会答弁で事実関係を否定していることを踏まえ、見解は必要ないとの認識を示した。
 ただ、自民党福井県連会長の山本拓衆院議員(比例北陸信越)は県連の調査結果として、高木氏が現行犯逮捕されたとしている。(2017/01/18-15:10)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011700641&g=pol
「高木氏逮捕」は昔の話=県連会長が調査、本人否定-二階氏

 自民党の二階俊博幹事長は17日の記者会見で、高木毅前復興相(衆院福井2区)が約30年前に女性宅に侵入し下着を盗んだとの週刊誌報道を調査した山本拓福井県連会長(衆院比例北陸信越)に関し、「もうずいぶん昔の話だ。必要があれば(山本氏を)呼び出して聴くが、今のところはそこまで考えていない」と述べ、事態の推移を見守る考えを示した。
 山本氏は13日に福井県庁で記者団に、県連として調査した結果だとして、「記録はあった。女性宅への侵入で現行犯逮捕になったが、その後は示談で済んだ」と明らかにした。
 週刊誌報道は高木氏が復興相に就任した直後の2015年10月。高木氏は国会答弁などで一貫して否定しており、17日の取材にも「これまで述べてきた通り、そういう事実はない」と強調した。(2017/01/17-17:38)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011700337&g=pol
解散考えるの早すぎる=二階氏

 自民党の二階俊博幹事長は17日午前の記者会見で、衆院解散・総選挙の時期について、「高い内閣支持率を一時得たからといって、すぐこれを背景にして解散だと考えるのはちょっと早すぎる。もっと慎重にやっていきたい」と述べ、早期実施に否定的な考えを示した。 (2017/01/17-12:21)

2088名無しさん:2017/01/22(日) 23:33:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170118/k10010843891000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_053
TPPめぐる事態動かすの難しい 米上院議員 自民政調会長に
1月18日 12時54分

自民党の茂木政務調査会長は、訪問先のワシントンで、共和党のウィッカー上院議員と会談し、茂木氏が、TPP協定の必要性を説明し理解を求めたのに対し、ウィッカー氏は「すぐにTPPをめぐる事態を動かすのは難しいのではないか」と述べました。
自民党の茂木政務調査会長は、アメリカのトランプ次期大統領が今週20日に就任するのを前に、議会関係者らと意見を交わすためワシントンを訪れていて、日本時間の18日未明、共和党で安全保障政策などに詳しいウィッカー上院議員と会談しました。

この中で茂木氏は、トランプ氏が就任初日に離脱を正式に表明するとしているTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「大きな枠組みで議論する方が生産的だ」などと必要性を説明し理解を求めました。

これに対しウィッカー氏は「重要性は十分認識している」としながらも、「トランプ氏が『離脱する』と発言している中で、すぐに事態を動かすのは難しいのではないか」と述べました。

また茂木氏は、トランプ氏が在日アメリカ軍の駐留経費の負担増額を求める考えを示していることを踏まえ、「日本は経費の7割以上を負担している」などと説明したのに対し、ウィッカー氏は「よく認識できた」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170119/k10010844821000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_041
自民 茂木氏 トランプ氏に近い米シンクタンク所長と会談
1月19日 10時17分

自民党の茂木政務調査会長は、訪問先のワシントンで、アメリカのトランプ次期大統領に近いシンクタンク、ハドソン研究所のワインシュタイン所長と会談し、新政権の下でも日米関係をさらに深化させることができるという認識で一致しました。
この中で、茂木政務調査会長は「トランプ新政権との間では、日米両国の同盟や経済の関係をどう深化させ、発展させていくかが重要なテーマになってくる。これは日米共通の認識と考えている」と述べました。

これに対し、アメリカの保守系のシンクタンクで、トランプ次期大統領に近いハドソン研究所のワインシュタイン所長は「アメリカは日本との同盟を深化させていきたいと考えている。日米関係は新政権との間でも揺るぎないもので、さらによい関係が築けるのではないか」と応じました。

また、ワインシュタイン氏は、安倍総理大臣とトランプ次期大統領の首脳会談が早期に行われることに期待を示しました。

会談のあと、茂木氏は記者団に対し、「安倍総理大臣のアメリカ訪問や要人どうしの会談をできるだけ早いタイミングで頻繁に行うことが喫緊の課題だ」と述べました。
「トランプ氏の考え予測するのは難しい」
茂木政務調査会長は、今回の訪米で、トランプ次期大統領の政権移行チームの関係者とも非公式に接触するなど、新政権の政策について情報収集にあたりました。
ただ、茂木氏は「ワシントンでもトランプ氏の考えを予測するのは難しいようだ」と述べ、その困難さをうかがわせました。
茂木氏は、20日に日本に帰国後、安倍総理大臣に今回の訪問の成果を報告することにしていて、今後も政府の対米外交を後押ししていきたい考えです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170118/k10010844021000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_051
自民 小泉氏ら 無所属議員の部会出席の再考申し入れ
1月18日 15時22分

自民党の小泉進次郎農林部会長らは、二階幹事長に対し、国会の自民党会派に参加している無所属議員に党の政策を議論する政務調査会の会合への出席を認めるとする執行部の方針を見直すよう申し入れました。
衆参両院の自民党会派には合わせて6人の無所属議員が参加していて、党執行部は「国会で同じ行動を取るためには政策への理解が不可欠だ」として、ことしから党の部会など政策を議論する政務調査会の会合への出席を認める方針です。

この方針について、小泉進次郎農林部会長ら4人は党本部で二階幹事長に対し、「次の選挙で、どの党から立候補するかなど、立場が明確になっていない無所属議員が党の議論に参加してよいのか」などと述べ、見直すよう申し入れました。これに対し二階氏は「よく相談したい」と述べるにとどめました。

このあと小泉氏は記者団に対し「この問題は、各部会の判断ではなく、党全体としての判断があってしかるべきものであり、二階幹事長には再考してもらいたい」と述べました。

2089チバQ:2017/01/23(月) 18:08:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000019-mai-pol
<自民党>麻生派と谷垣グループが合流も 早ければ2月

毎日新聞 1/21(土) 9:30配信

 ◇実現すれば細田派、額賀派に次ぐ第3派閥に

 自民党麻生派(40人)と谷垣グループ(中核約10人)が早ければ2月にも合流する可能性が出てきた。実現すれば細田派(96人)、額賀派(54人)に次ぐ第3派閥になる。

 ともに池田勇人元首相が創設した「宏池会」(現岸田派)の流れをくんでおり、麻生太郎副総理兼財務相と谷垣禎一前幹事長は宏池会から独立した後も良好な関係を保っている。麻生派と谷垣グループの幹部による今月中旬の会合では「合流を一気に進めるべきだ」という意見が相次いだ。

 麻生派には「ポスト安倍」をにらんで党内で発言力を強める思惑があり、岸田派(45人)を含む「大宏池会構想」を視野に入れる。一方、谷垣氏は昨年7月から自転車事故で入院中。グループには「谷垣氏が戻るまでグループは絶対に残す」(幹部)という意見も根強く、完全合流に向けハードルはなお高い。【飼手勇介】

2090チバQ:2017/01/26(木) 17:19:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00000076-san-pol&pos=1
自民、くすぶる“6人の無所属” 農林部会が出席拒否「他党に移るリスクある」

産経新聞 1/26(木) 7:55配信

 ■候補者調整の前哨戦に

 自民党と国会で会派を組む無所属議員6人の党政務調査会への参加が党内軋轢(あつれき)の火種になっている。執行部はオブザーバー参加を了承したが、全14部会のうち小泉進次郎衆院議員が部会長を務める農林部会のみが無所属議員の出席を拒否。対応が割れる中、執行部は沈静化を急ぐが、次期衆院選をにらんだ党所属議員と“外様”による候補者調整の前哨戦の様相を呈している。(小川真由美)

 「どの党に入るか決まっていない人を自民党の政策決定過程に参加させて、いざ選挙となったら他の党から出馬するとなったらどうするのか。現時点でそうしたリスクに対応できない」

 小泉氏は25日、農林部会への無所属議員参加を拒む理由をこう説明した。小泉氏は党職員を通じて無所属議員に当面参加を控えるよう伝達しており、この日の農林関係部会の会合に無所属議員の姿はなかった。

 だが、参加を拒むのは現時点で農林部会しかない。鈴木貴子衆院議員(比例北海道)は25日の国土交通部会に、浅尾慶一郎衆院議員(神奈川4区)は国防部会に出席した。

 もともと無所属議員の部会への参加は二階俊博幹事長が昨年12月に表明し、茂木敏充政調会長は「各部会の対応は部会長らの判断による」などとする通達を出した。これを受け、無所属議員と選挙区が同じ伊東良孝、山本朋広両衆院議員らが総務会で抗議。小泉、伊東両氏らは今月18日に二階氏に再考を求めている。

 北海道7区選出の伊東氏は平成26年の前回衆院選で当時民主党だった鈴木氏と議席を争い、山本氏は元みんなの党代表の浅尾氏に苦杯をなめている。自民党は衆院で292議席を占め、次期衆院選の候補者は飽和状態にある。候補者調整の難航が予想される中、ライバルと同じ扱いは承服しかねるというわけだ。

 ただ、鈴木氏らが次期衆院選で自民党から出馬することは、党内では周知の事実だ。安倍晋三首相(党総裁)は昨年11月の鈴木氏の披露宴に出席し、今後の活躍にエールを送ったほど。比例選出議員の政党移動を禁じた公職選挙法の規定により今は無所属にとどまっているにすぎず、部会情報を基に自民党を攻撃することは現実味が薄い。

 鈴木氏は国交部会後、昨年の参院選で自民党候補を応援したことなどに触れ、「自民党議員と同じ目的意識で勉強したい」と記者団に訴えた。浅尾氏も「今後も興味ある部会に出席したい」と語る。ある自民党幹部も「法案を理解するため部会出席は必要だ」と強調した。

 古屋圭司選対委員長は25日のTBSのCS番組収録で「部会長判断でいい」と明言したが、小泉氏は「部会長の対応次第となったら党内はまとまらない」と党として統一基準を示すよう主張している。執行部は近く新たな対応を示して沈静化を図る考えだが、不協和音は広がりかねない。

2091チバQ:2017/01/26(木) 22:44:02
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170126-00000116-fnn-pol
天下りめぐり国会で追及 与党議員が大臣を追及する異例の展開も
フジテレビ系(FNN) 1/26(木) 17:53配信
天下りをめぐる、国会での追及。珍しい場面も見られた。
自民党の河野太郎議員は「霞が関が霞が関の問題をただ調査しただけでは、世の中の信頼は得られない。泥棒に泥棒の見張りをさせても、意味がないわけです」と述べた。
26日の衆議院予算委員会。
文部科学省で発覚した組織的な天下りあっせん問題で、野党顔負けの厳しい追及をしたのは、前の行革担当相だった、与党・自民党の河野太郎議員。
河野議員は「当然、文科省の調査にも外部の目が入るということで、よろしいですね?」と述べた。
松野文科相は「有識者、弁護士等に、調査に関与していただくことにしたい」と述べた。
さらに河野議員は「関与では弱いのではないですか? 外部の目がきちんと調査しなかったら、今、国民の信頼を得ることはできない」と述べた。
与党議員が大臣を追及する、異例の展開。
その矛先は、自分の後任にあたる山本幸三大臣に対しても。
山本国家公務員制度相は「必要なことは何でもやるという考えで、国民の信頼を取り戻していきたいが、どこまでできるかについては、検討したい」と述べた。
河野議員は「必要なことを何でもやるならば、何でもやる必要があるわけで、『どこまでやれるか』なんて、大臣がへっぴり腰では困る」と述べた。
このやり取りを腕を組みながら見守っていた安倍首相。
安倍首相は「外部の目を入れて行うのは、当然のこと。必要なことは何でもやるという考えのもとで、国民の信頼を確保していく」と述べた。
この天下り問題は、民進党の玉木 雄一郎幹事長代理も質問した。
玉木幹事長代理は「ここは総理のリーダーシップで、やることは何でもやると言っているわけだから、(脱法行為に)網をしっかりかけるべきではないでしょうか?」と述べた。
安倍首相は「まずはしっかりと調べて、その調査を受けたうえで、どういう対策をとっていくのがベストか、考えていきたい」と述べた。

2092とはずがたり:2017/01/27(金) 12:29:41

自民・石破氏「党所属の国会議員全員が意見書提出すべき」
TBS News i 2017年1月27日 09時13分 (2017年1月27日 10時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170127/Tbs_news_82835.html

 天皇陛下の退位をめぐって、自民党は26日から幹部を中心に議論を始めましたが、自民党の石破前地方創生担当大臣は、党所属の国会議員全員が意見書を提出すべきという考えを示しました。
 「党所属全ての者が出さねばならない、私はそう思っています。出した人が5人でした10人でした、そんな自由民主党であって良いと私は思っていません」(石破茂 前地方創生担当相)

 自民党は、天皇陛下の退位をめぐる党内の意見集約において議論に参加する幹部以外の議員で意見がある場合、文書で提出することにしています。これに対し石破氏は「自民党の国会議員全員が意見の文書を提出すべき」と指摘したうえで、「自民党から議論がなくなったとき、この党は国民の信頼を失う」と述べ、党幹部を中心にメンバーを限定し非公開で議論を進めていくことを批判しました。(26日22:52)

2093チバQ:2017/01/30(月) 00:07:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170129-00517115-shincho-pol
元総務相・新藤議員、年始めの超高級ソープ通い 後援者の葬儀後に
デイリー新潮 1/29(日) 8:00配信

元総務相・新藤議員、年始めの超高級ソープ通い 後援者の葬儀後に
店から出てきた新藤義孝代議士
■吉原の「超高級店舗」待合室にいた安倍総理お友達の元大臣(上)
 2年4カ月前まで総務相を務め、安倍首相の側近として知られる新藤義孝代議士(59)。硫黄島の戦いで最高指揮官だった栗林忠道陸軍大将の孫である。そんな選良の姿が、吉原の超高級ソープの待合室にあった。姫始めまでの一挙手一投足を追う。

 ***

 まずは、元大臣の横顔をざっと紹介しておこう。

 新藤議員は埼玉県川口市出身で、明治大文学部を卒業。川口市役所に11年奉公したあと、1991年から川口市議を1期務めた。

 96年には、小選挙区比例代表並立制が導入された衆院選に自民党から打って出て比例区で復活当選。それから1度落選するも、当選6回を重ね、2012年12月発足の第2次安倍内閣で総務相として初入閣を果たした。

「そのときの閣僚の資産公開では、トップの麻生さんの4億7138万円に次ぐ2番手で3億9381万円。川口市の土地評価額が約2億5000万、定期預金は6000万を超えていました」

 と、政治部デスク。

「また、大臣就任前年、竹島に近い韓国の鬱陵島に向かおうとして韓国政府から入国拒否処分を受けるなど、領土問題の解決をライフワークに掲げています。派閥は平成研、つまり額賀派。ただ、5年前の総裁選では安倍さんを支持し、総理総裁返り咲きにひとはだ脱いだというわけです」

 その一方で、04年には地元幼稚園の園長に就任している。これは、大映の映画監督だった父・孝衛とニューフェイスの母・たか子とが結婚後に設立したものである。

■栗林大将の孫
 選良かつ教育者でもあるその血筋をたどれば、父方の祖父は川口市議会議長を務めた人物で、母方の祖父は他ならぬ栗林忠道。本土決戦を食い止め、硫黄島で玉砕した陸軍大将である。

 冷静さを失わぬ指揮官ぶりは敵国・アメリカからも高い評価を受けており、梯久美子著『散るぞ悲しき』(新潮文庫)やクリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」のモデルとなっている。もっとさかのぼると、

「新藤家は、鎌倉幕府が開かれたとき源頼朝の武将・佐々木盛綱の家臣として川口に赴任。以来八百年川口という旧家です」

 と、代議士のホームページにある。

 プライベートに目を転じると、06年にひと回り年下で整体師の女性と再婚し、1男1女に恵まれた。美しい妻、玉のような子らとは敷地2000平方メートルに及ぶ川口市内の邸宅で暮らしており、いずれの子もそこから都内の名門私立小学校へ通っている。

 昨年は新藤氏にとってのメモリアル・イヤー。再婚と先に触れた映画公開から共に10年。張りつめていた緊張の糸が緩んだのか、その心にちょっとしたものが入り込んできたのが、1月10日だった。

2094チバQ:2017/01/30(月) 00:08:11
■みずからステアリングを握って…
 午後5時33分、代議士を乗せて議員会館を発った黒のトヨタ・アルファードは、川口の斎場「密蔵院松雲閣」へ。お膝元の政界関係者に聞くと、

「亡くなったのは熱心な自民党の後援者で、県議や市議、もちろん新藤のことも、ずいぶん力を入れて応援されていた人物。彼は少し遅れてきて遺族のところへ向かって、“急でしたね……”と声を掛けていました」

 7時15分に斎場を出て30分後。アルファードは赤坂にある衆院議員宿舎の地下駐車場へ滑り込んだ。10分経ち、今度は新藤氏みずからステアリングを握って発車。同伴者は見当たらず、2トンの鉄のかたまり自体、先ほどよりも心なしか足取りが軽そうに見える。

 8時。地下鉄・溜池山王駅近くのローソン前に停車し、おにぎりと思われる軽食を買い込む。暗がりの車内で腹ごしらえだ。

 8時18分、ミニバンはそろりと動きだし、首都高速の「飯倉」入口を駆けあがって行く。法定速度を順守し、8時35分に「入谷」で降りた。

 そこから数百メートル進み、台東区竜泉3丁目の交差点近くの路肩に停車。人どころか猫さえふらついておらず、クルマは闇に溶けるようにたたずんでいるところ、警官2人がただちに近寄って誰何(すいか)している。とはいえ、数分程度で“嫌疑”は晴れる。

 程なく闇から分かれるように動き出し、踏み入ったのは台東区千束エリア。いわゆる吉原一画を指す住所なのだが、なかなかどうして周辺をぐるりと回遊する。

 腹ごしらえにせよ、路駐にしろ、そしてこの周回にしても、一連の行動は時間調整のためだろう。目的地までの道程を知り過ぎていて、更に渋滞がほとんどなかったせいで、あるいは急(せ)く気持ちもあり、予約時間にはまだ早すぎたのだ。

■「ヤマザキ」様
 そして8時50分、極彩色のネオンがぎらぎら輝くメインストリート「角町通り」沿いの超高級店前にアルファードは横付けされた。

 出迎えの店員と入れ替わるようにし、重そうな鞄を携えた本人が店内に吸い込まれていく。

 暖かみのあるライトに照らされた15平方メートルぐらいの待合室には8席の黒いソファ。元大臣はダウンのブルゾンを羽織ったまま、その1つに腰掛けた。

 右手で頬杖をついたかと思えば、上半身をぐるりと反転させて雑誌類を物色する。韓国領土に上陸せんと画策した当時とは真逆の、なんとも無防備な姿である。

 写真週刊誌を手に取っては目を細めつつ、けれど読むともなしにページをパラパラと繰る。落ち着きのない動作は、胸が早鐘を打っている証拠か。運ばれてきたお茶にズズズと口をつけてからすぐ、店員が「8万円です」と告げ、現金を回収していく。

 その1〜2分後、「ヤマザキ様、準備が整いました」の声に従って、待合室を出て行った。入店わずか5分で部屋に消えて行くあたり、予約通りにコトが運んだ結果だろう。

 ***

 吉原の「超高級店舗」待合室にいた安倍総理お友達の元大臣(下)へつづく

特集「硫黄島の戦い『最高指揮官』の孫の姫始め 吉原の『超高級店舗』待合室にいた安倍総理お友達の元大臣」より

「週刊新潮」2017年1月26日号 掲載

2095チバQ:2017/01/30(月) 00:22:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170127-00050189-yom-pol
自民・甘利明氏、麻生派入り検討…側近4人と
読売新聞 1/28(土) 7:47配信

 自民党の甘利明・前経済再生相(無派閥)(67)が、自ら率いる派閥横断グループ「さいこう日本」の側近議員とともに、麻生派(40人)への入会を前向きに検討していることが分かった。

 少なくとも4人が甘利氏と行動を共にするとみられる。

 入会は麻生派が呼びかけ、甘利氏が近く、麻生派会長の麻生副総理兼財務相と会談し、最終判断する。実現すれば麻生派は二階派(41人)を抜いて党内第4派閥になり、第3派閥の岸田派(46人)にも迫る。

 「さいこう日本」は他派閥との掛け持ち議員も含めて約40人が参加するが、このうち甘利氏のほかに麻生派加入を検討しているのは田中和徳、山際大志郎、福田峰之、中山展宏の4衆院議員。いずれも無派閥で、甘利氏と同じ神奈川県を地盤とする。甘利氏は盟友の麻生氏が率いる派閥に加わることで、側近とともに今後の政治活動に活路を見いだしたい考えだとみられる。

2096チバQ:2017/01/30(月) 00:23:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00000550-san-pol
自民、3大派閥に入会者続々
産経新聞 1/26(木) 17:43配信

 自民党最大派閥の細田派(清和政策研究会)に26日、羽生田俊参院議員が入会した。これで同派は97人となった。

 第2派閥の額賀派(平成研究会)には笹川博義衆院議員が加わり55人に、第3派閥の岸田派(宏池会)は辻清人衆院議員と足立敏之参院議員が入会し、一時離脱していた木原誠二衆院議員が復帰して45人となった。

2097チバQ:2017/01/30(月) 21:58:11
http://www.sankei.com/politics/news/170128/plt1701280006-n1.html
2017.1.28 01:22

谷垣Gの佐藤勉氏と岸田派若手が会合 「大宏池会」結集念頭か
 自民党の谷垣禎一前幹事長を中心とした谷垣グループの佐藤勉衆院議院運営委員長と岸田派(宏池会)の木原誠二氏ら衆院当選2、3回の若手議員が27日、都内で会食した。

 出席者によると、かつて宏池会に所属していた佐藤氏が、派閥分裂の引き金となった「加藤の乱」などの話をしたという。

 宏池会の流れをくむ岸田、麻生両派と谷垣グループでは最近、再結集を模索する動きが出ている。

2098チバQ:2017/01/30(月) 22:00:07
http://www.sankei.com/politics/news/170129/plt1701290001-n1.html
2017.1.29 11:00
【政界徒然草】
官僚に「最も怖い政治家」と恐れられる自民・茂木敏充政調会長 “ポスト安倍”に名前が挙がってこないのはなぜ?

 自民党の茂木敏充政調会長(61)が“ポスト安倍”に向けた実績づくりに余念がない。ただ、首相官邸との太いパイプと政策実行力を武器に存在感をアピールしている一方、党内ではなかなか、次期首相候補として茂木氏の名前が挙がってこないのも事実。茂木氏は「安倍晋三首相を全力で支える」と強調し周囲をけむに巻くが…。

(※1月18日にアップされた記事を再掲載しています)

 茂木氏は党幹部としての実績を着実に積み上げてきた。

 選対委員長だった昨年1月、沖縄県の宜野湾市長選。米軍普天間飛行場(同市)の名護市辺野古移設をめぐり、政府と激しく対立する翁長雄志知事の支援を受けた対立候補を大差で退けた。4月の衆院北海道5区補欠選挙でも、民進党と共産党による野党候補候補の猛追を振り切って議席を死守。政府筋は「アウェーといわれた選挙で連勝し、首相の信頼は高まった」(官邸関係者)と話す。

 7月の参院選では自民、公明両党の与党で改選議席の過半数を確保し、盤石な政権基盤の確立に大きく貢献した。

 昨年8月、政調会長に就任すると官邸の意向を先取りするかのような立ち回りをみせる。選挙制度改革実行本部(本部長・高村正彦副総裁)で決めた党総裁任期の「連続3期9年」への延長をめぐっては、ポスト安倍といわれる岸田文雄外相や石破茂前地方創生担当相、小泉進次郎農林部会長らから異論が噴出した。しかし茂木氏は、先進7カ国(G7)の政党党首の任期制限が日本より緩やかである事実を示したり、各都道府県連から期数制限の撤廃に賛同する旨の“言質”をとるなどして、批判を封印。将来の期数制限撤廃を視野に首相の長期政権への布石を打った。

 政権の目玉政策である働き方改革では、自らトップを務める「働き方改革特命委員会」で議論を主導。7兆円超の剰余金がある労働保険特別会計に目をつけ、女性や若者の就業支援強化に3年間で8千億円の財源を確保したのは「予算に精通した茂木氏ならではの実績」(経済官庁幹部)だといわれる。

 一方で、所得税改革で茂木氏は、専業主婦世帯の税負担を軽くする配偶者控除を廃止し、共働き世帯に適用する「夫婦控除」の創設をぶち上げたが、官邸が難色を示すと持論をあっさり撤回。官邸の意向に徹底して寄り添い、官邸発の政策を補強してみせる如才ない働きぶりを示してきた。

 茂木氏がトランプ次期米大統領就任直前の今月17日から米ワシントンを訪れ、米共和党上院議員らと面会するのも、首相とトランプ氏との首脳会談実現への地ならしと見られる。得意の語学力を生かし、首相への“側面支援”を買って出たということだろうか…。

 茂木氏は選挙や政策決定過程で事態が停滞していても「自分にはゴールが見えている」と話すことが多い。豊富な知識と頭の回転の速さ、高い説明能力は党内随一といっていい。官邸との強いコネクションを背景に首相方針の最大化という“お墨付き”を得て、茂木氏はその手腕をいかんなく発揮しているようにみえる。

 今後、天皇陛下の譲位に関する議論や、統合型リゾート(IR)整備推進法に伴うギャンブル依存症対策など、与野党で意見の隔たりが大きい政策でも調整力を示し、大きな波乱なく意見集約できる可能性が高い。茂木氏は「首相の参謀として申し分ない」(党幹部)のだろう。

2099チバQ:2017/01/30(月) 22:00:31
 だが、今後、茂木氏が首相を目指すというなら話は全く違ってくる。

 霞が関の複数の官庁幹部は、茂木氏について「最も怖い政治家の一人。わずかなミスも許されない」と打ち明ける。首相周辺も「党職員など下の人間に厳しすぎる。感情の起伏が激しいのを止められないとだめだ」と苦言を呈する。

 昨秋、かつて「経世会」として権勢をふるった平成研究会(額賀派)で勃発した“内紛”でも、茂木氏に対する人物評が飛び交った。

 額賀福志郎元財務相が会長を退き、竹下亘国対委員長が継いで「竹下派」が復活するとの観測が浮上。額賀氏は退任を全面否定し火消しに追われたが、派閥内に有力な総裁候補がいないことを改めて露呈した。

 ここで、茂木氏の名前が取り沙汰されてしかるべきだが、周辺からは「慕う仲間が少ない」(ベテラン議員)「自分でちょこちょこ動くタイプで首相の器じゃない」(同)「茂木会長になれば派閥を脱退する人が出る」(中堅議員)と手厳しい声があがった。党内で一番の“身内”であるはずの派閥からリーダーとして認知されていないのだ。

 儒教の経書で五経の一つ「礼記」に、「張りて弛(ゆる)めざるは、文武も能(よ)くせざるなり。弛めて張らざるは、文武も為(な)せざるなり」という孔子の言葉がある。「頭脳明晰故で自他ともに厳しいのが唯一の欠点」(政府筋)といわれる茂木氏が「一張一弛」の人心掌握術を身につけ、周囲を魅了する人望を得られれば、岸田氏や石破氏と並びポスト安倍に名乗りを上げることができるかもしれない。(政治部 小川真由美)

2100チバQ:2017/02/01(水) 20:51:08
http://www.sankei.com/politics/news/170201/plt1702010007-n1.html
2017.2.1 05:00

甘利明前経済再生相が麻生派へ、側近議員らも 麻生派は二階派を抜き党内第4派閥に

 自民党の麻生太郎副総理兼財務相と甘利明前経済再生担当相が31日夜、都内のホテルで会談し、甘利氏が麻生派(40人)に入会する方向で大筋で一致した。甘利氏が率いる派閥横断型グループ「さいこう日本」の側近議員数人も甘利氏と行動を共にするとみられ、調整を急ぐ。甘利氏らが入会すれば麻生派は二階派(41人)を抜き、細田派(97人)、額賀派(55人)、岸田派(45人)に次ぐ党内第4派閥になる。

 甘利氏は平成24年に当時の山崎派(現石原派・15人)を退会してから、「さいこう日本」を活動基盤としている。ただ、昨年1月に「政治とカネ」の問題で閣僚を辞任し、政治活動を休止。グループ運営を不安視する向きもあった。

 このため、甘利氏は再始動するに当たり、昨年12月からグループのメンバーと今後の活動方針などについて協議していた。麻生派入りをきっかけに、存在感を示していきたい考えだ。

 麻生氏にとっても、次期衆院選も見据え、党内での影響力を拡大させる狙いがある。また、ベテラン議員を迎え入れることで、派内の中堅・若手議員の育成を進めたい考えだ。

 麻生、甘利両氏は菅義偉官房長官とともに安倍晋三政権を支えてきた盟友。

2101チバQ:2017/02/01(水) 20:53:21
http://www.sankei.com/politics/news/170201/plt1702010004-n1.html
017.2.1 00:31

「大宏池会」構想、またも浮上 岸田派、麻生派、谷垣G…三者三様に思惑交錯、遺恨残り実現見通せず

 自民党岸田派(宏池会)とかつて同じ派閥だった麻生派、谷垣グループの再結集による「大宏池会」構想が浮上している。3者の間で、昨年末から会合が頻発しているからだ。実現すれば最大派閥の細田派(97人)に匹敵する100人規模になり、「ポスト安倍」を見据えた勢力拡大の動きといえる。だが、構想は過去に何度も浮いては消えており、今回も3者の思惑が複雑に交錯し、実現は見通せていない。

 「焦る必要はない。どっしり構えてればいいんだ」

 岸田派(45人)会長の岸田文雄外相は1月30日夜、同派若手議員との会合で、大宏池会構想についてこう語った。岸田氏は今年60周年を迎えた宏池会の会長として「安倍晋三首相の後」の党総裁選出馬に意欲を示す。それだけに若手は、岸田氏の冷静な反応を「慎重な岸田会長らしい」と受け止めた。

 もっとも、岸田氏は周囲に「仲間を増やすことはいいことだ」とも語る。近い将来、党総裁・首相を目指すためには、勢力拡大は望むところ。だからこそ岸田氏も動き出した。麻生派(40人)会長の麻生太郎副総理兼財務相への接近だ。会食を重ねてきた両氏は昨年12月21日、岸田氏の会長就任後初めて両派幹部も交えた会合を開き、平成10年の分裂前の昔話に花を咲かせた。

 岸田派幹部は「まずは少人数で会合を重ね、合流の環境を整備する」と連携の意義を強調。麻生派幹部も「将来的な再結集も念頭に置いた交流だ」と明かす。

 ただ、岸田氏にとって大宏池会構想は痛しかゆしの面もある。岸田氏には24年に古賀誠元幹事長の指名で後継の領袖に就いた恩義がある。議員引退後も岸田派名誉会長を務める古賀氏と安倍首相はそりが合わない一方、岸田氏は外相として安倍首相の信頼を得ている。「ポスト安倍」をうかがう岸田氏は複雑な立ち位置にあり、波風を立てたくないのも本音だ。

 麻生派には別の事情がある。同派は麻生氏のオーナーシップで勢力を拡大してきた。ただ、若手議員が多く、将来の総裁候補や重要閣僚、党四役を務めうる人材には乏しい。「麻生後」を考えた場合、大宏池会構想はメリットもある。麻生氏は1月の派閥会合で「考え方が近いグループが一つになり、切磋琢磨するのが望ましい」と語った。

 特に宏池会は麻生氏の思い入れが深い。昭和32年、祖父の吉田茂元首相の直系の弟子にあたる池田勇人元首相が創設した派閥で、麻生氏には中堅時代まで在籍した宏池会の「会長」就任への意欲があるとされる。

2102チバQ:2017/02/01(水) 20:54:00
 谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループの動きも急だ。昨年12月に谷垣グループの幹部は麻生派幹部と会食。1月27日には佐藤勉衆院議院運営委員長が岸田派の衆院当選2、3回の若手議員と会食した。

 佐藤氏は分裂前を知らない若手に思い出話を披露した。だが、会長後継などをめぐる派内抗争はいまだ苦い経験としてくすぶる。平成10年の宮沢喜一元首相の後継会長をめぐる争いで、加藤紘一元幹事長に敗れた河野洋平元衆院議長とともに宏池会を去ったのが麻生氏だった。

 岸田派と谷垣グループの遺恨は、もっと生々しい。12年に加藤氏が森喜朗内閣(当時)に反旗を翻した「加藤の乱」で分裂。古賀派時代の20年にいったん合流したが、野党・自民党の総裁だった谷垣氏が24年の総裁選出馬に意欲を示すと古賀氏が猛反対し、再び谷垣氏らが離脱した。

 他派閥との掛け持ちが可能な谷垣グループで純粋なメンバーは20人近くにとどまり、再結集は吸収合併の形とならざるを得ない。大宏池会実現に向けた動きがある一方、閣僚経験者は「大宏池会は無理だ」と明言しており、グループ内の意思は統一されていない。

 しかも昨年7月のサイクリング事故で負傷した谷垣氏は長期療養を強いられている。リハビリ中の谷垣氏は最近もグループ会合に「一日も早く永田町に復帰するよう全力を挙げる」とメッセージを寄せたが、具体的な復帰のめどは立っていない。主が不在の間の大きな決断は難しい。

 分裂から20年近くたつ岸田、麻生両派には、それほど大きな警戒感はないが、再結集すれば岸田氏と麻生氏のどちらが会長を務めるのかといった課題も出てくる。早くも「麻生会長・岸田総裁候補」の妥協案がささやかれる。岸田派は岸田氏を総裁候補に押し立てようと盛り上がり始めたばかりで、情勢はなお流動的だ。(酒井充)

2103チバQ:2017/02/02(木) 19:20:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170202-00050005-yom-pol

麻生派、第4派閥に…甘利氏ら無派閥5人入会へ

読売新聞 2/2(木) 8:51配信

(写真:読売新聞)

 自民党の甘利明・前経済再生相ら5人の無派閥議員が、麻生副総理兼財務相が率いる麻生派(40人)に入会することが固まった。

 麻生派はこの5人が入れば二階派(41人)を抜き、党内第4派閥となる。麻生派には谷垣禎一・前幹事長を中心とするグループ(約30人)などとの合流構想もあり、派閥再編に向けた動きが活発化している。

 甘利氏は1月31日、東京都内のホテルで麻生氏と会談し、入会の意向を伝え、麻生氏も了承した。また、自身が率いる派閥横断グループ「さいこう日本」に所属する田中和徳、山際大志郎、福田峰之、中山展宏の4衆院議員も入会させたいとの考えを示した。いずれも甘利氏と同じ神奈川県を地盤としている。5人は9日の麻生派会合に出席し、入会が発表される方向だ。

2104とはずがたり:2017/02/08(水) 11:53:19

甘利明前経済再生担当相 麻生派入りを正式表明「麻生さんと安倍内閣を支えるアドバイスしたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170207-00000551-san-pol
産経新聞 2/7(火) 16:12配信

 自民党の甘利明前経済再生担当相は7日、自身が代表を務める派閥横断型グループ「さいこう日本」の臨時会合を党本部で開き、麻生太郎副総理兼財務相が会長を務める麻生派(40人)への入会を正式に表明した。会合後、記者団に対し「神奈川県選出の5人は麻生派入りの方向だと報告した」と述べた。9日の麻生派の会合で正式に入会が決まる。

 甘利氏は麻生派入会後の活動に関し「麻生さんとより頻繁に顔を合わせることで、安倍晋三内閣を支えていくアドバイス、私なりの考えも表明しやすくなる」と意欲を示した。

 麻生派入りする5人はいずれも衆院議員で、甘利氏(神奈川13区)のほか、田中和徳(同10区)、山際大志郎(同18区)、福田峰之(比例南関東)中山展宏(同)の各氏。5人の入会で麻生派は二階派(41人)を抜き、細田派(97人)、額賀派(55人)に次いで岸田派(45人)と並ぶ党内第3派閥になる。

 甘利氏は麻生派入りの理由について「比較的私の信条と合うということで最終的に決めた」と説明した。また、「私自身は無派閥で何の不自由も感じていなかったが、若手議員から派閥に所属していないと不安だという声が寄せられた。意見交換をしているうちに一緒に連れていってほしいという強い要望があった」とも話した。

 さいこう日本は今後も存続させる方針で、甘利氏は「政策の勉強ができる場を今後も主催していく」と述べ、引き続き代表を務める考えを示した。

2105とはずがたり:2017/02/08(水) 11:54:25

麻生太郎副総理兼財務相、派閥合流で「単なる数あわせで数を増やすつもりない」
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170202/plt17020221370019-n1.html
2017.2.2 21:37

 自民党の麻生太郎副総理兼財務相は2日、東京都内で開かれた麻生派の会合で、甘利明前経済再生担当相らが近く同派に入会することを念頭に「単なる数あわせをして数を増やすつもりはない」と強調した。その上で「再び野党に転落するわけにはいかない。今の政策が安定した政権のもとに進んでいくように努力を惜しんではいけない。そういった意思を持っておられる方々には一人でも多く参加してもらいたい」と述べ、同派への入会を呼びかけた。

 麻生氏は「同じ政党内でがちゃがちゃしているのは自民党が負けてきたときだ」と指摘し、「政権を支えていく上では党内の政策集団がお互いに政策を競い合う。そのほうが日本のためであり、国益にかなう」と述べた。

 麻生派をめぐっては、谷垣グループや岸田派の再結集による「大宏池会」構想が浮上している。

2106チバQ:2017/02/08(水) 20:26:49
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1702060044.html
宏池会系3者と山東派議員が会合 合流構想で意見交換 
02月06日 22:59産経新聞

 自民党岸田派(宏池会)の小野寺五典元防衛相、麻生派の松本純国家公安委員長、谷垣グループの棚橋泰文前幹事長代理が6日夜、都内で会談した。3氏の所属派閥・グループは宏池会の流れを組んでおり、再結集による「大宏池会」構想について意見交換したとみられる。

 会談には山東派の江渡聡徳元防衛相も出席した。山東派は麻生派との間で合流構想が浮上している。4人は衆院当選6、7回の中堅議員で、今後各派などで合流に向けた動きが加速する可能性がある。

2107チバQ:2017/02/09(木) 16:36:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-00000052-jij-soci

飲食店禁煙、反対相次ぐ=例外範囲も「狭過ぎる」―自民部会

時事通信 2/9(木) 11:44配信
 飲食店は原則禁煙とすることを柱とした厚生労働省の受動喫煙対策案について、9日の自民党厚生労働部会で質疑が行われ、出席した議員からは「常連客がいなくなる」「分煙を目指すべきだ」などの反対意見が相次いだ。

 
 厚労省は飲食業界の反発を受け、延べ床面積が約30平方メートル以下の小規模店舗は例外とする修正案を検討している。出席者からは対象面積が狭過ぎるとして、「現実を見ていない」「何の根拠があるのか」と反発する声が上がった。一方で、「たばこを吸わない人への影響を第一に考えるべきだ」などの意見もあった。 
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2108チバQ:2017/02/10(金) 12:54:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170210-00000083-san-pol
麻生派じわり拡大中 甘利氏ら入会で自民第3派閥に 谷垣G、山東派にも接触

産経新聞 2/10(金) 7:55配信


 自民党内で久々に「派閥」の動きが活発化している。台風の目となっているのは麻生太郎副総理兼財務相率いる麻生派(為公会)。9日には甘利明前経済再生担当相ら5人の入会が正式に了承され、党内第3派閥(45人)に躍進した。麻生氏は谷垣グループ(約20人)などとの合流も視野に、さらなる勢力拡大に意欲的だ。だが、合流対象の派閥では“草刈り場”になりかねないとの警戒感も強い。(小川真由美)

                  ◇

 ◆「次の首相 宏池会系」

 「これからも安倍晋三政権のど真ん中で、間違いなくわれわれが政権を支えていく」

 麻生氏が会合の冒頭、こう力強く述べると、甘利氏も「麻生会長と力を合わせて日本経済の再興に微力を尽くしたい」と蜜月をアピールした。カメラのフラッシュを浴びながら甘利氏ら一列に並んだ新メンバーが抱負を述べるたびに拍手が起き、派閥事務所は歓迎ムード一色に。麻生氏が平成18年に麻生派を創設した当時の議員は十数人で、今や隔世の感がある。

 麻生氏は、さらなる勢力拡大に意欲を示す。2日の麻生派会合では「一人でも多く参加してもらいたい」と呼びかけ、こう続けた。

 「自民党内で大きな政策集団がお互いに政策を競い合う。かつて岸信介内閣の後に池田勇人内閣ができて所得倍増をやり、党内で大きなグループが次に別の政策をきちんと立ち上げてきた。それが自民党のもっとも安定した政権だった」

 麻生氏の持論は、自民党の「2大派閥」が切磋琢磨(せっさたくま)し、その活力で政権を支えるということだ。岸氏は安倍首相の祖父で、池田氏は麻生氏の祖父・吉田茂元首相が引き立てた宏池会(現岸田派)の創設者だ。麻生氏の言葉からは「最大派閥の細田派(97人)出身の安倍首相後は宏池会系」との意欲がにじむ。

 ◆合流へ割れる意見

 実際、麻生派幹部は谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループや山東派(11人)との接触を強めている。関係者によると、谷垣グループでは、麻生氏に近い山本公一環境相や佐藤勉衆院議院運営委員長、棚橋泰文前幹事長代理らが合流に前向きという。

 昨年の内閣改造・党役員人事では、サイクリング中の事故で谷垣氏が不在だった影響もあり、党の主要役員や副大臣などへの起用がゼロだった。「谷垣氏がいつ戻るか分からない現状では今後の展望がない」との不満が合流に駆り立てる。

 一方、逢沢一郎代表世話人や川崎二郎元厚生労働相らは合流に否定的とされる。グループ幹部は「谷垣氏も病床から秘書を通じて『勝手に判断するな』とメッセージを出している」と明かす。あくまで主(あるじ)の復帰後に判断すべきだとの立場で、意見が割れている。

 山東派も麻生派と合流に向けた協議を進めてきた経緯がある。ただ、山東昭子会長は少数ながらも結束を強めている現状を変えることには否定的だ。前会長の大島理森衆院議長も消極的とされ、一枚岩ではない。

 岸田派(45人)は「宏池会系で唯一の次期総裁候補」と位置付ける岸田文雄外相をもり立てている真っ最中にある。岸田派の若手議員は「今のままの方が結束できる」として麻生派などとの「大宏池会」構想に慎重だ。要職を歴任して首相の信頼も厚い甘利氏を迎えた麻生氏が岸田氏を牽制(けんせい)したとの見方もあり、「大宏池会」で総裁候補を岸田氏に一本化する確約がないことへの懸念がくすぶる。

 ◆4月以降に流動化も

 各派は春先に開く政治資金パーティーの日程を決めており、岸田氏は「4月19日の宏池会60周年記念パーティーまでは動かない」と周囲に語る。裏を返せば、4月以降は派閥流動化の動きが加速する展開になりそうだ。
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2109チバQ:2017/02/14(火) 19:09:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170213-00000573-san-pol
麻生派と谷垣グループが合流へ連携強化、幹部会談で一致 麻生・逢沢会談も調整へ

産経新聞 2/13(月) 23:44配信

自民党麻生派の森英介事務総長、谷垣グループの逢沢一郎代表世話人ら双方の幹部が13日夜、都内で会談した。出席者によると、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相が持論とする自民党内の「2大派閥」による競争が重要との認識で一致。安倍晋三首相の後任となる「ポスト安倍」候補の擁立に向け、将来的な合流を視野に連携を深めることを確認した。

 麻生派側はこの日の会談で、麻生氏と逢沢氏らとの会談を提案し、谷垣グループ側も受け入れた。今後、会談の日程を調整するが、具体的な合流の時期についての言及はなかったという。

 麻生派と谷垣グループは、ともに宏池会(現岸田派)の流れをくんでおり、幹部らが合流に向けた意見交換を重ねている。麻生氏は党内最大派閥の細田派(97人)を念頭に、「2大派閥」の構築に向けて勢力拡大を目指しているが、谷垣グループには麻生派や岸田派との合流に慎重な意見もある。

 会談には、麻生派の山口俊一、鈴木俊一両副会長と松本純国家公安委員長、谷垣グループの棚橋泰文前幹事長代理、中谷元(げん)前防衛相が同席した。

2110チバQ:2017/02/15(水) 10:31:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170215-00000504-san-pol
平沢勝栄氏が石原派退会へ 都議選・衆院選に危機感 石原伸晃会長の求心力低下も

産経新聞 2/15(水) 8:02配信

 自民党の平沢勝栄広報本部長(71)=衆院東京17区=が、所属する石原派(会長・石原伸晃経済再生担当相)を今月末に退会する意向を派閥幹部に伝えていたことが14日、分かった。複数の同派幹部が明らかにした。知名度が高く事務総長でもある平沢氏が退会すれば同調する議員が出る可能性もあり、所属15人の石原派は分裂含みとなりそうだ。

 関係者によると、平沢氏は石原派最高顧問で実質的なオーナーの山崎拓元副総裁に対し、複数回にわたり「自由に政治活動をしたい。今後も外から全力で石原氏を支えたい」などと退会の意向を伝えた。山崎氏らは慰留しているが、平沢氏は退会届を提出した上で当面は無派閥で活動する見通し。

 背景には、党東京都連の運営をめぐる路線対立があるとみられる。石原氏は昨年夏まで都連会長を約11年間務め、都連重鎮の内田茂都議と二人三脚の関係にある。東京選出の平沢氏は、小池百合子都知事とは是々非々で当たるべきだとの立場をとってきた。

 そうした中、石原氏は昨年7月の都知事選で「小池氏は自民党の人間ではない」と述べ、小池氏と都連の対立が鮮明になるきっかけとなった。今月5日の千代田区長選でも石原氏が応援に入った都連の推薦候補は小池氏が支援した現職に大敗。平沢氏には7月の都議選や次期衆院選などを見据え、強い危機感があるようだ。

 石原派は自民党が過半数を得た昨夏の参院選後も所属議員が増えず、求心力が低下していることも一因といえそうだ。平沢氏は周囲に「小規模では発言力が弱い。最も活発な集団として立て直す契機としてほしい」と話しているという。

 平沢氏は産経新聞の取材には「何も決まっていない」と語り、退会の意向を伝えたかどうかは「ノーコメント」とした。

 平沢氏は平成8年に初当選し、現在7期目。自民党では最近、麻生派や谷垣グループなどが合流に向けた動きを活発化させており、石原派が分裂含みになれば派閥の合従連衡が加速することにもなりそうだ。

2111チバQ:2017/02/17(金) 15:12:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170216-00517698-shincho-pol
「鈴木宗男」長女の自民党入りが許せない…「中川郁子」の憂鬱 

デイリー新潮 2/16(木) 5:57配信

 自民党の中川郁子(ゆうこ)代議士(58)にすれば、今も鈴木宗男氏(69)は義父・中川一郎氏の“逆臣”である。その長女の貴子代議士(31)も、お付合いしたくない存在かもしれない。むろん、貴子氏の自民党入りも許せないという。ところが、本誌(「週刊新潮」)が郁子氏に取材すると、何だか歯切れが悪く……。

 ***

 郁子氏が、貴子氏を巡って激しく動いたのは昨年12月。まず、問題視したのは、自民会派に所属する無所属議員の党政務調査会への参加だった。政治部デスクによれば、

「現在、自民会派に所属する無所属議員は、貴子さんを含め6名いる。12月初め、茂木政調会長が党の役員連絡会で彼らを“オブザーバーとして部会に参加させる”と発言。それを聞いた郁子さんは本来、総務会のメンバーではないが、わざわざ総務会に仲間の議員と出席、この問題はきちんと総務会で諮ってもらいたいとの意見を述べています」

 12月22日、長谷川岳参院議員(自民党北海道連会長代行)は、二階幹事長を訪ね、地元組織として貴子氏の入党に反対する決議文を提出した。この時も、

「郁子さんは、長谷川議員に同行し、反対意見を述べています。とはいえ、安倍総理と宗男さんは、昨年夏の参院選で新党大地の票を回す代わりに、次期総選挙で貴子さんを自民公認で出すことで合意したとされる。宗男さんは、この件で当時選対委員長だった茂木さんとの間で交わした覚書もあると言っていましたが、最近になって、記者にもその紙を見せています。郁子さんが危機感を募らせるのも当然でしょう」(同)
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「鈴木宗男」長女の自民党入りが許せない…「中川郁子」の憂鬱 


鈴木貴子代議士


■反対していない

 郁子氏の選挙区は、帯広市を中心とする北海道11区。中選挙区時代は「北海のヒグマ」と呼ばれた中川一郎元農水相の地盤で、一郎氏が亡くなった後、息子の昭一氏と秘書だった宗男氏が立候補し、激しい戦いを繰り広げてきた。郁子氏にとって宗男氏は、亡き夫・昭一氏の仇敵である。

 その長女が今更、自民党に戻るとは許せない。郁子氏がそう思う気持ちも理解できなくもないが、貴子氏の自民党入り反対の決議文について聞くと、

「いや、反対しているわけではありません」

 と、意外なことを仰る。

「自民党は、市町村支部があって、その上に選挙区支部があって成り立っているわけですよね。特に自民党が下野した際は、市町村支部の方が党を支え続けてくださった。11区の支部長さんたちは、(貴子氏の入党に)全員反対。党本部が色々なことを決める前に、地域の声を聴いて欲しいということなんです」

 自分の口からは、入党に反対とは一言も言っていないという。とはいえ、宗男氏が茂木氏と交わしたという覚書に関しては、

「実は、そんなものないんじゃないかという噂もありますよ。まあ、大したことは書いていないでしょうし、別に興味もないです」

 と、宗男氏が聞いたら激怒しそうなことも言う。

 地元記者はこう語る。

「昨年11月、帯広の会合で宗男と郁子が一緒になり、彼女の方が話しかけた。そこで、宗男が“表では愛想よくしても、裏では文句言ってんだろう”と言うと、彼女は黙りこくっていたそうです。彼女の後援会には、昔は宗男を応援していたが、小選挙区になって昭一を支援するようになった人もいる。ですから、露骨な宗男親子批判は、得策でないという意見があるのです」

 いつまで続く、表で本音を言えない憂鬱な日々――。

ワイド特集「女という商売」より

「週刊新潮」2017年2月16日梅見月増大号 掲載

2112チバQ:2017/02/19(日) 18:46:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170219-00000014-mai-pol
<自民有志議員>子多いほど税軽減…「世帯方式」検討へ
毎日新聞 2/19(日) 10:20配信

<自民有志議員>子多いほど税軽減…「世帯方式」検討へ
「N分N乗」所得課税のイメージ
 自民党の有志議員が近く、子どもの多い世帯ほど所得税が軽減される「N分N乗(世帯課税)方式」の導入に向けた勉強会をスタートさせることが分かった。少子化に歯止めをかける所得税改革と位置付け、党税制調査会での本格的な議論につなげる考えだ。

 所得税は所得が大きいほど税率が高くなる累進課税で、現在は5%から45%までの7段階。現行制度は個人に課税するため、共働きの場合は夫と妻にそれぞれ課税される。これに対し、N分N乗方式は課税所得を世帯で合計して家族の人数で割り、税率を掛け合わせて1人当たりの税額を算出。さらにこの額に家族の人数を掛け合わせ、世帯が払う税額を決める。

 課税所得は家族の人数で割ることで決まるため、子どもが多い世帯ほどより低い税率が適用され、税額が少なくなる仕組みだ。所得が1000万円で両親と子ども2人の4人世帯の場合、控除を省略して考えれば課税所得は4分の1の250万円で適用される税率は10%。同じ所得の単身世帯に税率33%が適用されるのと比べ、所得税額は3分の1以下になる。

 N分N乗方式はフランスで1946年に導入され、80年代に拡充された。同国の2015年の合計特殊出生率は1.96と日本(1.45)を大幅に上回っており、N分N乗方式が人口減少を食い止めたと評価されている。一方、もともと所得税額が少ない中低所得世帯への恩恵は限られる。自民党も07年度税制改正で議論したが、「効果が出るかどうか判断できない」として見送った経緯がある。

 勉強会は西田昌司参院議員が発起人で、民間の税の専門家らもメンバーに加える。細田博之総務会長ら党幹部も出席する予定だ。党内では「民主党政権の『子ども手当』のようにインパクトのある政策になる」との期待がある。【加藤明子】

2113チバQ:2017/02/20(月) 21:10:45
>>2112
むしろ、子供の数が考慮された税制でなかったことに驚きだ

2114チバQ:2017/02/20(月) 22:16:22
http://www.sankei.com/politics/news/170220/plt1702200015-n1.html
2017.2.20 15:30

自民・石破茂前地方創生担当相「モノ言うと『変なやつ』扱い…」 闊達な党内議論の必要性を強調
 「30年国会議員をしているが、この雰囲気は初めてだ。ほとんど(自民党議員が)モノを言わない。モノを言うと『嫌なやつ』『変なやつ』『裏切り者』『逆らうのか』という雰囲気になる」-。

 自民党の石破茂前地方創生担当相は20日、党のネット番組でこう語り、活発な党内議論の必要性を強調した。天皇陛下の譲位に関する法整備などをめぐり、政府や党執行部の方針に異論がほとんど出ない状況が念頭にあるとみられる。

 石破氏は、かつて党本部にバリケードを築いて執行部に抵抗した経験談を披露し、「若いころは失敗もたくさんしたが、若い奴が暴れない、騒がない、本音を言わないで組織って持つのかね?」と述べ、若手議員の奮起を促した。

 共演した石破派所属の平将明衆院議員は、石破派の所属議員には「モノ申す」タイプが多いと指摘。「(モノを言わないのが)党の体質になりつつあるので、少し揺り動かさないといけない」と述べ、石破氏も「そう思う」と同調した。

2115チバQ:2017/02/27(月) 18:59:10
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170227-00518165-shincho-pol
二階幹事長の健康不安説、ネタ元は茂木政調会長? 党執行部に亀裂

デイリー新潮 2/27(月) 5:59配信
 自民党執行部内に“深い亀裂”が走っている。

 政治部記者の話。

「きっかけは、9日発売の週刊文春に掲載された二階さんに関する記事。会見で読み上げる文面を間違えたり、会談中にも居眠りをしてしまうといった“老人特有の症状”がひどくなり、幹事長交代説まで出ているという内容です」

 記事の中で二階氏側は“意気軒昂”と反論、健康不安説を一蹴している。

 ところが、記事は思わぬ波紋を呼んでしまった。

「雑誌が出た翌日のこと。同じ派閥の林幹雄さん(幹事長代理)が、あの記事のネタ元が、あろうことか茂木さん(政調会長)だと断じたのです。『裏は取れている。党の主要メンバーからこういう話が出るとは、党を崩壊させる行為だ』と、強い口調で非難し、驚きが走りました」(同)

 別の二階派議員も怒りが収まらない。

「二階さんは幹事長就任以降、本当に休むことなく働き詰め。『少し休んではいかがですか』と気遣うと、『俺は動いているほうが疲れないんだよ』と取り合わず、予定を入れていく。会議で眠そうに見えたり、文書を読み違えたりするのは今に始まったことではなく、昔からの癖で茂木さんもそれを知っているはず。『俺と同じくらい仕事してみろよ。死んじゃうよ』と、二階さんもぼやいていました」

 もちろん当の茂木氏は全面否定。大手紙番記者らに身の潔白を訴えている。

 自民党幹部が嘆息する。

「実際に彼が漏らしたかどうかはともかく、この手の話の時に茂木さんの名前があがり、しかも誰も庇おうとしないという、彼の徳のなさこそが一番の問題です」

 火の無い所に煙は立たぬ。

「週刊新潮」2017年2月23日号 掲載

2116チバQ:2017/02/28(火) 00:17:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170228k0000m040022000c.html
<森元首相>東京五輪の週刊文春報道で700万円賠償提訴
02月27日 18:21毎日新聞

<森元首相>東京五輪の週刊文春報道で700万円賠償提訴
森喜朗氏=後藤由耶撮影
(毎日新聞)
 ◇発行元の文芸春秋相手取り 謝罪広告掲載も求めて東京地裁に

 東京五輪を巡る週刊文春の報道で名誉を傷つけられたとして、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が発行元の文芸春秋を相手取り、700万円の損害賠償と謝罪広告掲載を求めて東京地裁に提訴した。文春側は27日の第1回口頭弁論で請求棄却を求めた。

 訴状によると、森元首相に近い企業が五輪案件を受注したなどと報じた昨年9月15日号と同10月13日号の記事で名誉を傷つけられたと主張している。森元首相の弁護士は「名誉毀損(きそん)の記事に法的措置を取った。本人は非常に悔しがっていた」、文芸春秋は「記事は五輪予算と組織委会長との関係を検証したもので十分自信を持っている」とコメントした。【伊藤直孝】

2117チバQ:2017/02/28(火) 13:53:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170228-00000059-jij-pol
自民、16年党員数104万人=大台回復も目標に届かず

時事通信 2/28(火) 12:11配信
 自民党の二階俊博幹事長は28日午前の記者会見で、2016年の党員数が前年比5.7%(約5万7000人)増の104万3790人だったと発表した。

 09年の野党転落後に割り込んだ100万人台を回復したが、14年から目標としてきた120万人には届かなかった。

2118チバQ:2017/03/03(金) 21:04:32
http://www.sankei.com/politics/news/170303/plt1703030006-n1.html
2017.3.3 07:11

谷垣グループ分裂へ 佐藤勉衆院議運委員長ら数人が麻生派入りの意向

 自民党の谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループ(有隣会)が分裂する見通しとなったことが2日、分かった。佐藤勉衆院議院運営委員長ら幹部数人が離脱し、麻生派(為公会)に合流する方向だ。

 谷垣氏は昨年7月の自転車事故以来療養を続けているが、グループは2日の総会で、6月16日に政治資金パーティーを開くことを決定。残留メンバーは当面グループを存続させたうえで谷垣氏の復帰を待つ方針だ。

 関係者によると、都内で1日、川崎二郎元厚生労働相や遠藤利明前五輪相、逢沢一郎元外務副大臣、棚橋泰文前幹事長代理らグループ幹部が今後の運営方針をめぐり会談。川崎氏らが6月のパーティー開催を提案した。また、この席で谷垣氏がパーティーの開催を了承していることや、谷垣氏が代表発起人を務めることなどが親族を通じて説明された。会談では「谷垣氏がケガから復帰し、直接今後を話し合うまではグループを存続させるべきだ」との意見が目立った。

 これに対し、棚橋氏は開催に難色を示し、棚橋氏は会談後、グループ幹部に「パーティーの世話人を辞退したい」と申し出た。

 またグループ幹部の佐藤氏は総会を欠席。パーティーにも参加しない方針で分裂は必至となった。

 両氏は、岸田派(宏池会)と同じ流れをくむ麻生派と谷垣グループが再結集する「大宏池会構想」を進めたい考えで、麻生派幹部とも会合を重ねている。約20人のグループからは、現段階で数人が麻生派に合流する方向だ。

2119チバQ:2017/03/07(火) 20:40:16
http://www.cyzowoman.com/2017/03/post_131434.html
現役2世議員に覚せい剤使用のウワサ! 国会議員は「不逮捕特権」で逮捕されない!?
2017.03.07

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 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 本当にいいニュースのない昨今ですが、のりピーこと酒井法子さんの元夫の高相祐一被告が、危険ドラッグを所持・使用していたとして、懲役1年の実刑判決(求刑懲役1年6カ月)を言い渡されました。たとえどんなに立派な業績があっても、「違法薬物をやっている」となったら、社会的信用は一気に失うのに、なんで手を出すんでしょうね。

 でも、そういう人は芸能界だけではなくて、残念ながら議員にもいます。

■与党の某2世議員の「覚せい剤使用疑惑」

 最近では昨年、トップ当選していた神奈川県葉山町議会の細川慎一議員が覚せい剤の使用で逮捕されて有罪判決を受けていますし、2005年にはコバケンこと小林憲司衆議院議員が、やはり覚せい剤の使用で秘書らとともに有罪判決を受け、民主党を除籍されています。

 実は神澤もけっこうツラい日々なんですが、どんなにツラくても、違法薬物には手を出そうとは思いません。

 そして、また今、与党の某2世議員の「覚せい剤使用疑惑」による逮捕が間近だというウワサでもちきりです。事情に詳しい医師でもある国会議員の話では、その議員の覚せい剤の入手ルートは2つあり、そのうちの1つはもう解明されているとか。そもそもは、この議員の「ある会合」での「大失態」が疑惑の発端のとのことでしたが、まだ逮捕されたわけではないので、伏せておきますね。

■政権に与える打撃は相当なもの

 すでに一部のマスメディアもこの情報を追っているようですが、現職の国会議員には、憲法50条に定める「不逮捕特権」というものがあります。会期中に議員を逮捕するには、国会法33条により所属議院の許諾が必要とされます。もちろん現行犯逮捕は例外ですので、実際に覚せい剤を購入・使用している現場を押さえられた場合などは逮捕されます。

 会期中に「疑惑」が生じた場合は在宅で事情聴取を行うのが通例ですが、鈴木宗男衆議院議員が、北海道の地元業者からワイロを受け取った容疑で逮捕・起訴された汚職事件、いわゆる「ムネオ疑惑」の持ち上がった2002年には、実際に鈴木議員に許諾請求が行われ、可決後に同議員は逮捕されました。

 ちなみに05年には自民党の中西一善衆議院議員が女性に抱きついて強制わいせつの疑いで現行犯逮捕されましたが、示談が成立したため、起訴はされませんでした。

 今疑惑の目が向けられている2世議員は、身の危険を察知しているようで、少なくとも会期中にまた覚せい剤を使用することはないだろうというのが、大方の予想です。なので、神澤も、逮捕まではないんじゃないかと思っています。でも、証拠写真などを週刊誌が入手している場合は、「疑惑」として大々的に報道されるでしょうね。なにしろ与党議員のスキャンダルですから、安倍政権に与える打撃は相当なものだと想像できます。

 すでに大阪では夜の街を中心にかなり有名な話だそうで、どうなるか気になりますね。安倍晋三首相の森友学園問題などもありますから、もしかすると引責で衆議院解散もあるかもしれません。選挙になったら、もちろん、しわ寄せは私たち秘書に来ます。また激務モードになるので、今のうちに睡眠時間を確保しておこうか、と秘書仲間と話しています。

2120チバQ:2017/03/09(木) 22:32:53
http://www.sankei.com/politics/news/170309/plt1703090016-n1.html
2017.3.9 13:05

「長靴業界もうかった」発言の“おんぶ政務官” 務台俊介氏が謝罪「自虐的な話を引き合いに出した」
 務台俊介内閣府政務官は9日、昨年9月に岩手県の台風により被害を受けた被災地の視察で、長靴を持参せずに職員に背負われて水たまりを渡った対応に関し「長靴業界はもうかったのでは」と述べたことに対し「不適切だと深く反省している」と謝罪した。都内で記者団に語った。

 務台氏は「一挙手一投足を気をつけていきたいという前段で自虐的な話を引き合いに出した」と釈明した。菅義偉官房長官や松本純防災担当相、今村雅弘復興相から注意を受けた経緯を明らかにした一方、進退については「今の職責を全うしたい」と強調し、辞任を否定した。

 8日に都内で開いた自身の政治資金パーティーで「もうかった」と述べた理由については、「確証があるわけでなく、私の事務所や知り合いの国会議員、役所の出先機関で長靴を確保したと承知している」と説明した。

 務台氏が所属する自民党麻生派の山口俊一副会長は9日の同派の会合で「長靴が売れようと売れまいがどっちでもいいことだが、十分お互いに気をつけて頑張っていきたい」と語った。

 公明党の漆原良夫中央幹事会会長は9日の記者会見で「丁寧に謝らなければいけない問題で笑いを取るというのは、本当に情けない」と強く批判した。

http://www.sankei.com/politics/news/170309/plt1703090026-n1.html
2017.3.9 21:39

“おんぶ”の務台俊介政務官が辞表提出 「長靴業界もうかった」失言に菅義偉官房長官激怒
 務台俊介内閣府政務官は9日、岩手県の台風被害の被災地視察をめぐり「長靴業界はだいぶもうかった」と発言した責任を取り、松本純防災担当相に辞表を提出した。10日午前の閣議で辞任を決定する。

 務台氏は8日の自身のパーティーで、視察時に長靴を持参せずに職員に背負われて水たまりを渡った対応に関し「もうかったのではないか」と述べた。辞表提出前、記者団に「不適切で深く反省している」と謝罪し、進退についても「職責をしっかり果たしていきたい」と述べていたが、最終的に辞表を出した。事実上の更迭とみられる。

 菅義偉官房長官は務台氏を口頭で厳重注意し、9日の記者会見で「不適切極まりない。被災地での行動を踏まえれば、真に反省しているのか疑われかねない」と強く批判していた。務台氏は復興政務官を兼任しており、11日の東日本大震災6年を前に早期の事態収拾が必要と判断したようだ。

 務台氏は、“おんぶ”が報じられた後に知人らが長靴を購入したとの話に絡めて言及。「軽はずみな発言で誤解を生んだ」「被災者の気持ちをないがしろにする考えはなかった」などと釈明していた。

2121チバQ:2017/03/10(金) 16:22:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170310-00000063-san-pol
務台氏辞表 不祥事、また2回生 自民執行部の不安的中

産経新聞 3/10(金) 7:55配信
 務台俊介内閣府政務官=衆院長野2区=が9日、自らの失言の責任を取って辞表を提出した。昨年9月の“おんぶ”で不評を買ったにもかかわらず再び噴出した失態は、国会議員としての自覚を問われる事態だ。務台氏は自民党の衆院当選2回。同期には、これまでも問題行動を起こす議員が多かった。次期衆院選に向け党執行部が若手のテコ入れを図る中、不安が的中した形だ。

 総務官僚出身の務台氏は、平成24年12月の衆院選で初当選。同期の宮崎謙介前衆院議員は昨年2月、妻の金子恵美衆院議員(自民)の出産直前に不倫が発覚し、責任をとって議員を辞職。自民党は同年4月の衆院京都3区補選で不戦敗を強いられた。

 武藤貴也衆院議員=滋賀4区=は27年8月、知人に未公開株の購入を持ちかけて金銭トラブルになり、離党した。ほかにも報道圧力と受けとれる発言で注意を受けたり、同期同士の不倫など、2回生のスキャンダルは枚挙にいとまがない。

 自民党の衆院2回生は107人で、党全体の3分の1以上を占める。2回生の当落が次期衆院選のカギを握るが、過去2回の衆院選のような追い風は期待できない。安倍晋三首相が衆院解散に慎重な姿勢をみせるのは、若手らの落選で20〜30議席減となりかねないとの不安があるからだ。

 危機感を強めた党執行部は昨秋、次期衆院選での候補差し替えも視野に「選挙塾」を開き、テコ入れを図った。今年に入ると特に選挙基盤の弱い若手に対し、先輩議員による地元活動などの「マンツーマン指導」も行っている。二階俊博幹事長は周囲に「若手が勝てるようになって初めて選挙態勢が整う」と漏らすが、いまだに危機意識の薄い若手の現実を突き付けられた。

2122とはずがたり:2017/03/21(火) 14:34:44
今井絵理子、バッジ半年でも政策秘書が決まらず
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170313/DailyShincho_518590.html
デイリー新潮 2017年3月13日 05時59分 (2017年3月19日 15時20分 更新)

〈ほんの少し世の中が分かってきたこの頃は 傷つくことも増えてくけれど 最後は自分には負けたくない〉。SPEED時代、こう歌っていた今井絵理子(33)は、「選良」の役目をどれだけ分かっているのだろうか。初当選以来、いまだ彼女に政策秘書がいない理由とは。

 ***

〈えー与謝野さん、すごくサワヤカな方で、私まだ一回もお会いしたことがないんですけども(中略)本当にポスターを見るとサワヤカな方だなと……〉

 今年2月の東京・千代田区の区長選挙で与謝野信候補の応援に立った今井参院議員の弁である。会場にいた支援者の1人が言う。

「あの演説にはガックリですよ。区長選は、小池都知事が推す候補に対して自民党推薦の与謝野氏が圧倒的に劣勢でした。そこで今井さんが投入されたのですが、話を始めると中身がなくて、会場はシーンです」

ヤル気が伝わってこない
 上に言われてしぶしぶ応援にきたのだろうか、自民党の関係者も嘆息するのだ。

「今井さんには困ったもんです。応援を頼まれたら事前に相手について調べたりしておくもの。ところが、彼女はそれをやっていない。それだけではありません。議員になると、支援者に報告するための国政レポートを作るものですが、それもなし。また、新人は委員会での質問時間を確保してもらえますが、彼女は満足に質問を作れないのです」

 初当選から約8カ月、まだ“試運転中”とはいえ、地元・沖縄の問題にはまともに答えず、憲法改正についてもスルーのまま。…

政治家としてのヤル気が今もって伝わってこないのだが、しかも、彼女の事務所は、政策秘書が“空席”のままである。
■いま探しているところ
 現在、今井議員の事務所には公設秘書が2人いる。1人は芸能プロのライジングから移籍してきた第一秘書、さらに前参院議員の事務所から転籍してきた第二秘書だ。スケジュール管理は何とか回せても政策をサポートできる立場ではない。

 前出の自民党の関係者が続ける。

「もともと、今井さんは山東昭子さんが強く推して出馬した経緯があります。それもあって、選挙中から山東事務所のスタッフが助け、当選後も山東さんの秘書が出向のような形で今井さんの事務所を手伝っていたのです。世代も近く、そのまま事務所に入る可能性もあった。ところが、彼女が雇った私設秘書との折り合いが悪く辞めてしまったと言います」

 もともと政策には関心がないから、辞めてもらってせいせいしたということなのか。そこで、「上司」にあたる山東氏に聞くと、

「私が(今井議員の事務所に)秘書を送り込んだなんてことはありませんよ。彼女の政策秘書は、いま探しているところ。それまでは、私の事務所がいろんな形でサポートしているということです」

 一方、今井議員は暗に辞めてしまった人間がいることは認めたものの、

「秘書は辞任したという訳ではなく、あくまで選挙中にお手伝いして頂いたということです」

 との答え。とまれ、このままだと6年間、「良識の府」に胡坐(あぐら)をかき続けるだけ。“先生、先生”と持てはやされ勘ちがいし歳費ばかりを貯め込む“議員病”にかかったのではと、もっぱらの評判である。

ワイド特集「春の嵐おさまらず」より
「週刊新潮」2017年3月9日号 掲載

2123とはずがたり:2017/03/27(月) 15:25:46

高木氏逮捕の調査費了承=自民県連
時事通信社 2017年3月27日 12時59分 (2017年3月27日 15時18分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170327/Jiji_20170327X266.html

 自民党福井県連は27日、同県連所属の高木毅前復興相(衆院福井2区)が過去に女性宅に侵入したとされる問題の調査費用を、2016年決算の一部として了承したと発表した。同県連の山本拓会長(衆院比例北陸信越)は今年1月、県連の独自調査の結果として、高木氏がこの問題で「現行犯逮捕された」と発表。しかし、高木氏本人は否定しており、自民党本部も衆院議院運営委員会理事会で県連による調査自体がなかったと説明していた。

2124チバQ:2017/04/01(土) 09:32:11
http://www.sankei.com/politics/news/170331/plt1703310005-n1.html
2017.3.31 07:07

自民党額賀派、薄れる存在感 「ポスト安倍」不在でくすぶる会長交代論 竹下派復活か?茂木会長か?それとも…

 自民党額賀派(平成研究会、55人)の存在感が低下している。かつて最大派閥として権勢をふるった経世会(竹下派)を源流に持つが、今は党内第2派閥。「ポスト安倍」をにらんだ動きは鈍く、他派閥が勢力拡大や連携の動きを活発化させているのとは対照的だ。7年半にわたり会長を務める額賀福志郎元財務相への不満が募り、次期会長をめぐる水面下のさや当てが激しくなっている。

 ■  ■ 

 「いま元気にバブル時代を脱出しようとしているときだ。自民党は自由と民主主義を守り、国民の幸せを作っていく」

 額賀氏は27日夕、都内のホテルで開いた額賀派の政治資金パーティーで、2千人以上の参加者を前にこう熱弁をふるった。だが、派閥再興への道筋を語らず、記者団にも「数を集めればよいということではない」と語った。出席議員は「派閥の方向性が見えない。数を集めることが会長の仕事なのに」と酷評した。

 この日のパーティーは同派の約4割を占める21人の参院議員全員が欠席する異例の事態となった。平成29年度予算案を採決した参院本会議と時間帯が重なったためだが、「参院側が行けそうにない日をわざと選んだんじゃないか」との見方が出ている。

 前身の経世会は数の力と団結力を武器に人事や国会運営の実権を握り、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三各首相を輩出した。しかし19年に党内第2派閥に転落。21年9月に額賀氏が会長に就いてからは、石破茂前地方創生担当相(石破派会長)らが離脱するなど、有力な総裁候補不在という状態が長く続いている。

■  ■ 

 それだけに、参院議員を中心に会長交代論が強まっている。経世会時代の4年、派内抗争で小沢一郎現自由党代表や羽田孜元首相らの勢力が離脱した際も参院議員の刃こぼれはなく、派閥立て直しを参院議員が担ってきたとの自負があるからなおさらだ。

 派閥創始者・竹下氏の弟の竹下亘国対委員長が会長となって求心力を高め、元首相を父に持つ小渕優子元経済産業相を「将来の首相候補」に育てる-。22年の引退後も影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長や吉田博美参院幹事長ら参院側はそうした意向とされる。

 同調する衆院議員も多く、昨年10月、亘氏が会長に就く「竹下派」復活論が浮上してからは、「次の衆院選後に代替わりするだろう」との観測が広がる。

 ■  ■ 

 そうした中、茂木敏充政調会長も次期会長に意欲があるとされる。ただ「極めて有能で、うまくいけば総裁候補」「下への配慮に欠け、派閥領袖タイプではない」と評価は割れる。特に参院側の拒否感は強く、「茂木会長ならば参院はついていかない」と分裂を示唆する声が漏れるほどだ。

 石破氏との連携案も一部でささやかれ始めた。鳥取、島根両県の「合区」が導入された昨年夏の参院選で、島根選出の青木氏の長男、一彦氏が当選するのに鳥取を地盤とする石破氏が貢献したことに青木氏は感謝しているからだ。今後、「ポスト安倍」への新たな動きにつながる可能性もある。

(政治部 田中一世)

2125チバQ:2017/04/05(水) 19:06:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704050040.html
かつら疑惑に洗髪後写真で反証 自民・葉梨康弘衆院議員、HPに掲載→すぐ削除
15:59産経新聞

かつら疑惑に洗髪後写真で反証 自民・葉梨康弘衆院議員、HPに掲載→すぐ削除
衆院予算委員会で質問する自民党の葉梨康弘氏=2月1日(斎藤良雄撮影)
(産経新聞)
 自民党の葉梨康弘衆院議員(57)は自らの公式ホームページで「かつら疑惑」に反論するとして、風呂上がりの頭髪の写真を“証拠”として公開した。だが、地元支持者からの批判を受け、すぐに削除した。元警察官僚の葉梨氏は学校法人「森友学園」の籠池泰典氏の証人喚問に自民党のエースとして登場。籠池氏の発言には偽証の疑いがあると追及しているが、自らへの「疑惑」については、否認方法の行き過ぎを指摘された形だ。

 葉梨氏は3月23日に行われた籠池氏への証人喚問で、籠池氏が安倍晋三首相の昭恵夫人担当職員に宛てた陳情の手紙を示して追及した。ただ、野党議員などからは「手紙には日付が入っていない」などとの疑問も出ている。

 葉梨氏は4月1日深夜にHPの「目で見る活動日誌」コーナーを更新。「3月23日の証人尋問を行って以来、私に対する誹謗中傷も多くなっているようです。証拠関係等については、私なりにしっかり固めており、全く相手にするつもりはありません。特に、相手方のノートのコピーをもとに、こちらが持っている手紙のコピーを批判するなど、プロとしてはあり得ない指摘がなされていることは悲しい限りです。まあ言いがかりの類いで、同じ土俵に乗るつもりはありません」と反論した。

 その上で「今日は、その手の人たちから、事実と異なるカツラ疑惑だとかなんとか言われているらしいので、洗髪直後の写真をアップします。家族からは、洗髪後の写真の方がかっこいいと言われましたが」と写真を掲載した。

 トランプ米大統領も選挙戦のさかなに、バケツの氷水をかぶる「アイス・バケツ・チャレンジ」でかつら疑惑を否定しており、それにならった格好だ。

  葉梨氏の事務所によると、投稿と写真は週明けに削除された。「地元支援者から『これまで真面目な国政報告をしてきたHPなのに違和感がある』『先生のイメージを損ねる』という指摘が複数あったため」としている。

 葉梨氏は東大法学部を卒業し、警察庁に入庁。兵庫県警捜査2課長や警察庁少年課理事官を務めた後、平成15年の衆院選で茨城3区から当選し、現在4期目。義父は葉梨信行元自治相。

2126とはずがたり:2017/04/07(金) 11:59:16
>この派閥再編が進めば、党内では安倍総理の出身派閥「細田派」に次ぐ、第2派閥になります。(06日22:26)弱小の旧三木派の高村・大島・山東派と出自を忘れてたけど反加藤系宏池会である少数派の旧河野Gの後継の麻生派が合併しただけで党内第二派閥になんのか?!
額賀派や岸田派は何やってんだ??

自民党・麻生派と山東派、派閥合併に向け調整進める
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170407/Tbs_news_87988.html
TBS News i 2017年4月7日 06時16分 (2017年4月7日 07時50分 更新)

 自民党内で麻生副総理率いる「麻生派」と、山東元参院副議長が率いる「山東派」が派閥の合併に向け、最終的な調整を進めていることが分かりました。
 自民党の「麻生派」と「山東派」は、党内で大きな派閥が政策を競い合うことで自民党政権が安定するという考えのもと、合併に向けて幹部が会合を重ねていて、5月の大型連休明けにも麻生副総理と山東元参院副議長が会談し、合併の最終的な調整を行なう方針であることがわかりました。合併後の新派閥のトップには麻生氏が就く方向です。

 また、谷垣前幹事長を中心とする谷垣グループからも合流する議員が出る見通しで、この派閥再編が進めば、党内では安倍総理の出身派閥「細田派」に次ぐ、第2派閥になります。(06日22:26)

2127チバQ:2017/04/07(金) 18:20:53
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170407-00519508-shincho-pol
自民「二階」「下村」の“マグマ溜り” 都議選苦戦予測で

デイリー新潮 4/7(金) 5:58配信
 吹き荒れる小池旋風に抗うはずだったのに――。

 3カ月後の都議選に向け、自民党の挙党態勢に亀裂が生まれている。政治部記者が解説する。

「現有57議席に、古屋圭司選対委員長は“30議席は割らないが”と漏らしており、苦戦するのは必至です」

 その劣勢を跳ね返そうと、3月21日、党本部で都連主催の決起集会が開かれた。

「都議選候補者に加え、下村博文都連会長がお願いし、二階俊博幹事長ら執行部の面々も集まりました。二階さんは“一緒になって勝利しよう”と挨拶をしていました。挙党一致を示すには絶好の機会だったわけです」(同)

 だが、次の発言が場を凍らせた。自民党関係者の話。

「ある都議が “小池都知事の党籍はどうなっているのか、けじめをつけてほしい”と二階さんに抗議した。すると、二階さんは“何?”と凄んだのです」

 なぜなら、

「二階さんは、小池さんの国政進出を警戒。表だって批判せず、“抱きつき”戦術をとっています。対して、都議側は知事との対決姿勢を示さない党に不満を持っている。集会後の党役員連絡会で二階さんは“党本部と都議の間には温度差がある”と怒っていました。周囲には、“本部にばかり甘えるな。候補者が頑張ればいい話だ”とも。都議の不満を抑えようともしない下村さんにも“都連がしっかりしろ”と憤っています」(同)

 都連関係者が見るところ、

「下村さんは党が劣勢を跳ね返してくれると、他人事です。もはや責任のなすりつけ合いですよ」

 さらに、この関係者はこんな不安を吐露する。

「党を挙げての選挙と言っても、内実は各種団体への働き掛けや、国会議員に東京の支援者名簿を出させるというアナログな戦術。小池陣営に流れる浮動票を食い止められるとは思えません。官邸が小池さんへの戦闘モードを鮮明にし始め、安倍総理が応援演説に入る予定ではありますが……」

 二階、下村のご両人、いつ噴火してもおかしくないようなのだ。

「週刊新潮」2017年4月6日号 掲載

2128チバQ:2017/04/08(土) 10:12:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170408k0000m010147000c.html
<自民>麻生・山東派が合併へ調整 大型連休明けに会談
04月07日 22:54毎日新聞

<自民>麻生・山東派が合併へ調整 大型連休明けに会談
自民党内で浮上している派閥合流構想
(毎日新聞)
 自民党の麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(45人)と山東昭子元参院副議長がトップを務める山東派(11人)が、5月の大型連休明けから合併に向けた最終調整に入る。谷垣禎一前幹事長の谷垣グループからも一部議員が参加を検討している。新会長には麻生氏を想定。実現すれば安倍晋三首相の出身派閥・細田派(97人)に次ぐ第2派閥となり、党内の勢力図が大きく変わる可能性がある。

 関係者によると、麻生、山東両氏に加え、自転車事故で入院中の谷垣氏に代わって秘書で弟の信行氏の3者が5月中旬に会談。今国会閉会後の新派設立を目指し、意見を交わす見通しという。

 3派・グループは党内の基盤を強化しようと、幹部、中堅、若手議員が昨秋から協議。4月初旬には麻生、山東両氏が詰めの協議に入ることで一致し、山東氏は「入院中の谷垣氏に仁義を切ってほしい」と求めた。麻生氏は6日、谷垣氏に手紙を届け、合併に理解を求めた。手紙は「合流話を進めたい」「(退院後に)新派にお迎えしたい」との趣旨だったという。

 ただ、谷垣グループの動向は見通せない。トップ会談に代理が参加する一方で、谷垣氏自身は当面、新派に合流しないとみられるためだ。グループ内には「谷垣氏の復帰まで動くべきでない」との意見も根強く、グループが事実上分裂し、新派には数人の参加にとどまる可能性もある。

 麻生氏は合併について「党内で『政権交代』が可能な2大派閥をつくるためだ」と繰り返してきた。山東派と合併すれば派閥の所属議員は56人に膨らみ、現在の第2派閥、額賀派(55人)を抜く。

 それでも細田派との差は大きく、同じく池田勇人元首相が創設した「宏池会」の流れをくむ岸田派(46人)との合流を最終目標に掲げる。

 岸田派には「主導権を麻生派に奪われる」(中堅)と否定的な声が多いが、麻生氏は今回の合併を「大宏池会構想」の弾みにしたい考えだ。【小山由宇、小田中大】


https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704080006.html
麻生氏、谷垣氏へ合流構想説明の手紙送る
07:34産経新聞

麻生氏、谷垣氏へ合流構想説明の手紙送る
麻生太郎副総理兼財務相
(産経新聞)
 自民党麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相が、けがで療養中の谷垣禎一前幹事長に対し、麻生派と谷垣グループ、山東派の3派による合流構想への理解を求める手紙を送ったことが分かった。関係者によると、手紙は6日付で、3派の幹部が合流に向けた話し合いを進めることを説明。合流後は新派閥の幹部になってほしいとも記している。

2130とはずがたり:2017/04/09(日) 20:13:28
青山繁晴が森友問題で晒した醜態! 塚本幼稚園の応援宣言までしながら「知らない」、証人喚問では籠池氏から逃亡
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170330/Litera_3035.html
リテラ 2017年3月30日 11時18分 (2017年4月5日 12時56分 更新)

2131チバQ:2017/04/11(火) 18:38:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041100871&g=pol
麻生派との合流に難色=谷垣氏
 自転車事故で負傷し療養中の谷垣禎一自民党前幹事長が、麻生派が谷垣グループなどに呼び掛けている合流に難色を示し、慎重姿勢を示す手紙を同派会長の麻生太郎副総理兼財務相に届けていたことが11日分かった。
 谷垣氏周辺によると、同氏はこの中で「事情が分からない。今リハビリを頑張っているので、復帰したら周囲によく話を聞きたい」と記したという。手紙は10日に届けられた。
 かつて同じ派閥だった岸田、麻生両派と谷垣グループの再結集による「大宏池会」構想が取り沙汰される中、麻生氏は山東派も併せ、最大派閥の細田派に対抗し得る勢力の糾合による「2大派閥」を志向している。先週には谷垣氏に手紙で合流への理解と協力を求めており、同氏が返信した。(2017/04/11-16:44)

2132チバQ:2017/04/13(木) 13:51:15
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170412X653.html
麻生派、拡大路線に本腰=「2大派閥の一翼担う」
04月12日 19:33時事通信

 自民党麻生派が勢力拡大に本腰を入れ始めた。会長の麻生太郎副総理兼財務相は「党内で『政権交代』が可能な2大派閥」実現を掲げ、他派閥に働き掛けを強めている。焦点は次期総裁候補と目される岸田文雄外相率いる岸田派の対応だが、麻生氏は山東派、谷垣グループとの合流を先行させ、数を背景に主導権を握りたい考えのようだ。

 麻生氏は12日夜、東京都内で開いた麻生派パーティーで「自民党の中で大きな政策集団が切磋琢磨(せっさたくま)する方が政治として安定する」とあいさつ。岸田氏も出席し、「麻生派とも切磋琢磨し、協力しながら努力したい」と語った。

 2012年末の政権復帰時、麻生派の勢力は30人余り。その後、積極的な勧誘で所属議員を増やし、今年2月には甘利明前経済再生担当相ら5人が新たに加入。現在は44人で細田派、額賀派、岸田派に次ぐ第4派閥となった。山東派か谷垣グループが加われば岸田派を上回る計算だ。

 麻生氏は、かつて同じ派閥だった岸田派と谷垣グループとの再結集による「大宏池会」構想を中心に描いている。ただ、鍵となる岸田派の反応は鈍い。安倍晋三首相の総裁任期切れに伴う来年秋の総裁選で、首相の3選支持に回るのは確実な麻生氏との思惑の違いがあるとみられる。

 岸田氏自身は首相からの「禅譲」狙いとの見方もあり、来年の総裁選への対応は明らかにしていないが、派内には主戦論者も抱え、麻生派と合流すれば対立の火種となりかねない。同派に有力な「ポスト安倍」候補がいないことから、岸田派には「麻生氏の発言力確保が狙いだ」と警戒する声も漏れる。

 こうした事情から、麻生氏は野党時代から合流を探ってきた山東派との協議を先行させる構え。5月の大型連休明けにも、同派会長の山東昭子元参院副議長と会談したい意向だ。先週には、自転車事故のけがで療養中の谷垣禎一前幹事長にも、手紙で合流を呼び掛けた。

 麻生氏周辺は「連休明けに合流の動きが加速する」と自信を示す。だが、山東派内には谷垣グループの動向を見極めたいとの声があり、谷垣氏は既に慎重な立場を麻生氏に伝えた。合流への道筋は見えていない。

2133チバQ:2017/04/13(木) 14:09:53
http://www.sankei.com/politics/news/170412/plt1704120024-n1.html
2017.4.12 22:26

自民党麻生派の勢力拡大路線に暗雲…谷垣、岸田両派は警戒・冷淡
 麻生太郎副総理兼財務相率いる自民党麻生派(為公会、44人)が目指す勢力拡大に暗雲が漂っている。合流相手と期待する谷垣グループは谷垣禎一前幹事長が難色を示し、麻生派への参加は数人にとどまる見通しだ。麻生氏がかつて所属した宏池会を引き継ぐ岸田派(45人)も当面の合流には冷淡で、拡大路線に“待った”がかかっている。

■2大派閥で安定を

 「10年前、為公会を作ったときは15人だった…」

 麻生氏は12日夜、都内のホテルで開いた麻生派パーティーでこう切り出し、さらに訴えた。

 「自民党に大きな政策集団があり、切磋琢磨する形が政治として安定する」

 麻生氏は「2大派閥論」が持論だ。二大政党制は国民に不幸をもたらすだけで党内で「政権交代」が可能な2大派閥を作ることが国政の安定につながるという。最大派閥の細田派(97人)に匹敵する勢力の結集を目指している。2月には甘利明前経済再生担当相ら5人が入り、岸田派とほぼ肩を並べた。

 さらに、山東昭子元参院副議長が会長を務める山東派(11人)、谷垣グループ(中核メンバー約10人)との合流協議を加速させている。実現すれば60人を超えて第2派閥に躍進する。

■「闘病中に裏切りだ」

 しかし、ここに来て麻生氏の目算が狂い始めた。麻生氏は6日、自転車事故で療養中の谷垣氏に合流に理解を求める手紙を送った。「合流を目指す考えは谷垣氏と今も共有している」(麻生派幹部)との思いからだったが、谷垣氏は回答を留保した。早期合流への事実上の拒否だった。

 谷垣氏を慕う議員で結成した同グループに大規模派閥との合流の利点は乏しく、谷垣氏側近は「復帰を目指す谷垣氏の闘病中の合流は裏切り行為だ」と語る。前向きなのは佐藤勉衆院議院運営委員長ら数人で全面合流は困難だ。山東派内にも慎重論は根強い。

 岸田派との合流も道は険しい。同派会長の岸田文雄外相が将来的な党総裁選出馬に意欲を示す中、安倍晋三首相に近い甘利氏が加わった麻生派との合流には警戒感が強いからだ。

 麻生派などに「ポスト安倍」候補は不在で、合流は本来、岸田氏にも利点がある。とはいえ首相が今後、甘利氏を党要職などに重用すれば、存在感低下は避けられない。岸田派は今年、宏池会結成60周年の記念事業を計画し、結束を強めていることも影響している。

■菅長官周辺じわり

 麻生派拡大の足踏みを見透かすように菅義偉官房長官の周辺もじわりと動き出した。菅氏に近い若手議員の「偉駄天(いだてん)の会」が6日昼に会合を開いた。同会には他派閥に籍を置く議員もいるため、他派閥が定例会を開く木曜昼にぶつけた会合は定例化する予定という。

 菅氏は100人超の派閥横断政策グループ「きさらぎ会」の顧問でもある。派閥の立ち上げに否定的な菅氏だが、偉駄天の会と合わせ「菅派」の布石となる可能性もあり、麻生、菅両氏の溝が深まればきしみが生じる懸念もくすぶる。(小川真由美)

2134チバQ:2017/04/13(木) 16:23:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170413-00000091-jij-pol
岸田氏、派閥再編議論に前向き=石破氏は一線画す―自民

時事通信 4/13(木) 16:21配信
 自民党岸田派会長の岸田文雄外相は13日、同派と麻生派や谷垣グループが結集する「大宏池会」構想などの派閥再編が取り沙汰されていることについて、「派閥は党の活力という点で意味があり、派閥のありようの議論は前向きに捉えていい。さまざまな派閥と協力について話し合うことはどんどんやるべきだ」と述べた。

 ただ、「今、具体的な話はない」とも語った。外務省で記者団の質問に答えた。

 一方、石破派を率いる石破茂前地方創生担当相は記者団に「政策そっちのけの数合わせは、幻滅することだ」と述べ、一線を画す姿勢を示した。

2135チバQ:2017/04/13(木) 17:34:18
http://www.sankei.com/politics/news/170413/plt1704130019-n1.html
2017.4.13 16:18

谷垣禎一前幹事長の麻生太郎副総理への手紙要旨「同志の顔見て議論する必要あり」
 自民党谷垣グループ(有隣会、中核メンバー約10人)の逢沢一郎代表世話人は13日、グループ顧問の谷垣禎一前幹事長が麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(為公会、44人)との合流構想をめぐり、谷垣氏が麻生氏に送った手紙の要旨を明らかにした。自転車事故で療養中の谷垣氏は「私自身が同志の顔を見て、いろいろな議論をしながら方向を定めていく必要がある」とし、早期合流を否定している。手紙は、麻生氏が合流に理解を求めて6日に谷垣氏に送った手紙への返信で、10日に麻生氏の事務所に届けた。公表された谷垣氏の手紙の要旨は次の通り。



「自民党内に振り子の論理というものがあるとすれば、われわれとしてもそれに備える必要はあると認識している。そのときには、われわれ有隣会は為公会ともしっかりと提携しながら進んでいく必要があると思います。ただ今までの枠を超えて、派閥再編に向かうというところまでは谷垣と麻生先生との間で、そこまでは十分に議論をしていなかったというふうに思います」

「自分自身が事故を起こして少し時間も経ってまいりました。昨年末以来、有隣会の中にもいろいろな議論があるようでありますが、そういった議論を聞いていると、もう一度私自身が同志の顔を見て、いろいろな話し合いを、いろいろな議論をしながら方向を定めていく必要があるのではないか。現在の段階ではそのように認識をしております」

2136チバQ:2017/04/17(月) 16:40:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1704170005.html
【政界徒然草】“角栄最後の弟子”石破茂氏が新著「日本列島創生論」に込めた思い 総裁選出馬にらみ「イシバノミクス」をアピール 
01:04
 自民党の石破茂前地方創生担当相が新たな著書を出版した。タイトルは「日本列島創生論 地方は国家の希望なり」(新潮新書)。石破氏にとって政治の師である田中角栄元首相の著書「日本列島改造論」にならったものであることは言うまでもない。

 石破氏は出版にあたり、タイトルに込めた思いを記者団にこう語った。

 「田中角栄元総理から『君、銀行辞めて政治家になれ』って24歳の時に言われた。それがなければ絶対に政治家になっていない。高校生の時に『日本列島改造論』が出て、一生懸命読んだ記憶がありますよ。だから日本全体を創生するという意味合いと、原点である田中角栄先生の教えに思いをはせて、ああいう題になったものです」

 石破氏が政界入りしたのは、鳥取県知事や自治相を務めた父・二朗氏が昭和56年に死去した際、その盟友だった角栄氏から後継出馬を迫られたのがきっかけだ。同61年に初当選するまでは、角栄氏率いる木曜クラブ(田中派)の事務局員として下積みを経験。自民党の現職議員では、健在だった角栄氏を知る「最後の世代」だ。

 「いいか石破。法律ほど面白いものは世の中にない。道路には道路法、河川には河川法。世の中にあるものすべて、森羅万象すべてに法律があるんだ。その法律を作ることができるのが国会議員だ。これほど面白い仕事があると思うか?」

 石破氏がしばしば引用する角栄氏の言葉だ。東京・目白の田中御殿で直々に聞かされた。論理とディテールにこだわる政策マン・石破氏の原点が、33件もの議員立法を成立させた角栄氏の教えにあることは間違いない。

 「日本列島創生論」は、そんな石破氏が約2年間、地方創生担当相として心血を注いだ取り組みや、徹底した地方視察で得た知見をまとめ、書き下ろしたものだ。書き出しで「いまは有事である」と指摘し、静かに進む出生率の低下と人口減少が日本の存亡に関わる問題であることを強調。「本気で日本をよみがえらせるためには、新しい動きを地方から起こさなくてはならない」と説く。

 注目されるのは、安倍晋三首相の経済政策であるアベノミクスへの評価だ。大胆な金融緩和と機動的な財政出動を「デフレ脱却に大きく貢献した」と評価しつつも、「ある意味で時間稼ぎであって、いつまでも続けることはできない」とバッサリ。課題とされる景気回復の地方波及についても「今のままではその保証はない」と断じる。

 「本来は、三本目の矢である成長戦略の中に、あるいはその延長線上に、地方創生が位置付けられていたのだと思います」

 この書きぶりには、看板政策だったはずの地方創生が、「1億総活躍」という新スローガンに上書きされ、位置付けが宙に浮いたことへの不満もにじむ。その上で「地方創生を中心とした成長戦略も含めての政策こそが、日本復活のための処方箋なのです」と結んだ。財政規律の重視や地方重視など、アベノミクスに代わる“イシバノミクス”のエッセンスを示した内容といえるだろう。

 石破氏は人口最少の過疎県である鳥取選出で、豪雪に悩める産業後進県だった新潟の角栄氏とバックグラウンドに共通点がある。しかし、石破氏が「創生論」で示した地方復活の処方箋は、時代背景を考えると当然とはいえ、「改造論」とは全く逆ベクトルだ。

 角栄氏は経済成長が続く中、「国土の均衡ある発展」を合言葉として、交通インフラ整備で地方の工業化を促し、成長の果実を行き渡らせる構想を描いた。

2137チバQ:2017/04/17(月) 16:41:12
 一方で石破氏は、日本社会が人口減という縮小期に入ったことを受け、公共事業や工場誘致といった「改造論」的手法を「夢よもう一度、という発想はもう通用しない」と切り捨てる。さらに「努力ぬきで全員が幸せになれるようにしたい、という考え方は、結局は『全員一緒に沈みましょう』という傾向を強める」と断じ、競争に伴う“負け組”の登場も覚悟すべきだと説く。「均衡ある発展」とは対極だ。

 石破氏は、この「創生論」をさらに練り上げた政権構想を手に、来秋までに行われる自民党総裁選を戦うことになるが、課題は国会議員の仲間作りだ。率いる政策集団・水月会(石破派)は自身を含めて計20人の小所帯で、結束こそ固いが「広がりがない」(閣僚経験者)と評する声が強い。

 角栄氏といえば「数は力、力は金」のスタイルで派閥政治や金権政治の権化といわれた。派閥が力を失ったといわれて久しい自民党だが、ひさびさに派閥が合従連衡にうごめきはじめ、「数は力」の格言を思い起こさせる状況になっている。

 そんな中でも石破氏は「政策を中心とした連携は大いにすべきだが、政策そっちのけで数合わせというのは厳に慎むべきだ」と語り、政局とは一線を画して政策磨きに専念する構えだ。角栄氏とは政策もキャラクターも異なる最後の弟子が、「創生論」を自らの手で実行に移す日は来るだろうか。(政治部 千葉倫之)

2138チバQ:2017/04/18(火) 16:10:48
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-168057.html
自民党「大宏池会」構想に渦巻く利害と思惑 キングメーカー狙いの麻生氏への疑心暗鬼も
06:00東洋経済オンライン

自民党「大宏池会」構想に渦巻く利害と思惑 キングメーカー狙いの麻生氏への疑心暗鬼も
自民党「大宏池会」構想に渦巻く利害と思惑
(東洋経済オンライン)
今から17年前の「加藤の乱」で大分裂した自民党・宏池会(現岸田派)の"本家"や"分家"の再結集を狙う「大宏池会」構想が永田町の耳目を集めている。これまでも浮かんでは消えた同構想だが、今回は「ポスト安倍」の主役を演じようとの思惑があり、他派閥も警戒心を隠さない。

仕掛け人は安倍晋三首相の盟友を自任する麻生太郎副総理兼財務相。清和会(細田派=安倍首相の出身派閥)に並ぶ100人規模の巨大派閥を作ることで、「疑似政権交代を可能にして自民党政権を永続化する」との持論を実行に移そうというわけだ。ただ、麻生氏には安倍政権が突然行き詰まったときの「ショートリリーフ」役や、本格的ポスト安倍でのキングメーカー狙いが透けて見える。これが岸田派や谷垣グループ、さらには山東派の麻生氏に対する疑心暗鬼につながり、構想実現はなお見通せない状況だ。

山東派、谷垣グループに呼びかけ
「自民党の中で大きな政策集団が切磋琢磨(せっさたくま)するほうが政治として安定する」――。4月12日夜、都内で開かれた麻生派パーティーで麻生氏がダミ声を張り上げ会場を沸かせた。

2006年に旗揚げした麻生派は、第2次安倍政権下で「首相の後見人」として派閥拡大を続け、今や細田派、額賀派、岸田派に次ぐ第4派閥だ。麻生氏はなお、山東派や谷垣グループを"吸収合併"して党内第2派閥も狙う構えで、最終的には岸田派との合流による「大宏池会」実現で細田派(清和会)と並ぶ100人規模の巨大派閥を目指す。政権が危機を迎えると派閥の合従連衡でトップを替えて乗り切るという、いわゆる「振り子の論理」が自民長期政権の源泉となってきた歴史を踏まえた発想だ。

麻生氏はまず、かねて友好関係にある山東派との協議を先行させる考えで、5月の連休明けにも、同派会長の山東昭子元参院副議長と会談する見通し。その一方で4月上旬には自転車事故によるケガで療養中の谷垣禎一前幹事長にも手紙を届け、谷垣グループとの合流を呼びかけた。ただ、谷垣氏は返信の手紙の中で「もう一度、私自身が同志の顔を見て、議論しながら方向を定める必要がある」と早期合流を事実上拒否する意向を示した。麻生氏は「連休後に合流の動きが加速する」(側近)と自信満々だが山東派内にも慎重意見があり、「党内第2派閥への挑戦も前途は厳しい」(自民長老)との見方も少なくない。

こうした動きに対し、「宏池会の嫡男」を自任する岸田文雄外務相は4月13日、「大宏池会」構想について、「派閥は党の活力という点で意味があり、さまざまな派閥と協力について話し合うことはどんどんやるべきだ」と前向きとも見える考えを示した。しかし、周辺には「大宏池会を作れば政権が取れるというのは甘い」と漏らすなど本音では慎重だ。ポスト安倍で岸田氏の最大のライバルとみられる石破茂前地方創生担当相(石破派会長)も「政策そっちのけの数合わせは、幻滅することだ」と牽制する。

2139チバQ:2017/04/18(火) 16:11:11
再結集で「保守本流」が「保守傍流」に並び立つ
宏池会は故吉田茂元首相の「軽武装、経済重視」の基本理念を継承してきたことで「保守本流」と呼ばれてきた。自民党派閥では最も長い歴史を持つ文字どおりの名門派閥で、吉田氏直系の池田勇人氏をはじめ、大平正芳氏、鈴木善幸氏、宮澤喜一氏(いずれも故人)の4人の領袖(りょうしゅう)が首相・総裁の座を射止めた。

これに対し、今は最大最強を誇る清和会も源流をたどれば安倍首相の祖父でもある故岸信介元首相の系譜を継ぐ「保守傍流」との位置づけで、政治史から見ると前者が「リベラルなハト派」、後者が「保守主義のタカ派」との色分けともなる。これが吉田氏の孫でもある麻生氏が「大宏池会」による「疑似政権交代」を掲げるゆえんでもある。

1957年に誕生した宏池会は池田派→前尾派→大平派→鈴木派→宮澤派→加藤派→(2派閥に分裂)→古賀派と代替わりして現在の岸田派に至る。その間、故加藤紘一元幹事長が率いた加藤派への移行時に河野洋平元衆院議長(元自民党総裁)を支持する麻生氏ら河野グループ(現麻生派)が離脱したが、本格的な分裂は2000年11月の「加藤の乱」によるものだ。加藤派と故堀内光雄元総務会長をリーダーとする堀内派に分裂し、互いに「宏池会」を名乗って反目し合った。

その後、加藤派は谷垣派に、堀内派は古賀誠元幹事長をリーダーとする古賀派に衣替えし、2008年には麻生派抜きの「中宏池会」として両派が再合流したが、谷垣総裁の再選をめぐる対立で谷垣グループが離脱した。こうした経緯から永田町では岸田派が宏池会の「本家」、谷垣グループが「分家」で、麻生派は「外様」との位置づけだ。

ちなみに、河野、麻生、谷垣3氏はいずれも党総裁を務めたが、首相になったのは麻生氏だけ。河野、谷垣両氏は野党時代の総裁で、目前で首相の座を逃した点で共通する。だからこそ現在の宏池会は"嫡男"の岸田氏の首相・総裁就任を悲願としているわけだ。

麻生氏の狙う「大宏池会」について岸田氏が慎重姿勢を示すのは、「麻生派の面々が岸田首相・総裁の実現に協力する保証がない」(岸田氏側近)からだ。麻生氏は首相の盟友で安倍内閣のナンバー2でもある。しかも、来年9月の党総裁選での「安倍3選」支持を公言しており、岸田氏の出馬に同意するとは思えない。

麻生派は「大宏池会ができれば麻生会長・岸田総裁候補という布陣で、岸田政権樹立に邁進する」(側近)とのエールを送るが、岸田氏サイドは「麻生氏はキングメーカーになるのが目的。首相が突然退陣に追い込まれた場合のショートリリーフにも意欲をにじませているので信用できない」(側近)と顔をしかめる。しかも、岸田氏には「首相からの禅譲」への期待もあり、「大宏池会などポスト安倍への動きは首相の不興を買いかねない」(同)ことを懸念しているとされる。

そうした中、岸田派は4月19日に都内のホテルで毎年恒例の「宏池会と語る会」を開く。宏池会結成60年の記念パーティも兼ねるが、本格的な記念式典は5月28日に、創設者の故池田氏と現会長の岸田氏の地元である広島で開催する予定。広島市中央公園内に設置されている池田氏の銅像前に記念碑の建立か植樹を行うというイベントも企画中だ。

「振り子の論理」あるも当面は「派閥より国益優先」
現在の宏池会にとって「最後の首相」である故宮澤氏は、権力闘争が苦手だった。伝統的に「政局より政策」を優先してきた宏池会は永田町で「お公家集団」と揶揄されてきた。退陣後も"ご意見番"として活動を続けた宮澤氏は「あれが居るからね」が口癖だった。

「あれ」とは戦後政治への基本理念が異なる中曽根康弘元首相のことだ。安倍首相は中曽根氏の「戦後政治の総決算」の継承者にも見えるが、中曽根氏自身は周辺に「とうとう俺も左翼になったのかも」と冗談交じりに語るという。ここにきての「安倍政治」を、中曽根氏も「行き過ぎ」と感じているのだろう。その意味では現在の自民党にこそ「振り子の論理」が必要にも見える。

首相は北朝鮮情勢が緊迫する最中の4月15日午前、自らが主催する新宿御苑での「桜を見る会」で「風雪に 耐えて五年の 八重桜」との俳句を披露し、「森友学園疑惑」の渦中にある昭恵夫人とともに芸能人との写真撮影で満面の笑みを見せた。「森友」や「共謀罪」への批判を意識してか政権を取り巻く環境を「逆風」とも表現したが、内閣支持率が下がっていないこともあり、2018年9月の「3選」への自信はまったく揺らいでいないように見える。

副総理兼財務相の麻生氏は4月18日、来日するペンス米副大統領との初の「日米経済対話」に臨む。外相の岸田氏は派閥のパーティより北朝鮮情勢への対応に腐心せざるをえない。両氏とも「権力闘争や派閥再編遊びの暇はない」(自民長老)という状況に置かれている。当分は思惑や利害が錯綜する「大宏池会」構想より「国益を最優先」することがポスト安倍の主役となる道ではないか。

2140チバQ:2017/04/19(水) 19:40:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170419-00000548-san-pol
自民「2回生」またも不祥事に幹部も激怒! 失言、金銭トラブル、不倫…
産経新聞 4/19(水) 18:32配信

自民「2回生」またも不祥事に幹部も激怒! 失言、金銭トラブル、不倫…
中川俊直氏(写真:産経新聞)
 自民党の当選2回の衆院議員がまた不祥事を起こし、政府・与党幹部から19日、激怒の声が相次いだ。

 怒りの対象は女性問題が発覚し、18日に経済産業政務官を辞任した中川俊直衆院議員(広島4区)だ。20日発売予定の週刊新潮によると、妻子がいる中川氏は女性と不倫関係になって海外で“挙式”し、別れ話がこじれて女性宅のドアをたたき、警視庁にストーカーとして登録されたという。

 萩生田光一官房副長官は19日の記者会見で「きちんと国民に説明すべきだ」と中川氏の説明責任を求めた。中川氏は18日にフェイスブックで「不徳の致すところ」と謝罪したが、中川氏の事務所は「記者会見の予定はない」としている。

 公明党の山口那津男代表は党会合で「著しく緊張感を欠いている」と述べ、強い不満を表明。野党からは「政務官を辞めて済む話なのか」(民進党の榛葉賀津也参院国対委員長)と議員辞職に値するとの意見もある。自民党の竹下亘国対委員長は記者団に「本人の問題だ」と突き放した。

 自民党の中川氏の同期は問題行動が多い。被災地視察をめぐる失言で務台俊介氏は3月に内閣府兼復興政務官を辞任し、武藤貴也氏は金銭トラブルで一昨年離党した。宮崎謙介氏は不倫問題で昨年議員辞職した。

 不祥事だけではない。愛知5区が地盤の神田憲次氏(比例東海)に対しては、地元の地方議員が19日、次期衆院選の公認候補を意味する5区支部長の差し替えを古屋圭司選対委員長に求めた。地元での活動に不満があるとみられ、他の複数の2回生にも同様の嘆願が行われている。都内で講演した二階俊博幹事長は、こう危機感をあらわにした。

 「自民党は当選1〜3回生が半数以上を占める。若い議員にしっかり頑張ってもらわないと日本の政治はひっくり返っちゃうよ」

2141チバQ:2017/04/20(木) 19:35:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170419-00000095-mai-pol
<宏池会>見通せぬ復活 岸田氏「安倍後」に意欲も
毎日新聞 4/19(水) 21:13配信

<宏池会>見通せぬ復活 岸田氏「安倍後」に意欲も
岸田文雄外相=川田雅浩撮影
 6月に結成60周年を迎える自民党の派閥「宏池会」(岸田派)は19日、東京都内で祝賀パーティーを開いた。会長を務める岸田文雄外相は「『安倍(晋三首相)時代』の後はいつか来る。今から考えなければならない」と表明し、「ポスト安倍」に名乗りを上げた。ただ、その道筋は描き切れておらず、首相を4人輩出した「名門」の復活は見通せない。

 岸田氏は、池田勇人元首相が宏池会を結成した1957年以後の歴史を振り返りながら「政策を語り、政局に立ち向かう力を蓄えなければいけない」と強調。将来の首相への意欲をにじませると、会場から「そうだ」と合いの手が入り、大きな拍手が湧いた。

 宏池会は、現存する派閥の中で最古の歴史を誇り、池田、大平正芳ら4人の首相を輩出した。ただ、宮沢喜一元首相以後は20年以上も政権の座から遠ざかり、その間は河野洋平氏や谷垣禎一氏が野党時代の自民党総裁を務める「悲運」を味わった。軽武装・経済重視路線を貫き「保守本流」と呼ばれたかつての面影は薄れている。

 一方、宏池会の系譜を継ぐ麻生派からは「大宏池会構想」を持ちかけられる。ただ、岸田派中堅は「麻生太郎副総理にプラスなだけ。主導権を奪われれば岸田氏が首相候補から外される」と警戒。岸田派としては合併構想から距離を置き、額賀派など他派閥との「緩やかな連携」を模索している。

 ただ、来年秋の党総裁選で安倍首相が3選を目指した場合の戦略は定まっていない。派内には岸田氏の立候補への期待もあるが、岸田氏自身はこの日も「引き続き安倍政権を支える」と言明。党内には「外相として支えてきた安倍首相との直接対決は避け、2021年の総裁選を狙うのでないか」との見方が広まる。

 来賓として駆け付けた安倍首相は、オバマ前米大統領の広島訪問などへの岸田氏の貢献を絶賛。そのうえで「先ほど少し上を(岸田氏は狙うべきだ)との話があったが、しばらく我慢して安倍政権を支えてほしい」と笑いを誘う余裕をみせた。

 岸田派のベテラン議員は「首相との違いをみせ、(リベラルの)宏池会らしい政策を打ち出すべきだ。そうしないと次(21年総裁選)もなくなる」と危機感を漏らした。【高橋恵子】

2142とはずがたり:2017/04/20(木) 19:36:03
バカだなあ

議員辞職「ご自身で判断を」と菅長官 中川氏の女性問題
http://www.asahi.com/articles/ASK4N42W2K4NUTFK004.html?ref=goonews
2017年4月20日13時09分

 自民党の中川俊直衆院議員(広島4区)の女性問題が週刊誌で報じられたことをめぐり、議員辞職を求める声が野党から出ていることについて、菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、「ご自身で判断されることだ」と述べた。中川氏の説明責任については「政治家としての責任として、説明される問題だ」とした。

中川・経産政務官が辞任 女性問題原因か、後任は大串氏
 中川氏は「一身上の都合」を理由に18日に経済産業政務官を辞任。フェイスブックで女性問題についてコメントしているが、記者会見はしていない。中川氏は当選2回で、父は元自民党幹事長の中川秀直氏。

2143チバQ:2017/04/21(金) 16:04:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704200036.html
女性問題の中川俊直氏 強まる辞任論 国会審議もストップ 政府・与党首脳も突き放す 本人は雲隠れでFB発信、記者会見回避
04月20日 22:24産経新聞

女性問題の中川俊直氏 強まる辞任論 国会審議もストップ 政府・与党首脳も突き放す 本人は雲隠れでFB発信、記者会見回避
中川俊直氏
(産経新聞)
 週刊誌で女性問題を報じられ経済産業政務官を辞任した自民党の中川俊直衆院議員(46)=広島4区=について、野党だけでなく政府・与党からも20日、議員辞職を求める声が強まった。参院経産委員会が流会となるなど国会審議にも影響が及んだが、渦中の中川氏はフェイスブックで釈明するのみで、自らの口で説明責任を果たす姿勢はみられない。

 菅義偉官房長官は20日の記者会見で、議員辞職の是非について「そうしたことを含め、自身で判断されることだ」と突き放した。自民党の二階俊博幹事長も記者団に「しばらく状況を見たい。本人が判断することだ」と足並みをそろえた。

 二階氏は「中川なんて見たことない」と不快感もあらわにし、中川氏からの報告も「ない」とピシャリ。両氏の厳しい姿勢は、暗に自発的な議員辞職を求めたともいえる。

 公明党の漆原良夫中央幹事会会長も記者会見で「誠に残念だ。政権を奪還したときの気持ちを思い起こすべきだ」と苦言を呈した。

 野党も早速反応した。

 「国会議員以前に人としておかしい。女性ならずとも、この人が議員として国民を代弁できる立場にあるとはとても思えない」

 民進党の蓮舫代表は20日の記者会見で、中川氏を指弾。中川氏が政務官を辞任した経緯を追及するとともに、安倍晋三首相の任命責任も問う方針だ。

 参院経産委は20日、2時間の質疑を予定していたが、民進党の反発で中止となった。同党の榛葉賀津也参院国対委員長は急遽(きゅうきょ)、自民党の松山政司参院国対委員長と会談。中川氏が理事会に出席した上で「一身上の都合」とした辞任理由を説明すべきだと求めた。

 中川氏の「説明責任」に対する姿勢にも批判が集まっている。中川氏は18日に続き、20日もフェイスブックで「誠に不徳の致すところ」「妻と家族には私の一生をかけて贖(しょく)罪(ざい)をしていきたい」などと投稿した。20日発売の週刊新潮が報じた「重婚」や「ストーカー登録」については否定した。

 菅氏は記者会見で「政治家の責任として説明すべきだ」と述べ、公の場で説明責任を果たさないことを批判した。しかし、この警告は届いていないようで、中川氏は所属する自民党細田派の会合にも現れなかった。中川氏の事務所は取材に「今のところ記者会見の予定はない」と語る。

 中川氏の進退は、離党か議員辞職となりそうだ。林幹雄幹事長代理は20日、細田派の西村康稔総裁特別補佐に「早く離党させてはどうか」と提案した。しかし同日の細田派幹部会では、塩谷立事務総長が政務官辞任の経緯を報告し、「緊張感を持とう」と呼び掛けただけで、中川氏の責任を問う声は出なかった。

 与党にとっては、議員辞職した場合も悩みの種が残る。中川氏が9月15日までに辞職すれば、自民党が苦戦する東京都議選(7月2日投開票)後の10月にスキャンダルを理由とした補欠選挙となるからだ。

 一昨年には、中川氏と初当選同期の武藤貴也衆院議員が金銭トラブルで離党した先例もある。ただ、不倫問題では昨年、同期の宮崎謙介氏が議員辞職した。中川氏が現職に固執すれば、宮崎氏との整合性を問われることにもなりかねない。

 党幹部は「離党で幕引きでは自民党が甘いとみられ、支持率も下がりかねない」と語り、党全体へのマイナスイメージを懸念する。さらに中川氏には「第2、第3のスキャンダルがあるようだ」(民進党国対幹部)との見方もあり、与党は戦々恐々としている。(沢田大典、山本雄史)

2144名無しさん:2017/04/21(金) 18:22:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00000056-mai-pol
<自民党>中川氏が離党届を提出
毎日新聞 4/21(金) 13:22配信

<自民党>中川氏が離党届を提出
自民党の中川俊直衆院議員
 女性問題で経済産業政務官を辞任した自民党の中川俊直衆院議員(46)は21日、離党届を提出した。 

 野党は中川氏が政務官を辞任した理由を国会で説明するよう要求しており、20日の参院経産委員会、21日の衆院経産委員会が流会する事態になっていた。野党からは辞職要求も出ているが、自民党幹部は「衆院補選になる議員辞職は避けたい」として、現時点では離党にとどめる考えだ。

 中川氏は衆院広島4区選出で当選2回。【村尾哲】


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