したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党スレ

2094チバQ:2017/01/30(月) 00:08:11
■みずからステアリングを握って…
 午後5時33分、代議士を乗せて議員会館を発った黒のトヨタ・アルファードは、川口の斎場「密蔵院松雲閣」へ。お膝元の政界関係者に聞くと、

「亡くなったのは熱心な自民党の後援者で、県議や市議、もちろん新藤のことも、ずいぶん力を入れて応援されていた人物。彼は少し遅れてきて遺族のところへ向かって、“急でしたね……”と声を掛けていました」

 7時15分に斎場を出て30分後。アルファードは赤坂にある衆院議員宿舎の地下駐車場へ滑り込んだ。10分経ち、今度は新藤氏みずからステアリングを握って発車。同伴者は見当たらず、2トンの鉄のかたまり自体、先ほどよりも心なしか足取りが軽そうに見える。

 8時。地下鉄・溜池山王駅近くのローソン前に停車し、おにぎりと思われる軽食を買い込む。暗がりの車内で腹ごしらえだ。

 8時18分、ミニバンはそろりと動きだし、首都高速の「飯倉」入口を駆けあがって行く。法定速度を順守し、8時35分に「入谷」で降りた。

 そこから数百メートル進み、台東区竜泉3丁目の交差点近くの路肩に停車。人どころか猫さえふらついておらず、クルマは闇に溶けるようにたたずんでいるところ、警官2人がただちに近寄って誰何(すいか)している。とはいえ、数分程度で“嫌疑”は晴れる。

 程なく闇から分かれるように動き出し、踏み入ったのは台東区千束エリア。いわゆる吉原一画を指す住所なのだが、なかなかどうして周辺をぐるりと回遊する。

 腹ごしらえにせよ、路駐にしろ、そしてこの周回にしても、一連の行動は時間調整のためだろう。目的地までの道程を知り過ぎていて、更に渋滞がほとんどなかったせいで、あるいは急(せ)く気持ちもあり、予約時間にはまだ早すぎたのだ。

■「ヤマザキ」様
 そして8時50分、極彩色のネオンがぎらぎら輝くメインストリート「角町通り」沿いの超高級店前にアルファードは横付けされた。

 出迎えの店員と入れ替わるようにし、重そうな鞄を携えた本人が店内に吸い込まれていく。

 暖かみのあるライトに照らされた15平方メートルぐらいの待合室には8席の黒いソファ。元大臣はダウンのブルゾンを羽織ったまま、その1つに腰掛けた。

 右手で頬杖をついたかと思えば、上半身をぐるりと反転させて雑誌類を物色する。韓国領土に上陸せんと画策した当時とは真逆の、なんとも無防備な姿である。

 写真週刊誌を手に取っては目を細めつつ、けれど読むともなしにページをパラパラと繰る。落ち着きのない動作は、胸が早鐘を打っている証拠か。運ばれてきたお茶にズズズと口をつけてからすぐ、店員が「8万円です」と告げ、現金を回収していく。

 その1〜2分後、「ヤマザキ様、準備が整いました」の声に従って、待合室を出て行った。入店わずか5分で部屋に消えて行くあたり、予約通りにコトが運んだ結果だろう。

 ***

 吉原の「超高級店舗」待合室にいた安倍総理お友達の元大臣(下)へつづく

特集「硫黄島の戦い『最高指揮官』の孫の姫始め 吉原の『超高級店舗』待合室にいた安倍総理お友達の元大臣」より

「週刊新潮」2017年1月26日号 掲載


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板