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民主党スレ・2

8362OS5:2024/08/25(日) 16:31:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/855499f58eed214669d6909f564a49a5b2ecb025
【速報】上川外相「20人はるかに超える支持」 推薦人の選定へ「最後の詰め」 自民総裁選 
8/25(日) 14:13配信

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

自民党の総裁選を巡り、上川外相は25日、立候補に必要な推薦人の確保について「20人をはるかに超える支持をいただいている」と明らかにした。

総裁選への出馬に意欲を示す上川氏は、これまで、推薦人20人の確保に向け、議員への電話での支援要請などをしていた。

25日午後に東京都内で記者団の取材に応じた上川氏は、「20名というものをはるかに超える支持をいただいているところだ」と明かした。

そして、「今、推薦をどなたに(するか)ということの最後の詰めをしている状況だ」と説明した。

フジテレビ,政治部

8363OS5:2024/08/26(月) 12:21:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/5463a7b66821f17f22764ae708b58386376fca13
「金魚に対してドジョウも必要」 立憲・野田氏、代表選出馬へ意欲
8/26(月) 11:27配信

毎日新聞
ビラを配布する野田佳彦元首相=千葉県習志野市で2024年8月26日、田辺佑介撮影

 立憲民主党代表選への立候補に向けて調整している野田佳彦元首相は26日朝、千葉県習志野市内で記者団に、2011年の民主党代表選で自身をドジョウに例え注目を集めた演説を踏まえ「金魚ばかりに対してドジョウも必要」と述べ、立候補への意欲をにじませた。代表選は9月7日告示、23日投開票の予定で、野田氏は近く正式表明する見通し。

【写真まとめ】出馬する? しない? 立憲代表選「候補者」たち

 野田氏は毎朝、選挙区内の駅頭などでビラ「かわら版」を配布している。25日付のビラでは、代表選で問われる代表の資質について「刷新感よりも安定感が求められているのかもしれません」と記載した。

 配布後、記者団から意図を問われると、「相手側の様子を見ていると本当の刷新じゃなく刷新『感』なので」と述べ、若手や知名度のある2世議員など立候補に意欲を示す議員が乱立する自民党総裁選をけん制した。その上で「逆にいうと金魚ばかりに対して、ドジョウも必要なのかもしれないという印象は持つようになった」と説明した。ただ「二匹目のドジョウになってしまうとあまりよくない」とも述べ、「熟慮中」であることを強調した。

 野田氏は旧民主党政権時の11年、党代表選の演説で「好きな詩に『ドジョウが金魚のまねをしても仕方ない』というのがある。このルックスなので、首相になっても支持率は上がらない」と語った上で、「ドジョウらしく泥くさく政治を前進させる」などと訴えて勝利した。引用された詩は、詩人で書家の相田みつを氏の作品。【田辺佑介】

8364OS5:2024/08/26(月) 21:19:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/fce89968342860a3993474cc75eb0dda86f9b4b1
石原伸晃氏追い込んだ女性議員が立民代表選に出馬意向表明 当選1回の52歳吉田晴美氏
8/26(月) 20:25配信


日刊スポーツ
立憲民主党の吉田晴美衆院議員(2023年10月撮影)

 立憲民主党の吉田晴美衆院議員(52=衆院東京8区)は26日、報道陣の取材に、党代表選(9月7日告示、23日投開票)への出馬を「考えている」と述べた。 吉田氏は当選1回。前回2021年衆院選で、自民党の石原伸晃元幹事長(67)をやぶって初当選し、注目された女性議員だ。

 代表選で女性議員が出馬意欲を表明したのは初めて。報道陣の取材に「永田町に染まっていない1期生の視点や、生活に密着した女性の視点での論戦を喚起したい」と述べた。一方で、出馬に自民党と同じ数の推薦人20人が必要である現制度について「ハードルが高すぎる」と口にする場面も。「(出馬への動きは)始まったばかり。丁寧に働きかけたい」と話した。

 吉田氏はこの後、国会内でベテラン小沢一郎衆院議員や小沢氏の政策グループ「一清会」議員らと面会。面会後、報道陣の取材に応じた小沢氏は「やるという決断をしたら本気で全力でやらないとだめだ。頑張りなさい」と伝えたと明かした。

 小沢氏はこれまで、野田佳彦元首相(67)ら代表選出馬が取りざたされる6人と面会しており、吉田氏とも同様の理由で面会したという。

 この日、立民の党本部では代表選立候補予定者の陣営に対する事前説明会が行われ、枝野幸男前代表(60)、野田氏、泉健太代表(50)、江田憲司元代表代行(68)、馬淵澄夫元国土交通相(64)、前回代表選で西村智奈美代表代行(57)を推した議員の関係者が出席。吉田氏の陣営も出席した。


https://news.yahoo.co.jp/articles/a3b4f4b5955b6d07da07212a5d2268e587c2f333
小沢一郎氏「やるなら全力で」立民代表選出馬意向表明の吉田晴美議員と面会し伝達
8/26(月) 21:06配信


日刊スポーツ
立憲民主党代表選への出馬意欲を示した吉田晴美氏と会談後、会見する小沢一郎衆院議員(撮影・中山知子)

 立憲民主党のベテラン小沢一郎衆院議員(82)は26日、国会内で、同党の吉田晴美衆院議員(52=衆院東京8区)と面会した。

 吉田氏はこの面会に先立ち、党代表選(9月7日告示、23日投開票)への出馬への意欲を表明。女性議員で代表選に出馬意欲を表明したのは吉田氏が初めてで、取材に「永田町に染まっていない1期生の視点や、生活に密着した女性の視点での論戦を喚起したい」と明かし、出馬に必要な20人の推薦人集めに着手する考えを示した。

 小沢氏は、自身の政策グループ「一清会」議員らと吉田氏と面会。終了後の取材に「やるという決断をしたなら、本気で全力でやらないとだめだ。頑張りなさい」と伝えたと明かした。

 小沢氏はこれまでに、代表選出馬が取りざたされてきた枝野幸男前代表(60)、野田佳彦元首相(67)、江田憲司衆院議員(68)、馬淵澄夫元国交相(64)、小川淳也衆院議員(53)、重徳和彦衆院議員(53)の6人と面会したことを明かしている。吉田氏とも同様の理由で面会した。

 吉田氏は当選1回。2021年衆院選で、自民党の石原伸晃元幹事長(67)をやぶって初当選し、注目された。

 小沢氏はかねて、泉健太代表(50)の続投に批判的なスタンス。代表選で支持する候補者について「基本理念も大事だが、政治的に選挙間近と言うことを考えると、国民民主党や維新の方々、そのほかの志を同じくする人たちと、どのように連携していけるか。そういうリーダーと執行部をつくれるかどうかが判断のポイント」と述べた。若手や女性が念頭にあるのか問われるたが「こだわらない。リーダーとしての資質が備わっていたら、どなたでもいい」と述べた。候補者が出そろった段階で、グループとしてだれを支持するか判断するとしている。

8365OS5:2024/08/26(月) 21:20:48

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a67834f1e540341bacbfc6bd6307c907c1bc7db
立憲代表選説明会に7陣営が出席 当選1回の吉田晴美氏の陣営も
8/26(月) 19:30配信

朝日新聞デジタル
7陣営が出席した立憲民主党代表選の事前説明会=2024年8月26日午後1時2分、東京・永田町、大久保貴裕撮影

 立憲民主党は26日、党代表選(9月7日告示、23日投開票)の立候補予定者への事前説明会を党本部で開いた。現職の泉健太代表(50)や立候補を表明している枝野幸男前代表(60)、立候補に向け調整を進める野田佳彦元首相(67)のほか、当選1回の吉田晴美衆院議員(52)など7陣営が出席した。

 ほかに出席した陣営は、江田憲司元代表代行(68)、馬淵澄夫元国土交通相(64)。残る1陣営は、菅直人元首相(77)が率いる党内グループ「国のかたち研究会」(約15人)で、立候補予定者を明らかにしなかった。同グループでは西村智奈美代表代行(57)を推す声がある。

 ただ、立候補には20人の推薦人が必要。立憲には衆参136人しかいないため、実際に7陣営全ては立候補できないことになる。

 各陣営のうち立候補をすでに表明したのは枝野氏のみ。野田氏は今週中の表明に向けて調整中。残る泉氏らは推薦人集めを進めている。今後も、立候補に必要な20人の推薦人をめぐる各陣営の駆け引きが続く。

 また、説明会では、代表選規則上、最長の17日間の選挙期間中に、候補者による討論会や街頭演説会を全国11カ所で開く日程案を示した。

 告示日に名古屋市で討論会を開くのを皮切りに、能登半島地震の被災地である石川県など各地を回る。東京都内の党本部では、党員・サポーターや女性議員、地方議員らとの会合も開く予定。(大久保貴裕)

■立候補予定者の事前説明会に出席した陣営一覧

(※丸数字は当選回数。当選回数順)

枝野幸男前代表(60)(10)

野田佳彦元首相(67)(9)

泉健太代表(50)(8)

江田憲司元代表代行(68)(7)

馬淵澄夫元国土交通相(64)(7)

吉田晴美衆院議員(52)(1)

※1陣営は立候補予定者を明かしていないが、西村智奈美代表代行(57)(6)を推すとみられる。

朝日新聞社

8366OS5:2024/08/26(月) 21:29:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f0a9544d1a99ed9f0bb0dba4ede7ab6469f1ee8
枝野氏の「地域協力」論に反発 共産幹部
8/26(月) 20:05配信


82
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時事通信
共産党の小池晃書記局長=2023年10月、国会内

 共産党の小池晃書記局長は26日の記者会見で、立憲民主党代表選への出馬を表明した枝野幸男前代表が共産との全国一律の衆院選協力を否定し、地域ごとに連携を進める考えを示したことについて「(協力に)政党間の合意は必要だ。地域だけの合意で進めるわけにはいかない」と反発した。

【図解】立民代表選への出馬が取り沙汰される議員

 
 小池氏は「対等、平等、相互尊重」が選挙協力の原則だとした上で、「共産だけが一方的に(小選挙区)候補を降ろすということではない関係をつくる」と強調した。

8367OS5:2024/08/26(月) 23:47:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/4833a34023b3c7d8f3ea7abccc6cd1bbb7f08a3e
現職党首が3位…立民代表選へ苦境の泉健太氏 「中道」重なる野田佳彦氏に埋没 産経FNN合同世論調査
8/26(月) 20:39配信


産経新聞
記者会見を行う立憲民主党の泉健太代表=23日午前、国会内(春名中撮影)

産経新聞社とFNNの合同世論調査では、立憲民主党の新代表に誰がふさわしいかについても尋ねた。9月の代表選への出馬が取り沙汰される議員のうち7人を挙げたところ、トップは20・1%の野田佳彦元首相(67)で、16・4%の枝野幸男前代表(60)、6・6%の泉健太代表(50)が続いた。現職の党首ながら3位に沈んだ泉氏の窮状は、推薦人集めに苦戦する党内での立ち位置とも重なる。

党関係者の間では今春ごろから泉氏の再選出馬は既定路線とみられてきた。にもかかわらず、今にいたっても立候補の意向を表明できずにいる。

26日も出馬の可否について国会内で記者団に問われたが、「思いを伝えて、できる限りの理解を得ていきたい」と答えるにとどめた。

代表選立候補には国会議員20人の推薦が必要となる。泉氏を支える党内グループ「新政権研究会」は約20人を擁するが、他グループとの掛け持ちのメンバーも含まれており、泉氏支援で一枚岩になっているわけではない。グループ幹部は、推薦人集めの現状について「会の名簿を使ってしっかりやっている」と説明するが、苦しい状況は隠しようがない。

難局に拍車をかけているのが野田氏の存在だ。野田氏は正式な出馬表明こそしていないものの、立候補への意欲と解釈できる発言などを繰り返し始めた。泉、野田両氏はともに中道路線を志向しており、野田氏に注目が集まれば集まるほど泉氏の存在感は低下する。

泉氏の苦境の理由は、出馬表明の機を逸したことに尽きるといっていい。

与野党を問わず、党首選には「表明をしたから流れができる」という側面がある。立候補を明言しないことが「推薦人が集まらない」という風評を生み、その結果、さらなる失速を招く─。悪循環に陥る泉氏に局面打開の一手はあるのか。(松本学)

8368OS5:2024/08/26(月) 23:50:10
https://www.tokyo-np.co.jp/article/349768
立民代表選、吉田晴美氏が出馬に意欲 党内の中堅・若手に「男性のベテラン議員ばかり」と危機感
2024年8月26日 14時59分
立憲民主党の吉田晴美衆院議員(52)=衆院東京8区、1期=が党代表選(9月7日告示、23日投開票)に立候補する意欲を示した。26日に党が開いた立候補予定者の事前説明会には、吉田氏を支援する酒井菜摘衆院議員(38)=衆院東京15区、1期=が出席した。今後、中堅・若手に支援を働きかけるとしている。
酒井氏は報道陣の取材に、「若手、女性議員の声は今の党に必要で、吉田さんは十分な働きをしてくれる人物だ」と期待。立候補に必要な国会議員20人の推薦人の確保については、「めどは立っていないが、動きを活発にしていきたい。先輩議員の力も借りながら頑張りたい」と述べた。
吉田氏は本紙の取材に「自らが立候補することで若手、女性の視点の議論を喚起したい。1期生でも代表選に手を挙げられることを示し、自由で闊達な多様性を体現する党であってほしい。物価高、年金不安で国民の生活は苦しくなっている。経済再建と手厚い社会保障で『人』から始まる日本再生を訴えたい」と話した。(佐藤裕介)
衆院本会議で質問する立憲民主党の吉田晴美氏=2023年10月24日(朝倉豊撮影)

同時期にある自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)では、複数の中堅候補や女性候補が立候補する見通し。一方、立民代表選ではこれまでに出馬表明したり名前が取り沙汰されたりしているのは男性のベテラン議員ばかりで、「このままでは『人材不足』との印象が強まってしまう」(立民若手)との懸念が強まっている。
◆自民総裁選には女性や中堅も名乗り
立憲民主党代表選への出馬を表明する枝野幸男前代表=8月21日、国会内で(坂本亜由理撮影)

自民党総裁選には、女性候補では高市早苗経済安全保障担当相(63)や上川陽子外相(71)が立候補に意欲を示している。中堅では、既に出馬表明した小林鷹之前経済安全保障相(49)のほか、小泉進次郎元環境相(43)らの名前も挙がっている。
◆「このままでは刷新感で自民に見劣り」 
これに対し、立民代表選は既に名乗りを上げている枝野幸男前代表(60)=衆院10期=と、週内にも出馬表明を予定している野田佳彦元首相(67)=衆院9期=、再選出馬の意向を固めている泉健太代表(50)=衆院8期=を軸とした戦いになる見通し。このほか、馬淵澄夫元国土交通相(64)=衆院7期=や江田憲司元代表代行(68)=衆院7期=の名前も取り沙汰されているが、党内には「このままでは刷新感で自民に見劣りしてしまう」(中堅)との懸念も広がりつつある。
日本維新の会の勉強会に講師として出席し、あいさつする立憲民主党の野田佳彦元首相=8月23日午後、国会内で(佐藤哲紀撮影)

立民は党のホームページでも「政治にチャレンジする女性を応援」する理念を掲げている。野田氏を支える中堅議員は「女性の候補者も出てくれれば党にとっては素晴らしいことだ」と話す。
中堅・若手のグループ「直諫の会」が野田氏に出馬要請したことに対しては、他党から「若手は野田さんに立候補要請するんじゃなくて、自分たちが出ればいいのに」(国民民主党の玉木雄一郎代表)との声も上がる。
◆136人の党で推薦人20人はハードル高く
立候補の壁が高いのは、党所属国会議員20人の推薦人が必要とされていることに一因がある。自民党総裁選も同じ要件だが、自民の国会議員367人に対して、立民は136人に過ぎず、「多様な候補者を擁立するにはハードルが高すぎる」(立民若手)との声が上がる。
吉田晴美氏も26日、国会内で報道陣の取材に応じ、「20人というハードルがやっぱり高すぎると思う」と話した。
立憲民主党の地方議員有志から代表選への出馬要請を受けた後、報道陣の取材に応じる泉健太代表=8月26日午前、国会内で(佐藤哲紀撮影)

女性候補の擁立を巡っては、菅直人元首相が22日、自身が率いるグループ「国のかたち研究会」の会合で、2021年の前回選にも出馬した西村智奈美代表代行(57)=衆院6期=に出馬を要請したが、西村氏は明言を避けたという。
知名度の高い辻元清美参院議員(64)=衆院7期、参院1期=に期待する声も一部にある。だが、党内最大グループ「サンクチュアリ」関係者は「政権交代を目指す野党第一党の党首が参院議員というわけにはいかない」と指摘する。
このほか、中堅・若手としては小川淳也前政調会長(53)=衆院6期=の名前も取り沙汰されている。

8369OS5:2024/08/28(水) 07:52:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26c4ff42cf10c6e80f16421ff0ff4d5c02cd145
立民代表戦で揺れる中堅・若手グループ 野田元首相支援か、「民主のイメージ」回避か
8/27(火) 20:53配信


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産経新聞
立憲民主党の野田佳彦元首相(春名中撮影)

立憲民主党代表選(9月7日告示、同23日投開票)を巡り、中堅・若手の党内グループ「直諫(ちょっかん)の会」が揺れている。会長の重徳和彦衆院議員らグループ幹部は、野田佳彦元首相(67)に立候補を要請し、野田陣営として代表選に臨む構えだ。ただ、同会は一貫して党の体質刷新を訴えてきた経緯があり、一部のメンバーは民主党政権のイメージが強い野田氏を担ぐことへの忌避感を口にする。

代表選に向け、枝野幸男前代表(60)は27日、党所属議員の事務所を回りあいさつを重ねた。泉健太代表(50)は党の執行役員会に出席し、その後記者団の取材に応じたが、出馬の意向の明言は引き続き避けた。野田氏は、地元の駅周辺で政策ビラを配るなどの活動をこなした。

野田氏に対して、重徳氏は繰り返し面会して出馬の要請を重ねている。グループ内には、代表選に重徳氏を擁立すべきだという意見もあったが、重徳氏は26日の立候補予定者説明会への出席は見送った。

重徳氏が野田氏支援に回ろうと決めたのは、左派と解釈されることもある党の立ち位置を中道路線に寄せたいという思いがあったからだ。「穏健な保守層」への支持拡大を目指す野田氏は、その牽引役に適任だと期待する。

22日のグループの会合では「われわれが野田氏に求めるものは安定感や経験。野田氏がわれわれに求めるものは刷新感や新しい政策だ」と語った。

重徳氏は平成24年の衆院選で旧日本維新の会から衆院に初当選した。民主党に所属した経験はなく、代表選に出れば、枝野氏や野田氏らにはない「刷新感」をアピールできるとの観測もあった。

重徳氏の出馬に期待してきた直諫の会所属議員は、党風刷新が必要という理由から「民主の閣僚経験者は代表に就くべきではない」と語り、「野田氏に対する出馬要請は残念だ」と失望を口にする。

関係者によると、野田氏擁立に否定的なグループ内の数人が江田憲司元代表代行(68)の支援に回ることを模索しているほか、若手の吉田晴美衆院議員(52)に流れる動きもあるという。(深津響)

8370OS5:2024/08/28(水) 11:59:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d09799b32cbb4e421dbd377c82994f3581e1bd0
立憲民主党代表選 泉代表が推薦人集めに苦戦
8/28(水) 11:48配信




テレビ朝日系(ANN)
立憲民主党 泉代表

立憲民主党の代表選挙は、続投を目指す泉代表が、推薦人集めに苦戦し出馬表明ができていません。

泉氏の出馬を難しくしている最大の要因は、出馬の意向を固めている野田元総理大臣の存在です。

泉氏は、4月の衆議院の補欠選挙で3戦全勝するなど、「岸田政権を追い込んだ」という実績はあります。

ただ、野田氏とは「中道保守」で路線が重なるほか、党内からは「『小泉進次郎政権』を想定して、選挙の顔を選ぶなら重みのある野田さんしかいない」といった声が上がります。

野田元総理大臣

野田元総理
「やはり総理大臣経験者ですので、簡単に名乗りを上げて、負けました残念でしたっていう話ではなくて」

野田氏は、週内にも正式表明する見通しです。

すでに、枝野前代表が出馬を表明をしているほか、当選1回の吉田晴美議員が出馬の意向を表明するなど、女性候補者を擁立する動きもあります。

重鎮や、女性候補の名前もあがり、泉氏の再選へのハードルは高くなっています。

テレビ朝日報道局

8371OS5:2024/08/28(水) 17:35:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/b105f46d97ecea52e2611a19fc43059a48616c06
立民代表選に推薦人20人の壁…議員136人の15%相当、中堅議員「自民が60人集めるのと同レベルの難しさ」
8/28(水) 7:49配信

読売新聞オンライン
 立憲民主党の代表選(9月23日投開票)を巡り、各陣営が推薦人の確保に頭を悩ませている。立候補には、党所属国会議員の15%にあたる20人をそろえるという高いハードルを乗り越える必要があるためだ。

(写真:読売新聞)

 出馬の意向を固めている泉健太代表(50)は27日、国会内で若手議員と面会し、「推薦人が足りなくて代表選に出られない。代表を続けたいので力を貸してほしい」と要請した。

 泉氏は自らを支えるグループ「新政権研究会」(約25人)を基盤に推薦人を集めている。ただ、所属メンバーには他のグループと掛け持ちする議員もおり、グループ外にも幅広く働きかけをせざるを得ない状況だ。

 9日に出馬表明した枝野幸男・前代表(60)も自身が顧問を務める党内最大グループ「サンクチュアリ」(約30人)の支持をまとめきれておらず、27日、国会内の議員事務所を回って支持を呼びかけた。

 近く出馬を表明する野田佳彦・元首相(67)は出馬表明後、推薦人集めを本格化させる構えだ。

 代表選規則では、必要な推薦人の数は所属国会議員数にかかわらず、20人と定められている。国会議員数が3倍近くいる自民党の総裁選と同数で、中堅議員は「自民議員が支持を60人集めるのと同レベルの難しさだ」と指摘した。

 出馬に意欲を見せる江田憲司衆院議員(68)は25日、横浜市で「今更言っても遅いが、どうして10人に下げるというようなことをしなかったのか」と記者団に執行部への不満をにじませた。

 26日の立候補予定者の事前説明会には7陣営が出席したものの、推薦人を集められず、出馬を断念する陣営が出てくるのは必至だ。今後、陣営間の駆け引きが活発化するとみられる。

8372OS5:2024/08/28(水) 23:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/55a57e375201021a418b5c4d00b850869f452a2c
立憲・江田憲司氏のグループ合宿に15人 代表選立候補「もう一息」
8/28(水) 20:30配信

朝日新聞デジタル
立憲民主党内の自身のグループで講演をする江田憲司・元代表代行=2024年8月28日午後5時11分、栃木県日光市、大久保貴裕撮影

 立憲民主党の江田憲司元代表代行(68)は28日、立候補に意欲を示す党代表選(9月7日告示、23日投開票)を見据え、自身のグループの研修合宿を栃木県日光市で開いた。

 合宿には、党内グループ「ブリッジの会」から、江田氏を含め衆参15人が参加。来週中の出馬表明をめざす江田氏は出馬に必要な推薦人集めについて「ここをベースに20人に届かせるよう努める」と記者団に語る一方、「もう一歩が難しいが、もう一息だ」と述べた。15人の中には他グループと掛け持ちしている議員もおり、推薦人集めは難航している模様だ。代表選では時限的な消費減税を訴えたいとしている。

 グループのメンバーは合宿に先立ち、徳川家康ゆかりの世界遺産「日光東照宮」を参拝した。(大久保貴裕)

8373OS5:2024/08/29(木) 07:55:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ff6b2026c8c5fa96296240fb7cfb07fc58e0de0
立民・泉氏、推薦人確保に必死 代表選、「足元」離反で苦しく
8/29(木) 7:06配信

時事通信
講演する立憲民主党の泉健太代表=28日午後、東京都千代田区

 立憲民主党代表選(9月7日告示、23日投開票)で再選を目指す泉健太代表(50)が、20人の推薦人確保に必死となっている。


 前回代表選で支持を受けた小沢一郎衆院議員が離反するなど支持基盤が崩れているためだ。自ら議員会館の各事務所に足を運び、支持を要請。党内では「推薦人集めが難航しているのでは」との臆測も広がる。

 「世の中はそう甘くない。『泉さん、引き続き(代表)やってください』ということではない」。泉氏は28日の東京都内での講演で、自身を取り巻く党内の状況をこう語った。4月の衆院3補欠選挙全勝などの実績を挙げ、「自分がリーダーシップを取る、そういう2期目にしたい」と述べ、代表続投に意欲を示した。

 泉氏の基盤は、旧国民民主党出身者が中心の「新政権研究会」。所属議員は約20人だが、他グループとの掛け持ちも多い。前回代表選で協力を得た小沢氏とは選挙対策を巡る党役員人事で決別。小沢氏はいまでは反泉執行部の急先鋒(せんぽう)となっている。

 前回推薦人だった馬淵澄夫元国土交通相(64)も代表選出馬を模索。前回推薦人に名前を連ねた議員の一部は吉田晴美衆院議員(52)など他陣営を支援する動きもある。泉陣営からは「馬淵氏は泉代表の下で国対委員長を務めたのにどういうつもりか」との恨み節も漏れる。

 泉氏と同じく保守・中道路線の重鎮・野田佳彦元首相(67)は29日に出馬を表明する。野田氏の動きが影響しているとの見方もある。野田陣営幹部も「泉氏と推薦人が相当重なる部分はあるだろう」と分析した。

8374OS5:2024/08/29(木) 16:20:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fa01f5aaf46089a02ce754a9cf8da073856026b
野田元首相の出馬で広がる期待と戸惑い 立憲・泉氏「私にやらせて」
8/29(木) 15:21配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる立憲民主党の泉健太代表

 立憲民主党の野田佳彦元首相(67)が党代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補表明をしたことで、党内からは論戦の活性化につながるとの期待の一方、「昔の顔」による戦いになることへの戸惑いも飛び交う。

 先に立候補表明をしている枝野幸男前代表(60)は視察先のさいたま市内で記者団に「とにかく自民党総裁選を凌駕(りょうが)する良い議論を国民の前でしていきたい」と意気込みをみせた。そのうえで、「野田元首相とそうした議論ができるとすれば大変楽しみだ」と語った。

 立候補の意欲を示している泉健太代表(50)は千葉市での労働組合会合のあと、「どなたが出るのも自由」としつつ、「野田元首相、枝野前代表に、(覚悟は)全く引けをとらない。(2人とも)今の路線とそんなに変わらないのであれば、私がやらせていただけるのではないか」と記者団に述べ、強い対抗意識をむきだしにした。

 現代表に前代表、そして元首相――。「あともう1人、なんとか若手か女性を出さないと『古い顔対決』になってしまう」と衆院中堅は指摘する。代表選には、当選1回の吉田晴美衆院議員(52)のほか、江田憲司元代表代行(68)や馬淵澄夫元国土交通相(64)らも立候補を模索しており、参院若手は「今後、各陣営の推薦人争奪戦がより激しくなるだろう」と語った。(大久保貴裕、伊沢健司)

朝日新聞社

8375OS5:2024/08/30(金) 15:45:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/573e2716ea060c11c1e47e0ede96b048183cd428
立民・小川淳也氏が代表選出馬の見送り表明 「恩人の野田佳彦元首相の出馬が影響」
8/30(金) 15:35配信

産経新聞
立憲民主党の小川淳也前政調会長(矢島康弘撮影)

立憲民主党の小川淳也前政調会長(53)が30日、自身のX(旧ツイッター)アカウントを更新し、党代表選(9月7日告示、同23日投開票)への立候補を見送る方針を表明した。代表選を巡っては、野田佳彦元首相(67)が29日に出馬表明しており、自身の判断に「大きな影響を及ぼした」とした。

小川氏は前回の令和3年代表選に出馬している。この日のXでは、「これまでも場合によっては公言こそ出来なかったが、ある種の決意や覚悟も秘めていた」と記し、今回も出馬を検討していたことを明らかにした。

ただ、前日に出馬表明した野田氏が「前回小川が代表選でお世話になった恩人だ」としたうえで、「党内外から元首相として期待を寄せられる野田さんの出馬は、小川の判断にも大きな影響を及ぼすものだった」と説明した。

そのうえで「前回小川をご支持くださった皆様の多くが、野田さんの出馬を望んでいる。 改めてもう一段修行、辛抱、忍耐を重ね、今一歩、党内外からご期待とご信頼を得るべく、精進に精進を重ねる決意だ」などとつづった。

8376OS5:2024/08/30(金) 15:47:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dfcb4491af49083eb81283b6967c6595bf7feac
野田氏、保守層取り込み狙う 政権交代へ経験アピール 立民代表選
8/30(金) 7:04配信


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時事通信
JR津田沼駅前で支持を訴える野田佳彦元首相(右)=29日午前、千葉県習志野市

 立憲民主党の野田佳彦元首相(67)が9月の党代表選への出馬を決断した。

 自民党の派閥裏金事件で政治不信が高まり、立民内には次期衆院選で自民党から離れた保守層の取り込みを期待する声もある。自民総裁選は「刷新感」が注目されるが、野田氏は豊富な政治経験による「安定感」をアピールしたい考えだ。

【主な経歴】野田 佳彦(のだ よしひこ)氏

 「本来は自民支持だが失望した保守層の心をつかむことが(政権交代には)必要だ。自分なら果たせるかもしれない」。野田氏は29日、千葉県習志野市で記者団に、出馬を決断した理由をこう説明した。

 野田氏は当初、出馬には慎重で熟慮を重ねた。野田内閣で消費税増税を決めた結果、小沢一郎衆院議員らの集団離党を招き、2012年の衆院選で下野することになった自身の責任を強く自覚しているためだ。

 その小沢氏と野田氏は7月以降、代表選を巡って複数回会談。「中道から右の野党、穏健な保守層まで狙わないと政権取りはできない」との認識をすり合わせた。野田氏は29日、記者団に「12年の時、一番立場が離れた者同士が問題意識の共有ができたことは一つの前進だ」と会談の意義を語った。

 自民総裁選は、小泉進次郎元環境相(43)や小林鷹之前経済安保担当相(49)といった若手も加わる争いとなる。野田氏に近い衆院議員は「自民が若さならば、こちらは安定感だ。(新代表には)野田氏しかいない」と強調。野田氏も「改革もどきを言う世襲の多い金魚に立ち向かうドジョウ」と自身を評し、自民総裁選への対抗意識をあらわにする。

 立民内には、野田氏ならば日本維新の会との連携が進むのではないかと期待する声もある。野田氏は共産党を加えた政権を明確に否定するとともに、維新などとの野党連携を訴えているためだ。

 ただ、思惑通りに進むかは見通せない。維新の馬場伸幸代表は28日のBSフジの番組で、野田氏が代表に就いた場合の連携について「選挙協力をすることは一切ない」と断言、従来の立場を繰り返した。

8377OS5:2024/08/31(土) 09:41:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/eda29c48add4a36fbef3ad162e9c4ff9b5f8e006
立民代表選、新旧トップら3氏が軸 「4人目」の出馬焦点 31日で告示まで1週間
8/30(金) 19:28配信


産経新聞
立憲民主党代表選顔ぶれ

31日で告示まで1週間となる立憲民主党代表選は、既に立候補の意向を表明済みの枝野幸男前代表(60)と野田佳彦元首相(67)、推薦人確保を急ぐ泉健太代表(50)の3人の争いが軸となる見通しだ。来週中盤に構図が固まるとみられ、3氏とは別の人物が名乗りを上げるかが焦点となる。

代表選は、泉氏の任期満了に伴って9月7日告示、同23日投開票の日程で行われる。8月26日の立候補予定者説明会には、3氏と江田憲司元代表代行(68)、馬淵澄夫元国土交通相(64)、吉田晴美衆院議員(52)の計6陣営と、予定者を明示しない1陣営が参加した。

党内最大グループ「サンクチュアリ」(約30人)は30日の総会で枝野氏支援を決めた。「花斉会」(約10人)は野田氏、「新政権研究会」(約20人)は泉氏をそれぞれ支える。野田氏に対しては中堅・若手の「直諫(ちょっかん)の会」(約20人)内にも支援の動きがある。

立候補には党所属国会議員(136人)のうち20人の推薦人が必要となる。立民のグループは自民党派閥に比べると結束の度合いが緩やかで、複数を掛け持ちする議員も少なくない。一定規模のグループに支援される泉氏ですら、推薦人集めで苦戦を強いられているのはこのためだ。泉氏に近い議員は30日、「告示前に立候補表明はする」と語り、推薦人確保が最終段階にあることを示唆した。

枝野氏と野田氏、泉氏を除くと、推薦人が集まる可能性が最も高いのは江田氏とみられる。野田氏を担ぐことに反発する直諫の会の一部議員も江田氏支援に回る構えだ。

関係者によると、江田氏の推薦人になる見込みのある議員は10人超に達しているという。江田氏を中心とするグループ「ブリッジの会」が28日に栃木県日光市で開いた研修会には、江田氏本人を含め15人が参加した。江田氏は民主党に在籍した経験がなく、民主政権のイメージが強い枝野氏や野田氏を敬遠する議員の受け皿になる可能性もある。

馬淵氏は大西健介政調会長代理らから出馬要請を受けている。江田、馬淵両氏の協力関係を取り持とうとする動きもある。

一方、唯一の女性で当選1回の若手である吉田氏にとって、推薦人確保のハードルは高いようだ。関係者は「応援しているメンバーは、代表選のノウハウが乏しい若手が多い」と窮状を明かした。(深津響)

8378OS5:2024/09/01(日) 22:08:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a3292ec59b5b63dfd4fe74049300f42ccbea622
立憲民主の泉代表、20人の推薦人確保が微妙…支持グループは掛け持ち多く「あと3人がきつい」
9/1(日) 18:04配信

読売新聞オンライン
立憲民主党の泉代表

 立憲民主党の代表選(9月7日告示、23日投開票)に出馬する意向を固めている泉健太代表(50)が、立候補に向けて正念場に立たされている。自らを支える党内グループの支持を固めきれていないためで、立候補に必要な20人の推薦人確保は微妙な情勢となっている。

 「あと3人がきついんです」

 ある連合関係者は8月29日、泉氏から推薦人集めが難航している状況をそう打ち明けられた。泉氏としては、連合の組織内議員に推薦人になってもらえるよう、連合からの働きかけを期待したとみられる。

 泉氏の党内支持基盤であるグループ「新政権研究会」は約25人が所属しているが、他グループとの掛け持ちが多く、泉氏支持で一枚岩になれていない。

 すでに立候補を表明した野田佳彦・元首相(67)や、出馬に意欲を示す江田憲司衆院議員(68)や馬淵澄夫衆院議員(64)は、党内での立ち位置が「中道・右派」で泉氏と重なっており、「新政権研究会」の一部が3氏の支援に流れているとされる。

 泉氏からの離反が目立つ背景には、2021年11月に代表となって以降、党勢が低迷を続けていることがある。8月の読売新聞の世論調査による党支持率は6%と、代表就任直後の7%からほとんど変わっていない。他の野党との協力関係も一進一退で、前回の代表選で泉氏を支援した小沢一郎衆院議員は「野党共闘の取り組みが不十分」として、執行部批判の急先鋒(せんぽう)に回った。

 国政選でも、自民党派閥の「政治とカネ」の問題の追い風を受けて全勝した今年4月の衆院3補欠選挙以外、22年参院選などでは敗北。早期解散論が取りざたされる中、党内には「泉氏は『選挙の顔』として不安だ」との声がある。

 一方、泉氏は代表としての約3年間について「党を再生するために歯を食いしばってきた」と自負しており、周辺も「大きな失点はなく、現職不出馬はあり得ない」と語る。出馬を目指している江田、馬淵両氏の陣営も推薦人集めが進んでいないことから、泉氏は両陣営の取り込みを模索していく考えだ。

 代表選には、枝野幸男・前代表(60)も出馬表明している。

8379OS5:2024/09/03(火) 07:57:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b32a5320d14a4a383bb475cb879e9200e8a83b2
小沢氏、野田元首相を支持 立民代表選、民主政権時に対立
9/2(月) 23:47配信



時事通信
小沢一郎衆院議員

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が党代表選(7日告示、23日投開票)で野田佳彦元首相(67)を支持する意向を固めたことが分かった。

 複数の関係者が2日、明らかにした。野田氏と3日にも面会し、支持を伝える予定だ。

 小沢氏の率いる党内グループ「一清会」(約15人)は代表選の対応を小沢氏に一任しており、所属議員の多くは野田氏支援でまとまるとみられる。

 代表選に向け、小沢氏は野田氏と複数回会談。野田氏によると「政権奪還には中道・保守層の支持が必要」との認識で一致したという。野田氏支援の方針について、小沢氏周辺は「衆院選を控え、落ち着いた人物が適任だとの判断だ」と語った。

 小沢氏は前回代表選で泉健太代表(50)を支持したが、その後の人事や党運営を巡って反目。今回の代表選では泉氏の交代を主張してきた。野田氏とは、旧民主党時代の野田政権時に消費税増税に関して対立し、小沢氏らが集団離党した経緯がある。

8380OS5:2024/09/03(火) 10:24:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/0019d0325cd81d886a7ed7c190eac8c1665488f5
推薦人20人、ハードル高く 中堅・若手が見直し要求 立民代表選
9/3(火) 7:05配信

時事通信
記者会見する立憲民主党の中谷一馬衆院議員(中央)ら=2日午後、国会内

 立憲民主党代表選(7日告示、23日投開票)に関して、同党の中堅・若手議員から出馬に必要な推薦人20人のハードルが高過ぎるとの声が相次いでいる。

【主な経歴】岡田 克也(おかだ かつや)氏

 執行部は「既に決まったルールで、変えることはない」(岡田克也幹事長)と今回の見直しには否定的だが、代表選後に改正論議が本格化しそうだ。

 中谷一馬衆院議員ら国会議員有志は2日、「立民が有している幅広い人材を国民に知っていただく機会を損失している」などと現行制度を批判する文書を公表。代表選出馬に必要な推薦人について、現行の「20人以上25人以下」から「国会議員の10%もしくは20人のいずれか少ない方」などに緩和するよう求めた。

 出馬を模索している吉田晴美衆院議員も2日、記者団に「改正しなければならない。20人はなかなか1期生にとって生易しいものではない」と訴えた。

 推薦人20人の要件は自民党も同じだが、投票権を持つ自民の国会議員が367人なのに対し、立民は136人で20人確保のハードルは高い。

 ただ、立民の源流である旧民主党や旧民進党も、推薦人20人が必要だった。このため、党内には要件緩和に慎重な声もあり、過去に代表選に出馬した経験がある岡田氏も8月の会見で「代表選に出ることを考えると、そのくらいの支持は当然必要ではないか」と指摘した。

8381OS5:2024/09/03(火) 21:02:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/3013826cc2bb7ee6d319c01daa7b566062e9d0c4
【立憲民主党代表選】杉尾秀哉氏「枝野さんと野田さん以外で支持を検討」 篠原孝氏「刷新感に欠ける人たち過ぎる」 下条みつ氏は枝野氏の推薦人になる予定 長野県の議員はどう動く
9/3(火) 19:16配信


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NBS長野放送
参院・長野県区 杉尾秀哉議員

立憲民主党の代表選は9月7日告示、23日投開票。長野県内の議員はどう動くのでしょうか。

立憲民主党 代表戦

野党第1党の立憲民主党の代表選。これまでに枝野幸男前代表と野田佳彦元総理大臣の2人が出馬を表明。泉健太代表と吉田晴美衆院議員、江田憲司元代表代行も出馬に向けた準備を進めています。

構図が固まらない中、県関係議員も支持の絞り込みを進めています。

衆院・比例・篠原孝議員

衆議院・比例の篠原孝議員。「ニュートラルの立場」として、支持は明らかにしていません。しかし、刷新感のある人が出てきてほしいとしています。

衆院・比例・篠原孝議員:
「(表明の2人は)刷新感に欠ける人たち過ぎるんじゃないか。吉田晴美さんが名乗りをあげたのは一つのインパクトを与えているんじゃないか。江田憲司さんと吉田晴美さんにも参画してもらって、代表選、政策を論争して誰がいいかっていうのをやってほしい」

衆院・比例 神津健議員

衆議院・比例の神津健議員もまだ支持を決めていません。連日、各陣営から支援の依頼が来ていると言います。

衆院・比例・神津健議員:
「野党がまとまっていける、そうしたリーダーを選んでいく必要があると思う。熱量であったり、やる気、それから中長期的に日本の課題を本当に解決していけるかという人を」

衆院・長野2区 下条みつ議員

長野2区選出の下条みつ議員は枝野前代表の推薦人になる予定です。「泉代表の下で党の支持が広がっていないこと」、「中山間地への支援などが自身の政策と重なること」などを理由に挙げています。

参院・県区 杉尾秀哉議員

参議院県区の杉尾秀哉議員は、西村智奈美代表代行に出馬を促していましたが、3日までに不出馬が決まり、支持は白紙状態です。今後、枝野前代表と野田元総理大臣以外で支持を検討する方針です。

参院・県区・杉尾秀哉議員:
「できるだけいろんな人が立った方がいいと思っていて、どうやったら代表選挙を盛り上げられるかという観点だったので、いろんな考え方の人が出られるようにした方が議論も活性化すると思うので、それに資するような行動をとりたい」

参院・県区 羽田次郎議員

参議院県区の羽田次郎議員は、選挙管理委員を務めており、支持は明らかにしていません。

立憲民主党の代表選は9月7日告示、23日投開票。国会議員と次期衆院選・参院選の公認候補予定者、党員などによる投票で争われます。

長野放送

8382OS5:2024/09/04(水) 22:51:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5bf8a44da36a10c7876ece7008ea4d836491ff6
立民の泉代表、立候補へ正念場 迫る告示、推薦人確保が難航
9/4(水) 19:17配信


共同通信
立憲民主党の泉健太代表

 立憲民主党代表選の告示が7日に迫る中、泉健太代表(50)が正念場を迎えている。立候補に必要な20人の推薦人確保に難航、正式な出馬表明に至っていない。2021年の前回代表選で泉氏を押し上げた党内グループは結束を欠き、党幹部も泉氏以外の支持で走り始める。出馬を模索する江田憲司元代表代行(68)らと同様、他グループの協力が得られるかどうかが鍵を握る。


 泉氏は4日、自らを支えるグループ「新政権研究会」(20人弱)の幹部と国会内で会い、情勢を分析した。立候補意向を示す吉田晴美衆院議員(52)とも意見交換した。

 苦戦の背景には、グループが「泉氏支援」でまとまり切れない現状がある。立民のグループは自民党派閥と異なり掛け持ちが可能で、中道・保守路線で重なる野田佳彦元首相(67)や江田氏に支持が分散。泉氏以外を推すグループ議員の一人は「泉氏に大きな失敗はなかったが、続投が党の将来に良いことなのだろうか」と指摘する。

 代表を務めた3年間で党勢向上が見られないことも支持に広がりを欠く要因だ。

8383OS5:2024/09/05(木) 16:05:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/44d41d5a83b08ca5d3bb26ffb3ca0b12d04f6756
立民・馬淵氏、立候補見送り 菅元首相は吉田氏支持
9/5(木) 11:36配信


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共同通信
馬淵澄夫氏

 立憲民主党の馬淵澄夫元国土交通相(64)は5日、党代表選への立候補を見送る考えを表明した。馬淵氏は一部国会議員から出馬を要請されていたが、告示が7日に迫る中、推薦人20人確保のめどが立たなかった。出馬を模索する吉田晴美衆院議員(52)は菅直人元首相と面会し、支持を取り付けた。

 馬淵氏は国会内で記者団の取材に、路線が近い泉健太代表(50)、江田憲司元代表代行(68)との間で候補者調整を進めていたと説明。「最後まで一本化を図る」と努力を続ける意向を示した。

 吉田氏は菅氏を訪ね、支援を要請。菅氏は推薦人になる考えを伝えた。

8384OS5:2024/09/05(木) 16:18:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e41f83faf909faeac1fa35da19183dcfd1882be2
立憲代表選、馬淵澄夫元国交相が出馬断念 泉・江田氏と一本化めざす
9/5(木) 12:12配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる馬淵澄夫元国土交通相=2024年9月5日午前11時6分、国会内、松井望美撮影

 立憲民主党代表選(7日告示、23日投開票)に立候補の意欲を示していた馬淵澄夫元国土交通相(64)が5日、「出馬の思いは封印する決意をした」と不出馬を表明した。そのうえで、泉健太代表(50)か江田憲司元代表代行(68)への候補一本化をめざす考えを示した。国会内で記者団に語った。

 代表選に立候補するには、国会議員20人の推薦状が必要で、泉、江田両氏ともに推薦人確保のめどが立っていない。中道路線を掲げる馬淵氏は、泉、江田両氏と支持層が重なるため、自らは身を引き、泉氏か江田氏かへの一本化を図るという。

 ただ、その調整は難航しそうだ。泉、江田両氏は立候補に向けて他グループへの働きかけを強めており、告示日まで代表選の構図が固まらない可能性もある。

 代表選には、枝野幸男前代表(60)、野田佳彦元首相(67)がすでに立候補を表明。吉田晴美衆院議員(52)も意欲を示している。(松井望美)

朝日新聞社

8385OS5:2024/09/08(日) 21:50:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/316a7e83f89741f586b3c93e7b22a760fbb92b15
締め切り2分前に滑り込み出馬 当選1回の吉田晴美衆院議員 立憲民主党代表選に挑戦 
9/8(日) 6:00配信
スポーツ報知
代表選での健闘を誓い合った(左から)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員(代表撮影)

 立憲民主党の代表選が7日告示され、既に立候補を表明していた野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)に加え、吉田晴美衆院議員(52)が滑り込みで出馬にこぎつけた。2021年の衆院選で初当選し、国会議員を1期務めただけの吉田氏は、従来の永田町の常識にとらわれない政治を行っていきたいと強調。新代表は23日の臨時党大会で選出される。

 まさに「滑り込み」の言葉がピッタリの立候補となった。吉田氏の届け出書類の受け付けが完了したのは、午前11時に設定された締め切りのわずか2分前だった。

 8月26日に代表選への名乗りを上げたものの、推薦人20人のハードルは高く、難航。同じく立候補を模索していた江田憲司元代表代行(68)との一本化にギリギリで成功した。江田氏と共に国会内で取材に応じた際には、目に涙を浮かべながら「正直もう駄目かと思う瞬間もあった」と感謝。江田氏は「ジェンダー平等を訴える党で、女性候補が一人もいない選択肢はあり得ない」と身を引いた理由を説明した。

 その後、党本部で行われた共同会見では「ここに立つ30分前まで、立候補かどうか決まってませんでした」と心境を吐露した。「当選1回の吉田が何を言っているんだと言われるかもしれませんが、政治の慣習にとらわれない等身大の政治を行いたい」と主張。「自民党や、永田町の常識では1期生の挑戦などあり得ない。常識を変えたい」と、同時期に党総裁選が行われる自民党を引き合いに、現状打破のパワーとフレッシュさをアピールした。

 吉田氏は山形県出身。幼少期から実家の青果店を手伝い、ホームページでも「やおやの娘」との記述があるほど実家に誇りを持ち、尊敬する人にも父を挙げている。航空会社の客室乗務員(CA)、投資・証券会社社員、民主党政権時の小川敏夫法相の秘書官を経て、2013年参院選岩手選挙区で国政選挙に初出馬(落選)した。

 名を知られたのが3度目の挑戦で初当選した21年の衆院選。野党統一候補として東京8区で立候補し、それまで選挙区で敗れたことのなかった自民党の石原伸晃元幹事長(67)を破る大金星どころか、比例復活も許さない完勝を果たした。唯一の女性候補として、そして前代未聞の当選1回議員として、どこまで存在感を見せられるか。政権交代への布石となる、17日間の論戦の火ぶたが切られた。

報知新聞社

8386OS5:2024/09/08(日) 21:51:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c43b203bc38ae8f1f0df7ebe5a55e8173adc874
締め切り5分前に立候補の吉田晴美氏、推薦人に野田佳彦氏と近い議員加わる…立憲民主党代表選
9/7(土) 21:01配信

読売新聞オンライン
立憲民主党代表選に立候補し、討論会で質問に答える吉田晴美衆院議員(7日、東京都千代田区で)=若杉和希撮影

 7日告示の立憲民主党代表選に出馬した吉田晴美衆院議員(52)は告示当日まで推薦人の確保が難航し、立候補を届け出たのは締め切りの約5分前だった。

 吉田氏周辺によると、6日午後の時点で20人必要な推薦人は十数人にとどまっていたという。同じく出馬を模索する江田憲司衆院議員(68)と6日夜から断続的に国会内で面会し、一本化に向けた最終協議が行われた。

 交渉は7日朝に再開され、立候補締め切りの午前11時の約30分前に両氏が記者団に姿を見せ、吉田氏に一本化したことを明らかにした。

 両氏によると、「消費税の食料品非課税」などの政策で合意したといい、江田氏は「ジェンダー平等を訴える政党の代表選に女性候補がいないのはおかしい。国民から見捨てられるという危機意識だ」と一本化の理由を語った。

 吉田氏の推薦人には、江田氏が率いるグループの所属議員が名を連ねたほか、野田佳彦・元首相に近い議員も加わった。

 選挙期間が重なる自民党の総裁選には過去最多の立候補者が見込まれており、立民内では埋没を懸念する声があった。野田氏は当選1回で代表選初挑戦となる吉田氏の出馬を期待していたとされ、野田氏が推薦人を貸したとみられる。

8387OS5:2024/09/08(日) 21:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7e4279f9ab75d096b2e086686cf773c422edb7d
立憲民主党代表選、党内四分 主導権争い過熱
9/7(土) 20:50配信

産経新聞
野党第一党のトップを選ぶ立憲民主党代表選が7日告示され、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4人が名乗りを上げた。各陣営や党内グループは、新代表選出後の主導権争いも視野に23日の投開票に向けた攻防に臨む。

立候補に必要な推薦人20人の確保を巡る駆け引きは告示日の朝まで続いた。

推薦人集めが難航していた吉田氏と江田憲司元代表代行(68)は7日午前、国会内で会談し、両陣営で候補を一本化して吉田氏が出馬することで合意した。話がまとまったのは、立候補の受け付け開始時刻の午前10時をわずかに回ってからだった。

告示日にようやく構図が固まるというあわただしい幕開けとなった代表選は、現時点では、野田、枝野両氏の対決が軸になるという見方がもっぱらだ。

野田氏は、自身のグループ「花斉会」に加え、小沢一郎衆院議員が率いる「一清会」からも支援を取りつけた。中堅・若手グループ「直諫(ちょっかん)の会」の重徳和彦衆院議員ら幹部も野田氏を支える。対する枝野氏は、党内最大グループ「サンクチュアリ」の支援を受ける。

一方、泉氏を支えるのは旧国民民主党系グループ「新政権研究会」だ。同グループは約20人を擁するが、支持を固め切ることができず、推薦人集めは難航した。求心力の低さを露呈したことは、選挙戦でもマイナスに作用しかねない。

吉田氏の推薦人には、江田氏らのほか、花斉会の複数の議員も名を連ねた。ただ、野田氏から離反したというわけではなく、唯一の女性候補である吉田氏の出馬を後押しして、多様な人材が競り合う代表選を演出するという「大局的な見地」(野田氏周辺)からの動きのようだ。

代表選は、最初の投票で過半数を獲得する候補がいなければ決選投票となる。党関係者は「花斉会の動きは、決選投票を見据えた吉田氏陣営への連携呼び掛けではないか」との推測を口にした。(松本学)

8388OS5:2024/09/08(日) 21:52:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/df0ebb5c72762cad4adbcd660cdefd8dc951acc6
【立憲代表選】締め切り30分前の攻防ドキュメント 4人目は江田氏か吉田氏か…告示日ギリギリですべり込み 候補者「1本化」の瞬間
9/7(土) 20:46配信


MBSニュース
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まさにギリギリの決着だった。9月23日に投開票される立憲民主党の代表選挙。その構図が決まる瞬間に立ち会った。

告示日当日の9月7日、時刻は午前10時半すぎ。立候補者受付が終了する午前11時まであとわずかというタイミングだった。

議員会館の廊下に漂った“独特な空気”
土曜朝の永田町。国会も開会されておらず、外は人の姿もまばらで穏やかな休日の朝を迎えていた。しかし、そんな中、衆議院第二議員会館の6階は違った。

このフロアには出馬を目指す吉田晴美議員と江田憲司議員双方の事務所がある。それぞれの事務所の距離は別の議員の2つの事務所をはさんで40mほどしか離れていない。

部屋の前の廊下には番記者ら約20人に、各局のカメラマンがスタンバイし、2人の出馬の可否が出るのを待ち受けている。会館内は土曜日ということもあって廊下の照明は消されていて薄暗く、空調も効いておらず、とにかく蒸し暑い。そこに昨晩から続く取材による記者たちの疲労感と両陣営の焦燥感がない混ぜとなった独特の空気が漂っている。

分刻みの攻防と水面下の交渉
【午前9時】
陣営や選対の関係者がトイレへ行くために部屋を出入りするたびに記者が後を追う。みな一様に表情は固い。

吉田晴美議員もトイレへ。緊張した面持ちで頭を下げるだけで、また自室へと入る。

【午前9時45分】
江田憲司議員が別の議員の部屋へ。表情は険しい。また足早に戻っていく。

どちらが出馬にいたるのか、それともどちらも出馬できないのか?部屋の中では推薦人集めと、両者の一本化に向けた水面下の交渉が大詰めを迎えているようだ。

【午前10時6分】
江田氏が部屋から出てきた。「だいぶ見えてきた」と口にする。続いて江田陣営の議員も「どっちかが出るところに一歩、半歩近づいた感じですね」と話す。

決着の時が近づいてきた。各陣営、関係者の部屋の出入りが激しくなる。さすがに立候補受付の締め切りが近づいてきたため、記者に交じって立憲民主党の職員も廊下にスタンバイし、心配そうに様子をうかがっている。

立憲民主党職員から「あと1人来た時にどうするか、書類のチェックや用意もあるし」と本音が漏れる。

8389OS5:2024/09/08(日) 21:53:09

【午前10時20分】
江田議員の部屋から5、6人の議員がぞろそろと出てきた。「はー」と大きなため息を吐く議員もいる。そして、いまから江田、吉田陣営両方がそろってぶら下がり取材を受けるという。

江田氏が取材を受けるという場所となった議員の部屋へと入った。表情は明るくはない。時刻はすでに午前10時半を回っていた。

立候補締め切り30分前を切ってようやく一本化で決着
【午前10時33分】
報道陣に合意文書が撒かれた。立憲民主党代表選立候補にあたっての合意事項というタイトルだ。

中身は物価高に苦しむ国民生活を守るため消費税の時限的な5%減税、特に食料品の消費税非課税と、富裕層に応分の税負担を求め、中間層や低所得層に再分配するという大きく2点が書かれている。江田氏、吉田氏の2人のサインも入っている。

【午前10時35分】
吉田氏、江田氏双方のぶら下がりが始まった。

(江田憲司議員)
「このジェンダー平等を訴える立憲民主党代表選に女性候補が1人もいないという選択肢はあり得ないという強い思いからですね、昨夜来、吉田晴美さんへの一本化に向けてですね、努力を重ねて参りました」
「今回、吉田晴美さんとは、消費税の時限的な5%減税、特に食料品の非課税、さらにはこうした分配なくして成長なし、こういった点についてですね、合意をされましたので、私も喜んで吉田晴美さんに交渉を一本化して、これからはですね、吉田晴美さんが代表選に勝ち抜くためにですね、私と私の陣営にいたきょう並んでおられる議員の皆さんと力を合わせてですね、当選に向けて頑張ってまいりたいと思います」

吉田晴美議員に一本化が決まったことが発表された。吉田議員は…

(吉田晴美議員)
「この間、正直もう駄目なんじゃないかと思う瞬間もありました。それでも、今回この一本化で立憲民主党が自由闊達で、そして多様性に満ちた意見を尊重し、そして、自民党ではきっとありえないと思うのですが、一期生がこの代表選のステージに立たせていただく、言行一致で立憲民主党はまとまっていく、その本当に私は希望をいただいたと思います。江田憲司議員はじめ陣営の皆様、本当にありがとうございました」

吉田議員の目にはうっすら涙が浮かんでいた。

「最後までやり切ろうという意見もあったが…」
ぶら下がり取材終了後、江田陣営の議員に話を聞いた。

「朝からなんとか一本化できるならばという動きがさらに加速した」
「江田さんがみんなの意見を聞いてから決めたいというので、午前8時くらいかな、みんな意見を言い合った」
「最後までやり切ろうという意見もあったが、政策で最低限一致できるところとして江田さんが提示する形で引き取った。一本化って簡単なものではないですよ、だってベタ折れですから降りる方は」

と悔しさをにじませた。

現代表の泉健太議員でさえ推薦人集めに苦労した立憲民主党の代表選。女性候補を含む4人で争われることになった。さまざまな党内力学の中で時間ぎりぎりでようやく選挙戦の構図が固まった。

出馬をめぐる攻防だけでなく自民党総裁選に負けない激しい論戦を期待したい。


(MBS東京報道部長兼解説委員 大八木友之)

8390OS5:2024/09/08(日) 22:01:38
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240908-OYT1T50020/
立憲民主党代表選、野田・枝野・泉・吉田氏の推薦人名簿
2024/09/08 07:15
 立憲民主党代表選に立候補した4氏の推薦人は次の通り。(敬称略、数字は当選回数)

 【野田佳彦】▽衆院 菊田真紀子〈7〉、笠浩史〈7〉、寺田学〈6〉、伴野豊〈6〉、青柳陽一郎〈4〉、佐藤公治〈4〉、重徳和彦〈4〉、中島克仁〈4〉、鎌田さゆり〈3〉、野間健〈3〉、青山大人〈2〉、伊藤俊輔〈2〉、源馬謙太郎〈2〉、中谷一馬〈2〉、森田俊和〈2〉、神津健〈1〉、堤かなめ〈1〉、太栄志〈1〉、本庄知史〈1〉 ▽参院 青木愛〈3〉

 【枝野幸男】▽衆院 近藤昭一〈9〉、柚木道義〈6〉、下条みつ〈5〉、吉川元〈4〉、石川香織〈2〉、大河原雅子〈2〉、神谷裕〈2〉、大築紅葉〈1〉、山岸一生〈1〉、渡辺創〈1〉 ▽参院 福山哲郎〈5〉、石川大我〈1〉、打越さく良〈1〉、勝部賢志〈1〉、岸真紀子〈1〉、熊谷裕人〈1〉、古賀千景〈1〉、高木真理〈1〉、田島麻衣子〈1〉、森屋隆〈1〉

 【泉健太】▽衆院 渡辺周〈9〉、大島敦〈8〉、川内博史〈7〉、大西健介〈5〉、小熊慎司〈4〉、城井崇〈4〉、森山浩行〈3〉、吉田統彦〈3〉、道下大樹〈2〉、緑川貴士〈2〉、米山隆一〈1〉 ▽参院 石橋通宏〈3〉、徳永エリ〈3〉、古賀之士〈2〉、杉尾秀哉〈2〉、田名部匡代〈2〉、森本真治〈2〉、鬼木誠〈1〉、柴慎一〈1〉、村田享子〈1〉

 【吉田晴美】▽衆院 菅直人〈14〉、玄葉光一郎〈10〉、中川正春〈9〉、阿部知子〈8〉、江田憲司〈7〉、奥野総一郎〈5〉、落合貴之〈3〉、谷田川元〈3〉、山崎誠〈3〉、岡本章子〈2〉、桜井周〈2〉、山田勝彦〈2〉、早稲田夕季〈2〉、荒井優〈1〉、酒井菜摘〈1〉、鈴木庸介〈1〉 ▽参院 川田龍平〈3〉、小西洋之〈3〉、石垣のり子〈1〉、奥村政佳〈1〉、塩村文夏〈1〉

立憲民主党代表選の最新ニュース

8391OS5:2024/09/08(日) 22:02:43
>玄葉氏は「政権交代を見据え、首相に必要な胆力、見識、人間性を備えた野田氏を支持する」と明言した。一方、玄葉氏は立候補に必要な推薦人集めが難航した吉田晴美衆院議員の推薦人に名を連ねた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ca00f3ad6ac78b44c69d7fddd1d5970d1cab5af
玄葉氏は野田氏支持、小熊氏は泉氏の推薦人に 立憲民主党代表選
9/8(日) 8:45配信
 立憲民主党代表選を巡り同党の福島県関係国会議員4人のうち、玄葉光一郎元外相(衆院福島3区)は野田佳彦元首相、県連代表の小熊慎司衆院議員(福島4区)は泉健太代表を支持する意向を固めた。7日、福島民友新聞社の取材に明らかにした。

 玄葉氏は「政権交代を見据え、首相に必要な胆力、見識、人間性を備えた野田氏を支持する」と明言した。一方、玄葉氏は立候補に必要な推薦人集めが難航した吉田晴美衆院議員の推薦人に名を連ねた。理由について「女性や若手候補による幅広い論戦を国民に示す代表選にしなければならない。告示が迫る中で、吉田氏の陣営から繰り返しの要請を受け、代表選の構図全体を考えて推薦人になる判断をした」と説明した。

 小熊氏は泉氏の推薦人となり「(4月の)衆院3補選で3勝し、代表としての3年間で特段の失点もない」と手腕を評価した。県連代表の立場として「(泉氏に利するような)代表選に関する活動は控える。公正公平な代表選になるよう尽力する」と述べた。

 金子恵美衆院議員(福島1区)は支持する候補について「今の段階では決まっていない。各候補の議論を拝聴し、地元の党員とサポーターの意見を聞いて決める」とした。

 馬場雄基衆院議員(比例東北)は代表選挙管理委員会の委員を務めており「中立公正の立場を貫くため、どの候補を支持するかは明言することができない」としている。

福島民友新聞社

8392OS5:2024/09/08(日) 22:06:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddcbaf2204f772dc1d507416d1ce2c4d2a0b65d1
土壇場の出馬表明、苦境あらわ 泉氏、難航した推薦人確保 立民代表選
9/6(金) 17:55配信
立憲民主党代表選(7日告示、23日投開票)に向けた推薦人確保が難航していた泉健太代表(50)が6日、ようやく出馬表明にこぎつけた。現職の党首ながら告示直前まで立候補の環境が整わなかったという経過は、泉氏に対する期待感の乏しさを印象づけた。

【グラフィックでみる】立憲民主党代表選への出馬が取り沙汰される主な顔ぶれ

代表選立候補には党所属国会議員(136人)のうち20人の推薦人が必要だ。泉氏を支える党内グループ「新政権研究会」は約20人を擁するが、支持を固め切ることができず苦戦を強いられた。

「酸素の薄い山を登っているようだ…」

泉氏は2日、関係者に推薦人集めの苦労をこう吐露した。調整の末、確保にめどがついたのは告示が2日後に迫った5日夜だった。

もちろん、難航はやむをえなかったという見方もできる。自民党総裁選出馬にも立民代表選と同数の推薦人が必要だが、国会議員数を分母にした「20人」の割合は、自民が5・4%、立民は14・7%。立民代表選のほうが立候補へのハードルが格段に高いといえる。

とはいえ、枝野幸男前代表(60)と野田佳彦元首相(67)が8月中に出馬表明に至ったことを考慮すると、泉氏の求心力の低さは否定できない。選挙戦で支持を広げていくことは容易ではなさそうだ。

「代表を3年やってこの状況ということは、やはり欠けているところがあるんだよ」

ある中堅は冷ややかに評した。(深津響)

8393OS5:2024/09/08(日) 22:17:09
https://mainichi.jp/articles/20240907/k00/00m/010/069000c
立憲民主代表選“推薦人集め狂騒曲” 激烈、駆け引き告示朝まで
安部志帆子
源馬のぞみ
政治

速報

政局
毎日新聞
2024/9/7 11:37(最終更新 9/8 20:10)

 7日に告示された立憲民主党の代表選。出馬に必要な国会議員20人の推薦人確保にこぎつけるため、各陣営の関係者は東奔西走した。7日の届け出直前まで東京・永田町に「推薦人集め狂騒曲」が鳴り響いた。現場では何が起きていたのか。

推薦人メドで「大満足」
 「届け出日までにそろえばいいと考えていたので、これはもう遅いも早いもなくて。はい、あの、満足してます……大満足してます」

 まもなく日付が変わろうとする5日午後11時50分。普段なら人けのない衆院第1議員会館前の歩道上に、多くのカメラと記者らに囲まれる泉健太代表(50)の姿があった。時折、涼やかな風が吹き抜ける中、泉氏は約4分間の囲み取材を「大満足」と締めくくると、にっこり。出馬に意欲を示す現代表が、推薦人を集めきれずに不出馬に追い込まれるという「最悪のシナリオ」から脱した喜びを隠さなかった。

 泉氏は早くから再選に向けて意欲を示してきた。4月の衆院3補選では「3連勝」。2021年の就任から立憲の支持率は低空飛行を続けたものの、党運営の安定感などを評価する声もあった。

 ところが、枝野幸男前代表(60)、野田佳彦元首相(67)が先んじて出…

8394OS5:2024/09/08(日) 22:17:49
https://www.sankei.com/article/20240905-VCFS3IHFFNPMPJAAHQEHCFUI5Y/
立民代表選へ「推薦人20人」未達の3陣営、深夜まで調整 一本化構想も浮上
2024/9/5 22:51
立憲民主党代表選の告示を7日に控え、立候補に必要な推薦人20人の確保を急ぐ泉健太代表(50)と江田憲司元代表代行(68)、吉田晴美衆院議員(52)は5日、深夜まで国会内などで党所属議員との面会を重ねた。

泉氏は5日夜、江田氏と党本部で面会した。また、江田氏は吉田氏と国会内の事務所で会い、吉田氏を支援する議員を交えて意見交換した。いずれも、推薦人の確保状況をはじめとする党内情勢について話し合ったとみられる。吉田氏は深夜まで事務所に詰め、陣営関係者と対応を協議した。


今後の焦点は、3陣営の中で候補一本化の動きが進むかどうかだ。江田氏に近い関係者は、泉氏が出馬を断念する見込みは乏しいと指摘し、吉田氏の陣営と協力して候補を立てる可能性を示唆する。

一方、立候補を断念すると表明した馬淵澄夫元国土交通相は、泉、江田両氏に一本化を呼び掛けている。

代表選は、泉氏の任期満了に伴って7日告示、23日投開票の日程で行われる。これまでに枝野幸男前代表(60)と野田佳彦元首相(67)が立候補の意向を正式表明している。(深津響)

8395OS5:2024/09/08(日) 22:18:17
https://mainichi.jp/articles/20240905/k00/00m/010/191000c
推薦人集めに執念 「7日朝まで頑張る」立憲代表選苦境の泉氏
政治

速報
毎日新聞
2024/9/5 16:36(最終更新 9/5 22:40)
 7日に告示される立憲民主党代表選の出馬に必要な国会議員20人の推薦人集めで苦闘が続く泉健太代表(50)。現職代表が推薦人を集められず出馬できなければ、極めて異例のケースとなる。泉氏は5日夜、出馬を模索している江田憲司元代表代行(68)や、出馬断念を表明した馬淵澄夫元国土交通相(64)と党本部で相次いで会談。候補者一本化に向けた調整を図ったとみられる。泉氏は「7日朝まで頑張る」と周囲に執念をみせているという。

 泉氏は8月下旬、枝野幸男前代表(60)が顧問を務める党内最大グループ「サンクチュアリ」に所属する議員と国会内で約30分間面会し、「推薦人になってもらえないか」と打診した。その数日後には労組関係者に再選への意欲を示しつつ「あと3人足りない」と打ち明けた。

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 泉氏は、2021年の衆院選で敗北して代表を退いた枝野氏の後任を選ぶ代表選に出馬して勝利した。知名度不足のため、党内からは「選挙の顔にならない」との声がくすぶり続けてきたが「大きな失策はない」(連合幹部)ことから「泉降ろし」の動きは出てこなかった。しかし、枝野氏や野田佳彦元首相(67)が推薦人を確保して先に代表選への立候補を表明する中、泉氏の推薦人集めは難航している。

 推薦人さえ確保できれば、泉氏に勝算がないわけではない。代表選は、国会議員票272ポイント、支部長(国政選挙の公認候補予定者)票98ポイント、地方議員と党員・サポーター票370ポイントを合わせた計740ポイントで争われる。全国各地で街頭演説を重ねてきた泉氏にとって、地方議員や党員・サポーター票の多さは強みとなり得る。


 最初の投票で過半数を獲得する候補がいなければ国会議員票の比重が大きい決選投票となるが、泉陣営関係者は「相手が枝野氏ならリベラル色を嫌う議員がこちらに味方してくれる。野田氏だったら保守色が強まることを嫌う議員がこちらに味方してくれる」と期待する。【源馬のぞみ、安部志帆子、中村紬葵、遠藤修平】

8396OS5:2024/09/09(月) 07:50:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e59997f3fff85191045a615cfbd7e02286d13627立民代表選、「対維新」巡り温度差 野田氏・枝野氏・泉氏・吉田氏がNHK番組で論戦
9/8(日) 16:32配信


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産経新聞
立憲民主党代表選に立候補を届け出た(左から)吉田晴美、泉健太、枝野幸男、野田佳彦の各氏 =7日午前、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

立憲民主党代表選に出馬した野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4氏は8日のNHK番組で、野党連携の在り方や次期衆院選の戦略を巡って論戦を交わした。国民民主党との関係を重視する姿勢はおおむね一致したが、日本維新の会との距離感については温度差もうかがわせた。また、自民党派閥政治資金パーティー収入不記載事件に絡み、不記載のあった自民衆院議員への対抗馬擁立を他の野党と協力して進めるべきだとの声が相次いだ。

【表】立憲民主党の主なグループと代表選候補の関係

■野田氏、「裏金議員」に対抗馬を

野田氏は「野党の大きな固まりを作るときには、まず国民民主党・立憲民主党の連携から始めなければいけない」と述べ、他党に優先し国民民主との関係構築を図るべきだと主張した。

一方で、次期衆院選での「野党の議席の最大化」の意義にも言及し、国民民主以外の野党とも「対話」は重ねるべきだと指摘した。不記載議員への対抗馬擁立の必要性にも触れ「裏金議員のところは、他の野党とも協力して全力で立てていかなければ」と訴えた。

また、他の野党と競り合う立民の立候補予定者に対しては「頑張って応援しなければいけない」と前置きしつつ、「あえて(候補を)ぶつけていくようなことはやるべきではないと思う」とも述べた。維新が一定の勢力を持つ近畿の選挙区でのすみ分けを念頭に置いた発言とみられる。

■枝野氏、過半数擁立が「最大野党の責任」

枝野氏も、国民民主との関係を重視する姿勢を示し「共通の基盤に立っている政党だ。不断の努力で連携を深めていきたい」と表明した。

国民民主以外の野党に関しては、野田氏に比べると慎重さが際立った。次期衆院選での維新や共産党との関係を念頭に「一本化することが目的に見られてしまったら、立憲民主党がどういう社会を作るのかが伝わらなくなる」と指摘した。

一方、野田氏が述べた不記載議員への対抗馬擁立構想には賛同し、考え方が異なる野党が候補をすみ分けたとしても「裏金議員を倒すという最大の課題だ。(有権者に)理解していただけると思う」と述べた。

次期衆院選の擁立目標については、定数の過半数(233議席)の選挙区候補を立てることが目標だと説明し、届かない場合でも比例代表単独候補を合わせて過半数をクリアすることが「最大野党の責任だ」と持論を展開した。

■泉氏、「阿吽の呼吸」に期待?

泉氏も次期衆院選の擁立目標に触れ、国民民主と合わせれば「233は超えていく」との見通しを示した。国民民主に関しては「連立ということも想定しながら」とも言及した。また、野田、枝野両氏と同様に「裏金議員の空白区には必ず立てて戦っていきたい」と述べた。

泉氏は、共産とともに政権を担う可能性は明確に否定しているが、8日の番組では、「阿吽(あうん)の呼吸」による候補すみ分けへの期待を感じさせる発言もあった。共産が立民との連携を考えていないのであれば「もっと(立候補予定者が)立っているはずだ」と指摘した上で「目に見えないところで努力もしていただいている」と語った。

維新との関係については、衆院選前に政権構想を共有できる可能性は乏しいとする従来の見解を重ねて示した。

■吉田氏、「政治とカネ」に決着

吉田氏は、次期衆院選で「政治とカネ」の問題に決着をつけるべきだとして、選挙区で与野党一騎打ちの構図を作ることが急務だと訴えた。「もう時間が限られている。一本化に向けて全力を尽くすべきではないか」と述べた。

その上で、国民民主、維新、共産、れいわ新選組を挙げて「さまざまな野党があるが、この一点において協力できるのかを問いたい」と強調した。

また、他党とすみ分けを進める際は「地域事情はとても大事だ」と指摘し、代表に就任した場合は、地方組織に対して他党との話し合いなどを進めるよう促す姿勢を示した。政権構想について「国民にしっかりと説明する責任がある」とも主張した。

8397OS5:2024/09/09(月) 17:21:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/980e1bb8e51809a2f645466fdedccd64f7d9e77e
推薦人になっても別の候補を支持!? 立民代表選で相次ぐ「ねじれ」多彩さ演出へ苦肉の策
9/9(月) 15:33配信


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産経新聞
立憲民主党代表選に立候補した(左から)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員=7日午後、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

立憲民主党代表選(23日投開票)で、候補の推薦人に名を連ねるなどした議員が別の候補を支援するケースが相次いでいる。出馬に必要な推薦人20人の確保に窮した陣営に対し、他陣営の議員が「代表選を盛り上げるため」(中堅)との理由で助力した結果だ。立民の国会議員数を考慮すると20人を集めるハードルは極めて高く、多彩な顔ぶれの論戦を演出することの困難さを浮き彫りにした形だ。

【表】立憲民主党の主なグループと代表選候補の関係

代表選には届け出順に、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4人が立候補した。このうち、泉、吉田両氏は推薦人集めに苦戦し、野田氏や枝野氏の支持者に対して働きかけを重ねた。

吉田氏の推薦人になった玄葉光一郎元外相はフェイスブックへの投稿で、野田氏を支持すると前置きした上で「吉田氏の陣営から繰り返しの要請を受け、代表選の構図全体を考えて推薦人になる判断をした」と明かした。吉田氏の推薦人には、告示前に発行した刊行物で野田氏支援を表明していた谷田川元衆院議員らも加わっている。

逢坂誠二代表代行はホームページで、泉氏の推薦人確保に取り組んだと説明する一方、代表選では枝野氏を支援する意向を示した。

背景にあるのは、推薦人20人という出馬条件の厳しさだ。自民党総裁選でも立民代表選と同数の推薦人が必要だが、国会議員数を分母にした「20人」の割合は、自民が5・4%、立民は14・7%となる。

代表選を多様な候補が競り合う場にすることは、人材の層の厚さのアピールにつながる。とりわけ、唯一の女性候補である吉田氏の出馬がかなわなかったとしたら、綱領に「ジェンダー平等」を掲げる立民にとって大きなマイナスだった。野田氏周辺は、吉田氏に推薦人が回った理由を「大局的な見地」と説明する。

一方、議員が「本命」をあえて明らかにするのは、自らの支持者向けの意思表示でもあるようだ。ある中堅は「推薦人になるには地元の支援者への説明が必要だ。意図があって支持しない候補の推薦人になるなら、その経緯も伝えなければならない」と語った。(深津響)

8398OS5:2024/09/11(水) 07:46:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a5b4829bf1a166631b1e0c785e2a736d229920a吉田氏推薦人、野田氏に投票?  立民代表選、「茶番」批判も
9/11(水) 7:08配信


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時事通信
 立憲民主党代表選(23日投開票)で吉田晴美衆院議員(52)が届け出た推薦人に、競争相手であるはずの野田佳彦元首相(67)に近い議員が複数含まれており、その投票先に注目が集まっている。

 党の多様性アピールのため「若手・女性の立候補が不可欠」と判断して名を連ねたものの、実際の行動次第では「茶番」との指摘も受けそうだ。

 吉田氏の推薦人21人のうち野田氏に近いのは玄葉光一郎元外相、奥野総一郎役員室長、小西洋之参院議員、谷田川元・衆院議員ら。奥野、小西、谷田川3氏は8月、野田氏に直接出馬要請した。野田氏と同じく千葉県を地盤とし、野田グループ「花斉会」のメンバーでもある。

 玄葉氏は自身のフェイスブックで野田氏支持を明言した上で、吉田氏の推薦人となった理由を「代表選の構図全体を考えた」と説明。野田氏を推しながら吉田氏推薦人となった別の議員も取材に「議論活性化のため、大局的に判断した」と語った。

 野田氏は10日のBSフジ番組で「自民党(の党総裁選候補)がいっぱい出る中で、活気ある代表選にしたいと言い続けてきた」と強調。「弟のような連中がおもんぱかって貢献しようと思ったのだろう」と述べた。

 出馬には20人以上の推薦人が必要。党内基盤がない吉田氏にとっては「他陣営」から借りる必要があったが、安易な名義貸しは推薦人制度の「形骸化」にもつながりかねない。岡田克也幹事長は10日の記者会見で「推薦人になることは重いことだ」と指摘、慎重な行動を取るよう求めた。

8399OS5:2024/09/11(水) 12:56:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/9849066229c519f107e8557ee7ef9ab4205918eb
立民代表選、推薦人「貸し借り」波紋…推測させる発言相次ぎ「盛り上げるための裏工作と受け取られかねない」
9/11(水) 7:17配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 立憲民主党内で、代表選(23日投開票)に立候補した各陣営間で推薦人を融通したと推測させるような発言が相次ぎ、波紋が広がっている。党内では、多数の候補を出馬させて代表選を盛り上げるための「裏工作」と受け取られかねないとの懸念も出ている。

【図】一目でわかる立憲民主党代表選の仕組み、ポイント制

 同党の玄葉光一郎・元外相は代表選告示日の7日、自身のフェイスブックで「政権交代を見据え、総理に必要な胆力、見識、人間性を備えた野田元首相を支持する」と野田佳彦・元首相(67)の支持を明言。ところが、同じ投稿で「女性、若手による幅広い論戦をしなければならない」とも記し、玄葉氏は吉田晴美衆院議員(52)の推薦人に名前を連ねた。同じく吉田氏の推薦人となった谷田川元衆院議員も野田氏を支える党内グループ「花斉会」に所属しており、2日には自身のX(旧ツイッター)で「全力で(野田氏を)支援することを約束した」としていた。

 泉健太代表(50)の推薦人を巡っては、逢坂誠二代表代行が7日、自身のホームページで泉氏の出馬に向け「推薦人確保の取り組みを進めていた」と明かす一方、「人間中心の経済の実現を訴えている」として、枝野幸男・前代表(60)を支持することを強調した。

 吉田氏や泉氏は、いずれも推薦人集めに苦戦していた。党内では告示前、「野田、枝野両氏のみの選挙戦となれば盛り上がりに欠ける」との懸念が出ており、吉田氏や泉氏が出馬できるよう、他候補を支援する議員が力を貸した形だ。

 こうした推薦人の「貸し借り」は、自民党総裁選でも、決選投票での連携などを見越して行われることがあるとされるが、当事者が公言するのは異例だ。岡田幹事長は10日の記者会見で、「推薦人になるのは重いことだ。そういうことを踏まえて(支持を)判断してもらいたい」とクギを刺した。

8400OS5:2024/09/12(木) 07:59:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6edc49b65848535d5454256d5c24a5fdf45d85d5
泉代表「ポジション取り」に苦心 最年少も当選8回はベテラン
9/11(水) 15:56配信

共同通信
立憲民主党代表選の討論会に参加した泉健太代表(右から2人目)ら=9日、東京都内

 立憲民主党の泉健太代表(50)が党代表選での「ポジション取り」に苦心している。立候補した4人の中で最年少にもかかわらず、当選8回の経歴から党内的にはベテランと映っているためだ。経験を強みとする野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)と、当選1回の勢いを前面に打ち出す吉田晴美衆院議員(52)のはざまで、独自色発揮への模索が続く。

 9日、インターネット番組の代表選討論会に泉氏は白いTシャツ姿で出演した。野田、枝野両氏を「先輩」と呼び、自身を挑戦者になぞらえて「時代は変わる。若手が立ち上がらなければならない」と強調した。

 現代表でありながら若さを訴えるのは焦りの裏返しといえる。ネット番組では、吉田氏の応援に駆け付けた若手が、他の3氏をひとくくりに「重鎮」と評する場面があった。野田氏の推薦人に中堅、若手の名前が目立つのも気がかりな材料だ。

 候補者同士の討論会では議論の矛先を野田、枝野両氏に向けることが多い。民主党政権で要職を務めた2人に対抗し、党を率いた3年間の実績をアピールする狙いがある。

8401OS5:2024/09/13(金) 15:08:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cf3a7327b7974bf0b33f34c83529a07676d5467
「顔も見たくない関係」も…政権へ執念 立憲・野田氏と小沢氏が握手
9/13(金) 14:47配信


毎日新聞
壇上で並んで拳を突き上げる野田佳彦元首相と小沢一郎衆院議員=国会内で2024年9月12日午後5時38分、田辺佑介撮影

 立憲民主党の代表選に立候補している野田佳彦元首相が12日、自身の決起集会で小沢一郎衆院議員と握手する場面があった。小沢氏は旧民主党政権下の2012年、10%に消費税率を引き上げる野田内閣の方針に反対し、たもとを分かった因縁がある。一時は「顔も見たくない関係」(野田氏)だったという両氏だが、消費税を巡る見解の一致を置き去りにしてでも、政権交代への執念を印象付けた。

【写真・図解まとめ】どうなる立憲代表選

 野田氏は12日夕方、国会内であった決起集会に参加した。小沢氏は会場で最前列に座り、野田氏の演説に耳を傾けた。

 演説の後半、野田氏は「今日は小沢先生にもご参集をいただいている」と紹介。過去の経緯も踏まえ「恩しゅうを越えて政権を取りにいく執念で(代表選立候補を)表明することができた」と謝意を伝えた。演説が終わると小沢氏のもとに近寄り、笑顔で握手を交わした。集会の最後には、壇上の中央に2人が並び「ガンバロー」と拳を突き上げた。

 野田内閣は小沢氏が率いるグループが離党したことで政権運営がますます不安定化し、その後の下野につながった。

 だが、今回の代表選では、小沢氏は野田氏と会談を重ね、政権交代を目指すために支持すると今月3日に決めた。当時について記者団に「消費税の増税は、やらないと国民に約束したことだった」と振り返る一方で、「過去のことを言っていたんじゃ、いつまでたっても党内はまとまらない」と述べていた。

 消費税率を巡っては代表選の争点になっており、野田氏は引き下げに反対の立場だ。一方、小沢氏は態度を明らかにしていない。【田辺佑介】

8402OS5:2024/09/14(土) 02:47:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a5a55367d2a03143158fbab3723b0a29da1bb65
国民民主、近づく衆院選に焦り 自民・立民の党首選に埋没
9/13(金) 20:08配信



共同通信
国民民主党の両院議員総会であいさつする玉木代表=13日午後、国会

 国民民主党が、自民党総裁選と立憲民主党代表選のはざまで埋没を懸念している。玉木雄一郎代表は自民に一時接近したものの派閥裏金事件を機に立民との連携に回帰した。だが、立民新代表に誰が就くかにより距離感が変わる可能性がある。15日で結党4年。来月の衆院解散観測が強まる中、党内に焦りが募る。

 13日開いた両院議員総会で次期衆院選の公約を協議し、玉木氏と浜口誠政調会長に対応を一任した。消費税率5%への引き下げなど「給料が上がる経済の実現」を盛り込む方向だ。玉木氏は「来月の今ごろ、衆院は解散していると思う」と準備を急ぐよう呼びかけた。

 ただ「次の首相」選びとなる自民総裁選には9人が立候補して刷新感を競合。立民代表選も4候補が政権交代を掲げ、裏金事件を追及する。両党首選は下旬まで続く。国民民主など他党の存在感低下は避けようがない。

 玉木氏は議員総会で、自民総裁選の候補が政策活動費廃止を唱え始めたのを念頭に「国民民主は既に実践している。政策の正しさが証明された」と強気を通した。

8403OS5:2024/09/14(土) 09:54:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dae32dbb97c4fe573b7830a34e2b69ddbef90993
立民代表選、世代間争いも ベテラン復帰に期待と懸念
9/14(土) 7:06配信

時事通信
立憲民主党代表選に立候補し、日本記者クラブ主催の討論会を前に写真に納まる(左から)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員=7日、東京都千代田区

 立憲民主党代表選(23日投開票)は世代間争いの側面もある。

 党源流の旧民主党時代に要職を歴任した野田佳彦元首相(67)と枝野幸男前代表(60)が、「民主党カラー」が比較的薄いとされる泉健太代表(50)に挑む構図。衆院当選1回の吉田晴美衆院議員(52)も参戦し、ベテラン復帰の是非も論点となっている。

【ひと目でわかる】立民議員グループの大まかな支持動向

 党内は、民主政権の指導部メンバーだった小沢一郎衆院議員ら「第1世代」、1993年以降に初当選した野田、枝野両氏ら「第2世代」、2000年以降に初当選した泉氏ら「第3世代」などに分けられる。泉氏は当選8回と議員歴こそ長いが、民主政権では内閣府政務官を経験した程度だ。

 泉氏は21年、枝野氏から立民代表のバトンを受け取り、執行部の「世代交代」を果たしたが、党勢低迷に苦しんだ。12日夜のBS11番組で「最も厳しいこの3年間、党を担い再生させてきた。先輩たちが代表選に出たくなる環境をつくってきた」と自負。代表の座を狙う野田、枝野両氏への対抗心をあらわにした。

 野田氏は民主政権の最後の首相。当初は「昔の名前で出るのはよくない」と出馬に慎重だったが、かつて敵対した小沢氏の支援も受け、首相再登板を目指す方針に転換。「外交、財政、国の基本について実務で分かっている」と経験を売りにする。枝野氏も「与党(民主党)の幹事長、官房長官、経済産業相。首相を務めるに必要な経験は十分に積んだ」とアピールする。

 4人の中で最年長の野田氏は「一番刷新感がない候補者」と自虐的な冗談を飛ばし、代表に就任すれば中堅・若手を要職に登用する考えを重ねて表明。吉田氏は「永田町に染まっていない1期生」だと訴えているが、推薦人には菅直人元首相らベテランも名を連ねた。

 次期衆院選を控え、党内には「安定感」を求める声がある一方、世代交代に逆行することへの懸念もある。党関係者は「『昔の顔』に戻ることが本当にいいのか。民主党時代から若手を育てるのが下手だ」と漏らした。

 
 ◇主な立民議員の世代
【第1世代】
 小沢一郎衆院議員(82)
 菅直人元首相(77)
【第2世代(初当選1993年以降)】
 安住淳国対委員長(62)
 枝野幸男前代表(60)
 玄葉光一郎元外相(60)
 野田佳彦元首相(67)
【第3世代(同2000年以降)】
 泉健太代表(50)
 小川淳也前政調会長(53)
 長妻昭政調会長(64)
 西村智奈美代表代行(57)。

8404OS5:2024/09/14(土) 14:03:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/e70a810d814846765f79a9e1e4ee4dac92bb8d6a
立憲民主党代表選、野田佳彦元首相と枝野幸男前代表が競り決選投票の可能性も…読売動向調査
9/14(土) 5:01配信

読売新聞オンライン
立憲民主党代表選に立候補し、討論会で議論を交わす(左から)野田佳彦・元首相、枝野幸男・前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員(7日、東京都千代田区で)

 読売新聞社は、立憲民主党代表選(23日投開票)について、党所属国会議員136人の動向を調査した。野田佳彦・元首相(67)が全体の3割弱の支持を固めてリードし、枝野幸男・前代表(60)が追っている。投票では地方議員や党員らの票も加わるが、枝野氏が有利との見方もあり、全体では野田氏との接戦となる展開も予想される。泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)は支持に広がりを欠いている。

【グラフ】立民、国会議員の支持動向と代表戦のしくみ

 代表選は計740ポイントで争われ、国会議員票が全体の約3分の1を占める。1回目の投票でどの候補も過半数を確保できずに、上位2人による決選投票となる可能性もある。

 調査は、1人2ポイントを持つ国会議員136人(衆院98人、参院38人、272ポイント)の意向を聞き取りなどで実施した。13日現在、野田氏が35人(70ポイント)でトップで、枝野氏が24人(48ポイント)で続いた。泉氏は17人(34ポイント)、吉田氏が15人(30ポイント)で、立候補のために推薦人として確保した20人にも届いていない。約3割の議員が態度を明らかにしておらず、今後の動向が勝敗に影響を与えそうだ。

 支持する理由(複数回答)では、野田氏は「国民からの支持や信頼が得られる」「指導力がある」が多く、枝野氏は「政策が評価できる」との回答が目立った。

 読売新聞の8月の世論調査で、次の代表にふさわしい政治家を聞いたところ、野田氏は25%で1位だった。党員を中心に野田氏への期待は高いとみられる。枝野氏も党創設者として、地方議員らから推す声が出ており、代表選は両氏を軸とした争いとなりそうだ。

 代表選では、国会議員に加え、衆院選や参院選の公認候補予定者98人に各1ポイント与えられる。党籍を持つ地方議員(1236人)と党員・協力党員(サポーターズ、11万4792人)には各185ポイントが割り振られ、得票数に応じてドント方式で比例配分される。

8405OS5:2024/09/14(土) 22:00:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6dce6033f32bc6e344aecd8ae6ba7ffb78bc846
「進次郎首相vs.彼」なら総選挙に勝てない恐れ…自民党関係者が唯一警戒する「立憲民主党・代表候補」の名前
9/12(木) 17:17配信


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プレジデントオンライン
立憲民主党代表選の候補者討論会を終え、手を取り合う(左から)野田元首相、吉田晴美衆院議員、泉代表、枝野前代表=2024年9月11日午後、金沢市 - 写真提供=共同通信社

立憲民主党の代表選挙が9月7日に告示され、野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員の4人が立候補した。フリージャーナリストの宮原健太さんは「告示前日に泉氏が立候補を決め、当日に吉田氏がギリギリで滑り込んだ。立憲関係者は『多種多様な人材による代表戦となって良かった』と話すが、実情はそう単純ではない」という――。

【写真】自民党が唯一警戒する「立憲・代表候補」は、この人

■野党第一党のトップを決める立憲代表選は「準決勝」

 次の総理総裁を決める自民党総裁選と同時並行で行われている立憲民主党の代表選。

 野党第一党のトップを決める戦いであるため、政権与党を選ぶ衆院選を「決勝」と見立てて、立憲は代表選を「準決勝」と位置付ける。

 一方、その裏ではトップの座をめぐる権力闘争が繰り広げられている。

 はたして立憲の代表選は誰が制することになるのか。

 そして、新代表は新総理に対抗することができるのだろうか。

 9月7日に告示された立憲代表選には、野田佳彦元首相と枝野幸男前代表、泉健太代表と若手女性から吉田晴美衆院議員が立候補した。

 一時は野田氏と枝野氏だけの一騎打ちになるとも見られていたが、告示間際の9月6日になって泉氏が立候補を決め、告示日当日に吉田氏がギリギリで出馬に滑り込んだ。

 立憲関係者は「4人が立候補して多種多様な人材による代表戦となって良かった」と胸をなでおろしたが、その背後には党内政局が渦巻いている。

■出馬を模索する泉氏と吉田氏に推薦人を「貸し出し」

 立憲中堅議員は語る。

 「代表選では立憲の国会議員が136人しかいないにもかかわらず、立候補の条件に自民党総裁選と同じ推薦人20人を課しており、非常に高いハードルになっていた。そのため、泉氏も吉田氏もなかなか立候補を決めることができず、野田氏と枝野氏の古い顔どうしの戦いになってしまう恐れが出ていた」

 泉氏は現代表で、自身のグループ「新政権研究会」も抱えるが、2022年に立憲の党内人事を刷新した際に仲間に相談を怠ったことから離反が起き、推薦人確保が難航していた。

 また、吉田氏には菅直人元首相や若手女性議員が支援に回ったが推薦人が足りず、最後は同じく出馬を模索していた江田憲司氏と一本化したが、それだけでは20人に届いていなかった。

 そこで、窮余の策として行われたのが推薦人の「貸し出し」だ。

 枝野氏を応援するリベラル系グループ「サンクチュアリ」が泉氏に推薦人を貸し、野田氏が率いるグループ「花斉会」が吉田氏に推薦人を貸し出した。

■背景に「野田vs.枝野」の権力闘争

 具体的には、泉氏の推薦人に名を連ねる鬼木誠氏や柴慎一氏、道下大樹氏などがサンクチュアリ出身で、吉田氏の推薦人になった奥野総一郎氏、小西洋之氏、谷田川元氏が花斉会出身だ。

 また、野田氏への支持を表明していた玄葉光一郎氏も吉田氏の推薦人となり、フェイスブックで「政権交代を見据え、総理に必要な胆力、見識、人間性を備えた野田元首相を支持します」としながらも「他方、泉現代表や女性・若手候補による幅広い論戦を国民に示す代表選にしなければなりません。告示が迫る中で、吉田晴美さんの陣営から繰り返しの要請を受け、代表選の構図全体を考えて推薦人になる判断を本日致しました」と内情を綴った。

 立憲関係者は「代表選で闊達な議論を演出するために野田氏と枝野氏が推薦人を融通した」と語るが、実情はそう単純ではない。

 「2人とも決選投票を見据え、推薦人の貸し出しによって他陣営に恩を売った形だ。今のままの情勢で代表選が推移すれば、決選投票は野田氏と枝野氏の戦いになるだろう。そのときに、議員票を1票でも多く稼ぐために、野田陣営は吉田陣営を、枝野陣営は泉陣営を味方に引き入れようとしている」(立憲中堅議員)

8406OS5:2024/09/14(土) 22:02:02
■野田氏による「リベラル派分断工作」

 立憲代表選の第1回投票は国会議員と国政選挙の公認候補予定者が合計370ポイントを持ち、地方議員、党員や協力党員の投票も同じ370ポイントに圧縮され、合わせて740ポイントを争う。

 一方、第1回投票で誰も過半数を得なかった場合は決選投票にもつれ込み、国会議員と公認候補予定者の投票はそのままであるのに対して、地方議員や党員の票は都道府県連の47ポイントに置き換わる。

 つまり、決選投票は国会議員の味方をどれだけ集められるかが勝負になり、野田陣営も枝野陣営も先を見据えて推薦人を貸し出したというわけだ。

 それを裏付けるような証言も出ている。

 野田氏周辺の立憲関係者は「花斉会(野田グループ)には泉陣営からも推薦人を融通するよう依頼が来ていたが断っていた。泉氏が立候補すると立憲内の保守層が野田氏と割れて不利になってしまうという見立てからだ。一方で吉田氏に推薦人を貸して立候補させたのは、党内のリベラル層を分裂させようという狙いがある」

■「重鎮感を前面に出して軽い進次郎氏に対抗」

 毎日新聞が8月24、25日に実施した世論調査では、「次の立憲民主党代表に選ばれてほしい人」という質問に対して、野田氏が27%で首位、枝野氏が14%で次点、泉氏が7%で3位となったが、立憲支持層に対象を絞ると1位は枝野氏37%となり逆転、野田氏は32%となった。

 党員票の結果が重要となる第1回投票をトップで通過するか否かは決戦投票での投票行動にも影響を与える。

 吉田氏は政見で「原発ゼロ」を明記するなどリベラル寄りの政策発信が多く、枝野氏の票を吸収するとみられることから、野田氏は立候補を手助けしたわけだ。

 このようなドロドロの権力闘争が繰り広げられている立憲代表選だが、最終的には誰が代表の座に就くことになるのか。

 立憲内では野田氏を本命視する声が多い。

 立憲のベテラン議員の1人は「自民党総裁選で小泉進次郎氏が勢いを増しており、憲政史上最も若い進次郎総理が誕生する可能性がある。それに対して立憲代表が枝野氏に先祖返りしてしまっては、一気に求心力が低下するだろう。一方で、首相経験者の野田氏となれば、逆に重鎮感を前面に出して軽い進次郎氏に対抗できるのではないか」と語る。

8407OS5:2024/09/14(土) 22:04:02
■「政界の壊し屋」が起こした“珍事件”

 確かに、自民党内からも「立憲代表が野田氏になったら、進次郎氏をそこにぶつけるのは危ないのではないか。刷新感と重鎮感、どちらが国民にウケるかは怪しい」(ベテラン秘書)という声が挙がっている。

 ただ、野田氏も決して評判が良いわけではない。

 野田氏が首相を務めた2012年には消費税増税のための三党合意を自民党や公明党と行い、同年の衆院選で大敗。自民党に政権交代を許した。

 このときの禍根は、今の立憲民主党の中にも残る。

 実は、野田氏への支援をめぐっては、立憲最重鎮である小沢一郎氏が側近を絶縁するという珍事件も起きた。

 小沢氏が率いるグループ「一清会」は9月2日に野田氏を応援することを決めたが、グループで会長代行を務め、取りまとめ役を担ってきた牧義夫衆院議員は強く反対した。

 牧氏は2012年当時、消費税増税に反対し、厚生労働副大臣を辞任。増税の法案採決に反対票を投じて民主党に離党届を提出するも、受理されずに除籍処分となった。

 さらに、衆院選では野田氏に刺客を立てられ、落選の憂き目に遭っている。

 牧氏は「野田氏を応援するなんて地元の支援者に説明できない」と抗ったが受け入れられず、小沢氏からは絶縁されてしまったという。

■立憲内でも分かれる「本命候補」に対する評価

 そもそも、消費税増税に反対する造反を主導し、民主党に別れを告げて新党「国民の生活が第一」を立ち上げたのは小沢氏だ。

 だが、今回は維新との関係が良好な野田氏を評価し、共産との選挙協力を進めてきた小沢氏自身とのタッグによって「幅広い野党と候補者を一本化できる」(小沢氏周辺)と恩讐を超えた連携に至っている。

 小沢氏周辺は「親分が野田氏と和解に至ったのだから、子分も過去の因縁は乗り越えろということだ」と語るが、一方でほかの立憲議員からは「『壊し屋』がついに自分のグループも壊し始めた」という冷ややかな声が漏れる。

 いずれにせよ、このような事件が発生してしまうほどに、野田氏への評価は議員間でも大きく分かれている。

 立憲内のさまざまなグループや議員個人の思惑が交錯する中、立憲は自民党総裁選で選出された新総理、また、そのもとでの解散総選挙に立ち向かうことができる新しい代表を掲げられるのか。

 そのためには、党内政局だけでなく、代表選を通して多くの国民に支持される論戦を繰り広げる必要もあるだろう。

 立憲代表選の投開票日は9月23日。

 その行方は党勢を大きく左右することになりそうだ。



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宮原 健太(みやはら・けんた)
ジャーナリスト
1992年生まれ。2015年に東京大学を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡で事件記者をした後、政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動。YouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」ではバーチャルYouTuberとしてニュースに関する配信もしている。取材過程に参加してもらうオンラインサロンのような新しい報道を実践している。
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ジャーナリスト 宮原 健太

8408OS5:2024/09/16(月) 13:20:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_W4UEP6MLORMXFETMLIAYDDA74Y.html
<独自>立民代表選、国会議員支持は野田佳彦氏が37人でトップ 枝野幸男氏25人で2位
2024/09/15 17:47産経新聞

<独自>立民代表選、国会議員支持は野田佳彦氏が37人でトップ 枝野幸男氏25人で2位

街頭演説後、写真撮影に応じる(左から)泉健太代表、枝野幸男前代表、野田佳彦元首相、吉田晴美議員=15日午後、栃木県宇都宮市(酒井真大撮影)

(産経新聞)

23日投開票の立憲民主党代表選で、野田佳彦元首相(67)が党所属国会議員136人のうち37人(27・2%)の支持を固め、他の3候補に先行していることが15日、産経新聞の取材で分かった。枝野幸男前代表(60)は25人(18・4%)をまとめて追い上げを図る。泉健太代表(50)は21人(15・4%)、吉田晴美衆院議員(52)は17人(12・5%)の支持にとどまった。

国会議員や各陣営関係者への取材を基に支持動向を探った。態度が未定または不明の国会議員も36人いるため、情勢は今後変わる可能性がある。

代表選では、有権者の票がポイントに換算されて勝敗が決まる。合計740ポイントの半分は地方議員と党員・協力党員で占められることから、国会議員の支持が少ない候補が勝利する余地もある。野田陣営関係者は「党員票では枝野氏が強い」と語り、全体では野田、枝野両氏の競り合いになるとの予測を示した。両氏による決選投票にもつれこむ展開も予想される。

野田氏は、自身の擁立に動いてきた側近議員に加えて、小川淳也前政調会長、後藤祐一国対副委員長ら幅広い層から支持を受ける。12日の決起集会の国会議員参加者は30人で、代理出席も含めると59人となった。首相や財務相を務めた豊富な政治経験への期待感から、今後も支持者を積み増すという見方は根強い。

枝野氏は、党内最大グループ「サンクチュアリ」を軸に支持拡大を図っており、海江田万里衆院副議長、長妻昭政調会長らも枝野氏を支える。

泉氏は、推薦人となった議員のほか、牧山弘恵参院議員会長代行らの支持を取りつけたが、広がりを欠いている。

衆院当選1回の吉田氏は、荒井優衆院議員ら若手や、告示日に候補一本化で合意した江田憲司元代表代行らが支持する。21人の推薦人には他陣営からの「名義貸し」も含まれているため、支持者数が出馬に必要な推薦人数(20人)を下回った。



立憲民主党代表選の仕組み 国会議員136人と国政選挙の公認候補予定者98人、地方議員1236人、党員・協力党員11万4792人が投票権を持つ。国会議員は1人2ポイント、公認候補予定者は1人1ポイントの計370ポイントが割り振られる。地方議員と党員・協力党員には半分の185ポイントがそれぞれ与えられ、候補に「ドント方式」で配分される。合計740ポイントの過半数を獲得した候補が当選し、最初の投票で過半数獲得者がいなければ決選投票を行う。

8409OS5:2024/09/19(木) 12:00:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dd9d4796efdabcefdba85efc24c5dd6cc8e1850
野田氏先行、枝野氏追う 決選投票不可避の見方 立民代表選
9/19(木) 7:05配信

時事通信
(写真左上から時計回りに)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美氏

 23日投開票の立憲民主党代表選を巡り、時事通信が党所属国会議員の支持動向を聞き取り調査などで探ったところ、野田佳彦元首相(67)が先行し、枝野幸男前代表(60)が追う展開となっていることが分かった。

【主な経歴】野田 佳彦(のだ よしひこ)氏

 地方議員らへのアンケート調査では泉健太代表(50)を加えた3氏が拮抗(きっこう)した。

 両調査とも態度未定との回答が多く、情勢はなお流動的。いずれの候補も今のところ1回目の投票で過半数に達する勢いはなく、党内では上位2人による決選投票は避けられないとの見方が出ている。

 代表選は計740ポイントの争い。国会議員(136人)は1人2ポイント、国政選の公認候補予定者(98人)は1人1ポイントが与えられる。地方議員(1236人)と党員・協力党員(11万4792人)にはそれぞれ185ポイントが割り振られ、得票数に応じて各候補にドント方式で配分される。

 各議員への聞き取り調査に陣営への取材を加味すると、国会議員のうち野田氏は約40人、枝野氏は約30人の支持を確保。泉氏は約25人の支持を固め、吉田晴美衆院議員(52)は約20人にとどまる。約2割は態度を明かしていない。

 一方、地方議員を中心とする47都道府県連幹部にアンケート調査で支持候補を尋ねたところ、泉氏が9人で最多。4月の衆院3補欠選挙全勝など3年間の実績を評価する声が多かった。野田、枝野両氏がともに8人で続き、吉田氏は3人だった。19人は回答しなかった。

 両調査では公認候補予定者や党員・協力党員の動向はうかがえない。9月の時事通信の世論調査で「代表にふさわしい人」を尋ねた結果、立民支持層では野田氏47%、枝野氏23%、泉氏15%、吉田氏4%となったが、党員・協力党員と傾向が一致するとは限らない。

8410OS5:2024/09/19(木) 18:01:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/53984ab5a8a6e423cab7d346ffb7a040cefd238a
立憲民主党代表選、地方票の動向がカギ…国会議員の投票直前に結果公表
9/19(木) 14:03配信

読売新聞オンライン
立憲民主党代表選、各候補の地方票獲得に向けた取り組み

 立憲民主党の代表選(23日投開票)で、各候補者は地方議員や党員・協力党員(サポーターズ)の地方票の動向が勝負のカギを握るとみて、独自遊説やSNS活用などに力を入れている。

【図解】さっと分かる…立民代表戦の党内グループの主な支持動向

 枝野幸男・前代表(60)は17日、さいたま市で開いた街頭演説で「皆さんの周りに投票権を持ってる人がいるかもしれない。日本の未来のために力を貸してください」と呼びかけた。

立憲民主党本部。2024年1月31日、東京都千代田区で

 枝野氏は、全国11か所で行う候補者討論会とは別に、北海道や宮崎市で視察や集会を行い、「地方重視」の姿勢をアピールしている。官房長官などを歴任した知名度も生かし、地方議員らに政策集を配布して支持を広げる戦略だ。

 野田佳彦・元首相(67)は元千葉県議の経歴を踏まえ、4候補で「唯一の地方議員出身」であることを強調し、「地方議会の実態を一番肌感覚でわかっている」と訴える。陣営は、新たにX(旧ツイッター)に代表選専用アカウントを開設し、食事風景などの日常を切り取った短い動画を掲載するなど、発信強化を図っている。

 泉健太代表(50)は地方票を掘り起こすため、党トップとして3年間、地方を回った蓄積を生かし、電話やはがきで支持を呼びかける。吉田晴美衆院議員(52)は大がかりな電話かけは行わずオンライン意見交換などで支持を広げる考えだ。

国会議員は3分の2が推薦人
 候補者が地方票を重視するのは、国会議員票については、議員136人のうち3分の2が候補者4人の推薦人となっており、支持動向はおおむね固まりつつあるとみられるためだ。

 地方票は事前に投票が行われ、23日の臨時党大会で、国会議員らの投票の直前に開票結果が公表されるため、議員票の動きに影響を与える可能性もある。

8411OS5:2024/09/23(月) 16:25:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/681f3d1d969c1874d9101bfcb4fb14de34cd92f8
立民代表選の仕組みは…決選投票で高まる国会議員票の比重 「敗退候補」支持者の動向焦点
9/23(月) 13:16配信
産経新聞
立憲民主党の看板=6日、党本部(春名中撮影)

23日午後に投開票される立憲民主党代表選は、有権者が投じた票がポイントに換算されて勝敗が決まる。野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4候補のうち、合計740ポイントの過半数を獲得した候補が当選する仕組みだ。

国会議員(136人)には1人2ポイント、国政選挙の公認候補予定者(98人)には1人1ポイントの計370ポイントが割り振られる。地方議員(1236人)と党員・協力党員(11万4792人)には半分の185ポイントがそれぞれ与えられ、候補に「ドント方式」で配分される。

23日の臨時党大会では、国会議員と公認候補予定者が投票に臨む。地方議員と党員・協力党員の投票は郵便とインターネットで行われ、22日までに受け付けを締め切っている。

集計の結果、過半数獲得者がいなかった場合は、上位2人による決選投票が行われる。

決選投票では、国会議員に1人2ポイント、公認候補予定者と都道府県連の代議員(47人)に1人1ポイントが与えられ、合計417ポイントの過半数を獲得した候補が勝利する。国会議員票の比重が高まるため、1回目で敗退した候補を支持していた国会議員の動向が勝敗を左右する。

泉健太氏と逢坂誠二氏、小川淳也氏、西村智奈美氏の4人が争った令和3年11月の前回代表選では、泉氏が1回目の投票でトップになったものの過半数に達せず、決選投票で逢坂氏を破った。

8412OS5:2024/09/23(月) 16:26:44

https://news.yahoo.co.jp/articles/f172503b26a8187af55f859cabe23b505932b293
立民代表選、初回投票獲得P一覧 野田氏267、枝野氏206、泉氏143、吉田氏122
9/23(月) 15:06配信

産経新聞
臨時党大会で登壇した代表選立候補者の(左から)野田佳彦氏、枝野幸男氏、泉健太氏、吉田晴美氏=23日午後、東京都港区(酒井真大撮影)

立憲民主党代表選の1回目の投票で、4候補が獲得したポイントは次の通り。(敬称略)

■総数

野田佳彦=267ポイント
枝野幸男=206ポイント
泉健太=143ポイント
吉田晴美=122ポイント

■国会議員と公認候補予定者
野田佳彦=128ポイント
泉健太=84ポイント
枝野幸男=83ポイント
吉田晴美=73ポイント

■地方議員
枝野幸男=71ポイント
野田佳彦=58ポイント
泉健太=33ポイント
吉田晴美=23ポイント

■党員・協力党員
野田佳彦=81ポイント
枝野幸男=52ポイント
泉健太=26ポイント
吉田晴美=26ポイント

8413OS5:2024/09/23(月) 16:27:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8b183e748d3796b72a502e8e4c4dafc95b0aa8d
野田佳彦氏が立民新代表に選出 枝野幸男氏との決選投票を50票あまりの差で制す
9/23(月) 15:40配信

日刊スポーツ
野田佳彦新代表(右から2人目)と握手をかわす左から枝野幸男、泉健太、1人おいて吉田晴美の各氏(撮影・中山知子)

 立憲民主党は23日、東京都内のホテルで臨時党大会を開いて党代表選の投開票を行い、野田佳彦元首相(67)が新代表に選出された。野田氏のほか、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の計4人が立候補し、1回目の投票では過半数の票を得た候補がいなかったため、上位の野田、枝野両氏による決選投票となった。

【写真】右手を突き上げ、気勢を上げる立憲民主党の野田佳彦氏

 その結果、野田氏が232ポイント、枝野氏が180ポイントと、わずかの差ながら、野田氏が勝利した。元首相としての安定感や重み、「ドジョウと金魚」に代表される巧みな持ち味の演説力で、国民の期待が伸び悩み続ける党再建を託される立場となった。

 野田氏は2011年8月、民主党政権時代に3代目の党代表に就任したが、2012年11月に電撃解散総選挙に踏み切り、当時安倍晋三氏が率いた野党自民党に敗れ、政権を失った。野田氏が党のトップとなるのは、その時以来、12年ぶりだ。

 立民は2021年の衆院選敗北で辞任した枝野幸男前代表の後任に、当時47歳だった泉氏を代表に選出。世代交代感を打ち出したが、泉氏の経験不足が指摘され続けた。

 野田氏に対しては、民主党政権に幕を引いた責任者として党内の批判は根強く、野田氏自身も、出馬を「最後まで悩んだ」としていた。ただ今回、民主党時代に決別した小沢一郎衆院議員(82)と、恩讐(おんしゅう)を越えて協力体制を組むなど、党内基盤の環境づくりにも腐心した。

 自民党総裁が近く岸田文雄首相から新しい顔に変わることを控える中、党は中堅の泉氏から、総理経験者のベテラン野田氏に党運営をバトンタッチさせることで、安定感ある態勢を整える道を選んだ。これが吉と出るか凶と出るかは、今後の国会論戦や近く行われる可能性が高い衆院解散・総選挙への対応だけでなく、ひとえに野田氏の党運営の手腕にかかっているといえそうだ。【中山知子】

 ◆野田佳彦(のだ・よしひこ)1957年(昭32)5月20日、千葉県生まれ。早大卒。松下政経塾、千葉県議を経て、1993年衆院選で初当選。民主党政権では財務相を経て、第95代内閣総理大臣に就任。現在は党最高顧問。当選9回。大の格闘技ファンで知られる。

8414OS5:2024/09/23(月) 19:01:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b9380bb18e092587bf9176967dd56e0321c1349
立民代表選の獲得ポイント結果まとめ 決選投票は野田氏232、枝野氏180
9/23(月) 16:19配信


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産経新聞
新代表に選出された野田佳彦氏(左から3人目)と代表選の立候補者ら=23日午後、東京都港区(鴨川一也撮影)

立憲民主党代表選で4候補が獲得したポイントは次の通り。(敬称略)

【1回目投票】

■総数
野田佳彦=267ポイント
枝野幸男=206ポイント
泉健太=143ポイント
吉田晴美=122ポイント

■国会議員と公認候補予定者
野田佳彦=128ポイント
泉健太=84ポイント
枝野幸男=83ポイント
吉田晴美=73ポイント

■地方議員
枝野幸男=71ポイント
野田佳彦=58ポイント
泉健太=33ポイント
吉田晴美=23ポイント

■党員・協力党員
野田佳彦=81ポイント
枝野幸男=52ポイント
泉健太=26ポイント
吉田晴美=26ポイント

【決選投票】
■総数
野田佳彦=232ポイント
枝野幸男=180ポイント

■国会議員
野田佳彦=144ポイント
枝野幸男=126ポイント

■公認候補予定者
野田佳彦=60ポイント
枝野幸男=35ポイント

■都道府県連代表者
野田佳彦=28ポイント
枝野幸男=19ポイント

8415OS5:2024/09/23(月) 19:06:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/58d756ec22f2038c2b10b795bb6dcb07f6f8b3cb
なぜ野田元首相が立憲新代表に? 世論の支持と「中道保守」シフト
9/23(月) 17:00配信

朝日新聞デジタル
立憲民主党の臨時党大会で、代表選の決選投票前に演説する野田佳彦氏=2024年9月23日午後2時47分、東京都港区、恵原弘太郎撮影

 23日に投開票された立憲民主党代表選で、野田佳彦元首相(67)が新代表に選出された。今また、なぜ野田氏なのか。背景には、早期の衆院解散・総選挙の観測が高まり、野田氏の世論人気や「中道保守」シフトが好感されたことがある。


 「力を合わせて打倒自民に向かっていきたい。挙党態勢で政権を取りに行こう」

 枝野幸男前代表(60)との決選投票を制した野田氏は、新代表あいさつで自民党への対抗心をあらわにした。

 代表選で「政権交代前夜」を掲げた野田氏。2012年衆院選敗北の「戦犯」だったにもかかわらず、首相再登板に向けた戦いで枝野氏、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)を退けることができた要因の一つに、世論の高い人気がある。

 投開票の約1週間前に行った朝日新聞社の全国世論調査では、代表にふさわしい候補として、野田氏は29%。15%の枝野氏らに大きく差をつけた。元首相としての知名度の高さのほか、ここ数年、故・安倍晋三元首相の追悼演説や政治改革をめぐる国会論戦などで、存在感を示してきたことなども背景にあるとみられる。

朝日新聞社

8416OS5:2024/09/23(月) 20:45:27
愛知
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4e895a9504378b78446427622b24b99ff40f12f
元「民主王国」では野田新代表に期待の声 共産との関係悪化に懸念も
9/23(月) 18:20配信

朝日新聞デジタル
立憲代表選の決選投票で票を投じる重徳和彦愛知県連代表(中央)=2024年9月23日午後3時2分、東京都港区、野口駿撮影

 立憲民主党の代表選が23日に投開票され、元首相の野田佳彦氏が新代表に選出された。県内選出の国会議員からは期待の声が上がる一方、早期の衆院解散・総選挙をにらみ、野田氏が一定の距離を取ろうとする共産との関係悪化を懸念する声も聞こえる。

【写真】立憲代表選の決選投票で票を投じる党内最大グループ「サンクチュアリ」会長の近藤昭一愛知県連副代表(中央)=2024年9月23日午後3時1分、東京都港区、野口駿撮影

 「新代表の下で党が生まれ変わる。打倒自民で一致結束したい」。代表選で野田氏を支持した県連代表の重徳和彦衆院議員(愛知12区)は代表選後の取材に、高揚感を隠さなかった。

 一方、県連副代表の近藤昭一衆院議員(愛知3区)は枝野幸男氏を支援。「勝たすことができなくて残念」としつつ、野田氏に「総理の経験を生かして党をまとめてほしい」と語った。

 党の参院国会対策委員長の斎藤嘉隆県連代表代行も枝野氏を支援した一人だが、「一致結束して心を合わせて、僕らもしっかり支えていきたい」とノーサイドを強調した。

 県連票を一任された県連幹事長の河合洋介県議は「決選投票に残った2人の選対幹部が県内にいる。どちらに入れたと言っても誰も得をしない」として、投票先を明らかにしなかった。

 次期衆院選に向けて、愛知県内でも焦点になるのが、共産との関係だ。

 野田氏は代表選で共産とは「一緒に政権を担えない」と共闘関係を見直す考えを示していた。共産が「廃止は共闘の一丁目一番地」(田村智子委員長)とする集団的自衛権を認めた安全保障法制についても、「すぐに変えるのは現実的でない」と言及していた。

 21年の衆院選では、立憲と共産は共闘。県内でも立憲の候補者がいた9の小選挙区で共産が擁立を見送った。このうち3選挙区で勝利したが、敗れた6選挙区では惜敗率が77〜99%と接戦に持ち込んだ。

 ただ、全体では議席を減らし、当時代表だった枝野氏は責任を取る形で辞任。支持母体の連合からは共産との関係の見直しを迫られていた。

 自民党総裁選後の早期解散・総選挙も取り沙汰されるなか、重徳氏は、「前回は『立憲共産党』とレッテルを貼られて厳しい選挙だった。次の総選挙は自民党支持層からどれだけ票が得られるのかが勝負どころだ」と話し、共産との関係見直しに前向きだ。

 共産は反発する。共闘の見通しが立たないなか、今月23日までに、前回の倍となる県内10選挙区で候補者の擁立を発表。石山淳一県委員長は「今の状況で候補者を取り下げることは絶対にない」と言い切る。

 こうした動きに、立憲の県内関係者からは不安の声も。前回の衆院選で共闘で接戦を制した選挙区の陣営関係者は「共産の票が引かれると厳しい」と覚悟する。

 共産との関係維持を公言する候補者もいる。愛知10区(一宮市など)の候補予定者の藤原規真氏(46)は連合に推薦依頼を出さないなど、共産との関係を重視。共産幹部によると、共産は10区での候補者擁立は見送る方針を決めている。

 重徳氏は「愛知でも地元の候補者と共産の関係性は選挙区ごとに異なる」と一部での共闘の可能性を示唆する。

 ただ立候補予定者の一人はこう漏らす。「接戦の選挙区では土下座してでも共産に候補者を取り下げて欲しいのが本音だ」(野口駿、寺沢知海)

朝日新聞社

8417OS5:2024/09/23(月) 22:06:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_GQ66P52RNNNM3KJ7RMO6UBCIX4.html非自民の「受け皿」になれるか 立民代表選で勝利した野田佳彦氏「最後のピース」自任
2024/09/23 21:21産経新聞

非自民の「受け皿」になれるか 立民代表選で勝利した野田佳彦氏「最後のピース」自任

新代表に選出された野田佳彦氏のかけ声で気勢を上げる立憲民主党の国会議員や公認候補者ら=23日午後、東京都港区(酒井真大撮影)

(産経新聞)

立憲民主党代表選の有権者で、27日に投開票される自民党総裁選を意識せずに票を投じた人は極めて少なかったに違いない。「刷新感」を追い風に国民の支持を集める新総裁が誕生する可能性もある。その対抗馬として、立民所属議員らは、政権交代に向けた「最後のピース」を自任する野田佳彦元首相(67)を選んだ。

今回の代表選は、平成28年参院選から始まった国政選挙での野党共闘が岐路に立たされていることを印象づけた。

代表選の論戦の中で現実路線の安全保障政策を標榜(ひょうぼう)した野田氏や枝野幸男氏に対し、共産党は露骨に不快感を示した。

共産は、27年に成立した安保関連法の廃止を野党共闘の「一丁目一番地」と位置づける。同法を巡り野田氏が「一定の継続は前提にならざるを得ない」と発言すると、共産の小池晃書記局長は「共闘の基盤が壊れてしまう」と反発した。野田氏が今後、共産とどのような距離感で向き合っていくかを注視したい。

そもそも、外交や安保に関する立民のスタンスは、共産とは大きく異なる。主要政策に関する温度差を抱えたまま国政選挙での協力を進めたことは得策ではなかった。

令和3年の衆院選の前には、立民は政権獲得時に共産から「限定的な閣外からの協力」を受けることで合意した。「立憲共産党」批判にさらされた立民は、支持離れに見舞われて敗北を喫する。

立民が照準を合わせるべきなのは「非自民・非共産」の有権者層だ。これに自民への消極的支持層を加えれば裾野は相当広い。3年の衆院選で日本維新の会が比例代表を中心に議席を増やしたのは、これらの票が行き場を失った結果でもある。

野田氏は代表選で「穏健な保守層」への支持拡大が政権獲得には不可欠だと訴えた。新生・立民は、現状の自民に違和感を抱く中道・保守層の「受け皿」になることができるか。近い将来の次期衆院選で真贋(しんがん)が問われる。

(政治部野党キャップ 松本学)

8418OS5:2024/09/23(月) 22:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/39671f76beb57efc2f97aa99a05274834a0cd199立民新代表の野田佳彦氏、狙う「二匹目のドジョウ」 自民離反層に照準「いずれ…」
9/23(月) 21:35配信


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産経新聞
記者会見する野田佳彦新代表=23日午後、東京都港区(鴨川一也撮影)

かつて「ドジョウ宰相」と呼ばれた野田佳彦元首相(67)が23日、立憲民主党の新代表に選出された。政権交代を果たして再び首相の座に就くことを目指す野田氏に対し、党内の期待は大きい。ただ、いったんつまずけば、党運営が不安定化する可能性も否定できない。

【写真】新代表に選出された野田佳彦氏のかけ声で気勢を上げる立憲民主党の国会議員や公認候補者ら

「私が手を挙げていいのかということが、熟慮の中の一番のテーマだったんですよね…」

新代表に選出された直後に記者会見に臨んだ野田氏は、代表選出馬に二の足を踏んだことを明かした。

野田氏に対しては、首相時代の平成24年に衆院議員任期を半年以上残して衆院解散を断行、民主党を下野させたことへの批判がなお根強い。党内の反感を最小限に抑えて立候補できたのは、周辺がうまく「外堀」を埋め、自然に名乗りを上げることができる環境を整えたからにほかならない。

地元の党千葉県連の有志議員に加え、中堅・若手グループ「直諫(ちょっかん)の会」の重徳和彦衆院議員ら幹部も野田氏に立候補を要請し、代表選出馬の流れができた。党内グループ「一清会」(約10人)を率いる小沢一郎衆院議員の支持も取り付け、党内での支持固めは堅調に進んだ。

次期衆院選の「顔」としての評価もまずまず高い。党代表選の1回目投票で別の候補に投票した中堅は、決選投票では野田氏を選んだと明かした上で「衆院選で支持を集めることができると考えた」と語った。

「穏健な保守層」への支持拡大を図る野田氏は今後、次期衆院選を見据えた野党間の協力関係構築に乗り出す構えだ。狙うのは、派閥政治資金パーティー収入不記載事件で自民に失望した中道・保守層だ。

とはいえ、そのための方法はまだ判然としない。23日の会見では、他の野党との連携の仕方について「誠意ある対話を続けていきたい」と述べるにとどめた。

代表選で争った3候補に比べると、野田氏は日本維新の会との協調に前向きな姿勢が目立ったが、手を携えるための具体的な道筋は見えない。

仮に、野田氏が代表選で訴えた野党連携や党勢拡大のプランがうまく動かないようであれば、執行部批判が吹き荒れる余地もある。代表選で泉健太氏(50)を支持した議員の一人は、民主が下野した経緯に言及して「絶対許せない」と不信感を口にする。

野田氏は令和4年10月の衆院本会議で、銃撃を受け死去した安倍晋三元首相への追悼演説を行い、後任の首相である安倍氏からかけられた次のような言葉を紹介した。

「自分は5年で返り咲きました。あなたにも、いずれそういう日がやってきますよ」

代表に就任して「そういう日」を見据えて動き出した野田氏だが、道のりは平坦(へいたん)とはかぎらない。(深津響)

8419OS5:2024/09/24(火) 16:12:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6572968840af9f73496df5dff9c86c36e0d4ff4b
立憲民主党・幹事長に小川淳也氏を起用、政調会長に重徳和彦氏…中堅の登用で刷新感狙う
9/24(火) 13:25配信

読売新聞オンライン

 立憲民主党の野田代表は24日午後、国会内で両院議員総会を開いた。総会で、幹事長に小川淳也衆院議員(53)を起用する新執行部の人事を提示し、承認された。政調会長に重徳和彦衆院議員(53)、国会対策委員長に笠浩史衆院議員(59)を充てる。政権交代に向け、中堅らの登用で刷新感を出す狙いがある。


 小川氏は衆院香川1区選出で当選6回。鳩山内閣で総務政務官を務めた。2021年の党代表選に出馬して敗れたが、泉健太代表(当時)の下で政調会長を務めた。今回の代表選では野田氏を支持した。


 重徳氏は衆院愛知12区選出で当選4回。19年に中堅・若手議員でつくるグループ「直諫(ちょっかん)の会」を設立し、会長を務めている。

 このほか、代表代行に長妻昭衆院議員、辻元清美参院議員、大串博志・元首相補佐官の3氏を充てる。大串氏は選挙対策委員長を兼任させる。

8420OS5:2024/09/24(火) 16:12:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c280f46e9fd3c14439ce245834caccf705d5001
立憲、新執行部発足へ 野田氏「刷新感」演出狙い、小川氏ら要職に
9/24(火) 13:44配信

朝日新聞デジタル
政策を発表する立憲民主党の野田佳彦元首相=2024年9月5日午後、国会内、上田幸一撮影

 立憲民主党の野田佳彦新代表は24日午後、幹事長に小川淳也前政調会長(53)、政調会長に重徳和彦衆院議員(53)、国会対策委員長に笠浩史国対委員長代理(59)を充てる新執行部の人事案を両院議員総会に提案し、了承を得た。中堅・若手の代表格である小川氏と重徳氏の要職起用で「刷新感」を演出する狙いがある。

【写真】小川淳也氏

 このほかの新執行部の骨格人事は、代表代行に3人を据えた。辻元清美代表代行(64)を続投、長妻昭政調会長(64)を横滑りさせ、大串博志選挙対策委員長(59)は兼務とした。常任幹事会議長には菊田真紀子・元外務政務官(54)を充てた。

 新たに執行部入りした小川、重徳、笠の3氏はいずれも23日の代表選で野田氏の支援に回った。野田氏と決選投票までもつれた枝野幸男元代表に近い議員は辻元氏と長妻氏を代表代行に据えるにとどまり、枝野氏側からは人事案に反発も出ていた。

 代表選の決選投票で野田氏を支持した国会議員は72人で、63人の枝野氏に9人差まで迫られた。野田氏は新代表に選出された後、「今日からノーサイド。挙党体制で政権を取りに行こう」と訴えていた。(松井望美、大久保貴裕)

朝日新聞社

8421OS5:2024/09/24(火) 16:14:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d160a94c5a4cdd8ec75d02dd507672e281f8734
【独自】立憲・小沢一郎氏を総合選対のナンバー2で起用へ 野田新代表が執行部人事で最終調整 代表選挙で野田氏を支持
9/24(火) 12:58配信


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立憲民主党の新たな執行部人事をめぐり、次の衆院選に向けた総合選挙対策本部の本部長代行に小沢一郎衆院議員を起用する方向で最終調整を進めていることがわかった。FNNの取材に対し、関係者が24日、明らかにした。

総合選挙対策本部をめぐっては、これまで本部長は党の代表が務めているが、代表選挙で野田氏を支持した小沢氏をナンバー2にあたる本部長代行に起用する。

23日の臨時党大会で選出された野田佳彦新代表は、執行部人事の骨格について最終調整を進めている。

党運営の要の幹事長には小川淳也前政調会長、政調会長には中堅・若手議員が所属するグループ「直諫の会」を率いる重徳和彦衆院議員を起用し、国会対策委員長は笠浩史委員長代理を昇格させる。

また、代表代行には辻元清美氏を留任させるとともに、経験者の長妻昭政調会長を再び起用する。

一方で、代表選挙を戦った泉前代表は岡田幹事長と共に常任顧問に就任する方向。野田氏は24日午後、両院議員総会を開き、執行部人事の骨格について承認を得る方針。

フジテレビ,政治部

8422OS5:2024/09/25(水) 07:56:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c68098ed40041e9b723e137944636952286a5aa1
政権交代、野田氏に託す 自民支持層へ照準 野党共闘は不透明・立民代表選〔深層探訪〕
9/25(水) 7:00配信

時事通信
記者会見で質問に応じる立憲民主党の野田佳彦新代表=23日午後、東京都港区

 立憲民主党は新代表に野田佳彦元首相を選んだ。27日の自民党総裁選で選出される新総裁と次期衆院選で戦うことを念頭に、経験豊富で保守層にも安心感のある野田氏に党の命運を託した格好。一方、日本維新の会や共産党などとの野党共闘の行方は不透明だ。

【写真】立憲民主党の新代表に選出され、一礼する野田佳彦元首相

 ◇「右の大砲」自負
 「本気で政権を取りにいく覚悟だ。戦いの準備をきょうから始めたい」。野田氏は新代表選出直後のあいさつで、24日に幹事長など主要人事を決めると説明。「急がなければならない。挙党態勢だ」とも述べ、早期の衆院解散に備え、準備を急ぐ考えを示した。

 決選投票で戦った枝野幸男元代表が主導した旧立民結党のいきさつから、同党にはリベラル色の濃い議員が多いが、野田氏は「右の大砲」(周辺)と呼ばれる保守系の代表格。自身の役割を「自民派閥の裏金事件で失望した保守層の心をつかむことだ」と位置付け、自民支持層への広がりを当て込む。

 野田氏への期待は、決選投票での開票結果にも表れた。国政選挙の公認候補予定者のうち、野田氏支持が60人に上ったのに対し、枝野氏に投票したのは35人にとどまった。野田氏も23日の記者会見で「無党派とか、自民を支持していた人たちにも届くメッセージを出してくれると期待したのではないか」と語る。

 ◇鬼門の小沢氏処遇
 党人事では、「恩讐」を越えてタッグを組んだ小沢一郎衆院議員の処遇が最初の関門となる。旧民主党政権時の野田内閣で消費税増税を決め、反発した小沢氏らが大量離党。政権運営は混乱し、その後の衆院選で多くの議員が落選。野田氏には「戦犯」の汚名が残る。

 平成の2度の政権交代を主導し、選挙対策に通じる小沢氏だが、「秘密主義で独善的」(立民関係者)との評も。小沢氏が維新や共産などと競合する小選挙区で一本化を目指す立場であることも、党内に疑心暗鬼を生む。

 枝野氏に投票した若手は「小沢さんが選挙を仕切るなら、立民の候補者を平気で降ろすだろう」と警戒する。

 ◇「立共競合区」100
 維新や共産との選挙協力が実現するかは見通せない。野田氏は維新を念頭に「野党勢力の議席の最大化を目指す。国民民主党ともうまくやり、その先の穏健な保守層まで取りに行く」と秋波を送る。一方、共産に対しては「政権を共にすることはない」と一線を画す。

 共産は野田氏の発言に反発する。立民が違憲とする安全保障法制の政権獲得後の即時撤回を野田氏が否定したとして、「共闘の基盤が壊れた」と批判。代表選告示後に小選挙区候補の擁立を相次ぎ発表し、「立共競合区」は約100選挙区に上る。

 共産の小池晃書記局長は23日、党本部で記者団に「共産の議席を伸ばすことが自民党政治の根本的転換につながる」と述べ、小選挙区候補の擁立を進める考えを示した。

 維新の馬場伸幸代表も「自公の過半数割れという目標は共有するが、来る総選挙に互いに全力でぶつかっていく」とのコメントを発表。立民との選挙協力を否定する従来の立場を重ねて示した。

8423OS5:2024/09/25(水) 12:12:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ce503a033512f636efd1bcf5f47da0572f73bd5
野田人事にくすぶる不満 他陣営「露骨な論功行賞」 立民
9/25(水) 7:08配信

時事通信
立憲民主党の両院議員総会を終えた野田佳彦代表(中央)ら新執行部。左から4人目は小川淳也幹事長=24日午後、国会内

 立憲民主党の野田佳彦代表は24日、新執行部を発足させた。

 小川淳也幹事長、重徳和彦政調会長ら中堅の積極登用で世代交代をアピール。ただ、野田氏に近い議員が目立つ布陣に、23日の党代表選で他の3候補を支持した議員の間では、早くも「露骨な論功行賞だ」などと不満がくすぶっている。

【写真】小川淳也 立憲民主党前政調会長

 「野田氏の実績と安定感に、小川、重徳両氏の刷新感を組み合わせた」。野田氏周辺は24日、人事の狙いをこう説明。党内に理解を求めた。

 代表選の決選投票で、野田氏と枝野幸男元代表の国会議員票の差はわずか9票だった。これを受け、枝野氏支持の若手は「緊張感ある結果だ」と指摘。陣営からは、枝野氏の要職起用など党内バランスへの配慮を求める意見が出ていた。

 そのため、24日午前に小川氏の幹事長起用が伝わると、大半が枝野氏支持に回ったリベラル系の党内最大グループ「サンクチュアリ」は急きょ、国会内で会合を開催。小川氏が告示直前に同グループを離脱して野田氏支持に回った経緯もあり、「けんかを売っているのか」と怒りの声が上がったという。

 実際、人事が承認された同日午後の両院議員総会に同グループ所属議員の姿は少なく、拍手もまばらだった。泉健太前代表の陣営幹部も、野田氏が代表就任後のあいさつで「ノーサイド」と呼び掛けたことを引き合いに、「ワンサイド人事だ」と皮肉った。

 小川氏の政治手腕が未知数なことも懸念材料だ。早期の衆院解散・総選挙の可能性が取り沙汰される中、小川氏は今後、日本維新の会や共産党などとの候補者調整に臨むことになる。ただ、それぞれ100前後の小選挙区で競合しており、一本化に向けた交渉は難航必至だ。

 連合関係者は「小川氏では党内を掌握するのは厳しい」と指摘。党幹部の一人は、大串博志選対委員長が党務総括担当の代表代行を兼務することに触れ、「大串氏が幹事長に代わり、党務全般の責任を持つことになる」との見方を示した。

8424OS5:2024/09/25(水) 20:49:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/5367cc91a73dbb4302d0c206da1b08da8398e767
立民・重徳和彦政調会長、党刷新へ問われる手腕 「非民主」執行部入り
9/25(水) 20:33配信

産経新聞
立憲民主党の重徳和彦政調会長=2023年12月、国会内(春名中撮影)

立憲民主党の野田佳彦代表が新執行部の「骨格」として選んだ幹部8人のうち、立民の源流・民主党に所属した経験が唯一ないのが重徳和彦政調会長(53)だ。自らを「昔の名前」と認める野田氏が、新風を吹き込む狙いで起用した。重徳氏は、立民の「批判一辺倒」の体質を疑問視し、世代交代による党刷新を訴えてきた。執行部の一員として、思い描いてきた改革を実行に移すことができるかの正念場を迎える。


■「野田氏について要職を」

中堅・若手グループ「直諫の会」(約20人)を率いる重徳氏は、もともとは代表選への立候補を視野に入れていた。会の中にも出馬待望論は根強かったが、8月19日、野田氏に対して電撃的に立候補を要請し、以降は野田陣営の中心メンバーとして勝利に貢献した。

突然の〝翻意〟に、グループ内には「どういう狙いなのか」(中堅)との戸惑いも広がった。実は、重徳氏を後押ししたのは当選15回を数える立民の重鎮、中村喜四郎元建設相だった。

「野田氏につけ。要職をとれる」。中村氏は重徳氏にこう説いた。理想を実現するための手段は、代表選に名乗りを上げることだけではない─。経験豊富な大ベテランから助言を受け、重徳氏は迷う気持ちを抱えながらも従うことにした。

■抜擢にやっかみや批判も

決断は吉と出る。重徳氏は野田氏のブレーンの役割を果たすことになり、直諫の会が提唱する「公益目的の投資促進」などの政策は代表選の公約に盛り込まれた。野田氏が勝利した以上、党の主張と位置づけられる可能性は高い。

重徳氏は、政権批判を軸に据えた野党の在り方に批判を重ねてきた。直諫の会の7月の街頭演説会では、立民が批判にばかり注力したため「政権を担ってもらいたいという期待が盛り上がっていない」と訴えた。

政策責任者のポストに就くことができた重徳氏は、党の政策決定を担う「次の内閣」を巡って「本格派の〝内閣〟を作りたい」と周囲に語るなど、刷新への強い意欲をにじませている。

とはいえ、当選4回ながら要職に抜擢されたとあって、やっかみを受けることは避けられない。さらに、代表選で野田氏を支持した重徳氏らの幹部起用に対しては、「論功行賞だ」という批判もある。さまざまな思惑が交錯する党内で、思い通りに事を進めていけるという保証はない。

直諫の会の同僚は「重徳氏は政策に詳しい。政調会長は適任だ」と語り、幹部としての活躍に期待を込めた。(深津響)

8425OS5:2024/09/25(水) 21:09:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a583372d4841d601af81bb233ce4a3f1b7da450d
立民幹事長起用の小川淳也氏 政界きっての「熱男」も選挙に熱すぎて…軽率行動で釈明
9/25(水) 17:12配信


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産経新聞
立憲民主党の小川淳也幹事長は元野球少年。かつては民進党の野球チーム「民進カチマス」のメンバーだった

立憲民主党の幹事長に起用された小川淳也元政調会長(53)=衆院香川1区=は、ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(令和2年公開)の主役に取り上げられるなど、一部では立民の次代のリーダー候補と目される。50歳を過ぎてからは「引き際を、どこか死に場所を探している」と語るなど独特の〝熱っぽさ〟で知られる一方、軽はずみな行動で物議を醸すことがある。

【写真】維新・馬場伸幸幹事長に直談判する小川淳也氏

■高松のパーマ屋の息子

小川氏は元総務官僚で、実家は高松市の美容院。「地盤、看板、カバン(金)」と無縁のたたき上げの政治家だ。民進党時代は前原誠司氏(現・教育無償化を実現する会代表)の〝弟分〟を自任し、前原氏が平成29年9月の党代表選に出馬した際、出陣式で小川氏は祝電を代読しながら感極まって涙を流していた。

小川氏の特徴の一つが「ときどき何を言っているのか分からない」(立民の逢坂誠二氏)と指摘される独特な「小川節」だ。

令和3年11月の代表選に出馬した際は「天にも昇り、地もはう」政治を掲げ、「国民がほれぼれするような批判こそ野党」「火中の栗ではなく、火口の溶岩を拾う」といった印象的なフレーズを残している。

■「体の半分は大串博志だ」

代表選出馬に当たって推薦人20人の確保は難航したが、同じく推薦人集めに苦労していた同期の大串博志選対委員長と「共闘」を確認。告示前夜に2人で記者会見に臨み、「私の体の半分は大串博志だ」と述べて、自身が立候補する考えを表明した。

小川氏は代表選で長期的に消費税率の引き上げにチャレンジする考えなども示したが、泉健太前代表に敗れた。泉氏は「ノーサイド」を掲げ、対立候補だった小川氏を政調会長に起用する。ただ、4年7月の参院選で立民が議席を減らしたことで、小川氏は「人心の一新を図るべきだ」と泉氏を除く執行部の刷新を要求、自身も政調会長を退いた。

このころから周囲に「蟄居だ」「俺は座敷牢だ」と自虐的に語るようになる。

■他党に異例の直談判も

そんな愚直な小川氏が人一倍情熱を注ぐのが選挙区での勝利だ。平成15年以来、香川1区で計7回衆院選に臨み、自民党の平井卓也元デジタル相を相手に2勝5敗と負け越している。

1勝は前回の令和3年10月の衆院選。同年6月の国会閉会後から地元に張り付き、家族ぐるみで街頭に立っては「青空集会」を重ねて人々の思いを聞き取った。

思いが高ぶったのか。衆院選を控えた同年10月11日、小川氏は日本維新の会の控室に〝乱入〟し、馬場伸幸幹事長(当時)に対し、香川1区で競合する維新候補予定者の取り下げを訴えた。馬場氏の腕をつかんで、「なんとか香川1区、調整してくれないかということでお願いにきた」と語ったという。

■なるかノーサイド

前代未聞の行為は永田町で話題を集める。維新の音喜多駿政調会長は自身の動画で「行動力や必死さは一目置きたい」と評しつつ、「情で訴えられても、応じられない。政策理念が違う所とはガチンコで戦って、有権者の選択肢になることこそが民主主義社会で正しい」と苦言を呈した。小川氏もその後、「総じていうと私の軽さ。反省している」と釈明した。

今回の代表選の直前、小川氏は所属していたリベラル系の党内グループ「サンクチュアリ」を退会。サンクチュアリは代表選で枝野幸男元代表を支援したが、小川氏は野田佳彦代表の支援を決めた。

今後、小川氏は幹事長として党内融和に手腕が問われそうだ。(奥原慎平)

8426OS5:2024/09/26(木) 21:48:50
>>8253-8255
https://news.yahoo.co.jp/articles/aff5a24c400ce5dcf9b1d3d578c501269761b6ef
立民の重徳衆院議員を不起訴 女性支援者へのわいせつ容疑 名古屋地検
9/26(木) 17:05配信

時事通信
 女性支援者への強制わいせつ容疑で書類送検されていた立憲民主党の政調会長重徳和彦衆議院議員(愛知12区)について、名古屋地検は26日までに不起訴にした。

 処分は25日付。

 女性支援者が重徳議員から車内で胸を無理やり触られたと被害届を出し、愛知県警が受理したことが、昨年12月の週刊文春の報道で発覚。重徳議員は「事実無根だ」と否定していた。

 同議員は26日、不起訴を受け、改めて報道内容を否定するコメントを出した。

8427OS5:2024/09/30(月) 19:12:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/fde1179c1f4b5573335a42e4261efe75df3e9641
立憲「次の内閣」、女性過去最多の8人起用 枝野氏は党最高顧問に
9/30(月) 18:20配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる立憲民主党の野田佳彦代表(中央)=2024年9月30日午後4時32分、東京都千代田区神田駿河台、松井望美撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は30日、政権奪取を目指した各政策分野の責任者「次の内閣(ネクストキャビネット=NC)」の人事を発表した。女性や若手・中堅を積極的に起用しつつ、代表選の決選投票で争った枝野幸男元代表の陣営も登用。党内バランスに配慮した。

 政権担当能力をアピールしようと、民主党政権で政務三役を担った議員を8人起用した。国土交通相の在任期間が4カ月にとどまった馬淵澄夫氏を除き閣僚経験者の登用は見送り、若手・中堅にポストを与えた。女性は過去最多の8人。代表選に挑んだ吉田晴美衆院議員も1期生ながら「ジェンダー・共生・孤独孤立担当相」に抜擢(ばってき)した。

 野田氏は、枝野氏を党最高顧問に据え、人事を通じ党内融和を図りたい考え。NCの布陣では、代表選で支援を受けた重徳和彦政調会長を「官房長官」、階猛・元総務政務官を「財務金融相」に置く一方、枝野氏に近い近藤昭一・元環境副大臣を「環境相」で続投、福山哲郎・元官房副長官を「安全保障相」に据えるなどの配慮をした。代表選で争った泉健太前代表の時のNCメンバーも残し、衆院選に向け継続性も重視した。

 野田氏は記者団に「一定の経験を持った人たちに安定感を発揮してもらう一方、政策作りで刷新感も併せ持たなければいけない」と強調。10月1日に「初閣議」を開き、衆院選に向け公約づくりを急ぐ方針を示した。

 ただ、自民党の石破茂新総裁が「27日投開票」の方針を表明した中、立憲内では「選挙が迫る中、いまや党の役職にはあまり意味はない」(党中堅)との声も出ている。

■「次の内閣」の全容は次の通り(松井望美)

■立憲民主党が設置した「次の内閣」(敬称略)

首  相   野田佳彦

官房長官   重徳和彦

内閣府・防災・国家公安

       杉尾秀哉

経済財政   馬淵澄夫

地方創生・消費者・沖縄北方

       石川香織

ジェンダー・共生・孤独孤立

       吉田晴美

子ども政策  西村智奈美

デジタル・行政改革・公務員改革

       牧山弘恵

復興・福島再生 岡本章子

総  務   野田国義

法  務   打越さく良

外務・拉致問題 渡辺周

財務金融   階猛

文部科学   牧義夫

厚生労働   山井和則

農林水産   金子恵美

経済産業   田嶋要

国土交通   小宮山泰子

環  境   近藤昭一

安全保障   福山哲郎

税制調査会長 大西健介

憲法調査会長 逢坂誠二

朝日新聞社

8428OS5:2024/10/02(水) 17:18:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e678e0a46adf018c7060c4aa1c8c34624e5c6b9
立憲・小沢一郎氏が選対本部長代行に 野党間の候補者調整に関与か
10/2(水) 17:06配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる立憲民主党の小沢一郎衆院議員=2024年7月9日午後0時59分、国会、伊沢健司撮影

 立憲民主党は2日の常任幹事会で、衆院選に向けた総合選挙対策本部(本部長・野田佳彦代表)を立ち上げ、小沢一郎衆院議員をナンバー2に当たる本部長代行に据えた。副本部長に岡田克也前幹事長、事務総長には小川淳也幹事長を充てた。

【写真】2009年8月、政権交代を決めた衆院選で民主党の候補者のボード前に並ぶ鳩山由紀夫代表(中央左)と小沢一郎代表代行(中央右)ら党幹部

 代表選で野田氏と争った枝野幸男元代表、泉健太前代表はともに特別参与となった。大串博志代表代行・選挙対策委員長は、選対本部で9人の副本部長に名を連ねながら事務局長を務める。

 小沢氏は民主党政権時代、首相だった野田氏と消費増税の是非をめぐり対立した過去があるが、今回の代表選では野田氏の支援に回った。

 自民党幹事長や民主党代表を務めてきた小沢氏は、全国の選挙事情や労働組合などにも通じているとされる。石破茂首相が早期解散を宣言するなか、野党間では候補者調整が急務となっており、小沢氏がこうした交渉にどのように関わっていくかが注目される。(大久保貴裕)

朝日新聞社

8429OS5:2024/10/03(木) 21:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/88d725e884da4fac3a7865416c21b95657d5febd
困惑?不満? 立憲・小沢氏、総合選対代行の立場「よくわからない」
10/3(木) 20:48配信
毎日新聞
記者団の取材に応じる立憲民主党の小沢一郎総合選挙対策本部長代行=国会内で2024年10月3日午後4時33分、源馬のぞみ撮影

 立憲民主党の小沢一郎総合選挙対策本部長代行は3日、衆院選での野党間での選挙協力について、国民民主党との連携から始めるべきだとの考えを示した。一方、総合選対本部長代行の立場や権限について「よくわからない」と述べ、困惑や不満ともとれる表情を浮かべた。

 小沢氏は国会内で記者団に、野党との連携について「同根のところからだ」として国民民主との交渉を重視する考えを示した。ともに連合の支援を受けることから「分かれているのは安心感に欠けることになる」と述べた。

 小沢氏は今回の代表選で野田佳彦代表を支援し、2日の常任幹事会で、衆院選に向けた総合選対のナンバー2に当たる本部長代行に就くことが報告された。だが本部長は野田氏が務め、地方選も含む選挙全体を取り仕切る大串博志代表代行兼選対委員長、党務全体を扱う小川淳也幹事長もおり、役割は明確ではない。

 小沢氏は、他党と交渉するには「相手がどういう立場と権限で口説いているのかわからないと、うまく話は進まん」と主張。本来は全権を持つ代表が担うべきだとした上で「そうじゃなきゃ誰かに任せてやるとかね。大衆討議でね、できるような話じゃないんだ」と強調した。自身の就任が2日になったことも「(新執行部発足から)1週間以上たっちゃってる。無為に過ごしちゃった」と悔やんだ。

 また旧民主党で選挙担当の代表代行として大勝し、政権交代に導いた2009年の衆院選を振り返り、当時の鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長から「全部任せるからお願いします」と頼まれたと説明。今回の衆院選でも「任せるかどうかは、代表のお考えだ」と述べた。

 一方で、野田氏がこの日、国民民主、日本維新の会、共産党の各党党首と相次いで会談したことは「形の上でのことはどうでもいい」としつつ「俺、知らなかった」とも話した。【源馬のぞみ】

8430OS5:2024/10/08(火) 22:04:24
政権取る気ないじゃん。老人野党として生きてのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/41c538d904df517f7c0db8362168173ac70298dc
立民、企業献金・政活費を禁止 物価目標「0%超」 衆院選公約
10/7(月) 18:47配信

時事通信
記者会見で次期衆院選のポスターを掲げる立憲民主党の野田佳彦代表=7日午後、国会内

 立憲民主党は7日、次期衆院選の公約を発表した。

 自民党派閥の裏金事件を踏まえ、政治の信頼回復を最優先課題と位置付け、企業・団体献金の禁止や政策活動費の廃止など、政治資金規正法の再改正を打ち出した。

 公約は「政権交代こそ、最大の政治改革」と題し、政治改革など7本柱で構成。国会議員の世襲を制限するため、親族間で政治資金の引き継ぎを禁じる措置などを提起した。

 過去の国政選挙で主張した消費税減税は盛り込まず、給付と減税を組み合わせる「給付付き税額控除」導入を明記。日銀の物価安定目標を現在の「2%」から「0%超」に変更するなど金融政策の転換を強調した。

 「分厚い中間層の復活」に向け、最低賃金を1500円以上に引き上げるとした。「労働基本法」(仮称)を制定して「期間の定めがない直接雇用」を基本原則とする方針を盛り込んだ。

 防衛費増額のための増税を否定。日米地位協定を見直すため、米国に「再交渉を求める」と記した。

 原発の新増設や、地元合意がないままの再稼働を「認めない」としたものの、党綱領で定める「原発ゼロ」には触れなかった。

 野田佳彦代表は7日の記者会見で「政権交代を実現しないと政治を正すことはできない。この約束で選挙に臨みたい」と述べた。

8431OS5:2024/10/08(火) 22:05:37
https://www.asahi.com/articles/ASSB821M8SB8UTFK00DM.html
国民民主、消費減税などで「手取り収入増」を訴え 衆院選公約を発表
国民

松井望美2024年10月8日 16時00分
 国民民主党は8日、衆院選で掲げる公約を発表した。「手取りを増やす。」をキャッチフレーズに、減税や社会保険料の軽減などで家計を支えて消費を喚起し、経済の好循環につなげると掲げた。自民党派閥の裏金事件を踏まえ、政治改革に注力する姿勢も打ち出した。

 公約では、手取り収入を増やすための施策として、実質賃金が安定的にプラスになるまで消費税を5%に減税▽所得税の課税対象となる基準を103万円から178万円へ引き上げ▽子どもを育てる人の税負担を軽減する「年少扶養控除」の復活▽社会保険料の軽減――などを列挙した。

 政治改革では、政策活動費の廃止や、政治資金を監視する第三者機関の来年3月までの設置などを盛り込んだ。「教育国債」の年5兆円発行による子育て・教育予算の倍増も掲げた。

 玉木雄一郎代表は記者会見で、「減税や社会保険料の軽減で手取りを増やし、消費が増えて企業業績が上がる好循環を回したい」と語った。(松井望美)

8432OS5:2024/10/28(月) 10:47:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/01cdc6873658c8238af73962b1de853744f9fa0b
「政権交代」に現実味 立民代表、首相指名意欲
10/28(月) 4:09配信

共同通信
記者会見する立憲民主党の野田代表=28日午前1時39分、東京・永田町の党本部

 自民党の派閥裏金事件への批判を勢いに立憲民主党は大幅議席増となり、与党を過半数割れに追い込んだ。野田佳彦代表は東京・永田町の党本部で「本当の政治改革をやるためにはどの政党がいいのかという観点で私どもにも支持が集まった」と強調。「政権交代前夜は間違いなくリアリティーができた」「首相指名を取りにいく」と政権奪取に強い意欲を示した。

 テレビ番組のインタビューで自民が大幅に議席を減らしたことを「裏金の問題をきちっと解明しないまま(解散総選挙に)突き進んだことに、厳しい批判があったことは間違いない」と分析。「政治とカネ」問題について「首尾一貫して訴え続け、手応えが強まっている感じがあった」とし「新しい事実も次々と出てきている」と、さらなる調査を求める考えを示した。

 野田氏は努めて気を緩めないようにしている様子だったが、当選確実となった公認候補者の名前が書かれたプレートをボードに掲げる際には、時折笑みを浮かべた。

 与党が過半数割れとなった大勢判明後の記者会見では「まだ初めの一歩。これからが大変」と話した。

8433OS5:2024/10/28(月) 10:52:03
148立憲
038維新
028国民
006野党系無所属
で220議席。
ほんとハングパーラメントになりそう

https://news.yahoo.co.jp/articles/d290537b56550e370c47b5c2540b532546ec053a
政権獲得へ立民、国民・維新に協力要請へ…「非自民」結集図る
10/28(月) 7:02配信

読売新聞オンライン
開票センターで笑顔を見せる立憲民主党の野田代表(27日午後、東京都千代田区で)=冨田大介撮影

 立憲民主党は、自民党の政治資金問題を徹底追及する姿勢を前面に押し出し、政権交代の必要性を訴える選挙戦を展開した。「政治とカネ」を中心とした有権者の不満を追い風に、公示前の98議席から大幅に積み増した。野田代表は政権獲得に向け、ともに連合を支持母体とする国民民主党や、日本維新の会に協力を呼びかける方針だ。


 野田氏は27日夜、フジテレビ番組で、自民、公明両党が過半数割れした場合の対応を聞かれ、「臨時国会で不信任案を共同で提出したところについては誠意ある対話をしていきたい」と述べた。立民が今月9日、維新、国民、共産各党と石破内閣への不信任決議案を提出したことが念頭にある。

 野田氏は「共産とは政権を共にすることはない」とも語っており、連携先として想定しているのは、国民や維新とみられる。

 立民と国民、維新は政策活動費の廃止といった政治改革の必要性では一致している。一方、野田氏は政治資金収支報告書への不記載があった自民前議員らの選挙区を中心に野党候補の一本化を模索しつつも、調整が難航した経緯がある。国民とは13選挙区、維新とは115選挙区でそれぞれ競合しただけに、連携は容易ではなさそうだ。

 国民の玉木代表は、立民との協力を巡り、「外交・安全保障、原発を含むエネルギー政策、憲法といった基本政策についての一致が必要だ」と繰り返してきた。

 両党は民主党を源流としているため、連合内には候補者調整に期待する声もあった。ただ、国民は原発の活用や憲法改正を掲げており、立民内には脱原発を求める勢力や護憲派もいることから、政策協議は進まなかった。維新は立民と同様、「与党の過半数割れ」を目標に掲げて選挙戦に臨んだ。立民側が求めた選挙協力に対し、馬場代表は「有権者に数多くの選択肢を提供していく」と応じなかった。27日夜の記者会見では、立民について「基本的な政策の部分で党内がまとまっていない」と指摘した上で、「そういう状況で連立を組めば、この国が混乱する」とも言及した。

 立民の中でも、維新が地盤とする関西で長年対立してきたことも踏まえ、「選挙で戦ってきた維新と連携することはあり得ない」(中堅)との声が支配的だ。

 そもそも国民と維新は、政策本位で自民を含む各党と等距離で向き合う意向を示している。野田氏が「非自民」勢力をどのように結集していくか、手腕が問われる局面となりそうだ。

穏健保守層 取り込み 
(写真:読売新聞)

 立憲民主党の野田代表は28日未明の記者会見で、自民党の政治資金問題を踏まえ、「裏金問題を厳しくただしたことが功を奏した」と述べた。

 野田氏は公示日の15日には、萩生田光一・元政調会長や西村康稔・元経済産業相らの選挙区に入るなど、政治資金問題を巡る批判に争点を絞り、問題に絡んだ自民前議員らを集中的に攻め続ける戦略を取った。

 公明党に対しても、政治資金収支報告書に不記載のあった自民前議員らへの推薦をやり玉に挙げ、「(自民と)共犯だ」と批判の矛先を向けた。企業・団体献金の禁止や、国会議員の政治資金の世襲制限といった政治改革も訴え、政権批判票の掘り起こしにも注力した。

 野田氏は現実的な中道路線をアピールし、自民から離れた「穏健保守層」や無党派層の取り込みも図った。その受け皿になることにも成功したとみられる。

 実際、個別の政策では「現実路線」を意識し、党の綱領で掲げた「原発ゼロ」は公約への明記を見送った。外交・安全保障政策では「日米同盟が基軸」とし、野田氏も厳しさが増す安全保障環境を踏まえ、防衛力強化の必要性にも言及してきた。

8434OS5:2024/10/29(火) 13:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2a0ab33c45711c88c1acc87555b248c907f5ecd
「部分連合」を国民民主に打診へ…石破首相が続投表明、首相指名選挙でも協力要請
10/29(火) 5:00配信

読売新聞オンライン
記者会見をする石破首相(28日午後、自民党本部で)=川口正峰撮影

 石破首相(自民党総裁)は28日、自民、公明両党が衆院選に大敗して衆院で過半数に満たない少数与党となったため、野党の国民民主党の玉木代表に対し、政策ごとに連携する「部分連合」を呼びかける方針を固めた。国民民主との協力で経済対策の実現や法案成立を図り、態勢を立て直したい考えだ。



 首相は28日、自民党本部で記者会見し、「厳しい安全保障、経済環境の中にあって国政は一時たりとも停滞が許されない」と述べ、続投の意向を表明した。

 11月中にもとりまとめる総合経済対策と、財源の裏付けとなる2024年度補正予算案については「党派を超え、優れた方策を取り入れたい」と述べた。

 自民幹部によると、首相は玉木氏が重視する電気・ガス代の値下げなどの家計支援策を経済対策や補正予算案に盛り込み、国民民主の賛同を得て臨時国会で予算案を成立させたい意向だ。

 首相はこれに先立って召集される特別国会での首相指名選挙でも、自らの指名に向け、玉木氏に協力を要請することを検討している。指名選挙は、自公の票だけでは過半数に達せず、上位2人の決選投票にもつれ込む見通しのためだ。

 一方、自民の小泉進次郎選挙対策委員長は28日、選挙結果を受け、首相に辞表を提出して受理された。首相は記者会見で牧原法相と小里農相が落選したことに関し、「後任を適宜適切に早急に決めなければならない」と述べた。

 埼玉14区で落選した公明の石井代表も28日、党本部での記者会見で「国会議員でなくなれば、代表を続けることに困難が伴う」と語り、辞任する考えを示した。公明は11月9日にも党大会を開き、後任を選出する構えだ。

8435OS5:2024/10/30(水) 03:13:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/529cec0d2d813dfe1eaa522d738d94b9c5231d3c
強気の国民民主・玉木氏 政策実現の果実狙う 焦点は「103万円の壁」「トリガー」
10/29(火) 21:06配信

産経新聞
記者会見を行う国民民主党の玉木雄一郎代表=29日午前、国会内(春名中撮影)

国民民主党の玉木雄一郎代表は29日の記者会見で、衆院選で掲げた政策実現のため、政府・与党と連携する可能性を示唆した。国民民主と自民、公明両党は憲法改正や外交・安全保障、エネルギーなどの基本政策で共通点は多いが、税制などで隔たりもある。来夏には参院選を控える中で、国民民主は「政策実現」の果実を取りつつ、政府・与党とは一線を画し存在感を示す構えだ。


■手取り増える政策を

玉木氏は29日の記者会見で党の政策実現に関し、「国民生活に直結する、手取りが現に増える政策を実現できるよう、政府・与党はじめ関係各方面に働きかけを強めていきたい」と述べた。国民民主は減税や社会保険料の軽減などの「手取りを増やす」政策を旗に戦っており、「掲げた政策を1つでも2つでも実現したい」と語った。

衆院選で過半数を維持できなかった自民、公明両党は安定的な政権運営のため、基本政策で親和性がある国民民主との連携を模索する。一昨年には国民民主が令和4年度予算の衆参両院での採決に賛成し、自公政権を事実上信任した。

石破茂首相は国民民主を念頭に「議席を大きく伸ばした党」の政策受け入れに柔軟な姿勢を見せており、双方は水面下で調整を続けている。

■政策受け入れ迫る

双方の連携で試金石となるのは、政府が11月中に編成する物価高対策などを含む6年度補正予算案の編成と来年度税制改正を巡る協議だ。玉木氏は「過半数を割ったという状況の中で、今政権に求められるのは丁寧に多くの声に耳を傾けることだ」とも述べ、政府・与党側に党の政策を受け入れるよう迫った。

まず政策協議の対象となるのは、国民民主の看板政策といえる「103万円の壁」の撤廃だ。パートで働く人らの年収が103万円を超えると所得税が課税され、逆に手取りが減るため労働時間を抑えてしまう問題で、その上限を178万円に引き上げるよう主張した。

自民も社会保険料負担が生じる「106万円の壁」「130万円の壁」を念頭に、衆院選公約に「年収の壁を見直し、働き方に中立な社会保険制度とする」と明記した。公明党も年収の壁解消を訴えており、「103万円の壁」は与党として受け入れる余地は大きい。

■ハードル高い政策も

一方、ハードルが高い国民民主の政策もある。

ガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」凍結解除の実現は国民民主も看板政策で、今年の通常国会で自公と国民民主の3党で協議したが、決裂した。石破政権の屋台骨である森山裕幹事長や加藤勝信財務相も当時、凍結解除に慎重だった。

だが、政権内で影響力を持つ有力議員は「もうそんなことは言っていられない。財務省は反対するだろうが、凍結解除を迫るしかない」と語る。

現時点で政府・与党と野党の間で、予算案や法案などを国会提出前に審査する枠組みはない。国民民主関係者は「こうした過程に野党がどこまで関われるかわからない。政策実現のプロセスが全く見えていない」と話した。(千田恒弥、田中一世)

8436OS5:2024/10/30(水) 08:04:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/28966fe78344b1af609535c9b41929f9962d336a
国民民主、首相指名めぐり立憲との党首会談に応ぜず 「玉木と書く」
10/29(火) 22:22配信

朝日新聞デジタル
記者会見で質問に答える国民民主党の玉木雄一郎代表=2024年10月29日午前10時54分、国会内、岩下毅撮影

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は29日夜のBS―TBSの番組で、特別国会での首相指名選挙をめぐり、決選投票を含め立憲民主党の野田佳彦代表には投票しない方針を立憲側に伝え、両党の党首会談が見送りになったと明かした。首相指名選挙で国民民主の玉木雄一郎代表に投票する方針を強調した。

 立憲は首相指名での協力を求めるため、30日に日本維新の会、共産党とそれぞれ党首会談を開く方針。榛葉氏は首相指名選挙について、「我が党は各党と等距離で交渉している。首相指名で野田氏とは書けないので、(立憲との)党首会談がなくなった」と述べた。

 また、「我々はもう自民党から何を言われようとも、2回とも玉木と書く」と強調。来月11日召集で調整している特別国会に向けた立憲との調整については「幹事長・国会対策委員長会談をやろうかという話になっている」と語った。

 一方、立憲の小川淳也幹事長は同番組で、特別国会について「会期を十分、取ってもらわないと。十分な政治改革をはじめとした議論をしていくということが大前提になる」と述べ、与党側に一定の会期幅を要求していく考えを示した。(笹井継夫)

朝日新聞社

8437OS5:2024/10/30(水) 18:03:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/98d1a472ba7338917c9eae0bb2864bec2aede82c
政界注視の国民民主〝番頭〟榛葉幹事長「玉木代表あって月は光る」 趣味はヤギとプロレス
10/30(水) 16:10配信

産経新聞
記者会見する国民民主党の榛葉賀津也幹事長

先の衆院選で自民、公明両党の議席が過半数を割り込んだ結果、議席を4倍に増やした国民民主党は首相指名選挙に向けて自民、立憲民主両党から秋波を送られる状況となっている。他党との交渉役を担い、玉木雄一郎代表の〝玉除け〟となるのが榛葉賀津也(しんば・かづや)幹事長だ。「党利党略」から距離を置く姿勢をアピールし、改革中道を志向する。ウイットに富んだ話術の持ち主で知られ、記者会見のインターネット動画の視聴数は10万回を超える場合も珍しくない。趣味はやぎの世話とプロレス鑑賞と、こちらも個性的だ。



■「非難合戦や揚げ足取りではない」

「自民党の『政治とカネ』が腐りきっているのは分かっている。でも、与党と野党が『お前の母ちゃん、でべそ』といっても、子供の腹はいっぱいにならないんだよ。非難合戦や揚げ足取りではなくて、家計を大事にした経済政策をやろうじゃないか。そういってくれたのが私の信じる玉木雄一郎なんだ」

衆院が解散された今月9日夜。榛葉氏はJR新橋駅前で開催した党の街頭演説会で国民民主のスタンスについて、こう熱弁した。

榛葉氏は平成13年の参院選に民主党で初当選し、民主党政権では外務副大臣、防衛副大臣を務めた。政治家を志した契機は、留学先のイスラエルで若者が兵役に就き、パレスチナの友人が民衆蜂起で、それぞれ命を落としていく様を目の当たりにしたことだという。

初代タイガーマスクの佐山聡氏率いるプロレス団体「リアルジャパンプロレス」のコミッショナーを務めるなど、プロレスマニアの一面を持つ。28年11月に自民党の萩生田光一官房副長官(当時)が野党の国会対応について「田舎のプロレス」と発言した際は、「格調高き奥深いプロレスをバカにして許さない。萩生田君を絶対に許さない」などと記者団にコメントしたほど、プロレス愛は強い。

■共産主義否定も共産党に敬意忘れず

癒しの時間が静岡県菊川市の自宅で飼っているヤギの世話だといい、餌用の雑草を刈って回り、ヤギのハウスも作るなど愛情を注ぐ。

30年5月に所属していた民進党が玉木氏率いる希望の党と合流し結成した旧国民民主党に加わった。玉木氏と近しくなったのはこの頃だという。令和2年9月には旧国民民主と旧立憲民主党の合流に加わらず、以降は現在の国民民主党で幹事長を務めている。

外交・安全保障、エネルギー政策を専門とする。共産党に対しては「この国は共産主義を中心とした国家になるべきではない」とし、国家観の違いを理由に共産との選挙協力を否定する。一方で、共産所属議員に対しては「人格者や立派な人がたくさんいる。一緒に参院外交防衛委員会をやっている山添拓政策委員長は『知の巨匠』だ。理路整然、人柄も素晴らしい」(6月20日の記者会見)などと敬意を忘れない。

■「仲間を裏切る政治家は国民を裏切る」

一方、国民民主党に所属した前原誠司代表代行(当時)が昨年11月、新党結成を目的に離党を表明すると、「前原さんは(離党を)しないと明言していた」などと不快感をにじませた。「仲間を裏切る政治家は国民も裏切る」「政党交付金が目当てだ。筋が通らない」などと厳しく批判する。

落語好きのためか「オチ」も忘れない。今回の衆院選でX(旧ツイッター)に「国民民主党に騙されるな」というハッシュタグが突然拡散された際は、配信動画で「何をだまされていると思っているのか。表でわれわれに質問してほしい」と憤慨してみせた上で、「玉木が全部答えますから」とユーモアたっぷりに笑いを誘った。

6月9日の記者会見では、玉木氏よりも記者会見の動画の視聴回数が多いと指摘される場面があった。榛葉氏は「何かの誤り。玉木あっての榛葉。太陽の玉木がいるから、月の私が光る。地味な私が太陽の光でほんのり、明かりをともすことができるということだ」と玉木氏を立てた上で、こう語った。

「『いいね』の数に一喜一憂すれば政治はできない。ぶれずに対決より解決だ。会見をやっていなくても、国民民主党は個性と専門性を持った素晴らしい仲間がたくさんいる。これを少しでも大きくしたい。それが玉木と私の願いだ」

榛葉氏会見に欠かさず出席するベテランのフリーカメラマンの堀田喬氏は、榛葉氏について「いい人であり悪い人。狸であり狐だ。腹の探り合いのできる良い意味での古い政治家の一人だ」と語っている。(奥原慎平)

8438OS5:2024/10/30(水) 18:07:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e8ca09e5daad439b7ea8baff70d02bf41121c3
立憲・野田氏、維新・馬場氏と首相指名めぐり協議 野党連携は難航
10/30(水) 11:55配信

朝日新聞デジタル
役員会に臨む立憲民主党の野田佳彦代表=2024年10月28日午前11時1分、東京・永田町の党本部、長島一浩撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は30日午前、日本維新の会の馬場伸幸代表と国会内で会談し、11月11日召集で調整中の特別国会の首相指名選挙で自らに投票するよう求めた。今後も協議を継続する。ただ、国民民主党は同党の玉木雄一郎代表に投票する方針で、衆院選後の野党連携は早くも難航している。

 立憲は衆院選で1.5倍の148議席を獲得したが、自公の計215議席には67議席及ばず、多くの野党の協力を得なければ過半数(233議席)に届かない。馬場氏は会談後、「首相指名を含め今後も協議する」と述べた。立憲は政治改革や国会改革で共同歩調をとるための働きかけを続ける。

 国民民主は30日午前の執行役員会で、首相指名選挙では同党の玉木氏に投票することを確認した。同党は立憲との党首会談に難色を示し、当面は幹事長・国会対策委員長レベルで協議する。玉木氏は記者団に「政策的な協議をはじめとした各党とのコミュニケーションは各党等距離でやっていきたい」と語った。野田氏は同日午後、共産党の田村智子委員長とも会談する予定。(大久保貴裕、小林圭、笹井継夫)

朝日新聞社

8439OS5:2024/10/30(水) 18:08:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e73f822667420e8551ac4b3be3a4259cae9435
立憲・野田氏、共産・田村氏に首相指名の協力要請 「前向きに検討」
10/30(水) 17:40配信

毎日新聞
立憲民主党の野田佳彦代表

 立憲民主党の野田佳彦代表は30日、国会内で共産党の田村智子委員長と会談し、特別国会の首相指名選挙での協力を要請した。会談後、田村氏は記者団に「前向きに検討する」と述べた。

【図解で分かる】首相指名にかかわる衆院の各党勢力の議席は…

 野田氏は田村氏に対し、首相指名選挙で決選投票になった場合、野田氏の名前を書くことへの協力を求めた。野田氏が会談後、記者団に明らかにした。

 田村氏は、自民党派閥の裏金問題の真相解明に向けて、国会での政治倫理審査会の開催などを求めていく考えを表明。立憲にも同様の方針が確認できれば「決選投票では前向きに検討したい」と答えたという。【中村紬葵、富美月】

8440OS5:2024/10/31(木) 10:59:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbc31dd2aa629abaf53233f97b1becd0f4eb49bc
「男同士が引っ張っているのは嫌」 国民・玉木氏の発言がXで波紋
10/30(水) 23:00配信

毎日新聞
国民民主党の玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表が、29日に出演した民放番組で、自身を石破茂首相と立憲民主党の野田佳彦代表が引っ張り合っているイラストを指し、「男同士が引っ張っているのは嫌。気持ち悪い」という趣旨の発言をした。X(ツイッター)上では「同性愛嫌悪ではないか」などと波紋が広がっている。


 番組では、国民民主が求める政策を取り入れることを交渉材料に、自民党と立憲の双方からアプローチを受けていると司会者が指摘。その際、司会者が「いま、(国民民主は)モテ期だ」としてイラストを示した。

 玉木氏は「これ、嫌ですね。この、男同士が引っ張っているのは。気持ち悪い絵ですね、これ」と笑いながら応じた。番組内では他の出演者も笑うなどして、玉木氏が指摘を受ける場面はなかった。

 同性愛者であると公表している立憲の石川大我参院議員は30日、Xに「公党の党首として真意を問いたい」と投稿。「仮に、女性2人から引っ張られていたらどうだろう? 『嬉(うれ)しい悲鳴』などではないか? そう考えると、異性愛=良いこと、同性愛=気持ち悪い、との考えが透けて見える」と指摘した。

 石川氏は30日、毎日新聞の取材に「女性2人に引っ張られている絵であれば、こうした発言にはならなかったのでは。(テレビ収録の)会場から笑い声が漏れていることも含め、無意識なホモフォビア(同性愛嫌悪)が隠れているのではないかと感じる」と話した。

 立憲は同性婚を法制化するため、民法の一部を改正する「婚姻平等法案」を国会に提出している。石川氏は「国民民主とも一緒に提出できるように、働きかけていきたい」と語った。【源馬のぞみ】

8441OS5:2024/10/31(木) 22:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/892568aa073e366a4d2a712ee76ffea32cd57937
原口元総務相の提訴検討 コロナワクチンメーカー
10/31(木) 21:31配信


時事通信
 製薬会社のMeiji Seika ファルマ(東京)は31日、立憲民主党の原口一博元総務相が同社の新型コロナウイルスワクチン「レプリコン」に非科学的な誹謗(ひぼう)中傷を繰り返しているとして、名誉毀損(きそん)で提訴する方向で検討していると明らかにした。

 提訴時期は未定。

 同社によると、原口氏はSNSなどでレプリコンを「生物兵器」、同社を「731部隊」と繰り返し表現。今月、警告書を送付したが、衆院選期間中にも誹謗中傷が確認されたという。同社は「適法な承認プロセスを経て製造販売承認を取得した民間会社に対し、このような発言を繰り返すことは到底容認できない」と主張している。

8442OS5:2024/11/02(土) 15:30:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa478d9a64c60b64602842964a5cc6c8a7c5bf31
国民榛葉幹事長「やらせ」発言でフリー記者を一喝「同業者にそういうのはだめ」場外乱闘にあきれ
11/1(金) 17:50配信


日刊スポーツ
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(2023年9月29日撮影)

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は1日の定例会見で、「#国民民主党にだまされた」というハッシュタグについてフリーランス記者に指摘され「だまされた?だましていないよ、まだ。勝手にだますなんて…」と強い調子で反論した。

【写真】会談を終え、記者会見する国民民主党の榛葉幹事長

 同党をめぐっては、衆院選のさなかに「国民民主党に騙されるな」という言葉がトレンドワードになり、同党の玉木雄一郎代表がX(旧ツイッター)で「なんで急に、こんなハッシュタグが出現しているのでしょうか。政策へのご意見やご批判なら何なりと伺います」と、投稿を通じて反論した経緯がある。

 この日の会見で「#国民民主党にだまされた」という言葉が広がっていると指摘された榛葉氏は「だまされるな、じゃなくてだまされた? だましていないよ、まだ」などと反論。「首相指名の決選投票で『玉木雄一郎』と書くということは、石破政権を延命させることと等しい」「なんで首相指名で『野田』と書いて、政権交代を果たさないのか」と問いかけられたが、「全然違います」を4回口にして反論した。

 その上で「参議院は与党が140議席、持っている。仮に、ずる賢い与党だったら、野田さんに総理をやらせて、1本も(参院では法案が)通んないよ。『やっぱり野田政権だめじゃないか』と。また自民党に戻って、安定政権だ」と、仮に立憲民主党の野田佳彦代表が首相指名選挙で首相に選ばれても、与党が多数を示す参院選では事情が異なるとの認識を示し「参議院があるんだよ。出口の参議院では野党全部合わせたって108人ですよ。1本も(法案は)通んないよ。以上」と主張。参院での野党勢力の現実を指摘し、記者の質問を突っぱねた。

 しかし、フリー記者が「なんで選挙中に『石破政権を延命させる』と言わないのか。石破首相の不信任案に賛成して『自公過半数割れを目指す』と言って連立入りしないとすれば、普通の有権者は、政権交代を目指すと思うじゃないですか」「国民をだましたことになるんじゃないですか」と質問を続けると、榛葉氏は「我々はずっと『各党と等距離で政策実現』と言ってきた。政治を混乱させて、それが目的じゃない。政策実現です。早く(国民の)手取りを上げる」「選挙では、国民民主党(の議席数を)伸ばすよう訴えたまでだ。『野田さんを総理にします』とは1回も言ってません」と反論を続けた。

 ここで、質問をしていた記者と別の記者の間でバトルが発生した。「次に回せよ」「やらせ記者がいますね」というやりとりが生じると、榛葉氏は「やらせ記者」と発言したフリー記者に対し「ちょっと失礼じゃないですか。みんなそれぞれの立場で取材している。同業者に対して、そういうのはだめだ」と一喝。フリー記者が「(別の記者が)国民民主党の支援者みたいな対応をしている」と釈明し、再び記者同士で言い合いが始まると、榛葉氏は「えらい展開になってきたね…こりゃ」と、あきれる場面もあった、

 その後、別の記者が指名されたことで、会見はようやく正常化した。

8443OS5:2024/11/02(土) 15:31:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/73b4ced575b8ec239778aad31ab97e075707d797
トリガー条項の凍結解除、実現可能性は 国民民主が主張
11/1(金) 18:05配信


産経新聞
記者会見を行う国民民主党の玉木雄一郎代表=国会内(春名中撮影)

自民党と国民民主党が政策連携を巡り政策ごとに協議することで合意し、国民民主が主張する「トリガー条項」の凍結解除が改めて脚光を浴びている。トリガー条項はガソリン税を一部軽減する措置だが、よく知られていないところも多い。詳しい仕組みやこれまでの経緯、凍結解除の実現可能性などについてまとめた。(中村智隆)


Q トリガー条項とは

A ガソリン価格上昇を抑えるため、2010年に当時の民主党政権が導入した。全国平均小売価格が3カ月連続で1リットル当たり160円を超えた場合、ガソリン税53・8円のうち上乗せ分25・1円を免除する。3カ月連続で130円を下回れば元に戻す仕組みだ。

銃などの引き金を意味するトリガーを引くように、自動で条項が発動することから、こう呼ばれる。

Q なぜ凍結されたのか

A 11年に起きた東日本大震災の復興財源を確保するためだ。これまで一度も発動されたことはなく、現在まで凍結が続いている。

Q このところ凍結解除を求める声が高まっている

A 原油価格の高騰や円安でガソリン価格が高止まりし、国民に大きな負担となっているためだ。政府は現在、補助金で価格を抑えており、年末とする期限の延長も視野に入れる。しかし国民民主は、これまでに約7兆円が投じられた補助金を疑問視し、凍結解除による減税の方が効果的だと主張している。

Q 凍結が実際に解除される可能性はあるか

A 課題は多い。トリガー条項は軽油でも導入されており、凍結解除で国と地方でガソリン税が年間約1兆円、軽油引取税が約5千億円の税収減となる。値下がりを見越した買い控えが生じるなど給油所や流通の混乱も懸念される。さらに解除には震災特例法の改正が必要で、国会審議を経ることから物価高対策としては即効性に欠けるとの指摘もある。

これまでに自民、公明両党と国民民主が解除に向けて協議したが、政府・与党内に慎重論も根強く、決裂した経緯がある。

Q 衆院選を経て国民民主は発言力を増している

A 自公が過半数割れし、石破茂首相は躍進した国見民主との連携強化で活路を見いだす考えだ。国民民主は年収が103万円を超えると所得税が課税され手取りが伸びなくなる「年収103万円の壁」の解消も訴えているが、与党がどこまで主張を受け入れるか注目される。

8444OS5:2024/11/02(土) 15:34:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/061c7f9b65c704ba0730919c56ed6f6be99fae77
コロナワクチン「生物兵器まがい」 販売元が原口一博議員を提訴へ
11/1(金) 19:02配信
毎日新聞
原口一博衆院議員=2024年10月11日午後0時57分、五十嵐隆浩撮影

 今秋の新型コロナワクチンの定期接種で初めて実用化された「レプリコンワクチン(商品名コスタイベ)」を巡り、繰り返し科学的根拠のない中傷を受けて名誉を毀損(きそん)されたとして、販売元の製薬企業「Meiji Seika ファルマ」は、立憲民主党の原口一博衆院議員に損害賠償などを求め提訴する方向で検討していることを明らかにした。

 同社などによると、原口氏は自身のX(ツイッター)でレプリコンワクチンについて「生物兵器まがい」などと表現していた。同社は10月初旬に、原口氏に警告書を送付した。しかし、原口氏は10月27日に投開票された衆院選の選挙広報で「未知のワクチンが日本にだけ認可されるということは、まさにモルモットにされている、といっても過言ではありません」などと記載していた。

 同社は31日に公表した見解で「国会議員のこのような発言は、国の医療介入における客観性と科学性を基盤とするサイエンスコミュニケーションの基盤を崩壊させる危険性があり、公衆衛生上大きな問題になると考えている」としている。提訴の時期は「検討中」としている。

 毎日新聞は原口氏にコメントを求めたが、1日午後5時までに回答はない。【中村好見】

8445OS5:2024/11/02(土) 15:38:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4a1a5b2e35f47483b4dd62b57b9d49acf46cdec
「かなり踏み込んだ発言」米山隆一氏 ワクチン批判の原口一博氏に“公開説教”!ネット賞賛「本当にその通り」「よく言った」
11/1(金) 19:32配信
女性自身
(写真:時事通信)

11月1日、立憲民主党の米山隆一氏(57)が同党の先輩にあたる原口一博氏(65)にX上で苦言を呈した。


問題視されているのは、原口氏の新型コロナウイルスに対する新ワクチン「レプリコン」をめぐる言動だ。

レプリコンワクチンについては、諸団体などから科学的根拠のない誹謗中傷を繰り返し受けたとして、10月8日、東京の製薬会社「Meiji Seika ファルマ」が批判を繰り返す団体を提訴する方針であると公表。その後、ワクチンについて非科学的な主張を繰り返していた原口氏についても提訴する方針であることが発覚した。

「原口氏は演説会などで『遺伝子製剤が認可された。実験台となるのは日本人』などと主張。YouTube上の対談動画でレプリコンワクチンについて、“第三の原爆”などと述べたほか、先日の衆院選に際し、YouTubeに投稿した政見放送でも、コロナワクチンについて“生物兵器まがいのもの”と語っていました」(全国紙記者)

Meiji Seika ファルマが原口氏を提訴する方針が明らかになると、れいわ新選組の大石あきこ氏(47)は10月28日にXで《レプリコンワクチン製薬会社が批判者を訴えるのは、許されない。原口議員の考えがどうかは関係ない。これはワクチンを不安に思う全ての国民への脅し》と主張。

一方、そんな大石氏に立憲民主党の米山隆一氏(57)は10月30日、《これは無茶です。レプリコンワクチンへの不安はそれは表明して構いませんし、それが非科学的断定でないなら名誉毀損等は成立しないので、製薬会社も提訴しません。一方、それが不安に基づくものでも、公然と非科学的断定をすれば、された側には、名誉毀損等で訴える権利があるのが法治国家です》と反論し、SNS上で「正論」と支持を集めていた。

さらに、今回米山氏は同じ立憲民主党の先輩議員である原口氏にもX上で苦言を呈すことに。

11月1日、米山氏はMeiji Seikaファルマが原口氏に対し、「名誉毀損で提訴する方向で準備を進めている」とするABEMA TIMESのニュース記事をXで引用し、原口氏に対して次のように指摘した。

《私は、確信をもって、レプリコン・ワクチンも他の多くのワクチン同様安全である科学的根拠があると思います。その安全性に不安・疑念を抱きそれを表明する事は個人の権利ですが、「生物兵器」「原爆」は明らかにその範囲を超えています。大先輩は是非自重をと、思います》

“身内”に対しても厳しい指摘を行った米山氏について、X上では賞賛する声が上がっている。

《直接伝えるのではなく、敢えてX上で「公開説教」をしたという事ですね。この後、党内できちんと話し合うというのが大前提ですが》
《米山さん、かなり踏み込んだ発言。ぐっちーを止められるかなぁ…党として対応しないとダメなんだけどねぇ…》
《これは本当にその通り。こんな大事になる前に、党幹部が強く指導すべきだった》
《おぉ、よく言った。その調子で頑張れ!!》

8446OS5:2024/11/02(土) 15:47:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8da28f726e73b28e34b1a83ccae8dfcd66ae2ac3
与党?野党?国民民主が「等距離外交」 新たな「ゆ党」像示し「価値」維持図る
11/1(金) 20:50配信
産経新聞
会談に臨む公明党の西田実仁幹事長と国民民主党の榛葉賀津也幹事長(左)=1日午後、国会内(春名中撮影)

国民民主党が与野党と「等距離外交」を進めている。衆院選で掲げた「手取りを増やす」政策の実現を目指すために自民、公明両党との案件ごとの政策協議で合意する一方、自民の派閥パーティー収入不記載事件を踏まえた政治改革、国会改革などでは立憲民主党や日本維新の会にも歩み寄る。「政策本位」で他党と付き合いながら党の政策を実現し、来夏の参院選での飛躍を期す狙いだ。

国民民主の榛葉賀津也、公明の西田実仁両幹事長は1日、国会内で会談し、案件ごとに政策協議を進めることを確認した。国民民主は年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の引き上げを最優先事項に掲げており、西田氏は「国公」の枠組みを軸に検討チームの設置を提案した。

約25分間の会談は終始、和やかな雰囲気で行われたという。公明関係者は「国民民主の勢いを使い、これまで自民側が難色を示してきた政策を実現する良い機会だ」と話す。

衆院選で与党が過半数割れとなり、国民民主の「価値」は急騰した。政府・与党が国会で予算案や重要法案などを確実に成立させるには国民民主に頼るしかないからだ。

国民民主は自民とも政策協議を進めることで合意した一方、立民とも政治改革や国会改革で協力することを確認。維新とも近く話し合う方針だ。各省庁の幹部も「うちの考え方は国民民主のマニフェスト(政権公約)と同じなんです」などと〝国民民主詣で〟を始めた。

とはいえ、国民民主は衆院では28議席の少数野党に過ぎず、参院では与党が過半数を握る。政策実現のために与党側に利用されて独自色を失い、消滅した政党は少なくない。国民民主が来夏の参院選を見据えて独自色を発揮するには、各党と「等距離」を演出して存在感を維持する以外にないのが実情だ。

国民民主幹部は目指す政党像について、「例えば、自民が政治改革法案で生ぬるい法案を提出してきたら、野党として徹底的に戦う。政策を実現するためには与党とも野党とも是々非々をやる。極めてまっとうな野党になるということだ」と説明した。(千田恒弥)

8447名無しさん:2024/11/02(土) 15:53:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6b32f5cadfd2ee3d7940e4fd7ee773a8c4109d4
キャスチングボート握る国民、政策実現へ主導…野党との連携維持し与党に決断迫る
11/2(土) 6:52配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 衆院選での与党の過半数割れを受け、キャスチングボートを握る国民民主党は、与党との交渉で政策実現を主導したい考えだ。野党との連携も維持して交渉力を強め、与党に決断を迫る構えだ。存在感を示し、来夏の参院選での躍進を目指す。

 国民は1日、立憲民主党との間で幹事長・国会対策委員長会談を開き、政策協議の開始や党首会談の開催、政治改革での協力などで一致した。この日は公明党とも幹事長・国対委員長会談を行い、国民の看板政策である、年収が103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の見直しに向け、協議することを確認した。

 10月31日の自民党との幹事長・国対委員長会談では、政策面での連携で合意した。日本維新の会とも5日に幹事長・国対委員長会談を開き、国会運営などでの協力を話し合う予定だ。

 国民の榛葉幹事長は1日の記者会見で、「野党が本気になって一致結束したら、内閣不信任決議案が可決する」と述べ、与党をけん制。「立民、公明、維新とも案件ごとに(協議を)やる」と語り、キャスチングボートを握る考えを示した。立民、維新とも引き続き関係構築を進め、内閣不信任案のカードをちらつかせることで、与党を突き上げる考えだ。

 国民が与野党と幅広く協議に臨むのは、党が掲げる「手取りを増やす」ための政策を実現したいからだ。過半数を割った与党は政策決定のため、国民との関係を重視せざるを得なくなっている。

 もっとも、国民は衆院での議席数は28と、第4党にとどまる。国民が政権に強い影響力を持つことに関し、自民内からは「正確に民意を反映できなくなる」(ベテラン)との声も出ている。

8448OS5:2024/11/02(土) 16:00:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b08276c49e23c36315894a126099a32086b8ac7
立民は戦略練り直し急務 首相指名で足並みそろわず…国民とは政策に隔たり
11/2(土) 15:39配信

西日本新聞
国会議事堂

 衆院選で議席を大幅に増やした立憲民主党が特別国会召集を前に、政権奪取に向けた戦略の練り直しを迫られている。首相指名選挙で他の野党に代表「野田佳彦」の記入を働きかけたが、賛同を得られる見通しは共産党のみで広がらない。自公連立政権の継続を許す流れにある。立民が「天王山」と見据える来夏の参院選で与党を追い込むには、特に国民民主党と基本政策の協議を進める必要がある。党内では早くも「多難」を予想する声が上がる。

 「非常に和気あいあいと、有意義な対話の時間を持った」。1日、国民の榛葉賀津也幹事長と国会内での会談を終えた立民の小川淳也幹事長は親密さをアピールした。外向けの顔とは裏腹に、合意内容は「満額回答」に程遠かった。

 「政治とカネ」問題を巡る政治資金規正法の再改正といった政治改革や国会改革を進めることは確認した。立民が最も欲していた、首相指名選挙の決選投票で野田氏への票集約は「あえて互いに言及せず」(小川幹事長)終わった。

 国民は既に1回目も決選投票も代表の「玉木雄一郎」と書く方針を決定。両党の党首会談も、同選挙をテーマにするなら受けられないと立民側の申し入れをいったん断ったほどだ。この日、週明けにも党首会談を開くと合意したが、小川氏は「先方とやりとりをし、話題を絞り込みたい」と配慮した。

 「基本政策の一致なくして、(選挙区調整は)やりませんと何年も言っている。いまだに実現しない」。玉木氏は10月31日、立民への不満をこうぶちまけた。立民が参院選へ向けて国民と協力態勢を築くためには、政治改革以外にもエネルギー、外交・安全保障、経済、憲法という四つの基本政策の協議が必要となる。

 原発ひとつ取っても「ゼロ社会の実現」を綱領に掲げる立民と、リプレース(建て替え)や新増設を掲げる国民では隔たりは大きい。憲法観も異なる。立民中堅は「国民の『原発新増設』はとても折り合えない」などと既に後ろ向きな声が聞かれる。

 立民重鎮は「少数与党」を前に、伝家の宝刀「内閣不信任決議案」を有効に使うと自信をのぞかせる。今後も「政治とカネ」で徹底的に与党を攻め国会審議の行方次第で、不信任案の野党による共同提出を視野に入れるというわけだ。国民と基本政策を議論することで「自民が一番恐れるのが不信任案。いざというときに一緒に乗れる関係性を野党間で保っておきたい」。 (坂本公司、岩谷瞬)

西日本新聞

8449OS5:2024/11/04(月) 09:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2695dfc41e87da2feaccc18edad8fc42808b2c1
法相に鈴木馨祐氏、農相に江藤拓氏…落選閣僚の後任に起用で調整
11/3(日) 23:11配信

読売新聞オンライン
鈴木馨祐氏

 石破首相は、衆院選で落選した小里農相の後任に自民党の江藤拓・元農相(64)、同じく落選した牧原法相の後任には同党の鈴木馨祐・元外務副大臣(47)をそれぞれ起用する方向で調整に入った。農政通の江藤氏を再登板させて政権の安定を図るとともに、政策通で中堅の鈴木氏を初入閣させ、刷新感も打ち出す構えだ。


 複数の政府・与党関係者が明らかにした。11日に予定される首相指名選挙後の第2次石破内閣の発足に合わせ、交代させる。石破内閣は10月1日に発足したばかりで、首相は基本的に閣僚を再任する方針だ。小里氏と牧原氏のほかには、公明党代表に就任予定の斉藤国土交通相の交代が見込まれているが、首相は斉藤氏の後任に関しては、「公明党枠」として同党の意向を尊重する。

 江藤氏は衆院宮崎2区選出で当選8回。安倍内閣だった2019年に農相として初入閣した。農林族の中核議員として知られ、農林水産副大臣や、農林水産物の輸出振興などを担う首相補佐官を歴任した。首相は、江藤氏に農林水産業を着実に推進してもらい、重視する農政や地方活性化の実績作りにつなげたい考えとみられる。

 鈴木氏は衆院当選6回。10月の衆院選は神奈川7区から出馬したが敗れ、比例南関東ブロックで復活当選した。麻生派に所属する。財務省出身の政策通で、自民派閥の政治資金規正法違反事件を受けた同法改正の議論では主導的な役割を担った。

8450OS5:2024/11/05(火) 20:47:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e484a730dd5a33a3b697fc6b8c755a28bbe29e0「野党の盟主」立憲民主党、深める孤立 国民とは政策や遺恨で溝 寄り添うのは共産
11/5(火) 20:39配信

産経新聞
会談に臨む立憲民主党の野田佳彦代表と国民民主党の玉木雄一郎代表(左)=5日午後、国会内(春名中撮影)

立憲民主党が野党の間で孤立を深めている。衆院選では「政治とカネ」の問題に照準を定め、公示前50議席増の148議席を確保し政権批判票の受け皿になったはずだった。だが、選挙後に注目されるのは「政策本位」で与野党と交渉する国民民主党ばかり。首相指名選挙への対応でも立民の働きかけに共産党以外からは色良い返事がなく〝大躍進〟の高揚感はない。

■「過去忘れない」と国民

立民の野田佳彦、国民民主の玉木雄一郎両代表は5日、国会内で会談し、国民民主が掲げた「年収103万円の壁」引き上げ実現に協力することなどで一致した。玉木氏は「ぜひ協力してほしい」と述べつつ、一部の立民議員がSNS上などで国民民主の政策に反対の論陣を張っていると指摘。「ご協力いただけるのであれば、党内の意思統一も図ってほしい」とクギを刺した。

野田氏は首相指名選挙の決選投票で自らへの投票を検討するよう求めたが、玉木氏から前向きな回答はなかった。両党は民主党を源流とするが、憲法や外交・安全保障、エネルギー政策を巡り離合集散を繰り返し遺恨は根深い。衆院選で立民は国民民主が先に公認候補を立てた小選挙区に対抗馬をぶつけるケースもあった。

決選投票で野田氏に投票できない理由に関し、玉木氏は5日の記者会見で過去の経緯に触れながら「政治的に殺されかかった人間が多くいる。勝ち残ってきた人たちに『立民代表の名前を書け』とはいえない」と語気を強めた。スポットライトを浴びる国民民主に、立民幹部は「ずっと一緒に仕事をしてきた」と親密さを強調するが、国民民主関係者は「過去のことは絶対に忘れない」と突き放す。

■不信感ぬぐえぬ維新、共産は前向き

立民と日本維新の会との関係も微妙だ。立民側は決選投票での協力を維新に求めているが、明確な返事はない。維新側には、国会での憲法論議などに後ろ向きな立民への不信感がぬぐえないためだ。

一方、共産は立民に寄り添う構えだ。立民から検討を求められた決選投票の対応について、小池晃書記局長は5日の記者会見で「前向きに検討中だ」と述べた。党幹部は「『野田佳彦』と書くのは間違いない」と明かす。

共産は衆院選で立民と142の小選挙区で議席を争ったが、結果は公示前2議席減の8議席。比例票も減らし、党勢の立て直しが急務だ。立民関係者は「共産は来年の通常国会や来夏の参院選も含め、立民に恩を売りたいのだろう」と推察する。(千田恒弥)

8451OS5:2024/11/06(水) 13:07:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/50ca8fcc792757758b4cfd83a8c8e5b4ad6fa8be?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20241031&ctg=dom&bt=tw_up
立民・安住氏、記載漏れ陳謝 政治資金パーティー収入
2023/11/29(水) 11:32配信

共同通信
安住淳氏

 立憲民主党の安住淳国対委員長は29日、自身の政治資金パーティー収入の記載が漏れていたことについて陳謝した。「私の責任だ。申し訳ない」と国会内で記者団に述べた。

 昨年4月に開催した政治資金パーティーの収入を総務省に届ける際に30万円分を支払った団体の書類を誤って抜かしていたという。安住氏の資金管理団体は28日、訂正を同省に届け出た。

8452OS5:2024/11/11(月) 18:59:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddb823719b76059177e1cfd28f3cd21197a6deb0
国民民主・玉木代表が不倫報道認め謝罪 党躍進で「浮かれた」
11/11(月) 10:29配信

毎日新聞
記者会見で一部週刊誌の報道を「おおむね事実だ」と認め、厳しい表情で質問に答える国民民主党の玉木雄一郎代表=衆院第1議員会館で2024年11月11日午前9時35分、平田明浩撮影

 国民民主党の玉木雄一郎代表は11日、知人女性と不倫していたとする週刊誌ウェブサイト「スマートフラッシュ」の記事に関し、国会内で記者会見し「おおむね事実だ」と認めた。「家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くの皆さんに、心からおわびを申し上げる。本当に申し訳ありません」と謝罪した。代表を辞任するかについては「仲間の意見を聞きたい」と述べた。

 玉木氏は「家族と向き合い、長時間、話をした。『こんな大事な時期に政党代表として何をやっているんだ』と厳しく、妻から、息子から叱責を受けた」と説明。「家族を持つ父として、夫として、許されない行動であることは間違いない。一生かけて、家族には謝り続けていきたい」と陳謝した。

 議員辞職については「お許しいただけるのであれば、議員としては、しっかり仕事で返していきたい」と否定した。国民民主の所属議員が首相指名選挙で玉木氏に投票するかどうかは「(議員の判断に)委ねる」と述べた。

 記事は、国民民主が躍進した衆院選の投開票日から3日後の10月30日深夜、玉木氏が東京都内のワインバーで女性と密会していたなどと報じた。玉木氏は「(躍進で)浮かれた部分があったと思う。冷静さを失った行動だった」と語った。【安部志帆子】

8453OS5:2024/11/13(水) 11:14:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/82ca4496498af33d41b8519ab2ce7b48d10cb393
御礼は香川のうどん1袋だって?ドライな性格の国民民主党・玉木雄一郎が「総理になるための条件」
11/13(水) 6:04配信「勝ちっ放しの人生」
Photo by gettyimages

玉木氏は一時、自民党から立候補を打診された。しかし、当時の安倍晋三幹事長が提案した選挙区に、地元・香川は入っていなかった。あくまでも地元にこだわった玉木氏は、'05年の「郵政選挙」で民主党から出馬した。36歳だった。前出の同級生がこう述懐する。

「中学卒業から20年近く経ったある日、急に玉木くんから連絡があったんです。たしか'05年の8月くらいやったかな。

数日後に会ったら、『東京に行って大蔵省で働いて、色々見てきた。このままだと日本はやっぱり壊れてしまう』というような話をされて、『だから僕が(日本を)良くする』って。男がここまで本気で夢を語ってやりたいことがあると言うのであれば、応援するしかないでしょう。まずは同級生に声をかけて、手探りで選挙応援を始めたんです」

しかし、小泉純一郎総理による郵政選挙は自民党有利で、玉木氏は7万票を獲得したものの、比例復活もできなかった。

「彼は負けたその日に、『今日から歩きます。引き続きお願いします』と言い切った。私もそのときに本気でこいつを応援しようとスイッチが入りました。落選期間があったことで、今の玉木雄一郎を応援してくれる地盤を築く礎となった。多くの人と実際に会えた4年間でしたから」(同前)

この頃、玉木氏と出会ったのが、介護靴大手・徳武産業会長で、前後援会長の十河(そごう)孝男氏だ。十河氏がこう話す。

「私はもともと自民党支持だったけど、彼と会って、志の高さと能力、見識、人間性も含めてすごいなと思いました。出会ったのは彼が37歳くらいでしたが、それからずっと応援しています。

彼は最初の選挙で負けた。私は、それはとてもよかったと思うんです。なぜなら玉木さんは、それまでずっと勝ちっ放しの人生だったのね。高松高校から東大に行って、大蔵省に入って、ハーバード大学に留学して、という。その経歴は本当にすごいと思うけど、(落選して)選挙区を歩いて、色々な話を聞いて回って、地元のことを真剣に考えるようになった」

「大平政治の後継者」
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'09年の総選挙に玉木氏は再び挑戦し、当選する。その支えとなったのが、大平正芳元総理の孫娘、渡辺満子氏だった。

渡辺氏の母は大平の娘の芳子さんで、父は大平の娘婿として地盤をついだ森田一氏。自民党宏池会の領袖だった大平の直系家族が玉木氏の支援に回ったのだ。

渡辺氏が明かす。

「玉木雄一郎とは、私の両親が先に会っています。父と親戚関係にある(現総務相の)村上誠一郎さんに『玉木くんに会ってほしい』と言われたのが最初です。玉木は村上さんが行政改革担当相時代に秘書専門官を務めていたんです。

でも『だって民主党でしょう。会ったらなんだか面倒くさいわね』と母は躊躇していた。しかし、母が香川でたまたま会ってしまって、『良い子じゃない』と気に入り、そこから応援することになりました。ただ、両親が動くわけにはいかないので、私が選挙を手伝うようになったのです。それまで私は日本テレビに勤めていたのですが、退職して'09年の選挙を支援するようになりました。ちなみに玉木は血の繋がりはありませんが、大平家の遠い親戚にあたります」

香川県は自民党が強い「保守王国」だ。保守票を取らなければ当選は難しい。渡辺氏が続ける。

「だから、私が大平正芳の話をして、保守の香りを振りまく役回りを担いました。最初は(自民党支持者に)泣かれるわ、怒鳴られるわ、で大騒ぎになりましたね。

ただ、大平家は父の後、後継候補を出していなかったので、玉木には実質的な大平政治の後継者を委ねています。玉木の人に対する優しさ、謙虚さ、寛容さは、祖父・大平と重なる部分があります」
現代ビジネス
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前編記事『不倫報道でいきなりピンチに!「総理になりたい男」玉木雄一郎とは何者か』より続く。

8454OS5:2024/11/13(水) 11:14:43
代表選落選後に……
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所属した民主党は'12年の総選挙に惨敗して、政権を失う。玉木氏はかろうじて小選挙区での議席を守った。しかし、そこから野党の合従連衡の荒波に揉まれていく。

民主党は'16年に維新の党と合流する形で、民進党に改称する。玉木氏は同年行われた民進党の代表選挙に出馬した。当時、玉木氏を支援した現立憲民主党議員が言う。

「結果は蓮舫さんが勝って代表になりました。当時の玉木さんは若手でしたし、代表選でも勝てるとは思わなかったけど、若手・中堅をまとめてグループを作り、世代交代を実現していくまとまりを作ってほしかったんです。ところが、玉木さんは代表選後、推薦人になってくれた人に対して、香川のうどんを一袋持ってきただけ。代表選で支援した議員をまとめてグループを作るような動きも見せませんでした。

人当たりは良くても、結構ドライな人だなと思いましたね。自分が目立てればそれでいいのかなと残念に感じました」

'17年に小池百合子都知事が創設した希望の党との合流が持ち上がり、玉木氏は同党に移る。小池知事の後任として代表も務めた。'18年には再び民進党と合流する形で、(旧)国民民主党を結党し、共同代表に就任した。

「玉木さんは色々な党に行って苦労しました。それこそ小池さんのところへ行ったこともあったし、(現在は日本維新の会の)前原(誠司)さんと行動を共にしたこともある。いろんな悲哀を感じた40代であったかなと思いますけど、それも政治家としての肥やしになっているでしょう。

我々支援者は、民主党であろうと、民進党、希望の党であろうと、『玉木党』なので、揺らぐことなく応援しています」(前出・十河氏)

カラオケで『北酒場』
'20年に旧国民民主党と枝野幸男代表率いる旧立憲民主党の合併が実現するが、玉木氏は立憲との理念の違いを理由に合流を拒否。新たな国民民主党を立ち上げた。

「与党を倒すためには共産党と手を組むこともいとわない枝野氏と、政策によっては自民党と協調することも視野に入れる玉木氏はまったくソリが合わなかった。

代表が野田(佳彦)さんに代わっても、立憲は綱領に『原発ゼロ』を掲げており、原発の積極活用を主張する国民民主党が立憲との連立に動くような可能性はありません」(全国紙政治部記者)

元自民党政調会長の亀井静香氏も、玉木氏に太鼓判を押す一人だ。

「玉木は性格がまっすぐで、超優秀なヤツだが、カラオケをやったら『北酒場』を歌ってはしゃいでみたり、頭がいいことをまったく鼻にかけないナイスガイだ。そしてあいつには太陽のような光がある。俺が望むのはとにかくまっすぐ突っ走れということだけ。そうすれば自ずと総理になる。

政局が起こるのは、来年2月に衆議院で本予算を通過させるときだ。野党が内閣不信任案を出してくるはずだ。内閣不信任案は否決されるけど、都議選や参院選も控える中で、石破では戦えないという感じになり、玉木を担ぐ流れが出てくる。問題はそのとき、誰が自民党内で玉木を担ぐ根回しをやるかだな……」

与党でも野党でもない「ゆ党」として、玉木雄一郎は権力の誘惑に負けず突き進んでいけるか。

「週刊現代」2024年11月16日・11月23日合併号より

週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)

8455OS5:2024/11/17(日) 21:59:25
https://www.jiji.com/jc/v8?id=20241116kaisetsuiin138
国民支持5・5%、大都市で立民超え 時事通信世論調査【解説委員室から】
2024年11月15日19時00分
 時事通信社の11月世論調査によると、国民民主党の支持率は5・5%で、前月から4・3ポイントの急増。自民党、立憲民主党に続き、3位の支持率となった。東京23区と政令市の「大都市」に限れば、立民を上回っており、議席を4倍増させた衆院選の勢いを裏付けた。(時事通信解説委員長 高橋正光)

30歳代以下も
 調査は8〜11日に、全国の18歳以上の男女2千人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59・5%。

 それによると、各党の支持率は、自民20・0%(前月比1・1ポイント増)、立民7・5%(同2・9ポイント増)。国民民主の後は、公明4・1%(同0・1ポイント増)、日

8456OS5:2024/11/17(日) 22:50:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/eeb53f3727772662699784a175cae8e4b43231aa
稲村氏と斎藤氏が互角 無党派層でも伯仲 兵庫知事選ネット調査
11/17(日) 20:00配信

毎日新聞
兵庫県知事選で第一声を上げる斎藤元彦氏=神戸市中央区で2024年10月31日午前9時37分、大西岳彦撮影

 前知事の失職に伴う兵庫県知事選を巡り、毎日新聞社と神戸新聞社は17日、投票を終えた有権者を対象にインターネット調査を実施した。前兵庫県尼崎市長の稲村和美氏(52)と前知事の斎藤元彦氏(47)が幅広い層から支持を集め、ほぼ互角の展開だった。


 稲村氏と斎藤氏はいずれも政党の公認や推薦を受けない無所属で知事選を戦った。支持政党を持たない無党派層の投票先は、稲村氏、斎藤氏ともに4割超で伯仲している。

 自民党支持層は5割弱が稲村氏に投票したが、斎藤氏も4割を超える支持を集めた。

 自民は今回の知事選で独自候補を擁立できず、自主投票となった。県議会で不信任決議に賛成した経緯からいったんは斎藤氏への支援を禁じたが、県内の一部の市議団が撤回を要求して県連がこの方針を取り下げる事態となった。

 知事選には日本維新の会を離党した元参院議員の清水貴之氏(50)も無所属で立候補した。しかし支持は広がらず、維新支持層の半数以上は斎藤氏、3割が稲村氏に投票した。

 立憲民主党支持層の7割超は稲村氏を選んだ一方、国民民主党支持層の7割近くは斎藤氏に入れた。

 年代別で見ると、10〜50代の投票先は斎藤氏がいずれも4割以上を占めてトップに。特に10〜20代の若者の投票先の7割近くは斎藤氏だった。60代や70歳以上は稲村氏が半数以上を占め、斎藤氏を上回った。

 一方、調査では斎藤県政に対する評価も尋ねた。「大いに評価する」「ある程度評価する」と答えた人が合わせて6割を超え、「あまり評価しない」「全く評価しない」との回答を大きく上回った。

 調査は17日、社会調査研究センターがNTTドコモの協力を得て開発したインターネット調査方式「dサーベイ」を使用。兵庫県在住者から無作為に抽出した対象者にメールで協力を依頼し、2697人が投票先を答えた。【稲田佳代、広瀬晃子】

8457OS5:2024/11/21(木) 11:43:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b75870df694e9769f479b359f546beaeeacf08a
「103万円の壁」合意、立憲民主は存在感の発揮に苦慮…党幹部「協議に加われずもどかしい」
11/21(木) 9:21配信

読売新聞オンライン
立憲民主党の野田代表

 自民、公明、国民民主3党が「年収103万円の壁」見直しで合意したことを巡り、立憲民主党が存在感の発揮に苦慮している。「年収の壁」対策の必要性は認めるものの、来夏の参院選をにらみ、与党との対決姿勢を明確にする必要があり、3党協議には距離を置かざるを得ないためだ。

 立民の大西健介・党税制調査会長は20日の党会合で自公が国民民主とのみ協議を進めていることについて、「一部の野党とコソコソ話すのではなく、野党第1党に正面から協力を求めるのが筋ではないか」と不快感を示した。

 立民は、社会保険料負担が生じる「130万円の壁」の見直しを重視し、先の衆院選でも壁の見直しを公約に掲げた。13日には壁による働き控えを解消する対策法案を衆院に提出した。

 立民の戦略は、与党との事前協議を否定し、「国民に見える形で丁寧な議論を行う」(野田代表)ことで対立軸を明確化することだ。小川幹事長は20日、「3党間の事前の談合ではなく、国会の場で議論を進めるべきだ」と取材に強調した。

 もっとも、自公国協議の進展で立民は埋没気味となっており、幹部は「代表の考えがあるので協議には加われず、もどかしい」と漏らした。

 一方、日本維新の会は、先の通常国会で調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)などに関する合意がほごにされたとして、自民に反発を強めたままだ。馬場代表は「自民党が旧文通費に関する合意を履行しない限り、与党との協議に協力はしない」と取材に述べ、12月1日に決まる新代表にもこの姿勢を維持するように求める考えを示した。

 共産党の小池書記局長は「所得税の見直しは否定しないが、財源も含めた税制全体を見直す議論が必要だ」と取材に語った。

8458OS5:2024/11/21(木) 20:03:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e4eeeabb9de2acf308ec7a73cbaa1c407b38b18
立憲、維新・国民民主に国会での協力を要請 でも両党は聞き役に
11/21(木) 19:55配信

朝日新聞デジタル
衆院会派の与野党の構図

 立憲民主党は21日、日本維新の会、国民民主の両党と政策責任者会談を開き、立憲の提出法案などへの協力を呼びかけた。両党は持ち帰るにとどめた。29日召集の臨時国会を控え、野党間の連携強化を図りたい考えだが、国民民主が単独で与党との政策協議を進めるなど、一枚岩とはいかなそうだ。

【写真】会談に臨む立憲民主党の重徳和彦政調会長(左から2人目)、日本維新の会の青柳仁士政調会長代行(右から2人目)、国民民主党の浜口誠政調会長(右端)ら=2024年11月21日午前10時28分、国会内、岩下毅撮影

 立憲の重徳和彦政調会長は会談で「熟議と公開の国会審議にしたい。政策面で情報交換を」と求めた。維新の青柳仁士・国会議員団政調会長代行は「与党過半数割れで、今までできなかった改革を実現できる」と一定の理解を示しつつ、「(3党で)お互いの考え方が一致するところも、しないところもある」と指摘。国民民主の浜口誠政調会長は「私たちは各党と等距離だ」と強調した。重徳氏が立憲の経済対策や学校給食無償化案などを説明したが、青柳、浜口両氏は聞き役に回るのみだったという。

 会談後、重徳氏は記者団に「違いを乗り越え、できるだけ一つに結束することで、自公過半数割れの意味が出てくる」と訴えたが、青柳氏は「何かを合意する会議ではない」と述べた。

朝日新聞社

8459OS5:2024/11/21(木) 20:09:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fa47e60c2798efbd723c6fb6f601922984b9ca3
立民と国民民主、基本政策協議で合意も進展みられず 原発・安全保障・憲法で隔たり大きく
11/20(水) 21:09配信


産経新聞
基本政策を巡る衆院選公約の相違点

立憲民主、国民民主両党の基本政策協議が進んでいない。衆院選で148議席を獲得した立民は主要な常任委員長ポストを得て28日召集予定の臨時国会に備える一方、国民民主は「103万円の壁」引き上げなどに向けて自民、公明両党との協議を重ね、20日には3党合意に至った。これに対し、立民と国民の協議は合意から2週間たったが、進展がない状態にとどまっている。


■優先は自公両党との協議

立民の野田佳彦、国民民主の玉木雄一郎両代表が国会内で会談し、基本政策協議で合意したのは5日。野田氏は来夏の参院選に向けた「キックオフ」と位置付け、協議を通じて選挙協力につなげる狙いがあった。

だが、国民民主が優先したのは立民との協議ではなく、自民、公明両党との協議だった。これまで自公との間で5回の交渉を積み重ね、20日には自公国の政策責任者が会談。石破茂政権が22日に閣議決定する経済対策に年収103万円を超えると所得税が生じる「103万円の壁」引き上げを盛り込むことで一致した。

「国民の暮らしが良くなる好循環経済にする。そのための取り組みが今回の経済対策だ」。国民民主の浜口誠政調会長は会談後、記者団に対し、政策実現という「果実」をもぎ取ったことに胸を張った。

そもそも民主党を源流とする立民と国民民主は4年前、合流に向けた協議で基本政策を巡り激突し、決裂した経緯がある。衆院選公約でも両党の違いが色濃く、仮に協議がスタートしても壁が立ちはだかる。

■エネは4年前の交渉でも難航

4年前の交渉でも難航したのがエネルギー政策だった。国民民主は原発再稼働を含む現実的な政策を掲げたが、立民は「原発ゼロ」を譲らなかった。衆院選公約で立民は党綱領にある「原発ゼロ」という文言をあえて盛り込まなかったが、「新増設」を掲げた国民民主との開きは大きい。

集団的自衛権の限定的行使を認める安全保障関連法でも立民は「違憲部分がある」との主張を曲げない一方、国民民主は同法を違憲とは見なしていない。憲法についても「論憲」の立民と「改憲」の国民民主ではスタンスは違う。

「立民には定まった基本政策を全ての国会議員に共有してもらわないと、これは交渉にならないね」。国民民主の榛葉賀津也幹事長は15日の記者会見で、こう突き放し、まずは立民内での基本政策のすり合わせを促した。(深津響)

8460OS5:2024/11/21(木) 20:10:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa982b815fe6cd5f5744f8fbbe3fa33c2635d64
国民民主「103万円の壁」関門突破 「本丸」の税制改正に弾み、税収減懸念にも強気姿勢
11/20(水) 20:00配信
産経新聞
総合経済対策の合意書交換を終え握手する(左から)国民民主党の浜口誠政調会長、自民党の小野寺五典政調会長、公明党の岡本三成政調会長=20日午後、国会内(春名中撮影)

国民民主党は看板政策の「103万円の壁」引き上げを政府の経済対策に明記することを自民、公明両党に飲ませ、先の衆院選で訴えた政策実現に向け一里塚を築いた。本当に実現できるかどうかという「本丸」は年末の令和7年度税制改正となる。少数与党に転落した自公は、国民民主を与党側に引き付けておく必要があり、税制改正でも国民民主が優勢を保ちそうだ。

【表でみる】控除額を178万円に引き上げた場合の年収別減税額

■ついに壁が動いた

「ついに『壁』が動いた。皆さんの1票が30年間動かなかった壁を動かした」。国民民主の玉木雄一郎代表は20日、X(旧ツイッター)にこう書き込んだ。

3党の枠組みによる政策協議は当初、所得税の非課税枠を現行の103万円から178万円へ引き上げたいと主張する国民民主と、その際の税収減を懸念する自民との間で隔たりがあった。溝は埋まらず、協議は20日を含めて計5回に及んだ。

話し合いでは国民民主が一貫して強気の姿勢を崩さなかった。国民民主は過去にガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」の凍結解除を巡り、与党との協議に持ち込みながら解除には至らず少数政党の悲哀をなめた。

だが与党の衆院過半数割れで立場は一変。玉木氏は記者会見で「極めて重要な政策だ。われわれとしても譲る気はない」と突き放し、自民に圧力をかけ続けた。

膠着状態が打開されたのは19日午後。自民の小野寺五典政調会長は協議を一時中断し、国民民主の要望を受け入れる方向にかじを切った。

■あんこなしはまんじゅうではない

再開後、小野寺氏は協議場にまんじゅうを差し入れた。「103万円の壁」の引き上げの明記がない経済対策を指して「あんこがないのはまんじゅうではない」(古川元久税調会長)と批判していた国民民主に、歩み寄るというメッセージだった。

もっとも今回の合意は経済対策への明記に過ぎず、非課税枠を現行の103万円からどれだけ引き上げられるかを実質的に決めるのは年末の7年度税制改正協議の場だ。

従来は自公の与党税調が税制改正大綱を取りまとめてきたが、今回は国民民主も含む3党協議という特殊な工程になる。国民民主は178万円まで引き上げるよう求めるものの、政府高官は「国民民主の言う通りに引き上げれば税収減で地方は大打撃だ」と牽制する。

これに対し国民民主側はあくまで強気だ。幹部の一人はこう通告する。

「与党がやらないのであれば、われわれは政府の法案や予算案に反対するだけだ。これは交渉じゃない」(永原慎吾、長橋和之、深津響)

8461OS5:2024/11/22(金) 12:01:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1bda60be6cd686bca052f5e2721476b39119a29
立民、存在感発揮に苦慮 野党結束見通せず
11/22(金) 7:04配信

時事通信
会談する(左奥から時計回りに)立憲民主党の重徳和彦政調会長、日本維新の会の青柳仁士政調会長代行、国民民主党の浜口誠政調会長ら=21日、国会内

 先の衆院選で躍進したはずの立憲民主党が存在感の発揮に苦慮している。

 国民民主党が与党との政策協議を重ね、持論の「103万円の壁」見直しを確約させたのに対し、国会審議を通じて予算案や法案の修正を与党に迫るのが基本戦略のためだ。28日召集の臨時国会に照準を合わせているが、野党の結束も見通せない。「部分連合」で脚光を浴びる国民民主と比べて埋没気味だ。

【主な経歴】野田 佳彦(のだ よしひこ)氏

 立民、日本維新の会、国民民主の野党3党は21日、政調会長らが会談した。立民が党独自の経済対策などを説明して協力を求めたが、両党とも持ち帰った。自民、公明、国民民主3党が総合経済対策で合意したことに対抗するための野党連携を示すことはできなかった。

 衆院選で少数与党に陥った石破政権は主要野党に政策協議を呼び掛けたが、立民は応じなかった。野田佳彦代表が「熟議と公開」を原則に掲げ、国会論戦を通じた政策実現を重視しているためだ。野田氏は「国民に見える形で丁寧な議論を行い、(政策が)煮詰まっていく。新しい国会を思い描いている」と訴えている。

 事前協議の拒否は、来年夏に参院選を控え、与党との対決姿勢を鮮明にする狙いもある。立民幹部は国民民主を念頭に、「事前協議をして、与党に取り込まれるわけにはいかない」と説明した。

 立民は臨時国会で、野党の「盟主」として野党各党を糾合できるかが問われる。ただ、国民民主は今後も与党との政策協議を続ける方針で、展望は不透明だ。国民民主幹部は「野党間で協議するならば本気でやってほしい。今のままなら立民のパフォーマンスだ」と冷ややかに語った。

8462OS5:2024/11/22(金) 23:26:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/e22ab3a74c82c953370f760fd5c7a7a81b8059ce
立民、国会論戦で経済対策・補正予算案修正目指す 存在感示す狙い 維新・国民は冷ややか
11/22(金) 21:16配信


産経新聞
記者会見を行う立憲民主党の野田佳彦代表=22日午後、国会内(春名中撮影)

政府は22日、総合経済対策を閣議決定し、その裏付けとなる令和6年度補正予算案をすみやかに編成した上で、早期成立を図る。一方、28日召集の臨時国会では、衆院で自民、公明両党を過半数割れに追い込み、予算委員長を握る立憲民主党が予算案などの修正を迫る構えを見せる。



立民の野田佳彦代表は22日の記者会見で、総合経済対策について補正予算案が国会に提出された後に評価すると説明。その上で「熟議と公開の下で、自分たちの考え方を整理して実現できるよう国会の中で議論していきたい」と述べ、国会論戦を通じて補正予算案に立民らしさを盛り込んでいく考えを強調した。

立民は衆院選で大躍進したが、経済対策を巡っては「103万円の壁」の上限引き上げなどを盛り込ませた国民民主党に比べて存在感を示せなかった。挽回するためか、立民は21日、独自の経済対策などへの協力を求めて国民民主と日本維新の会、共産党の政策責任者との「駆け込み会談」を行った。ただ、維新幹部は「やってる感を出すためだけだ」と真剣に取り合わない。

立民は議論の公開にこだわっており、政治改革を巡っても自民の与野党協議の呼び掛けに、野田氏は「公開する前提に立つならば、その呼びかけ自体を否定するものではない」との立場だ。一方、国民民主の榛葉賀津也幹事長は22日の記者会見で、立民に政策協議を呼び掛けるかを問われ、「われわれは年末の税制改正に全てのエネルギーを注入しなければならない」と突き放した。

経済対策や補正予算には能登半島地震への対応も含まれる。そのため、立民が修正を求めて審議を遅らせれば、逆に批判を受ける恐れもある。(千田恒弥)

8463OS5:2024/11/25(月) 11:30:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d4d8025e9798ee3ae1fc41b1c81594686a54b11
玉木氏「進退」発言が波紋 政局左右、与野党固唾
11/25(月) 6:50配信

時事通信
記者会見する国民民主党の玉木雄一郎代表=19日、国会内

 国民民主党の玉木雄一郎代表が不倫問題に絡んで辞任の可能性に言及したことが波紋を広げている。


 玉木氏は国民民主にとって衆院選勝利を引き寄せた立役者。他の与野党にとっては国会でキャスチングボートを握る政党のかじ取り役だ。玉木氏の去就は政局の行方を左右する可能性があり、各党は固唾をのんで判断を見守っている。

 「今、党倫理委員会が開かれ、私は真摯(しんし)に調査に応じている。まずは結果を待ちたい」。玉木氏は22日のテレビ朝日の番組で、代表としての進退を問われ、言葉少なに語った。

 玉木氏の不倫問題が写真週刊誌のオンライン版で報じられたのは11日だ。玉木氏は直ちに記者会見で「おおむね事実だ」と認めて謝罪し、国民民主は同日の両院議員総会で代表続投を了承した。

 しかし、辞任論が収まったわけではなかった。党内にも「相応の制裁を」(伊藤孝恵参院議員)との声がくすぶるため、国民民主は倫理委で不倫問題の調査を開始。玉木氏は19日のインターネット番組で「『103万円の壁』の問題が落ち着いたところで、倫理委の結論も踏まえ、出処進退を自ら判断する」と表明せざるを得なかった。

 とはいえ、玉木氏は衆院選で議席4倍増を演出した国民民主の「大黒柱」だ。前原誠司元外相らは昨年離党し、党内に衆目の一致する「ポスト玉木」候補は見当たらない。支持団体の連合関係者も世論の反発を気にしつつ「国民民主は玉木商店。辞めたら一体どうなるのか」と懸念を口にする。

 衆院で過半数割れした与党は、国民民主と事実上の「部分連合」を形成し、政権を維持していくのが基本戦略。しかし、玉木氏が交代すれば、国民民主が掲げる「対決より解決」路線が揺らぐ恐れも否定できない。自民関係者は「後任によっては話がややこしくなる」と不安を隠さなかった。

 一方、立憲民主党にとっては、後任次第で来夏の参院選に向けて共闘の機運が高まる可能性がある。国民民主が注目を集める中、立民の存在はかすみがちで、党内から「玉木氏が代われば国民民主は弱体化する」(関係者)との本音も漏れる。

 「年収103万円の壁」見直しを含む与党と国民民主の税制改正協議は12月中旬がタイムリミット。国民民主関係者によると、倫理委は早ければ月内に玉木氏の処分を決める。玉木氏は世論調査の結果なども見極め、年内にも最終判断するとみられる。

8464OS5:2024/11/25(月) 17:23:19

UAゼンセン(イオン)出身

https://news.yahoo.co.jp/articles/6028c0eef6e0f27cb3c4d0c9eaec3fe34ef24e6f
堂込氏が国民会派入り 参院
11/25(月) 16:41配信


時事通信
堂込麻紀子参院議員

 参院は25日、無所属の堂込麻紀子氏(茨城選挙区)が国民民主党の会派に入ったと発表した。

 2022年参院選で同党と立憲民主党の推薦を受けて初当選した。

8465OS5:2024/11/26(火) 08:08:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/98a4f5f75f9b16bfc782000d7c43a64e513757dd
堂込氏 国民会派入り 「政策で同じ思い」 参院茨城選挙区 
11/26(火) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ
堂込麻紀子氏

参院は25日、茨城選挙区選出で無所属の堂込麻紀子氏(49)が参院会派「国民民主党・新緑風会」に入会したと発表した。同日付。28日召集の臨時国会から同会派で活動する。

茨城新聞の取材に堂込氏は「可処分所得(手取り)を増やす政策で同じ思いを持つ」と国民会派入りの理由を説明。本会議で発言機会が得られるなど、活動の場や知見の拡大につながることも動機に挙げた。

2022年の参院選では、執行委員を務めていた連合茨城と立民、国民の支援を受けて初当選した。国民民主党入りについては「現時点で考えていない」と強調。2党1団体の枠組みを大事にしながら、「政党入りは今後議論したい」と話すにとどめた。

国民会派入りを巡っては、今年3月に連合茨城内の理解を得た上で、両党と調整を図ってきたという。連合茨城は「活躍の場が広がるのは喜ばしい。働くことを軸とする安心社会を目指すという点を基本に、組織内議員として仕事を全うしてほしい」としている。

新たな会派別勢力は次の通りとなった。自民党113▽立憲民主・社民・無所属42▽公明党27▽日本維新の会18▽国民民主党・新緑風会12▽共産党11▽れいわ新選組5▽沖縄の風2▽NHKから国民を守る党2▽無所属8▽欠員8。

茨城新聞社

8466OS5:2024/11/26(火) 16:12:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c91581e8837b2d63c84120560e14893ce5c038
国民・玉木氏、名古屋市長選「完敗」も、SNS「規制すべきでない」
11/26(火) 13:59配信

朝日新聞デジタル
記者会見で質問に答える国民民主党の玉木雄一郎代表=2024年11月12日午前10時38分、国会内、岩下毅撮影

■国民民主党・玉木雄一郎代表〔発言録〕

 名古屋市長選挙で、我が党に長く所属し、我が党が推薦した大塚耕平氏が(日本保守党と地域政党・減税日本が推薦した広沢一郎氏に)敗れた。結果を見ると完敗。大変残念だ。国政を含めてあらゆる選挙に影響を与える。しっかりと結果を分析し、次につなげていきたい。

 (大塚氏は自民、立憲民主、国民民主、公明推薦で)各党相乗りという形になった。この間の各級選挙は、既存政党に対する不信感といったもの(が示された)。相乗りになると、各党の言うことをくみ入れようとして足して2で割る。主張が2分の1、4分の1、8分の1、16分の1になったりする。明確で、強いメッセージを出すことが今の選挙では重要な中、それが出し切れなかったのも敗因の一つではないか。

 ネット戦略がどう影響を与えたのかも分析したい。基本的に(SNSを)規制すべきではない。他にテレビも新聞もある。情報を入手するルートが多様化した。SNSを見て判断して短絡的に投票しているとは思わない。

 ただ一方で、フェイクニュースや根拠の乏しい情報が流布しやすいという性質ももっている。ファクトチェック機関をどのように構築していくのか。ルール作りをどうしていくのか。しっかりと考えていくことが必要だ。(記者会見で)

朝日新聞社

8467OS5:2024/11/26(火) 17:53:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d111bcd6cc70c16a6df714bd387b356eadfd5c2
国民・玉木氏、首相と官邸で面会へ エネルギー政策要請、異例の厚遇
11/26(火) 17:48配信

毎日新聞
首相官邸=東京都千代田区で2023年1月11日午前10時33分、竹内幹撮影

 石破茂首相と国民民主党の玉木雄一郎代表が27日、首相官邸で面会することがわかった。複数の関係者が26日、明らかにした。国のエネルギー政策の中長期の方向性を示す「エネルギー基本計画(エネ基)」改定についての申し入れで、電力の安定供給やグリーントランスフォーメーション(GX)に向けた原発の活用についての考えを伝えるとみられる。

 政府・与党は「年収103万円の壁」などを巡り、国民民主との連携を強めている。石破首相や岸田文雄前首相は、国会内で玉木氏ら野党党首と会談することはあったが、政府の中枢である官邸での面会は異例の「厚遇」と言えそうだ。

 面会には、国民民主側からは浜口誠政調会長や電力総連の組織内議員である浜野喜史選対委員長らが同席する。国民民主は原子力政策については推進派の議員が多く、衆院選公約には「原発の建て替え・新増設により、輸入に頼らない安価で安定的なエネルギーを確保する」などと記載。政府が年内にもまとめるエネ基に、国民民主のエネルギー政策を反映させる狙いがあると見られる。【遠藤修平、安部志帆子、古川宗】

8468OS5:2024/11/27(水) 02:35:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e4e7473cf25bd8d44a716507b0b0093c223e3a6
不倫でくすぶる国民民主・玉木代表の進退問題 衆院選で躍進、辞任の場合は失速も
11/26(火) 20:21配信


産経新聞
記者会見を行う国民民主党の玉木雄一郎代表=26日午前、国会内(春名中撮影)

先の衆院選で公示前から議席を4倍に増やし、「103万円の壁」の引き上げによる減税政策を主導する国民民主党で、玉木雄一郎代表の不倫に絡んだ進退問題がくすぶり続けている。玉木氏が党倫理委員会の調査結果を踏まえ、辞任する可能性を示唆しているからだ。ただ、衆目が一致する「ポスト玉木」は見当たらず、躍進の立役者の玉木氏が代表を退く事態となれば国民民主は失速しかねない。

【写真】玉木氏が手に持った不倫釈明の応答要領 「好意持った」に下線が

玉木氏は26日の記者会見で、自身の進退を問われ、「私自身のことについては党倫理委にしっかり向き合い、出た結果については誠実に向き合いたい」と述べるにとどめた。

不倫問題は11日、写真週刊誌「FLASH」のネットニュースで発覚した。玉木氏は同日中に謝罪会見を行い、国民民主も一旦は続投を了承した。だが、倫理委が事実関係の調査を行っており、何らかの処分が出た場合には「来夏の参院選への影響も考慮し、身を引いた方がいい」(国民民主関係者)との意見が強い。

玉木氏は19日夜のユーチューブ番組で自身の心境について「政策を実現する重要なポイントなので恥を忍んで代表を務めている」と告白。その上で、「倫理委の結論も踏まえた上で、最終的には出処進退は自ら判断するということで決めたい」と述べ、辞任もあり得るとの認識を示唆した。15日には支援を受ける産業別労働組合幹部との会合で同様の趣旨を伝えたという。

ただ、国民民主躍進の牽引役だった玉木氏が辞任した場合の打撃は予測不可能だ。国民民主は玉木氏の「個人商店」的な性格が強く、「次の顔」は容易に浮かんでこない。

玉木氏と二人三脚で党勢拡大に汗をかいてきた榛葉賀津也幹事長は「玉木あっての榛葉だ」と語り、あくまでも「太陽」である玉木氏に対する「月」の立場に徹する。民主党政権で閣僚を経験した古川元久代表代行は「103万円の壁」引き上げを巡る自民、公明両党との協議で手腕を発揮するが、知名度では玉木氏に及ばない。

国民民主の幹部は「玉木氏は年内には結論を出すだろう」と話すが、去就次第では与野党の国会戦略にも大きく影響しそうだ。先の衆院選で自民、公明両党は過半数割れに陥っており、国民民主の協力がなければ予算案や法案を成立させることもままならない。閣僚の一人は「まずは予算案を通すことが大事だ。玉木さんなら話ができる」と続投を願う。(永原慎吾)

8469OS5:2024/11/27(水) 11:47:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/55cdb84cd4bf927a4a5ed974038cee029fc0a8bd?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20241126&ctg=dom&bt=tw_up
国民民主・玉木代表 “103万円の壁”引き上げについて「税金を取る側でなく税金を支払っている側に立った政治の実現を」
11/26(火) 10:57配信


FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

国民民主党の玉木代表は26日、定例の記者会見を行い、「103万円の壁」引き上げについて、国や地方などの「公的セクターの財政が改善する中で、国民の暮らし・家計が厳しいという中で、インフレ増税になっている部分を適切に(納税者に)返すことが出来ないのか」との立場を示した。さらに「税金を取って使う側の立場ではなく、税金を払っている側の立場に立って物を言う政策・政治・税制を実現できるように頑張りたい」と述べた。

国民民主党が掲げる「103万円の壁」引き上げについて、控除額を178万円まで引き上げる政策に対しては、地方税の税収が約4兆円減るとの試算が出ている。これに対し、全国知事会からは、地方税収の減収を懸念する声が上がっている。玉木代表は「地方はプライマリーバランス(基礎的な財政収支)が黒字になっている、地方税収は伸びてますし、過去10年間の上振れは8兆円を超えている」「税収がたくさん入ってくるのはいいことだが(税金を)払っている側からすると、より取られているということにもなるので、バランスを取り行政サービスをどう維持するかもあるが、トータルで議論をしっかりやることが必要だ」との考えを示した。

さらに、地方税収が減ることを懸念する知事など地方自治体の首長の発言のウラに「総務省の”工作”がある」とした玉木氏の発言に、複数の知事が事実と違うとして反発していることについては「『工作』という言葉が知事会の皆さんに不快な思いを抱かせたとしたらお詫びを申し上げたい」と述べた。その上で、「総務省が、各首長に一定の説明をすることは通常行われていることだと思う、税収がこれだけ減りますという話は当然言ってると思う」と述べた。「工作」との言葉使いについては”お詫び”したものの、総務省が地方自治体に対し「103万円の壁」引き上げで地方の税金が減るとの説明が行われているという認識を重ねて示した。

フジテレビ,政治部

8470OS5:2024/11/28(木) 15:32:42
国民が与党に逃げちゃうだけでは・・・?
https://www.sankei.com/article/20241127-3L25CUY27FPFHPVNX5HEBANXTI/
立民・小川淳也幹事長、内閣不信任案提出「当然視野に入ってくる」来年の通常国会
2024/11/27 23:43
立憲民主党の小川淳也幹事長は27日夜のBSフジ番組で、来年の通常国会での内閣不信任決議案提出に言及した。「当然視野に入ってくる。夏に参院選を控え、政権を信任するのかしないのか、はっきりしようという原動力が働く可能性は高い」と述べた。

衆院選での与党過半数割れを念頭に「不信任案も場合によっては通る」と指摘。可決された場合について衆院が解散されるケースと内閣総辞職するケースにそれぞれ備える必要があるとの認識を示した。

8471OS5:2024/11/29(金) 10:48:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d26b732eadc09bc6d0240b46d6d2b8e63accdd
立憲民主と国民民主、臨時国会への対応で広がる溝…与党との「対決姿勢」と「協議路線」
11/29(金) 6:53配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 臨時国会への対応を巡り、立憲民主、国民民主両党の間で溝が広がっている。立民は、少数与党の状況を踏まえて政府・与党との対決姿勢を強めるのに対し、国民は自らの政策実現に向けて与党との協議路線を鮮明にしているためだ。

 立民の野田代表は28日、千葉県浦安市で開かれた連合の会合で、政府の今年度補正予算案について「中身の精査もしないで規模ありきだ。減額修正を要求していきたい」と強調した。

 立民は「野党が一致結束すれば内閣不信任決議案だって通る。これまでの『パフォーマンス』とは意味が違う」(幹部)と意気込んでおり、臨時国会では野党各党を結集し、与党と対峙(たいじ)する戦略を描く。まずは、企業・団体献金の廃止などを盛り込んだ政治資金規正法再改正案を「野党案」として共同提出したい考えだ。

 ただ、国民民主側は与党との間合いを詰めている。

 年収103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の見直しを政府の総合経済対策に盛り込ませ、与党との税制改正の議論を踏まえ、今年度補正予算案に賛成する方向だ。

 政治改革を巡る「野党案」のとりまとめについても、「与野党協議の場で決めることが必要だ」(玉木代表)と否定的で、27日に開かれた規正法再改正に向けた野党間の協議も欠席した。

 玉木氏は「野党から離れていないし、与党にも近づいていない」と、各党と「等距離」の立場を訴える。それでも、与野党をてんびんにかける姿勢には「与党ばかり見ているのであれば、(国民民主は)与党になる」(日本維新の会の遠藤敬・国会対策委員長)と批判の声が出ている。

 立民、国民の双方を支援する連合は、来夏の参院選に向けて両党の連携を求めているが、玉木氏は「基本政策の一致がない(候補者の)調整は野合と言われる」と繰り返しており、協議の行方は不透明だ。

8472OS5:2024/11/30(土) 00:32:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ed144e2e16083c8d66ef1d20c6f5384d0c5f277
連合傘下、国民民主・立憲側に2.4億円寄付 企業献金抜け道の指摘も
11/29(金) 17:00配信

毎日新聞
国民民主党の浜口誠政調会長が関係する三つの政治団体が提出した政治資金収支報告書。「全トヨタ政治に参加する会」から計1億円の寄付を受けた=2024年11月29日午後2時35分、藤田剛撮影

 連合傘下の主要な労働組合や関連政治団体が、自ら擁立・支援する立憲民主党と国民民主党の参院議員に対し、2023年に計約2億4000万円を寄付したことが、29日に総務省が公表した政治資金収支報告書で明らかになった。寄付額は国民民主の議員が計1億6482万円で、立憲議員の計7400万円を上回った。

 自民党の「政治とカネ」の問題を受けた政治改革を巡っては、立憲が企業・団体献金の禁止を主張しているのに対し、国民民主は慎重姿勢を示し、野党間で対応が割れている。また、労組による直接寄付ではなく、関連政治団体を通じて寄付した場合は企業・団体献金とみなされず、規制の「抜け道」になるとの指摘も出ている。

 連合傘下の労組は、主に官公庁や旧国営企業系が立憲を支援。民間企業系は国民民主を支援するケースが多い。毎日新聞は、主要な労組が「組織内議員」として参院選の比例代表に擁立し、当選した立憲の10人と国民民主の6人が関連する政治団体に対する寄付額を調べた。

 国民民主の議員では、トヨタ自動車系労組の政治団体「全トヨタ政治に参加する会」が浜口誠政調会長に計1億円、礒崎哲史副代表に1482万円を寄付した。電力総連の政治団体「電力総連政治活動委員会」は浜野喜史選対委員長に2000万円、竹詰仁氏に1000万円を寄付。小売りやサービス業などの産業別労組「UAゼンセン」は、川合孝典幹事長代行と田村麻美氏に各1000万円を寄付した。

 一方、立憲の議員では、日本郵政グループ労組の政治団体「郵政未来研究会」が小沢雅仁氏に5000万円を寄付。鉄鋼や重工などの産業別労組・基幹労連の政治団体「組織内議員を支援し政策実現を推進する会」は村田享子氏に2000万円を寄付した。この他、NTT労組の政治団体「アピール21」は石橋通宏氏に300万円、私鉄総連の政治団体「私鉄交通政策研究会」は森屋隆氏に100万円をそれぞれ寄付した。他の6人は労組や関連政治団体からの献金はなかった。

 組織内議員への献金は、労組が直接寄付するより労組系の政治団体を通じて寄付するケースが多い。政治資金規正法は、労組を含む企業・団体献金について、政党(支部を含む)や政党が指定する政治資金団体のみを対象として認め、年間上限額は資本金などに応じて750万〜1億円と定める。

 一方、労組系の政治団体を通じて寄付した場合は企業・団体献金とはみなされず、政党や政治資金団体以外の後援会などにも寄付できる。このため、企業・団体献金を禁止したとしても、「抜け道」になり得るとの指摘が出ている。

 政治資金に詳しい岩井奉信・日大名誉教授は「政治資金の透明性を高めるためには、企業も労組も寄付の対象は議員個人ではなく、政党本部に集約させるべきだ」と指摘している。【田中裕之】

8473OS5:2024/11/30(土) 00:33:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/d035d6d8a53b17e9063b7516769bb5eeb0f35c13
臨時国会召集 立民、影の薄さ挽回できるか 「野党の盟主」も国民民主に主役の座を奪われ
11/28(木) 20:56配信

産経新聞
第216臨時国会が召集され衆院本会議に臨む立憲民主党の野田佳彦代表(左から2人目)ら=28日午後、国会・衆院本会議場(春名中撮影)

臨時国会が召集された28日、立憲民主党は党内会合などで「野党の結束」を繰り返し訴えた。先の衆院選では公示前から50議席増の148議席に躍進したが、その後、政策や国会運営では国民民主党に主役の座を奪われた。ただ、立民は主要な衆院常任委員長ポストを握り、衆院各委員会では野党が多数派を占める。数の力を発揮できる待望の国会が始まり、立民は「影」の薄さを解消できるか。

立民の野田佳彦代表は28日の党会合で、「自民、公明両党を過半数割れに追い込んだ結果、どういうことが起こるのか。国会活動を通じて国民に示したい」と述べた。野田氏は国会改革に関する党会合にも姿を見せ、自身が提唱する「熟議と公開」という新たな国会審議の在り方の提示に意欲を燃やした。

■国会開会で〝ショータイム〟

衆院選で「政治とカネ」に焦点を絞り、与党を過半数割れに追い込んだ立民だが、選挙後は「103万円の壁」引き上げなどを掲げた国民民主に話題をさらわれた。特別国会の首相指名選挙でも立民は野党をまとめられず、野田氏は首相の座を逃した。国民民主にあやかり、立民も「壁」に関する政策発信を強めたが、あまり注目されなかった。

ただ、国会が始まれば状況は変わる。小川淳也幹事長は同日の党会合で「衆院では委員会室も野党が多数を占めるという久方ぶりの風景を体感していただくことになる」と述べ、立民の〝ショータイム〟開幕を宣言。党幹部は「国会が始まれば野党第1党で力を持つのは立民だということが分かる」と意気込む。

■野党結束、早くもほころび

待ちに待った臨時国会の初日、立民は野党全8党派の国対委員長会談を国会内で開いた。会談後、立民の笠浩史国対委員長は記者団に「野党が協力して国会対応できるよう臨んでいきたい」と述べ、野党の結束を重視する考えを示した。

だが、早速、ほころびが見える。国民民主の古川元久国対委員長は同じ時間帯に開かれていた来年度税制改正に向けた与党協議を優先し、代理として村岡敏英衆院議員を差し向けた。古川氏は欠席理由について「身体は1つしかない」と周囲に説明した。

「野党離れ」が目立つ国民民主だけでなく、日本維新の会は新執行部のメンバー次第で立民との距離感は変わる。衆院選で敗北した共産党も来夏の参院選を巡って態度を硬化しかねない。国会が始まっても立民には遠心力が働くが、党中堅は「今は動かず、静かに見ていればいい」とつぶやいた。(千田恒弥)

8474OS5:2024/12/03(火) 11:04:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/8037f61d6ed66c5e160c17cdfccca5a7d3a0fc28
国民民主、進む「ゆ党」化 「政策実現」優先、政権とも是々非々…
12/3(火) 10:31配信

西日本新聞
国民民主党・玉木代表

 国民民主党が、与党でも野党でもない「ゆ党」路線を突き進んでいる。与党と政策協議を重ね、肝いりの「年収103万円の壁」引き上げを総合経済対策に盛り込ませた一方で、野党間の政治改革協議にも加わる。来夏の参院選をにらみ、政策実現と政権との対峙(たいじ)を両立させる戦略で、存在感をアピールしたい考えだ。

 2日午後、衆院本会議。衆院選後初の代表質問に立ったのは玉木雄一郎代表ではなく、3期目の浅野哲氏(42)。不倫問題が発覚した玉木氏の代表続投がすんなり決まるなど党内の人材不足が指摘される中、「若手の有望株」(幹部)に白羽の矢が立った。

 浅野氏は、「年収の壁」引き上げ、ガソリン減税を中心に、原発の再稼働や新増設、賃上げなど政策提案に時間を割いた。立憲民主党の野田佳彦代表が企業・団体献金禁止に後ろ向きな石破茂首相を厳しくただしたのに比べ、政治改革への言及は目立たなかった。

 「批判ゼロ。もう与党だな」。立民中堅は冷ややかな視線を送る。自民党重鎮は「われわれが触れづらい分野、手が届いていない政策に触れてくれた。ありがたいね」と笑顔を見せた。

 国民は衆院選前も政策協議と引き換えに政府予算に賛成するなど与党と協調路線を取ってきた。根強い「ゆ党」批判にさらされてきたが、衆院選で改選前4倍の28議席に躍進。玉木氏は「是々非々、政策本位の姿勢は間違っていない」と自信をのぞかせる。

 衆院選後の与党への接近は顕著だ。自公との「年収の壁」協議では、総合経済対策への明記と引き換えに、臨時国会の審議前にもかかわらず、補正予算案の賛成を事実上表明。11月27日には玉木氏ら幹部が首相官邸で石破首相と会談し、次期エネルギー基本計画に原発の新増設を盛り込むよう要請した。現計画では新増設に触れておらず、「私たちより先を行く」(自民の小野寺五典政調会長)。

 与党に近い「ゆ党」をまい進する国民だが、玉木氏は「われわれは野党。各党等距離だ」と言ってはばからない。ただ、立民が主導する政治改革法案の野党共同提出について「野党で法案を出しても通らない。自己満足だ」と批判。参院選での立民との選挙協力についても、「基本政策の一致が最優先だ」と突き放す。

 今後さらに政権寄りに傾斜すれば、支持者の離反につながりかねない。党幹部も「バランスは大事」と認めつつ、強気を装う。「今は政策の果実を取れるだけ取りにいく。それが有権者の支持につながる」 (岩谷瞬)

西日本新聞

8475OS5:2024/12/04(水) 12:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/118c96af8ea76b26bd5b48a4fe031d46a4729aef
玉木代表、「役職停止」が有力か 国民民主、不倫疑惑巡る処分で
12/3(火) 22:35配信
 国民民主党は、不倫疑惑が報じられた玉木雄一郎代表への処分内容を、4日にも決める調整に入った。複数の党関係者が3日明らかにした。榛葉賀津也幹事長らが処分内容を詰め、執行役員会や両院議員総会などを経て決定するが、「党役職の一定期間内の停止」が有力視されているという。

 役職停止の場合、玉木氏は一時的に代表としての職権を失うが、辞任勧告や役職解任より軽い措置となる。停止期間中は古川元久代表代行が代表職務を務める見通し。

 関係者によると党倫理委員会が玉木氏の処分を役員会に一任する結論をまとめ、榛葉氏は3日の執行役員会で「倫理委の結論については預からせてほしい」と説明した。

 玉木氏は看板政策の「年収103万円の壁」引き上げに向けた自民、公明両党との交渉のキーパーソンだが、不倫疑惑を「おおむね事実」だと認めており、けじめが必要な情勢になっていた。党倫理規則は、幹事長が総務会の承認を得て行える「措置」として①公職の辞任勧告②公認・推薦等の取り消し③党役職の一定期間内の停止または解任④厳重注意⑤注意――を定めており、倫理委がどの措置が妥当かを検討していた。

 玉木氏は2018年の旧国民民主党結党以来、トップを務め続けた「党の顔」。10月の衆院選では、実質的な大規模減税案である「壁」引き上げの公約を原動力に議席を4倍増させた。11月20日には、少数与党となった自公に対し「壁」の引き上げ方針を大枠で認めさせ、引き上げ幅などを巡る協議に移っている。

 玉木氏は11月11日に週刊誌ウェブサイトで知人女性との不倫疑惑を報じられ、即日で「おおむね事実」と認めて謝罪。「壁」引き上げに向け「恥を忍んで」代表を続投するとしてきたが、同19日には「壁」を巡る3党協議が一定の結論をみた段階で「出処進退を判断したい」とも語っていた。

 支持者らからは「倫理より手取り」などとの声が上がる一方で、国民民主の最大の支援団体である連合の芳野友子会長は玉木氏に対し「けじめをつけるべきだ」と苦言を呈していた。【遠藤修平、安部志帆子、古川宗】

8476OS5:2024/12/04(水) 15:22:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/3234b7b22517d8a77a1367d4ff68f85b0ac1cc0a
国民・玉木氏「一議員として汗をかきたい」 役職停止3カ月処分で
12/4(水) 14:38配信

毎日新聞
国民民主党の両院議員総会で発言する玉木雄一郎代表=衆院第1議員会館で2024年12月4日午後0時5分、平田明浩撮影

 国民民主党は4日、知人女性との不倫が報じられた玉木雄一郎代表について、役職停止3カ月とする処分を決めた。玉木氏は同日、国会内で記者団に「党の処分を受け入れ、真摯(しんし)に従いたい。一議員として汗をかきたい」と述べた。

 代表としての役職が停止されるのは同日から来年3月3日まで。榛葉賀津也幹事長は両院議員総会後、記者団に「一議員に戻り、党の信頼回復と党勢拡大に汗をかいてほしい」と述べた。玉木氏は3月4日から代表に復帰する見通し。

 玉木氏は11月11日に週刊誌ウェブサイトで知人女性との不倫疑惑を報じられ、事実をおおむね認めて謝罪した。党倫理委員会が調査し、同月22日に「党代表として重大な注意義務違反があり、党の信頼を傷つけた」と答申。榛葉氏ら党役員が処分内容を検討していた。【安部志帆子、遠藤修平】

8477OS5:2024/12/05(木) 10:57:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/db2c4ddf3380952572dc1c12fb115837b5a90174
党の「一枚看板」不在、国民民主に打撃…玉木氏役職停止で発信力低下に懸念「とにかく今は耐え忍ぶしかない」
12/5(木) 6:54配信

読売新聞オンライン
 国民民主党は4日、不倫が報じられた玉木代表を3か月の役職停止処分としたことで問題の幕引きを図った。党の「一枚看板」である玉木氏の不在は影響が大きいとみられ、発信力の低下などが危ぶまれている。


 玉木氏は処分を決定した4日の両院議員総会で、出席議員を前に「一兵卒として党勢拡大に取り組む。初当選した時や、結党したときの初心に立ち返って頑張る」と謝罪した。

国民民主党の玉木代表

 処分を検討してきた党倫理委員会は、玉木氏の女性問題について「重大な注意義務違反」と指摘し、「党の名誉並びに信頼を傷つけた」と結論づけた。代表の職務には、古川元久代表代行が当たる予定だ。

 玉木氏は、SNSや動画配信を駆使した高い発信力を武器に党の支持拡大を進め、10月の衆院選で党躍進の原動力となったが、今後は定例の記者会見を開けず、「党の顔」として動くことができない。

 玉木氏のテレビ番組出演なども制限され、党の政策をアピールする機会が大幅に減るため、発信力は大きく低下する見通しだ。来夏の参院選などに向けた候補者の擁立作業にも影響が出そうだ。

 同党が掲げる「年収103万円の壁」見直しに向けた与党との政策協議も玉木氏が事実上、議論を主導してきた経緯がある。党内からは「与党ペースに持ちこまれかねない」(中堅)と懸念する声も出ている。

 党内には玉木氏に代わる人材が見当たらず、不祥事を受けても辞任を求める声は党内から上がっていない。若手議員は「とにかく今は耐え忍ぶしかない」と語った。

8478OS5:2024/12/10(火) 22:25:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/962e5ab2366d6cdf9f94db360e56b58e8aa791bd
「立憲・柳沢剛衆院議員から複数回パワハラ」 元仙台放送部下が訴え
12/10(火) 21:45配信

朝日新聞デジタル
会見する元仙台放送の元アナウンサー・稲垣龍太郎さん=仙台市青葉区

 元仙台放送アナウンサーで、会社員の稲垣龍太郎さん(36)=埼玉県在住=が10日、仙台市内で会見を開き、上司だった立憲民主党の柳沢剛衆院議員(宮城3区)から2011年4月〜17年3月、複数回にわたるパワハラを受けたと訴えた。柳沢氏は事務所を通じて「認識が双方で異なるものがあるが、反省したい」などとするコメントを出した。


 稲垣さんによると、11年の入社間もない頃、アナウンス部長だった柳沢氏は「俺は採用していない。面倒を見ない」と他の社員がいる前で宣言し、半年後、全国のアナウンサーが集まる研修会で「こいつ放送でやらかして正社員になれないところだったけど、俺が頼み込んで正社員にしてやった」と発言したと主張。さらに、座っていたイスを蹴られたり「バカ」「臭い」「気持ち悪い」「早稲田(大学卒業)のくせにわかんねえんだ」などの暴言を日常的に吐かれたりもしたと訴えた。

 当時はアナウンサーとしてチャンスがもらえなくなると恐れ、パワハラと思いながら会社に被害を訴えなかった。ただ、昨年1月、柳沢氏が衆院選に立候補すると知り、怒りが湧き、選挙中の演説を聞いて「(選挙期間中の演説で柳沢氏が対抗する候補者に求めていたように)自身の問題に対しても説明責任を果たし、みそぎを済ませてほしい」と思い、実名で被害を公表したという。柳沢氏には会見を開いて説明し、謝罪するよう求めている。

 定期的にメンタルクリニックに通い、薬も処方されていたという。今も夢に出てきて傷は癒えておらず「誤解や指導の延長上という言葉に押し込めてはいけない」と訴える。

 パワハラを受けたと訴える他の元社員3人と「柳沢つよし被害者の会」をつくり、立憲民主党本部と党県総支部連合に9日、パワハラに関する質問状も送った。

 朝日新聞の取材に対し、党県連は「党員になる以前のことで個人間の問題でもあるため、党として対応することが難しく質問状は本人に渡す」とし、柳沢氏は事務所を通じて「事実に関する認識が双方で異なるものがあるが、私なりに後進の育成に努めてきたなか真意が十分に伝わらなかった点があるとすれば、反省したい。なお勤務時に管理職として指導・育成について懲戒処分を受けたことはない」と答えた。(福留庸友)

朝日新聞社

8479OS5:2024/12/11(水) 07:57:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/66997e14a11c8122e0af2112e3f9e0b36aa165a6
立憲・野田佳彦氏 旧文通費の領収書公開 約束ブッチ切り3カ月 橋下徹氏から追及に苦しい弁明「年内ぜーーったい公表」
12/11(水) 0:10配信
デイリースポーツ
 野田佳彦氏

 立憲民主党の野田佳彦代表が8日放送のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。旧文通費公開について元大阪府知事の橋下徹氏に追及され、弁明をする場面があった。

 立民の代表選最中の9月6日に、3人の候補者とともに番組出演。旧文通費の領収書公開を橋下氏から「今日からできる。やる人いますか?」と迫られ、野田氏は「来月からやりましょう」と手を挙げていた。

 11月8日の記者会見でも確認され「10月分については今月中に、試行的に今月中のどっかで公表をする。いま準備している」と話した。

 しかし、12月に入っても実行されていないことを、この日確認された。梅津アナから「無理な約束しちゃったな、という感ですか?」と尋ねられた野田氏は「無理な約束じゃなくて」と苦笑。「私が代表になったので、責任を持って対応しないといけないと思っていますので、10月の支出先とか領収書は整理して、公開は完全にできる状況まで来ています。11月分も準備をしています」と話した。

 「ただ」と続け「12月4日に与野党協議会の座長提案が出ておそらく旧文通費については、年内に結論が出る。結論に影響が出てはいけないと思いながら、準備をしてきた。じゃあ、年内には10月、11月を必ず公表したいと思います」と再度、約束した。

 橋下氏はちょっと呆れたように「結論に影響って、何が影響するんですかね、領収書公開することで」と質問。野田氏は「あまり方向性から違ったことをやってしまったら、党に迷惑をかけてしまうと思いましたので」と苦しい弁明をした。

 橋下氏は次に「月100万円の領収書の整理なんて、民間だったらちょちょいのちょいで、5分、10分作業ですよ。国会議員ってなんでそんなに時間かかるんですか?たかだか月額100万円の整理が」と問いかけ。野田氏は「10月は総選挙でバタバタ感がありました。でも作ったんです。公表しますので」と笑いながらコメント。橋下氏から「こういうところが立憲民主党の信頼感に関わる。言ったことはやると。年内は絶対公表なんですか?」と聞かれ「ぜーーったい公表」と断言。橋下氏も笑うしかなかった。

 9月に約束した残り3人の代表選立候補者について聞かれると「他の方は、私は把握していない。ガイドラインが出てくると思うので。ガイドラインに従って。ガイドラインからずれたとんちんかんなことはしたくない」と答えるのみだった。

8480OS5:2024/12/11(水) 08:47:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d42aaf39e18186fe4373ed646bc898297d11aae
「臭い」「キモい」という言葉の“暴力”も…立憲“めざましリポーター”議員「壮絶パワハラ」被害者が記者会見を開いた「入社2年目からメンタルクリニックに…」
12/11(水) 7:36配信


文春オンライン
  立憲民主党の新人議員・柳沢剛氏(61=宮城3区)のパワハラ行為を告発した元仙台放送アナウンサーの稲垣龍太郎氏(36) 。12月10日、その稲垣氏が仙台市内で記者会見を開いた。会見場となった仙台駅前の会議室には、宮城県政記者クラブ所属の記者など、報道陣20名とテレビカメラ6台が詰めかけた。


元の世界に戻れないことは覚悟しています
告発した稲垣氏

 2011年、フジテレビ系列の仙台放送にアナウンサーとして入社した稲垣氏。1年ほどスポーツキャスターを務め、その後はアナウンサーと記者を兼務した。一方、かつて「めざましテレビ」でリポーターを務めたこともある柳沢氏は、稲垣氏の直属の上司であるアナウンス部長を務めていた。

 14時から始まった会見、冒頭、稲垣氏はこう述べた。

「かつてアナウンサーとして“出役”であった私が、こうして顔を出して発言することで、元の世界に戻れないことは覚悟しています。転職もできないかもしれません。それでも、同じように柳沢氏からパワハラ行為を受けた3人と世の中に発信していきたいという考えを共有し、今日に至りました」

「柳沢つよしパワハラ被害者の会」
 会見の中では、柳沢氏から浴びせられた「臭い」「キモい」といった言葉の“暴力”などについて明かした。

「その結果、入社2年目から市内のメンタルクリニックに通い始めました。柳沢氏から受けた行為について医師に話し、薬を処方してもらう生活が続きましたが、出番が減ると思い、会社にはなかなか相談できませんでした」

 今回、稲垣氏は仙台放送の元社員4名で「柳沢つよしパワハラ被害者の会」を立ち上げるに至ったという。会見の中で記者から、活動の最終的な目的を問われると、

「(柳沢氏は選挙期間中に、自民党の裏金問題を追及して)『説明責任』、『禊』という言葉を繰り返し使っていました。今回の件についても、きちんと表に出て自分の言葉で説明して欲しいです。そして、誠意のこもった謝罪をしてもらいたいと思っています」

立憲民主党の宮城県連に公開質問状
 同日付で稲垣氏は、立憲民主党および立憲民主党宮城県連宛に柳沢氏に関する「公開質問状」を送付。今年10月に行われた衆院選の最中にも、稲垣氏はXにて柳沢氏の過去のパワハラ行為について発信していたが、こうした内容について立憲民主党側が認識していたかなど、計6点にわたって回答を求めている。会見では質問状を送付した意図をこう語った。

「私たちは柳沢氏からパワハラを受けて、心に傷を負って、どうしても許せない感情があります。ですが、選挙の結果はもちろん選挙区民である宮城3区の方々が決めることです。そこで、まずは公開質問状という形で、立憲民主党に柳沢氏を候補者として擁立した経緯などを確認するところから始めたいと考え、こうした行動に至りました」

 衆院選期間中、柳沢氏の対抗馬である自民党前職の西村明宏氏の選挙カー上でマイクを握ったこともあった稲垣氏。記者からその点について質問が飛ぶと、次のように説明した。

「Xでの投稿を始めてから、週刊誌から取材依頼の連絡が来て怖くなって投稿を消したこともありました。そんな中で柳沢氏が優勢と聞いて、いてもたってもいられなくなって、マイクを握りました。その経験があったからこそ、名前と顔を出して発信する勇気を持てたと思っています」

誤解だとか指導の延長という言葉に押し込めてはいけない
 そして、最後にこう訴えるのだった。

「パワハラをした当人にとっては一瞬の出来事かもしれませんが、された側にとっては会社を辞めても、何年経っても忘れることはありません。柳沢氏から受けた行為は、誤解だとか指導の延長という言葉に押し込めてはいけないものでした。この小さな声を無視することなく、柳沢氏と立憲民主党には誠意ある対応を願っています」

 会見に先立って稲垣氏は 「週刊文春」の取材に応じている。現在公開中の「週刊文春 電子版」では、稲垣氏の他、元仙台放送の女性アナウンサー3名が証言した“壮絶パワハラ”の中身、柳沢氏の“仰天言い訳”などを詳報している。


「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル

8481OS5:2024/12/14(土) 09:44:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/054cc835e9bba684962f4fd9027a3db6e1ccceda
国民民主・榛葉氏、会見出禁のフリー記者は「他のジャーナリストに暴言」「取材ではない」
12/13(金) 17:45配信


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産経新聞
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(春名中撮影)

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は13日の記者会見で、フリー記者の横田一氏を自らの会見に出入り禁止としている理由を問われ、「『ルールを守ってください』と言っても守らず、他のジャーナリストに暴言を吐いた。私はこれは取材ではないと思う」と述べた。


横田氏を巡っては、11月1日の榛葉氏の会見で、首相指名選挙に関する持論を訴え続け、周囲のベテラン記者に「質問する所だ。態度悪いよ」と注意された経緯がある。この際、横田氏はベテラン記者を「やらせ記者」と揶揄したため、榛葉氏から「みんなそれぞれの立場で取材している。やらせ記者とかそういうのはだめだ」とその場で注意を受けていた。

8482OS5:2024/12/16(月) 20:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc4299dd0486bf8aba8858384812d1333471562f
国民が立民を初めて逆転 「対決よりも解決」路線が好感 「石破の壁」崩せぬ立民は苦戦  産経FNN世論調査
12/16(月) 20:33配信

産経新聞
国民民主党の看板=東京都千代田区

産経新聞社とFNNの合同世論調査では、国民民主党の政党支持率が11・3%となり、野党第一党の立憲民主党(9・0%)を初めて逆転した。看板政策である「103万円の壁」引き上げなどの政策実現に向けた活動が評価されたとみられる。立民も先に衆院通過した令和6年度補正予算案の審議過程で与党側の譲歩を引き出したが、支持を集めるまでには至らなかった。

国民民主の古川元久代表代行は16日、支持率の急騰に関して「政策本意、政策中心の政治議論を行っていることに一定の理解を得た。あくまでも国民のための政策を目指す」と述べ、引き続き「対決よりも解決」路線を貫く姿勢を強調した。

2年9月に現在の形となった国民民主だが、支持率は1%前後で推移し、低迷にあえいでいた。今年9月の産経・FNN調査では0・9%、10月も1・3%に過ぎなかった。

だが、先の衆院選後、政策実現に向けた与党側との攻防や論戦が好感され、支持率は10倍近く急騰。報道各社の調査も似た傾向にあり、自らの不倫問題で役職停止中の玉木雄一郎代表も周囲に「正直、隔世の感がある」と喜びを隠さない。

一方、政党支持率で「野党第一党」の立場を奪われた立民は気が気でない。補正予算案の審議では与党側から譲歩を勝ち取る成果を上げたが、支持に結びついていないためだ。立国逆転に関し、立民幹部は「あれだけテレビに露出すれば上がる」とうらやむ。

立民は来年の通常国会で政府・与党に厳しく対峙し、来夏の参院選に向けて支持率を反転させ、弾みを付ける戦略を描く。だが、臨時国会では独特な言い回しで答弁する石破首相に翻弄され、「国会を開けば開くほど政権の支持率が上がってしまう」(立民中堅)という泥沼にはまりつつある。

立民らしさをアピールするため国会論戦で「解決よりも対決」路線に先祖返りすれば、国民民主と比べられ、世論からそっぽを向かれる恐れもある。野田佳彦代表は「頑張ります」と周囲に漏らすのみだった。(千田恒弥)

8483OS5:2024/12/17(火) 21:29:20
自民党税調は国民民主党の支持率を上げるためにわざとやってるのか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bcf52348c269a87a3526335a65bb3511b179b55
【独自】「合意に至ること難しい」国民・玉木氏怒り…“103万円の壁”引き上げ額で3党協議“決裂” グリーン議論で食い違う中決着つくのか…
12/17(火) 19:28配信

FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

「年収103万円の壁」引き上げ額が焦点となっている、自民・公明・国民民主、3党による6回目の税制協議が17日に行われたが、わずか約10分で終了し、決裂に終わった。
国民民主党の玉木氏は、FNNの取材に対し「合意に至ることは難しい」と怒りをあらわにしたが、その理由は与党側の対応にあったという。一体何があったのかーー。


国民・玉木氏「合意に至ることは難しい」と怒り
17日午後2時頃、FNNの取材に応じた国民民主党の玉木議員は怒っていた。

国民民主党 代表役職停止中・玉木雄一郎議員:
宮沢自民党税調会長から「グリーンが見えない」と言われたらしく。すいぶん遠いところで金額の議論が行われているのと、今日も何も新たな進展がないということでは、なかなか合意に至ることは難しい。

「103万円の壁」を178万円まで引き上げることを求める中、与党側との交渉に臨んだ国民民主党だが、玉木議員が怒りを見せた理由は、与党側の対応にあったのだ。

「年収103万円の壁」はいくらまで引き上がるのか、17日、自民・公明・国民民主の3党の税制協議が行われたが、決裂した。

国民民主党 代表役職停止中・玉木雄一郎議員:
この期に及んで「グリーンが見えない」と言われたのでは、もう交渉にならないということで、今日は席を立ってきたと報告を受けている。

6回目を迎えた3党による「103万円の壁」の協議は、約1時間行われる予定だったが、わずか約10分で終了した。なぜ、あっという間に物別れとなったのか。

自民党・宮沢洋一税調会長:
グリーンというものがどこにあるのか。グリーンの場所を教えてほしいと。

ゴルフの「グリーン」に例え…お互いを牽制
これまでも、ゴルフの「グリーン」という言葉を使い、お互いを牽制してきた。最大の焦点は引き上げ額だ。

11日には幹事長会談を行い、178万円を目指して2025年から引き上げることで合意。その2日後、税制協議で与党が20万円引き上げる123万円を提案。

しかし国民民主党は、123万円では最終的なゴールのカップがあるグリーンすら見えないと猛反発した。

国民民主党・古川元久税調会長:
まだグリーンも全然見えない距離しか飛んでない。

これに対し自民党側は、ゴールがどの辺りにあるのかも分からないと苦言を呈した。

自民党・宮沢洋一税調会長:
グリーンの在りかくらい教えてほしいと。

そして17日に迎えた、6回目の協議。

自民党・宮沢洋一税調会長:
「グリーンの場所を教えてほしい」と、交渉につながる「国民民主党の考えを教えてください」と申し上げたわけですけれども、「新たな提案がないのであれば、これ以上協議はできません」ということでお帰りになったと。

「グリーンの場所を教えてほしい」という発言に、玉木議員は「グリーンは178万円に決まっている。今のまま協議を続けても進展がないだろうと」と述べた。3党の協議は無事グリーンに乗せられるのだろうか。

8484OS5:2024/12/17(火) 21:29:31


コースが違う?グリーン議論が食い違うワケ
青井キャスター:
今回の議論をゴルフで例えられていますが、グリーンは一体どこにあるのかという議論が進んでいるんです。

玉木代表は17日、自身のSNSで税調協議について「グリーンはどこですか?と聞いてくる自民党・宮沢洋一税調会長に対して「178万に決まっています」という風に反応している。ということで国民民主のグリーンは、当然「178万円」となる。

一方で自公は、最初「123万円」と提案するが、国民民主の反発を受け、自民は「グリーンがどこにあるのか分からない」としている。

もしかすると、このグリーン議論、与党と国民民主で回っているコースが違うのかもしれないという。

というのも、与党の123万円の提案があった日に国民民主の古川税調会長は「こちらはロングホールのつもりで言っているのに、どうもむこうは非常に短いショートホールにいるんじゃないかと…」と話していて、つまり国民民主は「178万円のロングホール」だけど、与党側は「123万円辺りのショートホール」と捉えているということなんです。

さらに、与党に対して「話しにならない」と強気な国民民主だが、なぜここまで強気なのか?

その理由は、国民の支持率が上昇中であること。そして、少数与党のため野党の助けが必要な状況というところがあるようだ。

2024年度中に決着つくのか…
青井キャスター:
決裂した103万円の議論ですが、果たして2024年中に引き上げ額は決まるのでしょうか?

実務者レベルの税調協議だと話しがまとまらないので、さらに上の“党の執行部レベル”が協議を行う。まずは政調会長、続いて幹事長、さらには党首会談などを行い、状況に応じて再び税調に戻り、2024年中に引き上げ額を決めるということが考えられそうだ。

青井キャスター:
山口さん、税収減などの課題もある中でこんな感じで、本当に引き上げ額決まるのでしょうか?

スペシャルキャスター・山口真由さん:
この今回の議論から、党の税制改正大綱って、だいたい12月10日前後に出るはずなので、今年既に遅れてますよね。 これからその税制改正大綱を上部に落として、法案にして国会審議をしてで絶対に4月1日に間に合わせないと税制改正って、国民の生活に影響出るんですよ。玉木さん、宮沢さんも、 古川さんも全員財務省出身なので、このスケジュールってよく分かっていると思いますがそろそろ決着が出ないと、この議論、どうなるんだろうっていう気がしてきますね。
(「イット!」12月17日放送より)

イット!

8485OS5:2024/12/17(火) 21:30:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dd99945621812f3c7ac3b4f296dfc22d803c620
「103万円の壁」で袋小路 手の内見せぬ国民民主 自民はゴルフに例え「グリーンどこ?」
12/17(火) 19:00配信

産経新聞
自民、公明、国民3党での税調協議に臨む各党の税調会長ら=17日午前、国会内(春名中撮影)

国民民主党の古川元久税調会長は17日の自民、公明両党との「年収103万円の壁」を巡る交渉で、自公側が国民民主の求める178万円まで引き上げるための具体案を示さなかったとして協議を打ち切った。自公側は継続意思を示すが、国民民主側は直近の支持率上昇を受けて「妥協はしない」(幹部)と強気を崩していない。3党協議は再び袋小路に陥った。

■協議は10分で打ち切り

「話にならない。協議は打ち切りだ」

17日午前11時半に国会内の会議室で始まった自公国の協議。古川氏は開始からわずか10分程度で部屋を出ると、周囲にこう漏らしながら憤懣(ふんまん)やるかたない表情を浮かべた。

国民民主が強硬姿勢に出たのは、3党の幹事長が11日に「103万円の壁」を「178万円を目指して来年から引き上げる」と合意したにもかかわらず、13日に自公側が引き上げ額として123万円を提示したためだ。この数字は国民民主の要求とは程遠く、古川氏や玉木雄一郎代表(役職停止中)ら幹部は、自公側から新たな提案がなければ17日の協議は打ち切る方針をあらかじめ決めていた。

結局、この日の協議では自民の宮沢洋一税調会長が国民民主側との落としどころをゴルフに例えながら、「私どももいろんなアイデアを持っている。グリーンがどこかを教えていただきたい」と探った。だが、国民民主側は手の内を明かさず、古川氏は「新たな提案がないのであれば協議はできない」と席を立った。

■強気の背景に世論の支持

「178万円」以外の数字を国民民主側から示せば、その金額が上限になるとの警戒感が強く、国民民主幹部は「財務省のいつものやり方だ」と怒る。一方、自民税調幹部も「178万円まで一気に引き上げれば税収は7兆〜8兆円減る。それは受け入れられない」と不満を漏らす。

国民民主の強気の背景には世論の強い支持がある。報道各社の世論調査では国民民主の支持率が軒並み上昇している。「103万円の壁」を巡る与党との攻防や国会論戦が好感されたとみられており、榛葉賀津也幹事長は17日、国会内で記者団に「国民が一番怒っている」と威嚇した。

さらに、国民民主側には看板政策での実績を引っ提げて来夏の参院選に臨みたいとの思惑があり、簡単に妥協できない事情もある。

別の国民民主幹部は「来年の参院選で有権者に問えばいい。『ここまでやったが、少数政党では限界があった。力を与えてほしい』と訴えるだけだ」と突き放した。

こうした袋小路の3党協議を踏まえ、石破茂首相は17日、首相官邸で記者団に国民民主との交渉決裂の可能性を問われ、「それはわからない。引き続き協議をお願いしたい。対応には誠意を持って臨みたい」と述べるにとどめた。(永原慎吾)

8486OS5:2024/12/17(火) 21:30:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c5547c023138acaa6ed7f40634c66ec32740bb2
7年度予算への賛成「とても無理」 国民民主・榛葉幹事長、103万協議打ち切り巡り
12/17(火) 18:44配信
産経新聞
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は17日、所得税が生じる「年収103万円の壁」の引き上げを巡る自民、公明両党との協議打ち切りを巡り、年明けの通常国会で審議する令和7年度予算への賛成は「とても無理だ」と述べた。国会内で記者団の取材に答えた。

協議は、担当者の古川元久税調会長が自民の宮沢洋一税調会長から引き上げに向けた具体的な提案がなかったとして打ち切った。榛葉氏は宮沢氏について「あれだけ温厚な古川さんが怒るというのは(宮沢氏は)火に油を注ぐ天才だ」と評した上で「国民が一番怒っている」と牽制した。

8487OS5:2024/12/21(土) 00:01:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/95c51d1bac814ecee1e3b0a371cbd84ec40c616e
国民民主、協議継続引き出した自民とのチキンレース 予算反対で揺さぶり
12/20(金) 20:43配信


産経新聞
記者会見する国民民主党の榛葉賀津也幹事長=20日午後、国会内

国民民主党は20日の自民、公明両党との3党幹事長会談で、所得税が生じる「年収103万円の壁」に関する継続協議を引き出した。自民は国民民主と引き上げ幅で折り合えず、日本維新の会にも触手を伸ばして揺さぶったが、国民民主が令和7年度予算案への反対をちらつかせるチキンレースに持ち込み、自民も決裂回避を選んだ。

【表でみる】控除額を178万円に引き上げた場合の年収別減税額

■「調子に乗りすぎている」

「国民の皆さんにしっかりと(引き上げ額を)178万円に近づける形でお示しする」

国民民主の榛葉賀津也幹事長は、協議の再開が決まった自民の森山裕、公明の西田実仁両幹事長との国会内での会談後、記者団にこう語り、改めて引き上げ幅の拡大を目指す方針を強調した。

3党の幹事長は11日の会談で「178万円を目指して来年から引き上げる」と合意した。だが、13日に自公側は引き上げ額として国民民主の要望とは程遠い123万円を提示し、お互い一歩も譲らなかったため、国民民主が17日に協議を打ち切った。自民内からは国民民主の振る舞いについて「あまりにも調子に乗りすぎている」(幹部)との声が上がった。

■両方から拒絶のリスクも

国民民主との交渉が行き詰まる中、自民は維新にも触手を伸ばした。自民は維新を取り込むため、19日に教育無償化に関する協議を始めた。前原誠司共同代表は7年度予算案に「賛成することも選択肢だ」と含みを持たせた。自維接近について国民民主幹部は「それなら維新とやればいい」と突き放し、7年度予算案への反対論も浮上した。

ただ、自民には維新への不信も根強い。先の通常国会で成立した改正政治資金規正法を巡り、衆院では賛成したが、参院では反対に回ったためだ。12月に発足したばかりの維新新執行部とのパイプも細い。

国民民主と維新を両てんびんにかけるような態度をとり続ければ、双方から拒絶されるリスクを負う。最終的に、これまで協議を重ねてきた国民民主をつなぎ留める方針に傾いた。

「20日以降も協議を続けてほしい」

19日夜、森山氏が榛葉氏に連絡し、3党協議の再開が固まった。24日には3党の政調会長、税調会長の枠組みでの協議が行われるが、与党側からさらなる引き上げ額が提示される可能性もある。

国民民主幹部は「自民は数がないんだから。これが現実だ」と強気の表情を浮かべた。(永原慎吾)

8488OS5:2024/12/26(木) 20:35:59
https://www.sankei.com/article/20241226-UPEVV47JNJLCHEDTB3UW7N6I4M/
令和の「劇場型政治」、主役は国民民主 立民を上回り「野党第一党の支持率」
2024政治回顧
2024/12/26 17:36
令和の「劇場型政治」と言えるかもしれない。第1幕の主役は、先の衆院選で公示前から4倍の28議席に勢力を伸ばした国民民主党だ。玉木雄一郎代表(役職停止中)らはリアルとネットを融合させた活動を通じて若年層や現役世代の支持を集め、衆院で過半数を割った自民、公明両党や、財務省を「敵」に回し、政策実現に向けて戦った。

かつては「消滅危惧政党」
「国民の所得や手取りはそんなに増えていません。『国の懐(ふところ)』ばかりが豊かになってきたのです」

玉木氏は25日、自身のX(旧ツイッター)で、令和7年度予算案の税収が6年連続過去最高を更新すると指摘し、党の看板政策「年収103万円の壁」の引き上げについて税収面から正当化した。強気の玉木氏だが、国民民主はかつて「消滅危惧政党」と揶揄(やゆ)されていた。

令和2年9月にわずか15人の衆参議員と4人の党職員で立ち上げた結党大会。玉木氏は「国民の役に立つ具体的な政策提案を絞り出す」と訴えた。しかし党の支持率は1〜2%台でさまよい続けてきた。

局面が変わったのは10月の衆院選だ。SNSでの発信に力を入れ、若年層や現役世代に向けた政策に軸足を置いた。結果は小選挙区で11議席、比例代表で17議席を獲得。特に比例票は約617万票で前回の3年衆院選から約358万票も伸びた。7万2000票の増加にとどまった立憲民主党とは対照的だ。

投開票日当日、玉木氏は「本当によく踏ん張ったと思う。これからは何でもありだ」と興奮気味に語っていた。今や報道機関の世論調査で立民を上回る「野党第一党の支持率」を得るまでになった。

「国民の敵」と戦う姿に賞賛
衆院で過半数を持たない石破茂政権が令和7年度予算案や法案を成立させるためには、野党の協力が不可欠となる。自民に対抗し得る野党が存在しない「1強多弱」の時代は終焉(しゅうえん)した。

103万円の壁を巡る自公国の攻防で、国民民主は控除額を178万円まで引き上げるよう求めたが、与党の7年度税制改正大綱では123万円にとどまった。SNSでは政府・与党への批判が噴出。自民の宮沢洋一税調会長は「ラスボス(最後の敵)」に見立てられ、「国民の敵」と位置付けられた自民と戦う国民民主に称賛が送られている。

自公国の協議は来年に持ち越されることになった。国民民主幹部は来夏の参院選もにらみつつ、与党から満足できる回答が得られなければ、「有権者に問えばいい」と言い放つ。平成17年に当時の小泉純一郎首相が郵政民営化に反対する自民議員を「抵抗勢力」として敵に回し、世論の支持を受けて政策を進めた「小泉劇場」さながらだ。

与党は野党分断の思惑含みで日本維新の会とも教育無償化に向けた協議を始めた。政権交代を目指す立民も立ち位置が問われ、来年の通常国会会期末での内閣不信任決議案提出を巡る決断が最大の焦点となる。夏の決戦に向けた攻防は新たな政治劇を生みそうだ。(野党キャップ 千田恒弥)

8489OS5:2024/12/26(木) 21:35:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/46392c805fe20df02f99c76fdd6a9a5f975225fa
東京都の製薬会社が衆院議員の原口一博氏を提訴 新型コロナのワクチンに「生物兵器まがい」などと発言 損害賠償と遅延損害金の支払いを求める
12/25(水) 23:02配信


佐賀新聞
記者会見した「Meiji Seika ファルマ」の小林大吉郎社長=25日午後、東京都中央区の同社

 「レプリコン」というタイプの新型コロナウイルスワクチンに関し、繰り返し誹謗(ひぼう)中傷を受けたことが名誉毀損(きそん)に当たり、本来得られた利益が失われたとして、製薬会社「Meiji Seika ファルマ」(小林大吉郎社長、本社・東京)が25日、立憲民主党衆院議員の原口一博氏(65)=佐賀1区=に1千万円の損害賠償と遅延損害金の支払いを求め、東京地裁に提訴した。

 都内の本社で記者会見した小林社長と同席した松田誠司弁護士によると、原口氏が衆院議員として大きな影響力を持つにもかかわらず、ユーチューブなどのSNS(交流サイト)や書籍で、同社製の新型コロナウイルスワクチンに関し「生物兵器まがい」などと発言。その影響で多数の迷惑電話への対応を余儀なくされたほか、ワクチンの売り上げが見込みを大きく下回り、約55億円の利益が失われたとした。

 小林社長は「原口氏は国会議員として、厳格に規制された手続きを経てワクチンが審査され、承認された経緯を十分知りうる立場にも関わらず、誹謗中傷を繰り返した」と述べ、ワクチンに反対する立場の人々による医療現場への妨害行為などが発生していることなども、提訴に踏み切った理由として挙げた。

 佐賀新聞の取材に対し、原口氏は「訴状が届いておらずコメントできないが、国会で追及したことでもあるので、(Meiji Seika ファルマには)国民の不安に誠実に応えてもらえたら」と話した。

 レプリコンは、投与した遺伝物質のメッセンジャーRNAが細胞内で複製される新しいタイプのワクチンで、同社が米企業と共同開発した。


https://news.yahoo.co.jp/articles/29c2fa42fd5b79c5fab0a02e0b8939860cbfeab7
提訴の立民・原口一博議員「若干びっくり」「貧乏なので…」ワクチンめぐる発言は継続
12/26(木) 13:40配信
日刊スポーツ
立憲民主党・原口一博衆院議員(10年9月撮影)

 次世代mRNAワクチン(レプリコン)についての発言をめぐり、製薬大手Meiji Seika ファルマ株式会社(以下同社)から名誉毀損(きそん)による損害賠償請求訴訟を起こされた、立憲民主党の原口一博衆院議員(65)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、この件について言及した動画を公開した。


 原口氏は「昨日、たくさんの皆さんが国の内外から、たくさんのご支援をいただきまして、ありがとうございました」と、激励のコメントが届いていることを報告。「日本に生まれて良かったな、と思いました」と胸中を語った。またフォロワーからは「日本の国会でこの問題をとりあげているのは原口議員だけです」との応援メッセージが来ていることなども主張。「昨日は読み切れないぐらいメッセージがきて。クリスマスプレゼントですね」と語った。

 その上で、同社が公開した提訴に関するリリースを引用。同社が25日に開いた記者会見を念頭に「コメントくれ、コメントくれとすごいんですよね。でもコメント出しようがなくて。記者会見されただけでコメントというのはできないんですね」「訴状の中身を言ってはいけないので、訴状が来てからまた」と、今後の対応などについては明言を避けた。

 その後は、レプリコンワクチンの危険性を訴える識者や会見出席者とともに議論を展開。その途中には、提訴について問われ「若干びっくりしました」との感想も漏らした。また訴訟にかかる時間や経費についても聞かれると「確かに時間は食われますね。お金も…それは貧乏なので」と胸中を明かした。

 原口氏はこれまでにXを通じて、レプリコンワクチンについて「生物兵器まがい」などと投稿していた。同社は12月25日付で提訴したことを同日発表。原口氏が2024年6月ごろからSNSで、同社の信用を毀損する内容や、虚偽の内容を含む投稿と動画配信を繰り返したと主張した。

8490OS5:2024/12/28(土) 15:24:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/06ae5885c4cc2efdb558c49fe43e9382dcb47f99
立憲民主・梅谷守衆院議員、有権者への日本酒配布問題で不起訴に…新潟地検
12/28(土) 12:55配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 立憲民主党の梅谷守衆院議員(新潟5区)が選挙区内で日本酒を配ったとされる問題で、新潟地検は27日、梅谷氏を不起訴とした。

 この問題を巡っては、有権者への寄付を禁じた公職選挙法違反の疑いがあるとして、糸魚川市の有権者が4月に告発状を提出。県警と地検が受理して捜査を進めていた。同党は5月、梅谷氏に1か月の党員資格停止と3か月の党役職停止の処分を科していた。

 地検の中本次昭次席検事は「捜査を尽くしたものの、犯罪事実の認定に難があると判断した」と述べた。

 この有権者によると、告発状では、梅谷氏が昨年7月頃から今年2月頃にかけて選挙区内で6回にわたり、町内会や環境保全団体などに日本酒1本などを寄付したと訴えた。

 梅谷氏は9月に新潟市内で報道陣の取材に応じ、会合やイベントなどの「相応の対価として渡した」ことは認める一方、「法律違反の認識がなかった」と話していた。

 不起訴を受け、梅谷氏は「ご心配をおかけしたことを改めておわび申し上げます。改めて公職選挙法の趣旨にのっとった適切な対応を心がけてまいります」とのコメントを自らのホームページで発表した。

8491OS5:2024/12/28(土) 19:23:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cb65c4229d0af5809f0fb669268869ba90c9d18
立民党内グループ、新人勧誘に熱 人事や代表選へ「数の力」確保
12/28(土) 16:08配信

共同通信
東京・永田町の立憲民主党本部の看板

 衆院選で50議席伸ばした立憲民主党で、党内グループが新人や返り咲いた議員の勧誘に熱を入れている。「数の力」を確保し、人事や将来の代表選で影響力を行使する狙いがある。新たに女性がトップとなり、若手有望株の加入をアピールするグループもあり、活況はしばらく続きそうだ。

 枝野幸男元代表が顧問を務める最大勢力「サンクチュアリ」は、衆院選前から10人以上増やし、45人ほどになった。発言力強化に向け、さらなる上積みを図る。

 立民のグループは掛け持ちが可能な緩やかな集まりだが、9月の代表選では立候補に必要な推薦人20人を巡り、議員の「貸し借り」が起きた。党運営の鍵を握る点は自民党の派閥と同じだ。

 菅直人元首相が率いた「国のかたち研究会」は、西村智奈美元幹事長を座長に選出。代表選に出馬した吉田晴美衆院議員も加え、25人ほどに。泉健太前代表が所属する「新政権研究会」は約30人で田名部匡代参院幹事長が会長に就いた。重徳和彦政調会長を擁する「直諫の会」、江田憲司元代表代行の「ブリッジの会」はともに25人ほどだ。

8492OS5:2024/12/30(月) 20:57:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3e502c4a262c74bd44fe53c0673a7ed339e5cc9

〈いがみ合う野党〉固定ファンしかいない立憲、成果を焦る国民民主、ブレブレの維新…結局笑うのはこの人?
12/30(月) 11:02配信

集英社オンライン
野党の党首たち

与党の自公で衆院の過半数を確保できていない状況のもと、野党との交渉に苦労した臨時国会が24日、閉会した。会期終盤には野党が石破政権にゆさぶりをかけようと、共闘にも注力。その一歩が立憲・国民民主・維新の3党ともが足並みをそろえられる「給食費無償化法案」の提出だった。ただ3党とも足元では不安も抱え、それぞれの思惑から、お互いのにらみ合いが続く。年明けの通常国会で野党内の主導権を握るのは・・・・・・? そして最後に笑うのは……?

〈画像〉結局、笑うのはこの人?

維新との主役争い 足元を見られる国民民主
今年、衆院選を経て一気に永田町での存在感を増したのが、国民民主党だ。国民民主は衆院選後、「103万円の壁」を178万円に上げるよう自民・公明両党と協議。

ただ、自公は123万円への引き上げでまとまり、さらなる引き上げを求める国民民主とは合意しないままの越年となる見込みだ。

国民民主は、123万円への引き上げでは多くの人が年間5000〜2万円程度の減税額にとどまるとして、このままでは年明けに審議される来年度予算案に賛成できないとの姿勢を見せ、自公にゆさぶりをかける。

しかしその間に、自公は日本維新の会と合同で教育無償化に関する協議体を設置。

国民民主が求める178万円への引き上げには7兆〜8兆円の財源が必要とされる一方、維新が求める所得制限なしの高校授業料無償化や、小中学校の給食費無償化は計1兆円強で実現できると試算され、実現へのハードルは比較的低い。

維新が自民に接近して来年度予算案に賛成する姿勢をちらつかせれば、103万円の壁の引き上げの機運はしぼむ。

こうした状況を見て、他党からは「国民民主も来年夏の参院選に向け、喉から手が出るほど、103万円からの大幅な引き上げという成果がほしいはず。その足元は自公から見られている。結局、140万程度の額で国民民主も手を打ち、来年度予算案に賛成する、というシナリオではないか」(立憲議員)との声が漏れる。


維新・吉村知事と前原共同代表の行き当たりばったり戦略に党内から不満
一方の維新は、国民民主が103万円の壁の引き上げについての同意書を交わしたこと、立憲が能登の復興費用支出を自民との協議で勝ち取ったことで焦りを見せた。

急遽、教育無償化に関する自公維の協議体の設置という成果を取り付け、補正予算案に賛成した。
ただ、この対応には永田町から冷ややかな声が上がる。

「前原共同代表は、国民民主の玉木氏が自民に接近していることに反発して国民民主を離党したはず。協議体の設置だけで、何も具体的な成果が得られていないのに補正予算案に賛成するなんて、筋が通らない」(野党関係者)

前原氏と、前原氏と頻繁に連絡を取り合う吉村洋文代表の行き当たりばったり戦略には、党内からも不満が漏れる。吉村知事は12月の代表就任直後は政権との対決姿勢を強調していたものの、国民民主の「103万円の壁」の引き上げ交渉を見て、方針を転換した。

「維新の国会議員団の中には、前代表の馬場伸幸氏に近い議員も多く、かねて大阪から『横やり』を入れてくる吉村氏に反発する声もあります。足元では党内がばらばらになる不安を抱えながら、政権との距離感を測っていくことになるでしょう」(全国紙政治部記者)

8493OS5:2024/12/30(月) 20:57:52
「固定ファンしかいない」立憲の嘆き
そして野党第一党の立憲は、国民民主が看板政策の「103万円の壁」の引き上げを実現する動きを前に、焦りを抱く。

「給食費無償化法案」を維新・国民と共同提出することで野党第一党としての存在感を示すことを狙ったものの、注目は国民民主に集まりがちで、立憲は埋没しがちな状況が続く。

日本経済新聞社とテレビ東京が12月20〜22日に実施した世論調査では、立憲の支持率は9%で、国民民主の支持率14%に及ばない。

他社の調査でも国民民主の支持率が立憲を上回る傾向が続いている。衆院選前は、国民民主の支持率が1%という調査も多かっただけに、立憲内では衝撃が走っている。

立憲の若手議員は「有権者は、分かりやすく税金や社会保険料の負担を下げてくれる期待が持てる国民民主になびく。かといって、うちが自民と接近して『部分連合』のようなことをするわけにもいかない。参院選でも固定ファンの票しか獲得できないだろう」と地団太を踏む。

野党のにらみ合いで助けられる石破首相?
こうした野党間のにらみ合いが続くことで、助けられる形となっているのが、少数与党での国会運営を余儀なくされている石破茂首相だ。

「永田町では、石破首相が3月までの予算審議で行き詰まり、自身の退陣と引き換えに予算を成立させるというシナリオもささやかれていました。ですが、野党が一枚岩にならず、とくに国民民主と維新が政策実現のための競争をしている状況だと、野党に政策実現というエサを与えることで予算を成立させる道筋が見えてきます」(全国紙政治部記者)

石破首相としては、大きな山場である予算審議を乗り切り、党内の「石破おろし」の動きも封印し、夏の東京都議選や参院選に臨みたい考えだ。

野党3党と自民党のそれぞれの思惑が渦巻く年明けの永田町。参院選を前に笑うのはどの党か……?

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

集英社オンライン編集部ニュース班

8494OS5:2025/01/04(土) 10:45:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7fe3996402873f0ca06b89dae5ae420f1f11c67
国民民主、予算案で与党揺さぶり 野党と距離、参院選へ実績づくり
1/4(土) 7:12配信
時事通信
「年収103万円の壁」見直しについて確認書を交わす(左から)国民民主党の榛葉賀津也、自民党の森山裕、公明党の西田実仁各幹事長=2024年12月20日、国会内

 昨年の衆院選で躍進した国民民主党は、「年収103万円の壁」見直しなどで与党への攻勢を強める方針だ。

【写真】税制調査会長協議に臨む公明党の赤羽一嘉氏、自民党の宮沢洋一氏、国民民主党の古川元久氏ら

 自民、公明両党が衆院で過半数割れした状況を好機と捉え、2025年度予算案への反対をちらつかせて揺さぶりをかける。夏の参院選に向けた実績づくりが狙いで、立憲民主党など他の野党との溝は深まっている。

 「123万円のままなら確実に予算案は反対だ」。国民民主の玉木雄一郎代表(役職停止中)は先月25日のインターネット番組で、所得税の課税最低ライン103万円からの引き上げを巡る与党案は不十分だと指摘。178万円とするよう主張した。

 予算案の衆院通過には野党の協力が不可欠で、国民民主がキャスチングボートを握る状況を背景に、玉木氏は強気を崩さない。昨年12月に実施された報道各社の世論調査では立民を抜いて「野党第1党」となる結果があったことも後押しする。党幹部は「譲歩する理由はない。交渉が決裂したら『もっと力を与えてください』と参院選で訴えればいいだけだ」と語る。

 少数与党となった自民は連携相手として日本維新の会にも秋波を送っている。自民内には「宙づり国会」を脱するため、衆院解散・総選挙で局面を打開すべきだとの声もくすぶる。国民民主関係者は「今の状況はそう長くは続かない。取れるときに政策を取らないといけない」と語る。

 先の臨時国会で、国民民主は与党への接近が目立った。24年度補正予算の採決では賛成に回り、25年度税制改正では与党と協議。公明と共同提出した政治資金を監査する「第三者機関」設置法を成立させた。

 一方、「政策本位」を掲げて給食費無償化などでは他の野党と連携するが、維新が呼び掛ける参院選1人区の野党候補を一本化するための「予備選」には否定的な立場。玉木氏や榛葉賀津也幹事長は、企業・団体献金禁止や調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開などで立民に批判的な発言を繰り返してきた。

 他の野党と一定の距離を置く国民民主に対し、参院選で立民、国民民主両党の候補者調整を求める連合幹部は「自民を利するだけだ」と頭を抱える。「大事なのは参院選まで野党をしっかり分断しておくことだ」。閣僚の一人は国民民主を引き寄せる重要性を指摘した。

8495OS5:2025/01/05(日) 20:39:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1b0d291327d39e77140669aa5f6aadd7c0c635
立憲民主党、夫婦別姓導入目指し民法改正案を通常国会提出へ…公明・国民民主も前向き
1/4(土) 23:07配信

読売新聞オンライン
立憲民主党の野田佳彦代表

 立憲民主党が選択的夫婦別姓の導入実現に意欲を見せている。野党各党に加え、与党の公明党も導入に前向きなことから、立民は自民党に通常国会での法案成立を迫る考えだ。

 立民の野田代表は4日の記者会見で選択的夫婦別姓について、「約30年にわたる宿題を議論の俎上(そじょう)に載せ、成立に向けて努力したい」と述べ、民法改正案を提出する方針を示した。

 野田氏が強気なのは、自民が少数与党に陥り、与野党で導入を求める動きが出ていることが大きい。公明は「困っている女性、男性が多くいる。決断する時ではないか」(斉藤代表)との姿勢で、国民民主党も導入に賛同している。野田氏は自民の一部賛成派も取り込むことを狙っている。

 ただ、選択的夫婦別姓を巡り、自民内には、子どもの姓をどうするかなど、家族観や社会のあり方に大きく影響を与える問題について「十分な議論が行われていない」と慎重論も根強い。

 読売新聞社の昨年9月の全国世論調査では、夫婦の名字について旧姓の通称使用を拡大すべきだとの意見が47%と最多で、選択的夫婦別姓制度の導入は28%にとどまった。国民的な理解が広がっているとは言いがたいのが実情だ。

 石破首相(自民党総裁)は就任前、導入に前向きな発言をすることもあったが、現在は「議論の熟度を高める」と述べるにとどめている。日本維新の会は「旧姓に一定の法的根拠を認めるべきだ」と主張しており、今後与野党間の駆け引きが激しくなるとみられる。

8496OS5:2025/01/06(月) 18:42:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9ee526abc08d5515589ada48c36e44f6c434b26
立憲・野田氏「抱きついてきた」 首相の大連立発言、野党は一斉否定
1/6(月) 16:00配信

朝日新聞デジタル
立憲民主党の仕事始めであいさつした後、記者の質問に答える野田佳彦代表=2025年1月6日午前11時14分、東京・永田町の党本部、岩下毅撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は6日、石破茂首相らが与野党の主要政党による「大連立」の可能性に言及したことについて、記者団に「大連立を組む環境ではない。自民党に下野させて政治の流れを変えていくことが我々の目指すべき本道だ」と述べた。

 野田氏は東日本大震災時の政界を「困難な事態に日本が陥った時、与党も野党も関係なく力を合わせていく動きはあった」と振り返りつつ、現状については「そういうことは想定されない」と指摘。与党側から野党との連立政権をめぐる発言が相次ぐ現状について、「少数与党に陥っているから苦し紛れの発言、抱きついてきたいのかなと思う」とも語った。

 他の野党も相次いで連立入りを否定している。日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は同日、記者団に「連立を組むことはない。自公政権と正面からぶつかり、既得権と戦い、改革を実行する」と強調。国民民主党の古川元久代表代行も4日の年頭会見で「私どもは連立入りするつもりは全くない。政策ごとに与党と協議をするところを協議し、政策実現を目指す」と述べた。

 大連立をめぐっては、首相が1日放送のラジオ番組で「選択肢としてはある」と発言。公明党の斉藤鉄夫代表も別のラジオ番組で「大連立の大きな障害になるのは今の選挙制度」などと言及していた。(松井望美、岡純太郎)

朝日新聞社

8497OS5:2025/01/21(火) 22:12:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/388cc0f09a533eec849f0b0aa75930bb987b1b09
立民「うちも何か売り物がなければ…」自公と政策協議、埋没に危機感も事前に正式発表せず
1/21(火) 21:04配信


産経新聞
自民、公明、立憲民主の3党は21日、国会内で政調会長会談を開いた。自公は24日召集の通常国会に少数与党で臨むため、政府が提出する令和7年度予算案や法案について、あらかじめ立民に説明した。国民民主党や日本維新の会が与党との個別協議で注目を集めている中で、立民も野党内での埋没を防ぎ、今夏の参院選に向け得点を稼ぎたいとの狙いもありそうだ。

■「熟議と公開」掲げる

立民の重徳和彦政調会長は会談後、記者団に対し、与党側との政策協議について「『熟議と公開』の準備的な会合と位置づけている」と強調。「しっかりと審議しない限り予算案や法案がすっと通るようなことはあり得ない。与野党ががっぷり四つにやっていく」と述べた。

自公立の政策協議は自民側の呼び掛けで行われた。約30分間の会談で、立民側は給食費の無償化や介護職員の処遇向上について考え方を与党側に伝えた。重徳氏は「与党過半数割れの衆院において、野党の意見をしっかりと受け止めてもらいたい」と求めた。与党側からは自公立の政策協議を定例化したいとの提案があり、立民も受け入れた。

先の衆院選で議席を躍進させた立民は「熟議と公開」の原則を掲げ、昨年の臨時国会に臨んだ。国会でのオープンな議論を重視し、公開を伴わない事前協議には「政府の下請け機関のごとく、法案や予算を通す国会は、国民の声が反映されない国会だ」(重徳氏)として、否定的な考えを示してきた。

■「われわれ釣るつもり」

ただ、国民民主や維新が与党との政策協議で世論の関心を集める一方、立民は政策実現に向けた具体的な動きを示せずにいた。通常国会で成果を上げられなければ、今夏の参院選で苦戦することも予想される。党関係者は「国民民主や維新のように、うちも何か売り物がなければ選挙を戦えない」と焦る。

とはいえ、政権交代を目指す野党第一党として与党に近づきすぎれば、政権に批判的な支持層の離反を招くリスクも負う。実際、21日の政策協議について、立民側は事前に正式発表しなかった。

与党側が協議を呼び掛けた狙いについて、立民幹部は「われわれを釣るつもりだろう。与党にとって国民民主や維新のように奇をてらわないから話しやすいはずだ」と述べるが、立民は国民民主や維新以上に与党側との距離感に苦慮しそうだ。

8498OS5:2025/01/29(水) 17:31:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e9550554a5187ccd84750046ae9adaef45dd937
国民玉木雄一郎氏の弟が代表務める会社が破産開始決定報道 東京商工リサーチ公式サイトに掲載
1/29(水) 15:55配信

日刊スポーツ
芸能社会ニュース

 東京商工リサーチの公式サイトは29日、国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)の弟、玉木秀樹氏が代表を務めるGlobal Consulting合同会社(東京都港区)が今月21日、東京地裁より破産開始決定を受けたとする情報を掲載した。

 「TSR速報」として伝えた。すでに破産管財人が選任され、負債は現在調査中という。

 「国民民主党の玉木雄一郎衆議院議員の弟として知られる玉木秀樹氏がコンサルティングなどを目的に当社を設立。しかし、投資に関連するトラブルが報道されるなど、当社の信用が低下し動向が注目されていた」とも記されている。

 「Global-」社は2015年10月に設立され、資本金は1000万円という。

8499OS5:2025/01/29(水) 17:32:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd9b4d79d34eaff5a91f22e191c10cac82674ac3
国民・古川氏、「壁」巡る自公との協議停滞に不満 予算案反対も
1/29(水) 13:53配信
毎日新聞
国民民主党の古川元久代表代行

 国民民主党の古川元久代表代行は29日の記者会見で、所得税がかかり始める「年収103万円の壁」の引き上げを巡る自民、公明両党との協議が進展しない現状について「こういうことだと到底、予算に賛成できるような環境にはならない」と述べ、2025年度予算案に賛成しない可能性に言及した。

【表でわかる】103、106、130万円…それぞれの「壁」でこう変わる

 古川氏は178万円への「壁」引き上げなどを求める国民民主の政策について「(政府・与党が)受けるということであれば予算に賛成するという中で協議を始めた」と指摘。政府・与党が昨年12月の税制改正大綱で決めた123万円への引き上げ方針の妥当性を強調する石破茂首相の姿勢について「本当にやる気があるのか」と疑問を呈した。

 国民民主が123万円への引き上げ方針に不満を示して退席して以降、3党の協議は中断したままだ。古川氏は「向こう(自公)から再開するという話はありながら、まだ再開もしていない。新しい提案がなければ協議が再開することもない」と語った。

 首相は28日の衆院本会議で、最大150万円程度への引き上げを検討中だとの一部報道について「検討しているとは認識していない」と否定。123万円への引き上げについては「生活実感も踏まえた調整になっている」と妥当性を強調した。【遠藤修平】

8500OS5:2025/02/07(金) 20:34:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/637598e7e2908dc67108f77f9ba6360c5d9aca9f
立憲民主が法案提出で〝共産外し〟 遺恨残る衆院選の意趣返しか、野党共闘に暗雲
2/7(金) 19:35配信

産経新聞
立憲民主党と共産党の関係が揺れている。昨秋の衆院選前までは法案提出などで協力関係にあったが、選挙後に立民が共産に声をかける場面が激減しているのだ。共産は「遺憾」を繰り返すものの、先の衆院選での遺恨が残っていることもあり、立民の対応はつれない。行き過ぎた〝共産外し〟は、夏の参院選の候補者調整にも影響するが、お互い引くに引けない状況が続く。

微妙な関係が露呈したのは3日の共産の小池晃書記局長の「遺憾」発言だった。小池氏は記者会見で法案の共同提出に関し、「わが党には呼び掛けがなされていない。これは立民の本気度が問われるものであり、大変、遺憾だ」と表明した。

昨年の衆院選後の臨時国会以降、立民は国民民主党や日本維新の会と公立小中学校の給食費を無償化する法案などを共同提出する一方、共産は加えなかった。小池氏はあえて強いメッセージを送った形だ。

これに対し、立民の小川淳也幹事長は4日の記者会見で「真摯(しんし)に受け止めている。呼び掛けられなかった側が寂しい思いをするのは当然だ」と陳謝した。その上で、「野党第一党は右も左も広く連帯をお願いする立場にある」と付言し、「左」という言葉で共産に配慮した。

もっとも、共産の立民への不信感は拭いきれていない。5日に開いた野党8党派の政策責任者会談で、立民は同党が提案した法案への協力を求めた。だが、共産の山添拓政策委員長は終了後、記者団に「これまで私どもに呼び掛けがなかったものについては大変、遺憾だ」と不満を漏らした。

立民は先の衆院選での意趣返しで、共産を突き放しているようだ。共産と立民は289ある小選挙区のうち、142で議席を争った。結果、立民は公示前98議席から148議席に増やす一方、共産は10議席から8議席に減らしたが、立民幹部は「大量に候補者をぶつけてきたのはどこのどなたか。今ぐらいの距離感がちょうどいい」と胸中を明かす。立民関係者は「共産も正念場だ」と他人事のように話す。

ただ、参院選の勝敗を決める改選1人区での野党候補の調整には共産の協力も不可欠となる。共産幹部は「改選1人区には積極的に立てたいし、立ててほしいという要望も強まっている」と語り、法案提出での〝共産外し〟をやめるよう警告した。(深津響、千田恒弥)

8501OS5:2025/02/07(金) 22:15:28
https://www.jiji.comjc/article?k=2025020601218&g=pol
対国民「150万円」神経戦 高校無償化、維新と調整急ぐ―自公
時事通信 政治部2025年02月07日08時52分配信
【図解】予算案修正協議の論点
【図解】予算案修正協議の論点

会談する自民、公明、国民民主各党の政調会長ら=4日、国会内

 2025年度予算案の修正に向け、与野党のせめぎ合いが本格化してきた。「年収103万円の壁」見直しを巡る自民、公明両党と国民民主党の協議では、新たな課税最低ラインについて「150万円」前後を軸に双方の主張がぶつかり合う。与党と日本維新の会の教育無償化協議も隔たりが残る。年度内の予算成立を意識しつつ、協議は来週からヤマ場を迎える。

立憲民主党、「正攻法」で圧力 予算修正へ「無駄」標的―財源捻出挫折の過去も

 昨年11〜12月の臨時国会で少数与党の石破政権を支えたのは国民民主との協調路線だった。だが、今年に入り「壁」見直しに関する自公国3党の実務者協議は中断。停滞は明らかだ。

 予算案は参院への送付から30日で自然成立するとする憲法の規定により、年度内成立が担保される衆院通過の期限は3月2日。修正作業には1〜2週間必要とされるため、与野党協議のリミットは今月中旬あたりとなる。

 自公国3党は4日、協議再開でひとまず合意。「178万円」を主張してきた国民民主では、榛葉賀津也幹事長が4日のニッポン放送番組で「びた一文譲らないと言うつもりはない」と軟化の兆しを見せつつ、150万円台を下回れば「納得がいかない」と主張した。

 自公も税制改正大綱に盛り込んだ「123万円」からの上積み自体は視野に入れる。ただ、税収増の「国民への還元」を唱える国民民主に、石破茂首相は国会答弁で「国民にお返しできる財政状況ではない」と反論。6日の自民国対会合では、財政悪化への懸念から「ポピュリズムに走らないようにしたい」との指摘も上がった。

 「理屈が立つ限界は140万円だ。その先の展開は見えない」。公明幹部はこう語った。

 一方、高校無償化に関する維新との協議で、与党は5日、25年度から現行の所得制限を撤廃し、公立、私立を問わず上限11万8800円(年額)を支援する案を打診。私立の加算部分の所得制限は26年度から撤廃する方針も示した。

 維新の前原誠司共同代表は6日の記者会見で、「これがキックオフだ」と述べ、さらなる支援拡大へ協議を続ける考えを強調した。自民の小野寺五典政調会長は同日、記者団に「2月中旬(の決着)というスケジュール感で急いでもらっている」と説明した。

 野党第1党の立憲民主党も予算案修正に向けた調整を来週本格化させる構え。重徳和彦政調会長は6日の会見で「どの部分を増やし、財源をどうするか、セットで出せるようにしたい」と語った。

8502OS5:2025/02/07(金) 22:38:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a942af8609251d696030769539c28b2581a094e
「年収の壁」の引き上げ、140万円台後半浮上 自公、拡大を検討
2/7(金) 21:05配信
毎日新聞
連立を組む自民党と公明党

 自民、公明両党は7日、所得税がかかり始める「年収103万円の壁」を巡り、政府が閣議決定した123万円への引き上げから、さらに上げ幅を拡大する本格的な検討に入った。両党の税制調査会幹部が会談し、公明が複数の案を自民に提示した。関係者によると、その一つは140万円台後半とする案だという。

 政府は昨年末の税制改正大綱に控除額を20万円引き上げて「壁」を123万円にすると明記し、4日に閣議決定した税制改正関連法案にも盛り込んだ。

 これに先立ち、自民、公明、国民民主の3党幹事長は「178万円を目指して来年(2025年)から引き上げる」と合意していた。国民民主は「約束をほごにされた」として123万円案に強く反発しており、税制関連法案や25年度予算案の成立に、一部野党の賛同が欠かせない少数与党の自公がどこまで178万円案に歩み寄れるかが焦点になっている。

 7日の会談終了後、公明の赤羽一嘉税調会長は記者団の取材に「財源確保の必要もある。理屈が大事で、理屈がないものはできないことは一貫して変わらない」と指摘した。

 その上で、①食料品の値上がり分を考慮する②「生活最低費」を基準にする③富裕層に過度のメリットが生じないようにする――などの考え方に基づき、時限措置か恒久措置かも含めて、複数案を提示したと明らかにした。

 赤羽氏は具体的な引き上げ額を明かさなかったが、公明の岡本三成政調会長は7日夜のテレビ番組で、食料品高騰を考慮する場合は「140万円台後半になる」との見解を示した。

 自民は公明の提案への対応を検討した上で、国民民主との調整に臨むとみられる。【野間口陽、遠藤修平、杉山雄飛】

8503OS5:2025/02/12(水) 15:28:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d84ee6d58df55bc05bd822c82f19bb7aa7dbc4
国民民主は党大会で強気前面…不安の種も 難航する「年収の壁」協議、SNS発信で思わぬ“炎上”
2/12(水) 12:34配信

西日本新聞
国会議事堂

 夏の参院選「1人区」で候補者を積極擁立する方針を掲げた国民民主党。複数人区に絞る考えだったが、政党支持率が堅調な上に今年の地方選で結果を残して転換した。他の野党が模索する候補者一本化ではなく、党勢拡大に軸足を置く。足元では、目玉の「年収103万円の壁」の引き上げ協議が難航し、教育無償化を訴える日本維新の会に先行を許す。交流サイト(SNS)上では思わぬ“炎上”もあり、強気姿勢とは裏腹に不安要素を抱える。

【画像】立民は連携期待、自民とは「年収の壁」協議停滞…国民民主党を巡る現状

 「政策実現には力が足りない。参院選での勝利が政策実現の可能性を大きく高める」。11日の党大会で、古川元久代表代行が声を張った。

 参院選について、得票順2位以下も当選できる複数人区を重視してきた国民。参院選は比例復活がなく、選挙区も広大なため「1人区は限定的だ」(玉木雄一郎代表=役職停止中)との考えだった。

 風向きを変えたのは1月の北九州市議選。初めて公認候補を擁立し、トップ当選で2議席を獲得。今月9日の横浜市議補選も自民党候補不在の中、次点の共産党候補に約4千票差つけて勝った。「勢いは本物。これが続けば1人区も勝てる」(幹部)と鼻息が荒い。

 1月の共同通信社世論調査では政党支持率が14・4%で、野党第1党の立憲民主党を2カ月連続で上回っていることも大きい。先の衆院選では比例代表の候補者が足りずに3議席を他党に譲り、古川氏は「投票先をつくる責任がある」と強調する。

 国民は、野党候補一本化のために維新が提唱する「予備選」には応じず、立民とも距離を置く。連合の芳野友子会長はこの日の党大会で「国民、立民、連合が力を合わせて戦う体制の構築を」と呼びかけたが、古川氏は「党勢拡大が第一」とにべもなかった。

 肝心の候補者選定は、11日時点で1人区は5人の擁立にとどまる。党ベテランは「人材が集まっても、スタッフ不足で追いつかない」と自信なさげ。残り5カ月でどこまで進むか。

 参院選の行方を占う要素が「年収の壁」議論だ。与党が示す123万円では不十分と“決裂”した経緯がある。178万円への引き上げを訴える国民は今年1月に協議再開を与党に申し入れたが、担当者間で一度も話し合えていない。2025年度の引き上げは25年度予算案の衆院採決を見据えて今月末に決着する必要があり、時間がない。党内では150万円台を念頭に「落としどころを探るべきだ」との声も広がる。

 衆院選躍進の原動力となったSNSも、もろ刃の剣となりかねない状況だ。今、SNS上では国民の税制調査会がまとめた金融所得課税の強化策がやり玉に挙がる。「年収の壁」で減税を訴える国民が「増税」に転じたとの批判が広がり、火消しに躍起。「想定以上に反発が強い」(幹部)。

 ある中堅は冷ややかに見る。「ネット世論の影響が大きく、支持の実態が見えづらい。ちゃんと地に足を着けないと、足をすくわれる」 (岩谷瞬、坂本公司)

8504OS5:2025/02/17(月) 08:42:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/a80c1d795a961bd8758bb2352acd99b8808efd79
「財政規律」路線、立民内に不協和音 有志が消費税減税へ勉強会
2/17(月) 6:57配信


時事通信
食料品の消費税ゼロパーセント実現に向けた勉強会であいさつする立憲民主党の江田憲司元代表代行(奥中央)=13日、国会内

 立憲民主党内で、野田佳彦代表が重視する「財政規律」路線への不満がくすぶっている。


 昨年末には有志議員が食料品にかかる消費税率の「当面ゼロ」実現に向けた勉強会を立ち上げた。野田氏は消費税減税には慎重で、参院選を控えて党内対立の火種になりかねず、対応に苦慮しそうだ。

 「政権を取りにいこうと本気で思っている。政策を実現するとき、財源をしっかり考える」。野田氏は14日の記者会見で、2025年度予算案の修正案を示した上で、こう強調した。

 ただ、党内には批判の声もある。ある中堅は「政権交代を訴えているのに、与党と同じレールに乗って議論しても仕方ない」と反発。ベテランは「選挙で訴える目玉政策がない。立民は『増税政党だ』とレッテルを貼られている」と嘆く。

 13日には、食料品を対象に消費税率当面ゼロの実現を目指す勉強会が開かれ、代理を含めて党所属国会議員の3割を超える63人が出席。会長を務める江田憲司元代表代行は「国民の胸に響く効果的な物価対策を打ち出さなければ、(参院選は)大変厳しい選挙になり、政権交代なんて夢のまた夢となりかねない」と訴えた。

 こうした危機感の背景には、国民民主党の存在がある。同党は「手取り増」など国民に伝わりやすい政策を掲げ、支持を広げている。日本維新の会も看板政策として高校授業料無償化をアピールしており、立民内からは「埋没している」(関係者)と焦りの声が漏れる。

 野田氏は旧民主党政権で首相を務めた際、消費税増税を進めて党が分裂。旧民主を源流とする立民内には「トラウマ」となっている。江田氏の勉強会は5月の大型連休前後に提言をまとめ、党執行部に提出する方針。ある閣僚経験者は「ポピュリズムだ。党を割るつもりか」と非難する。

 野田氏はかねて「減税は受けがいいが、財政に責任を持つのが政権交代を主張する立場として責任ある態度だ」と発言していた。13日、記者団から勉強会について問われ、「党内でいろんな勉強会をやることはいいことではないか」と語ったが、今後難しいかじ取りを迫られそうだ。

8505OS5:2025/02/18(火) 21:57:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/b92b8d10bcbd623a7a045f16981c855b656262d2
「中間層は恩恵ない」103万円の壁協議で国民民主は自民案に反発 不調なら予算案反対も
2/18(火) 21:41配信


産経新聞
国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)=東京都墨田区(松井英幸撮影)

「年収103万円の壁」の引き上げを巡り、自民党が18日に提示した年収に応じて非課税枠の拡大幅を変える案に、国民民主党は強く反発した。協議がまとまらなければ、石破茂政権が早期成立を目指す令和7年度予算案に反対する構えだ。夏の参院選で「国民の手取りを増やすかどうか」を争点にすべきだとの主戦論も出ている。

「基礎控除に所得制限を入れるということ自体、税の理屈からするとおかしい。新たな壁を設けるような話だ」

18日夕、自民、公明両党との協議を終えた国民民主の古川元久税調会長は記者団を前に憤懣(ふんまん)やるかたない表情で語った。

自民案は低所得者支援の側面が強い。政府・与党が昨年末にまとめた非課税枠123万円について、年収200万円以下なら160万円に拡大し、200万〜500万円なら10万円を上乗せする内容だが、「この案では中間層は恩恵を受けない」(国民民主幹部)。国民民主を支援する労働組合幹部も「党支持層は圧倒的に現役世代が多く、受け入れられない」と主張する。

与党と日本維新の会との政策協議の進展も国民民主の神経を逆なでしている。首相は17日の衆院予算委員会で、維新が求める高校授業料無償化を巡り、令和8年度から私立に通う世帯への支援額の上限を引き上げる意向を表明した。このところ与党は「維新先行」を意識的に打ち出している。

国民民主は先の衆院選で非課税枠の178万円への拡大を訴えて躍進した。与党との協議でも当初は強硬論が目立っていたが、15日には榛葉賀津也幹事長が「交渉だから、満額ありきではない」と語り、妥協点を探る動きを見せていた。

だが、衆院での予算案審議が大詰めを迎える中、自民が提示した案に国民民主は態度を一変させている。国民民主は報道各社の世論調査で政党支持率も堅調で、北九州市議選や横浜市議補選など地方選にも勝利して勢いを見せる。

玉木雄一郎代表(役職停止中)は周囲に、与党との協議結果は参院選の争点に直結するとしたうえで、こう語った。

「参院選は手取りを増やす勢力と増やさない勢力の戦いだ」(永原慎吾)

8506OS5:2025/02/19(水) 15:39:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b45ebde6a66998c531d41b83ec43d9014c80cef
「新しい壁作るのか」 国民幹事長、自民の所得制限案を批判
2/19(水) 15:13配信
毎日新聞
記者会見に臨む国民民主党の古川元久税調会長(左)と榛葉賀津也幹事長=三重県伊勢市宇治中之切町の神宮会館で2025年1月4日午前10時56分、原諒馬撮影

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は19日の記者会見で所得税がかかり始める「年収103万円の壁」を巡って、自民党から18日に提示された2段階の所得制限を設けて低所得者層の控除額を増やす案について「103万円の壁を取り外そうという話をしてるのに、新しい壁を作ってどうするんですか。この議論が全く新しい壁を作っている」と批判した。榛葉氏はまた、ガソリン暫定税率の廃止時期について「遅くとも6月」との考えを表明。「選挙までにやらなかったら、地方の有権者は『与党は本当に自分のことを考えてくれているのか』と思うと思う」と述べ、参院選前に廃止すべきだとした。


 古川元久税調会長は同じ会見で「所得制限はありえない話だ。そんなのが入っているのは当然受け入れられない」と強調した。19日午後の自民、公明両党との税調協議で要求する。【遠藤修平】

8507OS5:2025/02/19(水) 21:36:11
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20250219-567-OYT1T50018.html
「両てんびん」から「維新に軸足」、首相の戦略奏功…予算案修正合意へ最初の関門突破にメド
2025/02/19 07:23読売新聞

「両てんびん」から「維新に軸足」、首相の戦略奏功…予算案修正合意へ最初の関門突破にメド

石破首相(17日午前、国会で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 2025年度予算案が今年度内に成立する公算が大きくなり、石破首相(自民党総裁)は通常国会で最初の関門突破にメドをつけた。国民民主党、日本維新の会の双方と協力を模索する「両てんびん」戦略から、維新の取り込み重視に転じたことが奏功したが、大幅な譲歩で巨額の財政支出を強いられることになる。

自信

 「維新とはもう大丈夫だ」

 首相は17日夜、周囲にこう語り、高校授業料無償化などでの譲歩と引き換えに、維新の賛成を得て予算案を成立させることに自信を見せた。18日には、公明党の斉藤代表と首相官邸で昼食をともにし、予算案成立に向けた連携を確認した。

 衆院で過半数を割り込む自公にとって、予算案成立は難しい課題だ。

 首相は当初、野党第3党で「年収103万円の壁」の見直しなどを訴える国民民主を協力相手として期待し、調整を進めた。ただ、国民民主は所得税の非課税枠を178万円に引き上げる案にこだわり、自公国の3党協議は昨年12月半ば以降、停滞した。

 一方、野党第2党の維新では、首相と気脈を通じる前原誠司・元外相が昨年12月、共同代表に就任。前原氏は、自民の森山幹事長らとパイプを持つ遠藤敬・前国会対策委員長に水面下の交渉を委ね、1月27日夜には前原、遠藤、森山3氏らが会食するなど、自民と維新は急速に接近した。

満額回答

 首相は17日の衆院予算委員会で質問に立った前原氏に、26年度から就学支援金の上限額を引き上げる方針や所得制限の撤廃などを表明した。前原氏は周囲に「満額回答に近い」と評価した。

 自民は「103万円の壁」の抜本的な見直しで国民民主からも予算案への賛成を取り付け、立憲民主党の予算案修正も一部受け入れることで円滑な採決にこぎ着けたい考えだ。

 もっとも、野党各党の賛同や協力の対価は高くつきそうだ。維新が求める教育無償化には約6000億円が必要とされ、「103万円の壁」の見直しでも兆円単位の税収減につながる可能性がある。

8508OS5:2025/02/19(水) 22:01:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/b198ffec0d83a5326c09b4be5f160e0053612ec6
「年収の壁」引き上げ 不評の自民案 専門家「いびつで気持ち悪い」
2/19(水) 9:48配信
毎日新聞
自民、公明、国民民主党の税調会長協議を終え、記者に説明する自民党の宮沢洋一税調会長(中央)=衆院第2議員会館で18日、平田明浩撮影

 所得税がかかり始める「年収103万円の壁」の引き上げを巡って自民党が18日に示した案が不評だ。専門家からも「税制の理屈からするといびつで、正直気持ち悪い」との声も上がる。

【図解でわかる】「年収の壁」引き上げを巡る自民党案とは?

 自民案は、年収200万円以下の場合に、課税水準を従来方針の123万円から160万円に引き上げるというもの。低所得者層に、控除を上乗せする特例措置を講じて実現する。年収200万〜500万円以下についても、控除を上乗せし、課税水準は136万円以上とする。

 自民案が18日に報じられ始めると、SNS(ネット交流サービス)では「200万円以下」がトレンド入り。「200万円以下ってどんだけ対象になんのよ」「現役世代が潰れるか、自民党が潰れるかのチキンレースでも始めたん?」「ある程度頑張った人間が報われる世の中にすべきやろ」――など、現役世代を念頭に置いたとみられる人からの投稿が相次いだ。

 自民案に反発した国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)もX(ツイッター)に投稿。年収200万円以下の対象者は少ないとして「物価高で困っているのは低所得者だけではありません。対象をもっと拡大すべきです」とした。制度の複雑さも指摘し、「所得制限という新たな『壁』を設けるのは避けるべき」だとした。

 税制に詳しい専門家からも疑問の声が上がる。大和総研金融調査部の是枝俊悟主任研究員の試算によると、自民案による年間減税額(単身者または配偶者控除のない共働き世帯)は年収200万円で年2万4000円だが、年収300万円では減税額は年1万円になる。

 年収200万円・300万円の場合、従来方針で年5000円と試算されていた減税額は拡大する。是枝氏は「所得の低い人ほど物価上昇の影響を受けているため、減税額を低所得者に集中させるという面では正しいとは言える」と一定の理解は示す。だが、「年収が200万円を超えると減税額が減って、税負担が1万円程度増えるのはいびつだ。税制の理屈としては無理をしていると言わざるをえない」と指摘する。【杉山雄飛】

8509OS5:2025/02/24(月) 09:10:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab353c7bf5c0d82d6cb1d907d578c39bcfa6d691
維新・国民、成果争い舌戦 自民が分断工作、因縁絡む
2/24(月) 7:06配信

時事通信
記者会見する日本維新の会の前原誠司共同代表=20日、国会内

 日本維新の会と国民民主党の幹部が、2025年度予算案の修正協議を巡り舌戦を繰り広げている。

【写真】記者会見する国民民主党の榛葉賀津也幹事長

 それぞれの看板政策の受け入れを自民、公明両党に迫り、夏の参院選をにらんだ成果争いが過熱。自民が予算案の賛成取り付けを目指し、各野党と個別に交渉する「分断工作」が奏功しているとの見方もある。

 「交渉が思い通りにいかないことを他党のせいにするのはやめた方がいい」。維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は20日、国民民主の榛葉賀津也幹事長の発言について、記者団に不快感をあらわにした。

 吉村氏がやり玉に挙げたのは、榛葉氏の19日の記者会見だ。榛葉氏は「年収103万円の壁」見直しやガソリン税の暫定税率廃止に関する与党との協議が足踏みしていると不満を表明。対照的に維新が高校授業料無償化などで与党との協議を進展させている焦りからか、「(自公国協議を)骨抜きにして邪魔をしたのは維新にも責任がある」とかみついた。

 榛葉氏が維新に矛先を向けた背景には、維新の前原誠司共同代表への不信感もあるとみられる。前原氏は23年に国民民主を離れ、新党を経て24年12月に維新共同代表に就いた。榛葉氏は「玉木雄一郎代表や私が『自民に近い』と言って党を出た前原氏がそう簡単に自民に丸め込まれることはないと思う」とけん制した。

 維新、国民民主は野党内でいずれも保守的な立ち位置で競合関係にある。野党の賛成がなければ予算案や法案を成立させることができない少数与党の下、政策実現の実績を得たい点でも戦略が重なる。

 榛葉氏は21日の会見で「(与党との協議が)難航しているのは維新のせいではない。自民のせいだ」と軌道修正した。与党との協議で大筋合意にこぎ着けた維新側は「(国民民主を)意識していない」(幹部)と余裕を見せる。

 野党内の不和が広がれば、国会運営や参院選で自民を利する結果につながりかねない。立憲民主党の野田佳彦代表は21日の会見で、維新、国民民主に対し、「いきり立つ気持ちは分かるが、野党で批判し合うと自民の分断作戦に乗ってしまう」と自制を促した。

8510OS5:2025/02/25(火) 09:17:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/9932da8d31f67b12ed6f8fbfb5dd154c1dd22dc3
波乗れぬ野党第1党 予算修正、見せ場なく 1人区調整も停滞・立民
2/25(火) 7:11配信

時事通信
立憲民主党の定期党大会で気勢を上げる野田佳彦代表(中央)ら=24日午後、東京都千代田区

 立憲民主党は24日の党大会で、「選挙の勝利を全ての党活動の目標に据える」と明記した2025年度の活動計画を決めた。

【ひと目でわかる】立民の主な課題

 25年度予算案の修正協議では、日本維新の会や国民民主党が注目され、野党第1党の見せ場が乏しいことに党内では危機感が広がる。波に乗れない現状を打開できるかが夏の参院選を左右しそうだ。

 「(通常国会会期の)150日間の戦いが参院選の勝負を決する。しっかり存在感を示す」。野田佳彦代表は党大会でこう力を込めた。

 昨秋の衆院選で与党が少数に転落し、立民は衆院で予算委員長、選択的夫婦別姓導入のカギを握る法務委員長ポストを獲得。24年度補正予算の修正も果たした。

 しかし、与党との協議で看板政策実現を追求する維新、国民民主と対照的に、立民は埋没気味で支持率も伸び悩む。自民党裏金事件を受けた旧安倍派会計責任者(当時)の参考人聴取を求め攻勢をかけるものの、与党は立民の予算案修正要求を「後回し」(立民関係者)にしている。

 野田氏は予算修正案で財源を示すなど、維新や国民民主と一線を画し「責任野党」の姿勢を貫く。「他の野党のようにワンポイントイシューで手柄争いをしてはいけない」とも語る。

 与党の譲歩を引き出すことのできない現状に、立民内からは焦りの声が漏れる。参院幹部は「参院選に向け目玉政策が欲しい」と吐露。連合関係者は「目立たない。国民民主を見習ってほしい」とこぼす。

 参院選の行方を占う改選数1の「1人区」での野党候補一本化は停滞。候補者調整を見据えた国民民主との政策協議も進んでない。「野党議席の最大化に向け連携をリードする」と掲げた活動計画通りに進む見通しは立っていない。

 野田氏は国会で維新、国民民主との連携を強め、参院選で共に与党に立ち向かう戦略を描く。予算修正案に両党の主張を加えたのもその一環だ。党大会では「自民の思惑は3党の(競い合いで分断を誘う)ともえ戦だ」と指摘。「野党をまとめて政策を実現するのがわれわれの役割だ」と強調した。

 党大会を終え、予算案の衆院通過を巡る攻防はヤマ場を迎える。後半国会では、選択的夫婦別姓の導入に向けた法案審議が焦点になる。こうした局面で野党を束ねて存在感を示すことができるか、立民の真価が問われる。

8511OS5:2025/02/25(火) 16:51:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4731c157557a8a5d8826b1482610635c54097966
予算協議で影薄い立民に焦り 参院選の野党候補一本化もめど立たず 党大会で与党と対決姿勢
2/25(火) 12:56配信

西日本新聞
国会議事堂

 戦闘モードに入る-。立憲民主党の野田佳彦代表は24日の党大会で、強気の言葉を連発し、石破茂政権との対決姿勢を鮮明にした。背景には、政府予算案を巡る自民、公明両党の与党との個別協議で、日本維新の会や国民民主党の陰に隠れ存在感を示せていない実情がある。今年最大の政治決戦である参院選まで約5カ月。野党第1党として、与党を追い込めるか。妙案は見えず、危機感がにじむ。


 「国会を動かすのは政党の支持率じゃない。党首間の信頼関係ではない。リアルパワーは議席の数だ」。党大会のあいさつで、野田氏は政府予算案の修正に向けた意気込みを語る際、衆参計約190に上る立民の議席数を誇示し、こう力を込めた。

 通常国会は予算審議のヤマ場を迎えるが、与党は、維新と国民を相手にした政策協議を重ね、維新とは大筋合意にこぎ着けた。一方、財源の裏付けがある予算修正案を出した立民に対しては前向きな回答をせず、協議は滞ったまま。事実上“蚊帳の外”に置かれた格好だ。野田氏は「いつまでも我慢するとは思っていない」と強調した。

 ただ、肝心の党勢は上向かない。共同通信社世論調査で、立民の支持率は3カ月連続で国民を下回った。今年に入り、北九州市議選や横浜市議補欠選挙などの地方選では公認候補の手痛い落選が相次ぎ、足元で不安材料が増えている。ベテラン議員は「地元に帰ればあんたの党は何してんのと聞かれるばかり」と嘆く。「訴えるものが何もないのが現状で、支持率が低迷する最大の原因」(小沢一郎衆院議員)との声も聞かれる。

 与党の改選過半数割れを目指す参院選に向けては、なお道が険しい。

 全体の勝敗を決する改選1人区では野党候補の一本化を目指すが、連携相手に見据える維新や国民との協力の道筋は見えていない。

 維新が1人区での実施を唱える予備選は実現の見通しが立たない。国民とは安全保障やエネルギーを巡る政策協議を行う合意があるが、進展していない。党大会では立民、国民の協議を呼びかけた連合の芳野友子会長に対し、野田氏が「ぜひ相手側のお尻をたたくようにお願いしたい」と呼びかける場面もあった。

 野田氏は大会後の会見で支持率向上の道筋を問われると、具体策には触れず、こう語った。「(通常国会会期の)150日間のトータルで存在感を示していきたい。じわじわと」 (坂本公司、岩谷瞬)

8512OS5:2025/02/25(火) 17:39:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b23ff250d57f326bc2f821eecf84af70d3d3689
立民、政権交代掲げるも拓けぬ展望 政策協議で維新や国民の後塵、政党支持率低迷
2/24(月) 19:33配信
産経新聞
立憲民主党2025年度定期大会で参院選、東京都議選に気勢を上げる立件民主党の議員ら=24日午後、東京都千代田区の都市センターホテル(松井英幸撮影)

立憲民主党は24日の党大会で、夏の参院選で与党を改選過半数割れに追い込んだ上で、次期衆院選で「国民生活を守るために政権交代を実現する」との目標を掲げた。「政権を取りに行く」(野田佳彦代表)のは野党第一党の責務だが、政党支持率の低迷にあえぐ。令和7年度予算案の修正でも日本維新の会や国民民主党の後塵(こうじん)を拝しており、政権交代に向けた展望は開けていない。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が22、23両日に実施した合同世論調査では、立民の支持率は前月比3・2ポイント低い6・9%に下落した。例年、衆院での予算案審議が始まると、野党の政党支持率は上昇する傾向にある。だが、自民、公明両党が衆院で過半数割れする中でも立民は反転しない。

「一喜一憂しない。150日間の通常国会でじわじわと存在感を示していきたい」

野田氏は24日の党大会後の記者会見で、FNN・産経合同調査の政党支持率の結果を問われ、冷静に受け流した。支持率が上向ている調査もあるとも語り、少数与党に自らの政策をのませることなどで参院選に向けた実績としたい考えだ。

立民の支持率が低迷するのは、国会論戦で埋没しているからだ。

実際、所得税が生じる「年収103万円の壁」引き上げなどを訴える国民民主は同2・6ポイント高い9・8%、教育無償化などで与党と実質合意した日本維新の会は2倍超の5・7%にそれぞれ伸びた。与党との政策協議で果実をもぎ取ろうとする姿勢が評価されているとみられる。

与党との政策協議で

一進一退を続ける維新や国民民主に比べ、立民との協議はほとんど動きがない。

立民は「本気の歳出改革作業チーム」で予算案の無駄を洗い出し、与党に修正案を示した。野田氏は党大会で国会を動かすのは「議席の数」と強調し、政府・与党が党が掲げる政策実現で動かない場合は「覚悟を持って戦っていきたい」と宣戦布告した。

野田氏は党大会後の記者会見で「法案審議も野党が連携して実現できる可能性が高まる」とも述べたが、与党は政策協議を通じて野党分断を進める。支持率とともに、野党内の求心力を高める野田氏の実力が問われそうだ。(深津響)

8513OS5:2025/02/25(火) 17:42:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61f07ccc622614edc93f3cf7399a670e2ef6cab
立憲・野田氏「国会で戦闘モード入る」 高額療養費引き上げ凍結要求
2/24(月) 17:00配信

朝日新聞
立憲民主党の党大会に臨む立憲民主党の野田佳彦代表=2025年2月24日午後2時40分、東京都千代田区、関田航撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は24日に東京都内で開いた党大会で、「高額療養費制度」の自己負担上限額の引き上げ凍結について、政府・与党が対応しない場合、野党第1党としての数の力を生かして国会運営面で圧力をかけ、実現を図る可能性を示唆した。

【画像】現実味帯びる「ホップ、ステップ、肉離れ」 政権奪取へ熱量欠く立憲

 2025年度当初予算案に盛り込まれた高額療養費制度の見直しで、政府は25年8月から27年8月にかけて、3段階で限度額を引き上げることを想定していた。だが、がん患者らからの不安の声を受け、長期の治療を受ける人向けの「多数回該当」は、据え置く方針を表明している。

 これに対し、野田氏は「働き、子育てをしながら困難な治療をしている人たちに負担をお願いするやり方は間違っていないか」として、「多数回該当」に限らず引き上げ自体の凍結を主張。この対応をとるための当初予算案への立憲の修正要求が200億円にとどまることを踏まえ、「命がかかっている。国民民主党や日本維新の会(の修正要求)に比べても、要求額が少ない」と強調した。

 その上で、「命がかかっていることをいつまでも決断しないなら、『武装解除』と言ったが、『戦闘モード』に入る」と方針転換を宣言した。野田氏は17日の衆院予算委員会で、石破茂首相に対し「いたずらに予算の年度内成立を阻むことはしない決意をしている。ある意味、野党にとっては武装解除みたいだが」と語っていた。

 野田氏は党大会で、衆院で立憲会派が148人を擁していることを踏まえ、「国会を動かすのは政党の支持率ではない。党首間の信頼関係ではない。議席の数だ。リアルパワーは議席の数だ」とも主張。凍結実現を図るための具体的な国会戦術は示さなかったものの、「それを生かさなければいけない局面かもしれない。覚悟を持って戦いたい」と述べた。(松井望美)

朝日新聞社

8514OS5:2025/02/26(水) 08:33:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3abed050e13a3d6cd64c18c640e976d040a3f22
「年収の壁」妥協案に国民民主ジレンマ…「年収要件なし」譲れず、破談なら「政策実現」逸する恐れ
2/26(水) 7:43配信

読売新聞オンライン
国民民主党の税制調査会後、記者団の取材に答える古川元久代表代行(左)(25日午前、国会で)

 国民民主党が「年収103万円の壁」の見直しを巡る与党との協議で、公明党が示した妥協案を受け入れるかどうかでジレンマを抱えている。国民民主内には、妥協すれば夏の参院選に向けて支持を失いかねないことへの警戒感が強い一方、協議が破談となれば、結党以来重視してきた政策実現の機会を逃すためだ。

【表】「年収103万円の壁」の見直しを巡る各党の主張

■主張
 国民民主の古川元久代表代行は25日の党税制調査会後の記者会見で、所得税の非課税枠の上乗せを年収に応じて変動させる与党案について、「所得制限をつけることはおかしい。撤廃を求めていきたい」と述べ、所得制限をつけない国民民主案の実現を主張した。

 3党協議で示された公明案は年収850万円の年収要件を設け、年収が低くなるほど段階的に非課税枠を上乗せする案だ。自民党が示した年収500万円以下を対象に上乗せする案を拡充したもので、年収200万円以下の場合は非課税枠が最低160万円となる。

 当初の政府案では、会社員らの非課税枠が123万円だったこともあり、国民民主内には「大幅に前進した案であることは確かで、所得制限さえ外せば容認できる」との声がある。

 ただ、国民民主はこれまで、所得制限なしの「178万円」を主張してきたこともあり、25日の党税制調査会では所得制限撤廃を求める声が相次ぎ、同日に予定されていた3党の税制調査会長による協議は見送られた。国民民主は昨年の衆院選で、積極的なSNS戦略で支持を拡大した経緯がある。党幹部は「今回の公明案に対し、SNS上では否定的な反応が多い。参院選に向けて安易な妥協はできない」と語る。

■与党
 一方、与党は25日、日本維新の会との間で、高校授業料の無償化を柱とする予算案修正で正式合意した。維新も年収の壁対策は掲げており、与党内では、国民民主との協議が決裂した場合、維新と協力して公明案を実現する案も取り沙汰されている。

 国民民主は従来、政策実現を優先して与党との政策協議もいとわない姿勢で、他の野党と一線を画してきた。看板政策である「年収103万円の壁」見直しが、自公維3党によって実現することは、政策実現の成果を維新に奪われることも意味する。古川氏は25日の記者会見で、「こちらから協議を打ち切るつもりはない」として、与党との協議を継続したい意向も示した。

8515OS5:2025/02/26(水) 12:43:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a21754daaf8820415d8a2f7f4f7256be5b201eb
衆院議員の原口一博氏(立憲民主党)が会見、争う姿勢示す 新型コロナウイルスワクチン巡る製薬会社からの訴えに
2/26(水) 9:42配信


佐賀新聞
製薬会社からの訴訟に対し、争う姿勢を示した原口一博衆院議員=25日、国会内

 新型コロナウイルスワクチン「レプリコン」を巡り、立憲民主党の原口一博衆院議員(65)=佐賀1区=からの誹謗(ひぼう)中傷で名誉を毀損(きそん)されたとして、製薬会社が原口氏に損害賠償を求めた訴訟に関し、原口氏が25日、国会内で記者会見を開いた。原口氏は「ワクチンの承認や被害者救済の仕組みなど、手続きについて問題提起してきた」と述べ、争う姿勢を示した。

 原口氏は「ワクチンそのものというより、(承認や被害者救済の)手続きについて言ってきた」と主張した。訴訟について「国会での活動を萎縮させ、活動を妨害するものではないか」と疑問を呈し、「利益が失われたのが私のせいだというのは到底受け入れられない話で、徹底的に戦っていく」と述べた。

 製薬会社は「Meiji Seika ファルマ」(小林大吉郎社長、本社・東京)。訴状などによると、原口氏はSNS(交流サイト)や書籍で、レプリコンについて「生物兵器まがい」などと発言。その影響で多数の迷惑電話への対応を余儀なくされたほか、レプリコンの売り上げが見込みを大きく下回り、約55億円の利益が失われたとして、原口氏に1千万円の損害賠償を求めている。(大橋諒)

8516OS5:2025/02/26(水) 12:48:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e571cc43568eda13d0f5bb3c83dcaf93f2a080f1
「民主党政権は間違ったこと…ない!」立民・鎌田さゆり氏、拍子木鳴らし絶叫 会場は喝采
2/26(水) 7:00配信

産経新聞
立憲民主党の鎌田さゆり衆院議員=令和4年6月14日午後、仙台市青葉区(奥原慎平撮影)

立憲民主党の鎌田さゆり衆院議員は24日の党大会で、平成21年9月〜24年12月の民主党政権について「弱っている人がいれば駆け寄り、助けを求める人がいれば寄り添って政策にすることをわずか3年3カ月で成し遂げた」と振り返った。その上で、当時の与党メンバーが立民に50人以上在籍しているとして「自信を持って堂々とあのときをノスタルジックではなく主張していくべきだ」と呼びかけた。

【写真】立民・野田代表「戦闘モードに入りますよ」

■賃上げが大切だ

鎌田氏は大会実行委員長として冒頭にあいさつし、「賃上げが大切だということは、ようやく最近世の中に広がってきたが、根幹となる雇用を破壊し続けてきたのは誰か」と述べ、自公政権を批判した。

民主党政権が高校授業料無償化、農家への戸別所得補償を掲げたことなどを挙げて「私たちは間違ったことをしたでしょうか」と会場に問いかけると、間髪入れずに自ら「していない!」と絶叫した。

着物姿の鎌田氏は演説の節目節目に手にした拍子木を打ち鳴らし、会場にリアクションを求めるパフォーマンスを披露。次期国政選挙を念頭に「絶対勝つ、今度こそ勝つ、覚悟が決まった人、後ろのカメラに手を振ってください」と呼びかけ、出席議員らを会場後方に位置するカメラマンらに向かって、振り向かせてみせるなどした。

■オッペケペー節を彷彿

後に登壇した野田佳彦代表は、鎌田氏のパフォーマンスに言及し、「なんていうんでしょう。(明治期に政治風刺の新演劇『オッペケペー節』で一世を風靡した)川上音二郎を彷彿(ほうふつ)させるような素晴らしい、素晴らしい、あいさつだった」と称賛した。

鎌田氏のあいさつは3分を予定していたというが、実際は7分弱かかっていた。

8517OS5:2025/03/03(月) 23:38:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f41c50f5776fff2416714a81b5a20afc7c02e6a
新年度予算案の修正案、衆院で4日可決見通し…立憲民主・国民民主は反対方針
3/3(月) 18:36配信

読売新聞オンライン
国会議事堂

 与野党は3日の衆院予算委員会の理事会で、2025年度予算案の修正案について、4日に採決することで合意した。修正案は同日の衆院本会議に緊急上程され、税制改正関連法案とともに、自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決され、参院に送付される見通しだ。

【写真】当初予算案の主な変更点

 立憲民主、国民民主両党は主張が反映されなかったとして、修正案に反対する方針だ。採決に先立ち、同委は4日午前に石破首相らが出席する締めくくり質疑を開く。

 参院では、5日にも予算委員会を開き、予算審議を始める予定だ。

8518OS5:2025/03/03(月) 23:39:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/07006e6d4ab1e746399f9269c974fd6eb2848588
不倫問題で役職停止の国民・玉木代表が活動再開、「年収の壁」で見せ場作れず…参院選へ正念場
3/3(月) 19:27配信

読売新聞オンライン
玉木代表(昨年12月4日、国会内で)=川口正峰撮影

 国民民主党の玉木代表は4日、不倫問題に伴う役職停止処分の期間満了を受けて活動を再開する。夏の参院選に向けて再び党勢を浮揚できるかどうか正念場を迎える。

【写真】玉木 雄一郎氏のプロフィル

 玉木氏の「復帰」について、同党の浜口政調会長は3日、国会内で記者団に「(処分を)しっかり受け止めて代表の役割を果たしてもらいたい」と述べた。

 党の「一枚看板」でもある玉木氏は昨年12月4日、知人女性との不倫関係を報じられたことで3か月間の処分を受け、古川元久代表代行に職務を委ねていた。

 役職停止中もSNSやテレビ番組などを通じて積極的に発信を続けたものの、党の看板政策である「年収103万円の壁」の見直しを巡る与党との政策協議は物別れに終わった。

 国会での見せ場を失ったほか、今回の問題で女性の党支持率も減少している。「勢いがしぼみつつある」(自民党幹部)との指摘が出る中で、玉木氏の出方が注目される。

8519OS5:2025/03/05(水) 10:58:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/03d0aa338c32915507e5255b0ad97cf2678a1b7c
30年ぶり「野党委員長」に存在感…見せ場演出の安住衆院予算委員長、立民内の抵抗路線は抑える
3/5(水) 10:02配信

読売新聞オンライン
衆院予算委員会で25年度予算案の修正案の採決に臨む安住委員長(4日、国会で)

 2025年度予算案の審議を巡り、立憲民主党の安住淳・衆院予算委員長は30年ぶりの「野党委員長」として独自の存在感を発揮した。自民党旧安倍派の会計責任者の参考人招致などで野党の見せ場を作った一方、立民内の抵抗路線を抑え、採決に向けた落とし所を探る役割も担った。

【写真】安住淳氏の表情(2022年)

 予算案の修正案が衆院予算委員会の採決で可決された後、安住氏は「与野党伯仲の時代のあるべき国会の姿を、国民に見ていただくことができた」と記者団に胸を張った。

 安住氏は昨年の衆院選で自民、公明両党が過半数割れしたことを受け、委員長に就任した。閣僚らへのヤジを制止し、持ち時間を超過して質問を続ける野党議員に声を荒らげて注意するなど、議事進行では公平さを重視したようだ。

 その一方、旧安倍派会計責任者の参考人招致では、1974年以来、51年ぶりとなる多数決での招致を決定。予算案の中身を省庁別に精査する「省庁別審査」を2月に初めて行い、野党が無駄遣いなどの問題点を追及する機会も作った。

 ただ、医療費が高額になった場合、患者負担を抑える「高額療養費制度」の見直しを巡っては、立民内で、与党の譲歩を引き出すため、日程闘争を続けるべきだとの主張があったが、これを制し、4日の採決を主導した。自民の森山幹事長らとの水面下の調整があったとみられている。

 立民内には、国会対策経験が豊富で元財務相の安住氏がにらみをきかせる状況に、「与党となれ合いの印象を国民に持たれる」との不満も出ている。

8520OS5:2025/03/08(土) 20:38:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/c014d4232e95878f2e6ff43d04ca9dc7ccdc6337
衆院攻防尻すぼみ、立民内に不満 野田代表「戦闘モード」不発
3/8(土) 20:31配信

時事通信
記者会見する立憲民主党の野田佳彦代表=7日、国会内

 2025年度予算案の衆院審議を巡り、立憲民主党内で執行部の対応に不満が広がっている。

 野田佳彦代表が修正を目指して「戦闘モード」を宣言したにもかかわらず、衆院通過の段階では同党の主張がほとんど反映されなかったためだ。日本維新の会や国民民主党と比べて「主張がはっきりせず、蚊帳の外だった」(ベテラン)との厳しい指摘も出ている。

 「野党第1党として予算に賛成はできない中、勝ち取ったものはある。成果も十分あった」。野田氏は7日の記者会見で、衆院審議をこう振り返った。

 予算案に関し、立民は総額約3兆8000億円の修正案を提示。審議終盤には「高額療養費制度」の患者負担上限額を引き上げる政府方針の見直しに的を絞った。

 野田氏はかねて、審議を引き延ばす「日程闘争」に否定的な立場を取る一方、2月21日の会見では立民との修正協議を後回しにする政府・与党を「なめんなよ」と批判。同24日の党大会で「戦闘モードに入る。国会を動かすのは議席数だ」と対決姿勢を鮮明にした。

 ところが、野田氏が「勝負どころ」と見定めた同28日の衆院予算委員会は不発に終わった。自ら質問に立ち、石破茂首相に政府方針の凍結を迫ったが、引き出したのは一部の見直しのみ。維新が高校授業料無償化、国民民主が「年収103万円の壁」見直しで、それぞれ一定の成果を上げる中、立民幹部は「政府はうちに冷たい」と嘆いた。

 立民は採決時の抵抗も見送った。「野党がまとまれない以上、日程闘争は無理だ」(幹部)との理由からだが、見せ場の乏しい展開に、党内から「このままでは参院選が戦えない」(関係者)との声が上がった。

 高額療養費制度は、予算案の審議が参院に移ったタイミングで、首相が上限引き上げの見送りを表明した。ただ、あくまで患者団体との面会を踏まえた決断との演出に、立民側からは「衆院審議で表明してくれれば良かったのに」(幹部)との恨み節が漏れる。

 「遅過ぎる。これは英断ではなく優柔不断だ」。野田氏は7日、東京都内の街頭演説でこう皮肉るのが精いっぱいだった。

8521OS5:2025/03/13(木) 20:20:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b96a0ab1aba9e61172d6b1776531c83df003e6d8
「立民の主張は妄想だ」 衆院憲法審が初討議も「議員任期延長」で溝 枝野会長らにも矛先
3/13(木) 19:27配信

産経新聞
衆院憲法審査会で自由討議に臨む与野党の議員。中央は枝野幸男会長=13日午前、国会内(春名中撮影)

衆院憲法審査会は13日、今国会初の討議を行い、災害などで国政選挙の実施が困難となった際に国会議員の任期延長を可能にする憲法改正について議論した。自民党や公明党、日本維新の会、国民民主党が必要性を強調する一方、支持層や党内に護憲派を抱える立憲民主党は慎重論を唱え、改めて溝が浮き彫りとなった。改憲論議の加速を求め、枝野幸男会長(立民)を突き上げる声も上がった。

■大災害でも8割選出

立民の山花郁夫氏は、議員任期延長は憲法が保障する選挙権の行使の制限につながりかねないと懸念を示した。過去の大災害に触れた上で「仮にこのタイミングで総選挙があったとしても(被災地以外の)8割強の議員は選出できると試算されている」と指摘。「一部地域で選挙が困難であることをもって、より多くの地域の選挙権を制限するのはバランスを失している」と強調した。

れいわ新選組と共産党も同様の見解を述べた。

一方、自民の船田元氏は、任期延長ができなければ「被災地域選出の議員がいない状態、地域が偏った衆院が誕生してしまう」と主張した。「現職の首相の選挙区が被災地だった場合、異なる首相を指名せざるを得なくなる。円滑な行政活動に支障がでることも考えられる」とも強調。立民などを除く5党派でほぼ合意を得たとして、早期の改憲条文案作りの必要性も訴えた。

■改憲阻止なら言語道断

日本が武力攻撃を受ける可能性から目を背けているとして、立民批判を展開したのが維新の馬場伸幸氏だ。

ロシアに侵略されたウクライナは選挙困難事態に陥ったと主張し、「立法事実はないとする立民の主張は妄想にすぎない。改憲にブレーキをかけるために確信犯的に有事の生起に目を伏せているなら言語道断だ」と断じた。

馬場氏は、昨年の衆院選後に衆院憲法審会長に就任した枝野氏らが、参院での予算審議を理由に6日の憲法審開催を見送ったことにも矛先を向けた。議員任期延長の議論は煮詰まったとして「『放談会』をいつまで漫然と続けるのか。発議に向けロケットスタートを切ることを切に要望する」と注文をつけた。(内藤慎二)

8522OS5:2025/03/15(土) 10:35:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/58c1173596091efe754e291bcd4057b8ba557144
渡辺周議員の車、無車検運転か 静岡県警が秘書を書類送検 保険期限切れも
3/15(土) 9:30配信
静岡新聞DIGITAL
 渡辺周衆院議員(立憲民主党、静岡6区)が自分名義で所有する乗用車が1カ月以上にわたって無車検、無保険の状態で、この間に渡辺氏の秘書の男性が静岡県内を走行していたことが14日までに、複数の関係者への取材で分かった。県警は運転行為が道路運送車両法違反と自動車損害賠償保障法違反に当たるとして同日までに、秘書の男性を両容疑で静岡地検沼津支部に書類送致した。

 関係者によると、渡辺氏名義の乗用車の車検は2024年9月末時点で切れていたとされる。同11月初旬頃、10月に行われた衆院選後のあいさつ回りを目的に秘書の男性がこの乗用車に渡辺氏を同乗させ、少なくとも三島市から伊豆の国市周辺まで運転したことが確認されている。住民らが蛇行運転する乗用車を目撃し、警察官が職務質問などをしたことをきっかけに、車検と自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の有効期限が切れていたことが明らかになったとみられる。

 職務質問をした時点で渡辺氏は車の中に乗っていたというが、秘書の男性が話を聴かれている途中にタクシーで現場を離れたとされる。車両はその後、レッカーで運ばれた。

 無車検運行は、車検を受けていない自動車を運行させる行為で、道路運送車両法違反で刑事処罰の対象になる。通常、自賠責保険は車検時に加入するため、車検を通していなかった渡辺氏名義の乗用車は11月初めの時点で、無保険状態でもあったということになる。

 関係者によると、車の管理は渡辺氏から秘書の男性に任され、主に事務所で使用していた。11月中には車検を通したとされる。

静岡新聞社

8523OS5:2025/03/18(火) 12:43:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce0c9757b318d52b1e5c6a4e66b42742851a645b
「他党ものみやすい形に」立民、融和路線に転換 夫婦別姓導入には他党の協力不可欠
3/17(月) 20:29配信
産経新聞
記者会見に臨む立憲民主党の長妻昭代表代行=17日午前、国会内(深津響撮影)

選択的夫婦別姓制度導入を巡り、立憲民主党が他党との融和路線を取り始めている。法案成立には他党の協力が不可欠だからだ。ただ、日本維新の会や国民民主党は左派色が強い立民への警戒感は解いておらず、党内外をまとめ切るのは容易ではない。

【写真】連合・芳野友子会長、自民党大会でも選択的夫婦別姓導入を要請 会長出席は20年ぶり

立民の長妻昭代表代行は17日の記者会見で、制度導入に向けた取り組みについて「他の党ものみやすい形に整え、何とか法案を成立させることが重要。過半数を占めるまでの最大公約数の法案を作ってコンセンサスを得て成立させていく」と説明した。同時に「いろんなチャンネルでいろんな党と協議をしている。まず前に進める」と強調した。

立民が路線を転じつつあるのは、制度導入による子供の姓の扱いが焦点として浮上してきたからだ。立民は当初、令和4年に国民民主や共産党、れいわ新選組などと共同提出した民法改正案を軸に検討を進めてきた。子供の出生時に両親の協議で定めると規定しており、兄弟姉妹間の姓がバラバラになる懸念が生じる。

敏感に反応したのが国民民主だ。国民民主は昨秋の衆院選公約で制度を「導入します」としていたが、今年に入ってから玉木雄一郎代表は「子供の姓をどうするのかについては慎重な議論が必要だ」とトーンダウンした。

維新は「同一戸籍同一氏の原則」を堅持し、旧姓使用の拡大で実務上の不利益を解消する立場で、別姓とは距離を取る。戸籍の中で姓がバラバラになり得る案には、そもそも反対だ。立民内からも4年改正案は「他党の理解が得られないのではないか」との意見が出始めた。

当初、立民は4年改正案を軸に検討していたが、今は平成8年に法相の諮問機関の法制審議会が答申した案に転じた。この案は子供の姓を婚姻時に決めるとしており、自民党の有志議員でつくる「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」も重視する。立民幹部は「法制審案はよく練られている。公明党なども法制審案に寄りつつある」と〝変節〟の理由を明かす。

とはいえ、野党が過半数を握る衆院でも賛同を得るのは至難の業だ。責任者の辻元清美代表代行は提出を目指す法案名に「夫婦同姓・別姓選択法案」と命名した。柔軟姿勢を示して党外の賛同を得る作戦だが、別の立民幹部は「急進派からは『法制審案では十分ではない』と批判されるかもしれない」と頭を抱えた。(深津響)

8524OS5:2025/03/18(火) 21:30:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/e166ed8a51e367908f5e17f2b79917c0878a7b7b
立民で「減税派」台頭、参院選前に党内乱す火種に 立ちはだかる「財政規律派」野田代表
3/18(火) 20:06配信


産経新聞
江田憲司元代表代行(春名中撮影)

立憲民主党内で消費税減税を主張する「減税派」が台頭している。減税を訴える国民民主党やれいわ新選組が支持を集める中、江田憲司元代表代行らが夏の参院選の目玉政策として「消費税減税」を掲げるべきだと主張している。党内では国政選挙が近づくたびに減税派と財政規律派が論戦を繰り広げており、再び党内の火種になりそうだ。

減税派の最右翼は江田氏が会長を務める「食料品の消費税ゼロ%を実現する会」だ。昨年末に結成し、食料品にかかる消費税を時限的に0%にすることを参院選公約に盛り込むよう求めている。今月18日の会合には約30人が参加し、5月にも執行部に提言する方針だ。

今月12日には消費税率の5%への引き下げを訴える勉強会も発足した。会長には末松義規元復興副大臣が就任し、31人の国会議員が名を連ね、「執行部を動かすのは数の力だ」(中堅)と気炎を吐く。

減税派が勢いを増しているのは立民の支持率が伸び悩んでいるためだ。報道各社の世論調査では国民民主が立民を上回り、れいわも立民を猛追する。衆参計186人の国会議員を擁する立民執行部も、江田氏ら数十人規模の減税勢力を無視できない。

だが、首相として消費税率10%への引き上げに道筋をつけた野田佳彦代表ら財政規律派が「壁」として立ちはだかる。野田氏は日銀の金融政策の転換を踏まえ「より財政規律が求められている時だ」と一蹴する。立民は令和3年衆院選と4年参院選で減税派の突き上げで「5%への時限的な消費減税」を公約に明記したが、議席を減らす苦い経験をした。

党幹部は「思い出作りのために政権を取りたいのなら消費税減税でいいが、民主党政権の反省を踏まえれば財源論は無視できない」と語る。(深津響)

8525OS5:2025/03/19(水) 09:00:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/0798e88976d24e6f58fa72f3e83baa3f5a671c0d
「男が産めるの…」新宿フェミ集会、松下玲子氏も釈明「今回の表現は受け入れられない」
3/19(水) 7:00配信
産経新聞
フェミブリッジ集会でスピーチした立憲民主党の松下玲子氏=3月9日、JR新宿駅前(松下氏のXより)

「男は黙れ」「男が産めるの…」などの不適切表現が物議を醸した東京・新宿のフェミ集会を巡り、前東京都武蔵野市長で立憲民主党衆院議員の松下玲子氏が17日夜、自身のX(旧ツイッター)で「一部の言動や表現は私の想定を超えるもの」「今回の表現は受け入れられない」と釈明した。


松下氏は、市民団体が3月8日の国際女性デーに合わせ、翌9日にJR新宿駅前で開催した「フェミブリッジ・アクション東京」に参加。ジェンダー平等の推進を掲げる社民党首の福島瑞穂氏と共産党参院議員の吉良佳子氏も顔をそろえた。

投稿したXで松下氏は「一部の発言やコールが、多様な立場の方々との対話を促進するのではなく、分断を招くものとなったことを遺憾に思います」と振り返り、「今回の表現に関しては私としては受け入れられるものではありません」とした。また、「表現によっては、本来の趣旨から逸脱し、建設的な議論を妨げる可能性があり、ジェンダー平等の実現には互いを尊重し合う姿勢が不可欠です」と持論を展開した。

問題の集会を巡っては、福島氏本人と吉良氏の事務所も批判を受け、それぞれ自身のXで見解を述べている。

8526OS5:2025/03/21(金) 10:27:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a5d8bb9020a7dd81fe3809fb98e808e2ff996ab
立民、減税勢力が突き上げ 参院選へ危機感
3/21(金) 7:04配信
 立憲民主党内で、消費税減税を訴える勢力が減税に慎重な執行部への突き上げを強めている。


 日本維新の会や国民民主党が家計に直結する看板政策を掲げる中、このままでは夏の参院選で苦戦を強いられるとの危機感からだ。野田佳彦代表ら執行部は神経をとがらせている。

 「参院選の公約に減税を入れてもらう」。消費税率の引き下げを目指す党内勉強会は19日に会合を開き、会長を務める末松義規衆院議員は記者団にこう強調。広く賛同を呼び掛ける考えだ。

 立民では、江田憲司元代表代行も食品の消費税率ゼロを目指す勉強会を発足させた。18日の会合で、江田氏は参院選公約への反映を目指し、4月に提言をまとめる方針を明らかにした。

 減税を主張する動きが活発化しているのは、世論調査で立民の支持が伸びないことへの焦りの表れだ。2025年度予算案の修正協議では、手取り増を訴える維新、国民民主両党に注目が集まり、立民の埋没感は否めなかった。野田氏周辺からも「参院選に向け何か対策は打たないといけない。このままでは勝てない」との懸念が漏れる。

 野田氏は旧民主党政権で首相を務めた際、自民、公明両党と消費税率引き上げに合意した当事者で、立民幹部は「必要以上に増税派だと思われている」と指摘。執行部と距離を置くベテランは「イメージがぬぐえていない。『君子豹変(ひょうへん)』してほしい」と語る。

 末松氏は19日、減税派が党内の過半数を占めれば「(執行部は)無視できない」とけん制した。公約策定に向けた党内の不協和音が高まる可能性もあり、幹部は「党が割れかねない」と不安を口にした。

8527OS5:2025/03/21(金) 17:44:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f8ee7e00eccab8fa562d63554f485bbcf49c781
国民・榛葉幹事長が激怒 立民・杉尾秀哉氏の質問に猛反論「印象操作」「わが党をおとしめる」
3/21(金) 15:19配信

日刊スポーツ
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(2024年12月撮影)

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は21日の定例会見で、この日の参院予算委員会で質問に立った立憲民主党の杉尾秀哉議員が述べた内容について、国民民主に対する「印象操作。誤解を生むような発言」だとして、強く批判した。

【写真】参院予算委員会で質問する立民・杉尾秀哉氏

 榛葉氏が指摘したのは、この日の参院予算委で杉尾氏が質問した中で、「SNSと選挙、政治」をテーマにした内容の一部。杉尾氏は「『クラウドワークス』のようなプラットフォームを介した動画作成依頼、受注者による動画作成・大量拡散のシステム」に触れた際、「クラウドワークスが募集するのは選挙に関することだけではない。かつては、自民党、立憲民主党、財務省を批判して、国民民主党、参政党を称賛するような書き込みの仕事を募集している」「カネの力で一定の世論誘導を行うことが可能だ。カネで偽の世論を作ることが野放しになっていてもいいのか」などと指摘し、政府側の見解をただしていた。

 榛葉氏は「国民民主党があたかもクラウドワークスを利用し、わが党に有利な記事や動画を作成させて流させているかのような質疑は大変遺憾」と述べた。その上で「一般論として、報道の自由や表現の自由は絶対に侵されてはならない。選挙によっては、さまざまなネットが影響した事実はあるかもしれないが、基本は報道や表現の自由は絶対に侵されてはならない」と指摘し「(杉尾氏の指摘は)印象操作で、我々がクラウドワークスを使っているかのような、ああいう、誘導的というか誤解を生むような発言は本当に遺憾ですね。テレビ(の国会中継)を見てびっくりしたよ」と述べた。

 「我々は一生懸命に頑張って、支援者のみなさまが呼応してさまざまに情報発信してくださり、支持率が若干、上がっている。それを、自分たちの支持率が上がらないのをネットや報道のせいにしたり、他党の足を引っ張って(自分たちが)上にいこうなどということは、一般論ですが、やめた方がいい」と、けん制する場面もあった。

 榛葉氏はその上で、メディア論に言及。「いつの時代もメディアのあり方は変わるが、いつの時代も報道する側は、あり方、姿勢に常に気をつけていかないといけない。今年は地下鉄サリン事件から30年だが、当時鮮明に覚えていますが、(その前年に起きた)松本サリン事件では、第一通報者を犯人扱いする報道があった。メディアに携わる方からすると、悔やんでも悔やみきれない事案だと思いますよ」と述べた上で「(TBS出身の)杉尾さんもメディア人でしたからお分かりになると思うが、きちんとそういったところは気をつけていかないといけない」と指摘。「とりわけ事件報道や政治報道については、よくよく気をつけていく必要があると思います」と口にした。

 杉尾氏の委員会発言を受けて、立民に対して抗議する意志があるか問われると、「議事録をこれから精査してから、対応したい」と述べ、否定はしなかった。

8528OS5:2025/03/28(金) 09:00:02


597 :OS5 :2025/03/28(金) 08:59:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/19162520063b45f8aaa052578e2d307afa4aed87
国民民主出身の首相補佐官・矢田稚子氏、退任へ 首相が方針固める
3/27(木) 23:30配信

朝日新聞
「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」が取りまとめた報告書を、座長の矢田稚子首相補佐官(右)から受け取る石破茂首相=2025年3月26日午後4時47分、首相官邸、岩下毅撮影

 石破茂首相は、国民民主党の元参院議員で賃金・雇用を担当する矢田稚子首相補佐官を、近く退任させる方針を固めた。27日、複数の政権幹部が明らかにした。

 矢田氏は2016年参院選で、電機などの企業の労働組合で作る「電機連合」の組織内候補として旧民進党公認で初当選し、国民民主の副代表も務めた。22年の参院選で落選後、23年9月に岸田内閣で首相補佐官に起用され、石破内閣でも続投していた。政権側は「国民民主党や連合とのパイプを期待した」(官邸幹部)が、官邸内では「うまく機能していない」との指摘も出ていた。(小林圭、南有紀)

朝日新聞社

8529OS5:2025/03/31(月) 23:16:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e30ed7f4d891a364086a76c3c8274a5dac0d0a8
「少数与党の唯一の救い」は手柄を競う野党、大同団結は遠く 不信任案提出でも異なる思惑
3/31(月) 20:35配信

産経新聞
(左から)日本維新の会の吉村洋文代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、立憲民主党の野田佳彦代表

令和7年度予算の国会審議を通じて浮き彫りになったのが立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の間に入った深刻な亀裂だ。衆院で過半数を持たない少数与党の石破茂政権は野党の協力がなければ、予算成立もままならなかった。だが、野党は政府・与党が仕掛けた政策協議で分断され、夏の参院選を見据えた手柄争いに終始した。

立民の野田佳彦代表は31日の予算成立後、国会内で記者団に「野党が団結すれば、今よりも大幅な修正ができたはずだ。そのことを各党がきちっと意識することが大事だ」と語り、悔しさをにじませた。一方、国民民主の玉木雄一郎代表は「一義的には野党第一党の責任だ。(協力の)働きかけは一切なかった。われわれとしては独自にやるしかなかった」と立民の対応を批判した。

■維新と国民民主、与党協議を経て関係悪化

特に与党との政策協議で成果が分かれた維新と国民民主の対立が先鋭化した。維新は高校授業料の無償化、国民民主は「年収103万円の壁」の引き上げを掲げてそれぞれ与党と協議を進めてきた。維新が政策実現に道筋をつける一方、国民民主が行き詰まると、両党の関係が悪化した。

2月には国民民主の榛葉賀津也幹事長が「引き上げを骨抜きにし、邪魔をした責任は維新にもある」と攻撃し、維新の吉村洋文代表(大阪府知事)も「他党のせいにするのはやめた方がいい」と反論した。

維新と国民民主のさや当ては、予算審議の舞台が参院に移ってもやむことはなかった。予算案には維新も賛成し、31日に成立したが、国民民主幹部は「こんな予算案に賛成するようでは維新も(野党としての存在意義が)問われる」と非難した。

■立民、野党を糾合できず

野党第一党の立民は、維新と国民民主の批判合戦を傍観するのみだった。バラバラの野党は石破政権の延命にもつながっており、自民重鎮は「野党が手柄争いをしていることが少数与党のわれわれにとって唯一の救いだ」とほくそ笑む。

後半国会の最大の焦点は、立民が野党を糾合して石破政権に内閣不信任決議案を突き付けられるかに移る。ただ、不信任案の提出は衆院解散を誘発する可能性があり、野党各党の思惑が交錯する。立民幹部は「野党が(次期衆院選で)一致団結できれば自民政権は崩壊して野党の長期政権が誕生するかもしれないのに」と話すが、野党の大同団結には程遠い。(永原慎吾、深津響)

8530OS5:2025/04/03(木) 15:10:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b9cfc367a7f074e1384e662e03655b7c69d7aeb
枝野会長ら「筋違い」「礼失する」「不適切」 裏方批判の立民新人に苦言続出 衆院憲法審
4/3(木) 13:18配信


産経新聞
自由討議が行われた衆院憲法審査会。中央は枝野幸男会長=3日午前、国会内(春名中撮影)

衆院憲法審査会の枝野幸男会長(立憲民主党)は3日の憲法審の冒頭、「事務方への非難、誹謗(ひぼう)中傷はなさらないように強く申し上げておきたい」と警告した。3月27日の前回憲法審で、立民新人の藤原規真衆院議員が衆院法制局がまとめた資料について、「学説の捏造(ねつぞう)」などと言及したことが背景にある。


枝野氏は3日の憲法審で、「事務方からの説明は幹事会での協議に基づき会長の責任で出ている。それを実務的に作成した事務方を非難するのは全く筋が違う」と強調した。

また、与党筆頭幹事を務める船田元氏(自民党)も「常に公平中立で客観的な立場から補佐をしてくれている局長をはじめ法制局、憲法審事務局に対する礼を失する発言であり、許容しがたいものと受け止めている」と指摘した。

これに対し、野党筆頭幹事の武正公一氏(立民)は「公平公正で憲法審の運営にあたる法制局への発言としては不適切だと考える。こうしたことがないよう会派として努めていく」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c89afa2e8c0be4753606ea0e58c68de48f485ba
衆院憲法審の枝野会長「私の責任で提出している」 資料酷評の立民新人議員にきっぱり
3/27(木) 13:46配信
産経新聞
枝野幸男会長(春名中撮影)

立憲民主党の新人、藤原規真衆院議員が27日の衆院憲法審査会で、衆院法制局がまとめた資料について「学説の捏造」などと言及したところ、枝野幸男会長(立民)から「私の責任で中立客観公正なものとして提出している」と指摘される場面があった。


藤原氏は憲法審で資料に関して、「こまぎれ、ばらばらに学説が分類されている。もはや『学説の捏造』といわれても仕方がない」と強調。その上で「不偏不党の法制局の資料を疑うのは本意ではない。しかし、その内容は改憲派の先生方を容易にミスリードし得るものだ」と述べた。

これに対し、枝野氏は法制局による説明や資料について「私の責任で中立客観公正なものとして提出している。一切の責任は私にある」と答えた。

8531OS5:2025/04/03(木) 16:15:44
https://www.asahi.com/articles/AST423Q37T42UTFK004M.html
国民民主幹部「我々は野党と組みたくないんです」 野党間の対立激化
有料記事

川辺真改 松井望美 宮脇稜平 安倍龍太郎2025年4月3日 7時00分
 企業・団体献金のあり方をめぐる議論は、野党間の対立が深刻化する事態となっている。献金禁止を主張する立憲民主党と日本維新の会は、献金存続を前提に規制強化策を緩める形で与党と合意した国民民主党を痛烈に批判。与野党が合意していた「3月末」の決着も見送りとなり、先行きが見通せない状況が続いている。

 「自民党に気遣っているのか。何を目指しているのか、理解できない」。立憲の小川淳也幹事長は1日の記者会見で国民民主の対応を酷評した。維新の前原誠司共同代表も2日の党役員会で「3月31日までに結論を得るに至らなかった最大の原因は公明と国民民主にある」と強調した。

 こうした批判に対し、国民民主の玉木雄一郎代表は1日の会見で「自分たちの案が100点満点だと言って1ミリも折り合わないのであれば、合意が得られるわけはない」と反論。むしろ野党第1党の立憲の責任を指摘した。

 立維と国民民主の対立の発火点は、3月31日の自公国合意にある。

 企業・団体献金をめぐっては、自民が献金存続を前提とした「公開強化法案」を、立維など野党5党派が政治団体を除く企業・団体献金の「禁止法案」を提出した。

 野党側が、国民民主の協力取り付けで衆院の過半数獲得を図ろうとする中、国民民主は24日、公明とともに献金を受けられる団体を政党本部と都道府県組織に限定する「受け手規制」を盛り込んだ規制強化策を発表した。「禁止法案」の成立が見込めなくなった野党側では、公国案の丸のみで状況を打開する案が水面下で検討された。

公明幹部「後出しジャンケンみたいなもの」

8532OS5:2025/04/04(金) 20:09:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/7af7907bbba28fd5f464c531e2a07103e3476c96
国民・榛葉幹事長「お花畑だ」と一蹴 立憲・小川幹事長の「再合併が望ましい」発言に
4/4(金) 16:55配信


FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は4日の記者会見で、立憲民主党の小川淳也幹事長が両党の再合併が最も望ましいと発言したことについて、「お花畑だ」と一蹴した。

立憲の小川氏は3日、東京都内で開かれた「青空対話集会」で、立憲民主、国民民主両党がともに国政選挙の比例代表で略称を「民主党」としていることについて、「私どもも決して望ましいと思っているわけではない」と強調。

そして、「本来であれば、再度、共同歩調で歩みをそろえて、願わくば再合併、再合流をして、1つの党名で戦える環境を作るのが最も望ましい」と述べた。

これについて榛葉氏は会見で、「小川氏はいい人だが、お花畑だ。まず基本理念が違っている」と述べた。

そして、「言うのは自由だが、そういうことは街頭で言う問題ではない。これこそ積み上げる問題ではないのか」と強調した。

フジテレビ,政治部

8533OS5:2025/04/11(金) 22:30:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7f606fd606557ba581aaba8b03d92ac8d34d7cd
消費減税で立憲も割れる? 鬼門を前に、野田氏は枝野氏と手を組んだ
4/11(金) 19:00配信

朝日新聞
記者会見で、立憲民主党代表選への立候補を表明する枝野幸男前代表=2024年8月21日午後4時12分、国会内、岩下毅撮影

 立憲民主党は11日、夏の参院選の公約づくりに向け、消費税の扱いを含めた議論に着手した。野田佳彦代表は消費減税に慎重だが、党内の減税派が勢いづき、検討課題に挙げざるを得なくなった。党内政局に発展する懸念も出る中、枝野幸男・元代表も野田氏側について減税論の火消しに加わる構図となっている。

 減税派、財政規律派の双方の立憲議員約50人が参加した政調会合。党の財政政策の責任者、階猛衆院議員は「消費税について党内で色んな意見が乱立している状況は好ましくない。よく整理し、あるべき方向を見いだしたい」と訴えた。ただ、討議では「現下の状況では減税だ」「消費税は社会保障の財源であり、減税を安易に言うべきではない」と意見が割れた。来週以降も議論を続ける。

 支持率が伸び悩む立憲内では、消費減税を目玉政策に掲げて局面打開を図るべきだとの声が強まっている。もともと物価高対策として語られてきたが、トランプ米大統領の高関税政策を受けてさらに勢いを増してきた。

 江田憲司・元代表代行が会長の議員グループは10日、飲食料品の消費税「ゼロ%」の実現を求める提言を野田氏に提出する方針を確認。末松義規・元復興副大臣が率いる別のグループも11日、時限的な消費税率5%への引き下げを求める提言案をまとめた。両グループに参加する議員は党全体の3割超。党外に目を向けても、日本維新の会や国民民主党、れいわ新選組、共産党などほとんどの野党が消費減税を主張している。

■枝野氏が野田氏に語りかけた一言

 これに対し、野田氏は消費減税に極めて慎重だ。民主党政権の首相だった2012年、「税と社会保障の一体改革」を掲げ、消費税率10%への段階的引き上げで当時、野党の自民、公明両党と合意した当事者だ。11日の会見では「虚心坦懐(たんかい)に党内の議論を見守りたい。私の意見を言う段階ではない」と述べるにとどめた。

 野田氏が慎重に言葉を選ぶのは、「この局面での判断が命取りになりかねない」(野田氏周辺)との警戒感が広がっているためだ。消費税論議は、12年の民主党政権の分裂と下野を招いた「鬼門」で、当時を知る議員たちにとってはトラウマでもある。

 そんな中、昨秋の代表選で決選投票まで争った枝野氏が10日、国会内で野田氏に「ぶれないでください。ぶれなければ支え続けます」と伝えた。野田氏は「大丈夫」と応じたという。2人は、代表選で税金控除と現金給付を組み合わせた「給付付き税額控除」(消費税還付制度)の導入をそろって主張。消費減税に慎重な立場をとっていた。

 枝野氏との共同歩調で後ろ盾を得ることになった野田氏だが、党内対立の落とし所を見いだせているわけではない。対応を誤ればかつてのような党分裂の悪夢もよぎる。党内からは「給付付き税額控除を『消費税キャッシュバック制度』と名付け、事実上の消費減税とするしかないのでは」(若手)との声も出ている。(大久保貴裕)

朝日新聞社

8534OS5:2025/04/11(金) 23:26:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/c94240486540b67b224fdc993f4d6bbfaf3adcab
立民で「消費減税派」が台頭 国民民主や維新でも 参院選見据え野党がアピール合戦
4/11(金) 21:24配信
産経新聞
記者会見を行う立憲民主党の野田佳彦代表=11日午前、国会内(春名中撮影)

物価高対策やトランプ米大統領の関税措置に対応するため、野党で消費税減税論が勢いを増している。立憲民主党が11日開いた参院選に向けた経済政策を協議する党会合では、消費税減税を求める声が相次いだ。日本維新の会も同日、官邸に食料品の消費税ゼロを要請するなど、参院選を見据えた野党による「アピール合戦」の様相を呈してきた。

「党内の議論を虚心坦懐(きょしんたんかい)に見ている状況だ」

立民の野田佳彦代表は11日の記者会見で、「消費税減税派」が台頭する党内情勢についてこう語った。

野田氏は自身の首相時代に、消費税10%への増税に道筋をつけた筋金入りの「財政規律派」。その野田氏率いる立民内でも消費税減税を求める声が日増しに高まっており、同日の党会合では消費税の5%への引き下げや、食料品の税率をゼロにすべきとの意見が多く出た。出席したベテランは「財政規律派は何も分かっていない」と吐き捨てた。

また、維新も同日、前原誠司共同代表らが林芳正官房長官と官邸で面会し、食料品の消費税ゼロなどを柱とする経済対策を申し入れた。

野党から消費税減税の大合唱が起こるのは、有権者の関心が高い消費税減税を掲げることで参院選を有利に戦いたいからだ。国民民主党幹部は「まるで『減税合戦』だな」と漏らした。(深津響)

8535OS5:2025/04/15(火) 23:31:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/68ae014e7d1617f1786a7b6bd89abd92a96b0dbf
枝野氏の「分党発言」に立民党内で反発強まる 小沢氏「非常に傲慢」江田氏「言論封殺」
4/15(火) 21:02配信
産経新聞
立憲民主党の枝野幸男元代表(鴨川一也)

立憲民主党の枝野幸男元代表が消費税減税派を「ポピュリズム」と断じ、分党を勧告した発言に15日、党内の有力者らから反発が相次いだ。源流の民主党も消費税を巡る抗争から分裂し、政権を失った。枝野氏としては衆院選で減税を掲げて議席を減らした自身の反省を踏まえた言動だったが、中堅などからも党創設者の「分党発言」を疑問視する意見が出ている。

【写真】涙をぬぐう辻元清美氏

■分裂最も恐れる野田代表

波紋の発端は12日、枝野氏がさいたま市内で行った講演だ。党内の減税派に対し、「減税ポピュリズムに走りたいなら別の党をつくるべきだ」と発言した。

言うまでもなく党分裂に発展するのを最も恐れているのは野田佳彦代表に他ならない。野田氏は15日、記者団に「私は今の党内議論をポピュリズムとは思わない。物価高の問題を踏まえ、真剣な議論をしてもらっている」と述べた。

首相時代に現在の消費税率10%に道筋をつけた野田氏だが、民主党の実力者だった小沢一郎衆院議員と激しく対立、党は分裂した。現在の立憲民主でも消費税を巡って「分党」に言及するのは禁句といえる。

野田氏は分裂を懸念してか、「活発な意見交換をして、一定の時期が来たら集約する。結論が出たら従う政治文化をつくるのが私の役割だ」と語った。小川淳也幹事長も記者会見で「枝野氏は党の創業者だ」としつつ、「異なる意見に耳を傾けられるかが、党の懐の深さを体現することにつながる」と述べた。

■代表復活の芽なくなった

一方、小沢氏は15日、自身のグループの会合後、枝野氏の発言について「非常に傲慢な印象を与える。俺は『剛腕』とはいわれたけど『傲慢』というのはあまりいわれたことないな」と記者団に語った。与野党が消費税減税を訴えていると指摘し、「立民だけが『減税をしない』というようなことで、この党の存立が図れるか」と主張した。

さらに江田憲司元代表代行も同日、自身が会長を務め、消費税減税を掲げるグループの会合で「政策論議、政策提言、言論の自由を封殺しようというのは、看過できない大変遺憾な発言だ」と非難した。

もっとも枝野氏はどこ吹く風だ。周囲には「減税にぶれたら支えないということを野田氏に突き付けている。『本気だ』ということだ」と漏らす。

立民中堅は「分党発言で枝野氏の代表復活の芽はなくなった。党内を包摂できないのだから支持されないだろう」と批判した。(深津響)

8536OS5:2025/04/22(火) 17:41:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c2d4f4ca6387192bfc60d032dc7cf60707733ce
【速報】国民・平岩議員が偽名使った不倫を認め謝罪「深い反省と後悔の念に堪えない」 2024年10月に初当選
4/22(火) 14:17配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

FNNプライムオンライン

国民民主党の平岩征樹衆院議員は22日、自身のホームページ上で、自身が偽名を使って既婚であることを隠して不倫をしていたことを認め、謝罪した。平岩氏は現在45歳で、議員秘書などを経て去年10月の衆院選で初当選した。

平岩氏はHP上のコメントの中で、週刊誌から取材を受けたことを明らかにし「後日報道がなされるかと存じますが、私自身のことであること、自らの身から出た錆であり、きちんと私自身の言葉で皆様に説明すべきであると考え、本日、この文書の発表に至りました」とした。

その上で「取材の内容は、私が過去に自らの氏名や既婚者であることを秘して、特定の女性の方と交際していたという件に関するものでした。4年程前に、私が既婚者の身でありながらそのことを秘して交際していた方がいたことは事実です。また、お相手の方には本名を述べていなかったことも事実です」と不倫を認めた。

そして「すべて、私自身の浅はかさ、軽率さが招いた行動であり、交際をしてくださっていたお相手の方や妻や家族に与えた精神的な苦痛を思うと、深い反省と後悔の念に堪えません」と謝罪した。

自身の責任については「きちんとした謝罪などもせずに、本日に至ったことは、自身の身の処し方を含めて真剣に検討しなければならない事柄であると認識しています。お相手の方には、誠意をもって謝罪をさせていただきたい旨、弁護士を通じて申し入れをさせていただいているところです。誠心誠意対応をさせていただく所存です。また、到底許されることではないと思いますが、妻にはすべてを話し謝罪しました。今後も家庭内で謝罪を続けたいと思います」とつづった。

さらに「ご支援をいただいている皆様には、私の浅はかな行為により、ご迷惑をおかけすることになります。到底お許しいただけるとは思いませんが、お詫びを申し上げることしかできません。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

フジテレビ,政治部

8537名無しさん:2025/04/26(土) 23:05:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d84227bb22ccb27c56c44f0707e7db06bc7838f
消費減税ぶれた立憲民主・野田代表…決断の舞台裏 外堀埋められ「もん絶、七転八倒」
4/26(土) 12:20配信

西日本新聞
矛盾指摘には「全くありません」
立憲民主党の野田佳彦代表

 首相時代に消費税10%への引き上げを主導した立憲民主党の野田佳彦代表が、参院選公約として「1年限定で食料品の消費税ゼロ」を決めた。“ぶれ”ではなく、物価高対策を主な理由にした現実政治を強調。内実は振るわない党勢に危機感を募らせた党内の「減税圧力」に外堀を埋められ、党内融和を優先した。多くの野党が減税を主張する中、支持の広がりは読めず、「責任政党」としての存在意義も問われかねない。

【関連図】消費税減税を巡る立憲民主党内の構図

「ザ・当事者」
 「悩んだり、もん絶したり、七転八倒した」。25日の記者会見。野田氏は決断の難しさを隠さなかった。それもそのはず、2012年に消費税増税を含む「社会保障と税の一体改革」を推進した「ザ・当事者」だからだ。財務相の経験もあり「将来世代にツケを回さない」と国民に痛みを強いる判断をした。

 昨秋の代表選や衆院選でも、減税ではなく、消費税収の一部を中低所得者に給付や控除で戻す「給付付き税額控除」を訴えた。

 あれから半年。米国の高関税措置も挙げ、野田氏は「今を生きる人たちの暮らしも当然大事」「民のかまどから煙が消える可能性もある」と方針転換の正当性を訴えた。これまでと矛盾すると記者に聞かれると「全くありません」と色をなした。

 この日減収分の財源を示すことはできず、重鎮は嘆息した。「無責任と受け取られないか」。別のベテランも「本当にいいのか」。

脳内に苦い記憶
 「何がしたい党か分からない」。街頭演説では公然と批判が飛ぶほど党勢は芳しくない。世論調査で党支持率は、野党第3党の国民民主党を下回り、今年の地方選の結果も振るわない。

 呼応するように、党内では給付付き税額控除が「分かりにくい」などと不評が高まった。江田憲司元代表代行が率いる勉強会などが勢いを持ち、「食料品ゼロ税率」の支持が広まる。

 党創設者の枝野幸男元代表は「減税ポピュリズムに走りたいなら別の党へ」と減税派をけん制すると、江田氏らが猛反発して党内政局に発展。野田氏の脳内に苦い記憶が駆け巡った。

 「深い反省」と本人が言及するように、12年の消費税判断を巡り旧民主党から離党者が続出。衆院選で大敗し、政権も明け渡した。

「ガタガタになる」
 「すとんと腹落ちさせたい」-。今回、党幹部との協議で野田氏はこうつぶやき、党内融和のための着地点を練った。側近議員も「流れと違う判断をすれば、党がガタガタになる」と減税を認める方向に変化。財政規律派も容認できると出した解が「1年の時限付き」だった。会見前には、枝野氏に個別に会い、地ならしした。

 野田氏は会見で自信をのぞかせた。「まとまって行動できる」。枝野氏の側近議員も「難しい判断をした。決まれば党一丸で取り組みたい」と理解を示す。

 既に日本維新の会が食料品の税率2年間ゼロを打ち出し、国民は時限的な5%への減税を主張し、埋没の懸念がある。自民党の森山裕幹事長は「1年間の限定だったら、別の方法がある」と指摘するなど与野党から批判の矛先を向けられるリスクを生んだ。

 参院選で勝利し、次の衆院選で政権交代を目指す立民。若手は憂えた。

 「スローガンを言っていればいい政党と違う。支持層がそっぽ向かないようにしないと。大変苦労する」

 (坂本公司、岩谷瞬)

西日本新聞

8538OS5:2025/04/26(土) 23:43:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/281bd5eca80322e8055a906d3a40d2b2a70b986a
与野党幹部そろって苦言 立民公約「矛盾」批判も
4/25(金) 17:11配信
共同通信
報道陣の取材に応じる国民民主党の玉木代表=25日午後、福岡市

 立憲民主党が参院選公約に1年限定の食料品の消費税率0%を盛り込む方針を決めたことを受け25日、与野党幹部からは苦言が相次いだ。自民党の森山裕幹事長は「1年間の限定だったら、別の方法があるのではないか」と指摘し、国民民主党の玉木雄一郎代表は立民が掲げた過去の政策との「矛盾」を批判した。

 森山氏は、消費税が社会保障や地方交付税の財源になっているとして「下げるとすれば財源をどこに求めるのか。対でないといけない」と東京都内で記者団に語った。

 公明党の斉藤鉄夫代表は、飲食料品などに適用する軽減税率導入を野田氏が過去に批判していたにもかかわらず、軽減税率を前提とした公約を打ち出したことに「少し違和感を覚える」と述べた。

 玉木氏は福岡市で記者団の取材に応じ「選挙に有利なものを過去の政策と矛盾する形で出している」と非難。「経済状況にかかわらず1年間だけで、物価高騰に苦しむ国民にとって効果があるのか分からない」と疑問視した。

8539OS5:2025/04/27(日) 08:20:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/89358b32c10d4bc19d358bf737e01e4feaecbb4c
消費減税、立民・野田氏抗せず 維・国先行、参院選へ危機感 石破首相の対応焦点に〔深層探訪〕
4/27(日) 7:00配信




時事通信
記者会見する立憲民主党の野田佳彦代表=25日午後、国会内

 立憲民主党が、夏の参院選公約に消費税減税を盛り込む方針を決めた。減税論で先行する他の野党の間に埋没することへの懸念が拡大。政界有数の財政健全化論者と目された野田佳彦代表も、選挙を意識する党内の声に押し切られた。野党各党が消費税減税で足並みをそろえる中、今後は石破茂首相(自民党総裁)の対応が焦点となる。

【主な経歴】野田 佳彦(のだ よしひこ)氏

 ◇悪夢
 「財政規律を重視する立場だが、現実的判断もする」。野田氏は25日の記者会見で、減税にかじを切った理由をこう説明した。

 立民内で消費税減税の動きが活発化したのは昨年末以降だ。物価高対応で「食料品の消費税率ゼロ」などを掲げる複数の勉強会が発足。ただ、野田氏は「減収分を補う見通しはあるのか」と否定的で、当初は静観の構えだった。

 しかし、報道各社の世論調査で減税を掲げる国民民主党が支持を集める一方、立民は伸び悩んだ。日本維新の会も食料品の消費税率「ゼロ」を打ち出し、6月の東京都議選やその後の参院選を控え、立民内に危機感が充満。減税勉強会の参加者は党所属議員の過半数に達する勢いで、野田氏に近いグループからは「無視すれば代表選実施の署名を集められかねない」と警戒する声が漏れた。

 旧民主党は、野田政権下で消費税増税の是非を巡って分裂した。野田氏には今なお、3年余りで下野に至った「戦犯」との評が付きまとう。

 くしくも、当時の政権幹部だった枝野幸男元代表の「減税ポピュリズム」批判に、党を割った張本人の小沢一郎氏が「無礼で傲慢(ごうまん)」と応酬。今月、減税勉強会のメンバーと面談した小沢氏は「本気でやるなら応援する」とささやいた。

 分裂騒動の「悪夢」が関係者の脳裏をよぎる中、野田氏は23日のラジオ番組で「物価高など『民のかまど』を見た判断は当然ある」と軟化。1年間の時限措置として消費税減税の容認に傾いていった。

 ◇変節
 もっとも、野田氏はかつて食料品などへの軽減税率適用を「天下の愚策」と批判した経緯があり、自民幹部は「変節だ」と早速批判。公明党の斉藤鉄夫代表は記者団に「『天下の愚策』を前提にした政策に違和感を覚える」と皮肉った。

 野党内からも疑問の声が上がる。国民の榛葉賀津也幹事長は「有権者からは一貫性があるようには見えないのではないか」と指摘した。

 野田氏は25日の会見で、消費税減税に伴う赤字国債の発行を否定したが、財源の詳細に踏み込むことは避けた。「どうせ選挙向けのプロパガンダだ」。立民ベテランはこう言い放つ。

 食料品の消費税率をゼロにすることで、年5兆円程度の減収が見込まれるとの試算もある。減税論と距離を置く立民若手は「どこから財源を持ってくるのか。みんな選挙しか考えていない」と嘆いた。

 ◇包囲網
 物価高対策を巡り、政府・与党は国民一律の現金給付も検討したが、世論の「バラマキ」批判を受けて断念。これに代わって、参院自民や公明を中心に消費税減税を求める声が強まっている。野党の足並みもそろったことで、首相に対する「包囲網」が張られた形だ。

 ただ、自民執行部は消費税減税に慎重な姿勢を崩していない。森山裕幹事長は25日、立民案について「1年間の限定であれば別の方法があるのではないか」と記者団に指摘。首相周辺は「バラマキばかりやっていると、円が急落し金利が上昇しかねない」と懸念を示した。

8540OS5:2025/04/29(火) 07:58:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/3976863bcf2a31d7e2afaa16c55d4d6e5772fffa
内閣不信任案、連休明け焦点 煮え切らぬ立民・野田氏 国民民主は「出せば考える」
4/28(月) 21:38配信

産経新聞
大型連休明けの国会の最大の焦点となるのが、立憲民主党の野田佳彦代表が石破茂内閣への不信任決議案提出を決めるかどうかだ。与党が衆院の過半数を維持していた頃は野党の恒例行事と揶揄(やゆ)されていたが、与党が少数で可決される可能性がある状況では、首相の退陣や衆院解散・総選挙へのトリガー(引き金)になりえるからだ。もっとも、当の野田氏は政治空白の懸念などを理由に煮え切らない態度を取っている。


■野党まとまれば可決公算も…

「不信任案の構えはあるが、出していいかどうかの判断はよく検討しなければならない」

野田氏は27日のフジテレビ番組で不信任案提出についてこう語った。政府の国会提出が遅れる年金制度改革法案を巡り、「5月中旬までこなかったときは福岡資麿厚生労働相だけではなく、政権担当能力がないことを示すことになる」とも述べた。同時に、トランプ米政権の関税措置を踏まえ、「政治空白をつくっていいのかという問題がある」と、揺れる胸中をのぞかせた。

野田氏が頭を悩ませるのは、野党がまとまれば可決の可能性があり、政局に直結するためだ。野田氏としては夏の参院選を内閣支持率が低迷する首相のままで戦いたいのが本音だ。立民の政党支持率は決して高くなく、首相が衆院解散を決断した場合、先の衆院選で大幅に積み増した立民の議席を他党に奪われるリスクがある。日本維新の会のベテランは「不信任案は出てこない」と野田氏の手の内を見透かす。

■玉木氏「トリガーは野田氏」

立民側を挑発しているのが支持率好調な国民民主党だ。玉木雄一郎代表は21日の講演で「トリガーを持っているのは野田氏だ」と語った。榛葉賀津也幹事長も25日の記者会見で「政権交代をするとか、石破内閣では国民は幸せにならないとか言っているのに、内閣不信任案を出さないということがあるのか」とたきつけた。「出せば考える」とも語り、野田氏に決断を迫った。

野田氏は首相時代に消費税率の10%への引き上げに道筋をつけた張本人でありながら、参院選に向けて消費税減税を打ち出したことで発言の一貫性のなさを指摘されている。不信任案の提出に踏み切ることができなければ、政権交代への本気度に疑問符が付く。(永原慎吾)

8541OS5:2025/05/07(水) 23:34:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/73210d25b106207cc2e3716572e8d947947ad70e
夫婦別姓でも孤立の立民、法案成立は困難 すり寄るのは共産 維新、国民民主も法案提出へ
5/7(水) 21:46配信

産経新聞
選択的夫婦別姓制度の導入へ向け主導権を握ろうと、いち早く民法改正案を衆院に提出した立憲民主党が早速、孤立している。日本維新の会と国民民主党が近く独自法案を提出すると表明し、頼みの綱である公明党も立民とは距離を置く。衆院法務委員会で、立民案に賛成するのは共産党のみ。与党を揺さぶる意気込みで提出したはずだが、法案成立は困難で、立民の孤立感を際立たせている。

立民の重徳和彦政調会長は7日の記者会見で、先月末に衆院に提出した法案について「与野党を超えて多くの方々に賛同いただける内容になるよう、柔軟に対応したい。与野党問わず働きかけ、粘り強くやっていきたい」と述べた。共産に加え、立民と同じく連合の支援を受ける国民民主や、与党内の賛成派も取り込みたいとも強調した。

■立民、思惑外れる

立民は、昨年の衆院選で与党を過半数割れに追い込み、法案を議論する衆院法務委(定数35)では委員長を含めて11議席を持っている。衆院法務委で法案を可決させるには18以上の賛成を得なければならないが、推進派の公明、国民民主、共産を合わせたとしても16議席で、過半数に2議席足りない。法案成立には他党の協力が不可欠だ。

立民は他党の賛同を得られるとにらんで、平成8年に法制審議会(法相の諮問機関)が答申した民法改正案要綱を基本として法案を取りまとめたが、立民側の思惑はすでに外れている。

衆院に法案を提出した4月30日、維新と国民民主が近くそれぞれ独自法案を提出すると打ち出した。維新は旧姓の通称使用を法定化する法案を提出する方針で、維新ベテランは「立民の法案提出に合わせてぶつけてやろう」と待ち構えていた。国民民主も独自法案を練っており、幹部は7日、「立民案には乗らない」と周囲に言明した。

■「立憲共産党」再燃か

与党の分断を図ろうと意気込んだものの、公明の反応も渋い。斉藤鉄夫代表は2日、立民案に一定の理解を示しつつも、「社会の根幹や多くの法律に関わる制度だ。政府提案の法律になるのが最も好ましい」と語り、一線を画した。唯一、立民に手を差し伸べているのは共産で、田村智子委員長は「大いに賛同して、実現のために力を尽くしたい」と述べた。

ただ、立民内には夏の参院選を前に、令和3年の衆院選で受けた「立憲共産党」批判が再燃するとの懸念もある。立民中堅は「うちと共産だけが頑張っている絵柄になったら、また批判される」と嘆いた。(深津響)

8542とはずがたり:2025/05/10(土) 00:19:03
「いいね」で変わる政策 連合、玉木氏らに不満「SNSばかり見て」
https://www.asahi.com/articles/AST4Z0CP4T4ZUTFK00BM.html?iref=pc_rellink_01
有料記事
安倍龍太郎 南有紀2025年5月1日 11時30分


 SNSを使った「世論調査」。それが国民民主党の玉木雄一郎代表の日課だ。

 「いろんな政策を訴える。『いいね』が多い場合は残し、ウケたものを前に出していく」。SNSの反応に常に目をこらす「トレンドチェック」を欠かさない。

 ただ、SNSの反応に過敏になるあまり、党の主張が揺れ動いている。典型例が選択的夫婦別姓だ。昨秋の衆院選では「導入する」と公約していたが、最近は執行部の消極姿勢が目立つようになった。

【連載初回の記事はこちら】「玉木首相」なら即解散? 「地下アイドル」脱した党首が目指すもの
【連載2回目の記事はこちら】「バズる」までユーチューバーを7年 玉木氏がAIで行う「壁打ち」

 榛葉賀津也幹事長は4月25日の記者会見で「方針を修正したのか」と問われると、「いろんな価値観を見定めながら、国民の様々な意見を聞いて方向性を出す」と述べ、まずは与党が方針を示すべきだとの立場を示した。歯切れの良さが売りの榛葉氏だけに、あいまいな言い方が際立った。
衆院選後に「自民や維新の支持層が流れてきた」

 国民民主は2022年、立憲民主党など他の4野党とともに選択的夫婦別姓の導入に向けた民法改正案を衆院に提出。昨秋の衆院選期間中に朝日新聞と東京大学・谷口将紀研究室が実施した調査では、法制化について国民民主の当選者の86%が賛成派だった。

 ところが今は、立憲中心の賛成派との連携には後ろ向きだ。党や所属議員のSNSアカウントに「賛成するなら絶対に投票しない」「旧姓の通称使用の拡大でいい」など、導入に否定的な書き込みが相次いでいることなどが背景にある。

 いらだちを募らせるのが、最大の支持団体で、多くの産業別労働組合(産別)を束ねる連合だ。幹部の一人は「公約に掲げていたはずなのに。新しい支持者に遠慮している」。先月24日には芳野友子会長が玉木氏を訪ね、選択的夫婦別姓の早期実現を求めたが、玉木氏は「早期の実現が極めて重要」としつつ、「与野党を超えた幅広い合意をどのようにとるのかという戦略的なものになる」とかわした。

 党関係者は玉木氏らの慎重な物言いについて、「衆院選以降、自民党や日本維新の会を支持してきた保守層の一部が流れてきているから」と説明する。導入に向けた新たな民法改正案を立憲が衆院に提出した4月30日、国民民主も今国会に独自法案を提出する方針を突然打ち出すなど、一線を画す姿勢が鮮明だ。
「選挙に勝って、調子に乗っている」

 また、昨年12月に党が公表…

8543とはずがたり:2025/05/10(土) 00:19:29

国民民主は「労働者の代表」の党? 連合から呼びかけられた議員は…
安倍龍太郎2025年5月9日 17時15分
https://www.asahi.com/articles/AST592GTYT59UTFK01CM.html

 「私たちとすれば労働者の代表の党という思いで応援させていただいている」

 多くの労働組合を束ねる連合の清水秀行事務局長が9日、国民民主党との会合でこのように言及する場面があった。連合と国民民主との間にすきま風が吹く中、参院選を前に改めて結束を呼びかけたものだが、支持層を広げて勢いに乗る国民民主側の反応は――。

「いいね」で変わる政策 連合、玉木氏らに不満「SNSばかり見て」

 清水氏らはこの日、中小企業の支援強化や雇用の安定などの重要政策を要望。国民民主側は榛葉賀津也幹事長ら多くの幹部たちも出席した。清水氏はあいさつの中で「私たちは御党を長く応援させていただいている」とも強調。最大の支持団体としての貢献を改めてアピールした。

 これに対し、榛葉氏は「これからもご指導たまわりますよう、お願い申し上げます」と応じた。

 選択的夫婦別姓の導入などをめぐり、方針の違いが表面化するなど、最近は国民民主と連合との間で距離が生じている。長く連合の支援を柱としてきたものの、今はSNS上の保守的な無党派層に軸足を向ける国民民主に対し、連合幹部からは「選挙に勝って調子に乗っている」「SNSばかり見て、それに引っ張られている」などの不満が漏れるようになった。

 清水氏の発言の背景について、連合幹部の一人は「国民民主とはケンカをしているわけではないが、この機会にきちんと連合の考えを分かってほしいとの思いからだろう」と解説する。

 一方、国民民主側はどうか。この日、出席した同党議員の一人は「俺たちは労働者だけの党じゃない」と反発。そのうえで「俺たちはみんなを代表する党だ。労働者だって若者だって、何だって代表してる」と主張した。改めて両者の溝がにじむ会合となった。

8544OS5:2025/05/26(月) 12:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4230085843acc50a8efdb1a5a7164d980c5f4097
国民民主、支持率下落に危機感…山尾氏ら擁立にSNS「変な流れになってきた」
5/26(月) 6:32配信

読売新聞オンライン
街頭演説する国民民主党の玉木代表(25日、東京都港区の浜松町駅前で)

 夏の参院選を前に国民民主党が政党支持率の下落に危機感を強めている。過去の言動に批判があった議員経験者の擁立を巡り、躍進の原動力となってきたSNSで反発が広がっているほか、地方選での公認候補の落選や議員の不祥事も重なっているためで、党内からは不安の声も出ている。

 同党の玉木代表は25日、東京都内での街頭演説で、「(党が)大きくなったら大きくなったで課題、問題もある。それを乗り切っていきたい」と述べ、支持を呼びかけた。読売新聞社が16〜18日に実施した全国世論調査で党の支持率は4月から2ポイント減の11%で、報道各社の今月の世論調査でも前月からの下落が目立つ。

 党内では、今月14日に元衆院議員の山尾(本名・菅野)志桜里氏や前参院議員の須藤元気氏ら議員経験者4人を参院選比例選に擁立すると発表したことが影響したと見る向きは多い。

 山尾氏は過去に既婚男性との交際疑惑などが報じられ、須藤氏は原発の活用を掲げる党の政策と異なる主張をしていたためで、党の「手取りを増やす」との主張が好意的に受け止められてきたSNSでは一転、「変な流れになってきた」「支持をやめる」などと批判的な投稿が増えている。

 玉木氏は「党の合意事項に反する行動はとらない」と約束させる確認書の提出を公認条件にしたと公表して沈静化を図っているものの、反発は収まっていない。

 党の足元も揺らいでいる。堅調な支持率を背景に全国の市議選で公認候補のトップ当選が相次いでいたが、18日の埼玉県和光市議補欠選挙(定数1)で敗れ、「勢いが止まった」(自民党幹部)との指摘も出ている。「政治とカネ」に厳しい目が向けられる中、神奈川県連は13日、代表を務める政治団体の政治資金収支報告書を未提出だったとして、横浜市議の県連幹事長職を解任したと発表している。

 コメを巡る失言をした江藤拓・前農相の対応を巡っては、玉木氏は当初「辞めるような話ではない」と語っていたが、党幹部の意見を踏まえ、更迭を求める方針に転じた。党内には「世論を読み違えたら、参院選前に失速しかねない」(若手)との懸念が広がっており、玉木氏に丁寧な説明を求める声が強まっている。

8545OS5:2025/05/28(水) 20:46:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/40a000bdbdf8632d8ebe94a3fcbb780c796ae6d2
「ヤギに頭を下げさせ…」「グループLINEで叱責も」立憲・鎌田さゆり議員(60)の“深刻パワハラ”《秘書9人が連続退職していた》
5/28(水) 16:13配信

文春オンライン
鎌田さゆり衆院議員 ©時事通信社

 立憲民主党の鎌田さゆり衆院議員(60、宮城2区)事務所から、3年間で秘書9人が連続退職する事態となっていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。

【画像】ヤギを連れて選挙活動をする鎌田さゆり議員(60)

 鎌田氏は衆院通算4期。仙台市出身の知る人ぞ知る個性派議員だ。モットーは「黙っていたら変わらない!」。経歴はほぼ、政治一筋である。父母は元自民党職員で、東北学院大学の経済学部を卒業後、30歳で仙台市議、35歳で衆院議員に初当選し、政治家キャリアを歩んできた。

 だが、事務所では異変が起きていた。元秘書の1人が語る。

秘書9人が退職、特殊なパワハラ疑惑も……
「実は秘書に対してグループラインで叱責したり、多い時には1分間に何度もメッセージを送って『即レス』を求めたりと、苛烈な性格です。そのせいもあってか、2021年衆院選後から24年衆院選後までの間に、秘書9人が辞めています」

 彼女はさらに、特殊な問題を抱えていた。2021年の衆院選に際して、鎌田氏は選挙事務所の「所長」に、市外から引き取ったというヤギを抜擢していた。前出の元秘書が振り返る。

「ある日突然、『メリー』というヤギが所長になった。すると、鎌田さんが『所長に挨拶は?』と促すので、私はとっさに『○○です。メリー所長、これからお世話になります』という趣旨を伝えて、ヤギに頭を下げました」

 ヤギに頭を下げたA氏は、「こんな挨拶を強要されること自体がパワハラではないか」と感じたという。

記者が“所長のヤギ”を訪ねると、鎌田氏が駆けつけた
 奇抜すぎる新種の“パワハラ疑惑”。「週刊文春」記者がこのヤギを探し出して訪ねると、鎌田氏が突如駆けつけ、取材に応じた。

――秘書に事務所長への挨拶をさせた?

「当時うちにいた女性が『メリー所長おはようございます』って挨拶してて、その女性が『ちゃんとみんな挨拶した?』とか言って、みんな笑って挨拶していたのは事実。だから私が所長への挨拶を強要することは一切ないんです」

 また秘書の退職については、書面で「公設秘書の異動は9人です」と回答があった。

◆◆◆

 だが、秘書9人連続退職の原因はこれだけではない。「たぬき死体の処理命令事件」「ロボット発言事件」「蛍の光事件」など鎌田事務所で起きたパワハラの詳細については、5月28日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および5月29日(木)発売の「週刊文春」で詳しく報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年6月5日号

8546OS5:2025/05/28(水) 20:46:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f730954879bbdfaddb01144f8992058f4f30b5
国民民主、28日に夫婦別姓法案を国会提出 山尾志桜里氏も擁立で「保守層離れ」進むか
5/27(火) 22:52配信
産経新聞
記者会見を行う国民民主党の玉木雄一郎代表=27日午前、国会内(春名中撮影)

国民民主党は、選択的夫婦別姓制度を実現する民法改正案を28日に国会に提出する。別姓制度は「左派」が積極的だが、保守層は家族の一体性が損なわれるとして制度に対する嫌悪感が強い。国民民主が夏の参院選で勝利するには昨年10月の衆院選同様、保守層の取り込みが重要になるが、現状は「保守離れ」を加速させる動きが目立っている。

【アンケート結果】結婚後の旧姓、通称使用したいと思いますか?

■保守層の懸念に配慮も…

国民民主案は保守層の懸念に配慮し、戸籍制度の維持を前提とした。焦点の子供の姓に関しては婚姻時に戸籍の筆頭者を決め、自動的に筆頭者と同じ姓にする仕組みを導入する。

玉木雄一郎代表は27日の記者会見で、国民民主案について「保守層にも理解してもらえる内容になった」と述べた。与野党での幅広い合意形成を進めるため、「リベラルと保守をできるだけ包含するような法案ができないか苦心した」と説明した。

国民民主は衆院選公約に「選択的夫婦別姓制度を導入します」と明記した。選挙戦では「政治とカネ」の問題で自民党に見切りをつけた保守層が国民民主に一気に流れ、議席が4倍に躍進した。新たな支持層を獲得した結果、リベラルな公約の履行と保守層のつなぎ留めという矛盾する課題を抱えるようになった。

国民民主は4月に独自案の国会提出を決めた。玉木氏は党会合に出席し、保守層にも配慮した仕組みになっている点が素直に伝わるよう所属議員を叱咤した。だが、そもそも保守層は別姓制度自体を敬遠しており、玉木氏の配慮が理解されるかは不明だ。

■山尾氏は「女系天皇」容認

一方、母方にのみ天皇の血筋を引く「女系天皇」を容認する山尾志桜里元衆院議員を参院選比例代表に擁立したことも「保守離れ」に拍車をかけた。山尾氏は今月15日、過去に例がない「女系天皇」について「女系天皇の選択肢を排除する進め方は間違っている」とX(旧ツイッター)に投稿した。国民民主の見解とは異なる見解で、交流サイト(SNS)上で批判を浴びた。過去の不倫疑惑も蒸し返され、国民民主のイメージに傷がついた。

報道各社の世論調査でも政党支持率の下落が目につく。連合幹部は「自民から来た保守層が自民に戻ってしまった」と指摘する。「保守離れ」のまま参院選に突入し、選挙戦で躍進することができなければ、玉木氏が選挙後に思い描く政界再編も水泡に帰すのは間違いない。(永原慎吾)

8547OS5:2025/05/30(金) 10:15:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3f17e04669775d3185157b70ec8595645069374
備蓄米「家畜の餌」発言が波紋 与野党批判、国民・玉木氏釈明
5/29(木) 20:31配信
時事通信
衆院農林水産委員会で質問する国民民主党の玉木雄一郎代表=28日、国会内

 国民民主党の玉木雄一郎代表が政府備蓄米を巡り「1年たったら家畜の餌に出すようなもの」と発言し、波紋を広げている。


 5年持ち越した備蓄米を飼料用として売り渡す現行制度について説明しようとしたようだが、配慮を欠く表現だとして与野党から批判の声が上がっている。

 発言が飛び出したのは28日の衆院農林水産委員会。随意契約による備蓄米放出について小泉進次郎農水相にただした際、「1年たったら動物の餌になるようなもの。そりゃ安く出ますよ」などと語り、銘柄米などの価格抑制を求める消費者のニーズとずれていると指摘した。

 これに対し、小泉氏は同日夜、記者団を前に「残念だ」と苦言を呈し、立憲民主党の泉健太前代表は29日、X(旧ツイッター)に「この局面で使う言葉ではない」と書き込んだ。国民民主内からも「余計な発言」(若手)と困惑の声が漏れる。

 一時は野党トップだった国民民主の支持率も、最近は一部の世論調査で下降気味で、玉木氏は「小泉氏も『エサ米』という言葉を使って同じ説明をしている」と釈明に追われている。

8548OS5:2025/05/30(金) 16:37:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/51a3b0aa426b96dea27969161f037711854f477b
ヤギに頭を下げさせた…相次ぐ疑惑に「立憲パワハラ党」の声 記者の質問をかわす野田代表
5/30(金) 16:07配信


産経新聞
立憲民主党の野田佳彦代表と小川淳也幹事長(右)=27日午後、国会内(春名中撮影)

立憲民主党の野田佳彦代表は30日の記者会見で、所属する国会議員による秘書へのパワハラ疑惑報道が相次いでいることに関し「立憲パワハラ党」ではないかと問われ、小川淳也幹事長に「対応を任せている」と繰り返した。

【写真】パワハラ疑惑報道の立民・水野素子氏が謝罪「言葉が強くなって…」

29日発売の週刊文春では鎌田さゆり衆院議員=宮城2区=が元秘書が「ヤギに頭を下げさせ」たなどの疑惑を報じられた。野田氏は小川氏が29日に鎌田氏と面談し、事情を聴いていると説明。「パワハラがあったかどうかも含めて、小川氏本人から話を聞くなどの対応をしている」と述べるにとどめた。

15日発売の週刊文春では、水野素子参院議員が元秘書に怒号を浴びせたなどの疑惑が掲載され、立民は参院選神奈川選挙区(改選数4)から出馬予定だった水野氏の公認内定を取り消す事態に追い込まれた。

8549OS5:2025/06/02(月) 23:55:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/802a80f7705e4aa49c3d5cf4debc855d4bf2f84f
「電話が鳴りっぱなし」年金法案で立民に非難の嵐 「厚生年金の流用」イメージ払拭に躍起
6/2(月) 20:45配信
産経新聞
年金制度改革法案に関する党の会合で発言する立憲民主党の長妻昭代表代行(左)=2日午後、国会内(深津響撮影)

年金制度改革法案を巡って自民、公明両党と修正合意した立憲民主党が非難の嵐にさらされている。立民は厚生年金を活用して基礎年金(国民年金)の底上げを要求し、与党は丸のみして法案を衆院通過させた。政権担当能力を示す狙いだったが、交流サイト(SNS)上では「厚生年金の流用」などとの批判が止まらない。党への非難をかわすため、政府・与党への対決姿勢を強めそうだ。


「メールと電話が鳴りっぱなし。もう立民は応援しないと怒られた。朝から晩まで苦情が殺到している」

立民の山井和則ネクスト厚生労働相は2日の党会合で、与党と修正し、衆院を通過させた年金法案を巡って批判が集中している状況を訴えた。SNS上の批判は的を射ていない「誤解」と繰り返し、今後も国民の理解が得られるよう説明していく考えを示した。

「ミスター年金」こと立民の長妻昭代表代行も「ほころびを現実的な手段で正さないと、ほころびが大きくなって修繕不可能になる」と述べ、修正を丸のみさせた正当性を強調した。立民に集中する批判をかわすためか、党会合に呼んだ厚労省からも法案の意義を説明するよう求めた。

立民が慌てふためくのも無理はない。参院選前にSNS上で批判が渦巻き、投票行動にも影響しかねない状況だからだ。

年金法案には基礎年金の底上げに加え、遺族厚生年金の見直しも含まれ、「遺族厚生年金のカット」などとして批判が燎原の火のように広がる。立民幹部は「今回の改革すら批判されるなら誰も改革しなくなる。選挙の前となればなおさらだ」と嘆く。

燃え上がる批判に対し、立民は所属議員向けに年金法案に関する「Q&A」を配布し対応する。国民民主党の玉木雄一郎代表も5月30日、X(旧ツイッター)に「今回の年金改革法案には、遺族年金の大幅カットも含まれている。自公立の3党は、今日にも衆議院を通過させようとしているが、あり得ない」と攻撃した。

年金法案に関し、与党と合意したことも世論の批判を強める一因となっている。立民内でも「大連立」に向けた布石との見方が強まり、石破茂内閣への不信任決議案提出の可能性も低くなったとみられている。年金の批判をかわすため、党内から「主戦論」が再び強まりそうだ。(深津響)

8550OS5:2025/06/09(月) 19:06:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/b817fa8d7ed7a347e74c81170506906ddac5ee47
立民、夫婦別姓で国民民主案に抱きつき作戦か 辻元清美氏「喜んで集まる」 国民は抵抗感
6/9(月) 17:40配信

産経新聞
立憲民主党の辻元清美代表代行(春名中撮影)

立憲民主党の辻元清美代表代行は9日の記者会見で、衆院法務委員会で審議されている選択的夫婦別姓制度導入に向けた国民民主党案について、自民党の別姓推進派と公明党が賛同すれば立民も歩調を合わせると表明した。「国民民主案に公明も自民の賛成派もみんなで集まるのなら、私らも喜んで集まって成立に向けて歩みを進めていきたい」と述べた。

衆院法務委では、立民と国民民主がそれぞれ提出した選択的夫婦別姓制度の導入を目指す民法改正案と、日本維新の会提出の旧姓の通称使用拡大に向けた戸籍法改正案の計3法案が議論されている。

立民案と国民民主案の違いは子供の姓の決め方で、立民案は婚姻時に定める。国民民主案は婚姻時に決めた戸籍の筆頭者と同じにするとしており、両党の法案提出者は国会答弁で法的効力は同じだと認めている。国民民主案に賛同する理由について、辻元氏は「法的効力も一緒ということが委員会の答弁でも明らかになった。だから自分たちが出している法案に固執しない」と説明した。

衆院法務委はいずれの会派も単独で過半数に達しないため、3法案は成立のめどが立っていない。立民には国会議論で民法改正案が多数を占めたとの爪痕を残す狙いがある。国民民主は保守層の反発を踏まえ、参院選前に立民と接近することに大きな抵抗があり、立民の「抱きつき作戦」の行方は見通せない。

一方、与野党は9日の衆院法務委理事懇談会を開き、11日に5時間の質疑を行うことで合意した。立民から「一定の結論を得なければならない」との意見は出たが、採決日程は議題に上らなかったという。立民の黒岩宇洋氏(野党筆頭理事)が理事懇後、記者団の質問に答えた。

8551OS5:2025/06/13(金) 11:48:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b800390faf353829ff03fc6eeb9e808f714d12a
党運営で国民民主が迷走…山尾氏擁立見送り・所属議員の不祥事、党内からは玉木代表の責任問う声も
6/13(金) 7:33配信

読売新聞オンライン
記者団の取材に応じる国民民主党の玉木代表(12日、国会内で)

 国民民主党が党運営で迷走している。夏の参院選比例選への出馬を表明していた元衆院議員の山尾(本名・菅野)志桜里氏の擁立見送りでは、玉木代表の対応が後手に回り、党内ガバナンス(組織統治)不全が浮き彫りとなった。所属議員の不祥事も重なり、執行部の責任を問う声も出ている。(薦田大和)


 「公認に至らなかったことは率直におわび申し上げたい」。玉木氏は12日、国会内で記者団の取材にこう述べ、山尾氏の擁立に関する一連の対応を謝罪した。

 結党メンバーの山尾氏に参院選への出馬を打診したのは玉木氏だった。4月に党会合で公認する意向を示すと、過去に報じられた山尾氏の既婚男性との交際疑惑などを理由に、党内からは反対意見が相次いだ。

 山尾氏の政策能力を高く評価する玉木氏は擁立にこだわり、5月14日に公認の内定を発表した。この間、支持者らがSNSで反発を強めた経緯があり、山尾氏が6月10日に釈明の記者会見を開く事態になったものの、批判は収まらず、結局公認を見送ることにした。

 山尾氏は12日に声明を発表し、「統治能力に深刻な疑問を抱いている」と不満をあらわにし、離党届を提出したことを明らかにした。

 そもそも、国民民主は玉木氏によるSNSを通じた「手取りを増やす」といった発信を足がかりに党勢を急拡大してきた。玉木氏はネット戦略に自信を見せていたが、山尾氏の擁立を巡る混乱では、SNSでの浸透が裏目に出た形で、報道各社の世論調査では軒並み党支持率が低下している。

 党内からは「代表が強引に進めたことが原因だ」(若手)として、玉木氏の処分を求める声も上がる。

 東京都議選や参院選を控える中、不安要素は他にもある。不祥事の多さだ。玉木氏は昨年12月、知人女性との不倫問題を受けて3か月間の役職停止処分を受けた。今年4月には平岩征樹衆院議員が、偽名を使って不倫していたとして党員資格停止処分を受け、その後離党する事態もあった。

 玉木氏はこの日、浅野哲青年局長を中心にガバナンスコード(統治指針)を策定し、候補者の選定過程や党の意思決定方法の見直しなどを盛り込む方針を示した。ただ、都議選や参院選には間に合いそうもなく、党内では「『玉木頼り』で党を運営してきたつけだ。泥縄式の対応では解決しない」(中堅)として、党運営の抜本改善を求める声が強まっている。

8552OS5:2025/06/16(月) 12:06:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/af1f579b6c3aa5ecfe3f3e643b521f255d00788f
原口一博衆院議員があばら骨を複数本骨折し入院 6月15日夜、佐賀市の自宅で転倒 2016年に骨の遺伝性難病を公表
6/16(月) 11:22配信

佐賀新聞
 立憲民主党の原口一博衆院議員(65)=佐賀1区=が15日夜、佐賀市内の自宅で転倒し、あばら骨を複数本折るけがを負ったことが、関係者への取材で分かった。佐賀県内の病院に入院している。

 原口氏の事務所によると、原口氏は15日夜、自宅で転倒し負傷した。同日、県内の病院を受診し、そのまま入院した。全治約3カ月の診断で、入院期間は未定という。

 石破政権は22日までの今国会会期を延長しない方針を固めている。原口氏の事務所は「(国会に)登院することは難しい。予定は全てキャンセルする」としている。

 原口氏は以前に骨折した際、骨が折れやすくなる遺伝性難病と診断されたことを公表している。

8553OS5:2025/06/25(水) 19:59:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae2d9053076d76d1a3985828acab2ecd45e05071
「恥ずかしい」立憲の60歳女性議員 ハイテンションな「ラップ応援動画」に支持層からも大ブーイング…1カ月前には“パワハラ疑惑”も
6/25(水) 16:20配信


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女性自身
(写真:時事通信)

いよいよ7月にせまった参院選。“前哨戦”でもある22日投開票の東京都議選で野党第一党の座を獲得した立憲民主党は、多くの国民が不満を抱える「物価高」の対策を主要政策に掲げ、国政の場でもさらなる躍進を目指している。

【投稿あり】「恥ずかしい」波紋を呼んだ鎌田氏の「ラップ」パフォーマンス

ところが、参院選の新潟選挙区(改選数1)で立候補予定の現職・打越さく良議員(56)の“後援者”の応援メッセージが、支持層からも大ひんしゅくを買う事態に発展している。その“後援者”とは、同党所属で衆院当選4回(宮城2区)の現職ベテラン・鎌田さゆり議員(60)だ。

6月22日から、Xで打越氏の選挙関連の投稿を開始した鎌田氏。23日には、《#打越さくら 後援会事務所。#参議院議員 として、地方を守る力に。農政を転換させる力に。 #新潟 を咲かせる #さくら》と綴ると共に、「さくラップ」と題したラップを動画で披露した。

鎌田氏は、お笑い芸人・春日俊彰(46)の“カスカスダンス”のように肘を激しく前後させながら、打越氏の名前を「さくら!さくら!さくら!」と連呼。「大企業を守らず中小企業守ろう」「食料品は消費税ゼロでいこう!」という主張も織り交ぜながら、「私はカマタ、カマタカマタ」と自分の名前も連呼。自身が「さくラップ」の“名付け親”であることもアピールしていた。

「ラップでは『フロウ』と呼ばれる、曲を“聞かせる”歌いまわしの技術が重要視されますが、鎌田さんのラップには抑揚がありません。所々で『韻』も踏んでいますが、これも歯切れが悪いです。そして全体として名前を連呼するばかりで、肝心のメッセージも見えてこない。テンションは高くていいのですが、ラップで応援する意図や必然性が感じられません。打越氏は、鎌田氏の選挙協力の投稿を多くリポストしていますが、『さくラップ』には一切触れておらず、響かなかったのかもしれません」(音楽ライター)

政党に関わらず、政治家が音楽やダンスに乗せてテーマを訴える手法はよくあるが、その度に誠実な訴えを求める声が付いて回る。今回の鎌田氏の動画もやはり評判が芳しくないようで、Xでは、立憲民主党の支持層と思われるユーザーからも、こんな声が上がっている。

《打越さんも大迷惑 最近変だよ鎌田さん》
《ときどきマヌケなことをして批判されるのが残念です》
《立憲 鎌田さゆりさん情けないこちらが恥ずかしい》
《国民を馬鹿にしているのでしょうか?国会議員はタレントではないです。政策を話せないのでしょうか?》
《こう言うの好きじゃない。立憲に取ってマイナス》

さらに批判を加速させている背景に、鎌田氏について最近浮上したある“疑惑”も影響しているようだ。

「鎌田氏は今年5月29日発売の『週刊文春』で“パワハラ疑惑”が報じられています。内容としては、過去にグループLINEで秘書を叱責したり、鎌田氏が選挙事務所で飼育するヤギに対し、秘書に挨拶をするように“強要”していたというもの。

鎌田氏は同誌の取材に《挨拶を強要することは一切ない》と疑惑を否定し、立憲の野田佳彦代表は5月30日の会見で、小川淳也幹事長に対応を任せていることを明かしていました。今回の投稿には、過去の疑惑を持ちだした批判も多く見られました」(政治部記者)

鎌田氏といえば、国会でのキレのある答弁を評価する声も多い。国会外での振る舞いも、いちど考え直してはいかがか。

8554OS5:2025/07/20(日) 22:26:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/30379d7ba65844c39ddd53d7ad150024a643b246
【速報】立憲・長妻代表代行「大連立は一切無い、あり得ない」
7/20(日) 21:12配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
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立憲民主党の長妻代表代行は与党とのいわゆる「大連立」について、「一切ない、あり得ない」との考えを示しました。



立憲民主党の長妻昭代表代行は20日民放のBS番組に出演し、与党とのいわゆる「大連立」について問われると、「立憲民主党の仲間たちは自民党のカネまみれの体質を変えるために結集した。政治体質を変えるというのが優先順位では非常に高い」などと述べ、「大連立は一切ない、あり得ない」との考えを示しました。

TBSテレビ

8555OS5:2025/07/21(月) 20:55:39
https://www.sankei.com/article/20250721-UL5TYNUUXNM5PNOQ7TGWWMCBGY/?outputType=theme_election2025
立民、参院選は「負け」と受け止め「不信任案どころでない」 野田代表に首相から秋波も…
2025/7/21 20:50
20日投開票の参院選で立憲民主党は改選前と同じ22議席にとどまった。野田佳彦代表が掲げた「与党改選過半数割れ」の目標は達成したものの、国民民主党など他の野党が躍進する中、党内には「負け」との受け止めが広がる。石破茂首相(自民党総裁)は政権延命に向けて立民に秋波を送るが、立民が安易に応じれば事実上の「大連立」とみられ、致命的な傷を負いかねない。

野田氏は21日、記者団に、首相の続投表明について「だらだらとした政治をいつまで続ける気なのか、だらだらと民意を無視して居座り続けるのか。あまりにも説得力がない」と批判した。一方で、立民として内閣不信任決議案の提出を検討するか問われると「まだ考えていない」とかわした。

野田氏は参院選を政権交代に向けた「ステップ」と位置付けていた。平成19年参院選で自民、公明両党を過半数割れに追い込み、2年後の21年衆院選で民主党(当時)への政権交代を果たした成功体験があったからだ。

今回、野田氏のもくろみ通り与党過半数割れの結果になったが、誤算は参院選で明らかになった立民の党勢の陰りだ。

臨時国会での不信任案提出について、党内では「提出して衆院選になっても、この結果では勝てない。不信任案は出せない」(中堅)と慎重論が拡大する。ベテランも「負けも負け。不信任案どころではない」と断じる。

首相は21日の記者会見で連立政権の枠組み拡大は否定しつつ、社会保障政策で「野田代表と認識を共有する部分も多い」と語るなど、「野田代表」と何度も口にし、秋波を送った。

野田氏は選挙後、自民との大連立を否定した。政権交代を訴え、参院選を戦った自民との連携は自己否定になるためだ。ただ、政権にとっては不信任案を提出しない野党は脅威でも何でもない。提出を与党にちらつかせながら政策協議を行うのとは全く意味が異なる。


別のベテランは「与党と個別協議をして政策を実現しても、国民から大連立と受け止められたら立民の存在意義が問われる」と忠告した。(千田恒弥、深津響)

8556OS5:2025/07/21(月) 21:28:06
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250721-OYT1T50156/
伸び悩んだ立憲民主党、野党共闘の主導権は見通せず…野田代表は消費減税を足がかりとする考え
2025/07/21 20:58
 野党第1党の立憲民主党は参院選で、改選22議席から横ばいで伸び悩んだ。参院でも与党が過半数を割ったことを受け、立民は野党各党に連携を呼びかける考えだが、共闘態勢の構築に向けて主導権を発揮できるかは不透明だ。

インタビューに応じる立憲民主党の野田代表(20日午後10時58分、東京都千代田区の同党本部で)=後藤嘉信撮影
 野田代表は21日、党本部で取材に応じ、続投を明言した石破首相を「物価高に対して無策だから、こういう結果が出た」と批判。野党の共闘に向け、「胸襟を開いて話をする。どのテーマでどう連携していけるのか、議論していきたい」と意欲を示した。

 野田氏は、通常国会で立民など野党7党で共同提出したガソリン税の暫定税率廃止法案や、野党各党が参院選で公約に掲げた消費税の減税・廃止を協力の足がかりとしたい考えだ。

 ただ、立民は、共産党などと候補者を調整した選挙区での取りこぼしが目立ち、比例選の得票でも躍進した国民民主、参政両党を下回った。立民を中心とした政権を目指すことには、野党内にも「展望がみえない」(国民民主幹部)と懐疑的な見方が広がる。

 日本維新の会も、社会保障改革に関する与党との政策協議を継続する方針だ。岩谷幹事長は21日、党本部で記者団に「与党でも野党でも(政策が)一致するところは一緒にやっていく」と語った。

8557OS5:2025/07/21(月) 21:29:33
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250721-OYT1T50117/
「野党結集」目指す立憲民主党、他党からは冷ややかな声も…改選22議席から積み増せず
2025/07/21 13:04
 野党第1党の立憲民主党は、与党が参院でも過半数割れとなったことを受け、野党各党に結集を呼びかけ、政権交代への道筋をつけたい考えだ。立民は今回の参院選で改選22議席から積み増せず、共闘態勢の構築に主導権を発揮できるかどうかは見通せない。

インタビューに応じる立憲民主党の野田代表(20日午後10時9分)=後藤嘉信撮影
 立民の大串博志代表代行は21日午前、党本部で記者団に、今後の野党連携に向け、「できる限りの一致点を見いだし、連携が取れるような形で自公政権に迫っていく」と語った。野田代表も同日未明の記者会見で「とにかく一致点が何なのか胸襟を開いて話す」と意欲を示した。


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 野田氏は、通常国会で立民など野党7党で共同提出したガソリン税の暫定税率廃止法案や、参院選で各党が公約に掲げた消費税の減税・廃止を、連携に向けた足がかりとしたい考えだ。

 ただ、立民は今回、共産党と候補者を一本化した福島選挙区で敗北するなど、取りこぼしが目立ち、比例選でも伸び悩んだ。

 日本維新の会の吉村代表は20日夜の記者会見で、立民など現在の野党を中心とした政権について「現実的ではない」と否定的な考えを示した。国民民主党からも「政権構想を示せない立民とは連携できない」(幹部)と冷ややかな声が出ている。

8558名無しさん:2025/07/22(火) 18:10:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a7f60d1548aefdc237e8048c84a32725924dfee
伸び悩んだ立憲民主党、野党共闘の主導権は見通せず…野田代表は消費減税を足がかりとする考え
7/21(月) 20:59配信

読売新聞オンライン

インタビューに応じる立憲民主党の野田代表(20日午後10時58分、東京都千代田区の同党本部で)=後藤嘉信撮影

 野党第1党の立憲民主党は参院選で、改選22議席から横ばいで伸び悩んだ。参院でも与党が過半数を割ったことを受け、立民は野党各党に連携を呼びかける考えだが、共闘態勢の構築に向けて主導権を発揮できるかは不透明だ。

【検索出来る】当選者・落選者一覧

 野田代表は21日、党本部で取材に応じ、続投を明言した石破首相を「物価高に対して無策だから、こういう結果が出た」と批判。野党の共闘に向け、「胸襟を開いて話をする。どのテーマでどう連携していけるのか、議論していきたい」と意欲を示した。

 野田氏は、通常国会で立民など野党7党で共同提出したガソリン税の暫定税率廃止法案や、野党各党が参院選で公約に掲げた消費税の減税・廃止を協力の足がかりとしたい考えだ。

 ただ、立民は、共産党などと候補者を調整した選挙区での取りこぼしが目立ち、比例選の得票でも躍進した国民民主、参政両党を下回った。立民を中心とした政権を目指すことには、野党内にも「展望がみえない」(国民民主幹部)と懐疑的な見方が広がる。

 日本維新の会も、社会保障改革に関する与党との政策協議を継続する方針だ。岩谷幹事長は21日、党本部で記者団に「与党でも野党でも(政策が)一致するところは一緒にやっていく」と語った。

8559OS5:2025/07/24(木) 21:24:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/89a3a5eff9dfbb723f3456a04b2cf3260f56dbcf
「立憲スルー」で執行部に責任論 幹事長焦点、早くも後任に安住衆院予算委員長の声
7/24(木) 21:12配信
産経新聞

立憲民主党の野田佳彦代表と小川淳也幹事長(右)(春名中撮影)

立憲民主党で参院選の結果を巡り、執行部の責任を追及する声が聞こえてきた。政権交代への「ステップ」と位置付けながら政権批判票を取り込めず「立憲スルー」(泉健太前代表)を招き、改選前と同じ22議席にとどまったためだ。ただ、次期衆院選は野田佳彦代表で臨むとの認識は共有されており、選挙の責任者である小川淳也幹事長の進退が焦点になりそうだ。

■「30議席」鼻歌交じりが…

小川氏は24日のテレビ朝日番組で、野党第一党の責任として「政権交代というシステムをこの国に用意したい」と述べた。石破茂首相(自民党総裁)の退陣が不可避となる中、立民中心の政権についても意欲を示し、「力量不足は認めないといけないが、相当なコミュニケーションを野党間でも取らせていただくよう謙虚に努力したい」と語った。

立民は選挙戦で「物価高から、あなたを守り抜く」を掲げ、消費減税やコメ農家への所得補償などを訴えた。自民、公明両党に対抗できる唯一の政党という自負もあり、他の野党のように「ワンイシュー(単一争点)選挙」を避けた。勝敗を左右する32の「改選1人区」で共産党を含む野党と候補者調整を行い、比例代表には全国的に知名度の高い元職の蓮舫氏を擁立し票の積み上げを狙った。報道各社の情勢調査で与党劣勢が聞こえてくると、立民重鎮は「30議席は行くだろう」と鼻歌交じりだった。

■「野党第三党」と揶揄

だが蓋を開けてみれば、与党過半数割れという目標は達成したものの、獲得議席は改選前と同数にとどまった。「指定席」と言われてきた改選複数区の茨城、福岡で取りこぼしたほか、比例も伸び悩んだ。

比例は得票数こそ令和4年参院選比で63万票増の約740万票となったが、獲得議席数は7議席にとどまった。比例得票数では躍進した国民民主、参政党に次ぐ3番目で、国民民主から「野党第三党」と揶揄(やゆ)される始末。こうした選挙結果について党内からは「負け」(ベテラン)との声が出ており、立民は近く参院選を総括する見通しだ。

責任論が噴出した場合、その矛先は野田氏ではなく小川氏に集中しそうだ。野田氏に近いベテランは選挙結果を受け、野田氏が役員人事の必要性に言及していることを明らかにした。後任幹事長候補には、与野党に幅広い人脈を持つ安住淳衆院予算委員長の名前が早くも浮上している。(千田恒弥)

8560OS5:2025/07/29(火) 23:10:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c5ec5df9647abf2d98432af5bb42c5b70c124b7
「立憲スルー」で指導力発揮が微妙な野党第1党 国民民主と参政に支持率で後塵拝す
7/29(火) 21:54配信
産経新聞

立憲民主党

野党第一党の立憲民主党が、有権者から選ばれない「立憲スルー」(泉健太前代表)と呼ばれる苦境に陥っている。参院選の比例代表の得票数で国民民主、参政両党を下回ったことに加え、報道各社の世論調査でも両党の後塵を拝しているからだ。本来なら参院選で大敗した石破茂首相(自民党総裁)に対し、内閣不信任決議案を突きつける局面だが、立民が野党を糾合する指導力を発揮できるかは微妙な状況にある。

「はっきり申し上げて(立民の)惨敗だった。自民、公明両党は大量の票を失ったが、受け皿になれていたのかということを厳しく考えなくてはいけない」

立民の水岡俊一参院議員会長は29日、国会内で開かれた参院議員総会で、改選22議席を上積みできず、比例代表の得票数で伸び悩んだ参院選の結果をこう総括した。

自民は令和4年の前回と比較し、比例票を500万票以上失ったが、立民は約63万票増の約739万票にとどまった。これに対し、同じ旧民主党をルーツとする国民民主は約762万票、参政も約742万票を獲得し、いずれも立民を上回った。

「立憲スルー」の傾向は世論調査の政党支持率の数字にも表れている。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が26、27両日に実施した合同世論調査では、国民民主が13・9%(前回の6月調査7・9%)、参政が9・8%(同3・9%)とともに大幅に上昇したのに対し、立民は6・8%と横ばいだった。

自信のなさの表れなのか、石破政権に対する姿勢でも積極性を欠く。国民民主の古川元久代表代行は27日のフジテレビ番組で、首相が参院選の惨敗にもかかわらず続投の意向を示しているのに対し、「本来は自分で身を処すべきだが、しばらく続けるならば考えなければいけない」と内閣不信任案提出の必要性を示唆した。一方、立民の小川淳也幹事長は29日の記者会見で「適時適切に総合判断する」と述べるにとどめた。

立民幹部も「野田佳彦代表は慎重な人。不信任案は野党間での環境が整わないと難しい」と煮え切らず、存在感の低下にますます拍車がかかりそうだ。(深津響)

8561OS5:2025/07/31(木) 22:15:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2f937c2e0c39d82c5db05e6879bdc158e4158c5
立憲・小沢氏「次の衆院選で全滅しかねない。執行部に大いなる責任」
7/31(木) 19:20配信

朝日新聞

記者の質問に答える立憲民主党の小沢一郎衆院議員=2025年7月31日午後5時16分、国会内、大久保貴裕撮影

■立憲民主党・小沢一郎衆院議員(発言録)

 【発言録】(参院選は)野党第1党たる立憲民主党の敗北である。立憲の存在が、非常に危うい状況に陥っている。次の総選挙は参政党と国民民主党は全小選挙区に候補者を立ててくる可能性が十分ある。立憲は、相当選挙に強い人でも勝利を得るのは非常に難しくなる。極端に言えば、全滅しかねない。

 野田佳彦代表はじめ、執行部は大いなる責任がある。人事をこうしろと今、言うつもりはない。ただ、代表以下、その責任は当然重いものだ。(記者会見で)

朝日新聞社

8562OS5:2025/08/02(土) 22:46:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6926b6e0664245817ecd3236bd72410ec79d25b
立憲民主党、参院選検証で執行部に不満相次ぐ…「党に魅力なくなった」「けじめつけるべきだ」
8/2(土) 11:28配信

読売新聞オンライン

立憲民主党の野田代表

 立憲民主党は1日、両院議員懇談会を国会内で開き、参院選の検証を行った。政権批判票の受け皿となれず、改選22議席の維持にとどまったことで、出席者からは執行部への不満が相次いだ。

 非公開で行われた会合では「党に魅力がなくなってきている」「大敗だったと認めるべきだ」といった注文が出た。「けじめをつけるべきだ」と野田代表ら党執行部の刷新を求める声も一部から出たという。

 立民は先の参院選で、与党が惨敗したにもかかわらず議席を積み増すことができず、比例選の得票も前回2022年参院選から大きく伸びず約740万票にとどまった。

 野田氏は同日、懇談会に先立つ両院議員総会で選挙結果について「痛恨の極みだった。厳しく総括し、次に備えたい」と述べた。立民執行部は参院選の総括を月内に取りまとめる方針だ。

8563OS5:2025/08/02(土) 22:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfe3003b8d2254d01a4a1d8fa6c3d866fdd22808
「全滅すると言って選挙に突入するのか」不信任案提出に慎重の立民・野田氏が小沢氏に反論
8/2(土) 7:00配信


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産経新聞

衆院本会議に臨む、立憲民主党の野田佳彦代表(左)と小川淳也幹事長=1日午後、国会・衆院本会議場(鴨志田拓海撮影)

立憲民主党の野田佳彦代表は1日の記者会見で、5日までが会期の臨時国会中に、石破内閣不信任決議案を提出することに慎重な考えを示したうえで、提出を強く主張する同党の小沢一郎衆院議員に反論した。

野田氏は参院選の結果について「石破政権に対してノーという意思表示が民意だった」とした一方、不信任案については「今は選挙の総括を行っている最中だ。途中で放り投げて不信任案を出すのがいいのか」と、否定的だった。

小沢氏は7月31日の会見で、不信任案提出について「当然だ。黙って見過ごすことは信任と同じことだ。国民に対して筋道が通らない」と指摘した。一方、次期衆院選に向けた立民の現状については、党勢が上向いている国民民主党と参政党が全選挙区に候補者を立てる可能性があるとして「立民は極端にいえば全滅しかねない」と危機感を示していた。

野田氏は、不信任案が提出または可決された場合、首相が衆院解散に踏み切る可能性があることを念頭に、「対決姿勢は秋でもいい。総括をしたうえで、戦う準備をして戦って勝ちに行くことが大事だ。小沢先生に反論するつもりはないが、『今選挙やったら全滅する』と言って、不信任ということで選挙に突入するのか。きっちり総括をして、戦って勝つ準備をすることを急がなけれならない」と強調した。

8564OS5:2025/08/04(月) 10:43:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/f24c18fbcdc1f719c706930628c406aba6e594de
立民、反転へ暗中模索 「既成政党」化に危機感 くすぶる野田執行部刷新論
8/4(月) 7:03配信

時事通信

立憲民主党の野田佳彦代表=7月25日、国会内

 参院選で伸び悩んだ立憲民主党が、次の国政選挙に向けて総括に着手した。

 国民民主党や参政党の躍進につながったとされるSNS戦略で後れを取り、有権者から新鮮さや魅力に乏しい「既成政党」の一つに見られているとの危機感は強い。有効な反転策を打ち出せるか、野田佳彦代表ら執行部は暗中模索を強いられている。

【主な経歴】野田 佳彦(のだ よしひこ)氏

 「終盤まで堅調な流れが続いていると体感していたが、一気に抜き去られたイメージだ」。野田氏は総括に向けて開いた1日の党両院議員総会でこう振り返り、世論の動向を読み切れなかった反省を口にした。

 立民の獲得議席は22で、改選前と変わらなかった。比例代表の得票は、国民と参政に次ぐ野党3番手。小選挙区を中心に議席を大きく増やした昨秋の衆院選でも比例の得票は横ばいで、停滞の兆候は既に出ていた。

 総会後の両院議員懇談会では、参院選の争点に急浮上した外国人政策で発信が弱かったと問題視する意見が上がり、出席者の一人は「参政党にどう伍(ご)していくのか」と執行部をただした。「SNS戦略が何も変わっていない」とする不満も出た。

 新興政党と比べて規模の大きい立民は、立ち位置や戦略を素早く変えづらい事情を抱える。源流となる民主党は2009〜12年に政権を担った。

 野田氏は公約に掲げた食料品の時限的な消費税率ゼロを遊説先で訴える際、財源に関して「赤字国債を発行しない」と強調し続けた。こうした「責任政党」路線に対し、ある若手は「官僚的だ。今の有権者には響かない」と矛先を向ける。

 懇談会でも、「手取りを増やす夏」を掲げた国民民主、「日本人ファースト」を訴えた参政を念頭に「分かりやすさ」を求める意見が出た。

 野田氏ら執行部に対しては「けじめ」を求める声がある。小沢一郎衆院議員は記者会見し、参院選は「敗北」だと断言。「代表以下の責任は重い」と突き放した。

 野田氏は再生の具体策を示したい考えだが、決定打は見えないのが現状。懇談会の後、幹部の一人は「厳しく受け止める」と語るのが精いっぱいだった。

8565OS5:2025/08/16(土) 23:05:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/f808d376b7cc82762b1bdd1ae1e786b58f9607f7
立民内で「執行部の弱腰」に不満…不信任案提出見送り「内閣の延命に手を貸している」
8/16(土) 7:37配信

読売新聞オンライン
 立憲民主党内で野田代表ら執行部に対する不満が募っている。石破内閣に対する不信任決議案の提出を相次いで見送り、7月の参院選では比例選の得票数が政党別で4位に沈んだ。執行部の一部刷新を求める声も出始めており、野田氏は対応に苦慮することになりそうだ。

一部刷新求める声も

立憲民主党の野田代表(8日、国会内で)=米山要撮影

 比例選で落選した石川大我・前参院議員は11日、自身のX(旧ツイッター)に「野田代表での(党)再生はない。代表選をすべきだ」と投稿し、野田氏も含めた執行部の刷新を求めた。立民は改選22議席から横ばいで、比例選の得票は国民民主、参政両党の後塵(こうじん)を拝した。「はっきり言って惨敗」(水岡俊一参院議員会長)との認識が党内に広がった。

 ただ、有力な「ポスト野田」は見当たらず、野田氏の責任論は限定的だ。参院選奈良選挙区での立民候補の敗北を受けて県連代表を辞任した馬淵澄夫・元国土交通相は7月下旬、「党人事の刷新は不可避」としつつ、「野田代表の下、多くの国民から支援いただける体制作りに取り組んでほしい」と語った。

 政策協議を巡って石破内閣に近寄る野田氏には「延命に手を貸している」(ベテラン)との批判もつきまとう。通常国会や先の臨時国会では不信任案の提出を見送った。「対決姿勢は秋でもいい」とする野田氏に対し、小沢一郎衆院議員は「政権を担う自信と責任がないのか」と反発。小沢氏は7月末に参院選総合選挙対策本部長代行の辞表を提出しており、「野田氏に揺さぶりをかけている」(党中堅)と見る向きもある。

 野田氏は月内にまとめる参院選総括で責任の所在を明確にしつつ、執行部人事に踏み切っても小規模にとどめて乗り切りたいものとみられる。ただ、秋の臨時国会には、物価高対策などを盛り込んだ2025年度政府補正予算案などの提出が見込まれ、不信任案提出の要否にもさらに注目が集まる。野田氏に近い党中堅は「『弱腰』が続けば党内対立に発展するおそれがある」と気をもんでいる。

8566OS5:2025/08/18(月) 18:32:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/797dd98cd52651f0936f185cd11b5818e5586d46
立民代表、解決路線へ傾斜 新興勢力伸長に焦り 実績作り、危ういかじ取り
8/18(月) 7:02配信
 石破政権との対決姿勢を前面に出してきた立憲民主党の野田佳彦代表が、政策で一致点を探る「解決」路線へ傾斜しつつある。

【ひと目でわかる】政党支持率の推移

 新興政党の勢いを目の当たりにし、「既成政党」離れに対する懸念から実績作りを急ぐ。ただ、他の野党には警戒感が広がり、政権の行方自体が不透明な中、危ういバランスの上でのかじ取りが続く。

 「『対決より解決』のすごいチャンスだ」。野田氏は8日の記者会見で国民民主党のキャッチフレーズを使ってこう強調。参院選公約の実現に意欲を示した。

 衆参両院で自民、公明両党が過半数を割り、政権運営に苦しむ石破茂首相は野党の協力を必要とする。立民が唱える給付付き税額控除に関して自・立は政調会長同士が既に接触。企業・団体献金の見直しを巡っては党首会談を視野に入れる。

 7月の参院選直後、野田氏は野党連携重視の立場だった。ガソリン税暫定税率の早期廃止に向け、共同歩調を呼び掛けるよう党内に指示した。

 一転したのは今月4日の衆院予算委員会。企業献金見直しを取り上げ、首相に「膝を付き合わせて協議する気はないか」と提案した。首相は「そうさせてもらう」と応じ、給付付き税額控除も話し合う方向で一致した。

 この前の週、野田氏は側近議員や国対幹部と歩み寄りのラインを協議。企業献金の原則禁止は「自民がのめない」と判断し、献金の受け皿を限る妥協案を提起すると決めた。関係者によると、政権側とも擦り合わせた。

 参院選では「手取りを増やす」と訴えた国民民主、「日本人ファースト」を掲げた参政党が躍進。伸び悩んだ立民は次の衆院選へ危機感を強めた。幹部は「浮揚するには成果が欲しい」と語り、野田氏は「中道の政治が必要。石破さんは心合わせができる人だ」と周囲に吐露した。

 自・立が組めば他の野党は置き去りになる。立民の「変節」に、国民民主の玉木雄一郎代表は「政権の延命に協力するというメッセージを野党第1党が出している」と反発。れいわ新選組の高井崇志幹事長も「抜け駆け」と断じた。

 立民側は「首相と確認したのは野党がまとまれない案件ばかり」(幹部)と意に介さない。ただ、これ以上溝が深まると、手札として残しておきたい内閣不信任決議案提出など、この先の重要局面で協力を得られるか見通せなくなる。

 企業献金見直しには自民内の抵抗が強く、首相が交渉を主導できるか不明。野田氏周辺は「物事が進むなら首相が続投してもいい」と語るものの、判断を誤れば痛手を被るリスクをはらむ。

8567OS5:2025/08/21(木) 23:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/fed1ba6ebf6845eec149bce6befe10c2399fecbb立民の参院選総括、敗北認めぬ執行部案に会議で厳しい意見 中堅は「総括終われば人事だ」
8/21(木) 20:48配信


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産経新聞

立憲民主党

立憲民主党は21日、党本部で全国幹事長・選挙対策責任者会議を開き、参院選の総括案を議論した。総括案は、参院選について「厳しい結果」との表現にとどめた。党勢の指標とされる比例代表の得票数では国民民主、参政両党の後塵(こうじん)を拝し、「野党第三党」に転落。党内では参院選は「負け」との認識が広がっており、中途半端な結論は党再生の足かせとなりそうだ。

■執行部の責任曖昧

野田佳彦代表は同日、総括案のたたき台を示しながら、「より突っ込んだ総括をしてもらいたい」と呼び掛けた。出席者によると、会議では「もっと厳しい総括をすべきだ」との意見が出たという。

参院選で立民は与党過半数割れという目標は達成したが、獲得議席数は改選前と同じ22議席にとどまった。比例票は昨年10月の衆院選から417万票減らし740万票に伸び悩んだ。自民、公明両党に逆風が吹く中、議席の上積みが確実視されていたため、衝撃は大きかった。党内では「負け」(ベテラン)との声が強まっている。

総括案では、参院選の結果を「獲得議席も比例得票も伸び悩む、厳しい結果となった」と評価した。執行部の責任については、今後の政治情勢の中で「より重く大きな責任と判断が求められることになる」と書き、曖昧な表現にとどめた。

比例票が「野党第三党」になったことに関し「党としての訴求力が不足したことは間違いない」と反省した。ネット戦略については「分析と対応を進める」と明記した。

大串博志代表代行兼選対委員長は終了後、総括案について「大筋は受け入れてもらった」と説明した。立民は22日の両院議員懇談会を経て、総括案を月内にも正式決定する方針だ。

■「次から本気」否定できぬ

ただ、「敗北」の文言を使わず、執行部に甘いとみられる総括案には党内から批判の声が上がっている。立民の米山隆一衆院議員は20日、自身のX(旧ツイッター)に「率直に言って『次から本気出す総括』である事を否定するのは難しい」と投稿した。中堅は「総括が終わったら人事をするしかない。今後の政局をにらみ、安住淳衆院予算委員長を幹事長にすべきだ」と語った。

立民幹部は「総括はかなり厳しくやっている」と自負する。ただ、執行部の総括が「甘い」と映れば保身ととらえられかねず、野田氏の求心力低下を招きかねない。(深津響)

8568OS5:2025/08/26(火) 20:47:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/7db1d929b1698568509cb0f2f903d6f19e6d4301
「事実上の敗北」 立憲が参院選総括、小川幹事長らは引責辞任否定
8/26(火) 20:36配信

毎日新聞

立憲民主党本部が入るビル=東京都千代田区で、平田明浩撮影

 立憲民主党は26日の常任幹事会で、7月の参院選を総括する文書に「事実上の敗北」と盛り込むことを承認した。原案段階で「勝利することはできなかった」と表現していたが、改選22議席から横ばいにとどまった選挙結果に党内から「負けを認めるべきだ」などと批判があり修正した。党内には執行部の責任を問う声もあるが、総括で人事についての言及はなく、会合後の記者会見で小川淳也幹事長らは引責辞任を否定した。

 総括では執行部作成の原案にあった「勝利することはできなかった」との記載が削除され、「今回選挙は事実上の敗北と言わざるを得ない」という表現が追加された。既存政党への忌避感を持つ有権者層から「立憲は既存政治の枠の中にあると見られている」との認識を示しつつ、「我が党は国民生活第一の政策実現を担い、既存政治を打破する政党である」と強調した。

 小川氏は会見で原案について「現有議席をほぼ維持している中で、表現ぶりについては注意を払った」とした上で、「党内の声を踏まえる形で修正した方がいいと判断した」と説明した。

 総括で執行部の責任に関し「重大な危機感を持ち、抜本的な体制の見直しを行い、党改革を進めていく」と書き加えたが、人事については言及しなかった。小川氏は「人事は代表の専権事項でこれ以上具体的なことを言及するつもりはない」と述べた。選対委員長を兼ねる大串博志代表代行は会見で「選挙を預かる者として責任を痛感している。体制の見直し、党改革を行っていくことが私の責任の果たし方になる」と語った。

 立憲は、比例代表の得票が野党3位にとどまるなど伸び悩み、原案が示された22日の両院議員懇談会では「危機感が足りない」などと修正を求める声が相次いでいた。【池田直、富美月】

8569OS5:2025/08/31(日) 20:47:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3009e69ce017f24cecc0895dc13c7f1e194185f
立民・野田氏、党再生へ続く難路 人事刷新要求、支持率低迷で
8/31(日) 16:36配信
共同通信

立憲民主党の野田佳彦代表=6月、東京都中野区

 立憲民主党の野田佳彦代表は、参院選の総括を終え党再生に乗り出す。「事実上の敗北」と総括した参院選に関し、若者らへの発信が不十分だったとして、まずは広報体制の強化に取り組む方針だ。だが党内には、参院選から1カ月以上たっても、誰も責任を取ろうとしない執行部に対する不満が渦巻き、人事刷新を求める声が根強い。政党支持率も低迷し、野田氏に難路が続く。

 「総括で『大惨敗』とすると、代表として立っていられない。『事実上の敗北』という、この内容で諮らせてほしい」。8月26日、党本部で開かれた執行役員会。改選22議席から横ばいに終わった参院選について「大惨敗と認めるべきだ」と迫る幹部に対し、野田氏は穏当な表現にとどめるよう理解を求めた。

 役員会後の常任幹事会で、参院選総括は了承された。幹事長の下に交流サイト(SNS)対策強化に向けた「特命チーム」を常設するなどの党改革を掲げ、広報部局の予算と人員を増強すると明記した。


立憲民主党の野田代表が直面する課題(似顔 本間康司)

 中堅議員は「われわれは有権者から『古い党だ』と見なされている。

8570OS5:2025/08/31(日) 20:49:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3009e69ce017f24cecc0895dc13c7f1e194185f
立民・野田氏、党再生へ続く難路 人事刷新要求、支持率低迷で
8/31(日) 16:36配信
共同通信

立憲民主党の野田佳彦代表=6月、東京都中野区

 立憲民主党の野田佳彦代表は、参院選の総括を終え党再生に乗り出す。「事実上の敗北」と総括した参院選に関し、若者らへの発信が不十分だったとして、まずは広報体制の強化に取り組む方針だ。だが党内には、参院選から1カ月以上たっても、誰も責任を取ろうとしない執行部に対する不満が渦巻き、人事刷新を求める声が根強い。政党支持率も低迷し、野田氏に難路が続く。

 「総括で『大惨敗』とすると、代表として立っていられない。『事実上の敗北』という、この内容で諮らせてほしい」。8月26日、党本部で開かれた執行役員会。改選22議席から横ばいに終わった参院選について「大惨敗と認めるべきだ」と迫る幹部に対し、野田氏は穏当な表現にとどめるよう理解を求めた。

 役員会後の常任幹事会で、参院選総括は了承された。幹事長の下に交流サイト(SNS)対策強化に向けた「特命チーム」を常設するなどの党改革を掲げ、広報部局の予算と人員を増強すると明記した。


立憲民主党の野田代表が直面する課題(似顔 本間康司)

 中堅議員は「われわれは有権者から『古い党だ』と見なされている。


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