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民主党スレ・2

1とはずがたり:2012/09/30(日) 16:21:36

前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/l50

8382OS5:2024/09/04(水) 22:51:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5bf8a44da36a10c7876ece7008ea4d836491ff6
立民の泉代表、立候補へ正念場 迫る告示、推薦人確保が難航
9/4(水) 19:17配信


共同通信
立憲民主党の泉健太代表

 立憲民主党代表選の告示が7日に迫る中、泉健太代表(50)が正念場を迎えている。立候補に必要な20人の推薦人確保に難航、正式な出馬表明に至っていない。2021年の前回代表選で泉氏を押し上げた党内グループは結束を欠き、党幹部も泉氏以外の支持で走り始める。出馬を模索する江田憲司元代表代行(68)らと同様、他グループの協力が得られるかどうかが鍵を握る。


 泉氏は4日、自らを支えるグループ「新政権研究会」(20人弱)の幹部と国会内で会い、情勢を分析した。立候補意向を示す吉田晴美衆院議員(52)とも意見交換した。

 苦戦の背景には、グループが「泉氏支援」でまとまり切れない現状がある。立民のグループは自民党派閥と異なり掛け持ちが可能で、中道・保守路線で重なる野田佳彦元首相(67)や江田氏に支持が分散。泉氏以外を推すグループ議員の一人は「泉氏に大きな失敗はなかったが、続投が党の将来に良いことなのだろうか」と指摘する。

 代表を務めた3年間で党勢向上が見られないことも支持に広がりを欠く要因だ。

8383OS5:2024/09/05(木) 16:05:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/44d41d5a83b08ca5d3bb26ffb3ca0b12d04f6756
立民・馬淵氏、立候補見送り 菅元首相は吉田氏支持
9/5(木) 11:36配信


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コメント34件


共同通信
馬淵澄夫氏

 立憲民主党の馬淵澄夫元国土交通相(64)は5日、党代表選への立候補を見送る考えを表明した。馬淵氏は一部国会議員から出馬を要請されていたが、告示が7日に迫る中、推薦人20人確保のめどが立たなかった。出馬を模索する吉田晴美衆院議員(52)は菅直人元首相と面会し、支持を取り付けた。

 馬淵氏は国会内で記者団の取材に、路線が近い泉健太代表(50)、江田憲司元代表代行(68)との間で候補者調整を進めていたと説明。「最後まで一本化を図る」と努力を続ける意向を示した。

 吉田氏は菅氏を訪ね、支援を要請。菅氏は推薦人になる考えを伝えた。

8384OS5:2024/09/05(木) 16:18:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e41f83faf909faeac1fa35da19183dcfd1882be2
立憲代表選、馬淵澄夫元国交相が出馬断念 泉・江田氏と一本化めざす
9/5(木) 12:12配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる馬淵澄夫元国土交通相=2024年9月5日午前11時6分、国会内、松井望美撮影

 立憲民主党代表選(7日告示、23日投開票)に立候補の意欲を示していた馬淵澄夫元国土交通相(64)が5日、「出馬の思いは封印する決意をした」と不出馬を表明した。そのうえで、泉健太代表(50)か江田憲司元代表代行(68)への候補一本化をめざす考えを示した。国会内で記者団に語った。

 代表選に立候補するには、国会議員20人の推薦状が必要で、泉、江田両氏ともに推薦人確保のめどが立っていない。中道路線を掲げる馬淵氏は、泉、江田両氏と支持層が重なるため、自らは身を引き、泉氏か江田氏かへの一本化を図るという。

 ただ、その調整は難航しそうだ。泉、江田両氏は立候補に向けて他グループへの働きかけを強めており、告示日まで代表選の構図が固まらない可能性もある。

 代表選には、枝野幸男前代表(60)、野田佳彦元首相(67)がすでに立候補を表明。吉田晴美衆院議員(52)も意欲を示している。(松井望美)

朝日新聞社

8385OS5:2024/09/08(日) 21:50:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/316a7e83f89741f586b3c93e7b22a760fbb92b15
締め切り2分前に滑り込み出馬 当選1回の吉田晴美衆院議員 立憲民主党代表選に挑戦 
9/8(日) 6:00配信
スポーツ報知
代表選での健闘を誓い合った(左から)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員(代表撮影)

 立憲民主党の代表選が7日告示され、既に立候補を表明していた野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)に加え、吉田晴美衆院議員(52)が滑り込みで出馬にこぎつけた。2021年の衆院選で初当選し、国会議員を1期務めただけの吉田氏は、従来の永田町の常識にとらわれない政治を行っていきたいと強調。新代表は23日の臨時党大会で選出される。

 まさに「滑り込み」の言葉がピッタリの立候補となった。吉田氏の届け出書類の受け付けが完了したのは、午前11時に設定された締め切りのわずか2分前だった。

 8月26日に代表選への名乗りを上げたものの、推薦人20人のハードルは高く、難航。同じく立候補を模索していた江田憲司元代表代行(68)との一本化にギリギリで成功した。江田氏と共に国会内で取材に応じた際には、目に涙を浮かべながら「正直もう駄目かと思う瞬間もあった」と感謝。江田氏は「ジェンダー平等を訴える党で、女性候補が一人もいない選択肢はあり得ない」と身を引いた理由を説明した。

 その後、党本部で行われた共同会見では「ここに立つ30分前まで、立候補かどうか決まってませんでした」と心境を吐露した。「当選1回の吉田が何を言っているんだと言われるかもしれませんが、政治の慣習にとらわれない等身大の政治を行いたい」と主張。「自民党や、永田町の常識では1期生の挑戦などあり得ない。常識を変えたい」と、同時期に党総裁選が行われる自民党を引き合いに、現状打破のパワーとフレッシュさをアピールした。

 吉田氏は山形県出身。幼少期から実家の青果店を手伝い、ホームページでも「やおやの娘」との記述があるほど実家に誇りを持ち、尊敬する人にも父を挙げている。航空会社の客室乗務員(CA)、投資・証券会社社員、民主党政権時の小川敏夫法相の秘書官を経て、2013年参院選岩手選挙区で国政選挙に初出馬(落選)した。

 名を知られたのが3度目の挑戦で初当選した21年の衆院選。野党統一候補として東京8区で立候補し、それまで選挙区で敗れたことのなかった自民党の石原伸晃元幹事長(67)を破る大金星どころか、比例復活も許さない完勝を果たした。唯一の女性候補として、そして前代未聞の当選1回議員として、どこまで存在感を見せられるか。政権交代への布石となる、17日間の論戦の火ぶたが切られた。

報知新聞社

8386OS5:2024/09/08(日) 21:51:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c43b203bc38ae8f1f0df7ebe5a55e8173adc874
締め切り5分前に立候補の吉田晴美氏、推薦人に野田佳彦氏と近い議員加わる…立憲民主党代表選
9/7(土) 21:01配信

読売新聞オンライン
立憲民主党代表選に立候補し、討論会で質問に答える吉田晴美衆院議員(7日、東京都千代田区で)=若杉和希撮影

 7日告示の立憲民主党代表選に出馬した吉田晴美衆院議員(52)は告示当日まで推薦人の確保が難航し、立候補を届け出たのは締め切りの約5分前だった。

 吉田氏周辺によると、6日午後の時点で20人必要な推薦人は十数人にとどまっていたという。同じく出馬を模索する江田憲司衆院議員(68)と6日夜から断続的に国会内で面会し、一本化に向けた最終協議が行われた。

 交渉は7日朝に再開され、立候補締め切りの午前11時の約30分前に両氏が記者団に姿を見せ、吉田氏に一本化したことを明らかにした。

 両氏によると、「消費税の食料品非課税」などの政策で合意したといい、江田氏は「ジェンダー平等を訴える政党の代表選に女性候補がいないのはおかしい。国民から見捨てられるという危機意識だ」と一本化の理由を語った。

 吉田氏の推薦人には、江田氏が率いるグループの所属議員が名を連ねたほか、野田佳彦・元首相に近い議員も加わった。

 選挙期間が重なる自民党の総裁選には過去最多の立候補者が見込まれており、立民内では埋没を懸念する声があった。野田氏は当選1回で代表選初挑戦となる吉田氏の出馬を期待していたとされ、野田氏が推薦人を貸したとみられる。

8387OS5:2024/09/08(日) 21:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7e4279f9ab75d096b2e086686cf773c422edb7d
立憲民主党代表選、党内四分 主導権争い過熱
9/7(土) 20:50配信

産経新聞
野党第一党のトップを選ぶ立憲民主党代表選が7日告示され、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4人が名乗りを上げた。各陣営や党内グループは、新代表選出後の主導権争いも視野に23日の投開票に向けた攻防に臨む。

立候補に必要な推薦人20人の確保を巡る駆け引きは告示日の朝まで続いた。

推薦人集めが難航していた吉田氏と江田憲司元代表代行(68)は7日午前、国会内で会談し、両陣営で候補を一本化して吉田氏が出馬することで合意した。話がまとまったのは、立候補の受け付け開始時刻の午前10時をわずかに回ってからだった。

告示日にようやく構図が固まるというあわただしい幕開けとなった代表選は、現時点では、野田、枝野両氏の対決が軸になるという見方がもっぱらだ。

野田氏は、自身のグループ「花斉会」に加え、小沢一郎衆院議員が率いる「一清会」からも支援を取りつけた。中堅・若手グループ「直諫(ちょっかん)の会」の重徳和彦衆院議員ら幹部も野田氏を支える。対する枝野氏は、党内最大グループ「サンクチュアリ」の支援を受ける。

一方、泉氏を支えるのは旧国民民主党系グループ「新政権研究会」だ。同グループは約20人を擁するが、支持を固め切ることができず、推薦人集めは難航した。求心力の低さを露呈したことは、選挙戦でもマイナスに作用しかねない。

吉田氏の推薦人には、江田氏らのほか、花斉会の複数の議員も名を連ねた。ただ、野田氏から離反したというわけではなく、唯一の女性候補である吉田氏の出馬を後押しして、多様な人材が競り合う代表選を演出するという「大局的な見地」(野田氏周辺)からの動きのようだ。

代表選は、最初の投票で過半数を獲得する候補がいなければ決選投票となる。党関係者は「花斉会の動きは、決選投票を見据えた吉田氏陣営への連携呼び掛けではないか」との推測を口にした。(松本学)

8388OS5:2024/09/08(日) 21:52:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/df0ebb5c72762cad4adbcd660cdefd8dc951acc6
【立憲代表選】締め切り30分前の攻防ドキュメント 4人目は江田氏か吉田氏か…告示日ギリギリですべり込み 候補者「1本化」の瞬間
9/7(土) 20:46配信


MBSニュース
MBSニュース

まさにギリギリの決着だった。9月23日に投開票される立憲民主党の代表選挙。その構図が決まる瞬間に立ち会った。

告示日当日の9月7日、時刻は午前10時半すぎ。立候補者受付が終了する午前11時まであとわずかというタイミングだった。

議員会館の廊下に漂った“独特な空気”
土曜朝の永田町。国会も開会されておらず、外は人の姿もまばらで穏やかな休日の朝を迎えていた。しかし、そんな中、衆議院第二議員会館の6階は違った。

このフロアには出馬を目指す吉田晴美議員と江田憲司議員双方の事務所がある。それぞれの事務所の距離は別の議員の2つの事務所をはさんで40mほどしか離れていない。

部屋の前の廊下には番記者ら約20人に、各局のカメラマンがスタンバイし、2人の出馬の可否が出るのを待ち受けている。会館内は土曜日ということもあって廊下の照明は消されていて薄暗く、空調も効いておらず、とにかく蒸し暑い。そこに昨晩から続く取材による記者たちの疲労感と両陣営の焦燥感がない混ぜとなった独特の空気が漂っている。

分刻みの攻防と水面下の交渉
【午前9時】
陣営や選対の関係者がトイレへ行くために部屋を出入りするたびに記者が後を追う。みな一様に表情は固い。

吉田晴美議員もトイレへ。緊張した面持ちで頭を下げるだけで、また自室へと入る。

【午前9時45分】
江田憲司議員が別の議員の部屋へ。表情は険しい。また足早に戻っていく。

どちらが出馬にいたるのか、それともどちらも出馬できないのか?部屋の中では推薦人集めと、両者の一本化に向けた水面下の交渉が大詰めを迎えているようだ。

【午前10時6分】
江田氏が部屋から出てきた。「だいぶ見えてきた」と口にする。続いて江田陣営の議員も「どっちかが出るところに一歩、半歩近づいた感じですね」と話す。

決着の時が近づいてきた。各陣営、関係者の部屋の出入りが激しくなる。さすがに立候補受付の締め切りが近づいてきたため、記者に交じって立憲民主党の職員も廊下にスタンバイし、心配そうに様子をうかがっている。

立憲民主党職員から「あと1人来た時にどうするか、書類のチェックや用意もあるし」と本音が漏れる。

8389OS5:2024/09/08(日) 21:53:09

【午前10時20分】
江田議員の部屋から5、6人の議員がぞろそろと出てきた。「はー」と大きなため息を吐く議員もいる。そして、いまから江田、吉田陣営両方がそろってぶら下がり取材を受けるという。

江田氏が取材を受けるという場所となった議員の部屋へと入った。表情は明るくはない。時刻はすでに午前10時半を回っていた。

立候補締め切り30分前を切ってようやく一本化で決着
【午前10時33分】
報道陣に合意文書が撒かれた。立憲民主党代表選立候補にあたっての合意事項というタイトルだ。

中身は物価高に苦しむ国民生活を守るため消費税の時限的な5%減税、特に食料品の消費税非課税と、富裕層に応分の税負担を求め、中間層や低所得層に再分配するという大きく2点が書かれている。江田氏、吉田氏の2人のサインも入っている。

【午前10時35分】
吉田氏、江田氏双方のぶら下がりが始まった。

(江田憲司議員)
「このジェンダー平等を訴える立憲民主党代表選に女性候補が1人もいないという選択肢はあり得ないという強い思いからですね、昨夜来、吉田晴美さんへの一本化に向けてですね、努力を重ねて参りました」
「今回、吉田晴美さんとは、消費税の時限的な5%減税、特に食料品の非課税、さらにはこうした分配なくして成長なし、こういった点についてですね、合意をされましたので、私も喜んで吉田晴美さんに交渉を一本化して、これからはですね、吉田晴美さんが代表選に勝ち抜くためにですね、私と私の陣営にいたきょう並んでおられる議員の皆さんと力を合わせてですね、当選に向けて頑張ってまいりたいと思います」

吉田晴美議員に一本化が決まったことが発表された。吉田議員は…

(吉田晴美議員)
「この間、正直もう駄目なんじゃないかと思う瞬間もありました。それでも、今回この一本化で立憲民主党が自由闊達で、そして多様性に満ちた意見を尊重し、そして、自民党ではきっとありえないと思うのですが、一期生がこの代表選のステージに立たせていただく、言行一致で立憲民主党はまとまっていく、その本当に私は希望をいただいたと思います。江田憲司議員はじめ陣営の皆様、本当にありがとうございました」

吉田議員の目にはうっすら涙が浮かんでいた。

「最後までやり切ろうという意見もあったが…」
ぶら下がり取材終了後、江田陣営の議員に話を聞いた。

「朝からなんとか一本化できるならばという動きがさらに加速した」
「江田さんがみんなの意見を聞いてから決めたいというので、午前8時くらいかな、みんな意見を言い合った」
「最後までやり切ろうという意見もあったが、政策で最低限一致できるところとして江田さんが提示する形で引き取った。一本化って簡単なものではないですよ、だってベタ折れですから降りる方は」

と悔しさをにじませた。

現代表の泉健太議員でさえ推薦人集めに苦労した立憲民主党の代表選。女性候補を含む4人で争われることになった。さまざまな党内力学の中で時間ぎりぎりでようやく選挙戦の構図が固まった。

出馬をめぐる攻防だけでなく自民党総裁選に負けない激しい論戦を期待したい。


(MBS東京報道部長兼解説委員 大八木友之)

8390OS5:2024/09/08(日) 22:01:38
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240908-OYT1T50020/
立憲民主党代表選、野田・枝野・泉・吉田氏の推薦人名簿
2024/09/08 07:15
 立憲民主党代表選に立候補した4氏の推薦人は次の通り。(敬称略、数字は当選回数)

 【野田佳彦】▽衆院 菊田真紀子〈7〉、笠浩史〈7〉、寺田学〈6〉、伴野豊〈6〉、青柳陽一郎〈4〉、佐藤公治〈4〉、重徳和彦〈4〉、中島克仁〈4〉、鎌田さゆり〈3〉、野間健〈3〉、青山大人〈2〉、伊藤俊輔〈2〉、源馬謙太郎〈2〉、中谷一馬〈2〉、森田俊和〈2〉、神津健〈1〉、堤かなめ〈1〉、太栄志〈1〉、本庄知史〈1〉 ▽参院 青木愛〈3〉

 【枝野幸男】▽衆院 近藤昭一〈9〉、柚木道義〈6〉、下条みつ〈5〉、吉川元〈4〉、石川香織〈2〉、大河原雅子〈2〉、神谷裕〈2〉、大築紅葉〈1〉、山岸一生〈1〉、渡辺創〈1〉 ▽参院 福山哲郎〈5〉、石川大我〈1〉、打越さく良〈1〉、勝部賢志〈1〉、岸真紀子〈1〉、熊谷裕人〈1〉、古賀千景〈1〉、高木真理〈1〉、田島麻衣子〈1〉、森屋隆〈1〉

 【泉健太】▽衆院 渡辺周〈9〉、大島敦〈8〉、川内博史〈7〉、大西健介〈5〉、小熊慎司〈4〉、城井崇〈4〉、森山浩行〈3〉、吉田統彦〈3〉、道下大樹〈2〉、緑川貴士〈2〉、米山隆一〈1〉 ▽参院 石橋通宏〈3〉、徳永エリ〈3〉、古賀之士〈2〉、杉尾秀哉〈2〉、田名部匡代〈2〉、森本真治〈2〉、鬼木誠〈1〉、柴慎一〈1〉、村田享子〈1〉

 【吉田晴美】▽衆院 菅直人〈14〉、玄葉光一郎〈10〉、中川正春〈9〉、阿部知子〈8〉、江田憲司〈7〉、奥野総一郎〈5〉、落合貴之〈3〉、谷田川元〈3〉、山崎誠〈3〉、岡本章子〈2〉、桜井周〈2〉、山田勝彦〈2〉、早稲田夕季〈2〉、荒井優〈1〉、酒井菜摘〈1〉、鈴木庸介〈1〉 ▽参院 川田龍平〈3〉、小西洋之〈3〉、石垣のり子〈1〉、奥村政佳〈1〉、塩村文夏〈1〉

立憲民主党代表選の最新ニュース

8391OS5:2024/09/08(日) 22:02:43
>玄葉氏は「政権交代を見据え、首相に必要な胆力、見識、人間性を備えた野田氏を支持する」と明言した。一方、玄葉氏は立候補に必要な推薦人集めが難航した吉田晴美衆院議員の推薦人に名を連ねた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ca00f3ad6ac78b44c69d7fddd1d5970d1cab5af
玄葉氏は野田氏支持、小熊氏は泉氏の推薦人に 立憲民主党代表選
9/8(日) 8:45配信
 立憲民主党代表選を巡り同党の福島県関係国会議員4人のうち、玄葉光一郎元外相(衆院福島3区)は野田佳彦元首相、県連代表の小熊慎司衆院議員(福島4区)は泉健太代表を支持する意向を固めた。7日、福島民友新聞社の取材に明らかにした。

 玄葉氏は「政権交代を見据え、首相に必要な胆力、見識、人間性を備えた野田氏を支持する」と明言した。一方、玄葉氏は立候補に必要な推薦人集めが難航した吉田晴美衆院議員の推薦人に名を連ねた。理由について「女性や若手候補による幅広い論戦を国民に示す代表選にしなければならない。告示が迫る中で、吉田氏の陣営から繰り返しの要請を受け、代表選の構図全体を考えて推薦人になる判断をした」と説明した。

 小熊氏は泉氏の推薦人となり「(4月の)衆院3補選で3勝し、代表としての3年間で特段の失点もない」と手腕を評価した。県連代表の立場として「(泉氏に利するような)代表選に関する活動は控える。公正公平な代表選になるよう尽力する」と述べた。

 金子恵美衆院議員(福島1区)は支持する候補について「今の段階では決まっていない。各候補の議論を拝聴し、地元の党員とサポーターの意見を聞いて決める」とした。

 馬場雄基衆院議員(比例東北)は代表選挙管理委員会の委員を務めており「中立公正の立場を貫くため、どの候補を支持するかは明言することができない」としている。

福島民友新聞社

8392OS5:2024/09/08(日) 22:06:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddcbaf2204f772dc1d507416d1ce2c4d2a0b65d1
土壇場の出馬表明、苦境あらわ 泉氏、難航した推薦人確保 立民代表選
9/6(金) 17:55配信
立憲民主党代表選(7日告示、23日投開票)に向けた推薦人確保が難航していた泉健太代表(50)が6日、ようやく出馬表明にこぎつけた。現職の党首ながら告示直前まで立候補の環境が整わなかったという経過は、泉氏に対する期待感の乏しさを印象づけた。

【グラフィックでみる】立憲民主党代表選への出馬が取り沙汰される主な顔ぶれ

代表選立候補には党所属国会議員(136人)のうち20人の推薦人が必要だ。泉氏を支える党内グループ「新政権研究会」は約20人を擁するが、支持を固め切ることができず苦戦を強いられた。

「酸素の薄い山を登っているようだ…」

泉氏は2日、関係者に推薦人集めの苦労をこう吐露した。調整の末、確保にめどがついたのは告示が2日後に迫った5日夜だった。

もちろん、難航はやむをえなかったという見方もできる。自民党総裁選出馬にも立民代表選と同数の推薦人が必要だが、国会議員数を分母にした「20人」の割合は、自民が5・4%、立民は14・7%。立民代表選のほうが立候補へのハードルが格段に高いといえる。

とはいえ、枝野幸男前代表(60)と野田佳彦元首相(67)が8月中に出馬表明に至ったことを考慮すると、泉氏の求心力の低さは否定できない。選挙戦で支持を広げていくことは容易ではなさそうだ。

「代表を3年やってこの状況ということは、やはり欠けているところがあるんだよ」

ある中堅は冷ややかに評した。(深津響)

8393OS5:2024/09/08(日) 22:17:09
https://mainichi.jp/articles/20240907/k00/00m/010/069000c
立憲民主代表選“推薦人集め狂騒曲” 激烈、駆け引き告示朝まで
安部志帆子
源馬のぞみ
政治

速報

政局
毎日新聞
2024/9/7 11:37(最終更新 9/8 20:10)

 7日に告示された立憲民主党の代表選。出馬に必要な国会議員20人の推薦人確保にこぎつけるため、各陣営の関係者は東奔西走した。7日の届け出直前まで東京・永田町に「推薦人集め狂騒曲」が鳴り響いた。現場では何が起きていたのか。

推薦人メドで「大満足」
 「届け出日までにそろえばいいと考えていたので、これはもう遅いも早いもなくて。はい、あの、満足してます……大満足してます」

 まもなく日付が変わろうとする5日午後11時50分。普段なら人けのない衆院第1議員会館前の歩道上に、多くのカメラと記者らに囲まれる泉健太代表(50)の姿があった。時折、涼やかな風が吹き抜ける中、泉氏は約4分間の囲み取材を「大満足」と締めくくると、にっこり。出馬に意欲を示す現代表が、推薦人を集めきれずに不出馬に追い込まれるという「最悪のシナリオ」から脱した喜びを隠さなかった。

 泉氏は早くから再選に向けて意欲を示してきた。4月の衆院3補選では「3連勝」。2021年の就任から立憲の支持率は低空飛行を続けたものの、党運営の安定感などを評価する声もあった。

 ところが、枝野幸男前代表(60)、野田佳彦元首相(67)が先んじて出…

8394OS5:2024/09/08(日) 22:17:49
https://www.sankei.com/article/20240905-VCFS3IHFFNPMPJAAHQEHCFUI5Y/
立民代表選へ「推薦人20人」未達の3陣営、深夜まで調整 一本化構想も浮上
2024/9/5 22:51
立憲民主党代表選の告示を7日に控え、立候補に必要な推薦人20人の確保を急ぐ泉健太代表(50)と江田憲司元代表代行(68)、吉田晴美衆院議員(52)は5日、深夜まで国会内などで党所属議員との面会を重ねた。

泉氏は5日夜、江田氏と党本部で面会した。また、江田氏は吉田氏と国会内の事務所で会い、吉田氏を支援する議員を交えて意見交換した。いずれも、推薦人の確保状況をはじめとする党内情勢について話し合ったとみられる。吉田氏は深夜まで事務所に詰め、陣営関係者と対応を協議した。


今後の焦点は、3陣営の中で候補一本化の動きが進むかどうかだ。江田氏に近い関係者は、泉氏が出馬を断念する見込みは乏しいと指摘し、吉田氏の陣営と協力して候補を立てる可能性を示唆する。

一方、立候補を断念すると表明した馬淵澄夫元国土交通相は、泉、江田両氏に一本化を呼び掛けている。

代表選は、泉氏の任期満了に伴って7日告示、23日投開票の日程で行われる。これまでに枝野幸男前代表(60)と野田佳彦元首相(67)が立候補の意向を正式表明している。(深津響)

8395OS5:2024/09/08(日) 22:18:17
https://mainichi.jp/articles/20240905/k00/00m/010/191000c
推薦人集めに執念 「7日朝まで頑張る」立憲代表選苦境の泉氏
政治

速報
毎日新聞
2024/9/5 16:36(最終更新 9/5 22:40)
 7日に告示される立憲民主党代表選の出馬に必要な国会議員20人の推薦人集めで苦闘が続く泉健太代表(50)。現職代表が推薦人を集められず出馬できなければ、極めて異例のケースとなる。泉氏は5日夜、出馬を模索している江田憲司元代表代行(68)や、出馬断念を表明した馬淵澄夫元国土交通相(64)と党本部で相次いで会談。候補者一本化に向けた調整を図ったとみられる。泉氏は「7日朝まで頑張る」と周囲に執念をみせているという。

 泉氏は8月下旬、枝野幸男前代表(60)が顧問を務める党内最大グループ「サンクチュアリ」に所属する議員と国会内で約30分間面会し、「推薦人になってもらえないか」と打診した。その数日後には労組関係者に再選への意欲を示しつつ「あと3人足りない」と打ち明けた。

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 泉氏は、2021年の衆院選で敗北して代表を退いた枝野氏の後任を選ぶ代表選に出馬して勝利した。知名度不足のため、党内からは「選挙の顔にならない」との声がくすぶり続けてきたが「大きな失策はない」(連合幹部)ことから「泉降ろし」の動きは出てこなかった。しかし、枝野氏や野田佳彦元首相(67)が推薦人を確保して先に代表選への立候補を表明する中、泉氏の推薦人集めは難航している。

 推薦人さえ確保できれば、泉氏に勝算がないわけではない。代表選は、国会議員票272ポイント、支部長(国政選挙の公認候補予定者)票98ポイント、地方議員と党員・サポーター票370ポイントを合わせた計740ポイントで争われる。全国各地で街頭演説を重ねてきた泉氏にとって、地方議員や党員・サポーター票の多さは強みとなり得る。


 最初の投票で過半数を獲得する候補がいなければ国会議員票の比重が大きい決選投票となるが、泉陣営関係者は「相手が枝野氏ならリベラル色を嫌う議員がこちらに味方してくれる。野田氏だったら保守色が強まることを嫌う議員がこちらに味方してくれる」と期待する。【源馬のぞみ、安部志帆子、中村紬葵、遠藤修平】

8396OS5:2024/09/09(月) 07:50:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e59997f3fff85191045a615cfbd7e02286d13627立民代表選、「対維新」巡り温度差 野田氏・枝野氏・泉氏・吉田氏がNHK番組で論戦
9/8(日) 16:32配信


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産経新聞
立憲民主党代表選に立候補を届け出た(左から)吉田晴美、泉健太、枝野幸男、野田佳彦の各氏 =7日午前、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

立憲民主党代表選に出馬した野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4氏は8日のNHK番組で、野党連携の在り方や次期衆院選の戦略を巡って論戦を交わした。国民民主党との関係を重視する姿勢はおおむね一致したが、日本維新の会との距離感については温度差もうかがわせた。また、自民党派閥政治資金パーティー収入不記載事件に絡み、不記載のあった自民衆院議員への対抗馬擁立を他の野党と協力して進めるべきだとの声が相次いだ。

【表】立憲民主党の主なグループと代表選候補の関係

■野田氏、「裏金議員」に対抗馬を

野田氏は「野党の大きな固まりを作るときには、まず国民民主党・立憲民主党の連携から始めなければいけない」と述べ、他党に優先し国民民主との関係構築を図るべきだと主張した。

一方で、次期衆院選での「野党の議席の最大化」の意義にも言及し、国民民主以外の野党とも「対話」は重ねるべきだと指摘した。不記載議員への対抗馬擁立の必要性にも触れ「裏金議員のところは、他の野党とも協力して全力で立てていかなければ」と訴えた。

また、他の野党と競り合う立民の立候補予定者に対しては「頑張って応援しなければいけない」と前置きしつつ、「あえて(候補を)ぶつけていくようなことはやるべきではないと思う」とも述べた。維新が一定の勢力を持つ近畿の選挙区でのすみ分けを念頭に置いた発言とみられる。

■枝野氏、過半数擁立が「最大野党の責任」

枝野氏も、国民民主との関係を重視する姿勢を示し「共通の基盤に立っている政党だ。不断の努力で連携を深めていきたい」と表明した。

国民民主以外の野党に関しては、野田氏に比べると慎重さが際立った。次期衆院選での維新や共産党との関係を念頭に「一本化することが目的に見られてしまったら、立憲民主党がどういう社会を作るのかが伝わらなくなる」と指摘した。

一方、野田氏が述べた不記載議員への対抗馬擁立構想には賛同し、考え方が異なる野党が候補をすみ分けたとしても「裏金議員を倒すという最大の課題だ。(有権者に)理解していただけると思う」と述べた。

次期衆院選の擁立目標については、定数の過半数(233議席)の選挙区候補を立てることが目標だと説明し、届かない場合でも比例代表単独候補を合わせて過半数をクリアすることが「最大野党の責任だ」と持論を展開した。

■泉氏、「阿吽の呼吸」に期待?

泉氏も次期衆院選の擁立目標に触れ、国民民主と合わせれば「233は超えていく」との見通しを示した。国民民主に関しては「連立ということも想定しながら」とも言及した。また、野田、枝野両氏と同様に「裏金議員の空白区には必ず立てて戦っていきたい」と述べた。

泉氏は、共産とともに政権を担う可能性は明確に否定しているが、8日の番組では、「阿吽(あうん)の呼吸」による候補すみ分けへの期待を感じさせる発言もあった。共産が立民との連携を考えていないのであれば「もっと(立候補予定者が)立っているはずだ」と指摘した上で「目に見えないところで努力もしていただいている」と語った。

維新との関係については、衆院選前に政権構想を共有できる可能性は乏しいとする従来の見解を重ねて示した。

■吉田氏、「政治とカネ」に決着

吉田氏は、次期衆院選で「政治とカネ」の問題に決着をつけるべきだとして、選挙区で与野党一騎打ちの構図を作ることが急務だと訴えた。「もう時間が限られている。一本化に向けて全力を尽くすべきではないか」と述べた。

その上で、国民民主、維新、共産、れいわ新選組を挙げて「さまざまな野党があるが、この一点において協力できるのかを問いたい」と強調した。

また、他党とすみ分けを進める際は「地域事情はとても大事だ」と指摘し、代表に就任した場合は、地方組織に対して他党との話し合いなどを進めるよう促す姿勢を示した。政権構想について「国民にしっかりと説明する責任がある」とも主張した。

8397OS5:2024/09/09(月) 17:21:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/980e1bb8e51809a2f645466fdedccd64f7d9e77e
推薦人になっても別の候補を支持!? 立民代表選で相次ぐ「ねじれ」多彩さ演出へ苦肉の策
9/9(月) 15:33配信


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産経新聞
立憲民主党代表選に立候補した(左から)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員=7日午後、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

立憲民主党代表選(23日投開票)で、候補の推薦人に名を連ねるなどした議員が別の候補を支援するケースが相次いでいる。出馬に必要な推薦人20人の確保に窮した陣営に対し、他陣営の議員が「代表選を盛り上げるため」(中堅)との理由で助力した結果だ。立民の国会議員数を考慮すると20人を集めるハードルは極めて高く、多彩な顔ぶれの論戦を演出することの困難さを浮き彫りにした形だ。

【表】立憲民主党の主なグループと代表選候補の関係

代表選には届け出順に、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4人が立候補した。このうち、泉、吉田両氏は推薦人集めに苦戦し、野田氏や枝野氏の支持者に対して働きかけを重ねた。

吉田氏の推薦人になった玄葉光一郎元外相はフェイスブックへの投稿で、野田氏を支持すると前置きした上で「吉田氏の陣営から繰り返しの要請を受け、代表選の構図全体を考えて推薦人になる判断をした」と明かした。吉田氏の推薦人には、告示前に発行した刊行物で野田氏支援を表明していた谷田川元衆院議員らも加わっている。

逢坂誠二代表代行はホームページで、泉氏の推薦人確保に取り組んだと説明する一方、代表選では枝野氏を支援する意向を示した。

背景にあるのは、推薦人20人という出馬条件の厳しさだ。自民党総裁選でも立民代表選と同数の推薦人が必要だが、国会議員数を分母にした「20人」の割合は、自民が5・4%、立民は14・7%となる。

代表選を多様な候補が競り合う場にすることは、人材の層の厚さのアピールにつながる。とりわけ、唯一の女性候補である吉田氏の出馬がかなわなかったとしたら、綱領に「ジェンダー平等」を掲げる立民にとって大きなマイナスだった。野田氏周辺は、吉田氏に推薦人が回った理由を「大局的な見地」と説明する。

一方、議員が「本命」をあえて明らかにするのは、自らの支持者向けの意思表示でもあるようだ。ある中堅は「推薦人になるには地元の支援者への説明が必要だ。意図があって支持しない候補の推薦人になるなら、その経緯も伝えなければならない」と語った。(深津響)

8398OS5:2024/09/11(水) 07:46:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a5b4829bf1a166631b1e0c785e2a736d229920a吉田氏推薦人、野田氏に投票?  立民代表選、「茶番」批判も
9/11(水) 7:08配信


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時事通信
 立憲民主党代表選(23日投開票)で吉田晴美衆院議員(52)が届け出た推薦人に、競争相手であるはずの野田佳彦元首相(67)に近い議員が複数含まれており、その投票先に注目が集まっている。

 党の多様性アピールのため「若手・女性の立候補が不可欠」と判断して名を連ねたものの、実際の行動次第では「茶番」との指摘も受けそうだ。

 吉田氏の推薦人21人のうち野田氏に近いのは玄葉光一郎元外相、奥野総一郎役員室長、小西洋之参院議員、谷田川元・衆院議員ら。奥野、小西、谷田川3氏は8月、野田氏に直接出馬要請した。野田氏と同じく千葉県を地盤とし、野田グループ「花斉会」のメンバーでもある。

 玄葉氏は自身のフェイスブックで野田氏支持を明言した上で、吉田氏の推薦人となった理由を「代表選の構図全体を考えた」と説明。野田氏を推しながら吉田氏推薦人となった別の議員も取材に「議論活性化のため、大局的に判断した」と語った。

 野田氏は10日のBSフジ番組で「自民党(の党総裁選候補)がいっぱい出る中で、活気ある代表選にしたいと言い続けてきた」と強調。「弟のような連中がおもんぱかって貢献しようと思ったのだろう」と述べた。

 出馬には20人以上の推薦人が必要。党内基盤がない吉田氏にとっては「他陣営」から借りる必要があったが、安易な名義貸しは推薦人制度の「形骸化」にもつながりかねない。岡田克也幹事長は10日の記者会見で「推薦人になることは重いことだ」と指摘、慎重な行動を取るよう求めた。

8399OS5:2024/09/11(水) 12:56:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/9849066229c519f107e8557ee7ef9ab4205918eb
立民代表選、推薦人「貸し借り」波紋…推測させる発言相次ぎ「盛り上げるための裏工作と受け取られかねない」
9/11(水) 7:17配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 立憲民主党内で、代表選(23日投開票)に立候補した各陣営間で推薦人を融通したと推測させるような発言が相次ぎ、波紋が広がっている。党内では、多数の候補を出馬させて代表選を盛り上げるための「裏工作」と受け取られかねないとの懸念も出ている。

【図】一目でわかる立憲民主党代表選の仕組み、ポイント制

 同党の玄葉光一郎・元外相は代表選告示日の7日、自身のフェイスブックで「政権交代を見据え、総理に必要な胆力、見識、人間性を備えた野田元首相を支持する」と野田佳彦・元首相(67)の支持を明言。ところが、同じ投稿で「女性、若手による幅広い論戦をしなければならない」とも記し、玄葉氏は吉田晴美衆院議員(52)の推薦人に名前を連ねた。同じく吉田氏の推薦人となった谷田川元衆院議員も野田氏を支える党内グループ「花斉会」に所属しており、2日には自身のX(旧ツイッター)で「全力で(野田氏を)支援することを約束した」としていた。

 泉健太代表(50)の推薦人を巡っては、逢坂誠二代表代行が7日、自身のホームページで泉氏の出馬に向け「推薦人確保の取り組みを進めていた」と明かす一方、「人間中心の経済の実現を訴えている」として、枝野幸男・前代表(60)を支持することを強調した。

 吉田氏や泉氏は、いずれも推薦人集めに苦戦していた。党内では告示前、「野田、枝野両氏のみの選挙戦となれば盛り上がりに欠ける」との懸念が出ており、吉田氏や泉氏が出馬できるよう、他候補を支援する議員が力を貸した形だ。

 こうした推薦人の「貸し借り」は、自民党総裁選でも、決選投票での連携などを見越して行われることがあるとされるが、当事者が公言するのは異例だ。岡田幹事長は10日の記者会見で、「推薦人になるのは重いことだ。そういうことを踏まえて(支持を)判断してもらいたい」とクギを刺した。

8400OS5:2024/09/12(木) 07:59:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6edc49b65848535d5454256d5c24a5fdf45d85d5
泉代表「ポジション取り」に苦心 最年少も当選8回はベテラン
9/11(水) 15:56配信

共同通信
立憲民主党代表選の討論会に参加した泉健太代表(右から2人目)ら=9日、東京都内

 立憲民主党の泉健太代表(50)が党代表選での「ポジション取り」に苦心している。立候補した4人の中で最年少にもかかわらず、当選8回の経歴から党内的にはベテランと映っているためだ。経験を強みとする野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)と、当選1回の勢いを前面に打ち出す吉田晴美衆院議員(52)のはざまで、独自色発揮への模索が続く。

 9日、インターネット番組の代表選討論会に泉氏は白いTシャツ姿で出演した。野田、枝野両氏を「先輩」と呼び、自身を挑戦者になぞらえて「時代は変わる。若手が立ち上がらなければならない」と強調した。

 現代表でありながら若さを訴えるのは焦りの裏返しといえる。ネット番組では、吉田氏の応援に駆け付けた若手が、他の3氏をひとくくりに「重鎮」と評する場面があった。野田氏の推薦人に中堅、若手の名前が目立つのも気がかりな材料だ。

 候補者同士の討論会では議論の矛先を野田、枝野両氏に向けることが多い。民主党政権で要職を務めた2人に対抗し、党を率いた3年間の実績をアピールする狙いがある。

8401OS5:2024/09/13(金) 15:08:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cf3a7327b7974bf0b33f34c83529a07676d5467
「顔も見たくない関係」も…政権へ執念 立憲・野田氏と小沢氏が握手
9/13(金) 14:47配信


毎日新聞
壇上で並んで拳を突き上げる野田佳彦元首相と小沢一郎衆院議員=国会内で2024年9月12日午後5時38分、田辺佑介撮影

 立憲民主党の代表選に立候補している野田佳彦元首相が12日、自身の決起集会で小沢一郎衆院議員と握手する場面があった。小沢氏は旧民主党政権下の2012年、10%に消費税率を引き上げる野田内閣の方針に反対し、たもとを分かった因縁がある。一時は「顔も見たくない関係」(野田氏)だったという両氏だが、消費税を巡る見解の一致を置き去りにしてでも、政権交代への執念を印象付けた。

【写真・図解まとめ】どうなる立憲代表選

 野田氏は12日夕方、国会内であった決起集会に参加した。小沢氏は会場で最前列に座り、野田氏の演説に耳を傾けた。

 演説の後半、野田氏は「今日は小沢先生にもご参集をいただいている」と紹介。過去の経緯も踏まえ「恩しゅうを越えて政権を取りにいく執念で(代表選立候補を)表明することができた」と謝意を伝えた。演説が終わると小沢氏のもとに近寄り、笑顔で握手を交わした。集会の最後には、壇上の中央に2人が並び「ガンバロー」と拳を突き上げた。

 野田内閣は小沢氏が率いるグループが離党したことで政権運営がますます不安定化し、その後の下野につながった。

 だが、今回の代表選では、小沢氏は野田氏と会談を重ね、政権交代を目指すために支持すると今月3日に決めた。当時について記者団に「消費税の増税は、やらないと国民に約束したことだった」と振り返る一方で、「過去のことを言っていたんじゃ、いつまでたっても党内はまとまらない」と述べていた。

 消費税率を巡っては代表選の争点になっており、野田氏は引き下げに反対の立場だ。一方、小沢氏は態度を明らかにしていない。【田辺佑介】

8402OS5:2024/09/14(土) 02:47:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a5a55367d2a03143158fbab3723b0a29da1bb65
国民民主、近づく衆院選に焦り 自民・立民の党首選に埋没
9/13(金) 20:08配信



共同通信
国民民主党の両院議員総会であいさつする玉木代表=13日午後、国会

 国民民主党が、自民党総裁選と立憲民主党代表選のはざまで埋没を懸念している。玉木雄一郎代表は自民に一時接近したものの派閥裏金事件を機に立民との連携に回帰した。だが、立民新代表に誰が就くかにより距離感が変わる可能性がある。15日で結党4年。来月の衆院解散観測が強まる中、党内に焦りが募る。

 13日開いた両院議員総会で次期衆院選の公約を協議し、玉木氏と浜口誠政調会長に対応を一任した。消費税率5%への引き下げなど「給料が上がる経済の実現」を盛り込む方向だ。玉木氏は「来月の今ごろ、衆院は解散していると思う」と準備を急ぐよう呼びかけた。

 ただ「次の首相」選びとなる自民総裁選には9人が立候補して刷新感を競合。立民代表選も4候補が政権交代を掲げ、裏金事件を追及する。両党首選は下旬まで続く。国民民主など他党の存在感低下は避けようがない。

 玉木氏は議員総会で、自民総裁選の候補が政策活動費廃止を唱え始めたのを念頭に「国民民主は既に実践している。政策の正しさが証明された」と強気を通した。

8403OS5:2024/09/14(土) 09:54:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dae32dbb97c4fe573b7830a34e2b69ddbef90993
立民代表選、世代間争いも ベテラン復帰に期待と懸念
9/14(土) 7:06配信

時事通信
立憲民主党代表選に立候補し、日本記者クラブ主催の討論会を前に写真に納まる(左から)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員=7日、東京都千代田区

 立憲民主党代表選(23日投開票)は世代間争いの側面もある。

 党源流の旧民主党時代に要職を歴任した野田佳彦元首相(67)と枝野幸男前代表(60)が、「民主党カラー」が比較的薄いとされる泉健太代表(50)に挑む構図。衆院当選1回の吉田晴美衆院議員(52)も参戦し、ベテラン復帰の是非も論点となっている。

【ひと目でわかる】立民議員グループの大まかな支持動向

 党内は、民主政権の指導部メンバーだった小沢一郎衆院議員ら「第1世代」、1993年以降に初当選した野田、枝野両氏ら「第2世代」、2000年以降に初当選した泉氏ら「第3世代」などに分けられる。泉氏は当選8回と議員歴こそ長いが、民主政権では内閣府政務官を経験した程度だ。

 泉氏は21年、枝野氏から立民代表のバトンを受け取り、執行部の「世代交代」を果たしたが、党勢低迷に苦しんだ。12日夜のBS11番組で「最も厳しいこの3年間、党を担い再生させてきた。先輩たちが代表選に出たくなる環境をつくってきた」と自負。代表の座を狙う野田、枝野両氏への対抗心をあらわにした。

 野田氏は民主政権の最後の首相。当初は「昔の名前で出るのはよくない」と出馬に慎重だったが、かつて敵対した小沢氏の支援も受け、首相再登板を目指す方針に転換。「外交、財政、国の基本について実務で分かっている」と経験を売りにする。枝野氏も「与党(民主党)の幹事長、官房長官、経済産業相。首相を務めるに必要な経験は十分に積んだ」とアピールする。

 4人の中で最年長の野田氏は「一番刷新感がない候補者」と自虐的な冗談を飛ばし、代表に就任すれば中堅・若手を要職に登用する考えを重ねて表明。吉田氏は「永田町に染まっていない1期生」だと訴えているが、推薦人には菅直人元首相らベテランも名を連ねた。

 次期衆院選を控え、党内には「安定感」を求める声がある一方、世代交代に逆行することへの懸念もある。党関係者は「『昔の顔』に戻ることが本当にいいのか。民主党時代から若手を育てるのが下手だ」と漏らした。

 
 ◇主な立民議員の世代
【第1世代】
 小沢一郎衆院議員(82)
 菅直人元首相(77)
【第2世代(初当選1993年以降)】
 安住淳国対委員長(62)
 枝野幸男前代表(60)
 玄葉光一郎元外相(60)
 野田佳彦元首相(67)
【第3世代(同2000年以降)】
 泉健太代表(50)
 小川淳也前政調会長(53)
 長妻昭政調会長(64)
 西村智奈美代表代行(57)。

8404OS5:2024/09/14(土) 14:03:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/e70a810d814846765f79a9e1e4ee4dac92bb8d6a
立憲民主党代表選、野田佳彦元首相と枝野幸男前代表が競り決選投票の可能性も…読売動向調査
9/14(土) 5:01配信

読売新聞オンライン
立憲民主党代表選に立候補し、討論会で議論を交わす(左から)野田佳彦・元首相、枝野幸男・前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員(7日、東京都千代田区で)

 読売新聞社は、立憲民主党代表選(23日投開票)について、党所属国会議員136人の動向を調査した。野田佳彦・元首相(67)が全体の3割弱の支持を固めてリードし、枝野幸男・前代表(60)が追っている。投票では地方議員や党員らの票も加わるが、枝野氏が有利との見方もあり、全体では野田氏との接戦となる展開も予想される。泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)は支持に広がりを欠いている。

【グラフ】立民、国会議員の支持動向と代表戦のしくみ

 代表選は計740ポイントで争われ、国会議員票が全体の約3分の1を占める。1回目の投票でどの候補も過半数を確保できずに、上位2人による決選投票となる可能性もある。

 調査は、1人2ポイントを持つ国会議員136人(衆院98人、参院38人、272ポイント)の意向を聞き取りなどで実施した。13日現在、野田氏が35人(70ポイント)でトップで、枝野氏が24人(48ポイント)で続いた。泉氏は17人(34ポイント)、吉田氏が15人(30ポイント)で、立候補のために推薦人として確保した20人にも届いていない。約3割の議員が態度を明らかにしておらず、今後の動向が勝敗に影響を与えそうだ。

 支持する理由(複数回答)では、野田氏は「国民からの支持や信頼が得られる」「指導力がある」が多く、枝野氏は「政策が評価できる」との回答が目立った。

 読売新聞の8月の世論調査で、次の代表にふさわしい政治家を聞いたところ、野田氏は25%で1位だった。党員を中心に野田氏への期待は高いとみられる。枝野氏も党創設者として、地方議員らから推す声が出ており、代表選は両氏を軸とした争いとなりそうだ。

 代表選では、国会議員に加え、衆院選や参院選の公認候補予定者98人に各1ポイント与えられる。党籍を持つ地方議員(1236人)と党員・協力党員(サポーターズ、11万4792人)には各185ポイントが割り振られ、得票数に応じてドント方式で比例配分される。

8405OS5:2024/09/14(土) 22:00:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6dce6033f32bc6e344aecd8ae6ba7ffb78bc846
「進次郎首相vs.彼」なら総選挙に勝てない恐れ…自民党関係者が唯一警戒する「立憲民主党・代表候補」の名前
9/12(木) 17:17配信


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プレジデントオンライン
立憲民主党代表選の候補者討論会を終え、手を取り合う(左から)野田元首相、吉田晴美衆院議員、泉代表、枝野前代表=2024年9月11日午後、金沢市 - 写真提供=共同通信社

立憲民主党の代表選挙が9月7日に告示され、野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員の4人が立候補した。フリージャーナリストの宮原健太さんは「告示前日に泉氏が立候補を決め、当日に吉田氏がギリギリで滑り込んだ。立憲関係者は『多種多様な人材による代表戦となって良かった』と話すが、実情はそう単純ではない」という――。

【写真】自民党が唯一警戒する「立憲・代表候補」は、この人

■野党第一党のトップを決める立憲代表選は「準決勝」

 次の総理総裁を決める自民党総裁選と同時並行で行われている立憲民主党の代表選。

 野党第一党のトップを決める戦いであるため、政権与党を選ぶ衆院選を「決勝」と見立てて、立憲は代表選を「準決勝」と位置付ける。

 一方、その裏ではトップの座をめぐる権力闘争が繰り広げられている。

 はたして立憲の代表選は誰が制することになるのか。

 そして、新代表は新総理に対抗することができるのだろうか。

 9月7日に告示された立憲代表選には、野田佳彦元首相と枝野幸男前代表、泉健太代表と若手女性から吉田晴美衆院議員が立候補した。

 一時は野田氏と枝野氏だけの一騎打ちになるとも見られていたが、告示間際の9月6日になって泉氏が立候補を決め、告示日当日に吉田氏がギリギリで出馬に滑り込んだ。

 立憲関係者は「4人が立候補して多種多様な人材による代表戦となって良かった」と胸をなでおろしたが、その背後には党内政局が渦巻いている。

■出馬を模索する泉氏と吉田氏に推薦人を「貸し出し」

 立憲中堅議員は語る。

 「代表選では立憲の国会議員が136人しかいないにもかかわらず、立候補の条件に自民党総裁選と同じ推薦人20人を課しており、非常に高いハードルになっていた。そのため、泉氏も吉田氏もなかなか立候補を決めることができず、野田氏と枝野氏の古い顔どうしの戦いになってしまう恐れが出ていた」

 泉氏は現代表で、自身のグループ「新政権研究会」も抱えるが、2022年に立憲の党内人事を刷新した際に仲間に相談を怠ったことから離反が起き、推薦人確保が難航していた。

 また、吉田氏には菅直人元首相や若手女性議員が支援に回ったが推薦人が足りず、最後は同じく出馬を模索していた江田憲司氏と一本化したが、それだけでは20人に届いていなかった。

 そこで、窮余の策として行われたのが推薦人の「貸し出し」だ。

 枝野氏を応援するリベラル系グループ「サンクチュアリ」が泉氏に推薦人を貸し、野田氏が率いるグループ「花斉会」が吉田氏に推薦人を貸し出した。

■背景に「野田vs.枝野」の権力闘争

 具体的には、泉氏の推薦人に名を連ねる鬼木誠氏や柴慎一氏、道下大樹氏などがサンクチュアリ出身で、吉田氏の推薦人になった奥野総一郎氏、小西洋之氏、谷田川元氏が花斉会出身だ。

 また、野田氏への支持を表明していた玄葉光一郎氏も吉田氏の推薦人となり、フェイスブックで「政権交代を見据え、総理に必要な胆力、見識、人間性を備えた野田元首相を支持します」としながらも「他方、泉現代表や女性・若手候補による幅広い論戦を国民に示す代表選にしなければなりません。告示が迫る中で、吉田晴美さんの陣営から繰り返しの要請を受け、代表選の構図全体を考えて推薦人になる判断を本日致しました」と内情を綴った。

 立憲関係者は「代表選で闊達な議論を演出するために野田氏と枝野氏が推薦人を融通した」と語るが、実情はそう単純ではない。

 「2人とも決選投票を見据え、推薦人の貸し出しによって他陣営に恩を売った形だ。今のままの情勢で代表選が推移すれば、決選投票は野田氏と枝野氏の戦いになるだろう。そのときに、議員票を1票でも多く稼ぐために、野田陣営は吉田陣営を、枝野陣営は泉陣営を味方に引き入れようとしている」(立憲中堅議員)

8406OS5:2024/09/14(土) 22:02:02
■野田氏による「リベラル派分断工作」

 立憲代表選の第1回投票は国会議員と国政選挙の公認候補予定者が合計370ポイントを持ち、地方議員、党員や協力党員の投票も同じ370ポイントに圧縮され、合わせて740ポイントを争う。

 一方、第1回投票で誰も過半数を得なかった場合は決選投票にもつれ込み、国会議員と公認候補予定者の投票はそのままであるのに対して、地方議員や党員の票は都道府県連の47ポイントに置き換わる。

 つまり、決選投票は国会議員の味方をどれだけ集められるかが勝負になり、野田陣営も枝野陣営も先を見据えて推薦人を貸し出したというわけだ。

 それを裏付けるような証言も出ている。

 野田氏周辺の立憲関係者は「花斉会(野田グループ)には泉陣営からも推薦人を融通するよう依頼が来ていたが断っていた。泉氏が立候補すると立憲内の保守層が野田氏と割れて不利になってしまうという見立てからだ。一方で吉田氏に推薦人を貸して立候補させたのは、党内のリベラル層を分裂させようという狙いがある」

■「重鎮感を前面に出して軽い進次郎氏に対抗」

 毎日新聞が8月24、25日に実施した世論調査では、「次の立憲民主党代表に選ばれてほしい人」という質問に対して、野田氏が27%で首位、枝野氏が14%で次点、泉氏が7%で3位となったが、立憲支持層に対象を絞ると1位は枝野氏37%となり逆転、野田氏は32%となった。

 党員票の結果が重要となる第1回投票をトップで通過するか否かは決戦投票での投票行動にも影響を与える。

 吉田氏は政見で「原発ゼロ」を明記するなどリベラル寄りの政策発信が多く、枝野氏の票を吸収するとみられることから、野田氏は立候補を手助けしたわけだ。

 このようなドロドロの権力闘争が繰り広げられている立憲代表選だが、最終的には誰が代表の座に就くことになるのか。

 立憲内では野田氏を本命視する声が多い。

 立憲のベテラン議員の1人は「自民党総裁選で小泉進次郎氏が勢いを増しており、憲政史上最も若い進次郎総理が誕生する可能性がある。それに対して立憲代表が枝野氏に先祖返りしてしまっては、一気に求心力が低下するだろう。一方で、首相経験者の野田氏となれば、逆に重鎮感を前面に出して軽い進次郎氏に対抗できるのではないか」と語る。

8407OS5:2024/09/14(土) 22:04:02
■「政界の壊し屋」が起こした“珍事件”

 確かに、自民党内からも「立憲代表が野田氏になったら、進次郎氏をそこにぶつけるのは危ないのではないか。刷新感と重鎮感、どちらが国民にウケるかは怪しい」(ベテラン秘書)という声が挙がっている。

 ただ、野田氏も決して評判が良いわけではない。

 野田氏が首相を務めた2012年には消費税増税のための三党合意を自民党や公明党と行い、同年の衆院選で大敗。自民党に政権交代を許した。

 このときの禍根は、今の立憲民主党の中にも残る。

 実は、野田氏への支援をめぐっては、立憲最重鎮である小沢一郎氏が側近を絶縁するという珍事件も起きた。

 小沢氏が率いるグループ「一清会」は9月2日に野田氏を応援することを決めたが、グループで会長代行を務め、取りまとめ役を担ってきた牧義夫衆院議員は強く反対した。

 牧氏は2012年当時、消費税増税に反対し、厚生労働副大臣を辞任。増税の法案採決に反対票を投じて民主党に離党届を提出するも、受理されずに除籍処分となった。

 さらに、衆院選では野田氏に刺客を立てられ、落選の憂き目に遭っている。

 牧氏は「野田氏を応援するなんて地元の支援者に説明できない」と抗ったが受け入れられず、小沢氏からは絶縁されてしまったという。

■立憲内でも分かれる「本命候補」に対する評価

 そもそも、消費税増税に反対する造反を主導し、民主党に別れを告げて新党「国民の生活が第一」を立ち上げたのは小沢氏だ。

 だが、今回は維新との関係が良好な野田氏を評価し、共産との選挙協力を進めてきた小沢氏自身とのタッグによって「幅広い野党と候補者を一本化できる」(小沢氏周辺)と恩讐を超えた連携に至っている。

 小沢氏周辺は「親分が野田氏と和解に至ったのだから、子分も過去の因縁は乗り越えろということだ」と語るが、一方でほかの立憲議員からは「『壊し屋』がついに自分のグループも壊し始めた」という冷ややかな声が漏れる。

 いずれにせよ、このような事件が発生してしまうほどに、野田氏への評価は議員間でも大きく分かれている。

 立憲内のさまざまなグループや議員個人の思惑が交錯する中、立憲は自民党総裁選で選出された新総理、また、そのもとでの解散総選挙に立ち向かうことができる新しい代表を掲げられるのか。

 そのためには、党内政局だけでなく、代表選を通して多くの国民に支持される論戦を繰り広げる必要もあるだろう。

 立憲代表選の投開票日は9月23日。

 その行方は党勢を大きく左右することになりそうだ。



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宮原 健太(みやはら・けんた)
ジャーナリスト
1992年生まれ。2015年に東京大学を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡で事件記者をした後、政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動。YouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」ではバーチャルYouTuberとしてニュースに関する配信もしている。取材過程に参加してもらうオンラインサロンのような新しい報道を実践している。
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ジャーナリスト 宮原 健太

8408OS5:2024/09/16(月) 13:20:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_W4UEP6MLORMXFETMLIAYDDA74Y.html
<独自>立民代表選、国会議員支持は野田佳彦氏が37人でトップ 枝野幸男氏25人で2位
2024/09/15 17:47産経新聞

<独自>立民代表選、国会議員支持は野田佳彦氏が37人でトップ 枝野幸男氏25人で2位

街頭演説後、写真撮影に応じる(左から)泉健太代表、枝野幸男前代表、野田佳彦元首相、吉田晴美議員=15日午後、栃木県宇都宮市(酒井真大撮影)

(産経新聞)

23日投開票の立憲民主党代表選で、野田佳彦元首相(67)が党所属国会議員136人のうち37人(27・2%)の支持を固め、他の3候補に先行していることが15日、産経新聞の取材で分かった。枝野幸男前代表(60)は25人(18・4%)をまとめて追い上げを図る。泉健太代表(50)は21人(15・4%)、吉田晴美衆院議員(52)は17人(12・5%)の支持にとどまった。

国会議員や各陣営関係者への取材を基に支持動向を探った。態度が未定または不明の国会議員も36人いるため、情勢は今後変わる可能性がある。

代表選では、有権者の票がポイントに換算されて勝敗が決まる。合計740ポイントの半分は地方議員と党員・協力党員で占められることから、国会議員の支持が少ない候補が勝利する余地もある。野田陣営関係者は「党員票では枝野氏が強い」と語り、全体では野田、枝野両氏の競り合いになるとの予測を示した。両氏による決選投票にもつれこむ展開も予想される。

野田氏は、自身の擁立に動いてきた側近議員に加えて、小川淳也前政調会長、後藤祐一国対副委員長ら幅広い層から支持を受ける。12日の決起集会の国会議員参加者は30人で、代理出席も含めると59人となった。首相や財務相を務めた豊富な政治経験への期待感から、今後も支持者を積み増すという見方は根強い。

枝野氏は、党内最大グループ「サンクチュアリ」を軸に支持拡大を図っており、海江田万里衆院副議長、長妻昭政調会長らも枝野氏を支える。

泉氏は、推薦人となった議員のほか、牧山弘恵参院議員会長代行らの支持を取りつけたが、広がりを欠いている。

衆院当選1回の吉田氏は、荒井優衆院議員ら若手や、告示日に候補一本化で合意した江田憲司元代表代行らが支持する。21人の推薦人には他陣営からの「名義貸し」も含まれているため、支持者数が出馬に必要な推薦人数(20人)を下回った。



立憲民主党代表選の仕組み 国会議員136人と国政選挙の公認候補予定者98人、地方議員1236人、党員・協力党員11万4792人が投票権を持つ。国会議員は1人2ポイント、公認候補予定者は1人1ポイントの計370ポイントが割り振られる。地方議員と党員・協力党員には半分の185ポイントがそれぞれ与えられ、候補に「ドント方式」で配分される。合計740ポイントの過半数を獲得した候補が当選し、最初の投票で過半数獲得者がいなければ決選投票を行う。

8409OS5:2024/09/19(木) 12:00:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dd9d4796efdabcefdba85efc24c5dd6cc8e1850
野田氏先行、枝野氏追う 決選投票不可避の見方 立民代表選
9/19(木) 7:05配信

時事通信
(写真左上から時計回りに)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美氏

 23日投開票の立憲民主党代表選を巡り、時事通信が党所属国会議員の支持動向を聞き取り調査などで探ったところ、野田佳彦元首相(67)が先行し、枝野幸男前代表(60)が追う展開となっていることが分かった。

【主な経歴】野田 佳彦(のだ よしひこ)氏

 地方議員らへのアンケート調査では泉健太代表(50)を加えた3氏が拮抗(きっこう)した。

 両調査とも態度未定との回答が多く、情勢はなお流動的。いずれの候補も今のところ1回目の投票で過半数に達する勢いはなく、党内では上位2人による決選投票は避けられないとの見方が出ている。

 代表選は計740ポイントの争い。国会議員(136人)は1人2ポイント、国政選の公認候補予定者(98人)は1人1ポイントが与えられる。地方議員(1236人)と党員・協力党員(11万4792人)にはそれぞれ185ポイントが割り振られ、得票数に応じて各候補にドント方式で配分される。

 各議員への聞き取り調査に陣営への取材を加味すると、国会議員のうち野田氏は約40人、枝野氏は約30人の支持を確保。泉氏は約25人の支持を固め、吉田晴美衆院議員(52)は約20人にとどまる。約2割は態度を明かしていない。

 一方、地方議員を中心とする47都道府県連幹部にアンケート調査で支持候補を尋ねたところ、泉氏が9人で最多。4月の衆院3補欠選挙全勝など3年間の実績を評価する声が多かった。野田、枝野両氏がともに8人で続き、吉田氏は3人だった。19人は回答しなかった。

 両調査では公認候補予定者や党員・協力党員の動向はうかがえない。9月の時事通信の世論調査で「代表にふさわしい人」を尋ねた結果、立民支持層では野田氏47%、枝野氏23%、泉氏15%、吉田氏4%となったが、党員・協力党員と傾向が一致するとは限らない。

8410OS5:2024/09/19(木) 18:01:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/53984ab5a8a6e423cab7d346ffb7a040cefd238a
立憲民主党代表選、地方票の動向がカギ…国会議員の投票直前に結果公表
9/19(木) 14:03配信

読売新聞オンライン
立憲民主党代表選、各候補の地方票獲得に向けた取り組み

 立憲民主党の代表選(23日投開票)で、各候補者は地方議員や党員・協力党員(サポーターズ)の地方票の動向が勝負のカギを握るとみて、独自遊説やSNS活用などに力を入れている。

【図解】さっと分かる…立民代表戦の党内グループの主な支持動向

 枝野幸男・前代表(60)は17日、さいたま市で開いた街頭演説で「皆さんの周りに投票権を持ってる人がいるかもしれない。日本の未来のために力を貸してください」と呼びかけた。

立憲民主党本部。2024年1月31日、東京都千代田区で

 枝野氏は、全国11か所で行う候補者討論会とは別に、北海道や宮崎市で視察や集会を行い、「地方重視」の姿勢をアピールしている。官房長官などを歴任した知名度も生かし、地方議員らに政策集を配布して支持を広げる戦略だ。

 野田佳彦・元首相(67)は元千葉県議の経歴を踏まえ、4候補で「唯一の地方議員出身」であることを強調し、「地方議会の実態を一番肌感覚でわかっている」と訴える。陣営は、新たにX(旧ツイッター)に代表選専用アカウントを開設し、食事風景などの日常を切り取った短い動画を掲載するなど、発信強化を図っている。

 泉健太代表(50)は地方票を掘り起こすため、党トップとして3年間、地方を回った蓄積を生かし、電話やはがきで支持を呼びかける。吉田晴美衆院議員(52)は大がかりな電話かけは行わずオンライン意見交換などで支持を広げる考えだ。

国会議員は3分の2が推薦人
 候補者が地方票を重視するのは、国会議員票については、議員136人のうち3分の2が候補者4人の推薦人となっており、支持動向はおおむね固まりつつあるとみられるためだ。

 地方票は事前に投票が行われ、23日の臨時党大会で、国会議員らの投票の直前に開票結果が公表されるため、議員票の動きに影響を与える可能性もある。

8411OS5:2024/09/23(月) 16:25:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/681f3d1d969c1874d9101bfcb4fb14de34cd92f8
立民代表選の仕組みは…決選投票で高まる国会議員票の比重 「敗退候補」支持者の動向焦点
9/23(月) 13:16配信
産経新聞
立憲民主党の看板=6日、党本部(春名中撮影)

23日午後に投開票される立憲民主党代表選は、有権者が投じた票がポイントに換算されて勝敗が決まる。野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4候補のうち、合計740ポイントの過半数を獲得した候補が当選する仕組みだ。

国会議員(136人)には1人2ポイント、国政選挙の公認候補予定者(98人)には1人1ポイントの計370ポイントが割り振られる。地方議員(1236人)と党員・協力党員(11万4792人)には半分の185ポイントがそれぞれ与えられ、候補に「ドント方式」で配分される。

23日の臨時党大会では、国会議員と公認候補予定者が投票に臨む。地方議員と党員・協力党員の投票は郵便とインターネットで行われ、22日までに受け付けを締め切っている。

集計の結果、過半数獲得者がいなかった場合は、上位2人による決選投票が行われる。

決選投票では、国会議員に1人2ポイント、公認候補予定者と都道府県連の代議員(47人)に1人1ポイントが与えられ、合計417ポイントの過半数を獲得した候補が勝利する。国会議員票の比重が高まるため、1回目で敗退した候補を支持していた国会議員の動向が勝敗を左右する。

泉健太氏と逢坂誠二氏、小川淳也氏、西村智奈美氏の4人が争った令和3年11月の前回代表選では、泉氏が1回目の投票でトップになったものの過半数に達せず、決選投票で逢坂氏を破った。

8412OS5:2024/09/23(月) 16:26:44

https://news.yahoo.co.jp/articles/f172503b26a8187af55f859cabe23b505932b293
立民代表選、初回投票獲得P一覧 野田氏267、枝野氏206、泉氏143、吉田氏122
9/23(月) 15:06配信

産経新聞
臨時党大会で登壇した代表選立候補者の(左から)野田佳彦氏、枝野幸男氏、泉健太氏、吉田晴美氏=23日午後、東京都港区(酒井真大撮影)

立憲民主党代表選の1回目の投票で、4候補が獲得したポイントは次の通り。(敬称略)

■総数

野田佳彦=267ポイント
枝野幸男=206ポイント
泉健太=143ポイント
吉田晴美=122ポイント

■国会議員と公認候補予定者
野田佳彦=128ポイント
泉健太=84ポイント
枝野幸男=83ポイント
吉田晴美=73ポイント

■地方議員
枝野幸男=71ポイント
野田佳彦=58ポイント
泉健太=33ポイント
吉田晴美=23ポイント

■党員・協力党員
野田佳彦=81ポイント
枝野幸男=52ポイント
泉健太=26ポイント
吉田晴美=26ポイント

8413OS5:2024/09/23(月) 16:27:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8b183e748d3796b72a502e8e4c4dafc95b0aa8d
野田佳彦氏が立民新代表に選出 枝野幸男氏との決選投票を50票あまりの差で制す
9/23(月) 15:40配信

日刊スポーツ
野田佳彦新代表(右から2人目)と握手をかわす左から枝野幸男、泉健太、1人おいて吉田晴美の各氏(撮影・中山知子)

 立憲民主党は23日、東京都内のホテルで臨時党大会を開いて党代表選の投開票を行い、野田佳彦元首相(67)が新代表に選出された。野田氏のほか、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の計4人が立候補し、1回目の投票では過半数の票を得た候補がいなかったため、上位の野田、枝野両氏による決選投票となった。

【写真】右手を突き上げ、気勢を上げる立憲民主党の野田佳彦氏

 その結果、野田氏が232ポイント、枝野氏が180ポイントと、わずかの差ながら、野田氏が勝利した。元首相としての安定感や重み、「ドジョウと金魚」に代表される巧みな持ち味の演説力で、国民の期待が伸び悩み続ける党再建を託される立場となった。

 野田氏は2011年8月、民主党政権時代に3代目の党代表に就任したが、2012年11月に電撃解散総選挙に踏み切り、当時安倍晋三氏が率いた野党自民党に敗れ、政権を失った。野田氏が党のトップとなるのは、その時以来、12年ぶりだ。

 立民は2021年の衆院選敗北で辞任した枝野幸男前代表の後任に、当時47歳だった泉氏を代表に選出。世代交代感を打ち出したが、泉氏の経験不足が指摘され続けた。

 野田氏に対しては、民主党政権に幕を引いた責任者として党内の批判は根強く、野田氏自身も、出馬を「最後まで悩んだ」としていた。ただ今回、民主党時代に決別した小沢一郎衆院議員(82)と、恩讐(おんしゅう)を越えて協力体制を組むなど、党内基盤の環境づくりにも腐心した。

 自民党総裁が近く岸田文雄首相から新しい顔に変わることを控える中、党は中堅の泉氏から、総理経験者のベテラン野田氏に党運営をバトンタッチさせることで、安定感ある態勢を整える道を選んだ。これが吉と出るか凶と出るかは、今後の国会論戦や近く行われる可能性が高い衆院解散・総選挙への対応だけでなく、ひとえに野田氏の党運営の手腕にかかっているといえそうだ。【中山知子】

 ◆野田佳彦(のだ・よしひこ)1957年(昭32)5月20日、千葉県生まれ。早大卒。松下政経塾、千葉県議を経て、1993年衆院選で初当選。民主党政権では財務相を経て、第95代内閣総理大臣に就任。現在は党最高顧問。当選9回。大の格闘技ファンで知られる。

8414OS5:2024/09/23(月) 19:01:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b9380bb18e092587bf9176967dd56e0321c1349
立民代表選の獲得ポイント結果まとめ 決選投票は野田氏232、枝野氏180
9/23(月) 16:19配信


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産経新聞
新代表に選出された野田佳彦氏(左から3人目)と代表選の立候補者ら=23日午後、東京都港区(鴨川一也撮影)

立憲民主党代表選で4候補が獲得したポイントは次の通り。(敬称略)

【1回目投票】

■総数
野田佳彦=267ポイント
枝野幸男=206ポイント
泉健太=143ポイント
吉田晴美=122ポイント

■国会議員と公認候補予定者
野田佳彦=128ポイント
泉健太=84ポイント
枝野幸男=83ポイント
吉田晴美=73ポイント

■地方議員
枝野幸男=71ポイント
野田佳彦=58ポイント
泉健太=33ポイント
吉田晴美=23ポイント

■党員・協力党員
野田佳彦=81ポイント
枝野幸男=52ポイント
泉健太=26ポイント
吉田晴美=26ポイント

【決選投票】
■総数
野田佳彦=232ポイント
枝野幸男=180ポイント

■国会議員
野田佳彦=144ポイント
枝野幸男=126ポイント

■公認候補予定者
野田佳彦=60ポイント
枝野幸男=35ポイント

■都道府県連代表者
野田佳彦=28ポイント
枝野幸男=19ポイント

8415OS5:2024/09/23(月) 19:06:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/58d756ec22f2038c2b10b795bb6dcb07f6f8b3cb
なぜ野田元首相が立憲新代表に? 世論の支持と「中道保守」シフト
9/23(月) 17:00配信

朝日新聞デジタル
立憲民主党の臨時党大会で、代表選の決選投票前に演説する野田佳彦氏=2024年9月23日午後2時47分、東京都港区、恵原弘太郎撮影

 23日に投開票された立憲民主党代表選で、野田佳彦元首相(67)が新代表に選出された。今また、なぜ野田氏なのか。背景には、早期の衆院解散・総選挙の観測が高まり、野田氏の世論人気や「中道保守」シフトが好感されたことがある。


 「力を合わせて打倒自民に向かっていきたい。挙党態勢で政権を取りに行こう」

 枝野幸男前代表(60)との決選投票を制した野田氏は、新代表あいさつで自民党への対抗心をあらわにした。

 代表選で「政権交代前夜」を掲げた野田氏。2012年衆院選敗北の「戦犯」だったにもかかわらず、首相再登板に向けた戦いで枝野氏、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)を退けることができた要因の一つに、世論の高い人気がある。

 投開票の約1週間前に行った朝日新聞社の全国世論調査では、代表にふさわしい候補として、野田氏は29%。15%の枝野氏らに大きく差をつけた。元首相としての知名度の高さのほか、ここ数年、故・安倍晋三元首相の追悼演説や政治改革をめぐる国会論戦などで、存在感を示してきたことなども背景にあるとみられる。

朝日新聞社

8416OS5:2024/09/23(月) 20:45:27
愛知
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4e895a9504378b78446427622b24b99ff40f12f
元「民主王国」では野田新代表に期待の声 共産との関係悪化に懸念も
9/23(月) 18:20配信

朝日新聞デジタル
立憲代表選の決選投票で票を投じる重徳和彦愛知県連代表(中央)=2024年9月23日午後3時2分、東京都港区、野口駿撮影

 立憲民主党の代表選が23日に投開票され、元首相の野田佳彦氏が新代表に選出された。県内選出の国会議員からは期待の声が上がる一方、早期の衆院解散・総選挙をにらみ、野田氏が一定の距離を取ろうとする共産との関係悪化を懸念する声も聞こえる。

【写真】立憲代表選の決選投票で票を投じる党内最大グループ「サンクチュアリ」会長の近藤昭一愛知県連副代表(中央)=2024年9月23日午後3時1分、東京都港区、野口駿撮影

 「新代表の下で党が生まれ変わる。打倒自民で一致結束したい」。代表選で野田氏を支持した県連代表の重徳和彦衆院議員(愛知12区)は代表選後の取材に、高揚感を隠さなかった。

 一方、県連副代表の近藤昭一衆院議員(愛知3区)は枝野幸男氏を支援。「勝たすことができなくて残念」としつつ、野田氏に「総理の経験を生かして党をまとめてほしい」と語った。

 党の参院国会対策委員長の斎藤嘉隆県連代表代行も枝野氏を支援した一人だが、「一致結束して心を合わせて、僕らもしっかり支えていきたい」とノーサイドを強調した。

 県連票を一任された県連幹事長の河合洋介県議は「決選投票に残った2人の選対幹部が県内にいる。どちらに入れたと言っても誰も得をしない」として、投票先を明らかにしなかった。

 次期衆院選に向けて、愛知県内でも焦点になるのが、共産との関係だ。

 野田氏は代表選で共産とは「一緒に政権を担えない」と共闘関係を見直す考えを示していた。共産が「廃止は共闘の一丁目一番地」(田村智子委員長)とする集団的自衛権を認めた安全保障法制についても、「すぐに変えるのは現実的でない」と言及していた。

 21年の衆院選では、立憲と共産は共闘。県内でも立憲の候補者がいた9の小選挙区で共産が擁立を見送った。このうち3選挙区で勝利したが、敗れた6選挙区では惜敗率が77〜99%と接戦に持ち込んだ。

 ただ、全体では議席を減らし、当時代表だった枝野氏は責任を取る形で辞任。支持母体の連合からは共産との関係の見直しを迫られていた。

 自民党総裁選後の早期解散・総選挙も取り沙汰されるなか、重徳氏は、「前回は『立憲共産党』とレッテルを貼られて厳しい選挙だった。次の総選挙は自民党支持層からどれだけ票が得られるのかが勝負どころだ」と話し、共産との関係見直しに前向きだ。

 共産は反発する。共闘の見通しが立たないなか、今月23日までに、前回の倍となる県内10選挙区で候補者の擁立を発表。石山淳一県委員長は「今の状況で候補者を取り下げることは絶対にない」と言い切る。

 こうした動きに、立憲の県内関係者からは不安の声も。前回の衆院選で共闘で接戦を制した選挙区の陣営関係者は「共産の票が引かれると厳しい」と覚悟する。

 共産との関係維持を公言する候補者もいる。愛知10区(一宮市など)の候補予定者の藤原規真氏(46)は連合に推薦依頼を出さないなど、共産との関係を重視。共産幹部によると、共産は10区での候補者擁立は見送る方針を決めている。

 重徳氏は「愛知でも地元の候補者と共産の関係性は選挙区ごとに異なる」と一部での共闘の可能性を示唆する。

 ただ立候補予定者の一人はこう漏らす。「接戦の選挙区では土下座してでも共産に候補者を取り下げて欲しいのが本音だ」(野口駿、寺沢知海)

朝日新聞社

8417OS5:2024/09/23(月) 22:06:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_GQ66P52RNNNM3KJ7RMO6UBCIX4.html非自民の「受け皿」になれるか 立民代表選で勝利した野田佳彦氏「最後のピース」自任
2024/09/23 21:21産経新聞

非自民の「受け皿」になれるか 立民代表選で勝利した野田佳彦氏「最後のピース」自任

新代表に選出された野田佳彦氏のかけ声で気勢を上げる立憲民主党の国会議員や公認候補者ら=23日午後、東京都港区(酒井真大撮影)

(産経新聞)

立憲民主党代表選の有権者で、27日に投開票される自民党総裁選を意識せずに票を投じた人は極めて少なかったに違いない。「刷新感」を追い風に国民の支持を集める新総裁が誕生する可能性もある。その対抗馬として、立民所属議員らは、政権交代に向けた「最後のピース」を自任する野田佳彦元首相(67)を選んだ。

今回の代表選は、平成28年参院選から始まった国政選挙での野党共闘が岐路に立たされていることを印象づけた。

代表選の論戦の中で現実路線の安全保障政策を標榜(ひょうぼう)した野田氏や枝野幸男氏に対し、共産党は露骨に不快感を示した。

共産は、27年に成立した安保関連法の廃止を野党共闘の「一丁目一番地」と位置づける。同法を巡り野田氏が「一定の継続は前提にならざるを得ない」と発言すると、共産の小池晃書記局長は「共闘の基盤が壊れてしまう」と反発した。野田氏が今後、共産とどのような距離感で向き合っていくかを注視したい。

そもそも、外交や安保に関する立民のスタンスは、共産とは大きく異なる。主要政策に関する温度差を抱えたまま国政選挙での協力を進めたことは得策ではなかった。

令和3年の衆院選の前には、立民は政権獲得時に共産から「限定的な閣外からの協力」を受けることで合意した。「立憲共産党」批判にさらされた立民は、支持離れに見舞われて敗北を喫する。

立民が照準を合わせるべきなのは「非自民・非共産」の有権者層だ。これに自民への消極的支持層を加えれば裾野は相当広い。3年の衆院選で日本維新の会が比例代表を中心に議席を増やしたのは、これらの票が行き場を失った結果でもある。

野田氏は代表選で「穏健な保守層」への支持拡大が政権獲得には不可欠だと訴えた。新生・立民は、現状の自民に違和感を抱く中道・保守層の「受け皿」になることができるか。近い将来の次期衆院選で真贋(しんがん)が問われる。

(政治部野党キャップ 松本学)

8418OS5:2024/09/23(月) 22:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/39671f76beb57efc2f97aa99a05274834a0cd199立民新代表の野田佳彦氏、狙う「二匹目のドジョウ」 自民離反層に照準「いずれ…」
9/23(月) 21:35配信


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産経新聞
記者会見する野田佳彦新代表=23日午後、東京都港区(鴨川一也撮影)

かつて「ドジョウ宰相」と呼ばれた野田佳彦元首相(67)が23日、立憲民主党の新代表に選出された。政権交代を果たして再び首相の座に就くことを目指す野田氏に対し、党内の期待は大きい。ただ、いったんつまずけば、党運営が不安定化する可能性も否定できない。

【写真】新代表に選出された野田佳彦氏のかけ声で気勢を上げる立憲民主党の国会議員や公認候補者ら

「私が手を挙げていいのかということが、熟慮の中の一番のテーマだったんですよね…」

新代表に選出された直後に記者会見に臨んだ野田氏は、代表選出馬に二の足を踏んだことを明かした。

野田氏に対しては、首相時代の平成24年に衆院議員任期を半年以上残して衆院解散を断行、民主党を下野させたことへの批判がなお根強い。党内の反感を最小限に抑えて立候補できたのは、周辺がうまく「外堀」を埋め、自然に名乗りを上げることができる環境を整えたからにほかならない。

地元の党千葉県連の有志議員に加え、中堅・若手グループ「直諫(ちょっかん)の会」の重徳和彦衆院議員ら幹部も野田氏に立候補を要請し、代表選出馬の流れができた。党内グループ「一清会」(約10人)を率いる小沢一郎衆院議員の支持も取り付け、党内での支持固めは堅調に進んだ。

次期衆院選の「顔」としての評価もまずまず高い。党代表選の1回目投票で別の候補に投票した中堅は、決選投票では野田氏を選んだと明かした上で「衆院選で支持を集めることができると考えた」と語った。

「穏健な保守層」への支持拡大を図る野田氏は今後、次期衆院選を見据えた野党間の協力関係構築に乗り出す構えだ。狙うのは、派閥政治資金パーティー収入不記載事件で自民に失望した中道・保守層だ。

とはいえ、そのための方法はまだ判然としない。23日の会見では、他の野党との連携の仕方について「誠意ある対話を続けていきたい」と述べるにとどめた。

代表選で争った3候補に比べると、野田氏は日本維新の会との協調に前向きな姿勢が目立ったが、手を携えるための具体的な道筋は見えない。

仮に、野田氏が代表選で訴えた野党連携や党勢拡大のプランがうまく動かないようであれば、執行部批判が吹き荒れる余地もある。代表選で泉健太氏(50)を支持した議員の一人は、民主が下野した経緯に言及して「絶対許せない」と不信感を口にする。

野田氏は令和4年10月の衆院本会議で、銃撃を受け死去した安倍晋三元首相への追悼演説を行い、後任の首相である安倍氏からかけられた次のような言葉を紹介した。

「自分は5年で返り咲きました。あなたにも、いずれそういう日がやってきますよ」

代表に就任して「そういう日」を見据えて動き出した野田氏だが、道のりは平坦(へいたん)とはかぎらない。(深津響)

8419OS5:2024/09/24(火) 16:12:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6572968840af9f73496df5dff9c86c36e0d4ff4b
立憲民主党・幹事長に小川淳也氏を起用、政調会長に重徳和彦氏…中堅の登用で刷新感狙う
9/24(火) 13:25配信

読売新聞オンライン

 立憲民主党の野田代表は24日午後、国会内で両院議員総会を開いた。総会で、幹事長に小川淳也衆院議員(53)を起用する新執行部の人事を提示し、承認された。政調会長に重徳和彦衆院議員(53)、国会対策委員長に笠浩史衆院議員(59)を充てる。政権交代に向け、中堅らの登用で刷新感を出す狙いがある。


 小川氏は衆院香川1区選出で当選6回。鳩山内閣で総務政務官を務めた。2021年の党代表選に出馬して敗れたが、泉健太代表(当時)の下で政調会長を務めた。今回の代表選では野田氏を支持した。


 重徳氏は衆院愛知12区選出で当選4回。19年に中堅・若手議員でつくるグループ「直諫(ちょっかん)の会」を設立し、会長を務めている。

 このほか、代表代行に長妻昭衆院議員、辻元清美参院議員、大串博志・元首相補佐官の3氏を充てる。大串氏は選挙対策委員長を兼任させる。

8420OS5:2024/09/24(火) 16:12:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c280f46e9fd3c14439ce245834caccf705d5001
立憲、新執行部発足へ 野田氏「刷新感」演出狙い、小川氏ら要職に
9/24(火) 13:44配信

朝日新聞デジタル
政策を発表する立憲民主党の野田佳彦元首相=2024年9月5日午後、国会内、上田幸一撮影

 立憲民主党の野田佳彦新代表は24日午後、幹事長に小川淳也前政調会長(53)、政調会長に重徳和彦衆院議員(53)、国会対策委員長に笠浩史国対委員長代理(59)を充てる新執行部の人事案を両院議員総会に提案し、了承を得た。中堅・若手の代表格である小川氏と重徳氏の要職起用で「刷新感」を演出する狙いがある。

【写真】小川淳也氏

 このほかの新執行部の骨格人事は、代表代行に3人を据えた。辻元清美代表代行(64)を続投、長妻昭政調会長(64)を横滑りさせ、大串博志選挙対策委員長(59)は兼務とした。常任幹事会議長には菊田真紀子・元外務政務官(54)を充てた。

 新たに執行部入りした小川、重徳、笠の3氏はいずれも23日の代表選で野田氏の支援に回った。野田氏と決選投票までもつれた枝野幸男元代表に近い議員は辻元氏と長妻氏を代表代行に据えるにとどまり、枝野氏側からは人事案に反発も出ていた。

 代表選の決選投票で野田氏を支持した国会議員は72人で、63人の枝野氏に9人差まで迫られた。野田氏は新代表に選出された後、「今日からノーサイド。挙党体制で政権を取りに行こう」と訴えていた。(松井望美、大久保貴裕)

朝日新聞社

8421OS5:2024/09/24(火) 16:14:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d160a94c5a4cdd8ec75d02dd507672e281f8734
【独自】立憲・小沢一郎氏を総合選対のナンバー2で起用へ 野田新代表が執行部人事で最終調整 代表選挙で野田氏を支持
9/24(火) 12:58配信


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FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

立憲民主党の新たな執行部人事をめぐり、次の衆院選に向けた総合選挙対策本部の本部長代行に小沢一郎衆院議員を起用する方向で最終調整を進めていることがわかった。FNNの取材に対し、関係者が24日、明らかにした。

総合選挙対策本部をめぐっては、これまで本部長は党の代表が務めているが、代表選挙で野田氏を支持した小沢氏をナンバー2にあたる本部長代行に起用する。

23日の臨時党大会で選出された野田佳彦新代表は、執行部人事の骨格について最終調整を進めている。

党運営の要の幹事長には小川淳也前政調会長、政調会長には中堅・若手議員が所属するグループ「直諫の会」を率いる重徳和彦衆院議員を起用し、国会対策委員長は笠浩史委員長代理を昇格させる。

また、代表代行には辻元清美氏を留任させるとともに、経験者の長妻昭政調会長を再び起用する。

一方で、代表選挙を戦った泉前代表は岡田幹事長と共に常任顧問に就任する方向。野田氏は24日午後、両院議員総会を開き、執行部人事の骨格について承認を得る方針。

フジテレビ,政治部

8422OS5:2024/09/25(水) 07:56:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c68098ed40041e9b723e137944636952286a5aa1
政権交代、野田氏に託す 自民支持層へ照準 野党共闘は不透明・立民代表選〔深層探訪〕
9/25(水) 7:00配信

時事通信
記者会見で質問に応じる立憲民主党の野田佳彦新代表=23日午後、東京都港区

 立憲民主党は新代表に野田佳彦元首相を選んだ。27日の自民党総裁選で選出される新総裁と次期衆院選で戦うことを念頭に、経験豊富で保守層にも安心感のある野田氏に党の命運を託した格好。一方、日本維新の会や共産党などとの野党共闘の行方は不透明だ。

【写真】立憲民主党の新代表に選出され、一礼する野田佳彦元首相

 ◇「右の大砲」自負
 「本気で政権を取りにいく覚悟だ。戦いの準備をきょうから始めたい」。野田氏は新代表選出直後のあいさつで、24日に幹事長など主要人事を決めると説明。「急がなければならない。挙党態勢だ」とも述べ、早期の衆院解散に備え、準備を急ぐ考えを示した。

 決選投票で戦った枝野幸男元代表が主導した旧立民結党のいきさつから、同党にはリベラル色の濃い議員が多いが、野田氏は「右の大砲」(周辺)と呼ばれる保守系の代表格。自身の役割を「自民派閥の裏金事件で失望した保守層の心をつかむことだ」と位置付け、自民支持層への広がりを当て込む。

 野田氏への期待は、決選投票での開票結果にも表れた。国政選挙の公認候補予定者のうち、野田氏支持が60人に上ったのに対し、枝野氏に投票したのは35人にとどまった。野田氏も23日の記者会見で「無党派とか、自民を支持していた人たちにも届くメッセージを出してくれると期待したのではないか」と語る。

 ◇鬼門の小沢氏処遇
 党人事では、「恩讐」を越えてタッグを組んだ小沢一郎衆院議員の処遇が最初の関門となる。旧民主党政権時の野田内閣で消費税増税を決め、反発した小沢氏らが大量離党。政権運営は混乱し、その後の衆院選で多くの議員が落選。野田氏には「戦犯」の汚名が残る。

 平成の2度の政権交代を主導し、選挙対策に通じる小沢氏だが、「秘密主義で独善的」(立民関係者)との評も。小沢氏が維新や共産などと競合する小選挙区で一本化を目指す立場であることも、党内に疑心暗鬼を生む。

 枝野氏に投票した若手は「小沢さんが選挙を仕切るなら、立民の候補者を平気で降ろすだろう」と警戒する。

 ◇「立共競合区」100
 維新や共産との選挙協力が実現するかは見通せない。野田氏は維新を念頭に「野党勢力の議席の最大化を目指す。国民民主党ともうまくやり、その先の穏健な保守層まで取りに行く」と秋波を送る。一方、共産に対しては「政権を共にすることはない」と一線を画す。

 共産は野田氏の発言に反発する。立民が違憲とする安全保障法制の政権獲得後の即時撤回を野田氏が否定したとして、「共闘の基盤が壊れた」と批判。代表選告示後に小選挙区候補の擁立を相次ぎ発表し、「立共競合区」は約100選挙区に上る。

 共産の小池晃書記局長は23日、党本部で記者団に「共産の議席を伸ばすことが自民党政治の根本的転換につながる」と述べ、小選挙区候補の擁立を進める考えを示した。

 維新の馬場伸幸代表も「自公の過半数割れという目標は共有するが、来る総選挙に互いに全力でぶつかっていく」とのコメントを発表。立民との選挙協力を否定する従来の立場を重ねて示した。

8423OS5:2024/09/25(水) 12:12:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ce503a033512f636efd1bcf5f47da0572f73bd5
野田人事にくすぶる不満 他陣営「露骨な論功行賞」 立民
9/25(水) 7:08配信

時事通信
立憲民主党の両院議員総会を終えた野田佳彦代表(中央)ら新執行部。左から4人目は小川淳也幹事長=24日午後、国会内

 立憲民主党の野田佳彦代表は24日、新執行部を発足させた。

 小川淳也幹事長、重徳和彦政調会長ら中堅の積極登用で世代交代をアピール。ただ、野田氏に近い議員が目立つ布陣に、23日の党代表選で他の3候補を支持した議員の間では、早くも「露骨な論功行賞だ」などと不満がくすぶっている。

【写真】小川淳也 立憲民主党前政調会長

 「野田氏の実績と安定感に、小川、重徳両氏の刷新感を組み合わせた」。野田氏周辺は24日、人事の狙いをこう説明。党内に理解を求めた。

 代表選の決選投票で、野田氏と枝野幸男元代表の国会議員票の差はわずか9票だった。これを受け、枝野氏支持の若手は「緊張感ある結果だ」と指摘。陣営からは、枝野氏の要職起用など党内バランスへの配慮を求める意見が出ていた。

 そのため、24日午前に小川氏の幹事長起用が伝わると、大半が枝野氏支持に回ったリベラル系の党内最大グループ「サンクチュアリ」は急きょ、国会内で会合を開催。小川氏が告示直前に同グループを離脱して野田氏支持に回った経緯もあり、「けんかを売っているのか」と怒りの声が上がったという。

 実際、人事が承認された同日午後の両院議員総会に同グループ所属議員の姿は少なく、拍手もまばらだった。泉健太前代表の陣営幹部も、野田氏が代表就任後のあいさつで「ノーサイド」と呼び掛けたことを引き合いに、「ワンサイド人事だ」と皮肉った。

 小川氏の政治手腕が未知数なことも懸念材料だ。早期の衆院解散・総選挙の可能性が取り沙汰される中、小川氏は今後、日本維新の会や共産党などとの候補者調整に臨むことになる。ただ、それぞれ100前後の小選挙区で競合しており、一本化に向けた交渉は難航必至だ。

 連合関係者は「小川氏では党内を掌握するのは厳しい」と指摘。党幹部の一人は、大串博志選対委員長が党務総括担当の代表代行を兼務することに触れ、「大串氏が幹事長に代わり、党務全般の責任を持つことになる」との見方を示した。

8424OS5:2024/09/25(水) 20:49:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/5367cc91a73dbb4302d0c206da1b08da8398e767
立民・重徳和彦政調会長、党刷新へ問われる手腕 「非民主」執行部入り
9/25(水) 20:33配信

産経新聞
立憲民主党の重徳和彦政調会長=2023年12月、国会内(春名中撮影)

立憲民主党の野田佳彦代表が新執行部の「骨格」として選んだ幹部8人のうち、立民の源流・民主党に所属した経験が唯一ないのが重徳和彦政調会長(53)だ。自らを「昔の名前」と認める野田氏が、新風を吹き込む狙いで起用した。重徳氏は、立民の「批判一辺倒」の体質を疑問視し、世代交代による党刷新を訴えてきた。執行部の一員として、思い描いてきた改革を実行に移すことができるかの正念場を迎える。


■「野田氏について要職を」

中堅・若手グループ「直諫の会」(約20人)を率いる重徳氏は、もともとは代表選への立候補を視野に入れていた。会の中にも出馬待望論は根強かったが、8月19日、野田氏に対して電撃的に立候補を要請し、以降は野田陣営の中心メンバーとして勝利に貢献した。

突然の〝翻意〟に、グループ内には「どういう狙いなのか」(中堅)との戸惑いも広がった。実は、重徳氏を後押ししたのは当選15回を数える立民の重鎮、中村喜四郎元建設相だった。

「野田氏につけ。要職をとれる」。中村氏は重徳氏にこう説いた。理想を実現するための手段は、代表選に名乗りを上げることだけではない─。経験豊富な大ベテランから助言を受け、重徳氏は迷う気持ちを抱えながらも従うことにした。

■抜擢にやっかみや批判も

決断は吉と出る。重徳氏は野田氏のブレーンの役割を果たすことになり、直諫の会が提唱する「公益目的の投資促進」などの政策は代表選の公約に盛り込まれた。野田氏が勝利した以上、党の主張と位置づけられる可能性は高い。

重徳氏は、政権批判を軸に据えた野党の在り方に批判を重ねてきた。直諫の会の7月の街頭演説会では、立民が批判にばかり注力したため「政権を担ってもらいたいという期待が盛り上がっていない」と訴えた。

政策責任者のポストに就くことができた重徳氏は、党の政策決定を担う「次の内閣」を巡って「本格派の〝内閣〟を作りたい」と周囲に語るなど、刷新への強い意欲をにじませている。

とはいえ、当選4回ながら要職に抜擢されたとあって、やっかみを受けることは避けられない。さらに、代表選で野田氏を支持した重徳氏らの幹部起用に対しては、「論功行賞だ」という批判もある。さまざまな思惑が交錯する党内で、思い通りに事を進めていけるという保証はない。

直諫の会の同僚は「重徳氏は政策に詳しい。政調会長は適任だ」と語り、幹部としての活躍に期待を込めた。(深津響)

8425OS5:2024/09/25(水) 21:09:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a583372d4841d601af81bb233ce4a3f1b7da450d
立民幹事長起用の小川淳也氏 政界きっての「熱男」も選挙に熱すぎて…軽率行動で釈明
9/25(水) 17:12配信


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産経新聞
立憲民主党の小川淳也幹事長は元野球少年。かつては民進党の野球チーム「民進カチマス」のメンバーだった

立憲民主党の幹事長に起用された小川淳也元政調会長(53)=衆院香川1区=は、ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(令和2年公開)の主役に取り上げられるなど、一部では立民の次代のリーダー候補と目される。50歳を過ぎてからは「引き際を、どこか死に場所を探している」と語るなど独特の〝熱っぽさ〟で知られる一方、軽はずみな行動で物議を醸すことがある。

【写真】維新・馬場伸幸幹事長に直談判する小川淳也氏

■高松のパーマ屋の息子

小川氏は元総務官僚で、実家は高松市の美容院。「地盤、看板、カバン(金)」と無縁のたたき上げの政治家だ。民進党時代は前原誠司氏(現・教育無償化を実現する会代表)の〝弟分〟を自任し、前原氏が平成29年9月の党代表選に出馬した際、出陣式で小川氏は祝電を代読しながら感極まって涙を流していた。

小川氏の特徴の一つが「ときどき何を言っているのか分からない」(立民の逢坂誠二氏)と指摘される独特な「小川節」だ。

令和3年11月の代表選に出馬した際は「天にも昇り、地もはう」政治を掲げ、「国民がほれぼれするような批判こそ野党」「火中の栗ではなく、火口の溶岩を拾う」といった印象的なフレーズを残している。

■「体の半分は大串博志だ」

代表選出馬に当たって推薦人20人の確保は難航したが、同じく推薦人集めに苦労していた同期の大串博志選対委員長と「共闘」を確認。告示前夜に2人で記者会見に臨み、「私の体の半分は大串博志だ」と述べて、自身が立候補する考えを表明した。

小川氏は代表選で長期的に消費税率の引き上げにチャレンジする考えなども示したが、泉健太前代表に敗れた。泉氏は「ノーサイド」を掲げ、対立候補だった小川氏を政調会長に起用する。ただ、4年7月の参院選で立民が議席を減らしたことで、小川氏は「人心の一新を図るべきだ」と泉氏を除く執行部の刷新を要求、自身も政調会長を退いた。

このころから周囲に「蟄居だ」「俺は座敷牢だ」と自虐的に語るようになる。

■他党に異例の直談判も

そんな愚直な小川氏が人一倍情熱を注ぐのが選挙区での勝利だ。平成15年以来、香川1区で計7回衆院選に臨み、自民党の平井卓也元デジタル相を相手に2勝5敗と負け越している。

1勝は前回の令和3年10月の衆院選。同年6月の国会閉会後から地元に張り付き、家族ぐるみで街頭に立っては「青空集会」を重ねて人々の思いを聞き取った。

思いが高ぶったのか。衆院選を控えた同年10月11日、小川氏は日本維新の会の控室に〝乱入〟し、馬場伸幸幹事長(当時)に対し、香川1区で競合する維新候補予定者の取り下げを訴えた。馬場氏の腕をつかんで、「なんとか香川1区、調整してくれないかということでお願いにきた」と語ったという。

■なるかノーサイド

前代未聞の行為は永田町で話題を集める。維新の音喜多駿政調会長は自身の動画で「行動力や必死さは一目置きたい」と評しつつ、「情で訴えられても、応じられない。政策理念が違う所とはガチンコで戦って、有権者の選択肢になることこそが民主主義社会で正しい」と苦言を呈した。小川氏もその後、「総じていうと私の軽さ。反省している」と釈明した。

今回の代表選の直前、小川氏は所属していたリベラル系の党内グループ「サンクチュアリ」を退会。サンクチュアリは代表選で枝野幸男元代表を支援したが、小川氏は野田佳彦代表の支援を決めた。

今後、小川氏は幹事長として党内融和に手腕が問われそうだ。(奥原慎平)

8426OS5:2024/09/26(木) 21:48:50
>>8253-8255
https://news.yahoo.co.jp/articles/aff5a24c400ce5dcf9b1d3d578c501269761b6ef
立民の重徳衆院議員を不起訴 女性支援者へのわいせつ容疑 名古屋地検
9/26(木) 17:05配信

時事通信
 女性支援者への強制わいせつ容疑で書類送検されていた立憲民主党の政調会長重徳和彦衆議院議員(愛知12区)について、名古屋地検は26日までに不起訴にした。

 処分は25日付。

 女性支援者が重徳議員から車内で胸を無理やり触られたと被害届を出し、愛知県警が受理したことが、昨年12月の週刊文春の報道で発覚。重徳議員は「事実無根だ」と否定していた。

 同議員は26日、不起訴を受け、改めて報道内容を否定するコメントを出した。

8427OS5:2024/09/30(月) 19:12:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/fde1179c1f4b5573335a42e4261efe75df3e9641
立憲「次の内閣」、女性過去最多の8人起用 枝野氏は党最高顧問に
9/30(月) 18:20配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる立憲民主党の野田佳彦代表(中央)=2024年9月30日午後4時32分、東京都千代田区神田駿河台、松井望美撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は30日、政権奪取を目指した各政策分野の責任者「次の内閣(ネクストキャビネット=NC)」の人事を発表した。女性や若手・中堅を積極的に起用しつつ、代表選の決選投票で争った枝野幸男元代表の陣営も登用。党内バランスに配慮した。

 政権担当能力をアピールしようと、民主党政権で政務三役を担った議員を8人起用した。国土交通相の在任期間が4カ月にとどまった馬淵澄夫氏を除き閣僚経験者の登用は見送り、若手・中堅にポストを与えた。女性は過去最多の8人。代表選に挑んだ吉田晴美衆院議員も1期生ながら「ジェンダー・共生・孤独孤立担当相」に抜擢(ばってき)した。

 野田氏は、枝野氏を党最高顧問に据え、人事を通じ党内融和を図りたい考え。NCの布陣では、代表選で支援を受けた重徳和彦政調会長を「官房長官」、階猛・元総務政務官を「財務金融相」に置く一方、枝野氏に近い近藤昭一・元環境副大臣を「環境相」で続投、福山哲郎・元官房副長官を「安全保障相」に据えるなどの配慮をした。代表選で争った泉健太前代表の時のNCメンバーも残し、衆院選に向け継続性も重視した。

 野田氏は記者団に「一定の経験を持った人たちに安定感を発揮してもらう一方、政策作りで刷新感も併せ持たなければいけない」と強調。10月1日に「初閣議」を開き、衆院選に向け公約づくりを急ぐ方針を示した。

 ただ、自民党の石破茂新総裁が「27日投開票」の方針を表明した中、立憲内では「選挙が迫る中、いまや党の役職にはあまり意味はない」(党中堅)との声も出ている。

■「次の内閣」の全容は次の通り(松井望美)

■立憲民主党が設置した「次の内閣」(敬称略)

首  相   野田佳彦

官房長官   重徳和彦

内閣府・防災・国家公安

       杉尾秀哉

経済財政   馬淵澄夫

地方創生・消費者・沖縄北方

       石川香織

ジェンダー・共生・孤独孤立

       吉田晴美

子ども政策  西村智奈美

デジタル・行政改革・公務員改革

       牧山弘恵

復興・福島再生 岡本章子

総  務   野田国義

法  務   打越さく良

外務・拉致問題 渡辺周

財務金融   階猛

文部科学   牧義夫

厚生労働   山井和則

農林水産   金子恵美

経済産業   田嶋要

国土交通   小宮山泰子

環  境   近藤昭一

安全保障   福山哲郎

税制調査会長 大西健介

憲法調査会長 逢坂誠二

朝日新聞社

8428OS5:2024/10/02(水) 17:18:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e678e0a46adf018c7060c4aa1c8c34624e5c6b9
立憲・小沢一郎氏が選対本部長代行に 野党間の候補者調整に関与か
10/2(水) 17:06配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる立憲民主党の小沢一郎衆院議員=2024年7月9日午後0時59分、国会、伊沢健司撮影

 立憲民主党は2日の常任幹事会で、衆院選に向けた総合選挙対策本部(本部長・野田佳彦代表)を立ち上げ、小沢一郎衆院議員をナンバー2に当たる本部長代行に据えた。副本部長に岡田克也前幹事長、事務総長には小川淳也幹事長を充てた。

【写真】2009年8月、政権交代を決めた衆院選で民主党の候補者のボード前に並ぶ鳩山由紀夫代表(中央左)と小沢一郎代表代行(中央右)ら党幹部

 代表選で野田氏と争った枝野幸男元代表、泉健太前代表はともに特別参与となった。大串博志代表代行・選挙対策委員長は、選対本部で9人の副本部長に名を連ねながら事務局長を務める。

 小沢氏は民主党政権時代、首相だった野田氏と消費増税の是非をめぐり対立した過去があるが、今回の代表選では野田氏の支援に回った。

 自民党幹事長や民主党代表を務めてきた小沢氏は、全国の選挙事情や労働組合などにも通じているとされる。石破茂首相が早期解散を宣言するなか、野党間では候補者調整が急務となっており、小沢氏がこうした交渉にどのように関わっていくかが注目される。(大久保貴裕)

朝日新聞社

8429OS5:2024/10/03(木) 21:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/88d725e884da4fac3a7865416c21b95657d5febd
困惑?不満? 立憲・小沢氏、総合選対代行の立場「よくわからない」
10/3(木) 20:48配信
毎日新聞
記者団の取材に応じる立憲民主党の小沢一郎総合選挙対策本部長代行=国会内で2024年10月3日午後4時33分、源馬のぞみ撮影

 立憲民主党の小沢一郎総合選挙対策本部長代行は3日、衆院選での野党間での選挙協力について、国民民主党との連携から始めるべきだとの考えを示した。一方、総合選対本部長代行の立場や権限について「よくわからない」と述べ、困惑や不満ともとれる表情を浮かべた。

 小沢氏は国会内で記者団に、野党との連携について「同根のところからだ」として国民民主との交渉を重視する考えを示した。ともに連合の支援を受けることから「分かれているのは安心感に欠けることになる」と述べた。

 小沢氏は今回の代表選で野田佳彦代表を支援し、2日の常任幹事会で、衆院選に向けた総合選対のナンバー2に当たる本部長代行に就くことが報告された。だが本部長は野田氏が務め、地方選も含む選挙全体を取り仕切る大串博志代表代行兼選対委員長、党務全体を扱う小川淳也幹事長もおり、役割は明確ではない。

 小沢氏は、他党と交渉するには「相手がどういう立場と権限で口説いているのかわからないと、うまく話は進まん」と主張。本来は全権を持つ代表が担うべきだとした上で「そうじゃなきゃ誰かに任せてやるとかね。大衆討議でね、できるような話じゃないんだ」と強調した。自身の就任が2日になったことも「(新執行部発足から)1週間以上たっちゃってる。無為に過ごしちゃった」と悔やんだ。

 また旧民主党で選挙担当の代表代行として大勝し、政権交代に導いた2009年の衆院選を振り返り、当時の鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長から「全部任せるからお願いします」と頼まれたと説明。今回の衆院選でも「任せるかどうかは、代表のお考えだ」と述べた。

 一方で、野田氏がこの日、国民民主、日本維新の会、共産党の各党党首と相次いで会談したことは「形の上でのことはどうでもいい」としつつ「俺、知らなかった」とも話した。【源馬のぞみ】

8430OS5:2024/10/08(火) 22:04:24
政権取る気ないじゃん。老人野党として生きてのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/41c538d904df517f7c0db8362168173ac70298dc
立民、企業献金・政活費を禁止 物価目標「0%超」 衆院選公約
10/7(月) 18:47配信

時事通信
記者会見で次期衆院選のポスターを掲げる立憲民主党の野田佳彦代表=7日午後、国会内

 立憲民主党は7日、次期衆院選の公約を発表した。

 自民党派閥の裏金事件を踏まえ、政治の信頼回復を最優先課題と位置付け、企業・団体献金の禁止や政策活動費の廃止など、政治資金規正法の再改正を打ち出した。

 公約は「政権交代こそ、最大の政治改革」と題し、政治改革など7本柱で構成。国会議員の世襲を制限するため、親族間で政治資金の引き継ぎを禁じる措置などを提起した。

 過去の国政選挙で主張した消費税減税は盛り込まず、給付と減税を組み合わせる「給付付き税額控除」導入を明記。日銀の物価安定目標を現在の「2%」から「0%超」に変更するなど金融政策の転換を強調した。

 「分厚い中間層の復活」に向け、最低賃金を1500円以上に引き上げるとした。「労働基本法」(仮称)を制定して「期間の定めがない直接雇用」を基本原則とする方針を盛り込んだ。

 防衛費増額のための増税を否定。日米地位協定を見直すため、米国に「再交渉を求める」と記した。

 原発の新増設や、地元合意がないままの再稼働を「認めない」としたものの、党綱領で定める「原発ゼロ」には触れなかった。

 野田佳彦代表は7日の記者会見で「政権交代を実現しないと政治を正すことはできない。この約束で選挙に臨みたい」と述べた。

8431OS5:2024/10/08(火) 22:05:37
https://www.asahi.com/articles/ASSB821M8SB8UTFK00DM.html
国民民主、消費減税などで「手取り収入増」を訴え 衆院選公約を発表
国民

松井望美2024年10月8日 16時00分
 国民民主党は8日、衆院選で掲げる公約を発表した。「手取りを増やす。」をキャッチフレーズに、減税や社会保険料の軽減などで家計を支えて消費を喚起し、経済の好循環につなげると掲げた。自民党派閥の裏金事件を踏まえ、政治改革に注力する姿勢も打ち出した。

 公約では、手取り収入を増やすための施策として、実質賃金が安定的にプラスになるまで消費税を5%に減税▽所得税の課税対象となる基準を103万円から178万円へ引き上げ▽子どもを育てる人の税負担を軽減する「年少扶養控除」の復活▽社会保険料の軽減――などを列挙した。

 政治改革では、政策活動費の廃止や、政治資金を監視する第三者機関の来年3月までの設置などを盛り込んだ。「教育国債」の年5兆円発行による子育て・教育予算の倍増も掲げた。

 玉木雄一郎代表は記者会見で、「減税や社会保険料の軽減で手取りを増やし、消費が増えて企業業績が上がる好循環を回したい」と語った。(松井望美)


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