したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:27:55
生命科学綜合スレ。進化論から自然動物保護迄幅広く。

646とはずがたり:2016/11/17(木) 15:22:55
恐怖と隣り合わせ、クマハンターが出動 兵庫の山、20年ぶりの狩猟解禁(同行取材)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1611170017
08:49産経新聞

 兵庫県で15日、ツキノワグマ猟が20年ぶりに解禁された。10月に入って人里での目撃情報が急増し、人的被害への懸念も高まっている。長年の空白でハンターの経験値も下がっているとの指摘がある中、猟の解禁でクマの頭数調整につながるか。解禁初日、クマ猟に出たハンターに同行取材した。

 豊岡市但東町の公園駐車場で、オレンジ色のベスト姿で猟銃を入れたケースを持った同市のハンター、川中忠行さん(67)と合流した。近くの山がこの日の猟場だ。

 川中さんが運転する軽トラックに同乗して山中へ。舗装されていない道から歩いて川中さんの後に続き、奥へ奥へと進む。雨があがったばかりで地面はぬかるみ、何度も滑って転んだ。

 しばらく行くと視界が180度広がり、山の斜面を見下ろせるポイントに着いた。高さは10?15メートルほどだろうか。ここからなら下にいるクマなどの動物を見つけやすい。早速、川中さんは銃を取り出し、クマが現れるのを待った。

 川中さんは平成3?4年ごろの2回、クマを仕留めたことがあるという。「目撃した瞬間、体が固まった」。恐怖を感じながら引き金を引いたという。

 今回のクマ猟解禁を受け、県内では140人が知事の承認を得てクマハンターとなったが、川中さんは「グループで猟に来てクマと遭遇したら誰かが撃たないと危険だから」と考えた。「できればクマは撃ちたくない。仕留め損なった手負いのクマは怖い」と本音を語る。

 猟場で待ち続けたが、聞こえてくるのは鳥の鳴き声と川の水が流れる音だけ。一向にクマが現れる気配はなく、時間だけが過ぎていく。そんなとき、茂みから黒い生き物が視界を横切った。クマかと身構えたが、シカだった。川中さんは銃を構えたが、狙いを定められず発砲しなかった。「圧倒的に多いシカを獲るのも大変なのに少ないクマはもっと難しい」と苦笑い。

 2時間ほど猟場にいたが、クマが現れないまま下山することになった。県によると、この日は佐用町で1頭が捕獲されたという。

 所属する県猟友会出石支部の会員は45人。年々高齢化が進んでいる。県は一カ月の狩猟期間中に最大で140頭のクマを捕獲して調整したい方針だが、猟はクマへの恐怖心とともに体力的にも大変で、クマの捕獲が限定的になりそうだとの見方に納得がいった。

647とはずがたり:2016/11/17(木) 15:23:39
イノシシ捕獲実地で学ぶ わな設置など解説
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20161116_13029
11月16日 20:00河北新報

 農作物へのイノシシによる被害を減らそうと、宮城県は14日、捕獲技術研修会を大和町役場と同町宮床の農地で開いた。被害が大きい内陸部を中心に14市町の担当者ら50人が参加した。
 役場であった講演では、東北野生動物保護管理センターの鈴木淳研究員が、イノシシの生態や効果的なわなの設置方法などを解説し、「警戒心は個体によって強弱がある。最長1カ月程度の長期戦で臨んでほしい」とアドバイスした。
 実地研修では、鈴木研究員や県猟友会伊具支部の斎藤謙一さんが「箱わな」「くくりわな」と呼ばれるわなを使い、設置場所やイノシシをおびき寄せるための餌の置き方を紹介した。
 県自然保護課などによると、野生鳥獣による農作物の県内被害額は増加傾向にあり、2015年度で199ヘクタール、1億3869万円。うちイノシシの被害は96ヘクタール、7428万円に上り、全体の半数を占めている。
 県の担当者は「農作物被害を減らしていくには、生態を理解した上で、捕獲をしたり侵入防止柵を設置したりと、総合的な対策を取ることが大切」と話した。

649とはずがたり:2016/11/18(金) 09:04:18
>>648-649
 研究に貢献した1人が、オハイオ州立大学の学部生モニカ・サクッチ氏だ。雌雄同体であるカタツムリのうち、ゲノムのセットを余分に持つ個体は体の一部を失ったときの再生が明らかに速いことを先行研究で知った。DNAが余分にあれば多くの遺伝子をコピーしなければならないが、そのコピーを助けるタンパク質を多く持っているということでもある。

 サラマンダーでも同じことが起こるのかどうか確かめようと、サクッチ氏はトラフサンショウウオ属のサラマンダーのうち、メスだけの集団と、スモールマウスサラマンダー(Ambystoma texanum)の卵を採集し、研究室で成体に育てた。

 単性のサラマンダーは、ゲノムのセットを3つ持っていた。1つはアオボシサラマンダー(A. laterale)、そして残る2つがジェファーソンサラマンダー(A. jeffersonianum)に由来するものだった。

 ラボで育ったサラマンダーは合計12匹。サクッチ氏は全個体の尾を切断し、再生にかかる日数を計測した。

有性生殖以上に有利?

 論文によると、最初の3週間は、どちらのグループも尾の再生速度は変わらなかった。

 ここで、サクッチ氏らは餌をより野生に近い、栄養価の高いものに変更。

 それ以降、単性のサラマンダーで尾の再生速度が明らかに早くなり、ついにはスモールマウスサラマンダーの1.5倍の速さで元通りになった。

「実に説得力のある素晴らしい実験です。自然環境での有利さに関して集団ごとの特徴を比べていますが、これはなかなかできないことです」と評価するのは、アイオワ大学の進化生物学者で、雌雄同体のカタツムリにおける再生の研究を主導したモーリーン・ニーマン氏だ。

 一方、グリーンワルド氏とニーマン氏はこの研究の大きな限界として、共通のゲノムを持つ単性のサラマンダー同士で再生速度を比較していないことを挙げた。

 そのため、今回観察された再生速度の差が単性の生殖ゆえか、ゲノムの数が違うためか、あるいはゲノムをコピーする速度に先天的な違いがあるためかが判別しにくくなっている。

 それでもニーマン氏は、「大きな第一歩です」とたたえる。

「ゲノムが何セットあるかは、私たちが持つ最も基本的な特徴の1つです。そして、これほど多くの種が2セットのゲノムに落ち着いているのかは、まだ分かっていないのです」(参考記事:「体内受精の起源? 古代魚類化石」)

文=Carrie Arnold/訳=高野夏美

652名無しさん:2016/11/23(水) 15:22:56
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161118-00010001-nknatiogeo-sctch
戦士か恋人か、戦略「選ぶ」ゴキブリを発見
ナショナル ジオグラフィック日本版 11/18(金) 7:31配信

大きくするのは武器か精巣かオスは二者択一、マダガスカル島の変わり者
 また1つ、ゴキブリの特筆すべき性質が見つかった。

 なかなか死なないたくましさだけでなく、うらやましい能力も彼らにはあるらしい。精巣を大きくできるのだ。科学誌「Scientific Reports」に掲載された新たな研究結果によると、ヒッシングコックローチと呼ばれるマダガスカル島のゴキブリたちは、精巣の大きな「恋人」か、角の大きな「戦士」のどちらかに特化できるという。

「ヒッシング」(hissing)という英名の通り、彼らは交尾のときも戦いのときもシュッシュッと音を立てる。英ノッティンガム大学の生物学者、ケイト・デュラント氏は、「びっくりしたときには、シュッと短い音を出します」と話す。戦いの際には、もっと大きく攻撃的な音になるという。「そして、メスに求愛するための、3つ目の音があります。長くゆっくりとした『シーーーッ』という音です」

 メスにはその音と同じようにセクシーに感じられるだろうが、オスはたいてい、メスに言い寄る前に別のオスと戦わなくてはならない。ライバルの尻を叩き、頭の後方にある角状の突起を使って押し合う。

「ライバルをひっくり返そうとして少しばかり押し合いや引っ掻き合いを演じると、一方が引き下がります。その後、普通は勝った方とメスが交尾をします」とデュラント氏。「このとき、勝者のオスは先ほどよりも甘美な音を出し始めるのです」

 デュラント氏とその教え子、ソフィー・モールズ氏は、マダガスカルゴキブリのある種は別の種より角が格段に大きいことに気付き、この2種では異なる交尾戦略を使っているのかもしれないと考えた。

「2つの種の攻撃性を計測し、角が大きい方の種(Gromphadorhina oblongonota)は実際に攻撃性も高いという結果が出ました」とデュラント氏は語った。「一方、角が小さい種(Aeluropoda insignis)を見ると、もう1つの種より精巣が明らかに大きかったのです」

 このパターンは2つの種同士を比較したときだけでなく、同じ種のオス間にも当てはまった。こちらの方が驚きはずっと大きい。無意識ではあるものの、個々のオスで角と精巣のどちらにエネルギーを投入するかという、ある種の「選択」が存在することになるからだ。

 大きな角にせよ大きな精巣にせよ、作り出すには多大なエネルギーを投下しなければならないため、この2つはトレードオフの関係にある。オスは大きな角を発達させて戦いの勝率を上げることもでき、その力を大きな精巣の発達に投入してたくさんの精子を作り、交尾の機会を得たときにメスが受精する確率を上げることもできる。つまり、交尾をする前に有利になるか、交尾した後に有利になるかのいずれかだが、両方叶えることはできない。

653名無しさん:2016/11/23(水) 15:23:17
>>652

 そこで選び方としては、武器となる部分を欠いたオスが、より多くの精子を作ろうと、精巣を大きくすることに力を使っている可能性が高いとデュラント氏は言う。

 だとすると、個々のオスは小さな角を補うために精巣を大きくすべきかどうかを、どうやって「知る」のだろうか。昆虫の中には、成虫になる最後の脱皮のときに、体の一部の大きさを変えられる者がいるとデュラント氏は話す。したがって、その最後の段階に至るまでの状況に応じて、体を作る成分が成虫のどの部分になるのかが決まるのかもしれない。例えばフンコロガシは、角の大きさと目の大きさがトレードオフの関係にある。成虫になる前に角を発達させられなかった幼虫は、最後の脱皮の時に目を大きくする。

 しかし、マダガスカルゴキブリの精巣は大きさが柔軟に変化するとはいえ、他の種に比べると特に大きくはない。学名をOphiocoma alexandriという海中のゴマフクモヒトデの仲間は、体重との比で精巣が世界最大とされる。英ダービー大学のカリム・バヘド氏によれば、精巣がオスの体重の40%に達することもあるそうだ。こうしたヒトデの仲間は、精子を海中に放出して、メスに届くまで漂わせるため、精子を多く作る必要があるのだという。

 以前は、バヘド氏が研究していたキリギリスの精巣が体重の14%あり、世界最大とされていた。陸上の生物に限れば、今でも精巣の大きさが世界一とたたえていいだろう。

「メスが複数のオスと交尾する種では、大きな精巣がしばしば見受けられます」とバヘド氏は話す。精子をたくさん作れれば、オスは授精という宝くじでより多くの券を買えることになる。場合によっては、交尾相手のメスが増えることもあるかもしれない。

 バヘド氏は、「武器と精巣の大きさがトレードオフになっている種はゴキブリだけではありません」と話す。例えばこれもあるフンコロガシの種では、体も角も大きな個体は精巣が小さい。「小柄で『いまいち』ながら精巣の比較的大きなオスは、もう1つの交尾戦略に適応していると考えられます。強い武器で巣穴とメスを守るより、こっそり巣穴に忍び込んで、強いオスから父親の座を奪ってしまうのです」

 だが、こうしたトレードオフが可能な動物ばかりではない。シカ、ウシ、アンテロープといった偶蹄類に関する研究では、武器の大きさ(角や枝角)と精巣の重さには関連が見つからなかったとバヘド氏は指摘する。

 人間に関してもそのようなトレードオフは見られない。生殖に悪影響のある運動能力向上ステロイドを使うほど愚かなら別だが、そんな戦略を望む人はいないのではないだろうか。

文=Erika Engelhaupt/訳=高野夏美

654とはずがたり@亥年生:2016/11/24(木) 17:26:32
>全国の生息数は1990年に約26万頭だったのに、2013年時点で約98万頭。20年余りで4倍にもなった。
明治頃は何頭だったのかね?

なかなか壮絶だが,一方的に猪が悪者になるのは納得が行かない。防衛線を決めるとあるけど,或る程度の所迄人間が撤退して山に狼でも放った方がいいのかも(;´Д`)

日本の獣害は殆ど猪と鹿である。なんとか妥協点を人間と自然との間で見つけて欲しい所。

イノシシ猛襲 被害止まらず――勝てるか、人間
http://news.yahoo.co.jp/feature/439
11月24日(木)10時38分配信

「イノシシが農作物を荒らすから、もう農家はいい」「このままなら農家はダメになる」─。本州や四国、九州の農家を訪ねると、そんな声が途切れない。高齢化や過疎化の影響で、ただでさえ農家の経営は厳しいのに、そこをイノシシが襲うからだ。田畑を荒らし、農作物に被害を与え、農家から意欲も奪い取る。シカやサルなども含めた鳥獣被害は全国で年間約200億円に達し、イノシシ被害はそのうち50億円強にもなる。専門家が「明治以降で野生生物の力が一番強い」と言い切る現在。「人間VSイノシシ」の最前線で何が起きているのか。解決の糸口はあるのか。(Yahoo!ニュース編集部)

スイセン全滅、タケノコ生産の竹山も
房総半島南部の千葉県鋸南町(きょなんまち)は、日本スイセンの産地として知られる。町によると、出荷は年間約800万本。その一翼を担う金木郁男さん(72)のスイセン畑が今年の春、イノシシに荒らされて全滅した。

イノシシの目当てはスイセンではなく、ミミズ。そのエサを探して畑を全部、掘り返した。球根は散乱し、花は倒され、商品にならない。「一生懸命、生産したものがひと晩、ふた晩でやられますから」と金木さん。イノシシは賢く、畑を守るための電気柵などは簡単に突破してしまう。

「このままでは農家がダメになる」
被害はスイセンだけではない。タケノコも被害に遭い、年間1〜2トンものタケノコを生産していた農家の竹林は、全部ダメになった。イノシシは田んぼも踏み荒らす。

「本当に情けなくなる。捕まえて、早く殺したい。(農家は)みなさん、そう思っていますよ」。イノシシと戦い続ける金木さんは「共存? 無理です」と口にする。房総の特産品、ビワはサルにやられ続けた。

26万頭→98万頭 20余年で4倍に

鋸南町でイノシシ被害が出始めたのは2000年頃からだ。実は、全国各地ではその10年ほど前からイノシシの増加が目立っていた。環境省の推計によると、全国の生息数は1990年に約26万頭だったのに、2013年時点で約98万頭。20年余りで4倍にもなった。
生息区域も拡大した。北限はかつて、福島県北部から宮城県南部と考えられていた。近年はさらに北側、岩手県や秋田県でも頻繁に目撃されている。

なぜ、イノシシは増えるのか。過疎化や高齢化による耕作放棄地の拡大、ハンターの減少による狩猟圧の低下、温暖化など、複数の要因があると考えられている。いずれにしろ、山が荒れ、エサが減ったことでイノシシは里山へ活動の場を移し、都市部の周辺でも出現するようになった。

「わな1台で年間1、2頭」の捕獲
鋸南町の横根地区では2002年、農家たちが「横根わな組合」を組織した。イノシシを仕留めるための「わな」。通常1台10万円ほどの箱わなを、2万円程度で自作し、設置数を増やそうという発想だ。

組合長を務める金木さんによると、現在は地区内の約50カ所に自作のわなを設置している。それでも捕獲は1台当たり年1、2頭。「対策の決め手」には、ほど遠い。

耕作放棄地が増え、イノシシも増えた
鋸南町全体のイノシシ被害は現在、年間約2000万円だという。しかし、金木さんは、実際はそれをはるかに上回ると考えている。「2000万円というのは被害届を出したもの。届けを出さない例もいっぱいある。出しても仕方ない、と諦めているんです」

655とはずがたり@亥年生:2016/11/24(木) 17:26:47

高齢化や鳥獣被害などで農家が意欲を失うと、農地はやがて「耕作放棄地」になる。その荒れた田畑をも舞台に、繁殖力の強いイノシシはさらに増え、そして再び農作物を荒らす。そんな「負の連鎖」が今、全国各地の農村や里山で起きている。

センサーで守る 塩尻市の挑戦
山や里の豊かさを守り続けることができるのか。その「解」を求め、長野県塩尻市を訪ねた。市内の上田地区では2011年にイノシシが出現し、耕作地の実に8割が被害を受け、その後に最新技術を駆使した取り組みを始めたという。そして被害をゼロにした。

このプロジェクトを担ったのは「ITアグリ研究会」で、塩尻市の施設に入居する情報通信技術関連の企業で組織されている。信州大学も協力した。

きっかけは「水田へのイノシシ侵入を阻む仕組みを作ってほしい」という地元農家らの要望だった。イノシシが水田に入り込むと、獣臭が稲に付き、コメは売り物にならない。また稲の食害に加え、稲をなぎ倒したり、大きな体を泥にこすりつけたりして、水田自体をめちゃくちゃにしてしまう。
このシステムでは、田畑にセンサーを設置し、イノシシを感知すれば、フラッシュ光やサイレン音で追い払うようにした。同時に、市独自のネットワークを通じて、農家や猟友会メンバーに携帯メールが届く。知らせを受けた人はすぐ田畑へ急行するという仕組みだ。

「システムだけでは無意味。人が田畑に来てこそ」
塩尻市によると、こうした結果、耕作面積の8割以上に及んでいた鳥獣被害は2012年からの2年間でゼロになった。ただ、この試みに参加した人たちは「人々の協力が大きかった」「機械だけの設置では意味がない」と口をそろえる。
地元ハンターの横澤幸男さん(60)は「IT技術があれば全てそれで解決すると言うが、そうではない」と話す。「機械がトリガー(引き金)になって人が来る。だんだん、(取り組みも)ステップアップし、最後は何もしなくてもイノシシは来なくなったんです」

いま、上田地区の田畑には電気柵がない。元区長の金井盛吉さん(78)も「常に人がいると思わせることで、今では電気柵もなく田畑を守っている。イノシシも『ここは危険な場所だ』と思ったのではないか」と振り返る。
ITアグリ研究会会長の坂本一行さん(68)もこう言った。
「普通、鳥獣被害のひどい所は電気柵をやっている。ここは電気柵を一切やっていないのに被害ゼロ。ほとんど奇跡に近い状態です」

「費用」や「追い払った先」に問題

もちろん課題もある。一つは導入費用だ。もともと塩尻市には、子どもの見守りなどを目的としたネットワークシステムがあった。それを利用した結果、イノシシ対策はセンサーやアプリなど計約500万円で済んだ。こうした基盤を持たない場合は、新たに3G回線などを整える必要があり、導入費用は800万円程度に膨らむという。かなりの金額だ。

もう一つ、「追い払った先」の問題もある。センサーの反応による光や音、駆け付けた人の花火などで逃げたイノシシは、近隣地区に移動するだけ、という可能性もある。「イノシシを減らす」という根本解決には必ずしもストレートにつながっていない。

656とはずがたり@亥年生:2016/11/24(木) 17:27:06
>>654-656
「戦いの防衛線」をどこに引くか
東京農工大の梶光一教授は「防衛線をどこに設定するか」が重要だと言う。人口が増えていた時代、人間は山の隅まで徹底的に利用し、野生生物と人間を隔てるラインは山の奥へ奥へと進んだ。それが今、高齢化などに伴う山の荒廃で再び里山に向かってきたのだ。
「守るべきものは何か。それは(作物を)生産する所であり、生活する居住空間でしょう? そういう濃淡を付けて対策を練らないと、最適な防衛線は維持できないと思います」

「食べる」に活路を見いだす人たち
イノシシ対策には「捕獲だけでなく活用を」と訴える人たちもいる。日本ジビエ振興協議会理事長の藤木徳彦さん(45)もその1人。長野県茅野市でフランス料理店を経営している。

藤木さんによると、イノシシの食肉活用率は現在、5%しかない。捕獲後のイノシシはほとんど捨てられる。
「動物も好きで増えたわけではなくて、(明治期の乱獲後は)ずっと保護されていた。その結果、どんどん増えてしまった面もある。人間の勝手で増やし、人間の勝手で減らす。こんなことでいいのか、と。殺して減らさないと農作物被害が無くならないのなら、『食べようじゃないか』と。それが協議会の理念です」
イノシシの肉は硬くて臭い、とされる。「弱火でゆっくり調理」という正しい調理法を広げることで、マイナスイメージをぬぐいたいと考えている。

移動式解体車 新兵器になるか
「新鮮さ」も大事な要素だという。厚生労働省のガイドラインでは、捕獲から2時間以内に一次処理をすることになっているが、藤木さんによると、1時間以内に処理しないと内臓の臭いが肉に移る。
この問題を乗り越えるため、ジビエ振興協議会は長野トヨタ自動車と共同で移動式解体車を開発し、この8月から実証実験を始めた。これを使えば、山奥で捕獲されても、すぐ現場に向かい、現地で処理できる。解体車は来年からの実用化を目指しており、既に約40の自治体から購入などの相談を受けているという。

専門家「2023年までに半減? 無理です」

工夫を凝らしたわな、効率的な見回り、センサーを駆使した追い払い、そして食用としての活用─。各地で続く「人間VSイノシシ」の戦いに対し、2007年には「鳥獣被害防止特措法」が制定され、対策には政府が財政支援する仕組みもできた。約100万頭とされるイノシシを2023年までに半減させる方針も政府は打ち出している。
生態系管理学を専門とする横浜国立大学の森章准教授は「(対策に不可欠な)予算は有限。長期的にやれるかどうか、誰も保証できない」と指摘する。
「中途半端な対策だったら、動物はすぐ復活します。(半減の方針を無理に進めると)一時的に雇用創出するという以外、意味がない可能性もあります」
「明治以降、野生動物が最も強い時代」
イノシシは今も活動範囲を広げ、いよいよ都市部に迫っている。今年秋に限っても、「夫妻が襲われ死傷」(群馬県桐生市)、「住宅街でイノシシにかまれて女性がけが」(兵庫県西宮市)、「高知駅前に出没」(高知市)、「住宅街で目撃情報相次ぐ」(長野市)、「駅前の立体駐車場からイノシシが転落死」(群馬県高崎市)といった出来事が続いた。車や列車との衝突も絶えない。

東京農工大の梶教授は言う。
「(イノシシ半減方針は)方向性はいいですが、実現は無理でしょう。被害の現場でどういうことが起きているか、いろいろな戦略を考えられる細かなデータが地域ごとに必要なのに、できていない。非常に大きな課題です」
東日本で目立つイノシシの増加について、東京電力福島第1原発事故との関連にも言及する。「事故後は狩猟者も減り、イノシシを捕るインセンティブも無くなってきた。チェルノブイリ原発事故でもそうでしたが、人が避難をすると、そこは野生動物のパラダイスになる。そういうことが今、福島を中心に東日本で起こりつつある。これは日本の近未来を象徴しています」
江戸時代に人口が増え、田畑を拡大した際、人間はイノシシと壮絶な戦いを繰り広げ、イノシシは人前から姿を消していた。その状況が変わりつつある。
「今は明治以降で、野生動物の力が最も強い時代です」

657とはずがたり:2016/11/25(金) 20:05:07
艸(くさ)づくしも此処で♪

「兵糧攻め」で細菌撃退、植物の防御の仕組み解明 京大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161125-00000011-asahi-soci
朝日新聞デジタル 11/25(金) 5:16配信

 細菌に侵入された植物は、栄養となる糖分が細菌に取り込まれないように「兵糧攻め」にして撃退することを、京都大の高野義孝教授(植物病理学)らが解明した。作物の病気を減らす農薬の開発につながる可能性があるという。25日、米科学誌サイエンス電子版に発表した。

 細菌などが侵入すると、植物は抗菌物質を作って攻撃したり、細胞が自ら死んで感染拡大を抑えたりすることが知られている。「兵糧攻め」は新たに確認された防御法となる。

 葉には光合成によって作られた糖分がたまっている。研究チームは、シロイヌナズナの葉の細胞同士の間にたまっている糖分を、植物細胞内に取り込む役割のたんぱく質に着目。細菌の感染を察知すると、このたんぱく質が細胞内に積極的に糖分を取り込んだ。植物に侵入した細菌は糖分を栄養にするので、取り込めないと増殖できない。

 逆に、このたんぱく質が働かないようにした植物では、細菌が10倍以上に増え、葉の広範囲に感染が広がった。

 高野教授は「植物の糖の吸収を高める化合物が見つかれば、植物の病気に有効な薬の開発につながる」としている。(西川迅)

朝日新聞社

658名無しさん:2016/12/04(日) 16:08:20
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161203/k10010794061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_007
菅官房長官 プーチン大統領訪日で秋田犬贈呈を打診
12月3日 21時59分

菅官房長官は、国の天然記念物に指定されている秋田犬の魅力をPRするフォーラムであいさつし、再来週のロシアのプーチン大統領の日本訪問に合わせて、秋田犬の贈呈をロシア側に打診していることを明らかにしました。
このフォーラムは、秋田犬の保存活動を行っている「秋田犬保存会」が東京都内で開き、秋田県出身の菅官房長官も出席しました。

この中で菅官房長官は、平成24年に、秋田県からロシアのプーチン大統領に、「ゆめ」と名付けられたメスの秋田犬が贈られたことに関連して、「予算委員会で、『ゆめの婿をなんとかしろ』という質問があり、私は、『外務省を通じてしっかりお願いする』と引き取った」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、「今も交渉しているが、なかなか、いろよい返事をもらうことができていない。しかし、こうしたことが話題になるのは秋田犬の素晴らしさを世界にも知ってもらえる大きなチャンスだ」と述べ、再来週のプーチン大統領の日本訪問に合わせて、秋田犬の贈呈をロシア側に打診していることを明らかにしました。

659名無しさん:2016/12/04(日) 16:41:39
>>658

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120300240&g=pol
ロ大統領に再び秋田犬を=菅官房長官

 菅義偉官房長官は3日、東京都内で開かれた秋田犬保存会の会合で、15日に来日するプーチン・ロシア大統領に秋田犬の贈呈を検討していることを明らかにした。菅氏は「こうしたことが世界に発信されることは、秋田犬の素晴らしさを世界に知ってもらえる大きなチャンスだ」と述べた。
 プーチン氏は愛犬家として知られ、日本からは2012年7月にメスの秋田犬「ゆめ」が贈られている。保存会としては今度はオスを贈りたい意向で、会長を務める日本維新の会の遠藤敬国対委員長は会合で「ぜひこの機会に秋田犬を日ロ友好の懸け橋として使ってほしい」と訴えた。(2016/12/03-19:44)

660とはずがたり:2016/12/08(木) 17:40:16
ライオンの群に襲われても後ろ肢で蹴り飛ばして寄せ付けないキリン最強なのに(;´Д`)

キリンが絶滅の恐れ=レッドリスト更新―IUCN
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161208/Jiji_20161208X632.html
時事通信社 2016年12月8日 11時15分 (2016年12月8日 15時24分 更新)

 国際自然保護連合(IUCN)は8日、絶滅の恐れがある野生生物を掲載した「レッドリスト」を更新した。絶滅の可能性の高さを示す3ランクのうち、一番下の「II類」にキリンを新たに盛り込んだ。
 キリンはアフリカ南部や東部などに生息。農業や鉱業の拡大による生息域の減少のほか、違法な狩猟などが原因で、2015年までの30年間で個体数が約40%減少したという。
 今回の更新で、レッドリストに掲載された絶滅危惧種は2万4307種となった。

661名無しさん:2016/12/10(土) 15:17:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120900855&g=pol
ロ大統領への秋田犬贈呈見送り=来日時、条件整わず

 政府が15日からのプーチン・ロシア大統領の来日に合わせて調整していたオスの秋田犬の贈呈が見送られることになった。政府関係者によると、候補の犬についてロシア側とやりとりしていたが、条件が整わなかった。
 プーチン氏は愛犬家で知られ、日本は野田政権下の2012年7月にメスの秋田犬「ゆめ」を贈った。今度はオスをプレゼントし、日ロ友好の増進につなげたい考えで、引き続き働き掛けていく方針だ。
 萩生田光一官房副長官は9日、自身のメールマガジンで、「残念ながら昨日ロシア政府から連絡があり、『婿入り』はかなわなかった」と説明。理由には触れていない。(2016/12/09-22:07)

662とはずがたり:2016/12/15(木) 16:28:30

イヌの戦斗力あなどれんなw

「犬2匹が車の中ではしゃぎ過ぎて、最悪の結果になったことを想像してみて」→「そう、これがその状態だ」 らばQ
2016年12月15日 09時42分 (2016年12月15日 15時59分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20161215/Labaq_51878003.html

663名無しさん:2016/12/18(日) 12:19:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161216-00000004-jct-soci
渋谷でポニーが疾走する画像拡散 「これ、夢見てる?」
J-CASTニュース 12/16(金) 16:54配信

 「渋谷に馬いるんだけど。これ、夢見てる?」――。2016年12月15日夜、東京・渋谷区にあるペットショップからポニーが脱走し、JR恵比寿駅付近の路上を駆け回るという騒動があった。

 ポニーは脱走から約1時間30分後に渋谷警察署の署員らに確保され、無事にペットショップに「帰宅」した。けが人などの被害は出なかったが、都心を駆け回るポニーと遭遇した通行人からは、驚きの声が相次いだ。

■夜の車道を「パカラッ、パカラッ」

 脱走したポニーを飼育していたペットショップの関係者によれば、逃げ出したポニーは「ミニチュアホース」という小型の馬の品種で、3歳のオス。名前は「シャーロット」といい、体高は1.2メートルほど。温厚な性格で、「普段からお客様と触れ合う機会も多かった」という。

 そんなシャーロットがペットショップから脱走したのは15日18時ごろ。その後、恵比寿駅近くの路上に移動したようで、遭遇した通行人からはツイッターに、

  「渋谷に放し飼いの馬出現なう」
  「ん? 対向車線にポニーが全力で走ってる」
  「渋谷でポニーが歩いてた......」

といった報告が数多く上がった。なかには、シャーロットが街中を軽快に駆け回る様子を動画で撮影したユーザーも。その動画を見ると、

  「パカラッ、パカラッ、パカラッ」

という小気味いい足音を鳴らし、渋谷の車道を疾走するポニーの姿が確認できる。

 その後シャーロットは、ペットショップから直線距離で約0.7キロ離れた國學院大学渋谷キャンパスに移動。その場で、通行人からの通報を受けて駆け付けた渋谷署員やペットショップのスタッフに保護された。

「落ち着いてキャンパス内の草を食べてました」
 16日のJ-CASTニュースの取材に応じた國學院大広報課の担当者によれば、シャーロットがペットショップへ連れて帰られたのは19時30分頃。キャンパスでの滞在時間は「およそ30分」だったというが、

  「特に暴れることもなく、正門付近の草むらで大人しくしていた」

と担当者は話していた。実際、キャンパス内でシャーロットに遭遇したという國學院大の男性兼任講師(36)もJ-CASTニュースの取材に対し、

  「ポニーは落ち着いてキャンパス内の草を食べてました」

と発見時の様子を振り返った。

664とはずがたり:2016/12/20(火) 11:53:19
特急あずさ、シカやイノシシと次々衝突 30分で計3頭
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/142/38dda640f2983ed1868780e043097167.html
(朝日新聞) 12月19日 23:55

 19日夜、JR中央線の特急あずさが山梨県大月市内でシカやイノシシ計3頭を次々とはねた。乗客にけがはなかったという。JR東日本八王子支社の広報担当者は「ひとつの列車が次々動物とぶつかったというのは聞いたことがない」と話している。

 JR東日本によると、松本発新宿行きあずさ34号(9両編成)が19日午後9時ごろ、大月市初狩町で線路上にいたシカ2頭と衝突。車両の安全を確認し、同9時25分に運転を再開したが、その約6分後、約5・7キロ走行したところで同市大月町の線路上に飛び込んできたイノシシとぶつかったという。

 この特急に計49分の遅れが出たほか、特急かいじが区間運休するなど約1200人に影響が出た。

665とはずがたり:2016/12/22(木) 19:55:14
同時期に鳥インフル発生した韓国と日本 被害規模には大きな差
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161217-00000001-yonh-kr&pos=4
聯合ニュース 12/17(土) 8:00配信

【ソウル聯合ニュース】韓国で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)の感染が拡大し過去最悪の被害が出ている一方、同じく感染が拡大している日本では被害が少ない理由をめぐり、さまざまな指摘が出ている。

 韓国の農林畜産食品部などによると、日本では先月青森県の農場2か所、新潟県の農場2か所で鳥インフルエンザが発生し、鶏約55万羽、食用アヒル約2万羽が殺処分された。韓国では今月17日現在、54か所の農場で約1660万羽が殺処分となった。

 ほぼ同じ時期に鳥インフルエンザが発生したにもかかわらず、被害の規模が大きく異なることについて、韓国政府当局や専門家は四つの理由を挙げている。

◇農場の密集度

 農林畜産食品部の関係者は、国土の面積に対する鶏の飼育数を比較すると、日本は密集度が低いと説明する。

 ソウル大獣医学科の金載弘(キム・ジェホン)教授(鳥類疾病学)は「日本の場合、ある地域に農場がひどく密集しているケースはない」と指摘した。ただ、「鶏の飼育環境は韓国と日本は近い水準」と説明した。

 韓国で今回、鳥インフルエンザが発生した採卵鶏農場は42か所のうち、27か所(64%)が3キロ以内に所在しており、密集した地域にある農場で鳥インフルエンザが発生したことで、被害も急速に拡大した。

◇カモの飼育数

 専門家は日本ではカモをほとんど飼育していないため、渡り鳥が運ぶ鳥インフルエンザが農場の家禽(かきん)類に広がるのが遅いと指摘した。

 建国大獣医学科のソン・チャンソン教授は「日本の鶏の飼育数は韓国の2倍だが、カモはほとんど育てていない」とした上で、カモの数の違いが被害の差に影響していると分析した。

 金教授も日本には食用のカモの産業がほとんどないとした上で、「渡り鳥によって汚染された状態の空間と農場をつなぐのが田畑にいるカモだ」と指摘。カモがいなければ感染拡大は防ぎやすいと説明した。

 カモは現在、飼育数の16.6%に当たる145万7000羽が殺処分された。

◇初動対応

 韓国政府の対応が日本より遅かったとの指摘もある。

 日本は先月21日に渡り鳥から鳥インフルエンザが検出されると、直ちに対応レベルを最高水準の3に引き上げ、防疫作業を開始した。一方、農林畜産食品部は今月15日に危機警報を「警戒」から最も高い「深刻」に引き上げた。

 金教授は「日本はマニュアルを作成し、鳥インフルエンザが発生すれば、マニュアル通りにすぐに動くが、韓国はさまざまな手続きが必要で、日本より(対応が)遅れる」と話した。

◇採卵鶏農場における管理

 今回の鳥インフルエンザによる被害は特に採卵鶏農場が深刻で、卵の供給にも支障が出ている。そのほかの農場に比べ、出入りする車両が多いことが原因とみられている。

 50万羽を飼育する採卵鶏農場では1日6回、20万羽の農場では1日2回車両が出入りするが、養豚などの農場の場合は3日に1回、飼料を運ぶ車両が出入りする。

 卵の搬出にも問題があると指摘されている。韓国では車両が農場に直接進入し、鶏舎の入口で卵を搬出するケースが多く、防疫も十分でない場合が多いという。

 農食品部関係者は「先進国の農場でも車両が多く出入りするが、農場内と外で履物を変えたり、服を着替えたりするなど、防疫の規則を徹底的に守っている」と説明した。

666とはずがたり:2016/12/23(金) 20:20:54
繊毛虫か?

クマの肉食べた15人 せん毛虫による食中毒に
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/72/01dad441b4aef0c6877be8f5b3c47170.html
(NHKニュース&スポーツ) 15:51

水戸市の飲食店で、客が持ち込んだクマの肉を使った料理を食べた15人が発疹や発熱などの症状を訴え、保健所は動物に寄生する「せん毛虫」による食中毒と断定しました。茨城県によりますと、せん毛虫による食中毒が確認されたのは国内で4例目だということです。

667とはずがたり:2016/12/25(日) 13:02:33
アヒルとかガチョウとかどうして白いのが多いんでしょうか? 一応黒とかもいます...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1358783608

otafujyoshiさん2011/3/2806:29:40
アヒルとかガチョウとかどうして白いのが多いんでしょうか?
一応黒とかもいますけど、白いのが圧倒的な気がします。
鴨や雁には色が着いてるのに、家畜化されて家鴨や鵞鳥になったら白くなったのはどんな理由でしょうか?
やっぱり餌とかの影響ですか?

鳥に詳しい方、宜しくお願いします。


ベストアンサーに選ばれた回答
プロフィール画像
haniwa_kondowさん 2011/3/2811:32:15
家畜全般に言えることです。
野生でも白い個体は時折うまれるのですが、目立つため外敵に襲われやすい。
ところが、家畜になると目立つことが逆に保護されやすく餌も貰いやすくなる。
保護色で身を守る必要もなくなるので、白い個体が増えるということに繋がるようです。

アヒル、ガチョウ、ニワトリといった鳥類に限らず
ウサギ、ネコといった哺乳類もその傾向が現れます。

668とはずがたり:2016/12/26(月) 18:35:12
型良し、影濃し、美鈴湖でワカサギ釣り解禁 外来魚駆除が効果
12月25日 05:00中日新聞プラス

型良し、影濃し、美鈴湖でワカサギ釣り解禁 外来魚駆除が効果
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016122502000020.html
ワカサギ釣りを楽しむ人たち=松本市の美鈴湖で
(中日新聞プラス)
 松本市三才山の美鈴湖でワカサギ釣りが解禁された。標高約千メートルの湖一帯は、朝の寒さは厳しかったが日中は比較的暖かく、絶好の釣り日和。ワカサギは例年より型が大きく、魚影も濃いといい、県内各地から訪れた約七十人は上々の釣果に笑顔を見せていた。
 釣り場を運営する美鈴湖ウテナ荘によると、同湖では二十年ほど前から外来魚のブラックバスとブルーギルが増えてワカサギが全滅状態になった。一昨年から県水産試験場(安曇野市明科)の指導で外来魚駆除を続けており、毎年ブラックバス千匹前後、ブルーギル数千匹を駆除してきた。
 二〇一二年からは毎年、諏訪湖などからワカサギの卵千五百万?二千万粒を仕入れ、ふ化した稚魚を放流。昨年は約二十年ぶりに本格的なワカサギ釣り営業が復活した。
 この日は、一人で百匹以上釣った人もいて釣果は上々。上田市から来たという釣り人(63)は、大漁のワカサギを横目に「天ぷらにしても、つくだ煮にしてもワカサギはおいしい」と満足げ。
 ウテナ荘従業員の松島正人さん(68)は「今年のワカサギは体長が一〇?十二センチで、昨年より大きい。二年ものだと十五?十六センチもある。群れも多く、大勢の人に楽しんでもらえそうです」と話した。
 ワカサギ釣りのシーズンは、来年三月上旬まで(三十一日と元日は休業)。時間は午前七時?午後四時。湖が全面結氷して、氷の厚さが十五センチ以上になると、穴釣りが始まる。釣り券は一人千円。
 (野口宏)

669とはずがたり:2016/12/27(火) 19:36:43

最古のキリギリス類化石=葉に似た羽、仏で発見
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122100043&g=int

 フランス南東部の古生代ペルム紀半ば(約2億7000万年前)の地層から、キリギリス類の最古の化石を発見したと、ソルボンヌ大などの研究チームが21日までに英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。羽は植物の葉と形や模様が似ており、肉食・雑食の他の昆虫や陸上動物の目を欺く擬態と考えられるという。
 この化石はキリギリス類の中で新しい科、属、種に分類された。学名はフランスで発見されたペルム紀のキリギリスという意味で、「ペルモテッティゴニア・ガリカ」と名付けられた。
 形や模様を似せた対象の植物は特定できていないが、周辺で発見された同年代の植物の化石から、この羽と似た葉を持つ植物が存在したと推定される。
 当時は花を咲かせる被子植物や鳥類はまだ出現していないが、既に生存競争が厳しく、擬態が予想以上に早く進化していた可能性があるという。(2016/12/21-05:16)

670とはずがたり:2016/12/30(金) 18:34:02
なんか本質を捉えてない表題だな。元々1群から分裂したならB群だけになってもまた分裂するんちゃうか。

高崎山のサル消滅の危機? 群れ移るサル続出で勢力図に異変 大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-00010004-nishinpc-soci
西日本新聞 12/30(金) 11:40配信

高崎山のサル消滅の危機? 群れ移るサル続出で勢力図に異変 大分
B群に移籍し、雌ザルに毛繕いされる元C群の序列3位「カンサー」。移籍ザルたちはモテモテという=21日、大分市
 申(さる)年が去ろうとするなか、野生のサルを間近で見られる大分市の高崎山自然動物園で、二つのサルの群れに異変が起きている。C群の有力な雄ザルたちが、雌ザルを求め次々にB群に移籍。出生数に影響が出始め、2群態勢となった2002年以降、初めてB群の頭数がC群を上回る事態となった。関係者は14年前のA群のように、C群が消えてしまうことに危機感を募らせている。

 園関係者によると、群れに異変を感じたのは、前回の恋愛シーズン(15年11月〜16年3月)。当時、C群の序列3位「カンサー」や4位「キリン」、6位「シックス」がB群に。2位「ゾロメ」もB群の雌にほれ込み、B群で過ごす時間が多くなった。さらにその後、1位「オオムギ」もB群に移る動きを見せている。

 新たな恋愛相手を求め、雄ザルが群れを移ることは珍しいことではない。だが、これだけごっそりと移るのはまれ。22年間、園のスタッフを務める江川順子さん(41)も「たまたまタイミングが重なったのかもしれないが…」と驚く。

 B群の雌ザルにとって移籍ザルは新鮮味があり、魅力的に映るようだ。現在、園では雌ザルが移籍ザルを囲う場面が目立つ。16年のB群の出生数はC群(32匹)の約3倍となる99匹。その結果、16年11〜12月の個体数はB群706匹、C群659匹となった。

 餌場にも影響が出ている。これまでは午前がC群、午後がB群とすみ分け、食事をしていた。しかし最近、B群が早く姿を見せ、C群が餌にありつけないことも。群れの間に緊張感が高まる場面もあるが、移籍ザルはC群にとって、かつての上司。なすすべなく、山に戻ってしまうという。

 「C群が消えてしまうのでは…」。スタッフの頭によぎるのは、かつてのA群。群れを離れるサルが相次ぎ、最後はC群に追いやられる形で姿を消した。

 C群には今、英国の王女と同名で一躍有名になった雌ザル「シャーロット」がいる。もしC群が消えれば、客足への影響は避けられない。「恋愛シーズンが終わる4月以降にどうなるか…」。スタッフたちは気をもんでいる。

◆高崎山のサルの群れ
 1953年の開園当時、群れは「A群」の220匹でスタート。餌付けを繰り返して数が増えると分裂の動きが出始め、59年に「B群」、64年に「C群」が誕生。しばらく3群態勢が続いたが、2002年6月にA群が姿を消して以降、2群態勢となった。

=2016/12/30付 西日本新聞朝刊=

671とはずがたり:2017/01/05(木) 17:28:00

【関西の議論】ハンター自体が〝絶滅危惧種〟? 20年ぶりクマ猟解禁も…捕獲わずか4頭
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1701030003
01月03日 09:04産経新聞

 兵庫県が昨年、20年ぶりに解禁したツキノワグマ猟。11月15日から1カ月の狩猟期間で捕獲したのはわずか4頭だった。解禁前には県内で5年ぶりに人が襲われて負傷し、人里での目撃情報も急増していただけに大量捕獲が期待されたが、思ったほどの成果が上がらなかった。その理由として、長年の禁猟によって猟友会でクマ猟経験のあるハンターが少なくなったことがあるという。実際にクマを捕獲したハンターも「一撃で仕留めないと自分がやられる」と語り、恐怖心との戦いだったと強調した。そもそも高齢化でハンター自体が減少し、いまや〝絶滅危惧種〟との声も上がる。県は今回の結果を踏まえて来年の実施方法を検討するとしているが、果たして…。(坂田弘幸)

撃つのをためらうハンター

 「バーン」

 昨年11月24日の日中、兵庫県北部の豊岡市内の山中に銃声が響き渡った。地面に横たわる1頭のクマ。近づくと雌の成獣だった。

 仕留めたのは同市のハンター、川中忠行さん(67)。クマが自分より約20メートル下に位置していることを確認し、「確実に仕留められる」と判断。狙いを定めて銃の引き金を引き、一撃で仕留めた。

 林道を車で移動中、木に登っているクマを見つけた。「撃つべきかためらった」と振り返る。かつて、猟仲間が手負いのクマに襲われそうになった体験が脳裏をよぎったからだ。

 「手負いのクマは危ない。人家に近づけば人を襲うかもしれない。確実に仕留められないと自分がやられる」

 かつてクマと〝戦った〟とされる空手家やプロレスラーがいたが、銃を持つハンターでも野生のクマは怖いのだ。

 川中さん自身、クマの狩猟禁止前の平成3?4年に2度、クマを捕獲した経験があるが、「グループで狩猟中にクマと遭遇したら誰かが撃たないと身を守れない」という理由で、クマ猟の承認証を取った。

 川中さんが仕留めた雌の成獣は約60キロ。捕獲したクマはハンターのものになるため、仲間18人で肉を分けた。仕留めた獲物は食べたりするのが、動物の命を奪った礼儀だと考えている。

保護により生息数が増加

 かつて、ツキノワグマは北海道を除く本州や中四国、九州に生息していた。しかし、木の皮をはぐなど林業における獣害とみなされ、駆除の対象になった時代があった。

 多くのクマが駆除され、生息数も減少。九州では絶滅したとされ、中国・四国は環境省のレッドリストにも「絶滅のおそれがある地域個体群」と記載される。

 兵庫県も8年度、推定生息数が100頭を切ったとして、保護の対象とした。15年度には県版レッドデータブックでAランクに指定され、絶滅の危機にひんした種とされた。イノシシ用などのわなにかかったクマは麻酔で眠らされた後、人里離れた山中に放されるなど大事に扱われた。

 こうした保護の効果もあって順調に生息数が回復。27年当初の推定生息数は940頭にまでになり、それに伴い、目撃情報も増えていった。

 27年度は497件だった目撃情報が28年4?11月だけで926件と急増。全国でみても、27年度が9597件で、28年4?10月に1万4758件(環境省調べ)と増えた。

 人を襲ってけがをさせる人的被害も多発し、秋田県では28年5?6月にクマに襲われたとみられる男女4人が遺体で見つかったほか、兵庫県内でも10月、集落でクマと出くわした男性が襲われて負傷する被害が発生した。クマによる人的被害は5年ぶりのことだった。

 クマが人を襲うケースは「出合い頭」が多いとされる。クマが人里に現れる機会が増えれば当然、人と出くわす可能性も高まることになる。

 近畿大の澤畠拓夫准教授(動物生態学)は「昔は人とクマの生活圏に境があった。今は人里も過疎化し、放置された柿の木などを目当てにやってくるようになった。おいしい食べ物があることを知り、かつてあった境がなくなった」と指摘する。

 しかも、28年は森の中で餌が不足していたようだ。兵庫県森林動物研究センターによると、クマの餌となるブナとミズナラの実が少なかったという。森の中に餌がなければ、人がいる集落にやってくる。


 しかし、11月15日から1カ月の狩猟期間中、捕獲されたクマは4頭のみ。あれだけ目撃情報があったのに、なぜこんな結果になったのか。

672とはずがたり:2017/01/05(木) 17:28:27
>>671-672
20年ぶりのクマ猟解禁

 保護によって増えすぎたクマは、今度は“駆除”の対象に戻ることになる。

 同県では「ツキノワグマ保護計画」を定めており、推定生息数が400頭未満なら可能な限り殺処分しない▽400?800頭では原則殺処分▽800頭を超えれば狩猟を解禁?としている。

 27年当初で推計生息数が940頭とされたことで、県は28年夏、同計画に基づきクマ猟を解禁する方針を決めた。ただ、目的は〝駆除〟ではなく、「人と動物の共生を目指すため」とした。

 クマ猟解禁にあたり、ハンターは知事の承認証を得た140人に限定し、捕獲数も1人1頭に制限、親子グマの捕獲は禁止とし、一部規制を残した。20年におよぶ保護でクマの人への警戒心が薄れ、簡単に捕獲されて頭数が急減する可能性が懸念されたからだ。

ハンター自体が激減

 1頭のクマを仕留めた川中さんが本音を語る。「多くのハンターはイノシシやシカなどの獲物が狙いで、クマは万が一に備えて、という感覚」という。

 県森林動物研究センターが27年秋、ハンター約850人に実施したアンケートでも、「クマ猟を行いたい」と回答した人は15・4%。「他の動物の狩猟の際に機会があれば」が51・6%で、「捕獲したくない」が23・4%だった。

 そもそも、猟友会の会員自体が高齢化し、ハンターは減少の一途をたどっている。

 県によると、県内の銃猟免許所持者は元年の6952人から27年は2662人に減少。「猟友会も高齢化でハンター自体が『絶滅危惧種』の一種」と川中さんが話すほどだ。

 所属する県猟友会出石支部も高齢化が進み、会員45人中クマ猟の許可を取ったのは2人だけ。長年の禁猟でクマ猟経験者も減った。県猟友会の松尾史朗会長代行(58)も「狩猟技術を指導できる人も、後継者を育てるシステムもない」と打ち明ける。

 こうした事実を井戸敏三知事も認識し、昨年12月13日の定例会見で「20年ぶりの狩猟解禁で若い人はクマ猟の未経験者がほとんど。クマ猟に慎重になったのではないか。ハンターに慣れてもらうことが必要だ」と述べ、講習会などの開催も検討するとした。その一方、「ハンターが山に入ったことで、クマと人とのすみ分けがある程度できたのでは」との見解を示した。

人とクマの共生は…

 狩猟によって人とクマの共生は図れるだろうか。

 クマの生態に詳しい岩手大の青井俊樹名誉教授(野生動物管理学)は「生息数が回復し、人と共生できる程度の一定数が維持されるならば、狩猟解禁は妥当」と評価。ただ、捕獲数が少なかったことについては「高齢化したハンターが山に入るのも大変。若いハンターを育成し、イノシシやシカなどのように狩猟が行われるようになれば、捕獲数も増えるのではないか」と話した。

673とはずがたり:2017/01/05(木) 17:31:17
Happyに暮らそう!幸せホルモン「セロトニン」の分泌量を増やす方法
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20170104/Bibeaute_132602.html
美BEAUTE 2017年1月4日 06時00分 (2017年1月5日 14時21分 更新)

セロトニンが分泌されると、幸せになれる?

セロトニンは“幸せホルモン”と呼ばれることがよくあります。ただ、セロトニンが分泌されるだけで幸せな気分になれるわけではありません。

セロトニンは、以下の2つと並んで「三大脳内伝達物質」と呼ばれる物質です。
■ドーパミン:喜び・快楽を司るホルモン
■ノルアドレナリン:恐怖や怒りを司るホルモン

ドーパミンやノルアドレナリンが人間の感情を左右するのに対し、セロトニンはそれらの働きをコントロールする、いわばまとめ役のような役目を発揮します。喜び・快楽などプラスの感情と恐怖や怒りなどのマイナスの感情のバランスがうまく取れることで、その結果イキイキとHappyな気持ちになれるというわけなんです。

最近「何をするのも面倒臭い」「気分が落ちこむ」という自覚症状があるという人は、もしかするとセロトニンの分泌が不足しているのかもしれません。
セロトニンの分泌量を増やす方法

では、どうすればセロトニンの分泌量をふやすことができるのでしょうか?

●セロトニン生成を促す栄養素を摂る
セロトニンの材料となる“トリプトファン”や、セロトニンの合成を促す“ビタミンB6”を摂取するのがおすすめです。
◎トリプトファンを多く含む食品
納豆、豆乳、ヨーグルト、プロセスチーズ、赤身の魚、お肉、バナナ、胡麻など
◎ビタミンB6を多く含む食品
牛肉、鶏ひき肉、まぐろ、にんにく、唐辛子、きな粉など

ただ、栄養バランスが偏るほど摂取する必要はありません。普段の食事にこれらの栄養素が不足していると感じたら、食材やサプリで補ってあげましょう。

●一日の始まりに朝日を浴びる
起床したら、まずはカーテンを開けて朝日を浴びましょう。目から朝日を浴びるだけで、セロトニンの働きが活性化されるのだとか。引きこもっていたり、あまり家から出ない生活をしていると気分が落ち込むことがありますよね。これは、陽の光を浴びないことでセロトニンの働きが鈍ってしまうからなんです。そんなに長い時間浴びる必要はなく、5分ほどでOKです。
一度朝日を浴びてから二度寝してしまうと、効果がなくなってしまうので注意しましょう。

●リズム運動を行う
セロトニンの分泌量が不足する原因として多いのが、運動不足です。普段から定期的に運動する習慣をつけておくと、セロトニンが安定して分泌されます。
特に、一定のリズムを刻む“リズム運動”がセロトニンの働きを活性化させてくれるのだとか。
◎リズム運動の例
・ジョギング
・ウォーキング
・踏み台昇降運動
・腹式呼吸

運動をする時間がないという方は、腹式呼吸を行うだけでも効果が期待できるのだとか。通勤・通学の時間を利用してもできそうですよね。

今の生活習慣で、セロトニンの活性化を妨げる点はありませんでしたか?日が短い冬は気分が落ち込んでしまいがちな時期ですが、そんなときは自分でセロトニンを活性化させてしまいましょう!

674名無しさん:2017/01/07(土) 15:30:37
http://www.asahi.com/articles/ASJDF3QMHJDFUQIP00T.html
千葉で急増、君は何者? 捕獲追いつかず、住宅街に出没
鬼室黎2017年1月6日12時37分

 中型犬ほどのシカ、キョンが千葉県の房総半島で急増している。

 繁殖力が強く、同県によると2015年度の推定数は約5万頭。07年度の約15倍に上る。台湾などが原産で、特定外来生物に指定されているため、わな猟を中心に捕獲が続けられているが、15年度の捕獲数は2千頭余りだ。

 80年代に勝浦市にあった観光施設から逃げて野生化したとされる。日暮れ前、いすみ市の住宅街では数頭が草をはんだり、道を横切ったりしていた。庭の植栽を食べてしまうこともあるという。日没前に多く見られるが、詳しい生態は専門家にも知られていない。(鬼室黎)

675名無しさん:2017/01/07(土) 18:14:50
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170107-00000012-ann-soci
今度はカンガルー 動物の死相次ぎ問われる管理体制
テレビ朝日系(ANN) 1/7(土) 11:49配信
 札幌市の円山動物園で、カンガルーが死んでいるのが見つかりました。この動物園では、これまでにも動物の死が相次いでいて、飼育体制が問われています。

 オオカンガルーの「ウメ」は6日朝、檻の中で横たわって死んでいるのを飼育員が見つけました。死因は脊髄の損傷でした。
 献花に来た子ども:「死んじゃったから悲しい」「動物園にいたらもっと楽しいこといっぱいあったと思うけど、亡くなって可哀想」
 動物園によりますと、ウメは鼻先をえさ箱に突っ込んだ時に網目に首を挟み、脊髄を損傷した可能性が高いということです。えさ箱は去年、網目の小さなものに変更したばかりでした。円山動物園の加藤修園長は「大変痛ましい事故を発生させてしまった。問題点をしっかり検証したい」とコメントしています。動物園は、これまでに繁殖のために訓練中のマレーグマや食べ物を気管に詰まらせたキリンなど動物の死が相次ぎ、管理体制や飼育施設の安全性が問われていました。

676とはずがたり:2017/01/10(火) 14:17:57

「3歳」キンちゃん 大人になりたい… 県昆虫館 カエルに成長せず越年
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017011002000035.html
05:00中日新聞プラス

 県ふれあい昆虫館(白山市八幡町)で飼育されているオタマジャクシ「キンちゃん」がオタマジャクシのまま、二度目の越年をし、数え三歳になった。二〇一五年六月十二日、職員が館近くの田で捕獲してから一年半余。同館によると、オタマジャクシのままの生存記録としては極めて長い。
 「キンちゃん」はトノサマガエルの幼生らしい。当初は全身が金色、今は全身が白く見える。細い後ろ脚が約一センチ伸びた状態で成長が止まっている。餌はアカムシと館敷地内の藻。“肉と野菜”のバランスが良いせいか、衰えないという。
 「成人の日」の九日、キンちゃんの水槽の上に新成人に向けた「僕は大人を夢見るおたまじゃくしの“キンちゃん”です。皆さんは、これから大人の仲間入りですね。大人になっても、夢をもって進んでください。応援しているよ!」とのメッセージが張り出された。冬休み最後の一日を館で楽しむ子どもたちはピーターパンのように成長しないキンちゃんに「すごい」「不思議」と見入っていた。 (松本芳孝)

677名無しさん:2017/01/14(土) 02:59:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000060-mbsnews-l28
ゲーセン「もふもふはむすたぁ」批判受け撤去
毎日放送 1/11(水) 19:18配信

 兵庫県のゲームセンターに置かれていたクレーンゲームの景品は、生きたハムスターでした。ネット上で非難の声が沸き起こり、店側は今月ゲーム機を撤去しました。

 兵庫県太子町にあるゲームセンターに去年10月頃から設置されていたクレーンゲーム、「もふもふはむすたぁ」。ゲーム機の中には景品の見本として生きたハムスターが入れられていました。

 「ゲームセンターにて思わず目を疑ってしまったのです」(ツイッターより)

 ゲームは1回500円。クレーンですくったピンポン玉を当たりの穴に入れると空の籠をゲットすることができ、店員からハムスターをもらえるという仕組みでした。

 「(ハムスターは)怯えた感じで奥の方に居たのを見た」(ハムスターを見た利用客)

 年末、このゲーム機の写真がネット上に掲載されると、非難の声が次々とあがりました。

 「爆音でUFOキャッチャーの中に入れられてたって有り得ない!!」
 「ゲーセンの店長には倫理観というものがないのか?」
 「ハムスターストレスで死ぬわ。。かわいそう」(ツイッターより)

 店側は今月、自社の公式ツイッターに謝罪文を掲載しゲーム機を撤去。これまでに約104匹が客の手にわたったということですが、残っていた3匹は今も従業員が飼育しているということです。

毎日放送

678名無しさん:2017/01/15(日) 09:55:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000002-jij_afp-sctch
シカと交尾試みるサル、屋久島で「極めて珍しい」事例を確認
AFP=時事 1/11(水) 6:11配信

【AFP=時事】鹿児島県屋久島で、雄のサルが雌のシカと交尾を試みるという「極めて珍しい」場面を撮影したとする論文が10日、学術誌プリマーテス(Primates)に発表された。

 異種間交尾はごくまれな現象で、研究チームによると報告例は今回がわずか2件目。ただ、主に飼育されたり捕獲されたりした動物間で例外的に確認されることはあるという。

 研究チームは、1匹の若いニホンザルが、自分よりもずっと大きな雌シカ少なくとも2頭の背中に乗っている様子を撮影した。

 サルは実際の交尾はしていないものの、シカの背中の上で性的なしぐさを見せている。シカはサルのするがままにさせていることもあれば、走って逃げ出すこともあったという。

 フランスのストラスブール大学(University of Strasbourg)のマリー・プレ(Marie Pele)氏はAFPに対し、「曖昧さは一切なく、明らかに性行為だ」と指摘している。

 さらにこのサルは、まるで自分の雌ジカを「守る」ように他の雄ザルを追い払う様子も見せたという。

 研究チームはこの行動について、雌をめぐる争いが激しい群れでの「交尾相手の不足」と、繁殖期に伴うホルモン量の増加が要因となったと分析している。

 論文によると、異種間交尾についての初の科学論文は2014年のもので、南極でペンギンとの交尾を試みたオットセイの事例が報告され、大きな注目を集めた。

 屋久島のサルとシカの様子を収めた動画は、以下のサイトで公開されている。

http://www.edge-cdn.net/video_1106810?playerskin=37016

【翻訳編集】 AFPBB News

679名無しさん:2017/01/21(土) 22:06:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00010001-giz-prod
ヘビ、ワラビー丸呑み。そしてフレンドリーな馬(閲覧注意)
ギズモード・ジャパン 1/18(水) 8:11配信

見たくないのに見てしまう。これいかに。

オーストラリアと言うとグレートバリアリーフにエアーズロックと美しい大自然で知られていますが、それだけの自然に囲まれていると自然の厳しさも目にするわけです。オーストラリアのキュランダに住むBernie Worlsfoldさんが先日目の当たりにしたのはなんとニシキヘビがワラビーを丸呑みにしている姿。ABCNewsによるビデオはこちらから(閲覧注意)。

画像を観たい方はこちら。http://www.gizmodo.jp/2017/01/python-eating-a-wallaby.html

世界遺産に指定された国立公園も有するキュランダは、海岸沿いの熱帯地域。その豊かな自然で知られているそうですがニシキヘビの膨らんだ腹がもう豊かすぎて衝撃的です。そして獲物はワラビーという...オーストラリアな感じがなんともシュールです。

キュランダではニシキヘビがワラビーを食べている姿はそれほど珍しくないそう。しかしこれほど大きなワラビーが丸呑みされている姿はキュランダ在住20年のBernieさんでも初めて見た、とABC Newsに語っています。それによると、ワラビーのおなかの袋には小さな子どもがいたそうで、Bernieさんが助け出したものの後ほど死んでしまったそうです。むむむ、自然の厳しさです。

完全にくつろいだ感じで近づいている馬も気になります。さすがのニシキヘビも馬は食べないか、と思ってGoogleで「python eating a horse」と検索してみてすぐに後悔しました。皆さんも絶対に検索しないように気をつけてくださいね。

images by Bernie Worlsfold via 7 News Sydney / Facebook
source: ABC News(video)

Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)

680とはずがたり:2017/01/22(日) 08:10:54
語源はドイツ語の(溜め込む)の意のhamsternからが有力とのこと。ハムも星も関係ない様だ。

ハムスター (hamster)
http://gogen-allguide.com/ha/hamster.html

681とはずがたり:2017/01/29(日) 16:30:01

<バードストライク>よそ見原因か 餌につられ視線下に 毎日新聞社
2017年1月29日 00時22分 (2017年1月29日 09時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170129/Mainichi_20170129k0000m040072000c.html
バードストライクのイメージ

 風力発電の風車の羽根に野鳥がぶつかる「バードストライク」は、餌につられた「よそ見」が原因の可能性があるとする観察結果を、NPO法人「バードリサーチ」(東京都府中市)などのチームが発表した。高速で回転する羽根が見えないためという指摘もあったが、避けて飛ぶ鳥もいて、原因が分かっていなかった。チームの担当者は「鳥の餌場では風力発電所の建設を避けるなどすれば、被害を軽減できるかもしれない」と指摘する。

 バードストライクを巡っては、日本野鳥の会の調査で2001年からの14年間に、確認されただけでもオジロワシなど6種42羽の絶滅危惧種を含む約300羽が死んでいる。環境影響評価(アセスメント)法で、建設前に希少な野鳥への影響を調べて衝突を回避するよう対策などを講じなければならないが、効果的な方法がこれまで見つかっていない。

 チームは14?16年の3年間、オジロワシが集中する北海道根室市と小平(おびら)町内の海岸近くで飛ぶオジロワシをビデオ撮影し、死んだサケなどの餌をまいた時とそうでない時とで、オジロワシの視線がどう変化するか観察した。

 その結果、302羽のデータから、成鳥では餌があると下を向いて飛ぶ時間の平均割合は18.3%で、餌が無い時の6%と比べ約3倍大きかった。若鳥もそれぞれ23.9%と8.7%で、成鳥とほぼ同じだった。また、最長で連続44秒間も下を向いて飛んだケースもあった。チームは「オジロワシなど野鳥は獲物探しに夢中になって風車の羽根に気付きにくいのではないか」と推定している。【渡辺諒】

682とはずがたり:2017/02/06(月) 19:56:00
人類最古の祖先、5億4000万年前の肛門のない袋状生物か 研究
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170131-00000015-jij_afp-sctch
AFP=時事 1/31(火) 10:52配信

【AFP=時事】人類から進化系統をさかのぼることができる最古の生物は、約5億4000万年前に生息していた卵形の生き物である可能性が高いとの研究結果が30日、発表された。この生物は、摂食と排せつを同じ大きな開口部から行っていたという。

 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された研究論文によると、「サッコリタス(Saccorhytus)」と命名された非常に小さな生物の驚くほど保存状態の良い化石が、中国内陸部・陝西(Shaanxi)省で発見されたという。

 進化の重要な枝分かれのうち、人類に至るものを含むいくつかの分岐は、見過ごされそうなほど小さく目立たないこの海生生物から端を発したのではないかと研究チームは推測している。

 論文の共同執筆者である英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のサイモン・コンウェー・モリス(Simon Conway Morris)教授は、「この生物が、人類を含む非常に多様な範囲の生物種の根源的な始まりを示している可能性がある」と述べた。

「新口動物」と呼ばれる広義の生物分類の一つに属するサッコリタスは、これまでに発掘された化石標本の中では最古のもの。

 研究チームは、脊椎動物(背骨を持つ動物)、棘皮(きょくひ)動物(ヒトデやウニ)やその他の動物分類群を含む新口動物はすべて、この共通祖先から派生したと考えられるとの結論を下している。

 肉眼では、サッコリタスの化石は黒い砂粒のようにしか見えないが、モリス教授によれば、「顕微鏡で見ると、あまりに緻密な様子に驚嘆してしまう」ほどだという。

 この袋のような生物の最も顕著な特徴は、体の残りの部分に比べて大きな口だ。口の周囲には、隆起した突起物が同心円状に並んでいる。この口から、食べかすや微生物を吸い込んで摂食していた可能性が高いという。

 一方で、興味深いことに肛門に相当するものを何も発見できなかったことから、研究チームはサッコリタスは口と同じ穴から排せつしていたと結論付けている。


■目はなく、体をくねらせて動き回っていた?

 また、体の表面には、円錐状の構造体が8個あった。ここから飲み込んだ水を排出していた可能性があり、「鰓孔(さいこう、えらあな)の前駆体」と考えられるとモリス教授はAFPに説明した。

 また、「目の痕跡は確認されていない」という。

 さらに研究チームは、サッコリタスは薄くて柔らかい表皮と原始的な筋肉構造を持ち、体をくねらせて動き回ることができたのではないかと推測している。【翻訳編集】 AFPBB News

683とはずがたり:2017/02/08(水) 12:38:18
ヒトエグモ、滋賀で初確認 生態不明「謎のクモ」、民家で発見
http://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20170207000139.html
02月07日 22:58京都新聞

 滋賀県甲賀市は7日、同市水口町京町の民家で滋賀県内初確認となるヒトエグモ1匹が見つかったと発表した。市は「生態もよくわかっていない謎のクモで貴重な発見」としている。

 1月6日に民家内で本の整理中に見つかったという。市が日本蜘蛛(くも)学会元会長の吉田眞・立命館大名誉教授に調査を依頼。学術的には県内初記録となるヒトエグモとわかった。

 人の生活圏の近くに生息するが、確認は京都や大阪など2府3県のみだった。体長5〜8ミリメートルで体高1ミリメートル以下の平らな体形が特徴で、京都府レッドデータブックで絶滅危惧種に分類されている。18日午前10時と午後2時に「みなくち子どもの森」(同市水口町北内貴)で標本の展示と解説を行う。

684とはずがたり:2017/02/10(金) 22:18:12
フクロウの赤ちゃん 警察に事情聴取受け逃走
https://www.youtube.com/watch?v=ghdX7y4keUk

【閲覧注意】フグの大群に襲われたタコの衝撃的な最後
https://www.youtube.com/watch?v=jEkohpjCYnE

可愛いスカンク親子(^.^)
https://www.youtube.com/watch?v=Zy6ENL3NKFM

685とはずがたり:2017/02/12(日) 08:38:14
クジラと云えば勿論 no more a fish than a horse isだけどこっちかな?

なんで打ち上げられるんでしょうかねぇ。

「人間の鎖」むなしく、新たにクジラ200頭打ち上げ NZ
http://www.afpbb.com/articles/-/3117483
2017年02月11日 19:56 発信地:フェアウェル岬/ニュージーランド

938 名前:名無しさん[] 投稿日:2017/02/11(土) 13:55:16
浜辺にクジラ400頭以上打ち上げ NZ「過去最大規模」
http://www.afpbb.com/articles/-/3117314

686とはずがたり:2017/02/13(月) 16:36:48
浅瀬のクジラ600頭以上に=ガス爆発の恐れ―NZ南島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170213-00000049-jij-asia
時事通信 2/13(月) 14:17配信

 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)南島のゴールデン湾で、先週以降に浅瀬に打ち上げられたクジラの数は12日までに累計600頭を超えた。

 記録がある19世紀以降では、同国内で2番目の規模となった。

 一時は数百人のボランティアが駆け付け、救助に努めたが、大半のクジラは息絶えた。南半球は今、真夏で、死んで腐敗したクジラの体内にガスが充満し、爆発する恐れがある。環境保護局は付近を立ち入り禁止にして、ナイフなどを使ってクジラのガス抜きを進めている。

 打ち上げられたのは、日本近海にも多い小型のゴンドウクジラ。ゴールデン湾は遠浅で、迷い込んだクジラが動けなくなりやすい地形のため、「天然のクジラのわな」と呼ばれている。大量打ち上げのはっきりした原因は分かっていない。

687とはずがたり:2017/02/17(金) 20:35:10
おいおいw>アリゲーター・ガー

まあ多摩川なら外来種の宝庫となっても良い様な気がするけど。。

アリゲーター・ガー、ピラニアなども棲息 外来種の宝庫と化す多摩川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170206-00000004-wordleaf-sctch
THE PAGE 2/6(月) 13:40配信

 関東地域の重要な水源となっている多摩川。山梨県から東京都、神奈川県へと流れ、東京湾へとつながる一級河川です。長大な河川としては珍しく、自然護岸も多く残っており、その河川敷は古くから人々の憩いの場として利用されてきました。

希少生物を捕食する「野猫」の脅威、国の特別天然記念物も被害に

 もともと自然豊かだったこの川も、かつては高度経済成長時代の環境破壊と人口密集にともない、汚染が進行し、水道水に使えないほど水質が悪化したこともありました。1980年代以降、下水道や浄化槽の整備など生活排水の管理が進められたことにより、水質が改善されてきており、最近では、江戸時代から「多摩川鮎」「江戸前鮎」と愛好された鮎が多摩川に戻ってきたと話題になりました。

 ところが、水質がよくなって、増えたのは鮎だけではありませんでした。様々な外来魚の定着も進み、これまでに200種以上もの外来魚が多摩川で捕獲されています。(解説:国立研究開発法人国立環境研究所・五箇公一)

アリゲーター・ガー、ピラニアなども棲息 外来種の宝庫と化す多摩川
水槽を泳ぐアリゲーター・ガー(著者提供)
外来生物の宝庫、多摩川
 その中身をみてみると、グッピーやエンゼルフィッシュといった小型の魚から、ピラニア、アロワナ、アリゲーター・ガーなど、水族館でしか見たことのないような大型の熱帯魚まで含まれます。

 2014年には、多摩川河川敷で体長1メートルのニシキヘビが捕獲され、ニュースにもなりました。その他、カミツキガメやワニガメなどの外来カメ類も多数捕獲されています。

 ある意味、生物多様性の高さはアマゾン川にも匹敵するのではないのかと、「タマゾン川」と揶揄されるほど、多摩川は外来生物の宝庫となってしまっています。これらの外来生物のほとんどが、ペットとして販売されている種であり、飼いきれなくなった飼い主たちが放棄した個体が野生化したものとされます。一部の種は定着を果たし、繁殖もしていると考えられます。

 しかし、熱帯魚がどうやって冬季の冷たい河川中で生き延びることができるのでしょうか? その理由には、私たちのライフスタイルの変化が大きく関わっています。電気給湯器・ガス給湯機の普及とともに、私たちは日常的に大量の温水を使用し、排出するようになりました。その結果、多摩川の水温が上昇し、冬でも熱帯魚が生きられる水域が出来てしまったのです。皮肉なことに水質が改善され、鮎など在来の魚が増えたことも、巨大な肉食魚類たちにとっては、餌資源に困らない条件のひとつとなっていると思われます。

 こうしたペット生物は、販売されるときはほとんどが小さな幼魚・稚魚で、最初は小さな水槽で飼育することもできるのですが、成長するにつれ、場所をとるようになり、さらに餌代もバカにならなくなってきます。最初はそんなに大きくなるとは知らずに購入した人たちが、物理的・経済的理由で手放してしまうというのが、多くの放逐のケースと考えられます。

688とはずがたり:2017/02/17(金) 20:35:24
>>687-688
 今後こうした問題を避けるためには、まず飼育者自身が外来動物を飼育する前に、その動物がどれだけ大きく成長するのか、またどれくらい長く生きるのか、といった生物学的な情報を十分に収集した上で、本当に最後まで面倒を見れるのかを判断することが大切だといえるでしょう。

アリゲーター・ガー、ピラニアなども棲息 外来種の宝庫と化す多摩川
佐賀の水路兼ため池にアリゲーター・ガーと思われる魚影が出現(著者提供)
佐賀のため池、名古屋城のお堀にも野生化したアリゲーター・ガーが発見される
 ところで、多摩川でも発見されているアリゲーター・ガーといわれる魚は、ここ最近、日本各地の沼やため池、河川でも野生化が数多く報告されています。筆者自身も、トンボの調査で佐賀平野を訪れたとき、クリークと言われる水路兼ため池にガーと思われる魚影が悠々と泳いでいくのを見つけて驚いたことがあります。

 アリゲーター・ガーはアメリカ南部から中米にかけて生息する肉食性の淡水魚で、成長すると2メートルを超える世界最大級の淡水魚とされます。巨大な口に鋭い牙がびっしりと生えており、ワニと見まがうその頭部からこの名前がついています。そのエキセントリックな姿形からペットとして人気があり、飼育者も増えたと思われます。しかし、2メートルにも成長するこの大型魚を死ぬまで飼育できる施設を一般家庭が持つことには相当無理があります。

アリゲーター・ガー、ピラニアなども棲息 外来種の宝庫と化す多摩川
佐賀のアリゲーター・ガーと思われる魚影(著者提供)
 特に話題になっているのが名古屋城のお堀に定着しているアリゲーター・ガーです。今から8年前にその姿が確認されて以降、毎年成長を続け、今では1.3メートルの大物になってしまいました。お堀のような閉じた環境で、よくそんなに大きくなるものだと思われる方もいるかも知れませんが、お堀の中にはアメリカザリガニやウシガエル、コイ等の外来種が大量に繁殖しており、餌には困らないようです。いわば、外来種の生態系が出来上がっているのです。

 名古屋市としてもいつまでも巨大な外来魚を放置する訳にもいかず、定置網や刺し網を仕掛ける等して捕獲作戦を展開してきましたが、いずれも失敗に終わっています。ならば、釣り上げようと地元の釣りの名士たちが名乗りを上げているそうですが、実は条例でお堀での釣りは禁止されており、このケースについても市の許可が降りないのだそうです。

 いっそ水をぬけば、外来種の一掃ができるのですが、名古屋城は国の特別史跡に指定されており、保護を任されている市としては石垣が崩れる恐れがあるとして、水抜きも許可は難しいとのこと。本種は2018年4月から環境省・外来生物法の「特定外来生物」として正式に規制対象となる予定となっており、駆除が義務づけられる名古屋市としては本当に頭の痛い問題となっています。

 そんな人間たちの憂鬱をよそに悠々とお堀を泳ぐ巨大ガーは、さながら現代の古城の主といったところでしょうか。

【連載】終わりなき外来種の侵入との闘い(国立研究開発法人国立環境研究所・侵入生物研究チーム 五箇公一)

689とはずがたり:2017/02/26(日) 08:13:09
クモの猛毒、ハチの救世主となるか 研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3016749
2014年06月04日 15:55 発信地:パリ/フランス

【6月4日 AFP】世界で最も毒性の強いクモから取り出した毒が、世界のミツバチを救うかもしれない──。このクモの毒は貴重な授粉者であるミツバチにほとんど効果を及ぼさず、害虫だけを駆除する生物農薬としての役割を担うとした研究論文が、4日の英学術専門誌の英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)に掲載された。

?野生および飼育下のハチの個体数は、欧州、南北アメリカ大陸、アジアで減少している。科学者は原因の究明に苦心しているが、原因の可能性の一つとして挙げられているのが化学農薬だ。

?科学者らは昨年、作物やハチの巣を保護するために使用されている一部の農薬が、ミツバチの脳回路に影響し、食料調達に不可欠な記憶と位置把握の能力を阻害してハチの巣全体に脅威を及ぼしているとの研究を発表した。これを受けて欧州連合(EU)では一部の化学農薬を一時的に禁止した。

?今回、英ニューカッスル大学(Newcastle University)率いる研究チームは、オーストラリアに生息するジョウゴグモの毒とユキノハナ(植物)のタンパク質から作った生物農薬が、ハチにほとんど効果がないことを突き止めた。

「ハチが野生で経験する以上の量を、急性的及び慢性的にハチに投与した結果、ハチの生存能力には極めてわずかな影響しか見られず、学習と記憶の能力には測定可能な効果を全く示さなかった」とニューカッスル大学は声明で述べた。また論文によると、成体と幼虫のいずれも影響がみられなかったという。

?この生物農薬は、複数の主要な害虫種にとっては極めて毒性が強く、その一方で人体には有害でないことがこれまでの研究で示されている。(c)AFP

690とはずがたり:2017/03/04(土) 19:00:26
ヤマネ
#29 DORMOUSE
http://www.ikita-kaseki.com/ikita/yamane/

森の妖精とも言われているヤマネ。その小さな体と、長い毛並みは非常に可愛らしいものです。ですが、ヤマネは日本において絶滅が危惧されている天然記念物でもあるのです。またまた、驚いたことにヤマネは天然記念物であり、昔からその姿と生態を変えない生きた化石でもあるのです。

ヤマネの出現時期

日本に限らず、ヨーロッパなどにも生息するヤマネ。ヨーロッパでは5000万年前、日本では2000万年前の地層からヤマネの化石が見つかっているといわれています。これは、ヤマネが古代に繁栄した生き物であることをさしています。このことからヤマネは、恐竜が滅んで哺乳類が多く出現し始めた新生代の第三紀に出現したということがいえます。
ヤマネの形態的特長

パッと見たときのヤマネへの印象はおそらく、その小ささ、軽さからも、大体の人は「ねずみ」もしくは「ハムスター」でしょう。また、木の枝を逆さに歩いている姿は「ムササビ」とも呼べますが、ヤマネの顔つきはどちらかというと、「ハムスター」です。しかし、ヤマネとハムスターなどのネズミ類との大きな違いは、尻尾です。ハムスターは尻尾がありませんし、ネズミの尻尾には毛がありません。ですが、ヤマネはモモンガと同様に尻尾に毛が生えているのが特徴です。
ヤマネの生態的特長

最も目を引くヤマネの生態は、冬眠です。リスなどのネズミ目に属すものも冬眠はしますが、ヤマネの比ではありません。冬眠というだけあって、大体は暖かくなると活発に行動を開始するものですが、ヤマネの場合には半年以上もの間、冬眠をしているといわれています。この生態は、日本のヤマネに限ったことではなく、各国のヤマネにも見られる生態です。この生態から、ヤマネは「不思議の国のアリス」において、「眠りネズミ」として登場しています。
ヤマネの餌と捕食方法

生きた化石であるヤマネはやはり、生物としては古い生き物であるせいか、盲腸を持っていません。そのため、繊維質の葉物の植物が食べられません。また、クルミなどの堅い殻を持つ木の実なども、それに適応する歯と筋肉を持ち合わせていないために、食べることができません。では、ヤマネはどういったものを食べて生活しているのでしょうか?答えとしては、種子や果実、また花の蜜や花粉、蛾などの昆虫を食べて生活の糧としています。

691とはずがたり:2017/03/10(金) 13:18:01
この木,カイヅカイブキって名前だったんや(;´Д`)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%85%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%AD&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwibmdipicvSAhVGLpQKHRydAmMQ_AUICCgB&biw=1680&bih=920

一番下のリンク,uekipediaだってw
時々ちくちくした葉を見かけるけど大胆に剪定すると出てくるのかw

韓国の公文書館、敷地内から日本原産木を撤去 「魂への抑圧」を象徴
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%85%AC%E6%96%87%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E3%80%81%E6%95%B7%E5%9C%B0%E5%86%85%E3%81%8B%E3%82%89%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8E%9F%E7%94%A3%E6%9C%A8%E3%82%92%E6%92%A4%E5%8E%BB-%E3%80%8C%E9%AD%82%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8A%91%E5%9C%A7%E3%80%8D%E3%82%92%E8%B1%A1%E5%BE%B4/ar-AAo3sha#page=2
AFPBB News
15 時間前

【AFP=時事】韓国・釜山(Busan)にある公文書館に植えられていた日本原産の木が、植民地時代における「われわれの魂への抑圧」の象徴だとして、敷地内から撤去されたことが明らかになった。地元当局が8日、発表した。

 先週、国家記録院の施設である釜山記録館から抜き去られたのは、常緑針葉樹のカイヅカイブキ12本で、移植のため海軍施設に運ばれた。海風から敷地内を守る防風樹として利用されるという。

 釜山記録館の報道官は、韓国の歴史家らによれば、当時の日本政府によりカイヅカイブキが各地で植樹され、帝国の隆盛を表すものとみなされていたと説明。「われわれの魂を抑圧するため、日本人の植民地支配者らによって国内各地に植えられた木々を放置することは不適切であり、移し替えることに決めた」と述べた。

 ただ、釜山記録館のカイヅカイブキは、1980年代に植えられたものだという。同施設には王室関係の古文書を含む、韓国の国家的遺産が数多く収蔵されている。

カイヅカイブキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%85%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%AD

原産地は中国、日本。漢名を「龍柏」といい、中国では山東省以南の各都市で広く植樹されており、台湾、香港でも一般的。主に、春に挿し木や接ぎ木で増やす。
砂地など、水はけのよい場所が適する。低温には弱いが、排気ガスに強く、公園の生け垣などにも用いられる。また、剪定によって造形をするのにも用いられる。強く剪定したり樹勢が弱るとスギの葉に似た針状の葉を付けた枝を生じることがあるが、これは鱗片葉をもつビャクシン類には共通の特徴である。
ナシと近接して植えると赤星病を媒介するため、主なナシの産地には赤星病防止条例があり[2]、植栽規制と除去命令が制定されている。

https://www.uekipedia.jp/%E5%B8%B8%E7%B7%91%E9%87%9D%E8%91%89%E6%A8%B9/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%85%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%AD/
【カイヅカイブキ】
・海辺などに自生するイブキ(ビャクシン)の園芸品種。大阪の「貝塚」で作られたためカイヅカイブキとされた。
・イブキに比べて葉の緑色が濃く、樹形も整いやすい。枝先が火炎状になり、枝は螺旋状に成長するのが特徴。
・コニファー類が普及する前は、他の庭木と異なる洋風な雰囲気が好まれ、さかんに植栽された。潮風や乾燥に強いため用途が広く、学校や工場等での利用も多い。

【育て方のポイント】
・大気汚染、乾燥、塩害に強いなど丈夫で扱いやすい。土質もあまり選ばず、痩せ地でも生育できる。
・枝葉が密生するため、ボリュームのある垣根を作ることができる。
・病害虫に強い。(まれにイブキチビキバガの被害に遭う)
・日向を好み、日陰では葉っぱが貧弱になる。
・大き育った後で、小さく仕立て直すことが難しい。ノコギリなどを使って大胆に剪定すると、スギのようなチクチクした葉(写真参照)が発生して見苦しくなる。また、日の当たらない下枝は貧弱になりやすい。
・梨の病気(赤星病)を誘発するため、梨畑の近くに植えることはできない。カイヅカイブキの植栽を条例で禁ずる自治体もある。ボケやカイドウも同様に禁止されている地方がある。

692とはずがたり:2017/03/18(土) 20:54:58
印旛沼周辺で増殖 駆除困難 【外来生物】
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/feature/CO025631/20160913-OYTAT50006.html
2016年09月13日 05時00分

 生い茂る草をかき分けて漁協関係者が川岸に近づき、水中に仕掛けたカゴわなを引き揚げた。水をしたたらせながら水面に出てきたカゴには、体長約30センチのカミツキガメ1匹が入っていた。大きな口を開けて威嚇し、鋭い爪のついた足をカゴに掛けて必死にもがいている。この後、冷凍処分するため漁協事務所に運ばれた。

 佐倉市などに広がる印旛沼や周辺でカミツキガメが増殖している。本来は北米から南米にかけて生息しており、国内には1960年代頃からペットとして輸入された。印旛沼水系では2002年に国内で初めて定着が確認された。捨てられて野生化したとみられている。天敵がいない上、1回に20個から100個以上の卵を産む(日本固有種のイシガメは1回に約10個)という繁殖能力で、04〜05年度に県が行った調査で1000匹と推計された生息数は、15年度には1万6000匹とされた。

 在来のカメの生息場所を奪うなど生態系を変える恐れがあるため、県や印旛沼漁協は、印旛沼や周辺で07年度に駆除を始めた。昨年度までに計3575匹を駆除したが、県生物多様性センターの熊谷宏尚副技監(59)は「生息場所が水田などにも広がっており、捕獲のやり方を見直さなければいけない。根絶までの道のりは遠い」と話す。

 印旛沼周辺では植物にも異変が起きている。佐倉市内の鹿島川では、鹿島橋付近で外来種の水草が草原のように広がっている。草の名は「ナガエツルノゲイトウ」。観賞用に輸入されたものが捨てられて繁殖したとみられ、印旛沼周辺では1990年頃から広がり始めた。環境保全などに取り組む市民団体「佐倉印旛沼ネットワーカーの会」の15年度の調査によると、印旛沼周辺で確認した分布面積は約4万平方メートルで、前年度の1・8倍に増えたという。

 ナガエツルノゲイトウを駆除するのは難しく、手つかずの場所も多い。ちぎれた茎などからも増殖するため、不用意に引き抜くと、かえって生育範囲を広げてしまうからだ。滋賀県や佐賀県などでも問題になっており、「地球上で最悪の侵略的植物」と呼ぶ関係者もいる。

 鹿島橋から約10キロ離れた印旛放水路の大和田排水機場(八千代市)では、15年9月の関東・東北豪雨で排水ポンプが緊急停止した。ナガエツルノゲイトウ約18トンが柵に詰まったためだ。このときは速やかに除去されたが、除去に手間取ってポンプが長時間止まれば氾濫が起きる恐れもある。

 東邦大理学部の西広淳准教授(保全生態学)は「ある生物を野外に放すと、生態系にどんな影響があるかは完全には予測できず、元に戻すことも困難だ。動植物を育てる人は責任を持って扱うべきだ」と指摘している。(服部有希子)

2016年09月13日 05時00分

693とはずがたり:2017/03/18(土) 21:01:40
エロすぎる海の生き物たちに、思わずニヤニヤしてしまう・・・
http://www.nishinippon.co.jp/nlp/reading_guide/article/271730
2016年09月02日 11時50分
魚はエロい 瓜生知史著
魚はエロい 瓜生知史著
写真を見る

 「魚」と「エロ」。ありふれた言葉のありえない組み合わせが、見事なまでに海の生き物の魅力を最大限引き出し、我々人間に「生きるとは何か?」という素朴な問いを投げかける作品となっている。オールカラー版で擬人化されたわかりやすい解説がうれしい。

 著者は水中カメラマンでもあり、『日本産魚類生態大図鑑』など多くの図鑑を編集、取材協力をしてきた瓜生知史氏。人気バラエティー番組で「エロイ水中生物」を解説する機会があったのだが、著者が持ち込んだ番組用の素材は「エロすぎて放映できません」と担当ディレクターに苦言を呈された。こうした経緯もあり、番組内では吟味された比較的、おとなしい映像が使われたのだが、本書では、このとき「エロすぎて」放映できなかった魚や水中生物が多数紹介されている。

 それでも「半分くらいはエロくない、まじめな記述」と述べる著者だが、読み手が恥ずかしくなるほど、実にエロく生々しい。ここで紹介することがためらわれる、もしくは紹介できない言葉も数多く使用されていて、「どうしてこんなにエロイのか?」とドキドキしてしまう。魚の生態行動が、あっけらかんと人間のエロイ行動の話に派生していくのだ。

 まったり求愛するウツボ。生殖器を2本持ち、メスを追いかけまわして噛みつき交尾をするサメ、メスの顔めがけて放尿する変な性癖を持つメバル、性転換するクマノミ。クマノミについては、某有名映画で生態系の視点から解説されており、ファンタジーな映画が子どもには衝撃的すぎる内容となるためR18指定が必要となりそうだ、と記述されている。その描写は大人にとって実に興味深い。

 求愛、交尾、産卵……。単なる図鑑、解説本にとどまらない、海に暮らす生き物たちの「けしからん」ロマン。これまで魚に興味などなかったという人ほど夢中になれると言っても過言ではない。この衝撃的なタイトルと内容は読み手を裏切らない。ぜひ、背表紙買いしていただきたい作品だ。


出版社:光文社
書名:魚はエロい
著者名:瓜生知史
定価(税込):842円
リンク先:http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334039387

694とはずがたり:2017/03/20(月) 20:46:59
ヤマネ先生。
湊 秋作さん
https://www.mitsui.com/jp/ja/csr/contribution/fund/10years/15persons/minato/
公益財団法人キープ協会 やまねミュージアム館長
http://www.keep.or.jp

1952年和歌山県生まれ。小学校教諭として勤務しながらライフワークのヤマネの研究を続け、2000年から財団法人キープ協会・やまねミュージアム館長兼環境教育事業部副事業部長となる。関西学院大学教育学部教授。
 山梨県清里高原で、豊かな自然を活かした体験型の環境学習を行うキープ協会。同協会併設の「やまねミュージアム」館長の湊秋作さんは、「天然記念物であるヤマネは、日本列島に生息する約110種類のほ乳類の中でも最古参で、日本の森の象徴とも言える動物なんです」と説明する。

 学生時代に、ヤマネ研究の第一人者である下泉重吉氏に出会ったことがきっかけで、ヤマネの調査研究を始めた湊さん。「まずは小さなリスのような体に大きな目のかわいらしさ、そして冬眠時は体温を0度くらいまで下げて体温調節をしたり、天敵に会うと尻尾を切り離して逃げたりといった不思議な生態にひきこまれました」。大学卒業後は、帰郷して小学校の先生をしながらヤマネの調査を行った。「毎月1回、子どもたちと熊野古道の近くの森で巣箱調査をするのは楽しかったですね」。


cNatsuki Yasuda

ミュージアムでは、写真やぬいぐるみなどの展示でヤマネの生態や分布を紹介しているほか、冬期には冬眠している本物のヤマネを見ることができる。
 和歌山での調査を8年間続けたものの、その間に捕獲したヤマネは2匹のみ。「より詳細な生態研究を行うために、ヤマネが多く生息する清里にフィールドを変え、和歌山から通いました。キープ協会が山小屋を無料で使わせてくれたのがありがたかったです」と笑う。片道550㎞を毎月1回、自費で往復するこの調査は、12年にわたって続けられた。そして、長年の研究結果をサポートしてきたキープ協会は、「やまねミュージアム」を設立することを決断する。

 館長として、環境保全や環境教育にも力を入れてきた湊さん。その成果の一つが、2007年から設置と普及に取り組むアニマルパスウェイだ。「清里に有料道路を作る計画が持ち上がったのですが、大きな道路で森が分断されると、ヤマネやリスといった木の上で暮らす動物は移動できなくなってしまう。そこで、小動物が渡るつり橋のような『アニマルパスウェイ』を道路上に作りました。開発と環境保全のバランスを取るのは難しいですが、共存の道を探っていきたいですね」。設置後のモニターでその効果が確認されたアニマルパスウェイは、今では日本各地、そして世界へと広がりつつある。

695とはずがたり:2017/03/21(火) 14:42:23
<給食>高級食材ジビエ “一石二鳥獣”の試み
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/trend/mainichi-20170313k0000e040221000c.html
03月13日 12:33毎日新聞

 レストランの高級食材として最近人気の「ジビエ」(野生鳥獣の肉)を給食に出す学校が増えている。増えすぎて捕獲されたシカやイノシシを給食に出すことで、子どもたちは命の尊さを学び、消費拡大にもつながるという“一石二鳥獣”の試み。うまくいくのだろうか。【渡辺諒】

 「子どもたちの評判も上々」。多くを森林に囲まれた和歌山県古座川町では、四つの小中学校で、2015年度から給食にジビエを取り入れた。同町教育委員会の担当者は「ジビエは価格の高さが難点だが、命を大切にいただくことを教えるうえで最適な教材」と話す。

 狩猟解禁期間の11月から3月に月1回のペースで提供。子どもたちが食べやすいようにシカ肉を使ったバーガーやカレーなどくさみを減らす工夫をした。同町内ではシカによる農作物への被害が深刻化。捕獲した鳥獣を無駄なく食べようと給食への活用を決めた。

 同町のほかにも、西日本を中心にジビエを給食に出す学校が増えている。麻布大の押田敏雄名誉教授(家畜衛生学)らの調査によると、今年1月現在、ジビエ給食を出した自治体のある道府県の数は25(53%)に上る。押田さんは「子どものころからジビエをおいしく食べれば、将来の消費拡大につながっていくだろう」と期待を込める。

 消費を増やそうと国も一肌脱いだ。文部科学省が15年12月、学校給食の栄養指導などで基礎データとして使われる「日本食品標準成分表」に初めてシカ肉を掲載したのだ。シカ肉はたんぱく質が豊富である一方、牛肉や豚肉に比べ脂肪は3分の1?10分の1でとてもヘルシー。鉄分は2?5倍だ。レストラン関係者らで作るNPO法人「日本ジビエ振興協議会」は今年3月から一般社団法人に変わって、消費を推し進めようとジビエサミットの開催などに取り組む。

 官民挙げて消費拡大を進める背景には、農林業被害対策の一環で野生鳥獣の捕獲数が年々増えていることがある。農林水産省と環境省によると、農業被害額は全国で約191億円(14年度)にのぼる。13年度の捕獲数はシカ約51万頭、イノシシ約45万頭。シカは10年前に比べ3.2倍捕獲されているが、食肉利用は約1割にすぎない。残りが処分されるのは「もったいない」というわけだ。

 ◇衛生管理が課題、学会設立を準備

 ただ、野生の食肉だけあって安全面は重要課題。都道府県が認可した施設の肉を給食に出しているため、一定の安全性は確認されている。しかし、牛や豚の家畜肉は食品衛生法などで解体方法が定められ、全頭の衛生検査が義務付けられているが、ジビエは厚生労働省の衛生管理指針だけ。統一的な管理がされているとは言い難いという。

 そこで、押田さんらが発起人となり、ジビエ学会の設立準備を進めている。動物衛生学や食品科学など専門的な見地から野生鳥獣の解体、加工に適した方法を提言し、学術専門誌も発行する予定。国内研究者100人以上の賛同が得られていて、年内発足を目指す。

 押田さんは「安全管理に学術的な裏付けは必要。家畜と同等の安全性を確保できれば、食肉として一般の流通にも乗せやすくなる」と話した。

696とはずがたり:2017/03/23(木) 22:17:45
2017/3/23 19:12神戸新聞NEXT
アサリから貝毒 芦屋、西宮、神戸で採取禁止に
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201703/0010027812.shtml

 兵庫県水産課は23日、芦屋市の海岸で採ったアサリから基準値を超えるまひ性貝毒を検出したため、芦屋、西宮、神戸の3市で、アサリの採取を禁止した。

 県は潮干狩りシーズンに定期的に貝毒検査を実施。同市で基準値を超えるのは2013年から5年連続。

 貝毒は二枚貝にのみ生じ、ほかの貝や魚類は問題なく食べられるという。(中川 恵)

貝毒
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9D%E6%AF%92

貝毒(かいどく)とは、魚介類が生産する毒物(マリントキシン)の一種で貝類の毒(動物性自然毒)を指す。

毒化の原因は渦鞭毛藻など海水中の有毒プランクトンを捕食した貝が毒を蓄え、毒化した貝を食べた事による食中毒症状を言い、一般的に「貝にあたる」と言う。毒素は加熱により無毒化することもなく、蓄積で貝の食味は変化しない。
毒化した貝を食べることで消化器系(下痢)と神経系の中毒症状を引き起こし、一度に100人以上が死亡した例もある(浜名湖アサリ貝毒事件)。日本では下痢性貝毒、麻痺性貝毒の発生があるが、神経性貝毒と記憶喪失性貝毒は、発生報告はない。
毒性をもつプランクトンは水温の上がり始める 4月ごろから5月ごろの期間に発生することが多い。このため都道府県の水産担当部局では、冬の終わりから海水中のプランクトンや貝の検査を行い、毒の量を検査し安全を確かめている。基準値は可食部1グラムあたりの毒力が麻痺性貝毒4 MU、下痢性貝毒0.05 MU以上になった場合で、出荷停止措置が執られる[1]。この措置は、貝自身の代謝により貝毒がなくなったことが検査で確認されれば解除される。潮干狩りなどの自己採集では、中毒が表面化しない場合も有る。
貝の種類により、毒の「蓄積しやすさ」および「排泄(代謝)」の速度は異なる。つまり、同一海域産であっても、貝によって毒化の期間が変わり、中毒を起こす場合と起こさない場合がある[2]。ホタテガイ、ムラサキイガイは比較的毒化が長期間続き、カキは短期間である。

697とはずがたり:2017/03/24(金) 22:25:10
譲位後今の天皇誕生日は魚の日になるかもねw

タイが愛する陛下の魚 半世紀で養殖拡大、今や国民食
http://www.asahi.com/articles/ASK2K6H2TK2KUTIL05L.html
バンコク=乗京真知 島康彦2017年2月26日16時28分

 天皇、皇后両陛下が28日からベトナムを訪れた後、3月5日にタイに立ち寄り、昨年10月に死去したプミポン前国王の弔問をする。天皇陛下はおよそ半世紀前、タイの食糧難を救おうと、前国王にティラピアの養殖を勧めた。その養殖が広がり、ティラピアはタイで最も愛される大衆魚となり、両国の「友好の証し」にもなっている。

■甘辛いタレや香草で

 バンコク有数の食品市場クロントイ。魚売り場は午後も客足が絶えない。「プラーニン(黒い魚)」と呼ばれる黒光りしたティラピアが店頭の半分以上を占める。1キロ近い大物は1匹60バーツ(約200円)。女性店主のドントゥリーさん(45)は「半日で500キロ売れる。休む時間がないよ」と笑った。

 ティラピアは、魚食が盛んなタイで最も消費が多い淡水魚だ。定番は甘辛いタレや香草で味付けした姿揚げ。水産局によると、2014年の出荷量は約19万トンで20年前の約3倍となり、出荷額は年34億円を超えた。淡水魚の養殖は約40万人の雇用も生んでいる。

 養殖の歴史は1960年代にさかのぼる。魚類学者でもある天皇陛下(当時は皇太子)が64年末にタイを訪れた際、農村の食糧難を救う手として、繁殖力の強いティラピアを勧めた。翌年、日本から贈られた50匹をプミポン前国王が宮殿の池で繁殖させた。1万匹まで増やし、水産試験場を通じて稚魚が各地に配られた。

 養殖池は、国を縦断するチャオプラヤ川流域を中心に国内約28万カ所に広がった。総面積は東京ドーム1万個分を超える。最下流にある中部サムットプラカーン県には、国内最大の800軒の養殖農家が集まる。かつて米農家だったスリヤン・プルアンスィさん(55)は「10年前に養殖に切りかえ、年収が約15倍の360万円に増えた」と喜ぶ。米価の低迷と肥料高騰に悩む米農家が、水田を掘って池に変えている。

 同県の水産試験場長ブラシャッ…

698とはずがたり:2017/03/25(土) 22:46:31
狼を山に放たないと・・。

2017.3.25 07:07
シカ削減計画5年間継続 山梨県審議会 35年度までに3万2600頭
http://www.sankei.com/region/news/170325/rgn1703250047-n1.html

 県環境保全審議会は24日、県内に生息するニホンジカの数を平成35年度までに約3万2600頭に減らす目標に向けた県計画の継続を了承した。県が29日に決定する運びだ。

 県みどり自然課によると、26年度末のシカの推定生息数は7万7354頭。県は削減目標に向け、27年5月から計画を進めてきた。今年度末で計画期間が終わるため、同審議会が県の諮問を受け、33年度末まで5年間、計画を継続するよう求めた。

 同課によると、27年度末のシカの推定生息数は7万1146頭。猟銃やわなによる捕獲数を増やしたことで、26年度末から約6200頭減らした。

 県によると、27年度のシカによる農作物の被害額は3800万円、森林被害額は3億2600万円。イノシシやニホンザルを含む野生鳥獣全体の農林業被害額は5億9700万円。シカによる被害が6割を占め、生息数抑制が課題となっている。

 同年度の捕獲数は1万3169頭(前年度比1420頭増)で、17年度(1280頭)の約10倍。

 同年度の猟銃による狩猟者登録数は1623人で、22年度に2千人を割り込んでから減り続けている。

699とはずがたり:2017/03/27(月) 22:44:16
アホウドリ、小笠原に初帰還 国の特別天然記念物
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170325000705.html
2017年3月25日11時12分

 国の特別天然記念物アホウドリを保護するため新たにつくられた繁殖地、小笠原諸島(東京都)を3年前に巣立った1羽が、大きく成長して再び戻ってきた。環境省などが24日発表した。小笠原で生まれたアホウドリの帰還が確認されたのは初めてで、保護の取り組みが一歩前進した。…[続きを読む]

700とはずがたり:2017/03/30(木) 14:59:33
クマ・サイ・カバ・ワニ辺りが速いのは意外だな(;´Д`)

陸棲動物の走る速さ一覧
陸に生息している動物の走る速さをご紹介致します。
更新日: 2013年09月25日
https://matome.naver.jp/odai/2138009164808121201

第一位 チーター 100m 3.2秒
第二位 ガセル 100m 4.0秒
第三位 サラブレッド 100m 5.0秒
第四位 グレーハウンド 100m 5.1秒
第五位 ダチョウ 100m 5.2秒
第六位 カンガルー 100m 5.5秒
第七位 ウサギ 100m 5.6秒
第八位 ライオン 100m 6.2秒
第九位 クマ 100m 6.4秒
第十位 オオカミ 100m 6.5秒
第十一位 キリン 100m 7.1秒
第十二位 バッファロー 100m 7.2秒
第十三位 ハイエナ 100m 7.2秒
第十四位 猫 100m 7.5秒
第十五位 サイ 100m 7.8秒
第十六位 カバ 100m 8.0秒
第十七位 イノシシ 100m 8.0秒
第十八位 ラクダ 100m 9.0秒
第十九位 ワニ 100m 9.0秒
第二十位 ゾウ 100m 9.2秒
第二十一位 人間 100m 9.2秒(200mの後半)

701とはずがたり:2017/04/02(日) 20:15:20
青森県に元々ニホンジカはいなかったんか?全頭駆除はもし固有の生き物なら行き過ぎな気もするが。明治に絶滅って事は元々いたんちゃうの?

<青森県>ニホンジカ「全頭駆除」へ全力
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/region/kahoku-01_20170401_21043.html
15:00河北新報

 青森県は本年度、県内各地で急増するニホンジカ対策に全力を挙げる。1日当たりの捕獲数上限を撤廃し、事実上の「全頭駆除」を狙う。放置すれば急速に進む森林被害を食い止める構えだ。
 県内のニホンジカの生態管理を担う「第2種特定鳥獣管理計画」を8月をめどに策定する。管理計画の期間は17?21年度の5年間。現在は、11月15日?翌年2月15日に設定している狩猟期間を延長する方針。さらに、各狩猟者1日当たり1頭の捕獲制限を撤廃し、一層の駆除を促す。
 人家が近いなど、ライフルの使用が難しい場所では、わなを設けることで捕獲に注力する。
 青森県内のニホンジカは明治時代にいったん絶滅したとされたが、ここ数年で急増している。県自然保護課によると、県内での目撃件数は14年度は40件だったが、15年度は81件と倍増した。16年度は今年1月20日現在で101件。隣接する岩手、秋田両県から食料となる草木などを求めて流入しているとみられる。
 同課の担当者は「このままでは深刻な森林被害が出かねない。徹底した捕獲に取り組むことで被害を防ぎたい」と説明する。

702とはずがたり:2017/04/02(日) 20:16:18
白神山地が食い荒らされてしまう様では全頭駆除も已む無しかなあ・・

<白神山地>ニホンジカ50頭 15年度の1.6倍に
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170401_73044.html

 青森、秋田両県にまたがる白神山地周辺に生息するニホンジカの頭数は3月17日現在で50頭に上り、2015年度の32頭から約1.6倍に増えていることが、環境省東北地方環境事務所などの調査で分かった。
 同事務所と東北森林管理局、両県が設置した計113台の無人カメラを分析したほか、市民らの目撃通報を基に集計した。50頭のうち秋田県側は33頭で、15年度の12頭から2.8倍増えている。
 同事務所の分析によると、撮影された個体は性別不明を除いて全て雄で、雌は確認されていない。白神山地周辺で繁殖している可能性は低いという。
 同事務所西目屋自然保護官事務所の担当者は「ニホンジカは侵入の初期段階にある。新年度も生息調査を続け、増える前に対策を考えたい」と話す。

703とはずがたり:2017/04/08(土) 16:26:17
赤城山麓に野犬繁殖
2014年03月08日 17時18分
猟犬保護相次ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/feature/CO005873/20140308-OYT8T00219.html?from=yartcl_popin


 自然豊かな赤城山麓では、捨てられた犬が野生化し、繁殖している。狩猟が盛んな県西部の山間部では、放置された猟犬が相次いで発見されている。飼い主のマナーの悪さが問題の根源にある。

704とはずがたり:2017/04/09(日) 13:39:30

クモの猛毒、ハチの救世主となるか 研究
2014年06月04日 15:55 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/articles/-/3016749

【6月4日 AFP】世界で最も毒性の強いクモから取り出した毒が、世界のミツバチを救うかもしれない──。このクモの毒は貴重な授粉者であるミツバチにほとんど効果を及ぼさず、害虫だけを駆除する生物農薬としての役割を担うとした研究論文が、4日の英学術専門誌の英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)に掲載された。

?野生および飼育下のハチの個体数は、欧州、南北アメリカ大陸、アジアで減少している。科学者は原因の究明に苦心しているが、原因の可能性の一つとして挙げられているのが化学農薬だ。

?科学者らは昨年、作物やハチの巣を保護するために使用されている一部の農薬が、ミツバチの脳回路に影響し、食料調達に不可欠な記憶と位置把握の能力を阻害してハチの巣全体に脅威を及ぼしているとの研究を発表した。これを受けて欧州連合(EU)では一部の化学農薬を一時的に禁止した。

?今回、英ニューカッスル大学(Newcastle University)率いる研究チームは、オーストラリアに生息するジョウゴグモの毒とユキノハナ(植物)のタンパク質から作った生物農薬が、ハチにほとんど効果がないことを突き止めた。

「ハチが野生で経験する以上の量を、急性的及び慢性的にハチに投与した結果、ハチの生存能力には極めてわずかな影響しか見られず、学習と記憶の能力には測定可能な効果を全く示さなかった」とニューカッスル大学は声明で述べた。また論文によると、成体と幼虫のいずれも影響がみられなかったという。

?この生物農薬は、複数の主要な害虫種にとっては極めて毒性が強く、その一方で人体には有害でないことがこれまでの研究で示されている。(c)AFP

705とはずがたり:2017/04/09(日) 13:40:36
古代人の食人、単なる「食事」ではない 研究
2017年04月07日 13:00 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/articles/-/3124302?cx_tag=pc_rankday&cx_position=1#cxrecs_s
科学・技術
このニュースをシェア

検索メールで送る
古代人の食人、単なる「食事」ではない 研究 フランス・ドルドーニュの博物館にあるネアンデルタール人の模型(2008年7月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/PIERRE ANDRIEU
【4月7日 AFP】現生人類を含む古代の人類が人肉を食べる食人(カニバリズム)をしていたのは、栄養価の高い食事を取るためというより儀礼的な目的のためだった可能性の方が高いとする異色の研究論文が6日、発表された。

 英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された今回の研究は、先史時代の食人は広く考えられているよりまれではなかったものの栄養的には得るところが比較的少ない危険な企てだったとしている。

 研究では人体の部位ごとのカロリー値を算出した。同じ重さで比較すると野生のウマ、クマ、イノシシなどは、ほぼ骨と皮と筋肉だけのぜい肉のない体だった人類の祖先よりも脂質とタンパク質のカロリーが3倍以上もあったという。

 さらに食人の場合狩られる側は狩る側と同じ程度に賢いことから、獲物は食べられるまでにかなり抵抗すると考えられる。

706とはずがたり:2017/04/09(日) 13:45:31
世界最悪級の毒グモにかまれた少年、抗毒素12びん投与され生還 豪
2017年02月25日 17:49 発信地:シドニー/オーストリア
http://www.afpbb.com/articles/-/3119188
事故
このニュースをシェア

検索メールで送る
世界最悪級の毒グモにかまれた少年、抗毒素12びん投与され生還 豪
オーストラリア・シドニーにあるオーストラリア爬虫類公園で、シドニージョウゴグモから毒を搾り取ろうとする女性(2001年10月1日撮影、資料写真)。(c)AFP /William WEST
? メディア・報道関係・法人の方向け 写真購入のお問合せ
【2月25日 AFP】オーストラリアの10歳の少年が世界でも有数の危険なクモにかまれたが、12びん分という大量の抗毒素を投与されて生き延びた。地元メディアが報じた。

 マシュー・ミッチェル(Matthew Mitchell)君はシドニー(Sydney)北部の自宅で、父親を手伝って物置小屋を片付けていたときに、履いていた靴の中に潜んでいたシドニージョウゴグモに指をかまれた。

 ミッチェル君は現地紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)の24日版に「這い上がって来て、脚全部と体全体を使って僕の指をはい回っていて、払えなかったんだ」と語った。

 ミッチェル君の家族は、彼のシャツを圧縮包帯代わりにして毒の回りを遅らせ、急いで彼を病院に運び込んだ。ミッチェル君はけいれんを起こしたものの、12びんの抗毒素を投与され、生き延びた。地元メディアは、12びんという投与量は同国内で使用された抗毒素で最多だとしている。

 シドニージョウゴグモは世界でもトップクラスの危険なクモ。このクモの毒は致死性で神経系を攻撃し、かまれた人は口から泡をふき、筋肉がけいれんし、死に至る恐れもある。(c)AFP

707とはずがたり:2017/04/10(月) 12:41:55
2015年06月27日 19時46分 更新
大きなヤマアラシを飲み込んだヘビが死ぬ
SNSで話題になっていましたが……。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/27/news025.html#utm_source=yahoo&utm_medium=feed&utm_campaign=20170404-012&utm_term=it_nlab-life&utm_content=rel2-04
[ねとらぼ]

 Earth Touch News Networkが専門家の話として伝えているところによれば、ヘビがヤマアラシを食べるのは珍しくはなく、たいていは問題が起きないそう。

「人生で初めて蛇をかわいそうだと思った」 ヤマアラシを飲み込もうとした蛇が悲惨な姿に
ねとらぼ 4/4(火) 11:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170404-00000012-it_nlab-life

ある動物を飲み込もうとした蛇の姿が、まるでRPGのモンスターのようだと話題になっています。

 この蛇が丸飲みしようと試みたのは、全身に毛が発達したトゲトゲを持つヤマアラシ。ヤマアラシは襲われるとその毛を逆立てて身を守ろうとするのですが、蛇はその状態のヤマアラシを食べようと巻きついたために全身にトゲが刺さる結果になってしまったのだそう。

ヤマアラシ ヘビ
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%B7+%E3%83%98%E3%83%93&oq=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%80%80%E3%83%98%E3%83%93&aqs=chrome..69i57j0l3j69i61l2.5485j0j4&sourceid=chrome&ie=UTF-8#q=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%B7+%E3%83%98%E3%83%93&tbm=vid

708とはずがたり:2017/04/13(木) 08:19:06
日本の鯨食も国際輿論に屈するべき時期かもしれませんな。。

犬と猫の食用禁止に、罰金最高90万円 台湾
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/2943
AFP=時事 4/12(水) 17:55配信

【AFP=時事】台湾で12日、犬や猫を食用とすることを禁止する改正案が議会で可決された。違反者には最高25万台湾ドル(約90万円)の罰金が科される。

 台湾の議会は、犬や猫の肉の消費、購入、所持を禁止する法案を可決した。また動物を殺したり虐待したりした場合には、最長2年の禁錮刑、罰金200万台湾ドル(約720万円)が科される。

 改正案を提出したワン・ユーミン(Wang Yu-min)議員は、「台湾が動物愛護の先進社会であることを示した」と述べた。

 他の一部アジア諸国と同様に、台湾でも数十年前までは犬肉が日常的に食べられていた。今では非常に珍しくなったが、近年でも犬肉を販売する店が存在する。

 台湾では動物虐待のケースが相次いで報じられたことで市民から激しい怒りの声が上がり、規制強化を求める声が強まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

709とはずがたり:2017/04/16(日) 14:56:25
<目撃>イカがイカを一瞬で捕獲、共食い?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170411-00010003-nknatiogeo-sctch&pos=1
ナショナル ジオグラフィック日本版 4/11(火) 17:52配信

仲間に不意打ちを食わせるイカ。オーストラリアの研究者が深海生物を調査するために機材を設置したところ、1匹のイカが他のイカを攻撃する映像を収めるのに成功した。
 オーストラリア、タスマニア島の南西沖で調査中の研究者が、イカの攻撃的行動を示す貴重な映像の撮影に成功した。

 動画を見ると、船の明かりに引き寄せられたのか、1匹のイカがカメラの視界に入ってくる。その直後、もう1匹のイカが勢いよく画面に飛び込んできて、最初のイカをつかみ取って消えていく。攻撃的な行動とみられる。

 南極海に生息するイカはおよそ70種に及ぶため、このイカがどの種に属するのか厳密に判別するのは難しい。短い映像を見る限りでは、おそらくアカイカ、もしくはどこにでもいるオーストラリアスルメイカのどちらかだろう、とハンナ・ローゼン氏は語る。彼女は米カリフォルニア州パシフィック・グローブにあるスタンフォード大学ホプキンス・マリーン・ステーションのギリー研究室で博士論文を執筆中だ。

 撮影に使われた装置を設置したのは、オーストラリアの国立科学研究機関であるオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の研究者たち。深さ1000メートルに生息する深海生物の行動を調査するために、「視聴覚」双方の情報を取得できる器具を取りつけた。だが、2匹のイカが出会った地点は、水深わずか135メートルのところだった。

「装置を調整していると、好奇心旺盛なイカが近づいてきて、攻撃的行動をとることが時折あります」と、研究を主導しているルーディ・クロサ―氏。ナショナル ジオグラフィックの取材に対してメールで答えてくれた。この記事の公開時点では、このイカの正確な種が何か、同機構は確認していない。

 イカの多くは、仲間うちで攻撃的な行動に出て、共食いにまで発展することがよく知られている。スタンフォード大学のギリー研究室で博士号を取得したダナ・スターフ氏は、これまでイカを専門に研究しており、学位論文のテーマにもアメリカオオアカイカを選んだ。この種は南極海では珍しいとはいえ、動画に出てきた2匹と似た特徴を持っている。

「アメリカオオアカイカは、弱った仲間がいると共食いをします。他の種が同じ行動をとる可能性は十分にあります」と、彼女は言う。2016年10月に発表されたある論文では、共食いをする例が極めて高いイカの種がいくつかある、と述べられている。たとえばテカギイカの場合、餌全体の42パーセントは共食いによるものだ。

「共食いだった可能性はありますし、そうだったとしても驚きませんが、それでも食われたのが別の種だった可能性もあります」と話すのは、スミソニアン協会と提携している米国海洋漁業局(NMFS)のNational Systematics Laboratoryの研究員マイケル・ヴェッキオーネ氏だ。「その場合、今回の例は単なる捕食行動で、共食いではありません」

文=Sarah Gibbens/訳=潮裕子

710とはずがたり:2017/04/17(月) 08:28:56
艸木づくしも此処へ。

韓国が桜の「起源」に固執する理由
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/2966-2967
Wedge 4/14(金) 12:20配信

711とはずがたり:2017/04/17(月) 14:11:14

日本でブーム起こしたパクチー、7人に1人が遺伝的にダメ 中国にも嫌いな人がたくさんいた!=中国メディア
サーチナ 2017年4月17日 10時12分 (2017年4月17日 13時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170417/Searchina_20170417021.html

時代の流れとともに食文化の多様性が進む日本では昨年、パクチー(香菜、コリアンダー)ブームが起きた。パクチー専門店やパクチーを使ったスナック菓子、さらにはパクチー風呂なるものまでお目見えしたが、一方でパクチーを全く受け付けない人も多い。これほど好き嫌いがはっきり分かれる食材はないかもしれない。(イメージ写真提供:123RF) (サーチナ)

 時代の流れとともに食文化の多様性が進む日本では昨年、パクチー(香菜、コリアンダー)ブームが起きた。パクチー専門店やパクチーを使ったスナック菓子、さらにはパクチー風呂なるものまでお目見えしたが、一方でパクチーを全く受け付けない人も多い。これほど好き嫌いがはっきり分かれる食材はないかもしれない。

 中国紙・南方都市報は15日、遺伝子の影響で世界の人口の約15%がパクチーを嫌うとの研究結果があることを報じた。記事は、パクチーの英語名であるコリアンダーにはカメムシが語源であるとの説が存在する紹介し、「一部の人びとにとってはとても恐ろしい香りなのである」とした。

 そのうえで、ある科学者の研究により、特有の嗅覚遺伝子がパクチーの特殊な香りを作りだす物質を敏感に取り込もうとする性質を持っており、この遺伝子を持つ人びとはパクチーの香りを嫌う傾向にあることが分かったと伝えた。その割合が、世界で約15%とのことであり、およそ7人に1人が「パクチー嫌い」となる計算だ。記事はまた、世界には「反パクチー連盟」なる組織も存在すると紹介する一方、パクチーには健康に有益な成分も含まれていることを説明している。

 中国に行って外食すると、かなりの割合でパクチーに出くわすことになる。しかし、中国にも「パクチー嫌い」がかなりいるようだ。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では、この記事に対して「小さい頃からパクチー大好き」とする人がいる一方で、「嫌い。あの味が耐えられない」、「呑み込めない」、「においだけで耐えられないのに、食べられるわけがない」といったコメントも続々と寄せられている。そして、「大好き」、「大嫌い」の両方のコメントにそれぞれ大量の「いいね!」が付いている。

 スープに1枚浮いているだけで全体の香りと味を支配するほどのインパクトを持つパクチー。好きな人はとことん好きで、嫌いな人はとことん嫌い。何とも不思議な食材である。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

712とはずがたり:2017/04/23(日) 14:02:46
ドラセナをイキイキ育てる3つの方法と傷んだ場合の3つの復活方法
http://a-t-g.jp/dracaena-cultivate-4017
2015年4月6日育てる

713とはずがたり:2017/04/24(月) 10:15:37
思わぬ逮捕に怒り心頭 沖縄のハブ捕り名人
dot. 2017年4月20日 11時30分 (2017年4月23日 06時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170420/asahi_2017041900024.html

大きなハブを手にする眞喜志康弘さん(本人提供)

 ハブ捕り名人として知られる沖縄県名護市の眞喜志康弘さん(61)が、3月に警視庁に逮捕された。ハブ酒の原料などとして捕まえたヒメハブを、業者に出荷するため“保管”していたことが動物愛護法の無許可飼育にあたるとされたのだ。眞喜志さんは3月中に不起訴処分となったが、いまだに怒りが収まらないという。

「ハブは夜行性なので、日が落ちてから捕まえに行くんです。明け方まで捕獲して、業者に持っていくまでの数時間、保管していただけです。冷凍庫で凍らせていたものもあって、“飼養”にはあたらないと思います」

 動物愛護法では、クマや毒ヘビといった危険な特定動物の飼養・保管については各都道府県知事の許可が必要となっている。眞喜志さんは1月までこの許可を得ていなかったため、逮捕されたのも仕方ないと思いきや、許可が必要ない例外もあるのだ。

 特定動物の許可について管轄する沖縄県動物愛護管理センターの担当者はこう言う。

「許可が必要かどうかは目的によります。一般の人がハブと遭遇して一時的に捕獲した場合は許可はいりません。食品加工が目的でも、捕獲後すぐに安全が担保される場合には許可は必要ありません」

 つまり、捕まえてすぐに駆除や冷凍する場合には、許可はいらないことになっている。ただ、駆除や冷凍までにどのくらいの時間を過ぎれば許可が必要になるのか、明確な基準はないという。

 環境省の自然環境局動物愛護管理室の担当者もグレーゾーンがあることを認める。

「許可が必要かどうかは都道府県ごとの判断になる。時間などの具体的な基準はありません」

 こうした現状に、弁護をした新紀尾井町法律事務所(東京)の江口大和弁護士は警鐘を鳴らす。

「法の中で『飼養』が定義されていないのが問題です。捜査機関が恣意的な解釈、適用をする危険性がある。定義がなかったことが眞喜志さんの不当逮捕を生んだと考えています」

 31年にわたってハブを捕ってきた眞喜志さんは、いまは許可を取得し、これからも続けるという。

「法律がもう少しわかりやすければ、逮捕されることはなかった。私のほかにもハブを捕っている人はいるが、許可について知らない人は多い。なぜだかわからないまま、いきなり捕まる恐れがあるんです」

 1年で2千匹以上も捕る名人が、警察に捕まった今回の一件。身柄を拘束された本人にとっては、しゃれにもならない深刻な問題だ。許可の基準の明確化や捜査機関の慎重な対応を促すきっかけにしないと、今後も「捕まる」人が出かねない。

※週刊朝日  2017年4月28日号

714とはずがたり:2017/04/28(金) 08:58:33
シービービー!
カラスノエンドウなんかじゃあ気分でんら。
と思ったが本当は矢筈豌豆って名前らしい。動植物の名前って割と浮動的だなぁ。
シービービーの発生と伝播調べたい。ピーピー豆?!なんだその間抜けな名前わ!

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2006/0321/082860.htm

715とはずがたり:2017/05/11(木) 08:36:43
日本のイカ・タコの絵は上下逆だった!腕(ゲソ)が上・三角が下が学術的には正解 : 知識連鎖  (旧・千日ブログ)
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-7681.html

716とはずがたり:2017/05/11(木) 12:48:06
なんとかって犬の尻尾を切るやつのほうが先に禁止すべきだ。

垂れ耳猫のスコフォがこの世から消える!? 動物愛護団体から残酷との声
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05/post-7562.php
2017年5月10日(水)18時00分
松丸さとみ

人気の垂れ耳は軟骨異常から
スコティッシュフォールドといえば、猫にしては珍しい垂れた耳が特徴で人気の品種だ。「YouTubeで最も視聴された動物」としてギネス記録認定されるほど世界的に人気を博している「まる」という名のあの猫の品種、といえばピンと来る人も多いだろうか。米国人歌手テイラー・スウィフトさんや英国人歌手エド・シーランさんなど、世界的な有名人がスコティッシュフォールドを飼っており、インスタグラムなどのソーシャルメディア(SNS)に頻繁に飼い猫の写真を投稿していることも、この品種の人気に拍車をかけている。

1960年代にスコットランドで偶然みつかった、耳の垂れた猫スージーが起源のスコティッシュフォールドだが、トレードマークの垂れ耳は実は軟骨の異常が原因で、そのため、関節の軟骨にも問題が生じる可能性があるという。

スコティッシュフォールドが骨軟骨異形成症を発症する遺伝子に関する研究を発表したシドニー大学の獣医内科専門家、リチャード・マリク博士はタイムズ紙に対し、スコティッシュフォールドは病気の状態を留めさせている品種であり、繁殖させるのは「残酷」で「倫理的に弁解の余地がない」と語っている。

タイムズ紙はまた、スコットランド動物虐待防止協会(SSPCA)が、スコットランド自治政府に対しスコティッシュフォールドの繁殖を禁止するよう求めているとも伝えている。SSPCAのマイク・フリン会長は、スコティッシュフォールドが健康面で深刻な問題を抱えることはよくあると指摘。動きたがらない、変わった姿勢や歩き方をする、手足が変形する、などは、軟骨や骨がきちんと成長しないことから、関節炎など痛みを伴う病気を発症していることが原因だという。

スコットランド政府はペットの繁殖問題を考察
BBCによると、英国の血統登録団体の育猫管理評議会(GCCF)は1970年代、スコティッシュフォールドは耳に疾患や聴覚問題の懸念があるとして、この品種の登録を取りやめた。これをきっかけに英国でスコティッシュフォールドの人気は衰え、GCCFは現在でも登録を禁止しているという(他の団体での登録は可能)。

ブリーダーの中には反論する声もあり、タイムズ紙は世界最大の愛猫協会CFAのブリーダーの「厳選して交配することで、硬い尻尾や短い尻尾、骨病変などの問題は解決した」という声を、BBCは「健康上の問題の数は他の品種とそんなに変わらない」というスコティッシュフォールド繁殖歴10年のブリーダーの話を、それぞれ紹介している。

スコットランドでは現在、スコティッシュフォールドの繁殖は禁止されておらず、猫の繁殖に関しても制限はないものの、ペット福祉の見直しの一環として、繁殖の問題について考えているところだと、スコットランド自治政府報道官はタイムズ紙に語っている。

英国獣医師会のグドルン・ラビッツ氏はBBCに対し、健康など動物の生活の質よりも外見上のかわいらしさを優先して人がペットを選びたがる傾向は、SNSにより加速していると指摘。健康を損なってまで人工的に作られた猫ではなく、保護施設にも愛らしいペットになる猫はたくさんいる、と話している。

717とはずがたり:2017/05/12(金) 12:15:33
わらw

「カラス侵入禁止」警告文、なぜか効果 東大の研究施設
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/region/ASK4L2VWFK4LUJUB003.html
05:50朝日新聞

 「カラス侵入禁止」。そう書いた紙をつるしたら、本当に来なくなった――。岩手県大槌町にある東大の研究施設は春になると、カラスに「警告文」を出す。研究者が放つ奇策だ。今年で3年目、東大が連勝している。

 4月中旬の午後、大槌湾に面した「東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター」の1階で、佐藤克文教授(動物行動学)がパイプや窓枠に紙をつるしていた。パイプ周りの断熱材はむしられてボロボロだ。「カラスが巣作りで持っていきました」。佐藤教授は苦笑いする。

 センターは世界的な海洋研究の拠点として1973年に前身がオープンした。だが、震災の津波は3階建ての最上階まで到達した。その後、3階だけ仮修復したが、1、2階はがれきの撤去後、物置になった。

 佐藤教授によると、カラスの被害が目立ち始めたのは15年春。むき出しになった1階天井のパイプの断熱材がむしり取られ、羽根やフンが落ちるようになった。

 津波で周囲の住宅が壊滅して人影が消え、センターも扉や窓がなくなった。このためカラスが繁殖期に建物に入り込み、巣作りの材料として断熱材を「拝借」するようになったらしい。

 センター職員から相談を受けた佐藤教授も決定打がなく、知人で「カラスの専門家」の宇都宮大「雑草と里山の科学教育研究センター」の竹田努研究員(環境医学)に相談したところ、「警告文を出してみては」とアドバイスがあった。

 佐藤教授は「冗談だろう」と思ったが、試しに警告文をつるしてみると、カラスはすぐ来なくなった。一時的かと思われた効果も長続きした。

 竹田研究員によると、警告文を目にした職員や学生がカラスに視線を向けたり指さしたりすることで警戒して寄りつかなくなる、ということらしい。「不思議に思って、みんな空を見るでしょ」

 佐藤教授は今年も数十枚の警告文を建物にぶら下げた。津波の痕跡が生々しいセンターの頭上を数羽のカラスが飛び交うが、スタッフや学生は出入りの際、ちらちらと空に目をやる。「見る人が増えれば増えるほど効果が上がる。お気軽にお越しください」(星乃勇介)

718とはずがたり:2017/05/12(金) 23:09:02
アリゲーターガー、ついに捕獲 体長1メートル 兵庫・揖保川
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/region/kobe-20170511005.html
05月11日 20:17神戸新聞

 昨夏以降、巨大肉食魚「アリゲーターガー」の目撃が相次ぐ兵庫県たつの市の揖保川下流域で今月2日、体長約1メートルのガーが釣り上げられていたことが分かった。同県姫路市内の釣り愛好家の男性(32)が、ウナギ保護区の下流で捕獲。大規模な駆除作戦を実施してきた地元漁協は、ひとまず胸をなで下ろしている。

 男性によると、体長1メートル9センチで、重さ9・6キロ。2日午後10時ごろに釣った。ガーの習性を調べ、タチウオ用のワイヤとチヌ用の針を使い、餌はサンマの切り身だったという。「強烈な引きで、釣り上げるのに10分以上かかった」と振り返った。

 捕獲された場所は、揖保川漁協(同県宍粟市)が水産庁の補助で設定するウナギ保護区の下流。揖保川はアユ釣りの全国有数の名所でもあり、ガーの生息が確認された昨年6月以降、6度にわたり捕獲を試みてきた。

 同漁協は近く、冷凍したガーを姫路市立水族館に送り、胃の内容物で何を食べていたかなどを調べてもらう。複数の個体がいたとの情報もあり、今後も捕獲作戦を継続する方針。

 南山金光組合長(63)は「来春からガーの飼育は届け出が必要になるが、放流は絶対にやめてほしい」と訴えている。(山崎 竜)

719とはずがたり:2017/05/19(金) 10:39:55

真っ白なカラスいた! 京都の水田
https://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20170518000174.html
05月18日 22:00京都新聞

 京都府和束町白栖の水田近くで18日、真っ白な野生のカラスが飛べずにいるのが見つかった。遺伝子の変異などで生まれつき色素を欠いた「アルビノ」のカラスとみられ、住民たちが驚いている。

 町社会福祉協議会の職員が午後4時半ごろ、打ち合わせに向かう途中、あぜ道で弱っている白いカラスを見つけた。体長37センチほどで、まだ子とみられ、全身が白い羽毛で覆われていた。けがは見当たらなかった。

 連絡を受けた町農村振興課の職員が水を与えると、元気になり「カァー」と声を上げるようになった。同課の宮嶋靖典係長は「初めはハトだと思った。初めて見た」と驚いていた。

 白いカラスはごくまれに生まれるが、目立つなどの理由で生存が難しいともされている。カラスは本来は救護対象ではないため、同課は「府の担当と相談し、山に帰す」としている。

720とはずがたり:2017/05/19(金) 23:10:44
お爺ちゃんペンギンが二次元に恋!? 「けものフレンズ」のフンボルトペンギン・フルルに魅了される
https://news.nifty.com/article/item/neta/12112-5564154970/
2017年04月26日 19時34分 BIGLOBEニュース

721とはずがたり:2017/05/20(土) 12:20:42

白いカラス、野に放つ 京都、保護求める声も法的に無理
京都新聞 5/19(金) 22:40配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170519-00000028-kyt-l26

 京都府和束町で見つかった白いカラスについて、町は19日朝、カラスがいた水田近くで野に放った。町には同日、新聞やインターネットのニュースで知った人たちから保護を求める声が次々と寄せられたが、専門家は「野に帰すのはやむを得ない」としている。
 カラスは18日午後4時半に見つかり、弱っていたため町役場で状態を見ていた。町は19日に府と協議し、野に放った。
 町によると、この日は午前8時半の業務開始から電話が相次ぎ、電話が約40件、メールが約30通届いた。「白いカラスの生存率は低いので放つのはかわいそう」などと保護を求める意見が多かったが、「勝手に捕獲するのは良くない」として放置すべきだったとする意見もあった。
 日本野鳥の会自然保護室(東京都)によると、カラスは鳥獣保護管理法で目立ったけがをあるなどの場合を除いて捕獲できない。今回のケースについて「飛べないのでけがと認識したのかも知れないが、役場に持ち帰る必要があったかどうかは疑問もある。カラスを飼うことができないので、放ったのは妥当な対応だ」としている。

722とはずがたり:2017/05/20(土) 12:21:13
京都市動物園を「学術研究機関」に 専任スタッフ増員へ
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20170515000019

ゴリラの認知研究などに取り組む京都市動物園。国の「学術研究機関」指定に向け、専任スタッフを拡充する(左京区)
ゴリラの認知研究などに取り組む京都市動物園。国の「学術研究機関」指定に向け、専任スタッフを拡充する(左京区)
 京都市動物園(左京区)は、飼育する希少動物の学術研究の体制を強化するため、6月1日から専任スタッフを拡充する。京都大と協力して設置している研究センターの専任スタッフを2人から5人に増やし、動物園としては日本モンキーセンター(愛知県犬山市)に次いで国内2カ所目となる国指定の「学術研究機関」を目指す。

 市と京大は2008年に連携協定を結び、13年に市動物園内に野生動物保全の教育研究を進める「生き物・学び・研究センター」を設置。センター長に、田中正之・京大野生動物研究センター特任教授を迎えた。希少動物の生態や繁殖を研究し、飼育動物の長寿命化や、動物らしい姿を見せる「行動展示」に生かしている。

 スタッフ拡充では、田中センター長の下で、既設の研究教育係長に獣医師資格を持つ市職員を充てる。新たに主席研究員1人を京大から採用、非常勤嘱託員2人も加える。17年度は、ゴリラなど霊長類の比較認知や、国内希少種ツシマヤマネコの繁殖に向けたゲノム解析、アジアゾウの栄養摂取などを研究する。

 17年度中にも学術研究機関の指定を目指す方針。指定後は、京大経由だった国への科学研究費補助金を直接申請に切り替え、科研費で最大計1千万円の獲得を目指す。

 田中センター長は「研究機関としての国際的な信頼をより高め、存続が危ぶまれる希少動物の海外導入を積極的に取り組む。さらに最新の研究成果を伝える市民講座を充実させたい」と成果の発信にも意欲をみせる。

723とはずがたり:2017/05/20(土) 12:21:43
希少コケ、大津の主婦が論文に 水陸両用、謎に迫る
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20170519000018

水田などに生息するイチョウウキゴケ(前田さん提供)
水田などに生息するイチョウウキゴケ(前田さん提供)
 大津市の主婦が、環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているイチョウウキゴケについて調査し、論文にまとめた。水面に浮かんで成長するだけでなく、土の上でも生息できるなど謎が多い「水陸両用」のコケ植物に着目。関連文献が少ない中、生殖器官の形成や胞子体の発達段階などを明らかにし「ほとんど研究されていないからこそ面白い発見が散らばっていた」と振り返る。

 前田雅子さん(64)=同市花園町。2010年、県民が調査員となる県立琵琶湖博物館(草津市)の「フィールドレポーター」としてイチョウウキゴケに触れた。胞子ができる過程に関心を持ち「見た目もハート形で愛らしい。研究しがいがある」と、14年から調査を始めた。

 大津市今堅田1丁目と同市和邇中の水田で、調査日ごとに5個体を採取し、カミソリで0・1ミリ以下に薄く切って光学顕微鏡で観察した。田んぼに水が入ってから10日ほどで造精器ができ、その約1週間後に造卵器が見られた。受精は6月初旬から始まり、2週間で成熟した胞子体ができることを確認した。

 水田の水を一時的に抜く「中干し」が受精を阻害していることも証明した。論文は同博物館の芦谷美奈子主任学芸員(水生植物学)と兵庫県立人と自然の博物館の秋山弘之主任研究員(植物分類学)との連名で、前田さんは「研究が堂々巡りになった時に専門的な助言をいただけた。2人は最強の味方」と感謝する。

 イチョウウキゴケは水面に浮遊する際は紫色の微小な鱗片(りんぺん)でバランスをとり、水がなくなると土に張り付いて仮根を発達させる。繁殖方法は胞子体を形成する有性生殖と分裂による無性生殖の2通りあり、生態は謎に包まれている。国内に専門の研究者はほとんどおらず、「まだ99%は解明されていないのでは」と前田さん。「なぜ有性と無性の集団があるのか。どのようなサイクルで1年を過ごすのかを知りたい」と探求心をのぞかせた。

 論文は人と自然の博物館ホームページで公開されている。

724とはずがたり:2017/05/20(土) 12:23:13
ニホンミツバチ、京都の神社に巣 近年激減、専門家「珍しい」
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170520000039

 京都府南丹市園部町天引の天引八幡神社内で、全国的に激減しているニホンミツバチが巣を作っているのが見つかった。専門家によると、野生の巣が見られるのは「近年珍しい」という。住民らも探してきた巣が在所内の神社にあったことに驚き、自然豊かな証しとして地域おこしに生かせないかと談義が盛り上がりつつある。

 見つかったのは神社本殿の床下。骨組みの角に直径40センチ程度の巣があり、体長約1センチのハチが無数に群がっているのが見える。

 境内の掃除をしていた住民が出入りするハチに気付き、18日に養蜂家ら専門家を迎えてニホンミツバチの比較的新しい巣だと確認した。

 ミツバチの生態に詳しい京都学園大の坂本文夫名誉教授(生物有機化学)によると、ニホンミツバチは近年、外来のダニや環境悪化の影響で急減し、丹波地域でも「自然の巣はなかなか見つからない」という。

 同地区では昨年、ミツバチで地域おこしを目指すグループ「丹波ノ國ニホンミツバチの里プロジェクト」が周辺に巣箱を置いたが、空振りだった。リーダーの川井正幸さん(42)=兵庫県篠山市=は集落内での営巣に驚嘆しつつ、「環境が良い証拠だ」と喜ぶ。

 地元の「天引区の活性化と未来を考える会」事務局長の原田久さん(65)は、天引産のハチミツ作りに夢を膨らませ、「貴重な資源として大切にし、地区の将来に活用していけるよう考えていきたい」と語る。

 巣の前に張り紙を出して静かに見守るよう呼び掛けるという。

725とはずがたり:2017/05/20(土) 13:55:34
鳥の免許なんか取り上げて猪と鹿だけにせえやヽ(`Д´)ノ

島根で子育て中のコウノトリ1羽、猟友会の誤射で死ぬ
TBS News i 2017年5月20日 12時27分 (2017年5月20日 13時40分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170520/Tbs_news_91545.html

 島根県雲南市で19日、巣を作ってひなを育てていた国の天然記念物コウノトリのつがいのうち、メス1羽が地元猟友会の会員の誤射で死にました。
 雲南市教育委員会によりますと、死んだコウノトリは兵庫県豊岡市生まれの5歳のメスで、巣を作り4羽のヒナを育てている姿が先月、確認されています。

 雲南市教育委員会は今、現地で担当者がヒナの様子を確認していて、今後、一時保護するか見守るかを判断したいとしています。(20日10:42)

726とはずがたり:2017/05/21(日) 08:17:14
日本のサザエ、「新種」だった 学名あったのは中国産
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%82%A8%E3%80%81%E3%80%8C%E6%96%B0%E7%A8%AE%E3%80%8D%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F-%E5%AD%A6%E5%90%8D%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%94%A3/ar-BBBjfpv#page=2
朝日新聞デジタル
1日前

 国内でおなじみの貝「サザエ」は実は学名がない「新種」だったことを岡山大の研究者が突き止め、19日発表した。18世紀に欧州の学者が残したスケッチと記述をもとに付いた名が使われていたが、これが実は中国産サザエだったという。新学名は「サザエ」になった。

山口県で採れた日本の「サザエ」。とげが長く、1列に並んでいる(岡山大の福田宏准教授提供)
c 朝日新聞 山口県で採れた日本の「サザエ」。とげが長く、1列に並んでいる(岡山大の福田宏准教授提供)
 サザエは日本、韓国沿岸の種と、中国南部沿岸の種に大別され、とげの長さや並び方など外見で容易に見分けられる。日本のサザエはこれまで1786年に英国の博物学者が付けた「トゥルボ・コーヌトス」とされていた。しかし、岡山大の福田宏准教授(貝類分類学)が原典をインターネットで調べたところ、そのスケッチは明らかに中国産の特徴を備え、産地も「中国」と書かれていた。

 以降、1995年までにサザエについて記されたほぼ全ての文献を精査、日本沿岸のサザエには正式な学名がないことを論証した。

 名前がなかった背景には(1)持ち帰られた標本を中心に研究された(2)当時日本は江戸時代で鎖国をしており、日本のサザエが欧州人に入手困難だった(3)ネットが普及するまでは古い文献の閲覧が非常に難しかった、ことなどがあるという。

 福田さんは日本沿岸のサザエを「トゥルボ・サザエ」と命名。16日、国際学術誌に掲載されて正式名になった。「こんな身近な貝に名前がなかったとは思わなかった」と驚いている。(中村通子)

727とはずがたり:2017/05/21(日) 08:21:37
ややこしいな(;´Д`)

<サザエ>学名なく「新種」 岡山大准教授
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170519-00000074-mai-sctch
毎日新聞 5/19(金) 19:45配信

 食卓でもおなじみの日本のサザエに学名がなく事実上の新種だったと、岡山大の福田宏准教授(貝類分類学)が19日、発表した。約170年間も別種のサザエと混同され続け、現在まで学名がついていないことがわかったという。今回初めて「トゥルボ・サザエ」という学名を福田准教授が付け、日豪共同発行の専門誌(電子版)に掲載された。

【サザエの学名が混同されるもとになった1767年の原図】

 福田准教授によると、日本のサザエと考えられていたのは中国産のナンカイサザエ。1848年に日本産を調べた英国の貝類学者リーブが誤って混同したとみられるという。中国産は日本産よりもトゲの長さが短く、間隔も狭いなど明らかな違いがあるが、リーブは誤って同種と思い込み、その後の研究者にも影響を与えたという。

 日本産にはトゲのあるものとないものがあり同種だ。リーブはトゲのないサザエを新種と考え「日本産」を意味する「トゥルボ・ヤポニクス」という学名をつけた。もしこの命名が有効なら、日本産は新種にならなかった。しかしリーブはこれもよく似たモーリシャス産の別種と混同。この学名はモーリシャス産についているため、日本産には適用されないという。

 日本人の研究グループが1995年に中国産を「新種」のナンカイサザエと命名。その後、福田准教授が学名の原典や図などの資料を調べ直した結果、そもそも日本産に学名がついていないことが判明した。学名がなければ種とは認められず、今回、新種と認定されたという。福田准教授は「サザエのような身近な種の同定が間違っていたことは驚きだ。『よく知られた種だから学名がないはずがない』という研究者の思い込みがあった」と話している。【酒造唯】


ホーム岡山エリア主要日本の「サザエ」学名なかった 岡山大・福田准教授が“新種”解明
日本の「サザエ」学名なかった 岡山大・福田准教授が“新種”解明
http://www.sanyonews.jp/article/534123

和名と同じ学名になったサザエ

福田宏准教授
 学名も「サザエ」でごさいます―。岡山大大学院の福田宏准教授(貝類分類学)は19日、日本のサザエが学名のない新種であることを突き止め、新たに命名したと発表した。別種の中国産と混同されていたことなどを明らかにし、和名の「サザエ」を万国共通の呼び名とした。

 生物の学名は国際動物命名規約に基づき、決められる。福田准教授の研究成果と学名は16日、規約に沿い、国際的な専門雑誌電子版で公表された。

 福田准教授は過去250年分の欧米の文献を調べた。サザエの学名として従来使われてきた名称は、江戸時代に当たる1786年に登場。名称の根拠となった古い図録を確認すると、日本のサザエとはとげの特徴などが違う別種で、中国に分布するナンカイサザエ(和名)と分かった。

 日本のサザエは1848年、英国の貝類学者に描かれたが、誤ってナンカイサザエに分類された。1995年に日本人学者が両者を別種と見抜くまで誤りは引用され続け、学名は検証されなかった。

 福田准教授は「『サザエに学名がないはずがない』という先入観などによって長い間、誤りに気付かなかったのではないか。他の種についても正確な分類を調べ直す必要がある」と話す。
(2017年05月19日 23時37分 更新)

728とはずがたり:2017/05/21(日) 14:15:57

胃の中には… 漁協と“対立”のアリゲーターガー解剖
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170515-00000011-kobenext-l28
神戸新聞NEXT 5/15(月) 18:19配信

 兵庫県たつの市を流れる揖保川下流域で釣り上げられた大型肉食魚「アリゲーターガー」が15日、姫路市立水族館(同市西延末)で解剖された。アユやウナギの漁業被害が懸念されたが、胃の内容物は見当たらず、捕食行動の解明にはつながらなかった。

 今月2日、姫路市内の男性会社員が釣り上げた。ガーの体長は109センチで、揖保川漁協(宍粟市)が同館に持ち込み、職員3人が解剖に当たった。同館では播磨地域で捕獲された4匹を飼育しているが、解剖は初めてという。

 頑丈なうろこはメスでは歯が立たず、ハサミを使って表皮を切り開いた。白身から現れた胃には何も入っておらず、見守った漁協関係者からため息が漏れた。

 同館によると、水温の低い冬場は動かなくなるガーが、ちょうど活動を再開した直後だったとみられる。生態があまり知られていないガーの活動を知る手掛かりにはなったという。

 同漁協の森本実勇総代会会長(54)は「中身がなかったのは残念だが、動き出す時期が分かっただけでも捕獲作戦のプラスになる」と語った。解剖されたガーは同館で剥製にされ、外来種を捨てないよう啓発するため展示するという。(山崎 竜)

729とはずがたり:2017/05/26(金) 15:50:07

学校のプール、水を抜いたら…大量の希少サンショウウオ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170525-00000094-asahi-soci
朝日新聞デジタル 5/25(木) 21:27配信

学校のプール、水を抜いたら…大量の希少サンショウウオ
捕まえたカスミサンショウウオの一部。後ろはプールで探す子どもたち=佐賀県唐津市鎮西町
 佐賀県唐津市鎮西町の市立名護屋小学校(堤和隆校長、104人)のプールで25日、希少種のカスミサンショウウオが数百匹見つかった。多くは水を抜く際に排水口に吸い込まれていったが、児童たちが捕まえたうち30匹ほどを水槽で飼うことにした。

【写真】プール掃除で捕まえたカスミサンショウウオと子どもたち=佐賀県唐津市鎮西町

 夏の水泳の時期を前にプールを掃除すると、毎年オタマジャクシやヤゴに交じって数匹は発見されるそうだ。だが今年は違った。掃除を控え、24日に大半の水を抜いたところ、見たこともない数のカスミサンショウウオが身をよじるように動いていたという。

 カスミサンショウウオは体長10センチ前後で灰褐色。海岸線から丘陵地の雑木林に生息していて、同小のプールを囲む林が格好のすみかになっているようだ。身近にいる希少種を教材にしたいと春先、中学校の理科の教師が捕りに来たが、その時は見つからなかったという。今回、大量に現れた理由については、教職員も首をかしげるばかりだ。

 プールを掃除しながら捕獲した6年生の男児は「初めて見たけど、トカゲみたい。大切に飼育して観察したい」と話した。(原口晋也)

朝日新聞社

730とはずがたり:2017/05/26(金) 15:50:51
専門家も驚く、学校プールに希少サンショウウオ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170525-00050109-yom-soci
読売新聞 5/25(木) 22:35配信

専門家も驚く、学校プールに希少サンショウウオ
岐阜県で飼育されているカスミサンショウウオ(1月撮影)
 佐賀県唐津市立名護屋小のプールで25日、絶滅危惧種の両生類・カスミサンショウウオが見つかった。

 近くに川などはなく、すみ着いた経緯は分からないという。専門家は「学校のプールで見つかったという話は聞いたことがない」と驚いている。

 同小によると、掃除のためにプールのほとんどの水を抜いたところ、体長3〜5センチの生物が複数いるのが見つかり、体の特徴などに詳しい教員がカスミサンショウウオと確認した。児童らが約20匹を捕獲し、しばらく教室で飼育した後、ため池などに放流するという。

 初めて見たという2年女児(7)は「ぷかぷかと泳いでいる姿が、ちょっとかわいかった」と笑顔を見せた。

 日本サンショウウオセンター(三重県名張市)によると、カスミサンショウウオは本州西部と九州、四国の一部の水田などに生息。きれいな水環境を好み、十数センチまで成長するという。

731とはずがたり:2017/05/29(月) 06:59:35

米サーカス団、146年の歴史に幕 動物保護団体が批判
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK5R1V5TK5RUHBI004.html
05月28日 23:03朝日新聞

 1871年に始まった米国の巡業サーカス団「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」が21日、最終公演を行い、146年の歴史に幕を下ろした。ネット利用やゲーム機の広がりで娯楽が多様化する中、動物保護団体からの批判も強まり、経営難に陥っていた。

 経営者は1月、高コストやチケット販売の不振などから、サーカスは持続可能なビジネスではなくなったとして廃業を決めていた。そもそもチケット販売が低迷する中、特に名物だったゾウの見せ物を昨年廃止しして以降、集客が一層困難になっていたという。AP通信によると、一部の自治体で制定される動物保護条例なども、巡業計画の見直しが必要になるなど、事業の継続を難しくしていたという。

 一方、同サーカス団の調教手法を暴くなどして抗議してきた動物愛護団体「PETA」(本部・米バージニア州)は勝利宣言した上で、他のサーカス団体にも「社会は変わり、我々は、動物を捕獲し搾取することは誤りと知っている」とのメッセージを送った。(ニューヨーク=金成隆一)

732とはずがたり:2017/05/29(月) 07:17:44
>>731
愛媛やスペインは大丈夫なのか!?

<愛媛・宇和島>闘牛場から負傷の体重900キロ1頭が逃走
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170529k0000m040058000c.html
05月28日 20:20毎日新聞

 28日午後5時50分ごろ、愛媛県宇和島市の市営闘牛場から闘牛1頭が逃げ出し、約1時間後に取り押さえた。

 県警宇和島署や市によると、牛は体重約900キロで、この日の闘牛大会で負傷し、治療後に近くの丘に逃げて興奮状態だった。市は、屋外放送や防災ラジオで住民に「家から出ないように」「外出中の人は闘牛場付近に近づかないように」などと呼び掛け、同署はパトカー3台を出して周囲を封鎖。署員と関係者が捕獲して闘牛場に戻した。けが人はいなかった。

 現場はJR宇和島駅の東約400メートルの公園の一角。【木島諒子】

735とはずがたり:2017/06/02(金) 11:51:04
きゃわぐぅ

「もしかして注射…?」動物病院の待合室でブルブル震える犬
http://videoclip.club/post-19267/
2017/05/31

飼い主さんと動物病院を訪れた犬。お薬をもらいにきただけなのですが、過去に注射を打たれた嫌な記憶が頭によぎり、恐怖のあまりブルブル震えが止まりません。
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=WwZTTShEE8k

736とはずがたり:2017/06/04(日) 18:40:29

獣害対策に猟友会は不向き?狩猟と有害駆除の違いを考える
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20170604-00071700/
田中淳夫 | 森林ジャーナリスト
6/4(日) 11:54

このところ獣害関係で取り上げられることの増えた猟友会。有害駆除の最前線に立つ組織として期待を集めているのだが、よろしくない事件も次々と報道され始めた。

奈良県の猟友会では、総額約2900万円の使途不明金が出たことが発覚した。5月に心不全で亡くなった73歳の前会長が流用していた疑いが持たれている。
鹿児島県霧島市では、ハンターがイノシシなど有害鳥獣の捕獲数を水増しして、報償金をだまし取った疑いが出ている。2013年度からの3年間で、不正受給は少なくとも300件以上とみられ、その額は数百万円に達すると思われる。
報償金の受給には、写真付きの報告書のほか個体の尾と耳の現物を提出するのが普通だが、同じ個体を別の角度で撮影して複数の個体に見せかけるほか、尾と耳は、駆除ではなく猟期に捕獲したものを保存しておき提出するという手口らしい。
ほかにも猟友会の会員が報償金申請に、虚偽報告していたケースは全国で発覚しており、問題は広がりそうだ。
さらに駆除個体を山林内や河川敷で解体して埋めずに放置するケースも報告されている。腐乱して周辺環境に悪影響を与えるだけでなく、クマなどの餌になり誘引してしまうと言われる。

なぜ、こんな事件が発生するのか。改めて整理したい。

そもそも猟友会とは何か。
基本的には、狩猟愛好者の団体だ。市町村レベルの地域の猟友会があり、それをまとめた都道府県猟友会、そして全国組織の公益団体である大日本猟友会というような構造になっている。
狩猟愛好者と記したとおり、本来は趣味の団体なのだ。ハンターの加入は任意であり、専門的な教育や訓練を受けるわけでもない。そのうえ地域の猟友会はたいてい任意団体で、会計も不明朗になりがちだ。
大日本猟友会は、組織の役割として狩猟の適正化や共催事業、野生鳥獣の保護などを掲げている。しかし今注目されているのは、有害駆除の担い手としてだろう。
増えすぎた野生鳥獣を駆除するには、狩猟のできる人が必要であり、その適格者のほとんどが猟友会の会員なのだ。それに有害駆除は、役場からの依頼がなければならない。現状は、依頼先のほとんどが猟友会になっている。

737とはずがたり:2017/06/04(日) 18:40:43
>>736
狩猟と有害駆除は別物という声は強い。
狩猟は、巻狩など複数のハンターが獲物を追いかけて仕留めることを楽しむわけだが、1日中山を駆けずり回って仕留めるのは1頭か、せいぜい2頭。しかし有害駆除は、もっと効率よく獲物を仕留めなければならない。また出没情報に合わせて平日でも急遽動員がかかることもよくある。

猟友会にとって、有害駆除は仕事を休んで出動するボランティアなのだ。趣味のハンティングとは別の社会貢献に近い。また狩猟ではなくワナにかかった獲物の処理を頼まれることも多い。これは楽しくもない作業だ。それでいて命あるものを殺すことへの世間の白い目もある。そんな中で地域のために出動しているのだ。加えて銃の所持や資格維持の手続き、犬の飼育……など経費も手間もかかる。

風向きが変わったのは、獣害がひどくなる中で報償金の額が膨れ上がったことだろう。最近まで鹿1頭で5000円にもならなかった報償金がどんどん値上げされ、自治体によっては2万円、3万円というところもある。国からも補助が出るようになったからだ。これなら利益が出ると駆除に積極的になる人も少なくない。

ただし駆除の数を増やすため容易に捕れる場所を選びがちだ。それは必ずしも被害の多い地域とイコールではない。
それに駆除個体の処理に手間がかかる。報償金申請のための写真撮影などに加えて、仕留めた個体を処理施設に運ぶか、埋没する義務がある。また最近とみに期待されているジビエ(野生鳥獣肉)も、野外で解体したものを売買するのは食品衛生法に触れるから止めねばならない。

一方で駆除を依頼する自治体の立場から見ると、あまり厳しく不正がないかチェックすると猟友会との関係が悪くなり、肝心の有害駆除に出動してくれなくなることを心配する。

そんな背景が不正を産むのだろう。

猟友会は、あくまで狩猟愛好者の会であり、有害駆除はボランティアであるという原点に還ると、有害駆除の主戦力には向いていないのかもしれない。

2015年の改正鳥獣保護法では、環境省が認定事業者制度を設け捕獲の専門事業者を認定する制度も創設された。獣害対策を進めるためには、猟友会とは一線を画した明確な義務と役割を定めてビジネスとして駆除事業を担う専門家を養成し、プロの組織を設立することも考えるべきだろう。猟友会と上手く棲み分けた方がお互い禍根を残さないのではないか。

田中淳夫
森林ジャーナリスト
日本唯一にして日本一の森林ジャーナリストとして、自然の象徴としての「森林」から人間社会を眺めたら新たな視点を得られるのではないか、という思いで執筆活動を展開。主に森林、林業、そして山村問題に取り組む。自然だけではなく、人だけでもない、両者の交わるところに真の社会が見えてくる。主な著書に『森と日本人の1500年』(平凡社新書)、『樹木葬という選択』(築地書館)、『森は怪しいワンダーランド』(新泉社)など。またYahoo!ブックストアに『ゴルフ場に自然はあるか? つくられた「里山」の真実』もある。

738とはずがたり:2017/06/08(木) 17:36:11
ツバメは何年にも亘って同じ巣を使うのかな??

<スズメ>ツバメの巣乗っ取り子育て 住宅事情変化が影響か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170608-00000019-mai-soci&pos=4
6/8(木) 10:19配信 毎日新聞

 土で固められたツバメの巣で、子育てに励むスズメが各地で確認されている。三重県名張市の幹線道路高架下では、ヒナに餌を運ぶ親鳥が頻繁に飛び交い、約40個ある巣の半分が乗っ取られた状態に。鳥類の専門家は「瓦屋根の民家が減るなど住宅事情の変化が、スズメの営巣に影響を及ぼしている」と分析している。【広瀬晃子】

【がんばって歯磨きするポメラニアン】かわいいワンちゃん大集合

 近鉄桔梗が丘駅(同市桔梗が丘1)近くの道路高架下には、イワツバメの巣が約40個あるが、ツバメがいるのは半分以下。市内に住む「日本野鳥の会 三重」の元理事、田中豊成さん(66)は「乗っ取りスズメ」と名付け、市内各地で調査している。発見したのは10年ほど前で、年々増加傾向にあるという。

 田中さんによると、ツバメとスズメは住宅地に営巣する鳥だが、タイプは異なる。運んできた土や泥を固めて軒下などに巣を作るツバメに対し、スズメはくぼみにワラを集めて作るため、屋根瓦の隙間(すきま)を利用する場合が多いという。

 人と自然の博物館(兵庫県三田市)の動物生態学が専門の研究員、布野隆之さん(40)は「昔ながらの民家によくあった隙間が少なくなってしまい、格好の営巣場所が激減してしまった」と指摘する。建物の耐震化などによって、屋根に軽量のスレート材などを使う住宅が増加。隙間を探すのに困ったスズメが、近くにあるツバメの巣を横取りしてしまう事態を招いていると懸念する。

 布野研究員は、スズメはツバメを襲って巣を奪うのではなく、ツバメがいない合間を縫って住み着き、戻って来たツバメが諦めて退散していると推測。「ツバメは渡り鳥なので、(昨年に作った)巣に戻ってみるとスズメが居座っている。言わば両方にとって災難な状況。生き抜くためにはやむを得ない手段なので見守るしかない」と話している。

739とはずがたり:2017/06/13(火) 10:16:12
米ニューヨークの森林復活計画、ヤギが雑草食べてお手伝い
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170612-00000044-reut-n_ame&pos=2
6/12(月) 14:59配信 ロイター

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米ニューヨークのブルックリン地区では、嵐でなぎ倒された公園の木々を復活させるためのプロジェクトに、4匹のヤギが除草のため参加している。

プロスペクト公園の監理担当者は「ハリケーン・サンディーによって30本あまりの大木がなぎ倒された。雷で大きな裂け目ができて。そして雑草などが生い茂っている」と語った。

4匹のヤギが毎日25ポンドの下草を食べ、新たに木々を植える場所を作ってくれているという。

担当者は「除草方法を探っていたが化学薬品は使いたくなかった。ここの住民もそう望んでいた。そこでヤギを使おうということになった。ヤギは葉を食べる。ツタウルシまで食べてくれる」と話した。

740チバQ:2017/06/19(月) 23:53:29
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170615-00000038-sasahi-life
増える犬の認知症、猫も夜鳴きや徘徊〈AERA〉
6/18(日) 11:30配信 AERA dot.
増える犬の認知症、猫も夜鳴きや徘徊〈AERA〉
関内どうぶつクリニック/横浜市の関内駅近くにある当院で。「認知症を早期発見した場合、先手を打つことも可能になります」(写真左・小澤真希子さん)(撮影/横関一浩)
 犬は「フレンドリー」だけど、猫は「ツンデレ」。猫好きにはたまらないその魅力が変わるかもしれない。人工増殖と給餌が野生を奪い、「犬っぽい猫」が増えているのだ。2017年は猫が犬の飼育頭数を上回る可能性が出てきた。猫ブームの勢いが止まらない中、ペットの世界に何が起きているのか。AERA 2017年6月19日号では、ペットを大特集。

 ペットの犬や猫の高齢化が進んでいる。だが、ターミナルケア(終末期医療)に取り組む動物病院はまだ少ない。ペットの“介護”とどう向き合うべきなのか。

*  *  *
 人間に「老人ホーム」があるように、ペットにも終のすみかがある。老犬介護情報サービス「老犬ケア」のウェブサイトには、全国30件の老犬ホームが掲載されている。預かり期間は1泊〜一生、料金は数千〜100万円以上など多岐にわたる。

 東京都大田区にある老犬・老猫ホーム「東京ペットホーム」に暮らす16歳の柴犬マリは、認知機能不全(認知症)の“要介護犬”だ。寝たきり状態で、首は反ってしまっている。食事の時間に店長の高橋あゆみさん(45)がマリを胸にかかえる。すると、前脚を宙に向けて動かし、「歩き」始めた。高橋さんが固形のフードを1粒ずつ口元に運ぶと、口をわずかに開けてかみ砕く。その様子からマリの生きようとする意志の強さが見てとれた。

「自力で食べようとする限り最後までそうさせます。脳の働きにつながるし、食事の時間が楽しみにもなります」(高橋さん)

 現在、同施設に毎日1件は問い合わせがある。飼い主の高齢化や転勤、結婚など、飼い主側の理由で依頼する人が8割だ。残りの2割は要介護や問題行動を起こすタイプとなっている。代表の渡部帝(あきら)さん(47)が言う。

「保健所でも里親でもなく、第3の選択肢として知っておいてもらえたら」

●以前より治療が的確に

 現在、国内外において犬猫の獣医学研究は発展途上にある。認知症のメカニズムの全容は科学的に証明されていない。だが、関内どうぶつクリニック獣医学博士・獣医師の小澤真希子さん(36)は2012年から4年間、東京大学大学院農学生命科学研究科で犬の認知症を研究し、犬の認知症はアルツハイマー病と異なることを突き止めた。アルツハイマー病の特徴の一つは老人斑という脳の病変だが、犬の老人斑は人間と比べて薄く、症状とは関連しないことを明らかにした。

「これまではアルツハイマー病と仮定して診察することもありました。今は以前より的確に治療ができています」(小澤さん)

 犬の場合、認知症の症状は明確だ。15〜17歳で夜鳴きや徘徊、壁の前で立ち尽くすなどの現象が起きることがある。一方、猫も夜鳴きや徘徊はするが、甲状腺ホルモンが多くなる甲状腺機能亢進症など別の病気の可能性もあり、「猫は認知症発症率が低いと言われていますが、まだきちんと研究されておらず、症候論(医師が診断する際の判断基準)が確立されていないというのが現状です」(小澤さん)

 現在、認知症の特効薬はないが、症状の緩和や予防は可能だ。例えば、足腰が弱い犬には滑りにくい床を提供するなど、環境改善が一つの対策となる。

「7歳以上の犬猫は年に2回の健康診断が理想です。飼い主との会話の中で、認知症の疑いが発見されることも」(小澤さん)

●少しの工夫でストレス減

 また、脳の働きに良いとされる成分を含んだフードやサプリメントの摂取という方法もある。

 Meiji Seikaファルマの犬用栄養補助食品「メイベットDC」は、ここ15年間売り上げが一定だ。動薬飼料部の吉見泰さん(53)は、「数週間続けると夜鳴きが減ったという声も聞く」と言う。

 吉見さん宅にも最近まで老犬がいたそうだ。家具の配置換えなどを行って、隙間へ入り込まないよう対策をしていたという。また、数枚の風呂用マットで丸く囲いを作って、その中で老犬に安全に過ごしてもらう方法などもあるとアドバイスする。少しの工夫で人間も動物もストレスを少なく共生することが可能になる。(編集部・小野ヒデコ、朝日新聞sippo・藤村かおり)

※AERA 2017年6月19日号

741とはずがたり:2017/07/05(水) 14:22:07

都会に慣れた?ツミ 那覇の公園で子育て
https://this.kiji.is/255145235594510337?c=77955783816085513
2017/7/5 10:25

 日本最小のタカの仲間のツミが、沖縄県那覇市内の公園で営巣し、子育てに励んでいる。巣は樹高約5メートルのリュウキュウマツのてっぺん付近にある。生後約2週間のひな2羽は、白い羽毛が生え替わり始め、翼を広げて羽ばたく練習をしたり、親鳥から餌をもらったりしていた。

 ツミは沖縄本島で繁殖する唯一のタカで、成鳥の体長は約30センチ。本来の生息場所は森の中だが、専門家によると、近年は公園などで繁殖する個体が増えているという。

 南部自然を守る会の橋本幸三さんは「年々、都市環境に適応しているようだ。しかし、元々は神経質で警戒心の強い鳥。子育てしやすいよう、見守ってほしい」と呼び掛けている。

742とはずがたり:2017/07/07(金) 12:23:34
ヒアリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA

ヒアリ(学名・Solenopsis invicta、別名・アカヒアリ、火蟻[1])とは、南米大陸原産のハチ目(膜翅目)・アリ科・フタフシアリ亜科に分類されるアリの一種。世界の侵略的外来種ワースト100選定種であり、特定外来生物にも指定されている[2]。毒性の強い近縁種であるアカカミアリよりも強力な猛毒の針をもち、刺されると火傷のような激しい痛みがあるばかりでなくアナフィラキシーショックを起こし、時に死に至るため殺人アリの異名もある[3]。
なお、英語で単に“fire ant”(ヒアリ)と言う場合、トフシアリ属(英語版)のアリ全般を指すこともある。

被害[編集]
巣が都市などの構造物や道の下に作られ、それによって倒壊したり道に穴が開く危険性がある[32][33][34]。また、働きアリは体内に磁気に誘因されるようになる物質を持つ。磁気を検知する能力(磁覚)によって、信号などのインフラ設備・電気設備に侵入し、漏電による火災や故障を引き起こし、破壊することがある[35][36][37][38]。
農業では多種多様な作物を食い荒らし[39]、農業機械や設備を破壊し[40]、牧草地を荒らしている。
人だけでなく野生動物や家畜にも襲い掛かり、失明、死傷させるなどの被害をもたらしている[41][42]。


国内初!有毒ヒアリ 中国の貨物船で運ばれ兵庫県で発見 環境省
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170614/Hazardlab_20642.html
ハザードラボ 2017年6月14日 10時02分 (2017年6月17日 05時07分 更新)

特定外来生物の有毒ヒアリが兵庫県尼崎市で見つかる(提供:環境省)
[拡大写真]


 攻撃性が強く、ショック症状を起こすおそれがある有毒な「ヒアリ」が兵庫県尼崎市で発見され、環境省が注意を呼びかけている。中国・広東省から出航した貨物船の積荷に付着していたアリの巣は消毒され、死滅した。特定外来生物であるヒアリが日本国内で確認されたのは今回が初めて。


 環境省によると、ヒアリが見つかったのは先月26日。広東省広州市の南沙港から出航し、神戸港に到着した貨物船のコンテナから積荷を取り出す際に通関業者によって発見され、近畿地方環境事務所が専門機関に確認を依頼。


 すでに薬剤で燻蒸消毒され、コンテナが一時保管された神戸市や尼崎市にも殺虫剤や捕獲用具が設置され、これまでに侵入した形跡はないことから、周辺で繁殖している可能性は低いと推測される。


 南米原産のヒアリは、体長2.5〜6ミリ程度で、体の色は赤茶色をしている。国内に生存するほかのアリを駆逐するおそれがあることに加えて、昆虫以外にも爬虫類や野鳥などの小型哺乳類を集団で襲って捕食するほど攻撃的。


 刺されるとアルカロイド系の強毒によって痛みやかゆみ、じんましん、発熱や激しい動悸などが起こり、場合によってはアナフィラキシーショックで昏睡状態に陥ることもあって、米国内では多数の死者を出している。


 貨物に紛れて侵入し、世界では北米や中国、フィリピン、台湾などでも外来生物として定着しており、いったん定着すれば根絶することは難しく、早期発見、早期駆除が重要だとして、環境省は輸入業者や運動業者、通関業者、港湾関係者に対して、侵入のおそれがないか確認を徹底するよう指導することにしている。

743とはずがたり:2017/07/10(月) 19:12:08

愛知・春日井でもヒアリ…コンテナの荷物に付着
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20170710-567-OYT1T50083.html
16:10読売新聞

 愛知県などは10日、中国・南沙港から香港経由で6月30日に名古屋港の飛島ふ頭(愛知県飛島村)に到着し、愛知県春日井市の倉庫に運ばれたコンテナ内の荷物から南米原産の毒アリ「ヒアリ」1匹が発見されたと発表した。

 県などによると、このコンテナは飛島ふ頭のコンテナヤードに陸揚げされた後、今月6日に春日井市内に搬送。荷物を倉庫に搬入した際、アリが1匹付着しているのを荷主が確認した。連絡を受けた環境省の依頼を受けた専門機関が鑑定したところ、ヒアリと判明したという。

744とはずがたり:2017/07/19(水) 12:40:44
アフリカツメガエル大繁殖 和歌山、在来種脅かす存在に
http://www.asahi.com/articles/ASK7M3511K7MPLBJ002.html?iref=com_alist_8_05
合田禄2017年7月19日11時58分

 外来種の「アフリカツメガエル」が和歌山県田辺市で大繁殖している。もともと生息していた昆虫を襲って食べるため、生態系への悪影響が心配されている。この2年半余りで約4500匹が捕獲・駆除されたが根絶は難しいのが実情だ。

 田辺市にある鳥の巣半島。ため池に沈めていた網を引き揚げると、黒っぽいカエルが数十匹、バチャバチャと跳ねた。後ろ脚に大きな水かきとツメがある。アフリカツメガエルだ。

 網は地元の和歌山県立田辺中学・高校の生物部の生徒たちが仕掛けていた。「このため池で見つかったことはなかった。生息場所がまた増えてしまった」。生物部顧問の土永(どえい)知子教諭(57)が表情を曇らせた。

 きっかけは2007年。和歌山県在住の自然写真家、内山りゅうさん(54)が、見慣れない姿のオタマジャクシが泳いでいるのに気付いた。その後の調査でアフリカツメガエルの成体も多数見つかるようになった。生物部の調査では、半島で生息が確認された池は、昨年5月時点で19カ所だったのが今年6月には28カ所に増えた。カエルの胃の中を調べると、トンボの幼虫(ヤゴ)やゲンゴロウの一種などが見つかり、池にすむ在来の水生昆虫を食べていることが分かった。

 兵庫県立大の太田英利教授(爬…

745とはずがたり:2017/07/26(水) 08:32:22

2017/7/25 06:32神戸新聞NEXT
光合成しない新種の植物発見 神戸大の末次講師ら
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201707/0010401327.shtml

 神戸大学大学院理学研究科の末次健司特命講師(29)=植物生態学=らの研究グループは沖縄県石垣市の石垣島で、光合成をせずに地中の菌から栄養を取り込む「菌従属栄養植物」の新種を発見したと発表した。ホンゴウソウ科で「オモトソウ」と命名。25日発行の植物分類学の国際誌に研究成果を掲載する。

 末次講師は、キノコやカビの菌糸から養分やミネラルを根に取り込んで育つ菌従属栄養植物の研究を行っており、新種の発見は鹿児島県の屋久島で2015年10月に発見した同科の「ヤクシマソウ」などに続き8例目という。

 この種の植物は国内では約50種が確認されているが、花期と果実期の1〜2カ月間しか地上に姿を現さないため、発見が難しく、生態には謎が多い。

 オモトソウは、16年10月、石垣島の於茂登岳のふもとで、研究グループメンバーの京都大農学部、西岡龍樹さん(21)が発見し、末次講師は生態の調査を担当した。同科のホンゴウソウと似ていたが、雄花の先端に六つの球状の突起を確認し、新種と分かったという。地上部の長さは5〜10センチほど。直径約2ミリの紫色の花をつけるのが特徴で、同島の固有種の可能性もあるという。

 末次講師は「植物が光合成をやめるという究極の選択をしたメカニズムを明らかにしたい」としている。(井上 駿)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板