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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし
652
:
名無しさん
:2016/11/23(水) 15:22:56
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161118-00010001-nknatiogeo-sctch
戦士か恋人か、戦略「選ぶ」ゴキブリを発見
ナショナル ジオグラフィック日本版 11/18(金) 7:31配信
大きくするのは武器か精巣かオスは二者択一、マダガスカル島の変わり者
また1つ、ゴキブリの特筆すべき性質が見つかった。
なかなか死なないたくましさだけでなく、うらやましい能力も彼らにはあるらしい。精巣を大きくできるのだ。科学誌「Scientific Reports」に掲載された新たな研究結果によると、ヒッシングコックローチと呼ばれるマダガスカル島のゴキブリたちは、精巣の大きな「恋人」か、角の大きな「戦士」のどちらかに特化できるという。
「ヒッシング」(hissing)という英名の通り、彼らは交尾のときも戦いのときもシュッシュッと音を立てる。英ノッティンガム大学の生物学者、ケイト・デュラント氏は、「びっくりしたときには、シュッと短い音を出します」と話す。戦いの際には、もっと大きく攻撃的な音になるという。「そして、メスに求愛するための、3つ目の音があります。長くゆっくりとした『シーーーッ』という音です」
メスにはその音と同じようにセクシーに感じられるだろうが、オスはたいてい、メスに言い寄る前に別のオスと戦わなくてはならない。ライバルの尻を叩き、頭の後方にある角状の突起を使って押し合う。
「ライバルをひっくり返そうとして少しばかり押し合いや引っ掻き合いを演じると、一方が引き下がります。その後、普通は勝った方とメスが交尾をします」とデュラント氏。「このとき、勝者のオスは先ほどよりも甘美な音を出し始めるのです」
デュラント氏とその教え子、ソフィー・モールズ氏は、マダガスカルゴキブリのある種は別の種より角が格段に大きいことに気付き、この2種では異なる交尾戦略を使っているのかもしれないと考えた。
「2つの種の攻撃性を計測し、角が大きい方の種(Gromphadorhina oblongonota)は実際に攻撃性も高いという結果が出ました」とデュラント氏は語った。「一方、角が小さい種(Aeluropoda insignis)を見ると、もう1つの種より精巣が明らかに大きかったのです」
このパターンは2つの種同士を比較したときだけでなく、同じ種のオス間にも当てはまった。こちらの方が驚きはずっと大きい。無意識ではあるものの、個々のオスで角と精巣のどちらにエネルギーを投入するかという、ある種の「選択」が存在することになるからだ。
大きな角にせよ大きな精巣にせよ、作り出すには多大なエネルギーを投下しなければならないため、この2つはトレードオフの関係にある。オスは大きな角を発達させて戦いの勝率を上げることもでき、その力を大きな精巣の発達に投入してたくさんの精子を作り、交尾の機会を得たときにメスが受精する確率を上げることもできる。つまり、交尾をする前に有利になるか、交尾した後に有利になるかのいずれかだが、両方叶えることはできない。
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