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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし
690
:
とはずがたり
:2017/03/04(土) 19:00:26
ヤマネ
#29 DORMOUSE
http://www.ikita-kaseki.com/ikita/yamane/
森の妖精とも言われているヤマネ。その小さな体と、長い毛並みは非常に可愛らしいものです。ですが、ヤマネは日本において絶滅が危惧されている天然記念物でもあるのです。またまた、驚いたことにヤマネは天然記念物であり、昔からその姿と生態を変えない生きた化石でもあるのです。
ヤマネの出現時期
日本に限らず、ヨーロッパなどにも生息するヤマネ。ヨーロッパでは5000万年前、日本では2000万年前の地層からヤマネの化石が見つかっているといわれています。これは、ヤマネが古代に繁栄した生き物であることをさしています。このことからヤマネは、恐竜が滅んで哺乳類が多く出現し始めた新生代の第三紀に出現したということがいえます。
ヤマネの形態的特長
パッと見たときのヤマネへの印象はおそらく、その小ささ、軽さからも、大体の人は「ねずみ」もしくは「ハムスター」でしょう。また、木の枝を逆さに歩いている姿は「ムササビ」とも呼べますが、ヤマネの顔つきはどちらかというと、「ハムスター」です。しかし、ヤマネとハムスターなどのネズミ類との大きな違いは、尻尾です。ハムスターは尻尾がありませんし、ネズミの尻尾には毛がありません。ですが、ヤマネはモモンガと同様に尻尾に毛が生えているのが特徴です。
ヤマネの生態的特長
最も目を引くヤマネの生態は、冬眠です。リスなどのネズミ目に属すものも冬眠はしますが、ヤマネの比ではありません。冬眠というだけあって、大体は暖かくなると活発に行動を開始するものですが、ヤマネの場合には半年以上もの間、冬眠をしているといわれています。この生態は、日本のヤマネに限ったことではなく、各国のヤマネにも見られる生態です。この生態から、ヤマネは「不思議の国のアリス」において、「眠りネズミ」として登場しています。
ヤマネの餌と捕食方法
生きた化石であるヤマネはやはり、生物としては古い生き物であるせいか、盲腸を持っていません。そのため、繊維質の葉物の植物が食べられません。また、クルミなどの堅い殻を持つ木の実なども、それに適応する歯と筋肉を持ち合わせていないために、食べることができません。では、ヤマネはどういったものを食べて生活しているのでしょうか?答えとしては、種子や果実、また花の蜜や花粉、蛾などの昆虫を食べて生活の糧としています。
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