【AFP=時事】欧州の海岸に広く生息するありふれた軟体動物、カサガイの歯は、知られている中で最強の天然物質でできている可能性があるとの研究論文が18日、英国王立協会(British Royal Society)の学術誌「Journal of the Royal Society Interface」で発表された。
衝撃に200倍強いガラス開発、軟体動物の殻に着想 カナダ研究
英ポーツマス大学(University of Portsmouth)などの研究チームが発表した論文によると、この歯を研究室で複製できれば、破損した歯の修復、防弾チョッキの作製から、未来型の自動車や飛行機の製造にまで応用可能な、超強力かつ軽量な物質を作ることができるという。
イギリスのリンカーン大学の獣医行動学研究者により、猫科の動物はニオイよりも視覚に頼って、食べ物を探していることが判明したそうです。この研究チームは猫の行動について研究を続けていて、『飼われている猫の生物学と行動学』(The Domestic Cat: The Biology of its Behavior)というジャーナルを発表しています。
【10月9日 AFP】一部の有袋類の雄にとって交尾は非常にストレスが多い死に物狂いの行為なので、文字通り「死」に至ってしまうとの研究結果が米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。雌が相手を選ばずに不特定多数と交尾しようとすることが、この「自殺的」行為を後押ししているのだという。