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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

436とはずがたり:2015/04/27(月) 23:32:35
人里にシカ住民困惑 五島
長崎新聞2015年4月27日(月)00:00
http://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-31697162.html

 五島市内で近年、野生のシカが増えている。生息区域も拡大しているとみられ、森林の草木や農作物への被害が深刻さを増し、人里にもたびたび出没。車と接触する事故も発生するなど、愛らしい姿とは裏腹に、島では"厄介者"になりつつある。地域住民を悩ませるシカ被害の現状を追った。
 16日夜。多くのシカが生息している同市玉之浦町に向かった。午後8時すぎ。早速、集落を通る道路沿いの茂みに、体長1メートルほどのシカ2頭が姿を現した。どちらもまだ子ジカのようだ。カメラを向けると、すぐに山手の方へと走り去っていった。
 この後、しばらく周辺を探してみると、民家近くで4、5頭が群れを成すなど、あちこちでシカの姿が確認できた。地元住民の男性は「間違いなく数は増えている。これ以上数が増えると大変だ」とこぼした。
 近年は同町だけでなく、岐宿町や鬼岳周辺などでも目撃情報があり、生息区域は福江島全域に拡大している可能性がある。県はフンの数などから五島市のシカの生息数を推計。2009年度に679頭だったが、11年度には1910頭にまで増えた。同市の農作物の被害額は多額ではないものの、県農山村対策室は「多くのシカによる森林の食害は、生態系にも影響を与えかねない」と懸念する。
 一方、シカの道路への「飛び出し」も起きている。玉之浦町の漁業、ヤナ脇(やなわき)健一さん(63)は昨年8月の夜、車で帰宅中、同町の県道に差し掛かった時、突然右側の茂みから大きなシカが現れた。急ブレーキをかけたものの、間に合わず接触。体長は2メートルほどだったといい、シカはそのまま逃げていったという。幸いけがはなく、車体もバンパーが少しへこんだ程度だった。
 これまでも何度か道路上にシカがいるのを目撃しているというヤナ脇さん。「夜、運転するときは気を付けるようにはしている。ここ数年で数が増えているので、大きな交通事故が起きなければいいが」と不安そうに話した。
 農作物や人的被害が懸念される中、行政も捕獲などの対策に乗り出している。五島市によると、捕獲頭数は12年度98頭、13年度138頭、14年度225頭(速報値)と、年々増加傾向にある。13年度からは、駆除経費の一部が国から補助されるようになったことも影響しているが、捕獲数からも生息数の増加が見て取れる。シカは設置した箱わなを警戒して、なかなか中に入らず、捕獲にも一苦労しているという。
 市は、シカから農作物を保護するため漁網を無料で配布。今後、地元猟友会とも連携して捕獲態勢を整え、看板設置などによりシカ出没の注意喚起も促す考え。市農業振興課は「被害を最小限に食い止めるため、できる対策から進めていきたい」としている。 【編注】ヤナ脇(やなわき)健一さんのヤナは、梁の上にタケカンムリ


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