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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1とはずがたり:2008/11/20(木) 23:44:28
関連スレ

農業スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/l40
エネルギー綜合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/l40
環境スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1053827266/l40
電力スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/l40
メモ
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/energy/index.html

2400とはずがたり:2016/10/24(月) 14:49:38
おめ〜ヽ(´ー`)ノ
待ってました。

2016年10月24日(月)
十文字チキンカンパニーの鶏ふんバイオマス発電所が竣工 最大発電規模6250kW
http://www.keimei.ne.jp/article/20161015n1.html
2016.10.15発行

 ㈱十文字チキンカンパニー(十文字保雄社長―本社・岩手県二戸市石切所字火行塚25)は9月28日、軽米町晴山に建設していた鶏ふんバイオマス発電所が完成したことから、現地で落成式を行なうとともに、二戸市福岡の二戸パークホテルで竣工祝賀会を開いた。
 完成した鶏ふんバイオマス発電所は、敷地1万7773平方メートルに、鉄骨造4階建てで延床面積6700平方メートル。約65億円で建設したもので、国内の鶏ふん発電所としては5番目、本州では初めてで、規模も国内最大とのこと。
 グループの飼育農場などから集めた鶏ふん(1日約400トン、年間約12万6000トン)を燃焼させた熱で生じた蒸気でタービンを回して発電する。発電規模は2系列で1時間当たり約6250kW、売(送)電量は同約4800kW、稼働日数315日。年間売(送)電量約3630万kWh(約1万世帯分)を、パルシステム生活協同組合連合会の子会社、㈱パルシステム電力に売電する。
 また、1日40トン出る燃焼灰は、リン酸やカリの成分を多く含み、肥料メーカーに販売される。
 竣工祝賀会であいさつした十文字社長は、発電所建設の経緯を説明するとともに、「地元の皆様が誇れるような、開かれた発電所として、しっかり運営していくことをお誓い申し上げる」などと述べた(要旨別掲)。
 来賓の鈴木俊一衆院議員(代理・秘書)、八重樫一洋岩手県県北広域振興局局長、山本賢一軽米町長、原秀一パルシステム生活協同組合連合会専務理事がそれぞれ祝辞を述べ、「地域経済の活性化」や「環境保全と低炭素エネルギーの実現」、「鶏ふん処理と飼料用米によるブロイラー生産の循環モデルの確立」、「安定した電力供給」への貢献に期待を寄せた。
 工事を請け負った倉敷紡績㈱の藤田晴哉社長、㈱タカヤの望月郁夫社長、㈱ユアテック岩手支社の乳井隆明支社長に感謝状が贈呈され、3氏からも記念品贈呈とあいさつがあり、全農チキンフーズ㈱の工藤裕治常務の発声で乾杯し、歓談した。
 この間、十文字健助会長と夫人の鈴江元監査役なども登壇して、鶏ふんバイオマス発電所完成のお礼を述べ、農林中央金庫仙台支店の榎本浩巳支店長の中締めで閉会した。

十文字社長あいさつ要旨

 当社のチキン飼育農場は、岩手県北を中心に約160か所に点在し、これまで鶏ふんは発酵や炭化処理をし、東日本全域に主に農業用資材として利用されてきたが、業界全体では有機肥料は供給過多の様相を呈していた。
 チキンの最大産地である鹿児島、宮崎では、十数年前から鶏ふん発電が開始され、もくろみ通りの実績を上げ、一定の解決法になっている状況を、健助会長自らが率先して現地視察を重ね、ずっとタイミングを見計らっていた。
 そこに5年前の東日本大震災により、新エネルギーへの需要が高まり、FIT法(再生可能エネルギー固定価格買取制度)の成立により、売電の買取価格が底上げされ、鶏ふんをエネルギーに変えるという長年の夢が現実味を帯びてきた。
 当初は、発電所の建設は外部に任せ、原料の供給のみ自社で行なうとの案もあったが、創業者の一貫生産の思想の延長線上において自社で経営を行なうべしと、直接投資を決断させていただいた。
 ど素人集団の発注者にもかかわらず、プラントメーカーの倉敷紡績さん、建物工事のタカヤさん、電気工事のユアテックさんには全力でこの仕事に取り組んでいただき、ほぼ予定通りのスケジュールで完成にこぎつけていただいた。心より感謝申し上げる。また、農林中央金庫を幹事とする5行の銀行団や、日本政策金融公庫には、資金面で大きな支えになっていただき感謝している。
 発電は当社にとって未知なる世界であるが、チキンの生産は粘り強い仕事をしていただける地元の人材あっての仕事であり、気候変動をはじめとするトラブルを何とか吸収して、定時定量の生産を実現するという意味では、発電も同じといえる。
 バイオマス発電のスタッフ(約20人)のほとんどは、これまで鶏ふんを発酵または炭化する工場のスタッフで、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の実践度は社内でも一番高いレベルのため、安心して任せられ、非常に高いモチベーションで、いま試運転を行なっている。
 現在の予定では、11月1日から売電開始となる。電力の供給は、弊社のチキンを買っていただいている首都圏のパルシステム生協の子会社、パルシステム電力さんで、資源循環を非常に高く評価していただき、それは売電価格にも表れているかと思う。
 地元の皆様が誇れるような、開かれた発電所として、しっかり運営していくことをお誓い申し上げる。

2401とはずがたり:2016/10/24(月) 15:05:30
年間16万トン利用
毎時16.7MW

>鳥取港の貨物取扱量は、2000年の173万トンをピークに、15年は72万トンまで減少。大半は砂利やセメント、重油などの国内貨物で、輸出入の利用はほとんどなかった。
鳥取港の有効活用が測られれば良いこんだ。個人的にはそんな不効率な公共事業が日本の生産性を下げてるんだんからその分他に回してセメントや石油類はJR貨物使えやって思うけえが。

バイオマス発電の切り札 パームヤシ殻輸入開始
http://www.yomiuri.co.jp/local/tottori/news/20161012-OYTNT50089.html
2016年10月13日Tweet

 三洋製紙は来年1月から、鳥取市古市の工場で木質バイオマスのボイラーを稼働させ、同時に発電を始める。燃料は、県産の間伐材などでは足りず、東南アジアから廃材のパームヤシ殻=写真=を輸入する。稼働に向けて今月7日、鳥取港にまず1万トンを陸揚げした。来年以降も年間約6万トンの輸入を予定しており、同港の利用促進にも期待がかかる。(高山智仁)

 同社がこのボイラーを利用して行う「木質バイオマス発電」は、間伐材や廃材などを燃料にする火力発電の一種。再生可能エネルギーとして、国の制度により太陽光発電並みの高価格で売電できるため、全国で導入が進む。

 同社は、原油高や環境意識の高まりを受け、製紙工場で使う蒸気を生む重油ボイラーを、約70億円かけて木質バイオマスに替えることにした。毎時1万6700キロ・ワットを発電する機能もある。

 使う燃料は年間約16万トンで、県産を中心に間伐材や端材の利用を考えたが、国内各地の同様の発電所とも競合。必要量が確保できそうにないため、パームヤシ殻を輸入して安定稼働させることにしたという。この殻は油を搾った後の廃材だが、間伐材などの木質チップに比べて1・5倍の熱量があり、全国で輸入が急増しているという。

 鳥取港の貨物取扱量は、2000年の173万トンをピークに、15年は72万トンまで減少。大半は砂利やセメント、重油などの国内貨物で、輸出入の利用はほとんどなかった。

 同港を管理する県は今回、陸揚げに使う大型バケット(容量12立方メートル)を新たに2基設置。輸入実績を積み重ね、貿易港としての位置づけを定着させたい考えだ。

 鳥取港湾事務所の山根一美所長は「今後も必要に応じてハード整備を行うなど、取扱量の拡大に努めたい」と話している。

2016年10月13日

2402とはずがたり:2016/10/24(月) 15:27:42
>一般的な地熱発電システムのように地下から温泉水をくみ上げるのではなく、地上から送り込んだ水と地中熱を利用するのが特徴のシステムだ。
発想の転換だな!

>温泉水を利用する一般的な地熱発電の場合、揚水管の内部などに不溶性成分が析出・沈殿し固形化するため、メンテナンスや交換が必要になる。加えて地下の蒸気や熱水が枯渇しないようにするため、発電に使用した熱水を地下に戻すための還元井の設置も必要だ。だが、温泉水を利用しないJNEC方式であれば、こうしたコストも大幅に削減できるという。
素晴らしい。

>現在は24kW程度の出力を、2025年をめどに3万kW(キロワット)にまで拡大するとしている。
いいですな〜。温泉地の反対で断念した地熱発電を悉く復活させられるんちゃうか♪

2016年10月24日 09時00分 更新
地熱発電の普及課題に突破口、地下水を使わない世界初のシステムを開発
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1610/24/news052.html

日本に豊富な資源量があるものの、課題も多く利用が進まない地熱発電。こうした地熱発電のさまざまな課題を解決できる可能性がある新方式の発電システムを、日本のベンチャー企業と京都大学が開発し、実証に成功した。一般的な地熱発電システムのように地下から温泉水をくみ上げるのではなく、地上から送り込んだ水と地中熱を利用するのが特徴のシステムだ。
[陰山遼将,スマートジャパン]

 ベンチャー企業のジャパン・ニュー・エナジーは2016年10月12日、京都大学との共同研究で開発した新方式の地熱発電システムを用いた実証に成功したと発表した。「JNEC(ジェイネック)方式」と呼ぶシステムで、一般的な地熱発電のように地下から温泉水をくみ上げることなく発電が行えるのを特徴としている。同社によれば、世界初のシステムになるという。

 日本は地熱資源に恵まれている一方、その利用率は数%にとどまっている。その原因なっているのが、適地が国立公園や自然公園の中に集中しており、発電所の建設が難しい場合が多いという点が1つ。また、地中から大量の熱水をくみ上げることによる、温泉源への影響も考慮する必要がある。そしてこうした事前の調査や調整、さらにその後の発電所の建設工事にも多くのコストを要するといった点が挙げられる。

 ジャパン・ニュー・エナジーのJNEC方式という地熱発電システムは、こうした現状の課題をクリアすべく開発したものだという。その特徴の1つが温泉水を地下からくみ上げるのではなく、地上から水を注入し循環させる「クローズドサイクルシステム」を採用した点だ(図1)。

 これは地下1450メートルまで埋設した「二重管型熱交換器」の中で、地上から加圧注入した水を地中熱によって温め、液体のまま高温状態で抽出する。次にこの高温となった液体を地上で減圧して一気に蒸気化し、タービンを回すことで発電するという仕組みだ。

運用コストを大幅に削減

 温泉水を利用する一般的な地熱発電の場合、揚水管の内部などに不溶性成分が析出・沈殿し固形化するため、メンテナンスや交換が必要になる。加えて地下の蒸気や熱水が枯渇しないようにするため、発電に使用した熱水を地下に戻すための還元井の設置も必要だ。だが、温泉水を利用しないJNEC方式であれば、こうしたコストも大幅に削減できるという。

 ジャパン・ニュー・エナジーはこのJNEC方式の地熱発電について、大分県玖珠郡九重町に建設した「水分発電所」で実証を行った(図2)。実証運転を継続している同発電所では、さらなる性能向上へ向けた技術開発を進めるとともに、大規模化も図る計画だ。現在は24kW程度の出力を、2025年をめどに3万kW(キロワット)にまで拡大するとしている。

2403とはずがたり:2016/10/24(月) 16:47:03
>>1960
>安比(あっぴ)高原で掘削調査中のプロジェクトがあり、まもなく環境影響評価を開始する見込み(2014年09月24日)

>>1996
>安比地熱発電所(仮称)設置計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出(2015年12月25日)

2016年06月23日 13時00分 更新
再生可能エネルギーの拡大策(4):
大規模な地熱発電所を増やす、開発リスクを低減する掘削技術も
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1606/23/news034.html

図3 全国に広がる地熱発電所の開発プロジェクト(2015年3月時点)。出典:資源エネルギー庁
http://image.itmedia.co.jp/l/im/smartjapan/articles/1606/23/l_saiene_kakudai4_3_sj.jpg

今(2015.12以降)は安比はアセスが終わって還元井掘削(生産井は掘削不要??>>1239)の段階なんかな?
とすると,2015年で大規模地熱で先行しているのは山葵沢(>>1960だと42MW/2015.4着工・2019.5運開予)だけのやや淋しい状況からと安比15MWと山葵沢の2箇所と云ふ事にな〜る。しかし環境アセスが3〜4年掛かるなら2015年12月の環境大臣意見提出はアセス終了と云ふには早過ぎでなんか始まっただけなんかな??

2407とはずがたり:2016/10/24(月) 17:59:09
なんだこれはw

地熱発電メールマガジン
http://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/geothermal/mail_magazine/

2408とはずがたり:2016/10/25(火) 19:17:34
買い取り価格が高すぎで爆発的に普及と書いておきながらその舌の根も乾かぬ内に稼働率が低くて儲からないという,大前はバカか?論理構成が破綻している。

全部買いますってことは最早やってないし,全部が稼働率100%になったらの計算は確率的に好天=太陽光↑=風力↓,荒天=太陽光↓=風力↑という補完性も見えていない。

これから如何に蓄電技術を開発して行くかが課題であるのだが,そこは未だ開発されてないと切って捨ててゐる。そっちの技術革新はもんじゅなんかの核燃サイクルよりよっぽど投資効率高いであろう。

2016年10月7日(金)
国の再生可能エネルギー政策は破綻している
PRESIDENT 2016年10月17日号
小川 剛=構成 AFLO=写真
http://president.jp/articles/-/20252?page=3

2409とはずがたり:2016/10/26(水) 11:29:00
ひでえ。

>パネルの敷地と男性方の間に植栽をし、遮光ネットを設置する措置をとった
これでどの程度被害がマシになったんかな?

【関西の議論】わが家は地獄に変わった…「太陽光パネルで熱中症」”室温52度”
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/160123/evt16012315090028-n1.html
2016.1.23 15:09

 ■姫路の男性提訴 開発会社「撤去権限ない」

 ◆再生エネ、周囲に配慮必要

 「ゆっくり老後を過ごそうと建てたわが家は地獄に変わった」。兵庫県姫路市に住む建設会社役員の男性(65)は訴えた。昨年9月、太陽光パネルの反射光で自宅が照らされて室内が猛烈に暑くなり熱中症にかかったとして、男性は発電施設開発会社「JAG国際エナジー」(東京)に損害賠償とパネル撤去を求めて神戸地裁姫路支部に提訴した。再生可能エネルギーとして普及する太陽光発電をめぐって、何が起きたのか。

 姫路市西部。閑静な住宅街の一角に広がる敷地に太陽光パネルが整然と並ぶ。山の間から太陽が顔をのぞかせると、パネルから反射した光が男性の自宅に入り始める。正午過ぎまでゆっくりと光の帯が移動するように光が差し込み、室内の気温が上昇していく。

 男性は室内外の6カ所に温度計を設置。毎朝目覚めると、温度計の数値と反射光を写真に収めるのが日課になった。「窓から差す自然の光を浴びて仕事に向かうのが日々の喜びだった。そんな自宅が今、地獄になってしまった」

 訴状などによると、平成26年6月ごろ、JAG側は男性方の東側に隣接する土地約2万平方メートルにソーラー施設を整備。最も近い太陽光パネルは男性宅から約10メートルの距離に設置され、全4896枚のうち1296枚の反射光によって照らされるようになった。

 扇風機などを使っても室温は高温に。昨年8月の1カ月間に2階リビングの室温が40度を超える日が20日間。50度以上の日もあり、同月8日午前9時16分には52・2度を記録した。2日後、妻が熱中症で倒れ、さらに数日後には自分も熱中症にかかったという。

 男性側は自宅を照らす1296枚の撤去と330万円の損害賠償を求め、JAG側は争う姿勢を示す。

 昨年11月にあった第1回口頭弁論では、JAG側は「太陽光発電事業の主体は別の会社。発電所を引き渡すまでの支援業務を受託していたにすぎない」と主張。「パネルの設置者でも、所有者でも、占有者でもない。パネルを撤去する権限を有していない」とし、男性側が「対応が不十分」とした点も「真摯(しんし)に対応していた」と反論した。

 答弁書などによると、JAG側はパネル設置前の25年10月に住民説明会を開催。反射光などに対する不安の声が噴出したため同年12月にも説明会を開くなど、設置前後に計13回、近隣住民らと面談したり意見を聞いたりする機会を設けたとする。

 配布した説明資料には「パネルは(角度を)15度に設計しており、反射光は天空に逃げる」との記載があった。だが、男性や他の住民から被害の指摘を受けて26年11月、反射光をさえぎるため、パネルの敷地と男性方の間に植栽をし、遮光ネットを設置する措置をとったという。

 JAG側は男性側に対し、反射光が自宅に差し込む角度や、いつ、どの程度の時間継続して入るかなど具体的な状況を明らかにするよう要求。男性側も、JAG側が「撤去する権限がない」と主張したため、昨年12月、JAG側が業務を受託していたという太陽光発電事業を行う会社にも同様の訴訟を起こした。

 建築関係の訴訟に詳しい野口和俊弁護士(東京弁護士会)は「こうした訴訟では、被害を受ける側がどれだけ我慢できるかという『受忍限度』をどう判断するかが非常に難しい」と指摘。「周囲にどういう迷惑がかかるか、その場合はどう対応するのか、を設置側が十分調査しておく必要がある」と話す。

 一般社団法人「太陽光発電協会」によると、今回の訴訟のように比較的大規模な施設と住民とのトラブルは珍しい。大半はパネルを設置した民家の住民同士の問題だという。

 同協会の穂岐(ほき)山孝司広報部長は「パネル設置者は、設置方法や角度によってトラブルが起こりうることを十分認識してほしい。太陽光は資源の少ない日本になくてはならないエネルギー。迷惑な施設と思われないためにも、設置者と住民が互いに理解し合うことが重要だ」と話している。

2410とはずがたり:2016/10/30(日) 20:50:40
>再生可能エネルギーとコージェネレーションで電力の自給率を30%以上に高める構想

環境立県滋賀。小規模で全国的な電力供給と云ふ観点からは全く不十分だが電気の地産地消と云ふ別の考え方から発想の転換となる。県単位で市民発電や県営発電を全部(仮称)滋賀県民電力の傘下に置いて需要と供給平準化した上で県単位で足りない外部から購入するとかできないかな-。

●「姉川(あねがわ)ダム」県が運営する治水用のダムで、季節に合わせて農業用水を供給する
 水流の落差は50メートルに達する。発電能力は900kWになる。2016年12月に運転を開始する予定で、年間の発電量は470万kWhを想定している

●「足俣川(あしまたがわ)小水力発電所」が2016年9月運転開始。
水流の落差は93メートルになる。
 ダムと比べると水量は少なく、発電能力は194kWである。年間の発電量は147万kWhを見込んでいて

●「近江八幡市環境エネルギーセンター」2016年8月運営開始。1日に76トンにのぼる廃棄物を焼却しながら、980kWの電力を供給できる。発電した電力は施設内で消費したうえで、年間150万kWhの余剰分を売電

2016年10月11日 09時00分 更新
エネルギー列島2016年版(25)滋賀:
官民連携で広がる太陽光と小水力発電、原子力を代替する災害に強い電源
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1610/11/news025.html

滋賀県では2030年までに再生可能エネルギーとコージェネレーションで電力の自給率を30%以上に高める構想を推進中だ。琵琶湖の周辺に太陽光発電と小水力発電を拡大して災害に強い社会を作り上げる。市民の出資による太陽光発電や、農業用水路に展開する小水力発電が続々と運転を開始した。
[石田雅也,スマートジャパン]

 関西電力の原子力発電所が集中する福井県の若狭湾から、滋賀県の北部までは10キロメートルほどしか離れていない。滋賀県民の原子力発電に対する危機感は根強いものがある。県内に再生可能エネルギーの発電設備を拡大して、原子力の依存度を引き下げる取り組みを加速させている。

 滋賀県が2016年3月に策定したエネルギービジョンのテーマは「原発に依存しない新しいエネルギー社会の実現」である。県を挙げて節電を推進して電力の消費量を減らすのと同時に、再生可能エネルギーとコージェネレーション(熱電併給)の電源を増やして自給率を高める構想だ(図1)。

http://tohazugatali.dousetsu.com/l_energy2030.jpg
図1 「しがエネルギービジョン」の目標。出典:滋賀県県民生活部

 震災前の2010年には県内の電力消費量の3分の1を原子力が担っていたが、その分を2030年までに節電効果で削減していく。並行して再生可能エネルギーとコージェネ・燃料電池による分散型の電源を拡大することで、県内で消費する電力の30%以上を自給できるようにする。この目標を達成できれば「原発に依存しないエネルギー社会」になる。

 再生可能エネルギーのうち最も有望なのは太陽光発電だ。琵琶湖の周辺に広がる平野部は日射量が多く、太陽光発電に適している。県内で最大の「滋賀・矢橋帰帆島(やばせきはんとう)メガソーラー発電所」が琵琶湖の湖畔で2015年11月に稼働した。

 立地する場所は琵琶湖を埋め立てた人工島の一部で、広さは9万6000平方メートルもある。京セラグループが県の公募を通じて建設した。全体で3万3000枚にのぼる太陽光パネルを設置して、発電能力は8.5MW(メガワット)に達する。

 年間の発電量は930万kWh(キロワット時)を見込んでいて、一般家庭の使用量(年間3600kWh)に換算して2600世帯分の電力を供給できる。発電した電力は全量を関西電力に売電する。滋賀県を含めて関西電力が近畿・北陸・中部の2府7県に供給する電力になって、その中には福井県の若狭地域も含まれる。

 再生可能エネルギーに対する関心が高い滋賀県では、市民による太陽光発電所の建設も活発だ。市民が出資して学校や公共施設の屋根に小規模な発電設備を導入する。年間の発電量は1カ所で10kW前後の規模が多い。このような市民共同発電所が2016年3月の時点で県内27カ所に広がっている。

 湖南市では県内の市民共同発電所の第1号になった「壱号機」(4.4kW)と「弐号機」(105kW)を合わせて、4カ所で約150kWの規模になっている。年間の発電量は約40世帯分にとどまるものの、災害時でも電力を供給できる体制を市民の力で作り上げた意義は大きい。

2411とはずがたり:2016/10/30(日) 20:50:56
>>2410-2411
農業用水路の1メートルの落差で発電

 再生可能エネルギーを利用した小規模の発電設備は農業用水路にも拡大中だ。琵琶湖の北側に広がる湖北地区を流れる用水路には、「落差工(らくさこう)」と呼ぶ水流の速さを調整するための階段状の構造が随所に設けられている。この落差工が生み出す小さな水力エネルギーを使った発電設備が相次いで運転を開始した。

 この小水力発電プロジェクトは大阪ガスグループが建設して運営する。発電した電力を固定価格買取制度で売電する一方、農業用水路を管理する地元の土地改良区に用水路の使用料を支払うスキームだ。民間企業が実施する小水力発電で固定価格買取制度の対象になった全国初のケースである。土地改良区にとっては用水路の維持管理費を低減できるのと同時に、災害時には独立の電源として利用できるメリットがある。

 湖北地区の農業用水路では、滋賀県が主導する小水力発電所の建設プロジェクトも進んでいる。用水路の上流にある1〜4号落差工に発電所を建設する計画だ。水流の落差は同様に1メートル程度で、1カ所あたり11〜15kWの電力を供給できる。2017年3月までに運転を開始する予定で、4カ所を合わせた年間の発電量は26万kWhを想定している。一般家庭の72世帯分の電力に相当する。

ダムや川の水流でも小水力発電を増やす

 滋賀県が実施する小水力発電プロジェクトの中には、ダムを利用した規模の大きいものもある。琵琶湖の東側10キロメートルほどの場所にある「姉川(あねがわ)ダム」で建設工事が進んでいる(図8)。県が運営する治水用のダムで、季節に合わせて農業用水を供給する目的にも使われる。

 高さが80メートルあるダムの堤体の上部から発電所まで、放流管を敷設して水を取り込む方式だ。水流の落差は50メートルに達する。この大きな落差を生かして発電能力は900kWになる。2016年12月に運転を開始する予定で、年間の発電量は470万kWhを想定している。一般家庭の1300世帯分に相当する電力を供給できる。

 同じ姉川の支流では、ひと足早く「足俣川(あしまたがわ)小水力発電所」が2016年9月に運転を開始した。川の上流に設けた取水口から林道に沿って水圧管を埋設して、下流にある発電所まで水を送り込む(図9)。この間に水流の落差は93メートルになる。

 ダムと比べると水量は少なく、発電能力は194kWである。年間の発電量は147万kWhを見込んでいて、一般家庭で400世帯分に相当する。100メートル近い大きな落差を生かせることから、水車発電機には大規模な水力発電所で一般的に使われている横軸フランシス水車を採用した(図10)。

 この小水力発電所は全国にメガソーラーを展開するクリハラントが建設・運営している。滋賀県内の河川に導入した小水力発電設備では初めて固定価格買取制度の適用を受けた。年内に稼働予定の姉川ダムの小水力発電所と合わせると、立地する米原市の総世帯数(1万4000世帯)の1割以上をカバーできる。

バイオマスの熱をマンゴーの栽培に生かす

 滋賀県の再生可能エネルギーは太陽光と小水力に加えて、バイオマス発電の導入量も増えてきた。固定価格買取制度の認定を受けて運転を開始したバイオマス発電設備の規模は全国で27位に入っている(図11)。

 琵琶湖の東側に広がる近江八幡市では、不燃ごみなどの廃棄物を処理する「近江八幡市環境エネルギーセンター」が2016年8月に運営を開始した。1日に76トンにのぼる廃棄物を焼却しながら、980kWの電力を供給できる(図12)。

 発電した電力は施設内で消費したうえで、年間150万kWhの余剰分を売電する。さらに焼却熱を利用して温水を作り、隣接する公園に建設中の温水プールに供給する予定だ。プールを収容する棟には太陽光発電設備と蓄電池を設置して、災害時には避難所としても利用する。

 バイオマスでは地元の製材会社がユニークな試みを始めた。2015年に滋賀県で初の木質バイオマス発電所を稼働させた山室木材工業が、工場から出る廃材を燃料に利用してマンゴーの栽培に取り組んでいる(図13)。

2412とはずがたり:2016/10/31(月) 17:42:32
>出力648メガワット(MW)の大規模太陽光発電所の建設を完了、系統と接続した
648MW*15%=実効97MWだから100MW位かな。15%より低い可能性もあるけど。

>最も出力が大きいのは中国の龍羊峡ダム太陽光発電所だ。合計すると850MWとなる。黄河にかかる水力発電ダムから得た電力と、太陽光発電から得た電力を組み合わせて出力の安定性を高めるという特徴がある。
応答性に優れた水力発電との組み合わせか!これはなかなか♪

2016年09月30日 13時00分 更新
太陽光:
インドが秘めた力、短期間に最大規模の太陽光
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1609/30/news097.html

単独規模としては世界最大だと主張する太陽光発電所がインドで完成した。出力は648MW。2万7000トンの部材、6000kmの電力用ケーブル、250万枚の太陽電池モジュールを用いて、わずか8カ月で立ち上げた。
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 インドAdani Green Energyは2016年9月21日、出力648メガワット(MW)の大規模太陽光発電所の建設を完了、系統と接続したと発表した*1)。単独の太陽光発電所としては世界最大だと主張する*2)。敷地面積は約10平方キロメートル(km)。

 建設地は、インド最南部に位置するタミルナードゥ州ラーマナータプラム県カミューティ(図1)。タミルナードゥ州は電力源のうち11%を再生可能エネルギーから、電力源のうち2%を太陽光発電から得る政策を打ち出している。2012年には太陽光発電所の合計容量を3000MWに高める計画を発表。今回の発電所はこれに寄与するものなのだという。

*1) 政府系の地域送電会社Tantransco(Tamil Nadu Transmission)の40万ボルト送電ラインと接続した。
*2) 複数段階の計画により、完成後に規模を拡大した太陽光発電所を含めた場合、最も出力が大きいのは中国青海省海南チベット族自治州貴南県に位置する龍羊峡ダム太陽光発電所(Longyangxia Dam Solar Park)だ。第一期の出力320MWと2015年末に完成した第二期の出力530MWを合計すると850MWとなる。黄河にかかる水力発電ダムから得た電力と、太陽光発電から得た電力を組み合わせて出力の安定性を高めるという特徴がある。

 建設に要した費用は455億ルピー(約690億円)。日本国内の約2分の1の費用で立ち上げた計算だ。日本国内に建設した場合は、土地代を除いて1MW当たり2億円程度が必要になる。

 建設期間はかなり短く、8カ月だ。完成予定日に間に合わせるため、合計8500人の作業者が建設に参加、1日平均11MWずつ太陽電池モジュールを設置していったという。

 太陽光発電所に用いた資材の量も記録的だ。部材の全重量は2万7000トンに達し、架台の数は38万台、そこに250万枚の太陽電池モジュールを設置した。576台のパワーコンディショナーと154台の変圧器も導入した。太陽光発電所内で用いた電気ケーブルの長さは、合計6000kmにも達した。

 採用した太陽電池モジュールの仕様は明らかになっていないものの、総出力と枚数の関係から、1枚当たりの出力は約260Wだと分かる。

2413とはずがたり:2016/10/31(月) 17:42:52
>>2412-2413

インドが太陽光に賭ける意味

 インドは2013年時点で人口の19%、約2.4億人が無電化地域*3)に暮らしながら、電力需要は年率7%程度増えるという困難な状況にある。これまでは世界第2位の石炭産出国という地位を生かして、火力発電の増設を進めてきた。だが、大気汚染や地球温暖化防止を考慮して、太陽光発電などの再生可能エネルギーに舵を切り替えているところだ。

 現在の目標は2030年までに全国の発電量のうち40%を再生可能エネルギーから得るというもの。インドの目標は非常に高い。なぜなら40%という数字には、出力25MWを超える大規模水力発電を含めていないからだ。

 インドは太陽光発電に特に力を入れている。2016年の導入量は中米日に次ぐ世界第4位となる見込みだ(図2)。

*3) 電化地域であっても電力の利用は限られている。例えば伝統的なバイオマス(木質、炭、牛糞)を調理に利用している人口の比率は、2013年時点で67%(約8億4000万人)と高い。

China 18.0(GW)
USA 16.0
Japan 10.0
India 5.4
UK 1.4
Germany 1.4

図2 2016年における国別太陽光発電導入量(推定値) 出典:INDIA SOLAR HANDBOOK 2016
 具体的な太陽光発電の導入計画は、インド中央政府ではなく各州が主導権をもって組み立てている。

 図3にインド再生可能エネルギー省(MNRE)がまとめた全国の計画を示す。ここには全29州のうち21州の計画が示されている。図中の33カ所の太陽光発電所計画を合計した容量は19.9ギガワット(GW)。タミルナードゥ州では今回のラーマナータプラム県の計画(青枠)が示されている。今回の計画が中央政府の集計よりも大規模となり、素早く立ち上がったことが分かる。

 このような州政府の計画に複数の企業が追従している。例えばAdani Green Energyを擁するAdani Groupだ。Adani Groupは2015年6月、今回の太陽光発電所についてタミルナードゥ州と契約を締結、同時に今後の計画を発表している。2022年までに10GWの太陽光発電所を完成させることが目標だ。

 計画発表時には、インド国内で最も太陽光発電に積極的なインド北西部のラジャスターン州内での事業計画も明らかにした。同州と折半出資で合弁企業Adani Renewable Energy Park Rajasthanを形成、合計5GWの太陽光発電所を立ち上げる。

2414とはずがたり:2016/10/31(月) 18:26:21
>日本の太陽光発電システムのコストは諸外国よりも数割以上高いといわれている
モジュールなんて世界中で同一価格成立してんちゃうの?

2016年10月28日 07時00分 更新
太陽光:
最も普及する太陽電池で世界記録、カネカが変換効率24.37%達成
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1610/28/news041.html

世界で最も普及しているシリコン結晶太陽電池。そのモジュール変換効率で、カネカが世界最高となる24.37%を達成した。NEDOが進める日本の太陽光発電のコスト削減計画を前進させる成果だ。
[陰山遼将,スマートジャパン]

 カネカは2016年10月26日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトにおいて、結晶シリコン太陽電池モジュールで世界最高となる変換効率24.37%を達成したと発表した(図1)。

 太陽光発電の普及を広げる上で、欠かせないのがコストの低減だ。日本の太陽光発電システムのコストは諸外国よりも数割以上高いといわれている。これを引き下げるには設置費用や資材価格など、さまざまな面でコストダウンを図る必要がある。その中の1つである太陽電池モジュールの場合、コストを決めるのは変換効率と寿命、製造コストだ。

 NEDOではこうした背景から、太陽電池のコスト削減に向け「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減技術開発」プロジェクトを立ち上げ、高効率結晶シリコン太陽電池の開発を進めている。目標は2020年に業務用電力価格並みに相当する14円/kWh(キロワット時)、2030年に従来型火力発電並みの7円/kWh(キロワット時)である。

 カネカが同プロジェクトにおいて24.37%の変換効率達成した太陽電池は、広く普及している結晶シリコン系だ。モジュール面積は1万3177平方メートルで、ヘテロ接合バックコンタクト型のセルを108枚使用した。モジュール内での抵抗損失を最小限にするためのセル間配線技術や、モジュールに照射された光の収集効率を高める技術などを新たに開発したことで達成したという。

 カネカとNEDOは今回の成果について「世界で最も普及している結晶シリコン太陽電池モジュールにおいて高い変換効率を実現したことで、NEDOプロジェクトが掲げる発電コスト目標の達成に大きく前進した」と述べている。

2415とはずがたり:2016/10/31(月) 18:30:28

2016年1-9月の「太陽光関連事業者」倒産状況
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20161031_01.html
公開日付:2016.10.31
 2016年1-9月の太陽光関連事業者の倒産は42件(前年同期比10.5%増)に達した。このままのペースで推移すると、年間最多の2015年の54件を上回り、調査を開始した2000年以降で最多を記録する勢いで推移している。
 太陽光関連事業は2012年7月に再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)の固定価格買い取り制度(FIT)が導入され、これを契機に業態転換や法人設立が相次ぎ、多くの事業者が参入してきた。だが、買い取り価格の段階的な引き下げで市場拡大のペースが鈍化したほか、事業者の乱立などで競争が激化し事業が立ち行かなくなる業者が続出。成長が見込まれた有望市場から一転し、2015年を境に倒産が急増している。

2416とはずがたり:2016/10/31(月) 19:03:02
只でさえ停電起きるインドで太陽光増やして大丈夫かってのはあるが,停電の原因が恐らく電力不足なので発電量ふやせば大丈夫なのであろう。

>インド政府の第11次5カ年計画(2007〜2012年)によれば、経済成長を達成するために、70GWの新規電源開発が必要だという

>天然ガスは既に火力発電の1割程度を担うが、資源が偏在しており輸入比率が高まっている。

>インドの水力資源は膨大であり「50000MW水力開発イニシアチブ」が実現できれば、2012年までに必要な70GWのうち、50GWを満たすことができる。ただし、地域的な偏りがあるため、水力だけでは不十分だ。具体的にはインド北部(ヒマラヤ山地)に偏在しており

> インドの電力の課題は2つある。総発電量が不足していることと、系統が十分に発達していないことだ。多数の無電化地区が残っている。2005年時点、インド国内の7800万戸が電化されていなかった。地方部(村落)は4割にとどまっていた。

>インド政府は2005年4月、2009年までに全ての村落を電化し、全世帯が電力にアクセスできる設備を整備、貧困層には無償で世帯電化を行うという3つの方針を掲げた。1世帯1日当たり1kWhという電力が最低限必要だと定めた。
>そもそも送配電網が存在していない地域を電化しようとすると、電力供給量が1世帯当たり1kWhという小さい値であっても莫大な投資が必要になる。そこで役立つのが太陽光発電だ。太陽光はスケーラブルであり、モジュール1枚(出力100〜200W)単位で増設できる。出力120Wのモジュールで8時間発電できれば、RGGVYで定めた1kWhという水準をほぼクリアできる。

>インドは2008年6月国内全域を対象とし、太陽光発電の将来像を定めた。
>2020年時点の太陽光発電の姿はこうだ。まず、系統連系した発電所(メガソーラー)を12GW設置する。次に家屋の屋根に設置し、系統と連系させる。これが3GWだ。この3GWは日本国内の太陽電池の利用方法とよく似ている。
>これ以外に地域で閉じた系統に接続しているものを3GW。最後に、分散電源として機能するものが3GWある。これは各戸ごとに閉じたシステムだ。これらは日本ではほとんど見られない利用法だ。
>以上の取り組みの結果、2000万世帯に太陽電池を使った照明を提供でき、太陽電池を使った暖房が多数の家屋(2000万m2)に行き渡る計画だ。
分散電源として機能する3GW分には各戸に蓄電池も設置するのかな?

2011年09月12日 11時20分 更新
世界の再生可能エネルギー(2):
インドが狙う太陽光発電、ゼロからコスト重視で立ち上げる
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1109/12/news014.html

中国に続いてインドの再生可能エネルギーを報告する。インドのエネルギー状況は中国と似ており、総量が不足している上に急速な需要増にも苦しんでいる。さらに多数の無電化地域が残る。水力、風力の増設に加えて、インド政府は2022年までに20GWという太陽光発電導入を計画する。
[畑陽一郎,@IT MONOist]

 インドはエネルギー問題で苦しんでいる。デリー首都圏では、1日に数回の停電が起こることもあり*1)、国内には無電化地域が多数残る。

*1)電源開発(Jパワー)によれば、2006年3月時点で8%の供給不足と12%のピーク電力不足が継続しているという。この数字には無電化地域は含まれていない。

2417とはずがたり:2016/10/31(月) 19:03:20

 インドのエネルギー消費傾向は、前回紹介した中国と似ている。ただし、インドの1人当たりの1次エネルギー消費量は中国の3割にとどまっており、今後、経済発展に伴って状況がより悪化する方向にある。2009年時点のインドのGDP成長率は9.1%と高い。インド政府の第11次5カ年計画(2007〜2012年)によれば、経済成長を達成するために、70GWの新規電源開発が必要だという。これを例えば原子力発電でまかなおうとすると、規模を16倍に増やさなければならない。

 インドの1次エネルギーバランス自体、生産量よりも消費量の方が大きい。2006年時点で生産量は3億3100万トン(石油換算)、消費量は4億800万トン。消費に占める固体燃料の比率は68%。液体燃料が23%だ。

 インドは石炭大国だ。固体燃料68%の大半を石炭が占める。石炭の埋蔵量、産出量とも2009年時点で世界第3位であるにもかかわらず石炭輸入国でもあり、輸入量は世界第4位である。石炭が不足しているということだ。石油に頼ることもできない。インドは産油国であり、自給率が2割弱あるにもかかわらず、原油輸入量では世界第4位だ。

火力発電は限界に来ている

 インドの発電量は世界第5位(8133億kWh、2007年)だ。83%が石炭火力を中心とする火力、15%が水力、2%が原子力だ。原子炉は20基あり、合計容量は4.4GWである。

 石炭火力の増設が難しい状況にあるため、残る選択肢は、現在、石油火力に次ぐ位置にある天然ガス(LNG)発電所の増設や、水力発電所の新規建設、原子力発電所の拡張、再生可能エネルギーの導入になる。

 天然ガスは既に火力発電の1割程度を担うが、ムンバイ(旧称:ボンベイ)沖などに資源が偏在しており輸入比率が高まっている。ウランの産出量は少ない。どちらも増設を計画しているが、長期的な調達・運用コストが上昇する傾向にあるため、大規模な導入に課題が残る。

毎年1%ずつ再生可能エネの比率を増やす

 そこで再生可能エネルギーに期待がかかる。

 全エネルギーに占める再生可能エネルギーの割合を定めた。2009年10月、インド首相を中心とする委員会National Action Plan on Climate Changeは、2010年までに再生可能エネルギーの比率を5%に高め、その後10年間、毎年1ポイントずつ比率を上げていくという目標を打ち出した。

 再生可能エネルギーに対するインドの投資額は2009年が32億米ドル、2010年が40億米ドルである。2010年の投資額は世界第10位に相当する。世界第1位の中国(544億米ドル)と比較すると1割弱程度の規模だが、インド政府の計画によれば今後の伸びが期待できる。

 インドの再生可能エネルギーの規模は、水力が大きく風力が続く。今後は風力と太陽エネルギーの比率が高まる見込みだ。

 インドの水力資源は膨大であり、2003年には「50000MW水力開発イニシアチブ」を発表している。これが実現できれば、2012年までに必要な70GWのうち、50GWを満たすことができる。ただし、地域的な偏りがあるため、水力だけでは不十分だ。具体的にはインド北部(ヒマラヤ山地)に偏在しており、全土での利用は難しい*2)。

*2)例えば、電力の大消費地であるムンバイとヒマラヤ山地との直線距離は1300kmある。これは青森-下関間の直線距離よりも長い。逆にヒマラヤ山地に近い地方は有利である。例えば、インド北東部アッサム地方に位置するメガラヤ州は水力発電により、2001年まで電力をほぼ自給していた。

 風力発電の累計導入量は2010年末時点で13.1GW。世界全体の7%を占め、中国、米国、ドイツ、スペインに次いで世界第5位*3)だ。導入の勢いが加速しており、2010年の導入量(2.1GW)は中国、米国に次いで、世界第3位に及ぶ(図1)。

*3)Global Wind Statistics 2010

2418とはずがたり:2016/10/31(月) 19:03:33


図1 2010年の風力発電導入量 インド(2.1GW)は、中国(16.5GW)、米国(5.1GW)に次いで、世界第3位にある。全世界の導入量は35.8GW。出典:Global Wind Statistics 2010

 インドは季節風であるモンスーンの支配下にあり、インド洋に面した東海岸が風力発電の好適地である。インド最大の風力発電の集積地であるタミル・ナードゥ州も東海岸に位置する。同州の風力発電量の割合は全国の4割以上に達しており、合計出力は6GWだ。

 インドの太陽光発電は芽が出たばかりの状態だ。それにもかかわらず独特の課題を抱えている。どのような課題だろうか。

太陽光発電に期待をかける

 インドの電力の課題は2つある。総発電量が不足していることと、系統が十分に発達していないことだ。

 系統が十分に発達していないため、多数の無電化地区が残っている。2005年時点、インド国内の7800万戸が電化されていなかった。特に村落の状況が悪い。都市部の世帯電化率は9割だが、地方部(村落)は4割にとどまっていた。

 インド政府は2005年4月、「Rajiv Gandhi Gramin Vidyutikaran Yojana(RGGVY)」という電化計画を立案、2009年までに全ての村落を電化し、全世帯が電力にアクセスできる設備を整備、貧困層には無償で世帯電化を行うという3つの方針を掲げた。RGGVYにはRural Electrification policyという方針も含まれている。1世帯1日当たり1kWh*4)という電力が最低限必要だと定めた。

*4)日本の1世帯当たりの平均消費電力は、約10kWhである。

 しかし、系統が脆弱なままでは電化がなかなか進まない。そもそも送配電網が存在していない地域を電化しようとすると、電力供給量が1世帯当たり1kWhという小さい値であっても莫大な投資が必要になる。そこで役立つのが太陽光発電だ。太陽光はスケーラブルであり、モジュール1枚(出力100〜200W)単位で増設できる。出力120Wのモジュールで8時間発電できれば、RGGVYで定めた1kWhという水準をほぼクリアできる。

 インドは2008年6月に太陽光発電に関する初の長期計画「Jawaharlal Nehru National Solar Mission」を発表している。総発電量に寄与し、無電化地域をなくすという両方の目標を満たす意欲的な計画だ。国内全域を対象とし、太陽光発電の将来像を定めた。

 計画の骨子は、2020年までに20GW、2050年までに200GWという累計導入量だ。初期段階として、2012年までにインド政府が公共施設に100MWの太陽光発電システムを導入することになっている。

 2020年時点の太陽光発電の姿はこうだ。まず、系統連系した発電所(メガソーラー)を12GW設置する。次に家屋の屋根に設置し、系統と連系させる。これが3GWだ。この3GWは日本国内の太陽電池の利用方法とよく似ている。

 これ以外に地域で閉じた系統に接続しているものを3GW。最後に、分散電源として機能するものが3GWある。これは各戸ごとに閉じたシステムだ。これらは日本ではほとんど見られない利用法だ。

 以上の取り組みの結果、2000万世帯に太陽電池を使った照明を提供でき、太陽電池を使った暖房が多数の家屋(2000万m2)に行き渡る計画だ。

2419とはずがたり:2016/10/31(月) 19:03:49
>>2416-2419
 計画の進展は順調だろうか。2009年の太陽光発電システムの導入量は30MW。これでは間に合わない。

 インド政府の動きは速かった。2009年10月、中央電力規制委員会(CERC)が再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT:Feed-In Tariff)を発表。水力や風力を含む全再生可能エネルギーを対象とした。インドの制度はFITと太陽光発電システム購入時の補助金を組み合わせた形になっている。買い取り期間は、太陽光発電の場合25年、出力3MW以下の小規模水力は35年である。経済的なインセンティブを与えて、普及を促進する政策だ。

 2010年1月には、2008年のJawaharlal Nehru National Solar Mission計画を修正した政策も打ち出した。累計量が20GWに達する期限を2年遅らせて第13次5カ年計画(2017〜2022年)と合わせた他、2022年までを3つのフェーズ(2010〜2013年、2013〜2017年、2017〜2022年)に区分して、3種類の太陽光発電の方式ごとに目標を定めた。3種類の方式とは、集光型太陽光発電と系統独立型、系統に連携した住宅の屋根置き型とメガソーラーである。

 集光型では、設置面積を定めた。各フェーズごとに累計導入量を700万m2、1500万m2、2000万m2へと順次広げていく。系統独立型は無電化地区などに設置するものだ。順に200MW、1GW、2GWとする。独立系統型の容量は2008年時点の計画の3分の2に減ったことになる。これは無電化地域が減ったためだ。系統に連携する部分は、フェーズごとに1〜2GW、4〜10GW、20GWというように達成目標に幅を持たせた。

 国内に太陽電池産業を作り上げるために、2020年までに4〜5GWの製造能力を持たせる目標も掲げた。
 このような政策の変化が良い結果を生み始めている。まずは100MWの太陽光発電所だ。

安価な太陽電池を選択
 政策の変更を受けて、太陽光発電システムの導入が増え始めている。
 米First Solarは、2011年9月6日、インドReliance Powerに100MWの薄膜太陽光発電モジュールを提供することで合意したと発表した。インドにおける最大の太陽光発電プロジェクトとなる。

 Reliance Powerは2011年末までにまず40MWの薄膜太陽光発電モジュールの供給を受け、インドのラジャスタン州に位置するジャイサルメール(Jaisalmer)太陽光発電所*5)を建設する(図2)。同発電所は約900km離れたインドの1000万都市ムンバイに電力を供給する。ムンバイはインド最大の商業都市でもある。2012年内に残りの60MWの供給を受ける予定だ。

*5)ジャイサルメールは、インド・パキスタン間に広がるタール砂漠内にあるオアシスに起源がある。

 米輸出入銀行は2011年8月25日に、最初の40MW分の太陽電池モジュールを購入するための資金8430万米ドルをReliance Powerの子会社であるDahanu Solar Powerに直接融資している。

 First SolarのCdTe薄膜太陽電池は、インド市場に適していると考えられる。出力1W当たりの製造コストが1米ドルを下回っており、全ての太陽電池の中で最も安価に成り得るからだ。

 同社のCdTe薄膜太陽電池の変換効率は11〜12%であり、Si(シリコン)太陽電池の16〜20%と比べると低い。しかし、住宅の屋根上ではなく、砂漠地帯のメガソーラーとして利用するため、変換効率は問題になりにくい。

2420とはずがたり:2016/10/31(月) 19:10:12
>太陽光パネルを南向きに設置する場合には、隣接するパネルに影が生じるため、パネルの間隔をあけなくてはならない。東西向きにM字型で配置すると影が生じず、より多くの太陽光パネルを設置できる(図3)。

>M字型を採用する「F長柄太陽光発電所」では、南向きだと0.9MWの太陽光パネルしか配置できないスペースに、東西向きで1.1MWを設置できる。同じ敷地面積で発電能力を約25%増やすことが可能になった。

これだ!(・∀・)
これが巧く行くと朝晩の発電量を増やせて太陽光発電の時間的偏在を緩和出来るのでは!?!

2016年10月31日 09時00分 更新
蓄電・発電機器:
太陽光パネルを東と西に向けて、メガソーラーの発電量を15%増やす
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1610/31/news028.html

NTTファシリティーズは千葉県に建設するメガソーラーで、東と西に向けて太陽光パネルを設置する新システムを初めて導入する。通常の南向きに太陽光パネルを設置する方法と比べて、同じ敷地面積で発電能力を25%増やすことができる。年間の発電量は15%増加する見込みだ。
[石田雅也,スマートジャパン]

で10月27日に着工した。発電能力は1.9MW(メガワット)で、そのうち1.1MWの設備を東西に向けて太陽光パネルを配置する新方式で建設する。残りの0.8MWは通常の南向きにパネルを設置して新方式の導入効果を検証する予定だ。

 NTTファシリティーズが独自に開発した「FソーラーパッケージMタイプ」をメガソーラーで初めて採用した。東向きと西向きの太陽光パネルを家の屋根のような形に組み合わせる点が特徴だ。東向きと西向きの合計4列で太陽光パネルをM字型に配置する。

 太陽光パネルを南向きに設置する場合には、隣接するパネルに影が生じるため、パネルの間隔をあけなくてはならない。東西向きにM字型で配置すると影が生じず、より多くの太陽光パネルを設置できる(図3)。

http://tohazugatali.dousetsu.com/nttf_solar6_sj.jpg
図3 南向きと東西向きに設置する場合の太陽光パネルの間隔。PCS:パワーコンディショナー。出典:NTTファシリティーズ

 M字型を採用する「F長柄太陽光発電所」では、南向きだと0.9MWの太陽光パネルしか配置できないスペースに、東西向きで1.1MWを設置できる。同じ敷地面積で発電能力を約25%増やすことが可能になった。パネルの設置角度は東西で15度に統一する。一方の南向きのパネルは傾斜を小さくして10度で設置する。

 メガソーラー全体で年間の発電量は198万kWh(キロワット時)を想定している。一般家庭の使用量(年間3600kWh)に換算して550世帯分に相当する。東西向きの場合の発電効率は南向きと比べて90%以上になる見込みで、設置面積あたりでは約15%の発電量の増加を期待できる。運転開始は5カ月後の2017年3月下旬を予定している。
電流と電圧を調整して発電量を最大化

 NTTファシリティーズは東西向きに太陽光パネルを配置する「FソーラーパッケージMタイプ」を2016年6月に発売した。太陽光パネルのほかに、電力を直流から交流に変換するパワーコンディショナー(パワコン)と電圧を変換する高圧受電設備、さらに発電状態を見守る監視計測装置で構成する(図4)。

http://tohazugatali.dousetsu.com/nttf_solar3_sj.jpg
図4 「FソーラーパッケージMタイプ」のシステム構成。出典:NTTファシリティーズ

 このうちパワコンには「最大電力点追従制御」と呼ぶ機能を備えて、日射量の変動に合わせて発電量を最大に増やせるようにした。太陽光パネルに組み込まれている太陽電池は光が当たると電流を発生するが、電圧が高くなるにつれて電流は小さくなる特性がある。電力は電流と電圧の掛け算で決まるため、最大の電力になるようにパワコンで電流と電圧を制御する仕組みだ。

 特に東西向きに太陽光パネルを設置した場合には、南向きと比べて時間帯による日射量の変動が大きい。パワコンで電流と電圧をきめ細かく制御して、発電量を最大に増やす対策が効果を発揮する。「FソーラーパッケージMタイプ」のパワコンには1台あたりの容量が25kW(キロワット)の小型機を採用した。

 「F長柄太陽光発電所」では東西向きの1.1MWの発電設備に対して、合計で26台のパワコンを設置して分散方式で制御する。一方の南向きの0.8MWの発電設備は500kWの大型パワコン1台を使って集中方式で制御する。NTTファシリティーズは2つの方式の施工性や保守性、東西向きにパネルを配置したことによる発電量の増加効果を検証して新方式の改良につなげる。

2421とはずがたり:2016/10/31(月) 20:37:02
>現状では1kWhの電力を作るコストが60円程度と高く、発電装置の軽量化などを通じてコストを引き下げていく必要がある。国の目標は波力発電を含む海洋エネルギーのコストを2020年代に20円/kWh以下に抑えることである。

2016年10月26日 07時00分 更新
自然エネルギー:
日本初の波力発電所が完成、海中で波を受けて陸上に送電
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1610/26/news022.html

岩手県の太平洋沿岸にある漁港に波力発電所が完成した。漁港の防波堤の外側に発電所を設置して、海中にある波受け板が振り子状に動いて発電する。発電能力は43kWで、11月から陸上に送電を開始する予定だ。電力会社の送配電ネットワークに電力を供給できる日本で初めての波力発電所になる。
[石田雅也,スマートジャパン]

 日本初の波力発電所が完成した場所は、岩手県の久慈市(くじし)にある「久慈港」の一角にある(図1)。この一帯は東日本大震災で津波の被害を受けた地域で、復興プロジェクトの1つとして波力発電の実証に取り組んでいる。

 久慈港の中にある「玉の脇漁港」の防波堤を利用して、「久慈波力発電所」が10月24日に完成した(図2)。プロジェクトの中心メンバーである東京大学・生産技術研究所が開発した波力発電装置を備えている。

 発電所は海底に設置する基礎部分の上に、建屋を搭載する構造になっている。建屋の中に発電機があって、その下に大きな波受け板(ラダー)がぶら下がる(図3)。全体の大きさは横幅が7メートルで、高さと奥行きは12メートルある。80トンの重さで海底の岩盤に固定する仕組みだ。

 波受け板の大きさは高さが2メートルで、横幅が4メートルある。防波堤に水平に設置した波受け板は海からの波を受けて振り子状に回転し、さらに防波堤から戻ってくる波も受けて回転力を高める。回転軸が発電機とつながっていて電力を生み出す(図4)。

http://tohazugatali.dousetsu.com/kuji_haryoku6_sj.jpg
図4 波力発電装置の内部構成。出典:東京大学

 発電能力は43kW(キロワット)ある。波の強さは季節や天候によって変動するため、平均で10kW程度の出力を想定している。年間の発電量は約9万kWh(キロワット時)を見込んでいて、一般家庭の使用量(3600kWh)に換算すると25世帯分に相当する。

発電コストの低減が最大の課題に

 久慈港の波力発電の実証プロジェクトは2012〜2016年度の5年間で実施する計画だ。2013年度に玉の脇漁港の周辺で波の状況を観測した後に、発電装置の製造に着手した。久慈市内の工場で2016年1月に発電装置が完成して、9月上旬にクレーン船で玉の脇漁港まで曳航して設置工事に入った。9月下旬には試験運転を開始する一方、東北電力の配電線に接続する工事も進めた(図5)

 発電所は防波堤から通路でつながっていて、そこを通って陸上の配電線まで接続する。防波堤の横には電力を変換するパワーコンディショナーや電圧を調整するトランスが設置されている。発電した直流の電力を交流に変換して配電線に供給する流れだ。

 プロジェクトチームは2017年3月まで実証運転を続けて、実際の発電量や装置の制御方法を検証する。プロジェクトが完了した後も、東京大学を中心に発電機メーカーなどが参画して実証運転の継続と装置の改良に取り組む予定だ。

 最大の課題は発電コストを低減することにある。現状では1kWhの電力を作るコストが60円程度と高く、発電装置の軽量化などを通じてコストを引き下げていく必要がある。国の目標は波力発電を含む海洋エネルギーのコストを2020年代に20円/kWh以下に抑えることである。その目標に向けた第一歩が岩手県の漁港から始まった。

2422とはずがたり:2016/10/31(月) 21:41:05
>10月には、ソフトバンク系企業が道北地方で計画していた風力発電新設事業の凍結を検討していることも判明。苫前町企画振興課の高田和彦主幹は「風力発電の計画は山ほどあるが、送電線がなければ何も進まない。


フォトスクランブル
苫前・風力発電施設 新たな一手、町は切望 /北海道
http://mainichi.jp/articles/20151129/ddl/k01/070/128000c
毎日新聞2015年11月29日 地方版
北海道

日本海に面した丘の上に風車が立ち並ぶ苫前グリーンヒルウインドパーク。日没後、風が吹きだすとゆっくり方向を変えながら風車が回り始めた=苫前町で、11月撮影

 立ち並ぶ風車に近づくと、「ビュン、ビュン」という風を切る羽根の音が聞こえてくる。20基の巨大風車が並ぶ苫前町の風力発電施設「苫前グリーンヒルウインドパーク」。風が弱まると、風車の上部に上っていた技術者から無線が入った。「そろそろ始めます」。数分後、クレーンにつるされた27トンの巨大な羽根がすっと本体から離れた。

 同施設は1999年11月、総合商社「トーメン」(現豊田通商)が国内初の大規模集合型風力発電施設として運転を開始。現在は風力発電大手「ユーラスエナジーホールディングス」(東京都港区)の子会社が運営している。一般家庭約1万世帯の年間消費電力に相当する発電を行い、全量を北海道電力に売電している。2年前には部品の修理不良が原因で、羽根の落下事故が起きており、安定した運転にはメンテナンスが欠かせない。

 この日は、本格的な冬を前に故障した風車の主軸(回転部分)を交換するため、羽根を外す作業を行った。クレーン2台を使い、ゆっくりと直径54メートルの羽根を地上に下ろしていく。風車の耐用年数は20年。施設を管理するユーラステクニカルサービス苫前事業所の対馬敦司所長は「小さなミスが危険な事故につながる。職人的な経験や感覚に頼る作業も多く、若い人への技術継承が不可欠だ」と話す。

 2011年3月の東京電力福島第1原発事故以降、再生可能エネルギーが注目され、風力発電の新設計画も相次いだ。太陽光発電と異なり、風力発電は周辺環境への影響が大きく、法律に基づく年単位の調査が必要。さらに道北地方は、既存の貧弱な送電網がネックになっている。町などによると、苫前町内を走る北電の送電線は、すでに容量ぎりぎりの状態だという。

 10月には、ソフトバンク系企業が道北地方で計画していた風力発電新設事業の凍結を検討していることも判明。苫前町企画振興課の高田和彦主幹は「風力発電の計画は山ほどあるが、送電線がなければ何も進まない。国が整備に本腰を入れないとダメだ」と指摘する。風車の並ぶ風景が、過疎化にあえぐ町のシンボルになって久しい。地域振興につなげたい町は新たな一手を切望している。【写真・文 手塚耕一郎】

2423とはずがたり:2016/10/31(月) 21:42:53
福島に「群」 500メガワット級整備 
http://mainichi.jp/articles/20160524/k00/00m/020/129000c
毎日新聞2016年5月24日 07時15分(最終更新 5月24日 08時20分)
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風力発電の計画地
政府と福島県、20年までに首都圏に送電へ
 政府と福島県は県内に合計出力500メガワット級の風力発電所群を整備し、2020年までに首都圏に送電を始めることが23日、分かった。11年の東京電力福島第1原発事故後に運転を休止している変電所や送電網を活用する。東京ガスなどが発電事業者として参入を検討している。【岡大介、宮川裕章】

 計画は福島県を再生可能エネルギーの先進地として再建する「福島新エネ社会構想」の一環。福島県内で比較…

2424とはずがたり:2016/11/01(火) 19:18:21
>>2422
何故技術的に簡単な再生可能エネルギーを重視せずに原子力でドブにカネを棄て続けるのか!
原子力村と自民党を根絶やしにして北海道の風力発電をがんがん本土に移出せえ!!!ヽ(`Д´)ノ
先ずは稚内─苫前─札幌に送電線だな。
http://www.hepco.co.jp/corporate/company/ele_power.htmlに北海道電力の送電罔が載ってるけど道北の送電罔の弱さは明白。ただっぴろい北海道なんだし風力と太陽光で好天・雨天や日中・夜間の補完とりながら沢山ある水力発電の応答性を活かして行きたい。

風力発電の国際会議 普及進まぬ日本の課題を指摘
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161031/k10010750671000.html
10月31日 14時59分

風力発電に携わる各国の技術者などが集まる国際会議が日本で初めて開かれ、世界で風力発電が急増する中、日本で普及が進まないことへの課題が指摘されました。
再生可能エネルギーの中でも発電コストが安い風力発電は、中国やアメリカ、ドイツを中心に導入が急速に進んでいて、世界風力エネルギー協会によりますと、ことし6月時点の発電能力の合計は10年余り前のおよそ9倍の4億5600万キロワットと、原発450基分に当たるということです。

会議は、こうした世界の現状について話し合おうと、世界およそ30か国から500人の技術者たちが集まり、東京大学安田講堂で開かれたもので、日本での開催は初めてです。

主催する「世界風力エネルギー協会」のピーター・レイ会長は講演で「来月4日には地球温暖化の国際的な枠組み『パリ協定』が発効する。世界の電力需要に持続可能な形で応えることが重要であり、風力発電の役割はますます大きくなっている」と述べ導入の拡大を訴えました。

一方、日本では風力発電の普及があまり進んでおらず、発電能力は300万キロワット程度にとどまっているのが現状です。国内で導入に取り組む自治体の代表を務める北海道苫前町の森利男町長は、風力発電で発電した電力を消費地に送る送電網などが十分でないことや、洋上風力についても、水深が深い海が多く設置が難しいことなどを課題として指摘しました。

2425とはずがたり:2016/11/01(火) 19:21:19
風力発電所
福島に「群」 500メガワット級整備 
http://mainichi.jp/articles/20160524/k00/00m/020/129000c
毎日新聞2016年5月24日 07時15分(最終更新 5月24日 08時20分)

http://tohazugatali.dousetsu.com/129000c.jpg
政府と福島県、20年までに首都圏に送電へ

 政府と福島県は県内に合計出力500メガワット級の風力発電所群を整備し、2020年までに首都圏に送電を始めることが23日、分かった。11年の東京電力福島第1原発事故後に運転を休止している変電所や送電網を活用する。東京ガスなどが発電事業者として参入を検討している。【岡大介、宮川裕章】

 計画は福島県を再生可能エネルギーの先進地として再建する「福島新エネ社会構想」の一環。福島県内で比較的安定して風力が得られる沿岸部と阿武隈地方に、2?3メガワット級の風力発電所を数百基整備し、参入事業者を誘致する。発電できる電力は福島第1原発(合計約4700メガワット)の約10分の1に相当する500メガワットに達する見通し。

 福島県は候補地の風の強さやその向きを詳細に調べる「風況調査」や、「環境影響評価」(アセスメント)を進めており、両地域の中でどこが建設適地かを調査中だ。風力で発電された電力は首都圏に送電される計画で、福島第1原発事故後に休止している新福島変電所を活用する予定。経済産業省が既存の送電網と各風力発電を結ぶ送電線の整備計画を進めている。

 一方、福島県は年内に発電事業者を公募する。参入事業者は1メガワットあたり100万円を政府や福島県、東京電力などで構成する「福島県再生可能エネルギー復興推進協議会」に拠出し、同協議会が復興支援として活用する。参入を検討している東京ガスの広瀬道明社長は「福島のために何かできないかという思いがある。採算、条件が合えばゴーサインを出せる」と述べ、前向きな姿勢を示した。

風力発電
 太陽光などと並ぶ「再生可能エネルギー」。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、2014年度までの10年間で、国内設置基数は920から2034に、発電できる総容量は92万キロワットから293万キロワットに増えた。12年からは風力で発電した電気を電力会社が一定価格で買い取る制度もある。ただ、一定規模以上の発電設備の設置には、環境影響評価(アセスメント)が必要で、設置までに一定の時間がかかる。自然環境への影響や騒音などを懸念し、地元住民から反対運動が起こるケースもある。国内では風車として回る羽根部分の落下事故が相次いだのを受け、15年に電気事業法が改正。17年度から発電事業者は設備の定期検査を義務づけられる。

2426とはずがたり:2016/11/01(火) 19:31:05
まあ稼働率─と云ってきたけど正確には設備利用率が正しい様だ─が全く異なる風力と原子力を発電能力で単純比較するのは恥ずかしい間違いなんだけど,原発の稼働率が75%として風力が20〜30%とすると風力の容量が原子力の3倍となったら発電する電力が追い抜かすかなって所。

日本が福島の事故起こしておきながら再生可能エネルギーの利用で出遅れてて恥ずかしいのは間違いないけど,複雑な地形で設備利用率が課題。島根県企業局の発電システムも苦戦している様だ。設備利用率の事を稼働率と間違えて言い切っちゃってる俺が一番恥ずかしいのかも知れないけど。。

島根県企業局風力発電所の運転状況
http://www.pref.shimane.lg.jp/infra/energy/energy/denki_jigyo/fuuryoku/ooji/

風力発電
能力が原子力上回る 15年新設は原発60基分
http://mainichi.jp/articles/20160223/k00/00m/040/030000c
毎日新聞2016年2月22日 19時10分(最終更新 2月22日 19時38分)

 世界の風力発電の発電能力が2015年末に14年末比17%増の4億3242万キロワットに達し、初めて原子力の発電能力を上回ったことが、業界団体「世界風力エネルギー会議」(GWEC、本部ベルギー)などの統計で明らかになった。15年に新設された風力発電は6301万キロワットと過去最大で、原発約60基分に相当する。発電コストの低下や信頼性向上を実現し、東京電力福島第1原発事故などで停滞する原発を一気に追い抜いた形だ。

 日本は発電能力、新設ともに20位前後で、出遅れが鮮明になった。GWECは「風力発電は化石燃料からの…

2427とはずがたり:2016/11/01(火) 19:42:37
風力の設備利用率(これからは正確に使おう)の目安が陸上20%,海上30%とされてるけど,>>2426の島根県の例だと稼働率は60〜80%ぐらいで日没後全く発電しない太陽光と違ってなんだかんだで半分以上の時間は発電してる様だ。これはでかいなあ。日本全国で風力を林立させればかなり平準化されるんでないの?

2428とはずがたり:2016/11/01(火) 19:51:58
【エネルギー】世界の風力発電導入量とビジネス環境 ?2015年の概況? 2016/05/06 体系的に学ぶ
http://sustainablejapan.jp/2016/05/06/wind-power-market/11154

世界の再生可能エネルギーの発電量内訳
http://tohazugatali.dousetsu.com/world-renewable-proportion.png
(出所)IEAのデータをもとに、ニューラル作成

 一般的に再生可能エネルギーには、太陽光発電、太陽熱発電、風力発電、地熱発電、潮力発電、バイオマス・廃棄物発電の5種類がありますが、これまでの導入実績は大きく異なります。再生可能エネルギーの中で最大規模の発電量を誇るのは風力発電。2013年の世界全体での風力発電電力量は年間63万GWh、世界の年間総発電量の2.7%を占めています。また、再生可能エネルギー発電量全体を分母とすると、約半数の48.4%を占めています。風力発電の特徴のひとつに海上での発電が可能だというものがあります。そのため、洋上風力発電は、世界の広大な海を発電所に変えることができるため、候補地となる面積が広大。風力発電は、今後、再生可能エネルギーの中で最も伸びる分野だとも言われています。

風力発電の増加率は過去20%以上を超え、今後も増加傾向は続く
http://tohazugatali.dousetsu.com/world-wind-power-installed-capacity.png
世界の風力発電設置容量の推移
(出所)GWECのデータをもとに、ニューラル作成

 世界の風力発電に関する統計は、世界風力エネルギー会議(GWEC)がデータを集めています。GWECの報告書によると、風力発電の設備容量は、2001年から平均20%以上の年間成長率で増加してきました。また今後も2020年まで約13%の成長率で伸びるという予測も立てています。風力発電設備が20%成長を続けているということは、産業全体としても20%伸びているということです。つまり、風力発電の設備メーカー、建設事業者も同様に業績が拡大し、雇用も創出されています。

2429とはずがたり:2016/11/01(火) 19:52:17
>>2428-2429

中国の導入量がヨーロッパを抜いた
http://tohazugatali.dousetsu.com/installed-wind-power-by-country.png
(出所)GWECのデータをもとに、ニューラル作成

 世界の風力発電を牽引しているのは、今や中国です。風力発電は2000年前後から米国、ドイツ、スペイン、デンマークの4カ国がリードしてきました。特にドイツ、スペイン、デンマークは環境政策の一環として再生可能エネルギーに注力、風力発電の建設が急速に増加しました。2005年からはそれに加え、 イギリス、イタリア、フランス、ポルトガル、スウェーデン、オランダといったEU諸国も追随、またこの頃から経済発展に応じて急速に電力需要が増加した中国とインドでも導入量が増えていきます。日本は2004年時はイギリスに次ぐ世界第8位の風力発電国でしたが、その後は新規導入量が停滞。2015年時点では世界第18位にまで後退しています。今日、風力発電はEU諸国と北米、そして世界の人口大国である中国、インドが牽引しています。また、ブラジル、トルコ、ポーランドなど新興国も積極的に風力発電を伸ばしています。

ヨーロッパでは風力発電が幅広く浸透
http://tohazugatali.dousetsu.com/wind-power-by-country.png
各国の風力発電の状況
(出所:GWEC、IEAのデータをもとに、ニューラル作成)

 これまで風力発電の中心地域はヨーロッパでしたが、2015年に中国がEU28カ国全体の風力発電設備容量を超え、世界のリーダーとなりました。中国は2015年時点で世界の1/3の風力発電設備が設置されています。中国の風力発電割合は2.7%、EUの7.2%には及びませんが、日本の0.5%より高い水準です。同じく風力発電導入量が増えているインドは、2015年にスペインを抜き世界第4位となりました。

 洋上風力の分野では、世界の9割以上の設備はEU諸国に偏在しています。特にイギリスが牽引しており、イギリスだけで世界の4割以上を占めています。また、イギリスの風力発電設備全体に占める洋上風力の割合も37%と高く、イギリスは洋上風力に注力していることもわかります。その他、ドイツとデンマークを足した3ヶ国の世界シェアは約80%、洋上風力は北海・バルト海で占められています。一方で、他の風力大国であるアメリカ、インド、スペイン、カナダ、フランスなどでは洋上風力は全く進んでいません。

 風力発電が全発電に占める割合ではドイツ、スペイン、ポルトガル、デンマークという国で非常に高い数値が見られます。特に、スペイン、ポルトガル、デンマークでは上記の推移グラフで近年導入量が停滞しているのがわかりますが、その背景にはすでに風力発電での発電シェアが高い水準にあるためということが言えます。



2430とはずがたり:2016/11/01(火) 19:54:03
>発電所全体の出力合計は50MW以内に制御する計画
余った場合は棄てるのかな?蓄電しようよ。

2016年05月30日 11時00分 更新
自然エネルギー:
北海道の南西部に16基の風車、出力50MWで2018年に運転開始
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1605/30/news033.html

北海道南西部にあるせたな町で、風力発電所の建設が始まった。J-Powerなどが手掛ける「せたな大里ウィンドファーム」で、2018年中の稼働を予定している。16基の大型風車を利用し、発電所の総出力は50MWを維持していく計画だ。
[長町基,スマートジャパン]

 電源開発(J-Power)と風力発電メンテナンスサービスの北拓(北海道旭川市)は、北海道南西部のせたな町で風力発電所「せたな大里ウインドファーム」の建設工事をこのほど開始した(図1)。建設は両社の共同出資による事業会社のジェイウインドせたな(東京都、出資金1000万円、出資比率Jパワー90%、北拓10%)を通じて行っている。

 同発電所はシーメンス社製の定格出力3.2MW(メガワット)の風力発電機を、北海道南西部のせたな町瀬棚区西大里地区および元浦地区に16基設置するもの。発電所全体の出力合計は50MW以内に制御する計画だ。営業運転は2018年中を予定している。

 J-Powerがせたな町に風力発電所を建設するのは、「瀬棚臨海風力発電所」(運転開始平成17年12月、出力120MW)に次いで2カ所目。北海道内では「苫前ウィンビラ発電所」(苫前町、出力30.6MW) 、「さらきとまないウィンドファーム」(稚内市、出力14.85MW) 、「島牧ウインドファーム」(島牧村、4.5MW)、「上ノ国ウインドファーム」(上ノ国町、28MW)に続く6カ所目の風力発電所となる。

 なお、新発電所の建設着手により、Jパワーが国内で手掛ける風力発電事業は23地点(運転中20地点、建設中3地点)となり、その総出力は494.960MW。海外に建設したものも含めると総出力は542.96MWに達する。

2431とはずがたり:2016/11/01(火) 20:02:06
>>1784>>2111>>2117

2015年09月08日 07時00分 更新
自然エネルギー:
洋上風力発電が北海道の港に、2020年に100MWで運転開始へ
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1509/08/news029.html

北海道で初めての洋上風力発電プロジェクトが動き出した。日本海側にある石狩湾新港の沖合に100MW級の発電設備を建設する計画だ。陸地から2キロメートルほど離れた500万平方メートルが対象になる。民間企業6社による連合体が事業者に決まり、2020年の春に運転開始を目指す。
[石田雅也,スマートジャパン]

 「石狩湾新港」は札幌市の中心部から約15キロメートルの至近距離にあって、北海道の経済を支える重要港湾の1つである。

 2014年12月に「石狩湾新港長期構想」を策定して、食料とエネルギーの供給拠点として発展させるプロジェクトを推進中だ。エネルギー分野では洋上風力発電を重点施策に掲げて、このほど公募を通じて事業者を決定した(図2)。

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図2 石狩湾新港の全景(画像をクリックすると拡大)。出典:石狩湾新港管理組合
 全国各地で風力発電所の建設を進めるグリーンパワーインベストメントを中核に、オリックス、鹿島建設、新日鉄住金エンジニアリング、住友電気工業、古河電気工業を加えた有力企業6社による連合体が洋上風力発電事業を実施する。総事業費は約630億円を見込んでいて、発電規模は100MW(メガワット)を想定している。

 これから環境影響評価の手続きを進めて、2年後の2017年の夏に工事を開始する計画だ。運転開始は2020年の春を予定している。洋上風力発電所を建設する区域は石狩湾新港の沖合に横に長く伸びる「北防波堤」の外側で、約500万平方メートルが対象になる(図3)。

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図3 洋上風力発電所を建設する対象区域。出典:石狩湾新港管理組合
 陸地から近くて水深が浅いため、発電設備を海底に固定する着床式で建設することが可能だ。最新の洋上風力発電用の風車は1基で5MWの発電能力があることから、合計で20基程度を設置する見通しである。

 北海道の沿岸部は日本の近海の中でも風況に恵まれている(図4)。特に日本海側は年間の平均風速が8メートル/秒を超える場所が多く、石狩湾新港の沖合でも平均8メートル/秒の強い風が年間を通じて吹く。洋上風力発電の標準的な設備利用率(発電能力に対する実際の発電量)は30%だが、平均風速が8メートル/秒になると40%に上昇する。

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図4 日本の近海(陸地から30キロメートル未満)における洋上風力発電のポテンシャル。出典:経済産業省

 発電能力が100MWの場合には、設備利用率が30%で年間の発電量は2.6億kWh(キロワット時)、40%では3.5億kWhに増える。一般家庭の使用量(年間3600kWh)に換算すると7万〜10万世帯分の電力を供給することができる。石狩市の総世帯数(2万7000世帯)の3倍に匹敵する。

 ただし建設工事を開始するにあたっては環境影響評価の手続きに加えて、地元の漁業協同組合の同意を得ることが欠かせない。現在までのところ漁業協同組合は操業の安全確保などを条件に同意する姿勢だ。このほかに地域住民の一部から反対意見が出ているため、計画どおりに着工できない可能性もある。

 石狩湾新港には北海道ガスのLNG(液化天然ガス)基地があり、隣接地には北海道電力が初めてのLNG火力発電所を建設している。沖合に大規模な洋上風力発電所が加わることによって、火力と風力を中心にエネルギーの一大拠点を形成する構想だ(図5)。さらに余剰電力で水素を製造して、タンカーで全国各地に液化水素を輸送することも可能になる。北海道のエネルギー産業が石狩湾新港から新たなフェーズへ移行していく。

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図5 石狩湾新港が目指すエネルギー総合拠点形成プロジェクト構想。出典:石狩湾新港管理組合

2432とはずがたり:2016/11/01(火) 20:34:19

太陽光発電
住宅の設備で火災多発…08年3月〜今年7月
http://mainichi.jp/articles/20161031/k00/00e/040/243000c
毎日新聞2016年10月31日 16時18分(最終更新 11月1日 09時54分)

 住宅に設置された太陽光発電システムから発火・発煙した事故が2008年3月から今年7月までに102件起きていたことが31日、消費者庁のまとめで明らかになった。同庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は、施工や保守点検の仕組みなどに問題があるとみて調査を始めた。

 住宅向けの太陽光発電システムは、太陽光エネルギーを電気に変換する太陽電池モジュールを屋根に設置し、発生した電気を家庭で使えるように変換するもの。業界団体などの調査によると、11年3月の東日本大震災を機に普及が早まり、昨年12月までに累計で193万2729件が導入された。事故も11年以降に84件と急増している。

 事故のうち原因が推定されたものは58件。施工不良が31件と最多で、製品の不具合は20件あった。負傷者はいなかったが、11年には屋根と一体になった太陽電池モジュールから発火し、住宅2棟が焼ける火災が千葉県内であった。

 消費者事故調は「再生可能エネルギーが注目を集める中で、太陽光発電システムは今後も導入が増える」と分析。設置から間もない時期に事故が頻発しているため、システムだけでなく関連工事、設置後のメンテナンスのあり方に問題がないか調べる。【鳴海崇】

2433とはずがたり:2016/11/01(火) 20:38:47
糸魚川市で地熱発電計画
SBエナジー、今月中にも調査開始
http://www.j-times.jp/news.php?seq=10710
2015年8月22日 13時00分 更新
糸魚川市で地熱発電計画
 ソフトバンクグループで自然エネルギー発電・電力販売を手掛けるSBエナジー(本社東京都)が、糸魚川市の糸魚川温泉で地熱発電の可能性を検討するため調査を行う。調査は早ければ今月中にも同市大野地内の桃ノ木地区で始まる予定で、温泉量や温泉付随ガス(温泉をくみ上げる際に発生するガス)の最大能力や長期的な噴出量などを調べ、「事業可能性を調査する」(ソフトバンクグループ広報)という。

 同調査は環境省が行う低炭素社会推進事業の採択を受け行う。SBエナジーは同所で300キロワット級の地熱発電を計画しており、調査結果を基に設計を行い、事業性や二酸化炭素排出削減効果を試算する。同温泉を調査地に選んだことについて、同広報は「すでに温泉が自噴している場所で、ある程度の調査結果が期待できるため」と説明している。同市役所は「SBエナジーが補助金を受けて調査を行うのは知っているが、市が関与して何かするということではない」としている。

 地熱発電は熱源を国内で調達できること、供給安定性、火力発電に比べ二酸化炭素排出量が少ないことから、国が積極的な開発を目指している。県内では十日町市の松之山温泉で平成22年から、温泉を活用したバイナリー地熱発電(蒸気や熱水を熱源に、低い沸点の媒体を蒸発させ、タービンを回し発電する)の実証試験が行われている。

2434とはずがたり:2016/11/02(水) 13:10:43
>送電線敷設による景観の悪化等を懸念する住民の反対運動もあり
なんと,電磁波みたいな(怪しい)理由ではなく景観なのか。

ドイツの「再生可能エネルギー法」改正
http://www.renewable-ei.org/column/column_20160824.php
2016年8月24日 一柳絵美 自然エネルギー財団研究員

7月8日、ドイツの「再生可能エネルギー法(EEG)」の改正が連邦議会(下院)で可決され、同日、連邦参議院(上院)でも承認された。通称「EEG2017」と呼ばれるこの改正法は、2017年1月1日から施行予定。総電力消費量に占める自然エネルギーの割合を、2025年までに40〜45%、2035年までに55〜60%、2050年までに少なくとも80%まで高めるとしている 1 。この目標値は、現行法から据え置きとなる。

■再エネ法改正の概要

今回の法改正によって変わるのは、これまでドイツの自然エネルギー拡大の原動力となってきた固定価格買取制度(FiT)が大きく縮小され、2017年以降、本格的な入札制度に移行することだ。自然エネルギーの拡大をコントロールし、競争を促進してコストを抑えるのが狙いだ。ドイツでは、すでに昨年の4月から、年3回の入札試行が行われており、100kW〜10MWの陸上設置型太陽光が入札対象になっている。改正法では、入札対象となる電源が、太陽光、陸上風力、洋上風力、バイオマスに拡大する。しかし、原則750kW(バイオマスは150kW)以下の発電設備は入札対象外であり、引き続きFiTをはじめとする既存の枠組みの支援を受けることができる。また、小規模事業者への配慮として、地域に根ざした「市民エネルギー組合」については、陸上風力の入札参加条件が緩和されている。

ドイツ連邦経済エネルギー省は、改正法の要点をまとめた資料の中で、その基本方針を3つ掲げている。第一に、コスト効率を高めて自然エネルギー拡大を継続する。次に、入札での事業者の多様性を確保する。そして、自然エネルギーの拡大コリドーを遵守することである。

今回の法改正で焦点となったのは、自然エネルギー拡大と送電線拡大の両立だった。ドイツでは、自然エネルギーの拡大にともなう系統の混雑と、混雑解消のための対策費用の上昇が課題となっている。そこで、改正法では、送電線に混雑の発生している地域での陸上風力の拡大に上限を設けている。年間拡大の上限は、2013年から2015年に同地域で運転開始した設備容量の年平均の58%とする。これによって、ドイツ北部の陸上風力発電の拡大抑制につながりそうだ。

■再エネ法改正の背景

ドイツでは、それまでの固定価格買取制度の原型を発展させた「再生可能エネルギー法」が導入された2000年以降、自然エネルギーが急速に拡大してきた。総電力消費量に占める自然エネルギーの割合は2000年の6.5%から、2015年には31.6%まで拡大した 8 。15年間で25%超の増加だ。そして、いまや自然エネルギーは、褐炭、石炭、原子力などを抑えてドイツ最大の電力源に急成長した。このままのペースでいけば、2025年に40〜45%という自然エネルギー拡大目標は、達成できそうだ。そこで、目標値内に収まるよう拡大速度を調整しようというわけだ。最近では、一時的に電力の大部分を自然エネルギーが賄うこともある。例えば、今年の5月8日(日)には、総電力消費量に占める自然エネルギーの割合が一時的に過去最高の約88%に到達した。

2435とはずがたり:2016/11/02(水) 13:11:20
>>2434-2435
こういった急速な自然エネルギー電力の拡大につれ、ドイツが対峙していかなければならない課題もでてきた。国の南北をつなぐ送電線の強化・拡大がその一つである。送電線敷設による景観の悪化等を懸念する住民の反対運動もあり、ドイツの送電線拡大は遅延している。しかし昨年、送電線の地下埋設優先が決定されるなど、コスト上昇の懸念はあるものの、住民からの同意は得やすくなっていくだろう。

■再エネ法改正に対する反応

ガブリエル連邦経済エネルギー相は、「再エネ法はニッチな技術を支援するための法律だった。しかし、自然エネルギーは今日、電力市場の確固たる柱となっている」とした上で、再エネ法改正の必要性を強く訴えた 10 。また、エネルギー水道事業連盟(BDEW)のカプファラー代表は、自然エネルギーの拡大を「経済的に効率よく進めるべき」だとし、「再エネ法改正で計画されている競争的な入札への移行を歓迎する 11 」と、法改正に賛成の立場をとっている。

一方で、自然エネルギー推進派からは、改正法の内容を問題視する声が多い。例えば、ドイツ再生可能エネルギー協会(BEE)代表のヘルマン・ファルク氏は、改正法の可決直後、「改正再エネ法(EEG2017)によって行われる入札制度への移行は、分散型のエネルギー転換を明らかに後退させる。再エネ法はこれまで、クリーンなエネルギー拡大の原動力だった。それに対して、今日の改正は化石エネルギー源の保持と、エネルギー転換の速度の明らかな抑制につながる 12 」という見解を示した。また、市民がつくった自然エネルギーの電力会社、シェーナウ電力会社共同代表のセバスチアン・スラーデク氏は、改正法が「大規模なエネルギー会社に焦点をあてて、エネルギー転換の進展から市民を締め出す 13 」ものだと批判している。

■最後に

ドイツでは、固定価格買取制度の成功により、自然エネルギーが拡大し、市場競争力を持つようになってきた。こういった急速な変化は、電力システム全体の変革や、E.ONやRWEなど従来型の大手電力会社の分社化にみられるように、電力市場の再編をもたらしている。

今回の法改正は、このような状況下で、自然エネルギーの拡大速度をコントロールしつつ、ドイツのエネルギー転換を進めていこうとするものである。今後は、前述のコメントにもあるように、入札制度への本格的な移行により、自然エネルギーの伸びが鈍化すること、事業者の多様性がなくなっていくことなどが懸念される。エネルギー転換を確実に行うためには、状況を注視しつつ、必要な手立ては講じていくということになるだろう。そして、自然エネルギー拡大という観点からみると、日本で来年4月から始まる入札制度の設計は、充分慎重に実施されるべきであろう。

2436とはずがたり:2016/11/04(金) 15:36:33

自動織機→自動車→家と展開してきたトヨタのコンセプトは二輪→4輪→小型ジェットと展開してきたホンダに比べて解りにくいし場当たり的との印象すら与えるけど,ハイブリッドやEVの使用済み充電池を介して自動車と家が有機的に結びつく日が来つつあるかも!!

EVの使用済み蓄電池、家庭転用へ実証実験
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20161024-OYT1T50115.html?from=yartcl_outbrain1
2016年10月25日 17時51分

 山口県や山口大などでつくるプロジェクトチームは24日、電気自動車(EV)の使用済み蓄電池を家庭用の蓄電池に転用するための実証実験を、宇部市の県産業技術センターで始めた。

 太陽光発電で作った電力を実際にEVの使用済み蓄電池に充電・放電して性能を確かめ、一般家庭での普及や、中古品を買い取って再販売する「リユース」産業の振興につなげたい考えだ。

 県環境政策課によると、EVは県内では1000台程度が登録されている。長期間、使い続けると蓄電池の容量が8割程度に落ちるため、交換が必要になる。

 EVに搭載されている蓄電池の容量は10キロ・ワット時以上あるが、一般家庭で普及している蓄電池は5〜7キロ・ワット時程度。EVとしては容量不足となったものでも、家庭用に転用できる可能性があるとして、最適な活用方法を探ることにした。

 実験では、古くなったリチウムイオン蓄電池から、電力を蓄える部分を取り出して、市販されている家庭用の蓄電池システムに搭載。県産業技術センターに設置し、太陽光パネルと接続して発電した電力を蓄え、エアコンなどを稼働させる。

 実証実験では、家庭用として性能に支障がないかをみるほか、様々な気象条件下で、電力使用量が多い昼間に充電しながら使用するケースや、昼間に充電して夜間だけ使用するケースなどの使い分けを試して、充電や放電のデータを取得しながら、最も効率的に使える方法を探る。

 また、毎月の電力使用量が一般家庭と同程度の美祢市の大気測定局でも来年2月から、同様の実験を始める。期間はいずれも2017年度まで。

 県環境政策課は家庭用に卸す際の費用の検証については「今後の検討課題だが、EVが今後さらに普及すれば、通常の蓄電池よりも安く設置できる可能性もある」とする。さらに、「家庭で発電した電力を、そのまま家庭で使用できる仕組みを普及させて省エネに貢献しながら、県内での新産業の創出にもつなげたい」と話している。

2439とはずがたり:2016/11/05(土) 19:43:23
テスラが「発電する屋根」を開発、脱自動車メーカーを図る狙いと展望
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1611/01/news030.html

米EVベンチャーのテスラ・モーターズが、屋根と一体化した斬新な太陽光パネルを発表した。遠目には太陽光パネルと分からない意匠が特徴の製品で、2017年夏から米国で生産を開始する。同時に容量を倍増した新型蓄電池も発表した。SolarCityの買収計画、パナソニックとの提携推進など、EVメーカーの枠を越えたテスラの「総合エネルギー企業化」への動きが加速している。今後の同社の戦略の鍵となるのは、SolarCityの買収手続きをいつ完了できるかになりそうだ。
[陰山遼将,スマートジャパン]

 米国の電気自動車(EV)ベンチャーであるTesla Motors(以下、テスラ)は2016年10月28日(現地時間)、住宅用の屋根タイルと一体化した太陽光パネル「Solar Roof」を発表した。同社が買収手続きを進める米国の太陽光パネルメーカーSolarCity(ソーラーシティ)と共同開発した製品で、2017年夏から米国で生産を開始する見込み。

 Solar Roofの最大の特徴は太陽光パネルに見えないという点だ。主に強化ガラス、ルーバーフィルム、高効率太陽電池セルの3層で構成されており、屋根に設置しても遠目からだと一般的な屋根タイルのように見える。現時点では4種類のデザインを公開している。

 現時点で発電効率や詳しい価格などは公開されていないが、ソーラーシティによれば一般的な屋根の建築費用と従来の家庭の電気料金の組み合わせよりは安く提供できる見込みとしている。生産は2017年夏から米国で開始する予定だ。製造を行うと見られるのはソーラーシティがニューヨーク州バッファローに建設中の新工場だ。

^新型蓄電池も発表、存在感強めるパナソニック

 テスラはSolar Roofとともに、新型の定置型蓄電池を発表した。家庭用の蓄電池「Tesla Powerwall」、業務用蓄電池システム「Tesla Powerpack」のそれぞれについて新型モデルを用意した。

 新型の「Tesla Powerwall 2」は容量14kWh(キロワット時)のリチウムイオンバッテリーパックを搭載。従来モデルの容量は6.4kWhであり、容量は2倍以上に増加した。さらに温度管理システム、統合型インバーターなども統合されており、価格は5500米ドル、日本円で61万7000円だ。2017年内から納品する予定で、テスラの日本語版のWebサイトでも予約を受け付けている。

 テスラは2016年7月に発表した第2弾となる事業計画「Master Plan, Part Deux」において、「バッテリーと太陽光パネルをスムーズに統合した、美しく、間違いなく機能する製品を作り、一人ひとりが自分の電気を作れるようにし、それを世界規模で展開する」と述べ、住宅向けの太陽光パネルと蓄電池を組み合わせたエネルギー事業を強化していく方針をあらためて打ち出した。EVメーカーという枠を越え、総合エネルギー企業への転身を進める同社の方針が表れている。

 同年8月にソーラーシティとの合併の合意に関する声明の中でもこの戦略を強調している。今回発表したSolar Roofと新型蓄電池が住宅向け市場を開拓していく上での主力製品となっていくことは間違いないだろう。さらに既存事業のEVを組み合わせ、「太陽光パネル・蓄電池・EV」の3つをセットにした、統合的なエネルギーソリューションの提供を武器に市場開拓を進める狙いだ。

2440とはずがたり:2016/11/05(土) 19:43:35
>>2439-2440
全ては「SolarCityを買収できるか」にかかっている

 こうしたテスラの戦略の中で、重要なパートナー企業となっているのがパナソニックだ。両社はリチウムイオン電池の生産について既に提携を進めているが、さらに2016年10月18日には、テスラがソーラーシティを通して傘下に置くバッファロー工場での太陽電池セル・モジュールの生産についても協業の検討を開始すると発表した。

 パナソニックは結晶シリコン基板とアモルファスシリコン膜を組み合わせた独自のヘテロ接合型の高効率太陽電池「HIT」シリーズを強みとして持つ。こうした技術がSolar Roofに直接適用されるかは不明だが、パナソニックの技術力とテスラの販売力を組み合わせたシナジーによる市場開拓に向け、着実に提携領域は拡大している。

 ただし、しかしこの太陽電池生産における提携については、テスラによるソーラーシティの買収が完了することが条件となっている。テスラはソーラシティ買収で製品販売におけるコストを最初の1年間で1億5000万ドル削減できると見込んでいる。今後の事業収支や販売ネットワークの強化などにも影響するものであり、テスラとしては早期にこの買収を完了したい考えだ。買収が遅れれば、製品開発や生産計画に影響が出る可能性もある。

 一方、この買収については株主から疑問視する声も挙がっている。今回の新製品の発表は、ソーラーシティの株主に両社のシナジーをアピールし、買収手続きを前進させる狙いもあるだろう。なお、この買収に関する投票を行うソーラーシティの株主総会は、2016年11月17日(現地時間)に予定されている。

2441とはずがたり:2016/11/07(月) 16:56:04
>事業用の太陽光発電で設備利用率が上昇しているのは「過積載」によるところが大きい。

2016年11月04日 09時00分 更新
自然エネルギー:
太陽光発電は2円程度の引き下げに、2017年度の買取価格
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1611/04/news024.html

2017年度に改正する固定価格買取制度の運用に向けて、再生可能エネルギーの種別に決める買取価格の検討が始まった。注目の太陽光発電ではシステム価格の低下や設備利用率の上昇を理由に2円程度の引き下げになる見通しだ。風力発電やバイオマス発電の買取価格も下げる可能性がある。
[石田雅也,スマートジャパン]

 再生可能エネルギーによる電力の買取価格は年度ごとに見直すことが法律で決まっている。次の2017年度は法改正によって価格決定方式が大きく変わる(図1)。発電能力が10kW(キロワット)以上の事業用の太陽光発電には入札方式を導入する予定で、大規模な2MW(メガワット)以上を対象に入札を実施する案が固まってきた。

http://tohazugatali.dousetsu.com/l_kaitori0_sj.jpg
図1 再生可能エネルギーの種類別の買取価格。出典:資源エネルギー庁

 一方で10kW未満の住宅用の太陽光発電は2019年度に向けて買取価格を引き下げていく。2016年度に31〜33円の買取価格を2019年度をめどに24円程度まで低減させる方針だ。このほかの風力・中小水力・地熱・バイオマス発電は2017年度から複数年度分の買取価格を一括で決定する方法に変わる。導入量が増えてきた風力とバイオマスは現行の水準から価格を下げる可能性が出てきた。

 最大の焦点になる事業用の太陽光発電では、入札の対象にならない2MW未満の買取価格を従来の方法で決定した後に、それをベースに2MW以上の入札の上限価格を決めるプロセスになる。新年度の買取価格を決定する第1の要素は、太陽光パネルやパワーコンディショナーを含めたシステム費用の直近の水準である。

 資源エネルギー庁の集計によると、発電能力によって多少の差はあるものの、2016年のシステム価格の平均値は2015年と比べて横ばいか微減の状態だ(図2)。ただし事業用の太陽光発電に対しては費用が安い上位25%をトップランナーに位置づけて、その水準をもとに買取価格を決める方法を採用している。

 2016年の1〜9月に運転を開始した中で上位25%にあたるシステム費用を見ると、発電能力が1000kW以上の場合で24.35万円/kWになっている(図3)。前年は25.1万円/kWだったことから、わずか3%の低下にとどまった。この程度では買取価格を引き下げる理由にならないが、もう1つ別の要因がある。

 それは設備利用率(発電能力に対する実際の発電量)が上昇していることだ。現行の買取価格を決定した時の設備利用率の想定値は14%だったが、直近では15%まで向上している(図4)。同じ発電能力の設備でも年間の発電量が多くなるため、買取価格を引き下げる根拠になる。

 システム費用が少しだけ下がり、設備利用率が14%から15%へ上昇していることを考え合わせると、事業用の太陽光発電の買取価格は2016年度の24円から2017年度には22円まで引き下げる可能性が大きい。そうなると2MW以上を対象に実施する入札の上限価格は22円以下に設定するのが妥当だ。

 事業用の太陽光発電で設備利用率が上昇しているのは「過積載」によるところが大きい。太陽光パネルの出力の合計がパワーコンディショナーの出力を上回る状況を過積載と呼んでいる。この状態だと太陽光パネルの出力がピークになった時に電力が余る可能性が生じるが、日射量が少ない時間帯や季節の発電量を増やせるメリットがある。

 このところ太陽光パネルの価格低下が進んだため、過積載にしたほうがコスト効率が良くなる。直近のデータでは平均して110〜120%の過積載になっている(図5)。当面は過積載が進み、設備利用率がさらに上昇する見通しだ。引き続き買取価格は下がっていく。国の目標は2020年度に16円まで引き下げることである。…

2442とはずがたり:2016/11/07(月) 17:26:16
2016年10月27日 09時00分 更新
人口1万1000人の町を水素タウンに、エネルギーを100%自給自足へ
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1610/27/news024_2.html
[石田雅也,スマートジャパン]

農業と林業が盛んな岐阜県の八百津町を、水素タウンのモデル地域として発展させるプロジェクトが始まった。木質バイオマスや太陽光で作った電力からCO2フリーの水素を製造する計画で、2017年度にも水素製造装置を導入する。エネルギーを地産地消しながら観光産業の振興にも生かす。
[石田雅也,スマートジャパン]

 岐阜県の南部にある八百津町(やおつちょう)は山と平野のあいだに広がる典型的な中山間地で、農業と林業を中心に発展してきた。近年は人口減少に悩む中で、新たに「中山間地型水素社会の構築による100%エネルギー自給自足のまち 八百津プロジェクト」を推進中だ(図1)。

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図1 「八百津プロジェクト」の実施イメージ。HEMS/EMS:エネルギー管理システム。出典:岐阜県商工労働部

 このプロジェクトは八百津町と岐阜県に加えて、岐阜大学と地元の民間企業も加わって産学官連携で取り組んでいる。町内の3つの地区を対象に、再生可能エネルギーで電力と熱を供給するのと合わせて水素の製造にも着手する計画だ。八百津産のエネルギーだけで町内の電力と熱を100%自給自足できる体制を目指す。

 3つのモデル地区の1つは「人道の丘」で、ここには第二次世界大戦中に約6000人のユダヤ人の命を救ったことで知られる外交官・杉原千畝氏の記念館がある。観光の名所でもある場所に太陽光発電と木質バイオマスボイラー、さらに水素で電力と熱を供給する燃料電池を導入する。周辺の住宅や店舗にも電力と熱を供給しながら、観光と再生可能エネルギーの相乗効果を高めていく狙いだ。

 八百津プロジェクトに参加する民間企業の1社は、隣接する愛知県に本社があるブラザー工業である。事務機メーカーの同社は新規事業として燃料電池システムを開発した。水素を貯蔵できる特殊な金属を採用して、安全な状態で長期に水素を保管して発電できる特徴がある。現在はプロジェクトの参加企業と共同で、熱も供給できる燃料電池システムを開発中だ。

 八百津プロジェクトでは2016年度中に事業計画を策定したうえで、2017年度から燃料電池と合わせて木質バイオマスボイラーや水素製造装置を導入していく。すでに総務省から「分散型エネルギーインフラプロジェクト・マスタープラン策定事業」の事業費として2400万円の交付を受けることが決まっている。

移動式の水素ステーションが開設

 八百津プロジェクトが目指す水素タウンは、地域の再生可能エネルギーで作った電力からCO2(二酸化炭素)フリーの水素を製造して、町内の住宅や公共施設・農業施設に効率よく電力と熱を供給する。林業関連の事業者が集まる久田見(くたみ)地区に水素製造装置を導入する予定で、太陽光発電と木質バイオマス発電の電力から水素を製造する計画だ(図4)。

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図4 八百津町の再生可能エネルギーによる水素供給イメージ。出典:岐阜県商工労働部

 製造した水素は純水素型の燃料電池を使って地区内に電力と熱を供給する一方、町の中心部に導入する燃料電池にも供給する。地域の再生可能エネルギーで作った電力を地産地消しながら、余剰分を水素に転換・貯蔵して有効に活用する体制だ。この仕組みで地域のエネルギーを100%自給自足できる水素タウンを構築していく。

 八百津町には2016年3月に移動式の水素ステーションが営業を開始している。プロジェクトにも参画する県内企業の清流パワーエナジーが開設した岐阜県で初めての水素ステーションだ。観光を軸に近隣地域から燃料電池自動車を呼び込んで、水素タウンの発展につなげる。

2444とはずがたり:2016/11/17(木) 11:04:04
今朝の朝日新聞には東芝が此処の発電所の売却を計画と出てたけど。

東芝など13社、バイオマス発電用のCO2回収・貯留設備の実証実験へ。2020年度に開始。福岡県・大牟田で(RIEF)
http://rief-jp.org/ct4/63310
2016-07-27 17:39:42

 東芝やみずほ情報総研などは、バイオマス発電に対応する国内最大規模の二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)設備の実証実験を行うと発表した。バイオマス発電対象のCCSとしては世界初の大規模事業となる。

 事業には両社のほか、千代田化工建設、日揮、三菱マテリアルなど合計13社・機関が参加する。環境省が公募した「環境配慮型CCS実証事業」として採択された。2016年度から2020年度にかけて約180億円を投じて、設備の技術や性能、費用、環境影響などを評価し実用化を目指す。

 実証実験は福岡県大牟田市にある東芝のグループ会社、シグマパワー有明の三川発電所(出力4万9000kW)にCCS設備を建設し、同発電所が1日当たり排出するCO2を50%相当分の500㌧以上を分離・回収する。

 みずほ情報総研など他社は、CO2分離・回収に関わる環境影響評価手法の開発や、国内でのCCSの円滑な導入に向けた制度研究などの評価を担当する。実証運転は2020年度に開始する予定。現在、三同発電所は石炭を燃料としているが、2020年度の設備完成時までにはバイオマス発電に対応できる設備への更新工事を行なっており、同CCSはバイオマス発電対応となる。

2445とはずがたり:2016/11/17(木) 11:17:38
おい,九電なんかに売電せず自分とこで使えよ。
>発電した電力は全量をFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用して、九州電力に売電する。

正論http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/3966吐いてても九電に依存してたら説得力無いぞ。

イーレックス、九州電力系2社と木質バイオマス発電
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/energy/20161111_03.html
2016/11/11

イーレックス(東京都中央区、本名均社長)、九州電力子会社の九電みらいエナジー(福岡市、穐山泰治社長)、九電工の3社は10日、福岡県豊前市で木質専焼バイオマス発電事業を共同で実施すると発表した。イーレックスが10月に設立した「豊前ニューエナジー合同会社」に2社が出資参画する。国内最大級となる7万4950キロワットの豊前バイオマス発電所を建設し、各社の強みを生かして事業を展開する。

2017年3月に着工し、19年10月に営業運転を開始する予定。発電した電力は全量をFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用して、九州電力に売電する。

3社の役割分担は、イーレックスが事業運営や燃料調達、九電みらいエナジーが発電所運営を担い、九電工が発電所の電気設備工事を担当する。豊前ニューエナジー合同会社の出資比率はイーレックスが65%、九電みらいエナジーが27%、九電工が8%の予定。(3面)

2446とはずがたり:2016/11/24(木) 17:33:09
定格出力はなんぼだ?あんま大きくは無さそうだが熱電併給システムは理想的だ♪

●飛騨高山しぶきの湯バイオマス発電所
・今月中に着工し、来年3月の完成を目指す。総事業費は約2億円。
・木質ペレットを発電燃料として使用。高効率のバイオマス熱電併給システムを導入
・年間発電量は約126万キロワット時を見込

高山の森林活用、電力供給 バイオマス発電所、月内着工
https://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20161123/201611230921_28485.shtml
2016年11月23日09:21

 岐阜県高山市内の企業や個人でつくる飛騨高山グリーンヒート合同会社は、同市国府町で、地元の豊かな森林資源を活用し発電する「飛騨高山しぶきの湯バイオマス発電所」の建設を進める。今月中に着工し、来年3月の完成を目指す。総事業費は約2億円。

 市内の約90%を占める豊富な森林資源を活用しようと、同発電所では木材を加工した木質ペレットを発電燃料として使用。高効率のバイオマス熱電併給システムを導入する。

 発電の際に生じた熱は四十八滝温泉しぶきの湯遊湯館(同市国府町宇津江)に供給し、電気は固定価格買い取り制度を利用して1キロワット時当たり40円で中部電力に売電する。年間発電量は約126万キロワット時を見込む。木質ペレットを使用するバイオマス発電による電気を、同制度を利用して売電する取り組みは国内初。

 同市では地熱や水力など再生可能エネルギーの導入拡大を目指しており、今回も発電の際に生じた熱の購入などで事業を支援していく。

 22日は同館の敷地内で地鎮祭があり、関係者7人が工事の安全を祈願した。同社代表社員の岡田贊三飛騨産業社長は「まずは成功させて飛騨で展開していきたい」と話した。

岐阜)エネ地産地消へ、バイオマス発電所 高山で起工式
http://www.asahi.com/articles/ASJCQ4GTBJCQOHGB00F.html
永持裕紀2016年11月23日03時00分

 高山市で初めてとなる木質バイオマス発電所の起工式が22日、同市国府町の温泉施設「四十八滝温泉 しぶきの湯 遊湯館」であった。熱と電気を生み出すシステムが稼働した後は、電気は固定価格買い取り制度(FIT)で中部電力に売り、熱は市の指定管理者が運営する「しぶきの湯」の熱源として使う。

 正式名称は「飛?高山しぶきの湯バイオマス発電所」。営業運転開始は来年3月の予定で、事業費は約2億円。年間発電量は約126万キロワット時と小規模だが、実施主体「飛?高山グリーンヒート合同会社」の岡田贊三(さんぞう)代表社員(飛?産業社長)は、「地域のエネルギーを地域でまかなう『エネルギー地産地消』のよい実践例にしたい」と抱負を述べた。

 燃料は山に放置されたままの未利用材を使い、2008年に同市にできた「木質燃料」が木質ペレットにして供給する。

2447とはずがたり:2016/11/24(木) 22:24:35

既に太陽光のコストが低い事は判った。次は蓄電池の併設や,朝は東,夕方は西へ向けるなどの可能式化にして発電量の平準化込みでどれだけ安く出来るかである。

Solar-energy installation price per MWh. Credit: Economist
http://tohazugatali.dousetsu.com/201608272133020000w.jpg

Energy
太陽光発電のコストは原子力発電よりも大幅に安い、一体なぜこうなったのか?
http://business.newsln.jp/news/201608272133020000.html
Posted 2 months ago, by Brian Jones

2011年3月に福島第一原子力発電所事故が起きた後、日本では、今後も原子力発電を推進するのか、それとも再生可能エネルギーなどに転換を図るのか大きな議論が起きた。その際、原子力発電推進派は、再生可能エネルギーはコスト的に割高で、原子力発電を置換することはできないと主張した。

しかし、今月に入ってからチリ政府が行った電力確保のための入札では、もっとも安い金額を提示したのは、スペインの太陽光発電業者で、この業者は、天然ガス火力発電の発電コストの47ドル/MWhを大幅に下回る29.1ドル/MWhという価格で入札を行った。

29.1ドル/MWhという発電コストは、米国における原子力発電の90〜130ドル/MWhの3分の1の金額ともなる。

現在、欧米ではまだ、太陽光発電の発電コストは、天然ガス火力発電などと比べるとやや割高となっているが、米国立研究所のシミュレーションによると、発電コストは米国においても早ければ2025年頃には、逆転するという試算もでている。

2011年に日本で起きた議論では、日本の原子力発電推進派は、再生可能エネルギーはコスト的に割高で、原子力発電に勝つことはできないと主張していたのにも関わらず、一体、この変化は何が原因で起きることとなったのだろうか?

この答えとなるのか上のグラフとなる。このグラフは、MWhあたりの太陽光パネルの導入コストを時系列でプロットしたものとなる。

このグラフを見てわかる通り、2011年に日本で議論が起きた際のコストは、(グラフの枠の外にあるため正確な数字は判らないが)少なくとも350/MWhはしたことが判る。この価格は、原子力発電のコストの4倍近いものであり、2011年当時には、日本の原子力推進派のいう通りに太陽光発電はコスト的には到底、原子力発電には打ち勝つことはできないものだったことが判る。

しかし、その後生じた、欧米各国による再生エネルギーブーム(皮肉なことにその契機を作ったのは日本で起きた原発事故)により、太陽光パネルの生産コストは急速に値下がりをし(あまりにに値下げりのペースが速すぎたため、多数のパネルメーカーは採算性を合せることができず、撤退や倒産まで生じた)、現在では、太陽光発電に適した条件を持つ国では既に、原子力発電のコストを大幅に下回るにまで低下しているのである。

太陽光発電のコストは今後も低下傾向が続くことが予想されているため、緯度が高い太陽光発電には最適ではない条件の地域でも、2020年代半ばには、太陽光発電のコストは、原子力発電を下回ることになるというのが、大方の読みとなる。

2011年に福島第一原子力発電所事故が起きた際には、日本だけでなく欧米諸国でも、原子力発電の是非が問われる結果となった。しかし、またしても皮肉なことに、あれほど甚大な被害が生じたのにも関わらず、日本は結局、原発廃止は行わず、原発全廃を決めたのは事故とは関係のないドイツとなっていた。

その後、生じた太陽光パネルの大幅な価格下落という状況を踏まえた上で、この両者の決定をもう一度振り返ると、明らかに日本人は、政策決定上の大きな失敗をしてしまった可能性が強いと言えるかもしれない。

いうまでもなく電力は産業の根幹を成しており、高い電力コストを支払わなければならないことは、日本の企業が国内生産を行う上での大きな障害となるからとなる。

一方、米国では、工場の国内回帰が最近になってから生まれ始めてきている。これまでは不可能だった製品生産の分野でもオートメーション化が可能となり、メキシコや中国の安い労働力を求めて、海外に工場を作る必要性がなくなってきたからとなる。

米国で生じている工場生産の国内回帰の動きは、欧州でも見られるところとなっているが、恐らくこの動きは、電力などの基幹のインフラコストがネックとなり日本では進まないだろう。

2448とはずがたり:2016/11/25(金) 20:11:11
>>573 >>1519 >>2352 ミドリムシ
>>1773-1774 クラミドモナス・ナンノクロロプシス

そのうち化石燃料に代わる再生可能エネになるかも♪
技術的には石油火力の時代再来??やばいで,既に技術革新されてゐない。。

余分な光合成、青い光でストップ 燃料生産への応用期待
http://www.asahi.com/articles/ASJ9966JVJ99OBJB011.html?ref=yahoo
北上田剛2016年9月15日07時25分

 強すぎる青い光は、水中や水際にすむ藻類などの植物にとって光合成の「停止信号」。そんな仕組みを基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などのグループが解明した。藻類から作るバイオ燃料の大量生産に応用できる可能性があるという。14日付の英科学誌ネイチャー電子版に論文が掲載される。

特集:どうぶつ新聞
 真夏の直射日光など強すぎる光に当たると、植物は集めた光を熱にして捨て、光合成を抑制する。こうしたブレーキのような機能があることは分かっていたが、詳細は不明だった。

 研究所の皆川純教授(植物生理学)らのグループは、クラミドモナスという藻の仲間が光を熱にして捨てる時に作るたんぱく質に着目した。12色の光を当てて調べた結果、青い光を当てたときにこのたんぱく質が多く作られることが分かった。

 青い光を感知する機能を無くし…

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残り:263文字/全文:593文字

2449とはずがたり:2016/11/27(日) 19:44:55
西日本シティ銀などのファンド、風力発電ベンチャーに出資=九州大生が起業
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112500580&g=eco

 西日本シティ銀行は25日、同行などが出資し大学発の新産業創出を目指す「QB第一号ファンド」(総額約31億円)が高効率風力発電機開発のベンチャー企業「日本風洞製作所」(福岡県久留米市)に出資したと発表した。出資額は数百万円。(2016/11/25-15:54)

2450とはずがたり:2016/11/27(日) 20:01:00
椛島沖でやってた実証実験は成功裏に終わった様で近くに係留場所を移して営業運転の開始の様だ♪

国内初の浮体式洋上風力発電設備を実用化
-崎山沖2MW浮体式洋上風力発電所-
http://www.toda.co.jp/news/2016/20160415.html
2016年4月15日

このたび、五島市と五島フローティングウィンドパワー合同会社(戸田建設株式会社の100%子会社)は、長崎県五島市崎山漁港の沖合において、国内初となる浮体式洋上風力発電設備を実用化、運転を開始いたしました。
【設備の概要】
設備名称
崎山沖2MW浮体式洋上風力発電所
所在地
長崎県五島市下崎山町崎山漁港の沖合(約5.0㎞)
所有者
五島市
運転管理者
五島フローティングウィンドパワー合同会社
船名
(非自航船)はえんかぜ
風力発電機
ダウンウインド型 HTW2.0-80(日立製作所、2MW級)
浮体施設
構造形式:ハイブリッドスパー型/係留:3点係留カテナリー方式

浮体式洋上風力発電設備は、スパー型と呼ばれる細長い円筒形状の浮体構造の上に、風車及びタワーが海上に突出して固定され、3本のチェーンで海底に係留されています。
浮体構造の上部には鋼、下部にはコンクリートを使用する、九州大学・戸田建設グループによって開発された「ハイブリッドスパー型」と呼ばれる形式を採用しています。コンクリ ートは水圧や海水にも強いため、これを浮体下部に用いることでコストダウンを図るとともに、重心を下げ安定性も向上させています。
発電設備の形状・寸法は、海中の一番深いところから風車翼(ブレード)の先端までの全長が172mで、海面上に浮いて見える部分の高さは96mです。また、円筒部の最大直径は7.8m、総重量は約3,400 トンです。
【経緯及び今後について】
平成22〜27年度の環境省実証事業において、国内初の2MW級浮体式洋上風力発電設備となった「はえんかぜ」は、地元の方々、漁業関係者の皆様等のご理解・ご協力のもと、五島市椛島沖に設置され、安全で環境への影響が小さい施設であることが確認されました。
平成27年度の事業終了後は、五島市再生可能エネルギー基本構想のもと、浮体式洋上風力発電の普及促進を目指し、五島市と五島フローティングウィンドパワー合同会社が共同で、 発電所の運転を継続していくこととなりました。五島市と五島フローティングウィンドパワー合同会社は発電データの収集や更なる運転維持管理の知見蓄積を行い、地域と浮体式洋上風力発電の発展に貢献していく所存です。

2452とはずがたり:2016/12/03(土) 22:15:47
●「朝来バイオマス発電所」…関電エネルギーソリューション(大阪市)
・出力は5600キロワット
●年間で電力約3700万キロワット時を売電する・木材をチップに加工する「バイオマスエネルギー材供給センター」…県森林組合連合会(神戸市中央区)が供給センター
・供給センターは約2・8ヘクタールの敷地に木材約2万トンを貯蔵可能。但馬や丹波、播磨北部などから丸太65%、チップ35%の割合で木材を受け入れる
・年間約6万3千トンのチップを使用
●兵庫みどり公社…木材搬出に協力

2016/12/3 05:51神戸新聞NEXT
朝来バイオマス発電所完成 1万2千世帯分供給へ
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009719338.shtml
神戸新聞NEXT

 兵庫県内の山林に放置された「未利用木材」などを燃料とする「朝来バイオマス発電所」などの完成式典が2日、朝来市生野町真弓の生野工業団地であった。木材をチップに加工する「バイオマスエネルギー材供給センター」も隣に完成し、計画では約1万2千世帯分、年間で電力約3700万キロワット時を売電する。(長谷部崇)

 県森林組合連合会(神戸市中央区)が供給センターを、関電エネルギーソリューション(大阪市)が発電所をそれぞれ建設・運営。兵庫みどり公社が木材搬出に協力し、県や朝来市が指導・助言する。

 未利用木材の搬出▽貯蔵・乾燥▽燃料チップ製造▽発電-の一連の流れに官民共同で取り組むのは国内初。工場跡の広大な敷地があることや県内各地の木材集積地に近いことなどから、同工業団地が建設地に選ばれた。

 木材チップを燃やし、発生させた蒸気でタービンを回して発電する。木質資源や下水汚泥を燃料とするバイオマス発電は太陽光や風力と同じ再生可能エネルギーに分類されるが、天候に左右されず、安定的に発電できる。発電所は1日に操業を始めた。

 供給センターは約2・8ヘクタールの敷地に木材約2万トンを貯蔵可能。但馬や丹波、播磨北部などから丸太65%、チップ35%の割合で木材を受け入れる。丸太は乾燥させた後、チップに加工し、ベルトコンベヤーで併設の同発電所に送る。発電所は年間約6万3千トンのチップを使用。売電価格は1キロワット時32円に設定されており、年間で11億8千万円の売り上げを見込む。売電先は公表していない。

 式典には関係者ら約90人が出席し、神事や施設見学があった。朝来市の多次勝昭市長は「荒廃した林地の再生や林業活性化の面でも期待している」と話した。

2016.12.1 21:44
関電が兵庫でバイオマス 森林組合と間伐材利用
http://www.sankei.com/west/news/161201/wst1612010103-n1.html

 関西電力は1日、兵庫県朝来市で間伐材などを燃料に利用したバイオマス発電所の操業を始めた。兵庫県森林組合連合会などと協力し、未利用資源を有効活用するとともに林業の活性化も図る。

 出力は5600キロワットで、一般家庭約1万2千世帯の電力を賄うことができる。連合会が木材をチップ状に加工し、関電子会社が発電所を運営する。

 関電は大規模水力を除く再生可能エネルギーによる発電を平成42年に現状の約5倍に拡大することを目指している。

2453とはずがたり:2016/12/03(土) 23:11:01
>>692>>1388>>2451

●苫小牧バイオマス発電(株)
出力:
1号機:5MW(送電端) 5.8MW(発電端)
2号機:1号機とほぼ同様
───────────────
合計: 10MW(送電端) 11.6MW(発電端)

調達元:三井物産の森・道内に約35,000ha
出資:
 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)40%
 株式会社イワクラ(本社:北海道苫小牧市、社長:後藤英夫)20%
 住友林業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:市川晃)20%
 北海道ガス株式会社(本社:北海道札幌市、社長:大槻博)20%

2454とはずがたり:2016/12/03(土) 23:26:58
>>2405
●ヴェオリア(仏)→西原環境(日本水処理子会社)
①具志川浄化センター(沖縄県うるま市)には発電出力300キロワットの発電設備を設置、540世帯の電力を賄う。
②栃木県佐野市運営の秋山川浄化センター(佐野市)では250キロワットの発電所を設ける

2455とはずがたり:2016/12/04(日) 09:24:28

発電効率+集熱効率が78%! 高効率熱電ハイブリッド太陽電池モジュール
https://www.kankyo-business.jp/news/013870.php
2016年11月30日掲載

NEDOは、日清紡メカトロニクス(東京都中央区)との共同研究である「太陽光発電多用途化実証プロジェクト」で、高効率熱電ハイブリッド太陽電池モジュール(以下ハイブリッドモジュール)を開発し、静岡県掛川市の大東温泉シートピアで実証試験を開始した。

発電効率と集熱効率の総和が78.0%のモジュール
日清紡メカトロニクスはこのプロジェクトで、太陽エネルギーの高効率変換手段として、発電と同時に太陽熱利用による温水を製造する機能を併せ持つ太陽光発電システムの開発をすすめてきた。

熱電併給できる小型バイオマス発電 地元木材をつかって温浴施設に熱供給
https://www.kankyo-business.jp/news/013875.php
2016年11月30日掲載 記事を保存

洸陽電機(兵庫県神戸市)は28日、岐阜県高山市において、固定価格買取制度(FIT制度)を利用した小型バイオマス発電システムを導入すると発表した。

このシステムにより、地元の未利用木材を加工した木質ペレットを発電燃料として利用するとともに、発電の際に生じた熱を温浴施設「宇津江四十八滝温泉しぶきの湯 遊湯館」に供給することで、オンサイト型の熱電併給システムの構築を実現する。発電開始は2017年3月を予定している。

ドイツ製のシステムを採用
この事業は、高山市内の企業などが設立した飛騨高山グリーンヒート合同会社(高山市)が「飛騨高山しぶきの湯バイオマス発電所」の建設を計画しているもの。

2457とはずがたり:2016/12/04(日) 22:46:26
ニッケル・水素充電池
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E5%85%85%E9%9B%BB%E6%B1%A0

ニッケル・水素充電池(ニッケルすいそじゅうでんち)は、二次電池の一種で、正極に水酸化ニッケルなどのニッケル酸化化合物、負極に水素または水素化合物を用い、電解液に濃水酸化カリウム水溶液 (KOH (aq)) などのアルカリ溶液を用いる二次電池(充電可能な電池)である。
負極の水素源として水素ガス(分子水素、H2)を用いる狭義の(本来の)ニッケル水素電池 (Ni-H2) と、水素吸蔵合金を用いるニッケル金属水素化物電池 (Ni-MH) とがある。

2458とはずがたり:2016/12/04(日) 23:03:45
ニッケル水素電池で大損!寿命を知らずリフレッシュ!
http://trend-neta.com/nitkerusuiso-denti
2016/6/12 2016/10/23 コラム

環境に優しいという言葉につられ、普通の乾電池からニッケル水素電池に変えました。

これで廃棄する電池も減らせますし、コスト削減にもなるのでお財布にもやさしい。と・・・思っていたら、寿命が短く意外と高くつくことが判明。劣化が激しい!

その一部始終をまとめたので、ニッケル水素電池を購入される際の参考になれば幸いです。

(おすすめ充電池も紹介しています。)

足リフレッシュとは、充電したものを放電して充電池の電気容量を空にするもの。
   充電器に機能を搭載しているものもあります。頻繁にリフレッシュすると短寿命になります。

2459とはずがたり:2016/12/04(日) 23:19:32

ニッケル水素電池を末永く使うためには、何に気を付けたら良いですか?PZ18130
http://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/18130/~/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%AB%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E3%82%92%E6%9C%AB%E6%B0%B8%E3%81%8F%E4%BD%BF%E3%81%86%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%80%81%E4%BD%95%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%82%92%E4%BB%98%E3%81%91%E3%81%9F%E3%82%89%E8%89%AF%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9Fpz18130

1.使用する充電池は機器ごとに決めて、グループ化して使用する
⇒ 複数の機器への充電池の使い回しは充電池の劣化状態がばらつく最も大きな要素です。

2.同一品番・同時購入・同時充電・同時放電で充電池のコンディション条件をそろえる
出来るだけ同時に使用する電池のコンディションをそろえて使うのが長持ちの秘訣です。

3.充電はこまめに行なう
 ⇒機器で使えなくなるまで使用してから充電をするのではなく、2/3程度使用した時点ですべての電池を同時に充電して下さい。

4.充電池と充電器の電極はこまめにふく
 ⇒ くり返しの使用で充電池や充電器の電極には目に見えない汚れ(手油やほこり等)が付着しています。

5.その他の使用上の注意事項
①専用充電器以外の充電器の使用:過充電および満充電のバラツキによる電池の劣化をまねく
②ほとんど未使用の状態でのつぎ足し充電:過充電により電池の劣化をまねく
③長期間(目安:2年程度)まったく充放電せず放置:電池内部の材料の劣化をまねく
④高温・多湿環境下での長期間保管:高温劣化・液漏れによる過放電劣化をまねく
⑤充電直後の高温状態での放電:充電熱に放電熱が加わり高温劣化をまねく
⑥大電流放電の継続による電池内部の異常温度上昇:電池内部の膨張による電解液の放出劣化をまねく
⑦プラス端子に機械的変形が発生するほどの圧力を加える:安全弁作動による液漏れ劣化をまねく

以上、充電池を末永くお使い頂くためには守っていただく事が数多くありますが、充電池の特質をご理解いただき、
充電池が持っている能力を最大限ご活用ください。

2460とはずがたり:2016/12/04(日) 23:27:26
作成日:2015年9月11日 最終更新日:2015年9月11日
ニッケル水素充電池をソーラー充電器で充電する方法
http://suntactics-japan.com/?mode=f43

ここでは、お問い合わせが多いニッケル水素充電池をソーラー充電器で充電する方法についてご紹介致します。
Suntacticsのソーラー充電器はUSBポートから出力する構造になっています。そのため、ACアダプタを利用しコンセントから充電するニッケル水素充電池用の充電器は使用できません。そこで、各メーカーが販売している「USBから充電出来るニッケル水素充電池用の充電器」が必要になります。

「USBから充電出来るニッケル水素充電池用の充電器」を充電用コードでSuntacticsのソーラーパネルに繋ぐ事によってニッケル水素充電池がソーラー充電出来るようになります。

各メーカーで販売している「USBから充電出来るニッケル水素充電池用の充電器」をご紹介します。他にも扱っているメーカーはありますが、ここでは代表的な製品として3社の製品を比較紹介させて頂きます。(Suntactics社では扱っておりません。)

富士通FUJITSU
製品の公式ページ USBモバイル急速充電器セット 富士通USBモバイル急速充電器セット
http://www.fdk.com/denchi/usb_charge/index.html

USBポートからニッケル水素充電池(単3/単4どちらも可能)の充電が可能です。ニッケル水素充電池やアルカリ乾電池を使用しスマートフォンへの給電も可能です。

富士通さんは2本タイプと4本タイプの2種類があります。注意が必要なのは2本タイプと4本タイプで入力値と出力値が違う事です。

2本タイプ
最大出力 5V 0.5A
最大入力 5V 0.8A

4本タイプ
最大出力 5V 1.0A
最大入力 5V 1.0A

入力値が低いとニッケル水素充電池の充電に時間が掛かります。また、出力値が低いと、スマートフォンなどのへの充電に時間が掛かります。2本タイプの出力は最大0.5Aなので、スマートフォンへの充電には少し時間が掛かりそうです。

2461とはずがたり:2016/12/04(日) 23:27:46
>>2460-2461

また、カラーによって付属電池の容量が違うので注意が必要です。 ブラックは単3電池容量1本2,450mAh ブラック以外は単3電池容量1本1,900mAh

東芝TOSHIBA
製品の公式ページ USBモバイル対応ニッケル水素電池充電器セット 東芝ニッケル水素電池充電器セット
http://www.toshiba.co.jp/living/webcata/lamp/tnhc_34as_mb/index_j.htm

USBポートからニッケル水素充電池(単3/単4どちらも可能)の充電が可能です。ニッケル水素充電池やアルカリ乾電池を使用しスマートフォンへの給電も可能です。

最大出力 5V 1.0A
最大入力 5V 1.0A

付属の単3電池容量1本2,400mAh
マクセルmaxell
製品の公式ページ USB出力付きニッケル水素電池充電器 マクセルニッケル水素電池充電器
http://www.maxell.jp/consumer/mb_battery/ecoful_charger.html

USBポートからニッケル水素充電池(単3/単4どちらも可能)の充電が可能です。ニッケル水素充電池やアルカリ乾電池を使用しスマートフォンへの給電も可能です。

マクセルさんも2本タイプと4本タイプの2種類があります。注意が必要なのは2本タイプと4本タイプで入力値と出力値が違う事です。

2本タイプ
最大出力 5V 0.5A
最大入力 5V 0.5A

4本タイプ
最大出力 5V 1.0A
最大入力 5V 1.0A

2本タイプは出力も入力も0.5Aなので、充電給電には1Aよりは時間が掛かります。

付属の単3電池容量1本2,000mAh
3社とも4本タイプのスペックはほとんど変わりません。あとは付属の電池容量や値段などを参考にして選ぶと良いと思います。

2462とはずがたり:2016/12/05(月) 12:57:31
兎に角厭だと我が侭云ってる様にしか見えないけど,コージェネでもして地元に熱供給とかしたら少しは納得するのかね?それは兎も角小規模な電熱併給への誘導策は必要だな。

関電工のバイオマス発電所に批判噴出、住民提訴も
http://www.alterna.co.jp/19736

東京電力のグループ企業、関電工が前橋市で進める木質バイオマス発電計画に対して、周辺住民の反発が強まっている。群馬県内の未利用間伐材などを燃料とする計画だが、住民は「福島原発事故で汚染された木材を燃やすと、放射性物質が環境中に拡散しかねない」と批判。7月には知事を相手取り訴訟も起こした。関電工側の住民説明は不十分で、企業姿勢として誠実でないことも問題をこじらせたようだ。(オルタナ編集委員=斉藤円華)

■県が補助金4億8千万円を支出

「前橋バイオマス発電所」は関電工、および製材大手のトーセン(栃木県矢板市)が出資。赤城山麓にある電力中央研究所の試験施設から用地を取得し、2017年6月の操業開始をめざす。発電出力は6750キロワットで、木質バイオマス発電としては規模が大きい。燃料には、県内を中心に生じる間伐材ほか未利用木材を年間約8万トン使用する計画だ。

これに対して、周辺住民らでつくる「赤城山の自然と環境を守る会」が反対。発電で生じる排ガス、および燃焼前に木質チップを圧搾して出た廃水などにより、原発事故由来の放射性物質が拡散する恐れがある、としている。

住民らは7月、計画に4億8千万円の補助を行う決定をした群馬県を相手取り、支払いの差し止めを求める訴訟を起こした。「森林内に隔離されている放射性物質が、事業が実施されれば人家近くに大量に持ち込まれる」。(木材チップの燃焼で)「放射能汚染の拡散と高レベルの放射能物質発生を招くという脅威に群馬県民が広く晒される」。訴えの中で住民側はこう主張している。

同会の羽鳥昌行事務局長は「事業を行うのであれば環境影響評価が必要」と訴える。滝窪町自治会長の井上博さんも「子どもたちには100年先もここの自然環境を残していきたい。それなのに、住民が知らない間に環境を汚されるとすればたまらない」と話した。

環境影響評価について県は、計画の排ガス量が基準値を下回るとして実施の必要性を認めていない。また、事業で生じる排出に含まれる有害物質について、関電工は取材に「県や市が指定する基準値を下回るよう対策を講じる」と答えた。

■発電コスト重視の大規模木質バイオマス

しかし住民側は同社に不信感を募らせている。「関電工は行動指針で『環境に関する自主基準を制定する』などとホームページで主張しているが、自主基準を制定しようとする姿勢は皆無」(原告準備書面)と厳しく批判。また、「(同社に)こちらが質問しても文書で回答しない」(羽鳥氏)という。

計画の問題点は環境影響への懸念にとどまらない。前橋バイオマス発電所は地域外の資本が出資する事業だ。地域には燃料木材の売却代が還流するが、売電で得た利益は地域外に持ち出される形だ。また、発電で生じる熱は地域熱供給(熱電併給、コジェネレーション)には活用せず、そのまま捨てられる。

地域資源の活用で地域経済の活性化が見込める自然エネルギー事業のメリットは、今回の計画では限定的なものにとどまると言える。関電工も「発電所での雇用は予定しているが、(地域経済への波及効果を)数字で示すのは難しい」と話す。

ちなみに熱電併給を行う際、熱需要は分散しているため、出力2千キロワット未満の小規模木質バイオマス発電が向くとされる。その熱効率は最大で8割とも言われ、エネルギーのムダが少ない。一方、大規模木質バイオマス発電は発電コストで有利だが、熱電併給よりはエネルギー効率で劣る。

つまり計画は、地域経済やエネルギー効率よりも発電コストを重視していることになる。そして現在、前橋バイオマス発電所と同様、日本各地で大規模な木質バイオマス発電計画が進むが、背景には木質バイオマス利用をめぐる制度上の問題点があるという。

自然エネルギー財団は25日、木質バイオマス利用に関する提言を発表した。この中で「日本のFIT(固定価格買取制度)は発電のみを対象とし、熱電併給へ誘導する制度設計になっていない」などと指摘。また、木質バイオマス資源の国内需要がひっ迫する可能性もあるとしている。

財団は、木質バイオマスに大規模区分を設けた上で買取価格を引き下げることなどを提言するが、木質バイオマス利用が地域に受け入れられ、持続可能なものとなるよう、制度の点検が問われている。

2466とはずがたり:2016/12/05(月) 21:30:41
>>2269>>2279
こう云ふのベース的にずっと100%稼働が基本だと思うけど例えば自社の電力需要に応じて余りを即売却(地域電力が需給量をLNG火発で調整)とか柔軟に出来るんだよねぇ?で,自社で使ってもFIT認定されるんだよねえ?新電力各社が自社電源を次々と稼働させてからが本番だよな。

発電事業新会社「サーラeパワー」設立について
http://www.chubugas.co.jp/pressrelease/20160511-setsuritsu/upload/160511-setsuritsu.pdf
2016年内着工,2018年末完了,2019年4月本稼働予定
22.1MW
約1億5,000万KWh(一般家庭4万世帯分)
主燃料:輸入材(主にPKS)
副燃料:東三河,遠州など当地域の間伐材等林地残材及び製材端材やC・D材等の一般木材
総事業費:約100億円

2467とはずがたり:2016/12/05(月) 21:43:28
新電力に名を連ねる川重商事だが発電事業は未だ太陽光発電に参入しただけのようだ。こんなんは未だ電力会社とはいえんな。
岩岡に設置のメガソーラーがでかい様だ。
蓄電機メーカーや風力メーカーとタイアップして電力供給源の巾を拡げたい♪

電力エネニュー
川重商事株式会社
https://www.denryoku.com/pps/kawajushoji/
事業者概要

川重商事株式会社 は川崎重工グループの商社であり、創業60年の歴史がある。
グループ企業の機器である、油圧機器やロボットなどの販売などを行う。
近年は自然可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、自社ソーラー発電設備による売電事業などの電力関連事業なども行っている。
本社は神戸と東京に所在している。
電力関連は、事業開発推進本部の新商材開発部に設置された環境・エネルギー部が行っている。
自社の太陽光発電所は4ヵ所あり、総発電量は約2700kWになる。
最も早く売電を開始したのは加古川営業所の屋根に取り付けた太陽光発電パネルであり、2013年の1月に50kWに満たない容量を設置した。
その後、数ヶ月の間に西神発電事業所、岩岡発電事業所、西神戸工場発電事業所としてそれぞれ発電設備を設置した。
この内、最大の容量を誇るのは岩岡発電事業所で1500k以上になる。
太陽光モジュールは4カ所の発電事業所のいずれにおいても、東京の太陽電池製造メーカーであるソーラーフロンティア社製の物を使用している。
自社の売電事業だけでなく、太陽光発電設備やCIS太陽光パネルと呼ばれる半導体材料にシリコン以外の複数物質を使う化合物系太陽光発電パネルを取り扱っている。

2468とは:2016/12/05(月) 22:31:21
シナネンのバイオマス発電は進行中と書いてある割には全く情報がない。異常だ。

2469とはずがたり:2016/12/10(土) 22:54:14
ソーラー発電システム・太陽光蓄電システム
http://www.chikuden-sys.com/solar/chargecontroller.asp
チャージコントローラーの選び方

当ページでは、太陽光発電システムには必須の設備機器となる「チャージコントローラー」の選び方について解説いたします。

チャージコントローラーには、充電するだけの「充電コントローラー」、充電・放電を制御する「充放電コントローラー」また、独立系の照明システムに使用する「充電ライトコントローラー」があります。

このページでは、主に、独立系の太陽光発電システムに使われる「充放電コントローラー」に関して説明いたします。ちなみに、住宅用の太陽光発電システムでは、放電機能(すなわち「売電」概念)はなく、充電コントローラー・インバーター=「パワーコンディショナー」と呼ばれています。

チャージコントローラーの選び方、一番初めに考えること

チャージコントローラーの選定に際し、まず一番初めに考えることは、使用するソーラーパネルの発電量(W)と蓄電側となるバッテリー容量とのバランスです。

また、10W程度の発電量のソーラーパネルに対し、自己消費電力が50mA以上もあるような液晶表示のあるようなものを使用しますと、折角発電した電気が自己消費電力にまわってしまい発電能力が落ちてしまいます。

ソーラーパネルの発電量とバッテリー容量のバランスのイメージ画像
また、「太陽光発電システムの仕組み」ページでも解説したとおり、チャージコントローラーの種類には、PWM制御方式とMPPT制御方式とがあり、性能も価格も大幅に違います。

まずは、チャージコントローラーを選ぶ際の、ソーラーパネルの発電量とバッテリー容量のバランスについて、以下説明してまいります。

チャージコントローラーについて

独立系の太陽光発電システムを考えるとき、誰でもが、何のための(庭の噴水ポンプ用、電動工具用、夜間照明用)、いつのときの(常時使用、非常用、アウトドア用なのか)という用途を想定しているはずです。

太陽光発電システムの用途

例えば、玄関の夜間照明だけに使う用途であれば、ソーラーパネルの発電量もバッテリーの蓄電容量も、そう大きいシステムは要りません。逆に日曜大工(DIY)などでは、使用頻度を考えるとき、土日祝日等に限られていたとしても、電動工具の種類によっては大電力を必要とする工具も多数あります。ですから、電動工具の消費電力と延べ使用時間を考慮して、どれくらいの電気を蓄えておかなければならないのか、キッチリ計算してシステムを設計しなければなりません。

以下参考値として、ソーラーパネルの発電量に対するバッテリー容量の目安について、バッテリーがほぼ空に状態から約1週間で満充電になるバランスで説明いたします。

※わが国における1日あたりの平均日照時間は「3.5時間」として解説します。(曇りや雨の日を入れた平均時間ですので、地域によって充電時間は大幅に変化します)バッテリーは12Vのものが前提です。

※また、本来太陽光発電システムでは、出力補正係数を「0.85」充放電損失係数を「0.95」と規格で定めていますが、ここではわかりにくくなりますので除外しますので、あくまでも理論値としてお考えください。

ソーラーパネル20Wの場合で考えると……

適合するバッテリー容量は、以下の計算式から求められます。
1時間に発電される電力量(Wh)は、20Whですから、
20Wh×(3.5時間×7日)=490W(1週間の発電量)となりますので、
12Vバッテリーでは、490W÷12V=40.8Ah(バッテリー容量)となります。
但し、先にお断りしたとおり、各種損失係数を考慮していませんので、実際には30Ah程度のものが妥当でしょう。
また、充電期間(充電時間)を3日間とすると、さらに上記の半分程度(15Ah〜20Ah)のバッテリーが適合することになります。
おそらく、「思ったより発電できないなぁ……」とお感じでしょう。

2470とはずがたり:2016/12/10(土) 22:54:41
>>2469-2470
もう一度、もっと大きいソーラーパネルで計算してみます。

ソーラーパネル100Wの場合で考えると……

適合するバッテリー容量は、以下の計算式から求められます。
1時間に発電される電力量(Wh)は、100Whですから、
100Wh×(3.5時間×7日)=2,450W(1週間の発電量)となりますので、
12Vバッテリーでは、2,450W÷12V=204Ah(バッテリー容量)となります。
何度でも言いますが、上記は「1週間で満充電になるバッテリー容量」です。したがって、3日間程度で充電を終わらせるには、適合するバッテリー容量は80Ah〜100Ahとなります。
※弊社の太陽光発電システムセット商品は、上記のような考え方に基づき、正しく実用的なレベル値で設計されています。

ここまで理解いただけると、本題のチャージコントローラーの選び方に進んでいくことができます。もうお分かりのように、チャージコントローラーの選定は、ソーラーパネルとバッテリー容量に適合したものを選ぶ必要があることがわかりました。

以下、正しいチャージコントローラーの選び方です。

チャージコントローラーの選び方

チャージコントローラーの性能表記は、基本的な性能を示す「A」(アンペア)表示となっています。この数字は、コントローラーの最大入力電流値を示しており、12Vシステム用の「10A」表示であれば、12V×10A=120Wのソーラーパネルまで使用できるということになります。(理論値)

上限となるソーラーパネルの発電量についてはわかりましたが、下限の発電量はどうなるのでしょうか?

例えば、発電能力10Wのパネルに、上記10Aのコントローラーと、50Ah容量を持つバッテリーは適合すると言えるでしょうか?

発電能力10Wのパネルに10Aのコントローラーと、50Ah容量を持つバッテリーは適合するか?

答え:「No」です。(絶対ダメというわけではありませんが)

10Wの発電能力を持つソーラーパネル(12V仕様)の電流値は、
最大でも10W÷12V=約0.8Aに過ぎません。要するに、50Ahのバッテリーを満充電できるまでには、50Ah÷0.8A=約62.5時間かかるので、先の日照時間の統計データ(3.5時間/日)から、62.5時間÷3.5時間=約18日もかかる計算になります。

チャージコントローラーには、基本性能を示す値として「○○A」の表示がありますが、この数値は、ソーラーパネル側の発電電流値(最大動作電流値)とバッテリー容量とのバランスを必要とします。

仮に、20Wのソーラーパネルであれば、20W÷12V=1.67Aが最大の電流値となりますので、最高でも5A程度のチャージコントローラーが適合するということになります。一般的には、容量の小さいコントローラーは、自己消費電力も少なくなりますので合理的という結論です。

※50Wパネルの場合:50W÷12V=約4.2A なので、10Aコントローラーが適合
※100Wパネルの場合:100W÷12V=約8.3A なので、15Aコントローラーが適合

ちなみに、24V仕様の場合には、上記電流値は半分になりますので、コントローラーも半分のもので十分となります。(コントローラーにもよります)

チャージコントローラーには、格安の中国製品を含め、日本製、アメリカ製、ヨーロッパ製品も多数流通しております。

もう一度、以下振り返って最初からお考えください。

①(想定される使用機器の消費電力と使用時間)→○○Wh
②(蓄電側のバッテリー容量)→○○Ah
③(バッテリー容量に応じたソーラーパネルの選定)→○○W
④(パネル発電量に応じたチャージコントローラー選定)→○○A

正しい太陽光発電システムの完成!! となります。

2471とはずがたり:2016/12/10(土) 22:56:06
PWM制御方式とMPPT制御方式
http://www.chikuden-sys.com/solar/pwm_mppt.asp

2種類のチャージコントローラーについてご説明いたします。

PWM制御方式チャージコントローラー
(Pulse Width Modulation)の略で、パルス制御方式ともいいます。
独立系の太陽光発電システムでは、最も一般的な制御方式のコントローラーで格安で手に入ります。(千円〜2万円程度)
20Wパネル程度までの実験用でしたらPWMで充分です。

MPPT制御方式チャージコントローラー
(Maximum Power Point Tracking)の略で、最大電力点追従制御方式ともいいます。
住宅・産業用の高効率チャージコントローラーとして開発されました。PWM方式と比べると高価になりますが、変換効率で計算すると、なんと「97%〜99%」という高効率性を誇ります。実感では最もよい発電環境において2倍近い充電速度を得られます。
当サイトでは、日本製、中国製、アメリカ製、ドイツ製を販売しております。コスト面では、中国製10A容量が1万円程度となり、以前と比べお求めやすくなりました。大容量のものになりますと、13万円を超えるものもあります。
本格的なソーラー発電を始められるのであれば、こちらがオススメです。

2472とはずがたり:2016/12/10(土) 23:13:51
こんなの買って非常用に購入したけど持て余してるバッテリーに繋げば良いのか?

当店オリジナル!50Wソーラーパネルとコントローラーのセット
http://store.shopping.yahoo.co.jp/zero-com/30wsolorset.html
防水 50Wセット ソーラーパネル(12V)+10Aチャージコントローラー(12V/24V兼用)バッテリー充電 太陽光発電 船・車
あすつく
4.11点 (9件の商品レビュー) [投稿]
価格 8,999円(税込)

2473とはずがたり:2016/12/10(土) 23:19:54
>>2472
>非常用に購入したけど持て余してるバッテリー
これ↓

>>2470
>②(蓄電側のバッテリー容量)→○○Ah
これに相当するのはどれだ?17Ahか??小さいな。。車載用鉛蓄電池バッテリーとか買わないとダメか。。

セルスター
ポータブル電源 PD-650
http://www.cellstar.co.jp/products/portable/pd-650.html

主要諸元
出力[インバーターターミナル](AC100V電源)

出力電圧 AC100V
最大出力 350W
定格出力 280W
出力波形 矩形派
変換効率 80%
回路方式 P.W.M.方式インバーター
出力[シガーライターソケット]

出力電圧 DC12V
出力電流 10A(最大)
出力[DC12Vターミナル]

出力電圧 DC12V
出力電流 30A(最大)
入力電圧[充電ジャック]

AC100V 充電用ACアダプター
DC12V 充電用DCコード
本体

ランプ ランプ用電球 DC12V/8W
使用温度範囲 -20℃〜+40℃
内蔵バッテリー DC12V/17Ah(20HR) 小型シール鉛蓄電池
本体サイズ 410(W)×110(D)mm×370(H)
重量 9Kg

2474とはずがたり:2016/12/10(土) 23:44:39
17Ahのやつに10W(で12V仕様)の太陽光パネルを接続すると17÷0.8=21.25時間掛かるので1日平均日照時間3.5時間とすると6日も掛かるということになる。
20Wなら3日程で満充電って訳か?

2475とはずがたり:2016/12/11(日) 00:02:46
17Ah(20HR)の20HRが謎で調べてみた。
どうもxAの20時間=17Ah放電できると云う事らしい。詰まり17÷20=0.85Aか。
バッテリー容量は5時間率でも20時間率でも変わらないのか?
一遍に大量に流せる方が高性能っぽいから20時間率で図るのはより低規格?

容量と性能ランク
バッテリーの構造|形式の見方|容量と性能ランク
https://gyb.gs-yuasa.com/support_car/knowledge/capacity.html

「55B24R」という形式の頭の数字「55」はそのバッテリーの容量を表すものではなく、性能ランクと呼ばれる、バッテリーの総合性能を表す数字です。
バッテリーの容量は、「〜Ah」という単位で表し、カタログや外箱に「○○Ah」という形で記載されています。
時間率について
バッテリーは化学反応で電気を溜めたり出したりしていますので、同一の物でも電気の取り出し方によって取り出せる電気の総量が変わってくるのです。
具体的には、大きな電気を短時間で取り出すより、小さな電気を長時間かけて取り出す方が、より多くの電気を取り出すことができるのです。しかし、これではそのバッテリーの容量を表示することができませんので、時間率という単位で基準化して表示しています。

国内の自動車用バッテリーは「5時間率(5HR)」という基準で表記されています。
例えば、5時間率「40Ah」は8Aの電流を5時間流すことができますという意味になります(8A×5h=40Ah)。

2476とはずがたり:2016/12/11(日) 00:03:55
ふむ,だいたいそんなことらしい。

ATLASBXバッテリーのFAQ
http://www.it-com.jp/product/batt/atlas/atlas_qa17.html
分類 ご質問内容
 性能・品質について 17
5HRと20HRの違いを教えて くださ い。
時 間率のことを云い、その時間内にどれだけの容量を放電できるかを表した単位で、HRはアワー(時間)のことです。

主にJIS規格のバッテリーは5 時間率(5HR)で表し、DIN規格のバッテリーは20時間率(20HR)で表します。
最近はJIS規格のバッテリーも20時間率で表すこともあります。

DIN規格(ドイツ工業規格)で規定する鉛バッテリーは20時間率の放電容量で表示し、満充電から1/20(5%)の電流を10.5Vになるまで放電す るときの時間と積を表します。

欧州車用バッテリーは20時間率で単位はAh(アンペア アワー)で表し、80Ah や80A/20HR等の表記をします。

換算する場合は
5時間率 60Aのバッテリーは20時間率では約75A(125%アップ)、
20時間率 80Aのバッテリーは5時間率では約64A(80%)です。

2477とはずがたり:2016/12/11(日) 00:05:03
後はノーパソを直流電流で使いたいな!

2478とはずがたり:2016/12/11(日) 00:08:37
GWのアダプタ:output 19V 2.15A 40W
Dellのアダプタ:output 19.5V 3.34A 65W

12V出力では弱いかな?

2479とはずがたり:2016/12/11(日) 00:31:40

これで完ペキ!チャージコントローラー選びと充電量の目安
http://www.solar-make.com/off-grid-solar/choose-charge-controller/584/

2480とはずがたり:2016/12/11(日) 00:32:40
なんと!こんな手法があったか!

2012-07-04
太陽光利権に騙されるな
http://d.hatena.ne.jp/wakwak_koba/20120704

 再生可能エネルギー利権という麻薬中毒に罹る特権者を尻目に、土地のない庶民は狭い屋根に20枚弱のパネルを頑張って敷き詰めて発電しますが、ぶっちゃけ総コストの 1/2 〜 2/3 は施工費と業者の儲けだと言っても過言じゃありません。
太陽光パネルの末端価格は今や 100W あたり 1万円!
中華製バラ買いの場合で。コンテナ買いは更に安い。日本製でも15000円以下が相場
 ヤマダ電気が kW あたり40万円(補助金で30万)で格安とか言って騒いでいますが、パネルのほかインバータ(パワコン)や施工費がかかるとは言え、私からしたら「補助金ありきを見越して倍掛けしてんじゃねぇよ!」ってところです。

実は日本だけなぜだか普及していませんが、海外では「家庭菜園感覚で太陽光発電」という機器が普通に売られています。
(以下ちょっとだけ宣伝ぽい書き方になりますが、どっかにアファリンクを埋め込んだりはしてません、笑、広告なしブログで通してますので)

http://dl.ftrans.etr.jp/?a57a99c25b6b4b77ba1ef83bd731a7e9c2c3cb0f.png

 グリッドタイインバーター という呼ばれている機械がそれで、普通のコンセントに差し込み、パネルからの線を繋ぐだけです。
(いま売られてるものはパネルを繋ぐところが端子台になってて接続に技が必要ですが、普及すればMC4コネクタでワンタッチ接続式になるはず)

 庭のある人は庭先に、マンションの人はベランダへ、どこか太陽光が当たる場所にパネルを広げておくだけで、手軽に発電できてしまうものが 世界では格安で売られている のです。

 kW あたり 40万 もの トラクター 太陽光発電システムなんか売ってる場合じゃないでしょ



太陽光発電の促進に補助金も買取も必要ありません。

(今のところグレー扱いの)小規模グリッドタイインバーターを正式に公認したうえで普及の邪魔をしない
少量(最大でも数百Wくらい)の意図しない送電(逆潮流)は黙認する
もし不具合が生じる場合は、一定の送電量(1kW等)を超えたら自動遮断するブレーカーを取り付ける

 たったこれだけの、ちょっとした規制緩和 だけで十分なのです。
 余った電気の買取りという仕組みがありませんから、売電メーターも不要です。
 何ら費用をかけることなく、爆発的に太陽光発電が普及するでしょう。

2481とはずがたり:2016/12/11(日) 14:08:44
グリッドタイインバーター(GTI)とはどんなものですか? 接続はどこに接続しますか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14102471009

tetsuya_yamasakiさん
2013/2/2122:16:28
グリッドタイインバーター(GTI)とはどんなものですか?
接続はどこに接続しますか?
補足
回答ありがとうございます。
・ソーラーの発電が無い時の逆流の措置は取られてますか?(GTIに機能が付いていますか?)

・GTIは110Vをコンセントへ供給するのでしょうか?

・周波数は50/60に自動でシンクロするのでしょうか?


ベストアンサーに選ばれた回答

arica_oneさん 編集あり2013/2/2316:47:48
愛用しております。
家庭用のコンセントにそのまま差し込めばよいのです。
ただし、大容量のものは専用線、つまりエアコン専用線に差し込まないと危ないです。通常のコンセントなら200〜300Wぐらいが限界だと思います。
これくらいなら、逆潮流を気にすることなく使用できます。
接続は簡単で、ソーラーパネル→GTI→コンセント
です。
当方、使用にあたり地元の電力会社(東北電力)に確認しました。
使用に当っては、逆潮流させないのなら電力会社とのあいだに特別な契約をする必要はありませんとのことです。
また、使用の許可等は、電力会社の関知するところではないとのこと。
なので現在のところ、使ってはいけないという法律は無いので自己責任での使用になると思います。

東北電力以外のところでも同じだとは思いますが、不安であれば電力会社に確認してから使用するとよいとおもいます。
もちろん、電力会社は使用してもかまいませんとはいいません。なぜなら管轄外ですから、当方にはそのような権限はありませんといわれるだけです。。。。

補足について:
周波数は自動的に合わせます。50でも60ヘルツでも対応します。かなり正確にあわせますので問題なしです。電圧は数ボルトたかくなります。ソーラーパネルが発電していないときはACコンセントに接続しているだけで十数ボルト電力を消費してしまうので、タイマー等を使って切断するようにします。ホームセンターに行くとタイマー付きエコワットメーターが安く手に入るのでそれを使うと良いです、私はリーベックスの節電エコタイマーET55Dを使っています(別の方法も現在検討しています)。これであればどれだけ発電したか、どれだけ電気代が安くなったかもつかみやすいのでお勧めです。
お宅の分電盤から外への逆潮流についてはそこで測定しないとわかりませんのでGTIでは監視できません。
→監視の方法については後で知恵ノートで公表しますのでいましばらくお待ちください。

しかし、オムロンの資料によると0.4A程度の逆潮流はほとんどの電力会社が許容しているようですので、一般家庭で常時1.5A以上使用しているのであれば、200WのGTIでは計算上逆潮流は電力会社のクレームが付く程度には起こりえないことになります。
いちど、どの程度電力を常時使用しているのか確認してみてください。

2482とはずがたり:2016/12/11(日) 15:35:09
太陽光発電は補助的な電源とならざるを得ないのが残念であるけど。
●ソーラーパワー南相馬・鹿島(住友商事・みずほ銀行・東芝・大成建設) 2018.3 60MW
●波倉メガソーラー発電所 2017.10 11.5MW
●富岡復興メガソーラーSAKURA 30MW
●富岡杉内太陽光発電所(芙蓉総合リース・シャープ・グリーンファイナンス推進機構) 25MW
●さくらソーラー 33MW 2018.3
────────────────────
以上だけで合計159.5MW=実効能力で約24MW分

>2015年度末現在で稼働中の発電施設は、太陽光764メガワット、風力169メガワット、小水力16メガワット、地熱65メガワット、バイオマス179メガワットの計1193メガワット。県内で必要な全エネルギーの27.3%を占めている。
だからなんでメガワット(多分定格出力)で必要エネルギーに占める割合が出るんだ?

耕作放棄地で発電 福島の被災地でメガソーラー相次いで着工
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161211/zuuonline_131607.html
ZUU Online 2016年12月11日 10時13分 (2016年12月11日 13時13分 更新)

東日本大震災の被災地である福島県内で、大型のメガソーラー(大規模太陽光発電所)建設が相次いでいる。東京電力福島第一原子力発電所の事故で広大な耕作放棄地が広がった南相馬市などでは、一般家庭ざっと4万世帯以上の消費電力をまかなえる5つの巨大施設が、ここ1、2年のうちに相次いで運転を始める。

福島県は2018年度に県内で必要なエネルギー量の30%を再生可能エネルギーでまかなう計画だが、ほぼ達成できそうな状況。震災で生まれた耕作放棄地が今、再生可能エネルギーの拠点に生まれ変わろうとしている。

■収益を住民の帰町や生活支援に

南相馬市では、右田、海老、真野地区で県内最大級のメガソーラー開発プロジェクトが動きだした。住友商事 <8053> 、みずほ銀行、東芝 <6502> 、大成建設 <1801> の大手4社が220億円かけて建設する。

発電事業者は、住友商事と住友商事東北が出資した特定目的会社の●「ソーラーパワー南相馬・鹿島」。既に着工しており、2018年3月に売電を始めたい考え。みずほ銀行を幹事行とする金融機関団が融資する。

敷地面積約110ヘクタールで、出力は約60メガワット。稼働後の年間発電量は一般家庭2万世帯以上の消費電力に相当するという。固定価格買取制度を使い、小売り電気事業者に販売する。

南相馬市は2020年で市内消費電力の3分の2、2030年でほぼ100%を再生可能エネルギーでまかなう目標を掲げている。南相馬市新エネルギー推進課は「メガソーラーのほか、風力発電の計画もある。目標達成に向け、再生可能エネルギー発電施設の誘致を今後も進めたい」と意欲を見せた。

福島第一原発事故の避難指示が解除された楢葉町でも、メガソーラーの建設が今春から続いている。出力11.5メガワットの●「波倉メガソーラー発電所」で、2017年10月の売電開始を目指している。

福島第二原発に近い波倉、営団両地区の土地約25ヘクタールを地権者から賃借し、5万枚以上の太陽光パネルを設置する。年間発電量は一般家庭約3800世帯分に相当する。

総事業費は45億円。町が事業主体の特定目的会社の「楢葉新電力合同会社」に間接的に資金提供し、収益を住民の帰町や生活再建支援に充てる。発電で得た利益を地域内で循環する先進的な取り組みだ。

2483とはずがたり:2016/12/11(日) 15:35:28
>>2482-2483

■富岡町では3カ所で着工、住民出資の発電所も

福島第一原発事故で全町避難が続く富岡町では今年、3カ所でメガソーラーの起工式があった。大石原、下千里地区では、●「富岡復興メガソーラーSAKURA」が7月に着工した。出力は30メガワット。町は一般家庭約6000世帯分の年間発電量を見込んでいる。

町やJR東日本エネルギー開発などが設立した「富岡復興エナジー」が発電事業者になる。収入の一部は県再生可能エネルギー復興推進協議会を通じ、被災地の復興に充てる。

上手岡地区では9月、●「富岡杉内太陽光発電所」の建設が始まった。芙蓉総合リース <8424> 、シャープ <6753> 、グリーンファイナンス推進機構が出資した特別目的会社の「富岡杉内ソーラー」が運営する。

出力は約25メガワット。町の試算で年間発電量は一般家庭約5500世帯分に相当する。2018年3月の運転開始を目指しており、売電益の一部を県や町に寄付し、復興に役立てる計画だ。

高津戸地区では、地域主導で進めるメガソーラーの起工式が11月末にあった。特定目的会社の●「さくらソーラー」が運営するもので、出力約33メガワットで、町によると年間発電量は一般家庭8000世帯分。2018年3月に完成する予定。

事業用地は農業振興地域内の農用地だが、原発事故による汚染で農地として使えない状況が続いている。この土地を太陽光発電に活用し、収益を住民の生活支援に充てる。総事業費は92億円。さくらソーラーには住民が間接的に出資、支援している。

富岡町産業振興課は「地域の農地再生と住民生活の支援のために計画した。3施設とも売電益を被災地支援に活用してくれることになっている。これを生かして1日も早く地域の再生を進めたい」と期待している。

■耕作放棄地活用が復興の追い風に

福島県は3月、「再生可能エネルギー先駆けの地アクションプラン第2期」をまとめ、県内で必要なエネルギーのうち、再生可能エネルギーで発電する割合を2018年度で30%、2020年度で40%、2030年度で60%、2040年ごろに100%にする計画を打ち出している。

県エネルギー課の集計によると、2015年度末現在で稼働中の発電施設は、太陽光764メガワット、風力169メガワット、小水力16メガワット、地熱65メガワット、バイオマス179メガワットの計1193メガワット。県内で必要な全エネルギーの27.3%を占めている。

県はさらに再生可能エネルギーによる発電量を増やすことにしており、浮体式洋上風力発電実証事業や再生可能エネルギー産業の集積も進める計画。被災地で建設が進むメガソーラーは目標達成へ大きな弾みとなる。

特に福島第一原発周辺には広大な耕作放棄地が広がり、農地として利用できないまま放置されている。これらを発電施設として生まれ変わらせることができれば、復興に向けて大きな一歩を踏み出すことになる。

福島県エネルギー課は「メガソーラーを中心に再生可能エネルギーの導入目標を達成し、新しい福島を築いていきたい」と語った。

高田泰 政治ジャーナリスト
関西学院大卒。地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員として年間企画記事、子供新聞などを担当。2015年に独立し、フリージャーナリストとしてウェブニュースサイトなどで執筆中。マンション管理士としても活動している。

2484とはずがたり:2016/12/13(火) 14:35:57
>事業者のコスト削減が進まず、買い取り費用は約2兆3000億円に増大している。
なんたる不勉強か!これだから産経記者は〜(;´Д`)
単価は事業者がコスト削減出来ないから下げるんではなくて其処迄コストを削減出来た業者が参入出来る様にしてるという因果は逆だ。

住宅用太陽光、19年に24円=段階的に7円下げ―経産省
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/754/d12e95d7c7cd7695807ffb18b926cf0a.html
(時事通信) 01:38

 経済産業省は12日、再生可能エネルギーでつくる電気を買い取る「固定価格買い取り制度」で、2019年度までの価格を固めた。住宅用太陽光(出力10キロワット未満)は、現在の1キロワット時当たり31円を段階的に引き下げ、19年度に24円とする。陸上風力(出力20キロワット以上)は22円を19年度までに19円へ引き下げる。13日に開く同省有識者会議の調達価格等算定委員会で示す。

 価格の引き下げは、国民が負担している買い取り費用の抑制が狙い。12年に制度が始まり、太陽光などの導入が増えたが、事業者のコスト削減が進まず、買い取り費用は約2兆3000億円に増大している。

2485とはずがたり:2016/12/13(火) 18:59:05
なんと善根寺じゃあないかwイメージ掴みたいし見に行こうかな♪見せてくれるんやろか?

ZEROドットコム Yahoo!店
大阪府東大阪市善根寺町1丁目2-34
電話番号 072-920-4100

当店オリジナル!ボート用にも最適!ソーラーパネルセット
sale! 防水 ソーラーセット/xWソーラーパネル(12V)+10Aチャージコントローラー(12V/24V兼用)バッテリー充電 太陽光発電 船・車

10W 0.9kg
http://store.shopping.yahoo.co.jp/zero-com/solarsetd.html
価格 4,450円(税込)

20W 2.0kg
http://store.shopping.yahoo.co.jp/zero-com/solor20wset.html
価格 5,480円(税込)

30W 2.6kg
http://store.shopping.yahoo.co.jp/zero-com/solor30wset.html
価格 6,980円(税込)

50W 3.5kg
http://store.shopping.yahoo.co.jp/zero-com/30wsolorset.html
価格 8,999円(税込)

W数 単位電力辺り価格 単位電力辺り重量
10 0.09 445
20 0.10 274
30 0.087 232.67
50 0.07 179.98

2486とはずがたり:2016/12/13(火) 19:16:02
http://www.green-energynavi.com/library/articles/pid.html
2.ソーラーパネル素材ごとの、経年劣化による出力差は?

年数が経過するごとに発電効率が低下する太陽光パネルですが、その低下率はパネルの種類によって異なるのでしょうか。そこで産業技術総合研究所によって行われた「太陽光パネル出力劣化特性評価実験」の結果を見ていきましょう。

同実験は、太陽光パネルの種類による経年劣化の差を計測したもので、1年目の出力値を100%とし、「10年目」「20年目」「25年目」の経過後の発電効率をパネルの種類ごとに算出したものです。

パネルの種類ごとの経年劣化表
パネル種類 10年後(%) 20年後(%) 25年後(%)
単結晶 92.4〜93.7 85.3〜87.8 82〜85
多結晶 94.5〜95.5 89.3〜91.1 86.8〜89
CIS/CIGS 97〜97.2 94.1〜94.5 92.7〜93.2
ヘテロ接合(HIT) 96.0 92.2 90.4
アモルファス 88.9 79 74.6
導入から25年後を主にして、発電効率が低下している度合いを見てみると、単結晶パネルとアモルファスシリコン系パネルが最も低下していることが分かります。単結晶パネルは特に住宅用での利用率が高く、少ない面積内でも高い発電効率を実現するパネルとして人気が高い素材となっています。またアモルファスは、設置費用を安価に抑えるため大規模な産業用太陽光発電所で採用されていることが多い傾向にあります。

一方で、低コストで評価の高い多結晶パネルはそこまで大きく低下しないことから、30年以上長期に使用する場合は、単結晶や他のパネルとの能力の差は埋められていくことがこの実験結果から分かりました。

2487とはずがたり:2016/12/13(火) 19:18:43
こんなの欲しい♪
プラグインハイブリッド車に付けてみたいヽ(´ー`)/

極薄 超軽量 全面ブラック 30W太陽光パネル ソーラー
ノーブルオリジナル ソーラーパネル 30W/薄型 軽量 単結晶 太陽光 車載 セミフレキシブル/ドライブ キャンプ 車中泊/
http://store.shopping.yahoo.co.jp/noble-solar/002.html
5点 (6件の商品レビュー) [投稿]
価格 24,624円(税込)

2488とはずがたり:2016/12/14(水) 15:14:44
<DC12Vシステム構築>

太陽光発電=未

チャージコントローラー=未
|←コード(φ=2.1)


|←延長コード(φ=2.1)=未

バッテリー[PD-650]
□ ◇


├┬┐←車の中に転がってた♪
□□□
○○○─■(EIAJ2)─YOGA←繋がるかどうかが課題。EIAJを店員さんはイャジェみたいに呼んでた。
|●
|●USBポート(3口5.0A)
●●
microUSB←車内に転がってた♪

▲─アダプタ─AC電源◆
▲──○

○─●○ガラホ

○─●○モバイルWi-Fi

○─キノコ灯←売り切れてた。

○─●'○'デジカメ

2489とはずがたり:2016/12/14(水) 15:57:12
AC100V:▼…オス・▽…メス
DC12V(φ=2.1):▲…オス・△…メス
DC12V(車載規格):●…オス・○…メス
DC12V(端子)…U
DC12V(EIAJ2):<▲>…オス・<△>…メス
USB:■…オス・□…メス
microUSB:◆…オス・◇…メス
デジカメ用:(◆)…オス・(◇)…メス

●───○○○

●□□□=New!

●──◇

■──◇
■──◇

◆SHF31
◆b-mobile

■──(◇)+(◆)LUMIX

●──<▲>=New!+<△'>YOGA+<▲'>─@▼

PD-650:in△・out▽▽○U+▲─@─▼+▲──●

<▲>─・=New!

2490とはずがたり:2016/12/14(水) 16:01:46
一定の逆潮流は許容してGTI(グリッドタイインバーター)を明示的に解禁すべきだな。(今はグレーゾーンらしい。)

各家庭に太陽光発電と風力発電と蓄電池標準装備で備えて昼間は蓄電しつつクーラー掛けて,夜は放電しながら明かりつけてすべきだ。

劣化しちゃう蓄電池が例えなくても発電装置とGTIあれば絶えず稼働しっぱなしの冷蔵庫とかLAN親機とかの消費電力を賄える筈だ。
今後のイノベーションの核は蓄電池に尽きると思うが,はてさて何処が来るのかな??

2491とはずがたり:2016/12/15(木) 20:01:09
木質バイオマス発電所による地域経済効果 福井県の貨物輸送会社に13億円融資
https://www.kankyo-business.jp/news/013982.php
2016年12月14日掲載 記事を保存

日本政策投資銀行(東京都千代田区 以下、DBJ)は、敦賀海陸運輸(福井県敦賀市)に対し、総額13億円の「DBJ BCM格付」に基づく地銀連合型シンジケート・ローンを組成した。

北陸地域では初の事例
今回の融資は、敦賀海陸運輸の設備資金を資金使途とし、DBJと地元金融機関4行によりシンジケート・ローンを組成した。また、再生可能エネルギーの安定供給に資する敦賀海陸運輸の取り組みと敦賀市の産業活性化を、金融面から支援する。なお、北陸地域における「DBJ BCM格付」に基づくシンジケート・ローン組成は、今回が初めての事例。

敦賀海陸運輸は、長い歴史を通じて培ったノウハウを活かし、敦賀港の港湾物流業務を中心に、地域の中核企業として事業を展開している。同社は、港湾運送事業者として敦賀港を拠点に、港湾関係者等と協力して防災対策を進めており、今回は3年ぶり2回目の「DBJ BCM格付」を取得した。また、丸紅グループが敦賀市内で大規模な木質バイオマス発電所を2017年に稼働させる計画に合わせ、同社は敦賀港初の木質チップ船荷役の体制整備に約15億円を投じる予定だ。

防災対策が評価された
「DBJ BCM格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システム。防災および事業継続への取り組みを評価・選定基準とし、それに応じて融資条件を設定する。「BCM格付」の専門手法を導入した融資メニューとしては世界で初めてのものだ。

今回の格付では、敦賀海陸運輸の以下の点が高く評価された。

全社的な防災マネジメント組織のもと、災害内容に応じた初動体制や二次災害防止に向けた対応手順について明確にし、定期的な防災訓練等により従業員への浸透を図っている点
地域の自然災害リスクの中でも、特に津波対応に関しては、ハード面の対策に加え、津波災害時の人命安全確保に向けた「津波避難対応マニュアル」の策定などのソフト面の対策を充実させている点
救命救急講習会を毎年実施し、各拠点に講習を修了した人材を配備している点

2492とはずがたり:2016/12/16(金) 10:24:20

3,000円で風力発電できちゃった!?ひとりの発明家が考案したオープンソースなマイクロ風車プロジェクト
http://greenz.jp/2014/06/25/diy_turbine/

「わたしたち電力」は、これまで“他人ごと”だった「再生可能エネルギー」を、みんなの“じぶんごと”にするプロジェクトです。エネルギーを減らしたりつくったりすることで生まれる幸せが広がって、「再生可能エネルギー」がみんなの“文化”になることを目指しています。

家庭でエネルギーをつくろうと思ったら、太陽光パネルを想像する人が多いかもしれません。では、もし3,000円で風力発電できるとしたら、挑戦してみたいと思いませんか?

今回はひとりの発明家が考案した、手づくり&安上がりに風力発電を始める方法をご紹介します。

家庭用にピッタリの小規模なものは、”マイクロ風車”とも呼ばれます。そのバリエーションはさまざまですが、家一件まるまるまなかうには、平均30,000ドル(約300万円)くらいかかるそうで(「American Wind Energy Association」調査より)、個人で導入するには少しハードルが高いですよね。

そこで発明家のDaniel Connel(以下、ダニエルさん)が考えたのが、30ドル(約3,000円)でつくれる、安価な風力発電システム。52ステップにわたるわかりやすいチュートリアルがオープンに公開されていて、簡単に手に入る材料と道具で、「紙を切ったり、ドリルを握ったりできれば」誰でもDIYすることができます。

チュートリアル

用意するのは、羽根の材料となる薄いアルミニウム板と自転車と自動車用の交流発電機。まずは工作用ナイフでペーパークラフトのように6枚の羽根を切り出し、自転車の車輪にくっつけます。この”タービン”を自動車用の交流発電機につなげれば、風力発電機のできあがり!身近に交流発電機と自転車さえあれば、材料費はたった30ドルというわけ。

もちろん安全性の問題など気になることもありますが、映像をみる限り多少の強風でも快調に発電しているようです。気になる電力は数百ワットほどで、家庭の電力の全てをまかなうことはもちろんできませんが、風車やエネルギーの仕組みを理解したり、解像度を高めていくためにちょうどよい規模といえそうですね。

2493とはずがたり:2016/12/16(金) 10:26:52
家庭用の風力発電機を開発 量産で低価格化を実現へ
http://www.isico.or.jp/isico/i-maga/20575

掲載号 vol.44
記事内容
BUSINESS FRONTIER ビジネスフロンティアに進路を取れ!
ビジネスチャンスの拡大、逆境をバネにランクアップ・・・
さまざまな目的に向け、販路開拓に乗り出した企業の挑戦を紹介します。

■家庭に必要な電力の25%を1機で発電
風流鯨Kids ニッコーは家庭用小型風力発電機「風流鯨Kids(かぜながすくじらキッズ)」の市場投入に向けて開発を進めている。この製品の最大出力は1kwで、平均風速4.5m/s以上になると、発電量は太陽光発電を上回り、標準的な家庭で使う1/4の電力を賄うことができる。
 家庭用風力発電機としては国内で初めて、バッテリーを使わずに、余った電気を電力会社に売る系統連系システムを取り入れた。既存の住宅の場合は8mのスタンドを使って設置、新築ならば屋根に設置することもできる。
 同社では、太陽光発電の市場の伸びや全国の風の状況を分析した結果、年間8,500世帯以上のニーズを見込んでいる。現在の価格は1機150万円だが、1kwあたりの設備費用が100万円を切ると同時に普及が進んだ家庭用太陽光発電設備の価格を目標に据える。同社執行役員で環境エネルギー機器部の高田康宏部長は「年間3,000〜5,000台を量産することで、2年後をめどに1機60万円まで価格を引き下げる」と戦略を描き、代理店網の構築を急ピッチで進めている。

■住宅地で利用しやすく安全性や静粛性を改善
 同社が小型風力発電機の開発に乗り出しだのは今から10年前にさかのぼる。新事業としては突飛な感もあるが、住設環境機器事業で培ったFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の加工技術は風車の羽根に生かされている。また、電子セラミック事業の技術力は発電制御システムに、陶磁器事業のデザイン力は造型に応用されるなど、環境という時代のキーワードに、同社の技術とノウハウを結集させた事業と言える。
 商品は最大出力200wの設備を皮切りに、これまで600w、4kw、10kwの各タイプを送りだし、合計で約2,600機を販売してきた。しかし、イメージアップの一環として、あるいはモニュメントとして導入する企業や公共施設に販路が限定されたため、さらに普及を図ろうと、拡販の見込める家庭用小型風力発電機の開発に踏み切った。
小型風車発電機 写真 平成17年以降、ISICOの「産学・産業間連携新豊かさ創造実用化プロジェクト推進事業」に採択され、金沢大学や石川工業高等専門学校、県内企業とともに既存商品の小型化、改良に取り組んだ。強風時に羽根の角度を変えて回転数を落とす仕組みや風速1m/sの微風でも回転する軽量で安価な発電機を開発し、安全性や実用性を向上。現在は高速回転時の風切り音の低減に取り組んでおり、今秋までに販売を本格化させる計画だ。
関連URL http://www.isico.or.jp/isico/i-maga/isico_v44
備考 情報誌「ISICO」vol.44より転載

2494とはずがたり:2016/12/16(金) 20:41:47
お手頃と云えば云えるけど,それでも一寸お値段高めやね。。(;´Д`)

おとぎの国
日本初
チャージャーコントローラ内蔵
小型風力発電機 WF-3000w/d
http://item.rakuten.co.jp/otogino/wf-3000wd/

管理番号 WF-3000wd
価格 87,777円 (税込 94,799 円) 送料無料

2495とはずがたり:2016/12/16(金) 20:43:45
DC独立電源計画だが,どうも充電しつつWi-Fiとガラホの充電は出来るし充電完了の印し出てるんだけど,AC充電外すとダメみたいだ。
一体充電完了してるのかしてないのかどっちだ?

太陽光接続したとして昼間に充電した心算が出来てなかったら鬱だなあ・・

2496とはずがたり:2016/12/16(金) 20:57:28
EIAJ2でYOGAの充電は出来ない様だった…orz

これが出来ないと一気に萎えるなぁ・・。

しかも電源切ってクローンに失敗。

2497とはずがたり:2016/12/17(土) 23:12:22
充電と放電は両立しえないようで,充電切ってから放電というか利電したけど結構しょぼいかも。。

直ぐにDCで充電出来なくなるし,ACでひげそり使ったら一発で要充電だ・・

本命は矢張り太陽光発電+GDIか?

2498とはずがたり:2016/12/18(日) 15:40:11
PD-650イマイチなんでちょっと欲しいなあ(;´Д`)

suaoki 20000mAh ポータブル電源 リチウムイオン電池 家庭用蓄電池 太陽光も対応 正弦波 防災グッズ 停電時に
https://www.amazon.co.jp/Suaoki-suaoki-20000mAh-%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB%E9%9B%BB%E6%BA%90-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E9%9B%BB%E6%B1%A0-%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E7%94%A8%E8%93%84%E9%9B%BB%E6%B1%A0-%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E3%82%82%E5%AF%BE%E5%BF%9C-%E6%AD%A3%E5%BC%A6%E6%B3%A2-%E9%98%B2%E7%81%BD%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA-%E5%81%9C%E9%9B%BB%E6%99%82%E3%81%AB/dp/B018HIZAEC/ref=sr_1_1?s=electronics&amp;ie=UTF8&amp;qid=1482041544&amp;sr=1-1
電池容量:約220Wh,20000mAh/11.1V
残量インジケータ:6つのLEDが残りの容量に合わせて光る(100%→84%→68%→52%→36%→20%)
出力:AC100V/50Hz x 2(最大200W)  USB DC5V/1A x2
寸法:250mm(L)x 86mm(W)x 160mm(H) 重量:2.52kg
付属品:充電用ACアダプター、ACケーブル、DC-シガーソケット、取扱説明書 注:本製品は、suaoki ソーラーパネル  40W/60Wと一緒にご利用いただけますが、suaoki ソーラーパネル 20Wと使用できないので、ご注意ください。(suaoki ソーラーパネル 40W/60Wには接続するケーブルが付属されます。))

suaoki 60W ソーラーパネル充電器 ソーラーバッテリーチャージャー 高効率ソーラーパネル9枚搭載 スマホ ノートPC 自動車バッテリー充電可能
https://www.amazon.co.jp/Suaoki-suaoki-60W/dp/B017H5CH38/ref=pd_bxgy_23_img_2?_encoding=UTF8&amp;psc=1&amp;refRID=V2Z0F36C4DQ35MR9E78J

2499とはずがたり:2016/12/18(日) 15:40:22
こっちの方がめっちゃ欲しい(・∀・)

suaoki ポータブル電源 大容量120000mAh / 400Wh 三つの充電方法 AC & DC & USBなど5WAY出力 正弦波 家庭用蓄電池 LCD大画面表示 キャンプ 防災グッズ 低電時に
Suaoki
https://www.amazon.co.jp/Suaoki-suaoki-%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB%E9%9B%BB%E6%BA%90-%E5%A4%A7%E5%AE%B9%E9%87%8F120000mAh-400Wh-%E4%B8%89%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%85%85%E9%9B%BB%E6%96%B9%E6%B3%95-AC-DC-USB%E3%81%AA%E3%81%A95WAY%E5%87%BA%E5%8A%9B-%E6%AD%A3%E5%BC%A6%E6%B3%A2-%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E7%94%A8%E8%93%84%E9%9B%BB%E6%B1%A0-LCD%E5%A4%A7%E7%94%BB%E9%9D%A2%E8%A1%A8%E7%A4%BA-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97-%E9%98%B2%E7%81%BD%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA-%E4%BD%8E%E9%9B%BB%E6%99%82%E3%81%AB/dp/B01L93DXO6/ref=pd_cp_23_1?_encoding=UTF8&amp;psc=1&amp;refRID=V2Z0F36C4DQ35MR9E78J

[入力方法3WAY]本体容量:120000mAh/400Wh 入力:ACアダプタ:14V~40V(標準:72W/29.4V) カーチャージャー:12/24V ソーラーパネル:10A(最大)/14V〜40V
[出力方法5WAY]AC :110V/60Hz ( 最大300W、純正弦波) ジャンプスタート:12V/600A (最大) USB:5V/3.5A(最大) x 4 DC:12V/3A x 2 シガーライターソケット:12V/120W
[LCD大画面表示]三つのボタンにより、充電、DC出力とAC出力を選択できます。そして、電池残量、放電、充電状況などもLCDスクリーンに見やすく表示されます。
[付属品]充電用ACアダプター、車の充電ケーブル、ソーラー充電ケーブル、ジャンプスタータークランプ、取扱説明書
寸法:230mm(L)x 140mm(W)x 230mm(H) 重量:5.6Kg 12ヶ月保証付き


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