したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

6908チバQ:2020/02/18(火) 15:24:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000042-mai-bus_all

サイパン人気よ、再び 成田-サイパンの直行便復活で膨らむ期待

2/17(月) 16:03配信

毎日新聞


スカイマークの初便に乗り込むラルフ・トーレス知事とサイパンを何度も訪れている柴野有希さん(中央)=成田空港で2019年11月29日、中村宰和撮影


 サイパン人気よ再び――。太平洋に浮かぶ米自治領、北マリアナ諸島にあるサイパンへの直行便が2019年11月、1年半ぶりに復活した。平均搭乗率は7、8割と好調に推移している。日本人観光客数は最盛期の1997年の約45万人から、ここ1年間は1万1846人と38分の1に激減。観光に加え太平洋戦争の激戦地として日本との縁が深いものの人気低迷が続いた。サイパンのある北マリアナ諸島自治連邦区のラルフ・トーレス知事は「美しい島にまた多くの日本のお客様を迎えたい」と直行便に期待を寄せる。【中村宰和】

 ◇「古い友人との結びつき強化」

 成田空港から約3時間半でサンゴ礁の透き通った海と緑豊かな大自然に囲まれたサイパンに到着する。25回ほど訪れている横浜市鶴見区の会社員、柴野有希さん(23)は「知られていないけれど、行けば良さがわかる。きれいな海で泳ぎ、のんびりと過ごせる。現地の人は温かくて、特に日本人のことが大好きだと感じる」と魅力を語る。

 19年11月29日、スカイマークが同社初の国際線定期便となる成田―サイパン線を就航させた。ボーイング737―800(177席)で1日1往復する。サイパン線は米大手デルタ航空が18年5月に撤退し、日本からの直行便がなくなっていた。スカイマークの市江正彦社長(当時)は成田空港であった就航記念式典で、「『我々だけが行ける』ことに加え、トーレス知事から就航を要請され、日本とサイパンをつなぐ社会的役割もある」と強調。トーレス知事は「日本を最重要の観光市場ととらえ、歴史的にも古い友人として結びつきを強化していく」と話した。

 ◇安売り競争の激化も災い

 サイパンの観光について、トーレス知事は「日本からの投資とお客様によって築かれた」と振り返る。日本航空が77年に羽田―サイパン線を就航させたのが始まりだった。日航は86年に大阪・伊丹線、89年には名古屋・小牧線を開設し、大型のボーイング747(通称ジャンボ機)を投入して大勢の旅客を運び、系列のホテルやショッピングセンターもにぎわった。全日空も89年から1年間、成田線を週2便運航していた。

 日航は燃油費の高騰を背景に05年に成田―サイパン線を運休。米系の航空会社が運航を続けたものの日本人は徐々に減って17年10月〜18年9月は3万9238人だった。直行便がなくなり、18年10月〜19年9月は1万1846人に。マリアナ政府観光局日本事務所の一倉隆ゼネラルマネジャーは「どん底まで落ちた」と表現する。

 複数の航空・旅行関係者は「安売り競争があまりにも激しく、2泊3日のツアー料金が1万9800円という時代もあり、航空会社は収支が合わなくなった」「旅客の大半が観光客で、座席あたりの単価の高いビジネス需要を見込めないため、もうからない路線だった」と指摘する。ハワイなど他の人気リゾート地に押され、17年に北朝鮮がグアム周辺に向けた弾道ミサイルの発射計画を表明したことも影響を与えた。

6909チバQ:2020/02/18(火) 15:27:37

 ◇「素晴らしい島。女性客増え、間違いなく復活」

 直行便が復活し、旅行業界の期待は高まる。JTBグループのミクロネシア専門旅行会社「パシフィックミクロネシアツアーズ」の神森啓有社長は「近くて素晴らしい島なので、日本人の海外旅行を引っ張っている存在の若い女性が増え、間違いなく復活できる」と予想する。マリアナ観光局の一倉氏は「最盛期の20年前を知らない若い人にはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで情報発信していく。知っている世代は日本の航空会社が直行便を飛ばしたことを知れば、再び行きたくなると思う」と話している。

 就航から2カ月半が過ぎ、スカイマークの佐山展生会長は2月11日、取材に「予想より多くの人に乗ってもらい、素晴らしい。もう一度行きたいという人が多い。沖縄より少し遠いだけの3時間半で行くことができ、日本人は現地で歓迎してもらえるのもありがたい。旅行会社との協力を進め、搭乗率はもっと上がっていく」と手応えを口にした。

 ◇サイパン

 北マリアナ諸島の一つで、面積は115平方キロ。日本との時差は1時間で、旅行中、時差ぼけに悩まされることはない。年間平均気温は27度で、海は世界有数の透明度を誇る。マリンスポーツやゴルフ、トレッキングツアー、現地のチャモロ料理などを楽しめる。日本が約30年間統治し、太平洋戦争の激戦地となった。米軍が1944年6月15日に上陸し、日本軍の主力は同7月7日にほぼ全滅。日本軍の軍人・軍属約4万3000人、民間人約1万2000人、米軍人約3500人、現地住民約900人が亡くなった。島北端の海岸には、戦争中、多くの日本人が身を投げた断崖のバンザイ・クリフがある。

6910チバQ:2020/02/18(火) 15:33:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00000581-san-bus_all

地方空港つなぐ路線強化へ スカイマーク新社長が就任会見


2/13(木) 19:54配信

産経新聞







地方空港つなぐ路線強化へ スカイマーク新社長が就任会見


新たにスカイマークの社長に就任した洞駿氏(右)と同社の佐山展生会長=13日、東京都千代田区(岡田美月撮影)


 スカイマークの新社長に就任した洞駿(ほら・はやお)氏は13日、東京都内で記者会見を開き、神戸空港など同社の拠点空港を起点に地方空港同士をつなぐ「“ローカル・ツー・ローカル”を拡大していかなければいけない」と抱負を述べた。全日本空輸や日本航空の大手2社や格安航空会社(LCC)との差別化を図りながら、路線拡大に向けて機材選定が重要課題との認識を示した。

 洞氏は国土交通省航空局長、国土交通審議官などを経て、全日空に移り経営に参画した経歴を持つ。同氏は、スカイマークの拠点空港である神戸空港の発着枠が拡大されたとして、「それに応じて神戸-羽田線で新幹線より遅い時間に到着できるようなダイヤを出した」と強調した。その上で、「神戸を起点に、多方面に路線を張りお客さまに乗っていただける余地は十分ある」と言明した。ただ現在、運航中の機材が29機にとどまり、機材繰りに制約があるとして、「次の機材をどうしていくか重要だ」と強調した。

 昨年、同社として初の国際定期便となる成田-サイパン線の運航を開始した。国際線戦略では、「LCCと競合する路線は非常に厳しい。運賃競争に陥って共倒れになる可能性が高い」との考えを示した。その上で、「過度な競争にならない市場を勉強し、開拓していきたい」と述べた。

 昨年には東京証券取引所に株式の再上場を申請したが、見通しに関しては「業績拡大へ知恵を出していかなくては」と述べるにとどめた。

6911チバQ:2020/02/18(火) 21:19:01
https://www.asahi.com/articles/ASN2K5W1RN1KUJHB001.html
「茨城空港」改め「東京北空港」案 一体どこまで東京か
有料会員限定記事

佐藤仁彦、佐藤恵子

2020年2月18日 10時00分

 茨城県小美玉(おみたま)市にある茨城空港の愛称を「東京北空港」や「東京茨城空港」にしてはどうか。県議会でこんな提案があった。東京ドイツ村や東京基督教大学など、都内ではない施設はほかにもある。いったい、どこまでが「東京」なのか。

 茨城空港は都心から約80キロ。JR東京駅まで高速バスで約1時間40分かかる。昨年12月の県議会である県議が「首都圏のゲートウェー(玄関口)として知名度を上げるため、愛称に『東京』という言葉を入れて近接性をアピールすべきだ」と発言。大井川和彦知事は「メリットとデメリットを整理した上で検討する」と答え、その後、有識者会議に諮り、改称が必要か年度内に判断する考えを示した。結論によっては、東京五輪までに新しい愛称を決めるという。

 そもそも、空港の正式名称は「…

6912チバQ:2020/02/20(木) 08:34:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200219-00000054-mai-soci

九州観光に打撃 中国路線の航空便3分の1に 新型肺炎拡大で減便


2/19(水) 17:08配信

毎日新聞







九州観光に打撃 中国路線の航空便3分の1に 新型肺炎拡大で減便


福岡空港国際線ターミナル=本社ヘリから野田武撮影


 九州運輸局は19日、九州で就航する旅客機の2月末の中国路線(香港・台湾を除く)が1月末の3分の1に当たる週19便に減少する見通しだと明らかにした。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、各航空会社が運休や減便を決めたため。九州の観光業界への打撃となりそうだ。

 九州運輸局によると、香港と台湾以外の中国路線は1月末時点で九州5空港で計10路線が就航していたが、2月上旬以降に運休や減便が相次いだ。中国政府が1月27日に団体旅行だけでなく、個人のパック旅行も禁止にした影響もあるとみられる。クルーズ船の寄港もほぼゼロとなった。

 一方、九州運輸局は19日、2019年の九州の年間外国人入国者数が前年比約17%減の約420万人になる見込みだと明らかにした。日韓関係悪化に伴う韓国の訪日客の減少が主因で、過去最高だった前年を90万人近く下回る。岩月理浩(まさひろ)局長は19日の記者会見で「韓国(の訪日客減少)に加え、新型コロナウイルスの問題も発生した。しばらくは大変厳しい状況が続く」との見通しを示した。【浅川大樹】

6913とはずがたり:2020/02/20(木) 20:37:09
「5年以上もずさんな警備」ALSOKが空港保安検査で「警備業法」違反
「週刊文春」編集部2020/01/28
source : 週刊文春 2020年2月6日号
https://bunshun.jp/articles/-/29876
genre : ニュース, 社会, 企業

6914荷主研究者:2020/02/27(木) 22:27:30

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55727330X10C20A2L91000/
2020/2/17 19:30 日本経済新聞 中部
中部空港15周年、中国便6割減で拡張に影響も

6915チバQ:2020/03/02(月) 20:48:10
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020030201002368.html
国内航空会社、1千億円減収に 新型コロナ影響試算

2020年3月2日 18時36分


 国内の航空会社でつくる「定期航空協会」(東京)は2日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、2〜4月に業界全体で約1千億円の減収が見込まれると明らかにした。中国路線の運休や減便などが響くためで、会員各社への聞き取りを基に2月末に試算した。

 航空業界では需要の減少を受け、台湾や韓国などの路線も一部で縮小。国内でも出張や旅行を控える動きが表面化しており、影響は今後さらに拡大する可能性がある。

 協会には日本航空や全日本空輸、ピーチ・アビエーションを含む格安航空会社(LCC)などが入っている。

(共同)

6916チバQ:2020/03/02(月) 20:52:05
https://www.asahi.com/articles/ASN2X00FBN2WUDCB00R.html
成田空港「非常な打撃」  過去最高だった発着数、急落
有料記事

福田祥史、根岸敦生、熊井洋美

2020年2月28日 11時42分
シェア
ツイート
list
ブックマーク
3
スクラップ
メール
印刷
写真・図版
成田空港の国際線出発ロビー。午前中でも、時間帯によっては客の姿がまばらなことも=2020年2月27日午前9時33分、成田空港第1旅客ターミナルビル、福田祥史撮影

写真・図版
写真・図版
 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。発生源の中国が団体旅行を禁止して27日で1カ月。成田空港や周辺のホテル、千葉県内の観光地などへの影響は深刻さを増す。外国人客の激減に加え、国内に広がる「自粛ムード」で、先行きへの不安はさらに募る。

 「今はもう、耐えるしかない」。成田国際空港会社(NAA)の田村明比古社長は、27日の記者会見でそう繰り返した。

 1月の国際線発着回数は前年を6・4%上回り、過去最高となったが、2月は一転し、22日までで前年を5・7%下回った。中国線(台湾・香港・マカオを除く)に限ると、1月は前年比44・3%の大幅増だったが、2月は23・1%減。2月の出国旅客数は前年比17・8%減で、中国線では66・5%減と、ほぼ3分の1に落ち込んだ。空港内の飲食、物販、免税各店の2月の総売上高は、前年の64%にとどまっているという。

 田村社長は「経営的に非常な打撃。この事態がある程度長い期間続くことも、覚悟しておかなくてはならない」と述べた。

中国以外の旅行客も…
 年間約200万人が宿泊する成田市。市によると、約4割が中国人客だ。団体客が多かったホテルのロビーは閑散としている。

ここから続き
 「2月に入ってキャンセルが相次いでいる」と、あるホテルの支配人は話す。中国だけでなく、台湾、ベトナム、タイなどからの個人旅行客も減り、アジアからの訪日外国人客はほぼゼロになっているという。

 ホテル内では感染対策を徹底しているためか、例年は数人いるインフルエンザ感染者が、この冬は出ていないという。「客室稼働率のピークは桜の時期と夏休み。今は耐えるしかないけど、出口が見えないのがつらい」

 小泉一成市長も19日の記者会見で「空港周辺のホテルや地元への影響を心配している」と述べた。

 アジアからの観光客が多く訪れるイオンモール成田も大型バスはまばら。運営しているイオンのコーポレートコミュニケーション部は「個人客も多いのでそれほど影響はない」とコメントした。

 影響は外国人客の減少にとどまらない。空港南側にある航空科学博物館(芝山町)。卒園記念で来館する幼稚園が多い時期だが、キャンセルが出ているという。「長引くと、新年度の学校行事での来館などにも影響しそうだ」と懸念する声が上がる。

 酒々井町にある大型商業施設の運営会社の担当者は「国内のお客様に混雑を避ける動きが出ており、早期収束を祈るような気持ちで推移を見ている」と話す。

台風被害とダブルパンチ
 昨秋に台風や大雨の被害を受けた県南部にとっては「ダブルパンチ」だ。

 年間30万人前後が訪れる鋸南町の鋸山(のこぎりやま)日本寺では、台風被害で参道の一部がまだ通れないうえに新型肺炎が響き、参拝や観光で訪れる客は、例年の3分の1ほど。県外からの団体のツアーバスのキャンセルも目立つ。寺の関係者は「2月下旬の3連休で客足は少し戻ってきた気がするが、この先どうなるのか」と嘆く。

 富津市の「マザー牧場」でも、団体のバスツアーのキャンセルが何件かあったという。(福田祥史、根岸敦生、熊井洋美)

6917チバQ:2020/03/04(水) 11:55:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00080028-chosun-kr

仁川-福岡725円、日本路線「涙のセール」


3/4(水) 9:46配信

朝鮮日報日本語版







仁川-福岡725円、日本路線「涙のセール」


(写真:朝鮮日報日本語版)


 片道8000ウォン(約725円)という日本行きの航空券が登場した。新型コロナウイルスによる事態で旅行客が急減したことを受け、航空各社が苦肉の策として発売した超特価商品だ。

【写真】閑散とした仁川空港
.

 格安航空会社(LCC)のチェジュ航空は現在、仁川発福岡行きの航空券を片道8000ウォンから販売している。3日午後現在、同社のウェブサイトで4日午前、6日昼の便で仁川-福岡の往復航空券を予約すると、1万6000ウォン(燃料サーチャージ、空港使用料除く)を購入できる。他の航空会社も状況は似ている。ティーウェイ航空は仁川-福岡線で片道8000ウォン、イースター航空も仁川-鹿児島で片道1万ウォンの運賃を設定した。

 新型コロナウイルスへの感染懸念で旅行客が激減し、最近日本路線の搭乗率は20%台にとどまっている。LCC業界関係者は「中国、東南アジア路線の運航が続々と中断され、それでも残った路線が日本だ。日本路線までも中断するわけにはいかないので、最後の抵抗をしている格好だ」と話した。

6918チバQ:2020/03/10(火) 18:42:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00253362-wow-kr

仁川空港1日の利用客数が1万人台に…「2001年の開港以来初めて」


3/10(火) 18:41配信

WoW!Korea







仁川空港1日の利用客数が1万人台に…「2001年の開港以来初めて」


新型コロナウイルスの影響で、韓国を訪問した者の入国を制限する国が10日現在で109の国に増え、仁川空港の利用客数が1日当たり1万人台に落ち込んだ(提供:news1)


新型コロナウイルスの影響で、韓国を訪問した者の入国を制限する国が10日現在で109の国に増え、仁川空港の利用客数が1日当たり1万人台に落ち込んだ。1日当たりの利用客数が1万人台に落ち込むのは、2001年の空港開港以来初めてだ。

 これは、韓国国内において新型コロナウイルスの感染者が増え、韓国人の入国を制限する国が増えたほか、搭乗客が減少して運航を休止する航空会社が続出したためであると分析される。

 10日、仁川空港公社によると、9日の仁川空港の利用客数は1万9716人と集計された。出発客は1万321人、到着客は9395人で、前年同期に比べて89.4%減少した。

 これは、SARSにより歴代最低記録とされていた2003年5月20日の利用客数2万6773人より約7000人少ない記録になる。

 日本と韓国の両政府が、国内における新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、両国搭乗客の隔離措置と検疫において特別入国手続きを実施した9日に利用客数も急減したことが分かった。

 仁川空港公社によると、9日に運航した航空便数は計286便(出発137便、到着149便)で、前年同期に比べて73.3%減少した。

 9日に仁川・東京成田間と仁川・大阪関西間を結ぶ路線を利用した者は計594人(出発49人・到着545人)に過ぎなかった。

6919チバQ:2020/03/10(火) 18:44:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00010014-nishinpc-soci

「欠航」並ぶ電光板 中韓路線が大半占める福岡空港


3/9(月) 20:16配信

西日本新聞







「欠航」並ぶ電光板 中韓路線が大半占める福岡空港


中国と韓国からの欠航が相次いだ福岡空港国際線=9日午後、福岡市博多区(撮影・佐藤雄太朗)


 新型コロナウイルス感染拡大防止策で、政府が中国と韓国からの入国制限を強化した9日、福岡空港では、大半を占めてきた中韓路線の運航がなくなり、国際線ターミナルの人影はまばらになった。発着状況を知らせる電光掲示板には「欠航」の文字が並んだ。

【写真】旅客航路が全便運休し、人影が消えた博多港国際ターミナル

 国土交通省大阪航空局によると、福岡空港国際線の発着数は中韓路線が週400便以上なくなったとみられ、9日以降は台湾や東南アジア、米ハワイ、グアム線の週約240便にまで減少するという。

 船舶でも博多-韓国・釜山間のJR九州高速船ビートルが31日まで運休。博多-釜山間のフェリーを運航するカメリアラインは貨物輸送に限って運航している。(布谷真基)

6920チバQ:2020/03/10(火) 18:44:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00000591-san-bus_all

中国、韓国便95%減 関西空港 欧米路線にも波及


3/9(月) 19:36配信

産経新聞







中国、韓国便95%減 関西空港 欧米路線にも波及


関西国際空港の国際線出発ロビー。乗客の姿が激減したチェックインカウンター=9日午後2時14分、大阪府の関空 (安元雄太撮影)


 関西国際空港を運営する関西エアポートは9日、関空と中国本土、韓国を結ぶ路線の9〜15日の1週間に発着する旅客便数が、いずれも当初計画に比べて約95%欠航する見込みだと明らかにした。運休・減便の流れは欧米などの路線にも波及し、国際線旅客便数全体でみても約73%減となる。また、新型コロナウイルスの感染拡大による入国制限の強化が始まったこの日、中国(香港・マカオを含む)、韓国便の到着は7便にとどまった。

 中国と韓国からの航空便を受け入れる関空の検疫所では、検疫官が入国した人に対して関空からの交通手段について聞いたり、自宅やホテルなどで14日間待機するよう要請するなどした。

 「香港で旅行会社からの電話で入国制限を知らされた」と話すのはパリを旅行し、香港で乗り継いだ兵庫県西宮市の会社員の男性(47)。「2週間は自宅でテレワークだが、お客さんとの予定はすべてキャンセル。スーパーマーケットにも行けないのだろうか」と困惑した顔で話した。

 スリランカから上海経由で帰国した愛知県の男性(70)も「中部国際空港行きの便が欠航になり、家族にここまで車で迎えに来てもらう」と疲労の色をにじませながら話した。

 入国制限強化で関空は成田空港とともに中韓からの航空便の受け入れ空港に指定されたものの、航空各社は中国、韓国便を相次いで運休しているため旅客減少に拍車がかかっている。

 関西エアによると、9〜15日の中国便の運航は週28便(往復)、韓国便は週11便となる。香港・マカオとの路線の欠航も約87・5%に上り、週16便の運航となる。国際線旅客便数全体でみると当初計画の1422便のうち1040便が欠航する。

 新型コロナウイルスの感染が世界規模に拡大していることで、アジア以外の地域との路線も運休や減便が相次いでいる。フィンランド航空(フィンエアー)は、今年の夏季ダイヤで関空-ヘルシンキ線を2便増便して週12便とする予定を取りやめた。デルタ航空も、昨年4月に関空に新規就航し、夏季に週7便運航していた関空-シアトル線を今年は運休。来年再開するとしている。

 また、国内の旅行自粛ムードで減便の流れは国内線にも波及。全日本空輸と日本航空は今月19日まで、羽田空港などとともに関空や大阪(伊丹)空港の発着便で大幅な減便を実施している。

 ターミナルは1月ごろまで国際線旅客の約60%を占めた中韓路線の旅客がほとんど姿を消し、火が消えたようになっている。旅行シーズンとなる3〜10月の夏季ダイヤの発表時期は今月下旬に迫っているが、関西エアの広報担当者は「4月以降の見通しがつかない」と頭を抱えている。

6921チバQ:2020/03/10(火) 18:45:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000009-khks-soci

東北の空港、国際線運航ゼロに


3/10(火) 11:00配信

河北新報







東北の空港、国際線運航ゼロに


全ての国際定期路線が運休となり、人影がない国際線出発ロビー=9日午後、仙台空港


 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため政府が9日、中国と韓国からの入国制限を強化したことを受けて、同日からアシアナ航空の仙台-ソウル線が運休となった。仙台空港(名取市、岩沼市)をはじめ、東北発着の国際定期路線が一時的に全て運休となった。

 9日の仙台空港2階の国際線出発ロビーは人影もなく、出国待合室の免税店は休業した。国内の出張や旅行の自粛も広がり、国内線も「2月末以降は全体の搭乗率が50%を切っている」(仙台空港)という。

 アシアナ航空は週7往復運航する仙台-ソウル線を31日まで運休。仙台と中国本土を結ぶ路線は、中国国際航空がいずれも週2往復運航する大連経由の仙台-北京線、仙台-上海線を28日まで運休。29日の上海線、31日の北京線も運休になるとみられる。

 仙台発着の国際線では、タイ国際航空が週3往復運航するバンコク線も29日まで運休する。台北線はエバー航空(週7往復)が12日まで、タイガーエア台湾(週5往復)は28日まで、ピーチ・アビエーション(週7往復)は18日までの運休を決めている。

 国内線では19日まで、日本航空が大阪線と札幌線を、全日空が札幌線を減便。全日空は12日まで福岡線を運休する。

 仙台以外でも、青森空港(青森市)発着が大韓航空のソウル線が5月31日まで、エバー航空の台北線が3月22日までそれぞれ運休。花巻空港(花巻市)では中国東方航空の上海線が7月11日まで、タイガーエア台湾の台北線は3月の便をそれぞれ運休する。

 福島空港(須賀川市、福島県玉川村)、山形空港(東根市)では国際チャーター便の運航取りやめがあった。国内線も一部減便している。
.
河北新報

6922チバQ:2020/03/11(水) 11:44:53
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200311-00335606-toyo-bus_all

ANAとJAL「コロナ直撃」に憂鬱が募りまくる事情


3/11(水) 5:01配信

東洋経済オンライン







ANAとJAL「コロナ直撃」に憂鬱が募りまくる事情


羽田空港国際線ターミナルは閑散とし、電光掲示板にも黄色の文字で表示された欠航便が目立つ(記者撮影)


 「平日朝のカウンターは水分補給もままならないほど行列が絶えなかったが、羽田はこれまでと比べ物にならないくらいがらがらになってしまった。人を半分に減らしても業務が回ってしまう」

【グラフ】ANA、JALの業績は成長軌道に乗っていたが・・・

 羽田空港に勤める、ある航空大手の地上職員はそう語る。

 3月6日。金曜日の夜というのに、羽田空港国際線ターミナルの客足はまばらで、カウンターでは職員が手持ち無沙汰で雑談していた。普段は満席に近い国内線も、空席マークが目立っている。
.

■中国路線などを相次ぎ減便

 中国政府は1月27日から海外への団体旅行を禁止し、東アジア路線の観光客需要が急減。日本政府も2月下旬にテレワークや各種イベントの自粛を呼びかけ、国内の旅行・ビジネス需要は停滞している。

 日本人の海外移動も制約されている。インドが3月3日以前に発給された日本人の入国ビザを無効化するなど、3月9日午前7時時点で27カ国が日本からの入国を制限。入国後に行動制限措置が取られる国は63カ国にのぼる。航空業界に吹くコロナウイルスという逆風は日に日に強さを増している。
.

 こうした状況を受け、ANAホールディングス傘下で国内最大手の全日本空輸は、19の中国線を徐々に縮小し、全路線で運休か部分的な減便を実施。東アジア・インドの9路線もほぼすべての路線で同様の措置をとった。

 日本航空(JAL)も、中国を全10路線で運休または減便を決め、東アジア・インドの全10路線も平常運航していない。

 コロナウイルス前の航空業界は順風満帆だった。リーマンショック後の2010年3月期のANAの売上高は1兆2284億円だったが、国際線の拡大と変動運賃制による客単価向上が効き、2019年3月期には2兆0583億円に拡大した。
.

 2010年に経営破綻したJALはここ数年、不採算路線の整理が落ち着き、売上高は約1兆3000億円前後で推移。2019年3月期の売上高は前期比7.5%増の1兆4872億円と飛躍の兆しが見えていた。JAL関係者は「国際線は搭乗率が80%割れだと、空席が多いという感覚だった」と振り返る。

 ところが、米中貿易摩擦が両社の成長に水を差した。貨物事業だけでなく、旅客便でも出張需要が減少。ANAは2019年10月、JALは2020年1月にそれぞれ2020年3月期の業績見通しを下方修正した。

 そこに追い打ちをかけたのが新型肺炎だ。1月末の会見でJALの菊山英樹専務は、「2月は中国路線で約25%の予約キャンセルがあった。SARS(重症急性呼吸器症候群)などのときと比較しても(業績の見込みは)かなり厳しい」と表情を曇らせていたが、予感は的中。東アジア路線の大規模な減便を余儀なくされている。

6923チバQ:2020/03/11(水) 11:45:17

■約11兆円の航空輸送需要が失われる

 国際航空運送協会は3月、コロナウイルスの影響で2020年に全世界の航空業界における収入が最大で1130億ドル(約11兆円)失われるという推計を発表。これはANAホールディングスと日本航空両社の売上高合計(約3.5兆円)の3倍超に相当する。
.

 ANAの中国線予約数は2月で前年比8割減少、3月に入っても同9割減のペースが続いている。JALの2月の国際線利用率は前年比8.7%減の71.1%となっており、3月も「需要が減少している」(JAL広報)という。

 新型コロナの影響は、堅調だった国内線にも広がっている。ANA、JALともに3月の予約数は前年比で約4割減少。ANAではとくに北海道発着路線の予約数が約5割減で、同社の客室乗務員は「ここ2週間、500人乗りの羽田―新千歳便で乗客が50人程度のときもあった」と打ち明ける。
.

 空港テナントも苦戦を強いられている。成田空港では2月1日から22日までの空港内テナント売上高が前年比で36%減少。成田国際空港の田村明比古社長は「中国のお客様の購買単価は高い。昨年の春節が2月だったこと(の反動)もあるが、かなりの部分で新型コロナウイルスの影響がある」と語る。

 2019年3月期の羽田空港の免税店売上高4949億円のうち、45%は中国人が占める。羽田空港のテナント店員は「ディスカウントストアやアパレル系など、店舗によっては2月の売り上げが前年比50%減だった」と明かす。
.

 業界が身構えるのが、東南アジアや欧米など中・長距離路線の悪化だ。タイ国際航空は3月にバンコク―日本路線の減便を発表。シンガポール航空は日本などのアジア路線だけでなく、アメリカやヨーロッパの都市を発着する路線でも大規模な減便を決めている。

 アメリカのユナイテッド航空やデルタ航空、ハワイアン航空も足元で相次ぎ日本路線の規模を縮小。フィンランドのフィンエアーは3月末から予定していた関空―ヘルシンキ路線の増便を見送った。ルフトハンザ ドイツ航空では予約の大幅な減少とキャンセルの頻発を受け、世界最大の旅客機であるA380を含め、グループの運航規模を今後数週間で最大50%削減する計画だ。


■予約低迷でリストラの不安も

 実際にANAでは3月に入り、アジア路線の予約数が前年比で5割減少、北米・欧州路線も同4割減少した。「2月に満席だったシンガポール路線は、3月中旬に定員約250人に対し、まだ予約が50人程度の便もある」(ANAの関係者)。

 JALでも各方面の路線で需要が減少しており、「3月に入ったあたりから、中・長距離路線の予約が一気に減り、予約率が30〜40%まで落ち込んでいる。近年見たことがないほど低い数字ばかりだ」(JALの関係者)という。
.

 JALは3月のホノルルやバンコク路線を一時的に減便すると発表、別の航空大手の客室乗務員は「これまで欧米路線の1席100万円近いビジネスクラスはほぼ満席で本当に忙しかった。それが3月のフライトでは50席中30席が空席。単純計算で1便当たり3000万円が失われている。会社が潰れるんじゃないかってくらいお客さんが乗っていない」と悲壮感を漂わせる。

 【2020年3月11日7時5分追記】初出時の一部表記に重複がありました。お詫びして修正いたします。
.

 2020年3月はそもそも、月末に羽田の国際線を大幅に増便することで、ANAやJALにとって成長加速の出発点となるはずだった。アメリカ路線を中心に、ANAは14便、JALが12便を増便することが決まっているが、事態の収束が見込めなければ多くの路線で増便が延期されるか、空席だらけの便が増えることになる。

 羽田の大増便に向け、ANA、JALともに機材と人員の増強を積極的に進めてきた。固定費が重くのしかかるため、「(予約の低迷が続くと、人員削減などの)リストラが起こらないか不安だ」(航空大手の地上職員)という声が上がる。
.

 もはや羽田の増便どころではなく、従業員を守り切れるだけの経営体力があるのかが試されている。
.
森田 宗一郎 :東洋経済 記者

6924チバQ:2020/03/11(水) 19:40:53
https://news.goo.ne.jp/article/trafficnews/trend/trafficnews-94274.html
国内唯一だった大分のホーバークラフト航路 復活へ 2009年に廃止 空港アクセス強化で
2020/03/05 14:00乗りものニュース

国内唯一だった大分のホーバークラフト航路 復活へ 2009年に廃止 空港アクセス強化で

かつての大分ホーバーフェリー「ドリームルビー」(2009年10月、恵 知仁撮影)。

(乗りものニュース)

早ければ2023年には復活する見込みです。

 大分県は2020年3月4日(水)、大分空港のアクセス改善に向けた調査結果を取りまとめ、2009(平成21)年まで大分ホーバーフェリーが大分市と空港を結んでいたホーバークラフト航路を復活させる方針を示しました。

 大分空港は国東半島の東部に位置し、大分市から向かう場合、別府湾を回り込むようなルートになります。現在この役割を主に担う高速バスは約60分かかることから、県は別府湾を横断する海上ルートの復活を2018年度から検討していました。そして調査の結果、大分市と空港を25分で結ぶホーバークラフトの導入が、費用やスピードの面でも至当、という結論に至ったといいます。

 県は、旅客定員80名程度でバリアフリー対応のホーバークラフトを3隻導入し、おおむね6時台から22時台まで運航することを想定。船舶や施設を県が保有し、民間事業者が運航を行う「上下分離方式」を採用することで、収支確保が可能との結論を得たそうです。2020年度から運航事業者を公募し、2023年度以降に運航を開始する予定としています。

 ホーバークラフトは、1970年代には各地で見られましたが、その後縮小し、大分ホーバーフェリーの廃止時点では日本唯一となっていました。国内におけるホーバークラフトの製造も終了しており、海外からの輸入になるため、導入経費が割高になることからも、上下分離方式を採用するそうです。

 それでも、港湾整備が必要となる高速艇を導入するよりも、既存の遊休設備を活用できるホーバークラフトのほうが、メリットは大きいとのこと。高速艇を導入した場合と、ホーバークラフトを導入した場合を比べると、整備にかかる県の負担額は前者が約115億円から200億円に対し、後者は約75億円から85億円、整備期間は11年から12年に対し、3年から4年と試算しています。

6925荷主研究者:2020/03/14(土) 20:51:02

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/587867/
2020/2/28 12:43 (2020/2/28 12:50 更新)
西日本新聞 森井 徹
北九州空港の滑走路延伸へ 新年度予算に調査費 国交省方針

 北九州空港(北九州市、福岡県苅田町)の滑走路を3千メートルに延伸するため、国土交通省が2020年度当初予算の公共工事費配分に調査関連費を計上する方針を固めたことが28日、関係者への取材で分かった。3月末に詳細な予算額を決定する。

 北九州空港は24時間運用可能な海上空港で、北九州市と福岡県は、大型貨物機が利用する国際的な拠点空港への整備を目指している。現在の滑走路は2500メートル。遠距離航行する燃料を搭載した大型貨物機の発着を可能にするため、3千メートルへの延伸を要望してきた。

 関係者によると、九州や中国地方で生産された工業製品の輸出には現在、関西空港や中部国際空港が利用されている。北九州空港を大型貨物機が利用できるようになれば、輸送時間の短縮による経済効果や、災害時に他の主要空港の機能代替なども期待できるため、国交省は延伸の判断を固めたという。

 北九州空港では現在、全日本空輸(ANA)と大韓航空が定期貨物便を運航。1月には、大型貨物輸送を取り扱うロシアの航空会社もチャーター便運航の方針を決めている。(森井徹)

6926荷主研究者:2020/03/14(土) 21:01:22

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56279140S0A300C2960E00/
2020/3/3 2:00 日本経済新聞 関西 大阪 兵庫
伊丹空港、国際化の波に乗った(古今東西万博考)
1970年・大阪
関西タイムライン

6927荷主研究者:2020/03/14(土) 21:14:23

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15834132374953
2020年3月6日(金)茨城新聞
《茨城空港10年》アクセス道 高速結び渋滞回避

茨城空港から常磐線石岡小美玉スマートインターチェンジまで結ばれるアクセス道路。国道6号から同インターチェンジ間は既に供用開始されている

 茨城空港の周辺の道路網整備も急ピッチで進められている。

 茨城空港と常磐自動車道の石岡小美玉スマートインターチェンジ(IC)をほぼ直線で結ぶアクセス道路は、まず空港側の2・4キロが開通。残りの石岡市正上内‐小美玉市野田の9・6キロ区間のうち、同ICから小美玉市竹原の国道6号までの約3キロと、同市竹原中郷から同市三箇までの約1・2キロが完成し、供用が開始されている。

 高架橋でJR常磐線をまたぎ、国道6号をトンネルでくぐるなど、慢性的な渋滞を回避できるため、全線が開通すれば大幅な時間短縮が期待され、車で約15分で結ばれることになる。常磐道の東京方面からだと、三郷ICから約54分で空港に着く。

 昨年9月の一部開通の式典には、多くの関係者や来賓がお祝いに駆け付ける中、大井川和彦知事が「茨城空港のさらなる利用拡大に弾みがつく。安全で円滑に移動できる交通ルートとしても期待できる」とあいさつ。地元の島田穣一小美玉市長、今泉文彦石岡市長も「人や物の流れが大きく変わる」と期待を膨らませた。残りの区間は現在整備が進行中だ。

 茨城空港へは、常磐道から北関東道を経て、東関東道・茨城空港北ICからは約13分。鉾田ICから潮来ICにつながる延伸区間も整備中。また、水戸、つくば、常磐太田、ひたちなか、石岡などから連絡バスが運行されている。

 一方、小美玉市の西部の玄関口では、待望のJR常磐線羽鳥駅の橋上駅舎と東西自由通路が完成し、道路に加えて、鉄道関係のハード面も充実し、環境が整いつつある。

6928チバQ:2020/03/16(月) 16:52:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200315-00000012-jij-n_ame

乱気流にあえぐ航空業界 新型コロナで12兆円減収も


3/15(日) 7:25配信

時事通信







乱気流にあえぐ航空業界 新型コロナで12兆円減収も


10日、羽田空港内でマスクを着用して働く航空会社の従業員(AFP時事)


 【ロンドン、ニューヨーク時事】世界の航空業界が激しい乱気流に飲み込まれている。

 新型コロナウイルスの感染拡大で航空需要が急減。今年の世界の旅客収入が約12兆円減少するとの予測もあり、航空会社は生き残りに向けて正念場を迎えている。

【写真】中国からの便の欠航表示が目立つ到着便案内板=成田空港

 「過去に類を見ない世界規模の危機だ。米同時多発テロ(2001年)や金融危機(08年)の時よりも深刻だ」。欧州メディアによると、英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズのクルーズ最高経営責任者(CEO)は従業員宛てのビデオメッセージでこう窮状を訴え、人員削減に踏み切る考えを示した。

 独ルフトハンザ航空は独政府などに資金繰り支援を要請。デルタ航空など米航空大手も支援を求め米政府と協議していると報じられており、世界的な大企業でさえ、経営難にあえぐ現状が浮き彫りとなっている。

 旅行需要は世界中で落ち込んでおり、デルタは日本線を含む太平洋線の輸送人員を当初計画から65%減らした。11日にはトランプ米大統領が英国を除く欧州からの30日間の入国禁止措置を発表し、逆風は強まるばかりだ。

 航空会社の業界団体である国際航空運送協会(IATA)は5日、新型ウイルスの感染拡大により、今年の旅客収入が19%(約12兆円)押し下げられる恐れがあるとの試算を発表。12日には、米国による入国禁止が一層の打撃になるとして、航空業界を支援するよう各国政府に求めた。

6929チバQ:2020/03/16(月) 16:57:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200313-00000038-asahi-int

早く米国へ…パリの空港大混乱 入国制限の影響広がる


3/13(金) 12:50配信

朝日新聞デジタル







早く米国へ…パリの空港大混乱 入国制限の影響広がる


パリ郊外のシャルル・ドゴール空港で12日、エールフランス航空のカウンターに並ぶ人々=ソフィー・デュピュイ撮影


 トランプ米大統領が、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に欧州から米国への入国を制限すると発表したことで、パリ郊外のシャルル・ドゴール空港では12日、旅程を土壇場でキャンセルする人や入国制限が始まる前に帰ろうとする人で混乱した。

 医療機関で働くフランス人のカリーヌ・ビラさん(40)は12日、米ニューヨークへ60人の団体旅行で旅立つはずだった。だが、搭乗45分前になって、旅行会社から「エールフランスの帰国便は運航されなくなるだろう」と告げられた。

 米国で入国制限措置が始まるのは米東部時間で13日午後11時59分。それまでに着けるはずだったが、旅行会社は「入国できたとしても、現地で14日間の隔離を求められる可能性がある」と警告。旅程は6日間。ビラさんは「隔離のためにニューヨークに行っても意味がない」としてキャンセルした。飛行機は予定通り出発。ツアー費用の1200ユーロ(約14万円)が返金されるかはわからないという。

 母国フランスに2週間滞在していたナスレディヌさん(36)がトランプ氏の発表を知ったのは12日朝。1時間で荷物をまとめ、空港に駆けつけた。自宅があるのは米マイアミ。そこで米国人の妻と1歳半の娘が待つ。

 購入していたのは14日発のエールフランスのマイアミ便。それでは入国が制限されかねないと同社の他の便を探したが、すでに満席。妻が見つけたポーランドの航空会社のチケットを急きょ買い、「娘に会えなくなるから」と出発ターミナルへ走り去った。(パリ=疋田多揚)
.
朝日新聞社

6930チバQ:2020/03/16(月) 18:38:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-00000046-asahi-sctch

欧州の航空会社、欠航・減便相次ぎ正念場 各国が支援へ


3/16(月) 17:44配信

朝日新聞デジタル







欧州の航空会社、欠航・減便相次ぎ正念場 各国が支援へ


独フランクフルトの空港に並んだ独ルフトハンザ航空の飛行機=ロイター


 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国境封鎖などが本格化する欧州で、航空各社が正念場に立たされている。中国やイラン、米国を結ぶ便の欠航に続き、足元の欧州域内でも大幅な減便を迫られる見通しだからだ。空のインフラを守るため、各国政府も相次いで支援を表明している。

 オランダのウォプケ・フックストラ財務相は15日、KLMオランダ航空を支えるために「出来ることは何でもやる」と表明した。KLMは13日に「かつてない大きな危機に直面している。非常事態に、抜本的な対応をとる必要がある」との声明を出していた。

 欧州メディアによると、KLMは3月に運航便の25%を、4〜6月も30〜40%を減便する予定だ。収支改善のため、最大約2千人の従業員削減や、賞与の支払い延期などを発表。政府に資金繰り支援を訴えた。

 専門家によると、航空会社には毎月、航空機購入のための借入金の返済や、機材のリース代の支払いなどで、多額の支出が発生する。新型コロナの影響で収入減が続けば、資金繰りは一気に厳しくなる。減便を重ねている欧州各社は、どこも似た状況だ。

 今月上旬には英国で地域航空のフライビーが倒産した。すでに経営再建中だったが、新型ウイルスによる旅客減が最後の一押しになったとされている。

 また、経営が苦しいと伝えられるのが格安航空会社(LCC)のノルウェー・エアシャトルだ。約4千便の欠航を発表し、従業員の半数を一時的に解雇するため、労働組合と協議中だ。
.
朝日新聞社

6931チバQ:2020/03/17(火) 19:07:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000099-jij-bus_all

全日空、国際線6割減 月末〜来月下旬 新型コロナ影響


3/17(火) 17:09配信

時事通信



 全日本空輸は17日、新型コロナウイルスの感染拡大で旅客需要が減少していることを受け、3月29日から4月24日まで、国際線58路線計2630便の運航を見合わせると発表した。4653便を予定していた事業計画から57%減る。

 中国線の大半を休止し、東南アジアの路線も大幅に減らす。欧州路線は羽田―パリ、成田―デュッセルドルフなどが減便対象。欧州連合(EU)が域外からの渡航を原則禁止する方針を表明しており、運休や減便は今後拡大する可能性がある。

 今月29日に増える羽田空港の発着枠を活用して開設する予定だった深セン、シドニー、ロサンゼルス、サンノゼ、ミラノの各路線は就航を延期する。

6932チバQ:2020/03/18(水) 15:09:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000094-asahi-ind

ANA、国際線の6割減便 目玉の羽田便もコロナで打撃


3/17(火) 21:30配信

朝日新聞デジタル







ANA、国際線の6割減便 目玉の羽田便もコロナで打撃


ANAの旅客機=2020年3月16日、羽田空港


 全日本空輸(ANA)は17日、国際線夏ダイヤのうち、今月29日から4月24日までの2630便を運休すると発表した。当初計画の約56%に及ぶ。新たに羽田空港を発着する予定だったミラノ、中国・深圳(シンセン)の両路線の開設も延期する。羽田の発着枠拡大に合わせて新規路線を増やす態勢だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が減り、目玉路線に影響が出た。

 夏ダイヤでは羽田と欧米などを結ぶ12路線の新設を予定していた。今月29日から就航する予定だった中国・深圳線は4月25日以降、同20日から就航だったミラノ線は5月17日以降に後ずれさせる。具体的な就航時期は、今後の需要回復を待って決める。深圳とミラノは産業の拠点都市のため、ビジネス客の利用を見込んでいた。

 その他の主要路線では、羽田からニューヨーク、シカゴへの便は運休とし、首都圏では成田発着のみとなる。羽田からパリへの便は週7往復から3往復、羽田からロンドンへの便は週7往復から4往復に減らす。現時点で4月の国際線予約は前年同期と比べて約6割減っているという。(高橋尚之)
.
朝日新聞社

6933チバQ:2020/03/18(水) 15:27:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000016-jij-bus_all

国際線発着枠、運休でも維持 新型コロナでルール緩和 国交省


3/18(水) 7:08配信

時事通信



 新型コロナウイルスの感染拡大で世界の航空需要が大幅に落ちていることを受け、国土交通省が国内5空港に乗り入れている全国際線を対象に利用ルールを緩和したことが17日、分かった。通常は長期間運休すると発着枠を取り消されるが、こうした運用を一時停止した。航空会社は発着枠維持のため、赤字覚悟で空席を多数抱えたまま運航する事態を回避できる。

 緩和期間は15日から5月30日まで。同省から混雑空港とされる羽田、成田、関西、福岡、新千歳の5空港に発着する全国際線が対象となる。乗り入れ相手国も緩和措置を導入していることが発動条件。発着枠を維持するには事前の計画に対し8割以上の運航実績が必要だが、緩和期間は集計対象から外すことになる。

6934チバQ:2020/03/19(木) 15:21:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200319-00000091-reut-bus_all

世界の航空各社が相次ぎ緊急策 各国政府も支援に動く


3/19(木) 13:11配信

ロイター







世界の航空各社が相次ぎ緊急策 各国政府も支援に動く


 新型コロナウイルスの世界的流行による航空業界の苦境は19日に一段と深まった。写真は空席のアメリカン航空旅客機客室。18日撮影。(2020年 ロイター/Carlos Barria)


[シドニー/ワシントン 19日 ロイター] - 新型コロナウイルスの世界的流行による航空業界の苦境は19日に一段と深まった。豪カンタス航空<QAN.AX>は従業員約3万人の3分の2を一時帰休させる方針を明らかにし、インド政府は最大16億ドルの航空業界支援策の準備を進めた。

【グラフィクス】世界で爆発的に増加する感染者

国際民間航空機関(ICAO)は各国政府に対し、必要不可欠の医薬品や感染予防で使われる換気装置、マスクなどの衛生用品が確実に行き渡るよう、貨物輸送の混乱を回避するよう呼び掛けた。

旅客輸送は前例のないペースで落ち込んでいる。米デルタ航空<DAL.N>は航空機600機以上の使用を停止し、幹部の報酬を減らし、輸送能力は需要が回復するまで70%超削減する。

18日の米株式市場で航空株は大幅安となった。米政府が航空業界向けの500億ドルの融資を提案したが、業界側の補助金の要請には応じなかった。融資を受ける航空会社は一定のサービスの提供を続け、融資返済まで役員報酬の伸びを抑える必要がある。

アメリカン航空<AAL.O>は従業員へのメモで、業績が良いときに配当や自社株買いで過剰な株主還元を行ったため、危機対応の資金が少ないとの批判に反論。幹部は「現在は異例の状況だ。雇用を守り、危機後も市民が航空便を利用できるよう図るためには追加支援が必要になっている」と訴えた。

カンタス航空は、豪政府が海外渡航禁止を勧告したことを受け、国際便全便を停止すると表明。3万人の従業員の3分の2に対し、有給あるいは無給の休暇を取得するよう求めるとした。[nL4N2BB06J]

アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は従業員へのメモで「残念ながらわれわれの力が及ばない状況で、渡航需要は消滅した。大半の従業員はやるべき仕事がない」とした。

CEOと会長に加え、幹部と取締役全員が少なくとも6月末まで報酬ゼロとなる。

新型コロナ発生源の中国では、大手航空会社は2月の旅客数が80%減少したと明らかにし、輸送能力をさらに最適化し、コスト削減を強化するとした。[nL4N2BB484]

エア・カナダ<AC.TO>は3月31日までに国際便と米国便の大半を停止する方針を示した。

関係筋によると、インド政府は最大16億ドルの航空業界支援策を検討。同業界に対する課税の大部分を一時停止する案が含まれているという。

ニュージーランド(NZ)政府は19日、総額6億NZドル(3億4400万米ドル)の航空業界支援策の第1弾を明らかにした。旅客利用料や管制費の補助が含まれている。

NZ政府は同日、すべての国への渡航禁止を勧告した。[ID:nL4N2BC0Q3]

格安航空会社のイージージェット<EZJ.L>と英国のパイロットの労組は、今後1年半についてパイロットの解雇リスクを最小限に抑えるための協定を結んだ。ロイターが確認した文書によると、給与の凍結や、3月23日から6月22日まで無給の休暇を取得するよう乗員に求めるなどの措置が含まれた。

6935チバQ:2020/03/22(日) 16:04:30
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202003/CK2020032202000132.html

【茨城】


茨城空港開港10年 北関東の玄関口、旅客増続く 訪日客素通りなど課題






Tweet











2020年3月22日






空港ビルには開港10年を記念した懸垂幕が掲げられた=小美玉市の茨城空港で


写真


 茨城空港(小美玉市)が今月で開港十年を迎えた。当初の評価は「無駄な空港」と散々だったが、北関東の空の玄関として旅客数を着実に伸ばし、昨年は過去最高の約八十二万人を記録した。県はさらなる成長を目指すものの、発着枠がほぼ満杯で路線拡大の余地は乏しい。空港を利用した訪日外国人の多くが、県内を素通りするために経済効果は薄く、課題は山積している。 (鈴木学)


 茨城空港は航空自衛隊と共用の空港として、二〇一〇年三月十一日に開港した。羽田、成田に続く「首都圏第三空港」との触れ込みだったが、開港時の定期便はアシアナ航空(韓国)の一路線のみ。「無駄な空港を造ってどうするのか」などと批判が絶えなかった。


 低評価を覆したのは、格安航空会社(LCC)を狙ったコンパクトで低コストの仕様だ。出発・到着ロビーをビル一階に集約し、搭乗橋を使わずにタラップで飛行機に乗降。これがLCCに支持され、定期便は国内外に七路線まで拡大し、チャーター便も好調だ。旅客数は右肩上がりで推移し、昨年初めて開港時の国の需要予測八〇・七万人を突破した。


 ただ、共用空港のため発着は「一時間に一便」との取り決めがあった。満杯に近い発着枠を拡大するには国との協議が欠かせず、空港対策課は粘り強く話し合っていく方針だ。


 訪日外国人対策も急がれる。多くが東京に流れ、県内の観光地で消費しないのが悩みの種。県は東京への高速バスに対する補助をやめ、新年度から訪日外国人客らを対象に、県内の観光周遊で旅行会社が使うバス料金の半額を助成(上限十一万円)。県内宿泊者が水戸駅やつくば駅、石岡駅から茨城空港まで行くバスの料金を無料にする支援もスタートする。


 残念ながら節目のタイミングで、新型コロナウイルス感染拡大に見舞われ、お祝いムードは吹き飛んだ。県が予定していた記念行事は延期・中止され、国際便は全て運休に追い込まれた。県空港対策課の担当者は「早く収束してほしい」と話している。

◆栗木空港ビル所長に聞く

写真


 二〇一六年から茨城空港ビル管理事務所の所長を務めている栗木一男さん(58)に話を聞いた。


 ◇ 


 マスコミには開港前から「無駄な空港」とたたかれた。私も同様の疑問を県の担当者にぶつけたが、「おまえには見えないのか、いろんなところに飛行機が飛んでいく姿が」と逆に熱い答えが返ってきた。「茨城空港は大化けするかも」と言ってくれた有識者もいた。今なら、その言葉も素直に信じられる。


 十年で取り巻く環境は大きく変わった。便の増加に伴って、駐車場が約千三百台から約三千六百台になった。観光物産施設「そ・ら・ら」ができ、レンタカー会社の県内本社が移転してきた。常磐道のスマートインターチェンジまでの道路整備も進んでいる。


 一方、変わらないのは利用者に優しいことだ。駐車場は無料。駐車場から空港ビルまでは最短百メートルと近く、迷うことはないと思っている。


 空港自体が一つの事業所のようで、国や県、航空会社、テナントなどがワンチームで仕事をしている。荷物を運ぶベルトコンベヤーが壊れた時は、我々も加わって荷物をリレーした。


 乗降客年八十万人対応で造った空港なので、それ以上になると手狭になってくる。いつまで新型コロナウイルスの影響が続くのか心配だが、茨城空港をどうすべきかを考える時期に来ていると思う。

6936チバQ:2020/03/24(火) 16:28:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00000626-san-bus_all

新型コロナウイルスで利用減 国内航空会社1兆円減収に


3/23(月) 22:53配信

産経新聞



 国内の航空各社で構成する定期航空協会(会長=平子裕志全日本空輸社長)は23日、新型コロナウイルス感染症による減収見込みが今年1年間で1兆円規模に達するとの見通しを明らかにした。鉄道業界も3月だけで約3千億円の減収見込みという。政府が同日開いた新型コロナウイルスの経済対策取りまとめに向けた「集中ヒアリング」で説明した。

 ヒアリングで平子氏は、3月に入り出張や旅行を控える動きが相次ぎ、旅客数の減少に歯止めがかからないとし「イラク戦争や、重症急性呼吸器症候群(SARS)、リーマン・ショックよりも(新型コロナウイルスの影響による)減収は大きく、未曾有の危機だ」と指摘。経済対策として空港使用料や着陸料、航空機の燃料税、固定資産税の支払い猶予や減免、雇用調整助成金の引き上げなどを要望した。

 また鉄道業界は、新幹線が3月上旬時点で50〜75%の利用者減となっている状況などを説明し、業界全体で3月の1カ月当たりの減収が2900億円程度に達するとの見通しを示した。その上で、政府に対しては学校の休校に伴う通学定期払い戻しによる減収への支援や、固定資産税の減免などを求めた。

6937チバQ:2020/03/24(火) 16:30:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00000091-mai-bus_all

「GWにハワイ」幻に 航空会社のドル箱路線直撃 米入国制限ショック広がる


3/23(月) 22:18配信

毎日新聞







「GWにハワイ」幻に 航空会社のドル箱路線直撃 米入国制限ショック広がる


ワイキキビーチに張られた立ち入り禁止のテープ=ハワイ・オアフ島で2020年3月20日、AP


 新型コロナウイルスの感染拡大で外務省が米国への不要不急の渡航自粛を求める感染症危険情報をレベル2に引き上げ、国家安全保障会議も23日、入国制限を決定。旅行、航空業界には影響が広がっている。

 旅行業界は、これまでにも感染症危険情報レベルが2以上の国・地域への4月下旬までのツアー取りやめを決めており、23日までにハワイを含む米国へのツアーを対象に加えた。

 JTBや近畿日本ツーリストを傘下に置くKNT―CTホールディングスはホームページでツアーを中止する旅行先を掲載。既に予約している人に連絡を取り、旅行代金の全額払い戻しを始めた。日本旅行も23日、米国をツアー中止の対象に加えた。同社広報担当者は「ハワイはゴールデンウイークにかけて人気の旅行先であり、影響の拡大が心配だ」と話す。

 航空業界では、全日本空輸や日本航空が、既にハワイを含む米国路線の減便を実施中で、今後も需要減とともに減便が拡大する可能性がある。関係者は「米国路線は出張などビジネス需要が多いドル箱路線で、事実上の渡航制限となれば経営への影響は大きい」と声を落とす。

 総合商社各社は不要不急の出張を自粛する措置を既に取っているが、4月1日付の人事異動の時期と重なるため複数社が赴任・帰任の前倒しや先延ばしを検討している。移動の制限が長期化して事業環境がさらに悪化すれば、今後の投資判断を含めて米国事業に支障が出る懸念もある。

 銀行業界では三菱UFJ銀行が既に海外出張禁止に加えプライベートを含めた海外への渡航禁止を決めているほか、他の大手行も海外出張を自粛しており、新たな対応の予定はないという。【石田宗久、和田憲二、松倉佑輔】

6938チバQ:2020/03/25(水) 12:04:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000003-ibaraki-l08

茨城空港愛称「海外向けに新設を」 国内向け変更なし


3/25(水) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ







茨城空港愛称「海外向けに新設を」 国内向け変更なし


有識者会議終了後に会見する座長の戸崎肇桜美林大教授(左)と渡辺秀和県空港対策課長=県庁会議室


茨城空港(小美玉市)の愛称変更の是非を話し合う有識者会議の第2回会合が24日開かれ、国内向けを「茨城空港」のまま据え置き、海外向けとして六つの候補案を示した。4月下旬から県民にパブリックコメント(意見公募)を行い、5月に最終候補案として3案程度に絞った上で県に答申する。答申を受けた知事が新たな愛称を最終決定することになる。

会合は非公開。県空港対策課によると、候補として示された6案は、(1)Tokyo Metropolitan・Ibaraki Airport(2)Tokyo・Ibaraki Airport(3)Tokyo・Ibaraki International Airport(4)Tokyo north Airport(5)Metropolitan・Ibaraki Airport(6)Ibaraki International Airport。このうち委員の関心は(3)(東京・茨城国際空港)が最も高かったという。

空港の現状は海外での認知度が低く、同課がセールスに行っても「所在地が分からない」と言われるケースが多いという。愛称を使えれば、海外で「東京に近い空港」として売り込むことや、ホームページなどでの認知度を上げられる、と同課は期待している。

「茨城」の名が10年間で定着し県民から大切にされていることから、国内向け愛称は変更しない。ただ、意見公募では変更するかしないかを聞く。

会議座長で桜美林大の戸崎肇教授(航空政策)は「インバウンド(訪日客)の取り込みは全国的な競争。ただ、海外で茨城の知名度は残念ながら高まっていない」と愛称設定の理由を述べた。愛称は恒久的なものではなく「人口に膾炙(かいしゃ)すれば『東京』を外すこともあり得る」と話し、成田空港が2004年に新東京国際空港から変更したことを例に、名称が浸透すれば再考の可能性もあるとの考えを示した。

同課によると、国内97空港のうち44空港に愛称がある。海外向け限定の愛称は「確認できない」としており、少数派とみられる。茨城空港の正式名称は「百里飛行場」で、茨城空港も愛称。(黒崎哲夫)

【茨城空港の愛称案】
▼国内向け 茨城空港
▼海外向け
Tokyo Metropolitan・Ibaraki Airport
Tokyo・Ibaraki Airport
Tokyo・Ibaraki International Airport
Tokyo north Airport
Metropolitan・Ibaraki Airport
Ibaraki International Airport
.
茨城新聞社

6939チバQ:2020/03/26(木) 19:45:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00000062-mai-soci

中部空港、国際線わずか1便だけに コロナ感染拡大で大幅減便余儀なく


3/26(木) 19:19配信

毎日新聞







中部空港、国際線わずか1便だけに コロナ感染拡大で大幅減便余儀なく


中部空港=本社ヘリから2006年12月、小林努撮影


 中部空港(愛知県常滑市)の26日に運航した国際線が、台北便(チャイナエア)の1便だけだった。拠点空港として国際線は1月1日現在で週455便が離着陸していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で大幅減便を余儀なくされている。

【新型コロナウイルス 国内感染の状況】

 国は3月9日、中国と韓国からの入国制限を強化し、両国便が成田と関西の2空港に集約されたことから、中部空港の国際線は一気に減った。さらに外務省が25日、全世界を対象にした不要不急の海外渡航の自粛を求める「レベル2」を出したことが追い打ちを掛けた。

 中部国際空港会社によると、今後も曜日によっては台北1便だけの日がありそうだ。【黒尾透】

6940チバQ:2020/03/28(土) 23:40:16
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20200328-00169987/
全世界に海外渡航の自粛勧告、それでもJALとANAが飛ぶ海外の都市はどこ?【前編:欧米】


今井佐緒里 | 欧州研究者・物書き・編集者


3/28(土) 21:42

それでも飛ぶJALとANA

日本がいよいよ、本格的に封鎖をしようとしている。

外務省は3月25日、海外安全情報として、全世界、すべての国に「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」と呼びかけた。

そして、世界の176カ国/地域で、日本を含む感染者が確認された所からの、入国/入域制限が行われている(3月28日現在)。

このような情勢で、日本航空(JAL)は3月29日から4月30日にかけ、国際線の64%を運休。全日空(ANA)も3月29日から4月24日までの間、約7割を運休する。JALは3315便、ANAは3295便が運航を取りやめるという(3月24日の発表時点)。

なんとも壊滅的な状況である・・・。両社とも、2020年のオリンピックを見込んでか、新しい路線の就航や便数の増加を予定して、攻めの姿勢だったのに。

しかしこんな状況なのに、それでもJALとANAが飛ぶ海外の都市が存在する。

日本封鎖、それでも飛ばす。政府も国交省も合意しているのだろう。それは「日本の生命線」といえる地域なのではないだろうか。経済でも政治でも、海外邦人の保護という点でも――と想像してみた。

一体それは、どの国のどの都市なのだろうか。4月の大まかな状況を見てみた(コードシェア便除く)。

まず、アメリカ

なんといっても、日本の最優先国と言えば、アメリカ。

アメリカはどうなっているのだろうか。

まずはニューヨーク。JALやANAだけではなく、アメリカや他の国のエアーも加えると、日本で最も行き来が多い路線の一つだろう。今どうなっているのだろうか。

JALは通常1日2本だが、1本のみ羽田から運行する。ただし毎日は飛ばずに半分近く減便している。ANAも似ていて通常は1日2本だが、1本のみ。成田発便のみの運行で、週3便となっている。

今もって運行している線では、このようなパターンがほとんどである。1日1本のみ、毎日ではなく半分程度飛ばすという形だ。

意外にたくさん運行しているのが、ロサンゼルス線だ。

JALは、羽田発を1本のみ6割近くを運行している。それだけではなく、関空発も週3日のみ運行している。ANAは運休。

それもそのはず、アメリカ本土だけを見れば、通常からJALもANAも、ロサンゼルス便が一番多いのだ。両者とも1日3便、つまり計6便飛んでいる。これにコードシェア便も足せば、もっと多くなる。

同様に、サンフランシスコへも運行している。

通常は両社とも1日2本、つまり計4本飛んでいる。今はJALは羽田発を1本のみ、半分近く減便して運行。ANAも成田発を1本のみ、週3便だけ運行している。

羽田発がJAL、成田発がANAと、棲み分けをしたようだ。

ハワイはどうなった

旅行ではいつもダントツ人気のハワイ・ホノルル線。アメリカ全土を見れば、通常はホノルル線が群を抜いて一番多い。

JALは東京から1日4本、中部空港から1本、関空から1本、その他コードシェア便で札幌・福岡からも飛ばしている。

東京(羽田・成田)からは、コードシェア便も入れれば、19時45分から23時55分までの約4時間の間に、8本も飛んでいる。夜飛んで、朝にハワイに着くわけだ。コナ行きも、1日1本ある。

さらに、ANAも通常は、東京から1日3本飛ばしている。

このように日本人は、ハワイが大好きなのだ。JALやANA以外にも、アメリカやハワイのエアー、LCCや中韓のエアーも入れれば、一体1日何本飛んでいるのだろう。

ところが、今や1本も飛んでいない・・・。そして、グアム線も同様で、JALもANAも皆無である。

6941チバQ:2020/03/28(土) 23:40:32
ハワイの邦人はどうなる

日本からアメリカへの入国者は,「入国後14日間,自宅等で待機の上,健康状態を観察し,周囲の者と距離を置くこと」となっている。

さらにハワイ州では、デイビッド・イゲ知事が3月17日、渡航者に対してハワイに来るのを今後30日間控えるよう要請した。

また、上記の自主待機を破った者は5000ドル(約54万円)以下の罰金、または1年以下の禁固、もしくはその両方が科されるという、厳しい措置をとることを決めた。

だから飛ばないのは無理もないのだが、それにしてもハワイ線が全滅、1本もないとは。観光のニーズが高くて、ビジネス需要は低かったことがうかがえる。

ただ、ハワイには住んでいたり、旅行でゆっくり滞在していたりする日本人も多いのではないだろうか。特に在留邦人が気になってしまう。島だから飛行機が飛ばないとどうにもならないのに・・・(まさか船ということはないだろう)。彼らに手は差し伸べないのだろうか、と思ってしまう。

調べてみると、知事の発令が3月17日、今残っている資料から見ると、JALの最終便が24日、ANAが28日だったようだ。1週間から10日間の余地があったわけか・・・うーん・・・。

大丈夫だったのか。外国にいると、情報に疎くなってしまうことがあるものだ。

筆者は、日本で「4日後に韓国に1泊してから、ベルリンに帰るの。JALでチケットを買ったわ」というドイツ人に会ったことがある。日本が韓国から来る人の入国制限を決めて、韓国政府が怒りまくっている日曜日のことだ。翌日月曜日から、韓国側でも日本からは入国制限を始めるという時だった。

あの人は私に偶然出会わなければ、どうしていたのだろう・・・と思う(結論を言えば、大丈夫だったのだが)。

アメリカの地方は?

その他のアメリカの都市では、ワシントンD.C.も、シカゴも、ヒューストンも、サンノゼも全部運休である。

ちょっと意外だが、ボストンは週3便、シアトルは週3便、サンディエゴへも週3便、飛んでいる。すべてJALで成田からである。

アメリカ以外の北米では、結構飛んでいるのが、カナダのバンクーバー。JALが成田から週2便、ANAが羽田から週3便飛んでいる。

その他、メキシコシティもANAが成田から週4便飛ばしている。

――というわけで、かろうじて北米に飛んでいるのは、すべて東京(羽田か成田)からだ。地方空港から飛んでいるのは、関空からJALが週3便、ロサンゼルスに飛ばしているだけである。

6942チバQ:2020/03/28(土) 23:41:13
超悲惨な欧州の状況

目もあてられないのは、ヨーロッパ線である(ロシア含む)。

ANAが、ロンドンとフランクフルトに、週3便飛ばしているだけである(あれ、つい数日前まで、ロンドンは週4便と発表していたのに??)

JALにいたっては全線運休という、1滴の水もない砂漠の状況である。

イタリアは言うにおよばず、パリも、ヘルシンキも、ミュンヘンも、デュッセルドルフも、ウイーンも、ブリュッセルも、モスクワも、ウラジオストックも、全部運休である。

ほぼ壊滅状態のなか、フランクフルトとロンドンだけ残ったというのは、たいへん興味深い。

27日、外務省から「【緊急】ドイツ経由でご帰国等を予定している方への留意事項」というメールが届いた。

このようなメールが届いたということは、欧州から日本に帰りたがっている日本人の数が大変多く、ドイツを目指してなだれこんでいるということではないだろうか。駐在員の数だけでも、かなりの数になるのではないか。

メールいわく、空路でドイツに入り、ドイツではトランジット(空港内の乗り換え)だけならば、日本に帰国が可能だそうだ。ただし、陸路は問題があるという。

オーストリア、スイス、フランス、ルクセンブルク、デンマークなどから車でドイツに入り、その後空路で日本に戻りたくても、3月16日から国境管理が開始されいるから、国境検査で問題が起きるかもしれない。ドイツ内務省は「十分に合理的な理由のない者」については,ドイツへの入国を拒否するとしている。

例外的に入国を許可するかどうかについては,係官と各自事情による。一般的には,日本人が帰国するのにドイツを経由することは可能とされているが、日本までの飛行機チケットを持っていることが必要となる――と。

筆者は、たまたま全くの偶然で「3月25日、封鎖前の最後のチケット」を持っていたので(何てことだ・・・)、刻一刻と変わる状況には通じていた。

でも、欧州のほとんどの国に在住する日本人にとっては、あっという間に日本が封鎖になって、いきなり在住国から自国の飛行機が1本も飛ばなくなってしまったのだ。

「棄民」というのはあまりにも言い過ぎとしても、取り残された感、見捨てられた感は大きかったのではないか。

23日くらいから「オリンピックがいよいよ中止になるのか」という報道が一気に増えた(前日までは「4週間以内に決める」と言っていた)。それなのに、同日夜には外務省が欧州への「渡航中止勧告(レベル3)」を発令。これは最高危険レベル4の「退避勧告」の一歩前だ。翌24日にはオリンピックの中止が決定、そして25日は、多くのJALの欧州線で最後の便。ANAの場合は27−28日が多かった。

なんて目まぐるしい、こんな短期間で最終便に乗れるわけないでしょう!!――と思う。

企業側としても、駐在員の引き上げを決めるのにも、そんなに早く決められるのだろうか。ロンドン線を残したのは、島だからか。ロンドンは、欧州で最も日本人駐在員の数が多いとされるが、ロンドン線を閉じてしまっては、容易に帰って来られなくなるからか。

なぜフランクフルト?

欧州大陸側でドイツ(フランクフルト)だけ残したのは、なぜだろう。

もちろん、欧州中央銀行がそびえる、ヨーロッパと欧州連合(EU)の経済の中心だからだろう。

それだけではなく、地理的要因も大きいと思う。ドイツなら、上記にあるように、オーストリア,スイス,フランス,ルクセンブルク,デンマークから陸路で入りやすい。

日本人の駐在員は、首都にばかりいるわけではない。工場や、それ関連する研究所等は、地方にあることが多いのだ。

ドイツのルフトハンザは、「スター・アライアンス」のグループに属している。だから同じグループに属するANAが飛んだのかもしれない。もともと西欧は、圧倒的にJALよりもANAが強いのだ(JALが入っているグループ、「ワン・ワールド」も理由の一つだろう)。

でも、それでもヨーロッパとEUの研究をしている私としては、1本も欧州に飛ばさないという、このJALの仕打ち(?)を一生忘れないから・・・なんて、大変心の狭いことを思ってしまう。

6943チバQ:2020/03/28(土) 23:41:26
日本のエアーは祖国そのもの

『沈まぬ太陽』(山崎豊子作)という名作がある。

ここで、アジアの国で突然隣国と戦争が起こり、取り残されてしまった日本人駐在員たちの話が出てくる。

欧州の国々は、さっさと特別便を出して自国民を救助したのに、日本からはちっとも来ない。空港で何日も疲労困憊で待つ日本人たち。

やっと臨時便が到着した。機体にはNAL(と小説ではなっていた)の鶴のマーク。それを見た瞬間、日本人から、歓声と拍手が起きた。涙の叫びが起きた。日本の飛行機は、祖国そのものであった・・・という描写がある。

私は海外に住んでいるので、この気持が痛いほどわかる。この部分は、実際に体験した人に作者が取材して書いたのだと、100%確信させる文章だった。

フランスの地方に住んでいたとき、国内線でパリに到着したことがある。パリのシャルル・ドゴール空港で、日本の飛行機を見たその瞬間、どばっと目から涙があふれたことがある。「え、私泣いてる? なんでだろう?」と思った。感情より先に、体が反応していたのだ。

これは外国生活をしたことがある人にしか、わからないのかもしれない。でも、読者の方々も、生まれ育った故郷を離れて生活している人は、故郷を思わせる何かで、似たような経験はないだろうか。

国家とEU、そして日本

欧州は、他と異なる特徴のある地域である。

さほど大きくない面積の所に、たくさんの先進国が詰まっている。そしてEUがある。

EUの政策のおかげで、県境をまたぐがごとく、車や列車で隣国に簡単に行けてしまう。イギリスは島であるが、ユーロスターで陸続きになっている(ちなみに、3月20日の段階では、ユーロスターは走っている。本数は極めて少なく、パリに3本、ブリュッセルに2本、アムステルダムは運休である)。

「国境なき欧州をつくる」というのが、EUの理想だった。

でも、今は国境管理が復活して、EUは大きな困難にぶつかっている。そのかわりに「国家」が大きく前面に現れている。

この原稿を書いている途中の27日、エールフランスが4月の運行を発表した。

たった1本だけ、毎日ではなく週数便であるが、パリと東京間を運行する予定とある(これで欧州の日本人は、ドイツ1点になだれこまなくても良くなった。ほっとした)。片道の特別料金の切符も、引き続き売っている。筆者が調べてみた時点では、片道6万7000円でおつりがきた。とても安い。

自国民、そしてEU国民の保護のためなのだろう。

危機になると、結局頼るのは「国家」なのだろうか。

フランス人の日本の旅行者は多いと思う。フランス人は大変な親日家で、人口比でいうと、日本のマンガが世界で最も売れている国はフランスである。それでも日仏は、ビジネスや政治、軍事関係で、死活問題にある関係とは思えない。1ヶ月以上も猶予期間をもうけているとは、とても長いではないか。

このような特別措置を1ヶ月以上続けて、自国民とEU国民の保護を続けるフランスのエアーと、たった数日くらいで欧州主要都市のフライトを慌ただしく止めてしまった日本のエアー。どうしても比べてしまう。なぜこうなったのだろうか、と考えてしまう。

コロナ危機は戦争ほどではないから、「欧州はEUがあるんだから大丈夫だ」「他の国のエアーが飛んでいれば、いいではないか」という話なのだろうか。でも、日本のエアーが運行停止を決断した時点では、エールフランスの4月の運行は、決まっていなかったはずだ。もっぱらルフトハンザに頼るつもりだった?

最終決断をしているのは航空会社なのか、国交省なのか、政府なのか。

「新型コロナにかかったら飲んではいけない薬」問題といい、感染対策といい、エールフランスのことといい、フランスは危機管理がしっかりしている国だなあと思う。大至急、徹底的な自国の封鎖はするが、外国にいる自国民・EU国民のことも忘れない。日本は真逆である。

なぜこうなるのだろうか・・・。

後編「アジア+オセアニア」に続く。

6944チバQ:2020/03/28(土) 23:46:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000018-jij-int

航空業界への打撃深刻化、28兆円減収 資金調達難も、各国支援へ 新型コロナ


3/28(土) 8:07配信

時事通信



 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による航空業界への打撃が深刻さを増している。

 感染の中心地となった米国や欧州は、国境を事実上封鎖するなど旅客需要が急減。業界団体の試算では、2020年の収入は全体で前年比2520億ドル(約28兆円)減少する見込みで、資金調達環境も悪化しており、各国政府は支援に乗り出した。

 国際航空運送協会(IATA)によると、移動制限が3カ月続けば、減便による旅客輸送能力は4〜6月期に北米で半減、欧州で9割減、全体で65%減になる見通し。20年の旅客需要も前年に比べ約4割落ち込むという。

 航空機や整備施設などを抱える各社は固定費用の削減が難しい。収入が途絶えると手元資金は平均2カ月で底をつき、業界全体で約2000億ドルの資金不足に陥るという。

 米メディアによると、各社では銀行融資枠を確保する動きが相次ぎ、米ユナイテッド航空は20億ドルの追加枠を設定した。ただ、格付け会社が米デルタ航空の信用格付けを投機的水準に下げるなど資金調達環境は厳しさを増している。

 各国政府も支援策を急ぐ。米航空業界は、融資など計580億ドルの支援を要請し、トランプ大統領も「支援する」と明言した。ロイター通信によると、フランスではルメール経済・財務相が、エールフランスを含む大企業支援を表明し、国有化もいとわない姿勢を示した。オーストラリアやシンガポールなどでも政府による支援の動きが出ている。

 IATAのドジュニアック事務局長は「かつてない深刻な危機だ」と各社の資金繰りに危機感を示すとともに、早期の支援を求めている。

6945荷主研究者:2020/03/29(日) 13:37:40

https://this.kiji.is/609204248647992417?c=92619697908483575
2020/3/8 11:00 (JST)熊本日日新聞社
【熊本県知事選】争点の空港アクセス、記者が熊本駅から鉄道とバスで往復してみた

アクセスの改善が知事選の争点の一つとなった熊本空港=2019年9月10日(横井誠)

 3月22日投開票の熊本県知事選は現職、新人計2人の争いとなっている。選挙の争点の一つが熊本空港と熊本市中心部のアクセス改善。記者がJR熊本駅と熊本空港とを、列車とバスを利用して往復してみた。

 1日午後5時5分。小雨の中、JR熊本駅から豊肥線で肥後大津駅(大津町)に向かった。運賃は480円。約40分で着き、駅前から空港まで無料運行のジャンボタクシー「空港ライナー」に乗り換えた。乗客は6人。午後6時に駅を出て約15分で空港に。熊本駅からの所要時間は約70分だった。

 「空港ライナーは時間に正確なのが魅力」。よく利用するという熊本市中央区の大学生坂元忠浩さん(22)。「自宅がJRの駅に近いからアクセス鉄道が開通すれば利用したい。でも住む環境によって選択肢は変わるでしょうね」  帰りは空港リムジンバスを利用。午後7時50分発の45人乗りのバスはほぼ満員。1時間近くうとうとしていると熊本駅に着いた。片道800円はJR利用より割高だが、乗り換えがないのは便利だ。

 4選を目指す現職の蒲島郁夫さん(73)はJR豊肥線の三里木駅(菊陽町)から空港へのアクセス鉄道の整備計画を進める。一方、元熊本市長で新人の幸山政史さん(54)はバス専用レーンを活用したバス高速輸送システム(BRT)を打ち出した。

 鉄道の分岐駅候補の一つだった原水駅(菊陽町)。駅前にあるクリーニング店の女性店員(52)は「集客や利益の面を考えると三里木駅が分岐点になるのは仕方がない。でも原水駅周辺はこのまま置いてけぼりになりそう…」と不安げだ。

 熊本駅周辺ではこんな声も。駅近くに住む男性(78)は「市中心部も通るバスの方が使い勝手が良い。今は車かバスだけど、専用レーンを通って今より時間が短縮されるならバスを利用したい」。一方、熊本市西区の女性(73)は「鉄路ができれば空港から阿蘇方面へ行くのにぐっと便利になる。阿蘇地域の復興を考えると、鉄道は観光客増など、よりよい影響をもたらすのでは」と、空港アクセス効果の拡大に期待する。

 蒲島さんは、空港周辺への新産業集積の実現も公約。阿蘇市観光協会の松永辰博事務局長(56)は「集積に伴って全国から人が集まれば、落ち込んだ宿泊客を増やすチャンスにつながる」と話す。

 普段、空港から自宅までバスを使うという熊本市北区の無職、阿部茂さん(72)は「両方とも事業に関する調査結果が出ていない。どちらかに決めるには時期尚早」とくぎを刺した。「利便性や事業スキームなど総合的に判断するために双方の利点や欠点を提示し、議論を続けるべきだ」(渡具知萌絵)

◆蒲島さん「鉄道は定時性優位」、幸山さん「バスのコスト低い」

 現職の蒲島郁夫さん(73)は、熊本地震からの「創造的復興」の象徴として熊本空港の民営化を推進した。その関連事業として「定時性と大量輸送に優れた鉄道が必要だ」と主張。空港-JR豊肥線・三里木駅(菊陽町)間の約10キロを結ぶ鉄道の整備を計画した。

 県民総合運動公園付近に中間駅を設け、JR熊本駅から最短約40分、事業費は約380億円と見込む。JR九州が3分の1を上限に負担する協議も整えた。詳細な調査結果はまだ出ていない。

 新人の幸山政史さん(54)は、県が1日6900人とした鉄道の需要予測や費用対効果を疑問視。対案としてバス高速輸送システム(BRT)を打ち出した。混雑が予想される区間のみ新たに専用道路を整備する計画だ。

 コストを低く抑えられる上、熊本都市圏の渋滞緩和も狙えると強調。「鉄道完成までの約10年間に進む人口減少や自動運転実用化などにも柔軟に対応できる」と訴える。具体的な整備費用や期間には言及していない。

6946チバQ:2020/03/29(日) 21:56:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000030-asahi-bus_all
羽田国際線が増便したけど…コロナで欠航相次ぎ客まばら
3/29(日) 18:19配信朝日新聞デジタル
羽田国際線が増便したけど…コロナで欠航相次ぎ客まばら
オープンした羽田空港第2ターミナルの国際線出発ロビー。新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用客はまばらだった=2020年3月29日午前、東京都大田区、瀬戸口翼撮影
 東京の空の玄関口、羽田空港で国際線の発着回数が29日からの夏ダイヤを機に約4割増える。だが、新型コロナウイルスの感染拡大で多くの便が欠航となる状況が続いており、初日となったこの日も新設された国際線用施設の客はまばらだった。

 発着回数の増加は、国土交通省が、都心に近く利便性の高い羽田の国際化を加速させる切り札としてきた。しかし、新型コロナの感染拡大で航空需要は世界規模で急減。各国が出入国を制限し、航空各社は大幅な減便を余儀なくされている。この週末は東京都が不要不急の外出自粛を呼びかけたこともあり、静かな船出となった。

 29日午前、新設された国際線出発ロビーに客は数えるほどだった。空港ビルを運営する東京国際空港ターミナル会社も都の外出自粛の呼びかけを受け、この日予定していた開業式典を中止した。

 全日本空輸によると、29日午前の搭乗率は2割以下で、外国人客が目立った。午前のジャカルタ便に搭乗した浜松市の会社員男性(42)は感染拡大の前に決まった転勤に伴い、赴任先に向かった。「状況が日々変わるので慌てないようにしています」。全日空の南日隆男東京空港支店長は「今日に備えて準備をしてきたが、大幅な減便となったのは残念だ。活気のある羽田が早く戻るようよいサービスを提供していきたい」と話した。

6947チバQ:2020/03/29(日) 22:23:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000051-jij-bus_all
逆風下の羽田増枠 相次ぐ減便、五輪延期
3/29(日) 20:34配信時事通信
逆風下の羽田増枠 相次ぐ減便、五輪延期
発着枠の拡大に伴い国際線利用を開始した羽田空港第2ターミナルの出発ロビー。新型コロナウイルスによる欠航の影響で閑散としている=29日午前、東京都大田区
 羽田空港国際線の発着枠が29日、大幅に拡大された。東京五輪・パラリンピックやその後の訪日外国人の増加をにらみ、訪日客を呼び込む武器となるはずだったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で状況は一変。航空各社が相次いで減便に踏み切り、五輪延期も決まる逆風に見舞われている。

 羽田国際線の発着回数は年約6万回から約9.9万回へと1.7倍に拡大した。航空各社の発着枠はその分上積みされ、全日本空輸には1日当たり13.5便、日本航空には11.5便が新たに配分された。両社はこの枠を使って新規路線を就航させる予定だった。

 だが、新型コロナの流行で各国が入国規制に踏み切るなどし、旅客需要は激減した。両社は当初計画のうち7〜8割の国際線の運航取りやめを決めた。羽田の新規路線も、予定通り運航できるのはわずかで、多くが就航延期や減便を余儀なくされている。

 国際線拡充に伴い改修された羽田空港第2ターミナルではこの日、予定されていた式典が中止され、同ビルを拠点とする全日空が記念品を配布するのみとなった。新規就航のワシントン行きは定員250人に対し、利用はわずか45人。同便に搭乗する神奈川県の男性(27)は「ターミナルは真新しいのに人が少なくて残念だ」と語った。

6948チバQ:2020/03/30(月) 09:42:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000001-at_s-l22

静岡空港、民営化1年 搭乗者数伸長も一転苦境に 終息後攻勢へ


3/30(月) 7:36配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS







静岡空港、民営化1年 搭乗者数伸長も一転苦境に 終息後攻勢へ


民営化から1周年を迎える静岡空港。新型コロナウイルス終息後の反転攻勢に期待がかかる=25日、静岡空港


 静岡空港の運営権が、静岡県から三菱地所と東急電鉄が経営参画した富士山静岡空港株式会社(牧之原市)に譲渡されてから、4月1日で1年になる。民営化で路線開拓や環境整備を積極的に進め、搭乗者数を順調に伸ばしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で一転、国際線運航ゼロの苦境に陥っている。新型コロナ終息後を見据え、利用促進に向けた戦略を練る。

 空港会社は2019年4月、ターミナルビルの運営や着陸料設定などの業務を県から引き継いだ。航空機の給油タンクを増設して新規就航の受け入れ環境を整備し、空港アクセスバスの拡充、大井川鉄道の蒸気機関車(SL)観光と組み合わせた「富士山周遊フライト」を実施した。

 県の高橋孝夫文化・観光部理事(観光・空港担当)は「収支面を含めた総合的な評価はこれから」としながらも、「民間のノウハウと意思決定の速さを生かした経営を着実に実践している」と指摘する。

 静岡空港の19年度の搭乗者数は2月末時点で71万8千人となり、18年度の71万4千人を上回った。19年の暦年(1〜12月)では79万人を超え、年度目標の77万人の達成も期待された。だが、新型コロナ感染拡大で国際線10路線がすべて欠航・運休に追い込まれた。現在も3月末以降の夏ダイヤの見通しが立たず厳しい状況だが、同社は終息すれば旅行需要が急速に回復するとみる。

 同社の事業計画は、運営権譲渡から5年目の23年度に搭乗者数101万人、20年目の38年度に135万人の目標を掲げる。達成にはフジ・ドリーム・エアラインズなどと連携した国内就航先の拡充と、香港、タイ、ベトナムなどアジアを重点にした国際線の新規開拓の両方が不可欠だ。

 西村等社長は「静岡県観光の空の玄関口としての役割は大きい。コロナ終息後、V字回復させる」と反転攻勢の時を待つ。

6949チバQ:2020/03/30(月) 09:55:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00553065-okinawat-oki

下地島空港の開業1年、滑り出し順調 旅客数11万人超も新型コロナで逆風 今後の策は?


3/30(月) 5:11配信

沖縄タイムス







下地島空港の開業1年、滑り出し順調 旅客数11万人超も新型コロナで逆風 今後の策は?


「みやこ下地島空港ターミナル」から成田国際空港への初便に乗り込む乗客=2019年3月30日


 宮古島第二の空の玄関口となる「みやこ下地島空港ターミナル」が30日で、開業1年を迎える。成田線や関西線など大都市圏からの定期便に加え、宮古圏域初の国際線の誘致に成功し、初年度の年間旅客数の目標11万人を超えるなど順調な滑り出しを見せる。一方、日韓関係の悪化や香港情勢、新型コロナウイルスなどの逆風も吹く中、今後の事業展開に注目が集まりそうだ。(宮古支局・知念豊)

 同空港では2019年3月30日の開業と同時に、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(成田市、片岡優社長)が成田線を就航した。同空港に定期便が運航するのは南西航空(現・日本トランスオーシャン航空)の那覇-下地島路線以来、約25年ぶりで、7月には同社の関西線のほか、香港エクスプレスも相次いで就航した。

 定期便のほかにも韓国の大韓航空を皮切りに、フジドリームエアラインズやソラシドエア、台湾のマンダリン航空などのチャーター便で多くの客が利用した。

 同ターミナルを運営する下地島エアポートマネジメント(SAMCO)の伴野賢太郎社長は、初年度の年間旅客数の目標11万人を突破したと説明し、「結果だけ見ると及第点」と話す。

 しかし、冬場の誘客に課題があり、関西線は昨年12月から3月26日までの運休に踏み切った。さらに新型コロナウイルスの感染拡大で、2月からは香港線も止まるなど逆風も吹く。

 宮古島内では宿泊室数の不足や2次交通の整備など、観光客の受け皿づくりの課題も挙がる。伴野社長は「観光客を増やすための新規路線の誘致は、受け皿整備のスピードとシンクロさせる必要がある。これからも地元と連携していきたい」と意欲を示した。

6950チバQ:2020/03/30(月) 16:29:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00050138-yom-bus_all

関空ガラガラ「開港以来の危機」…国際線9割欠航、女性店員は「手持ちぶさた」


3/30(月) 14:52配信

読売新聞オンライン







関空ガラガラ「開港以来の危機」…国際線9割欠航、女性店員は「手持ちぶさた」


利用者が減った国際線出発ロビー(30日午前、関西空港で)=前田尚紀撮影


 新型コロナウイルスの感染拡大で、海外への渡航や国内での外出の自粛要請が強化される中、関西空港が「開港以来の危機的状況」(関係者)というほど、旅客のいないがらがらの状態となっている。

 「先が全く見えない。いったいどうなるのか……」

 関空を運営する関西エアポートの関係者は、そう声を落とした。関空では先週、国際線全体で9割にあたる約1100便が欠航。香港・マカオを含む中国便や韓国便に至っては、95%以上の計約800便が運航を取りやめた。

 格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションは20日から国際線を全便運休するなど、国際線ターミナルはほとんど旅客の姿が見えない状態だ。

 関西エアによると、29日〜4月4日の運航計画では、国際線は計71便と、昨夏のピーク時(1433便)の約5%。1994年に開港した関空は昨年、総旅客数が初めて3000万人を超えるなど業績拡大を続けてきたが、「いまは、開港して以来の苦境。ほとんど飛んでいない状態」(関係者)という。

 30日午前、国際線の出発便はインドネシア・バリ島行き以外全て欠航となった。同国の駐在員、堺市西区の男性(38)は、2度の欠航などを経てこの便に搭乗。妻と小学生の長男を残しての出国となり、「インドネシアでも新型コロナは広がっており、次の帰国はさらに難しくなるだろう」と話した。

 こうした国際線の苦境に加え、国内線も、東京都や大阪府をはじめとする自治体の外出自粛要請があり、国内線ターミナルの人影はまばらとなっている。

 空港内に約230ある免税店や飲食店は、30店舗以上が一時休業を余儀なくされており、残りもほとんどが営業時間を大幅に短縮。影響を受ける店舗はさらに広がっており、土産物店で働く女性店員(42)は「お客は1日に10人にも満たない日が続き、売り上げは8割減。どの店の店員も手持ちぶさた」と不安そうに話した。

 地元の医療機関によると、空港で働く従業員から「熱があり、陽性ではないか」などの相談も多く寄せられているといい、接客部門以外では多くが職場外で勤務する「テレワーク」をしている。テレワークを続ける、あるエアラインの社員は「空港はいつ元通りになるのか」と嘆いた。

6951チバQ:2020/03/30(月) 20:58:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000000-kobenext-l28
もっと飛ぶはずだったのに… 神戸空港にブレーキ 新型コロナで航空各社が減便
3/29(日) 8:30配信神戸新聞NEXT
もっと飛ぶはずだったのに… 神戸空港にブレーキ 新型コロナで航空各社が減便
夏ダイヤに入る神戸空港。規制緩和で拡大された発着枠が埋まるはずだった=神戸市中央区
 神戸空港の夏ダイヤが29日から始まる。規制緩和で拡大された発着枠の上限となる1日80便が飛ぶはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて航空各社が減便を続けるため、4月は従来の60便に逆戻りする日も。国際化を含めた一層の規制緩和に向けた議論も延期され、関係者からは「想定外」とため息が漏れる。

 官民でつくる関西3空港懇談会は昨年5月、発着枠の拡大や運用時間の延長に合意した。神戸発着便の約7割を占めるスカイマーク(SKY)は同8月、茨城線などを増便。10月には新興航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA)が新規就航した。

 この結果、今年3月には発着が1日計72便に。夏ダイヤの計画では、SKYは那覇線、羽田線、新千歳線の計6便を増便。FDAも青森線の2便を新設し、80便が埋まる予定だった。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大による需要減で、SKYは3月13日から一部路線で減便。夏ダイヤの29日以降も、羽田線など6路線で1日に最大計18便減らす。FDAも出雲線を運休するため、4月2、3、5〜10日の8日間は計60便しか飛ばない。

 夜間延長に伴い、羽田から午後10時台に着くSKYの新規便は予定通りだが、見込んでいた出張需要は期待薄に。SKYの担当者は「4月後半以降もどうなるかわからない」と嘆く。

 神戸の経済界関係者は「発着枠が埋まれば、さらなる緩和やその先の国際化も視野に入る。関西財界で共通認識が広がり、今春にも3空港懇を再開する運びだっただけに、一刻も早い終息を待ちたい」と話す。(横田良平、佐伯竜一)

6952チバQ:2020/03/30(月) 21:03:59
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200327-01654978-sspa-soci
エアアジアの1万3000円「1年間乗り放題パス」に日本人が殺到、その顛末は…
3/27(金) 15:50配信週刊SPA!
エアアジアの1万3000円「1年間乗り放題パス」に日本人が殺到、その顛末は…
※画像はイメージです(写真ACより)
 新型コロナウイルスが世界を陥れている。経済は完全に停滞し、とくに旅行分野では未曽有の被害が発生している。現時点で「全ての外国人の入国を禁止」という措置を取っている国が複数ある。そうなると、航空会社が大きな損失を被ってしまう。LCC(格安航空会社)などは尚更だ。そんななか、エアアジアがこんなことを言い出した。

「1万3000円で1年間乗り放題にします!」

 この宣言が、多くの日本人を巻き込み大騒動になったことを皆様はご存じだろうか。新幹線の品川から新大阪までの片道料金よりも安く、飛行機に1年間乗り放題……。かなりお得に思える。しかし、これには条件があった。今回は、騒動の顛末をお届けする。

エアアジアは新幹線よりも安い旅客機
 東南アジアのLCCの先駆けといえば、エアアジアである。エアアジアグループの旅客機は日本にも接続されていて、これを使えばオフシーズンは1万円台でマレーシアまで行くことができる。「新幹線よりも安い旅客機」として、日本人の間でもエアアジアは大人気だ。

 そもそもエアアジアは、アジア各地へ出稼ぎに行く労働者の存在を強く意識したキャリアでもある。たとえばインドのチェンナイから首都ニューデリーに出稼ぎに行く場合でも、列車に乗れば2日がかり。しかし、チェンナイ〜ニューデリー間の航空便のチケットが列車並みに安ければどうだろうか。数時間もあれば目的地に到着できる。

 エアアジアのキャッチフレーズ「Now Everyone Can Fly(誰でも空を飛べる)」とは、そのような要素も含まれている。しかし、新型コロナウイルスは誰しもが空を飛べなくなる状況を作り出してしまった。

日本発着便も対象の激安年間パス
 2月15日、筆者はタイ・バンコクの空港にいた。日本に帰国するためだ。その頃には既に中国発着便が運休され、フライトを待つ利用客の大半はマスクを着用していた。そこからさらに2週間後、エアアジアは『AirAsia Unlimited Pass』という商品のネット販売を始めた。

 これはクアラルンプール及びバンコクを発着するエアアジアXとタイ・エアアジアXの便を対象にしたもので、なんと499リンギット(約1万3000円)で1年間乗り放題という内容。中国、オーストラリア、インド、韓国、そして日本への路線もキャンペーン対象に含まれている。

 この年間パスで1日に搭乗できるのは2回まで。預入荷物や機内食等の費用は別途。しかしそれを差し引いても、たったの1万3000円でエアアジアグループの国際線を1年間利用できるのだ。とはいえ、エアアジアの年間パスには購入条件があった。

6953チバQ:2020/03/30(月) 21:04:09
マレーシア在住者限定のはずが、VPNを介して購入する日本人も…
 それは、マレーシア在住者限定という条件である。海外旅行好きの間で大いに盛り上がったこの話題だが、規約をよく読めばマレーシアに住んでいる者以外には縁のない話だ。しかし、人は知恵をめぐらせる動物。VPNを利用することで、日本にいながら年間パスを購入するという者が現れたのだ。

 VPNとは「Virtual Private Network」の略。公共のネットワークに仮想の専用回線を設けることで外部からの干渉を回避するVPNだが、この場合は疑似的に「マレーシアからのアクセス」を実現させる。

 本当は日本の自宅でスマホないしPCを操作しているのだが、マレーシアのVPNサーバーを通すことで現在地の詐称ができるのだ。それをエアアジアが拡大解釈して「このユーザーはマレーシア在住者」としてしまった。

 そんななか、無料のVPN接続アプリを使って、エアアジアの年間パスを購入した日本人も現れた。その人物のブログを見た者が、我も我もという勢いであとに続く。とはいえ、それに気づかないほど、エアアジアは鈍感ではなかった。

不正購入者は搭乗拒否、払い戻しも不可能
 エアアジアの広報は、この件について既に声明を出している。その内容は以下の通り。

 VPNを利用した購入は、明確な規約違反である。従って、不正な手段で年間パスを購入した者に対しては搭乗拒否をする。年間パスの払い戻しはしない――。

 もっとも、コロナウイルス禍はエアアジアの想像を上回るものでもあった。マレーシア政府は3月18日から31日まで、全ての外国人の入国とマレーシア人の出国を禁止した。一応は期限付きだが、状況如何では措置が延長される可能性すらある。

 そして、コロナウイルスの流行がいつ終息するかは誰にも分らない。残念ながら、購入条件を満たしたマレーシア在住者にとってもエアアジアの年間パスは「賢い買い物」とは言い難い。仮にイスラム教の断食月明けである5月23日までにコロナウイルスの猛威が収まったとしても、此度の年間パスは土日祝日とハイシーズンのフライトに利用することはできない。規約でそう決まっているのだ。あくまでも「空席を埋めるための商品」という位置付けである。

「安物買いの銭失い」という言葉があるが、規約や現在の世界情勢を考えずに航空会社のキャンペーン商品に飛びつくのはやはり考えもの。判断は常に賢明でありたい。<文/澤田真一>

【澤田真一】
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー』

日刊SPA!

6954チバQ:2020/03/31(火) 10:42:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000027-san-l40

新型コロナが福岡空港直撃 3月見通し、国際線旅客9割減 国内線も半分に 使用料割引も先行き不透明


3/31(火) 7:55配信

産経新聞







新型コロナが福岡空港直撃 3月見通し、国際線旅客9割減 国内線も半分に 使用料割引も先行き不透明


運休が相次ぎ、閑散とする福岡空港国際線旅客ターミナル


 昨年4月に民営化した福岡空港を運営する「福岡国際空港」(FIAC)は30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月の国際線旅客数が前年同月比で9割減少する見通しを明らかにした。国内線旅客数は同5割減の見込みで、運休が相次ぐ中、旅客減に歯止めがかからない状況だ。FIACは、4月から航空会社が支払う空港使用料の割引制度を導入するなど終息後を見据えた対応に力を入れるが、先行きは不透明だ。(九州総局 小沢慶太)

 「国内線を含めてここまで需要が落ち込むことは極めてまれだ。非常に厳しい状況に置かれている」

 FIACの永竿(ながさお)哲哉社長は30日、令和2年度の事業計画を発表した記者会見で、率直に福岡空港の置かれた現状を説明した。

 FIACによると、3月の国際線旅客数は、わずか6万8千人(前年同月64万6千人)となる見通しだ。2月も前年同月比44%減の31万5千人だった。

 3月中旬以降、国際線では運休が相次いでいる。現在も運航を続けているのは台北線の2社だけで、航空機が1本も飛ばす、旅客がゼロだった日もあるという。旅客数の減少は国内線にも及んでおり、3月は82万7千人(同162万8千人)となる見込みだ。

 FIACは昨年11月、民営化後初めてとなる令和2年3月連結決算について、日韓関係悪化の影響から最終赤字の見通しを当初計画の65億円から97億円に下方修正した。その後、韓国路線の旅客数は回復傾向にあったが、新型コロナの影響が追い打ちをかけた。永竿氏は「(97億円より)さらに数億円程度マイナスになる可能性はある」とした。

 終息が見通せない中で、「コロナ後」の反転攻勢にかける動きもある。FIACは4月1日から、航空会社が支払う着陸料などの空港使用料について新規就航や運行の頻度に応じて割引する料金体系を導入する。国際線では東南アジアか5千キロ以上の新規就航路線について最長で3年間、空港使用料を免除。短距離の新規就航路線や新たにデイリー運航化した路線について1年目から3年目にかけて100〜40%割引く。

 この割引制度は、国内の他空港と比べても航空会社にとって「強いインセンティブがある」(重森洋介・エアライン営業部長)という。割引制度自体は、新型コロナの感染拡大以前から検討していたが、東南アジアを中心に需要回復後の路線誘致につなげる考えだ。

 永竿氏は「終息したときのために空港というインフラをしっかりと守っていくことが大切だ」と話した。

6955チバQ:2020/03/31(火) 16:24:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200331-00050140-yom-soci

羽田に「珍しい光景」…減便で飛べない旅客機、ずらりと並ぶ


3/31(火) 11:47配信

読売新聞オンライン







羽田に「珍しい光景」…減便で飛べない旅客機、ずらりと並ぶ


新型コロナウイルスの感染拡大による減便の影響で、機体が並ぶ羽田空港の駐機場(31日午前、読売ヘリから)=冨田大介撮影


 新型コロナウイルスの感染拡大で航空各社が減便を続けている影響で、空港に止まったままの旅客機が増えている。羽田空港でも本来は運航本数が多い日中に、駐機場に機体が混み合って並ぶ「珍しい光景」(航空会社社員)が広がっている。

 国土交通省の26日時点の集計では、今月22〜28日の日本発着の国際便は約1030便で、3週間前から約70%減った。国交省東京空港事務所は「夜間は駐機がもっと増えている。影響が長引くならば、新たな駐機場所の確保も検討の必要がある」としている。

6956チバQ:2020/04/01(水) 21:49:29
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020040101002355.html
2020年4月1日 21時34分


半年間の空港使用料を猶予 航空苦境、首相が支援検討
 安倍晋三首相は1日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、運休や減便で苦境に立つ国内航空会社への支援を検討すると表明した。国土交通省は、国管理空港などで2月分から半年間の使用料徴収を猶予。菅義偉官房長官は記者会見で「大きな影響が出ていることを踏まえて(4月に策定する)経済対策で資金繰りなどの支援を検討している」と述べた。

 航空各社は収入基盤の国内線に加え、成長の原動力である国際線の運航を相次いで取りやめている。事態長期化で経営悪化は避けられず、業界は支援を歓迎している。

 国交省が徴収を猶予したのは国管理空港、自衛隊などと滑走路を共有する共用空港など。

6957チバQ:2020/04/02(木) 13:27:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000001-kumanichi-l43

熊本空港、民営スタート アジア路線誘致、旅客増図る


4/2(木) 8:07配信

熊本日日新聞







熊本空港、民営スタート アジア路線誘致、旅客増図る


ターミナルビルの建て替え期間中に暫定運用される熊本空港の国内線ターミナルビルの出発ロビー=1日、益城町(高見伸)


 熊本空港が1日、完全民営化された。今後、同空港は地元企業などが出資して設立した運営会社「熊本国際空港」(益城町)がターミナルビルや滑走路などを一体的に運営。東アジア路線の誘致を進めて旅客増を図り、九州中央の「玄関口」を目指す。

 国は管制業務を除く空港運営全般の業務を民間に委託。熊本地震で被災したターミナルビルの建て替えを条件としており、同社が2023年春の開業を目指して国内線と国際線を一体化した新ターミナルビルを整備する。

 年内に建て替え工事に入る予定で、7日から国内線のターミナル機能を国際線ビル南東側に整備された仮ターミナルビルに移す。

 1日は新型コロナウイルスの感染防止の観点からセレモニーはなく、熊本国際空港の社員が仮設ビル内部を報道陣に紹介。新原昇平社長が今後5年間の事業計画を説明した。

 それによると、24年度末時点で国内、国際線の路線数を8増の20とし、旅客数は国内線が18年度比19%増の388万人、国際線が3・3倍の67万人を目指す。投資額については新ターミナルビルの建設や滑走路改修などに当初5年間で282億円を計画。51年度までに600億円以上を見込んでいるとした。
.

 同空港の民営化は、県が掲げる熊本地震からの創造的復興の一環。事業期間は昨年5月からの33年間で、同社の希望などで最長25年延長できる。

 国が実施した民営化に関する入札では、三井不動産を代表とする11社の企業グループが運営権者に選定され、昨年4月に熊本国際空港を設立した。今年2月末には同社との連携や公共性確保の観点から県が資本金全体の2%に当たる2億5800万円を出資している。(中原功一朗)

6958チバQ:2020/04/03(金) 18:29:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200403-00000060-mai-soci

新型コロナで国際線8割減のいま…羽田新ルート始まる 住民は騒音、落下物を懸念


4/3(金) 17:24配信

毎日新聞







新型コロナで国際線8割減のいま…羽田新ルート始まる 住民は騒音、落下物を懸念


羽田空港の新しい飛行ルートで新宿上空を飛行する航空機=東京都新宿区で2020年4月3日午後5時2分、玉城達郎撮影


 東京都心の上空を通過する羽田空港の新しい飛行ルートの運用が3日、始まった。東京オリンピックを見据えた国際線の増便が目的だが、新型コロナウイルスの感染拡大で羽田の国際線は8割も減っている。騒音や落下物を懸念する住民が「現時点で新ルートをやる必要はない」と見合わせを求める中、国土交通省は運用開始に踏み切った。

【こんなスレスレに旅客機が…?】

 国交省はこれまで、都心上空を避けて東京湾上空から着陸するルートしか認めていなかった。新ルートは着陸回数を増やせるメリットがあり、国際線の年間発着回数は約3万9000回増の約9万9000回となる。3月29日から実施可能だったものの、4月2日までは運用の条件となる南風が吹かなかった。

 新ルートでの航空機の高度は、新宿区付近約1035メートル▽港区付近約700メートル▽品川区付近約335メートル。騒音が大きいところでは、掃除機の音と同じ80デシベル程度になる。騒音被害軽減のため、新ルートの運用は午後3〜7時に限定された。

 赤羽一嘉国交相は3月27日の記者会見で「減便している期間を助走期間ととらえ、騒音、安全対策を改めて徹底したい」と述べた。騒音データの分析を重ね、事前の想定を著しく上回る場合は「更なる騒音対策を検討する」としている。

 新ルートの一部は、在日米軍横田基地が航空管制をしている「横田空域」内の東側を通過するが、日本側が管制を担う。【松本惇、山本佳孝】

6959チバQ:2020/04/04(土) 21:56:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-00010007-nishinpc-soci

土産店は1日売り上げ3000円、転職活動中の人も がらがら空港国際線


4/4(土) 16:02配信

西日本新聞







土産店は1日売り上げ3000円、転職活動中の人も がらがら空港国際線


閑散とした福岡空港の国際線ターミナルビル。土産店や飲食店は営業していたが、航空会社のカウンターは無人だった=3月下旬


 新型コロナウイルスの感染拡大で、日本政府など各国が出入国制限を強化する中、九州の空の玄関口である福岡空港国際線への影響が深刻化している。多くても1日数便しか発着しておらず、国際線ターミナルビルはがらがら。1日の売り上げが3千円にとどまる土産店もある。航空関連会社の従業員も休業を余儀なくされており、「今の状況が続くならば、転職するしかない」と不安を募らせている。

【関連】「生きていかなきゃ」踏ん張る歓楽街・中洲 新型コロナで客激減

 3月下旬のターミナルビル。人通りはほとんどなく、時刻表には「欠航」の文字が並ぶ。航空会社のカウンターはいずれも無人で、飲食店は閑散としていた。

 日本政府は今月3日現在、米国や中国、韓国など73カ国・地域からの入国を制限。日本からの入国を制限している国・地域は180に上り、外務省は全世界への渡航自粛も求めている。福岡空港国際線では1月下旬から便数が減り、現在は1日の発着便が0〜2便しかない状態に落ち込んでいる。

 1日の平均売り上げが約40万円あった土産店「玉屋 国際線店」では、約3千円の売り上げにとどまる日もあり、林田加奈代店長(50)は「空港の職員がジュースやお菓子を買いに来る程度の利用しかない。そのうち売り上げがゼロになってしまうのではないかと、毎日ビクビクしている」。営業停止する日もあるため、1カ月で20日以上休む従業員もいる。会社の休業補償はあるが、林田店長は「先行きが見えず、前向きな気持ちになれない」と途方に暮れる。

 搭乗手続きの案内をしていた航空関連会社のパート従業員の女性は2月末から全く出勤できておらず、「300人以上乗れる旅客機に約40人しか乗っていないこともあり、仕事がなくなった」。子どもの教育費に充てていた手取り6万円の月給も半減する見通しで、会社員の夫の収入が頼りという。同僚は休業中に転職活動をしており、女性も「別の仕事を探すべきか迷っている」とため息をつく。

 福岡空港国際線の運営会社も、航空会社からの施設使用料や直営の免税店の売り上げが減っており、担当者は「日韓関係の悪化から回復しつつあった時期なだけに厳しい。終息を待つしかない」と力なく話した。 (御厨尚陽)
.
西日本新聞

6960チバQ:2020/04/07(火) 21:11:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000131-jij-bus_all
JAL、羽田 伊丹線など追加減便 緊急事態宣言で4割超取りやめ
4/7(火) 19:48配信時事通信
 日本航空(JAL)は7日、政府の緊急事態宣言を踏まえ、8日から12日まで国内線の減便を拡大すると発表した。新型コロナウイルスのまん延を防ぐ法的措置で旅客需要が一段と落ち込むと見込んだ。計769便を追加減便し、5日間の減便率は約44%に上る。

 羽田―伊丹線をはじめ宣言対象地域の東京・大阪発着便を中心に減らす。今後の状況を見極めながら減便をさらに検討する。

6961チバQ:2020/04/08(水) 21:44:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/85592af86848e4ccd73903f6f646c7ee8dcb4ad4
新型コロナウイルス感染拡大の中で・・・ SNS中心に飛び交う真偽不明の情報「沖縄行きの便が満席」【WEB限定】
4/8(水) 20:10配信

沖縄タイムス
 沖縄県内でも新型コロナウイルスの感染が広がる中、SNSを中心に真偽不明の情報が飛び交っている。沖縄タイムスが8日までに確認したところ、「沖縄行きの便が満席」といった投稿がみられた。

「沖縄行きの便が満席」 実際はまばら

 SNS上では7日頃から「沖縄行きの便が満席」といった投稿が多くあがっているのが確認された。8日午後、実際に本紙記者が那覇空港を取材したが空港にいる人はまばらだった。

 全日本空輸(ANA)によると、8日に運航した羽田から那覇への便の利用者は「1便あたり30〜50人程度」。担当者は「満席とはほど遠い状況だ」と戸惑いをみせる。

 日本トランスオーシャン航空(JTA)の担当者は羽田から石垣への便も「空席が目立つ」と話す。「(7日の)緊急事態宣言を受けてキャンセルが増えている状況。ネットで騒がれているような事実はない」と断言した。

 この真偽不明な投稿の数々は6日の「緊急事態宣言が出るので、沖縄に脱出しよう思ったがヒコーキは既に満席だった」とのツイートが発端とみられる。ツイートは1千以上リツイートされ拡散されていた。ツイートには上位クラスの座席に設定した上で「満席」となっている予約画面が添付されている。

 電話100件以上・・・ デマの打ち消しに追われ

 あそこで感染者が出たらしいー。真偽不明な情報がSNSを中心に広まったことで、企業がデマの打ち消しに乗り出している。

 沖縄県うるま市のディスカウントショップ「ビッグワンみどり町店」では「感染者が出た」「検査官が入店して調べている」といった誤った情報が広がったことで問い合わせの電話が殺到。業務に支障が出る事態となった。店には4日ごろから、真偽確認の電話が100件以上寄せられたという。ビッグワン側は5日に公式ツイッターなどで「そのような事実は一切ありません」と発表。発表後、問い合わせはなくなった。

【関連記事】ビッグワンに「感染者出た」 新型コロナの悪質デマ 業務に支障も 店側「事実は一切ない」
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/557330

 沖縄県糸満市のファーマーズマーケットいとまん「うまんちゅ市場」でも「新型コロナウイルスの感染者が出た」といった誤った情報の対応に追われた。

 市場の担当者によると、4日ごろから「インターネットで情報を見た」「営業していますか」といった電話での問い合わせが急増。電話は普段市場を利用する地元の人からがほとんどだったという。

 市場を運営するJAおきなわが7日に同社HPで情報は「完全なデマ」と否定したことで翌8日の問い合わせは減った。JAおきなわは「現在のところ、従業員から感染したという情報はありません。発生の確認がとれた場合は、速やかに保健所への連絡を行い、適切な対応を行います」としている。

 ツイッター上では「感染者が出た」として沖縄県内の民間企業や団体を名指ししているアカウントも見られる。ただ、これらの中には誤った情報も含まれており県民には冷静な対応が求められている。

(デジタル部・比嘉桃乃)

6962チバQ:2020/04/08(水) 23:41:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200408k0000m040047000c.html
旅客減が止まらない 成田空港国際線の危機感 ロビーから消えた人影
2020/04/08 09:27毎日新聞

旅客減が止まらない 成田空港国際線の危機感 ロビーから消えた人影

閑散としている国際線の出発ロビー=成田空港で2020年4月6日午後4時35分、中村宰和撮影

(毎日新聞)

 成田空港の国際線の旅客減が止まらない。新型コロナウイルスの感染が世界に広がり、海外への渡航中止勧告や一部の国からの入国禁止で往来が大きく制限され、航空各社は追加の運休や減便を決めた。3月1〜21日に空港を利用した出国旅客数は26万1700人と前年同期比72%減となり、売り上げが激減した空港内の店舗の約9割は営業時間短縮や臨時休業の措置を取る。航空関係者は「これほどの旅客の減少はかつて経験したことがない」と危機感を募らせる。【中村宰和】

 夕方、国際線の出発ロビーから旅客が消え、案内モニターにはすべて欠航を示す赤い文字が並んでいた。ウミガメの可愛い姿を描いて人気の超大型機は飛ばなくなった。

 航空各社は3月29日からの夏季ダイヤで運航を大幅に減らしている。全日本空輸は4月24日までに日本発の国際線4057便の運航を取りやめ、計画便数の87%減になる。日本航空も85%減らし、同30日までの国際線4366便の運休と減便を決めた。一部の外国の航空会社は運航を停止する。日本からの入国制限の措置を取る国・地域は181に増え、中国など外国人が事実上入国できない国もある。観光するような状況になく、「世界中どこにも飛べない壊滅的な状態」(航空関係者)になっている。

 成田発着の看板路線や新規路線も軒並み運休となり、全日空は米ハワイ・ホノルル線を運休し、機体にウミガメをデザインした超大型機のエアバスA380の運航を取りやめた。再開の時期は未定で、3機目の受領を半年程度延期すると決め、6月1日から3機態勢で運航する計画は遅れる。3月16日に初便が飛んだばかりのロシア・ウラジオストク線も運休している。

 日航の成田―ホノルル線も運休になった。日系の航空会社として初めて、全日空に先駆け2月28日に開設したウラジオストク線も間もなく運休した。3月29日のインド・ベンガルール線の新規就航も延期に。両路線の開設の準備は4、5年かかり、計画立案から両国の航空当局との調整、現地の受け入れ態勢と拠点整備などを進め、ベンガルール線は初便を待つばかりだった。

 国内線の旅客も減少傾向にあり、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは3月29日〜4月27日に成田発着を含め920便の減便を決めた。

 旅客の激減に伴い、年間約1200億円の売り上げがある空港内の店舗も苦境に立たされる。3月1〜21日の売り上げは前年同期比74%減った。7日現在で、316店舗のうち、90店が臨時休業し、193店が営業時間を短縮している。

 4月末からのゴールデンウイークの状況も厳しい。大手旅行会社JTBは海外へのパッケージ旅行について、すべての国と地域を対象に、5月31日出発分までの催行を中止している。広報室は「かつて経験したことのない事態で、今は命を守ることが最優先になる。安心して海外旅行を楽しめる日が早期に訪れることを願う」とコメントした。

 成田国際空港会社は総額100億円の緊急支援策をまとめた。事務所やチェックインカウンターの賃料、手荷物取り扱い施設や搭乗橋の使用料、テナント料について、2割相当の20億円を3カ月間減免する。航空機の着陸料と駐機料80億円の支払いを3カ月間猶予する。田村明比古社長は3月26日の定例記者会見で「航空会社やテナント事業者と一致団結して影響を乗り越え、一刻も早い運航便の回復を図っていきたい」と述べた。成田と関西、仙台、中部、高松、福岡の6空港で構成する協議会は3月19日、国土交通省に対し、空港運営に関する支援の検討を申し入れた。

 空港では感染防止の警戒が続く。帰国した海外旅行者の感染が相次いで判明するほか、運航乗務員や客室乗務員、空港内従業員の感染も確認された。水際対策を強化するため、帰国者に対する検疫業務は自衛隊の支援を受けて実施されている。

6963チバQ:2020/04/12(日) 15:53:09
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/411612?rct=news
HAC新型機が就航 丘珠―釧路、函館線
04/12 13:58 更新
記念撮影をしながら、北海道エアシステムの新型機に乗り込む乗客たち=12日午前10時45分、札幌市東区の丘珠空港
記念撮影をしながら、北海道エアシステムの新型機に乗り込む乗客たち=12日午前10時45分、札幌市東区の丘珠空港
 北海道エアシステム(HAC)は12日、新型機「ATR42―600」(48人乗り)を導入し、丘珠―釧路、函館線で就航させた。HACが1998年に就航して以来、初の機材更新。従来機より座席は3割増え、ビジネス客などの需要増に対応する。使用機材3機のうち、残る2機も順次、新型機に更新する予定。

 新型機はフランス・ATR社製のプロペラ機。スウェーデン・サーブ社製の従来機と比べて12席多く、手荷物収納スペースも広くなる。機体には、根室市出身のデザイナー鈴木奈々瀬さんが雪の結晶やキタキツネ、サケなどをあしらった。

6964チバQ:2020/04/12(日) 15:59:47
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200409/k10012378241000.html
国際線格安航空会社「ジップエア」来月の運航開始を延期
2020年4月9日 19時22分

日本航空が新たに設立した国際線の格安航空会社「ジップエア」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、来月に予定していた運航開始を延期すると発表しました。

ジップエアは、日本航空が設立した国際線のLCC=格安航空会社で来月、成田空港とタイのバンコクを結ぶ便から運航を始める予定でした。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、日本とタイの両政府が外国人の入国拒否を始めたため、当面の需要が見込めなくなったとして、就航の延期を決めたということです。

ことし7月には、成田と韓国のソウルを結ぶ便が運航を始める予定ですが、今のところ厳しい状況だということで、ジップエアは今後を見極めたいとしています。

ジップエアは「期待していただいた人たちにはご迷惑をおかけします。新型コロナウイルスの感染拡大が終息して環境が整えば、できるだけ早く就航したい」と話しています。

6965チバQ:2020/04/12(日) 20:26:29
https://news.goo.ne.jp/article/trafficnews/trend/trafficnews-95272.html
日本の飛行機旅客便「最長&最短路線」はどれか? 国際線 国内線 その距離とは
2020/04/12 16:10乗りものニュース

日本の飛行機旅客便「最長&最短路線」はどれか? 国際線 国内線 その距離とは

成田〜メキシコシティ線に用いられたボーイング787-8型機(2018年1月、恵 知仁撮影)。

(乗りものニュース)

世界の航空業界では国際線、国内線それぞれに、最長路線記録を塗り替える便が相次いで登場しました。日本を発着する航空便ではどうでしょうか。対する最短路線も、なかなかに目を引くような距離です。

世界では1万5000km以上のロングフライトが次々出現
 近年、世界の航空業界では超長距離の航空路線を開設するというトレンドが見られます。アメリカのニュースメディアCNNは、オーストラリアのカンタス航空が2019年、同国のシドニーもしくはメルボルンと、イギリスのロンドンとを結ぶ直行便路線を、2023年までに開設する方針であることを報じています。

 実現すれば、飛行距離はおよそ1万7000km、所要時間は21時間と、世界最長直行便の記録を塗り替えることになります。また、同社はシドニーからニューヨークへの直行便試験飛行も2019年10月に実施済みで、その距離は1万6200kmでした。地球半周はおよそ2万kmなので、これら路線の長さは、直行便の長さの上限をうかがうような数字といえます。

 また2020年3月、タヒチの航空会社エアタヒチヌイが、フランス領タヒチのパペーテから同国の首都パリに至る1万5715kmの直行便を運航し、「世界最長の国内線」となりました。これは昨今の、新型コロナウイルスの感染拡大を受けアメリカが入国規制を敷いたことで、経由地のロサンゼルス空港に降りられなかったため、記録更新となった形です。

 それでは2020年4月現在、日本で定期旅客便化されている路線の最長国際線、国内線はどの路線なのでしょうか。

 距離での最長直行便は、ANA(全日空)およびアエロメヒコ(メキシコ)がそれぞれ運航している成田〜メキシコシティ線で、その距離は約1万1270km、ともにボーイング787-8型機を使用しています。ダイヤ上の飛行時間は、成田発の場合12時間強ですが、偏西風の向かい風となるメキシコシティ発では、およそ14時間30分にも上ります。

国内最長路線 最短の国際線&国内線とは
 国内線の最長路線は2020年4月現在、これもANAが運航する新千歳〜那覇線で、その距離はおよそ2400km、飛行時間は4時間弱です。こちらは170席弱を配する単通路機、ボーイング737-800型機が用いられています。

 一方で2020年4月現在、日本発の最短国際線は、エアプサンなど韓国の航空会社が運航する福岡〜釜山線です。その距離はおよそ200kmで、飛行時間も1時間弱です。200kmは直線距離の場合、福岡からだと宮崎市や鹿児島空港がこれにあたります。東京都心からだと、福島県郡山市や静岡県磐田市がおおよそこの距離です。

 また日本最短の国内線は、JALグループのRAC(琉球エアコミューター)が運航する沖縄県内の離島路線、北大東〜南大東線で、空港間の距離にしてわずか約13km、フライト時間も20分に満たない路線です。13kmという距離は、東京駅から羽田空港までの直線距離がおおよそこれにあたります。

6966チバQ:2020/04/13(月) 09:48:46
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200413-00071796-gendaibiz-bus_all

「月収は10万円切り…家賃も払えない」LCCで働くCAたちの惨状


4/13(月) 8:01配信

現代ビジネス







「月収は10万円切り…家賃も払えない」LCCで働くCAたちの惨状


写真:現代ビジネス


五輪狙いの積極採用がまさか…

 新型コロナウイルスの影響で航空会社は大打撃、国際線は一部の便を除いてほぼ全便が運休に追い込まれている。わずかに運航している便も羽田・成田・関空の3空港に集約され、それ以外の国際線は全便運休となっている。


 加えて、国内線も日増しに欠航便が増えている状況だ。実際、緊急事態宣言の前後から国内移動の自粛モードがより強まり、国内線においても利用者が目に見えて激減。運航している便でも乗客が一桁で出発する便も珍しくない。

 運休となると、航空会社において真っ先に大きな影響が出るのが「客室乗務員(キャビンアテンダント、CA)」だ。

 今年は本来オリンピックイヤーであり、3月29日には羽田空港の日中時間帯の国際線発着枠拡大に合わせ、ANAやJALでは、数年間をかけて積極的に客室乗務員を採用してきた。また、国内のLCC(格安航空会社)においても、訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加に合わせて積極的に国際線のネットワークを拡大したことで、客室乗務員の採用を積極的に行ってきた。

 年間4000万人の訪日外国人旅行者の受け入れを想定しているなかで、航空会社の役割は大きいが、規模を拡大してきた分、コロナウイルスによる運休・減便による影響は大きい。その中で、客室乗務員の休業制度にいち早く動いたのがANA(全日本空輸)だ。
.





「月収は10万円切り…家賃も払えない」LCCで働くCAたちの惨状


Photo by GettyImages


いち早く対策を講じたANA

 ANAの社員数は約1万5000人。そのうち客室乗務員は約9000人と半分以上を占める。

 現在、国際線は多くの便が欠航になっているが、国内線は一部便が欠航で、運航を継続している便の利用者も激減している状況だ。しかし、客室乗務員の業務には接客だけでなく、緊急時の保安要員としての役割がある。

 空席が多い便であっても法令に従い、最低でも座席数50席あたり1人以上の客室乗務員が乗務しなければならない規定がある。そのため、搭乗率が低くても基本的には乗務する客室乗務員の数は変わらない。

 乗客が数人の場合、機内で乗務するパイロットや客室乗務員の数よりも乗客の方が少ない場合も発生している。保安業務がある以上、1便あたりの乗務人数を大きく減らすことはできない状況になっているのだ。つまり、客室乗務員の必要人数は乗客の数に比例するのではなく、運休便の比率次第で勤務体系は大きく変わることになる。

 ANAによると3月29日〜4月24日までの国際線における運航率(便数ベース)は約1割程度で、国内線は記事執筆時点(4月12日)で4月の運航率は約65%。運航している便でも当初予定していた機体よりも小さい機体で運航するなどの対策を取っている。

 ANAの現状としては、運休や減便により発生した人員余剰に対する緊急対応として、「一時帰休制度(時限的特別単日休業制度)」を長期社員の客室乗務員6400人を対象に4月から開始した。

6967チバQ:2020/04/13(月) 09:50:21

人員整理だけは避けたい

 この一時帰休制度では、1ヵ月・一人あたり3〜5日程度の休業日数で、賃金減額分と同額を会社が休業手当として全額補填するとしている。一時帰休を実施することで、移動交通費や乗務手当の削減につながる。客室乗務員にとっては、休日は増えることになるが、勤務しない分の乗務手当分が減ることになる。

 だが、雇用調整助成金を活用し、社員全員の雇用を継続することを最優先にしており、影響は最小限に留めたいという考えからの経営者側の決断だろう。役員についても4月から役員報酬のカットを実施している。

 一方、JAL(日本航空)は、客室乗務員の一時帰休について「弊社では客室乗務員の一時帰休を行う予定はありません。日に日に状況は変わっておりますが、現在、安全と品質に影響を与えないありとあらゆる費用の削減を行い、現在の危機的な状況を乗り越えるべく努力しております」とコメント。役員報酬についても、4月から6月まで10%を自主返納することを決めている。

 このように、ANAやJALには、社員への影響を最小限にするべく、人員整理は行わずにこの難局を乗り越えたいという強い経営陣の意志を感じる。

 過去にニューヨークの同時多発テロ、SARS、リーマンショック、東日本大震災など災害、政治、経済リスクを経験してきた航空会社にとっても、これほど先行き(収束の見込み)が読めないことは初めてのことに違いない。3月29日から予定されていた国際線の新規路線や増便も全て見合わせている。

 しかしこの大手2社以上に深刻なのが、レジャー客の比率が高いLCC(格安航空会社)だ。国内LCCの客室乗務員の深刻度は危機的状況で、既に生活水準の維持も大変な状況に陥っている。
.





「月収は10万円切り…家賃も払えない」LCCで働くCAたちの惨状


写真:現代ビジネス


全便運休を決断したLCCも

 国内LCCの客室乗務員が危機的状況にある大きな理由として、運休便の比率が非常に高いことが挙げられる。ANA・JALでは国内線では半分以上の便が継続して運航しているが、LCCは国際線だけでなく、国内線も多くが運休していることで、客室乗務員の乗務回数が激減もしくは完全自宅待機の状態になっているからだ。

 日本国内のLCCとしては、ジェットスター・ジャパン、ピーチ、スプリング・ジャパン(春秋航空日本)、エアアジア・ジャパンの4社がある。いずれも国際線も運航しているが、国際線はスプリング・ジャパンの一部便を除いて全て運休、国内線でも特に4月に入ってから運休発表が続いている。

 ピーチは、4月1日から5月31日の運航予定だった便のうち、国際線は全便運休、国内線も運航予定便の比率が43%。

 ピーチ全体の運航率は約28%となっているが、それでも国内LCCの中では最も高い運航率となっている。

 また、ジェットスター・ジャパンは、4月10日以降は国内線全24路線のうち5路線を除いて全て運休。4月10日〜5月6日の国内線の運航率は約1割で、国際線を加えた全体の運航率は1割を切っている。

 そして、これ以上に深刻なのがスプリング・ジャパンとエアアジア・ジャパンの2社だ。

 スプリング・ジャパンは、成田〜新千歳、成田〜広島、成田〜佐賀、そして国内LCCで唯一運航を継続する国際線路線として成田〜ハルビンの合計4路線について、4月13日以降、日曜日のみ各1往復を運航すると決定。つまり、月曜〜土曜は全便運休となり、1週間に1日しか運航しない状況になる。

 国内航空会社で初めて全便運休を決めたのが、エアアジア・ジャパン。拠点とする中部国際空港(セントレア)の第2ターミナルも閉鎖となり、客室乗務員は一切、空を飛ぶことができない状況になっている。

6968チバQ:2020/04/13(月) 09:50:54

飛ばないとおカネにならない

 LCCの客室乗務員は、国内にLCCが誕生した2012年頃に比べると賃金は上昇傾向にあるが、それでも大手の航空会社と比べると待遇面に差はある。フライト回数も多く、基本的には就航地でのステイ(宿泊)勤務も少ない。

 あるLCC航空会社の関係者は、客室乗務員の賃金体系は、フライト回数を重ねないと給与的に厳しい仕組みになっている会社が多いと話す。会社全体で9割以上の便が欠航しているLCCも多く、客室乗務員としての乗務がないことで、大手2社とは比較できないくらいに大幅に給与が減っている状況にすでに陥っている。

 会社によっては、月収で10万円を切るケースも出ている。加えて、家賃補助がないLCCがほとんどであり、元々の給与も決して高くないことで貯蓄も限られ、既に家賃の支払いができずに会社に対してSOSを求めている客室乗務員も出ているそうだ。

 具体的な雇用対策が会社から示されていない状況で不安な客室乗務員が多く、影響が長期化すれば、客室乗務員としての仕事を継続できない可能性も考えられる。

 LCC各社は、2011年の東日本大震災より後に運航を開始しており、訪日外国人旅行者の急速な増加も追い風に拡大してきた。しかしその反面、大手航空会社のように災害・政治・経済リスクを乗り越えた経験がない。つまり、今回が初めての大量運休の経験となる。
.

旅行シーズン前の収束を願うばかり

 国際線の運航比率が高いことで、コロナウイルスが収束しても利用者が戻るまでに相当な時間を要するはずだ。そうなると、雇用をいかに守ることができるのか、経営者側の経営判断を含めてLCC各社にとって大きな試練となるだろう。

 国内の航空会社19社が加盟している定期航空協会は、今年2月〜5月までの4ヵ月間で約5000億円の減収規模になると見込んでおり、長期化すれば年間で2兆円規模の減収になる可能性もある。

 コロナ収束が前提となるが、来年に延期となった東京オリンピック・パラリンピックもあることから、その際に人員不足で飛ばしたくても飛ばせないという状況を作るわけにはいかない。人員整理だけは避けたいのが本音であり、今は夏の旅行シーズン前までの収束を心から願う声が航空業界から多く聞かれる。

 日本政府では、新型コロナウイルス収束後、官民一体型の消費喚起キャンペーン「Go To キャンペーン」を1兆6794億円規模で実施する計画で、旅行代金の約半分相当の旅行先で使えるクーボンを付与するなどの需要喚起策を実施するが、このキャンペーンの開始時期が、旅行自粛が解除されるタイミングとなるだろう。

 航空会社にとっても同様で、コロナを気にせずに飛行機移動ができる日が1日も早く訪れることを願うばかりだ。
.
鳥海 高太朗(航空・旅行アナリスト)

6969チバQ:2020/04/13(月) 19:44:05
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200413-00000032-ann-bus_all
ゴールデンウィークも9割超減便 JALとANAが発表
4/13(月) 18:20配信テレ朝 news

All Nippon NewsNetwork(ANN)

[ 前の映像 | 次の映像 ]
 ゴールデンウィークも大幅減便です。

 全日空と日本航空はゴールデンウィーク期間を含む4月下旬から5月の間、北米や欧州路線を中心に国際線を大幅に減便すると発表しました。全日空では今月25日から来月中旬まで合わせて3323便を、日本航空では来月1日から31日までハワイ、グアム路線とオーストラリア路線がゼロになるなど4568便を減便します。いずれも運航計画から9割以上の減便です。ゴールデンウィークは普段であれば繁忙期ですが、両社は「大幅に渡航需要が減少している」として減便せざるを得ない状況です。

6970チバQ:2020/04/15(水) 19:01:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/0be2d72322928d68152e6833a4bc2443509a5594
スカイマーク、上場申請取り下げ コロナ拡大で見合わせ
4/15(水) 16:11配信

時事通信
 航空会社スカイマーク(東京)は15日、東京証券取引所への上場申請を取り下げると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で事業環境が急速に悪化。当面、上場は見合わせるべきだと判断した。

 同社は2015年1月に民事再生法の適用を申請して経営破綻。その後、経営を再建し、19年10月に再上場を申請していた。

6971チバQ:2020/04/15(水) 22:41:19
https://www.asahi.com/articles/ASN4H5DL2N4HPPTB00G.html
関空の国際線、ついに乗客ゼロに 貨物だけ運ぶ便も
新型コロナウイルス

2020年4月15日 16時40分
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続く関西空港で15日、国際線の乗客がゼロになった。2018年9月に台風21号で冠水して以来という。

 政府による中国・韓国からの入国制限が3月9日から強化され、その後、欧米などにも拡大。関空の国際線は運休や減便が相次ぎ、5〜11日に運航された旅客便は前年同期(1354便)に比べて約98%減の32便にとどまる。

 この日は、国際線のフロアに乗客の姿はなく、出発便と到着便の案内表示がすべて「欠航」になった。運営する関西エアポートによると、乗客がいないため欠航扱いとし、貨物のみを運ぶ便もあるという。

 関空は、関西の空の玄関口として、訪日外国人客の増加を背景に近年は利用客が右肩上がりに増加。昨年の利用客は3191万人で初めて3千万人を突破していた。

6972チバQ:2020/04/16(木) 18:38:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-35152488-cnn-int

台湾の中華航空、社名変更を検討 新型コロナ支援で中国との混同懸念


4/16(木) 17:15配信

CNN.co.jp



(CNN) 新型コロナウイルスの世界的流行に関連し、台湾で航空最大手「中華航空」の社名変更を求める声が再燃している。中華航空の関係者はCNNの取材に対し、社内協議を始めたことを明らかにした。

台湾メディアによると、社名に関する懸念が浮上したきっかけは、世界各地の新型コロナ対策を支援するため、中華航空が医療物資を運ぶ貨物機を派遣したことだった。

台湾のネットユーザーの間ではこのところ、「中華航空」の社名を見た人は台湾ではなく、中国を連想するのではないかと懸念する声が上がっている。

中華航空社はCNNに寄せた声明で、「弊社に関して最近、さまざまな活発な意見を頂いている」と説明。「幅広い問題が絡むことから、開かれた姿勢で社内協議と調査を始めた」と明らかにした。

中華航空は1959年に台湾で創設された会社で、台北にある桃園国際空港を拠点に世界29カ国の160地点に就航している。大株主は台湾政府が全額出資する財団法人中華航空事業発展基金会。

台湾の正式名称は「中華民国」であり、そのルーツは中国本土で清朝崩壊後に中華民国が成立した1911年ごろにさかのぼる。

台湾の蘇貞昌(スーチェンチャン)行政院長は台北での記者会見で、「台湾航空の社名変更問題は一筋縄ではいかない」としたうえで、「ただ、台湾とはっきりさせる必要があるのは事実だ。政府は一つ一つ対応していく」と述べた。

オンライン署名サイト「チェンジ・ドット・オーグ」では2カ月前に社名変更を求める請願が始まり、今月15日の時点で5万人以上の署名を集めている。

6973チバQ:2020/04/16(木) 18:40:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000012-ryu-oki

「感染怖い、休めない」那覇空港の店員悲鳴 ビル運営会社が認めず


4/16(木) 11:04配信

琉球新報







「感染怖い、休めない」那覇空港の店員悲鳴 ビル運営会社が認めず


新型コロナウイルスの感染拡大で閑散とする那覇空港ロビー=9日午前9時50分ごろ(大城直也撮影)


 14日午前、那覇空港国内線の旅客ターミナルビル。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言から1週間が経過した後、店のほとんどが営業を続けていた。フロアを行き交う利用客よりも、テナントの店員の数が多かった。「ビルの運営会社が休業を認めてくれない。自分も新型コロナに感染しているかもしれない。怖くてたまらない」。沖縄の空の玄関口で働く人たちは悲痛な声を上げた。

 2019年、沖縄への入域観光客数は1千万人を突破した。3月26日には第2滑走路の利用が始まり、一層忙しくなるはずだった。しかし、ターミナルビルは閑散としている。

 空港の店舗で働く女性店員によると、感染者が県内で確認された後、休業や時短営業を求める声が上がった。ビルを運営する那覇空港ビルディング(NABCO)に認めるよう、入居店舗が要望書を出したという。

 緊急事態宣言が出た後、空港の女性店員は休業できると期待したが、現時点で変わっていない。「台風の暴風域でも休めないこともある。スタッフの命を何だと思っているのか」

 NABCOによると、入居する店舗は計142店。各店はNABCOと賃貸借契約を交わす。NABCOは本紙の取材に「空港サービスを維持するため、一部の店舗から休業要請は出ているが基本的に休業は認めていない」と答えた。現在、休業が認められたのは14店で客と接触するマッサージ店、旅客便がなくなった国際線ビルなどだ。

 ある店舗の男性責任者は客が通らない店先に立っていた。「営業するだけで人件費がかさみ、赤字は膨らむ。それでも休業は認めてもらえない。次の契約更新を考えると、何も言えない」と声を落とした。

 一方、成田や中部など県外の空港では休業する店舗も増えている。関西エアポートは関西国際空港や伊丹空港などを運営する。同社の広報担当者は「新型コロナが広がる状況で、店舗に無理を強いることはできない。店舗から休業の申し出があれば基本的に承認する。台風時などを含め協力はお願いするが、店のスタッフ確保や営業収支もある」と各店の事情をおもんぱかった。

 那覇空港内の女性店員は「何のために、こんな怖い思いをしないといけないのか。客も来ないし、差別的な扱いをされることもある。毎日悲しくて怖い」と不安を訴えた。
 (大橋弘基)
.
琉球新報社

6974チバQ:2020/04/16(木) 18:40:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00000082-asahi-ind

ANAの一時帰休、2万人に CAだけでなく地上職員も


4/15(水) 21:00配信

朝日新聞デジタル







ANAの一時帰休、2万人に CAだけでなく地上職員も


羽田空港の駐機場に並ぶ全日空機=2020年4月2日午前、朝日新聞社ヘリから、嶋田達也撮影


 新型コロナウイルスの感染拡大による航空需要の急減を受け、ANAグループは従業員の休日を増やす一時帰休を大幅に拡大する。すでに客室乗務員約6400人の一時帰休を4月から始めているが、これを間接部門やグループ会社にも拡大する。

 新たに一時帰休の対象とするのは、事務を担う全日本空輸の間接部門約3千人と、空港の地上業務を担うANAエアポートサービスなどグループ会社9社の従業員約1万人。客室乗務員と合わせた一時帰休の対象者は約2万人にのぼる。

 新たな対象者については4月から1人あたり月2〜4日休ませる。期間は最長で1年間。給与の減額分は、休業手当を出して全額補塡(ほてん)する。

 このほかグループ会社の20社ほども従業員の一時帰休を検討しており、対象者はさらに増える可能性がある。

 ANAグループでは、全日本空輸で4月から、客室乗務員約6400人を一時帰休をさせ、月に3〜5日を休ませている。(南日慶子)
.
朝日新聞社

6975チバQ:2020/04/19(日) 16:07:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/959682e3331c52d4487735f8fe2b78d64e823c47
成田空港、国内線も一転激減 LCCが地方路線を大規模運休 国際線も減便続く
4/19(日) 13:06配信

毎日新聞
歩く人がまばらなLCC専用の第3旅客ターミナルの通路=千葉県の成田空港で、中村宰和撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、千葉県の成田空港では国際線の旅客の激減に続き、堅調だった国内線も一転して大幅に落ち込んでいる。格安航空会社(LCC)は国内線の大規模な運休と減便に踏み切った。全日空と日本航空は国際線との乗り継ぎ需要の激減に伴い、成田発着の国内線の全便を運休した。両社は国際線全体の5月の運航本数を9割以上減らすことを決めており、航空会社や空港にとって国際線と国内線の全路線の旅客が激減する危機的な状況が続く。【中村宰和】

 「国際線が減る中、国内線は何とか踏みとどまっていたのに、旅客の減少がかなり深刻な状況になっている」。航空関係者は苦しい胸の内を明かす。

 成田発着の国内線の旅客は、3月中旬まで観光やビジネス、帰省などの底堅い需要があった。東京都が3月28、29日の土日に不要不急の外出自粛を要請したのを機に減少傾向が顕著になり、テーマパークの休園やイベントの中止に加え、4月の7都府県に対する緊急事態宣言の発令を受けて激減した。対象地域が全国に拡大され、感染者の多い都市部から地方への移動の自粛が求められ、国内で人の動きが止まりつつある影響を受けた。

 LCC3社は減便を迫られた。ジェットスター・ジャパンは、5月6日までに計画していた国内線全体の1939便のうち1706便を減らし、減便率は88%になる。成田発着で運航を継続するのは、札幌と関西、福岡、那覇の幹線の4路線だけで、高松や松山、熊本、庄内、沖縄・下地島など地方の10路線を運休している。同社は「利用予定のお客様に多大なるご不便とご迷惑をかけ、深くおわびする」とコメントした。

 ピーチ・アビエーションは、国内線全体の6100便のうち57%にあたる3488便を減らす。成田発着の路線は、3月29日に就航したばかりの長崎線を4月10日から運休し、鹿児島・奄美線も運休している。1日7、8往復を計画していた札幌線をはじめ、関西と福岡、鹿児島、沖縄線を1日1往復に減らした。春秋航空日本は札幌と佐賀、広島線の運航を日曜のみとし、計画の9割を減便した。

 全日空と日本航空は成田発着の国内線の全便を運休している。札幌や中部、大阪・伊丹、福岡などから成田で国際線に乗り継ぐ需要の多い路線で、国際線の旅客の激減に伴い、利用者が減っていた。第1旅客ターミナルビルの国内線エリアは20日から閉鎖される。

 成田国際空港会社によると、国内線の2月の旅客数は前年同期比7%増の59万4466人、発着回数は同17%増の4492回と、いずれも2月として過去最高を記録していた。3月1〜21日の発着は同3%増と堅調に推移し、空港会社の田村明比古社長は同26日の会見で「海外に行けないお客様が国内を移動することもあった」との見方を示していた。

 また、国際線は旅客の激減に伴い、大型連休を含む5月も大幅な運休と減便になる。全日空は4月25日〜5月15日の全体の計画便数3676便のうち、9割にあたる3323便を減便する。成田発では、ヨーロッパとハワイ、オセアニアの全便の運航を取りやめる。ハワイ線に投入しているウミガメを描いた特別塗装の超大型機A380は、運航再開のめどが立たないため駐機場に止まり、エンジン4基にカバーがかけられていた。

 日本航空は5月1〜31日の全体の計画便数4836便のうち4568便を減便し、運航率はわずか6%にとどまる。成田発のアメリカとヨーロッパ、オセアニアの便はゼロで、アジアの一部路線とカナダ・バンクーバー線のみ運航する。

6976チバQ:2020/04/19(日) 19:01:35
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200419-OYT1T50034/
マレーシア航空・エアアジアの統合「選択肢の一つ」…航空業界に再編の動き
2020/04/19 10:41
新型コロナ
 【ジャカルタ=一言剛之、バンコク=山村英隆】新型コロナウイルスの感染拡大により多くの便の欠航が続くアジア太平洋地域の航空会社で再編に向けた動きが出てきた。各社の経営は悪化しつつあり、今後、国を超えて再編が進む可能性もある。


 オーストラリアのクーリエ・メール紙などは18日、豪航空大手ヴァージン・オーストラリアに対し、中国東方航空と中国南方航空、中国国際航空の中国大手3社が買収を検討していると報じた。検討は初期の段階で、正式な交渉には至っていないとしているという。

 ヴァージンは豪政府に14億豪ドル(約960億円)の支援を求めたが、「株主などに支援を求めるべきだ」として断られている状況だ。

 一方、ロイター通信は17日、マレーシアのアズミン・アリ貿易産業相がインタビューで、大手のマレーシア航空と格安航空会社(LCC)のエアアジアの統合が「選択肢の一つ」と述べたと伝えた。マレーシア航空は、政府系ファンドが株式を保有している。

 マレーシア航空は2014年の2度にわたる墜落事故の後、経営が悪化しており、スポンサーを探していた。

6977チバQ:2020/04/19(日) 19:14:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/45dea21fe073999ad8bbee37a76946cf106c2795
中国海南航空の保有会社が公的管理に
2/29(土) 19:12配信

共同通信
 【北京共同】中国の海南航空を傘下に持つ複合企業、海航集団は29日、海南省政府が経営に参画したことを発表した。新型肺炎で業績が悪化しており、公的管理下で立て直しを進める。


https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1566824423/449
王氏と関係の深い民営企業の海南航空が突然、国の管理下に置かれ、国有化される方針が固まった。

6978チバQ:2020/04/20(月) 19:45:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042000825&g=int
豪大手航空が経営破綻へ 日本参入計画もコロナが直撃
2020年04月20日19時32分


オーストラリア・ブリスベン国際空港のヴァージン・オーストラリア機=17日(EPA時事)
オーストラリア・ブリスベン国際空港のヴァージン・オーストラリア機=17日(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリアの複数のメディアによると、同国航空2位ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスは20日の取締役会で、任意管理手続き(日本の民事再生法に相当)の適用申請を決めた。21日に正式発表する。新型コロナウイルス感染拡大に伴う運航停止で、経営が立ち行かなくなった。
 豪ヴァージンは全日本空輸(ANA)と提携して3月下旬に日本路線に参入する計画だったが、新型コロナの影響で延期していた。
 報道によれば、昨年12月末時点の負債は約50億豪ドル(約3400億円)。

https://news.livedoor.com/article/detail/18144169/
南アフリカ航空、全従業員の解雇を計画 資産売却へ
0

2020年4月19日 18時35分 Traicy

南アフリカ航空が、全社員にあたる4,700人を解雇する見通しであることがわかった。ブルームバーグ通信が伝えた。

南アフリカ航空は2011年以来、利益を計上できておらず、国の救済措置に頼っていた。資産を売却し、退職金などに充てる現金を調達する方針で、高額なロンドン・ヒースロー空港の発着枠2つも売却される。

2019年11月には2つの労働組合による大規模なストライキが行われ、12月には政府が会社更生法下での財政支援を行うと発表していた。

今年2月6日には、経営再建の一環として、ヨハネスブルグ〜ケープタウン線を除く全ての国内線のほか、アフリカ域内路線や、広州、香港、ルアンダ、ミュンヘン線などの運航を、2月29日をもって終了すると発表していた。国内線は傘下の格安航空会社(LCC)のマンゴー航空が引き継ぐとしていた。

現在は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国際線やアフリカ域内路線の運航を停止している。

6979チバQ:2020/04/20(月) 20:39:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/32bb5520993badc591c5d0c4804e5e50e088b377
ANAの3月期連結決算、最終利益670億円引き下げ…「入国制限や国内移動自粛など強く影響」
4/20(月) 20:25配信

読売新聞オンライン
 全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)は20日、2020年3月期連結決算の業績予想を下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大で航空需要が大幅に落ち込み、昨年10月時点で940億円と見込んでいた最終利益を270億円に引き下げた。前期は1107億円あった最終利益は、約4分の1に縮む見込みだ。

 20年3月期の売上高は従来予想の2兆900億円から1200億円減の1兆9700億円、本業のもうけを示す営業利益は同1400億円から800億円減って600億円になると予測する。

 19年4〜12月期の最終利益は864億円だったが、20年1〜3月期は600億円程度の最終赤字に落ち込んだとみられる。ANAHDは、「各国の入国制限や国内の移動自粛などの影響を強く受け、とりわけ3月は需要が急減した」と説明している。

 全日空によると、3月は国内線の約1割、国際線の約4割が減便した。4月以降も落ち込みは深刻で、足元では国内線で約5割、国際線で約9割の減便を決めている。

6980チバQ:2020/04/22(水) 19:38:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042100827&g=int
航空業界「乱気流」に大揺れ コロナ危機で支援急務
2020年04月22日07時03分


21日、豪メルボルン空港に駐機されるヴァージン・オーストラリア航空機(EPA時事)
21日、豪メルボルン空港に駐機されるヴァージン・オーストラリア航空機(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリア第2位の航空会社ヴァージン・オーストラリアが21日、経営破綻した。競争激化で赤字続きの経営に新型コロナウイルスが追い打ちを掛けた。感染防止で人の移動が制限される中、世界の航空会社は「乱気流」に見舞われており、政府の支援が急務となっている。
 「外国の株主を多額の資金で救済しない」。フライデンバーグ豪財務相はヴァージンの経営破綻を受けた記者会見で、税金の投入を見送った理由をこう強調した。同航空は豪国内で最大手カンタス航空に次ぐ規模だが、株主の約9割はシンガポール航空やアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空、実業家リチャード・ブランソン氏の英ヴァージン・グループなど外国資本が占める。豪政府に14億豪ドル(約950億円)の支援を求めていたが、拒否されたことで破綻に追い込まれた。
 既存の株主も、自らが運営する航空会社の危機対応に追われ、支援に乗り出せない状態だ。メディア報道によれば、ブランソン氏は「政府支援がなければ競争は残らず、多くの雇用が失われる」として、グループ内の英ヴァージン・アトランティック航空に対する5億ポンド(約670億円)の支援を要請しているという。
 航空業界は、格安航空会社(LCC)をけん引役に利用者が増えて着実に成長した。だが、コロナ危機を受けて利用者が急減。業界団体、国際航空運送協会(IATA)によると、今年の旅客収入は前年比3140億米ドル(約34兆円)落ち込み、減少率は55%に達する見通し。シンクタンクの「CAPA」は、支援がなければ5月末までに大半の航空会社が破綻するとして「政府と業界の協調行動が必要だ」と訴えている。

6981チバQ:2020/04/22(水) 21:10:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef5fdb63d655364a302ae2d384f3293bddbfc7dc
LCC最長の定期便路線はどこ? 飛行時間半日超え路線もあり チケット価格や機内仕様は
4/21(火) 16:10配信

乗りものニュース
直行便世界最長のLCC 飛行時間は半日超え
ノルウェー・エア・シャトルのボーイング787-9型機(画像:Anna Zvereva[CC BY-SA〈https://bit.ly/2wIcuXA〉])

 日本でLCC(格安航空会社)といえば、国内線やアジア方面の近距離国際線が多数で、より長距離の移動にはJAL(日本航空)やANA(全日空)などのフルサービスキャリアを使うことが一般的です。
 一方、海外では長距離の国際線に就航しているLCCが増えており、それらの会社が運航する定期便の飛行時間は、フルサービスキャリアに匹敵、もしくはそれを上回るようなものもあります。

 では2020年4月現在、最も長いLCCの定期便路線は、どこなのでしょうか。

 オーストラリアに本拠を置く航空コンサルティング会社CAPAによると、LCC定期便のなかで最長の直行便となるのは、北欧にあるノルウェー・エア・シャトルグループのノルウェーエアUKが運航する、イギリスとアルゼンチンを結ぶロンドン〜ブエノスアイレス線です。

 その距離はANAの最長国際線、成田〜メキシコシティ線とほぼ同等の1万1000km超で、ロンドン発の飛行時間は13時間40分に上ります。2020年4月時点における公式ウェブ上の片道運賃は、約210ポンド(約2万8300円)からです。

 ここで使用されているのは、日本の長距離国際線でも使用頻度の高い複通路機(ワイドボディ機)のボーイング787-9型機です。ドリンクなどは都度購入が必要なものの、機内モニターが備わる普通席は横3-3-3列の編成で、座席の前後間隔も78cm前後と、日本のLCCで標準的な71cmより若干広くとられています。

経由便ありの世界最長は機内もすごかった 日本最長は?
 直行便ではなく途中経由地ありの定期便も含めると、世界最長のLCCの航空路線は、フランスのフレンチビーが運航する、フランスと南太平洋のタヒチ島とを結ぶパリ〜サンフランシスコ経由〜パペーテ(フランス領ポリネシア タヒチ島首都)線です。その距離は1万5000km以上で、フライト時間は22時間を超えます。公式ウェブページ上の運賃は、片道587ユーロ(約5万8000円)からとされています。

 使用している飛行機はエアバスの最新鋭機のひとつ、A350-900型機です。普通席には、個人モニターが備わるものの、その座席レイアウトはユニークなものです。A350-900型機の座席配置は、横3-3-3列の仕様が標準的で、大半の航空会社がこれを採用しているのに対し、フレンチビー機は1列多い横3-4-3列の仕様です。

 日本を発着するLCCのなかでの最長路線は、オーストラリアのジェットスター航空が運航する成田〜ゴールドコースト線です。同路線の公式ウェブサイト上の運賃は片道2万4000円からで、その距離は約7200km、飛行時間は9時間弱です。横3-3-3列で、機内モニターが備わった普通席をもつ、ボーイング787-8型機が投入されています。

 なお、これらの路線は2020年4月現在、感染拡大が続く新型コロナウイルスなどの影響で、いずれも一時的に運休中です。

 そして2020年内に、日本でも初の中長距離国際線LCC「ジップエア(ZIPAIR Tokyo)」が誕生予定です。同社はまず、タイや韓国への路線から就航を始める予定ですが、将来的には北米路線にも参入も視野に入れており、実現すればLCCでの長距離フライトが日本でも行われることになります。

乗りものニュース編集部

6982チバQ:2020/04/23(木) 13:11:28
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200422-00345990-toyo-bus_all

「羽田就航延期」の豪ヴァージン、コロナで破綻


4/22(水) 19:01配信

東洋経済オンライン







「羽田就航延期」の豪ヴァージン、コロナで破綻


ヴァージン・オーストラリアの羽田就航決定記念イベントで「寿司」とともに現れたヴァージングループのリチャード・ブランソン氏=2019年11月、ブリスベン空港(写真:ヴァージン・オーストラリア)


 経営不振が深刻だったオーストラリアの航空会社、ヴァージン・オーストラリア(VA)が新型コロナウイルスの感染拡大による需要の急減で手詰まりとなり、ついに事実上経営破綻した。コロナの影響による大手航空会社の破綻は、これが世界初のケースとなる。

【写真】ヴァージン・オーストラリアのA330-200型機

 同社の取締役会は4月20日、現状で破産状態にあると判断したことから、日本の民事再生法に当たる「任意管理手続き」の適用申請を行うと決定。翌21日に、オーストラリア証券取引所(ASX)を通じ、正式に発表した。運航は継続する。
.

 VAは羽田空港への乗り入れを決めており、ANA(全日本空輸)と提携して3月下旬から東部ブリスベンとの間を毎日運航する予定だったが、新型コロナの影響により延期していた。

■英ヴァージンが出資

 では、このVAとはどんな会社なのだろうか。

 航空業界で「ヴァージン」といえば、日本にもかつて乗り入れていたイギリスのヴァージン・アトランティック航空(VS)という会社を記憶している人も多いことだろう。VAもヴァージン・グループが出資している。
.

 グループの総帥は、宇宙旅行ツアー用飛行機の開発や、気球での世界一周に挑んだことでも知られるリチャード・ブランソン氏だ。同グループはイギリスを中心に、航空事業をはじめ通信IT業界や金融業にも積極的に進出。航空業界では過去30年あまりにわたって、既存航空会社の枠にとらわれない奇抜なPRスタイルでVSを育ててきた。

 VSが運航していたロンドンと日本を結ぶ便は、ファンは多かったものの残念ながら2015年2月をもって休止されてしまった。しかしその後も引き続きロンドンの2空港をハブ(運航拠点)に、アメリカ各地をはじめ、主要なビジネス路線のほか、リゾート地など計30都市への運航を続けている。
.

 VSの創立は1984年。当初は、今で言うところの格安航空会社(LCC)を目指していたが、既存航空会社に戦いを挑む中、いつしかメジャーなフルサービスキャリア(FSA)のひとつとして、従来からのフラッグキャリアと肩を並べる規模にまで発展した。現在は2列の通路を持つ大型のワイドボディー機のみ37機を保有している。

■オーストラリア2番手に成長

 VAの歴史は2000年に始まる。ブランソン氏は同年、オーストラリアでLCC子会社「ヴァージン・ブルー」を設立。翌2001年9月、日本にも就航していたアンセット・オーストラリア航空が営業を休止したのを受け、同社の顧客の受け皿として国内線で規模を拡大した。


創業時はLCCだったものの、やがてオーストラリア2番目のFSAとしての地位を確保。2011年には社名をヴァージン・オーストラリアに変更し、カンタス航空(QF)に次ぐオーストラリア第2の航空会社として、米国線をはじめとする国際線も運航する規模に成長した。国内線ではQFが58%のシェアを維持するのに対し、VAは31%と善戦している。

 ただ、VAの持ち株会社ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスの資本構成を見ると、アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空、ニュージーランド航空、そして中国で航空会社に出資する南山集団、さらに中国で海南航空を運営する海航集団がそれぞれ20%前後を出資しており、この4社で80%以上を占めている。ブランソン氏率いるヴァージン・グループの出資比率は10%強でしかない。
.

 それでも「ヴァージン」の名を維持しているのは、航空業界におけるブランド力が大きいからにほかならない。

 しかし、VAは新型コロナウイルス問題が勃発する前から、厳しい経営状況に置かれていた。過去10年間に黒字となったのは2期のみで、過去7期は連続赤字。2019年末時点で、従業員への未払い賃金も含めた負債が約50億オーストラリアドル(約3400億円)に達していた。

 同社は3月末から、業務継続に向けて連邦政府に対し14億オーストラリアドル(約950億円)の融資を求めていたが、必要な支援を得られなかった。現地では「もともとのVAの資本構成にオーストラリア資本がほぼ入っていなかったことから、連邦政府が支援を渋ったのではないか」との声も聞かれる。
.

ただ、幸いなことに、同社のマイレージプログラム”Velocity"はVAと異なる法人が運営していることから、利用者が貯めたマイレージの消滅は避けられるという。

6983チバQ:2020/04/23(木) 13:11:52
■VAの今後はどうなる? 

 ブランソン氏にとって、VAの羽田就航は悲願だったことだろう。なぜなら、VSのロンドン―東京便は羽田乗り入れを果たせぬまま日本撤退の憂き目に遭っているからだ。

 VAの羽田就航が決定した直後の昨年11月、ブランソン氏はブリスベン空港で、空港の荷物受け取り用コンベアに乗って巨大な寿司の模型とともに人々の前へと現れた。これは「回転寿司」を模したもので、ブランソン氏自身も寿司のようにゴム製バリアの向こうからベルトに乗って出てくるという「やんちゃな騒ぎ」を起こしたというわけだ。羽田就航にかける期待が表れた演出だった。


 ブリスベンを州都とするクイーンズランド州は、美しい海岸で知られるゴールドコーストを擁し、日本からほぼ時差のない海外旅行先としてハネムーナーらに高い人気を誇ってきた。そうした背景から、VAの羽田就航は日本でも大きな期待を寄せられていた。

 VAは運航の継続を表明している。管財人に指名された大手会計事務所デロイトの関係者は「適切なリストラと債務借り換えを実施し、速やかに管財人の管理下から脱却させたい」とし、「業務は切り売りではなく、全体をまとめて売却するのが望ましい」との考えを述べている。
.

 一方、VAのポール・スカラー最高経営責任者(CEO)は、「過去20年に渡って当社は豪州旅行業界の一翼を担ってきた。豪州には2番手の航空会社が必要」と訴え、QFによる独占状態への懸念を指摘した上で自社の事業継続に意欲を示している。

 コロナ禍で航空各社の先行きは非常に厳しい状況にある。国際線を中心にほとんどのフライトが運休となる中、各国の航空会社で乗務員の一時帰休や解雇の動きが進む。大手のVAがついに経営破綻し、今後同じ道を進む会社も増えていく可能性は高い。こうした闇から抜けるには、はたしてどのくらいの時間がかかるのだろうか。
.
さかい もとみ :在英ジャーナリスト

6984チバQ:2020/04/24(金) 16:43:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00564020-okinawat-oki

GWの沖縄路線に数万人の予約 玉城知事「平常時でない。移動を慎んで」


4/24(金) 12:40配信

沖縄タイムス







GWの沖縄路線に数万人の予約 玉城知事「平常時でない。移動を慎んで」


新型コロナウイルス対策で、来県自粛などを改めて求める玉城デニー沖縄県知事=24日県庁


 沖縄県の玉城デニー知事は24日の定例記者会見で、大型連休中の航空各社の予約状況から数万人規模の県内外の移動が想定されているとの質問に「従来であれば人の往来で活況を呈する時期だが、今は平常時ではないとの認識を持ち、移動を慎んでほしい」と呼び掛けた。

「コロナで沖縄に逃げようとしている人へ」 29歳が描いた漫画に共感の声

 県は、県外からの来県や県民の外出、沖縄本島から県内離島への移動や観光を含め、自粛を要請している。玉城知事は同日午後にも会見し、大型連休を前に人と人が接触する機会を減らすよう、改めて要請する考えを示した。

 普天間飛行場から有害な有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)などを含む泡消火剤が、漏出した問題で、11日に宇地泊川から採取した水の調査結果を5月初旬に、21日に飛行場内の3地点から採取した水の調査結果を大型連休明けにそれぞれ公表すると明かした。

 環境補足協定が2015年9月に発効して以降、環境事故で県の基地内立ち入りが実現したのは初めてだが、「補足協定では米軍が有害物質の流出、漏出事故を報告しなければ、立ち入りを申請できない」と問題点を指摘。「事故発生時の通報基準の拡大など、補足協定の実効性の確保が非常に重要である。さらに抜本的な解決方法として日本国内法の適用など地位協定を見直すよう両政府に働き掛けたい」と話した。

6985チバQ:2020/04/26(日) 00:30:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2a3bd1c3de10293ce3645cc3f0ea7d6848daa8e
地方空港、4月の国内線が7割減 運営からの撤退懸念も
4/25(土) 11:01配信

産経新聞
地方空港の国内線も減便の流れが止まらない

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、4月に地方空港へ運航する予定だった国内線のうち約7割が運休していることが25日、分かった。地方空港にとって主要路線である国内線の縮小が長期化すれば、空港の維持そのものが危うくなる。専門家は運営から撤退する企業が続出し、国内の航空ネットワークが崩壊しかねないと指摘している。

 国が輸送網の拠点として指定する国内の「拠点空港」のうち、大都市圏にある羽田、成田、中部国際、関西国際、大阪(伊丹)空港を除く23空港について、航空会社が発表する運航状況と地方空港の時刻表を照らし合わせて調べた。20日現在、地方空港からの出発便で、4月中に1日でも運休となったのは計画されていた1日計1095便のうち68・9%の計754便に上った。

 感染拡大を防ぐための自粛で出張や観光などの航空需要が急速に縮小を続けたため、航空会社は連日のように路線の運休・減便を決めている。

 当初計画で運航本数の多かった羽田行きは運休・減便が相次ぎ、たとえば福岡空港では1日54便ある羽田行きのうち、40便に運休が出た。また、もともと本数の少ない、地方空港同士を結ぶ線にも減便が及んでいる。新千歳空港では、1日1便しかない小松、岡山行きなどが完全運休。高松空港は1日で羽田行き2便程度しか運航していない。

 一方、地方空港の国際線も政府が実施している入国制限強化などの影響で、インバウンド(訪日外国人客)に期待して路線誘致を進めてきた中国や台湾、韓国などと結ぶ便がほぼゼロとなっている。

 新型コロナによる運休・減便は空港が航空会社から得る着陸料や施設使用料だけでなく、ターミナルの店舗の売り上げを落ち込ませ、空港運営に深刻なダメージを与えつつある。空港は滑走路の維持など固定費が大きい分、減収によるダメージもふくらみやすく、国や地方自治体が管理・運営する地方空港では、赤字は国や地方の財政で補われるが、存続について議論を呼ぶ可能性がある。

 近年は、仙台国際空港で平成28年7月に東急グループなどが出資する会社による運営が始まったのを皮切りに、高松、福岡空港が民営化。今年1月に新千歳空港など北海道の7空港の運営権が三菱地所など17社が出資する北海道エアポートに移行、今月1日には熊本空港が民営化されるなどの動きが進む。しかし今回の損失を、民間でどこまで負担できるかは不透明だ。

 関西学院大の上村敏之教授(公共経済学)は「運休・減便が長期化すると、路線を廃止する航空会社が出てくる。民間企業では空港の赤字を支えきれず、運営から撤退する事例も出てくるかもしれない。空港を維持するためには、国や地方自治体が支援する仕組みが必要だ」と話している。

6986チバQ:2020/04/26(日) 00:31:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/072792ab41b3ba2cd57e4599289a4f58af23e45e
国内線ネットワークにブレーキ テレワークで航空需要減退か
4/25(土) 16:00配信

産経新聞
民営化されたばかりの新千歳空港のターミナル(北海道エアポート提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大による航空便の運休・減便が国際線だけでなく、地方空港の生命線ともいえる国内線でも大幅に進んでいることが明らかになった。4月に地方空港に運航する予定だった国内線のうち約7割が運休している。各航空会社はインバウンド(訪日外国人客)の増加を受けて、全国の人気観光地をつなぐ国内線ネットワークを拡張してきたが、一転して縮小を余儀なくされている。長期化する外出自粛でテレワークなどの遠隔コミュニケーションの技術が普及し、今後の航空需要そのものを衰えさせる可能性すら出てきた。(牛島要平)

 「航空会社やターミナルの店舗から、着陸料やテナント料の減免を求められるかもしれない」(熊本空港)「撤退する会社も出てくるのではないか」(那覇空港)

 産経新聞は3月19日から4月3日にかけて拠点空港をはじめ主な地方空港36空港について、運営会社などにアンケートを実施し、28空港から回答を得た。その中で、増え続ける運休・減便の数に不安の声が寄せられた。

 国内線の運休・減便はイベントや旅行などの自粛が広まった3月から本格化した。各空港では航空会社からの着陸料収入だけでなく、旅客減による空港内の飲食店や土産物店などの売り上げ減少が止まらず、新千歳空港では、商業売上高が3月は約76%減となったという。那覇空港は「経済への影響が長期化して観光業者の倒産などが発生すれば、受け入れ基盤の回復に時間がかかる」などと、観光地としてサービスが提供できなくなる懸念を示した。

 国土交通省の調査によると、平成23年に約7759万人だった国内線定期便の旅客数は翌年から毎年増え続け、30年には約1億300万人に達した。旺盛な外国人需要が寄与したとみられている。多くの外国人が東京や京都、大阪といった主要な観光地から、会員制交流サイト(SNS)などで知名度が上がった地方の「穴場」に流れ込み、各地方空港では羽田、成田、関西国際、大阪(伊丹)などの主要空港と結ぶ路線の旅客が増えていた。

 地方空港同士のネットワークを形成する動きも出ていた。地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は昨年10月以降、発着枠が拡大された神戸と松本、出雲、高知、青森を結ぶ路線を開設。鉄道で長時間かかる旅程を格段に短縮できる利便性をPRしてきた。しかし、新型コロナの感染拡大を受けて神戸-出雲便を3月30日から今月28日まで運休。さらにほかの路線も含む神戸発着の全4路線を29日から5月末まで運休することを決めた。

 一方、外出自粛により、インターネットを利用したウェブ会議など、遠隔コミュニケーションの技術が急速に広まりつつあることも、今後の航空需要に影響を及ぼす可能性がある。関西学院大の上村敏之教授(公共経済学)は「新型コロナが人々の行動変容を促す可能性がある。遠隔で会議や対話ができるなら、飛行機や新幹線は必要ないという人も出てくるだろう」と指摘する。

 各空港は感染収束を見据えて、集客を取り戻すための方策を模索するが、感染拡大が長期化するほど、地方空港の業績の「V字回復」、そして観光産業の復活は難しくなりそうだ。

6987チバQ:2020/04/26(日) 00:42:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/f87a0be454a578ee62cdeb3ed1bec63bd434782f
崖っぷちの韓国航空業界「4月で資金が底をつく…」
4/25(土) 11:12配信

FNN.jpプライムオンライン
FNNプライムオンライン

世界で新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する中、人々の移動が極端に少なくなったあおりを受けて航空業界が大きな痛手を負っている。日本航空は4月22日、3月までの1年間の業績予想について最終利益を930億円から530億円に下方修正したと発表した。全日空も最終利益は940億円の予想から270億円にとどまると大幅に下方修正した。

日本の航空業界は苦境に陥っているが、それよりもはるかに深刻な打撃を受けているのは韓国の航空業界だ。日韓関係の悪化により、ドル箱だった日本路線を2019年に大幅縮小し、これを補う形で中国などアジア路線を拡大した。しかし、そこにコロナショックが降りかかった。韓国航空各社が保有する航空機は90%が稼働しておらず、空の道は途絶えたままだ。韓国政府が大規模な金融支援策を発表したものの、業界浮揚の道筋はいまだ全く見えない。大手から格安航空会社まで、その窮状ぶりを伝える。

最大手でさえ、4月に資金枯渇で不渡りか
まずは最大手の大韓航空。一枚岩で臨むべきコロナ禍においても「お家騒動」を引きずるなど、そもそもの経営体制が安定していない。大韓航空を中核とする財閥「韓進グループ」では先代会長の死去を受け、「ナッツ姫」として知られる姉と弟との間で経営権を巡り確執が表面化。結局、弟に軍配が上がることになるのだが、決着がついたのが3月下旬のこと。まさに世界で感染が拡大する最中だった。

韓国の航空業界は、国土の狭さや国民の海外旅行志向の強さなどから国際線を主力としているのが特徴だ。中でも大韓航空は旅客売り上げに占める国際線の割合が特に高く、実に94%に上る。感染拡大前、大韓航空は国際線を週900便ほど運航していたが、現在はアメリカの一部やパリ、ロンドンなど週50便程度にまで激減。売り上げの大部分が吹っ飛んだことになる。

実入りが無くなった一方で、莫大な固定費はのしかかり続けている。韓国メディアによると大韓航空の場合、航空機リース料や人件費などで毎月約450億円を支払う必要がある。空の道がシャットダウンされても、この固定費は変わらないわけだ。さらに4月には約200億の社債が償還期限を迎えるという。

韓国航空業界の主な資金調達の手段に「航空運賃債権」というものがある。将来のチケット売上げを担保にするもので、すぐに運転資金に回せる資産流動化債権だ。韓国メディアによると、大韓航空が3月に発行した航空運賃債権は約550億円。一方で航空機リース料などの固定費と社債償還費、つまり4月に出ていく額は計約650億円。この差額の100億円については、手元の運転資金から捻出するしかないが、3月の運賃収入も激減しているため「大韓航空は4月中に資金が底をつく」という見方が出てきている。遊休資産の売却や役員報酬の返納など策を講じているものの、「もはや最大手でさえ不渡りを出しかねない」と報じられるほどだ。

八方塞がりのアシアナ「身売り」も頓挫?
業界2番手のアシアナ航空はさらなる苦境に立たされている。そもそもアシアナ航空はコロナショック前から経営難に陥っていた。LCC(格安航空会社)との競争激化などで資金繰りが悪化し、2019年末に大手財閥「現代」傘下の建設会社「HDC現代産業開発」を中心とする企業連合に売却されることが決まった。さらに日韓関係の悪化に伴う「NO JAPAN」運動の影響もあり、2019年の純損失は約700億円に上るなど、経営状況は極めて厳しい状況にあった。

アシアナ航空にとっても日本路線はドル箱で、大幅縮小の代わりに中国などアジア路線に活路を見出したが、そこをコロナショックが襲ったわけだ。大韓航空と同様に国際線の割合が非常に高いため、収入の大半が消え去った一方で、月に約250億円の固定費は払い続けなければならない。さらにアシアナ航空は最近、「航空運賃債権」の信用格付けが引き下げられたため、資金調達力も落ちている。もはや八方塞がりなのだ。こうなると揺らぐのが、会社の身売り話。売却先は決まったものの、いまだに契約締結には至っていないため「企業連合が買収から手を引くのではないか」という指摘も出てきている。

6988チバQ:2020/04/26(日) 00:43:07
瀕死状態のLCC 国内線に活路探るも…
大手2社以上にひっ迫しているのがLCC(格安航空会社)だ。韓国では規制緩和によって国際線を運航するLCCが6社あり、厳しい価格競争を強いられている。元々、経営基盤の脆弱な韓国LCCは、日本路線と中国路線の開拓で短期間に急成長を遂げた面もあり、国際線が閉ざされると一気に経営が危うくなる。またウォン安の進行で燃料費や航空機リース料の負担も増え、収益を悪化させている。大手よりも規模が小さいLCCにとって、日韓関係の悪化にウォン安、さらにコロナショックというトリプルパンチは、会社存続の危機に直結するわけだ。

そこでLCC各社は、相次いで国内路線の増便に踏み切った。韓国では新型コロナウイルスの新規感染者数が1桁にとどまる日もあり、一定の封じ込めに成功している。このため国内旅行の需要も回復傾向だが、散発的な国内線の増便は、過剰供給による「共倒れ」の可能性もはらんでいる。いずれにせよ、LCCも抜本的な経営改善策は見出せていない。

3兆円超の支援策まとまるも、企業体力持つか
早い段階で業績不振に陥ったLCC各社に対しては、韓国政府が2月に約250億円の緊急融資を行うと発表した。そして4月22日、政府は航空業界をはじめとした基幹7業種に向けて約3兆5000億円規模の支援策をまとめた。しかし、この支援策を業界がもろ手を挙げて歓迎しているわけではない。航空業界への具体的な分配額も明らかにされていない上に、中身は融資などが中心となる見込みで、効果は未知数だからだ。さらに支援を受けるには「半年間、90%以上の雇用を維持」などの厳しい条件が課される可能性もある。また、支援を受けた企業の利益を政府が共有するシステムも導入するため「事実上の国営化ではないか」との批判もある。そして最大の懸念は、実際の支援開始までタイムラグがあることだ。早くても5月国会での法改正を待たなければならず、支援は6月にずれ込む可能性もある。だが、待ったなしの韓国航空業界が6月まで耐えられる保証は、どこにもない。

【執筆:FNNソウル支局 川崎健太】

6989チバQ:2020/04/26(日) 07:57:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef5d39570257df630b0b5610cb54e8bf7f35c783
ドイツの空港、旅客数が99%減 大幅減便も運営継続
4/25(土) 15:14配信

共同通信
ドイツ・フランクフルトの空港に駐機するルフトハンザ機=20日(AP=共同)

 【ベルリン共同】新型コロナウイルスの流行を受け、欧州では大半の旅客便の運航が止まった。ドイツ空港協会の広報担当者は25日までに、国内の旅客数が前年比約99%減となり、各空港は着陸料など収入の9割以上を失ったと共同通信に語った。貨物便や海外で立ち往生した国民の帰国便受け入れのため、空港の運営は続いているという。

 ドイツ最大の航空会社ルフトハンザグループは3月、グループの長距離線の輸送能力を最大90%削減すると発表し、国内線も大幅に減便した。ドイツ空港協会によると、国内各空港の4月13〜19日の旅客数は計5万6千人と前年同期比98.8%のマイナスだった。

6990チバQ:2020/04/27(月) 17:59:21
https://www.asahi.com/articles/ASN4W3PXZN4VOIPE015.html
中部空港 3月の旅客数過去最低 貨物便にも変化

初見翔
2020年4月27日 13時30分

 中部空港会社の2019年度の航空旅客数は1259万9916人(速報値)で、過去最高を更新した。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、20年3月は前年比7割減の34万1825人で単月として過去最低となった。4月には開港以来初めて国際線がゼロになっており、20年度の先行きは厳しそうだ。

 発表によると、19年度の航空旅客数は国際線が619万7582人、国内線が640万2334人。ともに前年度より2%増え、国際線は過去最高だった。ただ、年度当初に見込んだ1350万人は大きく下回った。

 中部空港では昨秋にLCC(格安航空会社)専用の第2ターミナルを開業。国際線の便数は右肩上がりで、今年1月までは航空旅客数が前年度を1割以上上回るペースで推移していた。ところが新型コロナの影響が深刻化した2月から減少に転じ状況は一変した。

 中部空港を出入りする貨物も影響が出ている。名古屋税関によると、中部空港の3月の輸出額は704億円で前年比23.2%減、輸入額は862億円で同16.4%の減少だった。

6991チバQ:2020/04/27(月) 18:00:44
貨物だけ運ぶ便も

 新型コロナに伴う入国制限は「人」が対象で、「物」は対象外だ。3月29日からの中部空港の春ダイヤでも、貨物機の定期便は前年並みの水準だ。だが、人を運ぶ旅客機も、床下の貨物スペースに荷物を積んで運ぶのが一般的だ。

 旅客便と貨物便の双方が中部空港に就航するチャイナエアライン(台湾)は、旅客機に荷物だけ乗せて貨物便として運航する試みを4月1日から始めた。同社によると、運休となった他の航空会社の旅客便に積まれるはずだった荷物の行き場がなくなっているという。

 同社の中部空港便の主な貨物は自動車や航空機関連の部品が多い。新型コロナ感染拡大で各地の工場が操業を停止するなどして荷動きが鈍化している面もあるというが、担当者は「中部圏の国際物流を支えたいという強い自負がある。運航コストの負担は小さくないが、安定供給維持を最優先に運航維持に取り組みたい」と話している。(初見翔)

6992チバQ:2020/04/28(火) 09:35:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00565328-okinawat-oki

「沖縄路線6万人」の真相は? GWの予約、航空会社が困惑する理由


4/28(火) 5:01配信

沖縄タイムス







「沖縄路線6万人」の真相は? GWの予約、航空会社が困惑する理由


(資料写真)那覇空港


 新型コロナウイルスの感染拡大で県がゴールデンウイーク(GW、4月29日〜5月6日)の来県自粛を求める中、航空各社は前年の3割弱の座席で対応する。日本航空(JAL)グループと全日本空輸(ANA)の予約率は4割弱で、合計予約人数は約5万人。運休や減便に伴うキャンセル手続きをしていない予約客も多く、各社とも搭乗実績はさらに少なくなると見込む。一方で、予約数だけが取り上げられ「GWに『6万人来県』との誤解が一人歩きしている」と困惑の声もある。(政経部・川野百合子)

 ◆各社とも減便相次ぐ

 新型コロナウイルスの影響による航空需要の減少や、従業員の安全確保の観点から、航空各社はこれまでに相次いで減便を発表している。ANAの広報は「これまで全国で、前年の約85%を減便している」という。沖縄関係路線では、GW期間中にコードシェア便などを含む900便の減便を発表した。

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は300便近くの減便を予定。琉球エアーコミューター(RAC)も100便超の減便を予定する。

 ◆全てが来県ではない

 一方で、玉城デニー知事がツイッターで「沖縄に来る予定の方が航空会社の予約によると6万人余りいる」と発信したことなどで、予約人数全てが沖縄へ来るとの誤解も広まっている。

 各社は調査時点で5万人以上の予約数があることを認めた上で「往復を含むもので、全てが沖縄に来る予約ではない」と否定。加えて「減便や運休の便に予約をしている利用者からのキャンセルや振り替え手続きが残っているものもあり、予約通りの搭乗実績にはならない」と予測する。

 ◆物流を止められない

 県の専門家会議では、一定の予約数以上は受け入れないように航空会社へ協力を求める議論もあった。ただ、インターネットでの予約が多い中、どの予約が観光客か判断するのは極めて困難だ。加えて、那覇発着の航空貨物便が運休していることから、旅客機は貨物輸送も担う。

 航空関係者は「来県自粛要請は理解するが、運航している便はほとんどが貨物を載せている。物流を止めるわけにはいかない」と困惑する。別の関係者は「通院などでどうしても移動しないといけない利用者などもおり、公共交通機関としての役割も果たさないといけない」と語った。

6993チバQ:2020/04/28(火) 16:10:35
https://www.asahi.com/articles/ASN4X3VGKN4XUTIL00G.html
連休中の沖縄予約者、6万人→1.5万人に減少 国交相


新型コロナウイルス

贄川俊
2020年4月28日 12時10分
沖縄県の玉城デニー知事が、大型連休中の沖縄への航空予約が6万人いるなどとして旅行のキャンセルを呼びかけたことについて、赤羽一嘉国土交通相は28日の閣議後会見で、県外から沖縄への予約者は27日時点で約1万5千人になったと説明した。

 赤羽氏は会見で、22日時点で航空各社が公表した連休中(29日〜5月6日)の予約状況では、全国と沖縄方面を結ぶ発着便の予約が計6万人強だったとした。

 その上で、その後のキャンセルで27日時点では約3万6千人まで減ったこと、沖縄発の予約や那覇から県内の離島への予約も含む数字であることに言及。そうした点から、全国から沖縄へ向かう航空便の利用者は約1万5千人だとした。

 赤羽氏は「改めて大型連休中の不要不急の帰省や旅行を控えていただくようお願いしたい」と呼びかけた。

 玉城知事は26日、ツイッターに「大型連休に沖縄へ来る予定の方が航空会社の予約によると6万人余いる」と投稿。「どうか今の沖縄への旅はキャンセルして」「離島を含め医療体制も非常事態です。受け入れ可能な時期までお待ち下さい」などとも呼びかけていた。(贄川俊)

6994チバQ:2020/04/30(木) 15:17:56
https://www.sankei.com/politics/news/200430/plt2004300005-n1.html

【経済インサイド】コロナ禍直撃のANAホールディングス、政府も支援スキーム策定へ
2020.4.30 12:15政治政策

 新型コロナウイルスの感染拡大で、令和3年3月期の業績見通しが未定となったANAホールディングス(HD)の先行きに注目が集まっている。新型コロナは世界各国の航空会社に未曾有の危機をもたらし、イタリアの航空会社が完全国有化の見通しとなるなど、感染拡大の収束が遅れれば、強力な政府支援なしでは立ち行かなくなるケースが増えるとみられる。ANAHDは当面の資金繰りの不安がないものの、自立経営を続けるための次の一手が急がれる。

 4月28日、ANAHDが開いた決算会見。2年1〜3月期の連結最終損失は587億円の赤字で、四半期実績の開示を始めて以来、最大の赤字幅となった。福沢一郎常務は「民間会社としてしっかりと自立経営を最優先に社会貢献をすることが使命だ。そういった立場を考えて、今後の経営に当たっていきたい」と述べ、業績の回復に向けて「自助努力」を強調した。

 傘下の全日本空輸は、余剰旅客機の客室の荷物棚や座席を活用した貨物輸送を本格的に始めた。従来の生鮮食品や機械部品に加えて需要が高まっているマスクなど医療関連の物資を運ぶ。22日には上海から羽田まで、座席に貨物を載せた旅客機が初飛行した。

 新型コロナで航空需要が激減する中、当面の資金繰りについて不安はないのか。福沢氏は会見の中で、「まったく問題ない」と強調。4月に1000億円を借り入れた上で、融資枠について、従来の1500億円に加えて新たに3500億円の契約を締結したほか、政府系金融機関の危機対応融資として3500億円を借り入れることで、「9500億円が間もなく手当てできる」と説明した。


 一般的に、航空会社は機材のリース料や人件費などの固定費の比重が大きく、運賃収入が一気に落ち込むと急速に資金繰りが厳しくなる。ANAHDの場合、手元資金の約2400億円に9500億円を加え、1年以内に返済する必要がある有利子負債を差し引くと、1兆1000億円余りを確保できる。運航が全便止まって収入がゼロになったとしても、人件費や機材費などの固定費を含めて毎月1000億円超が必要となるので、少なくとも今年の年末までは資金繰りが可能ということになる。

 片野坂真哉社長は3月のインタビューで、「自己資本比率など財務体質がしっかりしており、こういう健全な状態なので金融機関から借り入れることができる。他国の航空会社とはその違いがある」と述べ、財務の健全性を強調した。

 ただ、新型コロナ感染拡大の収束が遅れれば、手元の現金だけでは経営が立ち行かなくなる。世界の航空会社には、日本の航空会社以上に経営が悪化しているところもあり、政府が多額の資金支援を実施するなど経営への関与を強めている。

 航空業界コンサルティング会社の豪CAPA航空センターは3月、「政府支援がなければ多くの航空会社が5月末までに経営破綻する」との見通しを示した。米国では、航空旅客数が95%以上減少しており、米政府は航空会社に対して従業員の給与支援として250億ドル(約2兆6000億円)以上を援助した。すでに、豪航空大手ヴァージン・オーストラリアや英フライビーが経営破綻したほか、イタリアのアリタリア航空も6月に完全国有化となる見通しだ。

 日本政府も、航空会社への支援策を相次いで打ち出している。赤羽一嘉国土交通相は4月28日の閣議後会見で、「航空は離島を含めて重要な公共交通機関で、経済回復を図る上で必要不可欠な基盤インフラ」と強調。7日に閣議決定した緊急経済対策に基づいて、空港着陸料の支払い猶予や日本政策投資銀行の危機対応融資の活用による資金繰り支援を行う方針を示すとともに、「さらなる必要な支援政策を総合的に検討して適時適切に支援したい」と、追加支援についても言及した。


 過去の経済危機の局面においては、社会的に影響が大きい金融機関や企業の倒産を防ぐため、政府が公的資金を投入する「資本注入」が実施された。連鎖倒産や経済の混乱、社会不安などを起こさないことが目的だが、国民の反感を招く可能性もある。

 航空会社への資本注入をめぐっては、国によって批判の度合いが異なるという。野村総合研究所の木内登英エグゼクティブエコノミストは「市場主義が徹底され、リーマン・ショックの際の資本注入が批判された米国よりも、フランスなどのほうが資本注入が国民に理解されやすい。日本も米国よりはフランスに近い」と指摘する。

 今後の国内航空会社への支援について、木内氏は「危機対応融資だけでは航空会社の借金が膨らむだけ」としたうえで、「今後は議決権がない優先株を購入することによる政府の資本注入が行われる可能性がある」と指摘する。

6995チバQ:2020/04/30(木) 15:18:20

 赤羽国交相は4月28日の閣議後会見で、米政府と同様の条件付きの支援について、「総合的に考えたい」と述べ、今後、具体的な支援スキーム策定に入る考えを示した。

 ANAHDは、東京五輪・パラリンピックの訪日客増加に対応するため、稼ぎ頭の国際線の拡充や機材の大型化などを進めてきた。こうした拡大路線が、新型コロナの感染拡大で重石となったという指摘もある。航空会社の主力の運賃収入の回復が見込めない中、路線の縮小などを柱としたコスト削減策が課題となる。

 ANAHDの福沢常務は「国際線の拡大スピードは一定程度はマイルドにする。見直しも避けられない」と述べた。発表を延期した中期経営計画では、拡大路線を含めた経営戦略の大幅な見直しが迫られている。
(経済本部 大坪玲央)

6996チバQ:2020/05/01(金) 09:50:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/09f6d01fb69e8f722a1170dcce74cbebd253f77b
旅客機内の「3密」対策で「格安運賃」が消える?
5/1(金) 5:05配信

東洋経済オンライン
LCC大手のエアアジアはしばらくの間、キャビンクルーが防護服を着て飛ぶという(写真 : Courtesy of Puey Quinones)

 しばらくは旅客機内で、乗客間のソーシャルディスタンス(社会的距離)を取ることが必要だろう。そうなったら人々は「格安な旅」を諦めることになる――。

 国際航空運送協会(IATA)のアレクサンドル・ド・ジュニアック事務総長は4月21日、航空業界における新型コロナウイルスの影響に関する記者会見でこう述べた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中の航空会社が未曾有の利用率悪化にあえいでいる。そんな中、一部の国ではウイルスの抑え込みに見通しがついたとして、フライト運航再開に向け準備を始めている。しかし多くの国々では依然、国民に対し「ソーシャルディスタンス」の保持を呼びかけ、新たな罹患者が出ないよう注意を促している。

■定員を削れば黒字化不可能? 

 より効率的にスペースを使って多くの乗客を乗せることで利益を上げてきた航空業界、とくに格安航空会社(LCC)にとって、コロナ禍で生まれた「ソーシャルディスタンス」の概念は大きな足かせとなっている。

 ジュニアック事務総長は会見で、「機内でもしソーシャルディスタンスを取るよう規定したら、短・中距離便については少なくとも定員を3分の1は削らないといけないだろう」と述べた。

 そのうえで「短距離便の収支が均衡する搭乗率はおおむね70%台であり、3席に1席を空席にすれば達成は不可能になる」と指摘している。

 イギリス公共放送BBCはジュニアック事務総長の発言を受け、「陸上で国民に課しているソーシャルディスタンス」、つまり2mの間隔を機内で取ったらどういうことが起きるか、と試算した。

 例えばナローボディ機と呼ばれる単通路機材で、通路を挟んで3席×3席配置の場合、横方向は窓際にそれぞれ1人だけとし、さらに前後の2列を空けなければ2mの間隔が取れないという。

 そうした想定で座席に乗客を配置していくと「3列(18席)ごとに2人」しか座ることができず、大まかに言って乗客1人に対し9席分を割り当てる必要がある。すると、単純計算で搭乗率13%程度の乗客を乗せただけで満席となってしまう。

 面積比で見ると、エコノミークラスの10席弱はほぼファーストクラス1席分に当たる(9.6席分=エミレーツ航空の例。トラベルジャーナリスト・橋賀秀紀氏調べ)。機内でソーシャルディスタンスを確保しつつ採算性を維持するには、航空会社は乗客全員からファーストクラスに準じた運賃を取る必要が生じてしまう。

■「格安の旅」消滅の危機

 IATAが今年2月に発表した2019年通年の平均搭乗率は、世界全体では過去最高の82.6%。地域別では、アジア大洋州が81.9%、北米が84.9%、欧州が85.2%、アフリカは71.7%となっている。

 LCCのビジネスモデルは、コンスタントに高い搭乗率を狙うものとなっており、例えば、欧州最大のLCCであるライアンエアーはコロナ禍の影響を受ける前の2020年1月には92%に達していた。同月は閑散期であり、同社は諸費用込みでなんと片道9.99ポンド(約1330円)のバーゲン運賃を打ち出していた。LCCはこのように、つねに激しい価格競争を繰り広げている。

 新型コロナの感染拡大が収束するまで、機内でソーシャルディスタンスを確保する規定を導入した場合、各社が従来の価格水準のままチケットを販売すれば赤字の垂れ流しとなってしまう。

 会見でジュニアック事務総長は厳しい現状認識を次々と述べた。「こうした規定はすべての航空会社にとって『受け入れがたい状態』だと認識している。とくにLCCにとってはとても厳しい」「もし、航空業界にソーシャルディスタンス規定が実行されたら『格安な旅』は消滅する……」

 一方で、乗客同士の間を空けたところで「各国政府が決める健康基準をクリアできるかどうかは疑問だ」(IATA首席エコノミストのブライアン・ピアース氏)と懐疑的な意見もある。

 乗客同士の距離を確保することが難しかったとしても、航空会社としては、飛行中に乗客の間で感染が広がるような事態は何としても避けたい。そうした中、個々の座席をプラスチックの衝立で囲み、いわゆる「エアロゾル感染」の可能性を減らそうとする試みを打ち出した座席メーカーがある。

 イタリア南部ナポリに拠点を持つアビオインテリアズ(Aviointeriors)は、感染対策を施したエコノミークラス用座席を開発中と発表した。

6997チバQ:2020/05/01(金) 09:50:57
 2タイプの開発を進めているとしており、1つは現状の座席の頭部に囲いを取り付ける「グラスセーフ」という製品。もう1つは3列席の中央座席を後ろ向きにして、隣客との間をプラスチックの壁で完全に仕切ってしまう「ヤヌス(JANUS)シート」だ。

 同社がこれを自社ウェブサイト上で発表したのは4月20日。航空ジャーナリストの北島幸司氏は「アビオインテリアズ製シートは日本の航空会社への導入実績こそないが、世界の50社以上に納入している実績のある会社」としたうえで、「このタイミングでの新型シートの発表はタイムリー」と評価している。

■JALも「ミドル席」不使用へ

 ほかの乗客と距離を空けたいと望む利用客が多い中、航空各社は「みんなが嫌うミドル(真ん中)シート」を空ける方向へと向かっている。

 すでにデルタ航空やアラスカ航空はミドルシートの販売を取りやめており、日本航空、スカイマークも座席指定の対象外とすることを発表した。欧州でもLCCのイージージェット(イギリス)、ウィズエアー(ハンガリー)がそれぞれ、こうしたプランが現実的かどうか熟慮中と伝えられている。

 エミレーツ航空は、それぞれの旅客グループが直接隣同士にならないように座席配分を行っているという。家族は並んで座れるが、1人で乗る個人客は両側に空席を設けるといった形だ。

 また、追加料金をもらうことで空席を設ける方策を打ち出した航空会社も出現している。中国の海南航空傘下の長安航空は「額外占座」という商品名で、1席当たり200元(約3000円)で空席の利用権を売り出している。1人当たり最大8席まで買えるとしており、「1人当たり9席必要」というソーシャルディスタンスの考え方とも合致する。なお、同社によると、空席を買い取っても「マイレージポイントの追加加算はしない」という。

 LCCは長年をかけて世界各国で市民権を得てきた。近年はレジャー層だけでなくビジネス客にも食い込んでいるが、コロナ禍は、そんな努力の蓄積を吹き飛ばす恐れがある。目に見えないウイルスで将来の見通しが読めない中、航空業界はどのような形で「巡航高度」へと戻れるのだろうか。

さかい もとみ :在英ジャーナリスト

6998チバQ:2020/05/03(日) 09:51:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/329e2d196797281c0be21900fef9892488b1e722
米航空大手、全社が赤字 新型コロナ打撃、旅行需要が急減
5/2(土) 13:36配信

時事通信
 【ニューヨーク時事】米航空大手4社の2020年1〜3月期決算は、新型コロナウイルスの感染拡大による旅行需要急減で、全社が赤字に転落した。

 政府支援に加え、減便や給与カットなどによるコスト削減や、自力での資金調達で手元資金を確保し、危機を乗り切る構え。欧米の行動制限の影響が全面的に出る4月以降は、さらなる業績悪化が見込まれている。

 4社の赤字額は合計45億ドル(約4800億円)を超えた。アメリカン航空グループが22億ドル、ユナイテッド航空も17億ドルの赤字をそれぞれ計上。ユナイテッドのムニョス最高経営責任者(CEO)は「航空史上、最悪の危機」と懸念を示した。

 航空会社は、航空機の維持コストや人件費など固定費の割合が高く、収入減少が直接利益を圧迫する。売上高の大半を占める旅客収入は、4社とも2割前後減少した。

 4月以降は深刻さを増す。デルタ航空のバスティアンCEOは「需要がほぼゼロになった」と指摘し、4〜6月期の収入は9割減を見込む。業界全体では95%減との見方もある。

 各社は支出削減を強化する方針だ。アメリカンは、古い機体の引退を前倒しし、維持費用を削減、支出を年間12億ドル減らす。ユナイテッドも設備投資の中止のほか、従業員の基本給カットで人件費にも切り込む。

 また、デルタが巨額の社債を発行するほか、他社も公募増資を実施するなど影響長期化を見据えて手元資金を充実させる考えだ。

6999とはずがたり:2020/05/05(火) 23:22:01
独ルフトハンザ「破綻」排除せず 欧州航空、経営緊迫
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58620790Z20C20A4000000/?n_cid=NMAIL007_20200429_K
2020/4/29 6:08 (2020/4/29 8:15更新)

7000チバQ:2020/05/06(水) 17:39:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc4c3a2a56967e64919500828eaef523864dbdd9
世界で航空国有化の動き 新型コロナで経営危機
5/6(水) 13:38配信

時事通信
アリタリア航空のチェックインカウンター=3月17日、ローマ・フィウミチーノ空港(AFP時事)

 【ロンドン時事】航空会社を国有化する動きが世界的に拡大している。

 新型コロナウイルス危機で旅行需要が冷え込む中、経営危機に陥った「空の交通インフラ」を救済するためだ。ただ、代表的な航空会社だけを救うことには「不公平だ」との批判もある。

 「政府の関心は救済だけでなく、国を代表する航空会社の再建にある」。イタリアのパトゥアネッリ産業相は4月下旬、アリタリア航空の完全国有化を正式表明した。同社は長年の経営不振で2017年から政府の管理下にあったが、株式売却計画を撤回し、6月から新体制で経営再建を目指す。

 ポルトガルのコスタ首相もTAPポルトガル航空について「国有化の可能性を排除しない。不可欠な企業を失うリスクは取らない」と明言。フランスもエールフランスなどを「必要なら国有化する」(ルメール経済・財務相)としており、既に70億ユーロ(約8100億円)の政府支援を決めた。

 米国は航空会社を補助金や低利融資で支援。アジアでも公的支援の動きが出ており、08年のリーマン・ショック後に一部の金融機関が国有化されたのになぞらえる向きもある。

 これに対し、アイルランド格安航空大手ライアンエアのオレアリー最高経営責任者(CEO)は欧州メディアで「各国政府は全ての航空会社を平等に扱わず、エールフランスやルフトハンザ(ドイツ)のような政府支援の中毒患者にだけ巨額の補助金を与えている」と批判。格安航空も含めた公平な支援を訴えた。

 国際民間航空機関(ICAO)によると、今年の旅客数は前年比80%減少し、業界全体の収入は2700億ドル(約29兆円)減る恐れがあるという。

7001チバQ:2020/05/06(水) 17:42:40
>>6901
https://news.yahoo.co.jp/articles/f97e12b58c2d8d4517cf307c0be561db22911946
新潟でLCC「トキエア」構想 新型コロナ禍からのV字回復に
5/6(水) 15:45配信

産経新聞
トキエア(仮称)の事業構想を説明するトキ・アビエーション・キャピタルの長谷川政樹社長=2月4日、新潟市中央区(池田証志撮影)

 新潟にLCC(格安航空会社)を-。新潟空港を活用し地域活性化につなげようと、準備会社「トキ・アビエーション・キャピタル」(東京都)がLCC「トキエア」(仮称)を立ち上げるための出資を募っている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で観光業や旅客輸送業は厳しい状況に追い込まれているが、同社の長谷川政樹社長(52)は「V字回復の象徴として、故郷、新潟に貢献したい」と意気込む。

【表】感染を防ぐ「新しい生活様式」実践例

 ■諦めていた新潟県民

 「革新的な地方ネットワーク航空会社を設立し、新潟の経済活性化を実現したい」

 今年2月、新潟商工会議所と新潟経済同友会が新潟市内で開いた「新潟空港活性化セミナー」。参加した事業主らを前に、長谷川社長はこう切り出した。

 長谷川社長は新潟県加茂市出身。日本航空に入社し、破綻した同社の更生に関わった。平成23年に新潟県庁に入庁し、港湾振興課に勤務。その後、LCC「ジェットスター・ジャパン」(千葉県成田市)の設立に立ち会った。

 航空業界の酸いも甘いもかみ分けた長谷川社長が新潟空港をハブとするLCC構想を抱いたのは、5年ほど前のこと。「新潟は航空運賃が高く、県民は旅行を諦めている。もし安ければ、旅客需要を喚起できるはずだ」。当初は素朴な思いだった。

 ジェットスターで経験した低コスト運営なら運賃を下げられると考え、県庁や航空業界の仲間たちと話し合いながら着実に歩みを進め、昨年4月に新潟県新潟空港活性化アドバイザーに就任。同年12月に準備会社の設立にこぎつけた。

 ■最新の小型機を導入

 事業計画によると、トキエアは佐渡、仙台、札幌丘珠、関西、中部などの各空港と新潟空港を結ぶルートを想定。新潟県からの旅客だけでなく、日本酒やコメなどのグルメや自然、観光といった新潟県への旅客も見込む。

 機材は仏ATR社の新型機を導入する予定。平成26年4月から定期便が運休している佐渡空港の滑走路(890メートル)にも対応できる最新の小型機だ。移動手段が船に限られている佐渡で「観光客の拡大につながる」(花角英世新潟県知事)ことが期待される。

 ■資金35億円、5年目黒字化

 必要な資金は、LCC会社設立から3年で計35億円。3年目に就航し、低コスト・低運賃で採算をとり5年目に黒字化する計画だ。規制緩和を受け、パイロットの養成・派遣事業も視野に入れている。

 ジェットスターの松山-成田線の搭乗者は平成25年6月の就航から約4年で100万人を超え、経済効果は4年間で計約158億円と推計されている。これを踏まえ、長谷川社長は「新潟は松山を超えられる」と見積もる。

 新潟経済同友会の山本 善政代表幹事は「オール新潟で、力を結集して前に進めばいいと力強く思った。実現可能な話だ」とセミナーを締めくくった。

 一方、セミナーと同日には、官民からなる「新潟空港活性化検討会議」が新潟市内で開催された。活性化策として、LCC会社の設立やパイロット訓練施設の誘致、小型機やビジネスジェット(BJ)向けのサービス展開などを盛り込み、歩調を合わせた。

 国土交通省出身の花角知事も「新潟空港は政令指定都市新潟市として背後に100万人近い人口規模を持つ。LCCが新潟県の活性化のきっかけになると期待している」と歓迎している。

 ■災害時利用も視野に

 準備会社は今年4月から、主に新潟県内で出資要請活動を本格化。県内の16商工会議所に事業説明を行ったほか、個別企業にも働きかけている。長谷川社長は「前向きに考えていただいているところもある」と明かす。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、航空業界は大きなダメージを受けており、航空会社の設立には厳しい状況が続いている。新潟空港は3月6日から国際線が全便運休。同月の国際・国内線の総利用者数は前年同月比で約6割減となった。

 旅客運輸業界には、災害、戦争などの経営リスクはつきものだが、長谷川社長は「定期便の旅客輸送だけでなく、短い滑走路でも着陸できる小型機の特性を最大限に生かして、災害時などの貨物輸送やチャーター利用も考えていきたい」と前向きだ。

 「いま、国民は旅行を我慢している。この『出かけたい』という思いを満たすためにも航空会社は必要です」と長谷川社長。「新潟のV字回復の象徴として地域復興に貢献したい」と力を込めた。

7002チバQ:2020/05/10(日) 17:52:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ba4685df7e40514c63778f2609a5cb588413c17
欧州の航空業界が経営危機 大手に集中、政府支援に差も
5/10(日) 17:36配信

産経新聞
 【ロンドン=板東和正】新型コロナウイルスの感染拡大による運航休止の影響で、欧州の航空業界が経営危機に陥っている。大規模なリストラを迫られる中、出資などの救済措置を政府に求める動きが広がっているが、格安航空が支援交渉に難航する例もあり、大手との格差が生じている。

 「36年前の初飛行以来、多くの嵐に立ち向かってきたが、新型コロナほど破滅的な出来事はなかった」

 英大手ヴァージンアトランティック航空のシャイ・ワイス最高経営責任者(CEO)は5日、声明を発表し、苦しい胸の内を明かした。同航空は同日、全従業員の3分の1程度に当たる3150人を削減すると発表した。新型コロナの拡大を抑制するために実施されている移動制限により業績が打撃を受け、人件費などのコスト削減が必要になったためだ。欧州では、アイルランドに本拠を置く欧州格安航空会社(LCC)最大手ライアンエアも1日、パイロットや客室乗務員ら3千人の削減を計画していると表明。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズも最大1万2千人の従業員の削減を検討している。

 国際民間航空機関(ICAO)によると、新型コロナの流行の影響で、今年の乗客が最大15億4千万人減少し、全体で同2730億ドル(約29兆円)の減収になる恐れがあるという。米紙ウォールストリート・ジャーナルは「航空業界で進む規模縮小は今後、何年も続く」と予測する。

 経営改善への出口が見えない中、各航空会社は救済措置を政府に求めている。ドイツ航空大手ルフトハンザは7日、90億ユーロ(約1兆500億円)の救済措置を独政府と協議していると発表した。同社は長距離線の輸送能力を大幅に削減し、資金繰りが行き詰まる可能性があるため、政府に資金援助を求めていた。イタリアのパトゥアネッリ産業相は4月下旬、救済措置として同国の航空大手アリタリアを完全国有化すると発表した。

 ただ、各国の政府は支援を大手に集中させており、格安航空への救済措置には消極的との見方もある。

 英ヴァージン・グループの子会社で、オーストラリアの航空2位ヴァージン・オーストラリアは4月21日、事実上経営破綻した。同社は低価格を武器に路線を拡大していたが、新型コロナ感染拡大の影響で財務状況が悪化。オーストラリア政府に14億豪ドル(約970億円)の支援を求めていたが拒否されていた。

 ライアンエアのオレアリーCEOは欧州メディアに、各国政府は全ての航空会社を平等に扱っていないとの見方を示した。

7003チバQ:2020/05/12(火) 11:35:56
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200512-00037762-bunshun-bus_all

“9割減便”のJALとANA「どっちが危ない?」「現金が底をつくまであと何カ月?」


5/12(火) 6:00配信

文春オンライン







“9割減便”のJALとANA「どっちが危ない?」「現金が底をつくまであと何カ月?」


2010年に経営破綻してから10年。再生の道を歩んできたJAL ©iStock.com


 新型コロナウイルスの蔓延により、多くの業種がかつてないほどの大打撃を受けている。中でも、航空業界は深刻だ。外出自粛により海外旅行や海外出張はほぼなくなり、国内の移動も激減したため、航空業界の主要な収入源である旅客収入は一転して大ブレーキとなった。しかも、航空会社はもともと、航空機や人件費など巨額の固定費が必然的にかかるビジネスであるため、景気後退の影響を大きく受けてしまうのが特徴だ。


 今からさかのぼること10年前、JALはリーマンショックと新型インフルエンザ流行で売上が減少し、巨額の固定費を賄いきれずに経営破綻した。新型コロナウイルスによる経済への影響は、リーマンショック以上とも言われている。2010年の悪夢が再び起こってしまうのだろうか。
.

「コロナは2カ月間」なのに厳しすぎる決算

 4月下旬に、JALとANAが2020年3月期の決算を発表した。JALは売上高5.1%減少、営業利益42.9%減少となった。一方ANAも、売上高4.1%減少、営業利益63.2%減少である。なんとか赤字は免れたものの、非常に厳しい決算となった。

 新型コロナウイルスの感染が拡大したのは2月頃なので、影響を受けたのは2月と3月の実質2カ月間のみである。にもかかわらず、これだけの減収減益を強いられたということは、次期2021年3月期の決算への影響は甚大になるだろう。実際、両社とも、新型コロナウイルスの終息時期が見えないことから、次期の業績予想を保留にしている。
.

JALとANA、どちらが赤字になりやすい?

 果たして、JALとANAはいつまで黒字を維持できるのか? 経営破綻の恐れはないのだろうか? 両社の財務諸表をもとに分析してみたい。

 新型コロナウイルスの影響を受け、JALは国際線の95%、国内線の70%を減便している。ANAもほぼ同様の減便だ。少なく見積もっても、平常時と比べて8割以上の売上減少となるだろう。
.

 それでは、売上減少によって利益がどのくらい減少するのかを試算してみよう。費用には、売上の増減に伴って変動する「変動費」と、売上の増減にかかわらず固定的に発生する「固定費」の2種類がある。例えば、飛行機を飛ばすための燃料費は、減便すれば減ってくれる「変動費」だ。これに対して、人件費や航空機リース代は減便しようがしまいが毎月発生する「固定費」である。

 費用のうち変動費と固定費の構成割合を確認することで、売上減少が利益にどのくらいの影響を及ぼすのか分かる。各費目の種類で変動費と固定費を区分けする方法もあるが、残念ながら外部公表資料では細かい費目までは開示されていない。そこで、過去の売上高と費用の金額をもとに、売上増減に対する費用増減の感応度を計算し、変動費と固定費を分解してみた。

 すると、JALは変動費が35%で固定費が65%、ANAは変動費が20%で固定費が80%という結果となった。少々粗い試算ではあるが、実態と大きくかけ離れてはいないだろう。

 つまり、両社を比較すると、JALよりもANAの方が、固定費の割合が高いコスト構造になっている。固定費の割合が高いということは、売上が減少しても費用はあまり減ってくれないため、赤字に陥りやすい経営体質といえる。

 具体的にどのくらいの売上減少で赤字転落となるかを試算したところ、ANAは4.9%となった。つまり、2020年3月期の売上高から、約5%減っただけで赤字転落となる計算だ。

 一方、JALは11.7%なのでANAよりましだが、わずか1割強なので五十歩百歩といえる。70〜95%の減便をする2社なので、2021年3月期の赤字は避けられないだろう。

7004チバQ:2020/05/12(火) 11:36:11

JALとANA、あと何カ月で現金が底をつく?

 もちろん、赤字になったとしてもキャッシュ余力があれば事業を継続することはできる。逆に赤字にならなくてもキャッシュが底をつけば経営破綻してしまう。今回のような緊急事態においては、保有する現預金残高と今後の現金流出額が企業の明暗を分ける。そこで、JALとANAのキャッシュ余力を試算してみよう。

 JALは2020年3月末時点で3,291億円の現預金を持っている。ここから毎月どのくらいキャッシュが減っていくのだろうか。

 減便したとはいえ売上はゼロではない。毎月の売上が7割〜9割減とすると、月間売上(収入)は約219億円が見込める。その場合の変動費と固定費(現金支出を伴わない減価償却を除く)の合計は毎月663億円と試算されるので、およそ444億円の現金が毎月減り続けることになる。ここから言えることは、JALは何も手を打たなければ約8カ月(今年11月中)でキャッシュが底をついてしまうということだ。

 ANAの方はもっと深刻だ。
.

 同じ方法で試算したところ、1,094億円のキャッシュ残高に対して、毎月の現金流出が873億円なので、わずか2カ月でキャッシュが底をつく計算になる。
.

役員報酬返上、ボーナス半減……大量リストラはあり得る?

 このような台所事情もあって、ANAは早々に金融機関から1,000億円の借入を行った。そして、融資枠として既存の1,500億円に加えて新たに3,500億円のコミットメントライン(融資枠)契約を締結した。このほか、いつでも換金可能な有価証券1,292億円を持っていることを考えれば、約10カ月(来年1月まで)は持ちこたえることができるだろう。

 JALの方も、1,043億円の新規融資を確保したため、ANAと同様、約10ヶ月(来年1月まで)の猶予を持つことができた。

 手許のキャッシュを積み増したとはいえ、毎月の出費を抑えることも同時に必要となる。JALもANAも、人件費の削減や設備投資の抑制など、削減できるコストはできるだけ抑え、止血に全力で取り組む方針だ。すでに、役員報酬の自主返上や従業員の夏のボーナスの半減などの報道もなされている。今後の状況次第では、従業員の大量解雇に踏み切るかもしれない。

 当初5月6日までだった緊急事態宣言は5月末まで延長となった。感染者数の減少傾向がみられなければ、さらなる延長も考えられる。コロナの終息時期はまだ誰にも分からず、感染拡大ペースが弱まったとしても、油断して自粛を緩めたとたん「第2波」が来る恐れもある。

 さらに言えば、仮に6月から全面解除になったとしても、航空利用者が急に増えるとは考えにくい。特に、国際線については、各国で入国制限や入国者の管理を強化している状況では、海外旅行や海外出張もままならない。当然、外国人観光客がコロナ前に戻るのもまだまだ先になるだろう。

 以上のように、未曾有の経営危機に立たされたJALとANAであるが、日本の航空輸送インフラとしてなくてはならない存在だ。一刻も早くコロナが終息し、需要が回復するまでなんとか持ち堪えてもらいたい。
.
川口 宏之

7005チバQ:2020/05/14(木) 18:09:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000136-impress-life

スカイマーク 羽田〜下地島線のトライアル運航実施など、羽田空港国内線「政策コンテスト枠」の配分方針決定


5/14(木) 15:19配信

Impress Watch







スカイマーク 羽田〜下地島線のトライアル運航実施など、羽田空港国内線「政策コンテスト枠」の配分方針決定


写真:Impress Watch


 国土交通省は5月14日、羽田空港国内線発着枠における「政策コンテスト枠」の配分について、「羽田空港発着枠政策コンテストの評価等に関する懇談会」での評価結果に基づく配分方針を決定した。



 羽田空港国内線の発着枠は、2020年夏ダイヤ(3月29日)から配分の見直しが行なわれ、これまで3枠だった政策コンテスト枠を2枠追加。計5枠を割り当てることになっている。

 この政策コンテスト枠には7空港から応募があり、評価結果上位となった、ANA(全日本空輸)を共同提案者とする鳥取空港、石見空港、大館能代空港、JAL(日本航空)を共同提案者とする山形空港の4枠を決定。2020年冬ダイヤ(2020年10月25日〜2021年3月末)から運航を開始する予定となった。

 残る1枠については、JALを共同提案者とする三沢空港、スカイマークを共同提案者とする下地島空港の評価得点が僅差があったことから、1年間のトライアル運航を行ない、その実績について有識者がサイド評価を行ない、最終的な配分先を決定することになった。

 トライアル運航は2021年夏ダイヤ〜冬ダイヤ(2021年3月末〜2022年3月末)を評価対象期間とし、その前後の2020年冬ダイヤ(2020年10月末〜2021年3月末)、2022年夏ダイヤ(2022年3月末〜10月末)についても準備などのための暫定運航を認める。

7006チバQ:2020/05/14(木) 18:10:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000010-ryu-oki

羽田ーみやこ下地島便、初就航へ スカイマークが10月にも


5/14(木) 10:44配信

琉球新報







羽田ーみやこ下地島便、初就航へ スカイマークが10月にも


みやこ下地島空港(資料写真)


 【東京】昨年3月に開港したみやこ下地島空港と羽田空港を結ぶ航空路線が初めて就航する見通しとなった。スカイマークが運航を担う。ダイヤは今後検討されるが、早ければ10月25日から始まる冬ダイヤで暫定的な運航が始まる。スカイマークは2015年3月末で先島路線から撤退しており、宮古島地方へ再就航することになる。

 羽田空港発着便を配分する地方空港を決める国土交通省の政策コンテストで、県や宮古島市、スカイマークなど4者が共同提案した企画が評価された。結果は14日にも公表される。

 コンテストは全国7空港が、羽田を発着する5往復の枠を競った。関係者によると国交省の有識者懇談会の評価で下地島空港は6番手だったが、5位と僅差だった。このため国交省は試行期間を設け実績を踏まえて配分先を最終判断する。評価対象の運航期間は21年3月末からの1年間だが、今年の冬ダイヤも暫定運航を認める見通し。だが、新型コロナウイルス感染症に伴う旅行需要が減少しており、就航計画に影響する可能性がある。」

(知念征尚)

7007チバQ:2020/05/14(木) 18:14:22
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200513-00000035-ann-soci

成田と羽田のGW出入国者 去年よりも99%超減少


5/13(水) 18:29配信

テレ朝 news





All Nippon NewsNetwork(ANN)

[ 前の映像 | 次の映像 ]

 成田と羽田から出入国した人の数が去年よりも99%以上減りました。

 東京出入国在留管理局によりますと、先月24日から今月6日までのゴールデンウィーク期間中の出入国者数は成田空港が去年より99.0%少ない1万2720人、羽田空港も99.1%少ない5750人で、ともに去年の100分の1でした。特に日本航空と全日空が例年、激しい競争を繰り広げていたハワイ路線は他の航空会社を含めて運航自体が全くありませんでした。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板